やるおたちの、異世界・世知辛チート物語
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３９.１回 暫定リザルト
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３９回 新米代官の経営報告
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３８回 収穫祭の裏側に
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３７回 収穫の日
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３６回 宮仕え的上司接待
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３５回 ご令嬢を囲む会食会
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３４回 組織拡大
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３３回 暫定領主代官
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３２回 領都への旅
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３１回 抜き打ちと下準備
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３０回 嫁達の領域
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２９回 熱して冷やして
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２８回 ハートに火をつけろ
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２７回 尻守！
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２６.５回 インターミッション／ＣＭスレ用
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２６回 火と油
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２５回 台風の目
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２４回 紙をこの手に
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２３回 燃える男
- やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２２回 夏の水遊び
やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３９.１回 暫定リザルト
やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 （39-1）
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第2部（第39回）終了時点での内部データというかメモ
第2部の前半（第14～26回）分の一覧は第26.5回（CMスレ用）の末尾に記載のため
第2部の後半（第27～39回）の分のみになります。
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ）
◇クランメンバー
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 村長、湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお妻1、アリシア養女
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 事務方、できるお妾2
《悪魔の耳》アレイン 戦闘教官アレイン（クイーンズブレイド） 事務方、できるお妾3
《悪魔の耳》レン （TYPE-MOON作品 月姫シリーズ） 事務方
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
オフレッサーの奥さん ？ オフレッサー妻
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト （銀河英雄伝説） 舎弟枠
エルネスト・メックリンガー （銀河英雄伝説） 芸術家っぽいポジション
タケオ 剛田猛男（俺物語） 炭焼き（親方）
リンコ 大和凜子（俺物語） タケオ嫁
あきひろ（昭弘）・アルトランド （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 馬丁
ラフタ・フランクランド （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） あきひろ嫁
アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト（銀河英雄伝説） 舎弟枠2
レジアス・ゲイズ (魔法少女リリカルなのはシリーズ) 製鉄鍛冶
◇修道院関係
ハイドリッヒ・ラング （銀河英雄伝説） 修道院院長
コルベール （ゼロの使い魔） 修道司祭
ケイト・ヴァレンタイン （クロノクルセイド） 修道女
ロゼット・クリストファ （クロノクルセイド） 修道女
◇シタノ村
間桐臓硯（まとう・ぞうけん） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 故人・元村長
ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 間桐臓硯の孫、村長代理
間桐桜（まとう・さくら） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 間桐臓硯の孫・シロウの妻
鎖部左門（くさりべ・さもん） （絶園のテンペスト） 鍛冶方
シロウ 衛宮士郎（TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 鍛冶職人
ウェルキン・ギュンター （戦場のヴァルキュリア） 大工方
アリシア アリシア・メルキオット（戦場のヴァルキュリア） 大工方妻、（影の三役）婦人部長、狩人
おばば様 ？ 伝統的薬剤師
ヨコシマの実母 ？ 伝統的薬剤師の弟子
◇ゾォルケン家（伯爵）
一条三位・麻呂 （水戸黄門） ゾォルケン家一条流当主 ヘンピナ地方差配代官
麻呂重（まろしげ） （水戸黄門派生？） ゾォルケン家一条流嫡子（男）
◇ヘンピナ・サミット参加者
ゾォルケン家代表 一条三位・麻呂 （水戸黄門） ヘンピナ地方差配代官
シタノ村 間桐臓硯（まとう・ぞうけん）（TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 故人・元村長
シタノ村 ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ）（TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長代理
モトノ村 間桐雁夜（まとう・かりや） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長
モトノ村の教会 唐巣神父 （GS美神 極楽大作戦） 司祭（信仰派）
サキノ村 ハーディ・シュタイナー （機動戦士ガンダム0080） 村長
ヨリオクノ村 サウス・バニング （機動戦士ガンダム0083） 村長
オクノ村 一条聖也（いちじょう・せいや）（福本伸行作品 カイジシリーズ） 村長、ゾォルケン家一条流庶子
オクノ村の教会 リフ （ファイヤーエムブレム） 司祭（聖堂派）
ランカークス村 マトリフ （ダイの大冒険） 村長代理
アントレ村 野原（のはら）ひろし （クレヨンしんちゃん） 村長
ロレンス村 クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 村長 兼 湯治宿主人
◇北部辺境伯
ギルガメッシュ （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 継嗣、ベーベイオン子爵
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 継嗣守役
ギルガメス王 （ドルアーガの塔） 領都館執事
ギル・グレアム (魔法少女リリカルなのはシリーズ) 製鉄鍛冶親方
◇北部辺境伯配下（辺境伯直臣）領地持ち騎士家／古田家
古田左介（ふるた・さすけ） （へうげもの） 古田家当主
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
織部悠（おりべ・ゆう） （王様の仕立て屋） 支部長／服飾仕立て屋
ノーラ ノーラ・アレント（狼と香辛料） 支部長付き
オーフェン （壮年期）（魔術師オーフェン） 行商人
オーフェン （青年期）（魔術師オーフェン） 行商人見習い
ノル （フォーチュンクエスト） 護衛兼手伝い
ヴィオラート・プラターネ （ヴィオラートのアトリエ） カロッテ村の錬金術師、ヴィオラーデン店主
◇鉄華団（傭兵隊）
マクギリス・ファリド （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 鉄華団オーナー隊長
オルガ・イツカ （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 鉄華団の団長。実際の部隊長
◇ワグナリア王家
《あの第三王女様》 ？ 第三王女
◇ファリド公爵家
イズナリオ・ファリド （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） ファイリド家当主
◇クジャン公爵家
イオク・クジャン （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） クジャン公嫡子／バカ／鉄華団のスポンサー
◇ノーレッジ家（王家の準男爵）
パチュリー・ノーレッジ （東方project） コア姉（先妻娘）
◇ハクライ商会（ノーレッジ家に関わる商家）
先代巫女 （東方project） ハクライ商会番頭
◇ペンドラゴン騎士家（王家の騎士爵家）
ガウェイン セイバー／ガウェイン（TYPE-MOON作品 Fate/EXTRA） 当主 王都警備隊 隊長級
アーサー・ペンドラゴン プロトセイバー（TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 次期当主の騎士爵持ち
もりそば （ダークソウル） アッル騎士見習い時代の先輩ポジ、「身内・親戚」枠・母の従姉の娘さん？
◇その他
キサク 伊頭鬼作（いとう・きさく）（鬼作） 口利屋（人買い）、人足長屋の組頭など
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◆やるおたちの、異世界・世知辛チート物語
第２部-2（教会暦1035年9月28日～1036年8月28日）
＃27 尻守！（1035年9月28日～冬至祭～11月02日）
馬車（車体・車台・サスペンション）、車輪留めにネジ機構、ブレーキシステム
鉄ボルト・ナット（鋳型製造）、ローラーベアリング
色つきのろしの素シリーズ（赤・黄・緑・こげ茶）、大物洗濯用に脚こぎ回転式攪拌棒
そのうち：コイルバネ、牛耕用の重量有輪犂ｘ2、唐箕（風で種籾を選別するやつ）
＃28 ハートに火をつけろ（1035年11月02日～11月13日）
温石、湯たんぽ（陶器製）、障子戸（引き扉）、油紙、自転車、Iビーム（H材・強度の出る構造）
そのうち：馬車各種（ 荷馬車、乗合馬車、箱馬車、キャンピングカー、装甲車）
＃29 熱して冷やして（1035年11月13日～11月20日）
土管、煙突引き回し暖房、遠心分離機、空気バネ（ダンパー）、岩砕き
垂直インパクト改２（落下後グリグリ機能付き）、天秤腕型インパクト、クレーン、はねくり備中もどき
＃30 嫁達の領域（1035年11月20日～（春分・新年祭週）～1036年02月04日）
距離計（オドメーター）、提灯、行灯、バルーンライト、制水ダム 選別（風選）、浸種
確定 ： 牛耕用の重量有輪犂ｘ2、唐箕 （ともに第27回）
そのうち ： pH試薬（指示薬）
概念だけ ： 塩水選、温湯種子消毒、ライ小麦、フリーズドライ、缶詰
＃31 抜き打ちと下準備（1036年02月04日～02月23日）
【確定】キャンピング箱馬車（１頭びき）、【ノーチート】ゲートル、靴の中敷、【そのうち】改良ブーツ
【地道に】羽毛布団
＃32 領都への旅（1036年2月23日～3月07日）
いわゆるチートはなし。世界観解説と軟水・硬水くらい
＃33 暫定領主代官（1036年3月07日～03月28日）
【そのうち】蹄鉄 サイロ、サイレージ、名刺
＃34 組織拡大（1036年03月20日～（夏至祭週）～04月28日）※やるお帰着3/20・やらでき領都で並行進行の被り
学校制度、【そのうち】レンズおよびその派生品（めがね、望遠鏡、顕微鏡）
＃35 ご令嬢を囲む会食会（1036年4月28日～5月28日）
カーボン紙、ガリ版刷り、トレーシングペーパー（パラフィン紙もどき）、草刈り機
＃36 宮仕え的上司接待（1036年5月21日～06月28日） ※並行進行の関係で被りあり
天然酵母サイダー（松葉・リンゴ皮） 【ノーチート】除虫菊
＃37 収穫の日（1036年06月28日～（秋分祭週）～07月28日） ※並行進行の関係で被りあり
人力刈取機、水車動力式ドラム脱穀機、水車動力式フレイル君SUPER、【改良】水車動力式唐箕 【そのうち】拍車
＃38 収穫祭の裏側に（1036年07月23日～08月12日） ※並行進行の関係で被りあり
データの見える化（グラフ）、統計学、確率論、相関図、【チートではない】優良品種の選別
＃39 新米代官の経営報告（1036年08月12日～08月28日）
製鉄（高炉への道）
■第２部末時点(第３９回 1036年8月28日)での暫定リザルト
◇クラン・サムライ騎士団（予定）・マスターズ
地位 ： （北部辺境伯・ヘンピナ地方）暫定領主代官、ロレンス村の郷士、ゾォルケン家の被後見人
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》 《礼法》
称号？： 《賢者》
資格 ： ヘンピナ・サミット参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、修道会
敵対 ：
◇資産 58792.85
──────────────────────────────
現金・預金（証書） 44975.5 （金貨2,848 銀貨10,319 割銀貨1,096 銅貨4,731 小銅貨2,265）
資材・資源等 7807.35
製品（簿価） 2370
教会税（繰り延べ） 3640
◇負債・純資産 58792.85
──────────────────────────────
名目自己資本 79822.1
今期利益（1-8月） -21029.25
◇費用化済み別枠資産
個人 ： やるお（銀1,250） やらないお（銀1,280） できるお（銀1,230）
食糧 6841か月分/人
飼料 275単位
土地・建物等 111町歩
牛10馬2・馬車4（箱馬車、荷馬車、旧型荷馬車2）
◇保留中教会税元（確定時に計上、5％納付）
銀貨916枚＋食糧28か月分/人
◇クラン人員・産業構成（男39/女28/不明0/牛10/馬2）
- 省略 -
◇拠点
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
予定 ： 暫定領主代理任命、1039年末まで軍役等猶予
予定 ： 領主化後、軍役代わりの北方街道整備（年間労役40日×領民1/10～20？、ただし最低3人ｘ40日ｘ3騎士＝360人日）
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
３年目生産分（1036年期） 28万枚×小銅貨6枚
４年目生産分（1037年期） 最低10万枚～最大24万枚 １枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
５年目生産分（1038年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨4枚以下は確定
◇年間スケジュール
- 省略 -
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
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◇クラン人員・産業構成（男39/女28/不明0/牛10/馬2）
※食糧・飼料消費 ： 未就労未成人0/牛4/馬10/軍馬15/鶏0(残飯)/豚0(残飯+森)/羊0(要草地)
※牛4人日、馬6人日換算
※月当たり人件費＋材料費等 →生産高（主要産品）＋月当たり人日
▼基礎系
固定資産修繕・保全 ： [材15/修繕3・6・9・12月] →[priceless]+[－30人日] （上水2・下水2・道4・水車7）ｘ2人日、ｘ1材
※祭週内で済ませれば各月人日減少はなし
季節祭 ： [材*+品*+食*/1・4・7・10月] →[priceless] *クラン人数分、ある意味ボーナス的支給
全体労働の日（土曜） ： [＋256人日] (総員67-員数外3)ｘ4
員数外 ： [銀30+食3+飼-]+[-] →[-]+[＋72人日]
┗やるお[10] やらないお[10] できるお[10]
遊軍 ： [銀18+食11+飼60]+[-] →[-]+[＋1512人日]
┗ヨコシマ[5] クレイ[5] トラップ[5] フリッツ[2] アーダベルト[1] 農家倅下男1036[0]×6人 牛×10頭 馬×２頭
▼拠点系
総務 ： [銀13+食4]+[品24] →[-]
┗アルトリア[4] アレイン[3] コア[3] レン[3]
代官館 ： [銀ｘｘ+食ｘｘ]+[-] →[-]
┗《執事》
┗《女中頭》
衛士隊・自警団： [銀ｘｘ+食ｘｘ]+[-] →[-]
┗
▼事業系
ホテル ： [銀6+食2]+[材-][品-] →[銀+] 適宜 客1人当たり-食1,-製0.5,-材0.5,+銀4
┗ロレンス＋ホロ（+ローウェル）[6]
交易 ： [銀-+食-+飼-]+[*品] →[銀+/*金24：3・6・9・12月] *辺境伯家湯たんぽ納品・製品6→金貨24
┗
直 －製品24ｘ2 ＋資金48ｘ2
オーフェン他 －製品24ｘ4＝96 ＋資金36ｘ4＝144
ハクライ商会・輸入（＋食糧48か月/人 －資金銀貨36枚） ２回分 小麦やワイン等
・輸出（－製品銀貨96枚 ＋資金銀貨192枚） ２回分 紙！
※交易１回目安・製品24（1頭引き）、製品48（2頭引き）
※ハクライ商会以外は来るときローエン商業組合預けを運んでもらう関係で輸入ナシ
建設土木： [銀5+食5]+[材-] →[品-]+[＋120人日] 適宜
┗《黒竜組》 ダイ[5] 元囚下男1036[0]×4人
▼食糧生産系（水車1：製粉、秘匿水車1：脱穀）
農耕 ： [銀4+食4]+[-] →[-]+[＋96人日]
┗ユーミル[4] 下女1036[0]×3人
・菜園 --町歩： [-]+[-] →[*食1～3/1～9月] *野菜（採集含）
・果樹園 .9町歩： [-]+[*品9/施肥2・5月] →[*食?/5・6・7月] （収穫：0／育成：9 *1037年から収穫予定9）
・耕作地 34町歩： [-]+[*品34/施肥1・4月] →[*食?/7月，*材?/7月]+[1～7月：－34人日：町歩ｘ1人日]
*収穫時、資材（麦藁）も取高ｘ1.2/÷24で銀単位に
*人日は手入基礎、耕起・種まき・収穫は別。道具の影響出るので都度算出。不足の場合、工房生産減少で対応。
牧畜
┗（女衆持ち回り＋馬丁衆）
・放牧地 67町歩： [-]+[*品67/施肥1・4月] →[*飼134/2～8月]+[－670人日：町歩ｘ5人日ｘ2回] *ｘ2飼料
・養鶏 72羽 ： [銀3+食2]+[-] →[食6，品3] 卵・肉、糞・羽毛 羽数/12で食１単位・羽毛はさらに1/2
┗オフレッサー妻（+子）[2] 凜子[1]
・馬丁 ： [銀6+食4]+[材-] →[品-]+[＋96人日]
┗アキヒロ＋ラフタ[4] 元傭兵下男[1]×2人 ※ラフタ以外四肢欠損あり
狩猟 ： [銀6+食3]+[-] →[食0～18，品0～18] 肉、毛皮・獣脂等
┗マウナ[4] モブ猟師兼革加工[1]×2人
▼工房生産系
工房（○印：水車3、炉・焼き窯用送風水車1）
○製紙 ： [銀0+食15]+[材45] →[品450] ｘ3ｘ10
┗下女1035と1036[0]×5+10人
○焼き物 ： [銀6+食4]+[材20] →[品240] ｘ5ｘ12 土管、湯たんぽ、器
┗《工房長》オフレッサー[6] 弟子1035[0]×3人
○コンクリ： [銀5+食3]+[材60] →[品180] ｘ20ｘ3
┗ポップ[5] 下男1036[0]×2人
・炭焼 ： [銀4+食4]+[材32] →[品128] ｘ8ｘ4 炭、木酢液、テレピン油
┗猛男[4] 弟子1036[0]×3人
原料加工（水車1）
・資源採取： [-]+[-] →[-]
┗
○製材木工： [銀ｘｘ+食ｘｘ]+[材ｘｘ] →[品ｘｘ] ｘ40ｘ3 板や柱への加工 ※専用水車あり・加工量ウェルキン+手伝2の1/4
┗
・鍛冶鉄工： [銀3+食1]+[材24] →[品72] ｘ24ｘ3 単純製鉄＋村鍛冶的な仕事
┗レジアス・ゲイズ[3]
・革加工 ： [銀ｘｘ+食ｘｘ]+[材2] →[品4] ｘ3ｘ2 ただし兼業補正で投入1/3
┗（狩猟と兼業）×2人
研究開発（水車ｘｘ）
・レンズ ： [銀0+食1]+[材1] →[品30] ｘ1ｘ30 光学レンズ磨き
┗下男1036[0]×1人 ※目の悪い子
・絵師 ： [銀2+食1]+[材2] →[品6] ｘ2ｘ3 絵の具等の研究メイン
┗エルネスト[2]
◇拠点
ロレンス宿（客室６） 1.パチェ+侍女 2. 3. 4. 5. 6.
作業場（居住５室） 1.やらないお家 2. 3. 4. 5.
宿舎（12室/2～4人）1.やるお家 2. 3. 4. 5. 6.ﾚｼﾞｱｽ 7.ｱｰﾀﾞﾍﾞﾙﾄ・猟師2 8.1036弟子3 9.1036農家倅3 10.1036農家倅3 11. 12.
沼側居住地（4町歩）01-20.代官館
21.(やるお） 22.（やらないお) 23.(できるお家) 24.（空） 25.（ヨコシマ） 26.（ダイ） 27.（ポップ） 28.（クレイ） 29.（トラップ） 30.（空）
31+36.ｵﾌﾚｯｻｰ家+1035弟子3 32+37.ﾀｹｵ家 33+38.（空） 34+39.（空） 35+40.（空）
代官館
女子寮 18/60 下女ｘ5（1035貧村） 下女ｘ13（1036孤児）
男子寮 16/60 ﾀﾞｲ･ﾎﾟｯﾌﾟ･ﾖｺｼﾏ・ｸﾚｲ・ﾄﾗｯﾌﾟ、ﾌﾘｯﾂ・ｴﾙﾈｽﾄ 下男ｘ3（1036孤児） 下男ｘ4（1036元囚） 元傭兵ｘ2
家族寮 1/15家族 ｱｷﾋﾛ+ﾗﾌﾀ
家族寮 0/15家族
代官私邸 できるお家
共同施設館（食堂や風呂など）
工房（4町歩） …… 宿泊は可能だが主に生産系の作業場
沼脇拠点（1町歩） …… 宿泊は可能だが主にマウナの作業場
◇年間スケジュール
春分祭週・新年祭
１月 耕起 1/25-28：辺境伯参詣・歓待 ローエン商業組合年会費（銀貨12枚×３人）
２月 耕起・種まき
３月 領都報告＆見通し 『湯たんぽぅ』納品 固定資産保全修繕
夏至祭週
４月
５月
６月 6/24-26：辺境伯参詣・歓待 『湯たんぽぅ』納品 固定資産保全修繕
秋分祭週
７月 後半：収穫 7/25-28：辺境伯参詣・歓待
８月 8/1：収穫祭 8/16：記念日 領都報告＆見通し
９月 『湯たんぽぅ』納品 固定資産保全修繕
冬至祭週
10月
11月
12月 後半：耕起 12/24-26：辺境伯参詣・歓待 『湯たんぽぅ』納品 固定資産保全修繕
■1037へ
麦→休耕（レンゲ・クローバー）→（かぶ）→豆な輪作ローテーション
1036 麦・耕作地34町歩
果樹園9町歩
休耕放牧地15町歩＋新規53町歩
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
農耕 ： 選別（風選）、浸種、輪作(豆類の効果)、条里植え（正条植え）、腐葉土、鶏糞肥料、牛耕用の重量有輪犂、はねくり備中もどき
人力刈取機、水車動力式ドラム脱穀機、水車動力式フレイル君SUPER、水車動力式唐箕、草刈り機
牧畜 ： 養蜂、養鳩、鶏（卵・肉）、サイロ、サイレージ
狩猟採集： 狩猟（獣脂、毛皮、なめし革、膠等）
林業 ： 炭焼き窯、木炭、乾溜缶、松根油、テレピン油、木酢液、酢酸、メタノール、木タール
窯業 ： 登り窯、陶器、磁器、ボーンチャイナ、白色釉・色釉、瓦、煉瓦、土管等
コンクリ ： 漆喰、たたき、コンクリート（改良）、コンクリ製品（Ｕ字溝・ブロック等）
回転ハンドル付攪拌棒搭載ミキサー『まぜまぜ君３号』、鉄製型枠、
水産業 ：
製紙印刷： 紙、毛筆、印刷、活字、名刺、カーボン紙、ガリ版刷り、トレーシングペーパー（パラフィン紙もどき）、油紙
建設土木： 測量（測量杭、平板、水平・垂直・分度器、バカ棒）、ブラタモリ式地質・地形調査、距離計（オドメーター）
ケーソン工法、シールド工法、マカダム式舗装、アーチのための支保工、トラス構造、
垂直インパクト／各種アタッチメント、回転ドリル式水平方向掘削機、組み滑車つき三脚（簡易クレーン）、
ロードローラー、プレハブ化（仮設小屋）、石積み、簡易ダム、橋脚工事、杭基礎、岩砕き
垂直インパクト改２（落下後グリグリ機能付き）、天秤腕型インパクト、クレーン
木工 ： 木工用工作機械(マザーマシン/汎用旋盤)、製材台、木挽きノコギリ、丸ノコギリ、組み継ぎ、模型
鉄鋼 ： るつぼ鋼／るつぼ法、塊鉄炉（レン炉→シュトゥック炉）
商業 ： マス・マーケティング、分業体制、マネジメント全般（経営・ロジスティクス・製造等）、生産管理基礎（学習効果等）
計数感覚、複式簿記、交渉・契約、
軍事 ：
通信 ： 色つきのろしの素シリーズ（赤・黄・緑・こげ茶）
運輸 ： 一輪荷車、二輪荷車、手引き滑車式ロープウェイ
馬車（車体・車台・サスペンション）、キャンピング箱馬車、車輪留めにネジ機構、ブレーキシステム、自転車
医療衛生： 衛生概念、予防と対策（熱中症・日射病・熱射病、脱水症状）、簡易外科手術、煮沸・熱湯・日光(紫外線)消毒、
シタノ村産軟膏・気付け薬・精力剤等、クレイの骨接ぎ、生理食塩水、経口補水液、オギノ式、浣腸具、
家事 ： 洗濯板、脱水機（ロール式圧延絞り）、攪拌洗濯棒、大物洗濯用脚こぎ回転式攪拌棒、薪割君Ｇ３
食品加工： （インスタント）ラーメン・うどん、豆腐関連品、ハンバーグ、
カッテージチーズ、アルコール（酒類各種）、ユリの球根の片栗粉、麦芽糖＋ユリの根澱粉→水あめ
天然酵母サイダー（松葉・リンゴ皮）
水回り ： はねつるべ、簡易浄水器（ろ過式）、上水道・下水道（排水路）、制水ダム
暖房 ： フランクリン・ストーブ／薪ストーブ、ロケット・ストーブ、ペチカ、鉄樽ストーブ、煙突引き回し暖房
温石、湯たんぽ（陶器製）
生活 ： 箸、フォーク、石鹸（半液状、固形）、リンス（お酢）、シャワーヘッド、潤滑油（獣脂）
障子戸（引き扉）、蝋燭、提灯、行灯、バルーンライト、羽毛布団
教育情報： 学校制度、チョーク、黒板、アラビア数字、ガントチャート、士官教育（リーダー教育）、
辞書（『教会語』『現地語』『ガアリヤ語』『エイピニア語』『グリース語』『アイベール語』『アルビオン語』等）
遊具 ： オセロ、将棋、モノポリー、カルタ、積み木、ブロック、パズル
概念 ： 労働の機械化、（部品の）規格化・標準化、やり方の規格化・標準化（機械化）
数学 ： 三角形の秘密、データの見える化（グラフ）、統計学、確率論、相関図
物理 ： てこの原理、方位割り出し（天文学）、パスカルの原理
化学 ： 水酸化カリウム、pH試薬（指示薬）
動力 ： 水車、動力伝達機構（木製歯車・クランク・シャフト・カム・ベルト等）
工具機材： 鉄製工具、実験器具、ジェリ缶、遠心分離機
部品 ： ねじ・ねじ切り、滑車、歯車・歯止め・ラチェット機構、フライホイール、フリーホイール、空気バネ（ダンパー）
鉄ボルト・ナット（鋳型製造）、ローラーベアリング、Iビーム（H材・強度の出る構造）
採取地 ： 粘土・凝灰岩（火山灰）
【そのうち】 コイルバネ、馬車各種（乗合馬車、装甲車）、改良ブーツ、蹄鉄、拍車
レンズおよびその派生品（めがね、望遠鏡、顕微鏡）
【概念だけ】 塩水選、温湯種子消毒、ライ小麦、フリーズドライ、缶詰、製鉄（高炉への道）
【ノーチート】ゲートル、靴の中敷、優良品種の選別、除虫菊
◇地図・略図
┏─────────────────■ヘンピナ街道（Hempinia）７村＋1※数字は区間距離目安（km）─┓
凹 ロレンス村集落と湯治宿（Lawrence's）
┼─☆─
│ 5┘
├† サキノ村（sakyno）
シタノ村★ │ ★─ 4──★ヨリオクノ村（Yry-Orcnom）
（sitonm）└ 5───★† 4 4
│ │ │
└─ 5──┻=.bypass.=┫
モトノ村（mottonom） ★†オクノ村（Orcnom）
│
└ 7┐
アルデナイカモ川 ★─┐ランカークス村（Lankarks）
↓ 西ヘンピナ川 ヘンピナ川 4
↓ ◇←┘ ┏━━━┓ ┌┤↓ ★アントレ村（Entrea）
↓◎ ↓┏━━━┛ ┗━━┓ ├┘├←←◇
（至辺境伯領都）━━↓━━↓┛ ◎ ┗━↓━↓━┻━┓↓アルデ川
├→┐↓ ┌┴←┘ ┌←┘
┌┘ ┌┘┃
┃北方大路（北方街道）（至王都約80km））
┗─────────────────────────────────────────────┛
┏───────────────────■北部辺境伯領内・北方街道※数字は区間距離目安（km）─┓
（至スーマール）━┳━
┃
★メスキア
┃
┣━┓
ナイデ川 ┃ ┃ ┗15┓
┏↑━★━━17┓ ┃ ┗━┓
（至カイ）┛ 領都 ┗┓ ┃ ┗━┓ ラルサ フェリデューン ↓（ヘンピナ）
ローパー. ┗┓ ┃ ┗━★┓ ┏━★━━05━━↓━…
┗━┛ ┏┛┗┓ ┏━━┛ アルデナイカモ川
┗━14━┛
┗─────────────────────────────────────────────┛
┏─────────────────────────■北方大路（アルデ川以南一部）─┓
↓ 西ヘンピナ川 ヘンピナ川 ／＼／＼／＼／＼／＼
／＼↓ ◇←┘ ┏━━━┓ ┌┤↓ ▼アントレ村 ／＼／＼／＼／＼
↓◎ ↓┏━━━┛ ┗━━┓ ├┘├←←◇ アルデ川 ／＼ ／＼／＼ アルデ川
━━↓━━↓┛ ◎ ┗━↓━↓━┻━┓↓／＼／＼ ／＼ ／＼┌┘
├→┐├┐ ┌┴←┴┐┌┬←┘／＼ ／＼ ↑
／＼└→┴┘└→→┐／＼ ／＼∧ ┌┘ ／＼└┴┘┃／＼ ▼ ／＼ ／＼┌┘
／＼／＼／＼／＼↓ ／＼／＼／＼↓／＼／＼／＼ ┃／＼┌┘／＼／＼ ↑ ネルダー街道
／＼／＼／＼ ↓ ／＼／＼／＼ └┐ ／＼ ▼┻┳─┘／＼／＼ △┌→┘ ┃
／＼ ／＼ └┐ ／＼ ／＼ └┐★──┬┘ ┗┓／＼ ┌─┘↑ ┃
／＼ ↓ ／＼ ┌─↓┘ │／＼ ┗┳───△ ┌┘ △──┨
┌┘ ／＼ △ ↓ ／＼│ ┃ ↑ │ ┏┛
／＼ ┌┘ ／＼ │ └┐ ▼ ┏┻┐ ┌→┘ │┏┛
↓ ／＼／＼ │ └┐ └──┳┛ △┌→┘ ┏┷┛
┌┘ ／＼ └△─┐└→┐ ☆ ┌┘ ┏━━┛
←←┘ ／＼／＼ └┐ └→→→→→┘ ☆┳┛
アルデナイカモ川 ／＼ ／＼ └┐／＼ ┗┓ ┃ ★▼ゾォルケン伯爵領
…─┐ △ ／＼ ┃ ┏━┛ ☆△その他領
／＼ ／＼ └─┤ ／＼┃／＼┃
／＼ ／＼／＼ └┐ ┠△─┨ ／＼
／＼ ／＼ △───┨ ┃／＼
／＼ …───┬─┘ ┗┓ ┃／＼／＼
／＼ │ ／＼ ┃┏┛／＼／＼
／＼ △ ／＼ ☆┛ ／＼
│ ┃
┌┘ ┏━━┛北方大路（北方街道）
│ ┏━━┛
┏☆━┛
┏━┛
┗───────────────────────────────────────┛
【1036年8月末：ロレンス村】グリッド100ｍｘ100ｍ＝10,000平米＝1ha≒１町歩
5 10 15 20 25 30 35 40 45
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05┼／＼／＼∧∧森森∧∧└┐∧森森森森森森森├←…∧／＼／＼森森↓森森／＼∧↓／＼┌←←←┘／
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10┼…→→┘[ 工房 ]└→→→】【┴→┐／＼∧↓／＼∧／＼∧／＼／＼↓／＼┌←┘∧／＼∧森森森森森
│／＼∧∧∧∧森森∧ΞΞΞ┃ΞΞ└→┐∧▼∧◎┳━┓∧／＼∧┏滝┐∧↓森／＼／＼森森∧／＼森
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15┼／＼∧∧━━━━━━┳━┻━━━☆┯┛ │森∧∧∧森林ΞΞ★☆園↓森森森森森森／＼森森森森
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20┼／＼森森森ΞΞΞΞΞ┃ΞΞ森森森森├─┘森森森／＼┃木木木∧∧┌┘∧∧／＼∧／＼∧森森森森
│∧∧森森森ΞΞΞΞΞ┃ΞΞ森森森◇┘森森森∧／＼┏┛木林林∧∧↓／＼∧∧／＼／＼∧森森森森
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25┼／＼∧∧森森森森森森┃森森┌┼┘森森森森∧／＼∧┃└┐∧∧／＼∧／＼／＼森森森森森森森森森
│∧／＼∧∧森森森森森┃森森├┘森森森森∧／＼∧森┃林└→┐∧∧∧／＼／＼／＼／＼∧森森森森
│…┐／＼∧∧森森森森┃森森↓森森森森森∧∧／＼森┃森林林↓森森∧∧／＼∧∧┌←…／＼森森森
│∧└→→→┐森森森森┃森森↓森森森森森森／＼∧∧┃∧森森└→→┐森∧∧∧┌┘／＼／＼∧森森
│／＼／＼森└→┐森森┃┌─┤森森森∧森森∧↓／＼┃森∧森森森森└→→┐∧└→┐／＼／＼森森
30┼／＼∧∧森森森◇→→】【┤┌┘森森∧∧森森┌┘∧∧┃森∧∧森森森森森森└┐∧┌┘／＼／＼∧∧
│∧∧∧森森森森森森森┃└┴→┐∧∧∧森森↓森／＼┃森森森森森森森／＼森↓∧↓∧∧∧森森森森
│∧森森森森森森森森森┃森森森↓∧┌←┐森↓森∧森┃森森森森森森森森／＼└→┴→┐∧／＼森森 北が商館地予定
│∧森森森森森森森森森┃森森┌┼滝┤∧↑森↓森森∧┣━━━━━━━━━━森森森森↓／＼／＼森
│∧∧森森森森森森森森┃森森├┘∧↑∧└←┘森／＼┃森森∧堂ΞΞΞΞΞ森┌←←┬┘∧∧／＼∧ 南が修道院寄進
35┼／＼森森森森森森森森┃森森↓森∧└┐森森∧／＼森┃森森／＼ΞΞΞΞΞ森↓／＼.： ／＼∧∧森森
│∧∧∧森森森森森森森┃森森↓∧∧∧↑森∧∧／＼∧┃森／＼∧∧森森森┌←┘／＼／＼∧／＼∧森
│／＼森森森森森森森森┃…◇┤∧森森└←←…／＼森┃森森∧／＼森森森↓／＼∧∧／＼／＼／＼／
│∧∧／＼森森森森森森┃森森↓∧森森森森森∧／＼∧┃森∧∧∧森森森┌┘∧／＼／＼∧／＼／＼／
│∧／＼∧∧…┬─┐┌←←←┘森森森森森∧／＼∧∧┃∧／＼∧∧森森↓／＼／＼∧森森森森森森／
40┼∧∧∧／＼森└┬┴┘／＼∧∧∧森森森森森森／＼…】【……（枯沢）…┬┘／＼／＼∧∧森森森森森森
│／＼∧／＼／＼↓／＼∧／＼∧森森森森森森森森／＼┃森森森森森森↓／＼／＼∧／＼∧森森森森森
│／＼／＼／＼∧↓∧／＼／＼∧∧森森森森∧森／＼∧┃森∧森森森森└→→→┐∧∧／＼／＼森森森
│／＼／＼／＼∧↓／＼／ ＼∧∧森∧／＼森森∧森┃／＼森森森森森森森森└→→→┐／＼／＼∧
│∧∧∧／ ＼└┐／＼／＼／＼∧／＼／＼∧∧∧森┃森森森森／＼∧森森森森森森森└→→┐／＼
45┼／＼∧∧∧∧／＼↓∧／＼／＼∧∧／＼／＼∧∧森森┃森森森森∧／＼森森森森森森森森森森└→┐
┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼
5 10 15 20 25 30 35 40 45
【1036年8月末：外ヘンピナ宿営地】グリッド100ｍｘ100ｍ＝10,000平米＝1ha≒１町歩
45 50 55 60 65 70 75 80 85 90
┼┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼
. 135┼湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿森森森森森森森森森森森森┌←←←←←┘森森森森森森森森森森森森森
│湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿森森森森森森森森森┌←←┘湿森森森森森森森森森湿森湿森森森森森森
│湿湿湿┌──┐湿湿湿湿湿湿湿湿森森森森森森┌←┘森森森森湿森森森森森森森森森森森湿森森森森森
│湿湿湿└┐ └─┐湿湿湿湿湿湿森森森森森┌┘森森森森森森森湿森森森森森森森森森森森森森森森森
│湿┌─┐│ ┌┴←←←┐湿湿湿森┌←←┘森森森森湿森森森森森森湿湿森森森森森森森森森森森森
. 140┼湿└┐││ ┌┘湿湿湿湿└←←←←┘森森森森森森森湿湿森森湿森森森森湿湿森森森森森森森森森森
│湿湿└┘│ │湿湿湿湿湿湿湿湿湿森森森森森湿森森森森森森森湿森森森湿湿湿湿森森森森森森森森森
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│湿湿湿湿湿湿└┐湿湿湿湿湿森森森森森森湿森森森森森森森森森森森森森森森湿湿森森森森┏━━━━
│湿湿湿湿湿湿湿└┐湿湿湿森森森森森森湿湿森森森森森森森森森森森森┏━━━┳━━━━┛森森森森
. 145┼湿湿湿森湿湿湿湿↓湿湿湿湿湿湿森森森森森森森森┏━━━━━━━━┛森森林［宿営］林森森森森森森
│湿湿森森湿湿湿湿↓湿湿湿湿湿┏━━━━━━━━┛森森森森森森湿森森森森林［-地-］林森森森森森森 1036-07
│湿森森森森森湿湿↓湿┏━━━┛湿湿湿湿湿森森森森森森森森森森森湿湿湿森林林林／＼森森森森森森 宿営地を軽く整備
│森森森森森森┏━↓━┛┌──┐湿湿湿湿森森森森森森森森森森森森森湿湿森森／＼∧森森森湿森森森 周辺を間伐
│森森┏━━━┛┌┘湿湿└──┘湿湿湿森森森森森森森森森森森森森森森湿森森森森森森森森森森森森
. 150┼━━┛森森湿┌┘湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿森森森森森森森森森森森森森森湿湿湿森森森森森森湿森湿森森
│森森森森森森↓湿湿湿湿┌─┐湿湿湿湿森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森湿┌
│森森森森森湿↓湿湿湿┌┘ └┐湿湿森森森森森森森森森森森森森森森森森湿森森森森森森森森森┌┘
│森森森森湿┌┴┐湿湿│ ┌┘湿湿湿森森森森森森森森森森森森森森森森森湿森森森森森森森森│
│森森森森┌┴─┘湿湿└──┘湿湿湿湿森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森│
. 155┼湿湿湿┌┴─┐湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿湿森湿湿森森森森森森森森森森湿湿湿森森湿湿森森森森┌┘
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45 50 55 60 65 70 75 80 85 90
【1036年 ヘンピナ全図 ※３人がまだ把握していない部分含】 □＝400ｍｘ400ｍ＝160,000平米＝16ha≒16町歩
20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 220 240
┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼
│／＼∧∧↓／＼∧∧↓↓／＼∧∧／＼／＼／＼↓／＼／＼／＼∧↓／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼┌─┐∧
│…ΠΠ凹┴┐／＼∧└┤／＼∧／＼∧森森∧∧↓∧／＼∧森森森↓∧／＼／＼／＼∧森森森∧／＼／＼森森森森／＼／＼／＼│ │∧
│∧∧Ξ┃Ξ└┤┏┓木↓∧／＼∧森森森∧森森↓森森∧森森森┌┘森森森森∧∧森森森森森森森∧／＼／＼森森森／＼∧／＼└┬┘＼
│∧━━╋━◇┻┻╋宿▼━━〓森森森森森森森↓森森森森森┌┘森森森森森森／＼森森森森森森森／＼∧森森森森∧∧／＼┌←┘／＼
20┼∧ΞΞ┃┌◇∧┏┛∧↓∧∧森森森森森森森森↓森森森森森↓森森森森森森森森森∧森森森森森森森∧森森森森森森森∧∧↓∧∧／＼
│∧森Ξ┃◇森∧┃┌←┘／＼森森森森森森森森└┐森森森森└┐森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森∧↓／＼／＼
│∧→→】【┤／＼┃└→→┐∧森森森森森森森森森↓森森森森森└┐森森森森森森森森森森森森森／＼森森森森森森森森森┌┘∧／＼∧
│∧森森┃├◇∧┣━━┌┘∧森森森森森森森森森↓┌───┬→┴┐森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森∧↓∧∧／＼∧
│／＼森┃↓／＼┃堂┌┘∧∧森森森森森森森森┌┴┘ │森森└┐森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森↓∧／＼／＼
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│／＼↓／＼／＼┃∧└┐∧森森森森／＼∧森／＼└───┘／＼森森／＼／＼／＼森森森└→→→→┘／＼└→→┐森森└→→┼┘∧
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60┼∧∧↓森∧∧Ξ┃↓∧森森森森│森∧┌┘木∧森／＼∧森┌┘ΞΞΞΞΞ森森└→→┐森ΞΞΞ森／＼森森森／＼┌┘森森森└┐／＼
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│∧┌┘森森ΞΞ┃↓森森森∧∧├┘ΞΞ┃Ξ森森∧∧┌┴┐森ΞΞ┃ΞΞ森森森∧森└┐ΞΞ┃森森／＼森森森森└┐森森森森└┐∧
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│∧└┐森∧∧森森├┐森森∧┗〓Π━━┫Ξ／＼↑∧└┘↑／＼森┃森森森∧／＼森森↓森森┃森∧／＼∧森森森森└┐森森森┌┘∧
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│↓／＼滝∧∧森森森森森森∧／＼／＼∧／＼／＼／＼／＼／＼∧森森森∧／＼森┌→→┐ΞΞ┃ΞΞΞ↓森∧／＼森森森森└┐森／＼
│└→┐↓森森森森森森森森森森／＼…→┐森∧∧∧森森森∧／＼森森森／＼∧┌┘／＼└→┐┗━━━〓┓森／＼森森森森森↓森／＼
│∧森└┴┐森森森森森森森森／＼／＼∧↓森森森森森森森森／＼∧／＼／＼／＼／＼／＼∧└→→┬←┘┃森森／＼森森森森↓森／＼
. 120┼／＼∧森└→┐森森森森森森森森／＼森│森森森┌←←←←←…／＼／＼∧／＼森森／＼∧∧森森↓森Ξ┃Ξ森／＼∧森森森└┐／＼
│／＼／＼∧森└┐森森森森森森森∧森森↓森森森↓森森森森森／＼∧∧森森森森森森森∧／＼森森↓森Ξ┃Ξ／＼／＼森∧森森↓／＼
│／＼∧∧森森湿↓森森森森森森森森森森└┐森森↓森森森森森森森森森森森森森森森森∧／＼／＼└┐Ξ┃∧／＼∧／＼∧┌┬┘／＼
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20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 220 240
■経営報告
科目や処理など割と適当です。フレーバー、フレーバー（魔法の言葉
・主要科目・取引のみ、および銀貨換算（端数適当処理）
※標準交換レート 金1＝銀12（割銀貨48）＝銅288＝小銅貨＝2880 銀1（割銀4）＝銅24、銅貨1＝小銅貨10
・食糧等対価0仕入れ（収穫等）も計上、消費側で簿価が実数ｘ0.5になるよう調整
■経営報告 1034/08/16～12/28（第1回～17回）
◇収益 73168
──────────────────────────────
シタノ村洗濯板関連取引 66
ファリド家礼金 36
ローエン商業組合洗濯板関連 73066
◇費用 7931
──────────────────────────────
食事消費（15か月分/人） 7.5
結納・結婚関連 60.5
授業料 5
洗濯板関連仲介手数料 400
接待交際費 144
教会税 7314
◇収益－費用＝利益 65237 そのまま純資産（名目自己資本）へ
◇資産 65237
──────────────────────────────
現金・預金（証書） 55118.5
食糧（21か月分/人） 10.5
資材・資源等 8952
ガラス器や羊皮紙等 1077 資材・資源等の簿外・なぁなぁ分
工具等 54
家屋等 25
◇負債・純資産 65237
■経営報告 1035/01/01～12/28（第１８回～第30回の一部）
◇収益 22704.4
──────────────────────────────
収穫高（41単位） 0
製品売上高 0
板材供給 95
工事に伴う資材入手 9.4
ローエン商業組合洗濯板関連 22600
◇費用 8119.3
──────────────────────────────
俸給・生活雑貨等 5081 ３人の財布の分離、オフレッサー契約等含む
食事消費（166か月分/人） 65.4
ローエン商業組合登録・会費 36
事務教育 6
生産研究 299
ヘンピナ街道整備事業 363.7 モトノ村→サキノ村→ヨリオクノ村→オクノ村
板材供給 6.7
接待交際・連絡通信費等 1.5
教会税 2260
◇収益－費用＝利益 14585.1 そのまま純資産（今期利益）へ
◇資産 79822.1
──────────────────────────────
現金・預金（証書） 71036
食糧（424か月分/人） 212
資材・資源等 6478.6
ガラス器や羊皮紙等 1687 資材・資源等の簿外・なぁなぁ分
工具・農具・家屋等 390
土地（55町歩） 52.5
牛2頭 20 鶏も厳密には資産だけど、規模的にスルー（費用処理）
馬1頭 20
馬車1台 10
◇負債・純資産 79822.1
──────────────────────────────
名目自己資本 65237
今期利益 14585.1
■経営報告 1036/01/01～08/28（第30回の一部～第39回）
【変更点・特記事項】
・収益・費用ともに対応する資産の増減表示。収益は借方、費用は貸方
・食糧・飼料、すべて費用化したうえで別枠運用
・固定資産関連、減価償却もめんどうだし土地（旧ロレンス8町歩加算）含めてすべて費用化・簿外資産（別枠）化
・上記にともない資源・資材関連、ストック分の評価洗い替え辻褄あわせ（現金・資材で調整）
・教会税（売上高・収穫高の）10％→5％に。（銀貨4,320枚）を納付済みとして、繰り延べ資産化
・教会税課税元は現金収益と直接生産した食糧収益。資材、購入した食糧等は含めず
現金 資材 製品 食糧 飼料
◇収入・収益 14354† 1024.15 3527 2113†+4968 582
──────────────────────────────
事業系
ホテル 16 0 0 0 0
交易 2338 256 0 4896 0
建設土木（領地開発） 0 703 0 0 0
食糧生産系（農・牧・狩） 0 58.4 161 1238 582
工房生産系 0 0 3354 0 0
板材供給（食糧で受け取り） 0 0 0 875 0
ヘンピナ街道整備事業 0 6.75 0 0 0
チョーク製法の売却 12000 0 0 0 0
修道院関連 0 0 12 0 0
◇支出・費用 40414.5(-3019.5) 1382.4 1157 914 326
──────────────────────────────
基礎的人件費・飼育費 988 8 0 354 326
総務部門 0 0 116 0 0
事業系
ホテル 0 4 4 8 0
交易 2786 0 926 0 0 〔+鉄256〕
建設土木（領地開発） 78 409.8 63 48 0
食糧生産系（農・牧・狩） 0 0 0 360 112 〔種籾360〕
工房生産系 0 640 0 0 0
板材供給 0 250 0 0 0
ヘンピナ街道整備事業 324 348 0 0 0
接待交際・連絡通信費等 102 0 0 2 0
ローエン商業組合登録・会費等 71 0 0 0 0
領主化案件（献金） 36000 0 0 0 0
辺境伯関連 304 0 48 22 10
資産一括費用化 (620.5) 0 0 0 0 現金支出なし
資産購入費用化 60 0 0 0 0 〔+牛6〕
教会税5％化（繰り延べ△4335）(-4335) 0 0 0 0 教会税関連、3640を繰延資産へ
教会税（暫定） (695) 0 0 60 0
調整用雑費 -298.5 -277.4 0 0 0 計算・表記ミスか勘違い調整
◇収益－費用＝利益 【-26060.5(+3019.5) -358.25 2370】 6167 256 資産に関係する利益は前3つ合算
◇資産 58792.85
──────────────────────────────
現金・預金（証書） 44975.5 （金貨2,848 銀貨10,319 割銀貨1,096 銅貨4,731 小銅貨2,265）
資材・資源等 7807.35
製品（簿価） 2370
教会税（繰り延べ） 3640
◇負債・純資産 58792.85
──────────────────────────────
名目自己資本 79822.1
今期利益（1-8月） -21029.25
◇費用化済み別枠資産
個人 ： やるお（銀1,250） やらないお（銀1,280） できるお（銀1,230）
食糧 6841か月分/人
飼料 275単位
土地・建物等 111町歩
牛10馬2・馬車4（箱馬車、荷馬車、旧型荷馬車2）
◇保留中教会税元（確定時に計上、5％納付）
銀貨916枚＋食糧28か月分/人
やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３９回 新米代官の経営報告
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ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
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第３９回
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ｒ′ ＼ｲ｀ヽニニニニニニニ
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／___ / ＼ト 〃￣ヾ.| ヽニ＼ニニニ
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/ マ }＼ヽニニニﾆ∨ ∧ ヽ ＼ｰ＝⌒ ￣￣ ﾉoﾆ⊂/ / / / ヽ
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┃ ── 北部辺境伯・領都ローパーの居館の一室に、今日もまた御曹司の魂の嘆きがこだまする。
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| z-──- ､ } } Yl 〉 小 ﾊ
|/ ＞y' / , 从./ l l|
| {. ／ V 小/ .〉ｿ ./ ﾘ
| レ′ ｀ソyｲイ彡' ／ ,ｲ/
| /弋 | ｀"'〈'≦彡'/
| 〉 | } ﾑ辷ー--
|＼ / | . j.ﾑソ､
|/小､ , イ ﾑ / ｀¨¨¨´
|///∧__/ ／ ﾘ ﾑ/'
|////小, ,ｨ ／ /ｲ
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|///// ハ::::(て::＼｀ヽ )/ | |.. ＿＿
|//// / 圦ゝ､¨´ ＼ ノ j. （ﾋｿﾋｿ）
|/// / ｀ ￣》v'¨´ ￣￣
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|/ / ﾉ 今朝方お嬢様に「パパ、おくちくさい」と言われてからあの調子でな……
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|一' ／
| ´. ､＿__.ノ八,:
| イ (● ) ソ)
|／ ｛
| ! （__ ノ_) 子供は残酷だろ。真実を隠さず口にする。
| !ﾄ. )
| / ＿＿
| : . ﾟ 。 .′. （ﾋｿﾋｿ）
|....＞!| ＞―‐′. ￣￣
|. `ｰ< ハ!:i:i:i:i:i:ヽ
|:i:.:＼ /¨У￣￣¨ヽ:i.､
|ﾞi:i:i:i .＼ fｰ┤ ｒ;ア ⌒ヽV.i:､
|i:ﾄ!:i:i:i:i:∧j .V ／´ ＼
|:i:!:ﾄ;i:i:i:i:ハ ト｛ ／ 丶. ＼
| i:i:i∧:i:i:i:∧ `;. Y
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´ ＼ ヽ ､
／ ＿__＞ ´ ￣￣ ｀ヽ ) ＼
／ ´￣ ／ / ､ ｀ー’‐ ､ ‘,
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/／ .／:.:.／ ′ ヽ / Ｖ
/ ／:.:.:.:./ ´￣￣￣￣￣｀ヽ } | |
/ ／:.:.:.:.:.:./ － ､＜T勿¨¨`:.:.:.:.:.:! ﾉ＿ :.
ノ ／:.:/⌒ヾ:/ ￣r'''''" ｀ |,＿ ｀〉
＼:.:.:.{ :.:.:.l .:.:.:.:: |tﾂ`/
ヾﾊ ､:.:{ .:.:.:.:.:.:.:... } | そして大人は嘘まみれ、ですか。
∨': ｀ ':.:.:.:.:.:.:.:.' |
Ⅵゝ┐ ----――‐- ., .′ これはなかなか奥深い。
Ⅴ: : ! ＿＿ ヽ /
|: : : ＼ :.:.:.: /
|: : |: : : ＼ / 来訪を告げてくるゆえ、しばし待たれよ。
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/ / |＼ /| | | 八 ∧ : |i ヽ 八
. /ｲ | l _ﾒ廴 | / / ∨_ﾑ斗 : 从f^ヽ } / )
. ｷﾘｯ ＼ﾊ | :.乂frｯ | / j/-=≦斗rｧァ .: / ｿ'^ ∨ 新米代官の経営報告とは思えぬ
ﾊl,ハ ヽ|∧/ ｿ ゞﾟ'’ } ／ ﾉ ﾉﾉ/
人 / ノイ ムイ / しっかりした内容だったな。
/ , /{ |ﾙ{
′ ､_ ／ | / 不足食糧はゾォルケンの配下村から買い入れか。
ヽ ￣__ ー‐' ,. :' | ∧
,.ﾍ ,. : ' /|/＼
,. -‐…‐- ..,,＿＿＿/i:i:i:≧≦ / }i:i:i:/ヽ
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ililililililili:i:i:i:i:i:i:{i:i:i＞''{ ,.｡o≦「lili|
. /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ilililili:i:i:i:i:ｉ:,. -{i:i:′ } rー‐filililililililililil|-､
/i:i:{i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:ililili:i:＞'｡o≦i{i:{ / |:::o::::|ililililil＞くi:i:i:i:ﾐs｡
/i:i:i:{i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:＞'｡o1i:i:i:i:i:ｉ:ｉV{ / /__」:_:o__|＞くi:ヘ 寸i:i:i:i:ミs｡
j{i:i:i:i:|i:i:/i:i:＞'｡s1i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／>/ _|￣|＞＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼＼i:i:i:i:i:i:
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j{i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ/ / } ／ | |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼＼
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┃ 伝えるべき要点を絞って、結論→理由→実例→結論（PREP法）でプレゼン。基本ですね。
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／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） とりあえずの兵糧は足りているので金銭化したかったのではないか、
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ などと推測する次第です。
| }
ヽ /
＿__ｲ.ヽヽ、___ ＿ノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ...
| ＼/ﾞ（__)＼,| i..
＞ ヽ. ハ | |....
--――――--
／ ､ ヽ＼ ﾉ )¨¨:､-.､__
/￣￣｀ .,_ ＼ } }ヽ ＿＿＿＿＿＿__j |ヽ ; i ヾ¨;_
. / ＿／ ￣￣｀ヽ.,___ﾉ ノ '. ｉ´!| |三三｢ } } } } .}j
. / ヽ ｀¨¨¨ l } | i!| l| |l し! / ./ｲ |
/ ￣/ ,: ':, jﾉ | i!| 《___》 ｀¨｀¨ .||
/ '''フ / ! / | | i!| | |
ノ: : : : -==/ / ￣￣｀丶、| / .! | i!| |
＼: : :___: / ¨¨弋ﾂ¨:.:.:. /-―― 〉 | i!| |
ヽｆ ヾ '" ﾄ､¨艾`/
| :.:.:{ | │ 報告の仕方もよかったが、郷士として土着する準備があったにせよ、
ヽ｀′ | ′
｀ｰ! ':.:.:/ / 街道整備と並行して30町歩の収穫にこぎつけたのは見事である。
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│ ＼ ｀ ――‐‘ / | i!| |
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/ ＼
/ ヽ
. / '´￣` "￣` ヽ その30町歩も来年、再来年は使えませんし
| ( ●) ( ー ) |
i j 頂いたご猶予の３年内にとにかくにも畑を広げ
ゝ ' ＿ u. ／
. ＼ ヽ ノ __, " 90人の自給自足まで頑張る所存です。
` _ _ , ' ´ /::＼
/:/ /:::::入 ./::::::::::|""＼
／:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - ､ . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／/:::::|V∧::::::/ ＼/::::::::::::::|:::::::::::::::::::::: ┃ 開墾具合と収穫重点で、工房はさらっと報告。
／:::/:::::::| /:=:::i /::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
,,..-――-..,,
／ ＼
／ ヽ
/ ＿__) ヽ- l
／l '´ r .l 耕地拡大だけでなく収率の向上も目指しますが
/ ..|. U =≡= =='' ',
/｀ヽ、__.', ヽ l たとえ３倍に達しても種籾分をよけると使えるのは町歩当たり２石、
./ ＼ .ヽ. （＿ノ--' ﾉ
/ ／-‐| ＼､ ＿＿＿_ ,,..-＜ 厳しいです。
./ ./ l l ＼ | r-ヽ ｀ヽ
/ l | ヽ .>､ r'__..>＞ |
./ iヽ .|＿ヽ.イ .〈Y´ i ｀''１ | |
' l 、 < ´ .i | i | | |
＼ / _,,-ヽ ヽ .i .| .i .|.l |
.ヽ∠-''"ヽ ヽ i .| i |l ..|
〉 ヽ .l .| .i |｀ヽ|
.
| i' l''´ _. ‐" `ﾞヽ、 ゝ
ｉ0 O ／''''''''‐‐....----ﾆ‐‐､_ ｀ ヽ、 │｀ヽ
/ ,/ > i `‐＾''‐ヽ ￤ !
＿/ / /│＿_____,,ヽ ﾞＶ-‐1/
／:;:;:;ゝ / ./ﾞｰ-―=''゛ ｉ ｉ
／.:＼:;:;ヽ _/`ｰ､ｰ''" " ｌ / ｜
.:.:.:.:.:.:.ヽ;:;ヽ /〃'ｌ ‐''マ￢‐-_..._ │ / l
.:.:.:.:.:.:.:.:l:;:;:;:!､ < ヾｌ,,フ‐-..`"ヽ ￤ﾉ ＿..,!
＼:.:.:.:.:.:l;:;:;:;!ﾞヽ-│ ﾞ''‐--,, ｀ ''´/ﾆヽ , '
／:.:.:.:.:.:l:;:;:;:|ヾ` ､ 、 ン丿 麦は連年で作付けできずとも耕地はただ放置するものでもなし
.:.:.:.:.:.:.:.:l:;:;:;lヽ／ヽ ! ￤
.:.:.:.:.:.:.:.:l:;:/. ｜ 、 ! / 足りない分は豆に葉物根物でしのぐしかあるまい。
.:.:.:.:.:.:.:￤ ! ＼ `''‐-....,,_ －-ｲ, '
.:.:.:.:.:.:./, ‐‐ '....,, !＼ フ ／
.:.:.:.:.:/ │.:.:.:.:.:.:.:.:`''-..ｭ ＼ ／
.:.:.:./ !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`‐､ `ｰ-.. _ ／ヽ
.:.:/┌.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ ﾂ.:.:.:ｌ
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ ＼ 土地を遊ばせる余裕はないものの
／ （＝） （＝） ＼
| ´ | いわゆる中耕作物には麦の３～４倍の手間を取られるわけで
＼＿ ⌒⌒ ＿／
.ハ / Ｖ又ｲ ::::〉::::::i: 人手にも余裕がないところのやりくりが……。
.} ヽ 〈 l |;;|ﾉ /::::::::::i -,,_
.r iY'ﾉ.;; }::ヽ l|;;| /::::i::::::::}‐ | ||
..|| | ﾉ:::: }:::::::＼|;;;ﾚ'ｰ'' ⌒.:::: ヽ | || ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
..|| | {,,;;;; .:::: ヽｰ---ｹﾄ､, へ､:::: | || ┃ 麦系は、わりとほったらかしなのよねぇ。
――─.:::::::::::::ノ.:::/ / 彡}――──── ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ ヽ ﾊ
/ ,′ ! ﾊ
/ /, ｉ | ! 、! | ',
ー// . l { l＼_ 斗 - | ヽ
'ｲi ﾄ､l 八 Ⅳ´＿＿_Ⅵ ハ ﾄヽ
| ./忙ミ ＼| ｀￣￣ ﾚ⌒Y ′ 報告にあったようにゾォルケンもいよいよイクサを始めた。
Ⅵ / 込 ｝ /
! 〈 __/ 来年からは食糧を仕入れられなくなることも念頭に、
. /i /
＼ ー―‐ ､ ／ !/ 栽培、消費、備蓄確認は慎重にすることだ。
. ＼ ／ ｌ′
ヽ ＿ イ ＿＿ｌ＿__
＿_} {ﾆ0ﾆﾆﾆﾆ|
|0|ﾆ| |ﾆ0ﾆﾆﾆﾆ|
-=|0|ｦ} __＿}ﾆヽヽﾆﾆﾆﾆ=-
-=ﾆﾆﾆ〃ﾄ､ | |ﾆﾆﾆﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
-=ﾆﾆﾆﾆﾆ〃ﾆ.| .〉 | |ﾆﾆﾆﾆﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
／￣￣＼
／ 〉 _ノ ヽ､_ ＼
／ ／' （ ―）（― ） | この冬のうちに倉庫や氷室の増設も考えております。
./ /／〉 （__人__） │
.ｌ ´ イ| ｀⌒ ´ | ただ、ゾォルケン家配下村からの仕入れに頼っているのは事実なわけで
.ｌ ｉY |
./ ﾊ ! / 正直なところイクサは早期に終わってほしいと願う次第です。
./ / ' ヽ /
ｌ ／ .〉-r:::┬〈、
__「 ー‐1 .／Λ 〉.:〈 7//＼
ｉ//7777|／////V::::::V/////＼
|//////|//////∧::://///////}
.
／ ／ ／ 〃 i ', ヽ ',
/ ／ / / ／ / / i i、 i ',
/ / / / / ／ / / | ハ i i
ﾚｲ i ト.,/レ' / ／/ /,' i | , i | i 、', ゝ
ﾉ//ｲ | i _/ ／ // / // / / /i |i! | i ヾ まあ《名ばかり伯爵》と揶揄されていても
|〈 ヽ!kｪz‐- /／/ ＿ ＿_ノ i| ﾊ ,'
ﾘヽoj ｀'┴ﾟ´ﾚﾚ´ }/ 数年分の兵糧は蓄えているだろうし
Y^ヽ、 ! /oノ、
ﾉ;:;:;;:;:＼ ' ／;:´ /ﾍ、 １～2村の騎士領主相手なら負けはないだろうが……
／;:;:;:;:; ;:;丶_｀ ￣ ／{;:;, / ヽ
ﾉヽ´ﾞ'ﾞ'ﾞ;:;:;:;:; ;:/´ >ー '´-';:;:;:; , ';:;:;:;:;:;:;}
／ {' ヽ, ,.,.,;:;:; ;/ / ／｀Y / ;:;:;: ﾉ ;:;:,.,ヽ、
. ／ ヽ,.,,.;:;:;;:'''''' / ´ ／‐v ;:;:;: ／ ;:;:;:;:;:丿ヽ、
／ ｀ヽ;:;: | ; /_ｿ ;:;: ;:;: ;:;:;:;:;:/ ＼
/ ,' ｀ｰ－┤ ｀; ） ,.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ ヽ
／ _,－ ､_ ｉ 「ヽ
. ノ -―=',.‐''" ﾞﾍ､_/__ ﾞ l
. ／ '、 ,ﾉ ヽ ´ ﾞｌヽ>
. ┌ '" ノ .,' _＿ ` , ' !ｲ
. 彳..__ ‐ 、'冫 r＿二 =ヾ._j .' |.! , ^ 、
. ヽ //ヽ ﾞ 丶ゝ-´_ﾕ｀ゝ `/_=- ! ヽ ＼
. 丨i ｌ.ソ_ ヽ !´ﾕ｀'/ , ‐＞ ‐`ヽ、 小うるさい騎士領主同士が談合・合力するか、
. ヽ,ﾞ 丶i ! ! ｌ 丶..ｨ‐ 、ｌ ｉ
| |ゝ ! ′ / l l/ﾝ'￣'' 、ヽ 王家あるいは縁戚、
| /' ::'.、 ￣゛''ｰ ､ / ｉ 丶< / ￣二'､
_ l' │ ::＼ ^ , ′ ! !:::ｌ 〈 ｒｉ"` ﾘ さらには隣接諸侯の動き次第としか。
. /.:.:.:| │ ::＼ ／ ! :::::ｌ ﾉ ｀ ' ｉ l
. l:.:.:.:''‐...ﾍ ::::丶___..／ 丶 ﾉ !│
. ,／丿:.:.:.:.:.:.:.:.゛ｰ ､_ :::::::::/ゞ冫 ヽ 丨 / il＼
.-‐''.:.:.:./ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＾'- ,／:.:.:.:.:l- ､ ｉ人 －//// 〉､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 縁戚は、安全保障と同時に侵略の足がかり。（あくまで異世界）欧州情勢は複雑怪奇ですねえ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ / ,′ il ｌ l ∧ﾊ
/ / ｌi |ｌ ! | ∧ﾊ
| ′, |l |l ｉ∧. | |. ｌ i |
| .|i | |l |l. /|ｉ ! | /! | | !
. ! |i l―┼∧_从 / .}' }┼圦| /| |
ﾉ}∧| .ｌ人￣苧ヾ )/ ´￣苧ｱ / .| 八{
{!⌒ ｀￣ ￣´ Ⅵ从,},′ 領地奪還の大義名分も、現領主どもには因縁でしかない。
ヽ { !/ /
`ｰ 〈! ｰ' 力で切り取ったものを、力で奪われるは道理といったところで、
八 /|l
|ｉ ー== ァ ／| {! 我が家はじめ周囲の思惑はそれぞれよな。
}ﾙ|＼ ＿Ⅳ＿_
┌─┴┐ヽ ＿ イ .{oニニニ|
|ニニ=o! __|oニニニ|≧ｭ
_x≦ﾆ三三三o{_. ||二三三三二二二二≧ｭ
_x≦二二二二二二二二||-..、 ,.-||ニニニニニニニニニニニニ≧ｭ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） 私どもには諸侯の動きは測りようもなく、
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ 成り行きを見守るところです。
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!......┃ 「食糧を買うことで軍資金を提供」なんて、どうみても間接支援なのですよ。
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
...._ ￣ ─ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿___＿＿＿__,|￣￣〈＿/
ﾆ二ﾆ=ｰ┐ ｢二ﾆ=‐ ,_ |￣ [""7"7||¨¨~¨~| |¨¨¨¨ ||~~¨~ﾞ| |¨~~¨¨~ﾞ||丁￣^ﾞ| |／
...||￣||¨"'| |ﾆ=- _¨:| :| |: /..:./_||_______,| |＿＿_||______,| |______＿,||__V/.....| |:::::
...|| || :| | _______ | |::| ＿ :| |/. ./~~||¨¨~¨~| |¨¨¨¨ ||~~¨~ﾞ| |¨~~¨¨~ﾞ||¨¨V/...| |:::::
..,||＿||＿,| |:|＿___|:| |::|｜￣| | |_,,/ || | | || | | || Ｖｰ| |:::::
...||￣||￣:| | _______ | |::|｜ | ミ, |ｰ{ || | | || | |＿ || ├ | |::::::
...|| || :| |:|＿___|:| |::|｜ﾞ- ‐= ‐ 、 _|| ▽| | || ｉ´￣｀ｉ || |....| |::::::
..:||＝||＝:| | ＿......, イ ヽ ヽli|_____ＩＩ_|_|＿＿_||＿＿乂__乂＿_||＿__|_,_| |::::::
...|| || :| |:|..ﾞ／ _,－ ､_ ｉ 「ヽｉTTｉ￣＿￣￣|￣￣|￣￣|￣￣￣|＿＿＿_ |:::::::
...||＿||,. -| | ノ -―=',.‐''" ﾞﾍ､_/__ ﾞ l
..06;冖二ﾆ..／ '、 ,ﾉ ヽ ´ ﾞｌヽ> 見守るだけでは足りない。
. :.:.:.:.:.:.:..ﾞ┌ '" ノ .,' _＿ ` , ' !ｲ ﾔｶﾗ
:＼.:.:.:.:.:.:}.彳..__ ‐ 、'冫 r＿二 =ヾ._j .' |.! ゾォルケンの後背地を叩くためヘンピナに踏み込む輩あらば
￣￣￣~:|..ヽ //ヽ ﾞ 弋ﾃﾕ｀ゝ `/_=- !.|
...: : : : : :.:|:.丨i ｌ.ソ_ ヽ !´ﾕ｀'/ 君達には先陣を切ってもらわねばならんのだよ。
...: : : : : :.:|:. ヽ,ﾞ 丶i ! /l
...: : : : : :.:|: | | |ゝ ! ′ / -‐ｧｉ'′ / / -―‐.ヾ// ◎
＿＿＿__|_....| /' ::'.、 ￣￣｀ ､ / ´ { { / ー=〈 ＞'´ . / ﾆﾆフ
l' │ ::＼ ^ , ′ / ｀ {〃 ＞'´ // ,ｲ,ｲ ,ｲ
/三三三＞ ＼ ／ ./ ｀ . 八 ＞'´ ､二二フ ﾚﾚ //
. /´￣￣￣￣￣￣ ＞ ､.__..／ イ _ ＞=イ /'
/ 三三三三三三／三三ハ .＜／ / -‐ ' ／ / ｀ヽ -‐
. / 三三三三三三三三三三} .＜三=／,'// ' . ＜. 〉,
/ 三三三三三三三三三三斗＜三＞≦三三三=///// l /／ . ´ / ヽ
三三三三三三三三 ＞ 三三三＜三三三三二=/////! ! ＜ / / /
三三三三三三三／三三三三三三三三三二二{////∧ ､ ´ / / /
三三三三三三三三三三三三三三三三二二二|/////∧ ヽ ／ / / /
三三三三三三三三三三三三三三三二二二二j//////∧ ゝ-- 、 '´ 〃 / /
三三三三三三三三三三三三三三二二ニニﾆﾆ|,'//////∧ _＼ ,
三三三三三三三三三三三三三二二二二ニﾆﾆl,'///////∧ . ＜'///＞ =≠ｧ=､ _ノ ノ
三三三三三三三三三三三三二ニニニニﾆﾆﾆﾆ|'/////////＼'///////／// ｀¨¨´ ｀¨¨´
三三三三三三三三三三三二二二ニニニニニﾆ|'///////////＞―‐＜'///
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼ 勘弁してほしいですぅ。
| （__人__） |
＼＿＿ ｀ ⌒´ ＿＿／ うちで戦える人なんて片手で数えられる程度なんです。
/::::::::ﾊ＼/Vヽ/;:i:::::::ヽ
| :::r::ｌ::ｌ ﾊ |:7::::::ｌ::|
.. / ｀丶 .,_,. ＼--:､ッィイ-――ぅ_:.:.:.:.:.:.:.:.:',
/ __,..＞ ´ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヾ:.:.:.:.:.,
.′ 〈 ＼ ＼:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.′
, ﾑ ヽ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〈:.:.:.:.:.:.:,
| -=ア | / ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:,
| / ,. --一'⌒ヽ -―＼‐-:.:.:.,,_:.:.∨:.:.:.:!
/. .::| ´ ￣__,ヽ:.:.:.＼ ´:.:.:.:.:,ﾉ;,__｀ヽ:.:.｀:.:|:.:.:.:.:!
ノ: : : | ＜_,亥-冫'" ヾ:.:..ヽ亥,_＞:.:.:.:.|:.:.:.:小
.. ヾr ､! ｀ |:. ｀ヽ:.:.!__:.:／
.. | ,.､:, |:.:. .:.:/-:.:.| 戦士の多寡ではなく、領地を預かる代官の責務だ。
.. | .:.:.ﾊ ; |:.:.:. .:.:/l:.:.:. |
＼:.`:, :＾:.:.:＾:.:: .:.:/ﾉ:.:.／ ましてヘンピナは、君達の自領となる予定の地ではないか。
. ＼l ,， ＿＿＿＿＿,,..ｭ .:.:/:.:／
. ＼ ｀￣ .:.:ｲ'ﾌ
|＼ ー―‐ .:／!/
|.:.:.丶 .:／ :.:.!
| .:.:.:.＼ .:／ :.:.:.:.:|
| .:.:.:.:.:.丶＿＿／ :.:.:.:.:.:.:.:!
r―┴────┐r―───┴┐
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ! |ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.|
. ,，ィﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
.
.／ :::::: ヽ、
/ ヽ ﾍ::: ヽ
j i i .ﾄ 、 ﾄ≠、い :::::.ゝ
/ 丿i .ﾄ、ﾐ、＞ミゝ ｀ヾv⌒j j
レi.N弋入i ヽ -=彡 )∂ｿ ゾォルケンのイクサ、我が家は……まあ傍観だが、
∨i _彡´ ´//
ヽ 、 ﾉv´ アルデ川を越えて侵入する者あらば、これは叩かねばならん。
⌒ / ソ:>┐
＞- ∠ノ彡;:;└ーー 、
「| |o;:;:;:;:;:/;:;:;::;:;:::.. ....>ヽ
┘ﾄ -|o;:;:／;:;:;:;::::::... .;:;:;i i;:j
.__〆´:::;／.j┌´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/;:;:;:;:;i ミi
/ｿト;:;:;:;:;j :iﾚｲ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|;ﾉ;:;:;:;:;:;j 》
/ノ;:;l;:;:;:;:;:| :| |;:;:;:;:;:;:;:;:;:／i;:;:;:;:,:;:;:;i ∥
./;:;:;:;:;i;:;:;:;:;:| :i |:;:;:;:;:;:;:;ﾉ 彡ﾉ;:;:;:;:;:;:;:i ii
_ -‐- ､
, ´ ｀ 、
／ ＼
,. -‐'ｆﾌﾌ ７ ｀､
/ ｒ‐´ ｒ‐､ / ヽ
ﾉ _/＿ 」 .l | ー‐-‐' `ー‐-─ !
i _ ＿ .） ,' | （ ー‐） '" （ ー‐ ） ! あえてヘンピナに侵入して、
! ｀{ ﾉ ヽ ' /
| ｰ ― ､}´;￣￣;｀ ｰ‐-/;:;＼ ` ／,.,.,. 辺境伯様をイクサに巻き込むという筋は？
l ,.-ｒ /;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;ヽ＿ ー -- - __, ｲ:;ヽ:;:;:;
／i! 〕〈:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;:;:;! ＼ _ｰ‐_,.／ i:;::;:ヽ:;:;
´:;:;:!ヽ ＿∠);;',|:;:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;ﾄ､ ／!;;;;;;;;;;〉、 ,,.ｲ:;:;:;:;:;:ヽ
:;:;:;:;:ゝ､_ /;;;;ﾉヽ:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;ト.｀' ヾ--〈 Ｖ !:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;O /｀:;´/;:;;:;:|:;:;l:;:;:;:;:;:;/└-､:;_:;」 !;;;;;;;! |ヾ､:;.-‐
.
.ァァァァァァァァァァァイ.爻| .|| ﾊ ||:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;ﾊ| .│巫|. {:!|: Vﾄゝ' , " i: |l:､ :.
乂_乂_乂_乂_乂_乂_乂,,乂.| .|| | i ﾊ ￣ ￣ ￣ ./i i | .│巫|. Ⅵ: :i!:ﾍ ｰ ' ｲ:!: |l､:＼:.、
──────────┘.|| i,.U:;i i,:U:,i .│巫|. |: :|!八: ≧r."弋: |フゝ、: :.
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆノ {:::{ .}:::} │巫|. |: :|!: :/ |! ｛_∠ﾉ:ﾉ〃 ﾄ: : :.､
_,,,_ ヽ（ゝ、 ノ)ノ _,,,| 巫| |: :|!: j! ＝Y=/:/,/ |: :ヽ : :.
{ ::::::ミヽ、 }:::},__,,,,___,{:::{ .ノ彡:::::: }匸巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫
＿＿＿＿＿＿＿＿ ＼ :::;;＼ヽ,l!ﾉ;;;;;八;;;;;ｿﾘ／／;;: .／────────────────
凵凵凵凵凵凵凵凵|| ＼ ;;;;;;}ノ;;;:::::::;;;;:::::::::;;;ヽ{;;;;; ／ ＿＿
──────┐匚|| ｀ー;{c;;;ヽ:::;;;;;:::::/c;;;;}ー´ ／三三＼ ＿＿＿＿＿＿＿
│匚|| }--ｲ::/"ヽ::ﾄ--ｲ .／／￣￣＼＼ |＼＿＿＿＿＿＿
│匚|| i::::::::/ i!:::::::;i 川 川 .| |
――一＜＿＿＿.:://;;;,,,;;ﾊヽ:::/ ＼＼＿＿／／ .| |
／＿ --- ― ￣ ／＿___ﾞ;;;・{／|＼ .＼三三／ .| |
───. ／‐ ___ ＿ 二 ＜ﾞ‐´）;;;|;:;:;|i ￣￣ .| |
冂冂....／ ― ￣ ミ ___ ―-- ≧"／／ |／￣￣￣￣￣￣
￣.. ｛三 ｲ ｝ ィ７＼ 二ﾆミ ヽﾞ´／ ￣￣￣￣￣￣￣
≦ ＝ / ./ / / ヌ― ､ ＼. ヽ
. / ミ| | | {爪 ／ ＜ ヽ＼ | そりゃあ可能性はあるぞ。
| . |i } ｖィ彡|,／ ／ヽ ﾄ Ⅳ＼}
| lﾊ|i: |i / .: リ /｛ __ 斗、 ＼! ただ、我が家を巻き込んだイクサにして誰が得するのかというと……
| ｌ 〈＼ |i/ .: .: Ⅳ代ツ' ＼Ⅳ
川 ヽ ＼{ .: ≧＿ー＿ ｒ=､ そんな絵図を描いて、実行する……うーん。
|iゞ、} ＿ヽ圦}
ヾ／ ／￣{￣ }ニ= －――――――――――――――――――――― ､
ノ￣￣＼ ／ ′ /ニ}三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＝≧ ＼ ／＿_. ´ /ヽﾆ{＿___＝＝!＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝､ 、二二ニニﾆ＼
ニ／_r≦|} }'´ニニﾆﾆOﾄ､ ′ ./ Ⅶﾆﾆ| |ニニ|ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆヽヽ二ニニニニヽ
／彡ニﾆ||_ﾉニニニﾆﾆO| ー＜ Ⅶニ| |ニニ|ニニニニニニニ≦ニニニニニニニシ//////////////
ニニニ／ニヽ三三三三二二| } Ⅶ | |ニﾆ/Ⅶニニニニﾆ／/////////////Ⅵ////////////////
ニﾆ／ニニニヽニニニニニﾆ| | ,..==一Ⅶ/ニ /ニⅦニニニ／////////////////Ⅵ///////////////
=／ニニニニニニニニニニﾆ| !` Ⅵニ/ニニⅦ≦￣///////////////////,'||//////////////
ニニニニニニニニニニニﾆﾆ| ! ｀ヽ { |.|ﾆ'ニニニⅦ///////////////////////||/////////////
.
,ｲ ..〉 / ヽ .} }
r'´¨´＿＿_, イ/ .／ ', ., ‐ ',ﾟ
}＼. _ ,.ｲ ―‐-. ､ .| / .|
∨.｀./,.‐.,ヽ/ ＜圦} ｰｯ｀ｰノ }＿ !
.',.､,ﾞ/ .ハ ￣ ヽ ./r, ､_'ｰ |
} .{ .::::/ .{ ｀ｰﾞ‐' ／
',...ヽ｀ヾ. | | , 先ほどは代官の責務を自覚させるためにあえて申しましたが、
., ヽ | ､ .} ,
.| . /..｀¨' ＿＿ .¨´ . / 辺境伯家としては、
.| / ﾟ.､ ｀ ┐ ,
..,}ﾟ ..| ＼ ﾟ ｰ ／ ゾォルケンの村がイクサ場になろうが構いませんからなぁ。
..,.:‐,' | ＼ ／
,'三{_ .| ＼ , '
,'三三≧:..ﾟ, ｀ｰ―‐,‐'､
,.ィﾆ{三三三三≧:...,_ .,':三}
/ l ′
,′/ ／ | ∧ ,
／ l / ./ ｌ ′ ∧ ′
. ／ イ|l | ｌ| / ,イ ィ} /! ′ |l ∧ ヽ
. |l 八 | ｌﾚ＼／／ / / l , / l / |ｌ | ｌ|ー一
. |l /¨! .从{-==≧､ / ﾇ } ./ / .!∧ |ｌ | ｌ|
从 { λ/ ` 弋丕>/´ l} /／Ⅳ_ 斗＜ |l | ｌ|
∨V ヽ ／ ´､赱ｱ | /ｌ .八 ｌ|
} ` ┤ 从/ |l / ヽ
|Ⅳ ∧ {! _ﾉ |/ アルデ川を越えるなら応じねばならんが、
′∨ 仆､ 八
∨ -― ､ 領有などとほざかなければ
/≧ｭ. / ＼ . ｨ
_/二二二≧ｭ ＼ /}/ 取り立てて害もないからな、まだ。
. -=≦二ﾆﾆ=- 二二ﾆ()≧ｭ ｰ＜/∨ ＿＿
≦二二二二二ニニ -=ﾆ()ニ=-/ {=ﾆﾆ{0=- |
二二二二二二ニニ／／二=-/ 八 ﾆﾆ|0=- !__
二ニニニニニニニ{ /二二二 ＞､ ,＜-=ー ヽ＼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） まだ、北方街道沿いには宿営地程度しかないですからね。
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ 私どものロレンス村は小街道の最奥ですし。
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
＿＿
,..-''"´ ｀"''-、
／-――- -―＼
/ ＿ ＿ .',
,' ｲ::::）｀ ｲ::::）｀ ',
l ｀¨¨´／ .＼ ¨¨´ l 今は、まだ。
l （ ,、 ） U l
'., ｀¨¨´ ｀¨¨´ / ３年後までに、
ヽ、 ／
｀ｧﾆニ＜／／ _,,..-'' __ 最低限戦えるだけの体制も作らないとならないのか。
,./ /＼ ／ : : : : : : ＞ : :＼
_／ /|ｲ:::::/∨. : : :l: : : : : : : : : : :.丶
／. : : : :| ./｀Y / : : : 」: : : /: : : : : : : : }
,´ : :/: : : :| ｉ::::::|/ : :／: : : ／: : : : : : : : :|┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
{ : :/. : : : :|/:::::/ : : : : : : : | : : : : : : : : : ,'.┃ 外向きの防衛力と、内向きの警察力はどうしたって必要です。
/ : :,' : : : : : |::::/ : : : : : r---く´ニ＼: ヽ:.ﾉ.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
)､
-‐…‐-ミ }__
／ ｀` ､
/ ,
/ ′
／ .′ '.
／ / { ､
￣/ .′ ;. | ､ ､ ＼
.′ { | |ﾍ i |､ |ﾍ|,>､ ;| } ＼｢
| ;| ;. `トi/L_ ＼|ﾍ| x圻ツ^八/^V⌒
|八 |ﾍ |《乂ツ^ }
. ヽ| {＼| / ノ “戦う人”、貴族の由来はまさしくそこぞ。
＼iﾍ { /'´/
`^ ､ ｰ ´ / |/ 商人上がりだからと手加減してくれる諸侯などおらぬわ。
`ト . ／ ｣＿＿＿_
rﾆ｣ | `T´ |ﾆcニニﾆ|
}ニ{ | / |ﾆcニニﾆＬ /l ,ｲ,ｲ
/＼{〔 ｝ / _｣ニニﾆ＼ ､ﾆＬ_ // ﾚ'ﾚ'
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＿,,」|＿＿＿|,.ﾆ=..ﾞ/ ___,ノ ゝ丿
"~￣ / （､__）（__ﾉ 立地に甘んじ、備えを後回しにしてきたことは否めません。
/ { （___ノ､丿
/ヽ＼ ﾄ.､ / しかしながら現実に鍛冶などの職人もおらず
. ／ : : : .＼＼＞、___,_∧
: : : : : : : : :＼ ∧:::: ﾍ : :＼ 農具1つ1つ、隣村に頼んでいる始末なのです。
... ／ : : : : : : : : : : : :ハ､}:::::{ ｀; : : :`: 、
/: : : : : : : : : : : : : : : ::∧:::::`, | : : : : : :
. { :.| : : : : : :|: : : : : : : : : :∧:::::V: : : :.V. :ﾄ､
;': / : : : : : :|: : : : : : : : : : :∧::::i : : : :.|ノ : :＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.. /:./: : : : : : :.ﾉ／ : : : : : : : : :.Λ::l : : : .L:_:_: : : ヽ.. ┃ これまでの安全保障政策＝ヘンピナ７との「良い関係」
... / : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : :Λi: : :.ｒ'==､: :`.､:.ﾍ.... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
, ´ ｀ 、
／ ＼
' ヽ
′_ } _三ﾆ ,
/ ≧ｰ- ヽ ゞ≠'"-。―i
| ﾍ ﾟ ﾉ 乂_＿ .ﾉ | 鍛冶師がほしい、大工がほしい、細工師がほしい、
｀ ´ '
（ { ） ｕ ,′ 革職人がほしい、石工もほしい……ないない尽くしでどうにも。
＼ ｀¨¨ ー- ' ＿∠
|≧=- ___ ＿_..｡s≦三三|
_ -=≦≧三三| | |三三三三三-=≦≧=- ､
／三三三三三三| | |三三三三三三三三三三＼
/.三三三三三三三| | |三三三三三三三三三三ﾆ∧
,' ＞'´ ｀¨ヽ}／ ∨ .',
, . , ´ ､ ., ∨ ,
} ', .＼ / .., .}
..,' ﾊ | } , .∨ ',
.{ .., | ', .| ', ﾉ
.∨ , ﾉ __, -― ' ¨ ハ
ヽ ＿ ‐,' ―――= ﾆﾆﾆゝ /¨´ー― ' ,'.ﾊ.',
|.r:...､' ー― '´ |ﾊ../ 湯治宿としては古くからあっても、
| .{:::::' .|// ｵｺ
丶＼ヾ, .､ ,ィ 村としては興したばかりですからなあ。
＼｀ﾟ, } ./
.',|¨', ::::::::／ ,
.| .＼ ＿__ ---- ' ¨ ,
,ィ::| 丶、. ＿_ , .,
|:::::| 丶、 ,ｲ
.
| | | ::| :{ i :{八 :ヽ, V :ﾊ {/ V |
| | | ::| ヽ{ :{ :＼ V∠ヽ l i {i :| }ﾚﾊ :
| | | ::| :| { ﾍ {＼V ＞_ﾑ＝ｧﾊ | V ｰ: / :::/
. .| { | } } :ﾍヽﾄ_ V¨ 弋iﾃノ 〃 /:i :/ どこの村も領主も、職人はおいそれと手放せん。
. .l 八 ﾊ Aト--ミ､＞､ヽﾟ ¨´ ﾚ / ∧i
ヽ } | ヽⅣ::_ __彡 rﾍ { ′ ﾌﾙﾀ
i八:{ ＼ﾍﾟ￣ ::r ∧ ﾊ お前達だって、古田卿に頼みに頼んで
} ' | / V{iﾘ‘，
‘， :}_ , / i У三≧ 譲ってもらった焼き物師は手放せまい？
＼ ` _ __ -ｧ / } ノ三三三
> ｰ‐ ﾟ /三三三
≦三i＼ :／ }／三三三三
≦三三三≧ヽ__ ／ ／三三三三三
., - ―===- .、
／ ＼
/ ＼
j .:.:::::::::::::::＼_j ＼
| .:.:::::::::::::::::::r‐ﾐ'/⌒} ヽ
ノｲ .:.:.:.:.:.: } ﾉ _ ﾑ .|
￣｀ヽー- ､ __ ／了|´ ／ノ ヽゝ .|
.ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| | / { | 古田様には感謝しかありません。
:..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..| l く｀{ i .|
:..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.| l ｀ｿ＿ }_/ 『湯たんぽぅ』他を考えますと他所にやれない事情もわかります。
ｰ..､｀ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l ヽ ＞≦--.､ヽ /
二:..ヽ:{:..:.::.:＞ー::´::| ／ｸ′:..:..:..::.::.＼ヽ ／
::.::.::.:ｰヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV
::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::／:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
.
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●） ｷﾞﾙﾄﾞ
| （__人__） 職人組合があるなら斡旋を頼む、
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }::＼ 遍歴職人を捕まえる、とにかく伝手を頼る、長い目で育てる。
／ヽ }:::::::＼
／:::::::::ヽ､＿＿__ノ::::::::::::::） すべてを行い、実るのを待つしかないのでしょうね。
／::::::::::::::::.ﾍ.:.ﾔ､:::>７|:::＿::/
|:::::::::::::::::::::::::::ゞ／￣￣（＿)
＼:::::::::::＼ ／| ＪＪＪ （
＼:::::::／:::::ヾ ､／⊂＿）
/ ｀ 、 l ﾑ
,' ＿__ ＿_ ヽ |ノ ／',
ﾑ ＿,＞´ ｀ 丶ｧ--ー‐、ﾉl
ﾉ ´. 〈 , 、 lﾉl
ｲ |. ﾘ ヽ ／ | l
く -=彡 / / |. | ﾏ
', r"ヽ ノ ＿＿＿＿ ＿＿_,,,、',
. //ヽ, " ｒ''ﾓｿ_,ィ. ｀ ﾘ ｨヶ.ﾌ /
ヽ、（ | ｀ i´ 代官任命からまだ半年も経っていないのだ。
ヽ_ |. ﾘ
| .l |. / 焦りは禁物と心得られよ。
. =| _ﾍ " ／
. ﾆ| ', ＼ ´ ￣ ｀ /
ィ|二ｭ ' ＼ / |三三二二二二ﾆョｭ
／二|二二ﾆｭ_ ＼ / .|.|三三二二二二二二ｭ
／二二＼二二二ョｭ＿｀─‐ '／ .|三三二二二二二二ヨｭ
／二二二二＼二二二三三三i l三/三三二二二二二二二ﾆ
.
}／／ ／／.／／ ／/ ヽ人__/ ＼ 厂ｺ￢r|‐{|‐-{|‐-|７￢￣ニ￢-|‐{| {| |厂7￢-￣{
_} {／}イ}イ ／／ イ ／｝__/〉 }/ ＼rト-}_ 「ニ=-ｌ‐{| {| |厂7￢-ﾆ＝‐|‐{|‐-{|‐-|￢‐￣ｺ￢‐
ト rイ／ ／}イ／}／ }/ /Y rくY ___人j } 厂７￢-{￣ニ￢‐￣ｺ￢‐ナ-ｌ‐{| {| |「ｺ￢r厂ニ
{ {／}イ／}／ ／}／｛ｰく__j人_j/;;火;;;}Y } ￣{ﾆ=‐厂ｺ￢‐「ニ=-厂ｺ￢-厂ニ￢‐￣{ﾆ=‐「ニ=
}`}／／／} イ ／ ／ 〉く＞rく{;;;;火火;Yニ} ｺ￢‐「ニ=-厂ｺ￢‐￣{ﾆ=‐「ｺ￢r￣{ﾆ=‐厂7￢-「
{`rイ}イ ／ {／}／}／{ }_人__}炎;;;;;炎} }_} 厂７￢{ (fﾆﾆj) 「ニ=-厂ｺ￢-{ﾆ=‐「ｺ￢r厂7￢--
ト{／ ／ }／ イ／'／ 〉くヽ{_/ に二ｽ彡{`{_j ￣¨冖ｰ ∨// 厂７￢-￣{ﾆ=‐厂7￢-厂ｺ￢r￣ｺ
}､}／} イ／}／}／}／{ / {_ {_{__{____j}､_jノ＾´ `¨ ィf「「「「「「「「「「「h､ 「ニ=-「ニ=厂7￢
ト}／{／}／} イ ／}／}＼人_j斗ｬｾ´ //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ￣¨'（二) ニ二
{ {／}／}／ }／} イ／ {､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:} / ‘,
. ＼ ／{／} イ／ .／ V{`ﾄ _______________: イ/ 乂____ノ
／＼´／ ／}／ fア´￣ "''＜ V | | | | } | } | | { | |.V
＼ ／＼´／ 圦 .／| ` ー------一 ´
xく ／l..... ＿＿＿ ＼＼__ ／／>
< ／l, ´ ＼ Ｋヽ _|_| <／!
. ／l..／ ヽ ヽ＼ ／ ／
./ -- ．.,_ ＿‘. ＼|／
.. ,' ＿＿ __´＿ ‘.
， ￣￣ ￣￣ ‘￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
{ ∪ "' ､､ } 職人だけでなく、素材も、
ヽ ゝ-‐ ｰ- ' '
＼ ､ <＿ 特に鍛冶に使う鉄そのものがあんまり手に入らないのも痛いです。
.. ＞,7/1 _ ,r' ｀'rv////
.. 〈/////」 V ／ l///＼
.. __//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、
.. {//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ
.. j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､<
.. |,//////∨ ヽ_ヽ.{ {ヽﾄ j′∨ ヽ __
.. |//////У ヽヽ} } ヽ ｨ､ ,ﾍ | ｀fヽ ヽ
.. |,∧_/z＜/〉 _ lT = ‐'ー ´ | | l }
.. j_/_/＞ ´ﾞ´ | l 二 | | / ,r'
.. ￣ヽ ヽヽ.二 ． ^└ `´
.
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼ 隣村はイクサ向きが優先で農具１つもなかなか頼めないのですが、
. | ´ |
＼＿ ⌒ ＿／ それにしても素材になる鉄がないことには。
.ハ / Ｖ又ｲ ::::〉::::::i:
.} ヽ 〈 l |;;|ﾉ /::::::::::i -,,_
.r iY'ﾉ.;; }::ヽ l|;;| /::::i::::::::}‐ | ||
..|| | ﾉ:::: }:::::::＼|;;;ﾚ'ｰ'' ⌒.:::: ヽ | ||
..|| | {,,;;;; .:::: ヽｰ---ｹﾄ､, へ､:::: | ||
――─.:::::::::::::ノ.:::/ / 彡}――─────
"￣｀ﾞﾞ ''ｰ-､'ー----'
＿＿＿＿＿
, ' ' ､
, ' ' .
,' i
,' |
. | |
. | ＿__ ノ ゝ__,
. | （ ｛::::::｝ ) ({::}) 領都を訪れたこの機会に、
'. ' . .ｊ
. '. （ j ) ありものできものをいくらかなりと買い集めるつもりであります。
} 人 ー――´ｰ
＿_ﾉ ＼ 」
}////｀ ＜ ｀: .. .,'
/_/////////｀ ＜ｒ'´￣￣
. //////｀/＜///////ﾊ
///////////,｀/＜// 丿
. ////////////////////ヽ
ﾑ//////////////┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ﾊ//////////////.┃ 基本は注文生産なので、店頭で買えるような品は限られますが、ないよりはマシ。
{//////////////....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ ＼ ',
/ / ′ ｉ ､ ｌV ∧ ヽ
ｰイ / l ﾄ､ _ 斗 V ∧ ﾄヽ
l ,ｉ __八 Ⅳ ´＿＿__V 刄∧.l
l/ l ==ヌ＼| ｀￣￣´ V_」 .l
Ⅳ! / ﾉ l 職人も欲しいが、鉄そのものもか。
. 〈 厂 从
八 ′ Ⅳ
＼ ￣￣ ｀ /. l八l
＼ ／ l
ー ＜ {0.ﾆﾆﾆﾆ}
{!ﾆﾆﾆ| |ﾆﾆﾆﾆﾆL
|lﾆﾆﾆ| _.」0ヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
ノ||彡 ´ ＾ ||ﾆﾆﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
-=ﾆﾆ〃||､ /||ﾆﾆﾆﾆヽ二二ﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
-‐‐‐-
／ ｀ヽ ｀ ､
/ -‐‐yﾆ=‐‐､_ヽ i ﾊ､
/ _ﾆ=〉 ~ ￣ i
〈 ﾆ=/ /__ ､:. :.
∨ r‐､/ rtｯ､ヾ i,'_ .〉
', i.f } {ｆｧ/ 荷馬車の１台程度なら代官の証で問題ないはずですが、
∨ > _i :
Ｙ从 __ ´ / 門の出入りで揉めないよう念のため許認状を出しましょうか？
i___ ＼ ‐｀
｢i:i:i:i:￣ﾆ‐≧‐- '
＿_ﾆ=---‐‐´寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀i|
/｀ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾄ
/.i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i }} i:i:i:i:i＞､ _
i:i:i:i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: }} i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞､ __
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 荷馬車積載量をおおよそ200kg＋として、製品の形だとさらに減りますが、戦略物資ですし多少はね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,イ
{ ( ／￣￣ 丶
-┴′ ＼
／
/ ＼
/ , ヽ、
,′/ ,ｨ ､ ___ ＞
／ / / / ／ .| , ／Ⅳ |∨. ∧
ーイ ′ |==ﾄミz、Ⅳ} //_,斗V ,| Ⅳ ∧
ノｲ 八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V }
| { ′ ／ '7,/ ∨ /
{'∨ ! { /ｲ ∧ Ⅳ そうだな、おまえたち明後日また顔を出せ。
＼ Ⅳ ﾚ′
圦 -―一 八 書状とともに、
| ＼ , ｲ
＿ ! ＼ ／!/ 我が家の製鉄衆と話す機会をやろう。
＿＿ / .} ＿|＿＿_ ー＜ |′
／三r=ﾐ≧_!､___,| |三三三o三| ,' | ＿＿_
/三三.| ヽﾆ｝___,｛;==┬‐|三三三三=| ,' |ﾆ{三o=|
.{三.┌圦 __ ¨ .仁三l三／／三≧o.| ,' |ﾆ{三o=|
!┌┤ l 八三|／／三三三三≧ｭ ヽ圦三≧ｭ
｜| .し′ ヽ_≦三三三三三｜ | r‐「 V三＼＼ﾆ≧ｭ
Ⅵ | __＿＿つ 三三三ﾆ!.｜ Ⅳ Vﾆ三＼＼三三≧ｭ___
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|i:i:|丁 ｰ- ..,,,＿ ￣|i:i|i:|: |: | |ー:|i:i:| i| ＿＿,,,,..... ┬ー┐T
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＼ |i:i:|二二二二二二二二二¨ |i:i|i:| ', .| |:ｉ |i:i:| i||＿__||l ｌ| : : :|::|: : : : : : : : : : : : : : | |: : : :| l l
r──┘|i:i:|＿_ノ . ／/／￣二ﾆ=-.i:i|i:|￣|~.|: | |:ｉ |i:i:| i| |::| | l l|_: : :|::|: : : : : : : : : : : : : : |_|: : : :| l l
| ::-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ' | |:ｉ |i:i:| l| |::| |─ﾊ{￣{＼:_:_:_:_:_:_:_: : : : : /〉〉､__/ヽ l
|.... l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´ .l＿| |:ｉ |i:i:| i| |::| |￣|∧__＼＞__─- 二_///::::|/ /二
＿ . ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､: ::::_,:二ﾆ=|i:i:|-┴/_ﾑ─ V¨ …─- 二＿''' ￢…{ /i:i:i:
─:::::::. ／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼ : : : : :::: ::|i:i:| └─-- ...,,,＿ ￣””““ /i:i:i:i:
T......／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ.: : : : : : :::: :::ﾊi:| ￣ ─く＼(＼
-‐./／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ : : : :_,.: ┬ 「}:| r<>ｫ ＼ ) )´
:::::{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|..┬ { { |_」‐'" ..,,＿＿＿ ) (＿_ |｀¨
::::::,/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ | |_,. '" γ::::::,-ﾄ､＼ ￣ ｀ヽ､|
''" │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|.-‐'" {:::::::::|｀´|＼＼l三三三三三三|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ ＼::::ゝ‐'＼＼{三三三三三三三
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
. ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ 予定変更は明後日にもう一度辺境伯様の館訪問だね？
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l!
. ∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl トラップたちが戻ったら伝えておくよ。
／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
......./ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
.
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ―） （―）＼ 明日は修道院とローエン商業組合。
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| | 滞在延長の場合でも、週があけたら できるお は先行して帰る。
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 週明けの出発は決め打ちで、
| __´ _ │
/ ￣ ／ オフレッサーもそこで合流する予定ですし動かせません。
( ＼ ／＾ｰ:r ￣￣￣i;
. ＼ " ＿＿ ﾉ、＿__ノ
＼ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ─）（─）
| （__人__）. ｒｍ､ オフレッサーだし大丈夫だとは思うが、スラム街かあ。
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
| } .ゝ ノ' 一口にどういう場所と括れないとはいうが。
ヽ } .| ||
ヽ ノ ＿| ||
/ ⌒''￣＿ .ノﾉ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ,─ ｨ￣￣ ┃ 獣を野に放つ……ではなく、オフレッサーさん別行動中。
| i ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 若い女の子ならともかく、オフレッサーだし。
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ それに、どこにだってそこなりの秩序はあるから。
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼ ┏━━━━━━━━━━┓
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）. ┃ 力 is ジャスティス！
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼. ┗━━━━━━━━━━▼
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ニニニニニニニニﾆﾆ// / /ニニニニﾆ/￣ 丶
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| お休みのところ失礼いたします。 |
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_＿＿＿＿＿..| 受付に、キサクと名乗る男が現れ、面会を求めております。 |
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|.:.:.:.:.:.:.:.|l: : : : : : : : : : : : : : : : ||.: :.:.: .:.:| | いかがいたしましょうか？ |
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|.:.:.:.:.:.:.:.|l: : : : : : : : : : : : : : :{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._.
|.:.:.:.:.:.:.:.|l: : : : : : : : : : : : : : ≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐
|.:.:.:.:.:.:.:.|l: : : : : : : : : : : : :../:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼.
|.:.:.:.:.:.:.:.|l: : : : : : : : : : : :../´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝
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|.:.:.:.:.:.:.:.|l: : : : : : : : : : : : : : : : ||.／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝ ′ 丿
|.:.:.:.:.:.:.:.|l: : : : : : : : : : : : : : : : |}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
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／ ＼
／ ､_,ノ ヽ
／ （ ●） 丶
／ （⌒ l
/ ￣l__） ＿_ わかった、連絡に感謝する。
r‐ ‐-- ､ ノ | ￣`》
上: : : : : :＞‐-.､__ ／ 〉二〈 この部屋まで案内してもらっていいか？
レ＜＞㍉､: : : : : : : : :＞ ／ ｜ﾆﾆ|
／: : : : : : : : :ヽﾐ､: : : :/＞ヾ,＿_ン |三ﾆ|
/;. -‐- ､: : : : : :=ド､ヽ// j `.-､ /ﾍニ７⌒)
//_／￣ヽヽ |: : ニ||: }}: ≫≪=: : :＿≫ / ｨﾆにン-､ ＿＿＿／|＿
｜|｀|`i⌒j ｜|｜二//: :}}: 二//: ／ / ノ ／ _／-､ ／￣￣￣￣￣￣＼
/∧ ゝ二 ノ ﾉ: !二ノ＿ }}: =//: :＼ | (__,イ＿,. -< | 承りました。 |
| ヽ｀ ｰ--イ : =∀ﾆ|r‐㍉､｣｣､}: : : ≫ （`ｰ‐┴ｰ┴‐ー┴---'‐'") ＼＿＿＿＿＿＿／
|: : :｀:ー┬': : =/二 ＼: : :=}}ﾆVX´ ￣,《｢￣￣￣￣｢￣￣
": : : :|=: |=: : =|ﾆ: : : : ＼ノ=三|:､＼ ri´: : |￣￣￣￣|
: : : : :|二|二二|ﾆ : : : : }}}=〉ﾆ=ト:二ユ__ ／: i!: :_ｘ≦'"￣￣＼
: : : : :ヽ=|二／ﾆ: : : : : }}}=|ニ=|ﾆ: : : : 〃´: : ;ｘ＜: :: :: ≧ ＼ |
: : : : : ヽ＼/|二＿: : : :}}}ﾆ|ﾆ=/＜: : //: : :／:: : :: :://: :＼＿__ ﾊ
: : : : : :､:＼=〉‐-- 二_ー‐'ニ/二二|: |／/:: :: _:: ::l=/:: ::=_:ヽ=､::￣:＼＿_
: : : : :､ ヽニ〉｜|｜|｜ト]トrへ二ﾆﾆ/:=:: ::_::=:: :: l=|: =:: :: ≧＼三≧ｘ:: ::ヽ
: : : : : : ､ ∨￣`'┴-t⊥jj[] ＞/::/:: :: l=/:= : 川:: ::=:: :: ::`:: :＼三=Vﾍ｣
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`: : : : ニ＼Y´|:: :: :: :: :: :: V/::=/:: :: :: :: ::/::／三三|:: :: :: :: ＼三三三三}
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::::| -_-_-_-_-|::::|:_:_:_:__ f:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾐh､:::: : _,.｡o≠ﾆｺ」／| ＼| /￣/ ｀ヽ､|／⌒ヽ｀ヽi:i:i:i:i:i:≧s｡
￣-_-_-_-_-_.トミ-／:i:ミメ、'´i:i:i:i:i:i:i:ミ..二..＜￣|i:i| -_-_|＼_」L/__ / ,,｡o≦_::::::::::::/`'く| ｀`'=-
-_-_-_-_-_-_ . _／/:i:i:i:i :ト､/^ヾ:i:i:i:i:爻.:::::::::::::＞|i:i| -x＜::::::::::_,.｡o≦:::::::::;;;;;;;};;;;;／:::／j} ≧s｡.,
-=-=-=-=-,.:i:i:|i:i:{:i:i:ﾐ:i:i:{::. ..::从从:i｝_,.｡o≦-=＞''":::::::＞''"::::｀Y:::::::::;;;;;;;;;;/／::／:::::j} -=-=-=
-=-=-=-=.:′:i:|:i:i:Ⅶ从从 ::. )ｲtｧ乂 ＿＿
-=-=-=-=.|:i:i:i:i:ゝミ三 ィｾ7ｱ:: =､¨シ: Y:::::::::::::＼. お久しぶりでございます。
.Ⅷ:i:i:i:i:i{ ィタ.::' ＼ }ヽ:::::::::::::::＼
. .Ⅵ:i:r ﾐt､ - ｰ'ﾞ ´-‐'´_,..‘,..Ⅶ:::::::::::::::＼.... やー、いいお部屋ですなあ。
/^ヽ :::ヾ! ､＿,ノ _∠彡ｲ､.}...Ⅵ::::::::::::::::::}
./.......圦 :::( _ ':, ⌒こ_シ′ Y..Ⅵ::::::::::::::::}... 任地の経営、順調なご様子にお慶び申し上げます。
イ..........∧ゝ-个s｡._`‐ .:: ,.ﾉ.....＼::::::::::::::|､
.／::::‘,...............＼ ≧=‐-‐=≦}..............＼::::::::}::}
./::::::::: 込、...............＼ /::::: λ................∨:/:::}
/::::::::::::::::::::＼...............∧ .:::/ ∨..............∨::::::}
..{:::::::::::::::::::::::::::::＼............∧￣￣ヽ .:::/ _入................∨::::}
.
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
|八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
/ 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ .＞'′ ／ ＼
. | 領都に着いたのは昨日なのに、その耳の早さは流石ですね。 | ., ＿）
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￣￣￣￣＼|￣￣ 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
（＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
／仄「￣￣￣￣￣￣ )＞'⌒＼ ,
＿＿＿＿＿ ／ ＼＼ ／ ＼ ’,
／ ＼ ＼＿＿＿彡 ＼ ＼ ‘,
／ ＼. ／/|￣￣＼ ＼ ＼ ‘,
. ／ ＼ 人| ⌒＼ ＼ ‘,
／ ―― - - ―― ＼..ﾞ／⌒| ⌒ヽ ＼ / ／ ‘
.. ／ ヽ..... | ノ ノ＼ / ／ ’
| ィ=＝ミ ィ＝=ミ |...￣|￣＼ ＿ ＼ / ／ ,
| , , , , , , , , |. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ＿_ _｀＿_＿ |. | で、旧交を温めるような仲でなし、用向きはなんですか？ |
.. ＼ ヽ― ‐―ｖ‐/ ／_＼_.＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼ ｀ ‐ ―― ´ ／ 匸＿｣＿｣＿」__｣Vﾊ_V/∧__／ /
／ヽ イ＼. 匸｣＿｣＿｣＿｣___Vﾊ_Ｖ/／ /
／ ＼..＿｣＿｣＿」___」_Vﾊ／ 〃
.
::::::::::::::::::{:::::/ : !::::::| .|::/;;;;;:::::;;;ﾊ::!::!:::!:::::::::ヽ
:::: 'マ:::::∧::| :... ゞ::|- |:!::. ｀´ ﾉ::}:::|::!::::::ヾ::}
:/ Vﾐ ゞ| '´⌒!ト:: !|::. ｰ彡:|:::i!::|:::::::|:|:!
ノ ミ , '≦ミトｚｚｲ}:: {:: 彡:::j!/|:::::/j!
ヾ_ _} .. ﾐ -t::ｯ-ｩ㌘ノ::ノミｚｚｘ}::/::j:::/
ゝ、) ::.ゝ ー-~~ノ:: ﾐ (:夂ｭ:i'´／ノ'"
~}, ,乂 ... ﾊ::ィ::} あたしの耳が早いのではなく、ちょっとした伝手というやつでして。
\, , ,::} ー-::彡.. と、 {:: ﾉ
キ;:;{´ ( 、; ; ; ;i ト-'′イ..、 さっそくでございますが、
ヾ; ; ; , , ヽ｀ー--ζ/ ハﾆヽ
｀ﾒ; ; ; ; ￣｀ｰｲ;.ﾉ ∧ﾆﾆト、 この冬も、少々“人助け”をなされてはいかがかと、ご機嫌伺いで。
_ゞ; ; ; ; ; ; ;}'´ ∧ﾆj}ﾆ
{'" |ﾆ--イ ∧ﾉﾆﾆ
|ﾆﾆﾆﾍ Yﾆニ
|ﾆﾆﾆﾆ:. }ﾆﾆﾆ
-、 ィー''" |ﾆﾆﾆﾆﾍ |ﾆVﾆ}
_,,..-―‐-..,,_
,,-''" ｀ヽ、
／ ＼
/ ヽ
,' l l ヽ
l ＿＿＿_ノ ヽ＿＿＿＿_, ',‐-、
,-''"| ｀′ ｀′ .〃 .lヽ .'.,
| l'´.', ≡≡／ ヽ≡≡彡 ,' ヽヽ_ ……また、農村から娘を買ってくるつもりかお？
/ | .'., （ .,、 ） / .／ ヽ、
/ ＼ ヽ、 ｀￣ ´ ｀ ￣´ ／ ／ _,,..-'
{ ｀''-‐"ヽ-..,,__ __.／￣￣´ .,,..イ ∨
/.T ‐-..__ ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'" / ∨
r┘ ',. ￣￣ 〈￣＼ .／イ´ / / ∨
.
｀ﾞ'''ｰ ..,,、 ｀ﾞ''ｰ ..,,、 .｀''ｰ ,,、 ｀''
｀ﾞ'''ｰ ..,,、 ｀'''ｰ ..,,、 .｀ﾞ'ｰ .._ /￣/ ∧
.. ,,,,_ ｀ﾞﾞ''ｰ-..,,,_ ｀ﾞ''ｰ ,, / .//７ / /
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|::::::/:::::|::::::::::::/:::::::::::::/::::::::::/ /::::/:::: V::V:::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::./ ./'〈/ '//
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. !:::ﾊ::::|ヾ!::::::|∨::::::|,,-キ-|、 |:! ヾミシ/ |::j .|::::::! |::ハ:::::! |:::|.!::::::.〈/ /＼
!::ﾄ ヾﾑ ヾ:::| ,∨:::|三き:キト､|! .: Y::/ {::. // |::::/_,.ｲ:L_|:::/ |:/ |:::::/. |/ /＼/ , イ _
i!:| ヾ:} } ヾ! ∨:| ,.ィ`≧三三=- こ彡ﾉ {:.,,::.. /ム-=千三ﾒ√.|/ミj/ .j:::/| / /. r ' ´／／/
V } ミ::.. Ⅵ_,. -‐て芍ヾニ三三ﾉ: .{::V三三三≦tzz-、 / ベ/:/ { / ヽ／ /／
V ヽ ー- ｀¨`ー---‐''"⌒::ﾃく 弋~~::::,.く、ゞ彡_ｚ-‐ ::. /'"ﾐ: } /. /'
ー''''^ﾞ.V .λ ｀ヾ､ ..,;::-‐ ´ ::ヾ: 彡ミ::｀ヾ､::. ｀¨´ ..::ノ" ﾞ` j! /. ○
‐'''"´ﾞ} .λ '´ ..:::::} {::. ヾ:. ー- -‐'′ j! /
乂 ∧ .:::::::{ }::::. /_ノ “人助け”で、ございます。
. ,,, ｰ''".|￣ﾍゝ、 :::::::{ }::::::: /ニ|
| i!:::ヽ _,.ィ ⌒ ::{ .}::--x:::::...... イ|ﾆﾆ!
_,, -'"...| j!; { ｰ-::_,. ｨ'´ （ - 、 ___ ） ＞s。_＿ ィi〔::|:|ニ|! まあ、あたしが関わらずとも、
'''″ _..-'"|! j!; ）; ; '"/^ ; ; ; ; ヽ:::::ヽ ./::::ノ ; ; ; ; ; ; こﾐ / ; ; |!:|ニ|
: ″..... |:! |; ;}; ;, '; 「ィ- ; ; ; ; ; ;ト 、_ノ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ｲ} i! {; ; ;;| :|ニ! 誰かが違う助け方をなされるでしょうがね。
. _..-'.|:!. |; {; i!; ; |:ゞﾍ 'ｰ-ﾆﾆﾆミ三彡ﾆﾆﾆﾆﾆ-''"イ} }; ; ;ﾒ :|ニ!
: ''".. |ﾆ、 .ｷ; ゞ{; ; ; {ヽｨ、ー- ＿ ＿ _ -‐''" ﾉ:} ;}; ;}; ;;ﾒ |ニ! ! .! .! │| │ .ｌ .ｌ, ｌ . ｌ ヽ .ヽ ."
'..ﾞ|ﾆ キ; ;ゞ: : ヽ ヽ- ＿ - ― - ＿ノイ ノ:ﾉ; ;ﾉ; ;} .|ﾆ! | | ! .!││ .｝ .ｌ .ｌ . ｌ. ヽ ヽ
|ﾆ! ｀ヾ､ヾ; ゝ、 ＿,,,.... ---,,,,,＿ __ ノ .,:; イ; メ .|ﾆ!. l .! ! .| .| .! ! ..ｌ .ｌ, . ｌ .ヽ
. |ニ ヾ{; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; "; ;イ'" |ﾆ!. / 亅 | l ! .! ｌ .ｌ .ｌ, ...ｌ. .ヽ
にﾆ、 乂; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;乂'" に!.....l ! ｜ .! .l l .ｌ ｌ .ｌ ..ｌ, ヽ
.
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.´ ､
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i ｌ
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iゝ,_＿,ﾉﾘ ヽ､_＿＿__,: |
: （ (:.:.:.)) ,ｨ´(:.:.::.) ) |
{: .￣.:. .::.:￣ | 事前に筋を通しくるとは、意外に義理堅いじゃないか。
! .r .′ ､ |
ゝ _人__ _ﾉ | いいだろう。俺は、お前の目は信用している。
ゝ ー- ! ト､
ﾍ ／ :!ｰ＼
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/／ }´.////癶 VVV／⌒ヽヽ////////｝
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.. ＼ハ,///∧//ゝ ´ ` / ﾉイ///⌒Ｙj:
八/｛ ゝ ノ 癶、 /// j⌒Ｙ}:::, へへっ、一時の施しなら聖者気取りの人気取り
. ゝ ｝`≦ニﾆﾌ /`ゝ 二二ノ/ { 〉 /::::',＼
／Υ ゝ `=' ゝ 、ﾉ `≠^ﾌ ｝ / ∧::::::, あの世で救って下さるなら本物の聖人様たぁ言いますがね
／ | `－-‐ i ` `－‐ 〉 / ',:::::|
／ |＼ 、｝ 、 / Y ,::::| あたしはね、捨て子の人生丸ごと買い取ろうという、
.. ／/ /::::::} ／ `ヽ イゝ、 / } ;:;:| ::|
／:::/ / ,':::::::∧;:`ヾｰ＝＝=＝イ / /:;:/ :::| 皆様の懐具合を信用しておりますのです、はい。
.ﾞ／::::::/ / {:::::::j ゞ、 ゝｴエエｴｲ /／ i:|
.ﾞ:::::::::/ ,' ｝:::::{ ヽ `ー=‐≠ ,ｲ '::| !
_::::::::,' ／￣￣＼ ヽ; ; ; ; ; ; ; ; ;/ '::::| |
ﾞ:::::::i ／ ノ⌒ヽ ＼ ` －──'’ .: '::::::::| |
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,ﾆ=､
, - ､/⌒'ｰi 'y
, == ､＿〈 〈 { / ／ }‐､
(( 〃´ 丶 ＼≦) /ニミy ノ ﾉ┐
｀ {i ｀／ノ / xイ ﾉ
｀＞一'´ ／ ∧ヾ｀ヽ
／ { ', )) ))
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ヽ /.... （ どすんッ ）
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／ ＼ .／..../ .|／|＿
／ ⌒ ⌒ ＼--‐=ﾆ´ ／
￣￣￣￣￣／ （⌒） （⌒） ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ___´___ | 銀120枚、確認してください。
. ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
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／ ＼ , , ／ ＼
| （ー） （ー） | そんなに渡しちゃっていいのかお？
＼ u. （__人__） ,／
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／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ
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l l ヽ /
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`ゝ．ﾍ ＼＼///////////////＞ ¨ ククっ。
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⌒ヽ ヽ、 -=＜ ゝ．// ソ ／／^ゝ 多くの子が、つまりは親が、ひいては村が助かります。
i ヽ ゝ ＿ ¨ ／／
j Ｙ ゝ、 `ヽ． ¨ -=ﾆ こいつはお得、いや徳の高いことでございますなあ。
/ ! ヽ '⌒ヽ
/ l ． ／
| ゝ ／
/ ｜ ` -=ﾆ ＿_ -'
|
.
＿＿＿_
／::::::::::::::::::＼
／::::－::::::::::::－:::＼
／ （ ○ ）:::::（ ○ ） ＼ 徳にならない、名を落とすような取引はごめんですよ。
| :::::::__´___::::::: |
＼ :::::::::::::::::::: ／
/ ::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
...|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
,.., ,...,＿＿
,...::-‐''"／ ｀`ｰ ､
､_,;ｰ'" ／ ｀"'-,
`ー＝, ／ / ヽ
,／ f ＼ ｀l、
ｌ/'i / /´rヾMFヾ ＼ ヽ 、 .1
! | l l ヾ（::::: ヽ〉ヽ）ヽ ｀ｌ ミ ー .、 |
| {ﾚヽ〈:::~｀`'' ´ ｿ |! l } ミ. ミ ﾄ
ﾚヽ,;:::''''`':;|;il~,. -‐' ル ）ﾉｌ / ミ ﾉr^,ヾ !
ゝ l;ｭ=≡{., (;;,（ﾆ＝=＝､-.ｌ! li /ｿ ;;）|./ 世の中ってやつぁ誠に心痛むことに、
｀!;ｪ‐・ｵ ""'''< `・ｰｚ'ｰ'~ |/ フ;;i |!
|:'""`')' ＾ヽ;｀￣,. -‐'^ i|;;;;ﾉ/＼ー-､-.,＿ いつだって助けを求める人であふれてるモンでございます。
!;:.. .:;i| ;, ~､´ ,/ |,..ノ; ＼ ゝ ヽ
｀`ヽ（__,,,,...） ＼_,,..-' |;;; |〉 ﾄli ではでは、冬にまたお会いいたしましょう。
|::::::::J..,,_ ＾ヽ, : 1, ;!;: /l､
ヽ::r,―--一' . , il／::: :: / ! ; /
.／/'i`ー-'´; ' ;. ',／;;;::::: .:::::∧ } ヽイ
／ / L.;_';＿._,`.ノ;;;;;;:::::::...::::::::::/ ヽ ｌ ´{
/ |/::::::::::/;;;;／;;|;;;;;:::::::::::::::::::::::（ 〉{ 〈
/ /:::''''''''/;;;/ :::::|::::::::::::::::::::::::::ト / 〉 |
| / |;;〈 ::|::::::::::::::::::::::::::::＼/ / {
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
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/ ハヽ、 //､7/ .// 、...|.:.:.:.:.:.:.:.|l￣￣￣￣￣￣￣￣l|.:.:.:.:: .:.:|
<／ ＼> .´ .// //＿_」ﾍ _:.:.:.:.|l: : : : : : : : : : : : : : : : ||.: :.:.: .:.:|
／' ‘ー―‐ V ツ’.:.:.:.|l: : : : : : : : : : : : : : : : ||.: :.:.: .:.:|
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.:.:.:.:.:.:.|l: : : : : : : : : : : : : : : : ||.: :.:.: .:.:|
, -‐ ´￣｀ ‐- . |.:.:.:.:.:.:.:.|l: : : : : : : f´￣￣￣￣ ｀ヽ: .:.:|
,. ‐´ ｀ヽ､:.:.:.:.:.:.|l: : : : : : : | ……。 |.: .:.:|
／: : : : : : : : : : : : : : : : : 'ﾊ:.:.:.:.|l＿＿＿. ゝ＿＿＿＿_ ノ.: :. :|
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ.:.:.:￣ ￣￣￣￣￣￣ ￣.:.:.:.:.::.:.:|
./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ）.:.:.: .:.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ._＿. | 偽善も、善のうちとはいうけど |
.ｉ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍl￣...＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .}..: : : : : ￣|／￣￣ : ||.: :.:.: .:.:|
ｉ : : : : : : : : : : : : : : : ､. : : : : ＿ /: : : : : : : : : : : : : : : : ||.: :.:.: .:.:|
,.-'´￣￣｀''' : : : : : : : : : : : ｀￣ ￣｀'ヽ'.: : : : : : : : : : : : : : : : ||.: :.:.: .:.:|
. ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ,: : : : : : : : : : : : : : : ||.: :.:.: .:.:|
. /: : : : : , : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ : : : : : : : : : : : : : : ||.: :.:.: .:.:|
... ,ｉ: : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、: : : :. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
... ／´: : : : : : }: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : :... | たとえ“人助け”になるとしても、好きになれないお。 |
... /: : : : : : : : ｉ': : : : : : : 〃: : : : : : : : : : : : ヽ､: : : ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.../': : : : : : : ｉ: : : : : : : '": : : : : : : : : : : : : ﾍ: : : : ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
./ : : : : : : ｉ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ : : : : ﾊ..￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
....: : : : : : ／ｉ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ: : : : : : ﾊ
.
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
..／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 好みはしかたないけど、
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 現に昨年買い取った子達や親にしてみれば助かっただろうし、
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 世間的には美談の類だと思うけどなあ。
. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
. |ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l圭l圭心
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l圭心
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l圭l圭l圭l圭l圭l心
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭!
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭㌣ ｀''寺圭圭圭圭!
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭{ }圭圭圭l圭| 成さぬ善より成す偽善……
圭圭圭圭圭圭圭l圭l圭l圭l圭丞｡. ,,ｨf圭圭圭l圭|
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l圭l圭l廷圭圭l圭l圭 ）
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l圭l圭圭l圭l圭l圭圭圭ﾘ 貧村の、捨てられる娘に居場所と食事を与えた、
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭丞圭l圭l圭l圭圭圭》
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l圭l圭ｭ`冬圭l圭㌢才′ そこで終わっていれば美談なんでしょうけどね。
圭圭圭圭圭圭圭圭圭l圭l圭l圭l丞ｫｪｪｪｨ為ｼ゛
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l圭Ⅳ
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l圭l圭l圭㌢ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l圭l圭㌢ ┃ この世界、社会的には間違いなく美談ですね。
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才´ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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鬱鬱鬱鬱鬱㌢ .;:;:;:;:;:;:;:;:;:;尊鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱:Ⅳ ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;尊鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱Ⅳ _＿＿,, , ＿＿_:;:;:;:;:;:;:;::;Ⅷ鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱:| l {::::::::} |ililili| {::::::::} l :;:;:;:;:;:;l鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱il ｀ ー ' ' ｀ ー ' ' ;:;:;:;:;:;:;l鬱鬱鬱鬱鬱 《債務奴隷》
鬱鬱鬱鬱ｉl / .! ヽ :;:;:;:;:;:;l鬱鬱鬱鬱鬱 買い叩いた娘（未成年）をこき使って
鬱鬱鬱鬱ill ヽ＿_／ ＼＿_/. :;:;:;:;:;:;l鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱ｉll :;:;:;:;:;:l鬱鬱鬱鬱鬱 利益率ドーンな事業を運営している。
鬱鬱鬱鬱ｉｌl :;:;:;:;:;l鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱ﾓl :;:;:;:;:;:l鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱叭 :;:;:;:;:;:;l鬱鬱鬱鬱鬱 言葉にしちまうと罪悪感が酷いなこりゃ。
鬱鬱鬱鬱淤, :;:;:;:;:;:;l鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱ｌ伐、 :;:;:;:;:;:;:;!鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱ﾓ夥! ,'＾尊鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱影{ |ヽ /| / 導鬱鬱鬱
＞ －― -
／ ｀ヽ
' :,
. ｜ ＿ﾉ ｀ー i
. l （ ●) （ ●) ｜ 仕方ないんだお。
':, （__人__） し ,
＼ / 仕方ないんだから、２人ともダークサイドに堕ちてないで戻って来いお。
＿＞､＿_ ,.．-'''" '´｀ヽ
. , ' r-､ _,.．-'''" !
/ r-ﾐ:､｀ーz＞' /
. ,: ⊆ニ､ __,,.. ．-‐ '´
/ ﾚ'´--y 丿´ |
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三三三三三三三三三三三三三三三. _ ,、[| [| .,､＿_ _..三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三./ ハヽ、 //､7/ .// 、 「.| .「.|....三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三. <／ ＼> .´ .// //＿_」ﾍ _ .l」 l」 .三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 ／' ‘ー―‐ V ツ’ ﾛ .ﾛ .三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三
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＼__人__人__人__人__人／.─── ── ── ─ ─────────── ─ ─ ─
≫ ≪ ─ ─ ───────────
≪ クソッ、放せ！ ≫.‐‐ ‐───── ── ─ ─ ─ ─────
≫ ≪ .＞ 一 ﾞ. ,ィ ,ｨイ,r‐- ､､､, _ . ｀`ゞ三ﾆ≡ヽ
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ ............. ＞ ´ , --- ´.（'( 川いメィイミ 三二 ﾆ────────── ─
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼r´､｀ヽ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ゞｲl 厂 ￣｀`ヾミ三三二二ﾆﾆヾ ,ﾞi!
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.ﾞ､_/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾘ1 ﾘ `ゞ三三二二ﾆ､_,,Yji,
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.:ﾞ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..,! , -‐ ﾞiミﾐ,r-､`ヾ三ﾆ 川
∨ｿ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ､_,,r''"´ ` lミ/,ｲ} ﾄ､ ‐───── ─
!:.＼__人__人__人__人__人__／.:.:.:.:.:.,r一..〉｀^ｹﾝ'"´ iﾘ! kｶ j;;:.: ji川ヾ
_＿｀7_≫ ≪ / ,' f ﾚ/ ‐‐‐‐ ‐─────
. ／:.:.:.:.:｀≪ 放せ、無礼者！！ ≫ / ; ,イｲll;;:; ‐‐‐‐ ‐─────
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..≫ ≪ ＞ ﾞｰt=-' ,' /彳─ ── ── ─ ────
!:.:.:.:.:.:.:.:.:..／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼ ｀{ _, - ｀i j7 `仆 ji ｀ゞl l lﾘ
∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Y´Y´Y´Y T... ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__／
∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::l!. i ≫ ≪
ゝ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|. ﾞｰ--tr.≪ やかましい、観念しろ！！ ≫
｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| . //イ-≫ ≪
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: : : : : : ／: : : : : : : : ／ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ（ `''寺圭圭圭圭圭圭圭会ｭ､ｨ､ｰ--,､ﾆ.,＿ ＿.￣￣￣ | 待った！！ |
: : : : ／: : : : : : : : ／ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ ヽ `''寺|圭l圭圭圭圭才/__|ｼ≧ｮｪｭ-≠ニヱ王爿 ＼＿ ￣￣＼
＼／＿＿＿＿／＿＿＿＿＿＿_ ﾉ _,`''寺圭圭圭才メjｻ,佳圭圭圭圭圭玄斗气.... | 待ったクレイ！ ＞
ﾘﾘ＼: : : : :, イ ＼: : : : : : : : : : : : ｣ ,ｨ‐（ ヽ `''寺才ミﾒ_ _|,佳圭圭圭才''´￣ ﾍヽ. ＼＿＿＿＿＿＿＿／
ﾘﾘﾘノ￣￣｀ ¨''' ￢ ー -- ＝ ﾆ ,,,_j.(｀ ｰ-､｀ヽ､ ＿ メ|ヲ,佳圭玄才´ ｀ｰゝ、
ﾘﾘハﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾍ｀ '' ￢｀ ｰ￣ ∠,,,｣,佳|才´ i/
ノﾘﾘ`ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾎ ￢ ー - イ 冖丐''´ ｀ヽ.
ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ| へ
ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ! ',
ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ/ ＿ イｭ､ |
ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ/ _ ノ´ ﾏ会ｭ､
ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ/ ＿ ＿ ＿ ,,ｨ-ｰ''" >''寺≧ｮｭ才:´:ﾏｭ､
ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘソ _ ,, -― '' " ´ ￣ ｀￣ ゛ｰ￢ｲ `ﾃ": : : : : : : :ﾏ会ｭ､
ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ/ｰ ''' " ´ ー´￣ `''寺≧ｮｭ､ﾏ才´ﾏｭ､
―――ﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ/ `'寺.....――― 会ｭ､
ﾘﾘﾘﾘﾘﾘ. ――――――ﾘﾘﾘ/ ―――――― .圭≧..＿／|＿＿
ニニニ＝＝＝＝＝―――――――――― ――――――――. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
三三三ニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝――――――＝＝＝＝＝＝＝＝..| 俺達だ。俺達と、余分１人！ |
三三三三三ニニニニニニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
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| |.| | ￣
∪∪
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（ ⌒⌒ ） :::::::::::::::.: : . . ∠三三＼ . . : :.:::::::::::::::::
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￣ ｀ 、 .:::::::::::.:.:. : : : : : |／.::.＼| : : : : : .:.:.:::::::::::::
／ ＼ ::::::::::::.:.:.: : . . ／三三三＼ . . : :.:.:.::::::::::::::
/ ,ｨ'´/ ＼ :::::::::::::::::::.:.:.:.. . . ..:￣￣￣￣￣:.. . . ..:.:.:.:::::::::::::::::::::
l ＿＿ 三ﾆ-＜ ＼
: ､’_ノ 三 ｀ヽ ヽ あのさあ、まずさあ、俺達明日も仕事なんだけどさあ、
{ ,＿_ノ、
＼. ゝ-ｲ __ ｘ‐＼ ｉ そこんとこ、わかってる？
.＼ ∨/´ /／ /
.＼. ＼ｰ/ ＼
ヽ ＿ ヽ
}
＿＿＿_
／三三三 ＼ 確かに、自由行動許したお？ 飲むなとも言わないお？
／ ─三三─ ＼
／ （●）三（●） ＼ けどさぁ、他のお客様にも迷惑でしょ？
| 三（__人__）三 |
＼ ｀ ⌒´ ,／ どうなの、フリッツ君？ トラップ君？
／ 三三三 ＼
.
. r'⌒ヽ. ...{: :{: :{ :/: : : , イ: :´￣: :｀:ミ: 、ヽ
. (´ ＃ ｀) . r-＞7/</／一=＜: : : : : :｀ミ: 、:',
. 乂___,ノ´......{:f 〔;' }' : :｀寸三ﾐ:、: : 、',
. {ｿ }' : : : :{ミ: 、: :｀ヾ、{
. 〈ヽ、 } ,. :´ :{_: : :}:｀:ミ: 、: : : ::
', fi<j' {__／￣｀ヽ : : : :Ⅵヾ: : :｀ﾐ、ﾘ
} ｀〉 =´<ﾔ}｀≦ : : : : : ',:}＞-: : : : } す、すいません。
. ∧/ .: : : :ヾ ｀ : : : : ,: .{' }: :}ﾙ’
{_ j: ヽ: . : :,イ: :.{ イ: : ﾘ ですがコイツがね、アースグリム亭で楽しく飲んでいたら
l寸￣ヽ : :/': : : /-'{: : : :{_,ｨ{
', 弋つ } .: ' : : : / {: :｀ﾐ:、: ﾙ′ いきなり因縁つけてきやがって。
} ｀ｰ= .: : : ＜ ﾙﾍ、: : ﾘ
_r. 人_ . : イ__,,.. ''" }ノ{___r.,_＿r.,
. _r., r., { { { ￣ .} l {Y´｀Y /ｲ/ // // r.,_＿r.,_＿r.,
_,_ { { { { .{ {_ {. { } l { / } }Y{./ｲ/ // // // // } }ﾆ}
／ ＼ /
/ , //,〃,､､, ,､ｨ从 ヽ. /ヾ/
/ , ,, ,ｲ^"`´^ゞ从ﾄ､ヾ､ ヾ,!... /ヾ/
,ｲ // ,ｨｲ仆､ 'ｲ从仆､ ヽ| ／
ﾘ ,ィイ从ﾞ-､､,,_ _,,､-`ゞ ヽ!. /ヾ／ヾ／
ﾄ ,ｲj! ,ｨェﾕ ,' ,了ｴｭ､ ﾞﾄ､＼!
! / ,彳 i ﾄ､ ヾ!
i ｲ^j ;::. l 〉!; ,! 貴様の自慢話があまりに迷惑、耳障りだと
｀ヾﾄ(j ^ ^ ,' / /
｀ﾄﾊ ,ｨ=＝=､ /,ｲ / ＼__人__人__人__人__人__人__人__／
i〉ﾊ i, -─-」 .,' 「爪. ≫ ≪
!, |｀､ ｀二´ / | ,!ﾘ ≪ 注意してやったのだ！ ≫
ゝ,」 ＼_ _,／,ィ´｀i ≫ ≪
f ｀ｰ-､ ￣￣, イ ,ﾊ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
|! ,,､ヽ!' / ,r-､ヽr, /Λ
,j! i ゝ| ,j､( ﾉ )(､ _,ｲィイ｀ー y‐- ｧ‐-､､､_
,ｲ ,ﾊ ＼ ,! ,! ,イ／-'´, イ｀¨`ー-''ー-'ｰ-､､､ ｀ヽ
...､z-r‐r''´ ゝ､_,ゝ 」 ｀´__,,．‐'"´ //
.
＿
． ´ ｀ ．
, ,,ゝ- ヽ
i{ ､ 〈∠=ィ", '．
}¨＞r, ﾐｰ=彡 ’ それで？
介=彡 }
| ヽ ,,.=ｧ j 僕らの寝床に知らない男を連れ込むなんて、
l ､ イ ノ /
∧ ｀ ﾆ ´ ．=弋 本当、どういうつもりなの！？
ヽ、 _ " _ . 斗
＞==｢、 ／ ヽ ＼
∧ 〉 i ∧／ _ = ≒
fムﾃ⊥｣/ ／ ｀ヽ
// 〈 ﾄ / / ／ ￣ Ｚ >
＿__
／ ｀ヽ
' i
i .＿.ﾉj
ﾉ (_{:j ｆ そうよそうよ。あんたいったい誰なのよ！
_,.ノヽ (＿)＿ ,､≧ﾆ:: ｵｺ
.___ ＿..ｚ≧´､::::ヽ::::＼ i i:::::::Y::::::::::: ……って、違う、変なノリにすんじゃねーよ。俺、今、怒なのよ？
. ｀´ .:/:::::::::::::N:::::V＿(＞tゝ-ｲ::::::::::::::::::::_
..... .:'::::::::::::::::::..ヽ::::＼::ヽ冫< i::7:::::ｿ＞'´
..... .:.:,!!:::::::::::::::::::::::V:::::＼i::::::i//::::::/.:.:..
... .:{:ﾍ:::::::::::::::::::::::ﾄ､:::::::(_::(./::::::::j.:.:..
..... .:.:l:::.:..､::::::::::::::::::ヾiー=ミ)ｿ≧v´.:.:... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
..... .:.:ヽ::.:.ヽ､::::::::::::..｀≧=-v_:::／.:.:.:..:... ┃ 寝入りを叩き起こされて笑って許せる人を私は知らない。
... .:Y:::::..ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::≧=ー--z､.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
..... .:.:ｿ::::::::..ヽ､::::::::::::::::::::::::::::＞-‐=ﾆ ¨￣｀ヽｰ､
..... .:.:i::::::::::::::::::ゝー≧-‐=ﾆ ¨::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ. |
..... .:.:レ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::И´::::::::::::Y
......__ .:.:i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡斗::::::::::::::::::::ヽ､
... ｀⌒V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::::´＞廴::::::::::::::::::::::∧
.
爪匁}
,'ミ/彡′
,'ミ/彡′
,'ミ/彡′
, ´￣￣￣ ,'ミ/彡′
／ ミ/彡' ＼
＼ r- 、/ ／ 〉
.. ＼ { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...ﾞィ´￣ハｰ-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／ 空気変えの小芝居さんくす。
...＼ィ´￣｀lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
{ (￣´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／
.. ヽ ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー― でな、確かに自慢話ではあったけど、あくまで俺との雑談よ。
.. ,ゝ } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:
／//＼ / ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:.:. そこに突っかかってきたのがそいつなんだわ。
..／//////≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ／ﾒ,〉 / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:
..///////////´ j/|:.:|八 ヽ _／メ／ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ////////／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
..ﾞ/////／ ＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
...///／ /./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
//// -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
..//ー―――=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
../////////////////////| ,/ [Oii] | H ヽ { //////////////////
../////////////////////| / ￣ | | H ＼/////}｀ﾞ＜/////////
//////////////////////|! { { H .::::ヽ／/ ｀ﾞ＜/////
.二ニﾆ==-----=ﾆニ二三三| 〈〈 H .::::::::l:::::l ｀ﾞ＜
} ＿ | l H ..:::::::::::l:::: {
| [Oiii] } H ....:::::::::::::::::l::::/ 彡-＜
Y´ ￣〈〈 〈´ ...:::::::::::::::::::::::::l::/ イ＼ ＼
〈二ﾆ=- 〉〉‐=ﾆ〉ﾐ..:::::::::::::::::::::::::::}::} . ´ ＼＼
| ＿| | l .:::::＿＿:::＞' ´ ＼＼
| [Oii] } / ／V//∧ ＼＞
／〉 ￣l | l ／＼/V//∧ . ´
.
. ,ｨ ､ ! j i/ ,r'"´二三ヽ,
j ﾄ､ヽj､川/,r'ﾞ´ﾆ二三ミヽ
ｸ7´｀`ﾘ^^ヾ厂￣`ヾ三ミヽ!
,ｲ.:;! 〈 ,ﾘ ﾞ,三ミﾐ|
!//! ﾄ､ミﾐﾐ!
`ﾄ〈‐-､､,, _,､､､ !ﾐミヽﾐ!
ヾ! ｰェzゞ '''ﾞｪェz､ !ﾘ^ヾ ji!
| ｀7 ﾘソﾉｲ||
ﾊ ! ,,､ ,′ ,メ;:;:;:;;! せっかく出入り禁止じゃない酒場だったのに、
〈.:;! `´ : 爪;:;:;;:ｲ
ヾi!. ｀ﾆ二｀` ,' / j!ﾉﾉﾉ） とんだ災難だぜ。
. iﾄ､ ,.ｲ／ ｀ヽ
, ｲj! ヽゞﾆﾆﾆ'／ /｀`''ｰ- ､､､_
_,､､-‐''"´ | | ^i !| 仄( ／ ｀`
ﾞ, ｨ 7ィ7 ヾﾄ､ﾉj !ﾉ（__ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＿, 、＿ ＼
／ （ ―）三（― ） .＼ すこしは落ち着いたかお？
| '" （__人__）"' |
＼ ` ⌒ ´ ／ うちのフリッツに問題があったなら飼い主として謝るけど、ソッチの言い分は？
／ゝ "` ｀ヽ.
／ ＼
.
::::| _,,.. -= ¨ ＿,, -=
::::|￣ =- ＿ _ -= ¨ ＿,,..｡｡ -= Τ-= ￣ ＿,,
::::| .|￣ =- __ _ -= ¨ _, ┬ ￣::::|丁ｌ:ｌ:l:l: | : : |＼_ -‐ ￣
::::| ＿＿__ | : : ::rー- ￣二|￣_,,... -=ﾆ￣ |l:l| : : : : : | |:l:l:l:l:l: | : : |:::|l
::::| ||￣￣|| | : : ::|:l:|i─-'|:|: ::|~~|l:| |｀ﾞr‐ ￣|l:l| : : : : : | |:l:l:l:l:l: | : : |:::|l
::::| ||＿＿|| | : : ::|:l:|i |:|: ::|:. :|l:| |::ｉ| |l:l| : : : : : | |:l:l:l:l:l: | : : |:::|l
::::| ﾐ彡￣￣ .| : : ::|:l:|i |:|: ::|‐┤| |::ｉ| |l:l| : : : : : | |:l:l:l:l:l: | : : |:::|l
::::| r'ｭ___＿ | : : ::|:l:|i _|:|: ::|TTl:|,癶| |l:l| : : : : : | |:l:l:l:l:l: | : : |:::|l
::::|￣￣|￣ │ | : : ::|:l:l「「ヽlＺＺＺ「:|ZTfT¨ｰ‐┐__|l:l|_: : : : : | |:l:l:l:l:l: | : : レ'＾ヽ､
::::| | |__|_￣￣¨|￣￣~{￣|ー‐r‐┼'‐‐‐ |￣ |,ｨﾌ: : : : | |:l,x＜＞'" ｀ヽ､
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ‐‐/7:::/￣￣/ /7`ー┬─ ┬─'─- _
::::|＿＿|_,.｡o1＾Y'´￣::::: ::::::::::::::::≧s｡..:://:::/､─r‐'‐…￢_¨￣ | |_「「Tis｡.,_ ￣
::::|,r''" ,:'ヽ、 ,:､ , ﾞヽ. ／| ＼| /￣/ ｀ヽ､|／⌒ヽ｀ヽi:i:i:i:i:i:≧s｡
. ,i" ;i lべﾐ ヽ,/;ｮl i ﾞヽ..＼_」L/__ / ,,｡o≦_::::::::::::/`'く| ｀`'=-
.i' ;i' ;i' ,l!,!i | ＼ｱ ,} |. i; . , ﾞi,:::::::::_,.｡o≦:::::::::;;;;;;;};;;;;／:::／j} ≧s｡.,
.| ,i' ,i' ,ｨｿ ﾏi ,ﾘﾞい ､ };, }ﾞi,| .''"::::｀Y:::::::::;;;;;;;;;;/／::／:::::j} -=-=-=
| ,i' ,;' ,; ,i',i" ,:_,,:r'ｳ ヾ '' ﾞヾ:､.ﾍ il.l.| ﾘ:::::::::::::::{ｌ;;;;;;;;;;;;;／::::／::::::::::j} -=-=-=-
|: i' ,;f , ,i' ,;:f _,:-=ー-＝=､,,,,＿,,, ,, ＿__..ﾞ''ﾄ'ｯ ﾘ,ｿ:::::::::::::::::::::}l;;;;;;;／::::／::::::::::::::::j} -=-=-=-
| | ,i ,i',:'",rf"''ﾁ :'''ﾆｾﾃ.;;;""ｰ ;l!,ｰヵ=;;''';ﾅｿノ
ﾞl, l' ,彡-ﾆ_;|. :|`' ￣ |;ﾂ" ……我が名はアーダルベルト。
...ﾞl, | l ﾁ￣ﾞ`t! i; :|. .|
.....ﾞl,' i'lﾞl ゝ ﾞ､:! ﾞi; _ |; .| アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト。
ﾞl, ,' ﾞヽ､ヽ,,i. ﾞ''ｰ ,:-'' ,i'
...... ﾞl, i ﾞヽ_,ﾍ,. .__ - / せっかくの忠言を踏みにじり、あまつさえ多数で取り囲むとは、
.... ﾞﾘ ,,r" .iﾍ, ￣￣`''ﾞ'' /
.... .{ .!,| | | ﾞヽ `''==='' / 貴族に対しこの振る舞い
.. |;i ﾘl l; :li ﾞ=､ ,/ よもや謝罪の言葉だけで済まされると思うなよ。
. ﾞl,ｿi|,_' ﾞli ﾞﾐ-,,_ ,/
.... ,f￣`￣``ﾆ''''ー─ﾆ,,,,`,,-----ｧ'､__
.... i ,i__ ￣ﾞﾞ''''''''ー=-_￣`Y"_ﾆ-l ┏━━━━━━━━━━┓
,,f L__`''ﾐ:､_ ,､,f",r'''ヽ,`'l :l| |',ri l'| ┃ 後ろ微妙に早口？
..'''" `ﾆ= `''-:,,_ >.i ﾞi l l! l| i ! `"l ┗━━━━━━━━━━▼
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::＼::i ご主人様がたが謝る必要はないぜ。
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶:::::::::V
/' |::::/ ) /::::ｲ＼ﾊ|! ;}z／ヾ:ﾐ｀ヾ わけわからんこと喚いて、殴りかかってるのを忠言とはいわねぇ。
/./ ム/f＾Tj~ﾒ'}ｲ~Tjﾘ`}:ﾉ'＿
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ フリッツの自慢話ってのは、
,ｨ≦/∧ ｀丶 （__） ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧ 要するにいいご主人様に拾われて幸せだってだけなんだからな。
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
∨////////〉/////////////////////////////
三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――----‐''´￣￣三三
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
／￣￣＼
／ ヽ､. _ノ ＼
| （●）（●） | ほほう！
| （__人__） ｜
| ｀ ⌒´ | いいご主人様？ そこんとこ詳しく。
| }
ヽ }
人＿__＿_ノ"⌒ヽ
ｸﾞｨｯ ／ ＼
(( / へ ＼
（ ヽγ⌒) | ＼ ＼
￣￣￣＼＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
Y´:{: {: : : : .,/: : ＞ ’: : : : :｀寸ﾐ、: : : : : : : : ｀:ヾ:、: : :
',: :ヽヽ: : /＞ ’ : : 、: : : :.Ⅵミ: :、: : : : : : : ｀:ヽ、 :
〉-:-7/ ｀}i. . : :ヽ: : : : Ⅵ｀ヽ、: : : : 、: : : : : : :
{:ﾀ::{ {:{. }' ￣｀. : :｀ヽ: : :｀寸｀ミ 、: :ヽ: : : : : : :
Y:{:.{ ヽ', ,/ _ z≦´￣: : : : :Ⅵ:｀: ミ: 、:｀:ヽ: : :
｛:ﾉ:{ ﾞ} ,:' ,ｲ≦: :_: : : : : : : : : 寸: : :ヾ＞、: ｀:ミ:
ﾍ:ﾉ ヽ ,ｲ__／ｹrj´￣: : : : : : : : : : :Ⅵ:Y’,/ 寸ミ: :、
ﾞ{ｭzｘ、｀７: : _ー＜ ＼: : : : : :/',: :{ 〈 Ⅶ｀: :
ヽ ti〉=: :ヽ: . ///// : : : :,:': :ﾍ_{ } / /｀:ミ:
ﾞi .7 ,: : : : ＼ //// : : : : ｲ : : : : }' ,. ':｀: ミ: よせよ、んなこたぁどうでもいいだろ。
ﾍ,' ,': : : : : : . : : : : :l! : : : : l /: ｀: ミ: :、
.,' _}: : :_}｀ヽ : : : : :l! : : : : l´ } : : : {: : :
ｰ＜_´￣ ＿、ヽ : : : : : : : : : / .}: : : :.} : : :
', 、_／ ￣´ : : : : : : : : / }ﾍ: : :{ : : :
', 、_ : : : : : : :., ' }ヘ、: : :
ﾍ ￣ : : : : : ／ }ル’
ﾍ、 . : : : ／ ノ ''",,
{ . : ＜ ,,.. ''",,.. ''"
人 _＿ ＜ ,,.. ''",,.. ''"
x} ,,.. ''",,.. ''" イ
Y´.{Y {,,.. - ミ、 ., イ少’
} { l {.// ｀Y Y´{ Y´.,ｲ
／⌒ ⌒ ＼. |,_|,_|,_|'､ んっんー？
( ー） （ ●） /￣ヽ|,_|,_|,_|,_|
／⌒（__人__）⌒::::; 6ヽ|'人_|,_|,_| 何がどうでもいいってぇ？ 詳しく、詳しくぅ？
| ー' ヾ,__ﾉ ( ,|
＼ ／ ｀´ ゛' ﾉ
ゝ＿人 '' ､
＼＿／
.
. ,彳 j j从仆 ,､ヽij ﾄ､ ヾ､ ヾ i
... ,､ ri .／〃,ji川'｀` ´｀`ﾘ i仆 ｀ｰ- ､＼__人__人__人__人__人__人__人__人__／
..... ヽ`, !､ｰ.ｺ ..,' ,ｨｲｲ从 ﾘヾ! ｀`ヾ､ミヾ ≫ ≪
. . ／/,r"ニヽ .,ｲ ｰ=-､,, ,､､ィ"´ V ≪ 貴様らぁいい加減にしろ！ ≫
. . .`".i i´ `'..ｦi ｀ヾﾓﾃゝ､ ''"ｨｾﾅゝ ,iｲ､ ≫ ≪
.. ` ..ヾjkヾ,! ´ ' ; ;ヽ ｀` ,!.／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
. `ヾミ, i ;:. ,' ,ﾚｲ i/
. l/ﾊ l j;::. , ,!ｨｲ爪
. l/,Λ ^^´ / i i ﾘ/ 貴種貴賓への振る舞いも知らんのか！
. ヾ! ,ﾊ. /二二ヽ ...,/ Nｿ
. `､ ヽ ｛ ｝ / ／^ﾊ
ik､ ＼.ヽ--- '′／,／ ,rﾊ
. ﾄ､ヽ,ヾゝ --- イ／ ,// ﾊ､
. ,､-yrr-‐ｲi| N^ヾゝ ／／, ,r, ,// ,／/｀`''ｰ- ､
.ﾞ,r'ﾌｨﾃ7^// / ゝ‐'ﾚNｲ( n i Yｲ ,ｲ ))((( _,ｲ/／ / ,/ /!ヽ
,7:{ :{ :/／- `守: :ｰ:-: : : : :ヾ
ｧ':ヽ{ :レ’ `守≦:._ : : : ::!
j: :「7 ｀ヽ ＞ ｰ┐7`寸:.:{ 従者も連れずに貴族様ってぇか！？
}: :| ヽ ﾉ∠ ｧ |7 }｀ミ:. 、
ヾ! j レ'tテ | ./: : : : ::} ハッ、話半分信じても、ただの騎士家のモン、
|ｨ世7! r' ┌': : : : ::ソ_,/
｀i | _jヽ | | jﾊ: : : : ｧ' てめぇ自身が騎士爵持ってるわけでもねぇんだろーが！
. ヽ .`￢＞- 、 .| jハ: :ﾙ__＿,r _＿,r
∧ Ⅵ:. 〉 /: :jハ}./ // .://
'/, .Ⅵ _,/ / ..:/ / // .://
∧ ｰ=≠ / .／ _ -= ￣|. ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
ル、___,／_／ /: : : : : : : : : : : : !. ┃ 区分上はまだ貴族でＯＫ。
／'/, ∧∨ .:/:.: : : : : : : : : : : :.:|. ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
_ ／ '/, ∧∨ .／: : : : : : : : : : : : : : |
.
／ ＼
/ , //,〃,､､, ,､ｨ从 ヽ
/ , ,, ,ｲ^"`´^ゞ从ﾄ､ヾ､ ヾ,!
,ｲ // ,ｨｲ仆､ 'ｲ从仆､ ヽ|
ﾘ ,ィイ从ﾞ-､､,,_ _,,､-`ゞ ヽ!
ﾄ ,ｲj! ,ｨェﾕ ,' ,了ｴｭ､ ﾞﾄ､＼!
! / ,彳 i ﾄ､ ヾ! 平民風情が語るな。
i ｲ^j ;::. l 〉!; ,!
｀ヾﾄ(j ^ ^ ,' / / 俺は、先の辺境伯様参詣にて街道の平穏を守ったこと、
｀ﾄﾊ ,ｨ=＝=､ /,ｲ /
i〉ﾊ i, -─-」 .,' 「爪 お褒めの言葉を賜ったのだぞ。
γ⌒ヽノ .!, |｀､ ｀二´ / | ,!ﾘ
( ⌒ ） ...ゝ,」 ＼_ _,／,ィ´｀i
ゝ＿ ｲ f ｀ｰ-､ ￣￣, イ ,ﾊ
|! ,,､ヽ!' / ,r-､ヽr, /Λ
,j! i ゝ| ,j､( ﾉ )(､ _,ｲィイ｀ー y‐- ｧ‐-､､､_
,ｲ ,ﾊ ＼ ,! ,! ,イ／-'´, イ｀¨`ー-''ー-'ｰ-､､､ ｀ヽ
,,､､､z-r‐r''´ ゝ､_,ゝ 」 ｀´__,,．‐'"´ //
'"´7/ ＿,//二,､-‐ ,r'"｀ヽヽ¨｀`ー─--z､､､＿＿ ,//
'"´ -‐''"´ ,r ゝ,ｲｨ j ,! ヽ-‐､ ヽ `, _) ,! //
/ ( ,j ( ´^) ゝ､ ノ / r'´｀" ﾉ 'ー-‐'´ ,! // ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ヽ あれ？
／ （ ●） （ ●）'
| ' | いたの？
＼ ￣ ,／
／ ヽ
.
., ──‐､
／ ＼
| _ノ ヽ
| （ ●) (●) 参詣戻り、ケイネス様いわく本隊だけで280人を数えたそうだけど、
| （__人__） , -―ーっ
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣ 俺達は御曹司様と近侍衆の接待かかりっきりでな、誰か見覚えある？
. ﾝ } |. |
／⌒ ノ .|, |
/ ﾉ _ィ ´ー‐ｨ' |
../ / r_＿＿__ ノ
/ / |i
..... -=彡-=ﾐ..
{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._.
≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐
/:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼. 俺はアルトリア様とビュッフェのテーブル付近にいたけど、見覚えない。
. /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝
ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.:／ ファーレンハイトの名にも覚えはないけど、
)＼-一 ／人:::ヾ＼
＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼ 俺の知っている家名なんて限られるからなあ。
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
. ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
. _ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼
ヽ ＼ ＼ﾉ ||__」_｀ Y´ T | | ヽ:i:i:i:i:i:i:i＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ クレイも、区分上は貴族様。おおやけに武者修行中、遍歴の《騎士見習い》で通用する立場です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-─-
, ｨ爪(（/／∠ﾆ=ｰ
{ Y 7¨ヽ¨¨｀ヾﾆ=ｰﾐ
!/ j ﾉ ミﾆ=ﾐ
〈ｰtｧY ｰｪﾃ｀ }ミ=㍉
/ |ﾚﾍ ミ 俺も宿営地を回っていたんだが……
（ ` ﾉ ﾘ .)）ﾘ
| -ﾆﾆﾆ=ｰ j r爪{( うーん、覚えがない。
ﾊ ￣ ／ { l 小
ｲｨﾑ ／ 从乂
ﾘf=≧=≦====T )ｿ
|( lYl ) し'⌒)|廴
__.,,｡r ≦ {{ {{≧山≦＞＜ jj ≧jl ー- ＿
. 仏 乂 //ﾆﾆﾆﾆ＞ ⌒ ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧==// /￣¨¨7Y
. // / //ﾆﾆ＞( つ （::） r:::::） ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.// / /∧
. ＿ ＿......＿
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
. ／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
. /／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
. ／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
... /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼ あんさあ、アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト様？
.... /' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
/./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿ 酒場の件、頭冷やして反省してもらうつもりで連れてきたけど、
. |. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ
. ＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼ そいじゃ済まなくなったわ。
,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ
......///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧ あんた辺境伯様の隊のどこにいたの？
..../////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
....|/////////////////≧z､|////////////////////∧
....|///////////////////////////////////////////|
....|///////////////////////////////////////////|
....〉//////////////////////////////////////////∧
.
´,ﾌ ／jl |ｲr-､' ,r,!j|ヾ;,､-､ ゞ,{､
,! ' ,',;'´ ,j从ｊ ｀´ ,从 '＼､_ ｀` ヾ､,!
}ｲ // ,r''"-､ﾘ_｀ ' _,,.､-─::::ir'｀ﾞ ,|
.',!､ lr､,! 弋Tﾃﾄ､ i'ﾞzセｸ:::::::::|,ｲ!´ ,!
ﾘ'｀､j､ ', '´ i ｀ ` :::::::|ﾘ/ ,/
｀ゞ!､!､ l ,':!'´､〈 ……。
,ﾉ!ゞ､, j,!､ ,'::!!,!,!,ﾉ
｀}',ｲ!､ ＿＿ ::/ !リ'ﾞ
ヾj,!l＼ ー‐ ｀ / ／,ﾄ、
ヽﾄ､ !＼ ／イ,r'´,〉｀､
〕j ＼,ゝ､＿_／ｲ´／ ./ //r､_
_,,､､､-r'´|!ﾉ ,r'ヽ‐ir'´彡ヽ'r ,//ノ/"ヽ､＞‐-、
-r'"!´ ,! ,!､-' ,.!'､人 ｀|!l'´ ﾉﾉヽ,ｲ'´,ﾚ' ／／ /¨｀`ー
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
. （ ∨ ／ ＼ ー=彡
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼ さすがに貴族位や家名を騙ったとなると見過ごせないなあ。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八 -= |｢ 八 部屋は汚したくないから裏庭借りようか。
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
. |ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
/ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.
ﾚ〃 ,､‐'´ｨｲ ﾉｲｲﾉﾊ ﾄ､ ,ﾘl !.:::::::|::|:|
ﾚ'ｨｲ ィｲｲｼ-＝=z､,,, _, ﾘﾄﾄ､.:|:;l:!
ﾉ.'..::,r-､ﾐ7 ﾐ‐ rァr‐''<´,r=＝'''`〉ﾉﾉﾉ
〈 乍! ,いﾐ! ￣´ .: l.::ｰﾞ'` /ﾉ'ﾞ′
V.ﾊ ヽj. `, | ,!
∧.::ﾊr‐; i ､_ .:::ﾉ /
i i .l:ﾘ i:', ′ _ ＿ / ……ﾎﾞｿﾎﾞｿ。
| i |ﾘ |:::.､ ´ ー‐ ` /
ヾ川L_ | .:::.ヽ /
/ .:; ｀¨`ｰ-ﾐ;､ _ ＿, .ｲ
_,人.:;′ r三｀Y,彡!
一''"´､-‐'" `ヽ､. ⌒)i 1l( ﾄ､＿
, :' : : ヽ i: :| |: :/ ＜'´￣ : : : :ヽ
, :≧-_＞-7/-ﾍ← -＜-: : : : : :ﾄ、
Y'´ｿ彡´ {:{ }; :: : ｀寸｀:ミ :.、
{ｒ'´ }´ ｀Y /' :: : :.{ {: ｀ミ、.}
}彡:} ｝ , :'´ :: : : {人: :｀ﾐ :{
｛ﾉノ} ｀ ,:'´ ,. -=-...、 {｀ﾐ、: :{
}彡{,,.. ''"｀ヽ、_j ヾ_彡'´υ＞: : : :Ⅵ｀ﾐ :{
ﾍ: :ﾍ. '´_υ_`｀7 ≦￣ ,: : : : : }: : : : }
ﾊ: : :|. ￣ {! .} ,: : : : : } }/:Y: :{、
{: : :{ { .i :: : : : /: : :} } : ﾊ 何だよ、聞こえねぇっての。
ﾍ: :ﾍ ｒ{_ ｔ_ヽ、 ::: : :r' : } :./: : : }
}: : {ヽ ｀ ｀ヽ ::: : {: :r'_/: : : リ
ノ} : : ﾍ ｒ'´￣ ｀ヽ }，:: : : :.,'{: : : 乂{
{: :八{ ∧ ｀ー― - ´ .: : : :/ﾊ: :{ : : :i
ﾍ: : : : : }.、 }￣ :: : :,.: {: : : : : }
}∧:人}.∧ :.:.:'´ ﾊ: : : :リ
ﾊ: : | ∧ ／ ＿ﾊ:ﾙ'’
ﾍ「＞ ｀＞- -＜＿ ....＜ニﾆ.{'
.}｀ヽニ,＞.、l | |＞ 、ニニニ .{
__...................-＜.:｀ヽ } ノ {´ Y| | |Y´ ｀Y.}Yニ／／:.＞- _
＜ニニニニニニﾆﾍ ヽ_ 人ニ| | |ニ ノノ人 _／ ／ニニニニニニ＞
.
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
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三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三
三三三三三ニニニニニニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニニニニニニ三三三三三
三三三ニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝――――――＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニ三三三
ニニニ＝＝＝＝＝―――――――――― ――――――――――＝＝＝＝＝ニニニ
―――――― ヽ ヽ,, ――――――
――― / ,r'ﾞ , j! `ヽ､ ―――
/ 〃 ,r' / ,ｨｲへ,' ﾍj i .:::ヽ
. /,// ,r.:/ .:,.; ,ｨｲ1⌒⌒l ! .::.::',.::i:|
ﾚ〃 ,､‐'´ｨｲ ﾉｲｲﾉﾊ ﾄ､ ,ﾘl !.:::::::|::|:|
ﾚ'ｨｲ ィｲｲｼ-＝=z､,,, _, ﾘﾄﾄ､.:|:;l:!
ﾉ.'..::,r-､ﾐ7 ﾐ‐ __ __''<´,r=＝'''`〉ﾉﾉﾉ
〈 乍! ,いﾐ! ￣´ .: l.::ｰﾞ'` /ﾉ'ﾞ′
V.ﾊ ヽj. `, | ,!
∧.::ﾊr‐; i ､_ .:::ﾉ / ……臨時の荷物持ちとして、とある騎士様に雇って頂いていた。
i i .l:ﾘ i:', ′ _ ＿ /
| i |ﾘ |:::.､ ´ こ‐` /
ヾ川L_ | .:::.ヽ /
/ .:; ｀¨`ｰ-ﾐ;､ _ ＿, .ｲ
_,人.:;′ r三｀Y,彡!
一''"´､-‐'" `ヽ､. ⌒)i 1l( ﾄ､＿ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
￣.:. :. :. :. :.:.:.: .. :.::`ｰ＝ _ﾉ| |ﾄ､ノ1`ーﾆﾆﾆ....┃ なお、賃金は０。むしろ雇ってくださいの袖の下を渡すという話。
::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::.:.:.ヽV /⌒V .: .: .:.:.:.:.::: ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,,..-―‐‐-.､
／ | | | | lヽ
/ ＿__| | | l ',
i ￣ ＿_ ',
| ― i えーと、つまりどういうこと？
! / ヽ u |
', ゝ-'｀¨¨´ ノ
ヽ、＿＿_ -‐＜
,.‐/ ＼ ／ ／ }､
i､ ｀"''-Y-‐'" _,,..-' ヽ
/ ￣￣￣ ￣￣ ヽ
／ ＼
/ , //,〃,､､, ,､ｨ从 ヽ
/ , ,, ,ｲ^"`´^ゞ从ﾄ､ヾ､ ヾ,!
,ｲ // ,ｨｲ仆､ 'ｲ从仆､ ヽ| ｶﾀ
ﾘ ,ィイ从ﾞ-､､,,_ _,,､-`ゞ ヽ! 騙ったわけではない！
ﾄ ,ｲj! ,ｨェﾕ ,' ,了ｴｭ､ ﾞﾄ､＼!
! / ,彳 i ﾄ､ ヾ! ただ俺は……まだ騎士爵を賜っていないだけだ！
i ｲ^j ;::. l 〉!; ,!
｀ヾﾄ(j ^ ^ ,' / /
｀ﾄﾊ ,ｨ=＝=､ /,ｲ / 辺境伯様の参詣で、不埒者ども討伐、
i〉ﾊ i, -─-」 .,' 「爪
!, |｀､ ｀二´ / | ,!ﾘ 手柄を立ててあわよくば叙爵、仕官の道を……ｸｿｯ
ゝ,」 ＼_ _,／,ィ´｀i
f ｀ｰ-､ ￣￣, イ ,ﾊ
|! ,,､ヽ!' / ,r-､ヽr, /Λ
,j! i ゝ| ,j､( ﾉ )(､ _,ｲィイ｀ー y‐- ｧ‐-､､､_
,ｲ ,ﾊ ＼ ,! ,! ,イ／-'´, イ｀¨`ー-''ー-'ｰ-､､､ ｀ヽ
,,､､､z-r‐r''´ ゝ､_,ゝ 」 ｀´__,,．‐'"´ //
.
＿＿＿
／ ヽ､_ ＼
／（● ） （● ） ＼
／::: __´__ :::::: ＼ ああ、なるほどねえ。
| ｌ^l^lｎー'´ |
＼ヽ L ／
ゝ ﾉ
＿＿＿ .／ /
／_ノ '' 'ー＼
／ （ ●） （ ●）＼
／ :::::⌒（__人__）⌒::::＼ このところ平和だっていうから武勲もなにもなかったかお。
| ｀'ーｎl^l^ｌ |
＼ l っ/
( ゝ
ｉ ＼
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） | ｾｶﾞﾚ
. | （__人__） .| もしかして、一代騎士家の倅とか世襲騎士家だけど跡継ぎじゃない的な世知辛ぇはなし？
| . '´ｎ｀' .ﾉ
.ヽ . | | }
ヽ.. ﾉ .ュノ
/ { ..ﾆj､
|. | "ﾂ ＼
|. | .l |ヽ、二⌒)
.
Y´:7 {:〔 }' . : :{: :｀寸:三ミ:、: : :.Y
ノ: :} ヽ{ , . : : : :l!: : :Ⅴ:｀:ヽ:、: : : :}
{: :ｿ:} }' ｲ´ __＿＿} : : :}ミ:｀ミ: :、: : }
{:ﾀﾉ_..ｭz..、j {__...<ｨt_ｧ-、 : : : :Ⅵ: :｀ミ:、: ﾐ{
',:ﾍ ｒtﾃヽ_ﾉ: : ≧z= -ﾁ':, : : : :}Y´ 寸:ミ:、:、
｀:.} ≧千´ : : ヽ ':,: : : }' }: : }: : :',
人{ }' .: : : : ヽ . :/: : : : / ｲ{: : : : / ……先行き不安で酒に逃げるのはよくわかる。
ヽ { _j: : ヽ: : : ｲ: : , ,/: : }:} : :〈_,
}｀ ｒ-=___、 、 . : : : /-.:': :}: : : : : : 〉 わかるが、よお。
〉. ﾞー―→ } : : : :/ {: {: { ｀:ミ、:〈
{: ﾍ. }≧= : : / 八{ﾍ}: : :} }: : ヽ
}ﾙ:.ﾍ ' . :／. ,,.. ''ノﾙ}: : : }ﾙ′
}: :人 :／,,.. ''" ＞＞ﾙﾍﾉ
{リﾙ}〕=- ＜ ''" / / }＞ イ｀Y＿イ｀Y__
r., ＜}. { l {ｨ ＜ .Y{ / / ／ ／／ ／／
_ｒ.,_ Y´￣{ { |. { l {/ .｀Y }.{_ イｲ .+ / / / /
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V 武勲で立身を夢見た経験者は語るだな。
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}≦ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i -＝ `}:ﾉ'＿ だが、そっちの事情と関係なく
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 -‐- ／///////ヽ 絡まれて、殴られて、はいそうですかとはいかないぜ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
.
/ ,r'ﾞ , j! `ヽ､
/ 〃 ,r' / ,ｨｲへ,' ﾍj i .:::ヽ
./,// ,r.:/ .:,.; ,ｨｲ1⌒⌒l ! .::.::',.::i:|
ﾚ〃 ,､‐'´ｨｲ ﾉｲｲﾉﾊ ﾄ､ ,ﾘl !.:::::::|::|:|
ﾚ'ｨｲ ィｲｲｼ-＝=z､,,, _, ﾘﾄﾄ､.:|:;l:!
ﾉ.'..::,r-､ﾐ7 ﾐ‐ rァr‐''<´,r=＝'''`〉ﾉﾉﾉ
〈 乍! ,いﾐ! ￣´ .: l.::ｰﾞ'` /ﾉ'ﾞ′
V.ﾊ ヽj. `, | ,! ……酒の席での狼藉、失礼をした。
∧.::ﾊr‐; i ､_ .:::ﾉ /
i i .l:ﾘ i:', ′ _ ＿ / どうか勘弁願いたい。
| i |ﾘ |:::.､ ´ ー‐ ` /
ヾ川L_ | .:::.ヽ /
/ .:; ｀¨`ｰ-ﾐ;､ _ ＿, .ｲ
_,人.:;′ r三｀Y,彡!
一''"´､-‐'" `ヽ､. ⌒)i 1l( ﾄ､＿
￣.:. :. :. :. :.:.:.: .. :.::`ｰ＝ _ﾉ| |ﾄ､ノ1`ー-ﾆﾆﾆ''ｰ-
::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::.:.:.ヽV /⌒V .: .: .:.:.:.:.:::::::::::::
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__） 俺らが裁定しなきゃならんのか、これ。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
.
/: : :二ﾆ=: : :㍉.: : : : :j: : |: j: :.ﾑ:.∧
ﾑイ: : : : : :イ ￣￣ ｀¨77ｰﾃ''¨´｀寸:Y
.ｲ: ／: : : : : :.j {( / |八
{/: : : : : : : / ) Ⅷﾐ
./: : :: : : : :ｲ -ｰ-V:.}
/: : / : : : :.ﾉ -─---=彡' _彡⌒ }:ハ
〈: : /:.y=ミ:.{ ｰfﾃy::: ( rtﾁｰ ｲ:／
V: :/⌒ Vj |
V:{ {Y( ＼ V l
､___):.＼ヽ r -〉 そりゃまあご主人様だし？
`7: : : : ー┤ __ '
/: : : : : | ∠二二7 / 俺はもう、気がそがれた。どんな裁定でもかまわないぜ。
7从:.V＜＞..:＼ ...... /
V ＜＞::＼ /
r 〈 ＞＜.＼ _＿＿_ ﾑ
r㍉- -──匕 ＼＼ Y_ﾆ＞.. |＞＜> |ヽｰ-
Vﾑ ＼＼＿ ) l | l ( .ﾑ/ ｀YYー-.rr
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ 辺境伯様のお立てになった代官とその臣への狼藉。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │
. |八i |八弋り |｢ 八 斬ってしまえば後腐れはないと思うけど、どうする？
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
＿__
-‐γ ￣￣￣￣￣￣￣｀`ヽ､ 〃 ￣ ㍉
／ ゝ..＿＿＿＿＿ ＼... {{ ｨ- }}
. / ｀ヽ, ｀. ﾞ .ゞ=彡
| { } } ', ,
| ゝ. __ノヽ..__ノ ｝ | クレイってたまにねちっこいよね。
し / |
＼ / 問答無用ならもう斬ってるんだろうし、
｀' ..,,_ ／
. . ''"´ ／ お互い水に流すってんなら、今回限り不問でいいお。
／ |
/ |
. ′ |
ｌ | |
,ｲ ,r ﾉ ,! ､ ',. ヽ
ノ' ,jｲ´,.､ 'i ,rﾄ､ヾ,ヽ､ ヾ,｀､
´,ﾌ ／jl |ｲr-､' ,r,!j|ヾ;,､-､ ゞ,{､
,! ' ,',;'´ ,j从ｊ ｀´ ,从 '＼､_ ｀` ヾ､,!
}ｲ // ,r''"-､ﾘ_｀ ' _,,.､-─::::ir'｀ﾞ ,|
.',!､ lr､,! 弋Tﾃﾄ､ i'ﾞzセｸ:::::::::|,ｲ!´ ,!
ﾘ'｀､j､ ', '´ i ｀ ` :::::::|ﾘ/ ,/ 厚情かたじけない。では、私はこれで失礼。
｀ゞ!､!､ l ,':!'´､〈
,ﾉ!ゞ､, j,!､ ,'::!!,!,!,ﾉ
｀}',ｲ!､ ＿＿ ::/ !リ'ﾞ
ヾj,!l＼ ー‐ ｀ / ／,ﾄ、 ））
ヽﾄ､ !＼ ／イ,r'´,〉｀､ ｻｻｯ
〕j ＼,ゝ､＿_／ｲ´／ ./ //r､_┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
_,,､､､-r'´|!ﾉ ,r'ヽ‐ir'´彡ヽ'r ,//ノ/"ヽ ┃ 逃げられるタイミングで逃げるのは、意外と難しいスキルです。
-r'"!´ ,! ,!､-' ,.!'､人 ｀|!l'´ ﾉﾉヽ,ｲ'´,ﾚ' ／.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ トラップとフリッツ、詫びを包むから明日酒場に行って謝ってきてください。
| （●） （●） |
＼ ∩ __'__/777／ 落ち度はないようですが、こんなんで出入り禁止もつまらないでしょう？
／ （丶＿//// ＼
. ,ｨ ､ ! j i/ ,r'"´二三ヽ,
j ﾄ､ヽj､川/,r'ﾞ´ﾆ二三ミヽ
ｸ7´｀`ﾘ^^ヾ厂￣`ヾ三ミヽ!
,ｲ.:;! 〈 ,ﾘ ﾞ,三ミﾐ|
!//! ﾄ､ミﾐﾐ!
`ﾄ〈‐-､､,, _,､､､ !ﾐミヽﾐ!
ヾ! ｰェzゞ '''ﾞｪェz､ !ﾘ^ヾ ji!
| ｀7 ﾘソﾉｲ|| ああ、夜更けにすまなかった。
ﾊ ! ,,､ ,′ ,メ;:;:;:;;!
〈.:;! `´ : 爪;:;:;;:ｲ 迷惑掛けてばかり、反省する。
ヾi!. ｀ﾆ二｀` ,' / j!ﾉﾉﾉ）
. iﾄ､ ,.ｲ／ ｀ヽ
, ｲj! ヽゞﾆﾆﾆ'／ /｀`''ｰ- ､､､_
_,､､-‐''"´ | | ^i !| 仄( ／ ｀`
ﾞ, ｨ 7ィ7 ヾﾄ､ﾉj !ﾉ（__ ／
_/ / .| | | V/^ﾄ､ ﾌ/ _ ＿
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
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┌───┐
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.
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
￣二=ミ-=ﾆ二≧=-|──‐┴───乂__乂──┴┴── ┴────┴────||／／─
|￣~:|￣ |⌒i二寸ー─‐_ー─‐┬r‐ゝ‐'‐┬─────‐┬r─────ｰ┬‐ァイi:ｉ|'───
＿|＿__|＿_|＿|＿_||i:i:|ﾆ=‐ ￣ ┴∟_ || |i:| :||／,.ィi:ｉ:ｉ|
|:.:.:.:.:.:.:||￣¨||~~.||¨¨||''''||ﾆﾆﾆ||ﾆ=- ＿￣`|ﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ:l|／ |i:i:i:| rrr笊
_ |:.:.:.:.:.:.:||: ||:. || ||..::||ﾆﾆﾆ||ﾆﾆﾆ||%从%ｨﾆ| _(_)|＿|＿|＿|_ _ || |｀ｉ|i:i:i:| |:ｉ|￣
_〉,|＾ｉ:.:.:.:.:||＿_,|l___,||＿||,,,,||ﾆﾆﾆ||ﾆﾆ%*八oﾉｿ彡 ,､-ﾐ|l]]]]]]]]]]]]]]]||＿＿__(__)＿| |,_||i:i:i:| ト､|:::::
__)|｀´|:.:. :||¨￣||:::: ||＿||.-━─ ,..ﾆﾆ乂%乂彡￣|'_____}l]]]]]]]]]]]]]]]||]|￣￣￣￣￣| |i:i:i:| |､..| r
ﾉ |:.:ト._＿ .， ' ´ ' : , ´ ' ,....乂ﾆﾆ乂ﾉノﾆｱ⌒ヾ' ))]]]||_|‐┬.┬‐r‐r‐トミ|i:i:i:|_|､..|/｀
__Lﾆ┴'乂,:' ＼_.:|￣¨|｀`ー|:. :.: .:|}‐`ー‐ イ:||_,,||_,,||_,トミ :||i:i:i:|＼_{
''”.-=二 ,:' / =-.:.:.|￣｀`丶:_:_:|} | |====ｧ'´￣｀ヽ:||i:i|､＼|_}
''”:.:./,:'/ / ,:' ﾉ 人 ':,..¨´___,. ‐'ﾞ|¨¨|} |/￣￣ﾞ|〃⌒ヽ|:ｉ|i:i|i:＼::＼-
≠'' i!/ / ,:' ／ノ ﾊ :i:::... ':, ..| | |￣|}￣￣|「: : : :..:..|ー‐‐‐ |､|i:i|i:i||:|＼::＼
:.:.:.:.:,:':. ｛: 斗==≠- ´ :i /,:'::::... i!....| | _|＾Y{＿─''──‐ ┴──┴ 寸i:||:||:i||＼
≠''/ ,:' | ／＿. ,',:' :' /ミ＼:::.. i ',|￣|ｉ|「|: . .|i ￣￣￣￣￣￣￣￣∧ 寸:||:i||i:i:i:
:.:.:｡ / ,: 'i :| ,:'''テﾐ，ヽ / ー,: 丶|:::.. | i! .: :|ｉ|: : : └ : : : :.:.:.;';';';';'∧ 寸i:||i:i:i:
''":../ // /.:::::i/γ;;;ﾊ冫ﾞ ,:''''''テﾐ，|,:'/:: ,' ,'iト ┘ : : : : ::.:.;';';';';';∧ 寸i:i:i:
≦/ｲ // 人弋:::ツ , γ;;:::::ﾊ 冫/:: / !:i:ア: : : . . : : : :.:.:.;';';';';';∧ ﾍi:i:i
/ /ｲ / i ´¨ ￣ , 弋::ツ ノ,:': /':, （ . : : : :. :. :. :.:.:.:.;';';';''∧ ∨
ﾘ| /':, ', ′ ￣¨｀ / ,' :l ）
i | /. 八 ｀ /イ: 八乂 / 酒の席での振る舞いは、人物を見る試金石。
ト.,_＿从|ー┬ ＼ ‐ ､ // （-┐＼i
/'´ /'::::::七l __＼ /,:' ／..::::::::..＼l 件のファーレンハイト様は血気盛ん、ということなのでしょうね。
/' , ＿,;／´::::::::::... - '...:::´/ ／..:::::::::::::::::::..＼
,:',: _／..:::::::::::::::::::;;;;;;; |:.:.:.:. ／..，'...:::´ ￣ ￣:::..＼ ┏━━━━━━━━━━┓
,:'. /..:::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;ノ..:::. /／..::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;‘! ┃ ポジティブな表現。
,: !::￣￣￣＼￣￣ .: ／..:::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;i! ┗━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） モノは言いようだが、なんつうか世知辛ぇなあってな。
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ んで、チョークお買い上げの錬金術師さんは不在だって？
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
/ i､ ﾍ ヽ
./ i | ＼ ﾍ ‘.
i i | | ヽ ､ ‘. i {ヾ
l l | i .ﾊ | _}_./＼_ i .| 〔
l. ‘ .| |ΛL}'､{ }/_￣＼` .| .i 厂iヾ
.ﾉｲ‘ ',.ィT ＿ ｨ竓竿芸 |/ /i .l }
． .} ‘. .斗云ｵ 辷:::リ ./ .l / 天の下、苦労は人にそれぞれです。
ﾑ ﾉ癶 . “ └‐''´ ,, ,,/ ／ /イ
/ﾑ }‘. ‘､,, l /ｲ ' .ﾉ あいつ、お里のカロット村のオークションに参加するって、
､/ﾑ .}. ‘.}^、 _＿＿ , .| ｛ｲ
.ﾏ/ﾑ .}Λ .＞ ., `ー ´ .ィi .| .ﾊ{ﾂ､ まあ普段からあっちへこっちへ、忙しいヤツではあるんですが。
ﾏ/ﾑ Ⅵ/)' }/≧ - ´ ｜_.!/―､ ヽ
ﾏ/ﾑ __/￣￣::::} {::::::::/::::::>､}_
ﾏ/ﾑ ‐/:〈::::::::Y「´ `７ｱ::::::/::::::::
/::ﾏ/ﾑ:{:::::::::::::::Ⅵー- -―//:::::::/::::::::::
.
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐´ ｀ー＼
／ （●） （●）＼ やるお達も滅多に領都までこれないし、タイミングが合わないのはどうしようもないか。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ 錬金術そのものも、扱っている商品も興味はあるんだけど。
> ー‐ <
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
／
〃 ＿＿_
乂 ´ ｀`丶、
. ／ 、 ヽ,
. / /＼ ＼ ＼ 乂＿ ノ
/. | / 、 ＼ 、 ヽ
. ′ 〈 ./|.| 丶. ﾄ､ ',
, | Ｖ斗| ´￣|厂ヽ 乂＿____ ノ
i l ｊ从 jﾉ ｲ岑ミｋﾚﾍ|ミ≧=-ミ,
Ⅳ { 尤岑ミ 乂 ソ 灯从(⌒ヽ ＼ 領都に支店を出すにも任せられる人がいないとかで。
| Ⅵ 爪 乂ソ : |′ ﾉ
' 人 乂___ ､ ｉ-／ 扱い品の知識なども必要ですし、
. 乂∧ミ:. ﾙ{
. ＼:. r =‐ ,.（⌒ 手広くやっていることの悪い面なんでしょうね。
. ヽト - ／ ヽ )
ﾉ⌒ミト ., _ ィ | ／
} ト＝≠＝＝ミ、
_ . . ィ" ヽ ′ }: : : : ≧:x, ヽ
_x:≦.: : : :∧ー----一 7 : : : : : : /＾ヽ、
. { ヽ : : : ∧ / : : : : : : / }
.
. ／￣￣＼
. ／ ＼
| ー '. ｀i
| （ ●） .） 人材の問題はなあ、他人事じゃないんだよ。
|. （__人）
| `⌒i ま、しゃあない。タイミングが合わないのもご縁のうちさ。
ヽ. ﾉ
ヽ ノ
. > <
| |
| |
, ´ ￣ミト､
／ ＞ ヾ,
〃 ´ < ＞ ∧
., ′/ /＼＼ 丶 ＞∧
.i | ｉ ｌ.:ｉ Ｘ厂＼lⅥ {: 〉
.|.:|ｌ | ∧｢ rf芸斥} ,ﾊ ′ さすがにカロット村まで足を伸ばすのは厳しいですよね。
.|人.:iﾚx斧ミ ﾋｒｔﾂ＾| ｉ: /
. .ヽ{ 代ｔﾂ ｉ ｲ/ Ｎ ′ さて、馬は値上がり中ということで牛6頭、とにかく買いあさった鉄塊と鉄製品、
i | ﾍ. ヽ _, 〃|: / |
|:Ⅳi| ㌧, ｀ ／|/ﾚ'ミト ,,_ 週明けまでのお預かりでよろしいのですね？
}ﾉ _,,,≧-ｆ |ト､＼ ヽ ヽ
._ r ≦: : f′ ／ : :ミト ､i {
〃 i|.: .: : :∧ｔ─イ.: : : : : : , ⌒ヽ,
, }/.: .: .: : :爪 : : : : : : : :/. /⌒ﾊ
... /. ﾉ.: .: .: : :/.: .: : : : : : : :/. / i
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┃ 錬金術とは無関係な品揃えも豊富と噂のお店「ヴィオラーデン」はカロット村で（ときどき）営業中。
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。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
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／:::::::::::::::｛ '´ _,...-T_
::::::::::::::::::::::｛ ＜ / / | l
::::::::::::::::::::::::::｛＜ / / / /.丿
/:::::::::::::::::::::::::::::｛ / / / ー -xｲ ! ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::: ｲ / / ./ｨ笊 从ﾊ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::// l. / ﾊ / ﾋj / / jﾉ 孤児院は教会に引き継いだので、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ |/ ヽ{. V ｀¨' 弋 ＼
. ,....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ l | /. ＼ 私達やることなくなっちゃいまして。
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／( 从 ヽ ｧ ＼ ヽ
....,.....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ＼ ', _ / ｀ヽ. , 旅は道連れ、よろしくお願いしま～す。
.ﾞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ＼. ＼ ヽ /￣ 爪人 | ′
ﾞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: xi〔ﾆﾆ=- ミ ｰ=ミ、 豸¨ ヾ ＼ | |
_:::::::::::::::::::::::::::::〕fr≦──┐:∧:＼ ヽ ＼ ヽ ', ﾊ.＼. ヽ | |
:::::::::::::::::::::::::／/__] 匚,､:::∧ ＼ . ﾊ{ ', l .::::ヽ. ) ヽ. | |
:::::::::::::::::::::://// X^X / :::: |＼ ソ .j丿ﾟ｡jノﾊ:::::l/､__ ﾘ | |
::::::::::::::::::/// └ｧ乂ノ.r―v ::::::: |:::! ＼ .Fﾆﾕ V ::::::::', |
:::::::::::::::////〈::/ .{ ::::::::::::::ヾ|::乂 .＞.. |: f ｀ヽ:::::::::::,′ |
::::::::::::/￣＼ﾐ〈＼ ／ >:::::::::::::::::|::::[二]:::::::: ＞八:乂_ﾉﾉ:::::::::.′ |
ﾞ::::::::/ ヾ;Ｘ弖≦::::::::::::::::／:::::| | ::::::::::::::::: ≧ﾇく斗＜′ |
_:::::/ ＿＿＿_. ￣/ ::::::: | |:::::::::::::::::::::::::::::::: || {
。o ﾟ〇ﾟ o。 ／ ＼ ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 修道院から移動するシスター・ロゼット他数名、
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ 週明けで打ち合わせていますので、そこまでお願いします。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼
／（ ─） (─）＼ 馬がほしかったけどちょっと高すぎるお。
／::::::⌒／)／） ⌒::::: ＼
| ／／ ／ | これもゾォルケン家のイクサの影響なのかお？
＼ | / 二二) ／
／ ｉ r‐一' ＼
{
. `ー＜ ￣ミｰ
／ ─ 、 ﾐﾄ､
. 〃 丶
/′ .／Ⅳ :i ハ
. ｊ| /}／ ! | ﾊ
. ＿彡}: 7ト |: / |:il|: i:
个 i芹ﾐ、 7/‐ |从: il| :|
人 |' Ｖﾂ 豺ミﾄ､Ⅳ 从 ; ゾォルケン家のイクサが始まったことは確認していますが、
. 〃 il| } ﾋtﾂ /.: ／l ｣
. { 从 〃／_,ノ:／ いまのところ北方街道に絡まない「いつもの小競り合い」です。
ﾚﾍ, ､ ＿ {{ __,;人{
＼ _ .. イ_彡′ 攻撃する村を絞って、戦域を広げない方針のようですね。
__＿＿_ 爪 .:::::| ＼ー-､
. ／ } : : : : √ﾉ :ト-r､ ミ､
/ ./.: : : : :∧､ ／: : ト ,{
／ ./.: : : : : : :∧´￣／.: .: : : : : : ﾄ､
.
┏─────────────────────────■北方大路（アルデ川以南一部）─┓
↓ 西ヘンピナ川 ヘンピナ川 ／＼／＼／＼／＼／＼
／＼↓ ◇←┘ ┏━━━┓ ┌┤↓ ▼アントレ村 ／＼／＼／＼／＼
↓◎ ↓┏━━━┛ ┗━━┓ ├┘├←←◇ アルデ川 ／＼ ／＼／＼ アルデ川
━━↓━━↓┛ ◎ ┗━↓━↓━┻━┓↓／＼／＼ ／＼ ／＼┌┘
├→┐├┐ ┌┴←┴┐┌┬←┘／＼ ／＼ ↑
／＼└→┴┘└→→┐／＼【攻】─────┐／＼└┴┘┃／＼ ▼ ／＼ ／＼┌┘
／＼／＼／＼／＼↓ ／│ゾルケーニャ .│／＼／＼ ┃／＼┌┘／＼／＼ ↑ ネルダー街道
／＼／＼／＼ ↓ ／└──────＼ ／＼ ▼┻┳─┘／＼／＼ △┌→┘ ┃
／＼ ／＼ └┐ ／＼ ／＼ └┐★──┬┘ ┗┓／＼ ┌─┘↑ ┃
／＼ ↓ ／＼ ┌─↓┘ │／＼ ┗┳───△ ┌┘ △──┨
┌┘ ／＼ 【戦】 ↓ ／＼│ ┃ ↑ │ ┏┛
／＼ ┌┘【守】‐───‐／│ └┐ ▼ ┏┻┐ ┌→┘ │┏┛
↓ │ザパドニャ││ └┐ └──┳┛ △┌→┘ ┏┷┛
┌┘ └────‐┘└△─┐└→┐ ☆ ┌┘ ┏━━┛
←←┘ ／＼／＼ └┐ └→→→→→┘ ☆┳┛
アルデナイカモ川 ／＼ ／＼ └┐／＼ ┗┓ ┃ ★▼ゾォルケン伯爵領
…─┐ △ ／＼ ┃ ┏━┛ ☆△その他領
／＼ ／＼ └─┤ ／＼┃／＼┃
／＼ ／＼／＼ └┐ ┠△─┨ ／＼
／＼ ／＼ △───┨ ┃／＼
／￣￣＼ .／＼ …───┬─┘ ┗┓ ┃／＼／＼
／ _ノ ＼ .／＼ │ ／＼ ┃┏┛／＼／＼
| （ ●）（●） ／＼ △ ／＼ ☆┛ ／＼
┗── | （__人__） ─────────────────────────────┛
| ｀ ⌒´） 領地境の小村が舞台のイクサなら、どこにでもあるハナシってか。
| }
ヽ } じゃあ馬の値上がりの理由は何だろうな。
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
. | | | ＼__／.
.
. ／ 、 ヽ,
. / /＼ ＼ ＼ 乂＿ ノ
/. | / 、 ＼ 、 ヽ
. ′ 〈 ./|.| 丶. ﾄ､ ',
, | Ｖ斗| ´￣|厂ヽ 乂＿____ ノ
i l ｊ从 jﾉ ｲ岑ミｋﾚﾍ|ミ≧=-ミ,
Ⅳ { 尤岑ミ 乂 ソ 灯从(⌒ヽ ＼
| Ⅵ 爪 乂ソ : |′ ﾉ 南方の大イクサの影響です。
' 人 乂___ ､ ｉ-／
. 乂∧ミ:. ﾙ{ 当地でも買い付けが入り、値を押し上げています。
. ＼:. r =‐ ,.（⌒
. ヽト - ／ ヽ )
ﾉ⌒ミト ., _ ィ | ／
} ト＝≠＝＝ミ、
_ . . ィ" ヽ ′ }: : : : ≧:x, ヽ
_x:≦.: : : :∧ー----一 7 : : : : : : /＾ヽ、
. { ヽ : : : ∧ / : : : : : : / }
} ヽ Ｖ.: .: : :＼ . /.: .: .: .: .: .′／ {
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ┌──────────────────‐┐＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.......｀ﾉ｀⌒＞＜⌒ヽ..,__} │【敵陣夜間奇襲作戦】 難易度：★★★★☆│ : : : : :: , -'./ ::/::::
. ⌒7-=ﾐ ｀`⌒ ./. └──────────────────‐┘．-'''"::::::::./ ::/:
. }-=ﾐ ／ ＼ |-=|_.... ヽ: : . .: l: : l__,,.. ．-‐::::... ＼:::::::::::::::::::/ .:/:
/∨彡 __ ／ ／ 〈 ７∧.. ヽ: :. :. ｌ: :. l:::::::,、__::::____＼＼:::::::::::/ .:/: _
／{∧爻＞'" _,,.. -‐ ￣_／⌒ヽ ミ/ i }＼..ﾞヽ: : :. :.. i: . ｌ￣＼ 弋㎜.ｯ‐≧=-::/ .:/:: ,,｡s≦´ｔ
／//{＞''" _,,..._-‐=≦ヽ /ﾆ_彳ｒッ_フ /)i} ′/. l ヽ: : : :丶:. ｌ :::::::｀ﾞ:::::｀::::´:::::'-へ/ ::/: .´ ''´‐
//／-‐ﾆ⌒ ', ′⌒´ /// ///..ﾞ{ ヽ: : : : ヽ ! :::::::::::::::::::::::::￣:/ ::::ｿ:
/￣//ハ ﾍ | , ﾚ:/ /////.＼ ヽ: : : ヽ、｀i、 :::::::::::::::, -'" , -':::
.ﾞ//////i:iぃ l /=彳////////ﾞヽ ヽ: : : ｀‐‐-==ﾆﾆニ´,::-'":::::::::::
.ﾞ/////|:i:i:i:ｉh | /|:i:i:i:|://///////.ﾞヽ ＼丶、:::::ヽ ::::::l
.ﾞ/////|:i:i:i:i:|ﾍ ヽ ' / ,i:i:i:i:i|//////////..ｌヽ l｀ヽ、::ヽ、 :::::l ■傭兵隊・鉄華団
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
＿＿
,..-''"´ ｀"''-、
／ ､＿) ｰ―＼
/ .',
,' ｨ::::::{｀ ＿＿ ',
l ｀¨¨´／ .＼ ¨¨´ l 南の大イクサに目と手が向いているうちに、
l （ ,、 ） l
'., ｀¨¨´ ｀¨¨´ / 小さなイクサでひっそり領地回復がゾォルケン家の狙いかな。
ヽ、 ＿＿ ／
r''"´:::::::/´| _,,..-''´ヽ
__|::::::::::::/::::::ヽ、 |:::::::〈.、__
_,,..-‐''"´ |＼.／,::::::::::::| |:::::／-ヽ、｀''-..,,_
|ヽ | __ '.,::::::::::＼. .l／::::| ＜_ .|
| ヽ ￣／ '.,::::::::::::＼,':::::::::::', .| .|
| ヽ ＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::', | .|
| ヽ ＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::', | |
, -─- 、
／ ＼
/_ノ ｀⌒ ｀、
. （●） （●） l 戦略眼ですね。
. l ' .l
, =二ニﾆヽ､ / 僕らもせめて王国全域に目を配るべきなんでしょうか。
/ 二 ヽ､V. ｲ､____
/ -､ }、j´ /:::ﾉ:::::.｀' ｰ- 、
/ /{_/_､______,. "／:::::::::::::::::::.. ヽ
_/＿__ ノ:::::「､::::::::::::／ :::::::::::::::::::::::::::::::.. '､
_/ ::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::. '
l :::::::::::::ヽ〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i :::::::::::::::::::|
,' .::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::|
.
＿
,-―''´⌒｀゛―-、
γ´ ｀ヽｒ
|| o。 （） ､o ||
＿||＿[i三ｉ_i三ｉ__i||||ｉ＿_||＿
｀ー----------------一´
|| || ||
|| , -,､-､-,.;－.、 ||
＿____ ＿||＿i＿＿ｉ_ｉ＿＿ｉ＿__||＿
,. ''"´∠⌒ ￣ 、 , -‐[＞＜]‐- 、 ｀ー----------------一´
／ へ て ｀ヽ ＼. ＿()＿ ./ x x x x x .ヽ .|| || ||
/ / '/ 丶. ,.-､／ー--一＼ ｘ ｘ ｘ ｘ ｘ | || _ _ _||_ _ _ ＿ .||
. / ﾄ､ '/ ',..lｒ＾ｙ' ノア ｘ ｘ ｘ ｘ | ＿||＿|_i!_||_i!_||_i!_|＿i＿||＿
.. / |. / ‘，.＼ '/, | ′ i （__ノｘ ｘ ｘ ｘ ｘ| ｀ー---（v）--,-,------一´
... /ｲ ./| / ', } ＼ │ i|│. ゝ＿＿＿＿ノ二二二二二二l ()ﾉﾉ .／~~~ｒ/'´ ゝゝ')
. ⅱ|i /仏ｲ }厂￣jﾉﾚﾍ! i|├, ‘，... ｀￣￣￣´＿＿＿_ ＿__￣／￣￣￣＼ ￣
. 从|i, |斗__ヽ 云===ミ 〉 i|│| i ‘， 「二二二 hi / （ <＿＿＿＿＿_> ,lﾆﾆl、 ＿＿_
} | j才斧 爪::し::ﾘ// ! |人 ‘，. , -＼＿__／'-.、〈＿＿_〉 ｀￣￣￣￣´ |⊃ .| |lTTTTｌ|
.. /| i 癶::しﾂ ￣ ´/ｲ i.|￤ | ｉ ‘ ゛＝======＝'' ｀￣´ ｀￣￣´
￣￣￣ /./ ‘，乂__ 、 | 川 乂 } }ﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. {/ /l ’，｢ __ ノ ,从| |′￤| // 各地を行き来し噂話をまとめる、当商会もサポートいたします。
/ /jﾉ ノj从〕n ., ,､fﾞ|ｌ.jﾉ│| | /
... (___人 r‐=≦rI:斗r─＞-＜ .乂| ￤ト--∨ 、 つきましては関所などは、なるべく少ないと嬉しいなあ、なんて。
/ |: : : : { |ー- __ --‐/ 廴, ‘，/ ／ i
. / ’: : : : :７ ー─v─ ／: : : : } }:{ |
/ ‘ : : : : :/ ＿C/__ Ⅵi: : :ノ ノ :} :|
. /. ／‘ : : : : / /´ }: : : : : : : : } │ ┏━━━━━━━━━━┓
/≠∠{.: .: : :/ { ￤ }: : : : : : : : } | ┃ ずぶずぶぅ……。
ﾞく {.: : : :{ ￤ } }_:_:_: : : : : :},,.. ..,,j| ┗━━━━━━━━━━▼
......￣ 爪 : : : :} ＿C{ ..,,__,,..ヽ} : ＼:_:_{≠ミ ＼
---─ 7ヘ-‐ ''"´￣￣￣＼::....__ ﾉ:_:_:_:_:_:_}-- /
... / / ￣ ､_ﾝ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ‘，
.
. ／￣￣￣￣＼
/ ヽ
/ |
| ヽ＿_,ハ＿_ノ|
| （● ) (● )
} （ 人＿） いうて、街道使うのに街道整備費払わない、
|ゝ ￣―' | ﾌﾘｰﾗｲﾀﾞｰ
ノ.＼＼ ／ 街の施設使うのに利用料払わない、そんなただ乗りを許すわけにもいかん。
．＜＼.:.:.:＼＼＿___／
. , ＜ /＼:::::::::::::二l ＼
／＿ / ヽ_／､_｣lヽ＼＼＿
{ ＼ / |::::::::::::|＼ ＼ ＼
ヽ l Ｌ＿_ |::::::::::::| ＼ }＿_ |
） i｜ ／ |:::::::::::| | | |
{ | |. 〈 |::::::::::::| │ │|
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （ ●） （ ●） ＼. なんらかの形で社会運営の負担を被せる、対価を払わせることは必要なんですが、
| ' |
＼ ￣ ／ 適切な負担と徴収、難しいなあ。
／ ⊂ヽ∩＼
/ (,＿ ＼ ＼
| / ＼＿ﾉ
.
―― ､
／ ＼
' __ ノ ゝ.__ヽ
l ( ー) (ー ) ｌ ただ、関所設置は防衛上の最低限にしたい点は俺達も一致するだろ。
ｌ (___人___) ｌ
. ｌ ｀--´ ｌ 関所置いたらそこに人員配置しないといけないんだぜ。
. !.! !( （(
. ' ヽ ( ( ヽ) ﾎﾜ～ｯ
ノ￣´"''‐ 、 ｀¨´￤ヽノζ
＿rく /癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ｜
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ∧=､､
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ ヽ ``=､､
∥ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ∥
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 商人としてはイヤな話題でしょうが、
／ （●） （●） ＼
| ⌒ ' ⌒ | 儲けを把握できないから、関所置いて流通から徴収するしかないんですよね。
＼ γrj¨￣￣¨i ／
／ j '⌒t_r=､_ノ ＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ／ /´ ｀¨´ |... ┃ 所得把握は非常に難しいうえに、徴収に莫大な手間隙がかかります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （● ） ＼
| ﾞ)（__人__）゛ ） | そして商人側としては、なるべくなら払いたくない。
＼ ｀,､､、 ／
／ /⌒)０::） ＼
/ ／ /'ﾞ｀'''" ､ ヽ
ゝ､___ノ | |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） すっげぇわかる。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
＿＿＿
／ ＼
／ ＿ ﾉ ⌒＼
／ （ ●） （●） ＼ わかっちゃう！
| 、 ´ |
ヽ、 ￣￣ ／
ノ ＼
.
// ／ / / ヽ :.
. // / ′ / ／/ i
{ { ／ i | / ／ ′ :. | i
乂. | 斗,‐/‐／―- ＿ _}j {
） i ! / ´ ′ |i {
/ ＼ i ｡孑云示 ｒ云示ｧ, ′ { 多くの都市や街では商業地を設定して
. { i i! 〈 弋:::r勿 ﾋr勿 /／ /
. レへ∧ |i } ¨￣ { ,′ ／ 間口税や町会費として徴収していますが、
乂,>| Ｎ / ∧ /!
（／ | ﾄ､ __ ｲj V ′ 儲けの額などは下手をすると商人自身にもわかりません。
. ／ | |//＞｡ ￣,_ ¨´／ !i /
′ 人 !/ ＞／ __ ヽ, | ′
/ﾍ _/ﾑﾏヽ|i ′ ─- i | /
. /_｡≦ﾆﾆﾑ i / ─‐ ､ﾏ｡、|′
ｒ==≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ //, ─- ､ﾑﾆ≧==--､
／￣￣￣＼
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ やるお たちも、月末収支と現金残高を見る程度だしなあ。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 単純利益は「売上－費用」で算出できるけど、それ以上は事務方が一杯一杯なの！ わかって！！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 勢い、外形課税か間接税、手数料的なものか、
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ 献金、上納金、はたまた賄賂として集めるしかなくなります。
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾍ lノ `'ｿ | | ┃ いわば自主的な事実上の所得税が、献金・運上金・冥加金など。
/´ / |. |... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
, -- 、
. / ヽ
| ─ ─
l -- --|
| u (__人__) 領主ってのは自分の財布で自分の領地を経営するんだから、
| i
rｰ} ヽ / 自分の収入を増やす賄賂は歓迎になっちまうよな。
ﾉ... ＼ﾞ ￣｢ｰ.､
,ｨ´ ＼ ,ｲヽ 弋 ,ﾍ
,,イ V 〈:::::〉 Vｰ､
/ l::::! l ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. / ｌ::::l !. ┃ 顔繋ぎや挨拶程度の意味合い、当然の謝礼の範囲のものがメイン。
/ .!:::::ｌ .|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,,..-――-..,,
／ ＼
／ ヽ
/ ＿__) ヽ- l
l '´ r .l
.|. =-= =--'' ', 問題は、袖の下でお願いされたことが、
. ', U ヽ l
. ヽ. （＿ノ--' ﾉ 結果的に領地経営にマイナスになったら意味ないってことだお。
. _ ---‐| ＼､ ＿＿＿_ ,,..-＜
/´ l l ＼ | r-ヽ ｀ヽ
. / | ヽ .>､ r'__..>＞ |
| ヽ .|＿ヽ.イ .〈Y´ i ｀''１ | |
, - ―――― - 、
／ ＼
. ／ u. ＼
／ ＼
/ ヽ
| ´￣` 、 '`ー―- | 警察（軍事）・司法・行政の３権が集中していますからね。
| （ ◯ ） （ ◯ ） |
| ´" " ´" " | 判断ミスも怖いし、利権に溺れて腐るかもしれない。
. ＼ ＿´＿ ／
. ＼ f ー ヽ ／
／ヽ イ＼
／ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 商人からすれば上納金額がほぼイコールで発言力、そう考えると意外と単純なシステムなんですよね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
__ ＿
. :＜ ￣ミト .,
. ／ ,／ ,､ ヽ,
. 〃 /′ ./ ヽ, ﾊ,
〃 ,i|/ ﾊ, ハ、
'/ { |/ /}/ |- T i {｀ヽ
. |/ { | / __,,, xヘＮ
. V __ ./ｨﾁ斧 ヽ り} !|i
. Ⅳ i ∨. |代::rｸ .{ｰ''| |i
ノ ∨ :l, ∨ l ￣ ' !l |i まいないで歓心を買えるような相手は要求も際限ないのですけどね。
､ . ｀'ーiⅣi:| _,ノ 八ﾘ
. ＼__ ﾉ }从､, ￣ ／ Ⅳ 皆様はそのような領主にならないでくださいね。
__,,}≠|'′ .≧=- ィ }′
γ´￣/: 7￣| {′
. ′ 〃:/'′ﾘ_＿＿ ,,＞─-ミ
. ″:{、 l{─‐. . .: : : :／￣ミﾄ､
ｉ li: : : :}ノﾘ.: .: .: : : : :/ .ﾊ
| .:|li.: : : : :l.: .: : : : : :/ .}
. |. Ⅷlｉ.: .: :|.: : : : : : :{ {
. l Ⅷli.: : :| : : : : : : |i ′
， Ⅷlｉ : :l.: : : : : : :ｌ}、 i
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
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┌───┐
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.
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
ｰ- ＿: : : : j{: : : : : : : : : : : j{: : : : : : : : : : : j{ ＿,ノ´ j{ ,ﾉ、
【{ ￣ ー-: : : : :＿_j|{:_:_:_:_: : : : :-‐'i{ー Ｙ ,j{ イ i}
- _j】{__ }_/. : : -―{―-- , __ }r=ミ、i{ j{__ .イ´ }_/'
￣｀Ｙ. : ;／ヽ ___}＿＿j{ ＼}i:{_j_{｡ｓ≦ j{__ ／ j{
ｰ- ＿_ }::::/ ,／ { } ＼ ﾉｲヽ: :r' ___
}{ ￣}:/ 〃、 -――-、 { Ｙ´￣ _____
ｰ- }{_ ,j{｀ヽ〃 /.::／ヾ::/{:::.ヽ,/ヽ i}.r=≦´ﾆﾆﾆﾆﾆ｀≧=-､_
￣￣}! . ∥ /.::::{ ＾ }:::::::| }r‐ ' |ﾆ/` ＜三三＞-‐‐､ﾆ|
ｰ- ＿_ノ{＿{iーj{::::::{ i:::::::| __}{! i..|ﾘ′ ﾏi|
{ii| j! .i! j{::i: | i: :::::!ー !＿,}.|i} _ ヽ ﾉ _ }ii!
－- ＿_j{ i!__j{:::! | i: ::::j | ,=i'' ´ ｀ｰ-ｨ' ゝ-='´ ` ﾏi=､
__ }!＿j! i|:::i:_! i: ::::}＿_|..ﾞﾑ | ,ｨ=≠j i≠=- Yj |
} ｰ----'{￣ { |:::i: i i: :::i{ | i .A f ､ ,ｊ /! ﾘ
{⌒ヾｿ＿,-､ .| j{｀ヽr､: : ノ:.:i:::{ |. ｔiﾆ| r=========､ ! |/ だーかーらー、
｀ヽｰ ⌒ヾ }＼__j{ ノ´: .、. : : :´:.:.:.{≧={. |ﾆ| ./ﾆ/'´￣￣ヾﾆﾑ |ﾆ!
斗 ゞ=ヾ { ヾ __ ゝ'イ｀ヽ: : : : : :.:.:.{ j!､_ |ﾆﾑ'ﾆ/f二二二 } !ﾆ|./ﾆ|.. ぶっ壊さないと中の海綿鉄取り出せないだろ！
/⌒ヾ' ー' ￣ /.: .::.=- r_)_／rゝﾞ|二ﾆ.〈└ｰ‐‐‐‐┘!二二.!
／|.ﾏ二ﾆﾍ ﾑﾆﾑ __}ﾆﾆﾆ/!､. 冷え切る前でないと叩けないっつーの！
,,-=f´:::::| ﾏ三三三三三三三ﾇ' .|:::｀iヽ
,,＞;;;´;;;;;;;;i::::::::| ＞＜ /|::::::|;;;;;`;;＜
´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!::::::::iﾍヾ､ ﾑﾆﾆﾑ 〃 / l:::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀;;＜,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i::::::::::! ﾔ`' / ﾏﾆﾆ∧ `' ./ i::::::::!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀;;＜,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::i ﾔ ./ }ﾆ.ﾆ{ ﾔ / .!::::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀;;＜,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i:::::::::::|. ヽ/ ﾑ二ﾑ ヽ/ .!:::::::::!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;}
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!::::::::::ﾑ |二二| /::::::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::::ﾑ .|二.二! /:::::::::::::i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;|
.
＿＿＿_
／ ＼
i⌒', ／ ⌒ ⌒＼
| つ ／ u ( ○)liiil( ○) ＼
| | | ___´__ | 鉄は熱いうちに打てというのはわかるんですが、
| | ＼ |r┬-| u.／
| ￣￣ ,- 、 `ー'´ ＼ いちいち炉をぶっ壊すのが引っかかったんですってば。
＼_＿＿_ ヽ ヽ＿＿_) |
＼⊂_ /
＼ ｀ー─── ' ヽ
) ＼
／ ＼
／ ／´`＼ ＼
! く´ ＼ ﾍ
＼ ＼ ヽ ﾍ
(´____＿___ノ ヽ ヘ
｀￣ ￣ ∨__＿___｀)
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_.＼
／ （●） （●） ＼ 鉄鉱石を溶かすんじゃなく、グズグズに煮込むようなものなのかなあ。
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.＼ “ ／＿＿| |. ┃ 〔木炭＋鉄鉱石＋前回のスラッグ〕→海綿鉄→スラッグを叩き出して→錬鉄
＼ ／＿＿＿ ／ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, --────-- ､
／ ＼
／ ＼
／ ＼
.／ ─── ──＼
/ ＼
｜ ／／:::::::::丶＼ :／／::::丶丶
.｜ ｜ {:::::::::::::::::| | ｜ {:::::::::::::| |
| ＼ヽ:::::::／ ／ ＼ヽ:::::::ﾉ／ 意外というか、予想外というか、これが製錬炉なの？
.| ,／ | ＼
| ｜ ｜ ｜ ずいぶん小さくね？
| ｜ ｜ |
.| ＼＿＿／＼＿＿／
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――■塊鉄炉（レン炉）
ｎ _ｎ__ ｎ _ｎ_00 .┃┃┏┃ ┏┛┏┃
l l└i七 l l└i七 .━┃┃┃～ ━┃┃┃ _
LＫ⊆T LＫ⊆T .┛━┛ ━┛━┛ (_, ｢｢}
├─────────────┤
__ ＿ ＿ ＿_ ＿ ＿ _ ┬
{i三王三王三王三王三王三王三王} │
|!:.:.:.:.:j{.:.:.:.:.:.:.:j{.:.:.:.:.:.:.j{:.:.:.:.:.:.j{:.:.:.:.:.:.:j{i|. │
|!:.:.:.:j{.:.:.:.:.:.:.:j{.:.:.:.:.:.:.j{:.:.:.:.:.:.:j{.:.:.:.:.:.:.j{:i|. │.. _,ｎ＿
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,.仏三三三三三三三|!|￣￣|!|三三三三三三ﾆ∧ │
＿＿＿_,i|仏i三三三三三三三|!|＿＿|!l三三三三三三三i∧＿＿ .┴
.
{///r-- ＜/////////＞--､/{
l/// ｀ ￣ ´ }/!
_ |// l l l/{ _
,ﾊ{彡 ' ､ , ' |/{/ l はぁ？
{i {/! ＿__ ＼ il / ＿ ∨!ｨ }l
|､l/!. t ｡ヽ＿}il.{_,.ィ｡ ｱ´ }/{/ | コイツは1回で 【12kgもの】 錬鉄を生産できるんだぞ、
＿,...-r-‐∧j/! ￣ / ヽ ￣ l//!/
￣ /::::}/{ヽ , ', /j//|ヽ＿ 海綿鉄を叩くのも２人がかりだっつーの。
/::::::l/∧＿＿＿_/ l }＿ {///{::::､ ＞-- ､_
＿,..--ィ/::::::::}//////////＞-- ＜///77////!::::::,_ ＞ ､
i i i i i i/:::::::::::!////// r 二二二二二ヽ∨////}:::::::,i i i -＜_
i i i i i/::::::::::::::＼///{ {∨､＿＿＿＿} ｝ }///,ｲ::::::::::, i i i i i｀‐＜
i i i i{:::::::::::::::::| ＼/＼＞ー―――‐ '／/// !:::::::::::} i i i i i i
i i_i_i|:::::::::::::::::| ', ＼///777777777´//／ |::::::::::::| i i i i i i
;;;;;;;;;;;{::::::::::::::::::, ＼ ＼////////// ／ /j:::::::::::::}￣｀ ＜＿i_
;;;;;;;;;;;∧::::::::::::::{ ＼<＼￣7介',￣ ´／>／ /:::::::::::::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;',::::::::::::l ＼､>/:::::::::::ヽ <,:'／ /::::::::::::::/- ､;;;;;;;;;;;;;;;;;
＿___
| ┌ |
／..└┘
＿＿＿_ ,ｲ｀ヽ
／ ＼ ー―' r j
／ _ノ ヽへ＼ ｀´
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | 人力だと、このあたりが限界ってことかお？
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _,ﾉ ー ＼
／ （●） （●） ヽ
| u. ' | 1回で10kgくらいしか生産できないのは本当、ショックですね。
＼ - ― ／
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼ それなー。
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ 鉄製品買いあさったつもりが大した量にならなかったわけだお。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●））
. | （__ﾉ_） しっかしまいったね、こりゃ。俺達もっともっと鉄が欲しいのに。
| ｀⌒ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
.
_,.ィ7777777777＞ ､_
_,..＜/＼/////ィ7￣7＞､/ ∧
{///7777 ヽr77////////////!
∨////////ィ'''''´￣￣ヽ////,{
∨/!´￣ ｀ , ､ {///∧
∨{ / _ { ∨//-'､
|/l - ､ {_／＿,.ィ {//ィi }
}/{ -r-｡,=-､_｀ｰﾟ' ノ ∨/' / ……親方？
∨! ¨ { l } /∧' ､__
}ﾊ＿_ j l ヽ ＿＿///∧ /}::::＼
_,.. ////// '=-=- '///////// , !::::::::}￣ ＞ ､
_, ＜ {//////, -――- ､ヽ//// / !::::::::| ｀＞ ､
_／ ＼/////777777////／ / j:::::::::{
´ ＿/::::＼//////////_／ ／ /:::::::::|＿＿
＞ '´ /::::::/ ＼ ￣￣￣´ ／ /:::::::::::l i i i i i｀ ＜＿
＞ '´i i i i i /:::::::::{ <＼ ｀丶､_ ／ ／> /,:::::::::::::| i i i i i i i i i i i
,ｨ=￢冖ﾆ=‐-､
ィ⌒ニ＝=ミヾ⌒弋=､,
厂￣ミ ‐-=ミヾ jﾉノノﾍ,
ィ⌒´-‐ﾐyﾞ⌒ﾞﾞ¨＾^¨^jj＾ｰﾐ=ミ、
厶ィ⌒彡ﾐ jj ﾐミハ
ﾑｨ孑彡ミ ‐=＝=ミ ,ｨ==ﾐvﾞ }
〈ノ>‐ﾐ7´ ｨf抒‐<ヾ {抒=/ j
弌j＾>}'{ ｀ ', 〉 ふむ。
{ﾍ }j{ ', ィ_,_,ノ､ ,′
v弋}'Ｌ :. ,ｨィイ｣Ljミ | 本日のお引き合わせ、
「 }'入 ´´ ｀ニ´｀` j
f圦ヘj i＼_ ,,.jＬ.,,、,ｲj 我らのありのままを見せてもよいとのことでしたな？
／〈 ＼`マj ｉ丁ｉ ii ｉ｀Yj 7
,.，＜］//∧ ＼ `マj」⊥Ｌ」ﾚﾞ
,.，＜__ 」///∧ ｀ヽ、 ___／＾Y
,.，＜＜ ＞'! ! |////∧ <>､_ /Y＾Y〉 L
´＜ ＞'ｉ￤|│! |/////∧ ｀Y ∧////|Ⅵﾄ､
.
＿＿ ＿ ;;;;ゝゝ;;;;ヾ;;;;;ヽ
／／／／─＼ ;;;;ゝゝ;;;;ヾ;;;;;ヽ;;ヾ
／／／／─── ＼ ;;ゝ;;;;ゝ;;;;ゞ;;;;. _ -- ､
／／／／───‐──＼ ゝ;;;;;;;;ゝゝ;;.／ ヽ
／／／／─ ,.r'.;' "￣T｀｀ヽ ＼ ゝ;;;;ゞゞ| /∨从ｲ .}
(＿＿／∥￣ /ｰ/ ＼ .| ／｀',! |;.∧/ 〈~ よいぞ、ありのままを見せ、存分に語らえ。
∥ ∥￣iーi ＼|／ i::. |;.Ti≧s｡`‐／
∥ ∥￣!一!─ ─ ◇─ ─ l:::. ;,;.. ;,／:::::::::::::::》 そのために呼んだのだからな。
∥ ∥￣ｌーl ／|＼ ,':.::.. ;,| ｀ヽ／ ::::||ヽ''ｰ'ｰ-､,
´｀"'"'''"'"'''､w::::。ゝ／､,. l､ , ヽ。､ , ,´｀"'/:::::: /::::::::::||::|∨ ´｀"'"''"'"''"'"''"'"''"'"
:.:.:.:.:.:.: 。w 。,。,。, ～､。, ～､ , ～´｀./:::::: /::::::::::: ||::|::|__ "''ｰ'ｰ-､,
:.:.:.:.:.:.: :.:.:.:.:.:.: . /:::::: /:::::::/ ::::||::|:::ゝ-ィ.i7.ｰ-､,´｀"'"''ｰ'ｰ-､,
:.:.:.:.:.:.: :.:.:.:.:.:.: :.:.:.:.:.∧::::::〈:::::::/::::::::||/::::::::〈ﾆ/ .´｀"'"''ｰ'ｰ-､,
. .... .. .. _ ,,.......,, _ ∧::::::ヽ￣￣￣ヽ￣￣ ..... .. ..
. ,..:::´::::::::::::::::::::｀:::..、.∧ ::::ヽゝ ＼_ |
. ／{:::::::::::::::::::::／::::::::::ﾐ､ ､￣≧ｘ |
. ,.:::::::::＼:::::::::::::/:::::::彡:::::::ﾐ､
|ヽ::::; ''"~ l l: ＞:::::ミ､
|:::＜ l :ｌ: / ＼::::ﾆ=
|彡:: ﾍｌ :l/､ ‐ ''"´ ﾞ:::::ﾆ= 君達も聞いたことはあるかもしれないが、
l〉=ﾆ ￣￣` ヾγ⌒ヽ r-､ﾆ=ゝ
. 〈=ﾆ γ⌒ ﾉ |ｱﾉ／ 近年1回数十kgもの製鉄が可能な炉が各地に出現している。
ﾉ=「ｧ ::| |／
￣＼ﾍ ,. `＿＿ .､ ﾉ 我々も生産拡大に、水力ハンマー精錬の導入中だ。
｀＼ `ー一'' ／|
. 〕iｘ ＿ ／::::::|
r┴─‐ ─┴┐
＿ -|ニﾆ=- .-=ﾆニ|ﾆ=- ＿
. ＿ --==ﾆﾆﾆﾆ|ニﾆﾆ=--=ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==-- ＿
. -=|i:i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i|i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i:i|=-
ﾆﾆﾆ|i:i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i|i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i:i|ﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆ|i:i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ0三ニ＝=＝ニ三0ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i:i|ﾆﾆﾆ
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ＼
| （ ●）（●）|
| （__人__）| なるほど、向こうに見えている水車小屋はそのためですか。
| ｀ ⌒´）}
| }
ヽ }
ヽ /
| ''⌒ヽ
| ヽ ヽ
,. -―――- 、
∧＞-､ ＿＿＿__｀ヽ
/V⌒ヾ､| l７ﾌ7/／／|
/V ｀´￣￣￣Vﾐ|
ハ|/ |ﾐ|
{ ｆ/ -､ {ﾐ|
ﾍ| ゞ･＞ｿ {ｘﾆﾆ. |:;ﾊ ああ、だが単純に炉を大きくすればよいというものでもなくてな。
∧ ￣ } ゞﾟｰ' |{ }|
//} / ｒ /:|,ｒ' 炉胴を手の幅ひとつ拡げただけで火入れがうまくいかん。
.／////X777Xｧｧｲｖｘ / /-―-､
_.. ‐ ニニ/:::::∨//＼ ー-__ ,,｀ヾﾊＴ ⌒ヽ ＼＿
「「「「「「「「|:::::::::|＼///>､/7ﾊ..ｘ＜7{￣´ ヽ「「Tゞ､
| l l l l l l |:|:::::::::l. ＼//// | | | | {￣ ＼ ＼ ∨///ｸ
|」」」」」」|/::::::::::|、〈ヽ ｀フー‐ｒ―‐ゞﾍ ヽ ∨／:::
:::::::::::::: /:::::::::::::|∧ ﾍ〉∧::::::∧ にｼ‐＼ ﾉ|>､:::
:::::::::::::::|:::::::::::::::| ∨ / /￣｜ﾍ__／ /::＞ｒ― ／>':＼
:::::::::::::::|:::::::::::::::| ヽ∨ |:::::::::| /::::::::::∟ -' ／:::::::::
:::::::::::::::|:::::::::::::::| |:::::::::| ／:::::::::::::/::＼_／:::::::::::::::ノ
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ やるお の言うように今見せてもらってる炉が人力ふいごの限界なのかな。
| ___´__ |
＼ `ー'´ ／ たたらだと体積とふいご数を稼ぐために横に伸ばしましたが
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | 水車使えるなら精錬よりも送風が先なのでは？
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
l/! }/|
,-､|彡' ∨{- ､
j, ﾊ{ﾐ ＿ ､ _ ＿ }/!r､} ほう、少しは話せるようだな。
{ /} l/ ｀_ヽ､＿ _j 〈 ＿,_イ l/! } l_
_,. ＜￣∧ヽ{i{ ｰﾟ-' , } ｰﾟ- ' }/!/∧ ＞ ､ ﾀﾀｰﾙ
- ＜´ /::::ヽ_lヽ / { //|_/:::::':, ｀ TATAR炉は初耳だが
/::::::::l l/∧ , l ､ /!/{ l::::::::::::,
＿,/::::::::::| |//! ヽ __,.{ j }､_ / l//!.!:::::::::::∨_ 俺も水車動力化はふいごこそ先だと考えている。
__＞ '´i i i/::::::::::: ! lｲ∧ ,xイ///＞ --＜///＞､ ///!.|::::::::::::::}i i｀
´i i i i i i i i,{:::::::::::::::! |//ｲ///´ r―――――-､ヽ/77/// |:::::::::::::::li i i i i i ＜__
i i i i i i i i il::::::::::::::::{. ＼///{､ ￣_二二_￣´ ／///／ !::::::::::::::::li i i i i i i i i i｀＜
i i i i i i i i i!:::::::::::::::::l ＼///＞ ､_／/＼__,／///／ |:::::::::::::::::li i i i i i i i i i i i
i i i ＞ '´;;;l::::::::::::::::::| <＼ ＼//////////////／ ／> |::::::::::::::::::|｀ヽ_i_i_i_i_i_i i i
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::::::l ＼> ＼//////////／ <／ /j:::::::::::::::::::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i_i_i
.
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '=・= =・= u| １度に作れる量が増えれば、炉から引っ張り出すのも人力じゃ無理になるお？
/,'才.ﾐ) （__人__） ／
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼
／＼ ヽ ヽ
. Ⅵ , ＿ ＼ミ､//}. 丶､/
. / ､ / ／_ ミ/{/｀ヽ /ヽ／
. / -- ､＿,> {__／_｡_ノ }_/{ヽi }. ／ ﾍ.
. ヽ <__｡〉/ ｀ ー-- / //,{ /,ｲ "´i￣
} ,' / ////! ´ﾊ
', { _ ヽ { ,'////{_ﾉ､i}. ははっ、気宇壮大はいいがさすがにそれは妄言の類だ。
}､ ヽ｀___｀_xwイ7777∨､///∧ ',
l∧ ,xイ7ir__,. -――-､ヽ＼＼//} /＼_ 水車動力化が必要なのはふいごと精錬工程のハンマー、
|/ ヽ'´/ｲ/￣ _,..-――‐ '_///＼＼,! / }:::::｀ヽ
∨/i//! ￣＿,.. -､---イ//////／/ l:::::::::::. こいつは前工程でも鉄鉱石を砕けるからな。
. }/i//∧＿//i l///＼////////／ l::::::::::::
. ∨//l//i|///!,!/////＼//／イ ;::::::::::::
. ＿,...＞ ､//i///i/i/////＞-'／ /::::::::::::
._,.. - ´ / |:::::::T ー‐ｰ'´､ ／ ／>. /::::::::::::::
{ |:::::::::', ｀ヽ ／ <／ /:::::::::::::::::
.
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） |
| （__人__） .|
| ｀ ⌒´ ﾉ 水車は１台でも、炉工程と、前準備・精錬工程で切り替えればいいよな。
. r─一'´￣`＜ヽ }
`ー‐ｧ , ) , -'~⌒ヽ、
. ノ {. ,ﾍ ,l. ゝ、_ .'ヽ).
. ／, ､ _ /. | . ', . .. .ヽ、
（／ / // / / ...| ...|＼..＼＼ ＼_)
/ // / / . . ＼_＼_)､_）
. ｰ' {_/ノ ."´
＿,... -―-- ､__
/ 7//777ヽr777 }
{ミ/´ ｀ー ´ V
l/ｲ ＿ ､ , _ }
_l/! tｫｧ / {ｨtｧ ! 水車のことは水車職人に任せるしかないからわからん。
{(j/! ¨ } ¨ 〉
∨/＼ ,....-=-'_ /} 製鉄も鍛冶も、鉄職人だけでは成り立たなくなるのは引っかかるが、
/!/////r―‐-ｭ}//,〉
,..ィ{ ＼///ｰ7777//// 割り切るしかあるまい。
_, ＜ }:::::l ＼/////////}､､
＜´ ＞'´ |::::::::.､ <> ￣￣￣´ }::::､｀＞ ､
＞ '´i i i i i |::::::::::|＼ /介∧ jl:::::',i i＜ ＞､
i i i i i i i _ｲj::::::::::::, ＼_/ /-{ ∨ l::::::,i i i i_i＜ ＞､
i_iイ;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::､ { | }:::::::､;;;;;;;;ヽi i i＜__}
;;;;;;;;;;;;;;;;,...イ､::::::::::::::::＼ | | /:::::::::〉;;;;;;;;;;;;;;;;ヽi i |
;;／￣::::::::::::::＼::::::::::::::::＼| | /::::::::/:::::::::::::｀ヽ､;;;;;;;}
.
…'`
__ィ′ ＼
｀７ｲ ∧ | ゝ
}/Ⅵ芝从 爪 と、まあ、ああいうヤツラなわけだ。
. く __, ｨⅣ
. `┬<:::::::::}＿_ お前はどう思う？
ノヲ〃::::＼__::::::｀ヽ
{:l| ,{|::::::::::{:::::ヽ:::::::}
. ,':l|Y ||::::::::八:::::::';::::∧
:::l|.{!.||::::::::::::::V:::::';:::::∧
. ,::l| { ||::::「|:::::::::V:::::';:::::∧
. {::l| { ||:::::| !::::::::圦:::::'::::::∧ ...＿ ＿＿ ＿__ ＿＿ ＿＿ ＿＿
. |:l| { ||::::::| !:::::::{ `≦;::::::::ヽ .┴―┼‐┼―┼―┼―┼―'┴―┼‐'┼―┼―'┼―┼―
. !:l| { ||::::::|」::::::::| /::;':::::::／.~|＿l__,」＿」＿_」_ ＿」 _＿」＿」_＿l__ 」＿」＿_」＿」_」＿」＿」_
'::1 {l.|L::::::::::::::::|／::;'::::／.＼ |＼ ＼￣￣￣ ￣￣￣￣ ￣￣￣ ￣￣￣￣ ￣￣￣ ￣
. ,':::ｌ ||ノニ￣「 く::;:"::／＼}＼|{'＼|￣~|
ｌ:::,' !|ｌ三ﾆ 八__ヾ-' .|＼ ＼|＼|＼”＞―、 ’ _
:::l /:|ｌ ｀￣ ∧ ....|＼|＼|＼＼|＼l＼ ＼
. ;:::ﾚニ||＿＿＿__∧ ..|＼ ＼ ＼|＼|＼＼|'￣~| . ’
:::{ﾆﾆⅧﾆ二二二´ |＼|＼|＼ ＼ ヽ|＼＼￣＼
_|ﾆニⅧﾆ二二二 ..w'!|＼|＼ ＼ ＼|＼|＼|＼|＼￣＼
|ニニⅧﾆ二二二 .|＼ ＼|＼|＼|＼|＼|ヽト＼＼＿＼ ”
{ﾘ!二二Ⅷﾆ二二二 .,wi.|＼|＼|＼ ＼|丶|＼|＼ト、＼!＿__| :;
. ｉニニﾆⅧﾆ二二二 ＼ ＼|＼|＼|＼ ＼|＼ ＼|＼|＼ ＼ ・ ，
'ニニニⅧﾆ二二二 .＼|＼ ＼|＼|＼|＼|＼|＼|＼|＼''i＼￣￣＼
. 'ニニニⅧﾆ二二二 .＼|＼ ＼|＼ ＼|＼|＼|＼ ＼＼| '＼ ＼
. '二二二Ⅷﾆニニニ .＼|＼|＼ ＼|＼ ＼|＼ ＼ ＼|＼| ＼＿__＼
.
厂￣ミ ‐-=ミヾ jﾉノノﾍ,
ィ⌒´-‐ﾐyﾞ⌒ﾞﾞ¨＾^¨^jj＾ｰﾐ=ミ、
厶ィ⌒彡ﾐ jj ﾐミハ
ﾑｨ孑彡ミ ‐=＝=ミ ,ｨ==ﾐvﾞ }
〈ノ>‐ﾐ7´ ｨf抒‐<ヾ {抒=/ j
弌j＾>}'{ ｀ ', 〉
{ﾍ }j{ ', ィ_,_,ノ､ ,′ 職人でもないのに鉄への理解は相当にあるとみました。
v弋}'Ｌ :. ,ｨィイ｣Ljミ |
「 }'入 ´´ ｀ニ´｀` j あれが例の《成り上がり商人》、ヘンピナの代官ですか。
f圦ヘj i＼_ ,,.jＬ.,,、,ｲj
／〈 ＼`マj ｉ丁ｉ ii ｉ｀Yj 7
,.，＜］//∧ ＼ `マj」⊥Ｌ」ﾚﾞ
,.，＜__ 」///∧ ｀ヽ、 ___／＾Y
,.，＜＜ ＞'! ! |////∧ <>､_ /Y＾Y〉 L
／ ＼
_ イ ',
｀ー/ ﾄ､ ∧ ',
' ｉ ﾊ l＼l_ 斗-- ∧ ヽ
ｌ /l ハ N イ苧アV ∧ ﾄヽ
l/ l 仡ｵﾄ､! ￣ Vﾍ ハ !
Ⅵ / {ｿ ! 从 ああ、外敵の侵入を拒むくらいにしか役に立たない
! 〈 __ﾉ/
丶 ＿＿, ! l / 湿原と山岳小盆地の地、ヘンピナを与える予定である。
ヽ ' l′
＼ イ |
｀T´ ＿__l＿＿
＿＿_| {Oﾆﾆﾆﾆﾆ|
|}Ξﾆﾉ .|oﾆﾆﾆﾆﾆ.L
-=ﾆ〃ﾆﾆ|ﾄ、 _ﾄヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
-=ﾆﾆﾆﾆ〃ニﾆ|| ＾ ||ﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 湿原の重要性とか生物多様性がどうこう言い出すのは現代になってから。1971年ラムサール条約。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,,．ｧーー"ﾌ__,, ｀ ､
. | ./ .f"フ''",ィ' ￣｀ヽ、 ＼
. | |. " .／ ー- ‐‐ 、、＼ ヽ
./＼ 丿.ﾉ l ー |￣￣ ヾ'ヽ、 } ｉ
. //＼＼" / /ﾘ ‐‐.ｧ┘, , ｀´｀!
/,ﾍ/ﾞ〉＼＼. /ミ三" ﾞ ', /
.//》 ヽ//＼ｭ/⌒l ´ ﾞー- 、 ', ﾉ l
//ヽ/ヽ////| .|ﾐョ」 弋ﾃ｀ヾ ｀ __,,ﾘ
//////////| .|ヽ=i ﾞﾞ |ﾂヽ
//////////| ﾘ ',/ ｀ | / ヘンピナは辺境伯家が押さえている鉱山にも比較的近く、
/////////// | 、 ‘－ _ .,,_/,ｨ'
//////////i─ｭ、 ＼ ／ 多くは湿原とはいえ森もあります。
/////////. |三二＞、. ＼ /
////////___i三二二二＞、 ￣7ｭ
///////三三三二二二二＞i"三ョｭ
/ ′ ヽ
/ ./, i ﾄヽ
ー//. { ､ | ! !
/ｲ ,i l＼ __ 斗 | |
. |/{V lイ衍テ Ⅵ八 ﾊ ﾊ}
Ⅵ ￣ ﾚ圦∨ / 当座は村鍛冶の仕事しかできんだろうが、
/ __ノ /
｀ヽ ｌ Ⅳ どうだ、お前の弟子を１人か２人、出してみる気はないか？
t― ' ／ !′
! ／ ＿|＿_
＿ｰ┬≦==ﾆﾆﾆﾆﾆニ|
|}ﾆﾆ{Oﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|__
. ＿||ｦ__|Oﾆﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｭ
. r=ﾆﾆﾆ// | |ﾆﾆﾆニヽヽﾆﾆﾆﾆニニﾆﾆヽ
.
,ｨ=‐- ､_＿
,ｨ≠=‐- ､‐-=ミヾﾆ=ミ､
j厂￣￣ ｀｀丶､ ＼｀､ ｀⌒ヾ、
r=≠冖￢ ‐-ミ｀丶､ ＼ ヾ､ `、⌒ﾏ
jj-‐=ニニ＝=ミ ‐-｀､ ､＼､､ } }' jﾊ
〃 -‐…‐=ミヾヽ ‐-＝=ミヾ､ヾ､j i }iiﾍ
}} ／ ‐-=ミj＾´¨~ '' ｰ'=ミvj i jv'ﾉノjﾙﾞ
〃´ -‐…‐-彡ﾞ , `＾´}}^Yミj〉
{{ ／ -=彡" ,' ﾘ iﾐ〈ヾ､
V´ Vｚ=ミ7ﾐ7′ -=＝ミt､_＿ _,,, ___jﾚﾞ
〈／,」 ' /ミj′ ､_＿ `⌒'ｰ＜ ／ｰ‐ﾐ〉
ﾔ'/| i V/j′;. ｀` ｀¨¨`' 〈'ｰ=ｨ'/ﾞ
. 〈/vﾍ v'/７ ､ |｀ ´}
〉rﾞ＾Ti/7 ; , } j
,ｨﾆﾆ圷 斤ﾄv i ／´ｰ ‐ イ .′
,ｨﾆニｱ´＼＾ﾏV/＼ ,ィ仄ﾌﾌ7圦､, ,′ いずれは製鉄に、うまくいけば１人が10人に、２人が50人に。
,ｨｉニニ∧ ＼ ﾞﾏ/j ＼ ‘ｰ'ｰ''ｰ┴=ミ〃
-‐=彳| ﾆニニ∧ ＼ヘj/i ＼ ｀¨¨´ '/ 弟子に孫弟子の働き場になる、と？
: .:| ﾆニﾆ∧ ＼＼j/j,＼_,,vV＾Vvｼ7
..:| ﾆニニ∧ ＼＼ji/jj/ ji /jｉ/jj″
.:｣ ﾆニニ∧ <＾i､ ｀≧ｷｬ===r=彳
斗ｬiヤ| ニニニ∧ ＼＼ //////》 j|
ｌ | | |│ :ﾆﾆニニ∧ ｀¨ /＾V////|Ⅵ＼___
| | | |│ ﾆニニニ∧＼ ' V///」 Ⅵﾊ ＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| | | |│ ﾆニニニ∧ ＼/ 》tttﾍ, V∧ ＼ ┃ 手下にポストを用意できるのも親分の力、派閥の力。
LL∟Ｌl :ﾆニニニ∧ /////∧ V∧'刀ﾌ7|＼...┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
二ﾆﾆﾆl :ﾆニニニ∧ i//////∧ V∧/ｉ//| |} ＼
.
ｰ- ＿: : : : j{: : : : : : : : : : : j{: : : : : : : : : : : j{ ＿,ノ´ j{ ,ﾉ、
【{ ￣ ー-: : : : :＿_j|{:_:_:_:_: : : : :-‐'i{ー Ｙ ,j{ イ i}
- _j】{__ }_/. : : -―{―-- , __ }r=ミ、i{ j{__ .イ´ }_/'
￣｀Ｙ. : ;／ヽ ___}＿＿j{ ＼}i:{_j_{｡ｓ≦ j{__ ／ j{
ｰ- ＿_ }::::/ ,／ { } ＼ ﾉｲヽ: :r' ___
}{ ￣}:/ 〃、 -――-、 { _____
ｰ- }{_ ,j{｀ヽ〃 /.::／ヾ::/{:::.ﾞr=≦´ﾆﾆﾆﾆﾆ｀≧=-､_
￣￣}! . ∥ /.::::{ ＾ }::::ﾞ|ﾆ/` ＜三三＞-‐‐､ﾆ|
ｰ- ＿_ノ{＿{iーj{::::::{ i:::::|ﾘ′ ﾏi|
{ii| j! .i! j{::i: | i: :ﾞ|i} _ ヽ ﾉ _ }ii!
－- ＿_j{ i!__j{:::! | iﾞ,=i'' ´ ｀ｰ-ｨ' ゝ-='´ ` ﾏi=､
__ }!＿j! i|:::i:_! ﾑ | ,ｨ=≠j i≠=- Yj |. だーかーらー、
} ｰ----'{￣ { |:::i: i.... i .A f ､ ,ｊ /! ﾘ
{⌒ヾｿ＿,-､ .| j{｀ヽr､: : ノ:ｔiﾆ| r=========､ ! |/. 海綿鉄を取り出せるのは火落ちして冷え切る前だって！
｀ヽｰ ⌒ヾ }＼__j{ ノ´: .、. : : :´:ﾞ|ﾆ| ./ﾆ/'´￣￣ヾﾆﾑ |ﾆ!
斗 ゞ=ヾ { ヾ __ ゝ'イ｀ヽ: : : : : :ﾞ|ﾆﾑ'ﾆ/f二二二 } !ﾆ|./ﾆ|. なんで稼働中の炉から鉄を取り出そうとするのか、
/⌒ヾ' ー' ￣ /.: .::.=-. |二ﾆ.〈└ｰ‐‐‐‐┘!二二.!
／|.ﾏ二ﾆﾍ ﾑﾆﾑ __}ﾆﾆﾆ/!､ それがわからないっつーの！
,,-=f´:::::| ﾏ三三三三三三三ﾇ' .|:::｀iヽ
,,＞;;;´;;;;;;;;i::::::::| ＞＜ /|::::::|;;;;;`;;＜
´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!::::::::iﾍヾ､ ﾑﾆﾆﾑ 〃 / l:::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀;;＜,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i::::::::::! ﾔ`' / ﾏﾆﾆ∧ `' ./ i::::::::!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀;;＜,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::i ﾔ ./ }ﾆ.ﾆ{ ﾔ / .!::::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀;;＜,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i:::::::::::|. ヽ/ ﾑ二ﾑ ヽ/ .!:::::::::!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;}
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!::::::::::ﾑ |二二| /::::::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::::ﾑ .|二.二! /:::::::::::::i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;|
;;;;;;;;;;;;＞'´:|::::::::::::::::ﾑ |ﾆ二ﾆ| ./::::::::::::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;!
＞..´::::::::::::!::::::::::::::::::ﾑ !ﾆ二ﾆ! /::::::::::::::／:::::｀::::..＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;rr､
::::::::::::::::::::::＞..､::::::::::::ﾑ .|ﾆ二ﾆ| /:::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::｀:::.＜;/;;;;;;;;;;;;| | }
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┃ ３人的には海綿鉄ではなく、銑鉄を取り出す高炉のほうが馴染み深いからなのよね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
{///r-- ＜/////////＞--､/{
l/// ｀ ￣ ´ }/!
_ |// l l l/{ _ 溶けるまで温度を上げるとか、
,ﾊ{彡 ' ､ , ' |/{/ l ｲｶｹ
{i {/! ＿__ ＼ il / ＿ ∨!ｨ }l 鋳掛（溶接）以外で何の意味があるんだよ。
|､l/!. t ｡ヽ＿}il.{_,.ィ｡ ｱ´ }/{/ |
＿,...-r-‐∧j/! ￣ / ヽ ￣ l//!/ 溶鉄（銑鉄）なんて叩けないし、固まっても脆くてダメダメだろーが。
￣ /::::}/{ヽ , ', /j//|ヽ＿
/::::::l/∧＿＿＿_/ l }＿ {///{::::､ ＞-- ､_
＿,..--ィ/::::::::}//////////＞-- ＜///77////!::::::,_ ＞ ､
i i i i i i/:::::::::::!////// r 二二二二二ヽ∨////}:::::::,i i i -＜_
i i i i i/::::::::::::::＼///{ {∨､＿＿＿＿} ｝ }///,ｲ::::::::::, i i i i i｀‐＜
i i i i{:::::::::::::::::| ＼/＼＞ー―――‐ '／/// !:::::::::::} i i i i i i
i i_i_i|:::::::::::::::::| ', ＼///777777777´//／ |::::::::::::| i i i i i i
;;;;;;;;;;;{::::::::::::::::::, ＼ ＼////////// ／ /j:::::::::::::}￣｀ ＜＿i_
, -──- 、
／‐- _ﾉ /__ -ヽ
.. / -ｬｯ- -ｬｯ- ，
{ (__,､__) } ダメダメかおー。
ゝ u ノ
/ ﾊ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ ﾊ. ┃ 炭素がねー、含みすぎるのよー。
. / ﾊ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
厂￣ミ ‐-=ミヾ jﾉノノﾍ,
ィ⌒´-‐ﾐyﾞ⌒ﾞﾞ¨＾^¨^jj＾ｰﾐ=ミ、
厶ィ⌒彡ﾐ jj ﾐミハ
ﾑｨ孑彡ミ ‐=＝=ミ ,ｨ==ﾐvﾞ }
〈ノ>‐ﾐ7´ ｨf抒‐<ヾ {抒=/ j
弌j＾>}'{ ｀ ', 〉
{ﾍ }j{ ', ィ_,_,ノ､ ,′
v弋}'Ｌ :. ,ｨィイ｣Ljミ | ……弟子を出すのは悪い話ではないと思うのですが、
「 }'入 ´´ ｀ニ´｀` j
f圦ヘj i＼_ ,,.jＬ.,,、,ｲj 何と言いますか、飛んだ発想をされるものですなあ。
／〈 ＼`マj ｉ丁ｉ ii ｉ｀Yj 7
,.，＜］//∧ ＼ `マj」⊥Ｌ」ﾚﾞ
,.，＜__ 」///∧ ｀ヽ、 ___／＾Y
,.，＜＜ ＞'! ! |////∧ <>､_ /Y＾Y〉 L
-‐‐‐-
／ ｀ヽ ｀ ､
/ -‐‐yﾆ=‐‐､_ヽ i ﾊ､
/ _ﾆ=〉 ~ ￣ i
〈 ﾆ=/ /__ ､:. :.
∨ r‐､/ rtｯ､ヾ i,'_ .〉
', i.f } {ｆｧ/ 新しいことをするのだ。
∨ > _i :
Ｙ从 __ ´ / 思いもよらぬ妄想も、千に１つは役に立とう。
i___ ＼ ‐｀
｢i:i:i:i:￣ﾆ‐≧‐- '
＿_ﾆ=---‐‐´寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀i|
/｀ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾄ
/.i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i }} i:i:i:i:i＞､ _
i:i:i:i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: }} i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞､ __
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_,,,,,,,,,,,,,__
_,r'´: : `ｰ‐‐‐.,_
,/: : : : .`､
,/: : : .`、
,/: : ,' , ヽ､ `.､ ､ '., `､
∠,',': :,! .i､`､ヽ､ヾ,, `､ i .; : . ヾ!
/,' : ,!!:i : i.`､;!ヾ`ﾆ`.､,!ヽ!､!: : . : . `!
ﾚi : :iヽ:ﾄ､ !,r'7i´,! ,ﾉ .i; r'´`.i ﾄ､,!
`､:!__` .ヽ! i._'／ i,!f´ i ! .i 我のように貴族たる常識に囚われた身はな、
``f､,! ヽ -,ﾉ .,!
<_ __, ./`´! ,! あやつらの元商人らしい非常識さに
`､ r ﾆ-' ,／! .i .i
`､ .,／ .,' i,! 期待している面はあるのよ。
`､ ,／ ,' _,,,,,,!-----┐
￣ `、 r‐''´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i__
,!'''ｰ''´:i i;.:o:.:.:.:.:.:.:,;,;,;,;,;,;,r‐:`ｰ--..,,___
r-';::::::::;;ﾉ !:.o,;r''''´`､ `､.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,:.---:ゝ-､
_,,,..-‐'''''''´:.:.:':k''´.,' f''i'´:.:.:.:.:::::::;;r''ヽ`ﾆﾆヽ''_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`､
_,,.-'´:.:.:.:.:,／:.:.:.:.:,r'／ ,r- ! i:.:.:::::;;r''´:.:.:.:.:.:,:.:.:.;'`ヽ､`ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`、
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
┌────────────────────────────────────────┐
│■直接製鉄法（古代～中世） ： 酸化鉄（を含む鉱石）の還元による │
│ ①製錬 │
│ 熱の放散を防ぐための炉を用い、 │
│ 炭火によって1000度前後の高温になってから鉄を含んだ鉱物を中に入れて加熱すると、 ....│
│ 鉱物から不純物や酸素が抜けて孔だらけになった海綿状の鉄（海綿鉄）ができる。 │
│ ②精錬（鍛造） │
│ 海綿鉄を叩き割り、加熱しながら叩くことを繰り返すと、 │
│ 鉄の中に溶け込んで残っていた不純物が追い出されて純度の高い鉄ができる。 .│
└────────────────────────────────────────┘
,..:: r‐-
＼
,/ .::7 :. ::. ヽ
ｲ ..:::/ / ,ｨ |ハ .::. ｉ }）
ﾘ .::≦7-‐≠メ | |〈〉ｉ八}≧
i＿_Ｌ;{/ ,rfﾗふjﾉ ｨfう､ｊ⊥ 製鉄工程におけるふいごやハンマーの水車動力化、
:＼ ｸｲ ゝ:ソ {:ﾝ !イ ﾟ
i !:::ﾟ＞ :. ﾊ ! 【塊鉄炉（レン炉）】から【シュトゥック炉】への発展は
i..|i::|l:;介:.. ｰ ' ／ル'
ｉ|::|l::|l:;メｒｖﾆ=- イ勹＾＼ ８世紀頃からはじまったようだ。
ｉ::l::|少'/ ＼-‐Ｊ「ｖ、 ｉ＼ ｒヽ、
ﾘｉ::|/ ′ ＼ 廿 ＼〉 ﾉ} / ）// 〉） 辺境伯家はまさにそのチャレンジの途上にある。
!|::| | 》 Ｙ∨ ｛ ヽ /
!:|∧| _＿＿／:! ｝ｲ } _／
ｊ〈 |//￣￣＾i/ !/ ! ／ /
| !八 | /|l i ,:'
! ⌒| ! /ｉ / 儿 ' /
.
┌─────────────────────────────────────┐
│■塊鉄炉（レン炉） │
│ ・炉の高さ１ｍ前後、直径40-50cm程度 │
│ ・1昼夜で8-10kgの塊鉄（海綿鉄）／投入鉱石の50％以下 │
│ │
│ 粉砕した鉄鉱石と木炭を入れて、鉄の溶融温度の手前の温度に加熱・維持する。 .│
│ 鉄の微粒子が炉の底部に落ち、互いに溶融してスポンジ状の塊鉄（海綿鉄）となる。 .│
│ 初期は山腹の風を利用した自然送風、紀元前２～３世紀頃よりフイゴ利用。 .│
└─────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────────────────┐
│■シュトゥック炉（12～13世紀時点） │
│ ・水車動力によるフイゴ送風、塊鉄の取り出し、精錬ハンマーの駆動 │
│ ・炉の高さ３～４ｍ │
│ ・およそ18時間操業で300kgの塊鉄（海綿鉄） │
│ │
│ 頂部から鉄鉱石と木炭を交互に装入し、下部の羽口(ハグチ)からフイゴで空気を吹き込む。 │
│ 羽口の脇の出滓口からスラッグ（鉱滓）を時々流し出し、およそ18時間操業。 │
│ 炉下部に穴を開けスラッグや炭をかき出した後、塊鉄を鉄鋏で水車の動力も利用して引き出す。 │
└──────────────────────────────────────────┘
/ ::::;, ヽ。 ::.... 、
, ｲ:. .:7 ／ lﾟヽ ヽ:::...ﾟ｡
´ {ｊ .:;i; ,/ ,/ ｉ ７;|Υi; ｉ! Ｙ :;i｝
≦ﾆ二{/;;/;;/ｉ;; ,/|::|Å|:|::i:ｉ|:|ﾆ≧
＿{ｊ___..:;|{;ﾚ≠ｭ乂, | |∨|ﾒ必ｉ !:::|ｉ どちらも練鉄を直接取り出す【直接製鉄法】の塊鉄炉で
｀ゝ､_ ⌒ﾄlｨてぶ､ヽｊﾉ ,ｨfう､ﾚ}/⌒ﾌ
|::::｢＞ｧ ゝ::ﾝ i:.ﾝ´j/ィ爪 大雑把な違いは製造過程の動力化とそれによる生産力の差となる。
! !::::!::ﾍ , /!;;!/ !ｉ ＼
i....i ;::::|lヽ ｰ ' ..::ｉ ..; ;: ;ｉ ）
;|::::| ,ノ;;;;川个::.. __ .ィ;;!::i|::::i ;|i il| 後で説明する高炉は【間接製鉄法】の溶鉱炉で
,,-‐┴く㍉=彡´ ﾉ ;㌦ルイ＼|l|__
/ ＼＼__. ノﾉ ﾌ !|厂⌒ヽ 銑鉄（鋳鉄）を生成してから炭素を取り除くことで練鉄にする。
|::.. へ ..:∨∧`ー -､__, -ー'＾＾∧/!| ﾉ 〈
〈 ＼ ::/ 厂ｿ＾ー- ｖ -‐一 ヽ∨! /::. ＼
／/ ⌒＾∨/ ／{ﾟ}＼ ∨::. _＿／!!
《个ｚ_＿＿_ｚ={ ｛ 《 ／ﾟ＼ 》 i｝ 厂!:::〃
ﾞ¨⌒i￣￣ ハ ＼ ..::ﾉぃ::.. /／ ｉノ
.
┌──────────────────────────────────────────────┐
│■たたら製鉄 │
│ 日本において古代から近世まで頑張った製鉄炉。 │
│ 砂鉄や鉄鉱石を粘土製の炉で木炭を用いて比較的低温で還元し、純度の高い鉄を生産できることが特徴。 .│
└──────────────────────────────────────────────┘
_ -=ﾍ
/ Ｌ
／ ｫ＿ﾉ
／ /
γ ／
i イ＜ ￣＞ミ_
! {／::.. ヽ__＿
i {:::::/ /}::: ﾐＹ ￣￣ヽ ﾀﾀｰﾙ
l { ﾊ| |=〈+〉z :i ｝ y ｝ 日本式の塊鉄炉が、たたら製鉄。TATARは関係ない、と思う。
r | ζノ|_」 i} | i| }::ﾘ / /
〈 ｛＿／ )_｣_!メj ﾉﾚトハﾏ / 製造過程の動力化という発展がなく人力で頑張っていたため、
/ ﾊ ` =ミ (〈 ∧
｀ﾐＹ / }、 ､ '_ ノ ＼ / ｝ 生産量向上に炉床を横に伸ばしてふいごの数を稼ぐことになった。
}| /／く＼ _ ィ〔 ⌒ /
＾! ｲ ＼ _/{ ヽ / ／ 炉高を稼いだ西洋に対し、断面積の増大を図った日本とされる。
｛ (＾爪 ／∧
ゝ ｿL〉 ｛ ∧ ＼
ノﾍ ハ｝i:::::＼
／//:/:Ｙ イi:::::リ ｝:::::ト、
,′ ｛i/::::::》 _ﾆ＝ ＜ {::|::::|乂:::::::|ｸ）
八::::/V’ ヾ|:::|::::| ）:人
（:::.. Ｙ::/ ｲ::i:|从 j/
人:::::|/ }:ル}ヾ｝
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ３人は、たたら製鉄に関するうろ覚え知識はありますが、素直に高炉＋転炉に行きますよね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■混乱してきた――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――
製錬 ： 鉱石→地金
精錬 ： ここでは「海綿鉄→錬鉄」工程、鍛錬とも
海綿鉄： 鉄鉱石を低温還元した多孔質の塊状鉄。溶融にいたらないため炭素、硫黄の吸収が少く鉄純度が高い
塊鉄 ： ここでは塊鉄炉によって生成されるスポンジ状の鉄塊。海綿鉄に同じ
錬鉄 ： 炭素の含有率が低く抑えられた軟鉄。あるいは精錬を踏まえて鍛鉄ともいう
銑鉄 ： 鉄鉱石を溶鉱炉で溶かして還元した、炭素を比較的多く含む鉄、溶銑。そのまま鋳造に使えば鋳鉄
鋼鉄 ： 炭素を0.04～2％程度含む鉄主体の合金。「鋼の剣」の響きがイイ！
―――――――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――
-━-
.:::´ :::..、
/ ..:::::::: :::::..
,. / ト、 ヽ:::..
|: : : 】 i i |《》ﾊ i } 【 i 塊鉄炉はシュトゥック炉（ドイツ）以外にもオスモンド炉（スウェーデン）、
|: : i | ‐ナxﾘ ﾉjxfｚナｲ .:|
く⌒ り て:ｿ` ｲ~;ｱﾊ}⌒フ カタラン炉（スペイン）など地方ごとに大型化、生産量の増大が図られた。
|＞ﾆ､_｀¨ ¨´ ｧイ! _、
,ｍf 'し)|ﾍ - - ｲ|: : ! (Ｊｍ しかし、さらなる大型化は炉の温度が上昇して鉄の溶融温度を超え
fｕＪU´_つ|个 _ イ|i : |: : |と’ }
r-弋__ ノ-vヘ! ﾄﾙ 少へ ﾄ イ__ ハンマーで作業できない銑鉄が製造されてしまうため頭打ちとなった。
_/.__/ 「 ＼i＼ ' 〉｝ ﾉ } V）
｛r-7 ﾄ、:... ）八＾ーvr' /＼/ /| |〈
ヽ/ !ヽy／ /＾⌒ﾌぃ＾ Ｙ. | !/
/ ! ｝A／ 〉ﾊ j... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
{ ﾉ／》/, ム イ.... ┃ もちろん塊鉄炉の中でも部分的には銑鉄（鋳鉄）も形成されます。
ー' ⌒7///::... ::.. ノヽ ー'... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌─────────────────────────────────────────┐
│■鉄の溶鉱炉・高炉（12世紀頃から登場？） │
│ 炉の温度を鉄の溶融温度以上にすることで鉱石から鉄を製錬する。 │
│ 高炉はドイツ語 Hochofen の直訳で、高さが高い（20～30m）のでこう呼ぶ。現代では100ｍ以上。 │
│ │
│ ・14～16世紀、高さ4.5ｍ、内径約1.8ｍで、１昼夜に約1600kgの銑鉄を生産 │
│ ・17世紀、大型フイゴ登場でさらに巨大化 │
│ ・18世紀、高さ10～14m、日産10トンを超える高炉も登場 │
└─────────────────────────────────────────┘
-=ﾍ v‐- .._
..:::::::::::.. ..:::...
／..::::;´ .:::. ヽ
, ′,..:::: .::: ::. :.. ::..
/:::::/ .: .::|ﾇvﾐi; :::: :::::.、 i
__｛ :i i .:: !jÅ ! : i i }__, | １基の塊鉄炉による生産量は頭打ちとなったが、
i:..¨】 :i :| | :i |《。〉| i:. | | 【¨ !
_|:::::i ﾚ| -|─ |-;ﾘ | ∨ | 十 |ー |i-i｝ ..: 溶鉱炉、つまり銑鉄でいいのならば話は変わる。
-f‐‐┴┤ﾄ| /ハ_ jﾉ jトj ,ル 人 ﾘー┴‐‐,
｀ト､ ⌒人!Ｙx=＝ミ、 ｧ＝ミx ∨⌒,ィ＾｢
} ｝ 个ｰj! ,zrくi | ,!､{ 時を同じくして銑鉄を利用できる【砂の鋳型】が現れる。
| ,i j _ム .; /）} y j _j ,!
| ヽ ヽ r‐ ｧ ,ｲ V i! ただし鋳型そのものは古代よりあるので、
八 ＼ }:.. ｀ =' ィi|} } / il
/ l |i:. ﾉ|i=- _,. ´ |:l{ ′ノ:|i 銑鉄を利用するために流用・再発見・普及と考えるべきかも。
i:. ! |il〉 ｲi!l |iハ イ|i:ﾉ:|
{l;, ┴く7 !ﾂ 八ﾙ｝ |彡ん～=へ
／ / | _ノ:｀! いﾘ ＼
/ へ/ |＼＿‐- r‐ ／／＾ | ∨ _ノ ヽ
/, / |＾＼__`ー-'＾ノ∠ _ノ! V厂 ｲ
／/ / | んヱろ）￣ l.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
《 へ、__ノ | ノぃ::. l┃ 銑鉄を鋳型に流し込む鋳造は、自由な造形も可能にしました。
＼ / / | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────┐
│■高炉の連続生産 │
│ ３～４時間ごとに炉床上部の出滓口からスラッグを排出し、 │
│ 炉頂からは原料装入、下部出銑口を穿孔して溶銑（銑鉄）を流し出す。 │
└────────────────────────────────┘
,ゝ=‐- .,__
／....::::,__／ , ｨヾ、
´ ⊿７ /;:.ﾉ}z》ﾟ｡
_,'ｲi::::.... / ≠ﾃﾒ j｢ i!:〉 毎回炉を壊して海綿鉄を取り出す塊鉄炉と、
__| ! ,__彡ｲ /,r'芹 儿ﾉ人
r'＾fﾉ..::＼⌒Ｙ ｀ﾟ┘ ｿ ） 寿命限界まで連続生産で炉を冷やさず燃料が節約できる高炉。
,／ﾉ ゃ,' /::ゝ. _ ,ｨ
―=彡／ ﾉ/ /:::;/}＾ヽ. __/ﾉ
_ ｨ':／｛ /:/ 厶＜ｲ 「7/ 明らかにコスト不利に見える塊鉄炉だが
｡ﾟ ´フ::,::/ ｲγ'´ ⌒ﾍ ﾄfマﾆ= 、
／ / ,::::' ｛/ 〉､___ソ ′ ヽ 銑鉄を錬鉄・鋼鉄に変えるのに余分な燃料を必要としない
′ {::;/ :::i iﾍ 丿／ Ａ ＼ノ ｝.
}/ ::::! '、 ＼, ﾝ ∨ ｉ| ベッセマー転炉の登場まで両方式は競り合っていたらしい。
,/i :::｛ ｝ ∧ 〉__八
/ ﾟl ∧ / /7i ハ 厂｀｢~
ﾊ. l /:::ハ ___ノ:/iV ＼ ノ i
｡/ヽﾄ､|.;〈 /....i:::｡:〈:;//∧｀＞ｭ ｀｛ :
ゝ='ｲﾟjノ j乂 ト:::::!::i;:人ﾚ/ }i:. .:〉 ﾊ ..
（! ﾞ; :j:ﾙﾘ;／ / ／ ノ ｝ i ┌■銑鉄 → 錬鉄・鋼鉄へ────────┐
｀ﾟ ﾞ;:j ／ / ／ ∧ i . │ 13世紀 オスモンド精製炉
､＿彡'ｸ （, /／ / 、} i. │ 15世紀 精製炉(ワロン方式、ドイツ方式)
__/::. ／:. / iＶﾉ j. │ 17世紀 反射炉（クラーク父子）
／ ,i' ´ ＼,__少´ 〈 │ 1740年 るつぼ鋼(ベンジャミン・ハンツマン）
〈ｙ=く : , ＞→} ). │ 1784年 パドル炉(ヘンリー・コート)
ヽ_ ＼＿＿／ / / ,／└うuＪ〉. │ 1855年 転炉（ベッセマー）
¨￣| ￣￣＼_ム( ノ/｝／. └───────────────────┘
| |: ｀⌒´「｀
.
■製鉄の始まり――――――――――――――─――――――――――――――――――――――
一酸化炭素が酸化鉄を還元するには900度以上、スラッグが溶けるためには1200度あればよい。
青銅を製造する際に十分達成できる条件であり、偶然鉄ができたらしい。
■鋼の謎を解いたのか？――――――――――――――─――――――――――――――――――
鋼 ＞ 青銅 ＞ 錬鉄
青銅時代にできていたはずの鉄が広まらなかったのは青銅の方が錬鉄より強いため。
銅よりも脆く、硬さも劣り、融点も高い＝抽出しにくい鉄って、ゴミカスだよね？
■ヒッタイト！――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――
・紀元前1500年頃 浸炭法の発見
錬鉄を木炭に混ぜて熱してハンマーで叩くことをくり返すと、青銅よりも硬くて強い鉄（鋼）ができるぜ！
・紀元前1350年頃 最強国家なりぃ
周りのみんなもヒッタイトの鉄をほしがるよ。お値段は同じ重量の金の10倍以上だよ！
・紀元前1200年頃 滅亡
突然のギリシャ急襲！ 鉄の精錬法の秘密も拡散だ！
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――
-━- .
／:::.. ..:::＼
, ′ ヽ ，
ｲ ¨】 ｉ} トv } 【¨i ｝
, 'i| ｉ|メＡzｉ}《》 ﾉＡくｉ} ! ｝ 小難しい話ばかりでもなんだ。
{Ｋ＾外Ｙﾋﾝ! jｲﾋﾝY ＾＞
｀刈 ¨´ ， ¨｀ ｒ爪 {
｛iハ. _ _ /ｿ:| ゝヽ 一説によれば青銅器時代から鉄器時代への移行を促したのは
｛| ｊ }ト _ イ{|（.:| i｝|〉)
__少ｒ"ｊ ﾄﾞし┴|: |く′ 当時の手段で簡単に入手・利用できる銅、スズが減少したためというが、
／ (く 〉ﾉ ﾊ} ＼
/｀ ヽｖ 〕＞=ｖ r＜〔7 i| } ヽ 鋼の秘密が漏れ伝わったほうが大きい気がするんだがなあ。
｝ ｿ／ /A ＼/ｲ: ｉ／ ｛
/ ｀Y V{ｉ | 〉
〈ヽ._＿ ｨ｛ ﾘＬj_＿_/〈_
ミ_＿ 八､ ノ人ヽ ＿ ﾉ
| ｢i:∨ ｢ヽ 彡くｿｲ⌒)} ｢l|
| |:i｝ ! ｀ V::| ′|人
| |:|i 〈{:::| i::i､ヽ
.
┌──────────────────────────────────────────────┐
│■鉄生産量 │
│ 1世紀～5世紀 ローマがブリテン島に進出し撤退するまで９万トン、消えた森林面積は300～800平方ｋｍ。 │
│ 14世紀中頃～15世紀終りまで スウェーデンの年平均生産量は4000トン │
└──────────────────────────────────────────────┘
（
＞::... ￣ミz､
／´ ..::,_
/ __/ ﾊ く ｝
∀|i / i ｨ l ∀i| ｒ:∩
＿j|::...{ 八ー-| |《》｝ | i | | _｣ ,| ,}
ヽ ￣{ 灯ふﾐjﾒ､ jﾊ-‐| ナ | } ; } ）_ｊ トｎ 製鉄は森を溶かす。
｀:＞ﾘ ゞ-ﾟ＾` ｨぅﾃﾒjﾉ/へ{、 { ｉ L,Ｊ
!| ， ゞﾟ'勹|ャ-‐^" '、 ヽ ｝ 溶かしきったので石炭コークスを使いだす（18世紀）。
八 、 _ /人|:. : i ＼ ） ｲ
ｉ |::|＼ イ::从 |:: i | Ｙ { とはいえ鉄は国家なり、
| |:｣ -=''´ﾄへ;:: ﾘ｣ｿ:| l ! !
人 !ﾂ j! ｝）⌒く＼;|、 i 溶鉱炉スラッグだって、リン酸塩豊富な肥料になる。
-=彡 ｿへ、 7厂 ＞ | ド=- _.l
／ ノﾉ＼ ¨又二ﾆrｸ v' jｲ | ｉ あくまで含みの段階だが、魅惑的な知識チート案件だ。
〉/ }／ A く / ｝ ! |
|_i ヘ / ∨ f=＿ _ ﾉ
/＿ Ｙ Ｙ⌒ ~｀ ｰ ′
〈 _＿＼ ｲ ｝
＼｢＼＼ _＿八 ,
| ｀ー=Ｔミ :::... ハ ノ
| ├-へヽ ＞ イ
! | ｀ﾏ く ／/｢ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| | ｝, |. ┃ 突然のヒッタイトされる危険性も高まる諸刃の剣でやんす。
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.. |;| | | || | | | | | ﾊﾉl,::::::::::::: `｀Wjﾞﾊ'w,ﾞｉ:i;;i ;;ﾞﾞﾞ:;;;;::.;;::;;;::;;;::ﾞﾞ;; i;;i:/,w'ﾊﾞjW´:::::::::::::;:;;::w
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... |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:../.:.:.:.:.:.:;;ｉ;ｉ;;;;.:.:.:.:i| ﾏﾄｳ ｿﾞｳｹﾝ
. i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:/.:.:.:.:.:.:;;;ｉ;ｉ;;;:.:.:.:.:.i| 間桐村長……臓硯翁は大往生でありんした。
i/ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./;;;;/; ;;::; .:;;;;;ｉ;ｉ;;;;: :. :.:i.|
//.:i.:.:.:.:.:;:.:.:.:/;;;;;/;;;;;;; . ;;;;;;ｉ;ﾊ;;;;: :.:.:i |
//..ii:.:.:.:.;;; ;; /;; -----,,,___ﾉ__i :.i |
. // // :.:.;;;;;／ __--------＿￣ヽ.:.i...|
.... //.// : :;;／ ／i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i三｀ヽヽ|
|i / | :.／ ／三三三三三三三三i.i.iヽヽ
|i ／ ／三三三i.i.i.i.i.i.i..i.i.i.i.i.i三三i.i.ヽヽ
. |／ ／三三i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.三i.i.i.| |
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:::＼＼ :iレWWW;;;;k'^:::::k Z ゝ::::::::`Ww､iiii＼`WiiiiiWWW;;;;;;;::::き:::＼＼ :iレWWW;;;;k'^:::::k Z
＾'`'|川 :i|／ﾘﾘ-'`~;;;;: ::Z ﾐw ﾐ:;;;;: iiWwiiiiiiWwili: lノノﾘﾘﾘiiiiiWk'＾'`'|川 :i|／ﾘﾘ-'`~;;;;: ::Z ﾐw
|川 :i| wwiiiiw::::::,,ｒ''::::y'ww w`'^`-|i: :iiﾚ' .|i: l川|wW-'^"` |川 :i| wwiiiiw::::::,,ｒ''::::y'ww
|川 :i|^'w|川k'w^ii/'"´WWW WW .|i: :ii| |i: l川| |:ii| |川 :i|^'w|川k'w^ii/'"´WWW
|川 :i| |川 ''"'''''.... ＿＿ !|i: :ii| |i: l川|`~^~^ !|川 :i| |川 ''"'''''
|川 :i| ｀~~~^. / ヾ ＼ ..wiﾞ|i: :ii| |i: l川| |ﾚ ' . |川 :i| ｀~~~^.
|川 :i|ww ll. / | ｜ ｀~~~^ !i: l川| .|| |川 :i|ww ll ._
WWWiii||wW ヽ!l／. | ﾊ | .|i: ll川|ii||／WWWiii|W ヽ!l／
|ﾚ'. | ( } ｜i||wW |ﾚ' wiiWWWiii||wW
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ｒイ´ ヾ 、
! l ＼ 、 ヽ
l. ', ヽ. l', l ヽ!ヽ ﾄ、 ヽ､ ＼',
l ｨ , .!､ lヽ l ', ﾄ､ λ!ヽ ',ヽ. l
/'1 l l. ',ゝ斗ﾘ「 ',!.ヽ. ,ｨ ｋ ,ヘ', .!ﾘ
ゝA ヽ ヾ云ア ヽ! ﾘ､ l 'ノ/´ ` l
/ ｀ ｌ ./ﾘl '孑' ' ヽ/ ｒｲ, Ｎ お三方が戻られたら悲しむだろうな。
＞' ´/ .ル'l. l ｀` ' .l. ヽ !
, ' ´ / Ｎ、 j , l .ｨ , .! こんな話をしながらだと、
. , ' /ヽ_ __,, ／ ! ﾘ.ゝﾚ-‐ァ
. ／ -‐イ ゝ- ／ ＞' ´ ', まるで墓石に見えてくる。
. ／ -‐'''イ´ ',i i i ,／ .／l ゝ､
. / ／´ イ´ , ‐- 、 フ´ ヽ/ 」 -‐':.:´:.:.:.:.ヽ
-‐' ／ｒ'ヽィ丶／ ＜＿ ./／´ ＞孑'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
/厂 ヽ ヽ ／ 斗λレ' ´／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. -‐―---､:ヽ
... ＿ -― イ 、 ヽ ＼ / ./:.:/´ ＞':.:.:.:.:.:.:.:.:.. ＜ ＿ .ヾ
. ヽ ＿ 孑'´ ＼. ヽ ＼ ! ./:.ム.'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ , ' ´ ￣｀ヽ
. ｀＞ 、 ＼ ヽ ! //厂:.:.:.:.:.:.:.:.:.::／ ／ ',
. ｀＞ 、 ＼ ＼ ﾘ/:/ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲ ／ !
.
___
,..イ,ｒ / ＿_
／ ／ }/__,イr'"´}
,. ´/ /‐''"' {"､ ｉ}
／ ' / ヾ}
/ / / ,/ | | } ,ハ
. / / ,′ ,' / |l| | | l| | ||
,′! ′ f' /! _|｣ | L｣_| ｌ!
| | l7テ_｣ﾉノ}ﾉ _｣|! /′
| | lr升(｀` ﾊ)ﾉイ わっちらとお三方以外には意味のない碑でありんすからなあ。
,'│ |ヾｚｸ ﾏ { ',
/ ,ﾊ. | ｘｘｘ. '丿 ヽ 墓石と間違われてもしかたのないことよの。
. / / ム, ', -='''"""''''ヽｎ ヽ
/r'": :'． ヾｰ ､ |ﾉ`!、 '．
／/: : : : :ヽ ヽ_......___ し'ノ': ,'．
. rく__: : : : : :.＼ ＼-‐く ':,
′ ｀ヽ : : : : :＼ ヾつ、 , ,',',',':,
, '´ ≧
／ ､＼
| , -､ トヾ‐`
ｒ'. _,,／.,ィ-,,ｲ ﾄ､ .,､ ﾄ､ .|＼. ';:::ヽ
」/./ /ノ .j:∧::;:ヾ::', |:::ヽ |:::::ヽ|ヽ,､ .|:::ヾ､
γ/ / // /::|ィ|:A:ﾄ;:|';'::::,､ヽ,､!::::ト､:';::::ヽ!::Ｎ ｀
l./ / |,' ,'从| ' ヾ | ∧:::::::::::ﾘ`: ヾ:::::::::::!
/ { '´ 〉 -‐'" '´ ﾘ;::::∧!ノ /::::::::::;:|
Ｖ ' : l ｀ ∨ 二ノ::::::::::::iﾘ 彼らがここに来てから丸２年。
∧ .,' 厂ヽ:::;:;::::::!
∧ ー- ､ ／j j／ﾘヾ､|__ まだ２年しか経っていないことが信じられないよ。
∧ ﾊヽ ''ﾆ¨ ／:::::i:__,, -‐''"´ .l
ヽ,__ j ヽ,i i i , ／::_, ‐''" ∧
/￣｀丶、 ./ ｀ ¨´ゝ;ヘ _,, -''"´:ヽ
＿ / ｀ヾ/ .／ ./ ／ _才:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`-.、
/ ￣｀ｰ- 、 ./ ＞l'´ __,, .／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_;; -‐ヽ、
.
ノ∧{ ノﾑ
.: :/ ﾐﾊー-- . ._ _. -彡'//
/: :/,／￣: : : : : : : ｀:＜ /:/
_/: :/: : :／: : : : : : : : : : : :｀〈
/ /. . ./, : : : : : : : ､. . . . . ヽ
'. .:/: : : :l:{:.:/|{: :|!:.:.:/!: : l!: : : : :ﾊ
i: :.i: : : : :|:乂｣ﾑ从:./ }: :ｲ|!: } |:i: }!
i:.:.!: : :!: :|ﾄｨrﾃﾐ､ヽ{ /ノｨ从// }/
i:.:|: : :|: :.ik 辷ｿ {Ｊﾘ〉/イ
i:.:|: : :i: : i ｀´ ヽ｀¨´ﾑ: } たったの２年、なのでありんすよなあ。
i:.:|: : :i: : i ′ 八:.!
_}:ﾊ: : ヽ: :ト． ´｀ .,イ: : :/
(三ﾆヽ: : ､:.∧ ｀ ｧ:イ:.:/. .:./
_入＼三ヽ:丶: ＼ {_/:.:/: : ｲ
/三三＼＼三ﾆ=-/)ｱX⌒Y/ﾉ-､
／三三三ﾆ≧､二>/ /ハｿ ヽ三ﾐ､
,'三三三三三三三/ / /三三ﾊ
／ l , ヽ
/ ! l,､,! ﾄ 、
l !、 !, i 厂l / ,'￣
,' l AAﾄトl､. N .A !
./1 i N､孑云.ヽ! /ｒｧ! l ﾄ,l
ﾚ l./l ﾘ `ゞｼ'ィ ヽ'ｲl' ﾘ ｿﾞｳｹﾝ
l l'´ﾐﾘ､ l ´ ヽ' 臓硯翁が、しきりに言っていたよ。
l , ヾ.､ｺヽ.! ｲ
' ﾚ'l `ﾍ. ` -―‐ / 彼らの作ろうとしている未来に生きたかったと。
ﾚ､ l＞ ￣ .,'
.! ｨ ,ゝ ｀ 、i i i i j' 俺は、その未来が俺達にとってよいものであることを願うのみだ。
ﾚ' ∨ヾ､ -‐｀￣ 7、
／´.',λ! ／´/ ﾉ_: :＼
／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
￣_二ヽ ﾚ'´ -‐'ﾌ--―- ､ /:.:.:.｀‐-. 、
,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ : : : ＿: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:`‐- 、
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:::::::::::::::::::/::::::::l:::::::::|:::|:::::::|＼ -.,,＿＿， ／| ヽ::::i ヽ ……で、ありんすな。
::::::::::::::::/::::::::::::::::::::|::::|::::::| ::::::ヽ､_ ｰ‐ ／:::::l i:::i＼ ｀丶､
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::::::::::/::::::::::::_,,----!.|::::::::| :::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::iヽヽ }::} !＿,i ¨ヽ､ i
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ﾞ__癶ｨ代 ┐ .∧ .∧| |ﾆﾆﾆﾆ| |
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....二二二二艾ZZZZZﾊ|l|l|l|l|l|l|l|l|l|幵幵|-_-_-_-_-_-_-_-_E行廿凵匸匸|I-_-_-_-_-_-_-_;';';';';';';';';';';';';､
ﾞ|「|「|「|「|「|「|:|_I_I_I_I_I_|_|￣|-_-_-＼-_-_-_-_-_＼-_-_-_-_ﾞ|:::::::::|II:II:II:II:|ZZﾑ-_-_-_-_庁ヨ＿＿;';';';';';';'＼
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...ﾞ￣￣￣￣|￣|ｰ|＼＿＼-_-_-_-_-_-_＼-_-_-_-_-_＼￣＼ﾆﾆﾆ＼- ､-_-_-_-_-_-_-_EF庁|__|:|==|￣|s≦｀:､｀:､`ヽ
:'´,..:'´,ｨ㌻二二二」」」￣|￣￣|￣￣|￣|`r── |~¨l:､|￣¨|＼＿__＼_＼癶ﾆﾆ＼|「「「冂ﾆﾆﾆ|￣|二二二)-､｀:､｀:､｀ヽ､
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.ﾞ,;'´,;",;",;",;",;",;",;",;",;",;",;",.",;"｀`～ｰ‐‐┬┬┬ |￣|/ | |=|ﾆﾆ|/|===|/￣/￣/￣~７､二＞＜＞'´|ｰ|'´| l／＼ ＼|「」| |_,|/
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.ﾞ=----- 二二 ──-,;'´＿,;'´,;'´,;'´,;'´,;'´,;'´,;'´|￣|￣￣|￣:|,.ィ㌻~ ＞=≦斗ｬ七I「￣｀:､｀:､｀:､｀:､_ -= ,. '
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州州州州州洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲州'´｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀'＜,. -= ￣
州州州州州州州州州州州州州州州州｀:､｀У⌒⌒'～～～～～～～～～～～～～''⌒￣￣
洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲寺彡'´
洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲王彡'´
――――――――――――――――――――――――――――――――――■北部辺境伯領都ローパー
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,!ﾞ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;/,〃/.;:;:;:;:;:;. ﾞi,
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ﾞ!' l,ｨ'''ｰ､.,_i, i r-ｰ''"iiﾞ,.ﾆ､ヽ. ﾞ!;:;:;:;:;:;:;:;::: !
`i, !,ﾚ^'=;_;-;i ゞ`ｬ'ﾁｪｪ;ｯ.,;､:~ ﾞi:;:;:;:;:;:;:;:: i′
`fiﾘ 'ﾞ'`ニ´1 | ヽ`ー‐'ﾞ,,,､,ｨ' , };:;:;rf^i;::..ﾘ
. !l! ,ｨ'ﾞ " ,ｨ‐:､ ,)iiii(ﾚﾞ/,:;｢ﾘ ,l;: /
l.lﾄ､ _'_,ﾞｪ､ r;;;_;;;`' ;iiiiiぐfﾞ;:;:ﾚ' ﾉ::/ うっとおしい酔っ払いに絡まれたが、
. ﾞ!ﾞ! /.;:;:＿;;;＿;;::;;;ﾞ:ヽ 'iiiiiiﾘ;:;:;:ﾚ'ﾞ／
| l/.;:;fﾞ｀´￣｀`''ｰﾞ:､::ﾞ:､''ﾞ/.;:;:;:;｢l'′ なかなかよいパンチを持っていたので、よーく“話し合って”つれてきた。
| :;:;:;`;:;'"⌒`:''::ー':;:;:;:;i.ｉ;:;:;:;;ﾘ | （物理）
| ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;/ ,ﾉ┐
`ﾄ､::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;ｨ'ﾞ-'ﾞ,,.ｨﾍ
ﾄ､`':､;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:､:-''ﾞ,､-''"´ : ﾞ、
ｼ^`-､`'-v-''."-''"￣`ヽr-､ ,r'"ﾝ､
＿＿_,ｨﾝ' ヽ｀i: | fﾞ r'"´￣｀ヽ.l!（`／ｨ'ﾞ´,.､ゝ､＿＿
i i. `'､, ﾞ' i. | .! （ _,.> ,／
,ｲ ,r ﾉ ,! ､ ',. ヽ
ノ' ,jｲ´,.､ 'i ,rﾄ､ヾ,ヽ､ ヾ,｀､
´,ﾌ ／jl |ｲr-､' ,r,!j|ヾ;,､-､ ゞ,{､
,! ' ,',;'´ ,j从ｊ ｀´ ,从 '＼､_ ｀` ヾ､,!
}ｲ // ,r''"-､ﾘ_｀ ' _,,.､-─::::ir'｀ﾞ ,|
.',!､ lr､,! 弋Tﾃﾄ､ i'ﾞzセｸ:::::::::|,ｲ!´ ,!
ﾘ'｀､j､ ', '´ i ｀ ` :::::::|ﾘ/ ,/
｀ゞ!､!､ l ,':!'´､〈 ……どうも。
,ﾉ!ゞ､, j,!､ ,'::!!,!,!,ﾉ
｀}',ｲ!､ ＿＿ ::/ !リ'ﾞ
ヾj,!l＼ ー‐ ｀ / ／,ﾄ、
ヽﾄ､ !＼ ／イ,r'´,〉｀､
〕j ＼,ゝ､＿_／ｲ´／ ./ //r､_
_,,､､､-r'´|!ﾉ ,r'ヽ‐ir'´彡ヽ'r ,//ノ/"ヽ､＞‐-、
-r'"!´ ,! ,!､-' ,.!'､人 ｀|!l'´ ﾉﾉヽ,ｲ'´,ﾚ' ／／ /¨｀`ー
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／三＿',!｀zx二 ＼
／ ´ー¨‐｀ ´ｰ¨‐'' ＼ ……どうも。
| （__人__） |
＼ ´ﾆﾆ｀ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
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／ _,ﾉ ー ＼
／ （●） （●） ヽ ……どうも。
| u. ' |
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. ／ ノ ＼ ＼
. | （●）（●） |
| ｕ (__人__) | ……俺らのせいじゃないのに、なんつうか、気まずいだろ。
_ __ | ｀ ⌒´ |
. ｒ( ＼＼r､ ‘， ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ /
r─ヽ ` ヽ / '⌒ヽ
￣｀ヽ ＼| / ﾉ
＼＿___ ＼_／ ／|
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_,,::=-ー──-=:,,,
r''" ,〃〃 ｀ﾞヽ､
i{ rt-';L{_Lﾆﾆ二,,_ミ ヽ
{ミj 〃 ヾ, `!ﾐ ヽ
{ﾐ/ 《、 ' __,,.... :}ミ ヽ
iﾑ二ｰ-,, ,' "__,,,,ﾆ,,_ {ミ,,,､ ヾi
}>ﾞ''iｮ｀ﾞ} :|ｰ''~.iﾃ''ﾌ ;{ l , ﾞi } オフの旦那にまで絡むとは、酒か血の気が多すぎないか？
{_ ''´ l ;:: ヽ i'{_l├ﾉl ;{
:} 〔 _,,!、, r' ,, r'",' } まあ、俺様ほどじゃないがアー……アーダ……
l: ＿___ ' j （ r' ├i
|: ´二 ｀ ,/ liﾐイ {ﾐi アーダン（？）の腕っ節は認めるが。
,}ヽ、 ,,／ ト |k,,__,,}i'
-=彡r^ヽ _,,::'' ,ﾉ-''へﾐ､
lﾐ=-;三三彡＝" "~ ﾉﾍヽ、 _ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
_,,,;::-ー||r'^ﾐﾞl:||ｧ-うﾞ}r= 〃 〉ﾃ＝ｧ/;;--::;,っ＿. ┃ 自分の過去は棚上げするもの！
;;=＝ｧ''"~li 7/ ゝﾐヽ_ ||| ,ﾉノ!ﾞミ=＝"∠二＿,〃 ,〃￣'''' ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/ ,r'ﾞ , j! `ヽ､
/ 〃 ,r' / ,ｨｲへ,' ﾍj i .:::ヽ
./,// ,r.:/ .:,.; ,ｨｲ1⌒⌒l ! .::.::',.::i:|
ﾚ〃 ,､‐'´ｨｲ ﾉｲｲﾉﾊ ﾄ､ ,ﾘl !.:::::::|::|:|
ﾚ'ｨｲ ィｲｲｼ-＝=z､,,, _, ﾘﾄﾄ､.:|:;l:!
ﾉ.'..::,r-､ﾐ7 ﾐ‐ rァr‐''<´,r=＝'''`〉ﾉﾉﾉ
〈 乍! ,いﾐ! ￣´ .: l.::ｰﾞ'` /ﾉ'ﾞ′ アーダベルト・フォン・ファーレンハイト！
V.ﾊ ヽj. `, | ,!
∧.::ﾊr‐; i ､_ .:::ﾉ / ……いや、それが記憶がちょっと……
i i .l:ﾘ i:', ′ _ ＿ /
| i |ﾘ |:::.､ ´ ー‐ ` / オフレッサー殿にのされたのは確かなんだが……
ヾ川L_ | .:::.ヽ /
/ .:; ｀¨`ｰ-ﾐ;､ _ ＿, .ｲ
_,人.:;′ r三｀Y,彡!
一''"´､-‐'" `ヽ､. ⌒)i 1l( ﾄ､＿
￣.:. :. :. :. :.:.:.: .. :.::`ｰ＝ _ﾉ| |ﾄ､ノ1`ー-ﾆﾆﾆ''ｰ-
::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::.:.:.ヽV /⌒V .: .: .:.:.:.:.:::::::::::::
.
／￣￣ ＼
/ ＼
|ノ ヽ､_ |
（●）（● ） | 記憶とばすまで飲むのはどうかとおもうが……
|(人__） .|
| ⌒ ´ | で、なに？ ウチに入りたいの？
ヽ /
ヽ /
＞ く
| |
.. ,i" ;i lべﾐ ヽ,/;ｮl i ﾞヽ.
.i' ;i' ;i' ,l!,!i | ＼ｱ ,} |. i; . , ﾞi, i ７ i ７
.| ,i' ,i' ,ｨｿ ﾏi ,ﾘﾞい ､ };, }ﾞi,| ─|─ | |. ﾚ ﾚ
| ,i' ,;' ,; ,i',i" ,:_,,:r'ｳ ヾ '' ﾞヾ:､.ﾍ il.l.| ﾘ.. ￣|￣ ノ.ツ... O O
|: i' ,;f , ,i' ,;:f _,:-=ー-＝=､,,,,＿,,, ,, ＿__..ﾞ''ﾄ'ｯ ﾘ,ｿ
| | ,i ,i',:'",rf"''ﾁ :'''ﾆｾﾃ.;;;""ｰ ;l!,ｰヵ=;;''';ﾅｿノ
ﾞl, l' ,彡-ﾆ_;|. :|`' ￣ |;ﾂ"
. ﾞl, | l ﾁ￣ﾞ`t! i; :|. .| 気まずい、気まずいがっ、せっかくの仕官口っ！
. ﾞl,' i'lﾞl ゝ ﾞ､:! ﾞi; _ |; .|
ﾞl, ,' ﾞヽ､ヽ,,i. ﾞ''ｰ ,:-'' ,i' 当方の恥はすでに皆様御存知の通り！
.. ﾞl, i ﾞヽ_,ﾍ,. .__ - /
ﾞﾘ ,,r" .iﾍ, ￣￣`''ﾞ'' / なれどっ、雇ってください、お願いします！！
.{ .!,| | | ﾞヽ `''==='' /
|;i ﾘl l; :li ﾞ=､ ,/
.. ﾞl,ｿi|,_' ﾞli ﾞﾐ-,,_ ,/
,f￣`￣``ﾆ''''ー─ﾆ,,,,`,,-----ｧ'､__
i ,i__ ￣ﾞﾞ''''''''ー=-_￣`Y"_ﾆ-l. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
,,f L__`''ﾐ:､_ ,､,f",r'''ヽ,`'l :l| |',ri l'| ┃ 恥も一定線を超えると前向きファクターなのである。
'''" `ﾆ= `''-:,,_ >.i ﾞi l l! l| i ! `"l. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. , ´￣￣￣ ,'ミ/彡′
.. ／ ミ/彡' ＼
.... r- 、/ ／ 〉
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ うちに来ても平民落ちってことになるが、
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.: 覚悟できてんなら、俺ら以外にも護衛やらせるヤツも必要じゃね？
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
_―=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
../////////////| ,/ [Oii] | H ヽ { //////////////////
＿＿
,,.-´ ￣`ヽ
／ _＿ノ `ー ＼
/ （ ●） （ ●）ヽ じゃあ、それでいいならよろしくだお。
| （__人__） |
／.| |＼ 最初は１人扶持からだけど、働き次第で昇給はするから。
／ ／￣'‐、 ／ ＼
／ / .7 ───一′ ヽ .＼
＼ ∧ __ノ ∧ .∧ | .／
/´ `ｰ'〉 .i .ｌ ..| / ／丶
./ / ヽ / | / ／ ＼
.
/ , //,〃,､､, ,､ｨ从 ヽ
/ , ,, ,ｲ^"`´^ゞ从ﾄ､ヾ､ ヾ,!. l /
,ｲ // ,ｨｲ仆､ 'ｲ从仆､ ヽ| ′／
ﾘ ,ィイ从ﾞ-､､,,_ _,,､-`ゞ ヽ!
ﾄ ,ｲj! ,ｨェﾕ ,' ,了ｴｭ､ ﾞﾄ､＼!
! / ,彳 i ﾄ､ ヾ! あざッス！
i ｲ^j ;::. l 〉!; ,!
｀ヾﾄ(j ^ ^ ,' / / 誠心誠意、お仕えいたしまッス！
｀ﾄﾊ ,ｨ=＝=､ /,ｲ /
i〉ﾊ i, -─-」 .,' 「爪 センパイもヨロシクッス！
!, |｀､ ｀二´ / | ,!ﾘ
ゝ,」 ＼_ _,／,ィ´｀i
f ｀ｰ-､ ￣￣, イ ,ﾊ
|! ,,､ヽ!' / ,r-､ヽr, /Λ
,j! i ゝ| ,j､( ﾉ )(､ _,ｲィイ｀ー y‐- ｧ‐-､､､_
,ｲ ,ﾊ ＼ ,! ,! ,イ／-'´, イ｀¨`ー-''ー-'ｰ-､､､ ｀ヽ
,,､､､z-r‐r''´ ゝ､_,ゝ 」 ｀´__,,．‐'"´ //
ノ ,r,,r= ｧｧ斗rr;.ｨﾆ''´ヾミﾐ ヽ
〃 ,rｲ ﾘ〈( '´ )ﾉ ｀ﾞﾄミﾐ!
〃,彡! )） ';ミﾐi
ﾚｨ彡!､､､,,,,__'′ _,,,,､z=＝'';ミﾐ;!
,ﾚ,ｨ彡! ,rf弐 ヽ ィrﾓﾃｭ､ ﾄミﾐ;､
{jii;ﾊﾐl ￣´.:', :. ` ~´ ;ﾐハﾐ}
{jiiい;! .:::i ;; ,ﾘ !N! センパイ……ﾌﾌｯ
ヾiiい' ',. 〈 _;;:_, { 〉N!
ﾉハ;. ; ､ ＿__＿,, ,′ノ;j.（ ちなみに俺は２人扶持、飯と寝床は別口でなぁ！
〈 .:;;ijﾄ､ ､_＿,, /!ji .::i′
ﾄﾞﾔｧ V .l:ji ヽ ,:' !ij V′ お前も励むこった。
Vj:jiL_ `:､ ,.ｲ l;;V
/7 ー-｀ﾆ｀`ﾞﾞﾞ"´ﾆ -‐'Vﾉ
_// '"⌒Vi 1 ﾚ'/⌒ﾞ` い
ﾆ二´ 'ｰ＝= ､ __.ノﾉ 1 lk′ ,い _ ＿ _
￣｀`ヽく_ﾉ八ﾄ､`ー''フ´ /7
.
／￣￣￣￣￣＼
,r'´ ,;;;;;;;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;::.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. .ﾞ.､... | ティーッス |
,.′,;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ＼＿＿＿＿＿／
,.′,;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.' ｷ;;;;;;;;;;.:.:.:.:.:..:i ／￣￣＼
{,;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;r‐ :､;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;;;;;;! ﾉ;; ｨ;;:::.:.:.:.:.:.:.｝ | ケッ |
i;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;｝ ｀`ヾ;;;;;;;;;.;.;.;.;.;;r'ｿ''´ {;;;;;;.:.:.:.:.:.:} ＼＿ . ／￣￣＼
l;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:i' '´ ,,,,, ヽ､ ｀ﾞﾞ'''''''''ﾞ´ .,. ...､ ｷ;;;;;.:.:.:.:.:! | …… |
.ﾞ!;;;;;;;;:;:;:;:;;ﾉ,r';:;:;:;:｀;､､,,, ., '´,.,.ｨ !:;:;:;:;.ｷ;;;;;.:.:.:.;,′ ＼＿＿／
`i､;;;;;;;;;;｛,jﾚ'´￣`ヾﾐﾐｲ{ { ,j;ﾄr'';:;:;:;j,!'''ヾ;:;j!;;;;;.:.:.:,′
ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY
! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1 こっちは密猟がばれて逃げてきた連中。
い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .!
ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/ 革加工もできると言っていた。
ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ
i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ ガキどものほうは俺かタケオの新弟子候補。
| ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i
,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L どっちもスラムで捕まえてきたイキのいいヤツらだ。
／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ
,. ,r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l! ﾄ､;;;;;,;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:::;:;:::;:;::;::::;:::;r′l;;;;;;;;;;;;;;:;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ', ヾ;;;;;;;;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::;::;;::;:;::,r'′! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:＼､､__
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', ｀`ｰ--------- ィ'´ ,' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀,: . ｀`ｰ- ､､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', : : : : : : : : :,′ ,' ' i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : .
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!､ ヽ : : : : : : : ,′ ,′, i;;;;;;;;;;;;;;;.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! '､ , : : : : : :/ ,r' ,′ i;;;;;;;;;;;;;;.┃ まあ、スラムだし。問題（にはなら）ないよね。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! '､ :, : : : :′ r′/ i;;;;;;;;;;;;;;┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
.. ／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| ' | 猟師かつ革加工もそれなりということですね？
＼ ⌒ ／
. /⌒ヽ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
―― ､
／ 〉 ´ ＼
／ ／' __ ノ ゝ.__ ヽ
/ /／〉 ( ー) (ー ) ｌ
ｌ ´ イｌ (___人___) ｌ 密猟かあ。
. ｌ ｉYｌ ｀ ⌒ ´ ｌ
. / ﾊ !.! ! 線引きが難しいが、オフレッサーがつれてきたんならいいだろう。
. / / ' ヽ /
ｌ ／/ ､ゝ ／ ヽ_
´｀ ー‐ '｀./ ｀ー､ ,－´ / ＼ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. ｉ ｉｉ / ｀:.ｉ ｉ´ヽ. / ｀ ､ | へい、ありがとうございやす。 ＞
. , 'ｌ ｌ.! / ｌ ! ﾊ / ＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
/ ,:| | ヽ/ !＿' V , , ヽ
. / / ｌ | /:.:.:.:ヽ / / ／ ｉ
.
---
＞＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆハ
￣￣ _ ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ斗 ⌒
／:.:.:.:.:.、、、、:.:.:Σ ＿＼＿_／ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-＜ニ＝- ／.:.:.
ノノノノノ i:.:.:.:.:.:/´ ｀｀Y -ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- 斗ﾆﾆﾆ-ﾆﾆｨ-ﾐ V:.〔￣ ,.:.:.:.:.:.:.
／: : : : : : : : :.V:.:.:.:l ヾ | ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ -=＝v≦ヽ ´ 務 |/ﾄﾞ l.:.:.:.:.:.
ヽ ／: : -""""""｀ヽV:.:/ ｀ヽ 二 〈／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆハ ---＜ ' 務 l ﾉ |／.:.:l
⌒ｖ i: : : l - ノ l_'' 〉 '/ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ|ﾆ＼ﾆﾆ＞＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ , 、 |/ 人.:从
⌒ ｖ｜: : : ´ _. |l 、 / /ﾆﾆﾆ___＼ﾆ´＿｀／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼ ´￣ /V '.:.:l
ｖ 、: : 、 迄 、 ,＼-= ―― / イﾆﾆﾄ _-a ´ﾟ l.:.:.:.:.:.:.:/----V.:.:.:.:.:.:.:.:._ ＿_ ／ 八 ..从
、＿_.ｖト、ヾ ）. ＼ _川__ ，ﾆﾆ、 |.. ｜.:.:.:.:И V.:/V.:.:.:从 -斗 / 、 从
ｖ〉-（ ＿_ / ￣厂 ,＼ハ ヽ ｜.:.:.:/-==- " 歹 州.:.:| / 〉 /〉 i |＼
、-≦ .ｖ "＼ / / ）ﾆ。 ` |.:.:.:.:｝ 歹 从, 斗./ | ___ 、｜ ＞
ｖ ---- 、 ＼ ノ＞-＿ / ﾆﾆﾆ, -- 从.:.:.:, | |.:./ -＜ ｰ , / -＜V
ｖ ｖ 、＼ --ｔ | |＞ 从ﾆﾆ ＼.:.、 _ -､ /从 /＼＿＿_'| -＜ .V
ｖ ＿_ ｖ ＼ 「 | ￣ | | Y／、 ／ >.:＼ ￣ ィ从/ 'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
-/ --〈￣ ￣〉 ＼ 人 | r≦| r-r / | --- | / | ,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆV
l ￣｝、＿＿｜ ＼ｰ ／ |ニ.| ｰ ./ _ 、 | ,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆi|
, ￣｝ | ＼ , |ニ._ /-- ＞-＜ 州ﾆﾆﾆﾆﾆ |
ノ / 彡 ., ────- 、 ...｜ニニ、 - ＼＼ ＿_／／＼ 州ﾆﾆﾆﾆ/ .|
／ ./ | ／ ‐- ､ ＼ .｜ニニニ＜ ＼＼ .／／ ＼州ﾆﾆﾆﾆ' .|
,. |. / （ ●） ｀、.｜ニニ ＼ ／ ＼ﾆﾆﾆ〈 |
￣￣￣￣￣￣￣ { （●ｌ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ゝ ' !
＼ ー- , ' ところで、ガキというには大きな、あっちの連中は？
_,, -‐‐‐‐'/.. lヽ , ____／
,-‐'、 ヽ Ｌ.::丶:::: ヽ--'` 、 あれもオフレッサーの衰えない吸引力で巻き込んだんですか？
/ ヽ ..::l:::::::<´:::::l:::::ノ‐‐l.l z 、
/ ...... l:::::::l::::::::丶 l‐'`t-l'l´ /l丶、
.......ｒ'l...:::::::::::::::l::::::l:::: `、 l / .l/ / l .l
/l,ヾ:::::::::::::::l:::::l `、 .l ./ ./ l /l
.....:::::`..:::::::::::::/:::/... ヽ .l_./／ l/ .,t
.
,イ'´ ,r'´.:.:.:.:.:.:/ ＼ (二二三 二ﾆ) ＼
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.L_,．ィ´､´￣Tijﾄ､ ￣￣｀¨` |
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,r'"´ ! l ! ﾘ ＼ !
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／^ヽ ,r'"´ Tﾌ≧ﾆゞ ,」ー-‐rー─ｧイ
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／＿ィﾚ'´;:;:;:;:;:;:;:ヾゝｭ､ _j! /／
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,ィ､ ／.:.:.:.:.:.:.:::.:..:.:.`ー-､;:;! ! .T ¨`7´
.:.:.:.:.:.:．ｨｲﾌ´ ヽ,ィﾞ´￣｀¨`ゞ;:;::;::::::.:.:.:.:.:.:.| l !､_,/
.:.::,ｨ´ ,ｲ ／;:;:;ヾ､ ﾞゝ, ｀''ﾞ´｀ヾ＞ヾ,,! /ﾚ' /
'ﾞ´ j!／ ／`二｀`ヾ;:;;ヽ､､｀, ,r ''_,ﾆ _」ﾘゝ-/
,ｲ ／ ,､｀二ゞ戓ゞ;;::;;:)ｿ ,jﾘ;;:;jﾂ;:;;rj! _/
'´ ＼ ,ｲ ｀ﾞヽ _,,ィ^｀ゞ''.;´ ｲ彑ｭ,ヾ /.:||´/
,ﾚﾘ;j , . ､ 'ﾞ,,､:; `ﾄ､`ｰ｀,!::::||/ スラムで見かけた顔だが、特に声を掛けたわけではないぞ。
ゞ,,イ };:;ヾ,, ,r'.:.:.:;; '^ヽ｀` ,j:::::||
j! j;:;:;:;;:i ,ｲ-‐'''"ﾆﾆfr､,,_ ソ ﾉjk:::ﾘ ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
,ﾉー-'´￣`ヾ rﾞ;:;:;:;:;:rｰ､;:;:;:;:;:;:;;;ゞ､､, 彳::|| ≫ ≪
ｲ／,,,､_ ﾘ;:;:;:;:「,ｲ.:.;.ﾞｰ-､'ﾞ''ﾞゞ:;:;;:;Yj:::」l ≪ おのれら、何か用があるなら口に出せや！ ≫
:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`ヽ !;;:;:;:;h`ゝ､,.:.:.:.:`ｰ'Y7;:;:;:;!VN ≫ ≪
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ'^ゞ;:;:;;;;;ﾄ､,,...二二ﾆｿ ,j:;:;:;! !/、_ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ﾞゞ.:.;:;:;:`ー';:;:;:;ゞ､ノ;:;:/ ,/､≧二二ヽ_
::::::::::::::::::::::::ヽ ＼ ﾞゞ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:::.::;:;イ /ヾヽ ＼￣｀ヽ｀`ヽ､
;::;:::;:;:;::;:::::::::::::｀ヽ､ヽ ｀¨`ー''ﾞ''ﾞ二'´ィ´.:.:.｀`ヾヽﾄ､ _」、 ＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
;:::;:::;:;:;:::;:;;:;:;::;::::::::::｀`ー----‐''ﾞ´::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:V´ ヽ ＼ お、俺達も連れて行ってくれ。 ＞
;:;:;:;:;::;:;:;:;::;:::;::;::;:::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＼ ＼ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ 」＿ ＿」￣ ｀ヽ
￣｀TT'''ー- ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
i ,ﾄ､ ￣￣￣￣￣ ￣ ｀¨` ーr‐r─-- ､. アニキのヤツ、子供が出来たからもうお前は要らないって…… ＞
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
. ＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
. /／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
. ／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}≦ﾐヾ｀ヾ ｾｶﾞﾚ
/./ ム/ (_j ' }i -＝ `}:ﾉ'＿ ああこりゃ大人版捨て子な農家の倅だわな。
. ＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 -‐- ／///////ヽ 跡継ぎ問題が解決し、農繁期が終わったのでポイってなわけ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） ｼﾊﾞ
. | （__人__） 次男三男、家に縛れば労働力だが、
| ｀ ⌒´ﾉ
.ｌ^l^lｎ } それにしてもある程度の余裕がないとできないか。
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ ┏━━━━━━━━━━━━━┓
／ / ＼ ┃ ケース・バイ・ケースです。
／ / ＼ ┗━━━━━━━━━━━━━▼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| あ、あんたらについていけば、飯は食わせてくれるって聞いたんだ。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| お願いします、お恵みを、お恵みをください。 |
,r''" ,:'ヽ、 ,:､ , ﾞヽ......＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.. ,i" ;i lべﾐ ヽ,/;ｮl i ﾞヽ.
.i' ;i' ;i' ,l!,!i | ＼ｱ ,} |. i; . , ﾞi,
.| ,i' ,i' ,ｨｿ ﾏi ,ﾘﾞい ､ };, }ﾞi,|
| ,i' ,;' ,; ,i',i" ,:_,,:r'ｳ ヾ '' ﾞヾ:､.ﾍ il.l.| ﾘ
|: i' ,;f , ,i' ,;:f _,:-=ー-＝=､,,,,＿,,, ,, ＿__..ﾞ''ﾄ'ｯ ﾘ,ｿ
| | ,i ,i',:'",rf"''ﾁ :'''ﾆ悟ﾃ.;;;""ｰ ;l!,ｨ悟=;;''';ﾅｿノ
ﾞl, l' ,彡-ﾆ_;|. :|`' ￣ |;ﾂ"
. ﾞl, | l ﾁ￣ﾞ`t! i; :|. .| 貧すれば鈍す、我が身を見るようだ。
. ﾞl,' i'lﾞl ゝ ﾞ､:! ﾞi; _ |; .|
ﾞl, ,' ﾞヽ､ヽ,,i. ﾞ''ｰ ,:-'' ,i' たとえこいつらに何かしらの才覚があったとしても、
.. ﾞl, i ﾞヽ_,ﾍ,. .__ - /
ﾞﾘ ,,r" .iﾍ, ￣￣`''ﾞ'' / 食えなければこうもなる。
.{ .!,| | | ﾞヽ `''==='' /
|;i ﾘl l; :li ﾞ=､ ,/
.. ﾞl,ｿi|,_' ﾞli ﾞﾐ-,,_ ,/
,f￣`￣``ﾆ''''ー─ﾆ,,,,`,,-----ｧ'､__
i ,i__ ￣ﾞﾞ''''''''ー=-_￣`Y"_ﾆ-l
,,f L__`''ﾐ:､_ ,､,f",r'''ヽ,`'l :l| |',ri l'|
'''" `ﾆ= `''-:,,_ >.i ﾞi l l! l| i ! `"l
.
｀:|、|:::::| |::::|＼＼ ∨∧ ∧ | , ' .／ﾆﾆニｧi㌻
:: |: :|:::::| |::::ト :|｀''ｉ＼ .ト ∨∧ ∧ﾍ |/ ／ﾆﾆﾆﾆｧｉ㌻ ／|
｀` ┴=」 .|::::ト .|｀''| : :| | ::|｀トミ∧ 「 |`'i | ,ｲﾆﾆﾆニｧｉ㌻ ／||:::::|
〕ｉs｡.,|i:i| |_::|:::::|｀''| : :| | ::|`ト|:::｀ｌ || _| _|_ | ∧ ﾊﾊ .ﾊ |んﾆﾆﾆﾆｧi㌻ |:::::||:::::|
i:i:i:i:i:i:〕is｡., ｀`'弌|_:_:| | ::|`ト|: :::| || 立 _,. -''^ |:::|^^'|｀| |_|..| |:| |{ﾆﾆﾆァi㌻ |:::::||:::::|
｀`'' トi:i:i:i:i:ｉ〕iト |i:i| |_::|`ト|: :::| ||＿しﾘ¨| |:::| ﾛ.|｀|/∧|=:|:| | |{ﾆニｧ㌻／ﾞ| |:::::||:::::|
|i:i|｀`'*ミi:i:i:ｉ:〕iト ｀`' ト. 」 ||￣ｲ^| :|∧,｡o≦:i丁_|｀| |￣|__|:| 八 ＼ｨｼ| |:::::::| |:::::||:::::|
::|:〕iトミ| ｀／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ __,,... ｡｡ -= '' ﾞ¨ ||:| |:::::::| |:::::||:::::|
丁'''|:|: :| |￣|]〕.| 牛さん受け取ってきたけど、ずいぶんいるね。 | .||:| |:::::::| |::::｡o≦
┼:::|:|: :| |: : |_|,,＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ....,｡*'_二_≧s｡ ||:| |:::::::|,.｡o≦二ﾆ
::|:::::|:|: :| |: ,ノ⌒＼.￣￣￣￣＼|￣￣,|/ |_,|/ :|_,|/: : : : / '/////∧＿___ γ ,ｨi{ﾆｱ⌒ヽ. ヽ ||:| レイ＞''"~
丁'''|:|:: |/＾ヽ ヽ >'￣ﾉ__.|:| /:__||:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:,,/..... ,,. ､､......v::::∧ i ﾊ‐Y'￣|≧t| | |ィ＞'ﾞ||i:i:i| ┌二
┴- TｉT`ｰ１ r= } ﾚ厂｛ヽ＼ ﾞ|＾_,||_ ＿＿ ______￣|:|. _,ノ´.: : : : 丶-‐ｧ… ｰ- ､ ＿＿＿＿, -―‐- ､_..||: : |
|i:i|. ﾄ､ ﾉ ヽ ..... -=彡-=ﾐ...＿＿| |＿__| |:|.＼ __,ノ: : : : : : / ／: : : : : : : : : : : : : : r～'＾ヽ:｀ヽ.
──|i:i|─. | ヽ Yぅ. {（/ -=ニ:::::.:. ヽ._. .┐rｰ‐┐ |:|. / ':: : : : : : : :〈 / : : : : : : : : : : : : : : : ﾉ ト､: ﾊ
￣¨7|i:i|ﾏﾑ.| ｛ヽ=....≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐ .|‐rr┴tt.ノ ﾉ: :ヽ: : : : : : :} {: : : : : : : : : : : : : : : :/ | V＾',
_ ,ｨｼ'|i:i| ﾏ...| l ,'./:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼..,| | |二 〔_ ＼:_:_>､: :l: : :ヽ、 1: : : : : : : 「 Lノ }: : { ； ﾊ. l
ｨｼ |i:i| ﾏ | !.../´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝..┴=ﾆ¨ _,,..｀￣ ｀｛: : : : ＼ 、 }: : : : : : : :} ＼｣ ／| / l |
/;';';';';'__二ﾆヽ ､ l /ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.. -= ¨ ヽ: : : : :！ ヽ ￣{ : : : / ヽ r～': :/ ′ l |
¨¨￣＿ -┘.| |ヽレ'|.. )＼-一 ／人:::ヾ＼ ',: : : : :) | ー-' ∧ 〈: : ／l./ l |
=ﾆ¨-------.ハ〉l V | 〉＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼ ヽ: :ノ /､ _,. -‐‘． L/／ｲ l !
. 〉｛ ,〉 | 〈〈. } _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x ＼ ヽ ￣}￣ ＼__ ', /ｲ ! l !
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. └'-' ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝ | / | / ｌ / l ' { ハ
Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人 ,' { , ｛ | ,′｜ | jﾊ ﾉ
_ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼ ./､__〕/ー 〉 ｌ | /__｣ ﾉ'
. ヽ ＼ ＼ﾉ ||__」_｀ Y´ T | | ヽ:i:i:i:i:i:i:i＼ └--' ￣´ ノー} 'ー┘
.
∩ _rﾍ / ヽ∩
. ／＿ノυ＿＿＿ιヽ＿ ＼
／ ／ ／⌒ ⌒＼ ヽ ＼
( く ／（ ●） （●）＼ > ） 我らのオフレッサー様の人材吸引力たるや瞠目すべき偉業だお！
＼ ｀／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼' ／
ヽ| |r┬-| |/
＼ `ー'´ ／
／/／￣二ﾆ=-
-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ'
l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
. ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/ うん、それはすごいんだけど、
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l! いつまでも宿前にたむろっていても迷惑だよ。
∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl
／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
.
ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒i
| | | | | | | | | | | | ,、
| | | | | | | | | | | | _〈 i、
_,,:-ｰ''"""""ﾞ''ｰ;､,,_...| | | | | | | | | | _､シ从ヾ、
.. ,,;rｰ''" `''ミヾﾐヾ､ﾞヽ,,_.| | | | | | | | | ＿ _,,シ:'｢|ヽ.・ヽヽ
,r'" -ー--;;,,_ ヽﾐヽ,ﾞi ）, ）ﾞヽ..|＿|＿|＿|＿|＿|＿|＿|三} /⌒ ￣|| |.|_ へ.､｡_）
.. ,r'" ,,,ﾆ"二=-ー-=ﾆﾘﾂﾉ_ｿ,ｸ,ﾉ ,）ﾞ! . 三三三三三三三三三} ,ｲ{ ノ ||（ ,Ｕ
.. ,/ "-'''",/ （( lr"~`ﾐ:､￣`<ノヽ, .三三／´|｀ヾ三三三ニニニニニニニニ０ニｺ/
.. | ＿,,r'" `' `'ｰ }） }＼ｿ..=====（─＠─）=┘ /| | } j{
.| ,i;' -ー彡| 〃 |, ヽ, ..＼._|_,ノ 《_,ヒ｝ 《_,/_｝
ﾚ'i' "￣_,ｨ! ,,,＿_ ﾞl ;|
..;'f, ,ﾆ≡ｦ' ＿二ﾆ:ｪ＿_ ＿,,,,=-､| ｿ
,f,/',if'" `i_l! `''-ﾞ''ﾞ-''"_~` ＜''ｾｧ,ﾗ ｿﾉ
ﾞl ll!ﾞl, l〈 ~ ,, '''" l` lﾘ
..ﾞl l! ＼`'' { ﾞ ,|
=ﾘ,l ノ ゝ-i ﾞ':i;, ､ -､ ,,）. ,r" 食糧なんかは途中の街でも手に入るし、
,f.i f~ ﾊ,ﾄ. ﾞi ,,,,,＿＿＿_ /
..ﾞい. l ;l' ﾞl､. `''ー==='" ∧ 修道院の人や鍛冶の人とは門のところで待ち合わせだったよな。
ﾞ),） ぃ、も=' ＼ `'''==-' /）,}
.. （､ﾐヾf`'<,,_ ＼ / r" とりあえず出発しようぜ。
ゝﾆ/,;へｰニ'''ｰ-ﾐ=:,,,_ ,,/';､,)
,,r-'/ ￣`ﾌ'' -ｬ､`l!'';ﾆ":<i.l'
.. ﾆ-:､ﾐ-ﾆ,,, し⌒'l | | | i⌒'| |､＿
.. `'''-ﾆ''-ﾆ＿＿ノ .,| | | ﾞl,. ﾞ'ﾊ ￣`'''ー-... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
`''-､. ､-''",! l! lゝﾐｰ' ﾉ ┃ 食糧に関しては領都は若干物価高傾向なんダヨー。
. ヽ.ﾞヽ,/',r'ﾞ'ヾヽ7,/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
`''-､f~ヽ l ﾞ! : l⌒ﾞi: ﾞ| i,
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼::::::::::::::::::::::::::::
__| だーかーらー、遅いっつーの！ |￣￣￣￣￣｀ ､:
. r=≦´ﾆﾆ. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ -‐ ^¨~ ￣{ｰ‘，
. |ﾆ/` ＜三三..￣￣|／￣￣ ,.::} .／ / ヽ:
|ﾘ′ ﾏi| ,.::::} .／ ./ , // ‘，
|i} _ ヽ ﾉ _ }ii! ,:::::::}/ ,' ,/ / / //| i| ', ‘，
,=i'' ´ ｀ｰ-ｨ' ゝ-='´ ` ﾏi=､. ;::::::/ / /| ∧ /| //l | l| l |i ',. ',
ﾑ | ,ｨ=≠j i≠=- Yj | ,: ノイ /l '二ニ |l l // ニ二 ﾊ ﾊ {:
i .A f ､ ,ｊ /! ﾘ. ,:::::::: | 《 ん(_ V|l l. / ′ iん( 》 j/、}/:::
. ｔiﾆ| r=========､ ! |/ ,:::::::::::l / 弋ツ丿ﾘ V 弋ツ j/ } ′:::
. |ﾆ| ./ﾆ/'´￣￣ヾﾆﾑ |ﾆ! ,:::::::::ﾑ|从 { 'k|l乂::::::::
|ﾆﾑ'ﾆ/f二二二 } !ﾆ|./ﾆ| ,:::::::::,'l !|l㏍ ´ 从|l ≧ｘ::
|二ﾆ.〈└ｰ‐‐‐‐┘!二二.!. ,.::::::::/ | !|li l ＼ 乂:::::::ア ｲ ﾘ ) ) ヽ::ヽ
. ／|.ﾏ二ﾆﾍ ﾑﾆﾑ __}ﾆﾆﾆ/!､ /::::::://,爪|l | i }＼ . / / /-=彡＿ノ≧ ｡
,,-=f´:::::| ﾏ三三三三三三三ﾇ' .|:::｀iヽ....../::::::://丿 ﾘ.┌-- ｀ __ ィ＿｛'/ /{ //:::::::::::::::::＜ミｘ、
_;;´;;;;;;;;i::::::::| ＞＜ /|::::::|;;;;; /:::::::/// / '/! 人 ￣ ヽ ./ ｛i / }//:::／￣￣ ｀ヽ::㍉. _
ﾞ;;;;;;;;;;;;;!::::::::iﾍヾ､ ﾑﾆﾆﾑ 〃 / l:::::::|;; /:::::::/// / '/ i! ｛ ﾟ｡ ＿＿}Å{ ｡ﾟヽ{ ,'::/ ／￣￣ ヽ ∨〕 ／ ｝
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ﾞ;;;;;;;;;;;;l::::::::::i ﾔ ./ }ﾆ.ﾆ{ ﾔ / .!::::: /::::::: ,' 人_ﾆ=- i |乂ﾆ=- ﾟ｡. ∀｡ﾟ , ﾍ{ ｛ / / ___ ノ
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ﾞ;;;;;;;;;;;|:::::::::::::ﾑ .|二.二! /:ﾞ/ :::::::::::::r====ｭ::::::::::∨ ヽ.._____..圦＞＜夊 _／:::::::.＿|＼＿＿＿...乂.___＼ ＼
_＞'´:|::::::::::::::::ﾑ |ﾆ二ﾆ| ./:ﾞ/::::::::::::::::::〉 〔__:::::.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
_::::::::::!::::::::::::::::::ﾑ !ﾆ二ﾆ! /::/:::::::::::::::::: li∩ 弌 :| もしかして日付間違っちゃったかと心配してましたよ。 |
_::::::::::＞..､::::::::::::ﾑ .|ﾆ二ﾆ| / / ::::::::::::::::::: li∪ .___/:::＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼ ／
| （ ●）（●） ／／ おう、そうだな。
. | （__人__）mn
| （ ノﾉ | ついてきたいやつはついてこい。
. | ｀二´ }て丿 ＼
. ヽ } i i ＼＼ ただし、仕事はキツイしコケるときは一蓮托生、覚悟しとけよ！
ヽ ノ | .i
./ !ー､ | l
／ 丿
/ ｨ 一´
,ｲ / ,ｲｨ ､ `, ヽ ヽ
,彳 j j从仆 ,､ヽij ﾄ､ ヾ､ ヾ i
,ｲ ／〃,ji川'｀` ´｀`ﾘ i仆 ｀ｰ- ､ i
ﾚ // ,' ,ｨｲｲ从 ﾘヾ! ｀`ヾ､ミヾ`ヾ;!
l j / ,ｲ ｰ=-､,, ,､､ィ"´ Vゞ !
ﾘﾄ 彳ｦi ｀ヾﾓﾃゝ､ ''"ｨｾﾅゝ ,iｲ､ ミ,!
ヾjkヾ,! ´ ' ; ;ヽ ｀` ,! ,! l, /
`ヾミ, i ;:. ,' ,ﾚｲ i/ 牛引きでも御者でも任せろ！
l/ﾊ l j;::. , ,!ｨｲ爪
l/,Λ ^^´ / i i ﾘ/
ヾ! ,ﾊ -─‐‐- ,/ Nｿ
`､ ヽ ´￣｀` / ／^ﾊ
ik､ ＼ ／,／ ,rﾊ
ﾄ､ヽ,ヾゝ --- イ／ ,// ﾊ､ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
,､-yrr-‐ｲi| N^ヾゝ ／／, ,r, ,// ,／/｀`''ｰ- ､.. ┃ さっそく売り込み、頑張ってますね。
,r'ﾌｨﾃ7^// / ゝ‐'ﾚNｲ( n i Yｲ ,ｲ ))((( _,ｲ/／ / ,/ /!ヽ....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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:: ::: ::: : |:;|-i |::::|:;::| ::::: ::.{ｉ三三:ｌ!三三三三三三三!::l
:::::::: :::::::::: | | :::: ::::ﾊ{三三:!l三三三三三三!三:!l かの者を潜り込ますのにいささか手間取りましたが
:::::::::::: :::: |＿＿＿＿＿| ::::: :::ﾊ:!l三三! !:三三三三三:l !三!i
: ::::::::::::: | | ::: :::::.ﾊ::ﾆ三三ﾚ´￣ヾ三三三j l三リ 己が駒とは気付いておらぬことが肝要ゆえ。
::::: ::::::::::: | | :::: :::::.ｉ三:ﾆ:三:{ ｀¨´ `ｰ＝=ァ'三/ﾊ
::::::::: :::::::／::::::::: ＼::::::::::::::ﾊ三ﾆ三三:、 _'_ /!ｌ∨:ﾆ!:ﾊ ”妹”を経由して情報を得る予定です。
;;;::::::::::;／;;;;;:::::::::::::::::::::: ＼::::::.//三三ﾆ三三ゝ ___ .ィ i ｌﾘ'三i三ﾊ
::::::::;／;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::. / i三三三ﾆ:三:l }} / ,{!/三ﾆｌ三ハ
:::／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::://l.!三三三ﾆ:三:ゝﾞヽ{ ,〃三ニl三三ﾊ
／: : : : : : : :/ : : l: : : : : : : : : : : : :l :i
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. f´￣￣￣≧s｡_ : :＿＞ _l ﾉ／ ､___ ＜::::＞´}
. ∨ : : : : : : : : : :≧s｡_ﾍ￣ ﾉ {_＞´ﾍ_ノ 我に繋がらぬ小者を駒とするか。
. /´￣￣￣｀丶 : : : : : : : : : :≧s｡_ - ､ ／::ｰ-.._',
. l : : : : : : : : : : : ＞ _: : : : : : : : : : :≧s｡ _ .イ::::::::::::::／ 慎重で悪いことはない、差配は任す。
. /_ -──- _ : : : : : :＼: : : : : : : : : : : : ≧ｰ----≦: 〉
...ﾞγ´: : : : : : : : : : : :ﾆ‐ _ : : : : ＼: : : : : : ［］二二二［］: : : /
. 〉: : : : : : : : : : : : : : : : :＞ _: : : :｀丶: : : : : : : l: : : : : : : ／ヽ
.
i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:./ : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ:;:;;;;;;;;;;;;;;;|i |: : :; ; ,, :
.:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:./ : : : : : : / : : : : : : :l : : : : : : : : : : ﾍ:;;;;;;;;;;;;;;;|i |..: ┌────────────
i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:../ : : : : : : / : : : : : : : :l : : : : : : : :. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
.:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:./ : : : : : : / : : : : : : : : :l : : : : : : : :.| あやつら自身はともかく背後の策士、何者が居るのか。 |
i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i./ : : : : : : /-─-...､ : : : :l : :_...-──＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:...∨ : : : : :丶::::::::::::::::｀丶､／::::::::::/:::::::＞ ´:/.;;;;;;;;;|i |::. │:::::::: : : . .
i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.∨ : : : : : : :丶､ ｌ/ ｌ /＞ ´ : l :/;;;;;;;;;;;;;|i |::: │::::::::::: : : . .
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.:.:.:i.:.:..:.:.:i.ﾏ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :| : : :￣二ﾆ=- _;;;;;;;;;;|i |.:::: │:::::::::::::::::::::: : : . .
i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:ﾏ＿ : : : : : : : : : : : : : : : :［］ニニニニ［］ : : :/.;;;;;;;;;|i.＿|＼＿＿＿.
.:.:.:i.:.:..:γ´ :￣￣￣￣≧s｡_ : : : : : : : : :| : : : : : : : : : : l.;;;;;;.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
i.:.:..:.:.:./ :＿＿ : : : : : : : : : : : :≧s｡_:［］ニニニニ［］ : :／ヽ | ……これもひとつの備えよな。 |
.:.:.:i_ r≦ : : : : : ﾆ=-. ._ : : : : : : : : : :≧s｡＿ : : : : :_／: : : : .＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
i.:.:..ﾏ : : : : : : : : : : : : : :ﾆ-. _ : : : : : : : : : : : :￣￣ : : : : : :/ :l.;|i |;;;:
.:..／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾆ-. _ : : : : : : : : : : : : : : : ／: : :〉 .|::: #
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...ヽ . ´ : : : : : : : :≧s｡ : : : : : : : : : : : : : : :≧‐--‐≦: : : :／:l￣￣￣￣￣┏━━━━━━━━━━┓
/ : : : : : : : : : : : : : : :≧s｡ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :／: : : l ┃ だから、誤解だゾ。
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_,,|,,＿_,,|,,＿_,,| ;;;;ﾞrﾆﾆ､__ ｀´￣￣｀´ へ ｀´￣ﾞ└┬〆{... ::||..ﾞ___┘ ||
,,＿_,,|,,＿_,,|,,_|;;....{i. { メ.. r‐-､ｪｪｪ;; ／ニニ＼ . ＿||.ﾞ( ヽ,. ||＿ __
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￣￣ . ゝ::ヽ/::::::|::::{ヽ.. ￣ ゝ∧ ／⌒ヽニﾆ}O￣..{ |:::::::::::::::::::::ヽ {＼ ｝. ﾆ.ﾞO /ハ
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―――~}::/＼::|:::::|::::{:::{ . ―...../{_｝_________}::::::/ ,}} { |＼ ::::: /:: { ―＼__／..――..ﾞ｝｝ﾉ
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. ∧:/ V∧. _V/} ﾆﾆ. 三三三=_...... '‐-, .,ニ' ',コ !┌‐-ニ￢
∧:/ V∧ ヾ=┘ ====三三=_⊂ﾆ/ '-' / / .゛´ / / __
以itっ V刃ン ==== ﾞ=三三=_.... ／／ ／／ 凵. 匚!
==== ﾞ=三三=_..｀´ ｀‐´
=== ﾞ=三三_
=三三= ﾞ=三=
三'"
.
／￣￣ ＼
. ／ __ノ｀ ＼_
| （ ●）（●）
| U (＿人__) ひーふーみーの……しかしまあ、大所帯だな。
| ｀ ⌒´ )
. | | 大収穫と言っていいんだろうな。
_| |
. ／ ＼ー--- ｒ'
＿__／ヽ ∧ 「＼ ＿
／ ＼ ＼／＼:＼ |_,ノ{ ﾍ´￣ヽ ￣ ー―､
.. / ヽ ＼:V＾{ ＼ __／ ＼ ＼-､＿＿,ノ
| i }::::〈 ／/ ⌒ ＼ }―--､
| |_／ |::::::|__／ { ヽ |__,ﾉ＿＿_)
∨ ＼＿__＼__ |::／│ ＼＿,勹 |__ﾉ
} ＼ ／ | ヽ__(＿,ﾉ
ﾄ､＼/ ／ ＼＿＿/／
ヽ { ／{
} ＼ ／| ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ 新米代官としての初報告も高評価で一安心。
| ___´__ |
＼ `ー'´ ／ 鍛冶職人にも口を利いていただいて、本当に、御曹司様々ですね。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__） ケイネスの旦那が言ってたが、世代交代の布石なんだと。
| ｀ ⌒´）
| } 俺らに辺境伯様名代、御曹司様の与党に加われって。
ヽ }
> ノ
⊂てヽ ／ ＼ ／て⊃
{三＿ ｨ `´ ／ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
.＼__／ | | ＼__／.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ あー、家臣団とか支持母体とかの形成なのか。
| ___'___ |
/ ∩ノ ⊃ ／ そりゃあ、バックアップしてもらってる恩義は感じちゃうしなあ。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | ﾌｩ
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< , '⌒ヽ
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、......ー l
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、| ヽ､_ ノ
{ { ＼｀7ｰ┘!
.
／￣￣ ＼
_ノ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人＿） | どした？
'､｀⌒ ´ U |
| |
| {
ヽr｀ｰ- -=´ <
/⌒'' ー─,, ＼
/ ｨ }
ノ / | |
／ ｀ヽ i: | |
（__.ィ´ヽ,ム、〉i | |
/ ゝ/ / 7-､
ヽ／ / / /'Y
〟――- 、
／ ＼
/ _,ﾉ ーヽ
! （●） （●）
!. ' } またお腹下しましたか？
! ─_- ﾉ
::::::::::::::::::::::::xヘ.ヽ. ／ 体調悪いなら無理せず馬車に乗るか牛におぶさってもいいですよ？
::::::::::::::::::／､ ＼ `'ｰ─‐,, '
::::::::::::／ ／＼ ＼ ｀Yh＼
. ／ ／ ＼ ＼ﾊ辷」
∠ィ⌒ヽ. ＼ /万]＞、
′ ＼ ∨ゞﾐ｜,ﾊ}
...:::::::::::ﾄ､ ヽ ﾉ |/V
. ::::::い | {. |/｛
.
,,..-――-..,,
／ ＼
／ ヽ
/ ＿__) ヽ- l
l '´ _ r .l
. | t''tzj´ ｨｾﾂ ', ん、身体は大丈夫。
. ', ｀¨¨´ ヽ l
. ヽ （＿ノ-,-' ﾉ やること考えること多くて、人も増えちゃって、責任が重くなって。
. _ ---‐| ＼､ ＿＿｀ー',,..-＜
/´ l l ＼ | r-ヽ ｀ヽ やるお はただ引き篭もりたいだけなのに……。
. / | ヽ .>､ r'__..>＞ |
| ヽ .|＿ヽ.イ .〈Y´ i ｀''１ | |
|. 、 < ´ .i | i | | |
!. ヽ ヽ .i .| .i .|.l |
. ｜ / ヽ i .| i |l ..|
.. j /,. ヽ .l .| .i |｀ヽ|
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ そうですね。
／ （ ー） （ー） ヽ
| u ___｀___ | とはいえ地位と身分は絶対必要でしたし、はじめちゃった責任はあります。
ヽ、 `ー '´ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ 引き篭もるためにも、【最低限の生活基盤】は整えないと。
＼ ヽ / ＼ ヽ /
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） まあなんだ、俺らが……アレしてから２年ちょいだ。
.| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ これからもいろいろあるだろうが、頑張れ。頑張ろ。頑張るしかないじゃん。
.| }
.ヽ }
i .ヽ '' ,,, ノ !
li _>＼ ( li
／⌒￣" ゛ ヽ !
／ ノ､ }＼
< < | ` '{.> )
＼ , ーっ ),,､/
`ー=ミ} (彡 }
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／＼ まだ２年なのか、もう２年なのか悩ましいところではありますが
／ （●） （●） ＼
| ´ | いろいろ状況もかわりました。
＼ ⌒ ／
／￣￣ヽ ＼
（｢ ｀rﾉ ＼
ヽ ノ ＼
| | ｢＼ ＼
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ 報告すんで、人集めもして、さあ帰りましょのひと区切りだろ。
| ｀⌒ ´ |
| |
ヽ /
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／＼
／ （●） （●） ＼ ひとつの節目ではありますね。
| __',_, |
＼ /__/ ／
/
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ となると、アレだお。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ (⌒)
＞ ﾉ ~.ﾚ-r┐､
/ ノ__ | .| | |
| 〈￣ ｀-Lλ_ﾚﾚ
| ￣｀ー┬--‐‐´
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{ ﾞ,
ﾞ, ﾞ,
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〈 `、 ﾞ, ﾞ:, _, ,ｲ,ｲ
＼ ﾞ, ﾞ:､ .,ｲ .| | ﾚ'ﾚ'
＼ ＼ ） ﾞ:､ ./ / | |
＼ ＼__ 'ﾞ ＼ / / .| |
＼ ＼ / / | l
〈￣¨¨ …‐- ┘ ＼ ./, ' |/
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) ´￣ 〉 ﾞ:､ ,ｲ,ｲ ,ｲ
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L 彡'ﾞ
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//: : : : : : ｢ ＼{ :ヽ: : : : : :イ. ∠／￣￣￣ ∠ノ
; : : : : : : :/ ;个 ､: : : : : ノ
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. ／/: : : : : :/ ､､__,ノ
. ｌ∨ : : : : イ ￣
. _」: :＼: : : : |
.. '"⌒` ー--ｆ′
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. .￣￣￣
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/＼ ／| ／ﾞｉ
＼ ＼､＿ﾊﾉ ヽ、|／ ｜ノ (,ﾊ＿､／/
＼)' '(
ヽ,） （,,r'
／ 俺たちの、 ＼
ヽ ﾁｰﾄ・ﾗｲﾌ ,r'
＿） 異世界引きこもり生活はまだこれからだ！ ）
,) ／
／-､ ､-＼
／ /／7／ﾍ /l ﾄ､ ｜＼、 /＼ /＼ﾞｉ ＼
/ V | ,l ヽ| V ﾞｉ
＼ ／ ＼ ／ ＼ ／
Ｘ Ｘ ／￣￣￣＼ Ｘ
／ ∩ ／ ∩ ／ _ノ ヽ､ ＼ ／ ∩
／ （ ⊂) ＿＿＿_.. ／ （ ⊂) | （ ●）（● ） | ／ （ ⊂) ＿＿＿_
| |. ／⌒ ⌒＼ | | | （__人__） | | | ／⌒ ⌒＼
ﾄニｨ' ／( ●） (● ） ＼ ﾄニｨ'|. |r┬-'| | ﾄニｨ'. ／( ●） (● ）. ＼
| ／ :::⌒（__人__）⌒::::: ＼ | | `ー'´ } | ／ :::⌒ __’＿_ ⌒::::: ＼
＼ | |r┬-| | ＼ ヽ } ＼ | |r┬-| |
＼＼＿ `ー'´ ＿／. ＼ ヽ ノ ＼＼＿ `ー'´ ＿／
ン ゝ ''''''/＞ー､_ ン ゝ ''''''/＞ー､_ ン ゝ ''''''/＞ー､_
/ イ（ ／ / ＼. / イ（ ／ / ＼ / イ（ ／ / ＼
/ | Ｙ | / 入 ＼ / | Ｙ | / 入 ＼ / | Ｙ | / 入 ＼
（ | ：､ | / / ヽ、 l （ | ：､ | / / ヽ、 l （ | ：､ | / / ヽ、 l
j | ： | / ｨ | | j | ： | / ｨ | | j | ： | / ｨ | |
くV ヽﾍ_ ヽ ＼ 仁 」 くV ヽﾍ_ ヽ ＼ 仁 」 くV ヽﾍ_ ヽ ＼ 仁 」
ー 〕 ＼ 〉（⌒ノ ー 〕 ＼ 〉（⌒ノ ー 〕 ＼ 〉（⌒ノ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 予定通りのとってつけた「第２部完」で強引に〆て、打ち切りエンドでございます。
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３９回 新米代官の経営報告
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1036年08月12日～08月28日(暫定)
■今回新規・変更点
雇用・加入： アーダベルト・フォン・ファーレンハイト、鍛冶（製鉄）レジアス・ゲイズ
モブ猟師兼革加工２人、モブ弟子３人、モブ下男６人
使用可能資産、作成可能品等： 製鉄（高炉への道）
■人日計算：秋期８月後半分
＋487〔繰越25＋全体102＋遊軍204＋黒竜組60＋ユーミル直率48＋馬丁衆48〕
－465〔開墾４町歩180＋牧草刈取＆処理285〕－【繰越22】
■収支計算：秋期８月分
現金 資材 製品 食糧 飼料
◇収入・収益 596† 349.75 599 10†+48 114
──────────────────────────────
事業系
ホテル 8 0 0 0 0 〔パチェ＆侍女〕
交易 588 256 0 48 0 〔卸ｘ4、ﾊｸﾗｲｘ2、『湯たんぽぅ』納品、鉄256〕
建設土木（領地開発） 0 93.75 0 0 0
食糧生産系（農・牧・狩） 0 0 5 10 114
工房生産系 0 0 594 0 0
◇支出・費用 710 130 254 56 36
──────────────────────────────
基礎的人件費・飼育費 342 0 0 54 36 〔ｷｻｸ120、鍛冶120〕
総務部門 0 0 24 0 0
事業系
ホテル 0 1 1 2 0
交易 256 0 200 0 0
建設土木（領地開発） 0 11 5 0 0 〔代官館他〕
工房生産系 0 118 0 0 0
辺境伯関連 16 0 24 0 0
資産購入費用化 60 0 0 0 0 〔牛60〕
◇収益－費用＝利益 【 -114 219.75 345】 2 78
◆実績クエスト：
【×待機】 90人自給自足体制→騎士叙爵
◆クランのクエスト： :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::._ｨ77
【×待機】 温泉の工業的利用 ::::::::::::::::::::。::::::..... ...／￣￣￣｀ヽ_ ::::::::。::::::::::::::::::::::::: ,ノ)〃
【△進行】 代官館の建設・第二期（＠310人日）.:::::...... ....:::::::゜::::::::ｨヽ ､__, ´ |::::::::。::::::::::::::::::::::::: ノ ｲ/:::::
【×待機】 代官館のコーディネイト（調度品他） :::........ . .::::::::::::::.| 〈, ヽー/___ )｀j_::::::::::::::::::｡:::::::．ィ´ ＞'...:
【×待機】 沼の湖岸整備 ......:☆彡:::: ゝ.(_r≡'i ｀≡'ﾞヽ',j=＝ . ．＜'///∧／ヽ::::
【×待機】 ヘンピナ街道ショートカット. :::::::: . . . ..: ::::__ヽ ﾞV､ｰ'人_ﾉ＼´ i_j-＜///////////＼:::.ヽ.
【×待機】 ホテル・グランロレンスProject. . .:::::::::.... 'ｫｧ｀}｀ヽﾍ_'ヽ'┴'7,_!ｲ|/,|//////////////,'＼::.
【×待機】 商館・倉庫用地の整地. . . く｀≧'ﾍ.__）/７r｀rrくﾞ//|/,|//,〈/////////////＞
【×待機】 サイロ建設 .:......__ .．=＝＜///＼//|/|:||､//.::|/,|//､∨/////////////
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 引き篭もりたい
◇クランメンバー
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 村長、湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト （銀河英雄伝説） 舎弟枠
アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト（銀河英雄伝説） 舎弟枠2
レジアス・ゲイズ (魔法少女リリカルなのはシリーズ) 製鉄鍛冶
◇北部辺境伯
ギルガメッシュ （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 嫡出子、ベーベイオン子爵
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 嫡子守役
ギル・グレアム (魔法少女リリカルなのはシリーズ) 製鉄鍛冶親方
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
ノーラ ノーラ・アレント（狼と香辛料） 支部長付き
◇鉄華団（傭兵隊）
マクギリス・ファリド （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 鉄華団オーナー隊長
オルガ・イツカ （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 鉄華団の団長。実際の部隊長
◇その他
キサク 伊頭鬼作（いとう・きさく）（鬼作） 口利屋（人買い）
間桐臓硯（まとう・ぞうけん） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） シタノ村・元村長
.
,..r:ァ
, '´`^´｀ヽ
{ ∴ ∴}... ┼ヽ -|r‐､. ﾚ |
ヽ::∴;;.ン . ｄ⌒) ./| _ﾉ __ﾉ
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３８回 収穫祭の裏側に
＿__ ''ﾞﾞ""ヾ.,
／￣/i:i:i＼ ''';;
／ ノi:i:i:i:i:i:i＼ ..__..,;ﾞﾞ ,,.;;;::､__,,....
／ ﾉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀,,､＿__ ..,.,::;;;,,,,
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＾､ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／,.,,... /i:i:i:i:i:i:i∧ ／i:i:i:i:／kkkkk;
∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼i:i:i:i:i:i:;;;:'''ﾞﾞﾞ ""ヾ:""ﾞﾞ ...,,ゞ＼i:i:i:i:/／:i:i:i:i／kkkkkkkﾉ
爻ヾ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..;;;;'''""..:::;;;:;...,,;;''' ～'""::::::::::::::::::／￣kkkkkk ∧kkkk
ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第３８回
.
┏─────────────────■ヘンピナ街道（Hempinia）７村＋1※数字は区間距離目安（km）─┓
──☆─
┌┘ロレンス村の湯治宿（Lawrence's inn）
5
│
│ サキノ村（sakyno）
シタノ村★ │ ★─ 4──★ヨリオクノ村（Yry-Orcnom）
（sitonm）└ 5───★† 4 4
│ │ │
└─ 5──┻…予定?…┫
モトノ村（mottonom） ★†オクノ村（Orcnom）
│
│
└─┐
7
│
アルデナイカモ川 ★─┐ランカークス村（Lankarks）
↓ 西ヘンピナ川 ヘンピナ川 4
↓ ◇←┘ ┏━━━┓ ┌┤↓ ★アントレ村（Entrea）
↓◎ ↓┏━━━┛ ┗━━┓ ├┘├←←◇
（至辺境伯領都）━━↓━━↓┛ ◎ ┗━↓━↓━┻━┓↓アルデ川
├→┐↓. ／＼ ┌┴←┘ ┌←┘
／ ＼ ┌┘ ┌┘┃
￣| |￣ ┃北方大路（北方街道／至王都）
┗──────────────. | | ────────────────────────────┛
| |
|_＿| 【外ヘンピナ・宿営地】
.
--ミ-- 、
, ／::´: : : : : : : ヽ: : : ｀ヽ、、
ィ: : : : : : : : ヾ: : : : ヽ: : : : :ゞヾゝ、
∨: !: : : ﾊ: :丶::ヽ: : : : :ゝ: : : : ｝ ヾ:;; 、
ノ ﾊ: i: : ﾘ: !: !|:从: :冫: : : ｝: : : : |
!: :从: :从／＿V |: : : : |: : : : : | とにかく、できたものから並べるでありんす。
! }::1 !乂 ´弋;;ﾞ;｝.! |: : : : |: : : : : |
ﾉ::弋ﾏ; ｀ﾞ´ !: : : : |: : : : : | ﾜｯﾊﾟ
/ : : : i ｿ |: : : : |: : : : : |. そっちの童子３人は
／/: : :／ヽ｀ ＿, イﾘ, |: : : ∧:: : : : {
〆 /::::／ i＼｀‐=‐´ / |: : :∧ ＿: : ！ 宿営地をまわって放置されている皿やコップを回収！
／ /::／. | :ｿ｀ヽ- ﾞ::Y.: :/ ´ ｀ヽ i
{ /:／ /: / ﾉ::::::::: /: / i ﾍ / :;}. ／￣￣￣￣￣＼
! /::/ /:/ {::::／~/.:/ |: :＼ / ﾉ;. | うぃーっす |
! .{:/ // |:/￣;/:/＼ﾍ Y |: : : .ヾ＼ / ,,／ﾞ. ／￣￣￣ ＼＿＿＿＿＿／
＼ｌ:ｌ .//,,-=ハ=--|::|.:.:.:.＼ ｌ |＼＿: :ゝ｀:::ﾞ: : : : = ＝,;: ｲ″ | はーい！ | ＼|￣
. ｌ:ｌ .//.{ 「廾了 |::| :.:.:.:＼! |.;.;.;.;λ: : : :＜ ﾞﾞﾞﾞﾞ´ ＼＿＿＿＿＿／
ヾ; //.｛ /ﾐミミ } ＼＿.:.:.:.:￣｀丶┴-,/ | : : : : : :ﾞ__ __ ＿. ￣＼|￣￣
＼ ｌ:i | ｀ﾞﾞﾞ一┘ ﾍ ﾍ.:.:.:.:＼＿＿＿......ﾉ⌒｀Y: : >'⌒ヾ'´: : ﾘ ｒ ｀ヽ⌒7⌒
＿＿＿ ＿＿...｝.:.:.: .:.:.:.:.:.:.∧ ::::::::::::::::::::::::::: } ｒ ﾊ: :j , ' ）: : { ｊ: :{
｢￣T￣| ｢￣｢￣!ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉--┬一-ﾆ.ﾞｒ―'ーーー'‐'ーーー'―'ーーー'―'ーー
[二二二二二二二二].ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::∨: : : | ｌ|!ﾞ: : : : ﾍ. ＼: : : : :ゝ ヾヽ
人三三三三三三ミ､ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨: : : : ∨.... L＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/ニニ.. ￣￣ ∧ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/: : : !: : ∨.... T￣T￣￣｢￣￣￣￣￣｢￣￣T
{ニニ ／/ .:.:.:.:.:.:.:.:|: : : / i: : !∨..... ｢三三三三三三三三三三三三三三三三
|ニニ ｊ :.:.:.:.:｝: / /:::/ ｌ...... |!:. :.:.:＼ ∥|: : :} !}
ﾏニニ /. :.:.:.:.:.:|:/ /::ノ ｌ..... |!.::: ..:＼ ノﾞ |: :/ /:}
ゞニニニ＿＿ ＿ ノ.... :.:.:.:.:.:.:.:{ ／ﾞ´ ∨..ﾞ|!ﾞⅨ ..:.:＼ ./::ｿ ／ｿ
｢｢｢￣￣￣￣￣￣￣￣￣!..... :.:.:.:.:.:|ﾞ /ｿ∨ﾞ|!ﾞヽ＼ ＼ ／:／
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┃ 自分から洗い場に戻す？ 騎士がそんな行儀のいい連中なわけないない。
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.
＼ 寸ik、 | / ／
丶､ ＼ 寸ik、 ｜ / ／
｀丶､ ＼＿ - 丁 |＞- _. .ﾄ､. /ヽ |＼ /ヽ /”ﾞｫｖ' ./／ /／ /
｀` .,_ _ - ~ ／| | ｀.|. ヽ./ | ヽ! .`､/ ヽ,/ ' /＿ ＿
~"''～､_ - ￣ , 'ﾞ | |..... : --! ,,,,, ,,,,, ￣.／
- ＿ ＿ - ￣ _,. -‐ 二´──-| |..... ＼ ,illllli,,,,,,,,, lllll llll ／
.... ￣| | ／￣ ／/___ | |＼ ＿ヽ ,llllllllllllllll!' ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ￣￣￣''_,-
. | | イ／⌒ヽ／^77|:|⌒⌒~~i| |⌒l. ＼ ,illll!' ,illll!' !!!!lllll!!!!lﾞ｀ ,,, ,,, ,r-'''ﾞ￣
. | l. ／ | |Ｔ//''|:| ￣|￣ i| |￣| |ヽ> ﾞﾞﾞﾞ' .,illlllﾞ lllll| llllllllll!!!!! llll !ll! iiii,, ＜_.:|
＿＿＿_|_|＿／＿_｜ |// |:| | i| | |..／＿ .,illlll' ,,,,,,,llllll,,,,,,,,,， ,,,iillll!!ﾞ ＞
＿＿＿＿___＿____| | //l i|:| | i| |＿|..￣／ ,llll!!' lllllllllllllllll!!!l_ :ll!!!ﾞﾞ゜ ＜_
:::::::::::::::::::::::::::::::::∨ .| //二|_i|:|＿_|＿_i| |＼| |／＿||_,|¨∨ /| i! ∧| ｜|＼ ＼ .|::::|
::::::::::::::::::::::::::::: ::: }! .| //|_／Ｌ|:|⊥|_|三j| |／| |＼─||‐|＿∨ /:| ∧ .|::| ＼ .|::::|
ーー──── '''}.:.| .:// |_|l＿i|:|‐_‐_‐_ｰ| |／|_|＼|....||.. .. ... ∨ .| |∧......|::|.. .. . .....＼. .. .|::::|....
::::::::::::::::::::::::::::::::::::}〈| // .|7TT |:| ー_‐_ | |──┘‐_|| ‐_ｰ_,,|∨| _ ┘∧...|::|_ｰ_‐_‐_‐_‐＼|::::|
───二二二:::j{└-// ＿|‐_‐_ |:|‐ :| ｜ || ‐_‐_..| |∨_ -二‐_‐_‐∧|::| ‐_‐_‐_‐_‐_‐_|::::| ‐
￣￣￣::::::::::::::::::j{ ‐_//‐_‐_‐_‐_‐_─ └ ‐_‐_‐_‐|_|‐∨‐‐_‐_‐_‐_‐_‐|::|＼ー_‐_‐_‐_‐|::::|＼
::::::::::::::::::::::::::::::::厶-//‐_‐_‐_‐_‐_‐_＿ ＿ ￣─ ＿∨-_-_-_-_-_｜| ‐＼ ｰ-_ー_|::::| ‐ ‐
ﾆ=------=ﾆ三三￢￣=_=_=_=_=_=_=_=_‐＿＿ ‐‐_‐_ ＼__人__人__人__人__／..._-|::|‐_‐_‐<>‐_ー_|::::| ‐ ‐
三三三三三三=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=≫ ≪ ￣ ─‐_‐_‐_‐|::::|‐ ‐ ‐
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ≪ 大変です！ ≫ .＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
// /｀ー __ノ ∨. ≫ ≪
／ .／ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
／ぅ=＝ミ y=＝ﾐ｡ { :.
/ イ{ ::/::/::/::/::/::/::/::/::/::/::ゞ }
{ /∧ : /::/::/::/::/::/::/::/::/::/:: /、 }
/乂 ′: ゝ. γニヽ / ﾉ }
′ ∨ ／ 、 { } /イヽ ∧ ラフたんがまたやっちゃいましたー！
{ {／ r个 ｰ―‐'′ :个 .ハ / :,
{ { ／ }〕 ___ イ{ ー=ミ} ｲ ′
∧ r=彡 ／.! |｛ー‐ ヾ ｝ ｝
′ {｛／ ｝ ｛ﾉ ゞ/ゝ __ ｝ ∧
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
,,｡s≦ ￣￣ ` ､
／ ‐＝=- 、 ＼
／ ￣｀`～､、 ＼
./ { ', ` ､ ＼ :.
/ /∧ ',｀`～､、＿ ＼ ', ヽ}
.' / { ＼ ＼ ／ `ー ---ﾐV}=-}- ､
{ {∨ { -- ` ＼ ,イ示ｱ { ﾘ ∧ ＼ ﾔ
. ',{. ∨',《¨芯} ¨´ ,ノ ./ .∧ 殺ってないって、締め落としただけだよ。
＼ ＼ 〈 / { / .∧ '，
∧ , く￣≧=-- ､ ∧ '， やめろって言ってるのにお尻なでるんだもん。
/ _＼ ￣ } ＿/＿ ∧ '，
／ く::::::::::`:. . _ イ }＿／ .／ ｀ヽ ｜
. ／ ＼::::::::::: r‐―‐' / ｉ .| |
. .／ , ' 二二!: ／ ＼ ./ ｌ | |
／ ／/ {:::: ＞'" ￣/＼ / ｌ .| |
. ／ ./ {,＞'" ／ /: : : ∨ ./ ｌ | |
/: : : : : : : :ﾘ: : : : : : : : : : : : :∧
,′: : : /: ／: : :__j_/!..: : : : : : : : :.
. /i: :.l: :l-!:l: l: l´: :.///l.: : :..: : : : : : :
. 八:..l: :l_j:从!/j≦ﾁﾐｧl : : : :l: : : ｌ: : l
/: :.ヾﾄ､{寸j 弋 ﾘ ,:/.: :..:l: : : ｌ : ; なら放置しないで、
／: : : : : :ﾊ ゞ' /,': : : :,′:..:ｌ: :′
-‐:': : : : : :.／:八 ´ ＿ /: : : /__: : :l:/ 介抱しているようにでも見せかけて森の中に捨ててくるでありんす。
: : : : : : :／: :/: :..＞ ゝ- ' ィ': : : / ｀ヾ
: : : : : : : :.／ィ::´::/ ｀¨´/: : :／ Y
: : :, ィﾊ´::::::::::::::::{ ／: :／ ﾘ::｀ヽ、
:'´ }}:::::::::::::::::ヽ／: :／ _,.，-‐ｧ'´::::::::,:ィ＞､.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
}}::::::::::::::::／: :／ーｧ'"´ /:::::::::／／. ┃ 的確な指示を出せるのは名司令官の資質ダヨ－。
_}}:::::::::::::/: : :/)::l::::/ /:::::::::/ , '. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ / ~"''＜ '，
／ | { ＼ '，
. (＼ __ __ ___ / /| { ∨
ソ / / ＼ / ／ / / Ｖ { ､ ∨ :|
と... ィ´{ ./ ノヽ }. {/| / _/__ Ｖ ', ＼ 斗---∨ ',|
. ／: :.〈ヽ :_/ ,' { .| i ´/ ｀ V ', ´ `～､、 Ｖ ',
/: : -‐:.} ', / .∧ 弋¨¨示k ＼ ,ィﾁ示¨ア Ｖ/ ',
. / : :＞' .} / ＞'"~￣￣ ＼ ＼ _Vソ Vrソ ヽ}¨ヽ__ﾉ､
＼. } ／ / ／ ./｀¨¨´:::::::: ::::::::: ﾉ/ ＼ りょうかーい。
＼. / / ／ .／ ／ ∧ 〈 /_,／
:＼ ／ .／＿＿/ ,}二二二二∧ ＿＿_ , ／ .{ リンコも手伝ってね。
.. ／ / .｡s≦}二二二二二＼ ` ― ／＼ ∧
／ /＿＿＿＿ .｡s≦ ＿__}二ニニﾆ＞'"二`: . __ ＜ ./二 ＼. ∧
./ ＿/ ＿}＿＿ _ ＞'"￣￣￣ } /ニニﾆ∧ ∧
/ ,ｨz､＞'" ＞''"~: : : : :. :. :.／｀` ＼ } ／∨二ニﾆ∧ ∧
. .: _／///＼／ : : : : : : : : : : ／ ＼ ∨二ニﾆ∧ ＼
/ : : : : : : : : /: : // : |: : : | : : ': :!: : : : :,
.' : ' : : : : : : : : : /// : |: : : lヽ: :|: | : : : : |
|: :|: : : : : : : : : //厶 : |: : : l |: |: | : : : : |
|: :|: : : : : : : : //'´ |ノ|: : :ﾉ |/|八: : : :｜
|: :|: : : : : : : /厶=ﾐ |／ 厶=ﾐ `、: Ｖ
|: :|: : : : : : //んハ｀ んハ Y!: : :|
|: :|: : : : : /ｲ 乂:ツ 乂:ツ ハ: : | ええー！
|: :| : : : : : ∧ ¨¨ i ¨¨ ﾊ: :|
|: :∨: : : :/::∧ ' / : : | なんでうちがぁ。
|: :/ : : : : : : : | ,=､ ,:': : : :ﾘ
|ﾉi : : : : : : : : |、 ﾆ´ ／: : : : :|
|: | : : : : : : ,':人 ＞ ＿,,. イ : : : : : :｜
/:｜: : : : : /: : : ヽ / V : : : : : : : ト､
|: 人 : l : : {: : : : : i ｛ヽ ｀､: : : : : |ﾉ :, ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|: : /＼! : : : : : : : |＼ Y ＼: : : | ﾞ,.. ┃ そりゃまあ、女手ひとつでは重いからかな？
>く＼ ＼: : : : : :人 ヽ＿__| ﾊ: : | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/ ＼＼ `弋: : : : :＼ ＼ | ／/｝ﾊ| |
.
. l: : : : l: ﾊ !: : : |'| |
!: : : :.l: ! ', ,| : : :' | |
|￣|. ! : : :.l: l`ﾑ _ - .ｲ.!: : :' ! ! 飲食自由を無礼講と勘違いしてる人、
乂__ク !: : :.:l/l: : l＞｡. .イﾄ､ |: :./ | |
|￣| r.t_ ': : : :l !: :ll ≧ .t --- ´ |! `!:./ .! ,,! 多い気がする。
乂__ク （o_ﾆ! .ヽ: :.:|. ヽ:j ＞'´ l ! ! .|/` 、.|／ |
r.t_ [] l¨} ､── ､ヽj､! ＞'´ ､_z── - ､ | ' `ﾞ.､／
. （o_ﾆ! ﾉ/ l ＼ ＼-<￣ _／ ＼ ` ､. /~l ＞--､
. r┐r-, l.ヽ. ＼ ＼==x / ヽ,, `l ', ／ニﾆヽ ` 、
¨ﾟ.ﾉ_/ ヽ ｀ / ＼＿ ＼ヾ! / ￣ ∧. Vニニニﾆ', ヽ
. ` / /二', ヽ. `lﾄl /::::;l ＼ニニニ! l
. / /二ﾆl l､ ll.ﾄ､ ／::::::ﾉ l二二ﾆ! |
レ'´. :/ : : ::/: :l:.|:.:|: : : :＼: .｀ヽ
/. : : :/ : : ::/: : ::l |:l:|: : : : : :.ヽ: : ',
/: /: :/ ﾊ: :/:ﾊ: :/:ﾉ ﾘﾊ: : : : : :|: : :.i
/ . :| ィＴﾒ､Vl/ V＞=＝1: : : : .:|: : : |
/ / : |: :.Ⅳ仁､ ｲ ﾋ.:｡ｿ|: : : : :.:|: : : | ビュッフェ・スタイルとやらのおかげで
|/|: : :|,. ｲ ﾋりｿ '''''''i: : : :.:.::l: : :.:|
|／ i: :ﾊ''''' ｀ |: : : : :,′: :.| 給仕の手間は省けているのでありんすがなあ。
|/:.ﾊ -一ｧ ﾉ: : : :/. : : : |
/./. :|＼ ,.ｲ: : : :./. : : : : | すべてがうまくはいかないものか。
,′: : |: :ﾊ＞. - イ |: : ::/. : : : : :.:|
i. : : : |:/ V: : : : | ｲ: :/.::::.｀丶､: :|
|: : : :./ V´::: ﾚ'´:／.::::::::::::::::::＼ヽ
|: : :./ ,. ｲ.::::::/: :/.::::::::::::::::::::::::::::〈: ＼
|: :./ 〈.:.{{.:／⌒)::::::::::,r'"´￣ ＼|: : : ＼
|: :.| /:, ｲ __ノ ＼／ ヽ: : : : :＼
|: / ／ | ＼ ！: : : : : :V
／ | | /l: : : : : : :.i
.
,'´｀'
l
i ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人／
_, ‐''"｀' ‐ '´｀ﾞ'‐､ ≫ ≪
／ ,' , ､ ヽ.... ≪ 取っていいのは食べきれる分！！ ≫
// / .l | | i | ヽ ヽﾞi,. ≫ ≪
. // /i ,i .|| | | |'､ ヽ ｀i|.... ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
" || | |/ |ﾞ､| ､|ﾞi､| ゝ__|, |ﾘ
|ﾞi､|了而iﾞ'‐ ‐´而"i |リ 'i,i
|| ||｀ﾞ'‐" ﾞ''‐'" ||', l|.| 食べ物を粗末にするような外道は、
. || |:'､ ' l''||, |ﾘ
. || ﾄ､'i,__,.--'''ﾆ'''_ /_,||'i | 我が剣の錆びにしてくれるぞ！
. ﾘ| |/´ﾄ‐-､´＼ヽ‐､' ｀ ﾘ ﾞi. l _
. _,ﾘ/i´「｀＼, ゝ´i | ,l｀'ヽ‐-リ-‐'´=ﾆ==､‐7
. , -'｀ゝ´// | |''三ヽ､丶_､,ヽ'､,｀'i, ヽヽ''‐'7‐--､_ ｀'.彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡≧z､
.. ／´ / / i' i。ﾚ'＼,___|｀'/´ '''ﾍ-ﾞ‐_l ﾞi, ﾞi,ﾞ'､、 ＼.. 彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡≧z､
／ | lﾟ'-‐'´ ﾍ ￣l|､/ ／｀''' | ‐-i ､,l i｀; ＼....彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡≧z､
.. ／ | ￣"'‐'｀'i'''''''iﾞ‐-‐‐'.,L,__| . l ‐l､| ＼......彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡' |
.. / 丶 ﾉ|:. .:|｀'=､ﾆ‐´ ｀''‐-､_| | 〉. 三三三三三シﾍﾊj/ ＼ |. |
.. ＼ ＼ ,ノ. |:.. .:| ｀‐ ､__,, ‐´ '｀' , ' ／. ｀ヽ. / | |. 凸
＼ ｀'‐‐｀'ッ--､‐ '´ |::. .::| ,､'´｀i´" -'´ ／ ,-=-、 .| |. E三三ﾖ
.. ＼_ ,-‐'" / / ＼０. |::. ..:| 0／ヽ, ﾞi､;, _,, ‐' . ノ｝∠ヾゞゝヽ | .| .| |. E侍騎ﾖ
. ｀'''''' ‐ﾞ/ / ＿＿__|-‐-|＿＿ ﾞi, ﾞi,,‐´""´...ニニ/ヽニニ/ ヽﾆﾉ .| |. E三三ﾖ
__,,, -‐ '''"ﾆ‐-､,. || _,, -=｀ﾞﾆ',''''‐-ﾄ;,__.. 二二二二二二二二二二二二} | |
lﾞ､ _,, -'´ __,, ---'''--- ,,__ ｀'‐-､,_ /lﾞ::::::::::::::|| ||:::::::::::::::::::::::::::|＿_ | |
. 丶丶_,, -‐'"´__,,,i‐'"".〈〉｀ﾞﾞﾞﾞ‐i,,,_｀ﾞﾞ'''‐- ､,._// :::::::::::::::|| ||::::::::::::::::::{二二二≧ | |
. 丶| _,, ,-'""i-‐| |i´｀'i i'´｀i| |'‐､l｀' ‐,､,,_ |/ﾞ|:::::::::::::::::|| ||::::::::::::::::::::| || || ll | | |
. L,‐´_,,, | |ﾆ='､ ,''=ﾆ| |,,,__｀ﾞ'_,‐ﾞ | || |:::::::::::::::::|| ||::::::::::::::::::::| || || ll | | |
. _, -"´Olﾞ.|'|| | | ||'|ﾞlO｀ﾞﾞ'‐､_ || |:::::::::::::::::|| ||::::::::::::::::::::| || || ll | | |
. ,,-'" O |::| || ... ∨......|| |::| O ｀ﾞ'､,
. / |::| |｀‐､. ,,‐´.| |::.| ｀',
. / | | ｀ﾞ‐､_.,‐ﾞ´ | | 'i､
.
++-、 ＿＿|＿＿|＿＿
. vｰ ＼＼＿ ! ! ＿//
.. 7 _ ｎ＿ _ .＼／ヽヽ. _ｎ___,、00 _ｎ..,n_ .// ＼／
. ﾍ l ﾘ r┐| l | ｎ .／＼ └i ｎ ﾄ､_> └i ｒっ_) .／＼
. └1」 L｣ Ｌ.ﾕ U U U .U. _ｎ___,、00 _ｎ..,n_
_ ｎ＿ _ └i ｎ ﾄ､_> └i ｒっ_)
X ／ . l ﾘ r┐| l | ｎ U U .U
. / /丶 .└1」 L｣ Ｌ.ﾕ U.. ｀x
十＋ ,r=ヽ、 r';;;:;:;;:::;;;;;;;;;;;;ヽ、.（〃彡三ミ.. ナ
|.....,r=ヽ、 j｡ ｡ﾞLﾞi rﾆ二`ヽ. Y",,..、ｰt;;＼__人__人__人__人__人__人__人__／
. j｡ ｡ﾞLﾞi......r-=、 l≦ ﾉ6)＿ l_,.､ヾ;r､ﾞt lｦ '・= ）;;;;≫ ≪
. r-=、 l≦ ﾉ6)＿｀ﾞゝヽ、`ｰ! ﾉ::::::｀ヽ､ L､ﾟﾞ tﾉ`ｿﾞ`ｰ ﾞiｰ' ｱ≪ よっ、女騎士さまー！！ ≫
. ｀ﾞゝヽ、`.rfﾆ､ヽ. にｰ `ヾヽ'":::::::::::: ｨ"^ﾞiﾌ _,,ﾉ , ﾞtﾌ ヾ;;;. ≫ ≪
. にｰ `...l｡ ｡ f9i ,.、 ｀~iヽ､. ｀~`''"´ ﾞt （,,￣, frﾉ ゝ-‐―.／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
. ,.、 ｀~i t≦_ﾉゝ､..ヽ、__l:＼__人__人__人__人__人__人__人／ t_ﾞﾞ _,,.. :: "
. ゝヽ、__l::::.｀フﾞ´,,:: -- ::､ ::::,≫ ≪ ｀ﾕﾞ"
. W..,,」:::::::ﾞ,rﾆｭf::r-‐t:::::::: ≪ いいぞねえちゃーん！ ≫ .,.r‐(´::::〉 ,.ｨ
. ￣r＝./,,, Y.. -‐ ヾ::::::::l . ≫ ≪.: : ,f´:::,::ヽfﾄ--テ:::::::
. lﾐ､.ﾞﾑﾟﾞﾞ' く､'ﾟ` ﾞ'"):::／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ ミゝ、::::::ゝ!r7/ｰ一'
. ! l=,,;;:. l=､ ..::" ,)ヽ、. l j⌒ ﾄ'"fノ ,r"彡彡三ﾐミ｀ヽ、ﾞ/://:::::::::::::
l. ／`ゝ-''^ヽ''" ,/: : : :＼..ﾞl...ヽ、: : : '" ノ^i, ﾞゞ''"´ ﾞifrﾐソﾍ, ://:::::::::::::::
/rf´ i′ ,f^ヽノ:,. - - 、 ヽ,,. -ﾃ） ,／ ｀ヽ:,i ,,.,...、 ヾミく::::::l.＼__人__人__人__人__人__人／
. r'": ﾞ'ﾞ l l: : j :f´: : : : : ヽ,/ '''"´ ,,.: - lｦ ｪ｡､ 〉:,r-､::ﾘ.ﾞ:.≫ ≪
. ｀￣´... ! /: :ﾉ l: : : : : : : ノ, ,:'" / ,, 、 '"fっ)ﾉ::l..'≪ 一打ちすっかー！ ≫
/-‐-/: :/: l: : : : : : ,/ / / `i- ､ヽ ,.:ﾞ''" )'^`''ｰ ≫ ≪
. _,,..::-,テ /`7: :（: : : : : //'´ミ)ゝ^) 〃 i､ヲﾞi .:" ,,. /;;;;;;;;;／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
｀_,:ｨ''" _,r''" f: : :ト---ヲ ﾄ､つノ,ノ fﾉ ﾉﾞi ,,.:ｨ'" /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
-‐-‐'''フ" ,.ﾉ,:::::」､,:r'" i _,,.:イ / ,r''";;;;;;｀ﾞﾞ" ヽ_,,ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
､..､く´＿,,∠"ｨ''"´ ／ ,ヽ ﾞ:､ /＼、 /;;;;;;;;;;;;;;;;;r-'"´｀i,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
´ ,ﾍr:､-､=---／ ,:ｲ ヽ ＼ ｀ヽ〃_;;;;;;;;;;;;f´' ll;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ｰフ´ > ヽ`ｰ､／ ／く _,,..ヽ ヽ ,／ ｀ﾞ''ーハ. l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
／ ／ ,,ゝヽ, ） ,.／ ｨ'" ﾞt `' ／^t;＼ ,,.ゝ;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;
.
/::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ./ヽ
/:::::::::: : /::::::::::::::::i::::::::::::|::::::::::::::::::::::::.
,':: :::::::::::,' /::＼|::::::|i :::::::::l／ |::::::::::::::::::.
l:::::::::i::::イ´:::::/ l : ! |:::: : ,'|::::::j、::::::|::::::::l
|:::: : l:: : |::::::/ l/ l: : / l ./ ヽ: : |::::::::|
|:::::r |:::: l:／三三 .|／ 三三 !:::ﾊ::::::,'
|:::::| .|:::::: | ､､､ ､､､|〈::｜/ アルトリア様も頑張っておられるのだが……
|:::::ヽl:::::::::l Ｕ /:: lｲ
|::::::::::::::: : |._ rv―--､ ':::::::::| なぜに盛り上がる？
|:::::::::::::::: : l.:/l ― ＜i´::::::::::::::::: |
|:::::::::::::::::::::|'| ヽ |,､＼:!ヽ:::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::l へ＼ ｌ' .ヽ ｌ::/:::::::::::::::::|
/ ｀¨´ ｀ ､ ＼
／
／/ .{
./ / { ', ＼ ＼ |
ｉ ./l. | i', ヽ＼ ` : . ', |
V{ | ', | ＼ ＼`＜＿＿≧=- }-､
ヽ| ', |⌒ `＜ `:... ,ｨ示ヽ', / ) !
', ヾ《¨ぅk ￣ Vソﾉ.}/ _'ノ
. ＼ ＼ゞ' / そりゃ傭兵よりはマシって程度の
/`＜__ ＞ , /
.＿＿＿ ／ / ﾍ. __ ノ / チャンバラは余興くらいにしか思っていない連中だもの。
. ／ ／ _／ ＞ _ ／
./ ¨´ ﾉ'⌒ﾊ 乂
/ ／. ム-=＝／ ／ 丶 f Y_
,{ / / ／ ／ 、 从: :7 -=＜
.. ／ |.... ∨ ／ ./ ヽ -─‐ 乂: :.{ ∨
. { |. { //丶 /: } ハ : : l }
.
＿_ ＿_ ,、 ___
「￣{ ＿}::::::{＿ 「￣{ ＿}::::::{＿ く::::＼. _i´| }::::{
|:::::::| └‐┐:::r‐┘ |:::::::| └‐┐:::r‐┘ ヽノ L「 }::::{
|:::::::| .}:::::{ |:::::::| .}:::::{ _ ｎ }::::{ ＿_
|:::::::i ＿j::::::{ |:::::::i ＿j::::::{ ﾉ:i }:! 〈ヽ } ::{ __ [￣::::::::::::￣ヽ
L::::::¨¨７ { ⊂⊃:: ｀ヽ L::::::¨¨７ { ⊂⊃:::｀ヽ く_ノ ):ヽ }」 .}::::{＿_ノ:::::〉 ￣ ⌒ヽ:::::::i
￣￣ ー― '⌒ﾟ” ￣￣ ー― '⌒” [￣::ノ ゝ::＿＿_.ノ ┌― '::::ノ
￣ ￣￣
| } | / / | | | | | | ＼ { | |
| } | .′ ./ ____ リ | | 、.|______＼ .{ | |
| | i .y=宀宀=ﾐ ､ | y=宀宀=ﾐ人 ｌ |
| // | l //んィ)笊ﾊ ｝ んィ)笊ﾊ‘， 、 !
l :′ {／{ {//iしi//} {//iしi//} j} ＼ ` ! ラフたーん、
|/ ∧..j{ .乂_ー‐ク 乂_ー‐ク { 丶 、 :
. / / .∧j （⌒)＾¨＾¨＾ ::::::::::: ＾¨＾¨(⌒) ﾊ. 、 ` :. 置いていかないでくださいよー。
/ / / :::::::::::: ::::::::::: . } ＼ 、 :.
.′ /＼ Ο ｀ ´ Ο / .ﾊ ヽ :. 森は怖いんですからねー。
: ./ ／ ｰﾍ Ｏ -- ､ /イ:::::. :, :.
i/ j :::::::. /⌒ ⌒ヽ .′::::: ! :, :.
| ./ j :::::::::..o { } ◯.::::::::::: } 、 :, :.
} / ::::::::个:.. ー‐―‐‐.′ ／/:::::::: } :、 :,
: .′ { :::::::::i:::::个:... --- ィ. . {/::::::::: } :、 ｉ
| i{ { :::::::j:::::::}_} ___ {. . .{:::::/ } :、 }
| i{ { :::::j:::::::}｢ {. . .{::/ } } }
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ﾞ） |====:(__)====| （__） , …=ﾆ二 ∨ 〉 ￣`'"￣ ≦ -=/ 二ﾆ=…､
.... |::::::::::: 宜:::::::::::| 宜 }三二=-. Ⅵ≧､ __ノ { '=ｧ -=ﾆ三|
.... |:::::::::::::::::::::::::::::| │..ﾞ|三二=- ｛ ゞ' ` ｚt:ｧ/-=／ -=ﾆ三! 土産の宝飾品だ、受け取れ。
.... |:: (::::::: ()::::::ﾉ:::| 宜..ﾞ|三二=- ` , } ＿}／ -=ﾆ三|
.... |:::: ＞‐^ｰく :::::|. /￣￣￣￣∧ー‐ﾄ ー一/ 厂厂｀ヽ￣￣￣＼ 飾り気は少ないが、石は悪くない。
.... |:::（__, :::::: (__, ::|. | ヽ ∧ ｌ::::} ー〈匕ﾏV ￣ﾊ __ -}
.... |:::::::::::::::::::::::::::::|. | ∧ i｀Y⌒Y 1¨ 7´V ∧ .|
.... |:::::::::::::::::::::::::::::|. 人 ＼ } V l ｌ:ｌ l / .{ V ∧ /
.... |:::::::::::::::::::::::::::::|. ヽ ＼ ＼/ .Ⅵｌ:ｌ ﾚ ＼__V ∧ -={
.... l:::::::::: (￣ :::::::::| `----丁￣´ ー==米==一 ヽ::V＿＿_ﾊ一 ┌────────┐
.... |::::::: （＿_, ::::::::| /::::::::::{: . / .ﾊ . :7 Ⅶ::::::::::::}l. │ γ ￣￣￣ヽ
.... |:::::::::::::::::::::::::::::|...... ＿r'==ミ:::::V: . / ﾊ . :/=-Ⅶ:::::::::/l... │ | |￣￣￣￣|
.... |:::::::::::ﾞ__ -=≦/⌒ ヽ:｀ヽヽ::::∨＿＿/ .∧ ﾊ. . :/ =-{乂::::/ /. │ | |__________i |
.... |==..ﾞ// ＼} / ＿_}＿ノ＼ ｝ ,／ ＼＿＿_,/ .=-|艾艾艾|. │ ＼l＿__.◇.＿l
.... |::::::::{_し匕艾|二ﾆ=- ./丶. ヽ≧ｭ ｒ―┴┐ =-|艾 艾|. │ |＼ ((__)) ＼
＿..≧=..|艾 艾|二ﾆ=- / 、 ∧ ≧ｭ ―{l――┐=-|艾 艾|. │ | |￣￣￣￣|
└ﾞ|艾 艾|ニﾆ=- .{ ＼∧ ≧ｭ||――┐.-|艾 艾|. │ ..＼.|＿＿＿＿|
.ニニニニ|艾 艾|二ﾆ=-∧`ー―――一丶. .||≧ｭ、ﾑ.-|艾 艾|. └────────┘
...... |. |艾 艾|二ﾆ=∧: ／￣＼::::＼ || ∧.ﾑ..|艾 艾|
...... |. |艾 艾|ﾆ=-∧: ／ ＼､::＼ || ∧ ﾑ!艾 .艾|
. |艾 艾|=-.∧: 〈. 〉＼::＼__||＿＿_{ ﾑ ..艾|
. |艾 艾|- ∧‘， |＼ .／i:i}:ｉ:ｉ＼:::::||:::::::::::∧_ﾑ .艾|
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ おー、宝石。ありがとうございます。
l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
- ‐= ‐ 、
, イ ヽ ヽ
／ _,－ ､_ ｉ 「ヽ
. ノ -―=',.‐''" ﾞﾍ､_/__ ﾞ l
. ／ '、 ,ﾉ ヽ ´ ﾞｌヽ>
. ┌ '" ノ .,' _＿ ` , ' !ｲ
. 彳..__ ‐ 、'冫 r＿二 =ヾ._j .' |.! , ^ 、
. ヽ //ヽ ﾞ 丶ゝ-´_ﾕ｀ゝ `/_=- ! ヽ ＼ 非常時の換金用といってしまうと身も蓋もないが、
. 丨i ｌ.ソ_ ヽ !´ﾕ｀'/ , ‐＞ ‐`ヽ、
. ヽ,ﾞ 丶i ! ! ｌ 丶..ｨ‐ 、ｌ ｉ このような品を身につけておくことも
| |ゝ ! ′ / l l/ﾝ'￣'' 、ヽ
| /' ::'.、 ￣゛''ｰ ､ / ｉ 丶< / ￣二'､ ハッタリとして重要ですからな。
_ l' │ ::＼ ^ , ′ ! !:::ｌ 〈 ｒｉ"` ﾘ
. /.:.:.:| │ ::＼ ／ ! :::::ｌ ﾉ ｀ ' ｉ l
. l:.:.:.:''‐...ﾍ ::::丶___..／ 丶 ﾉ !│
. ,／丿:.:.:.:.:.:.:.:.゛ｰ ､_ :::::::::/ゞ冫 ヽ 丨 / il＼
.-‐''.:.:.:./ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＾'- ,／:.:.:.:.:l- ､ ｉ人 －//// 〉､
.ﾞ:.:.:.:.:.:.:!.:.:ヽ,,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.::/:.:.:.:`''ー-....__ ./- .、_ ./////,、.:.＼
. :.:.:.:.:.:.:ｉ.:.:.:.:.＾ｰ-..__:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.///∟..／///<＼＼/ ＼
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┃ 見た目でわかる、貧富の区別でもあります。立場に見合った身だしなみは責務ですので。
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.
__}＼―-ト､V{
＜￣ `､ { V
r-‐'" ~^ ､. ｜ V{
]i _ r-=ミ_ /
从 ＼ ア¨` ､ ｀` ァ 見ての通り我の鎧なぞ今時青銅だぞ？
八 Y⌒`｀ `tｯ､＼ j{
| .__＿ 刈ヽ. rｯ八 まばゆく輝く太陽の戦士、
___ ＿ 人 ＿.＞''"⌒ ~^''＜_「⌒} _ ' /
／ ７____ ｀Y´....ﾟ ￣￣ ‐- _ ｀`*､＼ ｀／ 黄金の騎士というハッタリだ。
/ ／ ／____ . ｜ .､ `､ ＞-く-ミ_＿＿＿_ __
从 { ∥´ Y i{ 丶 寸 ＼ﾆ≫,:::::::::::ア ＼... 人
.Λ.{ j{ r=ﾆﾐ 八 ___ `ﾏ 'く ヽ:::::〃 ｀寸....｀Ｙ´
Λ-=ﾆ _/ ／ 沁／⌒｀` + _ }i ‘， `､|l ﾏ. ｉ
.Λ ~^{ j}_ /~￣~^ ､._`+_ }｢~"'' + .._ ‘， ', l}| __人__
八_ _,Y ＼ _ノ,,_ ｀`+｡_ 八 _,,､≧s<"', l}| ｀Ｙ´
ﾟ_ } ＼て ／:::ﾆ=-....._ ＞s｡,,,,,イ ]i{ヽ､ 从 !
ﾟ_ ,j: ＼)k｀`ヽ､:::::::::::::＞s｡ノ::::::::::::ﾉ j爪 }＼ /
ﾟ_ / }::), V::::rイ :]｢＞―=ﾆ´ ､’ V:::::＞ｲ
ﾟ_ / ﾉ:::::} V ]｢ ､’ | }::::::::::V__
八.ノ ／:::::::/ ﾉ 八 ／ | }:::::｢⌒Γ
ﾆ＝==彡:::::::／ ｲ ＼ﾆ=- -=ﾆ _ =彡 ／ V===ミ, V
≧s｡､=ﾆ _+´ }_ -- _ -イ }ﾆ＝ミ ＼!
＼.,､イ 从___ ＼ .}＿ ,V }
__ｱﾟ ~^ =- _ }i_ i｢__ノ]] .} .}i
__ｱﾟ~^ =- _ ~^]｢ .〔_____ノ / 八
__j{ _jＬ∟｣_ }| 八____,イ／
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__j{ ./ j{ニニニ_ノ .i{ 沂 } V
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┃ 日本語の青銅色だといわゆる錆びの緑青（ろくしょう）の色だけど、コレは銅地金由来の黄金色。
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.∥ ＞:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ＿>､＿_ ／}
r‐､,. /:::::ｉ:::::::i:::::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::i::::::!:::::',＞､/ニ!
.仁/ ／ｉ:::::::| __⊥-‐'::::::::l::::｀ー|-ﾆ:i__i::}:::}:::>､￣ヽ
x.´ j .i:::|:::::::|∧/ ヽ＿__|ヽ＿_ﾄ､__」::::::|./:::::| ＼／
.｀>ィ ｉ:::|:::::::| .xぅ云x. xぅ云x..i:::::/i::::i::! <_ ﾋ
...＞ﾍ |:::{:::::::|《 弋::ソ 弋::ソ 》i/::i::::::ﾄ.|!＜ 陽の下のみならず、
.ｿ::八::::| , ∥:i:::::::|::',∨
ﾑ::i:i::＼,',/!/!/! /!/!/!.ﾊ::i:::::::|::::',::＼ 宵闇のかがり火でも映えるものと思うわよ？
ﾑ:::|::|:::::::込 -―‐ ｲ::::i::::::::|::::::',::::::＼
ﾑ::::|:::|:::::::.ﾏ:::>､ < ﾑ:::ｉ::::::::|:',:::::::',.:::::::＼
::::::|:::::|::::::::::ﾏ::',:｀l ‐---‐ l´::::::|::::i::::::::::|::::',:::::::',.::::::::::＼
/::::::|::::::|::::',:::::::ﾏ__|≧s ._ s≦¨∨.|:::i::::::::::::|-‐- ､:::::',::::::::::::::.
/::::::::|::::::|:::i:',::::::::ﾏ /v'＾ ､ ｀|::.ｉ::::::::::::| ヽ:::::::::::::::::::',
../:::::::::i::／|::i:::',:::::::::ﾏ / ﾄ､ ヽ, |:::::::::::::::::| ∨::::::::::::::ﾑ
/::::::::::/ |:i::::::',:::::::::ﾏi＿i;; ;;ﾄ､__lヽ|:::::::::::::::::| ∨､:::::::::::ﾑ
_ ＞ _ - ‐ ≦´ ＼丶 丶 :l /;／
＜ _ ∠_ 丶ﾄﾐ 丶l:ｌ /´
＼ 丶 - ‐ ￣ ／￣´ ＼_ ＼从/
_丶 ｰ = 彡ミ ／ ヽｰ-ミ丶 , l
. ＼ ｰ=ミんヘ,〉 ＼沁､ヽ ｣ ｌ{
_丶 }ｌ rｰ〈 ｀` ｀´ ノﾌ
. ＼ 八 ヽ _} {7´ 褒めてくれるのは嬉しいが、
. 丶 ﾐｰ-b ト_、 ＿ ',
ハ ノl￣￣￣| ＼ `ｰ-_､ ヽ ... _,> 先祖伝来の名ばかり知られた道化装束よ。
｀丶､／ フ} ノ l三三三l ＼｀ヽr＞／
. ＼/ 厂 } ＼ 二´..ｲ 質の良い鉄を纏える身をうらやむ程度にはな。
ﾏﾆ=ミ } } ＼ /::::|
丶 ｀丶、 } 丶、 /¨¨´
＼ 丶、 r――'
}＼ ＼ /_＼ー―――=ミ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾉ ＼ ∨ /Λ＼ ﾉ＼_. ┃ 鉄に金メッキ……お値段がねぇ。
／ }、 Ｖ//Λ ）rｰミ／ }｀`丶、. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／ } ＼ V⌒ﾏV | | / ＼
.
／￣￣￣ 丶
‐ ― ヽ
（ （●） |
l ' / 御曹司様はいわば総大将、
＼￣ ＿／
＿ヽ , -‐┴´＞ミ 堅牢な鎧でイクサ場の最前線に立たれる必要はないかと。
／ ＞＝イ ∧
|＿l | l
| l └r――r '
' ｜ ｊ |
' .| . ' ｲ
／‐- l ヽ
/ ｀ 、 l ﾑ
,' ＿__ ＿_ ヽ |ノ ／',
ﾑ ＿,＞´ ｀ 丶ｧ--ー‐、ﾉl
ﾉ ´. 〈 , 、 lﾉl
ｲ |. ﾘ ヽ ／ | l
く -=彡 / / |. | ﾏ
', r"ヽ ノ ＿＿＿＿ ＿＿_,,,、', 常にそうあれるとは限らぬ。
. //ヽ, " ｒ''ﾓｿ_,ィ. ｀ ﾘ ｨヶ.ﾌ /
ヽ、（ | ｀ i´ 大将だからこそ、
ヽ_ |. ﾘ
| .l |. / 先頭に立って騎士兵卒どもを鼓舞せねばならぬときもある。
. =| _ﾍ " ／
. ﾆ| ', ＼ ´ ￣ ｀ /
ィ|二ｭ ' ＼ / |三三二二二二ﾆョｭ
／二|二二ﾆｭ_ ＼ / .|.|三三二二二二二二ｭ
／二二＼二二二ョｭ＿｀─‐ '／ .|三三二二二二二二ヨｭ
／二二二二＼二二二三三三i l三/三三二二二二二二二ﾆ
.
: : : : : : . _ , - '´ _r _◎
｀ ' ー‐ｧ ' ´| 「! ┐r┘
! :| l」（Ｏ､>
｜ :{ _ あ
l, -― } ／￣￣＼ .| !_
/ /´｜ / ノ ＼ ヽ... ﾚヘヽ_
{. / ／ ＼ | (●) (●) |. ￣
〈 / l ｌ へ | (_人__) | ＿ , -- ､
ヽ| l ｀ﾊ !::::::: ! |_--_, - / ／/￣｀ヽ! おまったせぁっしたー。
ヽ , -＜ ヽ｀⌒´ 「 /! rｔ― ､ /／¨ヽ｀ﾊ
＜、 -ヽイ｣ﾉ| '´c ! ￣, ‐ ┐ } / 鳥串焼き追加でござぁーっｽ。
＼＼__／/ c￣ ｔ― '└,ﾆ‐'〕-,_ィ／
Y/ , / ／/ ￣不ヽ二{.ノ´
/ |,／＿／ / ' ´/
| /￣ / /
/Yc - c / / イ
{r‐rｧ‐┐二二二 Ｙ
. l｀ヽ､ _,.ｨ‐-z-‐¨¨￣｀ ヽz.,_ ＿＿
ノ ＼,.／ ｀ｰ― ,ｨ＝ﾆ､ヽ, ／ ／
￣￣｀Y/ _ ､ ＿ _,,..､ l ト､__,.∠＿＿,＞
.l￣￣,lﾊ,ﾌーミｿ_ ヽ二,.＜ ヽ＿ ./ / l'
/.／ﾌ''フ//: :/: : ﾌ.7i!: : : : :.｀ヾ_＞z_,. ｨ' | ,.ｲ!
´ ヽ//: :ｰi¨¨ｧi /l!i: :-‐十iz_l_: : ヽ_ﾊ==､_ ﾉ
l l i!.: :!i>ｧ」 l i!ﾊ ＿」l l / ヽj/ /: :ヽ .|>､¨＼
i!l､,ｊ: :l.ｉ ﾄ;ﾊ ' ..l >ｧ＝zﾉ」: :/': : : :.:i lヽ) ヽ ＼
∧.ｊ V,り .l i､::ﾉﾉ>'/: : : : :.!.i''´ V⌒ヽi お飲み物も足りなくなってきたわね。
. /: :.ｌヽx , ｀¨x¨フｿ /: : : :./
. ／: : : : > ､ ､ _彡':/: : : :.:/ エールとワイン、どちらにする？
,.ｨ＜´: : : : :.ノ: :ノ ＞=－＝iﾌ' /.: : : :./
.:.: : : : : : :.:__,r＜.l / :i./: : : :.:/
: : : : : :＞1ﾊヽii ｉｉl＿ィﾆｧi': : !i : : : : i!
: : : :.:/ｉ .ｉil:: ', ヽiｉｉレ'¨｀'.∧: : ヾ: : : :lVヽ＿
: : :.ﾉiｉ .iiil:::::::::::|ii .l =ﾄ､ﾊ: : : :l : : : : V= （ _
.
＼ ミ ＼ヽ
孑 ￣ ― ヽ |∧!
≦ 二Zz＼ ′ｌ|
__｀ヽ ― ＿ 》 ＿ Ⅵ /
＼￣ フ ___≧ｚ､ V
. ヾ＼ ｉ⌒V ｀ ｰ`'′く ん、エールで頼む。
ﾏ {圦ｌ >
＼ _ﾍ｡! ､＿＿_/ しかしなんだなあ、お前達手ずからの給仕も悪くないが、
. ―――― 、メミ{＿}:.:... ￣ニ{__
. ／ ＼ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.. |__｝ 我も外で飲食自由取り放題とやらに参加したかったぞ。
／ ＼ ー― `｛￣ ´ ――――‐
＿＿＿＿ ＼ ＼⌒Vヽ< ＼
￣￣ ￣￣￣ ＼ ＼ V .ﾍ ____＿ }
} ＼ﾍ ﾍ￣
＿＿_ |ﾆﾆ==≧_Y ﾍ /
ヽ ／二ニニﾆﾆ＝==､ /＿＿＿＿_}{二} ＿＿＿_/
＼_／ ﾉ {::::::l ∠三三三三三V==!∠―――〈
{ ／ /:::::::|/ /＾.,-、 ―､＼＿＿_＼
＼. ／ /::::::::::ゝ厂/ >、 ＜ ＼ヽ:::::::「´
￣´`ヽ ／::::::::::::::ﾚ 刄〆 ＞ ´ ヾ 〉 ニ二＿
Ⅵ:::::::::::::::::::ｰ＞､.´ヾ､ ヾ ／ || ∧ヾ､
|::::::＞ ´ ＼:::ｌ| ヾ／ 〃 !:lⅣ
＜ }::l| ＞ ´ ／ /::l|/
＿＼ |::≧ ´ { ｀i＜ ／／
} ｀ヽ｀ー――‐ ´∨ / { ｀ ｰ一 ￣ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
厂￣￣￣ ／＼ヽ.|＿＿＿__|___〈. ┃ 「新しい催し」はとりあえず参加してみる派。
厂￣￣￣ ／＼ヽヽ | |∧! ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌一´￣｀ー┐
＼＿＿___／
／⌒ ⌒＼
,ｨ^ヽ ／（ ●） （●）＼
. { | |／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ ビュッフェ形式は、給仕を回しきれない苦肉の策です。
ヾ__, | |r┬-| |
l l ＼ `ー'´ ／
. /｀ヽ__／ ＞ー ‐-- '´ ＼
ヽ_ ﾉ ／ {>ﾛ<} ＿ ﾉ }
l_lヽ/ /ｏ ｏ〈＿|＿_ノ,
. / /ｏ ｏ ',
| ' ｨ￣ "´ ／ ＾''‐‐..,, ＾‐ 、
| i' l''´ _. ‐" `ﾞヽ、 ゝ
ｉ0 O ／''''''''‐‐....----ﾆ‐‐､_ ｀ ヽ、 │｀ヽ
/ ,/ > i `‐＾''‐ヽ ￤ !
＿/ / /│＿_____,,ヽ ﾞＶ-‐1/
／:;:;:;ゝ / ./ﾞｰ-―=''゛ ｉ ｉ
／.:＼:;:;ヽ _/`ｰ､ｰ''" " ｌ / ｜
.:.:.:.:.:.:.ヽ;:;ヽ /〃'ｌ ‐''マ￢‐-_..._ │ / l
.:.:.:.:.:.:.:.:l:;:;:;:!､ < ヾｌ,,フ‐-..`"ヽ ￤ﾉ ＿..,!
＼:.:.:.:.:.:l;:;:;:;!ﾞヽ-│ ﾞ''‐--,, ｀ ''´/ﾆヽ , '
／:.:.:.:.:.:l:;:;:;:|ヾ` ､ 、 ン丿 このところ山賊・野盗討伐行は名ばかりの平和な帰路にて、
.:.:.:.:.:.:.:.:l:;:;:;lヽ／ヽ ! ￤
.:.:.:.:.:.:.:.:l:;:/. ｜ 、 ! / 例年より参加者は減ったものの、それでも280は数えましたからな。
.:.:.:.:.:.:.:￤ ! ＼ `''‐-....,,_ －-ｲ, '
.:.:.:.:.:.:./, ‐‐ '....,, !＼ フ ／
.:.:.:.:.:/ │.:.:.:.:.:.:.:.:`''-..ｭ ＼ ／ ┏━━━━━━━━━━━━┓
.:.:.:./ !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`‐､ `ｰ-.. _ ／ヽ ┃ 娯楽に餓えている派。
.:.:/┌.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ ﾂ.:.:.:ｌ ┗━━━━━━━━━━━━▼
.
|l ﾍ 八 I 八 ,′ ／ {!
∨从 へﾍへ、 ﾍｌｌ/ ハ_/VX lﾚ}
. ∨ 从 ＼ || ／ 刄 //
∨ k ＼ `" ／ 〈 //
∨/ ＿_＼､、 ∠＿__≦ /´ 手が回らぬか。
|ｿ| ヽ ヽツ` イヽツノ´斥}/
＿_ ｰ} ｀￣ , ￣ }-' 春は種まき、秋は収穫、ちょうど農繁期に被るこの参詣、
. ¨≧ ､ 〔__〕ﾊ l| /〔__〕 ,r
＼ ヽ i} ′ ／ 我とても面倒に思うが、お前達も大儀である。
ﾍ _＿ｲ＼ ＿ ＿__ /ヽ､、 ./
∨ ﾍ:;:;:;:;|｀ ､ ／ｌ;:;:;:ヽ∨
∧ ﾍ:;:;:;l ＞､ , イ ｌ:;:;:;:;:/∨
∧ ﾍ:;:;:l ｀´ ｌ:;:;:;/ ∨
∧ ﾍ:;:;:;:;:;:;:;:;: ＿_ :;:;:;:;:;:;:;:;:/ ∨
..::: ,.．-'''¨¨¨¨ヽ ﾏ j .l ヽ
‐- :::: r' ,ｨァf¨¨ヽ.::::ノ ヾ__ﾉ_ /--､
､＿ _ У:: ハ:::::i:::ヾ.､＿￣__,.．-i ./ i
::i:l＿:://ノ ﾏ:::i､:::::::::::i￣:::::ヽ |'¨ヽ. /
:::l:i:::/:/ヽ ヽ:ﾄiz:::::=i:l_:::::::::ﾑ i!_ノ/ ./
:::」V＝ミ ヾ＼::/ﾘ|::i::::::::l:::| /ノ:＼ 王都にいた頃は
:::i' ﾏzり 'f示入l_:i:::::::l::::i!=ﾍ:::::::::>
::j ,, ,, ゞイ ''|::l::::::::l:::ﾑ ヾ''´ 新年祭も秋の大祭もそんな時期ねとしか思わなかったけど、
ハ. .i ,, ,, /l:l::::::::ﾑ::::ヽ
:::ム _ ノ´.li!:::::::::ﾑ:::::ヽ 農村だと厳しいわよね。
::::ノ｀t､ ¨ ., イ Y::::li!::::::::::ﾑ､::::::＼
.´ ﾑ. ＞､.,．‐'´ .ﾉ .ヽ:::li::::::::::: ﾑ:＼::::::｀ヽ､
ﾑ. ,ｲ ヾ::::::::::::: ﾑ::::｀ヽ､::::::｀ヽ､
.ﾑ ／ |:::::::::::::::::ﾑ::::::::::､ヽ､:::::::::｀:::...､
ﾑ ./ /l:::::::::::::::::::ﾑ-､:::::ヽ:::ヽ:::::::::::::::::｀ﾐ:..､
.
､}ヽ ､
_,, - ´￣,＿､Y/
７ ､-'＿＿ ﾍ
＜ ´,ｨ7´ｨ ｒ.ヽ｀ (_ 抜ける手なら抜いてよし。
,ｲ ／ ｲ, ￣ __ ｊ
/ ｒ-' ｀ ￣ , | というわけで、我と近侍に別に席を設ける必要はないと心得よ。
｀ゝ ヽ｡ｨ ､＿ ﾉ
二エ__｣＿_ ￣ｒ' ｣＿ィー-―-- ､
, ィ´ ー-- ､ ヽ＿＿≧'ｰ-､≧､ ﾊ
丿 ＿ ―-- _ Y´￣￣￣｀ゞミﾉゝ､ ',
/ ィ´ V, ィ´ !ヾ､ ＼ 〉
,'´ ｌ'´ !| ｀ヾY
_ ,,.......,, _
,..:::´::::::::::::::::::::｀:::..、
／{:::::::::::::::::::::／::::::::::ﾐ､
. .,.:::::::::＼:::::::::::::/:::::::彡:::::::ﾐ､
|ヽ::::; ''"~ l l: ＞:::::ミ､
|:::＜ l :ｌ: / ＼::::ﾆ=
|彡:: ﾍｌ :l/､ ‐ ''"´ ﾞ:::::ﾆ=
l〉=ﾆ ￣￣` ヾγ⌒ヽ r-､ﾆ=ゝ
. .〈=ﾆ γ⌒ ﾉ |ｱﾉ／ 野営ならではということで、
. ﾉ=「ｧ ::| |／
￣＼ﾍ ,. `＿＿ .､ ﾉ 各地の騎士や兵卒と交わることも、またよいかと。
. ｀＼ `ー一'' ／|
〕iｘ ＿ ／::::::|
r┴─‐ ─┴┐
＿ -|ニﾆ=- .-=ﾆニ|ﾆ=- ＿ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. .＿ --==ﾆﾆﾆﾆ|ニﾆﾆ=--=ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==--.....┃ ビュッフェに、参加したいんですねえ。
-=|i:i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i|i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 寛大な思し召しに感謝いたします。
／ （●） （●） ＼
| __´___ | では、明日朝より、飲食はビュッフェ形式に統一ということでよろしいでしょうか。
＼ `ー'´ ／
ノ ＼
＼ー- . ﾄ､
―― ､ ヾー―＝＝ミ 、｀i ヽ∧
ｒ‐ 、! ＞ ｰ=ミ 丶 ヽl ./ , |
_|ｊ⌒ | ／ -=＝ﾆ二 ＼} / /./
（_丿 | ／-- -=ﾆ〉､__￣ゞ<彡/__
＿＿.乂 ―‐- 、 < -=ﾆ ／ ==-` __{ ／ よきに計らえ。
｀ ＼ ＼ ｰ={⌒Y fｯﾙ′
. ＼ ＼ ｀`ミゝ｡_ 〉,′ それと、今年度の報告だが、冬至祭前には領都に来いな。
、 ヽ /__/ヽ `ｰ==ｧ/
. ∧ ― ､:.:.:.:.:.... ／_〕 初年度だから３人揃って。
丶 ∧ ＼.:.:.:厂´__ -==､
＼ ∧ ＼{Y´<:>`Y≦{ ｀￣ ､
__＿＿＿ ＼ } ﾑ |! ｌ} / ＼
二二二二 ＼ ＼|≧=* ﾑ |! ｌ| ｜ -―――==== ヽ
＿＿＿＿＿_≧､. / ~｀ﾞヽ .ﾑ l! / ｜ ／ .
／ |::::::::::＼＿_／=- ___＿ヾ ﾑ＿/ ∨ /
／ / .|::::::::::::::l／ }＼ ｀￣￣ ニ={::＜´￣￣｀ヽ___ /
／ ./ /::::::::::::::(_／―､ヽ _ ＜´ }::l＼ー‐=ﾆ〈
Τ―‐' ／:::::::::::::::::(_, ― 〉＞､ |::! }――‐一
. ! .／V::::::::::::::＿⊂ﾆ＞´ ヽ ＼ ／ヽ_/::::::::::::::::ヽ
￣´ ∨::::／ ＼:::::::::V ∧ ＞ ´ ヽ＼ー＝＝ﾐ
.
_＿__
´ ヽ
/ ﾊ
i ＿.ﾉ ､__j
| ( {:::ｊ｀ {::ﾘ なるべく早くに収穫の計量を済ませて、
ｌ r `,_)
' ゝ-- ´.z′ 秋８月の終わり頃に領都に伺うつもりでございます。
ヽ ゝ ．＿ ノ
,ｒ┴―-､├┐
.〉‐--.．∧∨{
{≦三≧x､`丶 、
| |ｲ￣￣｀ ﾍ.| i || .||
| | ﾍ!ﾍ { || .||
V! ＼} | .．‐'''ゝ､||
|､＼ ､ , ﾍﾉ _,.ﾉ´ ､ヽ＼V
|: ＼＼＼ノ´ ＼ ＞ ´ ____,.ﾊ.ﾍ 〉_ﾄ'
|:.ﾆ=＼＼j ｀´ ,. ＜´ `ｰ''ｉ| ||
. ,' _, ―― ＿＿＿丶、 } ./ハ
.,ﾞ ＞'´ ｀¨ ｰ‐.'´',..}
... ,ﾟ ¨¨ 'ｰﾄ ､ .ﾟ,|
./ ＼ | .＼ ./ .'
ｲ ―― ' ¨ / / | | ',
／ ＿, .-‐/ / | ..}
.ヽ ‐- ,＿_ ＿_／ ﾌ _, ―― ､―_, }ィ´
.ヽ / ヾ ´ ､ r‐rｯ_ｧ ｀ 〈ｧ}
..∨＼ . { . /::', ￣ , ,
.∨ .｀ ｰﾍヽ:::::/ ',} 雪降る前に済ませて冬篭りの支度をしたいか。
', ヽ｀ヽ . ',
', .ヽ __ - _, r 'ﾟ それもよかろう。８月の終わり頃、予定しておく。
., / .', _ ﾉ
', ／ ＼ ￣￣￣￣. /
.}‐'´ | .丶、 ¨´ ,'
r::, | 丶、 ..,'
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ 直接顔を出しての報告は、
| （●） （●） |
ｶﾘｶﾘ ＼ ' ／ 春は種まきの後の３の月、秋は収穫の後８ないし９の月っと。
／ ￣ ＼
彡三三ミY彡三三ミ＼--、 |
＼ ＼＼ ＼Ｅ | ﾉ
,ィ ＿
,:': :l ,.ィ: ´￣: : ム -─ …: : :７
ﾄ､ /: : :.ﾞ: : : : ,.ィ: : : : : : : : : : : :∠ -: :7
. l :｀ﾞ:_:_:｣ヽ:.／ ム-‐ Z_: : : : : : : : : :./ │ /
',: :.| 冫: : : : : :∠イ . ′／
＜ヽ ゝ} / ヽ ＜¨ヽ: : : : : : : /
l´l l l´ l : : : : :../
. l ', l ● ● .l l⌒i : : ﾌ くっそ忙しい時期に参詣の接待とか報告連絡で顔出せとか、
. l , ´::::::::: (_,､_, :::::::::├.┤ノ- '
. ｢,' l lソ´ やってられないよなー。
乂 _ ＿ , ィ´ゝイ
￣ト ､. ｀┌┐イレ ´: :..:}
l',: : :＼:ﾍ:/ : : : : : : / ,'
l ﾍ:_;,, -＝‐- ,,:_:ノ :〈
,. .-┬┴ : :7: :/^ヽ_:_:_:_ヽ: : :ﾍ
{､: : :!: : : :./: :/ニニY: : :く: : : :ﾍ
.
, ,ｒ─‐ｧ ｀､ー‐'′ﾉ＿＿メ＿ _
i | / ＿ｒ─- ､/ヽ-‐ ` ー‐ イ `‐一 ´ ﾍ
|＿| /／ ＿＿ヽ_ イ` ､ ＼ へ ／ミﾐヽ
＿_ __ | ／￣ ヽ／/: : : : : ヽ ＿ｊ | ∧／: : : ＼／: : :ヽソ
_＿＞ヽ ／7ヽ__/ /: : : : : / |:/ ／Λ＿_ノ: : ヽ:| ヽ: :i: : : : : : : :ヽ
＞''´ | .／ |: : : : : |: : : : i: / レ´ L＿＿ N＼＿＿:∧: : : : : : :i
ー― :i: : : : : | : : : |:/／￣￣ヽ ／￣ヽ ∨ヽ: : : : : : |
|: i: : : :i : : : / | /´￣｀iヾ ./´￣ヽヽ ∧: : : i＿」
|: l: : : :L ＿i | { ||| .| | ||| } |´ i: : : : :i:
|: l: : : : : : : i ヽ＿ ノ .ヽ＿ノ ´ .i: ノ＿ﾉ ええーー
|: l: : : : : : : | | 卜: : : |
|: l: : : : : : : ｌ し N＼＿＿＿＿ {: : : : l よりにもよって貴方がそれを言うー！？
i: :i: : : : : : : | ／ N }: : : i
i: : l : : : : : : i ヽ/ i ／: : : : i
ﾘ: : 人: : : : :ｿ ＼＼─＿＿＿＿＿ ／＼: : : : : : :ﾉ
/: : :[＞[ ].＜] ＼＼／_ __/／ ＼__: /
/: : : ／ﾊ: : : ﾍ 〉 Y ⌒ﾍ 〈i ＼ ]ー ,
／レ ´ /／ ＼∧/!
/ L
И |/{
| 厂`¨¨´￣￣⌒^´{/! .|
∨ ＿ノ ヽ ＿ |／} ﾌ
{| 三三 三三ﾆ ノ／ ハーッハッハ！
L､ /「¨}
＼ 「 ￣］ ／ Lﾉ 酒が旨いと口が滑る滑る。
＞ ──=≦￣ ＼
{_/ ＼_{＿人＿_ノ
|＼＿＿_ノ￣})
| |_金_|＿,人＼
.
ﾙ1 ｼﾞV ／/Vi,∧
ノ :/ ／／ ノ ∧
／ / i :/ ／ i
.∨ｿ ∧wヾi／lｲ',／.//ﾙ
∨f.-- -- 彡/ｲ/
|. ━ ━ .irヽi ……ま、配下に都合があるように、上位者にも都合があるのよ。
l l _ツ
ヽ ｔ::ｭ ﾉ{__} 時期を定めてしまうのもひとつの知恵らしい。
, ＜￣＼＞,..＿_,..r;;'´ ｘ＜￣＞
`√ ﾌii＼ ,／/ / ∧
∨ i| i i ./ | |
＿＿＿
, ＜￣ ｀ヽ
／ :.
／ ＼ ｀ヽ ヽ
７ ＞ ／⌒¨｀´ヾゝ､} i! }
／ .／ __〉 ｀~´ヽ
ヽ ／ ￣／ }/ |
∨ ／⌒ヽ ! ≧__ i / _i
ⅵ〈 〈i }/ ヾﾆ=‐-ヽ/ ≦}
',､ﾑ__ヽ 〃Ⅵ７ 「当家ではずっとそうやってきた」は
}ヽ {
|: :￣| =‐-+ 有無を言わさぬ説得力がありますからなあ。
|: : : :ヽ.. ＿ /
|＿ : :へ ´ ￣/
｢:i:i:i:i≧=ﾆ_へ. ￣ /
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧＞‐-- ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨// ┃ 伝統の重みってやつですね。
／.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.. X ／
.. ./ /丶 〃／
.... 十＋ ,ｲ人. ⌒
.. | . ,ｨ ,ｲ彡''´ / .ﾄ､ﾄ､
.{ レ'´/ i / ｊ |ハ ついでに当家伝統の殺し文句もあるぞ。
.| { ./ .', / / ,' }
', V弋_ミ彡ﾐ彡へ./ / 「お前達には期待している」、なんてな。
V .〈. ／V ./〉
-=ﾐ .} --､).ゝ,ｲzタ.VY ハーッハッハ。
.ト,{ zｪｫ i }ﾉ ＿＿
弋ﾑ ヽ , ﾑ〉,＞'´ ＞-――-､. l
`ト>､. ー ´ /|ﾚ' _,..-‐'" ,.. -―‐- ヽ ┼十
r―ｧ＜二ﾆ廴ﾉ}＞--＜7 ／ ,.. '´ .', 十＋
./ / /´ /∠ﾊ_,,_,ｨ'´./ / , ' .}.. | l
/ { .{-==ｧ' /o У / ,' / |
/ .| .|:::::/! / i! ./ ／! ./ / _,..-――-､_! /7
./ i .レ' ﾚ ./ ﾑイ |./ / ,∠二=-――-､〉 ,ィ’/ ｎ
{ |/ﾐx .| /／x====ﾐi! ./ ,∠＞ }〉 ＿＿／: ::込＿_＿N |
.V .!＿`ﾐxﾘﾑｲ＿＿＿_V / .,.ィ: :＼＿∠二二二二〉-―ァチ ／: : : ::ｎ: :ー-ｎ{_ﾚ
V i ＞＜´ `ー＜: : : : : :r-､: : : : : : : : ／7 // .｛: : : : ヽ{::|二二ﾉ
ﾄ､ / ／∧ `､ `ー‐ｧ' .＼: : : : : /: :/ .〈〈 `y⌒`>､ﾉ
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| .ﾘ / ', ', ／ 〉:/ .V∧ .} 廴_,,.イ
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|| 田 田 田 田 田 田 田 田 田 田 ||
|| ||
|| ＿＿_ ||
|| 田 田 田 田 | | 田 田 田 田 ||
|| | | ||
三三ミx､三三ミx､三三ミx､三三ミx､三二ニ≠=-ミx､三三ミx､三三ミx､三三ミx､
.
｡s≦ ＼￣＼￣＼￣＼￣＼￣＼￣＼￣＼￣＼￣＼￣＼〕iト : : : : : : : : : : :
/ ￣＼ ￣＼￣＼￣＼￣＼￣＼￣ｘ-─==ｘ ＼￣＼￣＼￣＼￣≧s｡.,: : : : : :
￣＼￣＼ ￣＼￣＼￣＼￣＼ ／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼＿＿_≧s｡
＼￣＼￣＼ ￣＼￣＼￣ γ/
￣＼￣＼ .:. ＼ ￣＼￣＼,j: :{ ＿＿＿＿
＼￣＼￣ 八￣＼ﾉ(￣＼￣{: ﾉ＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／￣＼￣＼ l i
￣ ＼￣ ノ 丶ノ⌒ ＼(￣{ {/:/.:.:.:.:.川ノ.:.:./:::::/: : : : : : .:.:.:.:.:.:／￣＼ -─- l |
､ ￣＼( ﾉ⌒ヽ ノヽ ∨:::{::.:.:.:ノ.:.:(.:.:./:::::/: : : : : : : : : :／￣ヽ／.:.:.:.:.:.:.: . ￣￣~ ／
i:i:ミｈ､￣ ＼ ( ノ (_ ヽ{ヽ:::::.:.:.:.:.:.:.:).:.{::::/```｀｀_...:::::／￣ ,／´. : : :.:.:.:.:.:.:.. ￣￣ .／
i:i:i:i:i:i:i:≧s｡( ヽ ⌒) つ 八 ｀丶､:::.:.:.:丿::j ／⌒V￣＼／ｰ=⌒ - _.:.:.:. ／
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ﾉ ノ:､ ( ( ⌒ ∨⌒ヽ｀`'''T'"/ー‐{ ＼￣＼／.:.:.:.:;:;:;:.:.:.:.:.:-=⌒. ￣|
_ _ _;:;:;:;:_:_:(_ (;:;:;:;} ) ヽ( ￣}.:.:.:.:.:.:丶､{__乂_:_厂￣＼/(.:.:.:.::::;:;;;::::.:.:.:.:'″｀`. ￣￣
. . . ﾉ 乂 つ ノﾉノ ￣＼￣ }.:.:.:.:.:.:.::::::{::::::｢＼￣＼ { _>.:.:.:.:.:::::.:γ⌒ヽ／ ll
-=───)ﾉヽ（;:;/( ￣＼￣＼/｀丶: : :.:.:.j.:.:.::} ￣＼￣＼⌒ﾆ=- _.:.:.:乂__／￣ ll
≧s｡-_:_:_厶斗匕￣＼￣＼／ ｀丶,/.:.:.:√＼￣＼￣＼￣＼￣｀```＼￣. ll
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丶､｀`ｰ‐‐== ／ ＼, ,／ ＼ヽ､＿ ￣＼￣＼￣＼￣＼￣＼
: : : ＞-､、...／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼ : : ⌒ｰ _＼￣＼￣＼￣＼￣
: : : (.:.:;:;:;／ （ ● l l ● ） ＼
: : : :｀'''`..| ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ | えー、外には辺境伯様御一行の歓待、内には麦の収穫、
_: : : ::;:;:_:.| ''"⌒'（ i ）'⌒"' |
⌒ﾆ=-... ＼ ｀┌,─'＾ー,,-┤ ／ そして収穫祭も無事終えて、それぞれにお疲れさまでしたー！
: : : : : : : : : : ＼ ｀ー -- -一' ／
. ／ ＼
. ／￣￣ヽ; ヽ
. （｢ ｀rﾉ |
. ヽ ノ i |
. i´￣￣｀i l |
.
ｬ――z r‐ｰ,!
/ ／ r‐ｰ1 ｌﾞ lﾞ
lｰ ''''"￣￣" ￣￣｀'､ | ,| ｌﾞ lﾞ
∠,,､ -z ,r――― ''" | ,| lﾞ │
､ '"´,､ィ / __,,,,, | ,l |,,,,,ﾉ
､ '" ,､ '":ﾂ / _,,,―'''"＿_l Ｌ,,,ﾉ ｒ'"ﾞﾞl
､-' ,､ '´ / / ,,,―''''"ﾞ,,,,-‐''"｀ ｒ'"ﾞﾞl 丶-'゜
| ,､ '´ / / |＿,,,-''''" ヽ-'゜
'´ / ／l/
/／
ｌ! i i! | r'.二ヽ、 |｜ i |
| ｉ | ｌ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、 ｌ! i i! |
ｉ| ｌ ｉ ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、| | ｉ | ｌ
|｜ i | r'.二ヽ、 ＼｀7ｰ┘! ｉ| ｌ ｉ
ｌ! i i! | ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、 ｢:ト ｲ |｜ i |
| ｉ | l ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、| | | ｌ! i i! |
ｉ| ｌ ｉ /'´￣ ）／ヽ ＼｀7ｰ┘! l ｌ _,rｰく´＼ , --､ | ｉ | ｌ
|｜ i | ./ Ｙ/´ /,へ、 ｢:ト ｲ l | ,-く ヽ.＼ ヽ Y´ ／ .ｉ| ｌ ｉ
ｌ! i i! | く、 {./ // ├(⌒ヽ | | { -! l _｣_ﾉ‐′/ .|｜ i |
| ｉ | ｌ ＼ ヽ ヾ」 | ./ / l l ヽ ﾞｰ'´ ヽ / ｌ! i i! |
ｉ| ｌ ｉ ヽ ヽ !! /Ｙ { l | ／) ゝ、 ﾉ_ イ .| ｉ | l
|｜ i | ｀ヽヽﾉヽ( ( ）ヽ ＿ / :/ ヽ | .ｉ| ｌ ｉ
ｌ! i i! | ＼ i ノヾ `‐-" ｌ ｜ ｜ |｜ i |
| ｉ | l i ｝ ﾉヽ | ｌ! i i! |
ｉ| ｌ ｉ | :{ l , :l | ｉ | ｌ
|｜ i | |: :| ( ヽノ ｉ| ｌ ｉ
ｌ! i i! | |: : :| ヽ､ ＼ |｜ i |
| ｉ | ｌ i.| :: | ヽ､i ＼ ｌ! i i! |
ｉ| ｌ i | : | ＼ ＼ | ｉ | ｌ
|｜ i | / | ｉ| ｌ ｉ
ｌ! i i! | / ヽ...} |｜ i |
.
__／ ≧=-/ ／ / ／ !. ヾ
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} /
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | ﾏ ﾌ 八_ イ { いや本当に、大変だったのじゃ。
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ ー .イ .| -=≦!
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.|
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
/ / , / / / ,イ : / .,'イ .| l : : iﾄ､ :ﾄ | : :| :i: :
/ / / / / / ｲ :/ ! l l | ＿ |! | .:| | l : | :i: :
ｊ ,' ./ ,' , /_/!⌒ ヾ| ´ ｀ ﾄ､:ﾉ | | : :ｊ |: :
// i . :| :ト|' __ ﾞ ＿ ﾞﾒ､/ : :,' : :|: :
. /ｲ l ﾄ､ :l ,,ィﾆヾ､ ィ"テ≧ﾄ､ /ﾄ､/ : : :|: :
| | : : |〃ろ;;::::} ' ろ;;:::::ﾊヾﾄ ,' ; : : .!: :
| | : : |ﾍ弋ゞ''ﾉ_ﾉ {::::ゞｲ:::ﾉ 》｀/ / : : j : こっちもでありんす。
| | : : ｊ ﾞ'' l ::::.. ''ー―' / / : :.,': :
| | : :,' ::::::::::: :::::::::::::::::: / / : : /: : アルトリア様を行司に大乱闘とか、
!; :ﾘ : : :i ＿ ｆv￣ ｀vヽ. :::::::::::::::::: / ｲ : : /: :
ハ＼ｒ::´,:::::::::::￣｀ヽ. ヽ // .| : : :./: : 袋一杯にパンを詰め込もうとする自称騎士様とか。
,､;...::´::::＼,ｲ:::::::...:::.. ... V´｀ ハ. // |: : :/: : :
ノY´::::::::::⌒｀:::::::::::::::::::::::::::::.... | /,'' ,': : /: : :
ｒノ｀i|:::: :::::::::::::::::::::::（'＼:::Yヽ .:! .ノ' /: : /: : : :
!| ｲ!:::::::.........:::::::::::::::('＼::::::ヽ. ＼ Ｖ ..ｲ: : /: : : :
ノﾉ /'）:::::::::::::::::::::::::::::(ﾞ＼ ｀ヽ、ヽ ｀ヽ＼ ... イ /: :./: : : : :
.
: : : :_: :厶斗: : : :iﾏ: ::.∧､: : :.∨: : ＜
: : f f ＼: : '._＼: :∧＼:::.∨: : : :.｀ヽ
イ人_j斗-‐＝＼:.:. ＼: '.ー＼{: : : : : : : .
⌒Y {/ __. ヾ '⌒ :i: : : /｀ヾ: :}
ｒ /i .{ ／ ｀ '⌒ヽ ': ／ }/
./ .| .i :{{fぅﾊ fハ } ′
.| ' , ,,ゞtツ ｔ:ツ .ﾞ //
.| ∧ ￣ __j ￣ .fｲ 収穫祭も、俺達幹部は裏方でしたからねえ。
.i .∧ _ _＿ i
j! .∧ ( / , 自分らが楽しむってモンじゃなくなっちゃったなあ。
ハ .∧ ｰ ﾞ
. {⌒V ∧＞... __ .イ
. {ー ∨ .∧ ｀ ＜
斗ー-∨＜´ }
:::::::::::::::::::::::::::＿:::､::::::＼-―‐＼:::::::::l､:::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::／_ _, ､＼::::::l l { ＼::::| ＼:::::::::::::::::::::ヽ
-､:::::::::/ //∧ ヽノ ',:::l＿＿＿＿',:|,--､＼:::::::::::::l｀ヽ
イ:::::::/ {//_ﾉ , -::､リ__ ヽ::::::::::::l´ , -､ ヽ:::::::::::::|
:::::ｲ::{ {ﾉ ｀¨´ ／ , -≦矛 ＼:::::| {二ヽ }:::::::,:::ﾘ
::::::∨ ,..-r::-､´! ´ l::::{__l ヽ:! } l/ /::::/l::/
_:::::::V:::/=-,示 弋z(ｿ ,ﾘ ｰ' /::::/ /
´:::,.,:::::ハ 弋(ｿ , ﾄ､__,.ノ::::::::ヽ それなー。
:／ l::/{ ， ｰ ,' l:l::::::::::::::､::＼
. ﾚ , ､- ､ / ﾘl::::ﾊ::::::::ヽ ｀＼ 従士だから仕方ないんだけど、なんか寂しいよな。
､ﾒ ,.ｲ |::,' ､:::::::',
ヽ､＿＿＿＿／＿,..-―l:/二二!:::lﾘ-
／ ＿ ｀ヽ､ ｀ヽ､ ｀ヽﾞ ､/＿＿ ∧､二
/ ,- ´ ｀ヽ ヽ ＼ ∨ ∨:.:.:./ ＼
/,´ ＼ ', l , .∨:/ ｀ヽ
.
., ──‐､
／ ノ ヽ ﾓｸﾞﾓｸﾞ
. .| （ ≡) (≡)
| （__人__） )) その分、今日の打ち上げ会は俺達だけ。
| )ij ⌒´)Ψ
| ﾉn|久 この後に月例会議もあるけど、とりあえずは楽しもーぜ。
. ﾝ } (ｲで,,)
／⌒ ノ } <
＿＿/ ﾉ _ィ ´ー‐ｨ' |
| | / / r_＿＿__〃
| | / / |i
| | （ 〆⌒'──⌒ヽ￣￣￣/
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
, -ｰ"￣￣ﾒ
,＿＿＿／／ /
, -' ..-､ ＼' .f
＿＿ /. .ヾ ヽ ./
γ _＿ / .r､ i iﾍ,...i i li . iヽ .ﾉ
／- '' ..|...i i | |ゞ`"´ iﾉ|!li jｲ ヾ＿__ヽ
ｰ､ .| . !ﾄl ﾒ !, ,ゝjﾉナi!! . f - ,,ﾉ...ﾒ
ヽ .| . ヾヾ''二 ,ｨ≠ﾐ|.. |_ノ .|
￣ `!...|....iゝ|伐り "".| |fi::＼ー'
| .>,,|...i "" .ﾉ! . ilヽ . ＼
<__|..|...| >､ ` ´ .イ...|....| l!| _ 、
_l..|...|//-j≧=''"{ | . |....| 'jLiｧゝ-､ヽ
i／:.:）￣ _,≧r=≦ﾁ{_/ﾚ' ´(､:.:.:.:.:.:〉 ヽ
（{:.:.:.:.:| 人. /:.:.:.:.::｛.. ',
. /._,) ､:.:.:ヽ ／_ ＼ {:.:.:.:.:∨. ',
/.ﾞ{:.:.:.:＞‐､,ゝ＝亠＝= r/>､／:.:.:.:.:.:〉. }
/....人_ｧﾍ ヽJ 〈 { / ヽ:.:.:.:.:.:＼ 从
／... ヽ:. f_ﾝｰ' ヾ{イ__j:.:.:.:.:.:.::.〉. /
ー―'´ ﾊ 〃 ﾏヽ:.:.:.:.:.:r'V
,' /:{{ }} l-､:.:.:.:!
!/ヽﾑ 〃 r亠-､｝
.
__,,,,....,,,＿ _
,.ﾍ.__''"´ ､ .ﾄ｀＞）｀ヽ
く ＼|-─＜￣￣八 ｰ' ﾉ､ /＼
|＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜ ,ﾊ ／]
__ﾉ-‐へ/ / /|__ .! , ＼|‐ｧ'
. |＿＿／| ,' /´| __/| /! |__ | ヽ|
`! | | /‐ｒ‐‐ｒ└' !､」__ !｀| |'
| | .!/|､弋_,ﾘ u |_lj |/ ,'
| | ⊂⊃ ' ⊂!__/ ごめんなさい、疲れが出てるの。
| | |u ＿_ U ,ﾊ ||
| | ト ､., ＿_,,.. イ ! !! せっかくの打ち上げだけど途中で退席させてもらうわ。
| | |ヽ-､＼_|｀ヽ、| ||
| ∧ !7＼__/ﾑ /| ,'|.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| |/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`! / .! ┃ なし崩しで取り込まれかけているけれど、静養にきているパッチェさん。
', | .,' [＞l]く]ﾊ }| ll |{ [＞l]く].. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
..:＜::::::::::::::::｀＞:.
_.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.:´:::::.／i:::::::::::::::::ﾄ:::::::::::::::::::ヽ
.,':::::::::/ ⌒､::::::::::::::l ⌒､i::::::::::::::ﾊ
_ -―ﾚﾍ:V.,ｨ:::::::ヽ::i＼:ィ7:::::::i:::::::i::::r―::-...､
｀l, -､j っ:::::::ﾘ っ:::::l:::::::lノ:::::rｰ-´￣ 姉さんもお疲れ様、おかげで助かったって旦那様も言ってました。
/ l:::::l:i/⌒'l
.l .r―┐ i:::::i:l:::::::::i アレインも調子悪いって抜けたし、
ゝ ._ ' _.」:::::ﾘ::::::::::i
l:::::Tl:::::::7ｧ ､,f､´::::i:::::::l:::::::::::ﾊ 無理に付き合わなくても大丈夫ですよ。
_,´⊂⊃､i_::_,」__V::l ﾊ::::::l:::::ﾊ:::::::::::ﾊ
｀l､ jｙ,i､ ｊ) j l:::::::､ﾄ､ﾊ::::::::::ﾊ
――チf_-.r‐ﾁ⊂i.ノ:::::::::::::::｀:::::::::::::l
l､:,j､/ヽ::／::ヽ::, /i_::ノi／､::j
.
- ―‐
／ ＿ ｀ ､
/ ｀¨´ ｀ ､ ＼
／
／/ .{
/ / { ', ＼ ＼ | ほら、あーん。
. ｉ ./l. | i', ヽ＼ ` : . ', |
. V{ | ', | ＼ ＼`＜＿＿≧=- }-､ ∧ _ ___ ,..-‐ｧ
ヽ| ', |⌒ `＜ `:... ,ｨ示ヽ', / ) ! /＼∧／|/::::|／::'"::::´::::::/__
. ', ヾ《¨ぅk ￣ Vソﾉ.}/...,､ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/‐ァ
＼ ＼ゞ'. ∧|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-‐ｧ
/`＜__ ＞ ,. ﾄ|:.:.:.:.:.:.:.;,:､丶ア:.:.:__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.:.:.:.:.:.:＞
＿＿＿ ／ / ﾍ. __ ノ....____|∧:.:.:／:.:.:.:.:./:.:.:.:／:.:.:.:.:.:'"´／:.:.:.:.:.:.:__>
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ﾞ/ ¨´----r≦! .| ＞-......ﾄ:.:j{:.:.:.:.:.:.:.:／"´ ＜:.:.__:.:.:.:.:.＞''"-￣| ／:／＞
. ／ .／ |: : |. ':.:八:.:.:/|/ :} ＜:.:./=-／￣Υl=-|:.:.:.＞ やめろって。
. / ./ .|: : | ` ー〈 u ,ィ≧ |-=! ／ :|=|／:.:.:.:,>
...ﾞ| / .|: : | `=- _ ／..... `､i ,ｨ㌢_ |=-|／ ／|=|:.:.:.:.:.:＞ みんなの前だしさあ。
...ﾞ| ./:| ', |: : | ｀ |: ゝｨ≦ｯ ノ u |_ 八 ／ ／彳＼/ ＼
.ﾞ｜{:::l !./:. :.|. ／ |:.ﾞヽ- ｀ﾞ` ／ _>_￣／:::::::::::::::::::::::::＼
.....＼:::. /: : : :', / .| : :.} <__／ :::::〉:{ ::::::::::::: ::｀`～､、
.. ∧', /: : : :. :.', ヽ ′ ./.:.ﾞ､__,... .. -ｧ ::::/:::::', :::::::::::::ヽ :::::::::｀ヽ、
. ∧､. .: : : : : : : :＼ ', /: : : : :...ゝ-"r／ .:／::::::: :} ::::::::::,. -‐ '" ｀`～､、:.、
..ﾞУ /:::＼ ｉ : : : : : : : : : ＼ ', ／: : : ／ ｀ヽ ／:::::::: ::} ::,. '´ ＼,
" ／::::::::::::＼ |: : : : : : : : : : : : ≧=- ".: :.ﾞ／ .::::::::::::: ゝ-‐'"､::::::... ;:／ `､
.ﾞ／ ￣{￣￣｀` ',: : : : : : : : : : : : : : : : : :／ .:::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼:::: ／ ................ :::
ﾞ/ ゝ,,__ '.,: : : : : : : : : : : :._,.. ′ ::::::::::::::::::::::::::::~"''ヽ:. ヽ, : ....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､
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/三三三三三三{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀`～､、
. /三三三三三ﾆﾆ「￣~"''～､、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉
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..../三三三三三三三/ |
..ﾞ|三三三三三三三/ -=三ミｈ､_ __ !
.ﾞ|三三三三三三㌢ ｚｚ≧ミア r≦彡ﾑ
_|三三ﾆﾆ三三／ ￣￣ 〈＾ｚｚｚ / アッキーたち、初々しいっすねえ。
_|三ﾆ/ .Y三! _ 川 {
_|三ﾆ! ::} |三| ヾ { _ ヽ } ＿＿＿
_|三ﾆ! ::( !三! `ー く ;..... : :´ ,.=-‐: : : : `ー-ミ
_|三圦 :::} |三| 、-――--- 入 . ′...: :／ : : : : : : : : : : : : : ＼
_|三ﾆ入＿_!㌢ に"''～､、＿＿_ノ .| : : : : : : : /: : : : : : : : : : :ヽ: : ヽ
_|三/ ::| 彡 ヽ、 ）.｜.ﾞ: : : : : /: : //: : : : : : : ,: :i : : : :,
_|㌢ | .彡 ｀¨¨¨¨¨¨¨¨７ !ﾞ: : : : : /: : // : |: : : | : : ': :!: : : : :,
ﾞ!/ ＼彡 /: : : : : : : : /// : |: : : lヽ: :|: | : : : : |
ﾞ{ ＼ /...: : : : : : : //厶 : |: : : l |: |: | : : : : |
. ＼ ／: : : : : : : : //'´ |ノ|: : :ﾉ |/|八: : : :｜ ラフたん攻めるなー。
.:∧ :::... ≧s｡.＿＿＿ .｡s≦､_..ﾞ: : : : : : /厶=ﾐ |／ 厶=ﾐ `、: Ｖ
.:. ∧ :::::.. ∧:.:.:.:≧s｡ : : //んハ｀ んハ Y!: : :| 見てるほうが恥ずかしいヤツやわ。
ﾞ:.:.:.∧ :::::... /:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧s｡ :ツ 乂:ツ ハ: : |
:.:.:.:.:.: ＼ :::::::... ／:.:.:. ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: i ¨¨ ﾊ: :|
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
彡'⌒ヾﾐヽ. ／:::::::::::::::::::::＼: :＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼. 'ッﾞ
ヾ､. /ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;::-‐z::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿＿.ー´ ＿
＿ ｀ー―、......{:::::::::::::::;;;;:::::::;;-=千＜ヽ／::::::;;;;:::::::::::i!::::::::::::::::::::::::::（ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ ）. ,ｨ'彡三ミヾ
彡三ミﾐヽ.＿＿＿ l::::::::::／ ';::::/彡::::≦ii!i!i≦二ノ::::::／:}:::::::::i:::::::::::::::::￣￣￣. ,'ッ" ｀ミ
彡'. （ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ ） .l/l:::::l ';/ ﾍ::::::::::::::::| ∠彡＜＿ﾉ::::::::::i:::::::i:::::::::/.,ｨ'´ 'ー ´
￣￣￣ i!l:::', ) (≦::::::::::::::::i!从, }し,.ィ::ﾘ::/:::::::::}::::∧::::
,ｨ彡三ﾆﾐヽ ＿_ _ ,.へ.};:ヘ _ ⌒彡::::::::::::::::::::/ｲ::::::::::/ﾚ′::／|::/ V クソっ
.,ィ≡≡＝=ｘ、 ／三ミ＼ i! ≧:::::::;;;;::;:::::::i!Vﾂi::::::／ .!′
......三三三三≧=-≦三三三ミ＼ ＼ ／ヽ''＿ ﾉ::ノ／ j／ クソっ……クソぉっ
.. 三三三三三三三三三三三ﾐﾐ＼ ＼ (二'' - √／... ￣ ヾミヽ、..
三三三三三三三三三三三三三三＼/＼ ￣ソ/. ＼ ヾミ_三彡..... ' -=ﾆﾆ㍉
. 三三三三三三三三三三三三三三＞: :≧－’ミヽ、.' -=ﾆﾆ㍉ ヾミ㍉,
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
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, ´ ､
, ; ∧
. / ' ,: ﾊ 、 （__,）
' i ' ./l ! , ､ i i
. ! l { , /-', | '､-‐ト- i .!
V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
＿! ｀.ｌ ｒ=‐テ､ ィ jぅ=ｧｌ !＿
ヽ l. l ｀ vrｿ vrｿ l .! ﾉ ヨコシマは、そういうところがもてない理由だと思うな。
ヽ| .l :. l ﾚ'
| ｌ ` ' : で、ポップは誰にするか決めたの？
i. ､ ⊂つ / |
. | l i イ l. !
. : .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
. i .! ｉ } { ｜ ;
. ＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿
,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､
／: : : : : :l / 、 ｌ': : : : : : :ヽ
. { : : : : : : :j ., ' ､. ヽ. ' : : : : : : : :
. l: : : : : ｉ: ﾉｲ‐=ﾆ二二ﾆニニニﾆ二二ﾆ=-ヾ: : ! : : : : l
}: : : : : :,（ 〇.）￣￣￣＼￣／￣￣￣（.〇.）: : : : : : :
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| | ／ ::::::::::::::＼
| |＿ (● ）::::（● ）＼ えー、「ここだけの話」
| |＿） __´___:::::::::::|
| |（⌒ヽ `ー'´..:::::ノ ポップの気になる娘は……
| |:::ヽ ､:::: ::::<
| |::: ヽ ＿＿ ノ
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. 人从人/､_
. ＜ √√/ て ＼≧メ､ Ν:i:i:i:i∧
... .） | / / そ .|:i:i:i:i:i:i＼}:i:i:i:i:i:i:iハ }ﾊ
... ＜ VV ／ }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧ /:i:} ＼__人__人__人__／
... ｿ o o ＞ ../:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}./:i:i:i| ≫ ≪
. VWVl/N￣ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|. ≪ ちょ！！ ≫
./￣￣＼ /{ ./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{寸:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾑ ≫ ≪
{ ∧ ＿＿ .ﾑ:V:i:i:i:i:i:/＼:i:i:i＼寸艾寸:i:i:i:i:i/イ. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
V ∧ 人＿ ＼ V:i:i:i:i:i:i:/ /´＼￣ u. ∠u|:i:i:i:i:/
.V＿＿ ∧ ＼＼V:i::i:Y∨| /o＼ /o }.|ﾏ／
V ∧ ー=ﾆ才:i:i:| 八___ = ー 'ﾞﾞ{. }
.V ∧ 厂￣￣ イ ﾊV| "" ∠二ニﾊ Y . ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__／
V￣￣ ∧ ￣￣ 人寸ﾊ u /: : : : : : : } |. ≫ ≪
./´￣＼ ＼ ＿ >ｰ∧ .{二二二艾/.. ≪ あれは「ここだけの話」って！？ ≫
.| |. .ハ寸ﾑ ﾏ-才7ハ ＞ ＿／ ≫ ≪
∧ .} // 乂 ∧ ﾏﾆ≧ ＞ミ_＿厶 __ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
／| V ／｀＞─＜/ .ハV∧ ﾏニニ＼ | }T7ニﾑ V ／ )
| V 乂 Y | Vハ. ﾏニニﾆ＞──＜ニニﾑ／ ／ /7/７
∨ V ＞乂＿ /／ / } ﾊ ﾏニニ艾メ/ ￣∨ﾉニﾆﾑ艾} /７＞=ﾄ'
∨ 乂＿／ ￣￣ ﾉ / /ﾊ }ニﾆ≦≧| ◯ .≦≧ニ}. |ハ _,ﾉ;;;;;;;;;;;;/
ー─匕＿__＼＿＿／ ./ .//} ＼ﾆﾆﾆﾆ.| |ニニﾆ|. |. ﾑ /;;;;;;/7;;;;/
ー──≦ ＼ ＼::Y寸 .lﾆﾆl V斗zl |/ } ／￣ 寸. 'ﾌ;;;//;;;;/
. l .} ＼ |..＼_/ニ∧_／／／ /} /{. Y ∧. -‐'r‐-;;､
. l|.i | |ニニニニニ| ／ | / ハ { 艾人／ ∧ /;;;ロ;;;/
. l|l|. | | |ニニニニニ| | | / 才¨＞ｰ＼ 圦_／ ∧..... ヾrｧ;;;;/
. ll|.l:|| | .| { .| |ニニニニニ| | ／/ l { 个イ | ...../;;;;/
. li..l:|| |l! ＼ 乂 乂 .} ﾑニニニニニl |/ / { | | 乂＿／..l:|| | ..ヾ/
.. l:|| | ≧Tニ二二ニ=ー-----=ニ乂イ＼ 八 乂＿___／. l:|| |l!
／ | |ニニニニニT艾７{ ＼＿ ＼＿__／. l:|| |
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┃ 「ここだけの話」が「ここだけ」だったことが、果たしてあっただろうか。
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.
/ /:::/ ｀ｰ､,::::::::::, - ´ , -ｭ::-二 ￣￣ ｀ ＼
ヽ_l::/ / } l:::::::/ r―‐┐ ////}:::::::::::ヽ
ヽ::l/:::::ー-,....､＿l::::/__､ゝ-- ' {////｀ヽ､::::::',
}::::／ｲ l::/〃羊圭ｭ､ﾄ､ _ ゞン､
l::/ / l/ ﾘ ,ヽ::::T´､:::::::':,
/ ｀ﾆ三ﾂ / }::ﾘ ＼::::::,
{ l:/ ＼l
´ ヽ／ __ｿ / えー、「ここだけの話」じゃん。
. '´＼ ﾏ ｧ _」
.､ ノ で、誰が好きなのさ。
＼ , '
￣｀丶､l` ー '′
ヽ ∧￣ >.-､- ､_
∨ ミ ､ l /＼ ＼ ヽ
, イ:{ {: :{:{: : : :/／: :>....、
Ｙ ミ＞´ ｀ ﾐ}Ｙ{//≦´ミ: .、ヾ
,'ミ:{´ {;´¨´ﾍ ￣｀寸: ミ
,4彡ｲ 人 ｀} }ﾐ、:}
}彡´,' ｀} .｝ミ:.{
ﾉ彡〈 ﾐxz、_.:j {__＿.,＞-寸:人
}:.Ｙ´{ ＜＝＞ヽ '´＜＝＞ }ミ、{
{: { { : : １ ヽ }'´.Ｙ{
}八 .lヽ: : . : :| /! ,}:'
ﾙ: : :} : : . :ｒ {_.,, } l ,イ.:{ ヒューヒュー！！
从彡∧: : :. 、_＿＿＿, }:':}:.八_丿
}: : : :}.',: : ｀寸_＿／ ,ﾙ': {:ﾙ'
ﾘ{ :ﾙ} ', : : ｰ== , :':l: }: :ﾘ
}ｻ}>.、,: : , :': |ル'
}>.、 >.、 _＿＿,.< _....ノ l
_| ｀ヽヽ {Ｙ´Ｙ| l |Y´Ｙ | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. _. z≧ | >.、 人 | l | . 人.|._ r.、__.... ┃ 下世話な話、婚姻アシストはトップの仕事なのです。
..._. z≧´ Ｙ ｀Ｙ 人 ヽ .| l |ノ ./ } } } }..┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
_｀Ｙ .} } } }...＞＜ニニニ :＞＜ | l |＞.:'ニ＞＜.. } } } } ＹＹ .r.、
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{ : : : : : : 〃 ヽﾙ1'´ ∠ : : : : : : : : : : : : : :}
{ : : : : : : :i′ ___, - ,. = -一 ￣ｌ : : : : : : : : : : : : }
{ : : : : : : : ! ,-＝=､´r' l : : : : : : : : : : :}
{ : : : : : : ｌ _,, -‐''二ゝ ｌ : : : : : : : : :}
{ : : : : : ﾚー-- ､ヽヾﾆ-ｧ,ﾆ;＝、_ !: : : : : : : :} つまるところ、顔が売れているかだ。
{: : : : :ヾ¨'７"ry､｀ ｰﾞ='ニ,,,｀ } : : : : : }
:ｰゝヽ､ : : : : !´ "￣ 'l,;;;;,,,.、 ,i : : : : : } ヨコシマ殿だって春までは確実にこっちにおられるのだし、
::::::::::::::::ヽ.-‐ ﾄ、 r'_{ __)｀ニゝ、 ,,iﾘ : : : : }
::::::::::::::::::::Vi／l :V'´;ｯ`ﾆ´ｰ-ｯ-,､: ::`": : : : : : ;ﾞ , 機会はきっとあるぞ。
:::::::::::::::::::::::::N. ﾞ､: :ヾ,.｀二ﾆ´∠,,.i : : : : : : : /／／
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : ／ ／
---v'::::::::::::::/!:::::::::::::::::::|＼:::::ri::::}
トヽ::::::::::::::::/__|::ハ::::|＼:| 〉:::Ywﾍ
ヽ:::::::::::::::::::＼j/ーV「￣ X´ V「ヽ/ヽ
＼＿::::::::ﾉ ＼_, `ーく__ノ|||! }八―――＜
《＿__∧`┰' r ┃|||rく.＝＝＝＝: :!!＼ オフレの旦那ぁ！
|:「￣|| ＞┃ r‐＝ぅ)┃人 : : : : ||: : : : : :||
|ハ: :ヽ: : 《 ＞｀こ ´ 彳/:|: : : : : 》: : : : : :》-
＿＿_〉: }___}: : :》 : :ト､ ・ 《∧: : : : 《: : : : : 《: :
/ ｝__「￣ 《: : : | `ー‐く《 :∧ : : : : !: : : : : 〉:
〉 ￣ ｝ 〉: :O:＼: |`ー―'´ Ｖ∧`ー‐┴― ┬.r'
ヽ ￣｝-く| ＼__／: || V: :|: |: : : :O: :.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
L ／ 〉 }八:{: : :} : ||＼ 》: :!＼＿＿_. ┃ 既婚組が「世話焼きおばさん」するのも仕事だからね。
ハ__／〃: : ＼: :／||――┐ ||: :|: : : : |: : :|.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
__ _ r-～^ｰr～,. -─ - 、 _
r'´／} ＞‐‐‐ -／／´￣｀ヽ}. ___,,..) ｀)
r‐ｧ'r‐ァ へ ﾘ. --‐''´
r' / ﾉ-ｧ . . ., /ヽ . ヽ ヽ
ｆV 〈ｰ/ / / / / ｌｌ l ｌ .
. ﾄ.jヽN! ｌ 土十. ｌ| |ｌ l l l}
. Vﾊﾊl l l.ィテ〒l lｌ ﾘナメ ﾊ!
. 乂_fl lｲ kr;::ﾘ fir:::ﾄｌl / | ちなみに女の子側のご指名ではクレイがトップなんですが、
/ /l i l l|￣ . `ｰ'ﾘilﾚ' ﾘ
/ ///l l lﾄ、 ヮ . ｲ ｌl| そこのところはどうお考えですかぁ？
ん'//从ｌ ll ＼ _ イl l ﾘ
. ｆ~´｀ヽﾚ' i「ハlー‐r‐rｧ ﾘ ﾉ / r= ｧ(⌒)
. ／´￣ メハヽ. }o{ `ｰ rレ'ﾍ.- 、 { / `ー‐'/7、
. .／ `ｰくil i }o{ l V´ ） ＼ N. / { ! ____
. ./ }ﾄ. ｌ }o{ ﾊヽ ┐ ヽ ﾊ __ﾉ/ _(/`ー‐ﾍ __
. { (´ } ｀´~「 ｀´|~ Y´｀ V〈 } (´ `ー‐‐‐' (.__`ｰ__‐‐_'_) ｀)
...... } . ! } ﾘ . ' . } ij }く ヽ.j `ー‐‐.ｧ──── r─── '
/ ヽ､ _＿_ﾊノｲ . レ' --ｧ' /＼ ⌒ー‐ 'ノ
. / ヽ.ﾉ ｀ヽ , ' . l /／´｀ヽ / `ｰ‐ｧ'´￣
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
(ヽ .＞ 〃 ＼ ＼ ＼
.......(ヽ .⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | うわっ、飛び火した。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │
. |八i |八 -= |｢ 八 俺は故郷に約束の相手がいるから、そういうのはちょっと。
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.
Ｘｘ､､ィｨ
＿ﾉ＞'＾＼:::::Ν
＜::::::＜⌒_､ゝ''ﾞ(⌒
＜:::: ＜ -=ミx Ｙ＾,
<:::::::::: 7 ｨｯﾉ ゞ′ お、いいなずけってやつですか。
<:::(`Ｙ ´_, } ＿
`''心ﾍ ｀ ￣ ｝ ／￣ ｣┐ じゃあ迎えに行かないとなりませんね。
√＼＼￢─=匕_ ﾊ ＞へ
_,/⌒ヽ ＼ヽ 人 ＼＼〉, (／＾}
_⊥_ ＼: : : : ＼＿ ｒ＼ ＼∧ (_／ 〉
γ. . . . .＼| . . ＼ ＼ ＼∧ヽ＿__丁 /
/: :/ : | . ..| ´, ﾞ, | ∧√|￣ヽ( /
.{: : { : .. | . ..| | } | ∧､j: : :: ∨ /
ゝﾉ＼___／| . ..| | 人 | ∧{ : : : ∨
/: : : /: : ::| . | レﾞ ゝ,| |∧: : { ﾊ
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ 麦が普通に育つと確認できた。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 一安心ってところだよな。区切りとしちゃー悪くはないぜ？
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////| ┌ ｸﾚｲ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
〉//////////////////////////////////∧. | いや、まあ、その…… |
/////////////////////////////////////∧. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
.
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: ..
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′
八 从 :i .i 八 まだまだ畑は足りないけれど、収穫までこぎつけたのは大きいよね。
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ やっていける見通しがついたよ。
＼ ｀ー -－ "´ .ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__） 俺もだろ。
| ｀ ⌒´ﾉ
| } あとはとにかく自給自足まで耕地を確保するのを軸に、どこまでできるかだな。
ヽ } (,;'";,"｀;,;,､
> ノ :|￣￣￣|,;
／ ＼||'ﾟ｡ "o ||ｰ､
/ ヽ､ || oﾟ｡ ﾟ||ニ､i
/ ヽ ||｡_0_o_||ー_ﾉ＼
l ヽ |＿＿＿|｀-' _ノ
.
. /: : : : : : : : : : : :/: : / : : : : : : : : : : : : : ヽ
.: : : : : :/: : : : : :ｲ: : /: : : :/i: : : : : /＾i: : : ｉ
i: : : : : : : : : : : : ｉ: :/ｉ____:/_.l: : : : / |: i : |
|: : : : : : : : : : : : |:/_」:_:./ l｀: : / -‐.|‐l : |
ｌ: : : : :l : : : : : : :l仆::心｀ヾ厶 イ ＿ Ⅵ乂
. !: : : : : : : : : : : :i!弋;;ソ ｲ心 ヾl: :{
. l:: : : : : : : : : : : :| ｘｘｘｘ 乂ﾂ .: : |
. ': : : : : : : : : : : :| xxxx /: : :| 先に控える冬至祭、そして冬を越えたら新年祭。
. '.: : : : : : : : : : :| -‐-' 〃从
丶: : : : : : : : :ｉﾄ... ｀ ｰ-γ´..:::::r､r､`r､: '. いろいろ期待が膨らむでありんす。
＼: : : : : : 八::::＞., / ...::ｒ ､::ヽヽヾ ﾔ: :.
≠―f三≧x: : :ヽ::::/:_:{ﾟ ..:::::ヽヽ::| | | | : : ヽ
. /ニニニニﾆ∧ : : ', {ﾆ八 ...::::::} ｖ .| | |: : : : :＼
/ニニﾆﾆ＼ ニ∧: : :', ヽﾆ｀.ｰ-/ !: : : : : : :丶
|ニニニニﾆ＼.ﾆ∧: : ',___)ニﾆ.i ,': : : : : : : : : : ー ､
|ニニニニヽ ニニ∧ : ',､ ∨ﾆ! { ヘ: : : : :ヽ: : : : : : ヽ
|ニニニニニﾆiニニ.}: : } ＼ ＼ゝ､ ヽニ》 x : : : 丶: : : : : :＼
i}二二二ニﾆﾆ|ニﾆﾉ : ﾉニ∧ ＼ ヽ ﾄ､ニﾆ}: : : : : : : : : : : :
. iニニニニニﾆ|ニ (_ ｲニニ∧ X∧ ﾉ ∧ニ.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. |ニニニニニﾆ|ニニニニニ ∧ .(ニニイニ ∧....┃ 告白→（交際）→結婚式。完璧なフローですね！
. {二ニニニニﾆ|ニニニニニﾆ∧ ヽ.ニニニニ....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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r､fi ,. '――――――――――- ..,, / 7 ＿
ri' i fi'i ,. ' ´ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ丶、゛'' ..,/ / rヽ
rｰi fi'´i ,. ' ´ ,. '´i／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼i ﾞ丶、 ゛'' ./ / /￣7
ii i ,. ' ´ ,. '´i ／ ＼i ﾞ丶、 ゛''/ ../
. ,-、 ,. ' ´ ,. '´i ／ ＼ ﾞ丶、 ゛'' ..,,
. ﾉ {li´ ,. '´ ／ ＼i ﾞ丶、
,. '..〈 ﾍ{_r',> ,. - : , ／ ＼ ﾞ丶
i } i .／ ｀ヽ...￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＝==.〉 .ノ/ ⌒ ⌒ ﾍ .======================================================＝＝
/ / i ( ● ● ) ',
....../ ,' ﾍ ''' (__ ,､___) ''' / 落ち着いたところで、定例会議始めるお。
...., ,＿__ゝ､＿ヽﾉ＿ ,.イ
..,' i｀ヽ } ﾍ ￣ } iｰ､ 今回は収穫高の検証を主題に
.{ | ∧ └ｩ-ゝ / 〉 ｀ヽ､
.i ﾉ}i i ＼ },ｲ∠ i 領都行くこととか修道院とのこととか、人員割当の変更とかが議題だお。
..ゝ-'"ノﾉ { ﾍi}ﾉ }
....}ﾑ-┬ '" } 〈
. ｊ ゝ､ ! }
/ ノﾉ}＿,.ｊ
.∨ 〈 〈 〈
.
，＜￣￣￣￣￣￣￣ ＞ ､
／ ＿＿＿ ＼
／ . ´ ｀＼=-= . ＼
_ .／ ／ ゜ ＞＼
__／ ≧=-/ ／ / ／ !. ヾ
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} / ではまずわしから。
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | ﾏ ﾌ 八_ イ { 麦の収穫高が把握できたので、
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ ー .イ .| -=≦!
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.| 春期よりの細々あわせ1/20の５石を修道院に献物した。
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙 （5％）
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
: : : { {: : : :{ }: :.ﾊ Ｖ::!__ _ヾ_ｨ彡ﾊーイ
､: :八 ｀: : :ﾊ /: : : :} }Ｙ} ＞ ､ ∨}:. V ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
..＼: :ヽ Ｙ: : : /: : : :/ : }ﾊ ＼ ヾ!: :}.､. ┃ 第37回で処理済。数値はフレーバー！
.Ｙ: }／´￣｀＼: : :／ .／::::|. ＼ ハ: .八＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
Ｙ ＼ _ イ |::::::::! .ﾊ .,′.∨: : :ﾊ
.
/ ,{ ｊ .} ',
. ' .' i -‐ / ! /.! i ヽ ! .}
l { ! .l乂 ／ ; / }_j ./l ; ﾉ.!
l 乂', { fﾞT )ぅヽ'" ノ.ﾉぅヽイ}/
. l ｰl. ヽ､ v:::ｿ v:ｿ l .l
. ! ｀l !. :.:.:.:.:.:.: :. :.:.:.:.:l .l お返しというわけではないんだろうけど、ハチミツもらっちゃった。
l ! .ハ ' ' .!
. l. l ,:::: ＼ ` ´ ,.ｲ !
. ! , ,:::::: ｌ ＞ _ イｌ ; l
l , ,::::::: ; :. ｌ :| .l
. ,.: :./ ,i-‐" :. ､.ｌ i l
. /: : :/ .:l:.l ー- ､ , ‐! l ├‐ 、
:::::::::i:::::::::l:::::::::::|:::: : |::: : l:::::::: : ｉ::::::::::.
:::::::::l::: : ,|:::::::::/l: : /l::::::::|::: l:: : l:::::::::::|
::::::::::|:: r-i- / ..|_/ |::: : l::::,|::::::|:::::::::::!
::::::: : ! | .＝--＿'｀ .l::: /r/‐!‐/:::::::::::'
:::::::::: :!.| 三三三 /／三.ミ./:::::::/:/
.:::::::::::::::l ､､､ ￣￣ ヽ::/:/
:::::::::::::: :| ,....., ｀｀｀ l:::::{ ,
:::::::::::::::::l ｀ ´ ／:::::::| ー ' !
::::::::::::::: :|＞r- --‐:::/´:::::::::::: | |｀i ｀フ
:::::::::::::: : l | .l｀ ´!＼::::l::::::::::::::::::| / r―､ ＞. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
:::::::::::::: : :|l ,､ヽ. i.ﾉ ,､lヽ/:::::::::::::: | | l'_ 〉 ┃ ハニーだけに、ある意味“甘い罠”ではあるのかなあ？
:::::::::::::: : :l/ l￣ ﾞl 〉::::::::::::::::|/｀'- ﾉ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ コルベール修道士、養鳩がうまくいっていないと嘆いていましたが
| ___´__ |
＼ `ー'´ ／ 養蜂は順調そうでなによりです。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
_ -
, ､
. ' ヽ
／ , :. 、
. ' 〃 ,.' / ' .i ､ ヽゝ
/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
; ., /l _ /l ./ ! / ! .} !
' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ'
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' |
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ ｌ.｜ 山に鷹がいるから鳩は厳しいかな。
. l ` 、｀;| l ' l !
' l ` | .! 、 .ｧ , .| 牧羊もしたいそうだけど、もう少し森を拓かないと無理みたい。
| l. ! ト ／ l
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞ 、
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l//////,＼
. / _-ﾆ＼ ', ! _ ' ／ Vハ l////////,ヽ
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__） 肉に羊毛に羊皮紙に使いではあるんだが、
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } ある程度木々を残して獣を追い払った後なら、豚のほうがいいんだよな。
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
. / / / ./ / | ヽ ヽ .ﾊ ∨.∧ | | {
/ / . / ./ / !ヽ | .| ‘， .| | ∨-{ | ﾘ ﾊ
′ i|/ / / /l| |ハ .ﾄ | .|、 ! .| .ハ ! ./ }ー､
| l| / / / } / } |ﾊ ﾄ .| .|ﾊ | ! .l .ﾄ._ |/ ﾊ }-､
| | | / / /} /| / .l |斗!ﾊﾄ､ ! .| .ﾊ| | .| .| ﾘ＼ ｨ}ｲ_ ./ } .! }
| | | ﾊ /} ｲ-/ ﾚ ﾘ .ィ禾示ﾐ､l/ }} 八 .八{/ } / ヾ_ |
-=＜..| ﾄ { .| {..ｨz|/zミ､ ./ {しｲ::::} ﾘ 八./}/| / / .八 ≧ｧ/ .八
.ﾊ八 .|ﾊ ＼ .八 |ハ/;rfハ .Vハ::ﾘ /／Y/ .!./
一､. ＼ヾ-ヽ .{＼ ＼|{∨:しｲ:::} ヾｰ' ／}} |ﾊ-}'､ 羊毛は大きいと思うのじゃが？
＼ ＼. ＼＼.＼八 ヾ:::::ツ , 八 .!､､. ＼.／
＼ .＼{ﾊ ≧=ｚ- ｲ | |::|. . . ∨ / ./ 八 ／
＼ ﾉ./:} .V＞ ,､ .／::＼.八 .ﾏ V .／ ｲ ./ /
＼ ／￣./::::| ∨|:::|.≧=- . _ イ:::} ＼:/ ./. }＼ ／´ ./イ7_
＼ / 〈::::::| .Ｙ::::!:: ∨:::::::::::::￣:::::::: : :|／/ ./ ﾉ: : :＼ _彡 //
＼ .{ ヽ(.. . .ヾ::!:: : ＼:::::::::::::::::__: ::::ﾘ .ｲ ｲ .,ｲ }^ｰ: Y ／_
、 ｒ７. . . ＼ ＼:::::: : ＼::＞ ´ _`＜-.イﾆ!.ヽ ／ .ヽ{ / :}三ﾆ=-彡ー=ｧ{
..＼ .ハ ∧ 八_::::::::::::〈__/ﾖ ﾏフ .〉::::::∧. .V|: : :} /: : :.|￣￣ .)/
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ 羊は森を殺すから、牧羊するなら針葉樹林帯の上、
| （●） （●） |
＼ ´ u ／ より高地に草地を確保するところからですね。
／ ⌒ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ できるお さんの意見は高度による住み分け、餌の少ない針葉樹林帯は対肉食獣バリアとして残します。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. ':.:.:.i:V;;:.:/:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀､
. .∧:.:.:.V;;:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.ﾍ
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. |:.:.:.:.:.i;:.:.:i:.:.:.:.:i...ii......:...i..i........ﾊ.............i......i;:.:.i;:.:.:.i:.:::i:.i:.}
. |:.:.:.:.:i;:.:.:.|:.:.:.:.:|::||:::::::::i:::i:::::::i V:.:::::.:ii:.:.ﾊ:.:|:.:::::i:.:::i::ﾊ:i
. .|:.:.:.:.:i:.:.:.:!:.:.:.:.:ﾊi V::::i:.:i:.:.:.:i }:.:.:.:.:ii::::i i:::i:::::::i:::::|::i |:|
. .|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.i .iﾄ､_ﾙ:ﾊ:.:.:.:.:i .i:.:ﾙﾉ,ﾚヒw'i:::::::::::::V .i:i
. i:.::::.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.i.. ｴゞト､wi. ﾘ.r;ｴﾔｱﾍり::::::::::V .i:i
. |:::::::::i:.:.:.:.:.:.:.:.:K´付:::豺 / 込:沙'='/::::::::V .i:i
. i:.::::::::|:.:.:.:.:.:.:.:i.｀弋_.少'′ , .｀￣´ ./::::::::::i .i:i
. .|:.::::::::|:.:.:.:.:.:.:.:i i .∧::::::/:i i:i 今だと牛馬と牧草を取り合うことになるでありんすな。
... i:.:::::::::i:.:.:::.:.::.:.iヽ. ' ｲ:::::／:/i //
...... |:.:::::::::|:::::::::::::::|-.iヘ ,. 、 ／:::／:::::/::レ/ 飼料確保のためのサイレージというもの
. i:.::::::::::;i:::::::.:.:.:.:|､ ｀、 .>､ - <::::::／::::::::::i:::i:i'´
i:.:::::::::i .i::::::.:.::::::|ヽ. i､ ｀ - .i .ヽ/:::::::::::::::i::::i| うまくいっておらぬのだよな。
. |:::::::::::i i:::::::::::::::i ＼i ./:::::::::::::::/:::::::|
......|::::::::::::i i:::.:.::::::::ヽ ./::::::::::::::::∧:::::::|
.. |ii:::::::::::i ,i:::::::::::::::ﾊ丶 ‐一/:::::::::::::::::/ ヽ::::i
.
｀丶 、 ＼ ／ ,. ' ´
｀丶 、ニニニニニニニニニニニニ ,. ' ´
i |!!| |!!| i
i |!!| |!!| i
┌┐┌┐┌┐┌┐
r､fi ,. '――――――――――- ..,, / 7 ＿
ri' i fi'i ,. ' ´ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ丶、゛'' ..,/ / rヽ
＿＿＿ .rｰi fi'´i ,. ' ´ ,. '´i／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼i ﾞ丶、 ゛'' ./ / /￣7
｀"''-..,,,. ' ´ ,. '´i ／ ＼i ﾞ丶、 ゛''/ ../
ヽ、 ,. '´i ／ ＼ ﾞ丶、 ゛'' ..,,
.'.,.'´ ／ ＼i ﾞ丶、
|. '., ..／ ＼ ﾞ丶
| |l 、＿＿＿ ', ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| || ｀',
| ||| .', ==========================================================＝＝
| ||||7-――-、/
| ||||l {l|l} ){ 水が溜まってしまった穴、当然失敗だ。
| |||||≡≡＝'' |
.|.||||||||| | |.|| | ふみふみ圧縮が甘かったところも、牛さんに顔そらされた。
||、|||| | ||| .|
ヽ|| | ||| .|
,.、 } .||| .|
-‐''"´ ｀''‐┬''" .|
‐-u-――‐┘ |
ー―― l. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ノ ┃ ちゃんと空気を遮断しないと嫌気発酵できないのよぉ。
_,,..-＜ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ＞ ――― ＜ ＼
/ ／ ＼ ヽ＿__
. ノ{.ｲ′ ./ ‘， Y ＞､
. ／{ｲ .Ⅳ ,′ / / ヽ :. } / /.__
| ||| 〈 .| . ｲ / { ヽ .| | | .＞<_./ /ﾉ 八
... ｲﾉ |ゝ .≧=ﾐ| |' .| ﾚ} .ｲ ﾊ { ハ .| | |´_.／ ヽ / ／ .〉
.. / .{八.八 ／ ＼__| | | / |/､ﾚ ヾ＼斗､!Ⅵ ﾊ/ /-{ .∧
. { .八 ＼.ﾉ¨＼ .八 ∨ヾ!､＿_, ､＿_, }/.{/ｲ .ｲ 八
∨ ＼ / ＞-＞-八 ￣ ￣ 从ハ=≦ . 失敗でも鋤きこめば肥にはなろうし、
......r.ｲ＼ /Y＼ _ゞl≧=- ' ｲ .|ノ __ ＿ イ__
......|( / ≧=- ／´ ﾊ__＞ . ´｀ イノ .!: : : :＼ この冬の飼葉は干草で足りるのじゃ。
......ヾ .八 ./:/ /: { ｀ヽ' .≧=≦／ ノ､ ヽ: ヽヽ
＼ /:/ /: :/≧=zミY｀¨´< ｒ≦ }: :} }: : :ヽ＼≦／
≧=.ｲ: :{ { : { {:.{/、){__ )! 八: : | ヽ: : : } ∨=彡'
. / {: : :| 〉: | ヽヽ.ヽ⌒ヽ ／{ {: :八 .〉 : j 〉
. 八 .|: :八 { : ｌ }:.} .∧ / .八ヽ: : :} ./ : / /
_｀>:.:.:.|＼i:.:.:､∧/:.:.i／:.:/:.:.:ア:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ア
＞:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞:.:.:.:.:.:/__
<:.:.:.:; -‐-ー ､:.:.:.:.:.:.:.:.:; -‐- ー- ､:.:.:.:.:.:.＜_
／:.:.:.:> ｀` '"´ <:.:.:.:.:.:.:./
＼:.:.:.7 ', / 〈:.:.:.:.:.:.:>
＜:.:.:.> ,イk:､ :i ': _,イk､ 〉:.:.:.:.:.>
ｆヽ:.>{彡 ｘ三≧} {=≦三彡寸 >:γヽ
i| f〈::, < fﾂヽ:ヽ ::::::< fﾂ > ∨´ }
八 ﾊ| ￣ :::::} ￣ ji > / 成功したものは食いつきもいいし、
ヽf | :::| |ﾉ ′
乂; ::::| , ノ なんかこう、ふわっと良い香りがしますよね。
＞'": :l ゝ /: : :｀丶、
／: : : : :八 , --- ､ ｲ: : : : : : : ＼
／: : : : :／: :|:＼ ￣ ￣ ／=:|＼: : : : : : : :＼
. ／: : : : :／ : : : |_=_＼ ／=_=_,|: : ＼: : : : : : : :＼
／ : : : : ／: : : : :./|=_=_=＼ ＿__ _／=_=_=_=乂: : :∨: : : : : : : :∨
. 〈 : : : : :./ : : : : ／_/=_=_=_=|/////|=_=_=_=_=_=_=}: : :∨: : : : : : : :∨
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .|
! （__人__） | その香りこそが成功の証みたいなもんだが、
, っ ｀⌒´ |
/ ミ） / 春までに専用の収蔵庫、サイロを建てて来年は９割以上の成功を目指したいだろ。
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| |／| | | ┃ 作業中の酸欠にだけは要注意。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
::::::::::::::::::::::/.....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...:::::::::::::::::´::::!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/l:::::::::::::lヽ::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::!
::::::::／::::::::::::::::::::::::::/:.:!:::::::::::::!:.:.＼::::::::::::::::::ヽ;:::::::::::::::::::/
..／:::::::::::::::::::::::::::::/:.:.:.l:::::::::::::|＝=-ヽ;::::::::::::::ハ::::::::::::::::ヽ
/::;::::::::::::::::::::/:::::/二ﾆヽ;::::::::::!二二ﾆﾊ:::::::::::l:=i!:::::::::::::::::ﾊ
::/::::::::::::::::::/l::::/二 - 、＼:::::l＿＿＿.l::::::::/__i!::::::::::::::::ヾ
/:::::::::::::::::::l .l:/￣￣￣ij｀ ヽl ij |:::::/ |:::::::::::::::::::」
::/l::::::::::::::::| u .!::/ ,ﾉ::;:::::r-xて
从:::::::::::::! 、 ´ ﾚｲ::/ / l
＼r 、| 、 ,ｨ : : : : : :ヽ ＿＿＿, ﾚ',ｲ ./ サイロって、話聞く限りまるっきり円塔ぽいんすけど
l .ﾄ ー ''" l l l l l ｿ ./
ヽ i l l l l /／ むしろ塔を建てて中を収蔵庫にする感じっすか？
｀ ｧ-,、 _ , ´
_／ 八 r ´ / ／
/ ／ .＞ _ ー - ' , イ
./ / l ー 一 .l
/ ー- 、 .| |
f -亠xr､―' ーエ= 、＿
i! l ／: : : ／:.:.:.:｀ヽ
.
＿＿＿
／）／＼ ／＼
／ .ｲ ' （●） （●）＼ 見張り塔なんて大層なものは要らないし、大きすぎると運び込むのも大変です。
/,'才.ﾐ). ､_',__, ＼
| ≧ｼ' | ２～３階建てくらいの高さに抑えて何個か建てる方向で。
＼ ヽ ／
/ /ヽ∧ ! !、
l / !､,､,､,､! ! !l
l / l l l !l
! / l l l !､
. l l ﾄ､ .! l .l､ l ﾄヽ
/.ｨ l l .l__', l､ ﾄ､ .! ! / /ﾘ l / ﾄ ', ｀
.. ／'´l ﾘ､ ∧l＿ﾘ.`ヽ寸､l .l斗ｨ/ｻ‐ﾚ ./!/ .l `＼
! , ! l.ﾘ＜ﾄ,)云示 ｨ'孑―z､.ﾚ! ､ !
!l.', ﾘ、 ! ゞ―イ ,ィ 、.ゞ.歹, '´ .l /ﾚ .l !
ﾘ .N l l '´ ` ￣ ,'/ ﾘ
l ゝﾘ､. ',. l:､ ,'ﾘ 用途を考えれば、厩舎近くがいいよね。
ﾚ′ト､ﾄ､ ', j:/ ./'
l ､ヽヽ! '´ / ただ、沼側集落は割と手狭になっているし、
ﾚﾍ .l＼. ､--- ---‐ｧ ,ｲ
ﾚ! ＼ ｀二二二´ .ｲﾘ 裏山こえた北側の小盆地に手を入れるのかな？
＿,<l ヽ ＼, , , , , , ,／ l、
,.:.:':.:.:.:.:! ＼. ', ＼i i i. i. i ／ l 7
／:.:.:.:.:.:.:.:.」 l｀丶、 ｀￣ ´ .／l ./、
. ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l ! l ＼ ./ '/:.:.:.:.`:.:....、
. ,..:.'´.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::l 、 └―--.ゝ /, -‐┘!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.:....、
. , -「:.:.:.:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ＼ ', /´ .! .l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ 、
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l 、＼ 、 ∨ ／ .l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ｀ 、
.
＿＿ ＿ ;;;;ゝゝ;;;;ヾ;;;;;ヽ
／／／／─＼ ;;;;ゝゝ;;;;ヾ;;;;;ヽ;;ヾ
／／／／─── ＼ ;;ゝ;;;;ゝ;;;;ゞ;;;;ゞ;;;;ゝ;;;
／／／／───‐──＼ ゝ;;;;;;;;ゝゝ;;;;ゝ;;;;ゞ;;ゝ
／／／／─ ,.r'.;' "￣T｀｀ヽ ＼ ゝ;;;;ゞゞ;;;;ゝ
(＿＿／∥￣ /ｰ/ ＼ .| ／｀',! |;il|
∥ ∥￣iーi ＼|／ i::. |;il|
∥ ∥￣!一!─ ─ ◇─ ─ l:::. ;,;.. ;,;..|;il| ;,;. ;,;..､ ;,;..､ ;,;..､ ;,;..､ ;,;..､ ;,;..､ ;,;..､ ;,;..､
∥ ∥￣ｌーl ／|＼ ,':.::.. ;,;..､|;il|,､;,;,｀"'"''ｰ'ｰ-､, ;,;..､ ;,;..､ ;,;..､ ;,;..､ ;,;..､
´｀"'"'''"'"'''､w::::。ゝ／､,. l､ , ヽ。､ , ,´｀"'"''｀"'"''"'"'''ｰ､___ ´｀"'"''"'"''"'"''"'"''"'"
:.:.:.:.:.:.: 。w 。,。,。, ～､。, ～､ , ～´｀"'"''｀"'"''"'"'''ｰ､___ "''ｰ'ｰ-､,
:.:.:.:.:.:.: :.:.:.:.:.:.: :.:.:.:.:.:.: "''ｰ'ｰ-､,´｀"'"''ｰ'ｰ-､,
:.:.:.:.:.:.: :.:.:.:.:.:.: :.:.:.:.:.:.: ´｀"'"''ｰ'ｰ-､,
. .... .. .. . .... .. .. .... .. ..
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
, -― - 、 ,.､
. ／ ＼ / /
/ ⌒ ヽ / )/ /
/ （● ） ⌒ .! / /¨.〈 北側小盆地については やるお からも提案があるお。
| （ー ） | / {二. ',
,..．-ﾞl （__,､ / { ゝ } 今は脱穀まで製粉水車のところでやってるけど、
/ ゝ '､_`ー' / } ´ /
,〃 ヽ l ＼ ＿／ ＼ / / 隠し水車小屋建てて、そっちに移したいお。
／/ ! l ヽ￣/ / ＼ ,' .l
く´ l ヽ.,イ¨¨ヽ. ./ l / ヽ/ .!
,У、 / l:::::::::l∨ 〃 ,' |
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） できれば秘匿したいものだしなあ。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l けど製粉前の最終脱穀用に、半自動フレイルと唐箕は今の製粉水車小屋にもいるか？
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
_ ―- _
, ´ ､
, ; ヽ
... / ' ,: ﾊ 、 ',
. ' i ' ./l ! , ､ i i
... ! l { , /-', | '､-‐ト- i .!
. V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
. ＿! ｀.ｌ ｒ=‐テ､ ＿_ .ｌ !＿
ヽ l. l ｀ vrｿ ´ ｀ l .! ﾉ
ヽ| .l :. l ﾚ' 製粉前の籾殻とばすの、いまさら手作業には戻れないもんね。
| ｌ ` ' :
i. ､ ､ ｧ / | 脱ぷ限定なら半自動フレイルよりも臼と突き棒がいいな。
| l i イ l. !
. : .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
. i .! ｉ } { ｜ ;
. ＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿
. ,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､
..／: : : : : :l / 、 ｌ': : : :.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾞ{ : : : : : : :j ., ' ､. ヽ. ' : : :..┃ ここでは広義の脱穀に含めますが、籾殻を外す作業が脱ぷ。
ﾞl: : : : : ｉ: ﾉｲ‐=ﾆ二二ﾆニニニﾆ二二ﾆ=-ヾ: : ! ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／
／ （ ●） （●）＼ 隠すことと、利便性との兼ね合いですね。
| ___｀__ |
＼ `ー'´ ／ 被害担当艦じゃないけど唐箕ならバレてもいいほうの秘密ということで賛成。
> ー‐ <
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
ヽ ノ ヽ ノ
,--､-‐ ￣ ‐-
/＞l 「 ｀ ＜
ｒ.､ヽ. ',l '、 / ｀ ＜、
γ､ ヾ､ ヽ /ｨ 7
弋 ヽ ヽ ヽ. ' ,' /丶
∧ ＼ ヽl l. , /l /l / / /
/イ.ヽ, -‐''' ‐- ',/! !l 仁メﾘL/l./ l
＿.」/--‐―､ ヽﾉ .ﾘ ﾚV沙､.'` 」 N
/ ヽ. ヽ ‐ /ｙ! /ﾘ
,' l｀丶/ V ﾚ
／'´ l l , ｲ 隠すべきは隠す。
／ ./ ｀` ､.,ｲ
. ／ ハ , , , ,ｲ 俺も賛成だ。
. ＿,／ ／ /､ >､//ｲ
. ／ ／ 孑'´ /-‐ヾ ヽ´
. / ／-‐' ´ / ＼ ﾚ￣
.'' ´ / ヽ`＼＞.､
./:l -―- ､ V l＼
/ ./:.:.:.', ヽ ',:.:.:`＜、
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 見つけやすい「秘密」に注目させ、本当に隠したい「秘密」に気がつかせない心理トラップ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┏───────────────────■北部辺境伯領内・北方街道※数字は区間距離目安（km）─┓
（至スーマール）━┳━
┃
★メスキア
┃
┣━┓
ナイデ川 ┃ ┃ ┗15┓
┏↑━★━━17┓ ┃ ┗━┓
（至カイ）┛ 領都 ┗┓ ┃ ┗━┓ ラルサ フェリデューン ↓（ヘンピナ）
ローパー. ┗┓ ┃ ┗━★┓ ┏━★━━05━━↓━…
┗━┛ ┏┛┗┓ ┏━━┛ アルデナイカモ川
┗━14━┛
┗─────────────────────────────────────────────┛
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） じゃあ隠し脱穀水車と、常用の製粉水車の２本立ても決定で、次は領都行きだな。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 先日の歓待の席で確認したが、
| }
_.／:l ヽ } ９月に入るといつ雪降ってもおかしくないから、８月中に行ってこようと思う。
‐''"´:/::::::|_ ヽ＿ _＿ノ::、
::::::::: !::::::::l′ ＼ ,ｲ＼
::::::::::l::::::::::l /:｀:::ｌ:::::＼
::::::::::|:::::::::::＼ /:::::::::::l:::::::::＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
::::::::::|::::::／＼ヽ l::ヘ::::::::l:::::::::::ﾊ ┃ ９月→冬至祭週→10月。現代日本カレンダーとの違いに注意。
::::::::::l／:::::::::::o:ト .｣::-:::::＼::!::::::/:::l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
'"´￣／. : : :, : : : : : : :人: : : : : : :|///＼: : : ｲ: : : : :i: : : : : : : : :｀ヽ
／. : : ／. : : : : : 〃/,＼ : : : ::|/////×: :∨: : :｜: : : : : : : : : :ﾊ
. /. : : . イ: : : : : : : :/ ＼＼i:＼:: ::|//,／ ＼}｀ヽ: :|: : : :ｨ-i: : : : {
/: : ／ {: : : : : : ::,′ .＼＼i＼ﾙ'ﾞ ・) j :ﾉ: :〃 l: : : :/
: ／ .∨: : : : ｲ { 9 ヽ｀゛ヾ .ｲｲ: :ﾚ ハ {: : :/
'ﾞ ∨: : :ハ ﾊ 乂:::::... ≦ニ二爪i:! }イ {ソ .ﾉ:／
∨: { j 彡´￣ { ´￣ { | || ／'"
｀ヾ ハ ｀ _ u rく: :{ 種まき後の春期２～３月と、収穫後の秋期８～９月。
∧ u r＿ 厶斗≦彡' .ｲ: /从
. ∧ ゞ=＝-‐ ´ イ八( 農作業と参詣も重なってクッソ忙しいなこりゃ。
ヽ rう ＜ {
＞ . . ＜ |
iー＜: : : : :し. ｜
|: : : : : : : : j＼＿＿＿
＿／＼＿,: : : : : : ＞/´//＼
＼////＼ ヽ ＞/´///,／ ｀ ー
/| iヽ/|:.:.:.／:/__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/__
|:.:.:∨:.:|／:.:.:._;..:､_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./_
__ﾄ..|:.:.:/:.:.:.:.,.:'´'" <_:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ 顔出しての報告が春秋２回でいいなら、
＼.:.:.:.:.:.:.:／ {: ＜_:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀>
ﾑｨ_.,.:'´/ ,ｲ三} <:.:.:.:.:.:.f⌒ヽ:.:.:.<_ むしろ喜ぶべきことだぞ。
}:::: /: ,ｨ㌢_ _＞:.:.:.:.> }:.:.:.:＞. ､
l:::}:{: ,ｨ㌢ｫノ ⌒ヾ/ ﾉ ':.:.:.:_>: : :＼ 代官の召集なんか、月1でもおかしくないんだから。
㍉::ゞ-'-‐ r‐ノ_:.:.:.:.:＞ : : : ＼
ゞ} .／ ｀⌒ヽ- ､: : : : ＼__
< ／ ;′ i: i: 'ヽ: : : : :＼/// ‐ｧ- ..,,_
ヽ:: __ ／ γ} |:. ｜ `, ＼:. : : :.>//／-_,.. -‐…_‐-_ _
入: , '"´ / 乂 / : } }: :／/／-_／-_-_-_-_-_-_-｀ヽ、
_,.. -/: :∧:::::: _､rf/′ Υ＿／, ----､/:////_-／_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_
／-_-:/: : : : ゝ／-_-:/ i ／ ｀ 廴 }////-:/_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_、
/-､_-_/: : : : :／-_-_-/ .乂__ ,.:' ￣ ノ///,:-/-_-_-_-_-_-_-_-_/-_-_-_-_-_
/-_-ヽ-＞,..／_-_-_-_/ ｀`～､、 ＿__ .イ///// |-ｉ-_-_-_-_-_-_-_-_/-_/-_-_-_-_i､
/-￣_-_,,.､丶／-_-_-_-_八 ,.. ＜=_/, -‐ |: /-l//////|-|_-_-_-_-_-_-_-_/-_/-_-_-_-_-:}_＼
.
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､__ ＼
／ （＝ ） （＝ ） ＼ 行って帰るだけで２週間ですからねえ。
| u |
＼ ｀＿ ／ 遅くとも12日までには出発して月内に戻りたいですが、募集の件がなあ。
/ (__｀ヽ、 u ＼
＼| ｀＼ ＼＿_ﾉ |
| ＼__＿＿/|
| {
´ ￣ ､
. ／ ｀ ヽ ヽ
/ '
'./ ヽ
. j , i ', i
. ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ､＿ _ , ｉ !
l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽｨr 下ヽ! .l‐- ,
ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ゞ-' ｌ ｿ'／ アレインの出産、早いと９月中だから、
',! 、 ｌ〉 ! l '
. | |.､ _ .ｲ l ' その時期にはこっちに居てよね。
l | ＞ .´ イ. , l }
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
ヽ/. `´ }: : : : : : :／
.
＿_辷三/二＼
／ ─ ⊂三乂 ヽ
／ （●） （●）. 'i ヽ 募集で滞在延長する場合は、
／ （__人__） ＼ ヽ
| ｀ ⌒´ |/ / 前回の やるお みたいに、できるお 先行で戻るのもアリだお。
＼ ､＿, ／/ /
ノ ￣ /
／´ ／ /
. { / { / ／ ＼l
／/ L /／ ヽ
ヽl 丶 ./ / l| '.
. /|丶 ｌ / l / / ./ l l
ヽl ＼l / Ⅵー/l 、 ,/ / , ﾊ l| |
ﾊ. /-ﾏ .r=ミ' |／, ／ ,／/ l l ;
. { ∨ ll l {心ﾊ㍉. /／/／/ .'￣ﾉ丶 / /
＞∨{ (:l |込ソ ィ'ﾊ㍉ ／}.,.ｲ
／i:i:i:i:i:>|丶l| | らﾘ / / | あ、修道院の方からも移転人員、
/i:i:i:i:i:／ｉ:ｌ|＼l| | , ｀" .' |
. li:i:i:i:i/i:i:i:i:| l| | 、 / | どうせなら一緒につれてきてほしいと要望が。
. ＼/i:i:i:i:i:i| l| | 、 ー ∠l l|
/i:i:i:i:i:iｌｉ| ハ. l| ＞ 。＜ l| | l|
{i:i:i:i:i:i:i:ｉ| j ＼ l|ー - __＞ イ｀ヽ＼≦lﾊ ' ll
L 」´rー{=-..{ ｀ヽハr =======i｀ヽ/ ヽ二l / /
__ >ー ミ ヽ｀ーv}＿｀￣7ﾊ:「 ∨ }ニﾚ'二ヽ
, z≦二二≧s。 ＼ ∧ // lj ∨ ヽ二二ﾆ}
/二二二二二二ﾑ ＼ ∧ ∨ }ﾆﾆﾆﾆヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 修道院移転中。献物の食糧５石で冬越しに自信を持てたのは彼らも同じなのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
r‐､ ／ _ノ ヽ､
| ＼ | （● ）（● ) 辺境伯様に、修道院とローエン商業組合は固定巡回コースだな。
ヽ ‘，| （__人__）
. ＼ ‘| , ‐┐｀⌒´i メンバーは俺達３人とクレイ・トラップを基本として、オフレッサーが同行。
Λ ‘， / / }
. /―‐-､∨ / / ヨコシマやダイ、ポップも外を見ておく機会なんだが？
｢ｰ―-､〉 | ／
. /ー‐-､ | } ヽ
. | )=ｒ' |┘ ノ |
_
___＿ ＼__人__人__人__人__人／ , -. ＞'´ }
. -=＜ ｀ﾐ ヾ＞-.、. ≫ ≪ ,+' }' . ゜
. ,' ≧=- | l l , }. ≪ ハイ、ハーイ！ ≫ .＞' _＞´_／ , _
. ノ -=彡´7´ ｀寸 } }!./／ヽ... ≫ ≪ ., ﾟ _＞´ }. ／ ＞´ }
,彡' Ⅳ {Ⅳ ｀}´ ﾐ .{ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ .,＞´＞´ _.ノ ' ゜ , +'゜
{ - 彡´ {´ ￣＼ {' _l .{ ／ ＜ ,-= ´／ ., +'´
｝/ _ ７ 、{_}ヽ- {_／ } } _ _／ ／ _ , +'´
. j {´ Ⅵ ﾞ:.に｀./ ′ _ ＜{ {´ ー ´ }=- ／
、_人 ヽ. { ｀{ ヽ - / l -7 {. { { ／ _＿/_ _ ＞- ― 、
イ从 人 _l i , -=== 7 ./} ＜ニ l ∧ . { { / ／ { __ノ
〉 / l / 7 /ハ ＜ニニニニﾆl {. ∧∨ / ＿ ＜￣
小{ﾊ{' ﾞ＼ ｀ ニ￣ -＜ニニニニニニニ { { ∧∨_￣＞、_ ／
＜＞ }人ｿ ＜ニニニニ／ニニニニニニニニニニニ-ﾍ ∧∨ノ
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.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ、. ＼
／ （―） （― ） ＼
ｎ|i 7 （__人__） ｎ| フリッツは、街で遊びたいだけじゃん。
l^l | | ｌ ,/) ｀ ⌒´ l^l.| | /）
', U ! ﾚ' / ー‐ | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
/i/:.:.:.:.:〃:,-=ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.´:.:.:.:.ヽ、
./:.:.:.:.:.:.:.:.／-=、,__,,,-===ゝ｀ヽヾ:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ
./:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
l:.:.:.:..:.:.r-====ｧ:.:.:.:.:.:,-＝┐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、:.',
ヽ:.:.:.:..:{三二ｦ:.:.:.:.;ノ＝=-j:.:.::/l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i .ヽｊ
/:.:.:.:.:..:｀＝=l:::::.／-==-ノ::／./:.:.:.::.:.:.:..:/
7:.:.:.:.:.:/｀ヽ::{:::(／｀ヽ、--ｧﾌ_,,ノﾊ:.:.:..::,'
l/|:.:.:.:.i l ﾍ ﾘヾl .∥厂´イij //l:.:／
′ヾ,,::ヽ,、{ j ヽ、__,,ノ ;;;;;;(__,,ｨ ノ´ 機会は機会なんですが、俺ら春夏出ずっぱりでしたからねえ、
_,,-=_y´ヽﾍ "´ ／ .ﾉ
_,, - イ く ｀ヽ、u ___ ／ヽ ちょっとゆったりしたいなぁなんて。
_ -=''´ ｀ヽ:::::', ｀;;;ヽ 、__ ／ ハ
'ﾟ ,i::::::i ;;／ |::| ,ﾄ、
.',:::::', ＿ .,-ｲ:::l .lソ,
＼ ヽ、 ＼::::＼ ｀ _,,ノ:::ﾉ .l l
＼,ﾊ ｀ヽ、::｀=''´::::''"´ / i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 女の子との接触機会増大というヨコシマな思いがあるわけではないのです。多分。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,...:::´::::::::｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´
｀丶､::::::::::::::::::::::::::::::::,- ― ､:::::::::::::::＜
＿,..-､>::::::::::,--!:::/´__ /7∧ -､ヽ::l/ﾆl:::::::::ヽ
｀ヾ､///::::::::l::/l l::/､二' ゞ_ソ ,.-ヾ!ニ}::::::::::::::.､
ヽ l:/ l::/ヽ--/|i´li:/ ｀ ー‐､_´＿￣,ヽ::＼｀丶､::::,
.､ l l//l/ ,-､l::{|i!!=ヒ七´l::/ 心 } ﾊ l｀ ＼
ヽl/-∧∨{ﾚ' 弋(ｿ / 弋ｿ {ノ/
ヽ ､｀ , ､ l- ' 俺やポップがついていったら、誰が工事の指揮をとるのさ。
＼-､｀,:¨:ゝ メ u /
l l｀ヾ､_lヽ､ σ , イ::､__,..-‐､
､ | | | ヽ､ ＞ - ´l-､／ヽ ヽ ',
ヽ L_l＿.l l￣￣∨´ ,l､ ', ', ﾄ､
＼ //:.:.l＞､_/:.ヘ ,┴ ''´:.:.:l＿_ｌ＿!__/ ｀丶､
｀ヽ //:.:.:.l l:.:.:.:.:lヽ:.:.l l:.:./l:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ｀ヽ､
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＿＿／:::::: |
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::′
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
‐---､::::::::､::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::: ´
＿＿_ヽ::::::lヽ::::: |.＼:::::::::::::::＜
:::/ ~＞､＼{:: ＼:{:￣＞ _:_:_:_:_::＞
::ｌ f ` __::::,_＞'ﾟヽ / :}､::ヽ
､ｉ 仞 仞 '/ ,/ ＼} 俺が輸送にかかりっきりだったこともあって、コンクリ部門、在庫がもうないんす。
_, u ~￣ __, ￣~ ,'／
:ﾊ ｉ また積み上げないと……
___}＞ ￣ ／
!`ｰ- ≧‐-=≦l＞､
! ￣~!￣ ├──────┬‐-､
≧=- ＿＿__|＿_. -=≦三三三三| |==/､＼
三三三三三| |三三三三三三三三l | ,/ ヾ }⌒ヽ
.
＿＿＿_
_,.イ:.:.:.:.:.:／:.:／￣￣:＼
/:.:{:.{:.:.:.:.:/:.:／:.／￣￣:.:.:ヽ
ﾄ､:ヽ＼:.:.{:./:.／∠-=ミ､:.:.:八
|:.:.Yーｧァ Ｔ:.「 ｀ミ､:.:.:.:.:.:.:ヽ ＼__人__人__人__人__人／
ﾚ':.| {:.{ _ﾉノ ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.} ≫ ≪
{:.:.:L__乂 〃_,.-=≦ ﾄ､_:.:.:.:.〈. ≪ ハイ、ハーイ！ ≫
ヾYヾfrミ､'´^｀¨´ }ﾚ^}}:.:.:.:.:} ≫ ≪
八 ´j / r'/:.:.:.:.:ﾉ ,. - ､....／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
ヾ. r｀´-‐ ､ { 爪.:.:.:.:.:.:} / }
ハヽ｀￣ / / ＞‐=ﾉ_ / / ,. -､
}∧｀こ´ ／ ／: :／: ／７ 7 / ／ /
j 〕￣r=≦､__／ _∠／__/ /￣:＼／ ／
__,ｨ-〃ヾ《{{＿ノ_,. -=≦::::::::/ /:::::::::／ ／
_ _,.イ{___{{_,. -=≦全≧ミ、:.:.:.:.:.:.:.／ / ／ ／:|
r≦||:.:.:.:rr ￣ ,.イ{:.:.{{⌒}}:.:.:}}＞､__／ └ ´ ／:::::::|
/||:.:..||:.:.: ||:::::::::{{___{{__}}ヾ〃{{__}}／ `ー-- ､ └―‐┴―――‐-ｧ
. /:::||//:.:.:.:.:||::::::::「／￣￣￣￣￣ `ー-､ ､＿＿＿＿_／
. |::: ||:.:＼:.:.:.||::::::::|{ ﾉ ` ―=ﾆ
. /:::: ||＿__＼||::::::::||￣》￣￣￣￣ `ー――＜⌒ヽ ＞― ､ `ーｧ
/::::::::|「￣￣ }}::::::::||〃:::::::::::::::::::::::::::::ヽV/::::::::::::::::::::`ー==≦ `ー‐'´
／￣￣￣ ＼
／ . ＼
／ _ ノ ヽ、_ ＼
. | （ー） （ー） . | しかたないなぁ……
＼ （__人__） . ／
/ ｀⌒´ ヽ
ヽ、二⌒) (⌒ニノ
.
r＜:￣:＼:.＼:ヽ...
≦=─- : : : :.V: :}: :}ハ.
／ _:_:_:_:_:_::ヽ: 寸: |:./: /:ﾑ
/ ／: : : ＞==卞寸_:斗＜: : ﾑ
./ イ: :/ ( {ﾊl V ﾊj
/ｲ／ : : / .ﾉ j }ﾑﾉ
Z/: : :. :/ ＿ 彡 V:}
ﾑ:.イ V:{ ｰ遊ﾌﾞ≧ r遊ﾃ- 小
八: :{l八 ､ | ﾊj ッシャ！
V:＼ }ハ l | /
-ｰ从: :八 ＜_j.7 .ハｰ- __
＞≦ ＼ | ﾑ ｰ─ ─ ./} } } 7寸=ー-
＜ ＼ ＞弍Yﾑ ＼ ¨¨ /ﾘ|≦｡__ ﾑ / || l|ﾑ
ヽ ＞≦二二ﾑ乂＼...＼ /ｲ/二二二≧＜ || ||二
≦二二二二二二∨Y ＞ ≧=≦4./二二二二二|| ﾉﾑ /二二
|ﾆﾆﾆﾆ二二二二二寸 (⌒辷匕)∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl| .〈〈 .|二/二
|ﾆﾆ二二二二二二二. ／＼.....く二二二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|| 〉〉 |=/ﾆ二
|ﾆ二二二二二二二／ ／ ⌒ ≫＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|| .// .|/ﾆﾆ二
|ﾆﾆﾆ二二二＞≪r..＼／ ／> ) } ≫＜二ﾆﾆ||// .//二二二
|ﾆ二二Y≪ {{. <／.｀´ /⌒ }} Y}.ﾆﾉﾊ寸//ﾆ二二二
|ﾆﾆﾆﾆ | 辷==彡个ミ=. ┌─┐.个ミ=彡个=彡寸( //ﾆﾆ二二二
|ﾆﾆﾆﾆ | |==-─ﾃ--< . └─┘二二二二7/||ﾆ圦匕/ﾆﾆﾆ二二二
二二二／ ￣⌒ ﾉ二 ＿＿ .ﾆﾆﾆﾆﾆ//=||二ﾆﾑﾆﾆﾆ二二二二
二二二7 ／ )二 （グッ）二二二{ {ﾆ ||ﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆ二二二二. ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
二二 Y イ二二￣￣二二二ﾑVV/二7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二 ┃ これは遊びにいく顔ですねぇ。
二二. | ｲ二二二二二二二二}ﾚ/二7Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二. ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
／￣/ /二二二二二二ﾆﾆﾆﾉ.ｲ二7 V二二二二二二二
.
|｀ヽ、
＿＿__ヽ、. ｀ー,,＿,,,,,,__ ヾヽ、
ヽ""""';;;ヽ ／;; ヽ--==--,,,,） ヽ,
＼ ';;;ヾ';;;''' ;;;;;;;;;;/ |
ヽ、 _ノ;;; ,,,,;;;;;;;;;;;;| _ノヽ,,＿＿
ﾝ ＞;; ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ー'´;;;;;／;;;;;;;;_;;ニ＝=,二
,ノ⌒＼＿. ﾓ ./;;;'' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/／￣' ／;;;;
/＾ヽ ヽ >'￣ﾉ__.. ） /;; ,,;;;;;;;;;;;__;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;| ／;;;;;;;;;
`ｰ１ r= } ﾚ厂｛ヽ＼.... （ /;;;'' ,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;ｒｚ）;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ｀ー=＝';;;;;;;;;;;;;;;
ﾄ､ ﾉ ヽ 丶`〈. ／;;;; ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀￣´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| ヽ Yぅ ｨ ! | ／;;;'''' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| ｛ヽ=＝' 〈 | _,,―';'''' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| l ,' / / （ ;;'''''''''''' '''''''';;;;;;;;;;;;;;;;;;'''' ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| !！ }ｲ....../ｊ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヽ ､ l / 〈｜ . i ,∠｀ー, _,,／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| |ヽレ'| 〈 |... ｀ヽ、 ｀ー' ,,ｨー ,,------ィ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ハ〉l V | 〉.. ＼ ／:::::// ／ ￣｀ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
〉｛ ,〉 | 〈〈. ヽ＝＝'':::::::::// / ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/ 〈┘ 〈 〈.――- 、 .ヽヾ,---イ / ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
└'-' . ／ ＼ .ヾ 二二,ノ ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;■牛さん
￣￣￣￣￣￣￣ ／ ― ― ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｌ （●） (●） } フリッツはもう……次の案件です。
! u __'__ }
... ｎ .＼_ └‐┘ ／ サイレージとユーミルさんの干草と合わせて、
ｎl^l |＾! /＼ ￣ !ﾍ、
| |｜| | _ -‐〈 ＼ _／ >ｰ- _ 牛馬をあと２頭から４頭は越冬させられるだけの飼料は確保できました。
{ ヽ／） ´ ＼ /i ヽ ／ ｀
..、 _／/ ∨〈/ ∨ l
} { ./ ｜ |
} {/ l | l |
| | ヽ| | | ！
.〈| | ヽ| | ！
.
＿ ハ
ィ ＞: : ｀ｰ-ミ /: : '
/: !／. : : : : : : : : ヽ_/. : : :;
}: : ＞ー-ﾐ: : : : : : : : : : : /
乂: ｲ-=弐x ＼: : : : : : : .ｲ
r气}:/ f frj.＼ .＼: : :＜
{ f:j}ﾞ ' ゞ {t拆〉: : : : :＞ 輸送からみると、馬がほしいなあ。
＞ ⌒7ー-ミ ゝ ､ ' ゞ仗: : : f´
i / }} ＼ ｀ヽ .ｲ只⌒ヾ 牛とは比べ物にならない安定感だぜ。
.ｊ{ ′￣｀ ＜乂 ＞--＜//} }
{/ /. : : : : : :.＼＞-く }/.ｲ } }
.ハ＿/ヽ／ . =- ―- ‐ = =- . ＼彡ｲ__
/{.Y V / ／ ＼ ∨ .ハ
ﾄ{八.| .ゝ/ ／ ＼ ＼ ∨
.ﾉ ヾ ! / / ／ / .∧ ∨ .∨
| .八. ,′ ,′ / / ./ | .∧ ∨ .∨
／{ ／{′ .′ ,′/ ./ /{ ヽ .ハ .| |
.{ 八 ト{ ト､ { { l{ /ﾚ{ /{.ハ 八 .! i | .| |
∨. ＼ .八＼ ＼ .! ! ハ/≧|/､ l! ＼{ヾ|ヾ } .} 从 ｨ≦
＼_／ ＼{ .＼V八{ .ｲハ心 .ｨ禾心 ﾄ./ /}/､／
.ｨ==..ハ ＼ .／ .ヾ{ヾ ∨し' しｲリﾘ/ .ｲ / /二ﾆ彡 耕作や領内工事だけなら牛でもよいが
ゞ- / ＼ ≧≧={ {l＼ ´ , ｀¨ ./ ｲ/!-.イ ／
∨ ＼ ﾉ |込. ､ _ ´ｲ /|ﾄ､_二ﾆ=≦ いずれにせよ、増やすのは賛成じゃ。
.}＼ ≧=-=ﾆ_〈 .ﾄ､ .＞ . .. ＜二//l| ﾃ==≦´
Y. ＼ ／∨八 ＞ァ':＼.二-=≦ﾊ／/ .八--､＿＿_
,ｨ≧､_.＼ ＞:.´{ /:.＼ ＼∧::::::::|::::::::::::／ ./ /: : ､ ∨＿＿
ヾ( ￣〃 .|ｲ:/ /:.＞ l ∨::::!::::::／〈／.／_ ./|ﾊ. ∨＿＿
{{ /: |:/ /: ((⌒Y ヾ-≦ ,.<／z〃/ .|:八} ` ＜
八 /: / ﾊ://ヾ ∧ ／ /.V |ヽ:/: :. : :
.
,r' .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.ヽ、
/ ..;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;;::;_:;:;:;:;:;. ヽ
,!ﾞ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;/,〃/.;:;:;:;:;:;. ﾞi,
.{ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::f〃∠,:;:;:;:;:;:;:;:;: ﾞi
l ﾐrｰ--:､::::::::::::_;:､-'''''"￣ }:;:;:;:;:;:;:;:: .: |
{ ﾐ| ,:-:､ _ `ー'ﾞ´_,. -''＿_`'':（;:;:;:;:;:;:;:;:; :: |
ﾞ!' l,ｨ'''ｰ､.,_i, i r-ｰ''"iiﾞ,.ﾆ､ヽ. ﾞ!;:;:;:;:;:;:;:;::: !
`i, !,ﾚ^'=;_;-;i ゞ`ｬ'ﾁｪｪ;ｯ.,;､:~ ﾞi:;:;:;:;:;:;:;:: i′
`fiﾘ 'ﾞ'`ニ´1 | ヽ`ー‐'ﾞ,,,､,ｨ' , };:;:;rf^i;::..ﾘ
. !l! ,ｨ'ﾞ " ,ｨ‐:､ ,)iiii(ﾚﾞ/,:;｢ﾘ ,l;: / ついでというわけではないが、
l.lﾄ､ _'_,ﾞｪ､ r;;;_;;;`' ;iiiiiぐfﾞ;:;:ﾚ' ﾉ::/
. ﾞ!ﾞ! /.;:;:＿;;;＿;;::;;;ﾞ:ヽ 'iiiiiiﾘ;:;:;:ﾚ'ﾞ／ 鶏も増やしてほしい……と嫁が言っておった。
| l/.;:;fﾞ｀´￣｀`''ｰﾞ:､::ﾞ:､''ﾞ/.;:;:;:;｢l'′
| :;:;:;`;:;'"⌒`:''::ー':;:;:;:;i.ｉ;:;:;:;;ﾘ |
| ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;/ ,ﾉ┐
`ﾄ､::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;ｨ'ﾞ-'ﾞ,,.ｨﾍ
ﾄ､`':､;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:､:-''ﾞ,､-''"´ : ﾞ、
ｼ^`-､`'-v-''."-''"￣`ヽr-､ ,r'"ﾝ､
＿＿_,ｨﾝ' ヽ｀i: | fﾞ r'"´￣｀ヽ.l!（`／ｨ'ﾞ´,.､ゝ､＿＿
i i. `'､, ﾞ' i. | .! （ _,.> ,／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ U _ノ ヽ_ ＼ あー、辺境伯様の歓待と収穫祭で、けっこう潰しちゃったもんね。
| （一）|lil|（ー） |
/ ∩ノ ⊃_） ／ 補充しないとならないか。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
/: : : : : : : /:′:.:.:.i: : : : /{: : : : i: : : : ‘，: : : : :‘，
.′: : : : : :/:.:i:.|:.: :.:|:.: :.:/ : : : :.:|{: : : : :‘， : : : : i
. ′: : : : : :.ﾊ:_:|_|{:_: :|{: :/ |: :,′:!|:.:.ｉ: : : :ｉ: : : : : :|
i: : : : : : :.′Ⅵ八{｀八:{ ,:./:/.:八: |:|: }: |: : : : : :|
|: : : : : : :i≫≠=ミ ヽ ノj/}/｀卜jﾉ ﾊ:.|:.: : : :.:!|
|: : : : : : :|´{じf::j:下 厶=ミｘ / ﾉ;′: : :.:八
|: : : : : : :ト弋う::ソ んr:t:心、,: : : : : :′
|: : : : : : :| ￣｀ 弋う:'::ﾉ "/ : : : :.:′
|: : : : : : :| ｀ ＾ / : : : : :′ それだけではなくて、団の人数が増えると配分が減る、
|{.: :.: : : :.|: ′ /: : : : : :′
. 八: :.: : :.:.|ﾍ 丶 __ ｲ.:.: : : : :′ せめて週1でお肉食べたいねという話なのでありんす。
/.: : : :.: : :.:| : :ヽ イ: :!: : : : : i
. /: : : ｉ: : : : :.|: : ｉ ＼ ＜:.:.:.| : |: : : : :.:|
/: : : :.:|.: : : : :|: / ｀¨¨´ /: : : : : :|.: : : :.: : :.:|
/:.: : :: : :|.: : : : :| ′ : : : : : |:ｉ: : : : : : :|
./ : : : :,，ft|: : : : :.| {｀Yt : : : :.:|:|: : : : : : :|. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: ;， ´ |.: : : : :| ｀ }i}｀ヽ､: |:|: : : : : : :|. ┃ 沼のお魚は養殖モードではないのでアクセント扱い。
´ |: : : : :.|≧ｘ､￣ ｀ ´}i}￣ ｀i|: : : : : : :|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
-‐ - ､
' ; . ヽ
/ｲ ' i A ､
l .! {ﾊｌV"ヽ‐ヽ', !
､‐l l"ｔ:j` 't:j`!.l‐ , ごめん。私の狩果落ち込んでるから。
`l .ｌ､ ' !.li´
| .l. i ｀ ´イ ! |l
l .l_ ｨ '-! |.!__
_-=', ! - 、, －.l ,'ﾆﾆヽ
/=ニヽ､――‐-j/二=‐'i
,: : :,ｲﾆ=‐---‐=ﾆ!: : : : :l
.
rr / / ヽ V {
〈7 / / / / i i i V〉
. ヘ、 | |i | / / /| ! | !i ! | } ＿
. ／: : : ｀ヽ| i | i! / ｲ i | i | l | i} /i／: : :.｀丶、
. く: : : : : : : :.| i | | iﾊ | | i | | i | i/iﾉ: : : : : : : : ヽ、
. V￣￣｀ヽリﾊルL」__V Vハj _ﾚ-‐レｲ/／￣￣￣ i／
}￣￣｀ヽ、i!ヽi| rﾃ=ｋ ィ孑fk レｲ-‐￣ ￣ ‐-ト、 そこは謝るところではないと思います。
r┐ ー -｀| |! Vじソ ヒ..ジ /! ! ＿ ＿_ /
| i＿ ＿ ＿ | |ﾊ ' / | |ヽ., / マウナは開墾地を人間の領域にするための駆逐役、
i | rヘ | |i iヽ、 に ) ／i | |-‐ー￢‐ ノ/
. }へ、 / /ノr| ｉ| |.:.:.｀ ー 一 ´ ﾉ ﾘ | ／:.:{ 肉だ革だはオマケと思わねば。
ノ二ヽ Y / ノノi| i! ｀￢、 /⌒', _／ 川ﾘ、 /.:.:.:.:.i
. 「¨_ﾍ ヽ 〉 i.;.＼___|从 / i !', ﾚ´iーーr'.:.:.:.:.:.:.ヽ、
. i しィノ 丿.:.:.:.:.::ﾊ ん i ', /_／ rj.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>
. i ｀ヽ | .:.:.:.:.i / ヽ.＿__ノ ﾑﾑﾑr┘、＿.ノヽ＞´.:.:.:.:.:.:.:.:.／
. ヽ.＿_ ノ^i.:.:.:.::i / ト _ ‐- _ -‐ ノi rイ´ i.:.:.:.:.:.:.:／ヽ、
. 「o ＿ ノ｀:.:.:} / ! T‐-＿__-‐´ i { L＿＞rﾍ´ ＼
. くーT´.;.;.;.;.;.;.;.;./ / i ; ; ＼ Yソ / ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 先々には狩場として残す森もあるだろうが、
| ｀ ⌒´）
| } 沼側に関しては畑にできるところは全部畑の予定だろ。
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
. | | | ＼__／.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／＼
／ （●） （●） ＼ 畑周辺や薪炭林にイノシシやシカなんてでられたら困りますしね。
| ´ |
＼ ⌒ ／ 冬の特別講座で弓や罠もやって、扱える人を増やしたいです。
／￣￣ヽ ＼
（｢ ｀rﾉ ＼
ヽ ノ ＼
| | ｢＼ ＼
{ { ,-, ___
_', .',ｰ ' .{｀ｰ'} ./＜_- ､
ノ｀ .＼'.､__,{___ﾉ-{ /.＜,ヽ
,く ＞ ｀７ .i '.,｀ ｀.＜{ ノ/〈7_
{､<／ / i ' ', ＼〈 ／{､ }
ノ // / / ', .', ' .{＿〉>＼
.// .,' : / ,'.: .j i ', (＿{ ',/､
{.,' { j: ,'i ji:.: : j j .i .:i {/＼.j /
.,'.j { ｲ:.j i,'.i:.:. :j j / .j .:i .j:',＼ }ﾍ
ノ ', j i /.´心',:i .:j', /./.- ﾉi .::ﾉ ,'､:',ｰ/ノ
.,'ｲ ' i',{ ｀ ﾏiﾘ｀ ',i ' .´てらｲ,.'ノ:.j',:',/ i
,'.{j:. :.:.', { ﾒ.-.'.ｲj :.:i ):iイ-､ 冬の講座は盛りだくさんですねえ。
.{ {i:.: :.:.:.,､ .､ ,' iﾉ .:.j/j:j:＼_＼
ﾊ i.{: :.:j::.ヽ ー / / .:.:,'./.ﾉ_:::::／ 私とクレイの体術・剣術も負けていられませんね。
ﾊ', i :ii:::::{:､ヽ_ 。c＜.,{ｲ' : :ﾉ＜:.:.::.｀.＝..､
/::｀::} i{i::( ﾉ _ヽー´´｀.{i; ｲ/:.:.:.＿:.:.:.:.:.:.:.:ﾑ
/::::.:.:.{.iﾍ:.{,､},＜::::,ｲ｀ヽｰ´i,ｲ.',i...／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.j
{:.:.:.:.:.:｀:.:.:(,- ＼／ {::＼:::>{_.{:／....::.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::i
＼..:::::.:.:.::{ﾉ /_/ .i::::i {'/.::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::{
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 鶏は、領都行きのついでというより、
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ オーフェンかその仲間の行商人に頼めばすむお。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶:::::::::V
/' |::::/ ) /::::ｲ＼ﾊ|! ;}z／ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/f＾Tj~ﾒ'}ｲ~Tjﾘ`}:ﾉ'＿ おう、そうしてくれ。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （__） ／///////ヽ あいつらは騒がしいうえに繊細で大変なんだ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
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三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――-----‐''´￣￣三三
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
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｀丶 、 ＼ ／ ,. ' ´
｀丶 、 ＼ ／ ,. ' ´
｀丶 、ニニニニニニニニニニニニ ,. ' ´
i |!!| |!!| i
i |!!| |!!| i
┌┐┌┐┌┐┌┐
r､fi ,. '――――――――――- ..,, / 7 ＿
ri' i／/／￣二ﾆ=- .￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ丶、゛'' ..,/ / rヽ
-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ' ￣￣￣＼i ﾞ丶、 ゛'' ./ / /￣7
l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´ ＼i ﾞ丶、 ゛''/ ../
...... ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､ .＼ ﾞ丶、 ゛'' ..,,
,. ／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼ ＼i ﾞ丶、
,. '. ／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ ＼ ﾞ丶
....../／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ....￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
＝../ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ====================================＝＝
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ 話ついでに俺達、
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
. ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ 実態として交易は手が空いたらなんだよね。
. ／ ∧ 、_ } l |{ l│{ l!
. ∧ Ｖ｀ ヽ､ /彡'} |ｌ|| | ﾊl なので遊軍の方に入ることになったから、よろしく。
／ ∧ ｀￣ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
......./ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
| │ / / ＼ ｌ ／| ｀ヽ ヽ ∧
. | / ヽ. L. ＿ -‐ ´ ,ﾚ'´￣ ､ } ∨ ∧
..... /| i{ ＿, ' 〈 ,. ‐- ､ ヽ V ∧
. { | l| / __ ｀ヽ Ｖ ＼_∧
.
. ／￣￣＼
. ／ ＼
| ー ‐ i
| （ ●） （ ●） 辺境伯様対応なんかはクレイたちでないとどうしてもな。
| （__人__）
| `⌒´i 交易に出すと２週間不在になるのは痛いし、
ヽ. ﾉ
ヽ ノ 去年同様、冬期は馬術の先生なんかをやってもらいたいのもある。
. > <
| |
| |
＼:::::::::::::::::ヽ ,::::::ヽ
_,.....::::::::―‐::...._}:::::::::::::::::::::Vl:::::::::::.
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
- ､::::::::::::::::::::::::::, -===- ､::::::::::::::::::::::::l, --::ｧ
｀＞:::::::::,::/-, {///} r-,, l:::::l_::::::::::::::::／
,／:::::::::::/ } l/_ｰ' `ｰ_',...,,-､_!::/，l,::::::::::ﾄ､
/:::::::＿__::},／==-.ｨt-,‐´-==-l::ヽ､!:::::::::＿＼
´￣ /:::,:::{´ｨ ,ﾆミ ﾚ' ｨﾆミヽゝ::::::, -，::.
. /イlﾙ! 弋(ｿ 弋(ｿ } l:/r-, }､::l
| {r } ､ / {-,/l ﾘ 組織は実態に合わせていくんだよな。
ヽヽ!メ ､＿＿＿ , ｰ'／
ｰﾞ､ ,ｨｰ､´ 逆に遊軍からは俺の下に下男4人つけてくれるんだろ？
/ヽ､ , ィ:::::､,:::l
,イ二ヽー､―-､.＿_ー_ ´ |::::ﾄ:} ﾘ
. 〃´ ｀ ヽ } ! ,} ､ l r--,―‐､‐､‐､
/ V＿l__|__|＼_ ミ Ｖ_,..-ヾ､ ! l ':, ＼ﾃｯﾃﾚｰ♪／━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
l |:.:.:l l:.:.:.:.:.:.:ー､ r''´:.:.:.l＿!__l＿l... ┃ 建設土木・黒竜組に構成員が配置されました。
,//:.:.:| L:.:.:.:.::l､:.:.:l l:.:.:.:,.:.:.:.:l l:.:.:}l l.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
__／ ≧=-/ ／ / ／ !. ヾ
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} / 農耕にも専属人員を増やしてほしいのだが、
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | , ､ 八_ イ { 融通しあうしかないのじゃ。
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ イ .| -=≦!
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.|
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
: : : { {: : : :{ }: :.ﾊ Ｖ::!__ _ヾ_ｨ彡ﾊーイ
＿＿＿_
／ ＼
. ／ ＿,ﾉ ⌒＼
ｌ^l^lｎ （●） （●） ＼ 工房は生産に販売が追いついていないので、
ヽ L ､ ｀ |
ゝ ﾉ ￣￣ ／ 新しい人員は農耕や建設、館スタッフや侍女にも割当てたいですね。
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
.
＿＿＿_
／ ＼
.. ／ ─ ─ ＼ .|.「「「l_ヽ
／ （●） （●） ＼ ,:､!j l l l }ヽ 工房全体での生産量はいいけど、
| （__人__） |＼/⌒ ヽヽヽ
＼ ｀⌒´ ,／ 〈/ｌ ｌ ｌ ｌ.} 〉〉 木工や鍛冶、細工なんかの各種職人は獲得しないと裾が広がらないお。
／ ー‐ ＼ |.!JJJ'
| | ノノ
{ |
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;.;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;!
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､ ふむ。
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l ┃ 人攫いの旅RETURNS、なにやら考え中です。
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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ゝ ､ ｀ヽ ! i／´ -- ､＼
ヽ ｀ '! ／ .i ',
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i : ハ .／ /
i .／ ハ_ ／ .／
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＿ : ｀ ー- 二ニニニニニ二 -一 ´. . / ／
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i i' ´ ヽ ) / ＼ ー---一
入 :. ｀. / ﾍ
i. ＼ ｀ ー---､ , ' :
ハ ｀ ー---､ヽ , ' /
＼ ﾊ ｀ﾍ.,_ _,.／ / .／
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.,.,.,.,,.,.,.,.,. ／ ＞. ´ ｀ -==- . ＼ ,.,.,.,,. .,.,.,.,.,.,.,,.,.,.,.,.,.,,.,;;.,;,,,.,.,.,,. .,.,.,.,.,
vwvwv../ ／ ｀ .. .∧__ vwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwv
..＜⌒У / ＼ 〉ハ__ ｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖvｗｖｖvｗｖ
V...{ / / / ／ ヽ/ } YﾞV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
| |.V // ./ / ／ ./ ∨ 八 ./＼|| || || || || || || || || || || || |
Y-＼ .// ./ .! .ｲ ./ / .! ﾊ/ ./ .〉': .'': . .:': .'': .:': .'': .'' '' ::': .:': .'':
ｚ< .＼＼ { { | | /| / | /| / /| | }l |､ } .} ! } / /ーｲﾊ. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＼ ≧ﾊ Vﾚﾊ ! / l/__ |/､ ! ｲ / ! .ﾊ .ハ! Vl| ﾊﾄ{ / ｲ / .八
＼_}---=ﾐ ヾ{{ .〃ハ心､|/ }/ .}/ｨ}/ﾐ.､ }ﾊ/ ./{／
. ＼ V .从 《 しｲｒ:ﾘ / '.しｲ:} 》 |/ /__ノ .ゝｧ 一息入れたところで大本命、収穫高の発表じゃ！
. ≧=-=ﾆ.ヽ Yハ{ ゞ= ' 乂ツ ./ /／ /
...＼ ＞ｲ {. ＼ ､ /.ｲ .／ 元ロレンスさんの畑が4町歩10.4石、
. ≧=- ／.／ :| |＼ i =- . . ._ ./{≧=-.／
三三.＞‘ ／:／.八.!／＼ .乂: : : :/ .イ￣｀ヽイ 新規30町歩で87石、総量97.4石なのじゃ！
..... ´ ／:／ / 八 ＞ . こ´＿.ィ≦ . : : :／ ＼-=≦-
.. イ:.／ 八 ヾ{. ｀/´ ／: :￣:￣ィ ./: :ハV ＿.彡＿_彡ﾊ
../: : ／ ／／ヾ ＼ ./:/ /: : :/´ ｲ: :/ /}=ﾆﾆ彡ｲ )/
.ﾞ: :./ ／／ ｒ≦＞イ }/ {: : :/ ／: : : / /: |＿＿ ノ〉 /
.: :/ ,/ ,/＼ ヾ( (＿ |: : { ／: : : : / /: : ﾊこﾆ=彡
.:/ /:{./ ＼ ＼ ／ ｀ .､:! /: : : : ／ .{: : :{ ￣)/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 当たり前に小数点を使っているけど、掛け算割り算ともども概念系のチートなのよねえ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
:::::::::::::::::::::::::::::, -―‐- ､__:::::::::::::::::::＼
/二ニl:::::::ｨ-´ ,r77ｭ､ ,-, }/＼::::::::::::::ヽ
__）) |:::/ (ﾆ} l{///ｿ ﾆ_, .イ::::::::､:::::::::::::.
｀:-,--l/二二､__｀二´_ノイ /ヽ､:::l＼:::::::::,
:::ｲ 斥テ=､_l:::/l:::::}≦ﾃ ! ,､ / ＼! ＼::::l
l:::| { 弋z(ｿ "´ |:/ 之ソ '/_ﾉ ヽj
ヽ:! ー‐ /-' l ､ おっ、すごいじゃないか！
ｰ人 メ ,- ―‐ ､ ,/､ ヽ
､ ＼＼. { V ／ 〉 ', 新規開墾地なのに２倍を超えてる。えーと……ポップ？
. }､ ＼＞ ､ ー ´,.イ ∨ ､
l ＼ ＼__ ｀￣､＿.!_,,.-´ ＼
- 'ヾ､_｀_＿∨_/ /:.:l |:.:.:l´ ヽ
:.:.:.:.:.:.:.｀:.ー, l/ /:.,〃:.::/ ､
ｆ} (}⌒})
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.|j lj´
;|＼;;;;;;;;;;;;ﾍ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;o .o; ,,
;;;|__＼;;;;;;;| ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶- ‐--一´
;;;;|─‐＼;;;l＝￣ゝ,,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ 配られた紙に書いてあんぞ。
＼|::ι::l,ヘi ,-‐､, .∥ヾゝ;;;;;;､‐-､_｀＞
:::::::::::::::::_ (ﾟc) ' ,/ソ / ＼;;;;ヽ 町歩当たりにすると元ロレンスさんの畑が2.6石、
::::::::::::::;;;;;;;;:￣ /'ｿ ／―-､ ＼|ヘ
:::::::::::::ゝ:::ι:. / / .Y´ ＼ 俺らのが2.9石……ってマジかい！？
::::::_｀_´､:::::::: /ノ iヽ ＼
::::'.-‐´:::::::: / l |ヘ, ト
::::::¨::::::::::'／ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, l.| ＼ l
.
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::|ﾍ:::::|､:::::7 ﾔ::::::::::7
／:::::, イ::::::::::::::::::::/;i::::/ニ∨::::::|ﾆi;:::|ﾍ::7 Ⅷ::::::::::ヽ
/::::／ i::::::::::::::::::::::/ﾆ|:/ニテ'ﾍ:::::i￣ﾍi￣.! !:::::::::ﾍ＼i
i／ !:::::::/::::::::::/￣/ ＼ Ⅵ ,ィ弋 ﾉヽ:::::::::', `
.|::::7 |:i::::::7┌───-ヾ, ヾ,／￣￣｀´¨７'::::u:iﾊ
.|:::i i:|!:::::ﾍ.', o ° ,'ヽ:::i:|.ﾘ
Ⅵ ヾﾍ:i¨ﾍヽ,,.. ----= ':j ヽ ---- ..,7 .|/ﾘ え？
ヾ | ∧ |||| .:i |||||| . ノ i
ヽヽ:ﾍ 7 ノ なんで？
＞､ﾊ _ 人'´
ヽ iﾆﾆ ア ' . ｲ:i7 今年って天候そんなによかったっけ？
|/;＞ . ___ ,.イ |/｀`
┌‐'"| ヽ:::::::::::::ノ!─┐
/i ＼j ＿, イ .7_
r--./ i ≧､ j ､ .7ﾔ二ヽ､
_,.-‐': : : ﾍ /.ﾊ 7 ∨ i: : : : : :＞-､
..=ハ ／´ ＼ .>/ ./ / ./
.ﾞ/ }∨ >、 ／-./ / l{./ ././ / } i '
.......ﾘ .}=ﾐ､ ／＼／＼: : 〈 { l|l _／}/／}'},/}ハ:八 .!
...../ .| ＼: ／ ＼: ＞.z!八 Vｨ=≠ﾐ / / }､Ｙ | |
.ﾞ/ | ∨ / ＼＼ ヾ{ヾ{､ { =ミ､从 ハ! わしも驚いたが、
! ∨ ＿＿ ＼＼r‐/ ヾ( .ｒ―. ､′ ハ /､
.... 八 ∨´: ／ ＞.､}八_.{ { ! : : ﾘ .八ｲ } 計算はアレインやコアもそれぞれやって、
..__／/ }:_:/ ／: : : :＼ー! ! 、 ｀¨ イ } |_ /!
.. ／ ハ ｀}ヽ: : : :_:_:_: : ヾ| 八＿＞ -.<=彡从.ハ_ノ みんな一致したから間違いないのじゃー！！
＜ / } | ∨´ ｀ ｰ＼ ＼＞ﾍ==＜ / } ﾉヽ
／__.ノ ﾉ .}__ | l>ｲ、ー〉: : :}´ .ノ´-=ミ、 ／ﾉ,ｒ､
ﾞ_/＼___ ﾍ 〉、二__.ノﾉ: : : ｀: ー:-: :| ト､ ｀´ ＼-乂{:_:_:_:_:_:_:'. ／´¨フイ
＼: : / ＼: : : : : : : : :. :.| | ‘， 〉、＿＿__ }､ r､------ ´ .〃´＜
. ヽ{ ー-------ﾉ | ∧ ，´ .∨: : : : :｀:､| .} ､ ＿__ . =-'‐ ヽ ＿ ノー'
＞-----＜＿ ／ | | ./ V .}＼:_:_:_:_:/ ﾉ { . ｨ} ／´
ヽ .| |＿＿_| ./ .／===━--- - ＜ ヽj＜
. , ィ==≠==ミ､}'´:::|::::|:::::|::::|:::7:ヽ/ ｀¨¨¨´
.
.,' .! .i !
.,' ﾄ,､! ',
И i. l !. l､ !`
l ! !,ｨ. /l ﾄ､!. '-‐Ｎ.ﾘ
ﾚﾘ'ﾍ､ !/'仁ﾘｨ ､￣ !、 元俺の畑は例年の予想通りなんだが、
／´Ｌ.'lゞ､ヽ.∩、 , -‐'‐.つ:.｀:.:....、
.／:.:.:./l: :ﾚ'ﾘWN ヽ,＞'´ -‐フ'!:.:.:.:.:.:.:.｀:.:..、 1年目で2.9倍はなんなんだろな、これは。
／:.:.:.:.:./:.:l´: : : ', ! ' ／ﾉ-!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l: : :／ﾍl ' 'ｲ､: :!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
γ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l': ´: : /ゝ､ イ :＿; 」:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.l
.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.',; ｒ-</ ./.7'ｧ_イ´ 「:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.〉
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.V:.:.:.:ヽ'_/././ 〉 .ｊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:-<
＼:.:.i:.:.:.:.:._:.:.-‐＞'､;;ヽ:.:.:.:.:.￣',. ! ／l＿:.:.:-‐:/「:.´:.:.:.:.:l
,: /:.: :.: :.′i: :.|: : : i: ; ｉ: : :|:!: : :.:|: : : :ｉ.:.: : : :.
.′: : : : :ｉ:|{:.ﾄ､:{.:.: :!|:.| |{:.:.从: : /}:|: : :|.: : : : :i
. ,: :ｉ : : : : :|八{⌒メ:.八:! 八/斗}七j/}i:|: |: : : : :.|
ｉ: :|: : : : : | ≫≠ミ′ ヽ ｘ≠=ミ从;′: :.: :.|
|: :| : : : : :|f´ んｨﾊヾ "んｨﾊ }｢,: : :..: : :.|
|: :|: : : : : | ゛弋:::ソ 弋:::ソ ,: :.: : :.: :.| 種まきと収穫の時期を見切った自信はあるが、
|:i |.:.: : : : :. ｀￣ ´ ￣ ´ /: : : : :/: |
. 从:'; : : : : : :. ′ /: : : : :/.:.:.| 天候は同じだし、土のよしあしとなろうかのう。
ﾊ: : : : : :∧ r― ､ /: : : : :/: : :.|
,: :‘，: : : : : :ヽ ､＿,ﾉ /: : : : :/ : : : |
/: : :.∧: : : : : :‘:.＞ ‐ イ : : : : /.:.: : : :|
. /: : : : : :‘，: : : : :‘，| ｀¨¨´ /: : :.: :./:.: : : : :.|
′: : : : : : :，: : : : : :'.i ,: : : : : ;′:.: : : :.:|. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. .: : ;.，＜77∧: : : : : : :. .: : : : : i ｀＞=ミ. ┃ 種籾の選別と浸種・消毒の効果だよ（ネタバレ）。
i／ ｀ヾ/i: : : : : : :i､ ,ｉ: : : : : :|ｘ≦///＞ ' ヽ、┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/ |:.: : : :.: :.| ヽ /|: : : : : :|＞: '´ ‘，
.
5 10 15 20 25 30 35 40
┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼
│∧∧…┐∧巡┫∧∧森森└┐／＼∧∧森森↓森森森∧／＼／＼└┐↓森森／＼┌┴←┘森
│／＼∧↓／＼】【／＼∧／＼└┐∧森森森森├←…∧∧／＼／＼∧└┤┌／＼∧↓森森／＼
│∧／＼▼車車車車┯ΠΠ館凹↓／＼∧森森↓森／＼∧∧／＼／＼∧.： ／＼／＼↓∧／＼森
10┼…→→┘[ 工房 ]└→→→】【┴→┐／＼∧↓／＼∧／＼∧／＼／＼↓／＼┌←┘∧／＼∧
│／＼∧∧∧∧森森∧ .1 .2 .3┃ .4 .5└→┐∧▼∧◎┳━┓∧／＼∧┏滝┐∧↓森／＼／＼森
│∧∧森森森森／＼∧ .6 .7 .8┃ .9101112└→┤∧┏┛∧┗┓園園園┃園└┬┘∧∧／＼／＼
│∧／＼∧∧森森∧∧∧1314┃15161718森森車∧┃∧∧∧宿舎┓園┃園園↓∧∧森森／＼／
│／＼森森1920212223242526┃27282930森┏┻┯┻〓〓〓┷━┻━╋━━▼━━━━━━〓
15┼／＼∧∧━━━━━━┳━┻━━━☆┯┛ │森∧∧∧森林ΞΞ★☆園↓森森森森森森／
│∧...＿＿ .ΞΞΞΞΞΞ┃ΞΞΞΞΞ∧│ ┌┴┐／＼∧∧林ΞΞ┃∧園↓∧森森森森／＼
. , ´ ｀丶 . ΞΞΞΞ┃ΞΞ森森∧∧└┬┘森└／＼∧∧∧┏━┛∧∧↓∧森森／＼／＼
￣. ／ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
..... ′ ⌒ ⌒ '
. | （● ） (● ）| えーではお手元の紙、２枚目をご覧ください。
..... '. ´ ,
. 丶 ゝ フ ／ ちょっと見難いかと思いますが、
. ＞ ―ｧく
.. ／ ′ 丶 上の地図に示した1から30までの番号が畑の地番になります。
... / |
. { |
... | , '二i |
. ﾞ / / --〈｜ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ﾞ ′＞ ´ ‐ｧ'｜ ┃ ガリ版刷りによる資料配布アタックなのです。
...ﾞ ＞ ´ __ノ´ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.ﾞ ´ ＜´ |
.
＿＿＿_
.／⌒ ⌒＼
.／（ ●） （●）＼ そして下のグラフが、
／ ___'___ ＼
| |r┬-| | 取れ高とpHで軸を取って、それぞれの畑をプロットしたものになります。
/´￣｀｀゛'- ._‐´ ／
| ＿＿＿） ＼ これらはアレインとコア、レンに作成してもらいました。
.| ＼
.| ￣）
| |￣￣￣
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――■グラフ化
.↑取れ高（石）
4.0┼────────‐┼────────‐┼────────‐┼─
3.9│ 26 │ │
3.8│ │ 25 │ │
3.7│ │ 24 │
3.6│ │ 27 │ │
3.5┼────────‐┼────────‐┼13───────‐┼─
3.4│ .9 23 │ 15 │
3.3│ │ │ │
3.2│ 22 │ 16 │
3.1│ 2829 10 │ 14 17
3.0┼────────‐┼───.8 ────‐┼────────‐┼─
2.9┝━━━━━━ .7━‐┿━━━━━━━━‐┿━━━━━━━━‐┿━
2.8│ │ │ │
2.7│ │ │ │
2.6┝━━━━━━━━‐┿━━━━━━20━‐┿━━━━━━━━‐┿━
2.5┼────────‐┼ 11───.4───‐┼────────‐┼─
2.4│ 30 .2 12 21 │ 18
2.3│ .3 .6 │ │
2.2│ │ │ │
2.1│ │ .5 │ 19 │
2.0┼────── .1─‐┼────────‐┼────────‐┼─
.─┼────────‐┼────────‐┼────────‐┼→（pH）
5.5 5.6 5.7 5.8 5.9 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 6.6 6.7 6.8 6.9 7.0
←濃赤色 変化なし
.
/ ,ｨ_/ / ! / ／ ',
/ ／Ｋ// ! / / ./ /／И. ',
/ｨ l 'ゞ! ! l /l ./!/ / / /ィイl ! ./
ﾊ ヽ.ﾚl ｨ /｀ﾒ､/ !'l / / / ヽ＼l ｨ ,l ./ .,'
l. ヽ `' l /ﾘ !l' l/.＼,l ./! // /ヽ ＼｀丶l,/ '´l. l
／l 弋 ﾚ' .ﾘ 「.心z､!ﾒ l // ! ﾑ ＼ ｀ .､ ヽ ﾚ
.ﾞ、 ＿ __ ノ l l /ﾚ'.7 `ﾟ辷匁 ﾚl' '.ヾ＼. ヽ ヽ ヽ
ﾞ:.:.:.:.:.:.:.￣:.:￣／ .∨ !〈 -‐ ,ｲｬ=ｧヽ ヽ ヽ ヽ なんだこれは。
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ヽ. iλ ./､ゞ‐'／ヽ ヽ .l
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! i ヾ, ', ,' ｨ､ ', ', ｸﾞﾗﾌｨｯｸ
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ! ヽ!. ', _, -‐' .／ ', l l こんな視覚表現……グラフ？
.ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ', lヽ.ヽ ―- - 、 , イ .l l !
ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､ ', ,' ',. ヽ/, ｰ- , ＜ l l !
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',ヽ. ',､. ,' ヽ､丶///, ィ´⌒､ヽ. ! l !
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.トゝ',.ヽ. '―--.ヽ／￣´ l:.:.:.:.:.:.ヽ＼. ', ', .l
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト、. ', ＼ 」 ,ィ､ l:.:.:.:.:.:.:.:l ＼. ヽ.ヽ l
_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', ＼ ､ ＼ ／',イ_,〕＼」:.:.:.:.:.:.:.:! ゝ､. ヽヽ ＿ -‐ ┴￢
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ＼ ､ ＼ζ孑' /!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! ／ ヽ _ ＞' l
／￣￣＼
／ ノ ヽ、.＼
| （●）（●） | 意外とまとまってるのな。
| (__人__） |
＿＿＿|＿_｀⌒ ´ | 場所によって6倍とか20倍とか、もっとバラつくと思ってただろ。
, --'､ / 丿
/ ⌒ ）. / <
,′ ﾉ / /三三三三丑
l T´ ..＿＿＿/ // r'´￣ヽ
ヽ ノ .／丶 // （ ￣ l
｀'ー'´ | //＿＿＿＿＿/ _.ﾉ
.
ｆ,/´ ./ ､ ＼ .∨＿_ｨ≦ ￣ハ
.〈/ / { ､ ＼ ∧ ∨三ﾐ}≦彡ｲﾍ
./ { | ハ ∨ ﾊ ∨__ノ⌒}彡 .〉
. ! | |. | |八 }､ .} } ﾊ. ∨ 人=イﾍ
.{ | ﾚﾊ.| | {ヾ ＼ |ハヾ ﾄ､| } } .／_彡'==ｧﾊ イ 肥料を入れた畑に密栽すれば
ﾊ .| | {ヾ_ヾ! ＼{-=≦zミ Y 从!_.／}ﾆ==彡ｲ .}人
. Ⅳヾ! l| ｲ心＼ ヽ. てrツ }! ./_ﾘ / ハ=-＿ ｨ彡ﾊ彡 見かけ上の20石はでるかもしれぬが、
ミﾆ |八_ ゞ' ｀¨ 八f:::::Y三二7￣ } .)/
}ミ三込｀ ' ｲ} 从:::ノ}､＿.ゞ=ｧ=彡Y / 今年はどこも同じ条件でということだったからじゃ。
}≧ﾘミ＞ .'- イ /{三彡≧=ゞzz=彡'
/＿／´_ ≧=≦二/ ハ| ＞---.､'-ｧ7
／´＿_ ＞.､ ￣ 7 ／/:.! ｀ヽ: : Y
..／ｨ// /＞.， ＼ｲ_.zィ/:/}: :| .}: : |ﾊ
, ; ヽ
./ ' ,: ﾊ 、 ',
. ' i ' ./l ! , ､ i i
.! l { , /-', | '､-‐ト- i .!
V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
＿! ｀.ｌ ｒ=‐テ､ ィ jぅ=ｧｌ !＿
ヽ l. l ｀ vrｿ vrｿ l .! ﾉ
ヽ| .l :. l ﾚ' むしろ、同じ条件の新しい畑で
| ｌ ` ' :
i. ､ - - / | 2.0倍から最高で3.9倍はバラつきが大きいのかな？
| l i イ l. !
.: .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
.i .! ｉ } { ｜ ;
.＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿
. ,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､
. ,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､
.
/l/////////////////////////_‐-｀ヽ
{'///////////////////､////////7ヽ
∨///////////,／=.l'//l_∨/////////ヽ
ヽ'///l//!l'//／-―‐!// .._l/lヽ///,＼｀ヽ}
. i/// ｌ'/,!ｌ!'/ ;ノ !'}ｰV////ヽ
. {//!, ､'}ヾl.--―‐ . --- ﾚ._ 〉///} ヾ
ｌ'ｌ/ｌ ;ヾ 〉 ,'//,!V,! 地味の差があるからそんなものといえば言えるっすが、
V!､ヽ / 'イ ;/
V,ゝ,､ ､――, ,_..ノ なんつうか、見事にばらばらっすね。
∨､;.､ ヽ.／ ,.'
ヾ;＞ . イ _ これで何がわかるんすか？
／ .| ｀ ´ .!-‐ ￣ l
{ -‐O | l__ l
} ― ｌ'"∟ _. ' ! .l
. i:.:.:.:.:.:i;:.:.:i:.:.:.:.:,:.:ii:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.i .ﾍ ;ﾍﾍ
. |:.:.:.:.:.i;:.:.:i:.:.:.:.:i...ii......:...i..i........ﾊ.............i......i;:.:.i;:.:.:.i:.:::i:.i:.}
.. |:.:.:.:.:i;:.:.:.|:.:.:.:.:|::||:::::::::i:::i:::::::i V:.:::::.:ii:.:.ﾊ:.:|:.:::::i:.:::i::ﾊ:i
|:.:.:.:.:i:.:.:.:!:.:.:.:.:ﾊi V::::i:.:i:.:.:.:i }:.:.:.:.:ii::::i i:::i:::::::i:::::|::i |:|
|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.i .iﾄ､_ﾙ:ﾊ:.:.:.:.:i .i:.:ﾙﾉ,ﾚヒw'i:::::::::::::V .i:i
. i:.::::.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.i.. ｴゞト､wi. ﾘ.r;ｴﾔｱﾍり::::::::::V .i:i
. |:::::::::i:.:.:.:.:.:.:.:.:K´付:::豺 / 込:沙'='/::::::::V .i:i
.... i:.::::::::|:.:.:.:.:.:.:.:i.｀弋_.少'′ , .｀￣´ ./::::::::::i .i:i ……太線は平均の2.9と
|:.::::::::|:.:.:.:.:.:.:.:i i .∧::::::/:i i:i
. i:.:::::::::i:.:.:::.:.::.:.iヽ. ' ｲ:::::／:/i // わっちらの畑の2.6を示しているだけではないな。
.. |:.:::::::::|:::::::::::::::|-.iヘ ,. 、 ／:::／:::::/::レ/
. i:.::::::::::;i:::::::.:.:.:.:|､ ｀、 .>､ - <::::::／::::::::::i:::i:i'´ 上と下で明確に何か差があるようでありんす。
i:.:::::::::i .i::::::.:.::::::|ヽ. i､ ｀ - .i .ヽ/:::::::::::::::i::::i|
...... |:::::::::::i i:::::::::::::::i ＼i ./:::::::::::::::/:::::::|
.. |::::::::::::i i:::.:.::::::::ヽ ./::::::::::::::::∧:::::::|
.
.↑取れ高（石）
4.0┼────────‐┼────────‐┼────────‐┼─
3.9│ 26 │ │
3.8│ │ 25 │ │
3.7│ ───┐ . │ 24 ＼ .
3.6│. ／ ｜ . │ 27 │ ＼ ＼│
3.5┼── ／ │ ‐┼────────‐┼13──── ＼ │
3.4│..... ／ ／│ . .9 23 │ 15. ＼ ｜
3.3│. ／ .│ │ ───┘
/ ／::::::￣／ ...3.2│ 22 │ 16 │
/::{ ／:::::::::::／ _,.................._ .2829 10 │ 14 17
. ｲ:::::l/::::::::::::::/.::´:::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､ .──────‐┼───.8 ────‐┼────────‐┼─
｀::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, -―｀ .━━━ .7━‐┿━━━━━━━━‐┿━━━━━━━━‐┿━
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／┼────────‐┼────────‐┼────────‐┼→（pH）
::::::::::::::::, -――-､::::::::::::::::::ｰ:.､......5.6 5.7 5.8 5.9 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 6.6 6.7 6.8 6.9 7.0
:r-‐l::/,r， /77､ ;-,::/- ､::::｀ヽ､.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/_,/l/＿ ゞ_ソ _,..l/_{__(_!:::::::::::':,
:::/ ＝=ﾆ-'｀￣´-=_==､､:ヽ- ､:::::',
l:{ /´,-､｀ ´-､ヽ /ﾄ､} ＼l
､! らｿ らｿ { ,ﾘ 上と下なら、上のほうは、なんとなく山っぽいカタチしている……
_} u ＿ ｀＿ ,l_ノ
ｰ':::､ ﾒ {ー―--ﾉ と二 ヽ これ、土のぺーはーってヤツの値が高くなると取れ高落ちるってことかな？
--､:＞､ ｀ ー '´ ,,イ＿_ヽ ',_
l ∧{ ｀-≧ ｰ ≦-}/―-､｀ / ﾄ､
|＿_}ミ､_ー-V＿,イ_｀ヽ !__| ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:.ﾏ {-,| ､ ┃ pH値はわかりやすさ優先で表示。
ヽ:.:.:.:.:.:.:.lヽ:.| |:.:./l:.{､＿_ノ/∧ , ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣＼
／ ＼ はい。
/ ─ ─ ヽ
| （● ） （● ） | まさしくpHと取れ高の関係を見るための図表です。
＼ ' ／ ＿＿
（⌒ ￣ /￣￣⌒/⌒ / これを見る限り、pH6.5を超えると取れ高は落ちるようですね。
i＼ ＼ ,(つ / ⊂)
| ＼ y(つ＿＿./,＿＿⊆)
_ , ､.へ._
´ { ヽ＼ 、
´ ,i V ヽ ､
. / . ハ :. V 、
' / { !ｰ', ､ ,.. ', ! ' あー、そういうふうに見るんだ。
. l ﾊ !. ハ .{ ヽ{ ＼ }ヽ } .! ,
'{ 乂{ヽ{,.イゞ! ｀ __` V ! l .! じゃあ、ぺーはーは6.0～6.2が一番いいのかな？
. lヽ.lヽ.ｖﾂ ﾉ "￣ヽ l .! l
,l l ` ＿ .l ｌヽl 最高値２つを出している畑がそうなんだよね。
ヽ! , 「 } .i .l' l /´} ,.､
l 、 ﾉ ﾊ .l .! ./ ./ .／.ノ. ┏━━━━━━━━━━┓
! ＼ ー ｲ l ', ､ f´ } / ./／.／´ﾉ. ┃ 地番26と25です。
, ｌ _ ＜ .l ', 、 .ﾉ ﾉ' ./' .／ ／ノ. ┗━━━━━━━━━━▼
、 l .l ,' { ヽ 、 ヽ ,' { 、 ' ／
__-―ヽ ! ノ ヽ_ _,.-―‐- / ） ‐- /
. _‐ﾆニニ//"´ - ､ , -‐ //ニニニﾆ{ ' .'
. _-ニニ二// //二二ニニヽ '
_-ﾆニニニ// ､ .: //ニニニニニ} ､ ィ
, イ: :￣―＝'⌒｝￣￣￣￣￣￣｀{⌒}ニニニニﾆ,' .: l
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ チャンピョンデータの可能性もあるけど、
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | だいたい6.0～6.5を目安に、低ければ石灰を、高ければ木酢液を
＼ ｀⌒´ ,／
ノ ー‐ ＿ ＼ それぞれまいて調整すればいいのかなって感触はあるお。
{ ､ ＿＿γrｧヽ }
＼ _ノ ｉﾉ
≧=‐-- ¨ |
. ヾ | ／ ／ ‘，
.. 八 / ／ i ハ
_＼ ＼ / / ／ .| | ∧
.... ＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :
. ＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !
. | { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|
八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/
ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ /
.. /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦
. ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣ むう……。
. ／.Ｙ / V .| | .／
ｲ＿_ .∨ .! __ ィ 土の味がわかるようになれば押しも押されぬ熟練農夫、
.ﾞ――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ
..| ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_ それがこんな数字と図でわかるものなのか。
.ﾞ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八
ﾞ:| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ
.:: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ } . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′.┃ サンプル数は少ないけれど、pHの目安としては十分ですね。
ﾞ: } .Ｖ: : :＼ ! ｀ヽ / ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ） ／￣￣＼
l / ／ ヽ､_ ＼
ｌ l （ ●）（●） |
r―j l , -┐ （__人__） |
〈 l 〔 )' ／ （｀⌒ ´ | とはいえ、太線より上の畑は平均以上の取れ高だからな、
/ヽﾆｲ 〈 . { | 〈⌒ヽ
｀ T′! / { ﾉ | l これをいじるのは怖いだろ。
＼ イ ヽ ノ ＼ j ,
/ , ＿＿＿＿/ヽ' / / r― ､ / /
/ l /ﾍ l ム l/ ＿/ / ／ヽ 〉' /ｰ､
l ヽ￣￣ | | // _ ＞ ヽ| / ｜ /、 / ﾄ､
| l ヽヽ /l/／/￣ l | ｲ ／/ ＼ / / /-､
ヽ _ -―┬ﾉﾉ / l ＼／ l( l / / l/ ／ ﾊ 〉
￣￣７ / ／￣〈 ＼ /ｰ{__∠-' /
/ / / ＼＿,＞-､＿ノｰ一'
r‐ 、r 、
r- ／ヽ i l ｀ヽ _
／ r‐'、 , z≦≧s。 /ヽ
. / ／{ ／ -=＝＝＝ミ 、
/{/ r ' ./ ´ ＼} ヽ}
. {｀l ＼ / ヽ
}ﾐ|丶 {' / l }
ヽｌ | | ＿ ノj从}ﾊハ}l、l l|
. ∨r‐ | ,r示ﾐ r示l .ﾊjﾘ
>{ ! |込ﾘ ﾋﾘ.j/l/ 詳しいことは判りませんが、
/ｉ:|i:|｀l l|:.:.:.: , :.:./ |
. /i:i:i|i:| .| l| _ ｲ l| 十分な収量がある畑を台無しにしては元も子もないですね。
|i:| i| il 、 ´_ イ l l_
/i:i:|,ハ＼i| {≧＝} ｀ヽ |ﾆ＼
,z≦ﾆ≧s。 ＼ ji{ ｀ﾐ、 _,,_jﾊﾉ二ﾆヽ
{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ} ´_ ,ｨ´ _ zﾆヽ二ﾆﾆ}
. jニニニニl __,rvr‐ ´__ イ´二二ﾆ}二二l、
. /二二二二}´ , z≦二二二二lニニlﾆ／´ |
.
.↑取れ高（石）
2.6┝━━━━━━━━‐┿━━━━━━20━‐┿━━━━━━━━‐┿━
2.5┼────────‐┼ 11───.4───‐┼────────‐┼─
2.4│ 【30】 .2 12 21 │ 【18】
2.3│ ／＼ ..3 .6 │ ／＼
2.2│ ／ ＼ .│ │ ／ ＼
2.1│ ￣| |￣ │ .5 │ 19... ￣| |￣
2.0┼──|_＿|.── .1─‐┼────────‐┼────────|_＿|
.─┼────────‐┼────────‐┼────────‐┼→（pH）
5.5 5.6 5.7 5.8 5.9 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 6.6 6.7 6.8 6.9 7.0
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） .|
. | （__人__） | なのでいじるのはグラフの下の方、
∧ .| ｀ ⌒´ ﾉ
／＼ヽヽ } 例えば地番18だな、こいつに木酢液をぶち込んで、pH6.5にする。
,r―''''''ヽ, ヽ ﾉヾ、
,r‐' ,､;-‐''''""''ヾ､､, く l それと地番30、ここは石灰だな。
/ .／ r''"ヽ, ＼, l｀ヽ､
j l ,. / ' l ヽ､ ﾄ, ヽ
,.Lj∠､'´ , i, / ｀ヾ､｀'ヽゝ
l, ／ 二'''" ,;､, ｀''ｰﾞ--､
/ﾞヽ-ｯ-‐'´ .／｀ト-:rイ｢´ ﾞl;:｀''ト-､,＿ ノ'i,
／ ／ ,;∠∠,ノ´ ｲ l l, ├''| |､,／ l |
..／ﾉ .／ ／､, ,､' ./ / .l |:::::l,. | ﾞヽ､!_,,､L,
ヽ---ﾂ ∧ ￣￣ / | |:::::::| | r'"/ l,
/ ./ .ト､,_ / | |:::::::|. ! l'´! / |
./､ ./ l, ｀￣ ./ |.|::::::::l |. !. l, l l
.l､,.ノ l, ;' .j |:::::::::!
.
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} /
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__ どちらも2.4倍で初年度としては十分に思えるが、
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | -= 八_ イ {
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ イ .| -=≦! よりよい畑をいじるよりはマシじゃな。
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.|
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞
:::::::::::::::::::::::::::::::八::::::::::::::::::::::::::::::::::::___＞´
:::::::::::::::::::::/ｌ::::/__ ＼:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::_::::::/ l:::ｌ ヽ ＼:::::::::::::::::::::::::::＞ ．＿＿
::::／ ｌ/ﾊ. ヽγ￣,､ゝ ＼::::ミ_‐＜_::::::::::::::::_／
::::| ,,,,,,,,, | ij `t' ` ､:::ヽ＿￣￣￣
::::| ;;;;;;;;;;;;;;,,, ' ｌ ￣
ヽｌ ;;;;;;;;;,, ￣ ` ． け、けどこれ、同じぺーはーでも、例えば6.0のとこ畑番たくさんあるよな。
,,,,, u ノ
u u _) 下は2.3、上は3.9までバラバラ。
-=，
u ノ ぺーはーで取れ高変わるっていうならおかしくねえの？
＼ ;;,,,, u ｆ
＞ ． _ｊ
`ﾄ--‐ ¨u
￣￣＞．
` ．
.
＿＿＿
／ ｀ ､
, ' ｨ==､､ヽ ノｨ==､､ ＼
/ rtｯ､ } r'ｨtｯ ﾞ. ＼__人__人__人__人__人／
/ ﾉ !_ ,. ≫ ≪
′ /ゝ‐ｿ‐'ヽ ，. ≪ ないす着眼点！ ≫
{ {ｨｪｪｪｪｪ､ | } ≫ ≪
ヽ |lｪ⌒⌒ ﾘ.! /. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
_}ﾍ ゝゝ==ノ ﾘ ／
,--≦､￣｀ |/(__）ゝ＼ ｀￣ ノ ,イ この図では、
／ ≧､{r‐＜ハ＿＞─＜／ヽ､
/ ≠≦￣ /７{ ￣＿ } ＼ /^＼ ＼｀丶､ 軸に取った取れ高とpHの関係しか見ていません。
/ /／ ￣／´|｀ヽ{ ￣＿___} ヽﾆ=}＼|ヽ丶 丶___
V/ / |l､_ﾉ ゝ ´＿__ﾉ､ ､l:::ﾊ 丶＼ ヽヽ
l ／l l ﾘゝ_二７´_j | ヽ ､::l丶 ゝ ヽ |ﾊ
∨| ､ゝ ﾉ ＼ ￣フﾉ ＼ ､_ ､ |ﾘ } | !
ヽ ＼＼ ￣ 彡' ヽ ヽ ∨/ ノ ! |
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／/:::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::／ /:::
::::::::::::::::::::::::::::::／/::::::::::／ /:::::::
::::::::::::::::::::::＞´¨７::::::／三三/:::::
:::::::::::::＞´γ⌒＼／三三三:::／／
¨７￣ｌヽ { ヒツ､三三三.ヒツ
../l ::ｌ￣', ` ＿＿＞三＜＿＿
´/ ::ｌ＿,.', ニ三,¨､三ニ え？
/ .::! ', u -
.::ｌ＿＿.', u r───ｧ
.::!///∧＼ -
:::,'.////∧. l＼ ／
.::∧.////.∧＼ ＼＿＿＿＿／.／
ヽ/ ∨/////＼ ＼ ! ／／
ミ.∨///////＼＼＿＿_／／//
.
. / ,′ ,′ ､ .ﾊ ﾊ. ',
′: : : ; : :ｲ: : : :l!: : : : :.!: : : : :.!: : : ! .}
,′,': : : l!: :{ !: : :.}{:、: : :ﾉ!: ､: : :.}: : : : :|: :.!
{:l: l!: : !:ﾊ;「二ﾄl!ハ!V「ﾘサﾑﾏﾊ!: : : : :}: :.|
. l!l:ﾊ: ﾊレrっﾐﾒ、 ｲrっﾆﾐ、}: : : : :!: :.|
! Vハ.弋zﾘ 弋zり ,′: : : |: : ! ぺーはーとやらは土の質を示す目安の１つに過ぎぬ。
. |:ト:.!´￣ ﾉ ￣｀ ,: : : : : ,i: :.|
. |:|:八 丶 ,: : : : : :j: : | もともとの養分の差かもしれないし、
j: |: : :＼ - ィ: : : : : ,: : :.|
!: |: : : : : ヽ、 イ|:,′: : : :l!: : : | 土以外の他の要因があるのかもしれないし、
,′!: : : : : :|: :｀ ´ l!: : : : : ﾊ: : : ',
/: : | : : :.|: r.! ,: : : ,: : {: : :ﾊ そもそも複数の要因が絡み合っているものでありんす。
. /: :_;j: : : j / { : : r,ー- 、:ﾍ
厶イ |: : : : : r十 、 ィー,|: : : : :.レ' ｀ヽ
. 〃 ,!: : : : : トﾐ!ｰ、,rーラ{: : : : : | ＼
/ |: : : : :.;′ lヽイノ´/ |: : : : :,′ ヽ
/ , , /、
. / / / ィ/ ／/ ｲ ＼
/ ／/ｨ / /x!,ｨ/,イ / /ﾍ {
,ｲ / ハイ' | j| /l/ ' ,ﾚ≧ｘ;ｨ ｲ / / il
厶‐ｧ ´ i"(ミxﾘ! / | ,:′ ヾﾃヌゞﾚ'l/ /ィ i !
/ ,ｲ ヾ 辷 |,′l/ ゞ'’ :' ,ｨｆﾅ ｨヾ!
. /'′| i ゝ-､" ´ {;ﾘｿ〃ﾘ
jＮ i ! ヾ /′
ﾚ{ , ,ｨj li! 丶、 イ 取れ高が低い要因か……
_＿_j_レ ヾ＼ `ﾆ ゝ、/′
j ￣ ｀丶 、 ＼;///,ｨ.,;._｀ / 種まき後の鳥追いや見回りなんかの手入の差もありそうだね。
___ / 1ヽ `ｰ:､ゝ{ ｀ヾ､_
／:::::::`:ヾ:､._＿_ ! ＼ }/´｀ー- ､ ヽ
／: : : : ／: : : :`丶、ソ:､ L_＿_ゞ( ;ア´￣ ｀ヽ
:-: : :／: : : : : : : : : :y丶 ゞ:､ };ゝ' __ ヽ
`:､｀ｰ-:､: : : : : : :／: : : : :＼､ ￥{__ .ィ´ ヽ
.:.:.:.:｀ヽ、＼: :.／: : : : : : : : : ＼ﾉ;ｨ{ ､___, 丶
.
´ ｀ 、 ｒ'⌒'´ ｀ヽ、
／ ' 、 ヽ ヽ ﾉ
. , ' .' ; ' （、 , ）
/ ,{ ｊ .} ', /／⌒ ｰ'
. ' .' i / ! /.! i ヽ ! .} ／
l { ! .l乂.‐／、; / }_j ./l ; ﾉ.!
l 乂', { fﾞT )ぅヽ'" ノ.ﾉぅヽイ}/ あっ！
. l ｰl. ヽ､ v:::ｿ v:ｿ l .l
. ! ｀l !. :.:.:.:.:.:.: :. :.:.:.:.:l .l 獣害はあると思う。
l ! .ハ ' ' .!
. l. l ,:::: ＼ ´￣ ｀ ,.ｲ ! 地番18と30、それと19から21、隣が森だからやられたのかも。
. ! , ,:::::: ｌ ＞ _ イｌ ; l
l , ,::::::: ; :. ｌ :| .l
. ,.: :./ ,i-‐" :. ､.ｌ i l
. /: : :/ .:l:.l ー- ､ , ‐! l ├‐ 、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
10┼…→→┘[ 工房 ]└→→→】【┴→┐／＼∧↓／＼∧／＼∧／＼／＼↓／＼┌←┘∧／＼∧
│／＼∧∧∧∧森森∧ .1 .2 .3┃ .4 .5└→┐∧▼∧◎┳━┓∧／＼∧┏滝┐∧↓森／＼／＼森
│∧∧森森森森／＼∧ .6 .7 .8┃ .9101112└→┤∧┏┛∧┗┓園園園┃園└┬┘∧∧／＼／＼
│∧／＼∧∧森森∧∧∧1314┃15161718森森車∧┃∧∧∧宿舎┓園┃園園↓∧∧森森／＼／
│／＼森森1920212223242526┃27282930森┏┻┯┻〓〓〓┷━┻━╋━━▼━━━━━━〓
15┼／＼∧∧━━━━━━┳━┻━━━☆┯┛ │森∧∧∧森林ΞΞ★☆園↓森森森森森森／
│∧∧／＼ΞΞΞΞΞΞ┃ΞΞΞΞΞ∧│ ┌┴┐／＼∧∧林ΞΞ┃∧園↓∧森森森森／＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ - ‐ "￣｀ヽ
, '´|ﾆ＞ ￣｀ヽ、｝
. ,'＼ヾ / ／/ .Y おお！
. {ゝｋ{//斥//// / .|y
. `∬圦' ′ 式//.} 確かにここは刈っていてやられたなあと思ったのじゃ。
. _... _へ、フ_ イ,','/｀ゝ‐ｘ.
,' 「/‐‐‐ｘz┐iｒｲ｀ヽr＜｀Y 獣害なら森に手を入れていけば減るはずだぞ。
ｘへ.__j !/∨__._〉/人ﾆニ」 ｃ」
. 〈////i」/ 」L. Y¨`＼ン´ゝ-ｲ
. .__〉、._／,ﾆニ| X.|ﾆi
.j ＼」 iﾆﾆ| X.|ﾆ|、 __.-┐
7 〉 人ニ| X.|./ニi井井 ｝
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ 俺、畑のこと詳しくないから見当違いかもしれないが、
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 川の側も図の下側、低いほうに固まってるのな。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
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＿|＼|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‐ァ __
｀>:.:.__:.:.ﾄ､:.|＼:./|:.:.:／|,:.:.:.:.:./_
<´:.:.:.＼`ヽ:.:.:.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.<´
<:.:.:.:.r-～' ｀`~｀`´ ~"´｀ヽ:.:.:.:.:.>
∠:.:.:/ } {;:.:.:.:＞
<__:.7 ,ｨｘ､ ヽ / ,ィﾐ､〉:./_
/=-ﾊ ㌢≦≧=ﾉ ｨ≦彡寸}:.l-=∨
|=-=|| 乂_ゞ'_>:: ,:::<ゞ' ノ :l:.l=-=|
|=-=|| u {::::. ,:.|=-=| 不思議なはなしですね。
}=-=||l j::/ j/=-={
辷__{｀＼ ｀ ／-}=_ ﾉ 水がないと育たないのに、水辺で実りが悪いなんて。
Τ - ――- Τ
} ＼ ／:i{
､丶` :､ ＼ ＿ __ ／:::::/::｀丶、
／ .:::`､ ,: ::::/::::::::::::::｀`～､、
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ ｶﾝｶﾞｲ
| （●） （●） | 普通、灌漑で収量はあがるはずだけど、なんでだお。
＼ （__人__） __,／
／ ｀ ⌒´ ＼
（_ '⌒｀ヽ ／´￣｀丿
／⌒ヽノ＝＝ヽ、_/⌒ヽ
.ﾊ l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:＼
|.:.ヽ|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼、.:..ヽ、
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:___／.:.:.:_／7.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.＼＼ｌ
,,>.:.:.:.:.:.:/三/.:.:.:／三/.:.:_,,メ、／|.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,,=-ｧ'´.:.:.:.:.:.:.:/-‐:|.:.:/ ￣フ, '=--く｀ヽ,/.:.:__/.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:|
＿ノ;;;;;;;| /|.:.:.:.:.:.://^l i / r'/l / /.:.:,,ｲ.:.:..::.:|.:.:.:.:.:/
ヽー-ｧ;;;;;;;j|.:.:.:.:.| i´j i/ ! ﾄｊ /,,イ |,〉.:.:.::ｽ.::.:.:./
/;;;;／;;ヽ.:.:.:ヽ、ヽ ヽﾚ＿ ./i/ / .|.:.:/ l.:.:/
/;;;;;;;;;;;;;/.:.:.:.:.:.:｀T "" ヽ_/ .ﾚ
｀ー-=..l /i、.:.:.:.:...>、 .／j えっと、水は多すぎてもダメっす。
y ｿ|.:.:.:.:/ ＼ ⊂ｧ ﾉ
/｀ヽ=/、_ ヽ、 .／ 滅多にあるこっちゃないんですが
/ ｀''7 ｀７-＜7
r=--=''´ ヽ、 ∥ ./ / 大雨でひたひたになっちゃうと根腐れして、もう最悪ですわ。
,,=-'⌒｀''ヽ、_=ﾆ=＜、 ∥＿ ＼./_
..／ ＼ ヽ ＼ヽ | >ﾊ
.
⌒ ７: : : : : : : :/ : : : : : : :ゞ": : : ＼
ｨ、 イ : : /:/ : :ｲ : : : /: |: : : : : : : : : ﾊ
/Υ､ /从Χ/|: :/ |: : : ｲ: : |: : : : : | : : : : :.
〔Υ〕 / : |了ﾐ ト:､/ |: : |: : : : : |: : : : : :}
〔Υ〕 /: : :ﾘ 込} _z-ミヽ: : | : : : : :;: : : : : ;′
〔Υ〕 / : : / r ′ 了うﾐ､ ｿ: : : : :/: : : : :/
〔Υ〕 / : : : { 込ツ /: : : : :/: : : : :/
┌ ﾞΥ〕 /: : ／∧ ､ ｀ /: : : : :/: : : : :/ ふむう。
ﾊ Υハ / : ; ′ ハ、｀ 一 /: : : : :/: : : : :/
λ ＼ Ｙ L /: ; ′ ／ : : :ゝ-‐ r = ﾆ:/: : : : :ｲ: : : : : ′ 地番1から5は、確かに他より若干低く、
ﾄ､＼ У _八 ｲ: / /: : ;r―《 辷 | ./ : : : /: :| : : : : {
ゝ ニ7 | ﾉﾆ､ ／ |:/ /: ／｛ﾆﾆ《 /'┘ /: : : :ｲ : : |: : : :从 水面に近いでありんすな。
辷―彡ﾆﾆ､ l( /: /ニﾉﾆﾆΧ /: : : / 乂ｬ |: : : : : :＼
＼ニニニﾆ┐ ／ニ/ニ７ ニ辷/: : : /_ ＿乂: : : : : ﾍ ＼
∨=ニニﾆ､ ／ﾆﾆr‐〈 ミヽ 彡 /: : ／ └ └彡: : : : : ﾍ ニ＝・…-
└-=彡ｲﾆﾆ､ ／ニﾆ／￣ 〈ﾉУ ﾆ/: :/ニニニニニニ〉: : : ::.ﾍ ｀ …―＝ミ
∨=ﾆﾆニ=くニﾆﾆ〈 ＼ / ニ/: :/ニニ／ニニニ/: : : : : :.:ﾍ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ となると、かさ上げして根を水から遠ざけるのが有効か？
| ｀⌒ ´ |
| |
ヽ /
ヽ /
／ ＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
(⌒＼ ／⌒ヽヽ ┃ 単に水量だけでなく、温泉水からの硫黄の影響なんかもね。
l `ー'￣ /￣ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
＼＿＿_／＿_／
.
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､ 土・水以外の要因には日当たりもあろうな。
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri 北側に位置する畑のほうが低くては実りも陰るというもの。
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;
＿＿＿_ ∩＿
／⌒ ⌒＼ 〈〈〈 ヽ
／（ ●） （●）＼ 〈⊃ } 南に向かってひな壇は一種の理想ですが、
／ ::::: __´___ :::::＼| l
| `ー'´ | ／ かさ上げする土をどこから持ってくるかの話にもつながりますね。
＼ ／／
/ ＿＿ /. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
(＿＿＿） /. ┃ 「ひな壇」は日本人用語だけど、なんとなく伝わってる感じで。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | うーん、かさ上げや丘を削るよりも、
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │
. |八i |八弋り |｢ 八 その分の労力で新規開墾したほうが効果はあるんじゃないかな。
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
／￣￣￣＼
／ .＼
／ ─ヽ .─ ＼
| （●） （●） .| えーと、耕地改良工事で取れ高が1石増えるとして、
＼. （__人__） ／
／´ ｀＼ 倍率最低の2.0倍で……５反分開墾すれば同じになっちゃうのか。
/ / l l .＿＿＿
＿_l l_¶＿＿＿＿＿＿/＿/＿_/ ヽ
＼, ´-'ヽ ￣|￣￣￣￣| l二二二二l
ヾ＿ノ | '''' ' | l二二二二l
| 9=ε-8. | '''..-- | l二二二二l:::..
| ..'' | ''-. ,|
￣￣￣￣￣￣￣￣
.
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::と､ ｀ヽ､:::::::∧:::::::::::＿＼
/＿__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/￣二__ ￣ ',＜_
>::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム':::::::::::::::＼ l::::::::＼
'::::::::::::::::::::::,--_ ､::::::::::／´￣￣ヽ__｀ヽ､｀ lヽ￣｀ ＼
/:::::::::,r- ､::/ }} } l::::/r-, /´77､ r-, ﾞ､￣ / / ＼
{:,イ:/l r-､/:::＞-_.!:/__¨ {//// ,r:::､:::ヽ-‐'／////＼ _
/ ､ ,/ l:从/ --羊=､ ー-¨´-'／ヽ:l ＼:∨////////_l } 手入するより開墾したほうが
ヽヽ' {/ /ニﾆミ､ l::}≠矛/_ﾉ リV/////// 77 ＼_
＿＞-､_, _ ='＿ }-‐-､ ∨/////} l//＼ } 全体の取れ高は増える？
／￣_｀ヽ ＼ヽヽ､メ ／二二 ∨ ,ｲ ヽ ヽ｀∨---∧ ∨//∧
/／´ ヽ ', ﾞ､ ﾞ ,＞ ､ ー―‐ '´,イ ヽ ヽ l ∨////> ／ l じゃあ新規開墾を優先すべきなのかな。
〃 ∨! l l ﾄ､ ≧ー ≦lヾ､ ﾞ､ ／! ｀ー―‐ ′ |
| ､!＿_|__|_! ｀ー- V- ／:.:ヽ__／l:.:.:.l ゝ､__ /
〉 ヽ:.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.:/l.:.:.:/／:.:.:.:l＿＿＿,..-- '''´
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） | 効率から言えばそうだが、今でてきた原因はどれも仮説だろ？
. | （__人__） .|
| . '´ｎ｀' .ﾉ 確認しないことにはずっと仮説のままになっちまう。
.ヽ . | | }
ヽ.. ﾉ .ュノ
/ { ..ﾆj､
|. | "ﾂ ＼
|. | .l |ヽ、二⌒)
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ pH調整と同じで、
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 畑の地番1と5をモデルにかさ上げと日当たり良化を試してみて効果があればよし、
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | 将来的に手が余ったら耕地改良していく根拠にすればいいお。
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
ヽ:::::::::::::::::::｀` ､ヽ::｀ヽ
＞::::::::::::::::::::::::＼::::::::＼
イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}/}
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ::::::: /:::|
. .-=ミ７"::::::::／::::::/:::::::::::::::::::::＼ ::::::: |
. .ｲr:::::::::r_､::::::ﾊ::::::{:::::::::::::::::::ハ::::/ｲ 仮説検証ってヤツでしたっけ？
. {::::::::::ﾚ::::::/-}::::::∨:::〕iト､:ィ::}:::::/
. ヽ:::::ｲ:::: /｀入::､:::∨ﾆ／＾刈:::/ ＿ 筋道立てて考えるのはなかなか慣れないっすねえ。
. ,.斗Ｙi:{:::::{〈 {jＹ＼{イ {j Ｙ/i:i:i:i:i:i:＼＿
.イi:i:i:i:i:i:i/＼込 ー j! ー 小厶i:i:i:i:i:i:ゝ─丐ミ､
../i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/ヘ r ‐‐ﾍ ｲ }ii:i:i/〉i:i:i:i:i:i:i:／i:i:i:i:i:＼
. {i:i:i:iλi:i:i:＼(〕j∧ ＞ ‐ ＜ノ ﾘｉ:〈/､i:i:i:i:i: /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉヽ
. |i:i:i:i:i:i:＼i:i:∧/l ∧ ＼ ／ ﾊ}^i:i:i:i＼i: j{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: ∧
. |i:i:i:i:i:i:〕___〈 i:ｉ:ｉ| ∧__／ }｀ヽ/ |i:i:i:i:i:i:/__j{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （＜） ＼ 結果がわかるのは数年後でも、
| ___'___ |
＼ ｀ ｎ´ ,／ やってしまえば頭から抜いてほかの事に集中できます。
／ | | ＼
.. ﾉ .ュ
{ ..ﾆj
. | "ﾂ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
.| （ ●）（● ） |
.| （__人__） │ いつまでもToDoリスト残り続けるのってストレスだもんな。
| ｀⌒ ´ |
.| |
r､ r､ヽ /
ヽヾ 三 |:l1.ヽ /
＼>ヽ |｀ ｝ > <
ﾍ lノ `'ｿ ヽ
/´ /,1 | |
＼ ノ .｜ | |
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼
／（ ─）／)（─）＼
／::::::⌒／／／)⌒::::: ＼
| ／,.=ﾞ''"／ | こまけぇことが気になるお……
＼. i f ,.r='"-‐'つ ／
／ ｉ _,.-‐'~ ＼
.. i ,二ﾆ⊃
.
｀丶 、 ＼ ／ ,. ' ´
｀丶 、 ＼ ／ ,. ' ´
｀丶 、 ＼ ／ ,. ' ´
｀丶 、ニニニニニニニニニニニニ ,. ' ´
i |!!| |!!| i
i |!!| |!!| i
┌┐┌┐┌┐┌┐
r､fi ,. '――――――――――- ..,, / 7 ＿
ri' i fi'i ,. ' ´ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ丶、゛'' ..,/ / rヽ
rｰi fi'´i ,. ' ´ ,. '´i／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼i ﾞ丶、 ゛'' ./ / /￣7
ii i ,. ' ´ ,. '´i ／ ＼i ﾞ丶、 ゛''/ ../
ii ,. ' ´ ＞. ｀:¨: ￣＞ミ ＼ ﾞ丶、 ゛'' ..,,
,. ' ´ ／:~: . : . : ヽ: ヽ. ! . ヽ ＼i ﾞ丶、
,. '. /: ./!:l: . : . : . ',: .ヽ!: . : ', ＼ ﾞ丶
... /: ./ |:.!:|//!: . : l: . :.l: . : .l￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＝======= ｲ!: 7ﾆj:.l:/ｲ:.|: |: .:|: . :|: . :.:| .==============================================＝＝
||: 代㍉/ .ﾆト:l､,:.!:.:.:.|: . :/
!: l ¨, '弋㍉',!:.:.:.|: .:,′ 数字と地図だけでこうも方向を示せるものとはのう。
ｲ小\､ ¨ |: . :|: .l
. l ! !\､.二. ＜l: . /:.:.| 農耕はお三方に負けぬと思っておったが、自信をなくすでありんす。
/ |:| \､＿＿＿./: / ヽ:l
. , l:ｌ .|, ／/: / ヽ
/ {ﾘ l!=ォ＜ /: / ',
/ ハ,ﾉｧｬ.| !:./ |
丿 ., ―くﾉー┘ !ﾉ丶 |
/イ/ 二) ｌ. |
{ { -ﾉ､ ! |
ヽr`二;´; ; ヽ , ＿＿ .|. |
／; ヽ; ; ; ヽ;-;＝; ; ; ; ;{T.! |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ でも実は、種まきと刈入れ時期決定に、確実にプラス補正をつけるホロさんだったりするんだなあ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 方向性は示せても、
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ 実際の現場作業だと０．７レンにしかなりませんけどね！
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
'./ ヽ
. j , ｉ ＿ _ ', i
. ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ´ i ｉ !
l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. _l.ハ! /,{ V ヽ l ＼ヽ! .l‐- ,
ヽ!.!ヽﾊ ｰ―' ｀￣´ } ｿ'／ 盛りすぎ。
',! 、 ｌ〉 u l : l '
. | |.､ _ .ｲ l ' 農作業なら０．５レンがいいところでしょ。
l | ＞ .´ イ. , l }
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ. ┃ ちなみに事務だと１１レン。扱うものは違うけど。
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ', ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ヽ/. `´ }: : : : : : :／
.
／￣￣＼
／ ⌒ ＼
| （● ）（● ）
|. （__人__） 役割分担ってことで勘弁してくれないか？
| ｀ ⌒´ｌ
| } ユーミルたちがいないと飯がくえなくなっちまう。
| ＿ }
,l（ ﾞ) ,ノ ）
|/ |｀ー一" |
ヽ / ヽ ノ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/{.Y V Ｙ ＿＿＿_ ＼ }--y´ヽ
ﾄ{八.| .ゝ... / ，＜´ ＞ ， ＼/ ./ 八
. ﾉ ヾ ! / ／ ＼. ＼ ／ ﾚﾍ
| .八. / / ./ i. ＼ ヽ ∨ ／ ハ
／{ ／. ,′ / ! l / l .|ヽ、 ＼＼ ハ ∨/ }
. { 八 ト{. ,′ .| | .l:!:!ﾊ /ト､ .|乂!ヾ ∧.‘， l .| Ｙ ノＹ
∨. ＼ .八＼ ＼. | | .l乂ハ{ ﾍ才云心ﾍﾘ | iﾍ / ／ヽ≦ .ﾉ
＼_／ ＼{..... ＼|∧ .iｨんﾊ 弋j孑'" ! ! |､}.イイ / !､ イ
. ｨ==..ハ ＼ .八:从ﾍ弋,ﾀ） /////// | | ／ﾚ′ ／ } ふん、まあ、そういうことにしておくのじゃ。
ゞ- / ＼ .≧.__∨ﾊﾍ＼//ヽ _＿, !j 从| /二ﾆ彡 .八
∨ ＼.. ヽ | |!＼ く ! /ｲ .| /-.イ ／ ﾊ
.} ≧=-= _＿_ﾘ |ヽ､.u ヽ-- ′u ./| .|/､_二ﾆ=≦ ﾉ
.|＼ ／从i ＞ ＿＿ イｲl .| ﾃ==≦´＿ イ
Y. ＼ ／∨八 ＞ァ':＼.二-=≦ﾊ／/ .八--､＿＿_ノ
,ｨ≧､_.＼ ＞:.´{ /:.＼ ＼∧::::::::|::::::::::::／ ./ /: : ､ ∨＿＿}
ヾ( ￣〃 .|ｲ:/ /:.＞ l ∨::::!::::::／〈／.／_ ./|ﾊ. ∨＿Ｙ
{{ /: |:/ /: ((⌒Y ヾ-≦ ,.<／z〃/ .|:八} ` ＜
八 /: / ﾊ://ヾ ∧ ／ /.V |ヽ:/: :. : :
.
___ .r～f^ヽ_ __
, ィフ'´r‐く ゝ ┴'‐く＾X⌒ヾ:､
/,.ｙﾍ. rく>'´ . ‐ｧｧ=x. Y^> ｀
K/ヽ v',ｨjj´ ､ // //∧!ﾊ
くﾊ Y 〃z≦x'.ｲ//｝ } }}
_.. -‐〈 !､Ｖ^| i {l {ir' ,ハ/// /〃
}二ニ=-‐=ニ}`ｰ ´／｀いヽ| i |!/!7!/! 必ｲ′
. .ゝ-イ ／ﾊ/｀| i | .ｨ‐ ､,{ｸ! ′ ……肩身が狭ーい。
. ／.′ ｀ﾌ‐y´￣￣｀ヽ（__j／.ｲ l
. .／／ ／ .:/ ..:.:.:::::ﾄ-‐ ´ | i|
. .く／ ／ .:／ ..:.:.:.::::::::|夂 | ｌ|
. ／ .:.::〈 r― - 、.:.:::::::|､｀ヾ> :| ﾘ
.. 〈 .::.:::::::.∨--- ､ ヽ::::::::!､ゝ､ レ′
. xヘ.:.:::::::../ ￣ ｀ヽﾝ_}_／.::.＼ ヽ
. く.＼ ＼::/ /;:;:;:::::.:.:.:.:. Y
. .／ ＼＼〃 - ､/;:;:;:::::::.:.:.:.: 丿
／ ／´〈 ヽ.::::::.:.:.:.: /
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （＞） （＜） ＼
. | （__人__） | 役割分担だからっ！
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
.
そ二三二二てそ二三二二...そ二三二二.そ二三二二てそ二三二二.そ二三二二て
/ / /. / /. / |
. | :::.| :.| .| :::.| .| ::::|
|. そ二三二二てそ二三二二...そ二三二二.そ二三二二てそ二三二二.そ二三二二て
|. / / /. / /. / |
|. .| :::.| :.| .| :::.| .| ::::|
|. | ::::| ::|. | ::::|. | :::::|
ヽ､.....| ::.|. |. | ::.| | ::::::|
. | ::| :|. | ::|. | ::::::|
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...ﾞ! ヽ ＼＿. ヽ､＿＿＿＿ ヽ､＿＿＿. ヽ､＿＿＿＿＿ノ
....! ヽ ヾ､` ､, ´￣｀丶、
....! l､ l Aヽ ', 丶、 ＼
. l .l､ l l i, 」.! ! ＼ l .!＼ ＼‐- 、
..ﾞィ i l l .l ﾘ-ｻﾚ.l !l ./l ヽ_ ! l ＼ `‐- 、
.....l l .! l. ,l , .!ﾘ', ..「 , ィ7`'/' ヽﾚ′ヽ｀＞'´ l ＼ ヽ
!∧ ﾚ! ハ ､ lヽ l ヽ!＜」少 ,ｨ ヽ `‐- 、 ノ
. /′ヽ. ', /ニ', lヽ ヽ N ヾ '´ ヽ ヽ ｀ ´ お三方と出会ってから２年近くが過ぎたのに
. ヽ. ∨､ 、 辷ヽl.＼! ／ ＼
ヽﾄ､ ＼ｰ-- ` / ` 驚かされてばかりだよ。
. ヽ! `ーｒ-､ , -‐ !
. /! , Ｎ lヽ イ――--､ /⌒ヽィヽ 今年の収穫は来年用の種籾に回していいのかな？
. l｀‐- ﾘ､Ｎ. !. ＞. 、 , , , i i i j､ i ヽ i /
. /l､ ｀ ‐- 、 ￣ .7ｰ- ＜:.:.ヽ. l. ! / ｀ー-‐ ´ ／
. /:.ヽ` 丶` ‐- ,_/ ／.:.:.:.:.ヽ. l l / ／ ＞ 、 .／
/:.:.:.:.:＼ ＼ ｀>爪ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ. ! l / .／ /
/:.:.:.:.:.:.::.:.:.‐- 、 ヽ ／ l レ ヽ:.:.:.:.:.:.:.ヽ! l /. ／ .／ .／
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ー- ＿ _ `´＿ Ｋ,ﾉ. ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ. l / ／ ／ , '´
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､‐- 、＿ ＿ 」_ ヽ:.:.:.:.:.:.:ヾ ./.／ ／ __ -‐ ´
. ﾚ'￣` ‐-:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶 ／ ヽ ヽ:.:.:.:.:.:.:.ヽ/ ´ ／ -‐''´
. / / ｀丶､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀丶、 才、 ',:.:.:.:.:.:.:.l' ／'´
...ﾞ/ ./ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀丶、 ヽ !:.:.:.:.:.:.:lイ'
.
＿＿＿
／ ＼
／- ヽ ＼
／（●） （● ） ヽ 種籾には比較的実りの良かった畑のものを使いたいですね。
| _´___ |
＼ ／ もちろん、風選別で優だったほう。
/ ＼
|￣￣￣￣|~| |
. | | .|-、 ﾉ |
. （つ .|と ￣” ﾉ
. /: : : : :/{:: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i
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|: :.爪 {/,心 ￣__,Lノ＼ ヽ : :|: : : : : : : : : : : : ::,′
| : : } 夊シ ７''乍ミｋ,, ﾟ｡: |: : : : : : : : : : : : ,′
l : i { ヽヽヽ {////心、Ⅵ: : : : : : : : : : :.:,′
| : :}:: / 夊辷 シ }》 |: : : : : : :i: : : ::,′ 実りのよかった種籾を残す理屈はわかるが、
|／|∧ ヽ ‐''´ : : : : : : ::|: : :.:{
. / i|: : ::. ヽヽヽヽ , |: : : : : : 八: : { 100石程度、風選別で優だったものは
.} l|: : :iﾑ 丶 _ イ ﾒ: : : : : /: : : : {
} ヘ|: : :| ﾟ｡ ｀ ￣ _ '´ /: : : : : /: : : : : { 全て種籾にするしかないでありんすよ。
. } r |: : :l {｀ …=＝ニ /: : : : : / ＼: : : :{
. / .|: : :| ヽ } /: : : : : / ＼: ::.
. . / |: : :| ＼ ／/: : : : : / ＼ ヽ{
} |: : :l ｀¨¨¨¨¨¨¨¨´ /: : : : : / ＼. ＼
. / .|: : :| /: : : : : / ≠⌒¨¨¨¨}
.
＿＿
／ノ ヽ＼
／.（○）（○）＼
|. u. （__人__） | あー、そういえばそうか。
. | |
| | 食べる分は繰越と外からの仕入れ分でまだ賄えるから、全部取り置きで頼むだろ。
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ
| |
| . |
＿＿/ /´ ､. ヽ ＼/ ｨ≦三ヽー=ﾐ
_{≧=-/ / ハ ﾄ､.､ ハ´ ,ｨ≦´￣￣ }
{￣￣./ / / { }､ 斗 } ﾄ }ヾ}_／ _ｨ=イ=ｧ
.八＿.〈 / ﾊ .{ヾ|､ { |ﾊ イ心.} .|´ / ィ≦￣￣／
/ ＞{/八 l.ｨ心l|.ヾ! ﾘ Vツ | .l.ｲﾊ≦ /
￣7ニ〈三ﾆ|ﾊ. ヾ{ V:〉 ´ 从 ﾘ○｀ ＜三三彡 わかったのじゃー。
＼ {≧ｲ .K:V{lヾ＼ ' ＿ ./} ./ノ|:＼ ＼＼}.7
≧=〈 ＞ ヾ{l込. .ゝ .ﾉ ／/ｲ/.|: : :} -=彡ｲ＼
{{. V彡イ ﾊ ﾉ ﾉ .≧- _ｲ// ./ |: : :| Y: : Y〉
ヾ彡≦´〈/ / .／: :,ｨｆ〉-{ {./ !:. :.| |: : :/
ゞ=彡ｲ ゞ Y ./: :/|/＼/ヾ V: :! .|: :/ .ィzz.ｧ
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/ /: :/ .ﾄ､ ./ ＼ィ´￣￣_7ｨ／ |{
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
■養蜂について――――――――――――――─――――――――――――――――――
ミツバチは半径２kmくらいの範囲から蜜を集める。
現代日本の場合で、下記のような草木を必要とする。蜜をとれる花が通年あると嬉しい。
春 ： イヌノフグリ、梅、椿、ヒサカキ、タンポポ、桜、菜種、レンゲ、ニセアカシア、ミカン
夏 ： 柿、クロガネモチ、ソヨゴ、栗、トチ、リョウブ、ナツハゼ、ウリ類、ヒマワリ､蕎麦
秋 ： コスモス、ハギ、クズ、セイタカアワダチソウ
冬 ： ビワ
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――
-━-
.:::´ :::..、
/ ..:::::::: :::::..
,. / ト、 ヽ:::..
|: : : 】 i i |《》ﾊ i } 【 i ここで養蜂は、教会・修道院の誇る各種技術のひとつ。
|: : i |え≧xﾘ ﾉjxfうﾙｲ :|
く⌒ り て:ｿ` ｲ~;ｱﾊ}⌒フ 冬はどうしようもないが、
|＞ﾆ､_｀¨ ¨´ ｧイ!
,ｍf 'し)|ﾍ r__ｦ ｲ|: : ! 牧草として育てたレンゲ草や果樹園として育成中の栗林など
fｕＪU´_つ|个 _ イ|i : |: : i
r-弋__ ノ-vヘ! ﾄﾙ 少 ┴- 、 養蜂家とはそれなりに良好な関係を築けそうである。
_/.__/ 「 ＼i＼ ' 〉｝ ﾉ ＼
｛r-7 ﾄ、:... ）八＾ーvr' /＼/ 〈
ヽ/ !ヽy／ /＾⌒ﾌぃ＾ Ｙ::. |_
/ ! ｝A／ 〉＿／ {. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
{ ﾉ／》/, ム__ イ＾ ┃ イソノー、現代式の巣箱で分蜂（巣分け）を手に入れようぜー。
ー' ⌒7///::... ::.. ノ} |..... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■数の概念と、小数点――――――――――――――─――――――――――――――――――
■「2日の2と2匹のキジの2が同じ2であることに気付くまでには限りない年月が必要だった」
（イギリス・数理哲学者ラッセル）
■ヨーロッパにおける小数点
（古代エジプト『リンド･パピルス』分数の計算が記載）
1492年発行 ペリツァティ著の算術書に使用例
1585年 シモン・ステヴィン（オランダ？・数学者）『十進法』で十進数による小数の理論を提唱
16～17世紀 ヨスト・ビュルギ、小数点を広める？
17世紀 ジョン・ネイピア、整数部分と小数部分の間に小数点を書く方法を紹介
※小数点、日本だと「．」ですが、欧州では「，」表記
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
_ -=＜__￣¨＞
／⌒ ＼
/ ＼ ヽ
'＿/ / / ｨ{ i ヽ 1から100までの数字を言えても
/ ｀7 / /〈ﾏ 〉|! |! 『 |i
/ /|｛ ,ｒフ）｢ }Ｘ＾ヾ、八| ﾄ 乂{ 100個のものを数えられるわけではないことが確認されている。
{/ 少´,/ /‐|-ﾄ ( ＼＼｣ j| yＬ___〉
j／ /∠≧ﾐﾒ、::＼ ＼＼｝从くうア 数概念は本当に難しい。
/ Ｙ｛f´ゝ｀='´,､:::::::::＼｀ ＼ｒイ＾i｝
/ / ﾑ_ ;::::::::::::_〉 V 人 _＿ 小数の取り扱いなど、あくまでヨーロッパでの話とする。
/ ノ __二つ ⊂二__ Vﾊ） ） ｀ヽ
/ __／フ＾介 、 -=- ,ｲ＼ ∨ ／ ｝
_/ r'厂ゞ彡く:| ＞ __ ＜{ し∧ V _ ＼
f７ ハ ｛( | | ｛ Ｙ「/∧ ∨ __,イ＾ 〉
｛/ ∧ 〉 Ｙ 人| トｖ __んｿ/,∧ ∨￣ | ｛
.
■データの見える化（グラフ）――――――――――――――─――――――――――――――――――――――
棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、レーダーチャート、ヒートマップ、散布図、積み上げ棒グラフ、面グラフなどなど。
14世紀 ニコル・オレーム（フランス）
運動論＝運動をグラフで表示（横軸を時間・縦軸を速度）
1786年 ウィリアム・プレイフェア（スコットランド）『The Commercial and Political Atlas』（商業と政治の図解）
はじめて棒グラフが採用される
1833年 ジョン・ハーシェルの論文
2変数間の比較をする散布図（相関図）のアイディア
――――――――――――――─――――――――――――――――――――――――――――――――――
-━- .
／:::.. ..:::＼
, ′ ヽ ，
ｲ ¨】 ｉ} トv } 【¨i ｝ 内容を簡潔にわかりやすく「伝える」技術、データ表現は
, 'i| ｉ|メＡzｉ}《》 ﾉＡくｉ} ! ｝
{Ｋ＾外Ｙﾋﾝ! jｲﾋﾝY ＾＞ 上記1786年の棒グラフを嚆矢に1800年以降急速に発展を遂げる。
｀刈 ¨´ ， ¨｀ ｒ爪 {
｛iハ. _ _ /ｿ:| ゝヽ
｛| ｊ }ト _ イ{|（.:| i｝|〉) なお、クリミアの天使(?)ことナイチンゲール女史が
__少ｒ"ｊ ﾄﾞし┴|: |く′
／ (く 〉ﾉ ﾊ} ＼ 1858年に鶏頭図と呼ばれる円グラフの一種を考案したとされるが、
/｀ ヽｖ 〕＞=ｖ r＜〔7 i| } ヽ
｝ ｿ／ /A ＼/ｲ: ｉ／ ｛ もっと早い段階で別人が使用しており多分誤り。
/ ｀Y V{ｉ | 〉
〈ヽ._＿ ｨ｛ ﾘＬj_＿_/〈_
ミ_＿ 八､ ノ人ヽ ＿ ﾉ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ｢i:∨ ｢ヽ 彡くｿｲ⌒)} ｢l|. ┃ 偉人に功績全部盛りみたいなものですかねえ。
| |:i｝ ! ｀ V::| ′|人. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────┐
│■相関図（因果関係の散布図） │
-=ﾍ v‐- .._......│ ２つの量の間の相関関係を表す図。 │
..:::::::::::.. ..:::.│ ２つの量を縦軸と横軸にとり、対応する量を座標上に点で表す。 . │
／..::::;´ .:::.. └────────────────────────────┘
, ′,..:::: .::: ::. :.. ::..
/:::::/ .: .::|ﾇvﾐi; :::: :::::.、 i
__｛ :i i .:: !jÅ ! : i i }__, |
i:..¨】 :i :| | :i |《。〉| i:. | | 【¨ ! pH判定用のムラサキキャベツは「あくまで異世界（ｒｙ」。
_|:::::i ﾚ| -|ｰ ナﾘ | ∨ | 十ﾙー |i-i｝ .:
-f‐‐┴┤ﾄ|,z=ミ、jﾉ jトjｧ=ミメ ﾘー┴‐‐,
｀ト､ ⌒人!Ｙ うﾟ:ﾊ ﾉｨ＾うﾟ:ハ ∨⌒,ィ＾｢ 相関分析では縦横軸にとる要素の見極めが重要。
} ｝ 个ｰj! `¨´ `¨´ ,zrくi | ,!､{
| ,i j _ム .; /）} y j _j ! 要素同士、グラフや数字は相関しているようにみえて
| ヽ ヽ -‐- ｲ V i!
八 ＼ }:.. ` ィi|} } / il 実は無関係だった、などということもあるので注意。
/ l |i:. ﾉ|i=- _,. ´ |:l{ ′ノ|i
i:. ! |il〉 ｲi!l |iハ イ|i:ﾉ:|
{l;, ┴く7 !ﾂ 八ﾙ｝ |彡ん～=へ
／ / | _ノ:｀! いﾘ ＼
/ へ/ |＼＿‐- r‐ ／／＾ | ∨ _ノ ヽ
/, / |＾＼__`ー-'＾ノ∠ _ノ! V厂 ｲ
／/ / | んヱろ）￣ l V ｛.. ┏━━━━━━━━━━━━━┓
《 へ、__ノ | ノぃ::. l 丶 _＿》. ┃ 第３ファクターがぁ……
＼ / / | ! ヽｰ'~i_ノ ┗━━━━━━━━━━━━━▼
/ { | .: | ｝ |
（ ﾉ 八 /∧ ﾉ
.
. . -‐= ﾆミ､
／: : . . . . . : : : : : : ｀.＼
/ ｀:::.、 ,
,/::::;.. ヽ ＼___。:. . i
／__/ ,∧i :. i:. ∀ﾟ: :. : !
/ 《 ]| j::. 《ﾟ｡{| i | ／ } }i: : i 数字を取り扱う際は、目的に沿うか事実かどうかに注意。
ﾉｲ| i:::{ ,ｲ|zi {V八j| ィﾑ芍ﾐ､,廴}＞--一ｧ
ﾚﾄ人;| /斗りﾐﾒ、 ､ィ＾rJソ 》 トvr‐' ノ
く⌒ソﾄ 《＾rJ ﾊ `~｀ﾞ ｿく ／l 数を売る商品を作るときに平均所得を見ても意味がないように
＼ Ｙ `~´ ルイ´ il
了ハ ’ /|: :!: . ﾊ 数字は正しいが意味はないケースや
ｲ: :∧ .、 -‐ ,.ｲ:::{: :|: . . i!
!: ' ;个:.. ／ |i:::}: :i: ! i | そもそも数字が正しいかどうかもわからないケースもある。
八 i: :|:::i::〕＞- ´ ト仏:i: |: |人
i :|: :! ｣;_| しへ乂:::|;::: ）
＿| :|_r7／! ﾉ 厂￣フニ- 、
／ |ｿ「/（ ／ｸ ｀＼
／ ノj人Ｙへrz_,､__ｭr～く彳' / ｝
/ へ ／⌒ /Aﾍ、 ﾞ＼ ／ / ｲ
｝ ∨ 〈/＾＼〉 ＼ , ／ |
｛ / ∨／ i
∧ / Ｙ ＿＿ュｲ!
〈 ＼_〈 v } ／ ＿__, 〉
＼ Ｙ ｲ ／￣ |／
!＼人 ハヽ ノ／ ! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
l ｀¨}＼ ／ {::i |. ┃ 数字はただの記号、嘘をつくのは人間です。
ﾞ ＼ ヽ ＜ ｝ﾄ |. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────────────┐
│■統計学（推計統計学） │
│ バラツキのあるデータから、数値上の性質や規則性あるいは不規則性を見いだす学問。 ...│
│ 学問としての統計学の誕生は14世紀～19世紀の間で、確率（論）との出会いがエポック。 ...│
│ 17世紀 ジョン・グラント（イギリス・商人）、推計統計学の基礎 │
│ 友人のペティと協力し、教会の資料をもとに『死亡統計表』を作成。 │
└────────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────────────────┐
│■確率論（古典的確率論） │
│ 不確定な偶然現象について、何が起こるのかの可能性それぞれの「確からしさ」を研究する学問。 . │
│ 学問としては16世紀～17世紀にかけて始まったとされる。 │
│ 16世紀 ジェロラモ・カルダーノ（イタリア）『さいころあそびについて』1560年代執筆、出版は1663年 . │
│ 1814年 ピエール＝シモン・ラプラス（フランス）『確率の哲学的試論』 │
└──────────────────────────────────────────┘
-‐─=‐- 、
,｡ . . . : : : : : : : : : : : ﾉヽ
∠ : : : : : : : : : : : : : : く
. . : : : : ヽ ｀:､
/ ７ ＼
j__/ / ∧,、ヽ ＼ ＼___。:. l
《 ]| , / i l|《ﾟ｡{i ﾄ＼ ＼ ∀ﾟ: : |
i`{ |_ム__|_z| V八 |斗㌦=‐ﾟv ｝ : : | 人口調査はそれこそ紀元前からあるとか、
| i{ ﾊ /ィ斤ﾐ、 ヽjィキ芍ﾐ､ ｿl| i ｝ !
ﾚト人{ 《 {:rﾘ` ノ {::ｒﾂ 》 ナ ｢厂ア 卜占も古代レベルの確率論だとか、
く＾‐ﾘＹ `¨ ^ `¨ Vムｿ ／ |
｀ｰ-ハ ‘ ir-=イ: : : i 概念の根っこは辿ろうと思えば辿れてしまうが
｢ :i :.:.:. 。/´i ｲ|: : : |: : : |
|: :| {: :i＼ | ,! ／＾i|: : : :!: : i | 現代科学は西洋基準なので割り切ろう。
|: :| |: :l: :个rｭ } V＾～､ !|: : : :|: : | |
＿| i ! }: :|___|_{ V ﾉ ﾍ ｝ トへく_: : | |
/ 广リ ｢￣7／! ヽ｛_ 4 j / ） ￣￣ミヽ
／ / 人ﾄ 〈〈 ＼ フ /_/／ 〉＼
〉 └`=-＾＼ ＼ / l
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 確率論をやりだすと、当然の前提として集合を扱うなど高等数学の世界は誰でもWelcom。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────┐
│■「36パーセントの子供は６歳までに死ぬ」 .│
└────────────────────┘
┌──────────────────────────────────┐
│■「ギャンブラーにとっては、全くギャンブルをしないことが最大の利益となる」 ....│
└──────────────────────────────────┘
-‐ v:::::..
..::::::.... ..:::::::::::ヽ
／ ::::::::::ｧ:::::::::::::::
´ i
, ′ i ,:ィ i ヽ !
/ ／ /| 《｡｝:. i | i l|__
i / / ,/ ﾊ /`八 | | | |｢≫:::::::
| , ' | ≧ミﾒ､ |ー ナ ‐ト :|｢¨ i:::: |
ﾄﾚ| | ! | 灯う jノィテ≧ミメ ∨ |;;＿!＿__ 上はジョン・グラント、推計統計学より。
! j人|^|＾1 !rJ） ｛ rＪ }ｱ 厂ﾘ-一' ／
|ﾍ i ゞ ゞ ノ ノﾉく ｡ ﾟ 「32％が５歳を迎えられた」孤児院よりはマシではある。
! ﾟ ‘ ィＴ爪 ｉ （第33回参照）
ヽ ヽ_ = /:::! |::|.. ﾟ｡
! ...::::|＼ ／ｉ::::| |::|.. ! 下はジェロラモ・カルダーノ。
「 ヽ、|r ヽ:::|::::|ｉ＞-=ﾆ トｖｭｉ::! l
,～j ∨｝ ｝|zへ三| ﾊへ | ギャンブラーを極めると数学者か詐欺師になるらしい。
r┘ V | | |⌒| ノリ ミ、
j | | | r- ／／ _ﾆミ
人 ﾉ ＼＼_ v / ／ ＼
／ ＼、 八 ゝﾆひ2彡く ／ ＼
/ ＼ ＼ /Aﾍ ＼ ／ ＼
ｨ＾。 ＼ ＼//ﾟ 〉〉 / ／ 〈 i. ┏━━━━━━━━━┓
＼＼ ＼ ＼ ＼.// Ｙ ＼、. ┃ トリビアで〆！
＼＞ __ ∨ ＼ ＼ ｝ ／∧｝ ┗━━━━━━━━━▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
┌──────┐
│ │
│ │
│ │
└──────┘
┌────┐
│ │
│ │
└────┘
┌───┐
│ │
└───┘
.
￣￣”””““ /'''''':--.,,,,_ _r==ﾆﾆ;''''''':--.,,_ _ -= ￣ |: :│
￣￣ ＿＿ ﾆ. ,!::i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'y"'´: ; : : : :`:;r-'''''ヽ`.､￣ﾞ|¨厂l __,,. ┬… T￣ |: : |
￣￣|（ フリ ）|...... ,!::::::::::::::::::::;/;':/: / /:/:/i,: :／!: : : :'i,:'i,_,,,,,,,,,,,,___.| | | || | : :|´`Y
＿＿|..￣￣ ||＿ . i;:::::::::::::::::;E/:,!: ,i: ;i ;i: ;!ヾv;,;,;i:!: i i:i :! i;;;;;;;;;;;;;;;;;;￣;! . | | || ｌ : :lゝノ
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]]]]]|| |].` ｰ-- l||..ﾞi:::;;::::;;;;;;;;iﾖi : :ii,r-,-.,,i_! !;i :;i:,i:.!: !ヨ:::::::::::::::::::::;! . 二二二二二{ :|
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=ﾆﾆ「」──l￣||....／::::::::i :! : :.!ヽ、 '' ,ｲ: :.!` ヾ;;;;;;;;;;;;;;;i. :||]]]]]]]||]]（ フリ ）
: トミx|ﾆﾆﾆ|__.／::::::::::::::i :.i: : :i::::i:`i､ ^ _, '`i: : .i-:'´i;::ヽ、 . ￣| :||]]]]]]]||]]]￣￣....
｀┴」｀`lニ...／::::::;;;;::::::;;;i': :i : :.i'''''''ﾉ ` ー－i´;;;;;_:;!: :.,!i: : : i;::::::`､ | :||]]]]]]]||]]]]]]||_￣ |ＴＴ
＼ ｀`┴／:::::;;;;;;;:::::;;;;;;!: ;,r! : :!;;::く _,,!-'"::;i: : ;!::i: :'; :'i;::::::::`､. :||]]]]]]]||]]]]]]||_￣ |:|:|:
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` | ` -､;;;;;;;;:::::;;;;;r'"::::::::::::'i,:i:::;;;＞-H-＜'''''''":;!': :,!::`､!: : ', i;:::;;;;:::::::'i,ﾞ:|‐:l￣|¨ゝ___ゝ‐:|二二
､ | | ヾ;;::::::;;;r'::::::::::::::::::::ヽi,⊆フ∧ヾ⊇,!:::::::i; ;/::::::::`､: :ii,!:::::;;;;;;::::::'i,..ﾞ:|ー|:::::」|─ー|＿,.--
￣「￣.| ヾ;;;;/::::::::::::::::::::::::::::::;;;//;!: :'i,'i;:::::::::::::ﾚ':::::::::::;;;;;'i/;;;:::::::;;;;;;;;:::::'i,-- 廴_ゝーr‐:| /: : :
| }::::.ﾝ::::::::::::::::;::::::::::;r" ヾ!●i"''''ヾ;::::::::::::::::::::::::;;;;'i;;;:::::::::;;;;;;;;;;;;;i.二二┬─_l__|':_:_: : :
＼ /:::::::::::::::::::;::::::::::i, ,!,;,;,i, ,!:::::::::::::::::::::::;;;;;;;i;;;;;;;;;;／´ﾞＴt=ト￣￣＿,,.. -‐｀`
､. /::::::::::::::::::::::;;;:::::::::`:--;!:::●`i--:'::::::::::::::;;;;;'::::::::;;;;;;;i,ﾞ:| | : |::|::|:|:|::ト ｀`'|| _,,.. -
: :＼.. /:::::::::::::::::::::::::;;;;;::::::::::::::;!:::::::::::::i::::::::::::::::::::;;,'::::::::::::;;;;;;;i, | : |::|::|:|:|::ト ｀`'|| :|:|¨|.Ｔｭ
¨￣|ﾍ... /::;;;;;::::::::::::::::::::::;;;;::::::::::::;!::::::●::::i:::::::::::::::;;;;;':::::::::::::::;;;;;;;;i,.. ┴Ｌ|:|:|::ト ｀`'|| :|:|: | |:::
: : : | ﾍ./;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::;;;;;:::::::::;!:::::::::::::::::i;:::::::::::;;;;;':::::::::::::::::::;;;;;;;;i,... ＞ ≧s｡.,｀`'|| :|:|: | |:::
¨¨~~ﾞ..ﾞ/;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::;;;;;;:::::;!::::::::::::::::::::i,::::::::;;;;';'::::::::::::::::::::;;;;;;;;;i,.ﾞ⌒ ｀`'ー=￢|:|: | |:::
: : :.ﾞ/;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::;;;;;;:::;!::::::::::●:::::::i;:::;;;;;';;'::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;i,.｡`'＜ ＿ `弌| |:::
: : :.ﾞ` - ;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::;;;;;::;!:::::::::::::::;::::::::i;:;;;';;;:::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;i, ≧s｡ -=ﾆ¨￣ `弌
''''!-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::●;::;::::::i;;;;;::::::::::::::::::;;;;;;;;r--''"
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r:::::､ ＿
r:::::::::::ミ´::::::::::ヽ
{:::::::::ﾐ::::::::ヾ:::::::::ヽ
ﾉ:::::::Yﾍ::::､::::j:::::::::::::)
（:ﾊ:::::( j:::::}::::}:::::::::::::ゝ そっかあ、３人とも出払ってるのか。
〈::ｨ::,ｨ ヾNゝﾐ::::::::::从
ﾈjfｦ ( fｦYﾊ ^〉/ 収穫直後だもんな、無理もない。
ヽ r <__
＼ﾏﾕ ／ .／:::ゝｰ､＿
/.:.:.:ゝﾍ__／::／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ､
|.:.:.:.:.:.:|l|.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
|.:.:f.:.:.:ﾞ{l{;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
|.:.:ﾍ.:.:.:.ﾞﾐx:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:)
. ＼///） ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
. )/,∧. ' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
. ∠ //八 / : : : : : : /: : : :/.} : : : : : : : : : : : : : : : : ',
. ｀ヽ/ヽ､./ : : : : : : /:-‐-/_ |: : : :/i : : : : : : : : : : : : i
/＞-/i : : : : : :/ : : : :i. |: : :/ .| : : : : : : : : : : : : |
/: |/l : : : :i/≠心ミ |: :/ | -‐- ､ / : : : : : :|
/ : :/ ! : : : | だ爿 !/ ! : : : : /.: .: .: : : :.|
'.: : /: :|/ : :.ｉ. 乂沙 .ミX、∠ : : : : : : : :|
／.: : : ': : : :＼ :ヽ. だ圷ﾐ、! : : : : :!77ヽ ＿ ,､
. ／ : : : : :i : : : : :.′￣ , 弋 少 ﾉ.: : : : :.!＼//////ゝ､
. ／.: : : : : : :.| : : : : : ､ ｀ ´／. : : : : :.ﾉ : i ヾ⌒ヽ///,＼
. ／:／￣￣￣人 : : : :.|ヘ 丶 .∠.:_: : : : :／.: : :| ￣ ｀ヽ＼
. ／: ,.' ／//,ヽ : : |ﾉ ヽ ＿＿ イ／ : : :／.: .: .: .:|
. ／ : _/ ///// ', : :! /､ : : | : : ´/￣.: .: : : : : : :i お急ぎならどなたか捕まえてきますよ？
...ﾞ' : :／ ///// .}: :|､ ／ 〉77i : : : i : : : : : : : : : : : ,
.ﾞ: ／ ／//// ／i! :|-､-‐´ .////| : : : ! : : : : : : : : : : : :＼
.ﾞ´∨ ., '//////７´ |! :!. ハ ./////| : : :.|.: .: : : : : : :| : : : : : :ヽ
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┃ 水車建設とか、耕地改良テストケースとか、素直に開墾とか。やること山積みは変わらずなのです。
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/:::::,::::::::＼:::::::::):::::::::, -´---- (::::::::::;;/ 丿::::::::ヽ::::l
/::::/::::::::::y-、:::(::::／ √c::仆 ,.l::::／ ／::::::::::::::::l::/
ヽ:::l::::::::／∧/:::∧:) ＼≦ l::lヽ ヽ:::::::::::; -:::l
|::l::::::::i i::(＼( y ヽi , --):::l´l::::::::::l
ヽ:::::::::::iゝ_l l- /／./:::::::::::l
l:::::::::::::i _ i ｀ー ./::::::::::lヽ、
ヽ:::::::::::::::l 、 rー - ＿ / ./::::::::／
l::::::::::::::l ﾍ ヽ::::. ＼ /)::iヽ:i
. 丿l::::::::::::i 、 ヽ、:::::::. ／ ／ ∨ ｀ いや、そこまで急ぐ話じゃないんで伝言を、えーと……
i:::/:::iﾍ l ﾍ ｀ __／ ／
l/ ヽl l ヽ ／｀ -ｘ、 紙を１枚くれないか？
｀- 、 l l .ヽ、 ν /__ .l
l ＼ r- ┴─┴── - 冫ヽ ノr┴─ヽ 書いたほうが確実だろ。
.l ＼.x、 ヽ ヽl rー ﾍ、
..l ヽ ｀-x ヽ .l l , - ´ ｀l
. l ヽ ｀-x__ ||| ｀l-ヽ,l _, |
l ￣￣｀ヽl ｀ ヽ、冫. l
l l ..冫 l
l | / l
l ヽ l l｀ -x
l ヽ l 人 ｀ Tヽ
l ヽ )ヽ,-, l ヽ
. l lヽ x .´ / ヽ l ヽ
.
┌──────────────────────────┐
│シタノ村、モトノ村あわせて400石までは出せるが、どうする？ . │
│ │
│当面の兵糧は足りるから金銭を確保しておきたいようだ。...ﾜｶﾒ│
└──────────────────────────┘
::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、＿_ , - ' ":::::::::＞
:::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::／
ゝ::::::::::::::::::::::|::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::／
く:::::::::::::::::::::::::::Ｖ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ :::::<
ヽ _:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::/::::{::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::ゝ
|::::: へ:/::::::::::::::::::::::::::/'|::::∧::::::::::::::::::::ﾊ ＼:::::::::::::::::::::::::::l/￣
レ::::::::.ﾚｲ:::::::::::::::::::::/ |/ ',ﾉ::::::::::::::7ｰr--＼::::::::::::::::::::::i
l::::::::::::::::.|:::::::::::::::::_,.斗七"´ ',:::::::::::::/ /jﾝらﾐ;,::::::::::::::::::::::,}
i::::::::::::::::.|::::r::::'"::/,.ィ=ﾃミ､` ′::::::/ ｲﾌ｀'::} } 〉::::::::::::::::/
!:::::::::::::::｜:::::::::／ｲ:::::::ﾟしﾘ ',::::/ {ﾟ::::::ﾉ 'ｲハ:::::::::::,′むう、２村の年貢分のほぼ全てですか？
ﾉ::::::::::::::::.|::::::::://弋(_ﾉ:::,ノ ∨ ｀¨´ {:::::}:::::::/
/:::::::::::::::::::::|:::::::∧ ｀¨´ ヽヽヽ}:::::|::::/ 買えるだけ買うとは思いますが、
/:::::::::l::::::::::::从::::/:::::, ヽヽヽ ＿_,r‐ 、 ｲ:::::|/
./:::::::::::.|:::::::::/:::::∨::{::::′ ＿r┴- ヽ } ／:::|::::,}i 保存しておけるのは３年くらいでしたっけ？
:::::::::::::::.i:::::::/／|:::::,ハ:::::',＞ .._ { 、￣ ﾄ:::::::::|:::,ハ
::::::::::::::.lr=／￢|::::ﾊ::::r＼ ', ﾉ / jﾉ:::::::j/:::::ﾊ
:::::::::::::〃::::,:::::::::|/::::∨ ＼ｰ-`/ ∠..＿::::::::::::::i.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
:::::::::〃:::::::＼:::::::::::::::': .7:::::{ ,.ｲ::::::::::::::｀ヽ,:::::::l ┃ 麦類の種の寿命は常温で２～３年とされています。
:::::::::{{::::::::::::::::ヽ:::::::::∧ i:::::::} / ﾄ､:::::::/:::::::}}:::::::|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ﾄ|::::|:::::::;;;;;;:::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::ヽ､
|:|:::j:::::::|ヾY''´):::::）::::::::):::::ﾊ::j
j:|:::{:::::::ヽ (::::（::(ヾ::从ミ:::ヽ
|:{:::::ヽ::::人 ）ｲｨt7ﾊﾉ/^i:::ヾ
`ﾄ(::::::j:::汽ｿ ゝ' ¨ /::/ ３年だと味も種籾としての信用もかなり落ちるが、
(''ｿヽ｀¨ , ﾊ;）
',. r-ｦ / .l) カビに気をつければ食えなくはない限度はそのくらいだな。
丶､ ￣ ／ |､
|｀==.´-一ﾞﾞ:.:t＿
＿＿＿＿＿,,-一'.:.:.:.:.:|:l:|:.:.:.r.yヽ:.:.:｀ｰ───､
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:l:|:./ / /ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ
/.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|f Y / / ,ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:) ｊ.:.:.:.:.:..::..:.:.:.:.:.:.:.:.|
´: : : : : : : :/ : :/:/ : : : :} : :｀ヽ
. ./: : : :/.: : : :/ : :/:/ ／.: /:/. : : :ﾞ,
... ＿＿___′: : :′.: .:/ : :斗匕: : :/:/i : :}: : :
... ＿＿_｀ヽﾆi : : : :i : : : ′.:/:/ : : ／{/ .!: ,ﾞ: ｉ: i
... ￣￣ ‐=ﾆ二三三L : :i : : {/: :／ ,ﾞ:ﾚ':ｉ}.:i: |
i｀ ＜ﾆﾆ≧ : : : i ^´￣ ､: : :}人{
|i: : : ｀´￣:ｉ: : : :| ' ' 八/
|i: : : : : : : :|: : : :ﾄ ー ,ｲ __ すいません、小一時間お待ちいただけますか？
|i: : : : : : :/|: : : :|__r＞ 个/ r ゝ､
|i : : : : r '‐|: : : :| /ヽ : iゝ/ / r ヽ これは急ぎ指示を仰ぐべき案件かと。
|i: : _／‐v八 : : |_/ ｀i/〉乂`ゝ/_,ﾉ
. 八 ｉ ∨ﾑ: :!ﾊー}/＼ ＼＿人
. /.: : :| ｀ー┐i___i///ヽ /
. ./.: : : :| .}ｉ￣ｉ￣￣￣￣i/ |
.
/ニ ｀ー - ＜
＞- - 、}ニニニニニニ l- ＜
＿ 」ニニニニニニ.＼ニニニ ヽニニ .∨
｀Yニニ }ニニニニﾆlﾆﾆ.＼ニニニ＼ニﾆ.|
| ,ニ/ ニニ l＼ﾆ |',ニニ.＼ニニニ',ニ l
, /ニニ./ニ / _＼l ',ﾆヽニ .＼ニニ ヽﾆヽ
//.ニニ {ニく´ } ニ}ニニ }ニﾆ｀ﾐ、丶∨
//ニ｀} ニヽニ.ﾟ. ﾉﾆ.人.ニ 人ニニ} 、.Y
.'/lﾆﾆ/ニﾆ∧ ﾆ/ くニ.〈 ＿{ニ}.ニニニ ∨
{' .{ニ{ニニ.￣＿ヽ ｀｝／ _＿} / /' }ニ .〈
｀ヽ ヽﾆく.´「￣「｀ { くｱ'L ﾉ_ヽ / }ﾆ }
人 ｛｀Y 入_ノ_ ｀ﾍ{ ￣￣ ｝' .lハ} ん、
ﾍ{ l , / .∧
∧ 〈{ /-＜ じゃあ一服しながら待たせてもらうよ。
、 _＿ ７ , }.∧{
＼ .／ }' l }' ＞- -＜
「 ヽ ／￣＼. |_／: : : : : : : _ ＞ 、
_ l / -＜ ＼: : : : : : : : :／: : : : : ∨
_ -― ＜￣: : : :「／, ＼: : : : :./: : : : : : : : :∨
＞-＜ : : : : : : : : : : : : : : : {／ , ＼: :/: : : : : : : : : : :}
,' l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ .く ￣｀ヽ. ヽ: : : : : : : : : : ∧
,': :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :47｀ 人: : : : :.＞- _ ∨: : : : : : : :∧
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爻ﾐ爻;:;:;:;:;:;:ﾐ爻ﾐ;:;:;:;:;:;:爻ﾐ...{二二二三二二二二二二二二三三=ヾ三二ﾆﾆ＼......狄彡ﾍ∨/爻ﾍi:i:∨/
ﾞミﾐ爻ﾐ:,;:;:;:;:ミﾐミ:,;:;:;:;:爻ミﾐ..ﾞﾏ三三＞'´￣￣￣￣｀ｰ＜二二二三ニV三二ニ=＼.ﾞノ⌒>xX爻⌒;:;:>∧
.. 爻ﾐミｖ;:;:ミﾐ爻ミ;:;:爻ミ爻 . ﾏ三f´ ｀ｰ＜二二三V三二三二＼ . く⌒ｿ⌒;:;:ｼシ'"
..:;爻ﾐミﾐ彡,:;ミﾐミﾝ:;.:,爻ﾐﾐﾐ爻: ﾏ_j,-‐――‐-=､_ ｀ｰ＜三V三二三三ﾆ＼......'77￣:;:/:;::ﾉ:
:;:,ミﾐ爻彡;爻ﾐﾐｿ;';';';爻ミﾐ. ／ ／ / ｀7ｰ―-=､__ ｀＜V三ﾆﾆ三三三＼ﾞ〈:;::::;;;;{:;::,ﾉ:
..ﾐ,:,ミ从ﾐ爻;:;:|ii|;:;:;:;:;:;:;:;:;｀|..,イ / , / / / ﾄ､＿ V三二三三三三ﾞxX爻爻ｼ: :
. ﾐ,xX紮紮紮紮紮紫紫ﾞ／/ /,ｨ ,イ / / , i / | i ｀ｰ＜ V三二三三三=.. 絲ﾂ√: :
絲絲絲絲狄狄狄狄.. ´ / !/i // ,イ / .,イ ,ｲ / l ﾊ i ｀ｰV三二ﾆﾆ三三.⌒´:::/: : : ::
紫紫紫紫紫紫紫紫....__ｲ ,ｲ , /ﾊ 厂i /｀ﾚi ／ // ｉ / l/ l i i ｀ﾏ三二ﾆﾆ三 ￣__j: : : :::
;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞｰi f､l //ｲ ｉ i豺ﾃﾐﾘ､ﾚ' ／￣/厂｀>r‐-l j i , i寸三ﾆﾆ三;:;.:./;'ノxX狄
...ﾞ────────..ﾞﾘ | iﾉﾑ il l ぅ:Ucj ノｨ豺zﾘﾐ､_ l ,ｲ. / / j l V三ﾆ=三 ;::{/.: :狄絲
ｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖ.ﾞi | l//l ∧､ヽ´ﾟ¨¨´ ´ ぅ:ｎ:｀)r洲_l/ / ,ｲ !i V三三=
洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲..ﾊ i' | ｉ l 个､ 〈 ゞ＝' 'ﾘ /, ' / /‐| l――――‐ こっちの畑はバケツ３杯、
卉卉卉卉卉卉卉卉卉..../ ∧ ｉ ｌ ハ 圦 ／ｲ ,ｨ /ｰ‐| |ノ´ 二 -―
: .: .: .: ,. : '..／／,ｲﾘ ,ﾘ ﾚ' /＼ ` - ／／//￣´,リ￣´i／ 隣がバケツ２杯半。
. ,､丶. . . : ､丶`. :／／／/ ,-=≦〔＼ __ ｡≦/,イ , '∠_ii l | ｉ ﾄ､.
_'＾. . : .､丶`. . .,x ／／／ ,ｲ ,:' /=二/=二/ゝ‐r‐ ≦ ＿＿'´//／＞=〕 il. l ｌ ｉ ＼ ‐ ‐ ‐ ──
...､丶`. . . .,xX..ﾞ'´／,イ // ｉ ﾚ'{ニ二{ﾆﾆ/三{:::レ―≦::_,-‐'礼ノ二三ﾆ} ﾊ l l ', ＼ ‐ ─二二
'´／ ／/ j iﾆ{二二{ﾆﾆ廴__j∠ -‐'´¨二=/,' }二三二≧=ｉ l ｌ ',
-=≦三/ ,ｨ i l圦ﾆﾆ圦三二二二三三三ﾆ{/ /＞‐'´三三=l l､ | ',
三三ノ{| ハ i |=∧ﾆﾆﾑ三三三三三三二ﾉﾚ'三三三二ﾆﾆi l=ﾑ i ',
三,イニ| l l i |//:ﾑﾆﾆﾑ二三三三二＞'{ i, }三三二二二=ﾘ三≧=､. ',
≦/ニ=| | | ﾄ､ i/:::/ﾑﾆﾆﾑ二二二ﾆ／三ヽｿ二三二二二二三三三ﾑ ',
.
゜ﾟ¨" ‐-┬‐-､:::::::::::;ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／
‐─ｧ‐…‐､{ :{￣￣￣',::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
:::::/ __ ヽ＿」.＿__ ',::::::::: |ヽ:::::::::::::{ヽ::::::::::::::::::::::-‐─ ´
:::,' / -ヽ :}l {:/‐-､￣¨ ヽ::::: |＿＼:::::::',_.＼::::::::::::::::::::｀:...
::{ , /⌒ｉ |ｌ | ,＞ ,, ＼{ ￣¨＼: ',￣＞,:::::::::::::::::::::::::....
:::'. Y { ｌｌ :l .んハ `ｰ- ＼_,' ,斗 ､ ／｀ヽ:::::::::::::::::::::__＞
:::::ヽ ＼__） !ｌ ｌ 弋zツ んﾊ // ＼:::::ｌ ￣￣￣
:::::::::＼ |:l '," ──- ゞ-' , ′ ヽ}
::::::::::::: `┬‐| ｌ ', ￣¨ ,'
:::::::::::::::::::| :|｜ ', ､__:j: / それも計算でだしたんすか？
:::: ／{/ｉ八 ｌ ｌ ' ,＿＿_, /
:￣￣¨ …┴ ＿ ヽ こ¨ / なるべく均等にまくっちゃ結構むずかしいぜ。
…‐-､ ／
＿＿＿＿＿＿ 寸≦=-…─=ミ
￣￣二ニ=- ￣￣二ニ=- ´ ＼
´￣ ／ ／ ／二二二ニニ=-＿
／ ／ ／二二二二二二ニニﾆ=-
/三三 ./ .三三三三三 ＼三三三三三 ､
|三三 /二二二二二二二 ＼三三三三ニ
＼ﾆ／: /: /: /:/:￣ -＼三三三三ﾆ
. /: /: :/: ::/: /: /}/＼{'､: :}: :＼三三三ニ
|: :|: |: i :/レ'}／ ＿_V }ｲ: ＼三三ニ
|: :|: |: ﾚ ─- x＝=z }: |:: |＼三三}
|: :|: {: | x气ﾐ 辷:ﾉ |: ::}:: }───っ ああ、バケツ１杯分のぺーはー5の土をぺーはー6にするには
: :|:. ヾ 辷ﾘ }: /::/ ＞ ' ´
-ﾆヾ{ ＼:{, ゝ }/::/- '´: |/ どのくらい量の石灰を混ぜればよいかを確かめて、
￣'|｀!ヽ フ ／{::/: :{
|: |: ＼ , ' }:{: :| 次に畑１枚分の作土をバケツ１杯分土の体積で割って……
|: |: ＞ r ＜＿＿.{: }＿＿_ !
|: /: :/-‐ ￣￣ }: { {_|＿
|/: /ゝ＿＿＿ ＞--.{: :}＞ ´ ＿_＼_
,':: :{ ＿＿ ／ ／ {: :} ／ ＼
＜| :| ／ .{: :}´ ＼
.
. / , / ,' /- ― /./､<>l l.! :. .i
' .l ' l ,! ,/ /./ ￣!-‐!| ! .|
l l i. l /l /r―- 、/ ﾉ / .! ! l ;ﾘ
| _,l/! l / .jｿ ん } /,ｲ-､! , ! ﾉ'
､-‐ .ｒ :l !' l {::::ｿ ん'ﾘ / ;/
. ｀ ‐ _‐ヽl | ￣ {::j l :/ j/ とはいっても、場所場所でわりと違うんだよね。
. l ￣! : .ｌ ' ! l
: l ! | ヽ ァ .ハl ぺーはーを確かめたのって畑１枚２箇所でしょ？
| : l l .l ／ .!
l l ｌ :. l ｀ イl .|
l ! .! .i .| T ´ ! i .|
. : l. ; ! ｌ ｌ i | l !
i ! ; ;l .! .::ヽ l ! : .|
l ,.ﾉ ハ ! . ｀ ._l. !
. l_,-if"./ ./ '.! .: ,.ｨ! ト- 、
,.イ///l / ./‐ ､ 'l -‐ // ! |///,＼
....::´::| :|::: / /:::::／ﾉ:::::::::::::::＼
／:::::::::::| :|::/ / ／／／）::::::::::::::::ヽ
＿ ｛:::／-r‐j .: : : : :∠／／::::::::::::::::::::::::::..
´￣￣｀ﾆ=‐＼: : : :.:＞ ／└―┐: :／::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
{:.: :.: .: : : : : : : : :＼／: : : :｀ヽ: : : .: :.:| :/ｰ‐＼:::::::::::::::::::::::::::::::::.
: : : : : : 〈: : : : :／＼: : : : : : : : : : : :|/....∧ ＼:::::::::::::::::::::::::::::.
∨: : : : : : v‐／: : : : : : : : : : : : :.: :.:ﾉ| ./ i| 、 ..|＼:::::::::::::::::::::ハ
. ', : : : : : :∧＼: : : : : : : : 斗-＜~ j/ー=ト ＼|......＼:::::::::::::::::::} すでに100町歩200箇所だぞ。
: : : : : : : : : . ｀二ｺＴ..爪{ ｨ==ミ ノ 斗-ミ |./ .....|＼:::::::::::/
: : : : : : : : ' , j |/｜|＼ 〃. :|. 厂￣ ‐- お腹が重いとか抜きにしても
. : : 厂￣｀ ﾄ､―{--|人 ′ ｰ彳 ∠|/ﾆﾆ斗―――一
',: :/::: 厂｀ |::::＼ / ＼ ⊂つ |/.....ﾉ.. .. .....| 私だけでは追いつかないんだよ。
∧＿/ ｜:::::::｀7 . :/-＼ イ ﾉ|i. /| .. .|......|
. //∧ | ／〃. .{ /: :＼}｀ニ´ -┴＜|乂:|.../.|.. ..|
// :|::::..、 ∨.:/ | . .i|′＼::::::::::::::::::::::::: : {い:∨...|.. .:|
. /.:::::::|::::::::: ∨:: |. .八:::::::::｀::ー::::::::::::::::::::{し}::::＼| . :|
/:::::::::::|::::::::::::＼ ',:: ∨ 、::::＼:::::::::::::::::: ／::::{い::::::::::＼.|
.
／￣￣￣＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 検証ばかり手厚くしても、肝心の生産おろそかにしては本末転倒。
| 、 ´ |
＼ ￣￣ ／ 完璧完全は求めてないんです。できる範囲で工夫してみるってことで。
ノ ＼
.,!i / ,,/
.|ﾞ∨ ,､ <=ｯ
.l _,-''" ＼ ､ ,-､ ＼__
入 _,／ .,,,,---''''＼<ヽ/ ー― ‐゛
ﾞヾ″ .,,x,,,._,,,／ﾞ＾ﾞﾞｰｰ-､__.ﾞ .i,,､＼ゞ
｀''-|九ﾞヽ,lﾞ _,,-r‐ｉ <Ｊ || |
.|厶 " ┴┘ ､ | | 結果が出るのは、早くて３年後。
ﾞ'-ﾝ ゝ | |
ﾉ,.i>､｀-､、 u ／ | やってみて、効果があれば嬉しいなってなもんで。
|,r~i: ｀'-､,_ ,-7 l レ､
l"'ヽ-,,,,,,, '''ｰ､,,,_.／-''"| | "i
.,―'^"l､_ ￣ﾞ'''''''''|゛| | | | lヽヽ､
│ ｀''''ヽ-､,,,,,, |,ﾉi j | | | | │
./ "''ｰ-､, ^､ﾚﾞ.ソﾞ レ''"イ ｲ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 麦→休耕（レンゲ・クローバー）→（かぶ）→豆な輪作ローテーションを予定しています。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
r<ﾍｭ r<ﾍｭ
{ ｀{ 〉. ､う｀}
｀ｉ {. | |
. ＿_｢ー} ‐=zｭ . ｢ー}
´￣乙/｀ ´ヾ￣¨`､{｀ ´〉
. 入 {¨`:|.:ﾄ､}ヽ .| ＼__人__人__人__人__人__人__／
ｉ | ',. ﾄ;l仍く !. ≫ ≪
;;;..、 ＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. | | ｉ | , -′! :;:;:;:;:;:≪ 旦那様はっけーん！ ≫:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
::::::::::::... ＼:::::::::::::::::ﾞ|. λ ､ヽ.l ､{_ｿ ﾉﾞ;;;;;::::.:.:.:.≫ ≪..: .:.:;;;;;;;;;;;;;;;.:.:.:.:＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
: : : : ::::::＼ ｀ ..: : :...′{ ｀/|＞ﾏ､ ヽ. :.: : :.／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:乂::::;:;:;:;:;:;:;:;:
.:.:.:. / ヽ_ _.j ト､|:.:|｀く. て爻爻淡淡蕊蕊蕊蕊淡淡淡爻: : : : : : .:.:.:.:.:ノ::::::;:;:,､-''⌒
⌒"''"~ // / /入ﾆヽ!ﾆ＼!二} 乂爻爻淡淡蕊樊樊樊蕊蕊淡淡爻爻.:.:.:.:.:.: : : :｀``~: : .:.:;:;:;:;;;
. /ｲ |／//ﾉ}二二二}ﾆ人ﾄ､...爻爻炎淡蕊蕊樊樊蕊淡淡淡爻爻7.:.:.:.:.: : : : : :.:.:.:.:.:::::;:;:;:;:
.:.:.:.:.:. i' .|／//／ ﾉ二二二|ﾆﾄ､ﾍ ＼....ぅ＜淡淡恣蕊蕊蕊蕊恣淡淡爻⌒ : : : : : : : : :ｘXXXx : :
''"´ ／//∠ﾊ| ｀i＜二二!ﾆヽﾏﾍ ∧. うぅ＜淡淡蕊蕊蕊苳淡淡炎爻爻ｧ . : . : . : .ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ
从从从ノｖｖｖ.././//∧|ﾊ ／｀ｰヽニﾞrﾆﾆKｺﾍfﾆ(( )-─ｭ. 州㍊㍊淡淡淡淡炎爻⌒ . . . . . . ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐh､
';, ⌒＾^'' -=.:ﾞ/イ/// /二二二｀´二ﾊ j..ラ /´｀￣｀¨ヽ...州V㌻7淡淡淡爻爻⌒ . . . . ミﾐミﾐミﾐミﾐ
';, ';, ';, ':, ': . / .!/./ . i二二二二二ﾆﾊ. }7!.. }..ﾞ爻淡淡jＶ淡勿淡淡爻爻⌒ . . . .. ..;ミﾐミﾐミﾐミﾐ
';, ';, ';, ';, ';, ':, :...|./. V二＞‐…二二ﾊ ﾉ..ﾊ..ﾞ淡＼淡淡ﾉ洲埓淡炎爻ｧ戀戀ﾐh､ 鑾鑾､,;ミﾐミﾐミﾐミ彡
';, ';, ';, ':, ':. :. :....|{ _／つ二二二....,..イ::::/::::∧.爻淡＼ノj洲乢ｲ爻⌒Y＾戀戀鑾駭_鑾鑾乂ミﾐミﾐミﾐミ乂
';, ';, ';, ':, ':. :. : ヾ、γ／二二二..,...イ＞ ´/::::/l=l､...～辷渋'州州K⌒￣￣ﾉi√ﾞﾞ,､:㌻￣{ﾞ:､ﾞ:､';';';';';'|ili|;';';';';'
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／ / ヽ
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' ,' .' ﾉ .ｉ }
. ' , l/ ,ｲ./{ ; ハ ; ﾊ ;
| i 'ｉ＝＝V ,.'===l,ｲ! ｿ
| ｒ―_l .| ┃ ｀´ ┃ .l .! 急ぎ案件みたいだね。
l. ヽ .::! .l ┃ ┃ !.l
| ｀ ! .l. ;.| ハクライ商会さんでも来たのかな？
| .! .l ノ l
| .! .l` ｰ ‐'" .!
| .| !, 」、 L / l !
| ! .lﾆﾆヽー‐ ヽ .|
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／i:i:i＞┬'′
{i:i:i:i:i:i:i:iく｀ ＜二 ィi7､＼
＼i:i＞‐‐` ､ | i i杙㌢ﾘﾊ 手順はわかったから、こっちは私達でできる。
/ 7 ハ i､ .! _ ゝ
./ / 厶_乂Vｰ ′ 安心して行ってくれ。
/ / i:i:ir‐‐ミ､
. / / / ,:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
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[二二二二二二-"Yハ::::|二＼::::::／
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ヾ:::::::::::::::::::::::::i' i' l l.| 'i _f;| 親方には現場にも出てほしいけど、
丶:::::::::::::::::::::l、 'yl |i 〉
＼::::::::::::::::::::>、| l.l､ __} やっぱ、1人は事務所に残る運用に戻すべきなんすかね。
);nr'Y´｀Y' | .|ﾊ ,ノ
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＿__/＿＿＿＿＿＿ﾆ､_|__ゝl＿!＿ ,r'￣ ,r - ‐' "´
≦者圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ y´ ￣^､ i!る }
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ ∨ ヽ ヾ-′
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ ∨ ,ﾍ 丶-′
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┃ おおよそのことは事務方メンバーで判断できるから、3人がふらふらできるのです。
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`｀￣＿＿ -=≦三二=--＿彡 ｀y={.......|. .]//////,[ | .| ''＼´､ｰくミﾉｰ┘ ,;.....ﾊ ￣ ／ { l 小
三三三三 . ..... -=彡-=ﾐ...=彡'ﾞ.／{ ,,' . 「 |..]//////,[「 | | .....|―´.....} ｀Ｙ .,;∴ﾞｲｨﾑ ／ 从乂
三三三. {（/ -=ニ:::::.:. ヽ._..-｀ー-´ || ＼ /////,[.| .|.| . ｜ア . _ﾉ＿ﾉノ! . ,:∵∴∵.ﾞﾘf=≧=≦====T )ｿ
三三三.≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐..｀y={ ..../ ＼＿__ ﾉ人|__.｜ﾐ{ } } {「} / .，∵∴∵`.|( lYl ) し'⌒)|廴
=-￣..../:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼. . { ,,'. / ￣ヽ__ヽ ＼..| ''＼7 〈/ |,{...__.,,｡r ≦ {{ {{≧山≦＞＜ jj ≧jl
. /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝ ｀ー-´′ ! |.| ―´.....仏 乂 //ﾆﾆﾆﾆ＞ ⌒ ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
_ノ=-⌒ ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.: . . .ｉ ', |.| |. // / //ﾆﾆ＞( つ （::） r:::::） ＜ﾆﾆﾆﾆﾆ
: : : : : . )＼-一 ／人:::ヾ＼.: 八＿＿＿＿＿＿＿＿ ﾉ.|_|. ,ｲ/ ／ //ﾆｲ )）≦ﾆﾆVﾆﾆ≧ し ヽﾆﾆﾆﾆ
. ＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼ ......V l | | /ﾆj ヽ. //ﾆ/AVﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆフ /ﾆﾆﾆ=
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x乂,ノ |.／ﾆr::Y⌒Y./ﾆ//ﾆ Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ//||ﾆﾆﾆﾆﾆ
. ／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ ／ﾆ==|::::| .j/ﾆ { {ﾆﾆ〉〉=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=//=||ﾆﾆﾆﾆﾆ
. ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝ ／ﾆ込{ ソ⌒弋ﾆﾆﾆ| |ﾆ//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈〈ﾆ.||ﾆﾆﾆﾆﾆ
. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人 /ﾆﾆ ﾚ ´＞≦-くﾆﾆﾆ| |.//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､V||ﾆﾆﾆﾆﾆ
. _ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼ ﾆﾆﾆ7´ --一<ヽﾆ |乂ノ〉ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ 〈＼乂|ﾆﾆﾆﾆﾆ
ヽ ＼ ＼ﾉ ||__」_｀ Y´ T | | ヽ:i:i:i:i:i:i:i＼. ﾆ.／| --一ｲ丿ﾆ| rｰﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆーﾏ |ﾆﾆﾆﾆﾆ
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.:.:.:.:.:.:．ｨｲﾌ´ ヽ,ィﾞ´￣｀¨`ゞ;:;::;::::::.:.:.:.:.:.:.| l !､_,/
.:.::,ｨ´ ,ｲ ／;:;:;ヾ､ ﾞゝ, ｀''ﾞ´｀ヾ＞ヾ,,! /ﾚ' /
'ﾞ´ j!／ ／`二｀`ヾ;:;;ヽ､､｀, ,r ''_,ﾆ _」ﾘゝ-/
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'´ ＼ ,ｲ ｀ﾞヽ _,,ィ^｀ゞ''.;´ ｲ彑ｭ,ヾ /.:||´/
,ﾚﾘ;j , . ､ 'ﾞ,,､:; `ﾄ､`ｰ｀,!::::||/
ゞ,,イ };:;ヾ,, ,r'.:.:.:;; '^ヽ｀` ,j:::::||
j! j;:;:;:;;:i ,ｲ-‐'''"ﾆﾆfr､,,_ ソ ﾉjk:::ﾘ 1年ぶりの人集め、腕がなるわい。
,ﾉー-'´￣`ヾ rﾞ;:;:;:;:;:rｰ､;:;:;:;:;:;:;;;ゞ､､, 彳::||
ｲ／,,,､_ ﾘ;:;:;:;:「,ｲ.:.;.ﾞｰ-､'ﾞ''ﾞゞ:;:;;:;Yj:::」l
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ'^ゞ;:;:;;;;;ﾄ､,,...二二ﾆｿ ,j:;:;:;! !/、_
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ﾞゞ.:.;:;:;:`ー';:;:;:;ゞ､ノ;:;:/ ,/､≧二二ヽ_
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／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ ……こまけぇことは気にしないのが長生きの秘訣だお。
／ （__人＿,） ＼
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＼ヽ L ,／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ゝ ﾉ ┃ それ、見て見ぬふりっていうんですよ。
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. , ´￣￣￣ ,'ミ/彡′
.. ／ ミ/彡' ＼
.... r- 、/ ／ 〉
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ ほいじゃま、領都への旅、出発進行ってなもんさ。
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :... ﾉ
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
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. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
_―=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
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/ヽ ヽ
（● ） } 今度は水に当たらないといいなあ。
' ＿ ,'
ヽ ／~ﾉ三二≧,
／ヽ_ ｰ=≡二三 ＼
ﾉ ｀ ー二＿＿ﾉ
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／ ￣￣＼
〈ミ>、 /､／ ＼
... ﾏ/ﾑ （（● ） |
.. ﾏ/ﾑ （ﾉ､__） | 水も怖いが代官としての報告に用事いろいろ、
. ﾏ/ﾑ |⌒´ |
ﾏ/ﾑ＿_ { ! 気張っていこうぜ。
. ﾏ/ /ーヽ ヽ r==＝＝┐
〈_//／二ヽ ヽ |:::/￣￣ミメ、
r‐く__彡‐┤ ,r‐┼=彡/｀ヾ_＿＿ﾍ＼
. ヽ/／二二ヽ ／ i:::: |:::::::::::::::::/:::::::::::::::::＼j
. 人斥=气レ′ ／::|::::|:::: |:::::::::|::::/::::::::::::::::::::::::::｝
∧丿∨∧､ ┌く :::::::|::::|:::: }: r-ﾍ:/:::::::`ｰ==ニ二{__
. /／::::::::∨∧＼_,へ／::＼＼:ハ::}:::/::/::::::: ＼:::::::::`ｰ==ニ二{__
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. ヽ:::::::::::∨∧::ﾘ:::::/::::::::::::::::::_|::| ::::::::::::::::::::::: ∧::::::::::::::::::::::: ∧
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〈/////＞ :| Ⅵ､＼＼／
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|:::::/:/ /／ :ハ、 У:::::::‘，┃ 秋期８月12日、領都への旅出発です。
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３８回 収穫祭の裏側に
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1036年07月23日～08月12日 ※並行進行の関係で被りあり
■今回新規・変更点
使用可能資産、作成可能品等：
データの見える化（グラフ）、統計学、確率論、相関図、【チートではない】優良品種の選別
特記事項：
メモ ： 人員割当変更
メモ ： 人日計算の収支表示テスト
■人日計算：秋期８月前半分
＋672〔全体102＋3バカ30＋遊軍384＋黒竜組60＋ユーミル直率48＋馬丁衆48〕
－647〔脱穀水車小屋と工房水車増設62＋耕地改良TC30＋開墾６町歩270＋牧草刈取＆処理285〕－【繰越25】
■収支計算：秋期８月進行分
現金 資材 製品 食糧 飼料
◇収入・収益 0† 0 124 0†+4800 0
──────────────────────────────
事業系（交易） 0 0 0 4800 0
食糧生産系（農・牧・狩） 0 0 112 0 0
修道院関連 0 0 12 0 0 〔ﾊﾁﾐﾂ〕
◇支出・費用 2404 114 0 4 112
──────────────────────────────
基礎的人件費・飼育費 0 8 0 4 0 〔収穫祭〕
事業系
交易 2400 0 0 0 0 〔食糧：金200〕
建設土木（領地開発） 0 106 0 0 0 〔水車：脱穀用1＋工房増設2〕
食糧生産系（農・牧・狩） 0 0 0 0 112 〔サイレージ失敗：飼料→製品(肥料)〕
資産購入費用化 4 0 0 0 0 〔鶏：銅96〕
◇収益－費用＝利益 【-2404 -114 124】 4796 -112
_ ＞'"~￣｀ヽ:..
◆実績クエスト： ´/ ∨ ヽ
【×待機】 90人自給自足体制→騎士叙爵 ／ _/ ./ '， ∨ ∧
【〓終了】 辺境伯秋参詣歓待・復路 /'/ ,' | / 、 '， ∨ ∧
! / {ヽ', { ＼. '， |
◆クランのクエスト： ﾞ{ ｲぇ`{ 斗zx､、 ', | }
【×待機】 温泉の工業的利用 / ソ んﾘ 》ヽ !__ ﾉ
【△進行】 代官館の建設・第二期（ウェルキン進行・＠354人日）...{ { ｀¨¨´ ´ ) /
【×待機】 代官館のコーディネイト（調度品他）. ∧ｬ__ｧ , ―‐＜_ ／
【×待機】 沼の湖岸整備 ∧＿_ ／ ￣ )_￣｀`～､、
【×待機】 ヘンピナ街道ショートカット r―/ ／ ＞'" 〉 ＼
【×待機】 ホテル・グランロレンスProject | {/ ＞'" ￣∨,/ ￣｀`～､、 ＼
【×待機】 商館・倉庫用地の整地 ＿／|＿＿~ ／＞'" ∨ ､ ｀`～､、
【〓終了】 （隠し）脱穀水車・工房水車. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ,＼
【〓終了】 耕地改良（かさ上げ、削り等）テストケース.| ステキな奥様衆の末席だよ！ | .＼ ／ /
【×待機】 サイロ建設 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ｀`～､ 〈 .{
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■第３８回末時点(1036年8月12日)でのリザルト
◇クラン・サムライ騎士団（予定）・マスターズ
地位 ： （北部辺境伯・ヘンピナ地方）暫定領主代官、ロレンス村の郷士、ゾォルケン家の被後見人
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》 《礼法》
称号？： 《賢者》
資格 ： ヘンピナ・サミット参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、修道会、ゾォルケン家
敵対 ：
◇資産および費用化済み別枠資産
資金 ： 金貨2,824 銀貨10,721 割銀貨1,096 銅貨4,731 小銅貨2,265
資材 ： 銀貨7,587.6枚相当
製品 ： 銀貨2,025枚相当（卸値：村内引渡し1.5倍、領都輸送2倍）
個人 ： やるお（銀1,281） やらないお（銀1,309） できるお（銀1,283）
食糧 ： 6,839か月分/人＋飼料197単位（飼料不足→食糧消費）
馬車 ： 箱馬車、荷馬車、旧型荷馬車2
採取地： 粘土、凝灰岩（火山灰）、クズ石
教会税： （納付済）銀貨3,640枚 ／ 銀貨320枚＋食糧18か月分/人（確定収益計上、5％納付）
◇クラン人員・産業構成（男26/女28/不明0/牛4/馬2）
- 省略 -
◇拠点
- 省略 -
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
予定 ： 暫定領主代理任命、1039年末まで軍役等猶予
予定 ： 領主化後、軍役代わりの北方街道整備（年間労役40日×領民1/10～20？、ただし最低3人ｘ40日ｘ3騎士＝360人日）
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
３年目生産分（1036年期） 28万枚×小銅貨6枚
４年目生産分（1037年期） 最低10万枚～最大24万枚 １枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
５年目生産分（1038年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨4枚以下は確定
◇年間スケジュール
春分祭週・新年祭
１月 耕起 1/25-28：辺境伯参詣・歓待 ローエン商業組合年会費（銀貨12枚×３人）
２月 耕起・種まき
３月 領都報告＆見通し 『湯たんぽぅ』納品 固定資産保全修繕
夏至祭週
４月
５月
６月 6/24-26：辺境伯参詣・歓待 『湯たんぽぅ』納品 固定資産保全修繕
秋分祭週
７月 後半：収穫 7/25-28：辺境伯参詣・歓待
８月 8/1：収穫祭 8/16：記念日 領都報告＆見通し
９月 『湯たんぽぅ』納品 固定資産保全修繕
冬至祭週
10月
11月
12月 後半：耕起 12/24-26：辺境伯参詣・歓待 『湯たんぽぅ』納品 固定資産保全修繕
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ）
◇クランメンバー
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 村長、湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお嫁1、アリシア養女
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 事務方、できるお妾2
《悪魔の耳》アレイン 戦闘教官アレイン（クイーンズブレイド） 事務方、できるお妾3
《悪魔の耳》レン （TYPE-MOON作品 月姫シリーズ） 事務方
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト （銀河英雄伝説） 舎弟枠
タケオ 剛田猛男（俺物語） 炭焼き（親方）
リンコ 大和凜子（俺物語） タケオ嫁
あきひろ 昭弘・アルトランド（機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 馬丁
ラフタ ラフタ・フランクランド（機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） あきひろ嫁
◇シタノ村
ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） シタノ村・村長代理
◇ノーレッジ家（王家の準男爵）
パチュリー・ノーレッジ （東方project） コア姉（先妻娘）
◇北部辺境伯
ギルガメッシュ （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 嫡出子、ベーベイオン子爵
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 嫡子守役
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３７回 収穫の日
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／＼__,,..;; ,,,....,..,,,,:" ___ .／ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i...;;'''"" :::::::::'' ..,,,..;;;'''ヾ
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∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼i:i:i:i:i:i:;;;:'''ﾞﾞﾞ ""ヾ:""ﾞﾞ ...,,ゞ＼i:i:i:i:/／:i:i:i:i／kkkkkkkﾉ
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ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第３７回
.
､ ／ ＼ ／ ,.ｨ≦￣ Ｉ!￣工_≧ 、 .＼ ／ ＼ ／ .,.ｨ≦￣ Ｉ!￣工_≧ 、
Υ ､０ｨ. Υ ／__ 三. |L|」|/V/ _＼ Υ ､０ｨ. Υ ／__ 三. |L|」|/V/ _＼
｜ _)i(_ ｜ ||((｀_}[]｛_￣／ヨＥ＼´))||: ｜ _)i(_ ｜ ||((｀_}[]｛_￣／ヨＥ＼´))||
｜ （(⌒Y⌒)） ｜ ||-ｬ‐=ﾔﾆT￣Tﾆｱ=-ｧ-||: ｜ （(⌒Y⌒)） ｜ ||-ｬ‐=ﾔﾆT￣Tﾆｱ=-ｧ-||
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼...人__,/￣T￣l|￣ T｀||: ｜ ｀.ﾟ´ ｜ || 人__,/￣T￣l|￣ T｀||
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼.ﾞ,/ｰ====='ﾄ.__.ｲ ||: ｜ i:＼ ||／￣,/ｰ====='ﾄ.__.ｲ ||
:::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞー＜＞,/l|ヽ､ 7||: ｜. l::::::＼ ||｀ヽ_,/ー＜＞,/l|ヽ､ 7||
::::::::::::::/::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.＜＞,/ ll__/＼_||: ｜. |:::::::::::＼ |l .,/l-＜＞,/ ll__/＼_||
:::::::::::/:::::／ |:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::ト､|⌒ヽ,/___.l|. ｀||: ｜. /:::::::::::::::::'.. || ,/. |'⌒ヽ,/___.l|. ｀||
::::::::/::／- _::::::::::::|::::::::::::::`､:::::::|. l_＿_,/ ,l|｀ヽ.___||:.... ＿＿＿＿_/:::::::::::::::::::::}.... ||.,/ l_＿_,/ ,l|｀ヽ.___||
:::::/x=ミ､＼ ::::::::::/＼::::::::::::::`､:::| ____.,/＼／l| ｜ ||:.... ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ ||´ }ヽ ,/＼／l| ｜ ||
:::::{ じ ヽ |::::::/_,, -;:::::::::::::::ji::| :::::::::::｀::....､ll_..ﾞ､- ､... ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/. || /:::::ｉ . ,/ i .ll_ノ｀ヽ.||
:::/乂＿ ::::/ ｒぅ㍉::::::::::::ハ|..＼:::::::::::::::::ヽ ,::::::ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＿＿／:::::: |..,/_.ｲ´＼.l| ゝ＿_||
｀ |/ ,ゞ /::::::::::/ . ‐::...._}:::::::::::::::::::::Vl:::::::::::. :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::′ . ＿＿_l|'＿＿.||
〉- |:::::／ﾞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/....￣￣￣￣￣￣ ´
- }j／ :::::::::::::::::, -===- ､::::::::::::::::::::::::l, --::ｧ ::::::::､::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::: ´
/..｀＞:::::::::,::/-, {///} r-,, l:::::l_::::::::::::::::／.._ヽ::::::lヽ::::: |.＼:::::::::::::::＜ . ＿＿.0０
- ‐‐ ／ :::::::::::/ } l/_ｰ' `ｰ_',...,,-､_!::/，l,::::::::::ﾄ､ﾞ~＞､＼{:: ＼:{:￣＞ _:_:_:_:_::＞.....└‐┐ |
..,, ／ﾞ/:::::::＿__::},／==-.ｨt-,‐´-==-l::ヽ､!:::::::::＿＼.. ` __::::,_＞'ﾟヽ / :}､::ヽ.... ┌‐┘ |
｀`～.､ ／ ´￣ /:::,:::{´ｨ ,ﾆミ ﾚ' ｨﾆミヽゝ::::::, -，::.... 仞 仞 '/ ,/ ＼}... ￣￣
/ ¨´. /イlﾙ! 弋(ｿ 弋(ｿ } l:/r-, }､::l. u ~￣ __, ￣~ ,'／ ｒ‐‐┐
＼／`''＜. | {r } ､ / {-,/l ﾘ ｉ く,勹｜
. ＼ ∨/∧ ヽヽ!メ ､＿＿＿ , ｰ'／..__}＞ ￣ ／ く_ノ
. ／:i:i＼,///〕iト､ ｰﾞ､ ,ｨｰ､´. !`ｰ- ≧‐-=≦l＞､
∧:i:i:i:i:i:i|∨/////,. /ヽ､ , ィ:::::､,:::l. ! ￣~!￣ ├──────┬‐-､
∧:i:i:i:il. ∨/////,.ﾞ二ヽー､―-､.＿_ー_ ´ |::::ﾄ:} ﾘ. ≧=- ＿＿__|＿_. -=≦三三三三| |==/､＼
〉:i:i:i∨∨////∧ ｀ ヽ } ! ,} ､ l r--,―‐､‐､‐､ 三三三三| |三三三三三三三三l | ,/ ヾ }⌒ヽ
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
′
i ､＿__.ノ八,:
| ( ● ) ソ)
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| ! （__ ノ_) ／ ＼. ／ ＼
| !ﾄ. )...... ／ ─ ─＼ ／ ⌒ ⌒ ＼
ｊ /... ／ （●） （●） ＼ ／ （●） （●） ＼
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/.i:i:i:＼ ＞!| ＞―‐′ ＼ ｀ ⌒´ ／ ＼ `ー'´ ／
／.i:i:i:i:i:i:i ＼ `ｰ< ハ!:i:i:i:i:i:ヽ. イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 从ヽ､ ＿ ＿ ｉ＼
／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.:＼ /¨У￣￣¨ヽ:i.､..| '; ＼_____ ノ.| ヽ i... ／ ∧＼ ､ｼ介ｖ ／/ ＼
／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i .＼ fｰ┤ ｒ;ア ⌒ヽV.i:､... ＼/ﾞ（__)＼,| i | |ヽ 7 .＼ //∧／ . ′ ∠|
／.i.i.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾄ!:i:i:i:i:∧j .V ／´ ＼ ヽ. ハ | |｜..ﾞ|<.i ＼ ＼／ ／,=== l >|
／.i.ij:j:j:j:j:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:!:ﾄ;i:i:i:i:ハ ト｛ ／ 丶. ＼ { ｜ i ／__／ .i ! }
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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| -‐-､ , -‐- .::::::::::::ﾄ､
〉ztァ} -tz- .::::::/⌒!::i
i ´1 ~｀` .::::::l 7/::::| どちら様もよろしいですな？
| ﾊ_,,､'^ヽ .::::::::レ1:::::|
〕 / r‐-､_, i .:.::::::j!:::|::::::ﾄ､
_r､ /::l ⌒ j .:::, 'ﾞ1:::|:::::::|::ﾄ､
r / i h ／.::::::h ﾉイ /.:::,!:::::::|::|:::ﾄ､
| | | | i ／.:.::::::::/::丁二二´__ ノ.::::/:::::::::l::l::::|:::ﾄ､
| | { | |.:.:.::::::::::/::i:::::::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::l:l:::::l:::|::::＼
/:| ﾚ'⌒ ﾚ'^i.:::::/.::::|::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::l:l:::::|:::|:::::::::.
,/.:::| / !:::/.:.:::::|:::::::::::::::::::::::::/￣ ヽヽ:l:l:::::l::::!::::::::::
イ.:.::::::| , .イ /::/.:::::::::::}:::::::::::::::::::::/ こ | |:l:l:::::l::::::::::::::::
.
ﾑ;:''"´￣＿＿;:;|;:;＿~｀丶､!
,{__, ィ''"´ r‐っ ￣ r-､丶､;:;l
,'ミﾐ:::::ゝ , . ￣:. ｀`′,}:`i!
,'ミﾐ:::/ ,. -‐- ､:. , - ､ヾ:::l
lミ:::::' ,:' ,ｨ戓ﾆ>,:' : ｨ戓ゝ、ﾞi::l
〃ﾍ:::j :. ‐ '" ,. ヽ` ﾆ !:l
{に}ﾊ::, :.:.:.:.. (r:､ ,､〉 l:ﾊ イクサを控えた本領にお主らを送るのもどうかとな
ヽいjl::', :ヽ ,' ; ヽ ﾉlﾉ} ﾏﾛ
丶-ltﾂ .:.: l:.: ,r'ﾆ=ﾆ､ ﾞi, i_ﾉ この場にて麻呂が名代するが、異議はあるか？
l ､:.:.l:.: ｀ ''―''" 、 /
ﾄ､、ヽ丶、:.:.. ノ:／
,(ﾆヽﾐミ=､、::.::.::.::''"／
／:.:.:.｀ヽヽ、:.:.: ￣ ,!
＿＿＿,,r―'‐-- ､、:.:＼＼:.:.:. l、
/"´⌒丶:::::::｀ヽ､｀`ヽ､::::::｀ミﾆゝ丶、 八
:::::,r―-､:ヽ::::::::::｀丶、｀丶､::::::::::::｀`7＝く、L,＿
＿＿
／ 丶
/ `
/ ',
/ ___,ノ ゝ丿
/ （､__）（__ﾉ
/ { （___ノ､丿 いささかもございません。
/ヽ＼ ﾄ.､ /
. ／ : : : .＼＼＞、___,_∧
: : : : : : : : :＼ ∧:::: ﾍ : :＼
. ／ : : : : : : : : : : : :ハ､}:::::{ ｀; : : :`: 、
/: : : : : : : : : : : : : : : ::∧:::::`, | : : : : : :.
. { :.| : : : : : :|: : : : : : : : : :∧:::::V: : : :.V. :ﾄ､
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o'ﾟ x彡 l| o'ﾟ x彡 l|
＿＿＿o ﾟxzzz彡'＿| |＿＿＿＿＿＿＿＿. ＿＿＿o ﾟxzzz彡'＿| |＿＿＿＿＿＿＿＿
l〕二| ＼／ ＼／ ＼／ ＼／ |二〔l＞.. ＜l〕二| ＼／ ＼／ ＼／ ＼／ |二〔l＞
| Ж ∞∞∞ Ж ,;:;r;、 | Ж ∞∞∞ Ж |
| 8 8. /;:;:ｌ;;| | 8 8 |
| Ж Ж8 8Ж l;:;:;:;|;;ヽ.... ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ |
| 8 8. ｌ;:;:;:;ｌ:;;;;! | ヘンピナ街道の整備、誠に大儀。 | .|
| Ж 8 8 Ж..... ﾄ;:;:_l_;;ｲ.... ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ |
| 8 8. l|:::::::o::|! ., ￣￣|／￣￣ 8 8 |
| Ж Ж8 8Ж. ヽ;:::::::ﾉ,､!|___ | Ж Ж8 8Ж Ж |
| ∞∞∞∞∞ ∞..ﾞ_,-‐'lﾞ"｀!ｉ|__// !^ ｝ｰ｀'l'',lｰ-､_.....∞∞∞∞∞ ∞∞∞∞∞ |
| 8 _.,,,-;-ー;::::'"ｌ´ |:::::| ｀＝′ `ﾉ:::::::::|:::|::::::| `､ 8 |
| ∞∞ﾞｉ"´｀l|:::::::|;;:::::|::::::::| ヽ;:| |::::::::::::|:::|::::::| ;ヽ,. ∞∞∞ ∞∞∞∞∞ |
| Ж. ヾっﾉ|::::::|;;::::::|:::::::|ﾞ＝|::|. ＿|＼＿＿＿:|===="i,. Ж8 8Ж Ж |
|. |::::::|::::::::|:::::::| |::|. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| Ж.. |::::::|;;::::::|:::::::| ,|::|.... | 約定に従い我らゾォルケン家、汝らの後見となろう。 |
| |::::/::::::/::::::::|＝=/ ! ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
| Ж.. |ノ;:::::/:::::::::/ ./:/ ﾞ'､________________|ノ:::::::::/ ;;;|. Ж8 8Ж Ж |
| |::::|:::::::::/ /:/ ;/ﾞ´´´´´´´´´´ﾞヽ、:::::| ;;;|. 8 8 |
| Ж. |::::|::::::/ /:/ | ﾄ;|:::::ﾉ ;;;|...Ж 8 8 Ж |
| ;!ノ::::::|__/:/ ,;| | |￣ﾞ＝==＝"| ∞∞∞ |
| Ж Ж....|:::::/ｰ‐' |ｌ | | |;ヽ ;;ﾉ Ж Ж Ж |
| ﾄｙ' /|| | | |;:;:;ヽ、 ::/ |
| | /;;| ／ ｉ｀`'ｰ-､＿_ _,,..! ヽヾ､;;;;;＼‘､. | | | |
| |.. ヾ/ ／ j Ｔ￣￣´ ,,;＼ヾｰ″ ヽ,.ﾞ| | | |
l Ж /l Ж / ／ ヾ, | ''::;;,,,`ｔｰ-‐''"´...l Ж / | Ж ./l Ж /
|. / .| ー'´ | ;;|;;;;::. ,:;:;::;;ﾊ. / .|. / |. / |. /
| / | / .| / .|j ;;;|::::;;, ;;;;;;;;;;ﾊ / | / .| / .| /
| ./ .| ./ | ./......ノ :;;;|::::::: :';;;;;;;;;;'ヽ | ./ | ./ | ./
| / | / .| /. | .:;;;ヾ,::. ::::';::;:;:;:;;＼.....| / .| / .| /
|. / .|. / |. /.... ＼ ;:;;;;:;:!:::.. ;;;;:;:;'';:;:;:;ﾉ....|. / |. / |. /
.
-‐､_,. =､
〃::::::::::::::::::::ヽ
＿＿＿. (:/`ｰ '^＾~`ﾐ:::::.
／ ヽ＼ {'＾ ⌒ヽ ﾐ::::}
│ │. （_)=（_）―-r㍉ 神の前に約定が果たされ、
へ- ─ヾ │ { 〈 、 ,うﾉ
─ ─ ∂ ＼. ｰ ' /{ﾁ 新たな関係がはじまりますこと、見届けいたします。
｜ し 丶 √ │││. 〉-‐ｧ≦ﾆﾆ}
｜ ﾄ-＝ヽ │ ││. ／/｀` ＜⌒) ､ヽ
＼ ／ │ │.. ' / ∨//＼
／ ゝ── ／ノ 丿 ∧/ ＼(⌒
（ ＼＿＿ ／ /│ / ＼ ヽ
━━━━━━━━━・━━━━━━…━━━━━━━━━━━━…━━━━━━━━・━━━━━…━━━
,彡ニ三三三三三三三ﾆ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
,彡ニ三三三三ニ三三ニﾆ;〃ヾ､;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
,彡彡,'',ﾆ=ﾐﾐミ三三三三ニﾆ彡 ｀ﾞﾞ''ｰ-､;:;:;:;/;:;/
',彡'/ r' ﾉヽヾミ三三三三三彡' _,,,,,,､ヽ;:;ｨ''|
彡'|.|（‐'''" 'iﾐﾆニ三彡"´￣ ｀ﾞﾞｰ' ;;;:|
. 彡i､ヾ (' ヾミﾆ三' __,,､ ....ﾉ /
彡ゝ ｀'' " |ミﾐﾐ' ‐'"ひi,;'´ ,ｨ;;ｧ'
'彳｀ー‐i |ﾐﾐﾐ' ｀ﾞｰｼ' |､ﾆ'
--､/ i |ミﾐ .,,r‐''" | ﾉ
く'ﾉ :i ミﾐ ´ ., ' |' 盾をもてい。
､＼ .l ヾ .ﾉ（_,,､. |
:＼ヽ, ヽ ／ ｀t‐一'
::::ヽ ヽ ｀::. ,; ' .:i
:::::::ﾍ ヽ ｀::. ''"⌒ﾞ''一ﾉ
::::::::::ﾍ.ヽ ヽ､ ｀ ー'ｰﾉ
::::::::::::::ヽﾍ ｀ｰ┬‐一;;''""´
＼､:::::::::ヽヽ /::ﾍ ） ｀ﾞ'ｰ､_
〃｀ﾞｰ､;;;;＼＼ /i:::::::丿 ' , ' , '｀ﾞヽ､
.
＼__人__人__人__人／ _ _
≫ ≪ l＾l l＾lヽlヽl
∨¨ヽィ;;;;;;ヽ_ィ;;;;;;;;ヽ-ィ;;;;≪ ここに！ ≫ l二 二 二l
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ≫ ≪ ＼ｰ、. |_,ｌ / / _,
＼.........__ -‐‐‐__ニ ニニ. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ ≦｀ヽ}厶＿,.. ,/_/ ヽ| ,､
レ!￣ィヽﾟ ィ¨ヽ {;;;;;;) ／.::::::::::::::::::::::::::.く. ,／/
>;;;;ィヽ丿 イ ハ丿{;;;;}_,, -‐‐ `. /.:;::::::::::::::::i:::::::::::::､::ヽ. ｀´
＞,' _ イ、 ｉ.... ｲ:::|:::::/.:/i:ｲ/^^ﾚ::::|:::ﾄゝ
{ | イ⌒ヽ イ ` ﾐ ! | ﾉ.:::!:iﾑ:/__' ! ＿|::ｉ:|::::
>、! ・ ・ 、丿. ＿＿＿__ !.... フｲ:ﾚﾞ´ｨｪ､ヽ/'ｨｪｻﾚ:::ト、. ＿＿＿__
イ ! ! !..... _ ≦三三三三三≧ _.. ｲﾊ. | !.... _ ≦三三三三三≧ _
イ ! ! r≦ ＞ ￣￣￣￣￣ ＜≧､...... r≦ ＞ ￣￣￣￣￣ ＜≧､
イ ヽ !.... | /.:::::. .:. . : . : . ::::::::::::.V/|i ､ | /.:::::. .:. . : . : . ::::::::::::.V/|
! ヽ. | !.:::::: .. :. _ ＿＿__ . : . :.:::. ::::::::::| !...≧| !.:::::: .. :. _ ＿＿__ . : . :.:::. ::::::::::| !
! | !:.::::::.. r≦二二二三≧､':. . . .:::::::l |ﾞ//..| !:.::::::.. r≦二二二三≧､':. . . .:::::::l |
ｉ l |: .::. .. |!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|::. .::::::::::l | . ｀ l |: .::. .. |!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|::. .::::::::::l |
! | l .:. .. |!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|::. .::::::::::| !. r': | l .:. .. |!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|::. .::::::::::| !
! !、 ! :. . !i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!l}:. .:::::::l!. :、|: : : :.! :. . !i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!l}:. .:::::::l!
! !. . Vi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ilV .::. .:::::::. '.: : : |: : : : |: . . Vi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ilV .::. .:::::::. '
! 丿 v ..::. .:. ヾ!i!i!i!i!i!i!i!i!!ﾙ' .:::. .:::::. / /.: : |: : : v ..::. .:. ヾ!i!i!i!i!i!i!i!i!!ﾙ' .:::. .:::::. / /
! ＜! . v∧::.:.:.. ｀¨""""¨´..:::.:.::.::::. / /: : : :|: : : :.v∧::.:.:.. ｀¨""""¨´..:::.:.::.::::. / /
!_ イ | イ. 'v∧:.:.:.. . .. .:::::::::::::::/ /..ﾞ: : : |: : : :. 'v∧:.:.:.. . .. .:::::::::::::::/ /
! レイ /ヾ.::. .. .: .::::::::::::;ｲ! ′...: : : !／: : !: : : ヾ.::. .. .: .::::::::::::;ｲ! ′
! / 、 ＼ .: .::::::. ／..: : : :＼: : :.!: : : : !: : : 、 ＼ .: .::::::. ／..〉
! イ.. ＼ ＼ .. .:. '／ ／. ＼ ＼ .. .:. '／ ／
! イ. ` `ー― ''" ／ ` `ー― ''" ／
≧zzzzz≦ ≧zzzzz≦
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/"'-..,;;;;;;;;;;;;;｀''-..,,_;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;..|
ﾄ:::::::::｀''- ..,, ;;;;;;;;;;;;｀'' -...., . .- ''´|
i:::::::::::::::::::三 ｀'' - ..,,;;;;;/;;;,,..-'イ;,
/ﾆ､::::::::::::::::三 ､;;;;;; ｀"´ ,,,,, i;;;i
{ ( _',::::::::::/ "" |/
', '<i ヾ:::::::i ､､,,三、 ,,.-、 i
',､ヾヽi:::::i '-ヽソヾ /,'ｯﾌ､i
ヽ__.. i::::i ､ ￣ﾉ | ;ﾆ ノ.i
ﾉ,.-| i::i | i 書状も用意したが、身の証を立てるはやはり武具よの。
. i,ｨ''"', ／､_ :::: / ﾏ
/',',', ', ／ ヽ_ノ / 未だ騎士ならぬ身のそなたらゆえ、まずは《盾持ち》らしくでおじゃ。
. ｲ',',',',', ', ', ( ,.---::;;;;､_,. } /
/ '',',',',',', ', ',- ､ ,.__`ｰ´ノノ
,.-イ ''',',',.',', ',:', ,ノ ／､,,、
( {´ ',',',',', :',.','---─ '´ﾘ ', ヽ
''´´ヽ((''- .., ',',',',', .',.',ソ ./ / ',) }ｰ..,,,
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
| ( ●) （●)
.| （___人__） ご厚意、ありがたく拝領させていただきます。
| ﾉ
_,.| |
, --、―― ＜ / |ヽ 丿
/ : : : : :ヽ : : : : :/ : :| ＼ __ _ ／
/. : : : : : : :| : : : く: : : :|、 ／=|´| :| .＼
/ : : : : : : : : : : : : : :＞ : | ｀'|::::/|/:,┘ : . ヽ
ノ : : : : : : : : :/ : : : : ヽ : : | |:::| / : :> : : : : :丶
/.: : : : : : : : : ;' : : : : : : :∧: :| /::::|/: :/ : : : :/ : : : |
/ : : : : :-、 : :/. : : : : : : : : :Λ:|'::::::ﾉ: :/_ : : : / : : : .丶
/ : : : : : : : :`::、 : : : : : : : : : : : ',:|:::/／. : :￣;/ : : : : : : . ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 《盾持ち》は従卒や供回り、道具持ちといった、騎士につき従う者・騎士見習いくらいの意味で。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿ ＿_
／´＝:ﾐ´二.ヾ＼
/ '／ '´rｰ=､ヽ.ヽ ､ヽ
ｉ / 〃,ｲ| | |_L| ｌ l. ＿＿＿__
|.l.l ﾙ'__ﾘヽ ﾍl_Nヽ!.l. _ ≦三三三三三≧ _ ノルドの鉄をあしらった逸品だ。
| |.ﾊﾞ￣o` ´o. r≦ ＞ ￣￣￣￣￣ ＜≧､
. ﾚ１ ￣ 〈|:. | /.:::::. .:. . : . : . ::::::::::::.V/| いささか過ぎた物の気もするが
ド」 ､ｰ-----. | !.:::::: .. :. _ ＿＿__ . : . :.:::. ::::::::::| !
_,,... -‐| l ト、｀¨二¨´ | !:.::::::.. r≦二二二三≧､':. . . .:::::::l | ま、大事にすることだ。
,ｨ''"´:::::::::::::::| l.l ::::ヽ､__, .::. l |: .::. .. |!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|::. .::::::::::l |
. /:::|:::::::::::::::::::::::W ＼ :::::::::::....| l .:. .. |!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|::. .::::::::::| !
/:::::: |::::::::::::::::::::::::l. ＼ ／ .! :. . !i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!l}:. .:::::::l!
. /:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::l ／＼ .l:::::::. Vi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ilV .::. .:::::::. '
/:::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::l／＼_／＼..v ..::. .:. ヾ!i!i!i!i!i!i!i!i!!ﾙ' .:::. .:::::. / /
＿＿＿_
＿／ ＼
／.／ ＼
／.／ ＼_ _／ ＼
_,ｲ __| （ ●） （●） | うぉっ！
{__ ｲ´ ＼ （__人__） ／ヽ
|ｌ!ｉ│iｌ |ｉ! |! ﾞ´ ｀ ｔ─ｌ ７７７７７７７７7iｉ. 重い。 /| ,.､＿＿
|ｌ!ｉ│iｌ |ｉ! l: ／ ｉｰ| ////////////|{ _ ／:〉_ _《 :| ／＿_ ::/
|ｌ!ｉ│iｌ |ｉ! | .／ .､.| ////////////|{.. !i| !ｌｉ|. 〈＿ :|| :》´ ∠／ ７::/
|ｌ!ｉ│iｌ |ｉ . __ノ ,| ////////////l 、..... i| !ｌｉ| . ∠.._/| :||/ /::/
|ｌ!ｉ│iｌ | . . ／ ＞'ﾞ~ ∨/////////// ヽ. :l !ｌｉ| ｌ|i│ |_:/ ∠／
|ｌ!ｉ│i / .／´ ∨///////// ｉ .lｉ| ｌ|i│
|ｌ!ｉ│ ／ .,／ ∨/////// 丶__／. ..ｉ| ｌ|i│
|ｌ!ｉ ／ ∠ ￣￣￣ ヽ.＿} .| ｌ|i│
|ｌ {＿＿＿__ﾉ .│
.
.′ ＼r ＼
. 乂 ／ M人 i 、
. __厶イ ,:′ ; ! ﾊ 从 '; :.
. ／ / ｲ / .:ｨ:! :| Ⅳ:! ｉ ﾊ:|
--=≦ ﾆ /／〃 : .: {/／/人:|,.， ;≧ﾃ|｜ } ｌ|
. ＞ イﾆ ;'__/ィ^:! 〃;斗ャ≦l ':. {ﾞｨ=ｉ.:|::| ,′
. ／⌒ 人 = .:iんﾊ | l∧/ / ,ﾆ＝_/ ヽ':, |人l/
ｘ≦ノ ﾆ八廴{ | | 八 ∨
. ／///イ ﾆ :＼ヽ、:.ヾ、 _ ..ﾉ おいおい、しっかりしてくれよ。
〃///// )/ .:仁:/ｰ} _/ﾊ、
{{//////ｲ 爻)乂:.ﾆ廴 ｰ=ニ_ ’′'i}:＼
. 八//////／//＼ {ﾆ≧=- . ´ {///: : : }≧=-
. イ: : : : -=≦///////≧=- -ﾆ ≧=ｧ…≦／: : ／¨¨¨: -=ミ、
. ／.:/: : : : : : : : : : :-=≦///////≧=--////／: : : ｲ: : : : : : : : }.:l|
. /: : : : : : : : :-==-: : : : : : : : :-=≦/////////′: : ://: : : : : : : :/: :iｌ
- __.=- ﾆﾄ_ -
/ﾆﾆﾆ‐==‐ﾆ‐ﾆﾆ}
そ 〉㌢ｘ ㌢ｘ|´
!ヽ{/´0 .0 | ダイ君たちともども歳に似合わぬ親方っぷりだったのに、
!_ノ ﾏ :|
| , .〉 | 武芸はからきしなんだねえ。
|; 、' _ ' |
i!＿' , ＿| _
ィ￣ﾆ て `''´!乂‐≦ﾑ
{ ＼___／ :∨
ﾍ ヽ ∨
:乂 ﾍ } :∨
:ﾊ /ヽ孑ﾄｘ、 __ i!／⌒{ﾉ
ﾊ ,ｲ ヾr≦´ ﾞ ''ヽ、 i!
.
, ｰ,r 、_r-､
／r-、人, ＼、＼
/ ヽ ヽ:`, V,} i
/ r´＼ Λ Vi ﾚ ﾄ、
:::::＼ ＼j, ┤ r }
,' ( ﾉ ヽ, i i i { ' 俺らに武芸は言わない約束だろ。
, ￣ ヽ___i ,' {′
V { __L＿
_ﾊ 、 ﾍ、 ,.＜ :: :: :: ト- _
-＜ :: ::{ヽ、 ＿_, ＜∨ :: :: :: :: :: ::{ :: :: ::ヽ､
_ ｘ＜ :: :: :: :: :: :: ::{ /;;;;;＼ ／〈: :: :: :: :: :: :: ∨ :: :: ::
,ィ ,: 〃 :: :: :: :: :: :: :: ::レ´};;;;;∧ヽ/ :: ∧: :: :: :: :: :: :: ﾄ, :: :: :: :.､
／ 〃 / :: :: :: :: :: :: :: :: ::| /;;;;;;;;{ /:: :: :: ∧: :: :: :: :: :: ::∧ :: :: :: {､
, イ: :: :: :: ::/ :: :: :: :: :: :: :: :: :: :ﾚ;;;;;;;;;;| / :: :: :: :: :i: :: :: :: :: :: :: ::ヽ==x ::Λ
／, -､ヽ／ ＿l |＿_ ＼ >､丶 -ｉ
／／ ヽ )'￣ _」 L_ Y / ＼＼ { √}
／ ｉ r T ⌒ヽヽー| ｌ ＼＼ ぃィ
/ / ､ | | | {、_Cﾉﾉ l | ／ ､ |
, ｉ ＼ _,．┘[￣ ヽ r ￣｣ L_ /{ ｌ | ｨﾆ!
| | / ｨ ￣＼ヽ _｣ L - ニ-┐ヽ__ |｜ { (_) 武芸達者な元商人たぁ悪党だわな。
ｌ | 厂| ｌ /´ ｀ー―‐ '´ ヽ ! | i j Y
､ ヽ ｉ f| |､ r―ｔｧ┐ {-tｧｰ┐ ｣ ! }｜ / / ﾉ} ひとまず工事は終わったわけだが、
. ＼ ｰ{ ､! ｢ ｀-＝ ´ ｀＝= ′ {！ﾚ /／∠ にｿ
＿ ＞､_| l __ , ､__, ⊥| ﾚ ￣} ＼ ／ 今後も「良い関係」で頼むぜ。
＼ _,／ ＼ | |' _⊥ -/ /-┬┬T勺 ）|｜ ｌ ヽ
/ Y⌒｢ / ｌ {土⊥⊥=イ l｜ )ｰ ､
√￣￣ 、 { ｌ { | ヽ- ｜! | | / ／ ＼. ┏━━━━━━━━┓
／ ＼ヽ ｌ ／l | ｜| ／ ／ ｌ ┃ 「ズッ友」？
ヽ＼ j￣ l l ｜l ／ ｌ ┗━━━━━━━━▼
.
, ' ￣￣￣￣ ｀ヽ
/ ＼
/ ヽ
. / '´￣` "￣` ヽ
| ( ●) ( ー ) | こちらもショートカットの件など、
i j
ゝ ' ＿ u. ／ まだまだお手をお借りしたい案件はございます。
. ＼ ヽ ノ __, "
` _ _ , ' ´ /::＼
/:/ /:::::入 ./::::::::::|""＼
／:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - ､
／/:::::|V∧::::::/ ＼/::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
／:::/:::::::| /:=:::i /::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. ＿＿ ./:::::::::::::::ー:::::::＿:;::::':::::::::::::::::::j::::､
. （ﾁﾗｯ ） ..／:::::::;:へ::::ー-----､-―イ::::::/::::::::ヽ
. ￣￣ ./:;:'::::::/.ヽ'::;:' ゝｔｯ＼ヽ、./::／ }::::::::l
〉::::::::{ ':/:/ ｌ ／'" j::::::::l
/:::::/:::ゝ.l/ ,._-ー/::::/:l
. /:::::/:::::::::/ ﾊ {" `/:／ﾊ:l
/:::::::::::::::::::{ ､ ＼ -‐' ,::::/´ ` ま、そのへんはな……。
,::::::::i:::::::::::ハ ＼ ＼ ﾊ:/
,:::::::::l:::::::::::l ヽ ｰ ／ 'ﾞ
/:::::::::l::::::i::::l ＼ ,.イ
/::::::＞l::::::l::::| _／::| ,.,'⌒!_
. _ f ヽ‐.､-r'" .l:::::ｌ::::ト､ /.!:::::::::| / ' / i
.... ＿ ! ', ', 'ニ V::ﾄ:::l ＼ / !:::::::::| / .l .l .!
＝ﾆｒ-､ .| ｌ ｌ .lニ､ ヽ! ヾ／`―- ヽ.|:::::/ﾘ ' .! ｌ /.ヽ
....ニl '_l j .! !ﾆﾆ､ ／ ｀∨/// }j:::/ l＞ ､ ' ! .! ! .l
...ﾞ二' ﾘ .! l .!ﾆニヽ_,_' ヽ￣`/:ｲ 'ニﾆ＞ 、 .i ! ! ｌ '
ニ二l l .j - .!ニ／ / l//ハ / 'ニニニ＞＿ ＿ j ' l ', ',
.ニニ! .l ' !=.' ,ｲ-、 !//ハ. '二二二く_. ｀ヽｿ ￣ ｰ ,
ニ二ｌ ´ _ - ノ /ニニ、 .ｌ'//ハ. 'ニニニニヽ. ' - ､ ＿
.
＿ ｧ─ 、 ｧ─ 、 ＿_
ﾉ 乂 || | | || ﾉ 乂
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＿ ｣L_,, -‐ "~￣ ￣~゛ ‐- _| || ＿
ノ＾乂 -= 二_ ＿__ _二 =- ノ＾乂
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.ﾞﾉ(§乂_ ,.ノ §乂. ヽ .| || |
|f |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l.ﾞゞ==彡∧. | | .V/ | } |f⌒Y|
| i三｀`ｰ- ､,,_;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;::--‐‐一=ミﾐ三三ﾆニi∨─∨ ｉ| | |／|:|＼| ィi〔 | || |
|.ﾞi三 ,--､ ｀`"´￣_,,,,,､ ミﾐﾆ=ニ三三i.ﾞ| | ＼ｉ| | | |:| | .［ニ| || |
|..|彡, ヾ＝' !ﾆ彡' ,ｼミﾐ三ﾆ三ミﾐi..| | ｉ|─── ￢冖 '''''＿| | |:| | |二ニﾆ［| || |
|.ﾞ|;ﾂ : . ｀ﾞヾミﾐ三ニミﾐ'ﾞ| | ∧ｉ| ﾍ::{[ _＿＿Ｖﾆ| | |:| | .|/////|｡s≦|
｀'l;| ｰ-- ' .: ,,.... ,ｨ -ｰ‐-､ ヾミﾐﾆ三ﾂｰ-､. | ∨ｉ|ﾆi|::i[ ∨ﾆニ［ﾆ］| |:| | ─==ﾆ|＞''´
l;l ､_ _ .: ｀ﾞ;:' ヽ ミﾐ三ﾆﾉ⌒i.|.....| ∧ｉ|∨￣ ∨///| | -‐ | ￣
∥ ヾヱ'孑 :. '､ヾ弌ヱ='"´ ミﾐﾐﾐｼ:｀） i.l... | ∨ｉ|~ ─=ﾆ| | __ﾆ=-
l ｰ‐'" .: ヽ＼￣ ミミﾐ' ノﾉ// . 二二∧ ￣
', ,.:: ､,. ミﾐ/ '/. ￣￣￣￣
', / :. __ い､. ミｿｰ-;" 麻呂は、本家に寄った後
l / ` ｰ‐"´′.., -.､ .ミﾂiﾉｿ
l ' : : , イ, 〉 〃 i､ヾ､ またしばらく王を名乗るものの都に出向くゆえ、
', _,､-,ｨ´￣ﾍ./ ./ ＿＿＿.l＿＿＿＿ ｾｲﾔ
ヽ ／⌒ﾑ 〉 ∨´〉ﾆ二|＿＿＿ 何事かあらばオクノ村の聖也と相談されよ。
. /⌒ヾ､ ＼ﾍ jｰ"―‐ｹ ￣￣ -
. ノ、 ＼ .〉､- "x,ｰ-,!f￣ ― ＿
.. ／,'｀ゝ､ ＿ﾉ`ー ' ＼｀ ､/ﾚ'｀:::::;; ￣ ―
. ／ / ,!.,"lﾞ | ｀K ＼ ＼ / ＼ ｀丶､ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
......／'ー 'ン'''!,ン‐ﾞｰ|ー ﾍｰ "｀＾｀ ＼ ＼ .''''" ┃ ゾォルケン家は王家の臣ではありません。
/ / ,' ! ＼ ＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／///////////ヽ////////////∧
ﾑ////////ｎ ∧///////////////∧
:////////}^^^^∨///////////////}
////////ii} ∨//////////////}
:/／//////} ∨/////////////}
´//////‐-_ __-―‐‐////////}
Ⅵ//´______￣ヽ イ ________∨//////ﾉ
ﾊ乂 て::ﾟ）｀} X て::ﾟ厂￣八;////} 承りました。
ﾊ ー―┤ ゝ＝－ |i|ヽ///}
ﾊ ,ノ |i|n}///}
ﾊ ＼ ヽ |i|u}///} ……ショートカットだなんだは早くても来年の話、
ﾊ |i|i|i|i|i|/|
ﾊ γ二二二二ヽ |i|i|i|i|/|i| そのときにならないと人足勘定もできん、そういうことだ。
ﾊ ー― |i|i|i|/三ﾆ、
|ヽ / :|i|i|/||三三≧==--_
|i|ii > イ::::: ﾚ´王三三三三三≧==__
_=≦i川i|i||i|≧- ≦: : : /:{王三三三三三三三三三≧=_
≦三三三王}::ヽ: : : : ／::{王三三三三三三三三三三三≧x
∠三三三三三王}::::∧ ／:::::::{王三三三三三三三三三三三三ii∧
,＜三三三三三三王ii}:::::::∧ ／::::::::::{王三三三三三三三三三三三三三ii∧
/三三三三三三三ii王ii}::::::::::∧__／::::::::::::::{王三三三三三三三三三三三三三三i∧
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／ :::⌒（__人__）⌒::::＼
| |r┬ i | わかったお。
＼＿＿ `ー‐' ＿＿／
/::::::::ﾊ＼/Vヽ/;:i:::::::ヽ
| :::r::ｌ::ｌ ﾊ |:7::::::ｌ::|
.
＿＿ .／ ＿＿＿＿ ＼ ＿＿ ／ ＿＿＿＿
､ ／ ＼ ／ ,.ｨ≦￣ Ｉ!￣工_≧ 、 .＼ ／ ＼ ／ .,.ｨ≦￣ Ｉ!￣工_≧ 、
Υ ､０ｨ. Υ ／__ 三. |L|」|/V/ _＼ Υ ､０ｨ. Υ ／__ 三. |L|」|/V/ _＼
｜ _)i(_ ｜ ||((｀_}[]｛_￣／ヨＥ＼´))||: ｜ _)i(_ ｜ ||((｀_}[]｛_￣／ヨＥ＼´))||
｜ （(⌒Y⌒)） ｜ ||-ｬ‐=ﾔﾆT￣Tﾆｱ=-ｧ-||: ｜ （(⌒Y⌒)） ｜ ||-ｬ‐=ﾔﾆT￣Tﾆｱ=-ｧ-||
｜ ｀ )Ｉi( ´ ｜ ||━`┯゛┷ｧ ┷rr━'━||: ｜ ｀ )Ｉi( ´ ｜ ||━`┯゛┷ｧ ┷rr━'━||
｜ 《´.｀》 ｜ || )/￣,/＿＿}{＿＿_||: ｜ 《´.｀》 ｜ || )/￣,/＿＿}{＿＿_||
｜ ｀.ﾟ´ ｜ || 人__,/￣T￣l|￣ T｀||: ｜ ｀.ﾟ´ ｜ || 人__,/￣T￣l|￣ T｀||
｜ ｜ ||／￣,/ｰ====='ﾄ.__.ｲ ||: ｜ ｜ ||／￣,/ｰ====='ﾄ.__.ｲ ||
｜ ｜ ||｀ヽ_,/ー＜＞,/l|ヽ､ 7||: ｜ ｜ ||｀ヽ_,/ー＜＞,/l|ヽ､ 7||
｜ ｜ |l .,/l-＜＞,/ ll__/＼_||: ｜ ｜ |l .,/l-＜＞,/ ll__/＼_||
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿..ヽ,/___.l|. ｀||: ｜ ｜ || ,/. |'⌒ヽ,/___.l|. ｀||
＼./ ,l|｀ヽ.___||: ｜ ｜ ||.,/ l_＿_,/ ,l|｀ヽ.___||
〇 ＿＿ ＼／l| ｜ ||: ｜ ｜ ||´―┤ ,/＼／l| ｜ ||
Ｏ ／ニ二＿_／＿＿¨7ヽ ::ﾊ ..ll_ノ｀ヽ.||: ｜ ｜ || . | ,/ i .ll_ノ｀ヽ.||
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:||:＿＿__/＼ } } .l| ゝ＿_||: ｜ ｜ ||、.／| ,/_.ｲ´＼.l| ゝ＿_||
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}}＿＿_/¨＼/l/ _l|'＿＿.||: ｜ ｜ ||_|＿_l/＿＿＿_l|'＿＿.||
.／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／⌒＼ (:::） ヽ/ヽ ,′ .￣￣ ´ |: | ｀ ￣￣￣￣￣￣￣￣ ´
i:i:i:_i_i_r==┐i:i〃{¨ ヽ＼ ヽ/i:ｉ:ｉ} /
／i:i:i:ｉ{Y⌒|i:i:i|| 弍ｔｧ-､__} Yi:i:i:ｉ/ ,／
i:i:i:i:i:八t__ｉ|i:i:ｉ|| ﾆ==' }ｧﾉi:㌣ ／ 秋の定例村長会に、後見儀式も滞りなく。
i:i:i:i:i:i:i||ヽ_l|i:i:i|| . -‐'ｰ'､八 ／
i:i:i:i:i:i:i|| ||i:i:i|| / ｔ‐- ､./¨￣ てーか、お三方は辺境伯様のお代官様になったんだし、
i:i:i:i:i:i:i|| ||i:i:i|| 二,/||
i:i:i:i:i:i:i|| _||i:i:i|| /i:i|| 俺らゾォルケンの会にご足労願うのもどうなんだ？
i:i:i:i:i:i:i||´￣￣¨¨ヽ‐-'」i:i:||
i:i:i/i:i:ｉ||´￣￣¨¨7 ￣¨ヽ
ｉ:/{i:ｉ:ｉ:|| ／ } ‘,
i{二二」 ／ /. -┴‐┐
. ヽ} ／/ ／ ¨¨ヽ
:¨￣ ／ / ／ -‐ ¨ ／{|
: / ／ /ヽ./
.
. ／ィ/ : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼: ＼
. /: : : : : //: :/: : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : '.｀¨
/: : : : .://: :/:: : : : : :／: .:/: : :/: :八: l:. : : : : : ｉ : : '
／: : :.:::::://: :/:: : /: : ': : ::::/: : :/: :/ |::|､:. : :i: : :!: : :.ﾊ
__／: :.:::::::::::::j/: :/::: ::/: /: : :. '∧: :/: :/ /|::| |::. : !: : i.::. :} ﾘ
.... ｀ヾ::::::::::::::::::::::::| j:::: /: /:::／ /: :×: :/ / ::| |:::. .::: : i::ﾄ :!
￣/:::::::::::r‐|/:;; : :/〃..,,_/_'´ /´lﾉ ′__l|_|::::/:::: .::::| ﾘ
.. ｰ=彡､:::::::| :.:､ |: / /ーｔ::ｧ‐､¨¨'': /´ｨt::ｧｭ!:/ }:::.::::::l
. /:::::::l :.:.:.:|/ ￣ :.／:.:.| ::'ヽ ￣ ﾘ.:. !:::j:::::′ 立場も変わったのに、
. |ﾊ:::::::ヽ ､':. ´ :.:| | j/ /::/!::/
. |:::j!::::ゝ_） :| | /ｨ/::/ j/ これまで通りというのはおかしいか。
. |:∧::::::::::ﾄ ｀ ´ /::/ j/
. |' ∨Ⅵ! ､ ＿＿＿ .ｲ::/
.... ＿ ,， ＜: : : : : :| ､ ´ ―‐ , /:ﾘ┴- .,_
.. : : ＼´: : : : : : : : :.rく{ ＼ ／/┐: : : : : : :￣￣￣
.....: : : : ＼: : : : : : : :|i:i:i≧==--:｀ ー―'_,,.r≦!: : : : : : : : : :＞ ´
.: : : : : : :＼: : : : : |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ij: : : : : : : :／: : :
／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ 確かに、俺もいまはお三方の下の村長。
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ
ヽ ､〈 ｊハ{::::! 他所の家の会議に出るのはおかしいかもしれません。
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : :
.
／￣￣ ＼
__ノ ｀⌒ ＼
（●).（● ) | ゾォルケン家の会議だから、
（__人___） |
, =二ニﾆヽ､ | 他所者は首突っ込むなと言われればそりゃまあな。
/ 二 ヽ､`,┘ ﾄ、_____
/ -､ }、j┘ ｲ// : : : .｀' ｰ- 、
/ /{_/ニニ,´＞/ : : : : : : : : : : :ヽ
_/＿__ ノ : 「r{::::ﾍ / : : : : : : : : : : : : : : '､
/ : : : : :ヾﾐ : :.i r:::', y : : : : : : : : : :/ : : : : : :'
: : : : : : : :/ : : ｉ .i:::::i ,i : : : : : : : : : r : : : : : : : :i
,' : : : : : : : / : : : :i i::::::ｉi: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
＿＿
／:::::::::::ヽ
＿＿＿ﾉ;;;::::::::::::::::::ヽ
|:::::::::::::/;;;:::::::::::::::ヽ::::::＼_
ﾄ|::::|:::::::;;;;;;:::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::ヽ､
|:|:::j:::::::|ヾY''´):::::）::::::::):::::ﾊ::j
j:|:::{:::::::ヽ (::::（::(ヾ::从ミ:::ヽ
|:{:::::ヽ::::人 ）ｲｨt7ﾊﾉ/^i:::ヾ しかし、随時の相談とは別に、
`ﾄ(::::::j:::汽ｿ ゝ' ¨ /::/
(''ｿヽ｀¨ , ﾊ;） 定期的な交流、連絡の機会はお互いにとって益となるかと思います。
',. r-ｦ / .l)
丶､ ￣ ／ |､
|｀==.´-一ﾞﾞ:.:t＿
＿＿＿＿＿,,-一'.:.:.:.:.:|:l:|:.:.:.r.yヽ:.:.:｀ｰ───､
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:l:|:./ / /ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|f Y / / ,ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..| ┃ ワカメはシタノ村・村長代理として出席。
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ィ¨;;;; ／;;ヽィ;;;;;;、ィ;;;;!
〈;;;;;;;;;-、;;;;;;ィ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!、
ヽ;ヽ;;ヽ｀ ′ ｀ _'、t-, ;;;;;;ァ
〈;;;i ヽヽｉ ｉ ィ;;;;'-‐、jヽ;;;〈
ィ! ,'⌒ｉ｀'｀ヽィ 、 ヽ;;;;;;ィ
! i ｃ ｃ 〈 ィ¨、 お隣さんのシタノ村は随時でもすむだろうが、
{ ! ,', ξ }
ヽ ／ i.j 、 ,' ７村全体で「良い関係」のためには顔つき合わせる機会は必要だな。
! ヽ i ‐
i , ' !、
.,'￣ i , __ ' i i,'｀-‐‐‐===ﾆﾆｔ
! ｔ イ′ ヽ ' il ! !
i i ヽ ィ‐=＝ ィ¨ ! ! i
.i ! !.:.:..ヽィ.:.:..:.:..:.:.| ! / !
, -… …- .
fﾆ＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .
ｰ=ﾆﾆ :.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
/:.:,:.:.:|}:.:.:r:.:.:.:.:.:._:.、:＼:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:
〃:/:.:.{ﾑﾍ:.{ ＼xく:.:._＼:.:＼:.:.:.:.:.:.;.:.:i
{:./:.:.:.:{ ＼〃彡 rｯ⌒`｀Yヽヘ:.Ⅵ{
ﾚ}:.:.:.:ﾊ‐‐x 'ー ´ 仆{ﾍi 〉:V
.i:.:./:.:.≦ﾂ } ﾘ厂/:.:.ヽ＼ 今後もオブザーバー出席は望ましい。
.|:/ }:ﾍ く _ ｨ:.:.:.:.:.:.ト:.＼
, _ ¨ 厂Ⅵ:.:.:.:.{ ￣ とはいえ、ロレンス含めた４人も招く必要はない。そんな感じか。
ヽ ／ ヽ:.:.:.:.:＼
,. ／ }:.:.八:.:.:＼
>=く ｲ:.:./i//:i:i:＞-…――:..、
//／ﾊ___ ＜//:.:/:.ﾚ:i/:i／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾊ
__ ィ77{//r‐､////ハＶ:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i／:i:i:i:i:i:i:i:,
.
-── ─ - 、
／ ＼
/ i
i l
|_,ヘ_ - ￣￣` |
|,-iiii- r‐iiii‐､ r￢ |
| / ___/ |- 、 なんとは申しましても、お隣同士でございますからな。
| |_ -へ / |`i ヽ
! r 二＿_ ＼ | rl| ｜ l 瑣末な行き違いなどあってはつまらぬことかと。
l ﾄ ー i / l| | |
ヽ ／ / | l
> ＿ ／ / / l
／ ＼ ￣￣ ／ / l
／ / └── ¨ / !
/ |l! ／ l
|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＿;:;」
├r―――┴――一 ''' ""三￣´::::::ヾ
/::{ ｨ'三) (三ヽ ,ｯミ::::::::::::::::ヽ
{:::ｼ ~´ ｀ヾ､:::::::::::::::::l
l:::l ,. ニ ､ :. .: ,r ニ 、 ﾐ:::::::::::::ム、
l:::! 'イでiﾝ､ : :. ,ｲでiﾝゞ:.:. ﾐ::::::::::/^い
. l::l :.｀^"´ﾉ.: :. ヽ｀~´ノ:.:.:. ﾐ:::::::ｲ ﾘl
. ヾ! ｀ " ´ / ::. ｀ ´ ﾐ:::::/ﾑ_ノ/
'i, ,' '^ヽ ﾐ::::l 'ｰ' / ふむ。
'i ヾ'ｰ ''"く、. /｀`7>、ーf′
l ｀ヽ. / ///>、:ヽ、
ヽヽ ,ィﾆﾆ丶､_ ﾞ:..../ /./////ﾄ､....ゞ
ヽ ^ヾ二´ノ´ _,ｨ / /.//////:.:ヽ
丶 ｀" "´ . ./ / //////:.:.:.:.ヽ‐-.、 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
｀ト､ ＿＿_,, / / /////'′:.:.:.:.:.ｿ ﾉ ）... ┃ 「間借り」なので大家の部下とは仲良くが基本方針。
l = / / /////:.:.:_,. - '" ／￣｀`丶.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ﾊ ヾ ./ / /////''"´ ／ ｀丶、
, ィ'l l ヽ / / ////'′ _,. - '′ ｀丶、
.
__ ,.=ミ
_ノ⌒¨´::::::::::＼__
γ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
｛:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
):::r=-‐ ＾__⌒´ゞ:::::::::::::〉
ヾﾍ 〃⌒ヾ ﾐ:::::::::::〈
vぃ ,.=､__ヽ }:::::::::::::.
｛ ﾋ}__{ }_ﾋﾘ＿{,.=､:::::ﾉ お三方にも、辺境伯様の代官としての職務がございましょうから、
‘ｰｸ ､_ﾉ‐' ,ら}::::{
{ゝ ,， f ｲ/´ 今後は代表として１人か２人に出席を願われてはいかがでしょう。
ｰ / |
,ﾚﾍ
` ┬=彡,.≠ﾆニ｝｀ヽ、
｢{￣｛ﾆﾆニア: : :/: : ｀￣￣￣￣｀ぃ
, -圦,.斗=*ア: : : :/: : : : : : : : : : : : : } : :.
〃:/*ﾆﾆﾆア: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : {:. :.i
__／/:/=*ﾆニ/: : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : ': : :|
f{: : : /:/ニ*ﾆﾆ7: : : : : / : : : : : : : : : : : : : : /: : :｜
///ヽ -‐ }}￣¨ = ///////
////.∧-‐= γﾞヽ￣¨ﾞ|//////
////ﾊ∧‐- 弋__ﾉ´￣:|//////
///.γY⌒ﾞ=､__||__,=:´￣ ヽi:i:if
////{ |', ‐-､ γﾞ¨ :||i:i:||
/// 人:|ﾊ:=.tｧ=xﾞ‐=ｔｧ=彡'||i:i:|| 建前としちゃー、俺達ぁ辺境伯様の土地を借りてる同盟者だしな。
＞´¨|: ',i:{_`¨¨´ { ｀¨¨ '||i:i:||
l ‘， ||i:i:i', `ｰ' , ﾞｉ :||i:i:|| お互い連絡あるのはいいことなんだが、そんなとこでどうよ？
| ゝ||i:i:i:i', '‐=ﾆ´ } :||i:i:||
. ‘， ||i;i;i;i||｀ヽ ／||i:i:||
＼ ||i:i:i:i||¨¨ `ｰ‐ ´==l|i:i:||
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 辺境伯様の上意や判断はともかく、現場の連絡を密にする意味で、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 僕らのうち誰かかは参加させていただければと思います。
从ヽ､ ___ ,, ___ ii＼
／ ∧＼ ､ｼ介ｖ ／/ ＼
|ヽ 7 .＼ //∧／ i´ ∠|
|< i ＼ ＼／ ／ === i >|
∨: :.＼: : : ヽ: : :.＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
. i: :|: ヽ_: :.ヽ__二-／ ￣ ‐-ト- -ェ__: ヽ: : : : : : : : : :|
i: iヽ:/ ￣ -- ／ ==≠=ﾌ :',:.:l⌒il }: ト､: : : : : : : : :.|
. ＼i L .ゝ__／ イ ／ :',:.l⌒l il: :.:.l:ヽ､ヽ: : : :.:.:l
ゝ ヽ ´ {i} ,.´ :',:l _ﾉ i}: : :.l: : : : : : : : :.|
〉 ソ´ ヽ_ノ: : : :.:l: : : : : : :.:.:.| このようになりましたが、いかがでしょう？
/ i: : : : : : :l: : : : : : : :.ﾊ
／ i: : : : : :.:|: : : : : : : : :ﾊ
< ´ _ i: : : : : :.|､: : : : : : : : ハ
｀ ‐‐ノ _ - ‐ ヽ i: : : : : :| ヽ: : : : : : : : :.ヽ
ヽ､__=f ´ }: : : :.:.:.| ヽ: : : : : : : : : ＼
|___ -ｲ ,.´:|: : : :.:.:| ￣>､: : : : : : : :.＞､__
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',;:;:;ﾂ'´ ミﾐ三三三三三三三三ミミミﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐi
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ﾉ `´ `三三三三ｨ彡彡'=＝''､ミミﾐミﾐﾐﾐﾐi
,' ..､,,,_ ミ三ﾆｨ彡彡イ く⌒､ ヽミミﾐﾐﾐﾐﾐi
ヽ､ '´ （ﾟi,,ゝ､ 三彡彡彡" ''ヾ ヽ ',ミミﾐﾐﾐﾐi
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/ ヽ ' 彡彡ｼ , ｀ ノ ,/ヾミﾍヾﾍi
/ 彡ｨ彡 !､___,,,／ヾ川川川ｿ では左様に取り計らうでおじゃ。
/ '｀ヽ 彡彡､ ;;ヾ彳´ 川ﾉ川ﾉ,ゞ
ヽ､_,つ ' 彡;;ﾂ ..:::i:: 彡ｨ川ﾉ川ゝ 本日これまで、大儀であった。
i ...::::::::i: 彡'ﾉ川川ヾ
| ..:::::::::::::ﾉ 彡ｨﾉ川ﾉゞ
ヽﾆ=ｧ- ..:::::::::::::／ ,,r‐;''"..:::::::::
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｀ｰ､'´ ､ ..:::::::::::::/ ／ ／ ,ｨ':::::::::::::::::::::
ヽ : ..::::;::::, /:/ ／ ／ ／;;;;;;;;;;;:-‐''''"´
ヽ,,,__.::::ノ:::/// .／ ∠-‐''"´ _,,,, -‐'''"´
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ﾆﾆ=- ＿ ￣ ‐|r―ｭ 」r―ｭ | |｢"''i――i : : : : : :| |,,⊥,,|/| 二ニ＝-‐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- ＿ ´"'' 」=- ┘￣￣ ¨¨¨´
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::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : ::..／￣￣＼:::::: :: |:::::,⊥:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“'' …／ _,ノ ｀⌒.ニ|／ : : ￣ ‐:|:_:_:::::::||／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
,.｡+''｜ .（ ⌒）（⌒）
,.｡+''” : : : :｜ （___人__） 街道全通に、ゾォルケン家の後見。
｡+'“: : : : : : : : : : :| ﾉ
: : : : : : : : : : : : : :.| | いやー、ついにって感じだろ。
人､ |
. ,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノ
,. -ｰｰ -‐ ´:::::::::::::::::::::::::::::7
..／..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾒ、
｛ :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ､_
..| ::::::::::::::::::::::..｀、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..｀ヽ
..'| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ
ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::.ヽ
`,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::_,rｰ'､
}:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､:::::::::::::::::::::::::＞＜￣＼::..＼
. }:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::...＼ ム:::::ヽ
l::::∨ :::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.､／...:::::::::ヽ}
.. {::::::＼,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／"￣:::::::::::::::::::::::::ﾉ
.
,r''''''''‐-.,_ヽ､_,,r‐----..,,_
.. X ／ .,,,r`ヾヽ `.､__
.. ./ /丶 ._,r'´ ,r'7_,, `iヽ. 丶､/
.... 十＋ ,r;'r'7´ / // ,r / i, i, l `iヽ. /ヽ／
.. | // / , i i l / / l i i ! i l ヽl,. ／ ﾍ.
ﾚ' l /! i ,/ ﾚl,/ ! i'l il i l .! l Z l ,! "´i￣
ﾚ' ! i l ,r-､ ﾚ' ﾚ'l !,! ! l__,ﾉ!,!
Vl 'i l i ｡! 'つ､!,N ,! ,i ! ,ﾉ
l l l ,,｀´ _l ｡,!ﾄ, ,ｲ ﾄ､! Y´ おー、鉄張りですよ鉄張り！
Vl l､ '___ ￣ ! / /-'/_,ﾄ､
l !ヽ､ヽ_,! ' '_,//./,／`､ヽ l 裏の紋章はゾォルケン伯のものでしょうか。
! l'´ _＞-､‐'´ﾚ' ,/i`ヽ l l !
ん`,r' / ./ l ,/_,/ `,/`､!l__,!
! / /へ/ ﾚ' / `ｰ-,､
_,ﾚ,,,,,l-l7''ﾌ,rヽ / ,r‐'' ´ `ヽ ＿＿＿__
,ノ ,r'7´ ／7 l／ ヽ' / . _ ≦三三三三三≧ _
`ｰ'<_,／ / / / ,,r≦ ＞ ￣￣￣￣￣ ＜≧､
/ ', /ｰ'' ! ,,. | /.:::::. .:. . : . : . ::::::::::::.V/|
`､ ', ,' `､-| !.:::::: .. :. _ ＿＿__ . : . :.:::. ::::::::::| !
`､ ', ' , , '` | !:.::::::.. r≦二二二三≧､':. . . .:::::::l |
`､ ', ' , , ', ', 'l |: .::. .. |!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|::. .::::::::::l |
,r`､', ' ', '..... | l .:. .. |!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|::. .::::::::::| !
/ / ',' ,' , , ' , '_ , ! :. . !i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!l}:. .:::::::l!
／- '' `ヽ'_ ' ' - ‐ V, . . Vi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ilV .::. .:::::::. '
_,r' '´`､`ｰ----ｰ''''..v ..::. .:. ヾ!i!i!i!i!i!i!i!i!!ﾙ' .:::. .:::::. / /
__,,／ ,r ,r‐'7 /´l,_. v∧::.:.:.. ｀¨""""¨´..:::.:.::.::::. / /
／ ￣'｡‐-<_,,,/ ／ ,/ ; `ヽ、 ,／. 'v∧:.:.:.. . .. .:::::::::::::::/ /
l--.,_ ｡ ／__,〉-‐''''´ ; ', ',`ｰ′ ,' ,' ,' ヾ.::. .. .: .::::::::::::;ｲ! ′
_,r''´, _,,,,〉-‐'''´ ,' ' ', ' ,' ,. 、 ＼ .: .::::::. ／
_,,/-'7´,r‐'´ ; ' , , '... ＼ ＼ .. .:. '／ ／
,r<_ し' _ , ',' , , '. ` `ー― ''" ／/
`ヾ､`、 _ ,, - , , _ - ' ´ , , ', ' ≧zzzzz≦ l
.
＿__ ＼:.. ､ ､
＼:.:.￣.:.＼:.＼ |:,
-――-:.:.:.:.:.:.:.:.∨∧ /
＜ ＿＿_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}' | いいなあこれ。
／:.:.:.:.:＿__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
／:.ィ{:/.(_◎_j)ニ∨^!:.:ｋ _ 辺境伯様より剣、ゾォルケン家より盾。
／´￣,|/{〈苡 ^苡〉 }!人:.＼ /､｀>､
/´￣ 圦ﾒ ' ＿ ∠＼ﾄ､(＾＼∨∧ / 親方達はまだ騎士じゃないけど、それっぽくなってきたよな！
/{斗＜^ヽ. 个 ´_ ∠＿ ＼/＿＿}.}￣∨ /
./. ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿../
≧ | i￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣"'i |＿
. ／ ／ |＿ ＼
∧∨ ＼ ＼ r＝, lil＼l＼
. ∧∨ ＼ ＼ ＿＿_|i l＿_i_V/V/__
. | | ＼ ＼. Ⅶ ＿ ＿__ _＿.∥
. | | ＼ ＼ V |i | | i|
. | | ／ ／ i／ ./ ./
. | | ／ ／ ／ ／
. ∨∧ ／ ／ .／ "
∨∧ ／ ／. i＼i＼ ／∥
＼ ＼ 「￣ ／.. .V/V/ l//i
| !＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__! |￣ ＼ /／
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ Ｌ＿ ＼ ／
_ ィ( ≧=≦/ } )､ ＼(￣ ∧
ィ(￣ ヽ /_ ノ }ﾄ､＿＿ ｨ( :〉
〈､＿＿＿ }i.｡s≦ └--=≦ ﾄ､/∧
ー―‐ ´ ＼／ ∨∧
∨∧∨ﾉ＼ 人
￣]￣{____ ＼ て
「￣( ‘， 〈
∨/_＼＿＿〉
｀ー―‐一'
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ むしろダイのほうがそれっぽいだろ。
| ｀⌒ ´ |
. | |
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼ 後見のしるしだからあげるわけにはいかないけど、
| ___´___ |
ヽ、 `ー '´ ／ 僕らが持っても飾りにしかなりませんからねえ。
ノ ＼
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼ それもこれも、
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
| |r┬-| | ダイやヨコシマ、ポップたちが街道工事をやり遂げてくれたおかげだお。
＼ `ー'´ ／
/
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） それなー。安心して任せきれるからなあ。
. | （__人__）. ｒｍ､
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 || 本当、お疲れ様だぜ。
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
､ -‐…‐-＼:.:.:.:.:.:.Vヽ/＼
_＿__＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.,
. ＞‐-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
,.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:./､
. ,＿___,:.:.:.:.:.:|:./‐ヽ .:.:.:. |-＼,メハ:.:.:.:.:.＞
／:.:.:.:.:.:.:|/-=ﾆ＼:.:.:|=／⌒ヽ|:.:.:.:}:.＼
. ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.|／⌒ヽ ＼| /ヽ :.:.::/:.厂
￣￣/:.:､:.:.:|′ /ヽ __ ! ｲ＾Y
|::/i＾ヽ| __ , , ) ; へへへっ、それほどでも。
|/..| ,ヽ _＿ ｀ -‐ ヲ /／
人___､ 辷_,,.. -‐ ´ ,.:'＼
∠个:... イハ厂
__＿从/ | ｀¨¨ |========┐
|「￣ ,| ｀| .0 ||
|| 0 .′ | -=≦_ _＿＿____
_,. -‐ _」L,,,,, /‐- -‐ | 7/ ¶ ＼
. .／. ¶ |}￣￣ /‐- ..,,___,,... -‐, // :|} }.. ＼
. / { .:|} |} / V ′_＿_|}____ / ＼
.
{ ∨ / | i ヽ :. ∨/ / ﾊ ｲハ
.／＼/ / { | i | | ヽ } .ﾊ.､ |ハ ／ / }/
八＼ , i { | ./! i | .ﾊ八 }､} .ﾄ､ | | ＼ ! ＼_/ ／ ﾉ
.ｨヾ＼N .| | l /八{ヾﾄ { ヾ {＼ .|.斗 |ハ | / .| ソ ／.八 ／
_ﾄ､.〉、 ＼Y ﾊ .l､ !{___≧z≦ ≦zzz=.ｧY / 八／ ／彡' 〉／ ／
ﾉ ≧＼ .八{ .〉! ヾ八 つ:::::::} つ::::::::ﾘ/´ /￣ ア
≧=ｚ__三ﾆ/ハ ＼{＼ヽゝ- ' `ー '/ ｲ ／ -= 調子に乗るな。
〉-- .ﾊ ＼＼ | { ./イ}〃⌒ヽヽﾆ=-=
.《´ ￣ ／＼_≧l| ﾄ _ ノ⌒ヽ .イ 弋＿ノ } だからおぬしはヨコシマなのじゃ。
≧=- l| 八___＞ .}´: : : _:ノ=≦＞＼/ ィムﾆﾆ
〉ｚ=---! ＼{ Y三ﾆ＞ ´7: :｀ヽ´ ト､ Y ／ .)/
ヾ( 八 .ﾐ≧==／:/ /: : : : }∧ /___ハr' ／
≧z___/: :/ /: : : : : | }ﾊ Y，
.ｲ: :/ .,: : : : : :.ﾘ |: | .|∧
,..ｨ≦: : /-≦三ミ: : ,′ |: | .|＼:＼
Y /: : ノヾイ: : : : : : { .|:ハ :} | ヽ :Y
＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
≫ ≪
≪ なんでや、今のはヨコシマ関係ないだろ！ ≫
≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/|:::::::|.|:::|........,ﾄ､....∨:::::::::i...＼::::::::::::::::::ﾍ
/:::::::::::／:::::::::/:::::::::/...{:::::::|:|:::|y／ ヾ:_∨:::::::}........ﾍ::::::::::::::::∧
|:::::::／::::::::::::::!:::::::::∧:´＼::Ⅵ:}' r､ ! |:::::::/＜.....∧:::::::::::',Ⅵ
|::::/ i::::::::::::::/!:::::::::{ ﾄ､ {_メ､ヾ{l:| } |::／i::, ￢､....|::::::::::::| ヽ
|:/ ∨::::::/ V::: ﾊ {:! ::::::::::. ゞ ﾉ’ }'∠ i ',ヾ::::::i:::::| いじるなら丁寧にやってよ！
}' ∨:::{ ∨ﾄ､ ゞ ﾉ::::::::::::::ー─‐::'::::::u (-､: }:::::::i::',:::i
ヽ:| ヾﾊ-:< , ＝ ,._ Lﾉ :':::::::::',ヾﾘ 雑すぎるだろ！！
八 } _｀_／ __,.ハ ,...r:':::::::ﾄ､:::',
从 V,,..z7'´ ', 人. ヽ- ､| ＼ ＿
ヽ ∨/ j ,. ＜ / ＼__ _, ´
､', ,..:'::´::: / / }
ヽ---へ::::::::::::/ / /
.
ﾄ､ ∨: : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ ﾄ､
|: :＼.∨: : : : : : : : : : : : : : : :ハ:}::ﾊ
.乂: : : : : : : : : : : : : ; : : : ;_: : : : : : :j..ｲ
＞: : : : : : :/: :／ﾉ : :/ ｀ ＜: ｲノ
-=ミ: : : : ＞イ:イ 彡イ ￣ヾ:ｆ⌒V彡'
丁ヽｲ⌒ ´_｀ヽ }ﾘｒ り
.イ' ﾄ､; tり ｔう j f_ 乂 いやーこの感じ、久しぶりだなあ。
￣ __乂ﾉ l ゝ ＿ 从⌒ヽ
￣＞斗' 人 f:::::::::::ﾉ ｲ / ／ ショートカット工事はするにしても来年だし、秋冬は一緒にいられるな。
〈 ( ＞ - ＜ ' , ｲ｀ヽ
. ｀ー-__｀ー- ＿_ ／／ﾆ !.!
//ﾆ-｀ ＜{{ }}ﾆ＝彡-=ﾆﾆ; }
. //ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ//
_,.....::::::::―‐::...._}:::::::::::::::::::::Vl:::::::::::.
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
- ､::::::::::::::::::::::::::, -===- ､::::::::::::::::::::::::l, --::ｧ
｀＞:::::::::,::/-, {///} r-,, l:::::l_::::::::::::::::／
,／:::::::::::/ } l/_ｰ' `ｰ_',...,,-､_!::/，l,::::::::::ﾄ､
/:::::::＿__::},／==-.ｨt-,‐´-==-l::ヽ､!:::::::::＿＼
´￣ /:::,:::{´ｨ ,ﾆミ ﾚ' ｨﾆミヽゝ::::::, -，::.
. /イlﾙ! 弋(ｿ 弋(ｿ } l:/r-, }､::l おう！
| {r } ､ / {-,/l ﾘ
ヽヽ!メ ､＿＿＿ , ｰ'／ やっと自分達のための工事ができるよ。
ｰﾞ､ ,ｨｰ､´
/ヽ､ , ィ:::::､,:::l
,イ二ヽー､―-､.＿_ー_ ´ |::::ﾄ:} ﾘ
. 〃´ ｀ ヽ } ! ,} ､ l r--,―‐､‐､‐､
/ V＿l__|__|＼_ ミ Ｖ_,..-ヾ､ ! l ':,
l |:.:.:l l:.:.:.:.:.:.:ー､ r''´:.:.:.l＿!__l＿l.
.
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （●）＼ 工事の有無に関係なく、冬の、天候の落ち着いている間に地勢把握
| ___´__ |
ヽ、 `ー '´ ／ 地図作りは進めたいです。
ノ ＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
∠ -z:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧jヽ、
／::::::::::::::::::::::::/|::::::ﾄ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
/::::::::_;::::::::::::/::/ !:::::| ＼:::::::::ﾊ::::::::::::::::::::/,
.厶イ::::::::::::::::/!::′-V::「ﾆ＝＼::::|:|l:::::ﾘV::::::ノ
/:ｲ::::::::::/´{::! ＼ Ⅵﾘ}:::/ V::ﾊ
l/ |:::;::::::′-v─‐‐ .! ー─- j/i::〉､ｊ::Ⅳ 辺境伯様の代官としてのおつとめなら好きなされいって
|∧::::|‘, :〈 j/l }:::lﾘ
ゝ ﾞ,ｰ:‘, _ﾉ ﾉj/ 一条様の言質もあるっすもんね。
ゝ-‘, 弌 7 ,r=ﾁ/
込、 ヽ / ｲ/j/ なんにせよ一段落っすよ。
r _ ＞ . ,..「＼'＾
| r-ﾆ==:|:::::::::￣ | |ヽ＼
l i´l |:::::. l l { } Y
l l ' / ト ._ __「＼ /
. _ -=ﾆ＞-′ /Vﾊ l ｀`≧======- _
.. ._ -= { / / { } l V ｀丶 ≧=- _
.
::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', :::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::ﾉ::/::/:/:::!:::::∧∧:::::::::::::::::i､:::＼. ''';;;,,,
''''' '''';;/ /:/::/::::i:::::/ ｝:::）:::ﾍ::::ﾍ::ヾヽ ,,,,;;;;''''
::::::: :::,,,;;;'ﾞ{ ｛:く;;｛:::∧:（ （:::(ヽ:::::）:::ヾ::｝ }.. ,,,;;;;;'''''
:::::::::::: '''''''''. ﾍ::)::）ﾉ￢）) ):）フ::ﾊ::::）:/.... ;'
::::::::::::::: {ﾍ!:（丁;;jゝ ´「;;;j厂ﾚ!iﾍ お前たちは一段落でもこっちはこれからが大変だ。
''''';;;;;;;,,,,,,,. ｛∧ ￣ ￣ / ソ
. ゝﾍ ' /ノ シュタイナーとバニングの両村長欠席だったろ？
ﾘヘ ´ ￣｀ ／!!′ ﾏﾛｼｹﾞ
. ＼|＼ __ ／ |/! 麻呂重様とともに手勢率いて本領に入っているからなんだぜ。
┌‐┴─ｒr─‐‐┴!
.. ___ __＿＿＿r=┤: : : : : |||: : : : : ├､,,
/: : : :: : : : : : : : : : : : : : : : 〃/: : : : : : : : :｀:ｰ:-:.:.､,,,__
/: : : : :: : : : : : : : : : : : : : : :i ! |: : : : : : : : : : : : : : : : :: : :｀ヽ
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′
八 从 :i .i 八 本格的なイクサは収穫の後でも
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ すでに動きはじめているんだね。
＼ -‐‐ ー- .ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ ┃ 収穫直前の焼き討ちとか、基本だよね？
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ 一条様も王都に向かうって言ってたけど、
／ （__人＿,） ＼
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ | ゾォルケン家って王家の臣ではないんだお？
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ
／ /
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
. （ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
. ／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 臣ではないからこそ、外交のためかな。
. ′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ かつて伯国を攻めたのは王家で、
|八i |八弋り |｢ 八 ﾎｳ
. （ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 切り取った地を騎士達に封じたのも王家。
/ 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
/ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
. ,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
. （＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
／仄「￣￣￣￣￣￣ )＞'⌒＼ ,
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ついでにギルっちの家が「辺境」伯家になったのもかつてのイクサの影響。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
／ ＼
／ ＿ ﾉ ⌒＼
／ （ ●） （●） ＼ 勝っても負けても、なんらかの交渉チャンネルは必要ですし、
| 、 ´ |
ヽ、 ￣￣ ／ 王都で動きを探るというのもあるんでしょうね。
ノ ＼
/:./{: : ./: : ./: : : :.ﾊ : i: : : : : :: |: : :: : :.|: : : : :: : :`､ | : : : |!:.'､
// /: :.l!: : :.l!: : l!:..|!.|: :.|: : : : : :/: : :: :|: :| : :.|: : : : : :`､ |!: : : : |!: :'､
. // |: : :.|: : :.|!: :.|: / |: :|: : : : :./: : : : .| : :|: : .|! : : : : : :`i: : : : : |: : '､
l/ |: : :.|: : /!: : |:ﾘ |: :|: : : : /!: : :: : |!: : |: : :.|: : : : : : : :|: : : : :: : : :',
| |: :.|:.|ﾊ|! |从!:ﾘ |: |: : : .//: : ／: : : :.| : : :|: : : :: : : :|:|: : : : : : : :.|
` |从!| |!`_| ﾘij |:/: : :/ /: :/: /: : : /!: : : .|: : : : : : :.|:.| : : : : : : :.l
. | : : : :|ﾄﾐｮｭ､ /ﾚﾚ´‐/／ﾚ´!/: :/!/!: : : | : : : : : : |: | : : :../ : |!| イクサのあおりで
| : : : :.|弋Pﾘ ｨｭ､__ .ﾚ´ / |: : : |! : : : : : : |: |: : :./: : /!:|!
|: : : : :l `ｰ"/ lﾄ:::又ﾃｭｬ､ ./ : :.:|! : : : : : : :|:.|!: :./ : :/ |!:|! シタノ村、モトノ村よりの人足雇用も７月一杯。
|: : : : :l .ノ 弋ひ::ｼ 〃`/: : :.|! : : : : : :./:/: :/ : :./:l .|:.:|!
. _|! : : : l ヽ ￣´´ /: : : :|! : : :/: : /:./:./: : :./!: ゝ､ |: |! これからいかがなるのであろうなあ。
.,ｨ'´ `､: :.:∧ /:/ : :./ : : ./: : /:./:./ : : /!:l: : : :ゝ|:.l!
. l!.............'､ : : ∧ ヽｰ---ｨ /:/: : :/ : : :./ : :/:./:./ : :_,,-‐'´￣￣｀`
|!................'､: : : ∧. `ｰ‐'´ /:/: : :/: : : :/ : :/:/_,,-‐'´..............................
|....................ﾍ : : : :.､ _,/:/ /: / : : :/_,､-‐'´............................................
. |!.....................∧ : : : :.ｰ ‐ ..T .´./:/ 7 :/:,,ｨ'´´............................................................
|..........................ﾍ : : : : : : : .:.| .//_,,ｨ ''´..........................................................................
.
|ｌ!ｉ│iｌ |ｉ! ィ;ヘ:::::´:jト､ミ::::､. !i| !ｌｉ| ｌ|
|ｌ!ｉ│iｌ |ｉ!ﾞ,ィ:::::´::::::::＼/:l::::::＼::::...i| !ｌｉ| ｌ|
|ｌ!ｉ│iｌ ｒ:j::::::::ハ:::::::ト:;ィ!:::ヽ::::＼::､. !ｌｉ| ｌ|
|ｌ!ｉ│iｌ ｊ/::::::/:::::}:::::ﾉ~´ |::::ｲ:::::::;ｲ〈...... lｉ| ｌ|
|ｌ!ｉ│iｌ /::::::人::メ::::( {:〈,{::ﾊ:/:ﾊ::ヽ_ 手を貸すのは無理になるだろうな。
|ｌ!ｉ│i... ト:::（:::::｢ト-y' :::::､)斗ﾁj:r-:::Y.
|ｌ!ｉ│.... 从ﾊ个}ﾉTエ´:::::::::┴'-从 ｊ:リ 人足として出してる連中を農兵として送り出す、
|ｌ!ｉ ｀⌒ヾ{ﾊ u ｀ ｒｲ::{
|ｌ. ｢￣､￣｀ヽﾑ ,,ィ＝ぅ ノ人:ﾊーｧ ､ うまくやればあっちで嫁と畑持てるようになるって励まさなきゃならん。
| ヽ ﾄ≧'ーｒｒ-≠ イ ｊ
} Y ヽ ﾏ{ 彡 / /
ﾊ ｊ｢ ー ｣ﾑ ﾊ {
/ 7 川 V ヽ
:::::::::::/:::::／ |:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::ト､|
::::::::/::／- _::::::::::::|::::::::::::::`､:::::::|
:::::/x=ミ､＼ ::::::::::/＼::::::::::::::`､:::|
:::::{ じ ヽ |::::::/_,, -;:::::::::::::::ji::|
:::/乂＿ ::::/ ｒぅ㍉::::::::::::ハ|
｀ |/ ,ゞ /::::::::::/
〉- |:::::／
}j／ さらに言っちまえば、うまくいこうがいくまいが
- ‐‐ ／ 送り出した連中が五体満足で帰ってくることはまずないわな。
..,, ／
｀`～.､ ／
/ ¨´
＼／`''＜ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ＼ ∨/∧ ┃ 恒例行事と違って真面目なイクサとなると、農兵の死傷率はドーン！
. ／:i:i＼,///〕iト､. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／:::::::::::〉:::::::Ⅴ::::::.∧ﾞ::/∧:::::::::::::::::::::::::::Ⅴ::::::l:::::::::::::::::::::::::::: ﾊ
}:::::::::::::∧::::::,r'::::::: ∧ﾞｉ//∧:::::::::〉::::::::::::,r':::::::::|::ﾞｉ:::::::::::::::::::::::ﾍ
,r':::::::::::∧::::::::l::::::::::|fヽ,ﾚ ″ |::::::∧:::::::::::l::::::::::::::l::::＼:::::::::::::::::::::ﾍ
＼:::::::〉::∧:}::::∧:〉:l i|::::::∧::::::／::ｲ:::::::::::l:::::::::::ﾞｉ::::::::::::::::::ﾉ
〈:::〈:::::ﾞｉ/／ミfx_´{: _斗匕::::::::::::::::::::::: 〉}::ﾞｉ:::::::::l:::＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
. {::::ﾞｉ::::::/:::::::::::::::｀刈i!i!＼::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::}:::}:::::弋/ ≫ ≪
. ﾞｉ::::〉人::::::::::::::::::/ !i!i ＼斗匕⌒ー＝´},,r',r'::::,r';;.≪ 領地を取り返すってのはそういうことだろ！ ≫
ﾍ{,r' 斗¨´ / { ,r'}／ } . ≫ ≪
. ＼ ､ f ＼ /..／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
. ＜く .{ ， λ ,r'::::／
. ＼ i r‐=＝≡二三三ﾊ /´ﾞｉ〈 ノ.. ＼__人__人__人__人__人__人__人__人／
......─wﾍ√ﾚvv ', ヽ ∧ / | ﾊ } ≫ ≪
ヽ ∨ /¨7¨￣ ∧ ／. | 丿 ≪ お前まで僕を！ 僕をっ！ ≫
ヽ ∨. / ∧ ／ { ≫ ≪
∨ { i ／| ／. { ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
`ー-＝==一'_／，’:::: : : : : : __ l＞｀l
｀ー＝＝-‐＝＝--- ―´ |
, - |: : : :|三|三| |-ヽ
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―￣￣―‐―― ＿＿＿￣￣――― ＿＿＿――￣￣＿＿＿￣―＝＝
――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ―――― ＝＝ ￣――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━
ニニﾆ/:::::::::::::::／,ｲ-y':::::／=ニ__i:::|:::::::::::::::iニ,::::',:::::::::|:::::::::::::::::::::
ｘ＜:::::i:::::::::::／//: : /:::X､_: : : : : :i:::!',:::::::::::7ﾆﾆV::i::::::::!:::::::::::::::::::::
::::::〃 !::::::::/: //￣7:,＞==zヽ､: : :i::|:.!::::::::/: ＞-V:i',:::::|::::::::::::::::::::::
:::::i r-{::::::/: :/´ .i/ 0 `ヾ-:i:7:.i::::::/: : : : : : i:!:i:::jV::::::::::::::::::::
::::{ 7 V/: : : : ', ,': :.i,' :.|:::/=ﾆ＝==zﾘ-i:√V::::::::::::::::::
::::ﾍ ヽ:{`: : : : : :≧－====ﾃ彡: :/: : :i:/ 0 ヾ.,.:'∨::::::::::::/ ハラくくれってんだよ、ボケ。
::::::::＼ ヽ: : : : : :. ,'〃ミx、 .,.:'/::::::::i::::::::::::,'
::::::::::::::ヽ-',: : : : :. .::':, i: `ヽ､__, ': :,:::::i:::::i:::::::::/
:::::::::::::::7:.ハ: : : :. /:. , '´/::/j:::::j:::::::,' 愚痴なら聞いてやるが泣き言なんざ知らん
::::::::::/i/: : :.ﾍ: : :. ′ /:;.ｲ::/ 7:::/|::::/
::::::,ｲ〃: : : : :ヽ ＿ ,'イ〃 /:ｲ |::,' 「うまくいった」その先の対応でも語ってみせろや。
-ｲt ::＼ `ヽ二ﾆユ ,ｲ '´ ./´ .ﾚ
;';';';'ヽ､ :::::＼ ,. ＜
;';';';';';';'＼ ::,ｲ:ヽ､ ,. ＜
;';';';';';';';';';'＞ｘ_ /;';';';';';';'￣ヽ
;';';';';';';';';';';';';';';'＼';';';';';';';';';';';';';';＼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| U （ ー）（ー ま、まあ、農民兵も知らん顔じゃないしイクサの行方も気になるが、よそ様のことだし……。
| （__人__）
. | ﾉ 開拓開墾を頼っちゃってたから
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ 来月領都に行った際に、改めて人集めしてこないと。
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
. ,!:::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;/il｀i;;;;;:;:;:;
. {::::::::;;;;;;;:::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;,f,il|,ｲ;;;;;;:;:;:;:
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ そのことなのだが、儂もそろそろ弟子を増やそうかと思う。
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ 領都行きに同行したいのだが、よいか？
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;' ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',; ┃ オフレッサー、人攫いの旅RETURNS！？
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼. ∧ .ー=彡
＞ 〃 ＼. ,′∨ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼.. ,′. ∨ . く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼......{ !...＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ=メ人___ ノ .| | ＼＼ 報告のため領都へ行くのは８月か９月だろ。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八 -= |｢ 八 まずは７月、辺境伯様の参詣戻りを歓待しないと。
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '. ┃ 定例代官報告は種まき後と収穫後の年２回。
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ 王都行きの歓待はなんとかなったものの、
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ 宿営地の整備もまだ続けないといけないよな。
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
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｛///////////////////////////////ヾ/////∧
.
,. - '´ i
,.- v´- ── - ､j
__ /／ ＼
／´￣ / /´｀ヽ｀ヽ
/ / ヽ
{ヽヾ. i .ｌヽ/i i l i !ハ
. {､ヽヾ､i l il l l| | il i l ! ﾊ〉 ___ノヽ
/ﾄ、ヽ l i !l i i| ﾚﾘﾊi ｌ/'´￣ /
//i iヽ､ヾ| ﾊﾊklﾊﾉil - ' iﾚ'、 ヽ
、 // | i ｌ／{ ﾍ ___ノ / ＼ ヽ 収穫も。
. Ｖ/ / ∠＿ﾍ ヽ c / ヽ ヾ ｀ヽ、ー--ヽ
/ ＼ il l ,ｨ}＼ ＼┬─‐',ヾ丶＼ヽ ｀丶、
{ ＼,;' "'ｰヽ ヽ ,;:ー-- ､ヽ ヽ ヽ
ヽ ／':.,_ ヽ ヽ,.,,.;:' i ヽ ヽ ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;.;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;!
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{ 刈り入れに脱穀、これまた人手と時間を食う作業だ。
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､ 工房のほう止めて繰り出さねばならんだろな。
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,` ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl. ┃ オフレッサーは工房の総監督的立場。
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
.
r:::::､ ＿
r:::::::::::ミ´::::::::::ヽ
{:::::::::ﾐ::::::::ヾ:::::::::ヽ
ﾉ:::::::Yﾍ::::､::::j:::::::::::::)
（:ﾊ:::::( j:::::}::::}:::::::::::::ゝ
〈::ｨ::,ｨ ヾNゝﾐ::::::::::从 ……すまん、僕はそろそろ帰らないと。
ﾈ式 ｲﾐ=ﾍ ﾊ ^〉/
ヽ r <__ 人足や食糧の融通、これまでと同じは無理なこと押さえといてくれ。
＼ -ｭ ／ ／:::ゝｰ､＿
/.:.:.:ゝﾍ__／::／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ､
|.:.:.:.:.:.:|l|.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
|.:.:f.:.:.:ﾞ{l{;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
|.:.:ﾍ.:.:.:.ﾞﾐx:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:)
|.:.:.:.|.:.:.:.:|l|.:.:=====:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:j､
＿＿＿_
.. ／ ＼
／ ─ ─＼ むしろこれまでありがとうございました。
／ （●） （●） ＼
| ' | ﾏﾄｳ
＼ ⌒ ／ 間桐村長のお見舞いも、明日にでも行きますので。
. /⌒ヽ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
/::::::::::::::::::::::::::::::￣”ー-=～'￣｀:::::::::::::::::::::::::',
〈:::::::::::::::＿＿__::::::::::::::::::::＿_:::::::::::::::::::::::ヽ､::::::i
ヽ:::::::::Ⅵ三=/:::::::::_＞'"三/::,∧::::::::::::::::::::!＼|
/:::::::::::廴三/::::::／三三,ｨ/／i/:::::::::::::::::::/ ﾘ
|::::::::::::/＼: 入/ 孑ｧt-､_／ノ7,刀 〉::::::::/
|::/!::::::i〈ゞfｿ / {:ｿ/／,.彳 / l ::::／ 今日明日どうこうってもんじゃないんでしょうけど、
ｿ 从_ ﾍ .リ U. 廴 ＿/::::::〈＿,ｨ i／
＿才ノ｀ー',:::::: ￣ ／ / 爺さんも結構な歳でやんすからねえ。
_ -‐/´ イ ＼ u ＿ ／､
_,ィ ´ ∧: :.:∨ ;;;;;｀ヽ､＿_／ ヽ
"´ ﾍ : : ', ;;;;;／.i l ∧
', : :ヽ ＿ ,ｨ |: | ﾍ
＼ ﾍ､ ヽ : :.:＼ ヽ ＿,ｲ ﾉ ∧
ゝ, ヽ ＼ : : ｀￣ _. :イ / ',
i ｀ー-‐' ´ / ＼
三三三三三三三三三三三三三＜
三三三三三三／二二｀ヽ三|三三 ＼
三/￣｀!三/-,-，////} ｌ｀)l/l ＼三三ﾆ',
｀ヽｰ--lﾆ/--､ 弋/ノ ,_-､三三',＼三 l
ﾆ､|三//ニィォﾄー ,- r=､T /ヾ!ヽﾆ! ＼ l
l lﾆ/ {. 弋(ｿ /ｲ 弋ｿ ﾊ / ヾ! 歳なのに張り切りすぎたんだよ。
ｰ' ﾚ' ー‐ _ ￣ {-'
｀ー'∧､ メ , 去年のシタノ村での橋かけなんて、すごかったじゃないか。
/三/l-|＞､ - - ,.イ＿,..--r―､
ヽ￣｀ヽ ｀ｰミ ､ ＿ イ＞! ヽ ヽ l
l ', ヽ､ l / ﾄ､ヽ ', ':, ﾄ､
l ! l｀ヾ ､＿!__,／:.:.ヾ＿_!＿__l_/ ,
T￣￣￣:.:.:.:.:.:-,:.:.:l l:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ',
l|:.:.:.:.:.:ー､ヽ:.:.:.:l .:.:.l l:.:.l l:.:.:.:.:.://:.:.:l/ ヽ
.
::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l＼∨//∧::::∧:::::::::::::::∧::::::::∧
::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: { l :::∧::::::::::::: ∧:::::::::::〉
:::::::/ ::::::::: | :::::::::: / ::::::::::::i::::::::::::/ ﾉ::::::: 〉::::::::::::::::::〉::::::/
: : ::::::::::::::: | ::::::: /::::::::::::::: |:::::::::〈 /::::::: 人::::::::::::／:::::::/
:::::::::::::::::: .ﾉ:::::: /::::: ﾉ::::::::::i :::::::::::＞ ヽ::::〈 _::::::::/:::::::::人
:::::::::::::::: / ::::: / ::: / :::::::::人::::::::〈 ,|::::::〉´ ヽ;: {:::::: <:::::::ヽ
:::::::::::::::/ :::::::/::::: ﾉ -= - - ＿:::ヽ ´}:::/.┬ 、}::Ⅴ::::: 〉＼:}
::::/´ ヽ、 ノ:::::::〈´ ヽ＞-...ﾊ´ヽ::/ ﾚ:::::::l / :::/:::::::/ /′
::::l 「 ＼}::ヽ::::::::: 〉 ,./ |:::::::::::i }’ ｀っ_/ ′.|::::::／ ヽ
::::|丨 ｀ヽ{ヽ::/ ﾍ ｀つ:::/ ｀¨´ lﾊ/
. ＼ ＼ ヽ }7 ゛ ｀¨¨´ ヽ . 大げさにすることもないが
}ﾊ::＼ ー ） 〉 /
. }/ ヽ¨´}:lﾑ, ｨ 立派にやってますってツラ見せれば安心するだろう。
八:::| ﾍ _ - ﾉ , ’
. Ⅵ ＼ ｀ー… ´ ／
「´ﾍ ≧ｭ.、 ./ ……ああ、安心させなきゃな。
. | ＼ ≧ｭ.、 ｨﾍ
. | ｀≧ｭ _＿ ＿ ＿ー.＿Lﾉl＼
/ ￣l 、 |:::l:::|￣ | ｀ー
斗七´. ＼. |:::l:::| l
｀ﾐ、 |:::l:::| ﾉ
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┌───────────────┐
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┌───┐
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┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|. ／￣￣＼..- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : :., __ノ ヽ､,_ ＼.....┬
: : : : : : : : : : : : : :.／（一）（ー ) .| さて、今回の月頭会議の議題は辺境伯様参詣と収穫の２点だ。
”“ * ｡: : : : : :./ (__人___） |:::,⊥:
”“./｀ヽ、 _|｀ ⌒´ ｜ どっちも人手を食うことで相変わらずてんやわんやになるが、
/:::::::::::＼r´| | .: : : :
,.｡+''/::::::::::::::::::::> ヽ ｲ 割り振っていくしかないだろ。
｡+'“: : : :./::::::::::::::::／-__「ヽｰ'ーｰ"／7一 -..､
: : : : : :./::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.､::ヽ
.. /:::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ:::::、
.. ./:::::::::::::::::::iヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::|
.. ':::::::::::::::::::::l:::::::、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::|
.. ＼::::::::::::::/::::_,,-ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::: |
.ヽ∠-''" ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::|
｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::!
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::!
.
. _｀>:.:.:.|＼i:.:.:､∧/:.:.i／:.:/:.:.:ア:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ア
＞:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞:.:.:.:.:.:/__
. <:.:.:.:; -‐-ー ､:.:.:.:.:.:.:.:.:; -‐- ー- ､:.:.:.:.:.:.＜_
／:.:.:.:> ｀` '"´ <:.:.:.:.:.:.:./
＼:.:.:.7 ', / 〈:.:.:.:.:.:.:>
＜:.:.:.> ,イk:､ :i ': _,イk､ 〉:.:.:.:.:.>
ｆヽ:.>{彡 ｘ三≧} {=≦三彡寸 >:γヽ
i| f〈::, < fﾂヽ:ヽ ::::::< fﾂ > ∨´ }
八 ﾊ| ￣ :::::} ￣ ji > / 議題はわかったんすけど、できるお さんの奥方は？
ヽf | :::| |ﾉ ′
. 乂; ::::| , ノ この会議は、家中……団の意思統一なんですよね？
＞'": :l ゝ /: : :｀丶、
. ／: : : : :八 , --- ､ ｲ: : : : : : : ＼
. ／: : : : :／: :|:＼ ￣ ￣ ／=:|＼: : : : : : : :＼
.. ／: : : : :／ : : : |_=_＼ ／=_=_,|: : ＼: : : : : : : :＼
... ／ : : : : ／: : : : :./|=_=_=＼ ＿__ _／=_=_=_=乂: : :∨: : : : : : : :∨
....〈 : : : : :./ : : : : ／_/=_=_=_=|/////|=_=_=_=_=_=_=}: : :∨: : : : : : : :∨
＿＿＿
／ ＼
／ - ヽ ＼ マウナとアレインは調子が悪いので休養しています。
／ （● ） （● ） ＼
| _`___ | そっちはコア付いていますので、今日はレンが出席です。
ヽ、 ／
／ ＼.
.
{ ⌒～ // ヽ ヽ i ＼ /
V /// / 爪 爪 い〕 Y
V ／ j / l l l Y l } ｜l,｝ ＼ }
Y ｛ l { l｜ } } 斗┼｜lｲ /
〈 { l l l―l-l､l ﾉ /l 从ﾉ! l―ｯ /
＼ {:l l ト从 | /j/,xj笏ﾌ￣ l／ / (⌒)
／ ／l ―<弋莎 ￣ | l l｜＼.. 三 ⌒)
／ ＞-l l 八 ,,,,, 、 '''' l l l ＼ . ( _ﾉ¨
／ ／..::::::!l ＼ ､ ノ ／ | l l ＼
／ ..::::::::/:j l l ｜＞ ＿／l ｰ┤ l ∨ ＼
...:::::::::::/ ﾉ｜l l l l'''" } 乂,:'l ｌ l ∨ ヽ
/ ..::::::::::::::::/ / /l｜l ﾄ| `::,, ,;' } l }＼∨ ／
〈 ／::／:::::::/ ／ ﾄl l { } ^''､ fﾞ 从 ﾊ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
⌒＼/ .:::::/／ 八 l`''～､,,, 斗0ミ～'"}/ ┃ レンは嫁というより娘枠ですが、家族代表としてね。
＼:::::::/ l `l ／ /爪 ＼ﾉ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
,． . ';. ;. ;.: ,:'.: .::､
,r '´ ミﾐヽ州'j;j'fﾞr' ≡ﾐ;:､
ノ ,r,,r= ｧｧ斗rr;.ｨﾆ''´ヾミﾐ ヽ
〃 ,rｲ ﾘ〈( '´ )ﾉ ｀ﾞﾄミﾐ!
〃,彡! )） ';ミﾐi
ﾚｨ彡!､､､,,,,__'′ _,,,,､z=＝'';ミﾐ;!
,ﾚ,ｨ彡! ,rf弐 ヽ ィrﾓﾃｭ､ ﾄミﾐ;､
{jii;ﾊﾐl ￣´.:', :. ` ~´ ;ﾐハﾐ} おう、ずいぶん気張ってんじゃねーか。
{jiiい;! .:::i ;; ,ﾘ !N!
ヾiiい' ',. 〈 _;;:_, { 〉N!
ﾉハ;. ; ､ ＿__＿,, ,′ノ;j.（
〈 .:;;ijﾄ､ ､_＿,, /!ji .::i′
V .l:ji ヽ ,:' !ij V′
Vj:jiL_ `:､ ,.ｲ l;;V
/7 ー-｀ﾆ｀`ﾞﾞﾞ"´ﾆ -‐'Vﾉ
_// '"⌒Vi 1 ﾚ'/⌒ﾞ` い
ﾆ二´ 'ｰ＝= ､ __.ノﾉ 1 lk′ ,い _ ＿ _
￣｀`ヽく_ﾉ八ﾄ､`ー''フ´ /7
.
||
|| ■辺境伯参詣（行きは祭日に間に合うように早めペース。帰りはゆったり討伐ペース）
||
|| 秋参詣
|| 6月4週頭22 領都ローパー出発
|| ◎25～26 ヘンピナ地方通過。25宿営は確定
|| 秋分祭週 王都着
||
|| 7月4週頭22 王都発
|| ◎25～28くらい ヘンピナ地方通過。ブレ幅あり
|| 8月1週中3～2週頭8くらいの間で領都ローパー着
||
|| ――- 、
[ニニニニ／ ＼ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
／ ― －
. ｌ （ ●） ） ではまず宿営地の整備、今度は僕がでます。
. !. ' }
. ＼ ￣ ／ 現場には引き続きフリッツと下男４人。
. __/ ＼_ _ |〉 、
´ ＼ / l //＼〉､ 物資輸送は荷馬車２組、クレイ・トラップ・アキヒロ以下馬丁衆でお願いします。
.. ／｀ヽ ヽ/ ヽ/ /
. / | !
..l | ！
..| | ！
..| / | | |
〈 | | | |
. ヽ | | | |
.
r＜:￣:＼:.＼:ヽ...
≦=─- : : : :.V: :}: :}ハ.
／ _:_:_:_:_:_::ヽ: 寸: |:./: /:ﾑ
/ ／: : : ＞==卞寸_:斗＜: : ﾑ
./ イ: :/ ( {ﾊl V ﾊj
/ｲ／ : : / .ﾉ j }ﾑﾉ
Z/: : :. :/ ＿ 彡 V:}
ﾑ:.イ V:{ ｰtﾃ≧ r≦tﾃ- 小 ダイたちには劣るが
八: :{l八 ､ | ﾊj
V:＼ }ハ l | / 俺だってそれなりに覚えてきてるからな、任せとけ。
-ｰ从: :八 ＜_j.7 .ハｰ- __
＞≦ ＼ | ﾑ ｰ─ ─ ./} } } 7寸=ー-
＜ ＼ ＞弍Yﾑ ＼ ¨¨ /ﾘ|≦｡__ ﾑ / || l|ﾑ
ヽ ＞≦二二ﾑ乂＼...＼ /ｲ/二二二≧＜ || ||二
≦二二二二二二∨Y ＞ ≧=≦4./二二二二二|| ﾉﾑ /二二
|ﾆﾆﾆﾆ二二二二二寸 (⌒辷匕)∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl| .〈〈 .|二/二
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ 今回はランカークスで中継するんじゃなく、
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ ここと宿営地との往復かい？
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
.
-―─- 、
／ ＼
′ ─ ─ ,
i （ ●） （● ） ｉ 中継点で荷台ごと交換でもいいんだけど、
| (__人__) |
､ ノ そこまでテクニカルにする必要ないし、片道２ないし３日でここと往復だお。
⊂⌒ヽ ＞ ＜_/⌒つ
＼ 丶′ 7
＼ ノ ﾄ､_/
. ′ |
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | 先月は120人規模だったけど、戻りは例年だと300人規模。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │
. |八i |八弋り |｢ 八 運ぶべき食糧や飼葉なんかが倍以上になるんだけど、間に合うかい？
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
. |ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
／ ＿. ィ===ｧ ､^ー＝ミ､. ＼
／ .／´ ./ } ＼ ＼
./ / / | ＼＿〉＿
/ / / / ,′ } |、.| | .､ Y Y
〈＿＿＿ / ,′./}. /} ./!ハ } }､ }､ }､ .人
.ｨ≦ .,′ { /_,′,.斗ｾ // }ハ/≧ｚ-_V }≦￣ ヽ
ノ ＿＿＿ { ﾊ＞---=ミ､/ （＿_＿_ノ 从 }
.}ｨ≦ 八 {(＿＿____ ｲ u i!i!ﾄ､ヽ /ｲ≧===ミ わしらの水飴も、もうないのじゃあ。
.八 ／´￣￣ﾌ＼ 从 ilili| |i!i!i! , ､ ‘，ヽ .八≧=--{
.＞､／＿＿＿〈 { ヾ{ .| | u /＿＼ } .}/|￣ ｀ ＜
〉 ／´ .＼_∨∧ l | ij !／} | ヽ
∨ ハ ‘. l | . イハ l | ﾉ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .| 貴重な甘味のおかげで俺達は踏ん張れたけど、
! （__人__） |
, っ ｀⌒´ | なんていうかその、悪かっただろ。
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 粉砕麦芽＋澱粉→糖化プロセスは本当に温度管理が面倒なので、なかなかうまく作れないのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （ ●） （ ●） ＼
| ' | 温度管理が、勘と注意、あるいは竈余熱にお任せですからねえ。
＼ ￣ ／
／ ⊂ヽ∩＼
/ (,＿ ＼ ＼
| / ＼＿ﾉ ) )
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ .＼
／ （● ） （● ） ＼ どうにかしようにも、温度計はいつもの前提の前提の前提問題だお。
| （__人__） u |
.＼ ｀ ⌒´ ／
/ ＼
＼＿（__） i＼(__)
| |
／￣￣＼
／ _ノ ヽ、＼
| （●） （●）.| 実験室レベルならアルコールは手に入るし最悪水銀でもいいが
. | （__人__） |
| ｀⌒´ | ガラス管の入手と加工ができないからなあ。どうしようもないだろ。
. ヽ /
ヽ /
/ ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ＼ ＼＼ ┃ バイメタル方式ならワンチャンあるよー。
| ＼ .＼＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
（.__）__）
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 話戻して、今回は周辺の間伐や新しいトイレ穴掘るといった程度で
| ___'___ |
/ ∩ノ ⊃ ／ 建設資材はほぼ必要ないから、食糧輸送メイン２台８往復で足りるはずです。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
/:.:,ｨ:.:.:. 〃:.:.:./:.:.:.:./:.:.:.::/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.';.::.:.:.:.:.:.∨:.:.∧
. /:.:〃:.:.:./ /:.:./:.:.:.:./:.:.:.:./ .|:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:{:.:.::.
/:.:/{:.:.:.:.:i /:.:./l:.:.:.:/l:.:.:.:/ |:.:.:.|:.:.:.:.:l .:.:.:.:.:| :.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:i
,:. / ,.:.:.: . |{:.:./-|:.≠┼:./ 八:⊥:.___|:.:.ｌ:.:.:.| :.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:|
{〃 i: : :.:. /Y ,」:｛_ |:/ {´ }从ハ人:.|:.､ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
ｌ{' r ､: : :.:/ lｨf斧＝ミヽ. _ _ {___｝ :.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.|
ヾ | |: : / /|∧{じ: :r'｝ ｨf竓＝ミ、,:.:.:.:.:.:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:|
| |／ /:.:} ,辷z歹 .: {じ: : r'｝ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|r' ／￣.二ﾌ'' '' '' / ,辷z歹./:.:.:.:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.: : |
. ヽ { ｛´ ::.. i '' '' '' /:.:.:.:.:.:.:.:/::::i:.:.:.:.:.:.:. | 前回ではっきりしたのが給仕問題。
. | ｀ヽ∧ ､ _＿_ _, /:.:.:.:.:.:.:.:/::::: |:.:.:.:.:.: : |
,｀ヽ ｀ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:/::::: : |:.:.:.:.:.: : | 調理はわっちら奥様衆で回せるが、
i:.:.:.:.:＼ :. く:.:.:.:.:.:.:.:/::::::::::∧:.:.:.:.: : |
|:.:.:.:.:.:.:.:>、 }ﾄ､＿ ィ ´￣ ＞､/::::::::: / ∧:.:.:.:.:.:| 給仕の手が足りぬでありんす。
|:．＜ } .从ヽ:::／ ＼:::::/::/::∧:.:.:.:.:.
斤t===tt====tt=彡/ ∨ /、:::/::∧:.:.:.:.:ヽ
｛:::| |:::::::::| |::::::::::| |::: / / / ＼:/:::::}:.:.:.:.:.:.:＼
/|::| |:::::::::| |::::::::::| |::/ ., ／ ノ .∨:::|:.:.:.ﾄ､:.:. : ＼
. /ハ￣￣￣￣￣￣/／, ／ ∨:.:.:. |:.:.＼:.:.:.:.:ヽ
//:.:.:} ／ .／ | ／ ∨: : |:.:.:.:.:}ヽ:.:.:.:.:.:.、
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ 手が足りなくても、マウナやレンたちは出したくないし、
| （●） （●） |
＼ ∩ __'__/777／ かつ、こっちに残っててもらわないといけないから出せないし。
／ （丶＿//// ＼
,r'´ ,;;;;;;;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;::.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. .ﾞ.､
,.′,;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
,.′,;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.' ｷ;;;;;;;;;;.:.:.:.:.:..:i
{,;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;r‐ :､;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;;;;;;! ﾉ;; ｨ;;:::.:.:.:.:.:.:.｝
i;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;｝ ｀`ヾ;;;;;;;;;.;.;.;.;.;;r'ｿ''´ {;;;;;;.:.:.:.:.:.:}
l;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:i' '´ ,,,,, ヽ､ ｀ﾞﾞ'''''''''ﾞ´ .,. ...､ ｷ;;;;;.:.:.:.:.:!
.ﾞ!;;;;;;;;:;:;:;:;;ﾉ,r';:;:;:;:｀;､､,,, ., '´,.,.ｨ !:;:;:;:;.ｷ;;;;;.:.:.:.;,′
`i､;;;;;;;;;;｛,jﾚ'´￣`ヾﾐﾐｲ{ { ,j;ﾄr'';:;:;:;j,!'''ヾ;:;j!;;;;;.:.:.:,′
ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY
! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1 留守を預かる自負はあるが、
い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .!
ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/ 儂らが勝手するわけにもいかん。
ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ
i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ 師も奥方も揃って不在は避けてほしいな。
| ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i
,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L
／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ
,. ,r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l! ﾄ､;;;;;,;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:::;:;:::;:;::;::::;:::;r′l;;;;;;;;;;;;;;:;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ', ヾ;;;;;;;;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::;::;;::;:;::,r'′! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:＼､､__
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.
｀丶 、ニニニニニニニニニニニニ ,. ' ´
i |!!| |!!| i
i |!!| |!!| i
i |!!| |!!| i
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r､fi ,. '――――――――――- ..,, / 7 ＿
ri' i fi'i ,. ' ´ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ丶、゛'' ..,/ / rヽ
rｰi fi'´i ,. ' ´ ,. '´i／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼i ﾞ丶、 ゛'' ./ / /￣7
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.... ＼i ﾞ丶、 ゛''/ ../
/ / ＼ ﾞ丶、 ゛'' ..,,
. / / ,/ ' ` 、.... ＼i ﾞ丶、
,. 'ﾞ/ ./ / ／/ ／ / /l l. ＼ ﾞ丶
. ,' ,／./,ｨ / /メl .ｨ/／/ / /`ｙ !. ￣￣￣￣￣￣￣
. ノ / ／/／l/`! l ./l ./ ' .ﾚ'`iメ､/ , / / ,' l
..ﾞイ / /' /丶 l. , /! / .ﾚ .斗z-=ミ,И ./l / / l
..../ l. 〈 ＞ｙ ﾘl / l ./ ヽ心弁ヾﾚ `l / /イ l !
. / ｨ 丶 `＼ヽ ! / ﾚ′ ゞ'ｨ´」 !' '´_」 l, lヽ!
..ﾞ／ l ＼ l l -‐ .／´>/ ｨl ﾘ
ﾞ' .l ｨ `ｰ ､ ﾘ l少'/'//ﾘ
. ﾚ'l l ! ',' /'
. ! l , ! l ヽ 主賓たる辺境伯様とその関係者は別にして、
И .ｨ /ﾘ l ! `丶、 , '´
. ＿.＿」._/ ﾚ ',.＼ ‐ ､｀`丶、 ./´ その他の騎士様や供回りの全員にテーブル用意や給仕は
.. ! ￣ ‐- 、 ＼, , , ｀` /
/ ｀丶、 ＼//.// , /, - ､ / いっそなくてもいいんじゃないかな。
i. ヽ ｀ ' '､＞_′ 丶、
.: : 、＿ _ !. ＼ l / ｀ ‐-- ､｀丶
.: ／: :｀丶`丶 、 ! ヽ ./7 、 ＿ ヽ',
.´: : : : : : : ｀丶、｀丶、 Ｌ ＿＿ヽ〈 <＞' ´ ヽ
: : : : : : : : : : : : :＞ ＼ヽ、 ',ゝ ' ´ ヽ
.: : : : : : : : : : ／: : : ｀丶＼ヽ /ノl -‐ ヽ
.ﾞ: : : : : : :／´: : : : : : : : :＼､ 斤ゝ-‐' ´ ヽ
.
/: : :二ﾆ=: : :㍉.: : : : :j: : |: j: :.ﾑ:.∧
ﾑイ: : : : : :イ ￣￣ ｀¨77ｰﾃ''¨´｀寸:Y
.ｲ: ／: : : : : :.j {( / |八
{/: : : : : : : / ) Ⅷﾐ
./: : :: : : : :ｲ -ｰ-V:.}
/: : / : : : :.ﾉ -─---=彡' _彡⌒ }:ハ
〈: : /:.y=ミ:.{ ｰfﾃy::: ( rtﾁｰ ｲ:／
V: :/⌒ Vj |
V:{ {Y( ＼ V l 席決めで悶着起こしてたもんな。
､___):.＼ヽ r -〉
`7: : : : ー┤ __ ' 誰が誰より上座だ下座だ、プライドの問題だからややこしい。
/: : : : : | ∠二二7 /
7从:.V＜＞..:＼ ...... /
V ＜＞::＼ /
r 〈 ＞＜.＼ _＿＿_ ﾑ
. -──匕 ＼＼ Y_ﾆ＞.. |＞＜> |ヽｰ-
＼＼＿ ) l | l ( .ﾑ/ ｀YYー-.rr
.∠ -z:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧jヽ、
. ／::::::::::::::::::::::::/|::::::ﾄ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
. /::::::::_;::::::::::::/::/ !:::::| ＼:::::::::ﾊ::::::::::::::::::::/,
. .厶イ::::::::::::::::/!::′-V::「ﾆ＝＼::::|:|l:::::ﾘV::::::ノ
. ./:ｲ::::::::::/´{::! ＼ Ⅵﾘ}:::/ V::ﾊ
. l/ |:::;::::::′-v─‐‐ .! ー─- j/i::〉､ｊ::Ⅳ
. |∧::::|‘, :〈 j/l }:::lﾘ あー、あるっすねえそういうの。
. ゝ ﾞ,ｰ:‘, _ﾉ ﾉj/
ゝ-‘, 弌 7 ,r=ﾁ/ 村長会もはじめは功労順の席だったのがもめて、
込、 ヽ / ｲ/j/
r _ ＞ . ,..「＼'＾ それで一律村の並び順になったとか。
| r-ﾆ==:|:::::::::￣ | |ヽ＼
l i´l |:::::. l l { } Y
.l l ' / ト ._ __「＼ /.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
_ -=ﾆ＞-′ /Vﾊ l ｀`≧==. ┃ お互い同格だよの【円卓】は、せいぜい１０数人規模まで。
.... _ -= { / / { } l V ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
| |i | i| l l| !ｉ ｌi |i | l ｉ|i l l|
| |i | i| l l| !ｉ ｌi |i | l ｉ|i l l|
| |i ／ ヾ ＼.. l l| !ｉ ｌi |i | ｉ|i l l|
| |i ／ __ r ーvﾍ ｙへ' ￣ ＜⌒ヽ__ ｌi |i ｉ|i l l|
|. ／ 厂／ ＜ }､_ﾞｌi |i ｉ| |
| |.r「／ ／ ＼ ﾄ､ |i ｉ| |
ｌ. ／' ／ ＼ ヽﾊ.....＼__人__人__人__人__／ ｉ| |
／イ ／ / ヽ V}... ≫ ≪ .|
／' /, / / / / /V}ﾊ __ l＿ j }ﾊ..≪ しかし！！ ≫ |
/ / / / / __ム /:::::::::::l ハ ﾄ }j }......≫ ≪ .|
. / 〈/ / / ／ / /::::::::::::::| ﾘ::::::, ハ ! ｌ |ﾙ!.／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼ .ｌ
, ∧ / / ,／ / ,::::::::::::::::::! /＿:::} /:::::}ｉ li |′ |
. { / V,ｲ / / ,/― ､:::::::/i /ィf≦竺ミx ﾘ:/ ｲ'｜ |
// //ﾊ V{从:;ィ≦竺ミx::/::j,/:::::::乂:::::::ノ::::/ | |
ﾚ 〈// ｌ | k《癶::c::::::ﾉ::::::::/::::::::::::`⌒ヾ':j/ｉ | | |. 歓待の場から外されたでは、恨みを買いますよ？
ﾚ' | | }ﾊ:::::ゞ'"⌒´￣￣､￣￣￣｀:/ | | | |
| | }! / 1,| | |. ええ、食事の恨みは大きいですよ？
| | }! 八 、 __ ノ /' | | ﾄ､
| | }! { ＞ ／ｌ ::l | | |:::＼
| | }! {／:::::::::＞=- ／ |_::l | | l:::::::::＼
ム }! {::::::::::::r―_| ¨¨ ´ | ｿ | ｌ |＼:::::::::〉
,ィ´ ヽ {:::;／/ ＼! ／ ∨ﾚ′ ヽ::/
/ ﾙ `＜ ーｧ､ rﾍ , ￣￣￣ /｀ヽ
. / ＼ ＼ /r≧≦ﾊ ／ ‘，
, ヾ ＼,／ﾉ:{:::::::::ﾊ ∨ / '
V ／:::乂:::::ノ:ヽ / i i
{ ／:::／/::::爪:::ヽ::＼ / }
.
/ : : : : | |:: : : ',
,′ :ﾊ:∧: / {: : : :| !: /: : :.} : : ',
| : : : : : .|_l/,.ｨ/∀＼.: !‐′ :!､/.|: : :ﾊ: : : ＼
| : : : :|: : : : :| ／ﾞ二＼.ﾊ:| |/`_ヒメ/､: : : ﾄ､_＞
. 厶: : : :ﾄ､: : : ﾄ､:| 《 ヒ::ﾘ ｨﾞ.二ﾞ＼ﾘ:.::. ﾄ､|
}: : ﾊ|..}: : : | :} ￣ / i ､ ヒ::ﾘ 》.:.ﾊ:..|
|: : { 入: :.:| : { `￣ 厶､{ ヽ|
ﾚﾍ,.ヽ ヽ＼! : 〉 ﾊ! ああいえ、
|: :＼__ / //
|: : : : :ﾊ /'′ 一般の騎士様向けには
ﾚﾍ: : :}∧ / ー―-ー . ヽ /
}: : | ＼. ヽ_,, -―-- ,,_/ / 料理を取りにきてもらう立食形式はどうかという話です。
|ﾊ::| ヽ ＼ ／
ﾘ ', ＼l:l:l:l:|:|:|:|:l:l:l.／|
ｒ┴───ヽ `ｰ──‐ﾞ/ :|＼
／¨|: : : : : : :/ ＼ :/ ／ ＼
／／´＼: : : : 厶＿＿＞､ /＿＿＿＞
, -ｰ"￣￣ﾒ
,＿＿＿／／;;;;;;;;;;;;;;;;/
, -';:.:.:.:.:.:.-､ ＼';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;f
. ＿＿ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:,,:.:.:.:ヾ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;/
γ:::::_＿ /.:.:.:.:.:.:r､ i iﾍ,:.:i i li.:.:iヽ;:::::::::ﾉ , ‐=ﾆヽ
／- '';;;;;;;;;;;;;|:.:i i | |ゞ`"´ iﾉ|!li jｲ:. ヾ＿__ヽ. !_i ） ）
ｰ､;;;;;;;;;;;;;;;;;|.:.:!ﾄl ﾒ !, ,ゝjﾉ_<|!!.:.:f - ,,ﾉ:::ﾒ ＿ノノ
ヽ;;;;;;;;;;;;|.:.:ヾヾゝ士 ｲ:::;j '|,..:.:|_ノ;;;;;;;;| //￣
￣ `!;;;|.:.:iゝトfi:::f ` ﾞ |.:.:|fi::＼ー'. ◎
|;;, >,,|:.:i``' ´ ﾉ!.:.:ilヽ;;;;＼
<__|.:|.::| >､ ` ´ ,イ:::|.:.:| l!|;;;;;;;;;＼
>|:.:.:.:|//-j` " メ|!:.:.:.:|!ヾ;;;ヾ;;;＼
/ﾄ:.:!:.|ﾍ､:::ﾞｰ ､_ ／:::|:.:.:li ﾄｰﾒ;;;;;;;;;;;;;ﾞ,,
// j:.:.ヾi:::::::::ｰ､ ﾉ､<r::|!:.:ﾉ`:::::::::} ;;;;;;;;;;;;;i
/::/:./|:.:.:.ﾄヽ::::rrﾒi ri ﾄｰﾂ':::::::::::::::::|;;;;;;;;;;;;;;ﾞi!
/;;;;;|:,:|:::ヽ;;:ヾ::::, =//f ヾﾞ ｰ ､:::::::::::::::::ﾄ､_;;;;;;;;;;|
.
_＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ・ ） （ ・ ）＼ あー！ バイキング！
| （＿_）__） |
＼ {＿{ ／
／ 一 ＼
. / ﾊ
. / ､ !
. l /∨.l !
. ,' , !'｀´`! , , !
. /ｲ i , .l. .!l !,ｲ. , ､.!'
′| | !.,､.ﾄ､ .M. !l ｨﾑlｨ/! l ' バイキング？ は存じませんが、
. l / ﾚ1 ﾊ|メ‐ヽ厂!ヽ|` 'ﾆ ,'/ ,､l
. ' И{.､', i ﾘ ' ‐-‐ﾆ, iヽ￣ ,' .l. ' とにかくそういうスタイルなら席次問題は発生せず、
. l,ﾍ_ヾY ´ ! .ﾊ/'
. l ｀ｰ; / / 給仕の数も抑えられるのではないかと。
!ﾊ l.ヽ __ /、
／'l. ﾘ､ヽ＼ `''ﾆ´- ./ヽ｀丶、 ｒ‐ 、 _,_ l |
. ,-'"_____', ＼ ` 、, i i i i,/／`ヽ:.:.:.`:.:ｰ. 、 ', ヽ / ｀‐-'､
. ,..:.'´1l; ; ; ; ; ;', ｀丶､ ｀ｰｧ‐ﾍ: : : :ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ .l ｿ ＿_,, ヽ
...ﾞ,..:.'.:.:.:.:.:.l L＿: : : ',. 、 j. ＼/-－ﾍ: : : ;ゝヽ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ l .〈 / .}
ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l: : : :￣｀:', ＼､￣ ￣1 ／ , .',／: : ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.! ', .ヽ/ __,, - !
. :.:..:.:.:.:.:.:.:.:! !: : : :＿: :ヽ 二ﾆー'ﾌ ／. ',: : : : :ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.! .l Ｖ´ __ |
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l├''": : : ￣:', -‐ .〈'´ , .',: : : ／ヽ';.:.:.:.:.:.:.:!. { 〈 /´` .l
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l l: : : : : : : : : ',、 ｀, l ',／: : : ', !:.:.:.:.:.:.:| ヽ .し′ . !
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l: : :＿: ＿; ; ;',＼. !. ! .!: : : : : :ｿ:.:.:.:.:.:.:.! /ヽ {´ l
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ',´: : : : : : ￣:', ` | ' l: : : ／.:.:.;.:.:.:.:.:.:!. ,' / 〉-ﾐ＿ __ィ7
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽヽ: : : : : : : : : ',. ! /!: /:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:l /＼/: : : l: : l: :/
.
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――■イメージAA
＼ ＼ ＼ /V ＼{ ∨ }/ |
}＼ ＼ ＼....／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
{ ∧ ＼ }. | それはまさか、自分で、料理を、取ってよいということですか！ |
∨ ∧ ／⌒V....＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
∨ ∧ /: : :://{ / | | | / / / /从 ／⌒＼
. ∨ ∧/: : : :{/八ハ /^~∨＼ Ｖ :/ ／{/{/ / ∠}ィY⌒V⌒V⌒＼
. ∨ /: :: : ,/}/ { ∨ /⌒ / ＼ j :/／ ／ ム / ／ ￣￣￣￣￣ ､ ⌒} ／(
. V{＿彡 /＼_乂 |＼＼ ＼|_ ／_／ ／ ﾌ ／ ＼ ＼ ＼ムィ⌒{ 厂￣}
. _∨∧: : / : : : : l 乂{_＼ヽ ￣ ) )／／ |/⌒ ‘， ‘，ハ⌒}: : }/: : : /
. ／{{: ∨∧ : : : : : :八 ≧=' _ ィ7／⌒八 | l| } 八 |ﾄ7: :./: : :イ
/: : {{ : :∨∧ : : : : : :∧ }＼ 乂／ / ＼{ | l| { ∧／ ＼/: :./:.／ ￣＼
|: : :.{{ : : ∨∧ : : : : : }_ ＼ミ≧=- ／ .| :| ＼∧ 八 从 / ＼ ＼／￣＼ ＼
| :⌒＼: :.[∨∧ : : : : : : :/ `ー=≦ | | 八,从/ ＼ ＼{＜ ／⌒､ ＼ ≧=- ＼ ＼
| : : : :ハ: :.:∨∧: : : :.:／| ､ ⌒/ ∨ ＜ ＞ ∨ 厂￣＼{＼{＼＞l l l|
∨: : : :∧＿∨∧: :／ ∧ ＼＿／ ./ |＼／ ＿_／) : : : : : :.:.| :| | :j|
∨: : : : |: : :.∨∧′ /: :＼|／ | :/ ／「＼＿_厂＿_,／{: : : : : : : :} :| ′ .:|
. }＿__.ノ: : : :.∨∧ ′: : /／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼..: : : {＿_/￣＼＿＿_ノ j| / /
/ : : : :.:／ ∨∧/ : : :./ | そうなんですね！？ | ...＼ ./￣＼/ ／{｡＿_｡l/__｡/＿／
}_:_:彡´ ∨∧: : :/....＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／...＼ |/￣＼/＿彡: : : : :￣⌒＞
∨∧ノ |￣＼∧/＼／ } : : : : : : : : ／
∨∧＿ ／ ￣￣￣￣ ､ ／ ＼ j|／ }／}/}廴＿＿ ／
. _∨ ／ ＼ ／／ })/|＿_| |ﾆﾆ7
厂 /l / _ -≦厂)l ／ ￣￣￣ ＼ 乂ノ
{ {∨ ＿＿＿ -=≦ ／ ￣⌒¨¨ '.
(⌒V / / ／ ハ
. ／ ′ ＼＼＿＿_ / . : : |
{ .:l: ::. ￣. : ／ . : ／⌒ヽ
乂_ノ|: : ::. . ::{ ＿ / }
: : : : ::. . :／ 〈
八: : : : : : : . . . . . . . .: : :{＿＿__ }
. : : : : : : : : : : : : :. ＼＿ノ
＼: : : : : : :..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. : : : : ┃ ああ、（常識的な範囲で）好きなだけ取っていいぞ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――
.
/ , , /、
. / / / ィ/ ／/ ｲ ＼
/ ／/ｨ / /x!,ｨ/,イ / /ﾍ {
,ｲ / ハイ' | j| /l/ ' ,ﾚ≧ｘ;ｨ ｲ / / il
厶‐ｧ ´ i"(ミxﾘ! / | ,:′ ヾﾃヌゞﾚ'l/ /ィ i !
/ ,ｲ ヾ 辷 |,′l/ ゞ'’ :' ,ｨｆﾅ ｨヾ!
. /'′| i ゝ-､" ´ {;ﾘｿ〃ﾘ
jＮ i ! ヾ /′ はい。
ﾚ{ , ,ｨj li! 丶、 イ ｾﾙﾌ・ｻｰﾋﾞｽ
_＿_j_レ ヾ＼ `ﾆ ゝ、/′ 切り取り盛り付け、ご自身でやっていただければ
j ￣ ｀丶 、 ＼;///,ｨ.,;._｀ /
___ / 1ヽ `ｰ:､ゝ{ ｀ヾ､_ 給仕の手が省けるなと。
／:::::::`:ヾ:､._＿_ ! ＼ }/´｀ー- ､ ヽ
／: : : : ／: : : :`丶、ソ:､ L_＿_ゞ( ;ア´￣ ｀ヽ
:-: : :／: : : : : : : : : :y丶 ゞ:､ };ゝ' __ ヽ
`:､｀ｰ-:､: : : : : : :／: : : : :＼､ ￥{__ .ィ´ ヽ
.:.:.:.:｀ヽ、＼: :.／: : : : : : : : : ＼ﾉ;ｨ{ ､___, 丶
.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ. ヽ: : : : : : : : : : : : :ヽ､ ＞一’{`ｰ Yヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ ヾ: : : : : : : : : : : : ゞ: : : : :ゝ |⌒Ｖ
,ｲ´ //
＼ （ヾ_,,.. ---- .､ ___ //
＼ ／⌒,` 、ヽ､L、 //
/ ／〃 ! |ヽヽ .ヽ lヾlﾊ
ﾚ{ i ﾚ(__）i (__）ヽ | i i }
/ ,' .| ｉ⌒i
. ｶﾞｵｰ .,' i |▽▽▽| ノ( | i l l それはステキ……って
|i ! ! | ⌒ | ! |_ノ
!| .l | | | l 私がホスト側じゃ堪能できないじゃないですかーーーー！！
l iﾄ､ | l ,.| l /
!ll ｀＞t----j‐＜ ﾘﾉ/ /
/ ヽ{_＞＜ ﾉ , ' ヽ /
＼ ,' Yヽ/Vヽ＞} |. /
,' { . | | / ／
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ アッル的に問題ないなら、騎士さんたちにも受け入れられるのかお？
| （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ <
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／
／/／￣二ﾆ=-
l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
. ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/ アリナシでいえばアリ。
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ
. ／ ∧ 、_ } l |{ l│{ l! けど、特に肉の切り分けというのは重要な役目で、
∧ Ｖ｀ ヽ､ /彡'} |ｌ|| | ﾊl
／ ∧ ｀￣ , ィ ／// l|| ﾘ＼__ 主催者の意志とか格付けとかを示す意味があるから……
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
.
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ ＿＿7" ヾ＿ ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ ヽ
./ ○ . ○ '., そんなんで下手に勘ぐられても困る。
/ . ￣￣￣ ￣￣ '.,
. .,' ､ .l そして、絶対的に手が足りない。
l l
.'., ､_＿＿ ,' アリナシでアリなら導入、
. ' , ／
ゝ、 ／ むしろ当団の伝統として取り入れる所存であります。
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
. / | | |
───────
／／￣￣￣￣￣￣￣＼＼
| | 異議なーし。 | | -‐==ミ
＼＼＿＿＿＿＿＿＿／／ .ヽヽ
／￣￣＼ ￣|／￣∨￣＼|￣ ../ -‐…・・…‐- ミ
／_ノ ｀⌒ ＼ ／ ｀ヽ、
_ .| （● ) （⌒ ） .|. ＿＿＿ / { ﾏヽ
| ! | （__人___） |. ／ ⌒ ⌒＼. / / { { ‘，}
｜ ! | ｀ ⌒ ´ .|. ／ （⌒） （⌒） ＼. / ｲ ! ノ {＼ {ヽ i 矛
| ! ,.-,| | ／ ///（__人__）/// ＼ { |！ ≡ { ＼{≡Ⅵ ／}ⅰ
._,ﾉ ┴、/ ,/ .| / | `Y⌒y'´ |.... | ﾘ | ﾍ彡}ⅰ
.r `二ヽ ） i ヽ / ＼ ﾞー ′ ,／. |/ （___ ｜ / ム'
.| ー、〉 / 〉 < ／ヽ ー‐ ｨ⌒ヽ 从 丿 | !ｲ／＼
.| r_,j j /￣ ''￣ ⌒ヽ. rｰ'ゝ 〆ヽ .) . ゝ | ! Ｖ∧ ヽ
.| ） ﾉ／ { ｨ, }. ﾉヾ ,> ヾ_ノ,ヽ} ニ⊂≧=‐-----‐=≦りワV∧´
ﾉ ,/ | |{ |. ヽ ヽ| ヽ_ノ { 食 } ￣
.
＿ ＿......＿
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
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/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
/./ ム:／＝＝ . ＝＝ }:::::,'＿
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ わぉ。
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼
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ニニニニニヽ///／ヽ-' ￣´￣￣￣￣￣´ニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
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｀丶 、 ＼ ／ ,. ' ´
｀丶 、ニニニニニニニニニニニニ ,. ' ´
i |!!| |!!| i
i |!!| |!!| i
i |!!| |!!| i
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r､fi ,. '――――――――――- ..,, / 7 ＿
ri' i fi'i ,. ' ´ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ丶、゛'' ..,/ / rヽ
rｰi fi'´i _..,. ' ´ ,. '´i／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼i ﾞ丶、 ゛'' ./ / /￣7
ii i. ／:.:.:l ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼i ﾞ丶、 ゛''/ ../
ii ,. '/:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.~｀`'':.:.:.:.ー-､.. ＼ ﾞ丶、 ゛'' ..,,
,. ' ´ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,へ ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ .＼i ﾞ丶、
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. l:.:ﾊ l:.:.:.:.:./, - ､｀¨¨´, - 、 ｀¨´, 、, - 、 i~｀`''=ー:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ....￣￣￣￣￣￣
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/: : : {/: :{:.:.:.:.:.:.:.{ ⌒ヽ∨ {. ∩ /:.:.／ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
>: : : : :{:.:.:.:.:.:.:ﾍ (´{ l;;l ム/ } l/l:.:.:.:.∧:.:.: /
/: : : : : : :ヾ:.:.:.:.:.:.ヽ ｀ , , ゝ､..,,_ ,/;/ '/ l:.::./ .V:./
: : : : : : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ, ゝ､, / ﾚ´ ∨ 決まったなら次いきやしょう。
'=ー-一=i:./i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ´ ' ' }
,ﾚ ﾍ:.,:.:.:.:.:.:./ ヽ _ / いうても刈り入れは月の後半っすから、
ヾ:.:.:.:./ ｀ 、 '= ' ／
/~｀`''=ー-､..,,_ 丶､ ,.． ´ 当面の俺らは領内開墾に参加でやんすね？
/ ﾌ /`ｰ､´
. _,,.-一='''"~´｀丶､ / / >
=ー-､..,,_ _,.．-ｰ'''=-､.,,_/＿ ＼ ,/
丶､ ~｀`''= ＼ ￣ ､}＼ヽ
｀ヽ ＼ ﾊ / ﾊ
.
.r-､ ／￣￣＼
／て ) ／ ＼ ／
（ _ﾉ ﾌ. | （ ●）（●）
ゝ、 〈 | （__人__） 外ヘンピナ組と やるお以外は、
/ ハ ヽ. | ｀ ⌒´ﾉ
/〃 ﾍ ＼ . | } 来年分の耕作地確保するために全力で開墾だろ。
ｉ ！ ＼ ｀ ーヽ }
丶丶 _ ＞ ヽ ノ､
ゝ'´- ､_ y-､ ＼
〈 ￣ う /､ ヽ
`ー― ￢､__ノ | > /
| r'＾ヽ'´ _／
| `く__ノ´
i:::::::::::::::::::::::::｀:''‐-.,,,,､, ヽ、
l｀､ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､/ヽ
|::::丶_ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
. i:::::::::::｀'┘::::::::::::::,'､::::::::,‐-'､,::::::::::::::::::i,ノ|
!::::::::::::::::::::::::::::::/_/::::::/＿＿ ¨ヽ:::::::::::丿
＼_::::::::::::::::,-" /:::／ ｀Y、＼.メ
＿,_／:::::::::r⌒ヽ ' ´ /⌒'ヾ i;l⌒ヽ
＼_::::::::::::::::〉 ,-‐､ (;9) ﾘく｀', } やるお 親方は刈取機ってのつくってましたね。
￣￣フ 入 9 ; ､ ソﾊ
_／ λ 〉 '' _, ｨ＜_;ゝ あれ、どんな按配ですか？
,_ - " _／/ i l / ｨ-‐´￣入_
＼_ ,／ / .i .i ─ ／／ - ",-＜//
/´ .i ` 、_ ,イ／ - ",-＜//////
＜_ _./ _／ ｨ-＜///////////
, - "´ ＼/////////////
/ヘ⌒｀ ‐ - ,＼///////////
.
. ´￣￣￣￣￣ ｀ .
／ ＼
／ ＞ ――― ＜ ＼
/ ／ ＼ ヽ＿__
ノ{.ｲ′ ./ ‘， Y ＞､
.／{ｲ .Ⅳ ,′ / / ヽ :. } / /.__
| ||| 〈 .| . ｲ / { ヽ .| | | .＞<_./ /ﾉ 八
.ｲﾉ |ゝ .≧=ﾐ| |' .| ﾚ} .ｲ ﾊ { ハ .| | |´_.／ ヽ / ／ .〉
/ .{八.八 ／ ＼__| | | / |/､ﾚ ヾ＼斗､!Ⅵ ﾊ/ /-{ .∧
.{ .八 ＼.ﾉ¨＼ .八 ∨ヾ!､＿_, ､＿_, }/.{/ｲ .ｲ 八
∨ ＼ / ＞-＞-八 ￣ ￣ 从ハ=≦ .／ 沼辺の雑麻などで試した感じでは、
r.ｲ＼ /Y＼ _ゞl≧=- ' ｲ .|ノ __ ＿ イ__
|( / ≧=- ／´ ﾊ__＞ . ´｀ イノ .!: : : :＼ 鎌で刈るよりは多少ラクになるかの？
ヾ .八 ./:/ /: { ｀ヽ' .≧=≦／ ノ､ ヽ: ヽヽ
＼ /:/ /: :/≧=zミY｀¨´< ｒ≦ }: :} }: : :ヽ＼≦／
≧=.ｲ: :{ { : { {:.{/、){__ )! 八: : | ヽ: : : } ∨=彡'
/ {: : :| 〉: | ヽヽ.ヽ⌒ヽ ／{ {: :八 .〉 : j 〉
八 .|: :八 { : ｌ }:.} .∧ / .八ヽ: : :} ./ : / /
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐´ ｀ー＼
／ （●） （●）＼ ただ、鍛冶方がイクサ向きに動員されてるから、
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ シロウにコッソリ頼んでる関係で、数を確保できそうにないんだお。
> ー‐ <
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ. Ｙ / | | ┃ シタノ村鍛冶方は鎖部なので、シロウは若干フリーという隙間なのです。
ヽ ノ ヽ ノ . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,.. -― －‐- .._
'´ : : : : : : : : : : : : : : ｀:'´
, . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＾ヽ
／ , . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＾ヽ
. /,. : : ／ : : : : i : : i: : : : : : : : : : : : : : : : ､
/: : :i′: i: : : : !: : :l: : : : l: : : : :i: : : : ヽ: : :ヽ ,ハ
,: : : :i: : : | : : :￤: : l: : : : :!: : : :｜: :|: : :l: : : : ｉ: :.:',
. i: : : :l: : : l : : : i| : : ｉｌ: : : : |: : : : :!: : :!: : ｌ: : : : ｌ: ｉ: i
i : : : l: :_;.∟:.Ｌ｣ｌ: : :i |: : : : !: : : : |: : :|: :i:|: : : : |: l: :i
. ｌ : : : |'´:/|: : :!/ |: : | !: : : :|i´￣下:￢:､ｉ|: : : :｜: :￤
l: : : : !ｧ''ﾃ示ﾐ､、! : ! ﾄ､: ;ハ_;.:⊥∟L: :i: : : : :! :. i i
|: : !:.ｲ{ i:{ t.:ﾊ:iヽ ┘ ´ァ7ｽ.だ:ﾊ ヾ;_!: : : : l: :. l:.|
. |: :.ｉ .:ﾘ ぃ辷ｯﾘ {:{. し' }ﾘ }f:i: : !:｜:.: ! l 当年の作付けはわっちらの分を含めても34町歩。
|: :,ﾚく ,,,,,, ｀－'´ j ヾ辷ッ _」j: :,: :!l:. :..i: |
. ／､ ,、ヽ 〈 '''''' i'´ , ､∨: :!|:.!:.:.!:.l 総出でかかれば刈入れは１週ほどでありんすが
r'´⌒ヽヽ〉┘ ___ l／,.ヘヽ: :!|:.i:.:.:ｉ:.l
. | 7´,ｨ' /'、 ∨ﾆ辷＿￣¨_二ﾏ ヽ〈 r'´ヽ:l:!:.l:.ｉ:.ｌ:.| 実り具合とお天気とを勘案せねばの。
l `ｉ└ｸ l＞ .._ －￣ _,.イﾍ} } V:.:.!:.l:.ｌ:.l
. ｌ ∨ |｢"´{ﾑ＞ ､ _,.. 爪} ヽ冫′ 广¨ﾞﾊ:.:.|
. ,.-┤ ! j |::::::!::{:::::ぃ｀ ｰ '"´ /::/ ／ /_ : /:ハ:.l
. ﾉ: : ! ﾉ ,':.:l::::::∨こハ､ ', /_八. / ﾑ :V ; : : ',:|
....r‐': ｉ: : :', ' , イ;i:.:.:!:::::::｝ﾍ__ ヽヽ} ,.-‐／r‐‐:ヘ{ _ノ/: : ヽ:._ : : ､
. ,|: : : !: : : ､ /:j }:!:|i:.:.:i:::::::: : :､::::} ｀:ー=彳: _;〉::::::| ﾄ＼ /: : : : : : :i､: :ﾍ
/ ｌ: : :､: : : : V:／:ﾉ:.:i:l :.:.!:::::::､:.. ヽ:ｰ－┘::｀´: : : :｜!::j::::>': : : : : : : :..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : ! : : ｀ー:::.:..:／i|:. :!|i: : l:::::::::＼__;二:::-‐:'´: : : : : l:.ﾄ､'´_;,: :, : : : :.... ┃ 1町歩あたり8人日として×34町歩の272人日。
..: :ｌ : : : : : :::::::::::ﾘl: : !l:l : :|::::::::::::::::::; : :´: : :／ : : : i: |: `辷_´::: : : _;／:┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.: : `ｰ- : __;;:::イ/.l: : 川 : :!:::::::::: : : : : :, : '´ : : : : : |: :!: : |:.:i｀ヾ¨´::: : : : : : : : : : : : :＼
.
. {::::::::;;;;;;;:::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;,f,il|,ｲ;;;;;;:;:;:;:
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､ では全体労働の日を週１ではなく
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri まとめて行えばあらかた賄える感じですかな。
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼
／ u ___'__ ＼ 刈入れ時期と辺境伯様歓待がちょうど被るのが痛いです。
| `ー'´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) 手の足りない分は工房止めて回してください。
ノ | / / / (⌒) / / / /
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
.
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
::::::::::::::::, -――-､::::::::::::::::::ｰ:.､
:r-‐l::/,r， /77､ ;-,::/- ､::::｀ヽ､
/_,/l/＿ ゞ_ソ _,..l/_{__(_!:::::::::::':,
:::/ ＝=ﾆ-'｀￣´-=_==､､:ヽ- ､:::::',
l:{ /´,-､｀ ´-､ヽ /ﾄ､} ＼l
､! らｿ らｿ { ,ﾘ 親方達はもとから員数外でも、
_} u ＿ ｀＿ ,l_ノ
ｰ':::､ ﾒ {ー―--ﾉ と二 ヽ 辺境伯様の相手で調理給仕に奥様衆と小さい子達回すんだよな？
--､:＞､ ｀ ー '´ ,,イ＿_ヽ ',_
l ∧{ ｀-≧ ｰ ≦-}/―-､｀ / ﾄ､
|＿_}ミ､_ー-V＿,イ_｀ヽ !__| ヽ
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:.ﾏ {-,| ､
ヽ:.:.:.:.:.:.:.lヽ:.| |:.:./l:.{､＿_ノ/∧ ,
.ﾉ ヾ ! / / ／ / .∧ ∨ .∨
| .八. ,′ ,′ / / ./ | .∧ ∨ .∨
／{ ／{′ .′ ,′/ ./ /{ ヽ .ハ .| |
.{ 八 ト{ ト､ { { l{ /ﾚ{ /{.ハ 八 .! i | .| |
∨. ＼ .八＼ ＼ .! ! ハ/≧|/､ l! ＼{ヾ|ヾ } .} 从 ｨ≦
＼_／ ＼{ .＼V八{ .ｲハ心 .ｨ禾心 ﾄ./ /}/､／
.ｨ==..ハ ＼ .／ .ヾ{ヾ ∨し' しｲリﾘ/ .ｲ / /二ﾆ彡 確かに人数は取られるが、
ゞ- / ＼ ≧≧={ {l＼ ´ , ｀¨ ./ ｲ/!-.イ ／
∨ ＼ ﾉ |込. ､ _ ´ｲ /|ﾄ､_二ﾆ=≦ わしやマウナ他残る者のほうが多いし、
.}＼ ≧=-=ﾆ_〈 .ﾄ､ .＞ . .. ＜二//l| ﾃ==≦´
Y. ＼ ／∨八 ＞ァ':＼.二-=≦ﾊ／/ .八--､＿＿_ 刈入れそのものは大丈夫じゃろ。
,ｨ≧､_.＼ ＞:.´{ /:.＼ ＼∧::::::::|::::::::::::／ ./ /: : ､ ∨＿＿
ヾ( ￣〃 .|ｲ:/ /:.＞ l ∨::::!::::::／〈／.／_ ./|ﾊ. ∨＿＿
{{ /: |:/ /: ((⌒Y ヾ-≦ ,.<／z〃/ .|:八} ` ＜
八 /: / ﾊ://ヾ ∧ ／ /.V |ヽ:/: :. : :
.
／￣￣＼／￣￣＼ ‐-､
､-‐‐ /ﾉ ヽ､_ _ノ ＼ __＿,ノ-､
､- !､,＿_ （●）（● ） （ ●）（ ●） __＿,,ノ
!､,＿___ （人__） 彡 （__人__）
|⌒´ ｀ ⌒´ﾉ 収穫って大仕事なイメージあるんだが、大丈夫なのか？
| 彡 }
ヽ /
ヽ ﾉ
> <
| |
| |
{///////////////////////////＼ヽ
ヽ///////.'///////／ ﾞ.//////////,ヽ
. /////／ l'/_!//／- ､￢///lヽ////ヽ､ヽ
////;´_,．///l／.' ,. !ヽ' !//＞'////∧ヾ
///////// i ﾄｊ! ,／/ !ﾞ/////,!
l////.ヽヾ. l::; ,.,i! l ;'l////'
l'//∧.i , ー- {. ' ,ノ'//// 34町歩の刈入れだけなら、多分。
. ｌ'//∧ j ､ ` ノ''" ′
!///,ゝ,. 丶 ' 手間食うのは脱穀っすからね。
!从//! 丶､ ,.'
＿!,... -――‐- ..／__
l ― ｏ }
l ＿―-_,... ＿. }
,. -‐ ''" ー--.='￣ ヽ
／ ,.'" ヽ
' / ﾞ､
/＼、 ヽ
.
/ . イ ｀ .＼ｨ≦￣｀ヽ
＿＿/ /´ ､. ヽ ＼/ ｨ≦三ヽー=ﾐ
_{≧=-/ / ハ ﾄ､.､ ハ´ ,ｨ≦´￣￣ }
{￣￣./ / / { }､ 斗 } ﾄ }ヾ}_／ _ｨ=イ=ｧ
.八＿.〈 / ﾊ .{ヾ|､ { |ﾊ イ心.} .|´ / ィ≦￣￣／
/ ＞{/八 l.ｨ心l|.ヾ! ﾘ Vツ | .l.ｲﾊ≦ / 領主様に納める期日もないし、
￣7ニ〈三ﾆ|ﾊ. ヾ{ V:〉 ´ 从 ﾘ○｀ ＜三三彡
＼ {≧ｲ .K:V{lヾ＼ ' ＿ ./} ./ノ|:＼ ＼＼}.7 とにかく屋根の下に入れてしまうだけならの。
≧=〈 ＞ ヾ{l込. .ゝ .ﾉ ／/ｲ/.|: : :} -=彡ｲ＼
{{. V彡イ ﾊ ﾉ ﾉ .≧- _ｲ// ./ |: : :| Y: : Y〉
ヾ彡≦´〈/ / .／: :,ｨｆ〉-{ {./ !:. :.| |: : :/
ゞ=彡ｲ ゞ Y ./: :/|/＼/ヾ V: :! .|: :/ .ィzz.ｧ
／ゞ=- {{ゞ' /: :/ .| .＼ ヾ| .|ｲ ／／{:/
/ /: :/ .ﾄ､ ./ ＼ィ´￣￣_7ｨ／ |{
〈 〈: : { l ヽー/ 7--¨.､|// .||
///////////// ＞＝=＜////＞．
///////ｫ‐r/ ／ ＞‐< ヽ//////＞､
/ｲ￣.!/ ] l ]l/!_}＝ { 。 .! zY`，＜ ´
__ /＝一 ゞﾔz､ `ー ’ ,.ｲ_7// ﾍ
=く///／ ´ ＿__ ﾘ ｰァ＜ヽ//r＜/ﾍ
ﾍ VY イﾓてﾘ ｿﾃﾒ /.＼ﾔ `ﾍ
くﾍ ﾍ}. _込ﾝ 込ｿ 丶
ー.j ｰ l そっか、脱穀は追い追いでいいのか。
.､ _ ,ｨ ､ メ r ｧ .!
////l ＼ ' そう考えるとすっげえ気楽だな。
イ//j! ＞ ／
. !/ ,ｨーｧーｧｰ ` ーく. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. |! ' / / ,ｨ＝=xヽ. ┃ 穀類を茎から外す狭義の脱穀。広義で含む籾殻を外す作業は製粉前にします。
. / / ,' ,ｲ ヾj ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
〃 l.:l //.l .lﾍﾍ:l:.1. il ヽ
〃 , , l:.l //l l:l :lﾐﾉ1l:.1. !l l !
/./ //l l:.l/l/⊥l」l:l l l: l.:.l:l ! .l
l/l/l/ :l l:.ﾄ､ﾄ､lヽl ﾘ lﾉ十从l ∧
l l:.:.:.l∧! ,r＝=ﾐ / 二 Vl l/
l l:入い ヽ⌒ /ﾉﾉ 代官さまさまだね。
N/ l∧ / /
.l/l ∧ r-- ｧ / 脱穀についても やるお さんのほうで何か考えているんだったよね？
l/!. ヽ `ﾆ´／
r┴- ､｀ｰrrrく
＿ _」 |＼ l￣`7
,. ィ´.:.:.:.:l `ヽ ￣l l /＿
´ .l.:.:.:.:.:.:l ＼ l/ んT.:.｀ヽ､
l.:.:.:.:.:.:.l -孑'´ l.:.:.:.:.:.:.i＼
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ , , ／＼ ﾌﾚｲﾙ
／ （●） （●） ＼ 最低でも脱穀棒を水車動力に連結して労力軽減を図る予定だお。
| （__人__） |
＼ ` ⌒ ´ ,／
ノ ＼
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ
| ｌ （ l / / / l
l l ヽ /
.
＿ /ヽ
⌒`ヽ、＼
'"￣⌒`ヽ ／Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ '"￣/ミ/ ＼ヽ::／
┃ 農民兵の武器としてそれなりにメジャーなフレイルさん。 ⌒＼ ＼::／ ﾌﾞﾝ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼ ./ /／:::／
/ ﾐ>:::::／ ﾌﾞﾝ
xく:::／
／:::／
, .<'´:.l :|! /: : ／ : : : ＞: ／＼ ＼ﾐ＿
, :' : : ヽ i: :| |: :/ ＜'´￣ : : : :ヽ ／＼＼
, :≧-_＞-7/-ﾍ← -＜-: : : : : :ﾄ、 /:::／ ミ
Y'´ｿ彡´ {:{ }; :: : ｀寸｀:ミ :.、 ｛／
{ｒ'´ }´ ｀Y /' :: : :.{ {: ｀ミ、.} /fS’ ＼
}彡:} ｝ , :'´ :: : : {人: :｀ﾐ :{ / /
｛ﾉノ} ｀ ,:'´ ,. -=-...、 {｀ﾐ、: :{ / /
}彡{,,.. ''"｀ヽ、_j ヾ_彡'´υ＞: : : :Ⅵ｀ﾐ :{ / /
ﾍ: :ﾍ. '´_υ_`｀7 ≦￣ ,: : : : : }: : : : } / / ■脱穀棒（唐棹、連接棍、フレイル）
ﾊ: : :|. ￣ {! .} ,: : : : : } }/:Y: :{、￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
{: : :{ { .i :: : : : /: : :} } : ﾊ
ﾍ: :ﾍ ｒ{_ ｔ_ヽ、 ::: : :r' : } :./: : : } 半自動フレイル……名前だけでヤベェ感じがするぜ。
}: : {ヽ ｀ ｀ヽ ::: : {: :r'_/: : : リ
ノ} : : ﾍ ｒ'´￣ ｀ヽ }，:: : : :.,'{: : : 乂{
{: :八{ ∧ ｀ー― - ´ .: : : :/ﾊ: :{ : : :i
ﾍ: : : : : }.、 }￣ :: : :,.: {: : : : : }
}∧:人}.∧ :.:.:'´ ﾊ: : : :リ
ﾊ: : | ∧ ／ ＿ﾊ:ﾙ'’
ﾍ「＞ ｀＞- -＜＿ ....＜ニﾆ.{'
}｀ヽニ,＞.、l | |＞ 、ニニニ .{
__...................-＜.:｀ヽ } ノ {´ Y| | |Y´ ｀Y.}Yニ／／:.＞- _
＜ニニニニニニﾆﾍ ヽ_ 人ニ| | |ニ ノノ人 _／ ／ニニニニニニ＞
ニニニニニニニニニﾆ＞ ﾍ .| | |／／ニ＞ ＜ニニニニニニニニニニニ
.
x≦: : : i: : :≧ｘ. ＿ _
r―――-.ｧ:´＞― ､ヽ|/: :―: ､｀ヽx＜ﾆﾆﾆ {
|ﾆﾆﾆﾆﾆ,.'-. ': : : : : : ヽ:´: : : : : :ヽ ∨ﾆﾆﾆﾆ !
|ﾆﾆﾆﾆ .'-/: /: /: :|｀ヽ:イ{: : } :ヽ: ‘.'∨ﾆﾆﾆ :|
|ﾆﾆﾆﾆ !:.': /: :,' :! :!´¨ ¨｀|: : ! : ‘.: ‘.'∨ﾆﾆﾆ:!
|ﾆﾆﾆﾆ.’! :|: :i! : | :l i: : :!: i!: } : !: iﾆﾆﾆﾆ!
|ﾆﾆﾆ .’ !: |-:|{ヽ{-| ､ .’-/-j|:/|: :|; :!ﾆﾆﾆ.’
￣＞ _´!: |r Ｔ¨::㍉ }イ::::¨T㍉:.:i_`＜ﾆ/
／ゝ.´ |: :! ､ヽ::::ﾉ ヽ::::ﾉ, !: :!｀ ノ｀ ､
, 'ﾆﾆﾆ} ＞i: :|､ ￣ ￣ /!: :|´ {ﾆﾆﾆ＼ ミンチメーカー？
／ﾆﾆﾆ .’: : :l : i:.ヽ _ ｲ i : |､:‘..ﾆﾆﾆﾆ＼
｀ ､ﾆﾆ.’: : : l : |: : |≧o。 .ィ ´ :| :!: :!: ヽ‘.ﾆ ＞ '´
｀ /: : : /{ : |: /´｀ヽ| ｀ニ´ |¨ｱヽ!.:' :ｲ: : ‘.:∨
/ｲ: : :': |ヽ:{'ﾆﾆﾆﾆ≧.､,.≦ﾆﾆﾆ|: / |: : | : !:!
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 巻き込みで撲殺とかシャレになりませんね。
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ なにか安全対策はありますか？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ -一' ﾞー- ＼
／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼
／ （ ● l l ● ） ＼ いや、回転ドラムに脱穀棒セットしてグルングルンってだけで、
| ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ |
| ''"⌒'（ i ）'⌒"' | 安全対策は考えてなかったお。
. ＼ ｀ー ─'＾ー 一' ／
＼ ー一 ／
／ ＼
/ ヽ
. | |
| i i |
| i i |
. , -‐┴-､__,i ゝ､ｰ┴‐--、
. ￣￣￣く / / ｧ- ,ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ （, -r ヽヽ 〉￣￣
. `ｰ' ｰ´￣ ￣｀ｰ 'ｰ´
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ 脱穀中の事故なんていやだから……
| （●） （●） |
＼ __'__ __,／ 作業ポジションは巻き込まれない位置、回転方向の横でいいですかね？
／ ＼
＿/((┃))＿＿＿＿_＿i | ｷｭｯｷｭｯ
.. ／ /ヽ,,⌒) ￣￣￣￣￣（,,ノ ＼
／ /＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. ＼
.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【基本】 【テンションかかってない】 【テンションかかってる】
. ,. -─- 、 ,. -─- 、 ,. -─- 、
／ ＼ ／ ＼ ／ ＼
. /. ｊIIIｊ .｀、. / ｊIIIｊ ｀、. / ｊIIIｊ ｀、
... l Y Y .l l. Y Y l l. Y Y l
}{. . 圦.. .ﾉ .}{. l... 圦.. .ﾉ }{. l... 圦.. .ﾉ }{
}{､. う チ }{... }{ .う チ . }{ }{ .う チ . }{
}{ .＼ ／ }{... }{＼ ／ }{. ゞﾏ 彡’ ／l─┐足踏み連動
}{ .｀ ｰ- -‐´ }{ }{......｀ ｰ- -‐´ }{ ﾏ{｀ｰ- -‐彡_. ＼l─┘押し付け
}{. }{... .}{. }{ _ }{ ﾏ ヽ
}{. }{. }{. }{. γ ヽ }{ }{ ◎＝＝＝＝
}{ ,. -─- 、. }{. }{. }{... i ◎＝＝＝＝. }{ }{ヽ. _ . ノ
}{...／ ＼ }{ }{ _ }{ ヽ. _ . ノ }{ _ }{
}{. ｊIIIｊ ...｀}{.. }{ γ ヽ }{ }ﾏ ヽ}{
... l Y Y l. .}{ i ◎ i }{ .}{ ◎ }{
... l 圦.. .ﾉ ..l. }{ ヽ. _ . ノ }{ ゞ. _ .彡’
. ､.. う チ ../ ゞ========彡’
＼ ／
｀ ｰ- -‐´ ■テンションプーリーによる動力伝達のOn/Off
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／￣￣￣＼
／ ─ ─ ＼
/ （●） （●） ヽ 横に作業ポジション置いて、
| __'__ |
＼ __,／ 踏んでないと動力が切れるようにテンションプーリーかますのはどうでしょう。
／ ＼
|￣￣￣￣￣￣￣￣| ﾄﾝ
_（,,) (,,）_ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ | | ＼ ┃ 上がドライブ、下がドリブンね。
／ |_＿＿＿＿＿＿＿__」 ＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） ポジション守れば作業者本人は巻き込まれないってことだな。
. | u. （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 他所から突っ込んでくるのは、柵でも立ててパーティションきっとけばいいか？
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 了解だお。できるお、そのメモちょうだい。
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／/ ∩ノ ⊃
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／
＼ ／ /＼／
＼ ＼
＿＿＿
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼
／（● ） （● ） ヽ あいよー。
| __´___ |
＼ `ー ' ／
/ ＼
.
- ､::::::::::::::::::::::::::, -===- ､::::::::::::::::::::::::l, --::ｧ
｀＞:::::::::,::/-, {///} r-,, l:::::l_::::::::::::::::／
,／:::::::::::/ } l/_ｰ' `ｰ_',...,,-､_!::/，l,::::::::::ﾄ､
/:::::::＿__::},／==-.ｨt-,‐´-==-l::ヽ､!:::::::::＿＼
´￣ /:::,:::{´ｨ ,ﾆミ ﾚ' ｨﾆミヽゝ::::::, -，::.
. /イlﾙ! 弋(ｿ 弋(ｿ } l:/r-, }､::l 新しい機械の話もいいけど、
| {r } ､ / {-,/l ﾘ
ヽヽ!メ ､＿＿＿ , ｰ'／ 辺境伯様と収穫それぞれに対策と割当は終わりかな？
ｰﾞ､ ,ｨｰ､´
/ヽ､ , ィ:::::､,:::l
,イ二ヽー､―-､.＿_ー_ ´ |::::ﾄ:} ﾘ
. 〃´ ｀ ヽ } ! ,} ､ l r--,―‐､‐､‐､
/ V＿l__|__|＼_ ミ Ｖ_,..-ヾ､ ! l ':,
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） だな。みんなお疲れ。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 秋分祭週あけて７月もまた、よろしく頼むだろ。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
.
∧_,,／＼／|,...-ｧ
|＼/:.:.:.:__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|／| ＿_
/| iヽ/|:.:.:.／:/__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/__
|:.:.:∨:.:|／:.:.:._;..:､_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./_
__ﾄ..|:.:.:/:.:.:.:.,.:'´'" <_:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
＼.:.:.:.:.:.:.:／ {: ＜_:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀>
ﾑｨ_.,.:'´/ ,ｲ三} <:.:.:.:.:.:.f⌒ヽ:.:.:.<_
}:::: /: ,ｨ㌢_ _＞:.:.:.:.> }:.:.:.:＞. ､ うぃーっす。
l:::}:{: ,ｨ㌢ｫノ ⌒ヾ/ ﾉ ':.:.:.:_>: : :＼
㍉::ゞ-'-‐ r‐ノ_:.:.:.:.:＞ : : : ＼
ゞ} .／ ｀⌒ヽ- ､: : : : ＼__
< ／ ;′ i: i: 'ヽ: : : : :＼/// ‐ｧ- ..,,_
ヽ:: __ ／ γ} |:. ｜ `, ＼:. : : :.>//／-_,.. -‐…_‐-_ _
入: , '"´ / 乂 / : } }: :／/／-_／-_-_-_-_-_-_-｀ヽ、
_,.. -/: :∧:::::: _､rf/′ Υ＿／, ----､/:////_-／_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_
／-_-:/: : : : ゝ／-_-:/ i ／ ｀ 廴 }////-:/_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_、
/-､_-_/: : : : :／-_-_-/ .乂__ ,.:' ￣ ノ///,:-/-_-_-_-_-_-_-_-_/-_-_-_-_-_
/-_-ヽ-＞,..／_-_-_-_/ ｀`～､、 ＿__ .イ///// |-ｉ-_-_-_-_-_-_-_-_/-_/-_-_-_-_i､
/-￣_-_,,.､丶／-_-_-_-_八 ,.. ＜=_/, -‐ |: /-l//////|-|_-_-_-_-_-_-_-_/-_/-_-_-_-_-:}_＼
ﾉ＞''"_-_-_／-_-_-_-_-_-_-.＼＞'"=_-_-_//, |/-_:|//////|-ｌ-_-_-_-_-_-_-/-_/-_-_-_-_-_-l-_-i
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＿ ﾉ弌二⊥／／ 〉: : 〉::^´:::::＿|＼＿＿＿ |_| |===l|:|====| |=- ［_|─-
＿,,.. -─ ￣ : :ノ: ＼i:i|_ ／／.r'´: :r'^:::::::／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
''' ""~ : : : / : : : ／: :....__/ }／,. ∨: :|:::::::::::| やるお たちだけ３人で相談ってなんだお？ |
.: : : : ′: : :/ : : rr'{ {^´ / ｌ:V :|:::::::::::＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
. :/ : : :,; : : :/ : : 八j.j_}/ .′ ｌ:::｝ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
. : / : : ,:' : : / : :／／ ノ ｌ::::Ⅵ::::::::::::::::::::::', :::::::::::::::::|__
／／ ヽ {:. /:::::::::|:::::::::::::::::::::/} :::::::::::::::／',
／／ /} ／::::. r'::::::::::/:::::::::::::::::::::{￣￣￣´ {
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼ はやく家帰りたいんですけど。
| __´ _ |
＼ ￣ ／
/
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） ん、まあ、足元確認しときたいなって。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ それが麦刈り用の人力刈取機か？
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
＿＿
. -´ ｀｀ヽ
／ ⌒ ｀ヽ
／ ｀ヽ ヽ
. （（ / （●） ヽ
|::⌒（__ （● ） } そうだお。刃を砥いであるから、そこ触らないように注意。
ヽ 人__） ⌒::::. |
ヽ（__ン |
人. / | |
. / ＿ノ ノﾉ
|
.
,, -─- ､._
／ ヽ
. | |
. | ノ ヽ､ .|
. | （●）（●） | Ｖ刃はわかるが、柄棒のこれはマジックハンドか？
| （__人__） |
ヽ ｀⌒´ ﾉ ああ、手元押し引きで掴むのか。
/ ∩ノ ⊃ ヽ,
. { / ＿ノ }
| / / ｨ |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ Ｖ字の開きを前に向けて、勢いつけて押し切るんだお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ で、刃と柄棒の付け根部分、そのまま藁束抱え込むように半囲い。
r､／ ＼r 、
|:l1 l;l:|
/|｀ ｝ ｛ ´|ヽ
ノ `'ｿ ゝ' `ヽ、
/´ / ヽ、 ヽ
＼. ｨ 个‐´
| |
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――■人力刈取機
､ ノ 、 ／
● ●） ヽ. ／ ￣￣￣￣
ｖVvｖVvｖVvVvｖVvｖVvｖVVv. //（人__） ノつ ／
∀ ∀ ∀ ∀ ∀ ∀ ∀ ∀. //⊂ / ＼
}{ }{ }{ }{ }{ }{ }{ }{ // ..| 〈 ＼ ＿＿＿＿
}{ }{ }{ }{ }{ }{ }{ }{.....≫ｲﾉ ` ～ヽ_） ＼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （ー） ＼ 押し切って、掬い集めて掴んで持ち上げて、置き場にポイーですね。
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ 結束機構は面倒くさいのと、する意味あんまりないよねってことでオミットです。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ |
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ、. ＼
／ （―） （― ） ＼ 刃もギザ刃だったかもしれないけど、
ｎ|i 7 （__人__） ｎ|
l^l | | ｌ ,/) ｀ ⌒´ l^l.| | /） 加工が面倒なのと使用中に何度も研がないとならないから、素直な直線刃だお。
', U ! ﾚ' / ー‐ | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 鉄の品質なんだろうが、切れ味悪いもんな。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´） そりゃ剣も、勢いで叩き切る方向で発達するなあとは思っただろ。
| }
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
. | | | ＼__／.
.
_, -‐ミ
‐- ＼
(●) ｀ヽ ヽ
{ ， （●） ｝ 今にして思えば、小学校の授業って知識チートの宝庫ですよね。
i ´ヽ ﾉ
ヽ ィ 特に「昔の暮らし」とか工場見学とか。
｝｀'' -=＜{_
_∠ﾊ / 彡｀＼...
/⌒ V_＿／ ＞ﾐ
/ / / ヽ
| / |
L_| ﾍ ＿|
| | ＼ ／ |／￣ |
| | V | |
| ﾊ ∠| / |
＿＿＿_
／ ＼
／― ― ＼ そりゃ歴史のあれこれをぎゅうっと濃縮した上澄みだお。
／ （●） （●） ヽ
| （__人__） } 美味しいところだけ教えてくれてたんだなって。
＼ ｀⌒ ´ ／
＿＿/ ー γ⌒ ､
_{´ ⌒ヽ ∨
/ ｀ー‐１ } ｉ ∨
./ ゝ ' |i ∨
/ ∧ ハ ∨ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
, － く＿_/／￣￣￣￣￣￣ ヽ / _ﾄ ⌒ｰ､.. ┃ 転生チートのためじゃないですけどね。
､＿＿＿}人＿＿＿＿＿＿＿_／ (__ .ｲ＿ｉ__ｉ__）. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. _..-'″ ｀ﾞ'-､、.... ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
. ／ ｀''-、...;┌────────────‐‐ｰｰ┐|
. ／ ＼;│ .＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ │|
.. ／ ＼.....l . i . i . i . i . i . l │|
.. / ＼... i . i . i . i . i . l │|
... / ヽ i . i . i . i . i . l │|
... / ヽ i . i . i . i . i . l │|
.. ! !. i . i . i . i . i . l │|
.. ! ,/ ヽ、 .ｌ...i . i . i . i . i . l │|
..... ! _＿,,,,.._ -ー '". ゝー- ,,_,,,＿__ .!. i . i . i . i . i . l │|
.... | -.、 ._,- .!.ﾞi . i . i . i . i . l │|
.... l 广''┬--v-‐． .'i-----r‐''ﾞ´］ .!.ﾞi . i . i . i . i . l │|
.... ｌ ヽ,、.ゝ-'ﾞ _./ ヽ_.ﾞｰ'" .／ .l...i . i . i . i . i . l │|
l .｀"￣ ￣´ .l ┴─┴─┴─┴─┴─┤ |│
l .lﾞ「」＿＿＿＿＿＿＿＿_____.| │|
l l.. i . i . i . i . i . l │|
l .l
. l l 俺は、自由主義で民主主義な国で
..... l ./ ヾ .l
.. l │ l i' 生まれ育ったはずなんだがな。
.. '! ゝ..＿__＿,..-ｰ .＿＿___ノ i'
l .｀"´￣｀"´ l このところしきりに権力を手放したくない、
...ﾞ'"´'i, ヽ ,!｀
... '! ,! 知識・技術を囲い込みたいって思いが募るだろ。
.. ':､ /
.. ヽ ／
. ヽ ／
.
／￣￣￣ ＼
／ . ＼
／ _ ノ ヽ、_ ＼ だって、権力はイコールで地位で身分で、身分がないと何もできない社会だし。
. | （ー） （ー） . |
＼ （__人__） . ／ それに、「最高の独裁は最低の民主主義に勝る？」とかいうし。
/ ｀⌒´ ヽ
ヽ、二⌒) (⌒ニノ
. ＿＿＿_
. ／ ＼
／ ＿,ﾉ ⌒＼ 自由主義だろうが知識・技術は囲い込みますし、
. ｌ^l^lｎ （●） （●） ＼
. ヽ L ､ ｀ | 極論は詭弁テクのひとつではありますが、
. ゝ ﾉ ￣￣ ／
. ／ / ＼ 普通の独裁でも善し悪し抜きにした社会効果の点では効果ありますからねえ。
. ／ / ＼
/ / -一'''''''ー-､.
. 人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） | 衆議であーだこうだしないでいい、
. | （__人__） │
| ｀⌒ ´ | 権限の集中、意思決定の迅速さが独裁の利点だもんなあ。
. | |
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
.
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼ 独裁だろうが民しゅ…この場合の対義語は共和制か？
／ （●） （●） ＼
| __´ _ | どっちにしろ政治の成功・失敗の結果は民衆自身に降りかかる。
＼ ￣ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ その他大勢にとって政治体制なんてどれも大差ないんですよ。
＼ ヽ / ＼ ヽ /
／ ￣￣＼
／ _ノ´ ⌒ ´-
| （ ●)（● ｀
｜ (＿人_） それこそ詭弁論じゃねーのか？
｜ ﾉ
| | 成功失敗よりも主権のありか、
_ｲヽ､. , |
ノ.......::::::::｀ ｰ─ｧ≦ 選挙で統治者を選ぶ決定権のあるなしが肝だろ。
,.＜...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
. ／..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..＞、
..... ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
..... Λ::::::::::::::.ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: j
.... {:::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,.::: i
. ,'ﾄ::::::::::::::::::::..V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Λ::: ｉ
. i:ﾊ:::::::::::::::::::::..V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::Λ::::: |
.
＿＿＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ――― ――― ＼
／ ＿＿＿ ＿＿＿ ＼ そして治世者にとっては、責任の軽減ですね。
／ |:::::::| |::::::| ヽ
.| ｀¨´ ｀¨´ | 僕らの時代の政治家がどんな失敗しようが、
.| ｀ |
＼ - ――- ／ 物理的に首が飛ぶとか吊るされるとかはまず考えられない。
＼ ／
／ ＼
／ ヽ
／￣￣＼
／ _,.ノ ⌒
| （ ー）（ー） それが民度ってもんだが、悪かった、そういう話じゃないんだ。
.| （___人__）
| ﾉ 俺の中の黒さが、最近やけに疼くって話だろ。
| |_,-‐、_ -、
.人､ 厂丶,丶 v 〉
_,／::::ヽ､.,ヽ., ___,く_ソ __ノ
_, ､ -― ''"...:::::::::＼::::::::::::::::::::( 〔"ﾆ‐-、
/.::::::: ':､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r ／⌒ヽ:::::: )
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V／.....￣ ',::::|
:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈 :::::::::::::::... ',::i
.
,.-、
＿＿＿_ ( ﾉﾞ＼
／ ＼ i′ ヽ_ ）
／ ― ― ＼ .〉 ,.く ｺﾌｸｹﾞｷｼﾞｮｳ
／ （●） （●） ＼/ ハ ヽ やるお は鼓腹撃壌派だから、
| （__人__） | / ヾ
＼ ヽﾉ ／ ／ ！ ｉ やらないお が黒に染まって独裁頑張るならそれでもいいと思うけど？
. ＼_ ＜、 〃ﾉ
／ ,.-､ _, -｀ く '"
. / | (` ￣ 〉
. ! <| ヽ､__,.― --―'
＼_ ヽ''＾ヽ ｜
｀ヽ､_ﾝ′ |
＿＿_
,..-''"´ ｀`丶、
／ ヽ、
/ -‐一'"´ ｀`ー‐- ':.
,' ',
{ （●） （● ） } 中華の天って究極の民衆主義ともとれなくもないけど、
', ,'
ヽ、 ｀ u / 民草の総意的な何かを装った……天命に沿わずで革命GOだしなあ。
ｒ'ヽ、 -‐-‐- ,.／
／ ＞─-----─'"´ ',
/ ,/ ヽ、_,ノ ',
;' ,ｲ', ヽ i ',
ﾄ､ ,ﾉ ,ゝ Ｌ＿＿_」
.｀ミ彡-‐'" ', | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「帝力何ぞ我に有らんや。」 世の中上手くいってるときは上が誰だろうが俺には関係ないZEと解釈。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､ 「松明を持った群集が押し寄せてきます」エンドは勘弁してほしいだろ。
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
. | },.! ノ' 俺たちゃ、迂闊な失敗で自分や家族の首が飛ぶ社会にいるんだぞ。
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
＿＿＿
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼
. ／（ー ） （ー ） ヽ まあね。
| __´___ u |
＼ `ー ' ／
/ ＼
. __＿＿
. ／ ＼
／ ＼
／ ⌒ ー ＼
| （●） （●） | NAISEIってなんだかすっごく面倒臭いお。
＼ （__人__） ／
／ ｀⌒ ´ イ｀ヽ、
. , ' ｀￣ ＼
.
r‐i .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
├┤ ..;┌────────────‐‐ｰｰ┐|
├┤ ..;│ .＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ │|
｀ﾟ´ ....;│ l . i . i . i . i . i . l │|
...;│ l . i . i . i . i . i . l │|
...;│ l . i . i . i . i . i . l │|
＿＿＿＿＿ . i . i . i . i . i . l │|
, ィ ヽ.. i . i . i . i . i . l │|
／ 丶 .. i . i . i . i . l │|
/ ヽ . i . i . i . i . l │|
7 i.... i . i . i . i . l │|
| !... i . i . i . i . l │|
i:ヽ､＿＿＿,´ ｀､,＿＿＿_,ｲi.... i . i . i . i . l │|
! | |::::::::| | | |::::::::| | |
' ﾍ､｀ー´ノ ､ ｀ー´ ノ ,! んでな、権力と知識の知識のほう、
i ′ | ヽ i
i ヽ ＿＿ノヽ､_＿__ノ :i 脱穀で「後家殺し」、千歯扱きやる気なのかって確認だろ。
| ｀ー――一' j
ﾊ / あれは影響がでかい、相応の覚悟が必要だろ。
_,.....|ヽ ,ィ,'__
7::ヽ､i ＞ . . イ/ i>＞､
j::::::::＼ ￣ ￣,' /i-､ ／:::::::ヽ
./:::::::::::::::i ノ / /:::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::| ′ |:::::::::::::::::::::::::＞--..､__
::::::::::::::::::::::|--ヽ､＿＿,--―j::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::＞-､
:::::::::::::::::::::::|ーヽ､＿＿,- ―i:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::／::::::::::＼
::＼:::::::::::::::::| |:::::::::::::::::::／:::::::::::::::/:::::::::::::::::ﾍ
.
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､_ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u |
r､ r､＼ ｀ ⌒´ ,／
ヽヾ 三 |:l1 > ー‐ ヘ
＼>ヽ/ |｀ ｝ ヽ
ﾍ lノ `'ｿ ｲ | |
/´ / ./ | | |
＼. ｨ_ノ .| | |
| | |
――- 、
.／ ＼
.‐ ―
（ (○ ） } そりゃ後家さんでもなんでも来てくださいな絶対的な人手不足ですけど、
! _｀__ u }
｀ｰ´ _ ／_ 千歯扱きはないでしょう？
_ ヽ￣ ／ 〉_
_ / } __ ／ ／ ｀ヽ、
´ /／ ヽ } ヽ_/ ヽ､
. l ｊ{ /´ ！
} j{ ！
ﾄ, j{ l ！
l i j{ ！
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） え、だって脱穀って刈入れなにそれな手間かかるそうじゃん。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ あ、あれか？
. | }
. ヽ } 適切な歯の間隔がわからない的な？
＿/⌒ヽ ィ
i'⌒ﾞl | l ＼＿＿ｨ～っ
| |. | | ﾄ､_"＿＿冫く;'三｝
| | （ "￣⌒ヽ、 |＿＿＿＿`ー‐"
|. ￣￣￣￣|ｿﾉﾉ￣｀ヽ￣⌒ヽ.'⌒lｿ ┌──────────■千歯扱き┐
| l .| y |＿ｨ | .||. │ ﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍ
| | .|.| | | | ||. │ ﾑﾑﾑﾑﾑﾑﾑ＿__
| | |＿__| |_＿| ||. │. .||:|########|:|=〉〈
|＿＿_＿＿__.|＿__（＿_ﾞ)__{_＿_ﾞ)＿||. │. ./∧∨ /∧∨
│ // ∧∨ // ∧∨
│ .// ∧∨ // ∧∨
│ // ∧∨/ ∧∨
│ （==========（/====== ' ）
└───────────────┘
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=-. ＼ わからないけど、木の板でＶ字溝を試作して、
| u , （__人__） U |
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ 小一時間も通してみれば、脱穀に「使う」歯幅は目星つくお。
/ ヾ_ノ
/rｰ､ |. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/,ﾉヾ ,> | / ┃ 「使う」ところに痕が残りますよねという理屈です。
ヽヽ〆| .|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
. ／ ノ ＼ ＼
. | （●）（●） | じゃあ歯の品質か？
| ｕ (__人__) |
_ __ | ｀ ⌒´ | 木や竹だと耐久性の問題で鉄歯になったんだよな、たしか。
. ｒ( ＼＼r､ ‘， ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ / で、いま鍛冶はイクサ向きに動員されてるから大仕事は頼めないと。
r─ヽ ` ヽ / '⌒ヽ
￣｀ヽ ＼| / ﾉ
＼＿___ ＼_／ ／|
＼ ／ |
|￣ |
＿＿＿_ ＿＿＿_
／ ＼ ／ ＼
／ ─ ─ ＼ ／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ／ （●） （●） ＼
| （__人__） | | __´ _ |
＼ ｀ ⌒´ ,／. ＼ ￣ ,／
r､ r､／ ヘ. r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ.... ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | ＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | | ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. | /´ / |. |
＼. ｨ | |. ＼. ｨ | |
.
＼_人,_从人_人_人,_／
じゃあなんだよ！
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ﾍ
, ‐ ､
i ,__ ', フレイルぶんぶんよりラクになるのはわかってるんだ、
/l ,ｲ,ｲ .',ω }
// ﾚﾚ ヽ__.ｲ まして人手不足、千歯扱き導入しない手はないだろ！
. / ﾆﾆフ .r'´'､_ ＼
// . /l.,ｲ,ｲ .ﾍ､___二二｀ヽ ｨvvv
/' // ﾚﾚ ', ｀i ヽ, イ´ ノ
... / ﾆﾆフ .', i ri,ﾄヽ､,／ , ｨ'´
// ,ｲ,ｲ ,ｲ i !j ij､｀ ,／
/' ﾚﾚ // i i ｀'´
/' ,' ﾍ ＿
, ― ､ { r=- ﾍ ´ ｀ヽ
／ ／i ', i ヽ ', ´￣｀ヽ、
／ |―――――― ､ ', i ', , ヽ
|￣￣￣￣￣｀ヽ i ', i ', ﾍ . ⌒ヽ、
| | | . ∧ i ', ' ）
.／￣￣￣￣￣｀ヽ | / / ', i
.／ / |..... / / ', ヽ
/ / ヽ ' ,
, ' / ヽ, !. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
( '､ !,___',... ┃ やらないお、全身を使ったアピール。
'‐‐‐' ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
￣￣￣￣￣＼
＼
-‐7" ヾー---┐ ＼
￣ ./ﾞﾆ,ﾆF､'' ＼
: ,.,. |ヽ 」９L.` ＼
ｌ' """ l あのさぁ、まずさあ、やるお たちって、
ｈ､,.ﾍ. ;::: |
（ j ） l 千歯扱きの次の段階、足踏み式脱穀機知ってるはずなんだけど？
:.｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／
≡≡ ／
イ＼
`ｰ- -‐'"´ ＼
: . ＼
. , -―─-､ γilililヽ.. γilililヽ
/ ＼／⌒ヽ |lililililil} |lililililil}
＿/ ｰ一 i （_,イ | |lililililil! |lililililil!
. r｢｢ ｲ ｨ⌒ヽ| i､ ＿_ |__| | |ilililil/ |ilililil/
. | 〈人__,ノノ （ ﾊヽ '， |ililil/ |ililil/
. | | ( )￣ | ‘， ‘， |lili/.. |lili/
. ﾉ | ｀┬‐ヘ＿) | ‘， ‘，. |li/ . |li/
. / / | │l ‘， ‘， ´ ´
/ Λ |／⌒ヽ| | } '，. ﾉlli､.. ﾉlli､
. / / ‘， {{ ＿_}｣----┴ ｉ. (ilililﾉ (ilililﾉ
/ / _l ￣＿＿} }
' /ー‐´⌒ヽ＿＿＿_ノ ┌――一'
〈 |
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 針金がないから、こそぐパーツは木片や麻縄で耐久性はアレですが
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ 修理・交換時間を含めても圧倒的脱穀力を提供できるはずです。うまくいけば。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
, ―― 、
/ ヽ
.| ノ ,
.| ┬┬ .┬┬|
.| ￣ .￣.｜ ……そっかあ、足踏み式脱穀機かあ。
、 （_人_） ,
、 ノ やべぇ忘れてた、あったなあ、そんなの。
７ 「
., ｜
, .|
, .|
/ |
' .|
/ .|
.
＿＿＿_ ＿＿＿_
／ ＼ ／ ＼
／ ─ ─ ＼ ／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ／ （●） （●） ＼
| （__人__） | | __´ _ |
＼ ｀ ⌒´ ,／. ＼ ￣ ,／
r､ r､／ ヘ. r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ.... ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | ＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | | ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. | /´ / |. |
＼. ｨ | |. ＼. ｨ | |
￣￣￣
＼
ヽ
し ＼
|
|. ＼ /⌒ヽ
{. |. ――フ ノ
-' {＿＿＿, |. ／ |
） （ ○ ） |. ／⌒ヽ_ノ ○
し |
ヽ |
.
￣￣￣￣￣＼
＼
-‐7" ヾー---┐ ＼
￣ ./ﾞﾆ,ﾆF､'' ＼
: ,.,. |ヽ 」９L.` ＼
ｌ' """ l やらないおくぅ～ん、
ｈ､,.ﾍ. ;::: |
（ j ） l そこに水車が、あ～るだろぉ～～
:.｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／
≡≡ ／
イ＼
`ｰ- -‐'"´ ＼
: . ＼
┌┐┌┐
ヘ | │| │
／￣￣＼ ─┼─ ／ ＼ | │| │
へ ／､_ ＼. ／ヽ/＼ ＼／ └┘└┘
l⌒ヽ （＝）（＝ ） .| ＼/＼ | □ □
ヽ、 ＼（__人__） |
// ＼ (,｀⌒ ´ |´￣￣￣￣￣｀ヽ
. ﾊﾞｼ .ヽ { | ヽ＼＿＿
. ﾊﾞｼ .| l l|,, ＿＿＿,{ / ＼＿＿）_
ゝ＿＿＿＿｀ヽ_（ ￣￣ﾞ /￣￣￣￣￣￣ヽ､ ）
￣￣￣ ￣￣￣
┌─────────────────────────────────────┐
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┌───┐
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.
┌――――――――――――――――┐
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
━━━━━━━━━━━━ ＞'z――――――――――――――――z'＜━━━━━━━━━━━━━
´￣´ ｀￣｀
┌───────────────────────────────┐
│■黄金拍車 │
│ 拍車は11世紀頃にノルマン人により発明された。 │
│ これにより騎士は足で馬を制御できるようになり、両手が自由になった。 .│
│ 金メッキを施した黄金拍車は、騎士の究極的な象徴になっていく。 │
└───────────────────────────────┘
_ -‐━ｭ=- __
_ '"＾ ⌒)ﾏ⌒ ﾞヽ、
, (__, ／へ＼___,ハ
/ ／
{ ,′ ,ィ7 ＿∧
ｲ ／// ）ハ rヽ } i}
（jL,' r'7⊆ﾆ=z/ j| ｝ ﾏ=ﾆ⊇∨ﾉL_
く⌒ヌ i{.《/|i / /i /V j i} j| ヘ》7⌒｀＞ 従卒は銀の拍車、騎士は黄金拍車とうたわれる
ヽ. 人/斗≠メｉ ト《c》ｲ ム彳トj| |く_イ´
j乂/Y卞で㍉ﾒﾉ jｲでﾗﾌ刋 { ケi| 後の時代には騎士の象徴ともなる拍車だが、
ゝ彳 i乂/ノ ｀¨ ｀¨ ゝ人 Ｖ i|
／/ | / 八{ ..:: ）|｝ ｊ|し｝ 10～11世紀がターゲットのためまだ普及していない。
__/,:'≠ﾆ彡| |＼ _ ´_ ／ }ﾉ）Ｙ~´:⌒ヽ
__x≦'⌒ヘ i} {|ﾊ＞ ｀´ イ ｉ/ {{: : : : : : :｝ ゾォルケン家が３人を騎士に叙すわけでもないしな。
_／二￣ミヽ､ ＼| { Ｖ{≧ｚ≦__} /∠ ＼ : : : : :｝
〈 ／ : ﾏ: : :、＼ 乂 j Ｖ ﾆ＝ﾆ└-- 》 : : : :〕
r: : : : : : : : : : : ゝ ｝ｲ ／ v'⌒ _＿ ｛: :, : :/i
}: : : : : 〉: : : : : Ｖﾐ V{／ ＞ ＼∨: :.〈: !
/}: : : : / : : : : : :∧ |!／ ヽ｝: : : :ヽ
{／: : : : : : : : : : : :〉〉 / ｝ : : : :ｲ
/: : : : : : : : : : : : :/∧ ∧ 人 : : : : }
.
┌──────────────────────┐
│■バイキング形式 │
│ 1957年、帝国ホテル発祥とされる食事形式。 │
│ 日本でしか通用しない和製英語として知られる。 │
├──────────────────────┴─────────────────────┐
│■ビュッフェ（仏語） │
│ もとは立食形式、セルフ形式を意味する。 │
│ 日本ではバイキングに「食べ放題」の意味が付与された関係で、それ以外をビュッフェと呼称する。 ...│
└────────────────────────────────────────────┘
／ ...::: ..::ヽ
/;::... ...:::/ .; ;; iヾ ...:::::｀、
{j::7::.. / ﾊwＹｲ;. ! .:! ﾍ i
≦}|::../..::;i|..::;|7ﾟАﾟ|;. | .:i i |! {≧
i:::;! 十ナ|≠|ｭ.∨ﾑｨｻ十ト!|::|l::|! 席次は血をみることもある重大な問題であり、
|:::| i |ィｆ艾ヽ! !ィf艾ﾍメ|:儿!|
, r‐ｹ卞ﾘ､ゝｔソ ゝtソ И广＾フ かつ、テーブルに着いた者達に配食給仕するのが面倒だから
（ ｀＞t{ム ｀¨´ ｀¨´ tﾘィ^ j｀:､
ゝ=彡ｲ| /.ﾊ ‘ ..:::|i:::| i| ） そっちから取りにきてということで採用となった。
（ |;Ｙ/i |::.. ｒ_ ｧ .ｲ::::||:::! i| '
｀|i !; |::|::::j＞ _ _ ＜〔:|::::ﾘ::乂 | 知識チートではないが、宴席文化としては割とチャレンジャーかも。
｣人:|::|:::」｢￣}甘{￣｀トし-=ミ_⊥__
／⌒=彡亠vｧi_ ノ ⌒ヘ､__Ｋ : : : /ノ : : ＼
〈: : : : : : :｀v／~ ￣＼／: : : : : : : ＼
/: : : : : : :／ ＼: : : : : : : : :｝）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ テーブルマナーやコース料理などが発達していくのはこの後の時代なので、むしろ素朴なスタイルかも？
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────────────────┐
│■テンションプーリー │
│ ベルト駆動システムにおいて、ベルトの伸びを吸収し、適正な張力を与えるために調節するプーリー。 .│
│ プーリーは車輪のような回転体、滑車。たまに歯車を指すこともある。 │
└────────────────────────────────────────────┘
-…-
／ ＼
′ ヽ
/ / _/ ﾄｨｯﾍ ＼ヽ
,ｲ i! r7ハ i}《｡》 ﾊ ｝ iV ｝
／｣{_八j刈≧ﾒ､ ´jﾉ斗≦ﾘ }__iL__ 一般に言われるのは上記の用途。
´ ヽ⌒ﾐVＹてうヾ ィtう^刈く⌒／
｀^iｰ|iﾘ ｀ﾟ¨ ， ｀ﾟ¨ j}ｧ彳ｉ ここでは、ベルトにテンションをかけるかけないによって
jN「ハ _ _ ｲ }/ | l
i| {/ ＼ ／i !| ﾊ | 動力伝達そのものをコントロールするために用いた。
i| |//! ｢≧ ≦ﾆ」j人/'}ｉ l
__iｊ,｣-┴ｦﾆ}Ｈ{ ニﾄﾉ＞ﾐ儿L__ 水車側がドライブ、脱穀機等の側がドリブンとそれぞれ繋がる。
/７: : :く 厂￣ ￣｀寸､ /: : : :/ﾗ､
｛/ : :r／￣二つv ⌒`＼〉 : : : {__ﾌ｝
/: : :/ Ｙノア ｛: : : : :{二/
/: : : ｝ ﾉ／ ｛: : : : :Ｖ《
/: : : /ﾆヽ=ｷ､ __ 彡ｨ|: : : : : : /
｛ : : /ﾆﾆ==/: : i 「: : : |j: : : : : :｛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ フェイルセーフにはなりませんが、できる範囲で安全対策しているよという話ですね。
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┌─────────────────────────────────────────────┐
│■数値はフレーバー │
│ 【１石＝１人１年分の食糧目安】としつつも重量・容積とは切り離すとか、 │
│ 麦作収量は米作の1/5～1/10を目安にしつつも、 │
│ 米１反・収１石（≒150kg、太閤検地前後）に対して麦１町歩・収３石や種籾１石播くとか、数字はフレーバー。│
└─────────────────┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 現代日本の米1反は４石くらい。麦も1反15kg播いて300kg収穫。
. ／ i| ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. / i| i
. ,′ r'７ _＿＿＿_ｲ{ﾍｖ〈〉ﾂﾊ} ＿＿＿__ ﾄ､ ，
. |/ 《,/ ＼＿＿(_ j| ／i＼ | i_)＿＿／ ∧》 |
. ,:ｲ / / / ⊆|Z《= =》キ{⊇ Ｔ ¨｀＼ |
. ／/：／′{ {｣＿｣＿|八｀＼j／ 八| / | j＿,} | |
／ ｛i ! ｊｉハ ｉ| /|二「うト ム斗≠寸｢ ∧ j | |
.... / く￣￣￣~{ﾄ 八,x 示ミメ人 ィリ示ミx.ﾄ 乂| !￣￣｀ ﾌ
{ ＼ フ（イ| 《 ｛{::rJ）ﾊ /{（rJ::}｝ 》 i /｝く| !7⌒ ／ 例えば開墾荒起しの【壮丁６人半日１反】を敷衍して
＼ ｀):| i人 ヽ`¨’ `¨´’ ′jﾊ/ヘ!と´ ／
. i:｀ヽ.| |ヘ＼{ j〉 ム r| イ| １町歩の開墾に余裕込45人日としたように
. l ! ト ｧ｀＼ /|マィ|j | !
. .! :| |厂∧ _＿ //|//, || !.: まるっきり根拠がないわけでもないが、
. :l ! ///＼ / ＼ イ､'/!/ |! :
. ,'/〔 Ｌ ＞ ~ ＜ ｣ 〕/|, l i では45人日で１町歩開墾できるのかはわからない。
. i .: :i /|＿￣二≧_ _≦二￣＿|/|:: |
. | .::i |! |〔￣ ｢ [￣ ￣］ ｝ ￣〕 }::: i |
. j:. .;丿,人 i}/〉 | |三:三| | （〈 ﾘ::: | |
. ノ::／ ;'（ }ム八._ | |…:…| | ∠＼ | |
. ￣￣￣￣￣ﾌへ｀⌒／／三=三＼＼ /｀⌒￣￣￣￣
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■農地の広さ――――――――――――――─――――――――――――――――――――――――
１エーカー（約４反） ギリシャ語で「くびき」が語源。2頭の牛が1日で耕すことが可能な土地の広さ
１ハイド（約24～49町歩） 農民が家族を養うのに十分な耕地の広さ。13世紀では120エーカーと定義
■稲作10アール（約１反）当たりの収穫作業時間――――――――――――─――――――――――――
手刈り→味踏み式回転脱穀機（選別作業は除く）＝54.4時間
バインダー→ハーベスタ ＝35.5時間
初期コンバイン（1980年～） ＝14.5時間
最新コンバイン（2018年現在） ＝3時間
■刈入れと脱穀（※10把＝1束）――――――――─―――――――――――――――――――――――
鎌で手刈り ： １日当たり２夫婦４人で８アールぐらい
扱き箸 ： １日に扱く籾の量は男性が12束、女性が9束ぐらい
千歯扱き ： １時間当たり約45把
足踏脱穀機 ： １時間当たり約250把～300把
動力脱穀機 ： １時間当たり600把以上
※千歯扱きでは籾付の小さな穂先が多く出るので、さらに唐棹(からさお・フレイル)で何度も叩いて籾を分離
――――――――――――――─――――――――――――――――――――――――――――――
_,, =-ミ
/´ ｀ヽ
,ｲ i/ ﾙ ikzＬi ｝
＜7ｨi/ﾋﾃjﾉ fﾗﾄｱ こういった値を参考にしつつ
/ｲ {人 _, /jﾘ /｝
,'／彡iﾉ＞-＜ﾄ|⌒rzz､＿＿ __ノ ぅ 広く歩き回る分は割り増しで刈入れ１町歩8人日……などと、
／( ,ｨ≠:＞r-く/: ＞: : : : rｧ: ::｢｀ｪ[__ノ′
ｿ {: ／ Ｖ/: r--'´｀￣ ￣ 根拠探しと計算に手間取ることが増えて本末転倒。
,/i （ ｝:「i|
（､ i :!＞ 彡: :/| |i フレーバー道も沼であった。
ﾞ !: : |:l ｢: : :ｲil| ;ﾄ､
|::__/》〕 〔三zz《Ｖi/ ,)）
Ｌ__/:/ |_: : ∧ / ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
（ Ｊ{/ ＼: : ヽ. ┃ フレーバーなんだし簡易化しないとなあ。
└Ｊ!ﾍ /／ i: : :ヽ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
i: ! ､_{ } : : : !
|: i | i: : : : |
|: i | i: : : : |
.
■収穫の流れとコンバイン――――――――――――――─――――――――――――――――――――――
①刈取＋②脱穀＋③選別＝コンバイン。一連の収穫作業をできるようにしたもの。
①刈取（刈取機 (reaper)）＋結束＝バインダー
鎌による手刈り
★人力刈取機 ： 大正時代末期に登場、昭和30年代後半までに普及？
バインダー ： 1965年久保田鉄工、引き起こし部（デバイダー）＋刈り取り部（バリカン刃）＋結束部＋走行部
②脱穀（ハーベスタ）
こき箸 ： 稲穂を箸で挟んで、籾をこそげ取る
千歯扱き（後家倒し）： 江戸時代（1700年前後）、稲などの束を鉄・竹製の歯に叩きつけ、引き抜いて脱穀する
★足踏み式脱穀機 ： 明治時代末期に開発、多数の突起物がついたドラムを回して脱穀する
ハーベスタ（自走式脱穀機）
③選別
箕（み） ： 振るうことによって、重い粒を残し、軽いゴミを飛ばして選別する
★唐箕（とうみ）： 江戸時代に登場、ハンドルで羽を回し、その風力で選別する
■マッセイ社――――――――――――――─――――――――――――――――――――――――――――
1847年 マッセイ社誕生
1855年 ハンドレーキとリーパー（麦刈取機）がヒット
1882年 １人で刈り取りと結束を同時に行える画期的な麦の収穫機（バインダー）製品化
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――――――
_,, =-ミ
/´ ｀ヽ
,ｲ i/ ﾙ ikzＬi ｝
＜7ｨi/ﾋﾃjﾉ fﾗﾄｱ 動力的にコンバインは無理だが、収穫の手順参考。
ｆ｛ /ｲ {人 _, /jﾘ /｝
｀､＼ __ ＿＿ ｒzzr／彡iﾉ＞-＜ﾄ|⌒rzz､＿＿ ＿ __ノ ぅ マッセイ社は麦の場合の年代確認のための参考。
ィゝ ､[ｪ´｢: :ﾉr : ,ｨ≠:＞r-く/: ＞: : : : : : rｧ: : :｢｀ｪ[__ノ′
｀￣ ￣´｀￣ 'ー{／ Ｖ/: r--='´｀￣ ￣ ★印をつけたものが
,/（ ｝:「|
(（ノ!＞ 彡: :/|:|i ３人の現在投入している知識チート関連品となる。
/|:l ｢: : :ｲ il|;ﾄ､
ー-=彡イ》〕 〔三zz《Ｖi/ ,)） ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ |:/ |_: : ∧ / ┃ 人力→水車動力化も進行中です。
ノ'＾｛/ ＼: : ヽ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
'´´ !ﾍ /／ i: : :ヽ
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┌──────────────────────────────┐
│■現在投入しているチート │
│ ①刈取 人力刈取機 │
│ ②脱穀 水車動力式ドラム脱穀機 ＋ 水車動力式フレイル君SUPER.│
│ ③選別 水車動力式唐箕 │
,.. ‐-v'ｒ‐ ::.... └──────────────────────────────┘
／::::... ..::::::::::::::..ヽ
...:: ...::へ:::.. .::＼
..... / ..::/ :. ｉ:. { : :.. :.｀マ ..::: '､
... ,' 〔７ ｉ:. |ｉА!:i ﾊ::: : :. ｝:: ｉ} } ①は機構が複雑になるので、結束はしない。
ｉ: :.. {::. |::.. |:lV|::|x斗≦〔 ﾘ: }-┴=ｧ
..,ｲｉ::|:::|l:.Ｔ≧t,ﾚ ｊﾉ/爪心ｱ》jﾉく~ イ ②は水車動力化した（足踏み式）脱穀機と、
（ ﾘ人ｸｊ:::rf{t心､ ｀ﾞうｿ Vr'爪 {
く⌒|Nゝ｀うｿ ｲ::{ |:. ｿ| 同じく水車動力化した半自動フレイル。
｢介ﾁﾍ ’ /l|::ｉ. ! : }
ﾚ !::::!::ｉ.. `._ﾌ ／ ﾉ|::ｉ: : : } ③ついでに唐箕（風選）も通してしまうという流れ。
: ::ｉ::|::::|ｉ＞-=≦ﾆニfﾄ|:. ｉ ｉＬ＿ ___
ﾉ:;;;|⊥=┘|≡| 八ﾚ＾￣7／ ｆ ＼
厂￣/ ﾊｊ凵∟_ / /: : : :∨/∧
. /!: : :Ｖ ＞ ｒ⌒￣＼＿／: : : : : : ∨/∧
..... /!/: : : ／ ｖ 寸￣]__／/: :∨/∧
/!/: : : / Ｖ￣７:.: : : : :∨/ ｉ!
〔/: : : :｛l i｝ ﾊ: : : : : : :⌒フ/
＼{: : : :ゝ: . ノ/: :乂: : : : : : : :＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
Ｖ : : ハﾆ=zt ＿彡イ: :／｝i:｢＼: : : : : : : ＼... ┃ 水車小屋での作業ですしね。風選までして袋詰め。
|: : : : : V: : :| |: : : : :}: : : / ﾘ| ＼_,;:.: : : : :ﾊ..┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
|: : : : : :|l: : :| |: : : : : : : / {:{人 /／: : : : :ノ
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■暫定的フレーバー値計算用――――――――――――――─――――――――――――――――
刈入れ 1町歩当たり8人日 収穫倍率３での値。決めうち
刈入れ（Ｖ字型の刈取機） 1町歩当たり5人日
脱穀（千歯扱き以前） １石当たり24人日
脱穀（千歯扱き＋フレイル） １石当たり12人日
脱穀（足踏み式回転脱穀機） １石当たり2人日
脱穀＋選別（水車動力式回転脱穀機＋唐箕） １石当たり1人日
■1036年収穫にかかる人日概算――――――――――――――─―――――――――――――――
刈取 従来鎌 13町歩ｘ8人日＝104人日
刈取機 21町歩ｘ5人日＝105人日
脱穀＋選別 97.4石ｘ1人日＝97.4人日 計306.4人日
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――
,.. -ﾍ v-‐ﾍr- ..
⌒＞:::::::::::::ﾏ:::... ＼:::::...ヽ
／::::::／::... ; ､:::::..`
iwﾗﾄ::.. i .: .: |i＿__ ::、
ｿ＿/ ﾘÅ|:::ｉ:: |.. i.. i/ﾊー 》 ;:｝ チート投入前１町歩（収量３石）当たり80人日が
/ ∀..:: ﾊ |《o.}:::|ﾊ::|:: |:: |/:::|i／..::::i!
ノｲ::...{:. i|::... i乂j:∨!:ム斗-十大ﾏハ ...::::|i 投入後8人日（選別込）となる。
{∧::::| | ＾ﾒ=ｭ,} jﾉ ｲ,ィﾁ艾ト､ Ｖ|::|i-‐亠ｧ
/ jハ::Ｎｲ了う､ ′ V 'ﾘ ﾉ j::ルﾌ ,ｲ 絶対的な人手不足を背景圧力にチートを投入しているが
＜ﾚ ゝV'ﾘ , ,, ｰ-' ノ こンi::|
入∧ `´ ﾞ .:::::!::: ! ! 例えば【千歯扱き】が「後家倒し」の異名を持つ意味を考えると、
/:::/!::::. r‐‐-, /i:. : : :
ﾊ : :i:::... ｀ニ ,. !:::. i.. i:.i 慎重に取り扱うべき品であることは間違いない。
{ ＼ i:::::!:::::i:＞_ ＿. ≦ﾆて!::::..|:.. |::|
＼ ヾ人::::|;;_|｢三｢￣ _儿二ﾆ＝一ｭ- ､＿＿＿ _
r‐‐7丁⌒＝ﾆラ /_ム Ｌ_tr＜ / 厂 ,ｨ久i
/ |｣_＿＿／／ﾍ ノ ＼＼＿＿＿_/＿/ / }
〈 | i￣￣⌒ ＾￣￣￣７ ﾉ 八 ノ〉
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┃ 急激な社会変化は、機械化に対するラッダイト運動のように、強い抵抗を生み出すものです。
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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.,.,.,.,,.,.,.,.,.,,.,.,.,.,.,,.,.,.,.,.,,.,.,.,.,.,,.,.,;;.,.,,.,.,.,.,.,,,.,.,.,.,.,.,.,,.,.,.,.,.,.,,.,;;.,;,,,.,.,.,,. .,.,.,.,.,.,.,,.,.,.,.,.,.,,.,;;.,;,,,.,.,.,,. .,.,.,.,.,
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ｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖvｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖvｗｖｖvｗｖ
V/V/V/V/V/VV/. ｒハｨﾐ,ｨｧ≦ミzミ､ｨ´ﾆ=ﾆ._.ﾞ/ V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
| || || || || || || ｨ .ｒ.乂_{ / / {/ l{ .> ´ .＞.､.|| || || || |||| || || || || || || || || || || || || |
. '' ::,￣: .:':..ﾞﾊ { Y /／r/7ヾ乂／ ＞-=ｚ-=ミハ': .:': .'': .'' '' ::': .:': .'': . .:': .'': .:': .'': .'' '' ::': .:': .'':
ゞ八} // /=ﾐ.{___〃 ／ ｀ .＼
二>彡{ .{ / .／ .＼
__ﾄ､ .ｨ{八 { 八 ｒゞ { ./ ./ / / / .} }､ } .ハ
_＼ ＼ .{乂 .ｨヽ_./≧､ l| .′ ,′′/ /} /l.ｨ､} ﾊ } }
.... ＼ ＼ ﾉゞｲ、 .Y ヾ 八 .{ { {.,/}.ｲ-/ /芹j/ / ／
. ＼ ＼rfハハ ! }}__＞.z＼l| .ﾚ仗ﾊ .､´}}/ .／/／ やるお の刈取機、
..∧ /＼＼ {ﾊ__}､_} .| .ﾘ＞ ´／ : >l从. ゞ' _.ィ 八｀7／≧='./／
ﾞV∧.{ ＼＼V{ |l| |ｲl／: { /: : ::/ .Y> . _ ゝ'./ ／ .}｀ヽ 刈り残しが出てしまうが
￣＼＼{ ＼＼＼l.| ﾘ／{:／⌒＼' ./: |、｀ｲｸ￣ {／ ¨ヾ |_ノ
ﾞ: : : :＞|!:＼＼:Y :／／´￣￣￣｀Y:.:/| ヾｲ八イ:/ } .ﾉ 立ったまま作業できるのは大きいのう。
_: : : : : :l!≧=-:X/／ V / /≧=〈 ､ ﾘ｀¨¨´
..ﾞ: : : : : ゞ.=ﾆ／:/ ｨ=====＜ V＿ /} .／ﾊ ノ
ﾞ: : : :: ／/ﾊ//}/ ／ ＼ |/ ／/／ゝ ＾
_＼: ////／lﾌ、-＜三三＞---.､ .∧ .l.／/／
.: : :ヾ--<:／-.ﾊ ＼ ｨzzY .|／/／、
.: : : :: ＼:_:_:∨ ＼ / ／／´.}／/／ｒ､ ) ＿＿ ィ7､
.ﾞ: ＼ : : ∨ ＼ >ｰ'_ イ ./ _.ﾉ/／ﾊ .| 乂＞-/ /￣￣
...ﾞ=-:＼ : ＼ >ｲ_.}二二/!／´ 7'. ｒイ７ ./ /
...: : : : : ＼ : ＼/_} / /.ｲ ./ ( { / {
...: : .ｨ≦ミ､: : /} 7./￣ヾ///!ｨ≦.〉イ .| | | ／_
.
'./ ヽ
. j , i ', i
. ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ､＿ _ , ｉ !
l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽｨr 下ヽ! .l‐- ,
ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ゞ-' ｌ ｿ'／ 手鎌は腰にくるからねえ。
',! 、 ｌ〉 ! l '
. | |.､ _ .ｲ l ' 刈り手全員に渡したいけど、イクサで鍛冶が頼めないのが痛いよね。
l | ＞ .´ イ. , l }
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
ヽ/. `´ }: : : : : : :／
, イ , -‐- 、 ヾ´ ´￣￣￣`､｀'､
／ ヽ ヽ｀' ､ ﾉ ./
,ｲ ￣` ､ ､ ､. ', '､ `ー" /
/ , , ,､ /', , ', ',', ',. ',ー----', /
i ,' ! i ',', ', ',', ､ i !ー‐''''",,! /ヽ、
!i i! ii i !i .ﾊ !ﾘi', !! .!-‐'''"/ .! ）
ii !i i ',', i !i ! ﾚ'イi!.ﾘ! !ー'"ﾉ .i /
i! ヽi!-ﾘ､ ﾘ ﾘ´ ! i´￣`ヽ､!､ 丿
!ヽ ` ＿_ ,彳i i__ノ ／.i､`ー‐く_
i i､_ , '''''''''' .! !--イ !ヽ ＼
i !',''' , u ! ! i ヽ ヽ、
i ! ヽ､ ＿＿_ .,i ! i ヽ ヽ
. γ⌒ヽノ ! ! ! ヽ、 , イ i !,-ー ､ i ヽ ヽ
. ( ⌒ ） . !! i , '￣ ! ! !ｲ" ヽi ', ヽ
. ゝ＿ ｲ ! ﾊ / ./ ,ｲ! ! ｿ､. ', , イ"
! /.イ', / ｲ ! ,' , ｲ ヽ ゝ"
! / ', .!ｲ ,' ,' , イ ヽ.イ
.
. -‐ - ､
. ' ; . ヽ
/ｲ ' i A ､
. l .! {ﾊｌV"ヽ‐ヽ', ! ごめんね、私とアレイン優遇してもらっちゃって。
､‐l l"ｔ:j` 't:j`!.l‐ ,
. `l .ｌ､ ' !.li´ 休み休みでいいからね、レン。
| .l. i ｀ ´イ ! |l
l .l_ ｨ '-! |.!__
. _-=', ! - 、,._,,.. ----- ..__,.. -‐'"￣￣｀' ､ ＿＿＿＿_
/=ニヽ､――.￣￣｀）;:;:／ ｀ヽ <´;:;:; ,,. -―''"
. ,: : :,ｲﾆ=‐---‐=ﾆ!:./,-/ ／ / / ﾊ i ', ヽ/;:;:;:(´
. , : : {二二ﾆﾆ二二}: : :.il / ! / /! / ! /i! i￣; ,.-､＼
ｌ: : : ﾏﾆ=＝＝=ニﾉ: : i! !l i !i,.i i_ i! i |__/_!l__! !ヽ/i|｀i ｀´
〈: : : :,l"´ ｀"ｲ: :. !l i! i!´li _r} i l '´i_ _,ri´/!l i､! |;:l! 妊婦様には無理をさせられません。
Τ ｌ} { ｀T !!l ! l'､ゞ-' , i! 弋z'ｿ/,/ i!i! |;:;i
. _y⌒ヽ-一ｯ .!li! |､ヽﾞﾞ . ﾞﾞﾞﾞ／ ,/ /il/,/|;:| 初めての収穫作業だし最初は面白かったんですが
´ <´ . iヽi!ヽ ｀ ､＿_ ,/ /! ＜"|;:| |;:i!
（ } __,,.＞ ┴ｰ―-'´i/'´ ｀):|;:| |;:i! やぁこれは、きついですね。
ヽ _,,ノ .,,../｀i" ／ ,イ ｀''ｰ､ノ;!|;:| |;:i!
ゝ一'' . ,>'" i､_/;:| ∧ヽ i!;:;i'|;:| |;:i!
i':;:;:;:;:;:;:;:;:;:!i＼ヽ |;:;:;/|;:| |;i!
|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽヽゝ＼ ヽノ!|;:| |;:i!
i'iヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:l｀'ｰ／ヽ、 ＿＿ ＼!;i i;:;|
ｸﾞﾞｨｸﾞｨ l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:{ ＞-‐''"￣ };:!､!;:!
. _ _ . ', ;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:__,∧ ,＿ ＿ ＿ ,. ／ !l |;:;!
. (´ (´ ∨;:;:;:;:;:;:;:;i´ ヽ ', ／ |' i;:;l
. ｀''ｰ-｀''‐-- ヽ;:;:;:;:;:;:;:l !∨ ヽ ,.-'" l;:;!
／;:;:;:;:;/:;;|_ｲ l､i､__〉-‐<. ｺﾞ l＿ ..!;ｌ
. ,.. -'";:;:;:;:;／;:;└''´{_|:.:.:.:.:. ｀ヽ. ｷ ／ .!;!
´''ゝ;:;:;:;／/;:;:;:;:;::.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:. ...',. ＞ .i!
. /; ,. '"!;:;/;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.i!.. ＼
/／ i'／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ,..⊥
.
.ｒ - ‐ "￣｀ヽ
, '´|ﾆ＞ ￣｀ヽ、｝
. ,'＼ヾ / ／/ .Y
. {ゝｋ{//斥//// / .|y 無理は続かんからの。
. `∬圦' ′ 式//.}
. _... _へ、フ_ イ,','/｀ゝ‐ｘ. やるお の刈取機、本来は条里植だか正条植だか用だというが
.,' 「/‐‐‐ｘz┐iｒｲ｀ヽr＜｀Y
. .ｘへ.__j !/∨__._〉/人ﾆニ」 ｃ」 今は落穂を残す必要も余裕もないし、手鎌勢に仕上げを任せる感じじゃの。
.〈////i」/ 」L. Y¨`＼ン´ゝ-ｲ
__〉、._／,ﾆニ| X.|ﾆi
...j ＼」 iﾆﾆ| X.|ﾆ|、 __.-┐
.. 7 〉 人ニ| X.|./ニi井井 ｝
_ ―- _
., ´ ､
. , ; ヽ
./ ' ,: ﾊ 、 ',
' i ' ./l ! , ､ i i
.! l { , /-', | '､-‐ト- i .!
V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
＿! ｀.ｌ ｒ=‐テ､ ィ jぅ=ｧｌ !＿
.ヽ l. l ｀ vrｿ vrｿ l .! ﾉ 列になるように、かつ一定間隔で種籾播いて育てるとか、
.ヽ| .l :. l ﾚ'
| ｌ ` ' : さすがに冗談でしょ。
.i. ､ （ ） / |
.| l i イ l. ! ……冗談だよね？
.: .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
.i .! ｉ } { ｜ ;. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿......┃ 日本の稲作でも、明治警察官の監視でやっと普及だしねえ。
,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／i:i:i＞┬'′
{i:i:i:i:i:i:i:iく｀ ＜二 ィi7､＼
＼i:i＞‐‐` ､ | i i杙㌢ﾘﾊ いずれにせよ道具の数があって困ることはない。
/ 7 ハ i､ .! _ ゝ
./ / 厶_乂Vｰ ′ 鍛冶も木工も、シタノ村からの借り物ではなく、自前の職人がほしいな。
/ / i:i:ir‐‐ミ､
. / / / ,:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
/ / / /i:i:i:i:i:i/|i:i:i:iﾄ、
../ / /ｉ:ｉ:i:i:i:/i:iVi:i:i! ､ , .く
/ / / /i:i:i:i:i:i/i:i:i:ｉVi:i:i ﾉ r≦＼__）
/ / /i:i:i:i:／i:i:i:i:i:i:∨「 x≦＞‐ '´
./ / /|ｉ:ｉ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}V x ＞'´
′./ /ｉ:∨i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| x ＞ ´
/ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:! x ＞´
./ ／i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ x ＞ ´
／i:i:i/i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:／ x ＞ ´
i:i:i:i:/i:i:i:i:i:/:i:i:iィ' ´ ＼ x ＞´
i:i:ｉ/i:i:i:i:i:i|!:／ ` Y⌒＾X ＞´
i:i/i:i:i:i:i:i:i|/ x┐__ノ
/i:i:i:i:i:i:i:i:|/＼＞イ /
l | ／: : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ､:::::::::::￣:ヽ
ヾ＝' : : : : : : : : : :ｉ､: : : : : : ､ ∨∧:::::::::/⌒)
....―ニ ＞､ /: : : : : |: : : : : :| ヽ: : : : : 「 ／ ﾊ::::::〈
／::::::／ ∨/: : : : : |: : : : : :|⌒|: : : : : !:^Y |::::::/
. /:::::／ヽヘへ'｀ｲ/{: : : : ‐∧-: : : ﾘィてヽ: : : ': : ! |::::/
/::／ / |: : : : ｲてﾞ､: ::/ 弋_ソ| ｉ: :/: : | ∨ ローエン商業組合経由での職人勧誘、
|/ ﾘ､: : : 代_ﾉ∨, ﾚレ: :i: :|
|ヾ､八 ｖ フ ｲ: : : : :|: :| 芳しくないそうで。
_ l: : : |: :ｉ＞―_ｒ |､: : |: :|: :l ィ^.､
／ｲ､ /: : /: /⌒「:､ /M､ ヽｲ:: :|: :∨∧::::＼
／::/ ヾ／: ／: ｲ } |::∨{三}N::::|ヽ |: : :＼ ＼::::＼
／:::::/ ／: :／:／/ ﾘ |:::| ＼＼|::| ＼__ : :ヽ∧::::::＼
／::::::::/／: : :/:／: : :|､__/} /::::ヾ ∧ ヾ:.､ 〉､＼ : ∧:::::::::＼
.
. ' ヽ
／ , :. 、
. ' 〃 ,.' / ' .i ､ ヽゝ
/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
; ., /l _ /l ./ ! / ! .} !
' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ'
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' |
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ ｌ.｜ 相手のあることだし
. l ` 、｀;| l ' l !
' l ` | .! _. - , .| 私達はいまある手持ちでなんとか回すことを考えるのが先かもね。
| l. ! ト ／ l
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞ 、
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l//////,＼
. / _-ﾆ＼ ', ! _ ' ／ Vハ l////////,ヽ
-―- .／／ ¨¨ ￣{: : : : : : - ＝＝＝ ＼: : : : : : ＼. ＼ ､
／／ - ､: :.Y .†＿ †＿_†.＿＼: : : : : :..ヽ
/ / ／ _ -= ⌒ ＼|.／/ / .／ ／ |＼: : : : : :.
./ ／ r ､ / / ,: ／ ／/ | | Y: : : : : :..
/ .／ _ -‐=≦:＞. ｀/ ﾊ .圷＜.／ /''｜!. ハ: : : : ノ
. / {r= ¨￣¨ ＜ ＞斥 l气ら圷、 ,, 斗匕/ ﾊ}―ｧ できるお たちにしても、
ゝ ＿＿ -= ／ .| 从｀¨´ .ゞ-'/.' / ≦ } ﾊ-ミ
＼ 乂 ニ=‐ ／ ./ |l l八ヽ __ ' /从/} |:.:ヽ|: ∧ この刈取機だけでなく、水車と連結した脱穀など
､ ＿､ ＿=- 彡 / 八 V: ＼ __ イ: /':Yｲ}|: : : Y::∧
＿＿＿ =‐ / /___.＼＼: : `:'―=彡:.:.|: 込: : /::廴}:.＼､ 人手不足を補おうと手は打ってくれているしな。
＞ ィ/ ／: : : : : :＼＼: :-＝: :/: ノY:::ゞ =======ミ､
- ―ｧ――＝ニ {: : : : : : : : :.:＼＼ ＜: :./ L:::::::::〈ヽ: : : ＼ヾ ､
／: : : : :_: : :=／ |: : : : : : : : : : : ）/.ヽ ヽ }::::7 !:{_:_:_:_:_:＼ﾊ}
ｒァ彡=: :.¨: :／ ／: |: : :＼: : : : : :.// ＼） } ｲ:::/:/:)( : :. ﾍ:ヽ}_}
イ: : : : : :／ ／: ／l{: : : : :＼: : :.// ＿ヾｲ≧==彡': : し:::} ∧ﾉ: :ヽ
: : : : :.／ ／: : : : :.八: : : : : ::＞ < |:::::二]＜: : : : : : ::¨ゝV ∧: : : ::.
: : : :/ .. :/: : : : : : : :.／::/＞＜＞_r:::::::_｣: : ､:ヽ : : : : : : : :V ∧: : : :
.
´ |iiiiii;;;;;::: :|' `
＿＿＿＿. =================================@
,ィ≦￣ﾐ､ ＿ ／´ ｀ヽ... ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
／＼ ＼ . ´ .／ ‘，ﾞ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼､,,,,､,.､､,,iiｉ
／ .＼ ＼ ／ ／ ＿ !...～～～～,、-─＝─-ミ、～～～～～～～～～＞..;..;:.,.,:;.
／.＼ ＼ ＼ ／ ／´ ＞ ､} ﾞ| イ __ -ｰｰ-､ ｀ヽ | | | | | | | || :.;.;.;..;
ｲ ＼ ＼ ./ ／ ＼......／ ィ､ヾﾍ ∨/／ｿヽ ヽ. .| | | | | | ||ﾞ;.;.;;..;..;:.
＼ ＼ ./ ／ ＼....../､ ヾヽ ﾄ､ !ﾂ / ／ィ', ',_ | | | | | | |..;..;:.,.,::. ,
＼ ヾ | ／ ／ ‘，. =ヾ丶ドﾄ从ィジ} ィﾊ .',‐!!――――‐ | |.ﾞ;.;..;:,;.:.:
＼ .八 / ／ i ハ ≧=＞ッ-､Ｙぐイ｀ 辷} }=||辷辷辷辷辷_}:;.:,;.:.::.;.;.;
＼ .＼ ＼ / / ／ .| | ∧.....ﾂ＿__ヾｲゞ_ゞ_ﾃ二/__,'辷ノ {_}ﾞ;.:.;.;.;..;
＼ ＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :. // /ﾊ从ﾊヾゝヾ / ./.:.::;.:.;.;.;..;:..:;.,;:.;.:,;.:.:.. .;.:,;.:.:
＼ ＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !..ﾞ/ / ﾊ ハ ヾゝｲ /ﾞ;..;:ﾉ} / ;.;..;..;:.,.,:;.;.;..;..;:.,.:.
＼ | { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|...｀ヾ/从ﾊ从从ｼ ／...￣ ゝ ' l. ."ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ'"""
＼ .＼ 八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/.～丶＿～～～イ....ﾉ} / ._ ￣￣
＼ .＼ ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ / ￣ ゝ ' l ■水車
＼ ＼ /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／＼ ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣ ツンツン＆引っかけ輪ドラムでゴリゴリこそぎ落とすし、
／ ＼ .／.Ｙ / V .| | .／
イ .≧z≦ .ｲ＿_ .∨ .! __ ィ やらないお は「後家殺しぃ」と呟いておったが、
. )/ ＞――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ
／／: : | ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_ あれは確かに女子供の仕事を奪ってしまうな。
/ : : : ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八
. ′l: : : :| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ
| Y: : :: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ }
| : : : : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′
| |: : : } .Ｖ: : :＼ ! ｀ヽ /
| l: : : :. ': : : : :.＼ ハ＿＿ ./
| : : : : :＼ .＼: : : : :.＼ Ｙ .{
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┃ ちなみに、「農地持ちの」後家さんの場合はサックリ再婚していたとか。次男・三男の独立チャンス。
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.
. '-=＝‐／ ,. イ ／ ／"‐ ./.: l
/ _´￣_/／ .／ ＼＜/.: , l
. '. ヽ｀ / ,.イ ￣` ./.: / .'
,.' ／ У '/'" / ｀,ゝ ' ,.ｲ /
／./ ／ ' /" ./ l/ （／./／
, " / ｲ / ' >´ 籾がついたままの穂先も水車に繋いだフレイルで脱穀、
,.ｲ, ' ／ / / / ､, ,.'
／ ／ .:' / 、 ｲ.| 続けて唐箕でゴミも飛ばして、簡単に重さ別にわけてから袋詰め……
／ ／ ./ /` . ｲ |
/ , ' ,. イ ,.' .ﾊ/ リ |
/ ＿_ ´ ノ .{ ﾉ ﾉ ﾉ
,イニニ二二＼ ヽ 、乂＿ ／
/: : : : : ｀‐ﾆ二二ヽ ＿ ｰ ＼ﾆ=-__
./: : : : : : : : : :￣ヽﾆﾆ}＿二ニｰヽニニ、
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} / この刈取機や、牧草刈る手押し車などもそうだが、
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | -= 八_ イ { あまり知られたくないようじゃ。
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ イ .| -=≦!
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.|
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「後家殺し」「後家倒し」の異名を誇った【千歯扱き】飛ばした次の段階のさらに動力化版だもの。
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.
／: : :r:¨: : : : : : : へ: : : : : : ＼ ヾ￣二ﾆ=-…"¨
.: : /: :/: : : : : : : : : : : :.＼: : : : : ､》 ﾆ二厂
＿,,-=入 /: : : : : :.: :.! : : : ﾄ､;;斗-: : : : :-=≦二（
..-‐=≦二二二ﾆ≧=: : : : :.! : :∧ : : :|´ ヽj__＼: : : : : : : : : : :‐ ＿
￣ヾ´¨ ﾌ: /: : :,,{:':7⌒ﾍ､: ! ｨ作抃ヾ: : : : :ヽ;;: : : : : : : : :≧=-
／: : { : : : !V ＿ ､N ゞ:;;:ﾂ }:. ＼; : : :＼ : : : : : : : ¨=‐
‐=彡: : : 从: :.!: :i "￣｀ ､ : : : : :`:ミz: : ≧: : : : : : : : : : :. .
￣ ¨）:ハ:.{: ∧ ＿ j: : : :ﾄ: : ＼: : : : : : :_: :＼: : : : : : :＞., 商売の種ですしね！
彡" V〉: : : . < ⌒ ﾉ ..:|: : : : : : : : : : : : .Y } : : : : : : : : : : : : :ヽ
/ : : ∧:＞。 __ イ.: ;: : : }:.＼.: : : : : / / : : : : : :ﾐ : : : : : : : ≧=ｰ
/: : : / ）: :/ .） 人/: : :.从: : :.r ､: :/ i゜ΥYヽ: : : : ＼: : ミ､
/: : : / 彡:∠<ﾍﾞ-＜ /. !:j:ｙ…へム冫ヽ し し㌧j: : : : : : :
. : : {:.:〈/厂 ,ｨ耒犲;.;.;.;∨: :从 ﾊ ー ハ: : ヾミ: : ＼ ＿＿＿
. { : iヾ:ゝ ,紘揶 ./⌒/彡ｨi| ． 人: : :＿:…―==ﾆﾆ二二￣;;;;;¨
Vi: : { y紗麦 /;.;.;/,紗拠i .:j 八 イ: : : : : :ヾ､￣;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
}: :;老耒琢刈;.;,ｨ耒芸琢刈|iy ﾄ ´ﾄ: : : : :＼:}i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;=‐¨
, ´ ､
, ; ∧
. / ' ,: ﾊ 、 （__,）
' i ' ./l ! , ､ i i
. ! l { , /-', | '､-‐ト- i .!
V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
＿! ｀.ｌ ｒ=‐テ､ ィ jぅ=ｧｌ !＿
ヽ l. l ｀ vrｿ vrｿ l .! ﾉ そういうことじゃなくて、
ヽ| .l :. l ﾚ'
| ｌ ` ' : こんなの出回ったら後家どころじゃなく
i. ､ ⊂つ / |
. | l i イ l. ! 仕事がなくなっちゃうよ！
. : .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
. i .! ｉ } { ｜ ;
. ＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿
,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､
／: : : : : :l / 、 ｌ': : : : : : :ヽ
.
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／ ------= ミ＼ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. ｣卍
. /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i／/´ ＼:i:ｉ:i:i| ｣卍
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/ _ ヽ ＼:ｉ:.｣卍
, :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ / ＼ ＼ 斗 |i ｉ ｣卍
ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ 斗 ― ＼ }＼ﾐ,从 |i ｣卍
|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉﾊ ≦ jx==ミ ∨ f_ﾘi ||｣卍
|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＞'i ､ ﾍ乂_ソ ` 〃v 从´＼ ラクになるということだろ？
＞ ''" -‐=,八 ＼ ヽ〃 〉 从,斗＼
/＿ ＞―――ヽ {＼ ＼ ､ /に へ ヽ ヽ 何が悪いのだ？
/ | |--＼个 ⌒ヽ ´ , |／￣` i
. / _,人-＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼＼_ ７ ￣ i /／ __￣ ! __
／／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:i:＼{--'-=彡〈人（ /v＼ _ -=彡:::､ア
/ {:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iハ:i:｣卍:ｉ:ｉ/::: ――::/ ＼
, 人:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=--=彡:ｉ:ｉ:i｣卍 八／ /: /' ＼
／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＿＿＿＿二=---､ =ミ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:｣卍￣ ` ＜,.:::::{ ￣ ＼ ＼
´ ￣ ､
. ／ ｀ ヽ ヽ
/ '
'./ ヽ
. j , i ＿ ', i
. ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ´:､ ｀ ｉ !
l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽｨr 下ヽ! .l‐- , ラクになって、人が要らなくなって、
ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ゞ-' ｌ ｿ'／
',! 、 ｌ〉 u l : l ' じゃあ、要らなくなった人はどうすればいいの？
. | |.､ _ .ｲ l '
l | ＞ .´ イ. , l } 働かないと、パンもスープも食べられないんだよ？
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
.
三ﾐ/ / ／ ＼
.≧_､ ./ .／ ./ ‘，
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{ 結果、仕事……食を失ってしまった者からすれば、
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y
.＼ / .ﾚ 八 ﾉ 憎んでも憎み足りないということになるじゃろな。
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿～イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ
: : ://_ ｀¨ ´ .|:| ∧￣´
:／/ ヽ |:| / ∧
: :/ ∧ .ｨ:| {
＿
, ―-＜: : : :｀Y´ヽ＿ ＿,, -‐￢
( ￣￣_ゝ } ､ }
/＼ , ／ ﾉ `iノ＼ヽ Υ
{: :. :{ ／ .／ .{::.ﾍ ＼｀ }
. (´ (..,,___ .ﾞ､: :. :ゝ- ／ ',::::ﾍ ＼＿ノ
. ` ｰ-- .＼ l )< ',::::ﾍ ＼_ ラクになることが、良いこと、正しいこととは限らないの。
ﾉ: :/ ＼ ＿ ',:::ﾍ ｀ ､_
′/ >'￣}: :l :＼＿ ) :ﾍ ' , ｀＞
/: :/, ' |: :.!: : l: ｌ :ll l:.∧_ ' , _,, -‐'´
/ :.// |: :l: :.:.l: ｌ :ll l: :l: l:',￣￣
/: :.:./ | : !:ｌ: :l: ｌ :l :l: :l: l :',
′: :! !: :l ｌ: :l: ｌ :l :l: :ｌ: !: :',
l: :i: :! ＿＿_ l: :.!:ｌ: :lｌ : :l :l: :l: ｌ: l }
l: :|:l'´｢∧ 从 l ｌ: :ll : ﾉ/: /:ﾉｌﾉ:.i
.
_ ィ _.......- ―‐....-..... ji｀丶
, ＜i;i;i;i;| ...::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::.. /i;i;i;i;i;i＼
, ＜i;i;i;i;i;i;i;i;i八. ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ／i;i;i;i;i;i;i;i;i;i＼
／i;i;i;i;i;i;i;ii;i;i;／i;i;i＼. ,.::::::／::::::::;:::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ／i;i;i;i;i;i;i;i/￣｀ヽ＼
／ '´ ￣￣ヽ;i;'i;i;i;i;i;i;i;i;i＼__ /::/:/:::::::::::/:::::::::l::::::::l::!::::::::::::::ヽ::::::::::::、ヽ- 彡i;i;i;i;i;i;i;i;i;| ｀ヽ
/i;i;i;i＞ーヽ;i;i;i;i;三}://:::/::/:::::::/::l::::::::l::!::::::!:::!:::::|::::::::::::::ゞ＜i;i;i;/￣ヽi;i;i;{ ＼
/i;／ !;i;i;イ::/::|::l::::l::::|::l::::/::/::::::/!:|::::::|:::|::::||::::::i:::::::::l::::l ヽ;| ＼、
／ }／ |:::{::::|::l::::l::::|::l::/:/:::::::/ﾊ:|:::::ﾊ::|::::||::::::|:::::::::l::::l ヽ ヽ
/ |:::|::::|::l::::l:::j:::|:::/ﾊ::::/:j |:|:::/_!ﾊ:/|ﾊ::::l:::::::::j::::|
|:::|:::从::::|:/|::l:/ l:/l/ ﾊ|:l'´j示¨ヽ::::/:::::::/::八
⊂､｀ゝヘ_l_|､レ_二_ﾚ/ ' ﾚ 廴__ノl:/::::::::':/':::::l
l:ノ/ /´r-j:l )'´ j'::::::/;ｲ:::::::::| ……懸念は理解はできるんですけど
／ しし'｀＞っ"" ' //／:::/::::::::::|
/ , ' ￣ ::／:八 っ 彡'::::::::l:::::::::::::l だからといって手放す気にはなれません。
,イ. / 、 .....:／::::::|:::::｀:::..., ｀ i´:::/:::::::/::::::::::::ﾊ
／´i;i;( / ﾞ::::r:::':::::i:::::::::|:::::::::_ノ}､｀ ´／ヽ/:::::::/::|::::::::::::::ヽ ___、
／i;i;i;i;i;i;iヽ / ./:r―‐|:::::::::|￣j| ゝr ´ ./:::::::/!:l:|::::::::::::::::::. ヽﾊ＼
／i;i;i;／i;i;i;i;,_/ .:'ノ ヽ .|:::::::lj//| ! /_{_j, /::::::://!j::i＼_::::::::::::. //i;i;i;i＼
／i;i;i;／i;i;i;i;{' / ／} ﾊ |:::::::|//:l ＼／::::::::ﾊ.../:::::::///{!::|:::／｀ヽ::::::. ／i;i;i;i;i;i;i;i;i;＼
./i;i;i;i;i;i;i;ii;i;i;i;ij ＼_ ＜ / ' .!::::::j//:lr-､ ム=ﾉ .ﾚ::::::ノ///从ﾚ _＼ゝ＜i;i;i;i;i;i;i;i;＼i;i;i;i;ヽ
. ./i;i;i;＞´ ￣ }i;i|、 ＞i ∧::::l_厂/ ir´|--┴/::::/く////.ハ .／ |i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;＼i;i;i;i;,
/ // ＼＞ ´ | ／/ﾊノ/ / lj l l::::/ lll|//// l ' .|i;i;i;i;i＼i;i;i;ir― ､i;i;i;i;i;i;ヽ
.../ // ／ }／i////| ' ' '´ l レ lll!/// ／. ji;i;i;i;i;i;i;i;ヽi;{ ＼i;i;i;i;ﾊ
／/ ／ ノ |////| / lll!/ﾉ'´ , /i;i;i/￣ヾi;i;i;i ＼i;i;i|
./:::/| ／ ／ .／|////l ､/ lllr' ／∧i;iﾊ:| ＼｀ヾi;、 ｀i;|
/:::/ .| ' _.／::::::|////ﾊ .ヽ / .／／::::l;;j:::::| |:i ＼
./:::/ | ／l:::::::::::::j/////∧ ヽ_ / ／::::::|::|ﾊ:::::! !:!
.
-―／ ｀ ｰ'"￣', - 、
／ / ヽ
/ / , ; .} !
' ,' .' ﾉ .ｉ }
. ' , l/ ,ｲ./{ ; ハ ; ﾊ ;
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| ｒ―_l .| ┃ ｀´ ┃ .l .!
l. ヽ .::! .l ┃ ┃ !.l そうなんだよねー。
| ｀ ! .l. ;.|
| .! .l ノ l
| .! .l` ｰ ‐'" .!
| .| !, 」、 L / l !
| ! .lﾆﾆヽー‐ ヽ .|
r､
_,,- l i `ヽ､
,r'´ ,r'´,/ i ヽ
,f/ ,r' ,r'7 l i ! ` ､_,,,,,,,,,,,,,,___
! /! /‐-!/ / l ヽヾ::､::;;／
/ 7ﾌ ノ/ i,! i:::ヽ:`ヽ、
i''′´ / /‐7 `''''フl::::::`ｰ-:ヽ ……外に出さない。秘匿するべし。
l / /／_,, - '; !::::::;r＜´
ヽ / /´! ; ; !ヾ:':::ヾ''`
`ｰ/./___l /`ｰ-､:::`、
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`7’l::::::::::::::::::::::::::::ヽ' ;` ､ ┃ 一度味わってしまったラクからは、逃れられないのだ。
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..O彡 ミOO彡 ミOO彡 ミOO彡 ミ / : : : : : : : ヽ彡 ミOO ／: : : : : : :ヽミOO彡 ミOO彡 ミOO彡 ミOO
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/⌒ヽ|. /.|| ./..||. ...|| ./..|| .||./ _,ノ〈/ / >' , ||| ./..||. ...|| ./..ｌ ‘く_ヽ l〉 ＼ ',.| || ./..||. ...|| ./..|| .||
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|. |.|/. ||ﾉ ||| ﾉ!.ﾉ .||.. .人 _ ＿ _ ノ ﾉl |}／... ||ﾉ. || ﾉ!.ﾉ .||..＼{｛ {＼_ ＿ _ _,ﾉ}......ﾉ!.|ﾉ .||. ﾉ!.ﾉ .|| ﾉ!.|
＼_.|. ＿_ |l /.|| ./ |.l ..|| ./{丶二二 ｨ ノ丿 _ |l /..|＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／|| ./ | |l
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿....≫ ≪.＿＿＿＿
_≧s｡. / † ／ / / ／ ／ / |. ≪ あー、待って待って混ぜないで！ ≫
＼⌒ヽ ≧s｡l イ' li / / ／ ／ /} ハ ≫ ≪
＼ ヽ ＼ ≧/' li ' / ≧s､ ／ ' ' / .. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
.Ⅵ ､ ＼ ＼ ' li / ,,.竓=ミx X / ／ ,./ |i } Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
､:i:＼ ⌒ヽ i: li 〃´ん ハ㍉＼ ／ 斗匕⌒ |i , , Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ,
＞ ＼ |i li l{ r 'し :ﾘ /／ ｨf示芯㍉ / / ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／
／ ／ ゝ |i li | ゞ= ' ／ )し' ｉ | / | |:ｉ:ｉ:ｉ＞ ´
. ／ ／ ＿i|ｉ 八 { ｀¨¨´ 乂ｚ:ソ , ,: , |￣￣ ¨ヽ
／ r':ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|i: ＼ ､ } ｀ ― / ／/: / ' ￣¨¨¨¨
-----=ゝ :ｉ:ｉ:ｉ:i|i: {＼､ ＿ /イ ,: /_| ,＿＿＿＿
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|i: {:ｉ:ｉ:＼≧s｡.. /::::::::: ヽ / /／/ｲ ! /
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|i: ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧s｡. ::::| ': / ﾊ ﾉ' 畑ごとに収量確認するから混ぜないで！！
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧s｡ ／ Ⅳ / :
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧ ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i＜ |i |.ヽ ∧. ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
. ・ ´￣￣ヽ ﾘ
／ ./／ ＿＿
／ /´ 。＜ ＿＿ ＞.､
. / / ／／⌒´ ｀ . ＼＿_. 人
....../ ./ / ./ { ＼ ､ ＼ ∨ /｀＼. て
......{ / / ./ / / ﾊ }ﾊ } ハ. ∨､ }. 〈
....人 ｲ＼ ／{ /l {/{ ./}ハ ﾄ､,ｒ七V } .} 〉ハ.ノヽ
≧=---／ .＼／.r人{人|≧=r- ` 乂リ .} ﾘ=イ .〉 ﾉ
／ヽ } / | 八.乂ﾂ , 从/○､ .／ Y } 刈った畑ごとに、
. / } ／､＿＜:⌒:ヽ､_ ｒ＜´ヽ 八__彡'ヽ／j.ﾉ
/} | < ｀¨ヽヽ---､Y 弋ー‐ﾉ ／ ﾉ＿彡'ヽノ 拡げた布に載せてまとめて包めばよいのじゃ！
...ﾞ｀¨¨./ | ! ＼ .} .}-.-.､＼ ＞￣_イ }彡'}_∨__彡'}ﾉ
... ｲ ﾘ 八 〉__.ノ.ノ: : : : :＼ヽ_>＜三三＞-､＿彡
..ﾞ／ ／ ./ ./ヾ=≦＼｀丶:_:_::＼}＿_ ｀¨´ ＼ ＼イ
. ／ .／ ./ ＼_ヾ: ＼ ＼:ハ! ｀丶 ハ. Y
. ／ .／ / ｀¨¨｀ヽヽ /|:::| ＼´{ ヽ!
...ﾞ￣ ´ ／ {｀¨´ l:::| ,.:::┬..`r..､ .ﾉ
----------=≦ .八. l:::|／l::::::|::::::|:::::/} ｒ―
ヽ／´ヽ::::l::::::|::::::|:::::{ﾘ .r--- '
＿＿＿_∨::::::},ｨ≦三三三{｀¨/ {
／￣￣￣￣｀}ｨ≦zz'z'zzz'zzfハ./
＼ ／￣￣￣/＼:::::::::::::::::::::::ゝ'-＼ ／
У : : : : : : /: : /::::::::::::::::::::::::::::::＞.｀ｰ＜
／{: : : : : : : /: :./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
／::::::!_:_:_:_:_:_:/:_:./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| え、だって畑は全部ご領主様のものって ＞
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. 二／＼ :.:＼＼/ム'/ / / // ／ , -‐ ´／ ＼二ニニ}. | ならひとまとめにしないと ＞
ﾞ二( ／ ,ヽ＼:(: :/'.:// / / , i / ／＿＿_, -‐, ' , / ヽ二二| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
..ﾞ＞' ／ ,＼ヽ:.::::l ｉ i ｉ i i l /／＼ ／／ , -‐／/ Vﾆﾆl
.....／ ／／/＼ヽl i i i i i |/fr=ﾄ=ﾐ∠ -‐ 'ﾌ .／／i i ｉ Vﾆﾉ
...... ／ , ' ノ ノ ゝ| i i i i |i | {:ijcj㍉ヽ／／／ / / j レ'
....／ ／ ／ ,ｲﾉl ｉ i l i |,ﾘ ヽ‐' ﾞ／／'＿___/ / / i |
／ ／ ／// l ｉ i ﾄ､i | ／'´ ｨ芯ﾐ ｲ乂 / li l
／ ´ , '___ﾚ'___l_ヽ ｉ | |ｉ | ｉ じﾟノ／/ / / ｌl えっとな、畑ごとの出来不出来を確かめるんだ。
. , イ二二二ニニミ､ハiﾘ _ ' ｀ ／,ｨ/ ノ. / ,ﾘ
, イ二二二二二ニニﾆヽ＼ ｀‐ -イ,ｲ／イi / / 混ぜちゃうとわからなくなるだろ？
_二二二二二二二二ニﾆﾑヽ＼ __ ｡≦ ／´// l /
...ﾞ二二二二二二ニニニニ}､ム｀ｰ ,升／/／ ／´ / / だから、畑ごとの布の上に載せておけばいいから。
＞'´￣￣￣￣｀i二二ニニﾉ ヽ=} ノ ／／´ ´ ／ ´
. 升￣￣￣｀, /ニニニﾆ/ i l'´ ﾚ'
.:.:.:. : : : : : :./ /二ニニﾆ/ /i l
￣｀ヽ､ヽ</ /二二二／ / j j
: : : : :.:.:.:./ /二二ニ/ / //
: : : : : :.:/ /二二ニ/l ノ //
:.:.:.:.:.:.:./ /二二ニ/人 /´
ﾞ:.:.:／/ /二二ニ//: : ヽ
.. / /二二ニ//: : : : ﾑ
.
/ . ´ | .| ＼ ヽ ヽ
.′/ / .| | .| ＼ ∨ ‘，
.ィ{ ./ | | ﾊ {､ {ﾄ､ {､ } .ハ .∨ }
「 |/{ l | .{ノ! .八ヾ .>x=ﾐ､ﾄ､ | .〉 .／≧==ミ､
.. ／ ﾊ | ﾄ.{ヾ{ Ⅵヾ{ ｲ心 }} } } }/.／ }
.. < ／{人! .| ｆ芯ヽ 乂ﾂ ,ﾘ | ./ / /≧=---ｚ＿＿|､
.. >´ .ノ|八ヾ从乂ｊ |/} ./´￣7´￣￣ Y
..... {／ ／ ∨ 个 ｀ J / .|/ | ./ ＿＿＿__/ 作業前に説明したはずなのに……
/ / ヾﾄ{ヽ _. =‐┐ イ | / .／＞-----〈
..... 〈 / ／ﾉ .込 lﾆ=-- ¨´ イ | .!Y ／／ ＿＿〉
У ./ 「 / ﾉ.＞ . ＜＿{.ﾉ ハ / / ／´￣ 7
＼ /{ |イ／´ヽ￣ヽ｀.７ﾆﾆﾆﾆ／ ／イ≧/ ./ ./
. Y ﾚ ／l: : : : ‘，ﾏﾊ {＜三ﾆ{ .／⌒}--=ミ､＿_{ /⌒ヽ
. /{ .|: : : : : :， ﾏﾊ ｀¨¨.ゞ=)´7､ﾊ-=ﾐ、＼ ゞ=.=.〈ｒ） .}
/: | ‘: : : : : :‘. ﾏﾊ ／／ V}､ ﾏハ / .ノ
.＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ｨi}::,
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡si{二ﾆ:;
l::::::::::::::::::::::∧::::::|::::::::::::::::::::::|∨::::::::∨二二二二､
_..｡si{|::::::::::::::::::::::| ﾏ:::|､::::::::::|∨::l ∨:::::::ゞ-=-s二二二､
}ニニﾆ:::::::::::::::::::::::|ノ ﾏ:| ∨::::::l ∨l￣ }::::::::::::::::::::::::寸／¨｀
.二二二:::::::::::::::::::::::| ﾏ |::::::::|.ｨ*¨¨｀.l:::::::::::::::::::::::::::|
ノ二才 |::::/l::::::::::y-=s､ |:∧::| .f零i} |::::::::::::::::::::::::::|
ヾ |:::l .|::::::::f {零, |! ∨ ゞ". l:::::::::::::::::::::::::::, 聞いているけど聞いてない、
|:::| .|:::::::::､ 乂ﾂ ,:::::::::::::::::::::::::::::,
l从 |:::::::::::, ｀ ij ;:::::::::::::::::::::::::::::::, 「半分伝わっていれば御の字」ってこういうことかあ。
|:::::::::::::.. ､-ノ ,::::::::::::::::::::::::::::::::::,
,::::::::::::::::＞｡ ｨ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
.,::::::::::::::::::::::::::::::::≧:s-::::/~ }:::::::::::::::::::::::::::::::::,
/::::::::::::::::::::::::::::{≧sﾉヽ / ∨ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
.
|| /
＼ l ! .// ／
⌒⌒ヽ ヽ＼ | | // ／
乂 ＼＼ | | //／
｀ー ､＿ ―＝ﾆ二´ ｀二ﾆ＝‐
｀ヽ ￣⌒｀ヽ､ ――――＝ﾆ二､ ,二ﾆ＝――
⌒⌒ヽ＿ノ: : : : : ｀ヽ ／／ | |＼＼
: : : : : : : : : : : ｀⌒ヽ ／／//｜! ＼＼
: : : : : : : : : : : ー―' ／ //. | ! ヽ＼
: : : : : : : : : : ｀ー―v⌒ヽ ／ // l ! ＼
: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ ＿＿ノ⌒ヽ､ ／ / ||
: : : : : : : : : : : : (⌒ヽ:_ -― - ） ／ |
: : : : ｀ヽ´ ｀..: : : :. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
: : : ' ヽ.＼ | あっちは無事かなあ。 |
: : : : : : 〃 ヽ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
⌒⌒⌒辷‐､＿x― ､ ' ', }人＿)⌒) ￣|／￣￣ / ＼ー――'⌒⌒
￣￣二ﾆ=ﾆ二_... l! ; l. j＿{⌒｀ヽノ⌒⌒ ノ⌒⌒⌒￣￣⌒´＿ : : : :
￣:; :; :; :; :; :; :; :; ￣ ＿! l j/.: : : : ｀ヽ＿＿＿ノ⌒⌒´ ＿＿ノ⌒三三三三三二ﾆﾆ=
:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :;..＼.l l￣ ﾌ.....＿＿＿ ／⌒⌒三三二ﾆ二三三三三三三三三三三
:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; ! l '".:; :; :; :; :; :; :; :;￣｀ー=ﾆ二＿＿＿＿二ﾆ=仁}-､三三三三三
:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; ＿..: l |!:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; _／:; :; :; :; :; :; :; :; :; :;￣￣
:; :; :; :; :; :; :; :; ／. ｿ ;.; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; ＿／:; :; :; :; :; :; :; :; :; :;仁}:; :; :; :;
:; :; :; ／￣￣. ,: l:; :; :; :; :; :; :; :／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ .:; :; :; :; :; :; :;
:; ／. / ,: l! .ﾆ二＿:; ／| 粗相してなきゃいいけど。 |＿:; :; :; :; :; :;
. ＿,.' / }! - ＿ ￣...＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／; :; :; :; :; :; :; :;
_-ニ/ ,:' l 7ﾆ=-__.二ﾆ=―- ￣ ＝=ﾆ二＿:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :;
. _‐二/ 〃 , /二二ﾆﾆ-_
{二=' : .: //二二二ニﾆヽ
. ｌ二{ { .: //ニニニニニﾆﾆ,
ｌ'ー! ; / ,'/=＝ﾆ二ニニニﾆ}
}: : :} ,:' ,-{f⌒) }＝=ニ二二j
. { : : :! ノ ; l=乂ｰ'ノ: : : : : : :￣ﾉ
.
ノ::::::::::::::::j//::::::ﾞ:::::｀:::::'..
／::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::::::::::ヽ
／ｲ ::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::. こんな時期に参詣とか、辺境伯様も大変ですよね。
ｰ /::::!::::::＞ー:::::::::､:::::::::::::::::::::::::::::i
/:;::::l:::'|::::::ﾄ､::::}::::::|:::::::::::::::::::::::::::::| 姉さんも、適当な相手を捕まえてくれればいいんですが。
/:ｲ::::ヾ:|ゝｫァ!:::l::::::|:::::::::::::::::::::::::::::l ＿＿＿
／ |::ﾊ:::ﾊ 弋ﾉ|::::!:::::|:::::::::::::::::i:::::::::::l _， - ' ////// ー ､
|::!:l::ﾉ " |::::i::::/:::::::::::::::::l:::＼:::! ヽ´/＜//////////＞ ' ￣｀
ﾚ|/::ヽ っ |::/::/:::::::::::::::::::l:::::::::ヾ ./j/ﾊ/＼//////／
_人ヽ:::i::::..//::/:::::::::::::::::::::j::::::::::八 ////ハ//ヽ////
, z≦´zヘ ヽヾ!Vノ ﾚ`l::::::::::::::::::::/::::::::::::::∨/////＞ー ＼l{
／////////ハ ＼／ /::::::::::::::::::/::::::::::::::::::＼//／ ヽ
／-― ､///////l//ー｀'Z/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::ヽ′
／ ヽ/////j/////∨::::::::::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::ヽ＼
)／￣┌j｀ヽ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::＼
. ／ ｀ ヽ ヽ
/ '
'./ ヽ
. j , ｉ ＿ _ ', i
. ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ´ i ｉ !
l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. _l.ハ! /,{ V ヽ l ＼ヽ! .l‐- , ｿﾞｳｹﾝ
ヽ!.!ヽﾊ ｰ―' ｀￣´ } ｿ'／ なんかね、臓硯村長、思った以上にしぼんでたじゃない。
',! 、 ｌ〉 u l : l '
. | |.､ _ .ｲ l ' 殺しても死なないと思ってた人の弱り目見ちゃったせいか
l | ＞ .´ イ. , l }
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､ 妙に心配でね。
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
ヽ/. `´ }: : : : : : :／
.
. ／ / T !´ 丶:./////l
／ / | | / ﾉ / /)λ ヾ///.八
.／ / ,ｲ | ／/ / / ﾉ∧ ', l Ⅶ¨.＞─ シタノ村の村長とは面識がないのでなんとも言えんが
. , ' / /｜ | ｧミｰ. ノ // ー-.Y 从 .r ´ ＜
. ./ , ' ,' .l | |代赱ｼ f赱沙/ :八l .／ それ、妊娠初期の不安定さかもしれんぞ。
. 八 ＜ λ. | l.ﾊ〃 ' 〃〃/ :/ 八 V
ヽ. ` , ' | |入 ヽ ‐ ィ// / ヽ ヽ 私も覚えがある。
、 .／ x | | r=ミト - .≦ 人 } Y ＼ ＜
＞. ／ ＜ ｜ | 人::ｱ::Y::::了¨ 丶ミｭ ',. ヽヽ ＜
／./ ＞ .─┤ | ¨´ ヾ::人 V ≧ミ ＼＞
. ﾊ く. ｜ | ´ / 八 Vヾミ ＼
ｆ,/´ ./ ､ ＼ .∨＿_ｨ≦ ￣ハ
.〈/ / { ､ ＼ ∧ ∨三ﾐ}≦彡ｲﾍ
./ { | ハ ∨ ﾊ ∨__ノ⌒}彡 .〉
. ! | |. | |八 }､ .} } ﾊ. ∨ 人=イﾍ
.{ | ﾚﾊ.| | {ヾ ＼ |ハヾ ﾄ､| } } .／_彡'==ｧﾊ イ
ﾊ .| | {ヾ_ヾ! ＼{-=≦zミ Y 从!_.／}ﾆ==彡ｲ .}人 よくわからんが、そういうものかのう。
. Ⅳヾ! l| ｲ心＼ ヽ. てrツ }! ./_ﾘ / ハ=-＿ ｨ彡ﾊ彡
ミﾆ |八_ ゞ' ｀¨ 八f:::::Y三二7￣ } .)/ ﾏﾄｳ
}ミ三込｀ ' ｲ} 从:::ノ}､＿.ゞ=ｧ=彡Y / ただもう、間桐の爺様も歳じゃしなあ。
}≧ﾘミ＞ .'- イ /{三彡≧=ゞzz=彡'
/＿／´_ ≧=≦二/ ハ| ＞---.､'-ｧ7
／´＿_ ＞.､ ￣ 7 ／/:.! ｀ヽ: : Y
..／ｨ// /＞.， ＼ｲ_.zィ/:/}: :| .}: : |ﾊ
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３７回 収穫の日
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1036年06月28日～（秋分祭週）～07月28日 ※並行進行の関係で被りあり
■今回新規・変更点
地位：
ゾォルケン家の被後見人
使用可能資産、作成可能品等：
人力刈取機、水車動力式ドラム脱穀機、水車動力式フレイル君SUPER、【改良】水車動力式唐箕
■収支計算：秋期７月分
現金 資材 製品 食糧 飼料
◇収入・収益 308† 257.9 600 1178†+48 171
──────────────────────────────
事業系
ホテル 8 0 0 0 0 〔パチェ＆侍女〕
交易 300 0 0 48 0 〔卸ｘ4 ﾊｸﾗｲｘ2〕
建設土木（領地開発） 0 199.5 0 0 0
食糧生産系（農・牧・狩） 0 58.4 6 1178 171 〔収穫！〕
工房生産系 0 0 594 0 0
◇支出・費用 156 154 234 141 42
──────────────────────────────
基礎的人件費・飼育費 102 0 0 54 36
総務部門 0 0 24 0 0
事業系
ホテル 0 1 1 2 0
交易 36 0 192 0 0
建設土木（領地開発） 18 35 5 12 0 〔銅432、代官館・宿営地整備〕
工房生産系 0 118 0 0 0
辺境伯関連 0 0 12 13 6 〔参詣歓待〕
教会税 0 0 0 60 0
◇収益－費用＝利益 【152 103.9 366】 1085 129
特記事項：
メモ ： 北方街道・宿営地整備 できるお＋フリッツ＋下男4 → 【144人日】
メモ ： 人足雇用シタノ村6人＋モトノ村12人＋ワカメ＋ないお＋３従士＋牛4（ｘ4人換算） → 【936人日】
メモ ： 新規耕作地（休耕放牧地）20町歩【-900人日】
メモ ： 休耕放牧地の牧草サイレージ化手伝い【-61人日】
メモ ： 教会税、収穫1160ｘ5％の60か月分/人を納付、端数残し
メモ ： 収穫関連、データ上確定
◆実績クエスト：
【△待機】 90人自給自足体制→騎士叙爵
【△待機】 辺境伯秋参詣歓待・復路
◆クランのクエスト：
【〓終了】 1036年度新規開墾・道付け等（人足雇用）
【×待機】 温泉の工業的利用
【△進行】 代官館の建設・第二期（ウェルキン進行・＠354人日）
【×待機】 代官館のコーディネイト（調度品他）
【×待機】 沼の湖岸整備
【×待機】 ヘンピナ街道ショートカット
【×待機】 ホテル・グランロレンスProject
【×待機】 商館・倉庫用地の整地
【〓終了】 北方街道宿営地整備
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
■第３７回末時点(1036年7月28日)でのリザルト
◇クラン・サムライ騎士団（予定）・マスターズ
地位 ： （北部辺境伯・ヘンピナ地方）暫定領主代官、ロレンス村の郷士、ゾォルケン家の被後見人
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》 《礼法》
称号？： 《賢者》
資格 ： ヘンピナ・サミット参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、修道会、ゾォルケン家
敵対 ：
◇資産および費用化済み別枠資産
資金 ： 金貨3,024 銀貨10,721 割銀貨1,096 銅貨4,827 小銅貨2,265
資材 ： 銀貨7,701.6枚相当
製品 ： 銀貨1,901枚相当（卸値：村内引渡し1.5倍、領都輸送2倍）
個人 ： やるお（銀1,281） やらないお（銀1,309） できるお（銀1,283）
食糧 ： 2,043か月分/人＋飼料309単位（飼料不足→食糧消費）
馬車 ： 箱馬車、荷馬車、旧型荷馬車2
採取地： 粘土、凝灰岩（火山灰）、クズ石
教会税： （納付済）銀貨3,640枚 ／ 銀貨320枚＋食糧18か月分/人（確定収益計上、5％納付）
◇クラン人員・産業構成（男26/女28/不明0/牛4/馬2）
- 省略 -
◇拠点
- 省略 -
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合の年会費 銀貨12枚×３人
予定 ： 暫定領主代理任命、1039年末まで軍役等猶予
予定 ： 領主化後、軍役代わりの北方街道整備（年間労役40日×領民1/10～20？ただし最低3人ｘ40日ｘ3騎士＝360人日）
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
３年目生産分（1036年期） 28万枚×小銅貨6枚
４年目生産分（1037年期） 最低10万枚～最大24万枚 １枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
５年目生産分（1038年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨4枚以下は確定
◇年間スケジュール
春分祭週・新年祭
１月 耕起 25-28：辺境伯参詣・歓待
２月 耕起・種まき /::;:ィ:::::::::::;::;:::::::∧:::::::iヽ::::::::／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
３月 領都報告＆見通し /イ/:::::::::::/:::i:::::::i一';:::::i-ヽ:::::| ちょっと女の子が好きなだけなのに |
夏至祭週 .{:::::::::::/:::::i:::::::i三ﾆ＼!￣`. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
４月 ';:::::::ｲ:::::∧::::i ,ｨ=＝＝- ヽ::::}￣|／￣￣
５月 ';::/.{:::::i ';:::i ・ ,、 iV/⌒';
６月 24-26：辺境伯参詣・歓待. ';{ ＼{ ';∧`ー.i=.i彡' j/ /:
秋分祭週 ノ ﾉ(.i . ! t=’::
７月 後半：収穫 25-28：辺境伯参詣・歓待. ヽ、´`i . ! ヾ;:::
８月 1：収穫祭 16：記念日 領都報告＆見通し `=彳 i ';:
９月 `.i . !__,、 ';
冬至祭週 ￣＿i＿,,..-‐≦
10月 | : : : : : : : : :
11月 |＿＿,,..--≦
12月 後半：耕起 24-26：辺境伯参詣・歓待 ／: : :／: : : : : :
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） フレーバーとはいえ考えちゃうんだよなあ
◇クランメンバー
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 村長、湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお嫁1、アリシア養女
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 事務方、できるお妾2
《悪魔の耳》アレイン 戦闘教官アレイン（クイーンズブレイド） 事務方、できるお妾3
《悪魔の耳》レン （TYPE-MOON作品 月姫シリーズ） 事務方
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト （銀河英雄伝説） 舎弟枠
あきひろ 昭弘・アルトランド（機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 馬丁
◇ヘンピナ・サミット参加者
ゾォルケン家代表 一条三位・麻呂 （水戸黄門） ヘンピナ地方差配代官
シタノ村 ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ）（TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長代理
モトノ村 間桐雁夜（まとう・かりや） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長
モトノ村の教会 唐巣神父 （GS美神 極楽大作戦） 司祭（信仰派）
オクノ村 一条聖也（いちじょう・せいや）（福本伸行作品 カイジシリーズ） 村長
オクノ村の教会 リフ （ファイヤーエムブレム） 司祭（聖堂派）
ランカークス村 マトリフ （ダイの大冒険） 村長代理
アントレ村 野原（のはら）ひろし （クレヨンしんちゃん） 村長
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３６回 宮仕え的上司接待
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ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第３６回
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┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
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／:::::::｀ヽ)/／:::::::::ミ=ー ┤ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ├┴┬┴┬
ー=彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒ ､. ﾐ｜ﾆエエエエエエエエエエエエエエエエエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
／::／ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼ ｜エエエエエエエエエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
イ:::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼.エエエエエエエエエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
. ／//:/:::/ /::::::::/ :::::::::::::::::ｉ:::::::::::::::::::::::＼ヽ . エエエエエエエエエエエエエエエエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
ｉ/:/:::/ /::::::::/:::/'`"^|i:::::| ::ｉ::::::::::＼＼| エエエエエエエエエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
|:ｲ::: ｉ:::i ::::::/:::/ |l:::::| ::|::::|:::::::::::ｉ:::| ｜ﾐ├┬┴┬┴
｜{::::j|:::|::‐/‐/ミ､ 八斗八-i-ｉ:::::}:}ﾊ! ｜ﾐ├┴─┴─
Ｙ:|从:/ィ巧ﾐ｀ヽ__/ ィ巧ﾐ ＼|:::// ﾉ └･┘ ￣￣￣
ﾑ乂八 Vｼ }''{ Vｼ ,小^ヽ..＿＿＿//＿＿＿＿＿;;|＿＿＿＿＿',',＿＿＿＿＼
〈いﾍ `ー― ' ｉ `ー― ' ﾊん)〉 ── ' '──―──-'.'-────―' ' ────┘
＼ ﾊ |: ﾑY／
ﾉ∧ 、 ′ , 从乂 今年度の生産数や買値の切り下げは
/ｲ!:ヽ ￣￣ ｲﾉｲハ
八リ＼ ''' ／｜八 織り込み済みということもあってすんなり決まったんだ。
| ＼ ＿／ :|
イ ＼ ,／ ト
_ -／ ..... | }ｰ┐┌ー{ | ..... ＼- _
_ .... -‐ ¨.......／......／...| ./ Ｃヽj ﾍ |...＼......＼.......¨ ‐- .... _
.. ／.............................＼／.........|../ﾑ / ﾑ∧ |.........＼／.............................＼
. /..................................／...............| ﾏﾑ､＿＿ﾑﾏ |...............＼...................................〟
/............................. ／....................., ＼////／ ,.....................＼.............................. 〟
.. ,.........ｉ.......................∨......................., V// ,......................../......................ｉ............,
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 洗濯板、今年が28万枚・単価を小銅貨6枚で確定、来年最大で24万枚程度か。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´） 俺達としても織り込み済みだし、異存はない。
| }
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
. | | | ＼__／.
_､+''"~i:i:i:i:i:i:i:i:iミﾒ､
. ＿／i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾐh､
γ´ ／i:i:i:i:i_､rｾ7i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼
,.i:i:i:i:i:i／i:i:i:i:i:i:/}:i:i:i:i:ミメ、i:i:i:iﾑ⌒ヽ
. /:i:i:i:ii:/:i:i:i:i:／i:i}:i:ﾍi:i:i:i:i:i:i:i＼i:i:i:i:＼
. ;i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i/i:i:i:√^~!:i:i:、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾄ^ヽ
. }:i/i:i:i:|:i:i:i:i/从;/ Ⅵ:i:＼i:i:i:i:i:i:i:i:}
. |从;i:i:|i:i:i/,. --- ､ ,. -- ､从从从/}
. Ⅵ∨={ i__i Yｼ }:/ けど、イクサがねえ。
. ＼ } `ー― {:` .-=彡.| ／
从',. _ }〉 ,从/ ｲﾁｼﾞｮｳ
. }沁、 __ __ .ｲ:i从 一条様に呼び出された時にある程度は覚悟していたが、
,. -/ }＼ ー ／{/Yト､
_,,.. -‐ '' "´ / . |! . ≧=‐=≦ ! | ≧s｡. 商人としては正直、迷惑な話だよ。
. ; ＼ ／ !
... | | .＼ ＿ ／ |
.ﾞi | .｜ _､rf〔 .√|⌒ミﾒ､ .|
.ﾞ-､! |／ヾ:i:ﾑ { ｜ /:i/ ＼
.
. __＿＿
. ／ ＼
／ ＼
／ ⌒ ー ＼
| （●） （●） | 矢銭……軍資金の寄付かお。
＼ （__人__） ／
／ ｀⌒ ´ イ｀ヽ、
. , ' ｀￣ ＼
-─／::::::::::::::: }ー=く
／:::::::::／:::::::::::: / ::∧::::::::: ＼
/::::::: ／:::::::::::::::::/::::/ ハ :::::: ＼＼
,':::::::::/::::::::::::::::／::／}''^Ｙ}::::::::::::: ＼
{:::::::::':::::::::::::／::／ / 八ハ::::} ｉ:::ヽ
{:::::::::::::ｰ=彡／￢=ミ、 ,,==ミVi| |ハ}
{:::::::ハ:::{ー┐､＿__ }-{＿_ ^刈 | }
. ',::::{ う)ﾘ ヽ .........ノ ＼ ....ノ 丿 そっちはいいんだ。
}::::＼ } ノ /
ﾉｲ:::::从 - ― / 妥当な額なら、
从:::八＼ ﾞ" ′
ノﾉｲ＼ ＼ ／ お付き合いのある以上は仕方のない出費だからね。
. ／ニ＼＼ ｀ ┬く
_ -‐=ﾆ|ニ二二＼ ー=、|（ 、
_ -‐=ﾆニニニニ|ﾆﾆニニ／', ／爪ﾍ＼
. ／ニニニ＼ﾆﾆニニ￣￣／ニ∧/㍉， 》＼=- _
.
./ i | ＼ ﾍ ‘.
i i | | ヽ ､ ‘. i {ヾ
l l | i .ﾊ | _}_./＼_ i .| 〔
l. ‘ .| |ΛL}'､{ }/_￣＼` .| .i 厂iヾ
.ﾉｲ‘ ',.ィT ＿ ｨ竓竿芸 |/ /i .l }
． .} ‘. .斗云ｵ 辷:::リ ./ .l / 収穫後にイクサだと教えてくださったのはご厚意なのでしょうが、
ﾑ ﾉ癶 . “ └‐''´ ,, ,,/ ／ /イ
/ﾑ }‘. ‘､,, l /ｲ ' .ﾉ ゾォルケン家本領でのイクサとなると北方街道に影響が出ます。
､/ﾑ .}. ‘.}^、 _＿＿ , .| ｛ｲ
.ﾏ/ﾑ .}Λ .＞ ., `ー ´ .ィi .| .ﾊ{ﾂ､ 輸送計画がめちゃくちゃになります。
ﾏ/ﾑ..(⌒'彡'.)' }/≧ - ´ ｜_.!/―､ ヽ
ﾏ (⌒ ｀)/￣￣::::} {::::::::/::::::>､}_
ﾏ.`ｰ～′.:::::::Y「´ `７ｱ::::::/::::::::
/::ﾏ/ﾑ:{:::::::::::::::Ⅵー- -―//:::::::/::::::::::
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| あー、そりゃ影響ないわけけないよな。 |
／￣￣￣＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／ _ノ ヽ ￣|／￣￣
| （ ●） | ＿＿＿_
| U （__人）. ／ ＼
| ⌒ﾉ. ／ ノ ＼＼
ヽ } ／ （●） （●）＼ いわゆるゾォルケン伯爵領って
＿ > } | u __´_ |
￣￣` ､＿_ﾉ ＼ ｀´ ／ 北方街道とネルダー街道にまたがる領域なんですよね？
￣`'‐- 、 > <
ヽ / ／￣彡ﾐヽ、
V ヽ / / ヽ ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ Ｙ / | | ┃ 聞き取りなどでヘンピナ周辺地理と情勢の把握中。
入 ヽ ノ ヽ ノ.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┏─────────────────────────■北方大路（アルデ川以南一部）─┓
↓ 西ヘンピナ川 ヘンピナ川 ／＼／＼／＼／＼／＼
／＼↓ ◇←┘ ┏━━━┓ ┌┤↓ ▼アントレ村 ／＼／＼／＼／＼
↓◎ ↓┏━━━┛ ┗━━┓ ├┘├←←◇ アルデ川 ／＼ ／＼／＼ アルデ川
━━↓━━↓┛ ◎ ┗━↓━↓━┻━┓↓／＼／＼ ／＼ ／＼┌┘
├→┐├┐ ┌┴←┴┐┌┬←┘／＼ ／＼ ↑
／＼└→┴┘└→→┐／＼ ／＼∧ ┌┘ ／＼└┴┘┃／＼ ▼ ／＼ ／＼┌┘
／＼／＼／＼／＼↓ ／＼／＼／＼↓／＼／＼／＼ ┃／＼┌┘／＼／＼ ↑ ネルダー街道
／＼／＼／＼ ↓ ／＼／＼／＼ └┐ ／＼ ▼┻┳─┘／＼／＼ △┌→┘ ┃
／＼ ／＼ └┐ ／＼ ／＼ └┐★──┬┘ ┗┓／＼ ┌─┘↑ ┃
／＼ ↓ ／＼ ┌─↓┘ │／＼ ┗┳───△ ┌┘ △──┨
┌┘ ／＼ △ ↓ ／＼│ ┃ ↑ │ ┏┛
／＼ ┌┘ ／＼ │ └┐ ▼ ┏┻┐ ┌→┘ │┏┛
↓ ／＼／＼ │ └┐ └──┳┛ △┌→┘ ┏┷┛
┌┘ ／＼ └△─┐└→┐ ☆ ┌┘ ┏━━┛
←←┘ ／＼／＼ └┐ └→→→→→┘ ☆┳┛
アルデナイカモ川 ／＼ ／＼ └┐／＼ ┗┓ ┃ ★▼ゾォルケン伯爵領
…─┐ △ ／＼ ┃ ┏━┛ ☆△その他領
／＼ ／＼ └─┤ ／＼┃／＼┃
／＼ ／＼／＼ └┐ ┠△─┨ ／＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＼ △───┨ ┃／＼
/: : : : : i: :./:.:/ : : : |: ｉ: : : : : i : : : ';. : : : :. ─┬─┘ ┗┓ ┃／＼／＼
′:.: :.:ｉ:.:|: :ｉ: :,|.:i:|:.|{ﾊ:.}:.:.|:.:ｉ: :|: i : : i.: : : : :. ..│ ／＼ ┃┏┛／＼／＼
ｉ: : : : : |:i:|:i |:/:|:从八 }ﾊ: |:i:|: :|: |:| : |: : : : :.i.....△ ／＼ ☆┛ ／＼
|: : : : : }从{七千j/ヽ / }ﾉ从≧ﾊ{-:.|.: : : : :|.....│ ┃
| : : : : i yfﾁ斧ﾐｘ ィ斧ミx.Ⅵ : : : : |.....┘ ┏━━┛北方大路（北方街道）至王都
| : : : : | 《弋う::ｿ 弋う::ｿ 》,: : :..: : :| ...┏━━┛
┗──. | : : : : |:. ｀ ´ ｀ ´,: : : : : :.:.|────────────────────┛
|{: : : : : :. .:i ′:.: : : :.:.| 当座の計画が崩れるだけならともかく、
. 八: : : : ∧ __ ,: : : : : ′:.|
ヽ: : : : ヽ ´ ｀ /: : : : /: : : | 先々の影響が読めなくなるほうが痛いでありんすな。
i‘，: : :.';.｀ ／′: : :/: : : : |
|: :ｉ : : : ｉ: :.:ﾊ＞ ＜ |,: : : : /: : : : : :.
|: :| : : : |＿; ヽ /: : : :/ ´ ￣ ｀ヾ:.
ﾚ':| : : : | {{ /: : : :/ ヽ
. / !: : :.:.| {{ ,:.:.: :.:/}} ‘，
.
,--､-‐ ￣ ‐-
/＞l 「 ｀ ＜
ｒ.､ヽ. ',l '、 / ｀ ＜、
γ､ ヾ､ ヽ /ｨ 7
弋 ヽ ヽ ヽ. ' ,' /丶
. ∧ ＼ ヽl l. , /l /l / / /
/イ.ヽ, -‐''' ‐- ',/! !l 仁メﾘL/l./ l
＿.」/--‐―､ ヽﾉ .ﾘ ﾚV沙､.'` 」 N
/ ヽ. ヽ ‐ /ｙ! /ﾘ
,' l｀丶/ V ﾚ ゾォルケン家にとっては侵食された領国の奪還は悲願。
／'´ l l , ｲ
／ ./ ｀` ､.,ｲ 数年来準備を進めてきたことは、
_／ ハ , , , ,ｲ ｵﾘﾍﾞ
. ／ /､ >､//ｲ 織部支部長もご存知だったでしょう。
..ﾞ孑'´ /-‐ヾ ヽ´
. / ＼ ﾚ￣
/ ヽ`＼＞.､
/:l -―- ､ V l＼
ｰ': : : : : : : : : : : : : : : : ゝ、
ｰ=": : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ｌ
ｨ=≡: : : : : : : /ﾞﾞ"ｉ: : : : : : : : : :ﾄ､
/: : : : /: : ﾉ ｌ: : ｌ: : : : : : l､ 刀剣槍の購買と収穫の売却量、
/|/ｌ ｨ/ /ｨヽ､ ｨ十fヽ､: : ,ｌ/
/ｷ}l_（ '忙ｌ）-（f仡 ）_{ｶﾚヽ 数字を見ていれば誰にだって予想はできる。
人_ｨｌ ゝ- ' ｌ - ' ｉﾁ/ ─ ､
／ '｀! ｌ ! ｌｨヽ_ ＼ ただ、物事の機、「いつ」かは読みきれるもんじゃない。
ｨ´ ｉ´ ヽ ､─ｧ ノ ）/､!｀ ＼
/ ｌ ゝ＼ ／ ι-─ ､ , ＼
| ／ヽｨ '´ ゝ' ,' ヽ
＼ ,' ゝ / 冫 / ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ そのあたりの指標や値を知ることができるのも立場あってこそ。普通は噂を勘案することになります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣ ＼
／ ノ ヽ ＼ つくづく流通がネックなんですよねえ。
／ （ー） （ー） ＼
| __´ _ | いかに王家の臣だって諸侯はそれぞれ独立国、
＼ ￣ ／
（ ヽ __＿＿_ / / 領内乱れちゃ通行どころじゃない。
＼ ＼| .ﾚ゛ /
＼ 旨 ξ ﾝ
. / /／ ／ ヽ ＼ ｀ヽ、
/ｲ / jﾉ / 〉 ＼ ゝ、＿
j/ / / ,. ﾍ ヽ ＼
. 〃 / 〃 '´ ':. ﾍ ヽ }
〈(. / 〃 / ／ ':. } } } }
. ､{ ﾚい ｛{ / ／ ＿,. ‐' ,.、V / }ノ
. 八 ,r { {V/ ／￣＿ /__ ｀∨ ｝jﾉ
（ V {从 |7¨fて「乏` fﾗてﾊ>从jノ丿
､ゝj| | `弋::::::ﾉ ﾋ::ﾉ / |/ ゾォルケン伯は王家の臣ではありませんが、
. ):| ', 、 ﾊ |
. rく:::| {＼ / ﾉ ﾘ おっしゃることはわかります。
.... ` ー--=彡 `| { { ﾄ､ -‐ｧ .ィ ′
.... ≠´￣ j/,ハ ﾘ ､ ｀¨´ , イ /l 人 金銭・物資の徴発に傭兵・山賊跋扈ですからね。
／ / . -‐彡ノ 八{ ` . _, '′ l/ | / ）
.. / ／ , -‐'⌒ﾝ {=ﾐ 、 j/
.. 〃 / r＜::.::.::.::.:.:..＼ {＼::.:`'ｰ- ､
..... {{. '" ∧::.::..｀ヽ::.::.::.:.:..＼ ,. -‐- 、 j ＿___::.:..＼
... // ノ '::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::/ ニ二.ミ(,. -─-ヽ::/＼
..../ '::.::.::.::.::.::.::.::.::./ -─ ｀ヽr‐…￢{ / ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
..｛{ | ﾍ::.::.::.::.::.::.::./ -‐-､＼ニ二 ∨ ┃ 【自警団】ですよ、ノーラさん。山賊なんて居ませんよ（棒
..厶 │ ヽ::.::.::.::.:./ /.::.∨ﾊ＼) ` }. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） こっちでも橋かけにきていた石工衆も引き上げたとか。
. | u. （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ……まあ、いろいろあったらしいが、
. | }
. ヽ } 外でイクサするのに内に騒動の種を抱えておきたくないってのもあるんだろうな。
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､. -‐- 、
l ＼ 巛ー─;＼. ／ ｀ 、
| ｀ヽ-‐ーく＿） ／, / .＼
. | l / .／ ィ / / ｨ /7
/ｨ ´7i'.l, ,l l,⊂_ ‐-' ＜ 最終的には仲介料に由来する金銭トラブルで
ｨ彡 弋'l /´ﾘ‐- ﾘλ ヽ
,ﾍﾑ_ｨ イﾘ7.' ´´l.ﾘ｀ヽ ', ゾォルケン家も石工親方も
__,/ ｀ ＜ヽ __ , '´ .ｒ'-‐￢
／---‐――--.､ゝ＼i.jｲ 」-‐＞ヽ お互いどうしようもない状態だったそうだ。
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´ / ´ l
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／´ ｀ヽ ヽ. , , .!
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／ ヽ l｀ / / /!
... /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ ./ ＿ __ヽ-､ !/. ,' l !
......./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ＿十''''''''"" ＼ ＜ ' l
...../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', l ￣ ￣ ￣ヾ＼ !
,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.',―ー==―--- ヾ j ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`-‐':.:´:.:.7 ‐- ＿ /
!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://, , !/￣‐-'‐=ﾆ一 '
...l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://./,､ , , j ￣ ‐-─ ─────────
.
┌─────────────────────────────────────────────┐
│ヘンピナ７村（ゾォルケン家）⇔教区教会（2司祭）⇔教区本部（司教）⇔石工組合⇔石工親方（2組）⇔石工衆.│
└─────────────────────────────────────────────┘
／:i:i:i:i:i:i、i:i:i:i:i:i:iヽ
/:i:i:i:/^^{:i:i＼i:i:i:i:i:i:ﾊ
从:i:i/-､ jI斗-从:/^!:i{、
／ (＿)_(＿),.-从ｲ爻 `''＜ 通った限り最低限、橋として仕上げられていたとは思うが
/ :∧ ′ / / ;
; :､ :心､二｡o个′ ; 仲介料、間を挟めば挟むほどピンピンハネハネはなあ。
/ ::', /-、∨-､ /
/ :::', }. `´
/ :入 〈o
/ /. ＼ ＼＿＿
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ 見積もりはあくまで見積もりだとか、住居・食糧提供なんかの役務協定の齟齬とか
／ （ー） （ー） ＼
| ´ │ 細かい行き違いの積み重ねも無視できませんしね。
＼ ／＾ｰ:r ￣￣￣i ／
／ ＿＿ ﾉ、＿__ノ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ３人には関係ない話だが、各段階で特別おかしなことはなく、かつ末端同士ではどうしようもない状態。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ｰ ､
／ ＼
/ ',
./ Ｕ , -‐ 、 ',
l ＿＿＿ノ '´ ＼ .l よそ様の終わった話はともかく、北方街道の治安悪化かあ。
l ( 乂ｿ ﾉ ヾ＝=ﾂ l
.', , ヽ lilil u / ただ徴発って、洗濯板なんて取り上げても使い道がないお？
＼ l 人＿,/l ／｀ヽ
/ ｀ー､｀ｰ´ 二二ノ ‐' ',.
./ l
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
イ:::::::::.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::.:.:.:.:.:.ミ=ｰ
. ／/:::::::::::::::::::::::ﾊハ::::::.:.:.:.:.:.::::ヾ
ｲ :::::::::::::丿ﾉ/ |:|:!:::::.:.:.:.::::::::i
. /イハ:У彡へ |从::::::::::::::::ﾊ|
{い八 だ ﾉγ´厶j::i:::::::: | ′
乂| ー ⌒{ だヾﾘハ/ﾘ 燃料にはできるさ。
ｲ/:::| __::..｀ー ´ /V
jハﾍ ､ ＿_, 、 /ノ′ 通行が回復した後でも各地の支部へ送るモノ自体がなくなるのは困る。
乂∧ ｰ .イハ
ノ/ ヽ ＿ ´{/ せっかく教えてもらったんだし、自主的に様子見、荷止めだね。
__ - 一i ＼ :.:.:.:.:. i ＼
| ヽ､ ﾉ ﾄ､
ヽ | へ Yo┐イ⌒ヽ ヽ ｀ ､_
＼ | ／ ＼＼｜ ヾ::::} ＼ i ｀ヽ
＼ ヽ ヽ/ ＼＼へ// | i ＼
丶 j / ヾ:::::::::::} | |∧ ＼
八/ ＼:::::ﾊ ﾉ 八 ヘ
.
/ / ／ ／,:' ,∧::::::::':, ヽ
/ / / ,/ / ,,/ ,: ' / ﾊﾊ:::::':, ヽ ':,
. 〃/ ,/,/: /,/ ,:' ,: ,／/ ‘ ，.::' ':,
. │｛ // // / / ノ ,:' Ⅵ;;':, ',
.... 乂 ':, ﾞ｛ , ,｛/ 斗== /=====ゞ r=--};;;;,. ':, i
.... 从 l: ':,. ;:::│ / ,:''/;:..... ,′ |;;;;;;,. }:.. ':,从
..... 乂 :l: ∧;;::|: ┤ 〆-====ゞ γ===ゝ,;;;,' /::::::∧}
. │: ':::l │| 从｀弋;;,ヾツ ,{心_ノ./;;,'/::::::::/乂
. ':, ':,乂│l ':,:, ´¨￣ ´. ', ｀¨｀ ,';;;/:::::／ ） ６･７月中に動かせるだけ送ってしまうつもりですが、
. ':, ':,,, ' ,', ', ':, 丶 ';|/／
' ／│', ∨ ＼ ´ '.::| | 大口輸送を頼んでいたところが離脱や
. ／:::: │: :': ト., ー 一 ／,.:::::| |
.. _＿ ，'´::::: : :人∧', ':. 丶､ ,. --´ ／,:'' |:::::i' / 値上げ交渉を仕掛けて来ているところにこれです。
. / ,:' :'´_;;;;':∧ ／ ｀':, |:::,'/
.. / :' '´////《 ':, ':,. /:: ￣￣ >, ', |/,
. （ ／///////∧ ':,∧ ,':::. ￣ ￣ >rミ/ ー
..ｒ─'´ ∨////////∧. ∨:::: ￣ ミ、//∧ ’ー─ヾ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ オーフェンさんから聞いたお。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 洗濯板のピークは過ぎたんじゃないかって話で、
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 実際、過ぎたはずだから、輸送の仕事が減るのも事実のはずだお？
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
■零細と大手の埋めようのない体力格差――――――――――――――――――――――
運賃2－費用1＝【儲け１】 → 運賃1－費用1＝【儲け０】
／＼ ┛┗
／ ＼ （ﾟ）（ﾟ）ミ. ┓┏
／| |＼ ﾉ ミ やっとられへん！！
| | つ （
＼人_人,_从人_人_人／
） 値下げ圧力 （ ＿
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒YY⌒ﾍ / ＿ ヽ＿
| | 彡´(･)(･)
＼| |／ 彡 ω まだ儲けはでてるけどさぁ
＼ ／ /⌒ヽ_.ィ、
＼／ （ r. ）
運賃4－費用2＝【儲け２】 → 運賃3－費用2＝【儲け１】ﾉー‐l
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
／⌒/ // ／}/ ′ 丶
′ , /_ 斗 / ′ }. | ',
. / i ´ ／ ﾚ' 厂 ＞/、/l i ､ i
/ィ. ／ |／-=ミ、 / /_} / 〕 |ミ l
/／/ }ｲんィﾊヾ / 伝示ﾐ、 ﾚ′ !/
. /´ ./ ′V::::::ﾉ ノ´ んィﾊ ヽ′ ′
. / ,′ f |. ｀¨¨´ V::::::ﾉ |ｌｉ r､ / １頭引きの荷馬車１台のところより
|/{ 〈y| "" ′ ｀¨¨´ ,ﾉﾘ /f} |
. | /爪 ""ｰ=彡 /_ノ人 大型馬車を動かせるほうが費用的にお徳になるので、
. |. /....{.._> - 、 / /::::了
. ‐-==彡レ′ .{ii{､丶 / ／、 {::::::ﾉ､ __ 仕事の配分がそっちに寄っていただけです。
. ／ , _ ｰ=≦彡 > ._ . -=≦{. /:::::::ヽ{∠::_::::::::ヽ
/ ／ ,...:::´::::::::::::::::::::::::::| . |/:::::::::::::::__::::-─-:::}
. / / ／:::::::::::::::::::::::::::::::::ノ ／:::＜:::￣::::::::::::::::::::::|
/ /| /::::::::::::_::::::::<r厂｢ ´ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
.....ﾚﾍ l:从 {::. x＜::::＞..､:{ { __ ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
. /:ﾘ::::::ﾘ:::::::::::::::::::::::::::＼ ヽ ｰ／／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
/::::::::::/::::::::::::::ー‐‐- 、:::＼＼_/／::::::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.....|:::::::::/::::::::-＜::￣::::￣::::::-=〔爻〕=-≦:┃ ピンの行商人より、隊商組める商会の方が信用度も上なのは当然。
.. V..イ､ __:::_:::::::::::::...-=≦:::::／ 「´::::::::::::.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿
. , -‐ ' ´￣ ` 、
. ／ ―--.ｧ
／ , .ハ、
. / / / ./ ﾄヽ
. / / l !,ｨ /l ヽ ｀
. ム' / . i ﾚ ｨAﾄ＜N. l !ﾘ｀
. /ｨ .ﾚﾒ',i , ∧! '､''￢` .,''`' 大型馬車も小型馬車も、かかる日数は変わらないからね。
. ﾚ､ !爿ﾍ l' ￣ '´ ヽ、
. ヽ. ＼ゝ､l / 量を運べるところが有利になるのは必然か。
. ヽ, ,八 , -―, '
. ＿/: ヾ'´ !｀＞ 、 , i i j
. ＿／:.:/-―仆､ ﾌ/iニ´､‐---― ―- ､
ﾞ-‐':.´:.:.:.:.:.:./: : : : l L ヽ. ／ 」 l: : :｀:',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
.ﾞ:.:.:.:.:.::.:.:.:.:/'´￣:`! ､￣V´￣ィ !-‐: ､',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./: : : : : :! ゝ`l ／ .l : : : : ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
. /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :ヽ.∧
/ ,′ ,′ ､ .ﾊ ﾊ. ',
. ′: : : ; : :ｲ: : : :l!: : : : :.!: : : : :.!: : : ! .}
. ,′,': : : l!: :{ !: : :.}{:、: : :ﾉ!: ､: : :.}: : : : :|: :.!
. {:l: l!: : !:ﾊ;「二ﾄl!ハ!V「ﾘサﾑﾏﾊ!: : : : :}: :.|
l!l:ﾊ: ﾊレrっﾐﾒ、 ｲrっﾆﾐ、}: : : : :!: :.|
. ! Vハ.弋zﾘ 弋zり ,′: : : |: : ! オーフェンの知り合いとなると、零細よりでありんすからな。
|:ト:.!´￣ ﾉ ￣｀ ,: : : : : ,i: :.|
|:|:八 丶 ,: : : : : :j: : | 己の目線では仕事が減っていたのも事実であったと。
. j: |: : :＼ - ィ: : : : : ,: : :.|
. !: |: : : : : ヽ、 イ|:,′: : : :l!: : : |
. ,′!: : : : : :|: :｀ ´ l!: : : : : ﾊ: : : ',
. /: : | : : :.|: r.! ,: : : ,: : {: : :ﾊ
/: :_;j: : : j / { : : r,ー- 、:ﾍ
. 厶イ |: : : : : r十 、 ィー,|: : : : :.レ' ｀ヽ
〃 ,!: : : : : トﾐ!ｰ、,rーラ{: : : : : | ＼
. / |: : : : :.;′ lヽイノ´/ |: : : : :,′ ヽ
.
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′ しかし、今年度28万枚に来年度が最大とはいえ24万枚とは、
八 从 :i .i 八
＼'. ' ,／ 思ったほど落ち込まないんですね。
∧ ｀ ゛ ハ
＼ -‐‐ ー- .ｨ:､ 現場を離れて幾年、俺の見立ても錆び付いたのか。
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/l/: : : : : : : : : : : : : : ｨ,,_､: : : : : : ､ミ=-
l: : : : : : : : : : : : : ｌ ｌ: ｌｌ ｉ: :ｌ: : :ｌ: :ヽ
/: : : : : : : : : : : : //: /:ｌ l: 从: l :ヽ :ヽ
ｨ: : : : : : ｌ: : : : : ノ/7±-､ /っ＝ｌ ｌ: :}: :|
ｌ: : : : : ｌ: : : ∠､ｌ 忙rう }-{てﾊ }/ｌ/ ｌ/ 王国内については読みどおりだと思うよ？
l: : : : /"l l￣ヽゝ､＿ ノ ヽ､＿ﾉ
ヽ: : 〈 〃ｌ ｌ ヽ l 俺としても嬉しいほうの誤算で、王国外の需要との振り分けだね。
ヽ: : ＼_ゝ ' ,'
ヽ: : : 入 ー ‐ / だから昨年30万枚に対し、今年度28万枚なんだ。
〃: : : ｉ ヽ /
_/´l// ＼ , '
/＼＼ ｀ ‐r
__／ ＼ ﾍ￣｀‐､_ /＼
／ ｉ ＼ﾍ＿／ ｀ ヽｌ丶- ､
.
, -― - 、 ,.､
. ／ ＼ / /
/ ⌒ ヽ / )/ /
/ （● ） ⌒ .! / /¨.〈
| （ー ） | / {二. ',
,..．-ﾞl （__,､ / { ゝ } 需要については、いいほうに予想が外れたってことだお。
/ ゝ '､_`ー' / } ´ /
,〃 ヽ l ＼ ＿／ ＼ / /
／/ ! l ヽ￣/ / ＼ ,' .l
く´ l ヽ.,イ¨¨ヽ. ./ l / ヽ/ .!
,У、 / l:::::::::l∨ 〃 ,' |
／￣￣＼
／ _ノ ,ヽ＼
| （ ●）（●） ローエン商業組合の力だな。
.＼ | （__人__）
.＼ .| ｀ ⌒ﾉ 俺たちの想定では類似品登場までに市場を押さえられないって、
. ＼ ヽ }
.＼_,ゝ ノ 王国外への販路は思考から切り捨ててたからなあ。
／, r､ く
./ 〈 ＼ i
. ヽ､ .ヽ ＼ i..｜
.て_） ＼ﾉ
＼
.
_､+''"~::::::::::::::::::::V/::::::ミメ、
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::／::::::::: ／::::::::::::::::::::∧
/:::::::::::::::::: /::::/:::::::/::/:::::}::::::ﾊ::::::::::::
|::::::::::::::::: /::::/:::::::/:::√^^!:::::: |:::|:::::::|
|::::::::::::::::/::::/::ミメ、/ Ⅶ::::|:::|:::::::; （販価協定のない）王国外への持ち出しは、
ﾉ:::::::__::::::::シソ , ---､ , --､从从/
八:::::/ {:::::/=ヽ_{ }～{ .}=| ウチも含めて各支部の小遣い稼ぎになっているしね。
Ⅵ Ⅷ! `ー一 { `ー''ﾞ
.个o｡._ ゝ | もちろん買うほうだって馬鹿じゃないから、
ノ:::/:从‘, ;
７::::/::::{分､ ,っ / 持って行っても王国内の値に輸送費加算する程度なんだが。
爻;从ﾘ ＼ つ ／
／ ＼ ≧s｡. ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） 逞しいというかなんというか。さすが商人だろ。
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|" / | > ). ┃ 北部支部からは、もっぱら西方ガアリア方面にちょろちょろ。
ヽ／ とヽ / ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| そ ﾉ
.
f三j三j三j三j三j三j三
[iiiii][iiiii][iiiii][iiiii][iiiii][iiiii]
ニﾘニニニニニニニニニニニニニニニニﾘニ
＿＿＿ |:::| || |￣￣￣￣|
f{T¨T¨T} |:::| || |￣￣￣￣|
|￣￣￣| ||: : : : :|| . |:::| || .Fi ￣￣￣|
| | ￣￣￣ |:::| || .ﾉ八ﾞ￣￣￣|
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]
//////////////////////////////////////////////////////////////////|
//////////////////////////////////////////////////////////////////|
//////////////////////////////////////////////////////////////////|
/////////////////＿/////////./￣￣￣￣￣￣￣￣￣∧/////._ //////////|
///////////////／ !///////// ∧////.! ＞､///////.|
///////////////V_／|//////// ∧///.| ﾄ､」/////// |
////////////////.! !,------.{========================}///.| l .!!////////|三三
三三三三三三三三|.＿＿＿＿＿_. /|三三三 .|/| |三三.∨￣￣￣￣ ＼||三三三三二二二
二 /二二二二二.ﾞ／ ＼.. /二二|/| |二二ﾆ∨三三三三三|l二二二l二二 l二二
―－/－――....／ ＼ . |―..|/| |―l―－/ / ∨∧――ヽ―－―――――ヽ
――－/－ ／ ――― ―――＼... |/| | .―l―/ /￣￣∨∧――－l－―――――－ヽ
―――－.／ ＿＿＿ ＿＿＿ ＼
－―......／ |:::::::| |::::::| ヽ しっかしなあ、
| ｀¨´ ｀¨´ |
| ｀ | 流通がネックだから現地生産を進めるよう言ったのに。
.. ＼ - ――- ／
. ＼ ／ だいたい販価の中身は関銭含む輸送費が大半なんだから。
. ／ ＼
.. ／ ヽ
.
-─／::::::::::::::: }ー=く
／:::::::::／:::::::::::: / ::∧::::::::: ＼
/::::::: ／:::::::::::::::::/::::/ ハ :::::: ＼＼
,':::::::::/::::::::::::::::／::／}''^Ｙ}::::::::::::: ＼
{:::::::::':::::::::::::／::／ / 八ハ::::} ｉ:::ヽ
{:::::::::::::ｰ=彡／￢=ミ、 ,,==ミVi| |ハ}
{:::::::ハ:::{ー┐ｨ筏ｱ }-{ｨ筏'^刈 | }
. ',::::{ う)ﾘ ヽ .........ノ ＼ ....ノ 丿 だが、今年は28万枚としたが来年は10万枚かもしれない。
}::::＼ } ノ /
. ﾉｲ:::::从 ー...‐ / せいぜい数年でピークアウトするなら、
从:::八＼ ′
ノﾉｲ＼ ＼ ／ 生産のための職工を抱えないで済ますという判断もあるだろう。
／ニ＼＼ ｀ ┬く
...... _ -‐=ﾆ|ニ二二＼ ー=、|（ 、
..=ﾆニニニニ|ﾆﾆニニ／', ／爪ﾍ＼
.ﾞニ＼ﾆﾆニニ￣￣／ニ∧/㍉， 》＼=- _
_ニﾆﾆ',ﾆニニニ／ニニﾆ∧ Ⅶ}iハ ＼ﾆ=- _
.. ニニ',二二二＼ニニ二∧ Ⅶ{ }ﾆﾆiニニﾆヽ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） | それでイクサの影響を受けていては、とも言える。
| （__人__） │
| ｀⌒ ´ | 生産のリスクをとらずに、輸送のリスクを抱えこんで、見事にドーンだ。
| |
ヽ /
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |... ┃ リスク・マネジメントとして納得して受け入れているのであればOK。
.＼__／ | | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.. / / / ／ ＼ ヽ ∧
/ / /／ , ､_ ＼ﾊ } ∧
......〃 |/{斗=≦ ≧＝ミ}ハ } |
. | ｛ | 〃 ,_):::ﾊ ,_):::ﾊﾊVi / ｜
V{ | {ヾ弋:::ツ j 弋:::ツ〃! / :
..... 人 | 、 ￣ { ￣ ノィﾞ / ; 他所の支部の判断ですから私は口を出せませんが、
'| {ゝ ﾙ ｲ ′
ﾉ ∧ f―ヽ /} }// それでも、滞って品薄にでもなったら文句を言ってくるんですよ。
|ｲ 人＼. ￣ ／ﾉ/ }/
. | ｛ ヽﾍ丶､ .イ／/ ノ
.. 人ﾄヽ ＼|＞‐＜ ﾉ￣厂｀^ﾞ¨￣:::::::丶、
. -‐| ／:::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
. ／:::::::::::l ／::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::/l ／:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::_::::::::::::::::::::::＼
-―─- 、
／ ＼
′ ⌒ ⌒ ,
i （ ―） （― ） ｉ 何があっても文句いう、人間なんてそんなもの。
| (__人__) |
､ ノ やるお 自身がそうだから、もうね、実害ないならスルー安定だお。
⊂⌒ヽ ＞ ＜_/⌒つ
＼ 丶′ 7
＼ ノ ﾄ､_/
. ′ |
.
／:::::::::／:::::::::::: / ::∧::::::::: ＼
/::::::: ／:::::::::::::::::/::::/ ハ :::::: ＼＼
,':::::::::/::::::::::::::::／::／}''^Ｙ}::::::::::::: ＼
{:::::::::':::::::::::::／::／ / 八ハ::::} ｉ:::ヽ
{:::::::::::::ｰ=彡／￢=ミ、 ,,==ミVi| |ハ}
{:::::::ハ:::{ー┐､＿__ }-{＿_ ^刈 | }
. ',::::{ う)ﾘ ヽ .........ノ ＼ ....ノ 丿 北部支部としても受け流すしかないだろうな。
}::::＼ } ノ /
. ﾉｲ:::::从 - ― / むしろ、品薄に乗じて値上げでもしたら君達との契約違反、
从:::八＼ ﾞ" ′
ノﾉｲ＼ ＼ ／ さすがにないと信じたい。
／ニ＼＼ ｀ ┬く
...... _ -‐=ﾆ|ニ二二＼ ー=、|（ 、
..=ﾆニニニニ|ﾆﾆニニ／', ／爪ﾍ＼
.ﾞニ＼ﾆﾆニニ￣￣／ニ∧/㍉， 》＼=- _
_ニﾆﾆ',ﾆニニニ／ニニﾆ∧ Ⅶ}iハ ＼ﾆ=- _
／￣￣＼
／ _,ノ ｀ヽ
. ｜ ( ●）（●）
｜ （___人__） こういうこと言っちまうのはまずいんだろうが、
| ﾉ
| | 履行状況をいちいち確認してられない俺達との契約問題よりも、
人 |
. _,,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノゝ 売り先に均一値を約定してきたローエン商業組合の信用問題になるだろな。
. _, -'":::l:::::::＼,､ー―‐ヽﾉ:::::'
. /:::::::::::::::|::::::::::ヽ､ ヽ:::',.､_.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ｛ :::::::::::.:::::|::.:::／:::`､ .{ヽ|:....｀ヽ..... ┃ 契約履行の監視は善意の第三者にやらせるの（悪魔的囁き）。
. | :::::::::::.:::::|／:.::::::::::`､ .i.::ﾘ:::::::::ヽ.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ー≠ -‐=. : :￣ : : . ｀ヾ : .
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ へﾒ从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7
_＿___,: ＝ﾐV ｚ二_ノ从i } ; ｲ j( 王国とされる領内全域で均一販価だからねえ。
. /ニニﾆi j `ﾐ＝メヾﾘN从/^7 ｲ
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ' ｲ/ｿ/ｨ( 均一であることで得ていた利もあるにせよ、
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ;'ー- ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼ 各支部が納得しているかどうかはわかりませんね。
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
. ／ 、 ヽ,
. / /＼ ＼ ＼ 乂＿ ノ
/. | / 、 ＼ 、 ヽ
. ′ 〈 ./|.| 丶. ﾄ､ ',
, | Ｖ斗| ´￣|厂ヽ 乂＿____ ノ
i l ｊ从 jﾉ ｲ岑ミｋﾚﾍ|ミ≧=-ミ,
Ⅳ { 尤岑ミ 乂 ソ 灯从(⌒ヽ ＼ 当支部から各支部への卸値は、
| Ⅵ 爪 乂ソ : |′ ﾉ
' 人 乂___ ､ ｉ-／ 遠地の損を近場にのせるなど多少付け替えていますし
. 乂∧ミ:. ﾙ{
. ＼:. r =‐ ,.（⌒ そもそも単品利幅が薄い商品とは認識されています。
. ヽト - ／ ヽ )
ﾉ⌒ミト ., _ ィ | ／
} ト＝≠＝＝ミ、
_ . . ィ" ヽ ′ }: : : : ≧:x, ヽ
_x:≦.: : : :∧ー----一 7 : : : : : : /＾ヽ、
. { ヽ : : : ∧ / : : : : : : / }
} ヽ Ｖ.: .: : :＼ . /.: .: .: .: .: .′／ {
.
ｰ': : : : : : : : : : : : : : : : ゝ、
ｰ=": : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ｌ
ｨ=≡: : : : : : : /ﾞﾞ"ｉ: : : : : : : : : :ﾄ､
/: : : : /: : ﾉ ｌ: : ｌ: : : : : : l､
/|/ｌ ｨ/ /ｨヽ､ ｨ十fヽ､: : ,ｌ/ さんざん文句を言われたけどね。
/ｷ}l_（ '忙ｌ）-（f仡 ）_{ｶﾚヽ
人_ｨｌ ゝ- ' ｌ - ' ｉﾁ/ ─ ､ 均一値であるためには輸送費を割り振って均すしかない。
／ '｀! ｌ ! ｌｨヽ_ ＼
ｨ´ ｉ´ ヽ ､─ｧ ノ ）/､!｀ ＼
/ ｌ ゝ＼ ／ ι-─ ､ , ＼
| ／ヽｨ '´ ゝ' ,' ヽ
＼ ,' ゝ / 冫 / ＼
- 、ヽ / ﾉ / ヽ
ヽ ＼ /｀ ─ 〟＿ ,-─" //／ l
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 生産単価……ヘンピナ７からの買取値はこの先小銅貨２枚、
. | u. （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ギリ１枚ちょいまでは下げられだろるし俺達の取り分も減らせるが、
. | }
. ヽ } そこまでしても末端の販売価格には大した影響ないっつーのがなあ。
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ １枚当たり材料費が小銅貨0.4～0.6相当なので、１人１日10～20枚生産で日当（銅貨１枚）ペイできる限界。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬
┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬
┬─┬─┬ ────────────────── ┬┬─┬─
┴┬┴┬┤ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ├┴┬┴┬
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエエエエエエエエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
┬┴. -━─ ,ﾞﾆエエエエエエエエエエエエエエエエエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
ト._＿ .， ' ´ ' : , ´ ' ,..ﾞエエエエエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
乂,:' ＼_...エエエエエエエエエエエエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
-=二 ,:' / =-....エエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
/,:'/ / ,:' ﾉ 人 ':, ｜ﾐ├┬┴┬┴
i!/ / ,:' ／ノ ﾊ :i:::... ':, ｜ﾐ├┴─┴─
,:':. ｛: 斗==≠- ´ :i /,:'::::... i! └･┘ ￣￣￣
/ ,:' | ／＿. ,',:' :' /ミ＼:::.. i ',. ＿;;|＿＿＿＿＿',',＿＿＿＿＼
/ ,: 'i :| ,:'''テﾐ，ヽ / ー,: 丶|:::.. | i! . -'.'-────―' ' ────┘
/ // /.:::::i/γ;;;ﾊ冫ﾞ ,:''''''テﾐ，|,:'/:: ,' ,'
/ｲ // 人弋:::ツ , γ;;:::::ﾊ 冫/:: / ! 割銀貨１枚（＝銅貨6枚）ではじまり、
/ /ｲ / i ´¨ ￣ , 弋::ツ ノ,:': /':, （
ﾘ| /':, ', ′ ￣¨｀ / ,' :l ） 今年が銅貨５枚、来年銅貨４枚が約定ですが、
i | /. 八 ｀ /イ: 八乂 /
ト.,_＿从|ー┬ ＼ ‐ ､ // （-┐＼i 儲けを捨てたとしても販価は銅貨３枚が限界だと思います。
/'´ /'::::::七l __＼ /,:' ／..::::::::..＼l
/' , ＿,;／´::::::::::... - '...:::´/ ／..:::::::::::::::::::..＼
,:',: _／..:::::::::::::::::::;;;;;;; |:.:.:.:. ／..，'...:::´ ￣ ￣:::..＼
,:'. /..:::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;ノ..:::. /／..::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;‘!
,: !::￣￣￣＼￣￣ .: ／..:::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;i!
／,;´￣::::´::..＼＼ ..;;.. ／..::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;/
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 来年分からはいっそ板厚をノコ刃１枚分くらい薄くするかお？
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／/ ∩ノ ⊃ 荷馬車一台にすれば何十枚分かにはなるお。
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／..... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ ／ /＼／. ┃ 事実上、原材料の板材供給を握ってしまったからこそのアイディアなのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／￣￣＼
／ _ノ ⌒ ＼
| （ ●） （●） |
. | （__人__） | 面倒になる分の枚数が取れるわけじゃないから材料費はかわらんが、
| ｀ ⌒´ |
. | } 輸送費だけに注目すればなくもないってところか。
. ヽ }
,､ヽ ノ-､
／;;;i/ '､!＼
_,､-／;;;;;;;;| i i i;;;;;ﾞ､-､_
,-‐'''";;;;;<;;;;;;;;;;;;;!､_｀ヽ ､-'_／!;;;;;;ヽ;;;;;｀'';;ｰ;;-,
. !;;;|;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;|'ｰニ_ー_ニﾞ／.|;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|;;;;;i;;;;;;;;;;;;／´;;;;;;| |;;;＼;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;|... ┃ 輸送費削減に、梱包容積を削るのは定番ですよね。
. |;;;;;;;ﾞi;;;;;;;;;'､;;;;;;;;;;;;!─┐ ┌─.|;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;/;;;;;;;;i. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;ﾞ､;;;;;;;;;! l l l;;;;;;;;;;/;;;;;;ﾉ;;;;;;;;;;|
.
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ＼ つくづく、輸送費がなあ。
／ （ ●） （●）＼
| ' | あーでも、単価が安いからこそ輸送費の割合が膨らむのもあるのか。
ヽ、 ⌒ ／
ノ ＼
. / ′: : :/: : : ;′: : :.ハ: : :.|: : : :､: : ‘，: : :‘，
,: /:.: :.: :.′i: :.|: : : i: ; ｉ: : :|:!: : :.:|: : : :ｉ.:.: : : :.
.′: : : : :ｉ:|{:.ﾄ､:{.:.: :!|:.| |{:.:.从: : /}:|: : :|.: : : : :i
. ,: :ｉ : : : : :|八{⌒メ:.八:! 八/斗}七j/}i:|: |: : : : :.|
ｉ: :|: : : : : | ≫≠ミ′ ヽ ｘ≠=ミ从;′: :.: :.|
|: :| : : : : :|f´ んｨﾊヾ "んｨﾊ }｢,: : :..: : :.| 運ぶ枚数が減れば荷枠もあく。
|: :|: : : : : | ゛弋:::ソ 弋:::ソ ,: :.: : :.: :.|
|:i |.:.: : : : :. ｀￣ ´ ￣ ´ /: : : : :/: | 荷台ひっくるめてしまえば
. 从:'; : : : : : :. ′ /: : : : :/.:.:.|
ﾊ: : : : : :∧ r― ､ /: : : : :/: : :.| 洗濯板に乗せる輸送費分が減るかもしれぬでありんすな。
,: :‘，: : : : : :ヽ ､＿,ﾉ /: : : : :/ : : : |
/: : :.∧: : : : : :‘:.＞ ‐ イ : : : : /.:.: : : :|
. /: : : : : :‘，: : : : :‘，| ｀¨¨´ /: : :.: :./:.: : : : :.|
′: : : : : : :，: : : : : :'.i ,: : : : : ;′:.: : : :.:|
. .: : ;.，＜77∧: : : : : : :. .: : : : : i ｀＞=ミ
i／ ｀ヾ/i: : : : : : :i､ ,ｉ: : : : : :|ｘ≦///＞ ' ヽ、
/ |:.: : : :.: :.| ヽ /|: : : : : :|＞: '´ ‘，
.
丿::::::::::::::::::::::::::::::::::::λ::::::::::::::::χ
/:::::::::::::;::;;::::::::::::::::::::::::::i..::::::::::::::::::::、
/::::::::::::::/'´|::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ
ｿ::::::::::::::/ |ｿ:::::ｿ::::、:::::::::::::::ヽ::::::::::::::::}
,.ﾘ:::::::::ﾚ- 、 | >衣ﾄﾐヽヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ
ｿﾘｿ fてiヽ r´,. -ii., iヽヾ::::::::::::::::::::::::::/ なるほど、確かにピークを過ぎても取り換え需要はあるんだから、
ゝ., } ｀ソ｀f 弋シﾞ ,. ｨ ７'^ヽ:::::/
`ｊブﾞ ト _ ｨ;____ｿ ∨ }::/ 各支部で在庫を持たないわけにもいかない。
|ヽ !.,_,.ｨ´/
ヽ 、 /::::::::し,. 何かのついでに１グロス載せていく、そんな扱いに落ち着けばいいねえ。
ヽ ｀ ´ イ/::::::::::::＜
ヽ イ ﾚ:ｒ-イ壬` ト.
｀ タ ´ ,. ＜冫-´` ヽ ヽ
,. イ | ,.ｨf´,＞ﾒ ｀V´ ｀ ` .,_ `.
,. ｨ-r'´ /ﾌ, |,.ｨf´,＞ﾞ ﾏ{´ ｀ ヽ γ- 、
. / ,､
/ / ＼ 丶
. / / | / / ヽ 丶 〉
.... i 〈 l /}/ ｆ'_ﾘ / |
.... | ,...{ ﾚィﾁ弌 {仔V, i 支部長、イクサで流通がどうなるか、それが当面の問題です。
.... ﾚﾍ. { ｝ 〈 込ﾉ ｬ'ｌ i ′
... } 、 ｝ ,ゝ ' , / 北方街道の旧ゾォルケン伯国にかかる部分、
. 乂 丶l i. u __ / |､__
〕¨ > ﾚﾍ ﾄ _ ´ イヽ. l::::::::..､ 大きな逃げ道がないんですよ。
丶/::::〈`ミ', | ｢／.::::::ﾚ′.:::::く __
. ＿ /:::::::::::. Ｖ| ／.:::::::::::::::::::_ ..:´:::::ヽ
.. /::::::/ ::::::::::::::. }′/::::::::::::::::::::＜:::::::::::::::::::::}
{:::::::.＼:::::::::::::::.-､ /:::::::::::::＜:::::::::::::::::::::::::::::/
.
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼
／（ ●） （●）.＼ 迂回路がないは要衝といえなくもない、
／ （__人__） u. ＼
|ｎi 7 ｀ ⌒´ . |ｎ 王家としては版図に組み込みたいわけだお。
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /）
', U ! ﾚ' / . . | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
-─=ミ
-─／::::::::::::::: }ー=く
／:::::::::／:::::::::::: / ::∧::::::::: ＼
. /::::::: ／:::::::::::::::::/::::/ ハ :::::: ＼＼
,':::::::::/::::::::::::::::／::／}''^Ｙ}::::::::::::: ＼
{:::::::::':::::::::::::／::／ / 八ハ::::} ｉ:::ヽ
{:::::::::::::ｰ=彡／￢=ミ、 ,,==ミVi| |ハ}
{:::::::ハ:::{ー┐､＿__ }-{＿_ ^刈 | }
. ',::::{ う)ﾘ ヽ .........ノ ＼ ....ノ 丿 ゾォルケン家の奪還なるか。なったとして、王家はそれを放置するか。
. }::::＼ } ノ /
. ﾉｲ:::::从 - ― / 放置しないなら、諸侯連合を率いて攻め込むのか。
从:::八＼ ﾞ" ′
ノﾉｲ＼ ＼ ／ 先の展開が多くて読みきれないよ。
／ニ＼＼ ｀ ┬く
...ﾞ_ -‐=ﾆ|ニ二二＼ ー=、|（ 、
. ニニニニ|ﾆﾆニニ／', ／爪ﾍ＼
..＼ﾆﾆニニ￣￣／ニ∧/㍉， 》＼=- _
ﾞﾆﾆ',ﾆニニニ／ニニﾆ∧ Ⅶ}iハ ＼ﾆ=- _
.
′:.: :.:ｉ:.:|: :ｉ: :,|.:i:|:.|{ﾊ:.}:.:.|:.:ｉ: :|: i : : i.: : : : :.
ｉ: : : : : |:i:|:i |:/:|:从八 }ﾊ: |:i:|: :|: |:| : |: : : : :.i
|: : : : : }从{七千j/ヽ / }ﾉ从≧ﾊ{-:.|.: : : : :|
| : : : : i yfﾁ斧ﾐｘ ィ斧ミx.Ⅵ : : : : |
| : : : : | 《弋う::ｿ 弋う::ｿ 》,: : :..: : :| 仮に北方街道が混乱しなかった場合でも、
| : : : : |:. ｀ ´ ｀ ´,: : : : : :.:.|
|{: : : : : :. .:i ′:.: : : :.:.| イクサに便乗し儲けを出すため
. 八: : : : ∧ __ ,: : : : : ′:.|
ヽ: : : : ヽ ´ ｀ /: : : : /: : : | 糧秣輸送などに切り替えるものたちもおろうなあ。
i‘，: : :.';.｀ ／′: : :/: : : : |
|: :ｉ : : : ｉ: :.:ﾊ＞ ＜ |,: : : : /: : : : : :.
|: :| : : : |＿; ヽ /: : : :/ ´ ￣ ｀ヾ:.
ﾚ':| : : : | {{ /: : : :/ ヽ
. / !: : :.:.| {{ ,:.:.: :.:/}} ‘，
＿＿＿_
.. ／ ＼
／ ─ ─＼ 天災と戦争は保険の範囲外。
／ （●） （●） ＼
| ' | 読めないものを読もうとするより、ノーラさんのいうように送れるだけ送っちゃって、
＼ ⌒ ／
. /⌒ヽ ｨヽ 安定したら再開できるよう備えておくくらいでしょうかね。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
., ──‐､
／ ＼
| _ノ ヽ
| （ ●) (●) 完全に輸送が無理となれば、
| （__人__） , -―ーっ
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣ 今度こそ各支部で自前生産の気運も高まるかもしれないしな。
. ﾝ } |. |
／⌒ ノ .|, |
/ ﾉ _ィ ´ー‐ｨ' |
../ / r_＿＿__ ノ
/ / |i
! / l l l !､
. l l ﾄ､ .! l .l､ l ﾄヽ
.. /.ｨ l l .l__', l､ ﾄ､ .! ! / /ﾘ l / ﾄ ', ｀
.... ／'´l ﾘ､ ∧l＿ﾘ.`ヽ寸､l .l斗ｨ/ｻ‐ﾚ ./!/ .l `＼
! , ! l.ﾘ＜ﾄ,)云示 ｨ'孑―z､.ﾚ! ､ !
!l.', ﾘ、 ! ゞ―イ ,ィ 、.ゞ.歹, '´ .l /ﾚ .l !
ﾘ .N l l '´ ` ￣ ,'/ ﾘ
l ゝﾘ､. ',. l:､ ,'ﾘ
ﾚ′ト､ﾄ､ ', j:/ ./' 俺達が頭を悩ませてもどうにもできないことか。
l ､ヽヽ! '´ /
ﾚﾍ .l＼. ､--- ---‐ｧ ,ｲ 支部長もノーラも、誰かに愚痴りたかったのかな。
ﾚ! ＼ ｀二二二´ .ｲﾘ
＿,<l ヽ ＼, , , , , , ,／ l、
,.:.:':.:.:.:.:! ＼. ', ＼i i i. i. i ／ l 7
／:.:.:.:.:.:.:.:.」 l｀丶、 ｀￣ ´ .／l ./、
... ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l ! l ＼ ./ '/:.:.:.:.`:.:....、
. ,..:.'´.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::l 、 └―--.ゝ /, -‐┘!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.:....、
..-「:.:.:.:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ＼ ', /´ .! .l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ 、
.
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┴┬┴┬┤ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ├┴┬┴┬
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエエエエエエエエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエエエエエエエエエエエエエエエエエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエエエエエエエエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエエエエエエエエエエエエエエエエエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
_ ,,,,, __ ┴┬┤ﾐ｜エエエエエエエエエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
. , ´ ￣ミト､......ﾐ｜ ｜ﾐ├┬┴┬┴
.. ／ ＞ ヾ, ﾐ｜ ｜ﾐ├┴─┴─
.. 〃 ´ < ＞ ∧.┘ └･┘ ￣￣￣
, ′/ /＼＼ 丶 ＞∧. ＿＿//＿＿＿＿＿;;|＿＿＿＿＿',',＿＿＿＿＼
... i | ｉ ｌ.:ｉ Ｘ厂＼lⅥ {: 〉.....─ ' '──―──-'.'-────―' ' ────┘
... |.:|ｌ | ∧｢ rf芸斥} ,ﾊ ′
... |人.:iﾚx斧ミ ﾋｒｔﾂ＾| ｉ: / 否定できませんね。
. ヽ{ 代ｔﾂ ｉ ｲ/ Ｎ ′
i | ﾍ. ヽ _, 〃|: / | では話を変えまして革職人などの募集の件ですが、
|:Ⅳi| ㌧, ｀ ／|/ﾚ'ミト ,,_
. }ﾉ _,,,≧-ｆ |ト､＼ ヽ ヽ 今のところ反応は芳しくありません。
_ r ≦: : f′ ／ : :ミト ､i {
. 〃 i|.: .: : :∧ｔ─イ.: : : : : : , ⌒ヽ,
. , }/.: .: .: : :爪 : : : : : : : :/. /⌒ﾊ
/. ﾉ.: .: .: : :/.: .: : : : : : : :/. / i
. 7 〃.: .: .: .:/.: .: .: .: .: : : :}′ |
. / {{ : : : : : ; .: .: : : : : : : .:{iｲ |
.
, -―- ､
∠ _r ､rヽ
/ / ＞ヽヽ ﾍt
ｉ ｉ i iﾚ｀iヽ !
ﾚ W巡!厶 _jΔ ｣__ 領都からあえて他所に行こうとしないのは仕方ないね。
{ﾚ' ‐- -- ヽ∧ >'⌒ヽ
ヾ | / ∨::::::::::::::｀::..、 高待遇を約束したところで、期限付きの代官じゃあ二の足を踏む。
}＼ ‐‐ ｲ ＼:::::::::::::::::::＼
_ r 个 弋. イ 卜ｰ--‐ヽ::::::::::::::::::::::＼
_....:::::´├―ﾄ､ `∨' ├ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::／
／::::::::::::: ├─ l `｀才´├.弋 :::::::::::::::::::::: ／
i::::::::::::::::::::├―‐.| | ├─ﾍ:::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::└―‐┤ .| ﾚ―‐┘:::::: ／
!:::::::::::::ｉ:::ｉ:::::::::::::::卜、│ ,,|:::::::::::::::::::Y
/::::::::::::::::l::l::::::::::::::::::|:::::`|'"::|::::::::::::::::::::|
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ 気長に待つしかないか。
.l .u ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< ノーラさん、そういうことで、気が向いたら声掛け続けてもらえるかお？
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
.
--─ ￣￣￣ミー‐- 、
／ ＼
/ / ／ ＼
/ / ／ / ∧ ,
. / / ／／. ‘， ',
／ / ｉ _,/,,...／／／. |.ｉ | ′
／ ﾉ′ | / ／／∠ |:| | l | 乂___,,ﾉ
.. __彡_i ム斗f芹芥ミ __jﾉミ| l | {⌒ヽ
／ // 爪 ト廴Л f斥、|ﾉ 乂__
./ｲ| i| 川 乂::::ソ r勿 }| │|
└‐l.| i| 川 ｀ ￣´ { じ' ﾉ ∧| はい、お役に立てず申し訳ありません。
匸从 ‘， "" , 7 / ﾘ
.. ...、 ‘， ‘， / /イ ‘， ところで辺境伯様の秋の参詣も近づいてまいりましたが、
.. .＞f⌒‘， ‘， _ . -─- ､ ,ﾞ |
.川 } ‘， ヽ. } 丶 ::::::::::／ ,:′ ∧ﾉ こちらでお入用なものはございますか？
.込、＿/ ‘， .| jﾉ ￣ ,.fﾞ { |
≧≠/ ‘， ト． /│ ｉﾉ
:::::::::≧:x }ノ . ≧=- ..､ｲ .|. ∧.|
::::::::::::::::::::::. / |/ ｊﾉ
≧s｡:::::::::::::::. /__
...... :::::::::::::≧s｡::::::. /:::::::::≧:z...、
.. ::::::::::::::::::::::::＼::. ::::::::::::::::::::::}:}:::.....,
.. ::::::::::::::::::::::::::::::＼ {:::＼:::::::::::::}:}:7::/
＿＿＿_ ＿＿＿_
／ ＼ ／ ＼
／ ─ ─ ＼ ／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ ／ （●） （●） ＼
| （__人__） | | ' |
＼ ｀⌒´ ,／ ＼ ￣ ／
／ ー‐ ＼ ノ ＼
/ /
| | | |
.
＿＿＿
｀"''-..,,
ヽ、
. '.,
|. '.,
| |l 、＿＿＿ ',
| || ｀',
| ||| .', rヽv｡.。。。 .／_;;53,,─.｡_
| ||||7-――-、/ ＼、 .ヽ ./ﾟ rﾟ゜ .＼ ＼
| ||||l {l|l} ){ .｡、 ＾^_;;tt4(.｡ 〈 "Y ｜ ｜
| |||||≡≡＝'' | . ]_ ＾^^^＾,,,,。 ＾r .l、 ]! メ 」
.|.||||||||| | |.|| | .＼'^^^／ﾟ .／!^^^ ＾^^^ ／ .／
||、|||| | ||| .| ／゜ .＼t ./゜／"
ヽ|| | ||| .|. .／ ／Y ｜ ｜f゜
,.、 } .||| .| . /゜ .／ [ .ヽ--P.ヽ、 ,,r--､
-‐''"´ ｀''‐┬''" .| . [ ／ l.__ __[ 〈 .ヽ
‐-u-――‐┘ |. ^^^ ＾^^^^^^ ー─
ー―― l
ノ
_,,..-＜
/ /. . ./, : : : : : : : ､. . . . . ヽ
'. .:/: : : :l:{:.:/|{: :|!:.:.:/!: : l!: : : : :ﾊ
i: :.i: : : : :|:乂｣ﾑ从:./ }: :ｲ|!: } |:i: }!
i:.:.!: : :!: :|ﾄｨrﾃﾐ､ヽ{ /ノｨ从// }/
i:.:|: : :|: :.ik 辷ｿ {Ｊﾘ〉/イ
i:.:|: : :i: : i ｀´ ヽ｀¨´ﾑ: } あ！
i:.:|: : :i: : i ′ 八:.!
_}:ﾊ: : ヽ: :ト． ´｀ .,イ: : :/
(三ﾆヽ: : ､:.∧ ｀ ｧ:イ:.:/. .:./
_入＼三ヽ:丶: ＼ {_/:.:/: : ｲ
/三三＼＼三ﾆ=-/)ｱX⌒Y/ﾉ-､
／三三三ﾆ≧､二>/ /ハｿ ヽ三ﾐ､
,'三三三三三三三/ / /三三ﾊ
.
-─=ミ
-─／::::::::::::::: }ー=く
／:::::::::／:::::::::::: / ::∧::::::::: ＼
/::::::: ／:::::::::::::::::/::::/ ハ :::::: ＼＼
,':::::::::/::::::::::::::::／::／}''^Ｙ}::::::::::::: ＼
{:::::::::':::::::::::::／::／ / 八ハ::::} ｉ:::ヽ
{:::::::::::::ｰ=彡／￢=ミ、 ,,==ミVi| |ハ}
{:::::::ハ:::{ー┐r==ミ }-{x=ミ^刈 | }
. ',::::{ う)ﾘ ヽ .........ノ ＼ ....ノ 丿
}::::＼ } ノ / おいおい、領地を預かる代官様が、
ﾉｲ:::::从 ､ー‐ｧ /
从:::八＼ ｀ご ′ 御領主様のお通りに歓待の準備をしていない
ノﾉｲ＼ ＼ ／ ﾆｺｫ
. ／ニ＼＼ ｀ ┬く ……なんて言わないでくれよ。
_ -‐=ﾆ|ニ二二＼ ー=、|（ 、
_ -‐=ﾆニニニニ|ﾆﾆニニ／', ／爪ﾍ＼
. ／ニニニ＼ﾆﾆニニ￣￣／ニ∧/㍉， 》＼=- _
/ニニニニﾆﾆ',ﾆニニニ／ニニﾆ∧ Ⅶ}iハ ＼ﾆ=- _
. /ﾆﾆニニニニニ',二二二＼ニニ二∧ Ⅶ{ }ﾆﾆiニニﾆヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ﾆﾆﾆニニニ二二}=/ニ二二＼ﾆﾆニ∧ {lili} }ﾆﾆ|ニニｉニ|....┃ していないことを見抜いてこの笑顔。
ﾆﾆﾆﾆニニニニニ}/ﾆニニ二二＼ニﾆ∧ .{liliｌ} .}ﾆﾆ|ニニ|ニ|....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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::::::::::::::::::.:.:.:... : : : .. _Ω_ .. : : : ...:.:.:.::::.::::::::::::::::::.:.:.:... : : : .. _Ω_ .. : : : ...:.:.:.::::::::::::::::::::
:::::::::::::::.: : . . ...凸 . . . : :.::::::::::::::::.: : . . ...凸 . . . : :.:::::::::::::::::
:::::::::::.:.:. : . . : :. E三三ﾖ : : . : : .:.:::::::::::.:.:. : . . : :. E三三ﾖ : : . : : .:.:.:::::::::::::
::::::::::.:.: : : : : :. E侍騎ﾖ : : : : :.ﾞ――- 、 : : : :. E侍騎ﾖ : : : : : :.:.::::::::::::
:::::::::::.:.:. : : : : :. E三三ﾖ : : : ／ ＼.... : : :. E三三ﾖ : : : : : .:.:.:::::::::::::
::::::::::::.:.:.: : ／ ― ―..ﾞ: . .
:::::::::::::::::::.:.:.:.. . . ..: :..... ｌ （●） (●） } 普段なら仕事上がりの時間ですが、
＿. ! u __'__ }
ｎ 三三|| rfiiii＼_ └‐┘ ／ クレイたちが帰ってきて情報が出揃いましたので
ｎl^l |＾! j{ﾆll {iiiiij../＼ ￣ !ﾍ、
| |｜| |.ﾞﾆにj. _ -‐〈 ＼ _／ >ｰ- _ 『辺境伯参詣対策会議』はじめます。
fﾆ.{ ヽ／） ´ ＼ /i ヽ ／ ｀ ＿ ＿＿＿＿＿
i| r、 _／/ ∨〈/ ∨ l ├────┬’
j| |..} { ./ ｜ | . | |
＿＿＿＿＿_j| |!.} {/ l | l | | |_＿＿＿＿
_:::::::::::::::::::::::::::j＿...| | ヽ| | | ！ﾞ| |:::::::::::::::::::::::
_::::::::::::::::::::::::└. 〈| | ヽ| | ！┴────┘::::::::::::::::::::
: : : : : : : : : : : : : : | | /| ! | ！.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :.ヽ ／ / ！ | | ｜ﾞ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
.
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ 重要度は高いけど、さすがに外に出ている幹部級までは召集できなかったので、
／ ノ ヽ､_ ＼
| （ ●） （● ）. | とりあえずこの11人に集まってもらったお。
＼ ｌ^l^lｎ__人__) ／
／ヽ L⌒ ´
ゝ ﾉ
／￣ ≧ー―― 、 ／￣⌒｀ヽ
fﾍ￣ﾉ ´ ＞ ＞ 、;／⌒⌒´＼l
／|／´ ／ ., ＼ l
〈 / :/ / ト、
.∧/ :/ ./ / ﾊ ヽ
/ i / ./ :/ / / ./j :| ハ
入ﾚ ﾍ :/ ./＿ ,ノノ ノ :/./ j .j .l l
/ .:l _/ ./／ソノ｀タ丿 :ｿノ ./ ｲ j :l :|
＼ _|,／ l 《フ≡ｦ乂 ./.ノソ / ｲ / /|ヽゝ
(ヽ :〈 H 代心ﾉ ｀ ／√｀代 ,ｲ ｲ ﾉ
＞ト、.| :| ゝﾟ- と壬レタ ノﾉﾉ
/:::/.:.:|ソ |.:| /じ.ﾉ 》/j／|´ 団長３人嫁３人揃っていますから、
/／.:.:/l:.|.| |.:| :i ヽ"〈 / |
＼.:.:.:」.|:.|.| :| |. √｀＞ ﾞﾞﾞ / l :| 最上位の意思決定には十分ですよ。
/:.:.:.:| |:.V、 | | ´ .ノ| | :|
／￣￣￣l⌒＼ヽ |ヾ. ＼_ ＜ .j j :|
/ .＼ ＼ヽ / .l ﾉ|ﾉ
./ ＼ ＞-仆-、 .| ノ ｿ
l .| 、 ﾊ .〉、＿＿___レ ﾄ、
| .| ＼ ├ﾍ,/、 } 、 ＼ ﾉ ) ー＝ァ
| .| ,〉=〉:.:.):.:.＼ l j / ´ ~￣´了
| .| ./:.:.:.ト＋、.:.:.:＼.l .l .〉 ￣又
∨ .ﾄ l.:.:.:.:.|:.:|l:ヾヽ:.:.:.:.} .l ,ノ--=、 ∠⌒.ノ
..∨ ヽ|:.:.:.:.:.|:.:.ﾄ.:.:＼j.:.:ﾉ 〉 )／ ~ ⌒´ノ
.
_｀>:.:.:.|＼i:.:.:､∧/:.:.i／:.:/:.:.:ア:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ア
＞:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞:.:.:.:.:.:/__
<:.:.:.:; -‐-ー ､:.:.:.:.:.:.:.:.:; -‐- ー- ､:.:.:.:.:.:.＜_
／:.:.:.:> ｀` '"´ <:.:.:.:.:.:.:./
＼:.:.:.7 ', / 〈:.:.:.:.:.:.:>
＜:.:.:.> ,イk:､ :i ': _,イk､ 〉:.:.:.:.:.>
ｆヽ:.>{彡 ｘ三≧} {=≦三彡寸 >:γヽ
i| f〈::, < fﾂヽ:ヽ ::::::< fﾂ > ∨´ }
八 ﾊ| ￣ :::::} ￣ ji > / いやあの……
ヽf | :::| |ﾉ ′
乂; ::::| , ノ 新参の俺なんかが混じってるのはちょっと。
＞'": :l ゝ /: : :｀丶、
／: : : : :八 , --- ､ ｲ: : : : : : : ＼
／: : : : :／: :|:＼ ￣ ￣ ／=:|＼: : : : : : : :＼
. ／: : : : :／ : : : |_=_＼ ／=_=_,|: : ＼: : : : : : : :＼
／ : : : : ／: : : : :./|=_=_=＼ ＿__ _／=_=_=_=乂: : :∨: : : : : : : :∨
. 〈 : : : : :./ : : : : ／_/=_=_=_=|/////|=_=_=_=_=_=_=}: : :∨: : : : : : : :∨
＼ : : /: : : : :/=_=_=_=_=_=_|/////|=_=_=_=_=_=_/: : : :∨ : : : : : : : |
ー=≠才 ＼ }Nﾊ :＼
／ ≠ﾐ: ヽ j{ iNiNl ＼
. / /, V } ∧ ∨ :, 川!ﾘ ＼ヽ
/イｨ/ i {ハ}ﾊ ∧ V i :, :} : ー
/ :| { ∨ﾊ斗≠えｰ| :{/ : !
/}: !=ﾐx ＼≠-‐=ﾐ ! i }=v 从
}ハ }/{ |____j! 乂__frりｱ, j /{ :f_∧ / 何をいうんだい。
i :| }ｲ∨: i ￣; ー ￣ . /ｲ :} 7ノ /:{
| :! )从 〈 : . j/f^.ｲ :{ こないだまで仕える主が違っていただけで、
| :! ヽ ヾ ^ __, ,:^N }从
| :!／＾ヽ /⌒i:,∨二二7 ｲ }/( 君だって関わりは最古参じゃないか。
j.／,斗-､V / ﾍ^ｫi iﾊ イ ,..斗=ミ
{ ィ ー-ミ ′ ヾー=≠" ≠ ./.:.:.:.:.:.:..
i r:- } , ／/ /} ／. / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
| |-ィ ,.:.:.:/／ { j ｲ____/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.
i:::::::::::::::::::::::::｀:''‐-.,,,,､, ヽ、
l｀､ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､/ヽ
|::::丶_ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
. i:::::::::::｀'┘::::::::::::::,'､::::::::,‐-'､,::::::::::::::::::i,ノ|
!::::::::::::::::::::::::::::::/_/::::::/＿＿ ¨ヽ:::::::::::丿
＼_::::::::::::::::,-" /:::／ ｀Y、＼.メ
＿,_／:::::::::r⌒ヽ ' ´ /⌒'ヾ i;l⌒ヽ
＼_::::::::::::::::〉 ,-‐､ (;9) ﾘく｀', } だな。俺達従士組でとやかくいうやつはいねぇよ。
￣￣フ 入 9 ; ､ ソﾊ
_／ λ 〉 '' _, ｨ＜_;ゝ それでクレイ、辺境伯様としてはどういう感じなんだ？
,_ - " _／/ i l / ｨ-‐´￣入_
＼_ ,／ / .i .i ─ ／／ - ",-＜//
/´ .i ` 、_ ,イ／ - ",-＜//////
＜_ _./ _／ ｨ-＜///////////
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／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 辺境伯様の秋の参詣、今回も率いるのは名代御嫡子様で、
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 「いろいろ大変だとは思うが、
. |八i |八弋り |｢ 八 我と供回り衆を歓待するくらいの姿勢は見せろよ。」
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼ とのこと。
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
||
|| ■辺境伯参詣（行きは祭日に間に合うように早めペース。帰りはゆったり討伐ペース）
||
|| 秋参詣
|| 6月4週頭22 領都ローパー出発
|| ◎25～26 ヘンピナ地方通過。25宿営は確定
|| 秋分祭週 王都着
||
|| 7月4週頭22 王都発
|| ◎25～28くらい ヘンピナ地方通過。ブレ幅あり
|| 8月1週中3～2週頭8くらいの間で領都ローパー着
||
|| ／￣￣＼
[ニニニニニ ／ _ノ ＼.ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
| （ ●）（●
| （__人__）
. |, ｀ ⌒´ﾉ 例年のことなので、スケジュールは動かせないっぽいな。
. │ ｝
. ヽ､ ｿ 行きは供回り荷物持ち等こみで120人前後、
. ｲ斗┴r┐｀ .;
. ／￣`ーゞ､ / |__ 〈ー─r､ 帰りは例年討伐含みで300～400人規模。
. / ＼ ∨＼ |,ベ._ / |
. ｛ . : : : . ヽ＞ｰ＼[￣{ 〉＼|､_
. | ｀丶}＼ __＼_]~∨'＼｀ヽ
. :| ._ ＼_}/r‐-}＼ ﾞ,`''く l ﾞ,
. ﾄ､: :./ ／￣｀` ぐ└f'二）::{ ', | !,ゞ┐
. `､∨ ´ ,.､-''"~￣}_｛‐''く:::{_ ', _|_|_,rｰ'､_
. }｛ ／ _､-'''"~￣{_＼;;;;;ｊ;＞＜;:::::＼:::ﾍ}＼
. }∨: ／ _､-''ﾞ~￣￣ ＼::::},之_ ヽ
. 〉∨ ／ ,.､イ;;ノ_ ｀ヽ}
. {: ＼,/＼ -‐ '" ／｀￣ :.:｝
.
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼ ほかに便乗して動く民草や商人などが
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 最大1,000人規模になったときもあるそうだけど、
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼ 特に今回はゾォルケンのイクサの影響含め、
. |八i |八 -= |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ そのときにならないとどうなるかわからない。
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒ えー、以上が6月の『湯たんぽぅ』納品に際し、
| ( ●) （●)
.| （___人__） 先触れ代わりの言伝を賜ったクレイの報告だ。
| ﾉ
.| | 任地を上司が通るんだ。知らぬ存ぜぬではすまされないよな。
人 丿
/⌒ ＼ __ _ ／
/ ＼
./ 人 ./ ヽ
〈 < / ＼ ＼
.
＿_ ／ / ∧
. ´ ./ .ｨ≦ﾆミ
／ / ／ ｀ .
三ﾐ/ / ／ ＼
.≧_､ ./ .／ ./ ‘，
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／ 知っているのに挨拶もなしでは、
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y わざと無視しているわけじゃものな。
.＼ / .ﾚ 八 ﾉ
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿△イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ
: : ://_ ｀¨ ´ .|:| ∧￣´
:／/ ヽ |:| / ∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 春秋は行きも帰りも伺候せにゃならぬって、１回１週間としても年に１月分拘束かあ。
| ___'___ |
/ ∩ノ ⊃ ／ 代官の仕事と割り切るしかないけど、痛いなあ。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
. ' 〃 ,.' / ' .i ､ ヽゝ
/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
; ., /l _ /l ./ ! / ! .} !
' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ' ,.-、
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' |. ! ! 春秋の参詣は別枠だろうけど、
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ ｌ.｜ | l
. l ` 、｀;| l ' l !. ! l なんにしても報告や連絡は必要なんだよね。
' l ` | .! _. - , .| ! l.ｒ‐ 、_
| l. ! ト ／ l ｒ‐ ､!. ', ｉ Y'ヽ
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿.ヽ. ヽ ､ .l .! ｌ',
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞', '. ゝ人_ﾄ ﾉ !
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l/////∧ ヽ, l
. / _-ﾆ＼ ', ! _ ' ／ Vハ l'//////,ヽ ﾉ
. _,.. -‐｀.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./__
｀>:.:.:.:.:.:.:.:.:.／｀ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/ｧ
.. ＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:７ } ｀`~｀ ＼/´~´~"}:.:/
. >:.:.:.:.:.:.:.:.:.> ﾉ Y
. ＜:.:.:/ヽ:.:.:.7 /三≧ｘ,,_ 丿.::},x≦ミ}
ムｲゝ>:.:.:〉 < tｯヽ:､:. /, rｯ ｧ
. 八 <＼:{ ´: ｜ l 代官就任が３月でしたっけ？
ﾚ＼ヽ l :
. ﾑ个‐ ﾉ :′ まだ６月頭だから領内にかかりっきりになってたんでしょうが、
. ／ ｜:八 ＿_ /
.. / : : : : |=_=_＼ ´ __ / 月一や、ひどいと週一で報告しろなんて領主もいますからね。
/: : : ⌒｀ヽ=_=_=〕ｈ､ .ｲ: ＼
. {: : : : : : : : : : ｀`～=- `ー‐ '"=|: ､ : ヽ
. {: : : : : : : : : : : : : : : : :｀`～､,=_{ /: : : :i
.. _-=_〕iト､: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼/: : : : :|
.
／￣￣ ＼
_ノ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人＿） | イベントに関係なくちょくちょく顔見せてご機嫌伺い、
'､｀⌒ ´ U |
| | 近況報告や連絡を密にしておかないと、
| {
ヽr｀ｰ- -=´ < 気がついたときにはまわり全部敵なんてイヤだしな。
/⌒'' ー─,, ＼
/ ｨ }
ノ / | |
／ ｀ヽ i: | |
（__.ィ´ヽ,ム、〉i | |
/ ゝ/ / 7-､
ヽ／ / / /'Y
. ト . ）、.∧
. |::::::.＼ /.:::}/.::::.
. |::::::::::::.ヽ /.:::〃.::::::!. /|
-―┘:::::::::::::.∨.:::::::::::::::::|. M/ .|／|＿
／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j ／
::::::::::ト､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ Z
へ::::.＼＼:.ヽ丶::::::::::::::::::::∠ -‐ｫ
.／＞ ＾＼＼} ＞‐ ､- ､ -‐ ´
{ fい. ｀::::´rぃ } Y:.＼ イヤとか困るなんてもんじゃないぜ！
｀ -― ､=, ｰ- / Y⌒ヽ
u /y. !＼ そんなことにならないよう、親方達には外向きにも目配りしてもらわないと。
u ∠二二ヽ. !ﾉ /
/ｰ＜⌒ヽ_} レ′
.＼ {ー―‐ 'シ 厶 -＜ヽ-――
￣￣ イ ヽ ＼
. ｀ ｀ ｰ‐ ´ !ヽ } |
｀ ＿ ノ | / !
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ ＼
／ （● ） （● ） ＼ 規模はともかく外交かお。
| （__人__） u |
＼ ｀ ⌒´ ／ 内政だけではすまない、代官、お貴族さまの仕事かあ。
/ (__｀ヽ、 u ＼
＼| ｀＼ ＼＿__ﾉ | ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ＼＿＿＿/ | ┃ NAISEI（全部込み）だからね。
| { ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
__ ,. 、 _, 、_
,. -‐‐‐‐-- ｧ'´＞r‐ ‐‐ ‐- へへ
,ィｱ´￣ r‐ｧ ´ ￣ ｀ヽｰ ､
〈〈 rｧ'´ ＼ﾄ、
ゝ._ , ' 、 V〉
/ , ' / ヽ i .〉
. / / / i .ｌ ハ、 、 i 〉
/ / ,' i i l .ｌ l li ヽ. ヽ ｌ | 〉
. ,' // . i,. -┼十i´| ｌ li `ｰi -- i、 l V〉
| ｌl i i | ,ィ== くＮ | ﾘ ﾉ ノ ｀ il ｌi
| ｌi l l |〈 ir' ::i | ,ィ= く il il .!
| ｌｌ i l | ヽ|t--'.| 7r':::i ﾄ、.ｌｌ ｌi | 難しく考えずとも、
| ｉｌ l l ! ー‐' |t--' ﾉ 〉ｌｌ li |
iVｌ ｌ i i ー‐' /ｌi li | 例えば王都向きなら私やコアの実家とのやり取り、
N l ﾄ、""" ' """ / |i il |
', i ＼ _ .イ ﾘ li | 領都方面ならローエン商業組合・オーフェン相手も外交です。
ヽ い /i ト . ,. ィ´ ＼ / .il |
. 〉、〈, へ ￣ jへ ＼ レ1lｌ ﾘ
〈_ハ/ ＼ __／ V / レﾚ'ﾚ'へ
. ハ｀￣￣｀´ ＼ / Vハ /￣レ' / / ヽ
/ i ＼/ 「 } ＼ ／ / ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. / i ／/ ﾄ-1 ヽ / ﾊ ┃ 相手が家中か家外かくらいの認識。
/ i ／ / | | ＼ i i.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| ___'___ | 辺境伯参詣での宿営地って、アントレの村になるのかな？
＼ `ー'´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
. ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/ いや、ヘンピナ地方では野営になるよ。
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ
. ／ ∧ 、_ } l |{ l│{ l! 前回の領都往復で作っていた地図、あれ出してもらえる？
∧ Ｖ｀ ヽ､ /彡'} |ｌ|| | ﾊl
／ ∧ ｀￣ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. / / / ／| l ┃ 任地把握は代官の職務の内ということで、幹部級にはオープン。
l | / ∧ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┏─────────────────■ヘンピナ街道（Hempinia）７村＋1※数字は区間距離目安（km）─┓
──☆─
┌┘ロレンス村の湯治宿（Lawrence's inn）
5
│ サキノ村（sakyno）
シタノ村★ │ ★─ 4──★ヨリオクノ村（Yry-Orcnom）
（sitonm）└ 5───★† 4 4
│ │. （予定） . │
└─ 5──┻=.bypass.=┫
モトノ村（mottonom） ★†オクノ村（Orcnom）
└─┐
7
アルデナイカモ川 ★─┐ランカークス村（Lankarks）
↓ 西ヘンピナ川 ヘンピナ川 4
↓ ◇←┘ ┏━━━┓ ┌┤↓ ★アントレ村（Entrea）
↓◎ ↓┏━━━┛ ┗━━┓ ├┘├←←◇
（至辺境伯領都）━━↓━━↓┛ ◎ ┗━↓━↓━┻━┓↓アルデ川
├→┐↓ |￣￣￣／ .┌┴←┘ ┌←┘
／ ﾉ | ＼ .┌┘ ┌┘┃
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒ |／ ＼ ＼ ┃北方大路（北方街道）（至王都）
┗───.（ ′ ＜ ＼ ﾉ ─ ＼／ ────────────────────────┛
... （ ∨ ／ ＼ ー=彡 【ココ！！】
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
...... ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ ここ、フェリデューンから川越してきてほどよい距離、
. |八i |八弋り |｢ 八
..... （ |八い 〈 八 |＼＿＿_ かつ足場が安定した丘になっているここが宿営地。
. / 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼
. |ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
（＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
.
＿＿__
／_ノ ヽ＼
／ （ ●） （●）、
／::::::::⌒（__人__）⌒＼ あれ？
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ でも やるお たちはアントレの村からアルデナイカモ川の側まで行ったお？
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ / ヽ /
＼_,,ノ |､＿ノ
∧ ,ﾉ::::ヽ、
,ﾉ:::ﾊ /::::::::::'ﾊ
／::::::::::l､_／::::::::::::::::::}
,／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} ／l
,／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ _／:::::|
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ー"::::::::::::i
ﾄ､_ ,."::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ 出発地と目的地の違いじゃないっすか？
.i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iヽ､::::::::::<__
[二二二二二二-"Yハ::::|二＼::::::／ アルデナイカモ川越えてきて宿営し、
l'::::::::::::::::::::::::::::," ,_.|.l | l/ r' .i .￣
ヾ:::::::::::::::::::::::::i' i' l l.| 'i _f;| 翌朝ソコ発ってその日のうちにアルデ川越えるんすよね？
丶:::::::::::::::::::::l、 'yl |i 〉
＼::::::::::::::::::::>、| l.l､ __} そういう距離感。
);nr'Y´｀Y' | .|ﾊ ,ノ
. , -───-- ､ | | ﾍ´l i ＿, -── --,
＿__/＿＿＿＿＿＿ﾆ､_|__ゝl＿!＿ ,r'￣ ,r - ‐' "´
≦者圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ y´ ￣^､ i!る }
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ ∨ ヽ ヾ-′
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ ∨ ,ﾍ 丶-′
.
┏───────────────────■北部辺境伯領内・北方街道※数字は区間距離目安（km）─┓
（至スーマール）━┳━
┃
★メスキア
┃
┣━┓
ナイデ川 ┃ ┃ ┗15┓
┏↑━★━━17┓ ┃ ┗━┓
（至カイ）┛ 領都 ┗┓ ┃ ┗━┓ ラルサ フェリデューン ↓（ヘンピナ）
ローパー. ┗┓ ┃ ┗━★┓ ┏━★━━05━━↓━…
┗━┛ ┏┛┗┓ ┏━━┛ アルデナイカモ川
＿ ＿......＿ ┗━14━┛
┗...／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ .──────────────────────────────────┛
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
. /´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
./:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
.' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
. /./ ム:／＝＝ . ＝＝ }:::::,'＿ ちなみに領都への行き帰りで宿泊した街が参詣のときの定宿場。
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼ 将来的にはあれくらいの宿場を築いてほしいって思われてるぜ。
./∧ ｀丶 --――' ／//////////ヽ
. //｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
////////≧z､ } - ´,////////////////∧
..////////////≧z､|////////////////////∧
..//////////////////////////////////////|
..//////////////////////////////////////|
//////////////////////////////////////∧
.//////////////////////////////////////,∧
.
_,,..-‐‐‐-..,,_
／ ヽ
.,' ',
l ＿＿丿!|!|ヽ.＿.l
| -。＝＝ .-。＝
| ≡≡= ヽ≡|
| （ ノヽ.__ﾉ | うわー……いやいや、先の話先の話。
| u ｀¨´| | |
|. | .| .| まずは宿営地、例年のことである以上それよりマシにしないと。
| .| | |
,.-r/. └―┘ .l
_,,-| | ＼ ‐--- ..ノ
,,-''´ | .', ｀"'' __,,..-''´
,,-''´ l ヽ、 /|ヽ｀''-､
_／ ', ＼ / .| '., ｀''-,,
./ ', ｀7＿＿__,| .l ヽ
. ,' .l ', ／| |＼. | .|
. | .| .ヽ.／ ＼ |. ヽl .| |
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼ でないと、辺境伯様にしてみれば代官置いた意味がないですものね。
／ u ___'__ ＼
| `ー'´ | 僕たちにとっては余計なプレッシャーですが。
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) / / / /
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
.
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
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::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : :: : ::|＿─-|::::::: :: |:::::,⊥:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
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｡+'“: : : : : : : : : : : : : : : : .／￣￣＼
: : : : : : : : : : : : : : : : :...／ _ノ ⊂_ ‐-' ＜ それでもとにかくお仕事だ。
| （ ―） λ ヽ
,ﾍ__| .u （__人） ヽ ', 顔見せ歓待って、実際、俺達は何をすればいいんだ？
__,/ ｀ ＜ ⌒ﾉ . ｒ'-‐￢
／---‐――--.､ゝ＼ ノ 」-‐＞ヽ ＼ -､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ノ / ´ l （__丿
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／´ ｀ヽ ヽ. , , .!
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／ ヽ l｀ / / /!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ ./ ＿ __ヽ-､ !/. ,' l !
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ＿十''''''''"" ＼ ＜ ' l
.
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼ 地境であるアルデナイカモ川で出迎えて宿営地までご案内。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八 -= |｢ 八 飲食でもてなして、翌日アルデ川を渡るまで随伴お見送り。
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
. ＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
. /／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
. ／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ 顔見せも、本当に顔だけなんてわけにいかないよな。
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿
. ＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ ただ、参詣のときの献金は王都からのお土産代にするらしいから、
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧ 包んだ分が無駄になるってことはないらしいぜ。
|///////////≧z､|//////////////////∧
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〉//////////////////////////////////∧
.. /////////////////////////////////////∧
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.
.. ／ / / / iヽ :. } j ｜:. .. |:. !::. :: l:::::::::::::ﾄ､ヽ
, ' / . ｢´', ::i.. // ﾄ､::.:::.. !i::. ｌ:::::. :|::::.. l::::::::::､{ ｀
i∧ !/ ｉ :::!｜ ､ :::l〃. :::...l__;:::i､:. Ｈ::: |:::::::. :ﾄ､:::::.|::::::/
! V : ::| :. .::!ｌ ｌ ヽ /厶::::ﾄ､:|__V_∨ ｌ:::l::::i::::..::l､_ヽ:::|:::;′
...... | ', .:. :::ｌ ::.::ト､!_ ﾊ::｢'´ｧⅵ芯:ﾘｱ |∧ハ:::::!､ }:＼:i 出迎えお見送りは
}:∧:.::::}ﾊ:if卞心. ヽ ゞ-' ';::|ノ /:::::: !
|' ',::::ﾄ､:|` `ー'} ` }i ／::::::、| お三方とクレイたちに任せればいいよね。
. ､:! };ﾊ / iイ::::::::::::| ｀
. ヽ . ' ｊ V:{:::::::! 問題は当日の飲食歓待か。
ヽ ＼ ／ i:;ﾊ:ﾄ:ﾄ
＼ -― ''"´ ／ / | ﾙ' :|__
ヽ ー ' ／ / ／: : {::.::｀丶､
v ,.小. ､ ／ /,. '´. : : >＾:ｰ-::_:｀丶､
∨川ｌiい>' . '"´ . : :／::.: : : : : :｀ヽ､::.＼
,ｨ｀7卞´ ／＼ . :／::.: : : : : : : : : : : :ヽ
_,. ｧ'"´/_ ! } / _,. - . /:―-: :._: : : : : : : : : :
. |＼/:.:.:.:__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|／| ＿_
. /| iヽ/|:.:.:.／:/__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/__
|:.:.:∨:.:|／:.:.:._;..:､_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./_
. __ﾄ..|:.:.:/:.:.:.:.,.:'´'" <_:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
. ＼.:.:.:.:.:.:.:／ {: ＜_:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀> 宿営地というからには、
. ﾑｨ_.,.:'´/ ,ｲ三} <:.:.:.:.:.:.f⌒ヽ:.:.:.<_
. }:::: /: ,ｨ㌢_ _＞:.:.:.:.> }:.:.:.:＞. ､ 一行を収容し安全・安心できる場所にしときたいですね。
. l:::}:{: ,ｨ㌢ｫノ ⌒ヾ/ ﾉ ':.:.:.:_>: : :＼
. ㍉::ゞ-'-‐ r‐ノ_:.:.:.:.:＞ : : : ＼ 当日までに草刈るとか柵作るとか、そんな感じでしょうか。
. ゞ} .／ ｀⌒ヽ- ､: : : : ＼__
< ／ ;′ i: i: 'ヽ: : : : :＼/// ‐ｧ- ..,,_
. ヽ:: __ ／ γ} |:. ｜ `, ＼:. : : :.>//／-_,.. -‐…_‐-_ _
入: , '"´ / 乂 / : } }: :／/／-_／-_-_-_-_-_-_-｀ヽ、
_,.. -/: :∧:::::: _､rf/′ Υ＿／, ----､/:////_-／_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_
.. ／-_-:/: : : : ゝ／-_-:/ i ／ ｀ 廴 }////-:/_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_、
...... /-､_-_/: : : : :／-_-_-/ .乂__ ,.:' ￣ ノ///,:-/-_-_-_-_-_-_-_-_/-_-_-_-_-_
/-_-ヽ-＞,..／_-_-_-_/ ｀`～､、 ＿__ .イ///// |-ｉ-_-_-_-_-_-_-_-_/-_/-_-_-_-_i､
.
＿＿＿_
／ ＼
.. ／ ─ ─ ＼ .|.「「「l_ヽ 逆に、がっつり整備を期待されても困るお。
／ （●） （●） ＼ ,:､!j l l l }ヽ
| （__人__） |＼/⌒ ヽヽヽ ただでさえ今月はヘンピナ街道整備を終わらせなきゃいけないのに、
＼ ｀⌒´ ,／ 〈/ｌ ｌ ｌ ｌ.} 〉〉
／ ー‐ ＼ |.!JJJ' 外ヘンピナまで手を伸ばさないといけないなんて。
| | ノノ
{ |
／'ﾃ/_'フｰ'´￣￣｀` ｀丶､/／ ｀ヽヽ
. ,ｲ |r!ムノ-─‐ ／ ／⌒ ｀`ヽ､ ヽ｝
/ |,イ,ｨ'′ / / i ヽ ヽ ′
|iヾ{iノ ´￣ ｀ l / / 〃!| ! ､ヽ
{'〈ｉノ ｌ /,/ // ! |｜l ｉ l
ヾYﾉ｀ヽ、 | /,ｲ // / ,l |｜ ｌ｜
,(Y）＼ `' ‐ ､,| /'〃 ,ｨ,ｲ /!/| ,ﾘ ,| ! }
/::::Y､ヽ ＼,.- ､! /ィフ_7ｦ7ｿﾒ〃ﾉﾘ /!/
|:::::::|:ﾄ､＼ / '´）| |｜ノ_＿ヽｼツｲﾉﾘノ ′
|:::::::|::|:lヽ. ゝ、(l ｜| ''´￣ヾ ｲ |´
L;__」‐┘,>ｿゝ‐| | |｜ ヽ| 幸い、外ヘンピナは湿地帯が広がっていますので
|:::::|:::|'´/ l | |｜ ､ ＿, r'´|
|:::::|:/ｰ' ､ |l i|｜ ,イ | 害になるような大型獣はまず出ないと聞いています。
L;／ ｀ヽ､.|l |! |ヽ､ _／ | ! |
,ﾉ-‐ ､ ｉ! |'l | ｌ!| ,ﾘ
/ ＼ 'ヽ|ゞ|}｀ヽ､___ ﾘ| ,〃
./,.. - '' ´￣｀ヽ､ /!::::〉､ 〉 ｀}/,
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 本来のヘンピナを外ヘンピナ、分岐したヘンピナ街道沿いを内ヘンピナと呼称。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ＼ .八 / ／ i ハ
..... ＼ ＼ / / ／ .| | ∧
＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :
. ＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !
| { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|
八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/
ﾞ＼ ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ /
＼ /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦ 例年の宿営地なら、最低限の整地はされているとは思うが、
. ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣
. ／.Ｙ / V .| | .／ 柵立てて、調理用の竈と、パン窯も必要か？
.. z≦ .ｲ＿_ .∨ .! __ ィ
_)/ ＞――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ 大人数相手だから、トイレ穴も掘っておいたほうがよいじゃろな。
..／: : | ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_
.....: : : ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八
...l: : : :| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ
..ﾞY: : :: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ }
: : : : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′
|: : : } .Ｖ: : :＼ ! ｀ヽ /
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V 焼きたてパンか、そりゃあいい。
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ 迎えた晩と翌朝に焼きたて食わしてやれば、
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 大抵のお口は余計なこと言わなくなるぜ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧ ┏━━━━━━━━━━━━┓
/////////////////////////////////////∧ ┃ 口封じ（物理）である。
｛///////////////////////////////ヾ/////∧ ┗━━━━━━━━━━━━▼
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
.
／￣￣￣ヽ
/ ヽ
| _,ノ ヽ､_ |
| （●）（●） | 詳しくは現地確認だが、調理関係、トイレと、寝所、厩舎だな。
| （__人__） |
ヽ. ﾉ 囲いのほかにせめて屋根くらいはいるか？
.> く
／ ヽ ｶﾘｶﾘ ただ現地で木材加工からは無理だな。
＿/((┃))＿＿_＿i |
.. ／ /ヽ,,⌒) ￣￣（,＿,ノ ＼
／ /＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. ＼
.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ -‐ ／ ／, ,イ / !
. '-=＝‐／ ,. イ ／ ／"‐ ./.: l
/ _´￣_/／ .／ ＼＜/.: , l
. '. ヽ｀ / ,.イ ￣` ./.: / .'
,.' ／ У '/'" / ｀,ゝ ' ,.ｲ /
／./ ／ ' /" ./ l/ （／./／
, " / ｲ / ' >´ ウェルキンお義父さんに頼んで、
,.ｲ, ' ／ / / / ､, ,.'
／ ／ .:' / 、 ｲ.| プレハブで用意してもらうしかないよね。
／ ／ ./ /` . ｲ |
/ , ' ,. イ ,.' .ﾊ/ リ |
/ ＿_ ´ ノ .{ ﾉ ﾉ ﾉ
,イニニ二二＼ ヽ 、乂＿ ／
/: : : : : ｀‐ﾆ二二ヽ ＿ ｰ ＼ﾆ=-__
./: : : : : : : : : :￣ヽﾆﾆ}＿二ニｰヽニニ、
: : : : : : : : : : : : :.:ｌ｀￣|＞-__ `"｀ ﾏﾆｲ:ヽ
: : : : : : : : : : : : : l !/////＞-＜ヽ. ヽ: :、
.
,＿＿＿
／ ＼
／ ＼ ／＼ ,∩__ とりあえず一晩を凌げればいいから、土台はコンク石の板を並べて敷いて、
／ （ ●） （● ）＼ fつuu
| ___'___ ｜ | | その上にプレハブで仮設の屋根壁組み立てですね。
＼ |il!|!il| ／__ | |
／ `ｰ' i 丿
／ /￣￣´
（ 丶- 、 /
`ー､＿ﾉ
/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
/ / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
...ﾞ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
ﾞ≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
..ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} / ついでに除虫菊の種も周囲にまいておくのじゃ。
==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__
｀ヾ´.弋::::| | ﾏ ﾌ 八_ イ { 大した手間ではないし、
..-===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ ー .イ .| -=≦!
- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.| すぐには効果なくても、最悪気休めにはなる。
- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
./: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
....{: : : :{ }: :.ﾊ Ｖ::!__ _ヾ_ｨ彡ﾊーイ
...ﾞ｀: : :ﾊ /: : : :} }Ｙ} ＞ ､ ∨}:. V
.
∧:.|＼:.:.:∧/:.:.:.l:.:.:._;,:.: _:.:.:.:.:.:./
. _/:.:.__|:.:.:.＼:.:.:.:; '"´ `､:.:.:.:｀＞
. 〉＜:.:.:.:.:._, -‐'´ ,ｨ＝ミ Ｙ:.:.:.:.,ゝ
... /:.:∠:.:,: '´ i ,ｨ三'´__ ヽ:.:.::＼ 湿地で怖いのは獣よりも虫だからな。
. ＼:.:.:f´ ヽ { ｨ三/ ｎ ノ <:.: -〈
＜:.:.l! ィ三三ﾆ{ -‐｀~´ ':.′ `､ 設備はなんとかなりそうだが水の手はどうなっている？
∠:.:l! |/ ＞ｎ >::| ヾ ) } ＿ ＿
ﾑ:.:､ ゝ '" `､::::.. ｒﾉ / _,.-‐: : : : : : :.| | _,.. -‐_―-_
ﾚiﾍ::: ヽ::` __ -' _,. .-‐: : : : : : : : : : : :/ / _,,.､丶i-_-_-_-_-_/_-_
. ∨:､ 〉 }∨: : : : : : : : : : : : : : :/ /,,､rf〔/////|:-_-_-_-_/-_-_
{ｒ∧ _,,.､丶´ ／ ':::∨: : : :＿__ : : __ _:./ ///////////|-_-_-_-_′-_-
. ＼∧ ゝ--‐ '"´ /::::l::∨ : : : : : : : : : : / ////////////l-_-_-_-_-_-_-
. ＼_､ /:::::::| ::∨: : : : : : : : :./ /:|///////////:|-_-_-,′-_-_-
＞ .._ ／:::::::::; ::::｀ヽ : : : : : / /:-|///////////:|_-_-_j-_-_-_-_
＞''": : :∧ ＞ __,. イ:::::i::::::::;′ :::; -|: : : : :/ /_-_|///////////:|_-_-_|-_-_-_-_
. ＞'' ": : : : : : : ∧ヽ:::::::::::::､::::::::::::|:::::/__,. -'" |: : : :, /-_-_ ///////////|_-_-_|-_-_-_-_
. ＞''": : : : : : : : :､ヽ`: : ＼＼:::::::::＼:::::::::::/ l : : :| |-_-_-_,,.. -┐////∧-_-_|-_-_-_-_
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒ すこし森に入ったところにある沼で汲むか、
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ 街道を西ヘンピナ川まで行くかになるね。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │
. |八i |八弋り |｢ 八 ただどちらにせよ、生水は避けたほうが無難だよ。
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼.. ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）... ┃ 湿地の水は避けたいよね。
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼... ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
|ｌ!ｉ│iｌ |ｉ!..... _,,...............,,_i| !i| !ｌｉ| ｌ|i│
|ｌ!ｉ│iｌ |ｉ!.....´ ｀ .i| !ｌｉ| ｌ|i│
|ｌ!ｉ│i.／ _,,..-―- ＿__＼:l !ｌｉ| ｌ|i│
|ｌ!ｉ..／ ＿＿ヽ r ｀ ヽ ..lｉ| ｌ|i│
|ｌ./ ／{:::::::}_` '´{:::::}ヽ ､ ....ｉ| ｌ|i│
|ｌ, ￣三彡, ﾐ三￣ ...| ｌ|i│
|ｌ / ヽ ヽ
.| ､ , , ', 水は……大事だよね。
|ｌ `ー‐'"`ー‐'′ .i
. ､ ー―一 l
＿_ヽ＿_ /
::::::::::::::::::::} ／|
::::::::::::::::f´｀''-...,,__ _,,..-''´::::::|
::::::::::::::::| ￣￣|::::::::::::::::::::|
. { l Vi:: l:::: / / / / l .| ﾄ､ | | | ﾊ ',
/ |. |:: .l:: ./ / /i ./ | | |k. | | | j i l
ヾ小ﾐ､| .|〃./i ./ .l/ .| .ﾊ .| } | i ｲ八;
iﾍミ| |ィ示≧=-,; .lｨ彳＝､ｲ / /l,' ﾘ
＞il | ll {:::} i Y il{:::} ! / l/,/|/ /
ヾil| | ゞー ソ ゞ┴'´ ./ .|
. |:::::i: | u /:: | あっ。
. |:::::l. | i} ｲ::::. |
/::| :::l, |>､ ( ｧ ／ |!::;;i |
. /:::∧..:! ,| |＼ < |::: l |
/:::/ i .| _| ＞ _ ／|:::::> |::. ! ﾘ
ヾ.' ∧ |＼ |.K | ｲi. ┏━━━━━━━━━┓
/∧> .| ＼ ／ ＼ _| ﾊ/ ┃ 察したようです。
'｀ ー── ''´ヽ .', .| ＼ ／ lｲー─ ''´｀＼ ┗━━━━━━━━━▼
i ヽ il /::::ヽ / ヽ .＼
.
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ｨ'r──────-､`! ｨ'r──────-､`! ｨ'r──────-､`!
}ゞﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｨ }ゞﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｨ }ゞﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｨ
,}.::.::.::.:::.::.::.::.::.::.::.::.::.:{、. ,}.::.::.::.:::.::.::.::.::.::.::.::.::.:{、. ,}.::.::.::.:::.::.::.::.::.::.::.::.::.:{、
／:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:..:..:..:..:..＼ ／:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:..:..:..:..:..＼ ／:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:..:..:..:..:..＼
／:.:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.|ニニニニニニニニニニニニニニニ| .ニニニニニニ|.:..:..:..:..:.:.:..::＼
／::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.| | |ニニニニニニニニニニニニニニニ| .|..::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
/:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.| |. | | | | | ...|..::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:ヽ
. |::::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::..├──‐... | | | | | . ─ ┤.:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.|
|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.├──‐.. ├──‐ ┴───.┴───‐┴── ┤ .─ ┤..::.::.::.::.::.::.::.::.::::..|
|::.:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..|. ├──‐.┬─── ┬───‐.┬── ┤ |..:..:..:..:..:..:..:..::.::.::.:|
. そ二三二.....そ二三二二て..:..:..|. | | | | | .|.:..:..:..:..:..:..:..:..::.::..|
. / / |:.::.::.| . | | .| .| .| .....|..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.|
. .| .| ::::|::.::.:.| . | | .| .| .| .....|.:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|
. |. | :::::|.:..:..:| . | | .| .| .| |.:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..|
. |. | ::::::|..:..:.├──‐.. | | | | | ─ ┤...:..:..:..:..:..:..:..:..::.:|
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. |. | ::::::::|::.::.::.:.|.. ├──‐ ┬───.┬───‐┬── ┤ . |..::.::.::.::.::.::.::.::.／
. ヽ､＿＿＿ ヽ､＿＿＿＿＿ノ .￣....|. | | | | | |.￣￣￣￣￣
＿＿＿_ |ニニニ. | | | | | ニニ|
. ／ ＼ |ニニニニニニニニニニニニニニニ|
／ ─ ―
| （ ●） （●） 食用の水はこっちから、オクノ村あたりで汲ませてもらって運ぶのが安心ですね。
. 人 __´___ |
, -‐'´ヽ ヾ . ／ 整備・設営組への分と、当日用の分と、食糧と水樽・かめ・壺たくさん。
. / ___ i ヽ ヽ､ ／
.. / ;'´ ｀ | r;〉'´ﾍ｀丁ヽ エールとワイン。パン焼き窯、料理用の竈、鍋や食器、飼葉、設営資材……
. /,:' レ'´>___/ ,ｨﾍ ｀!
i'Y , /"ア_〈｀`" |
...| ! :. / !'"´ y'~´ | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
..,! ,! ∨ ／ ヽ ┃ アントレ村の水はあわなかったという苦い経験。
〈 ! ﾞ! ;'｀７ﾞト 〈 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.-‐::::::::::::::::::::::::::|／:::::::::::::::::::::::|
':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..::::::::::::/ /:|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/／::::|
_斗､:::::|＼::::::::|`､::::::::::::::::::::::::::::::::::／
__,-‐ヽ:|￣＼:::ヽ ＼:::::::::::::::::::::::::＝ = -
| ＿_,ｪ匕 `tｭ､__`ﾄー─ ￣
| ﾌ ﾋﾂ ,,,, ﾄｯ } /}
| ` ─ ， '''' ,'}/ さーせん、俺の方はダイたちの街道工事用に資材輸送目一杯っす。
u ､ |/─--､
-'. r───‐ ， ｉ | ヽ. あと、ランカークスよりもさらに遠いわけですし、どんだけ運び込めるか。
､ ＼ ` ＿＿／／ ,' / ｌ
_＼ .` ...＿___∠＿＿__ |=/ ｉ
/＼＼ ‐' ／////////／|| ｌ_
.///＼`-__／///////' ||／ .|
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶:::::::::V
/' |::::/ ) /::::ｲ＼ﾊ|! ;}z／ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/f＾Tj~ﾒ'}ｲ~Tjﾘ`}:ﾉ'＿ 宿営地まで最低でも片道２日だわな。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （__） ／///////ヽ 単純に、同じ量送るにも倍の便をださなきゃならん。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
.
,＿＿＿
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ ポップは現状優先で、アキヒロ以下馬丁衆で牛２頭、
／ （●） （●） ＼
| ___'___ | 古いほうの荷車２台動かして、ランカークスまでの輸送をお願いします。
＼ |il!|!il| ／
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ クレイは馬でランカークスと宿営地間を。
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃
| ｀l￣.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. | |. ┃ 工事拠点の資材置き場に便乗するため、ランカークスで中継。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
,, -‐ ､
/' ヽ
／￣￣＼ ./ i
／ ._ノ ヽ､＼ / ...........i
| （●）（●） | / ..:::::::::::::::|
| （__人__） | / ..::::::::::::::::::l あ、箱馬車は寝起き用にも使いたいんだが……。
.| ｀ ⌒´ .} ./ ..::::::::::::::::::::!
| }/ .::::::::::::::::::::/ それと、宿営地整備には俺が行くから力仕事用に牛１頭回してくれ。
ヽ ./ .:::::::::::::::::::/
.ヽ . .／ .:::::::::::::::::::/ フリッツと下男4人も連れて行く。
,. ‐'"´ `'‐,r''"~ .:::::::::::::::::／
..:.／,. -‐‐- ､ l′ ..:::::::::::::／|
:,' ／ !.:::::::／:i..:..l
r ､ / !::::::::::: i..:..i
l .......`:i i !:::::::::: ﾞ､:.i
! ::::::::::/ i i:::::::::: ヽ:i
.! ::::::::/ i .....i::::::::::: ヽ
.ヽ ::::::| `､ `､ .....::::::::::::l:::::::::::: `,
/ ＼:::l. `､ ヽ::::::::::::::::::::l::::::::::: /'''ー─----､
.
_ノ
. . -‐: :＝: : : : ー-ミ
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: ..
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′ となると、こっちの開墾に回せるのは牛１頭か。
八 从 :i .i 八
＼'. ' ,／ 優先順位をつけるしかないけど思ったより進まないね。
∧ ｀ ゛ ハ
＼ -‐‐ ー- .ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.∧ :i /.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:.:.:.:.:.｀
＿＿＿_
／ ＼
／ ノ ヽ､＼
／ （ ＝） （＝）＼ やるお は収穫用の麦の刈取り機製作があるから、
| _' |
/ ∩ノ ⊃ ／ シタノ村・モトノ村から雇用している人足の指揮は僕とワカメですね。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
. r ⌒＞ ´ ｀ ＜／
. {_／ / ＼
r ´/ ｰ- / / ＼
,} / / / ,.ｨ' } }. ヽ
. / У ヽ/ / ､./ , ｲ ,ｨ /!: i ,. i ヽ
ヽi ＼./ ,ﾚ' /｀メ,/／/ / | .ﾊ /! j. , i i
r{ / ,!rｨ芋ミ ヽ /イ ,}/, }-‐' /!. ハ!
.i⌒V ,' {rⅥ ｨ弐ﾐ,ｲ / j/
| V ﾘ. ｀¨´ {ﾏﾘ 》.|ｲ
／{. ', / ｀¨ / i ! あっちもこっちも、目と手が必要。
. {:.:ﾉ',. ',./ﾊ ′ / .ﾘ
｀フﾊ V ヽ. ｀ ｰ- .ｲ ! 通常は家臣の振り分けか、どこか捨てる対応になるのでしょうが、
. ｧ:.:', V ヽ ＼ ..イ , ,
/´ ', ∨ ｀ｰ-｀''ｰ ´ j /! / 団長が３人いるというのはこういうとき本当にありがたいですね。
_ノ ヽ. ヽ /マ!__ / ／/'′
. /´.. .', ', V. /:.:ﾄ､.:.:ヽ／
. r´ 、 . V/_ !:.:./!:| ヽ:.:.:.:}
. ヽ. ヽ. ､ ＼ / j:./ |:.:! ヽ:.:.:.ｰ--､
. ヽ..ノ ｀¨ﾌ´{(_,.. ＜! ';.:., ＼ｰ- ′
/ ヽヾ¨__ ／ / } ヽ:ヽ ＼
. ／￣￣￣＼
. ／─ ─ ＼
/ （●） （●） ヽ
| （__人__） u. | うん、でも、まだ当日の調理と給仕が足りないお。
＼ ｀⌒ ´ __,／
. ／ ＼
|￣￣￣￣￣Ｙ￣￣￣￣￣|
（,,) | (,,）
| | |
.
.ﾞヽ | ／, -ｧ'´ /〃 ｀ヽ -‐ '´ |
....| |'´ / ／レ/// /,-- ' ノ// // /^|/￣.|/ 」 イ￣7＜ ｀ヽV
.....| | |/ /// ,ｨ７ -､ ／／ ／／|ヽヽ. / ／/ / ___ノ __ノ `1
......| | ! r'´| | ///{__ /／| ／r' // | |/ ﾄ､. ﾑ ,.ｲ: :/ (＿ ｀ヽ ﾉ
......| | __」/| |/>､_〈⌒⌒i⌒iﾆ辷 ／/ .|/ || ∨.. /⌒V/´_/ / ﾄ､ (⌒
......| | >⌒ヽ ／ 「二ﾐrr⌒ﾄ-､i___j⌒7 〃 |! i ヽ....〈 // / /´ ￣`´ ｀丶､ 」丿 V⌒', rrrrry (Ql!
......| V r' └v'´L..r'´ /ﾞT/ |ヽ ）...) // / /: :. .: ＼ l /㌢〃 |:l|
! | | / | 「 r‐vﾍ∠,＿__..′ Vl: : : . .: / / /㍊〃 |:l|
.... '､ ／ヽ ', i | ヽ､_,-'‐'´rrj||ﾄ､jj￣｀⌒ヽ_丿:､ : /:.:. / ﾄ､/ /㍊〃 ,r‐'‐'┐
.... ヽ、 ／ ヽ ', | | | / | `‐'ﾍヽ、....､__フ . : : : :V::.: : . 〈 i 」 _ ノ ).:〃 / ｀ﾆヽ
. ´ ヽ l | ヽ!_ノ＝=', l.ﾞ/ｲ | : : : : :i:.:.:: : : . /.: 〈 「 / ／ 7ﾊ / ｀V
L ヽ | _l〈:─‐ ', lｰ-､ | : : : : :|:.:.:.:.: : : :/.:: V / l し' 〉 ,r ─く ∧i
〈ヽ ` '´／ 〉勹 ', l､ /ﾞ| /⌒L.:.:.:.:.:./.:::::. V^ i ﾉ Yｲﾉ ／ l __ノ i:l|
_/ /ト L. ', ',>..| 〈^V／￣￣￣｀ヽ:.::::.:. ヽ_K__ _ノ ／ -‐ =＝
. ,--ｸ/ ／/／￣二ﾆ=-.....ト r{ ',. ',...L．-‐"´ , ..イ 二ヽ:::::. .: .: ／.: .: .:. :.: .:.
.. -‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ' ',` ー- __ ﾉ ノ. : : : : .＼.:. .i .: .:. :. :.: ／ i .: .:. :. :.:.:.:.
.. l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´`', ', -- - ￣｀L: : : : : : : : : : :＼.:.:.ﾉ.: : :.: .: .:. :／ | .:. :. :.:.:.:.:.:.
...... ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､'､ '､-､ ﾉ: : : : : : : : : : : : :` ー-----‐' . | .:. .: .:.:.:.:.:.:
ﾞ' > '´. ／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼ .ヽ ヽ￣｀ﾞ''ー- ､
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ .ヽ ヽ. ヽ ｀ヽ ■女給さんはロマン
￣./／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
. ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ 見目麗しい女給と進物で歓心を買うあたりが定番だけど……
. ／ ∧ 、_ } l |{ l│{ l!
. ∧ Ｖ｀ ヽ､ /彡'} |ｌ|| | ﾊl 既婚かお子様しかいないよね。
／ ∧ ｀￣ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
......./ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
| │ / / ＼ ｌ ／| ｀ヽ ヽ ∧
.
-―／ ｀ ｰ'"￣', - 、
／ / ヽ
/ / , ; .} !
' ,' .' ﾉ .ｉ }
. ' , l/ ,ｲ./{ ; ハ ; ﾊ ;
| i 'ｉ＝＝V ,.'===l,ｲ! ｿ
| ｒ―_l .| ┃ ｀´ ┃ .l .!
l. ヽ .::! .l ┃ ┃ !.l ついでに、《悪魔耳》の私達は表に出ないほうがいいと思う。
| ｀ ! .l. ;.|
| .! .l ノ l
| .! .l` ｰ ‐'" .!
| .| !, 」、 L / l !
| ! .lﾆﾆヽー‐ ヽ .|
/ ／ ＼ ヽ＿__
. ノ{.ｲ′ ./ ‘， Y ＞､
.／{ｲ .Ⅳ ,′ / / ヽ :. } / /.__
. | ||| 〈 .| . ｲ / { ヽ .| | | .＞<_./ /ﾉ 八
. .ｲﾉ |ゝ .≧=ﾐ| |' .| ﾚ} .ｲ ﾊ { ハ .| | |´_.／ ヽ / ／ .〉
...... / .{八.八 ／ ＼__| | | / |/､ﾚ ヾ＼斗､!Ⅵ ﾊ/ /-{
.... .{ .八 ＼.ﾉ¨＼ .八 ∨ヾ!､＿_, ､＿_, }/.{/ｲ .ｲ わし程度でも《悪魔耳》呼ばわりされることはあるから、
.. ∨ ＼ / ＞-＞-八 ￣ ￣ 从ハ=≦ .
. r.ｲ＼ /Y＼ _ゞl≧=- ' ｲ .|ノ __ ＿ イ_ トラブルの元は引っ込んでおるべきなのじゃろうな。
. |( / ≧=- ／´ ﾊ__＞ . ´｀ イノ .!: : : :＼
. ヾ .八 ./:/ /: { ｀ヽ' .≧=≦／ ノ､ ヽ: ヽヽ ／〉 )/
. ＼ /:/ /: :/≧=zミY｀¨´< ｒ≦ }: :} }: : :ヽ＼≦／
. ≧=.ｲ: :{ { : { {:.{/、){__ )! 八: : | ヽ: : : } ∨=彡'
. / {: : :| 〉: | ヽヽ.ヽ⌒ヽ ／{ {: :八 .〉 : j 〉
. 八 .|: :八 { : ｌ }:.} .∧ / .八ヽ: : :} ./ : / /
ヾ: : : :ヽ.| :ﾉ ./:/ / ∧ ./ Y}:_ ィ-＜:/ イ
.
》 /＼｀ー――/ .／ / い、 ∧＿_
《 .7ミ ＼ / ′ / ./i } ,’ :, ＼. ￣1i
ｒ’;,{ ｀ヾ ｀¨/ ./ メ､ / ｲ ﾉ ﾉ ! ). 《
＼;{ ＼ ../ / ／/ ノ` .j /j ,斗 | | |. ≫
{ ;i| ＼ --/ ./ ;/´芹ミヾ. { / i ﾉ,j/ | リ
ゝ ｔ＼ / i / ﾉ {: :しﾟ} ｿ '芹う;j ./
’、 、{ | .ﾊ、 ゝ=ィ 辷ﾉ{.//
”＼＼| .| i::i::i::i:: |′
/: : .y | / :i::i::′ あれ、団長家では私しか表に出られない？
/: : :|:::} .| __ /
/: : : |::::} .}､ ー' ｲ
/ : : : |::ハ .i ｀ . ／ ｊ
ヾ: : : :,/ 、 .|. /｀ － .| ﾉ
ノ´￣￣￣｀ヽ ＼ 、 | /＿＿ _.| /
／ ﾞ、 ＞ .ヽ＿ノ＼ ｀ヽ
／ ， /=ヽ ＼ ＼
.,!i / ,,/
.|ﾞ∨ ,､ <=ｯ
.l _,-''" ＼ ､ ,-､ ＼__
入 _,／ .,,,,---''''＼<ヽ/ ー― ‐゛
ﾞヾ″ .,,x,,,._,,,／ﾞ＾ﾞﾞｰｰ-､__.ﾞ .i,,､＼ゞ
｀''-|九ﾞヽ,lﾞ _,,-r‐ｉ <Ｊ || | しかしアルトリア様は騎士爵持ちだから、
.|厶 " ┴┘ ､ | |
ﾞ'-ﾝ ゝ | | 給仕に侍るのはちょっと違うかなって思うんですけど。
ﾉ,.i>､｀-､、 u ／ |
|,r~i: ｀'-､,_ ,-7 l レ､
l"'ヽ-,,,,,,, '''ｰ､,,,_.／-''"| | "i. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.,―'^"l､_ ￣ﾞ'''''''''|゛| | | | lヽヽ､ ┃ 侍女としても促成で仕込まれてはいるんですけどね、アッル。
│ ｀''''ヽ-､,,,,,, |,ﾉi j | | | | │. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ ＼
. ／／）（ー） （ー）u ＼ ……逆に考えましょう。
|／ .ｲ ' |
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／ 給仕は小さい子から選んで、調理はホロさんはじめ奥様衆で。
. | ≧ｼ' ＼
＼ ヽ ヽ
_rﾍ _/へ _,ヘ _,ﾍ
rﾍ<i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i>┐
rくi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/〉i:i:i:i:i:i:i:i:i:i>┐
rくi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:}＼i:i/ｉ:{i:i:i:／〉i:i:i:i:i:<
〉i:i:i{＼i:i{＼i:i}i:i:Vi:i:i:{／i:i/i:i:i:/i:i:i:i>
. 〈i:i:i:i:乂i:i:乂i:i:､i:i/i:i:i:/i:i:i:i:i:i:彡:i:i:i:<
〉i:i:i:ﾐ´i⌒''"⌒ﾞ'''^''"" ⌒ ¨¨ i㍉i:i:i〉
人i:i:iﾐ:::j __:::::::::::::::::::::::::::::::__ { ﾐi:人
. Y㍉i:{ <i:i:i:i:i＼_〈 {::::::／i:i:i:i:i> ﾐ^Y
{ <i:}:::::笊tｯ㍉i:>}<i:i:㌘tｯ笊 }{ } うちのラフタはその、
､ }:i::::::::¨¨´::/::::i ＼:::::.¨¨´ i:rｧ /
└ｧ:{::::::::::::／､:::::} 丶::. }_ノ_ あしらいは上手ですけど料理の腕はあんまり……
_ -=ﾆﾆ{::::::／ :::'::.. }i:i:i:i:＼
／:i:i:i:i:i:i/∧::::.. r=----=┐ ﾊi:i:i:i:i:i:i:＼
／:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:}/＼:::..^¨￣￣¨^ ／ﾆ}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:ノ}ﾆﾆﾆ>､::... ／ニニ{､i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼
. ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i{-=}ﾆニニﾆ≧==≦ﾆニニﾆ}ﾆ}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼
. -=ﾆ < <i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{ﾆ八-=ﾆニﾆ}///{ﾆニニ=-八{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i> >ﾆﾆ=--- _＿
...ニﾆ=-＼＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:{-=∧-=ニニ}///{ニニ=-/=- 〉i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／／-=ﾆニニニニニ=-__
..ﾞニニﾆ=-＼＼:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ-= ﾊ-=ﾆニ}///{ニﾆ=-/=- /i:i:i:i:i:i:i:i:／／-=ﾆニニニニニニニ=-＼
..ニニニニ=-＼＼i:i:i:i:i:ｉ:∧-=ﾆ ､-=ﾆ}///{ﾆ=- /ﾆ=-/i:i:i:i:i:i:／／-=ﾆニニニニニニニニﾆﾆ=-'，
.
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ アキヒロ、言わなくていいことはあるよ。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八弋り |｢ 八 あんまり手癖の悪い人は俺達で落としていくか。
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 顔見せともてなしアピール重点で、
| （__人__）
| ｀ ⌒´） 肉を焼くのは俺らが目の前でやりつつ全体に目を配るようにするだろ。
| }
ヽ }
> ノ
⊂てヽ ／ ＼ ／て⊃
{三＿ ｨ `´ ／ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
.＼__／ | | ＼__／.
.
: : : :_: :厶斗: : : :iﾏ: ::.∧､: : :.∨: : ＜
: : f f ＼: : '._＼: :∧＼:::.∨: : : :.｀ヽ
イ人_j斗-‐＝＼:.:. ＼: '.ー＼{: : : : : : : .
⌒Y {/ __. ヾ '⌒ :i: : : /｀ヾ: :}
ｒ /i .{ ／ ｀ '⌒ヽ ': ／ }/
./ .| .i :{{fぅﾊ fハ } ′
.| ' , ,,ゞtツ ｔ:ツ .ﾞ // 肉かあ。
.| ∧ ￣ __j ￣ .fｲ
.i .∧ _ _＿ i 鶏は育つのは早いが、肉量としては物足りないのがなあ。
j! .∧ ( / ,
ハ .∧ ｰ ﾞ
. {⌒V ∧＞... __ .イ
. {ー ∨ .∧ ｀ ＜
斗ー-∨＜´ }
＿＿＿
／ ー ー ＼
／ （●） （●）ヽ、 牛は労働力だし。
/. （__人__） ヽ
| ｀i i´ .| 丸焼きはインパクトあったけど味はまあ、肉ってだけだお。
＼ ＿. `⌒ ／
／ ⌒ `ヽ、
/ . ,９ｍー ） ┏━━━━━━━━━━━┓
| | `ーー‐'ﾞ ┃ 現代基準だとねえ。
ヽ、 ＼ | ┗━━━━━━━━━━━▼
.
／ ＼ ,_ｨｚｚ、＿_
r／. ---, ´ ￣￣＞.､ ＼=彡ｲ彡ｲﾍ＿_
ｆ,/´ ./ ､ ＼ .∨＿_ｨ≦ ￣ハ
.〈/ / { ､ ＼ ∧ ∨三ﾐ}≦彡ｲﾍ
./ { | ハ ∨ ﾊ ∨__ノ⌒}彡 .〉
. ! | |. | |八 }､ .} } ﾊ. ∨ 人=イﾍ
.{ | ﾚﾊ.| | {ヾ ＼ |ハヾ ﾄ､| } } .／_彡'==ｧﾊ イ
ﾊ .| | {ヾ_ヾ! ＼{-=≦zミ Y 从!_.／}ﾆ==彡ｲ .}人
. Ⅳヾ! l| ｲ心＼ ヽ. てrツ }! ./_ﾘ / ハ=-＿ ｨ彡ﾊ彡 耕作地を切り拓いた分、森が減って鳥獣の密度が戻っているから
ミﾆ |八_ ゞ' ｀¨ 八f:::::Y三二7￣ } .)/
}ミ三込｀ ' ｲ} 从:::ノ}､＿.ゞ=ｧ=彡Y / 豚にしろ羊にしろ、まだ放し飼いができる状況ではないのじゃ。
}≧ﾘミ＞ .'- イ /{三彡≧=ゞzz=彡'
/＿／´_ ≧=≦二/ ハ| ＞---.､'-ｧ7
／´＿_ ＞.､ ￣ 7 ／/:.! ｀ヽ: : Y
/ / ' .: ' ヽ
/ , ' ' / i :. ﾄ､
' ' / / ,/l ./.! ー-l .!, l ;
〃 // / -‐/'" / ! / ! ,ｲ ! !.ｿ
/ '/l / l ./ '.// ! ' l/ .l .ｉ l
' .l / l / '//､ !./ / _!ハ ,
_ ィｊ/! : l/l jｲ=ゝ l/ '"ｿ｀!/ えーと、その件に関してごめんなさいなんだけど、
＜ ´ ｀l ' .l ´ 、 !|
｀ ｰ-l l. ' ' ! 当たっちゃったぽくて、この先狩りの獲物減ります。
/ .! .|∪ ｒ‐ ァ ｲ l
.ｌ ト 、 ー ／! !
.| | ┬ .イ'/ ! .|
/ | | l///// | .|
＿. -―! .| !ヽ ―- ､.l .l
: : : : : : :.| .| ＼: : : ｌ l
.
ﾄ､ /＼/＼∧／:.:.＼／|／|,..‐ｧ
. ＿ ﾄ､|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./___
. ／￣ ＼ __|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.:.:.__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ,. ---- 、
. / ＿_ i} ..._｀>:.:.:.|＼i:.:.:､∧/:.:.i／:.:/:.:.:ア:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ア く ,. --- ､ ＼
. i| i| ./ / .＞:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞:.:.:.:.:.:/__ ｀´ ＼ ＼
. i|＿_/ / / .<:.:.:.:; -‐-ー ､:.:.:.:.:.:.:.:.:; -‐- ー- ､:.:.:.:.:.:.＜_ } }
. i{ i{ ／:.:.:.:> ｀` '"´ <:.:.:.:.:.:.:./. /｀ ー‐ ' ﾉ
. i{＿_i} ....＼:.:.:.7 ', / 〈:.:.:.:.:.:.:> く__/｀¨¨¨¨´
/￣ ヽ＜:.:.:.> ,イk:､ :i ': _,イk､ 〉:.:.:.:.:.> i⌒ヽ
. 乂＿ﾉ .ｆヽ:.>{彡 ｘ三≧} {=≦三彡寸 >:γヽ ー '
i| f〈::, < fﾂヽ:ヽ ::::::< fﾂ > ∨´ }
八 ﾊ| ￣ :::::} ￣ ji > / 当たったら減る？
ヽf | :::| |ﾉ ′
乂; ::::| , ノ
＞'": :l ゝ /: : :｀丶、
／: : : : :八 , --- ､ ｲ: : : : : : : ＼
／: : : : :／: :|:＼ ￣ ￣ ／=:|＼: : : : : : : :＼
. ／: : : : :／ : : : |_=_＼ ／=_=_,|: : ＼: : : : : : : :＼
／ : : : : ／: : : : :./|=_=_=＼ ＿__ _／=_=_=_=乂: : :∨: : : : : : : :∨
. 〈 : : : : :./ : : : : ／_/=_=_=_=|/////|=_=_=_=_=_=_=}: : :∨: : : : : : : :∨
＼ : : /: : : : :/=_=_=_=_=_=_|/////|=_=_=_=_=_=_/: : : :∨ : : : : : : : |
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （ ー） （ー） ヽ うんまあそういうわけで、よろしくお願いします。
| u ___｀___ |
ヽ、 `ー '´ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
.
／ (／ ∧ ＼| ┌┐
/ 'i / | / 、 、 ヽ ヽ ヽ | |
/ | .| .:| .l .i i l. |::. |. i |.＿＿＿＿＿＿＿,､∧,､| |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| | i ::|l ::|| | | |: ﾊ: j::: .| |￣￣￣￣￣￣￣∨`'`.| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| |::ﾚ、::┼ :| | | |.i|: j个 ┐i:j 、ﾉ | └┘
| t::|;;{ :::}ヽ__| i.| |j | j -|.」...|:j: /::: | ┌┐
| :|、／っ九 、 i j /っ⌒i＼ゝ: | └┘
| :|:丶 i.,,∪) |.,∪;ﾉ /:|:: |
| :|i ｀ー° ｀-° |:: |
| ::|i ＼＼＼ :| ／／／ .|:: | ……あ！
| ::ﾄ;. lj:: |
| :::|.ヽ ＿＿, ./;j:: | ああ！！
| :::| >,.. ./;;;|::: |
| , :::::ﾚ;;;;;;;/ ヽ、.. ...::::l 丶j:: .| おめでたですね、おめでとうございます！
'i | ::::Y;;;;/ |:::::::::......:::''''''''| /:: ﾉj
|i .::|i:|;;」┌<__L::::::::::::::''''＿」＞ﾉ// i/
丶::|丶／ /ii/ii、´ ﾉ' .ノ
二フ￣￣ヽ／l ／,;;;;/;;L;;l;;;,,,＼.. ﾌヽー´￣￣
,,,::ヽ / .＼／,,;;;;;;/i;;/ ヾ＼'';;,,,＼. ノ / ￣::::::::::::
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”“ * ｡: : : : : : : ::.._ -- ´ ﾍ!l ' i'イ ｀ ｰ ､.: : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“'' _ - ´ / ﾍ ` /イﾊ ｀ー ､ .: : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
,/ / トｔ､ ー─ - ｲ/. / ' ﾊ ＼ : : : : : :::: :::∧N::|i:i:|f⌒Y|i:i:ﾄ
,.｡+''”/ /, － ､ﾘ_!_> ---､ﾆ＿ ／/' ! ＿ l ＿|＼＿＿＿ : : : :::: ::∧`'|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|_‐＼
｡+'“: : : :. / ､ ／ く, -ﾆ二´､__ ｀Yﾆ´￣ ｀ヽ. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ .|i:i:|ーー|i:i:|_‐_‐
: : : :... { l < ＼ 亡r-- ､＿ ｰ′ | ほう、月２回ですか。 |: ￣￣￣￣ヽ_‐_‐
> ／ ＼ ＼ , -､＿｀ヽ、 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
〉 ／ ヽ Y｀ー― ､_,／ , ､‐'ー '┬--─ ､/ / ｀ ､ 〈
／ / ヽ ヽ ﾄ- ´｀ﾄ _ > ,' ,' ,' ｀､ヽ
/ / y´ ﾍ |:::::::::| / / ,' ｀＼
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＞ ´ ｀ ､ ＼
＼
, :/ i{ ､ ｀ ､ :,
/ .′ ', ＼ ＼ ＼',
/ ｉ: | ', ， 、 ＼ ＼ ヽ
/ i|: | ',__‘，_ ＼___>､ﾄ､＼厂
′ :|: ｢ｘ≠ﾐ､ ‘，.ｘ≠ﾐ ‘，⌒ヽ 、 はい、先月は急ぎの話でしたのでとりあえず１回、
_j{ :|: ､《 ｔ_り^ ‘,^ｔ_り 》 ﾊ ∧ ＼
i{∧{: ∧ ＼¨´ ｀¨´ ' }! 八 (⌒≧= 経路を確認しつつの取引となりましたが
. 〉Ⅵ{: ∧ ､ ` ,: j|: / ∧:，
/:∧＼ ⌒ヽ､_丶、｀こ´ .ｨ ､(. ∧:， 納品先からも継続的な仕入れを望まれております。
/ / /＼:＼ _｣L｀ 二 ´｣{_ __ ＿_＼ ∧ ､
/ / ,ｊk ´￣￣!￣厂＼ニニﾆ/ﾆV∧ ヽV ∧ ＼ j}
′ ′ ｜ {｢≧=-ニニ-=≦V∧ } V ∧ 丶、 __ノ
. , Ⅵ | {ニニニニニニﾆﾆV∧ ′:V ∧ ｀`丶、
′ 〈￣￣＼ | {ニニニニニニニﾆ(O）／＼:V ∧ . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. , ∧｢￣＼｀(O)=---------=≦(O)(O)f＾∨ ､ ∧ ┃ 品質チェックも兼ねてのトライアル。
′ /:/_!＿,/ (O)(O) ﾏﾑ_V_ ＼ 、. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. ｉ { / 〈 j{ /′ ﾏﾑ / ､＼＼
. | {./:∧j Ⅵ ﾆ=- }ﾆ八. `、＼＼ ｜i
. :Ⅳ:/ :〉 ‘:､ -=ﾆ }ｱ ‘， `､ ＼＼ _j:.′
. ′ ／ j _ _ -‐ ＿_. イ ‘， `､ ＼＼ _ノ′
. { ／ ￣￣‘，_ 二二 ＿ ﾉ ./ ‘, `､ ＼ 、
. / ／￣ ＞ ´ ｢￣¨¨ ―- ∠-=====- _ ‘， V∧
, ／ ／ ,′ ＼ ｀丶、‘, V∧
. ′ ／ ,_ -‐ ¨¨￣＼ j＼ ＼ j :!
. / ′ }! ｀¨＼ ､〉 、 ＼ ./: /
/ / 厂¨¨≧=‐-- ..｣| ‘_j ‘， ∨.:/
...ﾞ{ / ′ r [＿_ }| ‘， ∨
} / ,′-‐宀ｰ'￢ j′ } ',
.
ヾ＝' : : : : : : : : : :ｉ､: : : : : : ､ ∨∧:::::::::/⌒)
....―ニ ＞､ /: : : : : |: : : : : :| ヽ: : : : : 「 ／ ﾊ::::::〈
／::::::／ ∨/: : : : : |: : : : : :|⌒|: : : : : !:^Y |::::::/
. /:::::／ヽヘへ'｀ｲ/{: : : : ‐∧-: : : ﾘィてヽ: : : ': : ! |::::/
/::／ / |: : : : ｲてﾞ､: ::/ 弋_ソ| ｉ: :/: : | ∨
|/ ﾘ､: : : 代_ﾉ∨, ﾚレ: :i: :| 羊皮紙の６～７掛け、かつ量を卸せるとなれば、
|ヾ､八 ｖ フ ｲ: : : : :|: :|
_ l: : : |: :ｉ＞―_ｒ |､: : |: :|: :l ィ^.､ 十分に妥協範囲内でしょうね。
／ｲ､ /: : /: /⌒「:､ /M､ ヽｲ:: :|: :∨∧::::＼
／::/ ヾ／: ／: ｲ } |::∨{三}N::::|ヽ |: : :＼ ＼::::＼
／:::::/ ／: :／:／/ ﾘ |:::| ＼＼|::| ＼__ : :ヽ∧::::::＼
／::::::::/／: : :/:／: : :|､__/} /::::ヾ ∧ ヾ:.､ 〉､＼ : ∧:::::::::＼
/:::::::::::://: : : : :ﾘ : : : : |＿_」/::::::::::::＼∧ 〉､､/: : } ＼: :|::::::::::::::＼
|:::::::::::/7: : : : :/ : : : : : { ―|:::: ､＿＿ /ｉ /:::::〉 ＼| //|::::::::::::::::/
. / /: : : : : :/: : : : : : : : : : :ヽ: : : : :ヽ
/ ': : : : : : i: : : : : : :＼: ＼: :': : : : : :',
, / i: : : /: : 从: : : :＼: : ヽ: :＼:i: :i: : : ，
/. |: : /: : :i:.从ヽ: : __＼- ヽ: : ＼l: : : i
|: : i: : __l:ﾄ､＼＼_: : :ﾄ､__j--rミ: : : :
l: :イ: : :从､＼ヽz て丕ﾇｷ: :fヽi: : : :
Ⅳ弋て丕ﾒ ＼ ´ |j: : l. 八: :: これもお嬢様方のお口添えあればのこと、
. |从"´ ; ＼. |: : :|ｲ:i: : : :
. |: ゞ ｀ |: : :|:l:.|: : : : ハクライ商会を代表してお礼申し上げます。
. |: i: ＼ - _ ‐‐' 八: :|:l:.|: : : :
. |: l: : : :i ／i: : : :|:l:.|: : : :
从: : : :.|: : : : :.r-＿_,ノ: : :.:.|:l:.|: : : :
ハ: :i: : :〔＼: : :lﾆﾆﾆﾆﾘ: : :人＞─
し{ /:.八: {＞≠ミ;ノ'ﾆﾆﾆﾆ}:.／ /:.:.:.:.:.:_
¨´./:./. ∨:./:.;∠ﾆﾆﾆﾆﾆ ﾚ'ﾆ /:.:.:.:.／ヽ
.
. ,..::´:::::＼ ／: : : :＿: : : : :＿: : : :＼ ノ:::::::::::｀ｰ----ｧ
ﾞ―'":::::::::::::::::::::ヽ､_/: : : ／: : : : : : : : : :＼: : : :'r:::::´::::::::::::::::::::::r一'´
. --┐:::::::::::::::::::;:-/ : : / : : : : : : : : : : : : : ヽ : : 「 ヽ､__::::::::::::::::ヽ
. |:::::::∧:::::/ |: : :,':/i:.i: {:､: : : :i: i: : }: : : i: : :| |::::/＼:::::|
. |:::::/ V::| |: : |: ! |ィT´ﾄ､ : i!:T:7ｰ}: : |: : :', Ｖ ＼!
. {:::/ ヽ! !: : !: Vﾚリ､{ }ノⅥﾉﾙi : : !: : : }ゝ
´ |: : :＼iﾊｨ＝､ ィ＝､|: : :|: : : :|
|: : : : :ﾄﾊ"" ""/: :/: : : : ! 王都からは片道７から10日、月２回は輸送隊１組での限界。
ﾉｲ: : : :| : i＞ .,｀_´ ,.イ!: :/:.: : : : !
| : : : |i!: 「￣｀'v'´ /:./ヽ: : : : :| ふむう、お互い急なお話でしたものね。
| : : /ﾘ!: |｀ヽｨi´｀ﾄ.i: :i:| V: : : |
|: : /ﾘﾉ: |::::::::V~V::|: :|:', V : : ',
| : ﾚ'/: /::::::::ﾊ: :/:::l: :l:::i. ﾉ : : :i.',
ﾉ: //／|:::::::::::::V::::::l: :ヽ| | : : : |: ',
/: :/{:{:| .,'::::::::::::/:::::::::ヽ､_＞!: :!: :.!: :ヽ
／￣￣￣＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ こちらとしては月４便でも対応はできますが
| 、 ´ |
＼ ￣￣ ／ 輸送隊というものはなかなか増やせませんからねえ。
／iiヽ､ ___ ,, ___,, _ノii＼
／ ､∧＼__､ｼ介ｖ__／/,, ＼
{⌒ ﾄ 7 ＼//∧／< ｲ ⌒}
(ヽ､<! ＼. ヽ／ ／== iﾌ ／)
／ ). i ／＜ i に ヽ､
乂.__クi :i :|ﾟ ﾟ :! ﾄ､ﾞシ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 現時点での紙の生産的には、自分達やローエン商業組合に卸す分を残すとそれくらい。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／二二二二＞: :'´￣/^ｰ─ﾐ､
／／ ／: : :/: : : :./: : : : : ＼＼
／'´ ／: : : :/: : /: /: : : : : : : :.＼＼
／. /: : : : : /: : : : /: : : : : : : : : : : : : ヽ
. i /: : : : : /i: : : : : : : :/ヽ: : : : : : : : : : '
. {､ /: : : : : /亅: : : : : : /j i: : : : : : :.i: : : '
/:i: : : : :/ i∧: : : : :/ i ＿}ﾊ: :.:.i: : :|: : : i ﾄ
r ， ,.、, 、 ./i: |i: : : :l ≧z､∨: :./z≦__,__ i: : :|:.|: : : : :| 下手なところだとそのまま取引を奪られるなどということも。
! i 」_i_i .i .i从: : : |弋f心､ヽ/ / ﾄ'zｿﾉ│:./: i: : i: :.:|
丶｀´,..-｀´ ..|: :|: :从 ￣ , "￣. 亅/: /: : :|､: |
.',. { .|: :|､: : ::. ヽ 'ｸi: :/: : : :i:ヽ| 時にこちら様への便では小麦やワインとのことでしたが、
ゝ_ﾆ二! .∧:j─vｰ＼ ､ｰ_,ｧ.. ／/:ｲ: : : : :|:.ﾉ|
r－, ./: :〈＿人__/:＞ , ﾄ＜⌒⌒'ﾌ: | 武家に欠かせぬエイピニアの武具にも伝手がございます。
! i , 、 i￣|.: : : i∮∮i: : fゝ｀ ´＿＿,ノ¨;八￣￣:i:.:|
i !./ ', ,' i : __人∮:ﾉ'⌒i三三三三三ノｰ‐i_r─<､i＿
...｜ ! !_/ i .ｦゞ-'^'f´/ /≧≡==≡≦| /ゝ'⌒'´ヽ ＼
. . i f｀ヽ_＿_//: : : : :././ /.三三三三三 |. / i: : : : : : : i ,
ゝ.___j...../:/. j: : :__,ノ_/ 三三三三三三 {./ ヽ: : :ヽ: :/.. |. ＿ノ}
. /: ; レ'rｰ＜＿＿__∧v──'´￣ヽ.. ヽ: : :∨ ;. ／ ,‐＜´i
＿＿_/__/.／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼: } / ., '´ i⌒ヽ.∨
.f ｰ─-- /'.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ..〈 }/ /∨ ∠二ヽi´
. ＼ /／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.ヽ, '´￣/ ／
_/＼./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､ i / r─ '´
∧:.⌒i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Vﾆﾆ} / ′
: : }:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:二ﾆ=‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i. / , ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: :/:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‐=ﾆ二:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./. / ′ ┃ 絶対額と利益率がドーンな品押しですねえ。
: :ﾌ:.:/ . ＼:.:.:.:.:.:.:.:＿＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／/〉 i. ,i.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿__
／ ＼
／ ＼ ゆくゆくは必要になるのはわかりますが
／） ノ ' ⌒ ＼
／ .ｲ（●） （ー） | 今現在に必要な品という意味で、食糧確保を優先しております。
/,'才.ﾐ) ' ／
.| ≧ｼ' `‐==-´ ＿< なにせ、食べさせるだけの畑が足りておりませんので。
<＼/ ﾄ､ ,,―~￣ ／ ヽ
／ ＼> ヽ /介､ ,,,―''~ ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、＿_ , - ' ":::::::::＞
:::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::／
ゝ::::::::::::::::::::::|::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::／
く:::::::::::::::::::::::::::Ｖ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ :::::<
ヽ _:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::/::::{::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::ゝ
|::::: へ:/::::::::::::::::::::::::::/'|::::∧::::::::::::::::::::ﾊ ＼:::::::::::::::::::::::::::l/￣
レ::::::::.ﾚｲ:::::::::::::::::::::/ |/ ',ﾉ::::::::::::::7ｰr--＼::::::::::::::::::::::i
l::::::::::::::::.|:::::::::::::::::_,.斗七"´ ',:::::::::::::/ /jﾝらﾐ;,::::::::::::::::::::::,}
i::::::::::::::::.|::::r::::'"::/,.ィ=ﾃミ､` ′::::::/ ｲﾌ｀'::} } 〉::::::::::::::::/
!:::::::::::::::｜:::::::::／ｲ:::::::ﾟしﾘ ',::::/ {ﾟ::::::ﾉ 'ｲハ:::::::::::,′
ﾉ::::::::::::::::.|::::::::://弋(_ﾉ:::,ノ ∨ ｀¨´ {:::::}:::::::/
/:::::::::::::::::::::|:::::::∧ ｀¨´ ヽヽヽ}:::::|::::/ まずこの冬を越して来夏までの分を積まないといけません。
/:::::::::l::::::::::::从::::/:::::, ヽヽヽ ＿_,r‐ 、 ｲ:::::|/
./:::::::::::.|:::::::::/:::::∨::{::::′ ＿r┴- ヽ } ／:::|::::,}i 代官館の調度なりを揃えるのは、その後でしょうね。
:::::::::::::::.i:::::::/／|:::::,ハ:::::',＞ .._ { 、￣ ﾄ:::::::::|:::,ハ
::::::::::::::.lr=／￢|::::ﾊ::::r＼ ', ﾉ / jﾉ:::::::j/:::::ﾊ
:::::::::::::〃::::,:::::::::|/::::∨ ＼ｰ-`/ ∠..＿::::::::::::::i. ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
:::::::::〃:::::::＼:::::::::::::::': .7:::::{ ,.ｲ::::::::::::::｀ヽ,:::::::l. ┃ いなしつつ、餌は見せつつ。
:::::::::{{::::::::::::::::ヽ:::::::::∧ i:::::::} / ﾄ､:::::::/:::::::}}:::::::| ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿
: : ´/: : :. ｀: : ､
. ／: :/ ｲ , : :ﾄ: :l ! : :ヽ
. /: : :.// il l : : ! Ⅵ: : : : :，
/: :i: :{士_iト廴_ﾋ云ﾐi_: :}: :l
. ｌ / li｀{ {::ﾊ｀:::::::´{::ﾊ }´,ﾊi | ほう、それは興味深いお話ですね。
. jハ.ﾄ从 ¨´ ⌒ ｀¨ 从jｉ:i |
,Yi∧"" , 、 ""/ /:i:i | 代官館ともなれば調度品にも相応の格とともに統一感も重要。
!l l:i>､ ,.イｌ l:i:i:i | __
γ⌒) !l |i:i:i:ｉr干z┤ｉ| l:i:i:i | { ヽ 私どもにお任せくだされば、内装まとめてコーディネイト可能です。
r〈＿/ ..jﾑ |zﾍ７ハ77/,l /｀ヽ | _‘. ',、
/. | /ヾ リ:.:.:.:|＿|:.:.:.:.l {ヽr＜/{ 廴 ノ ＼
. ヽ. | ／ .／/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧Vﾍ... | }
. | }´ ,' /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧Vﾊ、 ﾄ､ |
. l ＞ 7λ! {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} }/ﾘ:i|:＼.| |
. |. |. / /人 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! lｲ:i:ｉ|:i:i∧|.. |
, ────- 、
／ ‐- ､ ＼
/ （ ●） ｀、 家風というものもありますので、
{ （●ｌ
ゝ ' ! まずはサンプルからの取引を予定しております。
＼ ー- , '
_,, -‐‐‐‐'/.. lヽ , ____／ いずれにせよ、先の話です。
,-‐'、 ヽ Ｌ.::丶:::: ヽ--'` 、
/ ヽ ..::l:::::::<´:::::l:::::ノ‐‐l.l z 、
/ ...... l:::::::l::::::::丶 l‐'`t-l'l´ /l丶、
ｒ'l...:::::::::::::::l::::::l:::: `、 l / .l/ / l .l
/l,ヾ:::::::::::::::l:::::l `、 .l ./ ./ l /l
／:::::`..:::::::::::::/:::/... ヽ .l_./／ l/ .,t
.
': : : : : : /: : :/: : : : : : : : : : : ': : : : : : : : : : : : i: : : : : :i
/: : : : : : /: : :/: : :i: : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : :|: : : : : :|
′: : : : :/i: :../i: : : ﾄ､: : : : :i: : : : l: : : : : : : : : : : :|: : : : : :|
l: : : : ｀ｿｙ､:./.│: : | ヽ: : : :|: : :.:.:|: : : : : : i: : : : : |: : : : : :|
. i:|: : : : ﾄﾐ|: :ﾄ､ |: : :.|. |: : : :l: : : : |: : : : : : |: : : : : l: : : : : :|
}ﾊ: : : :.|､ﾋ刈 l: : :|＿|: : : :|､: : : i: : : : : : |: : : : : : : : : : :.|
' i: : : :.| 'ゞｿ゛ }: : | ヽ: :.､i |: : :′: : : : :.l: : : i: : : : : : :..:|
|: : : : , ヽノ ﾆ=ヽ: :.i｀ﾄ､: : : : : : :./: :i:.:.|: : : : : : :. |
|: : :.ハ _沁刈､}ｲ: : : : : : /: : :|: :|: : : : : :...│ その折には必ずや
... ﾆｨｯ ..∧: : i ∧ '::. 'ゞzゾ゛.i: : : : : :/: : : :|: :|: : : : : :.:.│
. i: : : : |'|:∧. ､ ___, j: : : : :/: : :／i: :|: : : : : : :. | ハクライの名にかけて
. j: ﾊ_,ノ ヽ: : :､ ｀´ ,. イ:/i: : :/: : :/: : :|: :|: : : : : :.:.│
. ／i: j .／／:ヽ: :.`:.T.{二二 .__///: :/: : :/: : : :|: :|: : : : : : : :| 納得のいく品をご用意させていただきます。
, ′ j//:／:.:.:.／＼__j三三三ﾆ///: :/: :i:/: : :.::.│:.|: : : : : :.:.│
. / //:.:.:.:／三三 ﾉ三三三.///:／､ヽl:ﾄ､: : : : |: :|: : : : : :.:.│
. ,′ //:.:／三ﾏ三三三三三/'´ﾑ' 三:＼:|､.＼: : |: :|: : : : : :.:.│
. //:.:/三三 ﾏ三三三三三三三三三 |:i＼:.＼|:.:|: : : : : : |
i _,'/:.;:'三三三 ﾑ三三三三三三三三ﾆ.ﾚ'´ ￣`∨ : : : : : : : |
,.!::´:.:.:.::.く 三三三三三三三三三三三＞':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼: : : : : : :.|
. ／ しヘ_ｊ:.:.:.＼三三三三三三三三三／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ≦三ﾍ: : : : : :|
. / : .: :.:.:.:.:.ヽ:.＼三ニﾆ三三三三 ／:.:.:.:.:.:.:.:.: .‐=≦＞' ⌒ヾ: : : :.:.|
|. : .:f'´二＞-､:.:.:.' ＜ 三三三 ／:.:.:.:.:.:.:.:／ , '´ ∨: : |
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,ﾆ=､ ゝ､ ゝ､ ＼ヾ､_ __.,,,ノ ＼,,＼ ,ﾉ＜､-''´
, - ､/⌒'ｰi 'y ｲ" ヽ／ゝ､ .ヽ ￣ ,,ゝヽ､｀ヽ､__ イ､ ／
, == ､＿〈 〈 { / ／ }‐､.', ノ ＼ｲ,,ゝ,ｨ ｨ,.' ﾞヽヽ_∠フ辷-イ､／
(( 〃´ 丶 ＼≦) /ニミy ノ ﾉ┐ ''´ ｀-" ,'_' .', / //
｀ {i ｀／ノ / xイ ﾉ. ,,,,_ .i=i ｊ辷-､､ / ゝ'/
. ｀＞一'´ ／ ∧ヾ｀ヽ. ,ィ'''ヽ ',､_.) ,, -‐‐-､ ',', ,ﾉ ヾ /ヽ/
／ { ', )) )) ｊ,ｊ ', i' ヽ_ヾ'-イ' ｊﾄ､//
. /. ＿＿ ,.ィ´￣￣￣ ｀ヽ、...',', .,' ヾ ,,,辷―-ヾﾞゝ､ ＿,,,イ i i
.. '.. ,.ヘ ／⌒'ー-‐'" ヽrｰｧ .'" ﾞゝ' ｀ヾ'ヽ、 ｉ｀ｊ
.. ＿_≧:､ ＼ ＿ ＿ｎ、＿,∠⌒ヽ Ｙ′ ..,-､ ｊ ヾ'ヽ ',,ｊ
.......｛ ｢￣￣｀ヽ､`ｙ'⌒(こ}｀ヽ,ノて_ノ{⌒i) }ﾉi￣￣| .ヾ' ,,,,', ヾｨ ヾ、
.. ヽ∟=＝ｒ‐-ｎ{_,人,_,ﾉ⌒ｌ｢「 :| : :l＜,_,.ィ1^}r‐‐┘ .i' ヾ､ ｊ ｊ ヽ
>､,ィん'⌒r'⌒厶Ll_._:||_|_:_:|_:_:|_|_:};.んし'ﾌ.' ', ',､ ,',' ＼､ ,,,
.. {´ くr～'|: :| . : | : :|__,.二≧､ ｨ≦ﾆ､l |`ｰ' ﾞ''‐'" ヽ､ ／ ｀'''''‐---‐'''"
ヽ､ :Lnﾉ!: :| : : | : :｢ ﾋ'_,厂 ﾋ'ﾉ}/: ! ﾞ'‐ --‐''"
￣￣￣ ﾚ' i : :| : :l : :l , ｆ: : ! ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. ! : :l : :!: :|.、 ,､ ﾉ | ハクライの番頭、
.' : :| : :l: :l ＞､ ／ : . |
. .′.;_;:| :l: | {｀T´!:l : .; : l 当座の資金と「調子がよくなるまで静養しているようにとのこと」ですって。
/ｒ'⌒ｰ1: . l !｢^フく^＼l | : .i : i
./ .:〉～^1: . ヽ∨|｢0|iヽ | } : :i : . ! 私もコアと同じく厄介払いされたということかしら。
/ ;ノ i : : : .＼||.0|l lＮﾉ ,: :!.: : |
./ （ ! : : ｀ヽ: :l｢￣ l/. :/. :| : . |
/ : :｝ { : :ヽ; : ｝ }| l{: : { : :| : . l
./. : ;ﾉ ヽ、: :ヽ;ﾉ:ﾑ! ||ヽ、ゞｊ: : ,ﾉ
.
ﾉｨ/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::l!::::::::::::::x｡..
ﾏ二二i}::::::::::::::::::::::∧:::::::::::!|::::::::::::::::寸≧is
}二":::{::::::::::::::::::::::/ |::::/|:/∨::::::::::::}:.､寸ニ}
ﾉﾆ' .l::::l::::::l::::ゝｨ v｡ヽl:ﾉ ｨ:｡ ):/:::::::::l ヾ二､
ヾ .;:::::|::::::|:ゝ:弋ﾏﾉ ゝ' |::::/:从 }ノ
;::::::从::|:::::::.､ u/:::::::/
:::::::::::|::|::::::::::.; c ノ:::::::/:| 姉さんでこっちを監視させようって……あるけどないですよねえ。
,::::::::::::|::|:::::r- }_ ≧‐≦/:::／:::|
,::::::::::::::l::|-' ､ ヽ ヽ/／ﾆ≧::人 静養させつつ、捨扶持で僻地にポイの線も濃厚ですか。
/::::::::! |:l ヾ; ＞ ニﾆ l::.
/::::::::::| |! ﾆ､/:::::>::::::}ニニ l::::､
./:::::::::::'l ニﾆ､ヾ:::::::ﾏ二ニ､ ､::::､
/::::::::::::' | /}二二､l::::::::l二二ニs､}ヽ:::.
,r‐-､
.. ＿＿ ...,! _
....（ｸﾀﾝ ）...i, _,r‐''''''''''''''''ヾ,_`､_
. ￣￣''''''ブ､ `.､`ﾌ
,r' .,f'´ ,r f .i ､ , i i`ﾄ､
,f ,f ,'´i ,'`､ ;`､ヽ,! .! Yi、
i i i, ' ' ヽ; ヾ,'`ヽi__ i、!``ｰ‐┐
` i'''''i￣￣ ￣￣ ! .! ,ﾄ､`ヾ;┘ 捨扶持って、実家の……いえ、考えても始まらないこと。
. ! ┿━━ ━━┿ .!' `ｰ′
. i ,ﾄ､ , , i ,! 準男爵家の収入から見れば捨扶持なのでしょう。
i ! ` ､__________,,／i,`′
ヽ,! .f /人;!/ i,
ヽ,r`i___iヽ,/___!
. ,r`.､,!:.:.:レ':.:.:.:.:〉-､
,r:i;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.':,ゞ-ゝ
`ｰ--''´`ｰ--‐''´
.
__,,,.. -──- ､.,_
く ＼ｧ'"´ ,-─-､＿＿ ｀ヽ lヽ
l二＼ |ア´￣]-──ヽ.,__ ｀ヽﾄ _ﾝ }/｀∧
i´￣__ト─'"´::::/::::::::::::::::::｀ヽゝ,__,..ｲ.／ }
r'ヽ/:::::::::/:::::::::;'|;;;;;;/ |::::::::::::::::::::::｀ヽ｀「￣
{ 7::::::: |!:::::::::|.|､::/ _|:::::::,|.|ヽ:::::::|::::∨、
ｿ .|:::::::::::|l:::::::::f斤ｱT !;;;;;/|」-| |::::ﾊ:::}._」
ヽ|:::::::::::||:::::::::| 弋_ﾘ fﾃｒ|/::::|./ 官職位に対する俸給は微々たる物らしいけど、
|:::::::::::||:::::::::|"" . 弋j };;;;;」
|:::::::::::||:::::::::| "| | | 附属する利権……例えば王都での紙取引の認可とか、
|.:::::::::八:::::::ﾄ､ ´ 人! | ／）
|!::::::::::::,ﾊ:::::∨＞ ､.,__,,. イ::::::|| | ／ /、 王宮御用の紙の、量にすれば過半は子飼いの商会を優遇とか。
|l::::: ,ｲ |:::::::}＼ 「r ヽ |:::::::|!.| r/ ｀つﾊ
||::ア´￣｀!:::::ﾘﾄ-､ヽﾚﾍ 」:::::::| | ｒﾍ ノ-イ
!/ |::::/＼ }ム ﾊ. |:::::::| | /＼{＼＿||
; ／{]、 ∨ .}l{ ／ｱ三ミヽ、 ＼＿/
＿＿＿_
／ ＼
. ／ ＿,ﾉ ⌒＼ 自分の仕事を回すための支出が自分持ちな以上、
ｌ^l^lｎ （●） （●） ＼
ヽ L ､ ｀ | 「認可料」や「贈りもの」や「寄付」、「上納金」などなど
ゝ ﾉ ￣￣ ／
／ / ＼ 職に伴う利権を上手く使って集金する人ほど有能ということなんでしょうね。
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 公事業会計と私家計（個人財布）が分離していないため、活動費にまいない織り込むのは当然なのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ￣ ＼
/ ｹﾞﾆｮｰﾝ
| ＿＿＿__
＿＿ | ｰ ￣ ￣ ＼
／ 二 ＼ ＼ ＿＿_
′ ,／ ＼ ｜
／ / / | ヽ＼ |
/ / | | | | ヽ＼
| ｜ ／ | | ` ー | ＿_｣__ ∨ 〉
`ー┼―― ' ｢ ＼ ＼ ヽ | ∨
ヽ=- | | ヽ. ＼ / ﾄ､
| | ―― 二==ニ三 三三ニニ= |｜
| | ﾆ三三三二＝＝ ﾆ三三三三. |｜
| | |｜|｜ ｜ | /i | 私の実家のような下っ端は、
| | |｜|｜ ｜ |. /Ｔ¨
| | ＿＿＿ | ｜/ | 「差し入れ」でおいしい思いができる
| ∧ / ]! | ,ﾊー┘
| / ＼ ´￣￣￣￣ ／| ハ ＼ 商業区の警邏隊に入りたいが口癖でしたよ。ﾊﾊｯ
| ./ ‐- ＿＿＿＿ イ ＼.| ∧ ＼ ＼
|/ / / /| ｜ | |ﾊ ＼ ￣
/ / / | |. / | ＼ ＼
＿＿＿
／ ヽ､_ ＼
／（● ） （● ） ＼ 世知辛いなあ。
／::: __´__ :::::: ＼
| ｌ^l^lｎー'´ | 話題変えて、ここから辺境伯領都までも王都までも、あんまり変わらないんですね。
＼ヽ L ／
ゝ ﾉ
／ /
.
// .／ . ﾄ、 ＼ iX 〉
...... ﾚ' / . l .| ＼ ヽヽ j//〉
. i l __ｌ__,| ヽー 土|. ｌ||'/〉
. | l . !´ l___| レ'::::::「 ｌ|| く
. | i、 V ,ィ´:::::ﾄ、 八r;::| l|| } 距離的には王都までのほうがちょっと遠いかな。
. | Nヽjﾊ 入rj ｀ | l|| メ
从 i ハ""´ . ""| l|| ＼ あと、アルデ川からこっちは基本的に辺境伯様の管轄ですが、
| i ｌ > . ､ ／| l||＼_／
| l |'儿 ＞ __.イ__ ,ﾘ /ﾘ 〉 あっちは諸侯領をいくつかまたぐので注意が必要です。
| .ﾙ |____/_j￣||￣ レへー '
ﾚ'´ | ＼___八_ ／ 7ー 、
. /⌒｀| ／L.j＼｀￣´ ､ ﾚ'´￣', ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. | }/ ／ / Vﾊ ＼ V!. | ┃ アルデ川の流域は広いので文脈で判断してね。
. | / / / o〉 ｌ. ', ヽ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
__,,,,....,,,＿ _
,.ﾍ.__''"´ ､ .ﾄ｀＞）｀ヽ
く ＼|-─＜￣￣八 ｰ' ﾉ､ /＼
|＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜ ,ﾊ ／]
__ﾉ-‐へ/ / /|__ .! , ＼|‐ｧ'
. |＿＿／| ,' /´| __/| /! |__ | ヽ|
`! | | /‐ｒ‐‐ｒ└' !､」__ !｀| |'
| | .!/|､弋_,ﾘ |_lj |/ ,'
| | ⊂⊃ ' ⊂!__/ 個々の関銭は常識的でも、数が多いと馬鹿にならないわよね。
| | | ∠ ] ,ﾊ ||
| | ト ､., ＿_,,.. イ ! !!.
| | |ヽ-､＼_|｀ヽ、| ||
| ∧ !7＼__/ﾑ /| ,'|
| |/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`! / .!
', | .,' [＞l]く]ﾊ }| ll |{ [＞l]く]
.
～へ、
＞＼ー＝ ‐ t
／ Yｎ
/ , ヾ ヽ~｀}
/ / / ヽ .jﾐ.ゝ)
/ ｲ ﾊ ﾊ ノ、 ; .jミ ハ
i ＼ ﾚ i ﾉ彡イ仆'＼i j 7.|〈
| /j弋=y´ ぅ大ﾀ 》 j |ｼ.|)´
人,| 乂ノ ﾞ 乂_ｲ_, u| |,）ｿ ですので、辺境伯様の参詣の本隊に紛れ込むことが重要なんです！
/ j .| |.:.丶
j ( f~ヽ、 ｒ―ｧ u | , i::i:ソ 入市税や関銭取られませんので。
.t ﾊ_ ｀, ............. ＜j .ﾉ V乂.:.:ゝ
＼i .〉二{ノヽv⌒｀ ゝ; ﾚ= ｀
' / ﾚ＼/ﾍ._／ , ヽ
j , /:.:l|.:.ヽ ;,、 l
| j ﾄ ヾ_ｿじ'' ﾅ 、 j
ヽ__ノ｀ト―=＝～´:.＼〉 ﾉ
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼ やっぱり世知辛いじゃないですか。
／ （●） （●） ＼
| __´ _ | でも、それができるのは騎士なり騎士見習いなり限定なんでしょう？
＼ ￣ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
.
, ´ : : : : : : :｀. _､＿_
/ : : : : : : : : : : : : : : : : ､ﾊ
. ´: : : : : : : :/ : :/:/ : : : :} : :｀ヽ
/: : : :/.: : : :/ : :/:/ ／.: /:/. : : :ﾞ,
. ＿＿___′: : :′.: .:/ : :斗匕: : :/:/i : :}: : :
. ＿＿_｀ヽﾆi : : : :i : : : ′.:/:/ : : ／{/ .!: ,ﾞ: ｉ: i
...ﾞ￣￣ ‐=ﾆ二三三L : :i : : {/: :／ ,ﾞ:ﾚ':ｉ}.:i: | 参詣にあわせた討伐隊ですね。
. i｀ ＜ﾆﾆ≧ : : : i ^´￣ ､: : :}人{
. |i: : : ｀´￣:ｉ: : : :| ' ' 八/ アルトリア様は王家の騎士でしたよね？
. |i: : : : : : : :|: : : :ﾄ ー ,ｲ __
. |i: : : : : : :/|: : : :|__r＞ 个/ r ゝ､ ならこの秋の参詣で王都まで行ってくることもできるのかな。
. |i : : : : r '‐|: : : :| /ヽ : iゝ/ / r ヽ
. |i: : _／‐v八 : : |_/ ｀i/〉乂`ゝ/_,ﾉ
八 ｉ ∨ﾑ: :!ﾊー}/＼ ＼＿人
. /.: : :| ｀ー┐i___i///ヽ /
/.: : : :| .}ｉ￣ｉ￣￣￣￣i/ |
. /: :/: : :| / ｉ ｉ i |
/´ i ､ ヽ、 ヽ、 ヽ____ ミ;ヽ,)ヽ
. // i , /'i |＼ ヾ_、 i l _.iヽ,l
/ｲ l | l ヽ l,:-＜ゝ;>､l |-‐‐' ／K !
|/l | ! |､ | ､,,Xヾｲ::;ヽ i' | |r＝く /,! 〉
l |､ ﾄx‐!ヾ ' ヾソ'´ ｜ .|'ノ ｝/j〈
ヾ ヽ'i ﾒ:`i | |ﾉ ﾉﾉ/// やるお とも、一度実家に顔出すかどうか話したことはあります。
| .l ゞｲ | |;ン', '/く
| l ヽ ＿ | .|ﾍ,,／ヽ::＼ ほら、人集めにしても領都より王都のほうが人数はいますし。
| ヽ ´ - | | |::|:|::i:!ヾ:::!
| ＼ | l ,ゞｿ!:::l:::ﾄﾉ
ｌ l. ＼ _,. ‐ ｌ /'´ ヽ!:::|!::| ,. - ─ - ､
l | ｀´ l ,. -ｲ / ヽr‐;! '´ ヽ,
ヽl. | r' ﾍ / / ／/／ l
ヾi l /ｲ::/ヽ '/ ／ 〃 l
ヽ! ,ノ'::::i‐!:::::l ／ // ,.:-‐'' /
,. ‐''''ヽゞ!'〃:::::| |:::::::l／ /_j-,.:-''´ /
.
＿_＿__ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
／ノ ( ●) ＼ ・
.｜ ( ●) , | 懐妊出産などで身動き取れなくなる前に行っておくのはありでは？
.｜ /
.｜ '~ / 人集めも込みで。
＼＿ ⊂ヽ∩＼
/´ (,＿ ＼.＼
| / ＼＿ﾉ
/ ./ / / ! | | ∨ | .| | 彡| ＼
./ / / / / /| /| | | ∨ .| | | -‐‐‐== | >
/ / | / | / | | 乂 Ⅳ ∧ ∨ ｜ ｜ ｜ ∠ ! ／
｜ | ｜ /| . / .| .| ∨ ∧ ∧ ∨ | ｜ ｜ 彡彡 ｜ ∧
| | | | |. | ∨ | .∨ ∧ ヽ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| | 从 | ∨ | ∨ .| ∨ | ∨ | ＼ | もし、王女様に召されたら断れません。 |
| | | ∨ | | | ∨ | .∨从 ＼ ＼ ＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
人 | ｜∨| | | ∨ | ∨圦 ＼ ＼ ＼ ￣|／￣￣ | ／∠ ／
＼ | | | ｜ ∨ | .| ∨| ∨ ＼ ＼__＼ | ｜ ｜ .|＼ 彡彡彡
从＼| | ||==∨+=ヾ ∨ <=__,.-=-‐-‐""＼ | ＼| | | ! | | 彡 |
| ＼＼ | ｜ .| .| | ） ） ／ ノ
| 人 |､ ,_ " .｜ﾉ | ｜|" ﾉ /┘/
| .| ∧ヾニ二.ノ'´ ｒｪ_ -...,,_＿__....- ﾉ.| | | | ｜| / / /
| | |∧ ''ｰ-=---''´ | | .| | ｜|/ /-="
| | 从 / / / / | | |. ｜ ｜|/
| ｜ 从 / / / / / / / / | | | | |
| | 从 〈 /| | | | |
| |. ＼ .|.| .| |ﾉ
| | | |ゝ ▼￣ 、 .|| | | /
∨ | | | ＼ ヽ.＿ノ | .| |/
.
＿＿＿＿
／ ＼
／ ＿,ノ ヽ ＼
／ ＿ ＿ ＼
／ （ ● （ ● ＼
| ‐ ' ‐ ' | はい、このはなしキャンセル、以上、しゅうりょうー。
| ' |
| r―‐ｧ |
＼ |＿ノ ／
ノ ＼
＿_. ＜´;;;;;;;;;;;;;;;;｀;;,,､
, ｨヤ _＿ /:.:.:.:.`:.､:.､_｀ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
／;;;;;〈 /ｨ≡=`ヾ/,ｲﾐゝ、:.:.＼:.:`:,〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
. ／;;;;;;;;;;;;;;;{:.i∠:.~:.`:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ;:.:.:.ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:_:ヽ;:.:.:ﾍ;／:.,｀Ｖ⌒ヽ;;;;;;ﾊ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:/:.:.:/./:.:.:.|:.:.ヾ:´:.:.',:.:ﾍ:.:.:ﾊ:.:.:.:', ヽ;;;;}
./;;;;;;;;;;;;;;yﾍ/:.:/:.:.:/:.:i:.:.:.:.|!:.:.:.i:.}ｨ行ミﾄ;:.:.:.};:.:.:.} }/
j;;;／ ｀v′ |:!:l:.:.:.:{:.:::i:{:.:.∧:.i.:|!| ﾏzｿ|:.:.:.:|=ーｧ /
|/ ﾘ|i!:.:|:.|:.:::ﾘヾj,ｨﾀi/, ~ |:.:.:.i!ィ´:i|
| ＿ﾞヽ;i:.:`.､:.|;ﾊ~´ |:.:.:.|:.:.:.:.:| それに、ハクライ商会相手には言いませんでしたが、
__, .ィ´､／ ヾﾍ|:ヽ{:.ゝ, iヽ ,.|:.:.:.|:.:.:.:.:.|
￣;;;;;;;;;;;;;;;;;{ }:i;;i.:.:.:i;;;iiill＞| |, ィ |:.:.:.|:.:.:.:.:.:| ゾォルケン家のイクサで街道が通れなくなる可能性もあります。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ /:.i;;,|:.:./;_!;ィ=/,ム__,ｨ|:.:.:.|＞y´｀ヽ, i＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Y:.／/:./ |!;;;;/ 二j .〉|:.:.:.|;;;;;| ヽ } ﾊ,､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ /:./ j;;ｨ' r,ﾉ~ﾍ|:.:.:.|;;;;;i| ﾊ,.ｲ;~´;;;:::＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ {:.:.| / ＼ ｲ､;;ヽ,|:.:.:.|;;;;;;;;`;,､ };;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.{ |:.:.| ./ ￣´/;;;;;ﾊ:.:.:|;;;;;;;;;;;;;;;;':, /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.:.∧ ヽ|/ /;;;;;;;;;;}ヽ|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;} /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.:.:.,'::::| / /;;;;;;;;;;ﾀ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.'/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
.
, ,.'" ノヽ、 ノ´￣｀ヽ、ノ_,. -!、-イ」
ノヽ, / ,.へ、_rー--､_r'" _]ア'"´｀ヽ､___「｀ヽ. ｀ゝ┐
ﾄ､/!｀ヽ! _,.:'" ｀ヽ. ,ゝ'"´ ｀ヽ/ _,!
:::';:::7_r'"ヽ_,. イ´｀'ｰ‐'´ ; , ! ;! ｀ヾ! ｀ヽ.
:::::!/ヽ,r'"´.／ , / __ ! ﾊ -/!‐-/､! ',. ',__ノ
＼! / / / ./ '7´ /! / |_,/_」='､, | .! i
´ r ｲ ,' .,' ,' ._」;-='t､ﾚ' 'iﾉ i ! ! ﾊ !
ノ ! i ! !i´ !ﾉ ! '､ﾉ ﾉ ト､/i レ'´
、 _,i ! ! | ,ゝ '､__,ﾉ ..::;:. ´,.,.,i. V
.i ! ﾚ'!___,レi'´i ｀'ｰ ,.-､.,______ﾊ ヽ、 教えてあげなかったの？
｀ヽ､.',. '; | ':, '"'"'" ／ ', ｀"'' ｰ 、
', !. i ', ｀ヽ., _,,... -'" ', ',
':, ', ', ',i´￣ ', , ´ ｀ヽ'、
ヽ. !ン', ', ／') ', （ヽ. ヽ.
'／ ',. -/ /／.）/ ', ､＼）､
/´ /´i::/ ／ ／ ｿ. ',,( ヽ､ヽ,ﾉ:!|
. ∠ //八 / : : : : : : /: : : :/.} : : : : : : : : : : : : : : : : ',
. ｀ヽ/ヽ､./ : : : : : : /:-‐-/_ |: : : :/i : : : : : : : : : : : : i
/＞-/i : : : : : :/ : : : :i. |: : :/ .| : : : : : : : : : : : : |
/: |/l : : : :i/≠心ミ |: :/ | -‐- ､ / : : : : : :|
/ : :/ ! : : : | だ爿 !/ ! : : : : /.: .: .: : : :.|
'.: : /: :|/ : :.ｉ. 乂沙 .ミX、∠ : : : : : : : :| 聞かれれば答えましたけど。
／.: : : ': : : :＼ :ヽ. だ圷ﾐ、! : : : : :!77ヽ ＿ ,､
. ／ : : : : :i : : : : :.′￣ , 弋 少 ﾉ.: : : : :.!＼//////ゝ､
. ／.: : : : : : :.| : : : : : ､ ｀ ´／. : : : : :.ﾉ : i ヾ⌒ヽ///,＼
. ／:／￣￣￣人 : : : :.|ヘ 丶 .∠.:_: : : : :／.: : :| ￣ ｀ヽ＼
... ／: ,.' ／//,ヽ : : |ﾉ ヽ ＿＿ イ／ : : :／.: .: .: .:|
.／ : _/ ///// ', : :! /､ : : | : : ´/￣.: .: : : : : : :i 一応、ゾォルケン家のご厚意ですし
_: :／ ///// .}: :|､ ／ 〉77i : : : i : : : : : : : : : : : ,
／//// ／i! :|-､-‐´ .////| : : : ! : : : : : : : : : : : :＼ 闇雲に広めていい噂ではないでしょう。
. , '//////７´ |! :!. ハ ./////| : : :.|.: .: : : : : : :| : : : : : :ヽ
_∨ ///////,八 /| :|/ ',.／/////ｉ: : : :i : : : : : : : :.ﾄ､: : : : : : :',
.i´三≡!'/////////＼/. | :| .／//////ハ : : :ヽ: : : :!.: .: :| ', : : : : : :}
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ もっと踏み込んだ、例えばこっちに出先商館を置くから用地くれ
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ ……くらいに突っ込んでくるなら一蓮托生ともなれますけど、
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ まだ数回の取引相手にすぎません。
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
／| |＼
／/;ﾝ .ﾄ､;;＼
／／/;| ,,.‐ ''"´￣￣ ｀"'''ヽ |;ヾ＼;＼
／／;;;/;;,ﾒｧ'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ;;ゞ;＼;;＼
〈;;;;;-、,-‐/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ､;ヾ‐-､;;;;〉
|.,'::::,:::::/::::/::::/:,::::ヽ.ヽ.::::i::::|:::i:::::| ￣
|i:::/:::::i:::::/::,.ｨ' ハ::::､!,,_|__ﾊ::::',!i:::|.
||::i :::::::|/ﾚ'__|/ V __ ﾚ' |::::::::ｌi::|. 用地は修道院寄進地の北側に予定しても、
ﾉ.|::| ./::| '"￣｀ '´￣` |::::,:::|i::|.
!ﾍ!:|ﾊ,.::| "" ' ""|:::ﾊﾉi::|. 整地どころか手付かずですけどね。
／|,':::::::i.ヽ! ｒｰ-‐ 'ヽ u ,.ﾚ'::|::::::i:::', |＼
／;;;;;;|'/ i::|::::|＞.､, `'ｰ‐‐'´,.イ |::::!::::ﾊ:::ヽ! |;;;;;＼
／;;;;;/;;|;;＼ ﾍ:,ハ| /_,.!ﾍ｀二ﾆ´,ﾍ.|_|::::/:/ |ノ ／;|;ゞ;;;;;;;＼
.. ／;;;;;;;;/;;;;|;;;;;;;;;＼''´￣7:::| ＼／ |::::Y ￣｀ヽi ／;;;;;;;|;;;ヾ;;;;;;;;;;.┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／;;;;;;;;;;;/;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;|. i:::::|／}><{＼|::::::i Y;;;;;;;;;|;;;;;ゞ;;;;;;;; ┃ 僻地の最奥に商館なんてねえ。
ヾ;／|;;;/;;;;;;;|;;;;;;;;;; ／､ |:::::::ヽ､ﾑゝ'":::::::| _, 〉;;;;;;;;;;;|;;;;;;;ヾ; ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. |;/;;;;;;;;;|;;;;;;;; / '"｀ヽ!:::::::::::::Yo::::::::::::!ｧ'" `ヽｨ';;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;:;;;;ゞ;;|
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （一） （一） ＼ 修道院もそうなんですが、沢の水を汚すわけにいかないから、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ トイレは穴掘って埋めるしかなくて、ちょっと面倒なんですよね。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
, -- ､=＝≦ ￣｀丶､_
／ ∠ﾆ=X´ ｀ヽ ヾﾔ､
〃 ／ ヽ-ﾂﾊ
l 〃/ { { 爪、ヽ＼ヾ i l／小
〃ｲ 从 !ﾄ､＼斗-+Vl |／j|〈
/ /l {rやト､ヾ ≫==ミ| |〃/ｲ
Nハﾄヽf㍉ fてd1 !l）/人
lヽハ tj ゞ-' l ﾚィ´、::＼ いやー、普通は上下水道を通すほうがよほど面倒だと思いますよ。
| l 小 ､ / /i| i::::N:::::::ヽ
| | jﾉ| ヽ ‐ , ｲ /⌒iﾄ､ハゞレ'
.ﾉ l / l ｀フ1 /／´ >､:い〔
ﾉ′, zｰ/ィ＜/ ／⌒＼::::ヽ
,ｲ ﾉ::'´::rj-ﾍ::ヽ､／ Y´
/ i ハ::／ ハ､i.::〉/ ／ ..:.:i. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ｊ| //..:/ /.::l`ｰ'/／ ..:.:.:.l. ┃ 環境衛生的な面倒と、工事の面倒の違いです。
/l/ ｀'′ く:: :| ﾉ ..:.:.:.:.:ノ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. j | ￣ / .:. :.:.:.／
/ |lﾍヽ:.:.. ..::〃 ..:.／:〃
,ｲ lﾊヽ :::. .:〃 ／.:.:.:/
.
|┃ ガラッ ＿＿＿_
|┃ 三 ／u ＼
|┃ ／ ＼, ､／ ＼
|┃ ／ （ ●） （● ） ＼ できるおー！！
|┃ 三 | '" （__人__）"' u |
|┃ ＼ ` ⌒ ´ ／ ハクライ商会との商談終わったならこっち手伝ってお。
|┃ ／ゝ "` ィ ｀ヽ.
|┃ 三 ／ ＼
,⊆ﾆ´⌒￣￣" y r､ ヽ
⊂二、 ,ノ──-‐'´| | l" |
|┠ ' | l/'⌒ヾ
|┃三 | |ヾ___ｿ
.ｨ::::::::::::::::::::::≧s｡.
.ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
ﾉｨ/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::l!::::::::::::::x｡..
ﾏ二二i}::::::::::::::::::::::∧:::::::::::!|::::::::::::::::寸≧is
}二":::{::::::::::::::::::::::/ |::::/|:/∨::::::::::::}:.､寸ニ}
ﾉﾆ' .l::::l::::::l::::ゝｨ v｡ヽl:ﾉ ｨ:｡ ):/:::::::::l ヾ二､
ヾ .;:::::|::::::|:ゝ:弋ﾏﾉ ゝ' |::::/:从 }ノ おっと、くつろぎすぎましたか。
;::::::从::|:::::::.､ u/:::::::/
:::::::::::|::|::::::::::.; c ノ:::::::/:| 旦那様、どうぞあちらにまわってください。
,::::::::::::|::|:::::r- }_ ≧‐≦/:::／:::|
,::::::::::::::l::|-' ､ ヽ ヽ/／ﾆ≧::人
/::::::::! |:l ヾ; ＞ ニﾆ l::.
/::::::::::| |! ﾆ､/:::::>::::::}ニニ l::::､
./:::::::::::'l ニﾆ､ヾ:::::::ﾏ二ニ､ ､::::､
/::::::::::::' | /}二二､l::::::::l二二ニs､}ヽ:::.
../::::::::::::' } l 二二二x:::::|ニニニニ}ヽ)/
.
,,..-‐‐‐‐‐‐---､_
,,..-‐''"´￣ ｀"'ー‐‐‐‐‐‐､_
／ ＿＿_ ｀ヽ
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/ ヽ ヽ l
l i l ヽ
ヽ ＿ r---､ ノ / l
,,..-ﾒゝ´二二--'´￣::::::｀'ー‐'´::::::::::::ヽ､＿_ヽ ---'´ ,／ l
／.:／.:.:/´::::::/:::::::::::::::::::::::::::::,､:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀"'ー‐ﾒ､＿_,-‐'´
ゝ´.:.:.:.:/,:::::::/:::::::::::::::::::::::/::::/ i::::::i::::::ヾ:::::::::､::::::::::::::::::::::::ヽ,ｿヽ;.｀ヽ｀ヽ
/.::.:.:.:.:/｀ヽﾍ::::::::::::::＿＿_,,,,/ ﾄ､::iヽ:::::i＿＿＿,,,, ::::::::::::::i:::::::::::ヽi;.;.ヽ;.;.ヽ
/.:.:.:.:.:.:/:::::::::i::::::::::i￣「::::::::::7 ヽi ヽﾉ|:::::::::::::ﾉ ﾘ:::::::::::::i:::::::::::::::lヽ;.;.ヽ;.;.冫 休憩は終わり、
ヽ.:.:.:.:/l:::::::::::i::::::::::l `―‐' `―‐'´ i::::::::::::::i::::::::::::::l i;.;.;.;.ヽ'
`'-|￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ. .＿ ,. -― ￣￣￣￣￣￣￣|:::::::::::l i;.;.;.;.;.ヽ みんなはお仕事の時間のようね。
| | | |::::::::::::l i;.;.;.;.;.;.;ヽ
| | | |::::::::::::l ｀"'ー‐‐´
| 我らが神の存在証明 | | |::::::::::::l
_,,,r-┴、 | | |;;::::-‐i-、
／ 、 、 ヽヽ-、 | | ,,,イr/´/ ,r ゛'ヽ、
￣￣＼,,,ヽ、,,i、,,,i、ノ'￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣(,,しL,/,,,r'~,,,-‐'￣￣
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: : : : : : : : : : : : ￣ ─二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. ／ ￣￣￣￣￣￣｀丶、二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
: : : : : : : : : : :: |丁ﾆ ／ ＼....二二二二二二二二二二二二二二─ ￣: : : :
: : : : : : : : : : | |.／ ／ ＼ ＼...二二二二二二二二二─ ￣: : : : : : : :
: : : : : : : : ／ ∠三三三三三三三＼ ＼..... ￣ -ｒ‐ ￣: : : : : : : : : : : : : : : :
: : :rzzzzzzzzzzzzz.../ ∠三三三三三三三三三厶 ヽ.. ヽ _⊥..,,_ : : : : : : : : : :
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: :__|_| |_|_|_|i || / ／l .::.:.:.:.:./:.:./:.:./:.: :.:.|ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. | |. ￣￣￣￣|: || γ´ ｀ヽ
: :|｝ |｜｜ | ||..../ /:.:.:.|::::.:.:.:. |:.:/|:.:/l:.:.:|:.:.| |:.|:.:ﾊ:.:.|:.:.:.: |／....￣￣”|￣ _|| { }
: :|｝ |｜｜ | |../ /::.:.:.:.|::::.:.:.:. |/-|/-匕ﾉ∨ |/Ｖｰ|-|:.|:.|::|. : : :.::|: : : γヽヽ乂____ノ
:.::＼|｜｜_|../ /.::::.:.:.:.|::::.:.:.:. |_,ィｆて灯 fｉ万ぅ|:.|:.|::|.
: : : : └┘../ /l.::::::.:.:.:.|::::.:.:.:. | 上Ｚタ ｌＺダ ﾚﾚ'V どうしても、どうしても
: : : : : 〈 |:::::.:.:.:. |::::.:.:.:. | 〉 |:.:.:|..
─ -ﾐ. ＼ |:::::.:.:.:. |::::.:.:.:. | ＿ |:.:.:| 水飴を使わないとダメでありんすか？
=＝≦､. ト.ﾞ＼ .|:::::.:.:.:. |::::.:.:.:. | ／ ∨ ﾉ .:.:|
::: ‘， |::::::｀ ＼/::.:.:.:.:.:. |::::.:.:.:. | ( / ／.:.:.:.:.:| ::´, : : : :|:::::::::|: : : :|:::::::|: | '， 7ﾆ
} :|:::::: :: |/:.:.r～'⌒|::::.:.:.:. |＞ 、 ￣ ／ :.:.:.:.:.:.:.:|ﾞ:::::|: : : ::|=- L ┘ ￣￣⌒ﾍ ＿iﾆT
. / ｜:::: ::/:.: ( |::::.:.:.:. |⌒^く＞‐/⌒>へ.:.:.:.:.:.:.:.:|. ﾆ=- - - - ＼＿＿_TﾆTﾆTﾆ
/ﾆ￣|::::: /.:.:.:.（ ＼:.:.:.:.:＼ / ／ ／￣＼.:.:.:.:| ﾄ<TﾆTﾆT
／三ニｰ. /.:.:.:.:.／＼__ ＼:.:.:.: '. / ／ ／⌒ヽ:.:.:| `'＜ﾆTﾆT
=彡三二─../.:.:.:.:.///////ヽ. ＿_|::.:.:.:.| { ( く |.:.: | ￣⌒
三三三Ξ /.:.: .:./////////////,|::::.:.:.|_∧ ＼_ﾉ |.:.:.:| - - ──
三三ﾆ....../.:.:.:.:.//////////////,|::::.:.:.l//ﾊ ｜ | :.: | ┏━━━━━━━━━━━┓.ﾞ─ﾆﾆ
. /.:.:.:./.:|//////////////|::::.:.:.|'//∧ | |:.:.:.:|... ┃ 麦芽糖の水飴です。
... /.:.:.;./.:.:.|//////////////|::::.:.:.|////| ﾉ 〈.:.:.:.:|. ┗━━━━━━━━━━━▼
厶イ/..:.:.:.|//////////////|:.:|:.: |///￣￣＼｣＿／＼:.:|
.
／ ./ | ‘， ∨ } } / 〉
{ ∨ / | i ヽ :. ∨/ / ﾊ ｲハ
.／＼/ / { | i | | ヽ } .ﾊ.､ |ハ ／ / }/
八＼ , i { | ./! i | .ﾊ八 }､} .ﾄ､ | | ＼ ! ＼_/ ／ ﾉ
.ｨヾ＼N .| | l /八{ヾﾄ { ヾ {＼ .|.斗 |ハ | / .| ソ ／.八 ／
_ﾄ､.〉、 ＼Y ﾊ .l､ !{___≧z≦ ≦zzz=.ｧY / 八／ ／彡' 〉／ ／
ﾉ ≧＼ .八{ .〉! ヾ八 つ:::::::} つ::::::::ﾘ/´ /￣ ア
≧=ｚ__三ﾆ/ハ ＼{＼ヽゝ- ' `ー '/ ｲ ／ -=≦ 火加減がすっごく難しくて大変なのじゃぞ。
〉-- .ﾊ ＼＼ | { ./イ}〃⌒ヽヽﾆ=-=≦
.《´ ￣ ／＼_≧l| ﾄ _ ノ⌒ヽ .イ 弋＿ノ } イ
≧=- l| 八___＞ .}´: : : _:ノ=≦＞＼/ ィムﾆﾆ彡＞ｲ
〉ｚ=---! ＼{ Y三ﾆ＞ ´7: :｀ヽ´ ト､ Y ／ .)/
ヾ( 八 .ﾐ≧==／:/ /: : : : }∧ /___ハr' ／
≧z___/: :/ /: : : : : | }ﾊ Y，
.ｲ: :/ .,: : : : : :.ﾘ |: | .|∧
,..ｨ≦: : /-≦三ミ: : ,′ |: | .|＼:＼
Y /: : ノヾイ: : : : : : { .|:ハ :} | ヽ :Y
八 { : / }: : : : : :〈 .〉:∧ / !＼ .У
＼:{ /: : : : : : :{ {: : : } |: : :/
＼ /: : : : : : : :! |: :ノ .|: :/}
―‐ ､
／ － －＼
／ (●) (●)＼ 「ご褒美」と称して、女衆が密かに消費しているという噂があるんだけど？
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ∠.
_r: =----､ ､ ＼
/ xj_ﾘ`' k ヽ
弋__ .ｨ´! ﾏ, ﾘ
{ ‘._ノ
.
.．-─………─── - 、
＿ .． ´ ＼ ゝ ＿＿＿
／ f .． --======≧ｘ ｀二ﾐ
. / l| ／ .．::::::::::::::::::_:_:_:_:_:_:_:_:_:::ヽ ／ .l|
/ |厶イ:::::::::::＞''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼＿__ ィ" .l}
. / Ⅳ::::::>''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ＼ ./
/ !:::／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ﾊ ./
.′.:::/ }/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:＼:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Y ./
{ :::::// /:.:.:.:.:!:.:.:.;:.:.:.:.:、:.:.:.:.:､＼:.:x…==ベ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ/. ／￣￣￣＼
ゝY:/ /:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.i＼:.=匕:.:.:.:.:〉 / ｨ二二ミｘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼. | うぐっ |
i :ﾘ′ ｨ’:.:.:.:|:.!:.:,ｬ≦二二ミ ヾ´ ′ /〃⌒ヽ ｷ:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:＼ ＼＿＿＿／
| ハ f:.:.:.:.: 斗匕 :/.〃⌒ヽ : {{ {_} ﾘ ｉ:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:＼
| Ⅵ:.:.:.:.:.:.:.:∧:/ {{ {_} ﾘ 、 =-‐￢'' ト :.:.:.:.:.:.:.:.ゝ :.:.:.:.:＼、
| ノ:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧ ゝ-‐￢' ! |:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:｀二二ニニ二二ニ＝ミｘ、
| ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧ !l.:.、:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ 、 ヾ:＼
| / ∧:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.∧ ij ＿＿_ 从:.:＼:.:.:`:.:、:.:＿＿_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ミx:.:.:.:.:ヽ:.ヽ…一r‐
l.' //∧:.:.:.:.:. ＼:.:. ∧ ∠.. =一’ .::.:.ｷ:.:.:.:ヽ ＿∠ - ─┴ｫ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::＼ニ:.:.:}:.:.:.:.:.:ヾ
| ///从:.:.:.:.:.:､:. ヽ:.:∧ ／:.:.:.:.iヽ:.:.:./ ＿＿＿_ ＿ノく:.:.､ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:ﾉ￣｀ヽ
ゝ.///∧:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.＼≧ｘ ｲ:./.:.:.:./ヾﾐ:// ` ｰｧ }:.:.:＼｀ ､ :.:.:.:.＼
｀￣ ｷ:.:.:.:.:.:.:.乂ミx:.:.:.＼ ー …'' ∨/:..ｨ::::::::/ ／￣￣￣ｿ´ ∧:.:.:.:.:ヽ. ＼:.:.:.:.:.ヽ
∨:.:.:/::::::::::::::::＼:.:.:＼ー＝ミ． ゞ//j:::::: ′ ／ 「￣ / /＼ヽ:.:.:.:.::. ヽ:.:.:.:.:.ﾍ
∨/::::::::::::::::::::::: ＼:.:.:＼:.:.:.:.:.｀ﾐｭ…==':/:::: i ／ :ｌ__.ノ / :::::::＼:.:.:.:ﾊ. /ヽ:.:.:.:.::.
У二二二二＞x:::＼:.:.:ヽ.｀ﾐｭ:.:.:.:.:.:.:.:.＼::::| / i′:::::::::::::}1:.:.l| ∨:.:.:i
__.ノ::::::::::::::::::::::::::＞x ー＼:.:.ﾍ::::::::｀ヽ:.:.:.:.:.:ヾ| . ′ l:::::::::::::::::ﾉ:}:.:.ﾘ、 }:.:.:.:j
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー::ﾍ:.:.:ﾊ二二≧ｘ:.:.:.:.| ':::::::…ー /:.:/:::＼＿_. |:.:.:.ﾘ
.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::////∧:.:∧::::::::::::::::f=ｭ| /:::::::::::::::::ノ／::::::::////＼.!:.ソ}
|::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://∧:.:∧:::::／厶介! ノ::::::::ー─＝＝/////:::::::::ﾉ:／ ／ヽ
.
＼| ./ / / / ／ / / ∨∧ ∨ / .∧ ∨∧ ＼ |
| / / / / ／ / / ∨∧ ∨ ./ ∧ ∨ | ＼ |
| ./` } ./ / .／ ./ ／ ∨∧. ＼ / ∧ ∨l. . f´￣￣￣￣ ｀ヽ
| / | / ｀.} ／ /／ ∨∧. ＼ / | _.ヾ -=≦. | ……。 |
| ./ ￣￣!/ ￣ | ／､≧=--/ ＿ヾ∧＿＿＼ |´. ゝ＿＿＿＿_ ノ
ヽ/ / j／ ＼ ./ ヽ ／´＼ ! |
./ ＿ヽ
三三三≧=zzzzzzzz.二二二二二 二二.＿＿＿＿＿.zzzzzz=≦三
{￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ミ､ ／´￣￣￣￣{
| （⌒）}⌒ヽ | ゞ=イ
.八 {´乂＿ノ⌒ヽ ﾘ | （⌒ゝ--⌒）
＼ ゝ ﾉ / 人 ー―=彡
＼ ＼ ー＜ . ' ＼ ／
＞ __≧==--==≦´ ､ ＞--===彡'
＼ ￣￣ ＞-------＜
⌒＼
.i
〈::|
､
∧
: ∧
/: 人 、 ｨ ／
: :ノ.=＼ (｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´ } ／⌒
¨ ＼ ＼ ノ イ
.＞ . ｀¨¨¨¨¨¨¨´ . ＜
.
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ ＿＿7" ヾ＿ ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ ヽ
./ ○ . ○ '.,
/ . ￣￣￣ ￣￣ '.,
. .,' ､ .l 沈黙は、時に雄弁よりも多くのことを物語る。
l l
.'., ､_＿＿ ,' 甘味の魔力は理解できるし役得もありですが、
. ' , ／
ゝ、 ／ 今回は諦めて出してください。
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
. / | | |
/ /-＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞-- = ,,,,_ ﾍ
/ /:.:.:.:.:.:＞= 77''= ｭ,,_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀''ﾍ
,' , /:.:.＞ '´ﾊ: :ﾄ,l: : i:/ l: :｀}'{= ‐- = ;,;:ﾍ
{ ,' /＜:.ﾊ: :}:l_,,W,,ﾘl:l''iヽ}i: :i八: ﾄ; : : : :}｀lﾍ
/ ,.' ,' ﾞ＜、_ﾊ:,'ﾚ{`:::::::uヽヽﾙ'ﾘ j:,',,}l: : : :ﾊ:}:.ﾘ
{ ,' i ノ:.:.:.ヽl 弋z.ツ ﾞ ' 斗ﾍﾘ: : :.ﾉ i!/
| ,' { ／:.:.:.:.:.ノ:l ￣｀ 弋ﾘ/ﾚ':ﾘ'':.:.,'/
/ |':.:.:.:.:.／l: :.l ヽ｀ ﾊ: ,':.:.:.:.:〉 ……やむをえぬか。
/ .|:.:.:／: : l: :.l ＿ ' ﾉ: ﾘ:.:.:.:.:|'
/ ',:.:{:.:ﾍ: :l: :仆、 ｀‐- ' ／: ノ:.:.:.:ヽ|
{ ﾍ:.l:.:.:.ﾍ.l: :l ヘ、 ／:,, ィ´__; -r '
l z_ ゝ-、:.:ヽl l＞イ-彡 ''´ {
ヽ、 ヽ｀'' 、 .ハ:.:.:ﾊ. ／:.:.y '´_ - '''_ - ' 、
r'⌒｀ ‐ ‐- 、｀ 、 .}:.:.:.:ﾍ,/:.:.:.:/ , y - '' ヽ
/ ‐ - ＞-+‐‐‐‐‐‐-t_'' ﾊ
. ,' ,, 'r':{:.:.:.:.|L..::::::::::::::||:::｀＞ ,, ﾊ
.
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ 水が腐らないように酢やレモン汁を混ぜたりもしてるけど、
／ （__人＿,） ＼
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ | 外ヘンピナで作業中の やらないお曰く、ソレばっかりだと飽きるんだそうだお。
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ
／ /
. -- ━━━ -- .
／´ ｀ ､
／ , ´ ￣ ｀ ､ ＼
./ ＞---〈 ＼ ＼≠=ミ
/ . ´ | .| ＼ ヽ ヽ
.′/ / .| | .| ＼ ∨ ‘，
.ィ{ ./ | | ﾊ {､ {ﾄ､ {､ } .ハ .∨ }
「 |/{ l | .{ノ! .八ヾ .>x=ﾐ､ﾄ､ | .〉 .／≧==ミ､
／ ﾊ | ﾄ.{ヾ{ Ⅵヾ{ ｲ心 }} } } }/.／ }
< ／{人! .| ｆ芯ヽ 乂ﾂ ,ﾘ | ./ / /≧=---ｚ＿＿|､
>´ .ノ|八ヾ从乂ｊ |/} ./´￣7´￣￣ Y
{／ ／ ∨ 个 ｀ J / .|/ | ./ ＿＿＿__/ うう……しかたないのう。
/ / ヾﾄ{ヽ _. =‐┐ イ | / .／＞-----〈
〈 / ／ﾉ .込 lﾆ=-- ¨´ イ | .!Y ／／ ＿＿〉
У ./ 「 / ﾉ.＞ . ＜＿{.ﾉ ハ / / ／´￣ 7
＼ /{ |イ／´ヽ￣ヽ｀.７ﾆﾆﾆﾆ／ ／イ≧/ ./ ./
Y ﾚ ／l: : : : ‘，ﾏﾊ {＜三ﾆ{ .／⌒}--=ミ､＿_{ /⌒ヽ
/{ .|: : : : : :， ﾏﾊ ｀¨¨.ゞ=)´7､ﾊ-=ﾐ、＼ ゞ=.=.〈ｒ） .}
/: | ‘: : : : : :‘. ﾏﾊ ／／ V}､ ﾏハ / .ノ
{: :.| '，: : : : : ，.ﾏﾊ ⌒´ .Ⅵ､. ∨ﾊ /／
.
＿＿ ＿＿
´,. -── - ､｀ ､ ´,. -── - ､｀ ､
／／ ヽ ヽ. ／／ ヽ ヽ
/￣| | .| | /￣| | .| |
| i´! .ヽ / / __. | i´! .ヽ / / __
＼＼＼`‐-､_＿＿＿_- ´／ _／__ ヽ ＼＼＼`‐-､_＿＿＿_- ´／ _／__ ヽ
＼ ） ｀''' ─‐---─'''´ (.／／ | |... ＼ ） ｀''' ─‐---─'''´ (.／／ | |
／_ _ ＼ _/ / ／_ i7 .._ ＼ _/ /
/ ｀ ‐.艸 ‐ ´ ＿」／／ . / ｀. , -‐i!‐-､ ..´ ＿」／／
|‐ _ 艸. 艸 ....._ --─'´. |‐ _ i::::..ﾞｰ' i _ --─'´
＼ _ ｀ 一 ´ ／ ＼ _ ｀...'､::::::..... /..´ ／
｀､ _＿ ＿_ ´ ｀､ _＿....`'‐-‐′ ＿_ ´
｀ ‐- 二 -‐ ´ ｀ ‐- 二 -‐ ´
/ i ／￣￣￣￣￣￣＼
! i! ／ ＼
ﾞ､ _,ﾞ, ／ '´￣` `―- |
. _ ｆ´ i | ::;;（● ） （● ）
. i ｀丶､ ﾄ-' _〉 | ´"''" , "''"ヽ はい、というわけでこちらの壺には松葉を、
. `､_ ｀,ｰ- ､_＿_ﾉ￣:::人ヽ ┬ｧ―- .._ |
. ｀ ｰ' ､_, ﾉ::::i ｀`´ ヽ｀Tｰ-- ､_ （ / / こちらの壺にはリンゴの皮をつめてあります。
冫ー'" __／ i､ ヽ ｀!`! ￣￣ ／
. _,ｨﾞ´ヽ ／￣〃／ ヽ､!! / i ヽ｀ヽ´ｨ
. _, - '´ ｀i_ノ ! i i!/ /´｀=-､i_＿i ゝ-〈i ﾄ､
.. ｬ'´_＿,ノｰ弋〉-､i / ｙ´ i::::i´f ） 人__ﾂi ヾi＼
. ｀´ 冫ヽ/〈_＿, -'ｰｧ-‐‐r'´Ｔ`亠‐ｒ‐‐'ﾞi´ /:::::i`! i_i .＼
. .／ ,ｲ_ -`ｰ‐‐'´ ／ ./ i! i'´::::::::i!'ｰ<´ 冫､
. .／ ﾉ´ `ｰ‐‐t‐‐--‐'´ ／ ヽ ﾄ､____冫 /__ / !
. ｀ｰ'´ ｀`ｰ--‐t'´､_ ヽ ヽ ./ / ｀`/ i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 松葉の付け根の部分は要らないのでざっくりカット。よーく洗います。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿＿
r､／ ⌒ ⌒ ＼
|.ｌ1 （● ） （● ）ヽ そこに、この水飴を溶いた水を注いで蓋をして、
.|＾ ） （__人__） |
.ノ ｿ、＿ ヽノ ＿／￣｀! あったかいところに数日置いとけば発酵する、はずだお。
/ ｲ ｲ7 _/
{＿_／＼ ヽ {
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ 発酵といっても、パン種も入れておらぬではないか。
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} /
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__ ただの風味付けにしかならんと思うのじゃがのう。
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | -= 八_ イ {
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ イ .| -=≦!
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.|
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
.
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : :V:ヽ
/ / : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : '.
ﾊ/: : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :ヽ : : l : : : :'; |
. | l.: : : : : : :l: : : : :/ : : : j: : : : : :}: : :.|: : : : :l l
| l:/|: : : : : |: { / :{: : {: :ハ: }: :j小 ｌ: |: : : : :|│
l.:|:l |: : : : : |: l {_从: :ﾊ:{ j仏斗≦k |: : : : :|:！
. |: l ! | : : : : :Vﾚぅﾃ≧ｰ ´込zｿｲｉ: : : : :|: :|
l: :ﾚ: | : : : : :.|ﾍ 込zｿ ::::.::: ﾘ : : : :.|:八 酒にしてしまえば日持ちするという理屈はわかるが
. l: : : :│ : : : : |、 :::::::.: :j /: : : : : 厂了ヽ
|: : : : :|.: : : : :.:|丶 - ‐ ,.': : : : : :∧／:::ハ 果肉ですらない皮に葉が酒になるのでありんすか？
| : : : : l : : : : : 〈::::介:､_ ´ ／/: : : : :/::::}:::::::::::::|
. |: : : : :∧ : : : : : Ⅵ｢/∧＞ -＜／: : : : :/::::: ::::::::::::: |
. |: : : : :.:い : : : : : :Ⅵ| Ｌ、 _ /: : : : /::::::/:::::::::::!:::|
|: : : : :.〈∧:ｌ: : : : : |》| l ヽ_ '´__/: : : : /:::／:::::::::::::i::::|
|: : : : : :{::::|:l: : : : :ｌ:|ヾ{{=气==''/: : : :.:,'〃:::::::::::::::::::i ::|
. | : : : : : l::::ﾚ!: : : : l/ 弋不勺 l: : : !: :|:{／:::::::::::/￣￣
. | : : : : :│::::|: : : : :|::::::〃廿＾ヽ| : : | : |ﾉ:::::::::::／
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼ 最悪風味付けで終わってもいいかなって。
| __´ _ |
＼ ￣ ／ やらないお たちの気力の足しになればいいので。
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
.
＼ ヾ | ／ ／ ‘，
＼ .八 / ／ i ハ
＼ .＼ ＼ / / ／ .| | ∧
＼ ＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :
＼ ＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !
＼ | { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|
＼ .＼ 八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/
＼ .＼ ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ /
＼ ＼ /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦
／＼ ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣
／ ＼ .／.Ｙ / V .| | .／ 甘味は貴重だが、
イ .≧z≦ .ｲ＿_ .∨ .! __ ィ
.)/ ＞――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ やらないお のためじゃからなあ。
／／: : | ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_
/ : : : ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八.
.′l: : : :| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ
| Y: : :: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ }
| : : : : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′
| |: : : } .Ｖ: : :＼ ! ｀ヽ /
| l: : : :. ': : : : :.＼ ハ＿＿ ./
| : : : : :＼ .＼: : : : :.＼ Ｙ .{
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
┌─────────────────────────────────────────┐
│■爵位 │
│ 通常は、上位の者が下位の者に対して与えるもの、称号。 ｲﾆｼｴ │
│ ヨーロッパにおける王の称号は、教皇か神聖ローマ皇帝が与えたもの。または、古よりの自称。 . │
└─────────────────────────────────────────┘
ｖ=‐- ..
／ ,.:::.. ヽ
´..::, ′.::::: :::.. ここでは中央集権・絶対君主は近世の特徴としているので
/ i /《７ ,/ j }A ｧヽ
,___L_｣_{ / -/= メﾉV} i; j {》 現時点での王は諸侯の１人であり、地域のまとめ役的なポジションどまり。
＼へ｀Ｙ ィ＾ぅヽ ｲﾒLルヽ
i ＼)ｿ／ゞ┘ fうｧjノ_＞ また、いわゆる王国を主張する領域であっても
|/ ﾊヽ ,:. `'爪｢
ﾉ / ｝＼ ｒ ｧ ｲｿ|!） 王の臣ではない領主ケースとしてゾォルケン伯爵家（伯国）がいる。
, '⌒ヽ､/ ::.. _, ＜{ ｉ| i|
／ ＼_ ｢ヽ＾ヌ人ﾘ ｒヽ_
{ ＞ ､ ｀ﾆa)／く ＼ / ）／/ 〉）
〈ィ ＼ノ ｝〉 （( ゝ ＼ 八 ｛ ヽ. /
／ /｝ ∨ ｀ﾞ ＼/イ } _／
/ '´￣¨"ﾞ ー┴- ..__ Ｖ{ ／ /
（ ヽ. ）／ ,:'
＼＿＿ __＿＿,､ ＼ / /
〈￣￣ ￣￣ ／／ ｧ〉 〉 ＼ /
￣｢＼ ／／ └‐---Ｊ 〉）／. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|_ｨ’＼ 〈 （ く｛__. ┃ この場合の【伯】はカール大帝（っぽい人）由来。
|| ＼ ＼＼ /（ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌──────────────────────────────────────────┐
│■除虫菊 │
│ 原産国は地中海・中央アジアで、セルビア共和国で発見された。 │
│ ヨーロッパ中世のころには殺虫効果のある植物として知られ、畑の端や庭などで栽培される。 │
└──────────────────────────────────────────┘
.. :::ｖ=‐ .. _
..::::: ＼
.:::: , `
' _＿／ ,:. ヽ 、
｢７ / },ｲ:::!ｉ :. : Ｌ_.:}
ｉ::.. / / ｉ![Å|: | ｉ : |『::::ｉ
;!__＿./ =≠ミ人ｊ`´j斗-|-ｔ: |!:. :ｉ
ｉゝ､ ｱ /Y夊ﾄ､jﾉ ,ｲヌﾃｱﾉｎ｢'tﾗ 日本では蚊取り線香の原料だったことが有名。
!:..;へｲ" ゞ‘ﾞ ' ゞ'勹ｹ〉｝爪!
.:: : ;:|ｉ、 と二 Ｙ /i !ｉ＼ 蚊取り線香では若干の有効成分が含まれる茎葉部も用いたが、
/;__;ｉノ;;川:::.. - ' ノ｝ |人ﾌ ! ）
,, -‐く＼ゞ=彡´ ` 、 __／~￣ ハｨ ｉ! ほとんどは花の中に含まれるので
／ ＼＼ ｨ⌒（ _ノ ﾙ j
,/ ∨〕 ‐-v } ｲ /!| 花の粉末を殺虫粉として用いることもできる。
ｉ: へ ..:厂`ー -､__, -'＾| i , //＼
〈| ＼:::} ｆ＾ｰ- :ｖ-‐ 一! ∨//__》 比較的ありふれたものなので、チート判定はしない。
ｉ!＼_ ⌒＾∨/ ｒ}兀〕 i ∨!「
〉 , !| // !｣ | ヽ′
ｉ/ __＿＿i|/ ﾟ l :il
《＿／￣ ﾏｦ/ ! !|
}7∧ ∨//, ／∧ ﾑ}__.、
/ / ∧ ∨// __＿∠_ノ__ハ＿／ ヘ＼
| _ノ/|! "￣ ｝ﾉ
〈 ／ 八 ／乙_」
｀ .._＿ -‐ ⌒＾ ｰ'
.
┌────────────────────────────┐
│■天然酵母サイダー │
│ 松葉やリンゴの皮などに生息する天然酵母を用いた発泡飲料。 .│
＞::´￣ク'⌒ ﾆ=r- ......│ 糖分は10％くらい目安で。 │
／:::::::...／/:::...... └────────────────────────────┘
/ ,:′ ;ｉ ｛::.. ＼
/:::... ｛ ｛ ..::| ｉ | ヽ
,′ ┏=-イ /::::| ﾊ| / |}zﾍ …→ なんのことはなく、酵母菌によるアルコール発酵。
r=‐--､ `ﾆ | / /| /‐-|ミ }ﾏ 》｢ |.. ｝
|＼⌒Ｖヘ人| { /_」rzニムノﾉ }/ﾊト|::..i | 【糖（C6H12O6） → アルコール（2C2H5OH） ＋ 炭酸（2CO2）】
i |}＼ く ） 〉 }/Ｙ＾( ｊ::｡ﾊヾ ィf≦｢::| |
|::::|:::...＼_ Иノ（ ｀¨` くﾝ ｱへ, |
|::::|::::... |〉 ﾚ Ｙく⌒j/ 密閉具合にもよるが、うまくいけば微炭酸以上で
|:...ｉ: ｉ | 八 /| ｝
! |::... ｉ ｊ 丶 r_ ｧ l 人 ほぼ感じない程度のアルコールを含んだ飲料ができる。
! 从 /〔 i ﾚ
.:; ｉ::/rＪ ＞r‐-=く:::: ｝ | __ -=ニＶ~)
ｉ|:::|::..| / ノ 「 Ｌ＿ノ｝::::｝ | 〈 , ｀r ┐
||::::!:::.ｊ〉 ＼ |/＼＜|}:::人 | ∨/ ├く
|:|__|／ ＿ ,＼ しへ ）＼ｲ ! У）r､ ｀ﾌ＾)
|/ ／Ｖ ヽ ＼ニ＝- _＿/ ﾉVLi| / }j ｝ ／ / ｝
/ ／{ ゝ ＼下ﾍく ん＼_ 〈 / ｲ一' ,/
... // 《 ）〉 ∧ Ｙ ／｝
/ ＼ ∨ /
｛ ＼ ｛ /
〉 ∧ ミヽ } ／|
| i ヽ ｝ ,ｲ γ !
ﾚノ | | _∧、 / / i
i| ト | /￣ ＼ / , |
| ） | /┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＞ ハ | /. ┃ 発酵を止めるにはレモン汁でも追加して酸性にすればいいんじゃないかな？
| く | _｣＿＿∠/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■発酵と酵母の発見―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
古エジプト頃 ： 発酵パン、パン種を用いたパンが出現
ローマ時代 ： ビールの醸造時に生じる沈殿物をパン種として生地に混ぜ込む
製パンは、職人の経験と口伝、技術に頼る神業であり、パン職人の地位は極めて高かった
1680年 ： オランダ、レーウェンフック（自作単レンズでの顕微鏡製作者）「酵母（イースト）」の存在を確認
1857年 ： フランス、パスツール「酵母が糖をアルコールと炭酸ガスに分解する」ことを初めて理論的に解明
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
,: ´ ⌒::.、
／ 彡 ヽ
/ /／ ,ｯ ヽ i
{ ≪] , / / ｉ〈》｝ i ｉ|｢》 ビール酵母をパンに使ったりその逆だったり、
! N/ﾚｰ/-ﾒ j-|‐vトj|
く⌒ｿＹ =＝ =ｧ ﾘ~フ 果実の発酵液を用いたパンがあったり、
i｢ゝｨ） ' ｧﾘ
/| |ヘ fr┬┴‐┐ 中世ではパンもビールも各種果実酒もハチミツ酒も作っているが、
! : | 〕＞ ,,ィ＾う| ｡⊆⌒ﾆヽ
|__ｉへｊ r' / ト| ｡｛＿ __｝ 酵母と発酵の理屈は知られていない。
／ ￣＼＼__Ｙ .ｊ└t┴ｧ ﾉ
/ ヽ Ｙ厂| イへ∧_,} ィ なので「糖分を添加した上で意図して酵母投入」は知識チートでよいか？
| ,,___ ∨ | |∧ﾉ |/ !
|へ／ ＾ヽ j | 〉 / '
∨（ ＼ V | {/ '
Ｙ __ノ＼ ｛ | / /
|//// ＼ ! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
V// ＼__ノ...┃ 発酵によるアルコール分は20％くらいが限界、あるいははじめの糖分の半分程度とも。
|/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────────┐
│■サイダーとラムネ、ついでにソーダ │
│ ・サイダー（cider）は、元々、林檎酒を意味するシードル（cidre：仏）が語源 .│
│ 甘味や酸味で味付けされた、本来は林檎系の香味の飲み物のこと。 │
│ ・ラムネは、レモネードがなまったものといわれ、レモン香味の飲み物として成立。 │
│ ・ソーダは、「水酸化ナトリウム」や「炭酸水素ナトリウム」を指すオランダ語が語源。 .│
│ 香味料が加えられていない純粋な炭酸水のことをソーダと呼ぶ。 │
└────────────────────────────────────┘
...:::: ´￣ミヽ
／ .;::... vへ.__ﾟ｡
/ __/ ∀ji
,′∀ , i ｨi〈》} i }ィ¨^7 もともとはそういうものらしいが、
| 7{ Ｙナﾒ八 ﾚfヌく. ／ /）
|::ム{ j rぅﾃヾ じ' ｹ rγヽ., 現在ではサイダーにもレモン系の香料が使われるなど
く´⌒人{ ゞ-' 、 ﾊ＿ ／ ﾉ廴/
｢｀～ﾙヘ rァ／⌒ ￣＼ { ｲ ノ 定義も移り変わっているそうな。
i:. iツ ﾉﾄ〕=- 个ﾍ） 〉 ! ｢
|::.／ ＜厂＼ｭｲノ ヽ/ ,/＼ i |
i/ ｀＼ 、 7A〉 ＼/ ヽ{ |
〈＼ ﾍ{ ｝＼ ｲ }
L＿丶 | ヾ ｲ ＼ ._ノ
|:::.i ￣＼ 〉 ∧ ｀
人∧ ∧＼ ／ ｝ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
）}::i 〈::冫＞ ∧ ┃ 今回のトリビアは以上ですねー。
ノﾉい }／ （ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| ! |＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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┌──────┐
│ │
│ │
│ │
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┌────┐
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│ │
└────┘
┌───┐
│ │
└───┘
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┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三
三三三三三ニニニニニニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニニニニニニ三三三三三
三三三ニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝――――――＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニ三三三
ニニニ＝＝＝＝＝―――――――――― ――――――――――＝＝＝＝＝ニニニ
――――――. O) ざわ… jO. ――――――
―――...... {N. jO. N}. Oj (O. {i } { i} ―――
{ i} |!| O). {i } |!| { i} (O { iiii)━━○.l. l |
l | ∧ .| l ,--,,､ /￣￣フ .、、、 ｒﾐﾐ￣｀ヽ
O). | |.. /- っ;; _＿ ｃ・ っ;;;〉）....二ｴ. ｒ=＝=ミへ !ﾘiエ二ｴ
. 〈 ,.‐ 〉 彡ゞ ﾜ.. ｀=､ 丶 ／:| ＼. ﾞｰ ノ`ゝ ´Д） （ﾟДﾟ ,,ぅﾉ ｊｃ； ﾟДﾟ ）
. ｿ ◎ ﾉ .┃ !上ノﾉ､ ..../⌒ ／|彡ゝ＿/ ＿／⌒ヽノ ヽ 二, ｊ=U=と （ 二,ｨｔｆ）
（ﾟДﾟヽヽ .┃（ﾟДﾟ ゝヽ.__／ 丿 |:彡ゝ彡ﾐ二＿_nノ／＿_ノヽ ｊ廿ﾍ=' /丑廿丑ｌ
. /ﾄ介‐ｲ ○ ﾄ介‐ｲつ(ｨしノ､ ゞ彡 ／ ===|========== h (ヽ、００ ∩ /＿ﾉて＿）
／ ￣> ∠＿/|==|＼=＼ ⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
. ざわ… （ヽ丶ノ∥ / 丿 ／ヽ ゝ.....,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
| ﾉ し ヽ ヽ ﾉノ し ヽ . （ ⊂ニニ / ／⌒) ）
| / ＼ヽ | / ＼ ゝ.｀ｰ――'′ し∪ （ノ
,､ノ ) ,､〉丿 ,､ノ ) ,､〉丿
￣￣ ￣ ￣￣ ￣
.
. , ' / / ｉ. ＼
/ ,' / i ﾊ｀
. ,' i l l l /ｌ| lﾊ､｣ヽ
.,' l l l / ‐--＜ !
.i l l/., -代!ﾞ !ｰ
l l lヽ､._ ﾇ｣ 丶､＿ 歓待するのは120人前後と聞いておったが、
', ｌ l l ￣､､､ ／!
', ｉ l ｌ l ｲ ずいぶんと多くないか？
i l . l ｌ l __,.ｨ ｆ
.. l ｌ l ｌ l /_.. -' l
l l l. l. l '´ i
. l l l l l. l- ...＿＿＿_ノ
// l l l | / !
/./ﾉ l l l ｌ / l
/ l / l ﾉ､.!/ l
{ ／ ―- ､ _ノヾ!_
＼_( ､ ヽ、 ＼彡'ノヾ!_ , -_‐ﾆニ二_７
／/ { ＼＼_ ` ,x'_ヽ＼ノﾉ K ／＼／／
/〃{ { ＼ ＼ ,ｨｵヽ_ ＼_ `ｰ-<_ ／´／ ＿ ホロさん、落ち着いてください。
{ { ﾄ | ヽｲJｼノ ﾘ}ヽ、＼＼＜__／
从t弋j ~´ 〃 ｲヾ〈＼ ヽ ＼ あっちはただの便乗、もてなす必要はありません。
ヾﾊ~ <⌒ヽ / _ゝヾ＼|ヽ､|⌒ヽ､
l | ＼ ヽ ノ ／_ノﾉ >ｨ､_,ノ´ それより果実水、松葉水はもうないんですか？
| |l | ＞‐､へ<<_／ﾍ、,' ,'
r‐'´ ヽﾄ､ ＼=<_`^´ 〉c、ｨ" _ノ
| ／三ｰｧヽ＞＼_v_ _／ ＼ ´
ﾉ/こ二ラ 、 / ﾉー- ､ ヽ
＿,√/に二ﾌ、 ヽ /／ `ヽ､oﾍ
／// /{二イ ヾ {l } ヽ、
/ { { {/ }ﾊ _r､_{ ,〈 `
ゞ､ ゝ､ノ ｝ ／ ＼__ o' ＼＿
／- '＼ノ /-' Ｖ`o ､_, ノ }
／ ノ ヽ } {
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ほんのり香る松葉の青臭さが好ましく感じるわい。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : :＼ : : 寸ik、 ￣￣￣￣＼|￣￣r' __ 彡_ノ.:./
.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : ＼ 寸ik |. 从从从〉 .:'' Vヘ
＼ 寸ik、 | 「ミﾐ､,,, ｲ __ノｲﾆ{ ／
丶､ ＼ 寸ik、 ｜ _ -=ﾆﾉ从彡ﾞﾞ<ﾆニニニ=-ﾍ .／
｀丶､ ＼＿ - 丁 |＞- _ └‐へ-=ﾆﾆ}: }ﾆ=- -=ﾆニ>､ .／
｀` .,_..... , -‐- ､ _ - ~ ／| | ｀`''弌- Vﾆノ ／-=ﾆニニ／ﾆニ=-_
~", ´￣ ヽﾄ. , 'ﾞ | |. ／rﾍ/: :／)ﾆニﾆ=-／ﾆニニニ=-＼
- ＿ ＿.... .′{ .:.i }! .-‐ 二´──-| | /-=ﾆ> >< <-=ﾆニニニニニニ=-／⌒V/
.... ￣| | { ヾ {=====i. ／/___ | |＼.... /ﾆ/ﾆ(／/ﾆヽ)-=ﾆニニニニニ=-/ﾆニ=-v/ . .:::|::::|
. | |. }.:/ .:＿__i .^77|:|⌒⌒~~i| |⌒l丁 -=ﾉ-=ﾆ}/-=ﾆニニニニニニニﾆｲニニﾆ=-V/.: :|::::|
. | l. ／ェ=-‐ ──t=' //''|:| ￣|￣ i| |￣| |ヽ.{ﾆﾊ-=ﾆニニニ/ニニニニニ=-/ニニニニ=- : :|::::|
＿＿＿_|_|. _≦/ト:､ ､ニﾆｲ |// |:| | i| | | |.....}/ﾆ∨-=ﾆニニニニニニニ=-/ニニニニﾆ=-..: :|::::|
＿＿＿ . -‐ ￣:.｀:.＜} Vﾄ､/l i|:| | i| |＿| | ﾉiﾆニV -=ﾆニニニニニニ=-/ ニニニニﾆ=-}'，::::|
:::::::::::::.// .:.:.:. ﾄ､. 〉. ｀>､_i|:|＿_|＿_i| |＼| |./ﾉ-=ﾆニニニニニニニﾆ=-／} ニニニニﾆ=-/∧:::|
:::::::::::::ﾄ'⌒ヾ/＿ } i i｀i i.', i i..|:|⊥|_|三j| |／|./ﾆ乂 ___-=ﾆニニニニニニニﾆハニニニニ=-/-=ﾊ:|
ーー Y⌒ヽ/7////ｰ' //＿|＼＿＿＿.‐_‐_ｰ| |／-=ﾆ}////／⌒ヽ---------＜/{ ∨ニニニニニ=-:|....
::::::::::/⌒ヽ/:7//;ｲ／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼.//／⌒{ }ニニニニニﾆ=-{
─./ヘ-‐=-厂.:. .:.. | いつもいつもエールでは飽きますからなあ。 | =ﾆニニVニニニニニニ=-‐
. ,/ｭェニニ}ﾄ.ニ二二.＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／...ニニニ7ニニニニニﾆﾆ=-}.
< }´／ニ二}',ニ二 :.:.: .:}二ニ}. }ニ〈-=ﾆニニニ＼ﾆニニニニニ＼-={ニニニニニﾆﾆ=-/.‐
. V/ニ,＜ﾆ{ }ﾆ二_ .:.:.:. ./ {/ ／|〉=_‐＿＿Vﾆ7^＼-=ﾆニニﾆ＼-=ﾆニニニﾆ＼乂-=ニニニﾆﾆ=- ‐
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やらないお たちの士気高揚のための天然酵母サイダーでしたが、振る舞いにも好評。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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. -─━─- .
┌====|:::::::::::: |l:::::::::::::|====┐
（__） |====:(__)====| （__）
宜 |::::::::::: 宜:::::::::::| 宜
│ |:::::::::::::::::::::::::::::| │
宜 |:: (::::::: ()::::::ﾉ:::| 宜
|:::: ＞‐^ｰく :::::|
|:::（__, :::::: (__, ::|
|:::::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::::::::::::::::::::|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ |:::::::::::::::::::::::::::::|
__. ヽ .|:::::::::::::::::::::::::::::| __
｀ヽ ヾ.) |=======Ｃ:==| (__) （ )
｀≧ ゝ i/ |:::::::::::::::::::::::::::::| } { }￣{
-＝二＿ ミ/〃¨ヾiヾi! / /ニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ| |＿
￣≧〃 ヾ〆从/／i |...| | | | | | |___
-＝二＿＿ フ }/ /~） /~） .| | | | |
｀ノ /. /／ /／
-=≦ ／ i o o
/⌒ ､ミ ￣≧ｪ- ､_ , ∠￣ }
i i⌒ Υ ィ¨¨（:;:）Zﾐ､ヾ /¨（;:）ﾐi
', i i r i! ￣ ', ￣ i え、もうない？
..ﾏ ヽ 〈 { ι ', i
＼/¨¨ヾ ｨ¨r¨ヽ⌒i-､/ ほのかな微炭酸で酒臭くもないすっきりした口当たりだったのに。
{ }ヽ ./ / .}ｨ¨ヾi
ヾ__〃 ヽ ./ / // /-､
i ＼ / / / /ヽ i
／＼ ／ｰ-≧ r‐､ / / / // } |＼
＼ ￣ヽ ヾ ./ ,' ,'' ,'ﾞ /| i ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ } }∧ ,'::::| i ＼..... ┃ 「新しい」はそれだけで価値があるからね。
＼ / 〃 ﾊ:::.:.: i ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
{
.
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三
三三三三三ニニニニニ. _,,.. --─--,...,,_..＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニニニニニニ三三三三三
三三三ニ r'⌒ヽ、,. - ''" ´"'' - .,―――――＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニ三三三
ニニニ＝ . i＼ i''~ ∠ニヽ ヽ ――――――――――＝＝＝＝＝ニニニ
―.＞―l 〉 } 〉-―┐ ――――――
―――..... ヽ._,,,!--,r ' /_____ ヾー'_ノヽ ./―-､ソ ―――
. ／ r'⌒Ｙ i'¨:::::::`i ￣＼ ＼,,,__,,>
. ヾヽ、.ゝ { ヽ / イ:ヽ /l:::!
. ＼Y ヽ‐---‐' l ゝ、___,,,.} Y l/
. / | | | | ﾄ､ l | | |
. / | | ｰt― | ｰt-ヽ‐:ｔ | ./ | .l
,'. | |＿iﾔiﾃヾ､_____,-ｬt-i:ｧ!,＿|/ / .l ごめんなさい。
. ,'. l ゝ', ,,`ｰ′ ゞ='' / / / l
. l l. ' , ″ , u '''/ / / l もとから量のあるものではなかったから、
. l l ＞. ､ - , ィ~／. / l
. l ヽ l-/ ヽ ｰ ' / .ゞ ./ l お試し程度のつもりだったそうよ。
. / i |'ヽ ヽ._／ / |`ｰ､. l
.. ,' /| | ｀／{ﾆ]＼/ l ヽ、 l. ;:. ;:.
. ,' / | |／,ｲ |:::| |:/ / i ｌ ::ﾉｿ:. ::ﾉｿ:.
. { / | |. i':::| |:::| |' / l .l. :）' て:... :）' て:..
. / / l lヽヾl |:::l/ / l l ::（ ）: ::（ ）:
. / / ./l {:::`ｰ.':::/ / l .l. [[匚囗二]] [[匚囗二]]
/ ｀ｰ/ l l::::::::::::/ / , - ' .l .l └L凵」┘. └L凵」┘
. / / {/~', l::::::::/ ,. -''″ l .l | |:| | |:|
/ /l ／ .＼____}::::::/,.-''″ l l. | ｌ:| | ｌ:|
. /{/ .l ／ |三|,.-''″ } l. | |:| | |:|
..' ! l , -､''､ , - ,,_ `i':::ヽ / l. ┌┴┴┐. ┌┴┴┐
. ,r ' "''-／¨ "''ｰ‐''""''ヽ、 { l
. { /~ ）、 .l l
,ゝ､___,,,人 ___ ___,,,,.､- ''"::::ヽ、 l l
／ ｀ｰ-‐' ＼:::::::::::::} l l
.
､ーミ
ー―――一 ＼}＼
＞-- 、 ヽ ､｀Yi
／ ＼ ＼. i: |l |V!
＜＿ ｰ=ミ. ＼ ＼ｌ} |l / |
／ -- ==≧ ＿_＼从/∠ / Ⅳ
／ --=ﾆ〉 `" {==/
ヽ / ｀二≧､ _≦∨
. ＼ ｰ==彡/ ヽ ＿ ` ´＿|′ あやつらぁ、頑張っているのはわかるが
≧ {⌒′ ｌｌｌｌｌｌ {、|||||!
＼ ヽ ′ 八 我の心を弄ぶとは怖い者知らずめぇ。
｀`ミﾆ圦 ／￣ヽ ,ィ┐
{___ト|` . ￣￣/{___|
| ', ＞ イ | ヽ ＞―― ､
,ｒ＜ﾆニ≦| ', ＿_ .≦￣／ ／￣￣￣￣＼
. ／￣￣￣´ 、 ＼ヽY´<::>У / ／ ＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/ };i;〃 ,ﾉＮ{ ｉﾘＶ^≧=- _ Ｖ´》 ヽ
. (ヽ ....{ /}{::ゝ ,.. -=≦[ ∨{ {i〔, -‐-ミﾞ¨ｱ八{＼ ハ
. (ヽ .} /,:::{ ｨ ,=-‐ ミ７ /「｀ `ヾ《 (う） ∨/i::::{＼ ヽ.}
'ハ／ ,ﾙ′(う）冫/ｉl| `辷==彡 i::∧ヽ｀V
∨i|i;:., 辷ﾆアﾞ / | ｀ヽ V}_/え
{::i|ｉ: { |___ ,.:::{り(_, }
∧i|i; {/.:::::::丶 i:: )う∧ 私はむしろ、
{えV/,. ∧::ﾍ::'^::ｿ＼ ｕ | ノ＼!
､rﾍ//i { ん､__ｊ'′ ｢/｢｀ｱ 静養にきていたノーレッジ家の娘が
. ゝ _'/i ; {ｧｪｪｪｪヘ、 ヽ 〔ノ /
Vi 、{ i厶'-…‐- ＼ i 爪/ 給仕にかりだされたというほうが何それ怖い。
､ ヽ´ , -‐=‐-ミ ゾ /ﾙ'ﾞ
|i:, 〃 ／ i′
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
┌─（封地の地縁？）───────┐
│ヘンピナの役職者の娘を嫁にGet！│
└───────┐┌──────┘
┌─（武力に目配り？） ───────┐ ││ ┌─（外交・交易窓口？).‐─────┐
│王家の女騎士（王都騎士家産）が嫁！│ ││ │名のある貴族家の娘を複数妾に？..│
└──────┐┌────────┘ ││ └──────┐┌───────┘
││ ＼／ ││
＼／ ／￣￣＼ ＼／
／⌒二つ ／ _ノ ヽ､_ ＼ と二⌒ヽ
／ γ＾／￣￣￣＼. ／二つ（ ●）（● ）と二＼ ／￣￣￣＼＼ ＼
／ / ／ ⌒ ⌒＼ ／ rJ| （__人__） |し､ ＼. ／⌒ ⌒ ＼ヽ ヽ
〈 （／ （● ） （● ）＼ ／ / | ｀⌒ ´ | ＼ ＼ ／（ ●） （ ●） ∨ 〉
＼ | （__人__） |..（ 〈 | | 〉 ） | ' | /
＼ ＼ ｀⌒´ ／.... ヽ ＼ ヽ / ／ /.... ＼ ー- ／ /
∨ (＼ ＜. ヽ ＼ ヽ / ／ /. ＞ ／) /
∨ と ＼ ＼. ＼ ⌒ ⌒ ／. ／ ／ つ /
| ﾍ_ `＜ |. ＼ ／. | ＞' ノ |
| ＼ `＜ |. ﾏ イ | ＞' ／ |
| ＼_＿＿/ ヽ.＿＿_／ |
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
. ＼ソ r──,,- x,＿_,:: :::::::::::::::::
＼ ﾐ 八 {{ ∥ ＼､＿＿:::::::::::::
. }＼ゝ" f' ＞ ＝,,‐- ,＿_{{ ＼ ∥ヽ:::::::: 急場にかりだせるくらいの身内、か。
ヽﾐ 八 ∥ ∥＼ Ｙ{ ∧:::::
rv} ＿￣ ｀ ＜ / ＼ ノ ＼＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l /／
ｌ : ｀厂了㍉､ ＼ ＼} ＼ ／
ﾄ : ヽ トｉツ ヽ ＼ ﾉ 二 成り上がりの大望を抱き先を見据えた婚姻政策。 二
: ｌ ｀¨¨¨｀ ＼／::::..... 二 二
, ! ＿＿＿ ＿! ＿{{. 二 歳に見合わぬ策謀と冷徹さ……さてさてなあ。 二
ヽ . r＜ {{ {{ ). ／/ ＼
ゝ ( ヾ＿ ヾ ﾉ ::::.... // l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l ヽ＼
／||ｉ ｀ー ´ 二ﾆ=──}:::::::......::::::::::... :: ┏━━━━━━━┓
. | ||八 r‐=＜ {{ ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::: ┃ 誤解だゾ。
. | || ヽ ゝ -‐ ￣二 ┗━━━━━━━▼
.
., ´ ｀ー--―一'Y´ ￣ ｀ヽ!ﾉ/ ／
.／ { }/／
r' ∠二ヽ ゝ、＿_／｀ｰ､
i _ _} }´く⌒L,--､, ﾉ
. ／ _r､ ｋ´ヾゝ＿ノ＼ ヽ Y＾>
/ ∠いく_〉 ＼＿_ゝ｀ヾ､ } }´
.{、_〃し' ,' ,'ヽ｀ー` ＿, } i
ﾄ､ﾊ ', ﾚ' _ ＼l rfﾆ7 {' i ﾊ 妹曰く。
. く_人', ' ,{rtｰ; i i ﾊ
／〃ｉ ヽ ; ゝ ｀ , } i ハ 「 辺境伯様御嫡子のお妾でも、
く／/ ! ﾚ'^i ゝ , ー { i ｀ ､ 適当な配下の騎士を篭絡するにも、とにかく顔出し ｲｯﾃﾖｼ」
. ./ .! .ﾄ､ ＞ ＿ ｲ! ', }
｀^´ i ＼ ヽ__ﾉヽ い {_ ,' まあ、給仕くらいは手伝ってあげてもいいし。
ｊ | /,-、 ! ヾ ､ ヽ､ ,'
ハ i! / ／｝ﾒ ｒ'{＼ゝ ' ,＼＿_
／ }il ﾚ'i ト、_ノ ハ ', ｀ヽ
.／ y'／/ { } [o, ,' ', } }
( ／ / } ﾉ ／￣i ,' ｉ ', /i i
／ ／ ＿ν／ // i ,' i } / i. i
. ( , ´r‐' ／￢＿r‐'!, /! ｉ ｉﾂ i ﾄ、
...＿＿＿｀y i, _／ // }/ { ﾊ ｀ヽ ヽ
└-一７くＹk='7／i Y j i ', } ＿_ ヽ
./ i＼＿/ ! i / i ' , i__r‐' ＿｣ !
く__｣ ヽ i￢＿,t_iー┤ ヽ＿＿_厂Y〉K´ー┐⌒｀>_}
（ ノ 〉 ! i lT￣￣｀ー-,{ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
)_( / , iー-一' ｀ _ｊｌ 〈 ┃ 「立っている者は親でも使え」な急場でもありますし、多少はね。
.´ ＼,' 〈 .!r‐t_〃__,.へl _∧.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
: : : : : : : : : : : : :_:_＞ ￣｀` ‐一｀ﾞヽ:}､:_ゝ､:}: ,ｲ､:／イ{／ /: : ; : : : :/
: : : : : : : : : : : : ＼ `''′ ／〈: 彡: : : :/
＼: : : : : : ‐‐-: : : 〉 _ z匕 ヽ: :_:_::/
＿ヽ: : : : : : : : : :/ _ __,／__≦=＝ァ }/ ,､ヽ
＼: :` : : : : : : : :{ ‐‐- ___＿_ ＼ /::::::´、辷ﾂ= ´ }／ } |
＼: : :-‐ミ: : :{ ￣￣ ` /:::::: } ｌ !
＼{ ﾄ､＼{ ー＝====＝ {:::::::. ! У ./
∨ } ! ';:::::. o＿／ あー、我はその、
Vヽ ;::::. /ー┐
＼ ∧ ;::::. / .| | なんともいえないが、頑張れ。
＞ ∧ ,..〉:: |＿| ／: :
＼ _z≦: :＿{_}、 .::::::::::: , / ＿_ .／: : : :
: : ヽr≦_: :: :: :/ /..-... ..-... ..-.. __ _,,.. -‐ /: :: : : :≧ｭ: : : :
＼: :| : . = _/ ―――へ／::::／:::::ヽ_ ｀￣ /!ﾆ三ﾆ=- : : ≧ｭ
. : ＼ : :: :／ .: .:: ￣￣＼::::;< .ヽ /.:|三三三ニ=-: : : }}
: :: :＼／ ／:::}:::＼ ＼ .:.:.lニ三三三ニ=-: }}
: :／ ／:Vﾊ:l:::::::::＼__} ー＜.:.:.:.:.:!ニ三三ニ=-: : :}}
/ ＿ / ＿___,r.､ l_＞,ー ' .ﾉ ｀i!
/ lヽ ￣¨¨￣ ／ .〉＜ ヽ____,ノ l
＼ .l ,.>､ 'r､ |／｀ヽ､ ヽ .| i!
＿___r＜ヽ/ ｀ヽ.,_ l /ヽ.,_l! l ヽ l .| 人__
ヽ_ ./ 7l.l _」i! ｀i! ヽi i! l ﾉ .l､￣ヽ.,___ ノl､ ﾌ
ﾌ /::|Ⅵﾄi､:|ヾ＿iﾄ､二¨:ｉ!―ｉ!|:ヽ,rﾍﾞ,. .| l´ l､＼/
'ーiﾊ::|::ｉ!::r=≦_ 二ニ__ |;:::i :::::::i!､ | .l ヽ,
i Ⅵ::l:ﾊ.弋zj 込示l.ﾌi:::l,:::::::ﾊ|ヽ┬' ／ 頑張っていいのかしら？
/i:::ｌ:::ｌ::l. , ￣¨ j'::::i :::::::::i:',. ヽ)__,／
i l: :l::l:ﾊ、 ｀__ /ﾘﾉl ::::::::::|:'rﾊ' 先妻の娘が、静養にかこつけて
. l .|:i:::i!:::::＞, ｀¨ _.／才/ :::::: ｌ::|::ﾊ ヽ
| .|i::::i!::::::::l :l｀r-＜／才 /:::／::ｊ::::|:::::ｊ', ヽ, 厄介払いされたようなものなのだけど。
ヽ,.l::::::ｊ:::::::::l::l¨ .V7:才__ノ／::::: /::::i!:::ｉ!::) ､
r1::::':::ノ :::i!／'l j'／::／::::::::::/:;::::ﾊ:::ｉ'::ﾊ ヽ
rﾉ:::::::／ :::::::iﾊ, ノ:::::／::::::::::::::::ノ:::::j;:l::/ i! i!
//::::／:::::::::::::ﾉ::/ ::: /:::::::::::::::::／:::／:／ ヾﾉ
.
ﾏ＝-｀ ｀ヽ ∧|ﾍ
V ｀ヽ ﾍ ∧ ﾞ.} } ／
乂ゝ､ ＼ﾍ|ヽ,､ .} / ﾚ
ﾏ ゝr^ヽ＞´ ヽ ヽ/ /
V { r ヽ y それでも王家の臣、準男爵家ノーレッジとの縁戚を結べる。
/ :ヽY´ ゝ. ＼_｀ノ
＿ / :::::::/ L _ 」 f´ 我の配下なら、その程度は……考えて欲しいなあ。
. r ≦¨ ≧｀`'' ､｀丶＼. ｀ヽ-‐｀,,,,_
.... _ 」_,,.．-一=-､., ｀ヽ｀ヽ＜;;;/､;;;r ´ ﾍ,,,_ もうさあ、イクサの武勇だけじゃ通用しにくい時代なんだから。
. / ﾍ ､ ﾍ;;Vﾍ{ ヽ
. / ﾊ ｀ヽVVﾍ }
{ ﾊ ＼Vﾍ l
...{ }＝=- ､ヽ/V l
...ﾞV } _,,.;;;;;=ﾍ ﾉ
. ヽ _,,.．-一=- ..,,＿_ノ．''"~´ }}ヽ ヽ＝ ゝ
. ヽ- ,,.．-≦ ﾍ;;/ }} } ;;;{_ {
/ ｀ 、 l ﾑ
,' ＿__ ＿_ ヽ |ノ ／',
ﾑ ＿,＞´ ｀ 丶ｧ--ー‐、ﾉl
ﾉ ´. 〈 , 、 lﾉl
ｲ |. ﾘ ヽ ／ | l
く -=彡 / / |. | ﾏ
', r"ヽ ノ ＿＿＿＿ ＿＿_,,,、',
. //ヽ, " ｒ''ﾓｿ_,ィ. ｀ ﾘ ｨヶ.ﾌ /
ヽ、（ | ｀ i´ しかしながら、イクサはなくなりはしませぬぞ。
ヽ_ |. ﾘ
| .l |. /
. =| _ﾍ " ／
. ﾆ| ', ＼ ´ ￣ ｀ /
ィ|二ｭ ' ＼ / |三三二二二二ﾆョｭ
／二|二二ﾆｭ_ ＼ / .|.|三三二二二二二二ｭ
／二二＼二二二ョｭ＿｀─‐ '／ .|三三二二二二二二ヨｭ
／二二二二＼二二二三三三i l三/三三二二二二二二二ﾆ
.
! ＿_ ..＼ ｀ ヽ ヽ. ハ ､ l
l ヽ ' .ﾊ l
. l ヽ 丶 :. ! : ,:' ! l
l. l 、 ヽ ::! .:: ..::::: .}.ｨ l
l ゝ ヽ ＿_ ;::／´ !..:: /
l ヽ ｰ ｛ ／ ヽ / まあな……。
l 丶::::::;' ー- ､ `’ '. i
. l __, ―- _ ヽヽ `’ . ',ｨ “戦う人”、貴族のありよう、簡単には変わらぬよな。
l , ,,;;;;:' ｀ 、,.≧-､ :. , /.l_}
;／ ,,,;;;;;;;'" ／ _ {;;;ヽｰ .::l__｀ ヽ ./ ;;;;;;;;;;;;,ヽ !
. ;ｌ;;;;;;;;;;;; ＜' .／ヽ. /ｿ_ './ ｰ ,ｲ'/／ ,./ ,.,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; i l
l.|;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;.,./. ＼ .／ _,／ヽ7＞―-＜ｊ / l ,,,,,, ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;' , .!
. l. '.;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;／ ｀,;;;;,,,;､´ ', ､ ヽ. 丁 ! , .! ／;;;;;;;;; ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;' / l
l V;;;;;;; ;;;;／ ,;;;;;;;;;/, .! ヽ 、 !! | / i. ,,;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'./ .l
!. Vｰ- ､／ ,;;;;;;;;;;;/;;;;,, l ヽ ､ l! !,' { ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;;;;;;;;;;;;;::-, ' !
ｌ. 〈 -,;;／ ,;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;,, .! ヽ l. l. ｌ __'､. ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;::'"_ ‐ ＼ l
. ｌ 〈-‐,.' ,. -―,;;;;;;;;;;;;:';;;;;;;;;;;;;;:'./―- ＿! !／ ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／;;;;::＞'" -―-､ .l
! ／ _,ｰ'" ,;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;:'／ ＿＿＿_illlllli,.-‐'''"￣;;;;＜ _/_,∠.....,. '"￣ｰ ⌒ヽ .!
ｌ └, '"ヽ ,;;;;;;;;;;;;/` ー '";;;;;;;'￣￣ lllllll! ;;;;;;;;;/ ｀ :;;／ { ヽ ヽ .l
. ! {. ＼ ＼ ,;;;;;;;;;;;;;/ .l;;;;;;;;;;;;;; l! `' ﾞ!、 ;;;;;;;/ .／ ;,,;;;;;;;;;;;;};;;, ;;,: .l
!----V ＞ 、 ｰ,イ´ ∨;;;;;;;;;, ,il' ,､ 'l､ ,;;;;;;;:' .／ ,,;;;;;ｉ;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;ﾉ--＿
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─--ミﾐﾐ爻爻.＿ /^> ////淡淡爻爻淡淡淡爻爻爻爻ｖｖ _ _ _ _ _ ,､､-‐……‐--‐''"´
{ {￣)介ﾐ..ヽ,V / " ." ／^ヽ 淡淡淡爻爻淡慫淡爻: : : vＸ爻爻乂爻ミﾐ'＾''ｖ￢ｰ--
｀`7ﾆ｢￣ {ｰ√ﾐ /∠-‐￢, <／/ /＿ .爻淡淡爻爻淡爻 . . __ __.;';';';';';'ﾐﾐ;';';';';';';';'
:-{: ￣}: : :}-:}: : く／/ (￣ .<_ -‐-,ヽ .慫慫淡淡父父. ＿ /^> ////;';';';';';';';'ﾐﾐ;';';';';i:i:
::::}一:ﾉ: :ｒ' .ﾉ: ::洲.....ヽ,'￢, l /...淡淡爻爻爻淡爻 ヽ,V / " ." ／^ヽ;';';';';';';'i:i:i:i:
;:;:jﾆi:i:i: ﾉ;:;｢: :爻ｿ:{: :}:..￣ ￣:;:;:三三二二ﾆﾆ=-ｒ‐‐''./∠-‐￢, <／/ /＿.￣￣￣
i:i:北ﾍj'i:jノ二二ﾆ=‐─┴--┴…￢冖:::''''"""``｀｀｀￣￣:::::::く／/ (￣ .<_ -‐-,ヽ::::::::.:.:.:.:.:
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:.{ |. ∧ }￣￣ﾊ. | || |..| ||＿＿___| | | | . >‐<_ (__) >‐<ニ,｣. |
～: : : `| ∧イ. {.| 八从リ! | ∨ i ヽ}. | _|ﾉ i i.|/ }. |i |...|＿＿|
｡ : : ‐ :.|. |｜ |.|../￣￣￣＼ V 个 |. L＿＿ハ |＿_i」 |. ||____|...| |. |
: :にｏう|. |..Ｌ、_＿|ﾉ/.! / | |....._|_.....|. |.....|.....| | _ !＿_｣. |.. | | |. |
Ｏﾟﾉｧ‐..|. |mhk二ニノ! |__| . |...__}__...| '⌒>'..|.....|.....| | | | | |. |___i__| | |. |
ｆ⌒,,;ｧ'..ト‐--t‐-‐'ﾞ|￣|.ﾞﾞ| |. |. |｜ |. __}__ .|ﾞ:ｧ''く..)|.....|.....| | | |__|_|ﾞ´￣.ﾞ| || | | |. | .
⌒;⌒ｒ..| _∧. | | | |. } ｣｜ . } _}_ {.ﾞ::'⌒ |.....|.....| L_|__.|_|_|く⌒>'.|_||_|ニニ}ﾉ .
.
,. ¨ ￣ ¨' 、
／ ` ヽ_.ノ ヽ
/ ノ （＜ ） } お見送りまで終了。全工程完走だお！
,' （ ●） ）⌒:::: ,' ／ヽ
{ :::: .ｙ ,トｲ ,r''´¨＞‐- ._ ',¨V ／ヽ
l ｀¨´| j {//////////ヽ─--{ ト ／ )
..(ヽr,r y-ﾉﾞj ゝ ｀¨ｰ' _,,..ｨヽ//////////´////ゝ } ヽ／)
V ' ' .´ 〈- ､｀＞‐-┐=-ﾊ ///ゞ/////////////{ { ヽ ＿／
ヽ、_ ｀ }///∧∧:::〈 У///////-＝、/////∧＞´
｢ﾆニﾆ7////∧ 「:::ｌ /////////////ハ￣￣
ﾉ/////ﾑ//{//∧l::::l///////////////人
{/////////ハ//∧:;'//////////////////ヽ､
ヽ、///＞´ {//∧////////////////////ハ
￣ ∨////////////////////////∧
／￣￣＼
／ 〉 _ノ ヽ､_ ＼
／ ／' （ ―）（― ） |
./ /／〉 （__人__） │ おいおい、家に帰るまでが遠足だぞ。
.ｌ ´ イ| ｀⌒ ´ |
.ｌ ｉY | とりあえずアントレの村で宿営地の後片付け組と合流しないと。
./ ﾊ ! /
./ / ' ヽ /
ｌ ／ .〉-r:::┬〈、
__「 ー‐1 .／Λ 〉.:〈 7//＼
ｉ//7777|／////V::::::V/////＼
|//////|//////∧::://///////}
|//////| ///////∨/////////{
.
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 秋分祭挟んで来月にも、
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 帰りの行列を相手しないといけないことを忘れずに。
. / 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
（＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
〟――- 、
／ ＼
/ _,ﾉ ーヽ
! （●） （●） ７月後半は収穫ともろかぶりなのに。
!. ' }
! ─_- ﾉ だましだましやりくりするしかないんでしょうねえ。
::::::::::::::::::::::::xヘ.ヽ. ／
::::::::::::::::::／､ ＼ `'ｰ─‐,, '
::::::::::::／ ／＼ ＼ ｀Yh＼
. ／ ／ ＼ ＼ﾊ辷」
∠ィ⌒ヽ. ＼ /万]＞、
′ ＼ ∨ゞﾐ｜,ﾊ}
...:::::::::::ﾄ､ ヽ ﾉ |/V
. ::::::い | {. |/｛
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） 特に不満は聞かなかったが、ヤッツケ設営だったのも個人的にはな。
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､. ┃ 我様的には期待以上で、むしろ頑張りすぎだったのよ？
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::ｉ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＿＿／:::::: |
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::′
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
‐---､::::::::､::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::: ´
＿＿_ヽ::::::lヽ::::: |.＼:::::::::::::::＜
:::/ ~＞､＼{:: ＼:{:￣＞ _:_:_:_:_::＞
::ｌ f ` __::::,_＞'ﾟヽ / :}､::ヽ ウワモノはひと月後に組み立てなおすにしても、
､ｉ 仞 仞 '/ ,/ ＼}
_, u ~￣ __, ￣~ ,'／ 最低限の手入で事前に何日かいるだろうし、食糧なんかも一気に運べないし、
:ﾊ ｉ
___}＞ ￣ ／ 面倒くさいっすねえ。
!`ｰ- ≧‐-=≦l＞､
! ￣~!￣ ├──────┬‐-､
≧=- ＿＿__|＿_. -=≦三三三三| |==/､＼
三三三三三| |三三三三三三三三l | ,/ ヾ }⌒ヽ
.
爪匁}
,'ミ/彡′
,'ミ/彡′
,'ミ/彡′
.. ,'⌒Y , ´￣￣￣ ,'ミ/彡′
. r乂_ノ､ ／ ミ/彡' ＼
＼ ＼ ＼ r- 、/ ／ 〉
.. ＼ ＼ ＼ { !′ ／ . .＜´::', ／〉
. ＼ ィ´￣ハｰ-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／ 悩みなんてその時々にあるもんなんだから
. ＼ィ´￣｀lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
{ (￣´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ あんまし先のことばっか考えこむなよ。
ヽ ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=
,ゝ } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:. 目先の初収穫を楽しみにする程度でいいのさ。
／//＼ / ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:
／//////≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ／ﾒ,〉 / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
／///////////´ j/|:.:|八 ヽ _／メ／ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
. ／//////////／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
......／//////////／ ＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
.. //////////／ /./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
//////////// -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
..//////////ー―――=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
../////////////////////////////| ,/ [Oii] | H ヽ { //////////////////
../////////////////////////////| / ￣ | | H ＼/////}｀ﾞ＜/////////
//////////////////////////////|! { { H .::::ヽ／/ ｀ﾞ＜/////
.//////三二ニﾆ==-----=ﾆニ二三三| 〈〈 H .::::::::l:::::l ｀ﾞ＜
. ￣ } ＿ | l H ..:::::::::::l:::: {
| [Oiii] } H ....:::::::::::::::::l::::/ 彡-＜
Y´ ￣〈〈 〈´ ...:::::::::::::::::::::::::l::/ イ＼ ＼
〈二ﾆ=- 〉〉‐=ﾆ〉ﾐ..:::::::::::::::::::::::::::}::} . ´ ＼＼
| ＿| | l .:::::＿＿:::＞' ´ ＼＼
| [Oii] } / ／V//∧ ＼＞
／〉 ￣l | l ／＼/V//∧ . ´
.
, 、 /⌒ヽ、
, 、 /::::ヽ,'::::::::::::::::::::::::)
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ' 、::/
. /::::::::::::, 、::/ヽ- '｀,-‐- |
‐-,:::::,' .,':::,'ヽ｀ 、'｀ヽ'ｌ よっ！
,','｀ !〉、' , 、 ／ ヽ |
! }ゝ／ ・ ・ ! 辺境伯様参詣のおもてなし、なんとか終わったみたいだな。
ヽ、ゝ .l
（;;; lﾚ } ｌ.,,...:-‐‐=-..,,,_
, 了! . . .} . ｌ、 :: ::＼,,....., ;;⌒ 、
、, ,' !ヽ i . . . / .| |｀ ‐- _.: . ::; :::.`'::.､ （;;; ,,;; ヽ、
.,' ! ヽｌ_ . . 、 __. , ' | |:: :; ::: .:: `':.､ (＿,,, ;;ノ
. ,' ! ヽ ヽ、 ,' i ｌ ｌ.: :: :; :: ::. ::`'::､_
,' | ヽ ｀ -,' ｌ ! !‐-,, ,, ::. ::`'::､_ __,, - ''""
' .| 〉〈 | | ! " ''''‐- ,..,,,... __,, -‐- ,... .-‐‐''''"
、 ! , '!.:.:..:ヽ、| ／ .ｌ ._,, - ''" ""'''"" `'' -,..
ヽ !_／ !.:.:..:.:! ヽ! ヽ、 ! .-‐" "'' -‐‐‐-,..,,.
l / ! ｌ.:_:.,' ,! ,' !.:,:::::;;;;;::;;; :::,,::::::: ::::; ;;;;:::::::;;; :::,,:::::::::::::;;,,,
.ヽ ! !.:.:! ｌ ,' !:::;;;;:::::::: :::::;;;;;::::::: ;;:::::;::;;;;:::;;::;::::://:::::::.::::;;:.......
! ! !.:.:..:! ! ,'!,-、, 'ヽ !.;;,:;;;;;::;;;;;;;;;;:::::::::: :::::::: ;;;;;;;;;;;; :::://:;::::::::::;;;::::::;;::::::::...,,,
ヽｉ ! ｉ.:.:..:.! _ｌ 、_,' .< lijijyyywWwWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWw
,'、 l_ -‐‐ュＦ ! ヽ、.',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',
｀' ├ヽ、 、 ヽ、_
/ 」、 ｀ヽ、_｀ゝ、-｀
.-‐ ヽ-‐‐‐ ｌ WWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWwji
.! ,' ｌ ::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::: |::::::::::::
.
_,, -- _
,ィ ´ ::::::::::::`::. ,
/ ,ｨ :::::::::::::::＼ 片道分終わって一安心だお。
/ / ,ｨ::::jヽ :::::::::::::::ヽ
ﾄ ゝ `¨′ :::::::::::::::〉 ﾉﾊﾗ
. ,v､ !::::. ｀ヽ .:::::::::::::/. 輸送や糧食なんかでは野原村長にもお世話になったお。
. j )'j.) .ﾍ:::::. ﾉ _,;..---.ｲ-､ ,-.､
. 〈.//j f.〉 !:::l ヽ, -‐'" r-',::::::::::::::::,-:ｲ::::/:ﾍ
}! L-'.ゝ ',::`ｰ' ..lﾊﾍ::::::::;イ::::::::::/::::::::-'-､
. ヽ ヽj ヽ ..::::::::r ',.〉::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::ヽ
. >_,,ィ>､ ＞ｰr-‐‐‐7ﾊ 〈:::::::::::::::::::::::｀ヽ:::::::::::::::::ﾍ
. /､, イ::::ﾍ ＼',ヽ / 〈 .∨::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::ﾍ
. 〈':::::::::::::::::ﾍ _/｢::ヽｲ l ∨::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::ﾍ
.∨:::::::::::::::ﾍ /::ヽ:::!::l ヽr' ＼:::::::::::::::::::::::::::::::〉イ`:::::∧
. ヽ::::::::::::::::ﾍ .／:::::_:::::l::! ', ヽ::::::::::::::::::::::::::｢'':::::,イ::::/
∨:::::::::::::::〉:､:::::::::::::::! .! ＼::::::::::::::::::r'イ::::::::::::/ヽ
;:‐;:;:;:;:;ｔ
.r‐';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;}
ｲ;:;:ｒ 、イ`¨ x= ' 辺境伯様は俺たちにとっても無碍にはできない相手だぜ。
};:;:} ｘ=ﾐｚ.〈/ .' ｲﾁｼﾞｮｳ
',;:;:l〈/ rﾐ .', そいでな、ウチのゾォルケン家側、一条様からお三方へ
}ヽ{ γ‐ミ .{ ',l_
イ.:.}', ｿ ＼ .',.:.:..:.:.. もうすぐの秋の村長会で用があるって連絡。
...＜.:.:..:.:..:.!.:.:ト ｿ ,.:.:..:.:..:.:.
／.:.:..:.:..:.:..:.:..|.:.:.! ! 、 }.:.:..:.:..:.:...
/.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.{.:.:.{ ﾑ ‐ .′ /::::::::::::::::::{
∧.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.∧.:人......≧ｓ ≦.:.:..:.:..:.:..:.:..:.l
∧.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..ヽ-ｲ.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:!
/.:.:..:.:..:.:.γｧ- 、＿＿＿.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:.!
.
／￣￣＼
／_,ﾉ ヽ､,__ ＼
| (●.) (● ) | あう？
| （__人___） U |
| | わざわざ先に伝えるって、なんかマズい話？
| |
ヽ 、 . {
√ヽｰｰ- ´/ i､
／ヽ ＼ ､ ﾉ∧
, . ＜ ﾊ 厂iヽ }∧ }
／ ∨ヽ::ヽ{-ﾆ/〉 V ＞.､
r ´ ｀∨::::::}/ ヽ
ﾉ V 〉:::〈 ｀,
i 、 ／ |::::::| ｉﾉ r
／ ' |::::::| 」 |
,r..､ .,r=､__,r=､__,r=.､
. ,':::::::::｀´::::::::;､:::::::::::;;;;;;:::ﾍ
ゝ::::::::く夾二､ ￣ ｀ _,,.|:::ｿ
. く:::::::く ｀ー､_ｱ .ｨ;r､炒 i｀l
. く;;::::く ,.ィ ヽ ,ｨ ヽ | .|! | んー、マズくはないと思うが……
/ ヾ〈 0 .0 .l .lァ ト､__
| ﾐ .| .| ./ | 〈_ﾉ!_i｀ヽ ま、俺の予想通りとも限らないし、ここは寝て待てお楽しみってな。ｷﾋﾋ
ゝ._,r, . ! | .|.r' .ゝﾘ
|ｌ : : . ノ .! .| ! /
|.!: : : :r-､;_; : : : | ヾ.､ /
|_!;_;_;_;ゝ--ｲ;_;_.ﾘ //￣￣｀!
／: : : : : ｀ヽ､/ //: : : : : : |
/: : : : : : : : : : : ｀ヽ、.//: : : : : : : |
/: : : : : : : : : : : : : : : ∨: : : : : : : :.:|
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３６回 宮仕え的上司接待
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1036年05月21日～06月28日 ※並行進行の関係で被りあり
■今回新規・変更点
使用可能資産、作成可能品等：
天然酵母サイダー（松葉・リンゴ皮） 【ノーチート】除虫菊
■収支計算：夏期６月分
現金 資材 製品 食糧 飼料
◇収入・収益 596† 128.5 599 9†+48 111
──────────────────────────────
事業系
ホテル 8 0 0 0 0 〔パチェ＆侍女〕
交易 588 0 0 48 0 〔卸ｘ4、ﾊｸﾗｲｘ2、『湯たんぽぅ』納品〕
建設土木（領地開発） 0 128.5 0 0 0
食糧生産系（農・牧・狩） 0 0 5 9 111
工房生産系 0 0 594 0 0
◇支出・費用 444(-3640) 162 240 77 40
──────────────────────────────
基礎的人件費・飼育費 102 0 0 54 36
総務部門 0 0 24 0 0
事業系
ホテル 0 1 1 2 0
交易 36 0 198 0 0
建設土木（領地開発） 18 43 5 12 0 〔代官館・宿営地整備〕-銅432
工房生産系 0 118 0 0 0
辺境伯関連 288 0 12 9 4 〔参詣歓待〕
教会税5％化（納付済み） (-4335) 0 0 0 0
教会税 (695) 0 0 0 0
◇収益－費用＝利益 【152(3640)※ -33.5 359】 -20 71 →※3640繰り延べ教会税資産化
特記事項：
【変更】 収支計算および資産科目、すこし整理。簿記的な正しさとは無関係のフレーバ！
一部資産の費用化処理および資材等の評価洗い替えあり
メモ ： 北方街道・宿営地整備 ないお＋フリッツ＋下男4＋牛1（ｘ4人換算） → 【240人日】
メモ ： 人足雇用シタノ村6人＋モトノ村12人＋ワカメ＋牛1（ｘ4人換算） → 【528人日】
メモ ： 新規耕作地（休耕放牧地）12町歩【-540人日】
メモ ： 休耕放牧地の牧草サイレージ化手伝い【-42人日】
メモ ： 教会税・春夏期分（銀貨13,450枚＋食糧924か月分/人ｘ0.5銀貨換算）→繰越12と（139000）ｘ5％＝695
納付済み4335より695減額処理→残3640
◆実績クエスト：
【〓終了】 ランカークス村→アントレ村間
【〓終了】 アントレ村→北方大路周辺
【△待機】 ヘンピナ街道全通→ゾォルケン家後見→90人自給自足体制→騎士叙爵
【〓終了】 辺境伯秋参詣歓待・往路
【△待機】 辺境伯秋参詣歓待・復路
◆クランのクエスト：
【○進行】 1036年度新規開墾・道付け等【25人日残】
【×待機】 温泉の工業的利用
【△進行】 代官館の建設・第二期（ウェルキン進行・＠402人日）
【×待機】 代官館のコーディネイト（調度品他）
【×待機】 沼の湖岸整備
【×待機】 ヘンピナ街道ショートカット
【×待機】 ホテル・グランロレンスProject
【×待機】 商館・倉庫用地の整地
【仮終了】 北方街道宿営地整備
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■第３６回末時点(1036年6月28日)でのリザルト
◇クラン・サムライ騎士団（予定）・マスターズ
地位 ： （北部辺境伯・ヘンピナ地方）暫定領主代官、ロレンス村の郷士
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》 《礼法》
称号？： 《賢者》
資格 ： ヘンピナ・サミット参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、修道会
敵対 ：
◇資産および費用化済み別枠資産
資金 ： 金貨3,024 銀貨10,551 割銀貨1,096 銅貨5,259 小銅貨2,265
資材 ： 銀貨7,597.7枚相当
製品 ： 銀貨1,535枚相当（卸値：村内引渡し1.5倍、領都輸送2倍）
個人 ： やるお（銀1,271） やらないお（銀1,299） できるお（銀1,273）
食糧 ： 958か月分/人＋飼料180単位（飼料不足→食糧消費）
馬車 ： 箱馬車、荷馬車、旧型荷馬車2
採取地： 粘土、凝灰岩（火山灰）、クズ石
教会税： （納付済）銀貨3,640枚 ／ 銀貨12枚＋食糧0か月分/人（確定収益計上、5％納付）
◇クラン人員・産業構成（男26/女28/不明0/牛4/馬2）
- 省略 -
◇拠点
- 省略 -
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合の年会費 銀貨12枚×３人
予定 ： 暫定領主代理任命、1039年末までの開拓、軍役等の猶予
予定 ： 領主化後、軍役代わりの北方街道整備（年間労役40日×領民1/10～20？、ただし最低3人ｘ40日ｘ3騎士＝360人日）
予定 ： 12・1・6・7月辺境伯参詣の歓待
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
３年目生産分（1036年期） 28万枚×小銅貨6枚
４年目生産分（1037年期） 最低10万枚～最大24万枚 １枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
５年目生産分（1038年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨4枚以下は確定
.ｨ≠_′./ 八 | ＼ ∨-= ＿ {
〉／ l{ / { } } }、{ 八 ヽ Y ｀ヽ
〃 ／ ７ l| | | ./}/ ＼ヽ{＼ ∨} } .}八-=ミ､《_
《 / ／l{ { 八 八/}/./ ヽｨ芹ﾐ､} l| ./ー ｧ＿_ノミ}
〃 / .八 | { ヽ{ .x斧坏 .しｒﾘ 》八/く／-=≦} ﾘ
/ゞ{ -=≦ヾ 八 八《.Ｖし' 、／/｀¨ /／ {::::)ｰｧ==ノ_./
} {二ﾆ--＜_＞ ._≧/／/ ／/八乂 《⌒ヽｰ(
｀7⌒V__ノ/ 乂ﾉ､} > . ( ) イ{ ( .ノ、 7ヽ/ヽ(
7 (´ { ミ} 乂ﾐｘソ ≧r=-＜ ,{、 ヽ/ﾉ l} 乂(
｀) ｀7( {=ﾐ《＞--イ ＿.二￣乂{} ＿|＼＿＿＿
)/ (ヽﾉ ￣ ｀ ´ 个 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
).' .{ _ / 八 | 貴重な甘味なのじゃ！ |
,' ./／´｀＼i,／´ ＼ .} ′ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
〈_ ﾊ ｨ水 ハ!＿ .′
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） NAISEIの道は険しい
◇クランメンバー
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 村長、湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお嫁1、アリシア養女
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 事務方、できるお妾2
あきひろ 昭弘・アルトランド（機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 馬丁
◇ノーレッジ家（王家の準男爵）
パチュリー・ノーレッジ （東方project） コア姉（先妻娘）
◇ハクライ商会
先代巫女 （東方project） ハクライ商会番頭
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）：
織部悠（おりべ・ゆう） （王様の仕立て屋） 支部長／服飾仕立て屋
ノーラ ノーラ・アレント（狼と香辛料） 支部長付き
◇北部辺境伯
ギルガメッシュ （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 嫡出子、ベーベイオン子爵
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 嫡子守役
◇ヘンピナ・アントレ村
野原（のはら）ひろし （クレヨンしんちゃん） 村長
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３５回 ご令嬢を囲む会食会
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ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
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∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第３５回
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￣￣”””“““ ￢==─..ﾞ___. ｡｡｡....,,,,,,＿ _ -= ￣ |: :│ | | :| │
￣￣二二二ﾆ ━─-- _,,,,,,/.::::_;＞‐''''''''''''''''‐-..,,_......ﾞ|¨厂l __,,. ┬… T￣ |: : | | |│ |
￣￣|￣￣￣|| i .:;r''´:::::_;;:::::::::..... :::｀ヽ、 _,,,,,,,,,,_. | | || | : :|´`Y .| |│:|
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` | |is｡. ｀`__./,;,/:,:/:.:.! : ::i::! `'--'’/:::i l....| :|‐:l￣|¨ゝ___ゝ‐:|二二二|:::::::::
､ | |〈¨ヽ≧s｡ /,;/:.,;/;.:.:.! :i :::l::! ヽ /:::: l l....二二:|: :|ー|:::::」|─ー|＿,.---乂＿_
￣「￣.| ∨ﾊzｭ;;;;ヽ､:.;,/;,;.:.:l !.:l ::::!l ⊂=‐ ´ _,,.-i':: ! l |─‐┴-- 廴_ゝーr‐:| /: : : : : :::〉|:|
| }::::}==t=;;;;;|`l;,;.:.:.:! l:::! :::l !` ､ _,,-'" !i....＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人／
＼＼'､:_||_＞|..l:.;,;.:.:! _!:!l ::N ` ‐--'7:.:._,! l l ≫ ≪
､ ｀¨ ｀丁￣|..l.:,;.:,／ l;!!;/__ !ヾ､ !.!. ≪ これは、事務方の総意なのです！ ≫
: :＼ ／＾|^ヽﾞ_,,,フ’ ￣¨¨''''‐､r'’:::::`ヽ､__l,!!/. ≫ ≪
¨￣|ﾍ.... _____,,,..-‐'''´:::::`..､ /--ヽ_::::::::`､::::'’／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
: : : |.. /´:: :::::::::::::::::::::. ::`..､ /:.`i:.:.:.:!:ヽ::::::::!:: ::: !::: ::ヽ. s｡.,｀`'|| :|:|: | |:::|: : : : :/
¨¨~~ﾞﾞ/::: ヽ ::::::. ::::`ヽ､ /:.:.:.;,;!-/'､;,:.:＼;!: ::､: !:: :::. :::::ヽ.. ｀`'ー=￢|:|: | |:::|: : : :/_‐
: : /::::: .: ! ` /:.:.:.;,;/:.:.!l:.:`､;,;.:.:.＼ :::v:::. :: ::::::::i. ＿ `弌| |:::|: : ::/-_
: :..ﾞ!:::::: : l::::.. /:.:.:.:.;,/!:.:.:l l:.:.:ヾ,､;.:.:.;/ ::ヽ::. ::::i:::l =ﾆ¨￣ `弌|:_:_/-‐
.... !::::: .:!::::: !_;,;,;,;,/ l:.:.:.:l !:.:.:.l `'''’ ::::::ヽ :::l::::i
.
....::´::| :|::: / /:::::／ﾉ:::::::::::::::＼
／:::::::::::| :|::/ / ／／／）::::::::::::::::ヽ
＿ ｛:::／-r‐j .: : : : :∠／／::::::::::::::::::::::::::..
´￣￣｀ﾆ=‐＼: : : :.:＞ ／└―┐: :／::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
{:.: :.: .: : : : : : : : :＼／: : : :｀ヽ: : : .: :.:| :/ｰ‐＼:::::::::::::::::::::::::::::::::.
: : : : : : 〈: : : : :／＼: : : : : : : : : : : :|/....∧ ＼:::::::::::::::::::::::::::::.
∨: : : : : : v‐／: : : : : : : : : : : : :.: :.:ﾉ| ./ i| 、 ..|＼:::::::::::::::::::::ハ
. ', : : : : : :∧＼: : : : : : : : 斗-＜~ j/ー=ト ＼|......＼:::::::::::::::::::}
: : : : : : : : : . ｀二ｺＴ..爪{ ｨ==ミ ノ 斗-ミ |./ .....|＼:::::::::::/
: : : : : : : : ' , j |/｜|＼ 〃. :|. 厂￣ ‐- とにかく、細かく量が多い。
. : : 厂￣｀ ﾄ､―{--|人 ′ ｰ彳 ∠|/ﾆﾆ斗―――一 ﾌﾁ
',: :/::: 厂｀ |::::＼ / ＼ ⊂つ |/.....ﾉ.. .. .....| 書式が定まったものや単純な罫線・枠や縁、
∧＿/ ｜:::::::｀7 . :/-＼ イ ﾉ|i. /| .. .|......| ﾊﾝｷﾞ
. //∧ | ／〃. .{ /: :＼}｀ニ´ -┴＜|乂:|.../.|.. ..| いっそ500や1000なら版木や木活字を組めるのに。
// :|::::..、 ∨.:/ | . .i|′＼::::::::::::::::::::::::: : {い:∨...|.. .:|
. /.:::::::|::::::::: ∨:: |. .八:::::::::｀::ー::::::::::::::::::::{し}::::＼| . :|
/:::::::::::|::::::::::::＼ ',:: ∨ 、::::＼:::::::::::::::::: ／::::{い::::::::::＼.|
. |:::::::::::::|::::::::::::::::::＼ .＞‐＼＼::::::＼::::::::／ イ::::{し}:::::::ﾄ､:::｀ ー ､
. ／￣￣＼
. ／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ 10枚20枚なら手で書き写すほうがはやいからなあ。
. | ｀⌒ ´ |
| | よく使う項目名なんかはハンコ化もしてるんだが。
ヽ /
. ヽ /
. > <. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. | | ┃ 大量に使うテンプレは印刷できるけど、コピー機なんてないからね。
. | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼ 学校に行政に生産管理に商取引に銀行に。
／ u ___'__ ＼
| `ー'´ | 極力、項目も絞って書類自体を増やさないよう気をつけているんですが、
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) / / / / どうしても用途用途で作らざるを得ない、記録せざるを得ないんです。
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
ーｧ / |!ヽ／:::::::/:::::::::/::::::/:::::::::::ｰi-L;;;_:i:::::::::::::::::i:::ヽ / |!ヽ
i| i! /:::::::/::/i:::::/;;::i/く|::::/:::::/|/i;;;;;ヽ`ﾄi-::|::::::i;;／ i!, ＼
`ｰ- .|! jl l:::::/::i::/::i';,i/i'⌒);;;jﾙi／ .,;;;("⌒);;`;､/:::::j--､. i!, ヽ
!r-t|::/::::ﾚ:,:::!,i;;;;;`;;::;;;;;;i i;;;::::;;;;;;;(⌒i;i,|::::::'::::::::l ヽ, i!, i|
七_,_ .....|' |:/|:::|::/::i i;;(_ﾉ;(__);ﾉ i;(,＿);;;o;;;;;;;!|:::::::|:::::::l ,' ﾉゝ .ﾉ
（｀メ j . '´ |/ﾚ'::,' `'''''''''''''" `'''':::;;;;;;;;:ノ ,|::::::|‐-､:| ｊ' i| ﾚ' 項目名を写すだけでもまとめれば何日かがリか。
/::;i /ｨ':::|⌒'i::| ｀y'
あ /::/i /::::/) ﾉ::l だから女の子達の教育終わり次第、
|:;j/ヽ、 ,,,,,＿__,,,,__ /::;/-;;''"::::|
） .ﾚﾉ::::/｀ヽ､,（,,,,＿＿,,,,,_｀) _,./::ハ::::ヽ::::::i 筆耕・書記として配属してくださいよぉ。
（ /::::;ハ::::;/⌒`i､,,_,r'⌒'-‐ ''l"::/´:::::::ヽ::::ヽ:::i
(´ ,r''''"､. iﾌ!/ ', ,>:--;;､;,ヽ|:`ﾚ;|;:'
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ .＼
／ （● ） （● ） ＼ うーん……工房に割り当てたばっかりで引き抜くのもちょっと。
| （__人__） u |
.＼ ｀ ⌒´ ／ 兼ね合いの中でやっているから、すぐに増員は……
/ ＼
＼＿（__） i＼(__) . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| |. ┃ 人数的には最大派閥な【製紙事業】BOSSとして言葉を濁すヤッル。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
, ﾍ￣￣｀ ､＿
／ ´￣ ￣￣｀ヽヾ｀ ､
／ '´ ＼ヽ}
/ ∨ト､
/ / / ! ヽ、 YV
f / / / ｨ / ﾊ / | ､ | } !)
l〃/｜ 〃 {l | ! '. ! 、ヽ l ! Y{
|{ l ト lL /|!ﾄ､l ヽ{＼ ヽ厶イ l }）
iﾊ∧ﾊNr升≧ｫ|ノ ヽﾍ ,ィ≦圷! ｜ｲ ですが！
＼从{{ ﾄ辷'i ﾄ辷i }}| Y
l| ∧ ｀ーﾟ ｀ー' ﾊ | もう限界なんです。
l| ﾉﾊ """ ' """/:!ll /
仆 ヽ、 fこ) ／::､| N､ レンだって袖口擦り切れるまで毎日毎日毎日書いて書いて書いて。
l| l|::::｀ゝ､ _,. ﾍ-､:::! 仆::〉
lﾄ､ j|__//} ￣ ,ノ ' | li／
＿ﾊil|-ｧ' { _ ＜´ |/､':､
／ ／ |/,ｨ-く , ｲ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ / ／:::L_}::＼ ／ ┃ 人材供給源たる【学校事業】BOSSかつ名目上は事務方筆頭な嫁。
/ { l,イ:::::::/ j::::::::＼ ／ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
xー--- ､
l ｀丶 ＿_
ｱﾋﾟｰﾙ！ j ／´ ｀ヽーx ｒ'⌒'´ ｀ヽ、
|￣ | / ／ , ´￣ ヽ＿. ヽ ﾉ
＿| |＿ .､ー-＝＝ー-{ ／＼／ｲ ／ レ { ｀ｱ （、 , ）
. ＼ ／ ヽ ｀¨¨／＼／ X＼/／／ﾚｲ ﾊ / /／⌒ ｰ'
,.､. ＼／ } , --＜ ／ / {たﾐX/ ／/ }.l / ／
r＜__> ｀ヽ ,. ┴－＜ ,. イ ／^!, ,｀,¨, , イxz/／{_/
とヽ_ ／＞⌒ー .＿／／＼, ＜-ーr^１／ /⌒}丶r_,_， ' ,斗iイ l
￣L/ ￣⌒ー-{ Y/ ∧ ｝ ＝=ﾆ / } |
｀丶＿ '. // イ/ ＼_}／ / ﾘ |
｀ー--,--- ､＿', .} }／ |と二爪ヽ～-イ ／/ } ﾘ
/ / /ヽ { ／／//し＞＜＞' / V
ﾚ! /V ./ '. ,'⌒Y／`イ_{ /／へ__／ 〈
レ } ハー ' }´￣Y } ヽ
| / /イ/ ゝ__ノ ｀丶 ./
./::::::::::::::／￣￣￣￣￣￣＼::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::／ ＿＿＿＿＿＼::::::::::::::::::::::,
〈:::::::::: ′ イ￣ | |｜| | |＼:::::::::::::::::::,
.＼:::::|／ | / /|| |八| | | | ﾄ､:::::::::::::|
.＼|| |:_/_/ :|| ____彡| | | /∧:::::::::::::ﾉ
__从l i |/|/ _ﾉ 下苅八 // ｒ ｒ┬ｆ┐ _
.＼ 八 ヽ.|=≠ , ::::::::: || // l￣ｌﾉlﾉｌﾉｌ_厂 | |＼ 比較的フィールドワークに出ている私と違って、
.￣|ヽ八:::::: _ 、 /ｨ ∧i| 持ち出し | | ＼
.|/|＼＞―――＜/ ∧ i | 厳禁 | | | コアとレンは文字通りの書類漬けだからな。
/ :| |::::::::::::::::::::::: /|ｲ:￣:::| | | |
. /／| ∧::::::::::::::_∠_>lﾉ::::::::::| | | |
. ／:〃 _ノ ＼::／＞<〈 | 〉::::::::| | | |
／:::: {,イ( :{ // 〈Y(:::::::/:|＿＿＿＿＿|_| |
.
_, -ー'"~￣~" ｰ - ｭ、 〉＼
／ / ＼-┴' ＼ ＼
／ヽ､＿ ／ i' i ＼-､ ﾊ N
/ / ,| !i !.、 'i i, `' l. i!
/ .ｒ'`レ＾/ / /::|. |::i |:ヽ、 | | | | i
/ / i' i' /::::::| |:::l. !:::::::ｘ-ｰ ! | |,! |
!/ i .レ;;`ヽ､!i:::ヽ. !:ｲ,r'"ﾆ~ﾐぃ、 | |
' i /Y ',ニﾐ`､::::::::ヽ |::: i' Ｏ .i .|! .! |
| ! |ii' i' ０ i. i!::::::::::ヽ:.. ゝ _.-' .:::i .| |
| |! i |! ヽ_ .ノ .::::::::::::::::::::::::....-ｰ'":::::! ,! i | 私達は何かを作り生み出しているわけではないですが、
ﾚﾊ ||:::`::ｰ..:::::''' _,､. _ :::::::| |. |
| Ni::::::::: ｰく- ｰﾃ'~ :| | | それでも私達がいないと
i ! |:. `ヽ／ ....::::| | |
! | ﾄ､::::::.:::................ ｰ........::::::::::::::;;ー| | | 組織が回らないという程度の自負はありますよぉ。
.| 'i.! ~`iｰ-,;;;::::::::::::;;;;;;;;::_-ｰ '"::::::::| i |
i !i .i ! i.::::::::~~不､,イ＾i ､::::::::::::i | |
i | | |i !;:::::://|ﾉ〉〈`ﾘ/:i`ヽ、::! i ト..、
.| !. i |..i >' |//V .ｿ//ﾊ V ﾉ i､;;::::ヽ
l,! ! .!;;:i / |://ﾊ////:ハ ./ / / ~`ヽ〉
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒::::＼ ライン＆スタッフで、スタッフばかり膨らむのはよろしくないですが、
／ （●）}ili{（●）::::::＼
| __´___ :::::::| かといって、適正規模というものはありますよね。
＼ `ー'´ ...:::::／
/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 実務のラインに専門家として補佐のスタッフ、あるいは直接利益や富を生むのがラインで補助がスタッフ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ わかっちゃいるんだよ。
| ｀⌒ ´ |
| | けどさ、現に誰でもいいってわけにもいかないだろ？
ヽ /
ヽ 人 できるお が絞っている反面、迂闊に見せられない書類ばかりになってるよな。
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
（ゝ､.,__ _,,,... --─-- ､..,,_
＞ ´ ｀ ､
／:、 ／, '"´￣｀ヽ ´￣｀ ､ ＼ /＼
／:::::::::＼／ _ ＼ ヽ／:::::::::＼
/::::＿::::::::/ ／ ,ﾊ | ∨::::::::::::::::::ﾊ
ﾚ'´ .! ｀7 / / ﾄ、 ,ﾊ ＿|, ﾚ' |´￣￣∨
| .,' | /|/￣｀'::＼ /`T´__ / ! | | !.
ヽ! .|/::;＞─=､;::::ヽ/::::::ｧ─-＜| / | |
| 、 |::/ /⌒ヽ :::::::::::::: ,'⌒ヽ ∨ / !
∨ヽ 八 弋_(ソ 弋_(ソ 八 ／ !
､─-＼ ∧ ` ｰ - 'ﾟ ,ﾊ├─ｧ 八 ……まあ、そうなんですが。
／:.、 ＼_ン__, ﾊ"" ' " "/_ｿ___ン ＼
/:::::::::::＼ ／/ 人 ｒー-っ u ,.ｲ | | , ヽ. ﾄ 、
::::::::::::::／.／ ／ /_,＞ ､., ￣ ,.イ/ /＞‐r-､/| ﾊ/::::::＼
:::::::::::/.／ ／/ /::::| |.｀Ｔァて´ | / ／|´:::::::| ＼ ／:::::::::::::::＼
::::::::::|/ ／／| /::::::| ＼ｒ┬ｔ ／/ ´ |::::::::::! `'＜:::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::|＼ / / ヽ|::::::::| ／ム＼. ,!:::::::::| ｀ヽ::::::::::::::::::::::::::＼
:::::／ヽ∧ｲ ／´￣ｿ、 ／ / ,ﾊ ＼. /:::::::::::|/ ｿ⌒ヽ:::::::::::::::::::::ヽ.
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 遅かれ早かれ、幹部級以外にも信用して任せていくしかないものです。
／ ＼ ／ ＼
| （●） （●） | ただ、すぐに増員は無理だということと、
＼ ´ u ／
／ ⌒ ＼ 今今で事務方が限界にきている、この２点はハッキリしています。
. {三三三三/ﾆ:／///.＞┬ | :/ | ／ ;'|: /| ｜ :!三 /
. {三三三三{／//＞ |: |: :| / :／}／| / ! / .| ! :|: |三,'
. ＼ ､─ ‐＜ :|: |: :| :/}／ ＼ }／ レ' リ: ｜::|: ｜/
. ＼ ＼ ＞ ､ ｜ :|: :|/ ≧xz＼ _ |: :|::｜: |′
＼/＼ ヽ|: | ｜ ヒ::ノ _ ノ|: /|::｜: |
. /: ＼ ＼_ } ! ､ | /／/ =＝|: / ': | :|
/ |＼＿_.! | ヾ { ヒﾉ'}/ / ,'|: / 増員しないと私達が潰れ、組織全体が回らなくなる。
. : :|: :| ｜ / , / / /｜′
. / |: :|＼{＼ __ ..: ;'} / なのに増員できない。
/ f三:三:三:|: :|三＼ ＼ ´ ｀ ／ :/ }/
. /--ヾ 三 三 |: :|三三 ＼ ＿ , ´|: / どうしろというのだ。
/´ :三 :三 :三:|: :|三三三 ＞z/: :{: :}:｜: /|
. ／三三三三三三:|: :| 三三三三三 ＞z､}::{: :| /:｜
.ﾞ三三三三三三三 ヽ: ､三三＼三三三三｀ﾞ} !′ !
..三三三三三三三三 ＼: :＼三三＼三三三:ノ: :|
. 三三三三三三三三三 ＼: :＼三三＼ 三三 ＼: |
.
-―――- 、
＼
／
/ ｊ/
/ ヾｊ ｲ ,ｲｊ
i! ,ｲ!/ｲ /ﾊ ,,ィソ＞＝=ュ
i' ＿＿,,ノ'' // ヾ､_彡'' o
i| ,=＝－､ ﾒ,､
l| ィ´ o ,, ミ≧=＝彡ﾍ 相反だお、矛盾だお。
l { ｲ/! ｀ヾ､
i| 彡'/ }ｊ
{ ｨヾ､＿_,,ｨ彡'
丶 ｀ヾ=＝ｲ´￣￣｀ヽ
＼ {
｀ー--
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） 矛盾を解決することが真のイノベーション、発明だそうだが……
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ ヽ く ┃ 簡単に思いつけるなら苦労はないというヤツですね。
/ ヽ ＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌┐ ┌┐ ┌─┐ /
│└───┐│└───┐ └─┘ ┌┐ /
│┌───┘│┌───┘┌────┐ ││.. l
││ ││ └────┘ ┌┘│ /
│└───┐│└───┐ ┌──┘┌┘.. l_
└────┘└────┘ └───┘ ._ゝ'
r‐┐ 「
. ／＼ | | ヽ
. ＼ ＼ |＿| .__ ,. -‐ ､ __ ⌒ﾚ'⌒ヽ厂￣
<＼ ＼／ .. __,. ´ ｀ 、
＼> .／ ´｀ヽ、´ ⌒ヽ _ノﾊ - 、 , ‐=ﾆヽ
i i l i .トヘ、 l i ｌ i彡' .ﾊ ＼. !_i ） ）
!Nl i l_.|. i_ _ｌ_ｌ ﾘ ﾊ彡'ﾊ. ／ ＿ノノ
!i l i,ｨｋ ! ﾘﾚﾘﾙレ' |彡' iハく //￣
!N 从'TT TTフ i. l|ｫ .>ｌ | ヽ.. ◎
cっ Ｕ Ｕ cっ ｌ|イ ! | /
| i ＞ . ＿_ . イi ｌ|､! ｌ i!-'
| l i |i ﾉ ヲ__.ノﾉ ﾘ ヽ l ﾘ
ヽ l |V(こ..)o ｲ // Vｲ
. ヽ!( }ー }O レ' ﾒ´
＿＿＿
／ ＼
／― ― ＼ あれ？
／（● ） （● ） ヽ
| ´ | クレイたちはまだ戻る予定じゃないし。誰か来たのかな。
＼ ￣ ／
/ ＼
.
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼
／（ ─） (─）＼ 誰か来たなら対応しないと。
／::::::⌒／)／） ⌒::::: ＼
| ／／ ／ | アッルもみんなも、この件、一旦預けて欲しいお。
＼ | / 二二) ／
／ ｉ r‐一' ＼
i / ／ ｀ ´￣ ｀ヽ
/ V N .／ ＼
ﾄ､il_ Ⅵ/ / ヽ
ﾄ､|| i / ./ i l ､ ヽ .',
r─＜'´ Yl.ﾄﾐ l i l /. il .| li i i l ﾄﾊ
／フ￣ ミ≧il＜ | | | .i .!l .| ﾊ ﾊ | | ﾊki
／ - -､￣￣￣ミV,l i l i| / / .| /l / i l i.∧ .ﾊ i ﾘ
/ ＼ ヾ/| | / ./ / / _|/ _|=ィ＜ﾊi ﾉ ヽ
. | ＼ ',| |_／≧≠- / ィﾃｿﾉi ||/ .|
. | ＼ ',_ | < ㌢ ﾉ ￣ ,' .| /
. | ヾ i .:l .| ￣/// ､ / .; | /i むー、仕方ないですね。
. | 'ﾐﾊ .:::| .| ＿ ｲ ::..:: | |
. | Vi :::| .|>､ ´ ｀／ _|:::::.i .| .:: .|
. | i ';:::! ﾊ ＞ ､ _ .／l .|:::.. ./ .{
. ∧ ﾉ .|:: ﾄ､ /::=:::::＼＼| .|:: ./ ヽ
. /::::ヽ / |::. | ./::::| |:i::::::＼/ .|::/ ',
/::::::::::＼ / |ヾ | /:::::::| i;;ﾊ::::::::i ＼/ i
.
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| |.| | ＿
● ● ● ● ● ● ● ⊂ニニ三三|―|
| |.| | ￣
∪∪
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|: : : : : : : : : ｀丶
|:/ : : : : : : : : : : :ヽ
|' : : :/: : : : : : : : : : . , -､
|: : : ﾊ: : : : : :l : : r-'‐:::´::::::::ヽ
|: i: {!l ヾｰ‐ ´i: : : '⌒'.､,:'⌒ヽ::}
|ヽ: l T::::::::::::ｧ :i : : : :i }/
| ヾ: ┴ ==-'! : l : : : :l 箱馬車に、傭兵？
| ー u ./l: : |: : : : !
ト .__ . . . :´: l : :| : : : :l ……姉さんがいる。
⊥∠｀ゝ、: : : l : :l : : : : ! _.. -､
（ ）ｰ' } : : : !: /: : : : : '.ｰ::´::::::::::'.
Τ、／ｱ: : : : :ﾚ: : : : : : i 'ヽ:::::::::::::::i
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|:::::::ヽ ﾘ: : : : : :} : : : : :ﾊ ! '.:::|
|ヽ- へ : : : : :/! : : : / }:! V
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ニﾘニニニニニニニニニニニニニニニニﾘニ
＿.. _ノ.....|:::| || |￣￣￣￣|
-‐: :＝: : : : ー-ミ || |￣￣￣￣|
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: .. 丶､/ || .Fi ￣￣￣|
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ /ヽ／. || .ﾉ八ﾞ￣￣￣|
三.. 乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ ／ ﾍ. 三三三三三三三三三三三三]
//...才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧ "´i￣...//////////////////////|
///..′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!../////////////////////////////////|
//../才{:i|!/抖竿ミ､ }/≧≠ミ: !:: ::从.../////////////////////////////////|
/.イ }:i :N{才 ＿__｀ﾞ ノ _＿ .Nﾘ Y::; //////////////////////////////////|
///.从(ハ{ ´￣￣｀.ﾊ ´￣￣｀ :}ｱ}}′..￣.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
////八 从 , , , , :! , , , , i 八 | ようこそ、湯治宿……ホテル・ロレンスへ。 |
/////...＼'. ' ,／.. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
///////..ﾞ∧ ｀ ゛ ハ...============￣|/￣￣ =}///.| l .!!////////|三三
三三三三......＼ 弋二二二ア ｨ:､ . /|三三三 .|/| |三三.∨￣￣￣￣ ＼||三三三三二二二
二 /二二二二fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {三}/二/二二|/| |二二ﾆ∨三三三三三|l二二二l二二 l二二
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. :.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.∧ :i /.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:.:.:.:.:.｀
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┃ まだ「グラン」は名乗れない、お貴族様相手の最低限の設備はあれどしがない湯治宿なのです。
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.
... ＿_ ..／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼.┬─┬─┬─┬
. / ｢i`ﾍ 静養のため、とりあえず１か月のご滞在予定で | ┴┬┴┬┴┬┴
ｲ ｉ i从{ﾊﾊ.＿ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
.... 'ヽ(Nﾟ_〉ﾟﾉ ...| お嬢様、侍女様、御者兼警護の計３名様ですね。お部屋については── |
⊂)}=}ﾞﾞ}}つ . ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエエエエエエエエエエエエエエエエエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエエエエエエエエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエエエエエエエエエエエエエエエエエ｜ﾐ├┴┬┴┬
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエエエエ. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼...┬┴┬┴
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエエエエ.| 控え間つきですか……。 ＞┴┬┴┬
__,,,.. -──- ､.,_┤ﾐ｜. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／...┬┴┬┴
..く ＼ｧ'"´ ,-─-､＿＿ ｀ヽ lヽ ｜ﾐ├┴─┴─
l二＼ |ア´￣]-──ヽ.,__ ｀ヽﾄ _ﾝ }/.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
..i´￣__ト─'"´::::/::::::::::::::::::｀ヽゝ,__,..ｲ....| お嬢様、であれば私達も同室でよろしいでしょうか？ ＞
r'ヽ/:::::::::/:::::::::;'|;;;;;;/ |::::::::::::::::::::::｀ヽ｀. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
{ 7::::::: |!:::::::::|.|､::/ _|:::::::,|.|ヽ:::::::|::::∨、
ｿ .|:::::::::::|l:::::::::f斤ｱT !;;;;;/|」-| |::::ﾊ:::}._」
..ヽ|:::::::::::||:::::::::| 弋_ﾘ fﾃｒ|/::::|./
.. |:::::::::::||:::::::::|"" . 弋j };;;;;」 そうね、部屋を分けても面倒だし。
.. |:::::::::::||:::::::::| "| | |
.. |.:::::::::八:::::::ﾄ､ ´ 人! | ／） それでお願い。
|!::::::::::::,ﾊ:::::∨＞ ､.,__,,. イ::::::|| | ／ /、
|l::::: ,ｲ |:::::::}＼ 「r ヽ |:::::::|!.| r/ ｀つﾊ.... ＿＿
||::ア´￣｀!:::::ﾘﾄ-､ヽﾚﾍ 」:::::::| | ｒﾍ ノ-イ （ｺﾎｯ ）
.. !/ |::::/＼ }ム ﾊ. |:::::::| | /＼{＼＿|| . ￣￣
.. ; ／{]、 ∨ .}l{ ／ｱ三ミヽ、 ＼＿/
..r' く__/_」_r-､| {l}／／ ＼Ｘ´,三三ヽ
..ヽr‐ﾍ￣￣ ∨ ／／ ／／ ／
.. |￣ | ヽく∠＿/´! ／´ﾊ ／
... ' '､ -─／ | { ｀' //ト-- '
ヽ. /＼ ｒ' ヽヽ ｲ}
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::::::::::::|:::::＼＼ノノノ ! :::l￣￣￣￣|:::::|::::
::::::::::::|:::,､::::＼＼ |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
::::::::::::|:::||＼:::::＼＼ !:::::!:::::::::::::::::::::!:::::!:::: ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
::::::::::::|:::||:::::＼:::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|:::: | 荷物はどこにおけばいいですかい。 |
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| ＿＿＿＿＿ﾞ::::|:::::|:::: ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| ＼＿＿ ／ ::|:::::|::::
::::::::::::|ﾞ,,:r '7′ _.., . : : :‐: ／ 〈 .,､ﾞ:::
::::::::::イミﾗ′ : ;":' :´: : : : ／ ／ﾏ∧ ,x=' 'ｰx ..r ､ __,,.. ---─- ､__,. - ､, 「｀ヽ,
::::ﾞｲミミﾐi ./:／: : : : : : : :.￣ ﾏ:| |/￣ 7/ . .}､ﾉ;, _,,. ''"´ ´｀ヽ. ヽｒﾉ /ｰ-、
::::ﾞ彡彡ミ､ ':.7: : : : : : : : : : : : : : : : :｀ ,/′ O o 。 '"´ ﾄ､ ノ ! ヽ／ /;
::::ﾞｭ彡彡ミゝ!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : , ,.'" ノヽ、 ノ´￣｀ヽ、ノ_,. -!、-イ」
￣..V^f'⌒':ﾞ'i: : : : :!: : : : : : : : : : : : : ､: : : : : :ノヽ, / ,.へ、_rー--､_r'" _]ア'"´｀ヽ､___「｀ヽ. ｀ゝ┐
::::::::::::::::::..!: :i: : : : :l:!: : :!: : : : : ; : : : :.i: : : : :..ﾞﾄ､/!｀ヽ! _,.:'" ｀ヽ. ,ゝ'"´ ｀ヽ/ _,!
:::::::::::::::::::i: : ': : : : :l:!: : i!: : : :j/l: : : : l|ヽ: : : : :::';:::7_r'"ヽ_,. イ´｀'ｰ‐'´ ; , ! ;! ｀ヾ! ｀ヽ
:::::::::::::::::ﾞi!: : ': : : : :l｀≧:､:／/ .!: : : ﾘ| ﾔ; :,' :::::!/ヽ,r'"´.／ , / __ ! ﾊ -/!‐-/､! ',. ',__ノ
::::::::::::: _ﾑ!--'; : : :_:l__l_レ^メ、 |: : / i! _lﾑ-'.＼! / / / ./ '7´ /! / |_,/_」='､, | .! i
::::::::::::: ムｰこ'; : : :ヾ {r:_(ヾｭ,ヽl: :/ l .イヾ".ﾞ´ r ｲ ,' .,' ,' ._」;-='t､ﾚ' 'iﾉ i ! ! ﾊ !
,': : :`ﾔ､; : : : | `ー'ﾞ- ソ'" i{.rグ / ノ ! i ! !i´ !ﾉ ! '､ﾉ ﾉ ト､/i レ'´
,': : : : :ﾔ:ﾔ: : :.l ､ `'"‐.... 、 _,i ! ! | ,ゝ '､__,ﾉ ..::;:. ´,.,.,i. V
. /: : : : : :ﾔ:.i: : : l 丶.. _＿ イ:´ﾞi ! ﾚ'!___,レi'´i ｀'ｰ ,.-､.,______ﾊ ヽ、
/: : : : : : : ﾔ.l: : : iﾞヽ lヽ ￣ .．ｲ: :7｀ヽ､.',. '; | ':, '"'"'" ／ ', ｀"'' ｰ 、
': : : : : : : : r}:j: : : :ト､ l ゝ.._ .． ´. イ: : :i:.:.!l:l......', !. i ', ｀ヽ., _,,... -'" ', ',
: : : : : :.イ._):ｲ: : :.:l__ } .ゞ ''´ . ィ: : i: : : l:.:Ⅳ.... ':, ', ', ',i´￣ ', , ´ ｀ヽ'、
: : ／ ｀〉': : : ;7 ｀l ´ ,ｲ: : l: : : l:.:i ヽ. !ン', ', ／') ', （ヽ. ヽ
:.;f. ＿_ /: : : : ; 〉 ! /!: :l: : : l:.:l '／ ',. -/ /／.）/ ', ､＼）､
..... / ｢i`ﾍ : : ∧ﾏ i__ ／ .!: :l: : : l:.:! /´ /´i::/ ／ ／ ｿ. ',,( ヽ､ヽ,ﾉ:!|
......ｲ ｉ i从{ﾊﾊ.:/ ゞ'´ ｀ヽ. イ ＼ ﾔ:.l: : : l:.:!... ,' /i '､ ´／ ／） /:ヽ ., ｀'!::/|
... 'ヽ(Nﾟ_〉ﾟﾉ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ _,. 彡i^`,ミ三ニ;=r‐''"i/ ,'
......⊂)}=}ﾞﾞ}}つ お手伝いいたします。お部屋はこちらになります。 | ‐=;ﾆ´' _i ', _ｒ_ンiヽヽ;:::;' /!
. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ..riン´ ', ｀i´ | ヽ,_ン /
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┃ スキンシップ・姉妹編。ちょっとアレなのでＲ18ガード入りまーす。
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―――――／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼――――――――――――■イメージＡＡ
| お久しぶりです、お姉さま。 |.:::::::::::|:/: : : : : :_:_:_:_:_:_: .
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八::::::＼::::::::::::::|::::::,.ｲ__|::::::: /// )／⌒): : : /: : :/: : : :/: :
/ ヽ::::::::＼::::::::{::::::! l У:::| }i'´ ノ人__/: : :/ ヽ_ノ.: : !...人_人_
＼＼:, ――――― 、 ...八 ( /: : :/-=キ: : :./. )７ ト.て
/.―┐ .'＾Y⌒i: :/ﾉ /: :／}i! __}_彡' く .{__ノ （
／-| ノ ― ツ. … i ノ....', /／// {' _彡'/. | 七_ {
／'´:i:i:i`ー―─――― .ﾞy'´..: :∨, _.ノ' | ／ |.(乂 ） |
,.ｨi{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:h､ |! ,. -､: : : : : : : ∨, __ヽ,ｨて.ィ | あ |
/,.ｨi{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ir――-､ / ∧: : : : : : : ∨＼__ }-y-､_. ）││ |
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／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧ 人j ／ｲﾌ. !. /｀し ｌ .＼.,_____,.ﾑ.
--==ミ､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ノ:ih､´ ／ﾉ. .l つ .ｌ.....s｡ヽ /
／:i:i:i:i__彡ー-､__二ﾆ=-:i:i:i´:i:i:i:i:i:h､ ／) ＼ ： / ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ih､_ イ |. ￣|￣ ちょっと、やめ、やめなさいって！ |
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞ | ／{ (. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
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./;;;;;;;;;;;;;;yﾍ/:.:/:.:.:/:.:i:.:.:.:.|!:.:.:.i:.}ｨ行ミﾄ;:.:.:.};:.:.:.} }/
j;;;／ ｀v′ |:!:l:.:.:.:{:.:::i:{:.:.∧:.i.:|!| ﾏzｿ|:.:.:.:|=ーｧ /
|/ ﾘ|i!:.:|:.|:.:::ﾘヾj,ｨﾀi/, ~ |:.:.:.i!ィ´:i|
| ＿ﾞヽ;i:.:`.､:.|;ﾊ~´ |:.:.:.|:.:.:.:.:| びっくりしましたよ。
__, .ィ´､／ ヾﾍ|:ヽ{:.ゝ, iヽ ,.|:.:.:.|:.:.:.:.:.|
￣;;;;;;;;;;;;;;;;;{ }:i;;i.:.:.:i;;;iiill＞| |, ィ |:.:.:.|:.:.:.:.:.:| なんで姉さんがいるのかと。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ /:.i;;,|:.:./;_!;ィ=/,ム__,ｨ|:.:.:.|＞y´｀ヽ, i＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Y:.／/:./ |!;;;;/ 二j .〉|:.:.:.|;;;;;| ヽ } ﾊ,､
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ {:.:.| / ＼ ｲ､;;ヽ,|:.:.:.|;;;;;;;;`;,､ };;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
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::: : : : ／ ｀ヽ. ｀':, Y 'ｧ'"´ ﾊ
,:' ヽ､ ﾉ__ ﾄ､.,__ノ ! |ﾉ /! |
く＼ﾍ_ゝ-､_ﾉ´｀iコ二ﾊ､__ﾊ_,ﾍ. ,.ム/ . | !
＼ﾊ､_＞‐''"´:.;:.:.:.:.:.:.:.:.:.';:.:.:.:.`'' ｰ''7-､_!__∠___!_/
_ノ´Y´/:.:./:./:.:.;':.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.ﾊ:.:.:.:ヽ.__,.ム､_ﾊ.､
L___,':.:!:.:.:.!:.:!､:;_!_;.:;ﾊ:.:.!､:_/;;::イ:.!:.:.:!:.:.';.:.:.:.:.ｷ｀ヽ!
..└i:.:.:'､:.:.!.ﾊ__」__ﾊ! ﾚ' ｧｰr-‐ｧ'i7:.:.!:.:.:!:.:.:.:.:.!ｭノ」
!:.:.:.:.ヽ:!〈'ヽ,.ﾊ` ' i r;ﾝi__;ﾊ__」:.:.:.:.:|/´
|ﾊ___|:,ﾊ. 。 ゝ' :.:.:.:.:.. `"´,.,.,!:. o :!:.:.:.:.:.i ……まあ、いろいろ。時間、とってくれる？
ｾﾞｪ ';.:.:.:.! '"'" u .,'.:.:.:.!:.|:.:.:.;.:;:'
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( _) ,':.:.!:. ( )｀＞.､.,` -‐ ',,.イ/:.:.:.:.:.:.:! ,.-'-､
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くノ:.:.:!rく_ ,./ 'ｰ-､ [iコ' ! ´ ヽ. i ./ /｀〉 /i
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. ∠ //八 / : : : : : : /: : : :/.} : : : : : : : : : : : : : : : : ',
. ｀ヽ/ヽ､./ : : : : : : /:-‐-/_ |: : : :/i : : : : : : : : : : : : i
/＞-/i : : : : : :/ : : : :i. |: : :/ .| : : : : : : : : : : : : |
/: |/l : : : :i/≠心ミ |: :/ | -‐- ､ / : : : : : :|
/ : :/ ! : : : | だ爿 !/ ! : : : : /.: .: .: : : :.|
'.: : /: :|/ : :.ｉ. 乂沙 .ミX、∠ : : : : : : : :|
／.: : : ': : : :＼ :ヽ. だ圷ﾐ、! : : : : :!77ヽ ＿ ,､
. ／ : : : : :i : : : : :.′￣ , 弋 少 ﾉ.: : : : :.!＼//////ゝ､
. ／.: : : : : : :.| : : : : : ､ ｀ ´／. : : : : :.ﾉ : i ヾ⌒ヽ///,＼
. ／:／￣￣￣人 : : : :.|ヘ 丶 .∠.:_: : : : :／.: : :|
... ／: ,.' ／//,ヽ : : |ﾉ ヽ ＿＿ イ／ : : :／.: .: .: .:| ……では「ご令嬢を囲む」会食会を催しましょう。
.／ : _/ ///// ', : :! /､ : : | : : ´/￣.: .: : : : : : :i
_: :／ ///// .}: :|､ ／ 〉77i : : : i : : : : : : : : : : : , 明後日でいいですか？
／//// ／i! :|-､-‐´ .////| : : : ! : : : : : : : : : : : :＼
. , '//////７´ |! :!. ハ ./////| : : :.|.: .: : : : : : :| : : : : : :ヽ
_∨ ///////,八 /| :|/ ',.／/////ｉ: : : :i : : : : : : : :.ﾄ､: : : : : : :',
.i´三≡!'/////////＼/. | :| .／//////ハ : : :ヽ: : : :!.: .: :| ', : : : : : :}
i////////////＼! :!／///////ハ ヽ : : :',: : :|: : : :! ,.: : : : :. ′
__,,,,....,,,＿ _
,.ﾍ.__''"´ ､ .ﾄ｀＞）｀ヽ
く ＼|-─＜￣￣八 ｰ' ﾉ､ /＼
|＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜ ,ﾊ ／]
__ﾉ-‐へ/ / /|__ .! , ＼|‐ｧ'
. |＿＿／| ,' /´| __/| /! |__ | ヽ|
`! | | /‐ｒ‐‐ｒ└' !､」__ !｀| |'
| | .!/|､弋_,ﾘ |_lj |/ ,'
| | ⊂⊃ ' ⊂!__/ はぁ、世間的には私も令嬢なんでしょうけど……明後日ね？
| | | ∠ ] ,ﾊ ||
| | ト ､., ＿_,,.. イ ! !!. 用意の手間もあるでしょうし、それでお願い。
| | |ヽ-､＼_|｀ヽ、| ||
| ∧ !7＼__/ﾑ /| ,'|
| |/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`! / .!
', | .,' [＞l]く]ﾊ }| ll |{ [＞l]く]
.
／／;;;/;;,ﾒｧ'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ;;ゞ;＼;;＼
〈;;;;;-、,-‐/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ､;ヾ‐-､;;;;〉
|.,'::::,:::::/::::/::::/:,::::ヽ.ヽ.::::i::::|:::i:::::| ￣
|i:::/:::::i:::::/::,.ｨ' ハ::::､!,,_|__ﾊ::::',!i:::|.
||::i :::::::|/ﾚ'__|/ V __ ﾚ' |::::::::ｌi::|.
ﾉ.|::| ./::| '"￣｀ '´￣` |::::,:::|i::|. ここは辺境、あんまり期待しないでね。
!ﾍ!:|ﾊ,.::| "" ' ""|:::ﾊﾉi::|.
／|,':::::::i.ヽ! ｒｰ-‐ 'ヽ u ,.ﾚ'::|::::::i:::', むしろ着いて早々お仕事なんてちょっとねと、
／;;;;;;|'/ i::|::::|＞.､, `'ｰ‐‐'´,.イ |::::!::::ﾊ:::ヽ!
／;;;;;/;;|;;＼ ﾍ:,ハ| /_,.!ﾍ｀二ﾆ´,ﾍ.|_|::::/:/ |ノ ／; 明日は安息日だし、で明後日。
.. ／;;;;;;;;/;;;;|;;;;;;;;;＼''´￣7:::| ＼／ |::::Y ￣｀ヽi ／;;;;;;
／;;;;;;;;;;;/;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;|. i:::::|／}><{＼|::::::i Y;;;;;;;;;|;;;;;ゞ;;;;;;;;;;;;;;;＼
ヾ;／|;;;/;;;;;;;|;;;;;;;;;; ／､ |:::::::ヽ､ﾑゝ'":::::::| _, 〉;;;;;;;;;;;|;;;;;;;ヾ;;;ｉ＼;／
. |;/;;;;;;;;;|;;;;;;;; / '"｀ヽ!:::::::::::::Yo::::::::::::!ｧ'" `ヽｨ';;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;:;;;;ゞ;;|
|/;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;l ', ';:::::::::::}:::::::::::::::/ /´,;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;ヾ;:|
/ ,,＞‐- ､ ﾄ､ ノ .|
.∥ ＞､＿ゞ:::::::::::::::::＞､∧ ￣ /
.∥ ＞:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ＿>､＿_ ／}
r‐､,. /:::::ｉ:::::::i:::::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::i::::::!:::::',＞､/ニ!
.仁/ ／ｉ:::::::| __⊥-‐'::::::::l::::｀ー|-ﾆ:i__i::}:::}:::>､￣ヽ
x.´ j .i:::|:::::::|∧/ ヽ＿__|ヽ＿_ﾄ､__」::::::|./:::::| ＼／
.｀>ィ ｉ:::|:::::::| .xぅ云x. xぅ云x..i:::::/i::::i::! <_
...＞ﾍ |:::{:::::::|《 弋::ソ 弋::ソ 》i/::i::::::ﾄ.|!＜ あらまあ、じゃあ期待はそれなりで。
.ｿ::八::::| , ∥:i:::::::|::',∨
ﾑ::i:i::＼,',/!/!/! /!/!/!.ﾊ::i:::::::|::::',::＼ ありがたく休養させてもらうわ。
ﾑ:::|::|:::::::込 -―‐ ｲ::::i::::::::|::::::',::::::＼
ﾑ::::|:::|:::::::.ﾏ:::>､ < ﾑ:::ｉ::::::::|:',:::::::',.:::::::＼
::::::|:::::|::::::::::ﾏ::',:｀l ‐---‐ l´::::::|::::i::::::::::|::::',:::::::',.::::::::::＼
/::::::|::::::|::::',:::::::ﾏ__|≧s ._ s≦¨∨.|:::i::::::::::::|-‐- ､:::::',::::::::::::::.
/::::::::|::::::|:::i:',::::::::ﾏ /v'＾ ､ ｀|::.ｉ::::::::::::| ヽ:::::::::::::::::::',
../:::::::::i::／|::i:::',:::::::::ﾏ / ﾄ､ ヽ, |:::::::::::::::::| ∨::::::::::::::ﾑ
/::::::::::/ |:i::::::',:::::::::ﾏi＿i;; ;;ﾄ､__lヽ|:::::::::::::::::| ∨､:::::::::::ﾑ
/:::::::::::i .|::::::::ヽ::::::::::}//' ;. ;;ヽヽ .|:::::::::::::::,' ', ヽ≧s.ﾑ_
.
:: :. :. :. :. : .:. :. :. : .: .: . :. : .: . :. :. : . :. : . :._,,,- 、 : .: . : .: . :. : . :. :. :. : . :. : . :. :. : . :. :
, - ￣ ｀丶 ヽ ￣ 丶 ヾi:. ､.‐'゛`ー^ー-、 :: :. : .: .: . :.:
_,,.-, ／- / ｰ-､ ヽ ＼ ＼ヽ j:i:ヾ::丶.. ,'´￣￣｀', ＿＿_
／| ／／/ l l ヽ ヾ ､ ヽ ＼ ＼ヽ /:::i:::::＼::ヽ ＿....! | ┼ ｌ .＿＿_|二l二|＿_
:':::i::ヽ / , '// / , l l ', ヽ i、｀ ヾ ヽ ／::::::i::::::::::ヾ::;＼... ! ﾚ c! ｌ 土土|二l二F土|
::::i:::::::`./z//,/ , ,i l l l V l lﾊ ',ヽ ' く:::::::::::::i::::::::::／￣｀...ｌ あ ｌ 土土|二l二F土|
::::i:::::::::〃l // j j{! l .l l _ L ⊥ﾆ=-‐ 一 ､ l ｀'ヾ;:::::i::::／ 土土. ｌ ・ ｌ....土土ｌ二l二F土|
::::i::::::〃ノj j j /.l, ｨ ゞ´ | l_Lﾆ==z､ ! ヽ l lヽ ヾ:il´ 土土土. ＼ ・ / . 土土土土土土|
丶;::〃'l/ l | l, ｨ'"ﾘ l l l,ｨベi:::::; - ､:｀ﾄ ヽ ﾄ ヽ l ﾊ . 土土土土. ￣￣ .土土土土土土土|
//( l{ l l ,ｨ' |/,xz=ミi l ﾊ 八::l///j:/ll ! ヽ !ヽ ヽl ﾊ.ﾞ土土土土土土土土土土土土土土|
. l/ :! ﾄ'i 〃:::::;､:::!ヽ / ｀ヽ ＞＝'= jl ! ﾘj iヽij .／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
{ l , ヽ /lヽ::::ゝ'::l｀ヽゞ ' | ﾊ lヾiヽ| 「お仕事」を否定しませんでしたね。 |
|ヽ ! ハ ＼ i ゝ '" | lﾊ ! ﾔ l＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
ヽ ', lヽ l｀ﾄ､ jl/ l' lﾔ l l l ヽ..ﾞ: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
＼ ヾ ト、.l ﾊヾ /ｲ l !ヽ, ! l l ).ﾞ: : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
＼ ﾄ| ﾞiﾍﾄヽ、 -- ノ ｲ l l ﾄi ,ﾊ ! /.ﾞ: : : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
／ﾞヽ! l ﾊ, i丶, ／ l|, l l lヾ l lﾞｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
_＿__∧...... l l l !｀l ≧z,､ , ' ,／| l{ l ! ヽi l..: : : : : : : : : :ﾄ|_|_|_j_,!_l_ﾄ| : : : : : : :ﾚ|
..: : ::.|:.;.ヽ: : j l l l l l´ｰ＜_}_｀ '´_, ｨ'´ l ll l l ヽ l....￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣
.: : : : : `: : :ﾞj j l l ﾊ/ ｀/ヽ, l l l .lヽj l l.＿|＼＿＿＿
..: : : : : : : : j /j! .l l lヾ、 /＿_＼ l l l ! ヽ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
///l l l lヾヽ //////∧ / j l l /＼ | いまさら家ぐるみ・組織ぐるみの用件かあ。 |
///ｨﾍ l l l lヽ＼ l//////ハ j l .l l ノ ／l＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
lｲﾘ ll l l l ヾ＼ ＼ {/////// l/ / / ノレヽ ﾉ! ＼
／ ∥ ∥l lヽヽ ＼ヽ ハ､////ﾉ j / j'"/ l l ヽ/ ! ヽ
/ || .|| ヽ ヽ＼ ＼ハ/｀¨¨´∨/ l / / .l l／ノ /l l
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Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
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: : : : : : : : : : : : : : :..＜:.:.:.> ,イk:､ :i ': _,イk､ 〉:.:.:.:.:.>ﾞ: : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : :: :...ｆヽ:.>{彡 ｘ三≧} {=≦三彡寸 >:γヽ..ﾞ: : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“'' …ァ: :ﾞi| f〈::, < fﾂヽ:ヽ ::::::< fﾂ > ∨´ }..: : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
,.｡+''”: :...八 ﾊ| ￣ :::::} ￣ ji > /
,.｡+''” : : : : : : : :..ﾞヽf | :::| |ﾉ ′ 傭兵隊・鉄華団はそんなわけで、
｡+'“: : : : : : : : : : : : : : :..ﾞ乂; ::::| , ノ.
: : : : : : : : : : : : : : : :...＞'": :l ゝ /: : :｀丶、 いま大きなイクサに関わってまして……
／: : : : :八 , --- ､ ｲ: : : : : : : ＼
／: : : : :／: :|:＼ ￣ ￣ ／=:|＼: : : : : : : :＼
. ／: : : : :／ : : : |_=_＼ ／=_=_,|: : ＼: : : : : : : :＼
／ : : : : ／: : : : :./|=_=_=＼ ＿__ _／=_=_=_=乂: : :∨: : : : : : : :∨
. 〈 : : : : :./ : : : : ／_/=_=_=_=|/////|=_=_=_=_=_=_=}: : :∨: : : : : : : :∨
＼ : : /: : : : :/=_=_=_=_=_=_|/////|=_=_=_=_=_=_/: : : :∨ : : : : : : : |
_ _,､rf〔＼: : : : : :j_=_=_=_=_=_=_:|/////|_=_=_=_=_=_/: : : : : |: : : : : : :／
.
／￣￣￣＼
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o ／ ＼ .ﾟ o。
. -─ｧ─-ﾐ / ─ ─ ヽ
/ /＜二 ヽ | （● ） （● ） |
/ ﾊ＜＿_ノイ ＼ ' ／ ＿＿
_ { / {_ヘ {-ｒｯﾉﾉ お誘いに感謝する。 （⌒ ￣ /￣￣⌒/⌒ /
{i:i:≧s｡ノ ｀ ｀¨´> i＼ ＼ ,(つ / ⊂)
{i:i:i:i:i:i:i:i:ﾐh､:､ ｰ | ＼ y(つ＿＿./,＿＿⊆)
{i:i:i:i:＞''二ﾆ=->┘ 契約上すぐにとはいかないが、
√／ / ＼ 〈＼
/.:/＼ ./＼ ＼ } } 頂いた手紙にあった、傷病引退組だけでも頼めないだろうか。
√ | |＿_＼__｣LLハ
{ 从.:.:.:.:.:.:＼＿|.:.::. 虫のいい話とは思うが、女のできたアキヒロに率いさせてそちらに送る。
{ /i:i:)iｘ.:.:.:.:.:.:.＼|.:.:.:}
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;' l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;'
';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;'
_ノｊ￣｀li.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ヽ、 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;'｀
i≧≦ﾃニ≡≡＝ｰ'"! ゞニ≡≡＝ｰ彡
|i>≦ij j └─┬─┬┘
li>≦ij l |ｉ ｌ
ヽ夂ﾇ,,,,...__ __..,,,ノ |ｉ ｌ
｀',メij｀￣￣´!′ |ｉ ｌ
!メij l |ｉ ｌ
lメij ! |ｉ ｌ
lメij l |ｉ ｌ
ノメク l、 |ｉ ｌ
∠jメ少へ ﾉ｝ |ｉ ｌ
/メ少" ＼ ｛ |ｉ ｌ
/メ少' ヽ、 ハ |ｉ ｌ
_ノﾒ少' ￣ l |ｉ ｌ
_.,､r"ヾソ" | / ミ
_..,､r''´ _＿＿__＿..｝ （（ ）
｛ _..,,､r=＝＝＝ｰ''" ゞ＝=彡
{ゝ､,,,,,,,,,,,,,,,,,,､､ｬfﾕフ"
｀￣￣ ￣￣´
.
/ｲﾊ /.: /:::: l l .ﾊ l l l ﾄ､ﾊ
. { l Vi:: l:::: / / / / l .| ﾄ､ | | | ﾊ ',
/ |. |:: .l:: ./ / /i ./ | | |k. | | | j i l
ヾ小ﾐ､| .|〃./i ./ .l/ .| .ﾊ .| } | i ｲ八;
iﾍミ| |ィ示≧=-,; .lｨ彳＝､ｲ / /l,' ﾘ
＞il | ll {:::} i Y il{:::} ! / l/,/|/ /
ヾil| | ゞー ソ ゞ┴'´ ./ .|
. |:::::i: | u /:: | アキヒロ……大変だったのですね。
. |:::::l. | i} ｲ::::. |
/::| :::l, |>､ ( ｧ ／ |!::;;i |
. /:::∧..:! ,| |＼ < |::: l |
/:::/ i .| _| ＞ _ ／|:::::> |::. ! ﾘ
ヾ.' ∧ |＼ |.K | ｲi
/∧> .| ＼ ／ ＼ _| ﾊ/
'｀ ー── ''´ヽ .', .| ＼ ／ lｲー─ ''´｀＼
i ヽ il /::::ヽ / ヽ .＼
_,.. -‐｀.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./__
｀>:.:.:.:.:.:.:.:.:.／｀ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/ｧ
＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:７ } ｀`~｀ ＼/´~´~"}:.:/
>:.:.:.:.:.:.:.:.:.> ﾉ Y
＜:.:.:/ヽ:.:.:.7 /三≧ｘ,,_ 丿.::},x≦ミ}
ムｲゝ>:.:.:〉 < tｯヽ:､:. /, rｯ ｧ
八 <＼:{ ´: ｜ l 俺はじめ男３人、腕脚欠いた元傭兵。
ﾚ＼ヽ l :
ﾑ个‐ ﾉ :′ 一人前の仕事ができるとはとてもいえませんが、
／ ｜:八 ＿_ /
/ : : : : |=_=_＼ ´ __ / 寝床と食いモンを与えてもらえればありがたいです。
/: : : ⌒｀ヽ=_=_=〕ｈ､ .ｲ: ＼
{: : : : : : : : : : ｀`～=- `ー‐ '"=|: ､ : ヽ
{: : : : : : : : : : : : : : : : :｀`～､,=_{ /: : : :i
_-=_〕iト､: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼/: : : : :|
_-=_=_=_=_=_=〕iト__､: : : : : : : : : : : : : : ＼: : : :|=- _
_-=_=_=_=_=_=_=_=／: ｀`～､、 : : : : : : : : : |: : :/: : -= _=- _
.
／￣￣￣￣￣￣＼
／ ＼
／ ＼, ,／ ＼
. ／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼ もちろん歓迎だお！
／ （ ● l l ● ） ＼
| ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ | 酷い言い方かもしれないけど、
| ''"⌒'（ i ）'⌒"' |
＼ ｀┌,─'＾ー,,-┤ ／ 腕や脚が一本なかろうができる仕事はあるお。
＼ ｀ー -- -一' ／
／ ＼
／￣￣ヽ; ヽ
（｢ ｀rﾉ |
ヽ ノ i |
／￣￣＼
／ ノ ヽ、.＼
| （●）（●） | 「女のできたアキヒロ」……
/￣￣￣ 丶人__）. |
/ ＼ .＿|＿＿＿__ 男３人女１人の計４人、団に加入ってことでいいんだな。
, --'､ / ｀〉
... / ⌒ ） / / で、野郎はともかくその娘は嫁なのか？
,′ ﾉ / /
l T´ ..＿ ./ r'´￣ヽ
ヽ ノ .／丶､ / （ ￣ l
｀'ー'´ | .｀'ｰ'――┬― --､/ _.ﾉ
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ 領民戸籍と修道院に預ける信徒名簿への記載ですので、
| （●） （●） |
ｶﾘｶﾘ ＼ ' ／ 正確に、正確にお願いします。
／ ￣ ＼
彡三三ミY彡三三ミ＼--、 |
＼ ＼＼ ＼Ｅ | ﾉ
＿＿
／ ｀ 、
., ‐＜{ ＼
/ .{
,-､n. / .／ V {､ ＼ ',
. 〈 } { /⌒ヽV :', ＼ ⌒ ', } .n __
∧ ',.ヽ. { ＼ ` ､ ', / ./ _ ) ＼人_人,_／
.∧. '__{ヽ{〃¨ヽ 〃¨ヽヽ}-､／／ ./
／:::::ゝ、, , , r―‐┐ , , , / }_" / 嫁です！
__∨::/ 丶 { } ___,ノ_::::＼'
/ ∨ |:::＞ ゝ ノ ＜ ∨:/ ／⌒Y⌒Y⌒ﾍ
./ ／',. __!::::／ ｀¨¨´:|:::／ / ./ ¨
/__,／ {_ |::／/ ./:.|::7 { / V
. /´{ /,／: : { / ／:..:.|/ ／ V. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. .{ ',. l/ {: : : :｀¨¨´: : : :.| ', ＼ }, -- 、......┃ 当人の申告なので、間違いないでしょう（ｷﾘｯ
... .ヽ ヽ { ≧=-----=≦|＿＿／ ヽﾉ_, --､V . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | そっかあ、アキヒロも嫁持ち家族持ちかあ。
（｀⌒ ´ |
{ | 俺らのほうも紹介したいが、長旅で疲れてるだろうし後日改めてな。
{ ﾉ
ヽ ノ
ﾉ ヽ
|￣￣￣￣|~| |
.／ | | .|-、ﾉ .|
.// （つ .|と ” ﾉ
-─── 、
. ／ ⌒ ⌒＼
/ x==ﾐ .｢廴__
. ′ x===ミ ヽ ヽ |{ │ 全員、今日のところは宿でゆっくりして欲しいお。
| (_＿人__ﾉ } .八 .ﾉ
、 「廴_ | | /／ ７ こまけぇ仕事とかここでのルールとかは明日から順次説明するお。
＼ / } 乂___.ﾉ イ ／
≫’ ！ ｰ‐ ／
／､/ __ソ イ
. / ／ | ┏━━━━━━━━━━━┓
∧___ ／ | ┃ １日は、お客さま。
. ′ | ┗━━━━━━━━━━━▼
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ . _,n＿00 _n＿_::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::|. └l ｎ | └i┌z」.:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i.U Ｕ Ｕ....: j:::{ }::|:, z フ , z ー-....／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { ／/// _,，////´ﾞ:: /-| | お知り合いでしたか？ | =ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ くく//{ }ヾ＼l{. }: / ,| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／|Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-: _ 、.-})//ゝ __/j///｀ヽ..:/￣:|¨~....￣￣|／￣￣ .rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|.ﾞノ::::::::::::::::j//::::::ﾞ:::::｀:::::'. x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─.／::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」...／ｲ ::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::. ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : :..ﾞｰ /::::!::::::＞ー:::::::::､:::::::::::::::::::::::::::::i..ﾞ-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : :../:;::::l:::'|::::::ﾄ､::::}::::::|:::::::::::::::::::::::::::::|ﾞ¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : ::/:ｲ::::ヾ:|ゝｫァ!:::l::::::|:::::::::::::::::::::::::::::l ＿＿＿.≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“''. ／ |::ﾊ:::ﾊ 弋ﾉ|::::!:::::|:::::::::::::::::i:::::::::::l. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼乂,,ﾉ|i:i:|
,.｡+''”: : :ﾞ|::!:l::ﾉ " |::::i::::/:::::::::::::::::l:::＼:::! ヽ´.| こっちも姉で確定でした。 | ⌒Y|i:i:ﾄ
,.｡+''” : : : : : : : ﾚ|/::ヽ っ |::/::/:::::::::::::::::::l:::::::::ヾ ./j/ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／.....,,ﾉ|i:i:|_‐＼
｡+'“: : : : : : : : : : : : :ﾞ_人ヽ:::i::::..//::/:::::::::::::::::::::j::::::::::八 ////ハ//ヽ////ﾞ: : : : : : : : : : : : : :∧|i:i:|ーー|i:i:|_‐_‐
: : : : : : : : :..ﾞ, z≦´zヘ ヽヾ!Vノ ﾚ`l::::::::::::::::::::/::::::::::::::∨/////＞ー ＼l{...: : : : : : : : : : : : : : : : ￣￣￣￣ヽ_‐_‐
／////////ハ ＼／ /::::::::::::::::::/::::::::::::::::::＼//／ ヽ
.. _,n＿00 _n＿_ .///l//ー｀'Z/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::ヽ′
..└l ｎ | └i┌z」 .//j/////∨::::::::::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::ヽ＼
U Ｕ Ｕ )／￣┌j｀ヽ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::＼
′ __|_ﾊ /:::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::l＼:::::ヽ
_{llllj /:::/:::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::|::::::::::::l ｀ヽ::i. _,n＿00 _n＿_
|`rzj /:::/:::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::!::::::::::::| ):! └l ｎ | └i┌z」
└―/／l:::::::::::::::::::::::::/:::l:::::::::::::::i::!::::::::::::| ﾚ. U Ｕ Ｕ
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒） ＼ 春２月に送った手紙への返答です。
| __´___ |
＼ `ー'´ ,／ マッキーの従者で傭兵してたアキヒロと、嫁と愉快な仲間達になります。
/⌒ヽ ｨヽ
/ rｰ'ゝ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
――――― ミ
／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
／:ｉ:ｉ斗――--＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
{:ｉ:ｉ:ｉi _〔_〕_〔_〕_〔_〕＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ
､／ ／ ¨ ＼i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.
. / / / } | ＼i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.
r// i ｉ | ／ /| / | | ∨:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i}
{ i l 丁≧ミ／/斗=≦,从 !斗 ア/ マッキー？
.. 从 代vｿ ''v_ソ犾 八 イ:i/
＼ 八 ､ /从}≦ r' '" 腕や脚が欠けていようができる仕事は山積みだからな。
/／/＼{li:ヽ - ｲ,乂ｲ ＼
／:ｉ:/ } }ヽ:ｉ:ｉ≧≦ ／:ｉ乂ｲ:＼ ＼ 元傭兵たち４人、どこに割り当てるのだ？
r=く:ｉ:ｉ:ｉ:/ / 八:i＼{_彡':ｉ:ｉ:ｉ:i乂ｲ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ＼
／:ｉ:ｉ:ｉ:＼/ / ／ｉ:.＼____彡イ:i:i:iﾋｲ:ｉ:i:＼:i:i＼ ＼
. ／≧=----=/ /-‐ｧ |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ:i_彡ﾞ:ﾋｲ￣￣＼:i: ＼
___ /: :＼: : : : __:, ／┼┘ Ⅵ:ｉ:ｉ／ へ :i:iﾋｲi:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼:ｉ:i:＼
: : : ∨: : : : : :ノ:i:i/ i::::八 V/ {::「」〉ヽﾄ〕:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| |:ｉヽ⌒
: : :./: __: : : :/--/ 八: ヽヽ ___/{ ／人:::::､ ﾄ〕:ｉ:ｉ:i:i:i:i| |:ｉ:ｉ:ｉ}＼
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ
. | （ ●） ） アキヒロはともかく他３人は例によって基礎講習からだな。
. | （__人）
. | ｀ ⌒ﾉ 時期もずれてるし、今やってる組とは別口で。
. | r-‐､
ヽ （（三） 仕事は……馬扱えるはずだし、馬丁でいいか？
ヽ } 〈
. 〉 ,ｨ⌒ｧ ヽ
（ .＼／ 人＿_）
ﾄ､ ／|
|...＼_／ |
/:.:.／:::::/::.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ:.:/ !:! ヽ
. /:.::/::::::::/:/:.:/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:.!´_＿_!,|___ ﾊ
/::::/::::::::/:::l:.:.!:./ !:.:.::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:::::l´:::|:.:.:l:.:.:.iヽ !
,':／!:.:::::/:::::|:.‐/､:!:.:.:::|::/!:::.:ヽ:.:.:.:.:l:::::|:::::!:.:.:|:.:.:.|∧ |
l/ !:.:::/:ヽ::::ヽ!{ヽl:.:.:::l/! |､ヽ- ､:.:.:.|::::|::::|::.:.:l:.:.:.| !/
| ヽ:::|ヽ､:::::::|ヽｿヽ:::| ｀T'ｰ-,､｀ヽ!::::|::::|:::::.|:.:.:.!. 仲間はずれ、分断されるのは嫌なものですし、
| ヽ! ,!::ヽ､:! ヽ,! '､ヽソゝ､|:::/ 、!:::.:l::.:.:.!
/:!:.:.:.l:l ' ￣´ !:/:;' ＼::.|:::.:.:| そのアキヒロさんも講師側にする形で、
/:::l:.:.:.:.|::ヽ丶. _ ｲ:|::|'ヽ､ ヽ､:::.:|.
/:::::l:.:.:.:/:.|:.:＼ ,. '" |::|::|:::l::::l` ｰ‐'::.:.:!. ４人まとめて１クラスでどうでしょうか？
/::::::/:.:.:/:::::!::::::::｀ ｰ ',´ |::|,. -､::::l::::::::::::l:.:.!
/:::／::／::::: _,.. --‐‐‐''!__,.. -‐!:| ,.!、ヽ:::::::::l:::| ,.- ､
. /／/::/,.. ‐'" ／::/._／ /::!,. '´:::::｀ヽ､:::::::::::! { _ヽ,./!
!' {:::l´ ／:::::/:;:;:ヽ l /::::::::::::::::: ,-ヽ:::::::::| ヽヾ´;:;:;|
| ヽ::!. /:::::::/;:;:;:;:;:;} ／/::::::::::::::／ ﾊ:::::::::', ', ＼/
| ヽ /,.. ‐ 'ヽ,.-‐'ｰ／:::::::::::::::::／ !:::::::::ヽ ヽ
ヾ´ゝ'"/;:;:;:;:;:;:;! ／:::::::::::::::::::/ |::::::::!､ヽ |
.
.∧/ :/ ./ / ﾊ ヽ
/ i / ./ :/ / / ./j :| ハ
入ﾚ ﾍ :/ ./＿ ,ノノ ノ :/./ j .j .l l
/ .:l _/ ./／ソノ｀タ丿 :ｿノ ./ ｲ j :l :|
＼ _|,／ l 《フ≡ｦ乂 ./.ノソ / ｲ / /|ヽゝ
(ヽ :〈 H 代心ﾉ ｀ ／√｀代 ,ｲ ｲ ﾉ
＞ト、.| :| ゝﾟ- と壬レタ ノﾉﾉ
/:::/.:.:|ソ |.:| /じ.ﾉ 》/j／|´
/／.:.:/l:.|.| |.:| :i ヽ"〈 / | ではそのように進めますね。
＼.:.:.:」.|:.|.| :| |. √｀＞ ﾞﾞﾞ / l :|
/:.:.:.:| |:.V、 | | ´ .ノ| | :| 仕事も、牛馬はまだまだ増やさねばなりませんし
／￣￣￣l⌒＼ヽ |ヾ. ＼_ ＜ .j j :|
/ .＼ ＼ヽ / .l ﾉ|ﾉ 厩舎番や馬丁でよいかと。
./ ＼ ＞-仆-、 .| ノ ｿ
l .| 、 ﾊ .〉、＿＿___レ ﾄ、
| .| ＼ ├ﾍ,/、 } 、 ＼ ﾉ )
| .| ,〉=〉:.:.):.:.＼ l j / ´
. _, ＜ ｰ- ､ ｀ ヽ ＿
, ｲ `:､ ､ ヽ ‐=ﾆ_ニ ﾊ
. 〃, ヽ ヽ ヽミt､＼､ｰ= ｝
/ / ヽ ヽ ﾊ ﾞ， ﾐt }＿＿ .}
, ' .{ Мﾏ ﾑ ﾞ，ﾞ ', } ﾏ ‐=ﾆ}::::／ }
. ' { i {.｜ ', ', } } } _ } ﾏ彳´,ハ }
i .{ ﾏ { ', ィ''"´￣ } ｉ ／ }::. ,′
{从 -－､ , 从.ｨf示心. Κ. }ヽ:::. ′
. {ﾊ }.从ｨf ミ ﾚ’ .{r':::::} 》 | ア i}､ ′
Ⅵ ﾍ弋ｿ ゝ‐:'｜ iﾑｲ ｉ|ヽ｀ｰ- _/ ……コアの、姉さんは？
. | | ∧ 〈 u. | | ﾑ∨ ∧ ヽ ＼ ./
. | | i! ､. ｃ. j } ﾄ. ﾑ.∨.∧ ヽ ∨./
. | | i! ,/::::::＞._ ィ_ ィ' i. い .}ヾV.∧ ヽ ∨ /
. / | i |::::爻 }:i:ィ ,' j .' ! i ﾐ V∧ .ヽ ∨
/} |. ﾊ.!爻 爻 , ::/ / , :' ; V∧
〃} .! | Ⅶ_ 爻. . /::/ / , / _r'ﾏ V∧
.
,／i￣￣iﾍi
,/i: : i:: :: :: i:::i
|＞ i :i: : i:: :: :: i:::i
{i|i} i :i: : i:: []:: i:::i
{iｌ}. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
|＞ {i|i}. | 「ご令嬢を囲む」会食会を明後日に約束してきました。 |
,i|i,＿＿＿l'^'l_l'^'l＿l'^'l＿十li_il十_,....＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
,i: : i, : : : : lﾆﾆllﾆﾆl: lﾆﾆl: : : : : : : : :ﾍ: : :i :i:￣￣|／￣￣.:.lﾆﾆl＼ .,i: : :i,
,i: : : :i,: :.iｌﾞli lv,∧,vl : :iｌﾞli : : : :ilﾞli : : : :ﾍ: :i :i: : i:: :: ::.i:::i: : : : :ilﾞli : : ＼ ,i: : : :i,
,i: : : : :.i, :il_li i,/: :ﾍ.,l∩il_li:.ﾞ_．-''' ― ．._ﾞ: : i:: :: ::.i:::i: : : : :il_li: : : : :｀,i: : : : :i,
{i,i_i,_i_i,i}_,lﾆl:く_i,i_i,i_>:_:ﾞ,-'´ ／~~ / ヽ ｀'-､..ﾞ:: ::.i:::i_:_:_:_:.lﾆl_:_:_:_:_:{i,i_i,_i_i,i}
ﾍ,､v,､/ | :|／ ／ ／ l ヽ ｀ヽ ヽ..::.i:::i ﾍ,､v,､/
il:::.. ｌi ∩∩.|,-‐../ / //'' i ヽ. ヽﾞ:::i ∩∩ ∩∩il:::.. ｌi
ilﾛ, ﾛli ￣￣ |l. / / // l ヽ ヽ. ';...i ￣￣ ￣￣ilﾛ, ﾛli
il=ﾆ=li ∩∩／ | / // i ,. ヽ ヽ ';..i ∩∩ ∩∩il=ﾆ=li
￣￣￣￣.ﾞ,.:'.,' .l i! i ∧ i l |､ ヽ ヽ ';.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. ／::i' .r':| |. | ./-ヽ | i |ヽ l l / l
. ／:::,...:=ｼ ､ｰ､.|. i | /__ ヽ i .,､.|ー､. i i / / .| |ヽ 静養のための滞在だそうで
...... ,.':::::::/ | ヽ ヽ|ヽ r'7下'ヽ'､ .| i.i,..．ヽi / / |ヽ|:::ヽ
. /::::,:ｯ/ .| | .ヽl l､.l弋三ｼ｀ヽ |ｲ|ひｼ/|/ ./／// i |ヽ::::::ヽ それも嘘ではないでしょうが、
...ﾞ//)/ | | | .|,.ヽヾ､￣ ヽl ヽシﾞ/ ／/｀/＞ﾘ ｀.i:r､:ヽ
. / | .|i | .|>､ヽ -‐ｯ／ｯ-'´/ / l ';::ヽ 最低でも私達の実家、
| | | | | |ヽl >､ _ _ ,ノ/ l.|/ ./ ﾉ ヽ:';
|:ﾄ､|| ヽ､_ﾉ iく <｀ ｰ-=iｌ´>// | ||ノ .／ ''';;. ノーレッジ準男爵家の用件と思われます。
. _,... ﾉ ヽl | |コ|. | ヽヽ| ﾄｰｼ' ｿ ∧ノ';. l ':
／,r'´ ,-'´~|~ヽミｼ∧ /<|.|∧ ノ'-''´|ヽ'-'; l､ ヾ;､ ';
...... ,r' ::/i / ヽ: :ヽ ∨､/~i!ｺ∨ / ∧ ヽ｀ ､ ヾ:ヽ
......;.' :: ,r'´ | ヽ: :ヽ ヽ_ｿ /:: / ｀ ヽ ヾ::::ヽ
.ﾞ/::::::::/ ./:l ノ :::: ヽ_/ ili ヽ._,.．-'´: :< ';. ヾ::::::ヽ
_::::::::::l /::::::| / ::::::::::::: / ili ヽ､:::::::::::::::::ヽ ,､ .l |:::::::::ヽ
_::::::::::| .|:::;'´| ,r'::::::::::::::::::| ili ヽ､:::::::::::::ヽ |:ヽ_ | ﾘ:::::::::::ヽ
_::::::::::ヽｰ´:r' | l::::::::::::::::／ ,....､ r'::::::::::::::::::l .|::::::ヽノ:::::::::::::::ヽ
.
＿＿__
／_ノ ヽ＼
／ （ ●） （●）、
／::::::::⌒（__人__）⌒＼ アッル経由情報の、王女様絡みもありうると。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ えーと準男爵って宮廷貴族は、いわゆる行政官僚なんだっけ？
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ / ヽ /
＼_,,ノ |､＿ノ
.:‐-.....__.. , ',:' :,': : , ': ,:': : ,': ;': :',: : : ':,: : : ',: : ; : ';: ,､__',＿ ....:'´::::＼
／:::::::::_. '´ :': :,': :,:': : ; : : ,': ,': : : ':,: : : ',: : : ' : ｉ: : i :`ｰ‐,- ､::::::::::::::::＼
／_ -v'´ ,': :,'i: :;' : : ; : : ';: ; ':,:',､: :'､: : :',: : :': :i: : :!; :i: : ' ヽ _ ‐- .＼
／ '´ ,': ,' :i ,' : ,: ;',: ,'-; ; ':,',丶',｀ ､ ',: : ! i: : :i:',:i : : : ｀ヾ
/´ ,':,:' : :i:ｉ: :;':,:',. --､':, 丶 ｀, --';' , i i : : ｉ: 'i : : :'
,',:': : : i ;: :! /f'⌒ ; f⌒ヽ ;.i:! : : ｉ: :i: :i : ' もとは紙問屋（羊皮紙）を営む商家として、
,':': ｉ: :i i: ', ｉ ﾌｰ' } ﾌｰ' } ;:ｉ : : :i: :i: :!: i ;
,': ! :ｉ :i :i : ﾄゝ ｀¨´ ｀¨´ ; i: : : :i: :!: ｉ :i: :, 教会やエイピニア方面に縁があり、
,' : !: ｉ: i: i : i':, ／／／ ' ／／／,' '! : : ,'!: i: :i: i : ',
,': : :! :ｉ :i :i : i:',:.. __ ,' i: : ,'i: : i: :i :!: : ', なんやかんやあって王家の官職を得たそうです。
,': : : i: :i: i: i : i: ',:ヽ. ´ ｀ .ｲ: :ｉ: ;': i: : i : : i: : : ',
,' : : : i: :i :i :i : i : ',: : '; 、 ／{ _ '/:; : :ｉ:' : :i : :i : : i : : : ',
, : : : : i: :i: i: i : i,: : '／j Yノ ヽ ´ {:,': : :!:,' : i: : i : : i : : : : :,
,: : ,.イ´i: :i :i :i : i ',: :i {' { - ‐┴､ ;: : : :,',:;`'i : :i : : i:,'- ､: : :,
,: :/ l i: :i: i: i : i !: i ヽ( _. -― ヽ ,i: : : ; ; ｉ: : i: : :/ ／ ＼: ',
,: / ! ; : i :i :i : i ;',:i {. -―- {／i : : i ', i: : :!: / ´ ヽ:',
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ここでは、官職に対応する宮廷爵位（領地なし）としての「準男爵」。なんやかんやは、なんやかんや。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ':: :: :: :: /O＞ ´ :/ :／: / .|: }＼: ＼ :: :: :: :: ::.
. {:: :: :: :: :}／ :{: :/:／ }: :/ ﾚ }: |: :ヽ :: :: :: : :.
. {:: :: :: :: :|: :|: :/'´ /／ |: |: ';: :: :: :: ::}
.. ';: :: :: ::::|: :|: /─- /´ -─‐- },'|: :|:: :: :: ::/
. ＼:: :: :|: :|/ t＝=z z＝=z｜:/: :|:: :: ／
. ＿＿＿ゝ- |: :| └‐ ´ └‐ ' .}/: }: |_／＿＿_ ノーレッジは分家した商家も健在だし、
. ＼＿＿＿_ |: :|, /／/ ､ /／/ /}: /＿￣＿ .／
}＼｜､ /: }´:}: :| 写本の元締めもやっていたか？
|: ｀}: ＼ ´｀ ／: {: i:}: :| ﾋﾞﾌﾞﾘｵﾏﾆｱ
|: |: :r ､ .／＿_,: {V:}: :| ついでに私的図書館の蔵書数も有名だな。
|: / ／￣￣ ￣￣￣／ノ ヽ}|]ｨ :|
／': /}＼＿ -─ ￣￣ _ ／ {;Y:}.┴ ､
. -/: :/{ゝ ´ ／＿＿ ／ ゝ!ｲ ＼
. ／ /: ／__}､ ／ .／} {＼ ゞ:} ヽ
. / zﾆ二 } } ゝ ´.／ ／ﾆ<＿> ＼ {i } ',
...... /,イﾆr─ ┘ } ／ ＞三三三＜.＼ {i:} },
. ｧi ,.- '"￣￣｀ ヽ, .r..､
/:::L,/: /: : : : : : : : : :i:ヽﾉ:::::ヽ
{r-､,/i: i: ;.l-ﾄ{ i:r-N-､:l´_:::::r-ヽ
ﾚl: l: {ｧ-N ﾘ ｧ-､l: f:.l 姉は先妻の娘として、私とはまた違った意味で微妙な立場もあって
. l:.ﾊ;.lﾋ_j ﾋ_,ﾊ:.l: l
kl:i: !､._ o _, ｲ: :/: l その図書館に篭りがちな人でした。
/: :l:.l:.r ､x六/:rk: : : :l
/r/: :l: :l .i:::Ｖ :/ 〉: : l 身体も弱く、とくに咳や息切れがしょっちゅうで、
/ｨ: : :._;.Ｎ{ l;__;/ r .,__ _）｀ヽ
/_;::;ﾆ:彡"´l .!::/ {>'-::;_::::::_::::::ヽ だから静養も嘘ではないと思います。
. /´/ : :｀´: :.lﾉ.,__,.}{.,___,.}ヽﾘﾉ .｀´ ｀ヽ}
. f f: : : : :／:::::{___i}{i___}::::::V
! l: : : /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::V
.
／.:￣￣￣￣￣＼
／: : : ＼
／: : : ＿ ＿ ＼
／: : : : ´ , ｀ ´ ｀ ＼ えっと、義姉さんの咳はいつ頃から？
: : : : :／´ ｀ヽ r´ ｀ヽ. ＼
: : : ::（ f;;;;j l, l f;;;;j ） l 子供の頃？ それとも比較的最近？
: : : : ヽ_ ｀ _ノ ヽ_ ´_ ノ;;::: |
: : : : : : ´"''" ' "''"´ l それと、血吐いたりしたことは？
: : : : : : . . ` ／
＼: : : : : : :. ー -- - - ／ 近しい人にも同様の症状が出たりしたことは？
／ヽ: : : : : : : : : : : イ＼
: : : : : : : : : :.｀`ｰ- -‐'"´ ＼
: : : : . : : . : : . ＼
／| |＼
／／/;| _,. .--:::::::::::::::::::- .、 |;ヾ＼;＼
／／;;;/;;,ﾒ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'､;;;ゞ;;＼;;＼
. 〈;;;;;-、,-‐,´:::::／/::/:::::＼::::::＼::::::::::＼;ヾ‐-､;;;;〉
￣ ^ ／::::／:/::::::::::::::::::::＼::::::＼:::::::::＼ ￣
／::::／:::/;;;;;;;;;ヾ＼:::;;;;;;;;;;;;::::::::＼::::::::＼ え？
／::／ｉ::::::/::,.|:ﾉ｀ヽ> ＼:::::::::､::',::::::ﾊ::::::::::::!
'-'´／::::/::::ｉ, r=＝､ ｀,ｨ≠ﾐ､|::::|:::|:::::::::::| 物心つくころにはしてたかな？
. ／| ／::::/ゞ::::ﾊ:::::| { .| | | | } |:::|:::|:::::::::::!
／;;;;;;| .|／'/::::ｉヾ::::ｉ::::| ゝ廴ﾉ , 弋ノﾉ |:::|:::|::::::::/ 吐血だの咳うつりなんてことはなかったと思います？
. ／;;;;;/;;|;;＼ /::::::|:::ヾ:l::::ヽ ｘｗｘ ｀ ｘｗｘ/|/:::::|::::::::|
. ／;;;;;;;;/;;;;|;;;;;;;;;＼/::::::::|:::::::ヾ::´:｀ゝ､ /^|^l ノ:::|:::::::|:::::::::ヽ、 ＼
...ﾞ;;;;;;;;;;;/;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;|／｀'ｉ:::::::::::!|:::,-‐´｀/ |^|^|ヽィ‐-.､!::::::|'´＼::::::|;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;ゞ;;;;;;;;;;＼
...;／|;;;/;;;;;;;|;;;;;;;;;; ／ |:::::::::::|∨ ヽ l /|^|^|'.,| | ,|:::::::| ＼::!;;;;;;;;;;;;;;|;;;;ヾ;;;ｉヾ;／
|;/;;;;;;;;;|;;;;;;;; / !:::::::::::| ｀{ | |. |. | .| }'_∧|:::::::| ＼;;;;;;;;;;;:|;;;;;;ゞ;;|
. |/;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;ヽ |:::::::::::| ／| .| | ＼|:::::::| ヽ,;;;;;;;|;;;;;;ヾ;:|
.
.／￣￣＼
.／ _ノ ⊂_ ‐-' ＜
| （ ―） λ ヽ
,ﾍ__| .u （__人） ヽ ', 長患い、かつ感染例なしか。
__,/ ｀ ＜ ⌒ﾉ . ｒ'-‐￢ ｾﾞﾝｿｸ
／---‐――--.､ゝ＼ ノ 」-‐＞ヽ なら、素直に喘息とみて結核は消えるな。
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ノ /.:.:.:´.:.:.:.:l
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.´.:｀ヽ ヽ..:.:.:.:.:.:.:.:! 図書館篭りと運動不足に原因を求めてよさそうだろ。
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ l｀.:.:.:.:.:.:.!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:＿ __ヽ-､ !.:.:.:.:.:.:.:.!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:＿十''''''''"".:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＜.:.:.:.:.:'.:.:l
／i:i:i:i:i:i:i:i:i＞ ´ _ ===` ＜i:i:i:i:i:i:i:}
/i:i:i:i:i:厶ィ´ _ ｨ 7´/ / ｨ / ハ |￣ V
./i:i:i:i:i{ _ イ i/i/|／i/ j/ /i/ }ﾊi! |ﾊ!
/i:i:i:i:i:i:i}´＿i .i .{ 弋I付` i／ fzﾄ∧/＿
‐=二 _ ! .| 〉 iV _ ＞ ん？
`＜i:i7￣ ∧ ＼圦 __ ｲ￣
/ ∧ i＼ト _ ／| .!
./ ∧ ､i:i:i:i:i≧ミ≧==---┐
/ /__ri:i:i:i:i:i＼ ＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾉ＼
./ /fi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼ ∨i:i:i:i≧=---fi:i:i:i:i7‐- _
/ ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイ＼i:i:i:i:i:ヽ
.../／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ` ＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ ` }zﾐ､∧
//i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ く O }__ ￣ヽ￣ `i;i;∨､
.
＿＿＿
／）／＼ ／＼
／ .ｲ ' （●） （●）＼ 結核だったら手の出しようがありませんでした。
/,'才.ﾐ). ､_',__, ＼
| ≧ｼ' | 長くは生きられないけど死ぬまで隔離して、極力接触を避けるべき病です。
＼ ヽ ／
.ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
.. ﾉｨ/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::l!::::::::::::::x｡..
.. ﾏ二二i}::::::::::::::::::::::∧:::::::::::!|::::::::::::::::寸≧is
}二":::{::::::::::::::::::::::/ |::::/|:/∨::::::::::::}:.､寸ニ}
.. ﾉﾆ' .l::::l::::::l::::ゝｨ v｡ヽl:ﾉ ｨ:｡ ):/:::::::::l ヾ二､
ヾ .;:::::|::::::|:ゝ:弋ﾏﾉ ゝ' |::::/:从 }ノ
.. ;::::::从::|:::::::.､ u/:::::::/ そんな怖い話を、さらっと確認してたんですかあ！
.. :::::::::::|::|::::::::::.; c ノ:::::::/:|
,::::::::::::|::|:::::r- }_ ≧‐≦/:::／:::|
.. ,::::::::::::::l::|-' ､ ヽ ヽ/／ﾆ≧::人
/::::::::! |:l ヾ; ＞ ニﾆ l::.
..... /::::::::::| |! ﾆ､/:::::>::::::}ニニ l::::､
. /:::::::::::'l ニﾆ､ヾ:::::::ﾏ二ニ､ ､::::､
/::::::::::::' | /}二二､l::::::::l二二ニs､}ヽ:::.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 結核は、手を出しようがない死病です。しかも、空気感染します。マジやばいです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ／￣￣＼
. ／ ＼
. | _ノ ヽ､. .|
. !. （一）（ー） ｜ 喘息は喘息で苦しい病だが、
, っ （__人__） |
. / ミ） ｀⌒´ / 万一うつるようなモンだったら嫁達連れて会食なんてしてられないだろ。
. / ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
,＝二ヽ
ノ ＼; ￣￣￣＝ 、
.／´. - ヽ
／ ヾ、
/ / / / :/ / 、 ハ
.ｲ :/ :/ /ハｲ /| :| :| | j .:i
|.|:j___/l /| /|:/ l :| | | | .:|
|.':ﾍ壬弋-vﾍ:l ,{ |l ﾄ :|:}..:|
.| |'¨たじｋ ﾍ ゝtト=} 、 :lﾉ :l
j :|. 乂t;ﾉ .勹幵ij≧＼) :|
| :l 〃¨ t_Y;;ﾉ ´/ ::| ともかく会食会をどうするかですね。
|. :A ' 〃〃¨ / } :|
|. :|.:丶 、 ノ-イ| : ..:| 組織を率いる以上、こういったセレモニーも避けられない仕事ですから。
|. :|:.:.:.:}ヽ、 ......::´ヽ .| : :j
／⌒｀冫 :k ´＞ ..~_ ´__:jﾍ:.:.ﾍ:.:.} .| i .:i
/ .}ヽ| ＼ /_|￣ ＞-'｀～ﾚ| :ハ
/ ' ｀ ＞.::'{:.:ﾄ, ＜´ 冫 .ﾙヽ
{ ヾ / <:.:.:.j∥《.:.:.ヽ i ヽ
i / / 〉-:ｿ ヾj.:.:.:」 v .}
j { .(:.:./ ; )｀:.l iい ﾉ
.
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､__ ＼
／ （＝ ） （＝ ） ＼ 場所と料理等は宿…ホテルでいいとして、
| u |
＼ ｀＿ ／ 準男爵家のご令嬢の訪問を歓迎的なホストってなにすればいいんでしょう。
/ (__｀ヽ、 u ＼
＼| ｀＼ ＼＿_ﾉ |
| ＼__＿＿/|
| {
| / ／ 〃 ＼ ヽ }
{ } / // ＼ ∧ ′
ヽ l / / / / /ﾐ′ `、 ∨ / ∧ /
. ∨ | | |. |ミ| `、 ∨ / ∧ ./
/ / { | | ∧. l ‐! { , ∨ / ∧ /
. / /| / | ,'ｉ | l | | | | ', ∨／／ }
l/ | /| /＼ | | ' l ',∧ l＼ ﾚ V ', !／ |＞‐ｲ
. ＿_lλ lｲﾃﾄ≧x__l| l| ＼lzx≦|zzV |ヽ |´￣￣￣/
＼ l/ }.八{ 乂::jﾘ 丶 丁);;:::ﾘ 》 ∨ ∨/⌒ ／＼
＼ | } ゞ-′ 乂_ン | | ／{ ＼ 笑顔で、腹の、探り合い。
/ .从 、 | | =≦___∧ ＼
// 込 / / } ヽ ＼＼
. ＿__／/ ∧ ＞:.. ヽ _） イ/ / / }≧=- 、 ＼＼
／ ／ / /＿／ ﾉ ≧s｡__,. ＜__／| |／ ) ∨ /¨∨ |
| /＼_/| | ) ＼:::::::::::r‐| | ) ∨ Ｖ:|
| / :| | ( / ￣ | | _ノ }、 Vl
ﾚ | | 乂 {. | | __ノ | ＼ `ゝ
. | | 弋ノ、__ 乂 ､ ＼__ ノ ＼ ＼
| | ／个＼￣ ＼ ＼ ＼ ＼
人 ヽ 《 八 》 ＼ ＼ / ＼ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ちなみに、調理に動員される代官様３人です。立場より腕、おもてなしの心ということで。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿_
, ´ : : : : : : :｀. _､＿_
/ : : : : : : : : : : : : : : : : ､ﾊ
. ´: : : : : : : :/ : :/:/ : : : :} : :｀ヽ
/: : : :/.: : : :/ : :/:/ ／.: /:/. : : :ﾞ,
. ＿＿___′: : :′.: .:/ : :斗匕: : :/:/i : :}: : :
. ＿＿_｀ヽﾆi : : : :i : : : ′.:/:/ : : ／{/ .!: ,ﾞ: ｉ: i うん、レンの言うとおりなんですけど、
...... ￣￣ ‐=ﾆ二三三L : :i : : {/: :／ ,ﾞ:ﾚ':ｉ}.:i: |
. i｀ ＜ﾆﾆ≧ : : : i ^´￣ ､: : :}人{ 姉さん腹芸は得意なほうではないので、
. |i: : : ｀´￣:ｉ: : : :| ' ' 八/
. |i: : : : : : : :|: : : :ﾄ ー ,ｲ __ 会食会は素直に家同士の顔つなぎ、談笑で済ませてよいかと。
. |i: : : : : : :/|: : : :|__r＞ 个/ r ゝ､
. |i : : : : r '‐|: : : :| /ヽ : iゝ/ / r ヽ
. |i: : _／‐v八 : : |_/ ｀i/〉乂`ゝ/_,ﾉ
八 ｉ ∨ﾑ: :!ﾊー}/＼ ＼＿人
. /.: : :| ｀ー┐i___i///ヽ /
/.: : : :| .}ｉ￣ｉ￣￣￣￣i/ |
. /: :/: : :| / ｉ ｉ i |
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:iニ=‐‐‐‐‐≧＜ｉ:i:i:i:i:i:＼
/i:i:i:iニ=‐ ´ _ -‐‐ｧr―｀ヽi:i:i:i:i:i:ヽ
{i:i:i:i{ _ -‐7 / / /イ ハ | | ＼i:i:ノ こちらの人数が多いから
.... r――‐`--〔| | i./ /i/! ／ i/ i从リ / | 「＿__
. ｀＞ ＿_ | | Y弋付＾ 忙ｶｱ／/ﾊj ィ'´ 従士は連れずアットホーム感を出しつつ……むー、
. / ! !､ ｉ ｉ 厶ィi/
/ ハ V＼ト _ tｧ ィ／ .| ! ここは割り切って、箔付けにもなる第三者、
. / / .∧ Vi:i:i:i≧=-‐ イ＞i:i7 ﾊ|
/ r=='i:∧ V＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧.i､ ＼ 修道士も招いておくべきだろうな。
/ィi:i:i:i≧＜} }i:i:i:i:i:i:≧===≦i:i:i〉〈i:>､∧
.. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:} |i＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:7 7:i:i:i≧ ､
. /i:/ 7i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:V/ // ＜i:i:i:i:i:i:i:iノくヽ＼i:i:i:i:i∧
... /i:i// !i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／ //o＼ ` ー ´ `＜∨i:i:i:i∧
.... /i:i/i:{ !i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i／ｲ __ く `:. ,ィ'´, -ﾏi:i:i:i∧
.
／￣￣＼
／ _,ノ ｀ヽ
. ｜ ( ●）（●） ふってわいた一大事
｜ （___人__）
| ﾉ ユーミルやマウナ、裏方任せるロレンスさんたちも含め俺達全員、
| |
人 | 明日の礼拝キャンセルでブリーフィングだろ。
. _,,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノゝ
. _, -'":::l:::::::＼,､ー―‐ヽﾉ:::::'
. /:::::::::::::::|::::::::::ヽ､ ヽ:::',.､_
. ｛ :::::::::::.:::::|::.:::／:::`､ .{ヽ|:....｀ヽ
. | :::::::::::.:::::|／:.::::::::::`､ .i.::ﾘ:::::::::ヽ
. .| ::::::::::::::::::::::::::::i_.::::::| i::::::::::ヽ::ゝ
. ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ.:::::::| i::::::::::::!::::.ヽ
. .`,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ.:::::::| i::::::::::::|:_,rｰ'､
. }:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､.::::| i:.＞＜￣＼.＼
. .}:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::...＼ ム::ヽ
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. {::::::＼,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／"￣:::::::::::::::::::::ﾉ
┌─────────────────────────────────────┐
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,,,x-─''''''''''''''''ー-─く,,,,:..:.:::..;~ﾞ''',二区い}つ
,z'~:; 彡;:. : .::.;'':::.. ,,:.:;''..:.,~ミｔ､:::;;t~ {こ} __
,,,イ~ .;:`メ:;;...,'',:::..:::,:..;::::..;:. __,,,,,;;;;,二ｭ,,,,,,,,,,＿＿{n_}_
ン~;: ,,:' ,,,:::,':,;'::ﾞ;;';;:...:::.'';::.,;:: ,r'~ `". ;:... .::::;;,;::,:'.:,,,;;;}い,}二)
__,,,,,,,,,,,,,,,,,,,__ A彡ノ,''. :: ' ;,:.::, :::,Zx,,:::';;`,:; ,::,;..ﾞ:: ';: ..;;::..,;:: ::;r''~,,__ 込｝
i＜＿＿＿＞! ∧,､{米ミ,,:.: ;:;.`::.;,'':...::'';''::,,ノヤ; 炎';;,.:. ::::,:.. :.;;:...;;;;/Y,,, i巛),
;;;;;;;;k,,;;;;;;;;;;;;;;;;;,,-'|＿_ノY. ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／,＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
..:. .|: ；::.. ; :::l:::.:| メヾW.≫ ≪.ヾ,､ .. :.. :::...: : ..:
.. : .|: . ＼＼ ＼＼＼. ≪ え、修道士様と大喧嘩って、えええええー！？ ≫ ＿＿ ::
:. . {・;;＼＼＼＼ ＼/..... ≫ ≪ ヽ ／ﾞ''"tュ~r-ﾐﾆ'‐-､,,,
..:. ::.人,;;＿.＼ ＼＼, ,ｒ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼／ ﾉﾞ,_ 々(コ/´ ::;}Ｊ ,; .ﾞi
. ; .`''ﾞ＼ i | / ＿ｒ─- ､/ヽ-‐ ` ー‐ イ `‐一 ´ ﾍ ＿|＿. ｀ﾞ'"~ __,,,-´
:.... ＼＼＼＼ |＿| /／ ＿＿ヽ_ イ` ､ ＼ へ ／ミﾐヽ ／ | |..￣~~~~~~~￣:
サ三三ミ ＿_ __ | ／￣ ヽ／/: : : : : ヽ ＿ｊ | ∧／: : : ＼／: : :ヽソ／ ／ ＿／
＜二二 l _＿＞ヽ ／7ヽ__/ /: : : : : / |:/ ／Λ＿_ノ: : ヽ:| ヽ: :i: : : : : : : :ヽ |ﾞ;:.:
,,,,＿＿ﾞ＝＞''´ | .／ |: : : : : |: : : : i: / レ´ L＿＿ N＼＿＿:∧: : : : : : :i 卜-
三三三 ー― :i: : : : : | : : : |:/／￣￣ヽ ／￣ヽ ∨ヽ: : : : : : | ＝＝≡≡ |
≡＝─ |: i: : : :i : : : / | /´￣｀iヾ ./´￣ヽヽ ∧: : : i＿」 ＝≡＿|＿ | |
|: l: : : :L ＿i | { ||| .| | ||| } |´ i: : : : :i: | ＿
|: l: : : : : : : i ヽ＿ ノ .ヽ＿ノ ´ .i: ノ＿ﾉ | ＿
／ |: l: : : : : : : | | 卜: : : | |＿
／／ |: l: : : : : : : ｌ し N＼＿＿＿＿ {: : : : l＼＼ ＼ ＼＼ .|
／ ／／／ ／ i: :i: : : : : : : | ／ N }: : : i ＼＼ ＼＼ ◯＼
／／／ ／ ／ i: : l : : : : : : i ヽ/ i ／: : : : i＼ ＼＼＼＼ つ
／／ ／ ﾘ: : 人: : : : :ｿ ＼＼─＿＿＿＿＿ ／＼: : : : : : :ﾉ ＼ ＼ |.| |.|
／／ ／/: : :[＞[ ].＜] ＼＼／_ __/／ ＼__: / ＼＼ || .||
/: : : ／ﾊ: : : ﾍ 〉 Y ⌒ﾍ 〈i ＼ ]ー ,
○ ○
.
, ' ￣￣￣￣ ｀ヽ
/ ＼
/ ヽ
. / '´￣` "￣` ヽ 喧嘩だなんてとんでもない。
| ( ⌒) ( ⌒) |
i ´"" ""゛ j 《悪魔耳》に露骨に嫌悪感を示し、説教に嫌味を込めておられたので
ゝ ' ／
. ＼ ' 二 ￣ __, " 真面目に主の教えを説き、かつその身・行いで示すよう願ったまでのこと。
` _ _ , ' ´ /::＼
/:/ /:::::入 ./::::::::::|""＼
／:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - ､
／/:::::|V∧::::::/ ＼/::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
／:::/:::::::| /:=:::i /::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 容姿によって信徒を差別する者が神の愛を説くとは笑止千万、言行不一致。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 説得力なし、聞く価値なしだろ。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/:::.ﾍﾔ::ﾌ<_＿_,-ｭ__ て
|:::::::.ヽi:::.ｿ|:::::::::::li 三） （
|::::::::::::.｀´.:|￣￣ ￣ ´
.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
単に容姿の問題ではなく、《悪魔耳》とは祖先の罪の表れであり…… ＞
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＜ そのような記述は聖典にあるのか？
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
……記述はありません、ありませんがしかし、そのように取り扱うことが容認されてきたのです。 ＞
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＜ そも罪とは、親の罪が子に及ぶものなのか？
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＜ 神の教えによらず、己の都合の悪いものを悪魔と呼ぶ者こそが真の悪魔である。
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／::::∠/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／:::／::::::{ 神に仕えるこの身を悪魔とは、恐れを知らぬにもほどがある！ ＞
／／/:::::::::八 . . : : :￣￣: : :.＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＜ 悪魔とて神に仕えるものであることは衆知である。で、親の罪は子に及ぶのか？
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ﾚ' l:::〃: : : : : ﾊ: : : {:ヽ: : : : ヽ : l: : : |
|/ ｌ: : : :i: : !__ヽ : ',: :',-―-:} : ! : : l
| : : :,|:'´l ＼ゝ } --､ﾊ: :! : : l
ｌ: : /:l: : lｲ⌒j ´{ ﾉ'v;､',: : :l あーもう、また始まっちゃった。
ﾊ: :ｌ :l: : ｌ ゞ ' . ｀´ﾉ } }} '. : :'
/ : ヾ: :l : :l､ "" ､-. "/ //ﾊ :', : ',
/: : : ;∠,! : l ＼ ／ ∠ ハ : ヽ
／: : :／ ヽ:l、 Y´ ／::::/￣ ヽ: : ＼
／ : : ／ 〉}ｰ -ﾊ-- ‐{::::::/ ＼: : ＼
／: : : : : { {/! ¨ }{ー -ヽ::{ 〉 : : :ヽ.. ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
／: : : : : : : : ヽ ri / ハー ´ }::ヽ ー- ／: : : : : :. ┃ やり取りは《教会語》にて。
, : : : : : : : : : : ／: ｀V l / /´∧ ﾊ::::::7´ /: : : : : : : : : ,. ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
/: : : : : : : : : ／: : : : : } l/ /- ー} }:::/ / : : : : : : : : : i
,: : : : : : : : ／/: : :／ : ﾊ / /::::::::::::', ヾ /: /: : : : :∧ : :
i: : : : : : :／ /: ／ : : / ', / /::::::::::::::::', }､ /､/: :/ハ l ヽ |
.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
……しかるに、神より権威が教皇に与えられていることは明白であり ＞
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＜ 神の子より「天国の鍵」の権威を授けられたはかの使徒個人ではないか。
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＜ どうして教皇に継承された、とするのか？
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
数百年来そういうことになっており、これこそが権威継承の証である。 ＞
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＜ 現に、数百年来否定され続けている。あなた方はそれを異端と呼ぶが。
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＜ 「そういうことになっている」は根拠ではない。根拠を示せ。. ∨ ＼ ヽ
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.. -､| _f⌒!､ .i
r' ）／ ◯ / ／:::!::::::Y ,ゝ′:::!くﾉ （__ _）〉￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
_,..ｺ |、 ヽ. k（ |:::::|:::::::j｀￣´:|::::|:::::!く r─┘ .! ／. それは詭弁である。 ＞
ｉ ｏ | 〉 、 rくl) ／::!-┼十|::::::::|十┼-l::::`T | 0 |. ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣:::|:::::|:::;ﾊ|::::::::|:;ﾊ人:::!:::::::!込､__,､ `ｰ┴' ﾉ
＜ 詭弁とは？答えよ、どこが詭弁なのか。 ::::::::;ｨチミｘ|::::::::|ﾘｨチミｘ:::::j:::::::::::::|.＞─ｧ='′
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.ﾞ{ ﾊ//ﾊ｀⌒ヾ ﾊ//ﾊ｝ !!::::::!:::::|'⌒Y´
（_,. -‐、く_」 :::::|::::!人｀マソ ｀マソ'/||::::::|:::::j￣´
r─ ' ,ハ::::!:::jﾊ⊂⊃ , ⊂⊃ｲ::ｊ:＼ハｲ ◯ ……うわー。
,-､ゝ-‐ﾍ_,ﾉ ﾊ/Vヽﾊ レｊ:;ﾉ::::::::!:::|
{ `ｰ-､ /::::!:::::::!:::＞ _ ⊆⊇ _ イ ヽ:::::::::lヾ＼ ◯
`ー一'（⌒L、:|:::::::|:::::!| | | | ﾊ:::::::|::::＼!
l⌒´ ,､ Ｖ:::::;ﾉ:::::!| ゝ､ ノ ｊ !::::;ﾊ::::::::ヽ◯
l , }′}:::´:::::::ハ 不 / ｌ::::::::::::::::::/＾ヽ
r'⌒) ｀てノ＾ｰ'v::::/::ﾉ ゝ､／,口.＼/ ,ゝ、:::::::;ィ ､ 〈
フ ⌒ヽ /::! ┌Ｙ＾!一⌒j ./／／.!､＼ヽ ｌ ＞〔ｘﾍ‐-ｲ:＼
ゝ-'フ ｝::└=７＾个＜_,ﾉ /､／/ | ｉ > >.! ｀T ,ｲ:::::::/／L:::ﾊ
ゝ-ｲ::/ r‐ﾍ::::::〉‐┐ 〈＼// .! !／ | ｀7⌒7⌒ｋ‐┘::i
.
. / ::/ ! ｀ヽ`､
. ! / / Ｌ＿＿_ | ,
. | / ´ . |/ ＿＿_｀`~`―-､_ /丿
..| / .:/ |ｌ ,＿__｀`''' ､.._ ｀'''ヽ､.. |/
.|.:/ .::/ .|| `ヽ'.;;｀ｦヽ ﾞ´ -､..｀ゝ'l
|./ .::::/ .|| ｀,-‐‐、 , t=,-､/ |
' .::::/ | '.. （ ﾉ"ﾞｒ´`, ' |
.:::::/ | '､ ｀´ |､ノ ,' .|
.:::::/ | ヽ __.ｊ ,' .|. ＿＿
.:::::::/ .:: | 丶 ´`ｰ ／ |.. （ｺﾎﾝ）
.::::::::/ .:::::: ト、 ヽ ´ ／|:: |. ￣￣
..:::::::／ .:::::::: | ｀ヽ､｀､ ／ |:: |
::::::／ ..::::::::::: | ｀,-`- ´ , |: |
／ .::::::::::::::::: /-､ / | |: |
....::::::::::::::::::::::::: /.. ｀`丶'、_,、 | |: : |
::::::::::::::::::::: ノ ｀`丶、 !/ノ .| |:: .: |
｀￣￣￣~´＼ ｀´ヽ, | .|:: .::: |
＿＿_
＼ﾞッ . ,.: ´ ヽ:.ヽ
⌒ ./ .}:::ハ
,' 〈:::::::::i
l |::::::_:l
', ＿_ _,.- l:::/ｨヽ
ヽ.,tｯi ´ｨtｯr､Y! ' / ……や、申し訳ない。
.｀(:::)¨ｌ(:::::) / /У＞､
. ,..ｨ＼ｰ __ ／ｲ::::::::::/. このように高度な討論、なかなかできるものではないのでつい。
rr＜:::::::::::::ヽ`ｰ`ィイ::::::::::／..::
∨;::::::::::::::::､:::￣ｉ |〈:::::::::::_:::::::::
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i i / , / //ヽ ヽ, ／;;;;;lヽ,;;;;ヽ;;;;/; ; ヽ .i 'i,
! ﾘ / ,' ,' /!, ＼ `'-ヘ,;;;;! i,;;;;;;ヽ// ; ; , ; 'i,
! i / i i i<',, ヽ, ヽヽ,i 'i;;;／/i ; レ,', ,i
. ,. ' ｀ ' ､
. | ／__ ＼
|| . / し′ 厶
. ―= =― /: : ',
.. || / __,. /:::::::::l
. | l ＿ , __ ＿, __ く::::::::::::!
. l _＿_｀ ＿＿｀ l:::::::::/
ｌ Eソ , Eﾆl ｀ L/＾.l 信仰に基づく教理の追究、御心の探求のための討論と心得ております。
. l. ｛ }7ｰ{ ｝ ｢.l l
ｌ ｀¨/ ｀¨ ´ / /ノ/ ﾈ
∨ ヽ / ､_ｨ′ 「黄金は炎を通して錬られる」
. ∨ ＿＿＿_ / ./ .ﾚ′
', ｀ｰ--―′ / l 批判・反論を通してこそ、真理は磨かれるものです。
. ', ｀¨ ／/. L_
_ゝ､＿_＿__／ ./＿⊥ ｀ｰ-､
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.
＼＼＿＿＿＿}}／: : : // /: : :∨ / ＿＿＿ } ＼ ／
＼ /: //:/: : : :-――＜/: ＼ }}／:| : / : : :＼ / ￣￣
＼ ./: / |: |: : : :/:/ /: //: ＼/＼＿_/: : :|../ : : : | : ∨ / ＼
.. ／/: /|: |: l : : /:/ /|://: : //' |∥: : : : //＿__:/|: : :∨ ＼＿＿_
.... ／ |: :| |: |: |: : :l ≡=ｧz_l: : 7/ | |: : : : / |/: : :/¨ ＜|: ＼
.... ＼ |: :| l ／| : 《 ん::芥ミﾄl | |: : : :/ //: :/ l: : :|＼:|:＼ /⌒＼ ＼ /
.. ＼|: :| i l: :│ ｛ﾉ::じ:::ﾘヾ | |＿_/ /:／―/.. : :|: : :|: : :￣￣＼ ＼ V 確かに、
l /八 |: : l 乂__::ソ ﾃ≡=ｧz_: : :/|: : :|: : : l: : : :|: :| ）〈
//―＼|: : |:::::::::........ ん::ﾊ:芥ミx|: : : : : :/: :|: :|: :|／/∧ 《教会語》を縦横に操るさまだけでも
／ |: : ＼| v:::ゞ':::ﾘ /: / : : / : / / | | 〈 ∧
... / |: :从 、 ゞ＝" /: / : : / : / /:| | |＼ ∧ 高名な師のもとで
:{ : : : ∧ ...::::::::::::::::: /: / : : / : / /:|:| l/ ＼
.... 八 ＼ ∨ : :∧ __彡／: : : :＼/ /: : | ＼ 教育を受けているのはわかるけど。
.. ／ : : ＼ v: : : ..＼ ヽ=:.、 /: : : : : ／ ＼: : : :|＼￣|￣￣
.. :/: : :} ∨ : : : ﾊ＼ ､丶`/: : : : : / ＼: :| ＼!
.: / |: :/| Ｖ: : : : :| ＞ ＿,､ 丶 ` / /: : : : : :/ | :|￣￣
./__／ : : : : :| ＼ ／ / : : : : : / │:|
./|i:i| / |: : : : :|i:i:i:i＞＼___／￣＼ / : : : : : : : |: :＼
.l |i:i|./ |: : : : :|／／i:i:i≧≦＼ ＼＼ : : : : : : : : | / ∨ﾊ..＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | うーん……まあ、そのへんは、ね。
＼ ｀ ⌒´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |. ┃ ギフト《万能の通訳》は、しかし、文字の読み書きはできないんだなあ。
＞ ヽ. ハ | |｜. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
―――
. ／ ミｈ｡.,_
／ ／::::::::ヽ
. / /:::::::::::::::::ﾊ
. .| 〈:::::::::::::::::::::ﾊ
| _,.-一 ヾ:::::::::::::::::::::!
ﾉ ,ｨ'´::. ﾏ:::::::::::::::: |
{ ‐=-ﾐ,, '´ _, |::::::: -ﾐ::::|
∧ ::ヽ ＿.{ -‐''千 !:::/ }::!
} ｧｚｚﾇ.}⌒ ゝ--イ く Y.}:: 名を出すことで迷惑のかかるお方もおられるのでしょう。
ゝ--ｲ /:: ι /::′
∧. 〈 {:: .-.ｲ:/ 偽りを口にせぬためには沈黙するしかないのも道理。
. ∧ ＿， {:: / |!
∧ ー こ￣ / ! 教会税の取り扱い１つとっても神と教会への篤信は明らかです。
ヽ ｀¨´ _!zz----
λ __,. ‐'_, イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ﾜｶﾘﾏｽｿﾞー ／ ゝ-- 彡ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｊ
{:.:.:.:「i ]:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.L
:.:.:.:| | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ー――--
. ＿＿＿入:.:ヾ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ ／
_｡r≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} ] }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ /:.:.:.
／￣￣＼
／ 〉 _ノ ヽ､_ ＼
／ ／' （ ―）（― ） |
./ /／〉 （__人__） │ コアさんに指摘されるまで、
.ｌ ´ イ| ｀⌒ ´ |
.ｌ ｉY | 計算面倒だから、商品売上高や食糧収穫高の1/10を納めてたんだわ。
./ ﾊ ! /
./ / ' ヽ /
ｌ ／ .〉-r:::┬〈、
__「 ー‐1 .／Λ 〉.:〈 7//＼ . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ｉ//7777|／////V::::::V/////＼. ┃ 利益の1/10と売上高の1/10では意味合いが違いすぎるのです。
|//////|//////∧::://///////} ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
￣￣｀ヽ
／ ＼
. ＿＿ -- ＿_.ﾚ'⌒ヽ ,
. （ ｹﾎ ） ._,. : '" ‘， |
. ￣￣ - , -='" / /､
/ ﾄ､＿／ , ヽ
/ ＿ﾆ=- | },...――― 、
{ ＿＿ ､ ＼ / ハ::::::::::::::::::::::/
)￣￣} : __／;:;:;:;:;:;:｀ヽ) ｀,==ミ､＿／ / }⌒ ー― '
{／￣人___,厶- ､ {/;:;:;:;:;:;:;:;:/;{!;:＼ {/:;:;:;',＼ ィ〔 .ノ、
. ／￣ / /￣ ｱ{ ノ:;:;:;:／:;:;/:;ハ:;:;＼ー‐';:;:;;:;:;:V } ﾊ⌒ヾ::::｀:ー―..ﾄ:､._ _ ._ _,,..,_
／＿_,／／ /;:;:;:ー‐ 斗匕:;:;:;:;:;:| !| }:;:;:;l:;:;!`ト-;:;:;:;:;:`ー‐ ':;:} ＼:::::::::::::＼__｀) l’ﾞl l´｀!!'<｀! ヽ
ヽ ー ｧく /:;:;/:;:;:;:;:;/:;!:／)／)_j | 从:;:;}从从(＼:;i:;:;:;i:;:;:;:;:;:|／￣￣⌒!ヽ--‐''ヽ、 ! .! .! |!ﾞｰ'’l ,|
＼ { ｀ ー|;:;:;|:;:;:;:l:;:{:;:/{ Ｈ {苡`/) ⌒芝苡 i:, ';:;:;:;:}:;:;:;:;:;;}. ﾞ､,,=フ ／ | l | l / ノ
ｰ |i:;:;|;:;:;:;l:;:;:;:{ | l | |::::://::::::::::::::,_―‐ v;:} |;:;:;:;!:;:;:i:;:;:!. ／ ∠ |! .l| lf’
||:;:;}!:;:;:;}:;:;:;} | l } {_://:::::::'::::／__＼) ∨/:;:;:/:;:/'{:;:;| /´ ／ﾞl、ﾞー=ヽ, i~ﾞi i'´ﾞ! .l´｀!
'{:;:;|l＼j从〈 { { ,～-ｰ'＿.) 〉从从ﾉ レ′... ﾞｰ'’ ﾞｰ---‐' ｀''’ ﾞ''’ ｀'’
ｰ' |;:;ヽ }、 し/ /:;:;:;:;{
＿＿_厶}:;:ﾊ ﾊ ｰ ´/ /:;:;:;:;:;:|
/ }:;:;r厂｀Y八､ ___{r . ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
' __／⌒｀' ' } ⌒ ≫ ≪
| 人_ ).,x== ===/ ==ミ. ≪ 納めすぎぃいいいいいいいいいいいいい！ ≫
} ＼ :{. ≫ ≪
, ヽ } ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
, ; /| ｲ ＿＿＿＿＿
; ,ﾊ /:::| '. （ｹﾞﾎｹﾞﾎｸﾞﾎｧ ）
, } {ｌ:| :{ ＿＿＿' ￣￣￣￣￣
.
、 ,
｀ ′ ′
｀ ヽ ｖ_ ' , ´
丶 ´(ﾒ｀ __x
o ､ ´ ﾞサ "
X ｀ ′
＼,〈ﾌ´ 、 ' , ／ , ´
、 ﾞ. .. - ￣ ` _ ‐
＼ ／ ＼ ., 、
._ ／ ィ ＼
/／:::::|
/::::::::::::::!
|:::::::::::::::::〉 _,, -一 .,＿
|::::::::::::::::i! .{:. ⌒` }
|::: - ::::::{ ''"⌒二、 ＿ f＝ﾐ、 /
ﾚ ヾ::} { }'´ } } | ええ、ですので、計算が手間であれば1/20でと、
| ヽ ヾ! ゝ--ｲ }ゝ-ｲ !
、 （ ヽ 〉 ! むしろこのように提案した次第でして。
ヽ、-、 ::} ′ /
ﾏト、.| ::} /
∧::!.∧ ｀ー―一 ´ / 献金・献物は多寡を競うのではなく、
Y .∧ ....:::::: /
| ＼ / 順当な量を心から奉げることが大事ですから。
|. ＼ /
| ＿＿＿＿≧==== ｲ
r.:.:.:.:.:.:.:{ | }:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:.:.:.:.:.:.:}
|:.:.:.:.:.:.:.:} | }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
_λ:.:.:.:.:.:.:.! ! !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.L
_｡r≦:.:.:.ヾ:.:.:.:.:.:| | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＿_,.. -‐'''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.j ｊ j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:┃ それでも現代基準で「売上高の5％」と考えると……。
/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ:.≧ .「 ﾉ_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. / /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.У メ _|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ／ ／:.:.:.:.:.:.:.ト、
.
＿＿
／ _ﾉ＼
/ （一）（ｰ） すでに納めたものをどうこうもアレだから、
| （__人_）
| ｀⌒） 次回から差し引いて勘案ということでな。おかげで大分楽になる。
. | |
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ
| |
| |
. ＿,へ/´￣￣￣￣￣＼ ＿
i＞o, ' ´ /＾! ヽ/／
. ／/〈_ ,、 { し'ヽ !ヾゝ
.｀´∠匕ヽへノ ＼ ,' ｀ー ゝ､＿ノｰi へ、
,' ｀ー'⌒ー､_,!⌒ー一'VL∧,ﾍ＿_,ゝ
.l ,',、 i | 从 ,、 ヽ ヽ
.| 斗キ七. !、 /｀ートミ! } ｜
.l! ,' ./ ∨_ヽﾉ ヽ,' _ ﾚ' ,| ,' |ｌ／|
.ll {'l lヾ乍圭! 乍圭!７ ／レ' |
.|ヽ从人｝'辷ツ 辷ツ {i´ l ! 楽になるどころじゃないでしょう。
.| ｌ {i ＿ | ! ｜
.| l lゝＵ__ｉ´ ｀ｉ＿_.ノ! l ｜ ねえコア、貴女がついていながらどうしてこんなことに。
.| l l /｀ヽ｀¨¨¨´,.-―z} } .|
.| l l 〉 ｀{二}´ 〈l ｌ !.
.| l ｌ ｉヽ､_／人＼＿__,ゞ ! ｜
.| l ｌ l .／ ∧ ヽ | l !
.| ﾊ リ.∠,、/l i ＼ | ,l |
.l 「｀ヽ-γ⌒l ｀l:l L.......ノ｢｀ヽ-γ⌒l !
.
. ,.イ｢{,. -‐: :‐-｡、
/イ´ : : : : : : : : : ＼ rｧ､
. 厶′ /}./i ﾊ .ﾊ: : : :V//ﾊ
//介 之`' l/ｰj/┤: : :.ﾚ=v/ﾊ
.j/ ﾚ化j fァ=┤: _;⊥二Vﾊ 姉さん、
从 ′ └ 个├┬''" V}
/ /＼`__ ,. ｨ仆: : :| ﾘ 私がコチラに嫁いでまだ１年経っていないんですよ。
/ /_｣Ｌ斗-ｯ┴く: : :│
/_ゾ／/￣/ |: :l |
.//〔〈__/,.イ] 人 リ
｛///777///〉 /: :| j !. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
V//////// / : : V/＾ヽ...... ┃ 「王女様に送り込まれた」 → 「嫁いだ」にさらっとすりかえ。
./ﾊ }/////// ,': : : : /,小, : :,.....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ コアの指摘がなければ適正な納付額にならなかったわけで、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 考えようによっては、この半年で一番の稼ぎ頭はコアかもしれませんね。
从ヽ､ ＿ ＿ ｉ＼
／ ∧＼ ､ｼ介ｖ ／/ ＼
|ヽ 7 .＼ //∧／ . ′ ∠|. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|<.i ＼ ＼／ ／,=== l >|. ┃ 嫁姉に、嫁をたてるのは旦那様のお仕事です。
{ ｜ i ／__／ .i ! } ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
: : : : : : : : : : : : ￣ ─二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :￣ ─二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
: : : : : : : : : : :: |丁ﾆ=- ＿ ￣ ─二二二二二二二二二二二二二二二二二二─ ￣
: : : : : : : : : : | |丁 宀=-ｒ￣二ﾆ=- ＿ ￣ ─二二二二二二二二二─ ￣: : : : : :
: : : : : : : : :| |介爻爻 || ￣ ''爻爻爻⌒ﾆ=‐ _ ￣ -ｒ‐ ￣: : : : : : : : : : : : :
: : :rzzzzzzzzzzzzzzｭ :| |从爻爻从===== |Yﾙﾙ( ||∧∧ |¨| γ´￣ヽ _⊥..,,_ : : : : : : :
:::::::| | | | | |i || || i| | |从 |i(__)(__,)====|ハ,ハ..||{::::｝:::}|: | 乂￣￣ﾉ|｀¨¨´|: Π __
: :__|_| |_|_|_|i || || i| | |从 || (__)ノ | :i| | ||乂ﾊノ|: |￣了￣￣￣￣￣|: || γ´ ｀ヽ
: :|｝ |｜｜ | || || i| | |从 （ ） || ＿＿.=| :i| | || 八八|: |─┘￣￣￣”|￣ _|| { }
: :|｝ |｜｜ | |L_厂i| | | |. ,..-''"´ ｀"''-、 . || ⌒⌒|: | : : :.::|: : : γヽヽ乂____ノ
:.::＼|｜｜_|乂::::〉┘ :| |.ﾞ／-――- -―＼|| |: | : : :.::|: : : 乂 ﾉﾉ ￣
: : : : └┘ ￣ | / ＿ ＿ .',.
: : : : :. ,' ｲ::::）｀ ｲ::::）｀ ', 教会税以外にも修道院側も努力してくれているんだお。
─ -ﾐ ＿,,...､､､ l ｀¨¨´／ .＼ ¨¨´ l.
=＝≦､. ト ⊆.. l （ ,、 ） U l 礼拝を《教会語》で行うのは仕方ないにしても、
::: ‘， |::::::｀｀|¨¨..ﾞ'., ｀¨¨´ ｀¨¨´ /
} :|:::::: :: |: : : :.ﾞヽ、 ／ 《通俗語》通詞をつけてくれる、みたいに。
. / ｜:::: :: |: : : : : : :｀ｧﾆニ＜／／ _,,..-'' __
/ﾆ￣|:::::: :: |: : : : :..ﾞ,./ /＼ ／ : : : : : : ＞ : :＼
／三ニｰ＼:::::|: :.ﾞ_／ /|ｲ:::::/∨. : : :l: : : : : : : : : : :.丶
=彡三二─ ＼／. : : : :| ./｀Y / : : : 」: : : /: : : : : : : : }
三三三Ξ二─.,´ : :/: : : :| ｉ::::::|/ : :／: : : ／: : : : : : : : :|
三三ﾆ─ ─ . { : :/. : : : :|/:::::/ : : : : : : : | : : : : : : : : : ,'
/ : :,' : : : : : |::::/ : : : : : r---く´ニ＼: ヽ:ﾉ
､'ｰr,_| : : : : : :|:/ : : : : :_/二ヽ V: : : : ｀ :´
／ :.／￣＞＜ :./ : : : : :/ 二 ヽ_」┘: : : ∨}
/ : : :ム / : : : :￣￣￣￣~ﾞ''-ゝ.」: : : : : ∨ :}
{ : : : : : :＼､ : : : : : : : : : : : : : : : :＼. : : :∨ : :l
ヽ: : : : : : : :￣"＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／ : : :{
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ローマ・カトリックでは、1967年の第二バチカン公会議まで礼拝はラテン語限定だったという話。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
从 ,.｡s≦ 'ﾞ⌒`' ､_乂 ﾉ .} }
.... _≫''" -‐‐- ミ / ﾞ'く ⌒｀`'*´, ﾉ ,ﾉ
.....ｱﾞ i::::::::::::::,:::::`' ､____,,. -‐==‐ミj} `'くイ
....{⌒` ､|:::::::::::/:::::,ﾟ :::,ﾟ::::/^ｉ､:/ il:::,'｛_____,.｡s≦`,ニV
..人二ﾆi|::::::::::ﾟ::::::lｉ:::::lｉ::/ Ｌi＼,jｌ/::::::::::;::::|_ｉ::::::::il二}
..⌒＼ﾆi{:::::::::lｉ::::::l|:::::l| ｧ午劣ミ｀{ｉ:::::::::/'ﾞ´j::|::::::::lｌ_ノ
.. ｀i{:::::::::li::::::::ﾞ⌒「 辷ン ｰ=彡斧ﾐﾉ::::::,ﾉ
.... j{:::::::::lｉ::::::::::::::l| 炒 小¨´ 《教会語》でろくでもない話をする司祭様、
... j{::::::::::lｉ::::::::::::::l| , ,i{i:::i
. :::::::::::::lｉ::::::::::::::l{ 斤:::| 意味もわからずありがたがるマヌケなんて笑い話はあるけど
.. /:::::::::::::八::::::::::::::ﾟ,ト ／｀ヽ .イ::iｌ::::|
... /:::::::::::::/7沁､:::::::::::ﾟ, 〕rく ノ` , i八:|:::iｌ::::| 《通俗語》通詞とは思い切ったものね。
..../:::::::::::::/jI斗く^＼:::::::ﾟ,＼li iﾞ /⌒Vﾑ:::iｌ::::|
ﾞ/:::::::::_ア゛ ＼ ヽ :::ﾟ, li L/ ／ }ﾑjｌ::::|
.:::::::: ｱﾞ ＼i}:_j},八 ¨´ｰ 'ﾞ/`'7､::ﾉjI斗┓
ﾞ:::::::/ 「二)_)ﾆ沁､ {､〈ニ)_)ニニ|
ﾞ::::/ L／7::`ヽ 心, {_{＼´::`i ､_ノ
ﾞ:/ {::::::::::∨沁, }_} ＼ﾉ、
./{ .:: λ
|:ii!.: |:}:i
|:i{ } ... {:.|:|
|:i:} "''～､、::.. / ,.｡ *''" {:|
/^V! . 癶赱ﾐ::{ __ }:癶赱ﾌ |^ヽ 通詞をつけるようになってから、こう、手ごたえを感じるのは事実です。
| （| （ ）⌒（ ） ,: )::. }
ヽ.圦::} ｀¨´ | |::｀¨´ /: ′/ つたない《教会語》で聖典もろくに読めない修道士の
ヽ.:',:.. └┘ /イ
λ:.. ＿ _ ./! 練習・研鑽にもなっております。
圦 こ... ./｜
f:lﾄ､＼ ／ ト､
_|:l:l:l:l:≧=‐┬┬‐=≦:l:l:l:l:|
f:l:l＼ l:l:l:l:l:l:l: | |:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:lト ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.｡s≦:l:l:l:l:l:l:l:l:l:トﾐ l:l: | |:l:l:l:l:l:l＞''"l:l:l┃ 礼拝は《教会語》を守りつつの、修道院側の妥協というか適応努力。
≦:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:lト! !''"~:l:l:l:l:l:l:l:l:l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ／ ＼ ヽ
' / {
/ / /'||＼ _
/ / / || ; | ｉ i ,, ／
' / ,' || } | | |,斗匕 ／
. ｉ | i |i | ,/ / ||,斗f''￢| | ／
. | i i| |从|/ ,' ／ﾘ 才示灯 j }イ |
. | | 八 |斗t云ミ ゞ -' | / 'i | 先程のように旦那様たちがやりあってくれたおかげで、
.＜￣从 代 乂ソ | ' 八 |
/ ､ ＼ ､ / // | 私達《悪魔耳》への扱いも大分和らいだしな。
＿＿___＼{＼ ＞ _ , /ノｲ { ＼
／////////へ//≧介 ／ ／／､ ＼
ﾍ ∨///////{: :{: ヽ // ／_≧''_／／: {::::＞ ￣
/::::＼／:）---=彡': :/:./ -/ / //::／ (:::)'! /:／'" ､
{::{::Y: : ｲ: : : : : := ,, ／ / / / {:::≧::（ﾉ::::::// ＼
|:::＼: : : : : : : : :≦ / / / / ⌒` 冖'￣/'' ＼
|＼::::＼___／:::ｨ:::::/ ,,.イ , ノ ,,// / ､ } =- _
'./ ヽ
j , i ', i
. ' ' i ! i l ', i ｉ !
l ! イ!ハ.｀,{ ヽ ト､ :､ ! !
. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽl＿＼ヽl .l‐- , まあ、無駄に騒動起こしたくもないし、
ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ´ , ,｀ } ｿ'／
',! 、' ' ｌ〉 ! l ' 礼拝には参加しないんですけど。
| |.､ _ .ｲ l '
l | ＞ .´ イ. , l }
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : { ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ ┃ それ、サボりたいだけじゃないんですかねえ。
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ヽ/. `´ }: : : : : : :／
.
＿＿_
,.: ´ ヽ:.ヽ
./ .}:::ハ
,' 〈:::::::::i
l |::::::_:l
', ＿_ _,.- l:::/ｨヽ 私もあれから《悪魔耳》についてはいろいろ調べ、
ヽ.,tｯi ´ｨtｯr､Y! ' /
.｀(:::)¨ｌ(:::::) / /У＞､ 教会内でも解釈が分かれていることは確認しました。
. ,..ｨ＼ｰ __ ／ｲ::::::::::/.
rr＜:::::::::::::ヽ`ｰ`ィイ::::::::::／..:: ただ、しつけ、慣習、受けた教えはなかなか抜けないものでして。
∨;::::::::::::::::､:::￣ｉ |〈:::::::::::_:::::::::
ﾄ､::::::::::::::::.｀:::､:! ',.l::＞:::::::::::::
∨ヽ:::::::::::::::::::::', .;.';:::::::::::::::／
';:::ハ､::::::::::::::::', ',.';::::::::::::::::::
}厂￣￣￣￣￣｀ヽ . ... .／￣￣￣￣￣￣￣￣}}
{ ｀￣￣￣￣￣ヽ.＞"´ -＋- ｀ヾ￣￣￣￣￣￣´ }
', ／ -‐－‐- ＼ /
∨ ,::′ ／ ｉ ＼ ＼ /
＼ :/ /∧ ｝
| .:,′ ／ ￣｀ ´ ￣ 丶 ‘， 〈
}ｰ 7 / ＼ ﾄ､＿}
｀￣フ│ / / ヽ:. /|＼
. ／l}; Ｖ∨ | / l| ＼
／ .ハ l | /ﾍ,,,/ ヽ | |イ川l ＼
／ / ∨Ｖ | / | :| | r‐､ ∧ }
{ / { l | | |. | | | ﾚ' ', ／
∨ / /ハj ィ竺斗 __, ､_ _l竺斗匕ｊリ_∧ ',／
. 〉./ / /| {iﾟ ￣｀ ´￣¨个{ |ヽ ＼ ∧ ……そういうもの。
. ／ / /. | 込、 ,ｲ ｌ|八＿＼＼ﾊ
/ ./ / t| | 个 ､ _＿__ .＜ | |廴＿/ ＼ヽ＼
. / ,イ_.／ .| | ﾍ. ｀ー' ´ ｛. | | ＼ ＼
/ /ノ | | ｀ヽ _ノ | | ＼ ヽ
/ /¨ﾍ. | ﾄ､ ＼___／ | | ｝ |
.
/ ,′ ,′ | .ハ | ',
.′ ｌ i| | l | } }
: l |i | ﾊi | | 从 | l} }
{ | 人斗七⌒ ｉ. | .l| '⌒¨| 7ｰ ′|
,' .| | ,ｨ'朮坏从l 八ﾊ朮坏く / l
∥: | |l` 弋ソ 弋ソ }: l | しかし、ではなぜ《悪魔耳》を忌避するのでしょうか。
∥i} ﾊ l /: |
∥j}| ﾄ.､ /ｨ: {', 病気や疾患なら、まあわかるのです。
' j}:| |i:i:i＼ ｀ ´ ／i:ｉ|: { ',
i / :| |. |i:i:i:i:i:}丶 イi:i:i:i:i:|: {ｌ ', ですが、特に健康上の問題はないはずですよね？
i /: :.| |! |i:i:i:iﾄ＾癶'''F癶^子i:i:i:i|: l: V
'/{ : :| |! |i:i:i人r 、 」_ｏ＿」-､i:ｉ| 从ﾊ
/_i{＿|ハ : |ヘ (,ｲ^ | | ||/)ﾉ ｲ /_ノ--ﾐ
／ ', ',､| ﾉ) _| | ゜ .||人） |／.{ {^ ＼
／ ヽ', V {Ｊヽ| | || (ヽ /'{ {/ ヽ
＿＿! ｀ ｰ一 ´ .′ 」-′
＼＿＞ー'⌒ヽ＿ｒ冖ー'⌒ヽ,__ｒ'⌒ー'しｲ､二＞
／,ｲ / i / '. ﾄ､ ﾊ
く__/ | ｆ { ___｣__.i |ｰ┼-ｌ-ｉ i
￣| | __ｌ__∧ ,.ｲ＿i＿U.ﾚ⌒) ｜
| ｌ {｢{｢::::}｢ヽ,／ {｢::: }}.}} rﾞ^/ |
,′ l人ﾞ'=='′ ﾞ'=='ソ ﾊノ ｜
/i 人xx￣ ￣xx.人| ｜ 少なくともコアは、私よりよほど健康よ。
. /｜ ｆ＞.U; cっ _U＜ｌ } !
/ ! ! / ｀T ￢ ´ |_l | |
. / 人 ﾉ!_,.ム.イ| ./ ∨ ! }
/ [＞水フ l|- ﾉﾞﾌy ＼人 ﾉ!
. / r'⌒Ｙ. 〉 Vﾞ)／／,/}l [>水＜]
/ / { ,ｲ r' ′ ｀ j 7 ｀Ｙ
.
／ ＼ ,_ｨｚｚ、＿_
r／. ---, ´ ￣￣＞.､ ＼=彡ｲ彡ｲﾍ＿_
ｆ,/´ ./ ､ ＼ .∨＿_ｨ≦ ￣ハ
.〈/ / { ､ ＼ ∧ ∨三ﾐ}≦彡ｲﾍ
./ { | ハ ∨ ﾊ ∨__ノ⌒}彡 .〉
. ! | |. | |八 }､ .} } ﾊ. ∨ 人=イﾍ
.{ | ﾚﾊ.| | {ヾ ＼ |ハヾ ﾄ､| } } .／_彡'==ｧﾊ イ
ﾊ .| | {ヾ_ヾ! ＼{-=≦zミ Y 从!_.／}ﾆ==彡ｲ .}人 そも聖典そのものに教えにはないのじゃろ？
. Ⅳヾ! l| ｲ心＼ ヽ. てrツ }! ./_ﾘ / ハ=-＿ ｨ彡ﾊ彡
ミﾆ |八_ ゞ' ｀¨ 八f:::::Y三二7￣ } .)/ であれば、後から付け加えられたわけで、
}ミ三込｀ ' ｲ} 从:::ノ}､＿.ゞ=ｧ=彡Y /
}≧ﾘミ＞ .'- イ /{三彡≧=ゞzz=彡' いかな理由でそんなことをしたのかのう。
/＿／´_ ≧=≦二/ ハ| ＞---.､'-ｧ7
／´＿_ ＞.､ ￣ 7 ／/:.! ｀ヽ: : Y
..／ｨ// /＞.， ＼ｲ_.zィ/:/}: :| .}: : |ﾊ
....:.:/ ..:.／ . '´;: :'´ : : : : : : : ' i :i :: : : i l. . . . . ｉ ', ::. : : ｉ : : : !: :l､',
ﾞ:.:,':. .:.:. ' ／::,.イ::: : : : : . . . . : : ! |ｌ｜: : : ｌ: |ｉ: : :. : | ｉ:i::. : :!ｌ :: : ; !: !ｌ:i
ﾞ:.i:.:.:.:./／: ／: :l:::: : : : : : : : : : : ｌ ｉ|:',:!::. ::: |ｉ:l i: :::: : ! |:l::.:: j | :: / 川 !|
:.:!:.:.:/´::／: : : ::!::: : : : : : : : : : : lｉ:l l:.ぃ::.:ﾄ:.!l:| l:.:::: i:l !ﾘｲ厶ル'ﾙ'ｉ ﾘ ﾘ
ﾞ:|:.:/:／: : : : : ::|::: : : : : : : : : : : :!l:レ!:トv厂_j｢ |ハ从 j ｧ_,,_ /::| ﾉｲ /
ﾞ:.V:': : : : : : : :i::!::: : : : : : : : : : : |＾l ,,孑ァｷ㍉｀ /(｣`j7:!:l ′
ﾞ:.:l: : : : : : : : :i::|::: : : : : : : : : : : |_,〃 たｰ'} ｉりﾉ ,′:|
ﾞ:.:!: : : : : : : :.:!::l::: : : : : : : : : : : | ﾍ.いｰ'グ ｌー' i: :i :!
__l: : : : : : : : :!:::!::: : : : : : : : : l: :! `￢冖 丶 |: :! !
.｜: : : : : : :.:ｉ:::ｉ|:::: :.: : : : : : : !: ! / j: :i l ……かつてこの地にあった、征服した民の特徴、
..ｌ : : ｉ: : : : .:i::::i:l:::: ::: : : : : : : i :| ´,.': : !:l
ﾞ| : : l: : : :.:::::::::::l::::: ｉ:. : : : : : :l: |、 --一 ／: : : !:| などというのはどうでありんすか？
...: : :: : : :.::::::::;':::|::::.:!:. : : : : : :l: ! 丶 ´ .ｲ:: : : : :ｉ !
..ﾞ: ::: : : :.:::;:::::::::::ｌ:::::|::: : : : : : :! ｌ ｀丶､ ,ｲ :|::: : : : :!:!
..: ::: : : :.::;'::::/:::::::ｌ:::.l :: : : : : : :!:| l｀;: ｰ:'＾|::::!::. . : ｉ:i
..::::: : : ::::::::/:::::::; '|::::l:::. . : : ::.ｉ:l !;:;:.::.::.::l::::ｌ::: : : : !l . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾞ::::: :.: ::::::〃::／:;:;:ｌ::::i:::: : : . . l.|＼ ぃ::.::.::.;!:::!::: : : :i:ﾄ､... ┃ 《古き者》視点からの正解。あくまで異世界（ｒｙ
ﾞ:::: .: :::::/;'／:;:;:;:;:;:;|::::!::::. : : : ::.!|;:;:;:＼ __ }|::.::./:|:::!:: : : :ｉ:|::.:ヽ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, ────- 、
／ ‐- ､ ＼
/ （ ●） ｀、
{ （●ｌ 奪う殺す犯す。血は混じり、時に表出する。
ゝ ' !
＼ ー- , ' 反撃を恐れるゆえにかつての敵の特徴を示すものを排除すべく
. _,, -‐‐‐‐'/.. lヽ , ____／
. ,-‐'、 ヽ Ｌ.::丶:::: ヽ--'` 、 社会習慣・規範に突っ込んだとか？
. / ヽ ..::l:::::::<´:::::l:::::ノ‐‐l.l z 、
. / ...... l:::::::l::::::::丶 l‐'`t-l'l´ /l丶、
...... ｒ'l...:::::::::::::::l::::::l:::: `、 l / .l/ / l .l
. /l,ヾ:::::::::::::::l:::::l `、 .l ./ ./ l /l
.ﾞ／:::::`..:::::::::::::/:::/... ヽ .l_./／ l/ .,t
.......::::::::::::::::::／／:::::::::.... `ｙ ' ./..::::.:f
.... ::::::::::::イ;;;T::::::::::: l.0 /::::::: l
_ -
, ､
. ' ヽ
／ , :. 、
. ' 〃 ,.' / ' .i ､ ヽゝ
/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
; ., /l _ /l ./ ! / ! .} !
' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ'
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' | そんなこといわれても、
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ ｌ.｜
. l ` 、｀;| l ' l ! 私に関係のないことでひどい扱いされるなんて……ねえ。
' l ` | .! _. - , .|
| l. ! ト ／ l
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞ 、
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l//////,＼
. / _-ﾆ＼ ', ! _ ' ／ Vハ l////////,ヽ
.
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐´ ｀ー＼ 意図は消えても根付いた慣習は消えにくいお。
／ （●） （●）＼
| （__人__） | ただ迫害が過ぎれば、それだけで報復の理由になる。
＼ ｀ ⌒´ ／
> ー‐ < そうなると破門もクソもない、本末転倒だお。
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
ヽ ノ ヽ ノ
／￣￣ ｒ､丶
／ 丶 丶＼
ﾊ ､,ヘ ＿ ∧ / l､ /＼
／ゝ-､_ / 丶‐ィ { ﾞ ー '' ノ ,ﾊ ／]
< 丶 / ＞─ｒ イ_,. ＼|‐ｧ'
丶＿_＞ ‐''"//-/ ｱ￣ﾘ＞ ＼ﾊ
/ ｲ / rｧT!__ノゝソ ノ ／丶ﾊ_/ ﾊ 人は非合理なものよねえ。
/ / 〈 〈 ゝソ '''∠イ / 丶
|/＼丶人ハ'''' r ､ / / ＼ しかしまあ、破門すらも恐れないというのは、怖い考えね。
! /∨ ､ ｀＞ .､, ｒイ/ / 丶
./ ﾊ く丶!／|／ / /＞ 丶 丶
/ / 丶 <_ 八 _ | / / へ | ﾊ|
〈 ／ ':;' ,':;' 丶 / ／ 丶 / / /
V / ,':;' ,':;' ＞ｒイゝ ∠ イ/
[__＞「7ゝ ',:'; ! ',:'; く／ ﾍ_〉 丶/
/ﾊノ_丶、',:'; ゝ',:'; /ﾊノ丶､ __ ,.-､__／
/ T',:'; '',:'; ﾊ / へ ゝ
/ </,':;' ,':;' |ヾｊ ／ ／
.
. ＿＿＿_
. ／ ＼
. ／ ⌒ ⌒＼
. ／ （● ） （＜） ＼ 正確には、神の意思に拠らない「誤った教え」を強要する連中の門下のつもりはない、
. | __´___ |
... ＼ `ー'´ ／ という理屈になりますね。
. 〉 ⌒ヽ
.... | ､ ＼＿
. ! ヽ ＿⌒)
. ,. ' ｀ ' ､
／__ ＼
/ し′ 厶
. l /: : ',
. / __,. /:::::::::l
l ＿ , __ ＿, __ く::::::::::::!
. l _＿_｀ ＿＿｀ l:::::::::/
ｌ Eソ , Eﾆl ｀ L/＾.l
. l. ｛ }7ｰ{ ｝ ｢.l l 理屈、思考実験としてはですね。
ｌ ｀¨/ ｀¨ ´ / /ノ/
∨ ヽ / ､_ｨ′ しかし、地上の世界にあるのは人の社会、政治です。
. ∨ ＿＿＿_ / ./ .ﾚ′
', ｀ｰ--―′ / l
. ', ｀¨ ／/. L_
_ゝ､＿_＿__／ ./＿⊥ ｀ｰ-､
. l ´ｰ‐┼┬ｬ-‐ ¨´ ./
. ∧ .! l ! /
. _ 斗 l l l ￣ヽ_
-‐ ¨￣ く 〈 / ¨ ｰ- ､
.
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） |
| （__人__） .| だから政治リスクが閾値をこえるようなら、
| ｀ ⌒´ ﾉ
. r─一'´￣`＜ヽ } 「わたしがわるうございました」で許しを請うのもやぶさかではないだろ。
`ー‐ｧ , ) , -'~⌒ヽ、
. ノ {. ,ﾍ ,l. ゝ、_ .'ヽ).
. ／, ､ _ /. | . ', . .. .ヽ、
（／ / // / / ...| ...|＼..＼＼ ＼_)
/ // / / . . ＼_＼_)､_）
. ｰ' {_/ノ ."´
./{ .:: λ
|:ii!.: |:}:i
|:i{ } ... {:.|:|
|:i:} "''～､、::.. / ,.｡ *''" {:|
/^V! . 癶赱ﾐ::{ __ }:癶赱ﾌ |^ヽ
| （| （ ）⌒（ ） ,: )::. } そんなことになる前に、ここらが教会という組織の許容限度ですよ、
ヽ.圦::} ｀¨´ | |::｀¨´ /: ′/
ヽ.:',:.. └┘ /イ 的なことを伝えるのも、私達の役割だと思っています。
λ:.. ＿ _ ./!
圦 こ... ./｜
f:lﾄ､＼ ／ ト､
_|:l:l:l:l:≧=‐┬┬‐=≦:l:l:l:l:|
f:l:l＼ l:l:l:l:l:l:l: | |:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:lト､ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.｡s≦:l:l:l:l:l:l:l:l:l:トﾐ l:l: | |:l:l:l:l:l:l＞''"l:l:l≧s｡.......┃ 修道院が在地領主とズブズブって、それ当たり前ですから。
≦:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:lト! !''"~:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]
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///////..／:. ＼ﾞ/￣￣ . | メイン・ゲストを差し置いて、 | .|
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////// : : : ヽ.. ￣￣|／￣￣ .∧///.| ﾄ､」/////// |
////..| : : : : ,.r-====' ヾ＝⌒ lﾞ==================}///.| l .!!////////|三三
三三..|: : : ::; （ ○ ） （ ○ ） .;:: |. 三 .|/| |三三.∨￣￣￣￣ ＼||三三三三二二二
二 /...|: : : : : ´"''" "''"´ l.ﾞ二二|/| |二二ﾆ∨三三三三三|l二二二l二二 l二二
―,＿ ヽ___ ゝ ／＿_ |/| |―l―－/ / ∨∧――ヽ―－―――――ヽ
／:: r' | r'￣二ﾕ --､__ ／ : :.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
: : : :::| .| | / ) ｀) ／: :.ﾍ : | 修道士さんとの対話が主になってしまったのは反省ですね。 |
: : |.ﾉ. ﾉ / ⌒ヽ＿ _ , ´ |: : : :ﾍ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
: :: ::＼ `ト､ /: :､ : : ＼: :: :: : .i i: :/: ::ﾍ
: :: :: :l: ｀ー┬-､ |ii入 ／|:: :: :＼／: : : : {. ﾚ /: :: : ﾍ
: :┐|: :: :: :: :＼） ７ ./iiii〈 |: :: :: :: :＼: :: :: :Ｖ /: :: :: :: :}
: :イ .|__/ ,へ/⌒＼ ./iiiiiiii｝ | : : : : : ::/: :: :: : Ｖ: :: :,ｲ: : :!
イノ: : / /: :: :＼＿ ￣＼iiii｝ |: :: :: :: :/----: : .| ／ノ: :: :|
.
r─-､＿＿
＿_/´ r- ｀ヽ、＿_
/ ─ ,.-､_ｎ ,.-､ _,､ ｀ヽ、 /:.:.:>
| ,.--､>i ／二 .<_r＞_ヽ i レ/:.:./‐
>ﾉ ／´￣｀ー─‐､＿ノ .ﾉ !./:.:./:.__
_,.-|_ ／:.:／.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.ヽ‐‐'ヽ、} .ヽi‐'´
く.／ >/ |//:.:/__/､:.:.:.,.-─‐-､＼:.〉ゝ |-‐
く ／ {:.:.:|:./!!_!_ヽ ｀ヽ_!,!-!-!､_!|:.i:.:ヽ-‐'ヽ 思考実験とはいっても、
|:.:/.:|.{ Vｿ ´ 弋ソ}i:.:|:.:.:i:.:i:.ヽ r' ｷﾜ
i:.|:.:.:.:|"" .""i:|:.|:.:i:.:.i:.i:.:.:ト‐' 実際言葉にしてやりあうには、際ど過ぎる話題よね。
/:.:i:/.:.i〉. 一 ./i:.|:.:|:.i:.:.:i:.i:.:.:.i
i:.__:i:i.:.i:.:.:.:.ゝ._ _,.イ /_i:.:.:i:.|:.|:.i:.:i:.:.:.i その分刺激的で私も楽しめたのだけど、王都ではとても無理だわ。
「｀! .i:|:.:.|:.:/ヽ !-､,.-‐'// !:.:/:.:!:.|:.:i:.:.i:.:.:i
| .i .i:.|:.:.:!:.!､{ } ／＼/ ./ｲ:.:i:./:.:.:.:.|:.:.|:.:ﾉ
| i .i､_!､:.:.:.| {／.／＼ i |:.ﾚ:.:.:.i:.:.i:.:i.i´
二ニ__」 ＼_/ |／/|o| ヽ,i |:.:.:.:.:/:./:/ i
_＿＿__ ＿__
／: : : : : : : : ｀丶 )ﾆﾆ＞
／{ _/: : : : ヽ＿: : : : :マﾆﾆく
∠ﾆﾆア´: : : :_|_: :´ト : ` : i: : :`ﾏ⌒ヾ
}/ /: ／: :´∧: : :扞 ㍉/ : : : :|
/／|: :ｉ : :rぅ＼/弋ソ }: : :∧| 前座としてはなかなかの重さでした。
|' 乂|＼{vｿ '''厶イ: : ＼ /ﾆ二ア
. |: :个 '' ｬ _ﾌ . ィ : |: : : : /ﾆﾆ厂 姉さんの本題が軽いといいのですが。
. ／{ /i : :i : 爪Y厂 7: : :|＿／ﾆﾆ厶
/ﾆﾆ> i : :i:〈｀7只Y´| : : 「`ﾏﾆｱ⌒ : :＼
厂V: :/: :/:__| ﾄ～' /| : 八: : Ⅴ:＼: : : : :〉
/:∠: :7: |:::| |::/ /:;廴:_: :＼＿_ : } : : :/
〈: :ｉ:∠:Z: |:::|_|く_j::::::|:i:i:i:乙(:i:i:i:| :ﾊ : /
.
┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬
┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
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┬─┬─┬ ────────────────── ┬┬─┬─
┴┬┴┬┤ ＿＿＿ ,ｨﾍ _,.ｨ≦￣ ￣｀ヾ''¨¨¨¨¨¨'''''''ヽ､....┬┴┬
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆ. ｰ､ ヽ::::ヽ ／ ￣ ｀ヽ､ ＼-┬┴
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエ ゞ:｀'':::::::l´ ＿__ >ヽ､
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエ. ヽく｀ヽ::j z ､ / ／ l::::::lヽ、／ヽ
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエﾞく:::j___,.ｨ ヾ ､.ヽ i! i i:::::ﾚ'':::::::イ
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエ ヽ:ri! ｀ヾ'､ ヽ._ ､ .／ ヽ ー-､__,. /::::::::::／ヾi!
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエエ...Vヽ ＞ー≒z=-T≠≦z___ ,.＞z＿,.ノ (::::::彡 i!
┬┴┬┴┤ﾐ｜. しヾﾚ≠¨¨彡､__|''´ﾉーzｧ ,.__´彡≠zt､ l:::::i こ__ ﾉ
┴─┴─┤ﾐ｜. ワ'::::::::::::::::i:::::::::｀´:::::≦::＜::::｀ヾ> し≠≧z__､ ／
￣￣￣ └･┘.＿＿ i::::::i:::::::::::::i:::::::::iヽ:::::::ヽ､::::>､:::::::｀':::'´> ｋ´''ー--ァ
_. （ｺﾎｺﾎ） . i:::､:::i!:::::::::::_」_ﾊi! ヽ:::::::く´｀ヽi!::::::::::::::≠zフレ___／
くfｱ¨ヽ, ￣￣ .ヾヽ::::i !::::::代ﾐzﾄ ヾ>､:>rｨ示l::::::::::::::::::::::::::::l''´ 腹芸は苦手なの。
ゞ, j´z｡.,_ ヽﾍ::::ヽ,｀ﾟ ｀ ´ ゞ=''¨i:::::::::::::::::::::::::ヽ
ヾzｧ ｀ヾｬ｡.,_ _ィ≧＝=ヽ::ヽ､ ノ::::i!:::i::::､:''::ヽ:::::ヽ 目的は３つ。まず１つ目は静養。
＿＿＿＿三i! l ー '一'''¨´ 彡 /≧. ＞､ ｀ ｰ ,＜::::::/＞:::::｀::::::::｀:::::ヽ
i!j ji! / ' _,ｨ彡'' ＿ ,.／i!ヾ＞:ﾐ=≠''ノ／::／ ｀ヽ::::::::::::::::::::ヽ,
三彡 ソ/ ≧''´／≧ア¨¨i:::l ヽ::ｱヾ::::ヽノ:::::/ ｀ヾ､:::::::::::::｀ヽ､
≧≫= .ﾚ ／ｲﾚ::::ﾚｱ / /i:l l. >ｲ >::::X::::i::ヾ i ､ i!ヽ::::::::::::::::｀ヽ､
＿≧彡i!´イ i! く l:::ノi!'/¨/￣ / j::i .;';¨¨Yi>ナl´i:!V .i! ヽ ￣＞>≒ｧ::::≧､__
￣ ´ . こ i! i i!:::i i! ,' ./:i j:::ﾉ;:,' ,'::::iﾚ i::lﾘ i ヾ / ノ>ヾ>､::::≧｡.,__
. ／ < i i､ i!::::!.l ,' ./::;:i!/ /7ｰ./::::::i'' .j:::l i! i '' ヾ､'' ／く イV i ﾊ:::::::｀ヽ､¨
.／ へi ヾｧ_」:::::i!l ,' /:/ .ｙ /::; ｦ::::ri::l /l:l .l '' ノ'' iｰァV¨¨' .i! V i!::::::::､::::｀ヽ
八 .,... V::::i! l. ,' ./::/ i /::,' /:::/ i::l i:! i ､ ／ rｧ '' i! ﾖﾒ ｱi! J::::',:::::ヽ::::::
,...ィ:´:::::｀´ﾌ≒ｧ/:::::iﾚi ,' ,'::,' ,':::;' ,'::,' l::::l i! ､／ ､ ﾗしi!_ノヽ ﾌ ヾi! ::::',::::::ヽ:::
_,.ｨ≦´:::::::::::::::::::::::::i!:::::::::::::l i .i ,'::,' ,':::;' ,'::' ｌ:::::l l ／ ヽ／ i／ｰ'' .＼ しj:::::::::',:::::::ヽ::
:::::::::::::::::::::::::::::::::r､:i:::::::::::::i! .l l .l::::l ,':::;'. ,j:::i ﾉ:::::::l | / ./ i!:::::::ヾ ヽ /:::::::::::::::',:::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::i! ｀ヾｿ¨,ｱ l .l l::::l l::::i! ;'::::i くﾊ:::::::l. i!ﾆ ﾉ .i! ／:::::::::::ミz ｀ヾ::::::::::::::､:::::
:::::::::::::::::::::::／:::｀¨ｱY傘イ l .l l:::l l::::i .i::::l _」:::::::l |匸 ｰｧ=''’ / l:::::::::::::::::ヾ;z ヽ::::::::::::::::
.
／￣￣＼
／_ノ ｀⌒ ＼
_ .| （● ) （⌒ ） .| 空気のいいところで適度に運動しながら
| ! | （__人___） |
｜ ! | ｀ ⌒ ´ .| 栄養のあるもの食べて過ごせばいいんじゃないかな。
| ! ,.-,| |
._,ﾉ ┴、/ ,/ .| /
.r `二ヽ ） i ヽ /
.| ー、〉 / 〉 <
.| r_,j j /￣ ''￣ ⌒ヽ
.| ） ﾉ／ { ｨ, }
ﾉ ,/ | |{ |
.,ｨニ,...:':´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:..、 ヾ三ﾆ‐ 、
.. ,ｲ.ﾆ,.':::::::::::::::::::::::::::ヾ::::::::::::::::､::::::::ヽ ,}三三ニk､
... / -y'::::::;::::::!:::::::::::::::::::::';::::::::::::::::ヾ::::::::∨三三三三k､
. ,'::::::::i:::::::';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':;:zｲ三三三三三ﾆ',
i::::::::::!__:::::'､::::::::::/ヾ:::::::::::::::::::::::::!::::T ¨ ヾﾆﾆ-‐ ､ﾆ'.
. !:::::::::!. ヾ:::::::::::::;'´￣ヾ!:::::::::::::::::::!:::::l ｀′ ヾi
.';::::::::!ｨﾆﾐ､:!､:::;' ,ィﾆ=ﾐ､:::::::::::;:::::l::::::!
ヾ:::::! r':i:l j/ r':::i;::::l!::::::::;'::::::!:::::i
i､::!.ゞ ' ゞ＝ 'i::::::/:::::::i_;: - ｧ つまり、ここでの逗留ですね。
l::ヾ、 , /::;::'::::::::/,...イ
. ';::八. / ｲ::::::::::/::::::::! カビと埃のまう書庫篭りが、その咳の原因なんじゃないかって。
.' :::::＼ ー‐ /::::::::;:'::::::::::l
. ヾ:::::i ｀i:ー.､‐ ´,'::::::; ':::::::::::::i
. ヾ::! i:::::_;!.-‐ｲ::／∨:::::::::::l
,. ...,_ノ: ｲヽ ／´,.ｨ//∧、:::::!
／ /////´｀ヽ,ｨ///////＞::i_
/ /////‐ ､,ｨ//////////'´ ｀ ､
.
∨ ／ ＿＿_j jr‐＜＿＿＿ |
. / / ／:.:.:.:.:.:.:ゝ────‐': : : : : : : : :.:〈j ＿
/ 〈 .r':.: : : :.:/: : : :.:.:/: : : : : : :.ﾚ ､: : : : : : : :',¨´: : : ＼ i
. ん、__＞ｲ: : : : :.:,: : : : :.:.ﾊ/: : : : : : :il: :.＼: : : : : :.i:.: : : : : ',:.V! _. ＼ /⌒ヽ
. { i: : :.|: : : : :.:i: : : :／!i |: : : : : : : :|､: : :.:＼: : : :|:.: : : : : :i:.:.廴＿} ――フ ノ
｀丶 !:i: :.|:i: : : : :|: ／＞-ﾐ',: : : : : : : :〉´￣｀ヽ＼:.:!: : : : : : |:.: : : :.| ／ |
|:ﾊ:_|ﾊ: : : :イ‐/ /⌒Y ー──‐/⌒ヽ '; : /: : : : : : :|: :i:.: : |-. ／⌒ヽ_ノ ○
',:_:_:_:{ il! i{ ┃ ! { ┃ } }|!'j/: : : : : :/: :i! : : !
i:.:|:.:〉 ､乂_ノ 乂__.ノ .ノﾘｲ￣￣:｢｀: : :ｌ: : : |
. /:.:,:/ ＿＿＿＿＿_ i !: : : : :|:.:. : :,: : : :| 私から本をとったら死んじゃうわよ！
/: :.八 i l∧ﾊ U ,: : : : : |:.:.: : : : : :.|
. /: :./: : ＼ | i /:.: : : : :.:,: : : : : : : !
／: : :.ｉ: : : : :个: . _| |＿ ,,.i:.: : : : : : i:.:.:. : : : : :,
/: : : : : |: : : : : :.:.:.i └─────┘ ｀Yi!:.: : : : :.:.:!:. : : : : : : :,
.': : : : :.:∧: : : :.:.:.:.ﾉ､ ニ二￣￣ 八:.:.:. : : :./:.: : : : : : : :
i: : : : :.i⌒Y─r‐く / ｀ﾆ=‐------‐=ﾆi´} `r─r '￣i: : : : : : : :
|: : : :.:.廴_ﾊ__ﾉ､__jl i || || || {_,,.⊥._ﾉ ./:.: : : : : : :
|: : : :／ |: : : : | || || || || /: : : :.:iヽ/＼: : : : : : :
＿＿＿_
／ ＼
.. ／ ─ ─ ＼ .|.「「「l_ヽ
／ （●） （●） ＼ ,:､!j l l l }ヽ 読書をやめろなんていわないお。
| （__人__） |＼/⌒ ヽヽヽ
＼ ｀⌒´ ,／ 〈/ｌ ｌ ｌ ｌ.} 〉〉 木陰でお茶でも飲みながら読む、そういうスタイルにするだけでいいお。
／ ー‐ ＼ |.!JJJ'
| | ノノ
{ |
.
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ノ ヽ､_ ヽ
| （ ●） （● ） | ２つ目は、《あの第三王女様》関連であってますか？
＼ ｌ^l^lｎ ｀ ／
／ヽ L
ゝ ﾉ
/ i ｲ l .八 /i l .l >''´ ｀'';
/ iヽ ＞ﾆi‐ｧヽ､_ ヽ__.l ヽ､ ﾉ .|/ ';
＿＿__ヽ ／￣ i l / i! , i! .| ｀ヽミ､ー' ﾉ i
.l ＿_,.> ｨ≦i7ヽ V: ﾊ|!i .l.l＿ ／＜¨ |ー‐＜__ ;;'
. V'´ ／ ヽj: :| i Y''¨ﾆ: : l |.l j: : :.二/≧__:V ヽ ＿＞, .,'
/ ヽ ,.＞': :l l j l: : : :_| l | V'' ｨｱ''ｱ≦l¨i!ヽ､＿ノ ﾄ､ l｀ー=< ええ。
/ l｀´l: :ｉ!: : .l ',ﾊ ';:／ ヽｉ ﾄ しi:::j / l: : : : :.| ヽ,| __／
｀ヽ,_| | :|l: : .l :> ',.三彡 ｀ ゞー=' j:/: : : :l: : lヾ´ 《悪魔耳》娘３人も送り込んだのに、
V ヽｧj : : l ′ i/: : : :.:l: : .l ﾊ
/ : : l _,. .j:'.:.: : : :i: : /: : ﾊ 馬鹿丁寧なお礼状寄越す、真意が読めないって。
／｀ヾ''´ヽ / /: : :.ヽ、 ｀ _ イ/: : : : :.:j: :/.: : : :ﾊ
/. ,r''¨´ . ／ /: : : : : :.:｀＞z ､_ _,.．-'''´ ﾚ: : : : :./ :/: : :.,: : :.l
l. ,.' .／: : /.:.: : : : : :./ | /__」 _,.．-' 7.:.: : : : :/ /: : :./: : : :l
. ｀ｰ ' ／ : : :.i!: : : : : : :./＞,' /i＞< /: : : : : :.:': : :.／ : : : : .|
. ,.'i.: : : : :.!i: : : : : :.:/'く''ｿ/ .l 」.ヽ / : : : : :.,.': : ／: : : : : :.:/
/: :l:.: : : :.l l: : : : :./ < .l_, ｨ''´j ノ .,': : : : :./: : ／: : : : : : :,.'
i: : l: : : :.:l: :i: : : :/ , ｨ''´ __／＿V,´': : : : / :／: : : : : :.:,ィ'´
ヽ: :',: : : :l:.:/'｀ヽ>'' ￣￣__,ノr ' ,:'／: : : : :.,.＞'' .＼
ヽ:i:: : _V ',／ ｀ニ二___ヽi: :;:' ' ／ _,.ｨ''´ ＼
_＞''´| ｀ヽ ､-----=' -l__r-､／´ ／ヽ
. ／ レ ノ ,.ｨ.､. ヽr.'´:::::::::i__」｀:::::::｀ヽ､ l ￣´ ヽ
.
/;;;;;;;;;;;;;;;:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
. /／ ｀v´/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.i｀v´:.`:.､;;;;;;;;;i!
. / /:.:./:.:./:i:.:.:/:.:.〉:.:li:.:i:.:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ;;;;;|
{:.:.:|:.::.l|:.|l:./i//斗ﾙ:.|:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.', ヽ|
|:.l:.|!:.:.|:.ﾘ/／;ｨr=ﾃｧ}:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
ヽ|ﾍ:.:.:|ヽﾉ:::::::..｀~.'::::|:.:.:.:.:il:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| 嫌がらせのつもりが、お望みの反応でなかったから戸惑っている
_ ／ヽ|;;;{ /:.:.:.:.:.|;i:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.|
:.:.｀::.':..-─.:'´:／z彡ヽ.ー ' /:.:.:.:.:./;;;l:.:.:.:/;;:.:.:.:.| ……という感じでしょうか？
￣ミ:.ｰ＝￣´:＿_／/}l;ヽ__ ./:.:.:.:／｀>':.:.:/;;;;',:.:.:.:|
:.:.:.:.:.:＿z==≦彡イillilill!ill／:.:.:.:/ /:.:.:./＞r‐- ､|
z=ﾆ´:::::_／;;;;;／:./llil/i／:.:.:.:.:./ /:.:.:ﾝ;;;;／ :.＼ |＼
:.:;ｲ:.:.／;;;;;;;;;/:.:.:《!||／:.:.:,:ｲ:.:.,ﾍ／:.／;;;;;/ . ::::::.ヽ };;;;;;＼
/:.:.:/;;;;;;;;;;;;;;{:.:.:.:.:∨:.:.:.:/;/:./;;/:.／;;;;;;;;;;{ . ::::::::.ﾍ /;;;;;;;;;;;;;＼
:.:.:/;;;;;;;;;;/;;;;;ヽﾙ'/:.:.:〃;;;{:.:.i!/:./;;;;;;;;;;;;;;i! : :::::::::::.},.ｨ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
:i:.{;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;|:.:./;;;;;;;;;|:.:|li:./;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾄ､ ::::::::::/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
く ｛/￣ ___,.f､＿,ノ :},.___,＼; '゛＾＾`', ______
トミk ｛ r‐'゛ 八______,.ノ⌒V } ； /
| ヽ｛ __r‐‐く_/⌒¨¨~ ＼｛____人____,ノ ￣
L __/￣У {__/￣ ｛ ＼､ト､ ＼＼ { ヽ
{ f'ﾞ / :{ j{ﾄ､ .斗f七て:＼) ＼_／
. ヽ人__{ 斗f爪｢{＼)'ｰ斗fT=Fﾐ ′: ＼
〈_＿_j} ｛ jrf抒fT j.L..ﾉﾉ} :. '， 《例の王女殿下》の心中はわからないけれど、
{レ＼}ｙ乂,ノ :. } i; ,
i} ヽ ´ jl } ; うち同様、アレインやレンの家も微妙に後ろめたいのか
{i ] {:〉、 ｰ'フ {i { }
. {i } ｛:::::〕ト _,. イ::::{i { } 実態知りたいナー的な要請もおまけで付録ね。
{i } ｛:j／￣}〈￣{￣｛i { ,′
{i ,j ｝ ノ o〉 ＼人 :} /＼
{i j′ :}アﾞ_,ノ´)トミ.,__ ヾ :} ' .,_
i} / ,.ｯ'´ /:::::::/ }:::::. ＼ :} :} 〕ﾆ=- .,_
_,ノ∨ ,. :'゛/ ,:::::::::′ {:::::::, , j :{ r┐ ｢∨ア
. ___j｢ ,' /: : :/: : : /::::::::{. : : : :}::::::} ,} } ┌f :{ ‘， { }'ﾞ
.,／{ ＼_j .': : : ': : : :,::::::::::::}: : : : }:::::厂＼ } :{ヽ,／｝ { ';:.ﾞ:, ,. } }
.
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼
／（●） （● ）.＼
／ （__人__） u ＼ それで、静養を名目に使いっ走りかお。
ｎ|i 7 ｀ ⌒´ ｎ|
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /）
', U ! ﾚ' / ー‐ | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
_,,.. - ─ - 、
＿／´ ヾ､ヽ
. ／ / . 、__ﾉﾉ-､）
. ｒ′ 〈 , - ､_ ｰ' ｀¨´ _ﾉヽ
〉ｧ⌒ー':::ﾉ/:|:｀⌒ｰ'⌒ｰﾍノ__ノ
. 〈/／i:::i:イ:/::;」::::|:::::|::::ｉ:::I::::i:/
｀ｰ':l:::|:::ィfﾁﾐ.｀ヽ_A_l:|::ｌ|::::ﾊ はっきり言われると、むしろ清々するものね。
. |::::|:::!::::|｀~´ 'ぅr芥:ｌ|:ｲ ′
. |::::|:::::::::! _ ' `´ .什ﾚ′ ええそう、序列下位の準男爵家、
ﾉ::::|:::::::::| ､ ｀´ ,.イ :::|;!
. イ:::::::ﾉ:::::::ｲ 爪 〉 ::::!;＼ しかも先妻の娘で病弱で、押し込み先の見つからない嫁ぎ遅れが
。 ＜::::::::::／:::／ _＼ノ∧ヽ仆::::/';::::＼
。 ＜::::::::::::::::::::／:::／. 〈/ | Vﾉ:::::/ ヽ:::::::＼ 様子見に使いっ走りよ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::／.′ ／::::::/ ハ:::::::::::ヽ.
:::::::::::::::::::::::::::／厶=ｧ=ﾐ:,_ ／:::::::::/、=ｧ=ャ::::::::::::::::::...
:::::::::::::::::::::／／ .／ / /`／::::::::::::/ヽ.＼ ､ ＼:::::::::::::::::::...
:::::::::::::::／ _ゝｰ'⌒ｰ'⌒ｰ':::::::::::::::::′⌒ｰ'⌒ｰ''∧:::::::::::::::::::＼
:::::::::／:::::::::::∧ ./::::::::::::::::/i::i i{ }_.ｲ::‘，::::::::::::::::::::::..
:::／/:::::::::::::' } y/::::::::::::::::/. i::i i{ / /::::::‘，:::::::::::::::::::::ﾊ
.
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
ﾉｨ/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::l!::::::::::::::x｡..
ﾏ二二i}::::::::::::::::::::::∧:::::::::::!|::::::::::::::::寸≧is
}二":::{::::::::::::::::::::::/ |::::/|:/∨::::::::::::}:.､寸ニ}
ﾉﾆ' .l::::l::::::l::::ゝｨ v｡ヽl:ﾉ ｨ:｡ ):/:::::::::l ヾ二､
ヾ .;:::::|::::::|:ゝ:弋ﾏﾉ ゝ' |::::/:从 }ノ だって姉さん、書庫に篭って外にでないんだもん。
;::::::从::|:::::::.､ u/:::::::/
:::::::::::|::|::::::::::.; c ノ:::::::/:| 社交界だってデビューだけしてあとは放置じゃ、
,::::::::::::|::|:::::r- }_ ≧‐≦/:::／:::|
,::::::::::::::l::|-' ､ ヽ ヽ/／ﾆ≧::人 出会いそのものがないじゃない。
/::::::::! |:l ヾ; ＞ ニﾆ l::.
/::::::::::| |! ﾆ､/:::::>::::::}ニニ l::::､
./:::::::::::'l ニﾆ､ヾ:::::::ﾏ二ニ､ ､::::､
/::::::::::::' | /}二二､l::::::::l二二ニs､}ヽ:::.
../::::::::::::' } l 二二二x:::::|ニニニニ}ヽ)/
/￣ ＜⌒´￣ 〃⌒>
{￣／ {{=={ ヽ ⌒ヽ
∨ ゝ-へ }ﾄ、 /
/ r=＝ｩx ＿ r= ＞-＜ﾉ :〈￣ヽ
(⌒ヽ ＿ ）)イ: : 廴/⌒ﾚ'⌒)／^ー=ｧ⌒7
＞ｲ: /: :/: :/: : :|: : : :ヽ: : : : ｀¨Z: 「＞イ＼
(_/: : : : :l : :l: : : :ﾄ: : : : ﾄ､: : : : : ::八 ＼/ 仕方ないじゃない。
/八: : : :L≧x ､:{ V::＿{ ' : : : :/:|i: ＼ ＿＿＿
／/: : :ヽ: :」ｨ赱ｩ:::::::弋rﾍ厂:}: : /: 八: : : : : : : : : : 先妻の娘なんて、変に目立つワケにもいかないし、
／ /: :l|: : : 「｀ヽ::::::::::::::::::丐fｱ厶ｲ: /: : :＼: : : : : : :
. /: : |l: : : :|ﾍ ＼ i ィノ: イ: : : : : ::ヽ￣￣ パーティ開こうにもドレスも仕立ててもらえないし！
. / /: :／|: : : :| ヽ ＞ rt ＜ ７～==ぅ､: : : : : :＼
. / /::/ !: : : |! ＞ /^ヽf父7/ }} ＞- : : : : :＼ ＞::::＜
. ＿／:: : : :／ : : : :| /／ヽﾍ≪⌒)jj ＼ー- :ヽ {: : : : : }
／: : : : :: :／ l八: : |l 7 ﾉ /辷＿ ヽrぅ⌒7､ ゝ: : :/}
/:／￣￣ / |{ }: 八 〈 / ｛ }} ￣ ／rゥ イ ＼ ＞ｲ
.// ／⌒ ー- ､j| |: : : :ヽ ( くヽ 《 ／＼{ﾄイ/⌒): : ヽ |:.|
{ {＿_ (＿にヽ._r=ミ |! |: : : : : /{_ ＼ ＼ヽ ＜/⌒7 「//／ ＼: ＼ /:
.
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ー） （ー） ＼ それで書庫に、本の世界に逃げ込んだと。
| u ___´__ |
ヽ、 `ー '´ ／ いろいろあるものですね。
/⌒ヽ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
, - ―‐ー‐ - 、 ,､
／| ,／ -=､`ヽ `ヽ/_/
ヽ, Y" ,,. ｨ､ , ｨ ｎi ､__,） }､ _ ヽヽ
/Y ,. 〈! !`' ´!´!::!ヽ __,,ノ lト､ｨ 〉ヽ 〉
y'〉Y^Y: : l: : : l::::!::!: : :',: : : !l: : Y､,＊、
<´/､_|: : |: : l: : : |::::|::|: : :_|＿_ｌ|: : |.:| rﾍ ヽ
`'l_l'-!: : ! '''T二.!::::!└´‐'ー-ﾘ、 !.:|´ Ｖ
ﾞ'イ＾´!弋_フ:::::::::::弋__ﾌi : :`!.:| 世間的にはお貴族様だご令嬢だなんていってもね、
| : : ヽ ''' ､ ''' /: : : :l: !
!: : : : |丶 ,. 二 ィ'"!l.: : : :ヽ', 中身は所詮人間ですから。
/.: : : : :lｨ'´:lヽ＿ノ|:ヽ､! : : : :ヽ!
,/: : : : : : !|:.__Ｎ | リ:.:.:|ｌ.i: : : : : :ヽ
,､〈: : : : : : /-ｧ/ヾ ! ∧ヽ､!ヽ: : : : : :〉 , 、
〈、 ヾ,: : : :,/:.ﾟ:ヾ、:.ヽノ:.:.:.ヽ｡｡ﾟ;ゝ､_, -,'_'"__,!
＞'‐`i ´ｉ|:.:.:.:.:.:`>',,,. ‐''":.ﾟﾞﾟﾞﾟ§:.:.ト､二ｺ
, ､ ゝ‐'",!:.:.:!',:.:.:.:.:.:.li"｡:.:.:.:｡:.:.:.:.:.§:.:.ヽ,: : } ,. -┐
'‐- `ﾐｧｲ;.:.:.:.:.ﾍ:.:.:.:.:.l|,_--_、:.:.:.:.:.:§|:.:./`(´ー-r'
＜´,ｲ― ｧ'''"'7'''",.ニﾆっ`ｰrｰ- ､=､_,_,!`'ｰr'
ﾊ｀: ヽ:.:.i:.:.:.:.:| 0`ﾆニつ 0}:.:.:.:.:ヽ:.:./: : ,ｲ
.
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|| | | | | | ｒ, -‐'´:::::::::::::::::::::
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―――――| |-------------| | | | ||:::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::
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. | ｌ| | | ｌ| | | | ||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::
| l.| | l l | | | | ||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::
. | ｌ | | | ｌ | | | | ||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::
l l| | |＿＿＿＿＿＿＿| | | ||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::
========' l | |￣._..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、. | | ||:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::
l| |／ U ＼ | | ||_― ﾆニ二二
＿＿＿＿＿ , ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ | | |
――――. / '.,
. / u ￣￣￣ ￣￣ '. そのへんの是非は、
,' .l
. l U. （ 人 .） .l やるお たちにはどうこう言える資格そのものがないお。
'., ｀.┬‐ ´ ｀ ┬ ´ .,'
' , ￣￣￣￣ ／ 王女様とそれぞれの実家に、どう報告するんだお？
. ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く
. ／ ＼
. / ヽ
/. ', ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. / / i l ┃ ３人それぞれに、引き篭もりでしたしね！
l | | |. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| | | |
.
////// /( ﾉ }／ 丶
￣￣/ ＿＿ 人 ￣ ∧ │
／// ／￣￣＼＿_,/ ＼―/＞―＜ i |
//∥ ＿＿ { ―― ｝ <:￣￣:> r― ､＿__/ /
|//| / ／ : |: : : l＼＿_/: | :|: :＼＿/: : : :}/＿ヽ ／
/⌒V 厂／￣ : : : |: : : |: : |: : : : | :|: : :|: : : |: : : :|: : :|＼|
./ ／￣.: : : : : : : : : :|: : : |: : |: : : : | :|: : :|: : : |: : : :|: : :|_ノ
｛/ | : : : : : : : : : : : : |＼: |: : |: : : ∥:l : : |: : : | ／∥ :│
￣| : : : : : : : : : : : : |: : : ﾄ : Ｌ : :/|:./: : :|: : ／_」/: : : :|
: : : : : : |: : : : : : 芹气≧zx￣ ￣ｨf巧}¨》: : : : :|
/: : : : : : :| : : : : : :乂 {::じ:.:} {:J::l /: : : : :| そんなもの、
. /: : : : : : : :| : : : : : ∧ .乂_ソ 乂ｿ {: : : : :│
/: : : : : : : : :|: : : : : /:∧ ｀ 八: : : : | 「ラブラブでむかつきました」とでも伝えておくわよ。
. /: : : : : : : : : :|: : : : : :/.:∧ , - 、 /: : : : : :│
/: : : : : : : : : : :|: /: : : : :/ :ﾊ.､ / ） ..ｲ:.| : : : : : :│
: : : : : : : : : : : :Ｖ: /: : : : :/ :l ＞丶 _ イＶ: :|: l: : : : : : : |
: : : : : : : :＿＿ Ｖ.:/ : : : : : :|≧=- ＿/／ ∨￣|: : : : : : : |
: : : : :／ ∨/ : : : : : | // 爪∧ / |: : : : : : : |＼
＼ ' , ┼ // ,:'
/ ,:'
＼＼ ﾄ、 ,. '"´￣￣｀` ､ ,.へ、 .
＼ ／:::::ヽ／⌒ ⌒ヽイ:::::::::::｀＞ ／
∠、::::::::/ ／` | ./! ﾊ ｀Y´⌒´ ／／
｀ 、 ⌒7 / /-ｒ | / | ∧-､ | | ／
| / .ﾚ' __」_ﾚ' ﾚ' _ ∨|/ |
+ . | ﾊ | '´￣` ｧ＝=､! ./| ＋ いやー、ラブラブだなんてそんなあ。えへへぇ。
r‐､ _,./´!∨wx ,. - ,､ xw|.イ !. i
_人_ ヽ､_）.」 |./ ト､. | ｿ ,.ｲ |. | __ _人＿
｀Y´ ,ﾊ__｀ン!| |_,イ＞ｒ--r＜´_| / | /＼ ｀Y´
,..ﾍ〈 ゝ-イ|∨ |:::::| ヽ/ |::::ﾚ'ヽ! |／:::::::::＼ !
／:::::::`ゝ--イ､___,ﾊ::::ヽ/[]ヽ／::/ Y´::::::＼::::::::＼
＜:;＿／─-､./ , ｀|:::::::/ !:::::::::::|、 _＼r'´￣＼r─ヽ
| /| く::::::〈 |::::::::::::! >'´ 〉
.
＿＿＿,,＿,_,,._...、 ､､､､､､ --- ―――┐
| ｜ :. ::
| ＿＿＿＿ | ::
f´￣｀丶、 :: | ＿＿,,＿,_,,._..､､､､ | :
,Ｘ´￣｀丶 .: :. | '''' ""ﾞ ´´￣￣ | ::.::
. （ ＼_ ） .:: : : |.... ＿＿. ＿＿,,＿,_,,._..、､､ | :.::
`ｘ‐‐ ､￣ _,. -‐≧''´ ｀＞zx． |´｀""''' ―- ､
...... 〈 ヽ、_) .／ , ､ヽ_.ﾞ＿,,＿,_,, _、､､ | _,. -''´ヽ
..... ヽ、 . / /.| j ヽ｀¨ヽ､...,､､ -z- =-'、,. -''´:::::::::::::::::::＼
／' i ヽ_ ノ l ヽ__.ﾞ､､､､ ﾞ、:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.... ＿____ ./,rﾍ .,r へ､ ﾏ ＿二_￣ / ＿ l ﾞ、::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
.... l ;;ー二| ヽ_ ／=ハ ｀¨ーl ＼ ノ r/ l＜￣￣ 7 ﾞ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.. ヽ'r=/ ヽfi¨¨´ l,ｨ=lヽ.,_＿ｨ=rﾏ_ア¨ヽ､ ヾー〈 / |‐､ー' ､､ ﾞ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ノ／≧ｰ/ ヽ__ イ¨:j:: ｉ::::!|:::::::::::::|::i.l::::|:::::∠V_ヽ ヾi､＿＿j_ヽヽ ﾞ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
く ;;; ﾊヽ､ 」／‐‐ﾆｧ :i!::ﾊ:::l.|:::::::::: |l:| l:::li:: |:::::::l:: ＼ /|ヽ 〉. ― . ﾞ、:::::::::::::::::::::::::::::::_,. -
￣ .＼／ ´二:zl :l l::|_|::|.ｌ:::::::::::|.|:| |: !ｌ:::|:::::::|:::::::::￣¨ヾ ｲ ヽ. Vﾞ､ --――''`::::::::::::::::::_,. -''´
/ ¨ﾍ :: l::7ｱ| l::.ｌ.|::::::ｉ::j |/十rﾄ l:::::::i:::::::l:::::::::::::i::::l ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,. -''´
. / ./ヽr' _|ﾊj V= Ll ｌ:::::|:/ |rzij └i|::::::j:::::::j:::::::::.|::::::l_ノﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
rv-ｧ ,ｲ:i::|:ﾑ:::i i¨行司 ￣ ''¨忙巫j|:: /:::::,ｲ:::::::::::l::ｌ:::| 嫌味も通じないとか最低。
.. ,ｲ ,)/ /.j::l::|::::N::ｌ. 弋zﾂ , ﾏzシ/:/::::::./:j:::::::::::l::ｌ:::|
.... / | r ./ ｉ!::ｌ::|::::|::ヽiXXXXX XXXX/ｲ:::::::/::l::ｉ:::::::::|:::ｌ::|
.. | | ¨| ﾑ 」::ｌ:::!i:: |::: ﾊ､ ,. ､ ｿ:::::::::/ｉ::ｌ:::ｌ:::::::::::: l::l ……とまあ、外からのツッツキがあって初めて
. ,| .| .」 ﾑi |/: ﾊ:::|::::,|::i:＞x._ ﾞ ' ,. イ,/::::::::/:.|::l::::l:::::::::::::::ﾊ
../.| |└ﾑ i:」i!::j::ヽ:|:::ハ.L:． l::｀'t- ''´.／/::::::: /､_l::ｌ:::::l:::::::: ｌ::: ﾊ お義母様あての手紙がお父様の目に触れてね。
. l .l | |7.l ./:::::｀::| |¨¨≧z ｰ〈___rｱ≠:::::::ｲ:l ,. ¨¨ヾi!､:::::::|:::::l､;
. i! | { .|」j_/:::::::::,.| ,〉;;;;;;;;≧;/;;;;;/;;;;/::::::::/|::l´ ｀ヾ､::::lヾ
i! l ¨V:7:/:::::::::i! |L＿ .x;;ァｧr人;;/:::::::::j |l ﾌ ヽ
. l .ヽ .〉/::::::::::::ﾊ:i ／;;;;;ノ/l;;; У:::::::: l l j. ＼',
. Y ij::::::::::::j .l／;;;;;;;;/./ .l;;;/:::::::::::::i ___,.､ / |ヽ
. |」::::::::::::j ＼;; / ./| .ﾚ' ::::::::::: / _f- ヽ.r､ ノ '' ヾ;
. ﾘ_:::::::ノ i ヽ| ﾘ l |:::::::::::::::j. 〈 jﾄ ､ｰ ､ ＼
,ｲ､｀Y二 ﾌヽ /l¨ヽL ．､ノ三;7 .L i rﾍJﾍ ヽ
.
＿__{ ヽ: : : ／‐＼ ´￣｀Y´/´::::::ヽ: :V/ /// , / } |
＞ 斗ｰ '´ }:／;:::::/::::;＼＿＿_{ノ::{:::::::::|‘，}、'////////////
∠ ＿＿／/;:::|::!::l:::i:{::::|::::::１::!::::!::!::::::!:|::::＼＿ ∠二ニ=ﾐ／
{: : : : : : : :/;:{:::|::!::l:::l:|::::|:::::::川::::{ 1:::::{::!::.::::::::}!:::::::::::::＼: :└. ､
＼＿: : : |:l:ﾊ::l::|::j::从:::l:!:::::lｰ|::::|┤::::|::::.:::::::::|!:::::::::::::::::::Y⌒ ｰ}
r― |:|| i::l十:/川_」Lﾆ=└┘―┤.:::::::;:::l!:::::::: :::: :: ::!: : : ノ
{: : : |｣L斗匕厂 炸竿i'冖 !.::::::/./;:::: .: .: :: |- '
｀¨¨¨¨|:::Ⅵi芋ﾐ 寸丿 /.::::::/:|/:::: .: .:: :: |
| :::::乂ﾂ ￣,, ー-=:::｣;::::: .: .: :: | 「これ紙ジャン！？」って大騒ぎ。
└─}´,, . 从::::/.:: .: .: .: / |
|:. ｀ _ ／|{::::/.:: .: .: .: /::: ! ノーレッジの家としてはこれこそ本命、大本命。
|:个:.. ｀ﾆ´ ｡8／!／.:: .: .: .: /::::: |
r‐｛￣￣￣￣￣￣￣￣｝:爻o。｡o2 ／ ｲ...::: .: .: .: /:::::::: !
[_ ／ヽ///, (＼r 、／ ヾ/r ‐ ' ／..:::;:: .: .: .／ｰ､::::::l!
/ '⌒V//, (＼ ＼〉⌒ヽ Ⅵ､ /..:::／:::,:/:::. /´ Ⅵ:|!
. _{ ー⌒ iー --r (＼ゝ( ＼ヾ ∨::／:::／/:::::/ :′ l::::l!
/: } - ⌒7:ﾄ､ / .:::＼j__ ー.....、 V／:::／:::/:::::/ : |::::|!
. ｧi ,.- '"￣￣｀ ヽ, .r..､
/:::L,/: /: : : : : : : : : :i:ヽﾉ:::::ヽ
{r-､,/i: i: ;.l-ﾄ{ i:r-N-､:l´_:::::r-ヽ
ﾚl: l: {ｧ-N ﾘ ｧ-､l: f:.l
. l:.ﾊ;.lﾋ_j ﾋ_,ﾊ:.l: l わざわざ「紙」で送ったのに反応ないなーと思っていましたが、
kl:i: !､._ o _, ｲ: :/: l
/: :l:.l:.r ､x六/:rk: : : :l 私、思いっきり切り捨てられてましたかあ。ﾊﾊｯ
/r/: :l: :l .i:::Ｖ :/ 〉: : l
/ｨ: : :._;.Ｎ{ l;__;/ r .,__ _）｀ヽ
/_;::;ﾆ:彡"´l .!::/ {>'-::;_::::::_::::::ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. /´/ : :｀´: :.lﾉ.,__,.}{.,___,.}ヽﾘﾉ .｀´ ｀ヽ}. ┃ 一家の主が、手紙を確認しないとはそういうことです。
. f f: : : : :／:::::{___i}{i___}::::::V ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
__,,,,....,,,＿ _
,.ﾍ.__''"´ ､ .ﾄ｀＞）｀ヽ
く ＼|-─＜￣￣八 ｰ' ﾉ､ /＼
|＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜ ,ﾊ ／]
__ﾉ-‐へ/ / /|__ .! , ＼|‐ｧ'
. |＿＿／| ,' /´| __/| /! |__ | ヽ|
`! | | /‐ｒ‐‐ｒ└' !､」__ !｀| |'
| | .!/|､弋_,ﾘ |_lj |/ ,'
| | ⊂⊃ ' ⊂!__/ 製法……
| | | ∠ ] ,ﾊ ||
| | ト ､., ＿_,,.. イ ! !!.
| | |ヽ-､＼_|｀ヽ、| ||
| ∧ !7＼__/ﾑ /| ,'|
| |/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`! / .!
', | .,' [＞l]く]ﾊ }| ll |{ [＞l]く]
ヽ| .! ＼」 | {| |} | ﾊヽ!
`|, |、 }| ll |{ |__」 ヽ､__
＿＿/ |＿__{| |} ! / __｀ヽ.
-――- .
／∟,／ / ＼＞‐'＼
/ rv''７ ,| ｲ ! `ﾏ_,. ｎ〉
|/ / ｨく | !{ |＼_,. | | }ハ
/ . ﾃｧ=､|八 Ｋr;=ﾐｬ! | ｜
/ i i{ {:::ﾟﾉ }ﾉ {::::ﾟ八 i| |
{ﾊ ﾄ{ ー ー ﾊﾘ | ないです！
ﾄｉ. | ｰｔ缶ｧ‐' | i |
lハ|､ - | l |. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| l `ト ＿＿_,. イl ,' |. ┃ 「製法の譲渡を（ｒｙ」 「（するわけ）ないです！」
|/i { | ／l斉| ＼ / / |. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
__,,,.. -──- ､.,_
く ＼ｧ'"´ ,-─-､＿＿ ｀ヽ lヽ
l二＼ |ア´￣]-──ヽ.,__ ｀ヽﾄ _ﾝ }/｀∧
i´￣__ト─'"´::::/::::::::::::::::::｀ヽゝ,__,..ｲ.／ }
r'ヽ/:::::::::/:::::::::;'|;;;;;;/ |::::::::::::::::::::::｀ヽ｀「￣
{ 7::::::: |!:::::::::|.|､::/ _|:::::::,|.|ヽ:::::::|::::∨、 γＹ⌒ヽ
ｿ .|:::::::::::|l:::::::::f斤ｱT !;;;;;/|」-| |::::ﾊ:::}._」.... フゥ ( ﾉ ）
ヽ|:::::::::::||:::::::::| 弋_ﾘ fﾃｒ|/::::|./ ゝ、＿ノ
|:::::::::::||:::::::::|"" . 弋j };;;;;」
|:::::::::::||:::::::::| "| | | 当然よね。
|.:::::::::八:::::::ﾄ､ ´ 人! | ／）
|!::::::::::::,ﾊ:::::∨＞ ､.,__,,. イ::::::|| | ／ /、 というわけで、その２「出来るだけ値切って買い叩け」コース。
|l::::: ,ｲ |:::::::}＼ 「r ヽ |:::::::|!.| r/ ｀つﾊ
||::ア´￣｀!:::::ﾘﾄ-､ヽﾚﾍ 」:::::::| | ｒﾍ ノ-イ
!/ |::::/＼ }ム ﾊ. |:::::::| | /＼{＼＿||
; ／{]、 ∨ .}l{ ／ｱ三ミヽ、 ＼＿/
r' く__/_」_r-､| {l}／／ ＼Ｘ´,三三ヽ
ヽr‐ﾍ￣￣ ∨ ／／ ／／ ／
|￣ | ヽく∠＿/´! ／´ﾊ ／
. ' '､ -─／ | { ｀' //ト-- '
＿＿＿
／ ＼
／ ー ー ＼
／ （○） (○） ＼
| （__人__） | うわぁ、やる気ねえっていうレベル通り越してるお。
. ＼ |r┬-| ／
（ヽ、 `ー'´ /￣）ヽ
| ｀` ''| ヽ |
ゝ ノ ヽ ノ|
.
,.､ ,. . ―‐-ー―‐. .､ /｀ヽ
...... ,..::´:::::＼ ／: : : :＿: : : : :＿: : : :＼ ノ:::::::::::｀ｰ----ｧ
. '":::::::::::::::::::::ヽ､_/: : : ／: : : : : : : : : :＼: : : :'r:::::´::::::::::::::::::::::r一'´
..ﾞ-┐:::::::::::::::::::;:-/ : : / : : : : : : : : : : : : : ヽ : : 「 ヽ､__::::::::::::::::ヽ
. |:::::::∧:::::/ |: : :,':/i:.i: {:､: : : :i: i: : }: : : i: : :| |::::/＼:::::|
. |:::::/ V::| |: : |: ! |ィT´ﾄ､ : i!:T:7ｰ}: : |: : :', Ｖ ＼!
. {:::/ ヽ! !: : !: Vﾚリ､{ }ノⅥﾉﾙi : : !: : : }ゝ
´ |: : :＼iﾊｨ＝､ ィ＝､|: : :|: : : :| ないです。
|: : : : :ﾄﾊ"" ""/: :/: : : : !
ﾉｲ: : : :| : i＞ .,｀_´ ,.イ!: :/:.: : : : ! 羊皮紙よりは安くできるとしても、
| : : : |i!: 「￣｀'v'´ /:./ヽ: : : : :|
| : : /ﾘ!: |｀ヽｨi´｀ﾄ.i: :i:| V: : : | だからといって、破格の安物にありがたみは感じないでしょう？
|: : /ﾘﾉ: |::::::::V~V::|: :|:', V : : ',
| : ﾚ'/: /::::::::ﾊ: :/:::l: :l:::i. ﾉ : : :i.',
. ﾉ: //／|:::::::::::::V::::::l: :ヽ| | : : : |: ',
/: :/{:{:| .,'::::::::::::/:::::::::ヽ､_＞!: :!: :.!: :ヽ
. /: :/: | i:ﾚi:::::::::::::i:o:::::::::::::::::', !: :i: : | : :∧
. //: /!: :ゝ-'::::::::::::::|:o::::::::::::::::::ﾘ: /: :/:!:i: :∧
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ＼ というか、羊皮紙みたいには使えませんからね？
. ／ ／）（ー） （ー）u＼
| ／ .ｲ ' | 書き損じても削って再使用もできませんし、
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／
. | ≧ｼ' ＼ ペン先が引っかからないような紙はまだそんなに量産できないし。
／＼ ヽ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 水車動力によるスタンパーで、表面を叩きしめる加工をしたちょっと厚めの紙。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_ ― ￣￣ ― - _
／ ヽ
l ＿ ＼
_ ノ ー ＿― - ､ ⌒ヽ｀'､ ｀､
i - ￣ ´ ｲ￣ /; ｀ ―､」 ヽ､ ） } ヽ
|/ ∠-― ´ / ,' ／ |｀､ー‐'′ﾉ － } コアから聞いてない？
＿_<_ / / ＿_/_ ,' ／＿_|__ `‐一 ´､＿_ /
＼＿_＞! /!￣＿＿_,'／ ＿＿＿,,,, ／|＼ ｀ヽ、 日常で動かす書類用、普段使いの帳簿用に、
／ ,' /l￣「::::::::::7 |:::::::::::::ﾉ／ | ＼／
＼ / /.l ﾊ `―‐' `―‐'´ i . ｌ＼＿> 品質なんて２の次で“安い”紙が欲しいのよ。とにかく大量に。
Y / l ＿ | | ￣',
/ / ヽ i´ ｀i | | ',
/ / /⌒,| 茶） |/⌒ヽ. | | ',
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
/￣￣￣ヽ￣￣.＼ ＼
|￣￣￣￣￣￣￣| ＼
／￣￣＼
rヽ ／ ノ ＼ ＼
i ! | （●）（●） | ああ、帳簿はなあ。
r;r‐r/ | | （__人__） |
〈_L (｀ヽ .} | ｀ ⌒´ ﾉ 特に複式簿記なんて、紙が大量にあることが前提の様式だもんな。
l｀ （ ｀`/ . | }
ヽ l . ヽ }
|,. l /⌒ ー‐ ｨ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 伝票切って、それぞれの台帳に転記して、まとめて、計算して、まとめて……
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿ ,.ィ´￣￣￣ ｀ヽ、
,.ヘ ／⌒'ー-‐'" ヽrｰｧ
＿_≧:､ ＼ ＿ ＿ｎ、＿,∠⌒ヽ Ｙ′ l /
｛ ｢￣￣｀ヽ､`ｙ'⌒(こ}｀ヽ,ノて_ノ{⌒i) }ﾉi￣￣|.... ′／
ヽ∟=＝ｒ‐-ｎ{_,人,_,ﾉ⌒ｌ｢「 :| : :l＜,_,.ィ1^}r‐‐┘
>､,ィん'⌒r'⌒厶Ll_._:||_|_:_:|_:_:|_|_:};.んし'ﾌ
{´ くr～'|: :| . : | : :|__,.二≧､ ｨ≦ﾆ､l |`ｰ'
ヽ､ :Lnﾉ!: :| : : | : :｢ ﾋ'_,厂 ﾋ'ﾉ}/: !
ﾚ' i : :| : :l : :l , ｆ: : !
! : :l : :!: :|.、 ,､ ﾉ | フクシキボキ？
.' : :| : :l: :l ＞､ ／ : . |
.′.;_;:| :l: | {｀T´!:l : .; : l
/ｒ'⌒ｰ1: . l !｢^フく^＼l | : .i : i
./ .:〉～^1: . ヽ∨|｢0|iヽ | } : :i : . !
/ ;ノ i : : : .＼||.0|l lＮﾉ ,: :!.: : |
ｲ . .―: :￣￣: : : . .､ ＿＿＿
l | ／: : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ､:::::::::::￣:ヽ
ヾ＝' : : : : : : : : : :ｉ､: : : : : : ､ ∨∧:::::::::/⌒)
....―ニ ＞､ /: : : : : |: : : : : :| ヽ: : : : : 「 ／ ﾊ::::::〈
／::::::／ ∨/: : : : : |: : : : : :|⌒|: : : : : !:^Y |::::::/
. /:::::／ヽヘへ'｀ｲ/{: : : : ‐∧-: : : ﾘィてヽ: : : ': : ! |::::/
/::／ / |: : : : ｲてﾞ､: ::/ 弋_ソ| ｉ: :/: : | ∨
|/ ﾘ､: : : 代_ﾉ∨, ﾚレ: :i: :| ……帳簿の形式のひとつですわ、お姉さま。
|ヾ､八 ｖ フ ｲ: : : : :|: :|
_ l: : : |: :ｉ＞―_ｒ |､: : |: :|: :l ィ^.､
／ｲ､ /: : /: /⌒「:､ /M､ ヽｲ:: :|: :∨∧::::＼
／::/ ヾ／: ／: ｲ } |::∨{三}N::::|ヽ |: : :＼ ＼::::＼
／:::::/ ／: :／:／/ ﾘ |:::| ＼＼|::| ＼__ : :ヽ∧::::::＼
／::::::::/／: : :/:／: : :|､__/} /::::ヾ ∧ ヾ:.､ 〉､＼ : ∧:::::::::＼
.
__,,,,....,,,＿ _
,.ﾍ.__''"´ ､ .ﾄ｀＞）｀ヽ
く ＼|-─＜￣￣八 ｰ' ﾉ､ /＼
|＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜ ,ﾊ ／]
__ﾉ-‐へ/ / /|__ .! , ＼|‐ｧ'
. |＿＿／| ,' /´| __/| /! |__ | ヽ|
`! | | /‐ｒ‐‐ｒ└' !､」__ !｀| |'
| | .!/|､弋_,ﾘ |_lj |/ ,'
| | ⊂⊃ ' ⊂!__/ 教える……
| | | ∠ ] ,ﾊ ||
| | ト ､., ＿_,,.. イ ! !!.
| | |ヽ-､＼_|｀ヽ、| ||
| ∧ !7＼__/ﾑ /| ,'|
| |/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`! / .!
', | .,' [＞l]く]ﾊ }| ll |{ [＞l]く]
ヽ| .! ＼」 | {| |} | ﾊヽ!
`|, |、 }| ll |{ |__」 ヽ､__
＿＿/ |＿__{| |} ! / __｀ヽ.
-――- .
／∟,／ / ＼＞‐'＼
/ rv''７ ,| ｲ ! `ﾏ_,. ｎ〉
|/ / ｨく | !{ |＼_,. | | }ハ
/ . ﾃｧ=､|八 Ｋr;=ﾐｬ! | ｜
/ i i{ {:::ﾟﾉ }ﾉ {::::ﾟ八 i| |
{ﾊ ﾄ{ ー ー ﾊﾘ | ないです！
ﾄｉ. | ｰｔ缶ｧ‐' | i |
lハ|､ - | l |. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| l `ト ＿＿_,. イl ,' |. ┃ ほぼロハで習得していったマッキーという男がいるらしい。
|/i { | ／l斉| ＼ / / |. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ＜｀ヽ ﾊ
/ ） } !
, ,ｒ─‐ｧ ｀､.＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
i | / ＿ｒ─- ､/ヽ-‐ ` ー‐ イ ` ≫ ≪
|＿| /／ ＿＿ヽ_ イ` ､. ≪ 紙よりもっと秘匿したい技術ってことーー！？ ≫
＿_ __ | ／￣ ヽ／/: : : : : ヽ ＿ｊ | ∧≫ ≪
_＿＞ヽ ／7ヽ__/ /: : : : : / |:/ ／Λ＿_ノ:. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
＞''´ | .／ |: : : : : |: : : : i: / レ´ L＿＿ N＼＿＿:∧: : : : : : :i
ー― :i: : : : : | : : : |:/／￣￣ヽ ／￣ヽ ∨ヽ: : : : : : |
|: i: : : :i : : : / | /´￣｀iヾ ./´￣ヽヽ ∧: : : i＿」
|: l: : : :L ＿i | { ||| .| | ||| } |´ i: : : : :i:
|: l: : : : : : : i ヽ＿ ノ .ヽ＿ノ ´ .i: ノ＿ﾉ
|: l: : : : : : : | | 卜: : : | ＿|＿ ＼ | ヽ | |
|: l: : : : : : : ｌ し N＼＿＿＿＿ {: : : : l _|＿ | | | |
i: :i: : : : : : : | ／ N }: : : i ／ | ヽ | | | |
i: : l : : : : : : i ヽ/ i ／: : : : i. ＼ノ ノ ﾚ o o
ﾘ: : 人: : : : :ｿ ＼＼─＿＿＿＿＿ ／＼: : : : : : :ﾉ
/: : :[＞[ ].＜] ＼＼／_ __/／ ＼__: /
/: : : ／ﾊ: : : ﾍ 〉 Y ⌒ﾍ 〈i ＼ ]ー ,
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ 紙はハードで、簿記はソフトってことになるのか。
／ （__人＿,） ＼
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ | モノよりも考え方のほうがヤバイのであれば、そうなのかも？
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ
／ /
.
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ こう、すべてお金に換算して、
| （ ●） （●） | debit（借り） credit（信用）
＼ ___´___ / 内部的な割り振りと外向きに示す資金源に、取引を複数に分けて記録するんです。
/ `ー '´ ／
| ＼ ト、┃ ）） 金額に換算できないものは、メモとして記載するしかないのが弱点ですけどね。
|＼ ＼ /""""/
| ＼ ￣二⌒) /. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 外向きの信用は内部的には貸しとして、貸借対照と訳した明治人の凄み。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
（ゝ､.,__ _,,,... --─-- ､..,,_
＞ ´ ｀ ､
／:、 ／, '"´￣｀ヽ ´￣｀ ､ ＼ /＼
／:::::::::＼／ _ ＼ ヽ／:::::::::＼
/::::＿::::::::/ ／ ,ﾊ | ∨::::::::::::::::::ﾊ. ＼ /⌒ヽ
ﾚ'´ .! ｀7 / / ﾄ、 ,ﾊ ＿|, ﾚ' |´￣￣∨ ――フ ノ
| .,' | /|/￣｀'::＼ /`T´__ / ! | | !.. ／ |
ヽ! .|/::;＞─=､;::::ヽ/::::::ｧ─-＜| / | | ／⌒ヽ_ノ ○
| 、 |::/ /⌒ヽ :::::::::::::: ,'⌒ヽ ∨ / !
∨ヽ 八 弋_(ソ 弋_(ソ 八 ／ !
､─-＼ ∧ ` ｰ - 'ﾟ ,ﾊ├─ｧ 八 旦那さまあああああああ！
／:.、 ＼_ン__, ﾊ"" ' " "/_ｿ___ン ＼
/:::::::::::＼ ／/ 人 ｒー-っ u ,.ｲ | | , ヽ. ﾄ 、
::::::::::::::／.／ ／ /_,＞ ､., ￣ ,.イ/ /＞‐r-､/| ﾊ/::::::＼
:::::::::::/.／ ／/ /::::| |.｀Ｔァて´ | / ／|´:::::::| ＼ ／:::::::::::::::＼
::::::::::|/ ／／| /::::::| ＼ｒ┬ｔ ／/ ´ |::::::::::! `'＜:::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::|＼ / / ヽ|::::::::| ／ム＼. ,!:::::::::| ｀ヽ::::::::::::::::::::::::::＼
:::::／ヽ∧ｲ ／´￣ｿ、 ／ / ,ﾊ ＼. /:::::::::::|/ ｿ⌒ヽ:::::::::::::::::::::ヽ.
.
l /
＿＿＿＿ ′／
／ ＼
／ _ ノ ⌒ ＼ 先ほど やらないお も言いましたが、
/ （⌒） （⌒） ヽ
| __'___ | 複式簿記を使いだすと、紙がねえ、溶けるんですよ。
/ ￣｀ヽ { ﾉ /
. / / < そりゃもう盛大に溶けるんですよ。
l l ＼
l l l´￣￣￣￣ ヽ
人＿＿ﾉ ヽ ＿＿＿＿ ﾉ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣
／ ／/ .＼
／ ./.....l _,,.-､ .ィ ､ ヽ
/ , .-| ゝ,...-‐､二ニ=､_ .i､
人_ ／ ., .ゝ, ...,.フ:|: : : :| ∧:＞,
厂 ....／: : :./:.￣/: :./: :..:.:.|:.:.∧∨
∠二 .イ:i.:. :.:./: : :./: :./.: :. .:.ｨ.:./__i､|
〕 . //.: .:./: :.／:.／: :,: イ.／':.､...ﾘ
￣`//.: .:./:／/／ ィ.:.:i.:.:.|' / そして、その紙を供給できるのは……。
//.:. .:.'´: ｨ.':.!.: :.∧: l.:.∧ /
,.:'/.: : : :./,斗f七ﾆ=‐-､_.:.ﾍイ
／:/:.／.:.:/: :>=-‐‐‐...-/...{:､: ＼
／.: :.／/: :./: :/./ / ....i.....{.:.',.:.:∧
. ／.: :.／.:./: :./: :/...i / ...| ', :.'.:..:∧
. , . '.: : : : : : : :. :./:／ ..i . / ..i ∨:.' :.:∧
.. ／: : : : : : /.: : : ／/ ..／ ../ ＼'.,.: :.',
. ...／: : : ／: : ,=､-‐ '´／ /＿_,..､‐､.i .＼: : ,
／: : : ／.:. :.:./＼＞''´ ヽ! ,ゝ ..／: : i
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
_, _／ ヽ / /／,. -‐
￣｀＞=＝＜:.: ヽ 三ミ: : |
__, -ｰ-ミ､ ヾ ｜ / ｜ .: : : ｜
／ -=- ヽ ｌ ,' 彡':.| . .: : | ─|─ |＿ |＿ |＿ |＿
´￣:.三三二.:フﾞ ､:.:.::.:./ ヾ : .: | ￣|￣ l＿ l＿ .l＿ l＿
彡′ ヽ.:./=く￣ ヽ ＼ /
／ '' .:. .:＼,..､ ':, /
/ / .:. ヾ' ! ′
! / .:. ﾐ´ /
ヽ ＿＿＿＿＿_／l ヽ｀ / 覚えるためには、実際に使っている現場に入るのが一番……
ヽ｀〒＝＜´ / ＞- ､_,＼ | /
', | / / /__/ / ＞＼ l / そういえば、
Y´｀7´￣! 〉ヾ＿/ { ヽ_,ノ /
} / / / / ヽ／_ゝ─' / 事務方が人が足りないと悲鳴をあげていたなぁ。
| / / / / ／|／ /
＼ ゝ＝く__/ / ／／ ／
ヽ ＿＿｀ヽ:_／:. ／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿
／ノ ヽ_＼
／ （ー） （ー ）＼
／ ⌒ （__人__） ⌒ ＼ こらこら、静養に来た人を地獄に放り込むんじゃないお。
| ヽノ |
＼ .,､ |￣| ／ ﾎｰ
／ j '⌒t. | ＼
| ／ /￣ |
.
:::::::::::: / , ∧ i＼ ﾍ ::::::::::::::::::::::::
:::::::: / | / i i､ | ＼ i ﾍ :::::::::::::::::::
:::::::: ,_l,､ , | ,_i--､| |＼ |, ---､ .| λ ､ :::::::::::::::
,, - ｀`i ､ .|／/::::::::li/ ＼i /::::::i ヽ/ |ヽiヽ、:::::::::::::
_ , ,´ーi i i i:::::::::l |:::::::::i ｿ / ,、 ＼ :::::
´ N | ､ | ､:::::/ ､:::::/ ', /ヽi ` -､i :::::
::::::: | | N ￣ ￣ ', ::::::::::: ::::::: 地獄って、わかってるなら増員してくださいよぉ！
:::::::: i l | ﾉ :::::::::::::::::::::::::
:::::::: | ､ | ／i ::::::::::::::::::::::::::::
:::::::: | i ト _ ⊂⊃ ´ | ::::::::::::::::::::::::::::
:::::::: | i | イ､- ー､ ´ ∧ | ::::::::::::::::::::::::::::
:::::::: j i i／ | ＼ / ＼､ | / ::::::::::::::::::::::::::::::
＞―l 〉 } 〉-―┐
ヽ._,,,!--,r ' /_____ ヾー'_ノヽ ./―-､ソ
／ r'⌒Ｙ i'¨:::::::`i ￣＼ ＼,,,__,,>
ヾヽ、.ゝ { ヽ / イ:ヽ /l:::!
＼Y ヽ‐---‐' l ゝ、___,,,.} Y l/
/ | | | | ﾄ､ l | | |
/ | | ｰt― | ｰt-ヽ‐:ｔ | ./ | .l
,'. | |＿iﾔiﾃヾ､_____,-ｬt-i:ｧ!,＿|/ / .l
,'. l ゝ', ,,`ｰ′ ゞ='' / / / l
l l. ' , ″ , u '''/ / / l 技術は欲しい、命は惜しい。
l l ＞. ､ - , ィ~／. / l
l ヽ l-/ ヽ ｰ ' / .ゞ ./ l 家のためにそこまでする義理はないけど、好奇心が……
/ i |'ヽ ヽ._／ / |`ｰ､. l
,' /| | ｀／{ﾆ]＼/ l ヽ、 l
,' / | |／,ｲ |:::| |:/ / i ｌ
{ / | |. i':::| |:::| |' / l .l
/ / l lヽヾl |:::l/ / l l
.
f三j三j三j三j三j三j三
[iiiii][iiiii][iiiii][iiiii][iiiii][iiiii]
ニﾘニニニニニニニニニニニニニニニニﾘニ
＿＿＿ |:::| || |￣￣￣￣|
f{T¨T¨T} |:::| || |￣￣￣￣|
|￣￣￣| ||: : : : :|| . |:::| || .Fi ￣￣￣|
| | ￣￣￣ |:::| || .ﾉ八ﾞ￣￣￣|
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]
//////////////.＿＿＿＿ ///////////////////////////////////////////|
////////.ﾞ,..-''"´ "''-.、..ﾞ/￣￣￣￣￣￣￣￣￣∧/////._ //////////|
//////.ﾞ／ -―- -―- ＼ ∧////.! ＞､///////.|
////..／ ＼ ∧///.| ﾄ､」/////// |
///../ ＿ ＿ ', ===================}///.| l .!!////////|三三
三../ 〃￣ ヽ 〃￣ ヽ ',.三三 .|/| |三三.∨￣￣￣￣ ＼||三三三三二二二
二..l l l
―..| | .ここまできてくれるなら、とりあえず紙の卸売りならしますよ。
―..l lニニニl l
―..ヽ ヽ::::::::::ﾉ , ' 王都からなら、
－―..＼ ｀¨´ .／
＞―― ――＜ コッチじゃ手に入らない小麦やワインなど持ってくれば買い取りますし。
__.／:::::i ＼ ／ " !:::::::｀:､._
-''"´::/:::::::::::i /´;;｀ﾍ. i::::::::::::ﾍ;:.:::..`:..:::....、
:::::::::/::::::::::／! ∧;。;;。ﾍ iヘ:::::::／::::::::::::::::::::::｀:.:..､_
:::::::::::ヽ／:::::::i ／ ∨;;;/ ＼i::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:ヽ
:::::::::／::::::::::::::! /;;。;;'. !:::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,':;:::i
:::::::ﾍ::::::::::::::::::i ,';;。;。;;'. i:::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::i
::::::::::ヽ:::::::::::::::i ,';;;。;;;。;;', i:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::!
.
ゝ ｒ'ヽ {r } ヽ!/:i､)､_r=＝} !`tｫ'´￣i |
(⌒､j´｀ｰ':::::`ー':::::ｌ ヽ、__;ノ ├'`＼__/ ,'
＿ __＞'::;'_:/:::::i:::::ｌ!:::::;:ヽ、 _,ノ:`ｰ､) rｰ､ r､/
￣ /:;'::::::::「:7:T::ﾅ､‐::::`ー::ニ::＿::::::i::::`´`ヽｊ':｛）
,':/|::::::::::Vﾆ=;/-､:::';::::::ﾄ､!ヽ､:!:i!￣!:::::::::';:::l:::iー-‐'
i/ l:i::::l:::i:代ﾞr;j::j ヽ::':;::!ィ=t;-､::!::::::l::::::::::';::i:::l､
ー-‐i::!:::|:::l::'; ` `" ＼;i 'ｒ;ｊ;::ｿ^i::::::::::::::i::::i::ﾄ､:ヽ. 「妥協限界内なら仕入れてこいコース」ね。
.人!ヽNヽ;l//// ' //// ﾉ|/i:::::l::::|::::ｌ:i ヽ:::＼
＿..,,..-:':;;ﾉ:::::i::::i::::ﾄ、 -ｰ( . イ:::|:::::|::ﾉ､ﾉ::', ＼::ヽ ……フクシキボキは、ちょっと、考えさせて。
￣ /::::::::!::::l:;'::::i＞ .,. __ .,. '" , ｲ:::j/^':｀:;'::::::::ヽ ヽ;:｀ヽ
/:::::::::;':::::::!::::::|:j:_:; ,r‐!‐､ｰ '"/:::::;':::::::::Y ｀`ヽ､::＼ `ヽ:＼
／:::::::::/:::::::::l:::::::i´ /__.,lo人 /:::::/::::::::::::| '､:::ヽ ヽ:ヽ、
／:::::::/::/:::::::::ノ::::::::l ,';'くo<,;' ,:｀::::::::::::i::::::::;! i:::::::' ､ '､:ヽ
/:::::::::::/:::i:::::::::::::::::::::;:' /; /o」;;'./:::;:::::::::::l:::/::::! i l:::::::::::ヽ ';::l
/ !::::::::::::::::/:::::::::/ : : : : : : : : : : : : : : ヽ/:::ハ
|::::／⌒ ７:::::/ : : : : : : : : : : : : : : : : : Ｖ: : :
ﾚ' l:::〃: : : : : ﾊ: : : {:ヽ: : : : ヽ : l: : : | 姉さんに耐えられるのかな。
|/ ｌ: : : :i: : !__ヽ : ',: :',-―-:} : ! : : l
| : : :,|:'´l ＼ゝ } --､ﾊ: :! : : l それに、戦力としても０．１レンくらいでしょうから
ｌ: : /:l: : lｲ⌒j ´{ ﾉ'v;､',: : :l
ﾊ: :ｌ :l: : ｌ ゞ ' . ｀´ﾉ } }} '. : :' 教える手間考えると割に合わないかなーみたいな。
/ : ヾ: :l : :l､ "" ､-. "/ //ﾊ :', : ',
/: : : ;∠,! : l ＼ ／ ∠ ハ : ヽ
／: : :／ ヽ:l、 Y´ ／::::/￣ ヽ: : ＼
／ : : ／ 〉}ｰ -ﾊ-- ‐{::::::/ ＼: : ＼
／: : : : : { {/! ¨ }{ー -ヽ::{ 〉 : : :ヽ
／: : : : : : : : ヽ ri / ハー ´ }::ヽ ー- ／: : : : : : .
, : : : : : : : : : : ／: ｀V l / /´∧ ﾊ::::::7´ /: : : : : : : : : ,
/: : : : : : : : : ／: : : : : } l/ /- ー} }:::/ / : : : : : : : : : i
.
＿＿＿
／ ＼
／ ー':::::::::⌒＼
／ （ ○）:::::（○）＼ ０．１レンかあ。さすがに増員取り込みまでは欲張りすぎましたか。
| __´___ |
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
_,,.. -───- ､._ ／＼
,. ''"´ ｀ヽ ヾ' ､／-‐- '､
,:' ﾄ ､,__.ﾉ } ;' ':,
「｀ヽ{、 ＿＿、 , -─,ゝ.,_ _.ノ＿、 ﾉ─┐
}＿rア´r-、 ｀ヽ, -くァ'"´￣ ＼ ＞､--＜ヽ＿」
_／ , '"ヽ--‐'´ ヽ ', ; ヽ } }
} ｒ/ / / / ハ ', | イ| | ト､_ ＼ ﾉ ちょっと、酷い評価だというのはわかるわよ。
L__./; ; ; ; | | | | _」ﾆ、_」 |ヽ ｀￣｀ヽ
く._ヽ| |l |-┼l| | |＿|ｧ"ｿ ﾊ}| |! | |ト-､ _}
| |l |_j」ﾆl_ 」 乂_,ｿ.| | | |イ_ 早速各所にお手紙書いて御者に走ってもらって……
| |_,.ｲ ｿ ,ﾊ xx.|--イ__」 /´ _｀ヽ
| | |ヽ. 乂_ｿ , .| | | し'´/ }｀l、 ああ、アレインとレンの添え状ももらえる？
|＿ イlハxx | | | |／ ' ; }
| | ﾑ i ´ヽ '| | | / / それと直接の取引相手はハクライ商会になると思うから。
| | 人 ／ | | |´{ ＿/アヽ.,_
| | |｀ﾞTlァ=ｰ-r'' /| | | ヽ／ ヽ ｀7
| | | |__r /ｒ } / | | | r‐' {
| | ;/´ { }__アk'´￣| | K ＼ }_ _,}
| | } |/ く ム ゝ ', ; ヽ、 '´ ＼
'､＿_ ﾉ / / /}l|l{ ヽ. ∨ / ﾑ K´ ヽ
/:::::::::｀ﾞ''::....､{_////＼_」 }三{＜.,__]ﾊ ':,
/´ヽ;::::::::::::::::::::://7; ,',' /7 / ﾊ＼/ { ',
.
.:′: : : : : : : : : : : : : {: : : : : : : : : : :'; : : : : : : : : : : ヽヽ ヽゝ、
. /: /: : : : /: : : : : : : : /!: : : ＼＼: : :'; : : : : : : : : ハ i´. ヽ
／://: : : : : : : : : : : : : / lﾊ : : : : : ＼＼::'; : : : : : : ヽヽV 丶
／/:://: : : : /: : : : : :/ ; / .l V:､: : : : : : : :,、_,、: : : : : : . l ∨ /＼.＼
/V/:://: : /: /: : : : : :/ //＿ | ヾト､ヽ:__r｡_,°‐ヽ: : : : : : : lヾﾄ､ {///ヽ ヽ
./V/／/: : :' : ' : :j: : :, :匕/ l ヽ z|rvｰ‐'＜l: : : : : : : l : l: l!: ヽ/r ､/ﾊ ',
./／/ .|: : /: /: : / ／ :jﾚ＿ーヽ __＼: : : : l:＼: l : : : | : |: l!: | ｀′∨ﾊ l
.. // ./ |: :从l l : :|: : : : ≠不ヾヽ ´ｰz云≧ミ､: ヽ : : : ! : |: ヾj ∨:!.l
/' l j: /|| l:从:j: : : j《.i l､:::|l ´ irイ;:::lヾヽj : : : :| : .|: : l| ∨ |
| j l:/ |: jlﾊ: : : /ハ∨､ソj |､::ii::/ j 》: : : :lj : i:|: : l| .V.|
' j l' .| ﾊl l: : 从l. V__ノ / / / / | ｰ ﾞ /ｲ: : : : /: : /||: /l| V!
.| |:| l! !: :/l八.///// / , / / ｀`ー= ' / : : : /j : /: |!/ j
|:l j ﾊ: | !l: :ﾍ 、＿ ////////; : :/://: /: : '/ ′
|:l / l | !|: :ヾ丶 {´ ヽ ノ7 : /://: /: : : l
|:' .|:| ||: : :|: : :｀i ､ ー ' , イ': /: l /:/; : /: ! ノーレッジ家関連商家の中でも、
. l: 从: : |: : : :|: l,li:.. _ , ...::::::´,ﾑ:/:／: : l/ﾚ/: /: : |
. | /:} : |: : :厂/＼ ＿;:: ＜ ノ: : : : :/: :/: /: : : | とびっきりの守銭奴じゃないですかー！
. ／￣ |:ヽ: : :|￣￣厂ヽ＿__ /: : : ://z廴＿: : : :!
/ |: : ) : | 彡廴/ヾ ヽ/: : ://／ ヽ: :l
/ ﾊ : : : |r´::// ∧ヽ ./: : :///:: } ﾊ
. / /l:| : : : !i l./o/ {､ ∨ /: : ://i:}/ l: : ヽ
／′. ./:l:l:!: : : :l从| / ./ ヽ| /: : :/l:{:l:lj' j: :ﾄ､:ヽ
. , , ,.'l:l:l:l:|: : : :|j l l └ｰ ヾ: : :〃ljl:l／: :: .:::Vﾊ.ヽ:ヽ
/ : /l:l:l:l:l:ﾊ: : : | /o/ ／l:l:l:l|: : //l ／.: : ::: .:: ::Vﾊ .ヽ:ヽ
. { i:l:l:l:l:l:j:l!:|: : |' ,／／l:l:l:lj: //／. : : : : : Vﾊ ヽ:ヽ
. ヽ: :. l::. ﾊl:l:l:l:l:l:l:|:!: :jl／i:´:l:l:l:l:l:l:l://l{ . : : :Vﾊ ヽ:ヽ
┌─────────────────────────────────────┐
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iﾞ ﾟゝ ☆
! ｰ、 ・ ｡
ﾟ ﾟ . ヽ,, ｀ｰ-―ｧ
｀''--―'
☆ ☆
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. | r┬┐ | _､+''゛ ┐ L ＿ -/ | |
,.:::] |. ~~ _､+゛|｢~| ┐ L ＿ -ﾆ- ￣ ] | |
:::: ''゛ |. _､+゛: :. :.||__| L ＿ -ﾆ- ￣ Ｔ.｜ | ｜ | |
. | ､+゛: : : :..: :..|| ＿ -ﾆ- ￣ ! ｢ ｜ | ｜jI斗 | |
. |: : : : : : : : : :./ﾆ- ! ｢ | ｜jI斗ｬｾ''"´ .| |
,.:::] | '''゛ |.|| jI斗ｬｾ''"´ | |
:::: ''゛ | ｢ |.|| ＿＿＿＿＿＿| |
. | |. ｜＿＿＿---＝ニニニニニニニニrニニニニニニニニニニニh､
. | =――: ~:rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr┬┬┬┬┬ 冖ニニニニニニニニニニニニ}
. | : : --― .:. :.|l ┌……＝＝ ┓___ ___ | Τ: .:.:| : : :| |/ |
. |: : | | l: : :|| | |皿皿 |皿皿 | | l: : : :| : : :|､_____|/ |
.Ｌ: :, | l: : :|| | |皿皿 |皿皿 | | |: : :0|0 : :| |,,⊥,,|/|
. ￣ ┴-- =ﾆ __ |皿皿 |皿皿 | | |: : : :| : : :| |,,⊥,,|/|
ﾆﾆ=- ＿ ￣ ‐|r―ｭ 」r―ｭ | |｢"''i――i : : : : : :| |,,⊥,,|/| 二ニ＝-‐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- ＿ ´"'' 」=- ┘￣￣ ¨¨¨´
.
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:. | :.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.. : : | : : ..:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::.:.:.:... : : : .. _Ω_ .. : : : ...:.:.:.::::::::::::::::::::
:::::::::::::::.: : . . ...凸 . . . : :.:::::::::::::::::
:::::::::::.:.:. : . . : :. E三三ﾖ : : . : : .:.:.:::::::::::::
::::::::::.:.: : : : : :. E侍騎ﾖ : : : : : :.:.::::::::::::
:::::::::::.:.:. : : : : :. E三三ﾖ : : : : : .:.:.:::::::::::::
::::::::::::.:.:.: : . . . . : :.:.:.::::::::::::::
＿＿＿_ :::::::::::::::::::.:.:.:.. . . ..: :.. . . ..:.:.:.:::::::::::::::::::::
／ ＼
／ ノ ヽ､＼ 喫緊の事務方問題、筆写の手間軽減という方向でカーボン紙を思いつきましたが
／ （ ＝） （＝）＼
| _' | 会食会にかかっていたため、まだ手付かずです。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） | パチュ？パチェ？姉さん、案ずるより生むが易しな用件でよかっただろ。
| （__人／,〉.|
{ ´フ´ ./._ } コピー機は、感光ドラムもヒーターも、そもそもトナーなんて無理だしなあ。
ヽ .／,二ニソ}
_ヽ/ ,-― ､}ﾉ
／:;:{' ノｰﾍJ:;:;ヽ
／:;:;:;:;:;| _,イ{:;::;:;:;:;l:;:;}
/:;:;:;:;:;:;:;:;:＼＿/:;:;:;::;:;i:;/＼
{:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;／:;:;:;:;:;:;:;〈:;:;:;:;:＼
ﾍ:;:;:;:;:;:;:;:;／:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:＼:;／ヘ、
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ やるお は、簡易印刷って方向性でガリ版刷りを思い出したから、
| （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ < この２日でロウ紙を試作してみたお。
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／
＿＿＿ ━┓
／ ＼ ┏┛
／ ノ ' ー‐ ＼. ・
／ （●） （●） ヽ ガリ版刷りって、何？
| ' |
ヽ、 ‐‐-‐ ／
／ ＼
＿＿
／ノ ヽ＼
／ （─）（─）＼
| u （__人__） | 聞いたことがあるようなないような……
| ｀⌒ ´ |
| |
| |
ヽ /
ヽ /
／ ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ ﾄ ｨ ヽ. ┃ もともとの実年齢の差がこんなところで露呈しましたよ！
〈 | | 〉. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ／￣￣￣＼
. ／─ ─ ＼
/ （●） （●） ヽ
| （__人__） u. | えー……ガリ版知らないなんてあるのかお。
＼ ｀⌒ ´ __,／
. ／ ＼ これが、なるべく薄くて強い紙を溶かした蝋に浸してしみこませた、ロウ紙。
|￣￣￣￣￣Ｙ￣￣￣￣￣|
（,,) | (,,）
| | |
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__） えっ、トレーシングペーパーじゃないの？
.| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} |
/ { /
./ / / {
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ たしか、パラフィン紙もロウをしみこませた紙だったはず。
| ___'___ |
/ ∩ノ ⊃ ／ 透けて見えるから、トレースにもつかえそうですね。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
┌─────────────────────■ガリ版刷りの仕組み
│
│ （刷り込み圧力）
│ ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
│ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ インク
│ ￣|┃|￣￣￣￣￣|┃|￣|┃|￣￣￣￣|┃|￣ ロウ紙と穴（引っかき傷）
│ ＿|┃|＿＿＿＿＿|┃|＿|┃|＿＿＿＿|┃|＿
│ ▲ ▲ ▲ ▲ インク
│ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 紙
└──────────────────────────────┘
. ／￣￣￣＼ ｺｳﾔｯﾃ
. ／ ─ ─ ＼
/ （●） （●） ヽ このロウ紙を鉄筆、固いもので引っかくことで細かい穴をあけるんだお。
. | （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ __,／ そのうえでインクを刷り込めば、
／ ＼
＿/((┃))＿＿＿＿_＿i | 穴から染み出して、下に置いた紙に写りこむ、という仕組み。
.. ／ /ヽ,,⌒) ￣￣￣￣￣（,,ノ ＼
／ /＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. ＼
.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 鉄筆で引っかく際には下にヤスリ板を敷きましょう。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_________
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ なるほど、ロウがインクをブロックして、
／ （ ●） （●）＼
i ::::::* __´___ * .i ロウがはげ紙に開いた穴の部分だけを通過するわけですね。
ヽ、 `ー'´ ／
／ ＼
, --────-- ､
／ ＼
／ ＼
／ ＼
.／ ─── ──＼
/ ＼
｜ ／／:::::::::丶＼ :／／::::丶丶
.｜ ｜ {:::::::::::::::::| | ｜ {:::::::::::::| |
| ＼ヽ:::::::／ ／ ＼ヽ:::::::ﾉ／ え、なにコレ凄いじゃん。
.| ,／ | ＼
| ｜ ｜ ｜
| ｜ ｜ | ミスしてもよほど酷く破けてなければ、
.| ＼＿＿／＼＿＿／
|. ヽ , ─ 、 ノ ' ロウでパッチあててやりなおしもできそうだな。
.| /
| ）
丶 l
＼ )
.＼ /
ヽ ／
/ く
| ヽ
.
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三
三三三三三ニニニニニニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニニニニニニ三三三三三
三三三ニニニニニ＝ . .ィ ￣￣ヽ ＝＝＝＝――――――＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニ三三三
ニニニ＝＝＝＝＝ ／ .∧ . ――― ――――――――――＝＝＝＝＝ニニニ
――..＿_ ／ / ∧ ――――――
―――. ´ ./ .ｨ≦ﾆミ ―――
／ / ／ ｀ .
三ﾐ/ / ／ ＼
.≧_､ ./ .／ ./ ‘，
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{ 会食の片付け終わったのじゃ。
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y
.＼ / .ﾚ 八 ﾉ マウナは宿で待っているし、
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿▽イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼ 宵っ張りはほどほどに休まないと身体に毒じゃぞ。
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ
: : ://_ ｀¨ ´ .|:| ∧￣´
:／/ ヽ |:| / ∧
: :/ ∧ .ｨ:| {
:/ / ∧ / ﾘ .八
' / .ﾊ ./ | / .＼
}＿＿/ |／ }
| ./ .八 /
.
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:. | :.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.. : : | : : ..:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::.:.:.:... : : : .. _Ω_ .. : : : ...:.:.:.::::::::::::::::::::
:::::::::::::::.: : . . ...凸 . . . : :.:::::::::::::::::
:::::::::::.:.:. : . . : :. E三三ﾖ : : . : : .:.:.:::::::::::::
::::::::::.:.: : : : : :. E侍騎ﾖ : : : : : :.:.::::::::::::
:::::::::::.:.:. : : : : :. E三三ﾖ : : : : : .:.:.:::::::::::::
::::::::::::.:.:.: : . . . . : :.:.:.::::::::::::::
:::::::::::::::::::.:.:.:.. . . ..: :.. . . ..:.:.:.:::::::::::::::::::::
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ ユーミルさんも、ご令嬢を囲む会こと、
／ （⌒） （⌒） ＼
| __´___ | 組織として団長家としての顔合わせお疲れ様でした。
＼ `ー'´ ／
ノ ＼
＿＿＿＿＿＿_
／ ＼
__／ ＼
／. 、 | 俺だって夜まで仕事なんてしたくないんだがなあ、
|. ,(⌒(●)ヽ |
l ｌヽ )＞ lllllll ／ 現に事務方が一杯一杯で悲鳴あげてるのをどうにかしないと。
/ ヽ＼ `(__,(●) / ／
| ＼ ￣￣￣￣￣￣ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ガチムチの肉体労働から離れた分だけ、働ける体力が残ってしまっているのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────┐
│■平団員の１週間 ※出張や出向等特別任務中を除く .│
│ 日 安息日 │
│ 月～金 それぞれの割当仕事（工房なら工房） │
│ 土 全体労働の日。基本は農作業 │
└─────────┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 団員50人として、×４週の200人日/月くらいを使えるユーミルさん。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
，＜￣￣￣￣￣￣￣ ＞ ､
／ ＿＿＿ ＼
／ . ´ ｀＼=-= . ＼
_ .／ ／ ゜ ＞＼
__／ ≧=-/ ／ / ／ !. ヾ
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} / どこも人手不足なのじゃ。
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | -= 八_ イ { わしの見ている農耕関係でも、
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ イ .| -=≦!
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.| 週１の全体労働では追いつかなくなっておる。
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
: : : { {: : : :{ }: :.ﾊ Ｖ::!__ _ヾ_ｨ彡ﾊーイ
､: :八 ｀: : :ﾊ /: : : :} }Ｙ} ＞ ､ ∨}:. V
.
／￣￣￣＼
. ／ ＼
. ／ ― ー ＼ アキヒロたち４人、割当は馬丁だけど牧畜部門、ユーミルの組下だお。
| （●） （●） |
. ＼ （__人__） ／ 身体の問題で１人前としての仕事は期待できないとしても、それでなんとか。
. ノ ｀ ⌒´ ＼
／´ ヽ
. ＼ ./ ／ ＼
......＼ ヾ | ／ ／ ‘，
. ＼ .八 / ／ i ハ
... ＼ ＼ / / ／ .| | ∧
＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :
＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !
| { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|
.＼ 八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/
... ＼ ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ /
＼ /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦ 基礎研修初日の今日、わしも仕事内容の説明をした。
. ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣
＼ .／.Ｙ / V .| | .／
.. ≧z≦ .ｲ＿_ .∨ .! __ ィ 今年の開墾地、とりあえず牧草育ててるじゃろ？
.......)/ ＞――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ
..／／: : | ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_ その刈り取りに手が足りんのじゃ。
..../ : : : ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八
...′l: : : :| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ
..| Y: : :: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ }
..| : : : : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′
..| |: : : } .Ｖ: : :＼ ! ｀ヽ /
..| l: : : :. ': : : : :.＼ ハ＿＿ ./
..| : : : : :＼ .＼: : : : :.＼ Ｙ .{
.
／￣￣＼
r‐､ ／ _ノ ヽ､
| ＼ | （● ）（● )
ヽ ‘，| （__人__） 冬向けの飼料問題があるから遊ばせとくのもな。
. ＼ ‘| , ‐┐｀⌒´i
Λ ‘， / / } 俺達のサイレージ、どれくらいが成功してくれるかもわからないし。
. /―‐-､∨ / /
｢ｰ―-､〉 | ／
. /ー‐-､ | } ヽ
. | )=ｒ' |┘ ノ |
. / / / ./ / | ヽ ヽ .ﾊ ∨.∧ | | {
/ / . / ./ / !ヽ | .| ‘， .| | ∨-{ | ﾘ ﾊ
′ i|/ / / /l| |ハ .ﾄ | .|、 ! .| .ハ ! ./ }ー､
| l| / / / } / } |ﾊ ﾄ .| .|ﾊ | ! .l .ﾄ._ |/ ﾊ }-､
| | | / / /} /| / .l |斗!ﾊﾄ､ ! .| .ﾊ| | .| .| ﾘ＼ ｨ}ｲ_ ./ } .! }
| | | ﾊ /} ｲ-/ ﾚ ﾘ .ィ禾示ﾐ､l/ }} 八 .八
-=＜..| ﾄ { .| {..ｨz|/zミ､ ./ {しｲ::::} ﾘ 八./}/| / 失敗しても肥料なら無駄にはならぬが、
.ﾊ八 .|ﾊ ＼ .八 |ハ/;rfハ .Vハ::ﾘ /／Y/ .!./
一､. ＼ヾ-ヽ .{＼ ＼|{∨:しｲ:::} ヾｰ' ／}} |ﾊ-}'､ 干草だけでも冬を越せる用意はしておきたいのう。
＼ ＼. ＼＼.＼八 ヾ:::::ツ , 八 .!.､ ＼
＼ .＼{ﾊ ≧=ｚ- ｲ | |: :＼ :∨ / ./ 八 ／
＼ 八::} .V＞ ,､ .／::＼.八 .ゝ: : : : .V .／ ｲ ./ /
＼ ／´ ￣ | ∨|:::|.≧=- . _ イ:::} ＼:/ ./ /､: : } }＼ ／´ ./イ7_
＼ ./:/ .ｨ: | .Ｙ::::! ∨:::＞.，￣ /:::::::|／/ ./ { ヽ八 : : ＼ _彡 //
＼ /:/ /: : :八 ヾ::!. ＼::::::::::::≧´:::::::ﾘ .ｲ ｲ:::V: : } : : :}^ｰ: Y ／_
、 ｒノ:/ /: : / .＼ ＼ー―＼:::::::::::::::::::/ ーイzz.ｧV|: :/ ヽ{ / :}三ﾆ=-彡ー=ｧ{
..＼ .ハ/ /: : / { : /ヽ 八_ ≧=--- ' /ｲ _V|: : :} /: : :.|￣￣ .)/
／／ ＼: : :/ l: ﾊ |≧z_.(_ .ｨ Y: :.ﾊ ./ ヾ: } :八 /
ヾ/: / ／＼: / .ﾉ: V |ｲ( ィ- =ﾆ _ / .ﾄ : : / }: | /
.
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼ とりあえず雇用人足から40～50人日回せばいいですか？
| __´ _ |
＼ ￣ ／ 来年の耕作地１町歩より、この冬の飼料が優先ということで。
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
. ´￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ .
_ ／ ＼ー='.ヽ
.ハ＿/ヽ／ . =- ―- ‐ = =- . ＼彡ｲ__
/{.Y V / ／ ＼ ∨ .ハ
ﾄ{八.| .ゝ/ ／ ＼ ＼ ∨
.ﾉ ヾ ! / / ／ / .∧ ∨ .∨
| .八. ,′ ,′ / / ./ | .∧ ∨ .∨
／{ ／{′ .′ ,′/ ./ /{ ヽ .ハ .| |
.{ 八 ト{ ト､ { { l{ /ﾚ{ /{.ハ 八 .! i | .| |
∨. ＼ .八＼ ＼ .! ! ハ/≧|/､ l! ＼{ヾ|ヾ } .} 从 ｨ≦
＼_／ ＼{ .＼V八{ .ｲハ心 .ｨ禾心 ﾄ./ /}/､／
.ｨ==..ハ ＼ .／ .ヾ{ヾ ∨し' しｲリﾘ/ .ｲ / /二ﾆ彡 アキヒロたち次第ではあるが、
ゞ- / ＼ ≧≧={ {l＼ ´ , ｀¨ ./ ｲ/!-.イ ／
∨ ＼ ﾉ |込. ､ _ ´ｲ /|ﾄ､_二ﾆ=≦ 今週中に20人日ほど回してくれると助かるのじゃ。
.}＼ ≧=-=ﾆ_〈 .ﾄ､ .＞ . .. ＜二//l| ﾃ==≦´
Y. ＼ ／∨八 ＞ァ':＼.二-=≦ﾊ／/ .八--､＿＿_ わしはもう寝るが、あんまり無理はするなよ。
,ｨ≧､_.＼ ＞:.´{ /:.＼ ＼∧::::::::|::::::::::::／ ./ /: : ､ ∨＿＿
ヾ( ￣〃 .|ｲ:/ /:.＞ l ∨::::!::::::／〈／.／_ ./|ﾊ. ∨＿＿
{{ /: |:/ /: ((⌒Y ヾ-≦ ,.<／z〃/ .|:八} ` ＜ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
八 /: / ﾊ://ヾ ∧ ／ /.V |ヽ:/: :. : : ┃ 事務と違って融通しやすい分野です。
_〉 }: :l__{:＞===ミ∧＿＿イ≦ﾆﾐ､/ .! |__ﾊ: : :} :.... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
>´／／ ／ ／_＞/Y |=彡_.>ー‐ ､:./
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
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,.｡+''”: : : : : : :. | （ ● ） ( ● ) |
,.｡+''” : : : : : : : : : : : :レ‐┐ | | あっちもこっちも人手不足。
｡+'“: : : : : : : : : : : : : : :. ／/／ ﾉ （＿_人＿_) |
: : : : : : : : : : : : : : : : : :./| | _/ ⌒ / 組織の、仕事の拡大に追いついてないだろ。
/| | | } /
___／＼ヽ│ ＼ /
... _ ‐ ＼ ＼| ＼＿＿ ／＼
. ／ ＼ ＼ ＼___,,／ ＼
／ ／￣￣ ‘， ＼ ∨ ／ｌ|＼＿＿
／ ‘， ＼ |∧ / l| ＼
‘， ﾉ | ‘， / 八 ＼
‘,／/ | ∨ / ＼ ＼
.
＿＿＿_
／ ＼
. ／ ＿,ﾉ ⌒＼
ｌ^l^lｎ （●） （●） ＼ 人員規模にあわせると、残り３年ちょいでの90人体制に届くかどうか。
ヽ L ､ ｀ |
ゝ ﾉ ￣￣ ／ この時期の膨張圧力は前向きに捉えるべき事象ではあります。
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
／￣￣＼
／ _ノ:::::::＼
. | （ ー）（●) 単純労働だって、シタノ村他に人手借りてやりくりしてるわけで
| u （__人__)
|.:.:.:.:.: ｀ ⌒´ﾉ ものには限度ってもんもあるがな。
. |.:.:.:.:.:.:.: }
. ヽ.:.:.:.:.: } といって、自由民ならともかく農奴ってのは領主の私物だけに引き抜きもできん。
ヽ ノ
.／.:.:.:.:.: ヽ
|.:.:.:.:.:.:.:: |
| i l .|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 自由民だって、役付きとか職人とかだと簡単には足抜けさせてもらえませんが、理屈の上では「自由」。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ノ ヽ､＼ 農奴の次男三男の逃亡くらいなら、領主が目くじら立てて捜索するってことはないようですが
／ （ ●） （●）＼
| _' | ここじゃあ近すぎるからダメだそうですし、僕らだって匿えない。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | 秋からのイクサで手柄立てて……なんて話してましたね。
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ―＼
／ （ ●） （●） ＼ 結局人手が追いつかない分を、合理化、省力化、機械化で補っていくしかないお。
| （__人__） |
＼ ｀⌒ ´ ／ 牧草刈りが新たな議題に浮上したけど、秋の収穫だって控えているんだお。
/´⌒｀￣ ￣ ｀ 丶'
| ＿ﾞ＿ ､ ＼
ヽ イ´￣ / ヽて 〉
l / ｒ ヽ彡'
ヽ / ,ヽ ヽ _-‐､
,ィヽ / Ｙ ゝ‐-､ ──´ │
r_-ィ__ﾉ_ヽ､＿＿ﾉ＿_「＿＿＿ﾉ__＿_＿＿」
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （一） （一） ＼ 牧草なら麦の刈取りよりも雑でいいけど、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ でっかいカマを振り回すのの機械化って、回転ノコギリ？
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
., ──‐､
／ ＼
| _ノ ヽ
| （ ●) (●) いわゆる刈払機だな。
| （__人__） , -―ーっ
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣ ただありゃあ小型動力あっての形状だし、金属刃もネックだろ。
. ﾝ } |. |
／⌒ ノ .|, |
/ ﾉ _ィ ´ー‐ｨ' |
../ / r_＿＿__ ノ
/ / |i
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ
| （●） （●） | 芝刈り機の方向でよくない？ 手押し車式の。
＼ ∩（__人/777／
／ （丶＿//// ＼
.
＼ ＼. ＼__人__人__人__人__人__／ ／ ／
＼ ＼. ≫ ≪ ／ ／
＼ ＼. ≪ それだ！ ≫ ／ ／ _,...-
≫ ≪ ＿,.. -
- _ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
＿＿＿_ ＿＿＿＿
＿＿ ／⌒ ⌒＼. ￣￣
(ヽ三/) ）） ／（ ●） （●）＼ ＿＿＿＿
＿＿ ( i))) ｜:::::⌒（__人__）⌒::| . ￣￣￣
／⌒ ⌒＼ ＼ | ｢匸匸匚| '"|ィ' ＿＿＿
＿＿.. ／（ ●） （●）＼ ）. , ヘｰ‐- ､ l ｜ /＾''⌒| |
￣.／:::: ⌒ ___´__ ⌒:::＼.. -‐ノ .ヘー‐-ｨ ヽ !‐}_＿,..ﾉ ｜|..ﾞ＿＿
＿＿＿....| (⌒)|r┬-| | ''"/／ヽｰ､ ﾉヽ∧ `ｰ一'´ ／ |. ￣￣￣
,┌､-､!.~〈 `ー´/ ＿/. /／＾＼ ヾ-､ :| ﾊ ￣ ／ ﾉ |
| | | | __ヽ、 / ,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)ﾉ:l 'ｰｰ＜. / |
ﾚレ'､ﾉ‐´ ￣〉 |. / <＾_,.ｲ `r‐'ﾞ :::ヽ ＼ ｀丶､ |
｀ｰ---‐一'￣ ＼＿＿_,／| ! ::::::l、 ＼ ＼|.. ＼ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 動力は車輪からとるとして、
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 女手でも動かせるように幅は50cm程度で軽量化重点の……
r､／ ＼r 、
|:l1 l;l:|
/|｀ ｝ ｛ ´|ヽ
ノ `'ｿ ゝ' `ヽ、 . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/´ / ヽ、 ヽ ┃ ガリ版刷りともども「知っていたから」の やるお さんです。
＼. ｨ 个‐´. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼ ＋
ｍ ｎ _∩ ＊ ／ _ノ ヽ､_ ＼ ∩_ ｎ ｍ
⊂二⌒ __） | （⌒）（⌒） | （ _⌒二⊃
＼ ＼. |//（__人__）///| ＊／ ／
＼ ＼. ＋ | |r┬-| .| ／ ／ 刃は……ノコギリ風の、バリカン刃かな。
＼ ＼. | `ｰ―' |. ／ ／
＼ ＼. ヽ / ／ ／ 回転カマは効果半径全域が危ないが
＼ ＼ヽ ＿ ／ ／
＼ ￣` , '￣ ／ バリカンなら正面部分さえ注意していればすむ。
/ /
(ヽ三/) ））
,＿＿＿ ( i)))
／ ＼ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ ） バリカン刃は摩擦ロスが大きすぎかと。
／ （＞） （●）ヽ
| // ､__',_, // | =3 動力をとる車輪からの伝達機構が簡単なローター式の押し切り刃でどうです？
＼ ,／
⊂ヽ γ ヽ
i !ｌ ノ ﾉ !
⊂ｃノ´
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 刃を円筒形に沿って曲面加工するのは難易度鬼で論外だから直線刃だお？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ だと草をかむときの負荷が一気に掛かるお。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
r┐
iﾆ ﾆｌ []
（ {} | ｎ
ｰ'二ノ
∩
r_,ニヽ
| |
＿＿＿_. _ノノ
／ ＼ ´
／ ノ ヽ､＼
／ （ ＝） （＝）＼ 加工難易度ならバリカン刃も鬼とはいいませんが、ベリーハード？
| _' |
/ ∩ノ ⊃ ／ それに、手入が激辛で、砥ぐだけで１日くらい簡単に潰れちゃいます。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.／￣￣＼
_ノ ヽ,_ . ＼
（●）（● ） | 押し切りだと負荷の具合と下刃噛みあい調整が肝になりそうだが、
（__人__） |
ヽ｀⌒ ´ . | バリカン刃よりは加工も手入も簡単だな。
{ . i
ヽ ノ/ﾗi 消去法で直線刃の回転ローターで試作してみて様子見だろ。
. !く´ヽ`' ´ ┌'´ :{
ヽ } l /`ヽ､_
,. .:＜´' / _! ｀丶､_
γ´ ∨ i ` / ｀ヽ,
! i__. ∨| / .! i
. く二}.}. ∨ l i_､_ ﾉ
.
. _＿＿＿_
. ／ ⌒ ヽ_＼
. ／ ｡（ ―） （ ―） ﾌｧｰ
. ／ ⌒（__人__）⌒ ＼ ＿ノ⌒ じゃあ工作系だし草刈り機はやるおとウェルキンさんでやってみて、
. .l | ｌ^l^lｎ | ――、＿
. ＼ |r⊂ ﾉ／ ⌒丶、 どっちかってと塗り物なロウ原紙はできるおとエルネストでどうだお？
. ／ ｀ーゝ ﾉ ＼ 丶
／￣￣＼
／ ⌒ ＼
（ ●）（ ●） |
.（__人__） .| カーボン紙も研究続けてほしいだろ。
ｌ｀ ⌒´ |
{ | ガリ版刷りほどの枚数いらないときに使えるわけだし。
{ ＿ |
（ヽ、ヽ / ）|
| ｀`ー―‐'| ..ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （ー） ＼ じゃあそういうことで、今夜はここまでですね。
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ |
/ |
| ヽ, l |
.
. ／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（─）（─ ） |
～ （__人__） | ああ、今夜はここまでだろ。
～ |r┬-| |
|(＿ノ | 宿で待ってるマウナ、怒ってなきゃいいんだがなあ。
|_ ﾉ
ヽ ノ
/ ヽ
| ＼ |
| | ﾉ
( ヽ、
／.:.￣￣＿＿＼ ＼
／: : : <＿＿ ＼ ＼
／: : : ＿ <＿＿ ＼ ＼ ﾍ /⌒/
／: : : : ´ , ｀└--ﾐ ヽ、＼ - ＼ |
: : : : :／´ ｀ヽ 丶 - 〉
: : : :.（ ー‐ l ( ＼ ! 夜歩きは危ないから1人のときはこっち泊まれってくらいなもので。
: : : : ヽ_ ｀ _ノ ＼_ヽ {
: : : : : : ´"''" ' "''ﾍ > 、 代官館できたら機能移転で、やらないお とは立場が逆転しますよ。
: : : : : : . . ` ＼ ∠／ヽヘ
＼: : : : : : :. ⊂ﾆニつ ＼(⌒) ﾉ ＼
／ヽ: : : : : : : : : : : ヾ、 ／ ＼
／: : : :｀`ｰ- -‐'"´ ＼／ ＼┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
,'⌒ ゝ ﾊｧ ┃ 結局、家に帰らず２人でホテル・ロレンスに宿泊となりましたとさ。
ヽ＿ノ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三
三三三三三ニニニニニニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニニニニニニ三三三三三
三三三ニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝――――――＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニ三三三
ニニニ＝＝＝＝＝. ／￣ ￣＼.――――― ――――――――――＝＝＝＝＝ニニニ
―――....／ ＼ ――――――
―――. | | ―――
| |
| -ー" `ー- そんときゃ、いよいよ引っ越すか。
ｨli (ー) （ー）}ヽ
／/ ', ! l ｌ｀- , だがコッチも外との窓口として……んー、ま、寝よう。
／ l " ' , （_人_ ） / l ｀ - ..
／ / λ ＼ ⌒ ／," .l ｀.
／ {,.ノ ^ ', ｀ ｒ-_/" `!_,ｊ `;,
/ ` ヾ {二; ヾ / ,
/ ヽ } {k ', / l
../ Y ﾍ / ゝ `;, / l
..l l ヽi ヽ ｀ -y イ {
/ i l ＼ ｀`-- }
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
┌────────────────────────────┐
│■宗教（古代～中世的価値感） │
│ ここでいう宗教は道徳、法律、思想、教育、勉学等の基礎であり、.│
│ 社会として人をまとめるためのよりどころとなるもの。 │
└────────────────────────────┘
／ i| ヽ
/ i| i
,′ r'７ _＿＿＿_ｲ{ﾍｖ〈〉ﾂﾊ} ＿＿＿__ ﾄ､ ，
|/ 《,/ ＼＿＿(_ j| ／i＼ | i_)＿＿／ ∧》 |
,:ｲ / / / ⊆|Z《= =》キ{⊇ Ｔ ¨｀＼ |
／/：／′{ {｣＿｣＿|八｀＼j／ 八| / | j＿,} | |
. ／ ｛i ! ｊｉハ ｉ| /|二「うト ム斗≠寸｢ ∧ j | |
..... / く￣￣￣~{ﾄ 八,x 示ミメ人 ィリ示ミx.ﾄ 乂| !￣￣｀ ﾌ 政教分離は現代の価値観。
. { ＼ フ（イ| 《 ｛{::rJ）ﾊ /{（rJ::}｝ 》 i /｝く| !7⌒ ／
. ＼ ｀):| i人 ヽ`¨’ `¨´’ ′jﾊ/ヘ!と´ ／ ここでターゲットにしている10～11世紀では、
i:｀ヽ.| |ヘ＼{ j〉 ム r| イ|
l ! ト ｧ｀＼ /|マィ|j | ! 聖・俗の区別はあっても、
. ! :| |厂∧ _ ＿ //|//, || !.:
:l ! ///＼ （ 〉 イ､'/!/ |! : 政治と宗教とは分かちがたく隣り合う存在。
,'/〔 Ｌ ＞ ｀こ´ ＜ ｣ 〕/|, l i
i .: :i /|＿￣二≧_ _≦二￣＿|/|:: |
| .::i |! |〔￣ ｢ [￣ ￣］ ｝ ￣〕 }::: i |
j:. .;丿,人 i}/〉 | |三:三| | （〈 ﾘ::: | |
ノ::／ ;'（ }ム八._ | |…:…| | ∠＼ | |
￣￣￣￣￣ﾌへ｀⌒／／三=三＼＼ /｀⌒￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 十字軍のアレで教皇の権威が失墜するまでの、はっきり【聖＞俗】なパワーバランス期間でもあります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌─────────────────────────────────────┐
│■教会の権威（天国の鍵） │
│ バチカン（ローマ・カトリック）の紋章における右の金の鍵は天国における権威を示し、.. │
│ 左の銀の鍵は地上における教皇の霊的司牧権能を意味する。 │
│ │
│ ローマ・カトリックはペトロ（ペテロ）をローマ教皇初代とみなし、 │
│ ローマ司教が権威を継承したと主張する。 │
│ 正教会は初代５教会の総主教は皆上下なく等しく権威が与えられたとし、 │
│ 聖公会では（ｒｙ プロテスタント系では（ｒｙ │
└─────────────────────────────────────┘
. _＿ _ , ）
-‐=ﾆマ::::: ヘィ、
/ ＿_／ : :ﾊ ヽ ｝
.::.∠ﾆ/ ..:::.. }:|К〉 } ＼ つまりあれだ、「理屈と軟膏はどこへでもつく」。
,/.:::..￣7:::::::::ﾘ/i:::::|jﾉ Ｙ 人 〉
ﾘ /::i::.{::::::;ｲz‐| サﾒ、}ｔナ八j′
/i／__｣L{ /:!／=＝ =-トN ３人の主張は史実でいうプロテスタントより？
..::::.ﾟ .＜ ーﾍ {V iﾘ ＞ （屈辱） （根絶やし）
..:::／ ｡゜,/ ＞､_ソ〉 ｌｒ｢ カノッサはともかくアルビジョアされる前にどこかで妥協するスタイル。
ｲ／ /／:/ /::::ﾌ/| ￣ ﾊ }
／ 。ﾟ :/:::::/ /／彡ﾉ ｰ┬＜′/ 正しい正しくないなど、
（ i: 。/ ../::::/イ ／仆≦ ￣￣ｱ7i
.::／/ ∠ｭrﾍﾆｺ⌒ﾐく / / ||ｺ≦ｭ、 それこそ神様でもないとわからないので、この沼はここまで。
/ ／／厂￣＼＼＼_ へ_＿/ /乂ﾑノ_ } 》
/ .:／::::ハ::.. ＼＼ ／￣￣＼_ ,勹￣V ヽ
/ !|::::/ フ〉〈[ vノ Ｙ/
./!|;/ ／/L__||__ } i
/:::｛i ／ /（〔=Ｙﾆ〕 ..: !/
::::::::し 人/ﾌ∧く::::::... ／/:.. ｲ{
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「カノッサの屈辱」までは我慢するけど、軍事的に跳ね返せるなら英国国教会スタイルもありの３人。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌─────────────────────────┐
│■カーボン紙 │
│ 書類の間に挟み複写を行うために用いる感圧紙。 │
│ 1806年 イギリス、ラルフウェッジウッドが発明 .│
│ 1954年 アメリカ、NCR社がノーカーボン紙を発明 │
└─────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────────────┐
│■ガリ版刷り（謄写印刷） │
│ 原型はトーマス・エジソンが、1893年頃に開発したミメオグラフ（シカゴ万博出品）。 │
│ 近江商人・堀井新治郎がこれを日本に合うように改良し、1894年発明、発売。 │
│ ①パラフィン等を塗ったロウ原紙をやすりの上にのせ、鉄筆で文字や絵をかく（原紙を切る） │
│ ②ロウがけずれ落ちて細かい孔がたくさん開き、「透かし」となる │
│ ③固定枠に原紙を張り、原紙の上にインクを塗り、下に紙をおいて、上からローラーでぬりぬり .│
│ ④「透かし」部分の文字や絵の部分だけインクが通過し、印刷される │
└────────────────────────────────────────────┘
／ ヽ
/ ＼
′ ..::: Ｖ ，
i::... __／ , /∧ }》 }
| ｝ r'7 /__r=ィ≠|《 〉く ⊇|乂 i| 藁半紙（ザラ半紙）にガリ版刷りを知っているかいないか
|/ 《/ └ｦi/ |jヾｲ斗≦ﾔく ∧
,:ｲ 八 「ハ７Ｔ气ト jイう}^)ト⌒＞ 年代によってはっきり分かれるというが閑話休題。
／ | i | i|ィてミメ､. └ﾟ´ 儿,イ｢i|
｛′ ! 人| 八《 Ｌ｡ﾘ j〉 |! | ﾒ| 何千部も刷るのなら版木を彫るなり活字を組むなりだが
j ／ マ| { `¨´ 八∧jﾉ
∠__⌒ヽ| 人 _ -ｧ / |ﾘ! せいぜい数百でよいのなら圧倒的に使い勝手のいい技術である。
i ｀⌒Ｔ _|lヽ ｀ ´ ｲ| |i |
| i !| {f ￣ ≧z _ ィ〔i_从_儿| 【トレーシングペーパー】も派生品としてアリとしておこう。
|i |! | i }｝: : : 丁｢三ﾆ｢Ｋ￣: : : ヽ
＿ﾘ_｣| t┴＜: : : : | |三ﾆﾑト、: : : : : :＼
,√: : : : | |: : : : : : : / 仁＝ﾆマ 〉: : : : : : :》
/ ﾉ: : : : :.i| |: : : : : ／ノ ＼: : : : :｛
.
┌──────────────────────────────────────┐
│■草刈り機（モーア：Mower） │
│ 刈刃が回転するものをロータリーモーア、往復するものをレシプロモーアと大別する。 .│
│ 草刈機が登場するのは1830年、 │
│ イギリスでカーペットを刈るのに使われていたものを芝生刈りに転用したリールモア。 │
│ それ以前はいわゆるサイズ（大鎌）の刃を地面に沿って滑らせて刈る、 │
│ スタイルとしては現代の刈払機と似たようなもの。 │
└──────────────────────────────────────┘
-━-
.:::´ :::..、
/ :::... ...:::::::..
′ / ,: ト、:: :. ヽ ｀
i::.. 】 | i |《》ﾊ } i| 【:: i 作業スタイルが似ている現代の刈払機も結構疲れるが、
|::..i {rぅミﾒk jﾉィ芍ﾐｲi: |
z‐┴人ﾚ う:ｿ` う:ｿ｀i ト┴ｧ サイズは、鉄鋼の品質もあって作業時にも頻繁に研ぐのが普通。
i＞-、 ﾘ_,イ
|__|::::|i:. ｲ:i: ! リールモアは区分上ロータリーモーアで、幅およそ50センチ。
,ｍr 'し)＝个:. ｀=´ イ:::| |::.
fｕＪU _つ ﾊ├=≧≦=┤::! |:: i リール刃と下刃で挟んで刈る。
／r弋 ノヽ: :｣ﾑ 甘 i[〉ゞ少┴=-ｭ
i: 八: : ￣7: : : 厂￣ v ￣＼＼: : : : : :＼
｛/: : : :￣＾i ∨/ ＼ Ｙ⌒: : : |
{: : : : : : : : iﾆ＆)） ﾊj!: : : : : |
Ｌ: : : : ＿人∀√ V｝: : : : く
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 人力すらも使わない草刈機として、“（山羊や）羊の群れ”を用いる例もありますが、用途が違います。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_, -‐- 。
ｨ7_〉Ａく㍉;ﾟヽ、
｡ ﾟ ﾉvｔぇ ﾉぅjﾉフ }＼ およそ1/4馬力程度の人力では厳しいが
／ /介:､ - 爪いﾄ:、）
{（ { {.:i（{;;}≠｛`┴=ﾏ ＼ 畜力用モーアではバリカン式の刈刃を往復運動させる
ゝ､__i!;r^√ ⌒ヽＹ: :}＼ ＼ 丶、
ヽ｣7｛ ﾉ:. ｲ: ﾍ; ＼ ﾟ'::｡.. ）} レシプロモーアが1800年代後期に発達。
｛: :ﾊ::.､ /∧: :｝＼ヾﾟ＞-=メく
}: :ﾉ )ｦ三彡{ 〉:.:{ ）:..＼ ＼ ）＼__＿ 飼料問題はあるが畜力利用と機械化余地はまだ十分にあるな。
/: :}/┘ ⌒ミＹ､: :{__ :: ）｝ト、 ｀⌒`
「⌒/::{ゝ `く ﾆd〕＼;:人ｿj} ＼
p〕｛: :::i ヽ_／〉 〔乂_」ゝ〈＼_＿,､＼ﾟ'.。
L ハ: ::|l }ｲ しｭ_ﾉ ｀＼ ＾⌒ヽ ＼ヽ
└か、::|!. i| |:::| ＼ ヽ ﾟ'＼
‘;::i| | j:/ ＼ ﾊ｝ ｀
〉::） j // } ;ﾘ＼
{!ｿィﾉ，jﾑ /′ ｿ）
/::｢ ｛ﾊﾌ{
{:::| ｝ .::｝
{:::l } ....,'
{:::l i} .../
」::{__L,〈_
〈~∀７|!:｢
＞≠〉:|. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
（r=-、ﾍ}j〉.....┃ 実は馬さんの脚力は１馬力よりもずっと強く、サラブレッドは数十馬力が出せるとか。
＼ ）八i......┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ﾞ'=┘¨’
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌──────┐
│ │
│ │
│ │
└──────┘
┌────┐
│ │
│ │
└────┘
┌───┐
│ │
└───┘
.
＿|⌒|＿ ＿ ＿
|＿ ＿| ＿| |＿ ＿| |＿
＿| |__i-i_ |＿ ＿| |＿ ＿|
/ ＼ /。 o ＼ /。 o ＼
/ ⊂l l7 /＼ | ＼＿／ / ＼＿／ / あ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ _､.＼＿＿／ / / ￣ ￣ あ
／' |. [ ] [ _､+''゛ [ ┘ | |. あ
...／ | |. [ _､+''゛ ┐ ￣ | | . ・
. | r┬┐ | _､+''゛ ┐ L ＿ -/ | |......・
,.:::] |. ~~ _､+゛|｢~| ┐ L ＿ -ﾆ- ￣ ] | |. ・
:::: ''゛ |. _､+゛: :. :.||__| L ＿ -ﾆ- ￣ Ｔ.｜ | ｜ | |
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. |: : | | l: : :|| | |皿皿 |皿皿 | | l: : : :| : : :|､_____|/ |
.Ｌ: :, | l: : :|| | |皿皿 |皿皿 | | |: : :0|0 : :| |,,⊥,,|/|
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ﾆﾆ=- ＿ ￣ ‐|r―ｭ 」r―ｭ | |｢"''i――i : : : : : :| |,,⊥,,|/| 二ニ＝-‐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- ＿ ´"'' 」=- ┘￣￣ ¨¨¨´
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=--＿＿
ﾆﾆﾆニ＼ ＼ﾆﾆ＼ ＼ﾆﾆ＼ --＿＿ ＿ -ﾆ
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.
＼＼ ／fﾞﾍt､｀-､_
ヽ､;;;､＼ ＼〉 ／f~´ iﾞ;;'､';;t､｀'‐ ､
｀ ｰ ゝ ＼(z､ ｀｀ﾂr;;';;ゞz;;｀'‐ ､
__,. ---───‐‐‐┐ ｀'‐､ゞ､_ '´ `ﾞﾞ ゞﾈ'ﾞ‐ヾミｰ ､_
＼´､｀ﾞ`ゞヾミ''ゞ~＾`ｊi:| ｀ﾞ'-､ゞ ､ _,ノ;／／
`-- ─ｰ‐‐─‐--=! ｀ﾞ''-､ゞrt.;.ォ／／
_ r､__ ＿ r―ﾞ､／
/{ ＼人_人,_从人_人_人,_从,人／ .ヽヽ` ､ ／ｌ ∧ <＾´〉＾Y
/ 代. ヒョアーッハッハッハ！ .r‐┘ 、ヽ､_ l､: : : : lミ', )､ﾉ) }. ,
《ﾐ ､ ﾊ.. ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ﾍ ｀´￣`Yｰ' ) }＼｣｣､: : ∧: :＼_／ '､＿ﾉ_ . ／|
ヽ:i; } 人_ .ノ ヽ＼ﾉ._)＼: : ｀ｰ ､＿.., ‐'ﾞ ／
ソ.. :::::::::::::::::::::::::::::::::: 〉､ lﾍ ゝ-―＼: :ﾞ_,.. ‐´fじ''´
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. て三三ニﾆﾆﾆﾆﾆ=-ﾞノ ﾍ. ＼ /:.:＼:..ﾉ_,. -''´.ﾞ:｀ｰ
... -={ ..:::::::::::::::::::::::i:::::::::::＼::::::::::::::::::.. //ﾆﾆﾆﾆﾆア´. ＼--∧ :.:.:ﾞ´.ﾞ: : ＼: :＼｀ヽ
..≦ﾆﾆﾆ∧ /:::/:::::::i::::::::::::ﾄ､:::::::::::::＼:::::-=≦ﾆﾆﾆア¨”´.....､ .〉//∧ :.:.:.:＼: ＿_ ノ′...:＼
...￣￣〕ﾆﾆ=-′:::::::::/{::::::::::::l ヽ:::',::::::::::＼::::::::::::::::::::::::: ＼ {/////＼..´￣￣￣..、: :＼: :＼__ｰ
. /::/:::::l::{ ',::::::::::l'⌒}:::i:::::::::::::::::`ー‐‐‐‐ｧ::::::::::::::... ＼ {"´￣￣',＼ :.: /＼.....: : : =-
.. ／:::::{:::::::li⌒ ヽ:::::::l〃ぅ笊::::＞:::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::: ｀､ll ' ,/｀┬ -‐<ﾌ ￣
／:::::::::/}:::::::l ﾆ､ Ⅵ{ 乂ツ}::＼:::::::｀¨¨＼人_人,_从人_人_人,_从,人／.....',＿>、_ ﾍ
´￣￣ 7/}:ﾄ､:::..'⌒＾ , ´ }::::::::＼:::::::',:::::::ヒャーッハッハッハ！！:::::::...... __
{′:{/::＼:. v } }::::::::::ｌ::::V:::.／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ﾍ::::::::::::::.__ -‐=ﾆ=‐′
,′:::::个:... ｰ‐' ｲ }::::::::::l7::::Ⅵ }７´/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: -‐=ﾆﾆﾆﾆﾆア´..´ r'´｀ヽ
: l::::::::∧:::::｀::ア〉／”:::::::::::¨´ / {´/ / ｧ-､::::::::::-=≦⌒´-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆア´. {::::::::::::＼--―‐ｧ､
: l::::::: ゞ:::::/} /ヽ /l::::::::/ .′ ｝しじゝ'/ ヽﾆ=‐ ´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆア´:::::::::: {::::::::::::::::::ゝ-‐'" }
: l::::::{ / ﾆ}′::::〉.:::／{ { 〃 ′ Vﾊ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆア´::::::::::::::::::::. ﾉ―-､_:::::::::::::::::::::::/
:..l::ﾊ:. l ./ﾆ7}:::_/.／ニ∧ ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人／..///〉::::::::::::::::/
..‐‐‐- ____ l:{ ゝl Vニ7:::::::}ﾆﾆﾆﾆﾆ/.. ≫ ≪ ////:::::::::::::::/
.. ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{. ヾ / /ﾆﾆ{:::／ﾆﾆﾆﾆﾆ{. ≪ 事務業界の革命ですよこれはぁあああ！ ≫ . ／｀ﾞ'ー'′
.. ‐-=≦ﾆﾆﾆﾆ{ ／ﾆﾆﾆⅥﾆﾆﾆﾆﾆ∨／: :.≫ ≪ .／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 紙が溶け、紙が舞い、ついでにレンも踊りだす。今日も事務方は平和ですねえ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ /.| j ヽ｀¨ヽ､
／' i ヽ_ ノ l ヽ__
＿____ ./,rﾍ .,r へ､ ﾏ ＿二_￣ / ＿ l
l ;;ー二| ヽ_ ／=ハ ｀¨ーl ＼ ノ r/ l＜￣￣ 7
ヽ'r=/ ヽfi¨¨´ l,ｨ=lヽ.,_＿ｨ=rﾏ_ア¨ヽ､ ヾー〈 / |‐､ー'.... ｛ll｝rf(⌒}lk
ノ／≧ｰ/ ヽ__ イ¨:j:: ｉ::::!|:::::::::::::|::i.l::::|:::::∠V_ヽ ヾi､＿＿j_ヽヽ. {l} ヾl) ,ﾉｼ′
く ;;; ﾊヽ､ 」／‐‐ﾆｧ :i!::ﾊ:::l.|:::::::::: |l:| l:::li:: |:::::::l:: ＼ /|ヽ 〉.. .lj lj´
￣ .＼／ ´二:zl :l l::|_|::|.ｌ:::::::::::|.|:| |: !ｌ:::|:::::::|:::::::::￣¨ヾ ｲ ヽ. V Ｏ Ｏ
/ ¨ﾍ :: l::7ｱ| l::.ｌ.|::::::ｉ::j |/十rﾄ l:::::::i:::::::l:::::::::::::i::::l ｲ
./ ./ヽr' _|ﾊj V= Ll ｌ:::::|:/ |rzij └i|::::::j:::::::j:::::::::.|::::::l_ノ
rv-ｧ ,ｲ:i::|:ﾑ:::i i¨行司 ￣ ''¨忙巫j|:: /:::::,ｲ:::::::::::l::ｌ:::|
,ｲ ,)/ /.j::l::|::::N::ｌ. 弋zﾂ , ﾏzシ/:/::::::./:j:::::::::::l::ｌ:::| 奇声がするから来てみれば、
/ | r ./ ｉ!::ｌ::|::::|::ヽiXXXXX XXXX/ｲ:::::::/::l::ｉ:::::::::|:::ｌ::|
| | ¨| ﾑ 」::ｌ:::!i:: |::: ﾊ､ ,. ､ ｿ:::::::::/ｉ::ｌ:::ｌ:::::::::::: l::l これは一体何事よ！？
. ,| .| .」 ﾑi |/: ﾊ:::|::::,|::i:＞x._ ﾞ ' ,. イ,/::::::::/:.|::l::::l:::::::::::::::ﾊ
/.| |└ﾑ i:」i!::j::ヽ:|:::ハ.L:． l::｀'t- ''´.／/::::::: /､_l::ｌ:::::l:::::::: ｌ::: ﾊ
j .l .l | |7.l ./:::::｀::| |¨¨≧z ｰ〈___rｱ≠:::::::ｲ:l ,. ¨¨ヾi!､:::::::|:::::l､;
/ i! | { .|」j_/:::::::::,.| ,〉;;;;;;;;≧;/;;;;;/;;;;/::::::::/|::l´ ｀ヾ､::::lヾ
./ i! l ¨V:7:/:::::::::i! |L＿ .x;;ァｧr人;;/:::::::::j |l ﾌ ヽ
/ l .ヽ .〉/::::::::::::ﾊ:i ／;;;;;ノ/l;;; У:::::::: l l j. ＼',
./ .Y ij::::::::::::j .l／;;;;;;;;/./ .l;;;/:::::::::::::i ___,.､ / |ヽ
.| |」::::::::::::j ＼;; / ./| .ﾚ' ::::::::::: / _f- ヽ.r､ ノ '' ヾ;
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ あー、気にしないでください。
／ （ ー） （ー） ＼
| u ___´__ | それでユーミルさん、草刈機のテスト結果なんですが……
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
.
. ＼ .八 / ／ i ハ
. ＼ ＼ / / ／ .| | ∧
＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :
＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !
| { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|
. ＼ 八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/
. ＼ ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ /
＼ /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦
. ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣ もともとが１町歩あたり10人日として……
＼ .／.Ｙ / V .| | .／
≧z≦ .ｲ＿_ .∨ .! __ ィ ２人組で１日４反だから、1町歩あたりだと……５人日？
..... )/ ＞――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ
／／: : | ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_ 半分くらいになるのじゃ！
.. / : : : ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八
. ′l: : : :| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ
| Y: : :: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ }
| : : : : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′....┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| |: : : } .Ｖ: : :＼ ! ｀ヽ /. ┃ 干草あるいはサイレージ化の処置込みでの概算。
| l: : : :. ': : : : :.＼ ハ＿＿ ./.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
＿＿＿
／ ＼ ｷﾘｯ
／ ＼ , , ／＼ ｻｲｽﾞ
／ （●） （●） ＼. やるお も立ち会ったけど、１反くらいなら大鎌振り回すほうがはやくて、
| （__人__） |
＼ ` ⌒ ´ ,／. 草刈り機はペースが落ちないのが強かったお。
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ｀l￣ ┃ 下刃を何段かにわけてずらすことで負荷も分散。
. | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_ .／ ／ ゜ ＞＼
__／ ≧=-/ ／ / ／ !. ヾ
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} / ただ押すだけでよいのも嬉しいぞ、
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__ ｵﾅｺﾞ
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | ﾏ ﾌ 八_ イ { 慣れぬ女子がカマを振り回すのは危なっかしくてのう。
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ ー .イ .| -=≦!
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.| 集めて運んで踏みつけても、どうにか短縮できぬか。
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
: : : { {: : : :{ }: :.ﾊ Ｖ::!__ _ヾ_ｨ彡ﾊーイ
､: :八 ｀: : :ﾊ /: : : :} }Ｙ} ＞ ､ ∨}:. V
..＼: :ヽ Ｙ: : : /: : : :/ : }ﾊ ＼ ヾ!: :}.､
.Ｙ: }／´￣｀＼: : :／ .／::::|. ＼ ハ: .八＼
. ／￣￣￣ ＼
（ ／ ノ ヽ ＼ ` ､ 刈りつつ集めるコンバイン化は、
（ ﾞ''ｰ-- ／ （ー） （ー） .___,,..) )
ﾞ''ｰ-- | __´ _ | --‐''´ ……人力だし、複数の機能を突っ込むのは無理かなあ。
＼ ￣ ／
. ノ ＼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 熊手で集めて、フォークですくって、猫車や荷車で運んで、ふみふみ。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 機械化できそうなのは、ふみふみ？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 水車力でぎゅうぅっと圧縮はできますが、
／ （●） （●） ＼
| __´ _ | 運んで圧縮・運んで収納、隙間埋めるのにさらにふみふみ。
＼ ￣ ,／
r､ r､／ ヘ 工程増やすだけの効果はないでしょう。
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼. ｨ | | ┃ キューブ化しても積むときに隙間できちゃうからね。
| | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ノ{.ｲ′ ./ ‘， Y ＞､
. .／{ｲ .Ⅳ ,′ / / ヽ :. } / /.__
| ||| 〈 .| . ｲ / { ヽ .| | | .＞<_./ /ﾉ 八
.ｲﾉ |ゝ .≧=ﾐ| |' .| ﾚ} .ｲ ﾊ { ハ .| | |´_.／ ヽ / ／ .〉
/ .{八.八 ／ ＼__| | | / |/､ﾚ ヾ＼斗､!Ⅵ ﾊ/ /-{ .∧
..... .{ .八 ＼.ﾉ¨＼ .八 ∨ヾ!､＿_, ､＿_, }/.{/ｲ .ｲ 八 .／ ＼
... ∨ ＼ / ＞-＞-八 ￣ ￣ 从ハ=≦ .／
r.ｲ＼ /Y＼ _ゞl≧=- ' ｲ .|ノ __ ＿ イ__ノ 人日（作業時間）という意味では
|( / ≧=- ／´ ﾊ__＞ . ´｀ イノ .!: : : :＼
ヾ .八 ./:/ /: { ｀ヽ' .≧=≦／ ノ､ ヽ: ヽヽ 短縮どころか手間が増えるだけになりそうじゃの。
＼ /:/ /: :/≧=zミY｀¨´< ｒ≦ }: :} }: : :ヽ＼
≧=.ｲ: :{ { : { {:.{/、){__ )! 八: : | ヽ: : : } ∨=彡'
/ {: : :| 〉: | ヽヽ.ヽ⌒ヽ ／{ {: :八 .〉 : j 〉
' ´ ｀ ､
／ i/i i/ i|i ｜
／ / | / / |i ｜ ヽ
/ i/ / i| | i |i i|i ∧i i|i i| '
' ' i!i :｜ |｜i |i i|i / }i i|i i|i
|i i|i |i |; i|∧i ∧i /ﾚ ', | |i i|i i|
|i i|i |i |ヾ! }/ { ' -─＼| |i i|i i|
|i i|i |i | z＝=z ヾ! z=＝z| |i i|i i|
|i i|',i li i i| 乂ソ 乂ソ }/ /｜￣￣￣￣ 7 なかなかな、全てをラクにとはいかぬよな。
-ﾆニヾi| '; |i i| i ' / :/──┬‐ ´
｀ ヾi |ヽ ｀ , :/ :/| i|
}ヾi| ､ - }/ :/i !i |
ノi |i i ＼ ／{ /i i｜ i|
＿＿ ,-─‐ ﾉノi i }｀ ─ ´ |i |i |
／三三三三三＼ ､ r＝＝ヽ_r＝＝＝ヽi ＞ ─‐.┴ - ､
, 三三三三三三三 ヽ ＼三三三三三 ＞ ' ／三三三三三三ヽ
.
| .八. ,′ ,′ / / ./ | .∧ ∨ .∨
／{ ／{′ .′ ,′/ ./ /{ ヽ .ハ .| |
.{ 八 ト{ ト､ { { l{ /ﾚ{ /{.ハ 八 .! i | .| |
∨. ＼ .八＼ ＼ .! ! ハ/≧|/､ l! ＼{ヾ|ヾ } .} 从 ｨ≦
＼_／ ＼{ .＼V八{ .ｲハ心 .ｨ禾心 ﾄ./ /}/､／
.ｨ==..ハ ＼ .／ .ヾ{ヾ ∨し' しｲリﾘ/ .ｲ / /二 立場上、数字で見るクセがついてしまったが、
ゞ- / ＼ ≧≧={ {l＼ ´ , ｀¨ ./ ｲ/!-.イ
∨ ＼ ﾉ |込. ､ _ ´ｲ /|ﾄ､_二ﾆ= 女衆ではラクで安全になったことへの評価が高い。
.}＼ ≧=-=ﾆ_〈 .ﾄ､ .＞ . .. ＜二//l| ﾃ==≦
Y. ＼ ／∨八 ＞ァ':＼.二-=≦ﾊ／/ .八--､＿ 代表して礼を言うのじゃ。
,ｨ≧､_.＼ ＞:.´{ /:.＼ ＼∧::::::::|::::::::::::／ ./ /: : ､ ∨＿
ヾ( ￣〃 .|ｲ:/ /:.＞ l ∨::::!::::::／〈／.／_ ./|ﾊ. ∨＿＿
{{ /: |:/ /: ((⌒Y ヾ-≦ ,.<／z〃/ .|:八} ` ＜
八 /: / ﾊ://ヾ ∧ ／ /.V |ヽ:/: :. : :
_〉 }: :l__{:＞===ミ∧＿＿イ≦ﾆﾐ､/ .! |__ﾊ: : :} :
. トミk ｛ r‐'゛ 八______,.ノ⌒V } ； /
. | ヽ｛ __r‐‐く_/⌒¨¨~ ＼｛____人____,ノ ￣
. L __/￣У {__/￣ ｛ ＼､ト､ ＼＼ { ヽ
. { f'ﾞ / :{ j{ﾄ､ .斗f七て:＼) ＼_／
ヽ人__{ 斗f爪｢{＼)'ｰ斗fT=Fﾐ ′: ＼
. 〈_＿_j} ｛ jrf抒fT j.L..ﾉﾉ} :. '， え、だって、作業時間が半分になっているんでしょ？
. {レ＼}ｙ乂,ノ :. } i; ,
. i} ヽ ´ jl } ; なのに礼をいうのはソコぉ？
{i ] {:〉、 ｰ'フ {i { }
{i } ｛:::::〕ト _,. イ::::{i { } やだここ、何かおかしい。
. {i } ｛:j／￣}〈￣{￣｛i { ,′
. {i ,j ｝ ノ o〉 ＼人 :} /＼
. {i j′ :}アﾞ_,ノ´)トミ.,__ ヾ :} ' .,_
i} / ,.ｯ'´ /:::::::/ }:::::. ＼ :} :} 〕ﾆ=- .,_
. _,ノ∨ ,. :'゛/ ,:::::::::′ {:::::::, , j :{ r┐ ｢∨ア
___j｢ ,' /: : :/: : : /::::::::{. : : : :}::::::} ,} } ┌f :{ ‘， { }'ﾞ
. .,／{ ＼_j .': : : ': : : :,::::::::::::}: : : : }:::::厂＼ } :{ヽ,／｝ { ';:.ﾞ:, ,. } }
.
_. .-‐…‐-. . ._ ト､
_. -‐': : : : : : : : : : : : : :‐._ j三≧z
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.,ｨ三三三≧z
,.': : : : : : : : : : : : : ミ : : : : :,ｨ三三三三三≧=‐
∧ /: : :{: : : :ﾄ :_:_;,: :-‐-: : :.ヽ:fﾆ三三三ﾆ‐¨￣
/ﾆ/: : : : : : :､ヾ＼: :z : : Z: : : :}:.⌒ヾ:⌒¨:. ……ふう。
/ﾆ/:, : :, : :ﾄ_; :ヽゝ ィﾃえ卞ミ: :.i;'ﾍ: : : : : : :',
，ﾆ,'i i: : |:'´{ _ヽ､:.＼ ゞz::ｿ .ト: :!い}: : : : : : : ､ ﾄ､ 大丈夫、すぐに慣れます。慣れるものです。
‘ﾆ‐{:! !: : : : ﾁfかゝ､:.z ,,,,,,, }: : しｲ: : :. : : : : :.､ ｊﾆﾄ､
l{ l{ {: :从:∧ゞツ : : :j i: : : ::.. : : : : :.､/三ﾆ_ ｊﾆﾄ
! V: : ゝハ,,, ' _ ' ,': :,' i: : : ::... : : : : :/三三ﾆ_ ﾉ三ﾆ_
,': :/ /: :へ /: :'-‐‐i: : : :::... : : :,ｲ三三三ﾆ_ _ﾆ三三ﾆ_
/: / /: : : : :_:_:≧. ‐イ ／ ; : : : :.. :／三三三三ﾆ_ イ三三三三_
_， .: :/, ': : :／ ヾヽ//＞‐=ﾆ､: : : :.／三三三三三三V三三三三三ﾆ
r‐＜/{ { :彡''￣ Y//////∧: :._-ﾆ三三三三三三三Vﾆ三三三三三_
fﾆ¨ i㍉ /:/ ....... }////////_-ﾆ三三三三三三三三V三三三三三三_
〈 ､ ｌ /:/{ :::::.... j////f≦ﾆ三三三三三三三三三三V三三三三三三
从 ＿∨:/从 :::::...////////¨‐三三三三三三三三三三ﾄ三三三三三三
／///ゝ'。 ∨.: :/ミ ::::V/////////＞三三三三三三三三三i:.＼ﾆ三三三三
//////〉 。 _ ー､ {/仄¨‐=ﾆ ノ////////////7¨`⌒‐=三三三三三ﾆi: : ＼ﾆ三三三
//〈///∧/ ヽV/ r''爪////////////// .....:: ¨v三三三三三i: : : ﾐ¨`⌒ﾆ三
/≧ヾ///入 / ∧///////////////ｰv..:: ＼:`⌒=三三j＼: :｀. V
＞／|////∧ ∧///////////////: : :ﾍ. //＼: : :＼:V: : :ﾐ: : :＼
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ﾆﾆ〉-{＾〉-､ ﾊ.ﾞ___＞ ー…‐=ミ: } ￣＼/〉. vλｰ ,─/'､_‐_≧s|::|＿___二ﾆl || ｀＞「」─＜ _‐_ |__|::::|＿＿＿＿
ﾅﾅ＾ヽーrz'ｰリ‐.＞ー…‐-=ミ‐‐‐‐ｧ' / ＼... ,:ﾆ'''r‐‐w'´ ⊆⊆⊆ﾌ'＾ o .|| ／ゝ.||--､'" `ヽ､r｡‐'￣〉r‐‐' i´
〉r‐'{ﾊ＞ｰ＝彡 { ／ ／ ,ｲ... (_) ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ .,_ ﾊ广ｿ
'′... ⌒V´ 彡 ／ ／. : :.,ィ,∠} ＿ﾉﾉ:}| アキヒロたちは馬丁として迎え入れられた！ |.....⌒ヽ､
(,,）､. V＾＼/ｧ'. : : :,ｨ芍¨” {ツ' |.... {::::}＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ . ノヽ
__o〈ｲ:::〉-ミ.. {{⌒ ｱ: : : ／￣ ´ ‘， .|.' ﾙ'＾'ーV￣|／￣￣ | ＼≧s｡.,_ ／ || ｀～､、: : : :＼_＼-''" ／
/oハ }_ﾉ }. 乂,ｱ: : :／ >. ｀´ ヽ _ｿ＿ C' .| |＾ =- ￣二ﾆ=-:||--─＝弋:_:_: : :＼-= '
rtｰｰﾘ:::}--v()ﾉ... / ７: :／-ミ , -ｧ,′. {_{. _x「::ﾊ=＝|C |::::::::::| ￣¨¨¨ || ¨¨¨¨¨￣ ￣￣
リ-､ 〈:_}_ノ {＿＿__/ /／............`ヽ､ ∠ ｨﾞ ′ ___ ／| イ::::{| ,イ::ﾊ |::::::::::|^Y .|| _ -=
└..,. ／ ￣＼..........................＼ ﾞﾞ__∧ﾞ"￣_ﾉ--ミs｡'┘升 | |´j::ｸｭ`'＜ノ`'ヽ ｡oK||＿ ＿ -=ﾆ¨ _ - ¨
ヽ..... ／ .... ＼................. ＼...|∧..￣,､‐'":::::＞-ミs｡└ﾞ |:::| | ～ｨ:_:::リx㌻jI-=ミ_￣￣:_:_:_ -=ﾆ¨
{::{‐‐.{... ........... ＼..... ＼....〉ﾞ´__,､-‐'":_､‐'´｀ヽﾐs｡￣┘ {: | |:| ｨくく‐ｧｬ:｡￣ ,‐(::)-､
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. 三≧s｡ ＼....}......... / .: ＿|＼＿＿＿ ゝ--ﾉﾉ｡'":::::::／::::::::::|:{ ｀¨´/｀´ヽ しﾍ〈| 广¨Y｡〉'´ }
三三三三＼ ヽ}........./ /.:... ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
...三/７三三ﾊ ..:::}......./ /.: | 腕が１本２本なくても、食っていけるだけの仕事はあるといっている。 |
.ﾌ'7 /ミ三ｱ::::|＿＿....:::j....../／::. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
......:∧/ム':::::::| ...../...／::::::... }::::::::::}
....:∧∨:::|::: :: | ..::::/／＼::::::::::. ,::::::::::: |
.ﾞ:∧∨l:: |::: :: |....:::::／:::::::::::::＼::::::::.... /::::::::::: :|
.
＿__､､_
_＞ ｀ ヽ ﾊ ＞～～､、
ﾝ ＜ ｀ヾ }ヽ /} 〈ノ',: { :{ : ﾊ
< ┌.-.-､､‐''''` ､ 〈: :人ゝゝ': }!
. ∠ ／ｱ, ''"_,,､､､､､ノ ＼＿: :ー:∨ / 俺達の大将は俺達を使い捨てない！
ﾍ ／ィ´ｰﾟ'`'' ,ヵ '，: : :∨ /
〈ﾊl｣ : : : : : : :〉} ', : : : ∨ / 最後まで面倒を見てくれる！
ゝ:l: : :`ｰ - /､､ r}: : : : :∨
... ＞'''"´￣|: }ｈ､: : :¨ :/ 〃 ＿ { ￣ ―｀Y むしろ怪我すりゃ楽隠居まであるぞおらぁ！
. ﾏ 〈::::|:_:_,,:､＞z彡.〃''´ ／ヽ＿_／ヽ､. {
. ＞ ﾏ ｢::::::::::::::::::::::/ 〃 / ／／ ハ ｀''＜＿ノ
..../´{ ㍉ 〉::::::::::::::::::/／ / ／ ／ ',
__{ . {. ∨::::::::::::::::::/￣ 丶 | { ,, イ
...... l ／ l}:::::::::::::::::/ ／ ヾ､ ／ゝ ＿ ‐ ''´
....ヾ V／ヽ ﾊ:::::::::::::::::|. ／―‐┐ヽ _,､＜´
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
,r=ヽ、 r';;;:;:;;:::;;;;;;;;;;;;ヽ、
j｡ ｡ﾞLﾞi rﾆ二`ヽ. Y",,..、ｰt;;;;;;;;;;;）
r-=、 l≦ ﾉ6)＿ l_,.､ヾ;r､ﾞt lｦ '・= ）rテ-┴- ､
｀ﾞゝヽ、`ｰ! ﾉ::::::｀ヽ､ L､ﾟﾞ tﾉ`ｿﾞ`ｰ ﾞiｰ' ,r"彡彡三ﾐミ｀ヽ.
にｰ `ヾヽ'":::::::::::: ｨ"^ﾞiﾌ _,,ﾉ , ﾞtﾌ ﾞゞ''"´ ﾞifrﾐソﾍ,
,.、 ｀~iヽ､. ｀~`''"´ ﾞt （,,￣, frﾉ ゝ-‐,i ,,.,...、 ヾミく::::::l
ゝヽ、__l::::ヽ｀iー- '''"´ﾞi, ヽ ヽ,/ / lｦ ｪ｡､ 〉:,r-､::ﾘ
┃ ┃ ┃.....ヽ､_ﾉｰ‐ﾃ-/ i / ,, 、 '"fっ)ﾉ::l
... ┏━━ ┃ ┃ ┃..ゝ、'″ ／,/｀ヽl : :`i- ､ヽ ,.:ﾞ''" )'^`''ｰ-
┃ ━━━━ ┛ ┛ )ゝ^),ノ>''" ,:ｲ`i /i､ヲﾞi .:" ,,. /;;;;;;;;;;;;;;
. ┃ ,╋ ,╋ ,╋ ,╋ ,╋ ,╋ ┛ ┛ .ノ,ノ ／ ／:ﾄ-"ﾉﾞi ,,.:ｨ'" /;;;;;;;;;;;;;;;;;
. l ハ. l l;;;;i _,,.:イ / ／ ,ﾚ''";;;;｀ﾞﾞ" ヽ_,,ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
人 ヾﾆﾞi ヽ.l yt,;ヽ ﾞv'′ ,:ｨ" /;;;;;;;;;;;;;;r-'"´｀i,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
r'"::::ゝ､_ﾉ ﾞi_,/ l ヽ ﾞ':く´ _,,.〃_;;;;;;;;;;;;f´' ll;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
｀￣´ ／ l ヽ ヾ"／ ｀ﾞ''ーハ. l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
／ l ﾞt `' ／^t;＼ ,,.ゝ;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;
.
/ / / ／ / / ﾍ
. { /| { ／ ／//〃Y }
∨ |ー─‐＝≦ // / .} j
∨:. ＞'´ ／_彡//, -ﾊ ﾊ
ハー‐‐'ﾞ-云=-//-=ﾁ小
)/ ＼ 〈 // 〈 ハ
|＼小＼〉ｰ=彡 ノ / 別に契約が終わったら、皆で移住でもいいんだけどなあ。
j//ミh｡ゝ ｰ=ァ/〉
x＜//////ミh〕ix､__,ｨiト
｡oSﾟ:::::::::::::＼///////｀YY/ﾘ::::::
... ｡o≦⌒＼::::::::::::::::::::＼//////||.|'/:::::::::::::::
... ´ ＼::::::::::::::::::::｀`ー‐‐ﾘﾉ:::::::::::::::::::
＼:::::::::::::::::::::::::::/ ＼＼::::::::::::
. ／ ＼::::::::::::::::／ ＼＼／
...､ ／ ＼:::／ ＼＼
乂ー ､}＼}＼
ヽ￣` ` ヽ}'，
､-` ､ ､ ', /}
ミ ､'､ヽﾊ ﾊ /,
/ , =ﾐ ヽ,.､ V }―ｧ-
' ／/ /ｧ:} } _ミ >: : ヾ/ ,.ｲ_
/ _,,､ｲし':/ィ :_,,＞'''"´ ヽ‐'⌒
／''´ : : : /: :,イ-―ｧ―､､,,＿〉
,ｨ::::＼: : : : :l:ﾍ: : : : : : :`ｌﾆ:､ヽ:) 今はそういうことを言う時期じゃないでしょう。
_＿＿,,ィﾆﾆヽ::::::＼: : l: :ﾍ: : :<＾ゝｰ┘:〉′
ニニニニニニニニ=ﾑ:::::::::＼: : ∧: :,ｨ´: : :／ 生きるか死ぬかの戦いの最中で命を惜しんだら死んじまう。
ニニニニニニニニ二ﾑ:::::::::/孑:::〉ゝ': : :イ_
ニニニニニニニニニﾆﾑ:::∧}:}::/ﾆ｢ｰ''~:::::::｣ﾄ､
ニニニ二ニニニニ二二ﾑ､ V{ |={ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ',
.
. 、, ,
- o - __ .... ---- __ -- __
. ) .／:i:i:i＼:i:i:i:i:i:i:i／:i:i:i:i:i:＼:i:i:丶
. （ /:i:i:i:i:i:i:>:i:i:i:i:i／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:V:i:i:i:＼
/i:i:i/''⌒㍉彡´""""⌒＼:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i丶
':i:i:/ .: . : :V:i:i:i:|＼i:i:i:i:i:i:i::
ﾉi:i:/ ノ . :}:i:i:Vi:i:i:i＼i:i:i:ｉ:ｉ:}
i:i:i:' --～ヘ 〈`ー --～: . -:|:i:i:{i:i＼i:i:i:丶i:i:ｉ}
j:i:i{ x===ミ} ノ :.r＝==ﾐx : :|:i:i:{i:i:i:i:iヽ:i:i:i:i:i:i}
/￣〉 ノ |:i:i:{i:i:i>‐ミ＼:i:V
| : 「:.. |:i:i:{:i/ ⌒Y:i:i:ｉ:} とにかく士気の高いのはいいことだ。
L __{ ::::::... |:i:i:{/{ }::}:i:i:i:ｉ{
|i:i:i(j |:i:i:{ノ. . ::Vﾊ:i:ｉ:ｉ| うん、いいことだ。
|:i:i:iﾊ <ﾆ二二二7 |:i:i:{___ ／:i:i∧:i:|
|:i:i:i:∧ V.:.:.:.:.:.:.:.:/ |:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧} はーっはっは。
八i:i/i:∧ `ｰ＿／ {i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
':i:i:i/i:i:i:i圦 イ {:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:'，
/i:i:i:/i:i:i:i:i:i:个: . __ ィi〔: : :_八:i:i:i:i:i:i:､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
:i:i:i:i:i:r＜ ￣-=ﾆ}: : : :___ -=ニニ＼:i:i:i:i:i＼i:i:i:i:i:i:i}
{:i:i:i:i:i:|ﾆニ=-----=ﾆニニニニニニﾆ>､i:i:i:i:i:＼i:i:ｉﾉ
.. __ ---=ﾆニ|:i:i:i:i:|ﾊ 〈ﾆニニ「 : : : : : : : : : : : : : : : :.＼i:i:i:i:i:i:i＞ ´ ￣￣
. ´//／ ／::|:i:i:i:i:|/} __}ﾆニﾆ∧ : : . . . . . : : : : : : :＞-／
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l三三＾'ｰ-:､、;:;:;:;:j::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:-‐イ彡三三i
i'l三Ξ. ,.＝ﾐ`'ｰ-‐'";ニこ´ ｨ彡三三7,.、
',lミｼ" ｀￣´ ｀¨"´ `ｰﾐ三彡7-ヽ
lﾐﾐ, :. _,.=､、 . ..: _,.〟､、..: ヾ彡〃//
-─=ミ 〉l; ::.彳ヾﾟ;ﾊ、:、 ,:' ,.ｨﾍ;ﾟﾂゞ::' .::彡/ノ/
-─／::::::::::::::: }ー=く. ヽli. :ヽ.｀ﾞ'''"ﾌ`.: l::. ヽ｀ﾞﾞ"´.:' .::::::彡ゝ/
／:::::::::／:::::::::::: / ::∧::::::::: ＼ ｀li. ｀ﾞ " .:: l:::. ｀ ﾞ "´ ..::::::::彡ｰ'′
/::::::: ／:::::::::::::::::/::::/ ハ :::::: ＼＼.....,.ﾄ:.. .:' : :::::.､ .::::::::::彡′
,':::::::::/::::::::::::::::／::／}''^Ｙ}::::::::::::: ＼ "::ﾍ:::.. /｀'=､__,.ｨ'' ' ヽ ..:::::::::::;ヲ
{:::::::::':::::::::::::／::／ / 八ハ::::} ｉ:::ヽ::::::::ヽ::::. : : ､.:::::::::::;ﾉ ヽ､_
{:::::::::::::ｰ=彡／￢=ミ、 ,,==ミVi| |ハ}::::::::::::＼ ー-:こ=ﾆ=一 ﾉ .::::／l:::ヽ, ﾍ｀ｰ-､
{:::::::ハ:::{ー┐､＿__ }-{＿_ ^刈 | }.::::::::::::::､＼ ｀ー‐--´ " ::／/ /::::::::i l ｀ｰ-､､
. ',::::{ う)ﾘ ヽ .........ノ ＼ ....ノ 丿... ＼::::::::::＼ヽ､＿＿＿_,.／: :/ /:::::::::::l ｌ ｀丶､、
}::::＼ } ノ /...... ＼. ＼::::::::::ヽ、::. .: : : ／./::::::::::::ﾉ /
￣￣￣￣￣ﾞﾉｲ:::::从 - ― /.ﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
从:::八＼ ﾞ" ′ 厳しいことになったねえ……。
ノﾉｲ＼ ＼ ／
／ニ＼＼ ｀ ┬く
...... _ -‐=ﾆ|ニ二二＼ ー=、|（ 、
..=ﾆニニニニ|ﾆﾆニニ／', ／爪ﾍ＼
.ﾞニ＼ﾆﾆニニ￣￣／ニ∧/㍉， 》＼=- _
_ニﾆﾆ',ﾆニニニ／ニニﾆ∧ Ⅶ}iハ ＼ﾆ=- _
.. ニニ',二二二＼ニニ二∧ Ⅶ{ }ﾆﾆiニニﾆヽ
.
く兀兀兀ﾍ ＿＿|
|￣￣￣¨|'， ／＼ ／|￣￣|
::＼ | :| | ／ ___ ＼ .|／|￣￣|
_-⊥＿＿___＿,,....､､ -癶------|______＿__| |___／_γ''| | |｀ヽ_＼ ｡s≦≧s｡. | ＿＿
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡s≦::::≧s｡::::└- _ |/::: |::::| |＿| | |＿| |:::::〉ー─／ﾆﾆﾆﾆニ7 ｢￣￣￣:::::::::
＼::::::::::::::::::::::::::::::::＼二二二二V:::::::::::::::::::￣::::::|::::| |⊥| | |⊥| |::/::::::::／ | |￣￣| |￣￣＿::::::::::::::::::::
>::::::::::::::::::::::::::::: :: |γ´ ｀ヽ｜.〉:ﾞ-──- :::::: :￣| |┼| | |┼| |/::::::::::＼ | | | |::::::::::::＼＼::::::::::::::
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |....,. '" ｀ ､..======|::::::::::::::::::＼| |＿＿| |::::::::::::::::::＼＼::::::::
:::::::::::::::ｉ二二二二二ﾞ／ ｀丶、. 二二二二二二二二二二二二二__＼＿
兀兀兀兀兀兀兀.／ ＼...竺竺竺77大大大大大大大大大大_|
_| |___| |_|ｉ二二 '´ ＼ﾞ_|__|__|::|__|__||二二二二二|||__|＿,,| |
_| |___| |_|口.ﾞ/ /／ ／ ヽ ＼ ｀ヽ、 __|__|::||><|||口口｜口口|||ﾆニ7,| |
_| |___| |_|...../ｲ / jﾉ / 〉 ＼ ゝ、＿..|__|::|__|__||口口｜口口|||__l__/ | |
_| |___| |_|口...j/ / / ,. ﾍ ヽ ＼...ミ:|::|__|__||口口｜口口|||_,,l//.:| |
_| |___| |_|ｉ. 〃 / 〃 '´ ':. ﾍ ヽ }.ZＺ〉|__|__||二二二二二|||,,//|__| |
_| |___| |___|〈(. / 〃 / ／ ':. } } } }: |[]: |__|__| |__||___| |__| |__||//.:|__| |
_|_|___| |___|_|.､{ ﾚい ｛{ / ／ ＿,. ‐' ,.、V / }ノ|: |: |::|__|__|_|__||___|_|__|_|__||/_|_|__|_|
ﾆﾆﾆ:| |ﾆﾆ 八 ,r { {V/ ／￣＿ /__ ｀∨ ｝jﾉ :|: |: |::|口¨¨¨¨¨¨¨口¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨口
_| |___| || | （ V {从 |7¨fて「乏` fﾗてﾊ>从jノ丿::|:::|: |: |::|＿||￣￣￣ ||i|__||＿＿＿___|
_| |___| || | | |.ﾞ､ゝj| | `弋::::::ﾉ ﾋ::ﾉ / |/ : |::::: |:::|: |: |::|＿|| ||i|__||_| |￣|￣| |
_| |___| || | | | ||...):| ', 、 ﾊ |
_| |___| || | | |..rく:::| {＼ / ﾉ ﾘ 呼び出されたときにある程度は覚悟していましたが
_| |___|. ` ー--=彡 `| { { ﾄ､ -‐ｧ .ィ ′
_|_|___|_,≠´￣ j/,ハ ﾘ ､ ｀¨´ , イ /l 人 厳しいですねえ。
二 ／ / . -‐彡ノ 八{ ` . _, '′ l/ | / ）.
￣￣.ﾞ/ ／ , -‐'⌒ﾝ {=ﾐ 、 j/
.. 〃 / r＜::.::.::.::.:.:..＼ {＼::.:`'ｰ- ､
..... {{. '" ∧::.::..｀ヽ::.::.::.:.:..＼ ,. -‐- 、 j ＿___::.:..＼
... // ノ '::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::/ ニ二.ミ(,. -─-ヽ::/＼
..../ '::.::.::.::.::.::.::.::.::./ -─ ｀ヽr‐…￢{ / ヽ
..｛{ | ﾍ::.::.::.::.::.::.::./ -‐-､＼ニ二 ∨ }}
..厶 │ ヽ::.::.::.::.:./ /.::.∨ﾊ＼) ` } ﾉﾊ
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３５回 ご令嬢を囲む会食会
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1036年04月28日～05月28日
■今回新規・変更点
雇用・加入：
アキヒロ他元傭兵およびその縁者計４人
使用可能資産、作成可能品等：
カーボン紙、ガリ版刷り、トレーシングペーパー（パラフィン紙もどき）、草刈り機
事業別収支：夏期５月分
人件費等基礎収支
－資金 銀貨102枚
－食糧 54か月分/人
－飼料 36単位
総務部門 －製品 銀貨24枚相当 ただひたすら紙の溶ける職場
ホテル（宿泊２名：パチェ＆侍女、御者と馬は伝令ですぐ離脱のためサービス）
＋資金 銀貨8枚†
－食糧 2か月分/人
－製品 銀貨1枚相当
－資材 銀貨1枚相当
建設土木（進行中：計上済）
交易部門 －製品 銀貨192枚相当 ｸﾚｲ直ｘ2 卸ｘ4 ﾊｸﾗｲｘ1
＋資金 銀貨318枚†
＋食糧 24か月分/人
食糧生産系（農耕・牧畜・狩猟）
＋飼料 75単位
＋食糧 11か月分/人†（菜園3、養鶏4、狩猟4）
＋製品 銀貨7枚相当（羽毛4、革他3）
工芸部門 －資材 銀貨118枚相当
＋製品 銀貨594枚相当
開発部門 －資金 銅貨432枚 人足雇用シタノ村６人＋モトノ村12人
－食糧 12か月分/人 モトノ村人員分
＋資材 銀貨45.75枚相当（開墾+93.75、沼側集落・工房地の上・下・温泉水道-48）
特別支出 －製品 銀貨48枚相当 代官館建設
－資材 銀貨90枚相当
－食糧 2か月分/人 「ご令嬢を囲む会食会」
──────────────────────────────
＋資金 銀貨227枚 －資金 銅貨432枚
－食糧 35か月分/人 ＋飼料 39単位
＋製品 銀貨336枚相当 －資材 銀貨163.25枚相当
†教会税メモ：資金＋326、食糧＋11、納付済み資金－4320
特記事項：
【変更】教会税（売上高・収穫高の）10％→5％に
既納分金貨800枚弱に対しては（ｘ0.45＝）金貨360枚（銀貨4,320枚）を納付済みとして「－」項目に加算
【変更】牛の飼料消費3→4
【変更】一部メンバーの俸給改定（夫婦もの処理暫定）
メモ ： 1036年中は、施肥は１回目のみ。追肥は行わない（行えない）
メモ ： 人足雇用シタノ村6人＋モトノ村12人＋ワカメ＋ないお＋フリッツ＋下男4＋牛4（ｘ4人換算） → 【984人日】
メモ ： 新規耕作地（休耕放牧地）10町歩【-450人日】
メモ ： 休耕放牧地の牧草サイレージ化手伝い【-50人日】
メモ ： 沼側集落・工房地の上・下・温泉水道【-60人日】
メモ ： 代官館建設・第一期【-450人日】
メモ ： 交易：ハクライ商会（月１） ①＋食糧24か月/人：－資金銀貨18枚 ②－製品銀貨48枚：＋資金銀貨96枚
メモ ： 宿舎 → 代官館・従業員宿舎 逐次移動
◆実績クエスト：
【○進行】 ランカークス村→アントレ村間（６月末で終了）
【○進行】 アントレ村→北方大路周辺（６月末で終了）
【△待機】 ヘンピナ街道全通→ゾォルケン家後見→90人自給自足体制→騎士叙爵
◆クランのクエスト：
【○進行】 1036年度新規開墾・道付け等【79人日残】
【△待機】 温泉利用（風呂、加工・工業的利用）
【○進行】 代官館の建設
【×待機】 沼の湖岸整備
【×待機】 ヘンピナ街道ショートカット
【×待機】 ホテル・グランロレンスProject
【×待機】 商館・倉庫用地の整地
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■第３５回末時点(1036年5月28日)でのリザルト
◇クラン・サムライ騎士団（予定）・マスターズ
地位 ： （北部辺境伯・ヘンピナ地方）暫定領主代官、ロレンス村の郷士
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》 《礼法》
称号？： 《賢者》
資格 ： ヘンピナ・サミット参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、修道会
敵対 ：
◇資産・責務
個人 ： やるお（銀1,261） やらないお（銀1,289） できるお（銀1,263）
資金 ： 金貨3,024 銀貨10,345 割銀貨1,096 銅貨5,691 小銅貨2,265
食糧 ： 978か月分/人＋飼料109単位（飼料不足→食糧消費）
採取地： 粘土、凝灰岩（火山灰）、クズ石
資材 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰等（銀貨6,000枚相当）＋藁・木・土・砂・石等（銀貨1631.2枚相当）
製品 ： 銀貨1,176枚相当（卸値：村内引渡し1.5倍、領都輸送2倍）
教会税： 銀貨12,854枚＋食糧915か月分/人（確定時に計上、5％納付） －（納付済）銀貨4,335枚
◇クラン人員・産業構成（男26/女28/不明0/牛4/馬2）
- 省略 -
◇拠点
【追加】代官館 （代官私邸、家族寮 0/15家族、家族寮 0/15家族、男子寮 0/60、女子寮 0/60）
- 省略 -
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合の年会費 銀貨12枚×３人
予定 ： 暫定領主代理任命、1039年末までの開拓、軍役等の猶予
予定 ： 領主化後、軍役代わりの北方街道整備（年間労役40日×領民1/10～20？、ただし最低3人ｘ40日ｘ3騎士＝360人日）
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
＿ ィ≦¨¨¨¨¨¨ ¨¨¨¨¨¨／/__,rーー､
／ / l ／ ｀ヽ
/ l .ヽ､ ＿ノ.| .l
／¨/ ／¨¨ ヽ､ 人 lﾆ¨¨＝=､
/ ヽ _,.．-‐‐=､ _/ｨ-----ﾐlrー‐≠´＿ ｀ヾ ｀ヽ､i!´
l￣_ﾑ.／￣ /´__,.．-＝ヽ￣ ￣ ノ : : X: : :.¨ー ＿ヾ)､ ｀ヽ.i､ ＞
＜ ´ / ＿」,ｨ/ :/ ...:/:′::/ :.:.:.....:./.:/:!:.:.:.i:..!:.:.....:{:.:.ﾑ__ノ ヽ/ ／￣￣
ヽ .ﾉレ´ ／/.〃/:...../:′'.::|:: i .::.:.:.:| :i:_{＿_|:.|:.:.:.i :|:.:...／ ￣｀ヽ/ は
ﾚ' _＞'´'://:′::/斗:十 |::.::.::.:.:.:.: :}}ハ ::ﾊ:{:≧ト|:::::/. そ そ そ ぁ
{//::{: ／|i:八::{=从:{ i::::: :N孑弐{ミﾄ∨:::|::::′ こ こ .こ (
. i :从 ::::{ｲｧ:う{ミﾄ爪ﾄ::::. ! ん):::::ﾊヽﾄ､:{::| ま ま .ま )
. |.::| : ＼《 { ::::::: } ヽ＼{ { ::::::::: ﾘ ! :::ヽ:! で で で い
ｌ ::!::|ハト 乂__ノ ー ' | ::::＜ |
ﾊ:::|::::|::::i /i, , , /i/ , }:::}i:::人 ＿_ ノ＼
,':::i::l:::::l:::::. i.:/::::::::厂｢{:::::::{ ` ー― ´
/::::{ |::::V:入 {￣｀ｿ }/}::::}/:::::::l.|:::::::|
{ ::::|人::∨::::＞... ` ィ升|::::/::::::::::八::::::{
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 特に、ラクにはすぐ慣れる。慣れちゃうんだなあ
◇クランメンバー
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 村長、湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお嫁1、アリシア養女
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 事務方、できるお妾2
《悪魔の耳》アレイン 戦闘教官アレイン（クイーンズブレイド） 事務方、できるお妾3
《悪魔の耳》レン （TYPE-MOON作品 月姫シリーズ） 事務方
あきひろ 昭弘・アルトランド（機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 馬丁
ラフタ ラフタ・フランクランド（機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） あきひろ嫁
◇ロレンス村の修道院
コルベール （ゼロの使い魔） 修道司祭
ケイト・ヴァレンタイン （クロノクルセイド） 修道女
◇ノーレッジ家（王家の準男爵）
パチュリー・ノーレッジ （東方project） コア姉（先妻娘）
◇鉄華団（傭兵隊）
マクギリス・ファリド （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 鉄華団オーナー隊長
オルガ・イツカ （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 鉄華団の団長。実際の部隊長
イオク・クジャン （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） クジャン公嫡子／バカ／鉄華団のスポンサー
◇ゾォルケン家（伯爵）
一条三位・麻呂 （水戸黄門） ゾォルケン家一条流当主 ヘンピナ地方差配代官
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
織部悠（おりべ・ゆう） （王様の仕立て屋） 支部長／服飾仕立て屋
ノーラ ノーラ・アレント（狼と香辛料） 支部長付き
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３４回 組織拡大
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爻ヾ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..;;;;'''""..:::;;;:;...,,;;''' ～'""::::::::::::::::::／￣kkkkkk ∧kkkk
ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第３４回
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(ヽ、００ ∩
⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
（ ⊂ニニ / ／⌒) ）
,;爻;j/ i{i;, }i;,. ｀ｰ――'′ し∪ （ノ .__
,;)∧∨,/_,乂i_;jﾉ;仆-ｧ゜ r':⌒ヽ γr‐-ヽ
,;爻ﾍ∨/ ｀Yiノﾉノ.. }¨ﾞヾr{ ＿ rｧ=ｎ､ {Ｙ }{
.. :. :∧〈___,,_jl::|,;'´ _,乂ノｆ´ .{^ｰ､」 ｆ{:_:;小ﾊ 〉ｰ.ｨ､__Ｙ´:::::｀Ｙ
-‐=＝弌渋ﾐil;|=‐-=..γi! f(__/＾ ｘ. 八__, r' 圦._ﾉｌ::::| γ ¨ﾑ.∠!, }-'ｰ'v'
,; ｀`ヽ {_ __.,' :i!. |:≠イ ! _,,.ﾑ_r｀r:r ､ .ｆ.!::}`ｰ'ﾞl::}`y ,.--ｰ‐'ｰｧ､!ゝ_彡ｰ､
,; ∨Ｖ...｛ { ′ i: ﾟ. f i! !:i ﾟ. .{ ﾚ r‐､､L∠∠ネｧ-'`7: : : : : :::∧
个ﾄi仆iﾄiﾄiｲiﾄi;,〉_厶;.}:┤ } j L」 r_=‐-ゝ‐､ .|｀i __入'｀廴.｡＜¨´ {:or'Ｙ : : {: :ﾍ
￣￣~~¨¨"""/;;;′. }‐j 入 }f ﾘ ノ¨｛＞イ / / {fｧ ￣:｛-‐ ¨¨￣ i: :}‘Ｙ: : lﾍ´ヽ
';';';: .. .';';';; : . ′′,;.,' 《､__ __ /r:{.! { ,.}:::::::| j ,′ﾞ(_ /¨¨¨ ￣ ¨ T::ﾍム: :| ヽ.{
';';';.;, :,;辷ﾆ=‐‐-- 八y/`ｰｧ宀‐vι}.! }‐ｧ:T´ハ:::::У'､__, -､￣丁ﾏ⌒f:¨:¨:¨├': : :`^r'¨ヽ .}A
;ｨ㌻¨゜ {: : ::〉: : : :} '≠ゝ!´ { Y＾Y..、 __ j. :.f:_:=:､:: : : : :!!¨::┬:'{: :ｰr' ν
. ‘.: : }: : : :,′ .| :! {L }_`ｰｧ=ｧ‐┬rfi : : : ﾊ:: : : l !: : :i!: 乂:丿
‘.: i: : : ﾘ {:. :∧ . . ﾏ ｀{¨ヽﾏ:丁^~{ : : { | : : :l ‘: : |: : :!
V: : : {=､ |: ﾟ. ヽ: :{ j＼ ﾞ} } .{: : ::ｆ ﾟ : : l !: :!: : l
. └rミ':::f { :} ﾞr'^ｆ¨´ Ⅴ ﾑ .∨::‘. !: : | `/=: 」
r'-{ し' 〉‐:{ └ ′ /ﾐf {: : ::} | :......(ヽ、００ ∩
(:_:_⊥ ＾¨´ L 」 }:-:ｨ:':.⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
Ｙ::::j´!:::: ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
¨´ ー（ ⊂ニニ / ／⌒) ）
｀ｰ――'′ し∪ （ノ
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::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| {. ＿ ＿ ／⌒＼....| || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::..,ィ´斗孑´￣ ｀ﾆ=_ ／ ＼ ||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| |/￣／ ｀ｲ ､. YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|.,l ／／ ヽ.. rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{.... ／ / ./ / ' , |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,......!. / ./ / ',. | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ= ,ｲ! / .i / ／ , /i l＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::i､l / l//／/／/ ／/ l l l._-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|:,!ｨ .ly≠=/､∠／ ／ l/l / ! l -|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : :: : ::|＿─-|::::::: :: |:{.l ﾑ.だﾟ:::ハ / l/.l / ,' ﾊ. lﾞ:⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“'' …ァ: : : : : ￣└＝ニ| l l .乂.ノ 万癶､ﾚ/ ./.,' ﾍl..ﾞ: : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
,.｡+''”: : : : : : : : : : : : : : :..l l φﾟ:::ｿ //ﾚ'./
,.｡+''” : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..l l , ｀ｰ´ / /. 領都から長旅、疲れたでしょう。
｡+'“: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾞ＿ l .l ､ / i′
: : : : : : : : : : : : : : : : : : ,イ￣ ﾍー-ｨl i l＼ ￣ .イ .{. ここは温泉自慢の地ですから、
. /. ´ ﾍ l l 从.l. ＼ __ ≦､ l ハ
| _ i l 从 lﾍ{､ ￣/ | ＞i. ハ まず一風呂いきましょうねー。
| ＼ {ﾍ ＼{ ／｀xィ´ / }il､ i
. | ! ,} ﾍ､ ／.:.:.:.∨.:＼ / ﾘ | iﾚ′
/ /.丿／.:.:.:.:.:イ＼.:.:.:.＼ レ′. ────
../⌒＞ ､ / ＼ .ﾄ´ 〈.:.:.:.:.／.:/v |.:.＼.:.:.:＼ | ／／￣￣￣￣＼＼
..∨ ｀ﾒ､ / ,＞ ＼ ./ ヽイ.:.:./ |:.:.:.:|＼／ / | | はーい | |
....｀ ､ ｀ｰ ー＜ー-､ 〈 /.:.:./ |.:.:.:.| .i /. ＼＼＿＿＿＿／／
.... ｀ ＜ ＼ ＼} ../.:.:./ ,∠二!|..:.:.:|/ / ────
＞ﾆ=- ∧ ＼ ￣ ／ ,ｨｰ,ｿ L＿l !
. / ヽ ､｀ ＿ ヽ＜ ｀i ,／ ∠／ ! , ' /
.. { ﾚ'￣'￣￣ ￣ ヽ＿＞´ ./! ,ｲ .／ /
.. ﾞi l ｲ￣ ＼丿 //ﾆ=-=..ﾉ, ' /
. ∨ヽ､＿__ﾆ=´￣￣ ＞イイ三三:ア l
∨ ∨ ,, ＞イ ／ /三三=/ { ┏━━━━━━━━━━━━┓
. ∨ ｀､__, ＞"~ ／ /三三=:/ ,'. ┃ 「とりあえず、お風呂」
/＞＜_＿_＼＿＿／ ＿／三三三/ ,'. ┗━━━━━━━━━━━━▼
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_.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.:´:::::.／i:::::::::::::::::ﾄ:::::::::::::::::::ヽ
.,':::::::::/ ⌒､::::::::::::::l ⌒､i::::::::::::::ﾊ
_ -―ﾚﾍ:V.,ｨ:::::::ヽ::i＼:ィ7:::::::i:::::::i::::r―::-...､
｀l, -､j っ:::::::ﾘ っ:::::l:::::::lノ:::::rｰ-´￣
/ l:::::l:i/⌒'l お飲み物お持ちしましたー。
.l .r―┐ i:::::i:l:::::::::i
ゝ ._ ' _.」:::::ﾘ::::::::::i
l:::::Tl:::::::7ｧ ､,f､´::::i:::::::l:::::::::::ﾊ
_,´⊂⊃､i_::_,」__V::l ﾊ::::::l:::::ﾊ:::::::::::ﾊ
｀l､ jｙ,i､ ｊ) j l:::::::､ﾄ､ﾊ::::::::::ﾊ ））
――チf_-.r‐ﾁ⊂i.ノ:::::::::::::::｀:::::::::::::l
l､:,j､/ヽ::／::ヽ::, /i_::ノi／､::j
.: ／ - ､ / |:: ::/Ａ..,;;__j! / ∨ :::::. ﾘ | | :ﾊ.
::／/ ⌒i v彡!:: .::// Ⅵ.ハ｀l ‐- ..,Ｖ :::::::.. l | :.∧
／ / /｀ヽ 彡∨.::ﾊ{ ｌ:|:| | |----､｀ヽ :::::ﾊ l |､ ﾊヾﾍ
｛ { / ∨| ≡ ﾘl| | |`守!ヽ ∨:::..::: ゝ-ﾘ-ﾐ:.}r-.､
.: ＼ ! ヽ 彡ヾ､ ﾘ ゞﾍ ｀ヽ 乂:::::::. ヽ ﾘ|j
/ ヽ ≡ :,::::::::::::.. '.
! ゝ_j :,｀ヽ:::r ､ }
≧ｭ､_: : : : | 彡 :, )ﾉ jﾉ
ﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｭ..,,__ _ 〉 ああ、ありがとう。
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｭ､ ／
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ -―‐- .,,__j で、どうだね？
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ丶 -―‐- ﾉ´
ﾆ==- ´￣￣￣｀ ＜ﾆﾆ＼ ／
‐- .,,_ -―――‐-､ﾆﾆﾊ__/
ﾆﾆﾆﾆ／l : : : ∨ﾆﾍ
ﾆﾆ／ﾆﾆ| : : : : lﾆﾆ∧
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＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ シタノ村からの雇用と作業状況はおおむね予定通り……
| （__人__） |
＼ |＼ ／ ／| まあ、ワカメだしそりゃそうか。
／ /⌒ﾉ ＼／ （ ）
| / / | |
ｲ . .―: :￣￣: : : . .､ ＿＿＿
l | ／: : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ､:::::::::::￣:ヽ
ヾ＝' : : : : : : : : : :ｉ､: : : : : : ､ ∨∧:::::::::/⌒)
....―ニ ＞､ /: : : : : |: : : : : :| ヽ: : : : : 「 ／ ﾊ::::::〈
／::::::／ ∨/: : : : : |: : : : : :|⌒|: : : : : !:^Y |::::::/
. /:::::／ヽヘへ'｀ｲ/{: : : : ‐∧-: : : ﾘィてヽ: : : ': : ! |::::/
/::／ / |: : : : ｲてﾞ､: ::/ 弋_ソ| ｉ: :/: : | ∨ 先導路確保のための伐採・抜根を優先しつつ、
|/ ﾘ､: : : 代_ﾉ∨, ﾚレ: :i: :|
|ヾ､八 ｖ フ ｲ: : : : :|: :| 順当に計画幅の中です。
_ l: : : |: :ｉ＞―_ｒ |､: : |: :|: :l ィ^.､
／ｲ､ /: : /: /⌒「:､ /M､ ヽｲ:: :|: :∨∧::::＼
／::/ ヾ／: ／: ｲ } |::∨{三}N::::|ヽ |: : :＼ ＼::::＼
／:::::/ ／: :／:／/ ﾘ |:::| ＼＼|::| ＼__ : :ヽ∧::::::＼
／::::::::/／: : :/:／: : :|､__/} /::::ヾ ∧ ヾ:.､ 〉､＼ : ∧:::::::::＼
/:::::::::::://: : : : :ﾘ : : : : |＿_」/::::::::::::＼∧ 〉､､/: : } ＼: :|::::::::::::::＼
|:::::::::::/7: : : : :/ : : : : : { ―|:::: ､＿＿ /ｉ /:::::〉 ＼| //|::::::::::::::::/
|:::::::://: : : : : : : : : : : :∧ |::: ::::::::::::::/ }/:::::/ / ヽ 〈〈_ |:::::::::::::/
|:::::/〈: : : : : : : : : : : : : : :| |::::::::::::::::|＼/::::∧ ＼ヽ_|::::::::::/
|:::/ ヽ.: : : : : : : : : : : : : | |::::::::::::::::||::::::::::ｌ: : ＼ ＼|::::::/
|/ )⌒): : : : : : : : : : |／::::::::::::::::∧::::::::ヽ: : : :＼ |:::/
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 計画が前倒しになる分には問題ないし やら・でき の反対もないと思うけど、
| （__人__） | ｶﾘﾔ
＼ ｀ ⌒´ ,／ 雁夜村長のモトノ村からも金銭雇用の件、実施は夏の村長会の後になるお。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
. /: : : : : //: :/: : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : '.｀¨
.. /: : : : .://: :/:: : : : : :／: .:/: : :/: :八: l:. : : : : : ｉ : : '
／: : :.:::::://: :/:: : /: : ': : ::::/: : :/: :/ |::|､:. : :i: : :!: : :.ﾊ
.. __／: :.:::::::::::::j/: :/::: ::/: /: : :. '∧: :/: :/ /|::| |::. : !: : i.::. :} ﾘ
......｀ヾ::::::::::::::::::::::::| j:::: /: /:::／ /: :×: :/ / ::| |:::. .::: : i::ﾄ :!
.. ￣/:::::::::::r‐|/:;; : :/〃..,,_/_'´ /´lﾉ ′__l|_|::::/:::: .::::| ﾘ
.... ｰ=彡､:::::::| :.:､ |: / /ーｔ::ｧ‐､¨¨'': /´ｨt::ｧｭ!:/ }:::.::::::l
. /:::::::l :.:.:.:|/ ￣ :.／:.:.| ::'ヽ ￣ ﾘ.:. !:::j:::::′
. |ﾊ:::::::ヽ ､':. ´ :.:| | j/ /::/!::/ 区切りとしては無難なところか。
. |:::j!::::ゝ_） :| | /ｨ/::/ j/
. |:∧::::::::::ﾄ ｀ ´ /::/ j/ では４月から５人ということで準備しておこう。
. |' ∨Ⅵ! ､ ＿＿＿ .ｲ::/
.ﾞ＿ ,， ＜: : : : : :| ､ ´ ―‐ , /:ﾘ┴- .,_
.....: ＼´: : : : : : : : :.rく{ ＼ ／/┐: : : : : : :￣￣￣
...ﾞ: : : ＼: : : : : : : :|i:i:i≧==--:｀ ー―'_,,.r≦!: : : : : : : : : :＞ ´
.....: : : : :＼: : : : : |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ij: : : : : : : :／: : :
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┃ ３月と４月の間の夏至祭週、ヘンピナ７村の村長会がオクノ村で開催されます。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ ただ、モトノ村から通いとなると、
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／ シタノ村の衆より作業時間減っちゃうから、満額出すのはちょっと？
／ （丶＿//// ＼
＼ｰ、
ｰ､―=≦｀ヽ}厶＿,
／.::::::::::::::::::::::::::.く
/.:;::::::::::::::::i:::::::::::::､::ヽ
ｲ:::|:::::/.:/i:ｲ/^^ﾚ::::|:::ﾄゝ
ﾉ.:::!:iﾑ:/__' ! ＿|::ｉ:|::::. その点は問題ない。
フｲ:ﾚﾞ´ｨｪ､ヽ/'ｨｪｻﾚ:::ト、
孑ｲﾊ. | ! ｲⅥ シタノ村での宿泊を父さんにも承諾してもらった。
圦ﾍ. 丶＿, ,fｲ ′
ﾉﾍi ､￣－ .ｲ从 _ 「シタノ村ばかり、ずるい」という村民の素直な意見を伝えてね。
＿ r┴≧- ≦弋 ／￣＼ r.|「|
／: : :`＜//////////／.: : : : : :.Ⅴｌ !「|
（: : : : : : : :､: :￣｀ヽ'/／: : :イ: :￣r､| | !l |
,.ィ／￣￣: :､: :ーr':⌒:､:_／: /: : : : | ij､_￣ﾄ.
!「:i: : : : : : : : ヽ:、|: : : : |: : :./: : : : : { ′ .|:i|
||: |: : : : : : : : : : : |: : : : |: ／: : : : : i:i＼_ ! |:ヾ､
||: |: : : : : : : : : : : |: : : : |: : : :／: : : ､: :ﾊ __}'入'.
|l: :､: : : : : : : : : : :|: : : : |: :／: : : : : : ヾ:У／:ﾄ､＼
.
,.イ｢{,. -‐: :‐-｡、
/イ´ : : : : : : : : : ＼ rｧ､
厶′ /}./i ﾊ .ﾊ: : : :V//ﾊ
//介 之`' l/ｰj/┤: : :.ﾚ=v/ﾊ
j/ ﾚ化j fァ=┤: _;⊥二Vﾊ ずるい、ですか？
从 ′ └ 个├┬''" V}
/ /＼`__ ,. ｨ仆: : :| ﾘ シタノ村の皆さんは自分のところの開墾を諦める代わりに、
/ /_｣Ｌ斗-ｯ┴く: : :│
/_ゾ／/￣/ |: :l | 私達から対価を取っているだけなのですが。
//〔〈__/,.イ] 人 リ
｛///777///〉 /: :| j !
V//////// / : : V/＾ヽ.
／ -‐=≦￣￣ :; ヾ、 ＼
′ ＼r ＼
乂 ／ M人 i 、
__厶イ ,:′ ; ! ﾊ 从 '; :
／ / ｲ / .:ｨ:! :| Ⅳ:! ｉ ﾊ:|
. --=≦ ﾆ /／〃 : .: {/／/人:|,.， ;≧ﾃ|｜ } ｌ|
＞ イﾆ ;'__/ィ^:! 〃;斗ャ≦l ':. {r_ｧｉ.:|::| ,′
／⌒ 人 = .:iんﾊ l l∧/ / ｨf斧 , ヽ':, |人l/ 次男三男連中にとってはね、
. ｘ≦ノ ﾆ八廴{ | | 八 ￣／ ∨
／///イ ﾆ :＼ヽ、:.ヾ、 _ ..ﾉ どうせ自分のモノにならない畑を広げるよりも、
. 〃///// )/ .:仁:/ｰ} _/ﾊ、
. {{//////ｲ 爻)乂:.ﾆ廴 ,. = 孑 /ｉ}:＼ 確実に手にできる銅銭のほうが魅力的なのさ。
八//////／//＼ {ﾆ≧=- . ´ {///: : : }≧=-
.. イ: : : : -=≦///////≧=- -ﾆ ≧=ｧ…≦／: : ／¨¨¨: -=ミ、
.. ／.:/: : : : : : : : : : :-=≦///////≧=--////／: : : ｲ: : : : : : : :┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.. /: : : : : : : : :-==-: : : : : : : : :-=≦/////////′: : ://: : : : : :... ┃ ピンハネされても、０にはならないからね。
|: : : : : : : : : : : : : :≧=- : : : : : : : : ｀⌒ヾ/Ⅳ: : : : ://: : : : : : : :/:┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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-‐─- ._
／ ─ ＼
／ （ ●) ＼ ﾞｉ
,.ッ⊃ (＿､ (● ） ﾞｉ それはなんとも、反応に困る話題だお。
（ Ｅ| !､__） u |
,r' ゝ!､_ ,r'
(, ´ ￣ ＜
. _ ＿_/ . 、 {
. ｀ー=／ ′ / : ｉ ﾊ.∧ i 、 ヽ!
. /／/ / ,′i | /｀⌒i | ｉ 、 ミ=- ＼_
. ／ ∠1 /ｉ ﾉ/ﾚ l |i ﾊ | ヽ <￣
. `＜＿ノ _| /-'=ﾚ=-､ 、_}厶ﾉ-!∧ _ i }
. ∠ |､V t弋ﾃｧ冫 /´t乞'ｧﾉ′V | ,ﾚ 理屈ではなく素直な気持ちだからこその微妙な問題でね。
. ﾚi |､Vi ｀￣ " | ｉ ｀ー／ ,/〉ﾉﾉ/
ヽ＼_}ヽ | 〉〃 ／/ｰｲ/′ 昨年の金銭雇用の感覚が残っているのもあるが、
}ﾊ 八 <__ｌノ ´ 厂/'′
___/ニﾆﾍ 丶 , ＿_ _＿ヽ / {ﾆﾆﾐ､_ まあよろしく頼むよ。
. ／ﾆKﾆﾆ（ﾆﾆⅥ ＼ -― - ／ |ﾊ{ﾆﾉ Vﾆヽ
/ﾆﾆﾆ＼ﾆﾆ＼r⊥ヽ ヽ＿＿_／ ,' ﾄ／ﾆﾆﾆУﾆ'
. /ﾆﾆﾆﾆﾆ ` ､ﾆﾆヽ//,`ー――――/ﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆ ＼
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┃ 洗濯板生産による収入もあり貨幣経済の波がヘンピナ７村を襲っているのです。
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. |: : : : : : : : : :./ﾆ- ! ｢ | ｜jI斗ｬｾ''"´ .| ､ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/ / ／
,.:::] | '''゛ |.|| jI斗ｬｾ''"´ | . ＼＼｀´ |:::|. l| l 〈::/ ､ ! '／
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. | =――: ~:rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr┬┬┬┬┬ 冖ニニニニニニニニニニニニ}
. | : : --― .:. :.|l ┌……＝＝ ┓___ ___ | Τ: .:.:| : : :| |/ |
. |: : | | l: : :|| | |皿皿 |皿皿 | | l: : : :| : : :|､_____|/ |
.Ｌ: :, | l: : :|| | |皿皿 |皿皿 | | |: : :0|0 : :| |,,⊥,,|/|
. ￣ ┴-- =ﾆ __ |皿皿 |皿皿 | | |: : : :| : : :| |,,⊥,,|/|
ﾆﾆ=- ＿ ￣ ‐|r―ｭ 」r―ｭ | |｢"''i――i : : : : : :| |,,⊥,,|/| 二ニ＝-‐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- ＿ ´"'' 」=- ┘￣￣ ¨¨¨´
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=--＿＿
ﾆﾆﾆニ＼ ＼ﾆﾆ＼ ＼ﾆﾆ＼ --＿＿ ＿ -ﾆ
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
＿＿＿ 、. Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: {. ＿＿＿.| ___ -‐ｭ |
┐ 三＿ ＼...... }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: {.. ／ ＿三. ||￣ ..|| |
::|.... し´￣ヽ ＼∧ :: ｉ{:: |:::{ }::|:::＿＿ﾞ|:{ }::::::: j|l::::::|ﾞ∧／ /￣Ｕ | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l...,ヽ／:::::＼..ﾞ: j:::{ }:／ ＼... }:::::: 小, ／:::::::ヽ／ || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l....＼::::::::::::::＼. : { {| |...... }::: / ／::::::::::::::／｀...＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿||.｀＼:::::::::::::＼ | ＼_. ._ノ |. }:.／:::::::::::::.／´. YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l.＼::::::::::::＼＿|（●）（●）|＿_／::::::::::::::／ﾞ:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_..＼:::::::::::::::::| （__人__） |::::::::::::::::::::／¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／.. ヽ:::::::::∠＼｀⌒´／ゝ:::::::::::／十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨.ﾞ|:::::::::::::｀|. ￣￣ |´:::::::::／....¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──.ﾞ｀|:::::::::::/ ヽ:::::/ ─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─- |:::::::::/ |ヽ |￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : :: : ::|＿─ _| ／. ＿|＼＿＿＿ i|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“'' …ァ: : : : :...／／.|. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
,.｡+''”: : : :.ﾞ／／........| ＿＿... | と、いうわけで無事に【暫定領主代官】に就任だ！ |
,.｡+''” : : : : : : ／/..................| /:::::::::::ヽ..＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ .＼
｡+'“: : : : : : : : : : :./::./................../_/::::::::::::::::|_＿〉..............ヽ::| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧|i:i:|ーー|i:i:|_‐_‐
: : : : : : : : : : : : : /::::|_￣￣＼_.|/::::::::::::::::::::|─‐ヽ__,ヘ＿|/.: : : : : :Yher!.: : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣￣￣￣ヽ_‐_‐
＼/ |:::::::::::::::::::::::|::::::::::|
ヽ::::::::::::::::::::|:::::::::::|
〉／ ￣＼|:::::::::::| . ,ｲ ,ｲ ,ｲ,ｲ
ヽ ＿＿ |::::::::::::|... ＿_/.ﾑ_/./ ﾚ'ﾚ'
. Yher! . |／| .,//::::::::::::|. ヽ=, ,.--., .二7
＝| |=:::::::::::::::| /″ .//
/| |ヽ,:::::::::::::| //
|ヽ-/ |:::::::::::::|. ./´ ,ｲ,ｲ ,ｲ
| 三 .|:::::::::::::| ﾚﾚ //
/ 三 .ヽ:::::::::| /'
＼__／:::::::::|
|:::::::::::|
|:::::::::::|
.
／ ./ | ‘， ∨ } } / 〉
{ ∨ / | i ヽ :. ∨/ / ﾊ ｲハ
.／＼/ / { | i | | ヽ } .ﾊ.､ |ハ ／ / }/. (⌒'⌒)
八＼ , i { | ./! i | .ﾊ八 }､} .ﾄ､ | | ＼ ! ＼_/ ／ ﾉ （ ＃ ｀)
.ｨヾ＼N .| | l /八{ヾﾄ { ヾ {＼ .|.斗 |ハ | / .| ソ ／.八 ／... 乂___,ノ
_ﾄ､.〉、 ＼Y ﾊ .l､ !{___≧z≦ ≦zzz=.ｧY / 八／ ／彡' 〉／ ／
ﾉ ≧＼ .八{ .〉! ヾ八 つ:::::::} つ::::::::ﾘ/´ /￣ ア イﾊ-=彡ｲ
≧=ｚ__三ﾆ/ハ ＼{＼ヽゝ- ' `ー '/ ｲ ／ -=≦ 彡ｲ / それはめでたいの。
〉-- .ﾊ ＼＼ | { ./イ}〃⌒ヽヽﾆ=-=≦彡ﾊ＞=彡ｲ
.《´ ￣ ／＼_≧l| ﾄ _ ノ⌒ヽ .イ 弋＿ノ } イ だが、やるお は20日には戻っておったのに、
≧=- l| 八___＞ .}´: : : _:ノ=≦＞＼/ ィムﾆﾆ彡＞ｲ
〉ｚ=---! ＼{ Y三ﾆ＞ ´7: :｀ヽ´ ト､ Y ／ .)/ 10日以上も遅れるとはどういうことかのう。
ヾ( 八 .ﾐ≧==／:/ /: : : : }∧ /___ハr' ／
≧z___/: :/ /: : : : : | }ﾊ Y，
.ｲ: :/ .,: : : : : :.ﾘ |: | .|∧
,..ｨ≦: : /-≦三ミ: : ,′ |: | .|＼:＼
Y /: : ノヾイ: : : : : : { .|:ハ :} | ヽ :Y
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ いやそれは、領都での人集めと馬買い、
／ （ ＝） （＝）＼
| u ___´___ | さらにここまで戻ってきたら、オクノ村の村長会に出れないと思ったためでして。
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
.
_ ―- _
, ´ ､
, ; ヽ
. / ' ,: ﾊ 、 ',
. ' i ' ./l ! , ､ i i
. ! l { , /-', | '､-‐ト- i .!
V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
＿! ｀.ｌ ｒ=‐テ､ ィ jぅ=ｧｌ !＿
ヽ l. l ｀ vrｿ vrｿ l .! ﾉ 足腰の弱さはともかく心配して待っている身にもなって欲しい。
ヽ| .l :. l ﾚ'
| ｌ ` ' : ようやくクレイたちが戻ったと思えば、
i. ､ - - / |
| l i イ l. ! 見知らぬ男どもしかいないガッカリ感とか。
. : .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
. i .! ｉ } { ｜ ;. _,,,..-------..,,_
. ＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿ ｰ-..,,_,r',r‐-:､ : : ;r‐--:､ヽ,_,,,...-------┐
. ,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､:/: : : : : : : : : : : : : `､`､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'':::!
.. ／: : : : : :l / 、 ｌ': : : : : : :ヽ..ﾞ:i: i´ヽ,／i: i :i: i i :i; i;:::::::::::::::::::;;;!
. { : : : : : : :j ., ' ､. ヽ. ' : : : : : : : :..ﾞ:i :i .!:.i: i :i :!: i-!:::::::::::::::::;;;i /
..... l: : : : : ｉ: ﾉｲ‐=ﾆ二二ﾆニニニﾆ二二ﾆ=-ヾ: : ! : : : : l :.i､;! i ;i :i; i; !: i=i::::::::::::::::;;i'. /ヾ/
}: : : : : :,（ 〇.）￣￣￣＼￣／￣￣￣（.〇.）: : : : : : :'i''''''iヽ ,ri‐‐┬< :i-:i;;;;;;;:::::;:';;i,..... /ヾ/
,': : : : : /. 冖 ｀´ 冖 .'; : : : : : {..､_,,! .!___,,! i': :!`'-;;:::::;;:''::;;i. ／
..... /: : : : : ;'::... ..:::.. ..::}: : : : : :.!ﾞー , ー―,i: :.i,,,イ;;;;;;;;;;;;;;;;! /ヾ／ヾ／
.... ': : : : : : :,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,: : : : : : :',､ _ ／i : :!: :.i;;`､'''''''"
.. ': : : : : : : :ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;: : : : : : : : ; `i.､____ ,.イ,;,i:.;!: :.i: : i;;;;;;`､
. {､: : : : : : : : l｀ ‐ ‐ ｲ: : : : : : : : :}､ﾉ ._,,r'ｰ '!: : ;!: : :!:::::;;;:`､
〈. ｰ- .＿ l l＿＿ -‐'!ﾞ:i, .,r'´::::::::::::i:,': :i; : : 'i;::;;:::::::`､
.... ＼＿ - _,! l―- ＿.／;;;;;'´;---:‐:'´ﾚ!: ;i:`､: : i;:::;;;;::::::`､
. `T￣ !､_ l.￣￣l:'i;.i'´r'ﾌ/i ﾄ`､:::::::::::::レ':::;;;`､: i;;::::;;;;;;:::::`､
! / .. ー ! l::::``ｰ;/:::i i`'´:::::::::::::::::::::::;;;;;;;i: i;;::::::;;;r''''´
l. / ヽ ￣ ! , ::; ' ´ `v' `ヾ;:::::::::::::::::::::::;;;;;;;i,;i;;;;;:ノ
l / -‐ { , ::', .', ;::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;'i'''"
.
-── -
' ´ ｀ ､
／ i/i i/ i|i ｜
／ / | / / |i ｜ ヽ
/ i/ / i| | i |i i|i ∧i i|i i| '
. ' ' i!i :｜ |｜i |i i|i / }i i|i i|i
|i i|i |i |; i|∧i ∧i /ﾚ ', | |i i|i i|
|i i|i |i |ヾ! }/ { ' -─＼| |i i|i i|
|i i|i |i | z＝=z ヾ! z=＝z| |i i|i i|
|i i|',i li i i| 乂ソ 乂ソ }/ /｜￣￣￣￣ 7 絞り上げるのは後で存分にやろう。
-ﾆニヾi| '; |i i| i ' / :/──┬‐ ´
｀ ヾi |ヽ ｀ , :/ :/| i| 私達も参加させる以上、特別な会議なのだろう？
}ヾi| ､ - }/ :/i !i |
ノi |i i ＼ ／{ /i i｜ i|
...＿＿ ,-─‐ ﾉノi i }｀ ─ ´ |i |i |
／三三三三三＼ ､ r＝＝ヽ_r＝＝＝ヽi ＞ ─‐.┴ - ､
＜:'´: : : : :､: ﾐ:ｰ､: : ヽ
／}〉´: : : : : :,: : : ＼ヽ: ヽ: : ﾄ､
/: : :./: : : /: /: |: : :Y: : :ヽ: : ヽ
/: : : :|: : :./: /|: :ﾄ､:.,ｲ: : : : ',: : :',
.':|:i: |:.ﾊ: :/ﾄ:/_ｨ升_V_|: : : : : !: : :l
ハ|: |ﾘｪⅥj∧´''ﾋiソノ|: : : : : !: : :|
j从'ﾋiｱ ::::::::: '|: : : : : |: : :| まあまあ、皆無事で帰ってきたのだし。
}: ', ::::〈 |:i: : : : :|: : :|
|:八 r ､ |:|: : : : :|: :.:| ほら、夏至祭週でダイたちも戻っている
ﾄ､:.:＼ ゝ ' _ |:|: : : : :|: : |
|/＼: :＞､_ ＜ !:i: : : : :|: : | 全員揃った会議の時間でありんすよ。
ﾉ: : ::≧_: : : ＼ i: !: : : : |: : {
,: : ／ ｀丶: ヽ ヽ丶: : :.',: :ヽ
/:./ _ -‐ ハ: : :', ＼ヽ: :ヽ: : 丶
∠ﾆ='´ }: : : !二＼ヽメ:.:.',: : : ', . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
__}＿＿＿____ !:|: : } ＼＼∧: ',: : : ',.... ┃ でも、ロレンスさんは20日に戻ってましたよね。
／ __ |:|ﾊ: | >∧rﾐ: ',: : : ', ....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿ ＿ _
r≦三三|| rfiiii{iiiiiiiiiiiiii{fiiiij
|三三j{ﾆll {iiiiij iiiiiiiiiiiii|iiiiij
L{ifLﾆにj fiiiiiTiiiiiiiiiiiTiiiii} ┌───┐,
fﾆﾆﾆﾆ三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾂ＿＿＿＿＿
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j| |! !| | | || | | | | |
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_j| |! ji | ヽ＿＿＿＿..ノ | | j | |_＿＿＿＿
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. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
,..-―-..,,
. ／ ｀ヽ
. / , ー‐ ヽ
|¨´ ,.--､ ',
r ､ .|,.‐‐､ i 代官になったことでおおっぴらにやれることも増えたし、
| | | (__,､＿） u ,'
| | ', ヽ＿_| .／ あわせて組織体制や今後の展開も変更だけど、まずは村長会の報告からだお。
. r'―r‐､ ヽ..,,＿＿ ,.-'"￣＞､
. ﾉ ＼l l r‐/ | ／ ,.-'"´ ＼
l ヽj､ﾉ / ヽ .| ./ ／ _,,..-''/´ ｀ヽ
| ヽj_/ヽ_ r'"＼ ',|/／_,,.-''" /
. `l／ .／ | .| ｀"''‐''" ,i/
{＼／ .| .| ＼|
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | ヘンピナ街道の整備、
（__人__） |
（｀⌒ ´ | できれば夏期４～６月中に終わらせて欲しいと言われたが、どうだ？
. { |
{ ﾉ
mｍ ヽ ノ
（⊂ ￣￣￣ ヽ
￣￣￣| |
,...:::´::::::::｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´
｀丶､::::::::::::::::::::::::::::::::,- ― ､:::::::::::::::＜
＿,..-､>::::::::::,--!:::/´__ /7∧ -､ヽ::l/ﾆl:::::::::ヽ
｀ヾ､///::::::::l::/l l::/､二' ゞ_ソ ,.-ヾ!ニ}::::::::::::::.､
ヽ l:/ l::/ヽ--/|i´li:/ ｀ ー‐､_´＿￣,ヽ::＼｀丶､::::,
.､ l l//l/ ,-､l::{|i!!=ヒ七´l::/ 心 } ﾊ l｀ ＼
ヽl/-∧∨{ﾚ' 弋(ｿ / 弋ｿ {ノ/ 今のままだと多分無理だよ。
ヽ ､｀ , ､ l- '
＼-､｀,:¨:ゝ メ u / 通行はできるんだし、支障はないと思うけど
l l｀ヾ､_lヽ､ σ , イ::､__,..-‐､
､ | | | ヽ､ ＞ - ´l-､／ヽ ヽ ', 秋に入ったら収穫で人員割けなくなるってことかな？
ヽ L_l＿.l l￣￣∨´ ,l､ ', ', ﾄ､
＼ //:.:.l＞､_/:.ヘ ,┴ ''´:.:.:l＿_ｌ＿!__/ ｀丶､
｀ヽ //:.:.:.l l:.:.:.:.:lヽ:.:.l l:.:./l:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ｀ヽ､
.
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,へ ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
∧ l:.:.:.:.:.:./ ヽ:.:.:.:.:.:.:., - ､:.:.:.:.､:.:.:.:.:ノ ｀ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
. l:.:ﾊ l:.:.:.:.:./, - ､｀¨¨´, - 、 ｀¨´, 、, - 、 i~｀`''=ー:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
l:.:.:.:ヽ:.:.:.:.":.:.:.:.:.｀¨´:.:.:.:.:.:.｀¨´:.:.:_:.:.:.:.:.:.｀¨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ丶､.:ﾍ
＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,,.;:- ,:.:.:.:.:.:.:.:._.ィ´/:.:.:.:.:.:.:./i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ヾ
_,.．:.:.:.:.:.:.:/: : : :i: : : :_.ィ´: ／:.:.:.メ､"ノ: i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
__／:.:.:.:.:.:.:.:.:./_,,.．-i::.:／￣フ:.:_.,=_,,-／ヽ: }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
／: i:.:./l:.:.:.:.:.:.:.:／⌒ヾ:./ _.ィ"´ } ~ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
/: : : {/: :{:.:.:.:.:.:.:.{ ⌒ヽ∨ {. ∩ /:.:.／ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
>: : : : :{:.:.:.:.:.:.:ﾍ (´{ l;;l ム/ } l/l:.:.:.:.∧:.:.: /
/: : : : : : :ヾ:.:.:.:.:.:.ヽ ｀ , , ゝ､..,,_ ,/;/ '/ l:.::./ .V:./
: : : : : : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ, ゝ､, / ﾚ´ ∨
'=ー-一=i:./i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ´ ' ' } 冬までになら終わると思うんすけど、
,ﾚ ﾍ:.,:.:.:.:.:.:./ ヽ _ / ｲﾁｼﾞｮｳ
ヾ:.:.:.:./ ｀ 、 '= ' ／ 一条村長まで現場にちょくちょく顔を出してきて、
/~｀`''=ー-､..,,_ 丶､ ,.． ´ ﾉﾊﾗ
/ ﾌ /`ｰ､´ 野原村長ともどもなんか焦ってる感じっすね。
. _,,.-一='''"~´｀丶､ / / >
=ー-､..,,_ _,.．-ｰ'''=-､.,,_/＿ ＼ ,/
丶､ ~｀`''= ＼ ￣ ､}＼ヽ
｀ヽ ＼ ﾊ / ﾊ
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ＼
. ／ ／）（ー） （ー）u＼ あー、僕らとしても夏期の間に終わらせるにこしたことはないので、
| ／ .ｲ ' |
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／ ４月から増員をお願いしてきました。
. | ≧ｼ' ＼
／＼ ヽ ヽ
.
/ニ ｀ー - ＜
＞- - 、}ニニニニニニ l- ＜
. ＿ 」ニニニニニニ.＼ニニニ ヽニニ .∨
. ｀Yニニ }ニニニニﾆlﾆﾆ.＼ニニニ＼ニﾆ.|
. | ,ニ/ ニニ l＼ﾆ |',ニニ.＼ニニニ',ニ l
. , /ニニ./ニ / _＼l ',ﾆヽニ .＼ニニ ヽﾆヽ
//.ニニ {ニく´ } ニ}ニニ }ニﾆ｀ﾐ、丶∨
. //ニ｀} ニヽニ.ﾟ. ﾉﾆ.人.ニ 人ニニ} 、.Y
'/lﾆﾆ/ニﾆ∧ ﾆ/ くニ.〈 ＿{ニ}.ニニニ ∨
. {' .{ニ{ニニ.￣＿ヽ ｀｝／ _＿} / /' }ニ .〈
. ｀ヽ ヽﾆく.´「￣「｀ { くｱ'L ﾉ_ヽ / }ﾆ } ……隠すことでもないから僕から話そう。
人 ｛｀Y 入_ノ_ ｀ﾍ{ ￣￣ ｝' .lハ}
ﾍ{ l , / .∧ 収穫を待って、
∧ 〈{ /-＜
、 _＿ ７ , }.∧{ 本領・ゾォルケン伯爵領奪還の兵を挙げる。
＼ .／ }' l }' ＞- -＜
「 ヽ ／￣＼. |_／: : : : : : : _ ＞ 、
_ l / -＜ ＼: : : : : : : : :／: : : : : ∨
. _ -― ＜￣: : : :「／, ＼: : : : :./: : : : : : : : :∨
. ＞-＜ : : : : : : : : : : : : : : : {／ , ＼: :/: : : : : : : : : : :}
.... ,' l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ .く ￣｀ヽ. ヽ: : : : : : : : : : ∧
.. ,': :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :47｀ 人: : : : :.＞- _ ∨: : : : : : : :∧
,': : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : :47 : : : : : : : : : : : : : : ｀l l__: : : : : :.∧
,': : :.l: : ./: : : : : : : : : : : : : : 47 : : : : ＿: : : : : : : : : : | | ＞ 、∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 長年にわたって侵食されている領地を取り返すイクサ、というお題目で総大将は麻呂重君（12歳・初陣）。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ＿ ＿......＿
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
. ／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
. /／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
. ／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
... /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
.... /' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ ｵｵｺﾞﾄ
/./ ム:／ (_j . 'i (_j`}:::::,'＿ そらまあ大事だ。
. |. | i´┌ ､￣￣ |ii ｀￣￣ |ﾍﾉ:::::::二ヽ
. ＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼ 移動に輸送に街道使うし、
,ｨ≦/∧ ｀丶 --――' ／//////////ヽ
......///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧ 男手も農民兵に動員となりゃ工事に割く余裕もなくなるわ。
..../////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
....|/////////////////≧z､|////////////////////∧
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;|＼;;;;;;;;;;;;ﾍ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,
;;;|__＼;;;;;;;| ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶- ‐--一´
;;;;|─‐＼;;;l＝￣ゝ,,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
＼|::ι::l,ヘi ,-‐､, .∥ヾゝ;;;;;;､‐-､_｀＞
:::::::::::::::::_ (ﾟc) ' ,/ソ / ＼;;;;ヽ あのー、
::::::::::::::;;;;;;;;:￣ /'ｿ ／―-､ ＼|ヘ
:::::::::::::ゝ:::ι:. / / .Y´ ＼ すでに現状で工事用の資材運搬が追いついていないんですけどー。
::::::_｀_´､:::::::: /ノ iヽ ＼
::::'.-‐´:::::::: / l |ヘ, ト
::::::¨::::::::::'／ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, l.| ＼ l
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | 今回買ってきた馬、新型荷馬車とあわせてポップに任せる。
（｀⌒ ´ |
{ | 牛と違って馬なら、ぎり２日でランカークスまで往復できるだろ？
{ /
ヽ く
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
. ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/ 俺達は箱馬車があるからな。
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l! ランカークスまでは道もよくなってるし、ぎりぎり行けるね。
∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl
／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__ これまでが牛にひかせて１往復３日だっけ？
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
.
: : : :_: :厶斗: : : :iﾏ: ::.∧､: : :.∨: : ＜
: : f f ＼: : '._＼: :∧＼:::.∨: : : :.｀ヽ
イ人_j斗-‐＝＼:.:. ＼: '.ー＼{: : : : : : : .
⌒Y {/ __. ヾ '⌒ :i: : : /｀ヾ: :}
ｒ /i .{ ／ ｀ '⌒ヽ ': ／ }/
./ .| .i :{{fぅﾊ fハ } ′
.| ' , ,,ゞtツ ｔ:ツ .ﾞ //
.| ∧ ￣ __j ￣ .fｲ ご機嫌次第で４日でしたが、そっか週に３往復できるかもってことだから……
.i .∧ _ _＿ i
j! .∧ ( / , うーん、輸送だけなら間に合うかな？
ハ .∧ ｰ ﾞ
. {⌒V ∧＞... __ .イ
. {ー ∨ .∧ ｀ ＜
斗ー-∨＜´ }
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ ただし馬を傷めては元も子もないので無理する必要はないです。
| ___´__ |
＼ `ー'´ ／ 追いつかないときは僕らやクレイたちも応援に回りますので。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ＼ “ ／＿＿| | ┃ 使った分、休ませる。お馬さん扱いの基本みたいです。
＼ ／＿＿＿ ／ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
- ､::::::::::::::::::::::::::, -===- ､::::::::::::::::::::::::l, --::ｧ
｀＞:::::::::,::/-, {///} r-,, l:::::l_::::::::::::::::／
,／:::::::::::/ } l/_ｰ' `ｰ_',...,,-､_!::/，l,::::::::::ﾄ､
/:::::::＿__::},／==-.ｨt-,‐´-==-l::ヽ､!:::::::::＿＼
´￣ /:::,:::{´ｨ ,ﾆミ ﾚ' ｨﾆミヽゝ::::::, -，::.
. /イlﾙ! 弋(ｿ 弋(ｿ } l:/r-, }､::l
| {r } ､ / {-,/l ﾘ 増員し、資材も届くなら、夏期の３か月でやりきれるかも。
ヽヽ!メ ､＿＿＿ , ｰ'／
ｰﾞ､ ,ｨｰ､´ 逆に、夏期内で帳尻合わせて終わらせるようにすればいいのか？
/ヽ､ , ィ:::::､,:::l
,イ二ヽー､―-､.＿_ー_ ´ |::::ﾄ:} ﾘ
. 〃´ ｀ ヽ } ! ,} ､ l r--,―‐､‐､‐､
/ V＿l__|__|＼_ ミ Ｖ_,..-ヾ､ ! l ':,
l |:.:.:l l:.:.:.:.:.:.:ー､ r''´:.:.:.l＿!__l＿l.
.|:::::::::::::/;;;:::::::::::::::ヽ::::::＼_
ﾄ|::::|:::::::;;;;;;:::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::ヽ､
|:|:::j:::::::|ヾY''´):::::）::::::::):::::ﾊ::j
. j:|:::{:::::::ヽ (::::（::(ヾ::从ミ:::ヽ
|:{:::::ヽ::::人 ）ｲｨt7ﾊﾉ/^i:::ヾ だな。峠越えと湿地埋め立てをダイとヨコシマで並行させて
. `ﾄ(::::::j:::汽ｿ ゝ' ¨ /::/
(''ｿヽ｀¨ , ﾊ;） どっちも６月頭でケツあわせ見通し引き直せばなんとかなるだろ。
.',. r-ｦ / .l)
丶､ ￣ ／ |､
|｀==.´-一ﾞﾞ:.:t＿
＿＿＿＿＿,,-一'.:.:.:.:.:|:l:|:.:.:.r.yヽ:.:.:｀ｰ───､
.../.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:l:|:./ / /ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ
/.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|f Y / / ,ﾊ:.:. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| /:.:.:.┃ 立場的には７村側のワカメですが、ずぶずぶの身内モード。
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:) ｊ.:.:.:.:.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ） ／￣￣＼
l / ／ ヽ､_ ＼ 次に、こっちの開拓開墾は、
ｌ l （ ●）（●） | ｶﾘﾔ
r―j l , -┐ （__人__） | 雁夜村長のモトノ村からも人足受け入れ目一杯の12人で約束してきた。
〈 l 〔 )' ／ （｀⌒ ´ |
/ヽﾆｲ 〈 . { | 〈⌒ヽ
｀ T′! / { ﾉ | l
＼ イ ヽ ノ ＼ j ,
/ , ＿＿＿＿/ヽ' / / r― ､ / /
/ l /ﾍ l ム l/ ＿/ / ／ヽ 〉' /ｰ､
l ヽ￣￣ | | // _ ＞ ヽ| / ｜ /、 / ﾄ､
| l ヽヽ /l/／/￣ l | ｲ ／/ ＼ / / /-､
ヽ _ -―┬ﾉﾉ / l ＼／ l( l / / l/ ／ ﾊ 〉
￣￣７ / ／￣〈 ＼ /ｰ{__∠-' /
/ / / ＼＿,＞-､＿ノｰ一'
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
-=ﾆ二..ィ 、
/ / / ∧ﾊ. l l | :,
/ / / /| │ | | | | l | ﾄ :,
＿_/／ ／../l../| ./ １ /| ﾊ! | /! .j |: . |ゝミ
- ､ ＼＿ . : . : . / l/‐リ‐-ﾚ.,_|/ __,.斗j-ﾊ│:.:j
＿__／ 〉__ ﾌ: . ｢ ヽ| ＜屯ｿヾ:.:', /:.ｨr=ｧ 'リＷ
..... / ／ / ヽ/ｲ.: .| :.{ ／ l | ,｀¨´//}'′ 多い分には問題なし！
... ／ .:′/ { /ヽ ∨ ＼ ':, l | / .ｲ/
ｉ / / { |,ﾉﾊ. : ゝ! ': /___j} / '′ なに、寝床さえあれば文句は言わせないさ。
| / ｀ヾゝ ,、 ｢l＿Ｖ: | ､ ,ｨ======ｧ〉/､
| j7く ‘， |｀ヽ}从 ＼ ＼＿,. ｲ /ニニヽ
| ≪__, ーｉぃ=- /ﾆﾆﾑ '. ＼ '''''''''''}/!ニニ}ﾆﾑニヽ
:, r=ｧ=={ ´ /ニニﾆム___':＿ 丶---- '_j:i:i:i:/ニﾆ7ニﾆﾑ
.......′ ﾚ' /ニニニニ≧ｭ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ニ＞ニニニﾑ
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
.
::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: { l :::∧::::::::::::: ∧:::::::::::〉
:::::::/ ::::::::: | :::::::::: / ::::::::::::i::::::::::::/ ﾉ::::::: 〉::::::::::::::::::〉::::::/
: : ::::::::::::::: | ::::::: /::::::::::::::: |:::::::::〈 /::::::: 人::::::::::::／:::::::/
:::::::::::::::::: .ﾉ:::::: /::::: ﾉ::::::::::i :::::::::::＞ ヽ::::〈 _::::::::/:::::::::人
:::::::::::::::: / ::::: / ::: / :::::::::人::::::::〈 ,|::::::〉´ ヽ;: {:::::: <:::::::ヽ
:::::::::::::::/ :::::::/::::: ﾉ -= - - ＿:::ヽ ´}:::/.┬ 、}::Ⅴ::::: 〉＼:}
::::/´ ヽ、 ノ:::::::〈´ ヽ＞-...ﾊ´ヽ::/ ﾚ:::::::l / :::/:::::::/ /′
::::l 「 ＼}::ヽ::::::::: 〉 ,./ |:::::::::::i }’ ｀っ_/ ′.|::::::／ ヽ
::::|丨 ｀ヽ{ヽ::/ ﾍ ｀つ:::/ ｀¨´ lﾊ/
. ＼ ＼ ヽ }7 ゛ ｀¨¨´ ヽ .
}ﾊ::＼ ー ） 〉 /
. }/ ヽ¨´}:lﾑ, ｨ 正直、シタノ村だけずるいと言われてもなあとは思うが、
八:::| ﾍ _ - ﾉ , ’
. Ⅵ ＼ ｀ー… ´ ／ 叔父さんも村民連中から突き上げくらってのことだそうだし。
「´ﾍ ≧ｭ.、 ./
. | ＼ ≧ｭ.、 ｨﾍ
. | ｀≧ｭ _＿ ＿ ＿ー.＿Lﾉl＼
/ ￣l 、 |:::l:::|￣ | ｀ー
斗七´. ＼. |:::l:::| l
｀ﾐ、 |:::l:::| ﾉ
＿＿＿_
／ ― ＼
. ／ (● ) ﾍ＼ ｶﾘﾔ
| （⌒ (● ) ｜ 雁夜村長、寝場所と飯つきで二つ返事だったけど、
ﾍ ￣｀､__） ｜
ヽ ｜ 寝泊りに宿舎の空き３部屋使うから、新メンバーと合わせて一杯一杯だお。
, へ、 ＿／
. | ＾ヽ
. | １ |
.
/´ i ､ ヽ、 ヽ、 ヽ____ ミ;ヽ,)ヽ
. // i , /'i |＼ ヾ_、 i l _.iヽ,l
/ｲ l | l ヽ l,:-＜ゝ;>､l |-‐‐' ／K !
|/l | ! |､ | ､,,Xヾｲ::;ヽ i' | |r＝く /,! 〉
l |､ ﾄx‐!ヾ ' ヾソ'´ ｜ .|'ノ ｝/j〈
ヾ ヽ'i ﾒ:`i | |ﾉ ﾉﾉ/// 朝晩の食事は女の子達に任せればすみますが、
| .l ゞｲ | |;ン', '/く
| l ヽ ＿ | .|ﾍ,,／ヽ::＼ ちょっかいかけられないか見張っていないと心配ですね。
| ヽ ´ - | | |::|:|::i:!ヾ:::!
| ＼ | l ,ゞｿ!:::l:::ﾄﾉ
ｌ l. ＼ _,. ‐ ｌ /'´ ヽ!:::|!::| ,. - ─ - ､
l | ｀´ l ,. -ｲ / ヽr‐;! '´ ヽ,
ヽl. | r' ﾍ / / ／/／ l
ヾi l /ｲ::/ヽ '/ ／ 〃 l
ヽ! ,ノ'::::i‐!:::::l ／ // ,.:-‐'' /
,. ‐''''ヽゞ!'〃:::::| |:::::::l／ /_j-,.:-''´ /
ヾｲ: : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ
/: : : : : : : :ﾘ: : : : : : : : : : : : :∧
,′: : : /: ／: : :__j_/!..: : : : : : : : :.
. /i: :.l: :l-!:l: l: l´: :.///l.: : :..: : : : : : :
. 八:..l: :l_j:从!/j≦ﾁﾐｧl : : : :l: : : ｌ: : l
/: :.ヾﾄ､{寸j 弋 ﾘ ,:/.: :..:l: : : ｌ : ; 作る分には10人も20人も大差ないが、関わりは増えるでなあ。
／: : : : : :ﾊ ゞ' /,': : : :,′:..:ｌ: :′
-‐:': : : : : :.／:八 ´ ＿ /: : : /__: : :l:/ しかし、モトノ村の連中は知らぬ顔ではないが、
: : : : : : :／: :/: :..＞ ゝ- ' ィ': : : / ｀ヾ
: : : : : : : :.／ィ::´::/ ｀¨´/: : :／ Y それだけ受け入れて大丈夫でありんすか？
: : :, ィﾊ´::::::::::::::::{ ／: :／ ﾘ::｀ヽ、
:'´ }}:::::::::::::::::ヽ／: :／ _,.，-‐ｧ'´::::::::,:ィ＞､
}}::::::::::::::::／: :／ーｧ'"´ /:::::::::／／
.
＿＿＿
／ ＼ 孤児院からの子達はともかく、
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ＝） （＝）＼ 囚人から引っ張った４人ともども御しきれるかいまいち自信がないので
| u ___´___ |
ｃー､＼、 `ー '´ ／ 予防のためにポップやフリッツ混ぜたいなと。
,へ λ ＼
<<<／ヽ
＞-. . . ＜
＞'´: : : : ::ヽ: : : : l: :ヽ、
,.:'´: : ::＞-: : 、: :ﾐ : : |: : :}:｀ﾐ、
,:' 三彡´ ＞- : ::_Ⅵ.{: :ノ: : :ﾉ
,'彡´ : :_,r'´ 7¨｀ヽ「 .｀ｆミ:}
,ノ ,: :-彡´ﾉ { }' .|ミ}'
/: :,:': :彡´ ﾉ ヽ |ミ｝
. {: : i.Y'´} 「 ｀ヽ、 ｀ lミ;}
',: :ﾚ{ Ⅳ, ,_ｾ_≧..、j _＿＞-{ﾐ:}
}: : ﾍ { ｀r ´ ｔｧ- /,ﾘ' 元囚人どもは覇気もないし
{ハ＞'’L_l ヽ .l ￣ l'
. Y'´ ,: : : ::}..| ` | / 本当に揉め事起こした連中かってくらいだが。
{ﾙ /: : : :/.∧ -=ｒ' ./ハ
{ﾊﾉ: : :{' ∧ に￣＿} ./ : : } 俺、ポップ、エルネストの３人で３部屋まではみれるな？
{ {{: :九゛'' .∧ ー - /i: :{ ﾘ
人{乂{.ニニ゛'.., ,/ル:.ﾚ'
. ＜{ /ニニニニニニ＞―‐＜ニ}ﾚ'
. ニニニニニﾍニニニﾆ＞--'＿}__,,、､-‐‐‐‐- ､
ニニニニニﾆﾍ., ´ ＿＿人 /
ニニニニニ.／ ｀丶 、 l'＞
.ﾞニニニﾆ., '´ ＞- _} /ニニニ＞- _
.ﾞニニ／＼ ＿ノ ｀＞ __ ＜ニニニニニニニ心
... ／ .＼ ´￣ ノ } { ニニニニニニニﾆ}
......＞ ＼ . ＜´ ＜二_二＞ .ニニニニニニニ}
.
,, -─- ､._
／ ヽ
. | |
. | ノ ヽ､ .|
. | （●）（●） | 覇気がないのは、俺達に御せる程度って条件で選別しただろ。
| （__人__） |
ヽ ｀⌒´ ﾉ てぇか、ゴタった相手との身分差で罪被せられた的な冤罪臭いんだよ、話聞く限りは。
/ ∩ノ ⊃ ヽ,
. { / ＿ノ }
| / / ｨ |
. ,!:::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;/il｀i;;;;;:;:;:;
. {::::::::;;;;;;;:::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;,f,il|,ｲ;;;;;;:;:;:;:
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl エルネストは俺の組下に入ってはいるが
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､ 実質は1人親方だからな。
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri 当人がよいなら文句はないが、どうだ？
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',
.
＿ ＿_
, ＜///////////＞ 、
／///////////////////＼
,ｲ///////////////////////,ヽ
///////////////////////////ﾊ
'/////////／´ ヽ'/∧
'////////´ l'//,l
i///////,l l//,l
ｌ///////,l l//,!
|///////,l -――-- ; ,.-‐,.，｀ '//,l 荒事は得意ではないのですが、
l'///////,! ´ `’｀ {ヽ .l///!
l////////! :. .!'//,| 予防のためとあらばやむを得ませんな。
l////////lヽ ;. ,'///|
l////////|. ,,;;;;;;;;;;;;;;;､ ////,'l
V///////ﾄ. '""´´￣ ｀.////// いつまでも親方家に世話になるのも何ですし、
ヾ//////l ､ ￣ /l､////
｀'＜//∧. ＼ , '"ﾉ／ これを機に微力を尽くしましょう。
' ｀"ｰヽ _ ＞ー -.ｲ '" 'ﾞ !
,' }Ｙ ⌒ヽ ｀!´,.'"⌒ヽ, - /,!
_ _,. ｒ ､ ﾉﾊ.{ ）,l .! .!（ }.j.（ l/'"> ._ _
＿ r‐, -― l .l _＼＼´.ヽヽ ´.l .! .!｀ ノ/ ｀` '"／ l .! ‐- ｒ‐ _
― l´! .l .l ＿ -―＿-‐=ニニ＞__ ＼ ｰ' ! .!,. '／ '",‐-＿_ ‐- ._ ! l l .l i^i ‐-
.l .l_ -‐＿＿-=ﾆﾆニニニニニニニニ＞- ! ',. ＜ニニニニニﾆ=‐-.＿_ ‐- ! |_ l .l
ｆ´r＝ニニニニニニニニニニニニ=‐￣, -―- .､￣‐=ニニニニニニニニニニ=- ＿_‐- ､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 絵の具等の研究や絵付け担当中。なお、メンバー入りのきっかけはオフレッサーとの大乱闘。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／＼
／ （●） （●） ＼ 名前も出ましたし、エルネストは実質ひとつの部門長ですから、
| ´ |
＼ ⌒ ／ 今回の変更で組織体制としても独立してもらう予定です。
／￣￣ヽ ＼
（｢ ｀rﾉ ＼
ヽ ノ ＼
| | ｢＼ ＼
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ 俺達が輸送部門から交易部門に名前を変えるように、
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ 実態に組織を合わせ直す感じだな。
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
｛///////////////////////////////////////∧
∨////////〉//////////////////////////////
三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――-----‐''´￣￣三三
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
.
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 倉庫の出し入れとお金関係はもとから事務方任せで
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 俺達のやることは変わらないけど、
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_ 交易部門の輸送隊、位置づけがよりハッキリする感じだね。
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
, /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
＿ _ -- _ ＿_
／/´ , . :´ : : : : : : : : :｀丶ヽ:::＼
..::::::::{__／: : : : : : : : : : : :＼ : : : }:::::::::＼
/::::::::::::/ : : : : : : : : : : :｜: : : ヽ＜::::::::::::::::ヽ
{／⌒/: : : : ; -: :/: : : : :ト､:|: : :} : :｀Y⌒ヽ::::}
ｌ: /: |: :ﾊ :∧: |､ : ﾊ :ｲ : :ﾉ:} : : | ｿ
|ｲ : ﾊ/∩′ヾ ∨∩|j／:V: : : :| 取引相手が┣"ｫ―――z＿＿＿ﾝ！！ と増えれば
Ｖｉ.:.} ∪ ∪|: : : :} : : : |
|:（ '" {/⌒} '"| : : /: : : : | 交易部門独自に事務方を抱える方向だそうですが、
|: :｀7: :ｰr--r‐: ':l: : ;′: : : :|
ﾊ : l ;ｨ'´|,示|｀7ヾ:ﾊl : : : : : | 今のところは総務でぜーんぶ引き受けですからね。
/: : V/（｢￣￣||{___ V: : : : : : |
/_: : {::{='＾}) (7^ヽ /ﾏ: : : : : :｜. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／(__ノ:::ゝｲ＿＿|トく::::::Ｖｉ:_:_ : : |. ┃ それが「総務」。何でも屋の異名は伊達じゃない。
／:::::::::::::/ i >､::`ｰ'::＼:|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ んでタケちゃん、モトノ村の連中の指揮は主に俺がとるが、
| ｀⌒ ´ |
. | | 枝払いとか伐った木を貯木場まで運ぶのとか、そういうグループを見て欲しいんだ。
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
／:::::::::::::::::::::/:::/:::/:::/:::/:::/:::7:::::＼ ｛ ｛ ヽ
::::::::::::::::::::::::::::r―-- :::/:::/:::/:::/:::// :, ∨ :、
.. /:::::::::::::::::::::::::::｣ ___ ￣}厂 ‐y′ ∨ :, ＼
. ′:::::::::::::::::::／／:::::::＼ } :, ∨ ＼
ｉ::::::::::::::::::／ /￣｀丶::::｀ｰ=ｧ __,ノヾ ∨ :,r―― -- __
|γ⌒1: ′ 二芯ニ`ー' /--ヘ｝ :, | r―‐ -- ヽ__
|:{ |::| ヽ== / _,:- ､ │ } うっす。
|:{ |::| γ }_ 、 厂 ｢ { ｝ | ヽ_ノ ;
|:: ､ |::| { - ､__r‐ﾉ } { ｰ /___{ '⌒ヽ____, ′ 他所者に自由勝手にさせるのは、
l:::/｀ｰ{::{ ; { __／} ＼ヾｰ＜_ﾉ ;
|/ {/ r―‐‐ ⌒¨¨¨＾) ′ 、 .′ / ′ やっぱまずいっすからね。
ヘ、 Ｖ/ ＼｀¨¨¨⌒ー' 〈 .′ ＼ / ;
..ﾞ--／ ＼ Ｖ/ 丶 ＿＿___ﾉ.′ ＼ { ′
.... { ＼ ＼ / ＼ {
. ＼ 、 / 丶.,_
丶 ＼ ｀ ー―r=彳__ 〈 ｛｀¨¨¨¨¨
丶 ＼ / │ ＼ー――― --- 、 ∨｀¨¨¨¨¨¨ヽ ／
、 ｰｧ‐┐ ∧ .| ＼ ∨ 〈
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : :＿＿ :: : ::|＿─-|::::::: :: |:::::,⊥:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
. , ´ ｀丶: : : ￣└＝ニ|／ : : ￣ ‐:|:_:_:::::::||／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
. ／ ＼ : : : : : : : : : : : : : : : : : : |＿￣ ||／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::: :::∧N::|i:i:|f⌒Y|i:i:ﾄ
..... ′ ⌒ ⌒ ':
｡+'..| （● ） (● ）| 話を戻して村長会での報告の最後、
: : :. '. ´ ,:
. 丶 ゝ フ ／ 僕らからの逆提案で、ヘンピナ街道の整備終了後も、
. ＞ ―ｧく
.. ／ ′ 丶 ショートカット建設を続けるのはどうか打診してみました。
... / |
. { |
... | , '二i |
. ﾞ / / --〈｜
. ﾞ ′＞ ´ ‐ｧ'｜
...ﾞ ＞ ´ __ノ´ |
.ﾞ ´ ＜´ |
{ イ |
.....￣ ｜ |
. { }
.
┏───────────────────────■ヘンピナ街道（Hempinia）７村＋1─┓
☆ ロレンスの湯治宿（ Lawrence's inn） ※数字は区間距離目安（km）
5┘
│
★ シタノ村（sitonm） サキノ村（sakyno）
│ ★─5──★ ヨリオクノ村（Yry-Orcnom）
└5 ─★† │ └4
│ │ │
└─12──┻=.bypass..=┫
モトノ村（mottonom） ★†┐ オクノ村（Orcnom）
／＼ │
／ ＼ .7
￣| |￣ .└★┐ ランカークス村（Lankarks）
| | 4
（至辺境伯領都）━━━━| |.━┓ ★ アントレ村（Entrea）
|_＿| .┗━━━..／￣￣＼
ノ ヽ_ ＼
（●）（● ) |.北方大路（北方街道）
┗─────────────────....（__人＿) | . ─────────────┛
| `⌒´ |
。 { / モトノ村からオクノ村まで
＼ { ﾉ
＼ ヽ ノ 直通のショートカットを引ければ、
{ヨn ,ﾄ介／/ヽ
｀ ◇＼ ／ ~ヾ/~ i ちょっとは時間短縮になるだろ。
Ｅ[]ヨ ＼ Y | |゜ | |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼／ | |゜ | |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＿＿| |゜ | | ＿
／ ／⌒／⌒／￣. ／|. ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
／旦 ⌒ `´⌒ ／／|... ┃ ４～６kmくらいの短縮見込み。
|￣￣￣￣￣￣￣￣|／ |... ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
|￣￣￣￣￣￣￣￣| |
.
. ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ､ i:ﾊ
. ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::::::::/!::::::::::::::,ｨ::::::::ヽ}::::}
. ＿__,ゞ:::::::::::::::::::::::::::::::::／_.|:::::::::::／ .!:::::::／ヽ.＼::::::::::::|
. -=ﾆ´_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／￣./ ::::／￣/:::／-- ､ ＼＼:::::ﾉ
＼::::::::::::::::::::::::_:;／／ﾆ/ｧ-く ／',ｨ==､ヽ ＼ヽ ）:ﾆ=-
. ￣フ::::::/i ::! /´ ﾞ ' ヾ }:ヽﾉ´
-=ﾆ´ ,:イ ﾄ､! { {●} {●} } ﾚ'⌒ヽ 確実に１～２時間は減るよな！
. ┌――――-- '´ / ∧.! ＿＿ ＿＿ ' /ﾆ┐ .}
＼ ＿＿＿,.....／ ∧ | ´ ｀ | } /ー--- ､ アントレまでギリ１日もあるいは？
｀´ /.へ／ , ｲ | ／／／／／ | / / ／ヽﾉ
.. / ／ ／ ＼__.| r- ､ ,-､ | ／ ／ _}
| く ∧ ┌─ﾊ ＼ ｀ ｰ----‐ ´ ﾉ .!-'___. /ヾ､／ }
. ,| ヽ{. ＼ . !:::::::::::＼ ＼＿＿___ _／ / :::::://／ || |
. く ＼〃､ ヽ!:::::::::::::::::＞ ' ⌒i U ／⌒ヽ､::::/ｲ´ .|| |-､
i＼ ((＼＼ Ｖ::::::::／ ／ ´⌒iｰ―‐ｲ⌒＼ Ｖ ||／ ノ
| }} ヽ ＼:::{ / ／⌒i /⌒ヽ ＼ } ／)) イ
三三三三三三／二二｀ヽ三|三三 ＼
三/￣｀!三/-,-，////} ｌ｀)l/l ＼三三ﾆ',
｀ヽｰ--lﾆ/--､ 弋/ノ ,_-､三三',＼三 l
ﾆ､|三//ニィォﾄー ,- r=､T /ヾ!ヽﾆ! ＼ l
l lﾆ/ {. 弋(ｿ /ｲ 弋ｿ ﾊ / ヾ!
ｰ' ﾚ' ー‐ _ ￣ {-' でも、これも団長達の持ち出しで整備するのかい？
｀ー'∧､ メ ,
/三/l-|＞､ - - ,.イ＿,..--r―､ 利があるのはわかるけど、なんか釈然としないなあ。
ヽ￣｀ヽ ｀ｰミ ､ ＿ イ＞! ヽ ヽ l
l ', ヽ､ l / ﾄ､ヽ ', ':, ﾄ､
l ! l｀ヾ ､＿!__,／:.:.ヾ＿_!＿__l_/ ,
T￣￣￣:.:.:.:.:.:-,:.:.:l l:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ',
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 時間短縮だけが利じゃないんだお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ むしろ安全保障のために、ヘンピナ７村とは「いい関係」でありたいんだお。
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
彡=～へ、
＿ / r‐ ､ヽ. （（＿ ＞＼ー＝ ‐ t （ /⌒ヽヽ
r‐､ヽ {__{__ 〈 （... ￣ ／ Yｎ. ￣ ﾉ ﾉ
! { { ／ ＿_｀∨､ / , ヾ ヽ~｀} r__..´イ
〉 ヽ. {_／ }○}. / / / ヽ .jﾐ.ゝ). ○
O ﾉ ﾉ / ｲ ﾊ ﾊ ノ、 ; .jミ ハ. ,. ―- ､
＿./.／.. i ７二'´ i ﾉ''二从=＼i j 7.|〈. /_r ⌒ヽ.ヽ
/ r‐ ､ヽ | /幵ぅ弋 ﾜ廾又了 j |ｼ.|)´ ﾉ ﾉ
_ {_j }. {.. 人,| 乂ノ ' 乂_冫 | |,）ｿ. ( 二 イ
､ヽ、 ○ヽ{.. / j ¨ .| |.:.丶.. ○
ｰ' O ○.... j ( f~ヽ、 ^⌒ | , i::i:ソ. j -―- 、
____. t ﾊ_ ｀, ............. ＜j .ﾉ V乂.:.:ゝ.... {_/⌒ヽ }
/ r‐ ､`ｰ､ O ＼i .〉二{ノヽv⌒｀ ゝ; ﾚ= ｀ __ ノ ﾉ
__{ .{ ｀¨¨ ＿. ' / ﾚ＼/ﾍ._／ , ヽ. ＿ （_r‐ ´
(r‐､ヽ二ﾌ ((⌒j). j , /:.:l|.:.ヽ ;,、 l.... (_r‐ ､○
/ノ ＿ （(. | j ﾄ ヾ_ｿじ'' ﾅ 、 j. ﾉ }
o′ (＿_ ｀ヽ o_. ヽ__ノ｀ト―=＝～´:.＼〉 ﾉ _／ ノ
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ えっと、必要経費、究極的には金銭損でも構わないから、
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／ 謎の【山賊】がポップするなんてのは勘弁してほしいってことだお。
／ （丶＿//// ＼
＿人
） .＜￣｀ヽ
.. ⌒Y ｀ヽ !_.... -─- .._
, -一, 、｀''ヽ,,_, へ
／ ／ ／ﾊ i ､i ヽ ＼ ﾞi
／ / / ハ ! 、 ﾞ| ! ヽ人
/ 〃 ,.ィ´/ 小ｘ.、 ｜! ∥ ﾞ､ 冫
i /i ｋ=ﾚ 弌ヽ､＼ | i ｜ レ'、
Ｖ ！ 芹j 乍≡气､`| ! |＿ -─ i }
/ ∨ﾋﾝ ！しﾞ ﾉ 〉| ! |-─ ´ /_ノ
/ ﾉｒ｀ ┴─''´ | ! iへ_ ／ /´!
,' , { u | i | /,彡 ／__｣
i / ﾊ i ⌒ヽ | i ト'彡／ ´/ ああ！
｜i 人 ヽ 丿 ｲ i /／:::::＼´
卜 i ヽ _ /, ﾘ'::::::::::::::::::ヽ
,ﾊ ! ｀一 7´1r‐ /,' ノ'¨｀ヾ:::::::r､::::::',
ヽゝ'⌒''ｰ∠ｲ::::ﾍ ' '"´ ヾ:::｣ ｀一′
/, ／::::::ﾉr:::ﾍヽ ／￣｀＼
! i ぐ:::::／ |::::::::ヽ＼／ ｀ヽ
|, l / 〈:::/ ﾄ:::::r┘ / |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 出入りを押さえられている奥地にポップしてもあくまで【山賊】、正体不明ですねえ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ｰ-=＝;.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..!:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:i
. ,:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.!
;.:!:.:.:.:!:.:.:.:.:.ll:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:ｌ.:.:.:.:.ｉ:.:.:l.:.:.:.:.!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.!
l:l!:.:.:.:l:.:.:.:.:.ｌ l:.:.:.:.:.:.ﾄ､.:.:.l:.:.:.:.:.!:.:.:!:.:.:.:l:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.i
. l:!l:.:.:.:.l从/ﾘ｀l:.!:.:.:.:!´ヾ:.:lヽ:.!:.l:.:.:l:.:.:.:l:.:.:.:.:.:!:.:.:.:l: ! 人足を出すだけで金銭が得られ続けるなら
. l:!l:.:.:.:.:! 'V心 ヾ＼:!_,.-,､-､lヾ!:.:.!:.:.:.:!:.:.:.:.:l.:.:.:.l !:.!
l!.!:.:.:.:.:l ￣ ´ ｰ゛’/'"Ⅵ:.:.:.l.:.:.:.:.:!:.:.:.ｌ l:l 下手を打たずに関係を維持しようとするもの。
! l:.:.:.:.:. / ｌ:.:.:.:!:.:.:.:.:l:.:.:.l l:!
l:.:.:.:.:.､ ヽ ,l:.:.:.l.:.:.:.l:.l.:.:.:l !! 互いに、利益になる関係を続けることが大切。
l:.:.:.:.:.:.:丶 ｰ 一 , ,!:.:.:l:.:.:.:l:.l:.:.:.! l:!
∧:.:.:.:.:.:.:ｌ:.＼ ,. --‐=ﾆl:.:.:l:.:.:.:l:.!l:.:.:.! .l:! 言葉にすればそれだけの話なのでありんす。
/:.:∧:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:,´ l二二ﾆﾆl:.:.l:.:.:.:l:.:l:!:.:.:.! .l:!
/.; '´ 丶:.:.:.:l￣ ,! }!￣´ .!:.:ｌ:.:.:.: 〃:.:.:.:! .l:|
,:.:' ヽ:.:..! ,;;;ヽ ,':.:.;.:.:.:./〃 ‐ ._ l;,!
,:/.! }:.:.:! ';;;:ﾉ /:.:,:.:.:.:.;.〃 丶
;.:{. | / ﾉ'}:.:.:} /,':.:.:.:.:.:〃 ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼ 難しいこと抜きでも、ショートカットで短縮できるのは大きいです。
／ （●） （●） ＼
| '' ' '' | お金の問題じゃなくて、時間価値と、僕らの足腰的に！
＼ ￣ ／
ノ ＼
. 〈｀V´〉 〈｀V´〉
（_<__） （_ア__）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 改鋳で価値変動するお金なんて、過分に貯めこんでもしようのないもの、という認識もあります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V はは、そいつが一番大事なんだろ。
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ ま、後先よりも今の欲に目がくらむってのもあるから警戒は、な。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ で、反応はどうだったんだい？
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
｛///////////////////////////////////////∧
∨////////〉//////////////////////////////
三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――-----‐''´￣￣三三
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
／￣￣ ＼
__ノ ｀⌒ ＼
（●).（● ) | それがなー、反対はしないけど微妙って感じ。
（__人___） |
, =二ニﾆヽ､ | ヘンピナ地域の代官として、測量でもなんでも好きになされいってな。
/ 二 ヽ､`,┘ ﾄ、
/ -､ }、j┘ ｲ ⌒ヽ
/ /{_/＿ ,／ } ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ ノ∧ ｨ }. ┃ 実質の領地化しているとはいえ、ゾォルケン家はあくまで「間借り」。
| | / i | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
ﾉ::/::/:/:::!:::::∧∧:::::::::::::::::i､:::＼
. / /:/::/::::i:::::/ ｝:::）:::ﾍ::::ﾍ::ヾヽ
. { ｛:く;;｛:::∧:（ （:::(ヽ:::::）:::ヾ::｝ }
ﾍ::)::）ﾉ￢）) ):）フ::ﾊ::::）:/ 秋からの奪還戦がうまくいってもいかなくても、
{ﾍ!:（丁;;jゝ ´「;;;j厂ﾚ!iﾍ
｛∧ ￣ ￣ / ソ どっちにしろ人が減る。
ゝﾍ ' /ノ
ﾘヘ ´ ￣｀ ／!!′ 来年以降、人足を貸し出す余裕があるかどうかわからないからな。
＼|＼ __ ／ |/!
┌‐┴─ｒr─‐‐┴!
. ___ __＿＿＿r=┤: : : : : |||: : : : : ├､,,
. /: : : :: : : : : : : : : : : : : : : : 〃/: : : : : : : : :｀:ｰ:-:.:.､,,,__
....../: : : : :: : : : : : : : : : : : : : : :i ! |: : : : : : : : : : : : : : : : :: : :｀ヽ
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼ イクサをすれば人は死ぬからね。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八 -= |｢ 八 略奪で飢えを凌ぎつつ人減らしを兼ねたイクサ、
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼ そんなのが普通にある話だし。
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.
アﾟ r‐＝==―――
ァｸ‐┴┴─┴───
,' ,ｲ {L￣￣j ,j
i {{ ｀` ｰ─┬─‐┬──┬
￤ ゞｰ__ 。oｲゞr一'' ' ＿＿
‘， _,， ...__･￣ ￣|匸￣厂
￤ ,ｨ ~"''≪ ￣￣￣￣ 厂￣
_У ｀寸 ｧ(
/ '; ,， r‐ '， _,ｘく
_j幺ェェォ__ｲ__,:ﾉ. r㎡_ ｱ＿幺孑ﾔ升
,,｡*''“ﾟ j´。厂゛>､ うぅ==七"
,ｨ'” ..: : '⊂⊃ ﾉoﾟｲ . 寸
〃 . : ' χ ｲ{ ゛ :. ﾏ
{{ .0o 。 ゜ ζ δ ﾟ :. ﾘ
“t｡ ﾟ c。 λ .｡廴 s ;,ｨ(､
/∧（ｈ。 ﾞ^. -──- .+`,らﾍ
た//, う≧= .／ ｀ヽ
￡///: , / ＿ノ ヽ､_ ﾍ ゾォルケン家のイクサが俺達にどんな影響を及ぼすかもわからないだろ。
Ⅵ///_ゝ､, | （ ● ） （● ） |
ゞ//////≧ぃ| | わからないから脇に置きつつ、
｀'≪////_/...| , ､ u ,'
￣ ―-', ゝ- 'ゝ-- ' / 代官就任に伴う開拓団の組織変更と今後の展開だろ。
. ﾍ ｀＝＝ ' /
. ﾍ ／
. ／´ ヽ /＼
. / ﾍ
/ ﾍ
.
ー=≠才 ＼ }Nﾊ :＼
／ ≠ﾐ: ヽ j{ iNiNl ＼
. / /, V } ∧ ∨ :, 川!ﾘ ＼ヽ
/イｨ/ i {ハ}ﾊ ∧ V i :, :} : ー
/ :| { ∨ﾊ斗≠えｰ| :{/ : !
/}: !=ﾐx ＼≠-‐=ﾐ ! i }=v 从
}ハ }/{ |____j! 乂__frりｱ, j /{ :f_∧ / さっきクレイやエルネストの話題が出たが、
i :| }ｲ∨: i ￣; ー ￣ . /ｲ :} 7ノ /:{
| :! )从 〈 : . j/f^.ｲ :{ 俺達はお三方の代官就任に伴い、正式に配下に入ることになった。
| :! ヽ ヾ ^ __, ,:^N }从
| :!／＾ヽ /⌒i:,∨二二7 ｲ }/(
j.／,斗-､V / ﾍ^ｫi iﾊ イ ,..斗=ミ
{ ィ ー-ミ ′ ヾー=≠" ≠ ./.:.:.:.:.:.:..
i r:- } , ／/ /} ／. / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
| |-ィ ,.:.:.:/／ { j ｲ____/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
l ,ﾉ ;イ.:. / ￣7ﾊv/／￣ ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :ヽ.∧
. / ,′ ,′ ､ .ﾊ ﾊ. ',
′: : : ; : :ｲ: : : :l!: : : : :.!: : : : :.!: : : ! .}
,′,': : : l!: :{ !: : :.}{:、: : :ﾉ!: ､: : :.}: : : : :|: :.!
{:l: l!: : !:ﾊ;「二ﾄl!ハ!V「ﾘサﾑﾏﾊ!: : : : :}: :.|
. l!l:ﾊ: ﾊレrっﾐﾒ、 ｲrっﾆﾐ、}: : : : :!: :.|
! Vハ.弋zﾘ 弋zり ,′: : : |: : ! ただこの【ホテル・グランロレンスProject】は時期尚早かの。
|:ト:.!´￣ ﾉ ￣｀ ,: : : : : ,i: :.|
.. r､ _ ___＿＿___ ,: : : : : :j: : | 観光・保養でこんな山奥まで訪れる客など、
.. ﾔr―－''''''""""¨ | ィ: : : : : ,: : :.|
.... l ｌ 村おこし試案 | イ|:,′: : : :l!: : : | よほどの物好きでありんす。
.. ,.'-‐-､ | ...´ l!: : : : : ﾊ: : : ',
.. 〈_,.rニ＝、 | ,: : : ,: : {: : :ﾊ
.... （ ｒ_rk=ﾆ、ホテル・観光編 | { : : r,ー- 、:ﾍ
.... λ _,.-‐く | ...ィー,|: : : : :.レ' ｀ヽ
.. / K_,.-‐''" | ,rーラ{: : : : : | ＼
.. | ﾄ |__,,,.....．--―─=''''''''￣"....ノ´/ |: : : : :,′ ヽ
.
＿＿＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ __ｨ｝:::::｛Ｌ__. ＼
／ -ｰ='ﾞ￣ ﾞﾞﾞ=ｰ- ＼ しかし！
／ -‐ニﾞﾞ~~ニ} ｛ニ~ﾞ‐-っ_ ＼
.| ` | ホテルとは単に宿泊の場であるに留まらず、
.| ,,'ニニニ、 | 飲食でもてなすレストランおよび宴会、会議等の式場、観光拠点、
＼ ,' } ／ リゾート、スパ・エステ、遊戯……こういった様々な事業を内包した
＼ 廴____＿ノ. ／ エリア型総合アミューズメント・パークをトータル・プロデュースして、
／ ＼ 来訪者に上質なホスピタリティとエクスペリエンスを提供し、
/ ￣ ヽ ファンからリピーター、そしてビリーバーへと変遷させることこそ
| | 我らのミッションであり……
| ｉ ｉ |
| | | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ やめい。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
（￣￣￣ 彡＿/ヽ＿ ヽヽ.ﾞヽ三/) ））
'――― 彡＼ ／.ﾞﾞ| |... ( i)))
/／＼| ﾉﾉ::::::＼： ＼
... / ヽ ○ ＼ l .：／ ⌒三 ⌒::::::＼ ）
.../ 'l ￣￣ ＿／ .／ （○）}ililli{（○ ）::＼： あうっ
：| /// __´___::::///:::::| =3
＼ `ー'´::::::::::::／.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
⊂ヽ γ ヽ.... ┃ ビリーバーの生産をミッションにするのはどうかなー。
i !ｌ ノ ﾉ !... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
⊂ｃノ´
.
'./ ヽ
. j , ｉ ＿ _ ', i
. ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ´ i ｉ !
l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. _l.ハ! /,{ V ヽ l ＼ヽ! .l‐- ,
ヽ!.!ヽﾊ ｰ―' ｀￣´ } ｿ'／ ちゃんと、地に足をつけておいて。
',! 、 ｌ〉 u l : l '
. | |.､ _ .ｲ l '
l | ＞ .´ イ. , l }
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
ヽ/. `´ }: : : : : : :／
三ﾐ/ / ／ ＼
.≧_､ ./ .／ ./ ‘，
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{ そのための縄鎖がマウナたちなのじゃぞ。
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y
.＼ / .ﾚ 八 ﾉ
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿▽イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ ┃ そのまなざしは優しかった。
: : ://_ ｀¨ ´ .|:| ∧￣´ ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
:／/ ヽ |:| / ∧
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（―）（― ） |
（__人__） | 「珍奇」が肝の観光業は難しいから、湯治宿やりつつ拡充するべきだろ。
（｀⌒ ´ |
.ｌ^l^lｎ | ロレンスさんたちの扱いは、最古参級で文句はないよな？
.ヽ L ﾉ
ゝ ﾉ ノ
／ / ヽ
／ / |
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::7',::::::::::::i/:j
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::|ﾍ:::::|､:::::7 ﾔ::::::::::7
／:::::, イ::::::::::::::::::::/;i::::/ニ∨::::::|ﾆi;:::|ﾍ::7 Ⅷ::::::::::ヽ
/::::／ i::::::::::::::::::::::/ﾆ|:/ニテ'ﾍ:::::i￣ﾍi￣.! !:::::::::ﾍ＼i
i／ !:::::::/::::::::::/￣/ ＼ Ⅵ ,ィ弋 ﾉヽ:::::::::', `
.|::::7 |:i::::::7┌───-ヾ, ヾ,／￣￣｀´¨７'::::u:iﾊ
.|:::i i:|!:::::ﾍ.', o ° ,'ヽ:::i:|.ﾘ
Ⅵ ヾﾍ:i¨ﾍヽ,,.. ----= ':j ヽ ---- ..,7 .|/ﾘ
ヾ | ∧ |||| .:i |||||| . ノ i ていうか、これまでオブザーバー枠だっただけで、
ヽヽ:ﾍ 7 ノ
＞､ﾊ _ 人'´ 実際俺ら以上の最古参じゃないですか。
ヽ iﾆﾆ ア ' . ｲ:i7
|/;＞ . ___ ,.イ |/｀`
┌‐'"| ヽ:::::::::::::ノ!─┐
/i ＼j ＿, イ .7_
r--./ i ≧､ j ､ .7ﾔ二ヽ､
_,.-‐': : : ﾍ /.ﾊ 7 ∨ i: : : : : :＞-､
_,.-‐': : : : : : : : : : ﾍ ./ .∨ _,i /: : : : : : : : : : : : ＞-､
.
＿＿＿_
／ ＼
.. ／ ─ ─ ＼ .|.「「「l_ヽ 古参新参は俸給の額に絡むからデリケートなんだお。
／ （●） （●） ＼ ,:､!j l l l }ヽ
| （__人__） |＼/⌒ ヽヽヽ 幹部級の昇給は確定だけど、冬の子達や今回加入はまだ無給とか、
＼ ｀⌒´ ,／ 〈/ｌ ｌ ｌ ｌ.} 〉〉
／ ー‐ ＼ |.!JJJ' 実質親方でもエルネストだけフリッツより多いのはまずいとか。
| | ノノ
{ |
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
|::::::i／￣￣ ￣￣＼i::::::::::::::!
|::::::| |:::::::::::::|
|::::::| ＿ ＿. |:::::::::::::|
|::::::|´ﾓ云ヽ ,ｨ'云テ |:::::::::::::| ﾓﾄｲ
|:::::ﾊ ｌ |:::::::::::::| 古参をきちんと優遇するのは組織の基ゆえ、
|::::|;;;;, 、,. !:::::::::::::!
;::::|;;;;;, ｨニﾆヽ ｲ:::::::::::::| そのあたりはやむをえんでしょうなあ。
ヾ::|;;;ｨヽ. "" ／ ,!::::::::／
ヾ;!.｀込、＿,∠ｚ彡|::／
_,,.. ｨ1、 (r‐､ﾞi.|.i r‐.) ´ﾑ ..,,_
, ､＿,ｎ -‐ ''" ゝ、-- ' 1|.l ゝ- ' ／ ｀ '' ‐- ｎ,＿, 、
λゝ.,,l_l_ ヽヽ,ｨ'⊥ヽ７ / _l_l,.ノ.λ
. /ニﾆ＝‐-ニ,,_‐- .,, /〉 } } / ﾊ i. { <ヽ ,,. -‐_,,''ニ -‐=='彡ﾑ
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ いまさらだけど下男下女にまで給金なんてな。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ ふつうは飯と寝床で満足しろってはなしだぜ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
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〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
／: :≧ミ: : : : : : :＼: : :Y: }: : :ハ
/: : :二ﾆ=: : :㍉.: : : : :j: : |: j: :.ﾑ:.∧
ﾑイ: : : : : :イ ￣￣ ｀¨77ｰﾃ''¨´｀寸:Y
.ｲ: ／: : : : : :.j {( / |八
{/: : : : : : : / ) Ⅷﾐ
./: : :: : : : :ｲ -ｰ-V:.}
/: : / : : : :.ﾉ -─---=彡' _彡⌒ }:ハ
〈: : /:.y=ミ:.{ ｰfﾃy::: ( rtﾁｰ ｲ:／
V: :/⌒ Vj | 気前のいいことはありがたいが、金貰っても使い道がなあ。
V:{ {Y( ＼ V l
､___):.＼ヽ r -〉 領都とは言わないが、
`7: : : : ー┤ __ '
/: : : : : | ∠二二7 / 気軽に街まで出られる場所じゃないのが痛いぜ。
7从:.V＜＞..:＼ ...... /
V ＜＞::＼ /
r 〈 ＞＜.＼ _＿＿_ ﾑ
r㍉- -──匕 ＼＼ Y_ﾆ＞.. |＞＜> |ヽｰ-
Vﾑ ＼＼＿ ) l | l ( .ﾑ/ ｀YYー-.rr
Vﾑ ー- ミー匕.乂| | |寸ﾆ// | | | |
.
／￣￣＼
. ／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
. （__人__） .u | オーフェンさんやクレイたちに御用聞きしてもらっても、
(,｀⌒ ´ |
{ | ブツが手に入るかどうかは別だしな。
. { /
ヽ / 行商人の販路問題もあるから、追い追いで対応していくしかないだろ。
,, -‐)__, ／⌒i
／;─ー´ミ .／ l
. （＿ﾝー‐-.ノ´ |
l |
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::,:::::::::::::::, ´
＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,. - ､::::ハ:::/＿
,....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'r-､::-―-､ ､::::::::｀ヽ､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::と､ ｀ヽ､:::::::∧:::::::::::＿＼
/＿__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/￣二__ ￣ ',＜_
>::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム':::::::::::::::＼ l::::::::＼
'::::::::::::::::::::::,--_ ､::::::::::／´￣￣ヽ__｀ヽ､｀ lヽ￣｀ ＼
/:::::::::,r- ､::/ }} } l::::/r-, /´77､ r-, ﾞ､￣ / / ＼
{:,イ:/l r-､/:::＞-_.!:/__¨ {//// ,r:::､:::ヽ-‐'／////＼ _
/ ､ ,/ l:从/ --羊=､ ー-¨´-'／ヽ:l ＼:∨////////_l }
ヽヽ' {/ /ニﾆミ､ l::}≠矛/_ﾉ リV/////// 77 ＼_ あとさ、お金って持ち歩くのも怖いし、
＿＞-､_, _ ='＿ }-‐-､ ∨/////} l//＼ }
／￣_｀ヽ ＼ヽヽ､メ ／二二 ∨ ,ｲ ヽ ヽ｀∨---∧ ∨//∧ 部屋に置いとくのも人が増えてきてどうかなーって。
/／´ ヽ ', ﾞ､ ﾞ ,＞ ､ ー―‐ '´,イ ヽ ヽ l ∨////> ／ l
〃 ∨! l l ﾄ､ ≧ー ≦lヾ､ ﾞ､ ／! ｀ー―‐ ′ |
| ､!＿_|__|_! ｀ー- V- ／:.:ヽ__／l:.:.:.l ゝ､__ /
〉 ヽ:.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.:/l.:.:.:/／:.:.:.:l＿＿＿,..-- '''´
.
＿＿＿_
／ ＼
. ／ ＿,ﾉ ⌒＼
ｌ^l^lｎ （●） （●） ＼ 預かり、銀行業務を始める頃合ですかね。
ヽ L ､ ｀ |
ゝ ﾉ ￣￣ ／ 現金と証券書面取り扱う関係で、事務方に放ることになりますが。
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';::::ヽ
,.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:l､::::::::i!::::::::::::::::::';::::::∨
. /::::::::::::;':::::;'::::;ｨ!:::::::::::i:::::!l!.';:::_/斗::::::::::::::::';::::::::' ∧＿_
,'::/::::::::::!::ゞ:;_/_l:!:::::::::!l!斗匕j/ l::::::::::::::::::::::',ﾆｋ､ ￣1i
,':/::::::::::::i:::::!j/ l!､:::::/l! γ⌒ヽ.!::::::::::;':::::::::::'.三ﾆk、. 《
.. ,ｨ;'!i::::!::::::/:!::!γ⌒ヽi:/ .{、 ﾉ !:::::::::;::::::::::::i::!三三ｋ､ ≫
/l!/il!::;!::::;':l!::!. {、 ﾉ.! ¨´rっ!:::::/::::::i､::::lヾ=ﾆ三ﾆk、
..... ,'ﾆ=y'i/:!::;'::∨ rっ l::::/!:::::::!::';::l:::!::::｀T'' ヾk,、 ひっ！
. l!´ / ｲ::ヾ!::::{ _,,... -‐ Vヽ l:/:::!::::::i::::i∧:::::::::::'. ｀
.. ｰ ´ l::::i:::::::ﾑ、 {. ／ i. i:!::::l!:::/:::::!::::';:::::::::::', また仕事が増えるんですかぁ！？
. ヾ:lヾ::::ﾏ::ヽ、 ∨＿＿＿ ノ ,!i::::::j/:i::::::';､:::':;:::::::::',
｀ l!ヾﾑ.!::::｀i:..、 _,. '´/i:::::::::::l!:::::::';ヾ::';:::::::::',
ヽ ヾi::::::::!::::｀:.ー=≦ ,..ィ/ .i:::::::::::iム:::::';:::ヾ::::::::::'
!:::::::!ヾy'´. . ,.ｲ'´. . /. . l::::::::/´: .ヾ:::':;::::::::::::::::'
i::::::;',.ｲr=yﾍ. . . . . . . . /::::::/;.. -‐ ヾ::':;::::::::::::::
!:::/ //;;;;;;;ヾ!. . . . . .,.ｲ::::;ｨ´. . . . . . . . ヾ:::::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 預金、貸付、為替、両替、貸金庫、保険、投資……大丈夫、まだ預金業務だけだよ！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ﾄ{八.| .ゝ/ ／ ＼ ＼ ∨
.ﾉ ヾ ! / / ／ / .∧ ∨ .∨
| .八. ,′ ,′ / / ./ | .∧ ∨ .∨
／{ ／{′ .′ ,′/ ./ /{ ヽ .ハ .| |
.{ 八 ト{ ト､ { { l{ /ﾚ{ /{.ハ 八 .! i | .| |
∨. ＼ .八＼ ＼ .! ! ハ/≧|/､ l! ＼{ヾ|ヾ } .} 从 ｨ≦
＼_／ ＼{ .＼V八{ .ｲハ心 .ｨ禾心 ﾄ./ /}/､／
.ｨ==..ハ ＼ .／ .ヾ{ヾ ∨し' しｲリﾘ/ .ｲ / /二 お金を預かってくれるのか？
ゞ- / ＼ ≧≧={ {l＼ ´ , ｀¨ ./ ｲ/!-.イ
∨ ＼ ﾉ |込. ､ _ ´ｲ /|ﾄ､_二ﾆ= ならすまんがものがものだけに
.}＼ ≧=-=ﾆ_〈 .ﾄ､ .＞ . .. ＜二//l| ﾃ==≦
Y. ＼ ／∨八 ＞ァ':＼.二-=≦ﾊ／/ .八--､＿ 信用できる人にやってもらわないと困るのじゃ。
,ｨ≧､_.＼ ＞:.´{ /:.＼ ＼∧::::::::|::::::::::::／ ./ /: : ､ ∨＿
ヾ( ￣〃 .|ｲ:/ /:.＞ l ∨::::!::::::／〈／.／_ ./|ﾊ. ∨＿＿
{{ /: |:/ /: ((⌒Y ヾ-≦ ,.<／z〃/ .|:八} ` ＜
八 /: / ﾊ://ヾ ∧ ／ /.V |ヽ:/: :. : :
／ '´ ＼ヽ}
/ ∨ト､
/ / / ! ヽ、 YV
f / / / ｨ / ﾊ / | ､ | } !)
l〃/｜ 〃 {l | ! '. ! 、ヽ l ! Y{
|{ l ト lL /|!ﾄ､l ヽ{＼ ヽ厶イ l }）
iﾊ∧ﾊNr升≧ｫ|ノ ヽﾍ ,ィ≦圷! ｜ｲ
＼从{{ ﾄ辷'i ﾄ辷i }}| Y
l| ∧ ｀ーﾟ ｀ー' ﾊ | 書類仕事など何も生まない寄生虫と侮っていた
.... キリッ.....l| ﾉﾊ """ ' """/:!ll /
仆 ヽ、 fこ) ／::､| N､ 昔の私を殴っていいですから、ヨロシクお願いします。
l| l|::::｀ゝ､ _,. ﾍ-､:::! 仆::〉
lﾄ､ j|__//} ￣ ,ノ ' | li／
＿ﾊil|-ｧ' { _ ＜´ |/､':､
／ ／ |/,ｨ-く , ｲ `ー- ､ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ / ／:::L_}::＼ ／ }＼... ┃ 最悪、穀潰しなどとも言われかねないのが事務方。
/ { l,イ:::::::/ j::::::::＼ ／ ／ l.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
} ／ / /} ∧ |＼＼ ヽ
八 ／ :/ // ／ |/ ，i＼ /
.¨¨７, .:/ ／/／ _,斗＜ |/ ＿x≦二_
// ム／ ´ｨｆ斥抃７`i |Υ 彡 ／´
/ｲ ｉ| ィｆ竿㍉ 乂ｚク | 人｢＿／
斗笊 ﾄ, 乂ソ / ／) ¨｢ ', 待て待て待て。
￣ヽトヽ 乂 ヽ / ｲ Y) ',
＼ﾊ 「￣＼ ／人ﾉﾍ , アルトリア様も事務方の一員ではないか。
l |＼ ヽ.__ ノ _∠ 从ｲ ￣￣＼ ､
l l ＞ ／ ｛Υ}―――┴ ､＼
/ l／ (＿＞‐彡 ／{Y } / ＼
/ 人 ／ {Y } ／ ￣￣￣＼ ＼
/ / 人 / ／ {Y'}／ ＼
/ｲﾊ /.: /:::: l l .ﾊ l l l ﾄ､ﾊ
. { l Vi:: l:::: / / / / l .| ﾄ､ | | | ﾊ ',
/ |. |:: .l:: ./ / /i ./ | | |k. | | | j i l
ヾ小ﾐ､| .|〃./i ./ .l/ .| .ﾊ .| } | i ｲ八;
iﾍミ| |ィ示≧=-,; .lｨ彳＝､ｲ / /l,' ﾘ
＞il | ll {:::} i Y il{:::} ! / l/,/|/ /
. ｷﾘﾘｯ......ヾil| | ゞー ソ ゞ┴'´ ./ .| 私はほら、読み書き計算を教える学校事業がメインですから！
. |:::::i: | u /:: |
. |:::::l. | i} ｲ::::. | 銀行なんて、得体の知れないものはできませんから！
/::| :::l, |>､ ( ｧ ／ |!::;;i |
. /:::∧..:! ,| |＼ < |::: l | 新しいメンバーいっぱいで大変だなー、大変なんだなー。
/:::/ i .| _| ＞ _ ／|:::::> |::. ! ﾘ
ヾ.' ∧ |＼ |.K | ｲi
/∧> .| ＼ ／ ＼ _| ﾊ/
'｀ ー── ''´ヽ .', .| ＼ ／ lｲー─ ''´｀＼
i ヽ il /::::ヽ / ヽ .＼
.
,:::'' '': ::, ::'' ''
,::::' "''' , ;;'' ' ''::, ,:::' '::,
,::::' '' ''::, ,:::' ::':::, ;;' ':::, ':::,
,:::' ':::, '::, ;; '::,
／＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／／＼＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／／／／／／／／／／／／┌┐＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
／／／／／／／／／／／／ └┘ ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
￣||￣￣￣￣￣￣￣￣￣~ ~￣￣￣￣￣￣￣￣￣||￣
|| 田 田 田 田 田 田 田 田 田 田 ||
|| ||
|| ＿＿_ ||
|| 田 田 田 田 | | 田 田 田 田 ||
|| | | || ■宿舎 兼 学校事業とか小会議場とか
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿
,..-‐-､＿＿ ／ ヽ ／ ＼
/ ヽ ／/ ,.-､ヽ ' /,..-､ ヽ
/ '´｀ー―－イ ／ ヽゞ-' ﾉ ヽゞ-' ﾉ ヽ メンバー全員に読み書き計算教えるのは必須だお。
. / .／￣ ＼ } .／:::::::⌒ ｉ´ 人 ｀ｉ ⌒::::::::::ヽ
/ ', -､ ＼.ノ―､| ｀‐‐' ｀--' | 冬期には特別講習として、礼法、乗馬、体術・武術、
. / ／ ＼ ヽ l| |-‐┬‐-| |
/ ヽ ＼ / l ＼ ヽ_＿_／ / ちょっと高度な計算なんかも開講したいお。
./ 入 .}‐〈 } __＼ ／
/ < _,イ__,-｀ｰ ':.:.:.:.:.:.:.ヽ｀ー―‐.､ .,..-‐‐ﾄ､
＼ ￣ ／|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ /:.:.:.:.:.:l:.:.＼
｀ー――‐ ' |:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ':.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ヽ
.
/ /. . ./, : : : : : : : ､. . . . . ヽ
'. .:/: : : :l:{:.:/|{: :|!:.:.:/!: : l!: : : : :ﾊ
i: :.i: : : : :|:乂｣ﾑ从:./ }: :ｲ|!: } |:i: }!
i:.:.!: : :!: :|ﾄｨrﾃﾐ､ヽ{ /ノｨ从// }/
i:.:|: : :|: :.ik 辷ｿ {Ｊﾘ〉/イ
i:.:|: : :i: : i ｀´ ヽ｀¨´ﾑ: } メンバー加入ごとに３か月の基礎課程、
i:.:|: : :i: : i ′ 八:.!
_}:ﾊ: : ヽ: :ト． ´｀ .,イ: : :/ 比較的手の空く冬期に特別課程でありんすか。
(三ﾆヽ: : ､:.∧ ｀ ｧ:イ:.:/. .:./
_入＼三ヽ:丶: ＼ {_/:.:/: : ｲ
/三三＼＼三ﾆ=-/)ｱX⌒Y/ﾉ-､
／三三三ﾆ≧､二>/ /ハｿ ヽ三ﾐ､
,'三三三三三三三/ / /三三ﾊ
＿＿＿_
／ ＼ ﾒｲﾄﾞ
／ ＼ ／ ＼ 今は下女でも明日の女中ですからね。
／ （●） （●） ＼
| __´___ | どんな相手でも失礼のないよう礼法は押さえて欲しいですし、
＼ `ー'´ ／
/ ∩ノ ⊃ ／ 乗馬や武術も、今後の自警団、衛士衆の組織を考えると外せません。
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ ／＿＿＿ ／ ┃ 下女→女中、さらに上の女へクラス・アップ！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
//////////////////////.＜
///////////// ＞＝=＜////＞．
///////ｫ‐r/ ／ ＞‐< ヽ//////＞､
/ｲ￣.!/ ] l ]l/!_}＝ { 。 .! zY`，＜ ´
__ /＝一 ゞﾔz､ `ー ’ ,.ｲ_7// ﾍ
=く///／ ´ ＿__ ﾘ ｰァ＜ヽ//r＜/ﾍ
ﾍ VY イﾓてﾘ ｿﾃﾒ /.＼ﾔ `ﾍ
くﾍ ﾍ}. _込ﾝ 込ｿ 丶
ー.j ｰ l 文字を読めるってのは本当に大きいからな。
.､ _ ,ｨ ､ メ r ｧ .!
////l ＼ ' ちょっとした用事ならメモ書き回覧するだけですむ。
イ//j! ＞ ／
. !/ ,ｨーｧーｧｰ ` ーく
. |! ' / / ,ｨ＝=xヽ
. / / ,' ,ｲ ヾj
/::::::::::::::::::::::::::::::￣”ー-=～'￣｀:::::::::::::::::::::::::',
〈:::::::::::::::＿＿__::::::::::::::::::::＿_:::::::::::::::::::::::ヽ､::::::i
ヽ:::::::::Ⅵ三=/:::::::::_＞'"三/::,∧::::::::::::::::::::!＼|
/:::::::::::廴三/::::::／三三,ｨ/／i/:::::::::::::::::::/ ﾘ
|::::::::::::/＼: 入/ 孑ｧt-､_／ノ7,刀 〉::::::::/
|::/!::::::i〈ゞfｿ / {:ｿ/／,.彳 / l ::::／ 読み書きできない人足連中相手だと、
ｿ 从_ ﾍ .リ U. 廴 ＿/::::::〈＿,ｨ i／
＿才ノ｀ー',:::::: ￣ ／ / いちいち一人ひとりつかまえて説明しなきゃならんつーね。
_ -‐/´ イ ＼ u ＿ ／､
_,ィ ´ ∧: :.:∨ ;;;;;｀ヽ､＿_／ ヽ その間仕事にならないっすよ。
"´ ﾍ : : ', ;;;;;／.i l ∧
', : :ヽ ＿ ,ｨ |: | ﾍ
＼ ﾍ､ ヽ : :.:＼ ヽ ＿,ｲ ﾉ ∧
ゝ, ヽ ＼ : : ｀￣ _. :イ / ',
.
＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::ゝ､
......::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ::ヽ
〈:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::ヽ::::::::::::::ミヽ
>;;:::::::::::::::ヽ:::::ヾ::::::|ﾐ::::::::::::::::::::ヽ､
.〈:::::|:::::::f:::::::::;;''')::::人::ﾊミ:::::::::::::::::从
i:::|::::::::ﾄﾐ'' 〈::::{ ／}::L ミ::y-ミ::ヽ
|::|::::::::::::::ヽ ):）fイ:丁 ｿr}k ）:| ） 僕達もよくお爺様の言伝で走り回ったよな。
|::|::::::::::Y}::|__ ~ ¨´ Y/:::l
{ ヾ:::::::::t k夕 r':::::jゝ 探して話すことが村役の仕事、
￣ゝ(ﾍ < ＿ ヾﾘ
（ ヽ ´ ／ ヽ 以前はそんなふうに思っていたんだがな。
＞ ､___／---──ゝ.
z-≠─- ､ ヽ へ─--ﾍ
| ＼ ｀ ゝ､
| ＼ ＼
| ＼ ＼
| ＼
| ｲ }
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） |
. | （__人__） .| 特別課程の講座参加は強制か任意かはまた後でとしても、
| . '´ｎ｀' .ﾉ
.ヽ . | | } 幹部級ないし役付きには必須だろ。
ヽ.. ﾉ .ュノ
/ { ..ﾆj､ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|. | "ﾂ ＼ ┃ 講座修了の印に資格章を渡すなどすれば、立派な資格社会の誕生ですね。
|. | .l |ヽ、二⌒)....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼ 厳選し練り上げた工程で、知識・技量・生活習慣その他諸々について、
／ （一） （一） ＼
| __´___ | おおむね８割目安で規定範囲に修めさせる人間工場。
＼ `ー'´ ／
/ ∩ノ ⊃ ／ ……というと、なんだかすっごくディストピア。
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
. ＿＿＿_
. ／ ＼
. ／ー‐- -‐' ＼
. ／ t''tzj ｨtｪｯ ＼ 一箇所に押し込んで画一的な詰め込み学習を強制ですってよ。
. .| ｀¨､__,､__,¨´ |
.. ＼ ｀こ´ ／ なんてやばーんな風習なんざましょ。
. ／ ＼
. ／￣￣＼
. ／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ 教育とは洗脳なりってか。社会的動物やるのは大変だぜぇ。
. | ｀⌒ ´ |
| |
ヽ /
. ヽ /
. > <
. | |
. | |
.
／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ ｶｲｷﾞｬｸ
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ 諧謔は知識人の嗜みだそうですが、さすがに悪く言いすぎでは？
ヽ ､〈 ｊハ{::::!
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､ 人が増えれば、それを束ねる人が必要になるのですから。
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : :
. ,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;;;;;;;｀:､
. ,j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ､
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;.;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;! 学んで、初めてわかるということもある。
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;!
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{ ただ己の腕を磨くだけでは１人親方どまりだと、
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､ いまになればわかる。
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
.
／￣￣＼
／_ノ ｀⌒ ＼
_ .| （● ) （⌒ ） .|
| ! | （__人___） | ああ、今日ここに集まってもらった幹部連中には、
｜ ! | ｀ ⌒ ´ .|
| ! ,.-,| | この先もっといろんなことを覚えてたくさんの人を扱ってもらわなきゃならん。
._,ﾉ ┴、/ ,/ .| /
.r `二ヽ ） i ヽ /
.| ー、〉 / 〉 <
.| r_,j j /￣ ''￣ ⌒ヽ
.| ） ﾉ／ { ｨ, }
ﾉ ,/ | |{ |
.ﾞ＿__ .＞. : : : : : : : : : : : : : :／| ! : : : : : : ／. : .:.::人: : : : : : : :
＼: : : : : : : : : : : :.:: : : : : :／ | !: : : : :／/.:::::::／￣￣￣￣￣
......＼ : : : : : : : : .:: : :＞'´￣ ﾌﾉ.:::＞ｰ-/.::::∠
. ｀ ７::T ￢:::::｢ '⌒≧=彡イ^ u 厶イ二二 ｀ヽヽー‐---
/／{ て爪 〃 {::（__} ´⌒＞ミヽ Y.: : ／
. /' ∧ / ハ 、 ゝ-ﾟ’ {::（__｢` |: :/
〉' / | ￣ ゝ-ﾟ’ |: j ／
∠ / /} ､__ ｀￣" ﾉｲ/ 今でさえすげぇ増えたって感じるのに、
. ／ ７ /_,ｉ し'
∠ / /ゝ'{ __ , 最低でもさらに倍の人数を組み込まなきゃならない。
....／ ￣ 7 ｚ ∨ } _ u 人__／
/ / ／ 丿 ヽ ／::ハﾉ そう考えると気楽にはなれないぜ。
. / / ／ ／ ｀ヽ イ⌒ヽ
.ﾞーへ/ｰ-' i Y^ヽ, -‐个x、 ＞''"´ |、
..＿＿＿＿_」 ﾉ／⌒Y/,ｊ ｰ=≦三 j>ヽ
......,,;;,, ﾉ ／ ／⌒Y､ ／ 厂￣￣
..ﾞ＿＿＿__{ ／ ／｀ヽ ー┬――一 ' /
.
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼ / }
.. ／（ ●） （●）＼ | ! ／）
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼│ {／／ でもほら、修道院の移転が決定とか、明るい話題もあるお。
| |r┬-| |/^つyく
＼ `ー'´ ／ { ｀〈__ ｝
ヽ ′/
. /i:i:i:i:i: /~"''～､、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i!
/i:i:i:i:i:i/ ~"'ヾ-=三:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|
/i:i:i:i:i:/イ;＾＼ ￣￣1i:i:i:i:i:|
,斗ﾐ;i／i:i:i:i:i:i:i:i ＼ |:i:i:i:i:i;
/ /厶イ⌒ヾ;i:i:i:i:i:＼ ＞''"^ヽ!:i:i:i:i:;
. ' :::::// ミｈ､ `''＜:i:i:Y _､+'”:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾑ:i:i:i:;
. | .{ 〃 ミ三ミメ、`'＜! /:i:i:i:i;i＞''" ⌒ヾ!:i:i;'
从 .{ ; ///// ~"'ゞﾟ 三三三ミ }:/ ､
. ∧ ;′ //////////// -, ヾニ三ミ ;/ }
〉;; ,.- l|l|. ′ //////// / ′ 村に教会があるのはすごく安心できるっす。
. ,/ ;/, （ _、 ⌒! //////// /' /
／/ 爻 ｀ｰ-‐ ､ﾉ /'_,／ めでたいことっすよ。
...... ＞''" .∧ { /⌒ ⌒ヽ /'
≦∧ ∧.‘, { ＿. ‘, /'
:::::: ∧ ∧.‘, , 乂/ ｲ /'
:::::: : ∧ ∧.‘, 八 ） /'
:::::::::::::∧ ∧.‘, 个o｡._ .｡o个 /,
::::::::::: : ∧ ∧.‘:, ／/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ できるのは教会ではなく修道院（の礼拝堂）ですが、一般村民にとっては違いなんてないですね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼──
│／＼∧↓／＼∧／＼∧／＼└┐∧森森森森├←…∧∧／＼／＼∧└┤┌／＼∧↓森森／＼／＼
│∧／＼▼→→→車┐ΠΠΠΠ↓／＼∧森森↓森／＼∧∧／＼／＼∧.： ／＼／＼↓∧／＼森森森
10┼…→→┘森森森森└→→→】【┴→┐／＼∧↓／＼∧／＼∧／＼／＼↓／＼┌←┘∧／＼∧森森
│／＼∧∧∧∧森森∧ΞΞΞ┃ΞΞ└→┐∧▼∧◎┳━┓∧／＼∧┏滝┐∧↓森／＼／＼森森∧
│∧∧森森森森／＼∧ΞΞΞ┃ΞΞΞΞ└→┤∧┏┛∧┗┓園園園┃園└┬┘∧∧／＼／＼森森
│∧／＼∧∧森森∧∧∧ΞΞ┃ΞΞΞΞ森森車∧┃∧∧∧宿舎┓園┃園園↓∧∧森森／＼／＼森
│／＼森森ΞΞΞΞΞΞΞΞ┃ΞΞΞΞ森┏┻┯┻〓〓〓┷━┻━╋━━▼━━━━━━∧∧森
15┼／＼∧∧━━━━━━┳━┻━━━☆┯┛ │森∧∧∧森林ΞΞ★☆園↓森森森森森森／＼森
│∧∧／＼ΞΞΞΞΞΞ┃ΞΞΞΞΞ∧│ ┌┴┐／＼∧∧林ΞΞ┃∧園↓∧森森森森／＼／＼
│／＼∧∧∧森森森森森┃森森森森∧∧└┬┘森└／＼∧∧∧┏━┛∧∧↓∧森森／＼／＼／＼
│∧森森森森森森森森森┃森森森森森∧∧├┐森森／＼∧┏━┛Ξ∧∧林↓森森森／＼森森森
│∧∧森森森森森森森森┃森森森森森森┌┘│森森森∧∧┃ΞΞΞ∧森林↓森∧∧／＼∧∧森
20┼／＼森森森森森森森森┃森森森森森森├─┘森森森／＼┃木木木∧∧┌┘∧∧／＼∧／＼∧
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ∧／＼┏┛木林林∧∧↓／＼∧∧／＼／＼∧
| 寄進するのは、枯れ沢の北側およそ50町歩。 |.／＼森┃森林┌←←←┴┐∧∧∧／＼∧森
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ／＼森┃林┌┘森∧／＼└┐／＼／＼∧森
│∧／＼森森森森森森森┃森森森││森森森森∧∧／＼┃┌┘／＼∧∧／＼.： ／＼∧森森森
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ┃└┐∧∧／＼∧／＼／＼森森森森
| 区切りの道付けと最初の数町歩の整地までは手伝うが、 |.┃林└→┐∧∧∧／＼／＼／＼／＼∧
＼＿＿＿＿＿＿＿＿ ￣＼ .林林↓森森∧∧／＼∧∧┌←…／
│∧└→→→┐ | これは俺がモトノ村の連中とやるだろ。 | 森森└→→┐森∧∧∧┌┘／＼／
│／＼／＼森└ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ∧森森森森└→→┐∧└→┐／＼
30┼／＼∧∧森森森◇￣￣￣|／￣￣....森∧∧森森┌┘∧∧┃森∧∧森森森森森森└┐∧┌┘／＼
│∧∧∧森森森....／￣￣＼ └┴→┐∧∧∧森森↓森／＼┃森森..ﾞ,,.. -──- 、.....森↓∧↓∧∧∧
│∧森森森森....／ _ノ .ヽ、＼ 森森↓∧┌←┐森↓森∧森┃森.,. ´..ﾞ森森森森. 丶、.ﾞ└→┴→┐∧
│∧森森森森....| （●）（●） |森┌┼滝┤∧↑森↓.....|＼ . ┃／森森森森森森森森 ヽ.....森森森↓／
│∧∧森森森.....| （__人__） .|森├┘∧...┌――――┘ ＼../.....森∧森森森森森森......',. ←←┬┘∧
35┼／＼森森森森| ｀ ⌒´ ﾉ 森↓森∧. └────┐ ／i'..森森／＼森森森森森森. l ／＼.： ／＼
│ r─一'´￣`＜ヽ } 森↓∧∧∧↑森∧∧. |／.....l 森／＼∧∧森森森┌←...}.／＼／＼∧
│ `ー‐ｧ , ) , -'~⌒ヽ、 森森└←←…／＼......!..ﾞ森森∧／＼森森森↓／...!.∧∧／＼／
│∧.....ノ {. ,ﾍ ,l. ゝ、_ .'ヽ).森森森森森∧／＼∧ ', 森∧∧∧森森森┌┘......,'. ＼／＼∧
│.....／, ､ _ /. | . ', . .. .ヽ、.....森森∧／＼∧∧.....､..ﾞ／＼∧∧森森↓／ / . ＼∧森森
40┼. （／ / // / / ...| ...|＼..＼＼ ＼_) 森森森森／＼…】【.ﾞゝ、..ﾞ枯沢）…┬┘ ／ ／＼∧∧森
│／ . / // / / . . ＼_＼_)､_）....森森森森森／＼┃森..ﾞ｀ ｰ- _＿_ -‐ ´..ﾞ／＼∧／＼∧
┼─. ｰ' {_/ノ ."´.────┼────┼────┼────┼────┼
.
ゞヾ;ゞ;＼ゞ;ゞ |iiiii;;;;;::::: :)_/ヽ,.ゞ:,,ヾゞヾゞ__;::/ ゞヾゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ
ゞヾゞ;ゞ |iiiii;;;;::::: :ﾚ;:/ ヾ;ゞゞ;ゞ ヾゞ , `
ヾ;ゞゞヾ;ゞゞ |iiiiii;;;;:::: .|:/ ヾゞ `
´ |iiiiii;;;;;::: :|' `
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. ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
i ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼､,,,,､,.､､,,iiｉww,,､,.､,.､,,､,.､wiY,,､,
: ～～～～,、-─＝─-ミ、～～～～～～～～～＞..;..;:.,.,:;.:,; .:.::;.:.;.;.;..;..;:..:;.,;:..;.;..;
;ﾞ| イ __ -ｰｰ-､ ｀ヽ | | | | | | | || :.;.;.;..; ..;:.,.,:;. :,;.:.::;.:. ;,:;.:,;.:..;
:ﾞ| ／ ィ､ヾﾍ ∨/／ｿヽ ヽ. .| | | | | | ||ﾞ;.;.;;..;..;:..: ,;:.;.:,;.;.;..;
.ﾞ| / /､ ヾヽ ﾄ､ !ﾂ / ／ィ', ',_ | | | | | | |..;..;:.,.,::. , ;.; .;..;:.:.;.:,;.:.::;.:.;.;.;
..!ｰ.,' /辷=ヾ丶ドﾄ从ィジ} ィﾊ .',‐!!――――‐ | |.ﾞ;.;..;:,;.:.: :.;.;.;..;..;:..;.:.;.,:;.;.,;,:;.:,;.:.:
.=!=! !二≧=＞ッ-､Ｙぐイ｀ 辷} }=||辷辷辷辷辷_}:;.:,;.:.::.;.;.;. .;..;:.:;.:.;.,:;.:,;.:.::;.:..;
;ﾞ{ {＿|∠∠ﾂ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀-､ ..{_}ﾞ;.:.;.;.;..; ..;:.,.,:;. :,;.:.::;.:. ;,:;.:,;.:..;
. ￣ﾍ"ヾィイ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼,;.:.:.. .;.:,;.:.::;.:.;.;.;..;..;:.,.,:;.:,.,:;.;.;..;..;:
:.::;.:.;. ヾ ヽ../::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ.;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..:.;..;:..:;.,;:.;.:,;
'""ﾞ'"''..＼. /:::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿, i."ﾞ'""ﾞ'""""ﾞ'""""''""ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ'
＿＿.. }:::::::::::::::::::::::::::::::::__ ,, } .＿＿ ― ￣￣
. }:::::::::::::::::::::::::::::'｀`'(;;;;;)ヾ＼ ＼ |
─... |::::::::::::::::::::::::: '￣´ ..,,_=ﾐ､ i ─ﾆ─‐ ￣＿ ＿＿￣
￣￣￣￣..}::::::::::::::::::::::::::::: ￣`V l...￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. }:::::::::::::::::::::ヽ '´ ’/'_,. ! 代官就任で気楽になった面もあります。
!:::::::::::::::::::::::::.. .. _ |
. }:::::::::::::::::::::::::::‘ｰ-‐=＝ニ=:､__ｊ:） ｌ 水車とか、水車とか。ついでに水車とか。
人:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー､ `'''´ /
. /::::... ...::::::::::::::::::::::::::::/￣´ /
/ :::::::::::＼::::::::::::::::::::::{ /
::::::::::::::＼::::::::::::::::::} ,./
:::::::::＼__:::::::::`'-‐::"/
「`''''''''"´:::::::;;:" 人 . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.:.::::::::;;″ /' ＼ ┃ 予備・補修部品兼ねて何台分かのパーツ自体は用意済み。
.:.:::::::::::::i' .:/'"´ . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ ﾑ ,ﾞ / . i :, ':,
. / :ﾞハ.｜＿|!:＿__′, | i {
.. / |ﾉ ∧|ﾑ ﾊ / 从ﾑ l ! ﾄ､ |
..彡' {｀ヽ i{ ｒrij::::ﾏ＝z-ﾊ｜!｜ 人|:､:＼. !
/／| r-=} ヽ{:;;:ﾘ / N :| | .〃. } | ＼ |
´ ム ﾑゞ,ﾞ ゝ ー 'ﾞ ﾚ! /ﾉノ, ':/ ヾ
|ハ}/ |/!:|了 ／ i! / 隠さず堂々とできるようになりましたからね。
ヾ -､ N }ﾞ ﾘﾊ/
ﾑ｀ _-､ i:| { もちろん、広言する必要はありませんけど。
ヽ. r-‐－ '゛ノ ／ ! |
∧｀二二´, ／ :ﾞ |／i八从
∧ , 'ﾞ ,: 三二ﾆ -+
∧i | | il; ,.イ , '´ |__
｀ ￣＞へ ／ } 」: : .､
ゝ.＿ ヽ./／´ ,.イ: : ｀ヽ. :>
／ﾍ {´ ／: :｀ヽ: : : ://>.
／｀ヽ/:, .j: ／__ : : : : : ､, '////へ.
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
.. ／-=・=- -=・=-＼ 手始めに工房用水車は早急に増設だお。
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
| ﾄｪｪｪｲ | 動力割当の限界が、生産のネックになっちゃてるんだお。
＼ ヽﾆﾆｿ ／
/ {
.
゜ﾟ¨" ‐-┬‐-､:::::::::::;ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／
‐─ｧ‐…‐､{ :{￣￣￣',::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
:::::/ __ ヽ＿」.＿__ ',::::::::: |ヽ:::::::::::::{ヽ::::::::::::::::::::::-‐─ ´
:::,' / -ヽ :}l {:/‐-､￣¨ ヽ::::: |＿＼:::::::',_.＼::::::::::::::::::::｀:...
::{ , /⌒ｉ |ｌ | ,＞ ,, ＼{ ￣¨＼: ',￣＞,:::::::::::::::::::::::::....
:::'. Y { ｌｌ :l .んハ `ｰ- ＼_,' ,斗 ､ ／｀ヽ:::::::::::::::::::::__＞
:::::ヽ ＼__） !ｌ ｌ 弋zツ んﾊ // ＼:::::ｌ ￣￣￣
:::::::::＼ |:l '," ──- ゞ-' , ′ ヽ}
::::::::::::: `┬‐| ｌ ', ￣¨ ,'
:::::::::::::::::::| :|｜ ', ､__:j: / いいっすねえ。
:::: ／{/ｉ八 ｌ ｌ ' ,＿＿_, /
:￣￣¨ …┴ ＿ ヽ こ¨ / コンクリ部門に専用水車、欲しいっすねえ。
…‐-､ ／
＿＿＿＿＿＿ 寸≦=-…─=ミ
￣￣二ニ=- ￣￣二ニ=- ´ ＼
´￣ ／ ／ ／二二二ニニ=-＿
／ ／ ／二二二二二二ニニﾆ=-
／￣￣＼
／_ノ ｀⌒ ＼
_ .| （● ) （⌒ ） .|
| ! | （__人___） | 工房の拡張もあわせてになるから、水車は やるお が担当な。
｜ ! | ｀ ⌒ ´ .|
| ! ,.-,| | ところでヘンピナ７村はイクサ準備となると、ウェルキンさんはどうなんだ？
._,ﾉ ┴、/ ,/ .| /
.r `二ヽ ） i ヽ /
.| ー、〉 / 〉 <
.| r_,j j /￣ ''￣ ⌒ヽ
.| ） ﾉ／ { ｨ, }
ﾉ ,/ | |{ |
.
r:::::､ ＿
r:::::::::::ミ´::::::::::ヽ
{:::::::::ﾐ::::::::ヾ:::::::::ヽ
ﾉ:::::::Yﾍ::::､::::j:::::::::::::)
（:ﾊ:::::( j:::::}::::}:::::::::::::ゝ ﾔｼﾞﾘ
〈::ｨ::,ｨ ヾNゝﾐ::::::::::从 鍛冶方・木工方ともにイクサに備えて鏃や穂先や槍や杭なんかに注力だが、
ﾈjfｦ ( fｦYﾊ ^〉/
ヽ r <__ ウェルキンは、他所が手を回せない分とにかく板材つくれというオーダーなんだ。
＼ﾏﾕ ／ .／:::ゝｰ､＿
/.:.:.:ゝﾍ__／::／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ､
|.:.:.:.:.:.:|l|.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
|.:.:f.:.:.:ﾞ{l{;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
|.:.:ﾍ.:.:.:.ﾞﾐx:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:)
|.:.:.:.|.:.:.:.:|l|.:.:=====:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:j､
|.:.:.:.|.:.:.:.:|l|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｰ-､:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
. /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾟ｡ : : : : : : : : :
/: : /: : : : : : : : : :| : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾟ: : : : : : : : :
.′:/: : : : : : : : : : :|: : : : : : : :| : : : : : : :ﾟ｡: : : : : : : : : : : :
. . : : : : : : : |.: : : : : :|: : : : : : : :|{: : : : : : : :ﾟ: : : : | : : : : : : :
| :｛: : |: : : :|: : : : : ∧ : : : : : : |{＼ : : : : : :｝: : : | : : : : : : :
|: ｛: : |: : : :|: : : : :｛ 、 : : ___」L.. ＼:_: : : ｝ : : :| : : : : : : :
| :｛: : ﾄ､-: {‐-ミ: ｛ ＼´ : : | ＼｀: ｝＼ :| : : : : : : : ……あれ？
. 八_｛___| ￣ ￣ ￣ ￣ Y : : : : : : :
| : : .斗r恣ｋ .斗rﾃ恣ミﾒ､ | : : : : : : : 春先に注文された長板、
|: : : ″ ⌒{::ハヽ 〃 ⌒｛::ハ } ヾY'| : : : : : : :
| : :ハ 乂__ソ 乂__少′ ″| : : : : : : : もうじきに生産終わると言っていたような？
|: : : : . ｰ ｝ ー‐ | : : : : : : :
|: : : :l:} 丿 | : : : : : : :
.: : : :圦 __ . : : : : : : :
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
/: |: : : : ﾄ､: ＼: ＼:ヽ.: : :ヾ.: :iヽ
,ｲ: ; ヽ、 : i: :ヽ: : :､: :ヽ:ﾄ､ : : :l: !: :!
/: :l: /;ﾊ､: ヽ.: :ヽ、:ヽ: ヽ: ヾ: :l: :! :|
!: :j:/: !: i､ヽ. :､: : ﾄ､: ﾄ､: ヽ: : :l: l :ヽ
|,ｲ:ﾄ､:|;ム:､|､: :ヽi､: :｣__ヽ、!: : !:j : |｀
!:j: : | ,ｨｫｭ､ヽ: :| ｀>!ｧr､ i:| :/;ﾊﾊj 水車動力製材台を借りれば、
|ﾊヽ:! ﾞ-' ヾ ﾞｰ' ´ !//'/:|
ヽ､! i/ノ: :i ３か月あればできちゃうんですね、これが。
|ﾍ ､ /!: : ﾊ!
ﾄヽ 、 ＿, / jﾊ/ でも、建前は大事だよ～。
＿＿,j:〉、 - , ' _|ｰ.-､
/ﾊ: : : : :,.ﾚ| ヽ ／,ｨﾊ.ヽ￣´:l
__,l'''''‐-.,_ ___ .￣ ,．'´//::l|:r,､ : |
_,,r‐'''´:.:.:';.:.:.:.:.:.:`'´:.:.￣''ヽ、 ./::::ヾﾚ': : :ヽ
。`i,;,;.:':.:.:.:.:,:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:く .ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
,/',;,;,;,;',;/.:.;.':.l:ヾ,r''7:.:.;.:.:.:.:,;,;`､
ム7:,/:.:.:,iヾ,;,<´｀''''7:,;.:.i;,:.:.:,;,;,;,;,`
く;ﾚ!;r',r-ゝV_ _!.:i;.:.iヾ,;.:,;,;r'´ 絶対に、絶対に漏らさないでくれよ。
.r'´､ﾄ! ' ,f。 ,! ﾚ'--'､i'i,;,i,;,ヽ
.i ! ヽ`ｰ' f｡ ,! ,! ﾚ';,r''''’ とにかく膨大な量の板材を作るために、こっちの製材所と設備を借りている、
. `ｰl `ｰ'っ ,!''<
`､ `ー‐‐‐‐ ､ / ,ﾉ そういうことになっているんだからな！
`i､ ￣''‐---' _,,./--'’
`Y`ｰ--‐‐i7’ ┏━━━━━━━━━━┓
i´￣￣ll￣''‐┐ ┃ ずぶずぶぅ……
''''''''''''''''‐‐-- ! ┗━━━━━━━━━━▼
.
, ――‐ 、
／_ノ ヽ_＼
／ （＞） （＜） ヽ
⊂⊃ ___´__ ⊂⊃| じゃあ、水車や工房だけじゃなく
ゝ { } /
＼＿ ＿／ 代官館の建設手伝ってもらってもいいのかなっ。
/ l l ヽ
| l／⌒Y⌒ヽl |
| ／ l ヽ |
＼＿_／＼＿_／
_ノ
. . -‐: :＝: : : : ー-ミ
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: .. 丶､/
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ /ヽ／
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ ／ ﾍ.
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧ "´i￣
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }/≧≠ミ: !:: ::从
イ }:i :N{才 ＿__｀ﾞ ノ _＿ .Nﾘ Y::;
从(ハ{ ´￣￣｀.ﾊ ´￣￣｀ :}ｱ}}′ ウェルキンさんは日々製材に忙殺されていてたいへんですなー（棒）
八 从 , , , , :! , , , , i 八
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ
＼ 弋二二二ア ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
.
. ＼ .V // ./ / ／ ./ ∨ 八 ./＼
Y-＼ .// ./ .! .ｲ ./ / .! ﾊ/ ./ .〉
≧ｚ< .＼＼ { { | | /| / | /| / /| | }l |､ } .} ! } / /ーｲﾊ
／ ＼ ≧ﾊ Vﾚﾊ ! / l/__ |/､ ! ｲ / ! .ﾊ .ハ! Vl| ﾊﾄ{ / ｲ / .八
＼ ＼_}---=ﾐ ヾ{{ .〃ハ心､|/ }/ .}/ｨ}/ﾐ.､ }ﾊ/ ./{／ ／ 〉
､ ＼ ＼ V .从 《 しｲｒ:ﾘ / '.しｲ:} 》 |/ /__ノ .ゝｧ／ .ｲ
. ＼ ≧=-=ﾆ.ヽ Yハ{ ゞ= ' 乂ツ ./ /／ / _＿ 彡ゝイ{
. ＼ ＞ｲ {. ＼ ､ /.ｲ .／ { ／.八__
.≧=- ／.／ :| |＼ i =- . . ._ ./{≧=-.／ .八 ／ / たいへんなのじゃー（棒）
三三三.＞‘ ／:／.八.!／＼ .乂: : : :/ .イ￣｀ヽイ イ__ .ｲ
___＞ ´ ／:／ / 八 ＞ . こ´＿.ィ≦ . : : :／ ＼-=≦-=≦ { ／ 〈
Y:/ . イ:.／ 八 ヾ{. ｀/´ ／: :￣:￣ィ ./: :ハV ＿.彡＿_彡ﾊ
:/ /: : ／ ／／ヾ ＼ ./:/ /: : :/´ ｲ: :/ /}=ﾆﾆ彡ｲ )/
{ /: :./ ／／ ｒ≦＞イ }/ {: : :/ ／: : : / /: |＿＿ ノ〉 /
| {: :/ ,/ ,/＼ ヾ( (＿ |: : { ／: : : : / /: : ﾊこﾆ=彡
ﾊ |:/ /:{./ ＼ ＼ ／ ｀ .､:! /: : : : ／ .{: : :{ ￣)/
_ , ､.へ._
´ { ヽ＼ 、
´ ,i V ヽ ､
. / . ハ :. V 、
' / { !ｰ', ､ ,.. ', ! '
. l ﾊ !. ハ .{ ヽ{ ＼ }ヽ } .! ,
'{ 乂{ヽ{,.イゞ! ｀ __` V ! l .!
. lヽ.lヽ.ｖﾂ ﾉ "￣ヽ l .! l
,l l ` ＿ .l ｌヽl たいへんだよねー（棒）
ヽ! , 「 } .i .l' l /´} ,.､
l 、 ﾉ ﾊ .l .! ./ ./ .／.ノ
! ＼ ー ｲ l ', ､ f´ } / ./／.／´ﾉ
, ｌ _ ＜ .l ', 、 .ﾉ ﾉ' ./' .／ ／ノ
、 l .l ,' { ヽ 、 ヽ ,' { 、 ' ／
__-―ヽ ! ノ ヽ_ _,.-―‐- / ） ‐- /
. _‐ﾆニニ//"´ - ､ , -‐ //ニニニﾆ{ ' .'
. _-ニニ二// //二二ニニヽ '
.
/ ｀丶 / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀≧ 、
. /: : : : : ＼ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :心
| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |
l : : : : : : : : : : : : : :∧: :/.∧: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l
〉 : : : : : : : : : : : :∧.∨././l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :人
／ : : : : : : : : l : : : :|＼ ∨//|: : : : l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
. /: : : : : : : : : : : :',: : : |.ヽ|/ ′ ∨ : : ヽ: : {、: : : : : : : : : : : : : ﾄ八
/ : : : : : : : : : : : : :∨: :l | : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : : : : : : |' ｀
,:∧ : : : : : : : : : : : : l : ∧ ｀＜ 、:ﾄ: : : :|｀ヽ; : : : :ヽ: : : : :l
.::' l : : : : : : : : : : : : :ﾄ,: : :〉 }: }匕: :L /: : : : 人: : : : |
|:l ヽ : : : : : : : : : : :｀マ〈 、≦,ﾁ￣￣「 》: : : :〈 ヽ: :「j
{′ / : : : : : : : : : / ＿≧zｭ、 / l と/｀＜: / 〉:ﾉ
〈 : : : : : : : : : : 〉《 ﾏ ￣「 ＿ ｀¨¨´. / ′. //:ﾇ いやほんと、頼むからな。
｀¨女 : l :ﾄ 、{ ﾍ つ孑七、 l /// / l ／:/
〉:ハ:{ ./ ￣／ _ ノ ＞ 、///. |/: : :{ こんなのバレたら碌なことにならないんだからな。
. {:′ ﾍ | /. /´＞ ´ ﾉヽ＿、 / ﾏﾑ:{
｀ l l / / ,≦´ lf- } / /. ﾏ
〈| .| ﾚ // /￣´ ／ / ﾏ
/ / // / ／ ／ ﾇ
{ / // / ／ ／ ／
. ∧ ー-/ { ...／|￣￣ /
∧ l |::l::| ／
Ⅶ ∧ |::l::|
∧ ∧::l::| ／
ヽ、 |::l::|/
l l::l::|
.
＿＿＿
／ ＼ わかってますよ。わかるからこその幹部級なんだし。
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 代官館の設計は僕でいいの？
| ⌒ ' ⌒ |
＼ γrj¨￣￣¨i ／ 地下道作っちゃいますよ？
／ j '⌒t_r=､_ノ ＼
| ／ /´ ｀¨´ |
――――― ミ
. ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
／:ｉ:ｉ斗――--＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
. {:ｉ:ｉ:ｉi _〔_〕_〔_〕_〔_〕＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ
､／ ／ ¨ ＼i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.
/ / / } | ＼i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.
r// i ｉ | ／ /| / | | ∨:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i}
{ i l 丁≧ミ／/斗=≦,从 !斗 ア/
. 从 代vｿ ''v_ソ犾 八 イ:i/ 代官館、事実上の領主館ともなれば、
. ＼ 八 ､ /从}≦ r' '"
/／/＼{li:ヽ - ｲ,乂ｲ ＼ 秘密の通路、抜け道の１つや２つはあってもよかろう。
. ／:ｉ:/ } }ヽ:ｉ:ｉ≧≦ ／:ｉ乂ｲ:＼ ＼
. r=く:ｉ:ｉ:ｉ:/ / 八:i＼{_彡':ｉ:ｉ:ｉ:i乂ｲ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ＼
. ／:ｉ:ｉ:ｉ:＼/ / ／ｉ:.＼____彡イ:i:i:iﾋｲ:ｉ:i:＼:i:i＼ ＼
. ／≧=----=/ /-‐ｧ |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ:i_彡ﾞ:ﾋｲ￣￣＼:i: ＼
.
_ _
. / / )
/ / / ／)
. ／ / / / ／／ ＿＿＿__
./ | / ／／ ／ ⌒ ⌒＼
／ │〈 二二二) ( ＞） (＜ )＼
. / | | ／:::: ⌒（__人__）⌒::::: ＼ 目の動く肖像画も欠かせないお！
| | | |r┬‐| |
|＼ ,ノ ＼ ｀ー‐´ ／
_,..､－ｧ- ､,.．- ､_
,／ ⌒ヽ、'ヽ、 ＼
／ｲ ≧ ﾞ､ ＼＼
/ { 彡三;;_拜三ﾐ ＼
/〃ｿ ﾞｉ ／＾´ ゛¨＾⌒`'ｉ,ﾐi､
i'ｲﾉ｝N レ'´ l.ｊ ﾞｉ,
|lﾚ |:::: |ｉ ｜
| 从ﾙ|…ｰ-〟､,__ _,,_ {i ｊ|
| ﾉ ﾘ|:::::::弋'ラﾐｾ"ぐ rぞﾃ､.ｿﾉi|
| iイU| |ﾘ:::.. ￣ ¨ {;￣ | ﾞi,|
|Ｌ { Nﾘイｖ|`、:: l ,i | ふむ。
|ｆ _ﾚ ﾘ ||:::`:: ､_:: :冫 ,i l |
| ｌｌM乂 |ﾄ;::::::: ,r'_''_'_'_ヽ ,i' l | ではさっそくに、お三方の肖像画などから描き始めましょうか。
!､ ﾘ ｌ､ヽ;::: -―…''ｰ / ﾞi ﾘ
ヽ ヽ;::＼ `""" / i'
`''‐-、- ､_,,､ゝ:::＼ / ,ィ ﾉ
// `''ｰ- ､;_`'ｰ---〈ッﾞ レ’
// ,.‐ｰ~､`T'〔ソ!
ﾞ_,.,．-ー '' "~`''ｰ- ､, し⌒) } | |ｆ ｲ
. `セ二二´ノﾉ| | ﾄゝ- ､_
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 一部ひっかかるものの、久しぶりに絵師らしい仕事ができそうでソワソワするエルネスト。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ /:::::::::::／ﾆ､7::::::::/- ´ , -=-､ ':,::::::',/}:::::::::::::::::／ _,.....-:::／
´￣｀ヽ::／ } l':::::／ , -‐┐ {//////! ,--､ ヽ::l /::::::::::-ﾆ -''´::::::::／
, -‐､ ,..::::- ､‐__.!::/､＿ゝ＿｣ ヽ///// ｰ_'__/l/-':::::::::::::::::::::::::, ＜
! ,r/ｲ:::::::::/／下-､¨7- ､ ｀￣´ , -´::::ヽ- ､::::::::＼-――--- ヽ
{ ,r/ｲ:::::/ / 下テ､'ｭ､ ｀ ヾﾄ,::::― '´ﾁ矛､:::::, /ヽ::, ､::::':,
ヽ! .!::::{ { らz(ン ヾ- l:/ l::::lら(ソ / /ヽ:::l ヾ:l ｀ヽ:､
.､ ｀´',:::| ー―― ' / l:/ー‐ ' /／ ヽ! ﾄ､ ＼
ヽ､__ﾉヾ! / /' | }､ 吊り天井に、護衛の控える隠し部屋も欲しいね。
/ ./ l ミ ､ メ -=' / i !ヽ
l / l{､ ｀ ､ ‐＝‐ ,.ｲ i } ､
l/! ,ヽ､ ヾ ､ ｰ ,.イ l / / ｀ヽ
_/:.:., ∨＼ ヽ ＞ ＿ , イ ,/ ! / ＿/ ＼
:.:.:.:.:., ､ ＼ {, /／ ／:.:l/＿__/＿＿__/ - ':.7/
:.:.:.:.:.:', ',:＼ ｀ - ´ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ /:.:.:.:.:.:.〃
}｀≧ｘ､
|ﾆﾆﾆﾆ:≧x､ _t=, ＿ _._x≦:三ヽ
‘.ﾆﾆﾆ ／: : : :／:／: ;.≧:x､ﾆﾆ |. __／{
.. ∧_ }ﾆﾆ.:' : : : ／: :/: ／: ／/ヽ｀ヽ{. 〉 ＞
.... ＜ 〈 .{ニ/-―イ : : .': / : , ': :,': : :};: :‘:.､ ― ､/
.... {/￣ .}ﾆ:}｀ヽ: : |: : /イ : /: : /: : : | !: : : !....|
, 'ﾆ:.'｀ヽr ‐{ : i : l: /}: :/ i: : ,:' } : ＿ 人 ＿
/ﾆﾆ.': : : :｀ヽ!: ‘.: l,.ｆ:笊㍉ } /:/{｀Y´
｀>/: : :/: : : :! : ‘:‘. ゝ::ﾉ 芹ｲ/| |..｜
／:/: : :/: : : : :i : : : ｒヽ:::::: ｀::ｲ : { :! 落とし穴、うぐいす張り。
.／ﾆ:/:/ :/: : : : :.;.{: : : :| _ 八 {ヽ{
. /´￣/ｲ: / : : : : /ﾆ!:_: :.‘.｀ ､ ＿ .イ:|: :|｀
/'.:' /: :/ : : .'≦´ﾆﾆヽ:ヽ,イ : : / ｲ: :!. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
./: : :.' : /: : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‘.{ヽ{＜,:':/ i :.i ┃ いったいどんなお屋敷ができあがるやら。
': : : /: :/: : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ }≦'ｒ-∨ |:.:i . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,ィ" /
,ｨ ／ /
. / | / |
/ ＼ / ＼＿＿＿ ∧
| ＼_| ＼ / |
.| V | ｲ
.| /／/
. ヽ ／/ ,イ /――-､ ／
./ﾆﾆ‐､ .__＞ ／-/／ ┤ /ー―--､ ヽ、ヽ
.... / `ー--r-r'´￣｀ヽu /イ￣｀＼ /⌒Y＾V あのー、物見櫓や穀物庫や水貯め
./ ＿_／,ィ| ,ﾆﾆﾕ_ ,ﾆﾆﾕ V/´y ｺｸﾞﾁ
.. 〈 / ＿／/ハi!`ー“ `ー“´ ﾚ / 虎口なんかも忘れないでくださいね。
. ＼ / / ／/ ＿|ilili `ｰ u r-イ
.. .＼ V / / | ! r＿ ,才「￣￣￣￣rへ、
＼ 〈 /i | ＞ ￣ ／/ / /／￣|
＼. V | l7777｢マﾆィ_／ /7777777 / ll ／）
.＼ | |///∧＿][＿／/////// / jl／ ヽ
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
. （●）（● ） | 俺としては掛け軸の裏がポイントだが、本格的な城砦機能は無理じゃないか？
. （__人__） |
. （｀⌒ ´ | 会議や会談、会食といったオフィシャルな機能と、
.. ( { |
. ( { ﾉ 教育の終わった下男下女を宿舎から移す、従業員の住居機能がメインで。
. r|￣| ノ
. ⊂ ヽ∩ く
. |'､＿ ＼ ／ )
. | | ＼ “ .イ
. ヽ､| ＼_／ |
.
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:iニ=‐‐‐‐‐≧＜ｉ:i:i:i:i:i:＼
. /i:i:i:iニ=‐ ´ _ -‐‐ｧr―｀ヽi:i:i:i:i:i:ヽ
. {i:i:i:i{ _ -‐7 / / /イ ハ | | ＼i:i:ノ
. r――‐`--〔| | i./ /i/! ／ i/ i从リ / | 「＿__
. ｀＞ ＿_ | | Y弋付＾ 忙ｶｱ／/ﾊj ィ'´
/ ! !､ ｉ ｉ 厶ィi/ 女の子達はとりあえずは工房作業に回すそうだが、
/ ハ V＼ト _ tｧ ィ／ .| !
/ / .∧ Vi:i:i:i≧=-‐ イ＞i:i7 ﾊ| 代官館が落成したら館付の女中や侍女も選ばないとな。
. ./ r=='i:∧ V＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧.i､ ＼
. /ィi:i:i:i≧＜} }i:i:i:i:i:i:≧===≦i:i:i〉〈i:>､∧
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:} |i＜i:i:i:i:i:i:i:├←────── 約200ｍ. ───────→┤
. /i:/ 7i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:V/ // ＜i:i.┼────────────────────┼
. ./i:i// !i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／ //o＼ │┌───┐┌───┐┌─┬────┬─┐│
││従業員││ 私邸 ││官│役場窓口│兵││
││ 宿舎 ││┌─┐││庁├────┤営││
││ ├┼┴─┴┼┤ │ │ ││
┴└───┴┤ 衛兵 ├┼┬┘ ├─┤│
下通路→├＝＝＝┤ │厩││
┬┌───┐├┬─┬┤├┤ │舎││
││半地下││└─┘││└┬ ┬──┴─┴┤
││ 倉庫 ││ 公館 ││ ├ ┼─────┤
│└───┘└───┘│櫓│ 門 │
＿＿＿_ ┼──────────┴─┴─┴───┐┌┼ ■代官館Ver1
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ 公館・役場機能を優先で、工事は温泉引くのと上下水道が先として、
／ （● ） （＜） ＼
| __´___ | 将来の領主館、私邸に入るのは やるお？ それとも やらないお？
＼ `ー'´ ／
〉 ⌒ヽ
. | ､ ＼＿
! ヽ ＿⌒)
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| どうぞどうぞ。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
￣|／￣￣￣＼|￣￣.／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
＿＿＿_ | ⌒ ⌒ |
／_ノ ' ヽ_＼ |// （__人__) // |
／（≡） （≡）＼ | ｀⌒ ´ |
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ | |
| |r┬-| | ヽ !
＼ `ー'´ ／ ヽ.＿ __.ノ
／ ＼ ／ ヽ,.ノ ＼
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
|l!1!｜!l 1!
|l!1!｜!l !1!｜
|l!1!｜!l |l!1!｜!l｜!l! |
|l!1!｜!l |l!1! ＞ 一 … ー ＜ |l!1!
|l!1!｜!l ＞´ ｀ ＜ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l. ／ ＼. ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
|l!1!｜!l ／ ＼､ Ｕ ,;'／ ＼ ≫ ≪
|l!1!｜!l. / ヾﾐ,､ ／;"==､､ ヽ.....≪ 段取り無視して即オチぃ！？ ≫
|l!1!｜!l / ,,===､､ミ彡〉 ｉヾ彡〃 ,-‐ ､ヾヽ. ≫ ≪
|l!1!｜!l 〃 ,-‐ ､ヾ { ･ } }l} ',／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
|l!1!｜!l ,' {{ { ・ } u ゝ - ' |l!1!｜!l |!,
|l!1!｜!ｌ ゞ ゝ - ' ヽミ二≠"" l|l|l ',. .|l!1!｜!l |!i
|l!1!｜!l. ,' . l|l =≠彡"´. l|l |l!1!｜!l |!l
|l!1!｜!l | . l|l. ヽ l |l!1!｜!l |!l
|l!1!｜!l | l l|l| }. .|l!1!｜!l |!l
|l!1!｜!l |... { Ｊ ＿＿＿＿＿ し /. |l!1!｜!l |!|.ｉ
|l!1!｜!l |!. ヽ | / ／ |l!i. |l!1!｜!l |!|.|
|l!1!｜!l |! .ゝ | / ／ |l!1|.....|l!1!｜!l |!|l|
|l!1!｜!l |!, ＞ ､ し ゝ-──-' ., ＜ ,＞ |l!1!‐- ､,,!｜!l |!|l|
|l!1!｜!l |!i i. 〉 ｜!l! ."￣￣ﾞ / 〈／ﾞ} ／.:::::::|l!1:::::::::.ハ . !l |!|l|
|l!1!｜!l |!l l . ／/ ｜!l! .／ ／:::::〈_..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|l!1!｜!l |!l ／::::/ ＼ ／ ／:::::::::::〃:┃ 元ネタは、ダチョウ倶楽部「どうぞどうぞ」
|l!1!｜!l |!l ／:::::::/ ヽ ." ／::::::::::::::::/::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_ --───
／ ＼
. ／ ＼
/ ヽ
. / ‘，
| i
}-====ﾐ ,ｨ＝==ﾐ |
ﾄ-rｔ‐ミ _rt‐=ｧ一' |
| ` ￣j ￣ | つか冗談抜きにさ、北方街道のある外ヘンピナにも拠点置くとすると、
. }/ / ヽ |
. ( { } | そっち行けるのって俺か やるお じゃん。
ヽ__／＼＿__／ / /
| / /
| / / ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. | / {. ┃ 北方街道の通る、本来のヘンピナ地方を「外ヘンピナ」と呼称。
＼ ／ | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. ＿__＼＿＿＿____／ / ＼＿＿
/ /;;::::::::::....... /:: ／ ＼
/ /";;;:::::.. ／ ＼
-――――-
. ／ ＼
／ ヽ
. / ‘，
| ／ | マウナたちがどうこうってつもりはないんだお。
| ､＿＿,ノ __／ ｆ付 |
.. ！ ヽ__ｆﾂ ｀ー一' U / ただ、世間的に無駄な風当たりを作らないでもいいじゃないって。
. ＼ r l l ／
／ ＞ ｀ｰ‐'＾ｰ‐' ＜
/ ´￣｀ |
.
. ' 〃 ,.' / ' .i ､ ヽゝ
/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
; ., /l _ /l ./ ! / ! .} !
' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ' ,.-、
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' |. ! !
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ ｌ.｜ | l 私はもとから人前には出たくないから、ありがとうだね。
. l ` 、｀;| l ' l !. ! l
' l ` | .! 、 .ｧ , .| ! l.ｒ‐ 、_
| l. ! ト ／ l ｒ‐ ､!. ', ｉ Y'ヽ
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿.ヽ. ヽ ､ .l .! ｌ',
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞', '. ゝ人_ﾄ ﾉ !
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l/////∧ ヽ, l
. / _-ﾆ＼ ', ! _ ' ／ Vハ l'//////,ヽ ﾉ
／;;;;;〈 /ｨ≡=`ヾ/,ｲﾐゝ、:.:.＼:.:`:,〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
. ／;;;;;;;;;;;;;;;{:.i∠:.~:.`:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ;:.:.:.ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:_:ヽ;:.:.:ﾍ;／:.,｀Ｖ⌒ヽ;;;;;;ﾊ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:/:.:.:/./:.:.:.|:.:.ヾ:´:.:.',:.:ﾍ:.:.:ﾊ:.:.:.:', ヽ;;;;}
./;;;;;;;;;;;;;;yﾍ/:.:/:.:.:/:.:i:.:.:.:.|!:.:.:.i:.}ｨ行ミﾄ;:.:.:.};:.:.:.} }/
j;;;／ ｀v′ |:!:l:.:.:.:{:.:::i:{:.:.∧:.i.:|!| ﾏzｿ|:.:.:.:|=ーｧ /
|/ ﾘ|i!:.:|:.|:.:::ﾘヾj,ｨﾀi/, ~ |:.:.:.i!ィ´:i|
| ＿ﾞヽ;i:.:`.､:.|;ﾊ~´ |:.:.:.|:.:.:.:.:| ですねえ。
__, .ィ´､／ ヾﾍ|:ヽ{:.ゝ, iヽ ,.|:.:.:.|:.:.:.:.:.|
￣;;;;;;;;;;;;;;;;;{ }:i;;i.:.:.:i;;;iiill＞| |, ィ |:.:.:.|:.:.:.:.:.:| 私達《悪魔耳》が目立ってもいいことなんてありませんしね。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ /:.i;;,|:.:./;_!;ィ=/,ム__,ｨ|:.:.:.|＞y´｀ヽ, i＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Y:.／/:./ |!;;;;/ 二j .〉|:.:.:.|;;;;;| ヽ } ﾊ,､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ /:./ j;;ｨ' r,ﾉ~ﾍ|:.:.:.|;;;;;i| ﾊ,.ｲ;~´;;;:::＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ {:.:.| / ＼ ｲ､;;ヽ,|:.:.:.|;;;;;;;;`;,､ };;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.{ |:.:.| ./ ￣´/;;;;;ﾊ:.:.:|;;;;;;;;;;;;;;;;':, /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ｰ ､
／ ＼
/ ', ……あれ、なんで やるお たちが最前線に出なきゃならないんだお？
./ Ｕ , -‐ 、 ',
l ＿＿＿ノ '´ ＼ .l 誰にも邪魔されずに引き篭もりたいだけなのに、
l ( 乂ｿ ﾉ ヾ＝=ﾂ l
.', , ヽ lilil u / どうしてこうなった？
＼ l 人＿,/l ／｀ヽ
/ ｀ー､｀ｰ´ 二二ノ ‐' ',.
./ l
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
/ :::::::::
/ ::::::::
.,' :::::::
l ,.-―-ｲ､:.. ::::
| ｛ ○ }:: :::
i ヽ― ‐' ::: 引き篭もるための生活基盤、邪魔されないための地位
l / ::
', { ＿_ノヽ ……のはずなんだが、やればやるほど忙しくなるのは何故だ？
.ヽ、 、 }――‐
|ヽ l /:::::::::::::
| | ヽニﾆニ
.／ .', .....
,,-'' ＼ ::::. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
__.r' ＼ ::. ┃ 気がついてしまったねぇ。いや、目をそらし続けてきたのかな？
-‐''"´ ｀￣￣. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
.
＿＿_
,..-''"´ ｀`丶、
／ ヽ、
/ -‐一'"´ ｀`ー‐- ':.
,' ', 最後に建設土木分野、今は遊軍から適当な人員を割り当てていますが、
{ （●） （● ） }
', ,' これを固定部門にしようかと思います。
ヽ、 ｀ u /
ｒ'ヽ、 -‐-‐- ,.／ ものすごくぶっちゃけると、将来的には戦士団兼職の平時のお仕事。
／ ＞─-----─'"´ ',
/ ,/ ヽ、_,ノ ',
;' ,ｲ', ヽ i ', ┏━━━━━━━━━━┓
ﾄ､ ,ﾉ ,ゝ Ｌ＿＿_」 ┃ ……戦闘工兵ぇ。
.｀ミ彡-‐'" ', | | ┗━━━━━━━━━━▼
. 、 . ／￣￣ ＼
. - . _ノ ヽ､_ ＼
. ′ ...（●）（● ） | ん、平時の兵隊の維持は為政者の頭痛の種ってな。
（__人＿） |
'､｀⌒ ´ U | 領主化が成ったとしても北方街道整備事業が待っているし
| |
| { もちろん、春の耕作や秋の収穫が総出みたいな調整は適宜していくだろ。
ヽr｀ｰ- -=´ <
/⌒'' ー─,, ＼
/ ｨ }
ノ / | |
／ ｀ヽ i: | |
（__.ィ´ヽ,ム、〉i | |
/ ゝ/ / 7-､
ヽ／ / / /'Y
.
＿ ＿ _
r≦三三|| rfiiii{iiiiiiiiiiiiii{fiiiij
|三三j{ﾆll {iiiiij iiiiiiiiiiiii|iiiiij
L{ifLﾆにj fiiiiiTiiiiiiiiiiiTiiiii} ┌───┐,
fﾆﾆﾆﾆ三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾂ＿＿＿＿＿
i| r========､ | r==========､ | r========､ ├────┬’
j| |! !| | | || | | | | |
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_j| |! ji | ヽ＿＿＿＿..ノ | | j | |_＿＿＿
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j＿二二二二＿{────── ┤__二二二二ﾞ＿| |:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＿＿＿＿＿.──‐┘￣￣￣￣￣￣└─────‐┴────┘:::::::::::::::
: : : : : : : : : : : : : : : : : : :. ／ ＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : :..／ ＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
. . . . . . . . . . . . . . ...／ -一' ﾞー- ＼
. . . . . . . . . . . . .. ／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼ ポップはまだしばらくコンクリ製造から動かせないから、
／ （ ● l l ● ） ＼
| ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ | 部門初代トップを任せられるのは
| ''"⌒'（ i ）'⌒"' |
＼ ｀ー ─'＾ー 一' ／ ダイかヨコシマなんだけど、どっちがやる？
＼ ー一 ／
／ ＼
/ ヽ
| |
| i i |
. | i i |
, -‐┴-､__,i ゝ､ｰ┴‐--、
￣￣￣￣く / / ｧ- ,ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ （, -r ヽヽ 〉￣￣
`ｰ' ｰ´￣ ￣｀ｰ 'ｰ´
.
三三三三三三三三三三三三三＜
三三三三三三／二二｀ヽ三|三三 ＼
三/￣｀!三/-,-，////} ｌ｀)l/l ＼三三ﾆ',
｀ヽｰ--lﾆ/--､ 弋/ノ ,_-､三三',＼三 l
ﾆ､|三//ニィォﾄー ,- r=､T /ヾ!ヽﾆ! ＼ l
l lﾆ/ {. 弋(ｿ /ｲ 弋ｿ ﾊ / ヾ!
ｰ' ﾚ' ー‐ _ ￣ {-' 順当には歳も上なヨコシマだけど。
｀ー'∧､ メ ,
/三/l-|＞､ - - ,.イ＿,..--r―､
ヽ￣｀ヽ ｀ｰミ ､ ＿ イ＞! ヽ ヽ l
l ', ヽ､ l / ﾄ､ヽ ', ':, ﾄ､
l ! l｀ヾ ､＿!__,／:.:.ヾ＿_!＿__l_/ ,
l:::::::::::::::::::::,ｨ::::::::::::／ l::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ
l::::::::::::::::::::i |:::::::／＿/:::::／__／l:::::::::::::::::::::::::::l
.＼::::::::::::::l‐l:::/ ＼ /::／ ／ ヽl:::::::::::::::ﾄ､:::::::l
/::::/ヽ:::ヽヽl / l /ヽ ノ::::::::::::::::l .l::::/
i:::::::l {r ﾚヽl. | | ,,,,,,L | |￣/ 7:::::／ .ﾚ′序列云々気にする仲でもないだろが。
ﾘ.l::::ヽ__ __ / u lﾘ/l／
ヽ|/l::/＼ u u ヽ｀''‐..,,_ .l´ 建設土木かつ戦士団含みが明確なら
. _,,..-――|:::l/ ＞u ｀ー''´ ／
''"´:::::::::::::_,,.-|:::ヽ ＞ ＿ ＜￣"''‐..,,_ ダイのほうが向いてると思いまっせ。
_,,..-―‐'"::::::::l:::::::＼ ::::::::/ .|:::::::::::＼:::::::::::｀"''-､
::::::::::::||::::::::::::::ヽ:::::::::::７ :::lヽ |:::::::::::::/￣￣ll"''-..,,_ヽ
::::::::::::||::::::::::::::::::＼::::/__ / l |::::::::::/:::::::::::::||::::::::::::::l∧
.
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ じゃあダイ、今とやることが変わるわけじゃないけどよろしくだお。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ (⌒) せっかくだし、チーム名なんかも好きにつけていいお？
＞ ﾉ ~.ﾚ-r┐､
/ ノ__ | .| | |
| 〈￣ ｀-Lλ_ﾚﾚ
| ￣｀ー┬--‐‐´
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::, -―‐- ､__:::::::::::::::::::＼￣￣￣￣￣
/二ニl:::::::ｨ-´ ,r77ｭ､ ,-, }/＼::::::::::::::ヽ
__）) |:::/ (ﾆ} l{///ｿ ﾆ_, .イ::::::::､:::::::::::::.
｀:-,--l/二二､__｀二´_ノイ /ヽ､:::l＼:::::::::,
:::ｲ 斥テ=､_l:::/l:::::}≦ﾃ ! ,､ / ＼! ＼::::l
l:::| { 弋z(ｿ "´ |:/ 之ソ '/_ﾉ ヽj
ヽ:! ー‐ /-' l ､
ｰ人 メ ,- ―‐ ､ ,/､ ヽ ブラック・ドラゴン！
､ ＼＼. { V ／ 〉 ',
. }､ ＼＞ ､ ー ´,.イ ∨ ､
l ＼ ＼__ ｀￣､＿.!_,,.-´ ＼ ┏━━━━━━━━━┓
- 'ヾ､_｀_＿∨_/ /:.:l |:.:.:l´ ヽ ┃ 即答である。
:.:.:.:.:.:.:.｀:.ー, l/ /:.,〃:.::/ ､ ┗━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ ﾀﾞｲ
| （●） （●） | 建設土木・黒竜組、初代総長・蛇威！？
＼ ´ u ／
／ ⌒ ＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::/｀ /::::- ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::, - '''"´_}:::::::::::::::::::::::::＼
/ /:::/ ｀ｰ､,::::::::::, - ´ , -ｭ::-二 ￣￣ ｀ ＼
ヽ_l::/ / } l:::::::/ r―‐┐ ////}:::::::::::ヽ
ヽ::l/:::::ー-,....､＿l::::/__､ゝ-- ' {////｀ヽ､::::::',
}::::／ｲ l::/〃羊圭ｭ､ﾄ､ _ ゞン､
l::/ / l/ ﾘ ,ヽ::::T´､:::::::':,
/ ｀ﾆ三ﾂ / }::ﾘ ＼::::::,
{ l:/ ＼l 「総長」かぁ。
´ ヽ／ __ｿ /
. '´＼ ﾏ ｧ _」 いいね、うん、いい。
.､ ノ
＼ , '
￣｀丶､l` ー '′ ┏━━━━━━━━━━┓
ヽ ∧￣ >.-､- ､_ ┃ うん？ うん……
∨ ミ ､ l /＼ ＼ ヽ ┗━━━━━━━━━━▼
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|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
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┴＝.._,./ ヽ. ─-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : :/ ─､,,＿ _ヽ､-ｰ ､ :::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ 〉 ｀Y(,＿ ） ）ﾞ::: :: |:::::,⊥:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
(´ ─､,,＿ 入__＿__ク ／￣￣ ＼ﾞ￣ ‐:|:_:_:::::::||／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
｝ ＼_/ /.／ ＼, ,／ ＼: : : |＿￣ ||／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::: :::∧N::|i:i:|f⌒Y|i:i:ﾄ
｛ ─､,＿ ! ､i | （●） （●） |
｡...ヽ ヽ／ ／（ | （__人__） | 緊急兼４月頭の幹部会は以上だな？
: : : :ヽ ￢─-ｰ" ／ ﾉ | |r┬-| |
ゝ､_ _Ｌ / ヽ | `ー'´ | では諸君、いろいろと足りない俺達だが、よろしく頼む。
｀゛ｰ＜ ／ ヽ /
∨ ヘ ゝr'.二ヽ、
∨ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
ヽ ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
＼ ＼｀7ｰ┘!
ヽ ｢:ト ｲ
┌─────────────────────────────────────┐
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⌒"''＜=≧o｡,ィi〔|i:i:i:|ﾊ ﾉ＼i:i＼ ,|:iL_￣ /i:i:/ .|ｉｉ|i:i:i:ｉ|
. ｀`'' ＜|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|≧=≦ xヘi:i:＼ _,.｡s≦ |i:| ≧s｡ _ ｨｉ{ア⌒"''～､、 |ｉｉ|i:i:i:ｉ|ＺＺＺ
,r'´ ,;;;;;;;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;::.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. .ﾞ.､ ＺＺＺＺＺＺＺＺZZＺＺＺZZZZ|ｉｉ|i:i:i:ｉ|_||i:i:ｉ
ﾆ=- ._ ,.′,;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', .∧｀`～､、 ＞'⌒ |ｉｉ|i:i:i:ｉ|:｀Yi:i
二二二,.′,;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.' ｷ;;;;;;;;;;.:.:.:.:.:..:i ｚｚ〈__〉ｚｚzｚｚ≦| | ＿,,..|ｉｉ|i:i:i:ｉlｰ〈,ｲ
{,;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;r‐ :､;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;;;;;;! ﾉ;; ｨ;;:::.:.:.:.:.:.:.｝.___|ｉ||＿＿＿||-=ﾆ=-..::''"|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ﾉ
i;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;｝ ｀`ヾ;;;;;;;;;.;.;.;.;.;;r'ｿ''´ {;;;;;;.:.:.:.:.:.:} =k|ｉ||ミ彡ﾛﾛi||::| | ||::: :: |ｉｉ|ｉ:i:i:i|T爪ｉ
l;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:i' '´ ,,,,, ヽ､ ｀ﾞﾞ'''''''''ﾞ´ .,. ...､ ｷ;;;;;.:.:.:.:.:!＿||ｉ||仄仄仄||::| | ||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ
.ﾞ!;;;;;;;;:;:;:;:;;ﾉ,r';:;:;:;:｀;､､,,, ., '´,.,.ｨ !:;:;:;:;.ｷ;;;;;.:.:.:.;,′...||ｉ||匝匝匝||,,|_|＿||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ
`i､;;;;;;;;;;｛,jﾚ'´￣`ヾﾐﾐｲ{ { ,j;ﾄr'';:;:;:;j,!'''ヾ;:;j!;;;;;.:.:.:,′ .二二ﾆﾆ＿└|_|__|_廴_:::|ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ
ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY..＿＿＿＿＼,|:::::｀i¨¨~¨:| ｀ |ｉｉ|i:i:i:ｉ|_||i:i:ｉ
＿ - 二_! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1..エエエエエ|¨|:::::: |:::,､-┴ ､..|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ
=二-‐Ｔ￣__ い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .!..|...／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
:| |＿ｘf〔 ヽ(_.ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/. | 師よ、ガラス片をずいぶん丁寧に磨くものですな。 |
:| 〈｀¨ ´∨ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ .工| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
:| /∧ 〉 i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ.エエエエエ￣￣|/￣￣ ゝ 弌¨¨7¨ =-
:| ｀¨´. | ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i .三三三三三三. ｛::〕ｈ､L_¨ ‐
:|. ,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L ｛_｝＾Ｙゎ｡::¨ ‐
:|. ／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ .｛_｝ |::|弌iｘ､::
:.,. ,r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l! ﾄ､;;;;;,;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:::;:;:::;:;::;::::;:::;r′l;;;;;;;;;;;;;;:;＼ .｛_｝ |::|::::`弌｢
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ', ヾ;;;;;;;;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::;::;;::;:;::,r'′! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:＼､､__ ｛_｝ |::|:::::::::|:|:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', ｀`ｰ--------- ィ'´ ,' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀,: . ｀`ｰ- ､､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', : : : : : : : : :,′ ,' ' i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : .
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!､ ヽ : : : : : : : ,′ ,′, i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : : : .
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! '､ , : : : : : :/ ,r' ,′ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!: : : :
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! '､ :, : : : :′ r′/ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!: : :
.
{ ヽ { ＼ｲ{
,-ﾐﾍ ヾ ｿ ﾍ
l ヽヽ ／ .ヽ
ｒｬヽ ／ _ ヽ
r―― ,,-ｬﾄ ﾄ ヽｒ 、
| ｿ ,;;''',, ',ヽ、 ', ヽ.＼
∨ ﾍ', ';;, ';, ', ヽ ｀ヽ
.∨ ヽ; ';, ', ヽ ，
∨ ! ., ', ', ，
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ .∨ ﾍ';;,,,;,,＿ ';;, ', ',! ，
￣￣￣￣￣￣ ￣ 冖冖＝‐---ﾏ,,,,,,,,,,;;;,, ヾ!| ヽ !
≧＝＝―＝＝‐弋 ﾉ;,'; ', .ヽ |
＿＿＿ イ;:;:;:;:;:;:'' ﾉ 〉 |
弋__ | ｀ｰ―--≦ ／ i!
＿＿ ￣ ― --- 、 ／ /{
― ￣ ` , ￢＝=----===ﾆ .辷 ノ イ .',
∧ , ＿＿＿ ￣冖￢‐-＜ .',
／￣￣￣＼ .⌒￢‐- _ ￣ ＝‐-------≦ ', ',
.. ／ ＼ .＿ ヽ、 ', ', ',
￣￣....／ ⌒ ⌒ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| （●） （●） | 磨いて磨いて磨いて、無心になるまで。
＼ （__人__） ／
／ , ヽ 頭や心から余計なものが落ちていくようなスッキリ感がクセになるんだお。
| ｉ ゝ i
ｽﾘｽﾘ ＼〈⌒) )) | } ┏━━━━━━━━━━━━━┓
に＝＝＝＝＝＝＝二} ┃ 悟りの道は近いのです。
.. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ┗━━━━━━━━━━━━━▼
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （●）＼
| 、___´__ | やるおー、例の目の悪い子、つれてきましたよー。
ヽ、 ／
／ ＼
.
_＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （● ） ＼ あいおー。
| （__人__） |
＼ ｀,､､、 ／ 君、これ、試してみてほしいお。
／ /⌒) ｡） ＼
/ ／ /'ﾞ｀'''" ､ ヽ
ゝ､___ノ | |
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
＜ なんですか、これ？ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ リーディングストーンと言って……
| ___´__ |
＼ `ー'´ ／ そこの紙束、試作絵本の上に置いてみてください。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
_,.､ -――‐- .,
､+'".|:::::::ヾ:､. ｀ﾞ'+､ ■リーディングストーン
／. |!::::::::::::ﾊ γ⌒ヽ ＼
. ／. |!:::::::::::! ≧...ゝ __ノ .丶. ＼__人__人__人__人__人__人__人__人／
/. l|:::::::::::ﾚﾞ::::::::::ヾ:､ `、. ≫ ≪
/. トzzzz彡ﾞ.:::::::::::::::::::::::::::jﾉ. `、 ≪ うぉっ、なんだこれ！！ ≫
,ﾞ. ﾐ::::::::::::::::::::::::::::::::::彡'イ ！ ≫ ≪
|.. ゞ＝:::::::::::::r＜´_ | ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
|.. |!::::::::::,i! ,ｵ＝ミ. |
、 |!:::::::::i!ｾ≦j::::::::::ﾊ::::＜ ,ﾞ
`、. ,.イ!:::::::::::r'ﾞ /.::::::::::ム:::::::::.丶... /
. ＿＿ `、 ﾞ.::::::i|:::::::::::|! ,ｲ.::::::::::/ ヾ:::::::::::: / _ｎ___,、 _ ｎ ＿＿ ._ ｎ＿
. ,.ィf三ミｒ､ ,.ィf.ﾞ＼ ::,ｲl|:::::::::::ﾚﾞ.::::::::::,:ﾞ ハ::::ﾞ／.└i ｎ ﾄ､> l | ｎ 弍_爻 └‐￢ | l ﾘ rｭ |
......///／⌒ヾ／: : : : : :..＼..l!::::::::::{!::::::::::,:ﾞ.. ／ _） U U. Ｌ.ﾕ U .（ ⊂′ l二ノ . └1.心_>
......{//{ /: : : : : : : rv､:ﾞﾞ'～ .,_......:／...... _,、‐''゛ ￣
......∨ﾊ ,: : : : : : ; : ! '; :i :! : :. ￣￣￣ ｢L.、
...... ヾ.....＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／ .//二
. |:.≫ ≪ └─┘
. ≪ 字がでっかい、でっかく見える！！ ≫ .,⊆ 乙 ｎ. 00. , -─-、 _,ｎ＿ ｎ_ｎ_ ｎ
. |: :≫ ≪ . `７⊂ | ! / ∩∩ | 7/,ニ、 /, ∩ b｀! 弍_爻
. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼.....｀ｰ┘ ヽﾆフ ゝ乂,リ丿 〈/r三ｭ 込乂厶..>.（ ⊂′
. |: : :ヽ:!:.、 r. ーｧ .ｲ/: :/:.| ￣
. !: : : : : : :＞ -- ｀== ＜: : : :/: : |
. |: :ﾊ: , -- == __ },. ---ミ__,. - ､.: ;
. |:/ .} i ||／::::::j::i:::i::ﾄヽ. V
iﾊ ﾘ:::::ｰ:''::彡:::::::ヽ i ____
. ',___ /ヽ;;;;;;/!::ｰ:::::;:::::', ! /: : : : : ヽ
{ __ 〉= __ｿ,ニ'ﾆ }__ ノヽ二} i: : : : : : : ',
', / i/////!___ ノヽ. i ! 三 三彡!
. ', ! .ﾊ////.ﾊ } | /: : : : : : : :i
', .///////,ﾊ ,. /ミ 三三彡,'
. ＞='/////////.ゝ-- ' ／: : : : : : : ／ ■たぬき
.
＼__人__人__人__人__人__／
≫ ≪
≪ ひょぁああああ！ ≫
≫ ≪
＿＿＿_ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
.. ／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ まともなレンズになると、凹凸ともに非球面てのがなあ。
| ' |
＼ ⌒ ／ 削る磨くは水車砥石でアシストできても、
. /⌒ヽ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | いい塩梅にまとめるのは手先と感性に頼るしかないですよね。
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. | ＼__人__人__人__人__人__人__人__／
≫ ≪
≪ 読める、読めるぞぉ！！ ≫
≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼ いい感じの曲面どころかただの球でも難易度鬼だお。
／（●） （●.） ＼
／ （__人＿,） ＼ ガラス生産できれば金型でむりやり原型まではいけるけど、
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ |
＼ヽ L ,／ そもそもの型づくりが職人芸前提だお。
ゝ ﾉ
／ /
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| きつねが言います。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. ,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;;;;;;;｀:､. | 「富はみんなで平等に分配するべきなんだ！」 |
. ,j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ､. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;.;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j ガラスどころか、
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;! 磁器はおろか陶器もまだ満足いく出来ではありませんからなあ。
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､ 素材に熱量に……難しいものです。
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::: ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::┃ ガラス化が肝なので、ガラス器に分類されることもある磁器。
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /:::::::::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| そこにたぬきが…… |
／￣￣￣＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／ ＼
/ ─ ─ ヽ 珪石や珪砂、石英なんていったところで、ブツが手に入るあてもなし。
| （●） （●） |
＼ ∩ __'__/777／ オフレッサーには苦労掛けますが、とにかくイロイロな素材を試してください。
／ （丶＿//// ＼
.
,.′,;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.' ｷ;;;;;;;;;;.:.:.:.:.:..:i
{,;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;r‐ :､;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;;;;;;! ﾉ;; ｨ;;:::.:.:.:.:.:.:.｝
i;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;｝ ｀`ヾ;;;;;;;;;.;.;.;.;.;;r'ｿ''´ {;;;;;;.:.:.:.:.:.:}
l;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:i' '´ ,,,,, ヽ､ ｀ﾞﾞ'''''''''ﾞ´ .,. ...､ ｷ;;;;;.:.:.:.:.:!
.ﾞ!;;;;;;;;:;:;:;:;;ﾉ,r';:;:;:;:｀;､､,,, ., '´,.,.ｨ !:;:;:;:;.ｷ;;;;;.:.:.:.;,′
`i､;;;;;;;;;;｛,jﾚ'´￣`ヾﾐﾐｲ{ { ,j;ﾄr'';:;:;:;j,!'''ヾ;:;j!;;;;;.:.:.:,′
ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY
! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1
い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .! 無論のこと。
ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/
ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ ……このボウズ、すっかり興奮しておりますが、
i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ
| ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i いかがするので？
,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L
／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ
,. ,r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l! ﾄ､;;;;;,;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:::;:;:::;:;::;::::;:::;r′l;;;;;;;;;;;;;;:;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ', ヾ;;;;;;;;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::;::;;::;:;::,r'′! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:＼､､__
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', ｀`ｰ--------- ィ'´ ,' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀,: . ｀`ｰ- ､､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', : : : : : : : : :,′ ,' ' i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : .
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ ねえ君、
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | こういうレンズを作るためにガラスを＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
＼ ｀ ⌒´ ,／ ≫ ≪
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ ≪ やります！ やらせてください！ ≫
/ ,⊆ニ_ヽ、 | ≫ ≪
/ ／ r─--⊃、 | ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
＿＿＿＿＿
| | 試作童話
ｼﾏｯﾄｺｰ | |
＿＿＿ '―/ ﾉ――
.／⌒ ⌒＼ | | じゃあ決定で。
.／（ ●） （●）＼ | /
.／ ＿'__ ＼ / ` / ポップには僕から伝えておきます。
| | ／
＼. ／ ／ いやー、メガネに虫眼鏡、望遠鏡。夢が広がりますねえ。
./⌒ヽ ｨ ／
./ rｰ'ゝ＿＿＿ ／.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
./,ﾉヾ ,> / | ┃ とりあえずポップ下に割り当てられていた子なので、引き抜き扱い。
..... . // ヽ〆 / | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::i:::::::::::::::::::ヽ
::::::ｉl:::::::::::::::::::::::ヽ
l !:::::::::::::::::::::::::::ｌ
l l::::::::::::::::::::::::::::ｌ
／⌒｀ l l::::::::::::::::::::::::::::ｌ::
＿,,∠l ト､＿＿::::::::::::::ｌ; まずは君自身のために２枚、以降はイロイロなパターンで作ってもらうお。
ﾉヽ （ ￣￣｀ 弋! lフ'￣:::::::::::::::::::ｌ
l l::::::::::::::::::::::::::::::l クレイたちにガラスの仕入れも頼まなきゃ。
.!l:::::::::::::::::::::::::::::/
､,,,､::ｉl::::::::::::::::::::::::::::/
Ｊ .....::::l:: :::::::::::::::::/
ゝ､,,,,,,,;;;;;;;;;ノ ::::::::::::::/
.
￣~~ﾞ|:|￣””¨~~:|i:i|:::::: ::|:|:::|‐┘::|]|￣ |｀ ´|┐ |｀¨::´|i:i| |i:i:ｱ￣｀>'￣￣／|⊂⊃i:i:, ---ミi:i:ｉ:,⊥_⊥_|ilil|
:::::::: ::|:|〈￣＼:::: |i:i|::::: : |:|ｰゝ _ノ|_|￣ |:::::::|┘ |::::::::::|i:i| |ｉ:ｉ|￣l |￣￣..|:: : ||:::::::::|i:i|｀¨¨ ´|ｉ:ｉ:| |ilil|
ー--_|:|┴=≦_::::|i:i|:::::::::|:|丁iTi=- ￣_ゝ-乂_乂ゝ＿厂|_ _ト |￣ .| |::::::||:::::::::|i:i| |i:ｉ:|￣￣l .|ilil|
￣¨¨ |:|'' ┬ｭ二|i:i|::::::: |:|｀¨|￣|''''7ｰ弋代i:TT=- ..,,＿￣＿ ≧=|＿ | ／|:::::::::ト.| |i:i:|￣￣ |ilil|
:::::::::: :|:トミ::|｀´|::ﾞ|i:i|::: :: |:| | |::::|::::::::|｀´Y'⌒Y「」､,」ﾆLi:i:i:ｱ「」了Ti=-￣￣..,,_｀¨¨´ ≧==≦¨乂＿,ノ|ilil|
≧s｡:::|:|:: :｀|＿|.,_|i:i|::::::::|:|｀¨ゝ‐乂|::::::::| :|:::::::::|｀ ´ト _ノ|:[]:ト--ｲi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:「「丁口Ｔi:=- ..,,,, ＿_|ilil|
乂乂`弌s｡rｭ::: :: |i:i|::::: :|:|丁ﾆ=- _｀¨´ゝ‐乂_ノ|:::::::|:::::::::|￣|:::::::::|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:γ｀¨´'Yi:i:i:i:乂_乂ｉ:ｉ:|ilil|
|:::::::::トミ''Yｰ‐Yh｡|i:i|,.｡o1|i:i:i:ｉf''''7⊂7ﾆT=- __｀¨´ゝ‐‐ゝ‐|:::::::::|=-=ﾆ_i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|￣ﾞ| |i:i:ｉ:|｀~¨~´|ｉ:ｉ|ilil|
|:::::::::| ｀`|二|:|_＞''":::::::|:|i:i:i:_|:::::|｀~|｀¨´:|i:i:匚]i:i:「丁T=- __｀¨¨´ ￣¨ ‐- .|¨¨´ |i:i:ｉ:|￣i .|i:ｉ|ilil|
｀¨¨´ 乂__ﾉ__¨ﾆ=- ∟_´:乂_|:::::|:::::::::|i:f｀¨´|i:i:/⌒,⊂⊃t--ｭ≧=- _ 乂 乂ー|￣ |i:i|ilil|｀`''ｰ
_,､ - ￣ | ＞＜ ｀¨ゝ- ' ｀|::::::::ト.,|:::::::|ゝ-ﾍYﾆY:Y=Y､'⌒ヽ≧i=‐ _￣ 乂____ノ`|ilil|
| | ｡o≦i:＞＜「」「≧s｡. ｀¨´ |:::::::|二ｌ |≧≦|ｰ‐ｲ_｀¨´Y〕ﾆ〔i:i:i:i:i:i:「丁Ti=- ..,,_ |ilil|¨:|''ー
| _,,.. -‐,.｡r≦:＞ '' ゛ |_,|:::|:::|,.「」,ｨゝ'ヽ≧s｡. ｀¨´乂__」‐┘::|コ: |z‐┐|≧:≦|i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｨ=ミi:i:i:ｉ「丁il| |
￣ ,.ィi(i:i:＞..＿＿＿_ | :｀¨ｰ:|｀''´|｀¨´|i:i:i:i:i:i:i:≧s｡.,_ ゝ--弋:::::|::￣:::|─┘:|i:i:i:i:i:i:i:Kゝ-ィ>ｉ:i:ｉ:ｉ|ilil| |
,ィi(i:＞ ゛. ／ ＼
. ／ ─ ― ヽ 以前とりあえず仕入れてもらったあれこれの中のガラス瓶は
. ／ （ ●） （ ●）'
. | ' | 劇物入れに使ってますし、わざわざ割りたくもないしね。
. ＼ ￣ ,／
. ／ ヽ
＿＿＿ ｸﾙｯ
／ ノ ヽ_＼ ￣｀ ､
. ／（● ） （● ）＼ |,ノ
. ﾋﾞｼｨｯ ／ （__人__） ＼ ￣ 石鹸用の水酸化カリウムとか、木酢液からテレピン油他、
. | し | Y |
. Vて ＼ `ー ' ／ そこらへんの壺みたいな迂闊なものに入れられないお。
. そ と⌒ヽ ｀＞ 〈´
. ヽ V´ ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ヽ / ､ ┃ 揮発しやすいエタノール、けっこう劇物な酢酸などなど。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ｀`'' ＜|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|≧=≦ xヘi:i:＼ _,.｡s≦ |i:| ≧s｡ _ ｨｉ{ア⌒"''～､、 |ｉｉ|i:i:i:ｉ|ＺＺＺＺＺＺＺＺ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|ＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺZZＺＺＺZZZZ|ｉｉ|i:i:i:ｉ|_||i:i:ｉ|￣￣””
ﾆ=- ._ |i:ｉ:||i:i:i:|i:i|⌒''＜´ ＞イ.. ／＼ ∧｀`～､、 ＞'⌒ |ｉｉ|i:i:i:ｉ|:｀Yi:i|＿ -=ﾆ
二二二「¨ '' ｰ-|i:ｉ:||i:i:i:|i:i| |∧≧ﾞ_＿..ｚ||ｚｚ／ ／ｚｚｚｚ〈__〉ｚｚzｚｚ≦| | ＿,,..|ｉｉ|i:i:i:ｉlｰ〈,ｲ|二Ｔﾆﾆﾆ
|(_,||i:i:i:|i:i|〕ｉs｡.,||..| /, --､＼.....＼／ ／>.____|ｉ||＿＿＿||-=ﾆ=-..::''"|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ﾉ| :|
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||￣｀|i:|...〃 ヽ !ﾞ====.<／.ｒ==k|ｉ||ミ彡ﾛﾛi||::| | ||::: :: |ｉｉ|ｉ:i:i:i|T爪ｉ|ﾆﾆﾆﾆ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|￣l | . i }..ﾞ♭..┌─┐...||ｉ||仄仄仄||::| | ||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ|'^|/⌒i
|i:ｉ:||i:i: ,.. - ― - . ,j/..ﾞ￣|.└─┘ .||ｉ||匝匝匝||,,|_|＿||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ|'^|乂ノ
r ⌒＞ ´ ｀ ＜／ 二二二二二二二二ﾆﾆ＿└|_|__|_廴_:::|ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ|ｰﾚ┴|
_,,. {_／ / ＼.....＿＿＿＿＿＿＿＼,|:::::｀i¨¨~¨:| ｀ |ｉｉ|i:i:i:ｉ|_||i:i:ｉ|ﾆL辷|‐
＿ - 二_.r ´/ ｰ- / / ＼. |エエエエエエエ|¨|:::::: |:::,､-┴ ､..|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ| |Ｌ__|
=二-‐Ｔ￣_ﾞ,} / / / ,.ｨ' } }. ヽ.エエ|￣￣|ユユ|_:|:::::: |: |｀¨¨¨´| |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ| | :::|
:| |＿ｘf〔...../ У ヽ/ / ､./ , ｲ ,ｨ /!: i ,. i ヽ.エ|＿＿|ユユ| ＼:|:::| ｒ‐- ⊥＿|_||＿| | :::|
:| 〈｀¨ ´ヽi ＼./ ,ﾚ' /｀メ,/／/ / | .ﾊ /! j. , i iﾞ工|￣ |ユヱ| ｀¨| ﾊ〉─- ...,,＿＼|_:::|
:| /∧. r{ / ,!rｨ芋ミ ヽ /イ ,}/, }-‐' /!. ハ!エエエエエエ| ゝ 弌¨¨7¨ =- _ //〉
:| ｀¨´ i⌒V ,' {rⅥ ｨ弐ﾐ,ｲ / j/. 三三三三三三. ｛::〕ｈ､L_¨ ‐ _ ｀`i'//｀丶､
:|. | V ﾘ. ｀¨´ {ﾏﾘ 》.|ｲ
:| _､. ／{. ', / ｀¨ / i ! ここにいましたか。
:| ,.ィi{.. {:.:ﾉ',. ',./ﾊ ′ / .ﾘ
:|ィi{㌻ ‐_.ﾞ｀フﾊ V ヽ. ｀ ｰ- .ｲ ! やるお、できるお、オーフェンが着ましたよ。
. ｧ:.:', V ヽ ＼ ..イ , ,
/´ ', ∨ ｀ｰ-｀''ｰ ´ j /! / 交易問題のこと、相談するんですよね？
_ノ ヽ. ヽ /マ!__ / ／/'′
. /´.. .', ', V. /:.:ﾄ､.:.:ヽ／
. r´ 、 . V/_ !:.:./!:| ヽ:.:.:.:}
. ヽ. ヽ. ､ ＼ / j:./ |:.:! ヽ:.:.:.ｰ--､
. ヽ..ノ ｀¨ﾌ´{(_,.. ＜! ';.:., ＼ｰ- ′
/ ヽヾ¨__ ／ / } ヽ:ヽ ＼
. ｲ .}:､＿__,.／ / ヾ/ ヽ
i ｲ ',
. ヽ ／ }
ヽ. ＿_,,.. ＜ ,′
.
＿＿__
／_ノ ヽ＼
／ （ ●） （●）、
／::::::::⌒（__人__）⌒＼ あいお。じゃあオフレッサー、当座この子のこと頼むお。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ 作業はとりあえずここでやらせればいいから。
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ / ヽ /
＼_,,ノ |､＿ノ
/ ..;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;;::;_:;:;:;:;:;. ヽ
,!ﾞ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;/,〃/.;:;:;:;:;:;. ﾞi,
.{ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::f〃∠,:;:;:;:;:;:;:;:;: ﾞi
l ﾐrｰ--:､::::::::::::_;:､-'''''"￣ }:;:;:;:;:;:;:;:: .: |
{ ﾐ| ,:-:､ _ `ー'ﾞ´_,. -''＿_`'':（;:;:;:;:;:;:;:;:; :: |
ﾞ!' l,ｨ'''ｰ､.,_i, i r-ｰ''"iiﾞ,.ﾆ､ヽ. ﾞ!;:;:;:;:;:;:;:;::: !
`i, !,ﾚ^'=;_;-;i ゞ`ｬ'ﾁｪｪ;ｯ.,;､:~ ﾞi:;:;:;:;:;:;:;:: i′
`fiﾘ 'ﾞ'`ニ´1 | ヽ`ー‐'ﾞ,,,､,ｨ' , };:;:;rf^i;::..ﾘ
. !l! ,ｨ'ﾞ " ,ｨ‐:､ ,)iiii(ﾚﾞ/,:;｢ﾘ ,l;: /
l.lﾄ､ _'_,ﾞｪ､ r;;;_;;;`' ;iiiiiぐfﾞ;:;:ﾚ' ﾉ::/ 承知。
. ﾞ!ﾞ! /.;:;:＿;;;＿;;::;;;ﾞ:ヽ 'iiiiiiﾘ;:;:;:ﾚ'ﾞ／
| l/.;:;fﾞ｀´￣｀`''ｰﾞ:､::ﾞ:､''ﾞ/.;:;:;:;｢l'′
| :;:;:;`;:;'"⌒`:''::ー':;:;:;:;i.ｉ;:;:;:;;ﾘ |
| ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;/ ,ﾉ┐
`ﾄ､::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;ｨ'ﾞ-'ﾞ,,.ｨﾍ
ﾄ､`':､;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:､:-''ﾞ,､-''"´ : ﾞ、
ｼ^`-､`'-v-''."-''"￣`ヽr-､ ,r'"ﾝ､
＿＿_,ｨﾝ' ヽ｀i: | fﾞ r'"´￣｀ヽ.l!（`／ｨ'ﾞ´,.､ゝ､＿＿
i i. `'､, ﾞ' i. | .! （ _,.> ,／
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ そいや、アッルの学校の方はどうだお？
l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
/| :| / / ／ ／ .／| ｝ | ＼＼
〈 | :| / / //―/ 、／ ﾉ ./ | | | ） ）
.ハ.} | i ./! /斗王ミ '｀ ／, / /! | | .! ﾉノ
. 〈 :｝ /| | Ⅳ ﾚ《んﾍハ ﾘ ' / ,/.≠-| /! ! :| "
＞-ｔ {.｜ ﾞ. | `＜ソ /_.. ノf＿' .ﾚ/ /. │
冫八 Y 丶 .| ,'んハﾐ / / /
ヽ ＼:| ∧. | 弋Zｿ ﾉ ｲ_ ／ 孤児院の子達は基本的な教育はされているので
》=.| | v. ﾉ `¨./ｲ
/: : | | ＿ ' / | 教えるのは数字と計算くらいでいいんですが
/: : : ;| ﾄ. `ｰ ゝ / |
/ : : : ∧ .|. ＼ . ｲ | 犯罪奴隷から引き取ったほうがちょっと。
/: : : : :/: :,, |. ＞ . _ .. ＜ l |
＼: : :/: :／ﾞ、 | | | .| 大人になると、頭が固くなるんでしょうかね。
.:ヾ ／ ＼|＼ ﾄ、 | .ﾉ
＞―‐'‐＜ ＼ ｀ ｀ ｔ_, -´ ゝ， .| ／
/ ` , j: : } i >、＿
ヽ ├-t＼ .| ￣｀´⌒ヽ
丶 /: : : ﾞ,; :｀: ゝ.._ ﾞ i
＼ ｲ: : : : :ﾞ,; : : : : : } ，
｀' |: : : : : : iﾐ.: : : : | ，
/ .|: : : : : : :i:.:.ﾞ.、:ﾘ ヽ .;
ヽ .ﾉ =---…”|:.:.:.:.:.:丶 ヽ ;
.
''"´ ≦淡淡淡うぅ＜淡淡蕊蕊蕊苳淡淡炎爻爻ｧ . : . : . : .ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ
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ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;/〈 ｱ ／ ＼ ﾞ;;,ﾞ;;,ﾞ;;,ﾞ;;,;;;: ;;; }ililil{ ':, ':, ';, ';, ,､-''ﾟ,;㌻-_-_-, ﾞ: ﾞ:, ;';';';';';';';';';';';'
':, ':, ';, ';, ':,..ﾞ{ ｱ / / :| ';;, ﾞ;;, ';;, ';;, jililili乂_､- ⌒,.ィ㌻ =_=_=_=_=_ ﾞ:. ﾞ. ﾞ:. ﾞ:. ﾞ:.;';';';'
':, ';, ':. ':. :..ﾞ〈 7ﾞ / / / | ∨:;, ;:;:, ;:;;,ﾉilil≫'ﾟ,;,;,;,;,xi㌻三三三三二ﾆﾆ_ ;:;: ;:;: ;:;: :ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:
ﾞ;, :. :. :. :, :,..ﾞ〉|ｌ | , / / | ∨ ;;;;_､‐''"~;:;:;:;:;ィi㌻三三二二二ﾆ=_=_=_ ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:;:
ﾞ;,ﾞ;, ﾞ;. ﾞ;. ﾞ;,..ﾞ〉|ｌ | | -|‐ ‐|-∧ ｲ } ヽ..丶`.: .: .: .: .:.:,;㌻ =_=_=_=_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_ ;:;: ;:;: ;:;: ;:;:
ﾞ;,ﾞ:, ﾞ;. ﾞ:. ﾞ: /:.ﾊ | |ハ从へj/ 〕 / |___ / |l | . : ;';';';':;;:,㌻ =_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_ ;:;: ;:;: ;:;:
|:.:. :.＼| |ｌ 〔抖劣ミ 〕／ 从 /⌒´ 八 |
|:.:.:.:.:.:.:| |ｌ 〔 Vシ ｘ圻㍉ﾊ / j/ さておき、今回は実家からの手紙も届けてもらいました。
. ￣￣∧ |ｌ 〔 んｱ / j／
..／￣ ﾞ''＜______ .∧ [ ' ,小 |l オーフェンは外と繋がる貴重な線ですから慎重にお願いしますね。
.. ヽ } ] .∧ ト ゝ ｧ イ | |l
. 〉 ] ∧八 〕≧=≦⌒ |ｲ 八 rﾆﾆKｺﾍfﾆﾆﾆﾆｭ
/ .] ／ァ=ﾐ〕 トミ | /. r───-､ }7!
. /／ ≫'ﾟ/|冖:.:.:＼ [ :} ／.. ゝ=≦彳´¨ ﾉ..ﾊ
.. / ／ /:.:.:./:.| lﾄ:. :.:.:〉 } E] ,..イ::::/::::∧. ┌────────┐
... / ヽ／:. :| l|:.丶/ /. || ,...イ＞ ´/::::/l=l､ ←┤ ドゥ・スタリオン号.│
/∥ |:.:.:| 八:.:. :＼ / ::::::::::::.... ≠,...:::::,＞ ./::::/ Vﾍf7=ｭ......└─Made by YARUO┘
ﾞｲ ｉ{ |:.:.:| ＼:.:.:.:〉..ﾞ:::／￣￣｀ﾐ:::rｧ７ﾍ:::r' /:::/ Vﾘ:::x====-､:::
. } ､ ⌒~ 丶/ｨ::/ｨ､ r､j／::::/ :::! /:::/ ,.:::::’，^l ! ､:::::
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::|_,,,,...||i:i:i:i:i:.｀ヾ:v.::::::::厶 ＿_＿ .,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i. -.―'.:::::::::::::::::::::::::::::彡_=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴.., . : :´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ=-.┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : :.￣＞.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“.／.:::::::::::::::::_::_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ..:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
. ,:'::::::::::::::::,::/. : : ﾊ:::::::::::从: ｀ヽ:::::::::::::ﾊ｀.: ￣ ‐:|:_:_:::::::||／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
/, ｲ:::::::::::/::|: : : : :ハ::::::::::ﾊ: : : ﾊ::::ﾊ:::::::..: : : : : : |＿￣ ||／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::: :::∧N::|i:i:|f⌒Y|i:i:ﾄ
. ﾊ:::::::厶::{=＝ミｰ从:::::::::|≦＝=ﾘ=:::::::i:
｡+'“|::::::{ |＞ o ヽ { ∨:::|ｲ o ミ. 从:::| いやいやいや、呑めないだろ。
: : :..从ハ ミ＝ ´ ∨:!｀＝ 彡 r' 人ヽ.
人 _i ｀ j'/ｲ こことの取引にカマす相手を紹介しろとか、
从ヽ.j 从.'
ヾム .ｲ/. } こっちにしてみれば確実に儲かる利権を譲れって話なんだぜ。
从:＼ -＝＝＝- ／.ｲ: : |
｀ヾヽ . ｲ,:く .|: :｜
＿彡} ｀ ー ´ .｜= -ミ:/
／/.:::::::::| ∨::::::::::}ﾊ
／彡く::::::::::| ヽ:::::r' ∧
.
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼
／ u ___'__ ＼ まあ、そうなりますよね。
| `ー'´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) / / / /
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
,..-‐=
_ -‐-..､ ,ィ;´=-‐三＝､
, ィ´¨`:.:.:｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
. ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
. 〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
{:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
. /7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i
ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./
＼`ﾞ! ｌ l_ノ といって月一でしかあらわれない、
｀':ヽ ｌ:|
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/ 他所もまわってる行商人じゃ捌ききれない取引なんだよなあ。
_／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
.r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
|､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
}::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
.
r､
ｰ= ─::::､ ヽ＼
＿｀ﾆ=::::ヽ ⊥::::ヽ_ ,
`ｰ=ﾆ二＿: : : : : : : : : : : : : : :',ﾉｌ
ｰﾆ￣:: : : : : : : : : : : : : : : : : : ｨﾆ=‐
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
-, `ｰ=≡二: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ 、
/ / , ─ ､ /: : : : : /三三ｉ: : : :/三三}: : : : : : : :}､
ｉ { / ｨ ' ` ' {:: : : : : f＞ｭz ｌ: : : 厶ィ＜｀ト : :ｌヽ: : l;.;.＼
}￣/"'yﾍ￣二ヽ ﾚｌ /',: : { 弋ｷ ｉ: ／ 弋zﾊ} ｌ::ｌ/ｌｨｉ ｌ}〉ｌ;;.;.;.;ｌ そのために、
/￣｀ヽ､ r'､_ / ｌ::∧ ﾉ ﾘｉ ﾄ-' ヽ ﾉ.;.;.;.;|
/ /::::_」_! 二ヽ ﾚ' 、 ｀ u .ノ | ｰ=ﾆ＿／ クレイたち輸送隊がいるんじゃないのか？
{＼_＿/::::}´ ＿＿＿ヽ r‐っ r─'￣￣￣｀ヽ
/￣::::::::::::::::/ /:::::::::::::::::￣＼ ＿ゝ_／￣￣￣￣￣/
ｌ{_::::::::::::::::::ｨ} r─ｌ::::::::::::::::::_─ ｉ {::::::::::::::::::─､￣}二
ｌ ヽ:::::::::::::ｌ { ｌ:::::::ヽr- ￣:::::／ ＿〉::::::::::::::::::::::⌒ｉ:::::ｉ＼
∧:::::ヽ-､ // r─ｨ/ r-f o:::::::::/ {::::／::::::::::::::::::／￣￣ ヽ ＼
/ ＼::::｀ヽ ヽ ｌ/ r':::::'､:::::|:::::::::}ｌ |／::::::::::::::::／ ─‐ ､＿ ヽ |
/ ／ ヽ ' | ,--/ ｌ:::::::::ｉｌ:::::|:::::ﾉ/ ／::::::::::::::::::::l／ ── ヽ ｌ}
＿ _ ＿＿＿
/ ) ) )／ ＼ ／＼
{ ⊂)（●） （●） ＼
| / ///（__人__）/// ＼ 水車増設もして、工房生産がドーンと膨らんだんだお。
! ! `Y⌒y'´ |
| l ﾞー ′ ,／ 少なく見積もっても卸値で今月生産銀貨300枚超える予定だお。
| ヽ ー‐ ｨ
| / |.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| 〆ヽ/... ┃ ただし、売れればの話。倉庫に積んでいる分にはなんの役にも立ちません。
| ヾ_ノ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿
/￣＼. / | ,へ、
/ ／ 〈＿／／＼ 〈 |
/ /＿＿＿ |＿／ ＼｣ ＿
＿ .../ ＿＿＿／ |＼＿＿＿＿ ＿＿／ ／
＼ / / ｢｀7 |＿＿＿ ／ ／ ＿＿／
＜.....〈 ,/ ／'ー┘└‐┐ ／／ ＿＿, ￣
ﾄ､__. ∠ ￣ ￣￣フ |￣ ／ ￣￣￣ ／
`､::`ヽ. ∟ ／ ,イ｜ ￣￣￣￣￣￣
-==ﾆ､ｰ-ヽ:: :}_,イ_,-,ｧ. ∨ ￣ ￣
＿,,=ー'´｀:: :: :: :: :: ::'::二=-
_,r-'´::／:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::ヽ、
-=／イ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :',
./::,ｨ /:: ::／|:: :: :: :: :＼:: :＼ ﾄi ,rz おいノル！
/／/:: ::i i .|:: :: :i :: :: :: :i :: :: ﾘヽ ＿__r'´ｲ
ﾚ/ ﾉﾘ:::ﾄ=､__|::|:: ､}.V､::ﾄ､:i、::ﾄ`､二--ｰ'´ しっかりしろ、たかが銀貨300枚、たかが……
／::::::Vﾄ弋tｯ､ﾄ､:T∠ｪzｧ':|:ﾚ､|＼ T` _,xィ
_.=-､_<'´(ﾆ):: :: :ﾊ、 ' V `¨ﾟ´ /ィ彡 i::）-､_ `ー-ニ,-'´
ヾ<_>､_i､:::::::::::::::::::ﾄ､ _,.._!_ ,ィ::::ﾚ:／:/ }ー――--'´_,- ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人／
`=V´ /`ｰ-､:::::::::} `ヽニ`＜ |:::::/-ア:: |=ー-＜'´´. ≫ ≪
{:: |::|／/:::| {:::<r-/ /-､__ヽ::::::| _.≪ ってええええええええ！！？ ≫
_／:i r'／|::::ト､;;､ _／_,r'´:::レ ／､__o/＼::ノ_,.--'. ≫ ≪
／:::::::::::`､_i i彡| |:{}::＼＿,,-ｲ:::::/、 {、___r-ｧ--'´´ _,. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
{::::::::::::::::::＞:| |ﾐ\´::{}:::::::::＿::,;;;ノ: :三ソ : : |{ { _,. --'´
Y::::::::::::{: : : /rー―-'´¨ ヾ } : : `ーメ-'ア`ー-､_
{::::::::::::/,Y/:::ヽ、_ __ノﾉﾉ:: 、 : :ヽ {＿___
`ァ-i::/ /::::::::::::::`ー-'´ ＼、:: : : : : T ＞-､ `ー
/ _r'_／::::::::::::::::://:::::::::::::ﾉ `ｰ､＿_ ' : : :ヽ＿＞､_ ＼
／: ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||:::::`ｰ､＿_ノ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 費用等含んだ生産額（卸値）であって儲けではないですが、銀貨300枚＝300人分の月間生活費相当。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
／ （●） （●） ＼ 代官就任のときに名刺ばら撒いたおかげか、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 名刺カードがいい感じに売れているとか？
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
/.:./／/.:.:.:.-:‐:'':¨´:.:.￣:.:./
,ｨ/.:./.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-‐≠―-､
,.ィ'´¨':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.､:.:.｀ヽ､‐-ヽ､
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;ｨ彡｀ヽ:.丶:＼:.:＼:.:.:.ヾ.､
/'７.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:iヽ' 丶ﾊ ｀i‐≠｀､:.:ﾄ､ヽ､
/.:.:.:.:.:/l:.:.:.:i:.:.:| ｀' ﾉ, ｀i-'､:.ﾄヽ¨｀
/.:.:.:.:.:.'.:|:.:.:.:.l:.:.| __,ｨ=≠く. ′ |ｧ､ﾄヽ｀
/.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.ヽ:l ,､ '´ , -tァヾ, ,ｨ ｀ヾｭ_＿ ああ、優先的に仕入れて欲しいとさ。
/.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| ｀/ ﾊ _ニ二¨゛´ ′ ﾉ
ヽ､:.:.:.:.:.:.:l!:.:.:.:.:j∨ ´ .} ／ﾉ） ‐- r' 〈 あれ１束で銀貨１枚だもんなあ、
ｌ:.:.:.:.:.:.| l:.:.:.:!:.{ .{ ／ ｀゛/ _＿ ヽ
_＿|:.:.:.:li:ｌ ｌ:.:.:|ヽ'､ .}/ , ', - ' ⌒ゝ‐､. ／ l 組合支部から先はいくらになっているのやら。
／: : : :ｌ:.:.:!ﾘ｀:､ヽ{｀l ﾊ ./ / ｉ l,.! i,!／ , - |
. r―／: : : : : :.∨､:.:.:.:.:ヽ､__,_} ､ 'ヽ| !ﾉ .ﾉ'l､＿ |-､
j_｀ ‐- ､＿二=‐＝――- ､: :ﾞ､ ヽ ,} ′ ｀ヽ._!/ヾ丶
//7‐- _＿＿__ -‐―‐‐- .｀"'‐={ｰ 丶 }///ゝ i
. ///////////////////////｀,,‐-,｀ヽ､三=- ､_ /ヽ/ ∧
///////////////////////, -‐////ﾊ ヽﾆr―‐､―- /// ／/∧
､//////////////////／三＝=//, -‐'////|ヽ::::::::￣二‐'-‐7'////∧
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
／ （●） （●） ＼ 今はまだ「新しい」ことだけが売りの流行りかもしれませんが、
| ´ |
＼ ⌒ ／ 多分定着するでしょう。きっと定着すると思う。おそらくは。
／￣￣ヽ ＼
（｢ ｀rﾉ ＼
ヽ ノ ＼
| | ｢＼ ＼
ｵ'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
/ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ
／.:.:.:.:.:./:.:/へ､厶:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:}
l/.:l:.:.:.:./:.:i´ i:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.l
l,イ:.:.:l､ﾊ:.| |.:ﾊ:.:.lヽ:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.l
r'ヽ;l ‐ｷ|￣ミ ､ リ ヽゝ ヽ:.:.:.|:.:.:.;､:＼
{（｀ｌ| ヽ弋ァォｲ´ ヽｧ-二__ }:.:ハ:.:.ﾊ'´
ヽ {| ￣ l 弋ァ-､｀|/ﾉﾞ∨¨｀ 挨拶ついでに名を売る、簡単な添え状、
. 丶ｌ ,′ ￣ /ｌ'´ﾉ
iﾊ ｌ /ﾉ／ 多少なりと外向きの付き合いのある人間にとっちゃ、
＿ }:.:､ ｀ -' ／y'
／／/￣::ァ:':´:ﾄ､i丶 ‐ ―‐-' ／ﾘ/-―､ ＿ 使い出したらやめられなくなる、かもしれないな。
/ 〈///i:´: : {: : : ;､l. ヽ , ' /､: : :l :／∨:､｀ヽ
//＼ ｀ヽ､|: : ､: ヽ､ﾉ- 二 ‐｀ー ' , -―'‐ﾊ: :／: : : ／,ヘ'ヽ､
////｀,ヽ､｀ ‐- ――― ､ ヾ､ l´ _l´二三'´' ／////∧
////////｀, ,‐- , , ￣｀, ,ヽ l | r'￣￣-‐7/////////////∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 銀貨数枚で、使い捨てできる紙片の束が手に入る、と考えみてください。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿ ＿
_,rｰく´＼ , --､ ／⌒ ⌒ ＼
,-く ヽ.＼ ヽ Y´ ／ ／（●） （●） ＼ ねえオーフェン、
{ -! l _｣_ﾉ‐′/ ／ （__人__） ＼
ヽ ﾞｰ'´ ヽ / | . `Y⌒y'´ | 前も言ったけど、やるお たちの仲間にはなってくれないのかお？
ゝ、 ﾉ_ イ ＼ ゛ー ′ ,／
ヽ | / ー‐ ヽ
、.,_ ,.．／
＞ﾐｖ′´￣::ヾ´ i
／,〃:;__ﾄ:::::、＼::::＼. - + -
´ ,.'::::::/_:;_ﾊi:_::_;::; 、ヾ` !
/'i:::/{ｨｪｭ｀ﾘ´ｨｪｭ ﾄ:;;;{ おい親父ぃ、美味しい話じゃねーか。
|;〈. ! :::: 、 :::: リﾞi! ┼
' 込 '､￣ｿ ,;:《::ｌ がんがん運んで金に換えるだけの簡単明瞭将来性抜群のお仕事だぜ！
_,ィl≫ ｨｌ||ﾄヾ!,,_
ヘ､;:::::ｿ せ::ｄBｨ´
,,..,/＞=ニ》::{=---=}:::《:|::|i::へ..,_
{ /::::::::::{.{:|ﾊ:::;;;;::ﾊ|::7::|::l::::I }
}ヽ I:::::::::::::}.{:|ﾊｨﾈﾏﾊ{.{::i::l:::::i /}
}!､｀ |;;;;;::::::;;l.I|:::ャ ｫ::::| !:::ﾘ:::::i!./::}
}:::i {):::::::()||:|:::::::l.|::::::|x.、:::::(/::::::{
/:::::ヽ}==＝i:|:|::::: ｀___∥/^ヾ、::::::::i
;::::::::::::::::、:::l::|:i r'f=|弌 ￥／::::::::::::、
＼:::::::::::::ヾ:´::i __{:i::i :i:::::`"》 :::|´⌒≠
} ｀7::::::::::::::i シﾍ、:::::::::::/‐ｪ､__ |
| ,}::::::::::::::i!. ＼__メ 、;__;;:ﾂ:::〉 `ｌ
.i! 〉:::::::::://::::::::::::::: ゝ::::::::,/ i!
i! {::::::::::i !-==ィュ=ィ｀^＞ ...,ﾒ
.
:::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::/::::/ ,ｨ／::::::::/ ::::::::::;〟三::::::::::::::ヽ＼:::＼
:::::::::::::::::::／::::::::::::::::::／:::::::::::i /::::::／:;ｲ:::::::::／: :l :|:|:|::::::::::ｌ::::::} ヾ ､}
:::::::::::::::::::::::::::r‐ｧ;:イ:::::;ｨ::::::::::| l:::／／ |::::／ : : : | :|:ｌ|::::::::::|:::lヾ ヽ ＼＿_
::::::::::::::::::::::::::{ ／∠=ヽ/:::::::/|l／´ |:/ : : : :l | :|::::::::/:::::ｌ ヾー..／
::::::::::::::::::::::::::i | ,‐-ノｲ::::/ ‐ﾘミ､ :ｌ: :i: : |/::::::::::::::::::ヽ､ ｌ￣
＼:::::::::::::::::::::| ! ｌ:,､ l:/ | ＿_ ｌｉ :| : |l／::::_::::::::::::::::::::::ヽｌ
: : ＼::::::::::::::;:| ｰ/ i |ｌ| ／ `l|i :!´lT￣i:|:::l::::::::::::::i､:::}|
: : : : ヽ:＞'" .!､__ ! , ﾞ l ｲi ヾﾐ :l:|: |:}::::ｌ::::::::l､:| ｌ:::|ｌ
}i : : : ∧ : : ∧ｉ l = ヽ､ rｧ `≠ヽ;"/::::/ヽ::::| }/
､!: : : : ∧ /ミ/ i } ‐ ￣＝‐ ‐' _/＼/ ヾ
＼: : : : :∧ / : ;' ﾞ′ ―￣ ゝ
＼: : : ∧ ｉ : :ｌ ｌ
＼ : ∧; : :ヽ ｌ で、今の巡回先の村々を見捨てろと？
._ : :＼∧＼:∧ __ {
: :｀ヽ､: : : : :弋: : >:＼ , -‐ ´ ちっと頭冷やせ、馬鹿息子。
: : : : /＼: : : : :ヽ/ ;-/ヽ -‐ ｨ
: : : : :///＼: : : : ヽ/l:_:_:＼ ／: :|､ ﾊｧ
; : : : : :////＼: : : : : : : ￣i:ｰ--ァ´: : : //ヽ ,ﾚﾍ.,.－ 、
///: : :>/////ヽ-､: : : : :/:.:.:.:.i/: ;-=二/i//l. く ⌒',
///////////////: : : /:.:.:.:.:/: ://///jl///|. > __.ﾉ
､￣￣｀ヽ､'/////: : : :/:.:.:.／: :///≠/////|. ハ.__,、 ）
∧ ∨／: : :／ミ／: :／イ'////////,| `ー ′
: :∧ ∨-‐'´ー＝ﾆ-‐'´ |/////////|
: : : :ヽ. ∨: ノ､.:|: : : : : : : :|/////////j
////､: ＼ : : i､. . ./|: : : : : : : :|/////////l
//////∨ヽ､: :l: : :i/|: : : : : : : :|'////////j
ミ､///////∧: ｌ ://|: : : : : : : :|/////////
.
. ＿＿＿＿＿_
／ ｀ヽ
／ ＼
/ ...::::ﾉ八:::::.... u ‘，
. / -==＝':::::::::::｀＝==- i
i ／ / ＼ Ｕ | それなー。
| { { ） J l
| ｀┬'＾ｰ┬' / 僻地まで来てくれる行商人のありがたさは知ってるから、無理押しもなあ。
＼ ￣￣ u /
ヽ ＿／
. / ヽ
/ ＼
￣
／ ヽ
/
!
｜ ――≧ ―－|
匸Τ 匸Τ ! クレイ下に輸送隊を増員するのが僕らにとっての正道ですが人がいない。
.∧ 丶
∧ ´ ! オーフェン商会を立ち上げてもらって傘下を拡大してもらう方向もありですが、
. ∧__ _ /
〉 : ≧ ﾆ ／ リスキーな業務拡大ですしねえ。
√￣￣≦! ≧ー ＞ __
, へ / ﾋ 〈 Ｙ ≧－､ r ／ ヽ
＼｀＾ |ｰ '´У / ´￣_ >
＼ ! ＼ _〃 i / ´ ,´ !
ヽ Y ,'' イ- ´
λ | / ￣ V ´
∧ ! /ー ､ 〉
.
, ィ´¨`:.:.:｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
{:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
. /7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i お互い、内情も心情もわかったうえでの話だからな。
ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./
＼`ﾞ! ｌ l_ノ
｀':ヽ ｌ:| ……洗濯板の輸送、ノーラの手配が上手くなったのを
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/
_／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､ ピークは過ぎたんじゃないかって心配する連中が出始めてる。
.r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
|､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
}::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
...__／丶:::＼ ＼ : : : : ＼::::::::::::| | i |::::::::／: :., -‐ ' _/::::::ﾉ＼
_::::::::::::::ヽ::::::｀.､_二= ､: : ＼::::::ｌ | | |::::/: :, -‐':::￣::::::::::::{::::::::＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ―
／ （ ●） （●）' ∫ 計算上は王国内の需要は飽和したはずで、
| （__人__） | ∬
＼ ｀ ⌒´ .|￣| あとは取替え需要だから、遠からずピークアウトするはずだお。
＿＿__／ ー‐ '-|＿|）
| | / / ＿＿/
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
.
ｵ'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
/ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ
／.:.:.:.:.:./:.:/へ､厶:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:}
l/.:l:.:.:.:./:.:i´ i:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.l
l,イ:.:.:l､ﾊ:.| |.:ﾊ:.:.lヽ:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.l
r'ヽ;l ‐ｷ|￣ミ ､ リ ヽゝ ヽ:.:.:.|:.:.:.;､:＼
{（｀ｌ| ヽ弋ァォｲ´ ヽｧ-二__ }:.:ハ:.:.ﾊ'´ 王国外への需要があるっぽいが、
ヽ {| ￣ l 弋ァ-､｀|/ﾉﾞ∨¨｀ ｵﾘﾍﾞ
. 丶ｌ ,′ ￣ /ｌ'´ﾉ 織部支部長と今年の生産数交渉するときに確認してくれ。
iﾊ ｌ /ﾉ／
＿ }:.:､ ｀ -' ／y' 何度も誘ってもらって悪いんだが、
／／/￣::ァ:':´:ﾄ､i丶 ‐ ―‐-' ／ﾘ/-―､ ＿
/ 〈///i:´: : {: : : ;､l. ヽ , ' /､: : :l :／∨:､｀ヽ 今回は信用できるところを２～３組紹介するってことでどうだ？
//＼ ｀ヽ､|: : ､: ヽ､ﾉ- 二 ‐｀ー ' , -―'‐ﾊ: :／: : : ／,ヘ'ヽ､
////｀,ヽ､｀ ‐- ――― ､ ヾ､ l´ _l´二三'´' ／////∧
＞':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
. .＿,＞´≧イ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゞ､
／＞´::::::i::lｰﾍ.:.:.:.:.::.:::::i::::::::::::::.:',＼ﾍ
. .／／::::::::::: ﾊ.|三:ﾙ::::::::::::::ﾊ:::::l:::::::ハ ＼
. ./,イ´:::::|:::l_ｨ|─‐-∨:i:::/-─‐-､::::∧
. .|::Ⅳ:i:::|,,＿＿_｀∨!/´＿＿__ |::ﾄ∧
|/ {ゞ',Y弋 │ノ Ⅳ 弋 │,ノ }::ﾘ｀ﾍ 先行きに不安を覚える連中から紹介料とって、
／::::弋入. ￣゛ ノ ￣ /!/!ヽ ｀
. .＿＿/::::::::::::::::::∧ ´ , u /: |;;;|: :ヽ__ 捌ききれない輸送を一部おすそ分け。
. .／: : : /,ｨ⌒ヽ::::::::| {l＼ ／l: :{´;;;;|: : ヽ｀ﾍ
. /: : : : :/ﾑ＿_/:::::::::| {i ＞⊂＝⊃イi! /: :|;;r入: : :.〉: :| 俺達の取り分が減るわけじゃない、か。
. ./: : : : : 廴＿:::::::::::::::iﾍ｀! .;::::￣ / i∧: :ゞ: : : :／|: : |
/: : : : : /:::::/:::￣｀ヽ/::.::.:＼. ',:::::::::,'ィ´::.:∧: : : ／l:::::|: :.ヽ
＼: : : 〈＿/::::::::::::::∧.::.::.::.::.:＼_,,／::.::.::.::.::.:|',／:::::::|:::::|: :λ
.
＿＿＿_
.. ／ ＼
／ ─ ─＼ そこが落としどころですか。
／ （●） （●） ＼
| ' | 組織拡大したいけど人のあてがない、取引相手も誰でもいいわけじゃない。
＼ ⌒ ／
. /⌒ヽ ｨヽ オーフェンたちにも面倒かけてます。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
／￣￣￣￣｀
／ ＼
/ ／＿_ ヽ
. / ＿＿ ／,ｨｆ炒ﾉ i
.. | ´ ＿_ ￣ | もちろん、団への参加はいつでもウェルカムだお。
| ￣ （＿___) _,人__ │
| (＿,ﾉ__／ ｀Ｙ´ /
ヽ ー一' ／
... ＼＿＿ ｰ一'´￣ ＼
. __ / ヽ
/￣｀Ｖ / /
| {__ / ／ i
| ￣￣ ／ |
. ＼＿__ ／ |
｀丁=―一' |
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
）
_ .. -‐‐=ﾆ ∠__
／..:::::: ..::::::::ﾍ べ
_＿_／ : i j:ﾊ ヽ
.:::.. ∠二/ ..:::.. }:|К〉 }7
,/.::::::.....￣7:::::::::ﾘ/i:::::|jﾉ夊｢人〉 銀行的な各種業務は古代の神殿や中世教会や金細工師など
ﾘ /::i::.. ﾊ::::::;ｲz‐| サﾒ、 |j)ｲj′
/i／__｣＞;{:: /:||／=＝ ﾘﾉノ あちこちにあるので知識チートとは判定しない。
..::::.ﾟ .＜ ーﾍ |∨j/ └,
..:::／ ｡゜,/ ＞､_ソ〉 ｲ
ｲ／ /／:/ /::::ﾌ/| ￣ 八 第１部のアルトリア塾より今更感はあるが、
。 ／ 。ﾟ :/:::::/ /／彡ﾉ ｰ┬ '′/i
／ i:。/ .../:::::/イ ／仆ｆ≦￣￣7Z「i／;;j 学校もまた古代より存在するためチートか否かの判断が難しい。
／/∠ｭrｰﾍﾆｺ⌒7ﾐjく // ||入≦ｭ、
ﾟ／／厂￣＼＼ ＼＼_へ＿// 乂ﾑノ＿/ 》
.:／::::ハ::.. ＼＼ ＼／￣￣＼_,勹￣∨ !
!|::::/ フ 〉〈[ vノ Ｙ/i
./!|;/ ／/ L＿||__ } i
/:::｛i ／ /（〔ﾆ=Ｙﾆ〕 ..:: ! /
::::::::し 人/ ﾌ∧く::::::... ／/::.. ｲ {
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 現在はメンバー全員に標準３か月コースで最低限の読み書き・計算を仕込む運用をしています。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
────────────────────────────────────────
古代ギリシア・古代ローマ ギュムナシオン ： 肉体鍛練、哲学、文学、音楽などを教える
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1088年 イタリア、現在のボローニャ大学開設
1100年頃 フランス、現在のパリ大学のルーツ。1215年、教皇インノケンティウス3世による認可
1209年 イングランド、オックスフォード大学開設
────────────────────────────────────────
／ ＼
′ ヽ
/ / _/ ﾄｨｯﾍ ＼ヽ
,ｲ i! r7ハ i}《｡》 ﾊ ｝ iV ｝ 活動圏の拡大や経済の発展、王権強化・中央集権により
／｣{_八j刈≧ﾒ､ ´jﾉ斗≦ﾘ }__iL__
´ ヽ⌒ﾐVＹでﾃヾ ィうｱ刈く⌒／ 法律はじめ行財政に大量の人材が必要になる嚆矢が12世紀前後。
｀^iｰ|iﾘ ｀ﾟ¨ ， ｀ﾟ¨ j}ｧ彳'ｉ
jN「ハ _ _ ｲ}/ |: l 知識人・高級人材の供給源たる教会だけでは対応しきれなくなったことが
i| {/ ＼ ／i !| ﾊ |
i| |//! ｢≧ ≦ﾆ」j人/'}ｉ l 上記の中世大学開設背景の１因。
__iｊ,｣-┴ｦﾆ}Ｈ{ ニ ﾄ＞ﾐj儿L__
/７: : :く 厂￣ ￣｀寸､ /: : : :/ﾗ､
｛/ : : r／¨￣Ｙ⌒`＼ 〉/ : : : :{__ﾌ｝
／: : : :/ fＪ { Ｖﾍ : : : : {二/
/: : : : : :｝ ｝￣＼ ｛ ｝: : : : Ｖ《
/: : : : ／二二人､ _ﾊ _ノﾆ＼ : : 彡ｨ/
｛: :: ／二二ﾆ/}: :i 「: :ﾑ二二 ＼ : : ｛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「閉じた世界」のため露出しにくいですが、各地の修道院の学術研究思索活動も現代科学の基。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-━-
／:::..... .....:::ヽ
,' ,
i:::/ , :. ﾄ 、 ｉ ヽ:. ｉ
|::】ﾊ_｝_ｉ |《》} |ﾊ i 【:.. | とはいっても中世・近世ヨーロッパにおける教育は基本個々の家で行い、
＜⌒ｿ代テﾘ jｨｆテｱ}⌒＞
｢|ｉﾍ} , ｊ厂´! ゆえに同族は同系統の思考・行動をとりやすいのも事実。
| ｉ:::|＼ - - ,ｲ|:: :. i
: :...ｉ!::::]＞ _ ＜[::!|:: :. | 下男下女まで含めた皆教育・学校制度となると19世紀以降となるので、
_＿ｊ⊥人ｸ￣甘￣!ﾄヘ┤ﾄへ、
/7: : : : :__ノ ーｖﾆ ﾊ__: :jﾉ: :＼＼ 学校・教育制度は一応チートとしておこう。
//: : : :／/￣ ￣ヽ＼: : : : ＼｝
〉: :へ/: :/ Ｖ∧: : : : : ＼
|: : : : :{: :｛ }: :}ト: : : : : : ヽ
ゝ: : : ::ゝ:ﾍ .ﾉぃ.. /:yi｢i｀＞' : : : : :〉
｝: : : : ﾊ`ﾆ= zイ:／ﾘﾚ ｢: : : : : /
〈: : : : : :∧: : ｌ l: : : /ｸ / : : : : :/
i: : : : 人｝: :.L_ ｣: : ｛::ﾑ/ﾆミヽ／
r!: : ,': :┠E三〔[凹]〕三ﾖfマミヽ _）´
l|: : : : f{:ノ: : l l: :く,ｒ^｝ｏｿＹ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|: : : : : /: : : l l: :/ ｣／ i＾. ┃ 謎の呪文「九九」を脳みそに焼きつくまで唱えるのです。
|: : : : /: :／´ ﾐ/,ｲ_ｊｕノ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
!L: : /: :ﾑﾍ ｀´ﾏ: : ﾊ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|ﾆﾆ｛: : : | ／ l: : : :|. ┃ 12進法（ダース・グロス）対応の「12×12」だけどね。
〕ｭﾆ!: : : l ＼/ l: : : :|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
i （ |: : : i i! |: : : :|
.
┌───────────────────────────────────────┐
│■レンズ → めがね、虫眼鏡・顕微鏡、望遠鏡 │
│ 光を屈折させて発散または集束させるための光学素子。 │
│ 用途にもよるが、基本的には透明なもの（ガラス等）を磨いて球面・非球面状にしたもの。 .│
└───────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────┐
│■収差 │
│ レンズの中央から入ってくる光と、レンズの端から入ってくる光の焦点がずれること。 .│
│ 球面レンズでは収差を吸収できないため非球面レンズが主流。 │
└────────────────────────────────────┘
／ ...::: ..::ヽ
/;::... ...:::/ .; ;; iヾ ...:::::｀、
{j::7::.. / ﾊwＹｲ;. ! .:! ﾍ i
≦}|::../..::;i|..::;|7ﾟАﾟ|;. | .:i i |! {≧
i:::;! 十ナ|≠|ｭ.∨ﾑｨｻ十ト!|::|l::|! 球面でも非球面でも、凸でも凹でも、職人の感性に期待するしかない。
|:::| i |ィｆ艾ヽ! !ィf艾ﾍメ|:儿!|
, r‐ｹ卞ﾘ､ゝｔソ ゝtソ И广＾フ 公式はとりあえず丸暗記派の できるお が
（ ｀＞t{ム ｀¨´ ｀¨´ tﾘィ^ j｀:､
ゝ=彡ｲ| /.ﾊ ‘ ..:::|i:::| i| ） ニュートン謹製【レンズの公式】でＲを計算できなくもないが
（ |;Ｙ/i |::... ⊂⊃ .ｲ::::||:::! i| '
｀|i !; |::|::::j＞ _ _ ＜〔:|::::ﾘ::乂 | なんにしても計算結果をモノにするのは職人の腕頼り。
｣人:|::|:::」｢￣}甘{￣｀トし-=ミ_⊥__
／⌒=彡亠vｧi_ ノ ⌒ヘ､__Ｋ : : : /ノ : : ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
〈: : : : : : :｀v／~ ￣＼／: : : : : : : ＼ ┃ ニュートン『Opticks』1704年
/: : : : : : :／ ＼: : : : : : : : :｝） ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■レンズおよび派生品の歴史（～とされている系伝聞多し） ───────────────────────
紀元前750年～710年頃 アッシリア・ニルムド、『ニムルドのレンズ』（水晶製平凸レンズ）
紀元前3世紀頃 インド、バビロニア、エジプト、ローマ、中国、『火とりレンズ』（水晶製凸レンズ）
紀元1世紀頃 ローマ、皇帝ネロが闘技場観戦に『エメラルドのレンズ』（サングラス用途）
9世紀頃 イスラム世界、科学者アッバース・イブン・フィルナス、『リーディングストーン』（拡大レンズ）
10世紀頃 イスラム世界、数学・物理・天文学者アルハーゼン、レンズによる視力補助の可能性を提唱
→11世紀にラテン語訳がヨーロッパへ広まる
13世紀中頃 ドイツ、修道士『リーディングストーン』（石英、水晶による平凸半球型レンズ）
13世紀後半 イタリア、『めがね』開発活発に
15世紀 凹レンズ開発
────────────────────────────────────────────────
1590年頃 オランダ、めがね職人ハンス・ヤンセンとツァリハス親子が『顕微鏡』発明（２つの凸レンズ）
1608年 オランダ、上記のご近所のめがね職人リッペルスハイが『望遠鏡』を発明
1609年 イタリア、 ガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡（対物レンズ凸、凹接眼レンズ）で天文現象を観察・発表
1611年 ドイル、ケプラーが（対物レンズ、接眼レンズともに凸による）望遠鏡と顕微鏡のアイデアを発表
────────────────────────────────────────────────
__＿
, -＜´ .:::::ヽ
...:':: :::::＼
／ _4}／/ ｨ ﾍ＼ :::::::.
／ / / /Z《v}|ｭ { ﾊi__ :::: i エメラルドのレンズってオズの魔法使い？
（ ｛ｲ/ {Ｙ汽ﾒﾄｲ ｢≧トミ ｢ r'≫: |
ノ｛ く| ﾄゞｿ j八ィ汽ぅxＬ/「[|::i |
八ﾘ { ， ゞン＾ﾘ }「￣｀フ さておき、レンズ素材として不可欠な透明度の高いガラスは
/||∧ 、 /イr_ィ爪ﾊ
//!|/∧ ｀ ィ＾|!「i::ﾘ:|::）ｿ ベネツィアン・グラスことイタリア・ベネチア産が抜群
,'〈__｣乂( ゝ、__,, ＜〔|z| i||:i:!／∧
（Ｖ7￣￣込]二[二ニﾘ^| |込L_ん｣〉 ……となるのは13世紀頃からかな。
}/: :r: :＼ﾏＬﾆ」=く／j人｢／⌒ニr=┐
/: 彡=-: :Ｖr-＜: （／＾ﾍ|＜ : : : //二 それ以前も各地でガラス生産は行われているが貴重品。
|／ ミヽ: : };| : :＼: :|| 二ﾆ
/ j,／ ＼ く ﾊj／＼|: || 二ﾆ
,′ ｝/イ Ｌ|| i二ﾆ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ なお、大火事を起こしたことと機密保持のため、1291年にガラス職人はムラーノ島に収容です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_.. -―-r= ‐- 、
,'ﾌ ..:::::::7 ::.. ヽ
. ／, ..:::::::;ｲ::i! :. ヽ :..
. ,"『7 / / 』凵L :} :i :ト｡ .::.
. ｛ {:: : ,ム､j!∀「i i | |ﾌ:::ハ::::::i
. ﾘ {!::i|ｨわﾏ八 乂ﾑ斗-+ ｲ i|::: !
. i弋ﾄﾙ !,vﾘ） 'ｨそうｱ/ :! :!:: l 珪砂や石英という名前を知っていたところで、
. i::i ヽ ﾄ! "´ ' ゞzﾂ ｲ:i 「::ア !
. /!::! ::∧ ,. _ /刈 !::. i:::.. i ゲンブツを見分けたり交易で入手できるわけではない。
/ ﾟ｡! ::{ｉ::ｉ＼ ｀ ィ::::ﾘﾉ ;:::. ﾟ:。. !
. / ∧,/ハi!:::_〕iｭ. ‐≦=ト;/ /::::::ﾉ∧:. :. 【レンズ金型にガラスを入れ加熱してプレス後よく冷やす】
. ./ , ∨{ {::人『Д｢|￣ _／イ:::∠;;∨:..
. / /:::::::::!ﾑ__,ｲト┥| . . ￣（ /／ 八. .ヽ;::::. ﾟ。 ガラス生産とレンズはリンクするが、先はながい。
. , / ;: ／~´ 《 ﾄヲ Ｌ二ﾆﾏ乂{ .（ . . .i::::::i }
. ′, .:ｉ:::{. .ﾊ＞:p -‐⌒ /7 . . . . .＞ .!::::::乂
.. ｲ .:｛! .:!:::｝. :/／ν //. . .ノ : : . . !::::;′｀.
......（ { ｉ::| ∧::}ｙ' //. .／ﾊ : : . . . .ｲ::/:::｝ . :.
. ハ从ｊ /!::!ｿ ,; . .八j . .} : : |: : . ノ〈:::::::. ! :: ::.
. ﾙ' :｛{:. . .人 . : : :{r' . .ノ. : :∧ : . . ＾７:::::: : :: ::.
. i .:i∧: : :' : : :=ﾆ《 : : : : : : :ｲ . . . . |:::::: ::. :.
. { .:|ｊ::∧≦ ＞}｝ : : : : ,/ !. . . . .|:::: i::. :..: i:
. 从ｉ| |ｉ::|｝ソ ノ∧ : : : く( ! . . . . .!:::: |:::. : :. 八
. 八人!ﾄﾍ ﾍ: :,//∧! . . . .i|:::i |::::. : :. :ﾟ:。
. ＼{ｖ)） . :∨А=イ . . . |!::| |::::::i| :: :. } ）
∨∧_＿┌=＝≠ チ'′. . . . ﾊ;∧ |:::::人 :: 乂_
. ,_ // ［【⌒】三ﾆ=彡'′ . . . . ._ノﾍ ;ｿ::::|ｉ。 :;イi ｀＾
. ゝ￣＾＞-ｒt=-=Yﾟ . . . . . . ., ‐ 'ﾟ~⌒ ‘ヽ八j::!ﾟ。iリ
. く_／ｆニi ｛{ 八＿., -‐７＾〉 : : . . . ∨jノjﾊ
. ﾟ七└┛ ハ┴⌒: : ..:yノ ( : : : . . . . . .∨ ;ﾟ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. _＞-='⌒ﾞ: :＼: : : .:/／ ヘ: : . . . . . ｝ ┃ 前提の前提の前提……技術ツリーは複雑怪奇なり。
. ' . . . . : : :ﾍ:.:..::/´ ／: : . . . . .ｲ.... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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. ｀`'' ＜|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|≧=≦ xヘi:i:＼ _,.｡s≦ |i:| ≧s｡ _ ｨｉ{ア⌒"''～､、 |ｉｉ|i:i:i:ｉ|ＺＺＺＺＺＺＺＺ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|ＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺZZＺＺＺZZZZ|ｉｉ|i:i:i:ｉ|_||i:i:ｉ|￣￣””
ﾆ=- ._ |i:ｉ:||i:i:i:|i:i|⌒''＜´ ＞イ ∧｀`～､、 ＞'⌒ |ｉｉ|i:i:i:ｉ|:｀Yi:i|＿ -=ﾆ
二二二「¨ '' ｰ-|i:ｉ:||i:i:i:|i:i| |∧≧ｚｚzｚｚ||ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ〈__〉ｚｚzｚｚ≦| | ＿,,..|ｉｉ|i:i:i:ｉlｰ〈,ｲ|二Ｔﾆﾆﾆ
|(_,||i:i:i:|i:i|〕ｉs｡.,||..| |＿|￣..||＿＿＿___＿____|ｉ||＿＿＿||-=ﾆ=-..::''"|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ﾉ| :|
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||￣｀|i:|｀`|─ｰｒｰ||======ｒ==ｒ==k|ｉ||ミ彡ﾛﾛi||::| | ||::: :: |ｉｉ|ｉ:i:i:i|T爪ｉ|ﾆﾆﾆﾆ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|￣l | ||♪♭ｂ ||ⅲ||＿||ｉ||仄仄仄||::| | ||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ|'^|/⌒i
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| l | ||￣￣| ||兀||＿||ｉ||匝匝匝||,,|_|＿||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ|'^|乂ノ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|一|＿__|∠二二二二二二二二ﾆﾆ＿└|_|__|_廴_:::|ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ|ｰﾚ┴|
_,,. -|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| ／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＼,|:::::｀i¨¨~¨:| ｀ |ｉｉ|i:i:i:ｉ|_||i:i:ｉ|ﾆL辷|‐
＿ - 二_ -=ｉ「|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| i|:|￣￣⊂⊃¨ |エエエエエエエ|¨|:::::: |:::,､-┴ ､..|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ| |Ｌ__|
=二-‐Ｔ￣__､-弌.|i:ｉ:||i:i:i:|i:i||| _｣└' |:|¨¨／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
:| |＿ｘf〔 ヽ(__)｜ｉ|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||ィ㌻__ |:|.. | 微妙な丸みが肝なんですね！ とにかくやってみます！！ |
:| 〈｀¨ ´∨ｰＬ.|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|/￣ / .:|:|.. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
:| /∧ 〉 |i:ｉ:||i:i:i:|i:i| / .|:|∥ i|└ |エエエエエエエ| ゝ 弌¨¨7¨ =- _ //〉
:| ｀¨´ ｣:i:｣|i:i:i:|i:i|￣ └″ └ 三三三三三三三. ｛::〕ｈ､L_¨ ‐ _ ｀`i'//｀丶､
:| _､rf〔㌻ |i:i:i:|i:i| . ｛_｝＾Ｙゎ｡::¨ ‐ _｀`'/::::::::::::::
:| _､rf〔㌻¨.... . |i:i:i:|i:i| .: ｛_｝ |::|弌iｘ､::::::::::｀′:::::::::::
:| ,.ィi{㌻“ ‐_‐_‐ |i:i:i:|i:i| . : ｛_｝ |::|::::`弌｢三三三三三
:|ィi{㌻ ‐_‐_‐‐ . ＿＿＿.:|i:i| . : : ｛_｝ |::|:::::::::|:|::::::o:::::::::::::::::
. ／ ヽ､_ ＼
.. ／（● ） （● ） ＼
.... ／:::⌒（__人__）⌒::::: ＼ やっぱり、ガラスもつくりたいなあ。
.... | ｌ^l^lｎー'´ |
.... ＼ヽ L ／
. ゝ ﾉ
. ／ /
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ
| （●） （●） | レンズ以外にも窓ガラスや器や鏡の素材なんかにも使えますからね。
＼ ∩ __'__/777／
／ （丶＿//// ＼
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;.. 〃／
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､. ⌒
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ 師よ、アルトリア様がまた参られたようだが、
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ オーフェン殿との話は終わったのだよな？
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',
.
＼＿ |
| l＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
| | |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
| | |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
| | |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
| | |三三三三,r‐'''''ヽ､__,.,.,.,.,.,.,._ 三三三三三三三三三三三|
| | |三三三 ′ ,r''￣ヽ ¨¨ヽ.三三三三三三三三三|
| | |二二二二,r" ,r''¨¨ '´ ヽ.二二二二二二二二|
| | |l| | i .,r' i i ヽ i ﾄ､ .|
| | |l| | l /l l i l'i i i i ! l`l/ |
| | |l| | l ﾚ! /!/! l ヽ !､ ヽ ! l !,l7 .|
| | |l| | l l .! l,! V ヽ!-`‐ヽl`l !,l,!
| | |l| |. ! ヽ! f'i¨'''i ,r'i¨￣! ! ﾚ’ もう！
| | |l| |... l !! `ｰ'′ `ー'’ ! !
| | |l| |. ! lヽ’’ ' ’’/l l ２人ともオーフェンとの話が終わったからって
| | |l| |. ! l `.,､ ｀ _ イi l /!
ヽ! ,r'<,! ¨¨´ l>､ﾚ'__,! そそくさと引っ込まないでください。
,r‐‐‐┬'''ヽ ヽ ／ /､!
. ! ! ヽ ＞＜ ／ `ﾄ､
!: . . ;r' >"H;:::l／ : . ,! ` ､
/: : ;r' /::::;;! !;::::! ヽ! ,!
`!: : ! ./::::::;;! !;;:::::! !: /
!: ヽ!: : . . `ﾄ､/!L::::;r′ l: . .!
. ! ',: ヽ: '; : : . :!:::::!l:::::::l',:,: . . : :/: : :,!
l : .'; :/ '; : : .;`ｰ'└‐': ',':,: : '7,; '' l
!､ : /: ', ':,: : ; : : : : ; : .' ,' /: l
__rﾆ''''ヽ/`ｰ-';,;__ : : : : ; : : . ,! ､ :l
.
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼
／（ ●） （●）.＼ どうかしたのかお？
／ （__人__） u. ＼
|ｎi 7 ｀ ⌒´ . |ｎ 今しばらくは やるお たちの仕事場はコッチだし、
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /）
', U ! ﾚ' / . . | U ﾚ'/／) 事務方の邪魔もしたくないんだけど。
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
＜￣｀ヽ
. ｀ヽ !_.... -─- .._
, -一, 、｀''ヽ,,_, へ
／ ／ ／ﾊ i ､i ヽ ＼ ﾞi
／ / / ハ ! 、 ﾞ| ! ヽ人
/ 〃 ,.ィ´/ 小ｘ.、 ｜! ∥ ﾞ､ 冫
i /i ｋ=ﾚ 弌ヽ､＼ | i ｜ レ'、
Ｖ ！ 芹j 乍≡气､`| ! |＿ -─ i }
/ ∨ﾋﾝ ！しﾞ ﾉ 〉| ! |-─ ´ /_ノ
/ ﾉｒ｀ ┴─''´ | ! iへ_ ／ /´! 私の実家からの手紙、
,' , { u | i | /,彡 ／__｣
i / ﾊ i ⌒ヽ | i ト'彡／ ´/ 王女様の近況にも触れていたんですが大変ですよ。
｜i 人 ヽ 丿 ｲ i /／:::::＼´
卜 i ヽ _ /, ﾘ'::::::::::::::::::ヽ
,ﾊ ! ｀一 7´1r‐ /,' ノ'¨｀ヾ:::::::r､::::::',
ヽゝ'⌒''ｰ∠ｲ::::ﾍ ' '"´ ヾ:::｣ ｀一′
/, ／::::::ﾉr:::ﾍヽ ／￣｀＼
! i ぐ:::::／ |::::::::ヽ＼／ ｀ヽ
|, l / 〈:::/ ﾄ:::::r┘ / |
.
・
・
・
+
∧
[]]
／_＼
∧ ﾚ┴<| ∧
〈〉 (__)<＿_＿>(__,)
-ﾐ __| |ﾞ|⊥⊥ｉ| | :|＿
/=ﾐ[ i|V: :| ﾚ'⌒ヽ| | :|:V| i
/=ミ[ｨ _.. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
,/'＾V// 7[ . | 何度読み返しても、お礼だけですね。丁寧な、丁寧すぎるくらいの。 |
/V'⌒V:/〉 ./_[. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
. _,/:/.:.:.:.///〉/ﾆ:[ __|_癶| |_,|＿＿_|__[∧| |＿_/‘,＿___＼|凵|| +
. //:/.:.:.:.///:|/:::::::} |￣lV| |＿（＿）＿[∨| |／/___V＼____,|＾ｉ＾|￣￣￣￣￣￣￣＼
.. //:/.:.:.:.///:〈￣￣￣￣￣..:|∨|:.:| | γ⌒ヽ | | :| |／〈＿〉＼ :|＾ｉ＾| ∧ ∧ .∧＼
//:/'⌒V//.:.:/ ,ｉ ,ｉ ｉ ｉ |: : ∧｜ |/⌒Ｖ|.:.:| |＾| |＞＜＞＜＼__|＾ｉ＾|＿..|:∧＿_|:∧＿_|:∧
. //:/─ ///.:.:〈.:/|‐‐i|‐ｉ|─|ー|: : |:::| |.:.:|:| |:|.:.:| | :| |:ＹＹ´｀ＹＹ＾ヽⅥ＾ｉ＾|.:.:. :|::::|.:.:.:.:|::::|.:.:.:.:|::::|
. /V.:/,'^i //Ｖ＾VV:i|⌒i| : |⌒|＿|⌒|:::| | : |:| |:／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. /:/ // /// /: // :i| i|: ::| |: .:.| |:::| |: .:|:| |:| 嫌味の１つも返せない腑抜けなのかしら？ |
＼' / // /// /:_//: :i| _i|:::::| |.:.:.:| |:::| |.:.:.|￣￣:＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
:: :＼// ///／∨.:.:.:／Ⅵ: : |／∨|¨:[[[[}ｋ￣￣￣￣ 丁]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]］丁]]]]］ ＼::::| ＼ :| ＼ :|
`ヽ､::＼__／_____V／＿_Ⅵ／|]]]]]]]］|￣|VＺＺZZZZZZ|￣ |´￣ Ｙ´￣｀Yﾞ￣:|¨¨¨|]]]]]]|￣]]]]]]]]|￣|]]]
`ヽ､>¨¨¨|￣|¨¨¨¨|￣|¨¨| | :| | | ､>'^｀｀`ヽ、|... ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
〉 /＼/／＼| |／＼| |／| |'⌒',| | |/.γ⌒ヽ ',|... | まさか。何らかの意図があるはず…… |
/￣/7::::::::::| |::::::::: | |: : | |.:.:.:. | | l | :ｉ⌒ｉ: l |... ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
./ /:/:::::::::::| |::::::::: | |: : | |.:.:.:.:.| | | | :| |: l | | ｉ⌒i.:i|:| ||ｉ⌒ｉ| :|:.:|::|:::::::|.:|.:.:.:.:.:.:|: : |.:.:
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 嫌がらせ的に送り込んだはずの《悪魔耳》に対し、できるお からのお礼状を受けての一幕。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
| / ／￣｀`'弌ﾉ(ﾉ ｢__]_ 〕iト． ＞──〈〉〈〉〈〉〈〉〈〉──────‐V__ﾉ────〈_/ / |￣|
| | ∥ ＼＼ ＹＹ｀`'弌| 〕iト㍗¨¨¨¨¨ﾞ|ｘ=＝=ｘ|¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨~¨¨＼| |
| | i| ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼_＿___＿,|/|￣
ｘ=━┓ | 《混じり者》や下層民、賤民を受け入れるメッセージだとでもいうの？ | . ｜｜| | :|
| |ｘ宀 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／..¨~¨ﾟ[丁| :|
| |乂ソ | |ｘ=┓ || | :| ┌ｰーーー┐ | :| | |_｣二二二二二Lｘ==x, |
| | i| | ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼..＿＿ｆ⌒Y^|）|
| | i| | | ……事実として、賤民なくして都市は成立しない。 |¨¨¨¨乂ソ...| :|
| | i| | ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／| | :[｜| :|
| | i| ,,ｒ─Ωｉ┐ | | ０ ﾊ| | ||三||三|| || | | | .| | | |:: | | :[｜| :|
|_|_i|＿＿|三三三|| | | {¨ヽ{ {|_| ||互||王|| || | | |＿＿＿＿_,,,| | | |:: | | :[｜| :|
|¨:[¨¨|¨¨二二二¨¨ﾟ|¨:| |-} |ﾉ爪 ||Л||兀||:─=||=─:|_|＿＿＿＿＿＿|_| |ー‐==|==─ | :[｜|｀|
|_,,[二| └ー…┛__|‐:| |_ﾉﾉ)／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼.|ー─‐|── | :[￣| :|
|¨:|｢｢i|-ｰ=ﾆ二三三|,）| |ﾆ=-| そういえば《悪魔耳》も意味深です。 | .ﾊ¨¨¨ﾟ|¨¨¨¨ | :[￣| :|
| |{ 〕|i:i|￣___ -┐|（,| | ｘ= ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／/ィ | | :[ | :|
| |{ 〔|i:i|刀'/γ;⌒丶,)| | {:{ }} | ..|jＩ=- ¨ / ／／}＿__|_＿＿|._[＿| :|
| | 〕}|i:i|////{::{ }} | |_|:|_ ┴ ¨ / /／|イ |｀|¨¨
| |{ 〔|i:i|-=二:い ﾑ=- ¨ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
'´| |ｼﾉ|i:i|二ﾆ= }:} /__ｘ==ミ | 《悪魔耳》の王、《魔王》にでもなるつもりかしら。 |
| | ┘ ¨ }i'´| |::::＞-ミ｀`'ｰ- ,_. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
'⌒¨´ j＜| |:::{ ｀`'ｰ-::::::} ＿_,,.. -ｧ'′ _|::|_,ノ}:}┘
//｜∨} }::ﾉ￣ ""ｉ￣ ′ γ'´|┌'’り
|:| | |::{ }::| | | ′ 辷__|::|-イ
|:| | |::乂＿＿＿ノ:::| | | | ﾉ⌒刈「 |:|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ とまあ、遠く離れた地で、第三王女様他が新たな勘違いをしていたとかいなかったとか。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,＝二ヽ
..... （ ノ ＼;
.....（ ﾞ''ｰ-- .＞,, ￣￣￣＝ 、
..... ﾞ''ｰ-- .／´. - ヽ
／ ヾ、
/ / / / :/ / 、 ハ
.ｲ :/ :/ /ハｲ /| :| :| | j .:i
|.|:j___/l /| /|:/ l :| | | | .:|
|.':ﾍ壬弋-vﾍ:l ,{ |l ﾄ :|:}..:|
.| |'¨たじｋ ﾍ ゝtト=} 、 :lﾉ :l
j :|. 乂t;ﾉ .勹幵ij≧＼) :|
| :l 〃¨ t_Y;;ﾉ ´/ ::|
|. :A ' 〃〃¨ / } :|
|. :|.:丶 、 ノ-イ| : ..:| ……と、こんな感じらしいんです。
|. :|:.:.:.:}ヽ、 ......::´ヽ .| : :j
／⌒｀冫 :k ´＞ ..~_ ´__:jﾍ:.:.ﾍ:.:.} .| i .:i
/ .}ヽ| ＼ /_|￣ ＞-'｀～ﾚ| :ハ
/ ' ｀ ＞.::'{:.:ﾄ, ＜´ 冫 .ﾙヽ
{ ヾ / <:.:.:.j∥《.:.:.ヽ i ヽ
i / / 〉-:ｿ ヾj.:.:.:」 v .}
＿＿＿
／ ＼
／ ー ー ＼
／ （○） (○） ＼ めっさ内情に詳しいやん。
| （__人__） |
＼ |r┬-| ／ ソースは誰なんだお。鵜呑みにしていいのかお？
（ヽ、 `ー'´ /￣）ヽ
| ｀` ''| ヽ |
ゝ ノ ヽ ノ|
.
. { l Vi:: l:::: / / / / l .| ﾄ､ | | | ﾊ ',
/ |. |:: .l:: ./ / /i ./ | | |k. | | | j i l
ヾ小ﾐ､| .|〃./i ./ .l/ .| .ﾊ .| } | i ｲ八;
iﾍミ| |ィ示≧=-,; .lｨ彳＝､ｲ / /l,' ﾘ
＞il | ll {:::} i Y il{:::} ! / l/,/|/ / あとで手紙渡しますがとりあえず
ヾil| | ゞー ソ ゞ┴'´ ./ .|
. |:::::i: | u /:: | 兄が市場警邏中に広い意味で身内のモリソバ先輩と会って、
. |:::::l. | i} ｲ::::. | ﾀｶ
/::| :::l, |>､ ( ｧ ／ |!::;;i | ご飯を集られたときになんとなーく聞かされた話だそうです。
. /:::∧..:! ,| |＼ < |::: l |
/:::/ i .| _| ＞ _ ／|:::::> |::. ! ﾘ
ヾ.' ∧ |＼ |.K | ｲi
/∧> .| ＼ ／ ＼ _| ﾊ/
'｀ ー── ''´ヽ .', .| ＼ ／ lｲー─ ''´｀＼
i ヽ il /::::ヽ / ヽ .＼
＿_＿__ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
／ノ ( ●) ＼ ・
.｜ ( ●) , | 広い意味での身内？
.｜ /
.｜ '~ /
＼＿ ⊂ヽ∩＼
/´ (,＿ ＼.＼
| / ＼＿ﾉ
.
. - ､....～へ、
.... （ ？ ） ＞＼ー＝ ‐ t
. - .／ Yｎ
/ , ヾ ヽ~｀}
/ / / ヽ .jﾐ.ゝ)
/ ｲ ﾊ ﾊ ノ、 ; .jミ ハ
i ＼ ﾚ i ﾉ彡イ仆'＼i j 7.|〈
| /j弋=y´ ぅ大ﾀ 》 j |ｼ.|)´
人,| 乂ノ ﾞ 乂_ｲ_, u| |,）ｿ 王女様に騎士見習いとして仕えていたときの先輩で
/ j .| |.:.丶
j ( f~ヽ、 ｒ―ｧ u | , i::i:ソ 私からみて、母の従姉の娘さん……だった気がします。
.t ﾊ_ ｀, ............. ＜j .ﾉ V乂.:.:ゝ
＼i .〉二{ノヽv⌒｀ ゝ; ﾚ= ｀
' / ﾚ＼/ﾍ._／ , ヽ
j , /:.:l|.:.ヽ ;,、 l
| j ﾄ ヾ_ｿじ'' ﾅ 、 j
ヽ__ノ｀ト―=＝～´:.＼〉 ﾉ
／￣￣￣＼
.. ／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ 親戚筋っぽいけど、なんかもやもやした繋がりだお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ ＼. ┃ 人的ネットワーク特有の「なぁなぁ」感ってヤツですよ。
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.
,..).､__
..,,_ .ｲ:::・:(＜ ｱﾎｰ
!:::::｀'::::::::!ｿ
● ● ● ● ● ● ● ● ｀＞:::::ノ
く/ゝゝ
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ U ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ
./ （ ● .） （ ● ) '.,
/ u . ￣￣￣ ￣￣ '.,
. .,' ゝ .l 知らせは感謝なんですが、
l U. .l
.'., ┌───┐ .,' でも、ぶっちゃけどうしようもないですよね？
. ' , ￣￣￣￣ ／
ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
. / | | |
| | | |
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=-. ＼
| u , （__人__） U | 《魔王》様のお言葉ごもっとも。
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ
/ ヾ_ノ 王都でのこと、王女様のことなんて、やるお たちにはどうしようもないお。
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
_,,-‐‐-､
(( ,r",r'￣`7ｰ`￣￣ `ヽ､
ﾚ´ ,r'´'´ ''`ヽ、
,f,.' ,' ,' i i ', `、 `、
f.,' ,i' i i'i ! .i, i .i
i i ,i ,i i .i i, i, .i .!
i ヽi､__,i,,!-i' i,ｰi､,,,,i､__i .i
i i ヽ! ヽ! ヽ,!` ､i`､! .!
i ; i`ｰ-‐' `ー-‐' i ; i
i ; i'､/// /// ,'i ;.! ……それはそうなんですよね。
i ; i>ヽ、 _ ／-! ;/
i, ; !ヾ,;/`iｰ--‐i'´ヾ;,/i ./
. i,_i, i;;;</ `ｰ'7k''´'`､;i;;;ﾚ,_
,r' ヽ! _）-ｰi''''iｰ-< f´ `、
! `､ヾ:.:,r'7-iヾ.:.:.`;/ i
! ', `i-"! !:.i`ｰ'/ !
.
＿＿＿
／ ＼
／ ー':::::::::⌒＼
／ （ ○）:::::（○）＼ 一応やらないお と幹部級にはこの話通しておいて、
| __´___ |
ヽ、 `ー '´ ／ 王女様がちょっかいかけてこないなら放置安定で……すめばいいなあ。
ノ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐´ ｀ー＼
／ （●） （●）＼ 「 《魔王》様のお言葉はすべてに優先する 」
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ ……ネタはともかく、藪をつついて蛇を出すのは避けられるお。
> ー‐ <
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
ヽ ノ ヽ ノ
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
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┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
戀戀慫戀戀慫淡淡淡爻.:.:／.: : 从爻淡慫戀|i:i:i:|父爻:;.:,:;.:,:|i:i:i:|＼|i:i:|//.: . : : |￣| |＿ -､、 (;';';';爻爻爻
慫慫慫戀慫淡爻爻爻i:|//:;.:X⌒辷爻淡慫慫|i:i:i:|/:;.:,:;.:,:;.:,:;.:|i:i:i:|.:,.:|i:i:|/⌒xXxァ-ｰ| | |: /: ｀ヽ､ ソ;;:爻爻爻
慫淡慫慫∨:/淡淡爻ｿ:|/:;.:,:;.:,)､,､-'⌒爻淡淡|i:i:i:|:;.:,:;.:,:;.:爻Ki:i:i:ﾚh|i:i:|ｼ慫i:i㌻.:.:.:.: | | | /: : : : : ｀'く;';';';爻爻爻
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｀'{i:i:i:....rﾆニニiｦニｺT彡t―.王ニニニニﾆ＝､=┬┬┬-Dﾞi:i:i:i:爻淡慫㌻.:.:.:.:.:.:.:.: ￣| |: /: : : : : : : : : : : : :｀'＜爻
: :{i:i:i:i.├──────''´￣￣￣￣￣||ﾐ:.:.: : ::┴┴┴ｦﾉ.i:i:i:i:i:乂:;㌻.:.:.:.:.:.:. _ | | /: : : : : : : : : : : : : : : : : :
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三三. ﾌ::││: ││││: : : :││: : : :||:──┬─V:┌───､.ﾆﾆﾆﾆニﾆ二二／___,| |＿＞''"~^＾~￣￣. . . . : : : ;
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| .//ヽ::::: : : : │ │: : : : : : : : : : :ﾉ: : ,､: : //: : : : : /三三三三 / . ￣ "ノ彡ミﾐヾ㌫rﾂ ノ彡ミﾐヾ㌫rﾂ ;
..ﾞ|// >',::::::::: :│ │: : : : : : : : : //ノ/∧://＿＿／三三三三 / 彡´ r ﾑ jl 彡´ r ﾑ jl
;';|/ ／／廴､:: :│ │: : : : : : : ／／_ ././//＿_／´￣/￣ヽr――-､ 彡 入 ヶ {l7 彡 入 ヶ {l7
:; ヾ／＿｛i|ﾐ: ｰ┴──┴──＜_／ , -''´ ￣ ｀' ､ / //,r ´ ￣ ＝ ｰ イ // ヽ _｣l // ヽ _｣l
/ソ､＿___|.|├─======-==-==-=／／ヽ | /ﾊ 'n二二二二二二二二二⊃ｌ { ハ二㌧ﾘ| { ハ ㌧ﾘ
;| i ＼￣ | |/i l┴──､ ､ ﾌ ┬─/ /＼ V // >､ ',三三／/{ ﾚ ! !l } ! !l }
.| .i V//ｦ┘│ ヽ.... │ 7 .ﾄ､＿＞-､／＿ ゝ',三彡ノ t ﾍ ｌ j ｌ j ｌ j ｌ j :｀`' ' '
.. i ///.. . └─ ｀''---.┤ |＿__it j ｝ﾐ=､ | iﾌ＝. ､ヽ>、 ゝ､、＿ tヘ / ﾉ ﾊ ＿ tヘ / ﾉ ﾊ.....: : : :
;';' >／／ _,n＿00 , ...{ ﾊ ／/不/ヽ｀'-i ｝ .｀'{ k 〈 ￣{ V-＜.ハ ￣{ V-＜.ハ _,n＿ ,
. ―''´. └l ｎ | [][]「l ..ヽ V ./._,n＿ , ./ .l ｢ ㌧こ、 y } ㌧ j y } ㌧ j.: └l ｎ |[][]「l
. U Ｕ くノ .＼....└l ｎ |[][]「l ﾉｰl ＼ヽ } l ヽ‘、 } l ヽ‘、 U Ｕ くノ
｀'' . U Ｕ くノ ._,n＿ , ヽ＼ ﾉン ｖ`、 ﾉン ｖ`、
└l ｎ |[][]「l 辷イ／ yﾍ、／ yﾍ、
U Ｕ くノ し' 辷 ｺ 辷 ｺ
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| || |￣| ||..ｆヽ:.>{彡 ｘ三≧} {=≦三彡寸 >:γヽ....└ﾆ _ :| |ニ二二| | | |::｛ :.
| || |￣| || i| f〈::, < fﾂヽ:ヽ ::::::< fﾂ > ∨´ } s｡ ⌒＾''=- __ .| |:::::::::::::: | |￣｀｀| |:::｝ :.
| || |二| ||八 ﾊ| ￣ :::::} ￣ ji > /..//
| || |＿|_||_,,|ヽf | :::| |ﾉ ′ ありがとうございます。
二二二三⊥ 乂; ::::| , ノ .'＜＞
＞'": :l ゝ /: : :｀丶、 自分たちのような傭兵くずれを同乗させていただき
. ／: : : : :八 , --- ､ ｲ: : : : : : : ＼
...... ／: : : : :／: :|:＼ ￣ ￣ ／=:|＼: : : : : : : :＼ 感謝にたえません。
....／: : : : :／ : : : |_=_＼ ／=_=_,|: : ＼: : : : : : : :＼
. : : : : ／: : : : :./|=_=_=＼ ＿__ _／=_=_=_=乂: : :∨: : : : : : : :∨
..: : : :./ : : : : ／_/=_=_=_=|/////|=_=_=_=_=_=_=}: : :∨: : : : : : : :∨
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.
i{ r--t＜￣ヾ....／ ＼.../ /............ﾉー-- /i三ヾ
__j !.............>,,,__ゞ:::::::::::::::ゝ,,,,,,,,,イ:::::::＼{ r-ゝ-ｲ
ゞﾐi、 ヽ.....／:::::::!{::::::::::::::i:::::::::i:::::::::i::::}:::::::::ゞイ:::}ﾄ__イi{
タゝ-イ}':::::::::::::::i!::::!::::::::::!::::::::!-‐―-j::::::::::::::!:::::::!ソ !jj!ｭ
ハ7:::::::::::::,,!-ー-:::::::!:::::::::!:::::::::::::!:::::::::::::l::::::::l i7⌒｀
<///j::::::!::::::::!:::::j"``'''''''""ｨｆテ汀ゝ:::::::::::ﾊ:::::::i
ゞ"ﾊ::::::!::::::〈'孑テ｀ んり !::::::::::!::}:::::::!
.〉::::ヾ::::ゝ.んﾘ ;:;:;: j:::::::::/:::}:::::::;, 目的地が同じだっていうから、
ｲ:^:^::^ﾊ ;:;:;: ` ／!:::::::/:::/}::::::::;,
＿＿:::!::::::::＞ ^ イ;;;;/:::::::/::/:::}::::::::::! 何かネタでも仕入れられるかと思っただけ。
（ｺﾎｯ）j:::::::::::j;;;;;;;;;r{＞''"_,,j≧!:::::::::::/::::::!:::::::::;,,
￣￣::/::::::::::/r-‐j /Yﾍ j::::::!::::i::::::::ﾘ:::::::::ﾊ
!:::/:::::::::::/ !_,,,,,i_/,,j,,,ﾍ !::::::!:::;;;:::::人:::::::::::;;,
.j:/::::::::::::/:::!.///7^ﾄ77＼ ゞ:::::::::!::::/ }!:::::::::::ﾊ
iﾄミｭ、 /::::::::::ｨタシ}//// jﾄ////ゝ≧（*）≦ }!:::::::::::;,
i!;;;;;;;;;iﾄﾐｭ、_/:ｨタシ;;;;;;;;;;;;|//ｲ j7ｽ/ｨ'" ノ:::::::::ヽ }!:::::::::::ﾊ
.|!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|77' !//Y/ヽ ｲ:::::::::::}! }!::::::::::::::!
}!;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|/j{ j//.jー-ゝ {::::::::::::ﾘ |!::::::::::::::!
_,.. -‐｀.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./__
.｀>:.:.:.:.:.:.:.:.:.／｀ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/ｧ
＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:７ } ｀`~｀ ＼/´~´~"}:.:/
>:.:.:.:.:.:.:.:.:.> ﾉ Y
＜:.:.:/ヽ:.:.:.7 /三≧ｘ,,_ 丿.::},x≦ミ}
.ムｲゝ>:.:.:〉 < tｯヽ:､:. /, rｯ ｧ
八 <＼:{ ´: ｜ l
. ﾚ＼ヽ l : ネタといいましても、
ﾑ个‐ ﾉ :′
／ ｜:八 ＿_ / 自分にわかるのはあそこの湯は本当に効くということくらいで。
/ : : : : |=_=_＼ ´ __ /
./: : : ⌒｀ヽ=_=_=〕ｈ､ .ｲ: ＼
{: : : : : : : : : : ｀`～=- `ー‐ '"=|: ､ : ヽ
{: : : : : : : : : : : : : : : : :｀`～､,=_{ /: : : :i
......._-=_〕iト､: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼/: : : : :|
.
/´￣/ l､ ﾉ l／｀''ヽ、
/ ＿ / ＿___,r.､ l_＞,ー ' .ﾉ ｀i!
/ lヽ ￣¨¨￣ ／ .〉＜ ヽ____,ノ l
＼ .l ,.>､ 'r､ |／｀ヽ､ ヽ .| i!
＿___r＜ヽ/ ｀ヽ.,_ l /ヽ.,_l! l ヽ l .| 人__
ヽ_ ./ 7l.l _」i! ｀i! ヽi i! l ﾉ .l､￣ヽ.,___ ノl､ ﾌ
ﾌ /::|Ⅵﾄi､:|ヾ＿iﾄ､二¨:ｉ!―ｉ!|:ヽ,rﾍﾞ,. .| l´ l､＼/ マクギリス卿が宣伝されたという『奇跡の湯』。
'ーiﾊ::|::ｉ!::r=≦_ 二ニ__ |;:::i :::::::i!､ | .l ヽ,
i Ⅵ::l:ﾊ.弋zj 込示l.ﾌi:::l,:::::::ﾊ|ヽ┬' ／ ｽｶﾞ
/i:::ｌ:::ｌ::l. , ￣¨ j'::::i :::::::::i:',. ヽ)__,／ その名に縋って
i l: :l::l:ﾊ、 ｀__ /ﾘﾉl ::::::::::|:'rﾊ'
. l .|:i:::i!:::::＞, ｀¨ _.／才/ :::::: ｌ::|::ﾊ ヽ 静養ついでに放り込まれることになるとはねえ。
| .|i::::i!::::::::l :l｀r-＜／才 /:::／::ｊ::::|:::::ｊ', ヽ,
ヽ,.l::::::ｊ:::::::::l::l¨ .V7:才__ノ／::::: /::::i!:::ｉ!::) ､
r1::::':::ノ :::i!／'l j'／::／::::::::::/:;::::ﾊ:::ｉ'::ﾊ ヽ
rﾉ:::::::／ :::::::iﾊ, ノ:::::／::::::::::::::::ノ:::::j;:l::/ i! i!
//::::／:::::::::::::ﾉ::/ ::: /:::::::::::::::::／:::／:／ ヾﾉ
/ .,V:::::::::::::::／;∧::::/ ::::::::::::::／::ｰ:::／ ＼
. / rァ､:::::::／::/i .>;:__,:::::::::::::::::::::／ ヽ
. rz＿ _z/_ノヽ,rl.｀Yニフ >‐<ヽﾆi≧zz｡ノ')´ ＼_,.
.ヽ .l ｀＞‐､ ヽ≧ｨ＝＝ニ三三三て / 人 ｀フi
ヽl lヽ /l__ ./{/三三≒＝'''''¨¨¨¨¨¨|‐ヽ _ / ヽ/≧|
｀二)l ,.､ l ::| |::::::)＿__ _.r＝, ヾ''__ ノr´
. ヽ ヽ=ヽ{:::ｉ:| |::::/ ヽ ミ, ´￣ .／ / _,r三シ´
ゝﾉ. 〉ヽ:: | |:/＿ハ > ／｀ヾiｵ'才´
/ ヽ| ＿,.. __ rｧzt|__ レ'__／,｀´ /オ''¨
/ ー＝z＜¨´ ヽ/(≦ー >‐＜¨ヽ |
.
__｀>:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:＼`ヽ|＼∧/|
__＞:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r～- ､:.:.:.:.:.:.:/:.|/|
｀>:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.-‐:.:.:.:.:.:.:.:＞ ｀ヽ、:.:.:.:.:./
. ＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.∠:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,＞ .:ﾉ ｀ヽ／
＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/｀ヽ;:.:.:.;:.＞ ィﾆﾐ､ :'′
∠.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j{ ｒ 八/ _ 寸､}
ﾚi:.:.:.:.:.:.:.:八 乂:: 乂ｯ∨
ﾑｲ:.:.:.:.:.:./::ゝ-:: ‐‐､ :
＿_ 人从ﾙ′:::::::|: 乂
{-_-_-_-_-_-_ _::::::::::::::i:八:. _.., ノ あー、その、ご迷惑をおかけしたのであれば
{_-_-_-_-_-_-_-_}h､:::::|::::::＼ --- ､ } ｱﾙｼﾞ
〉_-_-_-_-_-_-_-_-_}h､:::::::::::＼ -:.ﾉ´ 主に代わりお詫び申し上げます。
./-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-＼::::::::::::ヽ... ￤
. _f⌒-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-＼:::::/ - -'′
.....,ｨi{-_-_-_-_-_-_-_｀ヽ、-_-_-_-_-_-＼＼: ＼
...ﾞ-‐=＝=‐- ,_-_-_-_-_＼-_-_-_-_-_-_＼:＼:.ヽ
V＾7 ／ `＜二小 `ーく／ ／
ノ⌒ヽ}厶イ } `Y＾Y ｀V´
｀7´ ／ __,ノ ∠⌒ヽ`ー宀个′
/f'´ 彡'_,.二＞{ブ＾〉 }ﾊ {
｀Y）／´￣｀ヾ´ ﾉ ﾄー' _ノ`く二..ヽ〉
ノ {/7¨了Y`ｰく ｀￣ l i| しｲ
{／,ｲ i/ｌ l l l l l_j__j｣Ｌ∟. | | ﾚ'′ ,. ィﾍ いいのよ。
{辷ｸ! !￤!i抃ﾄ､| l l__j}__,.二...._,ﾉ /i | ／{__ﾊ ',
{{i ! ! j｣LLlN小ﾚ' jﾙ' {廴リノ}／ l ﾙ'´ ', ', 静養なんて名目、本命は妹への用と……
W从抃Y从ﾋｿ ｀"´ | ／!
.... ＿＿ } 小. ' '' l 〈 , ,,.=＝=､､ ', ま、気分転換にはなるでしょう。
...... （ｺﾝｺﾝ） ...../// ﾊ ｌ ∨ノヽ l>＜l､
.... ￣￣ /// ｀ヽ、 ⌒ イ / ノﾆl ﾚ } } ',
/// }ｒ｀二乙¨´__ノ j j V{ ﾄ､/} / 〈>=┤
{厶 ∧火} /不ﾄ､ / { ∧｀ゞ=ｰ'´ ,／ , ′
ﾉ^Tｰ＜二ﾌ´/ ,' ＼/ゞr='' ∨ ﾄ､ V ／ ／
{ ′ l ′ ,ｲ!|| { |>`T ∧ ／ ／
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３４回 組織拡大
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1036年03月20日～（夏至祭週）～04月28日 ※やるお帰着3/20・やらでき領都で並行進行の被り
■今回新規・変更点
獲得称号？：
【抹消】《発明家》商人 ： 暫定領主代官就任に伴い「商人」身分から離脱（※ローエン商業組合籍は保持）
雇用・加入：
ロレンス、ホロ（オブザーバー枠 → 団員）
使用可能資産、作成可能品等：
学校制度、【そのうち】レンズおよびその派生品（めがね、望遠鏡、顕微鏡）
事業別収支：夏期４月分
人件費等基礎収支
－資金 銀貨92枚
－食糧 50か月分/人
－飼料 32単位
総務部門 －製品 銀貨8枚相当 ひたすら紙の溶ける職場
交易部門 －製品 銀貨72枚相当 クレイｘ2 オーフェンへｘ１卸
＋資金 銀貨120枚†
食糧生産系（農耕・牧畜・狩猟）
＋飼料 45単位
＋食糧 10か月分/人†（菜園3、養鶏4、狩猟3）
＋製品 銀貨7枚相当（羽毛4、革他3）
工芸部門 －資材 銀貨118枚相当
＋製品 銀貨594枚相当
建設土木（進行中：一括計上）
－資材 銀貨341.25枚相当（伐採等+6.75、主にコンクリ系-348）
－資金 銅貨324枚 人足雇用
開発部門 －資金 銅貨432枚 人足雇用シタノ村６人＋モトノ村12人
－食糧 12か月分/人 モトノ村人員分
＋資材 銀貨116.7枚相当（開墾+187.5、道付けや水車建設-70.8）
──────────────────────────────
＋資金 銀貨28枚 －資金 銅貨756枚
－食糧 52か月分/人 ＋飼料 13単位
＋製品 銀貨521枚相当 －資材 銀貨342.55枚相当
†教会税メモ：資金＋120、食糧＋10、物納扱い資金－15
特記事項：
【変更】ロレンスの湯治宿にかかる耕作地8町歩（作付け4町歩/休耕地4町歩）の加算
【変更】牛の飼料消費2→3
【変更】メンバーの俸給改定
【変更】輸送部門→交易部門に名称変更ほか、組織と人員割付の変更
メモ ： 1036年中は、施肥は１回目のみ。追肥は行わない（行えない）
メモ ： シタノ村より雇用、4月～１日6人＋ワカメ → ＋牛1（4人換算）で【264人日】
メモ ： モトノ村より雇用、4月～１日12人＋ないお＋フリッツ＋下男4 → ＋牛3（ｘ4人換算）で【720人日】
メモ ： 工房地整備、修道会への土地寄進50町歩と区切りの道付け他【-1143人日】
◆実績クエスト：
【○進行】 ランカークス村→アントレ村間（６月末で終了）
【○進行】 アントレ村→北方大路周辺（６月末で終了）
【△待機】 ヘンピナ街道全通→ゾォルケン家後見→90人自給自足体制→騎士叙爵
◆クランのクエスト：
【○進行】 1036年度新規開墾・道付け等【105人日残】
【〓終了】 修道院と礼拝所の建設補助
【〓終了】 工房地の拡張・水車増設
【△進行】 温泉利用（風呂、加工・工業的利用）
【△待機】 代官館の建設
【×待機】 沼の湖岸整備
【×待機】 ホテル・グランロレンスProject
【×待機】 ヘンピナ街道ショートカット
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
■第３４回末時点(1036年4月28日)でのリザルト
◇クラン・サムライ騎士団（予定）・マスターズ
地位 ： （北部辺境伯・ヘンピナ地方）暫定領主代官、ロレンス村の郷士
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》 《礼法》
称号？： 《賢者》
資格 ： ヘンピナ・サミット参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、修道会
敵対 ：
◇資産
個人 ： やるお（銀1,251） やらないお（銀1,279） できるお（銀1,253）
資金 ： 金貨3,024 銀貨10,121 割銀貨1,096 銅貨6,123 小銅貨2,265
食糧 ： 1,013か月分/人＋飼料70単位（飼料不足→食糧消費）
採取地： 粘土、凝灰岩（火山灰）、クズ石
資材 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰等（銀貨6,000枚相当）＋藁・木・土・砂・石等（銀貨1794.45枚相当）
製品 ： 銀貨840枚相当（卸値：村内引渡し1.5倍、領都輸送2倍）
教会税： 銀貨12,528枚＋食糧904か月分/人（確定時に計上、10％納付） －銀貨15枚（物納済み）
◇クラン人員・産業構成（男23/女27/不明0/牛4/馬2）
- 次レス。次回から省略でいいか？ -
◇拠点
- 省略 -
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合の年会費 銀貨12枚×３人
予定 ： 暫定領主代理任命、1039年末までの開拓、軍役等の猶予
予定 ： 領主化後、軍役代わりの北方街道整備（年間労役40日×領民1/10～20？）
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
_,､---､､､,,,,＿
,-''" -三ミ、ヽ、`ヽ、
／〃 ヽ,＞ ＼
/ ｲ/ ,, ,,ﾆ-─-v-ﾆ､ヽヽ.
// ,彳 l| ,／ `いﾞ!
| l l ﾘ , l.|´ | N
|l ﾉ! l l....,,,＿ ﾞ| l|
|l / ﾘ.| -ｪﾃｭ=､' ,rtﾁﾐ`}ﾉ|
|l ,l 1 | "´ ﾞ!｀´ fﾞ1|
|ﾚ |. l ,ﾊ|ヽ ! | , l|
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|l ﾘ |l|l lﾄ､ ∠ﾆﾆﾆ;､/ l l|
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,〃''ｰ-ﾆﾐ-､,`''ー--''{ノ ﾁ''ﾞ | 私をえせ詩人とは、これだから猪は。 |
// ｀`＞ﾐ''''T'ソi... ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
ー'''"￣｀`''ー､,,_ '-'⌒い |.| ｲ、
`''-､`ｰ-ノ,ｲ | ! {`''-､,,_
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◇クラン人員・産業構成（男23/女27/不明0/牛4/馬2）
※食糧・飼料消費 ： 未就労未成人0/牛4/馬10/軍馬15/鶏0(残飯)/豚0(残飯+森)/羊0(要草地)
※月当たり人件費＋材料費等 →生産高（主要産品）
固定資産： [-]+[*材8/修繕3・6・9・12月] →[priceless] *上水道1・下水道1・道2・水車4
遊軍 ： [銀37+食9+飼26]+[-] →[-]
┗やるお[10] やらないお[10] できるお[10] ヨコシマ[5] フリッツ[2] モブ下男[0]×4人 牛×4頭 馬×1頭
総務 ： [銀10+食4]+[品10] →[-]
┗アルトリア[4] アレイン[2] コア[2] レン[2]
衛士・自警団： [銀ｘｘ+食ｘｘ]+[-] →[-]
┗
ホテル ： [銀5+食2]+[材-] →[品-] 適宜 客1人当たり +金4,-食1,-製0.5,-材0.5
┗ロレンス＋ホロ一家[5]
建設土木： [銀5+食1]+[材-] →[品-] 適宜
┗黒竜組 ダイ[5]
交易 ： [銀10+食2+飼10]+[*品] →[*金/*納品3・6・9・12月] *交易１回・製品24→資金48 *辺境伯家湯たんぽ製品6→資金288
┗クレイ[5] トラップ[5] 馬×1頭
農耕（水車1）
┗ユーミル[4] モブ下女[0]×3人
・菜園 --町歩： [銀4+食4]+[-] →[*食1～3/1～9月] 放牧地と入替 *野菜（採集含）
・果樹園 .9町歩： [-]+[*品9/施肥2・5月] →[*食?/5・6・7月] （収穫：0／育成：9 *1037年から収穫予定9）
・耕作地 34町歩： [-]+[*品34/施肥1・6月] →[*食?/8月，*材?/8月] *収穫時、資材（麦藁）も取高ｘ1.2
牧畜
┗（女衆持ち回り）
・放牧地 15町歩： [-]+[*品15/施肥1・4月] →[*飼45/1～8月] *ｘ3飼料
・養鶏 48羽 ： [-]+[-] →[食4，品4] 卵・肉、糞・羽毛
・馬丁
狩猟 ： [銀4+食1]+[-] →[食0～6，品0～6] 肉、毛皮・獣脂等
┗マウナ[4]
工芸（水車2）
○製紙 ： [銀0+食15]+[材30] →[品300] ｘ10
┗モブ下女[0]×5+10人
○焼き物 ： [銀6+食5]+[材10] →[品60] ｘ6 土管、湯たんぽ、器
┗オフレッサー＋妻子[6] 弟子[0]×3人
原料加工（水車1）
・資源採取： [-]+[-] →[-]
┗
・炭焼 ： [銀4+食2]+[材3] →[品18] ｘ6 炭、木酢液、テレピン油
┗猛男＋凜子[4]
○コンクリ： [銀5+食3]+[材72] →[品180] ｘ2.5
┗ポップ[5] モブ下男[0]×2人
・製材木工： [銀ｘｘ+食ｘｘ]+[材ｘｘ] →[品ｘｘ] ｘｘｘ
┗
・鉄工鍛冶： [銀ｘｘ+食ｘｘ]+[材ｘｘ] →[品ｘｘ] ｘｘｘ
┗
研究開発（水車ｘｘ）
・レンズ ： [銀0+食1]+[材1] →[品30] ｘ30 光学レンズ磨き
┗モブ下男[0]×1人
・絵師 ： [銀2+食1]+[材2] →[品6] ｘ3 絵の具等の研究メイン
┗エルネスト[2]
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 人間の他人評価って、自分が投影されているよね
◇クランメンバー
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 村長、湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお嫁1、アリシア養女
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 事務方、できるお妾2
《悪魔の耳》アレイン 戦闘教官アレイン（クイーンズブレイド） 事務方、できるお妾3
《悪魔の耳》レン （TYPE-MOON作品 月姫シリーズ） 事務方
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト （銀河英雄伝説） 舎弟枠
エルネスト・メックリンガー （銀河英雄伝説） 芸術家っぽいポジション
タケオ 剛田猛男（俺物語） 炭焼き（親方）
◇シタノ村
ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長代理
ウェルキン・ギュンター （戦場のヴァルキュリア） 木工方
◇ヘンピナ・サミット参加者
オクノ村 一条聖也（いちじょう・せいや）（福本伸行作品 カイジシリーズ） 村長
モトノ村 間桐雁夜（まとう・かりや） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）：
オーフェン （壮年期）（魔術師オーフェン） 行商人
オーフェン （青年期）（魔術師オーフェン） 行商人見習い
◇その他
あきひろ 昭弘・アルトランド（機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） マクギリスの従者？
パチュリー・ノーレッジ （東方project） 次回で
たぬき （？） たぬきさま
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３３回 暫定領主代官
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ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第３３回
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|| г囗凵 囗i┐ || ||| | ｜ | ┌―――┐ | ｜ || |l ┌i囗 凵囗┐ ｜
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|| |ｰ≧z≦r=┘ || ||| | ｜ | ┌|＿＿|└┘｜ ｜ | ｜＿＿| ｜ ｜ || || └=ｭ≧ｚ≦‐ | ||
|| | └┴ ┘ | || ||| | ｜ | └┘|￣￣|＿└―┘ | ｜┌┐□ | ｜ || || ｜ └ ┴┘ ｜ ||
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三Ⅳ三三‐三三Ⅵ三王‐| | ｜ | └―┘Ｌ.｣ 囗 □ □┐ | ｜ |l王三Ⅳ三三‐三三Ⅵ三三
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―┴――――‐┴―┼‐| ｜ φ＿＿｜ φ＿＿ φ＿_|_ ｜ |l┼―┴――――‐┴――
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|I あ”あ”ーー I|
―― －-≧ ゞx､_ _＿,,..．ｨⅣ
ﾉ／ ＞ー一 ｀ヾｰ=≠彳⌒¨￣
ｒ′ ＼ｲ｀ヽニニニニニニニ
≦ ＼一{圦 ﾄ､ニニニニニ
. ＿/ ＼ ヽ ヽ ヽﾆ＼ニニニニ 王都参詣に領内行脚、
／___ / ＼ト 〃￣ヾ.| ヽニ＼ニニニ
/ニ/ ＼ || ﾘ !ニニ|ニニ 北に南に東へ西へ、
ｒ＝＝≠ニ.{ 丶 ＼――ヽ ｰ＝ ニニ|ニニ
／ニニニニニ∨ ＼ ＼ ＿＿ !ニニ|ニニニ 行って帰るだけで春が終わってしまったぉ。
／ニニニニニニﾆ∨ { | 〃￣ヾ / / ニニ|ニへ‐ｒ－、
／｀ヽ ヽニニニニ∨ ∧ 八 || ﾘ / / |ニニ|ﾆ′／ ／ｒ-､
/ マ }＼ヽニニニﾆ∨ ∧ ヽ ＼ｰ＝⌒ ￣￣ ﾉoﾆ⊂/ / / / ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ── 北部辺境伯・領都ローパーにそびえる居館の一室に、今日もまた御曹司の魂の嘆きがこだまする。
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.
-‐‐‐-
／ ｀ヽ ｀ ､
/ -‐‐yﾆ=‐‐､_ヽ i ﾊ､
/ _ﾆ=〉 ~ ￣ i
〈 ﾆ=/ /__ ､:. :.
∨ r‐､/ rtｯ､ヾ i,'_ .〉 東奔西走というヤツですな。
', i.f } {ｆｧ/
∨ > _i : ヘンピナの件はイレギュラーでしたが
Ｙ从 __ ´ /
i___ ＼ ‐｀ 領地各所、裁判はじめ直接行かねば滞る政務がありますからなあ。
｢i:i:i:i:￣ﾆ‐≧‐- '
＿_ﾆ=---‐‐´寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀i|
/｀ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾄ
/.i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i }} i:i:i:i:i＞､ _
i:i:i:i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: }} i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞､ __
/ / ｌi |ｌ ! | ∧ﾊ
| ′, |l |l ｉ∧. | |. ｌ i |
| .|i | |l |l. /|ｉ ! | /! | | !
. ! |i l―┼∧_从 / .}' }┼圦| /| |
ﾉ}∧| .ｌ人￣苧ヾ )/ ´￣苧ｱ / .| 八{
{!⌒ ｀￣ ￣´ Ⅵ从,},′ 伝え聞く大帝の御世には
ヽ { !/ /
`ｰ 〈! ｰ' 領内巡回することで各地に費用負担をさせていたそうだが、
八 /|l
|ｉ ー== ァ ／| {! 領都収入大なりな現在に、制度が追いついておらんぞこれぇ。
}ﾙ|＼ ＿Ⅳ＿_
┌─┴┐ヽ ＿ イ .{oニニニ|
|ニニ=o! __|oニニニ|≧ｭ
_x≦ﾆ三三三o{_. ||二三三三二二二二≧ｭ
_x≦二二二二二二二二||-..、 ,.-||ニニニニニニニニニニニニ≧ｭ
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┃ えー、ざーっと200～300年くらい前に、カール大帝（っぽい人）が偉大なる王国を打ち立てています。
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,,．ｧーー"ﾌ__,, ｀ ､
. | ./ .f"フ''",ィ' ￣｀ヽ、 ＼
. | |. " .／ ー- ‐‐ 、、＼ ヽ
./＼ 丿.ﾉ l ー |￣￣ ヾ'ヽ、 } ｉ
. //＼＼" / /ﾘ ‐‐.ｧ┘, , ｀´｀!
/,ﾍ/ﾞ〉＼＼. /ミ三" ﾞ ', /
.//》 ヽ//＼ｭ/⌒l ´ ﾞー- 、 ', ﾉ l
//ヽ/ヽ////| .|ﾐョ」 弋ﾃ｀ヾ ｀ __,,ﾘ
//////////| .|ヽ=i ﾞﾞ |ﾂヽ 当時は分割相続だったそうで、
//////////| ﾘ ',/ ｀ | /
/////////// | 、 ‘－ _ .,,_/,ｨ' 偉大なる王国も細切れに継承されかつての栄光は見る影もなし。
//////////i─ｭ、 ＼ ／
/////////. |三二＞、. ＼ / もっとも、諸侯の手の内に収まる範囲でおちついたとも取れますが。
////////___i三二二二＞、 ￣7ｭ
///////三三三二二二二＞i"三ョｭ
//////.三三二二二二二二│三三三二ョｭ
. / ∧
/ 丶 ∧
. / ｉ ヽ ＼. ∧
-=彡" ′ | |/, ∨ ∧ ウチは無駄に広いんだよ！
..... ￣／ / / , } |, /, |l i ∨ 圦 -=
. ／ イ , ∧ |/ /, |l 从人∨ |iﾐ、／二二 西の対ガアリヤはじめ
.. ./// ′|ｌ _} // ｜|／/ |l / ｝ } |iﾆヽニニニ
.. ../ｲ/ ∧ l |l 7≧_ // イ 笏 厂Ⅳ ノ l |i二｜ﾆニニ 対王家に北西部諸侯、北からはノルドの連中、
{ / ﾚ}从八笏/ｲ ￣ ,ｒ ´ 圦/ﾆニ′ニニ
'′ ` ! } /ﾆニ/ニニニ ぜーんぶに対処しなきゃならんのだ！
く ′ /ﾆニ/二二二
{ﾆ｀ヽ ｰ―==､ ／ /ﾆニ/二二｛￣`" ／二
∨ﾆﾆ＼ ｀￣￣ ／-､ 〈ﾆニ/二二二二ニﾆ=冖
∨二二＼_ イ三三}__ ＼〈ニニニ二二二二二
. ＼二二/三三三〈 ｀ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
{二{〈三三三三∨....┃ ノルドはいわゆるヴァイキング。史実ではそろそろ落ち着きます。
ヽﾆ'_∨三三三ﾆVｰ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ＼ ｀ヽ ヽ
７ ＞ ／⌒¨｀´ヾゝ､} i! }
／ .／ __〉 ｀~´ヽ
ヽ ／ ￣／ }/ |
∨ ／⌒ヽ ! ≧__ i / _i
ⅵ〈 〈i }/ ヾﾆ=‐-ヽ/ ≦}
',､ﾑ__ヽ 〃Ⅵ７ 紛争地帯や干渉地を配下に封地として与える策で
}ヽ {
|: :￣| =‐-+ 即応性は向上し辺境伯家の費用負担は軽減されましたが、
|: : : :ヽ.. ＿ /
|＿ : :へ ´ ￣/ 裏切り寝返りの危険と背中合わせですので。
｢:i:i:i:i≧=ﾆ_へ. ￣ /
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧＞‐--
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨//
／.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
/ { ∧ |i i
/ ′ | | ト、 ∧ |ｌ 厂ﾊ l
ノイ 八 | | メ、 ∧ |l N ﾊ ハ|
|l i ﾄ ヽ、 |＼ |／ ＼|∧ 从| 〉 } |
|ｌ l , | ＼ ヽ＼ Ν イ苧厂ﾉ ∨ ｛ / { 脅威にならない程度に切り分けているが、
|八|ﾚi ⊥＿＼ヽ ＼| ｀￣ ′ Ν
{! |l 人 ｀メ / | 手綱を握るためにも巡回はしなければならん。
|l ヾ=＝彡 厂∨ |
八{＼{ ,′ | ∨ | わかってはいる。
八 / ＼{≧ 、
ﾍ ` .′ /三∧≧、
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 小領主で対処できない程度の紛争の場合は統合・中央集権が促されますが、これは逆パターン。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.ﾞ爻| .|| ﾊ ||:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;ﾊ| .│巫|
ﾞ乂.| .|| | i ﾊ ￣ ￣ ￣ ./i i | .│巫|
─┘.|| i,.U:;i i,:U:,i .│巫|
..ﾆﾆノ {:::{ .}:::} │巫|
..ﾞ_,,,_ ヽ（ゝ、 ノ)ノ _,,,| 巫|
. ::::::ミヽ、 }:::},__,,,,___,{:::{ .ノ彡:::::: }匸巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫
..＼ :::;;＼ヽ,l!ﾉ;;;;;八;;;;;ｿﾘ／／;;:.-――――- ..,,..ﾞ──────────────
. ＼ ;;;;;;}ノ;;;:::::::;;;;:::::::::;;;. ´ ＼ ヽ ､
. ｀ー;{c;;;ヽ:::;;;;;: ／ ＿__＞ ´ ￣￣ ｀ヽ ) ＼ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. }--ｲ::/.／ ´￣ ／ / ､ ｀ー’‐ ､ ‘,..|＼＿＿＿＿＿＿＿＿／|
. i::::::::/ﾞ/ ／ 彡:.:ヽ / ＼ Ⅵ} | | |
. ヽ::/.ﾞ/／ .／:.:.／ ′ ヽ / Ｖ.| | | |
. ／|....../ ／:.:.:.:./ ´￣￣￣￣￣｀ヽ } | | | | | |
. i|;:;:;|::ﾞ/ ／:.:.:.:.:.:./ － ､＜T勿¨¨`:.:.:.:.:.:! ﾉ＿ : | | |
. ＼;ノ ／:.:/⌒ヾ:/ ￣r'''''" ｀ |,＿ ｀〉....| | |
＼:.:.:.{ :.:.:.l .:.:.:.:: |tﾂ`/ ／￣￣￣￣￣￣￣￣＼|
ヾﾊ ､:.:{ .:.:.:.:.:.:.:... } |.ﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∨': ｀ ':.:.:.:.:.:.:.:.' | 件のヘンピナのように生産力のない地なら
Ⅵゝ┐ ----――‐- ., .′
Ⅴ: : ! ＿＿ ヽ / 多少広くとも脅威にはなりませぬが、
|: : : ＼ :.:.:.: /
|: : |: : : ＼ / 北方街道を擁する交通の要衝ではあります。
′ !: : : : : :＼ /
＿_/: : : |: : : : : : : : ＞ ., ＿ .′
|///≧ｭ..,,_: : : : : : : : : : : : : : : ￣/￣
|/////////≧ｭ..,,_: : : : : : : : : : /
|///////////////≧ｭ...,,__ : : {___
＿＿,.|/////////////////////| : ///|
´￣￣｀ ＜ ////////////////////////∨///|
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: : : : : : : : : : : : : : : ＼｀ ＜ ////////////|////!__
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ ＜ ///|///／: ＼
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/. |i ｉ| |i |
/ / |i |ｉ ,ｉ| |i |
/ ′ |i |ｉ /ｌ| | |l |
/ｲ|l i | 八 从 |/ .ｌ| | |ｌ | |
|l ‐┼ ‐-＼ Ⅳ _Ⅵ- ┼ |‐ 八!
|l八 ー一 ＼{ ―一 !/} ′ あそこを発展させるとしたら交易中継……
{' ヽ＼{ ｝ l/
ﾍ { ,ｨ' / 商いの道しかあるまいよ。
ト ､! ,′
| 八 ＿＿＿___, ′// その点、此度の申し出は実に都合がよかったが
ﾚ川ヽ ｀￣こ￣´ ／.Ⅳ/
＿」_| ＼ ／┌┴―┐ ３人……やはり４年内に90人体制がネックだな。
{ニニO} ｀ ー＜ |Oニニ !
-=ニニニ{ニニﾆ|―--､ ,..-一|Oニニ ト=====
r=ニニニニニニニニニﾆOト__ __「!ニニニニニニニ
.|:::::| |,'
､ __ }:::::{ __ ,ｲ
::＼ ｀¨¨´ ,.: ﾉ,
:::.::::＼ ｀ ｰ=ﾆ二二二ﾆ=‐ '´ . ／:: .|ﾆ':,
::::. :::::: ヽ .／::::: |三| ……４年後に、90人と申告してくれば90人なのでしょう？
､_ :::::::....＼ .／ .:: ,.ｲ三{
三≧:..,::. ...＼ ／ ,..:≦三三:|
三三三≧:.....,_＼＿＿＿／,...:≦三三三三::,ｰ: ､
三三三三三三≧x .,.:≦三三三三三三::::,'三ﾆ＼＿r‐:..,_
三三三三三三三ﾆ','三三三三三三三三/三三三三三三:ヽ
三三三三三三三ﾆ:|三三三三三三三ﾆ/三三三三三三三三≧:.....,__
､三三三三三三三::|三三三三／}丶、,ｲ/｀ヽ:, ―:.....､三三三三三三::
ﾆ丶、三三三三三: |三三三::,.ﾟ.,.'´ ｀ '.､ '{ ::::::::::::',..:―‐:...､三三三
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／ ヽ
/ ヽ
| l/‐| /|A/-ヽ _ |
| /≡ ≡ | /rヽ! そりゃそうだろお前。
ﾚl′ l ﾚ'_ン｀
ヽ ＝ ﾉN` なんで我がいちいち数えねばならん。
＞,..＿_,..r;;'´l｀
lfr;Vゝｲ;;;ヾ;`l
|ll|;;|| l ||;;;;;|;ll;|
__,, -―ｰ--..,,_
,ノ" `ｰ ､ ヽ、
／ －ｰ- __＼ _.ソ_..-ﾘ ヽ
/ _....-－ ＾ﾞ'ゞ >
/ ''ン _ ヽゝ
.∠ --一''ン’ ,..イ´ !
彳 │ ---ｰ一 "≡≡ l 辺境伯様名代、御曹司様の任命が失敗するなど、
ヽ ミ ≡≡ﾞﾞ､ ヽ
ｌ_ │ ﾉ ありえませんものな。
'Y⌒＾゛ '
,,,---.._ '、 ,,人, ‐-‐' ／_..-- 、
./ ::::: `ヽ ﾞ' 、＿,i ～~i＿_,, ┌‐'´ l ﾞヽ ┏━━━━━━━━┓
ヽ :::::: ｜ ゝ_ノ＿o===o ゝ`:-ヽ .O ｌ ┃ ずぶずぶぅ。
ﾞ‐..:::::: ヽ /ヾ｜|:￣ : : :||.:彳: : : lＴ ヽ 丿 ┗━━━━━━━━▼
.
,イ
{ ( ／￣￣ 丶
. -┴′ ＼
／
/ ＼
/ , ヽ、
,′/ ,ｨ ､ ___ ＞
／ / / / ／ .| , ／Ⅳ |∨. ∧
ーイ ′ |==ﾄミz、Ⅳ} //_,斗V ,| Ⅳ ∧
ノｲ 八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V }
| { ′ ／ '7,/ ∨ / 失敗も何も3人で金貨3,000枚相当の献金
{'∨ ! { /ｲ ∧ Ⅳ
＼ ､___＿＿＿ Ⅳ ﾚ′ すでにして勝利と言わず何と言う。
圦 `≦ ‐‐‐ノ 八
| ＼ ￣´ , ｲ あとはただの余興よ。
! ＼ ／!/
＿|＿＿_ ー＜ |′
|三三三o三| ,' | ＿＿_
|三三三三=| ,' |ﾆ{三o=|
-=二三／／三≧o=| ,' |ﾆ{三o=|
-=二三三三三三／／三三三三≧ｭ ヽ圦三≧ｭ
／三三三∧三三三／／三三三三三/ / r‐「 V三＼＼ﾆ≧ｭ
三三三三=∧三´-＜三三三三三三/ / Ⅳ Vﾆ三＼＼三三≧ｭ___
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┃ ほとんどは書面・帳簿上での相殺処理ですが、借金を「踏み倒さなかった」辺境伯家の信用はＡＡ＋。
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┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
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┌──────┐
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│ │
│ │
└──────┘
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 控え室ってさ、その家の「ショウウィンドウ」みたいなもんなんだよな？ |
＿_＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣＼|￣￣ .／￣￣￣＼
／ :::::::::.ヽ _＿_＿
―‐ ､ / :::::::::::::::::::: 〉 ／::::: ＼
／ .:ヽ | ::::::::::::::::::/... ／::::::::: ＼
／ .:.:.:.:,. | ::::::::::::::::::::l......｜::::::: ｜
| .:.:.:.:.:.:.:} | ::::::::::::::::::/.... ｜:::::::::::::: /
＼ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ.. ＼__ :::::::::く. ＼＿::::::: ＼
／ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,ｲ :::::::::ヽ /::::: |
＿／|＿＿＿.:.:.:.:.:.:.:.:|. / ｀ :::::::::::}. |:::::::::::: |
￣￣￣￣￣ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣＿|＼＿＿＿￣￣￣￣￣￣￣
| やべぇを……心が折れそうだお。 |...／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ | ガチ貴族ってこういうことかあ。 |
┌───┐.... ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
│ │
└───┘
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┌───┐
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└───────────────┘
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|| | |:.｜ .:| ｜ || |||丶＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|| || ｜ |:. ｜.:|
|| | |:.｜ .:| ｜ || ||| |__｀丶､＿＿_＿＿_＿＿_＿＿＿_＿＿＿_＿＿＿_＿＿＿_＿＿＿ ／|| || ｜ |:. ｜.:|
|| | |: ┐:| ｜ || ||| | ｜ [￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ｜ || || ｜ |: ┐:|
|| г囗凵 囗i┐ || ||| | ｜ | ┌―――┐ | ｜ || |l ┌i囗 凵囗┐
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|| |ｰ≧z≦r=┘ |..-‐…‐-ミ }__.. | ┌|＿＿|└┘｜ ｜ | ｜＿＿| ｜ ｜ || || └=ｭ≧ｚ≦‐
|| | └┴ ┘ | ／ ｀` ､..ﾞ┘|￣￣|＿└―┘ | ｜┌┐□ | ｜ || || ｜ └ ┴┘
|| | / ,......|＿＿| |┌┐ └―――┘└┘囗 | ｜ |l {{ ｜
三Ⅳ三三‐三..../ ′ └―┘Ｌ.｣ 囗 □ □┐ | ｜ |l王三Ⅳ三三‐三三
三 {三三三..ﾞ／ .′ ' └┘ | ｜ |l王三 {三三三三三
―┴―.. ／ / { ､. φ＿＿ φ＿_|_ ｜ |l┼―┴――――
. ￣/ .′ ;. | ､ ､ ＼..ﾞ三三三三三三三三三三三三三三三三三三}
. ′ { | |ﾍ i |､ |ﾍ|,>､ ;| } ＼｢ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □｜
| ;| ;. `トi/L_ ＼|ﾍ| x圻ツ^八/^V⌒
|八 |ﾍ |《乂ツ^ } よく来た。
. ヽ| {＼| / ノ ｺﾏｺﾞﾏ
＼iﾍ { /'´/ 今日は細々した話もあるが、
. `^ ､ ｰ ´ / |/
`ト . ／ ｣＿＿＿_ 週明けの式次第の確認が主だ、くつろげ。
rﾆ｣ | `T´ |ﾆcニニﾆ|
}ニ{ | / |ﾆcニニﾆＬ
/＼{〔 ｝ / _｣ニニﾆ＼ ､ﾆＬ_
. _ -ﾆ/ /二７7 ,｢｛ニニニニﾆ{ {二二二ﾆ=- _
. _ -ﾆ二／_-ﾆﾆ// | |二二二二ニ‐ ‐ﾆ二二二二二ニ=-
......_ -‐=ﾆ二二／／ニﾆ//`. ／ﾍV二二二二二ﾆ‐ ‐ﾆ二二二二二二ｉ
|ニﾆｉ二二／／二二７/ } // } }二二二二二二ﾆ‐ ‐ﾆ二二二二二|
|ニﾆ|ニ／／ニニニ// { } } /{ {二二二二二二二ニ‐ ‐=ﾆニ二二|_
|ニﾆ|_７ /ニニニﾆ7 ′ ＼// / } }二二二二二二二二ﾆ=‐- ､V二二二}
.
／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ 辺境伯様名代、ベーベイオン子爵ギルガメッシュ様に
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ
ヽ ､〈 ｊハ{::::! 本日このようにお時間を割いていただき……
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : :
. （{,ィ＝- 、
／"´ ヽ._
, .ﾟ / ／ﾉ.; 、. ヾゝ rv，
. ｲ.′{,':/'≧刈! i从!ヾ､ 「! !ｉ ,､
ﾘ:{ﾍｿ′`ゞ'`ｿｨｫﾘﾉｿ | r､ﾚ/
ﾍヽﾍ 〉ﾊ!' {ﾉ〈ｰ{ あー、よいよい。
∨ ､ `ー ｲ ! Y }
. r‐┴┐＞ _, ′ ﾊ＿_}_ そういうのは週明けな。
.... ,､_ .．=‐≦ヾ､:i:i:8|_ /-r， rL.＿_ |
......r'´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iノﾒ:i:i:||､ `」ﾍ､_ ＿__ |:i:i:i:i:i:i:i〉
...._j:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／.i:i:i:i:i:i:i:||､ ||:i:iヾ､:i:i:i:ヽ l:i:i:i:i:i:i:i|
..ﾞ:i:i:i:i:i:i:i:i:ィi〃:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||〈 ｉ|:i:i:i:i:ヽi＝.`､_ j:i:i:i:i:i:i:i|
.....:i:i:i:ir〃:i}ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|| ヽj.|:i:i:i:iヽ:i:i:i:i:i:i:i＼ j:i:i:i:i:i:i:i|
_i:i:i:i〃:i:i:iﾉイ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:||ヽ《||:i:i:i:i:i:i}:i!:i:i:i:i:i:i:ｉ＞-＜!i:i:i:i:i:i:i|
:i ／.ｉ:ノ!:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i「|:i:i:i:ｉ:||ヽ《||:i:i:i:i:「ﾄ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〉､:i:i:i:i:|
:i:／ {:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|ｲ:i:i:ｉ:ｉ:|| 》!:i:i:ｉ:ｉ|.|:i::i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ:i:i:i:i:ij
ﾞ／ ＼:i:i:i:i:i:i:ｉ|.|i:i:i:i:ｉ:||｀ﾞ|ｉ||:i:i:i:i:iヽ:｀ --------‐-､＿ノ
.
__＿
／ ｀ヽ
/ ､‐-‐‐､___|
〈 ‐-/ / i まず３名、
∨ヽ､! frｭヽ!. ┘
}＼| i,′ 所定の献金および手土産の湯たんぷぅ、確かに受領している。
i: :.!､ ‐=ｱ
r- ､ ｢ ‐- ＞ ‐- .:.:ヽ､ 古田卿も喜んでおったぞ。
,≧‐‐ゝ--､}:.:.:.:.:.:.:≧=‐─── ､
｀‐-==ヽ ￣￣￣i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／ ＼!≧=‐-,/‐ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/.:.:.:.///｀￣￣:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
{:.:.:.:///:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∟ﾆ=‐‐------- ´
|i:.:.:.| | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
〃 ヽ
/ミ{ -‐-ミ,_‐- -‐ _,彡‐ '，
ミﾐｼ ,.．､ ｀ニﾆ´ ,．-､ i!
ミミ. =彡'ﾞ⌒㍉,_,ノ ヽ,,ィｼ^ヾﾐ |}
ミﾐ , ‐… ､ ､ ,. , …‐､ ﾘ
ゞﾐ. { O ｝ }} {{ ｛ O } .lヽ
′ ｀'ｰ一'ﾞノ.::i i ヽﾞ'ｰ一ﾞ .| :｝ ほほぉう～、器は器でもこういう方向できたか。
:{.( .:::j l ､ | ,′
:.じ r _ r:､ r:ｯ _.-､ j/ さっそく試させてもらおう。
＞rｉ ゞ=ぐ ｼ㍉ｯ/
|ﾊ. ヾｰ=ニニ=ｧﾞ /
. r:| ヽ ､ヾﾐｪｪｪｧﾞ /j､
/:fj: ＼ ｀'ー 一'ﾞ ,:' ﾊ.＼_
: :|ﾊ ::..ヽ､ ,／.:: / j: : :ヾヽ
:..:Vﾊ :::. ｀¨¨¨´ .:: / |: : : :|:: ﾌﾙﾀ・ｻｽｹ
: : .Vﾊ :::. .::: / |: : :..:|::■北部辺境伯直臣・領地持ち騎士家／古田家当主・古田左介
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
.
＿＿__
,ｲ ､
| i
| :. |ー----- ．
／///!ヽ,.__ｊヽ､__,.ｊ ;ﾄ ////////x＞ ､
／/////.! ｰ‐ヽ' ー | |i:､///////////.＼ お気に召せば幸いです。
／///////ﾉ(_＿ 入 __ )ﾞ |j::.∨///////////∧
////////// j| '､ ´ ｀／;__j/＼ﾞ////////////,∧
|//∧V///´｀ﾄ､__ ￣ _ノ,//////////V//////∧
|///∧V////,＼ ￣l￣////////////V////////}
|////∧//////,｀､／二ﾌｰr ´ﾉ///////}////////j
j/////从/////// ／j///////∧///////.j
|//////｀i∨//// ／////////,人//////.(
|///|///,1､_,､_,< ／j//////, ﾍ//く ゝ＜zx/∧
'V//|////ヾ///∧ ,.イ i////////////,V///////i
. / ,′ /|i i i
/ ,′ {: |i: / .|ｉ | ! |
. / / / |i |ｌ / |l } ｉ | l|
/ ′ { |l |!′ .!! ｌ| ,|l | l|
. /ｲ |l 八 |l ≧ｚ､ |l ′ ｌ|/|l / ｉ|
|l{ 爿.＼{＼Ⅳ犾拆下! ' ,' l/ .|l 八
|∧ ｀`￣ ヽﾊ. //_ｚ斗＜′ ｲ /
. И ト, }/ ´ィ衍刃/／ ｌ| ′
. | ｌ| . ￣"´ } ｌ| / 先に持ち帰ったモノは妻に取られたわ。
. l Ⅵ ′ _ノ i/
. |川 | , /´ さておき、湯たんぱぅは贈答品として用いる所存である。
从! ﾍ ヽ `´
＿＿|＿_ ‐一 ／ ゆえに安売りはご法度。なんなら我が全量買い取るぞ。
{ニニニ O} ＼ ／!
!ニニニニ| ヽ ＿ ´＿|＿_
＿＿＿|ニニニ O|___ {Oニニニ}
ニニ =＝ ニニニニニ|| ┌=|ニニニﾆ|ー― ―――
...＝ニニニニニニニﾆ|| ||ﾆ|Oニニニ|ニニニニニニ
.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 価値があるから高いのか、お高いからこそ価値があるのか。贈答品にはハッタリも重要なのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
,,..-――-..,,
／ ＼
／ ヽ
/ ＿__) ヽ- l
／l '´ r .l
/ ..|. U =≡= =='' ', 安売りしたくとも、数が作れないのは先日申し上げたとおりです。
/｀ヽ、__.', ヽ l
./ ＼ .ヽ. （＿ノ--' ﾉ
/ ／-‐| ＼､ ＿＿＿_ ,,..-＜
./ ./ l l ＼ | r-ヽ ｀ヽ
/ l | ヽ .>､ r'__..>＞ |
./ iヽ .|＿ヽ.イ .〈Y´ i ｀''１ | |
' l 、 < ´ .i | i | | |
, ' ￣￣￣￣ ｀ヽ
/ ＼
/ ヽ
. / '´￣` "￣` ヽ
| ( ●) ( ー ) | 当面は辺境伯様にのみ納品し、
i j
ゝ ' ＿ u. ／ 量産が可能となっても、絵付けなどで差別化を図る方向でどうでしょうか。
. ＼ ヽ ノ __, "
` _ _ , ' ´ /::＼
/:/ /:::::入 ./::::::::::|""＼
／:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - ､
／/:::::|V∧::::::/ ＼/::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
／:::/:::::::| /:=:::i /::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
.
r'´¨´＿＿_, イ/ .／ ', ., ‐ ',ﾟ
}＼. _ ,.ｲ ―‐-. ､ .| / .|
∨.｀./,.‐.,ヽ/ ＜圦} ｰｯ｀ｰノ }＿ !
.',.､,ﾞ/ .ハ ￣ ヽ ./r, ､_'ｰ |
} .{ .::::/ .{ ｀ｰﾞ‐' ／
',...ヽ｀ヾ. | | , 日常的に湯を用いることのできる階層は限られると思いますが、
., ヽ | ､ .} ,
.| . /..｀¨' ＿＿ .¨´ . / 量産自体は歓迎すべきことかと。
.| / ﾟ.､ ｀ ┐ ,
..,}ﾟ ..| ＼ ﾟ ｰ ／
..,.:‐,' | ＼ ／
,'三{_ .| ＼ , '
,'三三≧:..ﾟ, ｀ｰ―‐,‐'､
,.ィﾆ{三三三三≧:...,_ .,':三}
/ / ,′ il ｌ l ∧ﾊ
/ / ｌi |ｌ ! | ∧ﾊ
| ′, |l |l ｉ∧. | |. ｌ i |
| .|i | |l |l. /|ｉ ! | /! | | !
. ! |i l―┼∧_从 / .}' }┼圦| /| |
ﾉ}∧| .ｌ丶弋亦ヾ )/ ´弋亦ｱ / .| 八{
{!⌒ ｀￣ ￣´ Ⅵ从,},′ 贈答用とはっきりと差がつけられるのであれば、
ヽ { !/ /
`ｰ 〈! ｰ' 日常用に安価もありは道理よな。
八 /|l
|ｉ ー== ァ ／| {! 当面、数量は指定せぬが季節折々に我にのみ納品することと
}ﾙ|＼ ＿Ⅳ＿_
┌─┴┐ヽ ＿ イ .{oニニニ| 絵付けもこう、ハッタリきかせる高級感を醸すように努めよ。
|ニニ=o! __|oニニニ|≧ｭ
_x≦ﾆ三三三o{_. ||二三三三二二二二≧ｭ
_x≦二二二二二二二二||-..、 ,.-||ニニニニニニニニニニニニ≧ｭ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ３人と辺境伯家双方に、専売利権が確定した瞬間です。利権ってなーにの例になったかな？
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
∩∩
| |.| | ＿
● ● ● ● ● ● ● ⊂ニニ三三|―|
| |.| | ￣
∪∪
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. | ……ロレンス村・村長ロレンス、ヘンピナ奥地での湯治宿運営ご苦労である。 |
. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| これまでの忠勤を称え、ここに賞す。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ .ﾉ )¨¨:､-.､__
--――――-- ＿＿＿＿＿＿__j |ヽ ; i ヾ¨;_
／ ､ ヽ＼ ｉ´!| |三三｢ } } } } .}j
/￣￣｀ .,_ ＼ } }ヽ......／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ .l| |l し! / ./ｲ |
. / ＿／ ￣￣｀ヽ.,___ﾉ ノ '. . | で促すので進み出る、という感じで。 |.《___》 ｀¨｀¨ .|
. / ヽ ｀¨¨¨ l }. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ |
/ ￣/ ,: ':, jﾉ... ￣￣|／￣￣ .| i!| |
/ '''フ / ! / | | i!| |
ノ: : : : -==/ / ￣￣｀丶、| / .! | i!| |
＼: : :___: / ¨¨弋ﾂ¨:.:.:. /-―― 〉 | i!| |
ヽｆ ヾ '" ﾄ､¨艾`/ | i!| |
| :.:.:{ | │ | i!| |
ヽ｀′ | ′ | i!| |
｀ｰ! ':.:.:/ / | i!| |
│:､ ,，-――‐; ／ | i!| |
│ ＼ ｀ ――‐‘ / | i!| |
│ ':, 丶 ￣ / | i!| |
│ ':, ｀ .,＿__,ノ| v/三二二二二二二二二二二三/
r┴――‐┐┌――‐┴┐ ／￣￣/¨¨¨ヽ―- ､＿__／: : : :/: : : : ::i : : : : : : : : :│
|: ＼/////┬/////////|＿＿,.. --― ': : : : : : /:.:.:.:.:.:/ : : /////: : : ／/: : : : : ::!: : : : : : : : : :|
／|: : : ＼///|l|l|/////////////／: : : : : : : : : : : /:.:.:.:.:.:/: : :///／: : : /: :/: : : : : : :!: : : : : : : : : :|
.
（{,ィ＝- 、
／"´ ヽ._
, .ﾟ / ／ﾉ.; 、. ヾゝ
ｲ.′{,':/'≧刈! i从!ヾ､
ﾘ:{ﾍｿ′`ゞ'`ｿｨｫﾘﾉｿ
ﾍヽﾍ 〉ﾊ!' からのー、３人の開拓願いを受けて云々の流れな。
∨ ､ `ー ｲ
r‐┴┐＞ _, ′ とちるなよ。
,､_ .．=‐≦ヾ､:i:i:8|_ /-r，
r'´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iノﾒ:i:i:||､ `」ﾍ
_j:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／.i:i:i:i:i:i:i:||､ ||:i:i≧:、
/:i:i:i:i:i:i:i:i:ィi〃:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||〈 ｉ|:i:i:i:i:ヽiヽ
/＞:i:i:i:ir〃:i}ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|| ヽj.|:i:i:i:iヽ:i:i》
／:i:i:i:i:i:i〃:i:i:iﾉイ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:||ヽ《||:i:i:i:i:i:i}:i!}
r:i:i:i:i:i:i:i ／.ｉ:ノ!:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i「|:i:i:i:ｉ:||ヽ《||:i:i:i:i:「ﾄ:i|
, -―- ､
∠ _r ､rヽ
/ / ＞ヽヽ ﾍt ＿＿＿
ｉ ｉ i iﾚ｀iヽ !. （ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ）
ﾚ W巡!厶 _jΔ ｣__.. ￣￣￣
{ﾚ' ‐- -- ヽ∧ >'⌒ヽ
＿＿＿ .ヾ | / ∨::::::::::::::｀::..、 右手が先、左手はそえるだけ……
（ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ） }＼ ‐‐ ｲ ＼:::::::::::::::::::＼
￣￣￣ ._ r 个 弋. イ 卜ｰ--‐ヽ::::::::::::::::::::::＼
_....:::::´├―ﾄ､ `∨' ├ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::／
／::::::::::::: ├─ l `｀才´├.弋 :::::::::::::::::::::: ／
i::::::::::::::::::::├―‐.| | ├─ﾍ:::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::└―‐┤ .| ﾚ―‐┘:::::: ／
!:::::::::::::ｉ:::ｉ:::::::::::::::卜、│ ,,|:::::::::::::::::::Y
.
. /"￣￣￣￣ |
/ |
. / |
. r――――――
乂=三三三三三!. γ二ヽヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;ヽ.__
｛三三三三三三|. （;;,）;;）ｌl .ｌ;;;;;;[＞－∩_]仆;;;;;;;;;;;ｌ ｌ））
>‐========= /ト､、. ゞ二ソノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉﾉ;;;;;;;;;;;ﾉﾉ
{ {三三三三三/ ／｝. γ二ヽヽγ二ヽヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;ヽ.__
乂ﾆニニニニ／ ／. （;;,）;;）ｌl .（;;,）;;）ｌl .ｌ;;;;;;[＞－∩_]仆;;;;;;;;;;;ｌ ｌ））
三三三三三 - ‐= ‐ 、 ...ゞ二ソノ;ゞ二ソノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉﾉ;;;;;;;;;;;ﾉﾉ
￣￣., イ ヽ ヽ
―――――― ／ _,－ ､_ ｉ 「ヽ―――――――――――――――――――
. ノ -―=',.‐''" ﾞﾍ､_/__ ﾞ l そしてこちらが代官職全般の台帳見本集と法典と裁判判例集。
.／ '、 ,ﾉ ヽ ´ ﾞｌヽ>
. ┌ '" ノ .,' _＿ ` , ' !ｲ 村長も３名ともどもよく目を通しておくことだ。
.彳..__ ‐ 、'冫 r＿二 =ヾ._j .' |.! _
. ヽ //ヽ ﾞ 弋ﾃﾕ｀ゝ `/_=- ! ., ´ ｀ヽ
. 丨i ｌ.ソ_ ヽ !´ﾕ｀'/ / ´ ｀i
.ヽ,ﾞ 丶i ! / / 八
. | |ゝ ! ′ / -‐ｧｉ'′ / / -―‐-
. | /' ::'.、 ￣￣｀ ､ / ´ { { / ー=〈 ＞'´
. .l' │ ::＼ ^ , ′ / ｀ {〃 ＞'´
/三三三＞ ＼ ／ ./ ｀ . 八 ＞'´
. /´￣￣￣￣￣￣ ＞ ､.__..／ イ _ ＞=イ
/ 三三三三三三／三三ハ .＜／ / -‐ ' ／ / ｀ヽ -‐
. / 三三三三三三三三三三} .＜三=／,'// ' . ＜. 〉,
/ 三三三三三三三三三三斗＜三＞≦三三三=///// l /／ . ´ / ヽ
三三三三三三三三 ＞ 三三三＜三三三三二=/////! ! ＜ / / /
三三三三三三三／三三三三三三三三三二二{////∧ ､ ´ / / /
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 法律といっても（世間常識）慣習法なので、辺境伯通達や国王罰令、帝国法等は参考程度です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ ',
/ ヽ !
/ / /, /, | | 、 ヽ ﾄ､
/ / /// ﾊ | | ﾄ、ヽ | ｌ|
/／〉///|/| ', ∥ | ｜||_｣Ｌ⊥! ﾘ こっちは我のベーベイオン子爵領での
'´ /'ﾚV'土辷V ', |ヽ_｣=i方iﾗﾚ/＾v
rﾍヽ└ヘ ｿ ヽ|`ー' ||ｽ | 領民50人規模の村における昨年度の収支と注意書き。
ヽﾍ ￣ j '__ノ
`＼ ‘ ＿, ,ｲ/ あれだ、何かの参考にでもなればよしというものである。
＼ ￣ ／ '|'
＿__| 丶= イ / |
/｀ヽ､ | | ' /＿∟-''ヽ、
,-┬一''"´￣￣￣/ ８ / | _｢ ８ _／ ｀`''ｰ- ､._ ＿
/ | _／ ｀ヽ､_/7 ﾉ ｢「└―''"ヽ ,'´ ｀ヽ
| ｜ ／ //ｰ､ , -l | ヽ ,' |
／￣￣￣￣￣ ＼
／ ＼
／ ＼
／ ＼
. ／ ＼ ／ ＼
. .l ＼ ／ l
. .| （ ● ） 丿ヽ （ ● ） | ありがたいです。
. .l l
. ＼ （_＿__人_＿__） ／ きっちり読み込んで、参考・比較にさせていただきます。
＼. |,/⌒'⌒ヽ| ／
,ィl＼. l j .ィ
. ,....:::::'´::;':::::::｀iヽ. `ｰ--‐''´ ,ノ i´::::;::｀':::::....,
. ／::::::::::::::::;'::::::::::::l ＼ ／ l::::::::::::';::::::::::::::＼
. ／::::::::::::::::::::::l:::::::::::::! `丶＿,ィ /l::::::::::l::::::::::::::::::::::＼
.
| ヽ /|
ﾄ､j. ｀¨´ .i ﾄ､
| ヽ-'
N. ＿＿＿
／ ＼
i ７ i ７ ./ ', うわっ、収率３倍超えてる！
ﾚ ﾚ |-､_j ヽ._／｀ .l
O O || | | | | | | | | | .| これ素直に数字真似ても痛い目見るぞ。
|| | | | | | | | | |
三_―- .__. | (__人__) u | ___fニニﾆ＝=;‐―-
ヽ..￣二_ニｰ- __. ', |::::::::::| u. －ﾆ-_―ニ￣ ... |......... /::.... /
:､:ヽ::::l ￣ ‐- .L_. ', |ﾞ_,. -ｰ'― ￣ .. |::::::::::::.l:::::::::/::::::::/
ヽヽ:ヽ::!:.. l:. ,ヽ_ﾞ! ..:::::::::. !::::::::::::l:::::::/::::::::/
＼:ヽ::!::::. l.ﾞ/ |..:| ...::::::::::::::::::::.|::::::::::::!::::/::::::::/
＼ヽ:､::::. l. |..ﾞl ..::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::!::/:::::::/
ｆ＾ｰt､:::::::.. l |..ﾞl ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::;⊥.-―t
`T￢ｰ-､:::::. l ∧ :::::::::::::::::::::::::::::__::r┴‐‐こュ }
｀こー-t:::::::::.. ! ヽ:::::::::::::::::::::::::‘こ _｀ ー- ､ ｀ {
ヽこフ:::::::::::::l ヽ::::::::::::::::::::::::::f｀￢- /´
|＼, ------ .､
/ ＼
/ ヽ
| _ /-､A|､/|‐ヽl. |
!,./､ｉ | ━ ━ ﾞ､ | その村は開拓から10年こえてようやくだ。
´{ﾝ_ﾚ l l､!
`Nﾍ fﾆｺ / 最初のうちは播いた分の倍穫れればよしとするものだ。
´l｀ﾞ;;､..._＿..,＜
ｌ´;ッ;;;ﾄゝV;rfl
|;ll;|;;;;;|| l ||;;|ll|
.
| |:.:.:.:.:.:.: , ―-―― 、
ﾞr―r-r-rr:┬-rｰr-:t. | |:.:.:.:.ﾞ／ ／ . ヽ､＼
_| .:ｉ:l .l! :.!| l:|::.i:|::.l|:.::f | |:.:.:./ ! ﾄヽ ﾍ
_:! :! | l|: : l !:l:.: :!::l:!:.:.l | |:.:.:. ,´ / i ﾍ
..ﾞ:.i : :. | :.!: |:.: ::.:. l:. l _＿＿＿| |:. | { { ﾊ } ﾄヽ
. ――――:┬i:. :.: :| |:| ｒ―t‐| | /ｲ 八 赱 Ⅵ ,/ 斗 从 そういやお前達、剣はどうした。
| |:. :. :.! |:| L. ⊥.| |:.:. Ⅵ{ 丨 ヽ/芝 Ⅳ
| |:. :i :.| |:|￣‐ー‐| |:.:.:.:.ﾞVｰ{ ′ /ﾉ 我に会うから置いてきたのか？
| |__,L.｣ |:|_ Ｌ. ⊥.| |:.:.:.:.:.:ﾞⅥ､ ｀ ー
_＿＿＿＿_.__|_| |:| r＿ ＿＿ ＿_| ヽ＿_ イ ｒ＝＝＝、
.―――‐‐亠―t ／/////////{ニﾆ8{ ';:::::::;' iミ､77777777777777777777|.... .:::::ｒ､::|
ﾞニニニニニニﾆｰ-_..ﾞ／//////-=ニﾆ|三三|__';::::;' _仁}ｰ――― ､///////////|Y 「}::::{ .Y｝
.. ―ー―ー─┬: ／//-=ニニニニﾆ/ニニﾆ|! 》ニニニニニﾆヽ//////////} v' |::/ 〃
＿＿＿＿＿_. -=ニニニニニニニﾆ/ニニニ|ﾄ､ ｲ!ニニニニ,二二＼//////// || ///
. 二二...-=ニニニニニニニニﾆﾆ／ニニニﾆ|| ! ./ ||ニニニﾆ/ニニﾆﾆ｝////／ _,||_///
. /ニニニＸ三三三三≧､―‐‐､ミ二二ニニ|| Ⅴ !!ニニニ∧≦ニﾆﾆﾄ、/,ｒ＝＝＝=ｧ´//
/ニ≠＝＝＝＝＝＜二´{!.. ＼ニニﾆﾆ.|| ll ||ニニニ{/,∨ニニニヾ,/ ∧ /ﾆ////
. {ﾆ＼ﾆニ77777777777777ヽ ＼二ニ.|| ll ||ニニニ|//,∨ニニニ/ニﾆⅤﾆ////
/`ー‐///ミ//////////////,Ⅵ ｉ ヽ ｝ニﾆ|| ll ||ニニ「|:|///,∨ニニ/ニﾆ〃ﾆ////
/////////ｉ}///////////////| | | i lニニ|| ll ||ニニl !:|////,∨ニ/ニﾆ〃ﾆ////
＝＝､、//////////////////,'レ| .〉!ﾉニﾆ.!| ll ||ニニl_!:|///////r=≠==、/////
////,'}|///////////////////〃|_/´ 二二.|| ｌl ||ニニニ|////,／:／/:::::::::}/////
////,'||//////////////////〃//||/,}￣￣ ∧ ｀ ￣￣´`ー‐｛:／:::/::::::::::::|/////
////,'||＼三二＝―‐‐/////≠///||/,| ./:::::＼ |:::/:::::::;':::::::::::::::!/////
////,'||//////////////////////||/,'〉 /:::::へ::::} {/:::::::::::::::::}::::::::{/////
≡//,'||////`ー―////////////〃// /::::::::ヽ―! ｒ＝＝圦::::::::::::::::/:::::::::|/////
三//,'||｛//////////////////／/,'/ /::::::::::::::::::::ﾚ':::::::::::/::::::::::::!:::::/::::::::::::!＝＝≠､
三三,'||三三二二二ニニﾆ＝=‐-∠ ＿___ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::〈::::::::::::::|:::/::::::::::::/::::::／:::::::|
三三,'||三三三三二二二ニニﾆ＝=‐---＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::!/::::::::::::/:::::;'::::::::::::::ﾄ、
三三,'||三三三三三三三三二二二ニ==‐--=冖ニニニ二ｉ/:::::::::::::::::{::::::::::／:::::::::::::::::::::::::∧
三三,'||三三三三三三三三三二二二ニﾆ＝=‐--- ==ﾆ二{:::::::::::::::::::|::::／三三}:::::::::::::::::::::∧
三三,'||三三三三三三三三三三三二二ニニﾆ＝=‐-- -=i|::::::::::::::::::::Ⅵ三三三∨:::::::::::::::::::∧
.
＿＿＿
, ´ ＼
／ ヽ
./ -- ．.,_ ＿‘.
,' ＿＿ __´＿ ‘.
， ￣￣ ￣￣ ‘. あ、いえ。
{ ∪ "' ､､ }
ヽ ゝ-‐ ｰ- ' ' もとから持っていないのです。
＼ ､ <＿
＞,7/1 _ ,r' ｀'rv////
〈/////」 V ／ l///＼
__//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、
{//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ
j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､<
／ ｀ヽ
/ ＼
/ . / ＼
/ ,′ / ∧ ∧
/ / { ! ∧ ∧
/ ′/ ,'|l |ｉ } ∧
/ｲ / |l |i ∧ ｉ} |
｜ .|l /‐圦 从 _/＿V ｉ| ｜|
八 |l ./ ゞ斧､ Ⅳ ´V V. ｌ| ｜| なら適当に見繕っておいてやる。
＼Ⅳ ｀￣ ヽ{ ｀＝== ∨ 从| 八| ﾊ
｜ / ∨⌒1 ,′ 代官ともあろうものが、長剣を佩かぬなどありえん。
〈 / /
. ＞ ―― ＜ 八 / Ⅳ 我が任命し剣をくだす、うん、絵になるぞ。
/ ｀ ー― ´ ヽ ∧ ｀ ＿, /￣{ 从
. / l ∧ ／ ﾚー＝＝=ｭ
{ | イ {0三三三三二ﾆ=-
|......:::::::::::::::::::::::::::::::! ＿_ ｀ ┬＜ ＿{0三三二ﾆ=-=ﾆ三三≧==ﾆﾆ圧三｀ヽ
. 八::::::::::::::::::::::::::::::::::八 {三0}-=ニ! 「.|三三三＼＼三三三三／三=/三三三
. ヽ:::::::::::::::::::::::::::/ -==ﾆ{三0}三 ´ ヽ ｜|三三三三＼＼三三三三三/三三三
.
, ────- 、
／ ‐- ､ ＼
/ （ ●） ｀、
{ （●ｌ 謁見はパフォーマンスとおっしゃられましたが、
ゝ ' !
＼ ー- , ' まさに、宣伝の場なのですね。
_,, -‐‐‐‐'/.. lヽ , ____／
,-‐'、 ヽ Ｌ.::丶:::: ヽ--'` 、
/ ヽ ..::l:::::::<´:::::l:::::ノ‐‐l.l z 、
/ ...... l:::::::l::::::::丶 l‐'`t-l'l´ /l丶、
ｒ'l...:::::::::::::::l::::::l:::: `、 l / .l/ / l .l
/l,ヾ:::::::::::::::l:::::l `、 .l ./ ./ l /l
／:::::`..:::::::::::::/:::/... ヽ .l_./／ l/ .,t
/ ｉ| 丶 ヽ＼
/ ,′ ｉ| |l ｉ|
/ ′ /. ｌ| |l i i. ｉ| |
. /ｲｉ| / ｌ| ﾄ､ !. ｌ| | ｌ| |
. ｉ| | - __ 八 | _斗z≦ｌ|＼ | ｌ| |
. ｉ| ＿≧ ＼ Ⅳ´＿＿__从. ヽ /}ノ. i
八 ｌ /｀￣´ ＼{ ｀￣￣ ∨｀ヽ l |
＼{＼Ⅵ＜￣ /＞､ 「 } 八| まあな。
／ . / ヽ 廴ﾉﾉ /
／ 八 ヽ 〉 ／ ′ 誰の目にもわかるよう示すのも仕事の一環よ。
i...........................:::::::::::::::::/ /`´! . Ⅳ
!--､:::::::::::::::::::::::::::::::::::′ {. ! / 第一、細かい話をできる場ではない。
l }:::::::::::::::::::::::::::::::; ／ 圦|,′
へｒ‐‐Y 圦;⌒Y::::::::::::::::/ イ ト=======､
. /￣ Y ´l ￣|｀ ､ﾚ {::::::::::::／＿ ＜ ′ -=二三∧
〃 ／ { , ‐|｀¨´＼ 厂￣´ _〕 / -==二三三.∧
{ |! |⌒八_ノ / -=ﾆﾆ} ,′ｒ‐==二三三三三∧＿＿___
| {! ト-' ..) i}′ {三0}／ ', ,' 〃0 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ヽ ノ ﾉ ＿|三0| ', ,'〃0.....┃ 謁見は儀式、実務は会談と衆議、程度の切り分けです。
.八 ｀ ＿＿ イ二二二二二ト==-､ ,..--| |ニ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,'¨´＿＿ ヽ ./__,_‐ .',
,' .／ .｀¨¨´ ｀ヽﾊ
| /} | ', .,' { ',..',
| .ｲ | ＿__ .',.} .}
| ..| _, 二¨', ｀ rｪrｯ .|,〈
',ヘ| ｀'ﾞ‐ﾞ'´ ￣ |ｨ.}
.|´}', ., },' では、週明け謁見の場には絵師を用意しておきましょう。
ヽヾ, ___ ,ｨ,'
ヽ}, __ ,'ﾟ´ 吟遊詩人は今回は要りませんな？
_| .' , '´―｀ /
/::| ヽ ｀¨´ .,.'ﾄ､
.|ﾆ:! ヽ / ,ﾆ:}
.,‐|三≧:.....,_ ｀¨¨´_/三|
_,.イ三三三三三｀ヽ/三三|_
_,.....::≦三三三三三三三三}三三三＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ_ ＼
| （●） （●） |
| （__人__） |
| ｀⌒´ | 代官心得や式次第は一通りということで、
| }
ヽ .} こちらからもご相談があるのですがよろしいでしょうか？
__,_,,.ヽ＿ ノｰ- ､
ハ / Ｖ又ｲ ::::〉::::::i:
} ヽ 〈 l |;;|ﾉ /::::::::::i -,,_
r iY'ﾉ.;; }::ヽ l|;;| /::::i::::::::}‐ | ||
.|| | ﾉ:::: }:::::::＼|;;;ﾚ'ｰ'' ⌒.:::: ヽ | ||
.|| | {,,;;;; .:::: ヽｰ---ｹﾄ､, へ､:::: | ||
―──.::::::::::::ノ.:::/ / 彡}――─────
.
｜ﾄ爻| .|| ||:;:;|| .||:;:;|| .│巫|. ﾘ ト､＞＜ ', | ', ﾊ ｀ヽゝ
｜ﾄ爻| .|| ||:;:;|| .||:;:;|| .│巫|. {ﾄ、-､V’行ｱ ｀ヽﾄ､ﾄ､/ﾊ＼.ﾘ
二二二二二二二二廿ﾄ爻| .|| ||:;:;||,,,,,,,,,,,,||.;;:|| .│巫|.. ﾘ.从ﾏﾉ＼｀´ ＿夂＿＞
.ァァァァァァァァァァァイ.爻| .|| ﾊ ||:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;ﾊ| .│巫|. 〈､ .| |.〈 ＿,､_,,..-―､
乂_乂_乂_乂_乂_乂_乂,,乂.| .|| | i ﾊ ￣ ￣ ￣ ./i i | .│巫| ﾄ -=='´ ,..ｲ廴＿_ﾄ､〉 ノ )
──────────┘.|| i,.U:;i i,:U:,i .│巫| ﾚﾍ、 ,..イ .}! V r-'´ ﾉ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆノ {:::{ .}:::} │巫|. r'⌒`｀¨ﾊ ,' .ゝ--ｧ’ ,ム
_,,,_ ヽ（ゝ、 ノ)ノ _,,,| 巫|.. （ Y.ハ. ,' / r' ヽ
{ ::::::ミヽ、 }:::},__,,,,___,{:::{ .ノ彡:::::: }匸巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫巫
＿＿＿＿＿＿＿＿ ＼ :::;;＼ヽ,l!ﾉ;;;;;八;;;;;ｿﾘ／／;;: .／────────────────────
凵凵凵凵凵凵凵凵|| ＼ ;;;;;;}ノ;;;:::::::;;;;:::::::::;;;ヽ{;;;;; ／ ＿＿.
──/ ＼. ／三三＼ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. / 丶 ＼.... ／／￣￣＼＼ |＼＿＿＿＿＿＿＿＿／|
/ / ｌ| ∧ ＼..川 川 .| | | |
／ / / ／ { ｌ| ∧ー一 ＼＿＿／／ .| | | |
ーイ. |l / ､ ／. /.l ｌ| ｌ| ! ∧. ＼三三／ .| | | |
─..| |l /_∠｀≧ｚ_/ | / 八 | ｌ| ∧ ￣￣ .| | | |
冂..| /⌒∨ 从|/ ゝ 弋ソ㍉ }／| ／ 从 | ｌ| | | | | |
￣￣￣￣.ﾞ/: : : l ∨ ー }／ z≦ ｌ|. | ｌ| | |／￣￣￣￣￣￣￣￣＼|
｛ {. . ´似ｱ Ⅳ} .∧ | ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|∧ Vヽ: . 、 ￣ } !/ }/
′}人 ＼＿ ＼ なんだ？
V ｌ| ∧ ′/
V ｌ| ∧ ＿＿＿___, / 聞くだけなら聞いてやる。
V ;.:.丶 ´￣￣￣￣ ´
/ ;.:.:.:.:.:.... ／ ミ Y⌒Y
. /二≧ｭ/ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.... `ー'
/二二二二≧ｭ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ＿/
二ニ=-二二二二二≧ｭ.:..:.:.:.:.:.:.:／〔＿＿__
二二二二ニ=-ニニニ0}.:..:.:..:.／ /ニﾆﾆ{0|
二二二二二二／／=-|{___.:./ /ﾄﾆﾆ=-!0|___
ニニニニニﾆ/ /ニニﾆ｜|:| ! ｀￣「|二＼ヽ＼
.
,,..-――-..,,
／ ＼
／ ヽ
/ ＿__) ヽ- l
l '´ r .l
.|. =-= =--'' ', 実は、村への教会堂の建立と司祭様の派遣についての話で、
. ', U ヽ l
. ヽ. （＿ノ--' ﾉ 修道院を移転させる、土地の寄進を求められているんです。
. _ ---‐| ＼､ ＿＿＿_ ,,..-＜
/´ l l ＼ | r-ヽ ｀ヽ
. / | ヽ .>､ r'__..>＞ |
| ヽ .|＿ヽ.イ .〈Y´ i ｀''１ | |
|. 、 < ´ .i | i | | |
!. ヽ ヽ .i .| .i .|.l |
. ｜ / ヽ i .| i |l ..|
＿＿__
／ ＼
／ ＼
／） ノ ' ⌒ ＼ しかし僕らの土地ではないので、
／ .ｲ（●） （ー） |
/,'才.ﾐ) ' ／ 寄進しろといわれてもどうしたものかと。
.| ≧ｼ' `‐==-´ ＿<
<＼/ ﾄ､ ,,―~￣ ／ ヽ
／ ＼> ヽ /介､ ,,,―''~ ヽ
.
―へ _ -― 、
／ ＼
. r‐┐ .／ ,
. ／＼ | | / ヽ 丶 ヽ
. ＼ ＼ |＿| .,′ / l ｉ| |. }
. <＼ ＼／ ./. |i ｉ| |i |
. ＼> ./ / |i |ｉ ,ｉ| |i |
/ ′ |i |ｉ /ｌ| | |l |
/ｲ|l i | 八 从 |/ .ｌ| | |ｌ | | 土地持ち世俗領主の教会は面倒だぞ。
|l ‐┼ ‐-＼ Ⅳ _Ⅵ- ┼ |‐ 八!
|l八 ー┬一 ＼{ ―┬―!/} ′
{' ヽ＼{ ￣ ￣ ｝ l/ しかし教会のない村は不便で……ん？
ﾍ { ,ｨ' /
ト ､! ,′ 修道院の移転？
| 八 ＿＿＿___, ′//
ﾚ川ヽ ｀￣こ￣´ ／.Ⅳ/
＿」_| ＼ ／┌┴―┐
-―――- {ニニO} ｀ ー＜ |Oニニ !
／｀￣￣￣￣´ヽ. -=ニニニ{ニニO|―--､ ,..-一|Oニニ ト=====＝
| r=ニエニニニニニﾆ三三三ト___ __「!三三二ニニニニ
|...................../ニﾆﾆ!Ⅶﾆ}ニニニニニニニニ| | | |ニニニニニニ二二
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::| Ⅶ/二二ニニニニニニ| ﾄ､ /| |ニニニニニ======
. 八:::::::::::::::::::::::::::::::/ニⅦ二二二ニニニニニ| | ｌ| / .| |ニニニ=＝二二二
. ヽ::::::::::::::::::::::::/ニニⅦ二二ニニニニニﾆ| | ｌ| ﾉ .! !ニニニニニ二二
｀ ー ､ , ‐´ヾVニⅠニニニニニニニニ| | Ⅵ | |ニニニニニ二二
／ニ厂ヽ| |｀ヽﾆﾆVニlニニニニニニニﾆﾆ| | || .| |ニニ===＝＝＝
{ニﾆ/__へ ＼ }
.
r'´¨´＿＿_, イ/ .／ ', ., ‐ ',ﾟ
}＼. _ ,.ｲ ―‐-. ､ .| / .|
∨.｀./,.‐.,ヽ/ ＜圦} ｰｯ｀ｰノ }＿ !
.',.､,ﾞ/ .ハ ￣ ヽ ./r, ､_'ｰ |
} .{ .::::/ .{ ｀ｰﾞ‐' ／
',...ヽ｀ヾ. | | , ああ、わかりました。
., ヽ | ､ .} ,
.| . /..｀¨' ＿＿ .¨´ . / 今の司教は教会よりも古くからある修道院を
.| / ﾟ.､ ｀ ┐ ,
..,}ﾟ ..| ＼ ﾟ ｰ ／ 目の敵にしておりますからな。
..,.:‐,' | ＼ ／
,'三{_ .| ＼ , '
,'三三≧:..ﾟ, ｀ｰ―‐,‐'､
,.ィﾆ{三三三三≧:...,_ .,':三}
――一＜＿＿＿
／＿ --- ― ￣ ／＿___
. ／‐ ___ ＿ 二 ＜
／ ― ￣ ミ ___ ―-- ≧
｛三 ｲ ｝ ィ７＼ 二ﾆミ ヽ
≦ ＝ / ./ / / ヌ― ､ ＼. ヽ
. / ミ| | | {爪 ／ ＜ ヽ＼ |
| . |i } ｖィ彡|,／ ／ヽ ﾄ Ⅳ＼}
| lﾊ|i: |i / .: リ /｛ __ 斗、 ＼! この機に先達を追い出そうというわけか。
| ｌ 〈＼ |i/ .: .: Ⅳ代ツ' ＼Ⅳ
川 ヽ ＼{ .: ≧＿ー＿ ｒ=､ はっ、いかにも坊主連中の考えそうなことよ。
|iゞ、} ＿ヽ圦}
ヾ／ ／￣{￣ }ニ= －――――――――――――――――――――― ､
ノ￣￣＼ ／ ′ /ニ}三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＝≧ ＼ ／＿_ __ =＝ｱ /ヽﾆ{＿___＝＝!＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝､ 、二二ニニﾆ＼
ニ／_r≦|} }'´ニニﾆﾆOﾄ、 ￣ / Ⅶﾆﾆ| |ニニ|ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆヽヽ二ニニニニヽ
／彡ニﾆ||_ﾉニニニﾆﾆO| ー＜ Ⅶニ| |ニニ|ニニニニニニニ≦ニニニニニニニシ//////////////
ニニニ／ニヽ三三三三二二| } Ⅶ | |ニﾆ/Ⅶニニニニﾆ／/////////////Ⅵ////////////////
ニﾆ／ニニニヽニニニニニﾆ| | ,..==一Ⅶ/ニ /ニⅦニニニ／////////////////Ⅵ///////////////
.
/ , l '」 , i 、 ヽ
/ｨ l .l`´l l､ l､ l ! l. ',
,' l /l l. l l ヽ_」寸ﾄ､ ! !. '、
l l l‐-ﾘ､ ',「´ｨ云zｧ Ⅵ ! ﾄ ､
/1 ,Ⅵィ'心! 、ゞ孑'´ ﾚ､ ,' ﾄ､ ﾍ',｀
ﾚ ! ｨ.l｀´/ ｀ l / /' !| .|
l/ l l ､ И l/ィ/ , ! 教会も内部ではいろいろあるようで。
、` i/斤'´ ﾘ｀
ヽ ' 二 ￣ ｲ !. ,' 教区教会と修道会とでは指示系統が違うことが遠因でしょうか。
ヽ , i i i , , 、／ .ﾚ!Ⅳ_
ヽ.l ! i イ´ /-‐' ￣ /、
／´.', ／´.! ﾉ_: :＼
／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
￣_二ヽ ﾚ'´ -‐'ﾌ--―- ､ /:.:.:.｀‐-. 、
,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ : : : ＿: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:`‐- 、
-‐':´ : /: :＿ ├ζ二-‐/-‐ ´ : : : ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,. :'´:.:.:.:.:.:.:.:/' ´: : : :,' ./ ./: : : : ＿ : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
,' ＞'´ ｀¨ヽ}／ ∨ .',
, . , ´ ､ ., ∨ ,
} ', .＼ / .., .}
..,' ﾊ | } , .∨ ',
.{ .., | ', .| ', ﾉ
.∨ , ﾉ __, -― ' ¨ ハ
ヽ ＿ ‐,' ―――= ﾆﾆﾆゝ /¨´ー― ' ,'.ﾊ.',
|.r:...､' ー― '´ |ﾊ../ 領都が十分に発展したということも大きいかと。
| .{:::::' .|//
丶＼ヾ, .､ ,ィ 修道院は本来このような都市ではなく、
＼｀ﾟ, } ./
.',|¨', ::::::::／ , いわば辺境や山奥に建てるものですから。
.| .＼ ＿__ ---- ' ¨ ,
,ィ::| 丶、. ＿_ , .,
|:::::| 丶、 ,ｲ
.
／￣￣＼
／ 〉 _ノ ヽ､_ ＼
／ ／' （ ―）（― ） |
./ /／〉 （__人__） │
.ｌ ´ イ| ｀⌒ ´ | ……俗なことを申せば、修道院は厄介者の送り先とも伺う次第。
.ｌ ｉY |
./ ﾊ ! /
./ / ' ヽ /
ｌ ／ .〉-r:::┬〈、
__「 ー‐1 .／Λ 〉.:〈 7//＼
ｉ//7777|／////V::::::V/////＼
|//////|//////∧::://///////}
/ ＼
. / , ヽ、
,′/ ,ｨ ､ ___ ＞
／ / / / ／ .| , ／Ⅳ |∨. ∧
ーイ ′ |==ﾄミz、Ⅳ} //_,斗V ,| Ⅳ ∧
ノｲ 八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V } 教会内の思惑とは別に
| { ′ ／ '7,/ ∨ / ｱﾙｼﾞ
{'∨ ! { /ｲ ∧ Ⅳ 領都の主名代として、修道院の移転は望ましくもある。
＼ ___＿ Ⅳ ﾚ′
圦 ／ Y 八 耕作地確保の面からは痛かろうが、
| ＼ ￣￣´ , ｲ ミY⌒Y
! ＼ ／!/ ｀ｰ" お前達の判断で土地を寄進することを認めよう。
＿|＿＿_ ー＜ |′
|三三三o三| ,' | ＿＿_
|三三三三=| ,' |ﾆ{三o=|
. -=二三／／三≧o=| ,' |ﾆ{三o=|
.. 三三三三／／三三三三≧ｭ ヽ圦三≧ｭ
∧三三三／／三三三三三/ / r‐「 V三＼＼ﾆ≧ｭ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 政治犯のような貴族的刑務所としての役割もあるので、俗世と隔離しておきたいものでもあります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ ありがとうございます。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ その方向で教会……修道会と詰めてみます。
从ヽ､ ＿ ＿ ｉ＼
／ ∧＼ ､ｼ介ｖ ／/ ＼ あとは領民募集についてですが、なにか手はありますでしょうか。
|ヽ 7 .＼ //∧／ . ′ ∠|
|<.i ＼ ＼／ ／,=== l >|
{ ｜ i ／__／ .i ! }
-‐‐‐-
／ ｀ヽ ｀ ､
/ -‐‐yﾆ=‐‐､_ヽ i ﾊ､
/ _ﾆ=〉 ~ ￣ i
〈 ﾆ=/ /__ ､:. :.
∨ r‐､/ rtｯ､ヾ i,'_ .〉 最低90人ですからなあ。
', i.f } {ｆｧ/
∨ > _i : 北部辺境伯領内で募集をかけるのは許可するとしても
Ｙ从 __ ´ /
i___ ＼ ‐｀ 応じる者がいるかどうかですな。
｢i:i:i:i:￣ﾆ‐≧‐- '
＿_ﾆ=---‐‐´寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀i|
/｀ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾄ
/.i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i }} i:i:i:i:i＞､ _
i:i:i:i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: }} i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞､ __
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 農奴は領主の私物です。なので、ここでいう募集相手は自由民ということになります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′
八 从 :i .i 八 自由身分のまま移住を認めるというのは、
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ まだ時期尚早かと考えております。
＼ fニニニﾕ ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
/ ＼ ',
./ / ′ ｉ ､ ｌV ∧ ヽ
.ｰイ / l ﾄ､ _ 斗 V ∧ ﾄヽ
. l ,ｉ __八 Ⅳ ´＿＿__V 刄∧.l
.l/ l ==ヌ＼| ｀￣￣´ V_」 .l
Ⅳ! / ﾉ l 我の経験からも、
〈 厂 从
八 ′ Ⅳ どうしても確保したい職人や家臣採用でもなければ、
＼ ￣￣ ｀ /. l八l
＼ ／ l 自由民の入植は慎重にな。
ー ＜ {0.ﾆﾆﾆﾆ}
|lﾆﾆﾆ| _.」0ヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
ノ||彡 ´ ＾ ||ﾆﾆﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
. -=ﾆﾆ〃||､ /||ﾆﾆﾆﾆヽ二二ﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
r-=ｴﾆﾆﾆﾆ〃ﾆ|| ｌ / .||ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆⅧﾆｌ ｌﾆﾆﾆﾆニl
.
/ ｀丶 .,_,. ＼--:､ッィイ-――ぅ_:.:.:.:.:.:.:.:.:',
/ __,..＞ ´ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヾ:.:.:.:.:.,
.′ 〈 ＼ ＼:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.′
, ﾑ ヽ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〈:.:.:.:.:.:.:,
| -=ア | / ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:,
| / ,. --一'⌒ヽ -―＼‐-:.:.:.,,_:.:.∨:.:.:.:!
/. .::| ´ ￣__,ヽ:.:.:.＼ ´:.:.:.:.:,ﾉ;,__｀ヽ:.:.｀:.:|:.:.:.:.:!
ノ: : : | ＜_,亥-冫'" ヾ:.:..ヽ亥,_＞:.:.:.:.|:.:.:.:小
ヾr ､! ｀ |:. ｀ヽ:.:.!__:.:／
| ,.､:, |:.:. .:.:/-:.:.| この領都でも職にあぶれているような者であれば
| .:.:.ﾊ ; |:.:.:. .:.:/l:.:.:. |
＼:.`:, :＾:.:.:＾:.:: .:.:/ﾉ:.:.／ 幾人か消えたところで特段追及はしませんが、
＼l ,， ＿＿＿＿＿,,..ｭ .:.:/:.:／
＼ ｀￣ .:.:ｲ'ﾌ むしろ債務奴隷でも買うほうがマシかもしれませんね。
|＼ ー―‐ .:／!/
|.:.:.丶 .:／ :.:.!
| .:.:.:.＼ .:／ :.:.:.:.:|
| .:.:.:.:.:.丶＿＿／ :.:.:.:.:.:.:.:!
r―┴────┐r―───┴┐
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ! |ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.|
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニＶニﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|＿_
,，ィﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 金銭的な理由で奴隷になった者なので、知識職や技能持ちも混じっていますが雇用条件は要確認。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ／ ／ ／ 〃 i ', ヽ ',
/ ／ / / ／ / / i i、 i ',
. / / / / / ／ / / | ハ i i
. ﾚｲ i ト.,/レ' / ／/ /,' i | , i | i 、', ゝ
. ﾉ//ｲ | i _/ ／ // / // / / /i |i! | i ヾ
|〈 ヽ!kｪz‐- /／/ ＿ ＿_ノ i| ﾊ ,'
. ﾘヽoj ｀'┴ﾟ´ﾚﾚ´ }/ いや、まずは使い潰せる労働力のほうが欲しかろう。
. Y^ヽ、 ! /oノ、
. ﾉ;:;:;;:;:＼ ' ／;:´ /ﾍ、 犯罪奴隷で鉱山送りにするほどでもない中途半端な連中
. ／;:;:;:;:; ;:;丶_｀ ￣ ／{;:;, / ヽ
ﾉヽ´ﾞ'ﾞ'ﾞ;:;:;:;:; ;:/´ >ー '´-';:;:;:; , ';:;:;:;:;:;:;} 何人かくれてやるぞ。
／ {' ヽ, ,.,.,;:;:; ;/ / ／｀Y / ;:;:;: ﾉ ;:;:,.,ヽ、
. ／ ヽ,.,,.;:;:;;:'''''' / ´ ／‐v ;:;:;: ／ ;:;:;:;:;:丿ヽ、
.. ／ ｀ヽ;:;: | ; /_ｿ ;:;: ;:;: ;:;:;:;:;:/ ＼
../ ,' ｀ｰ－┤ ｀; ） ,.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ ヽ
_＿＿＿＿__
´ ｀
/ '.
.′
i ､＿__.ノ八,:
| ( ● ) ソ) ……ありがたいお話なのですが、
| ｛
| ! （__ ノ_) 私達は監視監督のノウハウをもっておりません。
| !ﾄ. )
ｊ / すこしお時間を頂きたく思います。
,:'｛ ＞ : . ﾟ 。 .′
/.i:i:i:＼ ＞!| ＞―‐′
／.i:i:i:i:i:i:i ＼ `ｰ< ハ!:i:i:i:i:i:ヽ
／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.:＼ /¨У￣￣¨ヽ:i.､
／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i .＼ fｰ┤ ｒ;ア ⌒ヽV.i:､
／.i.i.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾄ!:i:i:i:i:∧j .V ／´ ＼
／.i.ij:j:j:j:j:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:!:ﾄ;i:i:i:i:ハ ト｛ ／ 丶. ＼
γ´:i:i:i:i:i:i:i:i:.｀丶:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧:i:i:i:∧ `;. Y
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿∠＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ∠＿
. ／ ／ ／ ／ /７ |｀! |] |]
. ／ ∠＿∠ ／. / / |｜
. ／ ∠＿＿∠∠＿ く_/ L,l
. ／ ∠ ∠∠＿＿ ＿l´ｌ＿l´l＿
. ／ ∠∠＿ ／∠＿ ／ └┐r‐┐ｒ‐┘
. ／ ／ ／ ／／ ／／ └' |｜
... ／ ,イ ／ ／ ／／ ／／ ノノ [| [|┌i
. ／ { ( ／￣￣ 丶. ／ ／ ／／ ／／ _ノ /
. ／ -┴′ ＼. ／ ／ ／／ ／／ `ｰ'"
.／ ／ ／ ／ ／／ ／／
/ ＼.. ／ ／／ ／／
/ , ヽ、. ／／ ／／ γＹ⌒ヽ
,′/ ,ｨ ､ ___ ＞......／ ／／ ー ( ﾉ ）
／ / / / ／ .| , ／Ⅳ |∨. ∧.. ／／ ／／ ゝ、＿ノ
. ーイ ′ |==ﾄミz、Ⅳ} //_,斗V ,| Ⅳ ∧...／ ／／
ノｲ 八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V }
| { ′ ／ '7,/ ∨ / 他になければ
{'∨ ! { /ｲ ∧ Ⅳ
＼ Ⅳ ﾚ′ 暫定領主代官任命状、それぞれの分だ。
圦 ー― 一 八
| ＼ , ｲ ２通にサイン、１通を保管せよ。
＿ ! ＼ ／!/
. ＿＿ / .} ＿|＿＿_ ー＜ |′
...... ／三r=ﾐ≧_!､___,| |三三三o三| ,' | ＿＿_
....../三三.| ヽﾆ｝___,｛;==┬‐|三三三三=| ,' |ﾆ{三o=|
{三.┌圦 __ ¨ .仁三l三／／三≧o.| ,' |ﾆ{三o=|
. !┌┤ l 八三|／／三三三三≧ｭ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
...ﾞ｜| .し′ ヽ_≦三三三三三｜ | ┃ 羊皮紙は改ざん容易なので、通常２通作成し互いに保管します。
......Ⅵ | __＿＿つ 三三三ﾆ!.｜ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/ 八二ﾆﾆ冖=ﾆ彡三三三三三三三ﾆ| |＼ .||∨}三三三＞`三三＼三ヽ
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.＿＿_ .／;;;;;;;;;;;;;;｀"'＜
.／;;;;;;;;;;;;;;＼ ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀"'＜
ｲ､､､;;;;;;;;;;ｼ､;;∨ ＿＿＿＿＿__/;;;;;/;;;｀"'＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;｀ヽ,〈ヽ;;;〉──────i ┌──────､ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ.{;;;;;;;;;;;;;;/´｀"'＜;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;∨}i＿＿＿＿＿＿__.| .ヽヽ:.:.:.:.:.≦ﾆﾆ≧ ヽ,.}i───────｀'＜;;;{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＞
;;;;─＜;;;;;;ﾉ。;;;;;∨;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}i . |ヽヽ:.:.:.:.｀"""´:.:.:.:.:.:.:ヽ,;;;;;;,。=============｀'＜;;;;;;;;;;{;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;ヽi{;;;;;}i;;;;;;;ゝ───────┐ ....|:::i.､ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ,｀ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀''＜;;;;;;
ゝ､;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;}＿＿＿＿＿＿＿＿＿.ﾉ￣￣::::i. ヽヽ＿＿＿＿＿＿＿__ヽ;;;;;;ヽ,。================｀''
;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ii ......|::ﾏ￣ゝｪｪｨ────‐iiｪｪ‐┘＼;;{;;｀ヽ,;;;;;;;;;;,ｨ==========
;;;;;;;;;;;;;ヽ,;;;;;;;;;;}i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ii ..└ .ﾏ:::::||::::|:::::::::::::＼ ii:::::|ヽ;;;;;;;;;ゞ､;;;;;;;｀ヽ,ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼ こっちは紙の宣伝兼ねて名刺を渡したけど
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ 挨拶した人の、顔と名前が覚え切れねぇお……。
／´ ｀＼
/ / l l .＿＿＿
＿_l l_¶＿＿＿＿＿＿/＿/＿_/ ヽ
＼, ´-'ヽ ￣|￣￣￣￣| l二二二二l
ヾ＿ノ | '''' ' | l二二二二l
| .| '''..-- | l...┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ..'' | ''-. ,| . ┃ 相手が名刺を持っているわけもなし。暗記するしかないんだ。
￣￣￣￣￣￣￣￣ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ￣￣￣ ｀
' : : : : : ヽ
′ : : : : : : : :
| : : : : : : : : : : i
__ ＿,イ: ､_: : : : : ,..>ﾞ ロレンスさんも村長として
, -‐=ﾆ:.､:.≧=＜|:| : :､z≧'` !ゝｲ__
へｰ､ヽ､_:. :.:.:.:.:. il:.| : : : ; ;. ｀ i:. :ハ:ヽ､ _ 関係のできそうな諸侯・役人の顔と名前は覚えてくれよ。
/ .＼:. :.::. ヽ､_.!:l! (＿__.ノ､_): :. :. :. ＼ヽ
ﾊ 彳: : :＼l:.:.. :.:.|:＼: :ヽ､: : : :´ .｀/: : : : : : : : : ﾘ とにかく頭に残っているうちに名前だけでも書き出すんだ。
}ゝ､ _:_: : : . V,､: :ヽ :j: : :＞､ ﾆ=‐‐-ｲ:|: : : : : : : : /ハ
l : : :.＞: : {:.l: :､: i|＞': : :ﾊ...::/.:＞ﾍj: : : : : : : : :/.:リヽ
Y ＞イ:.<:.:: : :!: ヽ:､: :.:i! : : : : : : : : : : : : : /.:. : : : :. .ヽ _ ､
} , ＜: : :＞-ﾍ:. :. : : : ヽ:､:l! : : :: : : : : : : : : :./.:. ≧=--‐=ﾆヽ､//. ＿＿
{/.:＞ .: : : :.ﾊ: : : : : : : :.i! : : : : : : : : : : : :/ヽ､_:. :.ﾆ=‐- :. : //､ （ｶｷｶｷ）
Y .≧´ｲ:r'´≧=-､: : :j!:_:_:_ ＿__:_,:ｲ≧=-＜_/.:. : ;'´/'´￣≧. ￣￣
ゝ ,.ｲ /.: :! -‐=ﾆ:.¨:.￣:i : :.i!￣:./.:.: '￣二ヽ ヽ:/´У /´_. ﾍ
ヽ:ﾚ /.: ノ.: : : : : : : : : :,j:.: :i!...j..:i!::::.:.:.:.:....:.ー.､ ｀＼､ﾍﾞY_フ / ／ｌ
￣￣￣｀´｀ー-―――――-ー――ﾞー――-⌒ーｰﾞ ー￣ ー｀ｰﾞ￣￣￣￣
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《.... ﾉハ ゞ:..... 》 }ｱ}}′
八 从 ||i .i .i 八 今日だけで一体何人と挨拶したと思っているんだい。
＼'. | .' ,／
∧ ｀ ゛ ハ というか話しかけないでくれ。
＼ fニニニﾕ ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ { ＿＿
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼ （ｶｷｶｷ）
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ ￣￣
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ なにはともあれ謁見と叙任式お疲れさん。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 晴れて暫定領主代官様ってわけだ。剣は似合わないけど。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
｛///////////////////////////////////////∧
∨////////〉//////////////////////////////
三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――-----‐''´￣￣三三
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
／￣￣￣＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 代官たるものの装いってことなんでしょうが、
| ､ ´ |
＼ ￣￣|＼ ／ ／| 使えない剣を腰に下げても役立たずなんですよねえ。
／ /⌒ﾉ ＼／ （ ）
| / / | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 剣を佩くのは一人前の男の証、みたいな意味合いもあります。禁止されても無視する程度の根強い風習。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
.. | でも、なかなかいい剣だよ。 | ／/／￣二ﾆ=-
.. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／....-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ'
.. ￣￣￣￣＼|￣￣ l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
/／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
│l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
／⌒ヽ ┌､ j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l |. _,,,,,､-ｰ''"´
／⌒／⌒ヽ／⌒ヽ／ ＿ 〉:| i::i. ／ |ｌ } ノ ゞ┴‐.ﾞｒ＝￢ｰ‐'''"´
／ ／ /!〈 〉 / :| |::| ｊlハヽ ヽ、.
/ / ／;;ゝ..ー ／＝| |::L_____ ＿＿＿＿＿＿＿＿_＿ｒ─＝＝＜⌒＼l!
/ /;;;;;;;;;;;＞く;;;;i! | |/ | i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;7
ヽ. / ヘ /;;;;;;;;;;;;;;/|;;;;;;;;| :| |: | i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/._
ノ 人___ノノ ∨;;;;;;;/ :|;;;;;;;;| :| |: |＿＿＿＿＿＿＿＿＿i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ , '
／/;;;;;;;;;;;ﾍ ./;;;;;;;;;;ﾍ...|;;;;;;;;| :| |::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ , '. __
;∨;;;;;;;;;;;;;;;;∨;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ|;;;;;;;;i! | |::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ , './ / }＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i! :| |ﾍ :::::::::|＿＿＿＿＿＿＿＿＿i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ／ ＼ ／ /
｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀`"''"´￣￣`＜ﾌ| |::「￣￣ / /´⌒ ／
__＿,,ｒ―ｰ､,）| !::|. │ / / ＼ ｌ / /ヘ,,∠
ー--､､,,,,,､-ｰ''"´ ｀￣￣´ !_!」. | / ヽ.＿|＼＿＿＿...ヽ､___ノ′
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ぶら下げておくだけでも脅しになるさ。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.
, '" 丶
ｰ=彡 ／ / 丶 ＼
. ／ ′ ／ /i ＼ ヽ
. ／ / ′ / 丶 ＼ 丶
7' / / / / ＼ i i
/ / ′/ ／{/ ヾ. ＼ l |
. / ｲ/ ′ i//≠＝‐ ‐＝=ミx,,丶 l |
}|/{/ //{//＿￣ ￣＿ ＼ |` / リ
. |八′/ｨ{/,ィ示ミヾ ィ示云ﾐｭ､ﾍ| ｲ/ i
l ｆ〉//圦ｆ r匀::i} :. 'r匀_)i} ヾ.j /、 / ′
{ ｊ / ヽ乂::ツ i 乂:::ツ, ／ / / // そうですね。
V//, i l /, / } ′
}// Ｎ """ """ /ｲ i ｲ / 見かけから入ることも大事かと思います、暫定領主代官様。
. }/i/i圦 、 ノ |ｌ. ｒ´ﾉ（
..:::::}Λ 冫::..、 ィ八. !:::...、）
,｡ｲ.::::::/:::::V.::: / ＞｡ __ 。｡≦ {//:）ﾉ.:::::::＼
..:::i::::l::::::::::::::::::::::〈////i l/.:::::::::::::::::::: ＼
::::::ﾏ ::::::::::::::::::::::::.ﾏ// l /.::::::::／.:::::::::::::: 丶
:::::::::ﾏ/:::::::::::::::::::::::.ﾏ/ /.:::::／.::::::::::::::::::::::::: ＼
＿＿＿
／ ノ ヽ_＼
／（● ） （● ）＼
ﾋﾞｼｨｯ ／ （__人__） ＼ 今更様付けとか、むず痒いことやめて欲しいお。
| し | Y |
Vて ＼ `ー ' ／
そ と⌒ヽ ｀＞ 〈´
ヽ V´ ヽ
ヽ / ､
.
./ / ／ / ∧ ,
.. / / ／／. ‘， ',
..ﾞ／ / ｉ _,/,,...／／／. |.ｉ | ′
..ﾞ／ ﾉ′ | / ／／∠ |:| | l | 乂___,,ﾉ
..__彡_i ム斗f芹芥ミ __jﾉミ| l | {⌒ヽ
ﾞ／ // 爪 ト廴Л f斥、|ﾉ 乂__
. /ｲ| i| 川 乂::::ソ r勿 }| │|
└‐l.| i| 川 ｀ ￣´ { じ' ﾉ ∧|
匸从 ‘， "" , 7 / ﾘ そうも参りません、正しい節度は身を守る盾。
.....、 ‘， ‘， / /イ ‘，
... ＞f⌒‘， ‘， _ . -─- ､ ,ﾞ | 私は卑しい商人、
.川 } ‘， ヽ. } 丶 ::::::::::／ ,:′ ∧ﾉ
. 込、＿/ ‘， .| jﾉ ￣ ,.fﾞ { | みなさまは尊きへ足を踏み出したお方であることをお忘れなく。
≧≠/ ‘， ト． /│ ｉﾉ
..ﾞ:::::::::≧:x }ノ . ≧=- ..､ｲ .|. ∧.|
::::::::::::::::::::::. / |/ ｊﾉ
≧s｡:::::::::::::::. /__
.ﾞ:::::::::::::≧s｡::::::. /:::::::::≧:z...、
..::::::::::::::::::::::::＼::. ::::::::::::::::::::::}:}:::.....,
／ ≠ﾐ: ヽ j{ iNiNl ＼
. / /, V } ∧ ∨ :, 川!ﾘ ＼ヽ
/イｨ/ i {ハ}ﾊ ∧ V i :, :} : ー
/ :| { ∨ﾊ斗≠えｰ| :{/ : !
/}: !=ﾐx ＼≠-‐=ﾐ ! i }=v 从
}ハ }/{ |____j! 乂__frりｱ, j /{ :f_∧ /
i :| }ｲ∨: i ￣; ー ￣ . /ｲ :} 7ノ /:{ 「宝石はいくら煌いても磨り減らない」
| :! )从 〈 : . j/f^.ｲ :{
| :! ヽ ヾ ^ __, ,:^N }从 節度が盾なら笑顔は武器かな。
| :!／＾ヽ /⌒i:,∨二二7 ｲ }/(
j.／,斗-､V / ﾍ^ｫi iﾊ イ ,..斗=ミ
{ ィ ー-ミ ′ ヾー=≠" ≠ ./.:.:.:.:.:.:..
i r:- } , ／/ /} ／. / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
| |-ィ ,.:.:.:/／ { j ｲ____/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.
_ ｀ < ,
,.:.:.:.:.:.:.､ ＼ ／ ,., 'i .!
.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ i ｀i､ ／ _.≠´´ ! |
:.:.:.:.:.:.:.:.∧ .| ! ｀ ､ ,. ' ｒ ´´ γ´.! !
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',.| ! ｀ 、 . ' _ !| ﾉ .｜!
:.「ﾞi_:.:.:.:.:.:.:.:i . !!｀::.、 ヽ.＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__, ' .. ィ´１|｜^Y｀ﾞi } .! |
/ |:.:.:.:.:.r､| ||::::::::｀:...､ ! |_..≠´' ´ | | | _|.」
_,ｨ'┼;:.:.:/ | ||::::ト;::::::::::::| || ! !.|| _... =- ´
:/´ﾉ {:::::i. .| ||:r'| 「 |::::::! ＿＿＿ .r―――－ ＿＿＿ !!. ri/ﾞ| | ﾞ´
' { |:ﾂ ! !! _} /|::::|.. _ ,,,,, __.ﾞ| |:i'´￣￣｀!:| ! | || /V ! .| | r-―＝'i!
: ﾞ､ ＼:::::::! !!{ﾞ ゝ _j..., ´ ￣ミト､. |:| | .! !! ∧「i｜ .! ! | .!::ri:::::!!
j /ﾞ７ ｀i::::! !!T ,i}..／ ＞ ヾ, |:! ｜ | || L |ﾉL| r､| | ｜|/ ヾ||
ﾆ-'´ /´「!:| || ｀.ﾞ〃 ´ < ＞ ∧...... |:| └──┘ !!＿＿｀_＿! ! | .L ___!!
-‐ '´￣｀ヽ.| |L. , ′/ /＼＼ 丶 ＞∧ |:| |￣ ＝ ―--' ｀ﾞ ＝‐┘
-‐＝ '' ￣_. 」.....i | ｉ ｌ.:ｉ Ｘ厂＼lⅥ {: 〉ﾞ-└──────'=､
_. -‐ ´ ,.= |.:|ｌ | ∧｢ rf芸斥} ,ﾊ ′
_ ･ ´..... |人.:iﾚx斧ミ ﾋｒｔﾂ＾| ｉ: / 笑顔すら惜しむようでは商人の名折れでしょう。
, ・ ´ ヽ{ 代ｔﾂ ｉ ｲ/ Ｎ ′
i | ﾍ. ヽ _, 〃|: / | この名刺というか紙も気になりますが
|:Ⅳi| ㌧, ｀ ／|/ﾚ'ミト ,,_
}ﾉ _,,,≧-ｆ |ト､＼ ヽ ヽ チョークの件、錬金術師ヴィオラートとの間の
_ r ≦: : f′ ／ : :ミト ､i {
〃 i|.: .: : :∧ｔ─イ.: : : : : : , ⌒ヽ, 製法伝授と条件付独占契約はそれで進めてよろしいですか？
, }/.: .: .: : :爪 : : : : : : : :/. /⌒ﾊ
/. ﾉ.: .: .: : :/.: .: : : : : : : :/. / i. ┏━━━━━━━━━┓
. 7 〃.: .: .: .:/.: .: .: .: .: : : :}′ |. ┃ スマイル ￥0
/ {{ : : : : : ; .: .: : : : : : : .:{iｲ |. ┗━━━━━━━━━▼
.
/ヽ ＿＿＿＿_
/ / |＿＿＿_ !
/ / ﾍ | |
｢ ￣｀∧ ＿／ ／ [][]_冂
￣￣￣ヽ__〉 |i＿／ 匚／
／￣￣￣＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼
／ （ー） （●） ＼ ,'⌒ 僕らが私的に製造・使用する分は独占範囲に含まないの条、
| __´ _ | 一ヽ＿ノ
＼ ￣ ／ヽ 「私的」の範囲が不明瞭ですね。
/ , ＿＿ ＼
（ ヽγ⌒) （ 丶、 ＼
￣￣￣＼＿＿／￣.＼ ヽ＿＿丶￣￣
丶(＿＿＿}
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 結果として自分で造るより安価で確実なら死文になるが
| （__人__） ｵｵﾔｹ
| ｀ ⌒´） 俺らの公業務、先の話だが領内での使用に関しちゃはっきり除外だろ。
| }
ヽ } 別に商売として作ろうってもんじゃないが、規模的にな。
> ノ
⊂てヽ ／ ＼ ／て⊃
{三＿ ｨ `´ ／ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
.＼__／ | | ＼__／.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ まあ、そこまではっきり公私をわける感覚はない社会なんだが、気にしすぎとも言いにくい面もある。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
__ ＿
_ 。＜ 丶 ¨へｰ ､
. （ー=≦ ＞＜ ヽ ＼
ｰ=彡ｲ / ､ 丶ーノ
／ / ハ ＼ く
／⌒/ // ／}/ ′ 丶
′ , /_ 斗 / ′ }. | ',
/ i ´ ／ ﾚ' 厂 ＞/、/l i ､ i
/ィ. ／ |／-=ミ、 / /_} / 〕 |ミ l なるほど。
/／/ }ｲんィﾊヾ / 伝示ﾐ、 ﾚ′ !/
. /´ ./ ′V::::::ﾉ ノ´ んィﾊ ヽ′ ′
/ ,′ f |. ｀¨¨´ V::::::ﾉ |ｌｉ r､ / では、伝授と秘匿、付随する製造および販売権に加え
|/{ 〈y| "" ′ ｀¨¨´ ,ﾉﾘ /f} |
| /爪 ""ｰ=彡 /_ノ人 製法の使用権者をお三方とヴィオラート嬢に限る、
|. /....{.._> - 、 / /::::了
. ‐-==彡レ′ .{ii{､丶 / ／、 {::::::ﾉ､ __ といった形であればあの女も納得するかと。
. ／ , _ ｰ=≦彡 > ._ . -=≦{. /:::::::ヽ{∠::_::::::::ヽ
/ ／ ,...:::´::::::::::::::::::::::::::| . |/:::::::::::::::__::::-─-:::}
. / / ／:::::::::::::::::::::::::::::::::ノ ／:::＜:::￣::::::::::::::::::::::|
/ /| /::::::::::::_::::::::<r厂｢ ´ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
. ﾚﾍ l:从 {::. x＜::::＞..､:{ { __ ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
. /:ﾘ::::::ﾘ:::::::::::::::::::::::::::＼ ヽ ｰ／／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
/::::::::::/::::::::::::::ー‐‐- 、:::＼＼_/／:::::::::::::::::::::-‐─..─..-.､:::｛
. |:::::::::/::::::::-＜::￣::::￣::::::-=〔爻〕=-≦:::￣::::::::::::::::::::::::::::::::＼〉
V..イ､ __:::_:::::::::::::...-=≦:::::／「´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 〈
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ≦V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
ﾞ＼ ../:::＞.::"´:::::::::::::::::::／ニﾆ=- ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
＼ｒ√:::::::::::::::::::::::..-=≦´三二ﾆﾆ=- ＼ｒ‐, ¨ ￣ ¨ ‐- _::::::::::::::::::::::::}
丶≧=‐二´三} ー==ﾆニ二三三三/ /={:i≧､::::::::::::::::L
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 酔っ払いの勢いとはいえ、商人な証人多数の前での宣言。「きちんとした」契約書作成は後始末です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ ではそういう感じでいい塩梅にまとめてください。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ ヴィオ……さんって錬金術師なんですよね？
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | 僕らにとってもいい伝手になって欲しいなあ。
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
{
. `ー＜ ￣ミｰ
／ ─ 、 ﾐﾄ､
. 〃 丶
/′ .／Ⅳ :i ハ
. ｊ| /}／ ! | ﾊ
. ＿彡}: 7ト |: / |:il|: i:
个 i芹ﾐ、 7/‐ |从: il| :|
人 |' Ｖﾂ 豺ミﾄ､Ⅳ 从 ; 契約についてはお任せを。
. 〃 il| } ﾋtﾂ /.: ／l ｣
. { 从 〃／_,ノ:／ ニンジン狂いとはいえ、あれで手広くやっているヤツですし
ﾚﾍ, ､ ＿ {{ __,;人{
＼ _ .. イ_彡′ 商い相手としては飽きないんですが……
__＿＿_ 爪 .:::::| ＼ー-､
. ／ } : : : : √ﾉ :ト-r､ ミ､
/ ./.: : : : :∧､ ／: : ト ,{ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ ./.: : : : : : :∧´￣／.: .: : : : : : ﾄ､. ┃ それだけ多忙ということでもあるのよね。
〃.: .: .: .: : : :∧イ.: .: .: : : : : : :/ i ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
{{.: : : : : : : : : : :〉.: .: .: .: .: : : :/.′|
.
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼
| （●）（●） | お付き合いは焦らずぼちぼちとってな。
. | （__人__） |
| ｀ ⌒´ ﾉ ものはついでに牛馬の買い付けと、ウチにきてくれそうな職人へつなげないか？
. | }
. ヽ } 特に革系の職人がほしいんだがあてがなくての相談だろ。
ヽ ノ ＼
/ く. ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
. 〃/ ,/,/: /,/ ,:' ,: ,／/ ‘ ，.::' ':,
. │｛ // // / / ノ ,:' Ⅵ;;':, ',
乂 ':, ﾞ｛ , ,｛/ 斗== /=====ゞ r=--};;;;,. ':, i
从 l: ':,. ;:::│ / ,:''/;:..... ,′ |;;;;;;,. }:.. ':,从
. 乂 :l: ∧;;::|: ┤ 〆-====ゞ γ===ゝ,;;;,' /::::::∧}
. │: ':::l │| 从｀弋;;,ヾツ ,{心_ノ./;;,'/::::::::/乂
. ':, ':,乂│l ':,:, ´¨￣ ´. ', ｀¨｀ ,';;;/:::::／ ）
. ':, ':,,, ' ,', ', ':, 丶 ';|/／
' ／│', ∨ ＼ ´ '.::| | 移住してくれそうな職人ですか？
.／:::: │: :': ト., ー 一 ／,.:::::| |
_＿ ，'´::::: : :人∧', ':. 丶､ ,. --´ ／,:'' |:::::i' / 難しいですね。
. / ,:' :'´_;;;;':∧ ／ ｀':, |:::,'/
/ :' '´////《 ':, ':,. /:: ￣￣ >, ', |/,
. （ ／///////∧ ':,∧ ,':::. ￣ ￣ >rミ/ ー
ｒ─'´ ∨////////∧. ∨:::: ￣ ミ、//∧ ’ー─ヾ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ いわゆる各職ギルドが本格化するのはもうちょっと後の時代ですが、すでにそれなりに組織化中。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ｒイ´ ヾ 、
! l ＼ 、 ヽ
l. ', ヽ. l', l ヽ!ヽ ﾄ、 ヽ､ ＼',
l ｨ , .!､ lヽ l ', ﾄ､ λ!ヽ ',ヽ. l
/'1 l l. ',ゝ斗ﾘ「 ',!.ヽ. ,ｨ ｋ ,ヘ', .!ﾘ
ゝA ヽ ヾ云ア ヽ! ﾘ､ l 'ノ/´ ` l ここは領都だからね。
/ ｀ ｌ ./ﾘl '孑' ' ヽ/ ｒｲ, Ｎ
＞' ´/ .ル'l. l ｀` ' .l. ヽ ! 領都で親方として工房構えているのに、
, ' ´ / Ｎ、 j , l .ｨ , .!
. , ' /ヽ_ __,, ／ ! ﾘ.ゝﾚ-‐ァ 他所に移りたいかというと難しいよね。
. ／ -‐イ ゝ- ／ ＞' ´ ',
. ／ -‐'''イ´ ',i i i ,／ .／l ゝ､
. / ／´ イ´ , ‐- 、 フ´ ヽ/ 」 -‐':.:´:.:.:.:.ヽ
' ／ｒ'ヽィ丶／ ＜＿ ./／´ ＞孑'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
. /厂 ヽ ヽ ／ 斗λレ' ´／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. -‐―---､:ヽ
. 〃 / 〃 '´ ':. ﾍ ヽ }
〈(. / 〃 / ／ ':. } } } }
､{ ﾚい ｛{ / ／ ＿,. ‐' ,.、V / }ノ
八 ,r { {V/ ／￣＿ /__ ｀∨ ｝jﾉ
. （ V {从 |7¨fて「乏` fﾗてﾊ>从jノ丿
. ､ゝj| | `弋::::::ﾉ ﾋ::ﾉ / |/
):| ', 、 ﾊ | 特に皮剥ぎや加工人は地位が低いこともあって、
rく:::| {＼ / ﾉ ﾘ
` ー--=彡 `| { { ﾄ､ -‐ｧ .ィ ′ わざわざ群れから離れたくない、と思うのも当然かと。
≠´￣ j/,ハ ﾘ ､ ｀¨´ , イ /l 人
... ／ / . -‐彡ノ 八{ ` . _, '′ l/ | / ）
/ ／ , -‐'⌒ﾝ {=ﾐ 、 j/
.......〃 / r＜::.::.::.::.:.:..＼ {＼::.:`'ｰ- ､
. {{. '" ∧::.::..｀ヽ::.::.::.:.:..＼ ,. -‐- 、 j ＿___::.:..＼
...ﾞ// ノ '::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::/ ニ二.ミ(,. -─-ヽ::/＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ まとまっていればこそコミュニティ形成もできますし、加工プロセス的にもまとまりたいのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| となると遍歴修行の職人を捕獲する方向しかないかお？ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
￣￣￣￣＼|￣￣
/ ､__,,..-''..-､ヽ ./ /:::::｀ヽヽ ヽ、
. / , /.{::::::::::} .l /_,,-''´ l l::::::::::::ﾉ .' '.,
. l _,,.-' -.､ ヽヽ-‐' ,' ‐.､ ヽ._ i
. l. /:::::ヽ .l ｀ヽ l /::::::ヽ l ｀ヽ |
l ヽ::::ノ } / ヽ:::::ノ ' l /
ヽ._ / 、 ノ ヽ._ / ､ ／ ／
i l l-―‐''´ ',. l ﾉ ¨¨´ .,..-''"´ヽ｀"''-..,,
.', ヽ..,,__ノ ／', ヽ-‐''" .／ ／ ｀ヽ
.ヽ ,.--..,,_ ／ ', ,.-''"￣ ヽ ./ ／
＼｀ヽ ヽ__／ ／ ヽ. ｀ヽ ｀ｰ' {
＼ ヽ ヽ ｀ ヽ ヽ
＿|＼＿＿＿
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ただなあ、腕前に最低保証しかないピンキリっていうのも…… |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （ ●） （ ●） ＼ 大前提として、最低でも北方街道沿いに
| ' |
＼ ￣ ／ 捕獲できるだけのアンテナめぐらさないとですけどね。
／ ⊂ヽ∩＼
/ (,＿ ＼ ＼
| / ＼＿ﾉ
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） | 結局、追い追い対応しかないだろな。
| （__人__） │
| ｀⌒ ´ | いくら俺達が社会的な地位をあまり気にしないといっても
| |
ヽ / 今の段階で10人20人まとめておいでとも言えないからなあ。
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ 世評を気にするヤツは《悪魔耳》を嫁になんかしないわな。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
.
. / ,､
. ./ / ＼ 丶
. / / | / / ヽ 丶 〉
. i 〈 l /}/ ｆ'_ﾘ / |
. | ,...{ ﾚィﾁ弌 {仔V, i さように砕けた方である、
. ﾚﾍ. { ｝ 〈 込ﾉ ｬ'ｌ i ′ ｺﾄﾂﾞﾃ
. .} 、 ｝ ,ゝ ' , / という言伝を添えて取引先に声を掛けることはできますが、
. 乂 丶l i. u __ / |､__
. .〕¨ > ﾚﾍ ﾄ _ ´ イヽ. l::::::::..､ 同時に、秩序を好まれる方々からは反発を招きかねません。
. .丶/::::〈`ミ', | ｢／.::::::ﾚ′.:::::く __
. ..＿ /:::::::::::. Ｖ| ／.:::::::::::::::::::_ ..:´:::::ヽ
. .{:::::::.＼:::::::::::::::.-､ /:::::::::::::＜:::::::::::::::::::::::::::::/
.... 〔:::::::::::::::≧:::::::::rｫ':::::＜ __.:--‐‐:::::::::￣::ヽ〈
. ..}ー―::::―:::::¨〔〕厂ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ 後になって、騙された、こんなはずじゃない、では困ります。
ﾄﾞｰﾝ ..／ （●） （●） ＼
＿人 | ___'___ | あらかじめ《悪魔耳》を嫁にするようなド変態が
） ＼ |li!|!li| ／
⌒Y ⊂ﾆ,⌒ヽ￣￣,￣゛～⌒ヽ トップの１人であることをきちんと知らしめてください。
⊂ﾈ、ｨr､__＿ﾞ＿_＿, |
￣l´ |
| |
.
/ / / ／ ＼ ヽ ∧
./ / /／ , ､_ ＼ﾊ } ∧
〃 |/{斗=≦ ≧＝ミ}ハ } |
.| ｛ | 〃 ,_):::ﾊ ,_):::ﾊﾊVi / ｜
V{ | {ヾ弋:::ツ j 弋:::ツ〃! / :
.人 | 、 ￣ { ￣ ノィﾞ / ; えっと……よろしいのですか？
'| {ゝ ﾙ ｲ ′
ﾉ ∧ f―ヽ /} }//
|ｲ 人＼. ￣ ／ﾉ/ }/
| ｛ ヽﾍ丶､ .イ／/ ノ
人ﾄヽ ＼|＞‐＜ ﾉ￣厂｀^ﾞ¨￣:::::::丶、
-‐| ／:::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::l ／::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::/l ／:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::_::::::::::::::::::::::＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ スクリーニングだお。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ウチの団に加わる関わるなら、踏まえたうえでお越しやす。
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 受け入れられないなら最初から縁がないってことだお。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
＿ｒ'´ ￣ ￣｀`‐- 、
./ l ＼
./ /! l ヽ
/ｨ /,' /ﾚ」/! / l ',
/ィ〈./' ' `l'.ﾚ/. l l , ',
´ ／ ､""´ /ｨ /ﾙ /ﾚl / l`
.< ´ .ｲ'//ﾘ_ハ! ヽ
` l/ｒ＜ /ﾚ'｀ ` ……立ち位置を明確にすることの利を取った形だね。
ヽ￣｀ ./ l ./
,'i i i , , __,ノ, .'ﾚ､ / あえて広言することでもないが、移住後に知ったではよろしくない。
.ゝ-=＝´ ,-'‐――'‐'┐
／'／」 ,. .､-‐┬ヽ、
∠_ >ﾆ／ヽ: : :ヽ_: '-‐<
／／￣:ヽ;／´￣:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／／`丶／´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） 誰にだって譲れないモンはあるだろ。
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ 秩序だ思想だの不一致で、外で敵になるなら構わないが、内に抱え込みたくはない。
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
.
ヽ ､
__ ﾉ ﾉ-─-ミ
(＿＿ ''"´ ⌒ヽ( ｀`ヽ、___,,ノ
／フ __ア´
. ／／ / │ｉ. ∧ ∨｀ヽ
/ / / /| Ⅳ ∧ ∨ヽ}
. / ／ │| ∨ ! ∧ V.| {
. __＿＿ ′.i , ／/ |/ Ⅵ | | }. i | 乂
. /r:::::::::::::i | ￤.ｉ /／__/ │__ﾊ._| }. |ﾉ 乂,,≧=-
/. |:::::::::: / │ |斗/ __￣ ｢ 厶|∧ ! /│
|:::::::::/イ │ |Ⅳx芹芋ミ 岑芋ミk V }ｲ l、
| ::::::::: ﾉ, │ 〃ト廴Л ﾄ廴Л / }/ /､＼
|::::::::::::::: Ｙ | 爪 乂::::ソ 乂:::ソ// / ／::::: ......, 不利をご承知であれば、反論はございません。
|:::::::::::::::: |l } | ｀￣ i:. //／ / /::::::::::::. ....'
|:::::::::::::: 人.} / j. /イ / /::::::::::::::｣.....| 牛馬は市場が立つまで待つのも手ですが、
| :::::::::::::::: //, /|ｌ:.. -─- '/ / /::::｡s≦´...... |
...:.:＼:::::::::::://, / iﾘ:个 ． ｀￣´ /./ /| {≦..................../ とりあえず商会手持ち分をご案内いたしましょう。
_:.:.:.:.:|::::::: /ｲ .ｲ |/}込、_ｉｎ ., ,､f{/ / .|/....................／
. :.:.:.:.| ::::::::: | i ﾚ′. :/ : :|: ≧=-＜ {::::{ / .. |.........jI斗＜r‐........、
....____Lrヘ 人 |′ . ://.: ,i|: ／ }′.........／.:.:.:.／................＼
￣..ヽ| . : : :/: :〈:}| ／.....／.......／.:.:.:.／............................＼
≧s｡斗r＜ ／.....／.......／.:.:.:.／........................................＼
. ＼|ー ''^ ／.....／.......／.:.:.:.:イ...............................jI斗-─.....丶
',＿／.....／.......／.:.:.:イ............................... ／..................／／
f⌒Y∠二斗匕 .........................................／..................／／
人∠二≠⌒ .................................................................. /.../
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
.
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
ｆ寸ﾄ､ )〉 || 」ﾚ'^ ヽ /( ,)/ ) ／
i:i|i:寸ﾄ､ )〉 」! ､丶`「 /(＼､、 )/ ) ／ ｡s≦三
i:i|i:i| 寸ﾄ､ )〉 ､丶}{ || ,,/( )/､ ) ／ ｡s≦三ﾆ
i:i|i:il '寸ﾄ､ )〉丶` |ｌ ||ｧく,/( )/ ヽ、 ） ／ ｡s≦三ﾆ
i:i|i:il ＼ ､寸ﾄ､ )〉 |l, 丶`}{ ,/( ヽ､ )/ ) ／ ｡s≦三|:i|i:i|
i:i|i:i|､丶＼ 寸ﾄ､ )〉 ､丶`}「 || ,/( )/ヽ､ ) ／ ｡s≦三ﾆ |i:|i:i| ,､｡s≦三
i:i|i:i|. |:i:ｉ寸ﾄ､ )〉 ､」{ 丶`」{/⌒`ヽ､′ )／ ｡s≦三ﾆ |i:|i:i|｡s≦三三三三
二三〕ｉﾄ､」|:i:ｉ| 寸k､_)〉` 斗＜￣￣ ＞k､ `XイL ｡s≦三ﾆ |:|i:| ,､｡s≦三三三三三三三
─ﾆ二三三〕iト,, 寸k､X_-_-_-_-_-_-_-_-_≧x､rｾ升ヘ|「 ,|:|i:|,､｡s≦三三三三ニＬ∟ﾆﾆ| |::::::
.:.:.:.|-_-|─ﾆ二三〕iト､,-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-| 〕 i{ ,､｡s≦三三三三Ｌ∟ﾆﾆk||::::::::::::::::::::| |::::::
.:.:.:.|-_-|..ﾞ／::::::::／::::::::::::::::::::::::／:::::／〃 ＞.」|｡s≦｣Ｌ∟ﾆﾆ|＿,|i:i:i:i:i:i:||-_-_-_||::::::::::::::::::::| |::::::
.:.:.:.|-_ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ｰ-=ﾆ _ ｀ヽ､ i|:i:i:ｉ:ｨk|:i:i:i:|-_ィく,,,|i:i:i:i:i:i:||-_-_-,斗ﾍk_￣￣| |::::::
.:.:.:.|-/:／::::::::::::::::::::; -≠::::::::::::::::=-‐｀￣ ､_ ＼.../・ }:ｉ:i:i:|/‘.:.:ﾉ |i:i:i:i:i:i:||-_ ／ ‘,ﾉ : :ﾞミk | |::::::
.:.:ﾞ＿l〃::::::::::::::＜ ＿ ＞::::::::::::::｀ー‐-=≠ ｀ ヽ､..〕:i:i:iゝぅ'＾ヽ|i:i:i:i:i:i:||-_廴 イ＾ヽ : : : ミ| |::::::
.:.:ﾞ|::::::::::::::::::::::::::ー＝ﾆ:::::::i:::::::::::::::-‐=≠'ヽ､ｰ-ﾆ_ヽ￣く , -‐. .￣￣｀ヽﾞ:||-_-_-_|─┼──| |::::::
.: _.!::;､::::::::::::＜二￣ ｀ヽｌ￣｀ﾞiー‐i´ノ> ヽヽ:::::::::::::::::::>‐'´: : : : : : : : : : :,| ||-_-_-_| |i:i:i:i:ｉ:ｉ:| |::::::
´::::| ｌ:::::ヾ､-‐=≠´ ,. / l:::::::|/-､ ｌ !:::::::::::::／: : : : : : : : : : : : ／ｲ ||-_-_-_| |i:i:i:i:ｉ:ｉ:| |::::::
::::::::!N:::::::::i /´- __, - / ヽ:N ゝ | ,/:::::::::／: : : : : : : : : : : :_＞' ´:i:i:||-_-_-_| |i:i:i:i:ｉ:ｉ:| |::::::
::::::::::＼l＼乂´／rｱﾞ / ｀ '／ ' i::::::::/: : : : : : : : :_:＞'´ _
:::::::!:::::::}`゛ ｀'i ／ ! ﾉ､／: : : :＞ ' ゛´ _x＜二 んおっ？
:::::∧::::::ヽ ､__ -t'／: :＞'´ _x＜二二二.
ヽ:l ヽ::} / l"/＞'´ _x＜二二二二二 妙なところで会ったな。
ヾ. ｀,' ‐､ ノ'´ _x＜二二二二二二
/ _ﾞ ,.ｲ ／ _x＜二二二二二二二二
ヽ __´ ／／ ／ ,..ィ´二二二二二二二二二
l_ ｲ／ ／ ,..ィ三三二二二二二二二二二
｀i __ ／ ／三三三三三二二二二二二
ヽ´'゛ ｌ /三三三三三二二二二二二
ｌ _| !三三三二二二二二三三
ｰ--‐ｧ゛-| _>三三二二二二二三三
.
,--､-‐ ￣ ‐-
/＞l 「 ｀ ＜
ｒ.､ヽ. ',l '、 / ｀ ＜、
γ､ ヾ､ ヽ /ｨ 7
弋 ヽ ヽ ヽ. ' ,' /丶
∧ ＼ ヽl l. , /l /l / / /
/イ.ヽ, -‐''' ‐- ',/! !l 仁メﾘL/l./ l
＿.」/--‐―､ ヽﾉ .ﾘ ﾚV沙､.'` 」 N
/ ヽ. ヽ ‐ /ｙ! /ﾘ
,' l｀丶/ V ﾚ
／'´ l l , ｲ オーフェンじゃないか！
／ ./ ｀` ､.,ｲ
. ／ ハ , , , ,ｲ 時期的に領都にいてもおかしくはないが……
. ＿,／ ／ /､ >､//ｲ
. ／ ／ 孑'´ /-‐ヾ ヽ´
. / ／-‐' ´ / ＼ ﾚ￣
...ﾞｒ.‐'' ´ / ヽ`＼＞.､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::､_::､-､:. ヽ::::::::{ ｧ-､ヽヽ:::::＼::::::::::ヽ
__......-':::::::::::::::::::::::::::::≧-､:::::}｀ヽ ﾞi::. }､:､::乂__｀ヽ｀} ｝::::::::｀ｰ:::!ヾ‐､
｀ー‐ｧ::::::::::ヽ､::::::::｀ヽ､_,ｨヽ:ｉ }:::! `ヽ:{ ｀ ,-､i ! l:::::::::::::::::::y .}
,':::::::ヽ::::::::} T ￣ /´ ｀ リ |｀ Y l::ヽ:::::､:::::/ ∧
/::/l:::::::!::::ヾ / / ,. ィ ! 丿ヽ:::::､ヽ/ /ﾆ
i:::/ ｌ:::::::::ヽ:∧､.≠ /゛ィtｧ'/ z / ′｀弋 / ／ﾆ お察しの通りだと思う。
l/ !::::::::l､乂::圦 __, i / /二
{ ヽ:::::!｀ｰヽ::}ヾ | l / /二二 今回、脚をやっちまってな。
｀ヾ､_ ﾘ | , ! / /二二二ﾆ
| / i/ j´ニ二二／ 歳もいっちゃいたが、残念なことをした。
ﾉ ‐' _ ｀ / .l| ｌニニ二´,／
｀ｰ ´ヽ ／￣ _| |二二// _二
｀¨ヽ､ '゛ , ／ ､／.l| |二=//-‐=二
ヽ ｲ/=／ .|| |二//二二二
｀ー‐´/∧' ／il l=//二l=二二
/ '=∧ ∨ﾆｌ |//=ニl=二二
.
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼ それは……素直ないいこだっただけに、残念です。
. |八i |八 -= |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ めぼしい馬はいましたか？
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
. ／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
. ＿| {:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
. ＼ l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
. ＜ /7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i 予算の中で精一杯のところを選んだつもりだが
.. ／ .ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./
. ＼`ﾞ! ｌ l_ノ 力があって素直ならいうことなしっておい！
｀':ヽ ｌ:|
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/ あんまり近づくと蹴られるぞ！
_／￣: :乂ﾘ＼ -＜＞- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
. |､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
. }::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
.
＿＿_ｒ―ｍ
／ ﾉ 〉 ＼人_人,_从人_人／
（⌒ヽ |(＞ ＜! ﾉ. ） ひゃあ！ （
＼ `ー'⌒(_人_./ `ー‐'... ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒ﾍ
／⌒ヽ/ / /ー―rっ
.... /| /. ヽ. / ィー―‐┴'
.M/ .|／|＿ / /､ ` /
. ／ / Ｙ ＼＿,､＿_ノ
...－－.....Z ....／ ｿ
. ｶｶｯ ＞ （＿_／ :::::::::::::::::::::::::::
...－－ :::::::::::::::::::::::::
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
:::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::/::::/ ,ｨ／::::::::/ ::::::::::;〟三::::::::::::::ヽ＼:::＼
:::::::::::::::::::／::::::::::::::::::／:::::::::::i /::::::／:;ｲ:::::::::／: :l :|:|:|::::::::::ｌ::::::} ヾ ､}
:::::::::::::::::::::::::::r‐ｧ;:イ:::::;ｨ::::::::::| l:::／／ |::::／ : : : | :|:ｌ|::::::::::|:::lヾ ヽ ＼＿_
::::::::::::::::::::::::::{ ／∠=ヽ/:::::::/|l／´ |:/ : : : :l | :|::::::::/:::::ｌ ヾー..／
::::::::::::::::::::::::::i | ,‐-ノｲ::::/ ‐ﾘミ､ :ｌ: :i: : |/::::::::::::::::::ヽ､ ｌ￣
＼:::::::::::::::::::::| ! ｌ:,､ l:/ | ＿_ ｌｉ :| : |l／::::_::::::::::::::::::::::ヽｌ
: : ＼::::::::::::::;:| ｰ/ i |ｌ| ／ `l|i :!´lT￣i:|:::l::::::::::::::i､:::}|
: : : : ヽ:＞'" .!､__ ! , ﾞ l ｲi ヾﾐ :l:|: |:}::::ｌ::::::::l､:| ｌ:::|ｌ
}i : : : ∧ : : ∧ｉ l = ヽ､ rｧ `≠ヽ;"/::::/ヽ::::| }/
､!: : : : ∧ /ミ/ i } ‐ ￣＝‐ ‐' _/＼/ ヾ
＼: : : : :∧ / : ;' ﾞ′ ―￣ ゝ
＼: : : ∧ ｉ : :ｌ ｌ
＼ : ∧; : :ヽ ｌ いわんこっちゃない。
._ : :＼∧＼:∧ __ {
: :｀ヽ､: : : : :弋: : >:＼ , -‐ ´ 怪我はないな？
: : : : /＼: : : : :ヽ/ ;-/ヽ -‐ ｨ
: : : : :///＼: : : : ヽ/l:_:_:＼ ／: :|､
; : : : : :////＼: : : : : : : ￣i:ｰ--ァ´: : : //ヽ
///: : :>/////ヽ-､: : : : :/:.:.:.:.i/: ;-=二/i//l
///////////////: : : /:.:.:.:.:/: ://///jl///|
.
/ﾊr‐ ､ ／/}
|{;,/`ャ=く:.:/ﾉ
/:/从ﾑﾆ=ﾐ:く
|/从/:.:.:r'^ヽ.:乂
从:{/:.:.:.:.＼ 〈:.:.:.:.〉
|{|片rぅ､:.:.:.:.ヽﾞ､:.:{
从:.:ﾄ{:.:.:.:.:.:.:.:.:.`､:.:|
(´ (..,,___ .../} }:.刈:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.ぃ.:. ﾌﾝｯ
.. ` ｰ-- .Ⅵﾄﾐ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}j:.:.:.､
V込___.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i... ,ﾍv'´ヽ
∧:.:Y⌒辷={{_::::}〉:.|〉 く i
八}:.:.ゝ-く:.:入:.:.:.:_从 ｀i /
/ ∧:{ j〉|::::::个ｰ=く ＼ └‐'′
. / / ∧Y:.| |:.:.:.:.::::::::::::} ＼_
| , | }ｉ://:::.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＞-.... __
| i | |//:::.:.:.:.:.:.:.::/ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
__＿＿
／ ＼
／ _ノ ヽ_ ＼
／ （●） （●） ＼ 大丈夫だお。
| u （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ ……どの馬も蹄鉄してないんだなって足元が気になって。
／ イ｀i
{ }
j{ l l }￣ Y
人.i l l i }
／ :ｌ i i ｌ /
/ -}─ヽ {_. _} ッ─- ―<_
{＿＿(i_i _i＿ﾄ__).(__ｲ＿i_ i_i) ）
.
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 馬靴かい？
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ できるなら履かせたいけど、鉄履きとは豪勢だね。
. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__） そういえば自分達の心配ばかりで、馬の足元は見落としてたなあ。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } つか、数を増やすなら専属の馬丁や装具なんかもいろいろいるんだよな。
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ｀ヽ-‐ーく＿） ┃ 蹄鉄するなら蹄のお手入も重要ですからね。
. | l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 １頭２頭ならなんとかなるが、将来的にはいるだろうな。
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ んで俺も目利きってわけじゃないが、
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :...
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ ここにいるのは無難だけど無理に買うまでもないって感じ。
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
_―=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
../////////////| ,/ [Oii] | H ヽ { //////////////////
/ / ./ /ヽ ＼
.′ ′ . / |.ｉ/ '/. 〉
. / :i .′ |.|. '/ 〈
. 〈 i i|￤ |i | ／jﾉｰ }￤ '
Ⅵ |│ ∧ ___彡尤f斥, /l |i /
. '/ i|.Y⌒ヽ ｉ ⌒'爪 Ｖｿ {`l |/
. '/, i|│ i | 乂 ｀” 乂ﾉ 牛馬は来週16日に市場が立ちますので、
'/ ､ .人ﾄ . | . ト ヽ /
| ￤､＼ ヽl | | _＿ .′ そちらで競ってみてはいかがでしょうか。
人 | >､ヽ/∧ j| . 从 ｀こ /
_,､ ─ヽ く:ｉ:ｉ:辷彡|八 | /|
,､-──-.......,,_ -=≦＼/::::| ＼ i|/´￣ T │
. / .:::::::::::::::::::::::::::::::::::≧s｡. . ﾉ,__ ヽ|:￣＼_|i |
/ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ≧s。 { :::::::::: |i ﾉ
.
. ＿＿__
／ ＼
／ ＼
. ／ ／） ノ´ ＼_ ＼ そっかあ。
| ／ ,ｲ (ー） （ー） u|
l / 二) (__人__） ／ なんていうか、こう、やるお専用馬みたいなのちょっと期待してたんだお。
. | 二ﾉ ｀ ⌒´ ＼ （かなり）
／＼ ヽ ヽ
,．-──- ､
／ ｀ヽ､
／ ＼
〃 l.:l //.l .lﾍﾍ:l:.1. il ヽ
〃 , , l:.l //l l:l :lﾐﾉ1l:.1. !l l !
/./ //l l:.l/l/⊥l」l:l l l: l.:.l:l ! .l
l/l/l/ :l l:.ﾄ､ﾄ､lヽl ﾘ lﾉ十从l ∧
l l:.:.:.l∧! ,r＝=ﾐ / 二 Vl l/
l l:入い ヽ⌒ /ﾉﾉ あるある。
N/ l∧ / /
.l/l ∧ r-- ｧ / 当座は荷馬や農耕馬ということになるでしょうが、
l/!. ヽ `ﾆ´／
r┴- ､｀ｰrrrく その分だとすでに名前も決めていますね。
＿ _」 |＼ l￣`7
,. ィ´.:.:.:.:l `ヽ ￣l l /＿
´ .l.:.:.:.:.:.:l ＼ l/ んT.:.｀ヽ､
l.:.:.:.:.:.:.l -孑'´ l.:.:.:.:.:.:.i＼
l.:.:.:.:.:.:.:ヽ i l.:.:.:.:.:.:.l ＼
l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ l l.:.:.:.:.:.:.:! /ﾊ
l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ l /.:.:.:.:.:.:.:.l //ハ
l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ l/.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ,′ ',
.
_,,..-――-..,,_
／ __ .｀ヽ、
/ ／＿ ヽ
./ .／,,旬丿 ', ナリタなんとかとか、トウカイなんとかとか、
.,' ,.-―‐- └''"´ l
. l =＝ .、＿_ ） 人 .l 地名＋なんかが定番らしいから、メジロノサンマーなんちゃって。
. | ゝ__ノ_,,-'' , Ｙ /
', ｰ''" ／
ヽ _ -‐''"´ ヽ、
__￣￣7 ヽ
,--、/./ / ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
..| .{ / ／ |. ┃ だが待って欲しい。サンマは目黒に限るのではないだろうか。
..| ｀''‐‐--''" ／ .|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
..ヽ＿ .／ |
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ じゃあ僕はセキノアジサバーにしますか。
／ （⌒） （⌒） ＼
| ___´___ |. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ、 `ー '´ ／. ┃ 関サバ・関アジはブランドとはいいますよ？
ノ ＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／￣￣＼
／ ― ＼
| ⌒ ⌒）
. | _ﾉ ､_! ヽ 俺はコウチマグロウな。
| ﾄｪｪｪｲ}
. | ヽニｿ}
. ヽ }
ヽ ノ
.> < ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| | ┃ 高知はカツオなのです！ 叩きやがれなのです！！
| | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ 〉
| 八 _ _
| | { /. ｀) ｀) ﾂｨ～
| | | l Νハ'|.. --‐''´-‐''´
: | | l {ミ|∧|
丶 ′ ､l人{ {
. ﾚヘ、 ム ＼ 乂
Ｖ {と}', ＼ ′ ……極めて個性的な命名、とだけ。
. ', ｉ ／ 人 . ′ 、 ',ヽ
乂､_,i_i_ -‐‐ ´ ',Ｎ＼ ', }
ノ彡′∧∨ x≦ТⅥヽ.j
（ ( ／ ∧:::::::::＼V
. ＼丶 ∧ { ＼:::::::::::} ＿_
＼V:::::＼ Ⅵ｀V ∨
／＼::::::::::::::‐- ／ } 〈_／ V
ｵ'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
/ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ
／.:.:.:.:.:./:.:/へ､厶:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:}
l/.:l:.:.:.:./:.:i´ i:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.l
l,イ:.:.:l､ﾊ:.| |.:ﾊ:.:.lヽ:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.l
r'ヽ;l ‐ｷ|￣ミ ､ リ ヽゝ ヽ:.:.:.|:.:.:.;､:＼
{（｀ｌ| ヽ弋ァォｲ´ ヽｧ-二__ }:.:ハ:.:.ﾊ'´
ヽ {| ￣ l 弋ァ-､｀|/ﾉﾞ∨¨｀
. 丶ｌ ,′ ￣ /ｌ'´ﾉ こういう連中なのさ、諦めろ。
iﾊ ｌ /ﾉ／
＿ }:.:､ ｀ -' ／y'
／／/￣::ァ:':´:ﾄ､i丶 ‐ ―‐-' ／ﾘ/-―､ ＿
/ 〈///i:´: : {: : : ;､l. ヽ , ' /､: : :l :／∨:､｀ヽ
//＼ ｀ヽ､|: : ､: ヽ､ﾉ- 二 ‐｀ー ' , -―'‐ﾊ: :／: : : ／,ヘ'ヽ､
.
／.:￣￣￣￣￣＼
／: : : ＼
／: : : ＼
／: : : : -一' ﾞー- ＼
: : : : :／´ ｀ヽ r´ ｀ヽ ヽ
: : : :（ f;;;;j l, ｌ f;;;;j } l 僕らのセンスは脇に置いて、市場開催は来週だそうですが
: : : : ヽ_ ｀ _ノ ヽ_ ´_ ノ;;:: |
: : : : : : ´"''" ' "''"´ l 教会の用が済んだら帰るつもりでしたし、今回は見送りますか。
: : : : : : . . ＿＿ ／
＼: : : : : : :. V_＿＿ヽ ／
／ヽ: : : : : : : : : : イ＼
: : : : : : : : : : ＼
＿＿＿_
（⊃ ＼
（⊃ ─ ─ ＼
（⊃ （＝） （＝） ＼ んー、せっかく出てきたんだし必要なら延長もありだお。
／| （__人__） |
／ ＼＿＿__｀ ⌒´ ／ ところでオーフェンさんたちはいつ発つんだお？
（ ＼
＼＿ | ＼
ヽ| ト、 ヽ
ヽ | > ）
＼ ⊂） /
ヽ ⊂）/
.
冖=- ..,,__|:|::::|¨¨¨¨¨¨¨:|:|¨¨二¨¨¨¨¨＿__二ヱ¨¨¨¨-=ﾆ⌒
|::| ~^ ┬ 二_'' ｰ- ∠三三三二ﾆ=- ---
＼|::| ＿」」斗─ ﾆ=-- _ ~"'' ─-=こ_ --==ﾆ二三三
|＼__〈__＿ / 〉 / く- _ `'(ﾆ=- _ ~"'' ｰ-=こ三三三
￣`Ｙ::::::::::￣√｀ ′ _-三￣:::::::::川 ~^'' =- _ ~"''
‘《 ＼|二`'く '´ _ﾆｒ㍉匚]｡s个i i _ ‐=ﾆ二ﾆ=- _
‘《¨¨¨＼ 仞, -辷彡 jＩ州三＞--ｧ'￣_ﾆ=-=こ三三三_,.-ﾆ=-
|i, ‘《二二＼ 寸i 三ニ ,x<州三｣::::::::/ >' _｀`''＜圭圭圭
';'|i, |:丁Vﾍ;';';';':}:i 三ニ从ﾉﾘ圭-{::::<>'´ -=ﾆ㌻¨／ / ｀'く圭
;'|i,.|:::|: ｖﾍ;';'ﾉ' ⌒V＾' ＜圭圭>'"/ -二三)／ Ｌ_ `､
'|:::| ｖﾍ V辷Vノ__ ﾆ- ｀'ｙ'ﾞ / =三ア´ -=ﾆ州≧s｡
/|:::|, vﾍ (__)¨￣ |.:.:.{ / ﾆア´ __-=川'´￣｀`
///|i, vﾍ.:.:.:.:.:. |.:.: Ｙ _ｱ ＿-=三三乂⌒＿ノ::
//,|i, Vﾍ.:.:: |: / {_ ‐ﾆ三三.. ｀i: _,,..ノ;::
⌒///|i, .Vﾍ ＿⊥/ _一｣三乂-=...,,,...､ﾉｿ´::::::;;;:イ- ､
′'/// |i, V∧￣.:.: .:. / /ﾆニ 辷....／::::::::/;;::::::::::::::::::::::::::ﾐ;=ッ
⌒ ///'|ｉ, V∧.:.:.:.:.:./ ,′---......∠;;;;::::::λヘ::::::＼:::::::ヾ::::弋
＼ ﾞ////|i, V∧.:.,イ ′---=二../:;:;:;:;丨 ヽ::::} ＼Ν､::::::≧
ノ ' ///|i, V∧{ { 〈 ‐=ﾆン...ノイ;:;:;《弋=z;_, ﾒz孑弋ヾ::::ゝ
' , ノ///|i, λ｀_ﾉ）-=ﾆ/>'´.:.ﾞ彡巛弋びｧ, ィのﾃ :ﾄⅵ 俺達は今日明日仕入れで、
ノ , ///|i, （_)k'竺彡'ﾞ : : : :.: { ミ｀ ′ ｀ κ》
' //|i, _ -ぃい.:.:.:.: : :.ﾞ_,,,..ヽ.ﾍ. 丶- β/__ 明後日11日か明々後日の12日に出発だな。
⌒ ｀ ； //|i, |`!'''´|∨∧.:.:∠≠==ミ㎞.., -=‐- ,;≠圭ミヽ
＾ , ノ ;'/// |ｉ, |｜::::|..... ／≠=====┐ 卜 ﾞﾞﾞ 厂 =----==＼
' , ^ ノ///.|ｉ,｜|::::::|. ／:::::::::::::::::::::::::::l lj:心､... ⊿i j:::::::::::::::::::::::::＼,_
． ___ /:;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;::::::::::∧__＼┐_l π /;;;;;;;;;;;;;;;彡=--==ﾐ,_
／;;;;;;;;;;:::::｀¨ヘ:＜:::::::::::;;;;;ミミミlﾞﾞl¨¨lﾞﾞl:::::／,,,二..＜;;;;;;;;／ l :r:／::::::;;;;;;;;彡へ,,, __,,,,,.......,,,,
／;;;;;;;;;;;;;〒ﾐz,_:::::::::＼::＼丶:::::::::::::j j j j∨´ ==-≧ ゞ≪l l∧::::∠;;;;;;;／::::::;;;ⅹⅷⅲ;;;;;;;;;＼
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ⅲⅷⅸ:::::::::::::::::ミ=-::::Ⅳ/ /j/ / 乂ヽ ¨ﾞ 了(⊆/:::::::ﾞﾞﾞ｀ﾞゞ=--=--彡=-=ミﾐ､
/;;;;;;;;;;;／:::::==-=≡三三≡=-‐‐-‐廾 ≠彡 亅 斧夂 ≧=-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::＼
/;;;;;;;;;/:::::::::::::::::::::::::::::::彡三∋∋∋μ) j ヽ ＼ミ=〆/ﾞﾞミﾐ;;;‐┤ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::》
l;;;;;;∨;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;::::::;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;《=-r -=彡´《¨ﾐ-::::::::::κ≡=┐ ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;::::::::::::ｿ
.
ー≠ -‐=. : :￣ : : . ｀ヾ : .
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ frhx从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7 こっちは修道院に行くのが明日だろ。
_＿___,: Vハ 二.,__从i } ; ｲ j(
. /ニニﾆi ￣j Vfr刋 ヾN从/^7 ｲ 孤児引取りが順調にいったら、
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ^≠ー ' ｲ/ｿ/ｨ(
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼ 例えば俺がオーフェンと一緒に先行して帰るのはアリかな？
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ; ー ' ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆ-/_｛ jーく{ ,ﾉ ,.. イ.:.:.:７ﾆﾆﾆ-7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆ {ﾆﾆ＞ｧﾊ.:.:.:.:^≠.:.:.:.:.:.:.:. /ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／￣￣＼
／_ノ ｀⌒ ＼
_ .| （● ) （⌒ ） .| アリだな。
| ! | （__人___） |
｜ ! | ｀ ⌒ ´ .| 今日牛２頭買っちまって、やるお とロレンスさん、孤児達とフリッツを先に帰し、
| ! ,.-,| |
._,ﾉ ┴、/ ,/ .| / 俺と できるお で来週一杯目処に馬見物と人集めって線でどうだ？
.r `二ヽ ） i ヽ /
.| ー、〉 / 〉 <
.| r_,j j /￣ ''￣ ⌒ヽ
.| ） ﾉ／ { ｨ, }
ﾉ ,/ | |{ |
.
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ フリッツは嫌がりそうだけど、
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 領都に残すのは危ういから俺は賛成。
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
{:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
. /7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i 勝手に話を進めるなっつーの。
ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./
＼`ﾞ! ｌ l_ノ まあいいけどさ、12日には発つからな。
｀':ヽ ｌ:|
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/ それと、牛馬増やして飼料大丈夫なのかよ。
_／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
. r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
|､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
}::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
.
. | , -､ トヾ‐`
ｒ'. _,,／.,ィ-,,ｲ ﾄ､ .,､ ﾄ､ .|＼. ';:::ヽ
」/./ /ノ .j:∧::;:ヾ::', |:::ヽ |:::::ヽ|ヽ,､ .|:::ヾ､
γ/ / // /::|ィ|:A:ﾄ;:|';'::::,､ヽ,､!::::ト､:';::::ヽ!::Ｎ ｀
. l./ / |,' ,'从| ' ヾ | ∧:::::::::::ﾘ`: ヾ:::::::::::!
/ { '´ 〉 -‐'" '´ ﾘ;::::∧!ノ /::::::::::;:|
Ｖ ' : l ｀ ∨ 二ノ::::::::::::iﾘ 今年は菜園・放牧地として11町歩確保してあるから、
∧ .,' 厂ヽ:::;:;::::::!
∧ ー- ､ ／j j／ﾘヾ､|__ 今は余っているくらいだが問題は冬なんだよな。
∧ ﾊヽ ''ﾆ¨ ／:::::i:__,, -‐''"´ .l
ヽ,__ j ヽ,i i i , ／::_, ‐''" ∧
/￣｀丶、 ./ ｀ ¨´ゝ;ヘ _,, -''"´:ヽ
＿ / ｀ヾ/ .／ ./ ／ _才:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`-.、
/ ￣｀ｰ- 、 ./ ＞l'´ __,, .／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_;; -‐ヽ、
./ ＼ / __,,,／:.:/」彡イ.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;才´ ＞ ､
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶:::::::::V
/' |::::/ ) /::::ｲ＼ﾊ|! ;}z／ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/f＾Tj~ﾒ'}ｲ~Tjﾘ`}:ﾉ'＿ ユーミルの姐さんがせっせと干草をつくっちゃいるが、
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （__） ／///////ヽ 牛２頭はともかく馬は一気には増やせないな。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ .ｎ∩ｎ 僕らの方でも放牧地で刈った草を穴にいれて踏み固めているので、
／ （●） （●） ＼ .|_||_||_∩
| __´___ |..∩ ー| うまくいけばあれも飼料になります。
＼ `ー'´ ／ ヽ ） ﾉ
――――――――――――――─――――――――――――――――――――――■サイロとサイレージ
──┐ ┌─①穴を掘る ──┐草草草草草草┌─②刈った草を放り込む
│ │ （超簡易サイロ）.. │草草草草草草│
│ │ │草草草草草草│
│ │. ┌─l＼.. │草草草草草草│
│ │. └─l／.. │草草草草草草│
└──────┘ └──────┘
／
. _, -‐ｧ…‐-..ミ. │／ ／
. /:.{ / :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ │ ／
/:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｜ ／
|:.:|:.|:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|. └───
|从:|:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ③ふみふみ
. ﾉ|:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|_)
( |:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V ））
. _ ＿＿r‐くﾆﾆ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ■■■
. （（ (__,): : : : :｀寸ﾆ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ──┐■■■■■■┌─④重石乗せた蓋をしておく
. ￣|ﾆニ|ﾆ八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.| │┳┳┳┳┳┳│
. 八ﾆﾆ|ﾆニ＼い:.:.:.ノ:.:小:ﾉ │薑薑薑薑薑薑│ ＿＿＿＿
＼乂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆノ... ┌─l＼ ....│薑 【発酵】 薑│ ＜ｶﾓｽｿﾞｰ ）
{:｀¨¨¨¨¨¨¨¨´;ﾉ.. └─l／ ....│薑薑薑薑薑薑│ ￣￣￣
Τ￣￣￣￣ ', └──────┘
| | | | ＼
| | | | | ＼ ＼│
| | | | | | ＼ │
| | | | | | ＼ ｜.＼人_人,_从人_人_人,_从／
| | ＿|＿_|＿|ﾉ ───┘. ） ⑤サイレージ！ （
(:.:.:.:.:.:|(:.:.:.:.:| ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ﾍ
￣ ￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
..... -=彡-=ﾐ.. ／／
{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._. ／／
≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐ ／／
/:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼. ／／
. /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝ ／／ え、あれ肥料つくってたんじゃないのか？
ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.:／／
)＼-一 ／人:::ヾ＼
＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
. ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 失敗したら肥料、うまくいったら飼料だお。
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､／ ＼r 、
|:l1 l;l:|
/|｀ ｝ ｛ ´|ヽ
ノ `'ｿ ゝ' `ヽ、..... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/´ / ヽ、 ヽ. ┃ 乳酸菌による嫌気発酵が進むかどうかが肝なのよぉ。
＼. ｨ 个‐´ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
__ ＿＿
, ´ ￣ ミト
／ ／ ヽ,
_／ 〃 ＜ ￣ ,
⌒7 {{ ／ ／ ト、
/ .:} / Ⅳ ／ __,才⌒ ﾊ
/ｲ .:y. ‐/ .:/ Ⅳ｢／ ､7／ |: ｉ i
. x ＝ミ 、 ﾉｲ { / 〃.伝斧x ／ .|: ; .从
. 〃 , ´￣二≠=彡ﾍ″ j代ｔrｸ ′ .斗 、/ ｢｀ヽ
. 〃 ＿ -人癶.,_|: 从 ,x斥、Ⅳ/i |
. {{ ,,_ ＿彡イ ｊＮ. 「｀ヽ : んrｸ癶Ｖ ﾉ .ﾍ,|
{´ｔ─‐- ---─r／ i |. ___ ′ゞ‐ｲ __彡ｲ }
/ ∧ .|: : : : | . ﾚﾍ| ｰ ’ ／ |: i:| ではお買い上げの牛さんは、12日までお預かりいたします。
. / ∧ |: : : :∧ ,心-‐＝ﾆ И 从
.... ｢. ∧, |, : : : :∧ 〃 /＼ И ,ﾍ} 何かございましたら、またご用命ください。
... 7 .} /′.: .: .::∧ｔ─/ : : : ト ., }ﾉ
. / i /.: .: .: .: : : :∧_/ : : : : | i
.. / il./.: : : : : : : : : : :〉.: : : :Ⅳ / !
... / /′. -- .: .: : :/.: : : : :|ｉ / / ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
..../ /: :＼. . . . : :ヽ. /.: : : : : :|ｌ {′ ┃ 取引窓口というのも利権。手放したくはないですよね。
ﾞ/ /: : : : : :ー: : :_:_7: . . -- 八.:| ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
┌─────────────────────────────────────┐
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┌───┐
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┌───┐
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. о
⌒ :. ‐|‐
: : . ～'⌒ヽ /ﾟ。
.: :⌒ヽ / ﾟ｡
／ . : :'´ :. 介 ,介
:. . : . : : ／ ::::) /┘＿」圦
i| : . ／ ..:::＿＿＿___† .|丁 :|＾:||＾|
. : :´ ,; ///////∧ﾑ.| :|「ｌ| |「ｌ|. _
:.;:.;.. / ,;';';' //////アﾟ ﾏﾑ┴::|‐:|Ll|__ . . : : :
;';'|i:i:i:〃;';';';';ノ////アﾟ ﾏﾑｰ |‐:|‐-::| . . : : :; :.;:.;:.;:.
＼∨i:i:|;';' ／￣￣ | γ⌒ヽ ﾏﾑ:| |ﾊ..::| .||＿__ハ＿＿＿ ..::＼:.;:.;:.;: :. ;
＿｀Yi:i:iＹ´＿f⌒Ｙ | | (__)..| ﾏﾑ |:|:| :| Д｡o1| γ´ ｀ヽ ≧o｡.;:.;､ ノ: : :;:.;`ヽ､:.;:.; ;
ﾆﾆﾆﾆ|i-=ﾆ_三三二ﾆ=─‐ ┐ |,,_|:|:| :| ..|ﾆﾆﾆ||ﾆ|＿＿＿|ﾆﾆﾆ..:::.;:.;:.;:.;:.;:.;:.:. . . .: : :; :.;:.;:.;､:.;:.;: ;:.
ﾆﾆﾆﾆ|i_-=ﾆ_-=ﾆ_-=ﾆ_-=ﾆ_i| Y´ ／＾≧s｡.| | 「」|| | |┼| | .::.;:.;:.;:.;:.;:.;/:.;:.;:.;|￣|_乂:.;:.;:.;:.;';';';'＼:.;:.;:. .;:.|i:
ﾆﾆﾆﾆ|i_-=ﾆ_-=ﾆ_-=ﾆ_-=ﾆ::i|｡o≦:::::::::::::::::::::::≧s|| | |┼| | :{:.;:.;:.;:.;:.;i|:.;:.;:.;:.;ﾉ'´ |:┬‐ｭ＿__|::|lｌl｀`ｰ: `Yi:i
ﾆﾆﾆﾆ|ｉ-=ﾆ_-=ﾆ_-=ﾆ_-=ﾆ_::i|:─‐::┐＿::::::::＿:::: ||:::≧x======乂:.;:.;＼:.;:.;/:.;＿ ,.」-|==| |┴l|::|lｌ|ｰ | :| :|｀`Y
ﾆﾆﾆﾆ}i-=ﾆ_-=ﾆ_-=ﾆ_-=ﾆ_-i| | |￣ |‐┐ﾞ||￣￣|'⌒Y＾Y^Y |「l|.:/ |::,.｡o1:.;:.;:.;);';')⌒ヽ｀ヽ|ｰ | :| :|::|￣
:￣￣ ｰ-=ﾆ_-=ﾆ_-=ﾆ_-=ﾆｉ|工工工工工工工|:||⌒'～-......L∩∩_,,|Y|/‐'" ｡o1｀Y´:::|:.;:.::i|ﾟ::i ヽ:.;:. | :|::|￣
￣二ﾆ=- ゝ=ｴ工工工工工|:||;';';';';';';';';';';';';'ヽΤ|:|:|||｡o≦ l| l|／ Y i|/ ｀Yi| .|::|:::
〕ﾆ=- ;';';';';'ノ⊥ jj ---─┴┷==彡'´ /从└L:::
,. -=≦-_-_-_-_-_
乂-_-_-_-_-_-_-_-_
.
┣¨┣¨┣¨
＿, ＿, ＿
|_|_| |_|_| |_|_|
|￣|＿ |￣|＿ |￣|＿
＿＿＿_. | ＿| | ＿| | ＿|
／ ＼. |＿| |＿| |＿|
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ ┌┐ .ロロ┌┐ .ロロ┌┐ .ロロ
| __´___ | お、突撃命令か？.. ....││ ││ ││
＼ `ー'´ ／ │└──┐ │└──┐ │└──┐
ノ ＼ │┌──┘ │┌──┘ │┌──┘
／ ＼ ││ ││ ││
/ ｨ r ＼ └┘ └┘ └┘
| `|| |ヽ ヽ
/⌒ヾ| | |, |
ヾ___,ｿl │（､__,ﾉ
／￣￣＼
. _ノ,､ ＼_ ＼
( ●）（ ●） |
（__人__） | モールスちゃうわ！
(｀⌒ ´ |
{ |
{ / ノし
ヾ / て
ｿｇﾍ二ﾆ=7⌒￣"⌒￣〆"⌒ﾆつ... ( .ﾂｯｺﾐ！
∧ii/ oィ/" 〃 （乙ﾉ≠＾ｿﾉ
/ .|/／＝ ゝー─～ﾞ─‐ﾞ～'´. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
l |｡ ｀~/ ┃ 突撃命令なら ･･―･･ 連打ですよー。
/ |｡ / ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
______
ｘ≦::::::::::::::::::::::::::::::
,.::::, ´￣￣￣￣￣￣｀ ､:
,.:／ -‐ ^¨~ ￣{ｰ‘，
,.::} .／ / ヽ:
,.::::} .／ ./ , // ‘，
. ,:::::::}/ ,' ,/ / / //| i| ', ‘，
;::::::/ / /| ∧ /| //l | l| l |i ',. ',
,: ノイ /l '二ニ |l l // ニ二 ﾊ ﾊ {:
,:::::::: | 《 ん(_ V|l l. / ′ iん( 》 j/、}/:::
. ,:::::::::::l / 弋ツ丿ﾘ V 弋ツ j/ } ′:::
,:::::::::ﾑ|从 { 'k|l乂::::::::. 教会の人たちが礼拝堂を補修中なんです。
,:::::::::,'l !|l㏍ ´ 从|l ≧ｘ::
. ,.::::::::/ | !|li l ＼ 乂:::::::ア ｲ ﾘ ) ) ヽ::ヽ 足元、ご注意ください。
/::::::://,爪|l | i }＼ . / / /-=彡＿ノ≧ ｡
/::::::://丿 ﾘ.┌-- ｀ __ ィ＿｛'/ /{ //:::::::::::::::::＜ミｘ、
. /:::::::/// / '/! 人 ￣ ヽ ./ ｛i / }//:::／￣￣ ｀ヽ::㍉. _
/:::::::/// / '/ i! ｛ ﾟ｡ ＿＿}Å{ ｡ﾟヽ{ ,'::/ ／￣￣ ヽ ∨〕 ／ ｝
. /:::::: ,'// 人（ !ｉl｛ ﾟ｡ ⇔⇒ ｡ﾟ {::{ / ／￣^^ 丿
/::::::: ,' 人_ﾆ=- i |乂ﾆ=- ﾟ｡. ∀｡ﾟ , ﾍ{ ｛ / / ___ ノ
. /:::::::: ‘,斗≧.....乂乂{. ﾟ｡ ﾟ｡ j/ / ｛__/ { ｀二¨´ヽ
/::::::::::::‘|:::::::::::::〕ｋｘ.､__ ﾟ｡.fﾆﾆﾕﾟ ノ ／::::::::::l { ＿ 八 ＼
. / :::::::::::::r====ｭ::::::::::∨ ヽ.._____..圦＞＜夊 _／::::::::::: 八 j 从 乂.___＼ ＼
/::::::::::::::::::〉 〔__:::::::::::::∨ﾆﾆﾆソ |::(j'// ) |:::::::::::::::::::::::::::＼ ｛ ( ＼＿＿___＼ ＼
. /:::::::::::::::::: li∩ 弌 :::::::::∧`¨¨´ ::戈≧=≦:ﾒ::::::::::::::::::::::::::::::: `ヽ(＼＿＿＿〕 ＼ ＼
/ ::::::::::::::::::: li∪ .___/:::::::::::::∧ ::::::::::::: ｀¨¨¨¨´:::::::::::::::::::::::::::::::/ l'//＼＿＿_〕′ ｀¨¨~
＿＿＿_
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼
／（ ・ ） （ ・ ） ＼
| （__（＿_） | お、これってガラスかお？
＼ }＿} ／
／ ｰ ＼
.
,′ ／| /| / │ | ‘.
′ ／ :! / | / | | ! .
′ / / :/ / ! / | l ! :| |
. ,′ / / / /___＿/ :/--‐/ /ソ| ,ｲ | ! | ’
i / / // /二二/ /二ﾆ7 / | :/ 廴 ,ｲ ! :.
| :/ /| / / / jﾑf圻笊/芹斥 / / │ / /` | :/ﾐ| | :.
|/ /´| / /イ-‐-ェ込歹_シ/ / | ,ｲ ムミ|/:､ | | } }
/ :/ / |ｲ /|//.:.:.:`i Y´:. /／: / / :! |{ミ℡ｭ､_| l: /! |
／ / / /ヽ| ｲ |/ .:.:.:.:.| |:.:.:.:.:.:.:. / ∧ j/（ `マソヾ , / :| |
/ / { { ｀| / | o| | /／ ,.:.:.:.:`ｉ ￣ﾉｲ / / | |
. / / / ∧ ヽ |/| | ゜| | ' / | ﾊj.:.:′/:!// :| !
/ / / ∧ ( ヽ | ! r ､ | | | |o /イ | |/ jﾉ
./ / / //∧ ｀ヽヽ{_/ 7 j /ヽ ／´￣￣ ¨ ‐- _ | j 。 / | |
/ / / | `ｰ- ／/ / : i i /､人／´￣¨ ‐- _ ｀ヽ ,′ ,' :! ! そうですぅ、
/ i ! ／ / / ′| |/´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7∨| / ｲ '｀ヽ | |
/ / l| ／ ／ ./ ,′ | |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ{_／| ,′ j ﾊ ､:| すっごく高いのに扱いが難しくて。
/| :|l ｛ { | .| | |､｀ヽﾍ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7 / ｲ / /:|
{ ! l! } | | .| | | ｀ｰ- - _｀¨￢ｰ-'ヽｿノ ／ |/ / |ｊ 私だって
| | l! | | | .| .j ! , ¨ ｰ- ' ／￣,.． '" { /
| | l! | ヽ ヽ ヽ ' | ノ ヽ ／,.． '" } わざと割ったわけじゃないんですよぉ。
| | l! ､ ,`ト . イ '" ／
| 人 ヽ ＼ ′ ｀丶 ..__.. ィ / ／ O
| >、 ＼ ＼ ′ / ／
| ／ﾆﾆ＼ ＼ |＼ ′ /{ イ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
､ ヽﾆﾆﾆニ{＼ ＼ |: ＼ |: / 〉 ／⌒Y⌒7＼ ｡..┃ いや、そこまで聞いてないよ？
ﾆ＼＼ﾆﾆﾆ{＼＼ ＼ :! 「Y⌒Y⌒Y⌒} i 「⌒Y⌒´ /｀ヽ ＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ｰ─ 、
ヽ､_ ヽ
｀‐-) |
（(___） U |
'､、｀ | お、おう。大変だったな。
| ィ__｛
`-ｭﾆ_＞-ｰ-、
,'::i ／/.:::::::::..ヽ
/::У.:::::::::::::::::::::::ﾄ,
{:::/.:::::::::|::::::::::::::::::|:i
,i::/.::::::::::::|::::::::::::::::::|i
i:/.:::::::::::::::|::::::::::::::::::|
/.:::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|
/ヽ
＿＿＿ ○′
. ／ ｀丶、
／ ⌒ '⌒ ,
. / （● ) ( ● ） ′
/ ､､､ ､､､ ,
{ `'ー'＾'ーﾍ ′ 結構厚みあるんだ……これ、記念にもらっていいかお？
. ‘:, 、 ﾉ /
｀二¨´ ／
＞┬----‐ｧ…＜
／///ゝ--=彡/////＼､、
. ／///////////////////＼＼
∨//|/////////////////////
∧//|////////////|/////////
. / ＼|////////////|＿＿＿／､
. / / |'///////////////,＼
.
/::::::::::::::::::::::/:::/ / ／ :/ :::/| :/ / ＼ !
. /::::::::::::::::::::::/:::/ / :/ ::::〃 ::／ | :!: / | ヽ |
/::::::::::::::::::::::/:::::! :' ＿/＿／ / ／ .//ｌ: / ヾ
. |::::::::::::::::::::::/:::::::| ::i / ／ ＼/ // : / ′ ､
./::::::::::::::::::::/::::::::::! :/| _∠＿ / ＼ // !: ／l: / ,:: / ! .
::::::::::::::::::::::::::::::::/}|/ ::! ::/｀¨￣ `ヽ､ ヽ/' |: ／｀ヽ: /:/: / }
::::::::::::::/:/:::::::::/ (l :/l:/ / x云ﾐ / /:/: / / ,’
::::::::::::／:::::::::Λ | / ! / ん行l}／}/: / /| /
::::::／:::::::::::::/｀r-.|'､ ,トク ﾑ 〃::／! / !/
／::::::::::::::::/ :: i ｀¨ /: ／:::/／ /
:::::::::::::::::::;' :! ヽ ＼ ´ /ｲ::::::::/´ 構いませんが、
::::::::::::::::/ :| _ ー //::::::::/
:::::::::イ´ l＼ ＼ ／|'::::::::::::ヽ マトモなものが必要なら商人に尋ねてくださいね。
'T ! | |＼＼ ＼ ＜::::::::::::::::::::::::::.
ｲ :l : ! | ＼≧＝-彡ｲ> ｧ ': ´ ｜ }:.ゝ::::::::::::::::::::::::}
!| :| :. ｜ ＼ / l } /: :! |:::::::::::::::::::::::::∨
l.＼ |Λ. ＼ ｀＼ / .ハ: .:!ヽ!:::::::::::::::::::::::::::}
＿＿＿_
. ／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／ ___'___ ＼
| |r┬-| | でもお高いんでしょう？
/´￣｀｀゛'- ._‐´ ／
| ＿＿＿） ＼
| ＼
| ￣）
| |￣￣￣
.
: : : . ; ,丶;｀.ﾉ i i i |l
: : i : : , ヽ .ノ ｿ i i i_ ＿ ＿＿|l
i i i : : ; ､ﾉ ソ ゝi l i ||
i i l i i ヽ ノ ゝ ﾉ ｌ | i ||
l i : i i ノ ソ.乂 ﾍ| | i ||
l i : | |.乂乂乂乂| | , ----- 、
￣￣￣￣￣￣￣￣￣ . 二二二二 二 i
-..─ ─ ─── ── ── ─ .┐ i ,－──────－
￣￣￣￣￣￣￣￣￣／i.＿_...／ i. i./￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
..／ ..| :::::::| i. ./
,.... ────.... ､
／::／￣￣￣￣ ＼::＼
／::／＿／￣￣￣ヽ ＿ヽ::＼
{::::/／ / i ヽ ヽ}::::}
{::/ / /! ! /! } ヽ l
i/ / ./ √ﾌ∨ √!￣フi丶 i} |
{ ! ﾊ/ ﾚ'´ヽ. i ヽ_ﾊリ .! }
iヽヽ.l ノ⌒丶 ヽ! '⌒丶l .ハi それはいわない約束です……っと、着きました。
ﾉ::iヽヽ'´´´ ' ´´´｀.丿ノi:::::|
/::::ハﾊ f.ﾃ＝i ￣〃i|:::::i こちらで当修道院の院長がお待ちです。
ﾉ::: :{ﾉ !∧ ､＿.ﾉ ∧∧:::::ヽ
／::::::ノ .! iヽ ,, , ' ! .ヽ::::::} ……院長、はいりまーす！
〃::::::〃 / ! |｀丶... '´.| .ﾉ i ヽ,:::ヽ
/Ｙ,､--{ i l!ヽ二二二二二ﾉ ノ }-- Ｙヽ
/≫':::: :::ヽ ﾊ丿ヽ.ヽ ;;＼†／ノ／ ノ)ノ::::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
iﾂ/::::::::::::::{＼ ヽ ヽ!;;;;;;; ;;;;;;＜＿ノ／ }:::::::: ┃ 本来、男女は別々の修道院になりますが、あくまで異世界(ry
{ﾉ:::::::::::::::::ヽ ヽ! ',;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ﾉ:::::::::.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
―――――､=ｉ|| | | || ,―――――――――
========､／| .|| |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_| || |＼,================
| | ||| | | |.ｌ||ﾞ | .|| |_ ._ ._ ._ ._ ._ ._ ._ ._ ._ ._ ._ ._ｉ| || | ﾞ||ｌ.| | | ||| | | | | | | |
|_|_|||_|_|_|,|||.､ |=|| | || || || || || || || || || || || || || || | ､.|||,|_|_|_|||_|_| | | | | |
三三三三]| ,| .|| |_||_||_||_||_||_||_||_||_||_||_||_||_|| || |, |]三三三三三三三三
| ､.| || | | ｌ||ｉ.ﾞ | .|| |_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| || | ﾞ.ｉ||ｌ | | || |.､ |.| | | | | ||
|___|_||_|_|_||| |=|| |.ｰ―――――――――‐| || | |||_|_|_||_|___|.|_|_|_|_| ||
三三三三]| .| .|| | | || | ,|]三三三三三三三三
|.| | | |.､||| '' | .||/. │. ヽ|| | |||､,| | | |.| | | ||| | |
|.|_|_|＿|__||| |=' │ﾋﾟｶｰﾝｯ! =| |||__|＿|_|_|.|_|_|_||| |_|
三三三三]|, | ──┼──. | , |]三三三三三三三三
_| ||.| ||.l |._,,:-ｰ''"￣￣￣ `ヽ| !、 || l.|| |.|| | | | ||||.| |
_|＿||.|_|..,r'" |.`ヽ ヽ||.「||_|.||＿|_|_|_||||.| |
=.__,,::r'7" ::. ヽ＿ ｀'.===============
ﾞl | :: ﾞ） 7
| ヽ`l :: ／ノ ）
. | ヾミ,l _;;-＝=ｪ;､ ,,,,,,,,,,,,,,,＿ ﾋ-彡|
〉"l,_l "-ー:ｪｪヮ;::) f';;_-ｪｪ-ニ ﾞﾚr-{
| ヽ"::::'' ￣´.::;i, i `''￣ r';' } はじめまして、当修道院・院長のラングです。
. ﾞN l ::. ....:;イ;:' l ､ ,l,ﾌ ﾉ
. |_i"ヽ;:...:::／ ﾞ'''=-='''´｀ヽ. ／i l" このたびは教会組織内でのゴタゴタに巻き込んでしまい、
. | ::ﾞl ::´~＝==' '==＝''` ,il" .|'"
. { ::| ､ :: `::=====::" , il | ご足労をおかけしております。
/ﾄ､ :|. ﾞl;: ,i' ,l' ノﾄ､
／ .| ＼ゝ､ﾞl;: ,,/;;,ノ;r'" :| ＼
'" | `''-､`'ー--─'";;-'''" ,| ＼_
:| `'7"""""ヽ |
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） やらないお と申します。
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ラング司祭様でよろしいのでしょうか？
| }
ヽ / 先のお手紙でおおまかな事情は察するところであります。
＿__ｲ.ヽヽ、___ ＿ノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＞ ヽ. ハ | |
, "´￣￣￣｀ : ､
. ／ ＼
＿_____/ ‘，＿_
＼ { ∨ ノ
} 人 / /}
/ｈ人} /ノ.ﾉ}
{ 人__} ｘ======ｧ r──‐ ､ {___ノ}
{⌒V/ -=rzケ / モtzｘ__, V⌒}
{ 人 { /{ }
∧ （} { } })ﾉ./ あえて申せば修道司祭ですな。
} {＼ ／(_...____..._)＼ ／}//
. ｰ{ ‘ / t＿___ ＿__x , }_} とはいえ、教区が置かれてからは教化は教会の担当、
. { } ｀¨¨¨¨¨´ } }
/{ { ー‐一 } } 私は院長職のほうで呼ばれております。
/={＼ ､ ∧ / ﾉ ／ﾄ､
. /二{ ＼/∧ / ／ |ﾆ＼
/ﾆニ{ ＼ 'ｰ──‐一'／ .|ﾆﾆ=＼
. -‐=ニ二三三三三三{ ｀＞-----＜ |三三三二ﾆ=‐- .
三三三三三三三三三三ﾄ､ / }､ }三三三三三三三二ﾆ=‐- .
三三三三三三三三三三{∧ ∧ }∧ / }三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三{/∧ //∧ }/∧ ///三三三三三三三三三三三
ﾆ三三三三三三三三三人/∧／ .∨⌒∨//.∧///三三三三三三三三三三三=
.
＿＿＿
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼ 後から来たものが先になりとは申しますが、さて。
／（●） （●） ＼
| __´__ | 一通りご挨拶もすませたところで早速確認いたしますが
＼ `ー'´ ／
⊂ ヽ∩ ﾄ ＿ ／/ ￣ヽ 修道院そのものの移転ということでよろしいのですね？
'､＿ ／>!､介 ／ <,r∠ )
`< ＼ r^´ヽ ／|
/| ＼ 'ヾ ／ |
. ヽﾐ;'''"´ﾆ 二三三! : .:. : ｀`丶､
. ﾉﾉﾆ二三三三三{ : .:. :. `ヽ
. ,ﾊﾆ二三三三三ｦ: .: .:.:. ﾞ､
. ,ﾊヾミﾐ,r'⌒ヾ云ｦ:. :. :. :. ',
. ,ﾊミミﾐ/ lヲ´. :. :. :.:.:.:. ‐-､､,,,, !
〈 ミﾐﾐ! 〈 〈. :.: .: .: .: .:. :. .:.｀`ヾミ;､,, 1
. V ミﾐﾐﾞ､ い.::.:;. ｀`ヾrﾃ式㍊'′,,､1
. V.:.ミｼ入_/.:.:.:..:'、 ￣´.:.;; ,成ｼ′ 信仰において教区の皆様の後塵を拝しているとは思いませんが
.. `y''"´.:.:/.:.:.:.:.:..:;i ...:.:.:;:; i::Y
. /.;;;;;.:..:;′.:.:.:.:.:.;: ､ ,,,,,,. ィ´,,, .:;, _,」 ! 競うものでもありませんな。
... /;:;;;;;;;.:.::;..:.:.:.:.:.:.:.: ';. '" ･-､､,,. ｀`' 了/
. ／.:::. ｀`ヽ､';:.:.:.:.:.:.:.:. l. ｀` ＜ / 土地と建物、孤児院運営は教会が引き継ぎ、
.ﾞ__／.:;:;;;;;;:.`丶､ `ヽ､:.:.:.:. | ｰ,.;;;;;' /
:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:.､ ヽ､:.:.:::;:, / 私以下修道士一同、皆様の領地へ移転させていただきたく。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;.､ `ヾ.:.ﾞ.､. ,r'
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;､ `ヾ;;;;:.:､,.;彡
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.､ /⌒ヽ〈
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:.ヽ /.:.:.:.:.:.:い
.
／￣￣￣＼
..／ ＿, 、＿. ＼
／ （● ） （● ） ＼ あんまりいいたくないけど、乗っ取り追い出し厄介払いに見えてしまうお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ やるお たちは俗物だから、教会より修道院というのはむしろ歓迎なんだけど。
〆~＼ ／ヽ
／:::;;;､:::::::i::ヽ`介´/::::i::::::::::ヽ
<:::::::::::<|:::::::ｌ::::ヽ| | i::::::7;;;;;;:ｌ::::}
. ＼::::::::＼:::::＼;;;i,,/:／:::::::::i:::::{
_ -‐=======‐ミ
／ ｀'く
. ,ィｩ ,,ィ===zz,,,,,}l_ {zz彡=ｬ∨ /
. /:::::ﾘ -＝ミ-''"⌒ヽ＝=‐ ∨ /
. l;;;;;;;/ __ノｧ ,.-、 ,､Y__. ∨
. Y rｭ ' Y´ ＿_こ＿ `ヽ } はっはっは。
{ {:::( ＼ i{ ,ィ´＿＿＿__ヽ :} 八
. ＼ ｿ ', 廴ｨ^::::::::::::::::廴/ ∥ 私どもは教会と違って自給自足、領民から糧を奪いませんからな。
{::,'ヽ ', V=―=ミ＿__:::,' l.{
. V | ゝ: : : : : : : : }. }.} もちろん当会の方針として教化はやぶさかではございませんぞ。
. ハ ﾍ ｀ニニニ´ , }
＿ ―く{ ヽ ヽ ヽ ｀¨¨¨¨ / ,'ヽ=- ＿＿
ニニニニﾍ. ＼ ＼ ＼ / ,ｲ ,'ニニニニニニニニ=-
ニニニニﾆﾍ ＞xヽ ｀¨¨¨¨´ ／. /ニニニニニニニニニニ
ニニニニﾆﾆﾍ ｀'''''―――‐''´ /ニニニニニニニニニニﾆ
ニニニニニニﾍ /ニニニニﾍ. /ニニニニニニニニニニニ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 教区教会も各種修道会も、大きく教会組織のなかにありますが、いろいろスタンスが違うのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, ' ￣￣￣￣ ｀ヽ
/ ＼
/ ヽ
. / '´￣` "￣` ヽ
| ( ⌒) ( ⌒) | 預かり代官という立場ですので、辺境伯名代様にも確認をとりました。
i ´"" ""゛ j
ゝ ' ／ 領地寄進は可とのことで、話を進めたく思います。
. ＼ ' 二 ￣ __, "
` _ _ , ' ´ /::＼
/:/ /:::::入 ./::::::::::|""＼
／:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - ､
／/:::::|V∧::::::/ ＼/::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
／:::/:::::::| /:=:::i /::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
. ,r'´ ｀ヽ､
. ,､ィ'.:.::. ﾄ､
. ｊ.:;;;!.:.::::. ﾞi ゞ
.. j.;ミ､.:.:.: /,ｲj!
. }ﾞミｿ.::_,,､-＝-､､,, _ ,,,＿ jｨ彡
. 〉^ﾘ"´_,,､ｨｪｩ''ﾞ´ ,斤ェｪz､,｀`iﾚ'ﾞ{
. 〈 ﾊ.:.: " ''"´.:; i;.｀`''ｰ ,ｲ ! ほっといたしました。
. ﾞiﾄ､!.:.:. .:,ｨ;;; l!;.､ ﾉｲ,!
. ゝj::',.:.:.:::.:.,r',｀`^ｰ''^ ｀ヽ ,.:'i_丿 教区司教のお考えと常に一致を見るわけではありませんが、
. ｀|.:::i.:.:..:.:｀`''ｰ＝=＝'''^ j;:. !
. j.:.:.!.:..､:. ｀`二二´ ! !: | 修道院は静謐な地にあるべきとは、正論ではあるのです。
. ／|ヽ.:.ﾞ,.:.ﾞ､:. ー‐一 ,' .,ﾞ: ｲヽ
／.:.::::! ヽ､.:ゝ､, ﾉ /:／ |;;;::＼
..-‐''／.:.:;;;;;;;;;| ｀`ヽ｀二二 ﾌ'"´ |;;;;;:.:.:.＼‐-､､,
.::／.:.::::::;:;:;;;;;;;ﾄ､ /;;;;:;::::::ﾊ /l;;;;;;;;:;:;:;;::＼;:;:;.
...ﾞ:.:.:.::::;;;;;;;;;;;;;;| ヽ /ヾ;;;:;:;:/ ,! / !;;:;:;:;::;;:;:.::.:..ヾ;
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） 手紙では、山岳地でもなんでも構わないとありましたが、
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ 自給自足となると実入りを考えて畑地も何町歩いるのか知りたいのですが。
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
,．-' " ´ ￣￣ ｀丶､
. ,r'´ ｀丶
. ﾄｰ く: : : : : : : : : ヽ
. ｝ ｀ヽ: : : : : . ',
. ﾄ､ ミﾐﾐヽ: : : : !
. ﾄﾐ >= ミﾐｼ′ ‐＝=z､､,, ﾄ､
. ﾄV ハ ﾐ′ ｰrｪｪﾃ''´ ,,,,,,, jﾐ! ｲﾜｵ
. い ( , ′ 斤'''` ﾘ 巌の上の、山上の教会。
. V入__/ ', , ィ.:.:.:;. l~~｀ ,′
. / ′ .:! , r'´ `ヽ ﾉ j 教会建築思想でもあり、信仰の修道場という意味合いもございます。
. /〈 ! .! ' ｰ -ｪ--ェ"´｝ /
. ／.:i ヽ ', . ､,,,ﾆﾆ´ / 畑・菜園以外に養鳩・牧羊なども行いますので、
....'''"´.::::::', ＼ ﾞ､ i /
:::::::::::::::::::::', `丶､ ', / / 手紙に書きましたとおり20町歩でも30町歩でも構いません。
:::::::::::::::::::::::', ｀ヽ ｀ ､､ ....ノ ,.ｲ:.ヽ
:::::::::::::::::::::::::', > ー-､／ |::::::.:.ヽ､
::::::::::::::::::::::::::.ヽ /: : : : : :i |:::::::::::::::.:ヽ､
::::::::::::::::::::::::::::::::＼ /..`ヽ: : : :ﾄ､ /l::::::::::::::::::::::.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
::::::::::::::::::::::::::::::::::.', ヽ/ `1: :l V !:::::::::::::::::::: ┃ 本当に、教会組織は各種技術を持っているのです。
:::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:', l : :l !::::::::::::::::::::.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
― 、
, ヽ
／ __ ヽ
. / .t‐‐''ﾆﾆ´~~ ;:-:､_ヽ
. / ,r.‐,‐< . /--､ `.',
i' i:,i.,:;i_, r'j'.::|`y. .i
i ￣_´ .,. .,'-'‐´ i
_ i i; ,、 ） i これは俗物からの質問だお。
/ ｀''-' `'''＝ﾆﾆ .アﾞ ﾉ
ー:ヽ. ｀＼ . ー‐ , ' 寄進地は村境の山岳地でも、いいのかお？
. ､::ヽ ＼ ': : . ＿ _ .-
ヾ:::＼. ＼ : :: ::: ::: :: :ヽ ヽ､
＼::::＼ _,,.＼ : : : :ヾ｀r‐-､ﾞi.ﾞi、
＼:::｀':'／ .ﾞヾ. ヾ/!､ ヽ ﾞi
, - ',"-ｰ '"￣￣"ｰ-､-､､
／ .／ ヽ､＼
ヽ-' ／ ヽ ｀ー,
./ /.: :: i /
j i / :: l 'k
j .l〈 :: i l
l| | 丶 :: ﾉ .l
.!l川 ! :: /ﾉ j
ー"〉、ﾐ ヽ :: ::.. .. /ﾉノ/ー-､ ほう。
;;;;;;;!入ミﾐ/ : ::..: : : :: く彡/ .j;;;;;;;;;;｀ー､
;;;;;;;;!l !ヽ/ ＿＿ :: : .＿ !ﾐ/ ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ー いや、わかりますぞ。
;;;;;;;;;ヽヽj ,,__ ￣_',-､ ,-__￣ __,,｀ y//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;i｀u ￣'"ノ ヽ / "'￣ j l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 信仰の砦たるをご期待されるのも当然かと存じます。
;;;;;;;;;;;;;ｰj丶、 .:: , / i;; ,, .::ノ l/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;/! ヽ ,-ｰ'､ j ! )ｰ-､ .ｲ ./l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;j .＼ .! ー-ヽ__ノ-,ｧ .j ./ .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;k ＼ i ｀ー─ ' ./ ﾉ／ l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
;;;;;;;;;;;;;;ﾄ .＼l ｀ー--ｰ' /／ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;┃ 中世教会＆修道院たるもの城砦機能も備えなきゃ！
;;;;;;;;;;;;;;l ! >ｰ─--─< /j;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,,..-――-..,,
／ ＼
/ ，
/ -‐- -‐- ’
l 'T::j丶 i 話の早いお方で私どもも助かります。
! ｀￣´ l ｀￣´ !
', 、 , .,' 教会堂……ではなく修道院と礼拝所になりますか、
ヽ ￣ ,.ｲ_
,,.-/::l ≧ ＿_ ≦ /::::ヽ-..,,_ こちらの建設は私どもの手に負えるものではないことはご了承ください。
_,,.-'":::::/:::::|＼ ヽ__／ /|:::::::∧::::::｀"''-..,,_
,.-'":::::::::::::/:::::::::| ＼/::::ヽ、/ .|:::::::::∧:::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::::::::::::::::ヽ:::／| ヽ_::_/ |＼:::／:::::::::::::::::::::::::l
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒） 現在ヘンピナ地方には
l （__人__）
l ｀ ⌒´ﾉ ゾォルケン家のもとに石工衆２組が派遣されて架橋工事を行っており、
| |
ヽ l 彼らの手の空くのは早くて再来年と伺っております。
_,ゝ､ _,ノ
,､-='l ＼_,ﾝ g<＼
/ ＼ └〆＼ i=i|＼'＼
丿 ﾞi ＼ ＼=il / i!
l l ＼＼| /＝|l
.
.. ,ﾊヾミﾐ,r'⌒ヾ云ｦ:. :. :. :. ',
.... ,ﾊミミﾐ/ lヲ´. :. :. :.:.:.:. ‐-､､,,,, !
〈 ミﾐﾐ! 〈 〈. :.: .: .: .: .:. :. .:.｀`ヾミ;､,, 1
.... V ミﾐﾐﾞ､ い.::.:;. ｀ ,,r=＝ ..㍊'′,,､1
...... V.:.ミｼ入_/.:.:.:..:'、 ￣´.:.;; ,斤ｼ′
`y''"´.:.:/.:.:.:.:.:..:;i ...:.:.:;:; i::Y
.... /.;;;;;.:..:;′.:.:.:.:.:.;: ､ ,,,,,,. ィ´,,, .:;, _,」 ! もとより当修道会は自給自足が旨、はじめは草を結んだ庵で充分。
. /;:;;;;;;;.:.::;..:.:.:.:.:.:.:.: ';. '" ･-､､,,. ｀`' 了/
.ﾞ／.:::. ｀`ヽ､';:.:.:.:.:.:.:.:. l. ｀` ＜ / 引継ぎを行う私自身が動けるのはまだ先のため
. :;:;;;;;;:.`丶､ `ヽ､:.:.:.:. | ｰ,.;;;;;' /
_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:.､ ヽ､:.:.:::;:, / まずは修道士を２～３名送りたいがよろしいですかな？
_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;.､ `ヾ.:.ﾞ.､. ,r'
_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;､ `ヾ;;;;:.:､,.;彡
_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.､ /⌒ヽ〈
_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:.ヽ /.:.:.:.:.:.:い
_ _
. / / )
/ / / ／)
. ／ / / / ／／ ＿＿＿__
./ | / ／／ ／ ⌒ ⌒＼ そのくらいならすぐにでも受け入れられるお。
／ │〈 二二二) ( ＞） (＜ )＼
. / | | ／:::: ⌒（__人__）⌒::::: ＼ こっちでも整地に協力するとか、したほうがいいことはあるかお？
| | | |r┬‐| |
|＼ ,ノ ＼ ｀ー‐´ ／
.
. ＼, '､
ﾚ , ＼..__
.. スッ ／ 〃/7 ,/ ヽ、_ , ＿|＼＿＿＿
／／/ // / / ´｀ー- ′ ／￣￣￣￣￣￣￣￣＼
｀ﾞ / // / / / . / . | こちらの証書で |
. ゝﾞ 'ノ- ′ ./ . / ＼＿＿＿＿＿＿＿＿／
/ ,ｒｨ天ヽ ./
/ .〈7<ﾗ<） . /
/ ''‐ｒ '' / . ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
/ / . / | 納付保留扱いになっている教会税の一部を |
〃ｨ7三ミヾ ./ .. ＼＿＿ ￣￣￣￣￣＼
. {l「（{{句j刈}｝./ | ローエン商業組合から引き出せるようにしてあります。 |
ヾ弋沁少ｨjﾘ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
ヾ＝一"'
_,,:-ｰ''"￣￣￣ `ヽ､
,r'" `ヽ.
__,,::r'7" ::. ヽ＿
ﾞl | :: ﾞ） 7
| ヽ`l :: ／ノ ）
.| ヾミ,l _;;-＝=ｪ;､ ,,,,,,,,,,,,,,,＿ ﾋ-彡|
〉"l,_l "-ー:ｪｪヮ;::) f';;_-ｪｪ-ニ ﾞﾚr-{ 「人を傷つけるものは３つある。悩み、いさかい、空の財布。」
| ヽ"::::'' ￣´.::;i, i `''￣ r';' }
. ﾞN l ::. ....:;イ;:' l ､ ,l,ﾌ ﾉ
. |_i"ヽ;:...:::／ ﾞ'''=-='''´｀ヽ. ／i l" 聖書は光を投げかけますが、金銭は身体を温め口を満たすもの。
.| ::ﾞl ::´~＝==' '==＝''` ,il" .|'".
.{ ::| ､ :: `::=====::" , il | ご厚意と浄財、ありがたくお受けいたします。
/ﾄ､ :|. ﾞl;: ,i' ,l' ノﾄ､
／ .| ＼ゝ､ﾞl;: ,,/;;,ノ;r'" :| ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
'" | `''-､`'ー--─'";;-'''" ,| ＼_ ┃ 現金は怖いので置いてきました。
:| `'7"""""ヽ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
|:::::|.:.:.| _{,:}_ |:l:| |:.:.|:| |:|:
|:::::|.:.:.| } ,{ |:l:| |:.:.|:| |:|:
|:::::|.:.:.| |￣|`! |:l:| |:.:.|:| |:|:
|:::::|.:.:.| `￣`’ .|:l:| |:.:.|:| （;) .|:|:
|:::::|.:.:.| |:l:| |:.:.|:| .} {. |:|:
|:::::|.:.:.| |:l:| |:.:.|:| lﾆﾆl |:|:
|:::::|.:.:.|. _,, -──‐- ､ |:|:
|:::::|.:.:.|. , '": : : : : : : : .::ヽ |:|:
|:::::|.:.:.|. , : : : : : ::ヽ |:|:
|:::::|.:.:.|......／ ::::ﾊ |:|:
|:::::|.:.:.|. / ::::::i
|:::::|.:.:.|. i ＿＿ ﾞﾞ " ＿＿_:::::::::::::l 修道院移転は後はお任せだけど、
|:::::|.:.:.|. } ´-‐tiij｀ゝ '' '' '"´ tiij‐ｧ:::::::::::::|
|:::::|.:.:.|. ! ヽ '´" ヾヽ ノ::::::::::::::! 孤児の引き取りは将来の領民として気になるお。
|:::::|.:.:.|. ヽ :::::::::::::::::::::ﾉ
|:::::|.:.:.|. ヽ {,, _人_ ,,}:::::::::::::／ 下世話な話だけど、こういうときの謝礼的なアレは
|:::::|.:.:.|. ＼ ￣ ￣ ':::::／:|
|:::::|.:.:.| ,，'" . ヽヽ. .::::::／:::::::|-､ いかほどお包みすればいいんだお？
|:::::|.:.:.|'". ,r‐|｀ `―― ''''' ,::::::::::;;;j-' |.､
|:::::l＞’....._,ノ:::|ヾヽ､ ,,,--‐='":::::::/!::｀ヽ､
,，'". _, ‐ "/::::::::|, ,ﾊ｀ヽ:::::::／_,,,,/,´ ::;; ‐"/::::::::::::｀!ヽ ､_
,，'_,, -‐'":::::::::::/:::::::::::|｀{: :｀'''‐,__!/: : : : :|‐'": ／i::::::::::::::::i:::::::::::::｀:::‐...,,,_
.. r"/:::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::|ヽ!: : : :ゝ__}: : : : : |_,‐ /::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::/:::ヽ
.. /::::{:::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::| j !: : ; ノ ヽ､;,,;,,;_| | V:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::/::::::::::i
. !.::::::|:::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::|//i´| | | | | | | | /:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::}
i:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::|/ ! | | | o | | | | /:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::|
|:::::::::::i:::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::|/ / | | | | | .ﾚ:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::|
.
／ ＼
. ＿_____/ ‘，＿_
. ＼ { ∨ ノ
. } 人 / /}
. /ｈ人} /ノ.ﾉ}
. { 人__} ｘ======ｧ r──‐ ､ {___ノ}
. {⌒V/ -=rzケ / モtzｘ__, V⌒}
. { 人 { /{ } 皆様の献金、孤児院を教区教会に引き継ぐに際し
. ∧ （} { } })ﾉ./
} {＼ ／(_...____..._)＼ ／}// 運営費の穴を埋めるに「十分な額である」と
ｰ{ ‘ / t＿___ ＿__x , }_}
{ } ｀¨¨¨¨¨´ } } 友より知らされております。
. /{ { ー‐一 } }
. /={＼ ､ ∧ / ﾉ ／ﾄ､ この場はそれでよろしいかと。
/二{ ＼/∧ / ／ |ﾆ＼
. /ﾆニ{ ＼ 'ｰ──‐一'／ .|ﾆﾆ=＼
ニ二三三三三三{ ｀＞-----＜ |三三三二ﾆ=‐-
三三三三三三三ﾄ､ / }､ }三三三三三三三二ﾆ=‐-
.／￣￣＼
.／ _ノ ⊂_ ‐-' ＜
| （ ―） λ ヽ
,ﾍ__| （__人） ヽ ', 全員引き取っても構わないとのことでしたが
__,/ ｀ ＜ ⌒ﾉ . ｒ'-‐￢
／---‐――--.､ゝ＼ ノ 」-‐＞ヽ 孤児院は、街にこそ必要な施設でしょうしね。
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ノ / ´ l
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／´ ｀ヽ ヽ. , , .!
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／ ヽ l｀ / / /!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ ./ ＿ __ヽ-､ !/. ,' l !
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ＿十''''''''"" ＼ ＜ ' l
.
_,.．-─ ─- ､._
,．' ´ . . `ヽ、
／ . . :.:. ヽ
_,､/ . . :.: _, -ヽ、＿
{ﾆｊ . . :.:ｊ彡 __ヲ
トﾉ , . . :ﾉﾆ..､､ ﾌ
H , -─､ i ゞ＝=ー､._. :.:.に二ﾆ }
〈ﾊ'´,rｪエ,I> ｒ ﾆｴﾕ,ﾐｭ一 : `マ尨._ ﾘ
Y ‐ｆ ... : : : : Ｙ´ｒ Y いっそ全員を連れて行きたいとは私の本心ですが、
! ,..｣ . :.::.､ : :,: : ｈ |
l / ゞ､__,. -ｰヘ、 . :.:〃:: : : ｦ,ｲ 残念なことに司教から横槍が入りましてな。
ﾞi i __ `ｉ. :.:. :ﾉ:: : し'´ ::|
ﾞi ー─ -..､_ . ! :.:.:.:i: :: : |: : : :| 今回紹介できるのは８歳以上の子となりました。
l ー‐-､ .. . . :.::,': :: :: |: ／|＼
l i "'' : :../::/: :: :／ ,ｲ::::::＼ シスター・ロゼッタ、子供達を呼んできてください。
`､ｊ . :.::./::/／ ,．'´/::::::::::::::＼
_, ．イ¨|ヽ、 . . :.:::_ィ‐'´ ,． '´ _,/:::::::::::::::::::/`ー-、_
,. -‐ ´:::::::::/:::::|＼ハー一イ´_,．‐'´ ,．‐'´/:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::
, ――-- 、
/ /二╋ニ_|
/ |ノノノ レ)）)〉
l |l| ( | | || はーい。
丿 |'| ~ lフ／|
ノ ノ )＼ｄb|
／ / ./〉 | ノ|.|
／ ＿「 7/ | |
< `つノ ((___|_____|) ヽ
ヾ | ヽ＿＿＿＿ ノ
⌒.＠ ゝ┴┬┤
.
＜● _ Lっ ﾄﾃ =ﾆヽ┐_..h ＜●＞＜●＞ EyeCatch ＜●＞＜●＞ EyeCatch ＜●＞＜●＞ EyeCatch
￣￣/ Lﾉ ） ) |ﾄ ┤l_j ! }-､ _ _.....￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
く_ノ-‐'´‐'ｰ'`ー'‐-/ﾉ/=ﾄ_Ll´ L、 ,. ‐_ 二ニ_丶、
,. -‐ ､ ,' ﾆ_ヽ_ ´｀ヽ､_,､!'´) ‐' ／／ ヽ ヽ
../ 'ー―l { _） ） ヽ_） _ / / ＿ ＿_ヽ ヽ
l !,. -ｧ'´―､ , ―､ ＿,―z＿ ／ ´ー――‐ｧ ｀} ヽ /´ /´ l !
l ′// /´/ //__ ＿/´ { /´ / |/ / | |
..ヽ＿＿ // / / /,--′ '-ｧ,―-､￣￣_ﾌ /! | / ,ｲ , / __ ｌ ﾆ二 _‐ ､
___ / / ￣´_ノ //__ __/ L_ / 「 __ ノ_ | / / | 〃 .//-= ）〈∨ﾌ ｀ヽ､ヽ
/ _j/ / ／￣ _ノ ∠＿/ /￣ つノ ! ／_ﾑ' / !// /（_ｨﾕ〈∠/)_) ヽヽ
! ｀´ ／∠ _-‐ "´ ￣￣ '＝=＝"´ // / / ﾊ,.‐ｧ ,.-､{ニﾌ rﾆﾇﾌ77」_L/７_
ヽ ＿ ／ ／ ＿＿_ ＿／ | /| ｀ー' | .L/ / _ヽ)ﾂﾆﾝスハ)‐‐'_/‐'
／_,. -‐ ￣ ￣￣. _j:. ヽ ＿ノ| | / ,┐//ｨｭ）/´= )アｽｧZ_ |
／´ V /＿＿ ＿,,..，'⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:.: | | /ｰ' / i__{ヽニ'（_ｨｭ〈_/｀〈_[_ /
{ｉ{ ⌒＼〕ｉ 〔_／´ :.:.:.:.:.:.:.:.ﾞ/ -‐ ﾆ! /ﾆﾆﾆ __‐‐----- -__ ノ
{i{ ,ｨf恣j〉 ヽ.ｨf恣⌒ > .:.:.:.:./ '"´ ｀´ ￣￣￣
〉 ´￣./ /⌒ヽ ＼￣｀. : : : 〉:.:.:.:.:.:.:.:{/⌒ヽ V/／ /
/ ′ .:.:.:.:.:.:.＼ .￣: : : ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.} {ｈ:.:.}: }彡' /
{ j{ {＿_ﾉ )ヽ ｰ:.:.:.: ´.:.:.: / :.:.:.:.:.:.: 〉:.ノ:.八:.:,′
ｈ r' ｀ー´⌒´. : : :＼:.:.:.:.:.:.:.:ｨi{.:.:.:.:.:.:.:.: イ ／ ノ/
{ ｉ { r─ …─‐‐ｧ: : ｀ｉ:.:.:.:.: {:.:.:.:.:.:.:.:. i:ｰ彡:.:.:.ノ
{ | ｉ ｀ヽー─彡´: : : :}:.:.:.:.: {:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:i｢
: i ｀¨¨´ ﾉ: : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:iL_
: : ￣￣ . : : : .:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:.:.:._､ィ}、
i :{ . : : .:.:.:.:.: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｲ.｡*'ﾟ: : : :ハ
， . . : : :/:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.／´: : : : : : /i:i:i:〕iト
、乂 _＿＿__彡' ´:.:.:.:.:.:.:.:. イ : : : : : : : : /i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:〕iト
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_,,ｨi〔i:ｉ/ ＼:.:. ￣:.:.:. _,,..ィ´ : : : : : : : : : : : ／:ｉ:i:ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iト
_ ‐=ﾆ⌒i:/i:i:i:i:i{ ＼:.:.:.／ : : : : : : : : : : : : : : ／:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
／ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:/ｉ:ｉ:i:i:i:i{ ,X . : : : : : : : : : : : :／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ■いっぱいいっぱい
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┃ 保留扱いになっている教会税総額（金貨換算800枚弱）を知ってしまった瞬間のラングさん。
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EyeCatch ＜●＞＜●＞ EyeCatch ＜●＞＜●＞ WatchYou ＜●＞＜●＞ EyeCatch ＜●＞＜●＞
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＿＿ , '´,..-─‐‐｀ｰ..､
,...-──‐-<^>'´::::::::::::｀;ﾊ / ／:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
／:;､::::::::::::::::::::::ヽ: ;､: :. :::::ヽﾉ｀/::::::;vwｗwwvv::::::: ::::ヽ
,.o, -──- ､ /:::/ |i|＼::≠::::::::::V ヽﾄ､ﾊ ::｀´ｉ ::::/彡 ミ､ヽ : : :. :i
/ｧ'/;ﾊ;ﾊ::ﾄ､::Ｏ!:::/‐ !| -‐､≠::ｌ::::::::i ﾃｫ|: .:::::!::::ｉｲｆ:i f:ヽヽヽ:.:: .::::l
//ﾚﾚ' レﾍl ヽ:ヾ::}ﾓﾗ そﾗ l: .:|､:: ::l､ ﾞｰ' |::l）:::|ヽ}└',. └' '^ ∧_ﾉﾉ |
〃 }ヒ ヒﾗ ﾚ､｀{ ､ | .::ﾚ:: :::ｌｰ _, ィ|::|:::::ｌ/ii{ ,、 /:::仆:::::|
ノ' {⊃ ⊂⊃ ﾉノヽ､ ｰ ,.ｲ:::::|､::::::仁-r‐'ｌ/:::::/::::::＼ ｀ , ィ::::::::!:l::::::|
ヽ､｀ ｽ´ ｀ﾆ´〉|:::::ﾚﾍ:::::ヽ.∧/'^ヽi:::::::::::::::｀T´__/::::;:::::::::::::::!
/´ｸ７ｰ‐' ヽ､ ／: ヾｰ|:::::|彡'｀:ｰ-.､ i ノ V:::ﾉ､ノく,ハ_,!／:::::::::::;ノ
/ i::::/ 人 /´/ ,ﾊ: : : : 冂ｲﾉ : : : ; :‐:､ヽ´ ﾉ 〉:Y::ヽ.:.:l l.:.∧:::イ´:.:.:ヽ
/ |::::｀丶､/:::/ｒ': :ヽｌ: : l l: ′:i:／: : : ; : l'´ j〉人ノ.:.//人ノ::;ﾉ:.:.:./´:.i
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│ i::::`''----ｲ │. ,.::／ ＿__ ｀.､ / '" ＿ ｀ ヽ::}
│ l､:::::::::::::::::i′. │. {/ ,.:::::::::::::::::::ヽ} {::'´:::::::::::｀::..､ヽ
│ / ｀￣´ i │ /ヽ:::::::,-―― '^ヽ /｀ー― -､_:::::>'!
│ iﾞ''ー---‐‐i │ |__ ｀¨,. -=＝＝=.､} /-= ＝==-. _ |
│ /￣￣ﾞヽ､::::ﾊﾞ! │ ﾏニニニニニニﾆ!. {ﾆニニニニニ≧j
│ /;;;;;￣｀ヽ､.:.:.ﾌﾞ | │ ｀＜ニニニニ=-.′ ゝ ニニニニﾆ＞′
│ ＿_r'ﾞー‐- ､ｰ､;;;;／ i │ ￣￣￣ ￣￣￣
│ / ヽ /i └───────────────────────┘
│ iﾞ ﾞ､ ／::iﾞ ﾞ､:::ﾞ! ‐''ﾞ´ i
│ l ＿ /::::::ﾉ ﾞi:ヽ iﾞ
│ iﾞ:::::::::｀ヽ､,.,.＿＿,／::;r'" l:::::ﾞヽ､,.,.＿,.-──iﾞ
│ ヽ--､_::::::::::::::::::／ `''- .,＿＿__／
│ ｀ﾞ'''ー＝--'"
└──────────────────────────────────┘
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ --‐ ‐-- ヽ ｒ==《日本語》============================================ﾐ
| （◯） （◯） | || 参ったな。精一杯の用意をしてきたのがわかる。心が痛い。 ||
＼ ' __,／ `======================================================彡
／ ＼
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼
／（ ─） (─）＼ ｒ==《日本語》================================================ﾐ
／::::::⌒／)／） ⌒::::: ＼ || 20人くらい？ ||
| ／／ ／ | || 役割分担はしたけど、やるお は全員引き取っても構わないお。 ||
＼ | / 二二) ／ `=========================================================彡
／ ｉ r‐一' ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） ｒ==《日本語》===================================================ﾐ
| ｀ ⌒´ﾉ || いや、予定通り俺達は選ばない。できるお がきついなら俺がやろう。 ||
. | ｎｌ^l^l `=============================================================彡
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
.
_,,. -‐‐‐‐- ､_
／_,.-‐'"´￣｀ﾞ''ヾヽ、
／:r'´ ____ ｀ヽ､
, '::::/_,. -‐''"´￣´ 7ｰ-、 ﾄ、
,':.:::/´ , / / / / i ｀く:ヽ
/:.〃 〃/_!/ / / / l | i ヽ:i
/:.::ｲ/ /!/_」/_｀!/! / _｣/L! l l ヾ!
/:.:::/.ﾑ/ K!i!;;r「｀i l /! _L,,| /! /i }
/:.／:/!ヾi ゞﾇ ´ '7:;r'ﾊ'/,イﾉ!
,:／:.:./:! ト､! ! ''=く ,ｲi:::.ﾚ'l
,/:.:.:..../::/ リハ _ ´ /リl:::.:.:.| ８歳以上の子を全員集めましたが、
／:.:.:..../::/ {l__r>、 ｀､_｀,ｧ , '〃/ヽ;.:.:.l
／:.:.:....../／ ／ハ｀ヽ､丶、 ´ ,. ィ´ｰ'ﾞ /) ﾉハ:.ヽ、 えっと、一度下がらせて個々に呼んで面談にしましょうか？
:.:.:......../' / イ/! !ヽ､ ヽ、｀ ´／ 7/ /-‐'´￣´￣ヽ、
......../（( ﾊ { l' { l ：｀ｰ--､__「｀!{__,{ '/ /:::._,,,,,,,__＜ヽ、
:..../;-く｀ｰ‐ヾヽゝ ： '┐┌' ：ヾ! /／ _,,...,,,_｀ヽ) }
::/::::.:.....＼ ： L__! ： ｲ' ／, ヽ､｣ l} ___
/!￣ニｺ....:iヽ､ ヽ： r‐‐‐┐： ／／ﾊ ! / ／⌒ ´￣ _ﾉ
ノr; (_,､.....:.:l lﾆ＼____c(￣￣)oｰ'__/ニンi' / ヽ､__､-‐'´
レ o〉..:.:::lゝ-‐'´ { 8⌒8 }´ ...:::!:ヽ rヽ、 、 ＼
(ヽ/.....:.:::l! ! ヽ､二ン:. .. .:.:.:.i:..ヽ / {ヾ ｀ｰヽ ヽ、
ヽ／..ヽ:.:.:::::ﾊ:.:. ., ... .. ...:::::.. :.:.:..:.:.:::i:::;ｲヽr{ ＼_____ヽ、 ｀ヽ、
. ／￣￣￣ ＼
（ ／ ノ ヽ ＼ ` ､ いえ、それには及びません。
（ ﾞ''ｰ-- ／ （ー） （ー） .___,,..) )
ﾞ''ｰ-- | __´ _ | --‐''´ すいません、やらないお、お願いします。
＼ ￣ ／
. ノ ＼
.
|:::::|.:.:.| _{,:}_ |:l:| |:.:.|:| |:|
|:::::|.:.:.| } ,{ |:l:| |:.:.|:| |:|
|:::::|.:.:.| |￣|`! |:l:| |:.:.|:| |:|
|:::::|.:.:.| `￣`’ .|:l:| |:.:.|:| （;) .|:|
|:::::|.:.:.|..... -─━─ ､ |:l:| |:.:.|:| .} {. |:|
|:::::|.:.:.|.ﾞ/ ． | |:.:.|:| lﾆﾆl |:| ┏━━━━━━━━━┓
|:::::|.:.:.|/ |:l:| |:.:.|:| |:| ┃ ①感謝の言葉
|:::::|.:.:/ iﾞ:| |:.:.|:| |:| ┗━━━━━━━━━▼
|:::::|.:ﾞ' ｀,:､ /ﾉ | |:.:.|:| |:|
|::::_,< , `泛ﾀﾞｿ^
|::/ﾍヽ! :i ! γ i< みんな、今日は俺達のために時間をとってくれてありがとう。
|ﾒv/＼ヽ､ﾍ. ゝ.__.ﾉ_)
／/ハ/,∧ ＼＼_／ ラング院長、シスター・ロゼットはじめ修道院の皆さんにも感謝する。
／////_j//jヘ. /,7j.
///////＼////＼/∧､
;γ⌒ ｀ヾv ＼////＼ﾍ廴..,，
i//ヽ､///,＼/＼/////ﾍN
|//ヽ､_≧=ヽiﾘ//＞ ､/∧i!ﾊ
|､///ー=ﾆ7/{/j/////＼.ﾘ/∧
Ｎv/////,≧7､////////N//,j
ヾ.V/////ヽ､∧///////o∧/{
VV/////ヽ､∧////////∧ﾍ
,，' Vヾ///////ﾞ∧///////o∧/,
V/＼//////'ﾘ;.////////∧/i
V//,＼/////∧///////o/Ｎ
ヾ/∧ ヾ/////,V/////// j/,
｀Vﾍ/ ＼_/イヾ＼/////{/ {
.
＿＿＿_ ＿＿＿_
／ ＼ ／ ＼
／ ─ ─＼ ／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ／ （●） （●） ＼
| （__人__） |. | __´___ |
＼ ｀ ⌒´ ／ ＼ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 从ヽ､ ___ ,, ___ ii＼
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i. ／ ∧＼ ､ｼ介ｖ ／/ ＼
| ＼/ﾞ（__)＼,| i | |ヽ 7 .＼ //∧／ i´ ∠|
＞ ヽ. ハ | |｜ |< i ＼ ＼／ ／ === i >|
┏━━━━━━━━━━━┓
┃ ②自分達は何者か
／￣￣ ＼.. ┗━━━━━━━━━━━▼
／ ヽ
／ |
／ ＼＿_, | すでに知っているかもしれないが、
_／ r ＼__ﾉ ∨
. _ ＿＿＿＿＿／( ヽ__,ﾉ く/ 俺達はローエン商業組合所属の商人で
. （ ＼／: ／ }: : : : : : | : l＼ | ､__ヽ_,ﾉ
ヽ }／ /＾i: : : : : :| : :＼＼ | ／ 辺境伯様よりヘンピナ地域の暫定領主代官に任命された。
| ／ ∧: : : : : ￣＼:＼＼＼＿／ '⌒)
. /| ／ / }: : | : : : :_／: : :ヽ__兀 : |＼_ / / __
∧| ／ 人: :| : : : : ＼ : : :Λ＿}: :| : : } ／ 〈 / |
| | ヽ_ ／ ）:| : : : : : : ＼: : Λ |: |:| :ｲ { ＼_f⌒ｉ│
| | ／ : | : : : : : : : : ＼: Λ | :| |: { /⌒ ＼ __| | |
: Vﾊ＿＿__／: : : : |: : : : : : : : : : :∨:Λ :| :|:Λ 人 r┐| | |/
: : ＼＿＿{: : : : ／: : : : : : : : : : : : ∨: |: |: :| :Λ ｨ´| ＼ _｣ |┘ |ｰ┘
: : : : : : : : | : : /: : : : : : : : : : : : : : : ∨:|/ : :| : Λ ／ :| | _____j―┘
: : : : : : : :/ : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : Ｖ|: : : :|: : :Λ ／: : : :| ＼＿/
.
. /⌒ヽ
| |
| |
| |
, --Ｊ |
__ノ | | ＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. / { ヽ r――- ヽ ┃ ③自分達の目的、その達成手段・方針
{ ＼ ＼＿_ }. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. ＼＿_＞一' ＼＿/
＼ ／
. )ー 一'|___
. /| l |
. /∧ |/|
| | ｀ー―一ｧ' | -――- ､
| | ／ | ／ 俺達は領主への成り上がりを望み、
. ｀ﾄ---- │ | ＼_ _／|
l |__ | (●） （●)| 辺境伯様より当年含め４年以内に、
| Λ | (＿人__) |
| / ∨{ | | | 90人以上の領民自給自足を条件として与えられた。
. ‘， ／ ﾄ＼ ｀¨´ /
‘， |__ ﾄ､ ／
. ‘， | {＼丁{ よって人を集め
‘， ＼＼_>‐｢|
. ‘， ＼ Vﾊ ＼ ヘンピナの開拓開墾を進めることが当面の目標だ。
} } ∨} ｢＼
‘， ∨Λ | |
‘， ∨Λ｣ |
‘， ∨Λ |
‘， ＼| |
} | |
ﾉ | |
／ | |
.
┏━━━━━━━━━┓
┃ ○一拍おいて
┗━━━━━━━━━▼ -‐―‐-
. ´ ＼
/ 人
/ , イ三三三＼
〈 zzzzx､{ { 三三三三三｀7
) tｫｭ ｀ヽ ＼r‐､,三三三/
/ ､ , i〉/ 三三／
｀７_ / ∧ 三／
ゝ ｀ヽ / 7^ ーｲ}
{ _,ノ ,ノ_＿＿__ヽ
rｰ_､ /⌒ヽ. ｒー-､ ￣｀ヽ ／ ／ :::::::::人,＿_
(__{ﾉ 人＿ﾉ | /⌒}／⌒ヽ ／⌒ヽ. ,У ／ :::::::::／ /////＼
/¨¨∨ | .}ヽ. /＼__ﾉ /'¨} i{ | ハ_／＿＿／//////////}
{. | . |＼ ＼|／}ろ/.{⌒}__|__,人_.ﾉ j} ｉ ! } /ー/ ヽ ////／ ￣￣￣ ｀ヽ
人.＼|. |＼_／ .|: | |{/￣￣ヽ /八リり.ノ ＼ / ／::::ﾟ／ // ／ ////////// |
|｛ ￣|}.__|＿.}」 .|: | |'. ＼ ト､{ | | i/::::::／ /// / ,////////////,|
ﾉ | | || { }: |. / ＼＿_∧ | | /:::／ ///// |//////////////|
| | || /} | }: |/ |:| / :| | /／,イへ, ///,|//////////////|
| |/| | | | }:｛. |:| ./ |.」 / //l￣￣l ///,| ////////////ノ|
. /__{...| { | | ｜＼_________从.{＿＿＿_____:| . //0//////////,| ////////////｀ヽ
|__∧|__}_ | ｜ { /. | //////////////,| /////////////, |
└‐┴‐┘ | | | {. |. / ,/////////////,| //////////////|
| |＿＿＿| 人＿＿＿＿__}..,'/0/////////////,| //////////////|
| { | | | | | . l///////////////∧ ///////////// ＼
l////////////////∧ ///////////////＼
.
┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ④貴方達に期待すること
／￣￣＼ ┗━━━━━━━━━━━━━▼
／ ノ ヽ､＼
. | （●）（●）|
. | （＿人_）│ 今日集まってくれたみんなに対する俺達の望みは、
| ｀ ⌒´ |
| | 将来の領民候補として俺達の下で働いてもらうことである。
. ヽ /
∧...__ ヽ/／＞ しかしこれは下男下女として雇うということであり、
／ ､i i!「Tiｧ￢ﾄ､__
／｜ 〉￣¨¨ﾃァﾍ ＼｀.¨ ､ 養子や自由民として移住を求めているわけではない。
, ィ´､ｰ┴一' '.ヽ f'´,,ィ'ﾍｰ｀ ´|一' .
／ '. ＼ '. ヽ!'´ ,,ィ'ﾍ .! ＼
l '. ＼ '. ヾ'´ ,,ｨ'. ｜ .i
,' V ＼ '.､ ヾ'´ } '. ｜i! i
l ! | ＼ '.｀ ､Y／! | | |
.,' ,' ! ＼ '. {f:) |j | |
l ,' ! ｒ'ヽ} ! '{´ | |
,' l ,' ｀´,' '. ,､ '. '. i
,' ,' l lゝ' l '. ,､ _
,{ ,' ,' ! '. !. ,,.._/ / / /iｺiｺ ,..､.,__
|.! l ,... l l,ｒi l,. ! '‐-, .,ニ' ',コ !┌‐-ニ￢
{ l ,' ゝﾉ,' !´ '. ! '-' / / .゛´ / / __
| ! ,' ,' ! '. !. ／／ ／／ 凵. 匚!
V｀ ‐ ..l ,'.._ ｜､ _l | ｀´ ｀‐´
.
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ⑤（メリット・）デメリットの提示
／￣￣＼. ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） .| また、期限内に辺境伯様より与えられた条件を達成できるか、
. | （__人__） |
∧ .| ｀ ⌒´ ﾉ はっきり言って厳しい。
／＼ヽヽ }
,r―''''''ヽ, ヽ ﾉヾ、 君達にとって最悪の場合、
,r‐' ,､;-‐''''""''ヾ､､, く l
/ .／ r''"ヽ, ＼, l｀ヽ､ ４年間こき使われた挙句、路頭に迷う結果となる可能性もある。
j l ,. / ' l ヽ､ ﾄ, ヽ
,.Lj∠､'´ , i, / ｀ヾ､｀'ヽゝ
l, ／ 二'''" ,;､, ｀''ｰﾞ--､
/ﾞヽ-ｯ-‐'´ .／｀ト-:rイ｢´ ﾞl;:｀''ト-､,＿ ノ'i,
／ ／ ,;∠∠,ノ´ ｲ l l, ├''| |､,／ l |
..／ﾉ .／ ／､, ,､' ./ / .l |:::::l,. | ﾞヽ､!_,,､L,
ヽ---ﾂ ∧ ￣￣ / | |:::::::| | r'"/ l,
_ -‐- ､
, ´ ｀ 、
／ ＼
,. -‐'ｆﾌﾌ ７ ｀､
/ ｒ‐´ ｒ‐､ / ヽ
ﾉ _/＿ 」 .l | ー‐-‐' `ー‐-─ ! 孤児院に残れば、あるいは養子として、
i _ ＿ .） ,' | （ ー‐） '" （ ー‐ ） !
! ｀{ ﾉ ヽ ' / あるいは嫁として貰い手があるかもしれません。
| ｰ ― ､}´;￣￣;｀ ｰ‐-/;:;＼ ` ／,.,.,.
l ,.-ｒ /;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;ヽ＿ ー -- - __, ｲ:;ヽ:;:;:; その可能性を捨てて僕達と共に行くか否か。
／i! 〕〈:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;:;:;! ＼ _ｰ‐_,.／ i:;::;:ヽ:;:;
´:;:;:!ヽ ＿∠);;',|:;:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;ﾄ､ ／!;;;;;;;;;;〉、 ,,.ｲ:;:;:;:;:;:ヽ
:;:;:;:;:ゝ､_ /;;;;ﾉヽ:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;ト.｀' ヾ--〈 Ｖ !:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;O /｀:;´/;:;;:;:|:;:;l:;:;:;:;:;:;/└-､:;_:;」 !;;;;;;;! |ヾ､:;.-‐
.
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼
| （●）（●） | もう一度言おう。
| （__人__） |
| ｀ ⌒´ .} 俺達は将来の領民、共に歩む者を欲し今日この場に至った。
| .}
ヽ . } しかし、この道がみんなの幸せに繋がる道であるか、俺達にはわからない。
. ＿__._,r､ Yヽ ノﾄｊ
. ／｀ヽ_j'､_ノ￣l!'´ヾ- ､＿｀_¨ ｣､
. ...∧ ,ﾉ Yヽ l ヽ 7ヽ~ﾍヽ.､
. /-'´｢ ヽ ヽｊ＿. l ﾄ､ /〃ﾊ | ヽ ｀ヾ ､_
. r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)| l ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl ヽ ヽj｀ヽ
...ﾞ/ '´ ﾄ､ Yrイ ∧l ', ヽ Tﾍ', l _..ノ l j ',
..,′ .}､二ィ } / l ヽ ', |､､ﾍ. | ＼ ／ }. ﾍ
..i トz'_ノ,ｲ | ',. ', l､ヽﾍ | | j/ l
. | ノ ＼¨7/ l ﾄ､ ヾ ､ヽ ',.l lｰ- ／/ |
-――――――-
／ ＼ ┏━━━━━━━━━━┓
／ ┃ ⑥決定権の宣告
r‐..､ ./ __ __ ┗━━━━━━━━━━▼
... r‐...、 | ｉ | ＼ ／ ｜
... } i ｉ | | Y⌒Y ＼_ ､／ ｜
/ i / | l i | ー―‐ ー‐一 |
{ 〈 i .| l | | /⌒ i i
| '. .| .!. ､ | l i { ´ / ゆえに僕らは選びません。
i ｉ | . ﾉ | ! ! -―― - ／
､ Ⅵ ,. / ! . / i ／ ただ、自ら望んだ者を連れて行くのみです。
... ＼ ヽ〉 .､_/ i. / ; ＿ イ
ヽ i/ /´::::!、_ _／|-､
} }:::::::| /∧ !:::::＼:.、
／:::. |:／| ./〉ｰ〈 l＼:::/::::＼
／::::::::::. |::::::|/////!∨{:::::｀ー::::ｧ∧
/::::::::::::::::::, ;:::::::l/////| {:::::::::::／/::::i
.
(ヽ、００ ∩
. ⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
. ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
. （ ⊂ニニ / ／⌒) ） ┌──────────┐
. ｀ｰ――'′ し∪ （ノ .│ │
┌───────────────┐. │ 灯ｵ.T ＿＿__ .│ ─────────┐
│ ノ 、 │. │ 弋zｿ 弋zｿ ﾉ .│ -┐ │
│ --‐ 二_ 二_ ‐--.... ┌───── │ │ ＿_ノ） ..│
│ ｒ－ｒｆ笊ｌ √弐拆ｖ. │ └──────────┘.－'' ´￣ ／ .│
│. ヽ 以刈 叱ﾘ/ . │ ､＿＿＿,,. -‐￢ﾄ .│ │ ｀ ー──‐ '' ´ │
│ ｰ ´ ｀¨´. │ ヾ ＿＿,. -― 7´} .│ │ ｰ │
│ し │ 〈 | : : : : : :/ / .│ └─────────────┘
└─────────────. │ ＼ー― ／ │
│ 二二 │. (ヽ、００ ∩
└───────────┘......⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
／ ＼ ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
_-=ﾆ〈_ （ ⊂ニニ / ／⌒) ）
ヾ二二二二ﾆ〉 ヽ ｀ｰ――'′ し∪ （ノ
l二二二ﾆﾆﾆl lヽ
{二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆl l=l
l二ﾆﾆﾆﾆﾆ/ -‐''￣''''─‐-' ハ, ＿＿ l/
l二ﾆ/¨ヽ/ -ﾆ ・ﾆ /, - ､ ヽ l
lﾆﾆ/ ヽ ''´ 丶ﾆ’‐ /
､ﾆl ､ ) l l いやしかし、
〉ムゝ_ 丶 __,- l l
.rl ヽ__l ヽ ／ ` ⌒ -‐'､ / そのようなことをいきなり言われましても……
_ - l丶 ｌ l _ --､＿ / --､
_ -‐l lｌ l､丶 l l ヽ f'ﾞ-､--、 〉 /_ / l -､
￣ ll l丶丶 l l l 丶＿＿_ヽ/ /l ` _ / l _ l〈__ >､
ll l 丶 ＼ヽ l / / ll ` _ ﾞ､ l' r'ﾞヽ ヽ l
lll l 丶 ＼､ l ⌒ / / lll ` _ l ￣ 〈 丶 'ﾞヽヽ
lll ｌ､ ＼ ＼ 丶 /イ lll l x'7ヽlヽ ヾ､
llｌ l丶 ＼ ｀v ､ `ｰ---- ／l lｌ lll ｌ l l 〉､ヽ , l
lll l ＼ ＼ V ＼ ／ l /l lll ﾉ ヾ''' ＼ l
lll l ＼ `ｰl _ -7 x== ､>‐ '/ ｌ llll / ヽ / l l
lll l ＼ ´ /// ｌlﾞ､ / .ｌ llll l＿ ∧ l '
.
／￣￣￣￣￣￣ ＼
┏━━━━━━┓ /i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
┃ ⑦補足 ./ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 君達は選ばれる、あるいは選ばれない覚悟とともに
┗━━━━━━▼ .l '´￣`::::::::::::::::::'´￣`::::::::::::::::::ヽ
l ;::（ ●）ヾ:::::::::::::::○::::::::::::::::::::::::::l この場に集ってくれたことと思います。
| ´"' i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
l ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i それがいきなり身の振りを己で決めろと言われて
＼ ､__,,ｴｴｴｴｨ::::::::::::::::::::::::丿
＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／ 戸惑う気持ちもわかります。
. r- ､ ,-‐ ‐- ､＿,,i-'"i`i､ ‐ ／_,,| ﾍ､ ＿ . -‐ ､
. ヽ､ ＼_＿ /:::::::::::::::::::::::::／::;;;;| ﾍ､ ー',, ／ i;;;;;ヽ｀'￣::::::::::::::::::::: ﾍ __
...ﾞ{ヽ､!ﾞ`､.ゝr､ l｀Y＼:::::::::::::::::::::／:::::::::;i rゝ"､ !;;::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::i ,.､r-ｨ'ヽ }ｨヽ
| | ll Y´ l ! ヽ-､ ::::::＼:::_／! , '!::::::::入 /::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::,., ｨ´f i l i´ i l
ヽ､ﾞ､ ﾞi ﾍ | i ヽ::::r-‐'´:::::|/ l };:::::/ k. /i:､:::::::::_r':::::::::::::::, -‐ f | } }´ l ! ,! i
. ｀ﾞ､. ﾍ `"ﾍ `l_ !､_r ､::::::::l Y:::::::l V/ ､／::::::::::::::::r´ ! ! ! | ｿ .|' /
. ／￣￣￣￣￣ ＼
／ ＼
/ ヽ
. / ‘，
. | 二二二二 三 二二二二 ｉ
. l ― ― ―ノ＝＼ｰ ― ― ― |
| /￣_￣ヾ≧=≦Ｙ￣_￣ヽ │ しかしながら俺達の事業は困難であり、
| | {:::::::} | }llllllll{ | {::::::} | |
| ＼ ￣ 彡!!!!!!!!ゞﾐ､￣／ | 嘘偽りなく強い団結と覚悟が必要になる。
. | /´ │ ｀ヽ |
| ヽ_＿／＼＿_ノ | 他に幸せになる道があるのであれば、その邪魔をしたくもない。
| ｀ー――´ |
‘， Λ__
＼ ／ / 〉::｀丶、
／＼ ／ / /::::::::::::::丶、
／:::::l ＼＿＿＿__／ ／ /:::::::::::::::::::::::｀丶 _
-‐::::::::::::::l ／ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.
. '. .:.:.:.〆 / ,ｲ ＼｀ヽ 》:::j
|:.:.／′, / / .|l ＼ ヽ ヽ ＼:}
|:/ / / // /j |! ` ヽ ＼ヽ､
|{ }j ' / j / { jl | ＼ ':, ＼ヽ
八{{ | j─- 人八 | '. .,ハヽ ＼
/. .小 .Ⅵ,.ｨ=咨ミx､＼ }─==Ｙ ｝八 ＼ヽ
/ ／jヽ ＼`弋㌻′ ＼ ｲ孑希x,从ヽヽ )ﾉ
/／ /::{ ! ＞-｀￣ ヽ_弋㌣ﾉ /| |八
〆. : /::::ﾉ{＼＼ , ￣ ∧| |! ヽ おっしゃることはわかります。
／. : .／:／ .| 人 （ ） / i| 八
＿ ,.. -=彡ｨ==今:/ ｛ ＼ - ´ ／ _彡 ＼ でも、急すぎます！
,. -=ﾆ¨¨￣. : .,ｨ=≪´⌒｀≫ｘ{ ＼ 个x ｘ＜｀ヽ, ｝ ＼
| . : . : .:.:.:,圷ミ三三彡ｲくヽ ＼ ＼ ´ } ／ / ヽ⌒ヽ
| . : . : .:.:.:./ ≧＿＿≦´⌒´＼(＼ : ::＼ ＼ / -=彡人 ヽ ｝. :.＼
｛ .:.:.:.:.:./ . : . : . : . : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ :＼ ＼( / ／ ヽ ｝ /: : : : :＼
＼ ＿__∠．====＝＝＝冬ゝ､. : . :.:.:八｀ヽ(＼ Ⅹ ／ ﾉ／/: : : : :《ヽ＼
.. ＿_ -―――-
-‐-､ヽ .／ ＼
.. （_( ノﾉ . ／ ―‐ ‐― ヽ
<く .| （ ●） （ ●） | 急もなにも、やるお達が選んだ子を、
.. ｀◎ .| !
ヽ （＿人＿） ／ 今日にでも引き渡すつもりだったんじゃないのかお？
＞ ＿ ＿ イヽ
／{＿ ＼＿八＿／ ／|＼
／ | | 〈＿〉/ ／ l ヽ
. /＼ ! ￣＼/＿＿ﾉ / ヽ
/ ヽ 勹 ヽ ヽ
. / / o | |
/ { } |
.
/ u l 丶
! ／ u l ＿_ ヽ_
/ ＿ ＿ /ニニニ＼
/ , -'"⌒ゝ-l ゝ′ )ゝ─''￣￣'‐-､ /ニニニニﾆ丶
! , - ､::.､ .: r─-､ヽ /ニニニニニニl
〉 ‐'´-・-ゝｌﾆ ,,, _ゝ・---ゝ､ ｉニニニニニﾆﾆl
'⌒ゝ-''' / ヽ--''' ￣ lニニニニニﾆﾆl
/ u / lニ／ ヽニニﾆ/
〈 i ヽ / l=//´ lニﾆﾆ/
､ ,ゝ ＿ ﾉ＼ / !/ i! ｌニﾆ/
ﾄ､ ｀‐ ´ 丶 / ) ) ｌニ/
, ヽ __ ､ / /／ ノ─ヽ ｳｸﾞｯ
l , -- --- -､ ヽ l r' ／ ﾉ＼
l ゝ-- --- -- -' ! l l､_/ ／lニﾆ＼
l ＿ l ｌ ／／/ニﾆﾆ
_,.．-'''l ￣ ￣ l ' ／／ /ニニニ
＿_,..．-'''"ニニ／l ! / /／／ /ニニニニ
ニニニニニ／／∧ l / ／／ /ニニニニニ
,, -―― 、
／ ヽ
. ,ｨ 丶
| ノ ヽ } 困難な道なのです。
| （ ●） （ ●） ,'
ヾ ､ / 己で選んだ、その自覚がなければ耐えられないかもしれない。
~ 、 - ー ,''
／ﾉﾍｰ _ , , -=＜｀ヽ ……ラング院長、僕達はまた明日出なおします。
, r'/ {∨l__,∧_,/ ∧ ＞ 、
... r'"´::〈 /| /ｿ | ∧ 〉 ,＞､
... / ﾏ' | i / |,/ ＼ ／ Y .',
. {i > |/ / .ﾏ / .}
. |l ／ .| ./ ／ i ﾉ |
. |ヽ| ＼ .| ./ ／ ', i' |
.
|:::::|.:.:.| _{,:}_ |:l:| |:.:.|:| |:|
|:::::|.:.:.| } ,{ |:l:| |:.:.|:| |:|
|:::::|.:.:.| |￣|`! |:l:| |:.:.|:| |:|
|:::::|.:.:.| `￣`’ .|:l:| |:.:.|:| （;) .|:|
|:::::|.:.:.| |:l:| |:.:.|:| .} {. |:|
|:::::|.:.:.| |:l:| |:.:.|:| lﾆﾆl |:|
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|:::::|.:ﾞ' ｀,:､ /ﾉ
|::::_,< , `泛ﾀﾞｿ^ 明日、俺達と共に歩む決心をした者、この手をとれる者だけを連れて行く。
|::/ﾍヽ! :i ! γ i<
|ﾒv/＼ヽ､ﾍ. ゝ.__.ﾉ_) 拒否もまた立派な決断だ。
／/ハ/,∧ ＼＼_／
／////_j//jヘ. /,7j よく考え、相談し、決めて欲しい。
,.///////＼////＼/∧､
;γ⌒ ｀ヾv ＼////＼ﾍ廴 ,-､__ 最後にもう一度感謝する。今日は話を聞いてくれてありがとう。
i//ヽ､///,＼/＼/////ﾍN /У ﾍ_,ヽ
|//ヽ､_≧=ヽiﾘ//＞ ､/∧i!ﾊ } / ｀i
|､///ー=ﾆ7/{/j/////＼.ﾘ/∧, l ┏━━━━━━━━━┓
Ｎv/////,≧7､////////N,メﾞ ゝ､ ／ ┃ ⑧感謝の言葉
ヾ.V/////ヽ､∧//////／// ＼ ｡У ┗━━━━━━━━━▼
VV/////ヽ､∧///／//////｡Y
Vヾ////////У<///////｡／
V/＼//////'ﾘ,/////｡ ／ﾍ
V//,＼//// // //,／i!//,∧
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}/|//////////////ヽ//ﾒヽ
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
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│■奴隷 │
│ 定義はいろいろあるが、ここでは①人権を著しく制限され、②他者の所有物として扱われるもの。 │
│ 中世ヨーロッパ社会、ローマ・カトリック教会では信徒を奴隷として扱うことを禁じていた。 .│
│ 「禁じていた」ということは？ ﾊﾊｯ │
└─────────────────────────────────────────┘
/ ::::;, ヽ。 ::.... 、
, ｲ:. .:7 ／ lﾟヽ ヽ:::...ﾟ｡
´ {ｊ .:;i; ,/ ,/ ｉ ;|Υi ｉ! Ｙ :;i｝
≦ﾆ二{/;;/;;;/ｉ i |::|Å| |:i:ｉ| |ﾆ≧ 「教会が禁じる」は実態が逆の証明といういつものパターン。
＿{ｊ___..:;|{ /≠ｭｉ; ﾊ| |∨|/_i::ｉ !::::|ｉ
｀ゝ､_ ⌒ﾄlｨノ 弋ﾒ、ｊﾉ ﾉ＾i从}/⌒ﾌ
|::::｢＞ｧ ｀ｰ-='' ｰ='´j/ィ爪 東方正教会の信徒も含めた異教徒なら奴隷化ＯＫで
! !::::!::ﾍ , /!;;!/ !ｉ ＼
i....i ;::::|lヽ ＿ . ..:ｉ .; ;: ;ｉ ） 信徒の奴隷化禁止は東ローマやイスラム圏でも同様であり、
;|::::| ,ノ;;;;川个::.. __ ﾞ .ィ;;!:i|:::i |i il|
,,-‐┴く㍉=彡´ ﾉ ;㌦ルｲ＼|l|__ 相互に奴隷を輸出し合っていたとか、もうねえ。
/ ＼＼__. ノﾉ ﾌ !|厂⌒ヽ
|::.. へ ..:∨∧`ー -､__, -ー'＾＾∧/!| ﾉ 〈
〈 ＼ ::/ 厂ｿ＾ー- ｖ -‐一 ヽ∨! /::. ＼
／/ ⌒＾∨/ ／{ﾟ}＼ ∨::. _＿／!!
《个ｚ_＿＿_ｚ={ ｛ 《 ／ﾟ＼ 》 i｝ 厂!:::〃
ﾞ¨⌒i￣￣ ハ ＼ ..::ﾉぃ::.. /／ ｉノ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 主要輸出品目が奴隷なんだから、山賊・海賊行為で調達するしかないじゃない。
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.
┌─────────────────────────────────────────────┐
│■奴隷の種類 │
│ 債務奴隷 雇用条件確認。高級職もけっこういる │
│ 犯罪奴隷 程度が軽ければ賠償責任→債務奴隷コースだが、重い連中は「とにかく鉱山だ。鉱山に送れ」 │
│ 戦争奴隷 身代金目的の捕虜。払えないような身分だと債務・犯罪奴隷コース │
└─────────────────────────────────────────────┘
..::::: ＼
.:::: , `
' _＿／ ,:. ヽ 、
｢７ / ,ｲ:::!ｉ: : ｉ Ｌ_..:}
ｉ::.. / / /:[Å|: i | ｉ: |『::::ｉ
,;」_＿./」う≧メ、:ｊ`´j斗-i!-|: !::. : ｉ
ｉゝ､ ｱ /夊iﾌヾ＾ｿ ｲrf:;テｻｎ｢'t‐ﾗ
!:..;へｲ" `¨´ ゞﾟ勹ｹ〉｝爪! 上記は事実上の奴隷として扱うが、
.:: : ;:|ｉ、 と二 Ｙ /i !ｉ＼
/;__;ｉノ;;川:::.. く_7 ノ｝ |人ﾌ ! ） 名目上は債務「契約者」だったり戦争「捕虜」だったりする。
,, -‐く＼ゞ=彡´ ` 、 __／~￣ ハｨ ｉ!
／ ＼＼ ｨ⌒（ _ノ ﾙ j
,/ ∨〕 ‐-v } ｲ /!| 一般民＝農奴（奴隷的小作人）……そういう社会なのだ。
ｉ: へ ..:厂`ー -､__, -'＾| i , //＼
〈| ＼:::} ｆ＾ｰ- :ｖ-‐ 一! ∨//__》
ｉ!＼_ ⌒＾∨/ ｒ}兀〕 i ∨!「
〉 , !| // !｣ | ヽ′
ｉ/ __＿＿i|/ ﾟ l :il
《＿／￣ ﾏｦ/ ! !|
}7∧ ∨//, ／∧ ﾑ}__.、
/ / ∧ ∨// __＿∠_ノ__ハ＿／ ヘ ＼
| _ノ/|! "￣ 〉 ｝
〈 ／ 八 ／弖/し'
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 契約上、親に「死ぬまで」の賃金を前払して子を「雇用」すれば、それは「奴隷」じゃない理論。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌─────────────────────────────────────┐
│■名刺 │
│ 特定個人を示すマークとしては狩人の矢羽もあるが、ここでは狭い意味での名刺。 .│
│ 発祥は竹片に自分の名を書いたものとされ、 │
│ 三国時代の呉の武将・朱然の墓から発見されていることがネタ界のマイナー・メジャー。.│
└─────────────────────────────────────┘
-━- .
／:::.. ..:::＼
, ′ ヽ ，
ｲ ¨】 ｉ} トv } 【¨i ｝
, 'i| ｉ|メＡzｉ}《》 ﾉＡくｉ} ! ｝ ヨーロッパでは16世紀ドイツから伝播したとされる。
{Ｋ＾外Ｙﾋﾝ! jｲﾋﾝY ＾＞
｀刈 ¨´ ， ¨｀ ｒ爪 { 訪問先が不在だったときに名前を書いたカードを残すという形ではじまり
｛iハ. _ _ /ｿ:| ゝヽ
｛| ｊ }ト _ イ{|（.:| i｝|〉) 18世紀には社交界では欠かせないものとなったそうだ。
__少ｒ"ｊ ﾄﾞし┴|: |く′
／ (く 〉ﾉ ﾊ} ＼ ３人は挨拶兼産品（紙）紹介くらいの意図だが、地味にチートだぞ。
/｀ ヽｖ 〕＞=ｖ r＜〔7 i| } ヽ
｝ ｿ／ /A ＼/ｲ: ｉ／ ｛
/ ｀Y V{ｉ | 〉
〈ヽ._＿ ｨ｛ ﾘＬj_＿_/〈_
ミ_＿ 八､ ノ人ヽ ＿ ﾉ
| ｢i:∨ ｢ヽ 彡くｿｲ⌒)} ｢l|... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| |:i｝ ! ｀ V::| ′|人 ┃ 紙の普及が大前提なので、10～11世紀にはありません。
| |:|i 〈{:::| i::i､ヽ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| |八 ｝:| !ﾉノﾘ｝
.
┌──────────────────────────────────────┐
│■蹄鉄 │
│ 蹄の破損防止、摩耗防止に用いられる補強具で、馬だけでなく牛などにもある。 │
│ 装蹄の起源は不明だが、古代ローマではサンダル状にした金属板を履かせるようになり . │
│ 500年頃に金属を釘で直接打ち付けた形跡、900年頃にはっきりとした記録が現れる。 . │
│ 日本では馬用のわらじがあったが、西洋式の金属製蹄鉄が普及するのは明治以降。 │
└──────────────────────────────────────┘
-‐ v:::::..
..::::::.... ..:::::::::::ヽ
／ ::::::::::ｧ:::::::::::::::
´ i
, ′ i ,:ィ i ヽ !
/ ／ /| 《｡｝:. i | i l|__
i / / ,/ ﾊ /`八 | | | |｢≫:::::::
| , ' | ≧ミﾒ､ |ー ナ ‐ト :|｢¨ i:::: | ﾋﾂﾞﾒ
ﾄﾚ| | ! | 灯う jノィテ≧ミメ ∨ |;;＿!＿__ 家畜化したことで、蹄の磨耗に伸びが追いつかなくなった。
! j人|^|＾1 !rJ） ｛ rＪ }ｱ 厂ﾘ-一' ／
|ﾍ i ゞ ゞ ノ ノﾉく ｡ ﾟ 原因としては糞尿アンモニアとの接触や
! ﾟ ‘ ィＴ爪 ｉ
ヽ ヽ_ = /:::! |::|.. ﾟ｡ 偏った食事による栄養不足なども挙げられる。
! ...::::|＼ ／ｉ::::| |::|.. !
「 ヽ、|r ヽ:::|::::|ｉ＞-=ﾆ トｖｭｉ::! l ともあれ労役に従事させるために蹄を保護する必要が生じた。
,～j ∨｝ ｝|zへ三| ﾊへ |
r┘ V | | |⌒| ノリ ミ、
j | | | r- ／／ _ﾆミ
人 ﾉ ＼＼_ v / ／ ＼
／ ＼、 八 ゝﾆひ2彡く ／ ＼
/ ＼ ＼ /Aﾍ ＼ ／ ＼
ｨ＾。 ＼ ＼//ﾟ 〉〉 / ／ 〈 i
＼＼ ＼ ＼ ＼.// Ｙ ＼、
＼＞ __ ∨ ＼ ＼ ｝ ／∧｝
|l⌒ ＼∧ ＼ ＼ /|／ ／／ /
.
■蹄鉄が普及するまで───────────────────────
11世紀 青銅製の釘打ち蹄鉄が普及
12世紀 イギリス、鉄製の蹄鉄が用いられるようになる
16世紀 熱装装蹄（熱した蹄鉄を蹄に当てる）により蹄と蹄鉄の密着性ＵＰ
1560年代 装蹄師を意味する『farrier』文献に登場
1751年 イギリス、『No Foot、No Horse（蹄なくして馬なし）』
1800年代 産業革命による蹄鉄の大量生産
────────────────────────────────
-‐─=‐- 、
,｡ . . . : : : : : : : : : : : ﾉヽ
∠ : : : : : : : : : : : : : : く
. . : : : : ヽ ｀:､
/ ７ ＼ ３人には馬には蹄鉄というなんとなく知識はあっても
j__/ / ∧,、ヽ ＼ ＼___。:. l
《 ]| , / i l|《ﾟ｡{i ﾄ＼ ＼ ∀ﾟ: : | 蹄鉄や釘の製造、蹄の手入ができるわけではないので
i`{ |_ム__|_z| V八 |斗㌦=‐ﾟv ｝ : : |
| i{ ﾊ /ィ斤ﾐ、 ヽjィキ芍ﾐ､ ｿl| i ｝ ! 鍛冶や馬丁などの協力を踏まえた【そのうち】扱いの準チートとする。
ﾚト人{ 《 {:rﾘ` ノ {::ｒﾂ 》 ナ ｢厂ア
く＾‐ﾘＹ `¨ ^ `¨ Vムｿ ／ |
｀ｰ-ハ ‘ ir-=イ: : : i なお馬の種類とかロバラバとか言い出すと沼に嵌るので、
｢ :i :.:.:. 。/´i ｲ|: : : |: : : |
|: :| {: :i＼ | ,! ／＾i|: : : :!: : i | ここでは軍馬と荷役・農耕馬の区別しかしない。
|: :| |: :l: :个rｭ } V＾～､ !|: : : :|: : | |
＿| i ! }: :|___|_{ V ﾉ ﾍ ｝ トへく_: : | |
/ 广リ ｢￣7／! ヽ｛_ 4 j / ） ￣￣ミヽ
／ / 人ﾄ 〈〈 ＼ フ /_/／ 〉＼
〉 └`=-＾＼ ＼ / l
.
┌─────────────────────────────────────┐
│■サイロとサイレージ │
│ サイロは、農産物や家畜の飼料を蔵置・収蔵する倉庫、容器等のこと。 │
│ サイレージは家畜用飼料の一種で、飼料作物をサイロなどで発酵させたもの。 .│
│ 飼料作物に付着する乳酸菌の作用により飼料を嫌気的条件下で発酵させることで、 . │
│ 栄養価が高くなり、かつpHが下がって長期保存が可能になる。 │
│ 牛馬共に干草よりもサイレージを好むという。 │
└─────────────────────────────────────┘
／: : . . . . . : : : : : : ｀.＼
／::::::;.. ヽ ＼___。:. .i
／ __/ ,∧i :. |:. ∀ﾟ: :. : :!
/ 《 ]| j::. 《ﾟ｡{| i |_ヽ .} }i: :i : :. 飼料を発酵させる技術は古代ローマにはあったが
ﾉｲ| i:::|`{:. ,ｲ| i {V八 |ｭﾃ芍ミﾒ､ ,廴}_＿!___,
ﾘﾄ人:;|/斗りﾐﾒ、 ィ＾ぃＪ:ﾘ 》 ｿ /r‐' ／ 例によってロステクし13世紀頃？イスラムからの再導入となる。
く⌒ﾊ 《＾rＪ:ﾊヾ ゞ_ン i|ｿく _／i
｀＼_Ｙ ゞン ルイ´ . l
｢ハ ’ /|: :!: . :ﾊ 今年の分はローマ式に穴掘って重石蓋をしているが、
ｲ: :∧ ｰ～' ｲ::{: :|: . i ;:.:!
|!: ' ;个:.. ／ |i::::ヽ} i: ! : :i ぎゅうぎゅうにして嫌気状態を確保することが重要なので
八i/: :|:::i:::〕＞- ´ トﾍ仏:乂::|人
/′i :|: ! ｣_;L| し｝ 厂フニ＝- 、 この時代だと塔型サイロをつくることになるだろう。
＿| :|_r7／ ! ﾉ / ｀＼
／ |ｿ「/（ ／ｸ 〈
／ ノj人Ｙへrz_,､__ｭr～く彳' / ｝
/ へ ／⌒ /Aﾍ、 ﾞ＼ ／ / __ュｲ
｝ ∨ 〈/＾＼〉 ＼ , ／￣二ヽ,
｛ / ∨ ／ ／￣i_／
∧ / Ｙ ／ !
〈 ＼ 〈 v }／ |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 塔型サイロは内部が酸欠状態になり、作業中に窒息する事故がしばしば発生することに注意が必要です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌─────────────────────────────────────┐
│■ローマ・カトリック教会と修道院 │
│ 教皇および枢機卿、聖堂参事会などを中枢権力に、教会行政は２系統にわけられる。 │
│ ①教区教会（大司教・司教・司祭（神父）・助祭・副助祭・侍祭） │
│ 通常の組織活動、教化活動のライン。都市に司教座、町や村に教会！ │
│ ②修道会（修道司祭・修道補祭・修道士/修道女） │
│ 教皇より認可された、それぞれ固有の目的をもつ共同生活ベースの信徒組織。 │
│ 信仰生活者の引き篭もり施設兼やんごとない劇物収容所。辺境や山奥に修道院！ .│
└─────────────────────────────────────┘
. , -‐ ::.、
. ／,: ::. ヽ.
. /::/ ＼ i
. ≪{ i ｨヽi:. i }≫ ! 世俗領主でもある教会は十分の一税以外にも信者に賦役を課すが
. |::..| |/j〈〉ﾊ_, i |_=ト:::.. {
,__ﾄ ﾉ 芹ﾐ､ ﾉィぅリｧﾒ v‐=ヤ 修道会（院）は原則として所有地の収入と寄進で運営される。
. ＼~ﾃi ゞﾉ }ﾟ_ﾂ´ﾘr' _／i
ヽﾊ 、 ｲ爪. ｿ! 目的が特化しているだけで教義上の対立はないので『会派』ではない。
i::i＼ ｰ イ ｢:!:..ﾟ｡ i
|::|::|::＞ ´ ﾟjﾉ┴＜}_j| 教化活動に熱心な修道会もあるし、騎士団を結成したのも修道会。
. r'て⌒{┘ )）, ヘミヾ、
/ ｀ __∧_ _／V ヽ ＼
. _/ ／ `A⌒´ ＼ i,
. ＼_ ,ｲ Ｙ ,_〉
. 八 { :. | __,,イ/
. （′}ヽト::... .:ﾊ:.. ...::ｲ／ |′
. i ｝:: ／;/｢| !
′ |! 乂,/i! |
.／ ∧ ノ｛':::! j
.. ./ /::〉）:.. ＜〈 ∨}::;i '
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ だいたいこういうときに登場するのはシトー会（のようなもの）と思っておけばいいんじゃないかな。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌──────────────────────────────────────┐
│■孤児院（養育院、病院/慈善施設） │
│ ここでは子供に関してケアを行う施設のことで、運営母体が教会とは限らない。 │
│ 親の死や病気による預け入れや、未婚の母や娼婦や宗教関係者、犯罪者、貧困層など、.│
│ 養育に困った親に入所させられた子供が集う人材の坩堝。あるいは蠱毒の壺。 │
└──────────────────────────────────────┘
__r 、=ヘ ー-
/ / i| ＼ ＼
/../...../ｨ| .:ヽ.....ヽ､ i 中世社会では【正式な結婚】外で生まれた子供に権利を認めない。
,ｲ::/4乂〈]| :iムﾏ:::ﾍ};... ｌ
{(|::{::ｒｆﾒﾐ､ j斗=ﾐｧト:::|Ｌ..ｌ 倫理道徳や社会制度的に当然の話ではあるが、
くV{::火ﾘ 乂り 》:::|こ_＞
Ｎ{ ’ |::i厂 ｌ いつものように実態は乖離し、孤児が発生する。
人ｌ＼｀ ` ｲj人i....ｌ
}...:|iゝ-＜ |ﾘ::|::|....ｌ もちろん【正式な結婚】から生まれた子供であっても、
__｣rィj jトｭしへ|__
r＜ﾆ(‐-､ , -‐ ク二／ _＞ヽ 上記の死に別れや病気等で養育できなくなるケースもある。
/ }／＞ v -=ﾆ￣Ｖ ＼_
／ ﾍ/ 〈(~)〉 Ｖへ 〉 ﾉへ
〈 ＼_｛ ｝ fミ_／／ ＼/
/＼ミ＼ _/ /へイく ヽ
/ 八∨=‐｢ヽ ＜彡ｲ|!:i|::i||厂＼_ ､
,' ヽ/ ﾘ｝ヽ ! ''´ |i|::i|:乂 ,:'⌒ ｝
| ｝ ｛!| /:i|::i|:i| / ／
| ﾉ | ,'＾ ﾊ::i|:ﾉiﾘ ,′ ／
/ ⌒ヽ 八 ,/ ／＜Ｖ从 ／ ⌒Ｙ
〈i ﾑ∠＿ヽ / Ｖ＼/｢ i〉
└～L｢Ｖ Ｖ ／( ／￣/ﾍＬ｣r～┘
| | Ｖ ､ 「 |八
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 愛人の子は継承権がないから安心して側近にできる……ここまで捩れるともう笑うしかない？
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────────┐
│■フィレンツェの聖アウスグティヌス修道会の受持ち施設（1395～1406年の運営記録） .│
│ 子供168人（男62、女106）のうち、20％は施設にやってきて１か月以内に死亡。 │
│ 30％は入所後１年以内に死亡。 │
│ 32％が５歳を迎えられた。 │
└────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────────┐
│■生存ケース │
│ 男児 ： ６～７歳で工房徒弟として職人への道、あるいは聖職者となるために司祭預け。 │
│ 女児 ： 住み込み召使となり、16歳をすぎて結婚が決まったら基本は主人が持参金を用意する。│
│ 嫁ぎ先は郊外の農家や宿屋がメイン。 │
└─────────────────────────────────────────┘
-‐=ﾐｖ-‐ :、
, -‐冫:... ...::::::...ヽ、
／＿／ ..::7 ..:ヘ.
/' 《/ .: ／ﾉ ｉ rｉ :ｉ : :.ヽ i
/7 {::./;ｉへ|:[ﾟ〉|! :| ｉ : ｉ;__ ..:i 上記例では入所した子供の約７割が５歳までに死亡している。
｛ｉ;ﾞ! ｉ/ 斤ﾒｊﾉ 八人ﾐヽｉ; ;}ｺ》.: :l
ﾘ!ﾊくﾚｲ じ）` ,ｒｆ弌ヾﾊ/:::i :i .|! しかし、運あるいは実力で生き延びることができれば
〉:,i ｀.:; ､じｿ）И-┴ﾗ;.;::i
, ;:八 ､ ｀ ´ ﾘレイi:.l| i.:; 男児は職を、女児は結婚あるいは修道女となるまで面倒をみてくれる。
｛∧:::j:.. ｀ イ::i::|::..|l:八| :i
ｿ!.乂;;介;;┬＜ ..:!::i|人ｲ::::::|ヽi 授乳期後に養子に迎えられるケースも含め、
i! ヾ从_} / 乂彡｛乂:|:.::|＼
! ,,√『" ノ ＿ ｿ入:::::｝:i:! .:）｝ 孤児院は慈善事業というより人材事業としてみるほうがしっくりくる。
⊿L〉,:~￣`へ_广￣″∧;;川／人
_/ ..::ｸ :::... /;／i ∧ ）
／ ／ ＼ :::..＼ /;;i /|; j乂
i ′ ::.. ＼｝ |;人j::::レ ｝
|＼ ..:∧ ..:: ＼从_》 :|
!::::::...:::::::| ＼ / } ｉ.::!
::: .:人 ＼_／ | ﾉ:ｊ ﾊ
〉 ／::::《＼＿＿／＼_《／!;ﾘ ｀;..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ん、 ...::::::＼＿＿＿,:イ 八! . ┃ 今回対象となった「８歳以上」は、売れ残り処分。世知辛い。
／ｿ ／/∧ !. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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. /:::::::::::::::::::::::::::::｛ / / / ー -xｲ ! ヽ
. :::::::::::::::::::::::::::::::: ｲ / / ./ｨ笊 从ﾊ
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::// l. / ﾊ / ﾋj / / jﾉ この子達が皆さんについていくことを希望しました。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ |/ ヽ{. V ｀¨' 弋 ＼
...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ l | /. ＼ 念のため言いますが、
ﾞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::／( 从 ヽ ｧ ＼ ヽ
_:::::::::::::::::::::::::::::／ ＼ ', _ / ｀ヽ. , 私たちが強制したわけじゃないですからね。
:::::::::::::::::::::::::／ ＼. ＼ ヽ /￣ 爪人 | ′
::::::::::::::::: xi〔ﾆﾆ=- ミ ｰ=ミ、 豸¨ ヾ ＼ | | ＿＿_
ﾞ::::::::〕fr≦──┐:∧:＼ ヽ ＼ ヽ ', ﾊ.＼. ヽ | | ＿＿ , '´,..-─‐‐｀ｰ..､
_::／/__] 匚,､:::∧ ＼ . ﾊ{ ', l .::::ヽ. ) ヽ. | | ,...-──‐-<^>'´::::::::::::｀;ﾊ / ／:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
..ﾞ/// X^X / :::: |＼ ソ .j丿ﾟ｡jノﾊ:::::l/､__ ﾘ | |. ／:;､::::::::::::::::::::::ヽ: ;､: :. :::::ヽﾉ｀/::::::;vwｗwwvv::::::: ::::ヽ
../ └ｧ乂ノ.r―v ::::::: |:::! ＼ .Fﾆﾕ V ::::::::', |o, -──- ､ /:::/ |i|＼::≠::::::::::V ヽﾄ､ﾊ ::｀´ｉ ::::/彡 ミ､ヽ : : :. :i
_/〈::/ .{ ::::::::::::::ヾ|::乂 .＞.. |: f ｀ヽ:::::::::::,′ |ﾞ/;ﾊ;ﾊ::ﾄ､::Ｏ!:::/‐ !| -‐､≠::ｌ::::::::i ﾃｫ|: .:::::!::::ｉｲｆ:i f:ヽヽヽ:.:: .::::l
....ﾐ〈＼ ／ >:::::::::::::::::|::::[二]:::::::: ＞八:乂_ﾉﾉ:::::::::.′ |.ﾚ' レﾍl ヽ:ヾ::}ﾓﾗ そﾗ l: .:|､:: ::l､ ﾞｰ' |::l）:::|ヽ}└',. └' '^ ∧_ﾉﾉ |
.....ヾ;Ｘ弖≦::::::::::::::::／:::::| | ::::::::::::::::: ≧ﾇく斗＜′ |}ヒ ヒﾗ ﾚ､｀{ ､ | .::ﾚ:: :::ｌｰ _, ィ|::|:::::ｌ/ii{ ,、 /:::仆:::::|
. //＠/￣￣￣/ ::::::: | |:::::::::::::::::::::::::::::::: || { . ノ' {⊃ ⊂⊃ ﾉノヽ､ ｰ ,.ｲ:::::|､::::::仁-r‐'ｌ/:::::/::::::＼ ｀ , ィ::::::::!:l::::::|
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／ . . :.:. ヽ
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{ﾆｊ . . :.:ｊ彡 __ヲ
トﾉ , . . :ﾉﾆ..､､ ﾌ
H , -─､ i ゞ＝=ー､._. :.:.に二ﾆ }
〈ﾊ'´,rｪエ,I> ｒ ﾆｴﾕ,ﾐｭ一 : `マ尨._ ﾘ
Y ‐ｆ ... : : : : Ｙ´ｒ Y 全部で16名なのですが、
! ,..｣ . :.::.､ : :,: : ｈ |
l / ゞ､__,. -ｰヘ、 . :.:〃:: : : ｦ,ｲ ただ、この子は目が悪く、あるいは足手まといになるかと……
ﾞi i __ `ｉ. :.:. :ﾉ:: : し'´ ::|
ﾞi ー─ -..､_ . ! :.:.:.:i: :: : |: : : :|
l ー‐-､ .. . . :.::,': :: :: |: ／|＼
l i "'' : :../::/: :: :／ ,ｲ::::::＼
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_, ．イ¨|ヽ、 . . :.:::_ィ‐'´ ,． '´ _,/:::::::::::::::::::/`ー-、_
,. -‐ ´:::::::::/:::::|＼ハー一イ´_,．‐'´ ,．‐'´/:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ ふむ。
／ （ ●） （●）＼
| ___´__ | 君は目が悪いそうですが、ちなみに僕はイケメンですか？
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
.
{ノ 寸∨ ∧'/从 丿////////
. ',＼ ‐- 寸ﾐ/∧/{,.ｨi{/ｈ､///////
. ', ｀ ヽ ＼｛＼ﾐ'///,心､/////
. '. ﾉ ‐￣ﾆ＼'///,心､//,
':, `ｰ=＝…‐- ‐￣ﾆ‐寸ﾑ)h､/∧＼ ……いえ、その、
':, ヽ=ﾆ￣｀ ‐￣ﾆ‐ 刈'/∧｀ヽ
' , ‐￣ ﾆｰ －二ﾄ､//, 味わいの深いお顔立ちだと思います。すいません。
. ':, _ ‐￣ － _,.､､､ ∟＼,.､rｾ
. ､ _,,. -=ﾆ￣ _,､rfニニニニニニニﾆ
｀``｀￣`、ニ_､rｾ〔ニニニニニニニニニﾆ
,ｨi{ﾑ {ニニニニニニニニニニニニ
_,ｘf(ニﾆ心{ニニニニニニニニニニニニ
<ニニニニニニニニニニニニニニニニニ
∨ニニニニニニニニニニニニニニニニ
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ , , ／＼
／ （●） （●） ＼ それだけ見えていれば十分じゃないですか。
| ､__',_, |
＼ , ／ 何の問題もありませんね！
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ｀l￣ ┃ とっさの機転は高評価ポイント。
. | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
. （●）（● ） |
. （人__） | 俺の記憶が間違ってなければ、女の子は全員いるようにみえるんだが？
|⌒´ |
. | /
. ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
／::::;: -―- ､::＼
./:／ ＿ `i::ヽ
/ｲ ,r'7丁|! ヾ｀iｰ-､|:::::、
. ｲ::jﾚ'７/_ |! |l }l |!_ヽ!ﾄ;::::}
!//!ｲrfﾃk ﾘ ﾉTﾃぃﾘ };〈 だって、修道女になるのでなければ、
/::/{｛ !ゞ::cﾘ ゞ:cﾘ!ﾊ::丶
. . /::/ ｝ ﾊ ￣ ; ￣ 八 ゝ::＼ 召使として引き取られどこかに嫁に出されることに変わりはありませんから。
./::/ ﾉ/! ,ゝ､ ｰ ' ／{ l ヾ､＼::＼
.../::/ ／ ｲ |｛ （ ヘ _ イ/ l ゝ )ヽ ＼::＼
.. /::/ （ ( ! ゝ＼ 、 八 乂イ l ) ）. ＼::ヽ
... /:://´ﾊ｀ 八丶ヽ）.l! l!.＼ヽ）ノ7´:ヽ ヽ::.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
......:::/ {::::::::＿ 乂 （ l! l! ）／/＿::::} }:::...... ┃ 男の子の判断は分かれましたが、これは仕方ないでしょう。
..ﾞ:::/ ハ:::::)⌒(.:..:. ｿ l! l! ﾝ ,.:':)⌒(::j /::: ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ＿＿
.／::::::. ＼
/::::::ヽ;;: ＼
. （:::::（::::冫 |
. （:人;;;） . | 嫁かあ。
r‐-;::::::. . |
（三））:::::.. . | そうなんだよなあ、婿に嫁にも考えなきゃならないんだよなあ。
>::::ﾉ:::::::::. /
/::: / ヽ;::::::::: /
/::::/ ⌒ヾ:::::::::::.〈
（;;;;__ゝ:;;:::::＼／:::::）
. |＼::::::::::::;;:1
. |:::::＼;;／:::|
＿ ,, -ー- ,, ＿
, - ',"-ｰ '"￣￣"ｰ-､-､､
／ .／ ヽ､＼
ヽ-' ／ ヽ ｀ー,
./ /.: :: i /
j i / :: l 'k
j .l〈 :: i l
l| | 丶 :: ﾉ .l
.!l川 ! :: /ﾉ j
ー"〉、ﾐ ヽ :: ::.. .. /ﾉノ/ー-､
;;;;;;;!入ミﾐ/ : ::..: : : :: く彡/ .j;;;;;;;;;;｀ー､
;;;;;;;;!l !ヽ/ ＿＿ :: : .＿ !ﾐ/ ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ー
;;;;;;;;;ヽヽj ,,__ ￣_',-､ ,-__￣ __,,｀ y//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 私にとっては今日がすでに嫁入りを送る気分ですよ。
;;;;;;;;;;;;i｀u ￣'"ノ ヽ / "'￣ j l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;ｰj丶、 .:: , / i;; ,, .::ノ l/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; なるべく早く、そちらに移転したいものです。
;;;;;;;;;;;;;;;/! ヽ ,-ｰ'､ j ! )ｰ-､ .ｲ ./l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;j .＼ .! ー-ヽ__ノ-,ｧ .j ./ .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;k ＼ i ｀ー─ ' ./ ﾉ／ l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;ﾄ .＼l ｀ー--ｰ' /／ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;l ! >ｰ─--─< /j;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.
,ｨ爪 ﾉ乃､
＿＿_ _,. -‐ｧァ'!fＴ}ｌ{Tf'!ァｧ‐- ､_ ＿＿_
_________________|____＿| ,.ィ´ｉ ｌ | | | | |乂|||乂| | | | | ｌ i｀ヽ､ |____＿|＿＿＿＿＿_
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＿l＿＿ｌ＿__ |┴ｒｰ|,」_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|込／ ⌒ ⌒＼|_|_|,」_|┴ｒｰ| __＿l＿＿l＿
＿＿l＿___l___｢￣￣|,｣_|_|_|_|_|_|_|_|_|_.／ （⌒） （⌒） ＼ |,｣_｢
￣￣. ／ ///（__人__）/// ＼ じゃあみんな着いてきて。
| `Y⌒y'´ |
＼ ﾞー ′ ,／ 身の回り品とか買って、明日の朝には出発だお。
/⌒ヾ＼ ー‐ ｨヽ
＿ /::rｰ'ゝ::>:＼介 ／ 〆ヽ
, .,;;;;´:::::::::::::｀::::..、.... /,ﾉヾ ,>::. -―-ﾞ:::ヾ_ノ,|
. γ;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::ヽ. |::::...／; : : : : : : : : : : ｀ヽ:|
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ゝミミミ ／ ／＼＼ ￣7 ＼＿＿||三三三三三,ｨ=‐--,,,..三三,kﾆﾆﾆﾆ､
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_;:;:_:_;:l.,.,.,:..,:,..:,..:,.,:l!;:.⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒ ":.:.:..:..
_;:;:_:_;:l_:_,:_,:_,:_:,:／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼.:.:.:.:.:
_;:;:_:_;:;￣￣￣￣:_:_;:;:_′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;.| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ オーフェンさん
_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_ |八i |八弋り |｢ 八.:|;|.
_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:__|（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 突然の大所帯でてんやわんやだったね。
_;:;:/￣￣￣/l:_;:;:_:_;:;,ｨ´. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼.''"
_;/_;:;;_;;:;;:;_/__:_;:;:_:_;:_|ﾐ_ ノ..{..... |ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
｀ ┴―..ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
/ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ ＼ 女の子が圧倒的に多いですから道中姦しいでしょうねえ。
／ （ ●） （●）＼
| ､_! | 一番上でも14歳、下が８歳は旅に不安が……僕達の脚も似たようなものか。
ヽ、 ｰ=‐' ／
ノ ＼
. , ´￣￣￣ ,'ミ/彡′
.. ／ ミ/彡' ＼
.... r- 、/ ／ 〉
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 護衛がフリッツだけだと心配だが、
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ 便乗できたことでノルに若オーフェンもいるし、まあ大丈夫じゃね。
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
_―=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
../////////////| ,/ [Oii] | H ヽ { //////////////////
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 旅は大人数のほうが安全ではありますが、文字通りの女子供主体だとそうもいってられません。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
. ／ _,ノ ヽ､
｜ ( ●) (●）
｜ （___人__） こっちは来週の馬の市場と人集めを名目に領都に居残ったんだ、
| ﾉ
. } ! 手ぶらじゃ帰れないよな。
ｨヽ、 /
,r::... 丶__ __r-´ トラップ、案内してくれ。
___ノ､:::::::::::::::::::ｆー､
,／´.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::}ｌ
/.:.::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::{i
/.:.:::::::::::::::､::::::::::::::::::::::::::::::i:!
|.:.:.:ｲ__／:::::,l:::::::::::::::::::::::::::|:i
}､.:.:::＞:::::::fｿ:::::::::::::::::::::::::::|:ｌ
| ≧:::::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::j:j
|.:.:::::::::::::Y｀.::::::::::::::::::::::::::::::ｊ:ﾒ
|.:.::::::::::::::}.＞ :::::::::::::::::::::::そﾞ
|.:.::::::::::::､|.:.::::::::::::::::::::::::::::::{､
|.:.:::ｲﾆゝｲ::::::.ゝ:::::::::::::::::::∧:.､
|.:.::＞ｰ::｀ゝ.:.::::::::::::::::::::::::::::ヽ:.､
|.:.:::´￣::::::::｀.:.:．＜::::::::::, -､::::::ヽ､ｨヽ､_ ,､
__ゝ．.::::::::::::::::::::::::`..ｰ.テ´ ｰ ｰ､_ｲﾍ ＿ ソj i､＿＿＿＿_
ﾆ二二`ﾆ．.:::::::::::::::::::::ｆ 二＜: iﾘ二二| |||㏍㏍㏍㏍|i. ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
￣￣￣￣¨`f｀ ＞.:::､:ｊ j,、 __ﾒー､￣￣| ｊ´￣￣￣￣´. ┃ 領都居残り組みは４人です。
. } _ ｔー-‐ﾞヽ｀ーｆ ｆヽゝメl! `′ ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
ｆF´ヽ ゝ ゞ＜´ｆ i!
┌─────────────────────────────────────┐
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┌───┐
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.
┌───┐
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┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
::::::::::::::::::{:::::/ : !::::::| .|::/;;;;;:::::;;;ﾊ::!::!:::!:::::::::ヽ |＿::.;;;|＿;:..＿|＿＿:._|＿＿__|＿.| i ..|
:::: 'マ:::::∧::| :... ゞ::|- |:!::. ｀´ ﾉ::}:::|::!::::::ヾ::}.. |;::_|＿＿_|√＿_:.:|:..＿＿|_＿,;;'~ | 〉
:/ Vﾐ ゞ| '´⌒!ト:: !|::. ｰ彡:|:::i!::|:::::::|:|:!.. |＿＿|:::.＿＿|＿＿;:._|＿＿;::|'___ i '~ヽ/￣｀::
ノ ミ , '≦ミトｚｚｲ}:: {:: 彡:::j!/|:::::/j!. |::._|＿＿|＿|;:;:::|＿|＿＿:|＿＿_,;' | ::
ヾ_ _} .. ﾐ -t::ｯ-ｩ㌘ノ::ノミｚｚｘ}::/::j:::/ ／￣￣￣￣＼ﾞ::.＿.,|＿＿::..|∧,,,,,∧〃 ,,/ :
ゝ、) ::.ゝ ー-~~ノ:: ﾐ (:夂ｭ:i'´／ノ'" | へへっ |..;;;;;;;;;;;;;;;;|＿_彡o-o･,,ﾐ〃 i | :
~}, ,乂 ... ﾊ::ィ::} ＼＿＿＿＿／ﾞ＿＿|＿＿と｢;;<w[と).｜i .| :
\, , ,::} ー-::彡.. と、 {:: ﾉ |￣￣|＿|＿＿＿|＿＿/;;y;;;;;;ゞ＼ | ::...:
キ;:;{´ ( 、; ; ; ;i ト-'′イ..、 |ted!..|;;.＿＿;;;|＿::.＿|〆ﾉ ｀J＼r'￣｜ ::.:
ヾ; ; ; , , ヽ｀ー--ζ/ ハﾆヽ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
｀ﾒ; ; ; ; ￣｀ｰｲ;.ﾉ ∧ﾆﾆト、. | これは旦那様方、お久しぶりでございますな。 |
_ゞ; ; ; ; ; ; ;}'´ ∧ﾆj}ﾆ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／.::
{'" |ﾆ--イ ∧ﾉﾆﾆ |＿|＿＿:;;;|＼ ＼|￣ ..: :.. .::. :. .| :
|ﾆﾆﾆﾍ Yﾆニ. |;;;,,,,＿;|＼ ＼|￣'' 目 λλ ;;. | :. ::
|ﾆﾆﾆﾆ:. }ﾆﾆﾆ |' ＼|￣ ;;./ ヽ_( 'ｰ`)y-~ : . | ∧∧
-、 ィー''" |ﾆﾆﾆﾆﾍ |ﾆVﾆ}. |∩∩ ￣￣'''' |～|ﾉ( ﾍﾍ)￣￣￣''＼,~-∩ﾞ*,)
!ﾆﾆニﾀﾆヽ |ﾆﾆY. |;;;'д）,, ;; |__,,| 。 ゛ ,,＼(_ｿと)
|ﾆﾆﾆﾀ}ﾆ'´ヾ_ -‐⌒ヾニ∧. | っっﾐ ::. ( , ﾉ ::
|ﾆﾆ//ﾆﾆУ ｨ-‐:::... ヾニ}. |;;,＿）旦 l⌒i⌒l .ﾚ`J.、
⌒} / }ヽ_／|ﾆ//ﾆﾆﾆ(_／:{ ｀ {ﾆ} |,,,,,,,,,,,ﾐ @ ⌒'⌒ ＼
({ /_ノ ｀´|:: |://ﾆﾆﾆニ(.ィ=----- ﾉﾆ、 .|
}::://ﾆﾆﾆﾆニ( ＿ }ﾆﾆ
ｊ::::{｛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆУ⌒￣ }ﾆﾆ}
{:: |ﾖﾆﾆﾆﾆﾆﾆ（_ 入＿ jﾆﾆト、
. ノ:: |ﾖﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾌ不 ヽ j!ﾆﾆﾆﾉ
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ あなたのことです、どうせ知っているでしょうが、
／ （● ） （＜） ＼
| __´___ | 僕達は暫定領主代官に任命されました。
＼ `ー'´ ／
〉 ⌒ヽ 将来の領民候補として使える人手を求めています。
. | ､ ＼＿
! ヽ ＿⌒)
三三三三三三／ 三／j/ﾊ/ j/:::i:::i::}.. ＿＿
三三三三三/ { λ}ﾐ! ::. -ﾆｘ}/j:/:ﾘ. （チラッ）
うぅｰ-≧三/ .{ ﾄ Y ミ :ﾉ .ｔｭ;ｿ′ ' . ￣￣
￣` ー ｀ヽ､ |弋ｲ ::{ Ｙ:{､ ｜
⌒￣≧ト 、 ＼ _） ;:λ | | .!
ﾆﾆｨ≦ﾆﾃﾆT≧ミ、; ; ｊ!; ::.._.ノx ｝ ｜ 確かにあたしは口利屋などしておりますが、
ﾆ/ﾆﾆﾆj!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-;:;:{ ; ; 「トミ '′ . !
/ﾆニ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ;:{; ;::{;{`く´ .| どうしようもないクズほど
ニ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ{ニ; ; ; ;.、ﾉ !
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆ; ; ; ;｝. | 自由民の立場にしがみついているもんでございまして、はい。
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ{::ニト ''″ |
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:::ﾆﾆ |
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ::ﾆ/-― ￣ 、⌒ヽ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:i! } ､_⌒ヽ） ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}::ﾆ:| .| ￣`Ｙ ┃ 都市民は基本的に自由民。
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{::.ﾆＹ.| -＝ﾆ′ ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{: ::ﾆ} | _,.. ---ｩ_ﾉ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ{ :ﾆ/ !、 ⌒ﾉ |
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ／ﾆﾆ{:/ | ｀¨´ ￣ .!
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ..:ﾆﾆﾆﾆ|/| .| ｜
.
| |. ..... -=彡-=ﾐ.. ／／
| | ○. {（/ -=ニ:::::.:. ヽ._. ／／
| |. ≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐ ／／
,. | |. /:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼. ／／.|
,;:' ﾞ | | /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝ ／／ | :.;'
| |.. ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.:／／ ..| :
| |. )＼-一 ／人:::ヾ＼ .|
| | ＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼ ....|
| |: } _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x ....|
| | ／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
::' | | ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
．―――― , |＿_|＿＿＿ Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
／ ＼ ／ _ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼
| | ／ ヽ ＼ ＼ﾉ ||__」_｀ Y´ T | | ヽ:i:i:i:i:i:i:i＼
| |
| ゝ,＿,ノ ゝ,.__ﾉ| あるいは何かしらの職人につなぎがあればとも思ったが、
| （ ●） （ ●）|
, -.} （ 人 ） お前に頼みたいのは、俺達で御しえる人物かどうかの目利きさ。
/ ∨ゝ `ー ´ `ｰ´
.. x＜三三ミﾄ､. ﾍ :.ヽ ´ ｀ / ……立場上、長剣なんぞ佩いてるが使えないのは知ってるだろ？
..... 〃 ￣ ー-ﾐヽ ＼ ＼:::ゝ ,＿__, '
....../,′ ,. =ミV ＞ _`弋 } ﾊ , -=､
....,',j , ---＼ｲ/////,Xﾆ＜ ヽ二i｀ - 、
....|{∨ ／<>､,. -----r≦二二二ﾑ, ∨ﾊ - ミ､
...ﾞlVﾑ /<>､イ二二二二二二二ニﾆ} }ソ ＿_ ﾐiY
.....l ＼, ,'< //二二二二二二二二ﾆ イ }_,} }Y ⊆ 〉
.....}//∧ i ヾ/二二二二二二二二／.ｭゝ -,∠/ ￣
...ﾞj///∧ミ人二二二二二二ニ／≧=L二ニ」i|
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,;'´;:;:;:;,;r;r;r;;:;:ﾍﾍVミﾐﾐﾐﾐヽヽﾄﾄ､;:;:;}三三ミﾐi!
ﾘ;:;:;:;ｲ;ｲ;:ｲｲｲｲ´`'ﾞﾞﾞj;!:;};:川州州ﾄﾄ､三三ミﾐl!
{;ji;:ji;:ji;i川川 ﾘ ﾘ ﾘﾚ' j ﾘﾘﾊ;}ミｦ⌒ヾ;:}
{;川州州ﾄ､ ｀; .;,r'´_,,,..､､--ｭ ミ ハ ,ﾘ
从从ﾄ ,.ﾍ､,,ﾉ八ゝ-_ｰ＜´_｀` ;ﾐ い 1 いやいや、お似合いでございますよ。
｀｀`ゝtrrｪﾝ 孑'´｀ｰ='‘'- : ; ノ ｲ
ﾄ こﾝ'´ ｀` ´ . ; 1 ノ '.`ヽ､ ずいぶんと買って下さっているようで悪い気はしませんが、
！ i ;:;:､ - ､ ,.ｲ 「 '...:.:.:ヽ､
入 .:.:L_,. ‐' ; .`ヽ`¨´ { ; ;ﾉ ﾞ, 1::::::::::: あたしの目はちょいとばかりお高いですぜぇ。
／/ / ﾞ､ ､,,.._ _ __ ソ ′; ﾉ;／ ; j}::::::::::::
／. :/ / '. こﾆこ_´, ; . ;r'／ .: ﾊ::::::::::::
/. : : / / 〃ヽ ; . ; . ; .; ; ,,r'´ / / j!:::::::::::
/. : : / 〃. :. :ゞーー‐'´ / / i:::::::::::
/: : : / 〃. :. :.: / / / / j!::::::::::
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／ ´ ｀ ヽ
| ィ=＝ミ ィ＝=ミ |
| | 今日含めて10日間、銀貨10枚。先払いもしましょうか？
| """ ｀ """ |
＼ ヽ､＿＿＿ノ ／
＼ ／. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ヽ イ＼. ┃ 銀貨10枚は、ほぼ１年暮らせるだけの金額です。
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ｰ=≠´ ヽ. f´￣￣￣￣ ｀ヽ
,ｲ/ ∠__ ヽヽヽ｀ヽ三ミヾ!.. | ……。 |
/｛ /{｛-- jﾅナﾉ 川三ﾐミｊ. ゝ＿＿＿＿_ ノ
{（｛二{ ≠､＿ｊﾉﾉﾊア＾Y
に･(_`ｰ=・ｧｰ ｊﾉ|ノｊ|__ いえ、手付けは半金で十分でございます。
（..:| 、`='´ / Lノ＼}ヽへ、
ヽｆｒｒ┘`'ー ': : } ､ } ｀ ＼__ はっ、日当銀１たあ、お大尽かヤバイ山かってね。
{にﾆ＞ : : }／ ∨! ∨＾｝‐- .._
／/ﾉ「: : : : ／/ ﾉ/ | / ＞､
/ // `7７{´＼ /{ | ｜} ／ ＼
. / / 〃 ト､ ∠厶 } |/ /ハ
. ｝ / {{ | `￢/／∨ { /{ }
/ / ハ |､{ 〃 ｛ ﾐ{ ｌ }/{
{ ｛ { ｛ ヽ.|ﾊ}_// ／} }ｊ ﾊ ヽ
／ ￣￣＼
. /ヽ､_ ＼
. （ （● ） .| なに、「鉱山送りにするほどでもない中途半端な連中」だそうだ。
（ﾉ､__） |
. |⌒´ | 御せない連中を抱える気はない、
. { !
ヽ, .イヽ＞､ 収穫ゼロでもお前のせいじゃないから気楽に頼むぜ。
「≧i＿,､x≦ .＼
|/仁＿ -―＝ニ´>
∥/イニ￣￣￣ミミ'ヽ,
/i /,.＜￣∨＞-一ゝ､＿ヽ,
./´ /' .∧ i
/ /i' ∧ . / / ＼
./ / .| i i ./ // ＼
.
,.ｨ'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::∨::::::::/ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾐ
ｨ'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::∨:::/:::::ﾍ::ﾏ::::ヾ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾐ
/:::::::::::::::::::::r´:::::i::::::!:::::!￣｀` ‐-‐ '" !:::ﾏ::::ヾ::::::::i:::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
ｲ:::ｵ::::::::::::::::::!::::::::{:::::!:::::! !:::ﾊ::::::ﾊ:::::::ﾄ:::::::i!::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::!
.|/ |:::::::ｲ:::::::!:::::i:::!:::ﾊ:::::! ｀ ヽ ､ ''"~ }:::! |::::j !::::j !:::::j.!:j. !::::::::::::::.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
.|! |::::::! !:::::::ﾄ::!ﾏ!ヾ!.ﾏ:::! j:ｿ .j::!' |::! |::/ ﾚ |::ハ:::::::| 札付きの面通したぁ旦那方もお人が悪い。 |
!::::| !:i!::::| ﾘ ﾏi ヾﾄ, ﾉ' ｊﾉ _.ﾚ...._!'____ jﾚ ∨::.＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
寸 !|ﾏ::| ,.ｨ＜:≧z,_ .ﾉ .ﾉ ＿_,. ｨ::'´::::ﾚ'"""｀｀` ﾏ::r'´ Y.
. 、′ "ヾﾐ::::ｼ-く ゝ"`-ミ!ﾚ'＿ `ヽ |:| |
ヽ r‐弋ﾌﾆｨ::`i¨` ..::::'::::::ゝz、ミｼフヽ -イ |:! ' ┐ .|.
{ 、｀ ´ ,.ｨr:::::〉 ::::::::::::ヽ ､ ｀ ´ ｨ `ヽ. ﾚ .> ! ! ＿＿＿
| "´ | :::::::::::: " :::´ ﾉ jヽ‐-、 , `ヽ
{ ! ::::::::::::. ｨ':::::::. '´ ／ヽ.;.;.;.;ヽ,i! ヽ､
!、 | ::::::::-ﾄ::.. ,.イ:::::::! ／:::::::::::】.;.;.;.;ﾘ
ヽ ｨi!！ :::::::::::}:::ヽ､ ,.ｨ'´::::::::::::::::i￣::i:::::::::/.;.;.;.;.;.;.｝
ﾄ ,.ｨ' ｀ヽ､_ ..:::ﾚ"´ ; ;｀`ヽ. i!:::::::::::::::|:::::::j::::／.;.;.;.;.;.;.;.;|
∧ i' 、. ; ￣ ; ; ; ; ,.ィ ヾ }::::::::::::::::j:::::::::/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;|
∧ i ; ｀i`‐-＝ﾐ-‐ﾆ‐--ｩ-‐"ﾉ ; j:::::::::::::::ﾉ:::::::/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ﾉ
∧.i ! / ; ; |:::::::: イ::::::／.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/
ヽﾞ ; ヽ __,. .,_____,.ｨ' ; ﾉ:::／::::::／.;.;.;.;＿|＼＿＿＿
入 ; ｨ::::::::::::::ヾ、 ; ; ／::::::／.;.;.;.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
/ ヽ ; ; ; ; ／:::::::::/.;.;.;.;.;.;.| このキサク、腹をくくるしかなさそうで。 |
/ ゝ ; ; ; ; ; ／::::::::::::/.;.;.;.;.;.;.;..＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｸｸｸ
/ ゝ、 ; ; ; ; ／:::::::::::::::/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;／
/ フ - ‐ ' ´::::::::::::::::::/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/
/ /.;.;.;.;.;/::::::::::::::::::::::::::/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/
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....㌻_ ‐二三三二─ ￣._／:.:.｀//: :/ : , i i : : : !:!: : : :ﾄ､: : : :ｉ: : }:}//}／ ' L、. : ' ´, . : ' ´, . : ' ´ . . : ´
.;─二三㌍+'''”. . : : : :.,__‐'´:.:.:.:.:.:,' ': :〃:.ｲ:;': ,ｌ: : : .i |. . . '.i. i. . . . !. . {.ﾆ7___ '/... : ' ´ , . : ' ´ ,，──-,
三㌍+''”. . : : : : : : /／:.ヽ:.:.:.:.:::i ｉ: ::!ｉ|: ﾄ/ｲハ: : ﾘ!:!:.:;ｲ::川: : : :.:i: :::r'´:.:.:.:.ヽ./ . _､‐''゛ _ ─ｒ‐‐／L__／,:; :; :;
'”. . : : : . . . . ,. .:'´:.:.:.:.:.::l.::::::;.ｲﾊ.:j从ｆトミ{ {､厶ﾑ/-}::ﾘ:ji: : : :::|: /:.:.:.:.:.:.:.:::} ‐''゛ __Ｌ￣>'´＿|＿Ｌ,:;:i: : i :
. ,.:'´,.:'´_､,. .:'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:::;_j／ Ⅵ｀ヽﾍﾞ_ﾏﾘ ﾘ ｧ示=‐</｣: : : !:r'; -― ､:.::;ﾊ'´, '゜く＿／￣ . : :;';': : i : i ;'
.ﾞ,.:'´,.:'´,.:'／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::／ !::.|: :i ＾¨ﾉ ､ ﾏ沙'ﾉﾏ : : ,'::i〉:.:.:.:.:.:.:.:V:..:',. . . : :, . . : : : : : : ;';';';';';'; ,i i! iV
冖'＾.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::∠ー-<^ヽ-‐/::.:!: : ､ ヽ ＾￣´ /: :: /_/:.:.:.:.:.:.:.:/ｲ:..:..}.,:;.:,i:i:i::;.:,: : : : :,,.. _､‐''゛ ﾉ(ﾊいi{
.ﾞ:::::i /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::／:.､｀ヽ三ヘ:.ヽ{:::.::.',: : :＼ヽｰ-, /: ;イ´/:.:.:.:.:.:.:.:.;':::::::_ノ..ii:i:i:i:i:i: i i i..: .;';';';'.: .:.: .:从 ﾉ(ハ
. ヽ､:.:.:.:.-:一:'´:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾏ三∧:.i｀ヽ､ヽ: ::::{::ヽご -‐/: :{/,.V:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ{｀¨｢
. ｀ ‐ ::_:.:.:.:.:.:.:.:::.:.:.:.V_/_ﾊ !:..:..:..｀ヾ､::V::r' } __厶-‐`:/;:.:.:.:.:.:.:.:.:.ji::..:.ヽ
丁:ー- :__ヽV-/ﾊ:.､:..:..:,ﾍ:_いｖ' ／:;. -―‐7:ｉ:::.:.:.:.:.:.:.:.ハ:..:..:.i
l:::::::::|:::::::::￣∨/ム:..:..:.{:/:〃_＝=く:＿::..:..:i::::::::.:.:.:.:.:.: /v,'l:..:..:|
. !::::::::ｉ|:::::::::ｉ:::::::ﾏﾆ7i＼:￢_{辷':::.:::.: ﾘ:::.::}:../i|:::::::::.:.::／:/}/l:..:..l
.
;'"';
... , '" ﾞヽ. ﾞ" . ／r‐‐─--イ_
... ﾞ､.,_ ,. ' ＞´: : : : : : : : : : : :｀ヽ
. ほ ./: : : :l ｌ:ト : : : : : : : 八
. わ : : :/|:| 斗| ＼}￤:人: :ハ
{ N ﾉ rぅフ ヽl :⌒} : } ただいま、ホロ。ひと月留守にした間、変わりはないかい？
从rｧl '" V_ノ: :ﾉ
ﾉ }: { : :}
ヽ _ -‐' ハ:l :∧
´ ,､ ／ ∨＿
＿＿〉ﾞ"'-‐=ﾆ ￣ _, ﾆ=‐- .,r ￣ヽ
／.::=‐く -‐ｰ _,.. .. }ﾞ . -┴: : : : ‐‐=ミ l ♪ j
':::::::::r‐:::::) _,. --‐‐ 〃´: : ヽ : : : : : : : :｀ヽ ､.....`‐-‐ヾ
,:::::::::::::::::厂-‐＜二 _＿_ _ iﾊ:_: : : :l: : : : : |: : : : : :'. ヽ
.::::::::::::::::/ |´jハN |: : : : : | : : : : : : . . おかえりでありんす。
.:::::::::::::::/ ﾞ' ‐- .,_ ﾉ ⌒ }: : : : :,ハ:､: : : : :} ;
/=‐--イ .丶、 r' ' ' ' /. : : ／. : : : : : : :ﾉ ﾉ ひと月あればいろいろ変わるでありんすよ。
/ ‐-=≦{{ 丶 ＼ ／{ r ‐v１ : :／ｉ : : : : : : :（（ ／
/ 》 ＼ ／. : 入_ヽ／ ／ 人: : : : : : : : :＼
′ ∧ ﾞ . / : :／ ／／ヽ／..:::::::::‐-=: : : : : :｀: .ー -‐‐……‐‐ - .. ,. . .,
/ ∧ ＼ ′ ／ 〃 , :/.:::::::::::::::::::::::::::::::::‐-: : : : :¨: : : : :‐-. ほ ,;.ﾞ´ ﾞ ;
〈 ′}:.､ ＼ { { . "／.′/:/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ミ: : : : : : : : : :｀丶.. わ :;ﾞ ;ﾞ
/ / /{:::.＼ ' . 乂 _{: { { 〈.::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ: : : : : : : :ヽ: :＼ ､ﾉ..ゞ.., ,.:;ﾞ
. / . Ｏ ./ / }:::::::..＼ ￣乂 メ、 {＼:::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.' : ,. . ., ほ ﾞ´ﾞﾞ
/ ほ / {:::::::::::... ＼ ） } :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,;.ﾞ´ ﾞ ; わ: : : ＼
......,:'"ﾞ' ,. わ.....j:::::::::::::::::.....＼ | :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ﾞ ;ﾞ.: ﾉ} : : : } ヽ
......ﾞ､.,,. ' ゞ.., ,.:;ﾞ
ﾞ´ﾞﾞ
.
,ｨ/.:./.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-‐≠―-､
,.ィ'´¨':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.､:.:.｀ヽ､‐-ヽ､
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;ｨ彡｀ヽ:.丶:＼:.:＼:.:.:.ヾ.､
/'７.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:iヽ' 丶ﾊ ｀i‐≠｀､:.:ﾄ､ヽ､
/.:.:.:.:.:/l:.:.:.:i:.:.:| ｀' ﾉ, ｀i-'､:.ﾄヽ¨｀
/.:.:.:.:.:.'.:|:.:.:.:.l:.:.| __,ｨ=≠く. ′ |ｧ､ﾄヽ｀
/.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.ヽ:l ,､ '´ , -tァヾ, ,ｨ ｀ヾｭ_＿ あー、はいはい。
/.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| ｀/ ﾊ _ニ二¨゛´ ′ ﾉ
ヽ､:.:.:.:.:.:.:l!:.:.:.:.:j∨ ´ .} ／ﾉ） ‐- r' 〈 勝手にやらせてもらうから、
ｌ:.:.:.:.:.:.| l:.:.:.:!:.{ .{ ／ ｀゛/ _＿ ヽ
_＿|:.:.:.:li:ｌ ｌ:.:.:|ヽ'､ .}/ , ', - ' ⌒ゝ‐､. ／ l 好きなだけ再会を喜んどいてくれ。
／: : : :ｌ:.:.:!ﾘ｀:､ヽ{｀l ﾊ ./ / ｉ l,.! i,!／ , - |
. r―／: : : : : :.∨､:.:.:.:.:ヽ､__,_} ､ 'ヽ| !ﾉ .ﾉ'l､＿ |-､
j_｀ ‐- ､＿二=‐＝――- ､: :ﾞ､ ヽ ,} ′ ｀ヽ._!/ヾ丶
//7‐- _＿＿__ -‐―‐‐- .｀"'‐={ｰ 丶 }///ゝ i
. ///////////////////////｀,,‐-,｀ヽ､三=- ､_ /ヽ/ ∧
///////////////////////, -‐////ﾊ ヽﾆr―‐､―- /// ／/∧
､//////////////////／三＝=//, -‐'////|ヽ::::::::￣二‐'-‐7'////∧
_ _ _
ｰ, ´ ｰ=ヽYノｰ=ﾐｰ ､
／ ｰ‐' ／ ＼ヽ＼＼
. //／ ／／ ハヽヽ＼＼ヽ
. ｊ// / / / ｌ ｌ l l l l ヽヽl
. ｌ l / / /y≠ﾐ 从 y≠ﾐ l l
ﾊ从ハﾐ ｡ ｡ ﾊﾉ __ ／三ミヽ
八ヽﾐ ,,,, ..:: ､ ,,, Y ≦・:ゞ/ 从ﾆ=≦
. ｰｨ ,,,,,,`ｰ',,,,,,,...} l-''" 从ﾆ=≦ いつものように、荷物おろしとく。
＿_|:. ,,;;;'ﾞ､ー―ｧ,;;/ｰｒ,､ゝ､λミ≦
／ゞﾐ:l:. ヽ;;;,, ｀こ´;;;/／ ';';';';';'}￣´
. { ;';';';';'ｰ-､';;;;;,,,,,,,,;;:'ﾞ;';', ';';';';'ﾊ-,､
, イ ;';';';';';';';';' ;';';';';';';'; ';';';';';';';';}
. ／:.:.:{;';';';';';';';';'; ;';';';';';';';', ';イ'"´:.｀ヽ
／:.:.:.／:＼;';';';';';'; ;';';';';';';';';', ／:o|:.:.:.:.:.:.:.:.`ｰﾍ
.
,ｲ､_(, （ !j k､〃fﾞ ,r' ｨ; ｀ゝ､ ﾞヽ
/ﾞゞ'´￣｀ｧf''"ﾞﾞ´￣ ｀ヾ, ｀ゞ､ ヽﾞi
,ﾉゞ! （(｀j ﾞi ､ ＼ j
iﾞj ,! ﾄ, ｀ヽミj
ゞﾉ-=;､,,_, ,' _,,.､z＝=-' ｀ﾄ､､ ｀ミゞ|
ゝ ,ｨﾓﾗ冫' ＜ｨぞﾃゝ､ .V ,｀ゞﾄN
ﾞl ｲ′ ｀ ｀` l/^ヽ｀, 〉
| / ; ｶ 〉! k,l すまんノル、牛も頼む。
ﾄ ヾr=‐､, , ' ' ﾉ_,ﾉﾄﾄ;j
! , ´ 「,イヾ ヽ〉
} ´￣￣｀` ,! ( ik､` j
j;:!､ ´￣ ｀ / ,ゞ､V 〈
｀ゞﾄ, ' ' ,． '´,ィ´ ﾞi j
ｲk>､､＿_＿,,ィ´-‐''´ ,ｲｶﾉ'
ヾjゝ=､ r‐'"´-､,ｭ ,r'´ ,;i|ｰ-､､_
_, ｲﾄ､ ,!,!lゝ'⌒ゝ( _,ィ´ , ィ´ ,ｲ,ｲ ｀ﾌ''ｰ
_,, ､ｨ‐r''´ﾌ｀＞､ﾉ,!l ,ﾉXゝ ,ィ´￣｀`'ｰ'- ､､/ /
/:＞,ｨ:::::::::::/:::::、::::::＼::::::::::ヽ:::::::::::::::V、::.
／´ /:::::/::::::':::ﾊム:ヽ::::::ヽ:::､:::::V:::ヽ:::::::. ヽ::.
,:::::::;'::::|:::{:::{: : : V:,＼:::::,ｰヽ:::V:::::V::::::. ヽ
,:::::;ｲ::::::!:ﾑ::{: : : : V,: :ヽ::::,: : ヽ}V::::V':::::
,:／/|::ﾊ:|:{__',{≧ｘ,ｰV, __ヽ::,＿_ｊ__V:::}:V::|｀ヽ
'´ ﾚ!' ',!人乂ｒﾒ､` ｖ, ,斗rぅｧ､ }ﾊ:::!: :V: : : :＼
.|∨:', ^¨´ /ヾ、ｰ~イ ' 从|: : :V､: {｀ヾ! 子供らはどうすんだ？
ヽ 、 }ノ //ﾚ∧: : :. ヾ、
,.ィﾑ、 、＿＿ , , ~ }: :|V ）:、 宿舎に連れてっちまっていいのか？
＿ ,.ィ〔ニニ}ヽ ー ‐ ^ ／ﾆ≧s。 }: :| /__:}
/ニニニニﾆﾆ}. ＼ , イ {ニ(__)___)}:ﾚヽ
,ニニニニニ／} 、 ￣ :{ニ乂_ノﾆ}'ﾆ＼
{{ニﾆ〃{｀ヽｖニ{{、 ) {ﾄ＜ニﾆﾆ}ﾆﾆﾆヽ、
／L--ノﾆ{ﾆ〃ﾆﾑ}} ＿＿＿ ／/}/ニニニニﾆﾆﾆ＼
ニニニニニニﾆﾆﾑ} ＿＿＿___ ／ ,ニニニニニニニﾆ
ニニニニニニニニ{:,ヘ、::{ｰ'}ヽノ^ }ニニニニニニニﾆ
.
.＿＿＿
／）／ノ ' ヽ､.＼
.／ .ｲ '（●） （●） ＼ 先に事務所に寄って女衆に引き継ぎたいお。
/,'才.ﾐ) （__人__） ＼ ｶﾘﾔ
| ≧ｼ' ´ ⌒｀ | こっちの、雁夜村長の用件聞くにもまず事務所だお。
.＼ ヽ ／
. ／ィ/ : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼: ＼
. /: : : : : //: :/: : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : '.｀¨
/: : : : .://: :/:: : : : : :／: .:/: : :/: :八: l:. : : : : : ｉ : : '
／: : :.:::::://: :/:: : /: : ': : ::::/: : :/: :/ |::|､:. : :i: : :!: : :.ﾊ
__／: :.:::::::::::::j/: :/::: ::/: /: : :. '∧: :/: :/ /|::| |::. : !: : i.::. :} ﾘ
.... ｀ヾ::::::::::::::::::::::::| j:::: /: /:::／ /: :×: :/ / ::| |:::. .::: : i::ﾄ :!
￣/:::::::::::r‐|/:;; : :/〃..,,_/_'´ /´lﾉ ′__l|_|::::/:::: .::::| ﾘ
.. ｰ=彡､:::::::| :.:､ |: / /ーｔ::ｧ‐､¨¨'': /´ｨt::ｧｭ!:/ }:::.::::::l 用件といっても
. /:::::::l :.:.:.:|/ ￣ :.／:.:.| ::'ヽ ￣ ﾘ.:. !:::j:::::′
. |ﾊ:::::::ヽ ､':. ´ :.:| | j/ /::/!::/ モトノ村からの道中話したとおりなんだがね。
. |:::j!::::ゝ_） :| | /ｨ/::/ j/
. |:∧::::::::::ﾄ ｀ ´ /::/ j/ 返事を貰いたいから着いてきただけで。
. |' ∨Ⅵ! ､ ＿＿＿ .ｲ::/
.... ＿ ,， ＜: : : : : :| ､ ´ ―‐ , /:ﾘ┴- .,_
.. : : ＼´: : : : : : : : :.rく{ ＼ ／/┐: : : : : : :￣￣￣
.....: : : : ＼: : : : : : : :|i:i:i≧==--:｀ ー―'_,,.r≦!: : : : : : : : : :＞ ´
.: : : : : : :＼: : : : : |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ij: : : : : : : :／: : :
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３３回 暫定領主代官
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1036年03月07日～03月28日
■今回新規・変更点
地位：
暫定領主代官
雇用・加入：
孤児院より → 下男3人＋下女13人
犯罪奴隷より → 下男4人
新しい仲間！ → 牛2頭、馬1頭
使用可能資産、作成可能品等：
サイロ、サイレージ、名刺、【そのうち】蹄鉄
事業別収支：春期３月分
人件費等基礎収支
－資金 銀貨67枚
－食糧 28か月分/人
－飼料 14単位
総務部門 －製品 銀貨6枚相当 紙の溶ける職場
輸送部門 －製品 銀貨24枚相当 オーフェンへ１回卸売
＋資金 銀貨36枚†
食糧生産系（農耕・牧畜・狩猟）
＋飼料 33単位
＋食糧 9か月分/人†（菜園3、養鶏4、狩猟2）
＋製品 銀貨9枚相当（羽毛4、革他5）
工芸部門 －資材 銀貨25枚相当
＋製品 銀貨128枚相当
工事部門（進行中）
開発部門 －資金 銅貨144枚 シタノ村雇用６人
特別収支 －資材 銀貨6枚相当 インフラ保全・修繕
＋資金 金貨24枚† 辺境伯家手土産に対する下賜
－資金 銀貨93枚（領都滞在延長5、牛2馬1：48、犯罪奴隷引き受け・キサク謝礼20、生活用品20）
特記事項：
メモ ： 湯たんぽ辺境伯家への卸、季節ごと【－製品銀貨6枚相当→＋金貨24枚】
メモ ： 新メンバーと牛馬分基礎収支反映は４月期より
メモ ： 1036年中は、施肥は１回目のみ。追肥は行わない（行えない）
メモ ： 今年度街道工事、伐採・抜根済みのため人日計算に補正アリ
メモ ： シタノ村より動員１日6人＋ワカメ＋牛1（4人換算）で【264人日】
メモ ： 各自お土産、個人財布より出費
【修正】教会堂→修道院と礼拝所
メモ ： 修道院関連人員は団員・村人ではないため記載しない
◆実績クエスト：
【△待機】 ヘンピナ街道全通→ゾォルケン家後見→90人自給自足体制→騎士叙爵
【〓終了】 オクノ村→ランカークス村間 j ﾄ､ヽj､川/,r'ﾞ´ﾆ二三ミヽ
【○進行】 ランカークス村→アントレ村間 ｸ7´｀`ﾘ^^ヾ厂￣`ヾ三ミヽ!
【○進行】 アントレ村→北方大路周辺. ,ｲ.:;! 〈 ,ﾘ ﾞ,三ミﾐ|
!//! ﾄ､ミﾐﾐ!
◆クランのクエスト： `ﾄ〈‐-､､,, _,､､､ !ﾐミヽﾐ!
【○進行】 1036年度新規開墾・道付け等【264人日】.ヾ! ｰェzゞ '''ﾞｪェz､ !ﾘ^ヾ ji!
【×待機】 沼の湖岸整備 | ｀7 ﾘソﾉｲ||
【×待機】 工房地の拡張・水車増設. ﾊ ! ,,､ ,′ ,メ;:;:;:;;!
【×待機】 温泉利用（風呂、加工・工業的利用）. 〈.:;! `´ : 爪;:;:;;:ｲ
【△待機】 修道院と礼拝所の建設 ヾi!. ｀ﾆ二｀` ,' / j!ﾉ＿|＼＿＿＿
【×待機】 宿施設の増改築 iﾄ､ ,.ｲ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
, ｲj! ヽゞﾆﾆﾆ'／ | もっと遊んできたかった |
_,､､-‐''"´ | | ^i !| 仄(..... ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■第３３回末時点(1036年03月28日)でのリザルト
◇クラン・サムライ騎士団（予定）・マスターズ
地位 ： （北部辺境伯・ヘンピナ地方）暫定領主代官、ロレンス村の郷士
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》 《礼法》
称号？： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミット参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、修道会
敵対 ：
◇資産
個人 ： やるお（銀1,241） やらないお（銀1,269） できるお（銀1,243）
資金 ： 金貨3,024 銀貨10,093 割銀貨1,096 銅貨6,879 小銅貨2,265
食糧 ： 1,065か月分/人＋飼料57単位（飼料不足→食糧消費）
採取地： 粘土、凝灰岩（火山灰）、クズ石
資材 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰等（銀貨6,283枚相当）＋藁・木・土・砂・石等（銀貨1,854枚相当）
製品 ： 銀貨319枚相当（卸値：村内引渡し1.5倍、領都輸送2倍）
教会税： 銀貨12,408枚＋食糧894か月分/人（確定時に計上、10％納付）
◇クラン人員・産業構成（男22/女26/不明0/牛馬6）
※食糧・飼料消費 ： 未就労未成人0/牛2/馬10/軍馬15/鶏0(残飯)/豚0(残飯+森)/羊0(要草地)
※月当たり人件費＋材料費等 →生産高（主要産品）
固定資産： [-]+[*材6/修繕3・6・9・12月] →[priceless] *上水道1・下水道1・道2・水車2
遊軍 ： [銀37+食8+飼18]+[-] →[-]
┗やるお[10] やらないお[10] できるお[10] ヨコシマ[3] ダイ[3] フリッツ[1] モブ下男[0]×4人 牛×4頭 馬×1頭
総務 ： [銀6+食4]+[品6] →[-]
┗アルトリア[3] アレイン[1] コア[1] レン[1]
輸送 ： [銀6+食2+飼10]+[*品] →[*金/*納品3・6・9・12月] *交易１回・製品24→資金48 *辺境伯家湯たんぽ製品6→資金288
┗クレイ[3] トラップ[3] 馬×1頭
農耕
┗ユーミル[3] モブ下女[0]×3人
・菜園 --町歩： [銀3+食4]+[-] →[*食1～3/1～9月] 放牧地と入替 *野菜（採集含）
・果樹園 .9町歩： [-]+[*品9/施肥2・5月] →[*食?/5・6・7月] （収穫：0／育成：9 *1037年から収穫予定9）
・耕作地 30町歩： [-]+[*品30/施肥1・6月] →[*食?/8月，*材?/8月] *収穫時、資材（麦藁）も取高ｘ1.2
牧畜
┗（女衆持ち回り）
・放牧地 11町歩： [-]+[*品11/施肥1・4月] →[*飼33/1～8月] *ｘ3飼料
・養鶏 48羽 ： [-]+[-] →[食4，品4] 卵・肉、糞・羽毛
狩猟 ： [銀3+食1]+[-] →[食0～6，品0～6] 肉、毛皮・獣脂等
┗マウナ[3]
工芸
・製紙 ： [銀0+食15]+[材15] →[品150]
┗モブ下女[0]×5+10人
・コンクリ： [銀3+食4]+[材48] →[品120]
┗ポップ[3] モブ下男[0]×3人
・焼き物 ： [銀6+食6]+[材5] →[品30] 土管、湯たんぽ、器
┗オフレッサー＋妻子[5]＋弟子[0]×3人 エルネスト[1]
・炭焼 ： [銀3+食2]+[材3] →[品18] 炭、木酢液、テレピン油
┗猛男＋凜子[3]
資源採取： [-]+[-] →[-]
◇拠点
【追加】 宿舎 4.モブ下男ｘ4 5.モブ下男ｘ3 8.モブ下女ｘ3 9.モブ下女ｘ3 10モブ下女ｘ3 11.モブ下女ｘ4
- 省略 -
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合の年会費 銀貨12枚×３人
予定 ： 暫定領主代理任命、1039年末までの開拓、軍役等の猶予
予定 ： 領主化後、軍役代わりの北方街道整備（年間労役40日×領民1/10～20？）
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） UMAも修道会（院）も沼すぎる……
◇クランメンバー
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト （銀河英雄伝説） 舎弟枠
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇北部辺境伯
ギルガメッシュ （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 嫡出子、ベーベイオン子爵
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 嫡子守役
◇北部辺境伯配下（辺境伯直臣）領地持ち騎士家／古田家
古田左介（ふるた・さすけ） （へうげもの） 古田家当主
◇教会関係
ハイドリッヒ・ラング （銀河英雄伝説） 修道院院長
ロゼット・クリストファ （クロノクルセイド） 修道女
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）：
ノーラ ノーラ・アレント（狼と香辛料） 支部長付き
オーフェン （壮年期）（魔術師オーフェン） 行商人
オーフェン （青年期）（魔術師オーフェン） 行商人見習い
ノル （フォーチュンクエスト） 護衛兼手伝い
◇モトノ村
間桐雁夜（まとう・かりや） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長
◇その他
キサク 伊頭鬼作（いとう・きさく）（鬼作） 口利屋（人買い）
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３２回 領都への旅
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＾､ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／,.,,... /i:i:i:i:i:i:i∧ ／i:i:i:i:／kkkkk;
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爻ヾ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..;;;;'''""..:::;;;:;...,,;;''' ～'""::::::::::::::::::／￣kkkkkk ∧kkkk
ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
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iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
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ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
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第３２回
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/. . .. . .. . ._ ,'.| . .} ..,' おっつかれさーん。
_ -／. . .. . .. .∠.,' ｌ . ｀ . ／ ,'- _
,.--‐-.'. . .. . .. . .. . .. .,' '. ｌ. ヤ::::..._ .,'. . .. . .ヽ アントレ村へ、ようこそ！
./. . .. . .. ..l. . .. . .. . .. .ヽ ヽ,.ｌ .ヽ::::::::::::::::::＜｀ ｀ .,'. . .. . .. ..ｌ‐ i
./. . .. . .. . .. ヽ. . .. . .. . .. ヽ ｌ . ヽ::::::::::::::::::::/ . ,'. . .. . .. . .. . ..ヽ、
/_. . .. . .. . .. . .ヽ. . .. . .. . .. .ヽ l_ . . ヽ_:::, ' . .,'.: : : : : : /. . .. . .. ヽ__
／ ｀.ヽ、. . .. . .. .ヽ. . .. . .. . .. .ヽ .‐- 、 ＿＿ ,'. . .. . .. ./. . .. . .. . .. . ..)
.i. . .. .''''ヽ、. .ヽ、. . .. .ヽ、. . .. . .. . ヽ ヽ∠ /. . .. . ../. . .. . .. . .. . ..∠.、
.!. . .. . .. . .. ヽ、. .ヽ、. . .. .ヽ、. . .. . ..ヽ、 ヽ、_ _ ュ /. . .. .／. . .. . .. . .. . .／. . ..ヽ
|. . .. . .. . .. . .. .＼. . .. .ヽ、. . .. . .. . .. . ..ヽ、 ￣ /. . . ィ. . .. . .. . .. . . ィ./. . .. .
.
＿＿＿
／_ノ ヽ＼
／ （○） （○） ＼
／ u （__人__） ＼ つかれたおーー！
| |i!i!i!i!| u |
＼ u |;;;;;;;;;| ／
／ ｀⌒´ ＼
(（（ ) （ ）））
|、 i、 ,i /
ヽ＿/ ヽ__/
, ´￣￣￣ ,'ミ/彡′
...､ ／ ミ/彡' ＼
＼ r- 、/ ／ 〉
....＼ ＼ { !′ ／ . .＜´::', ／〉
. ＼ ィ´￣ハｰ-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
. ＼ィ´￣｀lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 おいおい、まだ２日目だぜ。
{ (￣´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／
ヽ ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―= しっかりしてくれよ。
,ゝ } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :... ﾉ
／//＼ / ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
／//////≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ／ﾒ,〉 / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..／///////////´ j/|:.:|八 ヽ _／メ／ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 1日目、できればオクノ村まで行く予定を変更してサキノ村にて1泊。あけての2日目です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┏───────────────────────■ヘンピナ街道（Hempinia）７村＋1─┓
☆ ロレンスの湯治宿（Lawrence's inn） ※数字は区間距離目安（km）
5┘
│
★ シタノ村（sitonm） サキノ村（sakyno）
│ ★─5──★ ヨリオクノ村（Yry-Orcnom）
└5 ─★† │ └4
└──12───┘ │
モトノ村（mottonom） ★†─┐ オクノ村（Orcnom）
7
└★┐ ランカークス村（Lankarks）
4
（至辺境伯領都）━━━━┓ ★ アントレ村（Entrea）
┗━━━━━━┷━┓
┃
┗┓ 北方大路（北方街道）
┗──────────────────────────────────────┛
＿＿＿
／ ＼ 荷物がねえ。
／ ノ ヽ＼
／ u （●） （●）＼ 馬車も登りでは押さないといけないし、
| U __´__ u |
＼ `ー'´ ／ くだりはくだりで勢いつかないように後ろから引っ張らないといけないし。
ヽ < ∩ノ ⊃
| ⌒ヽ i |／ ＿ノ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ヽ ＼ ／ ／ ┃ 勾配ひとつとっても峠道は難所なのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,..:::::::￣｀´:::::::::::::｀::..､
／::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::ヽ:::/:::::::::::::::::::::::::ヽ
'::::::::::::::::::::::へ::::ハ::::::::::::::::::::::::',
l::::::::;:::::::::;:::l＿V＿!::::i:::::l:::::::::::::i ハッ、そりゃ領都までの往復だ、大荷物にもなる。
l::::::/:::::::::;:::j V::l::::::!::::::::::::!
l:::/:::::::::/::/ Vlヽ::ﾄ､:::::::〉 うちなら飼葉など多少融通してやってもいいが、
V::::::／／￣ ‐ 、 ／ゝ__ヽ::::/
V/ ':! ー‐ｔﾃ- .{ '"`’ .!::! はなっから途中補充を当て込むようじゃ話にならんさ。
l:ヽ ! ', ｌ::l ､.ハ
l:l::::｀:l ヽ .ｌ::l ,.､{ '. '
,:::!::::::::, ＿＿＿_ ´ ;:::| , 、{. ヽ､ '. '
/:::|::::::::::, ヽ ＿＿ ノ ./::::l { ' ヽ. ',ｉ i }
＿ -―'"!:::::::::l＞ 、 ／::::::ｌﾆ＞ ._ ' ' l ! ! .!
/二ニニニニニニ!::i::::::!＼ ＞ _／,.!::::::::lニニニニ=-＿ .} ',!l ', ' l
. /ニニニ二二二/ニl::l::::::! >ｰ--＜ l::::::::;ニニニニニニニﾆ‐＿ ,l l ' . !
/ﾆ,ニ二二二二/ﾆニ';:l::::::! ////ﾊ l::::/ｿニﾆﾆ!ニニニニニニニ／;' ; '/
/ニlﾆニニ二二/ﾆニニヾ::::l'V////.l /!//ニニニｌニニニニニニ／ ' / '
. ,.ｲﾆﾆｌﾆﾆニニニ/ﾆﾆニ二/ヾl. V/// !. / /ニニニﾆ!二二ニニﾆﾆ/.' /
lﾆﾆニ!ﾆニニ二/ﾆﾆ二二/ ヽ! .///l .l/ /二二二ニlニニニニニ八 /
!二二lﾆニニニｌﾆニニニ,' ////! /二二二ニﾆ|二二ニニニﾆ} /ﾍ,.､
!ニ二lﾆニニニｌﾆニニニ{ /////! /二二二ニﾆﾆｊ二二ニニ/ニ,! ＿.／ ／ﾆ}
／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
（ ●）（ ●） | セイヤ村長の言うとおりなのはわかってるが、手加減してくれよ。
|（人__） |
| ⌒ ´ | ヒロシ村長、水や飼葉の補充頼みますだろ。
| |
ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
.
（ﾆﾆﾆ/ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
./ﾆﾆノ ` ―‐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_
-ﾆﾆ/ - 、 ` - ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.}
./ }ノ `ｰﾆﾆ=―ｬ `―、ﾆｒ.′
/ // ¨¨¨´ r _ ./ ´
.: /, 乂 ﾏト 、 ./
::. ＼ ` ==ﾞ /
ゝ, , ｀ ./、＿__ ./
＼ ∨/ , ./ ﾞ'' / ふひひ、手加減して身内価格にしておくよ。
｀ 、 .r‐メ./, ' , / /
.／ .| / ; , / /
./ ..| .ｌ , , / ま、そのへんは家人に任せて、早速だが打ち合わせだね。
./ .| ﾍ -、 ' ≦ /
/ ﾍ ﾍ ｰ.、 , ' , ./
./ ﾍ .ﾍ ' , ¨ ｰ‐、, ./‐ _
/ .ﾍ .ﾍ＿＿ .イ 、
..... -=彡-=ﾐ..
{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._.
≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐
/:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼ 団長達は街道工事の打ち合わせしないといけないから今日はここまで。
. /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝
ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.: といっても、俺達だって無理せずアントレで１泊することもあるんだけど。
)＼-一 ／人:::ヾ＼
＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
. ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
. _ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼
.
-､:::::::::/ //∧ ヽノ ',:::l＿＿＿＿',:|,--､＼:::::::::::::l｀ヽ
イ:::::::/ {//_ﾉ , -::､リ__ ヽ::::::::::::l´ , -､ ヽ:::::::::::::|
:::::ｲ::{ {ﾉ ｀¨´ ／ , -≦矛 ＼:::::| {二ヽ }:::::::,:::ﾘ
::::::∨ ,..-r::-､´! ´ l::::{__l ヽ:! } l/ /::::/l::/
_:::::::V:::/=-,示 弋z(ｿ ,ﾘ ｰ' /::::/ / フリッツは補充のほうの手伝いな。
´:::,.,:::::ハ 弋(ｿ , ﾄ､__,.ノ::::::::ヽ
:／ l::/{ ， ｰ ,' l:l::::::::::::::､::＼ 領都行きに志願したんだから。
. ﾚ , ､- ､ / ﾘl::::ﾊ::::::::ヽ ｀＼
､ﾒ ,.ｲ |::,' ､:::::::',
ヽ､＿＿＿＿／＿,..-―l:/二二!:::lﾘ-
／ ＿ ｀ヽ､ ｀ヽ､ ｀ヽﾞ ､/＿＿ ∧､二
/ ,- ´ ｀ヽ ヽ ＼ ∨ ∨:.:.:./ ＼
/,´ ＼ ', l , .∨:/ ｀ヽ
/ﾞゞ'´￣｀ｧf''"ﾞﾞ´￣ ｀ヾ, ｀ゞ､ ヽﾞi
,ﾉゞ! （(｀j ﾞi ､ ＼ j
iﾞj ,! ﾄ, ｀ヽミj
ゞﾉ-=;､,,_, ,' _,,.､z＝=-' ｀ﾄ､､ ｀ミゞ|
ゝ ,ｨﾓﾗ冫' ＜ｨぞﾃゝ､ .V ,｀ゞﾄN
ﾞl ｲ′ ｀ ｀` l/^ヽ｀, 〉
| / ; ｶ 〉! k,l 応さ！
ﾄ ヾr=‐､, , ' ' ﾉ_,ﾉﾄﾄ;j
! , ´ 「,イヾ ヽ〉 往復の護衛は俺に任せとけ！
} ´￣￣｀` ,! ( ik､` j
j;:!､ ´￣ ｀ / ,ゞ､V 〈
｀ゞﾄ, ' ' ,． '´,ィ´ ﾞi j
ｲk>､､＿_＿,,ィ´-‐''´ ,ｲｶﾉ'
ヾjゝ=､ r‐'"´-､,ｭ ,r'´ ,;i|ｰ-､､_
_, ｲﾄ､ ,!,!lゝ'⌒ゝ( _,ィ´ , ィ´ ,ｲ,ｲ ｀ﾌ''ｰ
.
. ./ "::ヾ::: ;ヾ: ;"::;ヾ"::ヾ::: ;ヾ ;"::;ヾ::;:;ヾ : ;"::;ヾ.,ｨ､ ヾ､_,'
.,.' ":::::ヾ::::ヽ"ヾ":::::ヾ::::: ;ヾ:::: ;"::::;ヾ＞'ﾞ´ヽゞ,，'’ゞ''¨´
/､ "ﾟヾ:::::;:;ヾ::::;"::::;ヾ＞'ﾞ´ゞｨ､,，'’｀ｨ､,, ,ｨ､ __ ＿,,. -‐￢ '"
,' ゞ､":ヾ:;ヾ:,ｨ､_.ｨ､_〃 : : : : : : : : : : : : :ヾ､, ,, ,,, ,ｨ-､,,,,.:.:ヽ､ ヽ^ﾆ- ─ く ＞￢-‐'"´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
! ,､ｨ､ ｀＾´＾ﾟ´ : : : : : : : : : : ｧ=====ｫ､ : : : : : : :ﾟ´: : : :´"´: : : : : : :ヾ､,., ,,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;＞ '´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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爻ミﾐ爻炎彡ﾐxﾞ'＜;｀ﾞ'＜, 三三三三ww三三三w三三三三三三三三三二ニﾆ≡＝‐ｨ､ｨ､wwwwwwwwwwwwwwwww
ﾞ'爻ゞ炎炎彡ﾐﾒ ｀ﾞ'＜;;｀ﾟﾞ'＜ﾐﾐﾐ三三三三三三三ﾐﾐ三三三三二ニﾆ≡＝‐三三三三三三三三三三三三三三三三
爻ミﾐ森ﾐ爻 彡ﾐx ｀ﾞ'＜;:;｀ﾞ'＜ ,ｨ,w､､,.,.ニﾆ≡＝‐'''''''ﾞﾟﾟﾟﾟ !爻爻爻爻爻‐＝≡ﾆニ二三三三三三三三三三三三
ﾞ'爻ゞ炎 炎 彡ﾐ. ＿ｒ'´ ￣ ￣｀`‐- 、: : : : : : :.､.,.,., ｫwwwwwwwwwww､,,,,,,
w炎 爻忝'＞'ﾞ. ./ l ＼ .: : : : : : : :::､,..,,..,,.,. ~~~~~'''''''''''' ﾞ'＜wwwwww､ , , , ,
;;;;..... .;;;;..... ./ /! l ヽ : : : : : : : : : : : : :ヽ､,.,.,.
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;;;;.;;;;.... www.< ´ .ｲ'//ﾘ_ハ! ヽ
` l/ｒ＜ /ﾚ'｀ ` 今年の工事、オクノ村からこっちの分の相談だね。
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. ,'i i i , , __,ノ, .'ﾚ､ / 俺達は寝床の確保したら、荷物の積み直しをしておこうか。
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／'／」 ,. .､-‐┬ヽ、
∠_ >ﾆ／ヽ: : :ヽ_: '-‐<
／／￣:ヽ;／´￣:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／／`丶／´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ┃ 特に飼料はどんどん消費するので適宜再配置を行います。
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二二| 二二二二 |:|i:|｀`''=- ,,|:|≧o｡.| | |ﾆ|∧ﾑ |::|┼rtｨi「:::|i:|‐ーー::|::|‐ーー::|::|ーーー
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|:::|. l^ヽ:{,′ 0 .0 i!....:|:| |｀|／ﾞv＿|__|＿ :, :, : : .:|::|i:i:ｉ|:|::||ノ:|i:|￣ヽ／￣ ＼／￣ヽ／￣＼
|:::|. | ゞx ﾍ i!.o1| |/|＼ﾉﾘ｀`'=s｡.,｀`丶 :, : |::|i:i:ｉ|:l､||::: |i:|＾＾^:}{＾^＾^＾ ||＾^＾^:}{^＾^＾^＾}
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_,.｡o1::|_,,.､-''ﾞ |:ﾑ ; 乂ﾆﾆ.ノ ; !. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼.:.:.:.｀ア「」／ ／／ ＼￣￣
'ﾞ´｡o1|:::|. ＿＿ .ﾑ'__' ¨ , r≦ . | で、見通しはどうだい？ |.:.:.:.( ≧s｡.,＿＿「」 ｡o≦): : : :
'´ |:::|. /:::::::::::::::::f┤ `¨^i!≧=‐. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／.／;;;≧s｡..,,_￣￣￣ ／:, : : :
|:::./::::::::::::::::::::::＼ ／:::::::::::::::::Ｙ .￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ',:.:{:γ´|;;;/＾ヽ/￣7¨¨广「: : :} : : :
. .::::::::::::::::::::::::::::::::::＼__／::::::::::::::::::::::::|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 弋: : :l/: : : : :∨: : : : )/: : :ﾉ_:_:ノ
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::: |
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. .::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::| ひっかかりそうなところ去年のうちに伐採・抜根はすませてあるけど。 |
...:::::::::::::::::::::／!:::::::::::::::::::::::::.＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
ﾍ::::::::::::::::::: ﾏ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::::: |
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ 改めて聞かれても、厳しいよなあとしか。
| ｀⌒ ´ |
| | オクノ村からランカークス村まではいいんだよ。
ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
/i/:.:.:.:.:〃:,-=ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.´:.:.:.:.ヽ、
./:.:.:.:.:.:.:.:.／-=、,__,,,-===ゝ｀ヽヾ:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ
./:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
l:.:.:.:..:.:.r-====ｧ:.:.:.:.:.:,-＝┐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、:.',
ヽ:.:.:.:..:{三二ｦ:.:.:.:.;ノ＝=-j:.:.::/l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i .ヽｊ
/:.:.:.:.:..:｀＝=l:::::.／-==-ノ::／./:.:.:.::.:.:.:..:/
7:.:.:.:.:.:/｀ヽ::{:::(／｀ヽ、--ｧﾌ_,,ノﾊ:.:.:..::,'
l/|:.:.:.:.i l ﾍ ﾘヾl .∥厂´イij //l:.:／
′ヾ,,::ヽ,、{ j ヽ、__,,ノ ;;;;;;(__,,ｨ ノ´ そこから峠越え、そして湿地に片足つっこむでやんすからねえ。
_,,-=_y´ヽﾍ "´ ／ .ﾉ
_,, - イ く ｀ヽ、u ___ ／ヽ 資材も時間もどれだけかかるか、ちょっと読めないっす。
_ -=''´ ｀ヽ:::::', ｀;;;ヽ 、__ ／ ハ
'ﾟ ,i::::::i ;;／ |::| ,ﾄ、
.',:::::', ＿ .,-ｲ:::l .lソ,
＼ ヽ、 ＼::::＼ ｀ _,,ノ:::ﾉ .l l
＼,ﾊ ｀ヽ、::｀=''´::::''"´ / i
| ヽ-''"´ / ＼
i .l´ .＼
.
／￣￣¨ |
○ ／|￣￣￣¨,/
. ／i:i:i:|￣￣` /
. ／i:i:i:i:i:/── ､/）
／i:i:i:γ⌒¨ ＜ !
.／ ヽi:i:i:i|| u. ヽ/
{γ¨||i:i:i:i|| ､____￣ヽ' 不評な峠道だが、まだマシなんだぜ。
! Ⅵ;||i:i:i:i|| ≧=¨ｧ-'
', }|i:i:i:i||:. ¨´ヽ ｻﾝﾄﾞｳ
.ゝｰ'||i:i:i:i||:: ...:;､__‘， 川沿い谷筋の桟道使ってた頃にゃ滑落しまくりってな。
/}:｝ ||i:i:i:i||/ ＿＿ゝ¨
ﾞ´ ||i:i:i:i||ﾞ `ｰ‐'､ 峠に荷馬車通せるようになるまで酷かったって、ガキの頃に散々に聞かされたもんだ。
===┴､i:ｉ|| `f￣
彡'￣¨= ┴､
==-‐'￣＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
::::::::::::::::, -――-､::::::::::::::::::ｰ:.､
:r-‐l::/,r， /77､ ;-,::/- ､::::｀ヽ､
/_,/l/＿ ゞ_ソ _,..l/_{__(_!:::::::::::':,
:::/ ＝=ﾆ-'｀￣´-=_==､､:ヽ- ､:::::',
l:{ /´,-､｀ ´-､ヽ /ﾄ､} ＼l ﾂﾂﾞﾗｵﾘ
､! らｿ らｿ { ,ﾘ やることは道幅の拡張と、傾斜緩めるのに九十九折の延長。
_} u ＿ ｀＿ ,l_ノ
ｰ':::､ ﾒ {ー―--ﾉ と二 ヽ それに崩落対策だから、単純に平地の３倍以上の時間はかかると思う。
--､:＞､ ｀ ー '´ ,,イ＿_ヽ ',_
l ∧{ ｀-≧ ｰ ≦-}/―-､｀ / ﾄ､
|＿_}ミ､_ー-V＿,イ_｀ヽ !__| ヽ
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:.ﾏ {-,| ､
ヽ:.:.:.:.:.:.:.lヽ:.| |:.:./l:.{､＿_ノ/∧ ,
.
＿＿＿
／ ＼ 峠といっても山頂までいかないだけマシ？
iニーヽ ／─ ─ ＼
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼ 関所の辺りは削って掘り下げるのもありだお。
⊂ノ￣￣| （__人__） u |
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／ ただし水抜けには注意だお。
'､＿ ＼ ）
＼ ＼ ／ ／|
|＼ ヽ ／ |
. ／::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::ヽ:::/:::::::::::::::::::::::::ヽ
. '::::::::::::::::::::::へ::::ハ::::::::::::::::::::::::',
l::::::::;:::::::::;:::l＿V＿!::::i:::::l:::::::::::::i
l::::::/:::::::::;:::j V::l::::::!::::::::::::! 人足に関してはオクノからランカークスに多少は融通してやれるが、
l:::/:::::::::/::/ Vlヽ::ﾄ､:::::::〉
. V::::::／／￣ ‐ 、 ／ゝ__ヽ::::/ おそらく労役動員の人日では足りないだろうな。
. V/ ':! ー‐ｔﾃ- .{ '"`’ .!::!
. l:ヽ ! ', ｌ::l ､.ハ
. l:l::::｀:l ヽ .ｌ::l ,.､{ '. '
. ,:::!::::::::, ＿＿＿_ ´ ;:::| , 、{. ヽ､ '. '
. /:::|::::::::::, ヽ ＿＿ ノ ./::::l { ' ヽ. ',ｉ i }
. ＿ -―'"!:::::::::l＞ 、 ／::::::ｌﾆ＞ ._ ' ' l ! ! .!
ﾞニニニニニニ!::i::::::!＼ ＞ _／,.!::::::::lニニニニ=-＿ .} ',!l ', ' l
..ﾞニ二二二/ニl::l::::::! >ｰ--＜ l::::::::;ニニニニニニニﾆ‐＿ ,l l ' . !
二二二二/ﾆニ';:l::::::! ////ﾊ l::::/ｿニﾆﾆ!ニニニニニニニ／;' ; '/
...ニ二二/ﾆニニヾ::::l'V////.l /!//ニニニｌニニニニニニ／ ' / '
.ニニニ/ﾆﾆニ二/ヾl. V/// !. / /ニニニﾆ!二二ニニﾆﾆ/.' /
...ニ二/ﾆﾆ二二/ ヽ! .///l .l/ /二二二ニlニニニニニ八 /
.
i i i i i ＼i i i _ヽ::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::,_| |i i i i i i i i i
i i i i iγ⌒Y ／ミ二二二 二二二彡'¨¨￣ヽヽi i i |
i i i i i | 介 |.ｌ⌒"‐- , ￣￣｀ | |ｉ ｉ ｉ|
i i i i i ヽヽ 人 ／ ,| |ｉ ｉ ｉ|
i i i i i i ｉ＼| |i ヽ､‐─tｪ─,{ .:.:-= tｪ──≦ l |ｉ ｉ ｉ|
＼i i ｉ__ ＞| |i i i ｌ`ミﾆ三彡ｌ `ミ三三彡´| |ｉ ｉ ｉ| 融通はありがたい。なんせうちは村民の数が少ない。
￣￣/ | |i i i i', / ､... | |ｉ ｉ ｉ|
. /. | |i i i i '､__ ヽ＿／ﾞﾞ´ 彡| |ｉ ｉ ｉ| 金銭で雇ってもらうにも数人で細々ってことになっちまう。
| .| |i i i i i| |ﾊ ｌ ＿＿＿＿＿ ヽ. l |ｉ ｉ ｉ|
| .| |i i i i i| |. ',ヽ | ｌ ｌi i i !
| .| |i i i i i| |. ', ! | |i i i l
ィ;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、
ヽ;;;;;;ィ ヽ乏ヽｗィ 、丈 ' 、-‐,';;;;;;〉
/;;;; ;;;;;;;;タ' ヽ 、;;;;;;;;;;)〈、;;ィ
入;;;;! ィ ¨ヽ ィ ¨ ヽ ィ;;;;;;)
〈;;;! ! ｃ＾ 'ｃ ! >;;;;〉
ィ ヽ 〃¨ヽ
.! .| || ξ .!
.∧ | ./ {ヽ } 人数ならうちだって大差ない。
> | ィ | ,'.ｉ 、シ
.! .ヽ ¨.| むしろ、もう畑を広げる余地がない点うちのほうが深刻だよ。
| |
| ' ' , .!
! ' _ ,, !
! ,'′ .｀ .! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
コィT.i ヽ , ――i―i‐ 、.. ┃ 不足分を金銭雇用前提なのは去年頑張りすぎたせい。
¨ ¨ ﾟﾟﾟﾟ ~./ ,'.:.:.ヽ、 ,, -‐.:.:'.:.:! .∨ ￣.....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/ ,'.:.:..:.:ィ, ィ'.:.:..:ヽ.:.:.! ∨ }
/ ,'.:.:イ.:.:,'.:.:.|.:.:..:.:..:ヽ ! ∨ }
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ だからこそ、街道引きなおしで多少なりと土地が空けば恩の字ってか。
| ｀⌒ ´ |
| | それと、工事拠点はランカークスなんだな？
ヽ /
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
. /: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
/: : /: : : : : : : ∧: :∧: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.,
. /／/: : : : : :. :./i:i:∨i:i‘,: : :.｜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
. /: /: : : : : : |｀~^~^~´:,: : : |: : : : : : :|: : : : : : : :. :. :. :. :.|
/: /: : : : : : : | :,: : ‘, ､: :. :. :.|: : : : : : : :. :. :. :. :.|
. /: /|: : : : /:/:｜ :,: : ‘:, ＼:,.斗く: : : : : : : : : : : :.|
/／:｜: : :/:/: :/＼ l! /＼: ‘:,／ヽ:| ＼: : : :. :. :. :. :.|
|: : /:/: :/,≦ミメ、ﾉ〈,斗＜≫=rc<≦ミ 丶: :. :. :. :. :.|
|: /}/}:,/人, 弋ﾊ 〃 ゞ≠ ノ |: ＼: : : : : |
|/ ∧ハ ≧=‐┤ /:. ｀¨¨¨¨¨´ :|:/- 丶: : : | そうだ、拠点はランカークスの村長宅に置いてくれ。
∧ﾊ, / /::::::. |{_ ノ /:|: : :|
∧{ /:::::::::::. ｜_,／: :l: :.∧ オクノ村に置くと、橋かけにきてる石工衆がなあ。
く く:::::::::::::::::. |: : : : : l: /:.∧
｀ |: : : : : |: : / ∧ アントレは分村の時期だと思うが、本拠地奪還が……。
∧ ‐- ...,,_＿ |: : : : : |＼: / ∧
∧ ｀` :|: : : : : |= ‘:,:/:.∧
＼ ー‐‐ ,.∠:|: : : : : |ニ=‘:,:/:∧
. /: ＼ ィi〔 ｨ|: : : : : |二二 〕iトミ
/: : : : :＼＿,..｡s≦ ,ィ〔/｜:. :. :.｜二二ニニ‘:,
. ‐=≦ /: /: : :///∧ ィi〔//// |: : : : : |二二ニニニ‘:,≧s｡
-=≦ニニﾆ=/: /: : :∧////≧=く////////|: : : : : |二ニニニニﾆ‘:,二二≧s｡｡
.
＿_＿__ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
／ノ ( ●) ＼ ・
.｜ ( ●) , | 以前の村長会でも何かトラブルって話してましたが、
.｜ /
.｜ '~ / 石工衆ってそんなに絡んでくるんですか？
＼＿ ⊂ヽ∩＼
/´ (,＿ ＼.＼
| / ＼＿ﾉ
＿ , -─- ､
／ ニ `′二_`ヽ.＼
/ ／ ヘヽ -‐､ ＼ ヽ
/ / , l f'``"" | ﾄ l l |
! | 〃 , | ｌ | ｌ |､ | |.|
| l /ｲﾉｰ-､ rヽ!'ヽ!ヽ |
. | /l''＝=a= , =a=＝''|r､! あっちの言い分だと、工事費が足りない、ちゃんと払え、払わないなら働かない……
|,ｲ| ｀￣ 〈| ￣´ ||'ｲ
. トl.| ＿ ヽ ＿ ｌ'ｲ| だそうだ。
ｌ l.ﾄ､.‘'''"￣￣`'''’,ｲ l |
-‐'''ｌ ! l.＼ ￣ ／ | l |`:ｰ-
::::::::::l,ﾙ ﾄ､ ` ｰ '´ .／!ﾙ':::::::::::
:::::::::::::::Ｎ ＼ ／ |':::::::::::::::
::::::::::::::::| ,>< |:::::::::::::::::
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ え？
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
. ○ ／ |
／￣￣¨ |
○ ／|￣￣￣¨,/
. ／i:i:i:|￣￣` /
. ／i:i:i:i:i:/── ､/）
／i:i:i:γ⌒¨ ＜ !
.／ ヽi:i:i:i|| u. ヽ/
{γ¨||i:i:i:i|| ､____￣ヽ' あっちの言い分では、だ。
! Ⅵ;||i:i:i:i|| ≧=¨ｧ-'
', }|i:i:i:i||:. ¨´ヽ 俺らは内示された建設費用、耳揃えて納めたって。
.ゝｰ'||i:i:i:i||:: ...:;､__‘， ｶﾗｽ
/}:｝ ||i:i:i:i||/ ＿＿ゝ¨ リフ司祭も唐巣司祭も間違いなく司教様へ納めたって、そう仰ってる。
ﾞ´ ||i:i:i:i||ﾞ `ｰ‐'､
===┴､i:ｉ|| `f￣
彡'￣¨= ┴､
==-‐'￣＼
.
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l/／
＼ ／
二 こりゃ、関わっちゃアカン話臭いな。 二
／￣￣＼ ／/ ＼
／ _ノ ＼. // l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜lヽ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） 何だか変な話だな。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l ま、俺らは絡まれるのを避けるためにも極力関わらない方針ってことだな。
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
／: : : : : : : : ､: : : >i: : : : : : : : : : :.ヽ
／: : : : : : : : : :.ii:i',:.:/i:i|: : : : : : : : : : : :.:ヽ
/: : : : : : : : : : : : ii:i:i',´i:i:i|: : : : : : : : : : : : : ﾊ
i: : : : : : : : : :/ :.:.iﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ i: : :l: : :l: : l: : : : : :ハ
i: : : : : :.:i: :.:/: : / i: : i: : :i: : i: : : : : :ﾊヽ
. {: : : : ,: :ｲ: ﾉ: :./ i: :.i∨:i､: i: : : : : :.ﾊ
i: : :.:./: ｲ://／‐‐-‐´ヽ 〉 ヽ|-‐:ゝ＼: : :l: :l: l
ﾚ´: /／ｲ ≠＝ == x }ｲ ./__==≠, 〉:.:.i: :i
/: :./´-i: i ゝ､.（:::ﾟ) ヾ /´{::ﾟ) ノ }ﾊ:/i:/
i: :´:i i__i: i ｀¨¨´. ',｀¨¨¨´ .i l i
. i: : :.i ヽi:.i ヽ_ .i / ……結局は、そういうことだ。
i: : :ヽ _l:ii / .iｲ
}: : : : : :.:i -‐ r‐ ´ i:.i お前らまで巻き込んだら、ますます面倒になりそうだからな、
}: |: : : : : i __________________ .i: i
,': :|: : : : : i ´ ｀ i:.:.i 悪いが石工衆とは関係を避けてくれ。
,': : |: : : : : i.ヽ ー―― ｲ: : i
,': : :.|: : : : : i :::::> ／: : : : i
,': : _/i: : : : :.:i :::> ∠i: : : : : :.i ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. /x ´ﾆ i: : : : : :iヽ_ :::＞ _ <´:: i: : : : : :.i ┃ まあ、３人の関わる問題ではないので、ここまで。
∠三三ﾆi: : : : : :.i//>､ ,i: : : : : :.i≧ｘ.... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:||:＿＿__/＼ } ' }
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}}＿＿_/¨＼/
.／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／⌒＼ (:::） ヽ/ヽ ,′
i:i:i:_i_i_r==┐i:i〃{¨ ヽ＼ ヽ/i:ｉ:ｉ} /
／i:i:i:ｉ{Y⌒|i:i:i|| 弍ｔｧ-､__} Yi:i:i:ｉ/ ,／
i:i:i:i:i:八t__ｉ|i:i:ｉ|| ﾆ==' }ｧﾉi:㌣ ／ 変な絡みは俺達もごめんだ。
i:i:i:i:i:i:i||ヽ_l|i:i:i|| . -‐'ｰ'､八 ／
i:i:i:i:i:i:i|| ||i:i:i|| / ｔ‐- ､./¨￣ 石工衆とはなるべく接点をつくらないで欲しい。
i:i:i:i:i:i:i|| ||i:i:i|| 二,/||
i:i:i:i:i:i:i|| _||i:i:i|| /i:i|| どうせ今年の工事のメインは峠越えだし構わんだろ？
i:i:i:i:i:i:i||´￣￣¨¨ヽ‐-'」i:i:||
i:i:i/i:i:ｉ||´￣￣¨¨7 ￣¨ヽ
ｉ:/{i:ｉ:ｉ:|| ／ } ‘,
i{二二」 ／ /. -┴‐┐
. ヽ} ／/ ／ ¨¨ヽ
/::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::ﾄ､::::::::::::::::::::::＼＼|
l:::::::::::::::::::::,ｨ::::::::::::／ l::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ
l::::::::::::::::::::i |:::::::／＿/:::::／__／l:::::::::::::::::::::::::::l
.＼::::::::::::::l‐l:::/ ＼ /::／ ／ ヽl:::::::::::::::ﾄ､:::::::l
/::::/ヽ:::ヽヽl / l /ヽ ノ::::::::::::::::l .l::::/ 俺としては現場に近ければいいってだけなんすが
i:::::::l {r ﾚヽl. | | ,,,,,,L | |￣/ 7:::::／ .ﾚ′
ﾘ.l::::ヽ__ __ / u lﾘ/l／ ランカークスにはポップやダイの親御さんいるんすよね。
ヽ|/l::/＼ u u ヽ｀''‐..,,_ .l´
. _,,..-――|:::l/ ＞u ｀ー''´ ／ そのへん、どうよ？
''"´:::::::::::::_,,.-|:::ヽ ＞ ＿ ＜￣"''‐..,,_
_,,..-―‐'"::::::::l:::::::＼ ::::::::/ .|:::::::::::＼:::::::::::｀"''-､
::::::::::::||::::::::::::::ヽ:::::::::::７ :::lヽ |:::::::::::::/￣￣ll"''-..,,_ヽ.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
::::::::::::||::::::::::::::::::＼::::/__ / l |::::::::::/:::::::::::::||::::::::::::::l∧.... ┃ シタノ村でのダイの保護者はブラスじいちゃん。
::::::::::::||:::::::::::::::::::::::|:::::::/ニニ-'′.|::::::::::７:::::::::::||::::::::::::/:::∧ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
三三三三三三三三三三三三三＜
三三三三三三／二二｀ヽ三|三三 ＼
三/￣｀!三/-,-，////} ｌ｀)l/l ＼三三ﾆ',
｀ヽｰ--lﾆ/--､ 弋/ノ ,_-､三三',＼三 l
ﾆ､|三//ニィォﾄー ,- r=､T /ヾ!ヽﾆ! ＼ l ん、まあ……石工衆に嫌がらせされて工事に影響だすわけにはいかないし
l lﾆ/ {. 弋(ｿ /ｲ 弋ｿ ﾊ / ヾ!
ｰ' ﾚ' ー‐ _ ￣ {-' 勘当されてるってのは俺の都合だから我慢するよ。
｀ー'∧､ メ ,
/三/l-|＞､ - - ,.イ＿,..--r―､ どのみちオクノ村の次はランカークス村に移動予定だったわけだし。
ヽ￣｀ヽ ｀ｰミ ､ ＿ イ＞! ヽ ヽ l
l ', ヽ､ l / ﾄ､ヽ ', ':, ﾄ､
l ! l｀ヾ ､＿!__,／:.:.ヾ＿_!＿__l_/ ,. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
T￣￣￣:.:.:.:.:.:-,:.:.:l l:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ',. ┃ 元「シタノ村問題児４人衆」、それぞれの抱える問題はいろいろ。
l|:.:.:.:.:.:ー､ヽ:.:.:.:l .:.:.l l:.:.l l:.:.:.:.:.://:.:.:l/ ヽ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／;;;;ヽィ;ヽィヽ_, . ィ∨
ﾏ-;;;;;;k｀,'ヽ、ﾏ, 、i;;;;;;ィ
/、;;-'、'、 ヽヽ'!ﾏ
. ,' ヽ〃 ヽ へ !
___ .!_ , ヽ .! オクノ・ランカークス間が終わったら峠越え区間だろ。
./:::::::::ヽ ｌ ゝ .ｌ
/:::::::::::::::::ヽ .ソ ! iヽ ! _ ュ、、 土砂余りそうならアントレに回してくれよ。
/:::::::::::::::::::::::::! ! !::::＼ ィ ィ' . ィ
/::::::::::::::::::::::::::::::l、 l＿__￣ __/ / ‐ ィ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::!:ヽ、 ヽ::::!、/‐‐ ' ィ_iィ
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::: ィ:::::::::::/::::::::::::| / / _
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! ィ:::::::::::::::/::::::::::::::::ｌ / _ /'
::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::! ィヽ-,￣
::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::! ィ::::::::::/
::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ.ィ::::::::::::/
.
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}:／:::::::::::::::::::::::::::/:|::::::::ﾄ､::::::::::::∧＼:::ﾍ∨:::::::::::::::::〈⌒
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{:::::::::::::::::::::::::::/_ｰ: V:::::i: : : :＼:::::::|:- :i:::}_;|:::::/::::: |＼}
｛::::::::/::: |::::::::::{ ＞､＼:::,-----V::} へi:/ :}:::/:::::::::|
V:::/{::::人:::::::::V ＼＼ ／ jﾍ /ｨ:/^i::::::{
V{ v:::::/^ - :」 「!} ’ ´ 「!} }' }' }/ゞ
{ ﾏ::{ { ｉﾍ { ゝ ､ ゝ /ﾉ / えっと……
_ -= ＼ ‘, ー─‐ :〈 ー‐一 /_／≧=- ＿
_ -=≦ ＞-, u / ∧
／ / ∧ ｒ っ ／:{ .∧
.｛{ / ∧ト., ,. ＜::::::} ∧
/ / ハ ＞-＜:::::::::: / 〉
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＿＿＿_
.. ／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 排土処理なら二つ返事なんですが、
| ' |
＼ ⌒ ／ アントレでの湿地埋め立てにどれだけ必要か見通せないと返答できないです。
. /⌒ヽ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
／ ⌒` ヽ
/ i"'"! !`、 |
'/ ｲ| | | i i、 ＼ |
|ｨ′ / /ﾉ j lﾉ ヽ＼ヾﾄ､､ 丶 ヽ
l'|.ｲ ,ｲ' ｀`丶、 ×´＼＼＼ i
|へ.| ===｡=､ = ｡==== ヽ ＼、 |
|.｀ ｰ‐ '/ ｰ― '" ｜ﾄ､ |
| ／ ||,) |ヽ. | ひろしは畑地に回したいんだろうが、
|.く__ - 丶 |!'ノ i｜｜
ﾊ ー――‐一 ／! i |_ | 街道工事で余るようなら、の話だろう？
ﾞｲ,`、 === ／ ,|｜|| ~"'''‐-
,. -‐'''"~ヽ. ／ ﾉﾉﾉ/|
＼＿_／ ／ |
| ＼ ／ |
| ヽ／ |
/,;;;;;;;;;;:;:;:;::::::::::::::`y‐:::::-､
〈;;;;;;;;;r‐-､:::r‐､::::r‐､::::::::::::)
｀`ヾ{,r;;;;;;;､ ,r;;;;;;;､ ):::く
〈;;;ハ;;ﾉ 〈;;;;ハ;ﾉﾉ:::く
1/⌒ヽ /⌒ヽ ﾐ;;ハ
| ･ ･ ﾐ l
|. / _ノ
| / 厂 まあ、どっちが優先かといえばそうなるな。
| 〈 , '|
}, ' , ' , ' , ' , '| 逆に街道用の埋め立てに足りないことも考えておくべきか。
ヽ , __ ' , ' ,ノL
,． -一,r'7く`ー''ﾞ´ ﾆ7｀`T ー──- ､
/ / | ,六 / | l
./ / .| / ∧ / | |
.
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ
| _,.ノ '(ゞ､_|
.| （ ー）ヽ ヽ
.ﾉ| U （___人_＼＼__ そいつは頭痛いなあ。
／ | ｀⌒（⌒_ ＼
{ .ヽ. し「、 ＼
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i
.| | | ／ /
／, -､ヽ／ ＿l |＿_ ＼ >､丶 -ｉ
／／ ヽ )'￣ _」 L_ Y / ＼＼ { √}
／ ｉ r T ⌒ヽヽー| ｌ ＼＼ ぃィ
/ / ､ | | | {、_Cﾉﾉ l | ／ ､ |
, ｉ ＼ _,．┘[￣ ヽ r ￣｣ L_ /{ ｌ | ｨﾆ!
| | / ｨ ￣＼ヽ _｣ L - ニ-┐ヽ__ |｜ { (_)
ｌ | 厂| ｌ /´ ｀ー―‐ '´ ヽ ! | i j Y
､ ヽ ｉ f| |､ r―ｔｧ┐ {-tｧｰ┐ ｣ ! }｜ / / ﾉ}
. ＼ ｰ{ ､! ｢ ｀-＝ ´ ｀＝= ′ {！ﾚ /／∠ にｿ ははっ、そんときゃまた山を削ってくれや。
＿ ＞､_| l __ , ､__, ⊥| ﾚ ￣} ＼ ／
＼ _,／ ＼ | |' _⊥ -/ /-┬┬T勺 ）|｜ ｌ ヽ 道幅は広い分には構わないぞ。
/ Y⌒｢ / ｌ {土⊥⊥=イ l｜ )ｰ ､
√￣￣ 、 { ｌ { | ヽ- ｜! | | / ／ ＼
／ ＼ヽ ｌ ／l | ｜| ／ ／ ｌ
ヽ＼ j￣ l l ｜l ／ ｌ
＼ ｧー‐ {'⌒ヽ ノ| l ｌ |＿,／ ／￣∨l
. ,． ￣｀ ｰ- ､ / ｜ }__| | | | ／ ｌ リ
／ _＿＿ / ｌ / | | | | ＿／/ ｌ |
/ ＿／ / !ｰ＜≧∨ l |＿ ィ ／ / ｌ ｜
.
,x::::-----...
＿..r――-:::::::::::::::＼
／:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
/:;::::::::::::{ヽ:::::::::::::::::＼::::::::::',
//::::::::{--" ＼{ ＼_::::::::ヽ::::::{
ﾘ|:::∧:ﾊ ＞' _ヽ;::::_::::八
' |:::| :∨- ､. / r=赱 VLi{:::::::', お互い去年の経験もあるし、街道工事は問題ないだろう。
ヽ ',ｰ=:} ::. ¨¨ ﾘノﾊ::::::::ー‐‐‐
‘, ﾉﾉ:::. _ |::::::ﾍ::::::::::ー むしろお前達が、無事に領都に行って帰ってこれるかが心配だな。
/‘`ﾆ ---=' j V::::::＼::::::::::::
|:i::ヽ｡ __ ／／ヽ::::::::::＼ｰ==ﾆﾆﾆ=-::ﾊ
_」:|:::::r' __ﾂ／／:i:/ﾆ:＼::::::::::≦二≧==ﾐ
r‐'¨¨ニ:|:|:::::厂_ ﾍ iﾄ:i:i:i/ﾆﾆ/ﾆﾆ＞=ﾆ¨ﾆ:＼ｰミx
/ﾆﾆﾆﾆﾆ∧:{ 二Aﾍ:{ﾆУﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／二二ヽ '
{{ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾉ__ __ヽ Yﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ:／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
,...:::´::::::::｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´
｀丶､::::::::::::::::::::::::::::::::,- ― ､:::::::::::::::＜
＿,..-､>::::::::::,--!:::/´__ /7∧ -､ヽ::l/ﾆl:::::::::ヽ
｀ヾ､///::::::::l::/l l::/､二' ゞ_ソ ,.-ヾ!ニ}::::::::::::::.､
ヽ l:/ l::/ヽ--/|i´li:/ ｀ ー‐､_´＿￣,ヽ::＼｀丶､::::,
.､ l l//l/ ,-､l::{|i!!=ヒ七´l::/ 心 } ﾊ l｀ ＼
ヽl/-∧∨{ﾚ' 弋(ｿ / 弋ｿ {ノ/
ヽ ､｀ , ､ l- ' そうなんだよね……
＼-､｀,:¨:ゝ メ u /
l l｀ヾ､_lヽ､ σ , イ::､__,..-‐､
､ | | | ヽ､ ＞ - ´l-､／ヽ ヽ ',
ヽ L_l＿.l l￣￣∨´ ,l､ ', ', ﾄ､
＼ //:.:.l＞､_/:.ヘ ,┴ ''´:.:.:l＿_ｌ＿!__/ ｀丶､
｀ヽ //:.:.:.l l:.:.:.:.:lヽ:.:.l l:.:./l:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ｀ヽ､
.
_ -─‐- .
. ´ ｀ .
／ ':,
/ ＿_ ノ ー‐ ',
./ -― ―-
/ （ ● ） （ ● ） i
, ／ ､ ､ | そいつはもう言わない約束だお。
', { 人 } }
ゝ ｀ ‐-‐ ｀ー ' /、 じゃあ、ダイとヨコシマ、村長たちも後は頼んだお。
/＼ .ィ ￣}
/ ＼ ｰ- ＿＿ .｡-＜ ∠i
/ ＼. / ‐' ´ .|
,.＜ム､＿ ｀ﾍ | / ／＿_＞--イ｀＞-､
／////／.: .:￣〉 l./ ∠ィ´: : : : : :////////＼
///////: : : : : : :i ./ ／.: : : : : : : : ://////////;ﾍ
i//////.: : : : : : :{ { / : : : : : : : : : /////////////〉
l/////.: : : : : : : :| | .〉: : : : : : : : : :i///////////;//
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┌─────────────────────────────────────┐
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┌───┐
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┌─────────────────────────────────────┐
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ソｖｖｿソ爻爻ｖｖｖ,､､ ,,
ミミﾐ爻爻淡淡爻爻ｖソ沁,
ヾ;:ﾐ:ミﾐ爻ﾐ爻爻＿＿＿＿＿＿ 爻ｖ
ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ミﾐﾐ...│三三三三三│ 爻爻爻ぃ、
ミミ爻ミﾐヾ爻..│三三三三三│ 爻爻淡淡爻爻爻ぃ､ __
─--ミﾐﾐ爻..,-─く)三三三三 | .淡爻爻淡淡淡爻爻爻爻ｖｖ _ _ _ _ _ ,､､-‐……‐--‐''"´. . .
{ {￣) ｒ'､」三三三ノ三三 」＿ .淡淡淡爻爻淡慫淡爻: : : vＸ爻爻乂爻ミﾐ'＾''ｖ￢ｰ--
｀`7ﾆ｢￣ {.| （● ） | ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
:-{: ￣}: : :}.| （（___） | | ヘンピナの中から出てきた川が、行き場を失ってだらーっとしてるのな。 |
::::}一:ﾉ: :ｒ' | ヽ .. |..i:i:＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
;:;:jﾆi:i:i: ﾉ;:;.` { |...i:i:i:;:;:;:;:￣|/￣￣ ﾆﾆ=-ｒ‐‐''""""""""´´´´´´´´´￣￣￣
i:i:北ﾍj'i:jノ . ヽ ＼ / ＼ .冖:::''''"""``｀｀｀￣￣::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::.:.:.:.:.:
'''"""⌒¨¨. / ´l::| |:/ / i.:.:.:.:.:.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:.:.:.:.:.:.:.:.: .: .: .: .: .: .: .: .:.:.:.:.:.:.:.:.: .: .:
::::::::::::::::::::::::::、 |:::∨∨::ｌ / / !:.:.:.:.:.:.:-─….: .: .: .: .: .: .: .: .: ｒっ.: .: .: ｒ─┐.: .: .: .: .: .: .:
.::.::.::.::.::.::.::.::.:| |:::::`´:::::| | 〈 /: .: .: .: .: .: ｒ‐┐.:.:.:.:くつ.:,，-─- ,，-─-ｖ'二つ-ぅふつぅ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| .. |:::::::::::::::| ', ヽ 人:.:.:.:.:.:.::::::::─ｆ⌒>.:.: : : :ﾉ＿........:::ﾉ>ｧ-ｧ冖く辷つぅ‐─ｒ'´
.:.:.:.:.:.:.:.:.: . . .| |:::::::::::::::| ヽ ` ヽ..:.:.:.:.:ｒふ つこて二つ...::ノ>辷つっぅヘ__ノっうぅ辷っう⌒
. . . ): : : ﾆ:.／ ./:::::::::::::::| ＼.)うっふく⌒つっぅく >‐ｧｧ-くつ--'-二に>'´￣ ...::::)
. . . . : :.∠＿＿/7::::::::::::::::|＿＿,,, -‐─`.. :ｒ ; ﾉ⌒ｿ >‐心,,;ｒ' ﾉう（....ﾉ,,;)-っう匕つうぅｔ++ｔ匕
～: : : ｒ, : っ: :...../:::::::::;;､:::::::::::/....>: . .)-ｒっｰ＜つr‐くつfうっふf⌒7'^'<⌒>っぅふヒっうっぅ
｡ : : ‐ : : : :｡ :. /::::::::::/ |:::::::::::|( つﾋつf⌒ヽ...:ﾉ─ｒｧ'⌒>‐く⌒匕f⌒Y⌒;'´__>っf⌒ﾐ∵ｖっ'´
: :にｏうつ;◯:../::::::::::/ |:::::::::::|.):;:ｧ'^ｆ⌒ヽ>'⌒ヽノ─くつっふうｧ'⌒く⌒ら:, ）つっ'⌒-‐
Ｏﾟﾉｧ‐く....ｧ.../::::::::::::| |::::::::::::|ヽ二ｧ'⌒ｿ⌒辷ｧ'⌒¨7''⌒>'つっふ<⌒7辷7⌒7⌒'ｰく:....;ﾉ
ｆ⌒,,;ｧ'⌒ｿ./;;;;;;;;;;;;;;;| !;;;;;;;::::::',..(:... )''⌒ﾝ⌒''くつっ.:;:ｧ''く..)ぅ'´...:::ﾉ⌒>─....::::)'´￣ヽ'´￣)
⌒;⌒ｒ ／ヽ,) ﾚ＜,) ￣ ）....ヽ'つ;;ｧ⌒>'´￣...::)::'⌒Yつく⌒ｿ⌒:.....ノ⌒'く⌒>'⌒Ｙ⌒
. |＿＿,,r‐'´ヽ､＿／`‐'´
.
＿＿＿
／ ＼
／ノ ヽ ＼
／（● ） （● ） ヽ ここもヘンピナっていうか、こっちのほうが本来のヘンピナ？
.| ´ |
. ＼ ⌒ ／ 湿原のせいかどうも空気がよどんでいるというか、スッキリしない感じですね。
/ ＼
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
. （ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
. ／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
. ′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 見ての通り、四方のほとんどが山に塞がれているからね。
|八i |八弋り |｢ 八
. （ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 風抜けも悪くなるさ。
/ 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
/ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
. ,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
. , .、 ' ￣￣ 、
/ ﾍ ／ ＼
l ﾐ ﾍ // _, ヽ
l ミ .∧. /〈 _x≦__, ‘，
_j_7ﾍ ∧. 冫｀ ﾏj/ } 西をアルデナイカモ川、
_r"＞’､ ﾍ ∧/ ｀ /_
「; i ! .r.､ , j ﾍ.､ ) ／ .7 東南をアルデ川で仕切られた領域とはいうけれど、
l! .j .ﾍ l _! , ゝ-ゝ- ' 一 ＝ 一 " ,'
. !: ﾍ ﾍzｲ .l! ! ! l斗＜ ￣ ､〈! 結局ここもでっかい盆地みたいなものだお。
. ',: r j ! .j .}ﾊ´ 、_ ,,... 〉
,: i、' / !ﾔV ,.r ￣ ﾊ" ﾊ
,: / ∨’ ,!∧ﾍ イ≠ﾁ j.! o jl l
ヽ ,ｨ≧x＼//＞'┘ ./ ≧≠＝" .!
ｨチ≦'"´ .j j/／ l .i/ ' ｀ヽ .!
〈￣ ﾊ/j ＝ l ,' _ z ＝ z ﾍ l
l ＿zｲ.ﾔlj .j l , ,. j !
lzzzzｲ' Ⅵ ,' j! ／ /,ｲ l
V ＼ / / イ ＿ z /7 . !
／￣￣￣＼
／ ＼
/ﾉ ヽ､_ ヽ
（ ●）（ ●） |
| { .! ) |. 氷河に削られてできた盆地に、堆積がまだ足りてないってところか？
|. ¨´ ｀¨´ l.
. | /.
| /
＼__ （
_）_ =＝＝＼
／ ＼
/ ヽ
| , i
| | l.|
| l | |
.
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/ ……《学者》なんだなあ。
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l! こんな感じで、まとまった広さはあっても、
∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl
／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__ どこに沼があるかわからないのがヘンピナなのさ。
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ 開拓を諦めて山間に入っていったゾォルケン家に
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ
ヽ ､〈 ｊハ{::::! 見識があったということなんだろうね。
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : :
.
.... r- 、/ ／ 〉
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／ 北方街道を行き交うモンとしちゃ、
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ アントレ以外にもう１つくらい、
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.: 宿場に使える村を築いておいて欲しかったがね。
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
,､ィ"´三二`''ｰ-､､
,ｨｲィ彡云三二`ヾヽ `,
Y'ﾘ"｀`ヾﾒ三ミﾐヾヽ.:.:::!､
.| ﾞ､ミﾐヽ｀`ヽ.::;;;:;;:!
j_,,,､､､ ﾄ､r‐､`ヾ.:;:;;;;;;:ヾ
〉''tｧ ﾐ! ﾊi.:;i;:;:;;;;;;;;;:;;| アルデ川からアルデナイカモ川まで、街道沿いに20キロはあるからな。
. / ,' ソ.:;;!;;:;i;:;;;;!;;!
ヽ,_ ,, ′ , ｲ.:;;;!;:;;l|;;;:;V 万全なら１日で抜けることもできなくはないが、
}-‐' / i ヾ;;;;;;;;!;:;;（
〉 , ' | )）ｨｲN/ さらに川越えて宿場までとなるとなあ。
. ヽ _ ,,.ィ´ 」 -‐''"ﾘｿ
ﾄ､ ,ィ彡‐ｭ >.--‐rr=r r‐ｧ─- ､
〉Y(（こ ,､‐'´ // //, ｲ.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
＿ _, イVVﾄ､ﾌフ"´ ,//ノ'"::::/:::::::::::::::::.:.ﾞ,
, ｨイイ /⌒Y/ ,,､‐'"´.:::::::::/:::::::::::::::::::::::::!
.
／￣￣＼
／_ノ ヽ､ ＼
| （●）（●） | 道自体も、せっかくの石畳あちこち剥がれてでっこぼこ。
| (__人__) |
ヽ ｀⌒´ | そりゃ整備させたいよな。
. | /／￣￣｀ー‐┐
／￣￣}ヽ ( r‐一' 辺境伯様は毎年ここ通って王都まで行き来しなきゃならんのだから。
(／＿_ノ } Λ } ＼
. ／ / | ＼ ＼＼ ＼
. (_／／ ／ ／| | ＼ ＼＼＼_)
(_,（_／ ／ ＼)＼)､_)
￣
_ -‐― ―--､
, ' ´ 'ー- ､
／ l , ヽ
/ ! l,､,! ﾄ 、
l !、 !, i 厂l / ,'￣
,' l AAﾄトl､. N .A !
./1 i N､孑云.ヽ! /ｒｧ! l ﾄ,l
ﾚ l./l ﾘ `ゞｼ'ィ ヽ'ｲl' ﾘ
l l'´ﾐﾘ､ l ´ ヽ'
l , ヾ.､ｺヽ.! ｲ 大昔に造られて、まだ道として使えるだけマシな部類だけどね。
' ﾚ'l `ﾍ. ` -―‐ /
ﾚ､ l＞ ￣ .,' 比較的しっかりとした地盤を選んで通したんだろうね。
.! ｨ ,ゝ ｀ 、i i i i j'
ﾚ' ∨ヾ､ -‐｀￣ 7、
／´.',λ! ／´/ ﾉ_: :＼
／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
￣_二ヽ ﾚ'´ -‐'ﾌ--―- ､ /:.:.:.｀‐-. 、
,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ : : : ＿: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:`‐- 、
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ローマっぽい古代帝国の街道といえど、手入しなければボロボロになります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
爻爻淡淡淡㏍㏍㏍k淡㏍爻爻㏍淡爻爻ンン. . : : : : : xX爻淡淡淡淡爻爻爻爻淡淡淡淡淡父父淡
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:;.:,:;.爻爻淡淡淡| :|ﾊ| l爻爻爻ン㏍ン:;.:,:.:,:;.:,): : : .:.:.:.:.:.:爻淡淡沐沐爻ンいiいi:i:i:ﾏ淡淡爻爻ン|.:/:/爻
:;.:,:;.:⌒ソ爻爻淡| :|ﾝ| |爻爻ンンレ'/;';';';';';';⌒'ｰ-ｖ: : : : : : :＞ｒ'⌒>く─-弌,爻∧i:ｉ:ｉﾏ淡i淡爻|i:i:|/:/爻 /
爻:;.:,:;.:,:;.:,√￣ヽ| :|/:水爻ﾝン´|:|／ﾉ.:.:';';';';'.:.:.:.: 彡, : :. '´ ‐ ／| ∨|:;';';ハ`'水ﾍi:i:i:ﾏ爻ン´:|i:i:|ソ.:.://
爻爻乂乂:;.:,:;.:,:;.:|..:::/／.:／_￣:|:|／辷__.:.:.::;.:,:;.:ﾉ彡 '´ ／丶| ｜j.:./ .:1..: |/ ∧i:i:∨.:/:.:ﾉi:i:|: :.://.:|
爻:;.:,:;.:,:;.:,爻:;.:,:;.:,| |.:.／.:.:.:..:＼| |.:.//.:..::::,､ ´ ｰ､ ／⌒＼ | ｜i:/ / :|.::;:ﾞ //∧i:i:∨.::/|i:i:i|: :// 个
爻爻:;.:,:;.:,:;.:,kし'´| |/::|.:.:.ﾉ.:.:.:.:.| |/厶イ : ⌒ i ,､丶＼ . :... ..小 | / /|: :|.:/ ,小 ∧i:i:∨ :|i:i:i|.://| | /
:;.:,:;.:,:;.:,爻 Ｙ |／｜ |.: :し'⌒: : ::レく⌒jし/| | ﾉ ／. .＼|. . ｀ｉ |‘ '/ '::| .:|//:|｜//:∧i:i:∨|i:i:ｉ://.:| |′
;';';';j:|／ ＼|,ﾉ￣｜ |｀Ｙ｀`)＞''´ｉ￤Y´|:|/ ‘ ｉ'´Ｙ '⌒ト ｉ|＼i￤‐个ｉ /:|/'＾| ＂ :|｜.: ./,∧:i:i:i:i:i:i:i:/ .|: ‘
:;.:,:;从.: .: .:j{: : . . | |ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ彡 .：|／ｉ｜ i{ 」- ｣L|i⌒|::| ‘￤.:|::|个‘ ；-个ト一,′ ﾊi:i:i:i:i::|: ‘ ：
"`｀´゛"｀´／￣￣￣￣＼-､ ﾐﾐﾐﾐ彡..ｉ:： 以 ,､: ＼ 以 ；ⅰ |::|: /： 辷 |￤;:.:.′ .|i:i:i : ﾄ. ： |′
: : : . . . . / _|＿|＿|_ ﾊ ＼ﾐﾐﾐﾐ彡 ...,.´ . . . . `､...: ／|_,|、|::|/ :| ‘ ￤|.:.:.′ .::|i:i:i::::| / /|..:.|/
,.: ,,.: ,.: ,.|| ]//////,[ | | ﾐﾐﾐ彡 ﾄ-ﾍ__ .Χ. . . .:.:.,ｉ/ ミ‘...:： ,i :|.::′ .::::|i:i:i::::|个i小:‘
:;.:, :;.:, :;.|| ]//////,[ | | r―､ｰくミﾉｰ┘.‐ ‐ _ﾆＺ_ -;'.: .: ,:⌒ ：.::| 弓气_.ミ辷竺|i:i::::::| |し‘ .：
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:;.:,;';';';'ニ| ]//////,[ | |,人 _ﾉ＿ﾉノ!‐ ‐ _ﾆア _‐ ‐ ‐j厶ぃｖｖｯ', , :::乂;';'x､、 : :. |:i:i:i:::|｀刈.:::|
.:.::;.:,:;.:ニ| ]/////..... -=彡-=ﾐ.. } } {「} / .- _ﾆ7 __‐ ‐ ‐‐厶;';';';'; ‐"´＾'⌒｀`' ' .:x､、 |i:i:i::::| :气
.: . . .....ﾞ/|二二 . {（/ -=ニ:::::.:. ヽ._. 〈/ |,{ ./ 厶7⌒ ′ .: .: . .:ﾞ.: . .｀"|i:i::::::| :
;';';',， '´.:|二二. ≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐ └' .: ﾉ .′.: :′ .: .:.:.:. . . .:ﾞ.:.:.:. :.: :|i:i:i::::ﾄx
;';'´ .:' .:'..|二二./:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼
.:' .:' .:' .:..|===./´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝ 今日中に、アルデナイカモ川近くの宿営地まで行きたい。
V l. ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.:／
... 乂,ノ )＼-一 ／人:::ヾ＼ きついかもしれないが、次の休憩で飼葉降ろす分、
... ,_,_,_,_,_,. ＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
.. ﾞ""""' } _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x 馬車に荷物載せていいから頑張って欲しい。
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
. ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. _ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼. ┃ 旅の道中に関してはクレイがリーダー。
ヽ ＼ ＼ﾉ ||__」_｀ Y´ T | | ヽ:i:i:i:i:i:i:i＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,;爻;j/ i{i;, }i;,
,;)∧∨,/_,乂i_;jﾉ;仆-ｧ゜ _/ _,ﾉ
,;爻ﾍ∨/ ｀Yiノﾉノ ,/ ,.'´ ,{_,ノ
.. :. :∧〈___,,_jl::|,;'´ _,ﾞ ／___,ノ. ＿＿__
-‐=＝弌渋ﾐil;|=‐-=ﾆ..,厶ィ^ｰ‐ ／ノ ヽ､_＼
,; ｀`ヽ {_ __／`ｰ‐- 、__. （●） （● ） ＼
,; ∨Ｖア゜ ／⌒（__人__）⌒::::::::＼ それを聞いて元気が出てきたお！
个ﾄi仆iﾄiﾄiｲiﾄi;,〉_厶;__,;i个ﾄi仆iﾄiﾄ| |r┬-| |
￣￣~~¨¨"""/;;;′ . :￣~~¨¨"＼ `ー'´ ／
';';';: .. .';';';; : . ′′,;';'; . :. ⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
';';';.;, :,;辷ﾆ=‐‐---‐=ﾆ¨￣. ＼ ヽ ヽ /
;ｨ㌻¨゜ ＼_,,ノ| ､＿ノ
／￣￣＼
／_ノ ｀⌒ ＼
_ .| （● ) （⌒ ） .|
| ! | （__人___） | 馬にあわせてちょくちょく休めるから、案外いける気もするだろ。
｜ ! | ｀ ⌒ ´ .|
| ! ,.-,| | これで荷物が軽くなればもう何も怖くないとかいっちゃったりしてな。
._,ﾉ ┴、/ ,/ .| /
.r `二ヽ ） i ヽ /
.| ー、〉 / 〉 <
.| r_,j j /￣ ''￣ ⌒ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.| ） ﾉ／ { ｨ, .} ┃ 馬旅はちょくちょく休憩を挟むため、行軍練習のときより楽です。
ﾉ ,/ | |{ .| ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
炎ヽ 爻爻爻爻爻爻ミ 乂乂乂乂乂乂乂 乂 乂/爻爻爻爻爻L乂乂乂乂乂乂乂乂＼爻爻爻爻爻爻 ＼ 乂/／::
炎炎L 爻爻爻爻爻爻}ヽ 乂乂乂乂乂乂乂乂乂>爻爻爻爻爻ﾊ乂乂乂乂爻爻爻爻爻ヾ爻爻爻爻爻爻 }乂/ミt､
炎炎炎} 爻爻爻爻爻爻L 乂乂乂乂乂乂乂／く爻爻爻爻爻爻ﾉ爻爻爻爻爻爻爻爻爻}i爻爻爻爻爻爻ノ乂}::::::::::
￣￣⌒:::ｰ=ﾆ_ 乂爻爻爻爻爻ヽ 乂乂乂r／乂乂乂乂乂乂 ／爻爻爻爻爻爻爻爻爻 /爻爻爻爻／￣｀ヽVミt､:::::
.................:::::::/......⌒...＜ノ爻爻r 乂乂乂rfく 乂乂乂乂乂乂乂{ 乂乂乂乂乂乂 /爻爻／-‐￢冖～'乂乂乂 /:::::::::::::::
廴.､.......(::ノ′./:::r...........＼爻{ 乂乂乂乂乂ヽ乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂／￣ ¨¨⌒ ＜乂乂乂乂＞=-}ミt､::::::}::
....):::〉..................､::::.ｰ..-...}i:...＼ 乂___／⌒ ー＜＿＿__乂乂乂乂乂乂乂ニ=-}:::/:::::::::. ................ ::::::. ...........:＼/::::::::::::ノ:::
...{:::.........{:::::ヽ............⌒.. }i:::::::／:::::〈...................../...............／::..........∥.................／:::::{:::/:::::::::. ............. }:::::::::}..............}ﾆ=-::::::::::::
...}/...........ヽ::::::................../:::::/:::::::::::::}....................{:::::::::::::::i{:::..............................／......}::::::i{:::/::::::::. .............}:r=ミ､ ......../::::::::::::::::::::::
从rく爻ﾐYfミト;..........rく__イ爻ミ:::::::}.........rf......ﾘ:::::-=ミ::}=- ....:::ﾊ...............{::::::ー::::ヽ:::{::/:::::::::. ..........}:::::::::::}....../ミt､:::::-=彡::
rfﾘ乂爻乂乂人.....ノ爻乂r::::(⌒....＜..............{::::::::::::}ﾘ..}::.........}::::}...............}::::::::::::::::::}i::::{...../:::::. .........V:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::
V⌒＼乂乂乂乂乂/ノ⌒::::＼ー........}.............}:::::::::::::::::{=- ....}:::::}...........ノ⌒.....￣}:::}i:::::::::{::::/::. ..........V:::::::/ミt､::::::/:::::::::::ﾉ:
:::＼......＼ 爻爻爻 /::::::::::::::......Vﾊ.......}...........ﾉ:::::::::::::::::]..........}::::::}.....／::::::::::::::::::＿_}i:::::::::__{__ﾊ ...........}::::/::::::::::::::/:::::::::rﾍ:::
::::::::ﾊ.........＼爻爻/:::::::::::::::::}...........}......}.........{=-:::::::::::: ﾘ.........}:::::::}../:::::::::＾ヽ::/ 乂乂又又乂::::} ......... }:/::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::く⌒ヽ.....ﾊ爻/::::::::::::::＼}........./⌒〈.........}::::::::::::::::/...........}::::::::}j{::::::/:::::::}/:/乂乂乂乂乂/)] ..........:}二ニ=-::::::::::::::::::::::::
:::::::::::}_,,ノ.......⌒ヽ::::::::::::::::::ﾉ＿_/..........}::::::::{=ミ::::::::_{............}:::::::::}i{:::〈::::::::/:/乂乂乂乂乂／_:Lﾆ=-/::::::::::::::::::::::::⌒ヽ:::::::
::::::::〈::::::::::::..........ﾉ￣￣............＼............{ー─く-----> ⌒ く. _三二=-―￢冖....⌒￣..................く:::::::::::::::::::::/:::::::::::}i::::::
⌒ヽ:ー――=く ＿rく...................ﾊ￣ 〈...............}r＜............................}i..........................ヾ､..........ー-=:::∠_::::::::::::ﾘ:::::
～ ー=＜ }ー───‐ ┘ ／￣ ............................................ﾘ...........................＾廴...............................￣⌒ﾌ~
ー┘ ／￣￣￣＼ ＿／....................................................／....................................⌒................................／........
. ／ ＼
/ ─ ─ ヽ 何フラグ立ててるんですか。
| （●） （●） |
. ｶﾘｶﾘ ＼ ' ／ しっかしなあ、領主化なったらなったで、この北方街道を整備かあ。
. ／ ￣ ＼
. 彡三三ミY彡三三ミ＼--、 |
.... ＼ ＼＼ ＼Ｅ | ﾉ
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__） 今現在でさえ沼側集落の整備も先送りしてるってのになあ。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: ..
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′ 今年含めて４年以内に領民最低90人という条件がね。
八 从 :i .i 八
＼'. ' ,／ とにかく耕作地を拓いて食糧自給を確保することが最優先でしょうよ。
∧ ｀ ゛ ハ
＼ fニニニﾕ ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼ ┃ ロレンスは「村長」。あれこれ考えるべき立場なのだ。
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ
| （● ） （● ） | インフラ、特に上下水道や温泉入浴施設みたいな衛生関係は、
＼ ' ／ ＿＿
（⌒ ￣ /￣￣⌒/⌒ / 人が増える前につくってしまうのが効率面では最善なんですが。
i＼ ＼ ,(つ / ⊂)
| ＼ y(つ＿＿./,＿＿⊆)
,, -─- ､._
／ ヽ
. | |
. | ノ ヽ､ .| 90人という条件もついたし、用地の関係から集落規模も読めるからな。
. | （●）（●） |
| （__人__） | とはいえできないものはしょうがないだろ。
ヽ ｀⌒´ ﾉ
/ ∩ノ ⊃ ヽ,
. { / ＿ノ }
| / / ｨ |
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼
／ ∪ （__人__） ＼ それなー、沼側集落だけでは90人も入れられないお。
| ｀ ⌒´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) 正確には入れられるけど、入れていいのっていう。
ノ | / / / (⌒) ./ / /
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
.
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
. /／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
. ／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. ./:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
. /' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
. ././ ム:／ (_j . 'i (_j`}:::::,'＿ 下男下女なら、でっかいお屋敷ぶったてて、
. |. | i´┌ ､￣￣ |ii ｀￣￣ |ﾍﾉ:::::::二ヽ
. ＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼ 適当な部屋にまとめてつっこんどきゃいいだろ？
.... ,ｨ≦/∧ ｀丶 --――' ／//////////ヽ
. ///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
. /////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
. |/////////////////≧z､|////////////////////∧
. |///////////////////////////////////////////|
r'ﾞ ,' ,i !ﾞ ,/ ,r'´/, ／ ｀`ヽ,
,ｲ､_(, （ !j k､〃fﾞ ,r' ｨ; ｀ゝ､ ﾞヽ
/ﾞゞ'´￣｀ｧf''"ﾞﾞ´￣ ｀ヾ, ｀ゞ､ ヽﾞi
,ﾉゞ! （(｀j ﾞi ､ ＼ j
iﾞj ,! ﾄ, ｀ヽミj
ゞﾉ-=;､,,_, ,' _,,.､z＝=-' ｀ﾄ､､ ｀ミゞ|
ゝ ,ｨﾓﾗ冫' ＜ｨぞﾃゝ､ .V ,｀ゞﾄN
ﾞl ｲ′ ｀ ｀` l/^ヽ｀, 〉 90人からとなるとそうもいってられんだろ。
| / ; ｶ 〉! k,l
ﾄ ヾr=‐､, , ' ' ﾉ_,ﾉﾄﾄ;j 各職人の親方級も呼び込まないとならんし、
! , ´ 「,イヾ ヽ〉
} ´￣￣｀` ,! ( ik､` j 自由民には開拓地を割り当てないと。
j;:!､ ´￣ ｀ / ,ゞ､V 〈
｀ゞﾄ, ' ' ,． '´,ィ´ ﾞi j
ｲk>､､＿_＿,,ィ´-‐''´ ,ｲｶﾉ'
ヾjゝ=､ r‐'"´-､,ｭ ,r'´ ,;i|ｰ-､､_
_, ｲﾄ､ ,!,!lゝ'⌒ゝ( _,ィ´ , ィ´ ,ｲ,ｲ ｀ﾌ''ｰ
_,, ､ｨ‐r''´ﾌ｀＞､ﾉ,!l ,ﾉXゝ ,ィ´￣｀`'ｰ'- ､､/ /
.
( ヽ、
／.:.￣￣＿＿＼ ＼
／: : : <＿＿ ＼ ＼
／: : : ＿ <＿＿ ＼ ＼ ﾍ /⌒/
／: : : : ´ , ｀└--ﾐ ヽ、＼ - ＼ |
: : : : :／´ ｀ヽ 丶 - 〉 その割当地の問題もね。
: : : :.（ ー‐ l ( ＼ !
: : : : ヽ_ ｀ _ノ ＼_ヽ { どうせだから北方街道沿いに先行拠点建設も考えているんですが、
: : : : : : ´"''" ' "''ﾍ > 、
: : : : : : . . ` ＼ ∠／ヽヘ めぼしい感じにあたりません。
＼: : : : : : :. ⊂ﾆニつ ＼(⌒) ﾉ ＼
／ヽ: : : : : : : : : : : ヾ、 ／ ＼
／: : : :｀`ｰ- -‐'"´ ＼／ ＼(
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
. （ ∨ ／ ＼ ー=彡
.. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
...／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
. ′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ 地盤がいい場所となると今日の宿営地くらいかなあ。
.. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
.. |八i |八弋り |｢ 八 でも水の手がちょっと困るうえに
. （ |八い 〈 八 |＼＿＿_
/ 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼ ロレンス村から片道３日の遠隔地になってしまうね。
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
/ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
. ,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
. （＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .| 俺としては特に初期に、資材・人材が分散するのは避けたいだろ。
! （__人__） |
, っ ｀⌒´ | それにいきなり90人の募集もできない。
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
/彡' { :. ＼
／ ／ ! ハ: :! i | ﾊ | ヽ
彡イ| .|:| |::| ﾊ ﾊ. ! | ! ! :,
; /i|ﾉ-=ﾁﾚ 从 / !| ! | ﾑ .! :,
. //i |z_ r ＞i从ﾏﾊ≧. ;ﾞ ,′ i {､ | ､ :,
// .ﾚﾑハ ヽ.ﾋ::::ﾉノ ハ/レ!: | |｀ヽ. i ヽ. ﾄ､ ',
´. ゞｼ ｀ー 〃 |. ｜ ,ﾞ}ヽﾊ | | ヾ
／ iム !/ノ / ム | 集めても食べさせていけないからね。
{ ､ |,:' ／,.ｲ iN
ヽ ; }-彡' ／N| 器の問題もあるか。
i r-- ､ ム´! , '
∧ ｀￣￣ / ﾞ | / 宿舎に入るのは後何人だい？
ハ ,..: ' ′ !/| '! , '
} i i i i i l , ,. ' / !/ |/
人!.| i !,l ＞ﾞ´ , ' |!_
｀ー―‐ t /z==ﾆﾆ二三 |
,:!: ／j￣ |
／ |! ／ i´ |
＼ |/: ／ ,..=ﾆ二ﾆ}
.
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ｰ ､
／ ＼
/ ',
./ , -‐､ ',
l ／ ｀' ＼＿＿＿ .l ９室だからつめれば36人はいけるけど、
l ヾ＝=ﾂ ( 乂ｿ ﾉ l
.', , ヽ lilil ./ それだけの人数が一気に増えて、きちんと仕切れるかは自信ないお。
＼ l 人＿,/l ／｀ヽ
/ ｀ー､｀ｰ´ 二二ノ ‐' ',.
./ l
＿＿_
,..-''"´ ｀`丶、
／ ヽ、
/ -‐一'"´ ｀`ー‐- ':.
,' ',
{ （●） （● ） } 冬に買い取った子達もようやく馴染んできた具合ですし、
', ,'
ヽ、 ｀ u / 僕ら男衆がなんでかんで留守勝ちになると考えると、うーん。
ｒ'ヽ、 -‐-‐- ,.／
／ ＞─-----─'"´ ',
/ ,/ ヽ、_,ノ ',
;' ,ｲ', ヽ i ',
ﾄ､ ,ﾉ ,ゝ Ｌ＿＿_」
.｀ミ彡-‐'" ', | |
.
. Y: :{: {: :{{ {{: {{ : : :≧=-＜: ―:-: : : : : :.∨
. ヽ: :７＞7:ｨ-ﾍ〈´ : : : Ⅵ: ｀ ミ: 、: : ∨
. Y´:7 {:〔 }' . : :{: :｀寸:三ミ:、: : :.Y
. ノ: :} ヽ{ , . : : : :l!: : :Ⅴ:｀:ヽ:、: : : :}
. {: :ｿ:} }' ｲ´ __＿＿} : : :}ミ:｀ミ: :、: : }
. {:ﾀﾉ_..ｭz..、j {__...<ｨt_ｧ-、 : : : :Ⅵ: :｀ミ:、: ﾐ{
. ',:ﾍ ｒtﾃヽ_ﾉ: : ≧z= -ﾁ':, : : : :}Y´ 寸:ミ:、:、
. ｀:.} ≧千´ : : ヽ ':,: : : }' }: : }: : :', 奥方達が心配か。
.. 人{ }' .: : : : ヽ . :/: : : : / ｲ{: : : : /
. ヽ { _j: : ヽ: : : ｲ: : , ,/: : }:} : :〈_, この旅でも男衆はほとんど出払うことになってしまったし、
. }｀ ｒ-=___、 、 . : : : /-.:': :}: : : : : : 〉
. 〉. ﾞー―→ } : : : :/ {: {: { ｀:ミ、:〈 御しきれない男どもを残すとなると考えてしまうな。
. {: ﾍ. }≧= : : / 八{ﾍ}: : :} }: : ヽ
}ﾙ:.ﾍ ' . :／. ,,.. ''ノﾙ}: : : }ﾙ′
}: :人 :／,,.. ''" ＞＞ﾙﾍﾉ
{リﾙ}〕=- ＜ ''" / / }＞ イ｀Y＿イ｀Y__
r., ＜}. { l {ｨ ＜ .Y{ / / ／ ／／ ／／
. _ｒ.,_ Y´￣{ { |. { l {/ .｀Y }.{_ イｲ .+ / / / /
. { { .{ { { { 人.. { l { ｲ∧ ＜ { .{ { .{
. { {. ┴ニニニニ ＼{ l {／／ ＜ニニニニニニ＞ ┘ ┐
.┌┴ニニニニニニ＞Y´｀Y＜ニニニニニニニニニニニニニニニ} }
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 人は一気には増やせないし、人手不足もついてまわる。
| ｀ ⌒´ﾉ
| } 地道に、１つ１つ片つけていくしかないだろ。
_.／:l ヽ }
‐''"´:/::::::|_ ヽ＿ _＿ノ::、
::::::::: !::::::::l′ ＼ ,ｲ＼
::::::::::l::::::::::l /:｀:::ｌ:::::＼
::::::::::|:::::::::::＼ /:::::::::::l:::::::::＼
::::::::::|::::::／＼ヽ l::ヘ::::::::l::::::::::::ﾊ
.
''"''"''''"''"''"'~"''^^^''"'''::----::'''"''"~~~''"''～"''"''"^^^^'"""'"''"'～～''"^^^'"''
''"'''''::----::'''''''''''"''"~~~''"''～"''"''"^^^^'"""'"''"'～～'"''"''"''"''"'~"''"''::---::'
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ii ll|ii !!ii ||ii i!!l |llli ii ll|ii !!ii ||ii i.／/／￣二ﾆ=-!l llli ii ll|ii !!ii ||ii i!!l |llli ||||ii!!liii!lli
wWiijiijwWWjwwj.-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ' .jiijijijwwwWWw
. l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
．,＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､..'~` `"'~
. ／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
,,::::,,::::::::::.／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ ,.、,.、
"ﾞﾞ~ ~ﾞﾞ"/／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
ﾞ~ . { /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|...~`"''~
:: . / {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ ...,,..
ﾞ~.....│l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|wWWw
::.... j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
:: ／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/ 先の心配もいいけれど、
ﾞ~ ::..... ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ
::. ／ ∧ 、_ } l |{ l│{ l! この旅の心配と目的も忘れないでくれよ。
:: ::. ∧ Ｖ｀ ヽ､ /彡'} |ｌ|| | ﾊl
ﾞ~ ／ ∧ ｀￣ , ィ ／// l|| ﾘ＼__ .
ﾞ~ :: ＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
. ＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
. / / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
/ / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
. l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
.. | │ / / ＼ ｌ ／| ｀ヽ ヽ ∧
| / ヽ. L. ＿ -‐ ´ ,ﾚ'´￣ ､ } ∨ ∧
/| i{ ＿, ' 〈 ,. ‐- ､ ヽ V ∧
{ | l| / __ ｀ヽ Ｖ ＼_∧
. ｌ│ | 〈__,ノ ｀ヽ V ＼ ￣
. | | / lハ 〉 ヽ
. ! | / ﾉ ＼ ／/＼ ＼
| │ 〈 ヽ__／ ／ ∧
.
＿＿＿_
／ ＼
.. ／ ─ ─ ＼ .|.「「「l_ヽ
／ （●） （●） ＼ ,:､!j l l l }ヽ 体力的な心配は、最悪馬車に載（乗）せて。
| （__人__） |＼/⌒ ヽヽヽ
＼ ｀⌒´ ,／ 〈/ｌ ｌ ｌ ｌ.} 〉〉 第一はやっぱり辺境伯様との面会、暫定領主代官への任命だお。
／ ー‐ ＼ |.!JJJ'
| | ノノ
{ |
,.. -‐＝ー- ..,乂
,.. : ´ ヾﾊ{ｲ
ー=≠才 ＼ }Nﾊ :＼
／ ≠ﾐ: ヽ j{ iNiNl ＼
. / /, V } ∧ ∨ :, 川!ﾘ ＼ヽ
/イｨ/ i {ハ}ﾊ ∧ V i :, :} : ー
/ :| { ∨ﾊ斗≠えｰ| :{/ : !
/}: !=ﾐx ＼≠-‐=ﾐ ! i }=v 从
}ハ }/{ |____j! 乂__frりｱ, j /{ :f_∧ /
i :| }ｲ∨: i ￣; ー ￣ . /ｲ :} 7ノ /:{ 領都に着いてすぐに会えるものでもないので、
| :! )从 〈 : . j/f^.ｲ :{
| :! ヽ ヾ ^ __, ,:^N }从 その前にローエン商業組合で織部支部長に登録のお礼だね。
| :!／＾ヽ /⌒i:,∨二二7 ｲ }/(
j.／,斗-､V / ﾍ^ｫi iﾊ イ ,..斗=ミ
{ ィ ー-ミ ′ ヾー=≠" ≠ ./.:.:.:.:.:.:..
i r:- } , ／/ /} ／. / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
| |-ィ ,.:.:.:/／ { j ｲ____/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「組合所属商人」の肩書きは、辺境伯相手の身元保証に役立ちましたね！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_＿＿＿
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 辺境伯様への献金の金繰りの件もあるので、一番に行くのは確定。
. | ___'___ |
. ＼ ⊂ ヽ∩ / その間に辺境伯様との日程調整という感じで。
| | !､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ ゛ ／
＼ ＿＿＿＼ ／
| ﾞ
i!､ i
|! ＼ i! |
! ､＿ヽ 人､__,x≦_ |
,: ￣ﾐﾍ !,彳¨弋_ソ ) |
| i ｀¨ ゛ '';:.:': . ! 到着の先触れだけしておけば、日時はあっちが決めるだろ？
ハ ( ! ､ : :; ,
ｒ‐ ﾍ ー ゝ ＿__.ﾉ, ゛ 7 ﾘ ! 教会関係は、辺境伯様との日程次第だな。
人 ｀ ､- ､｀ i! l .ｲ/
ハ ｀ -.､ | } ／ / { _
l ￣ |´ / ≠´ ￣~ |
} i! ﾑイ /
. { ｊ ´ /
） / _ -―-｀ 7
ヽ_ / 〃 {
｀ヽ / ´ ＼
,､ ｀l _ -- _ i! ／ ｀ヽ
. / ｀ ¨´ ｀ ｰ≠
i!
.
,r '´ ミﾐヽ州'j;j'fﾞr' ≡ﾐ;:､
ノ ,r,,r= ｧｧ斗rr;.ｨﾆ''´ヾミﾐ ヽ
〃 ,rｲ ﾘ〈( '´ )ﾉ ｀ﾞﾄミﾐ!. |
〃,彡! )） ';ミﾐi ＿ 人 ＿
ﾚｨ彡!､､､,,,,__'′ _,,,,､z=＝'';ミﾐ;! ｀Y´
,ﾚ,ｨ彡! ,rf弐 ヽ ィrﾓﾃｭ､ ﾄミﾐ;､. ｜
{jii;ﾊﾐl ￣´.:', :. ` ~´ ;ﾐハﾐ}
{jiiい;! .:::i ;; ,ﾘ !N! せっかくの領都だぜ。
ヾiiい' ',. 〈 _;;:_, { 〉N!
ﾉハ;. ; ､ ＿__＿,, ,′ノ;j.（ 酒ば……市場に顔出してメシも堪能しなくっちゃな。
〈 .:;;ijﾄ､ ､_＿,, /!ji .::i′
V .l:ji ヽ ,:' !ij V′
Vj:jiL_ `:､ ,.ｲ l;;V
/7 ー-｀ﾆ｀`ﾞﾞﾞ"´ﾆ -‐'Vﾉ
_// '"⌒Vi 1 ﾚ'/⌒ﾞ` い
ﾆ二´ 'ｰ＝= ､ __.ノﾉ 1 lk′ ,い _ ＿ _
￣｀`ヽく_ﾉ八ﾄ､`ー''フ´ /7
.... r- 、/ ／ 〉
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ おうフリッツ、黄金の翼亭や白銀の谷亭他、
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ あのへん出入り禁止喰らってること忘れんなよ。
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
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/: : / : : : :.ﾉ -─---=彡' _彡⌒ }:ハ
〈: : /:.y=ミ:.{ ｰfﾃy::: ( rtﾁｰ ｲ:／ わかってる、わかってるって。
V: :/⌒ Vj |
V:{ {Y( ＼ V l 借金はほら、お三方が肩代わりしてくれたわけだし、
､___):.＼ヽ r -〉
`7: : : : ー┤ __ ' そのことはもういいだろう。
/: : : : : | ∠二二7 /
7从:.V＜＞..:＼ ...... /
V ＜＞::＼ /
r 〈 ＞＜.＼ _＿＿_ ﾑ
r㍉- -──匕 ＼＼ Y_ﾆ＞.. |＞＜> |ヽｰ-
Vﾑ ＼＼＿ ) l | l ( .ﾑ/ ｀YYー-.rr
Vﾑ ー- ミー匕.乂| | |寸ﾆ// | | | |
.Vﾑ ＼寸..../ | 乂 // | | | |
.Vﾑ ＼V / =ミ { { | | | |
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┃ 出入り禁止は、借金をこさえた実績と、オフレッサーとの話し合い（物理）の影響ですかねえ。
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/i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/.:)／ﾉ爻爻彡彡ﾍililiV／;:;:;:.xi(爻淡淡爻淡淡慫戀戀戀慫戀戀慫慫戀戀戀戀
i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/／／爻彡'⌒＼＼_)／;:;:;:;:く爻淡慫戀慫慫戀il|狄淡慫淡淡爻爻淡淡|慫i戀i戀
i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´￣;:;:;::;:＿＜爻淡慫戀慫i|乂|ilil|父爻淡i|ﾐ||爻淡淡爻ｿ|ｿ淡慫戀
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;....:::::::::::::::::::::::.....ilililili/￣/爻淡爻i|ili|∨|ilil|爻淡淡i|ﾉ||爻淡:|＼|il个ｙi戀i戀|
i:i:i:i:i:i/:i:i;:;:;:;:／ア¨ｱ....::::: 凸 ..:::::..ilil〈.:..//爻爻しﾚ|ili|//|ilil|り爻淡淡:{爻/xX爻淡i|^ｿ慫戀i|
i:i:i:i:/;:;:;:;:;:;:/:{/::::::/..:::::: E三三ﾖ ....::::::.iliV/:/.:.／:|乂i|ili|爻|ilil|/爻淡ﾐ|i|ﾊV爻淡淡爻ﾚ慫戀|iｌｉ|
i:i:i:/;:;:;:;:;:;/i:i:}::::::/..::::::. E侍騎ﾖ .::::::ililｉV.:.//|:::|彡'|ili|⌒|ilil|ﾙi慫i戀|ilｼ||爻／ﾚｸ貅戀慫ｼ|iｌｉ|
i:i:/;:;:;:;:;:/i:ｉ:ｒ'::::/}:::.::::::.... E三三ﾖ .::::::...ililiV /:|:::|⌒'|ilｉﾄ､ |ilil|'´|::|￣｀|iし||// |::廴/iｌiｉ/:::/ﾍ｣iｌｉ|
i:/;:;:;:;:;:/i:i:iﾘ.:.√|￣:::::: ::::::i:ｉ|ﾍilil〈: :l:::|: :,个i|::|｀Ｙl|ノ:::ｘXXiliｉ辿/し|爻ﾝilil/:::/┼:|ilil|
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;:;:;:;:;:;:|;:;:i:i:{.:.:.{狄狄狄狄_- - - - - 豼妣jililiil刈ililililﾚj戀戀戀戀戀戀慫刈ilililil戀戀戀戀戀戀ｖililil
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;:;:;:;:;:;:|;:;∧;:;∨二二─ ‐_ ‐_ ‐_‐_ ‐_‐_‐_=_=_=_=_─=ﾆ髭／ ＼＼ 髭髭髭髭髭髭髭髭髭髭
;:;:;:;:;:;:|;:;:;:∧;:;＼三二=_=_‐_‐_ ‐_ ‐_ ‐_‐_三三..く／ ) ／..二三三三三三三王圭圭
;:;:;:;:;:∧;:;:;:;∧;:;:;:＼三三=_=_=_=_-_-_ -_-_-_-_三. ／ ／／ .=_=_=_=_=_=_=_=_‐_‐_‐_‐_‐_
;:;:;:;:;/:∧;:;:;:;:;:＼;:;:;:`マΞΞ二二=_=_=_=_‐_ ‐_／￣￣￣＼／ ＾.二二二二二=_=_=_=_=_=_=_=_
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;:;:;:;:;i!;:;/:;:;＼;:;:;:;:;:;:;:＼;:;:;:;:;:;:｀'' ＜ΞΞΞ ／ （○） （○） ＼ Ξ.._＿＿,,..．-=≠=x､＿‐_‐_‐_
;:;:;:;:|i;:;:;:;:;:;:;:;:＼;:;:;:;:;:;:;:＼-ミ;:;:;:;:;:;:｀`''＜.....| _ ´ |....../´￣¨ ￣¨ﾊ ‐_‐_
:;:ｉ:;:;圦;:;:;:;:;:;:;:;:;:;＼;:;:;:;:;:;:;:＼`' 弌=- __;:;:;:.＼ ｀⌒ ／ _=|I 戻りました。 I| _‐_‐_
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;:;ｉ;:;:|ililililil)iｘ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼‐_‐_;:;:＼ /´￣ヾ ヽ.Ξ...｀ヾｰ=≠彳⌒¨￣_=_=_=_
;:;i;:;:|ilililililililil)iｘ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼--_;:;:;. ｧ､ヽ｀ﾝ ヽ.ΞΞΞΞΞΞΞ二二二二
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――――...、 ..／ ─ ─＼ /⌒) ――――――
―――. ヽ ヽ ヽ .../⌒)（〇） （〇 |／ ／ ―――
l l l . / / （__人__） ／ 次やるお、松明とスコ貸して。
ﾉ ﾉ ﾉ.（ ヽ ｀ ⌒´ ／
´ .＼ /
＿＿＿ / /
（＿＿＿＿＿ / ﾊﾟﾁ ` ,ヾ､
,--､-‐ ￣ ‐- ＼ ` ヽ、 ,ﾉ ）´( ､ ゝ
/＞l 「 ｀ ＜ ) ) Y 人 ヽ)ゝ'
ｒ.､ヽ. ',l '、 / ｀ ＜、 (:.､）ﾉ' ﾉ ,（ `ﾉﾙ' ﾊﾟﾁ
γ､ ヾ､ ヽ /ｨ 7 ﾊﾟﾁ _,ノ .. t ｿ
弋 ヽ ヽ ヽ. ' ,' /丶 ｀ﾍ( 从;: .:;､丿）ﾉ
.∧ ＼ ヽl l. , /l /l / / / i /_） ,; ;,,. Y
/イ.ヽ, -‐''' ‐- ',/! !l 仁メﾘL/l./ l 从ヽ .;: ;,ﾉ
＿.」/--‐―､ ヽﾉ .ﾘ ﾚV沙､.'` 」 N r===＜彡-'"ｿ_;;#;;从ﾉ="(ン(",,
/ ヽ. ヽ ‐ /ｙ! /ﾘ (＼,ノ´フ,{='に}/{てニ}r=ｨへ,）≡==-
,' l｀丶/ V ﾚ ＞｀てk-'ﾄ､iﾉ//ヽ)ー'ﾚr小)人ミ三≧
／'´ l l , ｲ （ノメ'ﾄf //けi」（ノ'(ツハ）ﾄ)三≧
／ ./ ｀` ､.,ｲ ＾^''"'"ｹ) (ハ)"(ハ)ヽ)"^＾
..／ ハ , , , ,ｲ
. ／ /､ >､//ｲ ……これはまずいねえ。
孑'´ /-‐ヾ ヽ´
. / ＼ ﾚ￣
/ ヽ`＼＞.､
./:l -―- ､ V l＼
/ ./:.:.:.', ヽ ',:.:.:`＜、
/ /l:.:.:.:.:.:ヽ l !:.:.:.:.:.:.i＜
.
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―――／￣￣＼ ――――――
――― ／ ヽ､_ ＼ ―――
（●）（● ） |
（__人__）ﾟo │ ロレンスさんたちは平気なんだな？
(,｀⌒ ´ |
. { | 腹下してるのは俺達だけで。
{ ..:/
` ー ＼
/ ＿ l. ,ｨ ､ ! j i/ ,r'"´二三ヽ,
/ ￣｀Ｙ´ ヾ;/ | j ﾄ､ヽj､川/,r'ﾞ´ﾆ二三ミヽ
,| | |´ ハ ｸ7´｀`ﾘ^^ヾ厂￣`ヾ三ミヽ!
| | |-‐'ｉ′l ,ｲ.:;! 〈 ,ﾘ ﾞ,三ミﾐ|
|＿＿ | ＿| ７'′... !//! ﾄ､ミﾐﾐ!
（ （ ￣ノ ｀ｰ-'′ `ﾄ〈‐-､､,, _,､､､ !ﾐミヽﾐ!
ヾ! ｰェzゞ '''ﾞｪェz､ !ﾘ^ヾ ji!
| ｀7 ﾘソﾉｲ|| 俺はなんともないぞ。
ﾊ ! ,,､ ,′ ,メ;:;:;:;;!
〈.:;! `´ : 爪;:;:;;:ｲ 同じモン食って飲んでるはずだよな？
ヾi!. ｀ﾆ二｀` ,' / j!ﾉﾉﾉ）
iﾄ､ ,.ｲ／ ｀ヽ
. ,､‐'⌒ヽ , ｲj! ヽゞﾆﾆﾆ'／ /｀`''ｰ- ､､､_
. ／ ゝｭ _,､､-‐''"´ | | ^i !| 仄( ／ ｀`
. / ｰ--‐''"´ヽj |_, ｨ 7ィ7 ヾﾄ､ﾉj !ﾉ（__ ／
i:. . ｰ--─ <ｿ.:/ / .| | | V/^ﾄ､ ﾌ/ _ ＿
. i|.:.:､ , ｲ.::.:! | :| | ,!y'⌒ヽ V / ,r,r'''"´.:.:.:.:.:
...... ,ｲ.:::.:..､ "´￣ !ヽ二二 二ﾆヽ ,rｭ // i j{ r==ｭ //.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
......./ |.:.:.: .:.: .:. :, イ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽY ( ノ !ﾄ､ ＿ﾉ ﾊﾄ､ ﾉル'/:::::::::::::::::::::::::
.
|
|
,-―- 、 ,-―- 、 ｜
/ /｀~~ヽヽ / /｀~~ヽヽ |
{ {..;;;;;; ﾉ | { {..;;;;;; ﾉ | |
. ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ . ヾ_`'''ﾞ",,,ﾉ ｝
￣ ￣ /
! / 水が合わないのかなあ。
j ' 丿
/／ 一度沸かしてから飲んでいるけど、なんか苦い気がするし。
､-―ｧ ./ ／
＼ ｀￣ ,/／
` .､ ／
:ﾐ:ｰ.､._ ／｀`'''ｰ-､
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶:::::::::V
/' |::::/ ) /::::ｲ＼ﾊ|! ;}z／ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/f＾Tj~ﾒ'}ｲ~Tjﾘ`}:ﾉ'＿ 苦いって、こんなもんだよなあ？
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （__） ／///////ヽ 生水で下すならわかるが、湯冷ましでってのはないだろう。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
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｛///////////////////////////////ヾ/////∧
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.
／ l !
__, ''´_ / , l .l
ﾞ￣￣/ , , /! i､ .i ,' ,|
/ ｨ , ! l ,ト!l-! /ﾘ!.,' .,'ﾘ
l/ l , /l. l ﾊ /_,l云 .「/lハ/
l ,ｲ ∧И ,' .∨ `.|h!ヾ.', お三方以外の俺達はなんともなく、
!／l ／Ｖｲ､ヽ, !, ｨ/ ¨- '、
... ′ l .ヽ ｀ !l, /′ ヽ 腹下し以外に大きな兆候がないとなると……
!,,ィ , /‐-､ ｀', .! ／
... ＿,/｀'‐-＜!_ /ヽ〈 , ! ヾ. /- 、 旅の負担、疲れかな。
／:／｀丶 、 ｀丶ヾ､ ,代 -‐_,'.、 ヽ,
_":／ : : : :／: :｀丶,、 ＼ ｀ 、 Ｔ､,斗―='‐､
....二_: :／: : : : : ／: :｀丶 ＼ .＞'''"´￣￣´ ＿,ノ
ﾞ:.:.:.:.:.:.｀－-､: :/ : : : : : : ＼ ﾄ､-' , -‐''"/
ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ｰ- ､: : : : /: ＼', ゝ ´ _,ノ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀‐-〈: : : : :`-<| , '"
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ｰ-'､ : : >、 , .'´
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀´＼`ｰ┤
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:ヾ､|
___ｎ／￣￣＼ ｎ
. / / ﾉ _,ノ ヽ、u| ﾄ､
/,ｲ / （○）（○） | | ｢i
〈 | { u （__人__） { } } 〉 俺らってそこまで貧弱だったのか。
｝| | ｀⌒´ / /
i l / /
＼ ヽ__ 人 {
. ヽ 〈_ノ ﾉ ┏━━━━━━━━━━━━━┓
| ／ ┃ んー……。フラグ回収？
| | ┗━━━━━━━━━━━━━▼
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―――. ／ ﾉ ―――
. ／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
. ／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
.. ′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ 幸い最低限の食欲はあるようだし
| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
|八i |八弋り |｢ 八 今日はもう夜番なしで体力の回復に努めてもらう。
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
/ _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼ 明日はアルデナイカモ川を越えて、街で宿を取るよ。
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
.. ,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
／ ／ ＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
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爪匁} ／/.:::.:.::＼
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,'ミ/彡′ | | [] ...:. .:::|
. , ´￣￣￣ ,'ミ/彡′ | | . : : : :ﾛ.::| ;ミ
.... ／ ミ/彡' ＼ | |.: :.: :.:.::.:.::.:| 彡ミ ;ﾐ、
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. { !′ ／ . .＜´::', ／〉 : .::┌┬ | T/⌒) ┐ . :┌┐|. |.: :.: :.:.:.:.:..::| 彡ミ彡ﾐ 彡ミﾐ、
. | ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／.....─┘└ |`７'..:/ └─┘└l::.|.:.::.[]:.::＿ :| .＿ ,彡彡ミ幺彡彡 ､,，
:::ﾞ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉.: :.:[]. : : |/...::::)::７ []:.: : []: :.::|: |.:::. ／／＼／ ／＼'／￣／＼:ﾞ;;ﾐﾞo;ﾐ
‐- ,_ﾞ, ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽﾞ:/＾7＜:〈 . : : : : : ::/￣ ∠／. : : : ＼／ : : : :.＼／ ;.:ﾞ;;ﾐyゞ;ﾐﾞo
ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ. ::|::::|/|＼. ∩.:.::.:|￣ .:| | : : :.::[] []:|ｪｪｪｉｪｪｪｪ| ﾐヾ:;”ﾞ':,oヾﾐ
::.:} / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :... ﾉﾞ＞.| |. :..::| . :| |. ＿.:.:.:. : :|.lニニ|l .:.:|┌ヾ':,ゞ;ﾞ;”;ﾐ;:ミ
工.ﾞ/ ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ.....─ｰ|＿_;;| | |〒|:. :[] :|:| .:::::::||＝|│｜.::.[]:::}iｌ|{´
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:./´ j/|:.:|八 ヽ _／メ／ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡 ﾙﾍ:
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;|ミ |`ー＝っ
／: :＜: : : : : : : : :ヽ: : : :',:',.:.', : :}.:}℡、
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. .: : :／: : : :≧=- ヽ、_＿＼.:}.:}./} 寸'.
. |／:/彡´: :/´ ,イｿ｀ヽ }ミ:、
. |: : : : 彡´{ {:.{、 /' Ⅷ: :、
j: :彡:´: : :} ｀Y:} Ⅶ ﾐ.、
/: :,: :彡´: { {' , / Ⅵﾙ’
. ,./: : :/｀寸:｛´ _／￣｀ヽ_ ＼,j {_,／_￣/:ﾙ’
{: : : :{ Ⅶ 、-ｔｧ>ー' / <＜ｾ' ',ﾘ
人{: : { {. ﾍ{ ／ ∨. }
{: }:.ﾍ. _} ＼ ∨ ' 川越がとどめだったか？
人{: : :ヽ_ | l｀ / { } .,
、_ノ: : : : : :7| ′ｰ _'´ ． 焚き火で乾かしたとはいえ、
{: }: : : : 7∧ , ‐― 、 ,
人{:.: : : { ＼. '’ ｰzzzzｨ ,} アルデナイカモ川の水は冷たいからなあ。
{: }: : :}ｆ℡、. ＼ ￣￣ ｲ{
入{: : :} 寸℡、℡...、 }:::|＞- _r.、_____＿r.、
__r.、___＿r.、,}ル’ ',', .寸＞ ＿ ＼、 ノ/ｉ|/: : : : : : :} }: : : : : ::} }: : : : . . . _r.、__
: : ::{ {: : : : :{ {: : : : { . }:} }:Y´⌒'}| | | ￣ {:{ ./ .ﾉ: : : : : : : :} }: : : : : ::} }: : : : : : : : } }:: :
: : ::{ {: : : : :{ {: : : : {.、人_ノ{:{. | | | }:}人 ＜ニニニニニニニニ― :: : : : :} }:: :
ニニニニニニニニﾆ＞、 . ｀ヾ、| | | ／ｲ ＜ニニニニニニニニニニニニニニニニ
.
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/ -==、 '==- ..::::| 浅瀬だと思って油断してましたからね。
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： ! ヽ l | / .::::::/ いきなり落ちたのは焦りました。
ヽ. `ｰ‐' ::/
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(:::::::::厂::了 ／:::::::ヽ:::::r:'::::::::::
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.
r②-、
r① ｲo ミ
/ /ヽ∧ ! !、 ｛oo) _r‐=┴ヽ
l / !､,､,､,､! ! !l . 「二二ト､ ｒｆ ハﾆﾆﾆﾆﾏ
l / l l l !l .ﾉ二二f＝手 ﾐ{_= ﾆﾆﾆﾆﾆ〉
! / l l l !､ .仁二二｝ }_=ﾆﾆﾆﾆﾃ
l l ﾄ､ .! l .l､ l ﾄヽ ...ゝニﾆﾊ └=ﾆﾆﾆ=ｦ
. /.ｨ l l .l__', l､ ﾄ､ .! ! / /ﾘ l / ﾄ ', ｀
. ／'´l ﾘ､ ∧l＿ﾘ.`ヽ寸､l .l斗ｨ/ｻ‐ﾚ ./!/ .l `＼
! , ! l.ﾘ＜ﾄ,)云示 ｨ'孑―z､.ﾚ! ､ !
!l.', ﾘ、 ! ゞ―イ ,ィ 、.ゞ.歹, '´ .l /ﾚ .l !
ﾘ .N l l '´ ` ￣ ,'/ ﾘ
l ゝﾘ､. ',. l:､ ,'ﾘ クレイ君たちも注意して選んでいたようだが、
ﾚ′ト､ﾄ､ ', j:/ ./'
l ､ヽヽ! '´ / 川底が部分的にえぐれていたんだろうね。
ﾚﾍ .l＼. ､--- ---‐ｧ ,ｲ
ﾚ! ＼ ｀二二二´ .ｲﾘ 流されなかったのは幸いだった。
＿,<l ヽ ＼, , , , , , ,／ l、
,.:.:':.:.:.:.:! ＼. ', ＼i i i. i. i ／ l 7
／:.:.:.:.:.:.:.:.」 l｀丶、 ｀￣ ´ .／l ./、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l ! l ＼ ./ '/:.:.:.:.`:.:....、
,..:.'´.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::l 、 └―--.ゝ /, -‐┘!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.:....、
, -「:.:.:.:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ＼ ', /´ .! .l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ 、
ﾞ´ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l 、＼ 、 ∨ ／ .l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ｀ 、
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ＼ ‐-￣｀>.-‐／ / l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.l ｀ 、
. l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼ / -‐' ／ イ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ヽ
.
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /::::②::::::::::::::::::::::::―‐＜:::::::::::::::::::::::::::::::|
. /::::::::::::::::::::: /⌒＼:::::::::::::①::::::::::::. {::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::::{ ＼:::::::::::::::::::::::::}. ::::::::::::::::::::::::::::′ ∩ /:::::::::::::::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::八 0 ,ノ::::::::::::::::::::::ヽ ):::::::::::::::::::::::::＼ ｀／:::::::::::::::::::::::::::::/:
∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ {:::::｢⌒＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::
. }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈0 ﾉ｢ ＼::. ０}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ }:::ｰ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::
. ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ ::／::::::::::::::::::::::::::／ ノ ):::::::::::/:::::::::::
／::::::::::::::::::::::::::＼｀ｰ ＼::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／ ／／::::::::::/:::::::::::::
―::::::::::::::::::::::`、::::::::::::＞- `'ｰ::／ Λ::::::::::::::::／ _,.／::::::::::::::::::::::::::::::::
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＿＿＿＿＿ ＼ │ ＿＿＿＿＿ │ ／ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. ＼ ｜ ／ ￣￣ ヽ ｜ ／
. ───┘ . _ノ:::::::ヽ＼. └───
l （ ○） （○）l
l li|il::（__人__）::i
l :::::u / /:::::i まだ日も高いのに宿決めとか、俺達のせいだよな。
i ｀⌒´ }
／⌒ヽ ノ
／ ＼ ー‐ / ｀i
／ , ⌒ヽ ヽ / /
ｒ´ ／ ＼ ヽ /
{ < ： (__ﾉﾉ
.；i /＼ ヽ ； | |
；/ /； ＼ i ：. | |
(＿ ) (＿ヽ. | |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
..... -=彡-=ﾐ..
{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._.
≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐
/:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼. フェリデューンの街で宿を取るのは予定通りだよ。
. /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝
ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.: この先は領都まで、なるべく顔のきく、まともな宿のとれるところを通るから。
)＼-一 ／人:::ヾ＼
＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
. ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
. _ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼
ヽ ＼ ＼ﾉ ||__」_｀ Y´ T | | ヽ:i:i:i:i:i:i:i＼
, -―- ､
∠ _r ､rヽ
/ / ＞ヽヽ ﾍt
ｉ ｉ i iﾚ｀iヽ !
ﾚ W巡!厶 _jΔ ｣__
{ﾚ' ‐- -- ヽ∧ >'⌒ヽ ともかく今日は宿に入ったら身体を温めてゆっくり静養、
ヾ | / ∨::::::::::::::｀::..、
}＼ ‐‐ ｲ ＼:::::::::::::::::::＼ 回復してもらわないと。
_ r 个 弋. イ 卜ｰ--‐ヽ::::::::::::::::::::::＼
_....:::::´├―ﾄ､ `∨' ├ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::／
／::::::::::::: ├─ l `｀才´├.弋 :::::::::::::::::::::: ／
i::::::::::::::::::::├―‐.| | ├─ﾍ:::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::└―‐┤ .| ﾚ―‐┘:::::: ／
!:::::::::::::ｉ:::ｉ:::::::::::::::卜、│ ,,|:::::::::::::::::::Y
/::::::::::::::::l::l::::::::::::::::::|:::::`|'"::|::::::::::::::::::::|
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ｌ::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｌ ｌ::::::::::::::::::.:.: ! 冫､:::::::::/::::/ |::;'':::::::::l::｜
. ｌ::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ ｌ:::::::::::::::::.:. ! 〈 ﾞｆ＝=y' |':::::::::::::,!:::}
ｌ::::::ｉ:::::::.:.:.:.:.:.:.: | ｌ:::::::::::::::.:.:ｌ ｀;. |ｰ一'! |:::::::::::::::i:::|
. ｌ::::::ｌ:::::::.:./:.:.:.:.:| ｌ::::::::::::::.: ｌ :::... l| l. { i::::::::::::::::ｌ::|
ｌ::::::ｌ:::::::/:.:.:.:.:.:|. |::::::::::::.:. ｌ ::::l| ヽ-―',::.. }:;;':::::::::::::iﾉ
. ｌ:::: |::::/:.:.:.:.:.:.:.| .ｌ:::::::::::.:. ｌ ::ヾ､､_＿,ﾉ::::::::::.. ;':::::::::::::::-､|
ｌ:::::|:/:.:.:.:.:.:.:.:.:ｌ ｌ:::::::::::.:. ｌ ,-, ｒ‐､ .ﾄ､ .ト､..:::::｀￣´:::::::::::::::::::....... ,!::;:::::::::::::::::l
|::: ｌ':.:.:.:.:.:.:.:.:. ! /:::::::::::::.:.:ヽ l .l } l___ j .}./ .ﾉ : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::.....i'´::::::::::::::::､';
ｌ::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ', 〈::::::::::::::::::::/ . _.j. ‐' .r‐' ｰ/／ .: :::::::::::::::::::::::::::::::::〈__,..-::ー-;､j
/::ヽ:―‐:.､:.:.:.:.:.:〉 . ｌ- ´ ｀Y. '''""| ｢.! j '" .:::::::::::::::::::::::::::::::| ヾこニﾆﾞ'､
. 〈:::::, ― ､:::.:.:.:.:! .| ',. 'ﾞ .| / :::::::::::::::::::::::::::'、、 ヽー一'ヽ、
......( V ￣ ヽ _ ｌ ヽ 'ﾞ ｎ.ｎ , ::::::::::::::::::::｀"ヽ ｀.、 ＼
.ﾞ（ ` ｰ-- ' ´ | ___,,..) ｀). ― 1 .ＵＵ,．／ ::::::::::::::::＼ヽ. ② j';:
......` ｰ-- ① .‐'} --‐''´ ― ´ ＜／ :::::::::::ゝ.` ｰ '",ﾉ:::::
. { ｀ ー―――‐ ´ ‐' ｀ ¨¨´
. ー――――― ´
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
_,,..-―――‐-..,,_
,,-''´ ｀ヽ
. ／ u u ヽ、
. /| | | | | -..,,_ u ＿_ '.,
/| | | | | | ｀ﾞ''‐' ′ ヽ-'" ',
,'| | | | |.|≡=-.,,_ .三三三 _,,..-=≡ ',
l.| | | | | | ． ｀ﾞ .三三 "´ ． l
|.| | | | | |＝==＝≡ 三三 ≡＝==＝ | ええ、もう。
. ', u | | 、 .l
. ヽ ＿＿＿ ,' お腹は下すし、脚にもきてるし。
＼. l j. u ,.'
｀'',-..,, | r-‐''" ,,.-''
/ ｀ﾞ"''―‐U.――― ''"´ヽ
./ ヽ
.
rfzrfzrく＝くj::{
ルルル{リイ!｜ 〈＼ _／〉 ＿_
￣￣￣￣| | {＿＿＿＿..../ ＞充＜ヽ ＿＿＿＿＿}K}
| | {三三三三....! LiLﾊ iﾙ' 三三三三{乂,ｲ
| | {玄!. !ﾘcﾘﾟ ヮﾟﾉﾊ .}文{イ
| | {rfi{ ﾉwとﾉ介Zつ .}fﾏ{
| | {セi＿＿＿＿/ノ(__)ヽ> ＿＿＿__忙ﾘ
＝＝==＜| | {り＞≦i{￣￣￣￣二二ノノ
| | {爿辷之} .／／￣￣
| | {k八K{ ／／
| | {＝彡ゞ＝彡ﾞ
| | |i
＝＝==＜| |. , -- ‐‐ ‐‐ ― -- - 、
. ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.. ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ___::::::::::::::::::::::::::',
.. ,'::::::::::::::②:::::::::::::::::::/ ｀ヽ::::::::::::::::::i__
. i:::::::::::::::::::::::::::::::::::: /0 /::::::::::::::/:::::ヽ すいませーん、そこの長い人ー！
. ',::::::; ‐ 、 :::::::::::::::::ヽ /:::::::::::::::;:::::::::::::',
...... ',::,' 0ヽ:::::::::::::::::::::｀ー一´::::::::::::::::::::::::::::::/
. i:ヽ ,'::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ___, --- ‐‐‐‐‐‐‐v- ‐‐‐‐‐‐‐‐
. ﾊ:::｀ｰ´::::}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ',::ヽ::::::::::′:::::::::::::::::_::::::::::::::::::::::::::::::::y´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ',:::::ヽ:::::::::::::::::::, イ二 ｀ヽ::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ヽ::::::',::::::::::<_／} ∧::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ｀ヽ',::::::::::::ヽ ﾊ ,/ i::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ｀ヽ::::::::::::Vｰ一′ノ:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. /::＼:::::::｀ー‐‐´:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ',:::::::::｀ヽ:::::::::::::::::__／:ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ',::::::::::::::｀ー一 ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''-､. ∧＿_
／ ＼.. ￣1i
__＿___ / U ＿＿ ＿＿ ',. 《
／::::::::::::::::::::::::丶.. / ＿＿＿ ＿＿ l. ≫
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼. l （ ○ ） （ ○ ) .|
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', | u. ￣￣￣ ￣￣ |
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::①::::::::::i... | | お！？
ｒ ⌒:::::::::r‐‐‐ 、:::、:::::;::::::::,'. | U （ 人 ） |
i:::::::´::::::::::ｰ―ﾟ′::｀:r --v | ｀ ┬‐ ´ ｀ ┬ ´ | え、あ？ 俺か？
',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾟｰ/ l ￣￣￣￣ l
>:::::::::::::::__:::::::::::::::::__>ﾘ. l .l
/::::ヽ:::::::::::::‐--- 、::::::/ l .l
. /::::::::::::ヽ:::::::::｀ ￣´:::::/. ', ,'
人:::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::/ ＼ ／
ﾞ__／::::::i:::::::::::::::::::＼::::::::::::/ ＞- -＜
ﾞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー<´. ,,-'" ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ. ／ ＼
::----‐=＝ ､::::::::::::::::. ＿＿.... / ヽ
::::::::::::::::::::::::: ＼::::::::::（ｽｳｯ） ./. ',
.. ､ヽ＼.:::::.￣￣:::::::.ﾞ/ / i l
:.｀ー＝≦ニヽ ヽ. i ＼::::::::::::::::::ﾞl | | |
:::::::::::::::::::::::::/ ,ｲ | |.｀J:::::::::::::::::::| | | |
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. ´
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＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣―
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ ,ﾍ
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ i /
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|┸-' 八い(_ﾉ │ ＼＼ !'
. |八i |八┸り |｢ 八 。
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―￣￣―‐―― ＿＿＿￣￣――― ＿＿＿――￣￣＿＿＿￣―＝＝
――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ―――― ＝＝ ￣――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━
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_, ＜ ::::::::::::::::....... ::::::::::.. :::::::::.. ｀i , ＜
_,, ＜.. :::::::::::::::::::........... :::::::::....:::::::::.... ::: { , ＜ ....:::::::
_,, ＜ ..::::. ::ヘ :::::::.......... :::::::::::::::::::::::::...... :::::_.〉イ .....:::::::::: ...::
_ _ .r ´ :::::::::......＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,,,斗-七´｀ ＞''｀＜... :::::::::::::::::::::::::
(´ (´ ./::::::.. _ヽ::: :::::::::::::::::_.,,斗-七 ´ _, -ｰー'''" ＞- ,,,＿＿＿＿
｀''ｰ-｀''‐--::::::::::::::....... _,, -'" ＞ ､,斗-七 ´ , --'''"_ ..:::_,､＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞'"
ト ,_ :::::::::::::::／ト､ r--ー｀ "' ､, _,,i!i≧ｚ,７ ／ ／.,:::::/ﾆﾆﾆﾆ=- ._,ｚ-ｰ''"＜＿
＜ﾆニrーｰ ''""''ー≦,,,、≧ﾆﾆﾆi!i}ニY ｨ ／ ,ｨ r ′￣ };; :::::.......
｀_＞=''''",､≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=--! |'''7 /ー' -'. ――＝二 , -'ト::::::::... ＞ -
_,,,,,､ゝｚ- 7'ﾆﾆﾆ=-ｰ≦!´ '' ｰ ′ _,ｲ ｀丶:::... ::::::::::ﾏ::
_,,, -=ﾆﾆﾆﾆニi!zイ''"´ ＿＿ _,,､＜::: ::::.:::::.... ｀＞:::,{!:
_,,,､-=ﾆﾆﾆﾆﾆ=- ''"´ （ｼｬｯ ） ._,, ＜ ::::. ::＼:::::::... ／:
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いｰ'"´ ――＝二 _,, ＜::: :::::::.. ::::::::
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ハ:::::::::::::::i o ',::::::::::::::::::::::::::i / .ﾘ .／ ,,ｲ./ /! | |／／,ｲ,ｲ ,ｲ
i:::::::::::::::::::::ヽ＿ ノ:::::::::::::::::_:::::::,' ／ ,ｲ.／ ,ｲ,イ ./,' __ |_,／. ﾚﾚ //
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. /:::::::::::::::::::::::::::r ニヽ::::::::::::/ l イ _ ≦
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:::::::｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ _ - / .,｡イ / ./
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r'ノ ／ ／ ⌒ヽ __/
ノ .／ __- ' i;;,,v-ｰ'". ‐-､
〉 / ___--' __＿,ノ -､
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／ _ - ´
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|::::::::::::::::::::::::{0 ＼:::::::::::::::::::::::::} !_i ） ）
|::::::::::::::::::::::八 ,ノ::::::::::::::::::::::ヽ. ＿ノノ
∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ //￣
. }::::::::u:::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈 0ﾉ｢ え？. ◎
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ
. ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ
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. l.. Y´: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ:ヽ}: :} : {!: :/: ≦´: : : : : : : ≦:´: : : : : : : : ヽ. ／ ／゛
. |l.., ': : : :/: : :ｒ=-＞=- ￣｀寸} /… ヽ: ヽ´￣ ｀寸: ｀ミ: 、: ｀ミ: 、 ／ ,／
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{／: :/: : : : :ｲ ',:ﾍ /' : : : : :{:. ≫ ≪ﾞ´
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{: :{: : Y｀Y{ ﾐ _z≧´ _｀≦xzzj} Ⅵ.〈zzzzz夕'´ _￣｀寸: : / : : }: : >: :{: : : :}...,..-'"ﾞ.,,iv‐ _.. -''″
{: : }: /} }:{ , : ﾐ 、 {ﾟ・:} _..｀: : ヾ __ ｹ´: ´_ {ﾟ:・:}.,＞´I : : : : :}Y´, }: ｀ヽ: :} ;;ﾒ!'"_,, -'"゛
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ﾍ: : : : ::{ :{:｀:}、.', ｀寸- ｒ':- : : : : /_/: : : : : : :}'.'''''"ﾞ´
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/./. . ' ,. . . . ヽ ≧=====≦ . : ,: 'i:. . . : '`.+'` {:ハ∧ノ. -..........,,,,＿＿
{ {ヽヽ `:.、 . . ヽ };´ . : :,:':i:i. : '`. +'` ／} ￣￣ﾞﾞ"'''''￢ー
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.. ∧∨ ヽ ヽ ﾟ ＼_＿＿＿＿／／ , ｲ .} }
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／ _ノ ,ヽ＼ ＼
| （ ＝）（.＝）ヽ､＼
. | （__人__)(＜）ﾟo＼ ひやぁっ！？
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(⌒) (⌒'― .ﾆ二 .イ
.√ .ヽ￣￣, -‐ i´
.| i￣ . |
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／ ＼ 《
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. ／ U ＼
. ／ u. ＼
／ ´￣` 、:::::::::::: 、＿＿ ヽ
| ::::::::::::::::::~:::::::::::::::::::::::::::: | え？
| （（ ( )））:::::::::::::（（ ＿ ）） |
| ≡≡ ≡≡彡 | 何事ですか！？
. ＼ ＿´＿ u. ／
. ＼ f ー ヽ ／
／ヽ イ＼
.
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八弋り |｢ 八 スリだよ。
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
....! ヽ ヾ､` ､, ´￣｀丶、
....! l､ l Aヽ ', 丶、 ＼
. l .l､ l l i, 」.! ! ＼ l .!＼ ＼‐- 、
..ﾞィ i l l .l ﾘ-ｻﾚ.l !l ./l ヽ_ ! l ／￣￣￣￣￣￣＼
.....l l .! l. ,l , .!ﾘ', ..「 , ィ7`'/' ヽﾚ′ヽ｀＞'´ l. | スリだね。 | ヽ
!∧ ﾚ! ハ ､ lヽ l ヽ!＜」少 ,ｨ ヽ `‐- 、 ノ.. ＼＿＿＿＿＿＿／ .ヽ
. /′ヽ. ', /ニ', lヽ ヽ N ヾ '´ ヽ ヽ ｀ ´ ＼ ＼
. ヽ. ∨､ 、 辷ヽl.＼! ／ ＼ ＼
ヽﾄ､ ＼ｰ-- ` / ` ‐- ＿ ヽ
. ヽ! `ーｒ-､ , -‐ ! ヽ ￣ !
. /! , Ｎ lヽ イ――--､ /⌒ヽィヽ／ヽ／´ヽ 、 /
. l｀‐- ﾘ､Ｎ. !. ＞. 、 , , , i i i j､ i ヽ i / ! ＼｀ 、 ／
. /l､ ｀ ‐- 、 ￣ .7ｰ- ＜:.:.ヽ. l. ! / ｀ー-‐ ´ ／
. /:.ヽ` 丶` ‐- ,_/ ／.:.:.:.:.ヽ. l l / ／. ┏━━━━━━━━┓
/:.:.:.:.:＼ ＼ ｀>爪ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ. ! l / .／ ┃ スリですね。
/:.:.:.:.:.:.::.:.:.‐- 、 ヽ ／ l レ ヽ:.:.:.:.:.:.:.ヽ! l /. ／ .／..... ┗━━━━━━━━▼
.
/ / | : : : : : / | ／ : : : : :
. / ′ |: : : : ; ' |. ＼__人__人__人__人__人__／
、 / i{ |: : ／ ｜. ≫ ≪
: ∨ _＿ j／ ∧. ≪ う、腕がぁああ！ ≫
V∧ /∧ .ｨf´ { √| / ≫ ≪
: V∧ /∧ 〈 ＼ :, | |,/.／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
: : V∧ /∧ 、Ｌ. ′ | i′
: : : V∧ /∧ ＼ `､ ,
: : : : V∧ /∧ ､ `、 '， r―=＝二￣｀ヽ
: : : : : V∧ ／＼ ./∧ ＼ `､ `、 ＿ ＿_､ >‐-_'´ u V:::::|
: : : : : : V∧:＼ 、 、 `、 ∨ｿ ;/´ ￣￣ =＝ 、 , ' r-- ､ }:::::|
: : : : : : : V∧ : ＼ ＼. `、 jＬ___ノ⌒¨´... アー-'^⌒}:::::! （ ' } 「r､:::|
: : : : : : : : V∧ : : `､ ＼ 、 ／´ / u 〉:::| > i} ﾘ |ヒ}}: |
: : : : : : : : : V∧: : : ∨/ 丶､ ／ ヽ =＝ﾍ /-､::! ＿ __ ／ ｰ-u' |ン::: |
: : : : : : : : : :| : :|i: : : :∨/ 丶、___,／. ＿ rｧ__ ／ i }} |ヒ}!::| ＞ ^´ ヽ ∠__r=_`-ｲ丁ヽ.|ヽ:::::|
: : : : : : : : : :| : :|i: : : : :∨/ ＞::::^':::::::::'. / =u彡 |ン::::| イ/⌒く | ､---ヾエヱ二」 ! ＼|r
: : : : : : : : : :| : :|i: : : : : : , そ:／ヽ:::::_::! ｀1工エｴﾊ ./＼:: 「｀ヽ .> i う ヒ}l <r ､V^ｰ ´｀ー '_| ／／
: : : : ①: : : :| : :|i: : : : :. ＼__人__人__人__人__人／ .ハ｡＝Y{.）| _}-r‐:// ヽ＼ﾘ <_r-┬!ﾄ､|_ ∠≦ﾘ::} , イ ／／
≫ ≪....<.｀_^､/く:| Lー-ｲ/ ／/:.:.:.＼ f＝' j | ヽー-＜j /ｲ ＼/／
≪ 俺の腕がああ ≫ .〉-- / ／＼ （＿,イ ／:.:./:.: |｀Y´|＼イ-､ l | /｀ヽ#＼ /
≫ ≪ .ヽ__/／ ＼ （ ＼:.:.:.| | |:.::__| | K´ l ＼#Y=―- ､
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ .}-― 、 ＼r── `'┴┴r!（___ _ア´￣｀ヽ{ }/.................ヽ
:.:.:.＼/ } }`ー―― ､ ､‐':.:.:.:.:.} , ＜｀ヽ '._/ /
:.:.:.:.:.:V __/ :.Y´￣￣￣ >:.:/:./ /＼ } } ◯./..◯...................../
:.:.:.:.:.:.:Vノ. ￣｀Y:.:.| （￣￣￣￣:.:/:.:/ .|:.:.:.:.> ／ / .}............................/
:.:.:.:.:.:.:.:.', ＼. ヽ_人.人 ￣￣￣￣）:.:(__,.ｨ__j:.:／（__／ ,イ...............／....../
:.:.:.:.:.:.:.:.:.'. ヽ_ＶＬ イ:.:.:.:.:￣「￣「￣:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.／ |:.＼／ j--―..´........../
.
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
.... （ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
.／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
. ′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
|八i |八弋り |｢ 八 盗みの対価に腕一本なら安いものだろ。
. （ |八い 〈 八 |＼＿＿_
/ 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼ お前が騒ぐから、じきにこの街の衛兵もやってくるぞ。
|ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
/ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿） (ヽ、００ ∩
. ,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼ ⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼. ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
. （＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ.:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ （ ⊂ニニ / ／⌒) ）
／仄「￣￣￣￣￣￣ )＞'⌒＼ , ｀ｰ――'′ し∪ （ノ
. ／ ＼＼ ／ ＼ ’, . - 、 ___
. ＼＿＿＿彡 ＼ ＼ ‘, :::::::て/::_:::ヽ
.... / ／/|￣￣＼ ＼ ＼ ‘, ｧ､､:::「ｪ ヽ::〉 __
/ 人| ⌒＼ ＼ ‘,.ﾐ ｀く.u J／:::::::::＼
. ′ ／⌒| ⌒ヽ ＼ / ／ ‘ﾞi < iヽｧ/:::::r----J .r:´二ﾆヽ
. ／ ／ | ノ ノ＼ / ／ ’.ﾞ_ﾏ/ﾝ::::r ' ;tr /;j i::/r-､r-| r一ー､
_/ ／ xく (／￣|￣＼ ＿ ＼ / ／ ,: : : : ii ヽu.___､/ ＿ん' ｀´ム.' |:::r―┤
..ﾞ／ ／＾Ｙ〆 | ＼ 《/∧,＿__＼ ／ ’..: : : ヽ ヽフ｀ヽ´ | | ヽ'ｰン､ _/ﾊu.'_' |
...... ／ 八＼ | ／匸V/∧＿」＿＼ ／ ,..ﾞ: : : :「=| : : : |: ! ７!｀:´|< ７ﾏ.ヽー'
.
/:①:::::::i::::;iく ﾞi;:lll!::::|||!
i::::::i::::::|;ｨi|liﾘ l::ii|:i:lil! ＼人_人,_从人_人_人,_从,人／
ﾞ-|--イｉlliil/ |||:||:|:l. ） くそっ、くそっ！ （
ﾞｰ!´ ll:::i||:|! ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ﾍ
|:|::l:!|
|:||!!:. ┏┓ ┏┓ ┏┓
l iil!. ┣┫ ┣┫ ┣┫
||i!. ┃ ッ ┃ ッ ┃ッ ・・・・・ ・ ・ ・
,rrテ≡＝=-､
＼__人__人__人__人__人__人__人／, .,r=ヽ、 r';;;:;:;;:::;;;;;;;;;;;;ヽ、.（〃彡三ミミ::｀ヽ
..≫ ≪.- ..j｡ ｡ﾞLﾞi rﾆ二`ヽ. Y",,..、ｰt;;;;;;;;;;;）./"~´ i三ﾐ::::i,
≪ なんだ終わりかよー！ ≫ ..l≦ ﾉ6)＿ l_,.､ヾ;r､ﾞt lｦ '・= ）;;;;;;;;{ f:､ ‐-:、 (ミﾐ:::::::l
≫ ≪.;;;...、`ｰ! ﾉ::::::｀ヽ､ L､ﾟﾞ tﾉ`ｿﾞ`ｰ ﾞiｰ' ｱ::::::/.ﾉﾟｦ ''・= ﾘ::r-､ﾘ
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼.;;ｰ `ヾヽ'":::::::::::: ｨ"^ﾞiﾌ _,,ﾉ , ﾞtﾌ ヾ;;;/ .l (-､ヽ'" ﾞ'´ﾉ),）
,.、 ｀~iヽ､. ｀~`''"´ ﾞt （,,￣, frﾉ ゝ-‐―イーlｨｰ-､ ﾉ-ｲ
. ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人／ヽ ヽ,/ / t_ﾞﾞ _,,.. :: " l、
. ≫ ≪ ヽ､_ﾉｰ‐ﾃ-/ i ｀ﾕﾞ" ,ノ::ゝ､
. ≪ 斬らねぇのかよ、つまんねーな ≫ .'″ ／,/｀ヽl : :` : : ,.r‐(´::::〉 ,.ｨ":::::/::::::
. ≫ ≪;;;;;ヽ,ノ>''" ,:ｲ`i : : ,f´:::,::ヽfﾄ--テ:::::::::ノ:::::::::
. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼;;;／ ／ ／:ﾄ-"__ﾘ:::,'::::::ゝ!r7/ｰ一'":::::::::::::
. l ハ. l l;;;;;;;;;／ / ／ /￣''/::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::
人 ヾﾆﾞi ヽ.l yt,／ / ／" / ./::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::
r'"::::ゝ､_ﾉ ﾞi_,/ l くｍ_j _,,.〃_; :,ノ:::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::::
｀￣´ ／ l ｀7´"／ ／:::::i':::::://:://::::::::::::::::::::::::::::::::::
.
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
. （ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
. ／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
. ′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼
| ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼
|八i |八 -= |｢ 八
. （ |八い 〈 八 |＼＿＿_
/ 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. r" ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. （ =‐' ./ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
. ゝ-' ,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
r='.;:;:;:;:;:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:__,,.. -‐=ﾆニニ';
{ニニニﾆ=‐ =ﾆニニニニニニニニﾆ';
_(｀ヽr‐‐-y‐‐- ,,. イ／ニニ＼ヽ二二二ニニニニニニﾆﾆ'.;
〈 ＼ ﾞｰ ､ ｰ‐; '; Ｙ_￣__／二ニニﾆﾆﾑﾏニニニニニニニニニﾆﾆﾆヽ
＼ ヽ ';___';} '; _/.i=/ニニニニニニﾑﾏニニニニニニニニニニニﾆ＼
ニニニニニニニﾆ=====‐‐‐--fi:i:i:|/ﾏニニニニニﾆﾆﾑﾏニニﾆ==---───── ≧=､
ニニニニニニニニニ＿＿ .ﾆﾆi!!i:i:,' ﾏ(__)ニニニニﾆ/:.;,.:‐-.,. ... __ニニニニニニニニニニ
￣ ‐‐‐‐----（ ｶﾁﾝ ） .ﾆ!i:i:,' i!｀ヾ===--‐ ´／r ､:.:.:.:ﾟ. .:. ,;.:: .゛，:..:.‐-=ﾆニニニニニ
￣￣.___／';:i ! i! / ／_:;:;:;:;≧=r_､,__:; .:;;. ﾟ :.: .;;.:，:.:ﾟﾞ:.. :.:..ﾟ‐- _
‐-==-､'' .ゝ=ﾞ==''ｰ_'ﾞｰ‐''／;:;:;:￣:;:;: ‐--､__＼‐- _:.:;:..:，:.;;.:.:: :..:. ::..
}三三三三}}￣￣ヽ==':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ＼ニニニニニﾆ=‐- _:.
!三三三三i| ＼:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:}＼ニニニニニニニニニ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
{: :{: :{ :/: : : , イ: :´￣: :｀:ミ: 、ヽ
. ｒ-ヽ r-＞7/</／一=＜: : : : : :｀ミ: 、:',
. / は ∨ .{:f 〔;' }' : :｀寸三ﾐ:、: : 、',
. | .っ .| {ｿ }' : : : :{ミ: 、: :｀ヾ、{
. 乂___人 〈ヽ、 } ,. :´ :{_: : :}:｀:ミ: 、: : : ::.
', fi<j' {__／￣｀ヽ : : : :Ⅵヾ: : :｀ﾐ、ﾘ
} ｀〉 =´<ﾔ}｀≦ : : : : : ',:}＞-: : : : }
∧/ .: : : :ヾ ｀ : : : : ,: .{' }: :}ﾙ’ すまん、まかれた。
{_ j: ヽ: . : :,イ: :.{ イ: : ﾘ
l寸￣ヽ : :/': : : /-'{: : : :{_,ｨ{
', 弋つ } .: ' : : : / {: :｀ﾐ:、: ﾙ′. ____
} ｀ｰ= .: : : ＜ ﾙﾍ、: : ﾘ / は ∨
_r. 人_ . : イ__,,.. ''" }ノ{___r.,_＿r.| .っ .|
_r., r., { { { ￣ .} l {Y´｀Y /ｲ/ // /. 乂___人 . r.,_＿r.,
r.,__＿ r.,_ { { { { .{ {_ {. { } l { / } }Y{./ｲ/ // // // // } }ﾆ}
{｀寸 ∧∨ { { { { .└ ニﾆ＞ ﾍ} l { /ｲ ＞ニニﾆ＞ .// // .//ニl
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ 構わない、こっちも見逃した。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八弋り |｢ 八 お三方についていてくれ、俺は街役に会ってくる。
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
／＼
／/.:::.:.::＼
／ /..::.:..:: .:.::＼
|￣|￣￣￣￣|´
| | [] ...:. .:::|
__ __ | | . : : : :ﾛ.::| ;ミ
/:/＼ /:/＼./´..ヽ ,,ィ´ﾍ..|.: :.: :.:.::.:.::.:| 彡ミ ;ﾐ、
＿ | .| .:|__|_|＿:.{ :::::::.. ＼. ＿＿＿ /⌒) ＿......／..:::::::..ヽﾞ:.:..:.[]::.:.::.:| 彡ミﾐ、 ;彡ﾐ
. ＿__|:| | | :|...:::|. ┌┬ﾞ| ..;;;;;::::.. ヽ ＿＿＿＿＿＿ / ..:;;;;;;;;;::::: ',...:.: :.:.:.:.:..::| 彡ミ彡ﾐ 彡ミﾐ、
＼∠、 :.::::|:| ト､. l.└‐┴┘└ﾞ| ..;;;;;;;:::::...／´ ｀ヾ:::;;;;;;;;;;::: | ::.[]:.::＿ :| .＿ ,彡彡ミ幺彡彡 ､,，
:::...＼.＼ ベ| |::∧＿|__[]..::[] ＿.....| .:;;;;;;;;;／ ＼:;;;;;;:::: |:::. ／／＼／ ／＼'／￣／＼:ﾞ;;ﾐﾞo;ﾐ
‐- ,_＼.＼.| |￣...:.::／＼￣.:.::::. ヾ;;;;ﾐ . : : : :: : : : : : : . 彡:::: /.. ／. : : : ＼／ : : : :.＼／ ;.:ﾞ;;ﾐyゞ;ﾐﾞo
.: ::: : : :|::.::.ﾄ|_|;;;;:::／. :ﾛ : ＼:／.: :...Ｙ ,,,,: : : :ﾉ ヾ: :::,,,,, .: : : : ヽﾉ.ﾞ:| | : : :.::[] []:|ｪｪｪｉｪｪｪｪ| ﾐヾ:;”ﾞ':,oヾﾐ
::.: : : : :|ｺ:.:|:.: |￣|: :.::.::..: : . ::| ..::_..ﾞﾐ '=弌ﾍ:: ｨ丈=ゝ : : : ﾐ . :| |. ＿.:.:.:. : :|.lニニ|l .:.:|┌ヾ':,ゞ;ﾞ;”;ﾐ;:ミ
工エエ|::.:.:旧:|::...|.::[].. .: :.ﾛ.::| ./:ﾊﾐ , ' ____ .: ヽ: : : : ::: : :: :::ﾐ..;;| | |〒|:. :[] :|:| .:::::::||＝|│｜.::.[]:::}iｌ|{´
: :∠7ﾍlｺ:::|::.:.|.ﾛ:|: :.＿. ..::..:.:|. |:|.ﾞﾐ /|||||||||ﾍ,: : :､ : : : : : : : : : ﾐ..ﾞｌ;,_|_|. .,r ￣ヽ...===ｌ|＿|┴┴──|i|l|
: :|ｪ| .:::::|:.:.|:::..|::::.| .:|襾|.: : : :|: |:| ﾐ ; ; ; ;{|||||||||||||}; ; ; ; : : :::::::: : : : :ﾐ l ♪ j ﾙﾍ:
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|...i...l.......「...「￣￣￣}|￣￣｀「..ｉ...|....ｌ...| | |i:| 「ｌ
|...ｉ..l........'. 7 }| ∨...i....ｌ...| | |i:| |i|
|...ｉ..l.......' / }| ∨..i_..i...jI斗‐‐‐‐ミ､、 | ＿ .､ z|i:|二ニニニニニニニニニニ|i|
|...i..l.../../ }| `,|i|匕､ィｉ〔苅---r乍=＝ニ二苅k|i:|.....|:i:i|....|:i:|....|:i:|.....|:i:|......|i:|...|i|
|...i.../../ }| |i|.|:i|‐‐‐‐|ｉ|........|ｉ:|‐‐‐‐‐‐‐‐|:ｉ|..|i:|.....|:i:i|....|:i:|....|:i:|.....|:i:|......|i:|...|i|
ｉ...ｉ...../ }| |i|三三二二二二二二二二ニﾆ|i:|三三二二二二ニニニニﾆ|i|
. 〉-x′ }| |i|‐{'￣￣￣￣￣ |:i| |i:| |i|
j.....∧ }| |i|.∧ |:i| |i:| |i|
|.......∧二二二二二二二二二ニ|i|斗f七Iて￣〕iト-r==|:iﾄ.、 |i:| |i|
￣￣￣￣￣＼ ト､、 |i|..」 L ､-‐==＝==‐-､.........｀`～|i:| _ |i|
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ .|i|卞ｈ､、...............................................|i:|......~^''～ .､、 _ |i|
／ ;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼|..|:i|....刈iﾄ～.､、..............................|i:|.................................~^''～...､、」i|
ニ....／ ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼ 〕ｈ､|:i|........|i|｀`～､、 ............ |i:|........................_､斗f七Iﾁ厂| |i|
i:|／ ;:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::; ＼.`～ﾄ、...|i|......=-....｀`～､、|i:|_､斗f七iﾁ厂|i:i|.....|i:i| ..|i:i|.. |i|
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／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶:::::::::V
/' |::::/ ) /::::ｲ＼ﾊ|! ;}z／ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/f＾Tj~ﾒ'}ｲ~Tjﾘ`}:ﾉ'＿ スリを見逃すようじゃ俺たちの沽券にかかわるが、
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （__） ／///////ヽ あえていえば「スキのあるほうも悪い」んだぜ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
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, '´ ≧
／ ､＼
| , -､ トヾ‐`
ｒ'. _,,／.,ィ-,,ｲ ﾄ､ .,､ ﾄ､ .|＼. ';:::ヽ
」/./ /ノ .j:∧::;:ヾ::', |:::ヽ |:::::ヽ|ヽ,､ .|:::ヾ､
γ/ / // /::|ィ|:A:ﾄ;:|';'::::,､ヽ,､!::::ト､:';::::ヽ!::Ｎ ｀
l./ / |,' ,'从| ' ヾ | ∧:::::::::::ﾘ`: ヾ:::::::::::!
/ { '´ 〉 -‐'" '´ ﾘ;::::∧!ノ /::::::::::;:| そうなんだよね、俺も注意しておくべきだった。
Ｖ ' : l ｀ ∨ 二ノ::::::::::::iﾘ
∧ .,' 厂ヽ:::;:;::::::! お三方は、いい獲物に見えたんだろうね。
∧ ー- ､ ／j j／ﾘヾ､|__
∧ ﾊヽ ''ﾆ¨ ／:::::i:__,, -‐''"´ .l
ヽ,__ j ヽ,i i i , ／::_, ‐''" ∧
/￣｀丶、 ./ ｀ ¨´ゝ;ヘ _,, -''"´:ヽ
＿ / ｀ヾ/ .／ ./ ／ _才:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`-.、
/ ￣｀ｰ- 、 ./ ＞l'´ __,, .／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_;; -‐ヽ、
./ ＼ / __,,,／:.:/」彡イ.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;才´ ＞ ､
.
＿＿＿
／ ＼
／ ─ ─.＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | でもスリっていっても、まだ何も盗られてなかったんだお？
＼. ＿ ｀ ⌒´ ／
／ ＼ ＼
| ＼, -‐- 、-‐- 、
|＼ ＼. （"￣ .入
| ＼ " ￣￣￣ ）
,:'.:.:.:_＿:.ヽ:{:.: {:/:／:／:.:.:.:.:.:.:.:.:'.,
ｲ:≧´＞- 77 - ﾐ、 ⌒｀寸≧-:.:ﾟ．
{/:.:.:.:.}' {:{、 }' :｀¨{｀ﾐ、}
{/:.:.:./ } ｀Y} . : : :{ﾐ:、:.'.,
,{彡'}' / ｀j' ,／´ : : }ミ、:.}
. /彡´} _, -‐.、_＿,j _...,z≦´￣｀:}:ヽ :.:}
{/:.,:{｀Y < fj｀ﾏ:.｀_´:.::7 fj ,>.: : :}'´}.:.:.} はぁ？
. 〉/ | | 寸. : { }:.ヽ｀チ : : } |:.:ﾐ、
〈:':.:∧∧ }' } {: : :〉 .: :/ /:}:.:.,' 他人様の懐に手を伸ばした時点で
}:.{:.:∧_,l / ,_.{__j_、{、 }: :/_/{:.{:.ﾘ
. 、_ﾉ}: }: : : |ﾍ ,.zzzzzｭ、 、 : :l |:.:.:}:.}{_,ノ 言い訳無用だろうが。
. {:.ル’{ﾟ} ∧ .{_{三三}_} } : :/ |:.:.:.:.ﾙ’:}
.ﾞ,.___＿r.,＿＿r.,____r.,}::,/℡、.'., ｀ー―‐.´ . :ｲ /ﾟ}_ﾘ_ﾙ_r.,_＿.r.,_＿.r.,_＿.r.,_＿
.ﾞ|: : : : | | : : : :| |: : :| |:.{' 寸℡、' , ｀￣´ . ’イ }: : : : :| |: : ::| |: : ::| |: : : | |: : :
...: : : :/./: : : :/./: :/./: { .寸℡ ヽ.＿＿ ノ´ }: : : :/./:: :/./:: :././: : :/./: : :
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┃ 他人にわからない心中に留めたなら未遂ですが、行動に出ている時点で既遂との判断。
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／ ＼
／ ヽ _ノ ＼
／ （●） （●） ＼ 僕らの証言だけで物証なく、腕一本落としているわけですが、
| ' |
＼ γrj¨￣￣¨i ／ 問題にならずにすんだんですか？
／ j '⌒t_r=､_ノ ＼
| ／ /´ ｀¨´ |
＿ ＿......＿
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ なるわけねーじゃん。
/./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ 逃げたじゃねーか、誰がどう見てもそいつが悪い。
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ つか、クレイが側にいて手を出すって他所者だろ？
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
|///////////////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////////////∧
〈///////////////////////////////////////////,∧
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////////////////////////////////////ヾ/////////∧
.
. （ ∨ ／ ＼ ー=彡
. .＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. .⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
... ／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
. ′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. .| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ この街なら家の……俺の顔を知っている者がいますので。
. .|八i |八弋り |｢ 八
. （ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 荷運び人足に紛れてああいう手合いも増えているそうだよ。
. ./ 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼
. .|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. .ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. ./ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
, ｰ,r 、_r-､
／r-、人, ＼、＼
＿＿＿＿＿＿. / ヽ ヽ:`, V,} i. ＿
γ ///////////..../ r´＼ Λ Vi ﾚ ﾄ、｀Y
|/////////////|...:::::＼ ＼j, ┤ r }//|
|/////////////,' ( ﾉ ヽ, i i i { '..ﾞ/|
|////////////V ￣ ヽ___i ,' {′/|
|////////////V { __L＿.| 「顔のきく」って、そういうことか。
|////////////ﾊ 、 ﾍ、 ,.＜ ト- _
':,./////...-＜ :: ::{ヽ、 ＿_, ＜∨ { ヽ､
_ ｘ＜ :: :{ / ＼ ／〈 ∨
,ィ ,: 〃 :レ´} ∧ヽ/ ∧ ﾄ, :.､
／ 〃 / / ／{ ∧ ∧ {､
, イ: / /／ i ヽ==x Λ
／: / ∨ ＼: ヽ ∧
.
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼ そうでなくても俺達この街を何度も行き来している行商人の
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
. /./ ム:／ (_j . 'i (_j`}:::::,'＿ ……今は輸送隊だぜ？
|. | i´┌ ､￣￣ |ii ｀￣￣ |ﾍﾉ:::::::二ヽ
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼ そこそこ知られた顔だってば。
... ,ｨ≦/∧ ｀丶 --――' ／//////////ヽ
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
|///////////////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////////////∧
..... -=彡-=ﾐ..
{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._.
≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐
/:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼. ああ、仕留めておいたほうがよかったかな？
. /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝
ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.: でも首を撥ねる価値はないし、血が噴くから好みじゃないんだ。
)＼-一 ／人:::ヾ＼
＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝ ┃ 観客達は期待していたでしょうね。
. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
〔三二二二二二二二二二二二二二〕 | __
|...i...l.......「...「￣￣￣}|￣￣｀「..ｉ...|....ｌ...| | |i:| 「ｌ
|...ｉ..l........'. 7 }| ∨...i....ｌ...| | |i:| |i|
|...ｉ..l.......' / }| ∨..i_..i...jI斗‐‐‐‐ミ､、 | ＿ .､ z|i:|二ニニニニニニニニニニ|i|
|...i..l.../../ }| `,|i|匕､ィｉ〔苅---r乍=＝ニ二苅k|i:|.....|:i:i|....|:i:|....|:i:|.....|:i:|......|i:|...|i|
|...i.../../ }| |i|.|:i|‐‐‐‐|ｉ|........|ｉ:|‐‐‐‐‐‐‐‐|:ｉ|..|i:|.....|:i:i|....|:i:|....|:i:|.....|:i:|......|i:|...|i|
ｉ...ｉ...../ }| |i|三三二二二二二二二二ニﾆ|i:|三三二二二二ニニニニﾆ|i|
. 〉-x′ }| |i|‐{'￣￣￣￣￣ |:i| |i:| |i|
j.....∧ }| |i|.∧ |:i| |i:| |i|
|.......∧二二二二二二二二二ニ|i|斗f七Iて￣〕iト-r==|:iﾄ.、 |i:| |i|
￣￣￣￣￣＼ ト､、 |i|..」 L ､-‐==＝==‐-､.........｀`～|i:| _ |i|
＼ |ﾄ.、|! |i|卞ｈ､、...............................................|i:|......~^''～ .､、 _ |i|
＼＼,|! |i|..|:i|....刈iﾄ～.､、..............................|i:|.................................~^''～...､、」i|
ニニニニニニニニ寸＿i| ─────|i|￣〕ｈ､|:i|........|i|｀`～､、 ............ |i:|........................_､斗f七Iﾁ厂| |i|
i:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|iﾄ､_:_:! |_:_:|{ |i|￣ ｀`～ﾄ、...|i|......=-....｀`～､、|i:|_､斗f七iﾁ厂|i:i|.....|i:i| ..|i:i|.. |i|
i:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|」 ||:. |:i| . ／￣￣＼ ^^ ｀`～､、.........=-|ｉ:|.....|i:|... |i:i|.....|i:i|.....|i:i|.....|i:i|､斗ｬ「|i|
i:| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:||:. |:i／ ＼ ｀`～､ ..|i:ﾄ､..|i:|... |i:i|.....|i:i|....､斗ｒ＜⌒´ |i|
i:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｀ ..:|:i| _ノ ヽ､ |
i:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:i| （ー）（ー） | いや、クレイたちの判断が正しい。
i」 ~.| （__人__） |
l ｀⌒ ´ } 俺達は甘すぎるんだろ。
ヽ ./
／:ヽ .ノ,'ヽ､--､
,.-‐,ｨ‐"/ゝ.ヽ.＿__ノゝ::::::::ヽ､:::ヽ.
/／::_,､/,';;;;;;;ﾞ;;;;;;;;;;;;;";;;;;|:ﾞ､::::_::ゝ､ヽ.
ﾉ:::i￣／/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::/::::::::::::l:::ﾞi
/:::: /::::｀ヽ,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|／:::::::::::::::l:::ﾞ,
|:::::|::/::,ｨ '";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ､::::::::::::::::/::::､
l:::::;/:/: :|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::::::l::::::ﾞ,
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ この世界での常識を知らない自覚があるため、判断を投げて学習チャンスにするしかないのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, -―- ､
∠ _r ､rヽ
/ / ＞ヽヽ ﾍt
ｉ ｉ i iﾚ｀iヽ ! 甘さ自体は悪いことではないけれど……
ﾚ W巡!厶 _jΔ ｣__
{ﾚ' ‐- -- ヽ∧ >'⌒ヽ そうだなあ、お三方からは血の匂いというか悪意というか
ヾ | / ∨::::::::::::::｀::..、
}＼ ‐‐ ｲ ＼:::::::::::::::::::＼ そういうものを欠片も感じないしね。
_ r 个 弋. イ 卜ｰ--‐ヽ::::::::::::::::::::::＼
_....:::::´├―ﾄ､ `∨' ├ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::／
／::::::::::::: ├─ l `｀才´├.弋 :::::::::::::::::::::: ／
i::::::::::::::::::::├―‐.| | ├─ﾍ:::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::└―‐┤ .| ﾚ―‐┘:::::: ／
!:::::::::::::ｉ:::ｉ:::::::::::::::卜、│ ,,|:::::::::::::::::::Y
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ 仕草もスキだらけで、
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ 悪人の線はないのはまるわかり、みたいなのな。
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
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｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
.
,.:'´: : ::＞-: : 、: :ﾐ : : |: : :}:｀ﾐ、
,:' 三彡´ ＞- : ::_Ⅵ.{: :ノ: : :ﾉ
,'彡´ : :_,r'´ 7¨｀ヽ「 .｀ｆミ:}
,ノ ,: :-彡´ﾉ { }' .|ミ}'
/: :,:': :彡´ ﾉ ヽ |ミ｝
. {: : i.Y'´} 「 ｀ヽ、 ｀ lミ;}
',: :ﾚ{ Ⅳ, ,_ｾ_≧..、j _＿＞-{ﾐ:}
}: : ﾍ { ｀r ´ ｔｧ- /,ﾘ' 農民なり騎士なり、
{ハ＞'’L_l ヽ .l ￣ l'
. Y'´ ,: : : ::}..| ` | / それぞれ相応の格好とか仕草とかあるからな。
{ﾙ /: : : :/.∧ -=ｒ' ./ハ
{ﾊﾉ: : :{' ∧ に￣＿} ./ : : } 俺が取り逃がしたほうなんか、
{ {{: :九゛'' .∧ ー - /i: :{ ﾘ
人{乂{.ニニ゛'.., ,/ル:.ﾚ' 明らかに体捌きが玄人、真人間じゃなかったぞ。
. ＜{ /ニニニニニニ＞―‐＜ニ}ﾚ'
. ニニニニニﾍニニニﾆ＞--'＿}__,,、､-‐‐‐‐- ､
ニニニニニﾆﾍ., ´ ＿＿人 /
ニニニニニ.／ ｀丶 、 l'＞
.ﾞニニニﾆ., '´ ＞- _} /ニニニ＞- _
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼ 見ればわかる……は、確かに説明しづらいね。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八 -= |｢ 八 経験８割、勘２割。それでも外れるときはあるものだし。
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : ｀ ヽ.、
..: : : : : : ＞- : : : :::｀ヽ: : ｀ミ、: : : : : :.} : : }: :;: :心
.: }/／: :＞'´￣｀ヽ:: : :ヽ、: :ヾ、: : : : } : : }: :l: : : :}
,: : : : :彡´: :彡: :´＞'´￣｀¨¨¨｀7i7＞. ノ /ノ_ ﾉ : : ∧
,.:'´ ＞'´: : ::彡´ｒ='´: : : : /Ⅳ ｀YY￣ﾟ寸'｀ミ}
}／: : ＞'´彡´: :}': : : : :: YⅣ } } Ⅷ ｝
,ノ: : :,彡´: : : : ::ノ: : : : : : { i.{ }7 }｀ヽ{
,:i'´: :／. : : : :＞'´}': : : : : : 人人 ノ lト 、}
. .: : : : : : ＞'´_: : :_ノ: :___: : : : ｀ヾヽ ,.:ミ ﾘ
: : :|: : :＞'´∨ /´: : ´￣｀ヽ、 }' :｀ミ、
{ : :|/'´| Ⅳ: : : : : : : __: :＞...、 .|弋 .}
... ﾍ: :{': : l { ｝': : .i: : ´ﾍ７ .｀＜｀ヽ、 .,} __＿...,,zｪ=- }: : }'
ﾟ.: : : :ﾍ 、 : : :.,': : : : ￣..,,:::ﾞ: :｀ ,ｿ´ｾｭ - 、 ./ ;ノ
. {、 ,}: : : ::∧ ヽ: : :. : : : : : . / ヽ ￣ r' ,´ 仮に盗人ではなかったとしても
. 人＞ '´: :ノ: : :人 _|: : :. : : . :: / }
＞'´: : /: : : ::l l: : : :ﾞ` . : : : / / 盗人と間違われるほうが悪い。
/:::/: : : ,: : : : : | l: : : : : . : : ::{ i! ／
.: : : :,/ /: : : : : ,} ﾍ: : : : ￣ヽ ｀-∧ .／ハ そういう風に見えた、
{ハ : :/: : : : : :ノ ﾍ: : : _＿＿ ￣´ ∧:: :l
{ Ⅵ'l: : ::| .r'´、 . ﾍ: : ´ __ ＿｀{7. /l: :ﾍ } 見えるような格好・仕草・物言いをしたのだからな。
... l: :l : :人{ニ ＞ ﾍ: : ＞- ― ,.:从{: : ,'
ﾊ: :ﾍ: : ::{ニニニ＞ ﾍ ,+'l: : : :乂
. ＼{ﾍ: :{ニニニニ ＞ﾍ ,:' | : : リ ┏━━━━━━━━━━━━━┓
, /ﾆヽ{ニニニニニニ＞-ｭ....._ .,:' , }ノﾙ ┃ そうゆう眼をしたっ！！
＜ニ { {ニニニニニニニY'´ "'' ‐- ,Y￣´ニニニ{ノ. ┗━━━━━━━━━━━━━▼
.
/|
＿＿＿ M/ .|／|＿
,／ ＼. ／
,,---､ ノ ヽ､＼ ― 、. Z
l ｌ （ ○）}liil{（○）＼ |
| | ＿´＿ | | それ僕らも、迂闊な言動で斬られるかもしれないじゃないですかー！
| | ヽ |!!il|!|!l| /／ /
ゝ |ｪｪｪｪ| ／
彡 ＼ ／
彡 / |
./ |
. / ､ !
. l /∨.l !
. ,' , !'｀´`! , , !
. /ｲ i , .l. .!l !,ｲ. , ､.!'
′| | !.,､.ﾄ､ .M. !l ｨﾑlｨ/! l '
. l / ﾚ1 ﾊ|メ‐ヽ厂!ヽ|` 'ﾆ ,'/ ,､l ははは、
. ' И{.､', i ﾘ ' ‐-‐ﾆ, iヽ￣ ,' .l. '
. l,ﾍ_ヾY ´ ! .ﾊ/' そうならないように俺達も注意しているということだよ。
. l ｀ｰ; / /
!ﾊ l.ヽ __ /、 .l !
／'l. ﾘ､ヽ＼ `''ﾆ´- ./ヽ｀丶、 ｒ‐ 、 _,_ l |
. ,-'"_____', ＼ ` 、, i i i i,/／`ヽ:.:.:.`:.:ｰ. 、 ', ヽ / ｀‐-'､
. ,..:.'´1l; ; ; ; ; ;', ｀丶､ ｀ｰｧ‐ﾍ: : : :ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ .l ｿ ＿_,, ヽ
..:.'.:.:.:.:.:.l L＿: : : ',. 、 j. ＼/-－ﾍ: : : ;ゝヽ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ l .〈 / .}
:.:.:.:.:.:.:.:.l l: : : :￣｀:', ＼､￣ ￣1 ／ , .',／: : ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.! ', .ヽ/ __,, - !
.ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:! !: : : :＿: :ヽ 二ﾆー'ﾌ ／. ',: : : : :ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.! .l Ｖ´ __ |
. :.:.:.:.:.:.:.:l├''": : : ￣:', -‐ .〈'´ , .',: : : ／ヽ';.:.:.:.:.:.:.:!. { 〈 /´` .l
ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:l l: : : : : : : : : ',、 ｀, l ',／: : : ', !:.:.:.:.:.:.:| ヽ .し′ . !
.
＿ _
／ ｀ヽ
/ ヽ
| ‐-､ __,.．- |
i てﾃ てﾃ- |
,' | 頼むぜ本当。
i （ | ）, /
| ー ＾ー ii , / ロレンスさんも、クレイもトラップも、フリッツも。
| u ./:i
_ _ ｜ / | 俺達はダメダメかもしれないが見捨てないでくれよ。
| :ト ｝--－- y―- =ﾆ .,
ｨ |iiiﾉ | /| /
, - = ニ :| | ／ :| ゝz_
/ ＼ 〈 ー ､ , － | ミ
. /. , .ﾄ､ ＿＿ ,イ i
/. l |`＝ == ´| ｌ |
.＿＿＿_ .i＾ﾏ'ﾌ
ﾓｼﾞﾓｼﾞ .／⌒ ⌒＼ ﾚ' /
／（ ―） （―） .／ ,ｲ ヽ、 今日、クレイの剣捌き見えなかったお。
／/// .（__人__） .／ ､ /ｰﾍ_,.ヽ,
| .´ ⌒｀ ./ ､＼｀ヽ´__ .`t もしかしてクレイってとんでもなく強いのかお？
. ＼ .../ ヽ r'´_}__, {
.／ {'T /`7/ _,ノ !
.-' ｀7'／ヽY´ |
.
／/／￣二ﾆ=-
-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ'
l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
. ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼ . ,
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ.. て_
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ.. そ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|. （
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /| はぁ！？
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ 俺は線が細すぎて戦士に向かないって、
. ／ ∧ 、_ } l |{ l│{ l!
∧ Ｖ｀ ヽ､ /彡'} |ｌ|| | ﾊl 兄さん達とまともに勝負にすらならない落ちこぼれだよ。
／ ∧ ｀￣ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
| │ / / ＼ ｌ ／| ｀ヽ ヽ ∧
. | / ヽ. L. ＿ -‐ ´ ,ﾚ'´￣ ､ } ∨ ∧
/| i{ ＿, ' 〈 ,. ‐- ､ ヽ V ∧. ┏━━━━━━━━━┓
. { | l| / __ ｀ヽ Ｖ ＼_∧.... ┃ 筋肉 is パワー。
ｌ│ | 〈__,ノ ｀ヽ V ＼ ￣ ┗━━━━━━━━━▼
| | / lハ 〉 ヽ
.
_,,::=-ー──-=:,,,
r''" ,〃〃 ｀ﾞヽ､
i{ rt-';L{_Lﾆﾆ二,,_ミ ヽ
{ミj 〃 ヾ, `!ﾐ ヽ
{ﾐ/ 《、 ' __,,.... :}ミ ヽ
iﾑ二ｰ-,, ,' "__,,,,ﾆ,,_ {ミ,,,､ ヾi
}>ﾞ''iｮ｀ﾞ} :|ｰ''~.iﾃ''ﾌ ;{ l , ﾞi }
{_ ''´ l ;:: ヽ i'{_l├ﾉl ;{
:} 〔 _,,!、, r' ,, r'",' } だが腕はいいよなあ。
l: ＿___ ' j （ r' ├i ｹﾅ
|: ´二 ｀ ,/ liﾐイ {ﾐi それだけに体格が残念……あ、貶してるわけじゃないぞ。
,}ヽ、 ,,／ ト |k,,__,,}i'
-=彡r^ヽ _,,::'' ,ﾉ-''へﾐ､
lﾐ=-;三三彡＝" "~ ﾉﾍヽ、 _
_,,,;::-ー||r'^ﾐﾞl:||ｧ-うﾞ}r= 〃 〉ﾃ＝ｧ/;;--::;,っ＿
;;=＝ｧ''"~li 7/ ゝﾐヽ_ ||| ,ﾉノ!ﾞミ=＝"∠二＿,〃 ,〃￣''''
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
. ＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
. /／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
. ／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ 無数の鍛錬で、身体で覚えた型ってもんがあるのさ。
. ＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 俺が誇るこっちゃないけどな。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
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〉//////////////////////////////////∧
.. /////////////////////////////////////∧
.
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 物心付く前から棒切れ振り回していたんだ。
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 畑の世話で農民に負けるのはいいけど、
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_ 剣で町民農民崩れに遅れをとるわけにはいかないよね。
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
. ≧二二ﾆ: : :ヽ
／ _三二 ＼
ー≠ -‐=. : :￣ : : . ｀ヾ : .
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ frhx从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7
_＿___,: Vハ 二.,__从i } ; ｲ j( 誰しも身につけた技には一家言あるものさ。
. /ニニﾆi ￣j Vfr刋 ヾN从/^7 ｲ
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ^≠ー ' ｲ/ｿ/ｨ( 俺だって秤の水平を確かめる方法や錘のすり替えには……
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ; ー ' ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ . ┃ 秤や錘の不正は、商取引上つきものなのです。
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ﾆﾆ-/_｛ jーく{ ,ﾉ ,.. イ.:.:.:７ﾆﾆﾆ-7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.
++-、 ＿＿|＿＿|＿＿
. vｰ ＼＼＿ ! ! ＿//
.. 7 _ ｎ＿ _ .＼／ヽヽ. _ｎ___,、00 _ｎ..,n_ .// ＼／
. ﾍ l ﾘ r┐| l | ｎ .／＼ └i ｎ ﾄ､_> └i ｒっ_) .／＼
. └1」 L｣ Ｌ.ﾕ U U U .U. _ｎ___,、00 _ｎ..,n_
_ ｎ＿ _ └i ｎ ﾄ､_> └i ｒっ_)
X ／ . l ﾘ r┐| l | ｎ U U .U
./ /丶 .└1」 L｣ Ｌ.ﾕ U.. ｀x
十＋ ＿＿ ナ
| __ - ´´￣ ｀¨ ‐ ､ メ、
, -'"´: 丿 ヽ
／. : : : : ＿／ 、 丶
. ,,.'. : : : : / /::::::ヽ ｌ ヽ、
. /. : : : : : { {:::::::::ﾉ ! ヽ
. /. : : : : : 丶 ｀ ´ ノ ヽ _
. /. : : : : : ｀ー‐ ´ |
. ./. : : : : : i ……甘さと優しさは違う、かあ。
. /. : : : : : Ｕ ｀i｀ ﾆ二-- i
/. : : : : : ｀´ l
. ,'. : : : : : : /
. i : : : : : : : /
. i : : : : : : : /
. ', : : : : : : : ／
. ', : : : : : : : ／
ヽ、: : : : : : . ／
ヽ､:_: : : : . ／
｀¨i : : : : : ヽ
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
┌────────────────────────────────────────┐
│■水が合わない │
│ 土地の環境になじめないこと、転じて、組織などに適応できないことを示す言い回しだが、 ..│
│ 旅先などで腹を下す現象は現代日本の水道水ですら発生する。 │
└────────────────────────────────────────┘
＞::´￣ク'⌒ ﾆ=r- .
. ／:::::::...／/:::..... ＼
/ ,:′ ;ｉ ｛::.. ＼
/:::... ｛ ｛ ..::| ｉ | ヽ
. ,′ ┏=-イ /::::| ﾊ| / |}zﾍ …→
... r=‐--､ `ﾆ | / /| /‐-|ミ }ﾏ 》｢ |.. ｝
... |＼⌒Ｖヘ人| { /_」rzニムノﾉ }/ﾊト|::..i | といっても人類はその場その場の水で生きてきたわけで、
... i |}＼ く ） 〉 }/Ｙ＾( ｊ::｡ﾊヾ ィf≦｢::| |
... |::::|:::...＼_ Иノ（ ｀¨` くﾝ ｱへ, | いかに現代基準で汚かろうが「飲める」範囲ということになる。
. |::::|::::... |〉 ﾚ Ｙく⌒j/
. |:...ｉ: ｉ | 八 /| ｝ 致命的な鉱毒、病原菌や寄生虫のいるような水は
. ! |::... ｉ ｊ 丶 - ., l 人
. ! 从 /〔 i ﾚ 「毒水、毒泉」として極力避けるか、覚悟して付き合うか。
... .:; ｉ::/rＪ ＞r‐-=く:::: ｝ | __ -=ニＶ~)
... ｉ|:::|::..| / ノ 「 Ｌ＿ノ｝::::｝ | 〈 , ｀r ┐
. ||::::!:::.ｊ〉 ＼ |/＼＜|}:::人 | ∨/ ├く
. |:|__|／ ＿ ,＼ しへ ）＼ｲ ! У）r､ ｀ﾌ＾)
. |/ ／Ｖ ヽ ＼ニ＝- _＿/ ﾉVLi| / }j ｝ ／ / ｝
. / ／{ ゝ ＼下ﾍく ん＼_ 〈 / ｲ一' ,/
...... // 《 ）〉 ∧ Ｙ ／｝
... / ＼ ∨ / ┏━━━━━━━━━━━┓
. ｛ ＼ ｛ / ┃ 第１４回も参照です。
... 〉 ∧ ミヽ } ／| ┗━━━━━━━━━━━▼
.
┌──────────────────────────────────┐
│■硬水・軟水 │
│ 水に含まれるミネラル（カルシウムやマグネシウム）の含有量を硬度といい、 . │
│ WHO基準では水１リットル当たり120mg未満が軟水、120mg以上を硬水とする。 │
└──────────────────────────────────┘
＞::´￣ク'⌒ ﾆ=r- .
／:::::::...／/:::..... ＼
/ ,:′ ;ｉ ｛::.. ＼
/:::... ｛ ｛ ..::| ｉ | ヽ
,′ ┏=-イ /::::| ﾊ| / |}zﾍ …→
r=‐--､ `ﾆ | / /| /‐-|ミ }ﾏ 》｢ |.. ｝
|＼⌒Ｖヘ人| { /_」rzニムノﾉ }/ﾊト|::..i |
i |}＼ く ） 〉 }/Ｙ＾( ｊ::｡ﾊヾ ィf≦｢::| |
|::::|:::...＼_ Иノ（ ｀¨` くﾝ ｱへ, | 今回、旅の前半で３人が下した直接の原因は
|::::|::::... |〉 ﾚ Ｙく⌒j/
|:...ｉ: ｉ | 八 _,_-=ﾆニＶ~) 文字通りの、「水が合わない」状態にある。
! |::... ｉ ｊ 丶 〈 , ｀r ┐
! 从 ∨/ ├く 濃度が高い硬水は口当たりが重く苦みを感じさせ、
.:; ｉ::/rＪ ＞r‐-=くУ）r､ ｀ﾌ＾)
ｉ|:::|::..| / ノ 「 Ｌ＿ノ/ }j ｝ ／ / ｝ その成分のマグネシウムは下剤に使われることもある。
||::::!:::.ｊ〉 ＼ |/＼_ 〈 ,/ ｲ一' ,/
|:|__|／ ＿ ,＼ しへ∧ Ｙ ／｝
|/ ／Ｖ ヽ ＼ニ＝- _＿ ∨ ∧
/ ／{ ゝ ＼下 ｛ / ＼
// 《 } ／|⌒＞ 〉
/ ＼ｲ γ ∨イ /
｛ ＼ /| { V 厂
〉 ∧ ミヽ / ! | Ｙ
| i ヽ ｝ | | |
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┃ 他のメンバーがなんともないのは「慣れ」。生体ってやつは敏感だったりルーズだったり。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――
【硬水】 ・便通をよくする効果 ←→ お腹がゆるくなる
・洋風の煮込み料理に適す ←→ 素材の風味を活かしたい料理・飲料に適さない
・動脈硬化の予防 ←→ 結石のリスク
【軟水】 ・おなかにやさしい ←→ ミネラル補給はできない
・日本料理に適す
・泡立ちが良く、肌や髪に優しい
【つまり？】
硬水には肉の臭みを消したり、煮込んだ時にアクを出やすくしたりする働きがある。
同時に、和風の旨味成分といわれるアミノ酸やたんぱく質もアクとして出てしまう。
マグネシウムには独特の苦みと風味、香りがあるため、
紅茶や珈琲などの香りや、料理の風味・味付けの邪魔になることもある。
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――
/ ::::;, ヽ。 ::.... 、
, ｲ:. .:7 ／ lﾟヽ ヽ:::...ﾟ｡
´ {ｊ .:;i; ,/ ,/ ｉ ７;|Υi; ｉ! Ｙ :;i｝
≦ﾆ二{/;;/;;/ｉ;; ,/|::|Å|:|::i:ｉ|:|ﾆ≧
＿{ｊ___..:;|{;ﾚ≠ｭ乂, | |∨|ﾒ必ｉ !:::|ｉ
｀ゝ､_ ⌒ﾄlｨてぶ､ヽｊﾉ ,ｨfう､ﾚ}/⌒ﾌ 硬水・軟水のメリット・デメリットをまとめるとこんな感じ。
|::::｢＞ｧ ゝ::ﾝ i:.ﾝ´j/ィ爪
! !::::!::ﾍ , /!;;!/ !ｉ ＼ 調理法に関しては、
i....i ;::::|lヽ ｰ ' ..::ｉ ..; ;: ;ｉ ）
;|::::| ,ノ;;;;川个::.. __ .ィ;;!::i|::::i ;|i il| 結局その土地の水にあったものが発達するともとれるな。
,,-‐┴く㍉=彡´ ﾉ ;㌦ルイ＼|l|__
/ ＼＼__. ノﾉ ﾌ !|厂⌒ヽ
|::.. へ ..:∨∧`ー -､__, -ー'＾＾∧/!| ﾉ 〈
〈 ＼ ::/ 厂ｿ＾ー- ｖ -‐一 ヽ∨! /::. ＼
／/ ⌒＾∨/ ／{ﾟ}＼ ∨::. _＿／!!
《个ｚ_＿＿_ｚ={ ｛ 《 ／ﾟ＼ 》 i｝ 厂!:::〃
ﾞ¨⌒i￣￣ ハ ＼ ..::ﾉぃ::.. /／ ｉノ
.
┌──────────────────────────────────────┐
│■そうゆう眼をしたっ！！ │
│ 『薩摩義士伝（平田弘史）』が元ネタでいいの？ │
│ ともあれ身分差による裁きの違いは、中世ヨーロッパも似たようなものであったようだ。 .│
└──────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────────────┐
│■もうちょっとこう…… │
│ 身分差がないか無視できる場合、法的には正当防衛か否かが問われる。 │
│ 現行犯への正当防衛の結果なら、襲撃者が死のうが防衛側は無罪。 │
│ 手続き上も、クレイは街役に報告・連絡を行い協力姿勢も示しているので問題なし。 │
└──────────────────────────────────────┘
-━-
.:::´ :::..、
/ ..:::::::: :::::..
,. / ト、 ヽ:::..
|: : : 】 i i |《》ﾊ i } 【 i 身分差や正当防衛を脇に置いても、街の上役に顔のきくクレイが
|: : i |え≧xﾘ ﾉjxfうﾙｲ :|
く⌒ り て:ｿ` ｲ~;ｱﾊ}⌒フ 街の住民として登録されていない者を斬ったところで、何の問題もない。
|＞ﾆ､_｀¨ ¨´ ｧイ!
,ｍf 'し)|ﾍ ､ ﾌ ｲ|: : ! ……「顔のきく」を癒着ととるか信用が厚いととるかでずいぶん印象が違うぞ。
fｕＪU´_つ|个 _ イ|i : |: : i
r-弋__ ノ-vヘ! ﾄﾙ 少 ┴- 、
_/.__/ 「 ＼i＼ ' 〉｝ ﾉ ＼
｛r-7 ﾄ、:... ）八＾ーvr' /＼/ 〈
ヽ/ !ヽy／ /＾⌒ﾌぃ＾ Ｙ::. |_
/ ! ｝A／ 〉＿／ {
{ ﾉ／》/, ム__ イ＾
ー' ⌒7///::... ::.. ノ} |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 他所者同士のいざこざなんて、街（の支配層）として実害がなければ騒ぐんじゃねえで終わりですね。
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.
┌─────────────────────────────────────────┐
│■司法といってもねえ │
│ ・現代日本基準で見たら聖俗問わず汚職買収しまくりされまくりよ？ │
│ ・自力救済を是とする世界であり、裁判も原則は被害者訴追主義（私訴）となる。 │
│ ・法の庇護下にない者、法外放置者（アウトロー）はたとえ殺しても罪に問われることはない。. │
│ ・「他所者」は告発理由として十分であり、普通は有罪になる。 │
│ ・罰則については罰金刑と、集落ごとの慣習法による裁きが混在する。 │
│ ・刑吏は拷問・刑執行の専門職として14世紀頃に登場。 │
└─────────────────────────────────────────┘
-=ﾍ v‐- .._
..:::::::::::.. ..:::...
／..::::;´ .:::. ヽ
, ′,..:::: .::: ::. :.. ::..
/:::::/ .: .::|ﾇvﾐi; :::: :::::.、 i
__｛ :i i .:: !jÅ ! : i i }__, |
i:..¨】 :i :| | :i |《。〉| i:. | | 【¨ !
_|:::::i ﾚ| -|ｰ ナﾘ | ∨ | 十ﾙー |i-i｝ .: 罪人の処刑は庶民の娯楽、窃盗犯は吊るすのが相場だ。
-f‐‐┴┤ﾄ|,z=ミ、jﾉ jトjｧ=ミメ ﾘー┴‐‐,
｀ト､ ⌒人!Ｙ うﾟ:ﾊ ﾉｨ＾うﾟ:ハ ∨⌒,ィ＾｢ なお、斬首は名誉ある死とされた。
} ｝ 个ｰj! `¨´ `¨´ ,zrくi | ,!､{ ﾂﾙｷﾞ
| ,i j _ム .; /）} y j _j ! 剣にかかるは戦士としての死、というものらしい。
| ヽ ヽ -‐- ｲ V i!
八 ＼ }:.. ` ィi|} } / il 日本における切腹は武士の特権と根は同じかも。
/ l |i:. ﾉ|i=- _,. ´ |:l{ ′ノ|i
i:. ! |il〉 ｲi!l |iハ イ|i:ﾉ:|
{l;, ┴く7 !ﾂ 八ﾙ｝ |彡ん～=へ
／ / | _ノ:｀! いﾘ ＼
/ へ/ |＼＿‐- r‐ ／／＾ | ∨. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/, / |＾＼__`ー-'＾ノ∠ _ノ! V┃ 吊るされるのは単なる犯罪者、子孫までの恥ですよー。
／/ / | んヱろ）￣ l. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
《 へ、__ノ | ノぃ::. l 丶 _＿》
＼ / / | ! ヽｰ'~i_ノ
.
（
＞::... ￣ミz､
／´ ..::,_
/ __/ ﾊ く ｝
∀|i / i ｨ l ∀i| ｒ:∩
＿j|::...{ 八ー-| |《》｝ | i | | _｣ ,| ,}
ヽ ￣{ 灯ふﾐjﾒ､ jﾊ-‐| ナ | } ; } ）_ｊ トｎ
｀:＞ﾘ ゞ-ﾟ＾` ｨぅﾃﾒjﾉ/へ{、 { ｉ L,Ｊ 生水を避け湯冷ましなどは知らないほうがおかしいし、
!| ， ゞﾟ'勹|ャ-‐^" '、 ヽ ｝
八 、 _ /人|:. : i ＼ ） ｲ チートの塊のような馬車は使っているが、
ｉ |::|＼ イ::从 |:: i | Ｙ {
| |:｣ -=''´ﾄへ;:: ﾘ｣ｿ:| l ! ! ここまで単なる旅風景だな。
人 !ﾂ j! ｝）⌒く＼;|、 i
-=彡 ｿへ、 7厂 ＞ | ド=- _.l こういう日もあるということであろ。
／ ノﾉ＼ ¨又二ﾆrｸ v' jｲ | ｉ
〉/ }／ A く / ｝ ! |
|_i ヘ / ∨ f=＿ _ ﾉ
/＿ Ｙ Ｙ⌒ ~｀ ｰ ′
〈 _＿＼ ｲ ｝
＼｢＼＼ _＿八 ,
| ｀ー=Ｔミ :::... ハ ノ
| ├-へヽ ＞ イ
! | ｀ﾏ く ／/｢ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| | ｝, | ┃ ３人にとっては文化の違いを実感でしょうね。
| ! |l !|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| i| |i
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..... i | ,八 八
. ｨ代 ┐ .∧ .∧| |ﾆﾆﾆﾆ| |
..￣|─┴┐＿＿＿,,,|l|l|zzzzzzzzzxxｭ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::--r宀f:| :| |ﾆﾆﾆﾆ| |‐┐
....二二二艾ZZZZZﾊ|l|l|l|l|l|l|l|l|l|幵幵|-_-_-_-_-_-_-_-_E行廿凵匸匸|I-_-_-_-_-_-_-_;';';';';';';';';';';';';､
|「|「|「|「|「|:|_I_I_I_I_I_|_|￣|-_-_-＼-_-_-_-_-_＼-_-_-_-_ﾞ|:::::::::|II:II:II:II:|ZZﾑ-_-_-_-_庁ヨ＿＿;';';';';';';'＼
|「|「|「|「|「|:|_I_I_I_I_I_|_F庁廴-_-_-＼-_-_-_-_-_＼-_-_-_|:::::::::|II:II:II:II:|ﾆﾆﾆ|-_-_-_-_-_-_|LL|_|-_-:::::彡----
...ﾞ￣￣￣|￣|ｰ|＼＿＼-_-_-_-_-_-_＼-_-_-_-_-_＼￣＼ﾆﾆﾆ＼- ､-_-_-_-_-_-_-_EF庁|__|:|==|￣|s≦｀:､｀:､`ヽ
...,..:'´,ｨ㌻二二二」」」￣|￣￣|￣￣|￣|`r── |~¨l:､|￣¨|＼＿__＼_＼癶ﾆﾆ＼|「「「冂ﾆﾆﾆ|￣|二二二)-､｀:､｀:､｀ヽ､
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ‐‐|￣:| |‐‐‐|＿_|＿＿|＿| FFE口===================彡､｀:､｀:､｀:､＼
_´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´＿＿｡ｏ≦￣＿二ﾆl￣| / /＼／｀'＜￣|ｰ|＼_＼∠二二∠二＞x￣￣｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､ヾ:
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..ゝ- ´￣￣￣￣＼＿＿＿＿|/｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀､|癶/ //_/─‐../|ﾆﾆｉ| |￣l /￣￣/ー‐‐‐rtt㌻癶广|＼,.ィ＾|xく|＼ｨ癶￣ｉ| }
´,;",;",;",;",;",;",;",;",;",;",;",.",;"｀`～ｰ‐‐┬┬┬ |￣|/ | |=|ﾆﾆ|/|===|/￣/￣/￣~７､二＞＜＞'´|ｰ|'´| l／＼ ＼|「」| |_,|/
..ﾞ,:",:",:",;",;",;",;",;",;",;",;",;",;",;'´,;'´,;'´,;'´,;'´,;'´,;|＿|￣￣｀`～､ﾆﾆﾆ7 〈￣￣￣/__,|‐:|ｰ‐:| | jI斗t＜｀:､｀:､｀:､__「」┘
.- ,:",:"＿,:",:",:",:",:",:",:",:",:'´,:'゛,;'´,;'´,;'´,;'´,:'´,:'´ l￣/￣￣/‐:|￣|￣|__|､:|￣￣~:| | | 斗t＜｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､／}
.ﾞ---- 二二 ──-,;'´＿,;'´,;'´,;'´,;'´,;'´,;'´,;'´|￣|￣￣|￣:|,.ィ㌻~ ＞=≦斗ｬ七I「￣｀:､｀:､｀:､｀:､_ -= ,. '
wvww从从从从从从从从:. ￣￣￣二二二二二二二二二二二二二｡o＜｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:＞- ￣_,,. '"
――――――――――――――――――――――――――――――――――■北部辺境伯領都ローパー
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.＿＿_ .／;;;;;;;;;;;;;;｀"'＜
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ｲ､､､;;;;;;;;;;ｼ､;;∨ ＿＿＿＿＿__/;;;;;/;;;｀"'＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;｀ヽ,〈ヽ;;;〉──────i ┌──────､ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ.{;;;;;;;;;;;;;;/´｀"'＜;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;ヽi{;;;;;}i;;;;;;;ゝ───────┐ ....|:::i.､ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ,｀ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀''＜;;;;;;
ゝ､;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;}＿＿＿＿＿＿＿＿＿.ﾉ￣￣::::i. ヽヽ＿＿＿＿＿＿＿__ヽ;;;;;;ヽ,。================｀''
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／:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
イ:::::::::.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::.:.:.:.:.:.ミ=ｰ
. ／/:::::::::::::::::::::::ﾊハ::::::.:.:.:.:.:.::::ヾ
ｲ :::::::::::::丿ﾉ/ |:|:!:::::.:.:.:.::::::::i
. /イハ:У彡へ |从::::::::::::::::ﾊ|
{い八 だ ﾉγ´厶j::i:::::::: | ′
乂| ー ⌒{ だヾﾘハ/ﾘ
ｲ/:::| __::..｀ー ´ /V 道中は……苦労したようだねえ。
jハﾍ ､ ＿_, 、 /ノ′
乂∧ ｰ .イハ 顔色よくないよ。
ノ/ ヽ ＿ ´{/
__ - 一i ＼ :.:.:.:.:. i ＼
| ヽ､ ﾉ ﾄ､
ヽ | へ Yo┐イ⌒ヽ ヽ ｀ ､_
＼ | ／ ＼＼｜ ヾ::::} ＼ i ｀ヽ
＼ ヽ ヽ/ ＼＼へ// | i ＼
丶 j / ヾ:::::::::::} | |∧ ＼
八/ ＼:::::ﾊ ﾉ 八 ヘ
.
＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ＿__＿ノ ヽ＿_＿ ＼
／ ／´ ｀ヽ ＼ スリにはあうし腹も下すし……
.／ （ .＝＝ l r´ ｀ヽ. β￣｀ ‐- ､
| ヽ_ ｀ _ノ l .＝＝ ）. |ｨ＞‐- 、 ＼ せっかく織部支部長作の一張羅なのに、
| く ヽ_ ´_ ノ. |／-､ ´ 廴 ＼
.＼ ／〈 ! ! ヽ/｀. ', 服に着られている感じで申し訳ない。
´ ＼ ー -- - - 、 ／ !. ',_', ! ',
. ＼ ＿ ――――´ ＿／ ‐>' 〉、 ヾフ. ',
／::::::i ＼,` '' ／ " !:::::::｀:､._ l ＿ノミヽ＿〉 ',
､;.::::.:'/::::::::::::i /´;;｀ﾍ. i::::::::::::ﾍ;:.:::..ヽ ノ厂 .l .,:.
:::::::::/::::::::::／! ∧;。;;。ﾍ iヘ:::::::／::::::: ヽ! ', ヽ
:::::::::::ヽ／:::::::i ／ ∨;;;/ ＼i::::::::＼::::::::::::::::::::::::: ';, ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ_ ＼
| （●） （●） |
| （__人__） | 服の件に組合商人登録のお礼もあるが、
| ｀⌒´ |
| } すまないが、先に金繰りについて確認をさせて欲しい。
ヽ .}
__,_,,.ヽ＿ ノｰ- ､
ハ / Ｖ又ｲ ::::〉::::::i:
} ヽ 〈 l |;;|ﾉ /::::::::::i -,,_
r iY'ﾉ.;; }::ヽ l|;;| /::::i::::::::}‐ | || ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.|| | ﾉ:::: }:::::::＼|;;;ﾚ'ｰ'' ⌒.:::: ヽ | || ┃ 一流の生地と仕立ての装いですが中身がついてこなかった。
.|| | {,,;;;; .:::: ヽｰ---ｹﾄ､, へ､:::: | || ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
―──.::::::::::::ノ.:::/ / 彡}――─────
.
__ ＿
／:::::::｀ヽ)/／:::::::::ミ=ー
ー=彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒ ､
／::／ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
. イ:::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼
. ／//:/:::/ /::::::::/ :::::::::::::::::ｉ:::::::::::::::::::::::＼ヽ
.ｉ/:/:::/ /::::::::/:::/'`"^|i:::::| ::ｉ::::::::::＼＼|
.|:ｲ::: ｉ:::i ::::::/:::/ |l:::::| ::|::::|:::::::::::ｉ:::|
. ｜{::::j|:::|::‐/‐/ミ､ 八斗八-i-ｉ:::::}:}ﾊ!
Ｙ:|从:/ィ巧ﾐ｀ヽ__/ ィ巧ﾐ ＼|:::// ﾉ
ﾑ乂八 Vｼ }''{ Vｼ ,小^ヽ それは経験だったねえ。
〈いﾍ `ー― ' ｉ `ー― ' ﾊん)〉
. ＼ ﾊ |: ﾑY／ 旅先で水が合わないのはよくある話。
ﾉ∧ 、 ′ , 从乂
/ｲ!:ヽ ￣￣ ｲﾉｲハ 服の着こなしともども、そのうちに慣れるものさ。
八リ＼ ''' ／｜八
| ＼ ＿／ :|
イ ＼ ,／ ト ...
_ -／ ..... | }ｰ┐┌ー{ | ..... ＼- _
.. ._ .... -‐ ¨.......／......／...| ./ Ｃヽj ﾍ |...＼......＼.......¨ ‐- .... _
／.............................＼／.........|../ﾑ / ﾑ∧ |.........＼／.............................＼
. /..................................／...............| ﾏﾑ､＿＿ﾑﾏ |...............＼...................................〟
/............................. ／....................., ＼////／ ,.....................＼.............................. 〟
,.........ｉ.......................∨......................., V// ,......................../......................ｉ............,
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ なお、現在の腹下しは都市ゆえの水の汚さによるもの。いわゆる【都市の洗礼】です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
//二三＞ |＜l三=ｰ`ｰ‐''''' l l
|`l l＞三≧＞‐ﾍ ｒ- .. _ ｌｌ ﾞl､ l l ,,.､
ィ≧ラヽ _,, -ﾆﾆﾆﾆl ll /ｨク／ll ll＜i＼＞､ ｌｌ .l l l//､＞､
＜彡" l i〈_lーニ─"ll ll 〈ｰ''"´ ll l ￣￣ 7, ｌｌ l l l' l ヾソヽ
ヽ l l:､.... _ ,,,,, __..ll ヽ l.l ＿,, -ﾆﾆ _ll .l '/ ヽ /
ﾍ l , ´ ￣ミト､.ﾞ､ ll l〈ｰニニ＝ ７ l / / ハ
／ ﾍ.... ／ ＞ ヾ,, l l l l l＿＿lﾐﾆﾆ/ / / ヽ
／ ∧..〃 ´ < ＞ ∧ . l l l l l――l / / / ヽ ヽ
／―‐／―., ′/ /＼＼ 丶 ＞∧ .―――――――――――――――‐ヽ ―ヽ
／＿_／＿＿ i | ｉ ｌ.:ｉ Ｘ厂＼lⅥ {: 〉 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ ヽ＿_ヽ
| | 人..|.:|ｌ | ∧｢ rf芸斥} ,ﾊ ′ 人 人 人 人 人 人 人 | |
| | （. |人.:iﾚx斧ミ ﾋｒｔﾂ＾| ｉ: /
TﾆﾆＴ ￣￣￣l￣ヽ{ 代ｔﾂ ｉ ｲ/ Ｎ ′ こちらの袋が見せ金の現金となります。
.|. | .|......i | ﾍ. ヽ _, 〃|: / |
|:Ⅳi| ㌧, ｀ ／|/ﾚ'ミト ,,_ 謁見の場で献上するものですね。
}ﾉ _,,,≧-ｆ |ト､＼ ヽ ヽ
_ r ≦: : f′ ／ : :ミト ､i {
〃 i|.: .: : :∧ｔ─イ.: : : : : : , ⌒ヽ,
, }/.: .: .: : :爪 : : : : : : : :/.,ﾆ=､ ,ﾆ=､ ,ﾆ=､
/. ﾉ.: .: .: : :/.: .: :, - ､/⌒'ｰi 'y. , - ､/⌒'ｰi 'y. , - ､/⌒'ｰi 'y
. 7 〃.: ., == ､＿〈 〈 { / ／., == ､＿〈 〈 { /.... , == ､＿〈 〈 { / ／ }‐､
/ {{ : :.(( 〃´ 丶 ＼≦) /ニミy . (( 〃´ 丶 ＼≦) /ニミy.(( 〃´ 丶 ＼≦) /ニミy ノ ﾉ┐
/ i 人,,, :.｀ {i ｀／ノ / x｀ {i ｀／ノ /. ｀ {i ｀／ノ / xイ ﾉ
. / ﾍ. i} ￣: : ｀＞一'´ ／ ∧ヾ｀｀＞一'´ ／ ∧ ｀＞一'´ ／ ∧ヾ｀ヽ
｢￣ ヽ/|: : : ／ { '.／ { ／ { ', )) ))
──＜ ￣ミト ., ／ ⌒. / / / |彡'
i ト , ' ' ' |
| ＼ { { { |
ヽ ヽ ヽ /
＼ ／ ＼ ／＼ ／
丶 ／ 丶 ／ 丶 ／
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_ ─: : : : : : : : : : : : ヽ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/l/: : : : : : : : : : : : : : ｨ,,_､: : : : : : ､ミ=-
l: : : : : : : : : : : : : ｌ ｌ: ｌｌ ｉ: :ｌ: : :ｌ: :ヽ
/: : : : : : : : : : : : //: /:ｌ l: 从: l :ヽ :ヽ
ｨ: : : : : : ｌ: : : : : ノ/7±-､ /っ＝ｌ ｌ: :}: :|
ｌ: : : : : ｌ: : : ∠､ｌ 忙rう }-{てﾊ }/ｌ/ ｌ/
l: : : : /"l l￣ヽゝ､＿ ノ ヽ､＿ﾉ 残りは対辺境伯の貸し金証書で清算中だよ。
ヽ: : 〈 〃ｌ ｌ ヽ l
ヽ: : ＼_ゝ ' ,' すでに双方の事務方でつき合わせているから、
ヽ: : : 入 ー ‐ /
〃: : : ｉ ヽ / 今週の内には終わると思う。
_/´l// ＼ , '
/＼＼ ｀ ‐r
__／ ＼ ﾍ￣｀‐､_ /＼
／ ｉ ＼ﾍ＿／ ｀ ヽｌ丶- ､
／ ＿ｌ＿＿＿/ ＼ ＼ ＼｀ ､
／ ＼ ｌ | ＼-‐7 ＼
＿＿＿
／）／ノ ' ヽ､＼
／ .ｲ '（●） .（●）＼ 証文同士で相殺ってことかお？
. /,'才.ﾐ). （__人__） ＼
. | ≧ｼ' ´ ⌒｀ |
. ＼ ヽ ／
.
/::::::::::::::::::::／::::::::: ／::::::::::::::::::::∧
/:::::::::::::::::: /::::/:::::::/::/:::::}::::::ﾊ::::::::::::
|::::::::::::::::: /::::/:::::::/:::√^^!:::::: |:::|:::::::|
|::::::::::::::::/::::/::ミメ、/ Ⅶ::::|:::|:::::::;
ﾉ:::::::__::::::::シソ , ---､ , --､从从/
八:::::/ {:::::/=ヽ_{ }～{ .}=| そういうこと。
Ⅵ Ⅷ! `ー一 { `ー''ﾞ
.个o｡._ ゝ | ほとんど組合内での付け替えで現金の動きは最小限ですんだし、
ノ:::/:从‘, ; ﾃﾞｨｰﾙ
７::::/::::{分､ ,っ / 今回の取引、支部長としてはいうことなしさ。
爻;从ﾘ ＼ つ ／ ～♪
／ ＼ ≧s｡. ／
. / /＼ ＼ ＼ 乂＿ ノ
/. | / 、 ＼ 、 ヽ
. ′ 〈 ./|.| 丶. ﾄ､ ',
, | Ｖ斗| ´￣|厂ヽ 乂＿____ ノ ｵｵﾀﾞﾅ
i l ｊ从 jﾉ ｲ岑ミｋﾚﾍ|ミ≧=-ミ, 領都に根付いた大店の皆さん
Ⅳ { 尤岑ミ 乂 ソ 灯从(⌒ヽ ＼
| Ⅵ 爪 乂ソ : |′ ﾉ 塩漬けの紙切れが生き返ったと大喜びですよ。
' 人 乂___ ､ ｉ-／
. 乂∧ミ:. ﾙ{ 辺境伯様のほうは知りませんが。
. ＼:. r =‐ ,.（⌒
. ヽト - ／ ヽ )
ﾉ⌒ミト ., _ ィ | ／
} ト＝≠＝＝ミ、
_ . . ィ" ヽ ′ }: : : : ≧:x, ヽ
_x:≦.: : : :∧ー----一 7 : : : : : : /＾ヽ、. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. { ヽ : : : ∧ / : : : : : : / }... ┃ 踏み倒しも含めての貸し借りなのです。
} ヽ Ｖ.: .: : :＼ . /.: .: .: .: .: .′／ { ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .|
! （__人__） | 多少なりと、組合に貢献できたってことならいいんだが。
, っ ｀⌒´ |
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
/ / '/ 丶
. / ﾄ､ '/ ',
/ |. / ‘，.＼ '/, | ′
. /ｲ ./| / ', } ＼ │ i|│ .
. ⅱ|i /仏ｲ }厂￣jﾉﾚﾍ! i|├, ‘，
. 从|i, |斗__ヽ 云===ミ 〉 i|│| i ‘，
. .} | j才斧 爪::し::ﾘ// ! |人 ‘，
/| i 癶::しﾂ ￣ ´/ｲ i.|￤ | ｉ ‘ 私もローエン商業組合・北部支部所属の商人として
/./ ‘，乂__ 、 | 川 乂 } }
. {/ /l ’，｢ __ ノ ,从| |′￤| // みなさんには今後も大きなご活躍を期待しています。
. ./ /jﾉ ノj从〕n ., ,､fﾞ|ｌ.jﾉ│| | /
. (___人 r‐=≦rI:斗r─＞-＜ .乂| ￤ト--∨ 、
. ./ |: : : : { |ー- __ --‐/ 廴, ‘，/ ／ i
. / ’: : : : :７ ー─v─ ／: : : : } }:{ |
. ./ ‘ : : : : :/ ＿C/__ Ⅵi: : :ノ ノ :} :|
. /. ／‘ : : : : / /´ }: : : : : : : : } │
. ./≠∠{.: .: : :/ { ￤ }: : : : : : : : } |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ローエン商業組合・北部支部は、３人の領主化を応援しています。ずっぶずぶぅ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿
,..-''"´ ｀"''-、
／-――- -―＼
/ ＿ ＿ .',
,' ｲ::::）｀ ｲ::::）｀ ', お金の件が片ついたなら、
l ｀¨¨´／ .＼ ¨¨´ l
l （ ,、 ） U l 商人登録についてお礼の宴会を準備中なんだけど、
'., ｀¨¨´ ｀¨¨´ /
ヽ、 ／ 明後日だと早すぎるかお？
｀ｧﾆニ＜／／ _,,..-'' __
,./ /＼ ／ : : : : : : ＞ : :＼
_／ /|ｲ:::::/∨. : : :l: : : : : : : : : : :.丶
／. : : : :| ./｀Y / : : : 」: : : /: : : : : : : : }
,´ : :/: : : :| ｉ::::::|/ : :／: : : ／: : : : : : : : :|
{ : :/. : : : :|/:::::/ : : : : : : : | : : : : : : : : : ,'
/ : :,' : : : : : |::::/ : : : : : r---く´ニ＼: ヽ:ﾉ
､'ｰr,_| : : : : : :|:/ : : : : :_/二ヽ V: : : : ｀ :´
／ :.／￣＞＜ :./ : : : : :/ 二 ヽ_」┘: : : ∨}
/ : : :ム / : : : :￣￣￣￣~ﾞ''-ゝ.」: : : : : ∨ :}
{ : : : : : :＼､ : : : : : : : : : : : : : : : :＼. : : :∨ : :l
ヽ: : : : : : : :￣"＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／ : : :{
┌─────────────────────────────────────┐
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＿|＿ .!､ニニニ ..}|:::::::::::::::::::::| .ゝi'＿__! ..il.. |:::!::.!::::|:::|::::.!:::::|:::::.!::::|:: l||.l.l.|.|:::::|::|::::ｰゝ-￣`У::::::::||.!. !. !＿＿
￣￣ー‐┬―f ￣￣´: : :}r―――...T￣ }=Y￣.|.A|....!ニニニニﾆﾆ:r≦≧ｘニ||.|.l.l.|ニニニ火‐'ﾘ｀ス¨`:ー!!|. | .|ニﾆﾆ
ニニニﾆ｜//{: : : : : : : : : |! ri ,-i i､ .| ヾ=} {_・} ..|ニニニニニ__{=＝=./ﾆ.||.l.|.|.!ニﾆξヽヾ7z≦ﾈ≧､:::!|. |. |ニﾆﾆ
ニニニﾆ..| ／/: :ｰ､: : : : : :ゝ､! ! |.| .｜＿}‐{ .|i!i| . |ﾆﾆﾊﾆ「|ニﾆゞY⌒ヾ≧ !!.!.!.!|ニﾆ〈 ｽVﾆ{//////∧:||. |. |ニニﾆ
ー―‐γ: : : /: : : :／: : : : : : : ＼￣￣! | { ￣..|i!i| . |ニ{::::}r'::Yﾆr‐/i./.,'f´ー‐--､i! ｀└/,{///////,} !!. !. |ニﾆﾆ
ニニﾆ{: 丶:/: : :／: : : : :_:_: : : :-‐':.Y | 〈-.〉 .|i!i| . |ニ|:;;;||- |./ﾆ' /〉//ﾆ=-┐'/_|＿ , ､__{'//,}///////}.|| .|. |ニﾆﾆ
――‐|: : : `i: :―: : : : : : : : : : : : : :}:|――{ー{―<ﾆ.>￣￣ .∠ﾆ彡ｲ/Vﾆ/|ヽY'/ Yγ{//ハ///////!￣￣￣￣
ー―...|: : : | !: : : : : : : : : : : : : :|:|: |:!―― ｀´――――――‐ {ゝ-{ニﾆﾆ'ｰ７＝＝＝＝｀ーイ{ﾞー―――ク＝＝＝＝
.!: : : |.|: : : :: :_: : : :- ― ￣| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ゝ}====== }〈 ／//ゝ.}}------/
＿＿_.|: : :..|.|:.|￣. | | -=＝ ￣￣￣￣｀` ゝ-`!′､}ﾆ､＿＿_ ／///＞‐‐''‐`｀ﾞ ´ ′―― - ､
―― .|: : :..|.|:.| | |' ´ : : : : : : : : : : : :￣〉ー‐ {/＞'ニニニニニニニニニニニニ
.!: : : |.|:.| ＿＿ . . .-. ‐.´:.| : : : : :_:_:_ィ´/} 〈ニニニニニニニニニニニニニニ
. / ,､.:| : | | ＿＿__ r-―=≦//|//// 丶ニニニニニニニニニニニニニ
/ / ＼ 丶 . ――=≦//,|'/////,|////////,|'/// `}ー=ニニニニニニニニニニ
＿. / / | / / ヽ 丶 〉 .////|'////,!'/////,!////////,|///-------ヽ/ー―￣￣￣―￣￣-―´
＿. i 〈 l /}/ ｆ'_ﾘ / ||/
.... | ,...{ ﾚィﾁ弌 {仔V, i だーかーらー、チョークですぅ。
.... ﾚﾍ. { ｝ 〈 込ﾉ ｬ'ｌ i ′
ニニﾆ.} 、 ｝ ,ゝ// ' ,// ねー、チョーク足りないんですよぉ。
. 乂 丶l i r‐ ｧ / |､__
〕¨ > ﾚﾍ ﾄ . _ イヽ. l::::::::..､ もうダースなんてちまいこといわずに、どーんと売ってくださいよお。
丶/::::〈`ミ', | ｢／.::::::ﾚ′.:::::く __ ＿＿
. ＿ /:::::::::::. Ｖ| ／.:::::::::::::::::::_ ..:´:::::. ., '⌒ヾ二つ= - ⌒ヾ二つ （ﾂﾝﾂﾝ）
.. /::::::/ ::::::::::::::. }′/::::::::::::::::::::＜::::::::::::-=/ ´し'__ｧ'三＿ ´し'_ｧ'′ ￣￣
{:::::::.＼:::::::::::::::.-､ /:::::::::::::＜::::::::::::::::::::.l=ニ >‐`ｰ'′ -=ﾆ ｀ ｰ'′
〔:::::::::::::::≧:::::::::rｫ':::::＜ __.:--‐‐:::::::::￣::ヽ-=ﾆ
.
＿＿＿＿＿＿＿_ ´ ＿＿＿＿＿＿＿__!`:..、 ｀ 、::| ヽ|ﾉｖ, !
===========／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼.=====:::::｀:..、........｀:! ヽiﾚ/ｲｯ,
＿＿ ｌｌ |....| ノーラ嬢は絡み酒ですなあ。 |._ !! l:: :::::::::::｀:..､ :: ｀ 、ｷWﾉ,',〃,
,. ' ´! || |....＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／...￣￣￣￣:::＼::｀:..:: ｀_ iiｲﾚlｱ,
i´ !! ! ／ ::::::＼:::｀:..、ｌ＼`''.ii'"、
| ｌl..::: !二二二二 二 二二 二二二二二二二二二二!::::::::｀:..、!二二!
| ｌl::::: ..... ! ! ! .. .... ... ......... ＿ /7 ! ! !: :: :: ::: ::::::::::::｀:.､
..::! ＿|｀.. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼.＿_＿:::::/7｀:..、
::::! ／ ,. ｌ!` "| ですがノーラ嬢の気持ちはわかりますぞ。 | ―､ ｀//::::::::::｀:.
／ ／ ヽ、..＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿..／￣￣￣￣￣＼::::::::
／_ .／ j.l、 ....（ :^: :＾_;^-～へｰﾍ～) .） , -―...| 然り然り。 |
／( :) ／::)>:‐ ‐ ´--｀ :::::::::｀`::: =、－--－ ,= ´ " ,:'⌒i:＿/ノﾆゝ-.＼＿＿＿＿＿／...＼
／ ,. -――-- ..＿ ￣￣￣ '､_ノ'￣ヽ)` ﾆ ー -'' 、￣￣ ＼
.／ .／ ヽ. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ｝＿ ..| 黒板とチョーク、私のところでも導入したいのに、モノがない。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
(⌒）（⌒ ） |
(__人__） u | ほら、今日は商人登録のお礼の宴席なわけだろ、そういう話はちょっと……
| |┬‐| |
| |｜ .| |
（｀ー´ /
ヽ /
〉 〈
| |
| |
.
_､+''"~i:i:i:i:i:i:i:i:iミﾒ､
＿／i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾐh､
γ´ ／i:i:i:i:i_､rｾ7i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼
,.i:i:i:i:i:i／i:i:i:i:i:i:/}:i:i:i:i:ミメ、i:i:i:iﾑ⌒ヽ
. /:i:i:i:ii:/:i:i:i:i:／i:i}:i:ﾍi:i:i:i:i:i:i:i＼i:i:i:i:＼
. ;i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i/i:i:i:√^~!:i:i:、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾄ^ヽ
. }:i/i:i:i:|:i:i:i:i/从;/ Ⅵ:i:＼i:i:i:i:i:i:i:i:}
. |从;i:i:|i:i:i/,. --- ､ ,. -- ､从从从/}
Ⅵ∨={ i__i Yｼ }:/ 思い付きをすぐ書ける、大勢で確認できる。
＼ } `ー― {:` .-=彡.| ／
从',. _ }〉 ,从/ ノーラを見て単なる掲示板じゃないことに気付いて
}沁、 __ __ .ｲ:i从
,. -/ }＼ ー ／{/Yト､ 真似しようとするところも増えているんだよ。
.. |! _,,.. -‐ '' "´ / . |! . ≧=‐=≦ ! | ≧s｡
.. |! .／ ; ＼ ／ !
/ Y＿ / | | .＼ ＿ ／ |
ﾞ/ '´ ,.／⌒i | .｜ _､rf〔 .√|⌒ミﾒ､ .|
... ／ .／-､! |／ヾ:i:ﾑ { ｜ /:i/ ＼
. / ／ ／^i ヾ:i:ﾑ{__}./:i/
＿＿＿_
.. ／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ それは予想外でした。
| ' |
＼ ⌒ ／ 使いこなせるところは限られると思っていたので。
. /⌒ヽ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
./ ／ r─--⊃、 | ┃ 黒板を使うにも読み書きや絵図の素養がいりますからね。
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ へﾒ从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7 黒板の方は、ありていにただの板ですみますし、
_＿___,: ＝ﾐV ｚ二_ノ从i } ; ｲ j(
. /ニニﾆi j `ﾐ＝メヾﾘN从/^7 ｲ チョークほどの書き心地は得られないでしょうが、
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ' ｲ/ｿ/ｨ(
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼ 適当な、色が残る石で引っかけば？
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ;'ー- ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／:::::::::／:::::::::::: / ::∧::::::::: ＼
/::::::: ／:::::::::::::::::/::::/ ハ :::::: ＼＼
,':::::::::/::::::::::::::::／::／}''^Ｙ}::::::::::::: ＼
. {:::::::::':::::::::::::／::／ / 八ハ::::} ｉ:::ヽ
. {:::::::::::::ｰ=彡／￢=ミ、 ,,==ミVi| |ハ}
. {:::::::ハ:::{ー┐､＿__ }-{＿_ ^刈 | }
',::::{ う)ﾘ ヽ .........ノ ＼ ....ノ 丿
}::::＼ } ノ / その結果、ますますチョークが欲しくなるというわけさ。
ﾉｲ:::::从 - ― /
从:::八＼ ﾞ" ′ 知らなければ我慢もできたが……
ノﾉｲ＼ ＼ ／
／ニ＼＼ ｀ ┬く
_ -‐=ﾆ|ニ二二＼ ー=、|（ 、 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
_ -‐=ﾆニニニニ|ﾆﾆニニ／', ／爪ﾍ＼ . ┃ 書きやすく、消しやすいことがチョークの特徴です。
.／ニニニ＼ﾆﾆニニ￣￣／ニ∧/㍉， 》＼=- _ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.... ,､ ri i､ ﾍ ヽ ／{／
......ヽ`, !､ｰ.ｺ .| ＼ ﾍ ‘.. ／￢／
. ／/,r"ニヽ .| ヽ ､ ‘. i {ヾ ＿__
. .`".i i´ `' ..ﾊ | _}_./＼_ i .| 〔. `７└―
l.. `....| |ΛL}'､{ }/_￣＼` .| .i 厂iヾ ￣￣
.ﾉｲ‘ ',.ィT ＿ ｨ竓竿芸 |/ /i .l }
． .} ‘. .斗云ｵ 辷:::リ ./ .l / 書いて消して！ 書いて消して！
ﾑ ﾉ癶 . “ └‐''´ ////,/ ／ /イ
/ﾑ }‘. ‘､//// l /ｲ ' .ﾉ 肝心のチョークがッ！
､/ﾑ .}. ‘.}^、 _ へ , .| ｛ｲ
.ﾏ/ﾑ .}Λ .＞ ., `ー ´ .ィi .| .ﾊ{ﾂ､ 製法を秘匿しておられるではないですかあ！
ﾏ/ﾑ Ⅵ/)' }/≧ - ´ ｜_.!/―､ ヽ
ﾏ/ﾑ __/￣￣::::} {::::::::/::::::>､}_
ﾏ/ﾑ ‐/:〈::::::::Y「´ `７ｱ::::::/::::::::
/::ﾏ/ﾑ:{:::::::::::::::Ⅵー- -―//:::::::/::::::::::
. /:::::::ﾏ/ﾑ::::::::::::::::::ﾏ'､ ／/:::::／::::::::::::
ｲ::::::::::/￣￣｀ヽ:::::::::ﾏ廴 ／ ./::::::::::／::::::::::
／￣￣ ＼
_,ノ ヽ､,__ ＼
（●)（● ） |
（_人___） U | 製法っていってもそんなたいしたものじゃないからなあ。
'､ │
<二ニヽ |
.／-‐ ｀i ､ ＿__,. イ
{/´､ ',┐ ＼
しrヽ V ヽ
ヽ､_ ヽ ｨ }
＼ ＼ ﾉ i
.
. ／ ′ ／ /i ＼ ヽ
. ／ / ′ / 丶 ＼ 丶 丶､/
7' / / / / ＼ i i. /ヽ／
/ / ′/ ／{/ ヾ. ＼ l |. ／ ﾍ.
. / ｲ/ ′ i//≠＝‐ ‐＝=ミx,,丶 l | "´i￣
}|/{/ //{//＿￣ ￣＿ ＼ |` / リ
. |八′/ｨ{/,ィ示ミヾ ィ示云ﾐｭ､ﾍ| ｲ/ i んッんぅ～？
l ｆ〉//圦ｆ r匀::i} :. 'r匀_)i} ヾ.j /、 / ′
{ ｊ / ヽ乂::ツ i 乂:::ツ, ／ / / // じゃあ製法売ってくださいますぅ？
V//, i l /, / } ′
}// Ｎ """ """ /ｲ i ｲ / オネーさん金貨で100枚出しちゃうぞぉ。
. }/i/i圦. r=====､ |ｌ. ｒ´ﾉ（
..:::::}Λ 冫::..、 ∨＿_ ノ ィ八. !:::...、）
,｡ｲ.::::::/:::::V.::: / ＞｡ __ 。｡≦ {//:）ﾉ.:::::::＼
..:::i::::l::::::::::::::::::::::〈////i l/.:::::::::::::::::::: ＼
::::::ﾏ ::::::::::::::::::::::::.ﾏ// l /.::::::::／.:::::::::::::: 丶
:::::::::ﾏ/:::::::::::::::::::::::.ﾏ/ /.:::::／.::::::::::::::::::::::::: ＼
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. | まて、私は200枚出そう。ご祝儀込みだ。 |
. ＼.., ' ⌒ヽ .＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
. ( (ω) ) , -――- 、 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. ヽ 目ノ ／ノ ヽ､_ ヽ て.. | ご祝儀なら300は言わないといけない！ |
. |／ '＝= =＝＝ ､ そ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿. i ７ i ７ . ＿／
/ ＝ ＝＝ l ﾚ ﾚ
. { 〈_,ｨ､＿,ノ } えー、ちょっと…… O O
＼ ﾚ'＿ﾉ ,ﾉ
＞ ＜
/ ー―- ､ r 、 ＼
. └―‐- ､_,ノ l ＼ ＼
. / l ヽ _,ﾉ
.
￣￣ー‐┬―f ￣￣´: : :}r―――...T￣ }=Y￣.|.A|....!ニニニニﾆﾆ:r≦≧ｘニ||.|.l.l.|ニニニ火‐'ﾘ｀ス¨`:ー!!|. | .|ニﾆﾆ
ニニニﾆ｜//{: : : : : : : : : |! ri ,-i i､ .| ヾ=} {_・} ..|ニニニニニ__{=＝=./ﾆ.||.l.|.|.!ニﾆξヽヾ7z≦ﾈ≧､:::!|. |. |ニﾆﾆ
ニニニﾆ..| ／/: :ｰ､: : : : : :ゝ､! ! |.| .｜＿}‐{ .|i!i| . |ﾆﾆﾊﾆ「|ニﾆゞY⌒ヾ≧ !!.!.!.!|ニﾆ〈 ｽVﾆ{//////∧:||. |. |ニニﾆ
ー―‐γ: : : /: : : :／: : : : : : : ＼￣￣! | { ￣..|i!i| . |ニ{::::}r'::Yﾆr‐/i./.,'f´ー‐--､i! ｀└/,{///////,} !!. !. |ニﾆﾆ
ニニﾆ{: 丶:/: : :／: : : : :_:_: : : :-‐':.Y | 〈-.〉 .|i!i| . |ニ|:;;;||- |./ﾆ' /〉//ﾆ=-┐'/_|＿ , ､__{'//,}///////}.|| .|. |ニﾆﾆ
――‐|: : : `i: :―: : : : : : : : : : : : : :}:|――{ー{―<ﾆ.>￣￣ .∠ﾆ彡ｲ/Vﾆ/|ヽY'/ Yγ{//ハ///////!￣￣￣￣
ー―...|: : : | !: : : : : : : : : : : : :__ ＿ ´――――――‐ {ゝ-{ニﾆﾆ'ｰ７＝＝＝＝｀ーイ{ﾞー―――ク＝＝＝＝
.!: : : |.|: : : :: :_: : : :-／:::::::｀ヽ)/／:::::::::ミ=ー.....￣￣￣￣ゝ}====== }〈 ／//ゝ.}}------/
＿＿_.|: : :..|.|:.|￣. . ー=彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒ ､ ￣￣￣￣｀` ゝ-`!′､}ﾆ､＿＿_ ／///＞‐‐''‐`｀ﾞ ´ ′―― - ､
―― .|: : :..|.|:.| ／::／ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼ : : : : : : : : : : : :￣〉ー‐ {/＞'ニニニニニニニニニニニニ
.!: : : |.|:.|. イ:::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼ : : : : :_:_:_ィ´/} 〈ニニニニニニニニニニニニニニ
.!: : : |.|└.／//:/:::/ /::::::::/ :::::::::::::::::ｉ:::::::::::::::::::::::＼ヽ __ r-―=≦//|//// 丶ニニニニニニニニニニニニニ
.!: : : |.|: : : :.ｉ/:/:::/ /::::::::/:::/'`"^|i:::::| ::ｉ::::::::::＼＼|.////,|////////,|'/// `}ー=ニニニニニニニニニニ
＿＿ .|: : :..|.|: : : :.|:ｲ::: ｉ:::i ::::::/:::/ |l:::::| ::|::::|:::::::::::ｉ:::|.////,!////////,|///-------ヽ/ー―￣￣￣―￣￣-―´
＿＿ .|: : :..|.|: : : ｜{::::j|:::|::‐/‐/ミ､ 八斗八-i-ｉ:::::}:}ﾊ! ////|'////////,|'//―――‐r‐.{=ニニ＝――――-＝ニ
.|: : : |:|: : : : : : Ｙ:|从:/ィ ｀ヽ__/ ィ ﾐ＼|:::// ﾉ////|/////////!// `¨}_ ￣￣￣￣￣￣￣´ __
＿__ ! : : :!:!: : : : : :.ﾑ乂八 7 }''{ 7/,小^ヽ
ニニﾆ|: : :..|:|: : : : :. 〈いﾍ `ー― , .}「｀{＼.....' ﾊん)〉
＼ ﾊ ′八 ', ＼ミ .Y／ ……製法独占なら金500。
＿＿ .ﾉ∧.... { {: } Ⅵi ヽ＼
（クｲｯ） .../ｲ!:ヽ ｜ ', ｜ } :} } }.
￣￣ 八リ＼..| }- Lﾉ ｛ ！
く⌒ヽ }| ',
..ハ ﾘ : ′
_ -／ .......乂 { : }..- _
. _ .... -‐ ¨.......／......／..../∧ /...＼.......¨ ‐- .... _
.....／.............................＼／.........|./圦 ,..＼／.............................＼
.
_,,.. r=i r--==
´ .| } | ／＼
ヽ_,.. r≦､ , ､ | ,. ´ .／ / __
,.. r≦ i! ／ ,. r== ､ ´ ／ , / | 「」 ハ
i! ／.／ , ,ｲ `= ／ , ` ´ .｀´
` .´／ , ＼,. ≦≧s。__} .／ ,ｲ
／ , .､ ,.ｲ
､ / ヽ .／
＼ /
｀. - ―― ――― --- .､
, ' ヽ ｀ : .
／ :, ＼
, .'ﾞ :, ヽ
... ／イ ; ハ ':,
/ ﾑ ,ﾞ / . i :, ':,
. / :ﾞハ.｜＿|!:＿__′, | i {
/ |ﾉ ∧|ﾑ ﾊ / 从ﾑ l ! ﾄ､ |
彡' {｀ヽ || ｒrij::::ﾏ＝z-ﾊ｜!｜ 人|:､:＼. !
/／| r-=}..||. ヽ{:;;:ﾘ /||. N :| | .〃. } | ＼ |
´ ム ﾑゞ,ﾞ ゝ ー '|||||| ﾚ! /ﾉノ, ':/ ヾ
|ハ}/. ||| |/!:|了 ／ i! /
||.ヾ -､. || .N }ﾞ ﾘﾊ/ 支部長も酔ってる！？
| . ﾑ｀ ＿ i:| {
ヽ. ヾ二-- } | ／ ! |
∧ ｀￣´´ | . :ﾞ |／i八从
∧ , 'ﾞ ,: 三二ﾆ -+
∧i | | il; ,.イ , '´ |__
｀ ￣＞へ ／ } 」: : .､
ゝ.＿ ヽ./／´ ,.イ: : ｀ヽ. :>
／ﾍ {´ ／: :｀ヽ: : : ://>.
／｀ヽ/:, .j: ／__ : : : : : ､, '////へ.
, . ム __: :,ﾞ ∨ ／. : : : : :､: : :,:ﾞ////////へ.
.
| トミ三〔 ｀¨´｡ｓ＜ ／ﾆ| |__| |￣￣￣〕三二ニニニ| |三三三三三三三三
|~￣￣~:l ≧s｡｡s.／￣￣￣＼ .三| |ﾆ| |三三三三三三三三_| |三三三三ｨ ´￣￣
| |＿,. | 550！ | .三| |ﾆ| |三三三三三三三三/￣∨三三／ ／~| |￣
|￣￣..|‐┐| ＼＿＿＿／ .￣| |‐乂￣乂 ／￣￣￣＼..`ー‐‐| |￣￣＿／ | |
| | :|｜ | | |￣ | | 600！ | ｀¨¨¨:|￣｜￣￣ |￣|
弋￣ ア‐┘| | | ／￣￣￣＼.＿＿／....|￣..| | | |￣|
. |￣|￣￣ |._.| | 630！ |..| | | ｜ |弋ﾆｱ弋ＴＴＴＴＴＴﾊ /
─---|＿| 、、、...,,,,,＿＿＿＿＿ | |....＼＿＿＿／ .| | | ｜ |..| | (__)ｧ㍉¨~¨~|¨|
: : : : : {＿} : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..￣￣| |￣..| |丁¨¨¨¨| | |─┴─|..|─| / ∨ / | :|─
: : : : : | |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : :| | :.:［| |从爻爻|三|_|二二二|,,| |__厶ｲ_,,ﾉ{＿＿|_.|＿
: : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:..ノ 乂 : | | . ／￣￣￣＼..┌─ｭ| lｰ┐ ,rーー┬──
: : : : : |＿|: : : : : : : : : : : : : : : : : :｢..： ／￣￣￣＼ ：...| 645！ |.;;;| _∠ﾆﾆヽ |i￣:i| ||
: : :〈二二二〉 : ＿ : : : : : : :＿＿」.../ ー-'' ヽ､__ ヽ |＼＿＿＿／.;;;;| |＿￣￣””¨¨¨““丁 ||
￣| : _:_:_: : : :.／￣￣￣￣￣＼..../ ( ) （ ） ‘， .|::__≦二二￣＿＿￣ ''' …ァj──
二￣ ￣.....| くっ…650！ |.::{ |i|T(＿人＿) u } 「」...￣¨¨|:|ｰ|:|…ー--=ﾆT─ｒ㌻|;;;;;;;;
..,,￣_¨~¨￣__.＼＿＿＿＿＿／ ! u |--| /／￣￣￣￣＼ . ﾆ=‐┐: : :..::|i:|￣_,||ﾘ.:.:.:.:
￣‐=ﾆ王=-=:Ｔ¨//'´￣ ｰ |::|...： 丶 |＿j ＿,ノ . | 680！ | ”¨““|:|_: : : : |i:|丁=||- ＿
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ｨ才ﾆ=-=≦ ￣... ゝ ー‐ ＼ ： ＼＿＿＿＿／ . ┴=≧=‐ :|.:|:|┼=ﾆ二
;:;:;:;:;:;:_ ﾆ=-{i:≧s｡Τ‐=ﾆ=‐ __.： / ヽ ._ ‐ ¨ ゝ‐‐‐‐'丿 ィi㌻;:;:;:;|i:|.:|:|.:||.: .: .: .:
=ﾆニﾆ=-;;;;{i:iトミi:i:≧=‐ _¨丁-=../ ‘，, .｀¨¨´<> ィ(㌻;:;:;:;:;:;:|i:|└ｨ.: .: .: .: .:
”;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{i:i{ : : ｀`'' ＜ｉ:圦 ［.....| i __. ＼__人__人__人__人__人__人／..: .: .: .: .:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/, : : : : : : : :〔:∧ {i： | | | │ ≧=-≫ ≪.:.:.:.: .: .: .:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/, : : : : : : : 〔i:∧{i{ :| | | | ：.;;;.....≪ ええい、700だ！ ≫.: .:.: .: .:
ヽノ ヽノ! ≫ ≪
| ｌ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
： | |ー --- ―ｉ |
ヽノ レ' ：
.
ヾ> _,､､､､ヽ､,,＿
＿＿＿＿＿ ヾ_>. _,､- '" //ﾌ'､'､-､-,_ヽ
/＿＿＿ ./. _,､´, 'i＼ l ll´（ ヽ'､ヽ／ ｀'-､_r--､,
/ / _､', ∠ | ＞'ヽヽヽ,_l l).））てA_ |＼_っ
. / ＼ _､', '´| ￣,､',､'´~^' ､_ミ_| |_ノ∧／ '､／（￣ヽ
/ /＼/^ _､'_､＿_｣ ,､',､' | l .ヽ, （( ヽ '､￣
,/ /.... // .| ,､',､' _､--─-+ '-'''''''--､｀' ）- '､
/ / //─ ,､',､' ,､ ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;λ;;､;;;;;;;;;;;＼' ､, ./
,^--' ＿ ヾ>ﾞ＼ ,､',､' ,､'／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ;;| ヽヽ､;;;;;;､;;;＼'X
/ / ヾ_>.ﾞ＼ ,､ ';;/ / ﾉ ヽ.ヽヽ, ヽ ヽ＼
. / /. ＼,';;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;/ ヽ;;l ヽ;;ヽ ;;;ヽ ヽ
/ ＼. //;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノノ;/ ｀i.|＿ヽ;;;ヽ ;;;;l､
. / /＼ ＼.... //;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;／ /ノ｀' -'ﾉ￣｀'､;;;l､;;;;l｀i
.... / / ´＼/^. /ﾉ;;､⌒l / ,､'´ ,､''⌒'､ /⌒'､ l;;;l l .l |
/ / /;;;;'''（ l｀'| / / /;;;o;;;;;｢' {l;o;;;;｢’.l;;;;| |/ '
. ^--' ＿ﾞ;;''' ヽ､ l,lV '､';;;;''ﾉ |';;;;'ﾉ l;;;;;レi.
＿＿＿ / /..... ,ヽ, l ｀''''´ ､, ｀''´ .|;;;;;l ＼__人__人__人__人／
.. /＿＿＿/ ,/ /... ,;;;;;;;;｀''li ﾉ ﾉ;;l'';;l ≫ ≪
. ／; / /.. ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ＿＿_,, /;;;;;l ';;l ≪ 1000！！ ≫
＿＿＿/ /. ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ＼ ＼ ／ ／;;;;;;λ ;l ≫ ≪
. /＿＿＿＿/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r-､|_,,,,, ＼, ｀´ _,､ '´;;;;;;;;;;;l l ';;l ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
. ／;;;;;;;''' ,;;;;;;;;;;;;;;;;;_､─' ､_ ､- '"~ ｀i -t､ -'´' ､;;;;;;;;;;;;;;;;| | ;;;l
...ﾞ''''';;;;'' ,;;;;;;;;;;;;;,､-' '''''':::::::＼i, ';;;;;;<^─'､_ /￣/ヽ,;;;;;;;; ;l l ;;l
' ,;;;;;;;'' ,;;;;;;;; ､- ´ '':::::::::ヽ,､_';;;;＼ ;;;;＼';;/;;//;;;;;;;;;ﾉ l ;;l
_;//;'' ,;;;;;;;;;;/~ ''::::::::.＼＼~'─-->t-､λk'~~~'''--+-､
..../;' ,;;;;;;;;;;;/ ':::::::::::.＼＼ ＼ヾ,_ゝ）ヽ ､;;''::::::::::::＼
/;;' ,,;;;､;;;;;/ ::::::::::::::::|､ ヽ ｀フ ､<ミ'､,＼:::::::::::::::＼
ﾞ' ,;;;//;;;;;;|;;.. .::::::::::::::::| ） ｀'-､_ノノ^ﾊヾ＼＼＼:::::::::::::::＼
ﾞ;;''//;;;;;;;;;l:';;;::::.... .....::::::::::::::::::::/ / / /＼|| | X＾､ | ＼:::::::::::::::＼
_;//;;;;;;;;;;;;l:::::;;;::::::::...............:::::::::::::::::::::::::;;;/ / l (＿/ﾉﾉX,'l l ''' ＼:::::::::;;;;;）
//;;;;;;;;;;;;;;;;l:::::::;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;/ / ｀'-- ,' < l l) ヽ:,,;;;;;;;;/
.ﾞ;;;;;;;;/l;;;;;;;;ヽ::::::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;／ノﾉ // ＼,|.l l;;;;;;;;;;/
.
＿ ＿ ＿
. ＿| |＿ ＿ ＿ ＿| |＿_ ＿ ＼＼ ＿ , そ＿＿
. |＿ ＿|_ ＿| |_| |_ |＿ ＿_|□ | |＿ ￣ ＿| |＿ ＿_＿ ＿＿.... ′ て＿＿
.|＿__ ＿| |＿ _ _＼ _| |＿ |＿_ ＼ |＿ ＿| |＿__ ＼ |＿__ ＼. イ￣
| | |＿| | |.|__|/ / /。 ＿ ＼ ＿_） ） /。 o ＼ ＿） ） ＿） ）. （
＼＼ |__| ￣ ＼_/ |＿| |＿＿／ ＼＿／ / |＿_／ |＿_／ _入
￣ /ﾚ'从 イ ＼
/ i i| ＼て＼
＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／ i ＼
≫ ≪
≪ うええええ、そんな価値ないですよおお！！！ ≫
≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
／ .‐''~＿ ＿~''‐ ＼
／ /´ ,i!i!i!i!i!i!i､ ヽ /´ ,.i!i!i!i!i!i!i､. ヽ ＼
／ ,' ,;i!i!i!i!i!i!i!i!', ', |!!il!|!l!!l!l!l| ,' i!i!i!i!i!i!i!i!i!', ', ＼
／ { {i!i!i!i!i!i!i!i!i!} } |!!il!!ll!!!il!l| { {i!i!i!i!i!i!i!i!i!} ｝ ＼
／ '、 ヽi!i!i!i!i!i／ / .|!l!!il!!l!!il!l| '、 ヽi!i!i!i!i!i!／ / ＼
／ ￣ , ＼
／ < ＼
／ ＼
| ヽ ,_＿_＿_＿＿＿＿＿__、 / |
| ヽ .|!!il|!|!l!l!il|!|!!!i!l|!|!lll!!il|!|!l| / |
|. . .|!!il|!|!ll!!lil|!|!l!l!il|!|!ll!!il|!|!l| |
| .|!!il|!|!ll!!lil|!|l!l!!lil|!|!l!!il|!|!l| |
＼ .|!!il|!l|!l!!il|!|l!l!l!il|!|!l!!lil|!|!l| ／
.＼ |工工工工工工工工工| ／
.
__ , ／
/l ,ｲ,ｲ , γ , ':./ヽミ }｀ヾ⌒)ぅ､
// ﾚ'ﾚ'. ∠ｌ ＞{il {:./ } }r ^7ﾊ }z=‐xう
. / ﾆﾆフ ∠ｌ／ ｀八{=彡' ﾄ ix-‐-x フ!＞
// .__. / ∨ . -‐｀ー‐-ミ{ (⌒) }' /Z
. /´. /´ ＞ ,.イ. 〈｢ / ／:.:.:.:.:.:/:.:.:.､:.:.:.:.:｀ヽイ__彡ﾊ
´￣ ／_/. ∨ , ':/:.:.:.:/:./l:.:.i:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.∨ ∨
. ／／. ∨:/:.:.:.:/|:/ ,:.:ﾄ､:__:∨:.:.:.:.:V ／
. ／／ ﾚl:.:.:.i/´|:｢｀ ヽ{´＼:.｀:.:.i:.:.:.}´l
|/,ｲ,ｲ ,ｲ. /l:.:.:.'孑斥 孑斥､:.:l:;i:.ﾊ.:, これは異なことを。
ﾚﾚ //. /八i:.:ﾄ乂ﾂ 乂ﾂ }ｲ:ﾚ:.l:.:.:､
/' //:.:.:|｀lﾍ"" "" /ｲ:l:.:.:l:.:.:.:.､ 価値とは、私達が創り出すもの。
. ,ｨ. //|:.:.:.|:::|:::ゝ ｰ一 ｲ:::l:::|:.:.:l:.:.:.:.:.､
／ } // .|:_:⊥｣匕ﾕ＞‐-‐＜|〈ヽL⊥::_l:.:.:.:.:.:.:､ 私が金貨1,000枚の価値があると認めたのです。
. / ／ /:, ／ /＼人___rｲ >fl´ ｀ヽ:.:.､ :.､
. /／ ,'／ // ｣ /i/〉らイ || ＼:.､ヾ､
. ´ Y ｉ/∧彳>='_'_rく ｣| / ＼ ヾ､
. , ｲ l γｲ(_,У〃 ﾄ､ ｨく⌒ヾ/ / ∧ ﾞ､
. ﾚ' Ⅳ ,:' ｀ｰ<//=く|:ﾄｰ=ｲ ∨ /:.:.:＼ ､
. |:.:〉z 八 _,-'く >|:|. } __ ,/:.:.:.:.､:.:＼
. |/ ｀ ゝ 〈〈r‐ ⌒ く|:| ｲｰt ´ ∨:.:.:.:ﾊ ､:.:.､
/ ト ,ﾊl/´ ＼_､彡Y::|:::::ヽ ∨:.:.:.:.l ∨:.:.､
. / || l:/ ｀{ r ､ ｀ヾl｀=‐-tr┴─ ∨:.:.:.| ∨:.:.:､
/ / ０ ￣｀ゝ､__ l|Y⌒ヾli ｀ヾ､ ∨:.:.l. ∨:.:.:.､
. ,ｨ′ / l｣ ||::::::｀||{:.:.:.:.:}|| 〉:.:,' ∨:.:ﾄ:､
/ l , ′ とXつ ｌｌ:::::::::|ﾄ､:.:〃|| ｲ:.:./ ｌ:.:.:l ﾞ､
／ , ' /∧ ∧V:::::|| __ ｌV ／l:.:.:./ l:.:,′ 丶
.. ／ , ' //:.∧ ∧V::ﾊ ||｀ヾ､:V.／ |:.:/ j/
／ｉ{ トﾐヽ、＿ // ￣∧ ∧V:ﾊｲl:.:.:.:.}／ j/
_ミY_,/:ｌi ｉ:l ﾄ､ヾー‐一' ｀丶､∧＿＿＼::ヽヽ:.l´
...ﾞ' >'= ﾍヾ:､ l ゞ⌒ヽ / ∧:::::￣/〉ｲz=ミ､__
.. {:l V⌒ヾ ミｰ==== l ゞ⌒ヽ / / .∨::://:fjﾊミヾ辷{
.
. ｊ ∧ ..|
l :: ! （__;） |
i ＿＿,ノ ゝ _,,ｭ=-ｰ' l
!(｛:::::｝)、 （ {:::::::} ) ,'
; ,' ,' ……これありなん？
ﾚ´ / ヽ /|
{ l ﾉ / | あんなんに金貨1,000枚とか、すげぇ罪悪感あるんだけど？
. ｀┬'＾ー―一ｆ / !､_
. ﾄ―――‐' ／ !ノヽ、
:; :￣ .,／ ／:::::::::i
:〉､_＿___ , - '" ／:::::::::::::::!
／;;;;;;j :::::: :: : ,／::::::::::::::::::::::!
,-'"─ - ､
r ´ヽ: : : : : ｨ￣: :ヽ
ｰ': : : : : : : : : : : : : : : : ゝ、
ｰ=": : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ｌ
ｨ=≡: : : : : : : /ﾞﾞ"ｉ: : : : : : : : : :ﾄ､
/: : : : /: : ﾉ ｌ: : ｌ: : : : : : l､ ありあり、祝いの席の余興みたいなものだよ。
/|/ｌ ｨ/ /ｨヽ､ ｨ十fヽ､: : ,ｌ/
/ｷ}l_（ '忙ｌ）-（f仡 ）_{ｶﾚヽ 俺はチョーク自体を評価しているが、
人_ｨｌ ゝ- ' ｌ - ' ｉﾁ/ ─ ､
／ '｀! ｌ ! ｌｨヽ_ ＼ 仮にたとえ馬糞でも、明日の領主様との縁と成れば……ね。
ｨ´ ｉ´ ヽ ､─ｧ ノ ）/､!｀ ＼
/ ｌ ゝ＼ ／ ι-─ ､ , ＼
| ／ヽｨ '´ ゝ' ,' ヽ
＼ ,' ゝ / 冫 / ＼
- 、ヽ / ﾉ / ヽ
ヽ ＼ /｀ ─ 〟＿ ,-─" //／ l
.
／＿!＞ '´ ｀｀=l l'´lヽrrくl,､-ヽ
〃 ! ／ ,. -―く'⌒'ｰヾｸ７l
ヽ､7/ ,.ィ´ !,ﾍヽ､ ヾX
＼／/ ,ｲ ! ｀i､!ヽヽ ヽヽ
/ l _,.ィｦ,く l!ﾘ-ヽヽ ﾄ、
/ r=| i r' ,.ｨ=ヾ ｸ=ヽﾘ| ﾘ !
,.' !( ﾚﾘ ヾﾟ;;ﾘ lﾟ;;ﾘ, | l l!' あらあら、たとえ馬糞でも、
／ ヽ-! ｀ ,.｀ !l l
／ | 、 ､-‐,- ノl | l 買値以上の儲けをあげてみせるのが私達でしょうに。
／ r└_､＞,､ `_'__ィ´ l ﾊ l
／ / , '´￣｀ヽ '"く'┴､r‐'ﾍ ! l l !
／／/ , ‐'´ ヽ､-ヽ_ヾくｨ_,ﾉノ､Lﾘ_
/／／ / / ヽヽ '-ｰ_)-ヽ､ ｀ヽ
/／/ 〃 .! /l｀ｰ-ノ/ﾄ,ヽ､ヽ､ ヽ
/ / 〃 /! // ir'ヽ!ﾘｨllヽ! ヽ ヽ
｀''ー‐ | ｉ | / |i | ＼丶.
. │| |￤ |:| |i | 丶 --| ）
. ￤| | |:| jノ,,≦ Ｎ | __,ﾉ
≡＝‐ │ムイｊﾉ ヽ. ィ芹芥ミｘ|￤ ） 有無を言わせてくれない資金力の差ぁ！！
', /ｲ 芹芥 r勿:::}│ =ﾆ│
＝‐ │| l 爪 ﾄ灯} . 乂::::ﾂ// | ,） 錬金術師めぇえええ！！！！
. 人込、 _乂:ｿ ｀￣´/ｲ ⌒ヽ
ﾉ仏乂__ ′ ⌒ﾌ , /ﾉ-､
≡＝― __,彡 ノ∧ ___ / / ∨ ⌒ヽ, -､/^ヽ｢｀
. |i │|| ゝ У::｀ヽ ′ ／/|
_,,､-. |i │ﾘ 丶＿ﾉ│ / |∧|
-''"_,,､-''" 人 .| ヽ ..,､f|{ / . ﾘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
-''". ヽ| ／.:::}′} _,,∠. ┃ 金貨袋（鈍器）は強いからねえ。
/:｢/:::::::::::::::::::::｡s≦. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
| u. （●） （＜） | ＿ いやしかし、額も額ですし……
＼ ´ ／ / )
〈 ￣ ‐- 、 ` ｰ───-´ 〉
｀ｰ,‐ -、_ ヽ ト-───-- ､ r´
て 〉 '-'
彡ｲ
,,
／
＿＿＿＿＿_/＿＿＿＿_
| ／＼／＼∥／＼／＼ |
|＝＝＝＝‐∥＝＝＝＝-| 、. ,
l^~^~"ヽ_| ,r‐ー- ､ . _ | _ . ,rt-ー‐-|、 . 。
'l ／/ ､. ～
l___／ l , ,､ ヽ ヽ
ｒ::::::::ヽ l l｀l /（ , ,', ）l lヽ ﾍ l
/::::::::::::::l lﾉ l/ l,´/ 'l, l lﾉ ヽ| l } | 遠慮しなくてもいいんですよー。
l::::::::::::::::l | l ○ 'l,| ○ l ,l / |
l::::::::::::::/ | ///// /////l// | 思いがけず蘇った債権の再投資兼ご縁ごえんでうふふふふ～。
l:::::::::::/ | ヽ l/:: |
l::::::::/l~ヽ ＿ ＼ ▽ ,,r'';:::: |. 、 ヽ
l:::::/ ヽ ｀/X/‐-ヽ｀゛‐-､.,,_,,.r'､':::::::::: |. ） ｌ }
. （ し' ｀/X/ / ● ﾍ―――― x､ ′ 丿
.（ ﾞ''ｰ-- .O"-､＿ _/ ,＆. ＼ |X|￣ ｀ﾉ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ﾞ''ｰ-- ｀"゛ヽ ii l＿＿＿|X|ー'´. ┃ ……割と、酔っ払いである。
｀､ ヽ､;::: ￣゛O. ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
/ 。 / ヽ:::|ヽ､レゝ
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 金貨1,000枚、金貨1,000枚、いないか？ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣＼
| いないな？ |
＼＿＿＿＿＿／. ＼__人__人__人__人__／
≫ ≪
..... /して ）⌒! ilゝて ≪ よっしゃ決定っ ≫
/ （ ﾉ )/ コ. | ≫ ≪
..... (( ＼Wl レ/l /. | ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
ヽ il´￣ ヽ,,/ !V | |
il l' li .|. （ ） |
. ＿」 l＿___ )し'＼ i|l .| {⌒---' ｰ'ヽ ／｀`ーｭ | .|i |l .l|
. ｀`ｌ - ､,,￣ {. l|l{!＿＿|. ＾＾￣才⌒´ { / |＿|l{ {!i＿＿|l{＿
. ｌ li ＼ （. | |. 入／ || {,,_ y |
il l ⌒´.... | |. ゝ ﾉ { ) ￣ﾍて |
ﾉ 丶 | | ＼ ,, ‐"......|
. ゝ ゝ ￣￣￣| ,, ‐",, "... !|i|￣￣￣￣￣￣￣
ヽ / ＼||l ,, ‐" ,, ‐" !i|i|! 〆=‐'''＾l
. ー'. , -.､ ｀i|l{i|: ､ヘ ,,ｨ ,, ‐" ,, ‐". |:i|ii|!:i| !: : :__ﾉ: :}
/ : : !',‘，i|!:i||l! ､／ `" "´ ,, ‐" ii!:||l{ii!:| .とノ☆¨{ ,.-､
入‐､ﾉ6| 〈 |i|!:i||l!i|i ) ／ |:ii!:|l{!|:|l{ ( {.r彳/._{ .〉
⌒ﾍゝ.ﾉ／ ｉ| |:ii!:||l{!. つ ＿/｀ |!:i||l!i|i|!:i|| 〉 .〕‐'- { /
ｫｲ 〉 |.f⌒.｡i|!:i||l! ||l{! ´￣ , |l!i|i|!i|i|!:|li| .{ ./: : /¨＾ ソ
}ノ 〕 { }.n ,, |:ii!:|l{! ／/ . !:i||l!i|i|ｉ|.|:ii!:||l{!|l 二彡= _ノ." ,)
ゞ : : ﾍ',',|.|.// ｉ| |:ii!:|ii _.): :l |i|!i|i|!:|.r､ ), |:ii!:||l.ﾉ:::::彳::: （＿ﾉ ,
{: : : :∧ .lxっ |:iii|ii!:ii .＿ /__ /|.i||l!i|i|!:i.| !⌒_:'､|!i|／ r-､;＞}: :ミ_ノ.!
ﾍ: : : : :ゝ=__.ｲ |:ii!:||:ii!:| _ﾉ: : } ｀}_＿〉|:ii!:||l!: }6',f() .ﾍ¨^=-i ' ｝: : : : :/
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_,」斗ゝ___ノ_( []__[]`ヽ: ||:| 〈~~￣￣} ||_|_|:|:| | |乂ソ| ￣＿二ﾆ||) (zzzzzzｭ＿‐┴ ﾆﾌーﾑｰ-/_ﾐ彡__/＿ {::::::
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: : : : : :Vi:ゝ￣| //::| ／ ﾟ ＼ うﾞぁあﾞ～～、頭痛いお～～。 |_トミ_‐_‐_‐_‐_‐_‐
: : : : : : :＼i:i:＼ // |:| ／ ; ゜ ° ＼ `'＜ _‐_‐_‐
l U ; l⌒ '"⌒ ヽ、
| u. ; |ｰ ＼
! u. _ノ′ヽ､__ ∪ ,; ＼ ,rｰ､
ゝ｡(（-‐） （ｰ-）)::｡ i'′⌒￣￣`￣￣￣ヾ｀ヽ ヽ
（ ヽ'"（__人___）"'__ ,ノ ヽ､_＿＿＿"_＿＿,､___ｿﾉ__ﾉ
. ´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'
.
_ -‐― ―--､
, ' ´ 'ー- ､
／ l , ヽ
/ ! l,､,! ﾄ 、
l !、 !, i 厂l / ,'￣
,' l AAﾄトl､. N .A !
./1 i N､孑云.ヽ! /ｒｧ! l ﾄ,l
ﾚ l./l ﾘ `ゞｼ'ィ ヽ'ｲl' ﾘ
l l'´ﾐﾘ､ l ´ ヽ' 飲みすぎだよ。
l , ヾ.､ｺヽ.! ｲ
' ﾚ'l `ﾍ. ` -―‐ / クレイ君たちが戻ったら市場に行きたいが、
ﾚ､ l＞ ￣ .,'
.! ｨ ,ゝ ｀ 、i i i i j' やるお さんは休んでいたほうがよさそうだね。
ﾚ' ∨ヾ､ -‐｀￣ 7、
／´.',λ! ／´/ ﾉ_: :＼
／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
￣_二ヽ ﾚ'´ -‐'ﾌ--―- ､ /:.:.:.｀‐-. 、
,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ : : : ＿: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:`‐- 、
-‐':´ : /: :＿ ├ζ二-‐/-‐ ´ : : : ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,. :'´:.:.:.:.:.:.:.:/' ´: : : :,' ./ ./: : : : ＿ : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ : : ＿: :l ,' /-‐': :´ : : ｀V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ ホストとしてお酌と挨拶回りしていたときに返杯で潰されたみたいです。
| （●） （●） |
ｶﾘｶﾘ ＼ ' ／ 酒の席でも試されたのかな。
／ ￣ ＼
彡三三ミY彡三三ミ＼--、 |
＼ ＼＼ ＼Ｅ | ﾉ
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─' `─ ＼
／ （ ﾟ ） （ ﾟ ）. ＼
. | ＼ （__人__） ／ | あーうー。
＼ | | | | ,／
／ `ー' ＼
_,,..-――-..,,_
／ ｀ヽ
/ ',
,'. ―― ',
l ／ l 市場調査は俺とロレンスさんでやっておくから、
', 三三 |
|. 三 -.、 | 今日はゆっくり休んでおけよ。
l / l |
'.,.ヽ.__入＿ ノ .| .| １つ終了オマケ付。あとは辺境伯様と教会と団員募集。
ヽ ､｀´ , .| ..|_
,-、 __ .', ￣ ／l .',＼
.',. ', l l l .／ | .', ヽ、
〈.ヽ ', .', | | _｀''―‐''´ .l .l ',_
', ', .', ', | | ,,-''／ ',＼ | ...',｀ﾞ''-..,,_
,-、 ', ', j .｀´ | ／ ／ /', l | ', .｀ﾞ''-,,_
ヽ ＼ ', ｀´ ..| ,' .￣￣＼/ ',.ヽ / ,.ｲ ', .｀ヽ
.＼.｀´ ヽl__,.--.、 |、ヽ __ ,,..-''´ |'"´￣￣
ヽ ,,..-''" .| ｀''-- .-‐''´|. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
'., __ ／ | | ┃ お土産も探さないといけないしね。
.ヽ- -''" | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
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￣￣ くノ. ┌‐┘ | [][]「l .|.:.:.:.::.:.:.:Ｙ＾＼..＿＿＿＿＿＿_.:.:.:.::.:.:.:|
￣￣ くノ |.:.:.:.:.:.:.:.|l￣￣￣￣￣￣￣￣l|.:.:.:.:: .:.:|
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.... r- 、/ ／ 〉
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 たっだいまー。
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ やるお の旦那、様子はどうだい？
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :...
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
_―=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
../////////////| ,/ [Oii] | H ヽ { //////////////////
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／ ⌒｀''"⌒｀ヽ、
／,, ／￣￣￣￣＼
/,／/:: ＼
;/⌒'":::.. |⌒ヽ 酒が抜けねぇぉ……
/ /､:::::... /ヽ_ ＼
_＿（ ⌒ー-ｨ⌒ヽ、 /⌒`ー'⌒ ）
━━━`ー──ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー─ "
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ こんなこったろうと思って俺達は軽くつまんできたから、
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 旦那は任せてみんなで出かけていいぜ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
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.
,4彡ｲ 人 ｀} }ﾐ、:}. ／￣￣￣＼
}彡´,' ｀} .｝ミ:.{. | (*´∀｀) |
ﾉ彡〈 ﾐxz、_.:j {__＿.,＞-寸:人 | /
}:.Ｙ´{ ＜0＞ヽ '´:＜0＞ }ミ、{ ￣|／￣￣
{: { { : : １ ヽ }'´.Ｙ{
}八 .lヽ: : . : :| /! ,}:' うっしゃあ！
. ﾙ: : :} : : . :ｒ {_.,, } l ,イ.:{
从彡∧: : :. 、_＿＿＿, }:':}:.八_丿 久々の街歩きだぜ。
}: : : :}.',: : ｀寸_＿／ ,ﾙ': {:ﾙ'
ﾘ{ :ﾙ} ', : : ｰ== , :':l: }: :ﾘ
}ｻ}>.、,: : , :': |ル'
}>.、 >.、 _＿＿,.< _....ノ l
_| ｀ヽヽ {Ｙ´Ｙ| l |Y´Ｙ |
_. z≧ | >.、 人 | l | . 人.|._ r.、__
. _. z≧´ Ｙ ｀Ｙ 人 ヽ .| l |ノ ./ } } } } -r.、_
.....Ｙ ｀Ｙ .} } } }...＞＜ニニニ :＞＜ | l |＞.:'ニ＞＜.. } } } } ＹＹ .r.、
...} } } } }＞＜ﾆニニニニニニニニニＹ´｀Ｙニニニニ.＞＜ } } } } |ﾆ',
／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ 護衛の役目を忘れないで欲しいねえ。
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ
ヽ ､〈 ｊハ{::::!
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : :
.
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 辺境伯名代様、明日７日昼過ぎに館に来るようにとのこと。
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 公の謁見、叙任式は週明け９日予定。
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 修道院訪問は10日で約束してきたよ。
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒）
| （__人__） おう、先触れと調整ありがとな。
| ｀ ⌒´ﾉ
,| } なんか体調以外は割と順調にイベント進行だな。
／ ヽ }
く く ヽ ノ
＼ `' く
ヽ、 |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ２日領都着、３日織部支部長面談、４日休養、５日宴会、６日今日、７日辺境伯面談……順調ですね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
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┌───┐
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.
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
| || ヽ. |｜| | |ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ／|｀｀ ~"''～ ｣ ≦ |
| || | ヽ l｜| | |ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ:／.//|"''' ‐- ．..,,_|≦ |
￣￣|￣￣￣￣||ヽ. |｜| | |ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ ／.:/:/:/:| ／ ￣ ＼ :l |
| || ヽ. |｜| | |〈ミミミミミミミミミミミミミミミミミ ／./:/:/:/:/:| | |:| |
| || | 丶 |｜| | |∧ミミ , -‐…‐- .ミミミミ ／//////////| | |:| |
￣|￣￣￣￣￣||''＜| ﾉ!....| | |;';';';i´ `ヽ、／ ////////////| | |:| |
| || |r＝||=ｧ､ .| |;';';';|,ｨｉ{ |`芍////////////// | | |:| |
| || /::: :: ||::::::::ヽ | |;';';';|門|... ／ ｀丶 ...|門|///////////////| | |:| |
￣￣|￣￣￣￣|ト ﾑr＝≠＝マ}} | |;';';';|門| ,.:::::: ヽ.|門|///////////////| | |:| |
| || ﾏ{､＿＿＿.ｨ}ｧ ....| |;';';';|...._/:::::: Vニ＝‐､../////
| || ヽニ || ニソ .| |;,.- ''"/:::::::: _ V ）.), 昼過ぎから面会予定の商人たち？
￣￣|￣￣￣￣|| ~"}i i>―<i i{ ,' ( .l::::::::::r､.!.|. ,-, V.／／ ',.
| || /7￣￣￣ハ . l ＞.ｉ !:::ﾏ', V!l l. ///〉 .l .i'" !__ じゃ、組合章見せて……はい、確認。
| , ィ ノ7//:::}}＝＝{{::: ＼. __|.０ l.|:::::.V',.V!.l////＿_l_.l ／二ニ=-＿
＿＿| ／::::::ミメ:::::＞//＞＜. ＿-ﾆﾆ二＞-,.-‐ ''''￣ ,' ⌒ヽ￣ , ､ ヽニニニニニニニ=-._ .──┼────┼―ｰ''''
. /::/:::::::::::::}}}≧]::::::::] /ﾆﾆニニニニ〈 Ｏ ト､__乂__ノ __ノl ゝ' ,.ｲ二二ニニニニニﾆﾆヽ ..| |
＿../::/::::::::::::彡ｲ /:::::iiii.]. /ﾆニニニニニニ＼ ヽ、 ￣￣＿.ノ .／二ニニニニニニニニニ{ .| |
. /::/ミ＝イ::::::／::::::::iii:]]..,ニニニニニニニニ',＞ _￣￣ ,. イニニニニニニニニニニニﾆ!──┘...,_ |
.└┴7＞､:::／{{:::::::::ｲiiiソ.lﾆニニニニニニニニVﾆﾆニニニニニヽ二二二ニニニニニニニニl..,.,.,.,.,.,.,.,.,., ｀"'ｰ |__,,.. ．-
. / // ﾊ:::::://へ{..lﾆﾆニニニニニニニニVﾆニニニニニ二. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. { /7 / ￣} lﾆニニニニ|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|二二. ┃ ローエン商業組合の指輪型の印章のこと。
＿_ | .// / .:|. lﾆニ二二二| |二二. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
lﾆﾆニニ二二| ,.!-､_ﾏニニニニニニニニニニニニﾆl
lﾆﾆ二二二二| ／ _,!_', ヽ二ニニニニニニニニニニﾆﾆl
. ｌﾆニニニニニ| ゝィ" ! }!. ﾏ-､ニニニニニニニニニニﾆ|
lﾆニニ二二二| ゝ-一'i jl li￣ヾ＜二ニニニニニニニﾆ|
.
＿＿＿
／ ｀ ､
, ' ＼
/ ヽ、 _,.． -- ﾞ .
/ ＿｀__ ＿＿ ,
′ ￣￣ ￣￣ ， ……あたらめて緊張してきたお。
{ "' ､､ ∪ }
. ､ ゝ-‐ ｰ- ' /
＿> ､ ／
∨/r v'´ ヽ _ 「/7,＜
／V,l / ＼ V 」/////〉
. ,.ｲ //Y〈_ ヽ.〉 く//////__
/.:.|///ゝ､ ｀ヽ.／ f⌒o 7¨´／//}
>､:ヽ／ ` ｀Y ! _! [`__'7´////,j
. __ / 〉′j .ｲ /} } / _/ ∨//////,|
｀ヽ
ヽ
u. V
V
,,＿ ／￣
￣二''＝=≧､_ /‐-、V
/ /:c;:;ii',V Vc∧ V |
∧ V;:;:;:i' V;:;:i' V びびってねぇしぃ！
ヾ､,,_,,’`゛ ヾ'' 、
/ j! ｝ 行くぞおらぁ！
i! / i、 / i
`ー- ‥ -‐ ´ `ー,´ .l
u. `ー--- ― -‐ '´ i
l
i
i
l
l
.
_＿＿＿ _
´ ヽ
. ／ ＼＿＿＿＿ __
.／ ／ "''‐-- ､__ヽ ｀丶
. / "￣´ V ｉ/ ｌ
; （ ＝ ） （ ＝ ） ∨ 丿
l ､ / /
.‘ ， u / / カチコミじゃないんだけどなあ。
._＿≧､ __ ｀￣´ _ イ{ /
. へ ｉ∧ ＞ ｙ ＜ / ,' /
. / , ! ＼ ./ﾄﾞ‐イ∨./ ｉ: /
/ У ＼ ∨ .〉-〈 ／ __| /
.. ,.' / / ＼ ／ 「: /
/ / / ／＿＿ 」 ／
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′
八 从 :i .i 八 そうはいっても辺境伯様のお館だもの、
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ さすがに気合入れないとね。
＼ -‐‐ ー- .ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ. ┃ KIAI入れないと身体が動かないことってありますよね。
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３２回 領都への旅
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1036年02月23日～03月07日
■今回新規・変更点
事業別収支：春期２月分
人件費等基礎支出
－資金 銀貨67枚
－食糧 28か月分/人
－飼料 14単位
総務部門 －製品 銀貨6枚相当 紙の溶ける職場
輸送部門 －製品 銀貨48枚相当 クレイ組１回交易、オーフェンへ１回卸売り
＋資金 銀貨84枚†
食糧生産系（農耕・牧畜・狩猟）
＋飼料 33単位
＋食糧 9か月分/人†（菜園2、養鶏4、狩猟3）
＋製品 銀貨6枚相当（羽毛4、革他2）
工芸部門 －資材 銀貨25枚相当
＋製品 銀貨128枚相当
特別収支 －資金 銀貨59枚（旅費・滞在費24、ローエン商業組合謝礼宴会35）
－資金 金貨3,000枚 辺境伯へ献金
＋資金 金貨1,000枚† チョーク製法の売却、正規オークションではないため手数料なし
特記事項：
メモ ： 表示圧縮試行
メモ ： 1036年中は、施肥は１回目のみ。追肥は行わない（行えない）
メモ ： シタノ村の借り出し動員、3月より１日6人＋ワカメ
【統合】ロレンス村のクエストをクランのクエストに統合
【移動】騎士叙爵フロー、予定から実績クエストへ
【抹消】商談「黒板・チョーク」
◆実績クエスト：
【△進行】 献金→ヘンピナ街道全通→ゾォルケン家後見→90人自給自足体制→騎士叙爵
【○進行】 オクノ村→ランカークス村間
【△待機】 ランカークス村→アントレ村間 , '"´￣￣ ｀ﾞ ヽ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺 ／／ _〈_ ｀ヽ ヽ . | 物流こそが戦略の要！ |
//,/ ／ ｀＼ .:､ ﾍ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
◆クランのクエスト： ({ﾊ{ /― ―ヽ ) } .....￣|/￣￣.
【○進行】 1036年度新規開墾・道付け等 ﾉ人ｌ● ● ﾚj/､) .ｉ
【×待機】 沼の湖岸整備 { |l⊃ ､_,､_, ⊂⊃}ﾉ人./
【×待機】 工房地の拡張・水車増設 /⌒ヽハﾍ ゝ._） 从//⌒i
【×待機】 温泉利用（風呂、加工・工業的利用）.＼ /. ＼ ＞,､ __, ｲノﾉ/ﾍ__/!ヽ
【△待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ||l从 ＼;;;ﾍ/;;;;;／./ 人l||/ゝ}
【×待機】 宿施設の増改築 ( ⌒ ) ﾉ: : ヾ《》/: : :ゝ ( ⌒ ) ソ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■第３２回末時点(1036年03月07日)でのリザルト
◇クラン・サムライ騎士団（予定）・マスターズ
地位 ： ロレンス村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》 《礼法》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス
敵対 ：
◇資産
個人 ： やるお（銀1,246.5） やらないお（銀1,274） できるお（銀1,273）
資金 ： 金貨3,000 銀貨10,229 割銀貨1,096 銅貨7,023 小銅貨2,265
食糧 ： 1,084か月分/人＋飼料38単位（飼料不足→食糧消費）
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）、クズ石
資材 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨6,283枚相当）＋藁・木・土・砂・石等（銀貨1,885枚相当）
製品 ： 銀貨212枚相当（卸値は村内引渡し1.5倍。領都輸送2倍）
教会税 ： 銀貨12,084枚＋食糧885か月分/人（確定時に計上、適当なタイミングで10％納付）
◇クラン人員・産業構成（男15/女13/不明0/牛馬3）
※食糧・飼料消費 ： 未就労未成人0(データ上)/牛2/馬10/軍馬15/鶏0(残飯)/豚0(残飯+森)/羊0(要草地)
※月当たり人件費＋材料費等 →生産高（主要産品）
固定資産： [-]+[*材6/修繕3・6・9・12月] →[priceless] *上水道1・下水道1・道2・水車2
遊軍 ： [銀37+食6+飼4]+[-] →[-]
┗やるお[10] やらないお[10] できるお[10] ヨコシマ[3] ダイ[3] フリッツ[1] 牛×２頭
総務 ： [銀6+食4]+[品6] →[-]
┗アルトリア[3] アレイン[1] コア[1] レン[1]
輸送 ： [銀6+食2+飼10]+[*品] →[*金] *交易１回・製品24→資金48目安
┗クレイ[3] トラップ[3] 馬×１頭
農耕
┗ユーミル[3]
・菜園 --町歩： [銀3+食1]+[-] →[*食1～3/1～9月] 放牧地と入替 *野菜（採集含）
・果樹園 .9町歩： [-]+[*品9/施肥2・5月] →[*食?/5・6・7月] （収穫：0／育成：9 *1037年から収穫予定9）
・耕作地 30町歩： [-]+[*品30/施肥1・6月] →[*食?/8月，*材?/8月] *収穫時、資材（麦藁）も取高ｘ1.2
牧畜
┗（女衆持ち回り）
・放牧地 11町歩： [-]+[*品11/施肥1・4月] →[*飼33/1～8月] *ｘ3飼料
・養鶏 48羽 ： [-]+[-] →[食4，品4] 鶏卵・肉、鶏糞・羽毛
狩猟 ： [銀3+食1]+[-] →[食0～6，品0～6] 食肉、毛皮・獣脂等
┗マウナ[3]
工芸
・製紙 ： [銀0+食5]+[材5] →[品50] 紙
┗モブ下女[0]×５人
・コンクリ： [銀3+食1]+[材12] →[品30] コンクリ
┗ポップ[3]
・焼き物 ： [銀6+食6]+[材5] →[品30] 土管・生活陶器・食器、湯たんぽ
┗オフレッサー＋妻子＋弟子３人[5] エルネスト[1]
・炭焼 ： [銀3+食2]+[材3] →[品18] 炭、木酢液、テレピン油
┗猛男＋凜子[3]
資源採取： [-]+[-] →[-]
◇拠点
- 省略 -
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合の年会費 銀貨12枚×３人
予定 ： 暫定領主代理任命、1039年末までの開拓、軍役等の猶予
予定 ： 領主化後、軍役代わりの北方街道整備（年間労役40日×領民1/10～20？）
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 知識チートは準備段階が肝だよね
◇クランメンバー
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト （銀河英雄伝説） 舎弟枠
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇ヘンピナ村長ｓ
一条聖也 （福本伸行作品 カイジシリーズ） オクノ村村長
マトリフ （ダイの大冒険） ランカークス村村長代理
野原（のはら）ひろし （クレヨンしんちゃん） アントレ村村長
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
織部悠（おりべ・ゆう） （王様の仕立て屋） 支部長／服飾仕立て屋
ノーラ・アレント （狼と香辛料） 支部長付き
ヴィオラート・プラターネ （ヴィオラートのアトリエ） 錬金術師
◇そのほか
モブ （名探偵コナンとかなんかいろいろだと思います） モブモブ
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３１回 抜き打ちと下準備
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ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
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第３１回
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八{ ＞ { ＼::::::::::::::::::::::::::人__}ﾆ!_ソし'
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／三〃三ミ≧ｭニニニ8} {､.:.}8}.＿＿＿＿＿ ! ヽ |_/ |
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. /ｲ |l 八 |l ≧ｚ､ |l ′ ｌ|/|l / ｉ| __人__ l
. |l{ 爿.＼{＼Ⅳ犾拆下! ' ,' l/ .|l 八 ｀Y´
. . l ..|∧ ｀`￣ ヽﾊ. //_ｚ斗＜′ ｲ / _ｉ_
- + - И ト, }/ ´ィ衍刃/／ ｌ| ′ !
l .| ｌ| . ￣"´ } ｌ| / かーっ！
.. __人__ ....l Ⅵ ′ _ノ i/
｀Y´ . |川 | , /´ わかるわー、
从! ﾍ ヽ `´
＿＿|＿_ ‐一 ／ _ｉ_ ファリド公の陣代がべた褒めしていたのわかるわー。
{ニニニ O} ＼ ／!. !
!ニニニニ| ヽ ＿ ´＿|＿_
__＿＿＿＿|ニニニ O|___ {Oニニニ}
..二ニニニ =＝ ニニニニニ|| ┌=|ニニニﾆ|ー― ―――
.ニニ =＝ニニニニニニニﾆ|| ||ﾆ|Oニニニ|ニニニニニニ
／ _,－ ､_ ｉ 「ヽ. __人__
l ノ -―=',.‐''" ﾞﾍ､_/__ ﾞ l. ｀Y´
- + -..／ '、 ,ﾉ ヽ ´ ﾞｌヽ>. _ｉ_
l . l ┌ '" ノ .,' _＿ ` , ' !ｲ !
- + - 彳..__ ‐ 、'冫 r＿二 =ヾ._j .' |.! , ^ 、
l ヽ //ヽ ﾞ 丶ゝ-´_ﾕ｀ゝ `/_=- ! ヽ ＼ マクギリス殿が褒めていたのは、
丨i ｌ.ソ_ ヽ !´ﾕ｀'/ , ‐＞ ‐`ヽ、
. __人__....ヽ,ﾞ 丶i ! ! ｌ 丶..ｨ‐ 、ｌ ｉ 湯上りのエールではなく『奇跡の湯』、
. ｀Y´ .| |ゝ ! ′ / l l/ﾝ'￣'' 、ヽ
| /' ::'.、 ￣゛''ｰ ､ / ｉ 丶< / ￣二'､ 湯治効果でございますが……
_ l' │ ::＼ ^ , ′ ! !:::ｌ 〈 ｒｉ"` ﾘ
/.:.:.:| │ ::＼ ／ ! :::::ｌ ﾉ ｀ ' ｉ l
l:.:.:.:''‐...ﾍ ::::丶___..／ 丶 ﾉ !│
,／丿:.:.:.:.:.:.:.:.゛ｰ ､_ :::::::::/ゞ冫 ヽ 丨 / il＼
_....-‐''.:.:.:./ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＾'- ,／:.:.:.:.:l- ､ ｉ人 －//// 〉､
_..-‐''"´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:ヽ,,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.::/:.:.:.:`''ー-....__ ./- .、_ ./////,、.:.＼
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＿＿＿
ｒ－'´ ｀ｙ－、
ヽ、 ノ
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|二二二二|
／ _ノ .＼ ｒ' | お待たせいたしましたっ！
| （ ●） （●） | ｌ i
| （__人__） | | | こちらは鳥肉の串焼きタレあえになります。
| ｀ ⌒´ |, ト、 へ |
| } ヽ `ｉ,￣‐^ｌ
ヽ } ヾ~ ` ｉ,
ヽ ノ _ ヽ、 ;ｉ, ,..--､
,,＿,ｉ y,ｿﾄ,,__ ヽ、 ;ｉ, ,..-'"゛ .,,.. ﾞ
／,/r-'"j ／ ／ ｉｉ,'`7ヽ､-x,,゜r ;ｉ. ,./ "゛:ﾞ''-,,. _,,rlﾍ,,_,, -'"
,,へ ヽ .､ヽy' ／ヾ、"ｉ `ヽ `;ｉ ｉ, . ,,,_..-‐'''〈､::::;::;:;:;:;:;:;:｀'!㍉． ,..､
,／ .｀ｰﾍ,ヽ{､,'}／ｉ"＿／ `、'ｉ....._. / : ::::::: . : ￣ﾞ'''''く;:;::;:;:...ｉ´＞、 .、 ._,,-''" ,..ﾞ
_,） ヽ " | ￣ﾊヽｉ"~ |. _ ‐ﾞ´.::::ﾞﾞ''ｰ ､、;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:::.ｌ -…'く､: ｀[´ !,ii/゛ _ -'"
_,,,>t 、ヾ、 .|○ ノ |ゞ ヽ .○|.,.. -ｰイ_.:.,..,_:::;:;:;:;:;:;::::｀'ｰ､;::::._,, -､lﾞ::::::::;:;:;::::｀''ﾃ|"ﾞ> ｀ﾞ´
,y`;,,__ ,ｉ | / V | ﾘ. / : : ::::: :.. ., ,.ヽ､.;:;:;:;:;:;:;:;;./ ﾞ" : : .ﾞ"'''ｰ -､::;::;:;:::::｀'Tﾆ'''┐
_／^,,, ヘ ｌ | ＼/. _..--.--.|、: ::::::: : ヽ:`:"'"::::: .＞''''"''ヽ..,.: ::::::::;:::::.:::::: . ｌ;:;:;:;:..／ﾞﾞ'' ｌ ヽ,,
v=4⌒ヽ、 j --,,,ｉf |○.. /ンｰ-,.:::::::::ﾞﾞ''ｰ ､.:::;:;:;::__,,...,,/ﾞ..:::::.:::.､．ヽ::ﾞﾞ'ｰ..,.;::;:;:::::.;:::::: ﾞ'-､/;:..,,ﾝ / ._..-ﾞ
ノﾞ::::::::::: :｀ゝ ､,;:;:;:;:;:ﾞﾌ'´ ｀ﾞ''´｀ヽ‐."';:;:;:;:．.ﾞ./'､.::::::;:::.l''‐'´｀ﾞ'''''''ソ"゛
lﾞ.: ．.::::::‐- : _,,ｼｯi､.! : : : : : : : :: 、 ｀''‐::.;:.'‐;:..,::::;,; l,, -! _..-'"
ヽ、.,〟､: ,i‐,ﾞ..､.::;:;:::´'ｰ ..,,.:: :::.:: : :丶.）-: ::::｀'､;:/丶;:,;::.,! .／´.,, -'"ゝ
,..'"".ｌﾐ ﾂ’ ｀'''-､_:;:;:;:;::｀''-.._,::.:;:;::'ﾉ‐::::::、,ﾌゝ ﾆ./ ﾞ.／ !‐... ┘
_, ､ /゛ﾞ''l : :.-．:::::: ´!..,,,,_.;:;:..;;'-....,,、 / ／
〈゛ ! / .ｌ,ヽ'"-::‐:.．..: ::..‐. ヽ:::｀ﾞ､,./ ''''ヽ ,, ‐'"ﾞ´
｀ﾞ´ ! ..、 .｀ｯx;ﾞ!~':゛: ....'ﾘ.丶:::::ﾞl;;;;lﾞ;::ー''_ﾉ.ｒ'"
＼ '" ! ..､_: ::-‐:': ,,.. ヾ.￣ﾞ'''',ﾞ ／ ■いわゆる焼鳥
ｨ''''i ｀''''""'‐､、 ｀''―‐゛,,..-'''''''"´
｀゛ ｀ﾞ"'''''''"
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==============||.(()（（））） >< | ｌ|、
.＿＿ ＿＿ .|| （（（））~ | '､_..ﾊｧﾊｧ ＿＿＿
）.（＿＿） （＿＿）|| 人~ ＼＿ノ :| ／ ＼
==============||(（()）) ヽ'... ／ ::＼:::／::::u＼ ﾊｧﾊｧ
ニ>, < ニ >.<ニ>..|| ~~ ／ <●>::::::<●> ＼
| | |/ :::ヽ|| , --------- ､ | ､__',_, u. | 氷室からエールとってきましたー。
＿/..ヽ＿_/ヽ＿/ || ./============'...＼ u `‐'´ ／
==============|| .| |,'7| | ｜｜｜｜/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
爪 ＿||＿＿| ,'/ | | ｜｜｜. / ■ ■ .冊 冊.
⌒ヽー、、 ／いヽ;::::::~7'ｙ'ニニニニニニ /, ./ ∨ ヽ (.サ.）（.サ.）
ﾘ: / ﾉ( /;;;／;/, ――()―― ..|. | .lｷﾘﾝ }ｷﾘﾝ { ｯﾎﾟ }ｯﾎﾟ {ヽ
| | :| .| /⌒／::;;|／( 、ニニニニニ,' ）ゝ つ＝.l＝＝l（.ロ.）.（と⌒.ﾉ
|:::|￣￣￣￣￣￣| ￣￣￣.....￣￣ ﾞヽ＿ソﾉﾉ--ィ ゝ-ヘゝゝノﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣
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,. '"´ ｀ヽ
/ ﾞ.
| ; ,..ﾞ-‐‐'-'､i
ヽ.';,. '" ＿,,,__ ﾞ!
Y ,,. '"´ ,ﾞ,´イ｀ﾞ!
__. VTﾞ ラ'' "‐､‐ ﾞ ＼
i! ﾞ､ ／ﾞ" / ,;_＿)" ＼
,. -─=‐-.,,_ li ∧ | ト_',,.､-'''ｙ l ﾔﾏｲﾓ
/ ''´_,,. -､ユi:..:ﾞV´｀ヽ | |':::::::::::::::::| l 自然薯のラード揚げ、
ﾚ'´ ,, ´ i´ ｀ﾞ､!" / ＼ i!:::::::::::::::::| /
/ / /＼ ﾞ,ヽ‐'ト､,,.ヘ. !ﾚ､,,_,,,,∧! . ／ 塩まぶしあがったおー！
| | .| ＼ ﾞ､ﾞY 丶 ＼!´_￣＿￣｀ﾞ '￣ |
| i r‐'丶 |｀T､∧ ｀ﾞ ､｀ﾞ ､ ￣｀ﾞ ‐-,,|
ヽ ＼ ､_ ｀ﾞ ┤.:|.ﾞ､∧＼ ｀iヽ ＼､｀ﾞ丶､ |Oヽ
ﾞ ‐ヾ､,,ﾞ ‐-! ﾞ ─‐ﾞ| :.l|｀ﾞ､∧ ＼ ! ﾞ､ l｀丶､ ｀ﾞ丶､,,,|
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（⌒;;;;;⌒;ソ⌒;;) ＼ ヽ | .:l|.. ﾞ､∧ / / |. v´ヽ ｀ ゝ､＿(⌒;;⌒ヽ;; ｀)⌒;;,,.
;;;; )(⌒;;ヽ;;｀)⌒;;,,.⌒） ＼ ﾞ | .:l| ﾞ､∧ / / l ゝ-',,_ ( ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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⌒;;;;!"'''）ヽ）;;;;;ｿ;;,,,,,,）ソ;ソ_ ﾉ''ﾌ-, ヘ,｀_| .:l| _,,,､ﾞ､∧_,､. / ヽ）;;;;;┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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/ ﾍ ＼__ ノ て:;;':. ｜ﾐ├┬┴┬┴
. / / ｲ }、 , へ、 `ー…… ´. （:: ｜ﾐ├┴┬┴┬
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.ﾞ／ ,' |l ./ ≧=- __」| / / __, 斗＜∨ ｌ| Ⅳ ∧ ＼} 十ﾉ ）::: ｜ﾐ├┬┴┬┴
ィ / |l ′ ＿＿＿ / ／Ⅳ 〉 /. ｌ|V 十. ｜ﾐ├┴─┴─
. / ／|ｌ /∨ /. ´￣￣￣｀ '／ r＝＝＝ミ /! / ｌ| ∨ | └･┘ ￣￣￣
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|l ヽ ｛ヽ! 〈{/ イУ }∨ ｌ|
|l ∧＼＼ ＿＿＿＿＿＿＿ / / | ./ がーっはっは！
. } ′∨ヽ {´ー‐―――――一｀} ／ |/
′ ∨ ｀ー ∨ . ∨ /´ 『奇跡の湯』とは吹いたものだが、
. V 八∧ ∨ γ ￣￣ ｀ヽ V
. }´ 从ﾄ ∨{ ∨ ,ｲ| 旨いもの食って呑んで静養すればこその快復よ。
|: : ＼ ＼ニ二二二/ ／| ｌ|
|: : : l : . ／: l ｌ|
|: : : :! : : :＼ ／: : : . |/
|: : : :l: : : : : ｀ ー＜: : : : .; |
. r≦三三三三三三三三}: : : : : : : .:′|_____r====､
. |三三三三三三三三O=|: : : : : : .::l{ .!ﾆﾆ｛三=三|
.
／ :.
／ ＼ ｀ヽ ヽ
７ ＞ ／⌒¨｀´ヾゝ､} i! }
／ .／ __〉 ｀~´ヽ
ヽ ／ ￣／ }/ |
∨ ／⌒ヽ ! ≧__ i / _i
ⅵ〈 〈i }/ ヾﾆ=‐-ヽ/ ≦}
',､ﾑ__ヽ 〃Ⅵ７
}ヽ { 現にマクギリス殿と古田卿と……
|: :￣| =‐-+
|: : : :ヽ.. ＿ / えー、湯の効能も大したものだと思うのですがねえ。
|＿ : :へ ´ ￣/
｢:i:i:i:i≧=ﾆ_へ. ￣ /
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧＞‐--
／.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
. ／ イ|l | ｌ| / ,イ ィ} /! ′ |l ∧ ヽ
. |l 八 | ｌﾚ＼／／ / / l , / l / |ｌ | ｌ|ー一
. |l /¨! .从{-==≧､ / ﾇ } ./ / .!∧ |ｌ | ｌ|
从 { λ/ ｀ .弋{:ｉ:}>/´ l} /／Ⅳ_ 斗＜ |l | ｌ|
∨V ヽ ｀￣ '／ ´､{:ｉ:} ア | /l .八 ｌ|
} ` ┤ ￣´ 从/ |l / ヽ
|Ⅳ ∧ {! _ﾉ |/ たまたま滞在していた《遍歴の学者／賢者》の
′∨ 仆､ 八
∨ ｀ ＿ 医術の効果や大なりとは古田卿の報告だったが、
/≧ｭ. / ＼ . ｨ
_/二二二≧ｭ ＼ /}/ 主人、その点どうなのだ？
. -=≦二ﾆﾆ=- 二二ﾆ()≧ｭ ｰ＜/∨ ＿＿
≦二二二二二ニニ -=ﾆ()ニ=-/ {=ﾆﾆ{0=- |
二二二二二二ニニ／／二=-/ 八 ﾆﾆ|0=- !__
二ニニニニニニニ{ /二二二 ＞､ ,＜-=ー ヽ＼
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┃ 一介の平騎士見習い（当時）、アッルの名前が出てこなかったのは残念でもなく当然。
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.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／ ／ ／ ／⌒ﾚ´￣＼ ＼
/ / ／ / / } ＼｀ヽ、 ∨
/ / / / / /イ＿｀`ヽ、 ＼.＿ ∨
|／ / /／ ＜__ ＼-＝彡 }
乂__{__／ ／ ,' / ＜__＼ ヽ |
≧=‐=ｧ' // ＿ ＜ ＼ ∨ /
＿_｣=- '｀ ／// x彡''“¨“'' ∨ |/⌒ヽ
≧=‐‐=≦丐// ¨´丈¨ｆ丐ｧ | /ヽ / / この手の話は半端に褒めるより
人 {”// ￣ ﾚ ﾉ／ /
＼ ノイ ⌒ﾊ { 盛って盛ってフカシととられるくらいで良いんだよ。
从 {.. _ √ ∨ 廴
，｀` / ∨/ 〉
‘ ｀二¨￣ ／ ＞' ｡s厶
， ｡s≦＞ '"｡s≦///'∧_
ゝ ‐=≦=‐¨ ｡s≦/////////∧￣丁 ｰ-ミ
/._ノ..≦////////////////〉.:.:.:∨ ＼-ミ
. . -‐: :＝: : : : ー-ミ..////////////／.:.:.:.:.:.∨ ∨∧
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: .. . 二ﾆ=‐ ' .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨＿ ∨∧
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ＼ ∨∧
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ | | |
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. / | | |
。o′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:! . ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′ 飲食中に語ることもはばかられますが……
.......八 从 :i .i 八 ｱﾀｲ
＼'. ' ,／ 裂けた肉を縫い合わせ値もわからぬ秘薬を用いられたこと、
∧ ｀ ゛ ハ
＼ fニニニﾕ ｨ:､ 感謝もしきれぬとはマクギリス様の言でございます。
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼ ┃ そういうことに、なっている。
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜. ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.∧ :i /.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:.:.:.:.:.｀
.
/ ＼ ___}＿
/ , ⌒ヽ ヽ〉 ＼ |
/ //⌒ハ / ＼ i
i | 〉､/ ｀' ヽ !
} ハヽ i＞､ ／
/／ /// 'く入!/ /
イヽ. /// ｀ __/
イﾆﾆﾆﾆ{/∧ i=ﾆ/
イ三三三ﾆ‐==ﾆﾑ _ ､ ..:::∨ かえすがえす、
/三三三三三三三三7ｧｭ､ゝ >／￣
_ｲ三三三三三三三三三三ﾆﾑ¨ 《賢者》を取り逃がしたこと、口惜しいものです。
_,,=≦三三三三三三三三三三三三＼
{三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ＼.
}三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆヽ
／
/ ＼
/ , ヽ、
,′/ ,ｨ ､ ___ ＞
／ / / / ／ .| , ／Ⅳ |∨. ∧
ーイ ′ |==ﾄミz、Ⅳ} //_,斗V ,| Ⅳ ∧
ノｲ 八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V }
| { ′ ／ '7,/ ∨ / 「こぼれたワインを嘆くな。」
{'∨ ! { /ｲ ∧ Ⅳ
＼ ___＿ Ⅳ ﾚ′
圦 ／ Y 八 遍歴流浪の隠者など、
| ＼ ￣￣´ , ｲ ミY⌒Y
! ＼ ／!/ ｀ｰ" 捕らえたところで素直に聞き従ったかもわからぬ。
＿|＿＿_ ー＜ |′
|三三三o三| ,' | ＿＿_
|三三三三=| ,' |ﾆ{三o=|
-=二三／／三≧o=| ,' |ﾆ{三o=|
-=二三三三三三／／三三三三≧ｭ ヽ圦三≧ｭ
／三三三∧三三三／／三三三三三/ / r‐「 V三＼＼ﾆ≧ｭ
.
__＿
. 、 ／ ｀ヽ
.. - ./ ､‐-‐‐､___|
. ′ 〈 ‐-/ / i 「それは地の取り分である。」
∨ヽ､! frｭヽ!. ┘
}＼| i,′ 胆識、お見事。
i: :.!､ ‐=ｱ
r- ､ ｢ ‐- ＞ ‐- .:.:ヽ､ しかしご主人、そうなると効能の実際は
,≧‐‐ゝ--､}:.:.:.:.:.:.:≧=‐─── ､
｀‐-==ヽ ￣￣￣i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ 旅の《賢者》の手ということになってしまいますな。
／ ＼!≧=‐-,/‐ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/.:.:.:.///｀￣￣:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
{:.:.:.:///:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∟ﾆ=‐‐------- ´
|i:.:.:.| | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
〃 l.:l //.l .lﾍﾍ:l:.1. il ヽ
〃 , , l:.l //l l:l :lﾐﾉ1l:.1. !l l !
/./ //l l:.l/l/⊥l」l:l l l: l.:.l:l ! .l
l/l/l/ :l l:.ﾄ､ﾄ､lヽl ﾘ lﾉ十从l ∧
l l:.:.:.l∧! ,r＝=ﾐ / 二 Vl l/
l l:入い ヽ⌒ /ﾉﾉ 『奇跡の湯』とは過ぎたる評判かとは存じます。
N/ l∧ / / ｱｷﾅ
.l/l ∧ r-- ｧ / ただ、商いには看板が必要なこともまた事実でございます。
l/!. ヽ `ﾆ´／
r┴- ､｀ｰrrrく
＿ _」 |＼ l￣`7
,. ィ´.:.:.:.:l `ヽ ￣l l /＿
´ .l.:.:.:.:.:.:l ＼ l/ んT.:.｀ヽ､
l.:.:.:.:.:.:.l -孑'´ l.:.:.:.:.:.:.i＼
.
/ / ′ |l ヽ ＼ヽ
/ / , ｌ |l |i
/ ′/ | |l |l ｉ |i ｉ| |
､ /ｲ|i | |l |ﾄ､ | |l ｉ| |
＿＿＿＿. ノ､ |i i ー‐- 八 从一 ┼ |l ∧ ｉ| 八|
´ ー――一 ｀.. ,ノ |l l ＿＿ `＼ Ⅳィ乍斥ｧ Ⅳ ,ｒ――――
/ ﾍ |八 |l ! ￣´ ＼{ ￣"´ ,孑 ― 過分な期待は迷惑ともなろう。
|.....................................| ＼{Ⅵ } { ＿
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::} | 〈 {/´ 女将はどう思っているのだ？
八:::::::::::::::::::::::::::::::::/ 八 厶マ
' ;:::::::::::::::::::::::::; ′ 、 ＿___, ｀ ーヘ--──
ヽ::::::::::::::::／ ＼ ／ !
. /⌒ヽ}{厂｝ ＿___＼ ／┌─┴┐
厂＼ ｝ ﾉ {ニ0}三|＼＿ イ .|0ニニ├―‐‐へ
. ＿厂ヽ し´|! ! -=ニニニニ|ニ0|ﾆｦ |0二ﾆﾆ|二二二二
/ ﾍ r- | 八 } ｒ-=ニニニニニニニ≦仁三!==､ ,..--ｒ==┴三三三ニニニニ
/ / ／ ／. : : :l l:.l:l: l:.!:l:.l.:l:l l::l. ',.:.l: : : : .＼V
./ /／ ／ . : : : : 从从 N l:.l.:l:l l.:l i:.:l:::::::V:.:.:.ハ
/ / ,.ｲ. : : : : : : l ´￣｀`VNN从| i::.l.:.:.:/::::::/::::',
./ /／.:.:l: : : : : : : :l ..__ ﾘ ﾘ l:_./l.:::://::/:!
/ ／.:.:.:.:.:l.:l: : : : : : : :l, -=＝=ﾐヽ ／ﾘ「:ﾒ:://:://:!
／ ,. ィ´.:.:.:.:.:.:.: l.:l: : : : : : :i.:| r＝=ﾐl// l//:/
／ ／ l.:.:.:.:.:.:.:: : l:.l: : : : : : :l.:| ヽ ｀`1:l //
＼ l.::.:.:.:.:.:. :. l.:|: : : : : : :l.:| ／ ,:.l 〃
＼ /.:.:.:.:.:.:./ .:l.:|: : : : : : :l.:| rー ‐ ─ｧ ./:.:l ′ めったに起こらないからこその奇跡と心得るのみ。
＼_./.:.:.:.:.:.:./ .:. l.:|: : : : : : :l.:|. ヽ / /: : :|
/.:.:.:.:.:.:./ .:.:.:.l.:|: : : : : : :l.:| ｀¨¨ ／ : i: :| その後、危うい湯治客もなく、
/.::.:.:.:..:./ : :/. l.:|: : : : : : :l.:|. 丶､ ／.:.i: : :.l: :|
/. :.:.:.:.:.::.:.:.:/ .:.l. !: : : : : : :l.:| i｀ ー'´.::.:.:.l: : :.l: :| 奇跡が奇跡のままであることを幸いと思うのでありんす。
/ .:.:.:.:.:.:.:.:／￣￣|: : : : : : :l.:| |.:.:.:.:.:l.::::::: l: : :.l: :|
./.:.:.:.:.:.:.:／.:.:::::::::::: |: : : : : : :l.:| .ﾊﾍ : :|.::: : .|: : :.!:.:|
/, -一 ´ヽ＼:::::::: : |: : : : : : :l.:ﾄ､ //.:: ＼|.::::::.:|: : :.!:.:|
.
, ―-―― 、
／ ／ . ヽ､＼
/ ! ﾄヽ ﾍ
,´ / i ﾍ ああ、今回の春の参詣も平和だったなあ。
| { { ﾊ } ﾄヽ
/ｲ 八 赱 Ⅵ ,/ 斗 从 武勇の場を欲する者もおろうが、
Ⅵ{ 丨 ヽ/芝 Ⅳ
Vｰ{ ′ /ﾉ 死人・怪我人など出ぬほうがよいわ。
Ⅵ､ ｀ ー
＿ ＿＿ ＿_| ヽ＿_ イ ｒ＝＝＝、
／/////////{ニﾆ8{ ';:::::::;' iミ､77777777777777777777|.... .:::::ｒ､::|
／//////-=ニﾆ|三三|__';::::;' _仁}ｰ――― ､///////////|Y 「}::::{ .Y｝
／//-=ニニニニﾆ/ニニﾆ|! 》ニニニニニﾆヽ//////////} v' |::/ 〃
-=ニニニニニニニﾆ/ニニニ|ﾄ､ ｲ!ニニニニ,二二＼//////// || ///
-=ニニニニニニニニﾆﾆ／ニニニﾆ|| ! ./ ||ニニニﾆ/ニニﾆﾆ｝////／ _,||_///
. /ニニニＸ三三三三≧､―‐‐､ミ二二ニニ|| Ⅴ !!ニニニ∧≦ニﾆﾆﾄ、/,ｒ＝＝＝=ｧ´//
/ニ≠＝＝＝＝＝＜二´{!.. ＼ニニﾆﾆ.|| ll ||ニニニ{/,∨ニニニヾ,/ ∧ /ﾆ////
. {ﾆ＼ﾆニ77777777777777ヽ ＼二ニ.|| ll ||ニニニ|//,∨ニニニ/ニﾆⅤﾆ////
/`ー‐///ミ//////////////,Ⅵ ｉ ヽ ｝ニﾆ|| ll ||ニニ「|:|///,∨ニニ/ニﾆ〃ﾆ////
/////////ｉ}///////////////| | | i lニニ|| ll ||ニニl !:|////,∨ニ/ニﾆ〃ﾆ////
＝＝､、//////////////////,'レ| .〉!ﾉニﾆ.!| ll ||ニニl_!:|///////r=≠==、/////
////,'}|///////////////////〃|_/´ 二二.|| ｌl ||ニニニ|////,／:／/:::::::::}/////
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////,'||＼三二＝―‐‐/////≠///||/,| ./:::::＼ |:::/:::::::;':::::::::::::::!/////
////,'||//////////////////////||/,'〉 /:::::へ::::} {/:::::::::::::::::}::::::::{/////
≡//,'||////`ー―////////////〃// /::::::::ヽ―! ｒ＝＝圦::::::::::::::::/:::::::::|/////
三//,'||｛//////////////////／/,'/ /::::::::::::::::::::ﾚ':::::::::::/::::::::::::!:::::/::::::::::::!＝＝≠､
三三,'||三三二二二ニニﾆ＝=‐-∠ ＿___ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::〈::::::::::::::|:::/::::::::::::/::::::／:::::::|
三三,'||三三三三二二二ニニﾆ＝=‐---＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::!/::::::::::::/:::::;'::::::::::::::ﾄ、
三三,'||三三三三三三三三二二二ニ==‐--=冖ニ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
三三,'||三三三三三三三三三二二二ニﾆ＝=‐--- ┃ 街道筋の住民たち、盗賊やってる暇がないんですよ！
三三,'||三三三三三三三三三三三二二ニニﾆ＝=..┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
三三,'||三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 ノ:!:::::::::::::::::::::::|三三ニﾆ∨:::::::::::::::::::∧
三三,'||三三三三三三三三三三三三三三三三三三三.|::::!:::::::::::::::ﾍ／三三三三.∨:::::::::::::::::::∧
三三,'||三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ﾉ:::::::::::::::::::::::}三三三三三. ∨:::::::::::::::::::∧
三三,'||三三三三三三三三三三三三三三三三三三三!::::::::::::::::::::::::|三三三三三三.∨::::::::::::::::::∧
.
.|:::::| |,'
､ __ }:::::{ __ ,ｲ
::＼ ｀¨¨´ ,.: ﾉ,
:::.::::＼ ｀ ｰ=ﾆ二二二ﾆ=‐ '´ . ／:: .|ﾆ':, ……そろそろ頃合かと。
::::. :::::: ヽ .／::::: |三|
､_ :::::::....＼ .／ .:: ,.ｲ三{
三≧:..,::. ...＼ ／ ,..:≦三三:|
三三三≧:.....,_＼＿＿＿／,...:≦三三三三::,ｰ: ､
三三三三三三≧x .,.:≦三三三三三三::::,'三ﾆ＼＿r‐:..,_
三三三三三三三ﾆ','三三三三三三三三/三三三三三三:ヽ
三三三三三三三ﾆ:|三三三三三三三ﾆ/三三三三三三三三≧:.....,__
､三三三三三三三::|三三三三／}丶、,ｲ/｀ヽ:, ―:.....､三三三三三三::
/ ,′ ｉ| |l ｉ|
/ ′ /. ｌ| |l i i. ｉ| |
. /ｲｉ| / ｌ| ﾄ､ !. ｌ| | ｌ| |
. ｉ| | - __ 八 | _斗z≦ｌ|＼ | ｌ| |
. ｉ| ＿≧ ＼ Ⅳ´＿＿__从. ヽ /}ノ. i
八 ｌ /｀￣´ ＼{ ｀￣￣ ∨｀ヽ l |
＼{＼Ⅵ＜￣ /＞､ 「 } 八|
(´ (..,,___ .....／ . / ヽ 廴ﾉﾉ /
` ｰ-- ...／ 八 ヽ 〉 ／ ′
i...........................:::::::::::::::::/ /`´! . Ⅳ
!--､:::::::::::::::::::::::::::::::::::′ {. ! /
l }:::::::::::::::::::::::::::::::; ／ 圦|,′
へｒ‐‐Y 圦;⌒Y::::::::::::::::/ イ ト=======､
. /￣ Y ´l ￣|｀ ､ﾚ {::::::::::::／＿ ＜. ＿＿ ..-=二三∧
〃 ／ { , ‐|｀¨´＼ 厂￣´ _〕 （クﾝッ ） -==二三三.∧
{ |! |⌒八_ノ / -=ﾆﾆ}. ￣￣ｒ‐==二三三三三∧＿＿___
| {! ト-' ..) i}′ {三0}／ ', ,' 〃0三三三三三≦彡ニニニ
| ヽ ノ ﾉ ＿|三0| ', ,'〃0ニニニニニニニニニニ
.八 ｀ ＿＿ イ二二二二二ト==-､ ,..--| |ニニニニニニニニニニ
.
ニﾘニニニニニニニニニニニニニニニニﾘニ
＿＿＿ |:::| || |￣￣￣￣|
f{T¨T¨T} |:::| || |￣￣￣￣|
|￣￣￣| ||: : : : :|| . |:::| || .Fi ￣￣￣|
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]
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///////////////ﾞ, イ ヽ ヽ ∧////.! ＞､///////.|
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//////////..ﾞノ -―=',.‐''" ﾞﾍ､_/__ ﾞ l..===============}///.| l .!!////////|三三
三三三三..ﾞ／ '、 ,ﾉ ヽ ´ ﾞｌヽ>.ﾞ|/| |三三.∨￣￣￣￣ ＼||三三三三二二二
二 /二 . ┌ '" ノ .,' _＿ ` , ' !ｲ |/| |二二ﾆ∨三三三三三|l二二二l二二 l二二
―－/－.ﾞ彳..__ ‐ 、'冫 r＿二 =ヾ._j .' |.! , ^ 、.. l―－/ / ∨∧――ヽ―－―――――ヽ
――－/ . ヽ //ヽ ﾞ 丶ゝ-´_ﾕ｀ゝ `/_=- ! ヽ ＼..ﾞl―/ /￣￣∨∧――－l－―――――－ヽ
―――－ 丨i ｌ.ソ_ ヽ !´ﾕ｀'/ , ‐＞ ‐`ヽ、
－―――..ﾞヽ,ﾞ 丶i ! ! ｌ 丶..ｨ‐ 、ｌ ｉ さて、此度は北部辺境伯様御嫡子、
| |ゝ ! ′ / l l/ﾝ'￣'' 、ヽ
| /' ::'.、 ￣゛''ｰ ､ / ｉ 丶< / ￣二'､ ベーベイオン子爵ギルガメッシュ様の突然の来訪、
_ l' │ ::＼ ^ , ′ ! !:::ｌ 〈 ｒｉ"` ﾘ
. /.:.:.:| │ ::＼ ／ ! :::::ｌ ﾉ ｀ ' ｉ l 驚かせたことと思う。
. l:.:.:.:''‐...ﾍ ::::丶___..／ 丶 ﾉ !│
. ,／丿:.:.:.:.:.:.:.:.゛ｰ ､_ :::::::::/ゞ冫 ヽ 丨 / il＼
.-‐''.:.:.:./ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＾'- ,／:.:.:.:.:l- ､ ｉ人 －//// 〉､
.ﾞ:.:.:.:.:.:.:!.:.:ヽ,,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.::/:.:.:.:`''ー-....__ ./- .、_ ./////,、.:.＼
. :.:.:.:.:.:.:ｉ.:.:.:.:.＾ｰ-..__:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.///∟..／///<＼＼/ ＼
.ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.￣:.ﾞ'''ｌ/く/ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|//i_／///:.:.:.:.:＼丶, '/:.:.:ヽ
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ,,:.:.:.:.:.:.:.:|//|//| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.V/////:.:.:.:.:.:.:.:.::/ /ヽ ＼:.:.:.ゝ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ここでは、親の領内の一部を引き受け、相続までの間領地経営の勉強を行う継嗣を、子爵とします。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-――――- ..,,
´ ＼ ヽ ､
／ ＿__＞ ´ ￣￣ ｀ヽ ) ＼
／ ´￣ ／ / ､ ｀ー’‐ ､ ‘,
/ ／ 彡:.:ヽ / ＼ Ⅵ}
/／ .／:.:.／ ′ ヽ / Ｖ
/ ／:.:.:.:./ ´￣￣￣￣￣｀ヽ } | |
/ ／:.:.:.:.:.:./ － ､＜T勿¨¨`:.:.:.:.:.:! ﾉ＿ :.
ノ ／:.:/⌒ヾ:/ ￣r'''''" ｀ |,＿ ｀〉
＼:.:.:.{ :.:.:.l .:.:.:.:: |tﾂ`/ 子爵様は辺境伯名代として領内巡視の途にある。
ヾﾊ ､:.:{ .:.:.:.:.:.:.:... } |
∨': ｀ ':.:.:.:.:.:.:.:.' | ヘンピナ地方は多くをゾォルケン家に預けてあるため
Ⅵゝ┐ ----――‐- ., .′
Ⅴ: : ! ＿＿ ヽ / 巡回に組み入れてこなかったが、
|: : : ＼ :.:.:.: /
|: : |: : : ＼ / 此度は開拓領主を志す者がいるとあって訪れた。
′ !: : : : : :＼ /
＿_/: : : |: : : : : : : : ＞ ., ＿ .′
|///≧ｭ..,,_: : : : : : : : : : : : : : : ￣/￣
|/////////≧ｭ..,,_: : : : : : : : : : /
|///////////////≧ｭ...,,__ : : {___
＿＿,.|/////////////////////| : ///|
´￣￣｀ ＜ ////////////////////////∨///|
: : : : : : : : : : :｀ ＜////////////////////|////!. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : : : : : : : : : : : : : : ＼｀ ＜ ////////////|////!__. ┃ 先触れを出していないのは抜き打ちの意。
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ ＜ ///|///／: ＼. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ― ￣ ミ ___ ―-- ≧
｛三 ｲ ｝ ィ７＼ 二ﾆミ ヽ
≦ ＝ / ./ / / ヌ― ､ ＼. ヽ
. / ミ| | | {爪 ／ ＜ ヽ＼ |. 領地経営の多くを代官に任せるとはいえ、
| . |i } ｖィ彡|,／ ／ヽ ﾄ Ⅳ＼}
| lﾊ|i: |i / .: リ /｛ __ 斗、 ＼!. この目で耳で判断するしかないこともある。
| ｌ 〈＼ |i/ .: .: Ⅳ代ツ' ＼Ⅳ
川 ヽ ＼{ .: ≧＿ー＿ ｒ=､. 『奇跡の湯』など、確認しておかねばなるまい。
|iゞ、} ＿ヽ圦}
ヾ／ ／￣{￣ }ニ= －――――――――――――――――――――― ､
ノ￣￣＼ ／ ′ /ニ}三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＝≧ ＼ ／＿_ __ =＝ｱ /ヽﾆ{＿___＝＝!＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝､ 、二二ニニﾆ＼
ニ／_r≦|} }'´ニニﾆﾆOﾄ、 ￣ / Ⅶﾆﾆ| |ニニ|ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆヽヽ二ニニニニヽ
／彡ニﾆ||_ﾉニニニﾆﾆO| ー＜ Ⅶニ| |ニニ|ニニニニニニニ≦ニニニニニニニシ//////////////
ニニニ／ニヽ三三三三二二| } Ⅶ | |ニﾆ/Ⅶニニニニﾆ／/////////////Ⅵ////////////////
ニﾆ／ニニニヽニニニニニﾆ| | ,..==一Ⅶ/ニ /ニⅦニニニ／////////////////Ⅵ///////////////
=／ニニニニニニニニニニﾆ| !` Ⅵニ/ニニⅦ≦￣///////////////////,'||//////////////
-‐‐‐-
／ ｀ヽ ｀ ､
/ -‐‐yﾆ=‐‐､_ヽ i ﾊ､
/ _ﾆ=〉 ~ ￣ i
〈 ﾆ=/ /__ ､:. :.
∨ r‐､/ rtｯ､ヾ i,'_ .〉
', i.f } {ｆｧ/ 私も興味はございましたが
∨ > _i :
Ｙ从 __ ´ / ……まあ、そういう次第である。
i___ ＼ ‐｀
｢i:i:i:i:￣ﾆ‐≧‐- '
＿_ﾆ=---‐‐´寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀i|
/｀ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾄ
/.i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i }} i:i:i:i:i＞､ _
i:i:i:i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: }} i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞､ __
i:i:i:i:i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i }} i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:ヽ
.
/ / ｌ| ∧ ＼
／ / / ／ { ｌ| ∧ー一
ーイ. |l / ､ ／. /.l ｌ| ｌ| ! ∧
| |l /_∠｀≧ｚ_/ | / 八 | ｌ| ∧
| /⌒∨ 从|/ ゝ 弋ソ㍉ }／| ／ 从 | ｌ| |
/: : : l ∨ ー }／ z≦ ｌ|. | ｌ| |
｛ {. . ´似ｱ Ⅳ} .∧ |
|∧ Vヽ: . 、 ￣ } !/ }/
′}人 ＼＿ ＼
V ｌ| ∧ ′/ 伝聞と実際と。
V ｌ| ∧ /
V ;.:.丶 ´ ￣￣￣￣ ´ 配下を信用することとは、評価をせぬことではないからな。
/ ;.:.:.:.:.:.... ／
. /二≧ｭ/ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:....
/二二二二≧ｭ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ＿/
二ニ=-二二二二二≧ｭ.:..:.:.:.:.:.:.:／〔＿＿__
二二二二ニ=-ニニニ0}.:..:.:..:.／ /ニﾆﾆ{0|
二二二二二二／／=-|{___.:./ /ﾄﾆﾆ=-!0|___
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′
八 从 :i .i 八 どうぞ、ご検分くださいますよう。
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ
＼ -‐‐ ー- .ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
.
（{,ィ＝- 、
／"´ ヽ._
, .ﾟ / ／ﾉ.; 、. ヾゝ rv，
ｲ.′{,':/'≧刈! i从!ヾ､ 「! !ｉ ,､
ﾘ:{ﾍｿ′ﾒ=ﾞ､ｿ,ﾑ'ﾘﾉｿ | r､ﾚ/ あー、よい、固くなるな。
ﾍヽﾍ 〉ﾊ!' {ﾉ〈ｰ{
∨ ､ `ー ｲ ! Y } かような僻地でなかなかの宿運営である。
r‐┴┐＞ _, ′ ﾊ＿_}_
,､_ .．=‐≦ヾ､:i:i:8|_ /-r， rL.＿_ |
r'´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iノﾒ:i:i:||､ `」ﾍ､_ ＿__ |:i:i:i:i:i:i:i〉 で、ゾォルケンより内々に報告されている、
_j:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／.i:i:i:i:i:i:i:||､ ||:i:iヾ､:i:i:i:ヽ l:i:i:i:i:i:i:i|
/:i:i:i:i:i:i:i:i:ィi〃:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||〈 ｉ|:i:i:i:i:ヽi＝.`､_ j:i:i:i:i:i:i:i| 開拓領主狙いの商人は呼び出せるか？
/＞:i:i:i:ir〃:i}ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|| ヽj.|:i:i:i:iヽ:i:i:i:i:i:i:i＼ j:i:i:i:i:i:i:i|
／:i:i:i:i:i:i〃:i:i:iﾉイ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:||ヽ《||:i:i:i:i:i:i}:i!:i:i:i:i:i:i:ｉ＞-＜!i:i:i:i:i:i:i|
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丶:i:i:i:iヽｰ-- ＞ィﾆﾆ￢-､〃 /| |
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＼:i入∠.＿_.ィヽ.＼`′ ./:ｉ!ｉ:| |
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.
. ::::7三三三三三三三三三三三三三三ヽ 乂、
::::. '''''''''''´￣￣￣⌒￣￣￣￣￣｀''''''''''''ヽ ヽ
:::/: : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : : :: : ::.|: : ＼
:::,': :i: : i: : :.,: :i: : i: : :./ i:.:i: : i: : : ',: : :.:!: : : :.l: : : : へ
＼ :::. :.:.:|: : l: :.:.l:.:.|: : |: : .| l:.:|: ::|: : : :|: : :.|: : :,' |: : : :|三丶
. ゝ:.:.:.:.|: : |: :.:|: :|: : |: : :| l: |:.:.|: : : :|: :.:. |: : :i: |: : : :,'//ヽ
i: : : l: : |: : .L_∧::.!: : .', ﾘ: :/ : :.∠:_:斗|: :. :|: !:.:.:|////
|: 7: |: :.|:: : 彡≧=ュ、:i /,ィ禾=-x. |:.:.:.|: : :.:.|: : :
l:.:|: :|: : !: :,' 7:::心、 ' ｆ::::心｀ !: : : : :|:.:|: : : あ、その、
ﾚ.|: :|: : :´ i 弋;;;ﾉ 弋ｚり .|: : : : : :.:|: : :
ゝ|: : : : , ｀"ﾞ´ j ｀"ﾞ´ .ｌ: : : : : :.:|:',: : 本日の調理給仕を務めておりますそこな３名が、
. |.':.,: : : , /!/i ｀ ／i./ .|: : : : : :.,': ::', :
. |: : ＼: !、 |: : : : :/: : : :丶 件の商人たちでありんす。
. |: : : : ｀: :' 、 ＿ _ ム: : : /: : : : : : ::':,
|: : : : i: : : : .ゝ - ｀ ／ ,': : :/: : : : : : : : :丶
|: : :.:.:|: : : : /:.: ｀ __ ｨ /: : :/_: : : : : : : : : :.:.＼
. l: : : :.|: : : : i::.::.::.::.::.::.:_/ i: : :///∧＿_: : : : : : : :＼
. |: : : :.|: : :.:.:|=＝＝≠/| |: ://///////ゝ、: : : : : : ＼
|: : : :.|: : : ///////// /|: :,'///////////X : : : : : : : ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
＿＿＿_. | （__人__） │ ＿＿＿_
／ ＼ | ｀⌒ ´ |. ／ ＼
／ ─ ─ ＼. | | ／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼..... ヽ / . ／ （●） （●） ＼
| （__人__） |.... ヽ / | ' |
＼ ｀⌒´ ,／. > < ＼ ￣ ／
／ ー‐ ＼. | |.. ノ ＼
.
... f´￣￣￣￣￣￣｀ヽ
..... ｜. ,⊆、 ((⌒)) ｜ ∩∩
..... ｜└ｧ厶. 〃 ｜ | |.| | ＿
..... ｜└～┘ ｏ ｜....● ● ● ● ● ● ● ⊂ニニ三三|―|
..... _乂＿＿＿＿＿＿_ ノ :. ∧､ ＼. | |.| | ￣
. / / i :. ∧｀￣￣ ∪∪
/ / | :. :. .∨ ∧
, / l } :. :. ∨ ∧
l ./ | Ⅳ ／ ::. :. } ∧
| / ,′ I | ∨／ .| l |∨
-‐ミ | ./ /| { | | ./ ／V | l l .∨ }
,へ. ＼l / / | .∧ .ﾄ、 | | /∠===ミ、 | Ⅳ ! | ./
{: : :＼ | /`ﾄ､/ ! / V .| ＼ .| | ,ｨﾁ´ }} | ./ .} ./ .| /
ヽ: : : . | | /~""''|' ‐- ..,__{. ヽ}Ⅵヽ、 | .// | ./.| / |/ /
＼: : ∨ | | ,ィ＝＝＝==≧ｰ‐- ___,∨ /!./ｲ {i} |/ | ./ ′
ヽ : : / ∨ .! |〈{ {i} ト ｀￣￣ ∨ |′ ､ ノ |/ ……湯殿働きに調理に給仕、
V＼: :ヽ ＼|＼| 、 __ イ ／イ = ,'´ `ｰ !三ﾆ=- ﾊﾍﾞ
. ＼ ￣ヽ 一"´ 三三三 ﾆ=- 自ら侍りもてなすとは、殊勝である。
. ∧＼ /三三三三三三ﾆ=-
/ }/ ￣｀ヽ {､ ∧三三三三三三三三ﾆ=-
ﾆ=- ',.∧ ／ ,:ｉ:ｉ:∧三三三三三三三三三 ﾆ=-
三三ﾆ=- ', ∧ . :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧三三三三三三三三三三三ﾆ=-
三三三三ﾆ=- ＼ ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧三三三三三三三三三三三三 lヽ
三三三三三三ﾆﾆ=- -―――一 . : :Ⅶi:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:}三}-三三三三三三三三三三 .|='
三三三三三三三三三ﾆ=- /. : : :Ⅶ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/三 |-=ﾆ三三三三三三三三三 |ﾆ!
-=ﾆ三三三三三三三三三三≧､ / . : :Ⅶ:ｉ:ｉ:ｉ:／三三!-=ﾆ三三三三三三三三三|ﾆ|
.／-=ﾆ三三三三三三三三三/＞ / . : }:ｉ:ｉ／三三三|＼-=ﾆ三三三三三三三三.!ﾆ|
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | あ、ありがとうございます。
＼ ｀ ⌒´ ／
＞-、 __ー‐_,. ≦ 精一杯おもてなししなきゃと、料理もお口に合えば幸いです。
／、 i:::|__∠ヽ＿|::! ｀ヽ
ノ ヽ j::０::::::::::::::O::| ハ
/ ､__ｲ」::::::::::::::::::::::::::Li/ i ヽ
ｿ ﾌ:::::ｒ‐､:::::::::::::::::::::V __ `,
l '´￣メ,ｒ=ヽ___ヽﾍ________＿{'´-､ヽ}
i :{´､ヽｨ'￣￣￣￣￣￣|ｒ)ノ｀!ｊ
ゝ,＿_ﾍ `ﾆぅ |=ﾆソ
/. |i ｉ| |i |
/ / |i |ｉ ,ｉ| |i |
/ ′ |i |ｉ /ｌ| | |l |
/ｲ|l i | 八 从 |/ .ｌ| | |ｌ | |
|l ‐┼ ‐-＼ Ⅳ _Ⅵ- ┼ |‐ 八!
|l八 ー┬一 ＼{ ―┬―!/} ′ おう、堪能したぞ。
{' ヽ＼{ ￣ ￣ ｝ l/
ﾍ { ,ｨ' / ……しかし若いな。
ト ､! ,′
| 八 ＿＿＿___, ′// もっとこう、タヌキ親父が出てくるものと思っておったのよ。
ﾚ川ヽ ｀￣こ￣´ ／.Ⅳ/
＿」_| ＼ ／┌┴―┐
{ニニO} ｀ ー＜ |Oニニ !
-=ニニニ{ニニﾆ|―--､ ,..-一|Oニニ ト=====
r=ニニニニニニニニニﾆOト__ __「!ニニニニニニニ
.
__ _
,ｨ'´ ｀ヽ
/ .
i ＿_.ﾉ ヽ､_ i
| ( ●）（● ) ! 私ども、それぞれ実家とは縁が切れ、
! (__.人__) !
ヽ. ー / ロレンス殿との縁故を頼り、当地にまかりこしたる者にございます。
,ﾉゝ.. _＿_ .ｨ
. ＿ ｲlヽ!､ ー |i｀ト､_
. ,､＜ j|_,ｨ‐l_ _ jrﾞﾄ､ ＞､
| ｀ヽ、 i::| ,ハ ` ´ ﾄ|::! Y . ﾊ
| ヽ .j::|_＞ヽ-‐'､_|::|_ ｲ :i
} ､＿|:０::￣:::::::::::::::::O::|{ |
／￣￣￣ヽ
/ ⌒ ⌒ヽ ﾀｶﾞ
| （●） （●）, 『奇跡の湯』の名に違わず、温泉はよいもの。
{ ' }
ヽ ＿｀￣ ＿ノ この地に根ざし、生きたいと願いました。
ｲ 乂｀ﾄ、
/ トｚ ∨〈 ヽ
| } 冫′ | ｉ
| .l。 :| |
. ＿＿＿_
. ／ ＼
. ／ _ノ ⌒＼
. ／ （ ●） （ ー）ヽ 商いで少々儲けたお金、どうせなら大きなことに使おうと、
l （__人__） |
. ＼ ｀ ⌒´ ／ 貴族の地位を買えないかなと思ったのです。
. ／ ＿_ ヽ
.... | 、 |～| ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ゝ＿￣つ＝＝＝＝＝と ）. ┃ というカバーストーリー。細部はたまに辻褄あわなくなりますが気にしない。
. .￣￣. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ ￣￣￣,' ./ ', / .' ,
. ,.ｲ / / | .| '{
〈￣￣. _ ., ――‐. ､. ﾉ .| .|
∧ ,ｲ-.,ヽイ 弋刈圦,ゝ ｀¨´ヽ. ,ｨｰ_, .|
.ﾟ, ,' .ハ .}斧ﾄ､ィ
.ﾟ, ∧ ､{:::ﾊ {｀¨´.{
.', .ヽ｀ヾ ', , ローエン商業組合に属し、
.ﾟ .ヽ _ _ } ,
.', ...,' ', r '＿＿＿ ‐ '´ / 例の洗濯板に関わって財を成したとは調べがついておりますが、
,.../ ﾟ , ｀' ､ ｀¨¨¨ﾌ , ﾟ
}ｲ .＼ .｀ ー―.' , 貴族位を買おうとは、恐れ知らずな大望を抱いたものですなあ。
. , | .丶 ｀ ー .,.ﾟ
. __,' .| .丶、 .,.ﾞ
/ﾆ{_ ..', 丶、 ./
. /三三≧x ', ｀¨ﾌ¨¨´
＿／￣二ﾆ －
／ ＼
. / , ｀ｰミ
/ , ヽ
. / / / .
. ∠ノ / / / / , ,i ﾊ ∧ l
/ｲ /二从 /ｌ ./圦// | } } !
| { ζ ' |/ |' __＼ﾊ / ∧} あー、こいつはこういう嫌味をいうのが仕事だからあまり気にするな。
1 ,乂 ゞ'ﾆ`Ⅳ／ ＿
ﾘ / ! ', ＿＿ ＿_))
} ﾊ/ ､__ _ゝ ｒ'´ ＿＿_ ヽ
刈 ＼ ヽ二ｱ （（＿ | ',
/≧ｭ ＼ / ￣ ｌ ...... ...:.:.:'
,〈二二二≧ｭ ＞一 八:::::::::::::::::::::::八
-=ﾆニ≧ｭ二二二≧ｭ {8}ﾆ=-ミ _＼::::::::::::／
-=ﾆ二二／／二≧ｭ二S,/┌ニ=ー}ﾆヽ ／ __ノ'¨}圦_)、
二ﾆV=―＜二二ニニ≧ｭ | |二二|ﾆ‐,} / ´ ／||/ ｲ)
ニニ.V二ニニニニニﾆ//ｌ} | |二二ｌ二∧ / / .||/ ﾉ ｝
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 諌言役でしょうか。
／ （●） （●） ＼
| __´___ | 大貴族の御曹司ともなれば家臣団の要ともいえるお方かと察する次第。
＼ `ー'´ ／
ノ ＼
/ / ,′ il ｌ l ∧ﾊ
/ / ｌi |ｌ ! | ∧ﾊ
| ′, |l |l ｉ∧. | |. ｌ i |
| .|i | |l |l. /|ｉ ! | /! | | !
. ! |i l―┼∧_从 / .}' }┼圦| /| |
ﾉ}∧| .ｌ人￣苧ヾ )/ ´￣苧ｱ / .| 八{
{!⌒ ｀￣ ￣´ Ⅵ从,},′ 道化も侍らせたいが、よい人材がおらぬ。
ヽ { !/ /
`ｰ 〈! ｰ' さておきこの件、我が父より一任されてはいるが、
八 /|l ﾎｳ
|ｉ ー== ァ ／| {! 相応の貢献をもって騎士爵にて封じる心積もりは同じである。
}ﾙ|＼ ＿Ⅳ＿_
┌─┴┐ヽ ＿ イ .{oニニニ|
|ニニ=o! __|oニニニ|≧ｭ
_x≦ﾆ三三三o{_. ||二三三三二二二二≧ｭ
_x≦二二二二二二二二||-..、 ,.-||ニニニニニニニニニニニニ≧ｭ
.
,,．ｧーー"ﾌ__,, ｀ ､
. | ./ .f"フ''",ィ' ￣｀ヽ、 ＼
. | |. " .／ ー- ‐‐ 、、＼ ヽ
./＼ 丿.ﾉ l ー |￣￣ ヾ'ヽ、 } ｉ
. //＼＼" / /ﾘ ‐‐.ｧ┘, , ｀´｀!
/,ﾍ/ﾞ〉＼＼. /ミ三" ﾞ ', /
.//》 ヽ//＼ｭ/⌒l ´ ﾞー- 、 ', ﾉ l
//ヽ/ヽ////| .|ﾐョ」 弋ﾃ｀ヾ ｀ __,,ﾘ
//////////| .|ヽ=i ﾞﾞ |ﾂヽ ありていな話をすれば、領地を遊ばせておくよりも
//////////| ﾘ ',/ ｀ | /
/////////// | 、 ‘－ _ .,,_/,ｨ' 配下が増え、自前で開拓開発させるのであれば、
//////////i─ｭ、 ＼ ／
/////////. |三二＞、. ＼ / 特に損もない話ですからな。
////////___i三二二二＞、 ￣7ｭ
///////三三三二二二二＞i"三ョｭ
//////.三三二二二二二二│三三三二ョｭ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ お言葉に安堵する次第でございます。
| ｀⌒ ´ |
. | |
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
.
/ , ヽ、
,′/ ,ｨ ､ ___ ＞
／ / / / ／ .| , ／Ⅳ |∨. ∧
ーイ ′ |==ﾄミz、Ⅳ} //_,斗V ,| Ⅳ ∧
ノｲ 八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V }
| { ′ ／ '7,/ ∨ /
{'∨ ! { /ｲ ∧ Ⅳ 領地の発展は領主の義務ぞ。
＼ Ⅳ ﾚ′
圦 -―一 八 できることならもっともっと開拓を進めたいが
| ＼ , ｲ
! ＼ ／!/ 手も金も糧食も、なにもかもが足りぬ。
＿|＿＿_ ー＜ |′
|三三三o三| ,' | ＿＿_
|三三三三=| ,' |ﾆ{三o=|
-=二三／／三≧o=| ,' |ﾆ{三o=|
-=二三三三三三／／三三三三≧ｭ ヽ圦三≧ｭ
／三三三∧三三三／／三三三三三/ / r‐「 V三＼＼ﾆ≧ｭ
三三三三=∧三´-＜三三三三三三/ / Ⅳ Vﾆ三＼＼三三≧ｭ___
..,' ﾊ | } , .∨ ',
.{ .., | ', .| ', ﾉ
.∨ , ﾉ __, -― ' ¨ ハ
ヽ ＿ ‐,' ―――= ﾆﾆﾆゝ /¨´ー― ' ,'.ﾊ.',
|.r:...､' ー― '´ |ﾊ../ そして民草には夢も必要。
| .{:::::' .|//
丶＼ヾ, .､ ,ィ 商人が成り上がり開拓領主という夢物語も、
＼｀ﾟ, } ./
.',|¨', ::::::::／ , あるいは生きる張りになればよし。
.| .＼ ＿__ ---- ' ¨ ,
,ィ::| 丶、. ＿_ , .,
|:::::| 丶、 ,ｲ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ サクセス・ストーリーという人参、あるいは鎮痛剤としての統治効用を期待です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ニﾘニニニニニニニニニニニニニニニニﾘニ
＿＿＿ |:::| || |￣￣￣￣|
f{T¨T¨T} |:::| || |￣￣￣￣|
|￣￣￣| ||: : : : :|| . |:::| || .Fi ￣￣￣|
| | ￣￣￣ |:::| || .ﾉ八ﾞ￣￣￣|
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]
//////////////////////////////////////////////////////////////////|
/////////////////.ﾞ_＿ ＿＿__.ﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣￣∧/////._ //////////|
////////////.＞ ´ ｀ : ∧////.! ＞､///////.|
/////ﾞ＿ イ ヽ. ∧///.| ﾄ､」/////// |
///.../ ヽ ＼ ==========}///.| l .!!////////|三三
三 /彡' { :. ＼三.∨￣￣￣￣ ＼||三三三三二二二
／ ／ ! ハ: :! i | ﾊ | ヽﾞﾆ∨三三三三三|l二二二l二二 l二二
彡イ| .|:| |::| ﾊ ﾊ. ! | ! ! :,..../ / ∨∧――ヽ―－―――――ヽ
― ; /i|ﾉ-=ﾁﾚ 从 / !| ! | ﾑ .! :,.../￣￣∨∧――－l－―――――－ヽ
―.//i |z_ r ＞i从ﾏﾊ≧. ;ﾞ ,′ i {､ | ､ :,..ﾞ=====∨∧‐――－l－―――――－ヽ
// .ﾚﾑハ ヽ.ﾋ::::ﾉノ ハ/レ!: | |｀ヽ. i ヽ. ﾄ､ ',.. ∨∧―――－l－―――― ‐ヽ－
´. ゞｼ ｀ー 〃 |. ｜ ,ﾞ}ヽﾊ | | ヾ
／ iム !/ノ / ム | おそれながらその件につきましては、
{ ､ |,:' ／,.ｲ iN
ヽ ; }-彡' ／N| 種まきの終わる当月末頃に
i r-- ､ ム´! , '
∧ ｀￣￣ / ﾞ | / 領都を訪れる予定でございましたが……
ハ ,..: ' ′ !/| '! , '
} i i i i i l , ,. ' / !/ |/
人!.| i !,l ＞ﾞ´ , ' |!_
｀ー―‐ t /z==ﾆﾆ二三 |
,:!: ／j￣ |
／ |! ／ i´ |
＼ |/: ／ ,..=ﾆ二ﾆ}
iヾ!/ , ,.イ////////,ム
| { ／＜/////////////＼
.
ノ ｲ / / /l ｌ { l ! l .l∨ ∧ ﾄ､!
| / / /┼ ト 、八 l 从 _ L -┼∨ ｌ |
| | l i二ﾆT＝ミ、ﾄ､ | / ´z=＝＝=ｧⅥ l |
| | l |＼ 弋iiiﾉヽ| ＼ Ⅳ イ 弋iiiﾉ ／ | .八{
l∧ 八{ ー― ´ ヽl `ー‐ レ′
′Ⅵ l ! } ああ、これは事前のすりあわせだ。
V ,:i 〈 l
ﾍ | ,'::| ′/ 領都での表敬だの会談だのはパフォーマンス、
ﾍ `′ /厂
ヽ // 群臣衆目に晒すイベントにすぎん。
ﾄ ー－―－一 ／ ′
l ＼ ／ |/
＿| ＼ ／ |＿
{//77ｌ ｀ヽ ＿ イ ｌ77//}
＿|0///| |///0|＿
77777777777777´//〃///L_ ＿ _ﾄ ヽ////`7777777777
////////////////〃/////|| `丶 ‐ ￣||//ヽヽ////////////
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ えっと、注意点とか根回しとかいうことですか？
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ （丶＿//// ＼. ┃ そういえば、【やるお】を演じていない、ですます調の やるお さんです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
- ‐= ‐ 、
, イ ヽ ヽ
. ／ _,－ ､_ ｉ 「ヽ
. ノ -―=',.‐''" ﾞﾍ､_/__ ﾞ l
.／ '、 ,ﾉ ヽ ´ ﾞｌヽ> 方針、条件の大枠の確認と、
. ┌ '" ノ .,' _＿ ` , ' !ｲ
.彳..__ ‐ 、'冫 r＿二 =ヾ._j .' |.! そして表立ってはしたくない話、
. ヽ //ヽ ﾞ 弋ﾃﾕ｀ゝ `/_=- !
. 丨i ｌ.ソ_ ヽ !´ﾕ｀'/ ありていにいえば金についてつめるための場と心得られよ。
.ヽ,ﾞ 丶i !
. | |ゝ ! ′ / -‐ｧｉ'′ / / -―‐- ,
. | /' ::'.、 ￣￣｀ ､ / ´ { { / ー=〈 ＞'´ て_
. .l' │ ::＼ ^ , ′ / ｀ {〃 ＞'´. そ
/三三三＞ ＼ ／ ./ ｀ . 八 ＞'´ （
. /´￣￣￣￣￣￣ ＞ ､.__..／ イ _ ＞=イ
/ 三三三三三三／三三ハ .＜／ / -‐ ' ／ / ｀ヽ -‐
. / 三三三三三三三三三三} .＜三=／,'// ' . ＜. 〉,
/ 三三三三三三三三三三斗＜三＞≦三三三=///// l /／ . ´ / ヽ
三三三三三三三三 ＞ 三三三＜三三三三二=/////! ! ＜ / / /
三三三三三三三／三三三三三三三三三二二{////∧ ､ ´ / / /
三三三三三三三三三三三三三三三三二二二|/////∧ ヽ ／ / / /
三三三三三三三三三三三三三三三二二二二j//////∧ ゝ-- 、 '´ 〃 / /
＿＿＿
／ ＼
／ - ヽ ＼ ｷﾝｽ
／ （● ） （● ） ＼ 売買官、金子で地位を得るというのは、やはり外聞がありますものね。
| _`___ |
ヽ、 ／
／ ＼
.
)､
. -‐…‐-ミ }__
. ／ ｀` ､
/ ,
. / ′
. ／ .′ '
／ / { ､
. ￣/ .′ ;. | ､ ､ ＼
. ′ { | |ﾍ i |､ |ﾍ|,>､ ;| } ＼｢ ｿｼ
| ;| ;. `トi/L_ ＼|ﾍ| x圻ツ^八/^V⌒ 我とて、金で地位を売るような輩と謗られたくはない。
|八 |ﾍ |《乂ツ^ }
. ヽ| {＼| / ノ 委細は当人と話すべきことだが、
＼iﾍ { /'´/
. `^ ､ ｰ ´ / |/ で、いったい誰が騎士爵を得て領主になりたいんだ。
`ト . ／ ｣＿＿＿_
rﾆ｣ | `T´ |ﾆcニニﾆ|
}ニ{ | / |ﾆcニニﾆＬ..┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬
/＼{〔 ｝ / _｣ニニﾆ＼ ､ﾆＬ_ . ┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
. _ -ﾆ/ /二７7 ,｢｛ニニニニﾆ{ {二二二ﾆ=- _.ﾞ┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬
. _ -ﾆ二／_-ﾆﾆ// | |二二二二ニ‐ ‐ﾆ二二二二二ニ=- . ──────────── ┬┬─
......_ -‐=ﾆ二二／／ニﾆ//`. ／ﾍV二二二二二ﾆ‐ ‐ﾆ二二二二二二ｉ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ├┴┬
|ニﾆｉ二二／／二二７/ } // } }二二二二二二ﾆ‐ ‐ﾆ二二二二二|.ﾞエエﾞ::ﾞエエエ.....':::;:, .:...エエﾆ| ﾐ├┬┴
|ニﾆ|ニ／／ニニニ// { } } /{ {二二二二二二二ニ‐ ‐=ﾆニ二二|_..エ. :.:λ:: ::'; ::,)､::.:;.:,:;.:. エエ｜ﾐ├┴┬
|ニﾆ|_７ /ニニニﾆ7 ′ ＼// / } }二二二二二二二二ﾆ=‐- ､V二二二}.ﾞ人ノ从:.ｿ）ノ ）:.: .;,.' エエﾆ| ﾐ├┬┴
|ニﾆ|/ /二二二二| | // | |二二二二二二二{ニニニﾆ} }二二二{....ィ' (ソﾍ （::.:.:'.,; :.....エエ｜ﾐ├┴┬
{ニﾆV/ニ二ニニﾆ| | ､// _| |二二二二二二二{二二二〈〈ニニニﾆ､ て:;;':. ｜ﾐ├┬┴
......〉､//ﾆニ}二ニニﾆ| | { {／ ] ,二二二二二二二二二二二＼ ‐ﾆ二二＼.. ｿﾊ ,ゞ.:. ｜ﾐ├┬┴
{ニ_{ﾆﾆﾆ}] }二二ﾆ| | // //ニニニニニニニニニ､ニニニﾆ＼＼ニニﾆ＼ﾞ:.. :（ （: :... ｜ﾐ├┴┬
......}＼ﾆ_ﾆ７//二ニﾆ｣ |:､ { { , | |ニニニニ} }ニニニﾆﾆ/＼ニニニニ＼＼二二ﾆ､.ﾞ::ﾉ ）::: ｜ﾐ├┬┴
......|二{ {∨_j ;ニニﾆﾆ| l ＼{ {／ ,| |ニニﾆ_ﾆ//ニニニニ/ ヽ､ニニニﾆ＼＼二二､ └･┘ ￣
.. |ﾆﾆ〉〉二| |二二二| |､ 〉〉 /]| |二二二〉/ニニニﾆ７ ＼二二二ﾆ- ‐ﾆ二､ﾞ＿＿＿＿',',＿＿＿＿＼
|ﾆﾆ| |ﾆﾆ| |二二二| | 〈〈 }| |ニニニ{ {＼ニニﾆ/ ＼二二ﾆ- ‐ニ二､.───―' ' ────┘
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＿＿＿ ﾉ ／ | （⌒）（⌒）| ﾉ ／ ＿＿＿ ﾉ ／
／ ⌒ ⌒＼ ｒニ |. | ///（__人__）|ｒニ | ／ ⌒ ⌒＼ ｒニ |
／ （⌒） （⌒）＼ ヽ / | |r┬| . } ヽ /....／ （⌒） （⌒）＼ ヽ /
／ ///（__人__）///＼ / ` / | ｰ―' } / ` /／ /// ___´___ ///＼ / ` /
| `Y⌒y'´ | ／. ヽ } / ／.| `Y⌒y'´ | ／
＼. ﾞー ′ ,／ ／. ヽ ノ／ ／. ＼. ﾞー ′ ,／ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨ ／ /⌒ヽ ｨ ／. /⌒ヽ ー‐ ｨ ／
/ rｰ'ゝ ／. / rｰ'ゝ ／ / rｰ'ゝ ／
/,ﾉヾ ,> ｲ /,ﾉヾ ,> ｲ /,ﾉヾ ,> ｲ
| ヽ〆 |. | ヽ〆 | | ヽ〆 |
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ﾄ:､._ _ ._ _,,..,_
+‐=＝=‐- ､ ＼__｀) l’ﾞl l´｀!!'<｀! ヽ
,. -‐=＝´ ｀ヽ ､. !ヽ--‐''ヽ、 ! .! .! |!ﾞｰ'’l ,|
／ , ＼ ＼ ﾞ､,,=フ ／ | l | l / ノ
/. ／ ｀ヽ ＼. ／ ∠ |! .l| lf’
. / / / ＼ /´ ／ﾞl、ﾞー=ヽ, i~ﾞi i'´ﾞ! .l´｀!
.. / / , ＼ ﾞｰ'’ ﾞｰ---‐' ｀''’ ﾞ''’ ｀'’
/ / i /i ヽ ゝ `ｰ ､
. ,' , , ′ | / { ハ ヽ ＼￣
i , ′ { | ,' ', | , ', | i ハ｀ヽ.. ＼__人__人__人__人__人__人__人／
/ ｲ / ∧. ! !＼ i i､ }ヽ .} ! ∧. ≫ ≪
ｰ=彡, ／ ノヽ| l |. `寸', ! i | | i | } ',. ≪ えっ、３人揃って！？ ≫
|/´ f ! ﾍ ヽ ! ≧＿ ﾄ＼ハ i! ! ハj／∨ヽト ヽ... ≫ ≪
{ | ', ｰヽ ﾄ |∧|ヽ "'' ‐- `ｰｔ∧ ﾉ /／}八{ﾘ } ヽｊ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
. ',八 `ｰ=ハ ! ＼', ゝ 旦_ ゞ ﾉ'´ﾚ ,. -‐=7∧ |
／/∨ ＼＼ ' ｊ ゞ ∂ ´从 !
. く////∧ 冫` U ヽ` / }八{/＼__人__人__人__人__人__人__人__／
∨///∧ } ヽ 冫///////. ≫ ≪
r‐{|/＼//｝/ /＼ ∠ ｭ､__ r' .八/////.≪ １人じゃなく、３人！？ ≫
イ//{|,///＼ il ＼ /´￣ ヽマ ７ ／､////////.≫ ≪
///从,/////＼ l! ト ヽヽ､＿＿ ｝У ／!///＼////／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
////∧,//////＼. `ｰ―― ' ,イ ///////＼ヽ////
/////∧ ///////＼ r‐`ｰ 一' ∨//////／/ ´￣
//////∧//////○冫, く / .∨///／／ ｀ヽ､＿
///////∧ /////// / ,/ 入///／////////
///////冫＼ //// / j l ／ ヽ'///////////
,/////／ ／l＼0f / ﾉ ／ }///////////
,///／ ／ ///∧｝ト ､ У /∨//////////
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′ ///////∧ `! ゝ ´ , ′/ |///////////┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ ////////! | ￣￣｀l! ノ: : / .∧//////////┃ 我様、本日２度目の想定外に遭遇なのです。
/´ﾞ///////////! ト､ ハ .／: :,: :/: :,': :∨////////.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
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. ||￣|| ||￣|| ||＿||＿|| _＿＿_
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〃|| ||＿＿＿＿〃
《_〃 ￣￣￣￣
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
＼ ＼ | 俺た……私どもは、 | ／ ／
＼ ＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ .../ . ／ ／
＼ ＼. ＿＿＿＿ | | .|.／ ／ _,...-
／ ＼. | | .| | /⌒l...＿,.. -
- _. ／ ＼ | | ./ ｌ | |
. | | ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
＿＿ | ＼_ _ノ .| i´＼..... | ３人揃って、クラン・サムライ騎士団を結成しようと |
. | （ ●） （●） | | ヽ.....＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
. | | | | /＿ l/.... ￣￣￣￣
_ , -―| （＿_人＿_） |─- ___| 〈 / ｀´. ＼__人__人__人__人__人__／
＿＿..ﾞ/´ ::::::::::: | ｀ ⌒ ´ |::::::::::::: | ∨ ≫ ≪
. |￣ ::::::::::::ヽ ∧::::::::::::::＼ ＼.. ≪ 誓ったんです！ ≫
＿＿＿＿ﾞ:::::::::::::/ヽ ／::::|::::::::::::::::: | ヽ、. ≫ ≪
. |:::::|::::::::::::/::::::::＼＿＿＿／ |:::::::|::::::::::::: /:l ｌ _／.. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
.. /::::::∨:::::::|｀ヽ,:::|. /:::::: |::::::::::::/::::ヽ ／ /
... /:::::::::::∨:::::|:::/:ｌ:::! ヽ . ∠∧::::::::|:::::::: /:::::::::::＼＿ /
.... /::::::::::::::::∨:::|/:::ヽ:|｀ー─一/:::::ヽ::::|:::::::::|:::::::::::: /｀ヽ、 _ｌ,. ＼ ＼
..... ＼:::::::::::::::∨:::::::::::::|＼ _,イ:::::::::::∨:::::::: |:::::::::::/ ｀ー――― ' |. ＼ ＼
. ∧::::::::::::::∨::::::::: ｀! .| |。|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
.. / .ヽ--,―.|:::::::::::::::| ∨。|::::::::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
... / / |::::::::::::: | |::::::::::┃ 団名・団旗で紛糾した末がこれだよ。クランと団もかぶりだよ。
.... / / .|::::::::::::: | |::::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ― ￣ ミ ___ ―-- ≧
｛三 ｲ ｝ ィ７＼ 二ﾆミ ヽ
≦ ＝ / ./ / / ヌ― ､ ＼. ヽ
. / ミ| | | {爪 ／ ＜ ヽ＼ |
| . |i } ｖィ彡|,／ ／ヽ ﾄ Ⅳ＼}
| lﾊ|i: |i / .: リ /｛ __ 斗、 ＼! あーもう、ちょっくら想定外だったぞ我ぇ。
| ｌ 〈＼ |i/ .: .: Ⅳ代ツ' ＼Ⅳ
川 ヽ ＼{ .: ≧＿ー＿ ｒ=､ 基本方針は変わらんけんじょ、なじょすべかぁ？
|iゞ、} ＿ヽ圦}
ヾ／ ／￣{￣ }ニ= －――――――――――――――――――――― ､
ノ￣￣＼ ／ ′ /ニ}三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
＝≧ ＼ ／＿_ __ =＝ｱ /ヽﾆ{＿___＝＝!＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝､ 、二二ニニﾆ＼
ニ／_r≦|} }'´ニニﾆﾆOﾄ、 ￣ / Ⅶﾆﾆ| |ニニ|ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆヽヽ二ニニニニヽ
／彡ニﾆ||_ﾉニニニﾆﾆO| ー＜ Ⅶニ| |ニニ|ニニニニニニニ≦ニニニニニニニシ//////////////
ニニニ／ニヽ三三三三二二| } Ⅶ | |ニﾆ/Ⅶニニニニﾆ／/////////////Ⅵ////////////////
ノ -―=',.‐''" ﾞﾍ､_/__ ﾞ l
／ '、 ,ﾉ ヽ ´ ﾞｌヽ>
┌ '" ノ .,' _＿ ` , ' !ｲ
彳..__ ‐ 、'冫 r＿二 =ヾ._j .' |.! , ^ 、
ヽ //ヽ ﾞ 丶ゝ-´_ﾕ｀ゝ `/_=- ! ヽ ＼
丨i ｌ.ソ_ ヽ !´ﾕ｀'/ , ‐＞ ‐`ヽ、
ヽ,ﾞ 丶i ! ! ｌ 丶..ｨ‐ 、ｌ ｉ ……誓いであれば止むを得ませんな。
| |ゝ ! ′ / l l/ﾝ'￣'' 、ヽ
| /' ::'.、 ￣゛''ｰ ､ / ｉ 丶< / ￣二'､ しかし、そうなると献金が足りるのか。
_ l' │ ::＼ ^ , ′ ! !:::ｌ 〈 ｒｉ"` ﾘ
/.:.:.:| │ ::＼ ／ ! :::::ｌ ﾉ ｀ ' ｉ l
l:.:.:.:''‐...ﾍ ::::丶___..／ 丶 ﾉ !│. ┏━━━━━━━━━┓
,／丿:.:.:.:.:.:.:.:.゛ｰ ､_ :::::::::/ゞ冫 ヽ 丨 / il＼ ┃ 誓いだからね！
_....-‐''.:.:.:./ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＾'- ,／:.:.:.:.:l- ､ ｉ人 －//// 〉､ ┗━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣￣ ﾐﾉｼﾛ・ｱﾀｲ・ｾﾝｷﾝ ￣￣￣￣＼
| 俗に騎士の身代値千金というが…… |
.: .: ' I ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.:: .: / ハ .:. :.:. ::.:.:.ｌ::. :. ／ :. ::. :::,
.::,′ ,′ / /／ ﾊ .:.::::. .::. :.:.:.|:::. ! ∠＿__:. .:. ::::,
.:/ ＼､＿__ ｲ ハ ∨:. :::. ::. |l::: |／イ￣｀ヾ; .:::: :: !
.:/ | / ≧≠＝==z､ ﾊ ∨∧::. :∨|:: 彳´ /:.:.: 八 ヽ＿,
＿! / ＿＿＿___ ＼､＼ i∨∧:::. ∨ |: 〃 {:./|ノ ヽ(_／
ｉ / ∧ 小 /厂￣￣￣ミｧ ヾ ヽ | ∨∧:∨. | / {ij} ′|:/ ) (
! ! ∧ |l l 〃 {ij} ＿ Y _∨_, |' ｀ヽ、 / l′. ノ (｀
ｌ | Ⅴ ﾑ l!. l / ｀ヽ ___ ,／ノ／ ￣` 三=" ヘ=ﾐ ー‐ |＼. ´⌒＼
| { ⌒ﾑ ′ |/ ＾ ／ i. ` l 三＼
| ∨ _ |′ 1:. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
ｉ_∧∨У l :. | 領民100人領主の収入10年分 |
三八∨_ ', ::. ＼＿＿ ￣＼
三三|l 厂´ {､::. /ヾ| そう考えれば得心もいこう。 |
三三||/' ', ｿ.: ///.＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
三三|l ∧ /.:. ///////i!三三三三三
三三({__ ∧ ////////ｌ!三三三三三
三三三ヾ、 ∧ 《＿__ __, ∧//////,'||三三三三三
三三三三＼ 、 `≦三ミ__＝ ―ー ――==＝≠ ′∨/////||三三三三三
三三三三三＼ ＼ ヘ＝＝＝――一￣￣￣´ / ∨////'}｝三三三三三
三三三三三三＼ ＼ / ∨//'〃三三三三三
三三三三三三三＼ ＼ / ∨ ＿|＼＿＿＿ 三
三三三三三三三三＼_ ＼ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
三三三三三三三三三圦 ＼. | よって、金貨にして1,000枚が父の求めた献金額であった。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.
- ―― ――― --- .､
, ' ヽ ｀ :
／ :, ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
, .'ﾞ :, | 金貨で1,000枚ぃいい…… |
／イ ; ハ . ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
/ ﾑ ,ﾞ / . i :, ￣|／￣￣
. / :ﾞハ.｜＿|!:＿__′, | i {
.. / |ﾉ ∧|ﾑ ﾊ / 从ﾑ l ! ﾄ､ |
..彡' {｀ヽ || ｒrij::::ﾏ＝z-ﾊ｜!｜ 人|:､:＼. ! ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
/／| r-=}..||. ヽ{:;;:ﾘ /||. N :| | .〃. } | ＼ | | ３名だと金貨で3,000枚でありんすか。 |
´ ム ﾑゞ,ﾞ ゝ ー '|||||| ﾚ! /ﾉノ, ':/ ヾ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|ハ}/. ||| |/!:|了 ／ i! /.....ヽ /.....￣＼|￣￣ ...＿＿＿＿ ヽ ＼
||.ヾ -､. || .N }ﾞ ﾘﾊ/.... ', / /_ -― ￣ ￣ ー- 丶 丶
| . ﾑ｀ ＿ i:| {. ∨ /' _＿. .-―‐: :￣￣; : ー―- ､ ｀ ､ ヽ ヽ
ヽ. ヾ二-- } | ／ ! |. { /／: : : : : : /: : : : : : /: : : : : : : : ｀ ｰ､ ＼ﾑ ﾊ
∧ ｀￣´´ | . :ﾞ |／i八从 ', /: : : l: : : ://:l::l: : : : / }: :l: : |: :l: ::l: :|: : ｀ ､ ＼ '
∧ , 'ﾞ ,: 三二ﾆ -+.. ﾊ ,': : : : l: : ://|ハﾄ､{: : | l: :|: :|!: ﾊ:|:ﾄ､|: : : : : ＼| ',
∧i | | il; ,.イ , '´ |__ V: : : : : l: :/ﾘﾃj=､j从: :| |;ｲ: /_}jﾆ什､|: : :l: : : :卞 }
｀ ￣＞へ ／ } 」: : .､. ヽ: : : :l: :|7ん'ぅ｡}｀ ヽ{ ﾘ ﾚ',ｨぅえヌ､|: : :l: : :l: : | /
ゝ.＿ ヽ./／´ ,.イ: : ｀ヽ. :>. /}: :l: :ﾄ､{ ,,弋::タ ' {::し'｡}》|: : :l: : :l: : | /
／ﾍ {´ ／: :｀ヽ: : : ://>.... ／,ｲﾄ､ﾄ､i:| ::::::::::: ゞ＝′l: : :l: : ::l: ::| /
／｀ヽ/:, .j: ／__ : : : : : ､, '////へ.. |: : : l:ﾊ ::::::::::: j ::::::::::::: ,': : :l: : : l: ::| ／
, . ム __: :,ﾞ ∨ ／. : : : : :､: : :,:ﾞ////////へ.ﾞﾄ; : ::l::∧ ｀ :::::::::: /: : ::l: : : l: ::|'
,.＜//. : : : : ′ .ﾉ ,:ﾞ . : : : : : : : : ////////////へﾞ: : :l: : |ﾄ､ rっ ,ｲ|: : : l: : : l､_:|
ヽ: ::l: ::|l ＼ ｀ イ /ｲ: : ::l: : : l 〉!
ヽ: l＿|! ＞。 _ ＜´ // !: : :l: : : :|)': :l
＼ ／￣＿___｀ヽ､ ¨ | l !: : :l: : : :|､: : l
ギュゥ ＝- / ／ ＿ { | |::|: : ::l: : : :| ヽ: l
／ ７ ／￣ __, ', ﾘ! |: : :l: : : ::| ﾊ
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┃ なお、「身代値千金」は領主騎士の場合です。平騎士の身代金だと鉱山奴隷価格くらいが相場。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
r'´¨´＿＿_, イ/ .／ ', ., ‐ ',ﾟ
}＼. _ ,.ｲ ―‐-. ､ .| / .|
∨.｀./,.‐.,ヽ/ ＜圦} ｰｯ｀ｰノ }＿ !
.',.､,ﾞ/ .ハ ￣ ヽ ./r, ､_'ｰ |
} .{ .::::/ .{ ｀ｰﾞ‐' ／
',...ヽ｀ヾ. | | , ふむ、若人らは言葉もでないか。
., ヽ | ､ .} ,
.| . /..｀¨' ＿＿ .¨´ . / 無理もない。
.| / ﾟ.､ ｀ ┐ ,
..,}ﾟ ..| ＼ ﾟ ｰ ／
..,.:‐,' | ＼ ／
,'三{_ .| ＼ , '
,'三三≧:..ﾟ, ｀ｰ―‐,‐'､
,.ィﾆ{三三三三≧:...,_ .,':三}
l ./ | Ⅳ ／ ::. :. } ∧
| / ,′ I | ∨／ .| l |∨
-‐ミ | ./ /| { | | ./ ／V | l l .∨ }
,へ. ＼l / / | .∧ .ﾄ、 | | /∠===ミ、 | Ⅳ ! | ./. ==||== ＩＩ
{: : :＼ | /`ﾄ､/ ! / V .| ＼ .| | ,ｨﾁ´ }} | ./ .} ./ .| /.... ==!!== i i ,
ヽ: : : . | | /~""''|' ‐- ..,__{. ヽ}Ⅵヽ、 | .// | ./.| / |/ / ｌｌ ル ／
＼: : ∨ | | ,ィ＝＝＝==≧ｰ‐- ___,∨ /!./ｲ {i} |/ | ./ ′
ヽ : : / ∨ .! |〈{ {i} ト ｀￣￣ ∨ |′ ､ ノ |/
V＼: :ヽ ＼|＼| 、 __ イ ／イ = ,'´ `ｰ !三ﾆ=-
. ＼ ￣ヽ 一"´ 三三三 ﾆ=- ……納めるというのであれば、
. ∧＼ /三三三三三三
/ }/ ￣｀ヽ {､ ∧三三三三三三 それぞれへ騎士爵を認めること
ﾆ=- ',.∧ ／ ,:ｉ:ｉ:∧三三三三三
三三ﾆ=- ', ∧ . :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧三三三三三 やぶさかではないがな。
三三三三ﾆ=- ＼ ＿＿＿＿____, ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧三三三三
三三三三三三ﾆﾆ=- / --‐‐ ／ . : :Ⅶ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}三}-三三三三三三三三三三 .|='
三三三三三三三三三ﾆ=- ￣￣￣￣￣ /. : : :Ⅶ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/三 |-=ﾆ三三三三三三三三三 |ﾆ!
-=ﾆ三三三三三三三三三三≧､ / . : :Ⅶ:ｉ:ｉ:ｉ:／三三!-=ﾆ三三三三三三三三三|ﾆ|
.／-=ﾆ三三三三三三三三三/＞ / . : }:ｉ:ｉ／三三三|＼-=ﾆ三三三三三三三三.!ﾆ|
.
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼
／（●） （● ）.＼
／ （__人__） u ＼ その、さすがにすぐにというのはちょっと……
ｎ|i 7 ｀ ⌒´ ｎ|
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /） ですが、いつまでに納めれば、この話はイキるんですか。
', U ! ﾚ' / ー‐ | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
, ＜ ｀ヽ ヽ ＞ ､
, ィ ∧ ﾊ } ヽ
／´ ￣￣ ｀ヽ ﾊ ' , ､
, ＞ ´ ￣￣ ｀ヾ j /, イ´￣ヽノ ∧
/´￣{ ヽ ｀ ￣ ノ ヽｰ∧
, ゝ_ ､ ／ ｲ ∧
i / _ ﾉ { ヽ i
; , ィ _ ≦二 ゝ 〉´二 ｀ヽ ∨ l
/／ i ´ ／_ --, ' ゝ __ ｀ヽ＼ ; ﾊ
≦´ _ ; ヽ _ ゞ''´ i ｰ ゞソ｀_ヽ iー'/
. ｀ヾﾉ ヽ{ v ,ｲﾊ ほぅほおぅ、諦めぬかぁ。
{ 〈 i _ ﾉ､ , }
ゝ ヽﾊ ´＿' ヽ ,_ﾉ, ' 諦めてしまえば、
ヽﾆﾍ ゝ _ , ＜ ｀￣￣ﾉ /_ノ
∧ ヽ , ´ ￣ ヽ ＞ ´ ｲ その金で一生を遊んで暮らすこともできるのだぞぉ。
ヽ ｀ ＝ ´ ／
l ヽ , l
＿l ＼ ,ｲ .l ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ￣￣ ヽ ＝＝ ´ ￣￣￣ ! ┃ どこかノリノリのケイネスさん。
_| ＿ i ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
_ r' 〈 ,ｲ } :ト､
´￣ ヽ , --／ ト､ ｲ ＞ ､
.
,. '´￣ `'' ー‐ 、
. ／ ／ ヽ ヽ、
. / ヽ
/ ヽ
,' , , ., 、 ヽ i、
./ ,' / i | i lヾヽ ヽ ;ゝ
. / 〃 i ii l | |',ヽヽ | i!
/ノﾚ i ﾊ__ハ i', ヽ ｉ ＼」_ | iﾘ まあ、領都訪問時に耳を揃えてもってこいとはいわぬ。
. ｀i∧! rテぐvヽ!＼| ﾏjフ i!⌒Y
. iヽ.`ー' i!6 / そうだなあ、表向きの推挙実績になる予定の、
ヽ.j i:. ｨ／
＼ ー ‐一 , ' :|! ヘンピナ街道の改修が終わるのはいつだ？
,.ィ|丶., ／ |__
/く__ i! : ￣ ,'_,.」__フヽ
.. ＿＿,.-―――‐/;:;:;８;/ :. |8:,:,:,:,:,:,:／｀‐-.,_
.. i´;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ,.,:｀‐-7 : 「;`ー‐‐'´ '':.;.;.;.;.;.;.;.;￣;:￣ ‐- 、
.. ...|;:;:;::;;:;:;:;:;:;:;:;'''',,:;:;:;:;:;:;:;:;:/ 、 _||;:;:;:;:;:;:;;:;;::;::,.,.''':;:;:;:;:;: ;;; :;:;:;:;:;:;:;:|
|;:;:;:;;:';;,:;:;:'''.,,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/、 ', ´ ,}|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,,.''':;:;: ;;':;:;:;:;:;:;:;;;:|
＿＿
／ノ ヽ＼
／.（○）（○）＼ 全通は早くても秋の終わり、あるいは来年中を見込んでおります。
|. u. （__人__） |
. | |
| |
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ
| |
| . |
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/ ,′ / I / ', } ｌ| .|l
. / ′ / 〃 / /| ′ ,/ ∨. | ｌ| .|l
/ｲ |i ｉl ｌ ./ , /ｉ / .|l ′ 〃 ∧ ∨ | ｌ| 八
|l |l |/ / /.|l ′.|ｌ. ,' ／/ / ∨ ∨ .| ｌ| /
|l |l ┼ -- __|ｌ / .|ｌ /／ ./ /__ -- ―∨ | ｌ|′
|l |l |､ ─―＝≧ミ/ |l / ./ ,z≦＝―― ｧ ∨ | ./
И .|l. /{/ヽ |ｌ::::{i}::::ｌﾄ､ .|l. / ／ |l::::{i}::::ｌ| / ∨ 斗ﾍ /
{从匸.| ,′ ＼ `===='' |l / ' 、 `===='' | ∠ !/ では来年までは待ってやろう。
ﾍ ン !/ ￣￣￣´ .|l. / ￣￣￣ ! ＿ ′
ﾍ ﾍ |l / ′) / 待って納められるのであれば、な。
＼＿ |/ .i / /
∧ .:::{ / ―一
∧ .:::::| /
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ＼ 金貨3,000枚かあ……
. ／ ／）（ー） （ー） ＼
| ／ .ｲ ' | ローエン商業組合から、いや、変な紐ついてもなあ……
∨,'才.ﾐ). -‐‐- ／
. | ≧ｼ' ＼
／＼ ヽ ヽ
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┃ 帳簿上は問題ないのですが、現金として持っているわけではないのがひっかかりなのです。
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.
ニﾘニニニニニニニニニニニニニニニニﾘニ
＿＿＿ |:::| || |￣￣￣￣|
f{T¨T¨T} |:::| || |￣￣￣￣|
|￣￣￣| ||: : : : :|| . |:::| || .Fi ￣￣￣|
| | ￣￣￣ |:::| || .ﾉ八ﾞ￣￣￣|
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]
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///////////--――――--/////./￣￣￣￣￣￣￣￣￣∧/////._ //////////|
//////／ ､ ヽ＼ ∧////.! ＞､///////.|
////../￣￣｀ .,_ ＼ } }ヽ ∧///.| ﾄ､」/////// |
///. / ＿／ ￣￣｀ヽ.,___ﾉ ノ '. .===================}///.| l .!!////////|三三
三. / ヽ ｀¨¨¨ l }..三三 .|/| |三三.∨￣￣￣￣ ＼||三三三三二二二
二/ ￣/ ,: ':, jﾉ ./二二|/| |二二ﾆ∨三三三三三|l二二二l二二 l二二
/ '''フ / ! / | －|―..|/| |―l―－/ / ∨∧――ヽ―－―――――ヽ
ノ: : : : -==/ / ￣￣｀丶、| / .!―－| .|/| | .―l―/ /￣￣∨∧――－l－―――――－ヽ
＼: : :___: / ¨¨弋ﾂ¨:.:.:. /-―― 〉.―― |/| |――l/ /======∨∧‐――－l－―――――－ヽ
－ヽｆ ヾ '" ﾄ､¨艾`/
.. | :.:.:{ | │ 金繰りこそは商人の本懐、存分に堪能なされよ。
.. ヽ｀′ | ′
.. ｀ｰ! ':.:.:/ / とりあえず叙爵の方向で話を進めますと、
.. │:､ ,，-――‐; ／
.. │ ＼ ｀ ――‐‘ / 領都での謁見では「献金」とともに「新規開拓の許可」を願い出て頂く。
.. │ ':, 丶 ￣ /
.. │ ':, ｀ .,＿__,ノ|
r┴――‐┐┌――‐┴┐
|: ＼/////┬/////////|＿＿,.. --―
.. ／|: : : ＼///|l|l|/////////////／: : : :
.
/ , ヽ、
,′/ ,ｨ ､ ___ ＞
／ / / / ／ .| , ／Ⅳ |∨. ∧
ーイ ′ |==ﾄミz、Ⅳ} //_,斗V ,| Ⅳ ∧
ノｲ 八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V }
| { ′ ／ '7,/ ∨ /
{'∨ ! { /ｲ ∧ Ⅳ
＼ Ⅳ ﾚ′ そのときに、せめて半金は出せるか？
圦 -―一 八
| ＼ , ｲ
＿ ! ＼ ／!/
＿＿ / .} ＿|＿＿_ ー＜ |′
／三r=ﾐ≧_!､___,| |三三三o三| ,' | ＿＿_
/三三.| ヽﾆ｝___,｛;==┬‐|三三三三=| ,' |ﾆ{三o=|
.{三.┌圦 __ ¨ .仁三l三／／三≧o.| ,' |ﾆ{三o=|
!┌┤ l 八三|／／三三三三≧ｭ ヽ圦三≧ｭ
｜| .し′ ヽ_≦三三三三三｜ | r‐「 V三＼＼ﾆ≧ｭ
Ⅵ | __＿＿つ 三三三ﾆ!.｜ Ⅳ Vﾆ三＼＼三三≧ｭ___
./ 八二ﾆﾆ冖=ﾆ彡三三三三三三三ﾆ| |＼ .||∨}三三三＞`三三＼三ヽ
.ー′
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ＼ 確認しないと断言はできませんが、
／ u （●） （●）＼
| U __´__ u | 金貨のみではなく、銀貨や銅貨混じりでの換算ならばおそらくなんとかなるかと。
＼ `ー'´ ／
ヽ < ∩ノつ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ⌒ヽ i |／ ＿ノ.┃ 半金でも３人だと金貨1,500枚。１人想定の全額より多いところに注目。
| ヽ ＼ ／ ／. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ ＼
/ , ヽ、
,′/ ,ｨ ､ ___ ＞.....┏━━━━━━━━━━━━━━┓
／ / / / ／ .| , ／Ⅳ |∨. ∧. ┃ ゆえに我様もニッコリです。
ーイ ′ |==ﾄミz、Ⅳ} //_,斗V ,| Ⅳ ∧ ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
ノｲ 八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V }
| { ′ ／ '7,/ ∨ /
{'∨ ! { /ｲ ∧ Ⅳ
＼ ､___＿＿＿ Ⅳ ﾚ′ どうせ群臣に開いて見せる袋は各自に１つで十分だ。
圦 `≦ ‐‐‐ノ 八
| ＼ ￣´ , ｲ 両替手数料で損なうのも辛かろう、換算額でよい。
! ＼ ／!/
＿|＿＿_ ー＜ |′
|三三三o三| ,' | ＿＿_
|三三三三=| ,' |ﾆ{三o=|
-=二三／／三≧o=| ,' |ﾆ{三o=|
-=二三三三三三／／三三三三≧ｭ ヽ圦三≧ｭ
／三三三∧三三三／／三三三三三/ / r‐「 V三＼＼ﾆ≧ｭ
三三三三=∧三´-＜三三三三三三/ / Ⅳ Vﾆ三＼＼三三≧ｭ___
／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） |
. | （__人_） 寛大なご配慮、ありがとうございます。
| ｀ ⌒ﾉ
| }
ヽ u }
ヽ ノ.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ノ ＼ . ┃ データ上扱っていませんが、通常は両替のたびに5～20％目減りします。
／´ ヽ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ l / ./ ｌ ′ ∧ ′
. ／ イ|l | ｌ| / ,イ ィ} /! ′ |l ∧ ヽ
. |l 八 | ｌﾚ＼／／ / / l , / l / |ｌ | ｌ|ー一
. |l /¨! .从{-==≧､ / ﾇ } ./ / .!∧ |ｌ | ｌ|
从 { λ/ ｀ .弋{:ｉ:}>/´ l} /／Ⅳ_ 斗＜ |l | ｌ|
∨V ヽ ｀￣ '／ ´､{:ｉ:} ア | /l .八 ｌ| で、開拓許可を願われた我は
} ` ┤ ￣´ 从/ |l / ヽ
|Ⅳ ∧ {! _ﾉ |/ 「未踏領域への勢力圏拡大は我が家の悲願」
′∨ 仆､ 八
∨ -― ､ 「成功の暁には騎士の位を授けようぞ」
/≧ｭ. / ＼ . ｨ
_/二二二≧ｭ ＼ /}/ とかなんとか適当なこと言って受ける。
. -=≦二ﾆﾆ=- 二二ﾆ()≧ｭ ｰ＜/∨ ＿＿
≦二二二二二ニニ -=ﾆ()ニ=-/ {=ﾆﾆ{0=- |
二二二二二二ニニ／／二=-/ 八 ﾆﾆ|0=- !__
二ニニニニニニニ{ /二二二 ＞､ ,＜-=ー ヽ＼
,..:::´::::::::::::::::::::｀:::..、
／{:::::::::::::::::::::／::::::::::ﾐ､
. ,.:::::::::＼:::::::::::::/:::::::彡:::::::ﾐ､
|ヽ::::; ''"~ l l: ＞:::::ミ､
|:::＜ l :ｌ: / ＼::::ﾆ=
|彡:: ﾍｌ :l/､ ‐ ''"´ ﾞ:::::ﾆ= 自費開墾地を封地と認めた例はありますからな。
l〉=ﾆ ￣￣` ヾγ⌒ヽ r-､ﾆ=ゝ
. 〈=ﾆ γ⌒ ﾉ |ｱﾉ／ 発表する献金額も、
ﾉ=「ｧ ::| |／
￣＼ﾍ ,. `＿＿ .､ ﾉ 資金の裏付けかつ許可願いとみればおかしくない程度です。
｀＼ `ー一'' ／|
〕iｘ ＿ ／::::::|
r┴─‐ ─┴┐
＿ -|ニﾆ=- .-=ﾆニ|ﾆ=- ＿
. ＿ --==ﾆﾆﾆﾆ|ニﾆﾆ=--=ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==-- ＿
. -=|i:i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i|i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i:i|=-
ﾆﾆﾆ|i:i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i|i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i:i|ﾆﾆﾆ
.
/ / ｌi |ｌ ! | ∧ﾊ
| ′, |l |l ｉ∧. | |. ｌ i |
| .|i | |l |l. /|ｉ ! | /! | | !
. ! |i l―┼∧_从 / .}' }┼圦| /| |
ﾉ}∧| .ｌ人￣苧ヾ )/ ´￣苧ｱ / .| 八{ 目に見える功績があれば重臣達を納得させやすいが、
{!⌒ ｀￣ ￣´ Ⅵ从,},′
ヽ { !/ / 街道整備の実績をもってゾォルケン伯が後見する、
`ｰ 〈! ｰ'
八 /|l という噂だけでもとりあえず足りよう。
|ｉ ー― ､ ／| {!
}ﾙ|＼ ＿Ⅳ＿_
┌─┴┐ヽ ＿ イ .{oニニニ|
|ニニ=o! __|oニニニ|≧ｭ
_x≦ﾆ三三三o{_. ||二三三三二二二二≧ｭ
_x≦二二二二二二二二||-..、 ,.-||ニニニニニニニニニニニニ≧ｭ
-‐‐‐-
／ ｀ヽ ｀ ､
/ -‐‐yﾆ=‐‐､_ヽ i ﾊ､
/ _ﾆ=〉 ~ ￣ i
〈 ﾆ=/ /__ ､:. :.
∨ r‐､/ rtｯ､ヾ i,'_ .〉
', i.f } {ｆｧ/
∨ > _i : 以後は暫定的な領主候補として辺境伯様の代官の権限を認められた、
Ｙ从 __ ´ /
i___ ＼ ‐｀ 暫定領主代官として開拓開墾に励むという流れです。
｢i:i:i:i:￣ﾆ‐≧‐- '
＿_ﾆ=---‐‐´寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀i|
/｀ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾄ
/.i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i }} i:i:i:i:i＞､ _
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ 次の接見では、開拓許可をもつ暫定領主代官として任命される、という流れですね。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ とすると騎士爵を得る条件、「成功の暁」とはどのようなものになるのでしょうか？
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
/, ' 二 -., ' ¨¨´ ｀¨＼ / ヽ
,ｲ /... / ｀ｰ'ー.＜.',
,ｲ ..〉 / ヽ .} }
r'´¨´＿＿_, イ/ .／ ', ., ‐ ',ﾟ
}＼. _ ,.ｲ ―‐-. ､ .| / .|
∨.｀./,.‐.,ヽ/ ＜圦} ｰｯ｀ｰノ }＿ !
.',.､,ﾞ/ .ハ ￣ ヽ ./r, ､_'ｰ |
} .{ .::::/ .{ ｀ｰﾞ‐' ／ 村落として成立する、最低限騎士としての面目の立つ、
',...ヽ｀ヾ. | | ,
., ヽ | ､ .} , 成人30人の自給持続可能な集落を３人ですと３つ……
.| . /..｀¨' ＿＿ .¨´ . /
.| / ﾟ.､ ｀ ┐ , まあこれは90人をこえればよしとしますか？
..,}ﾟ ..| ＼ ﾟ ｰ ／
..,.:‐,' | ＼ ／
,'三{_ .| ＼ , '
,'三三≧:..ﾟ, ｀ｰ―‐,‐'､
,.ィﾆ{三三三三≧:...,_ .,':三}
.
... / { ∧ |i i
. / ′ | | ト、 ∧ |ｌ 厂ﾊ l
. ノイ 八 | | メ、 ∧ |l N ﾊ ハ|
. |l i ﾄ ヽ、 |＼ |／ ＼|∧ 从| 〉 } |
. |ｌ l , | ＼ ヽ＼ Ν イ苧厂ﾉ ∨ ｛ / {
. |八|ﾚi ⊥＿＼ヽ ＼| ｀￣ ′ Ν 期限は３年と言いたいが、
. {! |l 人 ｀メ / |
|l ヾ=＝彡 厂∨ | 親元から支援を得ていたはずの独立例でも
. .八{＼{ ,′ | ∨ |
八 / ＼{≧ 、 ５年掛かっているからなあ。
ﾍ ` .′ /三∧≧、
丶 ､＿＿＿___ '.:' /三三∧三≧、
＼ ｀￣￣ 二 ｀ /.::,' /三三三∧三三
＼ ／::::,' ／三三三三 |三三
≦全 ､ ／::::::::,' ／三三三三三 |三三
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ ：
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:! ：
. ：/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八 ・ ﾉハ ゞ（ ・ ）》}ｱ}}′
八 从 ||i :i .i 八 ３年で、領民90人を自給となりますと、
＼'. | .' ,／ ：
∧ ｀ ゛ ハ その、かなり、厳しいかと存じます。
＼ ⊂＝＝⊃....ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
. ：／} ｀ :＜ー-＜イ {＼ ：. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ ┃ 「領民数」と「成人人口」は別物だが、言葉狩りをしてもしょうがないか。
： ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼..┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
} ', .＼ / .., .}
..,' ﾊ | } , .∨ ',
.{ .., | ', .| ', ﾉ
.∨ , ﾉ __, -― ' ¨ ハ
ヽ ＿ ‐,' ―――= ﾆﾆﾆゝ /¨´ー― ' ,'.ﾊ.',
|.r:...､' ー― '´ |ﾊ../
| .{:::::' .|// わかっているが、３人揃ってとなるとどうしても。
丶＼ヾ, .､ ,ィ
＼｀ﾟ, } ./ 誓いでなければ、１人に絞れとも言えたのだがな。
.',|¨', ::::::::／ ,
.| .＼ ＿__ ---- ' ¨ ,
,ィ::| 丶、. ＿_ , .,
|:::::| 丶、 ,ｲ
/. |i ｉ| |i |
/ / |i |ｉ ,ｉ| |i |
/ ′ |i |ｉ /ｌ| | |l |
/ｲ|l i | 八 从 |/ .ｌ| | |ｌ | |
|l ‐┼ ‐-＼ Ⅳ _Ⅵ- ┼ |‐ 八!
|l八 ー一 ＼{ ―一 !/} ′
{' ヽ＼{ ｝ l/ 当年込みで４年を目処にせよ。
ﾍ { ,ｨ' /
ト ､! ,′ それ以上かかるようだと、
| 八 ＿＿＿___, ′//
ﾚ川ヽ ｀￣こ￣´ ／.Ⅳ/ 群臣より懐疑の声もあがろう。
＿」_| ＼ ／┌┴―┐
-―――- {ニニO} ｀ ー＜ |Oニニ !
／｀￣￣￣￣´ヽ. -=ニニニ{ニニO|―--､ ,..-一|Oニニ ト=====＝
| r=ニエニニニニニﾆ三三三ト___ __「!三三二ニニニニ
|...................../ニﾆﾆ!Ⅶﾆ}ニニニニニニニニ| | | |ニニニニニニ二二
.
...ﾞ,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i
.i.,,,＿,_i.,,, . ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼＿,_i.,,
...ﾞ,_i.,,,＿,_i.,| だいたい、領民30人は本当に最低のラインだからな。 |.i.,,,＿,_i
.i.,,,＿,_i.,,, . ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／＿,_i.,,
...ﾞ,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,, ￣￣￣￣＼|￣￣....,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i
.i.,,,＿,_i.,,,,i／i／i／i／iｴ（ヽ、 ,ﾉ ）´( ､ ゝ､ﾆｴi＼i＼i＼i＼ii.,,,,i.,,, . ,ｒ≦￣ ｀ヽ_..ﾞ,_i.,,,_
...ﾞ,_i.,,,＿,_i／i／i／i／iﾆﾆ) Y 人 ヽ)ゝ'.丿,ﾆi＼i＼i＼i＼i.,,,＿,../ ＼. ,_i
.i.,,,＿,_i.,,,,i／i／i／i／iｴ!）ﾉ' ﾉ ,（ ` . ´（ｴi＼i＼i＼i＼i.,,,,i., // / ヽ ､_
...ﾞ,_i.,,,＿,_i／i／i／i／/ (（ ´!. ､ t ヽ､ ｀t＼i＼i＼i＼i.,,,..ﾞ/ｨ ∧ |/∨ |ｌ |i,_i
.i.,,,＿,_i.,,,,i／i／i／レ,′, ヽ杉 tゝ､丿）ﾉ iﾐ Y(.＼i＼i＼i.,,,,i.,,ﾞﾚ符ヽ{ 示/从 八
...ﾞ,_i.,,,＿,_i／i／i／i /f ゛彡 ）ﾐ Y´ l'\ミ ）.＼i＼i＼i.,,,＿,_i.ﾞ!〈 _ﾉ/ ,_i
.i.,,,＿,_i.,,,,i／i／ ﾊﾟﾁ /∥ !||i 荒 ＼i＼i.,,,,i.,,, . ∧ ｰ=ｧ ｨ､/ﾞi.,,,_
...ﾞ,_i.,,,＿,_i／ .ﾊﾟﾁ ＼i.,,,＿,_i-=ﾆ≧＜ /≧===≠､＿___
. ＿＿＿＿＿＿//＿＿＿＿＿＿;;|＿＿＿＿....＿_ rｪ=ﾆ／ﾆﾆﾟｌ} {lﾟﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=--､
......─────-' '-─────-' '-───.. {｀¨´} /=V´ﾆﾆニ=||..＿|＼＿＿＿ .ﾆﾆﾆ/ﾆニ∧
人:::::人 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
-=ﾆニゝへ | 領主収入30石で、当人・馬・供回り1～2人 |
-=ﾆニニニニﾆ{ヽJ ﾄ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
-=ﾆニニニニニニ／:::｀ヽ:::::ﾍ＼ｰ)ﾆヽ!ﾆﾆﾆﾆ|| || .||ﾆﾆﾆニ/=/ﾆﾆ/}ﾆﾆ′
/ニニニニニニニニ〈::::::::::::::::＼::}:::::＼ﾆ/ﾆﾆﾆニ|| || ||ﾆﾆﾆﾆ{ニ丁¨ ｀７
＿＿＿＿＿{ニニニニニニニニニ.＼::::::::::::::::＼::::::::ヽ二二二___∧__||ﾆﾆﾆﾆ|ニ.| ｛
／三三｀ヽニニ＼ニニニニニニニﾆﾆ=/＼::::::::::::::::＼￣:::::::::::::::::::::::::::::::￣￣￣!ニ.ヽ}Jﾊﾉ
{三三三三|二二二|ニニニニニニニニ=|:::::::＼::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ニニニニ
|三三三三|二二二|━━━━━━━━|:::::::::::::＼::.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
|三三三三|二二二|ニニニニニニニニ=|:::::::::::::|ﾆ.. | 無理に無理してなんとか搾り出せるギリギリだぞ。 |
|三三三三|二二二|ニニニニニニニニ=|:::::::::::::|ニ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|三三三三|二二二|ニニニニニニニニ=|:::::::::::::|ニニﾆ｀￣ /ニニニニニニニニニニニ
|三三三三|二二二|ニニニニニニニニ=|:::::::::::::|ニニ{＿__/ニニニニニニニニニニニ
|三三三三|二二二|ニニニニニニニニ=|:::::::::::::|ニニニニニニニニニニニニニニニ
|三三三三|二二二|ニニニニニニニニ=|:::::::::::::|ニニニニニニニニニニニニニニニ
|三三三三|二二二|＝＝＝＝＝＝＝＝}へ::::::::|＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
／ ｀￣!
.
|./ ::::! i.i::::{ { : / ::/ .::i ::i .| :: ::}､ }: :}: :: ! :: | ､ i､ヽ／
| :::::! {:i:::::ﾍi !::|! :ﾊ ..::::{:::ｉ .|:: :::: ::i::ﾊ::: ,i::ﾊ::i::ｉ::i .| |ﾍ i
＼ | ::|:::| ｌｉﾊ:::::|ﾍ:::ﾊ川i:::::i!:::| !::/!::::::! .|::::/ｿ .i:ｉ ｉ:::i ｉ ｉ !|
.|::::|:::| ｌ 圦｀￢=‐ｚ_从ﾘﾊ.ｉ 乂 ﾚi/i ﾉ,ﾙ厶-‐ｉｉ::::ﾙ i .!|
i :l::::| | |／忙テ≡ミ.=ｭ l -ｯ孑=＝≠､_.ﾊ〃 .i i|
ｉ i :::| | l.＼ゞ, :::: ノ ` ゞ, :::: ノ〃.y::::: /ｉ .i!
.i ∧:/| ! ! ｰ― " ー― ' /|::::: / .! i! 穀物30石を売って金貨15枚くらい、
ｉ !:::/:/l ! ! /::|:::: ! /
i':::/:/:::| :ｉ iヽ j /!:::|:::: .i/ 馬など抱えるとなると、たしかにギリギリでありんす。
.ﾉ:::/:/:/::| .:!.!<.＼ 〆!:!:::i:::: /
.-―=―┤ :: :::!.!ﾍ ､ ´￣ 二￣ , へi:i:i:!::::i:::: !
::::::::::::::::::::! :: :::!.!::ﾍ ､ へ i:i:i:i:::::i:::: !
: : : : : : : :.! :: :::!:!:::::ﾍ ＞-イ : : : : : |:i:i:i::::i:::; !
: : : : : : : : ! :: :::!!!:::::::::＼ / .}: : : : : : : |:i:i:ｉ:::|:::: !∨
ー≠ -‐=. : :￣ : : . ｀ヾ : .
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ へﾒ从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7
_＿___,: ＝ﾐV ｚ二_ノ从i } ; ｲ j( 開拓初期に領民１人当たり１石の年貢をとれるか……
. /ニニﾆi j `ﾐ＝メヾﾘN从/^7 ｲ
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ' ｲ/ｿ/ｨ( 私からは厳しいとしか言えません。
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ;'ー- ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.
,'¨´＿＿ ヽ ./__,_‐ .',
. ,' .／ .｀¨¨´ ｀ヽﾊ
,／.,' ､ . ／ } .}
| .ｲ | ＿__ .',.} .}
| ..| _, 二¨', ｀ rｪrｯ .|,〈
',ヘ| ｀'ﾞ‐ﾞ'´ ￣ |ｨ.}
. .|´}', ., },' だが騎士を名乗る以上、揃えねばならぬ最低限の陣容ですからな。
. ヽヾ, ___ ,ｨ,'
ヽ}, __ ,'ﾟ´ ゆえに、３人で成人90人以上、譲れません。
. _| .' , '´―｀ /
/::| ヽ ｀¨´ .,.'ﾄ､
.|ﾆ:! ヽ / ,ﾆ:}.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.,‐|三≧:.....,_ ｀¨¨´_/三|.. ┃ ケイネスさんのいう「成人」は「一人前の生産従事者」の意味合い。
... _,.イ三三三三三｀ヽ/三三|_.... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.／ :::::: ヽ、
/ ヽ ﾍ::: ヽ
j i i .ﾄ 、 ﾄ≠、い :::::.ゝ はっきりいうがそこをクリアできてもキッツイぞぉ。
/ 丿i .ﾄ、ﾐ、＞ミゝ ｀ヾv⌒j j
レi.N弋入i ヽ -=彡 )∂ｿ 陣容を整える、領民食わしてく、開墾もする、家も建てる、井戸も掘る、
∨i _彡´ ´//
ヽ 、 ﾉv´ そして水車とか、水車とか、水車とか。
⌒ / ソ:>┐
＞- ∠ノ彡;:;└ーー 、
「| |o;:;:;:;:;:/;:;:;::;:;:::.. ....>ヽ
┘ﾄ -|o;:;:／;:;:;:;::::::... .;:;:;i i;:j
.__〆´:::;／.j┌´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/;:;:;:;:;i ミi
/ｿト;:;:;:;:;j :iﾚｲ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|;ﾉ;:;:;:;:;:;j 》
/ノ;:;l;:;:;:;:;:| :| |;:;:;:;:;:;:;:;:;:／i;:;:;:;:,:;:;:;i ∥
./;:;:;:;:;i;:;:;:;:;:| :i |:;:;:;:;:;:;:;ﾉ 彡ﾉ;:;:;:;:;:;:;:i ii
.
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ
| _,.ノ '(ゞ､_|
.| （ ー）ヽ ヽ
.ﾉ| U （___人_＼＼__ 教会堂もですね。
／ | ｀⌒（⌒_ ＼
{ .ヽ. し「、 ＼
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i
.| | | ／ /
,.. ------ ､/|
／ ヽ
/ ヽ
| l/‐| /|A/-ヽ _ |
| /━ ━ | /rヽ!
ﾚl′ l ﾚ'_ン｀ 金がいくらあっても足りぬわ。
ヽ f＞ ﾉN`
(⌒'彡' ＞,..＿_,..r;;'´l｀
(⌒ ｀) lfr;Vゝｲ;;;ヾ;`l
`ｰ～′ |ll|;;|| l ||;;;;;|;ll;|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 子爵として、実地で領地経営を経験済みの御曹司のお言葉です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ＿＿＿＿
'" U ｀丶、
／ ＼ ＼
. / ｀¨″ `'ｰ'"￣｀
{ 三三 三三 }
. '. Ｊ / 世知辛ぇ……
＼ ｕ ﾞ'ー'^'ー'ﾞ ／
｀¨７ ￣ ‘,
/ ‘,
/ ｉ| 丶 ヽ＼
/ ,′ ｉ| |l ｉ|
/ ′ /. ｌ| |l i i. ｉ| |
. /ｲｉ| / ｌ| ﾄ､ !. ｌ| | ｌ| |
. ｉ| | - __ 八 | _斗z≦ｌ|＼ | ｌ| |
. ｉ| ＿≧ ＼ Ⅳ´＿＿__从. ヽ /}ノ. i
八 ｌ /｀￣´ ＼{ ｀￣￣ ∨｀ヽ l |
＼{＼Ⅵ＜￣ /＞､ 「 } 八| まあな。
／ . / ヽ 廴ﾉﾉ /
／ 八 ヽ 〉 ／ ′ だが己の領とするなら己で賄え。
i...........................:::::::::::::::::/ /`´! . Ⅳ
!--､:::::::::::::::::::::::::::::::::::′ {. ! /
l }:::::::::::::::::::::::::::::::; ／ 圦|,′
へｒ‐‐Y 圦;⌒Y::::::::::::::::/ イ ト=======､
. /￣ Y ´l ￣|｀ ､ﾚ {::::::::::::／＿ ＜ ′ -=二三∧
〃 ／ { , ‐|｀¨´＼ 厂￣´ _〕 / -==二三三.∧
{ |! |⌒八_ノ / -=ﾆﾆ} ,′ｒ‐==二三三三三∧＿＿___
| {! ト-' ..) i}′ {三0}／ ', ,' 〃0三三三三三≦彡ニニニ
| ヽ ノ ﾉ ＿|三0| ', ,'〃0ニニニニニニニニニニ
.八 ｀ ＿＿ イ二二二二二ト==-､ ,..--| |ニニニニニニニニニニ
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ お言葉のとおりです。
／ （●） （●） ＼
| ´ | 辺境伯様配下の騎士領主としての庇護を与えられることが肝要、
＼ ⌒ ／
／￣￣ヽ ＼ それ以外は自分達でなんとかしないと。
（｢ ｀rﾉ ＼
ヽ ノ ＼
| | ｢＼ ＼
＿＿＿＿＿
, ィ ヽ
／ 丶
/ ヽ
7 i
| !
i:ヽ､＿＿＿,´ ｀､,＿＿＿_,ｲi
! | |::::::::| | | |::::::::| | |
' ﾍ､｀ー´ノ ､ ｀ー´ ノ ,! しかし、大きな問題がございます。
i ′ | ヽ i
i ヽ ＿＿ノヽ､_＿__ノ :i ロレンス村とされている区域で養える人数は
| ｀ー――一' j
ﾊ / 最大でも150人くらいだと予想しています。
_,.....|ヽ ,ィ,'__
7::ヽ､i ＞ . . イ/ i>＞､
j::::::::＼ ￣ ￣,' /i-､ ／:::::::ヽ
./:::::::::::::::i ノ / /:::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::| ′ |:::::::::::::::::::::::::＞--..､__
::::::::::::::::::::::|--ヽ､＿＿,--―j::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::＞-､
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.
f三j三j三j三j三j三j三
[iiiii][iiiii][iiiii][iiiii][iiiii][iiiii]
ニﾘニニニニニニニニニニニニニニニニﾘニ
＿＿＿ |:::| || |￣￣￣￣|
f{T¨T¨T} |:::| || |￣￣￣￣|
|￣￣￣| ||: : : : :|| . |:::| || .Fi ￣￣￣|
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]
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///////////////／ !///////// ∧////.! ＞､///////.|
///////////////V_／|////////.. ￣￣￣ ∧///.| ﾄ､」/////// |
////////////////.! !,---／ ＼.=======}///.| l .!!////////|三三
三三三三三三三三|／.... / ヽ ヽ.....￣￣￣￣ ＼||三三三三二二二
二 /二二二二二/ {三三/ ＼ ___}＿. ∨三三三三三|l二二二l二二 l二二
―－/－―――－/ﾞ| | . / , ⌒ヽ ヽ〉 ＼ |/ / ∨∧――ヽ―－―――――ヽ
――－/－――― `| | / //⌒ハ / ＼ i ./￣￣∨∧――－l－―――――－ヽ
―――－/－―― `|/ i | 〉､/ ｀' ヽ !/======∨∧‐――－l－―――――－ヽ
－―――－/－― ./ /} ハヽ i＞､ ／ ∨∧―――－l－―――― ‐ヽ－
/／ /// 'く入!/ /
イヽ. /// ｀ __/ ふむ。
. イﾆﾆﾆﾆ{/∧ i=ﾆ/
イ三三三ﾆ‐==ﾆﾑ _ ､ ..:::∨ 結局のところ土地の広さが耕作地の限界。
/三三三三三三三三7ｧｭ､ゝ >／￣
.. _ｲ三三三三三三三三三三ﾆﾑ¨ 限界150人のところに90人集めても、家族が養えませんな。
.. _,,=≦三三三三三三三三三三三三＼
{三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ＼.
}三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆヽ
.. ﾉ三三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ＼
../i三三三三三三三寸三三三三三三三三三三ﾆﾆ≧､,,_
.iﾆ|三三三三三三三三≧三三三三三三三三三三三三≧､,,_
{ニ|三三三三三三三三三三≧三三三三三三三三三三三三≧
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ 現在ロレンス村は南は枯れ沢で、東は沢で領域を区切られていますが、
.l .u ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< 沢を越えるお許しをいただけませんか？
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
/ / ｌi |ｌ ! | ∧ﾊ
| ′, |l |l ｉ∧. | |. ｌ i |
| .|i | |l |l. /|ｉ ! | /! | | !
. ! |i l―┼∧_从 / .}' }┼圦| /| |
ﾉ}∧| .ｌ丶弋亦ヾ )/ ´弋亦ｱ / .| 八{
{!⌒ ｀￣ ￣´ Ⅵ从,},′ 西と北は、聞くまでもないか。
ヽ { !/ /
`ｰ 〈! ｰ' 沢を越えることはよい、
八 /|l
|ｉ ー== ァ ／| {! ゾォルケンの間に割り込まぬなら好きにせよ。
}ﾙ|＼ ＿Ⅳ＿_
┌─┴┐ヽ ＿ イ .{oニニニ| ┏━━━━━━━━━━━━━┓
|ニニ=o! __|oニニニ|≧ｭ ┃ 言質いただきましたー！
_x≦ﾆ三三三o{_. ||二三三三二二二二≧ｭ. ┗━━━━━━━━━━━━━▼
_x≦二二二二二二二二||-..、 ,.-||ニニニニニニニニニニニニ≧ｭ
.
./ .ﾍ , .､ ', .|
/ ￣￣￣,' ./ ', / .' ,
. ,.ｲ / / | .| '{
〈￣￣. _ ., ――‐. ､. ﾉ .| .|
∧ ,ｲ-.,ヽイ 弋刈圦,ゝ ｀¨´ヽ. ,ｨｰ_, .|
.ﾟ, ,' .ハ .}斧ﾄ､ィ
.ﾟ, ∧ ､{:::ﾊ {｀¨´.{ 沢を越えた先に余地があればよいですなぁ。
.', .ヽ｀ヾ ', ,
.ﾟ .ヽ _ _ } , いっそ北方街道沿いに出られては？
.', ...,' ', r '＿＿＿ ‐ '´ /
,.../ ﾟ , ｀' ､ ｀¨¨¨ﾌ , ﾟ 誰も手をつけていない土地が広がっておりますぞ。
}ｲ .＼ .｀ ー―.' ,
. , | .丶 ｀ ー .,.ﾟ
. __,' .| .丶、 .,.ﾞ
/ﾆ{_ ..', 丶、 ./
. /三三≧x ', ｀¨ﾌ¨¨´
. ／ , ´ ＼
／ ,ィ 、 ﾍ
. ノ / ＿＿ ﾍ ﾍ
/ ィ´ ,, ｰ= ´ ￣ ￣ ≧ｰ ミ. ﾍ、 ﾍ
. / レ ´ ,＞ｰ ´ ￣￣￣￣ ｰ =＜ ミ| ﾍ
.V | ィ ´ l! ｀＞｝ 〉
＼ 「 : : ,ハ | ノ
. ＼| i ! l! ! | | ﾉ ! ! ; :! | ／
| ; ',i ⅣﾍXj l V! l! }' ! ﾙ! ﾒ }/l ,′ l! 意地の悪いことを。
. | i ﾊﾍ!ﾆ==ｰ千l!'ヽ /7ﾆ==ｰ＜ } | l
. j ', } ｨ'弋ﾆｸ_｀ ´弋ﾆり_^ |: | ', 集落がないのはまともに開墾できないからでありんす。
,′| .ハ ^￣ ￣ ^ 八 L ',
. ﾑｰ | 人 ! 人 l ｀ヽ、
.
, -―- ､
∠ _r ､rヽ
/ / ＞ヽヽ ﾍt
ｉ ｉ i iﾚ｀iヽ !
ﾚ W巡!厶 _jΔ ｣__
{ﾚ' ‐- -- ヽ∧ >'⌒ヽ
ヾ | / ∨::::::::::::::｀::..、 良い地から先になくなるのは、当たり前の話ですけどね。
}＼ ‐‐ ｲ ＼:::::::::::::::::::＼
_ r 个 弋. イ 卜ｰ--‐ヽ::::::::::::::::::::::＼
_....:::::´├―ﾄ､ `∨' ├ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::／
／::::::::::::: ├─ l `｀才´├.弋 :::::::::::::::::::::: ／
i::::::::::::::::::::├―‐.| | ├─ﾍ:::::::::::::::::／
. / ヽ ﾊ
/ ,′ ! ﾊ
. / /, ｉ | ! 、 ! | ',
. ー// . l { l＼ _ 斗 -| ヽ
. 'ｲi ﾄ､l 八 Ⅳイ 茫ﾉ Ⅵ ハ ﾄヽ al deena al deena i calmo
. | ./==＝ ＼| ￣ ﾚ⌒Y ,′ ヘンピナ……アルデ川とアルデナイカモ川の間で、
Ⅵ / 込 ｝ /
. ! 〈 __/ ゾォルケン家と無用な諍いを起こさぬなら、開拓開墾自由である。
. /i /
＼ ー―‐ ､ ／ !/ 我が言えるのはそれくらいだな。
＼ ／ ｌ′
ヽ ＿ イ ＿＿ｌ＿__
＿_} {ﾆ0ﾆﾆﾆﾆ|
|0|ﾆ| |ﾆ0ﾆﾆﾆﾆ| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
-=|0|ｦ} __＿}ﾆヽヽﾆﾆﾆﾆ=- ┃ 名称はフレーバー（魔法の言葉）
. -=ﾆﾆﾆ〃ﾄ､ | |ﾆﾆﾆﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. -=ﾆﾆﾆﾆﾆ〃ﾆ.| .〉 | |ﾆﾆﾆﾆﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
.
,,．ｧーー"ﾌ__,, ｀ ､
. | ./ .f"フ''",ィ' ￣｀ヽ、 ＼
. | |. " .／ ー- ‐‐ 、、＼ ヽ
./＼ 丿.ﾉ l ー |￣￣ ヾ'ヽ、 } ｉ
. //＼＼" / /ﾘ ‐‐.ｧ┘, , ｀´｀!
/,ﾍ/ﾞ〉＼＼. /ミ三" ﾞ ', /
.//》 ヽ//＼ｭ/⌒l ´ ﾞー- 、 ', ﾉ l
//ヽ/ヽ////| .|ﾐョ」 弋ﾃ｀ヾ ｀ __,,ﾘ 次に領主化後の話で、
//////////| .|ヽ=i ﾞﾞ |ﾂヽ
//////////| ﾘ ',/ ｀ | / 騎士爵と封地を与え庇護する見返りの軍役義務だが、
/////////// | 、 ‘－ _ .,,_/,ｨ'
//////////i─ｭ、 ＼ ／ そもそも商人上がりに戦力を期待していない。
/////////. |三二＞、. ＼ /
////////___i三二二二＞、 ￣7ｭ
///////三三三二二二二＞i"三ョｭ
//////.三三二二二二二二│三三三二ョｭ
, ' ´´7 ｀ 、
/ /l ＼
/ , l '」 , i 、 ヽ
/ｨ l .l`´l l､ l､ l ! l. ',
,' l /l l. l l ヽ_」寸ﾄ､ ! !. '、
l l l‐-ﾘ､ ',「´ｨ云zｧ Ⅵ ! ﾄ ､
/1 ,Ⅵィ'心! 、ゞ孑'´ ﾚ､ ,' ﾄ､ ﾍ',｀
ﾚ ! ｨ.l｀´/ ｀ l / /' !| .|
l/ l l ､ И l/ィ/ , ! となると、『軍役代納金』でしょうか？
、` i/斤'´ ﾘ｀
ヽ ' 二 ￣ ｲ !. ,'
ヽ , i i i , , 、／ .ﾚ!Ⅳ_
ヽ.l ! i イ´ /-‐' ￣ /、
／´.', ／´.! ﾉ_: :＼
／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
￣_二ヽ ﾚ'´ -‐'ﾌ--―- ､ /:.:.:.｀‐-. 、
,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ : : : ＿: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:`‐- 、
.
ﾉ)､ ／＼
ノ)./ /ﾇ ／ ／
/ 〃 ///. ＼／ ／>
| i′' ｛(Υ. <／
| 'ｰ| ┌─┐
|. / └─┘
/￣￣￣＼ /
,r===ﾐ ヽ
. /三三ﾆ＼ /
/三三三三 ＼/
. '三三三三三ニヽ
'三三三三三三 / ,イ
. ,三三三三三三 / { ( ／￣￣ 丶
. ./三三三三三ニ/ . -┴′ ＼
. /三三三三三ニ/ ／
. .'三三三三三ニ/ / ＼
. '三三三三三ニ/ / , ヽ、
. ./三三三三三ﾆ/ ,′/ ,ｨ ､ ___ ＞
. /三三三三三ﾆ/. ／ / / / ／ .| , ／Ⅳ |∨. ∧
/三三三三三ﾆ/ ーイ ′ |==ﾄミz、Ⅳ} //_,斗V ,| Ⅳ ∧
. /三三三三三三ヽ. ノｲ 八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V } それも考えたが我はここまでの道中、
....∨=三三三三三三! | { ′ ／ '7,/ ∨ /
......∨三三三三三三|. {'∨ ! { /ｲ ∧ Ⅳ 汝らのヘンピナ街道の整備に感じ入った。
. ∨三三三三三《{＿__ ＼ ､___＿＿＿ Ⅳ ﾚ′
...... .∨三三三三//三ﾆ∧ 圦 `≦ ‐‐‐ノ 八
. .∨三三三 { |三三=∧ | ＼ ￣´ , ｲ その手腕をもって汝らが領地（予定）ヘンピナも通る
.... |ﾆ三三三ヽ＼三三∧ ! ＼ ／!/
.... {=三三三三＼＼ﾆ三} ＿|＿＿_ ー＜ |′ 北方街道（※）を整備すべし。
. ∨ﾆ三三三三ヽヽ=≧ｭ=ﾆ三三三o三| ,' | ＿＿_
. .∨三三三三三} |三三三≧ｭ三三三| ,' |ﾆ{三o=|. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.. ∨=三三三三`ー―――三三≧o=| ,' |ﾆ{三o=|. ┃ ※ヘンピナ地方及び辺境伯領内において
. ∨ﾆ三三三三三三三三三三三王≧ｭ ヽ圦三≧ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. _,,..-―‐-..,,_
,,-''" ｀ヽ、
／ l| ＼
. / U .ヽ
. ,' l ヽ
l ＿＿＿＿l ヽ-―‐tｲ''"´ ',‐-、
,-''"| ｀′ ｀′ .〃 .lヽ .'.,
| l'´.', ≡≡／ ヽ≡≡彡 ,' ヽヽ_ えーと、つまり？
... / | .'., （ .,、 ） / .／ ヽ、
. / ＼ ヽ、 ｀￣ ´ ｀ ￣´ ／ ／ _,,..-'
. { ｀''-‐"ヽ-..,,__ __.／￣￣´ .,,..イ ∨
... /.T ‐-..__ ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'" / ∨
.....r┘ ',. ￣￣ 〈￣＼ .／イ´ / / ∨
,..:::´::::::::::::::::::::｀:::..、
／{:::::::::::::::::::::／::::::::::ﾐ､
. ,.:::::::::＼:::::::::::::/:::::::彡:::::::ﾐ､
|ヽ::::; ''"~ l l: ＞:::::ミ､
|:::＜ l :ｌ: / ＼::::ﾆ=
|彡:: ﾍｌ :l/､ ‐ ''"´ ﾞ:::::ﾆ=
l〉=ﾆ ￣￣` ヾγ⌒ヽ r-､ﾆ=ゝ 応召・参戦義務は課さないが、
. 〈=ﾆ γ⌒ ﾉ |ｱﾉ／
ﾉ=「ｧ ::| |／ 毎年軍役相当として北方街道の整備改修を行えということだ。
￣＼ﾍ ,. `＿＿ .､ ﾉ
｀＼ `ー一'' ／|
〕iｘ ＿ ／::::::| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
r┴─‐ ─┴┐... ┃ 「地位に見合う規模」での奉公ということになります。
＿ -|ニﾆ=- .-=ﾆニ|ﾆ=- ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. ＿ --==ﾆﾆﾆﾆ|ニﾆﾆ=--=ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==-- ＿
. -=|i:i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i|i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i:i|=-
.
{ : :从{: :∨.:|::: |/ ...:.:.::::::::ヽ', ＼: :∨.:Ⅳ.:.|: : : : : : : : : : :
∨: :{.:.:|: : ∨|::: ｌ l : :＼!:V.:|: : :. :.:.:.
. ∨ ヽ:ヽ: : ':i:::: | l : : : : ::ヽ{: : : .
. ､: : `＼!:. ::. | l : : : : : : : : : .
＼: : : : :. | l : : : : : : : : .
＼＿::. ._._l : : : : : : : . 暫定領主代理のうちは猶予してやるが、
| .:.::. . . : :{: : : : : : : : : .
| .:.:八 : : : :ヽ!: : : ｨ: : : . _, 年間40日の軍役代替として領民動員し
| ﾉ} .:.:.:.. 、＿＿＿._:_:_:_:_:_:_:_.___＿, ＜/ .::
{′V .:.:.:＼ `≦==‐ ---／ .:.:.: 我の庇護に義務を返せ。
V .:.:.:.:.＼ ￣￣二二二￣￣￣ .:.:.::／
} .:. .:.:.:.| ＼ 〈: : : : : : :〉 .:.:.:／: :
| I .:.:.:.| ､ ｀￣￣´ .:.:／: : : :
|八 .:.| .＼ .:.:／: : : ; :!
V .:.| :＼ .:.:／ : : : : ;′::|
V.:| : :丶、 .:.: イ: : : : : : / :|
＿＿＿＿＿＿ｌ.:|＿＿ : :}: : .--＜: : : : . /＿＿|＿_
|三三三三三三三○三} : :',: : : : : : : . ,/ {三○三三
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「領民（数）」≠「成人（生産人口）」≠「領民の家族数」な。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ たまに意図的に混交するのは解釈の幅を残す為政者の嗜みなのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ､ ヽ＼
/￣￣｀ .,_ ＼ } }ヽ
. / ＿／ ￣￣｀ヽ.,___ﾉ ノ '.
. / ヽ ｀¨¨¨ l }
/ ￣/ ,: ':, jﾉ
/ '''フ / ! / |
ノ: : : : -==/ / ￣￣｀丶、| / .!
＼: : :___: / ¨¨弋ﾂ¨:.:.:. /-―― 〉
ヽｆ ヾ '" ﾄ､¨艾`/ なお軍役代わりとして課す北方街道の維持義務は、
| :.:.:{ | │
ヽ｀′ | ′ 同時に街道使用の権利でもあるが、
｀ｰ! ':.:.:/ /
│:､ ,，-――‐; ／ ヘンピナ内に関や渡し場、橋等を設けるときは要相談である。
│ ＼ ｀ ――‐‘ /
│ ':, 丶 ￣ / 特に領地境にはな。
│ ':, ｀ .,＿__,ノ|
r┴――‐┐┌――‐┴┐
|: ＼/////┬/////////|＿＿,.. --―
／|: : : ＼///|l|l|/////////////／: : : :
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | さすがにそのあたりの施設は問題になりますよね。
r-ヽ |
（三） | |
> ノ く
/ /､＿ ／ ). ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
./ /─“ ／ .／|. ┃ 通行税、護衛権ほか使用規則の設定など領主の権利に制限。
|＿__,,─￣ ＿.／ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
￣｀`ー…‐-ミ
, ´ ＼
／ ＼
＼
/ / / ∨ ＼
. / / / :. ∨
. / / / / | | :, , '. |
. / / / / │ | |i ′ :. |i､ |
. / / / / | | |i '. :. |i ＼ i|
/ / |＼ /| | | 八 ∧ : |i ヽ 八
/ｲ | l _ﾒ廴 | / / ∨_ﾑ斗 : 从f^ヽ } / )
＼ﾊ | :.乂frｯ | / j/-=≦斗rｧァ .: / ｿ'^ ∨ 橋はまあ、かけられるなら認めたいが
ﾊl,ハ ヽ|∧/ ｿ ゞﾟ'’ } ／ ﾉ ﾉﾉ/
人 / ノイ ムイ / 特にアルデ川とアルデナイカモ川は領地境ゆえな。
/ , /{ |ﾙ{
′ ､_ ／ | /
ヽ ￣__ ー‐' ,. :' | ∧ 領内に村落を拓くこと、村落同士を繋ぐ私道になら
,.ﾍ ,. : ' /|/＼
.. ,. -‐…‐- ..,,＿＿＿/i:i:i:≧≦ / }i:i:i:/ヽ 橋だろうと砦だろうと好きしてかまわん。
.. /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ililililililili:i:i:i:i:i:i:{i:i:i＞''{ ,.｡o≦「lili|
... /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ilililili:i:i:i:i:ｉ:,. -{i:i:′ } rー‐filililililililililil|-､
.... /i:i:{i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:ililili:i:＞'｡o≦i{i:{ / |:::o::::|ililililil＞くi:i:i:i:ﾐs｡
.. /i:i:i:{i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:＞'｡o1i:i:i:i:i:ｉ:ｉV{ / /__」:_:o__|＞くi:ヘ 寸i:i:i:i:ミs｡ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.... j{i:i:i:i:|i:i:/i:i:＞'｡s1i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／>/ _|￣|＞＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼＼i:i:i:i:i:i: ┃ 問題になるのはあくまで北方街道。
... j{i:i:i:i:i:V'"｡s1i:i:i:li:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｱ ,ｲ ´,イ .|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼＼i:i:i:... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.. j{i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ/ / } ／ | |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼＼
..../i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ{ .{ /／ | |i:i:i:＼i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| ___'___ | やはり、こまごまとすりあわせは必要なんですね。
＼ `ー'´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
. / ｀丶 ., _,. ＼--:､ッィイ-――ぅ_:.:.:.::.:',
.′ 〈 ＼ ＼:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.′
. ., ﾑ ヽ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〈:.:.:.:.:.:.:,
. .| -=ア | / ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:,
. .| / ,. --一'⌒ヽ -―＼‐-:.:.:.,,_:.:.∨:.:.:.:!
/. .::| ´ ￣__,ヽ:.:.:.＼ ´:.:.:.:.:,ﾉ;,__｀ヽ:.:.｀:.:|:.:.:.:.:!
.. ノ: : : | ＜_,亥-冫'" ヾ:.:..ヽ亥,_＞:.:.:.:.|:.:.:.:小
.... ヾr ､! ｀ |:. ｀ヽ:.:.!__:.:／ 投げられるところは投げますよ。
.... | ,.､:, |:.:. .:.:/-:.:.|
.... | .:.:.ﾊ ; |:.:.:. .:.:/l:.:.:. | 領都では統治用の台帳見本や慣例集くらいは渡しますが、
＼:.`:, :＾:.:.:＾:.:: .:.:/ﾉ:.:.／
. ＼l ,， ＿＿＿＿＿,,..ｭ .:.:/:.:／ 領内諸事と領民の管理は領主の責任と心得られよ。
. ＼ ｀￣ .:.:ｲ'ﾌ
|＼ ー―‐ .:／!/
|.:.:.丶 .:／ :.:.!
| .:.:.:.＼ .:／ :.:.:.:.:|
| .:.:.:.:.:.丶＿＿／ :.:.:.:.:.:.:.:! . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
r―┴────┐r―───┴┐. ┃ 人別帳／戸籍・土地台帳や徴税、教育、裁判などなど。
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ! |ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ .:.:/ ..:.／ . '´;: :'´ : : : : : : : ' i :i :: : : i l. . . . . ｉ ', ::. : : ｉ : : : !: :l､',
./ .:.:,':. .:.:. ' ／::,.イ::: : : : : . . . . : : ! |ｌ｜: : : ｌ: |ｉ: : :. : | ｉ:i::. : :!ｌ :: : ; !: !ｌ:i
′ .:.:.:.i:.:.:.:./／: ／: :l:::: : : : : : : : : : : ｌ ｉ|:',:!::. ::: |ｉ:l i: :::: : ! |:l::.:: j | :: / 川 !|
.:.:.:.:.:!:.:.:/´::／: : : ::!::: : : : : : : : : : : lｉ:l l:.ぃ::.:ﾄ:.!l:| l:.:::: i:l !ﾘｲ厶ル'ﾙ'ｉ ﾘ ﾘ
..:.:.:.:.:.:|:.:/:／: : : : : ::|::: : : : : : : : : : : :!l:レ!:トv厂_j｢ |ハ从 j ｧ_,,_ /::| ﾉｲ /
:.:.:.:.:.:.:.V:': : : : : : : :i::!::: : : : : : : : : : : |＾l ,,孑ァｷ㍉｀ /(｣`j7:!:l ′
:.:.:.:.:.:.:.:l: : : : : : : : :i::|::: : : : : : : : : : : |_,〃 たｰ'} ｉりﾉ ,′:|
:.:.:.:.:.:.:.:!: : : : : : : :.:!::l::: : : : : : : : : : : | ﾍ.いｰ'グ ｌー' i: :i :!
:.:.:.:.:___l: : : : : : : : :!:::!::: : : : : : : : : l: :! `￢冖 丶 |: :! ! 大枠はあっても、
｀￣ ｜: : : : : : :.:ｉ:::ｉ|:::: :.: : : : : : : !: ! / j: :i l
ｌ : : ｉ: : : : .:i::::i:l:::: ::: : : : : : : i :| ´,.': : !:l 細部は個々の領主任せでありんすな。
. | : : l: : : :.:::::::::::l::::: ｉ:. : : : : : :l: |、 --一 ／: : : !:|
l : : :: : : :.::::::::;':::|::::.:!:. : : : : : :l: ! 丶 ´ .ｲ:: : : : :ｉ !
. ｉ: : ::: : : :.:::;:::::::::::ｌ:::::|::: : : : : : :! ｌ ｀丶､ ,ｲ :|::: : : : :!:!
i: : ::: : : :.::;'::::/:::::::ｌ:::.l :: : : : : : :!:| l｀;: ｰ:'＾|::::!::. . : ｉ:i
, : ::::: : : ::::::::/:::::::; '|::::l:::. . : : ::.ｉ:l !;:;:.::.::.::l::::ｌ::: : : : !l
: ::::::: :.: ::::::〃::／:;:;:ｌ::::i:::: : : . . l.|＼ ぃ::.::.::.;!:::!::: : : :i:ﾄ､
,′'::::: .: :::::/;'／:;:;:;:;:;:;|::::!::::. : : : ::.!|;:;:;:＼ __ }|::.::./:|:::!:: : : :ｉ:|::.:ヽ
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
| ( ●) （●) 統治や政治の運用は、規則集でどうにかなるものとは聞きません。
.| （___人__）
| ﾉ 経験を積むしかないことと存じます。
.| |
人 丿
/⌒ ＼ __ _ ／
/ ＼
./ 人 ./ ヽ
〈 < / ＼ ＼
.
. ノ -―=',.‐''" ﾞﾍ､_/__ ﾞ l
. ／ '、 ,ﾉ ヽ ´ ﾞｌヽ>
. ┌ '" ノ .,' _＿ ` , ' !ｲ
. 彳..__ ‐ 、'冫 r＿二 =ヾ._j .' |.! , ^ 、
. ヽ //ヽ ﾞ 丶ゝ-´_ﾕ｀ゝ `/_=- ! ヽ ＼
. 丨i ｌ.ソ_ ヽ !´ﾕ｀'/ , ‐＞ ‐`ヽ、
. ヽ,ﾞ 丶i ! ! ｌ 丶..ｨ‐ 、ｌ ｉ 君達はまだ若いから、その分苦労も多かろうよ。
. | |ゝ ! ′ / l l/ﾝ'￣'' 、ヽ
. | /' ::'.、 ￣゛''ｰ ､ / ｉ 丶< / ￣二'､ だが成すと志したのは君達自身、くじけてもらっては困るね。
_ l' │ ::＼ ^ , ′ ! !:::ｌ 〈 ｒｉ"` ﾘ
. /.:.:.:| │ ::＼ ／ ! :::::ｌ ﾉ ｀ ' ｉ l
. l:.:.:.:''‐...ﾍ ::::丶___..／ 丶 ﾉ !│
_／丿:.:.:.:.:.:.:.:.゛ｰ ､_ :::::::::/ゞ冫 ヽ 丨 / il＼
:.:.:./ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＾'- ,／:.:.:.:.:l- ､ ｉ人 －//// 〉､
,′/ ,ｨ ､ ___ ＞
／ / / / ／ .| , ／Ⅳ |∨. ∧
ーイ ′ |==ﾄミz、Ⅳ} //_,斗V ,| Ⅳ ∧
ノｲ 八ヽ {うｿ｀`/／Ⅳ=ぅﾆｱ/! l V }
| { ′ ／ '7,/ ∨ /
{'∨ ! { /ｲ ∧ Ⅳ お前はまたそうやって若人をいじめ……あっ！
＼ ___＿ . Ⅳ ﾚ′
圦 ／ Y 八 フェーデは原則禁止な！
| ＼ ￣￣´ , ｲ
＿ ! ＼ ／!/
.. ＿＿ / .} ＿|＿＿_ ー＜ |′
／三r=ﾐ≧_!､___,| |三三三o三| ,' | ＿＿_
/三三.| ヽﾆ｝___,｛;==┬‐|三三三三=| ,' |ﾆ{三o=|
... {三.┌圦 __ ¨ .仁三l三／／三≧o.| ,' |ﾆ{三o=|
.... !┌┤ l 八三|／／三三三三≧ｭ ヽ圦三≧ｭ
.. ｜| .し′ ヽ_≦三三三三三｜ | r‐「 V三＼＼ﾆ≧ｭ
Ⅵ | __＿＿つ 三三三ﾆ!.｜ Ⅳ Vﾆ三＼＼三三≧ｭ___
.... ./ 八二ﾆﾆ冖=ﾆ彡三三三三三三三ﾆ| |＼ .||∨}三三三＞`三三＼三ヽ
ー′
.
,'¨´＿＿ ヽ ./__,_‐ .',
,' .／ .｀¨¨´ ｀ヽﾊ
,／.,' ､ . ／ } .}
| /} | ', .,' { ',..',
| .ｲ | ＿__ .',.} .}
| ..| _, 二¨', ｀ rｪrｯ .|,〈
',ヘ| ｀'ﾞ‐ﾞ'´ ￣ |ｨ.}
.|´}', ., },' ああ、辺境伯様の管轄下でのフェーデは禁止です。
ヽヾ, ___ ,ｨ,'
ヽ}, __ ,'ﾟ´ 紛争の調停は辺境伯様が執り行います。
_| .' , '´―｀ /
/::| ヽ ｀¨´ .,.'ﾄ､
.|ﾆ:! ヽ / ,ﾆ:}
.,‐|三≧:.....,_ ｀¨¨´_/三|
_,.イ三三三三三｀ヽ/三三|_
_,.....::≦三三三三三三三三}三三三＼
/ ヽ ﾊ
/ ,′ ! ﾊ
/ /, ｉ | ! 、 ! | ',
ー// . l { l＼ _ 斗 -| ヽ 手下同士で争うなよ、
'ｲi ﾄ､l 八 Ⅳイ寸 ﾉ Ⅵ ハ ﾄヽ
| ./付ミ ＼| ￣ ﾚ⌒Y ,′ 言い分ならまず我に聞かせてみ、ということだ。
Ⅵ / 込 ｝ /
! 〈 __/ よって、他所の諸侯や放浪騎士などの因縁なら伺いはいらん。
. /i /
＼ ー―‐ ､ ／ !/ 叩き潰せ。事後に一報あればよい。
. ＼ ／ ｌ′
ヽ ＿ イ ＿＿ｌ＿__
＿_} {ﾆ0ﾆﾆﾆﾆ|
|0|ﾆ| |ﾆ0ﾆﾆﾆﾆ|
-=|0|ｦ} __＿}ﾆヽヽﾆﾆﾆﾆ=-
-=ﾆﾆﾆ〃ﾄ､ | |ﾆﾆﾆﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
-=ﾆﾆﾆﾆﾆ〃ﾆ.| .〉 | |ﾆﾆﾆﾆﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
.
＿＿＿
, ＜￣ ｀ヽ
／ :.
／ ＼ ｀ヽ ヽ
７ ＞ ／⌒¨｀´ヾゝ､} i! }
／ .／ __〉 ｀~´ヽ
ヽ ／ ￣／ }/ |
∨ ／⌒ヽ ! ≧__ i / _i
ⅵ〈 〈i }/ ヾﾆ=‐-ヽ/ ≦} 無論そのようなイクサであれば、
',､ﾑ__ヽ 〃Ⅵ７
}ヽ { 親に増援を願い出ることも恥ではないですぞ。
|: :￣| =‐-+
|: : : :ヽ.. ＿ / 相応の費用は求めますが、子を庇護するからこその親ですからな。
|＿ : :へ ´ ￣/
｢:i:i:i:i≧=ﾆ_へ. ￣ /
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧＞‐--
/.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|
／.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ノ ヽ､_ ＼
| （ ●） （● ）. | イクサは避けたいお。争っても損ばかり。
＼ ｌ^l^lｎ__人__) ／
／ヽ L⌒ ´
ゝ ﾉ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 守ってくれない親なら見限るのも当然、ヨーロッパ式封建制度は強い双務契約ですので。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ ヽ
.,' , , ., 、 ヽ i、
./ ,' / i | i lヾヽ ヽ ;ゝ
/ 〃 i ii l | |',ヽヽ | i!
/ノﾚ i ﾊ__ハ i', ヽ ｉ ＼」_ | iﾘ 配下同士のフェーデを禁止したのもそういうことだ。
｀i∧! rテぐvヽ!＼| ﾏjフ i!⌒Y
iヽ.`ー' i!6 / 損得の問題なら裁判でケリをつけたいが、
ヽ.j i:. ｨ／
＼ ー ‐一 , ' :|! しかし、イクサはなくなりはせぬよ。
,.ィ|丶., ／ |__
/く__ i! : ￣ ,'_,.」__フヽ
＿＿,.-―――‐/;:;:;８;/ :. |8:,:,:,:,:,:,:／｀‐-.,_
i´;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ,.,:｀‐-7 : 「;`ー‐‐'´ '':.;.;.;.;.;.;.;.;￣;:￣ ‐- 、
. |;:;:;::;;:;:;:;:;:;:;:;'''',,:;:;:;:;:;:;:;:;:/ 、 _||;:;:;:;:;:;:;;:;;::;::,.,.''':;:;:;:;:;: ;;; :;:;:;:;:;:;:;:|
.......|;:;:;:;;:';;,:;:;:'''.,,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/、 ', ´ ,}|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,,.''':;:;: ;;':;:;:;:;:;:;:;;;:|
__＿
／ ｀ヽ
/ ､‐-‐‐､___|
〈 ‐-/ / i
∨ヽ､! frｭヽ!. ┘ ともあれ、必要なことは伝えましたな。
}＼| i,′
i: :.!､ ‐=ｱ 今一度申しますが、分を超えようなどという野心、
r- ､ ｢ ‐- ＞ ‐- .:.:ヽ､
,≧‐‐ゝ--､}:.:.:.:.:.:.:≧=‐─── ､ 諦めることは決して恥ではないですぞ。
｀‐-==ヽ ￣￣￣i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／ ＼!≧=‐-,/‐ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/.:.:.:.///｀￣￣:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
{:.:.:.:///:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∟ﾆ=‐‐------- ´
. |i:.:.:.| | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
.
´ ｀
／ ＼
／ ／ ＼
/ / .′ | ＼ , ,
′′ l :| ', ′ ′
| | :| :| |! | l | ! :|
l :l! | :| |{ } } :| :| l ;
| }l l | :|! { :|{ l }/| :| :| | :| |
.. -─- ∨| }ﾉ_｣{八ﾊ ﾊノ_}｣人ﾉ| | :| |{/ ﾉ
.. / ', |八(|:ｬtｯﾍ ∨ ｨtｯァ)ﾉ ,r┴┴───- .._ ｵｵﾔｹ
. _.. -─- .._ | | {/´￣ __ ひとたび公に動き出したら止められぬ。
.... {::::::::::::::::::::::::::} { {´￣ ＼
..... ',::::::::::::::::::::::,' 丶 ､_｀ ＿___, 八__フ--───-- く 我は期待と不安を楽しむが、
＼__:::::__／ ＼ ー ／ | ＜二二＞ -─┬─
. | | ＿ ノ＼__ ,. ´ / {＼二＞ | お前達は領都で会うときまでよくよく考えよ。
,. -=ﾐ |_ ∠二ア { ／ |＼＼ :|
/⌒ヽ }| ｝ _.. -‐ ´∠二ア__ |＼l ﾄ､| _｣.. - {＼ /
. /⌒＼ | }|ﾉ / | {／ ／ﾊﾊ∧∧|＼:| l＼| ,／ | ＼＼ /
. /⌒ヽ }lノ | ′ { :{／ / / :| l :| |:＼| ／ | ,／ ＼У
_{ ｝ l__⊆二⊇ { | :{／{/∨∨∨ ＼| | ／ ＞─
.:| └'′ ノ ′ , ＼ ／ _|.. ＜ _.. -─ ''"´
..ﾞ', /| / ′ / ＼／ {__／:::::::.:.:.:.:
. | /| ′ ∨ ／ ／::.:.:.:.... /
. ｢ﾄ. /| | ′ :{ ／ ／ /::.:.:..... /
. |:| ｢|｢|「| :|,ハ ﾏﾆ=‐‐-- ..＿＿ ／ ′:::..... ,′
. |｣_|｣|｣|」/ | } ﾏニ=-── /.:.:.:
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＊o ﾟ ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__／.....ﾟ ＊oﾟ |+ ＿__ -≠彳 !| | ・ﾟ ＊o ﾟ |+ﾟo|
o○+. . |.≫ ≪ | ..|ｉ・ - ￣ __彡イｲｲ{ | |ｉ・ |＊| o｡!
・＋ | ≪ 足元ぬっくぬくぅううう！！ ≫ .ﾟ ＋ ／/ ／ ／ __,彡'ゞ=-ｨ彳 ||+ | ・ﾟ ﾟ|
ﾟ |i....... |ｉ.≫ ≪ .| ／￣`ー――＜ -=≡彡仏-=彳 ||i |
o｡!. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼ ／ ｀ヽ -=≡ﾆ三≧=- ﾟ | !
｡*ﾟ l ﾟ l ﾟ |o ﾟ ｡*ﾟ l ,＜__ノ r‐' ㍍=-- -=ﾆ二≧=- _ |o ﾟﾟ
＊oﾟ |! | 。 | |ｉ ＊oﾟ ノ=ミ_ﾉ ≧=- 、 ｨ我ﾆ=- -=ﾆ￣ ≦´ |ｉ
｡ | ・ o ﾟl ﾟ+o|! ﾟo *ﾟ・ ＋ﾟ | ｡ | ・ / 厂￣ ､乍ミx ＼ ∨ -=≦二三ﾆ≡=- ﾟ |
|o |・ﾟ｡ o ﾟl | ﾟ . |o / i ､ .:::::::::::.ヾ〉 } ＿__彡' -=≡ミ､ ﾟ
o｡! |! o |! ﾟo* ﾟ | o｡! , (､＿ :::::::::::::: / ＿__￣ -=＜_⌒ ﾟo* ﾟ |
｡*ﾟ l ﾟ l ﾟ |o ﾟ。 ｡* i }｀ーヽ / __-=彡 -‐＝≧=- |o ﾟ。
＊oﾟ |! | 。 | |ｉ ＊o. l | __} 〈／ -､i≡彡 -＜´ .|ｉﾟ+o|
｡ | ・ o l ﾟ+o|! ﾟo *ﾟ・ ＋ﾟ ｡ | | 〃´ _| ｀イ ,ｲ -=≦￣｀ ﾟo *ﾟ・ ＋ﾟ
|o |・ﾟ｡ o ﾟl | ﾟ |o ﾉ 乂辷彡' ＿ノ ィ´ -=彡' ﾟl | ﾟ
o｡! |! o |! ﾟo* ﾟ | o.｡ , ､::..._ ｰ‐‐ｧi] -=彡'⌒´ o |! ﾟo* ﾟ |
｡*ﾟ l ﾟ l ﾟ |o ﾟ 八 ／ /[＿] ⌒｀ .ﾟ l ﾟ |o ﾟ
＊oﾟ |! | 。 | |ｉ. ＊ *ﾟ ` ７ ---――― 厶イ i ＊oﾟ |! 。 | |ｉ ＊
｡ | ・ o ﾟl ﾟ+ -――- . / ／ / / i! | o ﾟl ﾟ+o|! ﾟo *ﾟ・ ＋ﾟ |
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o○+ |. , _/ l ‘ ∨ ／ ￣ ―― ￣￣ ､ |ｉ・ |＊o○+
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＿|＼∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ＭＭＭＭＭＭＭＭＭＭＭＭ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧／|＿
＞. ｎ __ｎ_ ._,ｎ＿ ｎ ∩.⊂⊃◎ ヽ| |ヽ ム ヒ | | .＜
| ﾚ''<l Ｄ｝ 7/,ニ、 ./厶__ .l | ⊆⊇ |￣|￣ 月 ヒ | |
＞ └''⌒リﾞ 〈/r三ｭ └''＾ｰ┘ Ll(⊆广 / | ノ ＼ ﾉ Ｌ_い o o ＜
.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
_______. ┃ 季節区分的には春ですが、山間で標高もあるため朝晩は冷えます。
,..‐'"￣冫 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／丶 / ／" ﾞヽ_
l´ ヽ│ / ――'' ＼
/ ヽ__..へ-- ､/一￣└--,,__ ゝ
| ヾ '., ,.' ＜ ―- ＼
l .〈 / ' .' _____. ﾞゞ フ
- + - │'''三=__ ∠‐ﾆ三ﾆﾆ__ ミ /
l .│‐'〔;;;;;;! 弋;;;;;_厂 ! │
│ ￣ 丶 ￣ /'"ﾞ彳 ほう、『湯たんぷぅ』というのですか。
! ﾉ
__,,,,__ ＼ -－―一' ,./-- ' これは良いものですな。どこの商会から仕入れを？
／"´ `ヽ `ｰ--┌_=ｙr-=┌ ´
./ 丿 ,.ヾo===o :/ノゝ
/ :::::: ノ" ／: : l＝||＝=:彳: : i
... .}.: : : :ﾚ'i:::::::::::::::::ﾄ､:::::::::::::::::＼_:::::-',:::::::::. ::::::::::::＼／
. V: : : :}:l:::::::::::::::::| ＼:::::::才´_≧=-_:::::::::. ::::::::::::::::{
V.: .::}::',::::::l__ :::l. ＼::ﾉ xﾁ芸汽:::::::::i::::::::::::::::::.
L: :ﾉ::::Ｖ´厂ﾚ′ ｀ ｲ 弋_fr夕,l:::::::|::::::::::::::::::::.
.|::::::::::Ｖ芹茫芸 ー ﾞ:,:::::ﾞ:,:::::::::::::::::::.
. |::::::::::::::. 夊r夕 |:::::::l::::::::::::::::::::. 件の３名が焼き物師に作らせているものでありんす。
|:::::::::::::::. 丶 _,.， /! :::::|::::::::::::::::::::i
l:::::::::::::::::＼ ___,. ^ﾉ .′::::: |::::::::::::::::::::| まだ試作中とかで、外に売ってはおらぬはず……
. .|::::::::::::､:::::::丶 `^ __ ´ :::::::|…ー‐ - -- ､
.|:::::::::::::::＼::::::::≧=- _ ／ ｉ::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ヽ
.|:::::::::::::::::::::＼::::＼=ﾆﾆ{ ヽ. |::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
. |:::::::::::::｡ｪ≦ﾆ＼:::丶ﾆｷ .｝ /:::::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
. |:::::::≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼::::ヽ≧。 /:::::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
.
まさしくヤクザ理論じゃけんのう
|｀＼
＿＿＿_ | /＿ ＿＿ ∧ /| ＿＿ ｒﾍｎ
|＿,. -┐| |／/ / |＿_ ｢ |_/ |/ |＿ ｢ |__||｣ ＿ ｢｢| __ [[|
. |｜ |／ ＿＿|｜ _＿_| | ,.コ|.￣ ,ｺ|
. ＿_|｜ |＿,. -┘ └一 '´ ￣ ￣
. |￣￣ ＿,｣ ｛ll｝rf(⌒}lk
. ￣￣￣ / 爻 _ -＝≦三三三二=- _ ,／. {l} ヾl) ,ﾉｼ′
ヽ ., ﾒ ,ｬ≦三三≫-‐≪三三三三ニ- _ / .lj lj´
､_ く, ...i / ￣ ℡x､}三三三三三三ﾐ ￣. Ｏ Ｏ
{_,ﾍ } ..| / ''"ｬ , }三三三ミ､
ヽ ゝ . | ,/ llllliiiiii;;;, , '^'' ., ﾞ ト ､ヽ三三ﾐ. ┛┗
ﾊ ` ／二ヾ" lllllllllli, γ::￣:::-..､ ‐､ ヽj三爻...┓┏
''" V`ｰ､_......‘，ゝ , llllllli //´ / ヽ;:::::ヽ '; ヽ爻 ／
ヽ ｀ ､ llllll| /7¨''7 -､/ 〉､:ｉ '; ﾐ ￣ つまり独占だと！？
ヽ _ } ll| ./-.､_/ ./丶′}:| ,il ﾐ
ﾐ l ﾘ ゝ- ､:::｀‐'､ /ヾ´ﾉ! |l .ﾐ ／ 許せん、許せんぞ我ぇ……
＿＿＿ . ﾐ ヽ ,,, ｀ ､::¨ヽ .} | . |! .l ,彡.ｧ
.. （ﾋﾟｷﾋﾟｷｯ） .ﾐ ヽ ﾞﾞ'' ､ ヽ:::::´} ﾉ , ,／
￣￣￣ ﾐ. ヽ ￣ ﾉ ./ ／
爻 ゝ､ ｀ ¨´ ./ ７
爻 ー── 、 / ,／
/ 丶 /／
／´
､, 彡-｀‐
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 寝床ぬくぬくを味わってしまったら、私でも許せないかもしれない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | ::::: ､_! ::::: | ギルガメッシュ様もケイネス様も、お付の方々も、
| 'ｰ三-' .|
. | | 試作品でもよろしければ、どうぞそのままお持ち帰りください。
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
-――――- ..,,
´ ＼ ヽ ､
／ ＿__＞ ´ ￣￣ ｀ヽ ) ＼
／ ´￣ ／ / ､ ｀ー’‐ ､ ‘,
/ ／ 彡:.:ヽ / ＼ Ⅵ}
/／ .／:.:.／ ′ ヽ / Ｖ
/.. ／￣ヽ. ´￣￣￣￣￣｀ヽ } | |
/ ／ﾞ| ，. ､＜T勿¨¨`:.:.:.:.:.:! ﾉ＿ :
ノ ／:.:/..| i. ￣r'''''" ｀ |,＿ ｀〉
＼:.:.:.{..│ | :.:.:.:: |tﾂ`/
ヾﾊ } _/ :.:.:.:.:.:.:... } |
＿＿_ / '"| ':.:.:.:.:.:.:.:.' |
／￣ l |＼ |. ----――‐- ., .′
| ､ ヽ | ＿＿ ヽ /
ノ ー───く. } │ :.:.:.: / ヽ＼⌒ヽ） 十 ｀
}、 l | ＼ノ ,ﾊ..＼ /. ( （ ) ） ）ｏ{＿）
. く ヽ.,＿ リ ヽ }ﾞ: : :＼ / ヽ ｀ｰ ノノ フ
} ￣｢＼ ｝ /.: : : : : ＞ ., ＿ .′. ヽ_- ノ ノ ｀） ヽ
ﾉ ＼_ ｊ | Ｔ´ ' : : : : : : : : : : : : : : ￣/￣ /
八 =ｰ- L＿ﾉ /./≧ｭ..,,_: : : : : : : : : : / /ヽ_ノ
| ＼ ﾉ 〉 iﾞ////////≧ｭ...,,__ : : {___
l ｀≧=ー---' ﾉ.//////////////| : ///|
.
ｷﾞｷﾞｰ
:::::::::::::＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_:::::
::::::::::::|＼＼ .|:::::::::::::::::::::::::::::::: |::::
::::::::::::|:::::＼＼ノノノ ! :::l￣￣￣￣|:::::|::::
::::::::::::|:::,､::::＼＼ |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
::::::::::::|:::||＼:::::＼＼ !:::::!:::::::::::::::::::::!:::::!::::.. __}＼―-ト､V{
::::::::::::|:::||:::::＼:::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::.＜￣ `､ { V
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|:.r-‐'" ~^ ､. ｜ V{
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| ||]::|:::::::::::::::::::::|:]i _ r-=ミ_ /
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|从 ＼ ア¨` ､ ｀` ァ
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|::八 Y⌒`｀ `tｯ､＼ j{
::::::::::::|:::||::::::::::|〔 !lll! !:::::!::::::::__＿ 刈ヽ. rｯ八 よし、次会う時の手土産はコレな。
::::::::::::.___|::::::::::|::::|lll| |__＞''"⌒ ~^''＜_「⌒} _ ' /
:::::::／ ７____.:: |::::|lll| .アﾟ ￣￣ ‐- _ ｀`*､＼ ｀／ むしろ10ダースばかり言い値で買うぞ我ぇ。
/ ／ ／____:::|lll| .....W ､ `､ ＞-く-ミ_＿＿＿_ __
从 { ∥´ Y.!lll! . i{ 丶 寸 ＼ﾆ≫,:::::::::::ア ＼
:..Λ.{ j{ r=ﾆﾐlll! .八 ___ `ﾏ 'く ヽ:::::〃 ｀寸..... ヽ＼⌒ヽ） 十 ｀
:::::Λ-=ﾆ _/ ／.ll| 沁／⌒｀` + _ }i ‘， `､|l ﾏ... ( （ ) ） ）ｏ{＿）
:::::::.Λ ~^{ j}_.::::::::::: ./~￣~^ ､._`+_ }｢~"'' + .._ ‘， ', l}|. ヽ ｀ｰ ノノ フ
:::::::::八_ _,Y ＼ _ノ,,_ ｀`+｡_ 八 _,,､≧s<"', l}|.... ヽ_- ノ ノ ｀） ヽ
ﾟ_ } ＼て ／:::ﾆ=-....._ ＞s｡,,,,,イ ]i{ヽ､ 从 /
ﾟ_ ,j: ＼)k｀`ヽ､:::::::::::::＞s｡ノ::::::::::::ﾉ j爪 }＼ / /ヽ_ノ
ﾟ_ / }::), V::::rイ :]｢＞―=ﾆ´ ､’ V:::::＞ｲ
ﾟ_ / ﾉ:::::} V ]｢ ､’ | }::::::::::V__
八.ノ ／:::::::/ ﾉ 八 ／ | }:::::｢⌒Γ
ﾆ＝==彡:::::::／ ｲ ＼ﾆ=- -=ﾆ _ =彡 ／ V===ミ, V
≧s｡､=ﾆ _+´ }_ -- _ -イ }ﾆ＝ミ ＼!
＼.,､イ 从___ ＼ .}＿ ,V }
__ｱﾟ ~^ =- _ }i_ i｢__ノ]] .} .}i
__ｱﾟ~^ =- _ ~^]｢ .〔_____ノ / 八
__j{ _jＬ∟｣_ }| 八____,イ／
__j{ ／ﾆﾆﾆﾆ_)i ∥ ＞-く＞=ﾆ
.
〟――- 、
／ ＼
/ _,ﾉ ーヽ
! （●） （●）
!. ' } あー、お売りしたいのは山々なのですが、歩留まりが悪くて数ができないのです。
! ─_- ﾉ
::::::::::::::::::::::::xヘ.ヽ. ／
::::::::::::::::::／､ ＼ `'ｰ─‐,, '
::::::::::::／ ／＼ ＼ ｀Yh＼
. ／ ／ ＼ ＼ﾊ辷」
∠ィ⌒ヽ. ＼ /万]＞、
′ ＼ ∨ゞﾐ｜,ﾊ}
＿＿
,,.-´ ｀｀ヽ
.／ ＼
／/ ー一､ ,,／゜ .ヽ 、
／ .| （ ●） （● ） | ＼ 独特の形状のためか、多くが焼き縮みで割れ
／ l （__人__） ... | .＼
.＼ （｀ヽ、 . , '´ ﾉ ／ .／ また、焼きあがっても、ほどよい厚みでないと使い物にならない。
/..＼ . ＼ ヽ___ '´ ,,'' .'i ／、
./ .＼ .} イ / ／ ヽ 様々に問題が出て量産に頓挫しています。
l 丶 ＼ | .〉 / ／ / 冫
.| .l ／~＼ ／ / l .l.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.| .l ／ .＼／ l .l | ┃ 技量に窯と焼き具合の問題もまだ安定していません。
..| '／＼ﾟ > | .l | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-‐‐‐-
／ ｀ヽ ｀ ､
/ -‐‐yﾆ=‐‐､_ヽ i ﾊ､
/ _ﾆ=〉 ~ ￣ i
〈 ﾆ=/ /__ ､:. :.
∨ r‐､/ rtｯ､ヾ i,'_ .〉
', i.f } {ｆｧ/
∨ > _i : 職人が育つには時間が掛かるものですからねえ。
Ｙ从 __ ´ /
i___ ＼ ‐｀
｢i:i:i:i:￣ﾆ‐≧‐- '
＿_ﾆ=---‐‐´寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀i|
/｀ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾄ
/.i:i:i:i:i:';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i }} i:i:i:i:i＞､ _
// ′ { ｌ| |l ! ノ |l
|l ﾍ 八 I 八 ,′ ／ {!
∨从 へﾍへ、 ﾍｌｌ/ ハ_/VX lﾚ}
. ∨ 从 ＼ || ／ 刄 //
∨ k ＼ `" ／ 〈 //
∨/ ＿_＼､、 ∠＿__≦ /´
|ｿ| ヽ ヽツ` イヽツノ´斥}/ わからんではないが、だからといって諦められぬ。
＿_ ｰ} ｀￣ , ￣ }-' ＿
. ¨≧ ､ 〔__〕ﾊ l| /〔__〕 ,r ≦¨ できる限り持って来い！
＼ ヽ i} ′ ／
ﾍ _＿ｲ＼ ＿ ＿__ /ヽ､、 ./ 約束だぞ！！
∨ ﾍ:;:;:;:;|｀ ､ ／ｌ;:;:;:ヽ∨
∧ ﾍ:;:;:;l ＞､ , イ ｌ:;:;:;:;:/∨
∧ ﾍ:;:;:l ｀´ ｌ:;:;:;/ ∨
∧ ﾍ:;:;:;:;:;:;:;:;: ＿_ :;:;:;:;:;:;:;:;:/ ∨
.
_...,,ｰ''''''"ﾞﾞ: ;: ;: ｀`、 ; :,,,,-‐'゛`ー^ー-、 :: :. : .: .: . :.:
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":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :ﾞ|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :; : ;: ;: ; |土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
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::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;. |土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
／￣￣￣￣￣￣￣￣＼ |土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
＜ 約束だからなー！ | .|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
＼＿＿＿＿＿＿＿＿／ |Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
＿＿＿. |J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
／￣￣￣￣ヾﾞ: : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
／´＼::;. __＿..ﾞ/＼: : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
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.: : : : : `: : : : : : : : : : : : : : : }＼| i,′ ではご主人、そして野心ある若人たちよ、
..: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾞi: :.!､ ‐=ｱ
r- ､ ｢ ‐- ＞ ‐- .:.:ヽ､ 次は領都でまみえましょうぞ。
,≧‐‐ゝ--､}:.:.:.:.:.:.:≧=‐─── ､
｀‐-==ヽ ￣￣￣i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／ ＼!≧=‐-,/‐ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/.:.:.:.///｀￣￣:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
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適当なタイミングで移行します。
やるおたちの、異世界・世知辛チート物語【2-11スレ】
ttp://bbs.yaruyomi.com/test/read.cgi/ban/1541423930/
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::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二 ＞ ヽ..＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : :.／ ＼ . 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : / ,:::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: :.′ ー―一 ー―一 ′..::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”.|: ━━━━i:!::!:i::!:━━━ :| .‐:|:_:_:::::::||／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
| : ・ .i:!::!:i::! ・ :|
,.｡+'' |: `i:!￢冖:!´i:!::!:i::!:`!:i￢:!´ :} 一泊だけだったけど、偉い人の相手は大変だお。
｡+'“: : : : : : : : : : :..u （＿__人__ ） ′
: : : : : : : : :..＼ u （＿ ﾉ ,／ 致命傷やらかすんじゃないかってビックビクだったお。
. ＞ ＿＿＿_ ｨく
. ′ ー -一 ヽ
. / i ｆ ：
. ｛ | |: |
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::; ＼
│ ;::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::; |
│ ＿＿＿＿＿ :::::::::::::＿＿＿＿＿ l
│ │::::::::::::::::│ ､ :;:;:;:;:; ﾂ│::::::::::::::::│. | 逆に、一泊しかできないところに偉い人の大変さを垣間見ただろ。
│ │::::::::::::::::│ .;:;:::::: │::::::::::::::::│. │
│ ヽ::::::::::::::::ﾉ :;:;:;:;:;:;:;;゛ ヽ::::::::::::::::ﾉ. │ 夕方着いて風呂、飯。
│ ;::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│ ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │ そのあと俺ら相手の打ち合わせ、翌朝出立だぞ。
│ ;:::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::; U |
│ ;:::::::::::::::::::|＿＿＿＿＿|:::::::::::::::; |
│ .;::::::::::::::::::: ::::::::::::::; |
／￣￣￣ ＼
／ ノ ヽ ＼ おかげで、余計なところを見られずにすみましたが、
／ （ー） （ー） ＼
| __´ _ | 領内の巡察ってハード・スケジュールなんですね。
＼ ￣ ／
ノ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 目が行き届く範囲が実質の領内という見方もできるくらい、そういう距離感覚の社会です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ 領都からアルデナイカモ川までは通常の巡察範囲だろうけど、
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ ヘンピナ地方は北方街道で王都方面に通り抜けるだけ。
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l!
∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl 来訪は期待の表れかな？
／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
＿ｒ'´ ￣ ￣｀`‐- 、
./ l ＼
./ /! l ヽ
/ｨ /,' /ﾚ」/! / l ',
/ィ〈./' ' `l'.ﾚ/. l l , ',
´ ／ ､""´ /ｨ /ﾙ /ﾚl / l`
.< ´ .ｲ'//ﾘ_ハ! ヽ ついでに足を伸ばしたともとれるが
` l/ｒ＜ /ﾚ'｀ `
ヽ￣｀ ./ l ./ 全員騎馬とはいえ最低でも片道２～３日は余分、
,'i i i , , __,ノ, .'ﾚ､ /
.ゝ-=＝´ ,-'‐――'‐'┐ わざわざ割いてくださった時間ということなのかもね。
／'／」 ,. .､-‐┬ヽ、
∠_ >ﾆ／ヽ: : :ヽ_: '-‐<
／／￣:ヽ;／´￣:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ＼
| （●）（●） |
. | （__人__） | それなー。
| ｀ ⌒´ |
. | } 期待はいいが北方街道沿いってさ、どんだけ条件悪いんだってな。
. ヽ }
ヽ ノ んなとこ開拓許可貰っても困るよな。
/ く ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶:::::::::V
/' |::::/ ) /::::ｲ＼ﾊ|! ;}z／ヾ:ﾐ｀ヾ 街道外れると、どこに沼があるかわからんのが怖いんだよ。
/./ ム/f＾Tj~ﾒ'}ｲ~Tjﾘ`}:ﾉ'＿
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ かつて辺境伯と今の王家が争ったときには、
,ｨ≦/∧ ｀丶 （__） ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧ 道を外れた騎士や兵が結構な数いなくなったそうだぜ。
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
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｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
｛///////////////////////////////////////∧
∨////////〉//////////////////////////////
.
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;|＼;;;;;;;;;;;;ﾍ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,
;;;|__＼;;;;;;;| ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶- ‐--一´
;;;;|─‐＼;;;l＝￣ゝ,,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
＼|::ι::l,ヘi ,-‐､, .∥ヾゝ;;;;;;､‐-､_｀＞
:::::::::::::::::_ (ﾟc) ' ,/ソ / ＼;;;;ヽ
::::::::::::::;;;;;;;;:￣ /'ｿ ／―-､ ＼|ヘ
:::::::::::::ゝ:::ι:. / / .Y´ ＼ 今でも森の中にゆらゆらと、彷徨う鬼火がでるっていうじゃないか。
::::::_｀_´､:::::::: /ノ iヽ ＼
::::'.-‐´:::::::: / l |ヘ, ト
::::::¨::::::::::'／ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, l.| ＼ l
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ そんな場所でも領主化成った暁には
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ 街道の整備補修のために拠点を拓かないといけないんでしょうが……
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
.
||
|| ①献金 金貨3,000枚相当、とりあえず半分の金貨1,500枚分でＯＫ。残りは来年内が期限
||
|| ②暫定領主代理、軍役等の猶予
|| ・1039年末までに、領民最低90人の自給自足体制確立
|| ・ヘンピナ地域（アルデ川とアルデナイカモ川に挟まれた領域）の開拓開墾許可
|| ・ただし、ゾォルケン家と諍いを起こすな
||
|| ③ヘンピナ街道全通 → ゾォルケン家後見 → 90人自給自足体制 → 騎士叙爵
||
|| ④領主化後、軍役代わりの北方街道整備
|| ・自領内でも関や渡し場、橋などは要相談
|| ・辺境伯配下同士でのフェーデ禁止
||
[ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
＿
. ＞ ´ ` ､
/ ヽ
. / ._＿__ ---- ∨
. l ＿ ＿__ ',
i fi:::::}` '､l::::ﾘ,` .! ともかく、提示された条件整理と共有、
. ; `ｰ/ ヾ￣ ﾘ
. l ゝ__ノ､__ﾉ / 領都行きの準備、緊急会議の本題だお。
ゝ └─‐┘ ｨﾍｰ‐ﾍ
ノi7＞...､ ＿＿__, --≦彡::y:::::`ｰ
r´::::ﾍ::::i::::f_ _ノ／::::::::::::::::::
_＞-ﾍつ j‐‐､:::::＼:::{ ￣￣￣/／:::::::::::::＞´:::
i ￣ __｝/:::::::::ｰ-､::ヽ!￣ .／::::::＞:≦:::::::/::
l ´ .ク､::::/::::::::::::￣l`! f´≦´:::::::::::::::::::/:::::
. _l ´ ノ:::i:::::::::::::::::::ﾊ ! /:::::::::::::::::::::::::::/::::::::
i::f ﾄ､::::!:::::::::::::::::::::i l ,':::::::::::::::::::::::::::/::::::::::
r´i:::ゝ f):j:::i::::::::::::::::::::::ﾍ∨::::::::::::::::::::::::､:i:::ヾ､:::
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ 領都で謁見時に献金とともに開拓開墾を願い出て、
| ｀⌒ ´ |
| | 許可を得て、期限内の成功をもって、叙爵という流れだな。
ヽ /
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
／ / ／ ｀ .
三ﾐ/ / ／ ＼
.≧_､ ./ .／ ./ ‘，
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{ 条件がはっきりしたのはよいことじゃが、
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y
.＼ / .ﾚ 八 ﾉ なんというか、現実味が薄いのう。
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿～イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ
: : ://_ ｀¨ ´ .|:| ∧￣´
:／/ ヽ |:| / ∧
.
／ '￣￣｀ヽ
／ 丶
{ _ -',- _
´ _!, ｀
／ 丶
' ＼
/ ヽ
/ / ',
.' / / / ',
,ｲ |
′| |i | { | ｉ ｉ |ｉ| | | } | |
. |i | { | | | | | | .|ｌ | |
| | j| ∧∧ ﾊ .ﾊ .ﾊ|｜/ /|,ｲ /|| ｲj| 从
| V‘，ﾄ=- 从 从,斗l| .|ﾊ､_/_.!_ﾚ斗‐-|ハ/ |
| Ｖｨ斧獅子ミ l | l/ 斧獅子ミｧ |
| | 乂rこｿ 乂rこｿ ' | !
:. |､ / ′ 金貨3,000枚といわれても、
|ゝ i / |
:. |ゝ-､ | ｨ¨´ | ′ 額が大きすぎてピンときませんね。
｜//ヘ , ､ ィ/＼| |
:. |/////＞ ＜/////l i| ′
|////´､} ＞==＜ {＞///l/ |i|
V |. |/／ ｀丶、 _､‐''゛ V/,l/ |ﾊ,'
＿_ ∨|i |´ /＾'''＾， ＼_| 从
／ ｀Y´¨ 从|， / ‘， / |/‐- _ -‐ ⌒ヽ
} ‘， 人＿＿_人 ／ {
/ ⌒'| ＼_､rf〔ニニニﾆ〕ﾄ ／ | ヽ
.
'./ ヽ
. j , i ＿ ', i
. ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ´:､ ｀ ｉ !
l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽｨr 下ヽ! .l‐- ,
ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ゞ-' ｌ ｿ'／
',! 、 ｌ〉 u l : l ' 今年入れてたった4年で、最低90人の自給自足のほうが問題だよ。
. | |.､ _ .ｲ l '
l | ＞ .´ イ. , l } 90人を食べさせるって、単純に３倍の耕作地がいるんだよ。
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j ┃ 麦作は耕地の1/3。休耕地分を確保するとそうなります。
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : { ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
|.:.ヽ|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼、.:..ヽ、
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:___／.:.:.:_／7.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.＼＼ｌ
,,>.:.:.:.:.:.:/三/.:.:.:／三/.:.:_,,メ、／|.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,,=-ｧ'´.:.:.:.:.:.:.:/-‐:|.:.:/ ￣フ, '=--く｀ヽ,/.:.:__/.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:|
＿ノ;;;;;;;| /|.:.:.:.:.:.://^l i / r'/l / /.:.:,,ｲ.:.:..::.:|.:.:.:.:.:/
ヽー-ｧ;;;;;;;j|.:.:.:.:.| i´j i/ ! ﾄｊ /,,イ |,〉.:.:.::ｽ.::.:.:./
/;;;;／;;ヽ.:.:.:ヽ、ヽ ヽﾚ＿ ./i/ / .|.:.:/ l.:.:/
/;;;;;;;;;;;;;/.:.:.:.:.:.:｀T "" ヽ_/ .ﾚ |/ 今が40町歩だろ？
｀ー-=..l /i、.:.:.:.:...>、 .／j
y ｿ|.:.:.:.:/ ＼ ⊂ｧ ﾉ 沼側にえーと、270町歩も開墾する余地なんてないぞ。
/｀ヽ=/、_ ヽ、 .／
/ ｀''7 ｀７-＜7
r=--=''´ ヽ、 ∥ ./ /
,,=-'⌒｀''ヽ、_=ﾆ=＜、 ∥＿ ＼./_
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 北方街道沿いは論外、沢と峠を越えて東方に向かうしかないでしょうね。
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ よかった点としては、僕らの年貢の取り扱いとか水車管理人とか、
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | そういう話を考えなくてよくなりました。
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
/::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ./ヽ
/:::::::::: : /::::::::::::::::i::::::::::::|::::::::::::::::::::::::.
,':: :::::::::::,' /::＼|::::::|i :::::::::l／ |::::::::::::::::::.
l:::::::::i::::イ´:::::/ l : ! |:::: : ,'|::::::j、::::::|::::::::l
|:::: : l:: : |::::::/ l/ l: : / l ./ ヽ: : |::::::::| 貢納賦役は、領民ならの話でありんすからな。
|:::::r |:::: l:／三三 .|／ 三三 !:::ﾊ::::::,'
|:::::| .|:::::: | ､､､ ､､､|〈::｜/ 暫定とはいえ領主代官ならむしろ取るほう、
|:::::ヽl:::::::::l Ｕ /:: lｲ
|::::::::::::::: : |._ rv―--､ ':::::::::| 手加減をお願いしたいものでありんす。
|:::::::::::::::: : l.:/l ― ＜i´::::::::::::::::: |
|:::::::::::::::::::::|'| ヽ |,､＼:!ヽ:::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::l へ＼ ｌ' .ヽ ｌ::/:::::::::::::::::|
.
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ へﾒ从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7
_＿___,: ＝ﾐV ｚ二_ノ从i } ; ｲ j( 人集め、制度つくり……
. /ニニﾆi j `ﾐ＝メヾﾘN从/^7 ｲ
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ' ｲ/ｿ/ｨ( 正直なところ相当に厳しいと、俺は思う。
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ;'ー- ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼ 失敗した場合、俺達の首が飛ぶくらいではすまないぞ。
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆ-/_｛ jーく{ ,ﾉ ,.. イ.:.:.:７ﾆﾆﾆ-7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;! すぐに後任が送り込まれればよいが、
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､ 下手をすれば、９０人からが指導層を失ったまま難民化するな。
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
.
＿
ィ;ヘ:::::´:jト､ミ::::､
,ィ:::::´::::::::＼/:l::::::＼::::
ｒ:j::::::::ハ:::::::ト:;ィ!:::ヽ::::＼::､
ｊ/::::::/:::::}:::::ﾉ~´ |::::ｲ:::::::;ｲ〈
/::::::人::メ::::( {:〈,{::ﾊ:/:ﾊ::ヽ_
ト:::（:::::｢ト-y' :::::､)斗ﾁj:r-:::Y そんなことになったらシタノ村はおしまいだろが！
从ﾊ个}ﾉTエ´:::::::::┴'-从 ｊ:リ
｀⌒ヾ{ﾊ u ｀ ｒｲ::{ ああ、ゾォルケン家や辺境伯様が実績実績いうわけだよチクショウ。
｢￣､￣｀ヽﾑ ,,ィ＝ぅ ノ人:ﾊーｧ ､
| ヽ ﾄ≧'ーｒｒ-≠ イ ｊ 後見も任命も、それだけのリスクを背負い込むわけだもんな！
} Y ヽ ﾏ{ 彡 / /
ﾊ ｊ｢ ー ｣ﾑ ﾊ { ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ 7 川 V ヽ. ┃ 武力で押さえ込む自信があるからの後見でもあります。
/ ｊ{ | i ! } ､. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
,....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'r-､::-―-､ ､::::::::｀ヽ､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::と､ ｀ヽ､:::::::∧:::::::::::＿＼
/＿__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/￣二__ ￣ ',＜_
>::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム':::::::::::::::＼ l::::::::＼
'::::::::::::::::::::::,--_ ､::::::::::／´￣￣ヽ__｀ヽ､｀ lヽ￣｀ ＼
/:::::::::,r- ､::/ }} } l::::/r-, /´77､ r-, ﾞ､￣ / / ＼
{:,イ:/l r-､/:::＞-_.!:/__¨ {//// ,r:::､:::ヽ-‐'／////＼ _
/ ､ ,/ l:从/ --羊=､ ー-¨´-'／ヽ:l ＼:∨////////_l } とにかく時間がないよ。
ヽヽ' {/ /ニﾆミ､ l::}≠矛/_ﾉ リV/////// 77 ＼_
＿＞-､_, _ ='＿ }-‐-､ ∨/////} l//＼ } たった４年でどうしろっていうんだ！
／￣_｀ヽ ＼ヽヽ､メ ／二二 ∨ ,ｲ ヽ ヽ｀∨---∧ ∨//∧
/／´ ヽ ', ﾞ､ ﾞ ,＞ ､ ー―‐ '´,イ ヽ ヽ l ∨////> ／ l
〃 ∨! l l ﾄ､ ≧ー ≦lヾ､ ﾞ､ ／! ｀ー―‐ ′ |
| ､!＿_|__|_! ｀ー- V- ／:.:ヽ__／l:.:.:.l ゝ､__ /
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ:-―――-- .| l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }´ ｀.|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l...／ ＼ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i／ ヽ }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i/ i x ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人／ ─ｉ||
::|_,,,,...||i:i/ ＼ |:::|〔. ≫ ≪:::::::::||
::|_‐_‐||./ | }.......≪ 悩んだってはじまらないだろ！ ≫ :ｉ|
┴＝ ′ ／￣i{ /....-r ¨.≫ ≪ニ|i:i:|
: : : : :.： / んハ /¨¨||／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼::::::|i:i:|
”“ *.| {{:::::::ﾘｰ一 ヽ__,ィ: ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
| ｀7´ {:::ｿ.:_:_:::::::||／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
| { } 〈..|＿￣ ||／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::: :::∧N::|i:i:|f⌒Y|i:i:ﾄ
,.| 人＿＿ノ ): : : :￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::: ::∧`'|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|_‐＼
｡+'“: :| / // /｀ｰ┬'.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧|i:i:|ーー|i:i:|_‐_‐
: : : : :.| / / // /////
. | / / // / // 条件は厳しいが、
.... | / { // / //
| / ∨/ ///// 俺達クラン・サムライ騎士団（予定）なら達成できると信じているっ！
/ 〈 ￣￣￣)
. / /
.. /二ﾆ=- ＼ /
.../二二ニニﾆ=- ＼＿＿_/
/二二二二二二ﾆ=- （ /
二二二二二二二二ニﾆ==―-
.
｀::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, -―｀
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
::::::::::::::::, -――-､::::::::::::::::::ｰ:.､
:r-‐l::/,r， /77､ ;-,::/- ､::::｀ヽ､
/_,/l/＿ ゞ_ソ _,..l/_{__(_!:::::::::::':,
:::/ ＝=ﾆ-'｀￣´-=_==､､:ヽ- ､:::::',
l:{ /´,-､｀ ´-､ヽ /ﾄ､} ＼l クラン・サムライ騎士団かあ、
､! らｿ らｿ { ,ﾘ
_} u ＿ ｀＿ ,l_ノ 響きはいいんだけど騎士でもないうちからは名乗れないよ。
ｰ':::､ ﾒ {ー―--ﾉ と二 ヽ
--､:＞､ ｀ ー '´ ,,イ＿_ヽ ',_ まだしばらくはただの開拓団だね。
l ∧{ ｀-≧ ｰ ≦-}/―-､｀ / ﾄ､
|＿_}ミ､_ー-V＿,イ_｀ヽ !__| ヽ
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:.ﾏ {-,| ､
ヽ:.:.:.:.:.:.:.lヽ:.| |:.:./l:.{､＿_ノ/∧ ,
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
丶、 ＼::::::::::::::::,ｨ-y;;ﾒﾍ::::::/- 、
＼ﾞ';‐-::':::::::::::ｨ-‐ノ'' ─ｌ::/─
＼::::::::::::::/ __ '⌒
｀''''''ﾅ{: ' ヽ ⌒ヽ Same-Line
ﾒ /i o ﾉ o ﾉ サムラーイかあ、親方達にゆかりのある地名なのかねえ。
_／ / |
＿__ ／ ,/ /i ､' r どことなく異国情緒があるよな。
＼ ," i ､ ‐-､ ,イ
>､ _,／ ,/‐-γ ､__ _,,／,"｀T;
i, , ヽ_ ,/;;;;;;;;ゝ ｀Y´ l;; ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
,､_ノ ､ i ,「´;;;;;;;;;;;;;;丶、 .| _ノ;;; ┃ 「ただのノリだった」とは言えない。
ヾ 丶 ヽ | !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''''｀､.,一 '￣;;'''';; ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿_＿__ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
／ノ ( ●) ＼ ・
.｜ ( ●) ⌒） |
.｜ （__ノ￣ / 名前でいうと、暫定領主代官って、んー、課長代理くらいかお？
.｜ /
＼＿ _ノ＼
/´ |
. | / |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／
／ （ ●） （●）＼ 課長補佐代理くらいじゃないですかね。
| ___｀__ |
＼ `ー'´ ／
> ー‐ <
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
ヽ ノ ヽ ノ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） いやいや、課長補佐代理心得見習くらいと思っとこうぜ。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
.
/ニ ｀ー - ＜
＞- - 、}ニニニニニニ l- ＜
＿ 」ニニニニニニ.＼ニニニ ヽニニ .∨
｀Yニニ }ニニニニﾆlﾆﾆ.＼ニニニ＼ニﾆ.|
| ,ニ/ ニニ l＼ﾆ |',ニニ.＼ニニニ',ニ l
, /ニニ./ニ / _＼l ',ﾆヽニ .＼ニニ ヽﾆヽ
//.ニニ {ニく´ } ニ}ニニ }ニﾆ｀ﾐ、丶∨
//ニ｀} ニヽニ.ﾟ. ﾉﾆ.人.ニ 人ニニ} 、.Y
. 、 ......'/lﾆﾆ/ニﾆ∧ ﾆ/ くニ.〈 ＿{ニ}.ニニニ ∨
. - .{' .{ニ{ニニ.￣＿ヽ ｀｝／ _＿} / /' }ニ .〈
. ′ ｀ヽ ヽﾆく.´「￣「｀ { くｱ'L ﾉ_ヽ / }ﾆ }
人 ｛｀Y 入_ノ_ ｀ﾍ{ ￣￣ ｝' .lハ} 脱線ついでに、
ﾍ{ l , / .∧
∧ 〈{ /-＜ 今日僕が来たわけ話していいか？
、 _＿ ７ , }.∧{
＼ .／ }' l }' ＞- -＜
「 ヽ ／￣＼. |_／: : : : : : : _ ＞ 、
_ l / -＜ ＼: : : : : : : : :／: : : : : ∨
_ -― ＜￣: : : :「／, ＼: : : : :./: : : : : : : : :∨
＞-＜ : : : : : : : : : : : : : : : {／ , ＼: :/: : : : : : : : : : :}
,' l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ .く ￣｀ヽ. ヽ: : : : : : : : : : ∧
,': :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :47｀ 人: : : : :.＞- _ ∨: : : : : : : :∧
... ,': : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : :47 : : : : : : : : : : : : : : ｀l l__: : : : : :.∧. ┏━━━━━━━━━━━━━┓
. ,': : :.l: : ./: : : : : : : : : : : : : : 47 : : : : ＿: : : : : : : : : : | | ＞ 、∧.....┃ たまたま来ていたワカメ。
{: : : .l: / : : : : : : : : : : : : : :..47: : : : {ニニニニニ}: .|￣￣￣￣: : : ＿.l: : 〉 ┗━━━━━━━━━━━━━▼
l: : : Ⅳ: : : : : : : : : : : : : : : :47: : : : : : : : : : : : ￣: : |_＿＿: : : -: : : : : | {´
.
＿＿＿＿
／ ⌒ ＾＼
／ （ ●） （●）
／ ::::::⌒（＿人__）⌒ヽ おう、どうぞだお。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
/ ｛
＿＿
／:::::::::::ヽ
＿＿＿ﾉ;;;::::::::::::::::::ヽ
|:::::::::::::/;;;:::::::::::::::ヽ::::::＼_
ﾄ|::::|:::::::;;;;;;:::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::ヽ､
|:|:::j:::::::|ヾY''´):::::）::::::::):::::ﾊ::j
j:|:::{:::::::ヽ (::::（::(ヾ::从ミ:::ヽ
|:{:::::ヽ::::人 ）ｲｨt7ﾊﾉ/^i:::ヾ 来月から開墾要員を金銭雇用するってのはイキでいいんだよな？
`ﾄ(::::::j:::汽ｿ ゝ' ¨ /::/
(''ｿヽ｀¨ , ﾊ;） とりあえず、３月に関しては1日６人を動員できる。
',. r-ｦ / .l)
丶､ ￣ ／ |､
|｀==.´-一ﾞﾞ:.:t＿
＿＿＿＿＿,,-一'.:.:.:.:.:|:l:|:.:.:.r.yヽ:.:.:｀ｰ───､
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:l:|:./ / /ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ
/.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|f Y / / ,ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:) ｊ.:.:.:.:.:..::..:.:.:.:.:.:.:.:.|
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､ ありがたいな。
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
. | },.! ノ' 領都で公に許可が出たら人手募集も本腰を入れるが、まだまだシタノ村頼りだろ。
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
＿＿＿_
,. ' ／////// ￣／
／//／//////////77／
,. ///////////////////７//7‐-,､
/l/////////////////////////_‐-｀ヽ
{'///////////////////､////////7ヽ
∨///////////,／=.l'//l_∨/////////ヽ
ヽ'///l//!l'//／-―‐!// .._l/lヽ///,＼｀ヽ}
. i/// ｌ'/,!ｌ!'/ ;ノ !'}ｰV////ヽ
. {//!, ､'}ヾl.--―‐ . --- ﾚ._ 〉///} ヾ
ｌ'ｌ/ｌ ;ヾ 〉 ,'//,!V,! まあその辺は持ちつ持たれつみたいなもんでゲスなあ。
V!､ヽ / 'イ ;/
V,ゝ,､ ､――, ,_..ノ
∨､;.､ ヽ.／ ,.'
ヾ;＞ . イ _
／ .| ｀ ´ .!-‐ ￣ l
{ -‐O | l__ l
} ― ｌ'"∟ _. ' ! .l
.
┌ーヽi::::::::::::::::::ヽ￣｀',
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
ﾉ::/::/:/:::!:::::∧∧:::::::::::::::::i､:::＼
/ /:/::/::::i:::::/ ｝:::）:::ﾍ::::ﾍ::ヾヽ
{ ｛:く;;｛:::∧:（ （:::(ヽ:::::）:::ヾ::｝ }
ﾍ::)::）ﾉ￢）) ):）フ::ﾊ::::）:/
{ﾍ!:（丁;;jゝ ´「;;;j厂ﾚ!iﾍ 本題は、板材と食糧のバーターを継続できないかという話。
｛∧ ￣ ￣ / ソ
ゝﾍ ' /ノ どうせウェルキンはこっちに入り浸るんだ、
ﾘヘ ´ ￣｀ ／!!′
＼|＼ __ ／ |/! せめて製材してるんだという体裁はつくっておきたい。
┌‐┴─ｒr─‐‐┴!
___ __＿＿＿r=┤: : : : : |||: : : : : ├､,,
... /: : : :: : : : : : : : : : : : : : : : 〃/: : : : : : : : :｀:ｰ:-:.:.､,,,__
. /: : : : :: : : : : : : : : : : : : : : :i ! |: : : : : : : : : : : : : : : : :: : :｀ヽ
. /: : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : i ! i: : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : ',
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼
| __´ _ | かまいませんが、洗濯板、今年の発注何枚かわからないですよ？
＼ ￣ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
.
〈;::;:;l;:;};:;:;:;:;:;:;:;:;:;/;:;:;:;:;∧;:;:;:;:;:＼;:;:;:;:;:;｀丶
. Ⅵ|;:;l;:;:;:;:;:;lﾍ;:;:|/∧;:;:;∧;:;:;:/;:;:;＼;:;:;:;:;:;:;ヽ
|;:l;:/,;:;:;:|;:;|ミヽl/″〉;:;:;:;〉;/;:;:;:;:;:/;:;:;:;;:;:;:;:l
l;:;//;:;:; |;:;l /;:;:;:;/:人 .〈/;:;:;:;:;:;:;:;:;{
斤;{;:;:;:;:;|;:;≧、 ＼;:;N 孑 ´ 〉;:〉八ﾙ八
. | .|今、寸;:、};:;〉 ｀}〉≦z_ {ﾘ }ﾊ 〉ヽ ｀
人,l;:;:;:;};::l l ＞孑' ｀ﾌ ﾋ;:ｼ ″ 〉 ./
｀¨了/} 「 ﾍ;ｿ ｀¨´ ﾄ ./ それなんだが、長板でもらえば他の用途にも転用できる。
{、ﾍﾙ、｀¨´ j _ l;:八
ム 、 - ﾉ ｲﾉ 洗濯板サイズにカットは各村でもできるからな。
人 ＞- ´ ／ .l _
今ｭ、 ／ ,ｱ |
| ＞＞ ＿ 七 ´ l 、
＿/l |::l::| 孑 ヽーz ｭ _
＞ - ――――≦´ ｀ ＜ |::l::| ／_ ／ ﾉ ,ﾍ- ｭ _＿_＿
. ／- 、 -ﾆ三 彡´孑 ,}／ ／ .／ /、 l ヽ
/ ＼ |::l::|／ ／ / ／. ／ ./ / .|
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､ シタノ村は今更だが、
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri 他の村の木工方はそれでいいのか？
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',
.
r..イ.:.:.:.:.:.:.:.:;.:.:.;.:.:.､:.:.ヽ.＼
′/.:.:.i:....:.:./`"'i:.:...ヽ:.:.:.::`:.＼
ﾉノ.:.:.メ::.:.ノ 乂:.:.:.;メ::.:.:.}:〈
／（:.:./､(_厶ノ ､__ヽ:{_｀ｨ:.(:.:.＼
´ﾑ:.:.廴 {:￣:} {:￣:} Yﾉ::::...:)
W´| ﾞｰ ′ ﾞｰ ′ |｀;ヽ（ いいもわるいも、この冬の板材供給、届ける度に泣いて喜んでいたぞ。
八_| _ ．-――‐- ． |_八{｀
l∠＿＿＿ｰ‐'＿＿｀ヽ ﾉ! もっとよこせというからこの話が出てきたわけで。
ヽ ﾉ
＞，_＿＿＿ _ ィ＜
/ｉ: : : : :｀ﾞf|l!´: : : : :ｉ‘，
,': |: : : : : : ||l!: ｉﾆﾆｺ:!: :',
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
!ヽ、 ／r'` ､ : :／ヽ、 : :ヽ: ヽ: ヽ.
,ハ: : ´: : ヽ-',／: ヽ、: ＼: : : : : ヽ:_ヽ
. //': ヽ、,.. -:＜: ヽ: : : :ヽ、: ヽ、: : : ヽ ｀`
i/:.!:{ : |:ヽ : : :j :ﾄ､:ヽ : : : l､:ヽ-ヽ､: : : ヽ、
ｲイ/:､: ヽ: :ヽ.:i: l､: :､,＞:､:| :ヽi-､: ﾄ､:_ﾐ`
/' jﾊ: ﾄi_l､ﾄ､:､iﾍ|'＞､lヽﾄ､j､: ;ﾊ l : : :ヽ、
ヽ:iﾊﾁi ヾ ´＝ﾐ` Vﾝ'/､ ﾄ､!｀` だよねー。そうなるよねー。
l / r'l;ﾊﾉ: :｀ヽ、
∨ u / / : : : : : !ﾄ､＿
／::｀､ ＿ ／ ／: : : : : : :||: : : ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/;.-､::::::ヾ ／, < : : : : ,､: : : :||＝..┃ 過酷な労働の前に職分がどうこうは吹っ飛んだのです。
／´:::::/＞､:ヽﾆ´ ,∠／/ﾊ ､: : /〈ﾐ;: : :||: : : ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／´ |::::::{{:＿::》::｀ー'i rヽ j l: :ヾ.: :ヾt/ : : !lヽ.: :/
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
.
r:::::､ ＿
r:::::::::::ミ´::::::::::ヽ
{:::::::::ﾐ::::::::ヾ:::::::::ヽ
ﾉ:::::::Yﾍ::::､::::j:::::::::::::)
（:ﾊ:::::( j:::::}::::}:::::::::::::ゝ
〈::ｨ::,ｨ ヾNゝﾐ::::::::::从 そういうわけで、洗濯板30万枚分に切り分けられるだけの長板を、
ﾈjfｦ ( fｦYﾊ ^〉/
ヽ r <__ 原材そっちもちで冬期前までに順次引き渡してほしい。
＼ﾏﾕ ／ .／:::ゝｰ､＿
/.:.:.:ゝﾍ__／::／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ､ 開墾時の伐採で相当溜め込んでいるだろう？
|.:.:.:.:.:.:|l|.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
|.:.:f.:.:.:ﾞ{l{;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
|.:.:ﾍ.:.:.:.ﾞﾐx:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:)
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
.| （ ●）（● ） |
.| （__人__） │ 材料こっちもちだと、この冬と違って製材代だけですまないぞ。
| ｀⌒ ´ |
.| | 木材代も上乗せだろ。
r､ r､ヽ /
ヽヾ 三 |:l1.ヽ /
＼>ヽ |｀ ｝ > <
ﾍ lノ `'ｿ ヽ
/´ /,1 | |
.
_ ,4｀ヽ、
|: : : : ≧- ./: : : : :＼
_l: : : : : : : :/: : : : : : : :｀＞- 、
j: :i: : /: : : :./: : : : : : : : : : : : : .{
_.ノ-:' : : : ∧,/: :}: : : : : : : : : : : : :.l
,}: : : ノ: :.ノ /: : : : : : : : : : : : : {:｀:ヽ
,.’: : : : :／ 、 〉: : }: : l: : : :l: : : : : :ヽ: :{
{/l -―:´ ｀/ー、＿:i: : :./: : :} : : : } : l
{ハ{_{/_i }/_=- }: /｀ヽ: : : : : : : /: : :〉
;_{::ﾟﾉ ￣l≧:...、 }/ }: /: : :/: : ∧
{ l ´ ｀ ┴ ┴ ./: :/:/: : : : :}/: : :〉
',ﾍ ＿＿ : : }: : : : : : : : Ⅳ わかっている、倍額で頼むよ。
: .f― , - ヽ . : : :Ⅳ￣ }: :l: :./
ﾟ, ',／:::::::::ﾉ . . : : : : : / ._} l:.∧:.} ようやく各村も気付いたのさ、
. ｀¨ ¨´ . . : : : : : : : : : ／/ }'’
人 . . . . . : : : : : : : :／ヽ´:,／ ほかの事に使う木材がないってな。
￣ 「 ￣ ￣ / },:'’
＿ .l＼_.」_＿ ＿／ 八
/ ヽ、_ ＿ _ﾉ /// ￣￣￣l
. / / {＿/// /_
/ l / ／／￣ =- - - ￣}_
/l ／ } l }=- ￣ _
. /l./ /// , -= ￣＼
/ /. /// ／
. l } /// ,4_=-_ i ／
. |/. /// ￣=-_ l / ／ ＞＜
. / /// |' ／＞＜
――――――――――――――――――――――――――■洗濯板30万枚分相当の板材供給
製材代 ： 5枚相当で小銅貨1枚 → 60,000枚 ▲15,000枚ウェルキン取り分（およそ5人扶持）
木材代 ： 60,000枚
合計 ： 小銅貨105,000枚 → 銀貨437.5枚 → 食糧875か月分/人（約73石）
――――――――――――─――――――――――――――――――――――――――――
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__） 溜め込んでいるといっても、使うあてはあるわけでさあ。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } 俺達不在の間、動員した連中の指揮をワカメがとるなら、その条件で呑んでもいいが。
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
.､ ＿＿＿ __
. ヽ:::::::::::::::::::｀` ､ヽ::｀ヽ
. ＞::::::::::::::::::::::::＼::::::::＼
. イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}/}
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ::::::: /:::|
.-=ミ７"::::::::／::::::/:::::::::::::::::::::＼ ::::::: |
.ｲr:::::::::r_､::::::ﾊ::::::{:::::::::::::::::::ハ::::/ｲ 身内価格でやんすからねえ、
{::::::::::ﾚ::::::/-}::::::∨:::〕iト､:ィ::}:::::/
ヽ:::::ｲ:::: /｀入::､:::∨ﾆ／＾刈:::/ ＿ サービス分はサービスしろよってことだわなあワカメ。
,.斗Ｙi:{:::::{〈 {jＹ＼{イ {j Ｙ/i:i:i:i:i:i:＼＿
.. .イi:i:i:i:i:i:i/＼込 ー j! ー 小厶i:i:i:i:i:i:ゝ─丐ミ､
. /i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/ヘ r ‐‐ﾍ ｲ }ii:i:i/〉i:i:i:i:i:i:i:／i:i:i:i:i:＼
{i:i:i:iλi:i:i:＼(〕j∧ ＞ ‐ ＜ノ ﾘｉ:〈/､i:i:i:i:i: /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉヽ
|i:i:i:i:i:i:＼i:i:∧/l ∧ ＼ ／ ﾊ}^i:i:i:i＼i: j{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: ∧
|i:i:i:i:i:i:〕___〈 i:ｉ:ｉ| ∧__／ }｀ヽ/ |i:i:i:i:i:i:/__j{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
|i:i:i:i:i: j i:i:i:i:＼ } { / {i:i:i:i／i:i:i:iﾞ〉ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
|i:i:i:i: 八 （)i:i:i/ｉ} ∨ {i／i:i:i:i()i:i:人:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
.
／::＼,,__
┌ーヽi::::::::::::::::::ヽ￣｀',
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
ﾉ::/::/:/:::!:::::∧∧:::::::::::::::::i､:::＼
/ /:/::/::::i:::::/ ｝:::）:::ﾍ::::ﾍ::ヾヽ
{ ｛:く;;｛:::∧:（ （:::(ヽ:::::）:::ヾ::｝ }
ﾍ::)::）ﾉへ）) ):）メ::ﾊ::::）:/
{ﾍ!:（丁;;jゝ ´「;;;j厂ﾚ!iﾍ
ヾ∧ ￣ ￣ /ソ しかたないなあ。
ゝﾍ _'＿ /ノ
ﾘヘ 'ｰ一' ／!!′ こっちだけ美味しい思いってわけにもいかないか。
＼|＼ __ ／ |/!
┌‐┴─ｒr─‐‐┴!
___ __＿＿＿r=┤: : : : : |||: : : : : ├､,,
/: : : :: : : : : : : : : : : : : : : : 〃/: : : : : : : : :｀:ｰ:-:.:.､,,,__
/: : : : :: : : : : : : : : : : : : : : :i ! |: : : : : : : : : : : : : : : : :: : :｀ヽ
/: : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : i ! i: : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : ',
/: : : : : : ;;: : : : : : : : : : : : : : i | i: : : :r＝＝===ｭ: : : :;;: : : : : : i
＿＿＿_
／ ＼
. ／ ＿,ﾉ ⌒＼ 領都に行く僕らにロレンスさんだけでなく、
ｌ^l^lｎ （●） （●） ＼
ヽ L ､ ｀ | ダイたちは街道工事でオクノ村に詰めることになるし、留守を頼みますよ。
ゝ ﾉ ￣￣ ／
／ / ＼
／ / ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
. / / -一'''''''ー-､. ┃ ズブズブの関係だよねー。
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒)). ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_
___＿ , -. ＞'´ }
. -=＜ ｀ﾐ ヾ＞-.、 ,+' }' . ゜
. ,' ≧=- | l l , } ＞' _＞´_／ , _
. ノ -=彡´7´ ｀寸 } }!./／ヽ , ﾟ _＞´ }. ／ ＞´ }
,彡' Ⅳ {Ⅳ ｀}´ ﾐ .{ ,＞´＞´ _.ノ ' ゜ , +'゜
{ - 彡´ {´ ￣＼ {' _l .{ ／ ＜ ,-= ´／ ., +'´
｝/ _ ７ 、{_}ヽ- {_／ } } _ _／ ／ _ , +'´
. j {´ Ⅵ ﾞ:.に｀./ ′ _ ＜{ {´ ー ´ }=- ／
、_人 ヽ. { ｀{ ヽ - / l -7 {. { { ／ _＿/_ _ ＞- ― 、
イ从 人 _l i , -=== 7 ./} ＜ニ l ∧ . { { / ／ { __ノ
〉 / l / 7 /ハ ＜ニニニニﾆl {. ∧∨ / ＿ ＜￣
小{ﾊ{' ﾞ＼ ｀ ニ￣ -＜ニニニニニニニ { { ∧∨_￣＞、_ ／
＜＞ }人ｿ ＜ニニニニ／ニニニニニニニニニニニ-ﾍ ∧∨ノ
. ＜ニニニニ 7／ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ-ﾍ ／
{ニニニニニ ／ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ７- ´
{ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ＞
/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ＞
. /ニニニニ-―……―- ニニニニニニニニニニニニ＞
. l ニ :::＼ニニニニ ／ニﾆ＞-___＿ ■うるさいフリッツ
￣ ／ :::::::::＼.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿ノ:::::::',
../ -―‐- :::::::,
.′ ○ :::::::{ ロレンスさんに やるお たち、
| ゝ---=彡 ::::::ヽ
., ::::::::::} 従士としてクレイ、トラップ、護衛は任せろとうるさいフリッツ。
.′ ( :::::::::丿
. 丶 ー,＾ー′ 男ばかり７人も不在にするからちょっとねー。
. ＞ 丶::::＿_ -=彡
/ :::::::i
. / ::::::::|
/ :::::::::|
.
__ ゞ,.....、＿
/::::::＾:::::::::::::::::::::ミ、
ｒ´:::::::::i:::::::::::ﾍ:::::::ゝ::::ゝ
ﾉ:/::::i::::r.ハ、::::):::ﾍ::::i:::::l
. /:/::::::ｈ::） }::::(:::::::)::l::::::l
{::l::::::::ﾉ）ﾉ ゞミハ::::;;;;;::.l
ﾍｿ（.丁;;jゝ .「;;;jﾉ{ｙｿソ 心配はわかるが、うち３人はもとから戦力外だし、
. 弋i.￣ ￣ iﾉ
ﾊ ___'＿_, .仆 、__ 農村として回すだけならおまえたちはいなくても問題ないだろ。
. ＞＼ _ ￣´ ／}: : : : : :｀ヽ、
. ／: : : :ゝ::≧≦il::ノ : : : : : : : :ﾊ
. .／: : : : : : : : : : : :lil: : : : : : : : : : : :.ﾍ
. ./: : : : : : : : : : : : : ::lil: : : : : : : : :i: : :: : ﾍ
ゞ: : : : : : : : : : : : : :.lil: : : :伝彡::l: : : : : : ﾍ、
{ ∨ / | i ヽ :. ∨/ / ﾊ ｲハ
.／＼/ / { | i | | ヽ } .ﾊ.､ |ハ ／ / }/
八＼ , i { | ./! i | .ﾊ八 }､} .ﾄ､ | | ＼ ! ＼_/ ／ ﾉ
.ｨヾ＼N .| | l /八{ヾﾄ { ヾ {＼ .|.斗 |ハ | / .| ソ ／.八 ／
_ﾄ､.〉、 ＼Y ﾊ .l､ !{___≧z≦ ≦zzz=.ｧY / 八／ ／彡' 〉／ ／
ﾉ ≧＼ .八{ .〉! ヾ八 つ:::::::} つ::::::::ﾘ/´ /￣ ア イﾊ-=彡ｲ
≧=ｚ__三ﾆ/ハ ＼{＼ヽゝ- ' `ー '/ ｲ ／ -=≦ 彡ｲ / その通りじゃが、
〉-- .ﾊ ＼＼ | { ./イ}〃⌒ヽヽﾆ=-=≦彡ﾊ＞=彡ｲ
.《´ ￣ ／＼_≧l| ﾄ _ ノ⌒ヽ .イ 弋＿ノ } イ 言わんでもいいことなのじゃ。
≧=- l| 八___＞ .}´: : : _:ノ=≦＞＼/ ィムﾆﾆ彡＞ｲ
〉ｚ=---! ＼{ Y三ﾆ＞ ´7: :｀ヽ´ ト､ Y ／ .)/
ヾ( 八 .ﾐ≧==／:/ /: : : : }∧ /___ハr' ／
≧z___/: :/ /: : : : : | }ﾊ Y，
.ｲ: :/ .,: : : : : :.ﾘ |: | .|∧
,..ｨ≦: : /-≦三ミ: : ,′ |: | .|＼:＼
.
||
|| ◎領都ですべきこと
|| ・辺境伯様（名代）への面会からの一連の流れ
|| ・教会訪問、孤児引取りと教会堂建設、司祭派遣について
|| ・ローエン商業組合 登録の件についての直接謝礼、資金繰り
|| ・領民予定団員募集
|| ・買出し等
||
|| ――- 、
||. ／ ＼
[ニニ／ ― －..ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
ｌ （ ー） ）
!. ' } ワカメはそういうポジションだし。
.. ＼ .,.<))／´二⊃
__/ ＼_ _ / ／ '‐､ﾆ⊃ えーと、領都ですべきことというかその前に、
. ´ ＼ / l ｌ ´ヽ〉
.／⌒ ヽ/. /｀ヽ､ __人〉 クレイたちに1回往復してもらわないといけません。
{ / / !
. /｀ ヽ､_/ ｜
.∨ ∨ / / 〉 }
∨ ∨ ./ / .| |
.. ∨ ∨ / | |
. l∨ ′ / | ｜
... | ∨ / |＿＿_| ｜
... | (ヽ-⊂二 _) ) ヽ
... | ￣￣ ´/＿/＿＿/
... | | |
.
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 街道の様子見かな？
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 新造の箱馬車のテストもあるか。
. / 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
（＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼ どちらも大事ですが、ローエン商業組合に金繰りの相談をしてきてほしいんです。
／ u ___'__ ＼
| `ー'´ | 帳簿上の預けを現金として渡せといっても、いきなりじゃ無理でしょう。
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) / / / /
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ）..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ ヽ_ヽ /' /. ┃ 帳簿上の現物渡し資産を、せっせと運んでいるのがクレイたち輸送隊です。
ヽ ＿＿ ／ / ／. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ 金貨1,500枚とか、すぐに手に出来るなら苦労はないよな。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ んじゃ俺達は明日にでも出発でいいのか？
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
,} / / / ,.ｨ' } }. ヽ
. / У ヽ/ / ､./ , ｲ ,ｨ /!: i ,. i ヽ
ヽi ＼./ ,ﾚ' /｀メ,/／/ / | .ﾊ /! j. , i i
r{ / ,!rｨ芋ミ ヽ /イ ,}/, }-‐' /!. ハ!
.i⌒V ,' {rⅥ ｨ弐ﾐ,ｲ / j/
| V ﾘ. ｀¨´ {ﾏﾘ 》.|ｲ
／{. ', / ｀¨ / i !
. {:.:ﾉ',. ',./ﾊ ′ / .ﾘ ああでは、鶏をもう２セット仕入れてきてください。
｀フﾊ V ヽ. ｀ ｰ- .ｲ !
. ｧ:.:', V ヽ ＼ ..イ , , 沼側集落でも飼育したいとオフレッサーの奥さまが。
/´ ', ∨ ｀ｰ-｀''ｰ ´ j /! /
_ノ ヽ. ヽ /マ!__ / ／/'′
. /´.. .', ', V. /:.:ﾄ､.:.:ヽ／
. r´ 、 . V/_ !:.:./!:| ヽ:.:.:.:}
. ヽ. ヽ. ､ ＼ / j:./ |:.:! ヽ:.:.:.ｰ--､
. ヽ..ノ ｀¨ﾌ´{(_,.. ＜! ';.:., ＼ｰ- ′
/ ヽヾ¨__ ／ / } ヽ:ヽ ＼
.
i;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;｝ ｀`ヾ;;;;;;;;;.;.;.;.;.;;r'ｿ''´ {;;;;;;.:.:.:.:.:.:}
l;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:i' '´ ,,,,, ヽ､ ｀ﾞﾞ'''''''''ﾞ´ .,. ...､ ｷ;;;;;.:.:.:.:.:!
.ﾞ!;;;;;;;;:;:;:;:;;ﾉ,r';:;:;:;:｀;､､,,, ., '´,.,.ｨ !:;:;:;:;.ｷ;;;;;.:.:.:.;,′
`i､;;;;;;;;;;｛,jﾚ'´￣`ヾﾐﾐｲ{ { ,j;ﾄr'';:;:;:;j,!'''ヾ;:;j!;;;;;.:.:.:,′
ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY
! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1 宿舎併設では入りきらん分
い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .!
ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/ タケオのとこの嫁と一緒に面倒を見るそうだ。
ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ
i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ
| ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i
,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L
／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ', ヾ;;;;;;;;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::;::;;::;:;::,r'′! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:＼､､__
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', ｀`ｰ--------- ィ'´ ,' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀,: . ｀`ｰ- ､､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', : : : : : : : : :,′ ,' ' i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : .
｀丶､::::::::::::::::::::::::::::::::,- ― ､:::::::::::::::＜
＿,..-､>::::::::::,--!:::/´__ /7∧ -､ヽ::l/ﾆl:::::::::ヽ
｀ヾ､///::::::::l::/l l::/､二' ゞ_ソ ,.-ヾ!ニ}::::::::::::::.､
ヽ l:/ l::/ヽ--/|i´li:/ ｀ ー‐､_´＿￣,ヽ::＼｀丶､::::,
.､ l l//l/ ,-､l::{|i!!=ヒ七´l::/ 心 } ﾊ l｀ ＼
ヽl/-∧∨{ﾚ' 弋(ｿ / 弋ｿ {ノ/
ヽ ､｀ , ､ l- ' 人数増えて、一人頭の肉量も減ってたもんな。
＼-､｀,:¨:ゝ メ u /
l l｀ヾ､_lヽ､ σ , イ::､__,..-‐､
､ | | | ヽ､ ＞ - ´l-､／ヽ ヽ ',
ヽ L_l＿.l l￣￣∨´ ,l､ ', ', ﾄ､
＼ //:.:.l＞､_/:.ヘ ,┴ ''´:.:.:l＿_ｌ＿!__/ ｀丶､
｀ヽ //:.:.:.l l:.:.:.:.:lヽ:.:.l l:.:./l:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ｀ヽ､
.
＞ ￣￣￣￣￣ ｀ ､
. ´ ＼
／ ＿. ィ===ｧ ､^ー＝ミ､. ＼
／ .／´ ./ } ＼ ＼
./ / / | ＼＿〉＿
/ / / / ,′ } |、.| | .､ Y Y
〈＿＿＿ / ,′./}. /} ./!ハ } }､ }､ }､ .人
.ｨ≦ .,′ { /_,′,.斗ｾ // }ハ/≧ｚ-_V }≦￣ ヽ せっかくの卵も雛も……
ノ ＿＿＿ { ﾊ＞---=ミ､/ （＿_＿_ノ 从 }
.}ｨ≦ 八 {(＿＿____ ｲ u i!i!ﾄ､ヽ /ｲ≧===ミ イタチがっ、ヘビがっ、憎い！！
.八 ／´￣￣ﾌ＼ 从 ilili| |i!i!i! , ､ ‘，ヽ .八≧=--{
.＞､／＿＿＿〈 { ヾ{ .| | u /＿＼ } .}/|￣ ｀ ＜ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
〉 ／´ .＼_∨∧ l | ij !／} | ヽ ┃ 生存競争は激しいのです。
∨ ハ ‘. l | . イハ l | ﾉ ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
,i´ ,/
.,!i / ,,/
.|ﾞ∨ ,､ <=ｯ
.l _,-''" ＼ ､ ,-､ ＼__
入 _,／ .,,,,---''''＼<ヽ/ ー― ‐゛
ﾞヾ″ .,,x,,,._,,,／ﾞ＾ﾞﾞｰｰ-､__.ﾞ .i,,､＼ゞ
｀''-|九ﾞヽ,lﾞ _,,-r‐ｉ <Ｊ || |
.|厶 " ┴┘ ､ | | ある程度の被害はしゃーないでしょうけど……
ﾞ'-ﾝ ゝ | |
ﾉ,.i>､｀-､、 u ／ | ん、でもたしかオーフェンたちにも頼んでなかったか？
|,r~i: ｀'-､,_ ,-7 l レ､
l"'ヽ-,,,,,,, '''ｰ､,,,_.／-''"| | "i
.,―'^"l､_ ￣ﾞ'''''''''|゛| | | | lヽヽ､
│ ｀''''ヽ-､,,,,,, |,ﾉi j | | | | │
./ "''ｰ-､, ^､ﾚﾞ.ソﾞ レ''"イ ｲ
.
./ ' ,: ﾊ 、 ',
' i ' ./l ! , ､ i i
.! l { , /-', | '､-‐ト- i .!
V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
＿! ｀.ｌ ｒ=‐テ､ ィ jぅ=ｧｌ !＿
.ヽ l. l ｀ vrｿ vrｿ l .! ﾉ オーフェンさん依頼が１セットで今と合わせて宿舎のところ。
.ヽ| .l :. l ﾚ'
| ｌ ` ' : 今回２セットで沼側集落用。
i. ､ （ ） / |
| l i イ l. ! 私の狩りだと獲物が安定しないし、
.: .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
.i .! ｉ } { ｜ ; 養鶏は肥料もとれるし拡大しておきたいね。
.＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿
.. ,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､
.. ,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､
／: : : : : :l / 、 ｌ': : : : : : :ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 都合３セット追加で規模４倍か。
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 世話できるならいいんじゃね？
. | }
. ヽ }
ヽ (＼ ﾉ､
/ ＼＼く} j
| 〈￣ ﾞヽ ヽ
| .に }
| (＿__，ノ
.
,r== -
/'´ ヽ、 ／.:￣￣￣￣￣＼
| ヽ ／: : : ＼
| ﾍ ／: : : : ＼
Ｖ t ／: : : : : : ＼
ヽ !: : : : : : : .. ＼
ヽ |: : : : : ,,,,ノ⌒" '' ``⌒＼,,, l
. /ヽ ∧: ::;; （ (・) ） ﾉヽ （ (・) ）;;::: | 肉に卵に鶏糞だけじゃないお！
. ｒ'⌒ ' ＼ : ´"''" "''"´ l
. | ヽ ＼: . .（ j ） ／ 羽毛だって大事な資材だお。
丿 ＜＼ | l:: : ＞ｰ-‐'=ｰ-ｰ＜ ／
（ ､ ィ_.ﾉ |: : : : : : : : : : : : : : : : : イ＼
/ ＼ /´ l: : : : :｀`ｰ- -‐'"´ ＼
＼ ｀＼ ｀ー{, -―｀. : : . : : . ＼
＼ ｀ ー ｀ｰ ´
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ 目指せ！
／ （＞） （＜） ＼
| __´___ | みんなに１枚羽毛ぶとぅん！
＼ |il!|!il| ／
./⌒～"￣,￣￣〆⌒,） ┏━━━━━━━━━━┓
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ ┃ オフトゥーン！！
| | l ┗━━━━━━━━━━▼
.
,ｨ彡
/;ｲ'二x
' ｲ､廴ﾊ ,ﾊ
,ィ:べ-;ｭﾊｰ､ _,.ﾄ､､込ﾍ_,. -┐
/: : /‐┴‐トヾ, _≧斗''"ヽ＼ _／
/: イv_,､_ 」_,ハ,.,.,. ､_ヾミ`ﾞ｀ ヽ.Xﾍ
ｰ-廴_/_,ｿ､ｴ7ﾞ ｨ彡ﾞ' .: /／'ヽヽ',
,. --=-､/;|-‐┤ｰヘ＼ィィ .:.: ／' ﾏ| ',
＿{__,.ノﾞ｀/: :㌢:´;､:o: Y＼＼_ .:.: / ｀￢ _,ｲ 〉 ｨ､ ､ ,.
,. ´ ／ｲ .／:／; :／: : ヽ:{ ノ＼ｰ￣ 二 ┴--‐'"＜_／. ,]:i:i､ ,ﾉ:i:i:〈
/ ／／ﾐ ＼ : ´:/}: : :_:_:」ﾞ:´ ＼＼ ￣i￣フ´ /:i:i:i:iУ:i:i:i:i:i:ﾊ
,ｨ/ ／／ 廴 ヽ' L:/ニ/ :.:. 、 ＼＼i_.ﾉ"ﾞ´. ,.､_,.]:i:i:i/:i:i:.:...7ﾆi:i}
/;';f／／i ｀t‐ ┬f'' /ニ/ ﾞ ヽ ヽ-/ .У:i:〈:i:i:∨:i:i:i:if／~
/;';'ｲ''" ! ヽ ､ ､ ＼_| !こУﾑ ､ ', .:/ ｲ __/:i:i:i:i:i:iﾍ:i:i:〉i:i:i:i:i!
.{;';';λ. ／ ﾉ.` ‘，', ｀¨¨´ ヽ、 i/'" !. ./:i:i:ﾔ:i:i:i:i:i:...ﾍ〈 :.:.;iﾘ
ﾉ;';';／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒.＼ _＼ ヽ | /. /ｲ/´ ﾏ:i:i:i:i:}-- ､ ﾄ､＼
／ｲ （ ′ ＜ ＼ ﾉ ヽ、ﾞ レ' .jli! ノ !、i / /
（ ∨ ／ ＼ ー=彡../:i:iﾍ. | .ilil'＼ヽ | !ﾍ/ ■ＵＭＡはイイゾ
￣￣￣ ＞ 〃 ＼ ＼ ＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
. ／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 鶏もいいけど、馬はどうだい？
.. ′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼
| ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼ 放牧地の様子を見る限り干草にして冬越しにまわしても
|八i |八 -= |｢ 八
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_ 馬１頭・牛２頭分としては大分余るようだよ。
/ _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
.. ,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
／ ／ ＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
.
. ..., ' / . ｢´', ::i.. // ﾄ､::.:::.. !i::. ｌ:::::. :|::::.. l::::::::::､{ ｀
. .i∧ !/ ｉ :::!｜ ､ :::l〃. :::...l__;:::i､:. Ｈ::: |:::::::. :ﾄ､:::::.|::::::/
. .! V : ::| :. .::!ｌ ｌ ヽ /厶::::ﾄ､:|__V_∨ ｌ:::l::::i::::..::l､_ヽ:::|:::;′
. | ', .:. :::ｌ ::.::ト､!_ ﾊ::｢'´ｧⅵ芯:ﾘｱ |∧ハ:::::!､ }:＼:i
. .}:∧:.::::}ﾊ:if卞心. ヽ ゞ-' ';::|ノ /:::::: ! 騎士となると、
. .|' ',::::ﾄ､:|` `ー'} ` }i ／::::::、|
. ､:! };ﾊ / iイ::::::::::::| ｀ やはり馬は要りますよねえ。
ヽ . ' ｊ V:{:::::::!
ヽ ＼ ／ i:;ﾊ:ﾄ:ﾄ
＼ -― ''"´ ／ / | ﾙ' :|__
ヽ ー ' ／ / ／: : {::.::｀丶､
v ,.小. ､ ／ /,. '´. : : >＾:ｰ-::_:｀丶､
∨川ｌiい>' . '"´ . : :／::.: : : : : :｀ヽ､::.＼
,ｨ｀7卞´ ／＼ . :／::.: : : : : : : : : : : :ヽ
_,. ｧ'"´/_ ! } / _,. - . /:―-: :._: : : : : : : : : :
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ といってもまずほしいのは荷馬だお。
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／/ ∩ノ ⊃ でものがあれば、くらいのつもりで頼むお。
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／
＼ ／ /＼／
.
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
/./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿ 相場より安いのはワケアリの証拠だぜ。
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼ 今回に限らず焦らず探すってことでいいよな。
,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
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〉//////////////////////////////////////////∧
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ そうですね、そういう感じでお願いします。
／ （ ●） （●）＼
| ___´__ | ものはついでなので、領民募集に関してマッキーにも手紙出してみますか。
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●） だな。
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ 俺は古田の旦那に焼き物の進捗報告がてら、領主化の件も伝えとくわ。
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
. ｉ: : : : : : : :ｉ / : : : : : : ,': :|: : : :|: : :l: :ヽ: : : ヽ : : l : |: :| l|
. |: : : : : : : :∨ : : : : : : :ﾊ: :|: : : :|: : :| : ハ : :|_＼:l : |: :l ||
. |: : : : : : : : | : : : : : : : |: l: |: : : :|: : :|: :| | ;.イ∨从:∧/ ﾘ
. |: : : : : : : : | : : : : : : : |: l: |: : : :|: : :|:八 j/Vｨて㍉/ : !
.......ｉ: : : : : : : :.| : : : : : : : l: :斗七:丁厂⌒｀ fﾄ::ﾟﾘ ｲ: : :|
. ｌ: : : : : : : :l : : : : : : : | ∨ィチてヾ ゞ='^ | : : |
. .l : : : : : : : ｉ:.: : : : : : :|Y圦iド:;ｲﾘ 、 } : : |
...... l: : : : : : : : : : : : : : : :Vヾゞ辷ﾝ^ 〉 /: : : | 湯たんぽもつけてでありんすか？
. | : : : : : : : : ':, : : : : : : . __ ′: : :|
. ハ: : : : : : : :.い : : : : : : '. ､ ＜ _／ ｲ: :l: : : :|
. l : '.: : : : : : : l:ハ : : : : : : ∨＞ ､_ ／::∧: :l : : :|
. |: : ｌ : : : : : : /: ∧ : : : : : : '. 丁ヽ::::/::∧ l: : :.|
. |: : | : : : : : /: /::∧ : : : : : : : { 八::::/::∧:l: :│
....../: : :l : : : : /／:::/::∧: : : : : : ∨ ∨ 《Ⅸ:::/:∧: :│
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／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´） 次回の俺達と一緒に領都まで持っていって、
| }
ヽ } 居れば渡す、無理そうなら全部辺境伯様への手土産献上品だろ。
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
. | | | ＼__／.
／＼
》 /＼｀ー――/ .／ / い、... ／ ／
《 .7ミ ＼ / ′ / ./i } ,’ :, ＼......＼／ ／>
ｒ’;,{ ｀ヾ ｀¨/ ./ メ､ / ｲ ﾉ ﾉ ! ). <／
＼;{ ＼ ../ / ／/ ノ` .j /j ,斗 | | | . ┌─┐
{ ;i| ＼ --/ ./ ;/´芹ミヾ. { / i ﾉ,j/ | リ. └─┘
ゝ ｔ＼ / i / ﾉ {: :しﾟ} ｿ '芹う;j ./
’、 、{ | .ﾊ、 ゝ=ィ 辷ﾉ{.//
”＼＼| .| i::i::i::i:: |′
/: : .y | / :i::i::′ あ、すいません。
/: : :|:::} .| __ /
/: : : |::::} .}､ ー' ｲ 私も王都の実家に仕送り込みで手紙を送りたく、お願いします。
/ : : : |::ハ .i ｀ . ／ ｊ
ヾ: : : :,/ 、 .|. /｀ － .| ﾉ
ノ´￣￣￣｀ヽ ＼ 、 | /＿＿ _.| / ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾞ、 ＞ .ヽ＿ノ＼ ｀ヽ ┃ ３人扶持のアルトリア嬢、実家におすそ分け。
， /=ヽ ＼ ＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＊ ＿＿＿＿＿__
／￣| + ／ ヽ +
｜ ::｜ ／⌒ ⌒ ＼
｜ ::｜x / （ ●） （ ●） | .人
,― ＼ | ::::::⌒（__人__）⌒::::: | ｀Ｙ やるお からもいくらか出そうか？
| ＿＿_） ::｜ .! l/ﾆﾆ| /
| ＿＿_） ::｜＋ヽ `ｰ‐' / 十
| ＿＿_） ::｜ .＞ ＼
ヽ＿＿）＿／ / ＼
l／ ｀´ - 丶
r ／ 丶
j/ ／ ヽ
／/ / l l
V/ / l ｌ l ‘
(l l ｌ ｌ ｌ ｌ ｌ l l‘
(ｌ l ,ｲ ｌ _ l -─- ｌ -─-- /_ l､’
| l从 ‐八ｌ ﾊ__ｨﾊ l､ ,ｲ /l ハl /ｌ /ｌ /l ヾ
|i |ィ乏不汽‐ﾞﾊ/ l/ ィ乏不汽/ l/ .l
|i |` 弋zソ 弋zソ '~| !
|i | ,| | 気持ちだけで十分です。
i |､ ! /| |
| i |-､ '~| いえ、ありがたいですよ、でもわかってください やるお。
| |/::ゝ、 ｀ ´ ／ | !
ｌ､ |､:ハ 丶 ｨ〈ﾉ | j
l从 ｌ|/ 丶 ｀ - ´ ! ､ l从/
_Vj! 丶 _ / l"''- ．_
_,,..-‐'' ､ 7^く l "'ー- _
γ￣ ヽ 丶 / ヽ l ヽ ヽ
.
{ ／ ＼ . -‐…‐-ミ
__|､, ／ ＜ ヽ ￣￣｀ ＼
/ / / ｀ ﾟ｡ ヽ
冫 / / ／ ',
/Ｌ.′ , , / / | ｝
〈 ,、＿| / / / ,| ′
ヽ ｉ l / / / / | ',
/ :ﾄ . | ′ , / / ! |
. 〈 | ＼| ｉ ／ ' / | l| l| |
＼|＼ | | ／/ ／} , | 八 }| }
/八 ,.-}| | _／‐/- ／_ j／ | /} 八,ノ
＼ | r | |{f⌒芹芋ミ／ .斗 七 / |
. У、::| | ﾞ ﾋぅ__ｿ ,≫ﾃ芋ﾐﾒ | 私たち、私の実家は、乞食ではないのです。
/:/::::ヽ| | ﾋぅｿ , |
. /:/::::::/::| | { / l| ちょっと支える、娘であってもそこまでです。
/:/::::::/::: | | ′ ｲ ｌ|
. /:::::::: / :::: | | ( _つ | |
＼::_/::::::::::| | ｀ イ }| | 周囲の目もありますし、それ以上はいけません。
|:::::::人 | ＞ __ r＜:::::| 八 ,
|:::::::::::::i＼ | :ﾄ､:::／ } /
|::::::::／⌒ )ﾉ .. ＿_ _,リ ｀ . | ,/
｀.¨´ ￣}＾ヽ 「 }/ ー- r一'⌒ヽ
. ´＼ /r―ヘ. | | ‘，
-‐… ´ ｀ . /:::ヽ::::::｝::＼ | | ‘，
｀ . /:::::::::}ｰく::::::::::＼ ∨
｀ __/:::::::::/::::||::＼::::::::::＼ { ‘，
/:::::::::/::::: ||::::::::＼::::::::::〉 ヽ
.
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
. （ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
. ／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 急に金回りがよくなる、なんて諍いの種にしかならないからな。
. ′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ それはともかく今回の仕事は
|八i |八弋り |｢ 八
. （ |八い 〈 八 |＼＿＿_ ローエン商業組合にお金の相談と、鶏に馬に手紙だね。
/ 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
/ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
. ,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ もしできれば教会にもよって、孤児の引取りと、教会堂・司祭派遣について、
| ___´__ |
＼ `ー'´ ／ 段取りなどの確認もお願いします。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ.＿ _.＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|..／ ｀ヽ .ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─ / ヽ._￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : :: : ::|＿─ | ‐-､ __,.．- | .: ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“'' …ァ: : : : : ￣i てﾃ てﾃ- |
,.｡+''”: : : : : : : :.,' | 次回、俺達が行くのが本命だが、
,.｡+''” : : : : : : : : : : : :.i （ | ）, /
｡+'“: : : : : : : : : : : : : : : : : : | ー ＾ー ii , / 下準備だけでも結構あるもんだな。
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. | u ./:i
_ _ ｜ / |
| :ト ｝--－- y―- =ﾆ .,
. ｨ |iiiﾉ | /| /
. , - = ニ :| | ／ :| ゝz_
. / ＼ 〈 ー ､ , － | ミ
/. , .ﾄ､ ＿＿ ,イ i
. /. l |`＝ == ´| ｌ |
/ l | . | .:ｌ |
.
/ /l ＼
/ , l '」 , i 、 ヽ
/ｨ l .l`´l l､ l､ l ! l. ',
,' l /l l. l l ヽ_」寸ﾄ､ ! !. '、
l l l‐-ﾘ､ ',「´ｨ云zｧ Ⅵ ! ﾄ ､
/1 ,Ⅵィ'心! 、ゞ孑'´ ﾚ､ ,' ﾄ､ ﾍ',｀ 準備こそが肝、それに本番も大変だよ。
ﾚ ! ｨ.l｀´/ ｀ l / /' !| .|
l/ l l ､ И l/ィ/ , ! 辺境伯様との対面はもちろん、
、` i/斤'´ ﾘ｀
ヽ ' 二 ￣ ｲ !. ,' ローエン商業組合では組合員登録のお礼をしないといけない。
ヽ , i i i , , 、／ .ﾚ!Ⅳ_
ヽ.l ! i イ´ /-‐' ￣ /、
／´.', ／´.! ﾉ_: :＼
／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
￣_二ヽ ﾚ'´ -‐'ﾌ--―- ､ /:.:.:.｀‐-. 、
,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ : : : ＿: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:`‐- 、
-‐':´ : /: :＿ ├ζ二-‐/-‐ ´ : : : ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,: /:.: :.: :.′i: :.|: : : i: ; ｉ: : :|:!: : :.:|: : : :ｉ.:.: : : :.
.′: : : : :ｉ:|{:.ﾄ､:{.:.: :!|:.| |{:.:.从: : /}:|: : :|.: : : : :i
. ,: :ｉ : : : : :|八{⌒メ:.八:! 八/斗}七j/}i:|: |: : : : :.|
ｉ: :|: : : : : | ≫≠ミ′ ヽ ｘ≠=ミ从;′: :.: :.|
|: :| : : : : :|f´ んｨﾊヾ "んｨﾊ }｢,: : :..: : :.| 以前にクレイたちに持っていかせた
|: :|: : : : : | ゛弋:::ソ 弋:::ソ ,: :.: : :.: :.|
|:i |.:.: : : : :. ｀￣ ´ ￣ ´ /: : : : :/: | とっておきだった鹿革他謝礼の物品ともかく
. 从:'; : : : : : :. ′ /: : : : :/.:.:.|
ﾊ: : : : : :∧ r― ､ /: : : : :/: : :.| やはり宴会のひとつも供さねばならぬでありんす。
,: :‘，: : : : : :ヽ ､＿,ﾉ /: : : : :/ : : : |
/: : :.∧: : : : : :‘:.＞ ‐ イ : : : : /.:.: : : :|
. /: : : : : :‘，: : : : :‘，| ｀¨¨´ /: : :.: :./:.: : : : :.|
′: : : : : : :，: : : : : :'.i ,: : : : : ;′:.: : : :.:|
. .: : ;.，＜77∧: : : : : : :. .: : : : : i ｀＞=ミ
i／ ｀ヾ/i: : : : : : :i､ ,ｉ: : : : : :|ｘ≦///＞ ' ヽ、
/ |:.: : : :.: :.| ヽ /|: : : : : :|＞: '´ ‘，
.
'./ ヽ
. j , i ', i
. ' ' i ! i l ', i ｉ !
l ! イ!ハ.｀,{ ヽ ト､ :､ ! !
. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽl＿＼ヽl .l‐- , しかたないけど、兎革まるごとはきつかったなあ。
ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ´ , ,｀ } ｿ'／
',! 、' ' ｌ〉 ! l ' 商会ですらそうなんだし、
. | |.､ _ .ｲ l '
l | ＞ .´ イ. , l } 教会でのあれこれも、下手すると辺境伯様相手より大変かもね。
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
／ ´￣＞ V ﾍ
. // .／ . ﾄ、 ＼ iX 〉
ﾚ' / . l .| ＼ ヽヽ j//〉
i l __ｌ__,| ヽー 土|. ｌ||'/〉
| l . !´ l___| レ'::::::「 ｌ|| く
| i、 V ,ィ´:::::ﾄ、 八r;::| l|| } 孤児引き取りに、いくらくらい掛かるでしょうね。
| Nヽjﾊ 入rj ｀ | l|| メ
从 i ハ""´ . ""| l|| ＼ それに、読み書きは仕込まれているとは思いますが、
| i ｌ > . ､ ／| l||＼_／
| l |'儿 ＞ __.イ__ ,ﾘ /ﾘ 〉 こっちにきてから補習も考えないと。
| .ﾙ |____/_j￣||￣ レへー '
ﾚ'´ | ＼___八_ ／ 7ー 、
/⌒｀| ／L.j＼｀￣´ ､ ﾚ'´￣',
| }/ ／ / Vﾊ ＼ V!. |
.
/ l{__,′ / / ､ ヽ ヽ ∧ . .,r ￣ヽ.､
_.ィ{､r≦V ,′ / / / / ∧ ､ 、.ハ '. ∨ .∧.. l ♪ j .}､＿
＿ノヽ{ .|l| .′ .′ ,′/ / / / ./ ∨{､ ＼ } } } / | |`‐-‐ヾ
{ {! .!{ l| | l{ ./ /}/{ /} / ヾ ヽ {ヾ､ ! .| .! | l| せっかく領都にいくのだから、
| |! .!| l| | l|/}/}/ .| .|/ |′ ＼ }ハ} ! | | ﾘ
. 八 .八 八 ∧ V 八 x芹示ミ､ x仗弐ﾊヽ.j/ .ﾘ |､/_ 珍しいものなど買ってきてほしいのじゃ。
.＼ ＼ ヽ. ＼{⌒ヽ＿__V .∧ 《.拆::::爿 仔::::爿 》/ /ー=ｧ≦´}
.＼ .〉z'⌒ヽ! {､. ヽ .人 .乂::r'ソ 乂:r'ソ /.ｲ{ / ./ | l}､ ／ ｀Y/
_,.r{ { l| 人.＼ ＼{ヾ ｀¨´ ､ ｀¨´ ./ 从.／ ./ / .ﾘ .＞´ ノ
｀У .八人 八 }_ノY´从 ┌ .― ‐.┐ .//_ノ /＞ ´￣￣ ，＜/ ./
ノ＼ ＼＼ ＼ 〃´ : 人_} 人 .ﾏ: : : : : ﾘ ｲ {>＜／´ ，＜ .／／} /
{. ＼ ＼＼. Y: : ／ l| { :/> . ｰ=_= ' ＜＞--≠ミ､ ／ }/ヾｰ＜ 〃
》､. ＼ ＼＼ |: :/ ノ:! |/:::::::/ .＞ . _ ＜＞´ ｀ ' .、 ./ }}､ ／
{{ ＼ ＼ ＼ |: { ／:ハ .!:::::::/ ＼ } /.／ ＼ 八}
乂. ＼ ＼__ノﾊ:.| ./: :人 ＼::/ . -‐＜ ´￣ ＼ ./
｀ヽ＼ ≧=-z＜ 〈＼{ : : : :〉、 ヽ， ´ ／ .=､ f⌒ヽ ヽ
＼≧=≠≦ ./＼＼: :/／;> ´ . ィ/ / l} | ＼ ‘.
≧=-( ./ ＞＜ / ，＜ / / .l| | ｀ ､ }
.... ｒ'｀ｖ´｀i '´￣＼ ／￣￣＼
.... ! ／ ./ r―ヽ ／ ノ ＼ ＼
.... |／＿＿＿ | ﾉ | （●）（●) |
／ ＼＿/ ｀ー／￣￣＼| （__人__) | どんなものがあるかの市場と相場の確認メインだな。
. / ＼ / /￣＼ ｀⌒´ |
{ ∨ / /ヽ ノ あんまり期待しないでくれよ。
＼__ -―ﾍ ／ / / } /
＼__ / / │ ヽ
ヽ / |
＼＿ ／ |
｀ー――一´
.
＿＿＿＿
,. -'"´::::::::::::::::::::::｀¨ー ､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
,.'":::::::::::::,i:::::::ﾞi＝ー―--::::::::::::::::::::ヽ、
/:::::--―='ﾞ::::::::::::"'_,-ｰ‐‐-´:::::::::: ヽ、
/:::::::,ﾆ=-ｰ:::::::::::::::::::::=ー￢l「::::::::::::::::::::.. ヽ
./::::::::::=-‐￢'::::::::::::::::::: 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ヽ
/:::::::::.:::l::l::l:i" i,, ＿__ ） U i
/ ::::::i::i:'､__ノF￣ｰ┤ l 人集めもしないと。
,' │ | }
i | _| / ああ、だんだん気が重くなってきたお。
', L'ﾆ￣‐┘ ／
ヽ、 ／
ヽ､_ ／
｀¨i ヽ
/ ヽ
/ ::::::::::::::::: /:::::::: /. | ::::: l: : /:::::::ｿ:::::::::{、 ::::::: l ::::::::::::::/
／::ノ ::::::: /::/:::::::: /＿l ::::::廴 ／::彡´ ヽ:::::::: }:::::::::::{、::::::: （
｀¨/ ::::::::::::::/ :::::: 〈 ｀ヽ;::: / ヽ::: 〉_ ,,＿ 人::::::::::::ヽ::::::::::: 〉
. /::::::::: / :::::ヽ、_::::ヽ -- l::/｀. ´〉/ ＿ ￣｀ ｀ヽ:::::: /:::: ／
｀ヽ,::::::::::::::: 〈 }:ｿzZ:≧{’_ /´ zZ三≧x /:::: /:::::::{
Ⅴ:::::::::::::::ヽ/《 ⊃:i:::/ ｀ ´ ⊃:i:::/ 》 ./ﾊ::/ヽル′
. }ﾊ:::rヽ:::: / ｀ ｀¨¨´. /l ｀¨¨´ ´ .// l
.. j ﾍl {:∨: : . ／ :| /′ | 気軽に領主なんかになれるもんか。
| ﾍ:{ : : : ヽ::::l / ／ /
. ﾍ ｀: : : r-＿＿_＿ ＿_ ＿ ノ, / ./ 行くのは月末頃だろ？
ヽ ',: : l｀ v ー… - ― v / / ／
ﾊ、_、: . ヽ、＿＿＿ ＿ ,彡 ’ /ｲ¨´ それまでに準備してあとは当たって砕けてこいよ。
}::.. : . ー― ／::::}
lﾊ:: l｀ 、 ＜ l::::/
＿lﾊ|::::::>. 、 ＜ |/
「ー.. |::＿:::::::≧ 、 ≦. l― - 、
. |: : : :￣|::::l＞..― - ― ――.┴ ´ |
.
./l./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::ll::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐=､-､::ヽ
/::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::ﾄ､::::::::::::::::::::::＼＼|
l:::::::::::::::::::::,ｨ::::::::::::／ l::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ
l::::::::::::::::::::i |:::::::／＿/:::::／__／l:::::::::::::::::::::::::::l
.＼::::::::::::::l‐l:::/ ＼ /::／ ／ ヽl:::::::::::::::ﾄ､:::::::l
/::::/ヽ:::ヽヽl / l /ヽ ノ::::::::::::::::l .l::::/
i:::::::l {r ﾚヽl. | | ,,,,,,L | |￣/ 7:::::／ .ﾚ′
ﾘ.l::::ヽ__ __ / u lﾘ/l／ 片道7日かあ……。
ヽ|/l::/＼ u u ヽ｀''‐..,,_ .l´
. _,,..-――|:::l/ ＞u ｀ー''´ ／ 親方達がそんだけの距離を歩きぬけるか、ちょっと心配でやんす。
''"´:::::::::::::_,,.-|:::ヽ ＞ ＿ ＜￣"''‐..,,_
_,,..-―‐'"::::::::l:::::::＼ ::::::::/ .|:::::::::::＼:::::::::::｀"''-､
::::::::::::||::::::::::::::ヽ:::::::::::７ :::lヽ |:::::::::::::/￣￣ll"''-..,,_ヽ
::::::::::::||::::::::::::::::::＼::::/__ / l |::::::::::/:::::::::::::||::::::::::::::l∧
::::::::::::||:::::::::::::::::::::::|:::::::/ニニ-'′.|::::::::::７:::::::::::||::::::::::::/:::∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ クレイたちに動いてもらってる間、
／ ＼ ／ ＼
| （●） （●） | 僕達もオクノ村への街道工事用資材輸送兼ねて、行軍訓練しておきますよ。
＼ ´ u ／
／ ⌒ ＼
.
足にゲートル巻いて、オクノ村との往復てくてくかお。
／￣￣￣ ＼
／ ─ ─ ＼ 気だけでなく身体も重くなってきたような……
ｨ'＾ '＾ '＾ヽ^),, ／ （●） （●） ＼.!^)'＾ '＾ '＾ヽ
￣￣Ｕ l l l. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ | l l l∪￣￣￣
∪∪∪.. ∪∪∪
( ヽ、
／.:.￣￣＿＿＼ ＼
／: : : <＿＿ ＼ ＼
／: : : ＿ <＿＿ ＼ ＼ ﾍ /⌒/
／: : : : ´ , ｀└--ﾐ ヽ、＼ - ＼ |
: : : : :／´ ｀ヽ 丶 - 〉
: : : :.（ ー‐ l ( ＼ !
: : : : ヽ_ ｀ _ノ ＼_ヽ { バカいってないで、冬の八甲田じゃないだけマシと思いましょう。
: : : : : : ´"''" ' "''ﾍ > 、
: : : : : : . . ` ＼ ∠／ヽヘ
＼: : : : : : :. ⊂ﾆニつ ＼(⌒) ﾉ ＼
／ヽ: : : : : : : : : : : ヾ、 ／ ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／: : : :｀`ｰ- -‐'"´ ＼／ ＼(. ┃ 冬の八甲田はシャレにならないよ。
,'⌒ ゝ ﾊｧ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ヽ＿ノ
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
┌──────────────────────────────────┐
│■風呂文化の崩壊と香水文化 │
│ ローマ時代の浴場は維持管理に手間と費用のかかる巨大インフラであり、 .│
│ 中世前期・中期のインフラ崩壊、後期以降にはペスト流行（14世紀頃）も加わり .│
│ 病気を媒介する場として共同浴場が完全に廃れ、入浴習慣がほぼなくなった。 .│
└──────────────────────────────────┘
_ -‐━ｭ=- __
_ '"＾ ⌒)ﾏ⌒ ﾞヽ、
, (__, ／へ＼___,ハ
/ ／
{ ,′ ,ィ7 ＿∧
ｲ ／// ）ハ rヽ } i}
（jL,' r'7⊆ﾆ=z/ j| ｝ ﾏ=ﾆ⊇∨ﾉL_
く⌒ヌ i{.《/|i / /i /V j i} j| ヘ》7⌒｀＞ ヨーロッパにおける風呂文化の衰退は
ヽ. 人/斗≠メｉ ト《c》ｲ ム彳トj| |く_イ´
j乂/Y卞で㍉ﾒﾉ jｲでﾗﾌ刋 { ケi| キリスト教の影響と絡められることが多いが、
ゝ彳 i乂/ノ ｀¨ ｀¨ ゝ人 Ｖ i|
／/ | / 八{ ..:: ）|｝ ｊ|し｝ 「風呂入るな」「不潔でいろ」などという戒律はない。
__/,:'≠ﾆ彡| |＼ _ ´_ ／ }ﾉ）Ｙ~´:⌒ヽ
__x≦'⌒ヘ i} {|ﾊ＞ ｀´ イ ｉ/ {{: : : : : : :｝ 【洗礼】的にも、入浴自体を否定することはないな。
_／二￣ミヽ､ ＼| { Ｖ{≧ｚ≦__} /∠ ＼ : : : : :｝
〈 ／ : ﾏ: : :、＼ 乂 j Ｖ ﾆ＝ﾆ└-- 》 : : : :〕
r: : : : : : : : : : : ゝ ｝ｲ ／ v'⌒ _＿ ｛: :, : :/i
}: : : : : 〉: : : : : Ｖﾐ V{／ ＞ ＼.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/}: : : : / : : : : : :∧ |!／ ┃ 灌水や滴礼もありますが、基本は浸水（浸礼）でしょうね。
{／: : : : : : : : : : : :〉〉 / ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/: : : : : : : : : : : : :/∧ ∧ 人 : : : : }
.
┌──────────────────────────────────┐
│■じゃあなんでキリスト教のせいに？ │
│ 総論としては異教的文化を否定したことと、娯楽を罪と考える思想の影響。 │
│ 他人に裸を見せるとか野蛮で不道徳である、まして男女混浴や娼婦斡旋など。 │
│ しかし教会による批難を受けてなお、風呂屋（や娼館）は存続していた。 │
└──────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────┐
│■水は毒という医療迷信 │
│ 水は体の穴を開き、そこから危険な病原体が体内に侵入してくるのだ。 . │
│ だから体の脂を落とすことは健康に悪い！ │
└───────────────────────────────┘
／/ ＜"⌒
/／ ;::.. }l ヽ ヽ,
'"; ／/ .: : i l .:; ＼ ヽ
,ｲ::: _＿/ ,′ ;::: i ﾉÅ...:::; : :┝┐}
／ ﾊ:::_《 |′ /;:!ハ {〈 v》 i| :i ｉ|_/ ::i
ゝ='′ / ∠八{! ",へjｲ j | }∨j}八_Ｌ |⊥__|_
/ .:::＜⌒!/ /ｨ芹ﾃﾐメﾘ ﾉｒﾁ斧トﾙ⌒,ｨﾟ キリスト教の教義と大衆が信じていたことと
′ .;: .:ﾟヽi| / 《 ﾋじﾊ＾ /ﾊじｿ'Ｙﾉイjﾉ
, ; / :::/::::Vﾊ ゝｰ′ . ｀ｰ'′r仁ﾆｚ_ さらに風習はすべて異なりつつも影響しあう。
／r=--ミ―=彡＞人 ’ ∧: :_: : :ヽ
/ /￣＼: : : ＜ (く ヽ -,.‐ ,.' /／: : : : ｝ ただし風呂云々もまた「※地域・時代により」案件で、
,:' /二二/: : : : : :Ｖ ＼::... ／j/＾ ∠: : : /
/ /二二/: : : : : : : :Ｖ ＼个-=≦〔 ∀=＜: : : /} ドイツは意外と温泉大国しているかと思えば
({ /二二/: : : : : : : : : :｝__-=ﾆ￣￣ヾ￣└/ ヾ /ィ: ﾉ
|二二/: : : : : : : : : : ∧ ｖ ∠ ∨:/ フランスなどどうしてこうなったレベルの暗黒っぷり。
L__／: : : : : : : : : : /: ハ :::... V
了: : : : : : : : : : : 人: : : :､ }
/: : : : : : : : : : : ∧: : : : :{ !
|: : : : : : : : : : :∧: : : : : : ﾉ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/: : : : : : : : : : :{)ﾘ|: : : ＼: ゝ __ ..=ﾆィ'.... ┃ そして体臭消しとしての香水文化の発展が促されます。
'′ : : : : : : : : :/从|: : : : ＞: :二=- イ 7: :/. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌──────────────────────────────────────────────┐
│■封建制 │
│ 土地を軸に結ばれる主従関係に基づく社会制度。 │
│ 主君が家臣に封地（領地）を与え保護するのに対し、家臣は家来として仕えることを誓い従軍の義務を負う。 │
│ 日本では「ご恩と奉公」という言葉に集約されるが、 │
│ ヨーロッパでは双務契約の色が強く、複数の主従関係を結ぶことも当たり前、細かい内容は様々。 .│
└──────────────────────────────────────────────┘
）
_ .. -‐‐=ﾆ ∠__
／..:::::: ..::::::::ﾍ べ
_＿_／ : i j:ﾊ ヽ
.:::.. ∠二/ ..:::.. }:|К〉 }7
,/.::::::.....￣7:::::::::ﾘ/i:::::|jﾉ夊｢人〉
ﾘ /::i::.. ﾊ::::::;ｲz‐| サﾒ、 |j)ｲj′ ここでは下記のように中世を封建制の時代と定義している。
/i／__｣＞;{:: /:||／=＝ ﾘﾉノ
..::::.ﾟ .＜ ーﾍ |∨j/ └, 初期には一代限りの契約（恩賞）として封地を与えたが、
..:::／ ｡゜,/ ＞､_ソ〉 ｲ
ｲ／ /／:/ /::::ﾌ/| ￣ 八 中世中期にはおおむね土着・世襲化が進んでいた。
。 ／ 。ﾟ :/:::::/ /／彡ﾉ ｰ┬ '′/i
／ i:。/ .../:::::/イ ／仆ｆ≦￣￣7Z「i／;;j ご恩がなければ奉公なんてしないのは日本も同じ。
／/∠ｭrｰﾍﾆｺ⌒7ﾐjく // ||入≦ｭ、
ﾟ／／厂￣＼＼ ＼＼_へ＿// 乂ﾑノ＿/ 》
.:／::::ハ::.. ＼＼ ＼／￣￣＼_,勹￣∨ !
!|::::/ フ 〉〈[ vノ Ｙ/i
./!|;/ ／/ L＿||__ } i
/:::｛i ／ /（〔ﾆ=Ｙﾆ〕 ..:: ! /
::::::::し 人/ ﾌ∧く::::::... ／/::.. ｲ {
────────────────────────────────────────────
┣ 古代 ： 古代王朝の時代。
┌（476年 西ローマ帝国の崩壊）
│ ┣ 中世 ： 封建制の時代。
└（1453年 東ローマ帝国（ビザンツ帝国）の崩壊） ※宗教改革（16世紀前半）を区切りとする説もあり
┣ 近世 ： 絶対王政の時代。
（1789年 フランス革命）
┣ 近代 ： 啓蒙と資本主義、帝国主義の時代。
───────────────────────────────────────※西暦年数
.
■領民の負うべき義務、第１７回も参照――――――――――――――――――─―――――――――――――
農奴
諸人権 ： 移住× 家族○ 相続○ 私有財産△（身の回りの用具・若干の土地所有） 職業選択×～△
貢納 ： いわゆる年貢。穀物収穫物や鶏卵・チーズなどの現物（３～４割）
賦役 ： 領主直営地で週２～３日間労働。タダ働き。家単位なので働き手の留保にも繋がる
運搬賦役：年２回、計２週間くらい。上位者への納税関係の重量物運搬の賦役、共有地の整備など
兵役 ： 出入りじゃあ！
諸税
・十分の一税（教会税）。実態としては1/20くらいだった模様。近世あたりで廃止
・人頭税 ： 一家の人数に関して課される
・死亡税 ： 死んだら課される
・相続税 ： 田畑や家を相続したら課される。保有地の世襲承認に関わる
・初夜権／結婚許可税 ： 結婚をする際に課される
・（橋の）通行税・関税 ： 村内の橋を通ると課される、他所との関所なども同様
・家屋建築税 ： 新しく家を立てると課される
・竈使用税 ： 家の中に竈を持っていると課される。共同竈を使っても課される
・農機具使用税： 農機具を領主から借りると課される
・土地税 ： 田畑を持っていると課される
・粉挽き小屋使用税： 水車小屋などを使用すると課される。挽き賃は持ち込んだ小麦の1/20から1/10くらい
・売上税 ：商売をすると売上に対して課される
・領主裁判権に基づく強制（ただし、荘園慣習のほうが強かった？）
―――――――――――――――― ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
i::... __／ , /∧ }..┃ 第１７回の補足的に、諸税の主だったものを抜き出してみましたよー。
| ｝ r'7 /__r=ィ≠|《 〉く ⊇|..┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
|/ 《/ └ｦi/ |jヾｲ斗≦ﾔく ∧
,:ｲ 八 「ハ７Ｔ气ト jイう}^)ト⌒＞ 主君が家臣領主の地位・身分を認め庇護を与え、
／ | i | i|ィてミメ､. └ﾟ´ 儿,イ｢i|
｛′ ! 人| 八《 Ｌ｡ﾘ j〉 |! | ﾒ| 家臣領主が主君に対して軍役、応召義務を負うように
j ／ マ| { `¨´ 八∧jﾉ
∠__⌒ヽ| 人 _ -ｧ / |ﾘ! 領主は領民を庇護し、領民は領主に各種義務を負う、
i ｀⌒Ｔ _|lヽ ｀ ´ ｲ| |i |
| i !| {f ￣ ≧z _ ィ〔i_从_儿| ということになっている。
|i |! | i }｝: : : 丁｢三ﾆ｢Ｋ￣: : : ヽ
＿ﾘ_｣| t┴＜: : : : | |三ﾆﾑト、: : : : : :＼
,√: : : : | |: : : : : : : / 仁＝ﾆマ 〉: : : : : : :》
/ ﾉ: : : : :.i| |: : : : : ／ノ ＼: : : : :｛
.
_＿__
,.:::/´ ｀ヾ
/::::{ }:::.＿__ , -‐￢
,（Ｃ）_＞ .,_ (⌒'⌒) ,{ﾆ＼_にOう_／ﾆﾆ}⌒┘,.:'⌒ , /／⌒) /
_r∠∠＼>､_＼_,／＾＞‐-､-ミ＼／ f＾Ｙ ｛｝ _ ｛｝ Ｙ＾i::::::'ﾞ::::::／// ／, ′
. _r／～～ ｀ヽ ､>､/:::｛/::::_ミ::/`rｭ::ヽ ､ ..(´ ｀). ノ. : . :／ {辷彡 ﾞ _＿
. └Τ￣￣ 7７ | ヽし/´::(´,ｨぅ ､rｚ､:彡 λ.:::::,. -‐- ､:::.. / ｲ､_＿_,. ´ 〃. : : :｀ヽ
rぅ⌒)::ヽ_ rxく | /::::::::/ θ /r､)ｧ～＾) _込::‘:::::::::::::::’: '_ｘ‐／ ｀ア ´ r{ ⌒ ﾟ ⌒ ｈ:
. _/0 ヾ≠=fヽ> ﾉ ! ｛::::::彡、 .:::::.ﾏ 厶<'ぅヽ{ Y｢≧==ァチ７｢｛´ ／ vﾊ／⌒＼ ∧ し｀¨ し¨´ Ｊ
. .(/.... 'う）::/ | { | ､∠て ＼_'_ツ/f⌒＼{／／/「{ ｌ ｰく} Y::＿＿＿＼＜O＞ r丶｀ニ´ｲ rv
. {⌒:::,.斗く＿｣ j／Τ｀ヽ r＜个_ ..,_＿ノ / ,＼／／ : 人 人 ´ |::| {ﾄ ｲ! !::｢｀∩/ｱﾌrfJn_'ｰノ,ﾉヽ{
. r夭 : /: }} /__＼|／ ﾚ≦⌒＼＼/ヽ. ′/: :/ / : ／ ＞､ ヽ |└‐┬‐┘| ゝ-く // C｝-‐(ф)
..ﾞ`ー ´ }}:Х:_｣{￣ 、 ／|＼〃⊂ﾆ､｀ヽ_V⊥ ＼ｉ ｉ: :/ /: ｲ廴／ : : 圦 ﾉ.:^＼:::::|:::::::ノ＼{:::::::::｝圦_厂У r宀
.｀ ￣子==彡: TU’／´Τ｀Y´ 圦 ⊂ﾆ､ ハv W | |: { ／ ／ : : : : : ゝ:｀丁´/::::::::: ｀ﾏチ/:::::::::}:::::::/｜:| |、; /:‘┬'
. , ｰ'====={ /＿＼!,／ <,{ | ＞┬'≦≧'W vﾉ ﾚ（' _／: : : : : : : : : }￣ .::::::::/:::::::∨∧::::r､:::_ノ |; | | : : : '/:||F
. ／`ｰ‐―=夭 ﾏ ／/ /＼ | l/ :::/、＿＿}} W｛ (´_,ィこOうﾆﾆﾆﾆニｺ、 {:::-┴─┬'＜ﾌ::!ﾊ | :| |＼ :/; :|| T
./: : : :,. -t ´: : : ＞―‐' └―┤!::: { W W{ { 人､､ う┘ｰ､――――‐く ､::::::::::::::_」-くﾉ::人,ﾊ. |: | |. ; /: : ;||: |
.>┬' ＞ ´__＜了{ lﾆニ人__,ﾉv W λ （_／7´ 厂ヽ ヽ 〃⌒ヽ::::::｀￣＼ﾏﾊ. し'ﾉ／,: .: .:||'J
. _」 ／／ r'⌒ﾉ 、 ､／／ヽwi Ｗ /(_／l. / / ', ', {{::::::::::厂＼::::::::::ヽｰ' ( .: ,: .: .: .; ||、
. し ￣ ＼ く / ｝ Ｗ V ﾊ} W| ' / ′ i ,:ｰ‐く 「:ヾ::::::::::::} f辷辷辷辷辷ﾊ
-━- . ＞‐一' iW // ｛{ ,八{ { | {⌒Y::} ､:Ｙ廴__ノ__ ｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´
／:::..... .....:::ヽW__､ ∠ノ`ﾏヾ／/` ｰ―く 廴＿＿」 ￣ ■いっき（サンソフト）
￣￣￣￣.,' , _.. -‐=ﾆ二ﾊ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
i:::/ , :. ﾄ/ ﾑ、
|::】ﾊ_｝_ｉ |.i又 ⌒)》 《f芝. 細かく設定された諸税より、民衆は苛められていたという見方もできるし
＜⌒ｿ代テﾘト ≧彡ﾊ ∨ ）
｢|ｉﾍ} ∨（ __ノA ∀ｆ なりふり構わず収入を確保しようとする領主の切実さとも見えるし。
| ｉ:::|＼ ‐-＼＜ゝ=ヲｧrfｿ
: :...ｉ!::::]＞ _ ＜＼ ^┸ｒﾃｲ. 命じて素直に従うなら苦労はなく、
_＿ｊ⊥人ｸ￣甘￣!ﾄ.｀マ《iと⌒ヽ
/7: : : : :__ノ ーｖﾆ ﾊ__: :j }｛ ｝ 人類の歴史は徴税と脱税の歴史と言われる理由に思いが至る。
//: : : :／/￣ ￣ヽ＼ : ｀ｒｰ ｛
〉: :へ/: :/ Ｖ∧...| ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 正確な所得補足は現代でも難しいので、いきおい使用料や外形課税よりな点にも注目です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌─────────────────────────────────────┐
│■フェーデ（ドイツ語） │
│ ゲルマン法において、自力救済を意味する法概念。 │
│ 生命・身体・財産・自由を守るために侵害者に対抗し、侮辱には恥を雪ぐ。 │
│ 決闘状を交わし、場所・日時を定め告知し第三者が巻き込まれないように留意する。 │
│ ……次第にゆすりタカリの手段と化し、「神の平和」運動を経て禁止へと至る。 │
└─────────────────────────────────────┘
,.. ‐-v'ｒ‐ ::....
／::::... ..::::::::::::::..ヽ
...:: ...::へ:::.. .::＼
/ ..::/ :. ｉ:. { : :.. :.｀マ ..::: '､
,' 〔７ ｉ:. |ｉА!:i ﾊ::: : :. ｝:: ｉ} }
ｉ: :.. {::. |::.. |:lV|::|,x=ムミ､ﾒ: }-┴=ｧ ヨーロッパ中世を語る上で必須とも言える用語。
,ｲｉ::|:::|l:.‐七ｪ,ﾚ ｊﾉ/^{f心ﾃ》jﾉく~ イ
（ ﾘ人ｸｊ:::rf{t心､ ｀ﾞうｿ Vr'爪 { おおもとは氏族社会同士で自力救済を行う根拠概念であるが、
く⌒|Nゝ｀うｿ ｲ::{ |:. ｿ|
｢介ﾁﾍ ’ /l|::ｉ. ! : } 特に財なく身分・名誉に拘るしかなかった騎士や自由民にとって
ﾚ !::::!::ｉ.. ′` ／ ﾉ|::ｉ: : : }
: ::ｉ::|::::|ｉ＞-=≦ﾆニfﾄ|:. ｉ ｉＬ＿ ___ 己の名誉のためと称して他者の財産を奪うための言い訳となった。
ﾉ:;;;|⊥=┘|≡| 八ﾚ＾￣7／ ｆ ＼
厂￣/ ﾊｊ凵∟_ / /: : : :∨/∧
/!: : :Ｖ ＞ ｒ⌒￣＼＿／: : : : : : ∨/∧
/!/: : : ／ ｖ 寸￣]__／/: :∨/∧
/!/: : : / Ｖ￣７:.: : : : :∨/ ｉ!. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
〔/: : : :｛l i｝ ﾊ: : : : : : :⌒フ/...┃ 騎士って、本質的に財の生産者じゃないんですよ。
＼{: : : :ゝ: . ノ/: :乂: : : : : : : :＼. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
Ｖ : : ハﾆ=zt ＿彡イ: :／｝i:｢＼: : : : : : : ＼
.
┌─────────┐
│■フェーデ禁止！ .│
-‐:.. ..:ｰ-､ └─────────┘
冫.:／ .;...:::..
,ｲ7./ //vi i iヽ.::_i
' ｣i 仆iﾒj叭ﾑ孑ｉ≫} _ 領主クラスでも侵略・略奪の口実として散々に活用したが、
＜N 代ﾅ セｱ ﾘ⌒フ （ ｀Y
ﾉ |ハ" ' " ﾉﾄ爪ゝ ﾉ｝ 対抗フェーデや便乗フェーデ、特に理由のないフェーデ、
／/乂 介､´_｀ イ｛il|!从::ヾー=彡'
,ｘ=＝彡 ｲ／..::从ｲ]-tf=トﾘ|弌ｰ､ヽヾ.;:、 盗賊騎士の跋扈など統治上のデメリットはイヤだったようで
ノ（ ／ ｿγ⌒7_オ v＜ｲﾀi /ヾ、:Y::j}
'ﾟ /.:／:/: 〔／ Ｖ ｦj∧:）人ﾘ 禁令受け入れによって上級権力者にフェーデ権が集中独占、
,,. -‐＝ﾆ彡イ: :〈 ｝ﾐﾘｊ::.: : ヽ._＿
（ ｛( __ﾉi: : :入ﾆ= =ﾆ彡: ﾃjト、: : 丶ﾌ ! 絶対王政へと繋がっていく。
ﾞ｀/∟jL./:; 〉:i 「: : : : r'ﾟ; :iﾉ ＼ノ＾ 〈i
／ ;丿 :/: :i -i: : : : 《 j :ﾟ; 〈 ヽ,
/ ／;. ムﾆv⌒≪ミ=ﾐｭ人j;ﾘ ゝ_,ｨヌﾉ
ノヘ､_,／ 仁ﾆ人 ノ）三ニｦ､}.;′ f´〈 ﾟ》、
人 ノ__ｊ /: :/ ＼: : : : :ﾑ 八 ∨ i
〈ノ ｎｍl /: : :i ﾂ: : : : :} ﾉノ } ｉ｝j}
} i{_,jＪ ,: : : :/ ﾏ ／ﾑ: : : : } ｀´ {｣ﾉ"
｛ﾉ !: :: :i ﾍ 彡 }: : : :ｉ
i: : : :i V i: : : :|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 上位者の調停という言い訳も立ちますし、領外紛争・領土戦争は継承権というキーを握って参加ＯＫ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,..).､__
..,,_ .ｲ:::・:(＜ ｱﾎｰ
!:::::｀'::::::::!ｿ
● ● ● ● ● ● ● ● ｀＞:::::ノ
く/ゝゝ
-‐… …‐-
／.:.::::::::::::::::::::::::::::＼
´ ....::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.......7:::::: l::::: l!::::::l:::: l:::ﾍ::::::.
:i≦l::::::::⊆ｚ}{ｚ⊇ :::l::::::|≧ ! あー、ついでに【クラン・サムライ騎士団】などと言ってるが
:::|:::_|:::＿|::」〈〉ｊ｣:|＿|::::_|:::::::!
ｒ＝T::|ﾆﾆﾆﾆﾆ ﾆﾆﾆﾆﾆT:ﾄT＝ァ 10～11世紀に世俗騎士団ってないよなー。
r┤Yヽ ＼ !/! !::リ ／
「ｌ |. | |,、 !:::l ｖイ! でも気にシナイ方向で。
!j _| 」_/ { !::::ヽ ＿＿_ ,::!::::|:!
! ,{ ∨.:!::::::::i＞ └―┘ . ィ.:::l:::::!:! ┏━━━━━━━━━━┓
} ｛ ,ﾘ::/⌒:::!￣ ｀_甘_´ ￣!::::l^^ト､ ┃ あくまで異世界（ｒｙ
ゝ-=＝｡く:/ .!!｀／ ＼l:::ﾘ ∧ ヽ ┗━━━━━━━━━━▼
┌──────────────────────────────────────┐
│■騎士団 │
│ 騎士団の始まりは、十字軍に伴い結成された修道騎士会、いわゆる宗教騎士団であり │
│ ローマ教皇によって認可された修道会の一種のため、構成員は修道士である。 │
│ 例）1070年創設・後の『聖ヨハネ騎士団』、1118?年創設『テンプル騎士団』など。 │
│ 後に王侯貴族がそれを真似て、騎士とその附属員から構成する世俗騎士団を結成する。 │
│ 国軍としての騎士団？ モルダー、あなた疲れてるのよ。 │
└──────────────────────────────────────┘
.
┌────────────────────────────────────┐
│■ゲートル（フランス語） │
│ 江戸時代にはすでに使われていた足首から土踏まずを締めあげる道具で .│
│ 長時間の歩行、労働、防寒、保護などのためにすねに着ける脚絆、巻脚絆のこと。 │
│ ゲートル呼びは大日本帝国陸軍がフランス式を参照したため。 │
│ │
│ 【歩行が楽になる・疲れにくく、むくみにくい】 │
│ 筋肉の無駄な動きを抑えることで、歩きやすくなり、長時間歩行も楽に │
│ ふくらはぎを締め付けるので血流が下がりにくく、足先からリンパの戻りが良くなる . │
│ 【防寒・防護・防汚】 │
│ 靴の中に雪・雨・泥の侵入を防ぎ、すねをガードして足が冷えるのを防ぐ │
└────────────────────────────────────┘
／ ...::: ..::ヽ
/;::... ...:::/ .; ;; iヾ ...:::::｀、
{j::7::.. / ﾊwＹｲ;. ! .:! ﾍ i
≦}|::../..::;i|..::;|7ﾟАﾟ|;. | .:i i |! {≧
i:::;! 十ナ|≠|ｭ.∨ﾑｨｻ十ト!|::|l::|! 単なる防寒・防護具なら大昔からある。
|:::| i |ィｆ艾ヽ! !ィf艾ﾍメ|:儿!|
, r‐ｹ卞ﾘ､ゝｔソ ゝtソ И广＾フ 締め上げることによる疲労軽減効果も
（ ｀＞t{ム ｀¨´ ｀¨´ tﾘィ^ j｀:､
ゝ=彡ｲ| /.ﾊ ‘ ..:::|i:::| i| ） ゴムのない時代は紐やベルトで縛る・締め付けるし
（ |;Ｙ/i |::.. ｒ_ ｧ .ｲ::::||:::! i| '
｀|i !; |::|::::j＞ _ _ ＜〔:|::::ﾘ::乂 | 靴下として革・布を巻きつける例もあるし知っていた、と思う。
｣人:|::|:::」｢￣}甘{￣｀トし-=ミ_⊥__
／⌒=彡亠vｧi_ ノ ⌒ヘ､__Ｋ : : : /ノ : : ＼
〈: : : : : : :｀v／~ ￣＼／: : : : : : : ＼
/: : : : : : :／ ＼: : : : : : : : :｝）
.
_, -‐- 。
ｨ7_〉Ａく㍉;ﾟヽ、
｡ ﾟ ﾉvｔぇ ﾉぅjﾉフ }＼ 靴をはける者は限定的で、革靴が一般に普及するのは産業革命後。
／ /介:､ - 爪いﾄ:、）
{（ { {.:i（{;;}≠｛`┴=ﾏ ＼ 【騎士団】も文言だけではなんともいえない、今回はノー・チートだな。
ゝ､__i!;r^√ ⌒ヽＹ: :}＼ ＼ 丶、
ヽ｣7｛ ﾉ:. ｲ: ﾍ; ＼ ﾟ'::｡.. ）}
｛: :ﾊ::.､ /∧: :｝＼ヾﾟ＞-=メく ┌──────────────────────────┐
}: :ﾉ )ｦ三彡{ 〉:.:{ ）:..＼ ＼ ）＼__＿..... │■靴をはく人
/: :}/┘ ⌒ミＹ､: :{__ :: ）｝ト、 ｀⌒`.. │ 農村部 ： 多くの人がはだし
「⌒/::{ゝ `く ﾆd〕＼;:人ｿj} ＼. │ 下級市民 ： 木靴、木のサンダル、麻布製サンダル、はだし
p〕｛: :::i ヽ_／〉 〔乂_」ゝ〈＼_＿,､＼ﾟ'.。. │ 下級兵士 ： ローマ人のサンダル
L ハ: ::|l }ｲ しｭ_ﾉ ｀＼ ＾⌒ヽ ＼ヽ.. │ 修道士 ： 皮製の簡単なサンダル
└か、::|!. i| |:::| ＼ ヽ ﾟ'＼....│ 騎士・貴族： 革の長靴や革覆い、短靴
‘;::i| | j:/ ＼ ﾊ｝ ｀. └──────────────────────────┘
〉::） j // } ;ﾘ＼
{!ｿィﾉ，jﾑ /′ ｿ）
/::｢ ｛ﾊﾌ{ ┌────────────────────────────────┐
{:::| ｝ .::｝. │■靴
{:::l } ....,'. │ サンダル ： 古代ギリシア・ローマより
{:::l i} .../ │ 長靴 ： ゲルマン人、革を重ねた防寒防護の足履き
」::{__L,〈_. │ 木靴 ： オランダ！ 1200年前後には登場
〈~∀７|!:｢. │ 雨天用靴底： 15世紀頃、雨天用の、靴に縛り付ける木の台
＞≠〉:|. │ 下敷き ： 中世末、靴の下に装着？ 中世定義含め、いまいち不明
（r=-、ﾍ}j〉 │ ハイヒール. ： 16世紀頃にファッションとして登場？ う○こ関係は俗説っぽい
＼ ）八i. │ 中敷 ： 1929年Ｓ社、アーチサポートを目的としたインソールを開発
ﾞ'=┘¨’. └────────────────────────────────┘
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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. ｷｮｳｲｸ ､､_ヽYすj;;;,, ﾞ:;:;:;:;:;:;:'. l＿ ￣|￣ l＿ . ￣|￣ l＿ ￣|￣
. ｸﾚｯｿﾞ ゝ-‐';;;;:''';;;' ':':'
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. , ''''';;;;;;;:'' ､ ﾉヾ '.ﾆ＝ｰ-宀ｰ ､ {! : ∨／: : :ｆ ／: : : :i}
. , )ヽ/ ヽ､ﾉ|ノ´=-‐＝＝=‐-､丶、.Y＾ｰ' : : ｀: : : : :i!／: : : : :∧ _
------- ―=＝ ﾆ ニ二 二ニ ﾆ ＝=― --------: : : : : : : : : : : : : : : / ／: !
. , rくス､、. : :.:.. ) （ ∠´..ﾞ＿ ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ :´ : : |
ト<＞<＞､:.:, '´⌒`Y´⌒` ､ '~ ￣≧=- .. _ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾉ__
. ', ヒこ)＜て>＼ ;.. ｒ , ＼ .__＞' _彡''≧s｡.、: : : : : : : : : : : : : : : : : :|
. ', ！Y)ヾ:､＼＼ヾﾞ＞ 升 __＞ ' _彡''従彡ミミﾐsｘ､},; ;, : : : : : : : : : : : i!
. ' :, . : : : : . . ヾトヾ､ヽ,, . ／ __＞ ' _彡''従彡≧=三三ミ｀ﾐﾐﾐ,: : : : : : : : : : :/
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. ':,::::::::::::::::.:.:.:.:.＼ﾞ_彡 彡￣_彡''従ソ＾ーﾐ､: : :: {!(酉)i} : : : : : : :＼ : : : |
':':,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ﾞ／ ノ/ﾘﾉ_彡''従川ミミミ;,: : ::≧=≦ : : : ;;､､、: :､:ミ､'、
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. ';';'＼';ﾞ､'ｒ' ノﾉ彡''従川}ﾐ: :､: :彡''彡''彡'' 彡,｡s≦二 _ - ､ Y ｵｳ
';';';';' / ノ/'／从从へ.: ＼彡''彡.｡s≦ : : : : ::!| ≧s｡. _ソ ｽｯｿﾞｺﾗ
Y'ﾞ､ /从从从从从≧='ミ{! : : : : : : : : : : :ﾘ
l..∥ {!从从从从从从从ﾐ{! : : : : : : : : : : :ｊ!
∥ }!}从从从从从从从{i! : : : : : : : : :／
∥ ｿ从从从从从从从从､ : : : : .｡イ
/ 川从从从从从从从从{!￣
/ ﾘ八 ,川从从从从从从.ヾ:､
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＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ イキがイイっていうか、ガラがワルイっていうか、
／ （ ー） （ー） ＼
| u ___´__ | その、お疲れ様です。
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
.... r- 、/ ／ 〉
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 生き物相手はきっついぜ。
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ あとはもう卵から育ててくれよ。
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :...
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
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. （ ∨ ／ ＼ ー=彡
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒ ｵﾘﾍﾞ
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 辺境伯様への献金、織部支部長に考えがあるそうだ。
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 金貨3,000枚は大金だけど
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 現金は一部の見せ金でいいことが大きいみたいだね。
. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
. |ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
/ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ
. | （ ●） ） 俺達には大金でも、
. | （__人）
. | ｀ ⌒ﾉ 諸侯や大商人なら、金貨の1,000枚2,000枚なんて取引も日常なんだろうな。
. | r-‐､
ヽ （（三）
ヽ } 〈 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. 〉 ,ｨ⌒ｧ ヽ. ┃ さすがに日常とはいいませんけど、額面上は動く金額かな。
（ .＼／ 人＿_） ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ﾄ､ ／|
|...＼_／ |
.
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ 教会堂云々については、
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ 教会から修道会に回されて手紙を預かってきた。
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l!
∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl 確認しておいて欲しい。
／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （●）＼ はい、ありがとうございます。
| 、___´__ |
ヽ、 ／
／ ＼
.
_ -─‐- .
. ´ ｀ .
／ ':,
/ ＼ ',
./ 、 -―
/ （ ● ） （ ● ） i はじめての長距離テストになったけど、馬車はどうだったお？
, ／ ､ ､ |
', { 人 } }
ゝ ｀ ‐-‐ ｀ー ' /、
/＼ .ィ ￣}
/ ＼ ｰ- ＿＿ .｡-＜ ∠i
/ ＼. / ‐' ´ .|
,.＜ム､＿ ｀ﾍ | / ／＿_＞--イ｀＞-､
／////／.: .:￣〉 l./ ∠ィ´: : : : : :////////＼
///////: : : : : : :i ./ ／.: : : : : : : : ://////////;ﾍ
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ 乗り心地は段違いにいいし、特に問題ないぜ。
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ 御者台暮らしは荷馬車も箱馬車もかわらねぇのが寂しいが、
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧ 道中泊の安心感は野ざらしとは別モンだな。
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
.
／￣￣￣＼
／ _ノ ヽ_ ＼
／ （＞） （＜） ＼
| ::::::⌒（__人__）⌒:::::l 念のため、やるお たちでも点検と必要なら補修して、いよいよ本番訪問だお。
＼ |r┬-/ ／
. ｸﾞｯ /⌒/＾ヽ､`ー'´ ,ィヽ、
/ ,ゞ ,ノ , ＼
l ／ / ト >
ヾ＿,/ |／ ／
| |／
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
. （ ∨ ／ ＼ ー=彡
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
... ／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
. ′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ その間に飼い葉や薪なんかの消耗品を準備しておくよ。
. |八i |八弋り |｢ 八
. （ |八い 〈 八 |＼＿＿_ あと残念だけど、馬はこれというのがいなかったよ。
/ 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
/ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.
ｆ寸ﾄ､ )〉 || 」ﾚ'^ ヽ /( ,)/
i:i|i:寸ﾄ､ )〉 」! ､丶`「 /(＼､、 )/
i:i|i:i| 寸ﾄ､ )〉 ､丶}{ || ,- - _..)/､
i:i|i:il '寸ﾄ､ )〉丶` |ｌ..... ,. ´ ｀＼ 、
i:i|i:il ＼ ､寸ﾄ､ )〉 |l,..../ ヽ .)
i:i|i:i|､丶＼ 寸ﾄ､ )〉 ､丶`}「. ,' |....
i:i|i:i|. |:i:ｉ寸ﾄ､ )〉 ､」{....! -‐" `‐- ､ |
二三〕ｉﾄ､」|:i:ｉ| 寸k､_)〉` 斗 |(●） （● ） !..s
─ﾆ二三三〕iト,, 寸k､X_-_-_-| ! 焦ってもしょうがない、気長に探そう。
.:.:.:.|-_-|─ﾆ二三〕iト､,-_-_-_-_| （__人＿） !....i
.:.:.:.|-_-|＿|i:i:|-_ |i:i| |ヽ-_T⌒. | ｀⌒ ´ │ クレイたちに動いてもらってる間、
.:.:.:.|-_-| ,jI斗 、|i:i| | :l_-_| .| '.i:
.:.:.:.|-_-|7八:‘ : ぅ:i:|ﾊ､.:l_-_| ､ ﾙ､ 俺達もオクノ村へ資材運んだが、こっちは散々だろ。
.:.:.:.|-_-l: : :/了下i:il‘: :,ぅ_-|. ヽ ／V:ｰi｀ｰ.､
.:.:.:.|-_-l─|i:i:|-_|i:i:i|「「.:|_-_| . ／:.:ヽ ＿_ ._,.イ:::/:.:.:.:.j:.:.:.:.:.ﾞヽ､
.:.:.:.|-_-l─|i:i:|-_|i:i:il ﾚ'─┘..／:.:.:.:.:.:.|ﾞｰ-- '´::::/:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
.:.:.:.|-_-li:i:ｉ|i:i:|-_|i:i:i／ .......,.イ_,.ィｰ-.､:.l:::::::::::::::::/:.:.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:＼
.:.:.:.|-_-li:i:ｉ|i:i:|-_l／ ................/:.:.:.:.:.:./:.ﾞ|::::::::::::::/__:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:＼
.:.:.:.|-_-li:i:ｉ|i:i:l／....................../:.:.:.:.:.:/:.:.:.l::::::::::::::l:.ヽ｀ﾞ:.､/:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
.:.:.:.|-_-li:i:il／........................./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.j::::::::::::::!:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::,.'´:.:.::.:.:.:.:.i
.:.:.:.|-_-|／............................/:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:ﾘ:::::::::::::j:.:.:.:.:.:.:＼:.:..:.::.:.:.:.::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:l
. l:.:.:.:.:.:.:ヾ:.:.:.:.|::::::::::::::l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
. l:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.!:::::::::::::j:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:/:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.!
. j:.:.:.!:.:.:.::.::.:.:.ﾞｌ:::::::::::::ｌ:.:.:.:.:.,.':.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
〉:.::l:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:::::::::::::|:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ┃ 資材輸送を兼ねた行軍訓練です。
. i:.:.:.j:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ:::::::::::::i:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. |:.:.:.i:..:.:.:.:.:.:.:.:j:::::::::::::!.:.,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
.
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
/./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿ おいおい、ちょっと情けないぜ。
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼ ｹﾞｰﾄﾙ
,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ 脚絆きつくまいときゃだいぶ違うはずだぜ。
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
|///////////////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////////////∧
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼ 確かに歩ける、疲労はどっとでますが。
／ （●） （●） ＼
| __´ _ | 足首とふくらはぎを締めるのがいいみたいですね。
＼ ￣ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
.
__＿＿
／ ＼
／ ＼
／ _ノ ヽ_ ＼ 問題は足の裏！！
| （ー） （ー） |
＼ （__人__） ／ ただ歩くだけならともかく、
／ ｀⌒´ イ｀i
{ } 荷物の重さをずっしり受けて水豆血豆でぼろぼろだお。
j{ l l }￣ Y
人.i l l i }
／ :ｌ i i ｌ /
/ -}─ヽ {_. _} ッ─- ―<_
{＿＿(i_i _i＿ﾄ__).(__ｲ＿i_ i_i) ）
. _＿＿＿
／ ＼
, ´ ⌒ ‐
.l （ ●） ) 荷物背負わないと意味ないんですけどね。
', ´ l
ヽ ｲ 持っていく荷の全部を馬車に載せることはできないから。
. ／:::::::::⌒ヽ三≦〉
.. __/::::::::::::::::::::::::::::}/|
.. /_/::::::::::::::::::::::::::::::}:::{ |
./::::::::::::::::::::::::::::::::::V二ヽ
.. _/::::::::::::丁 ー-rｲ:こﾍ L_
.. 「=≠::::::::::〈 |ー こﾚ へ ﾍ
r'￣|::::::::::::::::! 〉r''⌒^1 〉人
|-= |≠===.ﾊ V_j_, イL,イ::::::::ヽ
.. ヽ_ｨ::::==≠┴-へ_ヽ::::::::::::::::::::::::::/
|:::::::::::::::::::::::::::::::｀丶::::::::::::::::::/
.
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ ７人分、往復２週間と手土産などなどなど。
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 余裕を諦めても一頭にひかせる量じゃないからね。
. / 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
. ＿__
. ／ ―＼
.／ノ (●)＼
| ( ●) ⌒)ｌ 足裏のサポートに寒さ対策に、中敷、ふかふか毛皮入れてるのに。
} （_ノ￣ i
| / 土踏まずもなにもない、ぺったん底なのがいけないのか？
＼ _ノ
/´ `、
/ ,＿__ ,. i
（ ､＿＿⌒) ノ
ヽ、 i⌒i⌒i
i i i＿
. ＼＿）＿）
.
,＿＿＿
／ ＼
／ ＼ ／＼ ,∩__
／ （ ●） （● ）＼ fつuu
| ___'___ ｜ | | 僕が思うには靴底が柔らかくて地面をダイレクトに拾っちゃうせいかと。
＼ |il!|!il| ／__ | |
／ `ｰ' i 丿
／ /￣￣´
（ 丶- 、 /
`ー､＿ﾉ
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ 硬いのは触感がなくなるから俺は好みじゃないが、
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ クレイは革を重ねた硬いほうが好きだよな？
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
.
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒ ﾌﾞｰﾂ
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 俺は踏み込みの効く長靴じゃないと安心できないんだよ。
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼ 木の小枝でもとがった小石でも、
. |八i |八 -= |｢ 八
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_ 踏んでもなんともない、むしろ踏み抜けるくらいでないと。
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
, /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ どんな足場でも大丈夫ってのは自信になるお。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 足先やかかと部分、可動を妨げないよう木片仕込んで底を補強しつつ、
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､／ ＼r 、 土踏まずを明確に支える、と。
|:l1 l;l:|
/|｀ ｝ ｛ ´|ヽ
ノ `'ｿ ゝ' `ヽ、
/´ / ヽ、 ヽ
＼. ｨ 个‐´
.
＿__＿
／ ＼
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 薄い鉄板でいいので、つま先と甲とかかともガードしておきたいですね。
| （●） (●) |
＼ _ _＿ ／ 内に柔らかい裏毛革、鉄板はさんで頑丈な革とか。
＞ ＜
／ / /､
/ ー-､ , -―‐´ ./ ﾍ
｛ ＿_ ﾉ.乂_ ＿ / ﾊ
/ / ヽ､ i
. / / /､ ﾉ
ゞ＿/､＿_./ ー―‐ '
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ 長靴の上から脛当てやらを装着するんじゃなく、
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八弋り |｢ 八 普段使いに目立たないようにってことかな。
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ ,. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′... ┃ デッキー的には安全靴、クレイ的には偽装防具。
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ お、今度は靴の改良かい？
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 切実なことはわかるが、旅までには間に合わないだろ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （＿人__） だなあ。
| ｀ ⌒´ﾉ
| i だがリスト入りは確定だろ。踏ん張るといえばスパイクも忘れずに頼むぜ。
> ノ
/´⌒｀￣ ￣¨ ｀ ＜
| ＿ﾞ＿.､ ＼
ヽ, イ´￣ / ヽて 〉
l / ｒ ヽ彡'
ヽ / ヽ ヽ ｊ ⌒l
,ィヽ / Ｙ ゝ-､ ──´ │
r_-ィ__ﾉ_ヽ､＿＿ﾉ__「＿＿＿ﾉ__＿_＿＿」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 普段歩きに邪魔にならない程度に、つま先をちょっと反らせてそこにトゲトゲ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ＿＿＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ―― ―― ＼
／ ,.-‐-､ ,.-‐-､ .＼
／ (・) (・) ＼ ないからつくる！
. | `ｰ一 ー一′ |
. |. / i ヽ | あっても、もっとよくしたい！
＼. ヽ.＿＿人＿＿ ノ .／
＼ ／
. ＿＿＿＿＿／￣￣￣￣丿 ﾎﾟｷｯ ﾎﾟｷｯ
丿￣ ヽ─────-
＼__人__人__人__人__人__／
≫ ≪
＿＿. ≪ よくしたい！ ≫
／ ／)､. ≫ ≪
／ ／ ／ ＼ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
ハ / /ヽ、 ／｀i ／￣￣￣ ＼
. / ﾉ / /（●／ ｨ´ ／ ＼ ／＼
| ﾚ' └一' ／ ﾄ､ ／ （ ●） （●） ＼
l └‐┴ ) | ___'___ |
. ', r‐┬く ＼ |il!|!il| ／ l!|
. ヽ ￣｀ ﾉ ／ `ｰ' ＼ |i. ┏━━━━━━━━━━┓
） ／￣.. ／ ヽ !l ヽi ┃ 自分のために！
/ ／ヽ （ 丶- 、 しＥ |. ┗━━━━━━━━━━▼
. / ／ │ `ー､＿ﾉ ∑ l､Ｅ ﾉ
ﾚY^Ｖ^ヽ ﾄﾞﾝｯ！
.
＼ ＼ ＼ r- 、/ ／ 〉
＼ ＼ ＼ { !′ ／ . .＜´::', ／〉
＼ ィ´￣ハｰ-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
＼ィ´￣｀lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 ははは、
. { (￣´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ
ヽ ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ 本当に楽しいご主人様たちだぜ。
,ゝ } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :...
. ／//＼ / ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
／//////≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ／ﾒ,〉 / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
. ／///////////´ j/|:.:|八 ヽ _／メ／ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
. ／//////////／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
／//////////／ ＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
／//////////／ /./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
／//////////// -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
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l////////////三二ニﾆ==-----=ﾆニ二三三| 〈〈 H .::::::::l:::::l ｀ﾞ＜
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| [Oiii] } H ....:::::::::::::::::l::::/ 彡-＜
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三三三三 . ..... -=彡-=ﾐ...=彡'ﾞ.／{ ,,' . 「 |..]//////,[「 | | .....|―´.....} ｀Ｙ .,;∴：∵ : : : : :
三三三. {（/ -=ニ:::::.:. ヽ._..-｀ー-´ || ＼ /////,[.| .|.| . ｜ア . _ﾉ＿ﾉノ! . ,:∵∴∵∴ : : : : :
三三三.≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐..｀y={ ..../ ＼＿__ ﾉ人|__.｜ﾐ{ } } {「} / .，∵∴∵`｀ : : : : :
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. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
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. :::. .::: .', | |:||:.| |:.! _,.| :. :. :. :.| :. :. :. :. :. :. :| この旅に幸いのあらんことを。
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, ', ',| ヽ ///// | :. :. :. | :. :. :. :. :. : | 無事に帰ってくるでありんすよ。
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ヽ ＼ ',ｒへ| ヽ r‐-､ ', セア | :. :. :.| | ＿＿ :. :. : '.,. .:::: .::: :::.
ヽ , ＞| ヽ', ヽ | ',丶、 ,. イ :. :. : |/´ ｀ 、 :. ' , ::::: :::: ::::
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／￣￣＼
／ 〉 _ノ ヽ､_ ＼
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./ /／〉./（__人__）//│ ……。
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.ｌ ｉY | 他人のって、なんか照れるな。
./ ﾊ ! /
./ / ' ヽ /
ｌ ／ .〉-r:::┬〈、
__「 ー‐1 .／Λ 〉.:〈 7//＼
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,. -─- 、
／ ＼
/ ｀、
l ― ― l
l（● ） （● ）. ! 自分のだって照れますよ。
､// ´ /// /
＼ ￣ ／ なきゃないで寂しく感じちゃうもんなんでしょうけど。
／.>＿ /::::::i:::ヽ._
. _ ,,､-ｰ／ !// ー ﾍ￣/:::::::::l:::::::::::｀:ｰ:.､
,´:::::::::::::く::::::::/ i / ヽ::::::::::!:::::::::::::::::::ゝヽ.
/::｛::::::::::::::::＞:i l7i /:＼:／::/:::／::::::::::::::::i
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ヽ ..-''´ ;:;:;:;:;: ;;:;:;:′ 、 '' ;:;:;:;:;:;: ..ｨ' ﾞ/;:;:;:;:;:;:;:
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､ _ ′ _..ｨ;:;:;:;:;:;:! ''''ｌ{lゞ - _,jl;:;:;:;:;
`ｰ- ,, ''' ....-';:レ´ ;:;:;: ムfｮｮ广 _、 ﾆ;:;:;:;:
''ゝ､_ __l广 ''ll′ ;:;:、 ｀jｒ]「 '''´'ｔ;:;:;:;:厂
‐ ′ _;:;:;:｀ ;:;:;:、 .. ‐ﾞヽ、 _
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’.. ／´￣￣｀ヽ .'';:;:;:;:;:l' ヽ ﾞﾘllレ1;l;:;:;:;:;:;:;:
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|. （__人__）.｜ よっしゃー、みんな、見送りありがとうだお。
..... ,..-'ヽ |ｒ┬| !
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......}:::ﾞ|::::::::::::::::::::~ﾞ:_戈;f" 、 ｲ/ `i.. ≪ いざ、出発！ ≫
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３１回 抜き打ちと下準備
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1036年02月04日～02月23日
■今回新規・変更点
使用可能資産、作成可能品等：
【確定】キャンピング箱馬車（１頭びき）、【ノーチート】ゲートル、靴の中敷
【そのうち】改良ブーツ、【地道に】羽毛布団
事業別収支：
牧畜部門 －資金 銅貨144枚 鶏３セット追加
特別収支 －資材 銀貨250枚相当 板材の供給、1036年度内で実行分データ上精算
＋食糧 875か月分/人†
－資金 銀貨1枚 マッキーと古田へお手紙
特記事項：
予定 ： 献金→ヘンピナ街道全通→ゾォルケン家後見→90人自給自足体制→騎士叙爵
予定 ： 暫定領主代理任命、1039年末までの開拓、軍役等の猶予
予定 ： 領主化後、軍役代わりの北方街道整備（年間労役40日×領民1/10～20？）
※上記により予定・保留案件から領民としての責務２項目抹消
【変更】資源・資材関連、ストック分の評価と入手について
【変更】家畜の消費を金銭→食糧（飼料）へ変更（牛は金1→飼2、馬が金5→飼10等）
【変更】クラン人員・産業構成、月単位での経費・生産記載
生産物は資材→製品でストック。材料と加工品としての一応の区別
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充.... | 水虫について語ろう……。 | ー=彡
【△待機】 オクノ村→ランカークス村間 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ . ＼ ＼
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間. ￣￣￣￣＼|￣￣ .个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺. ／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼
◆ロレンスの村（仮称）クエスト： | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼
【△待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： 教会手配待ち. |八i |八 -= |｢ 八
【×待機】 宿施設の増改築 （ |八い 〈 八 |＼＿＿_
/ 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
◆クランのクエスト： |ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
【×待機】 沼の湖岸整備 ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／
【×待機】 工房地の拡張・水車増設 / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ ,
【×待機】 温泉利用（風呂、加工・工業的利用） ,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／
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■第３１回末時点(1036年02月23日)でのリザルト
◇クラン・サムライ騎士団（予定）・マスターズ
地位 ： ロレンス村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》 《礼法》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス
敵対 ：
◇資産
個人 ： やるお（銀1,236.5） やらないお（銀1,264） できるお（銀1,263）
資金 ： 金貨5,000 銀貨10,271 割銀貨1,096 銅貨7,023 小銅貨2,265
食糧 ： 1,103か月分/人＋飼料19単位（飼料不足→食糧消費）
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）、クズ石
資材 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨6,283枚相当）＋藁・木・土・砂・石等（銀貨1,910枚相当）
製品 ： 銀貨132枚相当（卸値は村内引渡しで1.5倍。領都輸送こみで2倍）
教会税 ： 銀貨0枚＋食糧877か月分/人（適当なタイミングで10％） ※１月分食糧+2込み
◇クラン人員・産業構成（男15/女13/不明0/牛馬3）
※食糧・飼料消費 ： 未就労未成人0(データ上)/牛2/馬10/軍馬15/鶏0(残飯)/豚0(残飯+森)/羊0(要草地)
※月当たり人件費＋材料費等 →生産高（主要産品）
固定資産： [-]+[*材6/修繕3・6・9・12月] →[priceless] *上水道1・下水道1・道2・水車2
遊軍 ： [銀37+食6+飼4]+[-] →[-]
┗やるお[10] やらないお[10] できるお[10] ヨコシマ[3] ダイ[3] フリッツ[1] 牛×２頭
総務 ： [銀6+食4]+[品6] →[-]
┗アルトリア[3] アレイン[1] コア[1] レン[1]
輸送 ： [銀6+食2+飼10]+[*品] →[*金] *交易１回・製品24→資金48目安
┗クレイ[3] トラップ[3] 馬×１頭
農耕
┗ユーミル[3]
・菜園 --町歩： [銀3+食1]+[-] →[*食1～3/1～9月] 放牧地と入替 *野菜（採集含）
・果樹園 .9町歩： [-]+[*品9/施肥2・5月] →[*食?/5・6・7月] （収穫：0／育成：9 *1037年から収穫予定9）
・耕作地 30町歩： [-]+[*品30/施肥1・6月] →[*食?/8月，*材?/8月] *収穫時、資材（麦藁）も取高ｘ1.2
牧畜
┗（女衆持ち回り）
・放牧地 11町歩： [-]+[*品11/施肥1・4月] →[*飼33/1～8月] *ｘ3飼料
・養鶏 48羽 ： [-]+[-] →[食4，品4] 鶏卵・肉、鶏糞・羽毛
狩猟 ： [銀3+食1]+[-] →[食0～6，品0～6] 食肉、毛皮・獣脂等
┗マウナ[3]
工芸
・製紙 ： [銀0+食5]+[材5] →[品50] 紙
┗モブ下女[0]×５人
・コンクリ： [銀3+食1]+[材12] →[品30] コンクリ
┗ポップ[3]
・焼き物 ： [銀6+食6]+[材5] →[品30] 土管・生活陶器・食器、湯たんぽ
┗オフレッサー＋妻子＋弟子３人[5] エルネスト[1]
・炭焼 ： [銀3+食2]+[材3] →[品18] 炭、木酢液、テレピン油
┗猛男＋凜子[3]
資源採取： [-]+[-] →[-]
◇拠点
- 省略 -
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合の年会費 銀貨12枚×３人
メモ ： 教会税は、食糧や換金確定時に計上
予定 ： 献金→ヘンピナ街道全通→ゾォルケン家後見→90人自給自足体制→騎士叙爵
予定 ： 暫定領主代理任命、1039年末までの開拓、軍役等の猶予
予定 ： 領主化後、軍役代わりの北方街道整備（年間労役40日×領民1/10～20？）
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」「黒板・チョーク」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 心配を、しているつもりがされている。
◇クランメンバー
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお嫁1、アリシア養女
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト （銀河英雄伝説） 舎弟枠
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇シタノ村
ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 間桐臓硯の孫
◇北部辺境伯
ギルガメッシュ （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 嫡出子、ベーベイオン子爵
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 嫡子守役
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３０回 嫁達の領域
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爻ヾ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..;;;;'''""..:::;;;:;...,,;;''' ～'""::::::::::::::::::／￣kkkkkk ∧kkkk
ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
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第３０回
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￣￣ ＼::::＼::|::::|lll| ! ゞ:ミ::ヾ:!≦三彡ミt ,.ｼ:::.卞こ芝イ^ ヾ ,.: _ ノ ノ
＼::::`:::::!lll! ヾ! ゞ! `ヽｔ<えタ::. .:: ヾ:... ,.イ {:: （ / いやぁすいませんねえ、
＿:::: !lll! ｝::::_,,:::{ ﾉ: T
. ／ ｝..|lll| ﾊ .::! ,.ｨ､::...ー- 、 ,.イ:: , , ,\ 突然押しかけて。
／ ／} | ﾄ、 ::} ,. -‐′｀ヽ､ ｀ ´ }::. , , ,ﾁ
.......{__／＿｣ |＿＿ ,.｡*`ヾ、:ヽイ ﾊ ; ; ; ; ; }:; , }!:, メ ヒヒッ。
{＿ ＿_ ｝ .,.ｨニ/ / .ﾊ i!, rこニ-ミｘ、 ''" , , ,≠::::
} ﾉ ￣ ,イﾆﾆ/ / ﾊ と__,. -:;, -‐'′; , ; メﾞ:::::::::::
／ 〈＼ {＼ fﾆﾆニ/ i!/ヾ、}; , , , , , , , , ; ;メ:::::::::::::::
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┘ 〈／ ./ニキ/ |! ≒;_;jI斗イ::::::::￣ﾐ::
( )./ニニy. ｜ ,仁ニニ｜:::: }
,. ( )..i! | ,仁ニニﾆi::::
∨ニニニ.( ) ..｜. ,仁ニニニ!_:::....
.〈ニニﾆﾆi! ｊ! ./ニニニニ:| ￣ ｀ヽ::. r'"
∨ニニ｜ .j! ∧ニニニﾆﾆ|
Уニニ| __ﾉ ﾉ ムﾆ∨ニニﾆﾆi|
/ニニニr'′ ｀ ーく ﾏﾆ∨ニニﾆi|; ; ; ; , , ,. , ; ; ;
|ﾆﾆ,ｒ'" _,.::- ､ ヽノﾆﾆ∨ニﾆﾆト、; ; ; ; ; ; , , i ; ; ; ;
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〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
{:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
. /7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i
ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./ あっ、クソッ。
＼`ﾞ! ｌ l_ノ
｀':ヽ ｌ:| こいつはキサク、見ての通りの胡散臭い男だが……
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/
_／￣: :乂ﾘ＼ て＿_） ／l/‐‐-､r―‐-､,､
. r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
|､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
}::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
/ . : ::.::::;;;;;;;;; ,- 、r'ヽ,;;;;;;:::::::::::`ヽ:::::::::::}::::::::::::::::::::::｝
ｒ' . : ::.::::.;;;;;;;;:::{一 ｖ-'´1;!ヽ!ヽ,;;}从:::,::::::::iΞ;;;;;;;;;;;;;;;:::｝
ﾚ;;; . : ::.::::.:;;1;;;{ ,,,,,__,,,..};} } }/ ｊﾉｌ:::::ノ:Ξ::;;/＾｀ｉ;;;;1
{ . : ::.::::.:;;;;;;!ヽ1 ｊノ `'ヽΞ;1l｀ｉ..};;ｊ－‐-、
',;;;;;;;;;;; . : ::L } i i:::.,,,,....-ｰ''''''ｰ-､,ﾉ ミ;|⌒〉 |;j＿: : : `''
ヽ,;;;;;;;;;;;'ｔ´-＝-〈〃ヾ ヽ一=''-、_-､, _,, ミl`'';;)｝|:::::::::'ｰ､ : へへっ、お見知りおきを。
`ヽｆ`ヽヽ、_,--=〉;;:彡:::. `''ｰ一'" =＝ . : ｀i､ノ `ヽ、:::i､
l `''´;r' `''-‐'´ : :: ;;｛ ｌ::::i : ちんけな奴隷商、人買いのキサクでございます。
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| | |-‐''' "´ ⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
. 二ニﾆ ﾆ ＝==- ..,, __ | ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
. 二ニﾆ ﾆ ＝==- ..,, __｀゛ｰ＝=- _,,_. （ ⊂ニニ / ／⌒) ）
| |. ￣｀゛ ｰ＝=- _,,_... r､ ｀ｰ――'′ し∪ （ノ
| | |. ｰ= ─::::､ ヽ＼
| | |. ＿｀ﾆ=::::ヽ ⊥::::ヽ_ ,
| | . `ｰ=ﾆ二＿: : : : : : : : : : : : : : :',ﾉｌ
. 二ニﾆ ﾆ ＝==- ..,, __ |.ｰﾆ￣:: : : : : : : : : : : : : : : : : : ｨﾆ=‐
| |. ￣｀゛ ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
-, `ｰ=≡二: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ 、
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ｉ { / ｨ ' ` ' {:: : : : : f＞ｭz ｌ: : : 厶ィ＜｀ト : :ｌヽ: : l;.;.＼ おいおっさん、
}￣/"'yﾍ￣二ヽ ﾚｌ /',: : { 弋ｷ ｉ: ／ 弋zﾊ} ｌ::ｌ/ｌｨｉ ｌ}〉ｌ;;.;.;.;ｌ
/￣｀ヽ､ r'､_ / ｌ::∧ ﾉ ﾘｉ ﾄ-' ヽ ﾉ.;.;.;.;| てめぇが勝手したら誰がガキども見張るんだ。
/ /::::_」_! 二ヽ ﾚ' 、 ｀ u .ノ | ｰ=ﾆ＿／
{＼_＿/::::}´ ＿＿＿ヽ r‐っ r─'￣￣￣｀ヽ 俺はごめんだぞ！
/￣::::::::::::::::/ /:::::::::::::::::￣＼ ＿ゝ_／￣￣￣￣￣/
ｌ{_::::::::::::::::::ｨ} r─ｌ::::::::::::::::::_─ ｉ {::::::::::::::::::─､￣}二 (ヽ、００ ∩
ｌ ヽ:::::::::::::ｌ { ｌ:::::::ヽr- ￣:::::／ ＿〉::::::::::::::::::::::⌒ｉ:::::ｉ＼ ⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
∧:::::ヽ-､ // r─ｨ/ r-f o:::::::::/ {::::／::::::::::::::::::／￣￣ ヽ ＼. ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
../ ＼::::｀ヽ ヽ ｌ/ r':::::'､:::::|:::::::::}ｌ |／::::::::::::::::／ ─‐ ､＿ ヽ | （ ⊂ニニ / ／⌒) ）
/ ／ ヽ ' | ,--/ ｌ:::::::::ｉｌ:::::|:::::ﾉ/ ／::::::::::::::::::::l／ ── ヽ ｌ}. ｀ｰ――'′ し∪ （ノ
.
＿＼､＿＿＿＿
／/////////////
////////////////
;′//////////////
|川从川从川从川从
从! ,〉=''"ヽ 从从ﾐﾐﾐﾐ
γ`筏 ﾐ:.. }ミ-､ﾐﾐﾐ ほうっといてよござんす。
/_:/"⌒ .}/ ^ !ﾐﾐﾐ
／.〉乂 ,..: ! ）: ;′ﾐ
_.＞'"⌒／／ゝ-^',::イ:. , _ノ.ﾉ|ﾐﾐﾐ 逃げるならここまでの道中だって
/ / / '´ ./、 .r彡/ ,:;}; ; ;}-彳.Ⅷﾐ
/ ′ .} i .ゝ; ; ; ;ｿ.; ;.;′ ＼ 機会がなかったとは言わせませんて。
; / /.〈; ; ;_;_＞''"＿＿＿___
____／^＼ ./ _／￣￣~"''～､、::::::::::::
／::::::::::::＼::::: ＼ _,／------ ､ ｀`～､、~"''～
／::::::::::::::::::::::::ヾ:＞''~⌒｀`ヽ、::::::::::::::≧s｡.
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. . : : : : : : : |.: : : : : :|: : : : : : : :|{: : : : : : : :ﾟ: : : : | : : : : : : :
| :｛: : |: : : :|: : : : : ∧ : : : : : : |{＼ : : : : : :｝: : : | : : : : : : :
|: ｛: : |: : : :|: : : : :｛ 、 : : ___」L.. ＼:_: : : ｝ : : :| : : : : : : :
| :｛: : ﾄ､-: {‐-ミ: ｛ ＼´ : : | ＼｀: ｝＼ :| : : : : : : :
. 八_｛___| ￣ ￣ ￣ ￣ Y : : : : : : :
| : : .斗r恣ｋ .斗rﾃ恣ミﾒ､ | : : : : : : :
|: : : ″ ⌒{::ハヽ 〃 ⌒｛::ハ } ヾY'| : : : : : : : f´￣￣￣￣ ｀ヽ
| : :ハ 乂__ソ 乂__少′ ″| : : : : : : : | ……。 |
|: : : : . ｰ ｝ ー‐ | : : : : : : : ゝ＿＿＿＿_ ノ
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
. | , -､ トヾ‐`
ｒ'. _,,／.,ィ-,,ｲ ﾄ､ .,､ ﾄ､ .|＼. ';:::ヽ
」/./ /ノ .j:∧::;:ヾ::', |:::ヽ |:::::ヽ|ヽ,､ .|:::ヾ､
γ/ / // /::|ィ|:A:ﾄ;:|';'::::,､ヽ,､!::::ト､:';::::ヽ!::Ｎ ｀
. l./ / |,' ,'从| ' ヾ | ∧:::::::::::ﾘ`: ヾ:::::::::::!
/ { '´ 〉 -‐'" '´ ﾘ;::::∧!ノ /::::::::::;:| つまり、どういうことなんだオーフェン。
Ｖ ' : l ｀ ∨ 二ノ::::::::::::iﾘ
∧ .,' 厂ヽ:::;:;::::::!
∧ ー- ､ ／j j／ﾘヾ､|__
∧ ﾊヽ ''ﾆ¨ ／:::::i:__,, -‐''"´ .l
ヽ,__ j ヽ,i i i , ／::_, ‐''" ∧
/￣｀丶、 ./ ｀ ¨´ゝ;ヘ _,, -''"´:ヽ
＿ / ｀ヾ/ .／ ./ ／ _才:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`-.、
/ ￣｀ｰ- 、 ./ ＞l'´ __,, .／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_;; -‐ヽ、
./ ＼ / __,,,／:.:/」彡イ.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;才´ ＞ ､
/ Уｒ''"´ ./:.:.:./´／ｲ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ , -‐''"⌒ ＼
:::::::::::::::::::::::::::r‐ｧ;:イ:::::;ｨ::::::::::| l:::／／ |::::／ : : : | :|:ｌ|::::::::::|:::lヾ ヽ ＼＿_
::::::::::::::::::::::::::{ ／∠=ヽ/:::::::/|l／´ |:/ : : : :l | :|::::::::/:::::ｌ ヾー..／
::::::::::::::::::::::::::i | ,‐-ノｲ::::/ ‐ﾘミ､ :ｌ: :i: : |/::::::::::::::::::ヽ､ ｌ￣
＼:::::::::::::::::::::| ! ｌ:,､ l:/ | ＿_ ｌｉ :| : |l／::::_::::::::::::::::::::::ヽｌ
: : ＼::::::::::::::;:| ｰ/ i |ｌ| ／ `l|i :!´lT￣i:|:::l::::::::::::::i､:::}|
: : : : ヽ:＞'" .!､__ ! , ﾞ l ｲi ヾﾐ :l:|: |:}::::ｌ::::::::l､:| ｌ:::|ｌ
}i : : : ∧ : : ∧ｉ l = ヽ､ rｧ `≠ヽ;"/::::/ヽ::::| }/
､!: : : : ∧ /ミ/ i } ‐ ￣＝‐ ‐' _/＼/ ヾ
＼: : : : :∧ / : ;' ﾞ′ ―￣ ゝ
＼: : : ∧ ｉ : :ｌ ｌ すまん。
＼ : ∧; : :ヽ ｌ
._ : :＼∧＼:∧ __ { 以前に領都で人手不足の件を聞きつけたと絡まれて、
: :｀ヽ､: : : : :弋: : >:＼ , -‐ ´
: : : : /＼: : : : :ヽ/ ;-/ヽ -‐ ｨ 今回アントレの村で鉢合わせて、ついてこられた。
: : : : :///＼: : : : ヽ/l:_:_:＼ ／: :|､
; : : : : :////＼: : : : : : : ￣i:ｰ--ァ´: : : //ヽ
///: : :>/////ヽ-､: : : : :/:.:.:.:.i/: ;-=二/i//l
.
.＿,＞´≧イ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゞ､
／＞´::::::i::lｰﾍ.:.:.:.:.::.:::::i::::::::::::::.:',＼ﾍ
.／／::::::::::: ﾊ.|三:ﾙ::::::::::::::ﾊ:::::l:::::::ハ ＼
/,イ´:::::|:::l_ｨ|─‐-∨:i:::/-─‐-､::::∧
|::Ⅳ:i:::|,,＿＿_｀∨!/´＿＿__ |::ﾄ∧
|/ {ゞ',Y弋 ﾟ ノ Ⅳ 弋 °,ノ }::ﾘ｀ﾍ
／::::弋入. ￣゛ ノ ￣ /!/!ヽ ｀ 待ち伏せとはたちの悪りぃオッサンだぜ。
.＿＿/::::::::::::::::::∧ ´ /: |;;;|: :ヽ__
.／: : : /,ｨ⌒ヽ::::::::| {l＼ ' ／l: :{´;;;;|: : ヽ｀ﾍ
/: : : : :/ﾑ＿_/:::::::::| {i ＞､-==- イ i! /: :|;;r入: : :.〉: :|
./: : : : : 廴＿:::::::::::::::iﾍ｀! .;::::￣ / i∧: :ゞ: : : :／|: : |
./: : : : : /:::::/:::￣｀ヽ/::.::.:＼. ',:::::::::,'ィ´::.:∧: : : ／l:::::|: :.ヽ
.＼: : : 〈＿/::::::::::::::∧.::.::.::.::.:＼_,,／::.::.::.::.::.:|',／:::::::|:::::|: :λ
`＝－＜////////////////////////∧
＞////////////////////////////∧
／//////////癶 VVV／⌒ヽヽ////////｝
|//〃//////〃 ヽＶ/ ｝ }/////// }
|//{{///|////{ / ﾚ///////｝
＼ハ,///∧//ゝ ´ ` / ﾉイ///⌒Ｙj:
八/｛ ゝ ノ 癶、 /// j⌒Ｙ}:::, へへへっ、たまたまでございますよ。
ゝ ｝`≦ニﾆﾌ /`ゝ 二二ノ/ { 〉 /::::',＼
／Υ ゝ `=' ゝ 、ﾉ `≠^ﾌ ｝ / ∧::::::, ＼ さてどうするかというその時に再会できるとは
／ | `－-‐ i ` `－‐ 〉 / ',:::::| |＼
／ |＼ 、｝ 、 / Y ,::::| ｜ ＼ いやー、これぞ天のお導きか、ってなもんで。
／/ /::::::} ／ `ヽ イゝ、 / } ;:;:| ::| ！
／:::/ / ,':::::::∧;:`ヾｰ＝＝=＝イ / /:;:/ :::|
／::::::/ / {:::::::j ゞ、 ゝｴエエｴｲ /／ i:|
／:::::::::/ ,' ｝:::::{ ヽ `ー=‐≠ ,ｲ '::| !
／:::::::::::::,' ／￣￣＼ ヽ; ; ; ; ; ; ; ; ;/ '::::| |
.
.／￣￣＼
.／ _ノ ⊂_ ‐-' ＜
| （ ―） λ ヽ
,ﾍ__| .u （__人） ヽ ', となると、俺達のほうの客になるのか。
__,/ ｀ ＜ ⌒ﾉ . ｒ'-‐￢
／---‐――--.､ゝ＼ ノ 」-‐＞ヽ ロレンスさん、場所借りていいか？
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ノ /.:.:.:´.:.:.:.:l
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.´.:｀ヽ ヽ..:.:.:.:.:.:.:.:!
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ l｀.:.:.:.:.:.:.!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:＿ __ヽ-､ !.:.:.:.:.:.:.:.!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:＿十''''''''"".:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＜.:.:.:.:.:'.:.:l
ﾊ/: : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :ヽ : : l : : : :'; |
. | l.: : : : : : :l: : : : :/ : : : j: : : : : :}: : :.|: : : : :l l
. | l:/|: : : : : |: { / :{: : {: :ハ: }: :j小 ｌ: |: : : : :|│
. l.:|:l |: : : : : |: l {_从: :ﾊ:{ j仏斗≦k |: : : : :|:！
|: l ! | : : : : :Vﾚぅﾃ≧ｰ ´込zｿｲｉ: : : : :|: :|
. l: :ﾚ: | : : : : :.|ﾍ 込zｿ ::::.::: ﾘ : : : :.|:八 で、ありんすな。
l: : : :│ : : : : |、 :::::::.: :j /: : : : : 厂了ヽ
. |: : : : :|.: : : : :.:|丶 - ‐ ,.': : : : : :∧／:::ハ ……キサクとやら、外の子らも入れてやるが、よいな？
. | : : : : l : : : : : 〈::::介:､_ ´ ／/: : : : :/::::}:::::::::::::|
|: : : : :∧ : : : : : Ⅵ｢/∧＞ -＜／: : : : :/::::: ::::::::::::: |
. |: : : : :.:い : : : : : :Ⅵ| Ｌ、 _ /: : : : /::::::/:::::::::::!:::|
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ーｚｚ_::-:::::::::::::::::::::::;;ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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／ /::/.|:|:|:|j!｀ヾ､/::,,. -:|::|.|:::::.|:::|:::::::|::::::ヾ:::}::::::::::::::::::::::ﾒ
|/ !:{:|:{| ::ヾ |:j |::/ |/.|:::/ |::::::::}:::}三三三ﾆ/
. ＿＿ ＿_ ,}L,,_ヾ:: .: j/ j/ j/ |:::,.ｲj/三三三ﾆﾘ
/＿_/ }~㍉ｘ ,. 〈:_.._ ＿, - 、 ::/イ ﾏ三三三三{
＿＿＿ ' / ＿＿ .} {赱ゞ{:ﾐ ,ゞ-壬≦'"⌒ヽ ::. }三ニマ三}
/ i／ .（ ｀¨´/~ ｀ヾ､- 赱-..}: - .: }:. 彡'′'´} Y/
ノ ..ﾄ::ｲ;' .. ヾ::: -ー''″ ノ'ﾞ丿 /::{_ もちろんでございます、奥様。
{ { ._つﾐ:::. ﾉ:: /; /__ノ 人::ト ヽ___
Y;ゝイ⌒; ; ; ヾ::. /:: イ; ; （_ イ jノ 人 ∨ どうぞお気の済むまでご検分ください。
ﾚ､⌒==ミ_; ; ;＿ ゞ /:: ; ; ; ; ;j! ／/ /::::} }
/ }; ;ｰ-、 _ノ⌒; ;} {:: ; ; ; ; メ ／ .ノ j::::/ 人
_,.イ/ ﾒ; ; ; ; ; T;"; ; ; ; ; ; ; ; ; ;≠~ ／ ／ /::/ j!ﾆﾆ
_｡r≦ﾆﾆﾆﾆ/ {; ; ; ; ; ; ;:}; ; ; ; ; ; ; ;メ ／ ／ /::/ .j!ﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ 7ヾ; ; ; ; ; ; ; ; ;イ .／ ／ ｲ:/ j!ﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ /ﾆﾆニ7ｔ-ｔ'″ / ／ .::/ j!ﾆﾆﾆﾆﾆ
. ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ /ﾆﾆニ/ ヽ ／/ /:: .:/ .j!ﾆﾆﾆﾆﾆ
..... ,.ｨ':ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ /ﾆﾆニｲ } /／ .: ./:: / /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
... {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ /ﾆﾆﾆ/^ー、 / .:::: /::: /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
..ﾞ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ /ﾆﾆﾆく＿ ヽ / .::::::: /:: /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.ﾞ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ ﾊﾆニj! つ} / ..:::::::::: /:: /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
...ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ／ j!ﾆVﾆ! ／ {_ / ..:::::::::: ./:: /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
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|:.:/|.:..:.:...Ⅵ..:.:ⅳ.:.|ⅵ !:./ .|:../У，斗＝¨￣ |:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.::.:.:.:|
|:.:| |:.:.:.:.:|:.Ⅵ:.|__Ⅵ l |/ |/ ｧ' ,ィテ斥心 ｜:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.::.:.:|
|:.:| |:.:.:.:.:|:.:::Ⅵ ~`≧=zヽ / f.:.:弋 }ﾉ |:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:..:l:.:
|:.:| Ⅵ:.:.:|:..:.ﾊ ｧ'¨{:::弋 } 弋:.:少 |:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:..:|::. あいにくと、わっちが決めることではないでありんす。
Ⅶ Ⅵ:.|.:.:.::.ﾊヽ弋:.少 ¨¨ |:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:..:|::.
Ⅵ:.:.:.:.:.} `¨~¨ ﾉ l:.::.:.:.:.:.::.:.:..:...:|.:. ただ、我が宿の前に死人など出したくないだけでの。
|:.:.:.:.从 ` l:.::.:.:.:.:.::..:.:..::.:!.:
|:.:.:.:.:.::.ヽ ｜:.::.:.:.:.:.::.:.:..:.l:.:.::.:.:.:.::.:.:.:|
|:.:.:.:.:.::.:.:.:＼ ─{ ／ |:.::.:.:.:.:.::.:.:.:...:|.:.::.:.:.:.::.:.:.:.l
|:.:.:.:.:.::.:.:.:|.:.:.＼ ．'' |:.::.:.:.:.:.::.:.:.:..:.|:.:.:.:.:.:.::..::.:.|
|:.:.:.:.:.::.:.:.:|.:.::.|.:.:＞ ．＿ , -'" |:.::.:.:.:.:.::.:.:.:..:.|.:.:.::.:.:.:.:.::.:.|.
|:.:.:.:.:.::.:.:.:|.:.::.|:.::.:.:.:.:::.:.:.:.:.::.ヽ. |:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.::.|.:.:.::.:.:.:.:.::.:.|
|:.:.:.:.:.::.:.:.:|.:.::.|:.::.:.:.:.:::.:.:.:.:.::.:.:.〉 l:.::.:....:.:.::.:.:.:.:..!.:.:.::.:.:.:.:.::.:.!
ｒイ´ ヾ 、
! l ＼ 、 ヽ
l. ', ヽ. l', l ヽ!ヽ ﾄ、 ヽ､ ＼',
l ｨ , .!､ lヽ l ', ﾄ､ λ!ヽ ',ヽ. l
/'1 l l. ',ゝ斗ﾘ「 ',!.ヽ. ,ｨ ｋ ,ヘ', .!ﾘ
ゝA ヽ ヾ云ア ヽ! ﾘ､ l 'ノ/´ ` l そんなのはごめんだな。
/ ｀ ｌ ./ﾘl '孑' ' ヽ/ ｒｲ, Ｎ
＞' ´/ .ル'l. l ｀` ' .l. ヽ ! とりあえず俺とホロで世話しておくから、
. , ' ´ / Ｎ、 j , l .ｨ , .!
. , ' /ヽ_ __,, ／ ! ﾘ.ゝﾚ-‐ァ 話があるならしておいてくれ。
. ／ -‐イ ゝ- ／ ＞' ´ ',
／ -‐'''イ´ ',i i i ,／ .／l ゝ､
/ ／´ イ´ , ‐- 、 フ´ ヽ/ 」 -‐':.:´:.:.:.:.ヽ
... -‐' ／ｒ'ヽィ丶／ ＜＿ ./／´ ＞孑'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
.. l /厂 ヽ ヽ ／ 斗λレ' ´／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. -‐―---､:ヽ
.. ヽ ＿ -― イ 、 ヽ ＼ / ./:.:/´ ＞':.:.:.:.:.:.:.:.:.. ＜ ＿ .ヾ
.. ヽ ＿ 孑'´ ＼. ヽ ＼ ! ./:.ム.'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ , ' ´ ￣｀ヽ
.
∨::::/:::::::::::::::::::、:::::::::::::ｖ::::::::::::::::::Vヽヾ、
'::::/::::/:::::::/{ヾv:::}::、::::::ｖ::::::::::::、::::,:::ヽ
}:/::::/::::::::;'::{: : :v:ﾄ:::V:::::::ｖ::::::::::::,:::::,∧ ＼
/:!::;'!:::::!::ﾊ:{、: : v!V:lV::::::}:::::::::::::!::::|:!∧
/{ |:从::::!:{ _j{ ＼ ､ｊ: ,:|:.V::::}:::}::::::::|::::|:!V:}
, ---人|ﾊ{ v:!'{人うメ ヾ､ﾚ -V::}__}',::::::|:::ﾊ! V}
//ニニﾆ}ヽ{ v! ｀^ ｰ ` }ィう ｧ::::iV} j j 全部で５人だ。
, ,ｲニﾆﾆﾆjﾚ∧｀ / ﾚ ~/ﾊ:::|: }
, ,ｲニニニﾆﾚ’ :.、 - { ／'}: :ﾚ|: ' おっさんの割り込みはともかく、正直ほっとしたぜ。
, ノニニニﾆﾆ{ ＼ ￣ ヽ .ィ-..､}: ' ﾚ
, / - =ニﾆﾆﾆ=-, 个 _ _ .＜ﾆﾆﾆﾆ}/ヽ、_
77竺≧ｓ。' ＜ﾆ=-, /、Vニニニニj'ﾆ≧=- ヽ
,ィ //￣/ /／≧s。 ＜、 / ヽVニニﾆ斗ｒ七斗ｒ七’
／ ﾚニﾆ_ノヽ ＼ニニヽ }ﾟﾟ ' / V寸ｱ /ﾆﾆ} jニ∧
＿ ヽ ヽニﾆ} }ー --- ' /V^ ./ニﾆ' / ∧ﾆﾆ,
/ .／ / ＼ .∨ﾊ-＜ヽ
_ / / / / .| ヽ ヽ ヽ ∨＼￣ ＼
. ／ /l| / / .,′ / | | ! | ∧ ∨八ｨ彡'
. ｨ.〉､/ |′ | |.| ./! ﾊ |､ .ﾄ､ | .! ! .} | ヽ
/ /⌒ヾ! i | ﾄ|､ | ﾚ}ハ{ ヾ|ハl､|､| | .| |-=≦{／
∧ }＼ |.ﾊ八 | ｨzミ､ ｨ乞r}ヾ}从 / !__／ ハ
. ﾉ＼Y､ .|__ヾ从.Vrﾘ Vツ /}／ .从/ -=≦ わしも手伝おう。
,V .ｆ≧z. ＼Vヾ{ ´ ､ /} }イ八 ／
. / ＼} ≧=-z_|l∧ ｒ .､ 八_ﾉﾆﾆ∨ ｨ=≦￣ この胡散臭い男を追い返すにせよ、
. ＼ /≧=- _ ./|八 > . 弋_.ﾉ ＜ノ |====_∨
}-! ￣Y.八 .Y }.＞ ._ ＜zr≦ ﾉ＞--＜ _ｨ≦ 寒空に放置もできんのじゃ。
}､( ｀Y≧=≦／⌒)ﾉY＞-〈:|77＞ |＞ｲ/: ! l: :､ ヽ 彡´
) j≧=.／/ /:/ // ｀¨´ |:::ﾊ: l .|: : } ヽ:＼, ｨ≦
＞.':／ /:/ // .. --|:::| l: ! |: : | ヽ:ハ彡ｲ
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. ,.ﾉ::ー|:/{:/:/ミミミﾐト////////////ﾐ
. / .::赱{ﾊ//ミミミミミミミト////////ﾉ
. 〈_ {::ー ﾐミミミミミミミミミミト/// お優しいことですなぁ、お嬢さん。
く:~; ;ｰ, ; ; jﾐﾐ_ィ-ﾀミミミミミミミミｿ
. と-､; ; ;/; ; ﾐイ ﾉミミミミミミミソ ガキどもが腹をすかせて寒さに震えている、
. ノ;ゞ-`;:} ; ; }__,,.イミミミミミミミ\
. ゞ; ; ; ; ; ; チ ≦ ⌒￣￣｀ヽ、 ただそれだけのよくある事でございますよ。
. ,.ィ-≦⌒￣￣｀ヽこ＾ ーミ
.. ノ -‐''"~ ＞s。_ ーλ_
...... /~ ＿＿＿ ＿＿＿_ミト、
. -ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二ニ＝-＝ニ二二ﾆﾆﾆﾆﾆ二ﾆﾆ=- ,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,
....ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ]ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.ﾞ,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,
ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆヽ_.. ,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,
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. ﾆﾆﾆヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆヽ_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,
ﾆﾆﾆﾆﾆ]ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ:/ﾆﾆﾆﾆヽ..,ﾉ ）´( ､ ゝ､ﾆｴi＼i＼i＼i＼ii.,,,,i.,,,＿,_i.,,,＿,_
ﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆノﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ.. ヽ)ゝ'.丿,ﾆi＼i＼i＼i＼i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,
_ﾆﾆﾆニ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/'ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆニﾉﾞ,（ ` . ´（ｴi＼i＼i＼i＼i.,,,,i.,,,＿,_i.,,,＿,_i
....ﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ/_.ﾞ､ t ヽ､ ｀t＼i＼i＼i＼i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,
.ﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ]ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/}ﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ}. ゝ､丿）ﾉ iﾐ Y(.＼i＼i＼i.,,,,i.,,,＿,_i.,,,＿,_i
....ﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ人.ﾞﾐ Y´ l'\ミ ）.＼i＼i＼i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,
ﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ/ﾆＶ |i 荒 ＼i＼i.,,,,i.,,,＿,_i.,,,＿,_i
ﾆﾆﾆﾆﾏ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆ{ﾆﾆﾆＶ. ﾊﾟﾁ ＼i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,
...ﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｊ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆﾆＶ.. ＿＿＿＿',',＿＿＿＿＿＼
. ﾆﾆﾆノﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}..────-' '──────┘
.ﾞニ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆハ ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾍ
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..ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ! 入ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
.
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
{:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
/7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i
ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./ まあ、そうなんだがな。
ｲ⌒ヽ .＼`ﾞ! ｌ l_ノ
ゝ___ﾒー ｀':ヽ ｌ:| ……ﾁｯ、痛いところを。
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/
_／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
. r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
|､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : :..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
}::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=. ┃ 子供たちを踏まえると、割り込みに強くも出れない苛立ち。
. __／丶:::＼ ＼ : : : : ＼::::::::::::| | i |::::::::／: :., ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） ともかく、キサクといったな、用があるなら話しを聞こう。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ただその前に若オーフェン、
| }
_.／:l ヽ } 作業場に やるお と できるお がいるから、呼んできてくれないか。
‐''"´:/::::::|_ ヽ＿ _＿ノ::、
::::::::: !::::::::l′ ＼ ,ｲ＼
::::::::::l::::::::::l /:｀:::ｌ:::::＼
::::::::::|:::::::::::＼ /:::::::::::l:::::::::＼
::::::::::|::::::／＼ヽ l::ヘ::::::::l::::::::::::ﾊ
::::::::::l／:::::::::::o:ト .｣::-:::::＼::!::::::/::::l
.
__. :::::::::::::＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_:::::
＿_ _＿ _,..::::∠.._＿_ﾞ:::::::::::|＼＼ .|:::::::::::::::::::::::::::::::: |::::
＞::´:::::::::::::::::::::::::::::＜⌒ﾞ:::::::|:::::＼＼ ! :::l￣￣￣￣|:::::|::::
::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧=-:::|:::,､::::＼＼ |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
´￣/:::::::::::´{:::::::::::.､:::::::::::::::::::::::＼ﾞ:::::|:::||＼:::::＼＼ !:::::!:::::::::::::::::::::!:::::!::::
／::::::::::::::;ハ::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::ﾞ::::|:::||:::::＼:::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
／ ':::::: ／:.:.:.:|::::::::::::::: ＼::::::::::::::::::|` |:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
/ /::/::/ ﾞ＼:.;ﾊ::::::: |:､::::::::::::::::::::::::::|::::|:::||::::::::::|::::|lll| ||]::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
!:ﾊ:::| ｔﾄ:､＼|:::::/|:.:ヽ:::::|、::::::::::::; :::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
|l } | ¨¨ ∨ tｯ‐ |:/l/＼:::::::{ﾞ::::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
:. ′ ¨¨ .ﾊ ) ヽ∧ :|:::||::::::::::|〔 !lll! !:::::!:::::::::::::::::::::!:::::!::::
∧ 、_ __／ﾚﾍ{:.:.:..、ﾞ||::::::::::|::::|lll| |:::::|＿＿＿___|:::::|::::
／ﾆ∧‐- ..__ ／{:::::::ﾊ:.:.|＼:.:.＼. :: :: |::::|lll| |:::::::::::::::::::::::::::::::: |::::
／'⌒Yニゝ. __ ´ Ｖ/ﾆ}:.:.＼.＼:/..... |＼＿ ￣￣￣￣￣￣￣
＿__,くゝ イﾆ/ニ} , ／ﾆニ＼:.:.{ ／￣￣￣＼.. :::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_／/ /ﾆﾆ＼ニﾆ/ニハ / .ｲﾆﾆ(__)ﾆハ/ | おう。 |... :::::::::::::::::::::::::::::::::::
{ V く|レ_/ニ＼.仁/、 ＿ ／＼(__X__)/ニ＼__. ＼＿＿＿／
. ﾊ. |i|ﾆﾆﾆﾆﾆニV lﾆﾆニ＼ﾆﾆ{ﾆﾆ／ {
/:::| Ｖﾆﾆﾆﾆﾆ_／＼_＿_ __/ﾆﾆﾆニ/￣` __¨＼
. /::::: ＼ |ﾆﾆﾆl￣ |::::::::::::::/／ﾆﾆﾆニ〃´ ＿_／:::::ヽ ヽ
/::::::::::,ハ |ﾆﾆﾆl /::トrへ:ﾑ|ﾆﾆﾆﾆﾆ/′／::::::::::::::::::::::} /
. /::::::::::::| Ｖﾆﾆﾆl ,:::::::Vﾚﾍ /ﾆﾆﾆﾆﾆl ／::::::::::::::::::::::::::/
/:::::::::::::ハ ＼ﾆ/ /::::::/X0/Ｖﾆﾆﾆﾆ才 二二ﾌ:::::::::::::::::::{/
{::::::::::::::::::::}__/ﾆニl./:::::::::／ノ:/＼ﾆ／ｌ／:::::::::::::::::::::::::::::::::/
／::::::::::::::::／:::::／::::::::＼::::::V {::｣ﾆﾆV::::|_{二二二ﾌ:::::::::::::::::′
,:::::::/⌒＼::::{:::::::/＼／⌒ヾ{:::/_/::::::/::::::::::|_{二二二ﾌ:::::::::::::/
┌─────────────────────────────────────┐
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＿ri＿l|.l|
二][二_ ＿ri＿l|.l|
｀￣||￣´ 二][二_ ,、
. ｀ ｀￣||￣´ _ノｨ’ iヽ ＿＿＿_
｀ .´ 1! ｀`ー――ｚ Z＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣ rj rj r,
|┃┃
|┃┃
┃|. r'⌒ヽ＿ _ |┃┃
┃| ,r'´ ｀ヾ>｡ ﾑｯｽｩ |┃┃
┃|￣￣￣＼ iﾉﾘヽ!＼ __{3 ／￣￣￣＼ |┃┃
┃| ⌒ ⌒ ＼. ﾉ!- -ﾊb}i..／ ＼ ／ ＼ .三 |┃┃
┃|（●） （●）＼.. ﾚヽュノﾚ'.／ （●） （●）＼ 三 |┃┃て
┃| __´___ |. ｒ-}､ ,r!..| （__人__） | |┃┃ て
┃| `ー'´ ／.... / <Y >...＼ ｀ ⌒´ ／ ＿/｀||┃┃
┃| ／. } Y .|i!| /￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ∩ﾉ |┃┃
┃|｛ヽ,__ ） ﾉ ト＝-...| | |￣￣ |┃┃
＿|＼＿＿＿
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 距離計、もうちょっとで組みあがるところだったのに何事だお！ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.
＿＿＿＿
／ ＼
＿ﾉ ー ＼ ｸｾﾓﾉ
（ ●） （ ●） ＼ なるほど、お客人と呼ぶにはなかなかの曲者のようですね。
| ' |
＼ ￣` ／ ヽ
/ ヽ ） ）
/
__ ,. 、 _, 、_
,. -‐‐‐‐-- ｧ'´＞r‐ ‐‐ ‐- へへ
,ィｱ´￣ r‐ｧ ´ ￣ ｀ヽｰ ､
〈〈 rｧ'´ ＼ﾄ、
ゝ._ , ' 、 V〉
/ , ' / ヽ i .〉
. / / / i .ｌ ハ、 、 i 〉
/ / ,' i i l .ｌ l li ヽ. ヽ ｌ | 〉
. ,' // . i,. -┼十i´| ｌ li `ｰi -- i、 l V〉
| ｌl i i | ,ィ== くＮ | ﾘ ﾉ ノ ｀ il ｌi
| ｌi l l |〈 ir' ::i | ,ィ= く il il .!
| ｌｌ i l | ヽ|t--'.| 7r':::i ﾄ、.ｌｌ ｌi |
| ｉｌ l l ! ー‐' |t--' ﾉ 〉ｌｌ li |
iVｌ ｌ i i ー‐' /ｌi li | 奴隷商のキサクと聞きましたが、
N l ﾄ、""" ' """ / |i il |
', i ＼ _ .イ ﾘ li | ローエン商業組合の商人なのですか？
ヽ い /i ト . ,. ィ´ ＼ / .il |
. 〉、〈, へ ￣ jへ ＼ レ1lｌ ﾘ
〈_ハ/ ＼ __／ V / レﾚ'ﾚ'へ
. ハ｀￣￣｀´ ＼ / Vハ /￣レ' / / ヽ
/ i ＼/ 「 } ＼ ／ / ヽ
. / i ／/ ﾄ-1 ヽ / ﾊ
.
./::/:::::/::::/:/::ﾍ:::::::::::::::::::::::ヽ
/::::i!:::::|::|::j!::j:::::::ﾍ::::ヾ:::ヾ::::::::ﾐ
ｲ::i!:|:j!::|::|::| jト--ﾍ::ﾊ:::}:::::}:::}::::}
V::::{|ﾊ{ j!:| i! :.. ,j }/ }:/|:/:::!
V:::{ ..:≦トｚｲ:. ｚｚ≦ヽ ｲﾆ,ｭ
ハﾏ!:. -ｔｩｲ::{.. ::.ﾄｔｩ-ｧ:ｨ: }′./ ああいえ、先ほどは奴隷商などと大見得を切りましたが、
入 { | ｀¨´:::| i::. ｀¨´ .|.}./⌒ヽ ｸﾁｷｷ
イ} ヽ_,ト、...::::{ | |_}::...___ ノ!イ }ト、 あたしはしがない口利屋、商会に属するような大身じゃあございません。
/ / jﾊ; ; ;/; ; トｲ; ;ヾ; ; ; ;j!::| } ヽ
.. / j!::ﾔ;/ ィﾆ三ﾆ-、}; ;;ﾒ::/| .} ヾ-
j!::::: X; ; ; ;⌒; ; ; ;;メ::::j!=| } }ﾆ
jﾆ!:::| ゞ; ; ; ; ; ;メ |:jﾆﾆ! } .}ﾆ
jﾆ| jﾆニ! .} .仁
,仁ト--、 ,ィ---jニニ! }ﾆ
仁:} jニﾆﾆ
,.ィ::::::::::::::::::::,;;;;;、::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::',
./::::::::.ｨ:::::::/=一i:::::::::::::i.＼:::::::::::::::::::::::::',
〃::::::/.i:::::::l- ―.jﾊ::::::::::!―ヽ::::::::::::::::::::,::',
,':::::::iﾆ|::::::l三三ﾆﾆi::::::::i三三ﾐ、:::::::ﾄ;:::}iﾉ
,'/i!::::{.ri::::::!二≧ﾐ、 !::::::iｨ≦二._ﾄ,:i,::i }::l
,.i!''.i:ﾊ:'., i/i:{弋ﾉ￣` ｌ::::i!弋ﾉ ノlﾉ:l}ﾉ j/ ﾋﾟﾝ
i r´i!:.:.ヾ>, ` .`¨¨´ ｌ::i! `¨´ ∧ﾘ おっさん１人でよくまあ監視できると思ったが、
|.|:.:.:.:.:.:.:i',::':, ﾘｌ ./ヽ＼
|.|二ﾆi:.:.i:', ヽ _＿ '_'_, ／:.:.:.:.ヽ.i-, なんだ、ずいぶん無理してるんじゃあないか。
／|.|ｒ―〈:.:.i:.:', ＼ ｀＝ ´.イ:.:.:.:.:.○:.l ! 'ヽ-,
'':.:.:.:|.||f⌒i.!:.:!:.:.:', ＞- 彡-|:.:.:.:.○○l l i, ./ 〉
:.:.:.:.:|.|l.i.__.i.!:.:i:.:.:.:.ヽｒ‐<.r:<´,,ィ_}＝ニニニ.」 ,.' ∧
｀.､:.:Lニニニニニﾆ`i!/::／::ヽ,,..）;;:.:.:.:.:.:./ ,/ / . i
、 .｀.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|/ :/::::／:ヽ,,,..）:.:.:.:/ ,.' ./. . . !
.ヽ、 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:f:::::':::::f::::／:},,.):.:.:.:.ヾ、 ／. . . . ヽ、
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ いわゆる奴隷商というのは、けっこうな財力や人材、営業基盤を必要とする商売です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
__ f:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾐh､
／:i:ミメ、'´i:i:i:i:i:i:i:ミ
_／/:i:i:i:i :ト､/^ヾ:i:i:i:i:爻
. ,.:i:i:|i:i:{:i:i:ﾐ:i:i:{::. ..::从从:i｝ 田舎の村なんかじゃ
:′:i:|:i:i:Ⅶ从从 ::. )ｲtｧ乂 ＿＿
|:i:i:i:i:ゝミ三 ィｾ7ｱ:: =､¨シ: Y:::::::::::::＼ これでもいっぱしの人買いとして扱われるモンで、
.Ⅷ:i:i:i:i:i{ ィタ.::' ＼ }ヽ:::::::::::::::＼
.Ⅵ:i:r ﾐt､ - ｰ'ﾞ ´-‐'´_,..‘,..Ⅶ:::::::::::::::＼ ついつい調子に乗りやした。へへっ
/^ヽ :::ヾ! ､＿,ノ _∠彡ｲ､.}...Ⅵ::::::::::::::::::}
./.......圦 :::( _ ':, ⌒こ_シ′ Y..Ⅵ::::::::::::::::}
イ..........∧ゝ-个s｡._`‐ .:: ,.ﾉ.....＼::::::::::::::|､
.／::::‘,...............＼ ≧=‐-‐=≦}..............＼::::::::}::}
./::::::::: 込、...............＼ /::::: λ................∨:/:::}
/::::::::::::::::::::＼...............∧ .:::/ ∨..............∨::::::}
{:::::::::::::::::::::::::::::＼............∧￣￣ヽ .:::/ _入................∨::::}
{::::::::::::::::::::::::::::::::::∨........ ∧ / }..................∨::!
}::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∨.........∧＿＿ {':, .∧................. Ⅵ､
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}........... ∧ ::~"'ーｲ /:::::}....................Ⅵ
＿＿＿_
／ ＼
、 ..‐ ⌒ ` ､
- （ （● ） l 口利屋でも人買いでも奴隷商でも、自称で構いませんけどね、
′ ..l ' ,'
ヽ ／ 僕らに用というのは、この子達を買い取れとでも？
f ﾆニニﾆｲ
| ,.--., l
| | | l
＜ｻﾞﾜｯ |i. | | i
ｻﾞﾜｯ |i | | |
.
:::::::::::::......＿＿
_,. イ:::::::::::::::::;;;;;;:-:::::::::::::::::::::::
ーｚｚ_::-:::::::::::::::::::::::;;ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ. ,．'7
. 7::::::::::/:::／::::/ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ／ ／,ｲ
／／:/::/:::/:::::::/::::::|::::}::::::::::、:::::、::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ. l／／/ ,.ｨ
/／:::ｲ::/:::/:::::::::/::::::::|::::|:::::::!:::!:::::::|:::::、::、:::::::::::::::::::::::}. ／／ ,. '／
／ /::/.|:|:|:|j!｀ヾ､/::,,. -:|::|.|:::::.|:::|:::::::|::::::ヾ:::}::::::::::::::::::::::ﾒ.. l／ ／,ｨ.ｌ
|/ !:{:|:{| ::ヾ |:j |::/ |/.|:::/ |::::::::}:::}三三三ﾆ/. ,'／ .!｣
,}L,,_ヾ:: .: j/ j/ j/ |:::,.ｲj/三三三ﾆﾘ
}~㍉ｘ ,. 〈:_.._ ＿, - 、 ::/イ ﾏ三三三三{.
───────＝.} {赱ゞ{:ﾐ ,ゞ-壬≦'"⌒ヽ ::. }三ニマ三}.ニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三三三三
（ ｀¨´/~ ｀ヾ､- 赱-..}: - .: }:. 彡'′'´} Y/
ﾄ::ｲ;' .. ヾ::: -ー''″ ノ'ﾞ丿 /::{_ なんでもこちらでは、
{ { ._つﾐ:::. ﾉ:: /; /__ノ 人::ト ヽ___
Y;ゝイ⌒; ; ; ヾ::. /:: イ; ; （_ イ jノ 人 ∨ 教会に孤児の引取りを打診なされているとか。
ﾚ､⌒==ミ_; ; ;＿ ゞ /:: ; ; ; ; ;j! ／/ /::::} }
───────＝./ }; ;ｰ-、 _ノ⌒; ;} {:: ; ; ; ; メ ／ .ノ j::::/ 人.. ニニニニニニニ三三三三三三三三三三三三三
_,.イ/ ﾒ; ; ; ; ; T;"; ; ; ; ; ; ; ; ; ;≠~ ／ ／ /::/ j!ﾆﾆ
. _｡r≦ﾆﾆﾆﾆ/ {; ; ; ; ; ; ;:}; ; ; ; ; ; ; ;メ ／ ／ /::/ .j!ﾆﾆﾆ
.......／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ 7ヾ; ; ; ; ; ; ; ; ;イ .／ ／ ｲ:/ j!ﾆﾆﾆﾆ
.／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ /ﾆﾆニ7ｔ-ｔ'″ / ／ .::/ j!ﾆﾆﾆﾆﾆ
....ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ /ﾆﾆニ/ ヽ ／/ /:: .:/ .j!ﾆﾆﾆﾆﾆ
...ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ /ﾆﾆニｲ } /／ .: ./:: / /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
. ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ /ﾆﾆﾆ/^ー、 / .:::: /::: /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
...ﾆﾆﾆﾆﾆ／ /ﾆﾆﾆく＿ ヽ / .::::::: /:: /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾞﾆﾆﾆﾆ／ ﾊﾆニj! つ} / ..:::::::::: /:: /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
....ニ／ j!ﾆVﾆ! ／ {_ / ..:::::::::: ./:: /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（─)
| （__人__） ……よく知っているな。
. | ﾉ
. ／::￣::＼ ⊂ヽ∩
│／￣￣＼＿(,＿ ＼＿
／::::＼::::|:::::::::∪＼:::::::::::::＼
|:::::::::::|::::::|:::::::::∥::::＼::::::::::::::＼
|:::::::::::|::::§:::::::∥::::§＼::::::::::ソ
_,,..-―‐-..,,_
,,-''" ｀ヽ、
／ l| ＼
/ U .ヽ
,' l ヽ
l ＿＿＿＿l ヽ-―‐tｲ''"´ ',‐-、 確かにそういう話はあるけれど、
,-''"| ｀′ ｀′ .〃 .lヽ .'.,
| l'´.', ≡≡／ ヽ≡≡彡 ,' ヽヽ_ あんたは教会の関係者には見えないお。
/ | .'., （ .,、 ） / .／ ヽ、
/ ＼ ヽ、 ｀￣ ´ ｀ ￣´ ／ ／ _,,..-'
{ ｀''-‐"ヽ-..,,__ __.／￣￣´ .,,..イ ∨
/.T ‐-..__ ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'" / ∨
r┘ ',. ￣￣ 〈￣＼ .／イ´ / / ∨
| ヽ-、', / .ヽ /／ ∨
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|::::::/:::::|::::::::::::/:::::::::::::/::::::::::/ /::::/:::: V::V:::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
|::::::::::::::!::::::::::j!::::::::::::/.|:::::::/ |::::/::::__ ｰ- _ :::::}::::}､::::::::::}:::::::i!::::::::!:::::!:::::::::::i!:::::|:}-、
|:::::{::::::j!|::::::::j!::::::::::/ |:::::::{ |:::{::: ⌒ヾ::..__...::: .|::::| i::::::::::ﾊ:::::|::::::::| !:::|!:::::::::|::::::| i
|::::ｲ:::::j!:|:::::::!|::::::::::| |::::::j! |::!:⌒ヾ::.. こ:: ..::'" |:::| !::::::::! |::::i!:::::::ﾊ::::||::::::::ﾊ:::::! }
.!:::ﾊ::::|ヾ!::::::|∨::::::|,,-キ-|、 |:! ヾミシ/ |::j .|::::::! |::ハ:::::! |:::|.!:::::::! |:::/ .j
!::ﾄ ヾﾑ ヾ:::| ,∨:::|三き:キト､|! .: Y::/ {::. // |::::/_,.ｲ:L_|:::/ |:/ |:::::/. |/ /
i!:| ヾ:} } ヾ! ∨:| ,.ィ`≧三三=- こ彡ﾉ {:.,,::.. /ム-=千三ﾒ√.|/ミj/ .j:::/| / /
V } ミ::.. Ⅵ_,. -‐て芍ヾニ三三ﾉ: .{::V三三三≦tzz-、 / ベ/:/ { /
V ヽ ー- ｀¨`ー---‐''"⌒::ﾃく 弋~~::::,.く、ゞ彡_ｚ-‐ ::. /'"ﾐ: } /
.V .λ ｀ヾ､ ..,;::-‐ ´ ::ヾ: 彡ミ::｀ヾ､::. ｀¨´ ..::ノ" ﾞ` j! / 少々伝手がございまして。
} .λ '´ ..:::::} {::. ヾ:. ー- -‐'′ j! /
乂 ∧ .:::::::{ }::::. /_ノ
|￣ﾍゝ、 :::::::{ }::::::: /ニ| それでまあ、こう考えたわけでございます。
| i!:::ヽ _,.ィ ⌒ ::{ .}::--x:::::...... イ|ﾆﾆ!
| j!; { ｰ-::_,. ｨ'´ （ - 、 ___ ） ＞s。_＿ ィi〔::|:|ニ|! 「キサクよぉ、こいつはチャンスだろう」と。
|! j!; ）; ; '"/^ ; ; ; ; ヽ:::::ヽ ./::::ノ ; ; ; ; ; ; こﾐ / ; ; |!:|ニ||
|:! |; ;}; ;, '; 「ィ- ; ; ; ; ; ;ト 、_ノ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ｲ} i! {; ; ;;| :|ニ!
|:!. |; {; i!; ; |:ゞﾍ 'ｰ-ﾆﾆﾆミ三彡ﾆﾆﾆﾆﾆ-''"イ} }; ; ;ﾒ :|ニ!
|ﾆ、 .ｷ; ゞ{; ; ; {ヽｨ、ー- ＿ ＿ _ -‐''" ﾉ:} ;}; ;}; ;;ﾒ |ニ!
.|ﾆ キ; ;ゞ: : ヽ ヽ- ＿ - ― - ＿ノイ ノ:ﾉ; ;ﾉ; ;} .|ﾆ!
|ﾆ! ｀ヾ､ヾ; ゝ、 ＿,,,.... ---,,,,,＿ __ ノ .,:; イ; メ .|ﾆ!
.|ニ ヾ{; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; "; ;イ'" |ﾆ!
にﾆ、 乂; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;乂'" に!
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ }//// |//// }/////}
／ }/// |/// ＿ -‐＜////////＞
/ ／ j// |//＜//////////////////＞
:: ;::＿＿＿＿,,,,,// -‐＜////////////＞//／ j/
{ i ヽ///////////////////////＞ ¨ /イ /
`ゝ．ﾍ ＼＼///////////////＞ ¨ 越冬はどの村も厳しいものでございます。
＼////＞ ／ ¨ 「¨≧－‐y ． ＿＿__
⌒ヽ ヽ、 -=＜ ゝ．// ソ ／／^ゝ
i ヽ ゝ ＿ ¨ ／／ 見通しを誤ることも、余裕が欲しいことも……
j Ｙ ゝ、 `ヽ． ¨ -=ﾆ
/ ! ヽ '⌒ヽ そんな村が手放したいガキを買い付けて
/ l ． ／
| ゝ ／ 人手を欲しがっているお方に引き合わせる。
/ ｜ ` -=ﾆ ＿_ -'
|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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（パチ） .┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエエエエエエエﾞ::ﾞエエエ.....':::;:, .:...エエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
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:::: 'マ:::::∧::| :... ゞ::|- |:!::. ｀´ ﾉ::}:::|::!::::::ヾ::}
:/ Vﾐ ゞ| '´⌒!ト:: !|::. ｰ彡:|:::i!::|:::::::|:|:!
ノ ミ , '≦ミトｚｚｲ}:: {:: 彡:::j!/|:::::/j!
ヾ_ _} .. ﾐ -t::ｯ-ｩ㌘ノ::ノミｚｚｘ}::/::j:::/ こいつぁ村を出る当人はもちろん産みの親にも買い手にも、
ゝ、) ::.ゝ ー-~~ノ:: ﾐ (:夂ｭ:i'´／ノ'"
~}, ,乂 ... ﾊ::ィ::} ついでに神様の御目にもかなう徳ってもんじゃあございませんか？
\, , ,::} ー-::彡.. と、 {:: ﾉ
キ;:;{´ ( 、; ; ; ;i ト-'′イ..、 あたしのようなチンケな野郎が
ヾ; ; ; , , ヽ｀ー--ζ/ ハﾆヽ
｀ﾒ; ; ; ; ￣｀ｰｲ;.ﾉ ∧ﾆﾆト、 人助けをしてトクを掴む、チャンスと言わずなんと言う。
_ゞ; ; ; ; ; ; ;}'´ ∧ﾆj}ﾆ
{'" |ﾆ--イ ∧ﾉﾆﾆ
|ﾆﾆﾆﾍ Yﾆニ
|ﾆﾆﾆﾆ:. }ﾆﾆﾆ
-、 ィー''" |ﾆﾆﾆﾆﾍ |ﾆVﾆ}
!ﾆﾆニﾀﾆヽ |ﾆﾆY
_,,-‐‐-､
,r",r'￣`7ｰ`￣￣ `ヽ､
ﾚ´ ,r'´'´ ''`ヽ、 ＿__
,f,.' ,' ,' i i ', `、 `、. 〃 ￣ ㍉
f.,' ,i' i i'i ! .i, i .i.. {{ ｨ- }}
i i ,i ,i i .i i, i, .i .! . ﾞ .ゞ=彡
i ヽi､__,i,,!-i' i,ｰi､,,,,i､__i .i
i i ヽ! ヽ! ヽ,!` ､i`､! .!
i ; i `(＠)' `(＠)' i ; i そうかー、神様の御目にもかなう徳ですかー。
＿__ ....i ; i'､/// /// ,'i ;.!
.. 〃 ￣ ㍉......i ; i>ヽ、 _ ／-! ;/
.. {{ -ｫ }} ..i, ; !ヾ,;/`iｰ--‐i'´ヾ;,/i ./
.. ゞ=='" ﾘ i,_i, i;;;</ `ｰ'7k''´'`､;i;;;ﾚ,_ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
,r' ヽ! _）-ｰi''''iｰ-< f´ `、 ┃ 嘘は言っていないキサクさんなのです。
! `､ヾ:.:,r'7-iヾ.:.:.`;/ i ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
! ', `i-"! !:.i`ｰ'/ !
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/::::::∧::l 、::::::::';:::V, -―- 、| |ﾘ__ }__|| |__|l_l_., -‐- ､ .|∧/サ サﾍ_/
{ﾊ::/ニ',| ＼::::::';::/ : : : : : : : ヽ, (S) (S)／: : : : : : :ヽ ',| ･ / ﾉ
l i::{(_ﾒ (_ﾒ┐./: : : : : : : : : :| ′ ｌ: : : : : : : : : :', > - ／
lﾊ; 、. r一': : : : : : : : : ｌ: | ゝ ヘ . |:| : : : : : : : : :l＿ .'_´l }｀ - ´{＿_
}::> 、 /し' : : : : : : : : : : : ﾊ |...|_l_} - ´{ l.|:ﾊ: : : : : : : : : : : し11.ハ ﾍ_ _/ / l ｀ ,
l:::l::::}｀. {: : : : : : : : : : : : :_:｣´: 〉......｀---´..〈:｀|:_:_: : : : : : : : : : ﾉﾉ/; ; ∧l_l ／ ; ; | |
, ‐-',´--（: : : : : : : : ::r-‐'＾):_〈_,. ;∧;|_|;／ ;._):ﾉ´{:_:_: : : : : : : : : ) .; ; ; ; ;「」; ; ; ; ; | |
,' | ; ;＼|| ｀7＾}人ﾉ` T,､_,.厶_ y; ; ; ;「」; ; ; ; |公x,､∠彡{人{｀T´...{; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;} l
. } 〉 ; ; ;l_l ; ;/ ,/ / ,､_)..＿; ; ;＿_; ; ;'{,、 〈＾´',、 ヽ....| ＿; ; ; ＿_; ; ; | |
. ／￣￣￣ 丶; ;/ _,ノ〈/ / >' , |r Y V ｌ ‘く_ヽ l〉 ＼ ', .V ＼ | |
.... ‐ ― ヽ ...｛__／／ / l ／ . 丶＼j＼｣ l .| l l |
――.（ （●） | ―――─―――――――――――――――■話題のモブ子達
.. l ' /
. ＼￣ ＿／＿_
.. ヽ , -‐┴´／:∧ あなたが得を掴むために、女の子ばかり５人もですか。
.. _「:|＿| :::::::::::/:::::::::::|
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Ⅳ l |::::::::::::::::∨:::::::::::|
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. ,.ィ'´¨':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.､:.:.｀ヽ､‐-ヽ､
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;ｨ彡｀ヽ:.丶:＼:.:＼:.:.:.ヾ.､
...... /'７.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:iヽ' 丶ﾊ ｀i‐≠｀､:.:ﾄ､ヽ､
. /.:.:.:.:.:/l:.:.:.:i:.:.:| ｀' ﾉ, ｀i-'､:.ﾄヽ¨｀
...... /.:.:.:.:.:.'.:|:.:.:.:.l:.:.| __,ｨ=≠く. ′ |ｧ､ﾄヽ｀
. /.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.ヽ:l ,､ '´ , -tァヾ, ,ｨ ｀ヾｭ_＿
....../.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| ｀/ ﾊ _ニ二¨゛´ ′ ﾉ
.. ヽ､:.:.:.:.:.:.:l!:.:.:.:.:j∨ ´ .} ／ﾉ） ‐- r' 〈 そりゃあどんな貧村だって男手は残しておきたい。
. ｌ:.:.:.:.:.:.| l:.:.:.:!:.{ .{ ／ ｀゛/ _＿ ヽ
.. _＿|:.:.:.:li:ｌ ｌ:.:.:|ヽ'､ .}/ , ', - ' ⌒ゝ‐､. ／ l 口減らしはまず、女になってないガキと耄碌した老人からさ。
／: : : :ｌ:.:.:!ﾘ｀:､ヽ{｀l ﾊ ./ / ｉ l,.! i,!／ , - |
.ﾞ: : : : :.∨､:.:.:.:.:ヽ､__,_} ､ 'ヽ| !ﾉ .ﾉ'l､＿ |-､
. ＿二=‐＝――- ､: :ﾞ､ ヽ ,} ′ ｀ヽ._!/ヾ丶
._＿＿__ -‐―‐‐- .｀"'‐={ｰ 丶 }///ゝ i
////////////////｀,,‐-,｀ヽ､三=- ､_ /ヽ/ ∧
///////////////, -‐////ﾊ ヽﾆr―‐､―- /// ／/∧
.ﾞ//////////／三＝=//, -‐'////|ヽ::::::::￣二‐'-‐7'////∧
....:::::::::::...::::::::::::....
.／::::::::::::::::}{:::::::::::::::::::::...
./::/:::::/::::/:/::ﾍ:::::::::::::::::::::::ヽ
/::::i!:::::|::|::j!::j:::::::ﾍ::::ヾ:::ヾ::::::::ﾐ
ｲ::i!:|:j!::|::|::| jト--ﾍ::ﾊ:::}:::::}:::}::::}
V::::{|ﾊ{ j!:| i! :.. ,j }/ }:/|:/:::! 男は値が張り、財布に厳しいこともございます。
V:::{ ..:≦トｚｲ:. ｚｚ≦ヽ ｲﾆ,ｭ
ハﾏ!:. -ｔｩｲ::{.. ::.ﾄｔｩ-ｧ:ｨ: }′./ あたしは売った買ったをはっきりさせるため必ず銭を渡しやすが、
入 { | ｀¨´:::| i::. ｀¨´ .|.}./⌒ヽ
イ} ヽ_,ト、...::::{ | |_}::...___ ノ!イ }ト、 女の子ならタダでもいいから連れて行ってくれなんてことも。
/ / jﾊ; ; ;/; ; トｲ; ;ヾ; ; ; ;j!::| } ヽ
.. / j!::ﾔ;/ ィﾆ三ﾆ-、}; ;;ﾒ::/| .} ヾ-
j!::::: X; ; ; ;⌒; ; ; ;;メ::::j!=| } }ﾆ
jﾆ!:::| ゞ; ; ; ; ; ;メ |:jﾆﾆ! } .}ﾆ..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
jﾆ| jﾆニ! .} .仁┃ 男女の価格差は目に見える労働力としての一般論です。
,仁ト--、 ,ィ---jニニ! }. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.... /| :| / / ／ ／ .／| ｝ | ＼＼
....〈 | :| / / //―/ 、／ ﾉ ./ | | | ） ）
.....ハ.} | i ./! /斗王ミ '｀ ／, / /! | | .! ﾉノ
..ﾞ〈 :｝ /| | Ⅳ ﾚ《んﾍハ ﾘ ' / ,/.≠-| /! ! :| "
......＞-ｔ {.｜ ﾞ. | `＜ソ /_.. ノf＿' .ﾚ/ /. │
.... 冫八 Y 丶 .| ,'んハﾐ / / /
.... ヽ ＼:| ∧. | 弋Zｿ ﾉ ｲ_ ／
. 》=.| | v. ﾉ `¨./ｲ
. /: : | | ＿ ' / | 自らは手をかけたくないが、他人かあるいは事故でなら……
. /: : : ;| ﾄ. `ｰ ゝ / |
...... / : : : ∧ .|. ＼ . ｲ | 口減らしなら、そういうこともあるのでしょうね。
....../: : : : :/: :,, |. ＞ . _ .. ＜ l |
......＼: : :/: :／ﾞ、 | | | .|
..... :ヾ ／ ＼|＼ ﾄ、 | .ﾉ
‐'‐＜ ＼ ｀ ｀ ｔ_, -´ ゝ， .| ／
. ` , j: : } i >、＿
. ヽ ├-t＼ .| ￣｀´⌒ヽ
. 丶 /: : : ﾞ,; :｀: ゝ.._ ﾞ i
. ＼ ｲ: : : : :ﾞ,; : : : : : } ，
｀' |: : : : : : iﾐ.: : : : | ，
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ 世知辛ぇお。
／ （__人＿,） ＼
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ |
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ / ┃ 善悪とは違う話なので、そういう時代・社会であるとしか言えませんね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
―――― ､
／ ＼
／ ＿＿ ＿＿_ ＼
／ ＼
／ ( ● ) ( ● ) 丶
/ 丶
{ l 僕らが買取を断った場合はどうなりますか？
、 ￣ ￣ ′
＼ ／
／｀ ´＼
／ ＼
r､＿＿__
￣￣￣||
/' ,ｨ,ィ
. ∨ﾊ::::::| キﾆこ''''ヽ ＼ ￣｀¨¨''' ー／､,,_i!.i::/ |/ヽ:::! .}!...／ ﾚﾚ' ｩ ｡
V.,r-､| ,､r＼__｀ヽ､ヽ i,r ' ,､r''´ ._,,r､｀'''‐ ､_/:/ ' ／ ゜｡
!./＼| ヽ -={::)ﾃ-ﾐヽ､ﾐｖ .' ､,r-ー''´,､rーヾ､/ミ/
.i ,r〈! .ヽ ｀ー＝ゝ＞j i ├=ｪ::イこ_ヽ .iー､ 10前後の子供ならでは、
, ､i´¨| ./. ｀ー-''¨´ '' 三て',＼ ｀´ー '´¨_ |V h
_,r' ´ / !ヽﾍ､ i .i ゝ ｀' ' ¨´ .! i .| .|｀ヽ 細い坑道にも入り込めるというもの。
_,､r ' ´/ / ∧ヽﾄ -,,,__,,,､､r r- i .i ｨ､ ,ﾉ丿ﾉ .| ﾄ､
./ ./ i |ヽj ﾍ !,r'´ ヽ､ i ,r'-ヽ､ ,イ´ / .| ! 'i 常に募集のある雇い口でございますなあ。
/ / | |/ .| ∨┌､ ｀､＿／ ＼ / /,ｨ' .! i .i＼
./ ' .!ｒﾆ‐､| ! i ヾニ＝=ｪ､､,,,＿ _,､ァ i ./ /´,,|_ .| i:::＼
/ .!ヽ.ヽ.ヽ ',｀ー-==ニ二_フ'´ ' / i'´／｀i | i:::::::
./ ! K ヽ ヽ､__ ,r' / .｀i／ ! i:::::
' | .! i, ヽ r'´｀¨¨¨'''i,'´ ／ ／i! |::::
.| ', 'i ヽ ｀ ／ ,i' /| .|:::
.| ｀| ヽ､_ ／ ,r'/ /::| |:::
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 俺も寡聞だが、いわゆる鉱山労働に女児を引き取るとは初耳だな。
. | （__人__）. ｒｍ､
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 || 実に興味深いだろ。
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .| しかしまあ、断った場合を聞くなんて、できるお も甘いな。
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
／'".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__.:.:.:.:._､:.:.:.:＼:.:.:.:.:.＼
／７.:.:.:.:.:.:_.:､.:.:.‐.:.:.:.:.:.:._:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.:.:.＼
′/.:,､丶`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､ `:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨:.:.`､.:「｀ヽ
/ィ.:.:.:.:.:.:.:.:._:.:.:.,:、`.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:∨:.:.:`､＼
/ /.:.:.:,､丶`:. ／/|:.:.:.,′:.:.:.:.:.xwﾄ､:.:.:.:.∨:.:.:.`､ 丶
. ／7.:ｲ/:, .:.／.:./:i:|.:.:.ｉ.:.:.:.:.:.:./i:i:i:i:ｉ:}:ﾄ:.:.:.iヽ.:.:.i:`､
/ /:{ / ,ｲ}!7厶/ﾊｉ:ｉ|.:.:.:/.:/:ｉ:i:i:i:i:ｉ|.li:|.:.:|,､k.:.|`、〉
／i:i/i:i}/ 从 fぅ ､7i .:/:./フ,､斗-ﾘ＾i.:.:| r }.:| 買い取る気がある、ガキどもに同情している、
__７ｱi:i:i:ik､} ∨.:,′､ fぅ ノ 从:j／}/
. _ァ≠'"r‐ ､＾〉i:i:|_∧ ∨ /ｧく￣〕iト､ なんて取られるわな。
. ￣X＼人 ノ-」∨-_/ﾍ ､ _ j, ｲ-_-_-_-_〉∧
/_〉＼＼ __)_-_-_/::::::|＼ ` ‐- _,、 ／ |-_-_-_-_-〉∧ だがまあ、そういう甘さは嫌いじゃない。
r… ､/ /_-_-〉､＼ _-_-{:::从| 丶､ __ イ |_-_-_-ﾊ⌒Ｙ∧
__,ノ......../ /＼／-_-＼/⌒7イ小＼ 八 _-_-乂＿」 ∧
|..r..､／ ｲ-_-_-_-_-, ‐j＿_{ / ′ ξГlｉ /_-_｀、､ィji¨¨¨}「￣＼
L{／／.....＼-_-_-_j{ jk:i:i:i＼ ,ノｲ孑} ﾄ≠７'"¨7'"_／ _-_-_j{-_-_}!＿＿厂＞､
/ /-ヘ..........`7v_-_∨:i:i＼i:i:i:`ーイへ/ / 〕 /_-/-_-_-_-_└冖┘〉‐冖'".......ﾊ
.
_, イ´:.:.:.:.:.:.:.:.／.;イ=三.‐.-.､
ｵ'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
/ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ
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l/.:l:.:.:.:./:.:i´ i:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.l
l,イ:.:.:l､ﾊ:.| |.:ﾊ:.:.lヽ:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.l
r'ヽ;l ‐ｷ|￣ミ ､ リ ヽゝ ヽ:.:.:.|:.:.:.;､:＼ 生意気を言うな。
{（｀ｌ| ヽ弋ァォｲ´ ヽｧ-二__ }:.:ハ:.:.ﾊ'´
ヽ {| ￣ l 弋ァ-､｀|/ﾉﾞ∨¨｀ あえて甘さ弱さを見せてからのスキをつく できるお さんとか、
. 丶ｌ ,′ ￣ /ｌ'´ﾉ
iﾊ ｌ /ﾉ／ わかりやすいブラフを混ぜ相手の見識を試したキサクとか、
＿ }:.:､ ｀ -' ／y'
／／/￣::ァ:':´:ﾄ､i丶 ‐ ―‐-' ／ﾘ/-―､ ＿ 駆け引きの妙ならそういう点に注目しろ。
/ 〈///i:´: : {: : : ;､l. ヽ , ' /､: : :l :／∨:､｀ヽ
//＼ ｀ヽ､|: : ､: ヽ､ﾉ- 二 ‐｀ー ' , -―'‐ﾊ: :／: : : ／,ヘ'ヽ､
////｀,ヽ､｀ ‐- ――― ､ ヾ､ l´ _l´二三'´' ／////∧
__ ﾄ､ ｌ .:l __
ヽ ＼_,ゝ｀ .:lｨ ´ .: .: .:ヽ
＿ヽ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:ヽ
-=ﾆ二 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:' ,
／ .: .:／杢ｌ .: .:､ .: .: .: .: .: .: .: ､ヽ
/ .: .:ｨ'7圭圭ｌ.:|: .:ｉ .: .:､ .: .:､ .: .: ｉｉ
/ 〃 .:ｌz＞､__ｌ/l .:/ｌ ,'=ｌ ｌ .: .:ｉ .: .:ｌｌ へいへい、
l/ ｌ /tｌ 弋ｮｉ´ ｌ.:/_ｌ/王ｌ ｌ .: .:lｉ .:ｌ｀
´ ' l , ﾚ ィｪゥｌ lｉ .:/ ｌ::/ いやぁ歳取ると話が説教臭くなっていけないねえ。
、 ｨ ｀￣ ｌ/ｨｌ/:::〈
ゝ o . イr〃::!:::ｌ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
r─‐‐ ::::￣:::::∧ ィ ｉ /:::}ﾘ. ┃ オーフェン親子の仲は、悪くはないようですね。
ゝ＼::::::::::::::::::::::::ｌ ￣ ＿_|,ｲ:::/７. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ ……僕は、一体どういう評価を受けているんでしょうね。
| ' |
＼ ￣ ／
ノ ＼
///川川川川|l/-ミﾑ/彡ﾍ川川川川川川川|三三三三
. ;′川川|;′川/ ＾ 川川川!川川川l|三三三三
. |川川|川|川川~"''*､:.. _､+''"~川川ﾘ/ .川/|川ﾘ三三三ﾆ
. |川川l|川!从从:::.... 从从/ ﾘ/ |l|/}三三三ﾆ/
. Ⅷ川|l乂ﾑへ、 ｀`У.:/ _,.ィ升三＼ ,j/ .{三三三:/:
. Ⅵ从:{ ⌒寸≧=ァ/ （ `ﾏ三i:㌢⌒~"'' .{ﾐ/ Y::::
. ＞''~: / ＼ ,..:'｀¨´_八::..._`ｰァ＾＿＿｀`_ {ﾐ /::: }::::
. ＞''~:::::::::::/ 〈 <. e 入:（...._ ::ミ 廴e＿丈＾ = |ﾐ ヾ:: }:::
'~::::::::::::::::::::;′ /` ::...こシ..:::f⌒i:::...''"`ヽこ__ノ ノ::: }:::
:::::::::::::::::::::::|. ′ ...:'´.｜ |:::::.... } 乂::: }:::::: そこまで深く考えちゃいないんですがねえ。
ﾞ:::::::::::::::::::: |. 八. -| :: ヘ::.... ,′ ｒ≦ /.|::::::
::::::::::::::::::::::.| ヽ::.... ..::::{_ _ .入^::::..._ ,. ィ ; ;.{＿／ |::::::
ﾞ:::::::::::::::::::: | |; ; ; ; /; ; ﾞ'ｰ'´; ; ; ; ;ヾ; ;.｀¨´; ;:}; ; ; ;.| .|::::::
:::::::::::::::::::::::| |; ; ; /; ;,.:‐､_ィヘ 、; ; ;ﾟ:, ; ; ; ; :}; ; ; ;.| .|::::::
_:::::::::::::::::::::| 圦; ; ; /ィこ≧≦ニ=-､ ; ; ; ; ; _j!; ; ;メ /::::::
...ﾞ::::::::::::::::::| ＼;.圦＿＿＿＿＿ﾉ＾; ; ; ; ; ／~ ,::::::::::
ﾞ:＼::::::::::::: | |::::`ﾄ{; ; ; ; ; ; ; ; ; ヾ; ; ; ; ; メ ,′::::::
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／ ／／｜ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣`ヽ======|.: .: .: .: .: |=======┘
／／ | . ＿＿＿＿＿ .|＿匚]＿|
／／ ／. ／ ＼ | |
／ ／. ／ ＼ 匚］
／ -一' ﾞー- ＼
. ／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼
／ （ ● l l ● ） ＼ 確認だけど、
| ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ |
| ''"⌒'（ i ）'⌒"' | 今回は買い取る。そういうことでいいかお？
＼ ｀ー ─'＾ー 一' ／
＼ ー一 ／
／ ＼
/ ヽ
| |
| i i |
. | i i |
, -‐┴-､__,i ゝ､ｰ┴‐--、
￣￣￣￣く / / ｧ- ,ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ （, -r ヽヽ 〉￣￣
`ｰ' ｰ´￣ ￣｀ｰ 'ｰ´
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） 俺は賛成する。
|, ｀ ⌒´ﾉ
│ ｝ だが、今回限りだな。人手は欲しいが、予定外の押し付けは困る。
ヽ､ ｿ
ｲ斗┴r┐｀ .;
／￣`ーゞ､ / |__ 〈ー─r､
/ ＼ ∨＼ |,ベ._ / |
｛ . : : : . ヽ＞ｰ＼[￣{ 〉＼|､_
| ｀丶}＼ __＼_]~∨'＼｀ヽ
:| ._ ＼_}/r‐-}＼ ﾞ,`''く l ﾞ,
ﾄ､: :./ ／￣｀` ぐ└f'二）::{ ', | !,ゞ┐
`､∨ ´ ,.､-''"~￣}_｛‐''く:::{_ ', _|_|_,rｰ'､_
}｛ ／ _､-'''"~￣{_＼;;;;;ｊ;＞＜;:::::＼:::ﾍ}＼
}∨: ／ _､-''ﾞ~￣￣ ＼::::},之_ ヽ
〉∨ ／ ,.､イ;;ノ_ ｀ヽ}
{: ＼,/＼ -‐ '" ／｀￣ :.:｝
＿＿＿_
／ ＼
／ _,ﾉ ー ＼ それも労働力としては評価の辛い女児ではなおさらね。
／ （●） （●） ヽ
| u. ' | では男児や成年者なら、とは考えて欲しくないですが。
＼ - ― ／
／ ＼
.
/ . : ::.::::;;;;;;;;; ,- 、r'ヽ,;;;;;;:::::::::::`ヽ:::::::::::}::::::::::::::::::::::｝
ｒ' . : ::.::::.;;;;;;;;:::{一 ｖ-'´1;!ヽ!ヽ,;;}从:::,::::::::iΞ;;;;;;;;;;;;;;;:::｝
ﾚ;;; . : ::.::::.:;;1;;;{ ,,,,,__,,,..};} } }/ ｊﾉｌ:::::ノ:Ξ::;;/＾｀ｉ;;;;1
{ . : ::.::::.:;;;;;;!ヽ1 ｊノ `'ヽΞ;1l｀ｉ..};;ｊ－‐-、
',;;;;;;;;;;; . : ::L } i i:::.,,,,....-ｰ''''''ｰ-､,ﾉ ミ;|⌒〉 |;j＿: : : `''一
ヽ,;;;;;;;;;;;'ｔ´-＝-〈〃ヾ ヽ一=''-、_-､, _,, ミl`'';;)｝|:::::::::'ｰ､ : : :: ヒヒッ、ありがとうございます。
`ヽｆ`ヽヽ、_,--=〉;;:彡:::. `''ｰ一'" =＝ . : ｀i､ノ `ヽ、:::i､ : : ｳｿﾌﾞ
l `''´;r' `''-‐'´ : :: ;;｛ ｌ::::i : : :: あたしが人買いなどと嘯けるのは、
| `'';;;| __ :::,,, ;;ｌ . ..:、 ｌ:::::!: : :
ｉ、 ;;;| _}`''‐－=''''￣ｌ: ;i . ..:.ｉ 1:::::｝: 越冬に失敗しそうな貧村くらいでございまさぁ。
,.-'´/ヽ、`''‐‐'´ ヽ, ｊ ﾉ . .ｌ 1:::::i': : ::
,.-':::::::/::::::: ｀ｉ _,,,.-＝'''" ,.'´;;; ） ,.‐' . ..〉 |:::::ｊ: : ::
/:::::::::: /::::;; : : :ｌ ---ー一'´、 ノ／;;;;;; . ... ../ 1;;;:,': : ::
/::::::::::::/ : :;; : : : :`-、 .:.::. .. ／;;;;;;;;;; . . ./ /:::::1: : :::
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〉|ｌ | , / / | ∨. 〃 ￣ ㍉
＿__ .〉|ｌ | | -|‐ ‐|-∧ ｲ } ヽ. {{ ｨ- }}
〃 ￣ ㍉ /:.ﾊ | |ハ从へj/ 〕 / |___ / |l |. ﾞ .ゞ=彡
{{ -ｫ }} . |:.:. :.＼| |ｌ 〔抖劣ミ 〕／ 从 /⌒´ 八 |
ゞ=='" ﾘ ...|:.:.:.:.:.:.:| |ｌ 〔 （＠） ｘ圻㍉ﾊ / j/
￣￣∧ |ｌ 〔 /＠)/ j／
. ／￣ ﾞ''＜______ .∧ [ ' ,小 |l 神様の御目にかなう、人助けですものね。
/ ヽ } ] .∧ ト ゝ ｧ イ | |l
. / 〉 ] ∧八 〕≧=≦⌒ |ｲ 八
/ / .] ／ァ=ﾐ〕 トミ | / ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
./ /／ ≫'ﾟ/|冖:.:.:＼ [ :} ／. ┃ うんまあ、大義名分は大事だね。
/ / ／ /:.:.:./:.| lﾄ:. :.:.:〉 } ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} /
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__ 決まったか。
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | -= 八_ イ {
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ イ .| -=≦! では、わしらの団の構成員として扱って良いのじゃな？
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.|
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
: : : { {: : : :{ }: :.ﾊ Ｖ::!__ _ヾ_ｨ彡ﾊーイ
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|川从川从川从川从
从! ,〉=''"ヽ 从从ﾐﾐﾐﾐ
γ`筏 ﾐ:.. }ミ-､ﾐﾐﾐ
/_:/"⌒ .}/ ^ !ﾐﾐﾐ もちろんでござい、
／.〉乂 ,..: ! ）: ;′ﾐ
_.＞'"⌒／／ゝ-^',::イ:. , _ノ.ﾉ|ﾐﾐﾐ 煮るなる焼くなりお好みのままにどうぞ。
/ / / '´ ./、 .r彡/ ,:;}; ; ;}-彳.Ⅷﾐ
/ ′ .} i .ゝ; ; ; ;ｿ.; ;.;′ ＼
; / /.〈; ; ;_;_＞''"＿＿＿___
____／^＼ ./ _／￣￣~"''～､、::::::::::::
／::::::::::::＼::::: ＼ _,／------ ､ ｀`～､、~"''～
／::::::::::::::::::::::::ヾ:＞''~⌒｀`ヽ、::::::::::::::≧s｡.
／:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::.::::::::::::::::::::::::::≧=‐---
.
ｒ - ‐ "￣｀ヽ
. , '´|ﾆ＞ ￣｀ヽ、｝
,'＼ヾ / ／/ .Y
{ゝｋ{//斥//// / .|y
`∬圦' ′ 式//.} よしっ、アルトリア様も手伝ってくれ。
_... _へ、フ_ イ,','/｀ゝ‐ｘ.
,' 「/‐‐‐ｘz┐iｒｲ｀ヽr＜｀Y まずは風呂、そのあとに粥じゃ。
ｘへ.__j !/∨__._〉/人ﾆニ」 ｃ」
〈////i」/ 」L. Y¨`＼ン´ゝ-ｲ
. __〉、._／,ﾆニ| X.|ﾆi
. .j ＼」 iﾆﾆ| X.|ﾆ|、
,ｨ⌒ 人
_／'´￣￣｀`丶 て
{/ / / ＼ ハッ 〈
r/ .,' .,' /| Λ ヽ
){､ l {/ｌ７ |/ Vﾏ､! ﾊ}
ゝ,>'| | ◯ ◯ }V お、おー！
( | |/////////| |
//ｉ| | ＿ 丿| とにかく身体を温めないとですね。
しｲ| ﾄ､ └ ┘イ l|
, -‐く´ ' {､l' ＼_7ｰく_ 从ﾉ
ﾉ ¨ }ｌ ＼ ／ﾏT､〉l¨{
／ }l ／/穴Λ| ‘，
｛ }/ く/// VΛ )
.
. |i:|:|:| ｀'i|;トﾐs｡| | |::| |i:ﾄ､ 寸ニニニニニニニニニニニニニﾆｱ ,.ｨ'" .イi:i:i:＞|::|::| |
..,＿ |i:|:|:| i|;| ｀' | | |::| |i:|ヽ＼ ||寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|_|_|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｱ ,.イ|:| ,.イi:i:i:イ .| |::|::|,.｡o≦
ｰ=ニ=|i:|:|:|.,＿ i|;| | | |::|＿ ::|i:| |＼＼.|| | 寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニｱ,ｨｉ「| |:|ィ升ｉ:＞| | ,イ|::|::|＞ﾞ" |
. ￣|i:|:|:|-=ﾆ二ﾆ=- _| | |::|| | :|i:| | |｀|¨|| l .|ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｱ .||::|:|:|'"|:|｡o≦i| |,.イ´│l::|::| |
. |i:|:|:| i|;| ‐=ﾆ_| |::|| | :|i:|｀'ト |_l| :|| |ｉs｡| |i:|￣￣￣￣￣￣￣|:| l二二ｌ|'"|:| | |,.|イ´|..::|:::: | |::|::| |
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i:i:i:|i:i.' ﾍ､｀ー´ノ ､ ｀ー´ ノ ,! .
i:i:i:|i:i.i ′ | ヽ i しかしまあ、いくら子供とはいえ５人、
i ヽ ＿＿ノヽ､_＿__ノ :i
| ｀ー――一' j キサクは１人でよく逃げられなかったな。
ﾊ /
_,.....|ヽ ,ィ,'__
7::ヽ､i ＞ . . イ/ i>＞､
j::::::::＼ ￣ ￣,' /i-､ ／:::::::ヽ
./:::::::::::::::i ノ / /:::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::| ′ |:::::::::::::::::::::::::＞--..､__
::::::::::::::::::::::|--ヽ､＿＿,--―j::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::＞-､
:::::::::::::::::::::::|ーヽ､＿＿,- ―i:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::／::::::::::＼
::＼:::::::::::::::::| |:::::::::::::::::::／:::::::::::::::/:::::::::::::::::ﾍ
.
ｰﾆ￣:: : : : : : : : : : : : : : : : : : ｨﾆ=‐
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
-, `ｰ=≡二: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ 、
/ / , ─ ､ /: : : : : /三三ｉ: : : :/三三}: : : : : : : :}､ 親に売られた捨てられたってのは
ｉ { / ｨ ' ` ' {:: : : : : f＞ｭz ｌ: : : 厶ィ＜｀ト : :ｌヽ: : l;.;.＼
}￣/"'yﾍ￣二ヽ ﾚｌ /',: : { 弋ｷ ｉ: ／ 弋zﾊ} ｌ::ｌ/ｌｨｉ ｌ}〉ｌ;;.;.;.;ｌ それなりにきついもんだぜ。
/￣｀ヽ､ r'､_ / ｌ::∧ ﾉ ﾘｉ ﾄ-' ヽ ﾉ.;.;.;.;|
/ /::::_」_! 二ヽ ﾚ' 、 ｀ u .ノ | ｰ=ﾆ＿／ 何も考えられなくなっちまってたのかもな。
{＼_＿/::::}´ ＿＿＿ヽ r‐っ r─'￣￣￣｀ヽ
/￣::::::::::::::::/ /:::::::::::::::::￣＼ ＿ゝ_／￣￣￣￣￣/
ｌ{_::::::::::::::::::ｨ} r─ｌ::::::::::::::::::_─ ｉ {::::::::::::::::::─､￣}二
ｌ ヽ:::::::::::::ｌ { ｌ:::::::ヽr- ￣:::::／ ＿〉::::::::::::::::::::::⌒ｉ:::::ｉ＼
∧:::::ヽ-､ // r─ｨ/ r-f o:::::::::/ {::::／::::::::::::::::::／￣￣ ヽ ＼
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::､_::､-､:. ヽ::::::::{ ｧ-､ヽヽ:::::＼::::::::::ヽ
__......-':::::::::::::::::::::::::::::≧-､:::::}｀ヽ ﾞi::. }､:､::乂__｀ヽ｀} ｝::::::::｀ｰ:::!ヾ‐､
｀ー‐ｧ::::::::::ヽ､::::::::｀ヽ､_,ｨヽ:ｉ }:::! `ヽ:{ ｀ ,-､i ! l:::::::::::::::::::y .}
,':::::::ヽ::::::::} T ￣ /´ ｀ リ |｀ Y l::ヽ:::::､:::::/ ∧
/::/l:::::::!::::ヾ / / ,. ィ ! 丿ヽ:::::､ヽ/ /ﾆ お前を捨てたつもりはないんだ
i:::/ ｌ:::::::::ヽ:∧､.≠ /゛ィtｧ'/ z / ′｀弋 / ／ﾆ
l/ !::::::::l､乂::圦 __, i / /二 ただ知らなかったんだ。
{ ヽ:::::!｀ｰヽ::}ヾ | l / /二二
｀ヾ､_ ﾘ | , ! / /二二二ﾆ 勘弁してくれ。
| / i/ j´ニ二二／
ﾉ ‐' _ ｀ / .l| ｌニニ二´,／
｀ｰ ´ヽ ／￣ _| |二二// _二
｀¨ヽ､ '゛ , ／ ､／.l| |二=//-‐=二
ヽ ｲ/=／ .|| |二//二二二
｀ー‐´/∧' ／il l=//二l=二二
/ '=∧ ∨ﾆｌ |//=ニl=二二
.
::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ、
{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::ヽ ……逃げるなら、逃げればいい。
ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::三}::}!:i!::i
,.ィ'´~~~二ニﾐ::::::::::::::::イﾉ://!ﾊ} そういうガキはどうなろうと、手前の選んだ道でやす。
,.イﾆﾆﾆﾆﾆ彡ニﾆ---ミ=-__ﾚ{ }
. _,イﾆ--―彡ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧..、
..... ｡s≦ﾆﾆ/ﾆﾆ三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ 逃げ出す気概もないのなら、
......ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi!:ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ おとなしく人様に従うのが幸福ってもんなんでさ。
.ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾏﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
.ﾞﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆⅥﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆヾ:}
...ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ:＼ﾆﾏﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆV
.ﾆﾆニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ソﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆV ┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬
ﾞﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆミトﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆV.┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
.ﾞﾆニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヾ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬
.ﾞﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆニﾍﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}.. ──────────────── ┬┬─┬─
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆノ......＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ├┴┬┴┬
_ニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニト----ﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／__....エエエエエエエエエエエエ . :;:, .:..エエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
....ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆ{≧-ミ三_／ﾆﾆニヽ. エエエエエエﾞ::ﾞエエエ.....':::;:, .:...エエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニトミﾆイﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}.... ':;:. :::..エ. :.:λ:: ::'; ::,)､::.:;.:,:;.:. エエ｜ﾐ├┴┬┴┬
.ﾞﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆVﾆテ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}.. ':;ヾ::.:ｿ)人ノ从:.ｿ）ノ ）:.: .;,.' エエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
ﾞﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆVﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆノﾆ}....エエ...::Vィ' (ソﾍ （::.:.:'.,; :.....エエ｜ﾐ├┴┬┴┬
ﾞﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆゞﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／三ノ ',:; .::） て:;;':. ｜ﾐ├┬┴┬┴
-ﾆTﾆﾆ-ｔﾆﾆﾆﾆﾆトﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆノﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞''"ﾆﾆ／... ::::） ﾍ ｿﾊ ,ゞ.:. ｜ﾐ├┬┴┬┴
.ﾞ}ﾆ|ﾆﾆﾆ|ﾆﾆi!ﾆニ|ﾆﾆTﾆﾆTﾆﾆTﾆﾆ{ﾆノﾆﾆﾆニ＞'"ﾆﾆニ／ ;: . .:::: .:ｿ ﾉ:.::.:.. :（ （: :... ｜ﾐ├┴┬┴┬
.ﾞ{ﾆ{-┴┴ﾆ┴ニ┴ﾆ┴ニ┴ﾆイ三三ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆ=-ﾞﾐ｜.ﾞ::.: :::..::..:（ （::..::..:::.::ﾉ ）::: ｜ﾐ├┬┴┬┴
...ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞''"ﾆヾﾆﾆ=-.ﾞ┤ﾐ｜ ｜ﾐ├┴─┴─
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／⌒ヾﾆニ}:／ └･┘ └･┘ ￣￣￣
..`ーーﾆﾆ- -ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆイ 入ニ}! ／＿＿＿＿＿//＿＿＿＿＿;;|＿＿＿＿＿',',＿＿＿＿＼
.... :: | ￣￣￣ ／ ,.ぐﾆﾉ_丿..└───── ' '──―──-'.'-────―' ' ────┘
::: ヽ { ]≧s｡
...... :: }i ゝ、 j三三ト、
....ﾆﾆﾆ彡 [ミト----イﾆﾆﾆﾉ-ろ
...ﾞ￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 奴隷の幸福かお。
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ 雇う側としちゃ、従順なほうがいいのはわかっちゃう、わかっちゃったけど。
／ ー‐ ＼
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ＼
. ／ ／）（ー） （ー） ＼ 生命尊厳の危機に瀕してなお抗う牙もないなら、
| ／ .ｲ ' |
∨,'才.ﾐ). -‐‐- ／ おとなしく従うのも“賢い選択”……。
. | ≧ｼ' ＼
／＼ ヽ ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） 愚痴程度の不満じゃ、社会は動かせない。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 人身の移動に売り買いを介するパターンもある、くらいに思っておこうぜ。
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ じゃあ自由な身分の民が生きやすいかというとそうでもない、そういう時代・社会なわけです。
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（ ヽ⌒ヽ 、 ／ / .. .:.:.:..: .:.:.:.. ....:.:...
( ） ... :. .:.:.:.: .: .. ___┐ / /ヽ
｀ヽ ／ |´ , へ
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（ ' ／ ./ ヽノ
ゝ ｀ヽ ／ .... .:.:.:.:.:... / .:.:.:..:.:. .. | . ...... .. .
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ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./
＼`ﾞ! ｌ l_ノ 前回はすまなかったな。
｀':ヽ ｌ:|
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/
_／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
. r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
|､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
}::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
... __／丶:::＼ ＼ : : : : ＼::::::::::::| | i |::::::::／: :., -‐ ' _/::::::ﾉ＼
／::::::::::::::ヽ::::::｀.､_二= ､: : ＼::::::ｌ | | |::::/: :, -‐':::￣::::::::::::{::::::::＼
.
..... _, ''´_ / , l .l
. ￣￣/ , , /! i､ .i ,' ,|
/ ｨ , ! l ,ト!l-! /ﾘ!.,' .,'ﾘ
l/ l , /l. l ﾊ /_,l云 .「/lハ/
l ,ｲ ∧И ,' .∨ `.|h!ヾ.',
!／l ／Ｖｲ､ヽ, !, ｨ/ ¨- '、
. ′ l .ヽ ｀ !l, /′ ヽ あれからまだ３週。
!,,ィ , /‐-､ ｀', .! ／
. ＿,/｀'‐-＜!_ /ヽ〈 , ! ヾ. /- 、 ずいぶん急いでくれたのは、それを言うためかい？
／:／｀丶 、 ｀丶ヾ､ ,代 -‐_,'.、 ヽ,
....., -''":／ : : : :／: :｀丶,、 ＼ ｀ 、 Ｔ､,斗―='‐､ キサクという自称口利屋はどういう男なんだ？
...`ｰ=ﾆ二_: :／: : : : : ／: :｀丶 ＼ .＞'''"´￣￣´ ＿,ノ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀－-､: :/ : : : : : : ＼ ﾄ､-' , -‐''"/
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ｰ- ､: : : : /: ＼', ゝ ´ _,ノ
_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀‐-〈: : : : :`-<| , '"
ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ｰ-'､ : : >、 , .'´
_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀´＼`ｰ┤
∨::::/:::::::::::::::::::、:::::::::::::ｖ::::::::::::::::::Vヽヾ、
'::::/::::/:::::::/{ヾv:::}::、::::::ｖ::::::::::::、::::,:::ヽ
}:/::::/::::::::;'::{: : :v:ﾄ:::V:::::::ｖ::::::::::::,:::::,∧ ＼
/:!::;'!:::::!::ﾊ:{、: : v!V:lV::::::}:::::::::::::!::::|:!∧
/{ |:从::::!:{ _j{ ＼ ､ｊ: ,:|:.V::::}:::}::::::::|::::|:!V:}
, ---人|ﾊ{ v:!'{人うメ ヾ､ﾚ -V::}__}',::::::|:::ﾊ! V}
//ニニﾆ}ヽ{ v! ｀^ ｰ ` }ィう ｧ::::iV} j j
, ,ｲニﾆﾆﾆjﾚ∧｀ / ﾚ ~/ﾊ:::|: } 普段は領都で人足長屋の組頭などをしているらしい。
, ,ｲニニニﾆﾚ’ :.、 - { ／'}: :ﾚ|: ' ｵｵﾀﾞﾅ
, ノニニニﾆﾆ{ ＼ ￣ ヽ .ィ-..､}: ' ﾚ 長屋の主は名の通った大店だったな。
, / - =ニﾆﾆﾆ=-, 个 _ _ .＜ﾆﾆﾆﾆ}/ヽ、_
77竺≧ｓ。' ＜ﾆ=-, /、Vニニニニj'ﾆ≧=- ヽ
,ィ //￣/ /／≧s。 ＜、 / ヽVニニﾆ斗ｒ七斗ｒ七’
／ ﾚニﾆ_ノヽ ＼ニニヽ }ﾟﾟ ' / V寸ｱ /ﾆﾆ} jニ∧. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＿ ヽ ヽニﾆ} }ー --- ' /V^ ./ニﾆ' / ∧ﾆﾆ, ┃ 底辺労働者向けの安アパートの管理人的な？
斗ｒ七≧ｘ、 ヽ ヽ V'八 、＿＿＿／ j ﾍ ヽﾆ' ( / Vﾆﾆ,.....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_ _ _
ｰ, ´ ｰ=ヽYノｰ=ﾐｰ ､
／ ｰ‐' ／ ＼ヽ＼＼
. //／ ／／ ハヽヽ＼＼ヽ
. ｊ// / / / ｌ ｌ l l l l ヽヽl
. ｌ l / / /y≠ﾐ 从 y≠ﾐ l l
ﾊ从ハﾐ ｡ ｡ ﾊﾉ
八ヽﾐ ,,,, ..:: ､ ,,, Y あれは、見方によっては良い面もある、普通の小悪党。
. ｰｨ ,,,,,,`ｰ',,,,,,,...}
＿_|:. ,,;;;'ﾞ､ー―ｧ,;;/ｰｒ,､ゝ､
／ゞﾐ:l:. ヽ;;;,, ｀こ´;;;/／ ';';';';';'}
. { ;';';';';'ｰ-､';;;;;,,,,,,,,;;:'ﾞ;';', ';';';';'ﾊ-,､
, イ ;';';';';';';';';' ;';';';';';';'; ';';';';';';';';}
. ／:.:.:{;';';';';';';';';'; ;';';';';';';';', ';イ'"´:.｀ヽ
／:.:.:.／:＼;';';';';';'; ;';';';';';';';';', ／:o|:.:.:.:.:.:.:.:.`ｰﾍ
.／:.: :.／o:.:.:.:.:.＼;';';'＿＿＿;';';';';';';';';',／/:.:／:.:.:.:.／:/:o／＼
/: : : : : : : /: : : : : /:::::|::| : :. : : :.
, : : : : : : : /: : : : : /.:/:;:!::| ::: :: : : } : : :.ヽ
.i .,: : : : : ,': : : : : ,´l:://i∧!i:: .:: : :/: :i .:l:.い
.|/: : : : : i : : : : : | .|」入」!i:|:ﾊi:::/i:: :7.::j:::i::i
/: : : : : : | : : : : : lﾍｈnいヾﾄ、iﾙ.|:::/:::/,´|:|
.//／: : : /i : : : : : | ﾏ辷ｿ 斗-イ:://.ﾘ
/ｲ´: : / ./::| : : : : : l `¨ {tｿﾊ/イ /
.//: : ／: /:::::l : : : : : | 〉/::::::::! 当人の申していたように、小物ということでありんすか。
//- ´ ＜´¨￣|::::. : : ::.l─- 、 - 、´,::::::::::::!
{/.:.:.:.:.:.:.:.:.:'´ 二l : : ::::. ::| 、::::::＼ ／!:i::::::!::i
.. 「:.:.:.:.:.:.:／／／ﾍ: ::::: : : i::::ヽ:::::::::ヽ、:l::::::i::|
／|／.:／／／.:.:, -.＼:::. ::ﾍ:::::::＼:::::::〉::i:::::l::|
..ﾞ／,／.:／／／.:.:／:::, "´￣｀ヾ｀、:::::::ヽ/i::::|::::!::|
.
. ,ｨ/.:./.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-‐≠―-､
. ,.ィ'´¨':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.､:.:.｀ヽ､‐-ヽ､
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;ｨ彡｀ヽ:.丶:＼:.:＼:.:.:.ヾ.､
...... /'７.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:iヽ' 丶ﾊ ｀i‐≠｀､:.:ﾄ､ヽ､
. /.:.:.:.:.:/l:.:.:.:i:.:.:| ｀' ﾉ, ｀i-'､:.ﾄヽ¨｀
...... /.:.:.:.:.:.'.:|:.:.:.:.l:.:.| __,ｨ=≠く. ′ |ｧ､ﾄヽ｀
. /.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.ヽ:l ,､ '´ , -tァヾ, ,ｨ ｀ヾｭ_＿ ノルの見立て通りなんだろう。
....../.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| ｀/ ﾊ _ニ二¨゛´ ′ ﾉ
.. ヽ､:.:.:.:.:.:.:l!:.:.:.:.:j∨ ´ .} ／ﾉ） ‐- r' 〈 どこからか人手を欲しがっていることを聞きつけて俺達に接触、
. ｌ:.:.:.:.:.:.| l:.:.:.:!:.{ .{ ／ ｀゛/ _＿ ヽ
.. _＿|:.:.:.:li:ｌ ｌ:.:.:|ヽ'､ .}/ , ', - ' ⌒ゝ‐､. ／ l 村を巡って子供を買い付けた。
／: : : :ｌ:.:.:!ﾘ｀:､ヽ{｀l ﾊ ./ / ｉ l,.! i,!／ , - |
.ﾞ: : : : :.∨､:.:.:.:.:ヽ､__,_} ､ 'ヽ| !ﾉ .ﾉ'l､＿ |-､
. ＿二=‐＝――- ､: :ﾞ､ ヽ ,} ′ ｀ヽ._!/ヾ丶
._＿＿__ -‐―‐‐- .｀"'‐={ｰ 丶 }///ゝ i
////////////////｀,,‐-,｀ヽ､三=- ､_ /ヽ/ ∧
///////////////, -‐////ﾊ ヽﾆr―‐､―- /// ／/∧
.ﾞ//////////／三＝=//, -‐'////|ヽ::::::::￣二‐'-‐7'////∧
-‐ ―- 、
／ ‐￢ ｀ 、
/. l .i
.,' .! .i !
.,' ﾄ,､! ',
И i. l !. l､ !`
l ! !,ｨ. /l ﾄ､!. '-‐Ｎ.ﾘ 程度の差はあれ、
ﾚﾘ'ﾍ､ !/'仁ﾘｨ ､￣ !、
／´Ｌ.'lゞ､ヽ.∩、 , -‐'‐.つ:.｀:.:....、 越冬中の食糧に不安を抱かないところなど、
.／:.:.:./l: :ﾚ'ﾘWN ヽ,＞'´ -‐フ'!:.:.:.:.:.:.:.｀:.:..、
／:.:.:.:.:./:.:l´: : : ', ! ' ／ﾉ-!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ まずないだろうしなあ。
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l: : :／ﾍl ' 'ｲ､: :!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
γ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l': ´: : /ゝ､ イ :＿; 」:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.l
.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.',; ｒ-</ ./.7'ｧ_イ´ 「:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.〉
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.V:.:.:.:ヽ'_/././ 〉 .ｊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:-<
.
.}.: : : :ﾚ'i:::::::::::::::::ﾄ､:::::::::::::::::＼_:::::-',:::::::::. ::::::::::::＼／
V: : : :}:l:::::::::::::::::| ＼:::::::才´_≧=-_:::::::::. ::::::::::::::::{
.. V.: .::}::',::::::l__ :::l. ＼::ﾉ xﾁ芸汽:::::::::i::::::::::::::::::.
. L: :ﾉ::::Ｖ´厂ﾚ′ ｀ ｲ 弋_fr夕,l:::::::|::::::::::::::::::::. 気になるようじゃの？
.|::::::::::Ｖ芹茫芸 ー ﾞ:,:::::ﾞ:,:::::::::::::::::::.
|::::::::::::::. 夊r夕 |:::::::l::::::::::::::::::::. あの娘らは主にアルトリア様采配のもとで
|:::::::::::::::. 丶 _,.， /! :::::|::::::::::::::::::::i
. l:::::::::::::::::＼ ___,. ^ﾉ .′::::: |::::::::::::::::::::| 下女として働いているでありんす。
.|::::::::::::､:::::::丶 `^ __ ´ :::::::|…ー‐ - -- ､
.|:::::::::::::::＼::::::::≧=- _ ／ ｉ::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ヽ
.|:::::::::::::::::::::＼::::＼=ﾆﾆ{ ヽ. |::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
|:::::::::::::｡ｪ≦ﾆ＼:::丶ﾆｷ .｝ /:::::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
|:::::::≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼::::ヽ≧。 /:::::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
ヽ ＼_,ゝ｀ .:lｨ ´ .: .: .:ヽ
＿ヽ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:ヽ
-=ﾆ二 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:' ,
／ .: .:／杢ｌ .: .:､ .: .: .: .: .: .: .: ､ヽ
/ .: .:ｨ'7圭圭ｌ.:|: .:ｉ .: .:､ .: .:､ .: .: ｉｉ
/ 〃 .:ｌz＞､__ｌ/l .:/ｌ ,'=ｌ ｌ .: .:ｉ .: .:ｌｌ
l/ ｌ /tｌ 弋ｮｉ´ ｌ.:/_ｌ/王ｌ ｌ .: .:lｉ .:ｌ｀
´ ' l , ﾚ ィｪゥｌ lｉ .:/ ｌ::/ 気になるっていうか、まあ、縁だし。
、 ｨ ｀￣ ｌ/ｨｌ/:::〈 ｱｶﾞﾅ
ゝ｀ ヽ イr〃::!:::ｌ 労働力としては期待ハズレだろうが購った以上は使わないとな。
r─‐‐ ::::￣:::::∧ ィ ｉ /:::}ﾘ
ゝ＼::::::::::::::::::::::::ｌ ￣ ＿_|,ｲ:::/７
＼ヽ:::::::::::::::__/ｌ ｨ'ﾆ二 ─ ｌ/ /
ヽ ＞'´／,' //:::::.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┌‐' ´ｉ￣| / / _r// _ ┃ 宿舎暮らしでそのままアッル下、家事一般・鶏の世話＆やるおの製紙事業に。
.} f.:| | 」/ｌ__｀ｉ //::::::. . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
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, ´ ‐---------‐ :｀ : : .､
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{彡三三三三三三三三三三三三三三三三三ミ}
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:::::::::::::::::::::::::::r‐ｧ;:イ:::::;ｨ::::::::::| l:::／／ |::::／ : : : | :|:ｌ|::::::::::|:::lヾ ヽ ＼＿_ ／
::::::::::::::::::::::::::{ ／∠=ヽ/:::::::/|l／´ |:/ : : : :l | :|::::::::/:::::ｌ ヾー..／. ／
::::::::::::::::::::::::::i | ,‐-ノｲ::::/ ‐ﾘミ､ :ｌ: :i: : |/::::::::::::::::::ヽ､ ｌ￣.. ＼＿ ＿／
＼:::::::::::::::::::::| ! ｌ:,､ l:/ | ＿_ ｌｉ :| : |l／::::_::::::::::::::::::::::ヽｌ ＼ |＿|.／
: : ＼::::::::::::::;:| ｰ/ i |ｌ| ／ `l|i :!´lT￣i:|:::l::::::::::::::i､:::}|. | |
: : : : ヽ:＞'" .!､__ ! , ﾞ l ｲi ヾﾐ :l:|: |:}::::ｌ::::::::l､:| ｌ:::|ｌ -──|＿|──-
}i : : : ∧ : : ∧ｉ l = ヽ､ rｧ `≠ヽ;"/::::/ヽ::::| }/...|＼ ／|
､!: : : : ∧ /ミ/ i } ‐ ￣＝‐ ‐' _/＼/ ヾ. ＼ ￣￣￣￣￣￣ ／ ■バルーンライトの亜種
＼: : : : :∧ / : ;' ﾞ′ ―￣ ゝ ￣￣￣￣￣￣
＼: : : ∧ ｉ : :ｌ ｌ
＼ : ∧; : :ヽ ｌ ちょっと関わっちまったってだけで、
._ : :＼∧＼:∧ __ {
: :｀ヽ､: : : : :弋: : >:＼ , -‐ ´ 俺達の口出すことじゃないさ。
: : : : /＼: : : : :ヽ/ ;-/ヽ -‐ ｨ
: : : : :///＼: : : : ヽ/l:_:_:＼ ／: :|､ でだなあ、どうせまたお三方の作だろうがコイツはなんだ？
; : : : : :////＼: : : : : : : ￣i:ｰ--ァ´: : : //ヽ
///: : :>/////ヽ-､: : : : :/:.:.:.:.i/: ;-=二/i//l
///////////////: : : /:.:.:.:.:/: ://///jl///|
､￣￣｀ヽ､'/////: : : :/:.:.:.／: :///≠/////|
.
/ ,′ ,′ ､ .ﾊ ﾊ. ',
′: : : ; : :ｲ: : : :l!: : : : :.!: : : : :.!: : : ! .}
,′,': : : l!: :{ !: : :.}{:、: : :ﾉ!: ､: : :.}: : : : :|: :.!
{:l: l!: : !:ﾊ;「二ﾄl!ハ!V「ﾘサﾑﾏﾊ!: : : : :}: :.|
l!l:ﾊ: ﾊレrっﾐﾒ、 ｲrっﾆﾐ、}: : : : :!: :.|
! Vハ.弋zﾘ 弋zり ,′: : : |: : ! 紙の張子と、上は青銅の反射板で、
|:ト:.!´￣ ﾉ ￣｀ ,: : : : : ,i: :.|
|:|:八 丶 ,: : : : : :j: : | 中で火を灯す照明具でありんすな。
j: |: : :＼ - ィ: : : : : ,: : :.|
!: |: : : : : ヽ、 イ|:,′: : : :l!: : : |
,′!: : : : : :|: :｀ ´ l!: : : : : ﾊ: : : ',
/: : | : : :.|: r.! ,: : : ,: : {: : :ﾊ
/: :_;j: : : j / { : : r,ー- 、:ﾍ
厶イ |: : : : : r十 、 ィー,|: : : : :.レ' ｀ヽ
〃 ,!: : : : : トﾐ!ｰ、,rーラ{: : : : : | ＼
_ _ _
ｰ, ´ ｰ=ヽYノｰ=ﾐｰ ､
／ ｰ‐' ／ ＼ヽ＼＼
. //／ ／／ ハヽヽ＼＼ヽ
. ｊ// / / / ｌ ｌ l l l l ヽヽl
. ｌ l / / /y≠ﾐ 从 y≠ﾐ l l
ﾊ从ハﾐ ｡ ｡ ﾊﾉ
八ヽﾐ ,,,, ..:: ､ ,,, Y 湯殿にも、紙の張子あったね。
. ｰｨ ,,,,,,`ｰ',,,,,,,...}
＿_|:. ,,;;;'ﾞ､ー―ｧ,;;/ｰｒ,､ゝ､
／ゞﾐ:l:. ヽ;;;,, ｀こ´;;;/／ ';';';';';'}
. { ;';';';';'ｰ-､';;;;;,,,,,,,,;;:'ﾞ;';', ';';';';'ﾊ-,､
, イ ;';';';';';';';';' ;';';';';';';'; ';';';';';';';';}
. ／:.:.:{;';';';';';';';';'; ;';';';';';';';', ';イ'"´:.｀ヽ
.
.....:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.....
. .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
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,:;:;:;: |i:|=+=::に::=+=|i:|i:|:+=に:+:|:| ;:;:.
‐ .: |i:| | | | | |i:|i:| | || | |:| _
‐ |i:| | | | | |i:|i:| | || | |:| ‐
／ ＼ .─‐ |i:| | | | | |i:|i:| | || | |:| ‐‐
. ／ ヽ .─‐ |i:| | | | | |i:|i:| | || | |:| ─ ＿
/ ﾊ............::::::::|i:| | | | | |i:|i:| | || | |:|::::::::.....
. / ､ !::::::::::::iﾆﾆﾆﾆニニニ二二i二ニニﾆﾆﾆﾆi::::::::::::..
. l /∨.l !:::::::::::iﾆﾆﾆﾆニニニ二二i二ニニﾆﾆﾆﾆi:::::::::::::: ─
. ,' , !'｀´`! , , !
. /ｲ i , .l. .!l !,ｲ. , ､.!' ｱﾝﾄﾞｩｰﾝ
. .′| | !.,､.ﾄ､ .M. !l ｨﾑlｨ/! l ' . ｒ‐ 、. 行灯と呼んでいたね。
. l / ﾚ1 ﾊ|メ‐ヽ厂!ヽ|` 'ﾆ ,'/ ,､l. l .l
. ' И{.､', i ﾘ ' ‐-‐ﾆ, iヽ￣ ,' .l. ' l .l. 風除けとして四方を紙で囲い、
. l,ﾍ_ヾY ´ ! .ﾊ/' .l .l
. l ｀ｰ; / / .l ! 明るさはおちるが穏やかになる点がいい。
. .!ﾊ l.ヽ __ /、 . ｒ‐ 、 _,_ l |
. .／'l. ﾘ､ヽ＼ `''ﾆ´- ./ヽ｀丶、...', ヽ / ｀‐-'､
. ,-'"_____', ＼ ` 、, i i i i,/／`ヽ:.:.:. .l ｿ ＿_,, ヽ
. ,..:.'´1l; ; ; ; ; ;', ｀丶､ ｀ｰｧ‐ﾍ: : : :ヽヽ:.:.l .〈 / .}
.
/ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ
／.:.:.:.:.:./:.:/へ､厶:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:}
l/.:l:.:.:.:./:.:i´ i:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.l
l,イ:.:.:l､ﾊ:.| |.:ﾊ:.:.lヽ:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.l
r'ヽ;l ‐ｷ|￣ミ ､ リ ヽゝ ヽ:.:.:.|:.:.:.;､:＼
{（｀ｌ| ヽ弋ァォｲ´ ヽｧ-二__ }:.:ハ:.:.ﾊ'´
ヽ {| ￣ l 弋ァ-､｀|/ﾉﾞ∨¨｀
. 丶ｌ ,′ ￣ /ｌ'´ﾉ 火種の風除けで周囲を囲うとなると
iﾊ ｌ /ﾉ／
＿ }:.:､ ｀ -' ／y' ランタンがあるっちゃあるが。
／／/￣::ァ:':´:ﾄ､i丶 ‐ ―‐-' ／ﾘ/-―､ ＿
/ 〈///i:´: : {: : : ;､l. ヽ , ' /､: : :l :／∨:､｀ヽ
／//＼ ｀ヽ､|: : ､: ヽ､ﾉ- 二‐｀ー ' ﾊ: :／: : : ／,ヘ'ヽ､
__,ノ......../ /＼／-_-＼/⌒ﾊイ , -―'‐＼八 _-_-乂＿」 ∧ヘ
|..r..､／ ｲ-_-_-_-_-, ‐j＿_{ / ′ Гlｉ /_-_｀、､ィji¨¨¨}「￣＼＼
. ＿,＞´≧イ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゞ､
／＞´::::::i::lｰﾍ.:.:.:.:.::.:::::i::::::::::::::.:',＼ﾍ
. ／／::::::::::: ﾊ.|三:ﾙ::::::::::::::ﾊ:::::l:::::::ハ ＼
/,イ´:::::|:::l_ｨ|─‐-∨:i:::/-─‐-､::::∧
|::Ⅳ:i:::|,,＿＿_｀∨!/´＿＿__ |::ﾄ∧
. |/ {ゞ',Y弋 ﾟ ノ Ⅳ 弋 °,ノ }::ﾘ｀ﾍ ﾀｹ
／::::弋入. | | ノ .| | /!/!ヽ ｀ ランタンは高ぇもんなあ。
.＿＿/::::::::::::::::::∧..| | ´ | |/: |;;;|: :ヽ__
.／: : : /,ｨ⌒ヽ::::::::| {l＼ ／l: :{´;;;;|: : ヽ｀ﾍ
/: : : : :/ﾑ＿_/:::::::::| {i ＞ イ i! /: :|;;r入: : :.〉: :|
./: : : : : 廴＿:::::::::::::::iﾍ｀! .;::::￣ / i∧: :ゞ: : : :／|: : |... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
./: : : : : /:::::/:::￣｀ヽ/::.::.:＼. ',:::::::::,'ィ´::.:∧: : : ／l:::::|: :.ヽ . ┃ もちろん、携帯向けの提灯も作製。
.＼: : : 〈＿/::::::::::::::∧.::.::.::.::.:＼_,,／::.::.::.::.::.:|',／:::::::|:::::|: :λ...┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.∧: : : :{::::::::::::::::〈ゝﾍ::.:〈刃=-Yz<!ﾄ-､::.::.::|/＼:::::::|:::::|: :|∧
.
ｙ': : : : : : : : : : : : :ｌ: : : : : : : : : : :ヾ、
ｲ: : : : ,: : : : : : : : : : ｌ: : : : : :i: : : : : :ﾍ＼
/ ｌ: : : : : ｉ: : : : : 、: : : ｌ: : : : : :ｌ: : : : : : :', ヽ
j ｌ: ;ﾍ: : :ﾄ、::_込ﾊ : : /: : : : : :ｌ: : : : : : : :} ',
ｉ ﾚ|Ｔ｀`ﾝ、ﾚ´Ｖ ＼ｌ: : : : : : :ｌ: : : : : : : i ',
i i::仁ｫ ィぅ斧辷|: : : : : : ｌ: : : : : : :i!
j::圦ｿ 弋汐ﾉ: : : : : /: : : : : : i! お三方は、日が暮れてもしばらくは仕事することが多くてな、
ｉ::ｌ ' ﾑ : : : :/: : : : : : /
ｌ: :! /: : : : : /|: : : : : : i こういう明かりが必要になったということだそうな。
/: : ＼ ー ‐´ / : : : : /::ｌ: : : : : : :ｌ
,ｲ: : : ｊ 丶 _ ,, ｪ ' _: : : :,ｲ: :ｌ: : : : : : :ｌ ／
/ ｊ: : : / γ´ ｀ヾ=|: :ｌ: : : : : : :ﾄ ‐ ´
/ i!: : / { , ;: :ｌ: : : : : : :i!
／ /: :/ i :.: :ｌ: : : : : : : :',- 、
/ /: :/ ./:ﾄ .i!: :ｌ: : : : : : : :ﾍ ヽ
/ ／ ＼ ＼
/ { ＼ ＼
/ｲ ≠= ＼ ヽ Ｎ⌒
| i ｉ＿＿__＼ ﾄ､}＼ ﾄ､ |＼
| i/癶ぅッ､ 斗ぅ少`Y从 ＼＿ お天道様が隠れても仕事かよ。
Ⅵ (__ } ハ ＼ 匕´
_从込. ､i:, 仄__｝ ! ＼ ＼_ 下手に偉くなるもんじゃねえなあ、かわいそうに。
／ ／ ､ ー__一 ｲ厂￣｀↓ ＼i⌒
／((__>′ ｉ ＼ ／ │ Ｏ＼ )
‐=≧==ミ 〃 ￣ } OO／
／＼ ､/》 /＼ ! .:/ / ／i￣|＼__
く ∨＼､_/ Ⅵ､ ‐- ､, -─/ifⅣ i | ／ ~ ､ ┏━━━━━━━━━━┓
λ ｉ〉 / ／∧ ￣￣￣ ///,《 i |′ ∠ }. ┃ 文明の闇じゃあ！
/ ＼ V》' Ｖ//∧､__rit＿///,／ i | ／ ヽﾉ. ┗━━━━━━━━━━▼
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/ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ
／.:.:.:.:.:./:.:/へ､厶:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:}
l/.:l:.:.:.:./:.:i´ i:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.l
l,イ:.:.:l､ﾊ:.| |.:ﾊ:.:.lヽ:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.l
r'ヽ;l ‐ｷ|￣ミ ､ リ ヽゝ ヽ:.:.:.|:.:.:.;､:＼
{（｀ｌ| ヽ弋ァォｲ´ ヽｧ-二__ }:.:ハ:.:.ﾊ'´ 今日は、そのお三方は？
ヽ {| ￣ l 弋ァ-､｀|/ﾉﾞ∨¨｀
. 丶ｌ ,′ ￣ /ｌ'´ﾉ いつもなら１人はここか事務所にいるはずなのに、
iﾊ ｌ /ﾉ／
＿ }:.:､ ｀ -' ／y' まだ見ていないんだが。
／／/￣::ァ:':´:ﾄ､i丶 ‐ ―‐-' ／ﾘ/-―､ ＿
/ 〈///i:´: : {: : : ;､l. ヽ , ' /､: : :l :／∨:､｀ヽ
//＼ ｀ヽ､|: : ､: ヽ､ﾉ- 二 ‐｀ー ' , -―'‐ﾊ: :／: : : ／,ヘ'ヽ､
////｀,ヽ､｀ ‐- ――― ､ ヾ､ l´ _l´二三'´' ／////∧
／ ＼
〃 l.:l //.l .lﾍﾍ:l:.1. il ヽ
〃 , , l:.l //l l:l :lﾐﾉ1l:.1. !l l !
/./ //l l:.l/l/⊥l」l:l l l: l.:.l:l ! .l
l/l/l/ :l l:.ﾄ､ﾄ､lヽl ﾘ lﾉ十从l ∧
l l:.:.:.l∧! ,r＝=ﾐ / 二 Vl l/
l l:入い ヽ⌒ /ﾉﾉ ｸｻﾘﾍﾞ ｽｷ
N/ l∧ / / 鎖部さんから牛にひかせる犂が納品されたからね、
.l/l ∧ r-- ｧ /
l/!. ヽ `ﾆ´／ 試用兼ねて外回りにいってるよ。
r┴- ､｀ｰrrrく
＿ _」 |＼ l￣`7
,. ィ´.:.:.:.:l `ヽ ￣l l /＿
´ .l.:.:.:.:.:.:l ＼ l/ んT.:.｀ヽ､
l.:.:.:.:.:.:.l -孑'´ l.:.:.:.:.:.:.i＼
.
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┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエエエエエエエﾞ::ﾞエエエ.....':::;:, .:...エエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエ.....':;:. :::..エ. :.:λ:: ::'; ::,)､::.:;.:,:;.:. エエ｜ﾐ├┴┬┴┬
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエエ ':;ヾ::.:ｿ)人ノ从:.ｿ）ノ ）:.: .;,.' エエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
／(＿___∠_┴┬┴┬┤ﾐ｜エエエエエ...::Vィ' (ソﾍ （::.:.:'.,; :.....エエ｜ﾐ├┴┬┴┬
.⌒＼ ／.:::::::::::::::::::::::. ｀＝‐‐ｧ....┤ﾐ｜ ',:; .::） て:;;':. ｜ﾐ├┬┴┬┴
-＜⌒＼_ﾉ::｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..ゝ ┤ﾐ｜. ::::） ﾍ ｿﾊ ,ゞ.:. ｜ﾐ├┬┴┬┴
. ＿＿＿___):::::::::::::::へ:_:_:_:_:.＼:::::｀:.-＼:::.､:.｀ヽ ﾐ｜......;: . .:::: .:ｿ ﾉ:.::.:.. :（ （: :... ｜ﾐ├┴┬┴┬
..＼::::::::::::::::::::::::::へ::::::::＼＿＼_＼::::ｉ＿_＼＼八..ﾐ｜.ﾞ::.: :::..::..:（ （::..::..:::.::ﾉ ）::: ｜ﾐ├┬┴┬┴
＞:::::／::::.:.:.::{,ヘ:.＼::.ヽ)抖气ﾐ i::|｀ヾミ ヽ从 ＼_／( ｜ﾐ├┴─┴─
´￣／.::::::/.:::::/ Χ∧ 〃 fうУ |ﾉ }ﾐY⌒ヽ＼ ￣＼ └･┘ ￣￣￣
.. /.: ／/.::::::/ , ′｀ }ﾉ "" i ､ }:::ﾊ＼＼f⌒./＿＿＿＿＿;;|＿＿＿＿＿',',＿＿＿＿＼
. ./／ /.::::::::{ ≠≧ﾐ υ 〉ﾉﾉ/:::| ＼} ' '──―──-'.'-────―' ' ────┘
.. .И:::::八 { {´ ﾂ rく::::::N￣＼
.. .|:/从Vﾊ " ヽ｀ __ ヽ:::リ: : ( ) > 暖かくなってきたとはいえ、まだまだ風は冷たいぜ。
.. .|八 ハ八 ´ V : （ )(／
_丶 ′ V.:/／/ 本当に、下手に偉くなるもんじゃねえなあ。
.／. : : ＼ ／ V/ : {＼＿＿
.＜￣＼＜＞: : : . . ___ イ ＿__」 : : { : : : : : :｀ヽ
＜＞彡＼:_:_:_:_:_: : : : : : :| ||￣ : : : : ﾄ､: : : : : : : :>
. ／ 〈 /: : : : :｀ヽ: :／| / :|| : : : : : : |: :＼: : : ／: ＼
.. / ∧ /: : : :_:_:_:_:}/＿ﾉ ,/ /, : : : : : :.ﾉ: : : :＼´: : : : : }
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赫赫赫絲絲絲絲狄狄狄狄狄狄杉;:;:;:;:|ii|xX狄狄絲絲絲赫. ＼__人__人__人__人__人__人__／:;:77⌒´:::/
紫紫紫紫紫紫紫....ﾟ ｡ﾟ .＿＿＿___ ≫ ≪;:;/／￣__j:
＿ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ 从, .／⌒ ⌒ ＼... ≪ へーックション！！ ≫ﾞ;:;.:./;'ノ
二ﾆ=───────....。',,._. 。o（゜＞） （＜゜)o 。. ≫ ≪.ﾞ⌒:;;::{/.: :
ｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖｖ...ﾟ ･ ﾟ｡ ...ﾟ'ゝ､ ／~（__人__）⌒::::: ＼. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼;:;:;:;:ﾉ: : : :
洲洲洲洲洲洲洲洲.....≦ ッ...≦ ...l ､r''".i ,.､ ) 洲洲洲爻x.:.:.:.:.:ミx ‐ ‐ ‐‐二二≧s｡.,::::
卉卉卉卉卉卉. ･ ｡ ﾟ ｡ ミ´ ,ｧ .....ヽ、 ヽ_.ﾉ ..イ i¨ｌ ,.-,.ミx ‐ ‐ ‐二≧
: .: .: .:.､,Ｊ .＞ ､ ,,.ノ .ｉ--､ ｎ ! l_/ / ﾉ _...ぃ, ‐
. ,､丶. . . :...（ヽ ヽ丶 ,イ´ ＼ i ヽ ' .''´ノ.:,:;.:,ﾐ, ‐ ‐
... ,､x '＾. . : .､丶...(丶ヽ｀ ' ｌｊ¨i ／ ﾞ丶、.l / ';';';';';';'ﾐｖ､ ‐ ‐ ‐
, . : ﾞ . . . ､丶`... r-｀ヽ i'´ ,〈 ）- ..ノ';';';';';'X爻爻爻X ‐ ‐ ─
｀¨ﾞヽ ,.イ ∨ ∨ / .,'
l l .! l ,'
ｌ l i lヽへ ,.'
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／￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） .|
| ｀⌒ ´ | うわきたね！
(＼ | |／)
＼＼ ／／
と ＼ ／ ノっ
(( /⌒＼ ／ ／<
/ ／ ／＼ ヽ
( " ／＼ ,, )
i`ー´ ／＼ /
,' ' : .:/.:/ . .: : /.:/ ',:. :| ｜ .ｉ:. :.ｉ :
. ' .:' .:/.:/ .: .: .: .: . / ；.:.::|:. :.|:. :|:. :.:.|:. |:
. /.: /: .: . /.:/ .: ..: ／ .:/ ｉ:. |:. :.|:. :|:. :.:.|:. : : i
/.: /.: :ｉ..:/.:/}:/}／ }.: :/ ｜ ∧ .:|.: ﾊ:. :.:|:. :.ﾊ|
/:. /.: .::|小冖f 苳トミ./ 斗r≦_/|:/ ,.: ./|: / |
. /.: /.: .: : /| V_ ソ ｨ斥笊灯 / |/.:.|/:{
. ,.: :/.: .:.: /.:.: ゞ ソ ,.::::'::::/::|:i
. ,.:.:/ .: .:. .:./人.:. , / .:::::::::::::|:| がっぶれしゅ。
.. ｉ:./ |.: .: :/ 人 ＿ /i:::::::::::::::::|:|
.. |, |.: .:.:.:/ ／.:.:.|:.､ /::::::::::: } ':∧:::::::::::::::|:|
.. |: |.: .: /..／.: .／{ ＼ --- イ／ ｉ::::::::::::::|:|
. |.: :/ '＿:／//｀`～､` __,,.. イ |::::| :::::::八
_ -=i二二二ヽ//////｀`～､、__ハ |:::ﾊ:::::/
..ﾞ二二二二|二二二ニ＼//////////__V ＼ ﾉ' i:/
ヽ:二二二|二二二二二＼///////::::::::Vニ＼ ,/.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.二ｉ:二二二|二二二二二二∨////:::::::::::::Vニﾆヽ=‐- _.┃ くしゃみをしたら魂が抜けちゃう！？
=|:二二二|二二二二二二ﾆ＼_/::::::::::::::::::} 二二∨ニﾆ|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
- ―- ､
／＿ ＿＼
/ （ ● ） （ ● ） ' まだ寒いですもんね。
l ｀ l
､ へ ﾉ 嫁衆まで引き連れて外回りはまずったかなあ。
〈ー - ― ､ ィー―- 'i
}::::::::::::ヽol 〉〈l:::::::::::::::::〈 せめてアレインは置いてくるべきだったか。
／´｀ ―― -｀....´- ―――ヽ.
./::::::::::::::::::::::l|::::::::::::|:::::::|l::::::::::::::::::.
/::::::ヽ::::::::::::::ｌ|::::::::::::|:::::::|l:::::::::::l::::::::. ﾎﾞｯﾁ ﾊ ｲﾔｰ
/::::::::::::::::::::::::[]=(⊂⊃)=〈]::::::::::::|::::::::::. １人残されても困る！＞（アレ）
./:::::::::::::::::l:::::::::::l|::::::::::::|:::::::|ｌ:::::::::::|::::::::::::.
/::::::::::::::::::/:::::::::::l|::::::::::::|:::::::|ｌ:::::::::::|::::::::::::::._
,/ ゝ,、
／〈_,,,.-:::―:::‐､. ｀;::＼
／::::,;'::::;::/::;:::;::::::;:::ヾ'´i:::';::ヽ
〈:::;'´〃::/;:/;::';::;:ヽ::';_:::iヽr:::ﾘ:::ﾒ、 大丈夫ですよ、旦那様。
ﾘyi {{:!::1rｫ､ |;' ｨ≠ﾐ;::i::ﾊ'＾´Ｙヽ|
ﾘ:::}' f_} f ::ﾊ!'::::;| 書類仕事ばかりでも気が詰まりますし、
ｲ::::i. ' , ｀´ /::i::::| ,、
|;:入 ￣ ,ｨ!:::!::リ ／ : ＼ /＼ 第一、団長達の嫁衆としての勤めですから。
'´ /.＞‐ ＜ﾑ;: ／7 ';ヽ ＼７厂
〈ヽn ,イ^j ／ノ:::!｣ノ´ / } irｯ=≠く、
.rミハ |:::i ム /:;'-:;;V / i j〃i ＼ ',
ゞ _ 人!:::ﾚ´|/" 'Y⌒ヽ/_{{厶_ ヽ, }
Y ヾ;:::Ｙ（ ,〉 ヾ、 ⌒ゝ､; |
| 〉::oi:Yﾍ_ノ｀ー→;,､__)） ｀ﾘ
＼_/＼:o| |:::::::::::／:::::::メ、
.
＿ __ /}--ｧ、
ｨzｧ-ｒﾐ､(ﾐ彡)〃ﾉｨｚ__ｨ､_ }z'zz／ ﾉ
. / {,ｨf＞ｒ､＞. ´￣ ＞ ､ﾉノｧミﾉﾘﾍ _ .／//ハ}´￣
. {{ｲrｨへ.ィ}ｒﾍｨ≦{ヾ./ .ｨ-ミィ=ミ, ＼彡ｲ}ヾｲハ .／//／´
. 八 { {.八 { ゞ/ ／ ヽ ヽ ∨=彡ﾍ彡{ ／//／
. .ヾ .ゞ ヾ＼ У´ ﾊ } .| ＿ノV}／//／
≧=ｲ｀＜彡ｲ/ / .ｲ } } } .|彳´-=≦ .{'.//／
. ｲ { /l/ﾚ{ﾉ/ｨ≦ｚ/ ./ノハ三彡へノ じゃのう。
ヾ{ハ八心 弋ﾂイ } .〉､《=//／
. fr=ミ､ ﾉ込.丶_ , / ｲｨ: ハ: : : }ヽ 特に父のつくった重量有輪犂とやらは、
八ゞ=彡 ' ＞-イ／彡ｲ V:.八ハ
. ｀￣ ゝ/_ゞ彡 ハ ヽ: : ヽ‘， わしが使い方を知らぬでは話にならぬのじゃ。
/ } ／ { : ヽ ﾉ: :/ /{
ｨ=ゝ._f/ .八＼ : Y 二ヾ_ノ.....┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ｨzzｲ: :.ｨzz､frx＿_ヾ=.〈./ .ｨ.-ヽ... ┃ 牛２頭引きの小さな重量有輪犂です。試作ですしね。
......＿ ＿/ : : : ／//ノ≧zz|:|_|:|_|:ﾊゝ, ‘，.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
, ､
. ' ヽ
／ , :. 、
. ' 〃 ,.' / ' .i ､ ヽゝ
/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
; ., /l _ /l ./ ! / ! .} !
' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl さすがというか、かなり深く掘り返すよね。
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ' ,.-、
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' |. ! ! あともう１回くらい雪がきそうだけど、
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ ｌ.｜ | l
. l ` 、｀;| l ' l !. ! l 慣れるためにも無駄を承知で動かすべきなのかな。
' l ` | .! _. - , .| ! l.ｒ‐ 、_
| l. ! ト ／ l ｒ‐ ､!. ', ｉ Y'ヽ
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿.ヽ. ヽ ､ .l .! ｌ',
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞', '. ゝ人_ﾄ ﾉ !
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l/////∧ ヽ, l
. / _-ﾆ＼ ', ! _ ' ／ Vハ l'//////,ヽ ﾉ
.
从 キ キ 爻爻爻爻爻
｀':..ゞ从洲乂 爪爻爻爻爻爻爻爻
'｀ﾞﾞﾞ'‐-ミ从从 从 ヽ、＿＿r‐-､ __ヽ_._
":::~`::从从... .爻爻 从乂￣, '´.,;:.__r‐く´'''';;;`ヽ＿i
::'￣~゛Ｔ⌒√‐--.......＿...‐√"ﾞﾞＴ"~￣Y"ﾞ= ＜⌒ ､l;;.;:,;;/ ヽ ;;;::;:ヽr
:; ｉ､ ／ヽ＿,l | ..／ ,/＼ ,,/l | l＾ .＼.:｀'v.,/:;,;.;,. . ;;;;Ｙ.
`.l ヽ| / j,,／l｀r....../ |/ L,,,/＼/ヽ ￣~゛Ｔ⌒√‐--.....:;,/~”
,:ﾞ. L,,,/＼/ヽ ./l | l＾ｉ､ ／ヽ＿,l. l ヽ| / j,,／l｀r .....
=ﾐ/￣Y￣~゛Ｔ⌒√‐--. .}lL,,,/ ﾞｉ,,,_l ヽ| / j,,／l｀r=ﾐ/￣Y￣~゛Ｔ⌒√‐
::ﾞｉ,,,_l ヽ| / j,,／l｀r..l | l＾ｉ､ ／ヽ＿,l | .洲ﾞｉ,,,_l ヽ| /
／⌒｀＼ ＿＿＿..Y￣~゛Ｔ⌒√‐--...,.. L,,,/ ﾞｉ,,,_l ヽ| / j,,／l｀r.....ﾐ/￣Y￣~゛Ｔ⌒√
,, -=" ＼ ￣ - 、 ./ j,,／l｀r... ,,/l | l＾ｉ､ ／ヽ＿,l | ﾞｉ,,,_l ヽ| / j,,
. ／ .:j. ｀ 、 ⌒√‐--.ⅥL,,,/ ﾞｉ,,,_l ヽ| / j,,／l｀r ﾞ=ﾐ/￣Y￣~゛Ｔ⌒√
,/ ヽ .,l | ﾏ.ﾐ/￣Y￣~゛Ｔ⌒√‐--...,,,_ 从| l＾ｉ､ ／ヽ＿,l
. j ./ ヽ i......j,,／l｀....| l＾ｉ､ ／ヽ＿,l | ‐--/ ﾞｉ,,,_l ヽ| /
i :i j i....,,,_ 从.. ヽ;; ＿ノヽ;; ＿ノ ￣ l｀r-.... /Y￣~゛Ｔ⌒√‐--...
.i | / | l | i ‐- . l { /￣￣￣￣￣￣∨)ﾟ⌒) ＾ｉ､ ／ヽ＿,l |
i | : :| , l .ﾊ 、 .| :| .i r-.... リ'/￣￣￣￣￣￣￣∨しj⌒辷＿ノヽ;; ＿ノ ￣
..| i ::j j | j .i :| i :| ::i .|-=彡イ'⌒:::ﾟ..::::::::::::::::::::::::::::::: 乂し＝ミ洲洲洲洲洲洲
..| | .ﾉl ｿ.| i l ｿ j: | h i ::| .| .'´￣::::::::::::::::::::::::: ::::::::::: ::::::::::::::::::::::::｀ヾ洲洲洲洲洲洲
.| 卞卜-ﾚい' |:| i |j-|--入t | .:::::::::::::::::::::::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Ｙ洲洲洲洲洲 ■制水ダム
.| : .イ'卅仔汽.V レｿ毛冊斥: |
.| : | ' Ⅶﾉ' ¨oⅦﾉ '.| : .|
..| : : | ﾞ ¨ ¨ ﾞ :| : j 先ほど見てきた制水ダムが終われば男手を確保できますが、
. i.: : |. | ,.:| : : j
j: i j:::: 、 /ﾞ:j : j.:i それまでは私達で牛追いと習熟ということですね。
..ハ :|..ｒ―ｉ＼ ` __ ' ／!‐ﾉ| : jｿ
ヽ iｨ/＼! . '" _,._｀ .ﾌ ｌ／ .ト､
. ハ ./ /´-､ ￣ ／ }=l
＿‐=!ニ' / _´＿ ､ヽ ／ /.ﾆ!ﾆ-__
ニニ!ﾆニ, l. ー‐- ヽ ⌒; /ニ=!ニニﾆ-＿
ﾆ二lﾆﾆ二l ､ -､ ', .〉/ ./ニニlニニニニニ=-＿
ﾆニlﾆﾆニｌ ; 〉 /, /ニニﾆ!ニニニニニニニニ丶
ﾆニ＼ﾆﾆl ! { ./.,ｲ 、 ／,仁ニニｲニニニニニニﾆﾆ/ニヽ
ﾆニニヽ=' ; ｀./;;;;, ´ ./ニﾆ／二二二ニニニニﾆ,ニニﾆ
ニニ／ﾆ' ﾉ ';;;;;;;;;, ./二ﾆﾆ＼二二ニニニニニ/二二ﾆ
.
ﾏ三三＞'´￣￣￣￣｀ｰ＜二二二三ニV三二ニ=＼
ﾏ三f´ ｀ｰ＜二二三V三二三二＼
ﾏ_j,-‐――‐-=､_ ｀ｰ＜三V三二三三ﾆ＼
／ ／ / ｀7ｰ―-=､__ ｀＜V三ﾆﾆ三三三＼
,イ / , / / / ﾄ､＿ V三二三三三三
／/ /,ｨ ,イ / / , i / | i ｀ｰ＜ V三二三三三=
´ / !/i // ,イ / .,イ ,ｲ / l ﾊ i ｀ｰV三二ﾆﾆ三三
__ｲ ,ｲ , /ﾊ 厂i /｀ﾚi ／ // ｉ / l/ l i i ｀ﾏ三二ﾆﾆ三
ｰi f､l //ｲ ｉ i豺ﾃﾐﾘ､ﾚ' ／￣/厂｀>r‐-l j i , i寸三ﾆﾆ三
ﾘ | iﾉﾑ il l ぅ:Ucj ノｨ豺zﾘﾐ､_ l ,ｲ. / / j l V三ﾆ=三
i | l//l ∧､ヽ´ﾟ¨¨´ ´ ぅ:ｎ:｀)r洲_l/ / ,ｲ !i V三三=
ﾊ i' | ｉ l 个､ 〈 ゞ＝' 'ﾘ /, ' / /‐| l――――‐ 水流をまたいで堤をつくっていたが
/ ∧ ｉ ｌ ハ 圦 ／ｲ ,ｨ /ｰ‐| |ノ´ 二 -―
／／,ｲﾘ ,ﾘ ﾚ' /＼ ` - ／／//￣´,リ￣´i／ 最後に穴をふさいで水をためるのか？
／／／/ ,-=≦〔＼ __ ｡≦/,イ , '∠_ii l | ｉ ﾄ､
／／／ ,ｲ ,:' /=二/=二/ゝ‐r‐ ≦ ＿＿'´//／＞=〕 il. l ｌ ｉ ＼
'´／,イ // ｉ ﾚ'{ニ二{ﾆﾆ/三{:::レ―≦::_,-‐'礼ノ二三ﾆ} ﾊ l l ', ＼
'´／ ／/ j iﾆ{二二{ﾆﾆ廴__j∠ -‐'´¨二=/,' }二三二≧=ｉ l ｌ ',
-=≦三/ ,ｨ i l圦ﾆﾆ圦三二二二三三三ﾆ{/ /＞‐'´三三=l l､ | ',
三三ノ{| ハ i |=∧ﾆﾆﾑ三三三三三三二ﾉﾚ'三三三二ﾆﾆi l=ﾑ i ',
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ いや、あれはああいうものです。
／ （● ） （＜） ＼
| __´___ | 特に水門など設けず、普段の水流はそのまま流します。
＼ `ー'´ ／
〉 ⌒ヽ
. | ､ ＼＿
! ヽ ＿⌒)
.
＿＿
,,.-´ ｀｀ヽ
.／ _＿ノ ⌒` ＼
/ （ ー） （一 ）. .ヽ
.| ::::::（__人__）::::: .| 貯水じゃなく制水なんだお。
／ | .|＼
／ ＼ ／ ＼ 穴の大きさで流水量の上限を決めてしまうんだお。
／ / `ー───ー′ ＼
,＼ .l | ∧ .∧ | .／
／ .＼ i l .| .i .ｌ ..| / .／丶
./ .＼| | ./ ヽ / | / .／ ＼
／ ＼
/ / / / ﾊ
i i ト＜_// ﾊ i_ }
V i"ﾃｧ｀ﾚ ≦从i
| | i ´/ ｲ うーむ。
ノｌ ト ‐ ／i !
/ 从 jj::ヽｴ ｊ j/ 城門を大きくせず、一度に攻め込まれる兵数を抑制するようなものでしょうか？
,..―:＜::::::::j/:::::::::::＼j/
/:::::::::::::::::::::::ﾊ.....〉<:::::::::::┐ ┏━━━━━━━┓
{::::::::::::::::::i:::::::V....!::::i::::::::::::} ┃ 正解！
{::::::::::::::::::::::::::::ヽj:::::::i:::::::::::! ┗━━━━━━━▼
{:::i::::::::::::::i::＼:::::::::::::::::::::::i:::!
ヽ:::::::::::::ﾊ:::::::::ヽ:::::::::::::::i:::} __
V::::::::::::ﾊ::::::::::i:::0:::::::::i:::i /7::/
V::::::::::::ﾊ:::::::::i:::::::ﾉ::レ::ﾚ::::::/
V:::::::::::┴::::::￣::i:::::::::::::::::ノ
V::´:::::::::::::::::::::::::::ﾆﾌT´
}:::::::::::::::::::::┬::￣:::::::!
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） |
| （__人／,〉.| 水周りは当座あれで様子見だが、畑がな。
{ ´フ´ ./._ }
ヽ .／,二ニソ} お義父さんにつくってもらった牛犂が生きるのは、
_ヽ/ ,-― ､}ﾉ
／:;:{' ノｰﾍJ:;:;ヽ 今みたいに広い長い耕地だから下手に分割できないのは課題だろ。
／:;:;:;:;:;| _,イ{:;::;:;:;:;l:;:;}
/:;:;:;:;:;:;:;:;:＼＿/:;:;:;::;:;i:;/＼
{:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;／:;:;:;:;:;:;:;〈:;:;:;:;:＼
ﾍ:;:;:;:;:;:;:;:;／:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:＼:;／ヘ、
￣￣7:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l;:;::;ゝ、`ｰj
ﾄ{八.| .ゝ/ ／ ＼ ＼ ∨
.ﾉ ヾ ! / / ／ / .∧ ∨ .∨
| .八. ,′ ,′ / / ./ | .∧ ∨ .∨
／{ ／{′ .′ ,′/ ./ /{ ヽ .ハ .| |
.{ 八 ト{ ト､ { { l{ /ﾚ{ /{.ハ 八 .! i | .| |
∨. ＼ .八＼ ＼ .! ! ハ/≧|/､ l! ＼{ヾ|ヾ } .} 从 ｨ≦
＼_／ ＼{ .＼V八{ .ｲハ心 .ｨ禾心 ﾄ./ /}/､／
.ｨ==..ハ ＼ .／ .ヾ{ヾ ∨し' しｲリﾘ/ .ｲ / /二ﾆ彡
ゞ- / ＼ ≧≧={ {l＼ ´ , ｀¨ ./ ｲ/!-.イ ／ 先々も含めて
∨ ＼ ﾉ |込. ､ _ ´ｲ /|ﾄ､_二ﾆ=≦
.}＼ ≧=-=ﾆ_〈 .ﾄ､ .＞ . .. ＜二//l| ﾃ==≦´ 領主地として確保してしまえばよいのじゃ。
Y. ＼ ／∨八 ＞ァ':＼.二-=≦ﾊ／/ .八--､＿＿_
,ｨ≧､_.＼ ＞:.´{ /:.＼ ＼∧::::::::|::::::::::::／ ./ /: : ､ ∨＿＿
ヾ( ￣〃 .|ｲ:/ /:.＞ l ∨::::!::::::／〈／.／_ ./|ﾊ. ∨＿＿
{{ /: |:/ /: ((⌒Y ヾ-≦ ,.<／z〃/ .|:八} ` ＜
八 /: / ﾊ://ヾ ∧ ／ /.V |ヽ:/: :. : :
.
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. て三三ニﾆﾆﾆﾆﾆ=-
. -={ ..:::::::::::::::::::::::i:::::::::::＼::::::::::::::::::.. //ﾆﾆﾆﾆﾆア´
-=≦ﾆﾆﾆ∧ /:::/:::::::i::::::::::::ﾄ､:::::::::::::＼:::::-=≦ﾆﾆﾆア¨”´
...￣￣￣￣〕ﾆﾆ=-′:::::::::/{::::::::::::l ヽ:::',::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::
. /::/:::::l::{ ',::::::::::l'⌒}:::i:::::::::::::::::`ー‐‐‐‐ｧ::::
／:::::{:::::::li⌒ ヽ:::::::l〃ぅ笊::::＞:::::::::::::::::／::::::::: いまある耕地は旦那様たちが拓いたものですよね。
／:::::::::/}:::::::l ﾆ､ Ⅵ{ 乂ツ}::＼:::::::｀¨¨^::::::::::::::
´￣￣ 7/}:ﾄ､:::..'⌒＾ , ´ }::::::::＼:::::::',::::::::::::::::: 今後定着する農民たちには
{′:{/::＼:. v } }::::::::::ｌ::::V:::r ､＞ ､::
,′:::::个:... ｰ‐' ｲ }::::::::::l7::::Ⅵ }７´/:::: 範囲を決めて割当をすればよいかと。
: l::::::::∧:::::｀::ア〉／”:::::::::::¨´ / {´/ / ｧ-
: l::::::: ゞ:::::/} /ヽ /l::::::::/ .′ ｝しじゝ'/ ヽﾆ=‐ ´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆア´::::::::::
: l::::::{ / ﾆ}′::::〉.:::／{ { 〃 ′ Vﾊ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆア´::::::::::::::::::::
:..l::ﾊ:. l ./ﾆ7}:::_/.／ニ∧ ヽ ／ ｝}Vﾊﾆﾆﾆﾆﾆ=-:::::::::::}::::::::::::::::::
-‐‐‐‐- ____ l:{ ゝl Vニ7:::::::}ﾆﾆﾆﾆﾆ/ 〈 -=彡 { ｝}ﾆVﾊニﾆ=‐ }:::::::::::::::::::::::l:::::::
...‐-=≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{. ヾ / /ﾆﾆ{:::／ﾆﾆﾆﾆﾆ{ ∨ ／ ｀ ノﾉﾆﾆ＼ﾆﾆ｛::::Ⅵ:::::::/:::::::::::::l:::::::::
‐-=≦ﾆﾆﾆﾆ{ ／ﾆﾆﾆⅥﾆﾆﾆﾆﾆ∨／: : 〈 { .r一 ^´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-::::}::::::::′:::::::::::l::::::::::
r＜_ 、 ' ￣ヽ ＼ , -- ､
_,. -‐y' ､ _ ヽ. L／:::::::::::::｀ ｰ- ､
Г:::::::::/ ,ﾊ /ﾊ. i. i. |_|_ |:::::::::::::::::::::::::::::::::>
|::::::::/ ./ , |. L!ﾍ!' '1 | | | |. ト､｀]::::::::::::::::::::::::::::::|
|::::::l. | |i | l !_｣._ 十|廾.ト.| ト三]:::::::::::::::::::::::::::/
〉:::| |! !l |仆ﾊ|、 .!ｨ'"`;ﾄｲ ! ﾋ_‐-､!:::::::::::::::::::::::|
!:::::!|>|ﾍヽK'i:::::! !:::::::! | | |/L >_＞::::::::::::::::::|
/::::く＜ !` !┴┘ , ￣ ´| | |- イ !.ヽ::::::::::::::::::::! そのための地図、あるし。
ヽ::::::::/｀`.| ﾄ､. ｡ ,イ / | | | | ヽ::::::::::;／
｀‐/ | | | ｀l ト.､ _ '´.ﾘ / | | | | ヽ;イ
/ / ,! | | r ～'^| // .!＼. | | ヽ::＼
/ / / ,!. | |ﾘ:::::::::/ ,／/' / /:::::::ヽ__l i ヽ::::＼
/ / / ノ:| .| /::::::::::! /::::::/ .〃/:::｢,￣! |. ト, |ヽ ヽ:::::::＼
／ / / /::::| /!'::::::::::::ﾚ':::::::/ /;〃::／´ / l::::! ﾄ､.ヽ::::::::::::ヽ､
,／/// ///,-､l./.j=＝;fｽ＝=､lノ::/;rv′ ,ハ l::::l | ヽ ',:::::::::::::::::｀ヽ
⌒/Y /r '´-‐-､!')::／/:|!ヾ;､__}|::::/:.:.:.＼__,／:::::::ヽ! l;:::!|::::::::ヽ::::::::::::::::::::::＼
.
/: ／ ／ ヽ ＼
,ｲ / / ＼ ＼
/ :j /: ,/ / : ',', ）
/ i /∠__ﾞil :! //l i ',
,ｲj ::j i |/ ___ ｀', | :! /_ハ | l l:
_ j ﾒ|: ll. 斗斥メく, !|!,ﾉ/ﾌ/~｀ﾘ l i:i
| ﾞｉ 「ﾞi |j ,／ノ |: l!: ｛rﾋﾘ 仍汽, } ﾉ ,ﾉ |
i~ヽ . | ! | | j Ｙ´:{! ;i |¨´ ｛rﾘ 'ﾊ/|/
| | { i. | ﾍ ﾞ､ｰ}| :|| ' ￣ i |
|/ﾞ､! | | | Ｙ : ｀从 j| 、＿ _ ﾊ| レン、地図のことはシーですよ。
} ﾉ| ﾞij ﾞi |/j 从 jj =‐ .ノ川
... | !ヽ ヽ ﾞi /´ j//:iﾍ:.:＞:. , '´ ノノ
. { ヽ、ﾞ ﾞi j /／ﾘ:.:.:.:.:.:.:.:.＞:r- '´
l | .:.:.У j./￣｀＞-:. ___.: |
. ,ィﾍ ＼:.:.:.:/ |ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ヽ!ゝ_
. /二二 ｀Y:.l /ﾆ=ゝ:.:.:.:. ////,l lヽ_
/二二ハ ∨ 人ﾏ二二､ ∧///,|､l二ﾏ=- ..,,_
/二ﾆ=Ｙ´} ／=ﾑヾ二ﾆ=＼' Ｙ77〈 ﾞﾏニﾏ二二ﾆヽ
／￣￣￣＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼ 地図といっても精度がないから、
／ （●） （●） ＼
| ､ ´ | 割当る時にはまた縄張りしないとね。
＼ ￣￣|＼ ／ ／|
／ /⌒ﾉ ＼／ （ ）
| / / | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 街道工事や東方調査など、精度はともかく地図の存在は幹部級には公然の秘密なのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ ノ ヽ、.＼
| （●）（●） |
/￣￣￣ 丶人__）. | 農民に自分の耕地を諦めさせるのは無理かあ。
/ ＼ .＿|＿＿＿__
, --'､ / ｀〉 耕地整理して囲い込むのが牛犂や三圃制の条件なんだが
/ ⌒ ） / /
,′ ﾉ / / 建前上は借地でも絶対既得権化するのが面倒だろ。
l T´ ..＿ ./ r'´￣ヽ
ヽ ノ .／丶､ / （ ￣ l
｀'ー'´ | .｀'ｰ'――┬― --､/ _.ﾉ
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i_ ＞＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i＞ ´ _ ===` ＜i:i:i:i:i:i:i:}
. /i:i:i:i:i:厶ィ´ _ ｨ 7´/ / ｨ / ハ |￣ V
/i:i:i:i:i{ _ イ i/i/|／i/ j/ /i/ }ﾊi! |ﾊ!
. /i:i:i:i:i:i:i}´＿i .i .{ 弋I付` i／ fzﾄ∧/＿ ｲﾆｼｴ
. ‐=二 _ ! .| 〉 iV _ ＞ 古の地主荘園では奴隷・小作に耕作させていたそうだが
. `＜i:i7￣ ∧ ＼圦 __ ｲ￣
. / ∧ i＼ト _ ／| .! 今の世に主流でないのは、なにかしら訳はあるのだろう。
/ ∧ ､i:i:i:i:i≧ミ≧==---┐
. / /__ri:i:i:i:i:i＼ ＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾉ＼
/ /fi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼ ∨i:i:i:i≧=---fi:i:i:i:i7‐- _
. / ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイ＼i:i:i:i:i:ヽ
/／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ` ＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ ` }zﾐ､∧
.
´ ￣ ､
. ／ ｀ ヽ ヽ
/ '
'./ ヽ
. j , i ', i
. ' ' i ! i l ', i ｉ !
l ! イ!ハ.｀,{ ヽ ト､ :､ ! !
. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽl＿＼ヽl .l‐- ,
ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ´ , ,｀ } ｿ'／
',! 、' ' ｌ〉 ! l ' 自分の畑だからこそ、っていうのはあるね。
. | |.､ _ .ｲ l '
l | ＞ .´ イ. , l } 労役で領主地耕すのとは張り合いが違うもん。
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
ヽ/. `´ }: : : : : : :／
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼ 権利は責任を生み、責任は向上心にも繋がりますからね。
／ （●） （●） ＼
| __´___ | ところで牛犂前に木酢液まくのはいいとして、
＼ `ー'´ ／
/ ∩ノ ⊃ ／ 土壌が酸性に寄りすぎるとまずいんですが、どうでしょうね？
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
＿ ＿
x≦: : : i: : :≧ｘ. ＿ _
r―――-.ｧ:´＞― ､ヽ|/: :―: ､｀ヽx＜ﾆﾆﾆ {
|ﾆﾆﾆﾆﾆ,.'-. ': : : : : : ヽ:´: : : : : :ヽ ∨ﾆﾆﾆﾆ ! , ‐=ﾆヽ
|ﾆﾆﾆﾆ .'-/: /: /: :|｀ヽ:イ{: : } :ヽ: ‘.'∨ﾆﾆﾆ :| !_i ） ）
|ﾆﾆﾆﾆ !:.': /: :,' :! :!´¨ ¨｀|: : ! : ‘.: ‘.'∨ﾆﾆﾆ:! ＿ノノ
|ﾆﾆﾆﾆ.’! :|: :i! : | :l i: : :!: i!: } : !: iﾆﾆﾆﾆ! //￣
|ﾆﾆﾆ .’ !: |-:|{ヽ{-| ､ .’-/-j|:/|: :|; :!ﾆﾆﾆ.’ ◎
￣＞ _´!: |r Ｔ¨::㍉ }イ::::¨T㍉:.:i_`＜ﾆ/
／ゝ.´ |: :! ､ヽ::::ﾉ ヽ::::ﾉ, !: :!｀ ノ｀ ､
, 'ﾆﾆﾆ} ＞i: :|､ ￣ ￣ /!: :|´ {ﾆﾆﾆ＼
／ﾆﾆﾆ .’: : :l : i:.ヽ _ ｲ i : |､:‘..ﾆﾆﾆﾆ＼
｀ ､ﾆﾆ.’: : : l : |: : |≧o。 .ィ ´ :| :!: :!: ヽ‘.ﾆ ＞ '´
｀ /: : : /{ : |: /´｀ヽ| ｀ニ´ |¨ｱヽ!.:' :ｲ: : ‘.:∨
/ｲ: : :': |ヽ:{'ﾆﾆﾆﾆ≧.､,.≦ﾆﾆﾆ|: / |: : | : !:!
/' !: /|: :i ｀ヽﾆﾆﾆ/,'ﾆヽ:､ﾆﾆﾆ/'´ !: : ! : !:!
{/ ‘. :| .:'´ ｀Y´ ¨｀:. !: ,'}:,/j'
＿＿＿
／ ＼ ｻﾞﾜｰｸﾗｳﾄ
／ ⌒ ⌒＼ キャベツの漬物みたいな酸っぱい感じを突き詰めたようなもの？
／ （ ⌒） （⌒）＼
| ___´__ | 極限だと酸っぱいを通り越した何かになっちゃいますけど、そんな感じで。
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
.
┌■ｐＨゲージ. ───────────────────────────────┐
│ │
│ ┌ 弱酸性 ┐ 中性 ┌ 弱アルカリ ┐ │
│酸性┣─╋─╋─╋─╋─╋─╋─╋─╋─╋─╋─╋─╋─╋─┫アルカリ性 .│
│ ０ １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 10 11 12 13 14 .│
│ すっぱい ← （水道水） → ぬるぬる/苦い │
└─────────────────────────────────────┘
＼ ヾ | ／ ／ ‘，
＼ .八 / ／ i ハ
＼ .＼ ＼ / / ／ .| | ∧
＼ ＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :
＼ ＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !
＼ | { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|
＼ .＼ 八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/
＼ .＼ ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ /
＼ ＼ /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦
／＼ ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣ サンセイとやらは学者言葉か？
／ ＼ .／.Ｙ / V .| | .／
イ .≧z≦ .ｲ＿_ .∨ .! __ ィ 土の味の話だろうと思うが、
.)/ ＞――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ
／／: : | ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_ 判断できるようなら熟練の農夫じゃな。
/ : : : ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八.
.′l: : : :| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ
| Y: : :: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ }
| : : : : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′
| |: : : } .Ｖ: : :＼ ! ｀ヽ /
| l: : : :. ': : : : :.＼ ハ＿＿ ./
.
/ ' ,: ﾊ 、 ',
' i ' ./l ! , ､ i i
! l { , /-', | '､-‐ト- i .!
V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
＿! ｀.ｌ ｒ=‐テ､ ィ jぅ=ｧｌ !＿ 冬の終わりに荒く起こすときに木酢液、
ヽ l. l ｀ vrｿ vrｿ l .! ﾉ
ヽ| .l :. l ﾚ' しばらく置いてのほぐしで草木灰や鶏糞、石灰を混ぜるけど、
. | ｌ ` ' :
i. ､ - - / | それぞれどれだけまくのかは、家長や長老格の判断だね。
| l i イ l. !
: .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
i .! ｉ } { ｜ ;
＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿
,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{ 木酢液にせよ鶏糞にせよ草木灰にせよ、
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y
.＼ / .ﾚ 八 ﾉ どのみち作地のすべてには投入できぬがの。
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿▽イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ....┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : ://_ ｀¨ ´ .|:| ∧￣´.... ┃ 現代と違って肥料にも限りがあります。施肥できるのは一部分のみ。
:／/ ヽ |:| / ∧. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
..｡ｓ≦..￣｀..、
......´...´￣￣...＞､.. ＼
. /..............ノ´￣.ﾉ⌒...｀ヽ......、 ..斗r≦´￣...........＞.、
:..ｰ..''^~.........／........../⌒..':，.ヽ ／´￣｀..ー‐..........イ.....ノ
ゝ .............イ............ノ..............〉，.}! ' /⌒...........ィ⌒´..＞ ´. _。s≦ゝ､
｀ ー＜......´............/´￣.〉，Ⅳ/..../´￣........ソ´ イノゝ''´ =-ヽ_ゝ､､
｀~^ ー‐‐ ､......〉人/..../_´￣_ //=====ｰイ ｀ヽ{
,.......´￣{ )ー‐‐...............｀ヽ /==- ﾉ ｀''＜ﾉ}
〃.......ノ´八 ﾉー‐‐‐....fc .........fc、 }is。=-ﾉ､＼ ＼ )ﾉ
ｲ/´........ノ....ﾉ i{､___........... Ｕ...........Ｕﾊ ｰ=ﾆﾆ=‐ ´
/...;...／´....／.} ,..................￣￣｀ヽ........ ､､,,__,,。s≦ミ∨
.....〈..........／....∧ {............................................. ＞''´／＿＿_)∨.h
i{......}....,......... /.....人__......................................; ／-／ ｀￣￣ ) ソﾉ}
八..〈. /.........,..........〉 }...........￣￣..｀ヽ..ｲ.../ /-‐/ ｰ======//彡ﾉ
‘,人...........{...........〉ハ.....................／⌒, {-‐{ ｰ======//彡ｲ
....ヽ....八..........〉....................イハ.／ ∧=.∨ ｰ===//ゞ''´
｀ヽ.≧s｡........jI.斗rｯ≦......... ﾉ ｰ==ﾆﾆ=‐
'，..ヽ........ヽ...ﾙヘ...___...フ ■キャベツ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿
／ ー ＼
／ （● ） ヽ
/ （⌒ l 栄養分はともかく、pHならムラサキキャベツの汁でわかるって、
,;:.''";'''"''";;"'';;;., _￣l__）
. ,,::",.,..,:::;:,;;:::,,,::,,,;;..,,"':;,_` ノ 理科の教科書にのってたような？
| _"':; ,.;."
| ＿,'" Y
＼____,''"￣ Y ∨
| | ､|
| | |
| | ＼|
| | |
.
＿＿＿ ノし
／ ⌒ ⌒＼ て
／ （⌒） （⌒）＼ . (
／ /// __´__ /// ＼
| |r┬ | | あー、あったあった。
＼ ﾞー' ,／
/⌒ヽ ｨヽ あとアジサイの花の色で土壌pHがどうこうって観察レポート書かされましたね。
/ rｰ'ゝ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,> ヾ_ノ,| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ヽ〆 |´ | ┃ しかし、中世ヨーロッパにアジサイはないのだ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／ ￣ ｀ ､
′
| ⌒ ⌒ ! ＿
| （● ） 三 | ! 廴＿
| ､_人_, ｉ | V⌒} じゃあムラサキキャベツつくってもらって、
| | | ｉ 人 く _j
| l__」 , } | そっから汁とって試してみるか？
人 ./ .| |
__ ィ{＼ ._／__ | |
. r ￣＼ ‘， ア ￣ ア＾ ､ !
/{ ‘， / / { }
. / / V/ {/ .j― ┘
/ ＼.＿＿_/ i{ {＿＿／
. / / } ！ .｝
.
ｒ - ‐ "￣｀ヽ
, '´|ﾆ＞ ￣｀ヽ、｝
,'＼ヾ / ／/ .Y
{ゝｋ{//斥//// / .|y
`∬圦' ′ 式//.} アジサイとやらは知らぬが、
_... _へ、フ_ イ,','/｀ゝ‐ｘ.
,' 「/‐‐‐ｘz┐iｒｲ｀ヽr＜｀Y ムラサキキャベツを多めに育てておけばよいのじゃな。
ｘへ.__j !/∨__._〉/人ﾆニ」 ｃ」
〈////i」/ 」L. Y¨`＼ン´ゝ-ｲ
__〉、._／,ﾆニ| X.|ﾆi
.j ＼」 iﾆﾆ| X.|ﾆ|、 __.-┐
7 〉 人ニ| X.|./ニi井井 ｝
/ヽ / , 'ｲ圦ﾆﾆ√￣＼ソ井井 ｝
/二二二／＼ :.:＼＼/ム'/ / / // ／ , -‐ ´／ ＼二ニニ}
{二二二( ／ ,ヽ＼:(: :/'.:// / / , i / ／＿＿_, -‐, ' , / ヽ二二|
ヽニニ＞' ／ ,＼ヽ:.::::l ｉ i ｉ i i l /／＼ ／／ , -‐／/ Vﾆﾆl
__＞,イ ／ ／／/＼ヽl i i i i i |/fr=ﾄ=ﾐ∠ -‐ 'ﾌ .／／i i ｉ Vﾆﾉ
￣7 ／ ／ , ' ノ ノ ゝ| i i i i |i | {:ijcj㍉ヽ／／／ / / j レ'
／,.:' ／ ／ ／ ,ｲﾉl ｉ i l i |,ﾘ ヽ‐' ﾞ／／'＿___/ / / i |
／ ／ ／ ／ ／// l ｉ i ﾄ､i | ／'´ ｨ芯ﾐ ｲ乂 / li l
／ ／ ´ , '___ﾚ'___l_ヽ ｉ | |ｉ | ｉ じﾟノ／/ / / ｌl
/ ／ , イ二二二ニニミ､ハiﾘ _ ' ｀ ／,ｨ/ ノ. / ,ﾘ
／ , イ二二二二二ニニﾆヽ＼ ｀‐ -イ,ｲ／イi / / 土の具合と実りの関係を調べるというのだよな。
, イ二二二二二二二二ニﾆﾑヽ＼ __ ｡≦ ／´// l /
イ二二二二二二二二ニニニニ}､ム｀ｰ ,升／/／ ／´ / / なら、作地の試料を集めて資料をまとめないとな。
二二＞'´￣￣￣￣｀i二二ニニﾉ ヽ=} ノ ／／´ ´ ／ ´
＞'´.,ｨ升￣￣￣｀, /ニニニﾆ/ i l'´ ﾚ'
.,ｨ升:.:.:.:. : : : : : :./ /二ニニﾆ/ /i l
=-￣￣｀ヽ､ヽ</ /二二二／ / j j
.
. ｲ . .―: :￣￣: : : . .､ ＿＿＿
. l | ／: : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ､:::::::::::￣:ヽ
. ヾ＝' : : : : : : : : : :ｉ､: : : : : : ､ ∨∧:::::::::/⌒)
. ―ニ ＞､ /: : : : : |: : : : : :| ヽ: : : : : 「 ／ ﾊ::::::〈
_:::／ ∨/: : : : : |: : : : : :|⌒|: : : : : !:^Y |::::::/
ヽヘへ'｀ｲ/{: : : : ‐∧-: : : ﾘィてヽ: : : ': : ! |::::/
/ |: : : : ｲてﾞ､: ::/ 弋_ソ| ｉ: :/: : | ∨ 区画ごとに記録をとって、
. ﾘ､: : : 代_ﾉ∨, ﾚレ: :i: :|
. |ヾ､八 ｖ フ ｲ: : : : :|: :| 取れ高のよかった区画を参考にペーハーとやらを調整していく。
. _ l: : : |: :ｉ＞―_ｒ |､: : |: :|: :l ィ^.､
. ／ｲ､ /: : /: /⌒「:､ /M､ ヽｲ:: :|: :∨∧::::＼ この段取りであっていますか？
......／::/ ヾ／: ／: ｲ } |::∨{三}N::::|ヽ |: : :＼ ＼::::＼
......:::::/ ／: :／:／/ ﾘ |:::| ＼＼|::| ＼__ : :ヽ∧::::::＼
ﾞ:::::::/／: : :/:／: : :|､__/} /::::ヾ ∧ ヾ:.､ 〉､＼ : ∧:::::::::＼
:::::://: : : : :ﾘ : : : : |＿_」/::::::::::::＼∧ 〉､､/: : } ＼: :|::::::::::::::＼
_::/7: : : : :/ : : : : : { ―|:::: ､＿＿ /ｉ /:::::〉 ＼| //|::::::::::::::::/
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_ 〈⊃ }
／⌒ ⌒＼ | | あ、はい。
／（ ●） （●）＼ ! !
／ ::::: __´___ :::::＼| l そういう段取りになるかと思います。
| `ー'´ | ／
＼ ／／ 数年間は場所場所で記録をとって傾向を見出すことになるかと。
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ムラサキキャベツ汁による色合いの数値化は、エルネスト謹製のグラデーション＋目盛りと比較で。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_≧s｡. / † ／ / / ／ ／ / | ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ
＼⌒ヽ ≧s｡l イ' li / / ／ ／ /} ハ ヽ :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
＼ ヽ ＼ ≧/' li ' / ≧s､ ／ ' ' / . Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
.Ⅵ ､ ＼ ＼ ' li / ,,.竓=ミx X / ／ ,./ |i } Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
､:i:＼ ⌒ヽ i: li 〃´ん ハ㍉＼ ／ 斗匕⌒ |i , , Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ,
＞ ＼ |i li l{ r 'し :ﾘ /／ ｨf示芯㍉ / / ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／
／ ／ ゝ |i li | ゞ= ' ／ )し' ｉ | / | |:ｉ:ｉ:ｉ＞ ´
. ／ ／ ＿i|ｉ 八 { ｀¨¨´ 乂ｚ:ソ , ,: , |￣￣ ¨ヽ
／ r':ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|i: ＼ ､ } ｀ ― / ／/: / ' ￣¨¨¨¨ では距離計での計測同様、
-----=ゝ :ｉ:ｉ:ｉ:i|i: {＼､ ＿ /イ ,: /_| ,＿＿＿＿
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|i: {:ｉ:ｉ:＼≧s｡.. /::::::::: ヽ / /／/ｲ ! / 区画ごとの試料集めは私がやろう。
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|i: ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧s｡. ::::| ': / ﾊ ﾉ'
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧s｡ ／ Ⅳ / :
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,.、 x＜／ﾞフ⌒ く⌒'ーヘ、 /｀ヽ
,..::´:::::＼ ／ｧ' ＼ヾ、 ノ:::::::::::｀ｰ----ｧ
┌--―'":::::::::::::::::::::ヽ‐l／ |:: ::. :.ヽ ヽ├:::::´::::::::::::::::::::::r一'´
｀ ー--┐:::::::::::::::::::;:-/ │..:j.:_|::..:. :::_j_ハ:.│ :「 ヽ､__::::::::::::::::ヽ
|:::::::∧:::::/ | ::| |／|:八::ﾄ:. :|´∧ ::ﾄ､j :| |::::/＼:::::|
|:::::/ V::| | ::l:八x-=ミ八::::. .::|/‐=ミ|:/|/ |
{:::/ ヽ! | 八〃んＪﾊ ＼::::j んJﾊ∨ .::j:.| 本格的に身重になったら無理させられませんが、
从 :小弋i::::ｿ ∨弋i::::ｿｲ.:::/ ﾘ
{＼∧ ,, ' ,, /.::人/i フィールドワークはアレインさんに任せて、
,.. 7ﾄｰｲ、 r‐::::v 厶ﾍ厂 :!
／/ /:i :!::丶、 .ノ . イ| :|: :l 資料にまとめるのは私とレンで進めますね。
｢{__/ ./ .:| ::| :::/个ト -＜|:ｉ:::i::| :|:. ,i
, ' /:;:;:;:;ヽ ./ .::| ::|_厶ィ´ヽ＿／ヽ_:ｉ_| :|::. 八 }; ', :.:.',
／ ./:;:;:;:;:;:;:;:＼/ .:_::| ::lf'Y;:;:', ,ｨi´ ｀ﾄ /f'Y:| :ト､ ::. ／:; ',.:.:.:.',
／.:.:.:,':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::′ / | ::|j |:;:;:;:;', L__」 /:;| |:;| :|/｀ヽ ':､____／:;:;:;:;:; ', .:.:ヽ
../.:.:.:.:.:.l:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ ' :| :/ /:;:;:;:;:;V V:;:;:| |;:| :| ', '､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ', .:.:ヽ
/.:.:.:.:.:.:.|:;:;:;:;:;:;:;:;:/ .:} :|／ ､｛_／);:;ﾍ..:(＼_ﾉ ハ │ ! :､:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l .:.:.:ヽ
.
_ ／ ｀／` ｰ _
, ‐ ´ ／ '.／l' :. ヽ
/ / / ./' .! .ｌ :. ､
／ ' / .' /‐-! !
. ' / 〃 ./ / /￣.l .ｌ '
. / , / ,' /- ― /./､<>l l.! :. .i
' .l ' l ,! ,/ /./ ￣!-‐!| ! .|
. l l i. l /l /r―- 、/ ﾉ / .! ! l ;ﾘ
| _,l/! l / .jｿ ん } /,ｲ-､! , ! ﾉ'
.. ､-‐ .ｒ :l !' l {::::ｿ ん'ﾘ / ;/
. ｀ ‐ _‐ヽl | ￣ {::j l :/ j/ 身体を動かすのも大事だけど、冷やしちゃダメだよ。
. l ￣! : .ｌ ' ! l
: l ! | ` - ハl 宿でお湯貰ってくるから、
| : l l .l ／ .!
l l ｌ :. l ｀ イl .| みんなは事務所の火をおこしておいて。
l ! .! .i .| T ´ ! i .|
. : l. ; ! ｌ ｌ i | l !. ＿ -/ | |
. i ! ; ;l .! .::ヽ l ! : .| L ＿ -ﾆ- ￣ ] | |
l ,.ﾉ ハ ! . ｀ ._l. !..... ＿ -ﾆ- ￣ Ｔ.｜ | ｜ | |
. l_,-if"./ ./ '.! .: ,.ｨ! ト- 、 ￣ ! ｢ ｜ | ｜jI斗 | |
,.イ///l / ./‐ ､ 'l -‐ // ! |///,＼ jI斗ｬｾ''"´ .| |
... ///////,!/ ,.'-――!―――-'// l .l l'////ハ | |
.. {///////.' ／￣＼／',￣￣￣ｌ///ｌ .l l'//////i ＿＿＿＿＿＿| |
. iヾ＿///, .／ 、 l/// l .l lー一''￣', . ニニニニニニニrニニニニニニニニニニニh､
. !: : : : :}'/ｲｊ }ト ._ .:::.. ＿ ＜{.〇.）l : ! !: : : : : : : !.rrr┬┬┬┬┬ 冖ニニニニニニニニニニニニ}
. !: : : :,ｲゝィ/////＞＝＜//////＞ｲ∧ | | : : : : : : : !.┓___ ___ | Τ: .:.:| : : :| |/ |
. !: : :.//,///////////////////ハ///ﾊ ｌ: : : : : : : : l...|皿皿 |皿皿 | | l: : : :| : : :|､_____|/ |
ｌ: : :.'//!////////////////////ﾊ'///,} l: : :.ヽ: : : : :! |皿皿 |皿皿 | | |: : :0|0 : :| |,,⊥,,|/|
!: : :{//!/////////////////////,} //ﾘ .ﾘ: : : : :＼: : :!.|皿皿 |皿皿 | | |: : : :| : : :| |,,⊥,,|/|
... ｌ: : : ゝ/V////,.ｲ///////ヽ'/////ﾉ/,.ｲ /: : : : : : : : : :l.|r―ｭ 」r―ｭ | |｢"''i――i : : : : : :| |,,⊥,,|/| 二ニ＝-‐
... |: : : : ﾊ`///"///＞―-＜//｀////"/,l{ ,': : : : : : : : : : :.! ´"'' 」=- ┘￣￣ ¨¨¨´
/: : : : : :!'////r'"´ ｀ヽ//////,!j/: : : : : : : : : : : :.}
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ 嫁同士、協力しあう姿というのはよいものですなぁ、できるお＝サン。
| ｀⌒ ´ |
| |
ヽ /
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
＿＿__
／_ノ ヽ＼
／ （ ●） （●）、 幸福を分け合うのは難しいっていうけど、
／::::::::⌒（__人__）⌒＼
| |r┬-| | アレイン一番年上だしある意味順当でよかったお？
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ / ヽ /
＼_,,ノ |､＿ノ
／￣￣￣＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼ その論でいくと子育ては分け合いやすい不幸カテゴリになっちゃいません？
／ （●） （●） ＼
| 、 ´ | なにはともあれ僕の胃の健康のためにも、家内安全家内安全。
＼ ￣￣ ／
ノ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ マウナ自身が妊娠を避けているため、序列争いもさほど深刻化せずにすんでいます。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
〈￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~〉
‘，＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣／|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
＼ ／￣￣_] :|''"´￣￣￣￣”"'| |
|＼ ／ ,､ ｀ :| | :| | ｀丶､
| l＼ ／ ／ :| | :| | ＼
| | |＼ ／ |. , ′ | | :| |
| |￣￣￣￣￣~| |.′ ｜ | :| | 寸ｚｭ
＿＿＿＿＿_____,| |＿==＿＿____,| |＿＿＿＿＿| |＿＿＿＿___＿__| |＿＿＿_____,| |
| :|＿| |＿＿＿,| |＿＿ノノ______,| |＿＿＿＿＿| |___＿_|::::::::|＿＿_| |＿＿＿_____,| |
| :| | | :|＿|＿__TT──‐:| | | | ||::::::::| | ::::| | | |
| :| | | :|＿＿＿ＬL──‐| | | | ||::::::::|＿|_,,,,| | | |
| :| | | :| | | | 注 | |──||:(＼|─ｰ‐:| | 使 | |
| :| | | :| | | | 意 | |￣￣||::::＼＼|:::: | | 用 | |
| :| | | :| | | | 要 | |＿＿||::::::::|＼(）_,| | 上 | |
______,| :|＿| |＿＿＿,| |＿＿___________| |＿＿＿＿＿| |_:_:____|::::::::|_:_:_:_:_| |＿＿＿_____,| |＿_
|＿__,| :|＿| |＿＿＿,| |＿＿___________| |＿＿＿＿＿| |___＿_|::::::::|＿＿_| |＿＿___＿__,| |＿_|
| :| | | :| | | | | | ￣￣ :| | ,小｜
| :|＿| |＿＿＿,| |＿＿___________|小, | | 施 本 角 :| | ,.:'ﾞ | |
￣ | | | : : :::::| |＿_________＿__| | ゝ. | | 針 実 田 :| | ／ | |
| | |二二j| |二二二二二~| |二.ミｈ､ | | .:| | ,,x 'ﾟ ￣
| |∠∠＿,| |∠＿＿___＿_,| |___＿＿≧s｡.| |＿＿＿＿＿＿,,,| |'"
| |＿＿＿,| |＿＿＿___＿_,| |＿＿＿＿＿| |＿＿＿＿＿＿,,,| |
__ .ｚ-‐‐.、 :|: : : : : : : : | |: : : : : : : : : : | |; : : : : : : : : : :| |:| |
,ｚｲ__Y-‐"´ 骸λ .￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ|
. _｛二｛ , ´￣ヽ-.、∨ |
__{二二ﾘ .／ ／ ｀ヽゝ |
ヒ二ン「`′ ／ ／/j ｝´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ|￣| ■唐箕
{ニンﾆ{ ﾘ Y ／ / / .,' |＿|
tｲ ｿゝ圦 `iリ孑ｊ`ヾ＞ｚン 畑の耕起と並行して、
..... `‐´ ｀ヽ.′¨ トィ´
人` .、ｰ. ' __ この手回し水車もどきで種籾を選別するのじゃったな。
ｲzｘﾆﾆﾆﾆY-‐ /
. ,.' ヽ/|ニｋ ／
_'__ i/＼_/ヽY
... ／//｀ヽ´ヽ ｊﾆ」.X.｀|i
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 本来は脱穀後に籾殻とかゴミを飛ばすやつなんだが、
| ｀ ⌒´）
| } 重さ別に分けるって特性上、種籾選別に使ってもいいだろ。
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
. | | | ＼__／.
/ / . / ./ / !ヽ | .| ‘， .| | ∨-{ | ﾘ ﾊ
′ i|/ / / /l| |ハ .ﾄ | .|、 ! .| .ハ ! ./ }ー､
| l| / / / } / } |ﾊ ﾄ .| .|ﾊ | ! .l .ﾄ._ |/ ﾊ }-､
| | | / / /} /| / .l |斗!ﾊﾄ､ ! .| .ﾊ| | .| .| ﾘ＼ ｨ}ｲ_ ./ } .! }
| | | ﾊ /} ｲ-/ ﾚ ﾘ .ィ禾示ﾐ､l/ }} 八 .八{/ } / ヾ_ |
-=＜..| ﾄ { .| {..ｨz|/zミ､ ./ {しｲ::::} ﾘ 八./}/| / /
.ﾊ八 .|ﾊ ＼ .八 |ハ/;rfハ .Vハ::ﾘ /／Y/ .!./ / ゆるい風の日に箕をふるってやるものを、
一､. ＼ヾ-ヽ .{＼ ＼|{∨:しｲ:::} ヾｰ' ／}} |ﾊ-}'､ /
＼ ＼. ＼＼.＼八 ヾ:::::ツ , 八 .!.､ ＼.／ 人力で風を起こしてしまうとはのう。
＼ .＼{ﾊ ≧=ｚ- ｲ | |: :＼ :∨
＼ 八::} .V＞ ,､ .／::＼.八 .ゝ: : : : .V .／ ｲ ./ /
＼ ／´ ￣ | ∨|:::|.≧=- . _ イ:::} ＼:/ ./ /､: : } }＼ ／´ ./イ7_
＼ ./:/ .ｨ: | .Ｙ::::! ∨:::＞.，￣ /:::::::|／/ ./ { ヽ八 : : ＼ _彡 //
＼ /:/ /: : :八 ヾ::!. ＼::::::::::::≧´:::::::ﾘ .ｲ ｲ:::V: : } : : :}^ｰ: Y ／_
、 ｒノ:/ /: : / .＼ ＼ー―＼:::::::::::::::::::/ ーイzz.ｧV|: :/ ヽ{ / :}三ﾆ=-彡ー=ｧ{
..＼ .ハ/ /: : / { : /ヽ 八_ ≧=--- ' /ｲ _V|: : :} /: : :.|￣￣ .)/
／／ ＼: : :/ l: ﾊ |≧z_.(_ .ｨ Y: :.ﾊ ./ ヾ: } :八 /
ヾ/: / ／＼: / .ﾉ: V |ｲ( ィ- =ﾆ _ / .ﾄ : : / }: | /
.
.＿＿＿_ .i＾ﾏ'ﾌ
／⌒ ⌒＼ ﾚ' / だって、箕をふるうってキツイんだもん。
／（ ―） （―） .／ ,ｲ ヽ、
／/// .（__人__） .／ ､ /ｰﾍ_,.ヽ, プロペラは無理だったけど、
| .´ ⌒｀ ./ ､＼｀ヽ´__ .`t
. ＼ .../ ヽ r'´_}__, { 風起こす機械つくって流すだけのほうがラクなんだお。
.／ {'T /`7/ _,ノ !
.-' ｀7'／ヽY´ |
／' ￣￣, ＼ ヽ: ヽ
〃 .: .: ヽ :.
{ / . :. :. :. :. :. ',
, .: .: .: .: .: .: .: .: :.:. ｉ 戦士にとって剣の良し悪しは己の腕の延長です。
.:.| .:.| .:.:| : .: .:|.: .:／ __ｉ ｉ ヽ :|
ｉ:|: .:| :|.: .:| :|.:.:.:|／ィぅ刈:i: V } : | 道具で己の能力を補い伸ばすことを
|:|: .:|: .:|.: .:|八:. :| ゞｼ从 .:ｉ/:..:/_〉､
从: :|: .:| :斗ミ＼| ｉ .:|ヽ/^ヽ: ＼ 恥じる必要はありませんよ。
ヽ＼ト ` v) ｜ :. :.| { :. :.＼
| .: :心 :} - |:. :. |-=７=-_}:.:. :. :＼
|i .: .: 个 .,_' |:. : 从／=／二二二ﾆヽ
. 从 :. :. | ア´:|:. / 二／二二二二二=ｉ
. ＼:. | {二ﾆ|:/ 二/二二二二二二=|
ヽ _ -/ﾆ{::::７ニﾆ{二二二二二ニ /|
ｒ‐{二=/ﾆ/ﾍ/二二ﾉ二二二=--=ﾆ:/:.|
|ﾆ|二/ﾆ/:::/二=-/二二二二二二:' 从 _＿＿___ -=≦/
／|ﾆlﾆ/ {:ﾉイ二二/=- 二二二二= /-‐ _＿＿＿＿ / ⌒ｉ {
{二|_／ ／二ﾆ:r＝つ 二二二二二 ,_ -7⌒i }/⌒} /⌒} { /／
_/|二|=／=- -= ﾉミ_::)二二二二二二{ // _ノ /-―――…=≦_ ／
/:::::＞――----个.､::)二二二二二二/ ／ -‐≦ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ
.
＿＿__
／ ＼ プロペラはなあ。
. ／ ノ ' ヽ＼
. ／ ／）（ー） （ー）u＼ 竹とんぼレベルならともかく、
| ／ .ｲ ' |
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／ えげつない曲線構成のうえ空力的に正しいかどうか判別できません。
. | ≧ｼ' ＼
／＼ ヽ ヽ
/ !::::::::::::::::/:::::::::/ : : : : : : : : : : : : : : ヽ/:::ハ
|::::／⌒ ７:::::/ : : : : : : : : : : : : : : : : : Ｖ: : :
ﾚ' l:::〃: : : : : ﾊ: : : {:ヽ: : : : ヽ : l: : : |
|/ ｌ: : : :i: : !__ヽ : ',: :',-―-:} : ! : : l
| : : :,|:'´l ＼ゝ } --､ﾊ: :! : : l でも旦那さまぁ、
ｌ: : /:l: : lｲ⌒j ´{ ﾉ'v;､',: : :l
ﾊ: :ｌ :l: : ｌ ゞ ' . ｀´ﾉ } }} '. : :' 種籾分だけじゃなく食用分も含めて全量通せというのは、
/ : ヾ: :l : :l､ "" ､-. "/ //ﾊ :', : ',
/: : : ;∠,! : l ＼ ／ ∠ ハ : ヽ さすがに気が重いです。
／: : :／ ヽ:l、 Y´ ／::::/￣ ヽ: : ＼
／ : : ／ 〉}ｰ -ﾊ-- ‐{::::::/ ＼: : ＼
／: : : : : { {/! ¨ }{ー -ヽ::{ 〉 : : :ヽ
／: : : : : : : : ヽ ri / ハー ´ }::ヽ ー- ／: : : : : : .
, : : : : : : : : : : ／: ｀V l / /´∧ ﾊ::::::7´ /: : : : : : : : : ,
/: : : : : : : : : ／: : : : : } l/ /- ー} }:::/ / : : : : : : : : : i
,: : : : : : : : ／/: : :／ : ﾊ / /::::::::::::', ヾ /: /: : : : :∧ : :
i: : : : : : :／ /: ／ : : / ', / /::::::::::::::::', }､ /､/: :/ハ l ヽ |
､: : : : / /／: : :／ V /:::::::::::::::::::i V: :l: :/' : : ﾘ ｿ
/ ー｀--'---´----´------} /----――ヽ }ー-'---------―┐
Ｌ ´ ＼ _ノ l
.
＞ ￣￣￣￣￣ ｀ ､
. ´ ＼
／ ＿. ィ===ｧ ､^ー＝ミ､.. ┃┃┃
／ .／´ ./ }. ┃┃┃
./ / / |. ┃┃┃.＿
/ / / / ,′ } |、.| | .､ Y Y
〈＿＿＿ / ,′./}. /} ./!ハ } }､ }､ }､ .人 試してみたら
.ｨ≦ .,′ { /_,′,.斗ｾ // }ハ/≧ｚ-_V }≦￣ ヽ
ノ ＿＿＿ { ﾊ＞---=ミ､/ （＿_＿_ノ 从 } 結構な藁クズや塵が混じっておったのじゃ。
.}ｨ≦ 八 {(＿＿____ ｲ u i!i!ﾄ､ヽ /ｲ≧===ミ
.八 ／´￣￣ﾌ＼ 从 ilili| |i!i!i! , ､ ‘，ヽ .八≧=--{ 飛ばしておけば製粉でも余計な手間がへるのじゃ。
.＞､／＿＿＿〈 { ヾ{ .| | u /＿＼ } .}/|￣ ｀ ＜
〉 ／´ .＼_∨∧ l | ij !／} | ヽ
∨ ハ ‘. l | . イハ l | ﾉ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ 種籾の選別だけなら、塩水での選別も効果があるはずなんだが……
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
.
,ﾍ / / .{ 、 ヽヽ'
. i / .'/ { i l 、 ヽ .ｉ ',
. !' { l 人l＞､{!ヽ＼k＜ ﾄ､ ﾘ. }.!
。 .ヽ/l r'んヽ ヽ ｨヽト､V .ｿ.ｊ
_.l ! ' 乂ｿ 乂ｿ ' ! .!/
`l .l. ' ! {フ
l l、 ｢￣ヽ { ', 塩だってそれなりに貴重品なんだよ！
ｌ l.ヽ 、 ﾉ ｨ ｌ ､
l l. __i 二 イ__!＿', . 、
乂. Vﾊ.｣./l ＿ l ､:. ､
_ ,-ｰ／__ 〉.l ,.-‐ ､ ヽ
,´ .,ｲﾆ/ィ / . 7 ｀ -,.ｲﾆﾆ／ ｀ 、ヽ
l,.ｲ＞' ´ / .／ニﾆ/ ｉ } l￣￣￣￣l
,.ィ.r '" ,ｨ＝=ー'-=二/ ' .l ｊ | .ト､
. ,.. /､ ｀廴 ＿,..イ _ﾆ{ .／ ∨ | .| }}
_,.-､,.＜ .{二二二二二ニニﾆ==ｰ-=ﾆﾆl ,: l | .| jj
. ,/ﾆヽｨ '二二二二二二二二二ニニﾆハ. ヽ￣￣￣￣￣￣￣/ |〃
,.'-- ｧ' ヾニ＝-――-=ニニニニニニ, ヽ＿＼＿＿＿＿＿／＿＿＿＿!＿＿_
ｰｧ'" .l_ ￣"ニﾆﾆ/ ` ----------------------------'
' l_ -二ﾆ/ ヽ ｰ ,./ ゝ、 ノ ,/./ '
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 風での選別は重さを、水での選別は比重を見ているので、
／ （ ー） （ー） ヽ
| u ___｀___ | 両方やるのが望ましいのですが……
ヽ、 `ー '´ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ ヽ / ＼ ヽ /. ┃ 塩水自体は「使いまわせる」のですが、勢い負けかな。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ヽ
／ （ ●） （ ●）' 播く前に、１週間くらい種に水を吸わせるのと、あとお湯で消毒するのも……
| ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒´ ,／ ( ::)
／ ー‐ ヽ ( ::)
/ ,. -|￣￣| | ／＾⊂ r￣￣￣i
| i / ￣ﾌ￣| .| ./ E ﾉ、＿__ノ
| l-´ ￣ﾉ | |´ r‐´ ￣
ﾉ⌒＼ ＼ / ∧ / / ./ ',
.＼ ＼ Y＼ ./ ∧ ./ / ./ ／ ／ / .|
＼ |l ＼ У ./| ./| ./ .／ ／ . ｲ / |. /~） /~）
＼ |l ＼,' ./ .j/| Y／/ ／ ／ /./} /／ /／
＼ ＼ .八 { {./ / ! .! ./ ／ｨﾐイl| // ﾉ ./ ′.. o o
＼ ＼ ∧ '. l| ./ .ﾊ |/ ´ 〃 /》 |.///ｲ ／}/
＼ ＼ / 〉.-. ､l|/} {l V{ 《 /V ｲ／ ﾉ´ /
＼ ／ﾉ} ./{: : : : } | |l人| .{ソ ./ ／ /
＼r ､ｒノ＼ ゝ= 彳 .| | ヽ ｀ {
＼ ＼ ＼ | | | '. 1週間も水に浸す！？
― ＜ .ｨ⌒＼ ＼ .∧ .l 八 ! ＿ .ｲ
＼_／-_―――-＜'. .У .ﾘ .／´￣ゝ ′ 腐ってしまうぞ。
.､ ／´ ／: : : /. ｀ ､ ｀ ＜ / ヽ
＼／ ／: : : : :/ .＼ ＼〃 ,.イ 選別もこみで１晩ぬるま湯につけておけば十分じゃ。
／ ./: : : : : :/ /:＼ ヾ＞＜
Y ./: : : : : :/ /: : :ハ ‘.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ これは やるお さんのダウト。浸種で１週間云々は米の場合。麦だとおおむね12～24時間。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
| | i|:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:.:.:.}:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
| | ﾄ､ ∧:.:.:.:.:|:.:.:从/|:.:.;ｲ:ｉ|:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
| |十ﾍニヽﾄ､ｌ: .:ｌ/::「/::ｌ7Tﾆ/|:.:.:.:.:.|
| ﾄｨ斧＝ミ ｨ斧 ＝ﾐ:.:.|:.:.:.:.:.|
| 弋r:::ﾘ ｌ. ヒrﾘノ .:.:.:.:.:.:.|
| l |: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|
| ﾄ､ u ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'}:.:.:.:.:.:| しかし、消毒ですか？
|ｌ ∠二ヽ.:.:.:.:.:.:.:./Y .:.:.:.:.:|
|ｌ l /＼ .:.:.:.:.:.:.:.:.／∨.:.:.:.:.:.:|
＿＿ . ｌﾍ ｉ|,/.:.:.:.}＼ .:.:.:.:.:.:.:イ V.:/.:.:.:.|
（ﾋｿﾋｿ） ...从 i|.:.:.:.:/| ≧ =升:.:| .ﾏ.:.:;ｲ |
￣￣ .ヽｌ.:.:/ ﾉ ,ﾉ::::ﾄ､ }ノ ｉリ
_ , イ/::::＼ ....:::::／:::::ﾍ=- 、
＿ - =≡/////ﾍ ::::::::::::＞,,,＜::::::::::: //ヽ三≡=- ＿
////////////////＼ ﾏ:ｉ:i:i:7::::::::: ///∧///////≡==
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.ィ{ ./ | | ﾊ {､ {ﾄ､ {､ } .ハ .∨ }. ＿＿
「 |/{ l | .{ノ! .八ヾ .>x=ﾐ､ﾄ､ | .〉 .／≧==ミ､ （ﾋｿﾋｿ）
／ ﾊ | ﾄ.{ヾ{ Ⅵヾ{ ｲ心 }} } } }/.／ } ￣￣
< ／{人! .| ｆ芯ヽ 乂ﾂ ,ﾘ | ./ / /≧=---ｚ＿＿|､
>´ .ノ|八ヾ从乂ｊ |/} ./´￣7´￣￣ Y
{／ ／ ∨ 个 ｀ J / .|/ | ./ ＿＿＿__/ 前から思っておったのじゃが、
/ / ヾﾄ{ヽ _. =‐┐ イ | / .／＞-----〈
〈 / ／ﾉ .込 lﾆ=-- ¨´ イ | .!Y ／／ ＿＿〉 そんなに毒を気にするのはやはり……
У ./ 「 / ﾉ.＞ . ＜＿{.ﾉ ハ / / ／´￣ 7
＼ /{ |イ／´ヽ￣ヽ｀.７ﾆﾆﾆﾆ／ ／イ≧/ ./ ./
Y ﾚ ／l: : : : ‘，ﾏﾊ {＜三ﾆ{ .／⌒}--=ミ､＿_{ /⌒ヽ
/{ .|: : : : : :， ﾏﾊ ｀¨¨.ゞ=)´7､ﾊ-=ﾐ、＼ ゞ=.=.〈ｒ） .}
/: | ‘: : : : : :‘. ﾏﾊ ／／ V}､ ﾏハ / .ノ
{: :.| '，: : : : : ，.ﾏﾊ ⌒´ .Ⅵ､. ∨ﾊ /／
.
|::::: へ:/::::::::::::::::::::::::::/'|::::∧::::::::::::::::::::ﾊ ＼:::::::::::::::::::::::::::l/￣
レ::::::::.ﾚｲ:::::::::::::::::::::/ |/ ',ﾉ::::::::::::::7ｰr--＼::::::::::::::::::::::i
l::::::::::::::::.|:::::::::::::::::_,.斗七"´ ',:::::::::::::/ /jﾝらﾐ;,::::::::::::::::::::::,}
i::::::::::::::::.|::::r::::'"::/,.ィ=ﾃミ､` ′::::::/ ｲﾌ｀'::} } 〉::::::::::::::::/
!:::::::::::::::｜:::::::::／ｲ:::::::ﾟしﾘ ',::::/ {ﾟ::::::ﾉ 'ｲハ:::::::::::,′
ﾉ::::::::::::::::.|::::::::://弋(_ﾉ:::,ノ ∨ ｀¨´ {:::::}:::::::/
/:::::::::::::::::::::|:::::::∧ ｀¨´ ヽヽヽ}:::::|::::/ 自らお料理することもあわせると
/:::::::::l::::::::::::从::::/:::::, ヽヽヽ ＿_,r‐ 、 ｲ:::::|/
./:::::::::::.|:::::::::/:::::∨::{::::′ ＿r┴- ヽ } ／:::|::::,}i 毒殺警戒、ですかねぇ……
:::::::::::::::.i:::::::/／|:::::,ハ:::::',＞ .._ { 、￣ ﾄ:::::::::|:::,ハ
::::::::::::::.lr=／￢|::::ﾊ::::r＼ ', ﾉ / jﾉ:::::::j/:::::ﾊ ＿＿
:::::::::::::〃::::,:::::::::|/::::∨ ＼ｰ-`/ ∠..＿::::::::::::::i （ﾋｿﾋｿ）
:::::::::〃:::::::＼:::::::::::::::': .7:::::{ ,.ｲ::::::::::::::｀ヽ,:::::::l. ￣￣
:::::::::{{::::::::::::::::ヽ:::::::::∧ i:::::::} / ﾄ､:::::::/:::::::}}:::::::|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／: :/: / :/ ｀゜＜二二二 三三}三三三三三三三
／/ /: /: ;ｲ: :/:｜: ∧ ＜二二 三}三三三三三三三
/ :/|{i: }レ' |: :/ :/|: / |:｜: ｀ ＜_二{三三三三三三三 ' ＿＿
/ :/: i ﾚ' ＼ |: / ﾚ }/ V ',: |: :i ＼ヽ三三三三三三三}... （ﾋｿﾋｿ）
' /|: |: |仆x }/ ゝ -─ ─ '; :|: :| :＼}三三三三三三_,' ￣￣
{: { |: レ'辷ﾉ 仆ミx } |: :|: |＞‐ 二ニﾆ ＝=──
|: | |: |: |／ﾉ 辷ソ V: |: i: ! ＿／
|: | ' !: i ヽ }: :,' ! :/ :|二二ニﾆ＝ ￣ お家騒動、権力闘争での、
レ ヽ: |: :', /／/ / /: /i: |: :|
∧:|: :ヽ {_ヽ /イ :/-|: |: :| “スマートな解決法”の定番だしなあ……
/: ヾ: /ニ , レ' |: :', /ヽ::｜
/:__/: :}三ニ ､＿ -‐ ´ ! : }: {三}─､
／ {: |三三ニ -i {／{:i:}ﾆ/三 }￣￣ ､
, ' |: |三＼三三三二二二二三三{:i:}/三 /
'; |三三＼三三三三三三三三}:i:{三, ' ',
.
____
_,,-‐''´- ,,_',¨''-､
. f¨''''''''''‐-,,,_/ ,r'´ ´` ､
. ! ヽ __,, -‐/ / // / /V ! i,', ヽ!
. l .:.:/` ｰ/ i/ /! / l ! lヽ; l′
. /.:.. ..:.:./ ヽ / !ﾚl!ﾚ'ﾚ'‐ ﾚr'7ﾚ!
_,,,-‐‐‐‐‐‐-ゝ、 :.:./ ／/ //＜´!¨i` i,,!lヽ ヽ
.. `､ ー------ ,,ヽ/／' / / ト、 ¨´ ｀ / ヽ ＼. 'ミ_'⌒)
!:.:.:.:. ...:.:.:／´ / / /ート '´/ ヽ.ヽ ＼ (´ ⌒)
.... l:.: _,,,-‐''´ _,,/ l /_,,-l,,,,,_¨''┬- ' i ヽ ヽ､ ＼.. ｀～ｰ'
.... _,r`''''´ _,／/ ,! i !_:.:.:.:.:.:...¨¨'''ヾ! ! ヽ ヽヽ ヽ
.._,,r''´ _,,r''´ _,,-''´ // /7 l/ｰ:.¨''''''''''''''''''´ヽ､ ! ヽ ヽ ＼ `､
...￣7´ ,,-''´ // / ! l:.:.:.:.:.:.:.: ヾヽヽ--､l,-､! ヽ ヽヽ,
.. / ,r'´ ＿ ﾚ! / ,l l:.:.:.:i:.:.:. ､ `ﾄ､ヽ i,___,!! ヽ ,!ﾚ′
../ ／,r'´ _ﾞ´ ｀ ､... ヽ !`f¨ヽ l ! ヽ!
..ﾚ......／ ; ヽ ヽ l `i-'’il ,!
' lﾞ:.:.:!:.:.:. ヽ l !,/ ﾚ′
/ / ' .: ' ヽ :.:.:ヽ ! ヽ
/ , ' ' / i :. ﾄ､..... :.:.:.:.. l､_,,,,ゝ
' ' / / ,/l ./.! ー-l .!, l ; . ‐‐''''''''''''’l
〃 // / -‐/'" / ! / ! ,ｲ ! !.ｿ......!:,;-::'´｀:.:,; .`i
/ '/l / l ./ '.// ! ' l/ .l .ｉ l. ', l:._,; - ''.´.:.:.: l
' .l / l / '//､ !./ / _!ハ ,
_ ィｊ/! : l/l jｲ=ゝ l/ '"ｿ｀!/ えーとね、３人がすごい学者さんなのはみんな知ってるけど、
＜ ´ ｀l ' .l ´ 、 !|
｀ ｰ-l l. ' ' ! 実地での農作業の経験はないよね。
/ .! .|∪ ｒ‐ ァ ｲ l
. ｌ ト 、 ー ／! ! だから、私達のやり方で特に問題なければ任せてほしいなって。
. | | ┬ .イ'/ ! .|
/ | | l///// | .|
＿. -―! .| !ヽ ―- ､.l .l
: : : : : : :.| .| ＼: : : ｌ l
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
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”“'' … ＿＿＿_ └＝ニ|／ : : ￣ ‐:|:_:_:::::::||／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
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,.｡+''” :..／ ─ ― ヽ
｡+'“: : : : : ／ （ ●） （ ●）' うん任せます。
: : : : : : : :. | __´ _ |
＼ ￣ ,／ ( ::) 僕らなんて巨人の肩の上にただ立っているだけなので。
／ ー‐ ヽ ( ::)
/ ／＾ｰ r￣￣￣i
| i / ﾉ、＿__ノ
| l ／ r‐´ ￣ |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 【巨人の肩の上に立つ】先人の積み重ねた発見に基づいて何かを発見することを指す言い回し。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ
／ （ ●） （●）' , -―ーっ いじけてるみたいに聞こえるかもしれないけど、本心だお。
| （__人__） | （ ゝ彡￣
＼ ｀ ⌒´ ／ﾞ|￣'| やりたいことはあるけど、
／⌒丶、 ー‐ ' .|, |
＿＿/ ﾉ ＼＿_ィ ´ー‐イ' | ∫ それができるか効果あるか、実地の意見は大事だお。
| | / / r_＿＿__ ∬
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'――──―r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣￣￣￣
／￣￣￣￣＼
／ ヽ
/ ‘，
| ＿__,ハ
| ( 一） |
| {
| （＿__ﾉ 俺達素人だしな。
| _)
| | こういう方法もある？ ってくらいで聞いてもらえると助かるだろ。
} | |
＿/ ＼ /
. |二二ﾆ=- __ ＼＿＿___/
. 二ニ= -二二ﾆ=- _{__
. 二二二二= -ニニニ二}
二二二二二二= ‐二二/
. 二二二二二二二二二ﾆﾆ= _
. 二二二二二二二二二二二二= _
二二二二二二二二二二二二二二
.
И.,' /i .{│ﾄ､＼＼ ', ∨ i
. И { ∨人{ ＼＼＼| │ }
. N|笊ﾐ､ _斗ｬfｷ¨ К/
| 圦乂} ´∧ヒ刈 |人
|小 `´ﾉ ￣│ |ﾍ::＼ ,-､
|ﾉ.人 ｬ--､ .| │ } :} | │ , -､ 農作業に関しては、私も素人ですからね！
. ／|'´ } ＼ ｀‐ ' . イ│ │ | :| | | / /
. ′ l / /:::)ﾐi´ ,乂l 刈_ﾉ,-┴=､, ││ / /
. ,ｨ圦{¨¨7¨´∨_／ }'／／ 二＞辷Ｖ {‐-ノ / _, ､
/ ∨` 〈_／厂７ ／ ./ ／ ／ ／} `´ / _＞'¨ ノ
. / ﾚ'i:i:i:,ｨ介ｖ'＼/i:i:i:i:{ / ﾚ'ﾉ､__ `'´ _, '´
/i:i:i:i://:│ /i:i:i:i:i: ', ___ ,＞'´ ｀ ､ '─---─ｧ
. { ./:i:i:i:i//::.: | |:i:i:i:i:i:i:i:', (＿＿, --､＿_ ｀`y'`…‐-‐'′
. │ }i:i:i:i//::::::: | /i:i:i:i:i:i:i:i:i:', ヽﾆ≧=‐'´
i | | | | | / } / | | / | |:ｉ:ｉ:ｉ:／
r― _| _ | | | | | { | | | / 〃 i| j＼ , | |=-― ￣
"''＜ ｒ― ≧| | | l 从￣∨| | | ' / ￣￣∨￣ ∨ | |=- ￣）
"''＜ =- | |xｨｆ芋芋芋㍉l八 i / xｨｆ芋芋芋㍉ 八 √ ／ ,, ''
≧ | 人 乂 ｚ:ソ v ヽ 乂 z:ソ ! ' , ,,.. '"
/ ,≧八 i ＼ /／/／ /／/／/ / ／ r≦ i 素人っぷりなら
/ / i ＼ _ ＼ ／ ｲ ' /| |
/ /' | ＼ :ｉ八⌒ } ／ /:ｉ:ｉ| / /､ | 私だって負けないぞ！
, ' | |/＼:ｉ :.､ ｲ:ｉ:ｉ:ｉ' / /:ｉ:i） 人
. ｉ ｉ | |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ` ´ ／{､:ｉ:i:/ｲ /:ｉ:ｲ | ､
. | | | |ヽ:ｉ:ｉ:ｉ＼:/个 ' 人／'"| ハく＿ ＼
. | ＿|＿＿| |人:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ＼ ≧==≦ ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i| ,':ｉ:ｉ{ﾉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ＿ ＼
. | ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| |＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼,￣￣∨ ￣／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|iｲ:i／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼
, 斗≦ﾍ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:| |:ｉ:ｉ:＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧======≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:八 ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／⌒＼}
.
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
. ﾉｨ/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::l!::::::::::::::x｡..
.... ﾏ二二i}::::::::::::::::::::::∧:::::::::::!|::::::::::::::::寸≧is
.. }二":::{::::::::::::::::::::::/ |::::/|:/∨::::::::::::}:.､寸ニ}
.... ﾉﾆ' .l::::l::::::l::::ゝｨ v｡ヽl:ﾉ ｨ:｡ ):/:::::::::l ヾ二､
ヾ .;:::::|::::::|:ゝ:弋ﾏﾉ ゝ' |::::/:从 }ノ
. ;::::::从::|:::::::.､ u/:::::::/ いやいや、そんなところで勝負してどうするんですか。
. :::::::::::|::|::::::::::.; c ノ:::::::/:|
.. ,::::::::::::|::|:::::r- }_ ≧‐≦/:::／:::| 旦那様たちが、忌憚のない意見交換を好むのは周知ですから。
. ,::::::::::::::l::|-' ､ ヽ ヽ/／ﾆ≧::人
.. /::::::::! |:l ヾ; ＞ ニﾆ l::.
/::::::::::| |! ﾆ､/:::::>::::::}ニニ l::::､
./:::::::::::'l ニﾆ､ヾ:::::::ﾏ二ニ､ ､::::､
.. /::::::::::::' | /}二二､l::::::::l二二ニs､}ヽ:::.
/::::::::::::' } l 二二二x:::::|ニニニニ}ヽ)/
＿＿/ /´ ､. ヽ ＼/ ｨ≦三ヽー=ﾐ
_{≧=-/ / ハ ﾄ､.､ ハ´ ,ｨ≦´￣￣ }
{￣￣./ / / { }､ 斗 } ﾄ }ヾ}_／ _ｨ=イ=ｧ
.八＿.〈 / ﾊ .{ヾ|､ { |ﾊ イ心.} .|´ / ィ≦￣￣／
/ ＞{/八 l.ｨ心l|.ヾ! ﾘ Vツ | .l.ｲﾊ≦ /
￣7ニ〈三ﾆ|ﾊ. ヾ{ V:〉 ´ 从 ﾘ○｀ ＜三三彡 まずは言うだけ聞くだけでも、
＼ {≧ｲ .K:V{lヾ＼ ' ＿ ./} ./ノ|:＼ ＼＼}.7
≧=〈 ＞ ヾ{l込. .ゝ .ﾉ ／/ｲ/.|: : :} -=彡ｲ＼ 言わず聞かずでは何もはじまらないのじゃ。
{{. V彡イ ﾊ ﾉ ﾉ .≧- _ｲ// ./ |: : :| Y: : Y〉
ヾ彡≦´〈/ / .／: :,ｨｆ〉-{ {./ !:. :.| |: : :/
ゞ=彡ｲ ゞ Y ./: :/|/＼/ヾ V: :! .|: :/ .ィzz.ｧ
／ゞ=- {{ゞ' /: :/ .| .＼ ヾ| .|ｲ ／／{:/
/ /: :/ .ﾄ､ ./ ＼ィ´￣￣_7ｨ／ |{
〈 〈: : { l ヽー/ 7--¨.､|// .||
.
||| i 彡| ／ヽ i||
||| | 彡| r!/=ﾞ´_/二'Y /ﾞ |||
||| | ≦| ,ｲiy-, /ヽ ヾﾍ iiｨ-=y{`〈frぅ}_)｀ｿ-y ,イ￣> |||
||| 1 /二ト､r ヽゝ/ト､ ,ィT >､ ゝ y─-!､,/ミヾ_／/ }{ /__ 〔 ／ ,-、 , |||
||| r､(ﾞi} ヽi／ 〉ヽﾍVﾍヽl/ /,〉 ⌒ヽ ,ハ/∠〉／ / i|/⌒!ヾ丿ーﾉ (---/／/~ﾞ7/ |||
||| ゝ=二ソヽ／ ,｀ヽヽﾍ ヽiﾚ' / 〈ヽ ,-､〈｀ｙ'- ‐'〉ソ´￣i|( § { |〈￣i￣}∥ ／i |||
||| y-} /ﾄ)(彡ｲ⌒〈ムｘﾍ>ｋｲ∧i ∥｀ヾvハヽﾝ´ )ゝ-ｲiﾄ｀i⌒Ψ丶 i､ i , ﾉ/ r´ / |||
||| 〈 ヾ〈 i/ rt( r-､ 厶Xくiｲ∥／/八ン´ ／/⌒νゞｿiー/ヾ ﾍ ヽV(/ｦ 〈ﾉヽ） |||!
||| ´￣{｀ヾ└-),ィｲ }≧ィiV )∠>ﾄ<ｽx1ｲ ﾐi-ヾ ヽ ! ゞﾐ{/／ ゞ´(ヾ=iI`ヾ') ヾ- i|||
|||＿|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|__!_|||
||| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ||i
〔i|i | |i |ﾘ
〔i|i | o |i |ii|
〔!|| | i|i ||ｿ
└-」＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」-┘■プランター（植木鉢）
-‐ ￣ ､
／ ＼
/ ⌒ ⌒ ヽ
（ ●） （ ●）
{ （__ 人__） 言うだけなら、将来的にはきちんと畝作っての条里植えとか
ﾊ ヽ＿ ノ }
ヽ ィ プランター栽培とか、より良い品種への選択改良・配合とか……
, -‐ ,-､ ‐- ＿＿ -く _
／ /＾/ /ヘ ,ﾍ／ ヽ
/ | / /r‐､ { {二 V
/ノ （二二 V
l ／ {_ｒー }
/ / ､ ハ
/ / ∧ |
／ ∧ |
ヽ＿＿／ ＼＿/
.
,, -─- ､._
／ ヽ
. | |
. | ノ ヽ､ .| 苗まで育ててから植え替えできれば、発芽率や初期育成の効率はよくなると思うんだが、
. | （●）（●） |
| （__人__） | そうなると今度は温室が欲しいだろ。
ヽ ｀⌒´ ﾉ
/ ∩ノ ⊃ ヽ,
. { / ＿ノ }
| / / ｨ |
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ ものにより植え替えできるできないはけっこう厳しかったような？
| ⌒ ' ⌒ |
＼ γrj¨￣￣¨i ／ 配合では、ライ小麦をやってみたいですね。
／ j '⌒t_r=､_ノ ＼
| ／ /´ ｀¨´ |
_ _
. / / )
/ / / ／)
. ／ / / / ／／ ＿＿＿__
./ | / ／／ ／ ⌒ ⌒＼ 保存の方向ではフリーズドライも試したいお。
／ │〈 二二二) ( ＞） (＜ )＼
. / | | ／:::: ⌒（__人__）⌒::::: ＼ 食糧の長期保存は生存の鍵だお。
| | | |r┬‐| |
|＼ ,ノ ＼ ｀ー‐´ ／
.
＿//
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ // ＼／
| すずめっきできれば缶詰に走るのもありですよ。 | ／＼
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
... _,n＿00 _n＿_
...└l ｎ | └i┌z」 .／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. U Ｕ Ｕ .| めっきより密閉の方が問題じゃね？ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 初期の瓶詰めにならって、加熱真空からの蝋封でどうだお？ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＿＿|＿＿|＿＿
＼＼＿ ! ! ＿//
. ＼＼＿ ＼／ヽヽ // ＼／. _,n＿00 _n＿_
. ＼／ヽヽ ／＼ ／＼. └l ｎ | └i┌z」
. ／＼ ／￣￣＼ U Ｕ Ｕ
／ _ノ ＼ ＿＿＿
| （ ●）（●） ＿＿＿_ ／ ＼
. | （__人__） ／⌒ ⌒＼ ／⌒ ⌒ ＼
| ｀ ⌒´ﾉ. ／（ ●） （●）＼. ／（●） （●） ＼
. | ∩ ノ ⊃. ／ :::⌒（__人__）⌒::::＼ | __´__ |
／ヾ.､_ ﾉヾ､＿ノ... | |r┬ i | ＼ `ー'´ ／
(.:::::::＼ ／::::.／ノ:│.. ＼＿＿ `ー‐' ＿＿／ ⊂ ヽ∩ ﾄ ＿ ／/ ￣ヽ
＼:::::..“::::／＿|::::::|. /::::::::ﾊ＼/Vヽ/;:i:::::::ヽ. '､＿ ／>!､介 ／ <,r∠ )
＼::／Φ:::::::::::/ | :::r::ｌ::ｌ ﾊ |:7::::::ｌ::| `< ＼ r^´ヽ ／|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 溶融すずめっきによるブリキ発明は17世紀。すずめっき自体は紀元前ギリシャに記述あり。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
f´￣￣￣￣ ｀ヽ
| ……。 |
ゝ＿＿＿＿_ ノ
zz,
／ ／ ／ ﾞ ＼. *"´ r-iヽ
. , ' / ／ ﾞｉ ! r--‐ ´ - ‐ -┘ﾆ 、. ´ ￣ ､
...... , , ,: | ′, ＼ {ﾆﾆﾆ ´ ｀ ,ゝ. ／ ｀ ヽ ヽ
i .! ｉ : | |: |. |.ﾞｉ ﾞｉ. ﾞｉ ﾞｉ. y{ニ/ / ヽ.. / '
... !. | :! :. .,|:. !: | |. |ﾞｉ!ﾞｉ:. !: . ﾞｉ ﾞｉ. 〆ヾ{ / / ／ ／／∨ i Ⅳ'./ ヽ
.. , . :│ | : Ｖ |:. | ,:|.:..:| |. | |l |:. |. !:ﾞｉ ｉ.ヽ、__ﾘ /ｉ/ ／／／/ｊ ﾘ i j , i ＿ ', i
. , . :､:|. j| : |、j.:､ｲ:' |. :ﾊ:,:'V '|l |_ !. : j l |_/` .r‐し ｉ ｉ佗勿/////ﾘ/i / |.' ' ,. -!‐!.‐i l ', ´:､ ｀ ｉ !
. ﾞｉ .:ハ|:. |!Vﾘ斗 V |ノ ト‐弋V ハ : j i ﾘ.ﾞ{ゝ .＼｀弋i弋ツ 弐ﾘ ｊ .ｊﾞl ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. ﾞｉ: ﾄ|:. .:孑 千気 孑于iﾌ:. : :∨ﾘ. ヽﾆに｀‐ｚ` __ じ/ /// _l.ハ! /,{-‐V､ ヽｨr 下ヽ! .l‐- ,
. ﾞｉ (|:. : l弋炒 ´ ,炒 ´. : : : :| ___ ,ｲ、 、└ ｲ!／. ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ゞ-' ｌ ｿ'／
.. ,.ﾀ＼|:.. : | ￣ ´ ￣ ﾊ : . :|... , ' ｀ヽﾆ＞`チｚ＿_ ',! 、 ｌ〉 u l : l '
.... ／ ｀ッ|:.. : | .: > ﾊ. : . :| . ＿, ' 人///／//// | |.､ _ .ｲ l '
..／ . : ,’ |:... : . │u. _＿＿ 人.. : . :|...///＼.／´ ゝ‐i k∨′ l | ＞ .´ イ. , l }
.... : . : .! ﾊ!: . : . : | ｀ ー´ ／| : . : . : |.../////ｉ. | | | | l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
:. : .､ト:..ﾞｉ ﾞｉ.: . : |｀ . ／. | : . : . : |.＼___ン ｙ ゝ, |.／ヽ. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
_: . :／i:i:i:iV |ﾞｉ: .: | ｀i－´ |: : . :ﾊ: |.ﾞ／ ,へ y.-----┼‐‐┤ヽ l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
.:／:i:i:i:i:i:i:i:ﾞV.,|:..ﾞｉ. : |.:. ≧ .,_}＜ト，. |:.. :|! ﾘ ｝/,、 ∨三ニﾆ| X. |ン｝.... /: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
ﾞ:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV.:..:..ﾞｉ: | .:..:. ｒ ┴V..ﾞｉ:i:i:｀x.、 ﾞｉ:.＿ ∧|.＼ ∨三ﾆﾆK z| ソ , : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
_:ﾞｉi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:V..:..:..ﾞｉ|.:..:./ :i:i:i:i:iVﾞｉ:i:i:i:ﾞｉi:i:i:リ:≧r ，, ∧ ＼∨ニニ|イヽ|. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
.
__ .ｚ-‐‐.、
,ｚｲ__Y-‐"´ 骸λ
_｛二｛ , ´￣ヽ-.、∨
__{二二ﾘ .／ ／ ｀ヽゝ
ヒ二ン「`′ ／ ／/j ｝´
{ニンﾆ{ ﾘ Y ／ / / .,'
tｲ ｿゝ圦 `iリ孑ｊ`ヾ＞ｚン 知恵か知識か妄想か。
`‐´ ｀ヽ.′¨ トィ´
人` .、ｰ. ' __ なんにせよ、まずは当たり前の実りを手にできるようになってからじゃの。
ｲzｘﾆﾆﾆﾆY-‐ /
,.' ヽ/|ニｋ ／
_'__ i/＼_/ヽY
／//｀ヽ´ヽ ｊﾆ」.X.｀|i
〈//////」 ゝ/／ﾆ」-iﾘ
´ , :. ヽ
. / ,l ､ : ',ヽ
' ; .i ハ ! ＿ , ! ,
. { ! .l 'l⌒!￣､ l丶 ｀!､ .ﾉ ,
. ヽ ﾊ /;∧ l ヽ.!- ＼ﾉl ヽ' l
ヽｉ |-‐＝ _二＝ .! .|. ! だよね。
l .|. ￣ l l｀ ヽ.l
l .l ′ ! .|´／ l 私達がちゃんと地に足をつけておかないとね。
|. | |´ l
. l. ＼ | ! !
. l l＞ ,￣｀ ＜l .ｉ ｌ ,
. l .l///77,´ l .l .! ,
､ ｌV///ﾊ ! .! l ,
ヽ ､V//ノ ', {-=＝=‐-､
__-＝ァ'"´ ＼ ',ニニニニ＼
.
/ ; ! :.:│ | |: ﾄ. l: :. :. :. ＼∧
.′ i | : : :ﾊ: :. | :,:. | Ｖﾊ: : . :. i : . ヾ｀ヽ、
.′ ｉ _|_: : : | :,.:. |.! Ｖ | Ｖﾊ: : : . ::. | : : . ﾊ :.
.′ i ∧.:｀:''ト.∨,,_|ヽ ⅵ Ⅵ_;,..斗…'!'" : : :}、! :.
ｌ: : :iﾊ r=≠示ﾃミ! ﾘ ''"rfﾃ云＝ﾐ ‘,j : | ﾘ ヽ
r≦|: : : : :| {'. ` |::ili::｣ ゞ ! / |::ili::｣ゞ∧∧: ,′ ､ ﾍ 直近だと新年祭の間のヘンピナの村長会、
// l: : : : : :l､ :, 弋::::ﾌ 弋::::ﾌ ヾﾍ/ﾚ'､ 丶 ﾍ
// |: : :i: : :!:!/ヽ_; l / ///小: . :. :, '. やるお たちが戦うべき場はそういう場、
// |: : :i: : : |:|.//∧ .:| /´////.|ﾊ: . :. ﾊ ､
// ’ : .!: : :.|:|.////＼ ＿＿__ ／////// l/∧: : : ﾊ∧ こっちは私達でなんとかしましょう。
//∧: :.! : : |ﾘ// ':::::::::ﾍ ｀ ｰ‐ ´ ｲ:::::!///////! /∧: : :.i l/.
///∧: !: : :|///,:::::::::::::ﾊ 丶 彳::::::::|///////|.///}ﾊ: :| l/.リ/|//jヽ: : : :
////∧ｉ: : :|///|::::::::::::::∧ ｀ ‐ ´／:::::::::::::,′/////..|///.|| Ⅵﾉ////!//| ＼: :
//////＼八.//l::::::::::::::::::::ヽ._,.r≦:::::::::::::::::://///////|///.ﾘ/リ////;’//.! Ｖ
, - ― ‐ - ､.. _
r＜_ 、 ' ￣ヽ ＼ , -- ､
_,. -‐y' ､ _ ヽ. L／:::::::::::::｀ ｰ- ､
Г:::::::::/ ,ﾊ /ﾊ. i. i. |_|_ |:::::::::::::::::::::::::::::::::>
|::::::::/ ./ , |. L!ﾍ!' '1 | | | |. ト､｀]::::::::::::::::::::::::::::::|
|::::::l. | |i | l !_｣._ 十|廾.ト.| ト三]:::::::::::::::::::::::::::/
〉:::| |! !l |仆ﾊ|、 .!ｨ'"`;ﾄｲ ! ﾋ_‐-､!:::::::::::::::::::::::|
!:::::!|>|ﾍヽK'i:::::! !:::::::! | | |/L >_＞::::::::::::::::::|
/::::く＜ !` !┴┘ , ￣ ´| | |- イ !.ヽ::::::::::::::::::::!
ヽ::::::::/｀`.| ﾄ､. - ,イ / | | | | ヽ::::::／＼
｀‐/ | | | ｀l ト.､ _ '´.ﾘ / | | | |. ／ ／
/ / ,! | | r ～'^| // .!＼. | | ＼／ ／>
/ / / ,!. | |ﾘ:::::::::/ ,／/' / /:::::::ヽ__l i.. <／...
/ / / ノ:| .| /::::::::::! /::::::/ .〃/:::｢,￣! |. ト, |ヽ. ┌─┐...
／ / / /::::| /!'::::::::::::ﾚ':::::::/ /;〃::／´ / l::::!└─┘:::::::ヽ､
,／/// ///,-､l./.j=＝;fｽ＝=､lノ::/;rv′ ,ハ l::::l | ヽ ',:::::::::::::::::｀ヽ
⌒/Y /r '´-‐-､!')::／/:|!ヾ;､__}|::::/:.:.:.＼__,／:::::::ヽ!.＿＿.:::::ヽ::::::::::::::::::::::＼
| /:〈 ー-:|/::○:::○::::￣:::::〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉:::::::::::: （グッ） .｀ ｰ- ､::::::::::::::::::ヽ
/::::｢:! 'ｰ┤:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.:＿:./:::::::::::::::|. ￣￣ .｀ ‐ ､::::::::',
.
....::´::| :|::: / /:::::／ﾉ:::::::::::::::＼
／:::::::::::| :|::/ / ／／／）::::::::::::::::ヽ
＿ ｛:::／-r‐j .: : : : :∠／／::::::::::::::::::::::::::..
´￣￣｀ﾆ=‐＼: : : :.:＞ ／└―┐: :／::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
{:.: :.: .: : : : : : : : :＼／: : : :｀ヽ: : : .: :.:| :/ｰ‐＼:::::::::::::::::::::::::::::::::.
: : : : : : 〈: : : : :／＼: : : : : : : : : : : :|/....∧ ＼:::::::::::::::::::::::::::::.
∨: : : : : : v‐／: : : : : : : : : : : : :.: :.:ﾉ| ./ i| 、 ..|＼:::::::::::::::::::::ハ
. ', : : : : : :∧＼: : : : : : : : 斗-＜~ j/ー=ト ＼|......＼:::::::::::::::::::}
: : : : : : : : : . ｀二ｺＴ..爪{ ｨ==ミ ノ 斗-ミ |./ .....|＼:::::::::::/
: : : : : : : : ' , j |/｜|＼ 〃. :|. 厂￣ ‐-
. : : 厂￣｀ ﾄ､―{--|人 ′ ｰ彳 ∠|/ﾆﾆ斗―――一
',: :/::: 厂｀ |::::＼ / ＼ ⊂つ |/.....ﾉ.. .. .....| 私ともども、実作業には期待できぬしな！
∧＿/ ｜:::::::｀7 . :/-＼ イ ﾉ|i. /| .. .|......|
. //∧ | ／〃. .{ /: :＼}｀ニ´ -┴＜|乂:|.../.|.. ..|
// :|::::..、 ∨.:/ | . .i|′＼::::::::::::::::::::::::: : {い:∨...|.. .:|
. /.:::::::|::::::::: ∨:: |. .八:::::::::｀::ー::::::::::::::::::::{し}::::＼| . :|
,. '´_￣ ´￣￣｀丶､
／.:／／,／´.:..:_.:..:..:..:..:.ヽ、
,. -‐_ッ /.:／／.:../.:..:..／.:..:..:..:..:.}.:i.:..ヽ
,／;;;;;‐",,--'-ｧ.:/.:..:_/＿ /.:..／.:..:..:,ｲ.:..!.:..:..ヽ l /
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｨ‐/.:/.:.´/Ｌ.__/｀>′.:..:..//.:..:|.:..:l.:..:', ′／
／,. '"￣!;;;／/.:.l.:..|.:..:,ｨ ￣｀iヾ′.:., ｨ勹ヽ.:.!.:..:!.:..:.i
／イ /;;/ ,/／{.:..l.:..仆､_,r/ !.:／ﾃ‐､}.:./ｿ.:..:l.:..:.:|_}ヽ
!;/ /.:/￣!.:ﾊ.:.ｌヾー′ l/ /_,rハ, '.:..:..;ﾑ.:..:.!;;;;;;;ヽ
!' /.:/.:..}.:ﾊ{.:ヽヽ `ｰ',／.:/.:../! }.:,ｲ;;;;;,､;;;;i ﾊｯﾊｯ
,／´ , '.:,/.:..//.:..:..:..}`,､ （`ｰ┐′ ィ'､７.;／.:| l/ !;;;/ ヽ}
{{、 ／／.:...//.:..:..:...,'￣ ヽ｀ﾃ´rt i".:∠イ､!:|.:l. / ｲ ﾘ 開き直りかいっ！
ヽヽ-／／.:..:...//.:..:..:..:..:! ﾑ,}_!￣｀i-‐- 、!.:..:ｌ.:l、
, ｀"／.:..:..:..://.:..:..:..:..:./ .ﾊ;.:.:.}､ ! ＼.:.丶＼
／.:／.:..:..:..:／/.:..:..:..:..:..ハ ﾄ､ﾞr.ﾍ丶 } ＼.:.＼ヽ
／.:／.:／.:.／.:./.:..:..:..:..:../ ヽ |:::＼.:.`!} ,ハ /.、.:.ヽ丶
{.:../.:／.:.／.:..:./.:..:..:..:..:..:/､＿,l::ヽ}::::::::＼ll/:::::i. /.:..:.`.. ､〉.:〉
!.:／.:.／.:..:..:./.:..:..:..:..:..:./{`ー 1:::::::::::::::::::ﾟ}::::::::|ーｧ､´.:..:..:..:..:..:.`'ｰ┐
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
┌─────────────────────────────────────┐
│■オドメーター（距離計） │
│ 発明者は古代ギリシャのアルキメデス（紀元前287年?～紀元前212年）とされる。 │
│ ここでも、アルキメデス同様、車輪の回転を距離に変換して示すもの。 │
│ 現代だと測距にはレーザーを用いることも多いが経路を実測するとなると欠かせない、 .│
│ 通勤距離計算などで総務の人が使ったりするあれも仲間。 │
└─────────────────────────────────────┘
-…-
／ ＼
′ ヽ
/ / _/ ﾄｨｯﾍ ＼ヽ
,ｲ i! r7ハ i}《｡》 ﾊ ｝ iV ｝
／｣{_八j刈≧ﾒ､ ´jﾉ斗≦ﾘ }__iL__ 古代ギリシャ・ローマ期では決まった距離毎に球を落として知らせる構造。
´ ヽ⌒ﾐVＹてうヾ ィtう^刈く⌒／
｀^iｰ|iﾘ ｀ﾟ¨ ， ｀ﾟ¨ j}ｧ彳ｉ ３人の場合は車輪に連動した歯車の外側に目盛りをおき、
jN「ハ _ _ ｲ }/ | l
i| {/ ＼ ／i !| ﾊ | 【車輪の外周×目盛り数】で距離を計算できる仕組み。
i| |//! ｢≧ ≦ﾆ」j人/'}ｉ l
__iｊ,｣-┴ｦﾆ}Ｈ{ ニﾄﾉ＞ﾐ儿L__ _ 中世中期には、一般にはロストテクノロジーとなっている。
/７: : : :く厂￣ ￣｀寸 /: : : : 「 ｝
｛/: : :r／ ⌒`＼〉 : : : : :| |r- ､
/: : : / Ｙ: :r‐-､| Ｌ_jＪ|
｛: : :｛ ｝: : ｀＼ ヽ |
|: : : ヽﾆ=､ ,、 __彡人: : : :ｒト､___, ノ
｛: : : : ::｝: : :i 「: : :|: : : :イﾐﾆﾆﾆ/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 車輪の回転の速さから速度を導くのは難しいので諦めてます。距離÷時間の時間がわからないのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
【東】
｡s “¨”￣”¨“' s｡
､ ` jI- ' ¨エデン¨ ' - _..‘'g,
‰.ﾞアﾞ ｀ﾞく. ﾟ 。
,: 弩'ﾞ Asia 寸.%
,...〃 エルサレム ∨
Ｗ ──────────── Ｗ
【北】＃.i. ドン川 ナイル川 .i ж【南】
$ﾞ}!─────┐ ┌─────;. ；
/, │地│ 从 ’
∧ Europa │中│...Africa /.ﾞ￡
'..ﾞﾍ,. │海│ .,ｲ,＇
'...}is., │ │ ,.ｨi{ 'ﾟ
／ ...::: ..::ヽ 〝･.えn。., |_＿ |__ ,.。rsi{｢
/;::... ...:::/ .; ;; iヾ ...:::::｀、 ‘''・-**++**-・''’ ■TO図
{j::7::.. / ﾊwＹｲ;. ! .:! ﾍ i 【西】
≦}|::../..::;i|..::;|7ﾟАﾟ|;. | .:i i |! {≧
i:::;! 十ナ|≠|ｭ.∨ﾑｨｻ十ト!|::|l::|!
|:::| i |ィｆ艾ヽ! !ィf艾ﾍメ|:儿!| ヨーロッパ中世において地図概念が衰退した証拠として
, r‐ｹ卞ﾘ､ゝｔソ ゝtソ И广＾フ
（ ｀＞t{ム ｀¨´ ｀¨´ tﾘィ^ j｀:､ このTO図がよく挙げられるが、
ゝ=彡ｲ| /.ﾊ ‘ ..:::|i:::| i| ）
（ |;Ｙ/i |::.. ｒ_ ｧ .ｲ::::||:::! i| ' 村の中で完結する生活に精密な広域地図は必要ない。
｀|i !; |::|::::j＞ _ _ ＜〔:|::::ﾘ::乂 |
｣人:|::|:::」｢￣}甘{￣｀トし-=ミ_⊥__ 「世界」の概念を示すにはこれで十分であったのであろ。
／⌒=彡亠vｧi_ ノ ⌒ヘ､__Ｋ : : : /ノ : : ＼
〈: : : : : : :｀v／~ ￣＼／: : : : : : : ＼
/: : : : : : :／ ＼: : : : : : : : :｝）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 実用地図としては、中世領主だって精度はともかく自領の地図くらいつくり（持ってい）ますしね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌───────────────────────┐
-━- ...__ │■提灯、行灯、バルーンライト（ちょうちん投光機） ..│
｡ ﾟ ⌒^ └───────────────────────┘
／ i|:. ヽ
/ ／} ﾊ|!:: ..::: ::...
, ′ _/ / /ﾉ〔〕:: i :|::rﾍ } :.
,:// 〈/ ⊆ﾆｽz＿/A＿r4ﾆ⊇|iλ_〉 |! i
///! :ｉ { / | ｛ {≫∨≪ﾊ| __ ｝i :l| :| | |
. //ｲ｣| :! |ｨ ナ弌､.ト{ ﾉf孑＾） ﾉVｲ :|ｲ | ﾁｮｳﾁﾝ ｱﾝﾄﾞﾝ
/┌-'く|人 !|/ｨ≠ミxﾒjﾚ く7ｧ示ミx }i| ノ-‐┐ 提灯、行灯の囲い紙部分は風除けの意味が強いが、
. ｛ｉ八 へ,ﾘ vｲ〈{~{:じｿ）) ｲ{:じｿ}） 》 Ｖ＾マ ノ
. 人{ ＼/ /}〉ゝ ゞﾆ'’ ゞﾆ'’ィ゜/γ ／从 光源を直視しないですむことと光の拡散の利点もある。
〈 ｀ }/ ＼乂 .:i "ｿ _／: / |}＼
ｲ ｉ／i｀ｰﾄ､ 爪｢::. ｲ:. |! ）
/ {/| | ::|::l＼ ﾏ ア ｲ :|::i!:: i ：: |{ ほのかな照明はムーディな演出に欠かせないが
. / .:! l i! :::|::|:::个:._ ／｣| !::|::. | ：: 八
. , ′ ::| | i::|::|::｛L二 ＞＝＜ 二ｺ｝:|::|::. | .}i::::.. )}＼ これは完全に蛇足だな。
. ..::::| i l .人|::|:::{|￣〕／⌒＼〔￣¨i}::l::|:: |ハ 〉:ﾄ､ ＼
. , / .:::i l i| i!:::|::l:ノく ｣i／⌒＼｢i 込乂;: | }/ :| 丶、＼
.. / /__＿｣_| iリ=＜、 ／ﾆ=＝=ﾆ＼（／/ ﾞ＞| /| :| ｝乂 ＼
. / :::厂,77∧｝ |「 ／二二ﾆﾆ二二＼ |/ |^ｰi|┴ｚ=ュ｡）ﾉヽ
. ／ｉ ::////ﾉ￣ﾟ{ !i -‐＜二二二ﾆﾆ二二二＞ｚ-__/j |! /″〈////ﾍ )）
. /′i!:｛///∧ | |二二二二二ﾆﾆ二二二二二／人 ﾘ｛/ ／ V///l| ,'（
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 投光機として大型化するなら、上部に反射板を用いて光を足元に照射するとよいでしょう。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■制水ダム（横断面図）―――――――――─―――――――――――――――――――――――――――
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ | ￣|＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ | ￣|＿＿
| だ| ＼ | だ| ＼
| む| ＼ ミミミミミミミミミミミミミミミミ| む| ＼
側壁 | | ＼＿＿＿ ミミミミミミミミミミミミミミミミ| | ＼＿＿＿
（峡谷など利用） |＿ | ミミミミミミミミミミミミミミミミ|＿ |
ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ～→
ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ～→ 川の流れ ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ～→ 川の流れ
■通常時 ■増水時
――――――――――――――─――――――――――――――――――――――――――――――――
.:: :..
/:::... .: i ,、 ヽ
i .__＿/ .: i : | iﾂ"i :. i: ┝┐
|::《 / / :i | i | |∧i! i |: |_/i
! ＼| /.-─十 |─|ｧ∧/| v|-‐トｰ-|∧〉
! i { ,/ : ,/,ィ六Tマ.j/ jﾉ ,rf ネｱ､|/￣＾)
（￣￣人/! ,/〈 ;う::しi ヽ ｲ ら::ﾚ´ V ,／
＼ べ、Ｙ ゝ._.ノ ﾞｰ ' .ィ＾ｊ! 制水機能を持たない水ダムはないだろうが、
＼ 、 ∧ｉ!
`ｰ 八 ∧,|::ｉ ここでは特に上図のような単純な構造で
i ::i .|,∧ - ' ｲ//,|::|
i .:::| .|/ﾑ` ／|///,|::! 流水量の上限を決めてしまうものを指す。
! .:::! .::l/ﾄニ ﾆ=- . ＿ _／─ﾍ///|::!
l ..:::| ..:::|/| ｢L/厂 i∨／〉⌒7--
| ..::|へﾑ∨ ∨/ |/ ／
.
┌───────────────────────────────────┐
│■pH試薬（指示薬） │
│ 水溶液の性質を示す pH（酸性←→アルカリ性）を見た目に判別しやすくするもの。 │
│ ムラサキキャベツやナスの皮の絞り汁に含まれる色素アントシアニンは │
│ 酸性で赤、アルカリ性で緑に変色し、pH指示薬とすることができる。 │
└───────────────────────────────────┘
,.. ‐-v'ｒ‐ ::....
／::::... ..::::::::::::::..ヽ
...:: ...::へ:::.. .::＼
/ ..::/ :. ｉ:. { : :.. :.｀マ ..::: '､
,' 〔７ ｉ:. |ｉА!:i ﾊ::: : :. ｝:: ｉ} }
ｉ: :.. {::. |::.. |:lV|::|x斗≦〔 ﾘ: }-┴=ｧ アントシアニンは食品の着色料（赤紫色）としてもよく使用されるぞ。
,ｲｉ::|:::|l:.Ｔ≧t,ﾚ ｊﾉ/爪心ｱ》jﾉく~ イ
（ ﾘ人ｸｊ:::rf{t心､ ｀ﾞうｿ Vr'爪 { あと、蜜蜂を介してキャベツの臭いがブドウに移るのを防ぐため
く⌒|Nゝ｀うｿ ｲ::{ |:. ｿ|
｢介ﾁﾍ ’ /l|::ｉ. ! : } ブドウ畑の近くにキャベツは植えず、
ﾚ !::::!::ｉ.. `._ﾌ ／ ﾉ|::ｉ: : : }
: ::ｉ::|::::|ｉ＞-=≦ﾆニfﾄ|:. ｉ ｉＬ＿ ___ 養蜂家はキャベツ畑の周りに巣箱を置かないというトリビア。
ﾉ:;;;|⊥=┘|≡| 八ﾚ＾￣7／ ｆ ＼
厂￣/ ﾊｊ凵∟_ / /: : : :∨/∧
/!: : :Ｖ ＞ ｒ⌒￣＼＿／: : : : : : ∨/∧
/!/: : : ／ ｖ 寸￣]__／/: :∨/∧
/!/: : : / Ｖ￣７:.: : : : :∨/ ｉ!
〔/: : : :｛l i｝ ﾊ: : : : : : :⌒フ/
＼{: : : :ゝ: . ノ/: : ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
Ｖ : : ハﾆ=zt ＿彡イ: :／..┃ ３人の領域に現状ブドウ畑はないので、本当に無駄知識ですこと。
|: : : : : V: : :| |: : : : :}: : : / ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌───────────────────────────────────┐
│■「あくまで異世界（ｒｙ」 │
│ ムラサキキャベツが歴史上に登場するのは16世紀頃とのこと。 │
│ というか、現代で見慣れたキャベツ、結球するものが現れるのが（12～）13世紀頃 │
│ ムラサキキャベツはそこからさらに変異種として登場します。 │
└───────────────────────────────────┘
_,, -‐ ￣｀ヽ
⌒＞´ ｀::､
―=彡′/ __;:｢ ヽ ＼ i､
/７ ,/ﾍ K｡》｝ ｝ iイ ｉ｢ﾏ
〈/ ん心jﾍ/ レィ斗ミ､ﾘ } i
人乂r}｡） }｡ ） 》N 厂＾二ァ
（(!へＶゝ′ ゝ='"＾ ハ くイ : i
ｉ个}""r～ ､"" }r:「 | :.i
jＮ八 !__ _） ｲ 人: ! i.i
| i ＼ ／ !/:| ﾄ ｉ i i
| | |{i ゝ-z ≦＝≠ｿ| |::l i l
| | |＞z同「￣ 〕ﾒイl i: l
リ |jﾉﾊヲﾉ zﾆ≠マ|Ｌ_|: l
／jﾉ{|／ ＼ﾐ彡＜ __／ :＼|
|/: ::（{ ￣ ７: : : : : : : : :＼
|: : / / : : : : : : : : : : }|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ……アントシアニン自体はブルーベリーからも抽出できるのでワンチャン！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■作物と土壌pHの関係――――――――――――――─―――――――――――――――――――
耐酸性の強弱と、最適土壌とはちょっと違う。耐えられるけど好まない、みたいな。
作物・植物はそれぞれに好む土壌があり、pHについて以下のようにまとめられる。
（※資料により幅があるため、あくまで１例）
ph4.0～4.5 ブルーベリー
ph4.5～5.0 茶
ph5.0～5.5 柑橘類、栗、桑
ph5.5～6.0 蕎麦、生姜、にんにく、らっしょう、（さつまいも、じゃがいも、水稲）
ph6.0～6.5 小麦、大麦、はと麦、ライ麦、ホワイトクローバー、レンゲ草、白菜、レタス
アスパラガス、おくら、ナス、にら、ネギ、セルリー、パセリ、カリフラワー、ブロッコリー、薔薇
（春菊、小豆、大豆、とうもろこし、トマト、タバコ、唐辛子、うど、桃）などなど
※ph5.5～6.5 稲、燕麦、ひえ、キャベツ、苺、カブ、大根、玉葱、人参、梨、林檎、（梅、柿、みかん）
ph6.5～7.0 アルファルファ、サトウキビ、ビート、ほうれん草、えんどう豆、ブドウ
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――
__＿
, -＜´ .:::::ヽ
...:':: :::::＼
／ _4}／/ ｨ ﾍ＼ :::::::. ……「あくまで異世界（ｒｙ」。
／ / / /Z《v}|ｭ { ﾊi__ :::: i
（ ｛ｲ/ {Ｙ汽ﾒﾄｲ ｢≧トミ ｢ r'≫: | おおむね弱酸性（pH6.0～6.5）に寄せておけば大きくハズレない。
ノ｛ く| ﾄゞｿ j八ィ汽ぅxＬ/「[|::i |
八ﾘ { ， ゞン＾ﾘ }「￣｀フ 木酢液は土壌を酸性に寄せ、作物の病気の原因菌増殖を抑制する。
/||∧ 、 /イr_ィ爪ﾊ
//!|/∧ ｀ ィ＾|!「i::ﾘ:|::）ｿ 時間を置いて、石灰・草木灰でアルカリに寄せる（中和する）ことで
,'〈__｣乂( ゝ、__,, ＜〔|z| i||:i:!／∧
（Ｖ7￣￣込]二[二ニﾘ^| |込L_ん｣〉 土壌のpHを調整する。
}/: :r: :＼ﾏＬﾆ」=く／j人｢／⌒ニr=┐
/: 彡=-: :Ｖr-＜: （／＾ﾍ|＜ : : : //二
|／ ミヽ: : };| : :＼: :|| 二ﾆ
/ j,／ ＼ く ﾊj／＼|: || 二ﾆ
,′ ｝/イ Ｌ|| i二ﾆ
iﾊ 八｝ |ﾄ ｀ス ニニ
ヾヽ__ ィ ／: :/: :＼|i 〈: : ＼_∀
｢:]｢＾ 寸＜: : 彡:..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|: :| |: : : : : } ┃ pH以外にも粘土質がいいとか砂地がいいとか、水分量とか、いろいろあります。
|: :| |: : : :／: : ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■草や花による土壌pHの判別―――――――――――――――――――――――――――――
ph ？～5.5 ヨモギ、オオバコ、セイタカアワダチソウ
ph5.5～6.5 【クローバー】、タンポポ、カタバミ、スギナ、イヌノフグリ、オランダミミナグサ、ツユクサ
ph6.5～7.0 ハコベ、ナズナ、タチイヌノフグリ
■草や花による土壌肥料分の判別―――――――――――――――――――――――――――
葉の色 深緑の時は肥えた土壌
薄緑の時はやせた土壌
生長具合 葉が大きかったり、草丈がよく生長している時は肥えた土壌
全体的に生長がよわよわしい時はやせた土壌
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
／ ...::: ..::ヽ
/;::... ...:::/ .; ;; iヾ ...:::::｀、
{j::7::.. / ﾊwＹｲ;. ! .:! ﾍ i
≦}|::../..::;i|..::;|7ﾟАﾟ|;. | .:i i |! {≧
i:::;! 十ナ|≠|ｭ.∨ﾑｨｻ十ト!|::|l::|!
|:::| i |ィｆ艾ヽ! !ィf艾ﾍメ|:儿!|
, r‐ｹ卞ﾘ､ゝｔソ ゝtソ И广＾フ 小難しいことは抜きにしても、
（ ｀＞t{ム ｀¨´ ｀¨´ tﾘィ^ j｀:､
ゝ=彡ｲ| /.ﾊ ‘ ..:::|i:::| i| ） その場に生えている草や花からpHや肥料分を推定する方法などは
（ |;Ｙ/i |::.. ‐. - .ｲ::::||:::! i| '
｀|i !; |::|::::j＞ _ _ ＜〔:|::::ﾘ::乂 | 熟練農夫なら利用している経験知であろな。
｣人:|::|:::」｢￣}甘{￣｀トし-=ミ_⊥__
／⌒=彡亠vｧi_ ノ ⌒ヘ､__Ｋ : : : /ノ : : ＼
〈: : : : : : :｀v／~ ￣＼／: : : : : : : ＼
/: : : : : : :／ ＼: : : : : : : : :｝）
.
┌────────────────────────────┐
│■種籾の選別（風選、塩水選） │
│ 種籾等が落下中に横から風を受けると、軽いものほど流される。. │
│ この理屈で軽重を選別する装置がいわゆる唐箕。 │
│ └─────────────┐
│ 水中では浮力が働くため、比重の軽い種籾等は浮いてしまう。 │
│ 塩水ではさらに浮力が強くなるため、沈んだ種籾は実の詰まった重いものとなる。 │
│ 水10リットルに食塩2kgで比重1.13の塩水がひとつの基準だが、厳選するならさらに濃度をあげる。 │
└──────────────────────────────────────────┘
／....::::::::::::::: ::::: :::::: ::::＼:::::::::::＼
..::: ...::: .:::. ..:::ヽ :::｀､:::::::::::ヽ
/ ::; .: ﾊﾉ:i:: i:::: .::::i ヽ ヽ::::::::::::i
,{i: / ;i: / |::|::::i:::: ＿ .:i ;;y:::: ハ::::::::::i
ｒｆ { 」__＜`z__ｲ∧ |少´￣／Ｌ_; ｣ 」 il ゝ::::::::i
ｉ7 .i::: | Ｔ｢＼L/ ∠_／｢|:: | | 」 ;l｢ 丁＞、 :!
/ 〃:|::. | ::|:i: |ﾃﾍ〈｡》/｢|:::i｢ﾌ} ;i_Ｌ::ﾉi__ il .:i :|/ :!i
＿｣ /i :i:::.ケ廾十-､ Ｖ＾ l;!:::rｔイてﾉ￣ﾘ｝: :! i}::: i::::: .|! 唐箕は、本来は脱穀後の籾殻と実と塵等を選別するもの。
｀ヌ厂ｷ .i: ｲﾄｨﾓ豕ﾐぇ､ ;!:/ｲ笊芋芯ﾐ々､ ! }￣￣二ニ フ
´ ﾉ＼ﾍ.|廾k《 {:ｒJ:ﾘ｀ ,;/ ７ {::ｒＪ::ﾘ 》沂/ﾘ＜￣）厂 ／
i!卩 ﾘﾍ Ｖ__ｿ ､Ｖ._ン , ' ﾚﾊ/ 〉ノ ,／ 水に浮く種籾はうまく発芽できないものとして除外する。
,ｉ!|介ム `~ ￣~´ ノrfﾆ 千 彳;i
!ﾉ ::.|i 〈 ｨ＾i::...:.:|: : |: ;i 塩水選は明治15年考案、収穫量が１割増えたといわれる。
|: :.::|ﾍ、 ,´ |:::|::.:.:.:|: : |: .;i
|: i:.:.!::|:＼ - ー ／＿Ｌ:|:.:::.:.i: :: i: : ;i 塩水選をするなら、きちんと洗うことを忘れずに。
|: |:.:.|::|::::::;ヽ、 ｀ﾞ ／二二 }:::|i.:..:.i: :: i: : :li
!::.|:.:.|::i::::::|::rf＞ _＿,, イ /: : : : : ト::|:.:..:i: :.:i:: ::|;i
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ﾉ.|: !:.:.|:::::|::::/| | | | |: : : : : ／/: : : :⌒ｖ⌒丁ﾍL . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/￣￣＞'⌒ﾅ : iゝﾑﾆ⌒＞| |＿ ／ /: : : | / /: : :... ┃ 残念ながら今回は、塩水選は却下されました。
／ｲ: : : : / 丿＞ ﾍ ノ ＼／ 戈／: :＼V/: ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| |: : : :/ ／ ＼／/: : : : /: : : : : : :| |
.
┌───────────────────────────────────────┐
│■温湯種子消毒（米の場合） │
│ お湯の温度で種子・種籾を殺菌消毒すること。 │
│ およそ60℃の温湯に10分間浸け、すぐにお湯からだして冷水に浸しもみもみしてよく冷やす。│
└───────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────┐
│■浸種（米の場合） │
│ 種籾の発芽の３大条件（水・温度・酸素）の、前２項目を満たすための技術が浸種。 .│
│ いわゆる積算温度(平均気温×日数)を稼ぎつつ、胚に水分を吸収させる。 │
│ 水温は一定（15℃前後）に保ち、１週間ほどマゼマゼしたり水を取り替えたりする。 │
└────────────────────────────────────┘
__,.. v-─━- ､
, ''´ ヽ､
／ ＼
,,′／ ￣｀＼ ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/／ / / / 7「 ＼ ＼ ,..... ┃ 米の浸種は日本では中世（鎌倉期）に普及。
,Ｖ/ / ,/ /ｌ| r'/| _＿`､ ヽ ',... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/ ,′ ,_＿_}八|人|＿[ ／＼＼ `､/ / ∧
/ /! ｉ |ｉ＼]ｚｬ/ヘＬ／ﾍ|ハ ヽ＼ Ｖ / ∧
,' 'ﾞｌ | |ﾞ | | |ﾍ《 ( [|ｲ 斗- ｝マト､｀ﾏL,, -──‐-､
ｲ | | | i |┤ |ミﾄ＼/{ |/ィﾁ =芹ミ刈＼}f＜~｀_,-‐''｀ 大前提として、米と麦は違う。
!'＾ゾｨ ｌ | |,イ芹㍉ヾ jルノ＾V_rうﾉ＾㌧ｨ Ｋ イ / ∧
{Λ Ｎトﾚ代_rう) ゝｰ''＾ } Nハ V / ∧ 温湯消毒は温度管理上の問題で却下されたであろうが
/∠Ｖくｆ圦`ゝ‐'' .:､ /／|ｨ ｝ ,' '
｀ ￣ｊ｢¨个ﾍ リ| へんに詳しく知らなかったことが
ﾉ! | !|＼ ヽ フ ,ｲ ｌＬ|ｉ
ﾚ | | | |＞ ､ ｀ ／ i| | トｌ!､ ,' ∧ かえって幸いであったかもな。
| | | | |/'介 ､__, ''´ 乂jレ{ｒ ｌ| | / ∧
| ﾘ', | | / i| /ﾊ__ __／ : : : ヾミ|i ｌ| / / ∧
/| |/| ! (彡i|/ﾝﾍＶ {/: : : : : : :ハ儿ノﾘ / / ハ
|l ! /j | Ｌノ=少'":∧二{: : : : : : :/: : : } Ｖｌー=くし｣ム_
|ル､''り７‐-7 /: ﾑ∧ﾆ{: : : : ∠: : : / }ﾄ: : : : : : : ／｀ヽ
仁}: : `‐'′ ⌒／¨` ≠ -'' ￣￣＼八: : : : : : : {二二 ',
/二/: : : : : / Ｖ: : : : : : : {二二
,'二/: : :ヽ',/／ v y/: : : : : {二二 i
二/: : : : 1}＞=‐ ｛' : : : : : {二二 |
.
┌──────────────────────────────────────────────┐
│■冷水温湯浸法 │
│ 【小麦】冷水に一定時間（10℃で6時間、12～14℃で5時間、18℃で3時間）浸し、 │
│ 50～51℃の温湯に1～2分間浸し、直ちに55℃の温湯に5分間浸した後すばやく冷水で冷やす。 .│
│ 【大麦】小麦と同様に冷水に一定時間浸し、 │
│ 47～48℃の温湯に1分間浸し、直ちに52℃の温湯に5分間浸した後すばやく冷水で冷やす。 │
│ │
│■風呂湯浸法 │
│ 【小麦】46℃で6～10時間／【大麦】42℃で10時間浸し、取り出して簡単に陰干しし、その日のうちに播種する。.│
└──────────────────────────────────────────────┘
. _.. -―-r= ‐- 、
. ,'ﾌ ..:::::::7 ::.. ヽ
. ／, ..:::::::;ｲ::i! :. ヽ :..
. ,"『7 / / 』凵L :} :i :ト｡ .::.
. ｛ {:: : ,へ､j∀「i| i | |ﾌ:::ハ::::::i
. ﾘ {!::i|ｨたﾏ八 乂ﾑ斗-+ｧｲ i|::: | ヨーロッパでの麦の浸種がいつ頃からかは確認できなかった。
. i弋ﾄﾙ !vﾘ） ィそうﾐﾒ::! |::...!:: |
. i::i ヽ ﾄ! "´ ′ ゞzﾂ/ﾉ 「:::ア ! ここではぬるま湯に半日ほど浸してぷっくり膨らませ
. /!::! ::∧ , _ /イ| |!:: i:::. i
/ ﾟ｡! ::{ｉ::ｉ＼ ､_ノ ﾄ:i ﾘ.:::..ﾟ:。. ! 乾燥（半日～1日）後に播種という一連の経験的工程で
. / ∧,/ハi!:::_〕iｭ_ ‐≦=ｒk/ /::::::ﾉ∧:. :.
/ , ∨{ {::人『Д｢|￣ _／イ:::∠;;∨:.. 消毒と浸種を同時に済ますことも場合によってはあるとする。
. / /:::::::::!ﾑ__,ｲト┥| . . ￣（ /／ 八. .ヽ;::::. ﾟ。
.... , / ;: ／~´ 《 ﾄヲ Ｌ二ﾆﾏ乂{ .（ . . .i::::::i }
. ′, .:ｉ:::{. .ﾊ＞:p -‐⌒ /7 . . . . .＞ .!::::::乂
ｲ .:｛! .:!:::｝. :/／ν //. . .ノ : : . . !::::;′｀.
.. （ { ｉ::| ∧::}ｙ' //. .／ﾊ : : . . . .ｲ::/:::｝ . :.
.... ハ从ｊ /!::!ｿ ,; . .八j . .} : : |: : . ノ〈::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ﾙ' :｛{:. . .人 . : : :{r' . .ノ. : :∧ : . . ＾７::┃ 播くべき種籾の絶対量が多いので史実ではやっていないかも。
. i .:i∧: : :' : : :=ﾆ《 : : : : : : :ｲ . . . . |::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
{ .:|ｊ::∧≦ ＞}｝ : : : : ,/ !. . . . .|:::: i::. :..: i:
. 从ｉ| |ｉ::|｝ソ ノ∧ : : : く( ! . . . . .!:::: |:::. : :. 八
.
┌───────────────────────────┐
│■品種改良 │
│ 植物や家畜などで、人にとってより有用な品種を作り出すこと。 │
│ 人工交配による交雑、人為的な選択などが用いられる。 │
└─────────────────┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 人工交配とは、こう、おしべとめしべを【R-18ガード】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
┌───────────────────────────────────────┐
│■ライ小麦 │
│ 1875年誕生した人工穀物がライ小麦であり、人類最初の人工属間交配穀物種として有名。 │
│ 当初は期待に反し、寒さには強いが、食味が限りなくライ麦に近い小麦であった。 │
│ 現在では、小麦の高収量性とライ麦の低温・乾燥・酸性土壌への耐性をあわせ持ち │
│ 栄養価も高く、青刈りで飼料作物としても用いられる。 │
└───────────────────────────────────────┘
r… =ミ
／.::. .:＼
,;′ ...::: .....:::::ヽ
/7 /.:⊆ｪi ｨ } ﾍ__ ） 食味の良い小麦と寒さに強いライ麦をかけあわせたら
＜⌒ﾆ7ィ≠z/ﾒ|/ﾏ zﾏ´(
/｀＞/Yｘ=ﾐメ∧ｨﾑﾊﾄ＝ァ 【寒さに強い小麦】ができる！？
／ ｲ /｀ﾘ ¨｀ ｨうｱr爪
彡 { | （ｉ{ ﾊ 、 _' ｲ＜二二ﾆzー‐-. .‐-v その後も多くの研究者によって品種改良が行われ
__zﾆﾆ二f⌒＞Ｖ＞个 ､__ .＜ル: : : : : : : : : : : : : : : :｝
-‐´￣ : : : : : : : : : : : : : ヽヘ: :乂 :し/: : :ｬ: : : : : :__＿ -‐: / パンにした場合の風味やモチモチ感にファンもいるらしい。
〈: : : : : : : : : : : : : : : _rｯ: : : : :＞ v‐＜: : :イT了く二_: : : :／
ゝ: : : : : :ー＜￣Ｔ iﾍ: : : ／ く:/}ｿノ / ＜￣|[》
｀ く: : : :-=ﾆ＼八| | ）/ Ｙﾘ / / /
《]_「￣＞＼Ｎ｛｛ ｝／ 〈｢ /
＼「 ＞ト、 __彡へ _イ⌒ヽ. |┘
└＜ ＼＞┐ 「:ィ｛ ｈ┘
r〉 /ﾐz≧ ＝≦彡く`ｰ=r-┘
└～=ｲ : : ｛ ｝ : : : ∧
{: : : :ｉ ﾊ: : : : : ｝
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;';';';';';';';';';';';ﾞ;';';';';';';';｀`㍉」此比ミ价爻)h､| | | [］| | |愀i汀＿| |_|_⊥- ￣;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'
;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';':ﾞ:ﾞ:ﾞ此此ｿンﾝ | | | || | |ｘＸ乢ｿン''""´;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'
¨¨¨_二二ﾆ=‐￣─￣“”￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣””¨¨“““ ￢──=ﾆ二二￣””¨¨“
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――――――――――――――――――――――――■1036年春期、ヘンピナ・サミット
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､ ／ ＼ ／ ,.ｨ≦￣ Ｉ!￣工_≧ 、 .＼ ／ ＼ ／ .,.ｨ≦￣ Ｉ!￣工_≧ 、
Υ ､０ｨ. Υ ／__ 三. |L|」|/V/ _＼ Υ ､０ｨ. Υ ／__ 三. |L|」|/V/ _＼
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｜ （(⌒Y⌒)） ｜ ||-ｬ‐=ﾔﾆT￣Tﾆｱ=-ｧ-||: ｜ （(⌒Y⌒)） ｜ ||-ｬ‐=ﾔﾆT￣Tﾆｱ=-ｧ-||
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｜ ｀.ﾟ´ ｜ || 人__,/￣T￣l|￣ T｀||: ｜ ｀.ﾟ´ ｜ || 人__,/￣T￣l|￣ T｀||
｜ ｜ ||／￣,/ｰ====='ﾄ.__.ｲ ||: ｜ ｜ ||／￣,/ｰ====='ﾄ.__.ｲ ||
｜ ｜ ||｀ヽ_,/ー＜＞,/l|ヽ､ 7||: ｜ ｜ ||｀ヽ_,/ー＜＞,/l|ヽ､ 7||
｜ ｜ |l .,/l-＜＞,/ ll__/＼_||: ｜ ｜ |l .,/l-＜＞,/ ll__/＼_||
｜ ｜ || ,/. |'⌒ヽ,/___.l|. ｀||: ｜ ｜ || ,/. |'⌒ヽ,/___.l|. ｀||
｜ ｜ ||.,/ l_＿_,/ ,l|｀ヽ.___||: ｜ ｜ ||.,/ l_＿_,/ ,l|｀ヽ.___||
｜ ｜ ||´―┤ ,/＼／l| ｜ ||: ｜ ｜ ||´―┤ ,/＼／l| ｜ ||
｜ ｜ || ／::::::::ヽイ::::{／ヽ'' ヽ.||: ｜ ｜ || . | ,/ i .ll_ノ｀ヽ.||
｜ ｜ |.乂::::-┐::::ィ_,,,,::::::::::::::::',.: ｜ ｜ ||、.／| ,/_.ｲ´＼.l| ゝ＿_||
｜ ｜ ||_|`| ／¨ヽ 〃ﾄ〈::::::::メ.: ｜ ｜ ||_|＿_l/＿＿＿_l|'＿＿.||
｜ ｜ ｀.....|〈 / ¨ ヽ' !.ﾉ::::> .´ ﾉﾊﾗ
| |;:7、 ■アントレ村長 野原ひろし
| ヽ_／ ヽ_ ｘ ﾐ |
、 .! ./ .|
＿ . , ¨` | / |!''‐-' ,ｘ,‐----‐‐‐‐ １の月中には養蜂家やってくるんだろ。
（ﾓｸﾞ＼ .! 〈 ／ヽ ｚ'ｘ┐ .!
ヽﾓｸﾞ） .! , -‐ 弋ヽ`!.ｌ::::| .| ハチミツ楽しみだなー。
￣ .| ／辷-‘，‘，ゝ!/.|::::} !
., ／ /-弐└ イ¨ {コ:} l
,_ イ /／ヽ /⌒ヽ.Ｙ≠==ﾊ |
ア '゛ ./ ヽ〃 .|::::::::::::::|-、 |
', 〃 |‐-／二メ――┬┘
., ‐‐‐‐、', .／ ', ! ≦弐 || .|
.| ー | ', .／ , .! ｒ -- .∥! ,、.|
.| | ., | ≠＝└''゛ ヽ!
.
. ／ ／ / ＼ ﾆ=‐
. __,}／ / { ヽ ＼ ﾏﾄｳ・ｶﾘﾔ
. ヽ / /／ i ＼ ≧=＼ ■モトノ村長 間桐雁夜
.... /_/ / i i ＼ ‐-=ﾆ___ ＜__ﾆ＼
. |i{ / / /! i､ ヽ ＼ ￣厂!二ﾆﾆﾆ〉. 石工衆の工事終了は、はやくても来年一杯か。
. |i:} / / ／ /ヽ i:.:.＼ ＼＼{ﾆ|ニﾆﾆ/_
. ﾏ/ ／ ／ /:.:.:.', i __ﾆ=刈 ＼{ｨ -､ヽ|ニﾆ/ ﾆ=. 一部が村民と揉め事を起こしているのがなあ……
. /／ ／ ／ /=‐-､', .|:.:.弋赱ｿヽ､ ＼ /ﾆ|ﾆﾆ/ ﾆ=
. _/／}／ヽ!/ 代赱ｿ. ',{ :.:.:.〃＜ﾒ/￣ /二r- ､i:i:i:i:i:＞- __ ＼
. / ﾆ=-､i:i:}ｲ .∧: : : : : } ::. 〉}ヽ/ /ニニ> 〉i:i:/i:i:i:i:i／i:ﾒ､ ヽ
/7 /≧､|/.i.iﾑ ､__ / ｀¨¨ /ヽ/i:i:i:／/i:/／ヽ {
.... / ＼ r､/i:i:i:i:i:≧=i:i:i:＼ ‐= ﾆ- / ､ /i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i i
.ﾞ／} /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／￣}i:i:i:i＞,,｀￣ / ___〉>r‐, /〉i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i |
.. , =ﾆ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾑ_ |i:i:i:i:i:i:i:＞- Ｙ‐'7/r'i:i:i:i:i:i:i:i:i//i:i/i:i:i:i:i､ {
.. ヽ二rヽ__i:i:i:i:/‐----{Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ| ／｀' _ ＜i:i:i:i:i:i:i:/{i:i:i:i:i:i:i／/ i
＿ , -─- ､
／ ニ `′二_`ヽ.＼
/ ／ ヘヽ -‐､ ＼ ヽ ｲﾁｼﾞｮｳ・ｾｲﾔ
/ / , l f'``"" | ﾄ l l | ■オクノ村長 一条聖也
! | 〃 , | ｌ | ｌ |､ | |.|
| l /ｲﾉｰ-､ rヽ!'ヽ!ヽ |
. | /l''＝=a= , =a=＝''|r､!
|,ｲ| ｀￣ 〈| ￣´ ||'ｲ 司祭様の前でこういっては何だが、所詮は他所者だからな。
. トl.| ＿ ヽ ＿ ｌ'ｲ|
ｌ l.ﾄ､.‘'''"￣￣`'''’,ｲ l | むろん村衆の中にも問題のあるヤツはいるんだが。
-‐'''ｌ ! l.＼ ￣ ／ | l |`:ｰ-
::::::::::l,ﾙ ﾄ､ ` ｰ '´ .／!ﾙ':::::::::::
:::::::::::::::Ｎ ＼ ／ |':::::::::::::::
::::::::::::::::| ,>< |:::::::::::::::::
.
,．-───- ､
/ .::＼
/ .::::::::l ■オクノ村の教会 リフ司祭（聖堂派）
l .::::::::::|
| -‐-､ , -‐- .::::::::::::ﾄ､
〉ztァ} -tz- .::::::/⌒!::i 耳の痛い話でございます。
i ´1 ~｀` .::::::l 7/::::|
| ﾊ_,,､'^ヽ .::::::::レ1:::::| 親方にはよくよく言い聞かせておりますが、
〕 / r‐-､_, i .:.::::::j!:::|::::::ﾄ､
_r､ /::l ⌒ j .:::, 'ﾞ1:::|:::::::|::ﾄ､ 職人達にも言い分はあるようでしてな。
r / i h ／.::::::h ﾉイ /.:::,!:::::::|::|:::ﾄ､
| | | | i ／.:.::::::::/::丁二二´__ ノ.::::/:::::::::l::l::::|:::ﾄ､
| | { | |.:.:.::::::::::/::i:::::::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::l:l:::::l:::|::::＼
/:| ﾚ'⌒ ﾚ'^i.:::::/.::::|::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::l:l:::::|:::|:::::::::.
|;:;:;:;:;:;:;:｀ﾞﾞﾞ'''''ー-- ､､;;;;;;_;;;;;;; -‐''''"´:;:;:;:;:;ｨ彡ﾐ,
,i＝＝==､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:-‐"´ﾞﾐ三ﾐi
i三三ニﾆ'￣｀ﾞﾞ''''' ー- ､;:;:;:;:;:;:-一'" ﾐﾆ三i
i三三ﾆ三 ＿ ￣ r==､ 'ヾ､ミi
_,i三三ﾆ三ゞ ﾆ三ｼ i ゞ"´ !ﾐ;iヽ ｲｼﾞｼﾞｮｳ・ｻﾝﾐ・ﾏﾛ
i"ﾞヾ彡彡ｧ"´ i ﾉ __ ,,,...､_,,. iﾐ| | ■ゾォルケン家代表 一条三位・麻呂
{ {｀ヾ彡;ｼ′ , _ --‐- ､丿 ｨ''"ノ（oﾂヽ'' |ﾘﾉ
. '､(､ヾ彡ﾘ ｨ'でo)'ヽ､ : ';:. 'ー-‐'"″ |ﾘ
',ヽヾ､彡 ゝ｀ﾞﾞ'''''"´ﾂ .､ i::.｀ヽ､,,,,ノ |i| 集団同士が関わって、不満のでないはずもなし。
ヽ丶ヾﾘ, ｀ ､,,,,,,ノ .: i:::. ﾘi
ゝ､,ヾﾘ , .:: '､::. ﾘ ﾏﾛｼｹﾞ
ヾi, /､ _ ,,' , / 鍛錬中に張り切りすぎた麻呂重のように
ヾ, / ´｀｀ｰ''´ ､ ,' /
ヾ, ' : : ', , /､ 大怪我するようなことさえなければよいでおじゃ。
ヽ､ , --‐‐一''ー─'''' ' /./::::ヽ.
i"i ヽ ,r' _,,,, ゝ--‐‐''´ｰ'" ﾉﾉ::::::::::ヽー-､
ﾉ, |', ヽ､ ｀ ; ; ; ; : : : ' ／::::::::::::::::::＼_｀ヽ.
／::i | ', ｀ヽ､＿ ＿,／:::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ
_, -‐'''"i:::::::i .|; ', ￣￣／／:::::::::::::::::::::::::／ ／＼
.
/:::::::::::::::::::::::::::::彡≠ミ:::::::::::::::::::}
{::::::::/⌒｀¨¨¨¨´ ）:::::::::::::（
｝:::::ﾄ､ _L;;;:::::::::::::}
（:::::::ｉ､:＼ ／:::イ:::::::::::/ ｶﾗｽ
ヽ:::| ≫=ﾐ:､ x=≠≪´ |::::::::::; ■モトノ村の教会 唐巣司祭（信仰派）
. Ⅵ{{ 弋刈_{{／ｲナ}}==}ｧ'＾V
'人｀ﾆ´ﾉ}弍｀ニ´ﾉ /j /
{ハ｀¨´ﾉ ｀¨¨´ U r'_/ 暴力沙汰は尾を引きますから、
､.,_ ヽ ﾊ‐=、
ｰこ ヽ / ｝ﾆ}_ それだけは何としても避けたいと尽力中です。
∧ ／ ／ニ{ :＼
/ 个 .,,___,.ィ ／ﾆﾆニ}: : :.＼
-=ﾆ/: : :|ﾆトミニイﾆﾆﾆニ/ : : : : : }ﾆ=-
-=ﾆ : : : : /: : : :|ﾆ| |ﾆﾆﾆﾆ/ : : : : : : |: : : : : : : : : : ﾆ=-
＞ ´ ￣ ＞
／ ｀＞、
,.' ,＞- z __ _ x‐ヾ､
r'. ,.ｲ ｀{ ）ヽ ﾍ
; ﾐ i
｛ ζ ,,,, ;
.{三 彡} '""~ﾞ` ､ i ´,､_! ■サキノ村長 ハーディ・シュタイナー
彡く彡 ,ィzzxzzｪ、 ）｝,zzﾁ"ｲ
V `´ .ィﾆﾃ, |:. ｀´ ﾞ |'
｛K:::} .、´ ｀¨´ l::. l ﾏﾛｼｹﾞ
｀夂., ﾞ`ｉ イん､_,'` ,' 麻呂重様のお怪我は肝が冷えましたな。
ゝ' l" ! r≦iljiljiljiljiﾊ !
,ｨ{ ヽ 〃 i/"""""´ ｀＾`/ 幸いにも回復は順調とのことですが、今年春夏期での出兵はなしと。
,ｲ i＼ `″ {i ⌒ ム、
／:. :.l ＼ ＞s。 ,.ィ!:. :.ヽ
:. :. :. | ＼ ｀ ￣ィ. !:. :. :ﾍ
:. :. :. ﾄ ＞, 、＜. |:. :. :. :.
:. :. :. |∨ /仞夂ﾏ. ｲ:. :. :. :.
:. :. :. i! ∨ ハ圭圭〉ﾏ /i!:. :. :. :.
.
／, -､ヽ／ ＿l |＿_ ＼ >､丶 -ｉ
／／ ヽ )'￣ _」 L_ Y / ＼＼ { √}
／ ｉ r T ⌒ヽヽー| ｌ ＼＼ ぃィ
/ / ､ | | | {、_Cﾉﾉ l | ／ ､ |
.. , ｉ ＼ _,．┘[￣ ヽ r ￣｣ L_ /{ ｌ | ｨﾆ!
| | / ｨ ￣＼ヽ _｣ L - ニ-┐ヽ__ |｜ { (_) ■ランカークス村長代理 マトリフ
ｌ | 厂| ｌ /´ ｀ー―‐ '´ ヽ ! | i j Y
.... ､ ヽ ｉ f| |､ r―ｔｧ┐ {-tｧｰ┐ ｣ ! }｜ / / ﾉ}
... ＼ ｰ{ ､! ｢ ｀-＝ ´ ｀＝= ′ {！ﾚ /／∠ にｿ シュタイナーとバニングは残念かもしれねぇが、
.... ＿ ＞､_| l __ , ､__, ⊥| ﾚ ￣} ＼ ／
_,／ ＼ | |' _⊥ -/ /-┬┬T勺 ）|｜ ｌ ヽ もとより農繁期に人は出せねぇよ。
. Y⌒｢ / ｌ {土⊥⊥=イ l｜ )ｰ ､
￣￣ 、 { ｌ { | ヽ- ｜! | | / ／ ＼ で、新進気鋭の商人さんがたは元気ねぇじゃねえか。
＼ヽ ｌ ／l | ｜| ／ ／ ｌ
. ヽ＼ j￣ l l ｜l ／ ｌ
＼ ｧー‐ {'⌒ヽ ノ| l ｌ |＿,／ ／￣∨l
.... ￣｀ ｰ- ､ / ｜ }__| | | | ／ ｌ リ
_＿＿ / ｌ / | | | | ＿／/ ｌ |
. ＿／ / !ｰ＜≧∨ l |＿ ィ ／ / ｌ ｜
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／ ｀ ､
, ' ＼
/ ヽ、 _,.． -- ﾞ .
/ ＿｀__ ＿＿ , ﾂｶﾞｲ
′ ￣￣ ￣￣ ， あー、去年牛を番で買ったんだお。
{ "' ､､ ∪ }
. ､ ゝ-‐ ｰ- ' / だから、牛乳を期待してたのに期待はずれで。
＿> ､ ／
∨/r v'´ ヽ _ 「/7,＜
／V,l / ＼ V 」/////〉
. ,.ｲ //Y〈_ ヽ.〉 く//////__
/.:.|///ゝ､ ｀ヽ.／ f⌒o 7¨´／//}
>､:ヽ／ ` ｀Y ! _! [`__'7´////,j
.
,ｨｨ'ﾞﾞﾞﾞ"""ヽ､､
ﾄｲN' ′ ,:;r'´'´ ﾆヽ,,
ﾄN.:W:;.:.:.:.:.:.:. '"￣｀｀ヽ
ﾐ .:.:W.:.:.:.:.:.,r'´,,,. -=ﾆ ﾐヽ:.:.｀ヽ
ﾐ;､.:./^ヾ,.:.:.:.,． '"´￣｀`ミﾐヽ ｀ミ ■ヨリオクノ村長 サウス・バニング
´斗j! ｀ﾞﾞﾞ´ :.ミﾐﾐヽ､,,ﾐ
｀ﾗ ; :.';ミﾐﾐヽ j!
〈‐==z､;, r',､-=＝=､､,,;,ヾ;r=､ j! そりゃ、母牛が仔牛を産まなけりゃ乳なんぞ出ないだろ。
〉:'‘ｰ'7 .:.ﾐ`‘='''｀` ‐ ﾘハﾚ′
{ / ~ ｀ﾞﾞ ﾉ .j / 番で孕まなかったとなると、
,j! L_ __,,::｀ ､ ,.:′.ﾉノ｀ヽ
,／.::ﾞ, ､ ..__ ', : ,′,′./',`ヽ.:::＼ ハズレ引いたか引かされたかじゃないのか。
／.:.::.;;;/', ー ￣｀ j } ／ / l ﾞ､:::::.＼
/.:.:.:.:.:;;/: : ! ',.ｲ .:,' .::| ﾞ､;;;;;;;;;;ヽ､､
,. ｲ.:.::::;:;:/: : : :｀rー---‐'ﾞ´ :' .::,' .::::| ﾞ､;;;;;;;;;;;;;;;;;
"´.:.:.:/.::;:;;;;/: : : : i .:;' ./ .::::/: ﾞ､;;;;;;;;;;;;;
i: :/: :.:/: ／/ﾑｲ ´￣｀ヽ ヾ＼ヽ: :ﾊ:.ﾊ: :!
i:/: :.:.,'イ／ ￣ヽ x´￣ヽ:.ﾊ:ﾊ/
. /: : :./:.:.! ≠＝=ｚｚ i ´￣ /:ヾ}/
.／: : :,ｲ |:.:i 乂≠z,': :/
{:.:./: :i |´i: :! / ,',イ
.∨: : | f´{:.i ' ,ィ´ ' はーっははっ。
} !: ‘，-i:! 、＿___........== ＿_, i
..ﾘ |: : :.ゝ┤ ＼::::::::::::::::::::::::::::ソ ,' それもまた勉強だろ。
/: :|: : : : : | ｀¨¨¨こ二¨¨´ '
: : :|: : : : : ｝ i
: : ﾊ: : : : : } ＞ ､ '
／ !: /: : :.} ＞ ､ ＜
ニﾆ∨:/: : :i/＞､__ ｀¨¨´ /|: :.|
ニニⅤ:/: : i/////＞====イ/'!: :.!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ なんだかんだと、ゾォルケン家一条やヘンピナの村長達とはなじんでいます。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ≧、
ｲ , z､__ ヽ
/ / ｀＞.-, x '¨ヽ!
f ,' ﾉ ' i
| 三ミ ｝
l , -ミ ,≠= 二!
lミ{ ｨ i ≠＝＝x i !z≦'
i ヽゝ, ニ彡 ﾍ:! ｰ', 牛乳……チーズにして化粧品か。
了 i ﾊ z. 久 /
ｲ《 l ! ,,,,ｨij`ijij‐彡 堅実な換金商品を狙う目論見はわかるがな。
.／:.∧ﾍ､ ゝ､ ノ/,' """ ニﾞﾞj
,イ{:. :. :∧ へ、 ゝ 〃 .乂＞。、
,.イ´: :.」:. :. :. ∧ へ、 〃､ _ ＜:ﾍ.､:. :. :. :.＞。、
.,.イ´:. :. ∨:.ﾑ:. :. :. :∧. .へ・ ./ !l:. :.:ﾍ:へ:. :. :. :. :. :. :＞。
,.イ´:. :. :. :. :/:. :/:.}:. :. :. :.:∧ へ.〈､ !l:. :. :.ﾍ:. ヽ、:. :. :. :. :. !:.:ﾍ
,イ:. :. :. :. :. :. :.:':. :ﾑ:. :｝:. :. :. :. ∧ /〈三ﾐﾄ、}‐.x--ﾍ:. :.ﾍ:. :. :. :. :.l:. :.ﾑ
/:.⌒ ヽ､:. :. :. :. :. :.:f':. :.j:. :. :. :.ィ‐-ﾍ. / ヽｰ〈 ヽ!:. :.＼:. :. :. :. :. :. :. :.l:. :. ﾑ
;:‐;:;:;:;:;ｔ
.r‐';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;}
ｲ;:;:ｒ 、イ`¨ x= '
};:;:} ｘ=ﾐｚ.〈/ .'
',;:;:l〈/ rﾐ .', 搾りかすも豚の餌になるし、
}ヽ{ γ‐ミ .{ ',l_
イ.:.}', ｿ ＼ .',.:.:..:.:.. 畜力確保のついでで手を出すにはかたい路線ですね。
...＜.:.:..:.:..:.!.:.:ト ｿ ,.:.:..:.:..:.:.
／.:.:..:.:..:.:..:.:..|.:.:.! ! 、 }.:.:..:.:..:.:...
/.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.{.:.:.{ ﾑ ‐ .′ /::::::::::::::::::{
∧.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.∧.:人......≧ｓ ≦.:.:..:.:..:.:..:.:..:.l
∧.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..ヽ-ｲ.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:!
/.:.:..:.:..:.:.γｧ- 、＿＿＿.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:.!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ヨーロッパで牛乳を飲むという習慣が出てくるのは19世紀後半。牛乳での食用チーズは14世紀頃から。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜ /／
__ ＿_ ＼ ／
| | （/⌒)） 二 文化が違う？ 二
!」 〔l´ , ノ ､ 、. ／/ ＼
Ｏ Ｏ ｌ（● ●）l // l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l ヽ＼
| （_人_） |
ヽ 丿 ／ ￣￣￣ ＼
>､/⌒ヽ, ／ : : :: :: :::::ヽ
‐‐‐‐ッ'-‐y' / i__ | : : :: :: ::::::::l
｀⌒ー′ | |: ＼ : : :: :: ::::::/
＼ :| |::| ）ﾞ ...::::〃:ｨ´
__＿_ ＼:|=::| ,/" '' : : ::⌒ヽ_＿___
{'～:;} ＼:| | ..､ : ::::|::::::|;;;|
{＿.:;}.. ＼ . :::| : :::|::::::|;;;|
＼ : :::| : :::|::::::|;;;|
, ' ￣￣￣￣ ｀ヽ
/ ＼
/ ヽ
. / '´￣` "￣` ヽ
| ( ●) ( ー ) |
i j ま、まあほら、なかなか思い通りにはいかないですよね。
ゝ ' ＿ u. ／
. ＼ ヽ ノ __, "
` _ _ , ' ´ /::＼
/:/ /:::::入 ./::::::::::|""＼
／:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - ､
／/:::::|V∧::::::/ ＼/::::::::::::::|::::::::::::::::::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／:::/:::::::| /:=:::i /::::::::::::::::|:::::::::::::::: . ┃ 数々の失敗経験より、この場はあいまいに流す方向です。
/:::::::::|::::::::| /::/::::| /:::::::::::::::::/::::/:::::::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
///ヽ -‐ }}￣¨ = ///////
////.∧-‐= γﾞヽ￣¨ﾞ|//////
////ﾊ∧‐- 弋__ﾉ´￣:|//////
///.γY⌒ﾞ=､__||__,=:´￣ ヽi:i:if
////{ |', ‐-､ γﾞ¨ :||i:i:||
/// 人:|ﾊ:=.tｧ=xﾞ‐=ｔｧ=彡'||i:i:|| 牛も馬も、目利きできりゃそれだけで食っていけるからな。
＞´¨|: ',i:{_`¨¨´ { ｀¨¨ '||i:i:||
l ‘， ||i:i:i', `ｰ' , ﾞｉ :||i:i:|| ま、気を落とさず、２の月終わり頃からの街道工事、きばってくれや。
| ゝ||i:i:i:i', '‐=ﾆ´ } :||i:i:||
. ‘， ||i;i;i;i||｀ヽ ／||i:i:||
＼ ||i:i:i:i||¨¨ `ｰ‐ ´==l|i:i:||
;:;:;:;:;:;:;:;,:、;:;:;:;:; ‐、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:∨
;:;:;:;:;:〈、 ｀¨ィ;ヽ ヽ-‐ ヽ-ィ u ヽ;:;:;:;:;:;:;∨
;:;:;:;:;:;:;.〉イ;:;:;:;:;:;:;ヽ !i ィ;:;:;ﾍｿ;:;:;:;:;:;ｿ
ヽ;:;:;〈. !;:;／i! ﾍ;:;:;:ﾍ、し イ;:;:;:;:;ィ、;:;:ィ''′
.ィ-、;:〉-ｕ= =-ﾍ、;:;:,'）{ i;:;:;:;:ィ i! ﾍィ
! ヽ‐ --ニﾆ‐- ｀ -‐―_ i!u,'
气 i! Ｏ ¨'' Ｏ''¨￣ i! i
..i! 孑 ! i!i
=-廴!i. ∨. ＿ i!'＿ 今年はいよいよオクノ村からこっち俺の村まで、期待しているよ。
-‐‐‐i i .i ∨ ￣￣i!￣￣
..i! . !し ∨ ,'i!
!, , ／ .l
i ﾍ、 , i
! ¨''‐- ,,__ , i
ヽ- _ , !
::::::ヽ、 ｀ヽ , ＿ シ
│:::::::::::! ヽ ィ / !
::::::::::::::::i ¨ / /
.
┏───────────────────────■ヘンピナ街道（Hempinia）７村＋1─┓
☆ ロレンスの湯治宿（ Lawrence's inn） ※数字は区間距離目安（km）
5┘
│
★ シタノ村（sitonm） サキノ村（sakyno）
│ ★─5──★ ヨリオクノ村（Yry-Orcnom）
└5 ─★† │ └4
└──12───┘ │
モトノ村（mottonom） ★†─┐ オクノ村（Orcnom）
7
└★┐ ランカークス村（Lankarks）
4
（至辺境伯領都）━━━━┓ ★ アントレ村（Entrea）
┗━━━━━━┷━┓
┃
／￣￣＼ ┗┓ 北方大路（北方街道）
┗──────. ／ _ノ ＼─────────────────────────┛
| （ 一）（●）
| (___人__) ランカークス村もアントレ村も難所だからなあ。
| ｀ ⌒´ﾉ
| } 今年中では終われないかもしれないだろ。
. ヽ ⊂ﾆヽ
／＼ r┴│
＿ -‐=ﾆ/二_ ＼--/ニﾆ }
/ニニ二二|二ﾆﾆ_ __/{_(_ｵﾉ |＿_
ノ二二二|ﾆﾆ＼二ﾆ=_ | | | |二ヽ
ニニニニ|二二_＼二ﾆ_ | |ー‐ﾍ|ﾆニ|
ニニ二二|二二二_＼二ﾆ ｣___／ﾆ=_=|
ﾆニニニ/二二二ﾆﾆ=_二=|二二二ﾆ=_
ﾆﾆニ／二二二二二二=_ |ﾆﾆニニニ|
二／ヽﾆニニニ二二二二| |二二二二|
=く }ﾆニニニニニニ二| |二二二二|
.
＿＿
. ／ ｀ ､
/ ヽ
r'| ｀ﾆ三|
／{ l ﾍ t' _xz/ Yy! それにお三方とロレンス殿は、
/ | ﾄ､ y |ﾞﾞ|
｜! ／|∧ ', ヽ イ_ ｀┘l 辺境伯様にお会いするため領都へ向かわねばならぬのでしたな。
｜{ ￣__∧ ', ヽ 三_ﾌ
| .∨ |_| .∧ ', Y Y__
| ∨ ＿∧ .', ,' |
| ∨｀つ_∧ ヾ,, ,' ト、
|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＿;:;」
├r―――┴――一 ''' ""三￣´::::::ヾ
/::{ ｨ'三) (三ヽ ,ｯミ::::::::::::::::ヽ
{:::ｼ ~´ ｀ヾ､:::::::::::::::::l
l:::l ,. ニ ､ :. .: ,r ニ 、 ﾐ:::::::::::::ム、
l:::! 'イでiﾝ､ : :. ,ｲでiﾝゞ:.:. ﾐ::::::::::/^い
. l::l :.｀^"´ﾉ.: :. ヽ｀~´ノ:.:.:. ﾐ:::::::ｲ ﾘl 麻呂は同行せぬが、事情はおおむね伝えているでおじゃ。
. ヾ! ｀ " ´ / ::. ｀ ´ ﾐ:::::/ﾑ_ノ/
'i, ,' '^ヽ ﾐ::::l 'ｰ' / 領都では名代たる御嫡子様がお相手になられるはずだが、
'i ヾ'ｰ ''"く、. /｀`7>、ーf′
l ｀ヽ. / ///>、:ヽ、 とって食われることはなかろうよ。
ヽヽ ,ィﾆﾆ丶､_ ﾞ:..../ /./////ﾄ､....ゞ
ヽ ^ヾ二´ノ´ _,ｨ / /.//////:.:ヽ
丶 ｀" "´ . ./ / //////:.:.:.:.ヽ‐- 、
｀ト､ ＿＿_,, / / /////'′:.:.:.:.:.ｿ ﾉ ）
l = / / /////:.:.:_,. - '" ／￣｀`丶、
ﾊ ヾ ./ / /////''"´ ／ ｀丶、
, ィ'l l ヽ / / ////'′ _,. - '′ ｀丶、
.
, ' / . ｢´', ::i.. // ﾄ､::.:::.. !i::. ｌ:::::. :|::::.. l::::::::::､{ ｀
.i∧ !/ ｉ :::!｜ ､ :::l〃. :::...l__;:::i､:. Ｈ::: |:::::::. :ﾄ､:::::.|::::::/
.! V : ::| :. .::!ｌ ｌ ヽ /厶::::ﾄ､:|__V_∨ ｌ:::l::::i::::..::l､_ヽ:::|:::;′ ■ロレンス村長 クラフト・ロレンス
| ', .:. :::ｌ ::.::ト､!_ ﾊ::｢'´ｧⅵ芯:ﾘｱ |∧ハ:::::!､ }:＼:i
}:∧:.::::}ﾊ:if卞心. ヽ ゞ-' ';::|ノ /:::::: !
|' ',::::ﾄ､:|` `ー'} ` }i ／::::::、| 一条様には様々にお骨折りいただき、
､:! };ﾊ / iイ::::::::::::| ｀
ヽ . ' ｊ V:{:::::::! 感謝の言葉もありません。
ヽ ＼ ／ i:;ﾊ:ﾄ:ﾄ
＼ -― ''"´ ／ / | ﾙ' :|__
ヽ ー ' ／ / ／: : {::.::｀丶､
v ,.小. ､ ／ /,. '´. : : >＾:ｰ-::_:｀丶､
∨川ｌiい>' . '"´ . : :／::.: : : : : :｀ヽ､::.＼
,ｨ｀7卞´ ／＼ . :／::.: : : : : : : : : : : :ヽ
_,. ｧ'"´/_ ! } / _,. - . /:―-: :._: : : : : : : : : :
´:/⌒∨ .:.:.:.:. ｝ :. ＼ :.:.:.:.:.:.:.:｀,
. / .:｛:.:｛'､ :.:/｝ ｛｛ ｛.:.:.:..＼:.:.:.:.:.:.:.:', ﾏﾄｳ･ｼﾝｼﾞ
∧ .: ｝:.:｝:∨:｛:.:.:｝｝ ｝.:.:.:.:.:.｀,.:.:.:.:.:.:.｀、 ■シタノ村長代理 間桐慎二
｛:.:.｝ ｛:.:｛｀｀´´｝ ｛｛ ｛ .: ｝｝:.:.:｝.:.:.:.｝:.: ｀ア
∨.:. -ミ｝ ｛ -‐…‐ ｛｛:.:.:｛ :.:.:/＼:.:.＞
. ＼人:｛＼ ｝_ﾉハﾊノ｝｝∨＼｛ .: ｛V 畑を起こして種を播いたら出発か。
_ハ戈癶} 戈ナァノｲ:｝}^〉/ {＼乂
⌒ﾌﾊ,￣ﾉ ￣ ﾉﾉﾉ´/.:.:乂ﾉ⌒ ヨコシマたちがいるから街道工事は進められるだろうが、
ヽ、、 /'´|:∧(＼_
／＼ ､＿_,,.､ ／..::ｌﾉ' / ｝＼ ､、 せいぜい無事に帰ってこいよ。
. _,,.. '´:..:/..:.`､ ,...:'゛::::: / /..:.. ｀:..:｀`～､、
. / ./..:..:..:..:/ ..:.／ﾞ'ーく::::::::: ／ ／ / ..:..:..:..:,..:..:..:..:..:.｀`～､、
|:..:| ..:..:.. / ..:..:|＼ ｀､／ ／ / ..:..:..:..:..:|..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:＼
|:..:| ..:..:./ ..:..:. | : :＼ ∧ |｀, ./ :..:..:..:..:..: | ..:..:..:..:..:..:..:..／⌒l
| . l ..:..:.＼ ..:..:| : :／> :| ﾉ__|: :', 厶 :..:..:..:..:..: | ..:..:..:..:..: ／:..:..:..:..:l
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 臓硯（ぞうけん）村長の代理として出席のワカメ、いわゆる間桐慎二育成計画だね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_ノ⌒¨´::::::::::＼__
γ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
｛:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
):::r=-‐ ＾__⌒´ゞ:::::::::::::〉
ヾﾍ 〃⌒ヾ ﾐ:::::::::::〈
vぃ ,.=､__ヽ }:::::::::::::.
｛ ﾋ}__{ }_ﾋﾘ＿{,.=､:::::ﾉ 辺境伯様へのご面会に領都を訪れた際、
‘ｰｸ ､_ﾉ‐' ,ら}::::{
{ゝ ,， f ｲ/´ 孤児の引き取りについて教会・修道院にもお寄りください。
ｰ / |
,ﾚﾍ
` ┬=彡,.≠ﾆニ｝｀ヽ、
｢{￣｛ﾆﾆニア: : :/: : ｀￣￣￣￣｀ぃ
, -圦,.斗=*ア: : : :/: : : : : : : : : : : : : } : :.
〃:/*ﾆﾆﾆア: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : {:. :.i
__／/:/=*ﾆニ/: : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : ': : :|
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼ はい、唐巣司祭にもお手数おかけしています。
.| ´ |
＼＿ ⌒ ＿／ ただ、ほとんどの年長や成人はすでに引き取り先が決まっているとか？
ハ / Ｖ又ｲ ::::〉::::::i:
} ヽ 〈 l |;;|ﾉ /::::::::::i -,,_
.r iY'ﾉ.;; }::ヽ l|;;| /::::i::::::::}‐ | ||
.|| | ﾉ:::: }:::::::＼|;;;ﾚ'ｰ'' ⌒.:::: ヽ | ||
.|| | {,,;;;; .:::: ヽｰ---ｹﾄ､, へ､:::: |..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
――─.:::::::::::::ノ.:::/ / 彡}―― ┃ 成人年齢は、おおむね12～15歳となります。
"￣｀ﾞﾞ ''ｰ-､'ー----' ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
r' :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:.
､___ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃^ｰミ:::::::::八
`ｧ:::::::::::: ﾍr=‐- '⌒¨´ ｝:::::::::::＼_,
（:::::::::::::/ ﾐ:::::::::::::::::く
):::::::' _＿＿__ヾ:::::::::::::::::::)
(:::::::::' ＿ ｛､／,. -＜ ﾐ::::::::::::f
ヽ::::{＿／＜` `〃 r=┬ｫr=‐-ミ:::xへ{
､::ﾏ /斗ｫヾ'⌒ ､ ､_ﾋﾘ′ }/ ｨう } 未成人なら全員引き取って頂いても構わないとありましたが、
圦 ､ ﾋﾘ/｝ `ー '’ /⌒ }
{ { ｀¨¨´ノ ' ' ｝フ / これはさすがに冗談でしょう。
人 、 ＼ ヽ ／
ﾍ -‐ ´ 厂｢ 手紙の相手が私ゆえの気軽さみたいなものですね。
｀ / |
. |
、 ／ __＿,⊥__
}≧=‐‐=≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ
,.斗 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ニ| _｣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ--―┐
___ﾆ└=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ : : ＼
,x::::-----...
＿..r――-:::::::::::::::＼
／:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
/:;::::::::::::{ヽ:::::::::::::::::＼::::::::::',
//::::::::{--" ＼{ ＼_::::::::ヽ::::::{
ﾘ|:::∧:ﾊ ＞' _ヽ;::::_::::八
' |:::| :∨- ､. / r=赱 VLi{:::::::', ,::==､ ほう、司祭様の中にもさような冗談を申すお方もおられるのか。
ヽ ',ｰ=:} ::. ¨¨ ﾘノﾊ::::::::ー‐‐‐'::／
‘, ﾉﾉ:::. _ |::::::ﾍ::::::::::ー＝＝ﾆ=='
/‘`ﾆ ---=' j V::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|:i::ヽ｡ __ ／／ヽ::::::::::＼ｰ==ﾆﾆﾆ=-::ﾊ
_」:|:::::r' __ﾂ／／:i:/ﾆ:＼::::::::::≦二≧=..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
r‐'¨¨ニ:|:|:::::厂_ ﾍ iﾄ:i:i:i/ﾆﾆ/ﾆﾆ＞=ﾆ¨ﾆ:＼...┃ 贖罪すべき欲望に「ユーモア」を含む修道会もあったとか。
/ﾆﾆﾆﾆﾆ∧:{ 二Aﾍ:{ﾆУﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／二二 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-── ─ - 、
／ ＼
/ i
i l
|_,ヘ_ - ￣￣` | 今、領都で孤児院の院長をなされておられるのは、
|,-iiii- r‐iiii‐､ r￢ |
| / ___/ |- 、 唐巣司祭と同門でしたな。
| |_ -へ / |`i ヽ
! r 二＿_ ＼ | rl| ｜ l かよう戯れられる相手は貴重ですが、節度はありますぞ。
l ﾄ ー i / l| | |
ヽ ／ / | l
> ＿ ／ / / l
／ ＼ ￣￣ ／ / l
／ / └── ¨ / !
/ |l! ／ l
,.==､_
,f´:::::::::::::｀ヽ
{:f^辷彡ぅ::::::}
':{ヽ , -‐{:::::' リフ司祭のおっしゃるように節度は大切ですね。
〔{（ ）（ ）-うｿ
r ^⌒) 〈 ,ｲ 哀しいことですが、教会に庇護を求める孤児は少なからず。
⌒ｰ～_込 ﾆ´ｲ人_
r‐= rっ⌒i[＿]ﾆ=〉厂ﾆ=- 正しい引き取り手は歓迎とのことなのです。
f｛: : : {_-〉茶|ﾆﾆニ/.:{ : : : : :_:_ヽ
|∧: :├｢｛⊆ヽﾆﾆ/ : } : : ／⌒/
|: ∧/{圦‘ｰ' }ﾆ/ : : {: 〃 : : /
|/_/: :｀ ｰｧ- ､Х}＼: }:/: : : : ′
{/ : : : : /ﾆﾆ<／: : : Χ: : : : {
/: : : : : : }|ﾆニ＼: : : : : }:ヾ: : }
.
___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,'
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,' 人に限らず余る足らずは世の常でおじゃ。
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l / 教会のお働き、誠に大切なり。
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ＿__,. -､
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | （ ヽ-ゝ _i,.＞-t--､
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ｀''''フく ＿,. -ゝ┴-r-､
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ,.-''"´ ／￣,.／´ ゝ＿'ヲ
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ / _,. く ／ ゝ_／￣|
￣｀ー─--─‐''"￣ / にﾆ'／,.､-t‐┴―'''''ヽ
/ / .（_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
/ / ／ ￣ ） ﾉ__'-ﾉ
/ / ゝﾆ--‐､‐ |
/ /‐＜_ ヽ |ヽ
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":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :ﾞ|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :; : ;: ;: ; |土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
ﾞ''､,,_;: ;: ; ::; : ;:: :; : ;: ;: ;: : ;: ;::ﾞ|土土ｌ二l二F土土土土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;. |土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
＿＿＿. |J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
／￣￣￣￣ヾﾞ: : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
／´＼::; /＼: : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
. ＿＿ ∧ ＞―-へ〈 .:::', : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
／￣ ＼ /::.; :.;"｀７ ＼:.:/:ﾞｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
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┬┴┬┴┤ﾐ｜ :.（ノ , ,∧ .| |'...}}弋` ｀ 乂夕 /} , ,_ ) .ﾉ´ｲ=- _ 。≦､
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┬┴┬┴┤ﾐ｜......;: . .:::: .:ｿ | |＼////∧ - ' /}.// /／／＜＞- ´ __＿ノ=- ｧ
┴─┴─┤ﾐ｜.ﾞ::.: :::..::..:（. 乂ノ＜,/ '/ }＼｀ /-}'.ｲ ﾑイ´ __ﾉ====≦ﾆﾆﾆ＞ ´ }
└･┘. ／ヘ〉./ ,ﾖ.ﾉ/ﾆ}≧ｧ７-=}'ﾉ /ム/≧ﾆ=-'((≧ﾆ=‐ ¨´ ﾉ
／ ´ y /リ .{ﾆヨ＜.7-=７ , ﾉ≧､＿ ノ.∧ __／
/ ' / ./_。≦＞'⌒ヾ-=7 / .i|ー=‐' ヾｪzzz‐=ﾆ _ r'
{{ rノ イ-=ﾆﾌ〈＿(ﾆ){{-=' / l フ .イ´
ｖ,l / .,'ｧ'´¨>'´ ｀ {../ l' ', ∨＞
「/ ,'｀ｱ _,． ﾚ | ',´´
/ レﾉrｧ=rvｱrｧﾍｨrﾉレ! / ヽ ',
i ! ,' ￣￣￣￣￣￣￣ / ヽ .',
／ ,,∧. ',
,.' ,rｱ /. .V ',
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／￣￣＼
／_ノ ｀⌒ ＼
_ | （● ) （⌒ ） .|
| ! | （__人___） | ただいまだろ。
｜ ! | ｀ ⌒ ´ .|
| ! ,.-, | | 新年はじまったばかりだが、大分暖かくなってきたなあ。
_,ﾉ ┴、/ ,/ ヽ r
r `二ヽ ） i ヽ _ ､___, ﾄ 畑耕すのは念入りにやるとしてもいつ頃から種播けそうだ？
| ー、〉 / _,,,,ﾉr ` ／i＼,,,,_
.. .| r_,j j__,,.. r''''"/::;| ＼`'／ ,'::;;;r;;;;;;;;;;;;:: r ‐-、
.. .| ） ﾉ ::::::::;;;;;;;/::;;;;| ／＼ /::;;; l;;;;;;;;;;:: ::;;;;;;;:: ヽ
ﾉﾆ-､ ,/::;;|:::;;;;;;;;;＞::;;|／(::::ﾉ ＼/::;;;く;;;;;;;;;;;;:: i::;;;;;;;;;;;:: }
.. √..:::;;; ヽ､〉;:;;|::::;;;;;;;;{ ::;;;;;| "::く /:::;;;;/;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;:. ノ }
. /,. : : ／ : : : : i : : i: : : : : : : : : : : : : : : : ､
/: : :i′: i: : : : !: : :l: : : : l: : : : :i: : : : ヽ: : :ヽ ,ハ
,: : : :i: : : | : : :￤: : l: : : : :!: : : :｜: :|: : :l: : : : ｉ: :.:',
. i: : : :l: : : l : : : i| : : ｉｌ: : : : |: : : : :!: : :!: : ｌ: : : : ｌ: ｉ: i
i : : : l: :_;.∟:.Ｌ｣ｌ: : :i |: : : : !: : : : |: : :|: :i:|: : : : |: l: :i
. ｌ : : : |'´:/|: : :!/ |: : | !: : : :|i´￣下:￢:､ｉ|: : : :｜: :￤
l: : : : !ｧ''ﾃ示ﾐ､、! : ! ﾄ､: ;ハ_;.:⊥∟L: :i: : : : :! :. i i
|: : !:.ｲ{ i:{ t.:ﾊ:iヽ ┘ ´ァ7ｽ.だ:ﾊ ヾ;_!: : : : l: :. l:.|
. |: :.ｉ .:ﾘ ぃ辷ｯﾘ {:{. し' }ﾘ }f:i: : !:｜:.: ! l 雨の翌日は避けるなどのように
|: :,ﾚく ,,,,,, ｀－'´ j ヾ辷ッ _」j: :,: :!l:. :..i: |
. ／､ ,、ヽ 〈 '''''' i'´ , ､∨: :!|:.!:.:.!:.l 土に水気が多すぎてもだめでの、
r'´⌒ヽヽ〉┘ ___ l／,.ヘヽ: :!|:.i:.:.:ｉ:.l
. | 7´,ｨ' /'、 ∨ﾆ辷＿￣¨_二ﾏ ヽ〈 r'´ヽ:l:!:.l:.ｉ:.ｌ:.| 種播きは早くても来月でありんす。
l `ｉ└ｸ l＞ .._ －￣ _,.イﾍ} } V:.:.!:.l:.ｌ:.l
. ｌ ∨ |｢"´{ﾑ＞ ､ _,.. 爪} ヽ冫′ 广¨ﾞﾊ:.:.|
. ,.-┤ ! j |::::::!::{:::::ぃ｀ ｰ '"´ /::/ ／ /_ : /:ハ:.l
.ﾉ: : ! ﾉ ,':.:l::::::∨こハ､ ', /_八. / ﾑ :V ; : : ',:|
_ｉ: : :', ' , イ;i:.:.:!:::::::｝ﾍ__ ヽヽ} ,.-‐／r‐‐:ヘ{ _ノ/: : ヽ:._ : : ､
.ﾞ!: : : ､ /:j }:!:|i:.:.:i:::::::: : :､::::} ｀:ー=彳: _;〉::::::| ﾄ＼ /: : : : : : :i､: :ﾍ
ﾞ､: : : : V:／:ﾉ:.:i:l :.:.!:::::::､:.. ヽ:ｰ－┘::｀´: : : :｜!::j::::>': : : : : : : : |:＼:ヘ
.
ｒ / ヽ ＼
ゝ｛ ﾊ | ヽ )
》i l .| _/_」 .,､ ji 、イ .}
ヽ.|ヽ .| ..| ,′__V } ハ∠.｀| ,ﾘ
/.i ヽ j ll Ｙ´〃1 ﾚ 〃１ヽノ
弋 ﾊ .ﾄ′ {:::j| {:::j| | |
ｔｘﾞ j | ー' 、 ー’ | | オフレッサーたちの動員含め、
ﾞvi .l、 ' ' ' ﾉ |
／:.、 ;:.、 r ァ ／ | 畑作業のことは私達に任せておいてください。
/:.:.:.:.i:. ﾞ :.＞ __,. イ| ﾉ
/:.:.:, -一'r-｀._ ｎ r―――くヽ′
＼/ ＼/´￣ } {ヽ!
/ _.| ￣｀} ｛ヽ|
/ ∨_/ ┬ﾉ＿＿_,ノ )
, ／Y } _ﾉ:.:.└―┘- '
, ＿／ |, ゝ´《:.:.∥:.:八＿{
／ ; ヽ
' l
/ / ' .: ' ヽ
/ , ' ' / i :. ﾄ､
' ' / / ,/l ./.!. ; l .!, l ;
〃 // / -‐/－/ ! / ! ,ｲ ! !.ｿ
/ '/l / l ./ '.// ! ' l/ .l .ｉ l
' .l / l / '//､ !./ / _!ハ ,
_ ィｊ/! : l/l jｲ=ゝ l/ '"ｿ｀!/ ｵｻ ﾇｼ
＜ ´ ｀l ' .l ´ 、 !| できるお たちは、長とか主とかの仕事をすればいいの。
｀ ｰ-l l. ' ' !
/ .! .| ｒ‐ ァ ｲ l
.ｌ ト 、 ー ／! !
.| | ┬ .イ'/ ! .|. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ | | l///// | .|. ┃ 「敬して遠ざく」というわけではないのよ。
＿. -―! .| !ヽ ―- ､.l .l. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
: : : : : : :.| .| ＼: : : ｌ l
.
_. . _
_＞'".: : : : : :｀ヽ
ィ .: .:/.: : :/: :}: ﾊ: :ﾊ
′i: /: : :./: : :|: :.}: : ::.
{ 从:{从-{｀ヽ人:ﾉ: : : i
,.: /: : |《以 以》|: :从 で、ありんすな。
／. /: : ∧ ._'_, ∧.:′:.、 ﾇｼ
. ／: : :/: : /:j介ト ｨ介//: : : i｀ヽ わっちの主さまともども、
／: : : : : : : /: : : |;ゝ ___ノ: //: l : : | :
／:／: : : : :i: V｀ヽ l |; ; ｝ ／/＼ｉ: : :| i 辺境伯様にお会いする準備を進めることが肝要でありんす。
. /: :/: : :／: : l: :| ',リ ; ;.}／／; ; ;.{’, .:| |
. {: :.{: : /: : : : |: :| l l／イし′; ; ;}｜:| ﾉ
乂:乂:{ : : : :.:|: :| l l ,′ ', ; ;l.:|: |
｀ヽ: : : :|: :| l l / l; ; L.|:ﾉ
. ≧二二ﾆ: : :ヽ
／ _三二 ＼
ー≠ -‐=. : :￣ : : . ｀ヾ : .
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.... ＿＿＿
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ （ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ ）
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃 ￣￣￣
从{ へﾒ从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7
_＿___,: ＝ﾐV ｚ二_ノ从i } ; ｲ j(
. /ニニﾆi j `ﾐ＝メヾﾘN从/^7 ｲ 着る物は大丈夫、
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ' ｲ/ｿ/ｨ(
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼ 道中の護衛はクレイ君たち従士に任せて、食料と燃料は多めに……
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ;'ー- ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼ ＿＿＿
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ- （ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ ）
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_ ￣￣￣
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ . ┃ 領都まで片道１週間ほどの道中食等は、全部持参です。
ﾆﾆ-/_｛ jーく{ ,ﾉ ,.. イ.:.:.:７ﾆﾆﾆ-7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ......┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ﾆﾆ {ﾆﾆ＞ｧﾊ.:.:.:.:^≠.:.:.:.:.:.:.:. /ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
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┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
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”“'' …ァ: : : : / _,ノ ヽ ヽ .: : ￣ ‐:|:_:_:::::::||／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
,.｡+''”: : : : : | ( ●） （●）|..: : : : : :
,.｡+''” : : : : : : : : : | （＿人__)│ もー、春も２の月はじまっちゃったぜ。
｡+'“: : : : : : : : : : : : : : : | ｀⌒´ │: : : : : :
: : : : : : : : : : : _ -‐／ﾄ､ /‐- 耕して耕して、それだけで時間が過ぎていくだろ。
. _／ / ヽ＼＿＿_/＼ ＼
. ／￣＼ | ｡＿| / ヽ ＼
/ ＼ |／ ＼＼ / ／＼| ＼
. / / ＼∨／ ＼
/￣￣￣￣ ∨ _}＿ 人
ﾚi´￣￣￣＼} ／ ＿__)――――| ／ ／
.. ｀| ＿＿＿|＿ -‐ｧ'⌒ ＼―┐ 。 |__／ ／ ＼
. |／ 〈 ＼ ＼ﾉ一' ―--‐人__／ ＿ ＼
....../ ＼_ﾉｰ' / ／ ___＞一'´ ヽ
}／￣￣￣＼ -‐=二￣ /＿__／￣ }
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ １の月にやったことって、春の嵐の後始末かひたすら土いじりですもんね。
| ' |
＼ ￣ ／ ようやく種播きもはじめられるそうですが。
ノ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 土と天候の具合、
.| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ やるお たちにはわからないんだから、ユーミルたちに任せるしかないお。
／ ー‐ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ だなあ、具体的なとこはお任せだろ。
| ｀⌒ ´ |
. | | 早けりゃ中旬に、遅くとも当月中には終わりそうって見通しはもらえたけど。
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
.
_,,..-―‐-..,,_
,,-''" ｀ヽ、
／ l| ＼
/ U .ヽ
,' l ヽ
l ＿＿＿＿l ヽ-―‐tｲ''"´ ',‐-、
,-''"| ｀′ ｀′ .〃 .lヽ .'.,
| l'´.', ≡≡／ ヽ≡≡彡 ,' ヽヽ_ 種のばら撒きとか原始的って思ってたけど、
/ | .'., （ .,、 ） / .／ ヽ、
/ ＼ ヽ、 ｀￣ ´ ｀ ￣´ ／ ／ _,,..-' 時間的にそれしかやりようがないのも実感したお。
{ ｀''-‐"ヽ-..,,__ __.／￣￣´ .,,..イ ∨
/.T ‐-..__ ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'" / ∨
r┘ ',. ￣￣ 〈￣＼ .／イ´ / / ∨
| ヽ-、', / .ヽ /／ ∨
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ 米は１人１反世話すればなんとか食えるのに対し、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 麦は最低でも10倍１町歩の面倒みないとダメみたいですね。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | ┏━━━━━━━━━━━┓
. ＼ “ ／＿＿| | ┃ ※時代と場所に（ｒｙ
＼ ／＿＿＿ ／ ┗━━━━━━━━━━━▼
.
―― ､
／ ＼
' __ ノ ゝ.__ヽ
l ( ー) (ー ) ｌ 面積あたりの労力、時間を効率化しないとやってられないよな。
ｌ (___人___) ｌ
. ｌ ｀--´ ｌ 草むしりなんかもほとんどしないっつーか実質できないみたいだろ。
. !.! !( （(
. ' ヽ ( ( ヽ) ﾎﾜ～ｯ
ノ￣´"''‐ 、 ｀¨´￤ヽノζ
＿rく /癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ｜
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ∧=､､
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ ヽ ``=､､
∥ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ∥
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ それでも来年には、もうちょっと工夫してみたいお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 牛犂も深くえぐるヤツだけじゃなく、起こした土塊を砕くヤツも必要だお。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （＜） ＼ 来年にはね。
| ___'___ |
＼ ｀ ｎ´ ,／ 来年にたどり着くまでに、積み残してる整備計画なんかも片つけていきたいですね。
／ | | ＼
.. ﾉ .ュ
{ ..ﾆj
. | "ﾂ
. ‐… ､
/ ｀ヽ
/ .:.:.
/ _ノ .}
f （ 一）（一） 焦らない焦らない。
＿__ ＿＿＿_ { （__人__）
. ＿＿＿{＿__}:::::::::::::::::/ λ ｀⌒´/ 少しずつでも、着実に進んでいこうぜ。
. f:::::r──── ｌ:::::::::: /ヽ＼ ＼ ／￣｀ヽ
. |::: li::::::::::::::::::::::::}::::::／ ＼＼＼ ＞‐イ＼::::::::::: |
. |::: |i::::::::::::::::: ,.ィ彡 ＼＼＼＿/ﾊ丿＼::::::|
. |::: |i::::::::::::≠／ /: ＼＼￣{ ｀ヽ ` ー .
. |::: li::::::::::/ : | /: : : : ﾊ∧ }: : : :∧ {ﾍ
. |::: li::::::: { : : | { /: : : : : :/: ∧ ＼: : :∧ {ﾍ
. |::: lｉ::::::::,': : / ヽ ＼ {: : : : : : : : : ハ }: : : :∧ } {ﾍ
. |::: li:::: /: :./ ＼/ : : : : : : : : : : :.∨／: : : :∨ | ヽ＼
. |::: l!: / : :｀ヽ 〉: : : : : : : : :＼ : [!:/: : : : : ∨ } ⌒}
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.:.:.:.... . . ｀｀｀ て爻爻淡淡蕊蕊蕊蕊淡淡淡爻: : : : /__ __ / ＿_/￣/ （ () ）
⌒"''"~ 乂爻爻. ,ｨ彡. 樊樊樊蕊蕊淡淡爻爻.:.:_./ // / /___. ￣/ ￣
,.,､. >爻爻..ﾞ/;ｲ'二x. 樊樊蕊淡淡淡爻爻7.:.|___ノ.|___,/ ノ / /i￣!
.:.:.:.:.: ｨ;fr二ｘ ,、 ,ﾊ ' ｲ､廴ﾊ蕊蕊蕊蕊恣淡淡爻...,ﾊ.ﾞ: : : : : : : :./_,./__./ ヽ､_>[][]/7
''"´ 彡{_i､_ﾒ. | ヽィ=xl ,ィ:べ-;ｭﾊｰ､ 蕊蕊苳淡 . _,.ﾄ､､込ﾍ_,. -┐..: .ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ ,／
从从从ノｖｖｖ､､..,,_ _ ,. -ﾍ┘ｰﾄ､ ∧i;//,.斗､/: : /‐┴‐トヾ,..㍊淡淡...._≧斗''"ヽ＼ _／ ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐh､
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ﾞ;, :. :ﾞ/ ／ ＼_! l .У/;';'ｲ''" ! ヽ ､ ､ ＼_| !こУﾑ ､ ', .:/ ｲ. 二二ﾆ=_=_=_ ;:;: ;:;/:i:i:i:iУ:i:i:i:i:i:ﾊ
ﾞ;,ﾞ;, ﾞ;i´ ! i¨ヾ''{;';';λ ＼ ヽヽ ` ‘，', ｀¨¨´ ヽ、 i/'" !._‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=.,.､_,.]:i:i:i/:i:i:.:...7ﾆi:i}
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＼ ｜//从 人 -―- '⌒ソ 開拓領主希望の商人など期待していなかったが、
＼ ｜// ＼. Ｖ⌒ _） イ
.∨￣￣￣￣＼ ＼. ｀こ ／ すくなくとも街道工事の技術はもっているようだな。
∨/////// ∧ .＼ ／
.∨/////// ∧ .>ｘ__／
∨/// //// ∧ ./
∨////// / ∧ ｛￣￣＼
,,．ｧーー"ﾌ__,, ｀ ､
. | ./ .f"フ''",ィ' ￣｀ヽ、 ＼ __/￣/＿_ ＿
. | |. " .／ ー- ‐‐ 、、＼ ヽ. /__ __ / ＿_/￣/ （ () ）
./＼ 丿.ﾉ l ー |￣￣ ヾ'ヽ、 } ｉ _./ // / /___. ￣/ ￣
. //＼＼" / /ﾘ ‐‐.ｧ┘, , ｀´｀! |___ノ.|___,/ ノ / /i￣!
/,ﾍ/ﾞ〉＼＼. /ミ三" ﾞ ', / /_,./__./ ヽ､_>[][]/7
.//》 ヽ//＼ｭ/⌒l ´ ﾞー- 、 ', ﾉ l ,／
//ヽ/ヽ////| .|ﾐョ」 弋ﾃ｀ヾ ｀ __,,ﾘ
//////////| .|ヽ=i ﾞﾞ |ﾂヽ ゾォルケンの一条殿も認めておられるようですし、
//////////| ﾘ ',/ ｀ | /
/////////// | 、 ‘－ _ .,,_/,ｨ' これは意外と掘り出し物かもしれません。
//////////i─ｭ、 ＼ ／
/////////. |三二＞、. ＼ /
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///////三三三二二二二＞i"三ョｭ
//////.三三二二二二二二│三三三二ョｭ
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∨: : : : ＼＿.: : :＼ : : : ヽ:j.:,ノ-‐'― '"､: : : : : : /:.│ . /__ __ / ＿_/￣/ （ () ）
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. ∨: : : : : :ﾉ_ ｲミ: : : : : / ..イ |___ノ.|___,/ ノ / /i￣!
＼ ∨: : : : イ_ __,／ ヾ: : : : : ´／. /_,./__./ ヽ､_>[][]/7
＼v: : : : :.′｀＞====-': ／￣｀ヽ lﾐ: : : ／ ,／
∨: :ノ! ／笊｀> .:.:.:.', <ﾞ笑ﾆ＞ |ﾐ: : /_
｀ヽ:､: : : | ´￣ .:.:.:.l |ﾐ: :／ 興味はわいたが、
＼: : ! :.:.:.!: !⌒!
l⌒ヽ ヽ:!:' ′ | さて、どんなタヌキが出てくるのやら。
. ―-- ..,,,__ | :.{ :, __ /.:. ﾉ
: : : : : : ¨: ‐- .,_＼ :':, -=＝‐…’ ./ ／
..... : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ〕:r.､ ⌒ .ｲn/
..ﾞ￣￣ ｀ ＜: : : : : : : : : : : : :l__| !＼ ／/{ } ,. -- ､
. ＿_｀ヽ: : : : : : : : ｌ＿_j '; 丶., ／ / )ﾉ ,. ´: : : : . ＼
.... ,，.:::::´￣:::::::::::::::: : : : : : : : :!: : : : ｀ヽ. ｀:.－.:´ / ′ r＜: : : : : : : : : : : : :.,. ー‐-- .,
::´::::::::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : :| : : : : : : :＼ ,，:┴- ..,,_ ／| : : : : : : : : : : ,，＜: : : : : : . . ｀
ﾞ::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : : : : :＼ ／: . :/lヽ＼ ヽ／:. /! : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
__＿
／ ｀ヽ
/ ､‐-‐‐､___|
〈 ‐-/ / i
∨ヽ､! frｭヽ!. ┘ 分をこえて成りあがろうなどと目論む輩ですからな。
}＼| i,′
i: :.!､ ‐=ｱ 言うまでもなき事なれど、気は抜かれませぬよう。
r- ､ ｢ ‐- ＞ ‐- .:.:ヽ､
,≧‐‐ゝ--､}:.:.:.:.:.:.:≧=‐─── ､
｀‐-==ヽ ￣￣￣i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／ ＼!≧=‐-,/‐ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
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:::::::::|l::::::::| ||:|::_-~ ::.;;-~l~ l ~-;;, ';.. ＿ 》 ＿ Ⅵ / ￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣
:::::::::||::::::::| ||:|= ::_-~:: l l ';,ﾉ フ ___≧ｚ､ V
:::::::::|::::::::::| |: =;;;;-~:::::: .｀l l ::';,..... ｉ⌒V ｀ ｰ`'′く それをあえて言うのが貴様の役目であろうよ。
.── - _:.◇:::;::⌒ヽ::...／~':, l..:::::). {圦ｌ >
.── - 二二):::: ⊂,ﾍ' --''::::..l::::/、. _ﾍ｡! ､＿＿_/ 忠言大儀である。
::::::::::::::::/ ゝ__;ノ:: | ﾍ:::::::::::::::;'ｿ...メミ{＿}:.:... ￣ニ{__
::::::::::::::/ ＼: | .ヽ:::::::::ﾉ ＼ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.. |__｝
::::::::::::/ |: ヽ＿.))￣.... ＼ ー― `｛￣ ´ ――――‐
::::::::::/ ゝ ─ '＿ ＼ ＼⌒Vヽ< ＼
::::::::/ ￣￣ ￣￣￣ ＼ ＼ V .ﾍ ____＿ }
:::::/ } ＼ﾍ ﾍ￣
:::/ヽ. ＿＿_ |ﾆﾆ==≧_Y ﾍ /
:/::::::. ヽ ／二ニニﾆﾆ＝==､ /＿＿＿＿_}{二} ＿＿＿_/
＼_／ ﾉ {::::::l ∠三三三三三V==!∠―――〈
{ ／ /:::::::|/ /＾.,-、 ―､＼＿＿_＼
＼. ／ /::::::::::ゝ厂/ >、 ＜ ＼ヽ:::::::「´
￣´`ヽ ／::::::::::::::ﾚ 刄〆 ＞ ´ ヾ 〉 ニ二＿
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第３０回 嫁達の領域
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1035年11月20日～（春分・新年祭週）～1036年02月04日
■今回新規・変更点
雇用・加入：
モブ奴隷女児（→モブ下女）×５人
使用可能資産、作成可能品等：
距離計（オドメーター）、提灯、行灯、バルーンライト、制水ダム 選別（風選）、浸種
確定 ： 牛耕用の重量有輪犂ｘ2、唐箕
そのうち ： pH試薬（指示薬）
概念だけ ： 塩水選、温湯種子消毒、ライ小麦、フリーズドライ、缶詰
事業別収支：冬期11月分・12月分・1036年1月分
人件費等 －資金：銀貨71枚（モブ奴隷（下女）購入66、生活雑貨5）
－資金：銀貨218枚
－食糧：74か月分/人
事務教育 （通常稼働）
農耕部門 －資源：銀貨6枚相当 はねくり備中もどきの刃先発注12本分
－食糧：360か月分/人 種籾30石分
牧畜部門 ＋食糧：3か月分/人 養鶏
狩猟部門 ＋食糧：3か月分/人
輸送部門 （休止中）
生産部門 －資源：銀貨2枚相当 研究開発
工事部門 －資源：銀貨18枚相当 コンクリ
特別収支 －資金：銀貨72枚 ゾォルケン家への謝礼（辺境伯との仲介）
－資金：銀貨36枚 ローエン商業組合の年会費 銀貨12枚×３人
＋資金：小銅貨240,000枚 洗濯板生産権利代1035年期
＋資金：銀貨21,600枚 洗濯板２次契約に伴う分配金（20％）
－資源：銀貨2,260枚相当 教会税（小銅貨24,000枚＋銀貨2,160枚相当の物納）
特記事項：
モブ下女の食糧、11月中は計上せず、12月分より消費。「未成年」でも労働力として消費アリ。レンと同じ
フリッツとエルネス試用期間終了、1月分より扶持設定。借金肩代わりが契約金代わり
牛1頭の労働力を５人分から４人分に修正（力はあるが移動は遅い）
年度更新処理1035年→1036年。年齢加算、ローエン商業組合関連取引精算
小銅貨60,000→銅貨6,000 銅貨120,000→銀貨5,000 割銀貨4,000→銀貨1,000 銀貨49,200→金貨4,100
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充
【×待機】 オクノ村→ランカークス村間 ＿ヾ ､ｒ フ ＿
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間 {￣ ＿ｒ‐ｭ__￣ ヽ｀ヽ
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺 ） _}ﾆ .ﾆ{_ ￣ヽ ヾﾞ､
／(´ ﾞフ △弋´. ﾉ ノ ヽ
◆ロレンスの村（仮称）クエスト： ヽ ) Y|_三_|Y≦ ｰ-ミ ､ﾉ
【×待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： 教会手配待ち ノｒ ｲｌｆﾊ fﾞﾊヾﾄ､ i!ﾉ ＼
【×待機】 宿施設の増改築 ( ￣ﾉi||:::| |::::| |ｲ|）ノ､. ）
＼λ. ｿ ¨ ¨ u //ｲ) | ／
◆クランのクエスト： i!人 ⊂ニ⊃ u !ﾉ) ≦ヽ )
【×待機】 沼の湖岸整備 {ﾂｰ≧::..‐-ｒ‐＝ﾌ⌒:く¨ﾞ´
【〓終了】 制水ダムと貯水・砂防ダム }） ｒ'~｀=∧ i!::::::＿|＼＿＿＿
【×待機】 工房地の拡張・水車増設 i!::::ｌ:::∧ﾍ／￣￣￣￣￣￣￣￣＼
【〓終了】 沼側上水道建設・下水道整備 |:::::∨ Y| 出番がスルー！？ |
【×待機】 温泉利用（風呂、加工・工業的利用） |:::::（ {{＼＿＿＿＿＿＿＿＿／
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 春ちゃんの場合は干渉じゃないけどさ……
◇クランメンバー
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお嫁1、アリシア養女
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 事務方、できるお妾2
《悪魔の耳》アレイン 戦闘教官アレイン（クイーンズブレイド） 事務方、できるお妾3
《悪魔の耳》レン （TYPE-MOON作品 月姫シリーズ） 事務方
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇ヘンピナ・サミット参加者
ゾォルケン家代表 一条三位・麻呂 （水戸黄門） ヘンピナ地方差配代官
シタノ村 間桐慎二（まとう・しんじ） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長代理
モトノ村 間桐雁夜（まとう・かりや） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長
モトノ村の教会 唐巣神父 （GS美神 極楽大作戦） 司祭（信仰派）
サキノ村 ハーディ・シュタイナー （機動戦士ガンダム0080） 村長
ヨリオクノ村 サウス・バニング （機動戦士ガンダム0083） 村長
オクノ村 一条聖也 （福本伸行作品 カイジシリーズ） 村長
オクノ村の教会 リフ （ファイヤーエムブレム） 司祭（聖堂派）
ランカークス村 マトリフ （ダイの大冒険） 村長代理
アントレ村 野原（のはら）ひろし （クレヨンしんちゃん） 村長
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）：
オーフェン （壮年期）（魔術師オーフェン） 行商人
オーフェン （青年期）（魔術師オーフェン） 行商人見習い
ノル （フォーチュンクエスト） 護衛兼手伝い
◇その他
キサク 伊頭鬼作（いとう・きさく）（鬼作） 口利屋（人買い）
キャベツ （この素晴らしい世界に祝福を！） キャベツ
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２９回 熱して冷やして
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＾､ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／,.,,... /i:i:i:i:i:i:i∧ ／i:i:i:i:／kkkkk;
∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼i:i:i:i:i:i:;;;:'''ﾞﾞﾞ ""ヾ:""ﾞﾞ ...,,ゞ＼i:i:i:i:/／:i:i:i:i／kkkkkkkﾉ
爻ヾ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..;;;;'''""..:::;;;:;...,,;;''' ～'""::::::::::::::::::／￣kkkkkk ∧kkkk
ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第２９回
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ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝヾ;;ヽ;;;;ゝヾ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝ;ゝヾ;ゞ
ゞ;;;;ゝヾ; ;;;ｿ ヽ;; ;;ゝ ヾ;;;;ヽヾゝゞゞ;;;;ゝヾ; ;;;ｿ .,,)~"';.,_,.; ;;;ｿ ヽ
ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;ゝヾヾ; ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;"~ヽ::､,,..ヾ .ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;ゝ
ゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝ人,._.,） .,;):､._ .;;;;ゝヾ;;ゝヾ . __,..,_ _,.;'"'⌒
;ゝヽ;;|;il|ヽｿ;;|il|;ヽゞ|il:ヾ;;;ゝ;;: ヽ;;|;il|ヽｿ;;|il|;ヽｿ'`"~⌒"'(,,.､ｿー;~`"'- ーゞ|il:ヾ;;;ゝ;;: ~"'^(.,_,.ノ
:.::"´｀ヾ､.. ..,r:.:⌒:.:ヽ. |;il| |il| ヾ.,.｡*'":i:i:i:i:i /ヽ ＿＿＿＿_
|;il| ,, :.. （ { ...|;il| ,,（(,,.｡*'":i:i:i:i:i:i:i:i:i:i / / | ＿＿_ !
､,,;;;. :.:.. ::. )ﾉ ｀:.:ー:.:. ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.. / / ﾍ !__| | |
ゞ（(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;） ;;;)ヾﾐゞ（(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;） ∧:i:i:＞イ三ﾐｘ）.. ｢ ￣｀∧ ＿／ ／ [][]_冂
;^ ,ィi:i:㌢⌒＾ ￣￣￣ヽ__〉 |i＿／ 匚／
. "´ ｀ヾ,.... /ィﾆ㌢
. } .,.ﾉ⌒ヾ、 Ｖ'" ＿
. ｀ｰ..:.: "´ :.. 八 i´・ ,) お？
｀" 「 `"´
. : （. 二) 生あったかい風、っていうか湯気？
fー- ､
. _ ゝｒ:::､ } ,.;'"~⌒'"~
} .,.ﾉ⌒ヾ、 , ┴┘}. _ _.,_,,('" (⌒ヾ
. ｀ｰ..:.: "´ :.. 乂＿ノ ^'ノ⌒ヽ,,._ｿ''"
｀" | . _ _,.,_,人⌒`'"~ __,..,_ _,.;'"'⌒'`^~(⌒ヾ､_,, _
八 ~^`"'ー- 'ﾍ.,_,.ｿ'ヽ(⌒"'.....~"'^(.,_,.ノ'"~`ヾ.,_ソ'
≧=‐r-- (.., ､
/＼ （(⌒;... ヾ,....ソ
/.ｲ:::: ノ⌒ >
. ｜／ ﾚ"⌒;);"' -‐''"￣(≦＜≠ ;/:::::::::.. ,-'"´ ;;);ノ"´⌒`;;);;
.__ノ;:::......⌒;;ノ''"´ (´⌒(´⌒;; {::::::::ノ ,-''"´⌒`;;' ,,
.） ,,-‐'''""´￣`ヽ ／::::::/ ＿,,ノ⌒)）) ,
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|川 :i|^'w|川k'w^ii/'"´WWW WW .|i: :ii､- ' | | | r--- 、 ｌ L_'w^ii/'"´WWW
|川. ./:i:i:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i._ ) .| | └┘ ノ ﾉ く |l:i| |i:|
|川/:i:i:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:）... | | i"´／ (_ ..|l:i|`''^`|i:|^`^''^`^`
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|i!:i:i:i:i:i:i:ﾚ′ ＿ ｀´ ＿＿ . ) ┌┐ ┌┐ （_ ''"'''''
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||:i:i:i:i/ /:ijI斗-ﾐ:i込、 }::::::{ /:i:i:i/ ⌒⌒)-､ ,. 、 〈.ll ._
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/ |! ／`''＜巡:i:{ :::::::::}::}:i:亥-‐ ⌒ヽ }⌒ .! wiiWWWiii||wW
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..| ( | ー-- 、ｲ::::}::三::{::｀` ⌒￣ .| ）:|.|
. ! }! _ / |!|!∧ _ | :! | って、 __f:i7_00_
从. }! /'´ ｀ ´ .｀ヽ |. 从 ´,才Fﾍ、
|Wゝ、}|! /（ r:::: 、 ,..::::、 ﾊ |!,..ｲ. 〈:〈}iﾚ' ):i:)
|{ rー--=＝=--‐ 、 }! ゞ'"-=彡
|爻 / 、 , λ 爻| ( (
|;爻 / ）ト--t--ﾃ（ } .爻;| ) )
从爻. /::::￣￣￣:::ﾍ ,爻从 ( (
.｡s≦/ |∧ ,' /:::::::::::::::::::::::::::::ヽ } /| ｝≧s｡. ) )
| ! ∧ } ヽ:::::::::::::::::::::::::::::γ ﾉ / | .| ( (
| | . ∧ }! ト、:::_::::_::::_:::ィ! i! ./ . | ! ) )
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| ∧ .＼ ゝ、 ﾉ ／ ./ .i! `"´/／
| .∧ ＼ ゝ---------イ ／ / | !′
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.:.:ゞ;;;;ゝヾ; ;;;ｿ ヽ;; ;;ゝ ヾ;;;;ヽヾゝゞゞ;;;;ゝヾ; ;;;ｿ ヽ;; ゝヾ; ;;;;;ゝ ヾ;;;;ヽヾゝゞゞ;;;;ゝ ヽヾ
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::.:ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝヾ;;ヽ;;;;ゝヾ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝ; /7 / / /7/7.;;ヽ;;;;ゝヾ;ヽ;;;;ゝヾ;;ヾ;:
::::ゞ;;;;ゝヾ; ;;;ｿ ヽ;; ;;ゝ ヾ;;;;ヽヾゝゞゞ;;;;ゝヾ; ;;;ｿ ヽ;;...../∠〃/ ￣/.;;ゝ ヾ;;;;ヽヾゝゞゞ;;;;ゝ ヾゝ
:::.::.:ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;ゝヾヾ; ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;/_/￣ / /￣ .ヽヾ;;ヽ;;;;ゝヾヾ; ゞヾ;;:ゝヽヾ
::::ゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ./＿/ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ;;;ゝヽヾヾゝ
::::::::ゝヽ|;il|ヽｿ |il| ヽゞ|ilヾ:.:.ゝ::.::ヽ .|;il|ヽｿ |il|.ヽゞ|il: ./￣/ /7/7 ｿ |il|'ヽゞ|il:ヾ ゝ;;: ヽ|;il|::.::::.:.::::.:
:::::.:.::.::::.|;il|.:.: :::|il| ..:: ;:|il.: .:.:.::::..::.:.::::|;il|:: ::::::../7ｸｸ / /::...:.:::.|;il|: :.:.:.|il| ::.:::.|il :::.:::.:..:::.:: ::.|;il|::.:.:.:.:::::::
:::::.:.::.::::.|;il.＼ ::|il| ..:: ;:|il.: .:.:.: ヽ.ﾞ:.::::|;il|:: ::::../ / / ￣￣/:|;i/.ﾞ:.:.:.|il| ::.:::.|il :::.:::.:／ : ::.|;il|::.:.:.:.:::::::
::::::::::::::::|;il|::::ﾞ＼ﾞ| : :;;:.|il.:...:.: :. ヽﾞ:::::|;il|::::: / ￣￣/ /￣￣.:::../..:.:::.: |il|:.::.:. |il:::.:／ﾞ:.:::: .:..|;il|:.:::.:.:.:.:.::
＼ ヽ ./ /￣￣ ＿/ / ／
＼ﾞ::::::／ ／:ﾞヽ :::..../_/ | /ﾞ::::::::::::ヘ::〉. ／ﾞ:::::|
´: :－|:::: ＼.....´￣.....ヽ...::::`ｰ- ..,,_ヽ ! /__,. /::::::::／..... ／......:::::::|- .,__
‐､、 ／ /⌒Y::. ＼. ＼:::::::::::::::{ }:::::::::::::::／..... ／. |:Y⌒ヽ:..ﾞ_,,－''
｀－､、 /⌒i::| /¨¨¨¨，¨ヾｰ‐ﾍ ー'/¨¨，¨¨¨ヽ |::|ﾞ_,,－''....:
:...｀－､、::| ﾐ ｰ――‐ 彡 〉 ミー―― 彡. _,,－'' | |: : :
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───────‐ / ヽ. ───────‐
: :: :＼ _,l::| { } |::| 〃: : :
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: : : : : :...._,,－''. ／⌒¨¨¨¨⌒ヽ ｀－､、....ﾊ: : : : : :
: : _,,－''..ﾞ:彡 /: : : : j_____j: : : : :,. ｀－､、..: : :
_,,－''ﾞ: : :..:| :彡. ／. ′: : ;ノ::::::::::ゝ: : : ′.... ＼. ミ; !:.ﾞ｀－､、
－''..... : : : : :..:| :...／ {: : : : :⌒¨¨⌒: : : : :} ＼......ミ:′│:: : : :..ﾞ｀－､、
／ / ヽ. ＼
／ / ヽ. ＼
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|::＼ ＿
|:: ＼ | :| ＿
》 / j:＼:j |:: |＿□ ＿, |::￣|＿[|
|:: | ／| |: | |:: ＿:| [_] ＿|::＿| |:: ＿:|□ |:￣|＿□
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|:.. | ＼.: : : ＼..: : 丶..:: : : : :.|:: ＿:| | /.... |:＿|. |::￣ | |:＼
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￣|:: |...ヽ...s｡: :: :...＼..ﾞ:: ::＼:: :: 丶 i..,,|. |. / / ＿,,,.. ／ |:: |＿＿ '＼:|
|:: |..... ヽ..ミs｡: : : ＼: : : :＼ : :..ヽ. |i. |.....| / -=/..ﾞ￣-_／／.ﾑ. |:: ＿＿:|
￣|:: ＼. ヽ..`ミs｡: : ＼: : : :＼ : :..ヽ.: :.. |ﾞiﾞ|. |..ﾞ=ﾆ¨ . /._-_-ﾞ/..-_-_.. ／ﾞ:i:i:ﾏﾑ:.ﾞ|:: |
─|,＿＿＿＼. ヽ ｀'ミs｡ :..＼.ﾞ: : : : : : : : : ／| | |-_-_-_-_-_-_-_-_-／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.... |:: |: : : : : : : :
￣￣￣￣￣ ｀ミx､ ＼: : : : : : ／-_,|-:|─|-_-_-_-_-_-_-_,／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: |::＿_|..ﾞ: : :: : :, ;
───────────｀ミx､.:: : : ／-_-_-| | |-_-_-_-_-_-_／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ---‐‐‐ ＿: : : : : ;'
. ‐‐‐‐--- `ミx〔-_-_-_-_| |／-_-_-_-_-_／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ| | _|,,.. -
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿｀`'ミs｡＿二二,.ｨ=ミ＿￣::::|i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾞ-----‐‐‐‐‐._-
....ー―――――――― ;＼＼;;;;;|i:i:i|､,ｨく＾ﾞ|:lヽ／／||＼`'く:::::: |i:i:i:i:i:||i:i:i:rーー┬::┬─ｰ‐┐'/,-_-_-_
...＿＿＿＿＿＿;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ＼＼|i:i:iﾄ＾ヽヽ:|:|∨/: :: ||:::::,.ィ〈:: : |i:i:i:i:i:||i:i:i:| |;;;;;;||￣.....-----------
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~~|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾞ／ﾞ:;:;／ ;:_／. ＞|i:i:i|‐‐V/, ｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､.丶.ﾞ:､｀:､｀:. ＼ﾞ弌.. ＼ zzz≧zｭ,.:'´,.:'
‐┴￣￣￣￣￣....／ﾞr..／..ﾞ''".../.....:┘...../...｀:､｀:､｀:. |.`:､｀ i,..｀`:､｀`: 丶ﾞ､｀`:､ ｀..＼｀`'.....＼...￣|i:ｉ|,.:'´,.:
..ﾞ:⌒''=-､、... ／ ／ / . ￣⌒ﾞ/.'=-､、: : . |. : : . i,..: : : :.....丶. : : : ＼.ﾞ: :...＼ ┘ _
.ﾞ: : : : :｀...／ 、／ / /. ￣￣.| i, ,,_: :丶...: : :.....＼. : :. ＼.....: :
／ / / | i, 丶 ＼ ＼
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.
. {::::::::;;;;;;;:::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;,f,il|,ｲ;;;;;;:;:;:;: ／＼
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;... ／ ／
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;: ＼／ ／>
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:; <／
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､. ┌─┐
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j └─┘
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ どうしたタケオ。
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,; そんなに慌てて。
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
＿_辷三/二＼
／ ─ ⊂三乂 ヽ
／ （●） （●）. 'i ヽ
／ （__人__） ＼ ヽ タケちゃん、山でなにかあった？
| ｀ ⌒´ |/ /
＼ ､＿, ／/ /
ノ ￣ /
／´ ／ /
.
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i7 ,ｨ
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:r''"~￣￣￣￣￣ヾ;/￣￣￣ `''＜;i:/ ／ }
|:i:i:i:i:i:i:i:i:i: ∧ ＿ __ }!.. ./´￣￣￣7 / ／
|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉 /三三ﾐh､ ,.ィi〔:iﾑ |!. .´￣￣7 / ＿＿＿＿＿ ./／
|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ /ィヘ 三三ﾐh､_ ,_,ィ三㌢＾ヾ! .|!. ／／ ／＿＿＿＿／ ,ｲ,ｲ ,ｲ ´
|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ 〃⌒`''＜三ｱ }彡'´⌒ヽ }. .／／ ￣ ﾚﾚ //. , ｲ
|:i㌢＾Ｙ:i:/ 、＿e__ﾉ::::::::::::く廴e＿，::. {. ￣ /' .ﾚ'
|′ }:i:! ::::::::::::: 川l }:::::::::::::::: |
| :::::::|:i:|､ /^ ^ヽ |
| :::::(|:i:i!ヾ i{ - ､ ＿, - ノ ,!
∧ :::::|:i:i} { ＿ ＿ 〃! 山ん中、北ちょっと入ったとこ、
.∧ -|:i:i} ／ ｀¨¨´ , ） ;
|` "´V/ / ,r===-=ｲ { 湯煙が、熱湯が沸いてたっす！！
___|:! V/, ′./:::::::::::::::::| { 从
_／:::::∧. V/, { {''"⌒⌒ヾ| | /_＿
::::::::::::: ∧ V/, .| ! } } /::::ヾ::⌒ヽ≦:::::ミﾒ､
:::::::::::::::::∧ ‘, | ‘:, } | ./:::::::::}:::::::::::＼::::::::::::::＼
∨:::::::::::::::∧. . .‘, ':, ≧=‐=≦ ｊ /::::::::::::|::::::::::::::::＼::::::::::::: ＼
: ∨:::::::::::::::∧ ＼ ‘:, ノ /!:::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
::::::＼:::::::::::::::::＼ ≧s｡.＿ ≧=‐-‐=≦／ |:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::::＼:::::::::::::::::＼ ￣￣￣￣ |:::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::＼ ﾉ::.. /:::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::: :＼:::::::::::::::::＼ /:::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:┏━━━━━━━━━━━━┓
:::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::＼ /:::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::┃ タケオ、源泉との遭遇！
:::::::::::::::::::::::::::::::: :＼:::::::::::::::::＼ ./::::::::: :/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::┗━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼ l
＼ l
ｘ ＼ k ＿ __
〃 γ ＼ ／ l... ＿/ /＿ / /
{i { ● }>､ﾉﾘ xく●} l!... /_ ＿ / ＿ / /
ﾍ、`ｰ‐'′/ ﾍ.ﾞｰ'ノ:!. / / / / LﾌLﾌ/ / L/
￣ ￣ l. / / / / ／／ ∠ﾌ
／ ∨ /. ￣ ￣ ￣
/ ∨. ＼__人__人__人__人__／
l ﾉ |. ≫ ≪
>､＿＿_／ ゝ､__ノ ≪ 源泉か！ ≫
./ l// / ≫ ≪
｜ l/ /. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
| ! ′
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;! ほう、近くに湯が沸いているのなら、
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､ いずれはロレンス殿の宿まで行かずともよくなるか？
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
.
＿___ ＿＿
＿＿ ,ｨ㌢￣_￣㍉Yｨ´￣￣㍉
,ｨ㌢￣￣㍉ｰｨ㌢￣￣㍉_ー==彡j}＿
込、＿___,ノ'_込、＿___,ノ列=ん'´￣￣㍉
｢二ｨ㌢￣￣㍉込,ｨ㌢￣￣㍉夊 ＿__ ｲｶ
|二込、＿___ ノｨ个ｪ.. ＿＿_.ｨ'列二二二|
|二｢二二二二三|三二二二二=i二二二|
|二|二二二二:三|三二二二二=;二二ア:}
{＼|二二二二:三|三二二二二=;ニ／::::::}
{:::::乂=二二二三|三二二二二=／::::::::::::}
{::::::::::::.ｰ――一个ー―――=彡.:::::::::∠|
|＼乂::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::ｊ:::::∠二|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.≧===--==_个ー―――一'ｉチ二二|
| ﾞ.....二二二:三|三二二二二=l二二二|
i!､ i . 二二二:三|三二二二二=l二二二|
|! ＼ i! |....二二二:三|三二二二二=;二二三| ■土管（運搬用束形態）
! ､＿ヽ 人､__,x≦_ |....二二二:三|三二二二二=;_二三乂
,: ￣ﾐﾍ !,彳¨弋_ソ ) |..二二二:三人三二二二_乂￣￣
| i ｀¨ ゛ '';:.:': . ! ￣￣￣ ￣￣￣
ハ ( ! ､ : :; ,
ｒ‐ ﾍ ー ゝ ＿__.ﾉ, ゛ 7 ﾘ ! ちょうど土管も貰ったとこだしさっそくこっちの集落にも温泉ひいて、
人 ｀ ､- ､｀ i! l .ｲ/
ハ ｀ -.､ | } ／ / { _ 入浴に融雪に、あと できるお がなんかやりたがってたことに……
l ￣ |´ / ≠´ ￣~ |
} i! ﾑイ /
. { ｊ ´ /
） / _ -―-｀ 7
ヽ_ / 〃 {
｀ヽ / ´ ＼
,､ ｀l _ -- _ i! ／ ｀ヽ
. / ｀ ¨´ ｀ ｰ≠
i!
.
,,..-―‐‐-.､
. ／ | | | | lヽ
. / ＿__| | | l ',
i ￣ ＿_ ',
| ― i んー……
! / ヽ u |
', ゝ-'｀¨¨´ ノ
ヽ、＿＿_ -‐＜
,.‐/ ＼ ／ ／ }､
. i､ ｀"''-Y-‐'" _,,..-' ヽ
/ ￣￣￣ ￣￣ ヽ
{,;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;r‐ :､;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;;;;;;! ﾉ;; ｨ;;:::.:.:.:.:.:.:.｝
i;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;｝ ｀`ヾ;;;;;;;;;.;.;.;.;.;;r'ｿ''´ {;;;;;;.:.:.:.:.:.:}
l;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:i' '´ ,,,,, ヽ､ ｀ﾞﾞ'''''''''ﾞ´ .,. ...､ ｷ;;;;;.:.:.:.:.:!
.ﾞ!;;;;;;;;:;:;:;:;;ﾉ,r';:;:;:;:｀;､､,,, ., '´,.,.ｨ !:;:;:;:;.ｷ;;;;;.:.:.:.;,′
`i､;;;;;;;;;;｛,jﾚ'´￣`ヾﾐﾐｲ{ { ,j;ﾄr'';:;:;:;j,!'''ヾ;:;j!;;;;;.:.:.:,′
ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY
! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1 やるお殿は思案か。
い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .!
ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/ 確かに今回引き渡し、納得いく歩留りではない。
ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ
i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ 弟子達の教育不足を詫びる。
| ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i
,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L
／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ
,. ,r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l! ﾄ､;;;;;,;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:::;:;:::;:;::;::::;:::;r′l;;;;;;;;;;;;;;:;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ', ヾ;;;;;;;;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::;::;;::;:;::,r'′! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:＼､､__
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', ｀`ｰ--------- ィ'´ ,' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀,: . ｀`ｰ- ､､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', : : : : : : : : :,′ ,' ' i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : .
.
_,,..-―‐-..,,_
,,-''" ｀ヽ、
／ l| ＼
/ U .ヽ
,' l ヽ
l ＿＿＿＿l ヽ-―‐tｲ''"´ ',‐-、 いや、オフレッサーも弟子たちも
,-''"| ｀′ ｀′ .〃 .lヽ .'.,
| l'´.', ≡≡／ ヽ≡≡彡 ,' ヽヽ_ この短期間でできることを頑張っているお。
/ | .'., （ .,、 ） / .／ ヽ、
/ ＼ ヽ、 ｀￣ ´ ｀ ￣´ ／ ／ _,,..-' そうじゃなくて、手が足りてないんだお。
{ ｀''-‐"ヽ-..,,__ __.／￣￣´ .,,..イ ∨
/.T ‐-..__ ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'" / ∨
r┘ ',. ￣￣ 〈￣＼ .／イ´ / / ∨
| ヽ-、', / .ヽ /／ ∨
＿ _
＼ﾞッ ／ ｀ヽ
⌒ ./ ヽ
| ‐-､ __,.．- |
i てﾃ てﾃ- | あ……。
,' |
i （ | ）, / ああ、温泉自体は宿行けば入れるから、
| ー ＾ー ii , /
| u ./:i 急いでどうこうする理由が薄いのか。
_ _ ｜ / |
| :ト ｝--－- y―- =ﾆ .,
ｨ |iiiﾉ | /| /
, - = ニ :| | ／ :| ゝz_... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ ＼ 〈 ー ､ , － | ミ. ┃ 代替手段がないものから優先になるのは仕方なし。
. /. , .ﾄ､ ＿＿ ,イ i ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,..-―-..,,
. ／ ｀ヽ
. / , ー‐ ヽ
|¨´ ,.--､ ', ごめんだおタケちゃん。
r ､ .|,.‐‐､ i
| | | (__,､＿） u ,' せっかく見つけて報告もしてくれたのに、
| | ', ヽ＿_| .／
. r'―r‐､ ヽ..,,＿＿ ,.-'"￣＞､ どうするかは後回しにせざるを得ないんだお。
. ﾉ ＼l l r‐/ | ／ ,.-'"´ ＼
l ヽj､ﾉ / ヽ .| ./ ／ _,,..-''/´ ｀ヽ
| ヽj_/ヽ_ r'"＼ ',|/／_,,.-''" /
. `l／ .／ | .| ｀"''‐''" ,i/
/三三三三三三{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀`～､、
. /三三三三三ﾆﾆ「￣~"''～､、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉
. /三三三三三三三〉 ￣V^"''＜;i/
/三三三三三三三/ |
. |三三三三三三三/ -=三ミｈ､_ __ !
|三三三三三三㌢ ｚｚ≧ミア r≦彡ﾑ
... |三三ﾆﾆ三三／ ￣￣ 〈＾ｚｚｚ /
... |三ﾆ/ .Y三! _ 川 {
... |三ﾆ! ::} |三| ヾ { _ ヽ }
... |三ﾆ! ::( !三! `ー く ; そんな、ただ見つけたって報告だけで、
... |三圦 :::} |三| 、-――--- 入 . ′
... |三ﾆ入＿_!㌢ に"''～､、＿＿_ノ .| 団長達に謝られる筋なんてないっすよ。
... |三/ ::| 彡 ヽ、 ）.｜
... |㌢ | .彡 ｀¨¨¨¨¨¨¨¨７ !
. ／!/ ＼彡 /
......／:.:.:.{ ＼ /
／:.:.:.:.:.∧ ＼ ／
.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧ :::... ≧s｡.＿＿＿ .｡s≦､_
.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧ :::::.. ∧:.:.:.:≧s｡
∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ :::::... /:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧s｡
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
_ （__人__） | そう言ってもらえると助かるが、せっかくの源泉がなあ……
ｆ!||} （｀⌒ ´ |
l r'ｱ { |
ゝ.〈 { ﾉ
{ | ヽ ノ
ゝ ￣￣ ` ,,ー ヽ
￣￣ '' ﾄ , |
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... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ ふむ。
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri タケオ、暇ができたらその湯の沸いているところまで
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;', 木ぃ伐って道筋つけとけ。
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',
.
,ｨ≦三三三三三三三三三≧z、
,ｨ三三三三三三三三三三三三三7
,ｨ三三三i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
/三三三{￣ｨz､￣￣￣ヾｿ´￣￣xzzﾘ l l. //
,'三三三/ ,ｨ≧三ミz､ ,ｨ彡⌒ﾘ l l //
,'=三三{ {ｿ ＿ヾ三≧} }三∠ ｛
'=ｨ ﾆヾ|i <´ f9 冫 <_<f9__冫 ,} , - ,.... ニニ
i=i ｒ ﾆ<ii ｀ ¨￣´__ iii i __ ｨi / ',
i=ﾄ､ 'r {|ii｀ヾ､ :::::: / ｀ ´} :::: i ' i
}ﾐ,>､__,|ii ` ⌒ ー‐⌒< _ | i,,, ' できる準備を進めておくっすね。
i,/ |ii ｀''ー――――''´ ｝ i {ii!!, i
/ |ii ', ｆﾆ二二二二〃 i ｝｀' {､_
ｨ< ､彡 ', ',.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ ∧､ ﾉ _＞‐- ､
／.:.:', ヽ ､彡 ', ﾋ======''´ヽ ∧.:.:.:.:.:ﾌ , -‐''"¨´ ｀ ,
／.:.:.:.:.:.', ヽ ヾii ヽ ＿＿＿＿ノ ｲ.:.:.:.:.:.:/ i ∧
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ＼ ＞ ｲ/i.:.:.:.:.:,' ゝ--――‐''´ <.:.:.:ヽ,
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ＼ ＞､＿＿＿＿ ｨ / |.:.:.:.:.:i { }.:.:.:.:.:',
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ｀ヽ､ / |.:.:.:.:.:! ,ゝ､＿＿＿_., ﾉ.:.:.:.:.:.:',
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;.;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;! そういうことだ。
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;!
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{ 俺は次回引渡しの来週末までに、土管だけでなく、
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､ 実際に使ってみて感じた湯たんぽの改良を試したい。
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,` ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl. ┃ 嫁に発破をかけられている模様。
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
.
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） |
. | （__人__） .| おう、陶器試作がてら引き続きよろしく。
| . '´ｎ｀' .ﾉ
.ヽ . | | } タケちゃんも炭焼きと周囲の山のこと頼むな。
ヽ.. ﾉ .ュノ
/ { ..ﾆj､
|. | "ﾂ ＼
|. | .l |ヽ、二⌒)
＞─‐-= ､
.＞ ´ ｀＜
／ _ ,. -‐､ ,- ､ ',
/ ,z-‐ ､ ',
./ / ,ｭz=ﾐ '了心 ﾍ
/ ゝ 乂zﾂ ,
,' """／ ､ ､""" i 今日はこのあと、やるお たちは事務所か宿にいるから、
', { 人 } }
ゝ ｀ ‐-‐' ｀ｰ‐' /､ 何かあったら今みたいに連絡よろしくだお。
/＼ ,ィ´￣}
/ ＼ ｰ- ＿＿, z= '´ ∠i
/ ＼. / ‐' ´ .|
,.＜ム､＿ ｀ﾍ | / ／＿_＞--イ｀＞-､
／////／.: .:￣〉 l./ ∠ィ´: : : : : :////////＼
///////: : : : : : :i ./ ／.: : : : : : : : :/..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
i//////.: : : : : : :{ { / : : : : : : : : : //. ┃ ホウ・レン・ソウは内容・結果に関係なく、ちゃんと労いましょう。
l/////.: : : : : : : :| | .〉: : : : : : : : : :i///┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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. Ｏ _...,,ｰ°。.ﾞ: ;: ;: ｀`、 ; :,,,,-‐'゛`ー^ー-、 :: :. :.Ｏ.: . :.: ･、. / ﾉ （ ）
.... _,,.-ｰ''''"ﾞﾞ｀ﾞ''ｰo、,,,,-‐ ο丶､.... ＿.....｡ ° ｏ o. ＿...ο ﾞ､＼ i iﾟ .／`:;,,___ノ
ﾞ, οﾞ゛:::....::::::........ . :::~ﾞ"'ｰ- _,,..ﾞ_______|二l二|. ~⌒^~⌒^~⌒^~⌒^~⌒^~⌒ ＿＿_|二l二|＿_.... ＼`ｰ' i ／／´ ｏ
...:;;;: : ;: ;:.ﾞ｡°.; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :ﾞ|土土|二l二F......｡.ﾞﾞ゜ﾞ土土土土土.....｡°..ﾞ土土土|二l二F土|. `\ ◯" ,ノ ｡
ﾞ: ;: ; ::; :.ﾞｏ ; :,,,,-‐'゛ :: :;゜ ;: ;: ; |土土|二l二F土土土..~⌒^~⌒^~⌒^~⌒^~⌒^~⌒.....゜....F土|. i ｡ ／ ｏ
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......◯ ｡ .ｏ. |土土土土土 . ο.土土. ゜..ﾞ土土土土土土ﾞｏ......土土土土|. ` 、ﾞ ﾉ ／`;;;;;_ノ
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／ ヽ ─ └･┘ ￣￣￣
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／ ､ ＼ .─―──-'.'-────―' ' ────┘
/ `ー- ヽ
| ､＿＿ ..|
... / └┘ / .| おかえりなさい。
丶 !_j .|
{`ー-' / ホロさんたち、眠ったばかりですので、静かにね。
＼ ,, -===ﾆﾆﾆﾆ====-、＿／
ソ´:::;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
.. ＿＿＿〉:／ |i ＼/＿
／| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |｀ヽ,
/ .| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |:::::::|
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| 〈 ヽ〈/| / 〃∠彡'"∠／/／/ / ＿＿
| ＼＼|/ 〃 ,. ｸ / ／/. ／
| ／ Ｙ 必,_/´/ ／
| ／ | ~ | ￣￣ ＿
ﾑ ' l | ／
/ ＼ ＼ __ﾉ ＿ ￣
＼ ＼ ｀ ‐､ ／ ' '"´ :. :. :.｀゛ ' . ,. Ｚ
＼ ＼ ＼ ／ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. .' . ･
二￣￣｀ニ=-.,_､／ ‐' :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : : ＼. ･
｀= ､ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.' ,. ・
ヽ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : ',
| :. :. :. :. :. :. :. :、 :. :. :. :.| :. :. :. :. :. :. :. ',
', || :. :. :|､ :.| :. :.|| :. :. :. :. | :. :. :. :. :. :. :. |
', |||::|| :.| | :.|| :.:| | :. :. :. :.| :. :. :. :. :. :. : |
', | |:||:.| |:.! _,.| :. :. :. :.| :. :. :. :. :. :. :|
. ＿＿ ', | ､ ,. ﾆン | :. :. :. :| :. :. :. :. :. :..|
. ／ _ﾉ＼ . ', ',| ヽ ///// | :. :. :. | :. :. :. :. :. : |
',.／. （●） ', ',. ',ﾉ | :. :. :..| :. :. :. :. :. : ', ■自室にて、親子３人お休み中
. | （__ﾉ､）￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ｜
ヽ | 朝は晴れてたのに、外は雪降り出しちまった。
. ヽ ノ
. ヽ （ 赤ん坊連れ出すのはちょっと怖かったが、気晴らしになったならいいんだが。
. > ﾍ
. | |
. | |
.
| |:| |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |:| |¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨l丁¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ﾞ~| |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
／ .|:| |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
／／| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三::::::::::::::::::::::::: :: | |
／／ | |:| |: : : : : : : : : : : | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┌──‐ ┐: ::::ﾛﾛ::: :| |
／ ／／｜ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣`ヽ======|.: .: .: .: .: |=======┘
／／ |.＿＿＿_ |＿匚]＿|
／／.. ／ ＼
／.. ／ ⌒ ⌒ ＼ ダイたちの自転車、
／ （●） （●） ＼
. l ⌒（__人__）⌒ ｌ デコトラならぬデコチャリあったなあなんて、ちょっと懐かしくなっちゃったお。
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
＿＿＿_
.. ／ ＼
..‐ ─ ＼ そういやデコトラっていつ頃からか見なくなりましたね。
（ （ ●） ＼
.l ' | ホロさんたち最近ずいぶん言動が不安定だったし、気晴らしにはなったようです。
￣ ／
..｀ｌ ＼
.. ｌ ＼ ））
.
ｎ 00 ＿ ,
..,⊆ ⊇､ 辷l /７ [][]「l _,,..-‐‐‐-..,,_
..￣U￣ くノ くノ ／ ヽ
＿＿＿＿＿＿..,' ', . ﾉ
γ /////////////l ＿＿丿!|!|ヽ.＿.l./｀Y --‐'″ﾉ
|////////////// | -。＝＝ .-。＝///| --‐'″
|////////////// | ≡≡= ヽ≡|.//|
|////////////// | （ ノヽ.__ﾉ | //| ２～３時間おきに授乳だっけ？
|////////////// | u ｀¨´| | | //|
|////////////// |. | .| .|..//| なんつうか、傍目にもイライラ溜まってたからな。
|////////////// | .| | | .//|
':,.//////////.,.-r/. └―┘ .l ///
＿＞/////. _,,-| | ＼ ‐--- ..ノ./＜＿
..γ///////.,,-''´ | .', ｀"'' __,,..-''´ //////.｀Y
|/////,,-''´ l ヽ、 /|ヽ｀''-､ ＼///|
|//._／ ', ＼ / .| '., ｀''-,,....|
|. ./ ', ｀7＿＿__,| .l ヽ...
.,' .l ', ／| |＼. | .|
┃|
┃|
┃|￣￣￣＼
┃| ⌒ ⌒ ＼
┃|（●） （●）＼ 授乳間隔のびて眠れるようになっても、こんどはハイハイ・アタックですからね。
┃| __´___ |
┃| `ー'´ ／ うちでは誰の子でも団結しようって話になってます。
┃| ／
┃|｛ヽ,__ ）
.
>結果に関係なく…
あ、あれ？目から汗が…(´；ω；｀)
,, -‐ ､
/' ヽ
／￣￣＼ ./ i
／ ._ノ ヽ､＼ / ...........i
| （●）（●） | / ..:::::::::::::::|
| （__人__） | / ..::::::::::::::::::l
.| ｀ ⌒´ .} ./ ..::::::::::::::::::::!
| }/ .::::::::::::::::::::/ よそんちとはいえ家内平和ならいうことナシだが、
ヽ ./ .:::::::::::::::::::/
.ヽ . .／ .:::::::::::::::::::/ できニキんとこはアリシアさんヘルプに来てくれるんじゃねーの？
,. ‐'"´ `'‐,r''"~ .:::::::::::::::::／
..:.／,. -‐‐- ､ l′ ..:::::::::::::／|
:,' ／ !.:::::::／:i..:..l
r ､ / !::::::::::: i..:..i
l .......`:i i !:::::::::: ﾞ､:.i
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ― ― ヽ 家内平和は僕の心の安寧。
. | （ ＝） （＝） |
＼ ､__',_, ／ アリシアさんはシタノ村の役職もあるし、
／:＼＿＿ ｰ イ､
／ヽ:::::| {￣Y＾'Yヽ「 卜、 マウナの場合でもたまに顔を見せてくれる程度じゃないかな。
/ ！:l └‐个个┘|: :| ヽ
|:::| j i r-‐…ヾ、
; ﾞ:. |:::| ｛o｛ _ｃ},//∠.. Y
｜ :.. |:::| _.. ┴zy('ｰ-＿_ -ｰ')勹
| ,ゝ ｧ^f´ 〈/ ｀ ´ Yﾊ _,,_
_ﾉ-‐ｧ'´ ｛ ！ ､｛: : . : : : } { r<'ｰ‐'>、
｛ ／ 八 ﾏ''ヽ._ヽ>ｘ、＿____;_;_;_ノ 〉 r=＝z,＿ ] __￣ {
} _,,.＞'′ |･| |:::| | | ￣￣| | |｀¨¨´ |¨¨´| ｜
＼_..=-‐'´ |:::| | ｛ |:::| | _.. |: : : : :|ﾊ_:_:_| : : : : |: : : | ｜
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｛＜.._jx,_ _,ノ ｀¨'ﾍ,＿_,ﾉ､__,ﾉ¨
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ まともに寝れないとか夫婦だけで面倒見切れない、
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ やるお が同じ立場になったらやっていけるか心配だお。
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
.／￣￣＼
.／ _ノ ゝ＼
| （ ─）（─）} だなあ。
.| （__人__）.|
| ｀ ⌒´ ﾉ( （( ロレンスさんたち含め俺らって
| ( ( ヽ)
ヽ ￤ヽノζ 祖父母世代が同居していない弱みが露呈したな。
__>,,,ろ==|￣￣￣|
/⌒ ／ ￣}⊃| .|
{ / } )=ヽ＿__ノ) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ / >ー ´ イ { ┃ 手と目と、先人の知恵・経験が欲しいのが子育てゆえ。
( ./ ｲ | .} ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /〉￣￣.:／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:/￣⌒７´￣ヽ.:/7.:.:.:.:.:／ .／ ........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＝= / =＝=//7.:.:.:／| ／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
..／＿ｒ─ー─‐ｰ┐＿┌───ー┐く/,,／ | | ／_┌────‐┐＿┌──‐
＿＿＿_ .| |¨|/￣￣￣..ヽ|¨Π |/￣￣￣..ヽ|￣| | | | |..| /￣￣￣..ヽ |¨Π:| /￣￣
／ ＼ .| |‐|| |¨¨¨¨¨¨| ||‐' 'ｰ|| |￣￣￣| ||‐‐| | | | └| | |￣￣￣| | |‐' '‐| | |￣￣
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 子育ても、団や地域として互いに補い合っていくしかないんでしょうね。
| __´ _ │
/ ￣ ／ （上が）ついてなくて（下が）ついちゃってたのは残念でもあり、安堵でもあり。
( ＼ ／＾ｰ:r ￣￣￣i;
. ＼ " ＿＿ ﾉ、＿__ノ
＼ ／
／ --､ ＼
／ （⌒） ヾ i ﾊﾊｯ
/ ""（＿ （ヽ）
/ `-ヽ__）ﾞ/ 赤ん坊にケモミミだの尻尾だのついてたら誤魔化しきかないだろ。
/ /
/ /
/ ／
／ `ー- く
／ ｡ ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
../ 。∫∫ﾟ ヽ. ┃ だからロレンスの子なんだと何度言わせるとはホロさんの談。
/ ／＾ー:ｒ￣￣￣i l... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| i ／ ,ﾉ､＿＿ノ |
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ｸﾋﾞ
／ （ ●） （●）' 《悪魔耳》程度でも下手すれば縊られるか産湯で溺死コースなんだお？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ ましてケモミミなんか、手伝いの女衆が気付かないはずもなし。
／ ー‐ '
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ そういう習俗、社会規範であって、
／ （ー） （ー） ＼
| ´ │ 僕の価値観とは切り離して捉えるしかないんでしょうが……。
＼ ／＾ｰ:r ￣￣￣i ／
／ ＿＿ ﾉ、＿__ノ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒） ま、ロレンスさん的には希望の跡継ぎってことさ。
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 結局なんだっけ？ アドルフじゃなくてランドルフじゃなくて……
,| }
／ ヽ }
く く ヽ ノ
＼ `' く
ヽ、 |
| |
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ―
／ （ ●） （●）' ∫ フォッケウルフでもなくてローウェルだお。
| （__人__） | ∬
＼ ｀ ⌒´ .|￣| それとタケちゃんが、工房からわりと近いところで温泉見つけたそうだお。
＿＿__／ ー‐ '-|＿|）
| | / / ＿＿/
| | / / | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| | （ ￣￣￣⌒ヽ ┃ 読みが多言語入り混じってるのは気にしない方向でお願いします。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣...┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
;:iii| /;;ゞﾞ:;ヾ|flli:: ... . 丿 . . . . | |:: ,i;;;:;iii;i:i| :: |...::::::）::|iiiiiii;;;;（(,,,);;iii|;ゝ;;>;ゞ;ゞゞ|llliii' :ヾゞ;
::iii| ﾉ /...:::.|li:: ... ||Y.||〆;;; 丿: |,i;,.:',:i;;i., -= ::::ヽiiiiiiii;;ii;; ） ﾉﾉ..;/ ::: |lllliil ､,,. |
::;iii"´／:::::::::|:: ... . '¨｀ソヽ:::丿.イ :: |::;.....;i(::::::::::: :::::ﾉ.|iii;;iiii（（ ,,,;）.i;;:i（ ::: |llliii| ::: |
:;;iii|~ ::::::::: |''".. . : :: :,,. . ./､| .ノﾂｿ::ｿi;i.>:::: ::ｊ.iiii;::;:.） ﾉ|:w::wWW.／ ⌒ヽ .i
:;;;ii| ::::::::: /... . '¨｀ji: . .. ;;||; :: :`）. （_:::: :::::ｒ'.iiii;;i（ _ ⌒)从ww,,.〔 ﾉ
;i;(''） ::::::::: |li:: ... . （;; ヾ ヽ `r ,,.::.;;'' ;;:;: :￣ (＿::::ノ , ｡. （ ( ,,,,_ ｡.＼ (: w;
;:;iii|....::::::: ﾉli:: ... . ,,-^～"､,,:;;;, :`ヽ ;wM:w::w..ｃ/´ｃ"Ο.ﾞヾ'～' ) ﾉ.´'" ミヾ ﾉ ヽ.;;
;iilli;ゝ ,､,,.､|lyiji: . ..../;;⌒`;;ﾞ';;: ヽヽ） :ソ"ﾞ`''｀´'''`..ｃ///,:'⌒ヾ 。vヾ' )ﾉ///,:'....） ::）（_ ノ.::
''''''''"wMw|li::; ;. .. （.;;（::（r⌒ﾉ:）ヾ〆（ :'..ｃ"ｃ,, ｃ" ﾟ ｡ ＼､～''^'i ／ （:: .（ .｀ つ （..:: ::
wW:w;;ｗ'´||l: : :: ヽ::）’ゝ:jj丿ソ;;丿: : :. ....... ｃ ﾟ ｀ヽVγ´. ）::）.. （ ⌒ﾟ.:::::
w;Ww` |li::;; /yゝヽ〃: :; ;;/ヽ:::::: :::::::ﾟ. r'⌒Y .｀i!'´ l/ ..。ヽ（.ﾟ
w;''" ,,...,,||l （::;;; :ヽ((:::）ソ）..)ｿ）: :::::::::: :::.ﾟ......( ｀) ゞ≠'彳r'⌒Y .ﾟ
;´.. 丿::;;;,!j ）::; :: :⌒ヾヾ＼ｿ ::::::::::::::: :::::::::.ゝ-‐':::::: : : :. .. ( ｀).vvlMv,;.;'"'';,.;,;
,.., |::;;; :: :: .（ . .. . （ :::::::::::: :::::::::::::::::: :::::::::: ::::: :::::::: : :ゝ-‐' . .. .:
ｿ::;;,!; ; ソヽヾ ⌒ヽ. ::ヽ⌒ヽ,:::::::"´｀｀゛゜''';:;''ー'',:;-､,-､,,;;;-:;_;_,､､,,-､...ｗiiｊ;;w;W
,, ..,,/ （::⌒））;;; .ノ. ..r∂丿ソ ）ノ⌒ヽ､ヽ,-、 ,;;;;;;;:::::'''' vWWwjjwvjiiijw,.、,、,,v
ﾉ；::;;; :: ::_,,r''": （::⌒））; "r _,,r''"/ﾟ｡::::;; ＼) ,.､､,,-、;; wＷW:W;;w;W: w;;从WＷ从W;
,:;-/ソ:::｡ﾟ｡::::;; : :: :（ ( (ヽ( （::⌒））;;; ヾ、__. ''''::::,,, wｗW从wＷW从wWＷ从
／⌒´"_,,r''":;;:: 丿 （;; ヾ ヽ ;;||;ヾ´⌒`ii-､（;; ヾ ＼⌒"-､ ,Mmγ⌒;;ヾ))ヾ));、w
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
＿＿＿＿＿
, ィ ヽ
／ 丶
/ ヽ
7 i ﾊー
| !. γＹ⌒ヽ
i:ヽ､＿＿＿,´ ｀､,＿＿＿_,ｲi ( ﾉ ）
! | |::::::::| | | |::::::::| | |. ＿x彡 ゝ、＿ノ
' ﾍ､｀ー´ノ ､ ｀ー´ ノ ,!
i ′ | ヽ i ただし、手数的に余裕がないこと、引っ張るにしても土管も歩留りが悪いこと、
i ヽ ＿＿ノヽ､_＿__ノ :i
| ｀ー――一' j あわせて温泉開発は後回しにせざるを得んだろ。
ﾊ /
_,.....|ヽ ,ィ,'__
7::ヽ､i ＞ . . イ/ i>＞､
j::::::::＼ ￣ ￣,' /i-､ ／:::::::ヽ
./:::::::::::::::i ノ / /:::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::| ′ |:::::::::::::::::::::::::＞--..､__
::::::::::::::::::::::|--ヽ､＿＿,--―j::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::＞-､
:::::::::::::::::::::::|ーヽ､＿＿,- ―i:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::／::::::::::＼
::＼:::::::::::::::::| |:::::::::::::::::::／:::::::::::::::/:::::::::::::::::ﾍ
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 優先順位を入れ替えて、春の嵐で困るのは僕らです。
／ （●） （●） ＼
| ⌒ ' ⌒ | いまある水周り、宿側上水道の溜池が終わっても、次は沼側の河川に制水ダム。
＼ γrj¨￣￣¨i ／
／ j '⌒t_r=､_ノ ＼
| ／ /´ ｀¨´ |
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ ダイやフリッツたちに任せる工事はそれでいいけど、
／ （ ●） （●）' , -―ーっ
| （__人__） | （ ゝ彡￣ 土管、煙突としての利用は やるお たちがやってみないと。
＼ ｀ ⌒´ ／ﾞ|￣'|
／⌒丶、 ー‐ ' .|, | 樽ストーブは悪くないんだけど、近くじゃないと暖かくないんだお。
＿＿/ ﾉ ＼＿_ィ ´ー‐イ' | ∫
| | / / r_＿＿__ ∬
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'――──―r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣￣￣￣
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） オーブン・ストーブの失敗原因が、でかスギィってことだったからな。
| ｀ ⌒´ﾉ
| } 逆にとことん小ぶりにつくってもらって、可搬性を持たせているせいだろ。
_.／:l ヽ }
‐''"´:/::::::|_ ヽ＿ _＿ノ::、
::::::::: !::::::::l′ ＼ ,ｲ＼
::::::::::l::::::::::l /:｀:::ｌ:::::＼
::::::::::|:::::::::::＼ /:::::::::::l:::::::::＼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 鉄の躯体から放たれる輻射熱とはいえ、
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ もともとの熱量が小さければ効果範囲も狭くなるのは必然ですからねえ。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
. ／￣￣＼
. ／ _,ノ ｀ヽ 樽ストーブはあれでいいとして、でかい意味での暖房に関しては予定通り、
｜ ( ●）（●）
. ｜ （___人__） 作業場内に調理竈とは別に暖房目的のロケット・ストーブ新設。
| ﾉ
. | | 土管煙突を１階天井に走らせて効果をみるだろ。
. 人 |
.. _,,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノゝ
.. _, -'":::l:::::::＼,､ー―‐ヽﾉ:::::'
.. /:::::::::::::::|::::::::::ヽ､ ヽ:::',.､_
｛ :::::::::::.:::::|::.:::／:::`､ .{ヽ|:....｀ヽ
.. | :::::::::::.:::::|／:.::::::::::`､ .i.::ﾘ:::::::::ヽ
... | ::::::::::::::::::::::::::::i_.::::::| i::::::::::ヽ::ゝ
ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ.:::::::| i::::::::::::!::::.ヽ
... `,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ.:::::::| i::::::::::::|.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.. }:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､.::::| i:.＞＜.┃ 煙突引き回しをルーズにできるのがロケット・ストーブの利点です。
.}:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.... ...l::::∨ :::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.､／...:::::ヽ}
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （＜） ＼ 土管なので輻射熱は期待できませんが、２階から見れば床下暖房になるはず。
| ___'___ |
＼ ｀ ｎ´ ,／ ともかく煙から熱をいかに回収・再利用できるか、実験です。
／ | | ＼
.. ﾉ .ュ
{ ..ﾆj
. | "ﾂ
＼__人__人__人__／
≫ ≪
≪ おー！ ≫
≫ ≪
／￣￣＼ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
／ _ノ ヽ .＿＿＿_
| （ ⌒）（⌒）／⌒ ⌒＼
. | （__人__） .（●） （ ●）＼
| ｀ ⌒ﾉ ⌒（__人__）⌒:::::＼
. ヽ } . |r┬-| . | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.ゝ＿,. ノ＿＿__`ー'´＿＿_.／.. ┃ 寝ている人を起こさないよう、小さな声で。
-(＿＿_.)-(＿＿)＿__.)─(＿＿＿)─. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬
┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
┬─┬─┬..──────────────────..┬┬─
┴┬┴┬┤l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l..l├┴┬
┬┴┬┴┤ﾐ..|´￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣｀|..ﾐ├┬┴
┬┴┬┴┤ﾐ｜ ':;:. :::. . ..:.:λ:: ::'; ::,)､::.:;.:,:;.: ｜ﾐ├┬┴
┴┬┴┬┤ﾐ｜ ':;ヾ::.:ｿ)人ノ从:.ｿ）ノ ）:.: .;,.' ..｜ﾐ├┴┬
┬┴┬┴┤ﾐ｜. ::Vィ' (ソﾍ （::.:.:'.,; : ....｜ﾐ├┬┴
,,..-''"´ '' -..,, ┴┬┴┬┤ﾐ｜. ::::） ﾍ ｿﾊ ,ゞ.: ｜ﾐ├┴┬
''"⌒ヽ、 ｀ヽ ┴┬┴┤ﾐ｜......;: . .:::: .:ｿ ﾉ:.::.:.. :（ （: : ｜ﾐ├┬┴
＿ -‐ヽ ┴─┤ﾐ｜.ﾞ::.: :::..::..:（ （::..::..:::.::ﾉ ）::: .｜ﾐ├┴─
/´(;;;c)ヽ ＿ ', └･┘ └･┘ ￣
ヽ、＿ 丿 ／r;;cヽ|
/´ .ヽ ヽ-' ', 作業場で上手くいくようなら宿舎にも導入だお。
ヽ ',｀¨´ ',
l ￣ ヽ .__丿 l あっちは煙突引き回し見込んで壁際や床下に穴あけてあるから、
ヽ、 ノ ,'
＿＿＿__. ￣ / そう手間取らないはずだお。
:::::::::::::::::｀ヽ、 _,,..-''´
｀''-..,,_::::::::::::::. r''"´
ヽ、
ヽ _丿ヽ
', ) .,-.、
| | . |
| ／r''⌒ヽ、.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| / /―- l ┃ 宿舎に住んでいる やるお＆アッルにはとても大事なことですね。
| / /― ./. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ ただ、事務所わけた今でも何だかんだと集まるここ、宿ラウンジは
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／ お貴族様相手の湯治宿としての見栄え的に室内に土管のたくらせるのは無理だお。
／ （丶＿//// ＼
. ／￣￣￣ ＼ ビジュアル的に暖炉は捨てがたいし
（ ／ ノ ヽ ＼ ` ､
（ ﾞ''ｰ-- ／ （ー） （ー） .___,,..) ) 煙突内に水入れた土管を通して循環ヒーター……
ﾞ''ｰ-- | __´ _ | --‐''´
＼ ￣ ／ んー、そこまでスペースに余裕ないなあ。
. ノ ＼
_____
／ ￣ ￣＼
／ ＼
| _,.ノ '(ゞ､_|
.| （ ー）ヽ ヽ
ノ| U （___人_＼＼__ 第一、宿はあくまでロレンスさんのもの。
____-‐./l l|、 ｀⌒（⌒_ ＼
,,-=ﾆ_::::::､::l ::::!ﾉヽ し「、 ＼ 俺らが勝手するわけにもいかないだろ。
/ ::::::::::: ヽ::::::)::::::| ｀ヽ. ___´ノ ヽ ヽ、 i
i :::::::::::::::::: ヽく::::::::ヽー＿＿＿_l:::::〉::::）_______l_
l :::::::::::::::::::::: ヽ:::y:::::ヽー―---!:: /::::| ::::::::::::::: |
! :::::::::::::::::::::::: l::::＼::::ヽ l::: l::::: | ::::::::::::::: |
ヽ :::::::::::::::::::::::: ヽ:::＼::l l!::: l:::: | ::::::::::::::: |
.
(´￣=-
｀( =- ＿＿_00 __
￣＼ , -- 、＝－. └‐┐l └┘/7
＼ (，_) ＝－ (ノ ＜ノ
＼ ー―――――- ..,/´‐ "
＼ / ＼
／ ＼ / 、
, ' ＼ / ＼＼
/ / ＼､ ' ＼
// ＿(´(´｀ヾﾞ｀) ＼ 、 /... ＿＿_00 __
, （ ､ﾘﾉ＼ ＼ _ , - ､, ―//.. └‐┐l └┘/7
| ＼:::（ヮ_*〉::::::〉―――――――――――{┤ / / } (ノ ＜ノ
l ｀(:%:::::::::／ ｀` //｀ー '
l l ／ ﾉ::::::く ‐- .,, /
／ /i::;ハ::::. ‐- ..,, ―＝ニ三 .＿＿
、 、 ／ / ,i/ i::::| ‐- ＿_,. -―ｧ'' ＼
、 ／ / （ i､::i 7/// ,:/ ヽ
／ / i:＼ ＼ {川,' ー＝ |
r／ （::::::::ﾉ`==ヽ:::::::） ＼| | |
-=⌒) ―＝ニ三 ＼ /
‐＝ ） 、 ヽ＿＿＿__／
￣ ＝―――――― ―＝ニ三
――――――――――─――――――――――――■遠心分離機……の原理的なイメージ
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_.＼ 次に木酢液だけど、生産はともかく春までに必要量が分離できるかが問題だお。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ここはもう、遠心分離機つくるしかないと思う。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.＼ “ ／＿＿| |. ┃ 本来、半年は静置して成分分離を待ちます。
＼ ／＿＿＿ ／ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__） 要はバケツ振り回すだけだから機構的な問題はないし、
| ｀ ⌒´）
| } 動力は水車から取ればいいだろ。
ヽ }
> ノ
⊂てヽ ／ ＼ ／て⊃
{三＿ ｨ `´ ／ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
.＼__／ | | ＼__／.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 工房水車、コンクリ、製紙、焼き物、木挽き台で割当限界です。
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ でも水車の増設は辺境伯様への目通り後、
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ 筋道がハッキリしてからにしたいです。
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 日中の木挽きと、夜間放置で支障のない粉砕と、時間シェアなど住み分けしつつもリソース奪い合い。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
=================================@
. ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
i ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼､,,,,､,.､､,,iiｉww,,､,.､,.､,,､,.､wiY,,､,
: ～～～～,、-─＝─-ミ、～～～～～～～～～＞..;..;:.,.,:;.:,; .:.::;.:.;.;.;..;..;:..:;.,;:..;.;..;
;ﾞ| イ __ -ｰｰ-､ ｀ヽ | | | | | | | || :.;.;.;..; ..;:.,.,:;. :,;.:.::;.:. ;,:;.:,;.:..;
:ﾞ| ／ ィ､ヾﾍ ∨/／ｿヽ ヽ. .| | | | | | ||ﾞ;.;.;;..;..;:..: ,;:.;.:,;.;.;..;
.ﾞ| / /､ ヾヽ ﾄ､ !ﾂ / ／ィ', ',_ | | | | | | |..;..;:.,.,::. , ;.; .;..;:.:.;.:,;.:.::;.:.;.;.;
..!ｰ.,' /辷=ヾ丶ドﾄ从ィジ} ィﾊ .',‐!!――――‐ | |.ﾞ;.;..;:,;.:.: :.;.;.;..;..;:..;.:.;.,:;.;.,;,:;.:,;.:.:
.=!=! !二≧=＞ッ-､Ｙぐイ｀ 辷} }=||辷辷辷辷辷_}:;.:,;.:.::.;.;.;. .;..;:.:;.:.;.,:;.:,;.:.::;.:..;
;ﾞ{ {＿|∠∠ﾂ＿__ヾｲゞ_ゞ_ﾃ二/__,'辷ノ {_}ﾞ;.:.;.;.;..; ..;:.,.,:;. :,;.:.::;.:. ;,:;.:,;.:..;
. ￣ﾍ"ヾィイ// /ﾊ从ﾊヾゝヾ / ./.:.::;.:.;.;.;..;:..:;.,;:.;.:,;.:.:.. .;.:,;.:.::;.:.;.;.;..;..;:.,.,:;.:,.,:;.;.;..;..;:
:.::;.:.;. ヾ ヽ / / ﾊ ハ ヾゝｲ /ﾞ;..;:ﾉ} / ;.;..;..;:.,.,:;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..:.;..;:..:;.,;:.;.:,;
'""ﾞ'"''..＼ ｀ヾ/从ﾊ从从ｼ ／...￣ ゝ ' l. ."ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ'""""ﾞ'""""''""ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ'
＿＿. ～.＿＿＿_ .～イ....ﾉ} / ._ ￣￣ ＿＿ ― ￣￣
／ ＼ .￣ ゝ ' l.
￣￣￣..／ ─ ─ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ （●） （●） ＼ 今回の木酢液の分離は、春の耕作に間に合わせることがマストだお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ なので、ほかの割当を削るんでなければ麦挽き水車の活用を提案するお。
r､／ ＼r 、
|:l1 l;l:|
/|｀ ｝ ｛ ´|ヽ
ノ `'ｿ ゝ' `ヽ、
/´ / ヽ、 ヽ
＼. ｨ 个‐´
..... | |
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （一） （一） ＼ ああ、確かにあっちなら週に１日動かす程度ですね。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 工房水車の割当はいじりたくないし、いいんじゃないかな。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣ ＼
_ノ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人＿） | 公式的には “まだ” 存在せず、非公式的にも俺達の管轄下だが、
'､｀⌒ ´ U |
| | 衛生上の問題はどうするよ。
| {
ヽr｀ｰ- -=´ <
/⌒'' ー─,, ＼
/ ｨ }
ノ / | |
／ ｀ヽ i: | |
（__.ィ´ヽ,ム、〉i | |
/ ゝ/ / 7-､
ヽ／ / / /'Y
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
| （●） （●） | 食べ物に直結するところだけに、
＼ ´ ／
／´ ￣￣ ｀＼ いくら日時を分けるとはいえ中身が飛び散ったら最悪ですね。
/ / l l
. ／￣￣＼
. ／ノ ヽ､_ ＼
|（●）（● ） |
|（__人__） | まあ、虫や小動物対策もできてない粉挽き小屋で
{（｀⌒ ´ |
. { | 衛生もクソもないといわれればそれまでなんだが。
{ ﾉ
ヽ ノ
/⌒'' |
/ / |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 使わないときの土ぼこり対策で粉挽き石臼には藁すだれかけてるし、
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／/ ∩ノ ⊃ 運び込む前にバケツ（樽）密封でなんとかならないかお？
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／
＼ ／ /＼／
＼ ＼
.
r━-━[][] r━-━[][] r┐
_二二二_ _二二二_ くヽ r ┐. 〈 〈
L＿ ＿」 L＿ ＿」 V / / ﾉ ﾉ
／￣￣＼ } } } } ＿＿／ / 〈_/
_ノ ヽ、 ＼... 〈_/ 〈_/ }＿＿_.／ ○
（ ●）（ ●） |
（__人__） | ..／}
_ ヽ｀⌒ ´ | / / __ 溶液を飛び散らせるようじゃ、遠心分離機として失敗だしな。
(＾ヽ{ ヽ { ./ / . ／ .ﾉ
(￣ ヽ ヽ i ヽ / 厶- ´ ／ 外で稼働実験して問題なさそうならってことでいいんじゃね。
.(二 ヽ i i |,r‐i ﾉ. ヽ / ／
ヽ ／ ノ ／ r一'´ ー ､ ￣￣￣）
i { ｲ―イ / .`ー―. ､＿_ .〈￣￣
ヽ. `ｰ '/ / /＼ ＼
`ー ' ￣￣! | ヽノ
＼__人__人__人__人__／
,.-、 ≫ ≪
. ／ﾞ(_ )､ ＿＿＿.. ≪ 異議なし！ ≫
. （ _ノ" i ／ ＼. ≫ ≪ .＿_
ゝ、 〈 ／ ― ―. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼......＼
.. ,〃 ﾍ ﾄ／ （ ●） （ ●） ヽ ／ ＼ ／ ＼
7 , 弋 │ （__人__） |. ／ （●） （●） ＼
.... ｉ ！ ＼ ＼ し′ / . | ´ |
.... ヽ ゝ､ .＞ _／ ＼ ⌒ ／
. ｀＞｀- ,_ ,.-､ ＼.... ／￣￣ヽ ＼
. 〈 ￣ ´) | ﾊ.. （｢ ｀rﾉ ＼.. ┏━━━━━━━━┓
ゝ--― -､__.ノ |> !. ヽ ノ ＼ ┃ 小さな声で。
. ｜ ／｀''" _／. | | ｢＼ ＼ ┗━━━━━━━━▼
| `く__, ｨ"
.
40 60 80 100 120 140 160 180 200
┼──┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼─
│∧∧↓↓／＼∧∧／＼／＼／＼↓／＼／＼／＼∧↓／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼
│＼∧└┤／＼∧／＼∧森森∧∧↓∧／＼∧森森森↓∧／＼／＼／＼∧森森森∧／＼／＼森森／＼
│┏┓木↓∧／＼∧森森森∧森森↓森森∧森森森┌┘森森森森∧∧森森森森森森森∧／＼／＼∧
│┻╋Π▼森森∧森森森森森森森↓森森森森森┌┘森森森森森森／＼森森森森森森森／＼∧森∧／＼
20┼┏┛∧↓∧∧森森森森森森森森↓森森森森森↓森森森森森森森森森∧森森森森森森森∧森森∧∧
│┃┌←┘／＼森森森森森森森森└┐森森森森└┐森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森∧↓
│┃└→→┐∧森森森森森森森森森↓森森森森森└┐森森森森森森森森森森森森森／＼森森森森┌┘∧
│┃森森┌┘∧森森森森森森森森森↓┌───┬→┴┐森森森森森森森森森森森森森森森森森森↓∧∧
│┃∧┌┘∧∧森森森森森森森森┌┴┘ │森森└┐森森森森森森森森森森森森森森森森森↓∧
40┼】【…┤／＼森森森森森森∧／＼└┐ ┌┘森森森└→→→→→→→→┐森∧／＼┌→→┐↓∧∧
│┃∧└┐∧森森森森／＼∧森／＼└───┘／＼森森／＼／＼／＼森森森└→→→→┘／＼└
│┃森∧↓∧森森∧∧∧∧森森∧／＼／＼／＼／＼／＼┌─┐∧／＼∧／＼／＼森森森森森／＼
│┃森┌┘∧∧∧.： ∧森森森∧森森／＼／＼森森┌→→┴┐└┐森森∧／＼／＼／＼森
│┃┌┘森森森∧│∧∧∧┌／＼∧森／＼森森┌┘森森森└─┴┐森／＼森森森森／＼
60┼┃↓∧森森森森│森∧┌┘木∧森／＼∧森┌┘ΞΞΞΞΞ森森└→→┐森ΞΞΞ森／＼
│Π│森森森∧森│┌←┘ΠΞ森森∧森森┌┘森ΞΞΠ━━━━━━━↓━Π━┓森／＼
│┃↓森森森∧∧├┘ΞΞ┃Ξ森森∧∧┌┴┐森ΞΞ┃ΞΞ森森森∧森└┐ΞΞ┃森森／＼
│┗〓━━━━┓↓ΞΞΞ┃Ξ森森┌→┤┌┤森森森┃森森森森／＼森森↓ΞΞ┃森∧／＼
│森├┐森森∧┗〓Π━━┫Ξ／＼↑∧└┘↑／＼森┃森森森∧／＼森森↓森森┃森∧／＼
80┼→┴┼┐森┌→┴┬─┐┃森┌→┘森森森↑森森森┃森∧∧森森森森森└→→→┐森∧／＼
│森∧└┼→┘森┌┴─┴→ ∩＿ 森森森┌┘森森森┃森∧森∧森森森森森森森┃└┐∧／＼∧
│森∧森↑森森森↑ΞΞΞ 〈〈〈 ヽ..森森森↑森森森森┃∧∧森森森森森森森森Ξ┃森└┐森∧／＼
│∧…→┤∧森.＿＿＿_ 〈⊃ } ━━━↑━━━━┛∧／＼森∧┏────┓ΠΞ森└┐森／＼
│森∧┌┘／／⌒ ⌒＼ | |....森森┌┘森森∧∧∧森森∧∧∧│オクノ村. │┃
. 100┼／＼／＼／（ ●） （●）＼ ! ! .／＼↑森森∧／＼森森森∧∧森┗────┛┃ □＝400ｍｘ400ｍ
┼──┼／ ::::: __´___ :::::＼| l...──┼────┼────┼────┼────┼────┼─
| `ー'´ | ／
＼ ／／ 僕からの報告１つ目は、ここ２週間の東方調査ですね。
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
.
_.. ‐'''''''''''' ‐ ､
,ｒ' ＼
/ ⌒ ヽ, 沢向こうの峠越えして15～6キロくらい、
（ ●） `― ..i
i. （ ●） | でこぼこしていますが
＼ _´_＿_ /
＼`ー'´ ＿_／ おおむね森に覆われた、開拓余地とみなせると思います。
〈〈 ヽ 「l:::::／:＼ __
>フ / __]::::::::::::::::::＼ , -‐'´ }
|:::::! |ヽ|::::::::::/:::::://｀∧ ／ ／
,へ∩ .|:::::| ! |:::l|::::::::://:::::::::∧ l r'
|ミ/::| |::::::!!＼ V:|:r＝=|:::::;-':::::::｀ヽ ／､ /
. ﾍﾞ:::::ﾉ､ |::::::|! ∨:::::::::l／:::::::, -一'￣´)::::::｀ｰ/
. ヽ' ヽ―-':::::/l| V::::::::|::::::／::/:::::::::::::::::::::／::{
l＼/::＼:ヽ/::!∨ l::::::::|:::/::;イ:::::::::::::／:/::::::::::＼
｀ヘヽ:::::::/:/ 〉､ .|:::::::!/::´:::ヽ‐‐＜:::::::!:::::::::, へヽ
｀￣l:/ ト､ .!:::::|:::::::::::::::::::::／l:::::::::::::::{ヽ､ノ ＼
|:! ／l |:::::|::::::::::::::／‐-､l::＿::::lヽヽ、 ヽ
|l/ / r‐-､l::::::|::::::::::/l <｀ヽ ＼ ｀ ! ｀ヽ､＿_丿
l !＼ ヽ 〉'⌒ヽ‐{,-'｀ヽ |
〈ヽ､ ｀ｰ ＼ ヽ⌒ ヾ !＼ /
〈｀ヽ､＿_, -｀ｰ-＼＿__ノ ｀ー'
／￣￣＼
. .／ _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） ∫ 結構奥深いのな。
| ｀⌒´ﾉ ∬
. ヽ } |￣| オクノ村東の山脈にあたったわけじゃないんだな？
ヽ ノ |＿|）
＿＿__／ ｲー┘ |
| | / / _＿＿/
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
.
――- 、
. ／ ＼
. ／ ― －
ｌ （ ー） ） 見通し櫓からの目測と森の中の縄目ですから精確には程遠いですが、
!. ' }
＼ .,.<))／´二⊃ さらに南にいけそうだったので、別なんじゃないかなと。
__/ ＼_ _ / ／ '‐､ﾆ⊃
. ´ ＼ / l ｌ ´ヽ〉
. ／⌒ ヽ/. /｀ヽ､ __人〉
..... { / / !
/｀ ヽ､_/ ｜
. ∨ ∨ / / 〉 }
. ∨ ∨ ./ / .| |
∨ ∨ / | |
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼
／（ ●） （●）.＼ ベースキャンプ作りつつとはいえ一応は真冬の山岳森林だし
／ （__人__） u. ＼
|ｎi 7 ｀ ⌒´ . |ｎ これ以上は無理して調べなくてもいいお。
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /）
', U ! ﾚ' / . . | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／ . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
..i, ."⊃ ｒニ /... ┃ マウナだけならもっと行けるけど、さらに単純な地図(？)になるのです。
."'""⌒´ `''""''''. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /〉￣￣.:／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:/￣⌒７´￣ヽ.:/7.:.:.:.:.:／ .／ ........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＝= / =＝=//7.:.:.:／| ／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
..／＿ｒ─ー─‐ｰ┐＿┌───ー┐く/,,／ | | ／_┌────‐┐＿┌──‐
／￣￣＼ .| |¨|/￣￣￣..ヽ|¨Π |/￣￣￣..ヽ|￣| | | | |..| /￣￣￣..ヽ |¨Π:| /￣￣
／ _ノ ＼ .| |‐|| |¨¨¨¨¨¨| ||‐' 'ｰ|| |￣￣￣| ||‐‐| | | | └| | |￣￣￣| | |‐' '‐| | |￣￣
| （ ●）（●）
. | （__人__） だなあ、遭難なんかされたら終わりだろ。
| ｀ ⌒´ﾉ
. ｌ^l^lｎ } 領主化、開拓許可が出てから、少しずつ道のばしながら確認すればいいだろ。
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿＿__
／_ノ ヽ＼
／ （ ●） （●）、
／::::::::⌒（__人__）⌒＼ まとまった土地、開拓の余地があることがわかれば当面は十分だお。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ / ヽ /
＼_,,ノ |､＿ノ
.
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ では調査終了で、いやーこれで家でぬくぬくできる。
／ （⌒） （⌒） ＼
| ___´___ | なんやかんやありますがお嫁さんっていいですね。もう一人寝には戻れない。
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
＿＿＿＿＿_
＿＿＿＿ 〃 ヽ
〃 ヽ | ヒュー！！ | ＿＿＿＿
| ﾊﾊｯ こいつ ｜ ＼＿＿ ＿＿＿ ﾉ ／ 、
| ｜ ＼l ／ ＼
l ぬかしおる ｜ ／ ＿＿ ＿＿
ヽ ＿ ＿＿ ノ ´ ｀ ´ ｀
＼| ―――― ､ ｜ 〃 ￣ ヽ 〃 ￣ ヽ l
／ ＼ | О О ｜
／ ＿ ノ ＼ ＿_ ＼ | ー " ` ー‐ " |
／ ＿ ＿ ＼ | |
／ ( ＝ヽ 〃＝_ヽ ヽ | ( ＿ 人 ＿)
/ ￣ ￣ | ｌ::::::::::::::::::| |
{ r 、＿＿人＿＿ _ヽ l ｜ 丶::::::::::::::ﾉ !
、 ＼::::::::::::::::::::::::::::／ ' ￣ ´
＼ ＼:::::::::::::::::／ ／ ∧ /
／｀ ￣￣´ ´＼ 丶 ィ、
／ ＼ ／ ＼
.
――- 、
. ／ ＼
/ ― ―
. r∩ （≡） （≡） } 家内平和は心の安寧。でもって１つ提案なんですが……
. .〈{ { {＿⌒ __｀__ }
ヽ＿ ヽー'´ ／ 先入観からダンパーといえばオイルシリンダと思い込んでましたけど
. _ 〉 /￣_／＼ _
. _ ´/￣￣ }/i ヽ ／ ｀ _ 要は適当に減衰する抵抗であればいいわけで。
´ / ＿ / | ∨ ｀
. ′ /´ ∨ | ∧
. ′./ ∨ | ∧
. {/ ∨ | |∨ ∧
.. 〈 ∨ ＿＿_| __|_∨ ∧
.─── ヽ＿／ ⊂r― ＿＿）￣￣） /─────
￣´ '――'´――― ´
＿＿＿
／_ノ '' 'ー＼
／ （ ●） （ ●）＼
／ :::::⌒（__人__）⌒::::＼ まあ、そうなるのかお？
| ｀'ーｎl^l^ｌ |
＼ l っ/
( ゝ
ｉ ＼
.
┌┬┬────────────||＿＿＿＿
├◎┤ || ◎|
└┴┴────────────||￣￣￣￣
■ピストン・シリンダ
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ なら、どうせ密閉できないんだから、
／ （● ） （● ） ＼
| __´___ | 形状はピストンでも実態はふいごの流用、
＼ ｀´ ／
〃 ／ ー‐ ＼ 空気注射のイメージでいいんじゃないかなと。
〃 / } ) )
⊂ヽ＿⊂ヽ＿ | ＿ ,-っ ∩､| |
（三ゞ （三 （ ヨ E ） |
￣''''二￣'''‐ ─''' ￣ ￣ '''‐_ノ
_＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ ｆ} (}⌒})
／ （ ・ ） （ ・ ）＼. |j lj´
| （＿_）__） |. o .o
＼ {＿{ ／
／ 一 ＼
.
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__） おう！？
| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_ 空気バネじゃなくてダンパーなら、密閉できなくてもいいのか？
人 '-／____ ヽ |
_,／( |､＿__'-〈 、 ヽ |
_, ､ -― ''" :l:::::::＼,､ー―‐ヽﾉ} |
/::::::::::::::::::::::::::::|＿:::::ヽ､ ゞー--'〉
丿::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::`､ {::::::::::::::i
. i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::`､ {::::::::::::::`､
/::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::`､::::::::| 〈:::::::::::::::::::`､
::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::`､:::::| `､:::::::::::::::::::`､
＿＿＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ ／ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼
／ （ ● l ｌ ● ） ＼ サス連動のタンパー棒とコスコスする抵抗子を考えているうちに
.| ヽ_ _ノ ヽ_ _／ |
.| ' | ピストン運動ならシリンダに入れて……と思考が一周しました。
＼ ー- ― ／
＼ ／
／ ＼
/ ヽ
| |
| ｉ ｉ |
| | | |
.
_,,..-――-..,,_
／ __ .｀ヽ、
/ ／＿ ヽ
./ .／,,旬丿 ',
.,' ,.-―‐- └''"´ l ふいごなら抵抗は空気の出し入れ穴の大きさで調整できるお。
. l =＝ .、＿_ ） 人 .l
. | ゝ__ノ_,,-'' , Ｙ / さっそく試作してみるお。
', ｰ''" ／
ヽ _ -‐''"´ ヽ、
__￣￣7 ヽ
,--、/./ / ヽ
..| .{ / ／ |
..| ｀''‐‐--''" ／ .|
..ヽ＿ .／ |
｀ﾞ''-..,,_ ／ |
.| ｀''‐''´ |
／￣￣￣￣＼
/ ＼_ ､／ '.
/ (ー‐ ー‐ ) , 押し引きどっちでも抵抗のイメージは
| ´ ｌ
＼ ／へ イ ふいごでひいこら疲れまくった経験のおかげなのかな。
＿{介ー -=彡へ、
/:::::ゞ_〉,｀ヽ 〃 }＿/:::::＼
／{:::::::::::::0| ｀V ノ｀ヽ:::::::::::::::ヽ
／:::::::::::::::::::::::| 〈 { Y::::::::::::::::.
／:::::::::i::::::::/::::::::| } 八 ノ }＼::::::::.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ふいごと違って弁機構が不要なので、構造は本当に単純です。円筒形である必要もありません。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
それナニから思いついた
:::::::::::::＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_:::::
::::::::::::|＼＼ .|:::::::::::::::::::::::::::::::: |::::
::::::::::::|:::::＼＼ノノノ ! :::l￣￣￣￣|:::::|:::: ｷﾞｷﾞｰ
::::::::::::|:::,､::::＼＼ |:::::|::::::::::::::._::::|:::::|::::
::::::::::::|:::||＼:::::＼＼ !:::::!::::::／:.:.:l ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
::::::::::::|:::||:::::＼:::::|lll| |:::::|::::/:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.~｀`'':.:.:.:.ー-､..
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,へ ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll|. ∧ l:.:.:.:.:.:./ ヽ:.:.:.:.:.:.:., - ､:.:.:.:.､:.:.:.:.:ノ ｀ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| l:.:ﾊ l:.:.:.:.:./, - ､｀¨¨´, - 、 ｀¨´, 、, - 、 i~｀`''=ー:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll|. l:.:.:.:ヽ:.:.:.:.":.:.:.:.:.｀¨´:.:.:.:.:.:.｀¨´:.:.:_:.:.:.:.:.:.｀¨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ丶､.:ﾍ
::::::::::::|:::||::::::::::|〔 !lll!. ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,,.;:- ,:.:.:.:.:.:.:.:._.ィ´/:.:.:.:.:.:.:./i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ヾ
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| |_,.．:.:.:.:.:.:.:/: : : :i: : : :_.ィ´: ／:.:.:.メ､"ノ: i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
::::::::::::|:::＼:: :: |::::|lll|. __／:.:.:.:.:.:.:.:.:./_,,.．-i::.:／￣フ:.:_.,=_,,-／ヽ: }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
￣ ￣:＼:::＼::|::::|lll|.／: i:.:./l:.:.:.:.:.:.:.:／⌒ヾ:./ _.ィ"´ } ~ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
::::::::::::::::::＼::::`:::::!l/: : : {/: :{:.:.:.:.:.:.:.{ ⌒ヽ∨ {. ∩ /:.:.／ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
:::::::::::::::::::::: ＼:::: !lll!.>: : : : :{:.:.:.:.:.:.:ﾍ (´{ l;;l ム/ } l/l:.:.:.:.∧:.:.: /
:::::::::::::::::::::::::::::＼|l./: : : : : : :ヾ:.:.:.:.:.:.ヽ ｀ , , ゝ､..,,_ ,/;/ '/ l:.::./ .V:./
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ, ゝ､, / ﾚ´ ∨
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::'=ー-一=i:./i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ´ ' ' }
,ﾚ ﾍ:.,:.:.:.:.:.:./ ヽ _ / すいませーん。
ヾ:.:.:.:./ ｀ 、 '= ' ／
/~｀`''=ー-､..,,_ 丶､ ,.． ´
/ ﾌ /`ｰ､´
_,,.-一='''"~´｀丶､ / / >
=ー-､..,,_ _,.．-ｰ'''=-､.,,_/＿ ＼ ,/
丶､ ~｀`''= ＼ ￣ ､}＼ヽ
｀ヽ ＼ ﾊ / ﾊ
.
／￣￣￣ 丶
‐ ― ヽ
（ （●） | ホロさんたち寝てるから静かにね。
l ' /
＼￣ ＿／＿_ 雪がひどくなったなら、今日はもう終了でいいですよ？
ヽ , -‐┴´／:∧
_「:|＿| :::::::::::/:::::::::::|
/:::/!::::::::::::::::/::::::::::::::|
／:::/ ∨::::::::::::|:::::::::::::::::|
∨:/ : |::::::::::::::∨:::::::::::::|
Ⅳ l |::::::::::::::::∨:::::::::::|
＿＿＿_
,. ' ／////// ￣／
／//／//////////77／
,. ///////////////////７//7‐-,､
/l/////////////////////////_‐-｀ヽ
{'///////////////////､////////7ヽ
∨///////////,／=.l'//l_∨/////////ヽ
ヽ'///l//!l'//／-―‐!// .._l/lヽ///,＼｀ヽ}
. i/// ｌ'/,!ｌ!'/ ;ノ !'}ｰV////ヽ
. {//!, ､'}ヾl.--―‐ . --- ﾚ._ 〉///} ヾ
ｌ'ｌ/ｌ ;ヾ 〉 ,'//,!V,! やー、雪は小降りなんで問題ないっすが問題発生でやんす。
V!､ヽ / 'イ ;/
V,ゝ,､ ､――, ,_..ノ 溜池工事、大岩にあたりました。
∨､;.､ ヽ.／ ,.'
ヾ;＞ . イ _
／ .| ｀ ´ .!-‐ ￣ l
{ -‐O | l__ l
} ― ｌ'"∟ _. ' ! .l
.
. ／￣￣￣＼
. ／─ ─ ＼
/ （●） （●） ヽ げぇ……報告にきたってことは、動かせないくらいだって確定かお。
| （__人__） u. |
＼ ｀⌒ ´ __,／ とりあえずありがとうだお。
. ／ ＼
|￣￣￣￣￣Ｙ￣￣￣￣￣|
（,,) | (,,）
| | |
,ｨ ,.ィ:':´::/
／/／:::::::::::/ , ..-........ 、
/::::::'´::::::::::::::ﾑィ´:::::::::::::::::::｀...､
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜￣￣
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::__::::::::::::::::::::::::::｀、
:::::::::,.ｸ:::::::::::::/.;.!:::ﾊ::::::::::::::::、::::;
:::::://::::::::::／.;.;ﾉ:ﾑ∧:::::::::::::::,ヽﾘ
::ｿ≧=zイ￣￣/／ヽ｀;:::::::::ﾄﾘ
;'、 i:}`㍉ ,ｲ} } i:::::::::} 周囲ざざっと掘り下げてみて、ああこりゃでかいぞーってなもんでげす。
ヽ==ﾃ’ い==ィ/:::::／
、 ノ ﾑｨ´ 以前の、沢への切り通しのときは諦めましたけど、今回はどうするべかと。
:ヽ r-....、__, ノ- ’
ヾ;i＼ ｀￣ ￣ イ＿_
;:;:;| ＞ - ＜ !:;:;:;i|
.
. //::::|::::!:＼ .| | /:/ || : : : : : : : : : : : :| |: : : : : : : : : : : : |.ｌ: :|ｌ: : ／／ ,ｨ |:::::|!
//!|::::|: :l::|::;:＼ └―./:/ l l| : : : : : : : : : : : :| |: : : : : : : : : : : : |.|: :|l／／ ／!:! |:::::|!
. //::::|::::|:ｨ==========/:/ l l l|＿＿＿＿＿＿|＿|＿＿＿＿＿＿| !／／ ／. : !:! |:::::|!
//!|::::|: :/三三三三三/:/,ｌ l l l|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ／ ／. : ／|:| |:::::|!
. //::::|::::|:/三三三三三/:/.l ｌ l l/! ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ .! ,.ｲ. : ／: : :!:! |:::::|!
//!|::::|:: /三三三三三/:/ l l l l/::| |｢￣￣￣￣￣￣￣￣￣|| | |::|／..: : : ::|:| |:::::|!
/::::|::::!:/ニニニニニ /:/ l l l l/: ::| || ｢￣￣|: : : : : : : : : : : : :|| | |::| . : : : : : !:! |:::::|!
::l: :|:::l/ニニニニニ /:/ l l l l/ : : | || |＿＿.|―─┐: : : : : : :||. ＿ ＿ ＿: : : ::|:| |:::::|!
::l: :l::/ニニニニニ /:/ l l l l/:: : :::| ||: : ::| ~~~~ |:: : : : : : ::|| . ／／ / / /ロ/ ＿＿＿::|!
::|: :/二二二二二/:/ l l l l/:: : : :::| ||: :: :|＿＿＿__.!: : : : : : :. ／／ / / ￣ ／∠７ ／ ＿ ＿
::|:/二二二二二［_］.l l l l/:: : : : :::| ||: : : : : : : : : : : : : : : : : : :￣ ￣ ∠ --ｧ ／ /＿/ ／ ／
::/二二二二二 : | | l l l/::: : : : : ::| ||＿＿＿＿＿＿＿＿＿.|| | |:{ ／ : : :.∠／ _＿／ ／
/二二二二二二:| | l l/:: : : : : : ::[二二二二二二二二二二二二二二] |::|:: : : : : :::|:| |::/＿＿／
二二二二二二 | | l/:: : : : : : : :::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::l :| |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
二二二二二二 | |/:: : : : : : : : :::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::l: | |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧. 、, ,
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::∧.... - o -
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ. )
:////, : : : : : : : : : : : : : : : : : :.' （
://// : : : : : : : : : : ,才: : : }: ::∧
: : : : : : : : : : : :/ ／ :}}八从:/ﾚ人
:i: : : : ::i: : : : : :{/_彡ｲ才}: N
:|:!: : : ::|: : : ::／ (N〈 } ﾚ
从ハ}八(ｲ彳 ／ やあすまないね。一眠りさせてもらったよ。
/｀ ＜ :!ﾍｨｲ才"
ゝ厶/ T⌒ヽ￣ ……打ち合わせ中だったかな？
.:.:.:.:.:.｀ヾ: : i: :ﾍ
.::::::::::::::::::＼: : {ﾍ
::::::::::::::::::::::ー≠-ミ
::::::::::::;::::::::／.:::::::::::::ヽ
:::::::::/／.::′:::::::::::::::::::ﾊ
.
／￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） .| 溜池工事で大岩でちゃったんだそうだ。
| ｀⌒ ´ |
(＼ | |／) 放置した場合、容量がどんくらい減るかな。
＼＼ ／／
と ＼ ／ ノっ
(( /⌒＼ ／ ／<
/ ／ ／＼ ヽ
( " ／＼ ,, )
i`ー´ ／＼ /
＿＿＿
, ´ ｀ 、
,. ' ＼
〃 ヽ
,′ ',
i :ー‐-‐' `ー‐- i
| （◯ ） （◯ ） .| 判断できないからのヨコシマ報告だし、
:、 /
.ヽ. __´ _ u ｲ 現場、見ないとなんともいえませんね。
｀::...___ ￣ ｚ≦彡
ミﾘ } .T 二 ≠ ヘ、
／ ヾミリ―‐ ´ _.ヽ
./. .i } 〈//∧
ｉ | | ,: ∨/∧
| | | { ヾ≠ｲ
ｊ .,' :| . | | |
l ,′ | .l} .l |
.
／ ｀ﾞ'''ー-,
／ /,_
／ l .|
／ l !
. _, ''´_ / , l .l
. ￣￣/ , , /! i､ .i ,' ,|
/ ｨ , ! l ,ト!l-! /ﾘ!.,' .,'ﾘ
l/ l , /l. l ﾊ /_,l云 .「/lハ/
l ,ｲ ∧И ,' .∨ `.|h!ヾ.',
!／l ／Ｖｲ､ヽ, !, ｨ/ ¨- '、 おかげで大分すっきりしたよ。
. ′ l .ヽ ｀ !l, /′ ヽ
!,,ィ , /‐-､ ｀', .! ／ 火の番するだけだし、どうぞ行ってください。
. ＿,/｀'‐-＜!_ /ヽ〈 , ! ヾ. /- 、
／:／｀丶 、 ｀丶ヾ､ ,代 -‐_,'.、 ヽ,
. , -''":／ : : : :／: :｀丶,、 ＼ ｀ 、 Ｔ､,斗―='‐､
. ／`ｰ=ﾆ二_: :／: : : : : ／: :｀丶 ＼ .＞'''"´￣￣´ ＿,ノ
. ,..:'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀－-､: :/ : : : : : : ＼ ﾄ､-' , -‐''"/
......:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ｰ- ､: : : : /: ＼', ゝ ´ _,ノ
_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀‐-〈: : : : :`-<| , '"
ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ｰ-'､ : : >、 , .'´
_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀´＼`ｰ┤
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
.
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
＿__
,ィ⌒::｀ヽ
/:: :;'::; :r':; ヽ
ﾉ :_:: ヾﾊ:: : : ＼
イ/:::￣ヾ､:: :ヽヽ ::ﾊ （※参考スケール）
. , - ノ ヽ⊂Y ｲ:: : ;:;'':: : :}:: : h: ､:: ;''ヾ,､ . ┌1ﾅｲｵ≒1.4～1.5ﾚﾝ
/ .（● ●} i /i ﾊ__,ィ::;: ''; : ..; ｀ヾ¨ー-ゝ,ヾ- ┌─┴──┐
ヽ （__人） ﾉ . ｲ':{''´_／::;:' ;:'' :: i. ｀ヾ=-ｭy彡... ,--- ､＿
_／/ / '¨ﾞ ''｀¨:::; :: '';: ';;:.. |l.. :;p;}l ヾs｡､..,, （､：3 U ヽ__
. `ｰ'| 〈 ::ｲ';:イ::;;;::''' li '';; ヾl! ::' ＼¨ﾟjｿｿ ::''';.`---'c-(ノ-‐'
―_＿ : : ;;':; ::イ´:;:.し ⌒ ヽ_）.―''´~~￣..,l/ :;;'' ;i!,,. rｲ |li '':;:... }､ ::':;;'' ｀ー=ｭｰ､:::ヾ_､_ '';:.,.,
;:; ::../; ::イ ::::;''' 'l' ''__ ::;;'' i/ ＿＿ｊ''ｌ;.. ::;'' ;:'7lk ﾊ;;:'' ﾄ,,､ ';:;:.'ﾍヘ ::;'''' ::; ｭ､＿_ ミｭ､::
-‐￣￣￣￣￣｀ヘ
／´ ヘ
. ／´ ｀ヽ､
／ ＼
/ / ヽ
/ /..､ ヾ 〃 i
ヽ ノ{:;:;:;:} ｉｉ 〃 i
/ ﾞ´ { ゞ'" ﾂ ／ ｉ これは、予想以上ですね。
. / ゝ ´ ／ /
.ヽ ／ / 放置すると容量半分くらいになっちゃいそう。
i 三 ,..／
.i "＿＿＿＿ ｲへ__
＼ ￣￣ ￣ _,ィ"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
＼ i´ __,,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
‐- ＿＿＿＿ iヽ! <_ 〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
i ヽ ! .', !∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
! ヽ .! ', >__〉:::::::::::__,::::-―'"￣￣￣⌒ヽ
.
∧ !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､/ヽ
|::::＼_ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
. i:::::::::::｀'┘::::::::::::::,'､::::::::,‐-'､,::::::::::::::::::!ノl
!::::::::::::::::::::::::::::::/_/::::::/＿＿￣ヽ:::::::::::/
＼_::::::::::::::::,-" /:::／ ｀Y、＼::/
＿,_／:::::::::r⌒ヽ ' ´ /⌒'ヾ i;l⌒ヽ/ だろ？
＼_::::::::::::::::〉 ,-‐､ (;9) ﾘく｀', }
￣￣フ 入 9 ; ､ ソ､ 見えてるだけで掘り出せる大きさこえてるし
／ _/ ヽ '' _, ｨ<_::::ゝ
_＿ ／ ／/ /| ./ ｨ-‐´￣入_ 水流す以上底の深さで容量稼ぐってわけにもいかないし。
＼_ ,／ / / .i ─ ／／ - ",-＜//
/´ / 丶、 _ イ／ - ",-＜//////
＜__,/ _／ ｨ-＜///////////
, - "´ ∨/////////////
/ヘ⌒｀ ‐ - ∨///////////
,...:::´::::::::｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´
｀丶､::::::::::::::::::::::::::::::::,- ― ､:::::::::::::::＜
＿,..-､>::::::::::,--!:::/´__ /7∧ -､ヽ::l/ﾆl:::::::::ヽ
｀ヾ､///::::::::l::/l l::/､二' ゞ_ソ ,.-ヾ!ニ}::::::::::::::.､
ヽ l:/ l::/ヽ--/|i´li:/ ｀ ー‐､_´＿￣,ヽ::＼｀丶､::::,
.､ l l//l/ ,-､l::{|i!!=ヒ七´l::/ 心 } ﾊ l｀ ＼ 拡げるなら上流側になるけど、山肌ギリだからなあ。
ヽl/-∧∨{ﾚ' 弋(ｿ / 弋ｿ {ノ/
ヽ ､｀ , ､ l- ' 水平ドリルや天秤腕型インパクトがあるとはいっても、
＼-､｀,:¨:ゝ メ u /
l l｀ヾ､_lヽ､ σ , イ::､__,..-‐､ 崩落対策までやってたら時間がないよ。
､ | | | ヽ､ ＞ - ´l-､／ヽ ヽ ',
ヽ L_l＿.l l￣￣∨´ ,l､ ', ', ﾄ､
＼ //:.:.l＞､_/:.ヘ ,┴ ''´:.:.:l＿_ｌ＿!__/ ｀丶､
｀ヽ //:.:.:.l l:.:.:.:.:lヽ:.:.l l:.:./l:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ｀ヽ､
.
┌───────────────────[二]────────────────────────ｒ-┐┐
└─|─────|────────────-[___]────────────────────────Ｉ Ｉ〕┘
| | | | Ｉ Ｉ
| | | | ////∧
| | | | ///////∧
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| | | | |//////////|
| | | |, ＼///////／
| | | | ', ｢||｢|| ｢||
| | / | |', ',_ jﾉ jﾉ jﾉ
| | / /! ! ', ';
| / | / /,,| |i:i:', ';:i
| / | / /:i:i:| |:i:i:i', ';:
| / | / /|:i:ｉ:ｉ| |:i:i:i:i', ';i:
| / | / / ,．'´:| |ﾟ'*．i:', ';
〈| / | /〉 ,．/ /,．'＼: | |:i:i:i:i:ｉﾟ'', ';*．
',| /. |// ,．'. -─- | |￣￣￣', ', ．ﾟ'*．
. ∨ Π |/ , , ｨ爪(（/／∠ﾆ=ｰ.| l ', ', ﾟ'*．ﾟ'*．
_r‐Y⌒Y--Y⌒Y-､_＿,．'´,．{ Y 7¨ヽ¨¨｀ヾﾆ=ｰﾐ..|＿＿＿__.', ', ﾟ'*．ﾟ'*．
┌┘[ 乂乂∨乂乂 ]└┬≦. !/ j ﾉ ミﾆ=ﾐ . ――――'‐'―――`ー`ー―‐┐ ■天秤腕型インパクト
.......￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.....〈ｰtｧY ｰｪﾃ｀ }ミ=㍉ .￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/ |ﾚﾍ ミ
（ ` ﾉ ﾘ .)）ﾘ モノはついでなんでこいつでぶっ叩いてみたが
| -ﾆﾆﾆ=ｰ j r爪{(
ﾊ ￣ ／ { l 小 びくともしなかった。
ｲｨﾑ ／ 从乂
ﾘf=≧=≦====T )ｿ
|( lYl ) し'⌒)|廴
__.,,｡r ≦ {{ {{≧山≦＞＜ jj ≧jl ー- ＿
仏 乂 //ﾆﾆﾆﾆ＞ ⌒ ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧==// /￣¨¨7Y
. .// / //ﾆﾆ＞( つ （::） r:::::） ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.// / /∧
,ｲ/ ／ //ﾆｲ )）≦ﾆﾆVﾆﾆ≧ し ヽﾆﾆﾆﾆﾆ// / //=∧
.
,.ィ _,. -―ｧ
, ,ｲ//イ/////／
.////////////////,＞､
.ﾄ/////////////////ヽヾ、
V//／ニ三!/ｊ=ヽ///V,ﾘ
/::::ﾄ､::::V//ヽ/'´li'ﾊ/ノ.ソ
.l;:ィ//,77/八' > 垂直インパクトと違って、打点を土台の先にもっていけるのは大きいっすが、
. Ｖ从乂／ _ ‐ '
i￣ ―- ､´ さすがに歯が立ちませんでしたわ。
._. 廴: : ＿; : : :Ｌ __
. r: : : : : : : :: : : : : : : : : : : : ヽ
./l: : : : : : : : : : : : : : : : : :／: : ':,
{: !: : : : : : : :､: : : : i: :.!: /: : : : : l
l: ﾊ: :l: : : : : : ＼: : :.､:l:.l: : : : : : :!
.. .j/: :':,:ー―--: :―‐: :ヽ:'; : : : : : ヽ
＿＿_
,..-''"´ ｀`丶、
／ ヽ、
/ -‐一'"´ ｀`ー‐- ':.
,' ',
{ （●） （● ） } もともとはクレーンのつもりでつくったんですけどね。
', ,' ｷﾂﾂｷ
ヽ、 ｀ u / アームに上下運動、啄木鳥の動きできるバリエーション試しただけで。
ｒ'ヽ、 -‐-‐- ,.／
／ ＞─-----─'"´ ',
/ ,/ ヽ、_,ノ ',
;' ,ｲ', ヽ i ',
ﾄ､ ,ﾉ ,ゝ Ｌ＿＿_」
.｀ミ彡-‐'" ', | |
.
／￣￣￣ ＼
／ ― ― ヽ
/ （ ●） （●） ヽ 錘と巻き上げ機繋ぐのは簡単だけど、天秤腕で代用できちゃってるからなあ。
| （__人__） |
γ￣￣￣/ー／￣/
/￣ ￣ /)＼ | < ヽヽ 逆に本格的なクレーンにするなら
| | ｊ ）' y/＾) i | ｱｰﾑ
ヽ ヽ／ヽノ| ﾊ| ヽニ､ | 腕部分は上下固定で水平回転だけにしないと強度が怖いお。
ヽ ／o |ｌ || o＼_ﾉ
| ￣ |ｌ || |
///////////// ＞＝=＜////＞．
///////ｫ‐r/ ／ ＞‐< ヽ//////＞､
/ｲ￣.!/ ] l ]l/!_}＝ { 。 .! zY`，＜ ´
__ /＝一 ゞﾔz､ `ー ’ ,.ｲ_7// ﾍ
=く///／ ´ ＿__ ﾘ ｰァ＜ヽ//r＜/ﾍ
ﾍ VY イﾓてﾘ ｿﾃﾒ /.＼ﾔ `ﾍ
くﾍ ﾍ}. _込ﾝ 込ｿ 丶 何かを持ち上げ運ぶより地面相手の工事ばかりだから
ー.j ｰ l
.､ _ ,ｨ ､ メ r ｧ .! 打ち込むだけじゃなく、斜めに引っかく崩しがすごい使いやすいよ。
////l ＼ '
イ//j! ＞ ／
. !/ ,ｨーｧーｧｰ ` ーく
. |! ' / / ,ｨ＝=xヽ
. / / ,' ,ｲ ヾj
.
＿＿
,,.-´ ｀｀ヽ
.／ ＼
／/ ー一､ ,,／゜ .ヽ 、
／ .| （ ●） （● ） | ＼
／ l （__人__） ... | .＼ そこに着目して、垂直インパクトでもゆすぶり機能、
.＼ （｀ヽ、 . , '´ ﾉ ／ .／
/..＼ . ＼ ヽ___ '´ ,,'' .'i ／、 落下後のグリグリできるようにしたはずだお。
./ .＼ .} イ / ／ ヽ
l 丶 ＼ | .〉 / ／ / 冫
.| .l ／~＼ ／ / l .l
.| .l ／ .＼／ l .l |
..| '／＼ﾟ > | .l |
./l./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::ll::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐=､-､::ヽ
/::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::ﾄ､::::::::::::::::::::::＼＼|
l:::::::::::::::::::::,ｨ::::::::::::／ l::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ
l::::::::::::::::::::i |:::::::／＿/:::::／__／l:::::::::::::::::::::::::::l
.＼::::::::::::::l‐l:::/ ＼ /::／ ／ ヽl:::::::::::::::ﾄ､:::::::l
/::::/ヽ:::ヽヽl / l /ヽ ノ::::::::::::::::l .l::::/
i:::::::l {r ﾚヽl. | | ,,,,,,L | |￣/ 7:::::／ .ﾚ′
ﾘ.l::::ヽ__ __ / u lﾘ/l／ あれね、落として杭が刺さったまま地面ぐりぐりって、
ヽ|/l::/＼ u u ヽ｀''‐..,,_ .l´
. _,,..-――|:::l/ ＞u ｀ー''´ ／ いくら下の支え横棒を支点に使うとはいえ、人力じゃちょっと。
''"´:::::::::::::_,,.-|:::ヽ ＞ ＿ ＜￣"''‐..,,_
_,,..-―‐'"::::::::l:::::::＼ ::::::::/ .|:::::::::::＼:::::::::::｀"''-､
::::::::::::||::::::::::::::ヽ:::::::::::７ :::lヽ |:::::::::::::/￣￣ll"''-..,,_ヽ...┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
::::::::::::||::::::::::::::::::＼::::/__ / l |::::::::::/:::::::::::::||::::::::::::::l. ┃ 地道な改良の一例なのです。……失敗も含めて。
::::::::::::||:::::::::::::::::::::::|:::::::/ニニ-'′.|::::::::::７:::::::::::||::::::::::::/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／: :≧ミ: : : : : : :＼: : :Y: }: : :ハ
/: : :二ﾆ=: : :㍉.: : : : :j: : |: j: :.ﾑ:.∧
ﾑイ: : : : : :イ ￣￣ ｀¨77ｰﾃ''¨´｀寸:Y
.ｲ: ／: : : : : :.j {( / |八
{/: : : : : : : / ) Ⅷﾐ
./: : :: : : : :ｲ -ｰ-V:.}
/: : / : : : :.ﾉ -─---=彡' _彡⌒ }:ハ
〈: : /:.y=ミ:.{ ｰfﾃy::: ( rtﾁｰ ｲ:／
V: :/⌒ Vj |
V:{ {Y( ＼ V l 深く刺されば刺さるほど、ゆすぶるにも力が要るからな。
､___):.＼ヽ r -〉
`7: : : : ー┤ __ '
/: : : : : | ∠二二7 /
7从:.V＜＞..:＼ ...... /
V ＜＞::＼ /
r 〈 ＞＜.＼ _＿＿_ ﾑ
r㍉- -──匕 ＼＼ Y_ﾆ＞.. |＞＜> |ヽｰ-
Vﾑ ＼＼＿ ) l | l ( .ﾑ/ ｀YYー-.rr
-― - 、
／
/ ＿ ＿ :,
′ ｀ :,
l （ ● ） （● ） l 機能は追加したけど、用途と合わなかったのか。
、 ' ,′
<＼--―==＝==―-＜!―- 、 思いつきなんて９割失敗覚悟とはいえ、やっぱり残念です。
／＼ ￣ 二三二 ＿ ﾉ. ′
/二三＿＿＿＿三二ニ／ :./
/, ――ｭ ＿__ ./ |./ / :.
/ニﾐヽ | ﾟ ｪ､/ ／{ /. '.
.
r-y
ミs｡::::::::::::v---＜￣/￣￣｀ヽ---ミ::::::::.:..... . . . ...: //
三彡￣/…ｧ--､ゝ-(￣￣㍉くミ__,.イ-----------,.． //
三三(￣｀ー-=ﾆﾐs｡-`ｰ--〈--ミ二二二二二二二)::::: //
三三三三＼--＜＞──┴─=ミ------------､_ﾉミs｡从 ___ﾞ㍉-----ミ＝- _,//_
三三三三＼＼,.斗─────ミミ彡--------‐┴‐‐-弋￣＿二ﾆ=-‐─ ＿/::::::::/ .‐--
三三三三三彡'＿＿＿＿＿,.．-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=------=彡::/￣ -=ニ￣=-- ￣ -ﾆ=- __
三三三ア´￣￣二ﾆ=ｧ:::::,.．'''ﾞ´~ ＿＿ --ニニ-- -- ‐ - ￣ -
三三三二ﾆ=--‐… ァ::/ __ ＿＿ --＝-‐ 二二 -ニ=- ＿ - _ _ _
''´ /::/. - ￣ ニ -- __ -=- =-￣ ￣
ﾆ二三三三三三三二ﾆ=-．＿＿＿ ,.__ -＝ - - ..,,.--=＝ﾆ彡--ミ三
-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_≧＜三三三三三二二二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==──＿＿＿ﾞﾞ
＿ ＿......＿
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ いつものことだけど、脱線してるぜ。
/./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ 道具の評価よりも今は岩をどうするか、
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ 工事をどうするか決めるのが先じゃねーの？
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
|///////////////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////////////∧
〈///////////////////////////////////////////,∧
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__） おうすまない。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } ってもなあ、岩をどかすか砕くか、諦めて山側に伸ばし擁壁工事までセットにするか、諦めるか。
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/ 諦めるのは最後でいいが、
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ
. ／ ∧ 、_ } l |{ l│{ l! どかすにはともかく底が見えるまで掘り下げるしかないね。
∧ Ｖ｀ ヽ､ /彡'} |ｌ|| | ﾊl
／ ∧ ｀￣ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
.
:r /:::::::/ l::::::/-＿_ {l///7 -､｀ヽ､:::::::::::::::::::::＼
:| l:::::::ｲ--,l:::/ﾄｭ､/::,ヽ､ ｀¨ ´ _ ノ / }:::::::::::::::::::::::::::ヽ
´￣ヽ!:::::::l:::/ ﾚ, - ＞ヽ､ ｀r-､- '｀ヽ､_{,/:::::::ヽ､｀￣｀ ｀＼
,r-_､ l::::::::| / ん心 l::/斗七ヽ:::｀:::::::::::::::':,
,/ } ,:::::::l 弋z(ｿ /心 } ,ｲヽ::::＼:::::::::::,
{ ' ､ .∨lゝ､ ｀￣￣ 弋ｿ ' /_,} ',从l ＼:::::l
ヽ__{ , メ ｀ ｀ {/ / ﾘ ヽ:! 持ち上げるのは無理。となると、穴を掘って落とし込む？
/::::::::ー':::l ､ r-ｭ ,'_ノ
-'-､_:::/::::! ＼ u ¨ ,ノ 下手すると山側に伸ばすより手間掛かるかも。
ヽ ヽ｀ヽ| ｀ヽ､ ,.イ､ __＿
l l }￣ ｀ヽ､ ｀ ー ´＞!´￣､ ＼ ＼- ､
＿!＿|＿_l｀ヽ､ ＼ /´ ﾄ､ ヽ ヽ } ヽ
l l:.:.:l l:.:＼ ＼- ､＿!{＿,..イ:.:.＼＿',＿l_イ ､
| /:.:.:| |:.:.:.:.＼ ＼ー-, l"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:ヽ }
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
丶、 ＼::::::::::::::::,ｨ-y;;ﾒﾍ::::::/- 、
＼ﾞ';‐-::':::::::::::ｨ-‐ノ'' ─ｌ::/─
＼::::::::::::::/ __ '⌒
｀''''''ﾅ{: ' ヽ ⌒ヽ
ﾒ /i o ﾉ o ﾉ 砕ければ一番だが天秤インパクトで叩いてもダメだった。
_／ / |
＿__ ／ ,/ /i ､' r 楔打ち込んで切り出すのも時間考えるとちょっとな。
＼ ," i ､ ‐-､ ,イ
>､ _,／ ,/‐-γ ､__ _,,／,"｀T;
i, , ヽ_ ,/;;;;;;;;ゝ ｀Y´ l;;
,､_ノ ､ i ,「´;;;;;;;;;;;;;;丶、 .| _ノ;;;
ヾ 丶 ヽ | !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''''｀､.,一 '￣;;'''';;
,〉 ヽ ', i |;;;;;;;;;;;;;;;;;;'''`、y ,-､｀Y_ノ;;
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ 穴あけて、水入れとくと凍って割れるって聞いたことあるな。
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ ま、その穴をあけるのがまず手間なんだろうが。
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 氷の膨張圧で割るのかお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ ／ r─--⊃、 |.. ┃ 水→氷で体積およそ１．１倍。自然風化の一因とされています。
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. （ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
. ／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
. ′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
|八i |八弋り |｢ 八 固い岩だと楔穴１つあけるのに１日かかるとか。
. （ |八い 〈 八 |＼＿＿_
/ 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼ 石工衆の中でも石切りはきつい仕事だっていうよ。
|ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
/ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
. ,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
,､ィ"´三二`''ｰ-､､
,ｨｲィ彡云三二`ヾヽ `,
Y'ﾘ"｀`ヾﾒ三ミﾐヾヽ.:.:::!､
| ﾞ､ミﾐヽ｀`ヽ.::;;;:;;:!
j_,,,､､､ ﾄ､r‐､`ヾ.:;:;;;;;;:ヾ 石材を切り出すんじゃないんだ、砕ければいいんだ。
〉''tｧ ﾐ! ﾊi.:;i;:;:;;;;;;;;;:;;|
/ ,' ソ.:;;!;;:;i;:;;;;!;;! 冷やすのがダメなら燃やすのはどうだ？
ヽ,_ ,, ′ , ｲ.:;;;!;:;;l|;;;:;V
}-‐' / i ヾ;;;;;;;;!;:;;（ ついこないだの話だが、焚き火で温めていた石が割れたぞ。
〉 , ' | )）ｨｲN/
ヽ _ ,,.ィ´ 」 -‐''"ﾘｿ
ﾄ､ ,ィ彡‐ｭ >.--‐rr=r r‐ｧ─- ､
〉Y(（こ ,､‐'´ // //, ｲ.:.:.:.:┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＿ _, イVVﾄ､ﾌフ"´ ,//ノ'"::::/:::::::::┃ 外歩きの懐に温石。ひそかにMy石ブーム。
, ｨイイ /⌒Y/ ,,､‐'"´.:::::::::/:::::::::::.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ヾ(
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｰイ /~） /~）
＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/ /／ /／
.斗: : : : : : : : :＞イ. : : : ｨ. : : : :}ー-ミ: : : ≦... o o
". : : : : : :_ィ≦＝爻. : ／/ . : ／ 7⌒
￣ア. ／ /} { r-ﾐ_匕´ /._:イ_＿｀ヾ==彡 ああ！
. 彡 " ./. } {{{ ﾋﾂ ﾓﾂ }} }ｲ ,.ﾊ
.イ /j: ー‐ ; ｰ-- ′/_j { 確かに割れるかも。
／ ./ i _＿__ i ___彡'⌒ : .
ｲ{ .ｲ :! ハー-ヽ :し./ハ }} ｀ヽ 窯も炉も、熱した後は慎重に冷やさないとぶっ壊れるし。
.八_／ {{ ＼ ゞー==:j イ} }} / }ー ､
{{ }} i｀: : .._＿_ ..イ} ./ / / ./: : : : :.
{{ }} {: : :_:_:}__/._:_/イ ./ / ./: : : : : : i
. 八 ＼ }f´; ; ; ; ; ; ; ;ハ 彡 ' .ｲ. : : : : : : }
＼ ＼/｀ー-f:::ﾊ-‐=ﾐ ノ .／＼_:_:_:_:_:_:_j{
＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ＼, ,／ ＼
. ／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼
／ （ ● l l ● ） ＼ 急激な膨張・収縮かお！
| ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ |
| ''"⌒'（ i ）'⌒"' | 燃やして熱くした後、一気に冷ますのがコツだお。
＼ ｀┌,─'＾ー,,-┤ ／
＼ ｀ー -- -一' ／
／ ＼
／￣￣ヽ; ヽ
（｢ ｀rﾉ |
ヽ ノ i |
.
＿__ ＼:.. ､ ､
＼:.:.￣.:.＼:.＼ |:,
-――-:.:.:.:.:.:.:.:.∨∧ /
＜ ＿＿_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}' |
／:.:.:.:.:＿__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/_
／:.ィ{:/.(_◎_j)ニ∨^!:.:ｋ
／´￣,|/{〈苡 ^苡〉 }!人:.＼ /､｀>､ よし、薪に油に、それとバケツや桶をありったけ用意しよう！
/´￣ 圦ﾒ ' ＿ ∠＼ﾄ､(＾＼∨
/{斗＜^ヽ. 个 ´_ ∠＿ ＼/＿＿}.}. _ _
./＿_,＞＜__, -┘ /r―‐ ､ ｨ( ∨. ｀) ｀)
≧=rく ｀{ } i :}!. --‐''´-‐''´
｛ ＼ ／ ｨ,ノ :}ﾄ､. |￣!|￣![[]
｢ /⌒≧=- ／ .ｨ(＜＿ >. ./__/.|＿|
... _ _.ｰ-.乂 {､__/ .ｨ(＞ .,＜￣＿_. ィ(_､ [][]//
. (´ (´ .｀ ＜iL ｨ(. ＼[＿}＞――――＜] [_/
... ｀''ｰ-｀''‐-- .≧=く＿ ＼ ､＼ ＿＿, ∨､
／´￣ ｀ ＼ { ＼.
,7:{ :{ :/／- `守: :ｰ:-: : : : :ヾ
ｧ':ヽ{ :レ’ `守≦:._ : : : ::!
j: :「7 ｀ヽ ＞ ｰ┐7`寸:.:{
}: :| ヽ ﾉ∠ ｧ |7 }｀ミ:. 、
ヾ! j レ'tテ | ./: : : : ::} おう！
|ｨ世7! r' ┌': : : : ::ソ_,/ ―＝≡|｢|
｀i | _jヽ | | jﾊ: : : : ｧ'. ／| .／| |｣|｣
. ヽ .`￢＞- 、 .| jハ: :ﾙ__＿,r _＿,r...＿＿| |＿l |＿
∧ Ⅵ:. 〉 /: :jハ}./ // ..―＝､＿ ＿ ＿＼
'/, .Ⅵ _,/ / ..:/ / // .://. | | | |
∧ ｰ=≠ / .／ _ -=. ―＝≡'´ | | ｢|｢|
ル、___,／_／ /: : : : : : : : : : : : !. ―ニ三 ∠＿ ―＝｣|｣ ∧
／'/, ∧∨ .:/:.: : : : : : : : : : : :.:|. ∠／￣￣￣ ∠ノ
_ ／ '/, ∧∨ .／: : : : : : : : : : : : : : |
_ 7└ =＜... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/| | | ,//: : : : : ┃ オフレッサー舎弟扱いですが、最近は従士組に混じってることが多いフリッツ君。
. /: | | | | |: : : : : :.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
∩∩
| |.| | ＿
● ● ● ● ● ● ● ⊂ニニ三三|―|
| |.| | ￣
∪∪
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:::::/ _:＼j::::::::::::〃:::::::::／_ ＼: : /::::::::::://:/::::::::::::/:::::::::::::::::,::::
::::{ 1 ヽヽ::::::::{! |:::::::/ んｊ j ヽ:::::::::／/:/:::::::::／!::::::::::::::::/:::::
::八γヽ ∨::: |::::,' じ′ ／::::::／::/ /::::::／ :/:::::::::::::::/:::::::
:::::::＼⌒ヽ ＼ |:/ ＿ ＿ ／::::::／_:／ /:::／: : :/::::::::::::／::::/:::
:::::::::::::＼'´ ／ :_:／ {: /／: : :／::::,､丶`::::／'::::
＼::::::i::::::::Tﾍ , ￣ /:´: : :／_; イ /::::／ /::::::, 準備はダイたちに任せて
ヽ::ﾄ､::::, ヽι ,:': : : ￣ / ,::／ /:::／
ｖ -:/ ＼ _ _ / ´ ,／ ちょいと別の話なんすがいいっすか？
ｒ ´ / |: :.＼ ￣ ／
`､ ／' ヽ: : : ､ イ
`､ ′ :: i:: ＼ : ＞ ､ ＜ | ｀`～;、
､ ＼ |:: `､: : : /¨¨| i l )ﾐｈ､
＼ ', ､: `: :/: /| }i `､ ｀ ー-- _
ヽ 乂 `; ｿ , :l }! }
', ＼ ヽ / / :}
＼ ＼ー-､ _ ノ j
.
― ､
／ ＼
/ ― ― ﾍ
l （●） ● ) } ん？
. ｀ /
､ ⊂⊃＿＿,_ もちろんいいですよ？
}￣o｣/￣´:::::::::::::〈
／￣:::::l:::::::::::::￣￣:::::ヽ
/:::::::::/:::::l:::::::/:::::::::／:::::::{
〈:::::::::/=⊂⊃=|:::::::/:::::::::::::l
/:::::::::l:::::::::::l:::::::|::::ｲ::::::::::::::::|
/:::::::::::l|==⊂⊃=ｌｘ-ｭ:::::::::::::::|
,.::::::ヽ〉::ｘ-‐::､::::/ニ〈::＿:::::::::::i
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ 垂直インパクトの「ゆすぶり」なんだがよ、
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ ｽｷ
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ あれ、普通の鋤にもつけられねぇかな。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
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}:／:::::::::::::::::::::::::::/:|::::::::ﾄ､::::::::::::∧＼:::ﾍ∨:::::::::::::::::〈⌒
//::::::::::::::::::::::::::::/: :{::::::::{.:.＼:::::::::∧: :V:::i.:V::::::}:::::::::∧
. {:::::::::::::::::::::::::::/_ｰ: V:::::i: : : :＼:::::::|:- :i:::}_;|:::::/::::: |＼}
｛::::::::/::: |::::::::::{ ＞､＼:::,-----V::} へi:/ :}:::/:::::::::|
V:::/{::::人:::::::::V ＼＼ ／ jﾍ /ｨ:/^i::::::{ 地面に差し込む、うがつが従来の垂直インパクトで、
V{ v:::::/^ - :」 「!} ’ ´ 「!} }' }' }/ゞ
{ ﾏ::{ { ｉﾍ { ゝ ､ ゝ /ﾉ / そこにゆすぶり崩すの追加が
_ -= ＼ ‘, ー─‐ :〈 ー‐一 /_／≧=-
. _ -=≦ ＞-, u / ∧ 眼目だったじゃないすか。
. ／ / ∧ ｒ っ ／:{ .∧
.. ｛{ / ∧ト., ,. ＜::::::} ∧
. / / ハ ＞-＜:::::::::: / 〉
. ,ｲ 〈＿＿_ } / ＞ ´
. ´ ∧ {≧sﾊ { ,イ
.... ∧ ∨ { ｝ |
／￣￣＼
／ ＼
| _ノ ヽ､. .|
!. （一）（ー） ｜
. , っ （__人__） | だがゆすぶり機能ってあんまし使えない、ぶっちゃけ失敗なんだろ？
/ ミ） ｀⌒´ /
/ ノゝ /
. i ﾚ'´ ヽ
. | |／| | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 構造的には小改造なので除去するほどでもない、使おうと思えば使えなくもない、というところです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
（ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 垂直インパクトの大きさだとね。
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ ｽｷ
. / 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼ じゃあ、小ぶりな、普通の鋤ならどうかなってことなんだ。
. |ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
（＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
- ―- ､
／＿ ＿＼
/ （ ● ） （ ● ） '
l ｀ l ほむ。
､ へ ﾉ
〈ー - ― ､ ィー―- 'i
}::::::::::::ヽol 〉〈l:::::::::::::::::〈
／´｀ ―― -｀....´- ―――ヽ.
./::::::::::::::::::::::l|::::::::::::|:::::::|l::::::::::::::::::.
/::::::ヽ::::::::::::::ｌ|::::::::::::|:::::::|l:::::::::::l::::::::.
/::::::::::::::::::::::::[]=(⊂⊃)=〈]::::::::::::|::::::::::.
.
/l,l:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;＼
/:;:;lﾞ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;．-
l:;:;:;:;:;:;:;:;:;／/:;:;:;:;／.:/:;:;／/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;｀;､
l:;:;:;:;:;:;／:.:..{:;:;:;:;ﾞ,>､/;∠:／:;:;／}:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;ﾊ
＼:;:;:;:l.:.:.:.:.:l;:// ＼／_.ィ´ヾ/ｿ_,}:;:;:;:;:;:;ﾊ
,>::;l/^ヾ/ﾚi n ヽノ _,.．-=''"l:;:;:;:;:;:;:;:;}
,/:;:;:/ >､ﾘ, ﾞ l;l / n iヾ,:;:;:;:;il:;:;/
l:;:;:;:{ l_ ｀----´ ゝ l:l //_.ィ´ l;/
ﾚ{:;:;:;ヽ_ ノ ヽ= / ﾉ ,ﾘ こう、刺して、柄を手前に引いたり押し込んだりで刃先が地面をすいて崩す、
ヾ:;:;:;:;>､ - ､ ﾚ
V､;i_,.．-┐ ｀ ,／ できるんじゃないかなーって。
_,.．''"´:::r┐:::::l丶 ィ´
i::::::::::::::::::i__!::::::l ｀ - ｨ_,,.;:-－''i
＝＝＝＝＝-:::::::::::::`:‐┐ {:::::::::/ }:::/
::::::::::::ll:::::::::::::::::::://::::::::::::i /￣'i::::ゝﾞ::/__
::::::::::::::ll::::::::::::::::::l l::::::::::::iVl l:::::::::::::::/､..,,_
:::::::::::::::ll::::::::::::::::l l::::::::::::l l .l:::::::::::::/::::::::::::｀丶､ _
／￣￣＼
／ _ノ ヽ
. | （ ●） ）
. | （__人） 垂直インパクトと同じなら、
. | ｀ ⌒ﾉ
. | r-‐､ 柄の下の方に支点を作れば、てこの原理で刃先持ち上げるようにはできるな。
ヽ （（三）
ヽ } 〈
. 〉 ,ｨ⌒ｧ ヽ
（ .＼／ 人＿_）
ﾄ､ ／|
|...＼_／ |
.
,＿＿＿
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
／ （●） （●） ＼
| ___'___ | やるおー、ちょっとロープとか棒とか借りますね。
＼ |il!|!il| ／
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃
| ｀l￣
. | |
＿＿＿
／⌒ ⌒＼
（● ） （● ） ＼ あいおー、
. (ニ~`ヽ、 ／:::⌒（__人__）⌒::::: ＼
(((_⊂>ヽ| |r┬-| | そのへんから適当に見繕ってー。
. ＼ ＼ `ー'´ ／
. ゝ-| ヽ
ヽ ＼
＼
. ＼
＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ_＼
| （●）（●） | ｽｷ
|. （__人__） | ほい、鋤。
| ｀ ⌒´ ﾉ
|. }
ヽ }
/⌒ヽ ノヘ
￣￣＼ .／￣＼/ 丶.／￣＼
（三三三三|:::::::::::::::i三三三三三三三三三i:::::::::::::::|三∥
＿＿／ .＼;;;;;／.. l l ＼;;;;;:／
.」 L
.
_＿＿＿
／ ＼
, ´ ⌒ ‐
l （ ●） ) 支点支点、このへんでいいかな。
', ´ l
ヽ ｲ 支え棒くくって……これでどうでしょう？
／:::::::::⌒ヽ三≦〉
__/::::::::::::::::::::::::::::}/|
/_/::::::::::::::::::::::::::::::}:::{ |
/::::::::::::::::::::::::::::::::::V二ヽ
_/::::::::::::丁 ー-rｲ:こﾍ L_ ＿＿＿
「=≠::::::::::〈 |ー こﾚ へ ﾍ... （ ｺﾞｿｺﾞｿ ）
r'￣|::::::::::::::::! 〉r''⌒^1 〉人. ￣￣￣
|-= |≠===.ﾊ V_j_, イL,イ::::::::ヽ
|.:.ヽ|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼、.:..ヽ、
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:___／.:.:.:_／7.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.＼＼ｌ
,,>.:.:.:.:.:.:/三/.:.:.:／三/.:.:_,,メ、／|.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,,=-ｧ'´.:.:.:.:.:.:.:/-‐:|.:.:/ ￣フ, '=--く｀ヽ,/.:.:__/.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:|
＿ノ;;;;;;;| /|.:.:.:.:.:.://^l i / r'/l / /.:.:,,ｲ.:.:..::.:|.:.:.:.:.:/
ヽー-ｧ;;;;;;;j|.:.:.:.:.| i´j i/ ! ﾄｊ /,,イ |,〉.:.:.::ｽ.::.:.:./
/;;;;／;;ヽ.:.:.:ヽ、ヽ ヽﾚ＿ ./i/ / .|.:.:/ l.:.:/
/;;;;;;;;;;;;;/.:.:.:.:.:.:｀T "" ヽ_/ .ﾚ |/ ……んー、支え棒がふらついて固定が甘いというか
｀ー-=..l /i、.:.:.:.:...>、 .／j
y ｿ|.:.:.:.:/ ＼ ⊂ｧ ﾉ 力かけると棒先が地面に食い込んじまうのも問題？
/｀ヽ=/、_ ヽ、 .／
/ ｀''7 ｀７-＜7
r=--=''´ ヽ、 ∥ ./ /
,,=-'⌒｀''ヽ、_=ﾆ=＜、 ∥＿ ＼./_
..／ ＼ ヽ ＼ヽ | >ﾊ
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ 支え棒側が安定しないと、うまく力がかけられないか。
| ｀⌒ ´ |
| |
ヽ /
ヽ /
, -‐´ | | ｀>_
人__,―､ |', /| く､ ヽ
/ {￣`| ', / | / ＼
{ ｎヽ | ', ./ .i / １ ',
／､ | V l ∨ | / | ﾊ
| ーｒl Ⅵ || |; ﾉて }
| l | | || |ｊ | （ /
..... -=彡-=ﾐ..
{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._.
≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐
/:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼. ｱﾌﾞﾐ
. /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝ 棒先に鐙つけて、踏みつけて押さえればどうかな。
ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.:
)＼-一 ／人:::ヾ＼
＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
. ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
. _ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼
ヽ ＼ ＼ﾉ ||__」_｀ Y´ T | | ヽ:i:i:i:i:i:i:i＼
.
.... ＿＿＿
.... （ ｺﾞｿｺﾞｿ ） [ｴ]
.... ￣￣￣ .._＿＿＿ .|i |
／ ＼ ..|i |
, ´ ⌒ `､ |i |
.l （ ●） .|i | 鐙、鐙ねえ。
',. ´ r-|￣｀
ヽ ｲ { つ ..|､ ……ほい、支え棒先っちょに踏み板追加よ～。
ｲー≦二三イ≦〉 ／ ／ ..l |
ヾ=,--.,ニ三二ﾆ／ ／｀l| l |/ ＿＿＿
| ＼ ＼{ ／ 〈_＿_|.....（ ｺﾞｿｺﾞｿ ）
| ＼ ￣￣￣ ^ヽ . ￣￣￣
| i|￣￣乂____ﾉ .
| i| | ll.|
| i| | ll.|
＊
＿＿
+ ｀ヽ ｀`'''''' ｀ヽ
,r‐''´r‐-‐' 二ﾆ= ヽ +
x ／__ /ﾑ-‐''´ l ,､ r‐-､
／￣| ,／ / /! ﾑ!tlヽ lヾ ~´ゝ
｜ ::｜.ｌ :i /ヽﾆﾘﾆVﾆノﾆヽヽr､! > ……お、いい感じっすね。
｜ ::｜.|/!:l､/､● ● ﾘヽ l
,― ＼l/ ,-|⌒ﾉ(､_, )ヽ⌒ ﾘﾉ／ 足で押さえてるからぶれないし、
| ＿＿_） ::｜＋ ﾍ -=ﾆ=-´ /
| ＿＿_） ::｜ _ , ＞`ー'´ イｧ 地面に刺しこむときにも体重かけられるっすね、これ。
| ＿＿_） ::｜ xヽ._,.ｨ7!_/ヽ/／ヽ､ 十
ヽ＿＿）＿／ ,／i::::!ﾑ!ヽ!/:::／:::::::ヽ
.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ／ ＼
┃ ……これ、「はねくり備中」っていうんじゃ？ //´ ＼＼
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼ //＿_／／
／, -―‐ '
／／
／／
／／
／／
ｒｆ=ｷ′ ← 支点
ｨ結ﾍ|
／＼ ／／ ｉ |
／ Ｘ ,／ ｉ |
/ ／／＼ ｉ |
. , ´￣￣￣ ,'ミ/彡′ . /! 〈／ ／ ｉ |
.. ／ ミ/彡' ＼ ｌ ＼ ／ ム二二二) ← 鐙（踏み板）
.... r- 、/ ／ 〉 . ＼ ＼__／
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉 .￣ ■はねくり備中もどき
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ ヨコシマだけじゃなんだろ、俺にもやらせてくれ。
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :...
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
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＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
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￣ ´ ' ― ―‐ -- ｣. ,ｨｉ{り.:.:. .:;;:::::::.:.: ""´..:;;:※∵‘”＇ L_:::::
jﾘ㌻.:. .: "´´.:.:,,乏,;;;辷__彡 ￣￣￣￣
__,. -.;;:.:. .: .:;;;;芝㌻⌒
＿ ,. -‐ '' ´ :::::::;;;:. ,;;;爻＾ r::- _
‐ ´ :::爻:;;:. j{“´ /:::::::: ´` ' ‐-
:::＂≒，,_ 辷_ ,.:':::::::
::::::::ヽ. ”0ｈ.,_ﾆ‐ ,_ ／:::::::
:::::.０ °｀ －_ﾆ‐ _ ,.::'::::::::::
:::: . ゜ ｀ ‐ _ﾆ‐ .,_ _,..:'::::::::::
／ ,..':::::::> ＿｀_‐ _ ﾆ‐ _ く::::::::::
／ ,.:::::::: ／＼ , ,. ｀ ‐ _ﾆ‐ .,_
／ ,.∩ ／ （●） （●）. ｀ ‐ _ ﾆ‐_.
／ , ' ｌ ヽ∩ ／ （__人__） ＼ . ｀ ｰ' j 火をつけるぞー。
／ , ヽ ﾉ | |::::::| | ヽ ﾉ ＼
／ , ' | ヽ ＼ ｀ ⌒´ ／ / ｊ ＼
／ , ' ＼ ￣ ￣ / `､ ＼
.／ , ' ＼ ／ `､ ＼
.
,ｨ , ﾉ〉 ,ｨ /{
: :::,i|-:.:..: ::::i:i./（_ ,.ｲ´ ノﾉ ノﾊｊﾉ ｊ.、::}......トﾄ､.: : : :}i : : :i: :l _::__:::,::
'::::'^i:::-::iン':: { ､ ヾー（､､'~（ ノ ｌ ﾉ.: : ,':::::::::マ_ ,::::::::::::
: : .i|i: : :、: : ':ヾ.＿､ ,._,ｨ ｀ ヽ__ノ.:::八 |'´ .: : :.:《{::....,ｨ /しｊ､..::::::::::ii|i|: . :.:::::::
: |i: : : :,': : :.:.:、:::: ￣ ヽ._ ,ｨ （,,i.｀ヽ | rｲ : : : : ::':: / (__{ ﾊ} _.从.|iii_＞: :.ﾄ、. {三三l
.._ ﾝ: :_: :_: : :::: ::::ﾆ: : ::i:i:i:i|.（_aノ ノｊ _ ﾘ ﾉ し!..... . .: ::ｒ' ヾ_ ~ ｊﾊi: : :. r' ﾉ.. |三|
`::: i: : : : ::i! :: : : : : : ,.ｨ _从 ､_,ﾉ..＿.（ :::ム..」,: :.{ ,ｨ＿,. , ﾉノ{ /´.:. {三三l
: : |〕::::: : L: : : :::::l/ ｊ,.ｨｒイ ,.ｨ_ノ :::::: : :::.￣´ヽ|.|i|iili .ヾ__ﾂ ~｀ｊ (_aﾉ.i:ii:i:i::::::i:i:ii::: l=l
i:〔_:::i:i:i:i:::: : :',: ::（ a ､＿_ノ'..:!二二二''''' ―ilil|i|i|i:i:i;::::} l:.ﾉｲ ､_ノ.しイ: :='': : : . {三三|
: : : : li: : : : ::: : : ::::.ヾ.,＿ﾂ''´i -＿ﾝ'ililili:i:i:i:i:i:::::::￣:i:iliili|i|:i:i::::i::. .（＿,_ノ::::::::::::::ヽ _,ｲ:::::ﾔ: :. く「|=|
: : : :ﾝ,: : : : : :: :: : :,,. ,ィ:::rヾ.:／:ilililililili:i:i:ililililili:i:ilili:i:i:i|i|i|i|.i:ii:-:_:| :::/. ｀ｰ-イ::::::｀::::/ili:i:ii::::: ￣l=l
: !': : : ::::::: : : :::': :}'⌒)::!､ ヽ、lili:i:i:ilililililililili:i:i:i::i:i:i|i|i|i|i|:!:i!: : ::::|::: て_:::／i|iiilililii:i:i. {三三|
: : : ｊ: : : :::::::::::: ノ〉 し'⌒)ﾉ .` ,ヾ､.ii:i:i:i:|i|i|i|i|i,:!:!:. ヽ ／::/ .|::又:::::::. く「|=|
: : :.l: : : (⌒ (＿,ィ..:斗-┘lili:i:i:` ヽ、 ,ﾉ ）´( ､ ゝ.|i|i|i::::::::,'::､ :::＿::::ノ.....|::i:i:i:i::::i:i:. ￣l=l
: : -{: : } l:. ）:::::::::r'´r:イ.i|i|i|i|i|iii:i:i:| :|:::::) Y 人 ヽ)ゝ'i|iiii弋::i:i:ililili|i|i|i|i|i|I|I|i| .|:i|i|i|i|i|||i {三三|
:::: ﾘ: : i ::::i'＾):;イﾉ ﾑｲi|i|i|i|ilililili:i:ii (:.､）ﾉ' ﾉ ,（ `ﾉﾙ' ﾊﾟﾁ.i-:::::i {￣￣i||| .|:i|i|i|i|i:i:i: く「|=|
::::::ﾑ::::', : : :ム （::: :'i|i|i||i|i|i|ﾊﾟﾁ _,ノ .. t ｿ.::::::i:i:i|||i: : : { i ト、 :::i|| .|:i|i|i:i: : : : :. ￣
::: : i::-'::: : :::-::ヽ ｀二 =‐'´i|i|i|i|i|i|.｀ﾍ( 从;: .:;､丿）ﾉ: :::::::i:i:i||||: : : ! l ） :::::::| .|:i:i:i:: : :
: : : i::::::ｲ: : : : : :::::::l::}i|i|||i|i|i|i|i|i|ii /_） ,; ;,,. Y: : :i:i:i:i||||: : :.| ／し':::::::._jト、.i:i:i::: : : : i:i
: : : |:::::l: : : : : : ::::::::l::}i|i|||i|i|i|i|i||i||.⌒ヽ .;: ::;, ヽ.i:i:i:i:i||||: : :/::::ﾄ（.::::::::'⌒) ） ノしｲ.:i
: : : i::::::ｲ: : : : : :::::::l::}i|i|||i|i|i|i|i.丶 _人ﾉ, ;: ; ( ..￣.||||:..lJ:::::::)｀ｽ::::::./'´ /´￣´ o.i|i
: : : :: :ﾉi!: : : l::::: : :,':::i三二ﾆ==--i从ヽ .;: ;,ﾉ .|:i:|. ヽ::/´ .: : ::.＿）､ ﾟ.:i:i:i::::::|i|i|ii:i|i|i
: : : :,' : :i! : ::{::::: : ,':::|三三三 r===＜彡-'"ｿ_;;#;;从ﾉ="(ン(",,.￣......|:l、 .:. ⌒ヽ;;ﾉi:i:i:::::i:i::::i|i|i|i|i|i:i
: : : l:::: :i! : :::,: : ::::l: :::i三三..(＼,ノ´フ,{='に}/{てニ}r=ｨへ,）≡..＿,.ｨ ｀ﾞﾞ ｀ヾ .....! .ii:i:i:::::i:i:i:i:i|i|i|i|i|i||
: : :.!:::: ii! : :::,: : : ::!: :::i!三三..＞｀てk-'ﾄ､iﾉ//ヽ)ー'ﾚr小)人ミ.⌒)ノ .l .i:i:::::i:i:i:i:i|i|i|i|i|i|i|||||
（ノメ'ﾄf //けi」（ノ'(ツハ）ﾄ)三 （＿
＾^''"'"ｹ) (ハ)"(ハ)ヽ)"^＾
.
＿＿
／ ＼
／ _ノ ＼
| （ ●） ）
| （__ﾉ_） なんかこう、太鼓でも叩いて踊りだしたい光景だろ。
| ｀ ⌒ﾉ
|. | ＿
| ＿＿＿__ | ﾄ、 ＾)ﾉrｧ
／::::::::::::::::::::| ../ |し'!､_ﾉ |＿ノし! ﾘ rイ
_ゝ＿,─::、＿|./ー, し-‐１ r―‐'´ :ト､ｨ__j しﾍ
. .／´::::／.:::::::::::＼｀|::./. ,イ | |! |! :| ｨ――''ｲ | ト､＿＿,ｨ ト､
／:::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::＼|. ）ﾉ_j l| :八,ｨ し' / / し‐ ニ!:/ イ ,ｨｲ ム l
./::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::＼,. ￣ ) _ノ:（__ノ _.／ / // ﾚ' し' (ノrイ ） |
..... /::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::＼. /'´ /'´￣ /´ _,.ノ / ＾)/
/´￣ ＿,
ﾄ､ ⌒)ノ
∧ ,ﾉ::::ヽ、
,ﾉ:::ﾊ /::::::::::'ﾊ
／::::::::::l､_／::::::::::::::::::}
,／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} ／l
,／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ _／:::::|
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ー"::::::::::::i
ﾄ､_ ,."::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
.i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iヽ､::::::::::<__
[二二二二二二-"Yハ::::|二＼::::::／
l'::::::::::::::::::::::::::::," ,_.|.l | l/ r' .i .￣
ヾ:::::::::::::::::::::::::i' i' l l.| 'i _f;| あ、それわかる。
丶:::::::::::::::::::::l、 'yl |i 〉
＼::::::::::::::::::::>、| l.l､ __} 火って、こう、ヒャッハードンドコしたくなりますよね。
);nr'Y´｀Y' | .|ﾊ ,ノ
. , -───-- ､ | | ﾍ´l i ＿, -── --,
＿__/＿＿＿＿＿＿ﾆ､_|__ゝl＿!＿ ,r'￣ ,r - ‐' "´
≦者圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ y´ ￣^､ i!る }
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ ∨ ヽ ヾ-′
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ ∨ ,ﾍ 丶-′
.
＿＿＿_
／ ﾉ_ ヽ,, ＼
／ ≦ﾟ≧ﾐ:≦ﾟ≧
／ ___'__ ＼ 徹底的に加熱してから冷水ぶっ掛けですし、
| |r┬| |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) 燃やしてるあいだドンドコしたいなら止めませんよ？
ノ | / / / (⌒) / / / /
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／ √7√| .__ __,,√|,ﾍ
ヽ ＿＿ ／ / ／ ,,=＿__} .l,,ﾆﾆ,{ ｊ / /ﾚ''ﾑ/ /７!７
/__,,,,=-┐r―-<~ ,ィ―-┘二,,/ √ｊ ｊメレﾞ
ｒｰ７ .| | .「ﾞ} ﾚ=ｰ''''1 |√} ＿| .Ｌ=ナ
/ ./ | | | | √/ .| ｊ | .|／三-ｫ┌ｰ'
／ ﾉ / ./ | | | | ! ..| |/ ﾚ'￣/７ | .|.|~|
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒ ＼ｊ l_,| ﾚﾞ |／ / .ｊ レ'.|,_|
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ ｌ／
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 祭りじゃないし、……冷静な人間も残っていないとね。
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
ｎ.____ __
|┌‐┘ _,n___ [][]「l . | | ｒ､ ∩ ∩
Ｌ.二ｺ `l_ﾔ′ くノ. |_| ＼> に二二l ∪ ∪
○ ○
.......X ／
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..十＋ .＼__人__人__人__人__人__人__／ _,.イ:.:.:.:.:.:／:.:／￣￣:＼
.. | ≫ ≪ /:.:{:.{:.:.:.:.:/:.:／:.／￣￣:.:.:ヽ 丶､/
. ≪ 燃えろ燃えろー！！ ≫ .ﾄ､:ヽ＼:.:.{:./:.／∠-=ミ､:.:.:八 /ヽ／
. ,. ≫ ≪ . |:.:.Yーｧァ Ｔ:.「 ｀ミ､:.:.:.:.:.:.:ヽ. ／ ﾍ.
. ／ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼ ﾚ':.| {:.{ _ﾉノ ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.} "´i￣
. ,:l / ,...:::::::/ ,.::‐::::::イ::/,..::l ＿. {:.:.:L__乂 〃_,.-=≦ ﾄ､_:.:.:.:.〈
.ﾞ＿ ,:::| 〃 ／:::::::::/::´::::::::::::::::/´::::/´ ヾYヾfrミ､'´^｀¨´ }ﾚ^}}:.:.:.:.:}
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...､::､l::'l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜＿ ＼ _ , ..-. ハヽ｀￣ / / ＞‐=ﾉ_ / / ,. -､
....ヽ::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ-―― ｀ /--´'_ｿ. }∧｀こ´ ／ ／: :／: ／７ 7 / ／ /
...-､＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｨヽ､:::,-_､! ヽ,/:.:.:.:.l l l. j 〕￣r=≦､__／ _∠／__/ /￣:＼／ ／
. ＼::｀:::::::ﾄ､_,ｨ´二 ｀ヽ ´＼:ヽ,..::l l-､ }､／､:.:.:.:.:l l ､. __,ｨ-〃ヾ《{{＿ノ_,. -=≦::::::::/ /:::::::::／ ／
. ｀ゝ＿ゝ､_ｺゝzｿ , -::／､＼:lﾘノ/-':./ /:.:.:.:.._ _,.イ{___{{_,. -=≦全≧ミ、:.:.:.:.:.:.:.／ / ／ ／:|
. ＿::::::,イ:/,::7_ｰ､',ｨ弍!_ ﾉ ﾘ-' l:.:.:.:l {:.ﾞr≦||:.:.:.:rr ￣ ,.イ{:.:.{{⌒}}:.:.:}}＞､__／ └ ´ ／:::::::|
. l､ {/ l:ﾊ ､ __￣ // //:.:.:.:ヽ./||:.:..||:.:.: ||:::::::::{{___{{__}}ヾ〃{{__}}／ `ー-- ､ └―‐┴―――‐-ｧ
. ＿ / ＼. ｀ ヽﾒ ∨_ ｝ ｲ-'/,ｲ:.:.l l:.:/:::||//:.:.:.:.:||::::::::「／￣￣￣￣￣ `ー-､ ､＿＿＿＿_／
. ー/ ｀ゝ/ ∧｀ ー '´､､:.:.:lヽ:.://:.|::: ||:.:＼:.:.:.||::::::::|{ ﾉ ` ―=ﾆ
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. ,r ヽ/ ｀ヽ､ ＿,..ﾞ/::::::::::::ヽ＿_／:::::::::||{__n::::::::.＼__人__人__人__人__人__人__人／
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
┌────────────────────────────────┐
│■「なになに + Wolf」や「Wolf + あれそれ」は比較的ありふれた名前 │
│ アドルフ ＝高貴な狼（ドイツ語系） │
│ ランドルフ ＝盾の狼 （ドイツ語系） │
│ ウォルフガング＝狼の道 （ドイツ語系） │
│ ローウェル ＝若い狼 （英語系） │
│ フォッケ=ウルフはフォッケさん＆ウルフさんの連名、強いていえば群集=狼 .│
└────────────────────────────────┘
-…-
／ ＼
′ ヽ
/ / _/ ﾄｨｯﾍ ＼ヽ
,ｲ i! r7ハ i}《｡》 ﾊ ｝ iV ｝
／｣{_八j刈≧ﾒ､ ´jﾉ斗≦ﾘ }__iL__ わかりやすさを優先して
´ ヽ⌒ﾐVＹf::::ﾃヾ ィ::::ﾃ刈く⌒／
｀^iｰ|iﾘ ｀ﾟ¨ ， ｀ﾟ¨ ｊ}ｧ彳ｉ 現代の単位系やヨーロッパ中世に存在しない表現を用いることと同様、
jN「ハ _ _ ｲ }/ | l
i| { /＼ ／i !| ﾊ | 言語統一もしていないのは今更ではある。
i| |//! ｢≧ ≦ﾆ」j人/'}ｉ l
__iｊ,｣-┴ｦﾆ}Ｈ{ ニﾄﾉ＞ﾐ儿L___
/７: : :く 厂￣ ￣｀寸､ /: : : ｛/＼
｛/ : :r／￣二つv ⌒`＼ 〉 : : : V ﾌA
/: : :/ Ｙノア Ｙ: : : : : :＼//ﾊ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/: : : ｝ ﾉ／ ｝ﾍ:i : : : : : ＼7. ┃ キャスト・キャラ名の時点ですでにね。
/: : : /ﾆヽ=ｷ､ ,、 __ 彡ｨ ハ: : : : : : : 《 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
｛ : : /ﾆﾆ==/: : i 「: : : |jリ /＼: : : : : : ＼
.
原始時代の本能でも残ってんのか
┌─────────────────────────────────────┐
│■ロケット・ストーブの特徴 │
│ 吸気力を煙突のドラフトに頼らないので、煙突をルーズに引き回せることが今回の肝。 │
│ 詳しくは第11回と第12回参照。 │
└─────────────────────────────────────┘
. .::´ ＼
／ i| ヽ
/ i| i
,′ r'７ _＿＿＿_ｲ{ﾍｖ〈〉ﾂﾊ} ＿＿＿__ ﾄ､ ，
|/ 《,/ ＼＿＿(_ j| ／i＼ | i_)＿＿／ ∧》 |
,:ｲ / / / ⊆|Z《= =》キ{⊇ Ｔ ¨｀＼ |
／/：／′{ {｣＿｣＿|八｀＼j／ 八| / | j＿,} | |
. ／ ｛i ! ｊｉハ ｉ| /|二「うト ム斗≠寸｢ ∧ j | 煙のなかの「熱」回収による室内暖房を目論み
... / く￣￣￣~{ﾄ 八,x 示ミメ人 ィリ示ミx.ﾄ 乂| !￣￣｀ ﾌ
. { ＼ フ（イ| 《 ｛{::rJ）ﾊ /{（rJ::}｝ 》 i /｝く| !7⌒ ／ 土管煙道（煙突）を引き回している。
. ＼ ｀):| i人 ヽゞﾆ'’ ゞﾆ'’ ′jﾊ/ヘ!と´ ／
i:｀ヽ.| |ヘ＼{ `¨ j〉 `¨´ ム r| イ|
l ! ト ｧ｀＼ /|マィ|j | ! ローマ時代に床下（煙道）暖房は存在するが
. .! :| |厂∧ _ ＿ //|//, || !.:
:l ! ///＼ （ 〉 イ､'/!/ |! : 中世中期だとロストテクノロジー気味なのと
,'/〔 Ｌ ＞ ｀こ´ ＜ ｣ 〕/|, l i
i .: :i /|＿￣二≧_ _≦二￣＿|/|:: | 熱効率がかなり違うようなので一応チート判定。
| .::i |! |〔￣ ｢ [￣ ￣］ ｝ ￣〕 }::: i |
. j:. .;丿,人 i}/〉 | |三:三| | （〈 ﾘ::: | |
ノ::／ ;'（ }ム八._ | |…:…| | ∠＼ | |
￣￣￣￣￣ﾌへ｀⌒／／三=三＼＼ /｀⌒￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 欲を言えば土管ではなく金属系配管の輻射熱が欲しいですが、手に入っていないものは仕方なし。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌───────────────────────────────────────┐
│■空気バネ（ダンパー） │
│ 【 気体に関するボイルの法則 】 「一定温度下で気体の圧力と体積は反比例の関係にある」. │
│ │
│ 要するに、強く押せば強く反発する、軽く押せば反発も軽い、可変レートのバネになる。 .│
│ この特性のため荷重変動の大きな鉄道車両やバスなどに採用されることが多い。 │
└───────────────────────────────────────┘
-━- ...__
｡ ﾟ ⌒^ 、
／ i|:. ヽ
/ ／} ﾊ|!:: ..::: ::...
, ′ _/ / /ﾉ〔〕:: i :|::rﾍ } :.
,:// 〈/ ⊆ﾆｽz＿/A＿r4ﾆ⊇|iλ_〉 |! i
///! :ｉ { / | ｛ {≫∨≪jﾊ L__ ｝ l｝ :| | |
. //ｲ｣| :! |ｨ ナ弌､.ト{ ﾉf孑＾） ﾉVｲ :|ｲ | 馬車のバネ式サスペンション登場が15世紀、
/┌-'く|人 !|/ｨ≠ミxﾒjﾚ く7ｧ示ミx }i | ノ-‐┐
. ｛ｉ八 へ,ﾘ vｲ〈{~{:じｿ）) ｲ{:じｿ}） 》 Ｖ＾マ 丿 鉄道用空気バネは19世紀からとなる。
. 人{ ＼/ /}〉ゝ＾…" .: ＾ …"ィ｀/γ ／从
〈 ｀ }/ ＼乂 .:i "ｿ _／: / |}＼
ｲ ｉ／i｀ｰﾄ､ ‘ 爪｢::. ｲ::. |! ） ふいごや浣腸器は存在するが、
/ {/| | ::|::l＼ ー _. 一 ｲ |::i!:: i ：: |{
. / .:! l i! :::|::|:::个:._ ｀ ／｣| :!::|::. | ：: 八 既知の技術・概念を他分野へ応用するのも
. , ′ ::| | i::|::|::｛L二 ＞＝＜ 二ｺ｝:|::|::. | .}i::::.. )}＼
. ..::::| i l .人|::|:::{|￣〕／⌒＼〔￣¨i}::l::|:: |ハ 〉:ﾄ､ ＼ イノベーションではある。
. , / .:::i l i| i!:::|::l:ノく ｣i／⌒＼｢i 込乂;: | }/ :| 丶、＼
.. / /__＿｣_| iリ=＜、 ／ﾆ=＝=ﾆ＼（／/ ﾞ＞| /| :| ｝乂 ＼
. / :::厂,77∧｝ |「 ／二二ﾆﾆ二二＼ |/ |^ｰi|┴ｚ=ュ｡）ﾉヽ
. ／ｉ ::////ﾉ￣ﾟ{ !i -‐＜二二二ﾆﾆ二二二＞ｚ-__/j |! /″〈////ﾍ )）
. /′i!:｛///∧ | i|二二二二二ﾆﾆ二二二二二／人 ﾘ｛/ ／ V///l| ,'（
/′ .i!:｛//∧. | i|二二二二二ﾆﾆ二二二二 （／ ﾉﾘ｛ / ／ V//l| ,'ハ
.
┌───────────────────────────────────┐
│■ダンパーが欲しい！？ │
│ 特にコイルスプリングだと減衰するまでが長い。つまり揺れ続けることになる。 .│
│ │
│ ここではコイルスプリングは実現せず、 │
│ 積層板バネは自身の摩擦が抵抗となって振動が減衰するが、 │
│ それでもなかなか収まらないゆらゆ～ら。 │
└───────────────────────────────────┘
／ ...::: ..::ヽ
/;::... ...:::/ .; ;; iヾ ...:::::｀、
{j::7::.. / ﾊwＹｲ;. ! .:! ﾍ i
≦}|::../..::;i|..::;|7ﾟАﾟ|;. | .:i i |! {≧
i:::;! 十ナ|≠|ｭ.∨ﾑｨｻ十ト!|::|l::|! ピストンとシリンダを密閉できるのであれば素直に空気バネだが、
|:::| i |ィｆ艾ヽ! !ィf艾ﾍメ|:儿!|
, r‐ｹ卞ﾘ､ゝｔソ ゝtソ И广＾フ ３人はそこまでの工作精度を持ち合わせていない。
（ ｀＞t{ム ｀¨´ ｀¨´ tﾘィ^ j｀:､ ﾀﾞﾝﾊﾟｰ
ゝ=彡ｲ| /.ﾊ ‘ ..:::|i:::| i| ） 抵抗、減衰器、ショックアブソーバーとしてなら
（ |;Ｙ/i |::.. (_ .ｱ .ｲ::::||:::! i| '
｀|i !; |::|::::j＞ _ _ ＜〔:|::::ﾘ::乂 | 密閉できなくてもいいと割り切れたのがポイントだな。
｣人:|::|:::」｢￣}甘{￣｀トし-=ミ_⊥__
／⌒=彡亠vｧi_ ノ ⌒ヘ､__Ｋ : : : /ノ : : ＼
〈: : : : : : :｀v／~ ￣＼／: : : : : : : ＼
/: : : : : : :／ ＼: : : : : : : : :｝）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ あえて極論しますが、サスペンションを語るならバネなんかよりダンパーのほうが重要なのです！（力説）
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────────┐
│■遠心分離機 │
│ 高速回転により遠心力を発生させて比重の異なる液体や固形物を分離させる装置。 │
│ 比重差がわずかであっても分離させること、また短時間で分離をすることができる。 .│
│ │
│ 相対的遠心加速度＝1118×ｒ×N＾2×10＾-8×ｇ │
│ （ここでr＝回転半径[cm]、N＝回転数[rpm]、ｇ＝重力加速度） │
└────────────────────────────────────┘
-…-
／ ＼
′ ヽ
/ / _/ ﾄｨｯﾍ ＼ヽ
,ｲ i! r7ハ i}《｡》 ﾊ ｝ iV ｝ 発明品としての遠心分離機の登場は19世紀後半、
／｣{_八j刈≧ﾒ､ ´jﾉ斗≦ﾘ }__iL__
´ ヽ⌒ﾐVＹでﾃヾ ィうｱ刈く⌒／ 乳とクリームの分離を目的としたミルクセパレータとして登場した。
｀^iｰ|iﾘ ｀ﾟ¨ ， ｀ﾟ¨ j}ｧ彳'ｉ
jN「ハ _ _ ｲ}/ |: l 身近な例としては洗濯機の脱水も同じ理屈。
i| {/ ＼ ／i !| ﾊ |
i| |//! ｢≧ ≦ﾆ」j人/'}ｉ l 溶液を入れたバケツ（樽）を振り回すマッスィーンと思っておけばよかろう。
__iｊ,｣-┴ｦﾆ}Ｈ{ ニ ﾄ＞ﾐj儿L__
/７: : :く 厂￣ ￣｀寸､ /: : : :/ﾗ､
｛/ : : r／¨￣Ｙ⌒`＼ 〉/ : : : :{__ﾌ｝
／: : : :/ fＪ { Ｖﾍ : : : : {二/
/: : : : : :｝ ｝￣＼ ｛ ｝: : : : Ｖ《. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/: : : : ／二二人､ _ﾊ _ノﾆ＼ : : 彡ｨ/. ┃ ちなみに洗濯機の脱水で30～50ｇくらいだそうです。
｛: :: ／二二ﾆ/}: :i 「: :ﾑ二二 ＼ : : ｛ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿ ┌──────────────────────┐
∠二＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__. │■トレビュシェット（平衡錘投石機） │
{ﾆ=――┬――――――━＝^~⌒＼ │ 錘の位置エネルギーを利用するタイプの投石器。 . │
∨´￣￣｛ ＼丶、.. │ テコの原理を効かせる天秤型の腕を持ち、 │
＼ ／. `< ＼. │ 片方に錘、もう片方に投げる石などをセットする。.....│
￣￣￣￣. ＼ 丶、 . └──────────────────────┘
∧＼ ＼
∧ .＼ ＼
∧ ＼ ＼
∧ ＼ ＼
○- _ ＼ ＼
// ‐-＼ ＼
○ ＼ ＼
″ ＼ ＼
/' ＼ ＼
〃 ＼ ＼
/｜ [__] ＼r‐┐ ＿＿_
/ | | |,＼ ﾉ:i:i:|ﾆﾆﾆﾆ／| 〉
/ | | | ', |:[_]:l〉／／ └‐ '
/ | / | |', ',_|:i:i:i:|_∠
/ | / /! ! ', ';i:(O):i:i:i:＼
/. | / /,,| |i:i:', ';:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼
/ | / /:i:i:| |:i:i:i', ';:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼
/. | / /|:i:ｉ:ｉ| |:i:i:i:i', ';i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|
/. |. / / ,．'´:| |ﾟ'*．i:', ';i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|
〈 / | /〉 ,．/ /,．'＼: | |:i:i:i:i:ｉﾟ'', ';*．:i:i:i:i:i／
', /. | / ,．'´,./ / | |￣￣￣', ', ．ﾟ'*．
∨ Π |/ ,．'´,．'´/ /. | l ', ', ﾟ'*．ﾟ'*．
_r‐Y⌒Y--Y⌒Y-､_＿,．'´,．'´＿./ /＿＿___＿_| |＿＿＿__.', ', ﾟ'*．ﾟ'*．
┌┘[ 乂乂∨乂乂 ]└┬≦――‐'‐'――――‐┼┼――――'‐'―――`ー`ー―‐┐
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
┌─────────────────────────────────┐
│■天秤腕型インパクト │
│ ここでは、ほぼトレビュシェットを小ぶりにしたものの錘側に杭歯をつけ、 .│
│ 打ち下ろしによる地面崩しの機能を誇る土木マッスィーン。 │
│ │
│ 土台より先に天秤腕が伸びており、打撃点を離れたところに設定できること、 .│
│ 腕先の円運動により打撃点を斜めに引っかくことによる崩し効果が特徴。. │
└─────────────────────────────────┘
. _＿ _ , ）
-‐=ﾆマ::::: ヘィ、
/ ＿_／ : :ﾊ ヽ ｝
.::.∠ﾆ/ ..:::.. }:|К〉 } ＼
,/.:::..￣7:::::::::ﾘ/i:::::|jﾉ Ｙ 人 〉
ﾘ /::i::.{::::::;ｲz‐| サﾒ、}ｔナ八j′ ３人にとってはもともとクレーンとして製作したブツの
/i／__｣L{ /:!／=＝ =-トN ｷﾂﾂｷ
..::::.ﾟ .＜ ーﾍ {V iﾘ ＞ 腕が上下方向に動く啄木鳥バリエーション。
..:::／ ｡゜,/ ＞､_ソ〉 ｌｒ｢
ｲ／ /／:/ /::::ﾌ/| ￣ ﾊ } トレビュシェット自体のヨーロッパにおける最古の記録が
／ 。ﾟ :/:::::/ /／彡ﾉ ｰ┬＜′/
（ i: 。/ ../::::/イ ／仆≦ ￣￣ｱ7i 1165年東ローマだそうなので、ぎりチートということでいいよな？
.::／/ ∠ｭrﾍﾆｺ⌒ﾐく / / ||ｺ≦ｭ、
/ ／／厂￣＼＼＼_ へ_＿/ /乂ﾑノ_ } 》
/ .:／::::ハ::.. ＼＼ ／￣￣＼_ ,勹￣V ヽ
/ !|::::/ フ〉〈[ vノ Ｙ/
./!|;/ ／/L__||__ } i
/:::｛i ／ /（〔=Ｙﾆ〕 ..: !/
::::::::し 人/ﾌ∧く::::::... ／/:.. ｲ{
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ヨーロッパ中世でクレーンが登場するのが1200年代だし、なんにしてもチートで間違いないはず。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■岩砕き（加熱急冷、穴氷、木矢）――――――――――――――─――――――――
・加熱急冷
熱で石を膨張させてから一気に冷やして収縮させる。そのストレスで割る。
構成成分に極端な部位差があれば加熱膨張だけでも割れることはある。
……が、大岩ともなると一部を加熱しても他所に熱が分散してしまうので、
火縄等で部分的に加熱急冷し、脆くなったところを手がかりに砕いていくようだ。
・穴氷
岩の割れ目（穴）に入った水は、まず上方・冷気に近いほうが凍り、いわば蓋になる。
そのうえで岩内で凍結膨張すると、岩に高圧がかかることになる。
石切としては意図してやるというより、寒冷期のアクシデントとして知られる。
・木矢
割れ目（穴）に木矢をはめ込んで、水をかけて吸わせ、膨張させることで割る。
――――――――――――――─――――――――――――――――――――――
／ ヽ
/ ＼
′ ..::: Ｖ ，
i::... __／ , /∧ }》 }
| ｝ r'7 /__r=ィ≠|《 〉く ⊇|乂 i|
|/ 《/ └ｦi/ |jヾｲ斗≦ﾔく ∧ いずれも石工や鉱山系の専門職では知られた知識・技術である。
,:ｲ 八 「ハ７Ｔ气ト jイう}^)ト⌒＞
／ | i | i|ィてミメ､. └ﾟ´ 儿,イ｢i| 理屈はともかく経験的に使われている方法なので
｛′ ! 人| 八《 Ｌ｡ﾘ j〉 |! | ﾒ|
j ／ マ| { `¨´ 八∧jﾉ 知識チートではないと判定しておこう。
∠__⌒ヽ| 人 _ -ｧ / |ﾘ!
i ｀⌒Ｔ _|lヽ ｀ ´ ｲ| |i |
| i !| {f ￣ ≧z _ ィ〔i_从_儿|
|i |! | i }｝: : : 丁｢三ﾆ｢Ｋ￣: : : ヽ
＿ﾘ_｣| t┴＜: : : : | |三ﾆﾑト、: : : : : :＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
,√: : : : | |: : : : : : : / 仁＝ﾆマ 〉: : : : : : :》 ┃ 加熱急冷は、ドラマ的には絵になりますが……
/ ﾉ: : : : :.i| |: : : : : ／ノ ＼: : : : :｛ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌───────────────────────────────────────┐
│■はねくり備中 │
│ 鋤の後部に支えと足を突っ込む下駄のようなものがついており、テコの原理で土を耕せる。 │
│ また、立って作業できるため腰への負担が少なく、長時間の労働が可能とされる。 │
│ │
│ 発祥時期（大正初め？昭和10年頃？）や場所、考案者が資料により異なり、詳細不明。 │
│ 機械備中、下駄備中、クレンコ、グレンショコ、ハネツリ、踏鍬など、異名も多い。 │
└───────────────────────────────────────┘
,.. -―ﾍ ‐―- .. _
..:::::::.... ...::::::::::::...、
／...:::; : : : : : : : : : :
,...;:::::::/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
,ｲ;::::::.. i ..::::; 7 ｉ ､ ,.::ヽ,
/ i;::: ;::! i /::; ;ﾐv川 .;:iﾊ ; .; ..;、
ノ; : 7:::| i |ｲ | l | Å ;! i | "!:| i ｉ ;..;:},
. .._｡_彡彳 .i i | j j;|コ] | |《㈲ﾟ| | |]ｺｉ:| | | ;i }:ﾊ
. （´ ;i:::::| .! | -‐クサ‐+ﾘ､:| ∨ ﾉﾑﾌ‐廾オ7 ;|,ｲ !
｀ :rｆ‐-;┤| | ;!;/,ｨ勹ミﾒ､ ;! ´ ﾉ,ｨ勹ﾀﾒ､人ﾘ亠ｧ バネによるアシスト機能はあったりなかったり。
,仆.､ﾉ人j:|::i/〃{/;;::j 冫 {/;::j ﾊくレイ＾
/:::|:::|「ﾟｰNリ ‘ｰ ' ｀ ｰ' /ﾉ i |ｉ 「備中」は刃先の形状で、
, ..::::|:::|! .::|,个::.. , "ｲ .;! !.ｉ;
. ／..:: ,/;:::| ..::| .;| ∧ _ ,. ,;ﾟ::ｉ .;: ;: :;、 先端がおおむね３～4本の平たい歯にわかれている。
. , ,.／/ ;:::| /:| .;| /| ｉ::.. ｲ::::i::!.;:ｉ ! .;ｉﾍ
. __ ,.イ ／/ ;:（ 少′ｉ ;/ | ;|:::「＞ .. ..＜ｉ!|;::八,ﾉ;! .;ｉ ｊ ｀、 異名からもわかるように、
..ﾞ, ' ﾉ;:::'...;ム .;:乂:彡ｨ.::ｊ ,/ | ;!:: ﾄ､｀¨￣｀V￣´.|!!/彡ｲﾉ,/／ｊ; ﾟ
. ／/.; ;;／￣三二==┴‐-┴＜_ i 〃 /ｉ¨＞==≦ー-ｆｭ， ） 必ずしも「備中」ではない「はねくり」も存在する。
......,/,ノ＾γ⌒｀ミｭ ＼... / .!._＿/∧＿{ 〔 ′ .:.. ﾊvﾍ , '
. ; /ハ ヽ∧:::. ／／ ＼＼ ::.. | | ｉl
. ,／/ ;}. ∧ :::... ／／─-､ ::'"´￣＼＼ ! ｉ ﾘ
..='′イ " 〉 〉く / ..::ｖ ＼＼ .;ｉｙ' ノｉ
..ﾞ, '′;! ノ ＼ｉ＿||＿._ .:::::.. ＼Y/ !
. ノ 〉ー=彡 ::〔(二i]二) } ノハｉ! .:〈
.
┌────────────────────────────────────────┐
│■鍬（クワ）と鋤（スキ）と犂（スキ） │
│ 鍬（クワ） ： 刃を上から振りかざし、自分の身体の方に引くようにして使う、手前に耕す。 │
│ 鋤（スキ） ： 地面に刃を刺し込んで使う。いわゆるスコップ・シャベル（ショベル）にほぼ同じ。 . │
│ 犂（スキ） ： 牛の字が組み込まれているように、牛や馬など家畜の力で耕すための農耕具。 │
└────────────────────────────────────────┘
_,, =-ミ
/´ ｀ヽ
,ｲ i/ ﾙ ikzＬi ｝ |￣￣|
＜7ｨi/ﾋﾃjﾉ fﾗﾄｱ | .口. | ｸﾜ ｽｷ
/ｲ {人 _, /jﾘ ｀| |´ ついでなのでここでの鍬と鋤の使い分けの基準。
,'／彡iﾉ＞-＜ﾄ|⌒rzz､＿＿... | |_
／( ,ｨ≠:＞r-く/: ＞: : : : rｧ: ::｢｀｀Ｔ＾.つと） 鍬と書いてスキと読むケースもあるがここではこう！
ｿ {: ／ Ｖ/: r--'´｀￣┴ｰ┸-.| |
,/i （ ｝:「i| | | あと、こういう刃先が「備中」。
（､ i :!＞ 彡: :/| |i. | |
ﾞ !: : |:l ｢: : :ｲil| ;ﾄ､. | | ＿＿＿
|::__/》〕 〔三zz《 Ｖi/,)） | | /:::::○:::::/
Ｌ__/:/ |_: : ∧ / | | /::::::::::::::::/ ＼
（ Ｊ{/ ＼: : :ヽ. ,..--| |ー-、 /::::::::::::::::/ ＼ ＼
└Ｊ!ﾍ /／ i: : :ヽ l ∨ l /::::::::::::::::/ ＼ ＼
i: ! ､_{ } : : : ! l 「＾l 「＾l l /::::::::::::::::/ ＼ ＼
|: i | i: : : : |. l l .l l .l l. ￣￣￣ ＼ ＼
|: i | i: : : : |. l_.」 l._｣ .l_.」 ■鋤（スキ） ￣ ■鍬（クワ）
.
,.-''"i"⌒） 彡
ｻﾞｯ ／ ヽ､_ｲ. ｏ ,.'⌒ヽ､
< ,. -､ / o . _ノ⌒´ ）
＿_ ,へ／ /.. （_ 〈
:: ／- - ＼ ／／ ｀"'ｰ-' ｻﾞｯ .｀ヽ､__ !
／ （● ●）＼ ／／ ｀"'ｰ'"
（ (_人_) ）／／7'ヽ. ,. -‐- ､. .
くヽr'::ヽ‐-‐'´:/⌒ヽ'"´ / ／
⌒ヽ, ＼＼::::::::::::〈 〈___,／ / ⌒｀"'ｰ'
⌒｀"'ｰ'⌒く:＼＼:::::::::::'r-'" 彡 i ⌒ ⌒ ,.'⌒ ヽ､
⊂[[二二＼＼二＞ ､ ,' ,. .'⌒ ⌒
ヽ ⌒／/:::::｀Ｔ＼＼＼ ヽ / ______. ,.'⌒ ヽ､ ___／■「掘る」ならスコップ
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_,, =-ミ
/ ｀ヽ
/ 7｣kzi| Ｌﾍ ﾄ } ｽｷ
＜|Ｙftｯ jﾙtｯ刈｢ア さらに細かい話をすれば鋤はすく・耕すものだが、
ｆ｛ j人 _ ﾊﾄﾘ{ /｝ ｽｸ
｀､＼ __ ＿＿ _ｒzzr/ j|＞- ＜ﾋし⌒rzz､＿＿ __ノ ぅ スコップは土を「掬う」こと持ち上げる機能がメイン。
ィゝ ､[ｪ´｢: :ﾉr : ,ｨ≠＞r-く/: ＞: : : : : rｧ: : :｢｀ｪ[__ノ′
｀￣ ￣´｀￣/'ｰ{/ Ｖ/: rt--='´｀￣ ￣ JIS規格では足をかける部分のあるなしで
/ ,/（ ｝:「 |
' ノ（ノ!＞ 彡: :/| |i 「ショベル（シャベル）」「スコップ」をわけているらしいが、
/|:l ｢: : :ｲ il |;ﾄ､ ｴﾝﾋﾟ
ー-= 彡イ》〕 〔{三zz《Ｖi/ ,)） 「円匙」呼びはどうするのとかそこまで気にしない。
/:/ |_: : ∧ /
ノ'7 ＼: : ヽ
'´´ !ﾍ /／ i: : :ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
i: :! ､_{ } : : : !.... ┃ スコップはオランダ語で、シャベル（ショベル）は英語です。
l: i | i: : : :|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
|: i | i: : : :|
.
二二二二二二二二二二二二ﾆ二二二二二二二二
三三三三三三三三三三三 ｒＴ＾ｫ 三三三三三三三
三三三三三三三三三三三 ﾄ{ （ i 三三三三三三三
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣∩｣ ,ﾍ｝￣￣￣￣￣￣￣
｝ ,ｲ ｝ 、 ヽ ｷﾞｲｨ
∨ ¨￣]. ） ｌ }
〔_彡 r） ′ 丿
〔ｧ彡'人
〈: : : : : ＼
,.. -‐━=v､.: : : :＼
／ ヽ.: : _,ハ
｝ﾉ,: :､乙_;: :〉 そうそう、スコップといえば第一次世界大戦での活躍をはじめ
イ´ |ｉ ｀';::... ﾞｖく=ミ
｛ﾊ小ﾍ{ ｉｆ: : : ｝ 一部探索家達が“折れた”と嘆くなど欠かせぬアイテムであり、
刈い、 ;:.. i: :｀ｙ）
ハ｝ j!::::.... |: :くﾍ よくネタにされる旧ソ連の37mm軽迫撃砲はイロモノすぎるとしても
. ｴｰﾄ…… .（ 乂f升ｭ ト:.. |＾ミヽ〉
r'⌒ ヾト|! |: ::.. !ｒへ/ 現代の各国軍でも様々な方向性が模索され
｢￣ミ；八|! |: !| ∨
｛7, }|. ;∧! |: :| { スイスのアーミーナイフばりの多機能を誇る中国共産党私兵の(ry
∨_／. :|: 人 |i : |_/
｛: : : : : ｊ: : : ｝!| : :｢{
__＿＿_|: : : : :Ａ: : ｲｉ |i : ；八
/=- ､ ￣Y: : : : :{_ ＼:ﾘハ{ ﾄ､ ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
｛ゝ:.: : :＼_〉: : : : :｝＼}＼__}） i_』｝ ∧. ┃ もうチートとか関係ない話になってるんダヨー！
|: :{: : : : : |: : : : :/ ﾞ≧z4|ｉ |ﾓ} {ハ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
|i: :ヽ: : : :j: : : :./＞f（: : : ;ﾙ;ﾘi ! 人ｊ｝
＼: : ＼にﾆﾆｺ: :/｛: :ヽ: : 【p》 | i{ ﾘ
＼: :/Oﾆ=/ : : : : : : : : : i| jﾉｲ）,/
ﾌミ､ 〈＼ : : : : : : : : jﾉ_,ｨノ″
__＿＿＿＿＿ ／＞-tＫ｀ー--…=z＜T「￣＼ ＿＿＿
￣￣￣￣￣r/ ム ( ｛＼_,, rf 彡V rf彡｝ ￣￣
__＿＿＿ ／ノ´⌒乙う辷2ｭ＿イ丈_ /ィく __/ ＿＿＿
｀´ ｀⌒￣~ ￣´ ｀⌒¨
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┴┬┴┬┤ﾐ｜エエ.....':;:. :::..エ. :.:λ:: ::'; ::,)､::.:;.:,:;.:. エエ｜ﾐ├┴┬┴┬
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエエ ':;ヾ::.:ｿ)人ノ从:.ｿ）ノ ）:.: .;,.' エエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエエ ＿＿＿＿ . (ソﾍ （::.:.:'.,; :.....エエ｜ﾐ├┴┬┴┬
,ィ≦￣ﾐ､ ＿ ／´ ｀ヽ ...て:;;':. ｜ﾐ├┬┴┬┴
／＼ ＼ . ´ .／ ‘， ..（:: ｜ﾐ├┴┬┴┬
／ .＼ ＼ ／ ／ ＿ ! .,ゞ.:. f´￣￣￣￣ ｀ヽ .┴
／.＼ ＼ ＼ ／ ／´ ＞ ､} .（: :... | ……。 |...┬
ｲ ＼ ＼ ./ ／ ＼ .）::: ゝ＿＿＿＿_ ノ....┴
＼ ＼ ./ ／ ＼ .｜ﾐ├┴─┴─
＼ ヾ | ／ ／ ‘， . └･┘ ￣￣￣
＼ .八 / ／ i ハ....',',＿＿＿＿＼
＼ .＼ ＼ / / ／ .| | ∧ .' ' ────┘
＼ ＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :
＼ ＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !
＼ | { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|
＼ .＼ 八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/
＼ .＼ ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ /
＼ ＼ /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦
／＼ ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣ 週１日は予備に入れて稼働を５日として……
／ ＼ .／.Ｙ / V .| | .／
イ .≧z≦ .ｲ＿_ .∨ .! __ ィ うー、くりあがって……うー、
.)/ ＞――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ
／／: : | ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_
/ : : : ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八. ＿＿
.′l: : : :| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ... （ ｶｷｯ）..... ＿＿
| Y: : :: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ } . ￣￣ （ ｶｷｯ）
| : : : : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′ ￣￣
.
，＜￣￣￣￣￣￣￣ ＞ ､
／ ＿＿＿ ＼
／ . ´ ｀＼=-= . ＼
_ .／ ／ ゜ ＞＼
__／ ≧=-/ ／ / ／ !. ヾ
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :， , ' ⌒ヽ
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ ヽ ♪ノ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i } . |／
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} / オフレッサーら動員できる男手12人、
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | ﾏ ﾌ 八_ イ { いまある41町歩全てを耕起することは可能みたいじゃ！
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ ー .イ .| -=≦!
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.| 確かめてくれ。
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
: : : { {: : : :{ }: :.ﾊ Ｖ::!__ _ヾ_ｨ彡ﾊーイ
､: :八 ｀: : :ﾊ /: : : :} }Ｙ} ＞ ､ ∨}:. V
..＼: :ヽ Ｙ: : : /: : : :/ : }ﾊ ＼ ヾ!: :}.､
.Ｙ: }／´￣｀＼: : :／ .／::::|. ＼ ハ: .八＼
───────────────────────────■春の耕作に関する事前計算
前提条件
・ロレンス・ホロ関連は除外
・やらないお たち３人と女手を除く
・春のはじめの２か月（８週間）が時間制限
動員 ： 12人×40日＝480人日
耕起(荒). ： 41町歩×10人日＝410人日 ※1人1日当たり1反見込み
種まき ： 41町歩×0.25人日＝11人日（切り上げ） ※1人1日当たり4町歩見込み
────────────────────────────────────────
.
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼ ,.:┐
.（ ●）（ ●） ..| ／ ｜
（__人__） .|./ / ……うん、計算はあってるだろ。
i⌒ ´ .r－､ |/ ／
{ ヽ, ',. .,/ :/', 牛２頭も回せるので、多少余裕はある感じかな。
.ヽ .| l_/_, -‐､',
.ヽ . | / , -－'i|
/ { V , -－ﾍ
| ヽ Ｌ| r= |
/ ／ ＼ ヽ＿__
ノ{.ｲ′ ./ ‘， Y ＞､
. ／{ｲ .Ⅳ ,′ / / ヽ :. } / /.__
| ||| 〈 .| . ｲ / { ヽ .| | | .＞<_./ /ﾉ 八
.ｲﾉ |ゝ .≧=ﾐ| |' .| ﾚ} .ｲ ﾊ { ハ .| | |´_.／ ヽ / ／
/ .{八.八 ／ ＼__| | | / |/､ﾚ ヾ＼斗､!Ⅵ ﾊ/ /-{ ただ、全力でいくと種籾に41石。
. { .八 ＼.ﾉ¨＼ .八 ∨ヾ!､＿_, ､＿_, }/.{/ｲ .ｲ 八 .
..... ∨ ＼ / ＞-＞-八 ￣ ￣ 从ハ=≦ .／ミ､ そうなるとわしの菜園やマウナの狩果を入れても、
.. r.ｲ＼ /Y＼ _ゞl≧=- ' ｲ .|ノ __ ＿ イ__ノ {
.. |( / ≧=- ／´ ﾊ__＞ . ´｀ イノ .!: : : :＼ 収穫まで食糧が持つかどうか。
.. ヾ .八 ./:/ /: { ｀ヽ' .≧=≦／ ノ､ ヽ: ヽヽ ／
＼ /:/ /: :/≧=zミY｀¨´< ｒ≦ }: :} }: : :ヽ＼≦／ しかも取れ高は町歩で２石超えれば御の字じゃ。
≧=.ｲ: :{ { : { {:.{/、){__ )! 八: : | ヽ: : : } ∨=
/ {: : :| 〉: | ヽヽ.ヽ⌒ヽ ／{ {: :八 .〉 : j 〉
. 八 .|: :八 { : ｌ }:.} .∧ / .八ヽ: : :} ./ : / /
.ヾ: : : :ヽ.| :ﾉ ./:/ / ∧ ./ Y}:_ ィ-＜:/ イ
.＞z＜二＞ｲ＜ ＿_Y ＿＿.〉--=ミ､ﾉ二ヾ--=､
. ｀Y ＿_〈 ﾌ｀Y ヽ }--=ミ/二＜三>ニ}
‘， l〈 / ￣￣｀ヽ /二二二{＜´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 計算の簡略化のため、耕地１町歩に種籾１石分播くとします。１石＝1人１年分の食糧です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
vwvwvwvvwvwvvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvwvvwvwv
ｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖvｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖｗｖvｗｖｖvｗｖｗｖｖvｗｖ
V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/ V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
| || || || || || |||| || || || || || || || || || || || || | || || || || || |||| || || || || || || || || || || || || ||| || || || ||| || || || |
.||..ミOO彡.|.ミOO彡.|| ミOO彡.|.ミOO彡..||..ミOO彡.|.ミOO彡.|| ミOO彡.|.ミOO彡..||.ミOO彡.||ミOO彡..||.ミOO彡.||ミOO
.|| ミOO､l||||ｌミOO､l||||ｌミOO.､l||||ｌ,OO ､l|.|| ミOO､l||||ｌミOO､l||||ｌミOO.､l||||ｌ,OO ､l||||ｌ, OO ､l||||ｌ,OO ､l||||ｌ, OO ､l||||ｌ,OO
|| ミOO.ﾐOO彡 ﾐOO彡. ﾐOO彡 ﾐ...|| ミOO.ﾐOO彡 ﾐOO彡. ﾐOO彡 ﾐOO彡. ﾐOO彡 ﾐOO彡. ﾐOO彡
..|| ./..||..ミOO彡 ミOO彡 ミOO彡 ミO|| ./..||..ミOO彡 ミOO彡 ミOO彡 ミOO彡 ミOO彡 ミOO彡 ミOO彡
..|| |. ||.ミOO ､l||||ｌ,OO ､l||||ｌ, OO ､l||||ｌ,O.|| |. ||.ミOO ､l||||ｌ,OO ､l||||ｌ, OO ､l||||ｌ,OO ､l||||ｌ, OO ､l||||ｌ,OO ､l||||ｌ, OO ､l||
..||ﾉ |||.ミOO ﾐOO彡 ﾐOO彡..O.ﾐOO彡||ﾉ |||.ミOO ﾐOO彡 ﾐOO彡..O.ﾐOO彡.O.ﾐOO彡..O.ﾐOO彡OﾐOO彡.O. ﾐO
.ヽ|. / || | ||..ミOO彡.|.ミOO彡.|| ミOO ヽ|. / || | ||..ミOO彡.|.ミOO彡.|| ミOO彡.|.ミOO彡..||.ミOO彡.||ミOO彡..||.ミO
...||./ ||ﾉ. || ミOO彡.|.ミOO彡.|| ミOO彡..||./ ||ﾉ. || ミOO彡.|.ミOO彡.|| ミOO彡.|.ミOO彡..||.ミOO彡.||ミOO彡..||.ミO
.. ＿_ |l /|| ミ...__ ー-- . ._ _. || ミOOｿ..||＿_ |l /|| ミOOｿ..|| ミOOｿ. || ミOOｿ..|| ミOOｿ ||.ミOOｿ...||.ミOOｿ ||.ミO
/⌒ヽ|. /.|.／:/,／￣: : : : : : : ｀＞..||. ...|./⌒ヽ|. /.|| ./..||. ...|| ./..|| .|| ./..||. ...|| ./..|| || ./..||. ...|| ./..|| .|| ./..||
./' |. ||./._/: :/: : :／: : : : : : : : : : : :｀〈 /' |. ||./...|| |. || || |. ||.. ..|| | ||| || |. || .|| | .|| || | . ||.. ..|| |. ||
|. |.|/ /. . ./, : : : : : : : ､. . . . . ヽ.ﾉ! |. |.|/. ||ﾉ. || ﾉ!.ﾉ .|| ﾉ! .|| ﾉ! .|| ﾉ!.|ﾉ .||. ﾉ!.ﾉ .|| ﾉ!.|ﾉ ||
＼_.|. '. .:/: : : :l:{:.:/|{: :|!:.:.:/!: : l!: : : : :ﾊ _.|. ＿_ |l /..|| ./ |.l ..|| ./ |.|l ..|| ./ |.|l ..|| ./ |..|l /|| ./ |.|l ..|| ./ | |l ||
.|/ /i: :.i: : : : :|:乂｣ﾑ从:./ }: :ｲ|!: } |:i: }!...|..|/ /⌒ヽ|. / || | |..| /|| | |. |. .|| | |..|ノ/|| | |. |. /.|| | |..| /.|| | |. |. ||
/ /'. i:.:.!: : :!: :|ﾄｨrﾃﾐ､ヽ{ /ノｨ从// }/ | ||./ /' |. ||./ ||ﾉ |.||./ ||ﾉ | ||./ ||ﾉ | ||./. ||ﾉ | ||./. ||ﾉ | ||./..||ﾉ■麦畑
￣￣￣￣.i:.:|: : :|: :.ik 辷ｿ {Ｊﾘ〉/イ .￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. i:.:|: : :i: : i ｀´ ヽ｀¨´ﾑ: } 初年度でありんすからな。
. i:.:|: : :i: : i ′ 八:.!
_}:ﾊ: : ヽ: :ト． ´｀ .,イ: : :/ わっちらの畑で期待値が２．５～２．６石/町歩、
.. (三ﾆヽ: : ､:.∧ ｀ ｧ:イ:.:/. .:./
_入＼三ヽ:丶: ＼ {_/:.:/: : ｲ 凶作でもなければシタノ村ほかから買い入れはできようが……。
/三三＼＼三ﾆ=-/)ｱX⌒Y/ﾉ-､
／三三三ﾆ≧､二>/ /ハｿ ヽ三ﾐ､
,'三三三三三三三/ / /三三ﾊ
仁三三三三三三ﾆ| ノ ﾏ三三ﾆ! ┏━━━━━━━━━━━━━┓
..,三三三三三三三//^ヽ､/ム ∧三三i| ┃ いわゆる収穫倍率です。
..}三三三三三三∨/ ハ__,∧ ∧ ﾏ三三! ┗━━━━━━━━━━━━━▼
/三三三三三三i/ ′／ }:/ ∧》∧ X三ﾆ)
.
l ∧ lヽ.l::::l l l::l l:::::ヽ l:ヽ ヾ l:＼. l::::', l::', ,':::::::', ./:::::
,' ./ｨ:l l:::｀::::l. l l::l､ ',:::､:｀:::lヽ.`l l::,::ヽ. l:::::', l::::',. ,'::::::::::',/l/::::::::
,' ／.ﾘl l::::::::::!. !l::!ヽ!､',::.l､:::::l ヽ. ! l:::l::::ヽ!::::::', l:::::∨:::::::::::::::::,:::::::::
.ﾑ' l !:::::::! !､＿」├‐`ヽ::.L',::::! ヽl l:::l',::::::::::l､l:ﾘ:::::::::::/::::::::::::/!:::::::
. l l::l::::::＼ヽ ﾚ' ＿_ゝl ',::「 ` ',l.::!ﾘ l::::::/.!l､:::::::::::,'::::::::::::/､!:::::/
,l//l:::::,ｨ:::〉 '´､弁＞､l .ﾚ ',::/ !l l:::::::λ::::::::::/ >!::/
. ﾚ' .l:::l l:,' ゞｸ ノ ﾚ ﾘ !::::::l l:::::::://' ﾚ
l::l !' ＼￣´ !::::l l:::::// ﾉ 逆に凶作時には売ってくれるはずもない。
ﾚ ./ ｀ l::/ l:::/-- イ /
/ , -､ l/ .ﾚ __ ／ 団員も増えることを見越し
〈 / ｀ ‐-- ---､ l 「:´:::::
` ,/ --彡 l ﾘ､::::: 余力を残すべきだろうね。
, ' ｒ‐-- ---- イ＿ j ',:::/
／ /､＿-＝=-‐ ´ ￣｀ヽ ／ ﾚ／
/ ,ﾑ'´ ニ彳 ／ ／
l - '´ _,, -‐' ´￣ ,￣｀,〉／ ／
} , ＜ 孑'´ ／
〈 -‐' ´ _斗=≦´＜ ／
／￣￣＼
／ ノ ヽ、.＼
| （●）（●） |
/￣￣￣ 丶人__）. | バッドイベントくらったら一巻の終わり、万事休すってわけか。
/ ＼ .＿|＿＿＿__
, --'､ / ｀〉 完全な自給自足は来年・再来年もまだ無理ってことだな。
/ ⌒ ） / /
,′ ﾉ / /
l T´ ..＿ ./ r'´￣ヽ
ヽ ノ .／丶､ / （ ￣ l
｀'ー'´ | .｀'ｰ'――┬― --､/ _.ﾉ
.
, ' ´´7 ｀ 、
/ /l ＼
/ , l '」 , i 、 ヽ
/ｨ l .l`´l l､ l､ l ! l. ',
,' l /l l. l l ヽ_」寸ﾄ､ ! !. '、
l l l‐-ﾘ､ ',「´ｨ云zｧ Ⅵ ! ﾄ ､
/1 ,Ⅵィ'心! 、ゞ孑'´ ﾚ､ ,' ﾄ､ ﾍ',｀
ﾚ ! ｨ.l｀´/ ｀ l / /' !| .| 新規開墾分を無視すると、牛や馬に牧草地も必要だろう。
l/ l l ､ И l/ィ/ , !
、` i/斤'´ ﾘ｀ そうすると４分の１、
ヽ ' 二 ￣ ｲ !. ,'
ヽ , i i i , , 、／ .ﾚ!Ⅳ_ 10町歩くらいは休耕放牧地として残すのもありじゃないかな。
ヽ.l ! i イ´ /-‐' ￣ /、
／´.', ／´.! ﾉ_: :＼
／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
￣_二ヽ ﾚ'´ -‐'ﾌ--―- ､ /:.:.:.｀‐-. 、
,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ : : : ＿: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:`‐- 、
-‐':´ : /: :＿ ├ζ二-‐/-‐ ´ : : : ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,. :'´:.:.:.:.:.:.:.:/' ´: : : :,' ./ ./: : : : ＿ : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | ユーミルに任せてる菜園の分もとっておかないとな。
（ |
{ | どれくらいいる？
⊂ ヽ∩ く
,──⊂てヽ ,,_ '､＿ ＼ ／ ). ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ ／ `´ ／|_＼ “ .／| ┃ 牛１頭に２町歩、馬だとそれ以上に確保したいところ。
￣￣￣￣ .＼__／ | ＼_／ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.ハ＿/ヽ／ . =- ―- ‐ = =- . ＼彡ｲ__
/{.Y V / ／ ＼ ∨ .ハ
ﾄ{八.| .ゝ/ ／ ＼ ＼ ∨
.ﾉ ヾ ! / / ／ / .∧ ∨ .∨
| .八. ,′ ,′ / / ./ | .∧ ∨ .∨
／{ ／{′ .′ ,′/ ./ /{ ヽ .ハ .| |
.{ 八 ト{ ト､ { { l{ /ﾚ{ /{.ハ 八 .! i | .| |
∨. ＼ .八＼ ＼ .! ! ハ/≧|/､ l! ＼{ヾ|ヾ } .} 从 ｨ≦
＼_／ ＼{ .＼V八{ .ｲハ心 .ｨ禾心 ﾄ./ /}/､／ わしの菜園はさほど広さはいらぬし
.ｨ==..ハ ＼ .／ .ヾ{ヾ ∨し' しｲリﾘ/ .ｲ / /二ﾆ彡
ゞ- / ＼ ≧≧={ {l＼ ´ , ｀¨ ./ ｲ/!-.イ ／ 休耕放牧地と春期夏期で入れ替えできるから、
∨ ＼ ﾉ |込. ､ _ ´ｲ /|ﾄ､_二ﾆ=≦
.}＼ ≧=-=ﾆ_〈 .ﾄ､ .＞ . .. ＜二//l| ﾃ==≦´ 麦播くところだけ確定してほしいのじゃ。
Y. ＼ ／∨八 ＞ァ':＼.二-=≦ﾊ／/ .八--､＿＿_
,ｨ≧､_.＼ ＞:.´{ /:.＼ ＼∧::::::::|::::::::::::／ ./ /: : ､ ∨＿＿
ヾ( ￣〃 .|ｲ:/ /:.＞ l ∨::::!::::::／〈／.／_ ./|ﾊ. ∨＿＿
{{ /: |:/ /: ((⌒Y ヾ-≦ ,.<／z〃/ .|:八} ` ＜
八 /: / ﾊ://ヾ ∧ ／ /.V |ヽ:/: :. : :
_〉 }: :l__{:＞===ミ∧＿＿イ≦ﾆﾐ､/ .! |__ﾊ: : :} :
／￣￣ ＼
__ノ ｀⌒ ＼
（●).（● ) | ユーミルの計算結果持って、
（__人___） |
, =二ニﾆヽ､ | 麦作30町歩目安で やるお・できるお とすりあわせておくだろ。
/ 二 ヽ､`,┘ ﾄ、
/ -､ }、j┘ ｲ ⌒ヽ 人日が足りるかどうか心配だったが、むしろ種籾がネックだったとは。
/ /{_/＿ ,／ }
/ ノ∧ ｨ }
| | / i | |
.
_,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_._,n＿00 _ｎ_ｎ_....,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i
...,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,└l ｎ | └Ln┌'.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,
_,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.U Ｕ く.丿 ,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i ィi〔
.....i／i／i／iｴ（ヽ、 ,ﾉ ）´( ､ ゝ､ﾆｴi＼i＼i＼i＼ii.,,,,i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,_ ィi〔
.....i／i／i／iﾆﾆ) Y 人 ヽ)ゝ'.丿,ﾆi＼i＼i＼i＼i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i.,,,＿,_i..... ィi〔
.....i／i／i／iｴ!）ﾉ' ﾉ ,（ ` . ´（ｴi＼i＼i＼i＼i.,,,,i.,,,＿,_i.,,,..ﾞ, ⌒"'‐⌒>''"
.....i／i／i／/ (（ ´!. ､. ﾞ─ ‐｀t＼i＼i＼i＼i.,,,＿,_i.,,, . ／ ／>′
.....i／i／レ,′, ヽ杉 tゝ､.ﾞ_" '' ‐-=ﾆﾕ≦=‐─ ‐ ,,i.,,,＿,ﾞ/ {:i/ :{ﾞ,_
.....i／i／i /f ゛彡 ）ﾐ . ﾞo｡., ｀ " '' ‐-=ﾆﾕ′ ﾔ{ ', ／:i
.....i／ ﾊﾟﾁ /∥ !||i. ⌒` ≧o｡., {:i:i:i:i:i:ノ ﾏ, ':, ./:i:i:i:i:
ﾊﾟﾁ.. ⌒` ≧o｡.,＼:i/ ＼ :＼ /:i:i:i:i:i:
. ＿＿/.._,n＿00 _ｎ_ｎ_.;;|＿＿＿＿＿＿',',＿＿＿ { 〕iト.,:＼., /:i:i:i:i:i:i:
......─-└l ｎ | └Ln┌' '-─────-' '───. ﾊ ､_____ _,_,ィi〔〕ﾄ､≧{:i:i:i:i:i:i:i:i:
U Ｕ く.丿 ﾊ.,,,,, _ ￣ :}￣/ Y:i_:i:i:￣:i:i:i:i〕iト
〕iト‐<__ } { ＼:i:i:i:i{: : : : :
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_ノ
. . -‐: :＝: : : : ー-ミ
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: .. 丶､/
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ /ヽ／
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ ／ ﾍ.
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧ "´i￣
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }/≧≠ミ: !:: ::从
イ }:i :N{才 ＿__｀ﾞ ノ 斗r-=ミN Y::; 種籾はしょうがないさ。
从(ハ{ ´￣￣｀.ﾊ ´ゞ:りｲ 》.:}ｱ}}′ ｱﾌﾞﾐ ｽｷ
八 从 , , , , :! , , , , i 八 むしろ片足を支え棒の鐙につっこむから、一本足鋤？
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ 俺もちょっと使わせてもらったが、
＼ 弋二二二ア ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ { あれだと畑起こす時間がさらに短縮できるんじゃないかな。
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
.
. /: : /: :.| ／: : : : : :/: : : : : : : : : : : ＼: : : :＼
/: : /: : : ! /: : : : : : :/: : : :/: : : : : : : : : : ヽ: :ヽ: ＼
... ,': : : : : : : ｉ: /: : : : : : :/:ｌ: : : :|: : : : : : :＼: : : : : : :ｌ: :ド:ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━┓
. ｉ: : : : : : : :ｉ / : : : : : : ,': :|: : : :|: : :l: :ヽ: : : ヽ : : l : |: :| l|.... ┃ はねくり備中ぇ……
. |: : : : : : : :∨ : : : : : : :ﾊ: :|: : : :|: : :| : ハ : :|_＼:l : |: :l ||.... ┗━━━━━━━━━━━━▼
. |: : : : : : : : | : : : : : : : |: l: |: : : :|: : :|: :| | ;.イ∨从:∧/ ﾘ
. |: : : : : : : : | : : : : : : : |: l: |: : : :|: : :|:八 j/Vｨて㍉/ : !
ｉ: : : : : : : :.| : : : : : : : l: :斗七:丁厂⌒｀ fﾄ::ﾟﾘ ｲ: : :|
. ｌ: : : : : : : :l : : : : : : : | ∨ィチてヾ ゞ='^ | : : | ｽｷ ｱﾌﾞﾐ
l : : : : : : : ｉ:.: : : : : : :|Y圦iド:;ｲﾘ 、 } : : | 鋤に鐙をつけるとは、面白いことを考えるでありんすな。
. l: : : : : : : : : : : : : : : :Vヾゞ辷ﾝ^ 〉 /: : : |
. | : : : : : : : : ':, : : : : : : . __ ′: : :| 鐙鋤とでも呼ぼうか？
. ハ: : : : : : : :.い : : : : : : '. ､ ＜ _／ ｲ: :l: : : :|
. l : '.: : : : : : : l:ハ : : : : : : ∨＞ ､_ ／::∧: :l : : :|
. |: : ｌ : : : : : : /: ∧ : : : : : : '. 丁ヽ::::/::∧ l: : :.|
. |: : | : : : : : /: /::∧ : : : : : : : { 八::::/::∧:l: :│
. /: : :l : : : : /／:::/::∧: : : : : : ∨ ∨ 《Ⅸ:::/:∧: :│
/: : :/| : : : /ﾉ :::::::::/::∧: : : : :ｌ: |-─＿＿》 V::/::∧ │
. /: : :/│: : 〃::＼::::::::/::::|: : : : :ｌ: |:＼{{二¨7＿_V:::::::::ヽ |
.. /: : / j: : /::::::::::::丶 ::::::::|: : : : :ｌ: | ＼ {{￣ }}ﾍ､_::::::::＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .| 考えたのはヨコシマやクレイ、トラップたちな。
! （__人__） |
, っ ｀⌒´ | やってみてよさそうだったから採用したが、穴掘りには不向きだっただろ。
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
.
／ ./ | ‘， ∨ } } / 〉
{ ∨ / | i ヽ :. ∨/ / ﾊ ｲハ
.／＼/ / { | i | | ヽ } .ﾊ.､ |ハ ／ / }/
八＼ , i { | ./! i | .ﾊ八 }､} .ﾄ､ | | ＼ ! ＼_/ ／ ﾉ
.ｨヾ＼N .| | l /八{ヾﾄ { ヾ {＼ .|.斗 |ハ | / .| ソ ／.八 ／
_ﾄ､.〉、 ＼Y ﾊ .l､ !{___≧z≦ ≦zzz=.ｧY / 八／ ／彡' 〉／ ／
ﾉ ≧＼ .八{ .〉! ヾ八 つ:::::::} つ::::::::ﾘ/´ /￣ ア イﾊ-=彡ｲ
≧=ｚ__三ﾆ/ハ ＼{＼ヽゝ- ' `ー '/ ｲ ／ -=≦ 彡ｲ /
〉-- .ﾊ ＼＼ | { ./イ}〃⌒ヽヽﾆ=-=≦彡ﾊ＞=彡ｲ
.《´ ￣ ／＼_≧l| ﾄ _ ノ⌒ヽ .イ 弋＿ノ } イ
≧=- l| 八___＞ .}´: : : _:ノ=≦＞＼/ ィムﾆﾆ彡＞ｲ 片足を突っ込んでおるからのう、
〉ｚ=---! ＼{ Y三ﾆ＞ ´7: :｀ヽ´ ト､ Y ／ .)/
ヾ( 八 .ﾐ≧==／:/ /: : : : }∧ /___ハr' ／ 刃先を持ち上げるのに邪魔じゃったな。
≧z___/: :/ /: : : : : | }ﾊ Y，
.ｲ: :/ .,: : : : : :.ﾘ |: | .|∧
,..ｨ≦: : /-≦三ミ: : ,′ |: | .|＼:＼
Y /: : ノヾイ: : : : : : { .|:ハ :} | ヽ :Y
／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ 足を抜いていても、じゃあ使わない余分な部品が邪魔になるか。
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ
ヽ ､〈 ｊハ{::::! 支え棒部分をつけ外しも、いちいちとなると面倒そうだね。
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : :
.
|:|.:.:.:.:.:.:|.:.い:⊥ |.:ﾊ: | l:| |:.|l.:.:|.:|.:.:l:.:|:|.:.|.:.:.:.:.:.:|.:|
|:|.:.:.:.:.:.:l从.:Ⅵ l八ヾ､ﾘ ﾚⅣ ﾚ厂|从l:ｲ .:.:.:.:. |.:|
|:!:.:.:.:.:.:. l ≦ｱテ心 ｨチﾃ心≧ |.:.:.:.:.:.:.|.:|
|:|:._:.:.:.:.: |ﾍ {ﾄ-じﾉi} {ﾄじ-ﾉi} ｲ､j .:.:.:.:.: |.:| _
|:f' l＝.:キ ＝¨三 `三¨＝ ≠.:.:＝.:.:l:./ }
. l :| :|:==.:.'. ＝ == == ＝/.:.:.== .:.:j/ /_ 土を鋤く耕すのと土砂を掬い掘るのとでは、
／|.:.| :|:.＝:.キ ＝ == j:. == ≠.:.:==.:.:.=/ / ｀ヽ
. / l:._| :'.:.:/＾7:ﾍ. t――――ｧ ｲ.:.:./.:｢｀ｌ:./ / } 求める刃先の形状も違うでありんすからな。
r-ﾄrｰ｢ } ∨ ,' :. :. ヽ､ `ー―‐一' イ〃.:./.:.:| ﾚ′/'＾ﾄ､ _j
{ `! { ｛ / │:.:.:.: ', | ＞ __. ＜ |∨.:.:./.:.:.:.| .} / / }'´ ）
`ﾄ､{ ﾍ }./ .|.:.:.:.:.:.:∨ /.:.:./.:.:.:.:.l { {. / /tイ
l ＼ﾉじ′ :|.:.:.:.:.:.:.:.'. ＼ ／ ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.: | ヾ:Jじ'´ j/
. | ｛ j.:.:.:.:.:.:.:.:l l.:.:.:.i.:.:.:.:.:.:.{ /
,, -─- ､._
／ ヽ
. | |
. | ノ ヽ､ .| 耕す効果は実感してるんで、とりあえず1ダース12本分は作ろうってことになってるが、
. | （●）（●） | ｸｻﾘﾍﾞ
| （__人__） | これは鎖部のお義父さんたちと手持ち鉄の余裕次第だろ。
ヽ ｀⌒´ ﾉ
/ ∩ノ ⊃ ヽ,
. { / ＿ノ }
| / / ｨ |
.
ｲ / ｌ | | ､ ', ハ
/ l | | | |､ |ヽ } ! ;
. / ｌ | ┼‐:ト l } 斗‐l :| | |
{ | | ,ﾑテミ ,ィテミ! .l | ｽｷ
| | | |弋zｿ 弋zｿj ｌ | 鋤を用途に合わせて何種類も、しかも鉄の刃先でとは。
| rrﾑww , ww/rr11ﾊ
ﾉｲ ! 「.i r＝＝.ｧ .ｲ l ｌｌ | ヽ お大尽でありんす。
/ ヽ ' ＞ﾞ､ ﾆ ".＜ .ノ ヽ
{ ＼ } { イ }
| /` /＿_∧ .V/ |
│ ./ ∧ ∧ ∨ ｌ
,| / ＼.ｲ{ ヽ _ ｲﾏ ￣ ∨ ト､
／ | / / ∧/∧ﾊ ∨ .! ＼
／ ! / .,' l////.l.ハ ', .| ヽ
/Ｌ ィ＿_| {. / ￣￣ ∧ } | ',
＿
／ ＠＼__
rイ´ｒ ￣｀ t.、｀7
ﾘ '; ; ; ; ; ; ; ; ;Y/
人{; ; ; ; ｊﾘ; ; ; ; ｝孑ｊ 道具の使い分けは職人の娘としてはわかる話ではあるが、
{久从炒 炒ﾘ匕歹
ゝと｀ ゝ, ｰ イﾘ｀ヽﾘ 同時に、とても贅沢なことでもあるのじゃ。
,ｒﾘヾ＠ンリx z,、
_,' i / | ヽ ﾄ,///ｊｚ
く///|/／＼ ｙ`‐‐-z ｀ -‐i
ｌゝ 〉-/ｊﾆ.|X|ニ| / ／
| ゝ, 7..ル.|X|ニ|.＜ル／´.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|. _.z.‐〈ﾆﾆ」X|ﾆﾆﾌ_／ ┃ 刃先の先っちょ部分だけ鉄製でもそれなりに貴重品です。
ﾘ〈井井ゝイⅤ＼/井井ゝ.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
________
／) / .) ＼
/ ./::/ ./:::／ ） ＼
l .l/ /／ ∠___ |
l / ／ ／ _､,,.ノ | 鉄製農具の貴重さか。
r /___) |
/ / | 今思い出してもモトノ村での盗難事件……あれは後味が悪かっただろ。
/ ノ |
{ jヽ /
.| i > 人＿
| |／ ￣ ヽ
.| | ｨ ヽ
／ , ´ ￣ ｀ ､ ＼
./ ＞---〈 ＼ ＼≠=ミ
/ . ´ | .| ＼ ヽ ヽ
. .′/ / .| | .| ＼ ∨ ‘，
.ィ{ ./ | | ﾊ {､ {ﾄ､ {､ } .ハ .∨ }
「 |/{ l | .{ノ! .八ヾ .>x=ﾐ､ﾄ､ | .〉 .／≧==ミ､
／ ﾊ | ﾄ.{ヾ{ Ⅵヾ{ ｲ心 }} } } }/.／ }
< ／{人! .| ｆ芯ヽ 乂ﾂ ,ﾘ | ./ / /≧=---ｚ＿＿
>´ .ノ|八ヾ从乂ｊ |/} ./´￣7´￣￣ 盗人の腕一本で済まされたのじゃろ？
... {／ ／ ∨ 个 ｀ J / .|/ | ./ ＿＿＿
/ / ヾﾄ{ヽ _. =‐┐ イ | / .／＞----- いくらわしらが他所者扱いとはいえ甘い処分じゃ、
... 〈 / ／ﾉ .込 lﾆ=-- ¨´ イ | .!Y ／／ ＿
..... У ./ 「 / ﾉ.＞ . ＜＿{.ﾉ ハ / / ／´￣ 同村内での盗みじゃったらそんなものではないぞ。
＼ /{ |イ／´ヽ￣ヽ｀.７ﾆﾆﾆﾆ／ ／イ≧/ ./ .
. Y ﾚ ／l: : : : ‘，ﾏﾊ {＜三ﾆ{ .／⌒}--=ミ､＿_{ /⌒ヽ
/{ .|: : : : : :， ﾏﾊ ｀¨¨.ゞ=)´7､ﾊ-=ﾐ、＼ ゞ=.=.〈ｒ） .}
/: | ‘: : : : : :‘. ﾏﾊ ／／ V}､ ﾏハ / .ノ
. {: :.| '，: : : : : ，.ﾏﾊ ⌒´ .Ⅵ､. ∨ﾊ /／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 信賞必罰は大切なのです。何度も言い聞かせるより、１度の見せしめ。吊るすしかないのです！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿ｒ'´ ￣ ￣｀`‐- 、
./ l ＼
./ /! l ヽ
/ｨ /,' /ﾚ」/! / l ',
/ィ〈./' ' `l'.ﾚ/. l l , ',
´ ／ ､""´ /ｨ /ﾙ /ﾚl / l`
.< ´ .ｲ'//ﾘ_ハ! ヽ お三方が処分を強行しても、
` l/ｒ＜ /ﾚ'｀ `
r" .ヽ￣｀ ./ l ./ それでモトノ村、ひいてはゾォルケン家配下と拗れてしまうのも困る。
（ =‐' ,'i i i , , __,ノ, .'ﾚ､ /
ゝ-' .ゝ-=＝´ ,-'‐――'‐'┐ 盗人も、村ごと匿われると他所者にはどうしようもない。
／'／」 ,. .､-‐┬ヽ、
∠_ >ﾆ／ヽ: : :ヽ_: '-‐<
／／￣:ヽ;／´￣:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／／`丶／´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
/./＿: :／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
/./: : :／:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
／￣￣＼
／ _,ノ ヽ＼
| （ ●）（●）
.＼ | （__人__） ああ、事件以降は道具に番号と印刻んで毎日回収するようにしたわけだが、
.＼ .| ｀ ⌒ﾉ
. ＼ ヽ } 崖や沼に落としたことになっている何本かは……疑いだすときりがない。
.＼_,ゝ ノ
／, r､ く
./ 〈 ＼ i
. ヽ､ .ヽ ＼ i..｜
.て_） ＼ﾉ
＼
.
/: : : : : : : /: : : : : /:::::|::| : :. : : :.
. , : : : : : : : /: : : : : /.:/:;:!::| ::: :: : : } : : :.ヽ
. i .,: : : : : ,': : : : : ,´l:://i∧!i:: .:: : :/: :i .:l:.い
. |/: : : : : i : : : : : | .|」入」!i:|:ﾊi:::/i:: :7.::j:::i::i
/: : : : : : | : : : : : lﾍｈnいヾﾄ、iﾙ.|:::/:::/,´|:|
. //／: : : /i : : : : : | ﾏ辷ｿ 斗-イ:://.ﾘ
/ｲ´: : / ./::| : : : : : l `¨ {tｿﾊ/イ /
. //: : ／: /:::::l : : : : : | 〉/::::::::! 道具を貸し出すごとに保証金込みで使用料を取り、
//- ´ ＜´¨￣|::::. : : ::.l─- 、 - 、´,::::::::::::!
{/.:.:.:.:.:.:.:.:.:'´ 二l : : ::::. ::| 、::::::＼ ／!:i::::::!::i 返却時に保証金を戻す……領主もいるようでありんす。
「:.:.:.:.:.:.:／／／ﾍ: ::::: : : i::::ヽ:::::::::ヽ、:l::::::i::|
.. ／|／.:／／／.:.:, -.＼:::. ::ﾍ:::::::＼:::::::〉::i:::::l::|
／,／.:／／／.:.:／:::, "´￣｀ヾ｀、:::::::ヽ/i::::|::::!::|
ｆ,/´ ./ ､ ＼ .∨＿_ｨ≦ ￣ハ
.〈/ / { ､ ＼ ∧ ∨三ﾐ}≦彡ｲﾍ
./ { | ハ ∨ ﾊ ∨__ノ⌒}彡 .〉
. ! | |. | |八 }､ .} } ﾊ. ∨ 人=イﾍ
.{ | ﾚﾊ.| | {ヾ ＼ |ハヾ ﾄ､| } } .／_彡'==ｧﾊ イ
ﾊ .| | {ヾ_ヾ! ＼{-=≦zミ Y 从!_.／}ﾆ==彡ｲ .}人
. Ⅳヾ! l| ｲ心＼ ヽ. てrツ }! ./_ﾘ / ハ=-＿ ｨ彡ﾊ彡 それくらいはするのが当然かもしれぬ。
ミﾆ |八_ ゞ' ｀¨ 八f:::::Y三二7￣ } .)/
}ミ三込｀ ' ｲ} 从:::ノ}､＿.ゞ=ｧ=彡Y / やらないお たちはお人よし過ぎるのじゃ。
}≧ﾘミ＞ .'- イ /{三彡≧=ゞzz=彡'
/＿／´_ ≧=≦二/ ハ| ＞---.､'-ｧ7
／´＿_ ＞.､ ￣ 7 ／/:.! ｀ヽ: : Y
..／ｨ// /＞.， ＼ｲ_.zィ/:/}: :| .}: : |ﾊ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ まっとうな現代日本人の感覚だと、貸したものは返してくれるのが当然と思っちゃうよね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
__ ｜ | ｜_ｨ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :::::／／: : : : .|／／ . |:::::|!
// !＼ | | ./:/ ￣￣￣￣￣￣|￣|￣￣￣￣￣￣l |: :!!: : : : ／／, ｜:::|!
. //::::|::::!:＼ .| | /:/ || : : : : : : : : : : : :| |: : : : : : : : : : : : |.ｌ: :|ｌ: : ／／ ,ｨ |:::::|!
//!|::::|: :l::|::;:＼ └―./:/ l l| : : : : : : : : : : : :| |: : : : : : : : : : : : |.|: :|l／／ ／!:! |:::::|!
. //::::|::::|:ｨ==========/:/ l l l|＿＿＿＿＿＿|＿|＿＿＿＿＿＿| !／／ ／. : !:! |:::::|!
//!|::::|: :/三三三三三/:/,ｌ l l l|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ／ ／. : ／|:| |:::::|!
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//!|::::|:: /三三三三三/:/ l l l l/::| |｢￣￣￣￣￣￣￣￣￣|| | |::|／..: : : ::|:| |:::::|!
/::::|::::!:/ニニニニニ /:/ l l l l/: ::| || ｢￣￣|: : : : : : : : : : : : :|| | |::| . : : : : : !:! |:::::|!
::l: :|:::l/ニニニニニ /:/ l l l l/ : :＿＿|＿＿.|―─┐: : : : : : :|| | |::|.:: : : : : ::|:| |:::::|!
::l: :l::/ニニニニニ /:/ l l l l/:.／ ＼..~~~~ |:: : : : : : ::|| | |::| : : : : ／}:! |:::::|!
::|: :/二二二二二/:/ l l l l/:: | ＼_ .|.....＿＿__.!: : : : :
::|:/二二二二二［_］.l l l l/:: : | (●） | なんとも世知辛ぇなあ。
::/二二二二二 : | | l l l/＿_(人__） ＿＿|,二ヽ- 、.....＿＿
/二二二二二二:| | l l∠爪∠!´￣ .｀l ＼ ともあれほどほどに岩砕いて上水道の溜池完成、
二二二二二二 | |. （＿＿＿∨ ヽヽ、/ ∧|: ::|
二二二二二二 | |/::.∨ ∧ .｀ー ‐ヽ、´ヽ ∧ 沼側で制水ダムにかかり、総じて順調とはいえるだろ。
∨ ∧ ＼ ヽ ﾞ∧
∨ ∧ .∨ | ∧
∨ ∧ ） ｀ヽ |
∨ ∧ /_ .| ﾞ＼|
_∨_, -｀─::´￣::::::＼/. ＼〉
/´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|_ ＼/
|::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::::::::::,＼＿_ゝ
X/:::::::::::::,!|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
. ／:/::::::::::::/ .T'.TT￣￣￣￣￣TT'.T
／::::/ ::::::::: / .| | | | | |
. ,- ､＿_／｀ :::::/::::::::::: / | | | | | |
. ＼ l ｀ヽ､__」::::::::::::/ .| | | | | |
. ＼_＼ ∧:::::::::/ | | | | | |
. ﾞi__＼_ ∧::::/ .| | | | | |
ﾞi__∨ | |_ｌ |_| |
.
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ 大岩相手に火を焚いて踊るとか、
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} /
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__ 傍目には怪しい儀式だったのじゃ。
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | -= 八_ イ {
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ イ .| -=≦! 従士組の乗馬、御者訓練も終わったのじゃったな。
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.|
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
ー=≠才 ＼ }Nﾊ :＼
／ ≠ﾐ: ヽ j{ iNiNl ＼
. / /, V } ∧ ∨ :, 川!ﾘ ＼ヽ
/イｨ/ i {ハ}ﾊ ∧ V i :, :} : ー
/ :| { ∨ﾊ斗≠えｰ| :{/ : !
/}: !=ﾐx ＼≠-‐=ﾐ ! i }=v 从
}ハ }/{ |____j! 乂__frりｱ, j /{ :f_∧ /
i :| }ｲ∨: i ￣; ー ￣ . /ｲ :} 7ノ /:{ 礼法の伝授も終わったと、
| :! )从 〈 : . j/f^.ｲ :{
| :! ヽ ヾ ^ __, ,:^N }从 アルトリア様がはしゃいでおられましたな。
| :!／＾ヽ /⌒i:,∨二二7 ｲ }/(
j.／,斗-､V / ﾍ^ｫi iﾊ イ ,..斗=ミ
{ ィ ー-ミ ′ ヾー=≠" ≠ ./.:.:.:.:.:.:..
i r:- } , ／/ /} ／. / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
| |-ィ ,.:.:.:/／ { j ｲ____/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
l ,ﾉ ;イ.:. / ￣7ﾊv/／￣ ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／／ ／ ＼}､_
. /／ ／ ヾ } X
/ / /
＼／ ハ K}
／＼ l ' | ' } l | |ｨ} x
|/ ｌ | _｣イ | 丁ｵ十tfr } 从} X
/ 斗r1´ﾊ从 { ﾙﾍﾊぇ_圦} 斤}
＼／ / | /Vx≠ミ "￣｀ | lﾌ' ＼／
／＼ , ﾙﾍ 、 /l/l | |! ／＼ はははー、お仕事終了の開放感！
/ ハ /l/l | ト
l ｲ / .入 r ア ,| ﾄ :::＼ そしてそして今日はデートなんですよー。
|/ | ／:::/ イ l ∧ ＼:::ヽ Ｘ
× { Vｌﾊ{⌒ヽ ), ト 一 トj从∧:::. ヽ:::;〉 X
x Ｘ ／..:::::::::／／ /∧ ／ ト- -一'⌒ヽ
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
. /ニニニニニニ=‐ ::::::::::l:::::::::::::|:::::::|::::::::|::::::::::|::::::::|:::::::::::::::|;ｌ＼ﾆﾑ
/ニニニニニ／::::::|::::::.:.:.:|:.:.:.:.:./ｉ:.:.:.:|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:::::|;l;l;l;l＼ﾑ
. /ニニニﾆﾆ／:::|;::-‐―‐‐十 ´:/i | : : |: : : |: :ヽ､l: : :.:| : :.:.:.:.:::!;l;l;l;l;l;l;＼
/ニニニﾆ／:::::.:.:|.: : :| : : : : | :.:/ .l | : : |: : : | : : : l`丶:L: : :.:.:.:.|;ｌ;l;l;l;l;l;ｌ;l.‘，
. /ニニニﾆ/:::::i:.: : :| : : ﾊ : : : 」 / l L : :L: : :| : : : |: : :.:l : : : : :.:|;l;l;l;l;l;l.i.i.i.i.}
/ニニニﾆ/:i: :.:l:.:ｬ==笊笑笏¨¨ ㍉ 笊笏¨¨厂}}ミ: : : :|;l;l;l;l.i.i.i.i.i./
ニニニﾆ/ ::| : :| : ヾ 忙i{/// r:/ |{///r:/ 〃: : : : :|;l;l;i.i.i.i.i.ｉ/
. ニニﾆ/::::::| : :| : : :i戈 辷::::ク__,, 辷:::ク__, ﾊ : : : :.:|.l.i.i.i.ｉ.ｉ./
ニﾆ/l|::::::| : :ｌ : : :| xxxxxxxx { xxxxxxx ﾑ:| : : : i:|.i.i.ｉ.ｉ.ｉ/
...ニﾆ/ｌ;l|::::::|::ｉ.: : : : | 〉 .:::::| : : : l:|.i.i.i.ｉ/ 雪で動けぬ日に集中していたでありんすからな。
.. ﾆ/l;ｌ;ｌﾄ､=|::l : : : : | ' ﾊ::::| : : : l:|.ｉ.ｉ./
...ﾞニ＼;lゝヽ|::l : : : : ﾄ , ‐… ｧ ..:::::l::::| : : : l:|／ やるお と逢瀬すると、
..===＝＼ヽ|::l : : : : |＼＞ ー == ´ ∠=､ :l::::| : : : l:|
. ヽ|::l : : : : | ＼ ＞ , ---- ､ r "´，-‐｀‐ﾏ| : : : l:| 昼過ぎに一緒に荷馬車に乗って行ってしまった。
. |::l : : : : | > / ／ ￣ ¨¨¨ヽ´ _＿＿ｉ:| : : : l:|
. |::l : : : : | く ./／ , --‐‐‐ ァf´ .}| : : : l:|
.
＿＿
／ ＼
/ ノ ヽ__ . 従士組さあ、俺らの半分の時間で馬乗りこなすとか、自信なくすぞ本当に。
|（―） （― ） l
l （_人＿） u.| やるお はエアダンバの具合見るって言ってたし、
. l ｀⌒´ |
、 / 馬車については今やれること全部やってやったって思うけど。
＞ <
/ l
. / / / ./ / | ヽ ヽ .ﾊ ∨.∧ | | {
/ / . / ./ / !ヽ | .| ‘， .| | ∨-{ | ﾘ ﾊ
′ i|/ / / /l| |ハ .ﾄ | .|、 ! .| .ハ ! ./ }ー､ ｎ. 00
| l| / / / } / } |ﾊ ﾄ .| .|ﾊ | ! .l .ﾄ._ |/ ﾊ }-､.. | ! に二二l
| | | / / /} /| / .l |斗!ﾊﾄ､ ! .| .ﾊ| | .| .| ﾘ＼ ｨ}ｲ_ ./ } .! } ヽﾆフ
| | | ﾊ /} ｲ-/ ﾚ ﾘ .ィ禾示ﾐ､l/ }} 八 .八{/ } / ヾ_ |
-=＜..| ﾄ { .| {..ｨz|/zミ､ ./ {しｲ::::} ﾘ 八./}/| / / .八
.ﾊ八 .|ﾊ ＼ .八 |ハ/;rfハ .Vハ::ﾘ /／Y/ .!./ / ふむ。
一､. ＼ヾ-ヽ .{＼ ＼|{∨:しｲ:::} ヾｰ' ／}} |ﾊ-}'､ /
＼ ＼. ＼＼.＼八 ヾ:::::ツ , 八 .!.､ ＼.／ わしも、その乗り心地を試してみたいのう、
＼ .＼{ﾊ ≧=ｚ- ｲ | |: :＼ :∨
＼ 八::} .V＞ ,､ .／::＼.八 .ゝ: : : : .V やらないお。
＼ ／´ ￣ | ∨|:::|.≧=- . _ イ:::} ＼:/ ./ /､: : } }＼ ／
＼ ./:/ .ｨ: | .Ｙ::::! ∨:::＞.，￣ /:::::::|／/ ./ { ヽ八 : : ＼ _彡 //
＼ /:/ /: : :八 ヾ::!. ＼::::::::::::≧´:::::::ﾘ .ｲ ｲ:::V: : } : : :}^ｰ: Y ／_
、 ｒノ:/ /: : / .＼ ＼ー―＼:::::::::::::::::::/ ーイzz.ｧV|: :/ ヽ{ / :}三ﾆ=-彡ー=ｧ{
..＼ .ハ/ /: : / { : /ヽ 八_ ≧=--- ' /ｲ _V|: : :} /: : :.|￣￣ .)/
／／ ＼: : :/ l: ﾊ |≧z_.(_ .ｨ Y: :.ﾊ ./ ヾ: } :八 /
ヾ/: / ／＼: / .ﾉ: V |ｲ( ィ- =ﾆ _ / .ﾄ : : / }: | /
.
なら娘をいただいて行くしかねえなあぐへへは悪徳貴族のたしなみ
／￣￣ ＼ -、_
. ＿_ _,ノ ヽ､__ / / ,〉、
. -‐-､ヽ （＝）（＝ ）／ ´／ /)
. （_( ノﾉ .（__人＿） { , ' ´,/ ん？
<く '､`⌒ ´ V __, ＜´
. ｀◎ | 〈´／::::Λ じゃあ次のポップ便をかわってもらうか。
| ﾔ::::::::::::::Λ
`ｭ`ｰ─ｰ V::::::::::::::Λ シタノ村で荷降ろしあるが、いいか？
/ﾑ _ , -.／V::::::::::::::Λ、
_,. -／:/===/´..::/i:::::::::::::::::::Vﾍ
／/.／.::::{ | :::::/::::ｉ::::::::::::::::::.∨}
j ::::::::>.:::::::l |::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::ﾚ;
i :::r :〈 ::::::::i |::::::::::::::::〉､:::::::::::::::::ﾉ
／´￣ ’ -= ｨzzｧィゞ ＿
. ,.-､ .／ ＿ .≧=ｲ /
. (⌒ / ./ . イ ｀ .＼ｨ≦￣｀ヽ
. ｀ヽ/ ....＿＿/ /´ ､. ヽ ＼/ ｨ≦三ヽー=ﾐ
_{≧=-/ / ハ ﾄ､.､ ハ´ ,ｨ≦´￣￣ }
{￣￣./ / / { }､ 斗 } ﾄ }ヾ}_／ _ｨ=イ=ｧ
.八＿.〈 / ﾊ .{ヾ|､ { |ﾊ イ心.} .|´ / ィ≦￣￣／
/ ＞{/八 l.ｨ心l|.ヾ! ﾘ Vツ | .l.ｲﾊ≦ /
￣7ニ〈三ﾆ|ﾊ. ヾ{ V:〉 ´ 从 ﾘ○｀ ＜三三彡 任せておくのじゃ！
＼ {≧ｲ .K:V{lヾ＼ ' ＿ ./} ./ノ|:＼ ＼＼}.7
≧=〈 ＞ ヾ{l込. .ゝ .ﾉ ／/ｲ/.|: : :} -=彡ｲ＼
{{. V彡イ ﾊ ﾉ ﾉ .≧- _ｲ// ./ |: : :| Y: : Y〉
ヾ彡≦´〈/ / .／: :,ｨｆ〉-{ {./ !:. :.| |: : :/
ゞ=彡ｲ ゞ Y ./: :/|/＼/ヾ V: :! .|: :/ .ィzz.ｧ
／ゞ=- {{ゞ' /: :/ .| .＼ ヾ| .|ｲ ／／{:/
/ /: :/ .ﾄ､ ./ ＼ィ´￣￣_7ｨ／ |{
.
ー≠ -‐=. : :￣ : : . ｀ヾ : .
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ へﾒ从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7
_＿___,: ＝ﾐV ｚ二_ノ从i } ; ｲ j( いろいろと順調そうで何より。
. /ニニﾆi j `ﾐ＝メヾﾘN从/^7 ｲ
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ' ｲ/ｿ/ｨ( 俺とホロはまだまだ深い森の中という感じだな。
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ;'ー- ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼ いつ起きていつ寝てるのか、感覚がぼろぼろだよ。
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆ-/_｛ jーく{ ,ﾉ ,.. イ.:.:.:７ﾆﾆﾆ-7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :ヽ.∧
/ ,′ ,′ ､ .ﾊ ﾊ. ',
′: : : ; : :ｲ: : : :l!: : : : :.!: : : : :.!: : : ! .}
,′,': : : l!: :{ !: : :.}{:、: : :ﾉ!: ､: : :.}: : : : :|: :.!
{:l: l!: : !:ﾊ;「二ﾄl!ハ!V「ﾘサﾑﾏﾊ!: : : : :}: :.|
l!l:ﾊ: ﾊレrっﾐﾒ、 ｲrっﾆﾐ、}: : : : :!: :.|
! Vハ.弋zﾘ 弋zり ,′: : : |: : !
|:ト:.!´￣ ﾉ ￣｀ ,: : : : : ,i: :.| 子育てとは、厳しいものでありんす。
|:|:八 丶 ,: : : : : :j: : |
j: |: : :＼ - ィ: : : : : ,: : :.|
!: |: : : : : ヽ、 イ|:,′: : : :l!: : : |
,′!: : : : : :|: :｀ ´ l!: : : : : ﾊ: : : ',
/: : | : : :.|: r.! ,: : : ,: : {: : :ﾊ
/: :_;j: : : j / { : : r,ー- 、:ﾍ
厶イ |: : : : : r十 、 ィー,|: : : : :.レ' ｀ヽ
〃 ,!: : : : : トﾐ!ｰ、,rーラ{: : : : : | ＼
/ |: : : : :.;′ lヽイノ´/ |: : : : :,′ ヽ
.
ありゃー。
まぁ、村人にしてみれば生きるのにも必死だからなぁ。
でも、どっちも必死だろうし。
／イ ; ハ ':,
/ ﾑ ,ﾞ / . i :, ':,
. / :ﾞハ.｜＿|!:＿__′, | i {
.. / |ﾉ ∧|ﾑ ﾊ / 从ﾑ l ! ﾄ､ |
..彡' {｀ヽ || ｒrij::::ﾏ＝z-ﾊ｜!｜ 人|:､:＼. ! わが子なのに、
/／| r-=}..||. ヽ{:;;:ﾘ /||. N :| | .〃. } | ＼ |
´ ム ﾑゞ,ﾞ ゝ ー '|||||| ﾚ! /ﾉノ, ':/ ヾ みんなの助けがなかったらと思うとぞっとするよ。
|ハ}/. ||| |/!:|了 ／ i! /
||.ヾ -､. || .N }ﾞ ﾘﾊ/ ありがとうな。
| . ﾑ｀ ＿ i:| {
ヽ. ヾ二-- } | ／ ! |
∧ ｀￣´´ | . :ﾞ |／i八从
∧ , 'ﾞ ,: 三二ﾆ -+
∧i | | il; ,.イ , '´ |__
｀ ￣＞へ ／ } 」: : .､
ゝ.＿ ヽ./／´ ,.イ: : ｀ヽ. :>
／ﾍ {´ ／: :｀ヽ: : : ://>.
／｀ヽ/:, .j: ／__ : : : : : ､, '////へ.
__ .ｚ-‐‐.、
,ｚｲ__Y-‐"´ 骸λ
_｛二｛ , ´￣ヽ-.、∨
__{二二ﾘ .／ ／ ｀ヽゝ
ヒ二ン「`′ ／ ／/j ｝´
{ニンﾆ{ ﾘ Y ／ / / .,'
tｲ ｿゝ圦 `iリ孑ｊ`ヾ＞ｚン わしは子を……今考えることではないな。
`‐´ ｀ヽ.′¨ トィ´
人` .、ｰ. ' __ 作業所の土管煙突、１階はともかく２階は大分違うが、
ｲzｘﾆﾆﾆﾆY-‐ /
,.' ヽ/|ニｋ ／ こっちでは導入できぬのか？
_'__ i/＼_/ヽY
／//｀ヽ´ヽ ｊﾆ」.X.｀|i ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
〈//////」 ゝ/／ﾆ」-iﾘ‐ ┃ 熱は基本的に上に昇るものです。
〉.__//／-‐ｲﾆﾆ三」X|ﾘ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, -―- ､
∠ _r ､rヽ
/ / ＞ヽヽ ﾍt
ｉ ｉ i iﾚ｀iヽ !
ﾚ W巡!厶 _jΔ ｣__
{ﾚ' ‐- -- ヽ∧ >'⌒ヽ うちでやるには大幅な改築が必要になるね。
ヾ | / ∨::::::::::::::｀::..、
}＼ ‐‐ ｲ ＼:::::::::::::::::::＼ 残念だけど、そこまでは無理かな。
_ r 个 弋. イ 卜ｰ--‐ヽ::::::::::::::::::::::＼
_....:::::´├―ﾄ､ `∨' ├ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::／
／::::::::::::: ├─ l `｀才´├.弋 :::::::::::::::::::::: ／
i::::::::::::::::::::├―‐.| | ├─ﾍ:::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::└―‐┤ .| ﾚ―‐┘:::::: ／
!:::::::::::::ｉ:::ｉ:::::::::::::::卜、│ ,,|:::::::::::::::::::Y
.. ／ ,ィ 、 ﾍ
.ノ / ＿＿ ﾍ ﾍ. ., -‐- 、
.. / ィ´ ,, ｰ= ´ ￣ ￣ ≧ｰ ミ. ﾍ、 ﾍ ／, - ､ ヽ
.. ./ レ ´ ,＞ｰ ´ ￣￣￣￣ ｰ =＜ ミ| ﾍ i ｉ .ｒ‐ .i .|
.V | ィ ´ l! ｀＞｝ 〉..... i ヽ ｰ' ノ
.. ＼ 「 : : ,ハ | ノ. `ｰ ￣
. ＼| i ! l! ! | | ﾉ ! ! ; :! | ／
| ; ',i ⅣﾍXj l V! l! }' ! ﾙ! ﾒ }/l ,′ l!
. | i ﾊﾍ!ﾆ==ｰ千l!'ヽ /7ﾆ==ｰ＜ } | l
. j ', } ｨ'弋ﾆｸ_｀ ´弋ﾆり_^ |: | ', 部屋全体がほのかに暖かいとか、うらやましいでありんす。
.. ,′| .ハ ^￣ ￣ ^ 八 L ',
. ﾑｰ | 人 ! 人 l ｀ヽ、 宿舎も同様にするとか、ますますうらやましいでありんす。
.... /三三| ＼ , ｲ |三三ﾍ
.... ./三三=ﾍ r ＝ 二二 ^⌒^ 二 ＝＋ |:三三ﾆﾍ
.,′三三ﾆ:ﾍ | l! l ￣￣￣ l ! l! | ﾒ三三三llﾍ
.
美談が美談として語られるのは、普段はそんな美談など起こらないから、みたいな……
金属が本当に重要だからね・・・
高品質の鉄とか鋼って下手すると黄金より貴重だから・・・
＼＼ ＼ _,.. -‐''';;"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐
. ＼＼ ＼ _,.. -‐''';;"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐''' ".__
＼＼ ＼-‐'';;"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐''' "´. |:::|＿＿_
ヽヽ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐''' "´ 匚二::::ｒ‐一'´ "´
| | |-‐''' "´ _,... ┌一':::::｀二コ.' "´
| | | _,.. -‐''' "´ _,.. ｀ー┐::|,.. -‐''' "´
| | | _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´ _,.. -‐'''. |::::| /ヽ
| | |-‐''' "´ _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´ |__,| ／:／
| | |-‐''' "´ _,.. -‐''' "´. ／:::::!
| | |-‐''' "´ ／:／|:::|
. 二ニﾆ ﾆ ＝==- ..,, __ | ￣ |__! __
. 二ニﾆ ﾆ ＝==- ..,, __｀゛ｰ＝=- _,,_. ／:::／
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿. ／;:::ｒ'´
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::､_::､-､:. ヽ::::::::{ ｧ-､ヽヽ:::::＼::::::::::ヽ. く／|:::!
__......-':::::::::::::::::::::::::::::≧-､:::::}｀ヽ ﾞi::. }､:､::乂__｀ヽ｀} ｝::::::::｀ｰ:::!ヾ‐､ 凵
｀ー‐ｧ::::::::::ヽ､::::::::｀ヽ､_,ｨヽ:ｉ }:::! `ヽ:{ ｀ ,-､i ! l:::::::::::::::::::y .} ／:｀>
.. ,':::::::ヽ::::::::} T ￣ /´ ｀ リ |｀ Y l::ヽ:::::､:::::/ ∧ _＿／::::／
/::/l:::::::!::::ヾ / / ,. ィ ! 丿ヽ:::::､ヽ/ /ﾆ ー‐‐'´|::|
i:::/ ｌ:::::::::ヽ:∧､.≠ /゛ィtｧ'/ z / ′｀弋 / ／ﾆ. |_,〉
l/ !::::::::l､乂::圦 __, i / /二
{ ヽ:::::!｀ｰヽ::}ヾ | l / /二二
｀ヾ､_ ﾘ | , ! / /二二二ﾆ よう、ひと月ぶり。
| / i/ j´ニ二二／
ﾉ ‐' _ ｀ / .l| ｌニニ二´,／ で、ちょっと悪いんだが手を貸してくれないか。
｀ｰ ´ヽ ／￣ _| |二二// _二
｀¨ヽ､ '゛ , ／ ､／.l| |二=//-‐=二
ヽ ｲ/=／ .|| |二//二二二
｀ー‐´/∧' ／il l=//二l=二二
/ '=∧ ∨ﾆｌ |//=ニl=二二
,' iﾆニ∧ l二| |/ニニl=二二
ｌ |ﾆﾆ二∧ .|二| |二二二二二
| |二二二}/|ﾆﾆ| ｌ二二ｌﾆ二二
.
／ ＼
〃 l.:l //.l .lﾍﾍ:l:.1. il ヽ
〃 , , l:.l //l l:l :lﾐﾉ1l:.1. !l l !
/./ //l l:.l/l/⊥l」l:l l l: l.:.l:l ! .l
l/l/l/ :l l:.ﾄ､ﾄ､lヽl ﾘ lﾉ十从l ∧
l l:.:.:.l∧! ,r＝=ﾐ / 二 Vl l/
l l:入い ヽ⌒ /ﾉﾉ よう、お疲れ。
N/ l∧ / /
.l/l ∧ r-- ｧ / 荷降ろしだね？
l/!. ヽ `ﾆ´／
r┴- ､｀ｰrrrく
＿ _」 |＼ l￣`7
,. ィ´.:.:.:.:l `ヽ ￣l l /＿
´ .l.:.:.:.:.:.:l ＼ l/ んT.:.｀ヽ､
l.:.:.:.:.:.:.l -孑'´ l.:.:.:.:.:.:.i＼
_ -‐-..､ ,ィ;´=-‐三＝､
, ィ´¨`:.:.:｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
{:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
/7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i
ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./
＼`ﾞ! ｌ l_ノ いや、ちょっとな……。
｀':ヽ ｌ:|
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/
_／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
|､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
}::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
__／丶:::＼ ＼ : : : : ＼::::::::::::| | i |::::::::／: :., -‐ ' _/::::::ﾉ＼
.
|:.:.:|::| ＼、＿{::／::::::::::::::⌒::::::::::;;::斗x;;:::::::::丶､
|:.:.:|::| ＞:::::::::::::::ニ＝―rx≦ﾆﾆﾆﾆ〉;;;;;;;;;;;＼
|:.:.:|::| ／::::::::::::::::::::::::::=-:::ｲ:::::::`'守ﾆh:､⌒～=ニﾆh､
|:.:.:|::| ／ /::::::::::::::＼ィ-X¨'ヽ:::::＼::::::`'守ﾆh:､:::} `'守ﾆ＼
|:.:.:|::| //::＼::::::＼ﾏ ＼ Yﾍ::::::::::::::::`'守ﾆh｡、 )"⌒ヽ､
|:.:.:|::| / ﾄ:::|ﾞ:､＼(＼ ﾉ ^＼:::::::::::::`'く辷h｡、 ,､ _
|:.:.:|::| | 从::} 〉 ^＼从:/ `'く辷h｡、,,.._/ / / /iｺiｺ ,..､.,__
|:.:.:|::| ∨ /〉 / 〈 '‐-, .,ニ' ',コ !┌‐-ニ￢
|:.:.:|::| ⌒､_／ / ＿＿＿ '-' / / .゛´ / / __
|:.:.:|::| 込､ _,,..斗f七Iてニニニニニh､.... ／／ ／／ 凵. 匚!
|:.:.:|::|＿＿＿ r=ﾍ~ﾍ7={ニニニニニニニニニニﾆ/. ｀´ ｀‐´
|:.:.:|::|`'守ニニニニ＝＝―く ヽ∨乂ニニ.＿|＼＿＿＿.ニニ{
|:.:.:|::|＿)气ニニニニニニニﾆh｡ 、 ∨h｡.,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
|:.:.:|::| ⌒￣''～､ニニニニ/ }ニ | 今話してるから、おとなしく待ってろって。 |
|:.:.:|::| ﾏニニニニニﾆ} ./|ニ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|:.:.:|::| ﾏニニニニﾆﾆ| / .|．-‐=・・・''''''¨¨¨¨¨'''''・ミニニニﾆ{ }
|:.:.:|::| ＼ }ニニニニニﾆ}/ ﾉニニニニﾆﾆ／ニニニﾆ＼ニニﾆ} ﾉ!
|:.:.:|::|￣￣￣冖､ 辷ニニニ＞'´／ニニニニﾆﾆ／ニニニニﾆﾆ=＼ﾆﾆ{ /h
|:.:.:|::| 辷ﾆ}ニﾆ＞'／ ィニニニニニﾆ／ニニニニニニニニh寸 {ニ ,､ _
|:.:.:|::| ノﾆ／ﾆ/ニニニニニニﾆﾆ/ニニニニニニニニニニh.. ,,.._/ / / /iｺiｺ ,..､.,__
|:.:.:|::| ＜ァ''二ﾆ/ニニニニニニニ／ニニニニニニニニニニニ| '‐-, .,ニ' ',コ !┌‐-ニ￢
|:.:.:|::| ／,.｡o≦ア⌒￣￣￣⌒￣￣￣´"'守ニニニニニニ|ニ..'-' / / .゛´ / / __
|:.:.:|::| /ニニﾆ／ }ニニニニニニニﾆ= 寸ニニニニニ|ニ . ／／ ／／ 凵. 匚!
|:.:.:|::| {ﾆﾆ=／ 〈ﾆィニニニニニニニ= 寸ニニニニ|ニﾆ ｀´ ｀‐´
|:.:.:|::| |ﾆ／ ﾉﾆﾆ／ニニニニニニﾆ= ﾏニニﾆﾆ |ニﾆﾆ〉＼ニニノ
|:.,､ _ |ﾆ( ／ﾆ／ニニニニニニニニニ= 寸ニニ=|ﾆﾆ／ ⌒'
.. ,,.._/ / / /iｺiｺ ,..､.,__.「'l! r=ﾆイニニニニニニニニニニﾆ= ﾏニﾆﾆ|／ |
'‐-, .,ニ' ',コ !┌‐-ニ￢ .ｨニニニニニニニニニニニニニ／ ﾏニニ{ ＼ |:､
..... '-' / / .゛´ / / __.ニニニニニニニニニニニニﾆﾆ/ }ニニ{ ﾞ:､
／／ ／／ 凵. 匚!ニニニニニニニニニﾆﾆイ |ニニ〉 | ﾞ:,
｀´ ｀‐´rfニニニニニニニニニニニニニニノ |ニ=/ 八
|:.:.:|::| ＿,.ィi兮;､ニニニニニニニニニニニニ=- ／
.
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼.....〃／
（⊃ （ ●）（●） ⌒
| （__人__） なんか騒がしいな。
| ｀ ⌒´ﾉ
| } ＼ オーフェン親子とノルだけじゃないのか？
／ヽ } ＼
／ ヽ､＿＿__ノ ）
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿) (ヽ、００ ∩
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （. ⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
＼ ／ ／⊂＿） ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
（ ⊂ニニ / ／⌒) ）
｀ｰ――'′ し∪ （ノ
(ヽ、００ ∩
/ ／ / :ｉ .!/ ::| . i .i .i ﾍ .ﾍ.. ⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
.! ／/ i ｉ ::ｉ | .: ./ / ./.:/i :. i::. }:. | .i i .i､ﾍ ./... ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
|./ ::::! i.i::::{ { : / ::/ .::i ::i .| :: ::}､ }: :}: :: ! :: | ､ i､ヽ／.... （ ⊂ニニ / ／⌒) ）
| :::::! {:i:::::ﾍi !::|! :ﾊ ..::::{:::ｉ .|:: :::: ::i::ﾊ::: ,i::ﾊ::i::ｉ::i .| |ﾍ i ｀ｰ――'′ し∪ （ノ
＼ | ::|:::| ｌｉﾊ:::::|ﾍ:::ﾊ川i:::::i!:::| !::/!::::::! .|::::/ｿ .i:ｉ ｉ:::i ｉ ｉ !|
.|::::|:::| ｌ 圦｀￢=‐ｚ_从ﾘﾊ.ｉ 乂 ﾚi/i ﾉ,ﾙ厶-‐ｉｉ::::ﾙ i .!|
i :l::::| | |／忙テ≡ミ.=ｭ l -ｯ孑=＝≠､_.ﾊ〃 .i i|
ｉ i :::| | l.＼ゞ, :::: ノ ` ゞ, :::: ノ〃.y::::: /ｉ .i!
.i ∧:/| ! ! ｰ― " ー― ' /|::::: / .! i!
ｉ !:::/:/l ! ! /::|:::: ! /
i':::/:/:::| :ｉ iヽ j /!:::|:::: .i/
.ﾉ:::/:/:/::| .:!.!<.＼ 〆!:!:::i:::: /
.-―=―┤ :: :::!.!ﾍ ､ ´￣ 二￣ , へi:i:i:!::::i:::: !
::::::::::::::::::::! :: :::!.!::ﾍ ､ へ i:i:i:i:::::i:::: !
: : : : : : : :.! :: :::!:!:::::ﾍ ＞-イ : : : :┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : : : : : : : ! :: :::!!!:::::::::＼ / .}: : : : : : :┃ ホロさんには、宿外の話し声からなにから聞こえています。
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.
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. |＼＼ .|:::::::::::::::::::::::::::::::: |
. |:::::＼＼ ! :::l￣￣￣￣|:::::| ＿|＼＿＿＿
. |:::,､::::＼＼ |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|.....／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. |:::||＼:::::＼＼ !:::::!:::::::::::::::::::::!:::::!. | あっ。こら、勝手に…… |
. |:::||:::::＼:::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|.....＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
. |:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|
. |:::||::::::::::|::::|lll| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. |:::||::::::::::|::::|lll| /:/:::::::::::::|::::::::/:ト--V-‐ﾍ:}ヾ::iヾ::::::} ヾ:::|1::|::::::::::::: -ﾐ::::::{
. |:::||::::::::::|::::|lll| |:!.:::: i ::::: |:::::::|!::| }! ﾘ 从:!.... .ソ |::! ヾ:::::/ ヾ::}
. |:::||::::::::::|〔 !lll! ! |:::::|::::: 人::i!:|ヾﾐ :::、 .:: ,. ,,.ィク,.zzzミｘ,/ V:! ζｖ 寸
. |:::||::::::::::|::::|lll| |::|:::ﾊ:::::|:::::ヾ::ﾄ::::... ::}:... ,ｲ:,__,,.イ::㌢~ ` 彡 し く |!
. |:::＼:: :: |::::|lll| |::.|:! !::::|:::::::::トヽ __ﾉ{::. {:ミ:＞-イ"ﾞﾞ`___ ,,..__,. ﾐ λヽ} .V
￣￣ ＼::::＼::|::::|lll| ! ゞ:ミ::ヾ:!≦三彡ミt ,.ｼ:::.卞こ芝イ^ ヾ ,.: _ ノ ノ
＼::::`:::::!lll! ヾ! ゞ! `ヽｔ<えタ::. .:: ヾ:... ,.イ {:: （ / いやぁすいませんねえ、
＿:::: !lll! ｝::::_,,:::{ ﾉ: T
. ／ ｝..|lll| ﾊ .::! ,.ｨ､::...ー- 、 ,.イ:: , , ,\ 突然押しかけて。
／ ／} | ﾄ、 ::} ,. -‐′｀ヽ､ ｀ ´ }::. , , ,ﾁ
.......{__／＿｣ |＿＿ ,.｡*`ヾ、:ヽイ ﾊ ; ; ; ; ; }:; , }!:, メ ヒヒッ。
{＿ ＿_ ｝ .,.ｨニ/ / .ﾊ i!, rこニ-ミｘ、 ''" , , ,≠::::
} ﾉ ￣ ,イﾆﾆ/ / ﾊ と__,. -:;, -‐'′; , ; メﾞ:::::::::::
／ 〈＼ {＼ fﾆﾆニ/ i!/ヾ、}; , , , , , , , , ; ;メ:::::::::::::::
〈＼ ┘) ) /ﾆ|ニ/ i/ ヾ; ; ; ; ; ; ; ; ∠、:::::::::::
┘ 〈／ ./ニキ/ |! ≒;_;jI斗イ::::::::￣ﾐ::
( )./ニニy. ｜ ,仁ニニ｜:::: }
,. ( )..i! | ,仁ニニﾆi::::
∨ニニニ.( ) ..｜. ,仁ニニニ!_:::....
.〈ニニﾆﾆi! ｊ! ./ニニニニ:| ￣ ｀ヽ::. r'"
∨ニニ｜ .j! ∧ニニニﾆﾆ|
Уニニ| __ﾉ ﾉ ムﾆ∨ニニﾆﾆi|
/ニニニr'′ ｀ ーく ﾏﾆ∨ニニﾆi|; ; ; ; , , ,. , ; ; ;
|ﾆﾆ,ｒ'" _,.::- ､ ヽノﾆﾆ∨ニﾆﾆト、; ; ; ; ; ; , , i ; ; ; ;
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２９回 熱して冷やして
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1035年11月13日～11月20日
■今回新規・変更点
習得技能 ：
《礼法》
使用可能資産、作成可能品等：
土管、煙突引き回し暖房、遠心分離機、空気バネ（ダンパー）、岩砕き
垂直インパクト改２（落下後グリグリ機能付き）、天秤腕型インパクト、クレーン、はねくり備中もどき
特記事項：
はねくり備中もどきに関しては、鍛冶方の都合待ちでまだ本格発注していない
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充
【×待機】 オクノ村→ランカークス村間
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺 | 夜鳴きの恐怖がわっちを襲う！ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
◆ロレンスの村（仮称）クエスト： ￣￣￣＼|￣￣
【×待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： 教会手配待ち |＼ |＼
【〓終了】 上水用調整池と沈殿池、部分傾斜コントロール... l lヽ`-‐ '´￣￣ヾゝヽ
【×待機】 宿施設の増改築 ｼ~ ／" ｀ヽ ヽ ` `､l
//, '///|! !∥ ヽﾊ ､_Ｖ ；
◆クランのクエスト： 〃 {_{＼|」」 Ｌ|／ﾘ| ｌ | i| .ｶﾞｸｶﾞｸ.
【〓終了】 開拓地の目星 ﾚ!小ｌ● ● 从 |、i| ;
【×待機】 沼の湖岸整備 ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│
【○進行】 制水ダムと貯水・砂防ダム ；: |ﾍ { } u .j // |
【×待機】 工房地の拡張 ｶﾞｸ …| /⌒l､_￣__ (´ヽ.// ｉ | ___
【×待機】 沼側上水道建設 ; | / /ヾ、 / ∧ ∨ i |! , ',´;.;.,r´
【×待機】 温泉利用 ; .|lTTTl l丶× / |TTTl i |,、,. '";.;.;.;.ｿ
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■第２９回末時点(1035年11月20日)でのリザルト
◇クランマスターズ
地位 ： ロレンス村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》 《礼法》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス
敵対 ：
◇資産
個人 ： やるお（銀1,206.5） やらないお（銀1,234） できるお（銀1,233）
資金 ： 金貨900 銀貨32,269 割銀貨5,096 銅貨121,167 小銅貨38,265
食糧 ： 656か月分/人
資源 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨8,569枚相当分） ＋木材（∞）
製品 ： （現在は領内消費中）
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）
◇クラン人員・産業構成 ※[n]＝俸給・月額銀貨枚数、(m)＝人数、人以外は食糧込み
遊軍 [28]+(4) ： やらないお[10] できるお[10] ヨコシマ[3] ダイ[3] 牛２頭[2]
農耕 [3]+(1) ： ユーミル[3]
果樹園 ： .9町歩 （収穫： 0／育成：9 *1037年から収穫開始予定9）
耕作地 ： 41町歩 （耕作： 0／休耕・放牧：41）
牧畜 [0]+(0) ： （女衆持ち回り）
養鶏場 ：
狩猟 [3]+(1) ： マウナ[3]
輸送 [11]+(2) ： クレイ[3] トラップ[3] 馬１頭[5]
生産 [21]+(11)
製紙・印刷 ： やるお[10]
コンクリ ： ポップ[3]
焼き物 ： オフレッサー＋妻子＋弟子３人[5] フリッツ[0] エルネスト[0]
炭焼・林業 ： 猛男＋凜子[3]
事務教育[6]+(4)： アルトリア[3] アレイン[1] コア[1] レン[1]
固定経費（月末処理） ： 銀貨72枚/月 ＋ 食糧23か月分/人 （未成人はデータ上なし）
◇拠点
- 省略 -
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合のいわゆる会費 年間銀貨12枚×３人
メモ ： 各種補充やブラッシュアップは適宜かつ地道に進行
予定 ： 1036春種まき後、ロレンスともども辺境伯にお目どおり。領主化事案打ち合わせ
予定 ： 教会孤児院との連絡、1036年春前後
予定 ： 1036年より地代年貢として狩猟・収穫の２割 ※商業課税はないので献金分＋αの献上か物納
予定 ： 1036年より水車管理人俸給として5人扶持（10石＝120か月/人分）と水車使用料を相殺
予定 ： 教会手配の養蜂家は1036年春に来訪予定
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」「黒板・チョーク（ヘンピナ７生産予定）」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
２年目生産分（1035年期） 30万枚 ｘ小銅貨8枚＝銅貨24万枚相当
洗濯板２次契約に伴う分配金（20％） ： 銀貨２万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚＝銅貨6万枚～18万枚相当
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
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にしちゃとうが立ってるな
■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 「おしめをかえてやった」はある種の殺し文句
◇クランメンバー
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト （銀河英雄伝説） オフレッサー舎弟
タケオ 剛田猛男（俺物語） 炭焼き（親方）
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
オーフェン （壮年期）（魔術師オーフェン） 行商人
オーフェン （青年期）（魔術師オーフェン） 行商人見習い
◇その他
伊頭鬼作（いとう・きさく） （鬼作） 次回へ引き！
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２８回 ハートに火をつけろ
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爻ヾ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..;;;;'''""..:::;;;:;...,,;;''' ～'""::::::::::::::::::／￣kkkkkk ∧kkkk
ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第２８回
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ﾆﾆ=- ＿ ￣ ‐|r―ｭ 」r―ｭ | |｢"''i――i : : : : : :| |,,⊥,,|/| 二ニ＝-‐
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
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三三三三三ニニニニニニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニニニニニニ三三三三三
三三三ニニニニニ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝――――――＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニ三三三
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／ ヽ
/ __,.ノ 、
| （ ●)( 宿側上水道の、
| （＿_ﾉ｀,
| ﾝ′ 水量調整用のため池とか沈殿池とかさ、結構手間食うぞこりゃ。
_ﾉ ｀､ 7
,ｲ:. ヽ､＜ヽ,、___ ﾉ
,. -ｰｰ -‐ ´:::::::::::::::::::::::::::::7
／..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: く'、 ::::::::::::::::::::::.: ρ :.:::::::::::::::::::::::::
. ｛ :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ､_ ::::::::::::::.:.:.:.:.:.. : : | : : ..:.:.:.:.:.::::::::::::::::::
'| ::::::::::::::::::::::..｀、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..｀ヽ :::: :::::::::.:.:.:... : : : .. _Ω_ .. : : : ...:.:.:.:::::::::::::::
'| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ :::::::::::::::.: : . . ∠三三＼ . . : :.::::::::::::::
ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::.ヽ :::::::::::.:.:. : . . : : |＼.::.／| : : . : : .:.:.:::::::::
`,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::_,rｰ'､. ::::::::::.:.: : : : : : |.:.:[X]:.:.| : : : : : :.:.::::::::::::
}:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､:::::::::::::::::::::::::＞＜￣＼::..＼. :::::::.:.:. : : : : : |／.::.＼| : : : : : .:.:.:::::::::::::
. }:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::...＼ ム:::::ヽ.. :::::.:.:.: : . . ／三三三＼ . . : :.:.:.:::::::::::
l::::∨ :::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.､／...:::::::::ヽ}.... :::::.:.:.:.. . . ..:￣￣￣￣￣:.. . . ..:.:.:.::::::::
{::::::＼,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／"￣:::::::::::::::::::::::::ﾉ
.
,′／ ／ ＼ {:.､ ﾍ
,ｲ＜ .＞ ´ ｀ ＜. ﾏ} .!
,.' ／ ＼, ,／´ ＼ ', .!
. | ／/ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ﾏ、 ', |
/i /: :,' （ ● l l ● ） i ﾍ ', |
. / .,': : { ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ } i} ',! どうせ時間掛かるなら、
. { {: : :{ '"⌒'（ i ）'⌒""' .} ′ }
. _.. - 、 { ﾏ : { ┌,─'＾ー,,-┤ ,' .i 先に氷室の拡張すすめちゃうお。
..≧¨´ ヽ', ﾏ ﾑ :ﾑ ｀ー -- -一' .// /
_.. -‐ '' ¨ ヽ__..._ ヽ ヽ: :ヽ / ′ ／￣＞､
_.｡s≦ _,__t＝- ｀ ＜≧s｡._ _..｡s≦ ＞ ´ ≧s｡.._
／ ri" ､ ヽ ＞､ _..｡s≦ .／/ ＞､
ヽ ﾍ'ヽ ﾏ ≧s｡.._ γ´ ＿＞ ´／ ﾍ
ﾏ } ﾏ ヽ ≧s｡_ ／ / ﾑ
| ,' ﾏ ＼ ､ __.＞ ´ ./ ＼
.. / / ﾏ. ﾏ ｀ ＜ ‐＝＝- ´ ／ ﾑ
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ そうですね。
／ （●） （●） ＼
| __´___ | 上水道は春に間に合えばいいけど、氷室は今月中には仕込みたいですし。
＼ `ー'´ ／
ノ ＼
.
＿＿＿
／ ＼
/ ､__ノ ＼
| （ ●） ＼ ,,..,.,,...,..､..
＿＿＿ ヽ ⌒)_ ,,..,,'"''.''":.:.:;.;;',.,,,,;.",,
／ ー ＼ `（__厂,′.,,"';;''''""^.:.:.:.:.:.:.:.::.....|
／ （● ） ヽ f´￣￣￣￣ ｀ヽ .`-､_,,'' ,,ヾ:＿;; ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/ （⌒ l. | ……。 | "'r.:.:.:.:￣."''ヽ､_____/
,;:.''";'''"''";;"'';;;., _￣l__） ゝ＿＿＿＿_ ノ ∨.:.:.:.:.:.:.Y.:.:.:.:.:..:.l
. ,,::",.,..,:::;:,;;:::,,,::,,,;;..,,"':;,_` ノ ﾚ.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:::.:.:.l
| _"':; ,.;." |.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:::.::.:l
| ＿,'" Y .|.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:...:.|
＼____,''"￣ Y ∨. |.:/.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:..:.|
| | ､| ﾚ.:.::.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:|
| | | |.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:::.:.:.|
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／ノ ( ●) ＼ ・
.｜ ( ●) , | どうしました？
.｜ /
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＼＿ ⊂ヽ∩＼
/´ (,＿ ＼.＼
| / ＼＿ﾉ
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|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
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::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
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,. ／ ＼
｡+'“／ ＼
:. ／. ´￣` 、 , 、＿＿ ＼
..| l いや、できニキ今朝、調査に出発したばっかジャン。
..|. （ ●） ﾉヽ （ ● ） |
..|. ´"''", "''"´ l なにしれっと戻って自然に混じってるの。
...＼. （ j ） ／
.. ＼ ｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／
.. ／ヽ イ＼
／ ｀`ｰ- -‐'"´ ＼
＼
.
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼ 沢向こう、縄目で１キロいかないくらいで山にあたりましてね。
| __´ _ |
＼ ￣ ／ ざっくり見える範囲でこんな感じでした。
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
5 10 15 20 25 30 35 40 45
┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼
│ ┌────────┐ └┐／＼∧∧ ┏────┓
│ │ □＝100ｍｘ100ｍ │ ＼└┐∧ ∧∧／＼ │ ココ！ │
│ └────────┘ ΠΠ↓／＼∧ ／＼∧∧／＼／＼∧.： ／＼. ┗─┬──┛
10┼…→→┘森森森森└→→→】【┴→┐／＼∧↓／＼∧／＼∧／＼／＼↓／＼／＼／＼... │
│／＼∧∧∧∧森森∧ΞΞΞ┃ΞΞ└→┐∧↓∧◎┳━┓∧／＼∧┏滝┐∧↓森／＼／.....↓
│∧∧森森森森／＼∧ΞΞΞ┃ΞΞΞΞ└→┤∧┏┛∧┗┓園園園┃園└┬┘∧∧／＼／
│∧／＼∧∧森森∧∧∧ΞΞ┃ΞΞΞΞ森森車∧┃∧∧∧宿舎┓園┃園園↓∧∧森森／＼／
│／＼森森ΞΞΞΞΞΞΞΞ┃ΞΞΞΞ森┏┻┯┻〓〓〓┷━┻━╋━━▼森森森森森森∧
15┼／＼∧∧━━━━━━┳━┻━━━☆┯┛ │森∧∧∧森林ΞΞ★☆園↓森森森森森森／
│∧∧／＼ΞΞΞΞΞΞ┃ΞΞΞΞΞ∧│ ┌┴┐／＼∧∧林ΞΞ┃∧園↓∧森森森森／＼
│／＼∧∧∧森森森森森森森森森森∧∧└┬┘森└／＼∧∧∧┏━┛∧∧↓∧森森／＼／＼
│∧森森森森森森森森森森森森森森森∧∧├┐森森／＼∧┏━┛Ξ∧∧林↓森森森／＼
│∧∧森森森森森森森森森森森森森森森┌┘│森森森∧∧┃ΞΞΞ∧森林↓森∧∧／＼
20┼／＼森森森森森森森森森森森森森森森├─┘森森森／＼┃木木木∧∧┌┘∧∧／＼
│∧∧森森森森森森森森森森森森森森◇┘森森森∧／＼┏┛木林林∧∧↓／＼∧∧
│／＼∧森森森森森森森森森森森森┌┘森森森森／＼森┃森林┌←←←┴┐∧∧
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （一） ＼ で、比較的低いところに獣道続いてるっていうんで、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 登り口に資材おろして峠越えの用意をしようと戻ってきました。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 遠目に小山は見えてても、沢向こうがそこまで小さな袋地とは予想外だったお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 昔つくった避難所って、今考えればほんとに目と鼻の先だったのね。
ノ ー‐ ＼
. ／￣￣＼
. ／ノ ヽ､_ ＼
|（●）（● ） | あの頃は、森入って数十メートルで迷子になるくらいだったしなあ……
|（__人__） |
{（｀⌒ ´ | 西と北側はアルプス級じゃねって感じだし、
. { |
{ ﾉ 南はシタノ村があるから、伸びしろは東だけなんだが。
ヽ ノ
/⌒'' |
/ / |
.
│／＼∧∧↓／＼∧∧↓↓／＼
│…森└→┴┐／＼∧└┤／＼
│∧∧∧森森└┤┏┓木↓∧／＼
│∧森森森森◇┻┻╋Π▼森森∧
20┼∧森森森┌◇∧┏┛∧↓∧∧ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
│∧森森森◇森∧┃┌←┘／＼ ┃ 街道整備事業の「ついで」に把握している大雑把な地図です。
│∧→→→┤／＼┃└→→┐∧ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
│∧森森森├◇∧┃森森┌┘∧
│／＼森森↓／＼┃∧┌┘∧∧
40┼／＼◇←┘／＼】【…┤／＼
│／＼↓／＼／＼┃∧└┐∧ ／＼／＼／＼
│／＼↓∧森森森┃森∧↓∧ ∧ ／＼／＼／＼／＼／＼┌─┐∧／＼∧／＼
│／＼├…森∧森┃森┌┘∧∧∧.： ∧ ∧ ／＼／＼森森┌→→┴┐└┐森森∧／＼／＼／＼
│∧森↓∧森Ξ∧┃┌┘森森森∧│∧∧∧┌／＼∧森／＼森森┌┘森森森└─┴┐森／＼森森森森／＼
60┼∧∧↓森∧∧Ξ┃↓∧森森森森│森∧┌┘木∧森／＼∧森┌┘ΞΞΞΞΞ森森└→→┐森ΞΞΞ森／＼
│∧森↓森森┌────┐森∧森│┌←┘ΠΞ森森∧森森┌┘森ΞΞΠ━━━━━━━↓━Π━┓森／＼
│∧┌┘森森│シタノ村 │森∧∧├┘┌────┐∧∧┌┴┐森┌────┐森森∧┌─────┐森／
│∧◇森森森└────┘━━┓↓Ξ│モトノ村 . │┌→┤┌┤森│サキノ村..│森／＼│ヨリオクノ村│∧／
│∧└┐森∧∧森森├┐森森∧┗〓Π└────┘↑∧└┘↑／└────┘∧／＼└─────┘∧／
80┼／＼│森∧森┌→┴┼┐森┌→┴┬─┐┃森┌→┘森森森↑森森森┃森∧∧森森森森森└→→→┐森∧
│／＼├┐森┌┘森∧└┼→┘森┌┴─┴→→┘森森森森┌┘森森森┃森∧森∧森森森森森森森┃└┐∧
│／＼.： └→┘森森∧森↑森森森↑ΞΞΞ┃／＼森森森森↑森森森森┃∧∧森森森森森森森森Ξ┃森└┐
│┌────────┐┤ ∩＿ ┤∧∧ΞΠ━━━━━━↑━━━━┛∧／＼森∧┌────┐ΠΞ森└
││ □＝400ｍｘ400ｍ │ 〈〈〈 ヽ..／＼森∧∧∧森森森森┌┘森森∧∧∧森森∧∧∧│オクノ村. │┃Ξ森森
. 100┼└────.＿＿＿_ 〈⊃ }-┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼─
┼────／⌒ ⌒＼ | |
／（ ●） （●）＼ ! ! 目測での概算と実測はだいぶズレるのは夏の調査でも感じましたが、
／ ::::: __´___ :::::＼| l
| `ー'´ | ／ 各村まで全域に山脈が延びているとはちょっと考えにくいですし
＼ ／／
/ ＿＿ / いい感じの盆地ないし広めの谷地に期待です。
(＿＿＿） /
.
＿＿＿_
／― ― ＼
／（●） （●） ＼ 各村の位置関係は街道整備の測量を基にしているから、
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ | ズレても数十ｍもない……はずだお。
＼ ／
／ ＼
| ）
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | しょせん俺らの腕だが、数百メートルもズレることはない……だろ。
_ （__人__） |
ｆ!||} （｀⌒ ´ |
l r'ｱ { |
ゝ.〈 { ﾉ
{ | ヽ ノ
ゝ ￣￣ ` ,,ー ヽ
￣￣ '' ﾄ , |
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼ 道部分は実測だから自信あるんですけどね。
／ u ___'__ ＼
| `ー'´ | そこからの見通し推測となるとちょっとねえ。
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) / / / /
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ ヽ_ヽ /' / ／. ┃ 三角測量は角度を精確に出せないとどんどんズレます。
ヽ ＿＿ ／ / ／. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ 開拓余地のあるやなしや。
| ｀⌒ ´ |
| | 峠越えの、その先に期待ってとこだな。
ヽ /
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
__＿＿
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
／ （●）i!i!（●） ＼ 結局、土地の広さが畑の広さ、そして養える人数の上限なんだお。
| u , （__人__） |
＼ .｀⌒´ 〆ヽ
/ ヾ_ノ
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 食糧生産量（±輸出入量）が、そのまま維持できる人口数に換算できるのは現代も同じです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Y´: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ:ヽ}: :} : {!: :/: ≦´: : : : : : : ≦:´: : : : : : : : ヽ
, ': : : :/: : :ｒ=-＞=- ￣｀寸} /… ヽ: ヽ´￣ ｀寸: ｀ミ: 、: ｀ミ: 、
. ,': : :/: ': : :ｲ: :{' /Y’ ｀Y:} : :｀寸: ｀ミ: 、: ｀ミ
{: : :, : : : :': : :.}' {{:{ }:} : : : :ヽ: ｀ミ: 、: ｀ }
{／: :/: : : : :ｲ ',:ﾍ /' : : : : :{: ｀ミ: 、: ｀ミ、
〕: :/: : : : :,' :}: ｀ヾY _. : : : :.{:Ⅵ: ｀ミ: 、: ｀{
}: :./: : /: :}' :}: . : : : : }:' . . . . . . : : : : : : : {: 寸: : :｀ヾ: : :}
{: :/: : / :' :} 7: ﾞ ． /' : :4'ﾞ : : ヽ: }: ｀ヾ、: ミ|
. 〉': : ｲ: : /}' 〔 __＿ ﾞ ． .4' , _ｭ=-: : : : }｀:ヽ: : : :リ
{: : : : /:/:.{ _ ｨ ﾞ ´￣｀ヾx、 }! } /´ ｨ≦_: :〔_ : : :}ヽ: : ヽ: : ヽ
{: :{: : Y｀Y{ ﾐ _z≧´ _｀≦xzzj} Ⅵ.〈zzzzz夕'´ _￣｀寸: : / : : }: : >: :{: : : :}
{: : }: /} }:{ , : ﾐ 、 {ﾟ・:} _..｀: : ヾ __ ｹ´: ´_ {ﾟ:・:}.,＞´I : : : : :}Y´, }: ｀ヽ: :}
{: :/:/: } }:{ ｀ﾟ￣≧´￣ｲ:{ .｀Y:、: : ≧z:_￣´.:￣｀ヽ: : : :}:}/ }: :{ : :ﾉ
. 〉':/: : } '}. . . : ｲ {! }: :｀ヾ: . ｀寸 ',: : : }:}. }: : ヽ{
/: /: : : ', ', ＜: : :/ .} !:.: : : :ﾐ:、 ,': : :/' /}: : : :.',
. {: :': : : :.∧. ', }' } i:.: : : : : :} ,:': :.ｲ' /: {: : : : :}
',ﾘ: : : : :}∧ }ﾍ. / , ４ } .{: : : : : : { }..,': : ,'./ /: : {: : : :.,' ■調査パーティの暑苦しい人
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ ＼ 調査結果は厳粛に受け止めるとして問題はね、ぶっちゃけ寒いです。
. ／／）（ー） （ー）u ＼
|／ .ｲ ' | フリッツは暑苦しいけど、そういう意味じゃなく寒い。
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／
. | ≧ｼ' ＼
＼ ヽ ヽ
.
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼ ,.:┐
.（ ●）（ ●） ..| ／ ｜
（__人__） .|./ / やらニキ、できニキなんていかにも寒冷地適応してそうなのにな。
i⌒ ´ .r－､ |/ ／
{ ヽ, ',. .,/ :/',
.ヽ .| l_/_, -‐､',
.ヽ . | / , -－'i|
/ { V , -－ﾍ
| ヽ Ｌ| r= |
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （＝） （＝） ＼ おう、アレンの法則騙ろうってかこら。
| __´___ |
＼ `⌒ ／
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿_＿__ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
／ノ ( ●) ＼ ・
.｜ ( ●) ⌒） |
.｜ （__ノ￣ /
.｜ /
＼＿ ⊂ヽ∩＼ . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/´ (,＿ ＼.＼. ┃ 生物の寒冷地適応の……「胴長短足」ってことですよ、やるお さん。
. | / ＼＿ﾉ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | すまんすまん、かるいアカデミック・ジョークのつもりだったが……
（__人__） |
r-ヽ | そりゃ真冬だしなあ、毛皮着こんでいってもダメか？
（三） | |
> ノ く
/ /､＿ ／ )
./ /─“ ／ .／|
|＿__,,─￣ ＿.／ |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼
. ／ （一） （ー） ＼ がっつり着込んでいたら、
. | ´ ij |
＼ ⊂つ ／ それじゃ着膨れでマトモに動けないってマウナに叱られました。
／ ＼
＿＿__
：／ ＼：
：／ _ノ iiiii ＼. ＼
／ （○） （○） ＼ 動いて身体を温める派かお？
： | （__人__） |：
＼ ｀ ⌒´ ／ 寒さ耐性違いすぎるお。
/ ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ
：| ＼| .i ｲ |
|＼ ／ 人 .＼!
| ＼___／ ＼__/：
| /
.
／￣￣＼
／ ヽ､. _ノ ＼
| （●）（●） |
| （__人__） ｜ じゃああれだ、いわゆる使い捨てカイロでもつくろうぜ。
| ｀ ⌒´ |
| } 確かそんな難しい素材はいらなかったはずだろ。
ヽ }
人＿__＿_ノ"⌒ヽ
／ ＼
/ へ ＼
（ ヽγ⌒) | ＼ ＼
￣￣￣＼＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
f´￣￣￣￣ ｀ヽ
＿＿＿_. | ……。 | . ＿＿＿_
／ ＼. ゝ＿＿＿＿_ ノ／ ＼
／ ─ ─ ＼. ／_ノ ヽ､__ ＼
／ =・= =・= ＼... ／ =・= =・= ＼
| （__人__） |. | u |
＼ ｀ ⌒´ ,／ ＼ ｀＿ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ / (__｀ヽ、 u ＼
/ ,⊆ニ_ヽ、 |. ＼| ｀＼ ＼＿_ﾉ | ┏━━━━━┓
/ ／ r─--⊃、 |. | ＼__＿＿/|. ┃ ……。
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. | | {. ┗━━━━━▼
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
／ ;:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::; ＼
│ ;::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::; |
│ ＿＿＿＿＿ :::::::::::::＿＿＿＿＿ l
│ │::::::::::::::::│ ､ :;:;:;:;:; ﾂ│::::::::::::::::│. |
│ │::::::::::::::::│ .;:;:::::: │::::::::::::::::│. │ あれ？
│ ヽ::::::::::::::::ﾉ :;:;:;:;:;:;:;;゛ ヽ::::::::::::::::ﾉ. │
│ ;::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: │ 違うの？
│ ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │
│ ;:::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::; U | 鉄粉と石灰混ぜる程度でよくなかった？
│ ;:::::::::::::::::::|＿＿＿＿＿|:::::::::::::::; |
│ .;::::::::::::::::::: ::::::::::::::; |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「鉄粉、活性炭、食塩、バーミュライト、吸水性樹脂」、後ろ２つをおがくずで代用がパターンかな。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 最終学歴中卒扱いのニートの やるお でもわかる話だお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ それ、鉄の酸化時の発熱を利用するんだお？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
／￣￣ ＼
_,ノ ヽ､,_ ＼
（●）（● ） |
（__人___） | そう、鉄の酸化熱。
'､｀⌒ ´ u |
| | 生石灰に水でお弁当温める系ほど激しくないから、懐に入れても安全だろ？
ヽ 、 ｲ
ｨヽ-ー ≦ノ7
_, ､ -― ''"....:::::::::::::::::::::::::::ﾄ、
/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::........--、
丿.:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r::::: {
r :::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀,::::i
/.:::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',::i
/.:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ノ ヽ､_ ヽ
| （ ●） （● ） | やらニキィ、鉄の酸化熱ってことはさ、鉄と酸素の反応ですよね？
＼ ｌ^l^lｎ ｀ ／
／ヽ L
ゝ ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
.. ／ ─ ─ ＼ .|.「「「l_ヽ
／ （●） （●） ＼ ,:､!j l l l }ヽ
| （__人__） |＼/⌒ ヽヽヽ その酸素って、空気中にあるもんだお？
＼ ｀⌒´ ,／ 〈/ｌ ｌ ｌ ｌ.} 〉〉
／ ー‐ ＼ |.!JJJ'
| | ノノ
{ |
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| そりゃそうだろ。なんせ酸化だから…… |. .|
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／...i| ‘ ／
￣￣￣|／￣￣ i| , ／ ‘
i!| ' .／
_,..-───-..,,_ |i| ／ ，
,. '" ｀ヽ.. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.....|!し／/
／ 丶.. | ﾄ:､._ _ ._ _,,...｀ヽ て_
,.' ,,ｲﾞ＼ /入 ',. | ＼__｀) l’ﾞl l´｀!!'<｀! ヽ } （＿＿＿＿ ＿＿
. /. -‐''"_ヽ'､ l l′/｀_''l | !ヽ--‐''ヽ、 ! .! .! |!ﾞｰ'’l ,| ￣￣￣￣￣￣￣
' /∠´ ｀ヾ' ｌ ｌﾚ'´ 'ヾ. | ﾞ､,,=フ ／ | l | l / ノ |
. ｕ ｉ{,_,, ﾟ }! ｌ ｌi{,_,. ﾟ }. | ／ ∠ |! .l| l.f’ |
. ｕ ｕヾく,＿,ノ′ .ゞi-ｒｲ..... |. /´ ／ﾞl、ﾞー=ヽ, i~ﾞi i'´ﾞ! l´｀! |
u ' ' ｀. |.. |. ﾞｰ'’ ﾞｰ---‐' ｀''’ ﾞ''’ ｀'’. |
（ 人 ） ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
. ／,ｒ｀T"T"´ | ｀丁¨´|
} ,ｲ |__,∟ ⊥.＿|__,l|.|
｀i. ｉ ｌ_／ _,ノﾉ||. ＼__人__人__人__人__人__人__人／
. }. |Ｙ/ ‐┴''" ||. ≫ ≪
ﾞｌ |. 仁 ＿,＿_ ||. ≪ 酸化ぁあああああ！ ≫
/. ｌ lﾆレ'´ ｀ヾ'､ ||. ≫ ≪
/ ヽ 「]、 ヾ>､||. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼__人__人__人__人__人__人__人／
／. ヽ｀「ヽ }Ｈ|＼ ≫ ≪
. ヽ｀「ヽ､､,＿＿,,ノｊ‐|| ｀ ー─ ≪ 酸化だこれぇえええ！ ≫
u. ＼｀'〔｀'Ｔ''''''Ｔ´ ,ﾉ| ≫ ≪
. ＼ ｀￣￣￣ / ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
`－──‐′
.
┏【 真空パック.】┓
┌─╂──────╂─────────────────────┐
＿＿＿_ │ ┃ 鉄粉等調合 ┃ ＋ （空気中の）酸素 → 酸化反応で発熱 │
／ ＼ └─╂──────╂─────────────────────┘
／ ─ ─＼ ┗━━━━━━┛
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | いわゆる使い捨てカイロは、真空パックあってのものだお。
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | 還元とか調合云々以前に、勝手に酸化しちゃうもん保存方法がないお。
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
. , -―─-､
/ ＼／⌒ヽ
＿/ ｰ一 i （_,イ |
. r｢｢ ｲ ｨ⌒ヽ| i､ ＿_ |__| |
. | 〈人__,ノノ （ ﾊヽ '，
. | | ( )￣ | ‘， ‘， Ｏｈ……
. ﾉ | ｀┬‐ヘ＿) | ‘， ‘，
. / / | │l ‘， ‘，
/ Λ |／⌒ヽ| | } '，
. / / ‘， {{ ＿_}｣----┴ ｉ
/ / _l ￣＿＿} } ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
' /ー‐´⌒ヽ＿＿＿_ノ ┌――一' ┃ 大卒やらないお、プライドに大ダメージ！
〈 | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
――- 、
／ ＼
/ ― ― ｶｲﾛ
r∩ （≡） （≡） } まあでも懐炉っていうぐらいだし、
〈{ { {＿⌒ __｀__ }
ヽ＿ ヽー'´ ／ 炉……容器に、灰で包んだ火種を入れとくんでしたっけ？
_ 〉 /￣_／＼ _
_ ´/￣￣ }/i ヽ ／ ｀ _
´ / ＿ / | ∨ ｀
′ /´ ∨ | ∧
′./ ∨ | ∧
{/ ∨ | |∨ ∧
〈 ∨ ＿＿_| __|_∨ ∧
──── ヽ＿／ ⊂r― ＿＿）￣￣） /─────
￣´ '――'´――― ´
＿＿__
／_ノ ヽ＼
／ （ ●） （●）、 それは燃えさしの話じゃないかお？
／::::::::⌒（__人__）⌒＼
| |r┬-| | 燃えさしを草や樹皮でパックして持ち歩くのはできても、
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ 懐に入れて安全かというと無理だと思うお。
＼ ヽ / ヽ /
＼_,,ノ |､＿ノ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 燃えさしが懐炉になった、という話ではないようです。目的・用途が違いすぎるのかな。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣ Y￣￣＼
_,ノ ヽ､,_ ノ ＼
（●）（● ） （ ●）（●）
（__人___） （__人__） 火種と暖房器具とじゃ、欲しい火力も安全性も別物だわな。
'､｀⌒ ´ 彡 ｀ ⌒´ﾉ
| } どうせ焚き火起こすんだし、そんとき石も焼いとくのはどうだ？
ヽ 、 彡 , ノ
ｨヽ-ー ≦ノ7´
_, ､ -― ''"....:::::::::::::::::::::::::::ﾄ、. ┌───────────────┐
/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::........--、 │ } ﾄ､ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
丿.:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r::::: { │ ―く ）ヽ ＿,
r :::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀,::::i... │ （ :| ⌒)ﾉ
/.:::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',::i..... │ '⌒)::!､ ヽ / （
/.:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V..... │ ノ〉 し'⌒)'´ ,ィ
│ (⌒ (＿,ィしl､ /:::し!
│ ）:::::::::r'´r:イ ﾉ―ｧ ノ: ::イ
│ '＾):;イﾉ ﾑｲ（ /-'´ ＿)ヽ
│ ム （:::l ⌒)r―'' ⌒)::vﾍ,
│ ヽ ｀二 =‐'´ ゞ__.ン
│ / ／^;^ll^;^ll^＼
│ '''_,.-'ﾉ l l ＼＼＼■焚き火
＿＿＿_ └───────────────┘
／_ノ ヽ_＼
／（ ●）（ ●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 石を焼いて、風呂でも沸かすのかお？
| （ （ |
/＼ `ー' ／
│／￣￣＼＿＿/￣￣＼
／::::＼::::|:::::::::∪::::::::::|:::::/:::|
|:::::::::::|::::::|:::::::::∥::::::::::|::::|::::::|
|:::::::::::|::::§:::::::∥::::::::§::|:::::::|
.
＿＿__. 〃／
／ ＼. ⌒
. ／ ノ ' ヽ＼
. ／ ／）（ー） （ー）u＼ あー、えーと、あれ、ヌルイシじゃなくて……
| ／ .ｲ ' |
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／
. | ≧ｼ' ＼
／＼ ヽ ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） ｵﾝｼﾞｬｸ
| ｀ ⌒´ﾉ 温石だろ。
.ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
＿＿＿_
／ ― ＼
. ／ (● ) ﾍ＼
| （⌒ (● ) ｜
ﾍ ￣｀､__） ｜ へー、そんなのあるのかお。
ヽ ｜
, へ、 ＿／ ┏━━━━━━━━━━━━━┓
. | ＾ヽ ┃ 火傷しないようにねー。
. | １ | ┗━━━━━━━━━━━━━▼
.
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●）
| （__人__） てか話してたら思い出すってのあるな。
| ｀ ⌒´ﾉ
| } ＼ そうだよ温石あったじゃん。今夜はもう無理でも、明日から寝床に入れるだろ。
／ヽ } ＼
／ ヽ､＿＿__ノ ）
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ 言われてみると、あー、あったなーって。
／ （ ＝） （＝）＼
| u ___´___ | なんで言われるまで気がつかなかったかなあってくらいに。
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
＿_＿__ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
／ノ ( ●) ＼ ・
.｜ ( ●) ⌒） |
.｜ （__ノ￣ /
.｜ /
＼＿ ⊂ヽ∩＼
/´ (,＿ ＼.＼
. | / ＼＿ﾉ
.
／￣￣＼
. ／ ノ ＼ ＼
. | （●）（●） | どうした？
| ｕ (__人__) |
_ __ | ｀ ⌒´ | まさかまたなんか致命傷してたか、俺？
. ｒ( ＼＼r､ ‘， ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ /
r─ヽ ` ヽ / '⌒ヽ
￣｀ヽ ＼| / ﾉ
＼＿___ ＼_／ ／|
＼ ／ |
|￣ |
. ＿＿＿＿
'" U ｀丶、
／ ＼ ＼
. / ｀¨″ `'ｰ'"￣｀ んー、ていうかさ、家で使う分には石じゃなくてお湯でよくない？
{ 三三 三三 }
. '. Ｊ / 湯たんぽ。
＼ ｕ ﾞ'ー'^'ー'ﾞ ／
｀¨７ ￣ ‘, ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ ‘, ┃ 朝に温くなった中身で顔を洗うのもまたよし。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
― -＿￣― -＿￣― -＿￣― -＿-＿￣￣― -＿￣― ― -＿￣― -＿￣― -＿￣― -＿￣
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―￣￣―‐―― ＿＿＿￣￣――― ＿＿＿――￣￣＿＿＿￣―＝＝
／ ＼
, ; ／ /Y / r-、 _
c=＝ｰ＾ /li ＜こ＿ .:; イ.:.:.:.:.:7:::ヽ /V::::/ /::t__ ＿＿
z ,ｨ≦ ﾑ}|/__／´⌒ ／.:.:::::.:.:/:/`' ７::::く /:t-i::/ ./￣____:::::/
__ -一 .:fr'/{ﾐ ,彡／ ,／.:.:.::::／.:.l,/ /::/ヽ' ヽ;:`'/ ￣,-, /／
c=＝ ¨¨ ／^{ノ ilil/／ /⌒´￣￣￣`7´ / l,/ /:/ /:/
ｃ に≠==ー 厶- il,／ 〃 ｰ／, { { i `' `'ヽ
`ーﾄ､ 〃 {i ﾍ. :丶ヽ: : :ヽ: : : : : : : : : : { :＼
C °。 : . ﾍ にﾍ,{i. ヽ.i{ . . . . . : : : : ヽ、:＼: : : :＼: : : : : : : : ヽ. : :
: ', ,〉ｨﾍ ヾミ{!. : : : : : : : : : : : : : :＼. :＼: : : 丶: : : : : : : : ＼
く {^ヽ人 ﾍ≧ー‐rｰ宀7⌒ヽ. : : ヽ､__. : : : : :＼. : : : : : : :
:｀ 、: :ﾄ ´ ヾ ¨＞く__ノ ＿,人___／, |¨¨"￢ｒ一=,,___ : :
| ＼ ⌒ /. |
|. |
. |. |
ｨー-ヽ ﾉ
／ ﾍ､＿＿ 彡彡 ´ _ ｰ'
/ . : : : ´¨¨￢ , ／
. / ヽ、 ／
――――――――――――――――■心裡描写■――――――――――――――――――
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＼∧ X/￣￣￣＼ ｶﾞｯ
＿＿＿＿＿＿＿＿─────,.-─-、 7' V/ ⌒ ⌒ ＼
────────￣￣ ＿_, ヽ＞ 、 // .;;,((○) （●） |
￣￣￣￣￣￣￣ ）＞, ,･_ | | ___´__ l
￣￣￣￣￣￣￣￣ ） ゝ ’,∴ ¨､ |r┬-| ノ
＿＿＿＿＿＿＿ ´ ＞ ､･∵ ’ ／ `ー'´ ￣￣＼
／∨ ／ ／￣＼〉
￣￣￣￣￣￣￣￣￣ / /
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣―
￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―
.
. ＼__人__人__人__人／
. ≫ ≪
. ≪ かーっ！ ≫ ￣￣＼
. ≫ ≪ .＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ .≫ ≪
. / ｢､. ≪ 何で今の今まで忘れてたかな、ゆ・た・ん・ぽ！！ ≫
.. ＿/＿／ ＼＿＿＿＿＿. ≫ ≪
/＿___ ＿＿__ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
. ／ ￣＼＼ ／ ￣＼ :::::::::|
/ ● }| | | ● }| ::::::::|
. │ 〃 ﾉ 八 〃 :::::::|
|＼＿＿_／ / ＼＿_____／ ＼__人__人__人__人／ ＿＿
| ￣/ | ＼￣. ≫ ≪.....- ´´￣ ｀¨ ‐ ､
. ＼ | | }. ≪ 湯たんぽ！！ ≫ .丿 ヽ
| ＼＿人＿＿_／| ≫ ≪ ＿／ 、 丶
| |┴┴┴┴┴ヘ、 ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ ./ /::::::ヽ ｌ ヽ、
| | |. /. : : : : : { {:::::::::ﾉ ! ヽ
| | |. /. : : : : : 丶 ｀ ´ ノ ヽ _
| | ／⌒y'´￣ | |... /. : : : : : ｀ー‐ ´ |
| | / / |│ |.... ./. : : : : : i
| │/ / | | |....../. : : : : : Ｕ ｀i｀ ﾆ二-- i
. | || | // ／ ./. : : : : : ｀´ l
. | /|┬┬┬┬┬／ ／..:......,'. : : : : : : /
| ( ￣￣￣￣／ .::::::::::... i : : : : : : : /
. ＼ ￣￣￣￣ .::::::::::::. i : : : : : : : /
. ＼＿人＿＿／.::::::::::::. ', : : : : : : : ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
. | .::::::::::::. ', : : : : : : : ≫ ≪
ヽ、: : : : : : . ≪ 本気でなんで気がつかなかったかなあ、かーっ！ ≫
ヽ､:_: : : : . ≫ ≪
｀¨i : : : : :...／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
.
＿＿＿__
／ノ ＼. ＼
／（●) （●） ＼
. (⌒(⌒(⌒ヽ ／ ∪（__人__） ＼ いや、やるお もこの流れだから思い出したっていうか、
＼ ヽ ヽ (⌒) | ｀⌒ (⌒(⌒(⌒ヽ|
ヽ::::::::::: |. ＼ ヽ ヽ ヽ | 本当に、記憶ってきっかけがないと出てこないものだお。
ヽ （ ヽ ／ (⌒)::::::::::: |
＼ V ! |
ヽ ﾉ
＿＿＿＿__
. ／ ､_ l │_|__|
| ｋ j |(__ヽ＼
| （__ノ_,ノ__ﾉ 〉 ＼ そういうことに
| ﾉ´ ｀ヽ/)ﾟo | ＿＿＿
！ ／(__） |. ／ ＼
ヽ ／｀ ⌒´ |. ,---､ ⌒ ⌒＼ ― 、
i { ﾉ.......l ｌ （●）}ili{（●） ＼ |
‘， ＼ /.. .| | ____´___ | | しといてください。
＼ ＼.. .| | `ー'´ ／ /
. ＼ | i. ゝ ノ
| | | . ＼ ／. ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ | ┃ プライドはぼろぼろですね。
/ |. ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼ それに適当な容器もないお。
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼
⊂ノ￣￣| （__人__） u | まさか壺抱いて寝るわけにもいかないし。
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／
'､＿ ＼ ）
＼ ＼ ／ ／|
|＼ ヽ ／ |
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ＝） （＝）＼ 口の小さな平たく潰れた壺ということで、陶器壺を試作してもらいましょう。
| u ___´___ |
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） いつまでも窯や土作りもなんだしな。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 試運転・評価運用込みでオフレッサーに陶器試作させてみるのはありだな。
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
.
| Ｌ_ || .: :||: .:.:.||￣ l‐- |.: : |.:.:.|i|i|:| || |:| |i:ｉ| : : :[￣￣￣￣／＼￣￣￣￣|i:i:||
| | ￣||''‐-:||､..__|| : : | .:.:.|￣:|~"|i|i|:| || |:| |i:ｉ| : : :|: ［|二二二二|］ |i:i:||
| | || .: :||: .:.:.||￣ l‐- |.: : |.:.:.|i|i|:| || |:| |i:ｉ| : : :|: :|: : _:_:_:_: :.::| : |i:i:||
| |¨" '' ||‐-.:.||: .:.:.|| : : | .:.:.|￣:|~"|i|i|:| __ || __ |:| |i:ｉ| : : :|: :|: : | |: ::| : |i:i:||
| | || .: :||￣~||ー┼-;;|.: : |.:.::|i|i|:| | || | |:| |i:ｉ| : : :|: :|: : | 干｜: | : |i:i:||
| | || .: :||: .:.:.|| : : | .:.:.|￣:|~"|i|i|:| |_ || _| |:| |i:ｉ| : : :|: :|: : | 渉｜: | : |i:i:||
| |￣”“||'冖.:||ー-||_: : | .:.:.|.: : |.:.:.|i|i|:| || |:| |i:ｉ| : : :|: :|: : | 禁｜: | : |i:i:||
| | || .: :||: .:.:.||￣ |~~丁" |ー|i|i|:| || |:| |i:ｉ| : : :|: :|: : | 止｜: | : |i:i:||
| | || .: :||: .:.:.|| : : | .:.:.|.: : |.:.:.|i|i|:| || |:| |i:ｉ| : : :|: :|: : | |: ::| : |i:i:||
| |￣””||""'''|「'冖||￢ |ー |--:|-､|i|i|:|＿＿＿_||＿＿＿＿|:| |ｉ:i| : : :|: :|: : ￣￣: :.:| : |i:i:||
| | || .: :||: :.:.:|| : : | :.:.:|.: : |:.:.:|i|i|ＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺZ| |i:ｉ| : : :|: ［|二二二二|］ |i:i:||ＺＺ
| | ＿||＿,,｣Ｌ.､､|l--┴‐┷￢冖|i|i|:|￣￣￣ ||￣￣￣￣|:| |i:ｉ| : : :|: |i:i:||￣
丁「「i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ||i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|i|i|:l ０||O |:|_|__|_:_:_:|＿＿＿＿＿＿＿ |i:i:||
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:||i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|i|i|:|＿＿＿_||＿＿＿ｒ≦ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚzzzzｚｚｚzzz≦二二二|i:i:||＿
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＿＿＿＿＿ .ニニニニニニニﾆiニＴZ:| | | |ＺＺＺＺＺＺ≦二二二二二二二二二二
-ー───....／ ＼.─_‐ー┐ .|i:i:| | :| |_| |_|､‐───┴┴─┴┴────┴┴
￣￣￣￣.／ ∪. ＼...￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. ／ 二ヽ、 ､__∠´＿ ＼
／ ヽ_(:)_i '＿(:)_/. ＼ この流れで言うのは気がひけるんだけど、
／ ,! ` ; ＼
. | ; '' ヽ ' . ∪ | モノはついでに、
.| ∪ （__人__） |
.. ＼ ‐- ／ やるお も障子戸試作してみたいんだけどいいかお？
.... ＼ ／
. ／ヽ イ＼
......／ ｀`ｰ- -‐'"´ ＼
＼
.
:::::::::::::::::::::::::::::::.: ρ :.::::::::::::::::::::::::::::::::
: :::::::::::::::::.:.:.:.:.:.. : : | : : ..:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::.:.:.:... : : : .. _Ω_ .. : : : ...:.:.:.::::::::::::::::::::
:::::::::::::::.: : . . ∠三三＼ . . : :.:::::::::::::::::
:::::::::::.:.:. : . . : : |＼.::.／| : : . : : .:.:.:::::::::::::
::::::::::.:.: : : : : : |.:.:[X]:.:.| : : : : : :.:.::::::::::::
:::::::::::.:.:. : : : : : |／.::.＼| : : : : : .:.:.:::::::::::::
／￣￣＼ . ::::.:.:.: : . . ／三三三＼ . . : :.:.:.:::::::::
／ ヽ_ ＼ ::.:.:.:.. . . ..:￣￣￣￣￣:.. . . ..:.:.:.:::::::::::
| （⌒ ）（⌒）
. | （__人__） そりゃ好きにしてくれやってくれって話だが、なぜに障子？
| U ｀ ⌒´ﾉ
. | |
. ヽ |
ヽ __ , _ ノ
_,,,, ｢:::ｰ----ｰ"::i、___
_,,..r''''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::`''ｰ-､
／::::::r::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ..ヽ
ﾉ ::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::／}
l :::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r::::::/::::ハ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 暖房器具の流れ……ではないですよね、障子は。
| ___'___ |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三
三三三三三ニニニニニニニ. , --ー -- ､ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニニニニニニ三三三三三
三三三ニニニニニ＝＝ , ´ ヽ..――――＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニ三三三
ニニニ＝＝＝＝＝―.／ .........ヽ ――――――――――＝＝＝＝＝ニニニ
――――.,,ィ ..::::::::::::::::::::ヽ ――――――
―――. ／ / :::::::::::::::::::::::::::::', ―――
／ / :::::::::::::::::::::::::::::i
/ i ＞ｰ--､ --ｰ''/ i| ノ:::ﾄ 暖房ではないけれど、
. / { ､● ｀ヽ ,:::::::::::/ｰ´::::::::ｌ ',
.. / ', ｀ｰ--＝ァ' :::::ヾ＝='':::::! ﾊ 寒いからって鎧戸閉めてるから暗いんだお。
.... { 丶 イ´ ..:::::::::::ヽ::::::::::::ｌ ｌ
.... /:l ヾ、 { ,、:::::::::::}:::::::::ﾉ i 日中でもランプ使うって贅沢が過ぎる気がするし。
.. ,'.:.:', ヽﾞｰ ､ ｒ´ヽア￣ ヽ- '::::,, イ ﾄ
.... i.:.:.:.ﾊ ＼.:.:｀.ー{ ｒ-' ィ､＿｀i｀ｰ､ !.:.i
r.:'.:.:.:.:.:.:.:ヽ ヽ.:.:.:.:ﾊ｀ｰﾌ´ ヽ_｀ｰ, ヽ.:.:ヽ ﾉ.:.:.:l
ll.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀丶 ﾊ.:.:.:.rﾞｰ' ィｰ｀ﾞ´ }l.:.:.:i´.:.:.:.:.:.:i
ﾄ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー -- ＿＿ ノ.:.:.:丶_ ィ=''／ ｌ i.:.:.|l.:.:.:.:.:.:.l
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ あー、外気をそれなりに遮断しつつの明かり取り窓ですか。
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） ガラスはつくれないからなあ。
. | （__人__）. ｒｍ､
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 || うん、確かに採光は大事だろ。
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
_＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ＼ それに、別に冬場でなくても、
| ＿, ／ |
＼（ー⊂ヽ､∩ ｕ ﾉ 鎧戸もないようなただの穴を窓っていうのもちょっとね。
| | ゝ＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ ” ／.
＼ ＿＿＿ ＼ ／
／￣￣￣＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼ 僕らの感覚だと開け閉めできるものが窓ですけど、
／ （●） （●） ＼
| 、 ´ | 石造りだと穴つくっときゃそこが窓なんですよね……
＼ ￣￣ ／
ノ ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 生活レベルにもよるけど、わりと普通かも。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○） オクノ村の教会のなんて、窓じゃなくて換気穴だよなあ。
｜ U （___人__）
.| __ﾉ__ 会堂のほうは窓どころか門だぜこれってレベルで開放的なのに。
| _／ ___＼ヽ_
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} |
/ { /
, '''"￣￣￣ `‐- ､ __
/ `ｰ‐ﾑ ,| ￣￣
{ `ヽ / 丶
／￣ ｰ─ﾄ＿ノ i
＿＿＿＿＿ . i 八 ＿＿＿ |
／ .＼／ ー── ＜´／ ／´
／ ｒ‐────‐（ { 丿 γ /
／ ‐ 八 i i `ｰ─── " ´ | /￣￣￣
／ .,..| T───────── ､ ／
／ （＞i､_ |. l ● ） ＼ `､ /
| ｀/ | ヽ.ｰ ' |. | ./ それこそ用途の違いってやつだお。
| " / |__人_＿__）⌒ﾞ |.... i' !
＼ {,-ｰ- 、! ／. { i 生活空間で、極力熱を逃がしたくないとなれば
＼ / ﾋ-‐─────--- ‐‐‐‐| |
/ 八 | 穴は小さいほうがいいのは当然なんだし。
/ _ _＿＿＿＿＿ゝ__ー,‐'
/ } ￣￣
/ _ _-‐"´ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
` ┃ 開口部が大きいと雨風も吹き込みやすくなっちゃうしね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ U ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ
./ （ ● .） （ ● ) '., 僕らの関わってきた家屋はなんでかんで木造ベースだから
/ u . ￣￣￣ ￣￣ '.,
. .,' ゝ .l 引き戸のレール追加も比較的容易ですが、
l U. .l
.'., ┌───┐ .,' がっつり石積んじゃってる宿のラウンジは難物だなあ。
. ' , ￣￣￣￣ ／
ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
. / | | |
| | | |
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ 窓だから締め切り嵌め殺しってわけにもいかないし、
| _,.ノ '(ゞ､_|
.| （ ー）ヽ ヽ そもそもロレンスさんの許可も要るがな。
.ﾉ| U （___人_＼＼__
／ | ｀⌒（⌒_ ＼
{ .ヽ. し「、 ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i ┃ 暖炉のある、なにかと集まるあそこです。
.| | | ／ / ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
.. ／ ─ ─ ＼ 鎧戸のある窓は、穴内側に向かってサッシを組み込むカタチでいけると思うお。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ただの小穴は割り切って手動取り外しのＦＩＸ窓でいいかなって。
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
| ( ●) （●)
.| （___人__） 規格化されてないのが面倒だが、
| ﾉ
.| | 最大公約数的に気持ち小さめに作っとけば、隙間を漆喰で埋めて固着できるだろ。
人 丿
/⌒ ＼ __ _ ／
/ ＼
./ 人 ./ ヽ
〈 < / ＼ ＼
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ 障子の紙も、油紙にしておきましょうか。
| （●） （●） |
＼ ∩ __'__/777／ テレピン油塗って乾燥させれば一応の耐水性は持つでしょうし。
／ （丶＿//// ＼
.
ヽ
u. V
V
,,＿ ／￣
￣二''＝=≧､_ /‐-、V
/ /:c;:;ii',V Vc∧ V |
∧ V;:;:;:i' V;:;:i' V
ヾ､,,_,,’`゛ ヾ'' 、 しかしなんつうか、やっぱり話し合うって大事だな。
/ j! ｝
i! / i、 / i
`ー- ‥ -‐ ´ `ー,´ .l カイロは恥ずかしい思いしたが、
u. `ー--- ― -‐ '´ i ｵﾝｼﾞｬｸ
l 温石に湯たんぽ、障子戸、油紙……
i
i
l
l
/
/
＿＿＿_
／ ＼ ｸﾞﾞｷﾞｷﾞ
／ ─ ─＼ どれも知識としては持っていたはずなのに、
／ （●） （●） ＼
| ___'____ | 今の今まで出てこなかったわけですしねえ。
＼ ｀ ⌒´ ,／
r´ ＼
／ ＼
. / /＿＿＿ｒっ=―=ｃ､＿ ヽ
ヽ＿＿＿＿＿ア＿_弋_）＿ ﾉ
.
＿ ＿ _
r≦三三|| rfiiii{iiiiiiiiiiiiii{fiiiij
|三三j{ﾆll {iiiiij iiiiiiiiiiiii|iiiiij
L{ifLﾆにj fiiiiiTiiiiiiiiiiiTiiiii} ┌───┐,
fﾆﾆﾆﾆ三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾂ＿＿＿＿＿
i| r========､ | r==========､ | r========､ ├────┬’
j| |! !| | | || | | | | |
＿＿＿＿＿_j| |! ji | ヽ＿＿＿＿..ノ | | j | |_＿＿＿
::::::::::::::::::::::::::::j＿二二二二＿{────── ┤__二二二二ﾞ＿| |::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::└─────‐┘￣￣￣￣￣￣└─────‐┴────┘::::::::::::::::
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＿＿＿.: : : : :
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..／ー ー＼ それもこれも脱線の末というのも業が深いお。
. . . . . . . . . . . . . . . . . ..／o（＞） （ー）＼.
～ ／ （__人__） ..＼ せっかく できるお もいるんだし、
～ | ｌ^l^lｎ ﾉ ヽ, |
＼ヽ L /⌒ﾉ´ﾌ .／ 今日来たワカメの提案どうするか決めちゃってもう寝る。
. .ゝ ﾉ.￣￣´ <.
／ /
.。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
. r..イ.:.:.:.:.:.:.:.:;.:.:.;.:.:.､:.:.ヽ.＼
′/.:.:.i:....:.:./`"'i:.:...ヽ:.:.:.::`:.＼
ﾉノ.:.:.メ::.:.ノ 乂:.:.:.;メ::.:.:.}:〈
／（:.:./､(_厶ノ ､__ヽ:{_｀ｨ:.(:.:.＼
´ﾑ:.:.廴 {:￣:} {:￣:} Yﾉ::::...:) お互いさー、アレなわけじゃん。
W´| ﾞｰ ′ ﾞｰ ′ |｀;ヽ（
. 八_| _ ．-――‐- ． |_八{｀ ソコんとこナニしてコレで頼むよー。
l∠＿＿＿ｰ‐'＿＿｀ヽ ﾉ!
ヽ ﾉ
＞，_＿＿＿ _ ィ＜
/ｉ: : : : :｀ﾞf|l!´: : : : :ｉ‘，
.。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼ ワカメ来てたんですか。
／ （ ●） （ ●） ＼
| ' | それで、なんですか？
＼ ￣ ／
／ ⊂ヽ∩＼
/ (,＿ ＼ ＼
| / ＼＿ﾉ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） シタノ村以外にも、洗濯板用の板材譲ってくれないかって。
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ローエン商業組合のほうからも、できれば自前で何とかして欲しいといわれたんだそうだ。
. | }
. ヽ } ┌────―───――‐.、
ヽ (＼ ﾉ､. | |: |:: |::.. ::. j |: .:| ;n ::| : :: | |
/ ＼＼く} j | |: |::. ::| .:l: : :|: ::| ::{ﾘ ::!..:! :::| |
| 〈￣ ﾞヽ ヽ | |: |::. ::ｌ .:| | | .::| ::r : :| :ｉ :::| |
| .に } | |:ｉ ::| :: :| l : |: |:: |::.. : j : | |
| (＿__，ノ | |:|: :| ::| :: ;| : |: |::. ::| .:|: : ::| |
| |:|: :| ::| :: :| :|: |::. ::ｌ .:l : i.:| |
| |:|: :| ::| :: :{ |:ｉ ::| :: : | l.:| |
| |;} : :| :| :: |:|: :| ::| :: ;l | |
| | .::| ::r : :| :i |;} : :| :| : :| |
||:|: :| ::| :: :| : | .::| ::r : : | i | |
||:|: :| ::| :: :{ |: |:: |::.. | : j | |
||;} : :| :| :: |: |::. ::| .:| :i. | | ■洗濯板用の木板
. ヽﾆﾆニニニニニニニニﾆﾆ.ヽ!
.
,r== -
/'´ ヽ、 ／.:￣￣￣￣￣＼
| ヽ ／: : : ＼
| ﾍ ／: : : : ＼
Ｖ t ／: : : : : : ＼
ヽ !: : : : : : : .. ＼ 去年は製材追いつかないで
ヽ |: : : : : ,,,,ノ⌒" '' ``⌒＼,,, l
. /ヽ ∧: ::;; （ (・) ） ﾉヽ （ (・) ）;;::: | あちこちで買い付けのどたばたしたじゃん。
. ｒ'⌒ ' ＼ : ´"''" "''"´ l
. | ヽ ＼: . .（ j ） ／ ワカメ経由の話だと、足元見られてるんだそうだお。
丿 ＜＼ | l:: : ＞ｰ-‐'=ｰ-ｰ＜ ／
（ ､ ィ_.ﾉ |: : : : : : : : : : : : : : : : : イ＼
/ ＼ /´ l: : : : :｀`ｰ- -‐'"´ ＼
＼ ｀＼ ｀ー{, -―｀. : : . : : . ＼
＼ ｀ ー ｀ｰ ´
／￣￣＼
／ _ノ ヽ
.| （ ●） ） 今年はほら、ウェルキンさんwith水車木挽き台で日産2,000枚超えてるだろ。
.| （__人）
.| ｀ ⌒ﾉ シタノ村の分は余裕でカバーできるから他村の分もどうかってさ。
. | r-‐､
ヽ （（三）
ヽ } 〈
. 〉 ,ｨ⌒ｧ ヽ
（ .＼／ 人＿_）
ﾄ､ ／|
|...＼_／ |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 洗濯板の今年度の約定30万枚のうち、おおよそ半分の板材を提供できてしまう計算です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ―＼
／ （●） （●） ＼ 僕らに頼みごとってことは
| __´___ |
＼ '―‐' ／ 本来の、ウェルキンさんの生産量に対する余剰分ってことですよね？
/´⌒｀￣ ￣ ｀ 丶'
| ＿ﾞ＿ ､ ＼
ヽ イ´￣ / ヽて 〉
l / ｒ ヽ彡'
ヽ / ,ヽ ヽ _-‐､
,ィヽ / Ｙ ゝ‐-､ ──´ │
r_-ィ__ﾉ_ヽ､＿＿ﾉ＿_「＿＿＿ﾉ__＿_＿＿」
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ そういうこと。俺達の製材台あっての生産量だからな。
| ｀⌒ ´ |
| | 対価としては、板材5枚で小銅貨1枚換算した上で食糧でどうかってさ。
ヽ /
ヽ /
／ ＼
(⌒＼ ／⌒ヽヽ
l `ー'￣ /￣ |
＼＿＿_／＿_／
| |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃（2300-250）ｘ72日≒約15万枚 → 小銅貨3万枚ウェルキンと山分け → 銀貨62.5枚 → 食糧125か月/人
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-―‐-
／ ＼
| ん～。 |
＿＿＿_ ∠ /
／ ＼.... ＼ _＿＿／
. ／ ＿,ﾉ ⌒＼ ワカメだし、シタノ村相手なら交換条件もそんなもんでしょうけど、
ｌ^l^lｎ （●） （●） ＼
ヽ L ､ ｀ | 荷馬車輸送は御者訓練も兼ねてるんで遠出させられないのは織込みました？
ゝ ﾉ ￣￣ ／
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿＿＿＿＿
,..-''"´ ｀''-,,
.／ ＼
./ ヽ
/ ＿＿＿ ＿＿＿＿ ',
,' ＿＿＿_ ＿＿＿_ ',
l l ● l .l ● l l
l ヽ､＿ ノ ヽ､＿ ノ .l ああそっか、各村への運搬までは面倒見切れないのか。
', ,'
', （＿_人＿＿） /
ヽ、 └――┘ ／
._｀''-..,,_ ￣￣ _,,..-''"_
,..-''"´ ｀"''-..、
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ なお研修名目かつ施設使用料を払うべき立場のウェルキンは山分けに難色、約1/4取り分で決着。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, -‐―- ､ , - ― - ､
..／:: :: :: ＼ヽヽ､ .／￣￣ ＼ ／/:: :: :: :: :: ::ヽ
. |:: :: :: :: :: ::ヽ､:: ヽ､ ／__,.ノ ヽ､,_ ＼ ,-/:: i:/::／⌒:: :: :: ::|
v:: :: :: :: :: l:|Y⌒ ､｀、 ｌ ( ＝ ）（ ＝ ) ｌ-'´:: l:: /::l '´:: :: :: :: :: ::/
v:: :: :: :: ::l::ヾ:: :: |:: :: :l. （___人___） .|:: :: :: 〉ﾚ´:: :: :: :: :: :: ::/ てか、本来運送費は別で取らないとおかしいよな。
l:: :: :: :: ::|:: ∧:: ::l:: :: ｌ ｀ ⌒ ´ 'J |:::::::::::Sﾚ‐i:: :: :: :: :: ::/
v:::lヽ:: ::|::l:: ::｀ヾ＿ i |;;-っ´:: :: |:: i:: :: :/:: / シタノ村まではサービスするが、
ｌ::|;;ｌ:: ::|:::!:: :: :/:.ヾ =', /L,／´ヽ:: :: ::l::|::/:: :/
';!::ｌ:: ::|:: :: ::/:. :.,,＞》'ヽ､.＿,＿／:::ゞ ヾ､ ヽ;; :: |::ｌ:: :/ そっから先は自前でやってくれってことで返答だな。
';:: ::ｌ:: :::/:. :.ヽ'´:.i｀ヽ:. ニ二ニ :.／ :. :. ｖ:. :. l::|:: :: :/
i:: :::ｌ:: /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :!::l::l:: :/
∨:::|::/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. v:ｌ::/
|;: :ﾚiヽ､:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. |､/
∨ ｌ :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: Y
ヽ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ シタノ村とはわりとズブズブなぁなぁの関係でやっていますが、ヘンピナ７は「よそ様」ですからね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
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.
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
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┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .:.:.:.: .:.:.:.: .:.:.:.: .:.:ヾ〈ヽミh､､.: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.: .:.:.:.: .:.:.:.: .:.:.:.: .:.: .:.: .:.: .:.: .:.: .:.: .:.-=ミ〉ｰ' ヵ≧ｧ‐､､:.: .:.: .:.: .:.: .:.: .:.: .:.:.:.: .:.:.:.: .:.:.:.: .:.:.:.: .:.:.:.:.:.:.:.:ノし.:
.:.:.:.: .:.:.:.:.: .＿人.: .:.: .: .: .: .: .: .: .: -=ミﾐア::::㍉zzzz彡-､_`Ｙ: .: .:.: .:.: .:.: .:.: .:.: .:.:.: .:.:.: .:.:.: .:.:.:.: .:.:.:.: .:.:.:.:.:.て
.:.: .:.: .:.: .､. ） ｰｰ ＿: : : : : : : : : ミミｱ:::::::ヽ,,,,､､‐''´::汽ソ..:.: .:.: .:.ｎ.____ ｎ.____ __.:.:.:.:.:.:...(
～～＜＿,⌒Y ., - ､ ミﾐﾐ,'::::::::〃:ヽ:::: イ／..: .: .: .: .: .:..|┌‐┘ |┌‐┘ に二二l └┘/7.'゛
,,,:,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,二ﾆ=-..{///} ミﾐ,':::::／:::::::::ﾍ ／ : : : : .: .: .: .: .:Ｌ.二ｺ Ｌ.二ｺ ＜ノ,.:'´,.:'´
二ﾆ=-.: .: .: .:〈/ア＼_ ミﾐﾘ:／:::::::::::::::::ﾊ.:_:_:_: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:_､‐''゛,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´
二二=ﾆ-,,,,,,,,,,,,__ . {/＼＿{ﾆﾆﾆﾆ>:::::::::::::::::::::､__＞‐―‐ ､ :_:_:_:_:_:､-‐ｧァｧｧ==‐- `｀,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´
,,,,,,,,,,,,,,ﾆ=-"""" ....V//////_ミ/:::::／:::::::::::/::::::,,､::''´::/::::};;;;;;_:_:_,,.､丶`´ ,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´
＿,,,,,....、、、、、---=.V//////∧::::ゝ::::::::::/::::~´:::::＿/:::::::}＿'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´ ,.:'´ ,.:'´
;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;.:,:;.:,:_ゝ//イ///}::::::::::::::::廴＿,,,ｨﾍ:::::::::::,ｲ::::::::Y,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´ ,.:'´ ,.:'´ , . : ´ , . : ' ´
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.〈:i:i:/:i:i:i:|/ﾊ::::::::::::㍉::::::::::::::/´∨/´ ,､､l::::::| ' ´ ´ ´ ´ ´ ´ ´¨∴∵`｀ : : : :
;;;;;;;＼__人__人__人__人／:::::::`寸〉::::::::::::::㍉:::::/ /ﾊ::::::::::/...: : : : ; ∴； : : : : :
`｀￣≫ ≪::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｱ. {//}::ｧ'´ : ''"´ ,; ： : : : :
三 ≪ うぉっとぉ！ ≫.:::::::::::::::::::::::::,ィ≧ ゞ‐'′ .: : : ,;∴：∵ : : : : :
三三 ≫ ≪:::::::',::::::::::::ｧ''´ ￣￣ : : : : ; ,:∵∴∵∴ : : : : :
三 ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼.:::::::ﾉ:::::::ｲ、 . ’ ﾒ .: ，∵∴∵`｀ : : : : :
=-￣. /ﾊ::::::::::::,:::‐:::､:/::::::::::::::} ( : : : : 、 ‘ ．∵∴∵ : : : : ,: ,; ,
__ノ=-. l:i:i:i:ﾄ､､:/:::::::::,ｲ::::::::::::::/ 丶 ,.`｀ ‘,, ,,;∵∴∵＂ : :''"″,: ,: ,;^
_ノ=-⌒ : :l:i:i:i:i', ,::::::::/ー气::::::::} . . . . : : : : : . . . , ,;∵∴∵ , : : : : .: .: ,: ,:
.
/ |//:::::::::/∧ ./|
./ ／＿＿＿ |/:::::::::::::::::∧ //!
＼／/ ／/､////////7≧ｭ､ ll!::::::.:::::::: :: ∧ ///!
. / ／ / .＼// ::::::: ヾ! :::: : ::: .::::: ﾍ/ ;i
. ｎ.____ .｀7／ / .〆､ :::::: :: .: .:: .: .:.::j／
. |┌‐┘ ../ .／ｰ ＼ ヽ :::: .: : .: .::: !
. Ｌ.二ｺ / 〆─ ＝ ヽ ¨ ￣￣ - .: .: ／
ｎ.____ .ゝ ' / ＼// .: .::
|┌‐┘..... / ／;ヽ z ＿ .:
Ｌ.二ｺ....... / ｰ´─ z-r─ ／_ z ─ ＝z 、 ＞
. ｎ.____ ./ Y⌒V .l!Y／＜!.Yヘ , ＝.z ヽ .: ヾ─イ ,
. |┌‐┘ , l .|. ', ﾍ ', Ⅵ/／z､ ' {! j! __.｀ーﾘ l＼ ￣（ ＿
. Ｌ.二ｺ [][]「l ゝ-,- :,-z ゝ _j 人 込z｀ー彳 ー 'ﾉ ハ l!- ／
くノ ／ ! ', ヾ ﾙx ｀ ー.l＞rーr≦ ､¨ヾ l´.Y こら、落ち着けって。. （＿
＼ j ',＼ j!ﾍ γz ､Vl ゝ弋歹 ﾉ＼∨ 7 ／
, ─｀ﾉ─ ヽ､j!ﾍヘ .lγｰ, -ヽ ￣ , r ヾ ｲ この、こいつ！
／ ｀ .ー ､ ベ ､ ー‐rj! イ ｰ＜.ﾍ
. 〈 ヽ、 ヽ ＿ Y^ヽ＜, ─＜ニ二ﾑ
_ ﾔ.ｲ 人 7｀!_ ｀ ヾﾙ
..... -=彡-=ﾐ..
{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._.
≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐
/:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼.
. /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝ そうやって股締め付けて首追うと、馬はイケイケだと勘違いするよ。
ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.:
)＼-一 ／人:::ヾ＼
＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
. ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
. _ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼
ヽ ＼ ＼ﾉ ||__」_｀ Y´ T | | ヽ:i:i:i:i:i:i:i＼
.
, -ｰ‐‐-､ --‐‐‐――――――‐‐‐--､
__ ,.､ / ,' ⌒｀ヽ. ヽ ｀ヽ ｀ヽ ｀ヽ ｀ヽ ＼
... ＿, -､/::r'’ 〉:}, -､_ /⌒7:::::::::::::::｀i | !: !: !: !: l
... ＼ ｀´￣￣ 冫 t-r'.ｉ::::::::::::::::｀i | !: !: !: !: l
. ￣| {:j {:j | ￣ ､ヽl::::::::::::::::::l | !: !: !: !: l
. |＿＿＿_| } }l::::::::::::::::::l | !: !: !: !: l
/ ヽ //.l:::::::::::::::::l | !: !: !: !: l
. { o o }｀⌒ー‐''´￣._,...彡..| l:::::::::::::::::l | !: !: !: !: l
. ｰ._r┬r‐彡' /:::( ＼.| l ::::::::::::::l | !: !: !: !: l
.... ﾓｰ ｀T´ｰ==匚⊂X⊃._/:::::八 二二二ミ二l |_＿i:＿＿_i:＿＿_.i:＿＿_.i:＿_,!
.... ｲｿｶﾞｼｲﾅ | 〃 }}. /:::::::::::::｀ゝ,.ｌ￣￣モン￣, =＝=､、＿＿＿＿, =＝=､、 _|
| i:::::::::::::::::::::::::｀:''‐-.,,,,､, ヽ、| ／ヾ _＿＿__〃＼ | ／ヾ_|
｀ 7 7l｀､ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､/ヽ .― || ､ / |ヽ|| ―◎― ||
. / /. |::::丶_ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i＼〃 `=ﾆ=ヾ,／ | ＼〃
. _r‐〈_/.. i:::::::::::｀'┘::::::::::::::,'､::::::::,‐-'､,::::::::::::::::::i,ノ| `＝=＝'
. ﾞｰ―'..... !::::::::::::::::::::::::::::::/_/::::::/＿＿ ¨ヽ:::::::::::丿
＼_::::::::::::::::,-" /:::／ ｀Y、＼.メ
. ＿,_／:::::::::r⌒ヽ ' ´ /⌒'ヾ i;l⌒ヽ
. ＼_::::::::::::::::〉 ,-‐､ (;9) ﾘく｀', } そいじゃ俺もシタノ村まで今日の第１便行って、
￣￣フ 入 9 ; ､ ソﾊ
_／ λ 〉 '' _, ｨ＜_;ゝ ウェルキンさん拾ってきやす。
,_ - " _／/ i l / ｨ-‐´￣入_
＼_ ,／ / .i .i ─ ／／ - ",-＜//
/´ .i ` 、_ ,イ／ - ",-＜//////
＜_ _./ _／ ｨ-＜///////////
, - "´ ＼/////////////
/ヘ⌒｀ ‐ - ,＼///////////
.
_＿＿
,rｧ---‐‐≠＝＝ｱ' ｀ヽ
.／＼ ,.r´￣´ .＼
／＼ ＼__＞'_＿ノ '⌒丶 ヽ 、
／ ..＼_,.／ ‐=･=- ‐=･=- | ＼
.／ ／ l （__人__） .| .＼ ﾋｯﾋｯﾋ。
/ / ＼ ﾄｪｪｪｲ｀ ／ .／
.l ｲ l. i `. `―‐' ─ ´ i ／.、 ダイはお馬さん相手に苦労しているようだお。
l /、 ヽ l ∧ ∧ / ／ ヽ
ヽ ヽ ＼ l .| i l .| /／ l
／:::::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::::::::::::::::::::::::::| ｸｯｸｯｸ
| （__人）
|::::::::::::::::::::::::::::ﾉ さんざん人のことを笑ったツケを払ってもらおうじゃあないか。
ヽ:::::::::::::::::::::ノ
/.:.:::::::::::::::/
_,r'ﾞ.:.:::::::::::::.:.:.＼
,．-‐'´.:.::::::::::::::::::::::::::::.:..`ヽ､
/.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.＼
_ ＿＿ __l.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.ヽ _ __＿＿ ＿＿_ __＿＿ ＿
_ _ _ /.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
_ ‐ _ ‐/.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|_ ‐ _ ‐ _ ‐ _ ‐ _ ‐ _ ‐ _ ‐
-_-_-/.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.L-_-_- -_-_- -_-_- -_-_-
.
,,..―――‐..,,
／ ＼
/ ヽ､ ノ ヽ
,' ( ●) (● ) .', ｿｳﾙ
. i ` ´ ｀ ´ i 僕らの魂、だいぶ黒化しちゃいましたねえ。
', ＿´＿ ./
ヽ ／ 試作２号荷馬車……ひいてるのは牛ですけど、悪くはなさそうです。
r' ヽ __ , ._ -=''´ ｀ﾄ、
f´ヽ V_ヽ 彡／ ,.彡ｰ'= ､
,. ｲ.:.:/ ヽ V_ ,. ｲ彡'´_ﾑｰ ﾆ ﾒ､
／ /.:.:./ ヽ ,.ノ ,. -ｫ' ﾞ´.:| ヽ
l /.:.:./ ｀ゝ,/ !.:.:.:.:.! ／ヽ
ノ ,'.:.:./ | ヽ.:.:.:.| /
.{ |.:.:ｌ .! ヽ.:.:.:.|'
_ _ _ ｺﾝ☆
(ヽl_l_ll_l,l
／／￣￣￣＼ ｳｪﾋﾋｯ
. ／／ ノ ⌒ ＼ 工作精度の問題かブレーキが左右で効きが違うのは、
／／ （＞） （●） ＼
| .l //（__人__）// ｌ 諦めて左右別々のペダルで操作するようにしたけど悪くなさそうだお。
＼＼ ｀ U ´ ／
ヽ ヽ ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ブレーキペダルが２つあるわけです。信地旋回もどきできるよ！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-─-
′ ｀
_,.ﾉ､.__ 荷馬車だから割り切って車台・車体間をブッシュのみにしたのと、
| (●)(●)
! (.__人__) j 後輪サスの簡易化で様子見てるが、
> ､ , {､
_,zｲ|N ￣ _.ﾉﾊ7/ヽｰ､_ 車高おちた分重心も下がって安定感でてる気はするな。
rz/7///へヽ, ///∧j////,∧
/∧////////rfv-v//∧,///∧
j//∧i////＞⌒rﾍ＼V/f////∧
. rf///∧V／ _.フﾞ ヽ, ＼_z//z≧x
///≧=ﾅ´ r-'´//｀ｰーゝ-〃 ｀i//i. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|///i´ ///////i!o///ヽ,. V/ ┃ 荷車の後輪なんてリジッドで十分だってばー。
＼V_＿.／///////}!/////∧ー‐彡 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
｀¨¨ NV///////i!o,////И
｀ﾍV//////i!//////f-､
r‐┐
／＼ | |
＼ ＼ |＿|
<＼ ＼／
＼> ,､ ｢l /)
| !,ｌ |//.、
`、 (ﾞ)} ＿＿＿
l. ｨ''´ ／⌒ ⌒ ＼ 前輪側は車体と御者台を切り分けて手厚く対策してるから、
| | ／(⌒) (⌒ ) ＼
| |／:::⌒(__人__.)⌒::: ＼ 荷馬車としてなら文句ないってクレイのお墨付きも貰ったお。
ヽ | |,┬‐ | |
＼.＼ ｀ー ´ ／
＼ ＿＿ ヽ
ヽ (＿＿＿_/
.
＿＿＿_
／ ＼ 僕ら基準からすると、
/ヽ ヽ
（● ） } バネ揺れがなかなか収まらないのがきついんですけどね。
' ＿ ,'
ヽ ／~ﾉ三二≧, 本当に、ダンパー欲しいなあ。
／ヽ_ ｰ=≡二三 ＼
ﾉ ｀ ー二＿＿ﾉ
.| l |
.{ .| .|
／￣￣￣ ＼
／ ― ― ヽ
/ （ ●） （●） ヽ それなー。
| （__人__） |
γ￣￣￣/ー／￣/ ダイレクトに突き上げられるよりはマシだけど、
/￣ ￣ /)＼ | < ヽヽ
| | ｊ ）' y/＾) i | 揺れがおさまらずに酔うのもちょっとねー。
ヽ ヽ／ヽノ| ﾊ| ヽニ､ |
ヽ ／o |ｌ || o＼_ﾉ
| ￣ |ｌ || |
| |/＾|| |
ﾉ＿＿＿ノ| /::|＿__|
|:: ::::::|/:::: /
.
. ／￣￣＼
／ _,ノ ｀ヽ
｜ ( ●）（●）
. ｜ （___人__） ないものねだり、諦めるところは諦めないと進まないだろ。
| ﾉ
. | | 荷馬車は今の試作２号ベースで、
人 |
_,,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノゝ 乗合や箱馬車は試作１号ベースの車台・車体間簡素化、御者台は切り分け。
_, -'":::l:::::::＼,､ー―‐ヽﾉ:::::'
/:::::::::::::::|::::::::::ヽ､ ヽ:::',.､_
｛ :::::::::::.:::::|::.:::／:::`､ .{ヽ|:....｀ヽ
| :::::::::::.:::::|／:.::::::::::`､ .i.::ﾘ:::::::::ヽ
.| ::::::::::::::::::::::::::::i_.::::::| i::::::::::ヽ::ゝ
ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ.:::::::| i::::::::::::!::::.ヽ
.`,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ.:::::::| i::::::::::::|:_,rｰ'､
}:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､.::::| i:.＞＜￣＼.＼
.}:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::...＼ ム::ヽ
.. ...l::::∨ :::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.､／...:::::ヽ}
{::::::＼,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／"￣:::::::::::::::::::::ﾉ
＿＿＿
／ ⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒） ＼ １頭引きだとサイズ的に厳しいけど、
／ ///（__人__）/// ＼
| `Y⌒y'´ | でも、軽トラでもキャンピングカーあるからなんとか。
＼ ﾞー ′ ,／
／ヽ ー‐ ｨ⌒ヽ
rｰ'ゝ 〆ヽ .). ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾉヾ ,> ヾ_ノ,ヽ}.... ┃ １頭引きの荷馬車が、おおよそ軽トラサイズです。
ヽ ヽ| ヽ_ノ . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （一） ＼ 最悪、寝台だけで箱内埋まるとしても、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 春の旅までにモノにしておきたいところですね。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
..==||== || || ／￣￣＼
..==!!== .|| i i , ../ﾉ ヽ､_ ＼
.... ｌｌ / ／ .（●）（● ） |
（人__） | なんせ俺達！
|⌒´ ＿＿ |
| ＜:.:.:.:.:.:.:.￣￣７
,rﾍ ｀>､:.:.:.:.:.:.:/ ==||== || ||
. ャ─‐:.'´:.:.:.:ヽ_,.ｨ´ _∨ { ==!!== .|| i i ,
. ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､_｣ｨﾁ‐┘:.:.:.:.:＼ ｌｌ / ／
. ｀￣_二＞:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ヽ＿＿＿_
＜:.:.:.:.:.:.;r'´/:.:.:.:.:._ -‐:.:.／ ＼
`､:.:/ /:／￣:.:.:.:.:.／ ＼ ／＼
,ｨ;ア´￣ヽ.／＿_:.:.:.:.:／ （●） （●） ＼ 貧弱だから！！
ｨ !:|＿/￣￣:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| （__人__） |
／:|__ｙ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／＼. ｀ ⌒´ ,／
,/:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.::.:.:.＞､ ー‐ _,＜ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
V:.V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,r─一･･¨￣ l. !＼Tニl／::! ヽ￣¨･･‐.┃ 諦めるというか、開き直り？
` 弋＿_,. ィ'/ i l l:::::::ﾄ､.ｲ :::::! i. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. -─‐- ､
, ´ / ＼
/ ヽ （●） ＼
, （●） ;＿_） u . ヽ 将来的には２頭引き４頭引きサイズのキャンピングカー……
/ ､_ノ | |.
| ＼_ノ / というか装甲輸送車までつくれれば、
＼ <
` ー r -‐' '、. 長距離移動もちょっとは安心できるんだけどなあ。
,' ／⌒ぅ ヽ
/ ｧ'´￣｀⌒´ /ヽ
/ _人＿_ / 丶
|/´ ／￣￣￣ 丶
{ ／ 丶
｀T ´ 丶
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ , , ／＼ そのサイズの馬車をまともに動かせるのって、
／ （●） （●） ＼
| ､__',_, | 大街道クラスか地勢の安定している草原だそうなので、
＼ , ／
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ 小回りの効く１頭引きもおろそかにできませんよ。
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃
| ｀l￣
. | |
.
／￣￣＼
／ ⌒ ⌒ ＼
| （ ●）（●） |
. | （__人__） | 装甲馬車までやるなら、柵で囲ってスリーポインテッドスターでもつけてやろうか。
| ＼＿) |
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼ / }
.. ／（ ●） （●）＼ | ! ／）
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼│ {／／ 「陸・海・空」の頂点を極めるお！
| |r┬-| |/^つyく
＼ `ー'´ ／ { ｀〈__ ｝
ヽ ′/
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼ なんかありましたねえ、戦場写真で。
| ´ |
＼ ｰ=‐' ／
ノ ＼
.
＼＼＿ ＿//
＼／ヽヽ ／￣￣＼ // ＼／
／＼ .／ _ノ ヽ､_ ＼ ／＼
| （(●）（●)） |
|::⌒（__人__）⌒│
| |r┬-| | じゃあ車体には「㊥野工務店」のマーキングがいるな。
| .| . l . | |
ヽ. `ー'´ /
ヽ /
> <
| |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -━- -━- ＼ いやぁ「平和幼稚園」も捨てがたいお。
. | （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
＿＿＿_
／ ﾉ_ ヽ,, ＼
／ ≦ﾟ≧ﾐ:≦ﾟ≧ えー、世界の「Ｔ○Ｙ○ＴА」でしょう、ここは。
／ ___'__ ＼
| |r┬| |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) / / / /
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /....┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ ヽ_ヽ /' / ／.... ┃ はいはい、そういうのはランクルつくってからにしましょうね。
ヽ ＿＿ ／ / ／ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,,．: ''''""~""'''‐．.
. ／ ＼
／ _,ノ ~'‐- ＼
. / (=== .) (=== . ) ｀､ ふう。
(⌒ ..../´:.:.:.:. : :.:.:.:.:.:. : ',
(⌒ ｀) ...i （ 人 ） u .', 冗談さておき相変わらずひとつ手がけると、
`ｰ～′ ! ~'''´⌒｀'''' ´ |
, -─:､ ,.' どんどん欲しいものやりたいことが増えていくお。
. ／ ヽ ヽ } .／
. / ､ヽ } ﾉ' -----‐‐‐'''"~ ＼
. ,' し'ｰ' ,' ｀､
ｌ{ ﾉ ノ | ',
. / ／ | |
/ / | |
| ﾞ
i!､ i
|! ＼ i! |
! ､＿ヽ 人､__,x≦_ |
,: ￣ﾐﾍ !,彳¨弋_ソ ) |
| i ｀¨ ゛ '';:.:': . ! 技術ツリーが広がっていくわけだから悪いことではないんだが、
ハ ( ! ､ : :; ,
ｒ‐ ﾍ ー ゝ ＿__.ﾉ, ゛ 7 ﾘ ! 俺達の手に余るってのが難点だな。
人 ｀ ､- ､｀ i! l .ｲ/
ハ ｀ -.､ | } ／ / { _
l ￣ |´ / ≠´ ￣~ |
} i! ﾑイ /
. { ｊ ´ /
） / _ -―-｀ 7
ヽ_ / 〃 {
｀ヽ / ´ ＼
,､ ｀l _ -- _ i! ／ ｀ヽ
. / ｀ ¨´ ｀ ｰ≠
i!
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼ 馬車にしても、ベアリングやダンパーやコイルバネみたいな部品だけじゃなく、
／ （●） （●） ＼
｜ ､ ´ | (( ∩)) もっと本格的にテストコースも欲しいですねえ。
＼ ￣￣ ／ （ ⌒）
／ ＼
＿＿__
／ノ ヽ､_＼
（●） （● ） ＼
／⌒（__人__）⌒::::::::＼ 車輪サイズも最適化進めたいお。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ 車高は極力低く、自重は極力軽く、しかして頑丈メンテフリー。
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ ヽ /
＼_,,ノ| ､＿ノ
／￣￣ ＼
_ノ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | 低すぎるとどこかの大統領車両のように腹こすってドン亀晒すけどな。
（__人＿） |
'､｀⌒ ´ U | 共通化と専門化の見極め、用途次第を忘れないようにしないとな。
| |
| {
ヽr｀ｰ- -=´ <
/⌒'' ー─,, ＼
/ ｨ }
ノ / | | . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ ｀ヽ i: | | . ┃ あれは車体の低さよりも、ホイールベース長の問題だったかなーと。
（__.ィ´ヽ,ム、〉i | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/ ゝ/ / 7-､
ヽ／ / / /'Y
.
. l! !::::::l l
l! !::::::l l
.. l!.l:::::::ｌ l
. l! !::::::l .! ,. _ へ,. ､ _
. l! !:::::::! ! .／ ヽ' ￣、 ⌒ ､
l!.l::::::::! ! ./ / V : ￣ ､_ ヽ
. l!.!::::::::! ' ./,.' ' /＿ ' ! ! ヽ- 、
. l!}:::::::::ｌ ', .// i ' { ￣l l ; ':;;;;;＼
. /::::::::;;;l- .__〉.l/l ,' ! l ＜＞ !l, ! ' ';;;;;;;;;;ヽ
. `ﾏ///,l//// ! ! ,ハ-/ !. ヽ_,. イ!!V .! ! :.l;;;;;;;／
. l!∨//l//,ｌ l /:l__Vl !l ,.l!"Vｰl: l i !;;;ｲ
l!. V'" :￣| l./ ｌ.!{了ヽ ! l＿!.lハ /! .!;/ ! できるおー、準備できてるよー。
l! l ｌ '{ .,'.ｌ ｖソ イ_ﾉ卞 l./. ハ .!
. l! ｌ -‐二l .ｌ l. ゝｚｿ! j' l./｀＞ ,_! もう陽は十分に出たし、いい加減出発しないと。
. l! l l .!ハ ヽ ' l'-―― ｀.....: :
l! .!ー＝.l∧ l :､ 、 ι ｲ l;;;;;;;;;;! .l γ⌒ヽﾞ:::
,.l!__ l-- _〈.|.〉 ! ! ＼.｀ ＜ ; ｌ;;;;;;;;;;l. 二. }. ::. .. . .. . .. .:::
. ／, ‐ヽ.l.＿＿∨_ ! .l. ＿_ T ´ / .!'"￣ ! ヽ､_ ノ.ﾞ:
.... {. ､ ,. '" ヽl |7/／ ! ' /ゝ-､ ;
..... '/l, / ＿,. - V l'/ ｰ : . / /////＼ i
.... , l { :. ヽ,.-'"￣ ', __l/ ヽ::. :' .:: / ,ｲ//////ハ'"´'':､,, ,,_,__
.......{ .l l、 { __, -‐ .! `ヽヽｰ- -‐,' _:': : :￣｀ヽ'//ﾊ ﾞ,:;、,"'.:.: _,,.;:-－''"´｀ﾞ''ｰ､／ヽヾ＼
. ､ ヾ ､. `ｔ‐''" ' ' ',￣ ‐＜__: : :ｰ-: ＿}///l:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,:ﾞ',`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,~ﾞ"'ｰ-:;、,"'.:
ｰ--イヽ_,.. -‐ '' . .l } ｀ ヽ : : : : : V//l : ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :
l: :.l!､ ＿ ＿,.ィ ､ ﾉﾉ . !: : : : : :.ヾ/!.....; ::; : ;:; ;~ ; ::; : ;:; '',;'' ; ; ::; : ;:; '',;''ﾟ ;~'',;
. l: :.l!: :.!,.. -‐ !ヾ-＿` 'ノ ' !: : : :!: : :.Yﾞ,;'' ;~'',;'' ; ::; : ;:; ;~ ; ::; : ;:; ': ;:; ;~'',;'' ;~'',;''ﾟ ; ::
'.: :l! : ! ,!///////＞ ＿ ,. -イ l: : : l: : : :|. ::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... ....::::::::::
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;.l!: :!￣ .l/{´ ＼////l: /: : :l: :.乂: l: : : :!
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. l!////!// ﾍ ::ー-〈:,: : : :.!: : : : : : 丶!
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.
- ―- ､
／＿ ＿＼
/ （ ● ） （ ● ） ' おっと。それじゃ僕も改めて行ってきます。
l ｀ l
､ へ ﾉ いうても、３往復くらい資材運び、夜はこっちで過ごす予定です。
. 〈ー - ― ､ ィー―- 'i
}::::::::::::ヽol 〉〈l:::::::::::::::::〈
／´｀ ―― -｀....´- ―――ヽ.
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／￣￣＼
ｍ ｎ _∩ ／ _ノ ヽ､_ ＼ ∩_ ｎ ｍ
⊂二⌒ __） | （●）（●） | （ _⌒二⊃ 峠越え前にベースキャンプ設営大事だろ。
＼ ＼. | （__人__） .| | |
＼ ＼. | ｀⌒ ´ | | | 気をつけてな。
＼ ＼. | |. ／ ／
＼ ＼. ヽ / ／ ／
＼ ＼ヽ ＿ ／ ／
＼ ￣` , '￣ ／
/ /
.
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／ 先を見越すのは大事ってな。
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ 荷物運んで、今夜も宿でぐっすりだ！
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :... ﾉ
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
_―=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
ｨ-rー一--ー､
rﾍ~{´从{ifr彡＜彡 ﾆミヽ
,ｲヾﾍ 从州州勿勿'彡 ミヽ
ﾑミヾヾゝﾙ〃〃rｯ彡ﾆ≠=､ﾊ
〃ｲ ﾉﾉ 〉） 辷ﾆ＝ｰ-ﾊ
ﾙ ﾘ ﾘ ´ 辷二=ｰ ﾍ
ｿ( zｰ-､ ﾚ--ｰﾐ ﾐミヾ ﾙ'
fﾊ ｀ ﾟ ｼ ｀辷 ﾟ ´ j ﾐ｀ﾍミ ﾊ うっしゃー、いくぞおらー！！
ﾄ |__ , / ::: ﾉ ｲ
} .r＝=､ r､´ﾊ 〃ｿ
小 | 〉 / ヽ从,从 ／ ヽ
ﾘﾍ｀ﾆ¨´ ／ z＜彡 ｀ﾍ / / , ｰ､
ﾙヽ─一ｲ ＜ ／ ／〃/ ﾐ=ｰ/＝=ｰ､ ／ 〉
ri {ミ}}{{丁) r_／ ｨへ〃./ /.:.:.:.:.:.:.:ヽ／ ､___／
_zji''¨j|¨´.j|ｼヾ}}{{_/__ ＞''´:.:.:.:.:.:/ ｀ｰ-'/.:.:.:.:.:.:.:／ ／
〃''''{{¨´:.:.:ji＜.:.:¨¨:.:.:＞ ＜__.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ /:.:.:.:.:.:／ ヾ､／
r||:.:.:jj:.:.:.:.:/:.:.:.:＞也 .{（ ）} ㌧､:.:.:.:.:∠ ｀¨ミ人___／ ／.:.:〉
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..... | : : --― .:. :.|l ┌……＝＝ ┓___ ___ | Τ: .:.:| : : :| |/ |
..... |: : | | l: : :|| | |皿皿 |皿皿 | | l: : : :| : : :|､_____|/ |
.... .Ｌ: :, | l: : :|| | |皿皿 |皿皿 | | |: : :0|0 : :| |,,⊥,,|/|
. ￣ ┴-- =ﾆ __ |皿皿 |皿皿 | | |: : : :| : : :| |,,⊥,,|/|
ﾆﾆ=- ＿ ￣ ‐|r―ｭ 」r―ｭ | |｢"''i――i : : : : : :| |,,⊥,,|/| 二ニ＝-‐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- ＿ ´"'' 」=- ┘￣￣ ¨¨¨´
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=--＿＿
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三 . ．―――― ,三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三. ／ ＼..ニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三
三三三三三ニニ...| |＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニニニニニニ三三三三三
三三三ニニニニ | |..＝＝――――――＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ニニニニニ三三三
ニニニ＝＝＝＝ | ゝ,＿,ノ ゝ,.__ﾉ| .―― ――――――――――＝＝＝＝＝ニニニ
――――| （● ） （● ）| ────────────
―――. } （ 人 ）
_ﾉ ゝ `ー ´ `ｰ´ ……ガサガサ音がするから来てみれば、何やってんだ？
ノ.:`.:,' ヽ ´ ｀ /
．＜＼.:.:.:.:` _ ゝ ,＿__, 'ヽ､
,＿＜.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:/{（ ノ ハ.:.:`ー､
／.:.:.:.:.:.:.:メ.:.:.:.:.:.:.:.＼/ ゝ ＞.:.:──── ､__,_,
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｛ ／ヽ ____＿＿＿ ＼ヽ,､
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ; ` 、.:.:.:.:.:／ヽ.:.:.:.:ヽ´ __＼ ﾍ | '.` ,
|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:／.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:＞ ｀ヽ＿＿ ｀{ i i '.
ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:j￣.:.:.:.:.:.::|ｉ¨￣ヽ / ./ .{f_ 'j
ヽ＿.:＿:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.::|i: ／ ﾍ ｲゝ_iji´∥
ゝ.:,_ノ.::.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::|i:〈.⊆二二⊇i|ﾞ ｀
＼::.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:´ｊ |i／ ＼
＼f.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ |i￣|￣￣￣|￣
｀ー| 从 | ﾞ
| (.ｨ, ).｜
[￣￣￣￣￣]
[＿＿＿＿＿]
.
/ﾞ / / 才_
/ ≦､
l メ/ ,ｲ,/! ﾊ ､｀ヽ、
〉 / ,.ｲi/λ!/ l ｿ'｀:V i ､ヾヽi
／,ｨ i /‐''ﾚ'~λliiﾚ'￣~ﾞVl ､ヽﾞ!
/,ｲ ,ｲ _ ﾚ ﾟ ''ﾞ ﾟ ﾘ iヽ!
'ﾞ ﾚﾞi' , /,.V ,,,z=＝'' ＝=, /'ik ﾄ､l あ、いや、そのですね……
V!ゝ､ヽ illlilll ,. -－- , u ,l,ﾉ
∨lゝ-'＼ u＼"￣▽ uﾉ
∨l从 ｀i .,＞ イ ,.イ
ゝl＿｀~"T´＿
,,.='-－l! ヽ |´-‐ヽ
| l!"∧! / l |l!
､ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠- ／ ,
ヽ::::...､__＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜-_-‐'' ´
＼::::::::::｀r-- ､, -―-､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞
ヽ､::ヽ､ , ､ ,r-ｭ､ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
／::::::＞､ {///}） ｰ,:::::::＿＿＿:::::::､::::::::l-::≫ ≪
／ - ''´／:::>, `ー' / ヽ }､:::l-――‐ヽ:::l ＼:|.≪ 尻が痛くて眠れないんだよ！ ≫
/´l ,斥､ー,､__ノ-､--',::!＿＿, -‐-､:::::::::::::::≫ ≪
ヽ!{ 弋ｭ､::l _,,,ｨ圭 ＼:::::{,/-､ヽ}::::::::／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
l ､ヾ! 弋z(ｿ l, l:l::} ヽ,} /､-- -二ﾆ-
{メ {｀ヽ､ ｀ ー ' ﾘ´￣｀ヽ､ ＼:ヽ-―――
､ V´ ヽ ／´￣￣｀ヽ }､:.:.＼', ､＿＿__
ヽ｀ー ' ／´￣￣｀ヽ､ ／＼､＿,.イ＼
ー - '´{,..-―-､＼ ／ ｀￣ ´ ｀ヽ
/´ ＼／ヽヽ
,./ , ', ',
／ | |
.
_,,.. - ､
,.-' ｀' ､.
,r' ,rfn､ ＼ ﾆ
,' ,rffn. '" ヽ ﾀ
.i '" ,riiﾆヽ. ',.. ｧ
{ ,riiﾆヽ _. ',
! ,.. _,,.. -‐' _,..r' i ンッン～そっかぁ、尻かあﾊﾊｯ。
', '､., __ ,.. -‐''"ﾞ } |
`､ ヽ ! } 慣れるまでは辛いぞぉ、慣れるまではなぁ。
'､ ヽ ./ !
＼ ｀ヽ==＝'ﾞ ,'
' ､ / .
`''‐ . r' ＼
/ く ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒) ＼ ＼
./:::::::::::::::::::::;＞''"}:::::::/;＼::::::ﾑ:＼:::::::ヾ::::::＼
Ⅳ::::::::::::＞''";,;,;,;,;/::::::/;,;,;,;;,Ⅶ::::|::::::＼:::::ﾑ､⌒ヽ
|::::::::::／;,;,;,;,;,jI斗;′:/／/⌒ヾ::::{;＼:::::}、:::}::＼
＼|r､／,.｡*γ^ヾ:::::|;／ | Ⅷ}~"'Ⅷ::＼}::::::ﾊ
;,;,;/:::::::::::::::/ -、 ﾏ/ U .{ ﾚ'Ｙ. Ⅷ:::::::＼::::ﾊ
;,;,;:::::::::::::::::| :::} r ,..,_〃＼. ・ } ,.ｨ:::::::::::::::}ヾ::ﾑ
;,;,|::::::::::::::圦 :::{ | {⌒ミｈ､⌒ヽ_ /／}ハ:::::::|. Ⅵ!
;,;,{::::::::::::::::分、_} ij. ! ! ＼ ￣7 Ⅶ:| }/
^ヾ::::::::::::::::::::::::| { .|- ､ ＼ ./ ∨ ちくしょぉ……
从:::::::::::::::::: | | ｀`～､、 `!′
Ｙ::::::::从圦 | |`'´
|!＿＿＿__.＼!＿＿___／
／三三三三／三三三三≧s｡.
.
,,ﾉ ﾞl ,／ |
_,,,,‐'" {／ ﾉ _,,,,ｨ
／ <-''''" /
,i´ ,/
.,!i / ,,/
.|ﾞ∨ ,､ <=ｯ
.l _,-''" ＼ ､ ,-､ ＼__
入 _,／ .,,,,---''''＼<ヽ/ ー― ‐゛
ﾞヾ″ .,,x,,,._,,,／ﾞ＾ﾞﾞｰｰ-､__.ﾞ .i,,､＼ゞ 親方達のこと笑って悪かったよ。
｀''-|九ﾞヽ,lﾞ _,,-r‐ｉ <Ｊ || |
.|厶 " ┴┘ ､ | | 寝付けないもんで、春からの輸送について考えとこうぜって
ﾞ'-ﾝ ゝ | |
ﾉ,.i>､｀-､、 u ／ | ストーブの熱の残ってるこっちに誘ったんだわ。
|,r~i: ｀'-､,_ ,-7 l レ､
l"'ヽ-,,,,,,, '''ｰ､,,,_.／-''"| | "i
.,―'^"l､_ ￣ﾞ'''''''''|゛| | | | lヽヽ､
│ ｀''''ヽ-､,,,,,, |,ﾉi j | | | | │
./ "''ｰ-､, ^､ﾚﾞ.ソﾞ レ''"イ ｲ
＿ l::::::l/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-､
,...:::´::::::::｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´
｀丶､::::::::::::::::::::::::::::::::,- ― ､:::::::::::::::＜
＿,..-､>::::::::::,--!:::/´__ /7∧ -､ヽ::l/ﾆl:::::::::ヽ
｀ヾ､///::::::::l::/l l::/､二' ゞ_ソ ,.-ヾ!ニ}::::::::::::::.､
ヽ l:/ l::/ヽ--/|i´li:/ ｀ ー‐､_´＿￣,ヽ::＼｀丶､::::,
.､ l l//l/ ,-､l::{|i!!=ヒ七´l::/ 心 } ﾊ l｀ ＼
ヽl/-∧∨{ﾚ' 弋(ｿ / 弋ｿ {ノ/ 今度はオクノ村より先だからね、資材輸送が追いつかないよな。
ヽ ､｀ , ､ l- '
＼-､｀,:¨:ゝ メ u / オクノ村への片道、急いでも１日がかりだぜ。
l l｀ヾ､_lヽ､ σ , イ::､__,..-‐､
､ | | | ヽ､ ＞ - ´l-､／ヽ ヽ ',
ヽ L_l＿.l l￣￣∨´ ,l､ ', ', ﾄ､. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ //:.:.l＞､_/:.ヘ ,┴ ''´:.:.:l＿_ｌ＿!__/ ｀ . ┃ 基本的に日中、陽の出ているときにしか移動はしません。
｀ヽ //:.:.:.l l:.:.:.:.:lヽ:.:.l l:.:./l:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┏───────────────────────■ヘンピナ街道（Hempinia）７村＋1─┓
☆ ロレンスの湯治宿（ Lawrence's inn） ※数字は区間距離目安（km）
5┘
│
★ シタノ村（sitonm） サキノ村（sakyno）
│ ★─5──★ ヨリオクノ村（Yry-Orcnom）
└5 ─★† │ └4
└──12───┘ │
モトノ村（mottonom） ★†─┐ オクノ村（Orcnom）
7
└★┐ ランカークス村（Lankarks）
4
（至辺境伯領都）━━━━┓ ★ アントレ村（Entrea）
┗━━━━━━┷━┓
┃
┗┓ 北方大路（北方街道）
┗──────────────────────────────────────┛
‐---､::::::::､::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::: ´
＿＿_ヽ::::::lヽ::::: |.＼:::::::::::::::＜
:::/ ~＞､＼{:: ＼:{:￣＞ _:_:_:_:_::＞
::ｌ f ` __::::,_＞'ﾟヽ / :}､::ヽ
､ｉ 仞 仞 '/ ,/ ＼} それだけじゃなくて、ランカークス・アントレ間は山地だしアントレ周辺は湿地だしで
_, u ~￣ __, ￣~ ,'／
:ﾊ ｉ これまでのようには工事できないのも頭痛いトコなんだ。
___}＞ ￣ ／
!`ｰ- ≧‐-=≦l＞､
! ￣~!￣ ├──────┬‐-､
≧=- ＿＿__|＿_. -=≦三三三三| |==/､＼
三三三三三| |三三三三三三三三l | ,/ ヾ }⌒ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 区間距離としては今年度の工事の半分以下ですが、遠い上に難所と悪条件です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,...::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＼
/＿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ニ=､ ｀
_＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ ＼
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::,..- フ::{-,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':,
, -´､´ /::ｬr-{:::/ ｀ヽ､:::::::::::, -‐_- ､::::::::::::::､ ､::::::::::,
ヽ/ l ,-､ l::ミ､ﾉ_!:/r-, /ｲ/} r_,_r､::､::::', l｀＼::l
ヾ､ ､ ヽ ':,ヽ{).!:/ｲ= ﾚ_ﾄ､__`ｰ-'イ､:::l ヾ､ヽ! l
ヽ l ':, ヽ､_人 { ら(ｿｰ l:/ヾ!-/ヽ!-'-' ヽ 山間切り通しは崩落対策いるだろ？
∨ _,l-イ:.:.:.:ヽ､｀￣ /' ,ｲ:/:./ ､
ー,´!:.:.:l ､:.:.:.:.:.:ヾ´_ (三ｿ,イ／:.:/ , 時間がかかるのは間違いないよ。
,ｲ//:.:.:.:.ヾ,:.:.:.:.:.:.:.:.:ｨ,ｰ ´:.:/:.:.:.ハ ､
/-t､:.:.:.:.:.:./-:.:.:ヽ､_/_/:.:／{:.:./ ､ ヽ
／ゝ､ ＼:.:./:.:.:.｀ヽ､ ＿／:,r-'./ ヽ_ ,
´ ,.{､＼ ｀ヽ,:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:/ ,}' l l
/::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::ﾄ､::::::::::::::::::::::＼＼|
l:::::::::::::::::::::,ｨ::::::::::::／ l::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ
l::::::::::::::::::::i |:::::::／＿/:::::／__／l:::::::::::::::::::::::::::l
.＼::::::::::::::l‐l:::/ ＼ /::／ ／ ヽl:::::::::::::::ﾄ､:::::::l
/::::/ヽ:::ヽヽl / l /ヽ ノ::::::::::::::::l .l::::/
i:::::::l {r ﾚヽl. | | ,,,,,,L | |￣/ 7:::::／ .ﾚ′ 湿地は、杭打って土台作りからでしたっけ？
ﾘ.l::::ヽ__ __ / u lﾘ/l／
ヽ|/l::/＼ u u ヽ｀''‐..,,_ .l´ まあ、工事はともかく資材がね、
. _,,..-――|:::l/ ＞u ｀ー''´ ／
''"´:::::::::::::_,,.-|:::ヽ ＞ ＿ ＜￣"''‐..,,_ 馬車カイゼンしてるみたいっすし、何とかならないかなって。
_,,..-―‐'"::::::::l:::::::＼ ::::::::/ .|:::::::::::＼:::::::::::｀"''-､
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＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''-､
.. .／ ＼
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l （ ● ） （ ● ) .|
| u. ￣￣￣ ￣￣ | カイゼンといっても、運搬量自体は変わらないからなあ。
| |
| U （ 人 ） | 道の改良とあわせて２～３割の時間短縮は見込めるだろうが、
| ｀ ┬‐ ´ ｀ ┬ ´ |
.. l ￣￣￣￣ l それも馬の場合だろ。
l .l
l .l
', ,'
.＼ ／
.＞- -＜
,,-'" ヽ
.... .／ ＼
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＼|::ι::l,ヘi ,-‐､, .∥ヾゝ;;;;;;､‐-､_｀＞
:::::::::::::::::_ (ﾟc) ' ,/ソ / ＼;;;;ヽ
::::::::::::::;;;;;;;;:￣ /'ｿ ／―-､ ＼|ヘ 引き手が牛じゃあ、のろのろ歩くペースはたいして変わりようがないかあ。
:::::::::::::ゝ:::ι:. / / .Y´ ＼
::::::_｀_´､:::::::: /ノ iヽ ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
::::'.-‐´:::::::: / l |ヘ, ト ┃ いわゆる牛歩ってペースです。
::::::¨::::::::::'／ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, l.| ＼ l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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／￣￣＼
／ ＼
| _ノ ヽ､. .|
!. （一）（ー） ｜
. , っ （__人__） | 牛も馬も増やしたいのは山々なんだが。
/ ミ） ｀⌒´ /
/ ノゝ /
. i ﾚ'´ ヽ
. | |／| | |
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::7',::::::::::::i/:j
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::|ﾍ:::::|､:::::7 ﾔ::::::::::7
／:::::, イ::::::::::::::::::::/;i::::/ニ∨::::::|ﾆi;:::|ﾍ::7 Ⅷ::::::::::ヽ
/::::／ i::::::::::::::::::::::/ﾆ|:/ニテ'ﾍ:::::i￣ﾍi￣.! !:::::::::ﾍ＼i
i／ !:::::::/::::::::::/￣/ ＼ Ⅵ ,ィ弋 ﾉヽ:::::::::', `
.|::::7 |:i::::::7┌───-ヾ, ヾ,／￣￣｀´¨７'::::u:iﾊ
.|:::i i:|!:::::ﾍ.', o ° ,'ヽ:::i:|.ﾘ
Ⅵ ヾﾍ:i¨ﾍヽ,,.. ----= ':j ヽ ---- ..,7 .|/ﾘ
ヾ | ∧ |||| .:i |||||| . ノ i
ヽヽ:ﾍ 7 ノ 飼い葉、食い扶持でヤンすなあ。
＞､ﾊ _ 人'´
ヽ iﾆﾆ ア ' . ｲ:i7
|/;＞ . ___ ,.イ |/｀`
┌‐'"| ヽ:::::::::::::ノ!─┐
/i ＼j ＿, イ .7_
r--./ i ≧､ j ､ .7ﾔ二ヽ､
_,.-‐': : : ﾍ /.ﾊ 7 ∨ i: : : : : :＞-､
_,.-‐': : : : : : : : : : ﾍ ./ .∨ _,i /: : : : : : : : : : : : ＞-､
.
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::,:::::::::::::::, ´
＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,. - ､::::ハ:::/＿
,....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'r-､::-―-､ ､::::::::｀ヽ､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::と､ ｀ヽ､:::::::∧:::::::::::＿＼
/＿__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/￣二__ ￣ ',＜_
>::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム':::::::::::::::＼ l::::::::＼
'::::::::::::::::::::::,--_ ､::::::::::／´￣￣ヽ__｀ヽ､｀ lヽ￣｀ ＼
/:::::::::,r- ､::/ }} } l::::/r-, /´77､ r-, ﾞ､￣ / / ＼
{:,イ:/l r-､/:::＞-_.!:/__¨ {//// ,r:::､:::ヽ-‐'／////＼ _
/ ､ ,/ l:从/ --羊=､ ー-¨´-'／ヽ:l ＼:∨////////_l } もりっもり食うからなあ、馬。
ヽヽ' {/ /ニﾆミ､ l::}≠矛/_ﾉ リV/////// 77 ＼_
＿＞-､_, _ ='＿ }-‐-､ ∨/////} l//＼ } 餌遣り水遣りも頻繁にしなきゃいけないし。
／￣_｀ヽ ＼ヽヽ､メ ／二二 ∨ ,ｲ ヽ ヽ｀∨---∧ ∨//∧
/／´ ヽ ', ﾞ､ ﾞ ,＞ ､ ー―‐ '´,イ ヽ ヽ l ∨////> ／ l
〃 ∨! l l ﾄ､ ≧ー ≦lヾ､ ﾞ､ ／! ｀ー―‐ ′ |
| ､!＿_|__|_! ｀ー- V- ／:.:ヽ__／l:.:.:.l ゝ､__ /
〉 ヽ:.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.:/l.:.:.:/／:.:.:.:l＿＿＿,..-- '''´
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／/:::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::／ /:::
::::::::::::::::::::::::::::::／/::::::::::／ /:::::::
::::::::::::::::::::::＞´¨７::::::／三三/:::::
:::::::::::::＞´γ⌒＼／三三三:::／／
¨７￣ｌヽ { ヒツ､三三三.ヒツ
../l ::ｌ￣', ` ＿＿＞三＜＿＿
´/ ::ｌ＿,.', ニ三,¨､三ニ となると、木材みたいなあっちで用意できるもん以外の必要資材、
/ .::! ', u -
.::ｌ＿＿.', u r───ｧ 全部とは言わなくても事前に運んで置いてしまうのが最善なわけですが。
.::!///∧＼ -
:::,'.////∧. l＼ ／
.::∧.////.∧＼ ＼＿＿＿＿／.／
ヽ/ ∨/////＼ ＼ ! ／／
ミ.∨///////＼＼＿＿_／／//
.
. ｲ:::::l/::::::::::::::/.::´:::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､
｀::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, -―｀
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
::::::::::::::::, -――-､::::::::::::::::::ｰ:.､
:r-‐l::/,r， /77､ ;-,::/- ､::::｀ヽ､
/_,/l/＿ ゞ_ソ _,..l/_{__(_!:::::::::::':,
:::/ ＝=ﾆ-'｀￣´-=_==､､:ヽ- ､:::::',
l:{ /´,-､｀ ´-､ヽ /ﾄ､} ＼l それも無理だよ。
､! らｿ らｿ { ,ﾘ
_} u ＿ ｀＿ ,l_ノ 馬は俺達の訓練で使ってるし、
ｰ':::､ ﾒ {ー―--ﾉ と二 ヽ
--､:＞､ ｀ ー '´ ,,イ＿_ヽ ',_ 牛もシタノ村への板材の輸送に伐採木の運び出しなんかもあるし。
l ∧{ ｀-≧ ｰ ≦-}/―-､｀ / ﾄ､
|＿_}ミ､_ー-V＿,イ_｀ヽ !__| ヽ
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:.ﾏ {-,| ､
ヽ:.:.:.:.:.:.:.lヽ:.| |:.:./l:.{､＿_ノ/∧ ,
／. : :: :::／. : : : : : : : : :{: : : : : : :::|,,＼: : : : : : : : : : : : : : : : : :
'"´￣／. : : :, : : : : : : :人: : : : : : :|///＼: : : ｲ: : : : :i: : : : : : : : :｀ヽ
／. : : ／. : : : : : 〃/,＼ : : : ::|/////×: :∨: : :｜: : : : : : : : : :ﾊ
. /. : : . イ: : : : : : : :/ ＼＼i:＼:: ::|//,／ ＼}｀ヽ: :|: : : :ｨ-i: : : : {
/: : ／ {: : : : : : ::,′ .＼＼i＼ﾙ'ﾞ ・) j :ﾉ: :〃 l: : : :/
: ／ .∨: : : : ｲ { 9 ヽ｀゛ヾ .ｲｲ: :ﾚ ハ {: : :/
'ﾞ ∨: : :ハ ﾊ 乂:::::... ≦ニ二爪i:! }イ {ソ .ﾉ:／ 悪天候で動けない日も考えるとほぼ目一杯。
∨: { j 彡´￣ { ´￣ { | || ／'"
｀ヾ ハ ｀ _ u rく: :{ 手詰まりかあ。
∧ u r＿ 厶斗≦彡' .ｲ: /从
. ∧ ゞ=＝-‐ ´ イ八(
ヽ rう ＜ {
＞ . . ＜ |
iー＜: : : : :し. ｜
|: : : : : : : : j＼＿＿＿
＿／＼＿,: : : : : : ＞/´//＼
＼////＼ ヽ ＞/´///,／ ｀ ー
.
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
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::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣. ＿＿...' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣.／ ＼ .＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|─| ＼_ .|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…| (●） | なんかすまんなあ。
”“ * ｡: : : : : : : :: : ＿_(人__） ＿＿|,二ヽ- 、
”“'' …...∠爪∠!´￣ .｀l ＼ 俺達の方でも考えてみるが、
,.｡+'' （＿＿＿∨ ヽヽ、/ ∧
,.｡+''” : : : : : ∨ ∧ .｀ー ‐ヽ、´ヽ ∧ 手数不足なのは簡単には解決できそうにないだろ。
｡+'“: : : : : : : : : : : :∨ ∧ ＼ ヽ ﾞ∧
: : : : : : : : : : : : : : : :∨ ∧ .∨ | ∧
∨ ∧ ） ｀ヽ |
∨ ∧ /_ .| ﾞ＼|
. _∨_, -｀─::´￣::::::＼/. ＼〉
/´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|_ ＼/
|::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::::::::::,＼＿_ゝ
X/:::::::::::::,!|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
／:/::::::::::::/ .T'.TT￣￣￣￣￣TT'.T
. ／::::/ ::::::::: / .| | | | | |
,- ､＿_／｀ :::::/::::::::::: / | | | | | |
＼ l ｀ヽ､__」::::::::::::/ .| | | | | |
.. ＼_＼ ∧:::::::::/ | | | | | |
.. ﾞi__＼_ ∧::::/ .| | | | | |
. ﾞi__∨ | |_ｌ |_| |
￣. ￣
.
. | ＼_| ＼ / |
| V | ｲ
| /／/
ヽ ／/ ,イ /――-､ ／
/ﾆﾆ‐､ .__＞ ／-/／ ┤ /ー―--､ ヽ、ヽ
. / `ー--r-r'´￣｀ヽu /イ￣｀＼ /⌒Y＾V
/ ＿_／,ィ| ,ﾆﾆﾕ_ ,ﾆﾆﾕ V/´y 俺達の乗馬訓練、御者訓練も、
. 〈 / ＿／/ハi!`ー“ `ー“´ ﾚ /
..... ＼ / / ／/ ＿|ilili `ｰ u r-イ 先々の手数を増やすための布石っすもんねえ。
＼ V / / | ! r＿ ,才「￣￣￣￣rへ、
.＼ 〈 /i | ＞ ￣ ／/ / /／￣|
. ＼. V | l7777｢マﾆィ_／ /7777777 / ll ／）
＼ | |///∧＿][＿／/////// / jl／ ヽ
`ｰ-| |/￣＼//l l////>､//// / ／<》 |
三三三三三三三三三三三三三三三三 ＼
三三三三三三三三三三三三三＜￣￣￣
三三三三三三／二二｀ヽ三|三三 ＼
三/￣｀!三/-,-，////} ｌ｀)l/l ＼三三ﾆ',
｀ヽｰ--lﾆ/--､ 弋/ノ ,_-､三三',＼三 l
ﾆ､|三//ニィォﾄー ,- r=､T /ヾ!ヽﾆ! ＼ l
l lﾆ/ {. 弋(ｿ /ｲ 弋ｿ ﾊ / ヾ! 馬を増やしても、乗れる人扱える人がいなけりゃ無駄だもんな。
ｰ' ﾚ' ー‐ _ ￣ {-'
｀ー'∧､ メ , それはわかってるんだけど……
/三/l-|＞､ - - ,.イ＿,..--r―､
ヽ￣｀ヽ ｀ｰミ ､ ＿ イ＞! ヽ ヽ l
l ', ヽ､ l / ﾄ､ヽ ', ':, ﾄ､
l ! l｀ヾ ､＿!__,／:.:.ヾ＿_!＿__l_/ ,
T￣￣￣:.:.:.:.:.:-,:.:.:l l:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ',
l|:.:.:.:.:.:ー､ヽ:.:.:.:l .:.:.l l:.:.l l:.:.:.:.:.://:.:.:l/ ヽ
.
＿__
,:' ヽ
.′ ﾞ. なかなかな。
| ＿.ﾉ､＿,: |
,.-:i (●) (●) i-､
／7∧ (__人__) ///7:､ あーでも、馬の代わりに人の移動に役立つ……は無理としても
,</// ／ﾉi_ー_ﾞ///////へ
////／ i´/ｰｰ-ハ /ﾍV//ﾊ おまえたちの暇つぶしになるかもしれないものならあるかも？
i///i i､ !i.:. ..:! i./////,
}//∧_ ､ i!::.:.:.:.:.:// .-V////
i////! ￣ ﾍ.:.:.:.:ﾘ ￣/.i////l
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::, -―‐- ､__:::::::::::::::::::＼￣￣￣￣￣
/二ニl:::::::ｨ-´ ,r77ｭ､ ,-, }/＼::::::::::::::ヽ
__）) |:::/ (ﾆ} l{///ｿ ﾆ_, .イ::::::::､:::::::::::::.
｀:-,--l/二二､__｀二´_ノイ /ヽ､:::l＼.キッ！
:::ｲ 斥テ=､_l:::/l:::::}≦ﾃ ! ,､ /.....＿＿＿∧,､
l:::| { 弋z(ｿ "´ |:/ 之ソ '/_ﾉ ￣￣￣`'`
ヽ:! ー‐ /-' l ､
ｰ人 メ ,- ―‐ ､ ,/､ ヽ そこ、詳しく！
､ ＼＼. { V ／ 〉 ',
. }､ ＼＞ ､ ー ´,.イ ∨ ､
l ＼ ＼__ ｀￣､＿.!_,,.-´ ＼
- 'ヾ､_｀_＿∨_/ /:.:l |:.:.:l´ ヽ
:.:.:.:.:.:.:.｀:.ー, l/ /:.,〃:.::/ ､
:.:.:.:.:.:.:､:.:.:ﾄ､/l／!://:.:.:/､ ＼
.
_ _＿＿＿＿
, ´ ｀ヽ
/ ヽ
. | , ｌ
| _＿ノ , ヽ､＿ .|
l （ ● ） （ ●） |
| ､ l 俺の思いつきだから、明日 やるお とも相談した上で、な。
.l i i } ｝
| '､＿ノｰ-;ｧ′ | それと、明日も乗馬訓練、ガ・ン・バ・レ。
ﾆﾀｧ | ｀ ''ニ'´ .|
. 丶 /
┌──‐‐ヽ {「￣￣ ｀! , - ､
l ｒ―――! ー ´ ｛ ﾄｌ| | ,. -､ { i '、
l l ﾘ ト!￤ | {（ 丶､ ∧ ｀､
l l ｆ＜ `､ └z」 L__ ｀ヽ、 ` く :、 ヽ
_ ム '. !_ ｀ ｰ-------‐'ｒ┘__,,.ｒ └- __ ｀ヽ ｀ｖ＾〉 }
_,, ´ { 〉￤ ‐- ___ _」 たュ_ , ＾'. V ,
´ 、〈 l -=≦一| 弋 ｀丶､/ ', '. /
i i ヽヽl _二| ( ｀丶､、 ＼ , ﾍ ' ;
| | ⅳ ､-‐～'' ! ヽ、 ヾ 、 ＼'^ ',丿
| ￤ ｌ| ￣二ﾌ { ＼ ＼､ ｀ ,ノ
' ! | ﾘ ｀ ￢ } / /丶 ｀ﾞ ／
〉 ！ | |￣ Ｚ_ ￣| ｔｪ‐ｪ‐ｪｪｖﾕ l / V ,ｒ'´!
； |ｒ──┐ | ￣ﾆ=‐ ! ＿ ─┐ ￤ , 八 ／ ! |
l 、l ､＿＿| O |z-----～' | |＿ ―┘ i / ハ -‐´ / !
i ｿ |＾＼＿_ ､ｰ-l ∨ ｛ ﾞ, / /|
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
.
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
⌒"''＜=≧o｡,ィi〔|i:i:i:|ﾊ ﾉ＼i:i＼ ,|:iL_￣ /i:i:/ .|ｉｉ|i:i:i:ｉ|
. ｀`'' ＜|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|≧=≦ xヘi:i:＼ _,.｡s≦ |i:| ≧s｡ _ ｨｉ{ア⌒"''～､、 |ｉｉ|i:i＿＿ ＺＺＺＺＺＺ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|ＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺZZＺＺＺZZZZ|ｉｉ./- - ヽ . ￣””
ﾆ=- ._ |i:ｉ:||i:i:i:|i:i|⌒''＜´ ＞イ ∧｀`～､、 ＞'⌒ |ｉ..ー）ー） l! ,､-
二二二「¨ '' ｰ-|i:ｉ:||i:i:i:|i:i| |∧≧ｚｚzｚｚ||ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ〈__〉ｚ.ｎ (人__） l-''"´.ﾆﾆ
|(_,||i:i:i:|i:i|〕ｉs｡.,||..| |＿|￣..||＿＿＿___＿____|ｉ||＿.} ', ,､- ' ヽ__,､-'":´::;;ゝ、
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||￣｀|i:|｀`|─ｰｒｰ||======ｒ==ｒ==k|ｉ||ミ｢l:! } ｢ _,,,ィﾍ_,､-' ヾ,-へ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|￣l | ||♪♭ｂ ||ⅲ||＿||ｉ||....l ' （‐へ |: ///＼ r'´ .::: .:',
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| l | ||￣￣| ||兀||＿||ｉ||匝＞-ﾍ_ ＼､ l _.ｒヘ!/ , >V ／..:::::::l
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|一|＿__|∠二二二二二二二二＿／|＿＿＿.､ｒ' :Y/ ...:/｢-! ／::::::::::l
_,,.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ./:::::::/./..::l :::::::::l--
＿ - 二_ -.| えー、では本日は諸君に「自転車」について説明するお。 |....､_/__:|,､:/ .::::::/‐‐
=二-‐Ｔ￣__､-＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／.::::/::............＼::::::::::/
:| |＿ｘf〔 ヽ(__)｜ｉ|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||ィ㌻__ |:| ∥i| i|: :i| : |エエ|＿ / .::::::::...... ｀‐､ `└､:_:/::::::::::::::::::::::::::::::/
:| 〈｀¨ ´∨ｰＬ.|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|/￣ / .:|:| ∥ .i| i|: :i|: :|工工| / .....:..:::::::::::::::::::..... ｀`-＜F}フ -､::＿＿_;;ノ|
:| /∧ 〉 |i:ｉ:||i:i:i:|i:i| / .|:|∥ i|└ |エエ . ﾉ!::::r-､ｨ_ヽ;:::::::::::::::::::::.... Y !::. :::::::::::::::::} 〉
:| ｀¨´ ｣:i:｣|i:i:i:|i:i|￣ └″ └ 三三 {...::/:/ :::::::｀ヽ､::::::::::::::::::::::::l /:::::::::::::::::::::::::l/｀丶､
:| _､rf〔㌻ |i:i:i:|i:i| . /＼!:/ :::::ヽ;::::::＼::::::::::::::::::j {::::::::::::::::::::::::::|.:::::::::::::
:| _､rf〔㌻¨.... . |i:i:i:|i:i| .:. ,..＿__ノ;;;;;;;;ｌ::| .:::::::::ヽ＿;;;;＼::::::::::::} ﾞ!::::::::::::::::::::::/l :::::::::::
:| ,.ィi{㌻“ ‐_‐_‐ |i:i:i:|i:i| . :. ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ/ ::::::::::::/ //ｦー-ゝ､;;;ｊ |:::::::::::::::::／:::> ､_...
:|ィi{㌻ ‐_‐_‐‐ |i:i:i:|i:i| . : : `ｰ- ､;;;｣:l:::..::::::::::::/ //::|:::::r-=ｒ＝''"‐‐‐‐-― '"´ ｀ヽ
.
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
- ､::::::::::::::::::::::::::, -===- ､::::::::::::::::::::::::l, --::ｧ
｀＞:::::::::,::/-, {///} r-,, l:::::l_::::::::::::::::／
,／:::::::::::/ } l/_ｰ' `ｰ_',...,,-､_!::/，l,::::::::::ﾄ､
/:::::::＿__::},／==-.ｨt-,‐´-==-l::ヽ､!:::::::::＿＼
´￣ /:::,:::{´ｨ ,ﾆミ ﾚ' ｨﾆミヽゝ::::::, -，::.
. /イlﾙ! 弋(ｿ 弋(ｿ } l:/r-, }､::l 自転車？
| {r } ､ / {-,/l ﾘ
ヽヽ!メ ､＿＿＿ , ｰ'／ それが馬の代わりになるのかい？
ｰﾞ､ ,ｨｰ､´
/ヽ､ , ィ:::::､,:::l
,イ二ヽー､―-､.＿_ー_ ´ |::::ﾄ:} ﾘ
. 〃´ ｀ ヽ } ! ,} ､ l r--,―‐､‐､‐､
/ V＿l__|__|＼_ ミ Ｖ_,..-ヾ､ ! l ':,
l |:.:.:l l:.:.:.:.:.:.:ー､ r''´:.:.:.l＿!__l＿l.
＿＿＿_
／ ― ＼
. ／ (● ) ﾍ＼ 代わりにはならないお。
| （⌒ (● ) ｜
ﾍ ￣｀､__） ｜ せいぜい、道を整えたところで、人が移動する助けになるくらいのシロモノだお。
ヽ ｜
, へ、 ＿／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. | ＾ヽ ┃ 余計な期待は切り捨てていくスタイル。
. | １ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ これまで荷運び用の１輪車だの２輪車だのつくってきただろ？
| ｀⌒ ´ |
| | あれを、荷物じゃなく人が乗って転がるように整えるイメージだろ。
ヽ /
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ヽ::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.ィ:,'二ヽ;::::
:::::::::::::::／!:::::;ィ:::::/./:ﾑ''⌒ヽ':::
::::::::::::/二ｌ:::ﾑ' :::ﾑ/:/ ',
:::::::: /⌒ﾒ:/ .{:::/.ｲ:;'
:::::::/ /ｲ',i| l:// |:! ,、
:::,ｲ '! i′ i! ｆi.}
/ .', （i）, _＿ `’彡_ 荷台の代わりに座席ですか？
', ＿,ｨ' ￣￣!i ||i
〉´￣ヽ u| !||| そりゃなんていうかバランス悪そうな……
ｆ ′
.'、 -―, ／
ヽ ＼/ ／
＼ ／
ー―＝≦、
入 ／
/: :‘ー': :
.
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
丶、 ＼::::::::::::::::,ｨ-y;;ﾒﾍ::::::/- 、
＼ﾞ';‐-::':::::::::::ｨ-‐ノ'' ─ｌ::/─
＼::::::::::::::/ __ '⌒
｀''''''ﾅ{: ' ヽ ⌒ヽ
ﾒ /i o ﾉ o ﾉ
_／ / | 荷馬車の小さなもんで真ん中に椅子なら、バランスはまあ？
＿__ ／ ,/ /i ､' r
＼ ," i ､ ‐-､ ,イ
>､ _,／ ,/‐-γ ､__ _,,／,"｀T;
i, , ヽ_ ,/;;;;;;;;ゝ ｀Y´ l;;
,､_ノ ､ i ,「´;;;;;;;;;;;;;;丶、 .| _ノ;;;
ヾ 丶 ヽ | !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''''｀､.,一 '￣;;'''';;
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ４輪や３輪は、バランスはとれるけど、曲がるのが面倒だお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ だから２輪、車輪を縦に並べるんだお。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
＿＿ r､//,'n
／ノ ヽ､ ＼ ', /
| （●）（●）| / ,r'
. ／￣￣￣￣￣￣￣＼ | （＿人_）│ / /
. | 縦に並べる？ | | ｀ ⌒´ | / ./
. ＼＿＿＿＿＿＿＿／ | | / /
ヽ / ,r" .,ｒ'
ヽ / .／ .／
> `'" ／
,.-' .／
,r'" ',
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ／ ,r､ 。 ﾟ i
. | こういうのじゃないのか…… | ,.r'" ,r'" ', i
. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ／ ／ .', ,'
,ｒ' .／ ', !
,./ ,／ i､,_ _,,i,
r''r─-------､ .,'`ヽ,`'''''"／'､ !⌒!
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o. `ｰﾞ￣`i |￣￣` ／ ',. / ', ', '､
三三三三三三／二二｀ヽ三|三三 ＼ | | ./ /'ｰく '," .i i
三/￣｀!三/-,-，////} ｌ｀)l/l ＼三三ﾆ', | | ,' .／ .', ' ,し'
｀ヽｰ--lﾆ/--､ 弋/ノ ,_-､三三',＼三 l | | / ,.r'" ', /
ﾆ､|三//ニィォﾄー ,- r=､T /ヾ!ヽﾆ! ＼ lﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
l lﾆ/ {. 弋(ｿ /ｲ 弋ｿ ﾊ / ヾ! | | i ,!■２輪と聴いた瞬間のイメージ
ｰ' ﾚ' ー‐ _ ￣ {-' ,.--､ | | ! ./
｀ー'∧､ メ , / ＿ ヽ',.! .,' .／⌒ ＼
/三/l-|＞､ - - ,.イ＿,..--r―､ ,' ./ /`/| i./ ./⌒ヽ`,
ヽ￣｀ヽ ｀ｰミ ､ ＿ イ＞! ヽ ヽ l | | ,' ,'＼_,ﾉ! ! i .i
l ', ヽ､ l / ﾄ､ヽ ', ':, ﾄ､. | |==' `===､| | .| .|
l ! l｀ヾ ､＿!__,／:.:.ヾ＿_!＿__l_/ , ', '､＿ ', ,' .,'
T￣￣￣:.:.:.:.:.:-,:.:.:l l:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ', '､ ﾉ￣｀｀``', '､__ノ /
l|:.:.:.:.:.:ー､ヽ:.:.:.:l .:.:.l l:.:.l l:.:.:.:.:.://:.:.:l/ ヽ `ー''" ヽ､＿,／
.
|| ／￣￣＼
|| ／ ノ ＼
|| .（●）（● ） |
|| （__人__） |
|| .(｀⌒ ´ |
|| { |
|| { . /
|| ＼ ノ＼
|| ／ .／ ＼
|| _ _lll_ .／ .／ ／ ヽ
|| / ｿ'`ヾ＝= .／ ／ .｝
|| | ∥,ゝヾ､__／ ／.｛ i
|| .| ヾ〆 （_＿ ／ i |
|| ヾ// / /
|| /'// / ／ ／三≡
|| ./ハ＿＿＿＿＿ ／ ／＿＿＿＿＿＿
|| ,,,,二二≡'//＼＼＿＿＿ ／ ／ ..,=＝＝＝ﾐヽ/､
|| , ﾍ"=＝＝＝=/ﾐヽ ヽ ＼ （ ／./ ,ゝ＼-'´￣￣ `./＼＼
|| /／ // ヾヾ ヽ. ＼__ i |.//"/ ' ＼ / ヾヽ
|| ,'/ // ヾヽ ＼_ ￣`| |//,' ＼ / ヾヽ
|| l'l' , ソ ｌｌ | ヾ､ ,| | ll―――‐‐ゝ‐/､ ｌ|''
|| |.| ◎ |.|'' ,ヘ| |.===＝＝＝◎┐ l'l|
|| .l l l./ ヾ__| |..―‐'''''''''''"＝" //
|| ヾl // （_＿＿＿）ヽ ／／
|| ＼､_ ,／ 三三三 .＼ヽ_ ,,,／
||... ／￣￣＼ . ＝===＝‐" `ー＝======
||.／ _ノ ＼.
[ | （ ＞）（＜）ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
. | ::::::⌒（__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 具体的にはこう、車輪とハンドルを固定するトラスフレームにまたがる感じな。
. | }. 。
. ヽ } / 足元ペダルで親歯車、仲介歯車を介して、後輪を動かす歯車。
ヽ ノ ./
/ lヽ介/lヽ、 ,rE) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. | | ~ヾ/~ |. ｿ◇'.. ┃ 足漕ぎ動力だのトラス構造だのはゲンブツを知っているので特に説明なし。
| | ﾟ| |＼／ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●） やるお はさっき曲がりが云々いってたが、
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ ２輪でもハンドルは欲しいから、後ろ２輪の３輪車が安定するのは間違いないだろ。
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
. {: : : : : 乂_{: : : : : :乂
ﾄ､ ∨: : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ ﾄ､
|: :＼.∨: : : : : : : : : : : : : : : :ハ:}::ﾊ
.乂: : : : : : : : : : : : : ; : : : ;_: : : : : : :j..ｲ
＞: : : : : : :/: :／ﾉ : :/ ｀ ＜: ｲノ 座るってかより、馬と同じ跨って乗るイメージ？
-=ミ: : : : ＞イ:イ 彡イ ￣ヾ:ｆ⌒V彡'
丁ヽｲ⌒ ´_｀ヽ }ﾘｒ り 前輪の支えがそのままハンドルの軸で、車輪を左右に向けるのか。
.イ' ﾄ､; tり ｔう j f_ 乂
￣ __乂ﾉ l ゝ ＿ 从⌒ヽ なんで３輪じゃなく２輪なんだい？
￣＞斗' 人 f:::::::::::ﾉ ｲ / ／
〈 ( ＞ - ＜ ' , ｲ｀ヽ
. ｀ー-__｀ー- ＿_ ／／ﾆ !.!
//ﾆ-｀ ＜{{ }}ﾆ＝彡-=ﾆﾆ; }
. //ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ//
.
|:::::| ＿＿ //
|:::::| 〃 i―i /
(( lﾆ[][][]ﾆl )) ,､,,-‐''￣''‐-､,､ ＿＿/ ウ
..|三|､ ＿. ,,|三| |三|､ く／ -‐-､ ＼〉 ＿＿
|三|ｌｌ|二lΞl二二|ll|三| . |三|ll|二二二. lﾆi / ヽ 'i l l
..|三|´ ￣ . `|三| |三|´ l ヽ / lコ ＿＿/
.|三|､ .＿ ,,|三| |三|､ く＼ `'‐-‐' ,／>
|三|ｌｌ|二lΞl二二|ll|三| |三|ll|二二 `'`''‐,--,‐'´`´ ／／
.|三|´ .￣. `|三| |三|´ ＼ ＼ ￣
＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ -一' ﾞー- ＼
. ／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼
／ （ ● l l ● ） ＼
| ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ | ３輪は、重い。
| ''"⌒'（ i ）'⌒"' |
＼ ｀ー ─'＾ー 一' ／
＼ ー一 ／
／ ＼
/ ヽ
| |
| i i |
. | i i |
, -‐┴-､__,i ゝ､ｰ┴‐--、
￣￣￣￣く / / ｧ- ,ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ （, -r ヽヽ 〉￣￣
`ｰ' ｰ´￣ ￣｀ｰ 'ｰ´
.
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
}:／:::::::::::::::::::::::::::/:|::::::::ﾄ､::::::::::::∧＼:::ﾍ∨:::::::::::::::::〈⌒
//::::::::::::::::::::::::::::/: :{::::::::{.:.＼:::::::::∧: :V:::i.:V::::::}:::::::::∧
{:::::::::::::::::::::::::::/_ｰ: V:::::i: : : :＼:::::::|:- :i:::}_;|:::::/::::: |＼}
｛::::::::/::: |::::::::::{ ＞､＼:::,-----V::} へi:/ :}:::/:::::::::|
V:::/{::::人:::::::::V ＼＼ ／ jﾍ /ｨ:/^i::::::{
V{ v:::::/^ - :」 「!} ’ ´ 「!} }' }' }/ゞ 部品が増えますからそうですけど。
{ ﾏ::{ { ｉﾍ { ゝ ､ ゝ /ﾉ /
_ -= ＼ ‘, ー─‐ :〈 ー‐一 /_／≧=- ＿＿
_ -=≦ ＞-, u / ∧ ￣￣二ﾆ
／ / ∧ ｒ っ ／:{ .∧
｛{ / ∧ト., ,. ＜::::::} ∧
/ / ハ ＞-＜:::::::::: / 〉
,ｲ 〈＿＿_ } / ＞ ´
γ´ ∧ {≧sﾊ { ,イ
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼
. ／ ― ー ＼
| （●） （●） | 脚でペダル漕いで進むんだから、重いとその分漕ぐ力が余計にいるお？
. ＼ （__人__） ／
. ノ ｀ ⌒´ ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／´ ヽ. ┃ 滑り止め改良中の革ベルトは、動力ロスが大きいため不採用。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
:::::::::::::::::::::::::::::, -―‐- ､__:::::::::::::::::::＼
/二ニl:::::::ｨ-´ ,r77ｭ､ ,-, }/＼::::::::::::::ヽ
__）) |:::/ (ﾆ} l{///ｿ ﾆ_, .イ::::::::､:::::::::::::.
｀:-,--l/二二､__｀二´_ノイ /ヽ､:::l＼:::::::::,
:::ｲ 斥テ=､_l:::/l:::::}≦ﾃ ! ,､ / ＼! ＼::::l
l:::| { 弋z(ｿ "´ |:/ 之ソ '/_ﾉ ヽj
ヽ:! ー‐ /-' l ､
ｰ人 メ ,- ―‐ ､ ,/､ ヽ ２輪バンザイ！
､ ＼＼. { V ／ 〉 ',
. }､ ＼＞ ､ ー ´,.イ ∨ ､
l ＼ ＼__ ｀￣､＿.!_,,.-´ ＼
- 'ヾ､_｀_＿∨_/ /:.:l |:.:.:l´ ヽ
:.:.:.:.:.:.:.｀:.ー, l/ /:.,〃:.::/ ､
:.:.:.:.:.:.:､:.:.:ﾄ､/l／!://:.:.:/､ ＼
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | フリーホイール機構を組み込むのは面ど……難しいので
（__人__） |
（ | ギアとペダルが直結しているピストバイクということになるな。
{ |
⊂ ヽ∩ く
⊂てヽ ,,_ '､＿ ＼ ／ )
{三＿ ｨ `´ ／|_＼ “ .／|
.＼__／ | ＼_／ |
.
＿＿
,,.-´ ｀｀ヽ
.／ ＼
／/ ー一､ ,,／゜ .ヽ 、
／ .| （ ●） （● ） | ＼
／ l （__人__） ... | .＼ 機構も単純でブレーキ機能もカットできるんだけど、
.＼ （｀ヽ、 . , '´ ﾉ ／ .／
/..＼ . ＼ ヽ___ '´ ,,'' .'i ／、 負担が全部脚にくるのは考えどころだお。
./ .＼ .} イ / ／ ヽ
l 丶 ＼ | .〉 / ／ / 冫
.| .l ／~＼ ／ / l .l
.| .l ／ .＼／ l .l |
／￣￣￣ヽ
/ ヽ
| _,ノ ヽ､_ |
| （●）（●） | 道の問題もあるし、出せても下り坂20km/hくらいが限界で、
| （__人__） |
ヽ. ﾉ ブレーキいるほどじゃないとは思うんだけど、やってみての話だな。
.> く
／ ヽ ｶﾘｶﾘ
＿/((┃))＿＿_＿i | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.. ／ /ヽ,,⌒) ￣￣（,＿,ノ ＼. ┃ 部品の精度的に20km/hも出る前にブレ振動で走れなくなりそう。
／ /＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. ＼.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 氷室と上水道周りの工事、乗馬・御者訓練が第一な。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } 夜、眠れないときに暇つぶしでやる、いってみりゃ遊びって話だかんな。
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
: : : :_: :厶斗: : : :iﾏ: ::.∧､: : :.∨: : ＜
: : f f ＼: : '._＼: :∧＼:::.∨: : : :.｀ヽ
イ人_j斗-‐＝＼:.:. ＼: '.ー＼{: : : : : : : .
⌒Y {/ __. ヾ '⌒ :i: : : /｀ヾ: :}
ｒ /i .{ ／ ｀ '⌒ヽ ': ／ }/
./ .| .i :{{fぅﾊ fハ } ′
.| ' , ,,ゞtツ ｔ:ツ .ﾞ //
.| ∧ ￣ __j ￣ .fｲ
.i .∧ _ _＿ i まあそりゃ優先順位はありますわな。
j! .∧ ( / ,
ハ .∧ ｰ ﾞ
. {⌒V ∧＞... __ .イ
. {ー ∨ .∧ ｀ ＜
斗ー-∨＜´ }
.
/::::::::::::::::::::::／(:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶、
. {::::::::::::::::::::::::'´） }::::::::::::::::::::::::::::::ヾ::::::::::::::::: ＼
、::::::::::::::::::／ '―-、r―-uヽ、ヾ:::::::::::::ヽ￣ ヽ
ﾄ、、::::::::::::::::⌒ー:::::―-,r'´￣ヾ::::::::::::::::::::::::＼
l:::ヾ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
’;::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
':;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::/
＼ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::ﾄ、:::::::::::::::::::::i、:::ハ:::/
,ィ!ヽ〉::::::::::::::::::::::::::', ヽ:::::::::::::::::::l_ソ :;:;ｿヽ
／:;:;:ﾊ ヽ:::::::::iヽ、::::::::::}―＼:::::::: ;ｨ';:;:＼;:;:;:;:;:ヽ、 ただ現にこの数日、ケツが痛くて寝付けないんスよねえ。
:;:;:;://:;ヽ_〉、::l￣ ＼::{ﾘ ｊiﾂ iﾊ:::/ﾉ:;:;:;:;ヽ＼:;:;:;:;:ヽ
:;:;:;:;＼ 、 ;:;:ヽト `,_ ´ __、 ﾚｲ:;:;:;:;:;:;: ／,:;:;:;:;:;:;:}
:;:;:;:;:;: //:;:;:;:;/、 ＞ ￣￣, イ |;:;:;:;:;:;:;:< :;:;:;:;:;:;:;:;:;:!
:;:;:;:;:;//:;:;:;:;/＼＼ ￣.／／ヾ;:;:;:;:;:;:;:＼ ;:;:;:;:;:;:;|
,....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'r-､::-―-､ ､::::::::｀ヽ､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::と､ ｀ヽ､:::::::∧:::::::::::＿＼
/＿__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/￣二__ ￣ ',＜_
>::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム':::::::::::::::＼ l::::::::＼
'::::::::::::::::::::::,--_ ､::::::::::／´￣￣ヽ__｀ヽ､｀ lヽ￣｀ ＼
/:::::::::,r- ､::/ }} } l::::/r-, /´77､ r-, ﾞ､￣ / / ＼
{:,イ:/l r-､/:::＞-_.!:/__¨ {//// ,r:::､:::ヽ-‐'／////＼ _ 小物部品なら部屋でも作業できそうだし、
/ ､ ,/ l:从/ --羊=､ ー-¨´-'／ヽ:l ＼:∨////////_l }
ヽヽ' {/ /ニﾆミ､ l::}≠矛/_ﾉ リV/////// 77 ＼_ 何かしていたほうが気が紛れるからね。
＿＞-､_, _ ='＿ }-‐-､ ∨/////} l//＼ }
／￣_｀ヽ ＼ヽヽ､メ ／二二 ∨ ,ｲ ヽ ヽ｀∨---∧ ∨//∧
/／´ ヽ ', ﾞ､ ﾞ ,＞ ､ ー―‐ '´,イ ヽ ヽ l ∨////> ／ l
〃 ∨! l l ﾄ､ ≧ー ≦lヾ､ ﾞ､ ／! ｀ー―‐ ′ |
| ､!＿_|__|_! ｀ー- V- ／:.:ヽ__／l:.:.:.l ゝ､__ /
〉 ヽ:.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.:/l.:.:.:/／:.:.:.:l＿＿＿,..-- '''´
.
／￣￣＼
／ _ノ ,ヽ＼
| （ ●）（●） 俺のミニ４駆の経験上、
.＼ | （__人__）
.＼ .| ｀ ⌒ﾉ 最低限強度が出せてれば、とにかく薄く細くが軽量化の鉄則だろ。
. ＼ ヽ }
.＼_,ゝ ノ あと肉抜きの穴あけとか。
／, r､ く
./ 〈 ＼ i
. ヽ､ .ヽ ＼ i..｜
.て_） ＼ﾉ
＼
＼
＼
／￣￣￣￣￣＼
. ／ ＿_ ヽ
. / / ● ＿ ‘， バカ穴だお。
.. / ヽ___ノ / ● │
| / ) ゝｒ‐'′ | 穴あけ加工は難しいから、
| `┬‐く＿,ノ
／￣＼ |‐┬/ / 溝掘った２本の板にところどころ支柱かますＩフレームもどきが無難だお。
／ ＿└一' ＿／
. / ￣ ¨¨¨|
/ |
.
/ ;
| .../ l
. || /´_.｀ー--､,,__ ｌ
―= =―.' ,〃- 辷ｪｩ‐テゝ. ! ､＿,,,_＿＿ !
. || .....! ｀￣` , / '::メ卞ﾃ'メゝ､ i
| ..! i ,′ `￣" ,
| ＿ /
i ／ / やるお くぅん、バカ穴とは聞き捨てならないなぁ。
i ｛ ; ｀ヽ /
ｉ ＼__＿＿ ﾉ、 } / 俺のプラ板肉抜きの妙技を舐めてもらっては困るなあ。
i､ ヽ ＼＿__ ／ /
ﾄ､ ｀ / /
| ヽ､ ≡≡ﾐ､ 〃 /
! ﾐ ヽ. ´ ｀ﾞヾ '′,.ｨ
| ﾞ､ ヽ､ ,,.ｨ＜" i
! ::::::::::`ｰ=-;;;､＿,.,ｨ＜:::::/ |
/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |
/ ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'. ､
. / ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... ＼
_ -‐ ¨¨ ￣
. ／ ＼
. ／ ＼
. ／ ／￣＼ ヽ
/ ／￣＼ ／[厂ヽ ‘，
.. ′ ／[厂ヽ ＿__ i はぁ？
ｉ / ＿__ ⌒ヽ |
. | '´ / } ﾉ | やるお はFRPやカーボン派だしぃ？
| {＿＿,ﾉー┬‐' |
. | ∨ | /
. ‘， ∨￣｀V /
＼ ∨＿ﾉ ／... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ＞ __ __ -‐＜.. ┃ モーターの、整流子を慣らして皮むきは当然。
. ／ ￣￣￣. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
|｀＼
＿＿＿_ | /＿ ＿＿ ∧ /| ＿＿ ｒﾍｎ
|＿,. -┐| |／/ / |＿_ ｢ |_/ |/ |＿ ｢ |__||｣ ＿ ｢｢| __ [[|
|｜ |／ ＿＿|｜ _＿_| | ,.コ|.￣ ,ｺ|
＿_|｜ |＿,. -┘ └一 '´ ￣ ￣
|￣￣ ＿,｣ ／￣￣＼
￣￣￣. ＿＿＿_ `' `' `' . ＼ ／ ＼
／ ＼ 人人人 （●）（● ） |
／ ＼ ／＼ ) (＿___（__人__） |
／ （●） （●） ＼￣~) )( (＿_(｀⌒ ´ |
| （__人__） |￣￣) ( { ﾉ
/ ∩ノ ⊃ ／ YYYY ヽ ｀ヽ
( ＼ ／ ＿ノ ／ '` '` '` ~＼ ヽ ヽ
＼ “ ／ ／
|＼ ／
＼::::::::::::::::::::::::::::ヽ､ ∨:::::::ヽ l::::::::::､
,....>:::::::::::::::::::::::::::::::＼ ｀::::::::::l /
,..:::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー- ､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.. -‐-､＿__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´r‐ ､ r-，)( ヽ::::,￣｀ヽ､::::::／
´￣￣ - ,::::::::::/-,{_//ﾉ ,-､―＿リ- ､ }:::::｀ヽ､
／:::::/l:::{ ,､__ ¨_,..イ／云心 ヽ:::ィ´｀ヽ_-―｀
／::::::::::ヽY:l::::/≧ヽ:::､ 弋z(ｿ /::l {´｀! }::＼ 自転車か。
/:::::::::::, -‐l:::ｲ { 弋(ｿ ヾ! /ﾙ' ､_ソ/￣
/ ' ´ /::::ハ ｰ ´ 'ｰ , ／､ つまり、自分の車、俺だけのマシーンってことだよな……
´ ヽ', ﾒ ― ｲ T´:::::::ヽ
､ ／ / .|::､::ヽ ＼
｀ヽ､ ＿ , イ / |=-,｀＼ _,..-‐
/:／l _,.. ＜´, -― ´￣ ／,. -
{＜| /､ ／ / / /／
__, .. r―ﾄ､ l ./／ ./ ,. / 〃
／ / / //!__∨ ,.イ/＿_/＿{＿_/
,/ ./ / l/:.:.:.:,￣´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:l l
/l＿/＿!___/:.:.:.://:.:.:, !:.:.:.:.:.:.／r':.:.:.:.:.l ﾄ､
.
,.ィ _,. -―ｧ
, ,ｲ//イ/////／
////////////////,＞､
ﾄ/////////////////ヽヾ、
V//／ニ三!/ｊ=ヽ///V,ﾘ
/::::ﾄ､::::V//ヽ/'´li'ﾊ/ノ.ソ
l;:ィ//,77/八' > 俺だけの、
Ｖ从乂／ _ ‐ '
i￣ ―- ､´
. _. 廴: : ＿; : : :Ｌ __
r: : : : : : : :: : : : : : : : : : : : ヽ
. /l: : : : : : : : : : : : : : : : : :／: : ':,
{: !: : : : : : : :､: : : : i: :.!: /: : : : : l
l: ﾊ: :l: : : : : : ＼: : :.､:l:.l: : : : : : :!
j/: :':,:ー―--: :―‐: :ヽ:'; : : : : : ヽ
. 〈: : : : }: : : : : : : : : : : ヽ:.j: : : : : : : }
゜ﾟ¨" ‐-┬‐-､:::::::::::;ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／
‐─ｧ‐…‐､{ :{￣￣￣',::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
:::::/ __ ヽ＿」.＿__ ',::::::::: |ヽ:::::::::::::{ヽ::::::::::::::::::::::-‐─ ´
:::,' / -ヽ :}l {:/‐-､￣¨ ヽ::::: |＿＼:::::::',_.＼::::::::::::::::::::｀:...
::{ , /⌒ｉ |ｌ | ,＞ ,, ＼{ ￣¨＼: ',￣ ｉ,:::::::::::::::::::::::::....
:::'. Y { ｌｌ :l .んハ `ｰ- ＼_,' ,斗 ､ ＿人＿.::::::::::::::::::::__＞
:::::ヽ ＼__） !ｌ ｌ 弋zツ んﾊ //｀Y´.:::ｌ ￣￣￣
:::::::::＼ |:l '," ──- ゞ-' , ′...! .ヽ}
::::::::::::: `┬‐| ｌ ', ￣¨ ,'
:::::::::::::::::::| :|｜ ', ､__:j: / マシーンか。
:::: ／{/ｉ八 ｌ ｌ ' ,＿＿_, /
:￣￣¨ …┴ ＿ ヽ こ¨ /
…‐-､ ／
＿＿＿＿＿＿ 寸≦=-…─=ミ
￣￣二ニ=- ￣￣二ニ=- ´ ＼
´￣ ／ ／ ／二二二ニニ=-＿
／ ／ ／二二二二二二ニニﾆ=-
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
━━━━━━━━━━━━ ＞'z――――――――――――――――z'＜━━━━━━━━━━━━━
´￣´ ｀￣｀
┌─────────────────────────────────────────────┐
│■懐炉とその類のもの │
│ 懐中に入れて暖をとるもの。 │
│ 日本では古代より熱した滑石や、塩・糠の混ぜものを炒って布に包んだもの（温石、塩温石）が知られる。. │
│ 日本の17世紀後半頃、金属容器に火をつけた懐炉灰を入れて用いる「懐炉」が発明。 │
│ 現在主流の使い捨てカイロは主に鉄粉の酸化発熱を利用する。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
-━- .
／:::.. ..:::＼
, ′ ヽ ，
ｲ ¨】 ｉ} トv } 【¨i ｝ ｵﾝｼﾞｬｸ
, 'i| ｉ|メＡzｉ}《》 ﾉＡくｉ} ! ｝ 温石は中世ヨーロッパにも存在する、とされるが
{Ｋ＾外Ｙﾋﾝ! jｲﾋﾝY ＾＞
｀刈 ¨´ ， ¨｀ ｒ爪 { 軽石を温めて布団の中に入れるという習俗が
｛iハ. _ _ /ｿ:| ゝヽ
｛| ｊ }ト _ イ{|（.:| i｝|〉) 16世紀頃に確認できただけなので知識チートか否かの判断が難しい。
__少ｒ"ｊ ﾄﾞし┴|: |く′
／ (く 〉ﾉ ﾊ} ＼ それ以前の囲炉裏・暖炉側に集まって云々からはないっぽいんだがなあ。
/｀ ヽｖ 〕＞=ｖ r＜〔7 i| } ヽ
｝ ｿ／ /A ＼/ｲ: ｉ／ ｛
/ ｀Y V{ｉ | 〉
〈ヽ._＿ ｨ｛ ﾘＬj_＿_/〈_
ミ_＿ 八､ ノ人ヽ ＿ ﾉ
| ｢i:∨ ｢ヽ 彡くｿｲ⌒)} ｢l| ┏━━━━━━━━━━━━━┓
| |:i｝ ! ｀ V::| ′|人 ┃ 16世紀は近世ですしね。
| |:|i 〈{:::| i::i､ヽ ┗━━━━━━━━━━━━━▼
| |八 ｝:| !ﾉノﾘ｝
.
. . -‐= ﾆミ､
／: : . . . . . : : : : : : ｀.＼
/ ｀:::.、 ,
,/::::::;.. ヽ ＼___。:. . i
／ __/ ,∧i :. |:. ∀ﾟ: :. : :!
/ 《 ]| j::. 《ﾟ｡{| i |_ヽ .} }i: :i : :.
ﾉｲ| i:::|`{:. ,ｲ| i {V八 |ｭﾃ芍ミﾒ､ ,廴}_＿!___,
ﾘﾄ人:;|/斗りﾐﾒ、 ィ＾ぃＪ:ﾘ 》 ｿ /r‐' ／ 懐炉灰は、イヌタデやナスの茎の灰、桐灰、麻殻灰、
く⌒ﾊ 《＾rＪ:ﾊヾ ゞ_ン i|ｿく _／i
｀＼_Ｙ ゞン ルイ´ . l ゴマ殻灰、わら灰、ヨモギ灰などに助燃剤を加えればよいが
｢ハ ’ /|: :!: . :ﾊ
ｲ: :∧ ｰ～' ｲ::{: :|: . i ;:.:! 移動中の暖なら温石で足りそうだな。
|!: ' ;个:.. ／ |i::::ヽ} i: ! : :i
八i/: :|:::i:::〕＞- ´ トﾍ仏:乂::|人 懐に火を入れるわけではないから安全だし。
/′i :|: ! ｣_;L| し｝ 厂フニ＝- 、
＿| :|_r7／ ! ﾉ / ｀＼
／ |ｿ「/（ ／ｸ 〈
／ ノj人Ｙへrz_,､__ｭr～く彳' / ｝
/ へ ／⌒ /Aﾍ、 ﾞ＼ ／ / __ュｲ
｝ ∨ 〈/＾＼〉 ＼ , ／￣二ヽ,
｛ / ∨ ／ ／￣i_／
∧ / Ｙ ／ ! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
〈 ＼ 〈 v }／ |. ┃ 休憩時には焚き火起こしましょう。
＼ ＼} ｲ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
! ＼人 ハヽ ノ!| |
l ｀¨}＼ ／ {::i !
ﾞ ＼ ヽ ＜ ｝ﾄ |
.
┌───────────────────────────┐
│■湯たんぽ（ゆたんぽ、湯湯婆） │
│ 湯を入れて使用される容器、暖房器具。 │
│ 発祥は中国で唐代(618年～907年)には存在していたとされる。 │
-‐. └───────────────────────────┘
..::::::.... ..:::::::::::ヽ
／ ::::::::::ｧ:::::::::::::::
´ i
, ′ i ,:ィ i ヽ !
/ ／ /| 《｡｝:. i | i l|__
i / / ,/ ﾊ /`八 | | | |｢≫:::::::
| , ' | ≧ミﾒ､ |ー ナ ‐ト :|｢¨ i:::: |
ﾄﾚ| | ! | 灯う jノィテ≧ミメ ∨ |;;＿!＿__ 湯たんぽも、ヨーロッパではっきりと確認できるのは
! j人|^|＾1 !rJ） ｛ rＪ }ｱ 厂ﾘ-一' ／
|ﾍ i ゞ ゞ ノ ノﾉく ｡ ﾟ 陶器製や金属製のものが登場する19世紀。
! ﾟ ‘ ィＴ爪 ｉ
ヽ `ヽ /:::! |::|.. ﾟ｡ それ以前の記述は、袋に熱した塩ないし砂をつめるとか
! ...::::|＼ ／ｉ::::| |::|.. !
「 ヽ、|r ヽ:::|::::|ｉ＞-=ﾆ トｖｭｉ::! l どうも前述の温石の類っぽい。
,～j ∨｝ ｝|zへ三| ﾊへ |
r┘ V | | |⌒| ノリ ミ、
j | | | r- ／／ _ﾆミ
人 ﾉ ＼＼_ v / ／ ＼
／ ＼、 八 ゝﾆひ2彡く ／ ＼
/ ＼ ＼ /Aﾍ ＼ ／ ＼
ｨ＾。 ＼ ＼//ﾟ 〉〉 / ／ 〈 i
＼＼ ＼ ＼ ＼.// Ｙ ＼、
＼＞ __ ∨ ＼ ＼ ｝ ／∧｝
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ そも陶器の普及時期を考えればヨーロッパ中世中期にあるとは考えにくいものです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
'⌒＞ ‐-
::':、 ..:::＼
､. __,／ ＞::... ｀:
ﾟ＼｀ﾟヽ／- ､./;、 ...:冫
／ ）ソrぅミｨ´/ﾟ｝ ﾊ ｉ｝ 19世紀の陶器製・金属製湯たんぽにしても、
. ,.ィﾟ ,:' ／ ィ ヾ'ノｊ/`ｲト/Ｌi /:::八
／＾7／:::;′ /:i ｨぅミﾒＶ:ｲ ） 相当に高価な品であったのは間違いないようだ。
/ ／} /:::ﾊ 、‘ ヾ'´ｸ人!
. / ／ !/::::::{∧ ｀ ｨくr-､_ヽ、 陶器はいうまでもなく、銅なども薄く加工するには熟練の技が必要。
____, _ノィ-=＝ﾆL∠７ ｀ ー-＜｛:|: 「~「 ｀＾
.＿ ／ 厂 / ／⌒7 /,ﾍ:!. i i! 暖を取るために一家全員一つの寝台にまとまって寝るのが
7 / -－ﾆフ ＼, __＿／ _.ノ＼! ﾊ、
〈 | ／ /i/√￣＼ ﾏ }＼ 農村のスタンダードだったというのもうなずける。
.…＼＼ / 〈.∧｣ ヾ ｀ゝ
＼_＼ { y／ ｝
￣＼}:::... } /
} ...::::/__＿＿_／〉､
〕＞) ∠ __＿＿＿/:::};）
/ 7 .. /ｲ／｢i:| |::／/
jノ ｀:::... ∠__Kト:从| !/ '
／ ／⌒i｝:ｊノﾉ | |
〉' ′ ...:::｝::{ /ゝl '
. ／ , ,J｝:乂 l '. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
__／ , / ／ Ｙ ;） | ! ┃ 一方ロシア人はウォッカを呑んだ。
〈ヘ / 〈i ∧ ! i ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
／ ＼＿／ ! ′〉 l !
〉 _/j |／ ｲ ｊ ,
.
┌───────────────────────────────────┐
│■障子 │
│ 平安時代に登場した木製の枠に和紙を貼った、部屋同士や屋内外を仕切る建具。│
│ 採光しつつ外気や視線を遮蔽できる優れもの。 │
│ 和紙の特製として吸湿性や断熱性が高く、日光を柔らかく拡散させる。 │
└───────────────────────────────────┘
-=ﾍ v‐- .._
..:::::::::::.. ..:::...
／..::::;´ .:::. ヽ
, ′,..:::: .::: ::. :.. ::..
/:::::/ .: .::|ﾇvﾐi; :::: :::::.、 i
__｛ :i i .:: !jÅ ! : i i }__, |
i:..¨】 :i :| | :i |《。〉| i:. | | 【¨ !
_|:::::i ﾚ| -|ｰ ナﾘ | ∨ | 十ﾙー |i-i｝ .: 採光、換気用窓にガラスを嵌められるのはお金持ちの証。
-f‐‐┴┤ﾄ|,z=ミ、jﾉ jトjｧ=ミメ ﾘー┴‐‐,
｀ト､ ⌒人!Ｙ うﾟ:ﾊ ﾉｨ＾うﾟ:ハ ∨⌒,ィ＾｢ そこそこの家では、ドアや板戸に穴を開けて羊皮紙を張る。
} ｝ 个ｰj! `¨´ `¨´ ,zrくi | ,!､{
| ,i j _ム .; /）} y j _j ! 庶民はもうただの穴。寒い時期は蓋をする。暗い。
| ヽ ヽ -‐- ｲ V i!
八 ＼ }:.. ` ィi|} } / il 「紙で窓(穴)を塞ぎつつ採光」概念はあるのでチートではない。
/ l |i:. ﾉ|i=- _,. ´ |:l{ ′ノ|i
i:. ! |il〉 ｲi!l |iハ イ|i:ﾉ:|
{l;, ┴く7 !ﾂ 八ﾙ｝ |彡ん～=へ
／ / | _ノ:｀! いﾘ ＼
/ へ/ |＼＿‐- r‐ ／／＾ | ∨ _ノ ヽ
/, / |＾＼__`ー-'＾ノ∠ _ノ! V厂 ｲ
／/ / | んヱろ）￣ l V ｛
《 へ、__ノ | ノぃ::. l 丶 _＿》
＼ / / | ! ヽｰ'~i_ノ
/ { | .: | ｝ |
（ ﾉ 八 /∧ ﾉ
.
（
＞::... ￣ミz､
／´ ..::,_
/ __/ ﾊ く ｝
∀|i / i ｨ l ∀i| ｒ:∩
＿j|::...{ 八ー-| |《》｝ | i | | _｣ ,| ,}
ヽ ￣{ 灯ふﾐjﾒ､ jﾊ-‐| ナ | } ; } ）_ｊ トｎ
｀:＞ﾘ ゞ-ﾟ＾` ｨぅﾃﾒjﾉ/へ{、 { ｉ L,Ｊ あえていえば開け閉め可能な引き戸にしている点だが
!| ， ゞﾟ'勹|ャ-‐^" '、 ヽ ｝
八 、 _ /人|:. : i ＼ ） ｲ 引き戸自体は存在するのでこれもノーチート。
ｉ |::|＼ イ::从 |:: i | Ｙ {
| |:｣ -=''´ﾄへ;:: ﾘ｣ｿ:| l ! ! 石造が発展したヨーロッパでと木造の日本とでは
人 !ﾂ j! ｝）⌒く＼;|、 i
-=彡 ｿへ、 7厂 ＞ | ド=- _.l 建築概念が微妙に違うことだけ押さえておけばよかろう。
／ ノﾉ＼ ¨又二ﾆrｸ v' jｲ | ｉ
〉/ }／ A く / ｝ ! |
|_i ヘ / ∨ f=＿ _ ﾉ
/＿ Ｙ Ｙ⌒ ~｀ ｰ ′
〈 _＿＼ ｲ ｝
＼｢＼＼ _＿八 ,
| ｀ー=Ｔミ :::... ハ ノ
| ├-へヽ ＞ イ
! | ｀ﾏ く ／/｢
| | ｝, |
| ! |l. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| i| ┃ 強度・防御力が求められるところは蝶番使った開き戸にするのは日本も同じ。
| i j| ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■自転車―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1818年 ドイツのドライス男爵が発明、特許取得
ペダルはまだ。地面を蹴って走る。ブレーキもない。２輪にまたがる形状はほぼ完成
1861年 パリの馬車職人、ミショー親子が発明
前輪にクランクとペダルを付けて車輪を回す。座席に板バネを使用
1879年 イギリスのローソン、チェーンを付けて後輪を回す仕組みを発明
1885年 イギリスのスターレー、前輪と後輪の大きさが同じ「ローバー」を発明
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
_ -=ﾍ ■速度目安（現代日本）―――――――
. / Ｌ 大人の普通歩き 3.2～4.8km/h
／ ｫ＿ﾉ ママチャリ 15km/h前後
／ / クロスバイクやロードバイクはそれ以上
.. γ ／ ―――――――――――――――――
i イ＜ ￣＞ミ_
! {／::.. ヽ__＿
. i {:::::/ /}::: ﾐＹ ￣￣ヽ
.. l { ﾊ| |=〈+〉z :i ｝ y ｝ 道が整備されないと意味がない乗り物であり、お金持ちの玩具だな。
r | ζノ|_」 i} | i| }::ﾘ / /
... 〈 ｛＿／ )_｣_!メj ﾉﾚトハﾏ / できたところで、ロレンス村内くらいしか乗れないという意味でも玩具。
.. / ﾊ ` =ミ (〈 ∧
.. ｀ﾐＹ / }、 ､ '_ ノ ＼ / ｝ 実用を考えるなら３輪荷車なのだが、動力伝達機構に軸受け、
}| /／く＼ _ ィ〔 ⌒ /
＾! ｲ ＼ _/{ ヽ / ／ 全体の軽量化等が大幅に進まないとまだ厳しい。
｛ (＾爪 ／∧
.. ゝ ｿL〉 ｛ ∧ ＼
ノﾍ ハ｝i:::::＼
／//:/:Ｙ イi:::::リ ｝:::::ト、
,′ ｛i/::::::》 _ﾆ＝ ＜ {::|::::|乂:::::::|ｸ）
八::::/V’ ヾ|:::|::::| ）:人 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.. （:::.. Ｙ::/ ｲ::i:|从 j/. ┃ 例のレオさんのアトランティコ手稿の自転車は後世の落書き！
.. 人:::::|/ }:ル}ヾ｝. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────────────┐
│■バカ穴 │
│ ここでは、太平洋戦争期における零式艦上戦闘機の骨格材にあけられた孔のこと。. │
│ ギリギリの強度を保ちつつ軽量化のために孔をあけていく。 │
│ しかし労力（再計算＋現場作業の変更と再習熟）と効果が（得られる軽量化）見合うかどうか。 │
│ │
│ 穴あき桁材そのものは現代でも普通に使われている。 │
│ なお、単なる通し孔を「孔」それ以外を「穴」と使い分けできなくもない？ │
└────────────────────────────────────────┘
_ -━- ､_
, く(__,, __,＞ 、
／ヽ､__／ ＼ _/ヽ
/ / ／ Ｖへ ﾟ:.
,′/ ′, ′ |! ', ｝
il ｒ'ｦ… / |! |ｉ } …ﾏﾟﾖ ..::i
i| V ,ｲ⊆ﾆｚＬ∧_｣}r4ﾆ⊇ V..::i| |i 現代のようにコンピュータで計算できる時代ならともかく、
i:! { .: +‐}┼｢∀イﾃ }‐iト:i ｝::::i| }:i
. _＿j⊥{ j」 }_,ﾊ｣ |! | k_},八 }」 i}Ｌ⊥{_,l エンジンや翼形状、何かしらの設計変更の度に
. ｀ﾞヽ｡⌒{＾人ぇ､___!,ﾚ jﾒ､,!{__ｨ刋 わフ乂|!
}＼{(ﾍY ´´¨｀ ´¨｀｀ﾉ} ｿ＾／l| ﾉヾ 膨大な人的リソースを喰われてしまうこと、
!/ 〕トr}; ， /イ1'| ;/! ）
; ｲ/ﾘ:::.. -_- .ｲ|::.l/ ′ ; および根本的な脆弱性から
. i/ｊ|,/! {::::ｉ|ト:.. ィi::|:!:. ,/i/i
ｉ| i|..::| {::::ｉ|Ｌ}: ｀ ｰ ''´ ｛|:::!|::jﾊ { i:|::l ライバル的設計者が「バカ穴」と言ったとか言わないとか。
i l::! 人_}ｒｆﾆ=ｊ トく乂 }|:从::|
. 厂⌒二ﾆ＜( ' し )＞{「＾￣⌒ミ
. ／ ⌒＼ ､ , -‐ ／⌒ }｝ ＼
. ｛ ノ __, ＞ _ _ r＜´__ ﾘ 丿 ヽ
/ ヘフ／ ^ﾌAく＾ ＼/ ｝
. / ／´ 〈( )〉 ＼ 〈
. ／,′ / Ｙ｀ ﾄ、
. 《 / ｛ ｝ | ＼
. ∨ { } __/
. ＼_ ∧: : : ..... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ｢＼_/ ∧: : : : : . .┃ 零戦開発時には、そこまでしなければならなかったとは言えるんですが……
. | ￣￣｝)､: : : : :┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
／ ／|
／ ／ ／
／ ／ ／|__
／ ／ ／／／|
／ ／ ／／／ ／
／ ／ ／／／ ／
／ ／ ／／／ ／
／ ／ ／／／ ／
／ ／ ／／／ ／
|￣￣￣|／／／ ／
￣| |￣／／ ／
＞… =‐- ＿| l∠／ ／
／⌒ヽ ／ ／ ＼. |＿＿＿|／ ■ Ｉ ビーム（あるいはＨ材）
/ Ｙヽ / 『⌒7 ﾊ ｝ ヽ
〈 ヽ__＿ノし' /＿＿/ //＼{ /ﾏ｝ 『ﾄ、
ヽ ｲ ,'人 ゝ}／ ＞ ﾉ）/ 人-ト | ｝ 後継機開発が滞った原因の１つとなると、考えてしまう。
） ! / ｨ介／ ＜ リ Ｖﾉ
i ! ／// iﾊ __, 爪 jＮ さておき、穴あけ加工は結構な手間と難易度。
| ', ＿ / /,′ﾉ∧ く／ /∧/
| ヽ ＿/4 ＼/＿/ / 〕 _＿ イ/ ｲ i 素直にＩビームでいいじゃないか、というのは正論。
ゝ / /￣ミヽ く 「Ｌノﾘ / | |
__ / / ） ＼ __ ノﾄ＞=乂 ミニ４駆云々は正直わからないのでパス。以上。
￣∀ ム-‐ 芥 ∨＼
}７⌒￣7/⌒ヘ ヽ ＼_
／/ ,′ /,′, ハ ｲ ／＼
. ／ ,'／ / / / ∧ ｛ﾄ / ／く
/ / / / / ,'/∧_ ノ ｛´＾Ｖ／ ヽ
／ ,: / / ,′ﾉ ,'/ 〉 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ ／ｲ ／ /／ /,' ｛. ┃ 速くたって、コースアウトで終了じゃあ意味がないんですよ！
／/ ｝／ ／ / ｛.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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. :::::: :::::::::::::::::.... . ..::::::::::::::::::::::: _ｙ-､_
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ヽ ..ヽ:::::::::::::::::::::::::::::: ..:: . ....;:;:;:;: ..ｨ' ﾞ/;:;:;:;:;:;:;:
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､ _ ′ _..ｨ;:;:;:;:;:;:! ''''ｌ{lゞ - _,jl;:;:;:;:;:
`ｰ- ,, ''' ....-';:レ´ ;:;:;: ムfｮｮ广 _、 ﾆ;:;:;:;:′
''ゝ､_ __l广 ''ll′ ;:;:、 ｀jｒ]「 '''´'ｔ;:;:;:;:厂
‐ ′ _;:;:;:｀ ;:;:;:、 .. ‐ﾞヽ、 _u;:;:;:;:;:l′
_'' '';:;:;: l;::;:;:∟ － ﾞﾞ、_ ,,. ___u;:;:;:;:l广ﾌ
’ ′ :∟ '';:;:;:;:;:l' ヽ ﾞﾘllレ1;l;:;:;:;:;:;:;:冖 _ょ
.
| | i | | /| /| / / | ﾊ ｌ i :|
| | i | l /.ﾉ./ / / {/ } /! ; .:|
| | i | .: ≫==ミ }／{_／ x==ミ/ j/ / |
| i } 〃んr(_ } /んr(_ 狄 :' :
.. l .イ {{ 乂:::ツ 乂::ツ jイ! ; タケオ君、うちここ来てよかったわ。
l / i| ^冖 冖^ 八 ′
/ .i| ::i::i::i:: { ::i::i::ｉ .′:∨ 団長さんたちすごい気ぃ遣ってくれはる。
ｉ } | ′ .: j{
| } } ..| 、 _＿___, .: }!
| } { .小、 ー ‐ ´ /ﾊ }! 《悪魔耳》はびっくりしたけど
{/ い＼ ｲ } い
.... / { :. イ: :/ } } } 奥様達との仲もなんとかなってるし。
... ′ { :. ｀丁｢: : ﾉ:./ } } }
.. { .:i{ ＼ ＼ } |: : :/: / / { ; .′
.. { ::i{ ＼ ヽ} |:.:.:′′ :′ .: / /
.. { __::人 ＼ .ハ ﾄ､{: : : :./ :/: : j／
.. r＜ ＼ 丶 丶 ｝ }{: : :/ /: /イ__
ﾞ:'´￣｀ 、 ＼ ＼ ＼｝ 1}: ::′ : : :′ ７ー 、
. ＼ ＼ 丶 ⌒ヽー――{｛: { :{ ｛ / ＼
}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i~"''～､、
,.}-===:i:i;i:i:i:i:i:i:i:i:i::i:i:i:iﾐh､
(三三ミ､.〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i::i:i:i:i:i:i:
_,r彳赱､⌒ヾ} ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
（ -､ ヾ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i 畑割当地もらえてないのがちょっと不安だが、
,ゝ- ′ }:i:i斗ﾐ:i:i:i:i:
入^ヽ 〃 ,/:/ ::::: }:i:i:i 炭焼きだからってバカにされることもないどころか、
（_ ヽ ｝ ,/:/ ﾉ:: .,.ｲ:i:i:i/
/＾ー ,.イ;/(___／ ヾ:i!､ 親方待遇で家まで貰っちまったしなあ。
. 八 爻㌢/:: 〉ﾆ
／≧s｡. ＿ ‐=≦:/ ／ﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆ{ .:::/ ／ﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ圦 / ,.ィi〔ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
. ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆ＼ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.
. |: :|: : : : : : : : : //厶 : |: : : l |: |: | : : : : |
. |: :|: : : : : : : : //'´ |ノ|: : :ﾉ |/|八: : : :｜
. |: :|: : : : : : : /厶=ﾐ |／ 厶=ﾐ `、: Ｖ
. |: :|: : : : : : //んハ｀ んハ Y!: : :|
. |: :|: : : : : /ｲ 乂:ツ 乂:ツ ハ: : |
. |: :| : : : : : ∧ ¨¨ i ¨¨ ﾊ: :| 食糧も支給してもらてるし。
. |: :∨: : : :/: :∨:/: ' :/:/:/ : : |
. |: :/ : : : : : : : | ,=､ ,:': : : :ﾘ 暇ができたらこのへんの山のこと
. |ﾉi : : : : : : : : |、 ﾆ´ ／: : : : :|
. |: | : : : : : : ,':人 ＞ ＿,,. イ : : : : : :｜ 調べといてほしい頼まれとるの、どう？
. /:｜: : : : : /: : : ヽ / V : : : : : : : ト､
. |: 人 : l : : {: : : : : i ｛ヽ ｀､: : : : : |ﾉ :,
. |: : /＼! : : : : : : : |＼ Y ＼: : : | ﾞ,
. >く＼ ＼: : : : : :人 ヽ＿__| ﾊ: : | |
. / ＼＼ `弋: : : : :＼ ＼ | ／/｝ﾊ| |
!＿ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: !
. {:i:i:i:ﾐh､_ ;:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
. |~"''*､:i:iミ! ＿＿＿＿＿＿ 〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i!
. }. ___ ~"'' { /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|
. /. ~"'' | ￣￣￣￣￣~"''*､:iﾑ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i___:i:i:i:i:i
′::::::: ／ ⌒~"''ヾzx ヾ;i:i:i:i:i:i:i/ ヾ:i;′
. | | 〉:i:i:i //⌒ .|:;
. | ./ |川 -､ :::::::::::::: |:i:i:i:/ {::::::: 〃 今は内々で使う分だけだから忙しくもない。
. | { } 〃.;:i:i:i:′）::::: 〃
. | ,ゝ、＿,...- 、_ﾉ /:i:i:/ /::::: // ちょうど天気もいいし、
. ＿ /:i:i:/ __ /i;′
‘, 乂 ~"''～､、_ /:i:i/ ／:i/ 目星つけるためにも歩いてみるつもりだ。
ハ 冫<≧s｡. ｀`ヽ、 〈:i:i/ -=≦ヾ:i/
ハ { `''＜:i≧s｡.＿ ~"'' ,爻: /. Ｖ⌒ヽ
／/.:.:.', 乂 ￣` "´ ノ ,ｨ爻ﾘ/ / 〉:.:.＼
......''":.:.:.:./:.:.:.:.:', ｀`～､、＿＿＿,,.｡*'" ィil爻 ｲ ./ /:.:.:.:.:.:.:＼＿＿
. :.:.:.:.:.: :/:.:.:.:.:.八 爻／ ／ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.::}:.:.:.:.:.:.)h､
:.:.:.:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ／ ／ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:
.
. / ィ | | | i { :、
′..|斗:|｛. | | | i { i
ｉ i |l人| ＼{＼{＼{ i { |
| り === ===｀り |
| ./{::i::i::i:: j ::i::i:: 八 }
|/ :{ ｀ ｛ ヽノ{
|/ :、 |￣│ { { { | 気いつけてぇなあ。
八 个 . ､_ ﾉ ｲ 乂 } |
｛__｛ { }个 -- 个ﾊ jﾉ│
／: : :＼j{ :| ｍ { jﾉヾj
⌒ヽ: : 乂 : |_,/ ﾊ { :}ノ: :／ヽ
ｉ ＼:.:｀り/ /! ｢/ り.:／ }
| 、 ｝＼_/ .′ |{ ,ノ／ ′
ｌ い、{｀ゝ入__ﾄ / .′
.｡s≦:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀≧s｡.
_,.｡s≦:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ
γ⌒Y }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ
/ ./ ^Y――ミ/― ￣ ｛;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾊ
. / / /､_ ,.ィi〔:i;＼＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i|
- 、 / / /;i;i:℡_ ,,, ,,__,.ィi〔:i:i:; -＜;i:ﾊ ＼:i:i:i:i -ミ
γ^く Υ ./ ﾊ{ `寸:i:{ {:i:i:i:i:＞tｯ⌒ヽ ｀` }:i:i/ ｝
,' ヽ ヽ / / ./ｨf≠ミ､〉 ｀¨´ー‐‐一'′ /!:!｛ .|
{ 〉 ,j!ム ./ .{ _j 〃|:i! .）:ﾉ i
j!、 ./ { ノ V、 |i! （ ⌒) 〃 |:i!γ / ああ。
、 _ノ 人ヽ_ノ ヽ、| `ｰ､__，-‐'′ }:i !-イ
. ｀`ヽ_,...ィi〔:::::ゝ_,, .|.| （ ≧=‐- -=≦ ） 爻:.ﾊ |
）:::::::::::::::::::｛ 圦 〉------一 / 爻:./ .｜
/ .∧（、 ＿＿ ノ };i; / У}
＿ / ∧ ￣￣ ／ ,.ィi〔 ∨
＼ ,.ィi〔 ∧ ／ィi〔 入
/ _.｡s≦ ..｡s≦ /≧s｡. ＿ __,,.. -‐'''" ,.ｨ'´ ＼
/ ＿,,..｡s≦ / | _,.｡ *''" ,,.｡*'" ＼
≧=‐ /_ { / | ,,.｡*'" ＞''~ ≧s｡.
.
. ,,.._/ / / /iｺiｺ ,..､.,__..: : : : : : : : : : : : : . | | | ＿,,.. -=ﾆ¨￣-_／i:iﾏﾑ. . . .
￣. '‐-, .,ニ' ',コ !┌‐-ニ￢ : : : : : : : : : : : : : :.. |‐:|─|‐=ﾆ¨￣-_-_-_-_-_-_／i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ: : : : : . . .
──. '-' / / .゛´ / / __.: : : : : : : : : : : : ／| | |-_-_-_-_-_-_-_-_-／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ : : : : : : : : :
. ／／ ／／ 凵. 匚!.: : : : : : ／-_,|-:|─|-_-_-_-_-_-_-_,／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ: : : :: : : ::
──. ｀´ ｀‐´ ──｀ミx､.:: : : ／-_-_-| | |-_-_-_-_-_-_／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾏﾑ ＿: : :
`ミx〔-_-_-_-_| |／-_-_-_-_-_／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ| | _|,,..
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{ ﾐ| ,:-:､ _ `ー'ﾞ´_,. -''＿_`'':（;:;:;:;:;:;:;:;:; :: |,￣￣￣￣￣￣ `弌二二「ニ二二二|,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´
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`fiﾘ 'ﾞ'`ニ´1 | ヽ`ー‐'ﾞ,,,､,ｨ' , };:;:;rf^i;::..ﾘ
. !l! ,ｨ'ﾞ " ,ｨ‐:､ ,)iiii(ﾚﾞ/,:;｢ﾘ ,l;: / みなして集まって、なんの騒ぎだ。
l.lﾄ､ _'_,ﾞｪ､ r;;;_;;;`' ;iiiiiぐfﾞ;:;:ﾚ' ﾉ::/ ,､ _
. ﾞ!ﾞ! /.;:;:＿;;;＿;;::;;;ﾞ:ヽ 'iiiiiiﾘ;:;:;:ﾚ'ﾞ／ ,,.._/ / / /iｺiｺ ,..､.,__
| l/.;:;fﾞ｀´￣｀`''ｰﾞ:､::ﾞ:､''ﾞ/.;:;:;:;｢l'′ '‐-, .,ニ' ',コ !┌‐-ニ￢
| :;:;:;`;:;'"⌒`:''::ー':;:;:;:;i.ｉ;:;:;:;;ﾘ | '-' / / .゛´ / / __
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`ﾄ､::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;ｨ'ﾞ-'ﾞ,,.ｨﾍ ｀´ ｀‐´
ﾄ､`':､;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:､:-''ﾞ,､-''"´ : ﾞ、
ｼ^`-､`'-v-''."-''"￣`ヽr-､ ,r'"ﾝ､
＿＿_,ｨﾝ' ヽ｀i: | fﾞ r'"´￣｀ヽ.l!（`／ｨ'ﾞ´,.､ゝ､＿＿
.
/三三三三三三三/ |
. |三三三三三三三/ -=三ミｈ､_ __ !
|三三三三三三㌢ ｚｚ≧ミア r≦彡ﾑ
. |三三ﾆﾆ三三／ ￣￣ 〈＾ｚｚｚ /
. |三ﾆ/ .Y三! _ 川 {
. |三ﾆ! ::} |三| ヾ { _ ヽ }
. |三ﾆ! ::( !三! `ー く ; うっす。
. |三圦 :::} |三| 、-――--- 入 . ′
. |三ﾆ入＿_!㌢ に"''～､、＿＿_ノ .| 団長達に、奥様衆も集まってどうしたんすか？
. |三/ ::| 彡 ヽ、 ）.｜
. |㌢ | .彡 ｀¨¨¨¨¨¨¨¨７ !
. ／!/ ＼彡 /
.... ／:.:.:.{ ＼ /
／:.:.:.:.:.∧ ＼ ／
_〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧ :::... ≧s｡.＿＿＿ .｡s≦､_
:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧ :::::.. ∧:.:.:.:≧s｡
ﾞ:.:.∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ :::::... /:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧s｡
{ ∨ / | i ヽ :. ∨/ / ﾊ ｲハ
.／＼/ / { | i | | ヽ } .ﾊ.､ |ハ ／ / }/
八＼ , i { | ./! i | .ﾊ八 }､} .ﾄ､ | | ＼ ! ＼_/ ／ ﾉ
.ｨヾ＼N .| | l /八{ヾﾄ { ヾ {＼ .|.斗 |ハ | / .| ソ ／.八 ／
_ﾄ､.〉、 ＼Y ﾊ .l､ !{___≧z≦ ≦zzz=.ｧY / 八／ ／彡' 〉／ ／
ﾉ ≧＼ .八{ .〉! ヾ八 つ:::::::} つ::::::::ﾘ/´ /￣ ア
≧=ｚ__三ﾆ/ハ ＼{＼ヽゝ- ' `ー '/ ｲ ／ -=≦ オフレッサーにタケちゃんまで、騒がしてすまんな。
〉-- .ﾊ ＼＼ | { ./イ}〃⌒ヽヽﾆ=-=≦
.《´ ￣ ／＼_≧l| ﾄ _ ノ⌒ヽ .イ 弋＿ノ } ダイたちのつくっていた「自転車」とやらの
≧=- l| 八___＞ .}´: : : _:ノ=≦＞＼/ ィムﾆﾆ彡＞ｲ
〉ｚ=---! ＼{ Y三ﾆ＞ ´7: :｀ヽ´ ト､ Y ／ .)/ お披露目だというのじゃが……
ヾ( 八 .ﾐ≧==／:/ /: : : : }∧ /___ハr' ／
≧z___/: :/ /: : : : : | }ﾊ Y，
.ｲ: :/ .,: : : : : :.ﾘ |: | .|∧
,..ｨ≦: : /-≦三ミ: : ,′ |: | .|＼:＼
Y /: : ノヾイ: : : : : : { .|:ハ :} | ヽ :Y
.
. ´,..ﾞヽ|ヽ '､. ＼ ＼ 丶 i | ｒ'.ﾞ/.. 三 /.ﾞ=､,,,,:::::ヾﾆﾞ／■ＡＡはイメージです
...ﾞ;;;;;;i i:ヽ.. ＼ ＼ ＼ 丶 i. |. / |.`＞./...''''ｘ._ `=.ﾞ／ﾞｘ..,,,＿..ﾞ／
::::;;::;i i::;;::i.ヽ... `.. ＼.. X＼ ヽ i | /.;;||;;;;: / ;`ｘ ､;;;;. ／_.､≫､=...／ `=､＿
_::::;;:ｌ ｌ:;;::::i i;ﾞヽ......ｒ―‐..＼..ﾞヽ ＼..´ﾞﾞヽ i | /.ｊ.;;;||::/ﾞ:::::;;;;;:` ／ ;;:::::＼ ､／ . ミﾐﾐ､､_ `て_
ﾞ:::::::i i::;;::::｀､､;..ﾞヽ... }...＼..､ | ,'.;;;;||;;;;:::::::::::::::::::＼ ､:::::::／. ､;;::::;;;`;;ｘ.､;ﾞ＜_ `ｘ_
_::::::i i:::::;;::::;;:､ _ｒ.} X＿,ﾉ.... ＼. ! /...::::|'i;;::::;;:;;::::::;;::::;;;;:＼.､::::;;;:::X ､::::;;::::;;＼､;;;;;;＞ｘ
:;;;;;;::i i::;;:::;;:::::...i_>'´;;;;;;;;;;;￣~'''‐《 ､∧ /...::::_| };;::::::::::;;:::::::;;::;;::---‐‐‐ :;;;ﾞｘ ､::;;::::::;;;＼ ､;;;;;;
_::;;;::::i i:::;;::;;:...ｒ'ﾞ‐‐‐‐---ｖｖｖｖ;;;; |＼| Y .ﾄｖ１ . _／ _＞'._X;;;;:::::::::::;;:::::;;;:::;;:::::|.i:::::;;::::::;;;;i.i::::;;:::::::::::;;;ﾍ ､;;
ﾞ::::;;:::::i i:::;;;;;...|;;;ｒ<＼ヽ.从从从＜ｒ‐'ァﾆ|__>kｧ､ _／＞'´.ｘ＜;;;:::::;;;;;;::::::::;;::::::::;;:::::::|.i:ﾞ-----‐‐‐‐‐:;;;::::;;;;∧
――――――――;;;;:::::.￣ ）{彡（ ヾｴ≫=} ﾞX ´ｘ＜´;;:::::::::::::;;:::::::::;;::::::;;＿;;:::::::| |::::;;;;;;;;;;;;;i.i:::::::;;:::;;::;;;;;;;∧
...＿＿＿＿＿...､ ／.ﾉ;;;;;::;;:::... ７､彡ﾞX ﾄ､__ ＼ V ...;;::::::::::::::::::::::::;;;_＞'~´ ｀'''''|.ｒ‐''.-----------...ｘ_::;;
. ヽﾞ二二二..７;;;;;;:::;;;;.. ´'iﾞ>ｘ_ ＼.!!!|ﾄｪｪ>ﾞX ...::::::::;;;;;;;;＞'´ ＝＝＝ 二二二... ＼
￣￣￣￣￣￣. ＼／ ﾉ::ｊ;;;;;;;;;;;:.. !=‐_＞ｘ二ﾆ.-､ ｀`ー ...;;;ｒ'´ ;;;`'''ト‐-､＿ ∠ノ. ￣￣￣￣￣￣.
--------‐‐‐‐‐‐‐‐..ﾞ/::;;};;;/::;;;;;::::.. ｀!,､.`-'ｊ .｀ヾ ...;;;;;;;;;`::' ;;;;;;:::;;;;;::::;;;;;;;;;;;;`''''' . ‐‐‐‐‐‐‐‐-----
`ト､/ i.;;;;,､.::;;;;ｙ､;. V´ヾ ...;;;;;;;;;:::::::::::;;.:;;;;;::::::::;;;;::::::::::::::::::＿＿＿::::::::::::::::::::￣''''=‐-､,,,_
. ---‐‐‐‐‐. ﾞV_`ｘi.;;X.;;;.;;;}.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,､ｒ''''''ｖ '.;;;;:::::::::;〈:::::;;;;,ィT| |‐‐‐‐---TTﾄｔ.ｔ-=ﾆ,＿.;;;;;:::::
,、....`＜X_` ､.;;;;!;;;.X ./ ﾉY´|`i ﾐｊ //∧_ヽ.;;::::::;;《.／;ｔ_=-― ''' ´ ￣ ´ '''=‐-､|_ﾄト､_
. ／/ |亅 `'''ァ_＞'.;;;;_}> .} i ! .ﾝ' //// `‐ﾞ､.::::::;《;:::::::.`┐ `= ､
. / / | |. /l ._／.;;;;;;;;;_../.ﾞ-'=ｊﾆﾉ''´ //////', Y.::;;;;;;;;;;;;;;;;;.i....＼
. / / /1 |｜| |._／.;;;,.';;;;ｘX}'`’ `ワ////,.'..丶 '´YY´´ﾞ＼ ;.V ＼
. .7 / | | | l |/ ,-‐─￢././ !,. . . _ｒ|...´//i,. '´. 丶. ｒ'.;;;ﾞ＼ ＼
. / / l | |ﾉ ｀"７T7/ l＼＿＿＿＿＿'' i, 丶.ﾞ''ﾞ／;;;;.|.＼ ＼ ._＿
. / / l | // ﾚ ヽ＿＿＿＿＿ ＼. ￣ 丶 -―､》 ＼..／ ＼ ／ ／
. / / l | |/ / ／ i, 丶 . ヽ､_／ ／ ／
. /_/ ﾚVﾞ ＼ヽ＿＿＿＿＿＿＿ ＿_／ ／
￣￣￣￣￣￣￣´ ／￣￣＿＿／
￣￣￣
.
,..:::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー- ､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.. -‐-､＿__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´
, z､ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´r‐ ､ r-，)( ヽ::::,￣｀ヽ､::::::／
. γ 7 ヽzｭ､ , - z ､. ´￣￣ - ,::::::::::/-,{_//ﾉ ,-､―＿リ- ､ }:::::｀ヽ､
r/ ,. イ=z.､ ｀ -<γ⌒ヽ ヽr- ' ／:::::/l:::{ ,､__ ¨_,..イ／云心 ヽ:::ィ´｀ヽ_-―｀ これが！
lγ､lヽﾍ ∧/ﾇ ､ ヾー ﾁz ＿. ／::::::::::ヽY:l::::/≧ヽ:::､ 弋z(ｿ /::l {´｀! }::＼
｀Ⅵヵ::::::::::::::::::V､ゝr r z 、 ー ､ /:::::::::::, -‐l:::ｲ { 弋(ｿ ヾ! /ﾙ' ､_ソ/￣ 俺の！
VNr ,_:::::::::::::::ヽi｀^':::ヾヽ ヽ.../ ' ´ /::::ハ ｰ ´ 'ｰ , ／､
｀|/Vv:::::::::::::::::, ─ ', j r､ ',. ´ ヽ', ﾒ ― ｲ T´:::::::ヽ ブラックドラゴン号だ！！
Y:::::, ｲ _ / r ､ ',ﾍ _＼zー -- z≧.､ ／ / .|::､::ヽ ＼
ﾄ､l ´,' l＼!/ ＼ヽ j .ゝ- ﾁｶ ＼＞"´ ｀ヽ､ ＿ , イ / |=-,｀＼ _,..-‐
l / .ﾉ _「 yｲ ｨ ─ 入ヽ __ >ｰヽ ＼ /..ﾞ/:／l _,.. ＜´, -― ´￣ ／,. -
_r7 i.､iヽi イ ¨ ゞ三 ヽ j!､ .＼ Y {＜| /､ ／ / / /／
N j､N!、>/ , , ､ヾ二 そ＞ ノ//ヽr...__, .. r―ﾄ､ l ./／ ./ ,. / 〃
l ! 〉zイ j ,z イ Vl 入 ｀Y込´///..／ / / //!__∨ ,.イ/＿_/＿{＿_/
､￣ , - 一 ｲ .Vl! ヾ￣ .ⅧﾊV...,/ ./ / l/:.:.:.:,￣´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:l l
￣ ー ' ヾ､. /l＿/＿!___/:.:.:.://:.:.:, !:.:.:.:.:.:.／r':.:.:.:.:.l ﾄ､
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ なるほど、ヘッドの中にランタンを吊るすと、目と口から光が漏れるのか。
| （__人__） |
./ ∩ノ ⊃ ／ 考えてるお。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ドラゴンヘッド＆ドラゴンテイルは木彫りの一品モノ。ダイ君の熱意が感じられます。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） そうくるかあ……
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ まあ男なら、黒に染まる時期ってあるよな。
.ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
r＜:￣:＼:.＼:ヽ...
≦=─- : : : :.V: :}: :}ハ.
／ _:_:_:_:_:_::ヽ: 寸: |:./: /:ﾑ
/ ／: : : ＞==卞寸_:斗＜: : ﾑ
./ イ: :/ ( {ﾊl V ﾊj
/ｲ／ : : / .ﾉ j }ﾑﾉ
Z/: : :. :/ ＿ 彡 V:}
ﾑ:.イ V:{ ｰtﾃ≧ r≦tﾃ- 小
八: :{l八 ､ | ﾊj 男だものな！
V:＼ }ハ l | /
-ｰ从: :八 ＜_j.7 .ハｰ- __
＞≦ ＼ | ﾑ ｰ─ ─ ./} } } 7寸=ー-
＜ ＼ ＞弍Yﾑ ＼ ¨¨ /ﾘ|≦｡__ ﾑ / || l|ﾑ
ヽ ＞≦二二ﾑ乂＼...＼ /ｲ/二二二≧＜ || ||二
≦二二二二二二∨Y ＞ ≧=≦4./二二二二二|| ﾉﾑ /二二
|ﾆﾆﾆﾆ | |==-─ﾃ--<二二...／|二二二二7/||ﾆ圦匕/ﾆﾆﾆ二二二
二二二／ ￣⌒ ﾉ二...／ |＿_ ﾆﾆﾆ//=||二ﾆﾑﾆﾆﾆ二二二二
二二二7 ／ )二. ＼ ／.二二{ {ﾆ ||ﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆ二二二二
二二 Y イ二二.....| ＼ .二ﾑVV/ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
二二. | ｲ....＿＿.....￣￣ 二二}ﾚ/ . ┃ 若いうちに黒に染まらない者は情熱が足りない？
／￣/ /..（ グッ ） 二二ﾆﾆﾆﾉ.ｲ二 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
{ ﾉ二 ￣￣...ﾆﾆﾆﾆ寸7/二ﾆ7 Vﾆﾆﾆ二二二二二
.
/ |／ / ／ ／ | i ∨ /
. 〈 / ｜ ／ / ／｜ ／ / | | ∨ /
＼ く￣￣`く | | |/ ∠Ｌ＼|／]／| ／| | ∨
＼ ＼ ( ＼| | | |／]/丁`寸ｈ__, |／ | | | | |
＼／＼＼ ｛＼| | | jしツ ／ _厶| | | |
/ |＼ 、ノ| | | ／/／/ 斥┬y| | |＼|
| ｜ ＼＿| | | 〈 ,じケ |／| |
／| | ∨| |＼| ／ ／ ／ ｜ ﾉ
. ／ ir――‐┤ |_乂|＼ r‐ ⌒ﾌ /|／ 黒か。意外と悪くない。
. ／ 〉 | ｜ ＼[＼ イ| /
／ 厂￣￣ ｜ |i ＼ ｀ ／|／ |.: ／ ヽ＼⌒ヽ） 十 ｀
／ ,ノ⌒ニ=-- ｜ ｢＼ ＼/⌒Ｔ´］ | |／| ( （ ) ） ）ｏ{＿）
／ | . ＼ ー┴‐┐|｜ | | ヽ ｀ｰ ノノ フ
／ | 、 ＼ |人| | | ヽ_- ノ ノ ｀） ヽ
/ |＼ ＼[￣＼ ┌く ｜ | | /
／| ｜ ＼ | } ＼| | ﾉ /ヽ_ノ
＿_. ＜´;;;;;;;;;;;;;;;;｀;;,,､
, ｨヤ _＿ /:.:.:.:.`:.､:.､_｀ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
／;;;;;〈 /ｨ≡=`ヾ/,ｲﾐゝ、:.:.＼:.:`:,〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
. ／;;;;;;;;;;;;;;;{:.i∠:.~:.`:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ;:.:.:.ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:_:ヽ;:.:.:ﾍ;／:.,｀Ｖ⌒ヽ;;;;;;ﾊ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:/:.:.:/./:.:.:.|:.:.ヾ:´:.:.',:.:ﾍ:.:.:ﾊ:.:.:.:', ヽ;;;;}
./;;;;;;;;;;;;;;yﾍ/:.:/:.:.:/:.:i:.:.:.:.|!:.:.:.i:.}ｨ行ミﾄ;:.:.:.};:.:.:.} }/
j;;;／ ｀v′ |:!:l:.:.:.:{:.:::i:{:.:.∧:.i.:|!| ﾏzｿ|:.:.:.:|=ーｧ /
|/ ﾘ|i!:.:|:.|:.:::ﾘヾj,ｨﾀi/, ~ |:.:.:.i!ィ´:i|
| ＿ﾞヽ;i:.:`.､:.|;ﾊ~´ |:.:.:.|:.:.:.:.:| いやいや、素直に防腐剤の木タール塗っただけでしょ。
__, .ィ´､／ ヾﾍ|:ヽ{:.ゝ, iヽ ,.|:.:.:.|:.:.:.:.:.|
￣;;;;;;;;;;;;;;;;;{ }:i;;i.:.:.:i;;;iiill＞| |, ィ |:.:.:.|:.:.:.:.:.:|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ /:.i;;,|:.:./;_!;ィ=/,ム__,ｨ|:.:.:.|＞y´｀ヽ, i＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Y:.／/:./ |!;;;;/ 二j .〉|:.:.:.|;;;;;| ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ /:./ j;;ｨ' r,ﾉ~ﾍ|:.:.:.|;;;;;i| ﾊ,┃ 大人になっても染まったままは知能が足りない！？
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ {:.:.| / ＼ ｲ､;;ヽ,|:.:.:.|;;;;;;;;`;､ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.{ |:.:.| ./ ￣´/;;;;;ﾊ:.:.:|;;;;;;;;;;;;;;;;':, /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
.
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. ﾄ...＼＼＼ /＼. |./ | //. _. ／／ __＿
. N. ＼＼＼. / | 〈＿／ //.. l└ . ／／. .../￣＼.＿┘
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| ∧ ,.___, 、〈 /, イｿ.＼/ ＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿. l ／ /
| ∧r':.: / }.:＼／:.:_シ |_,.--┐/ ￣￣￣￣￣￣ ｒ──‐一' ／
レ-=＝=' k'.:.:.:.:.:.:.≧ｘ、 /| |/ . l l l | _＿_／
. ,, ｨf´ {kフ ﾊ ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,＞. |/. l l l - = : :..￣￣.: ヽ
λrｧ } ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ、 l_|__l _ ―＝ l
＿ ＿. ゞ_,ｨｧー - , ,,ン ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Σ..、_ l_＿ ＿ ＿ /
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ _.| V.:.:.:.:.:.:.:.:.、___:k.:.＞ ,..-.:‐.ﾞlﾞ─ ─ ─ ─ ─. ヽ
─ ─ ─ ─. | ∧.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、__ ,ｨ爪.:.:.:.:.:.:.l l l..... ￣ ￣ ￣ ／
! V.:.:.:.:ヽ､、ﾞﾆ´ ／ｨﾆ ﾆ 、.:.:.:l l l /
| ゝ、.: }::::::ヽ . x ´ ゝ. l l l /
} ノ::::::::::∧ , ｲ.. l l l ＿ ／
λﾞ/! ,....､-:::::::::::´::::::::::::::::::::} ／:::::!. l l l. ＼. ｛
l..ﾞ/::|／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ／ :::::::::l. l l l.. ＼.....: : : : : :.｀ヽ、
.. ｨ´｀ ー-..ﾞ|､ |:::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´::::::::::::::::::!..、 l l l ＼＼ ＼
.... {.. {::ヽｊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ -''' l_|__l ＼＼......-― ￣
ﾙ , ‐ -....∨:::::::::::::::__;ﾍ::::::: i､:::::::::::i ::::::::::::::::::::／. ﾍ..ﾞl_＿ -－.. ＼
.... / /..ﾞ／.. ,.∨∠イ＿___ﾍ:::::∨ヽ:::::ﾄ 、:::::::::＜ l | ■ＡＡはイメージです
{.. ／／ﾞイ γ⌒ｲ|/ ｀ヽ、 ＼:＼ ＼＼ヽ;:::::::::::::::＞. l |
...... 从ri厂l ム......{,／/ ﾊ γ｀＼ ￣,,／∨ /77´￣
. 乂.:./ 乂.ﾞ／ :/ /ゞj { ６) ｀" `６) ﾉ / У 俺のホワイトユニコーン号だって負けてないぜ！
. ｀...... ／ ,.ｲ /ヾノﾍ _, /／
／ ／__j/ 彳个!ヽ r, ｭ ,′....
. ___ヽ〃´￣｀ヽ /￣ ＞ ___ ∠
. ∠ ─{ ├:'─........､、___ヽ___ヽｰ--......､、__＿__
.. _/／三三} ,ﾉ///へ へ!///∧ ∨///////////| |
. //／彡＝､! j ∨ ＼＼ ＼//∧ ∨////／／ >!| |
.. {//__/ ﾄ､_ _ノﾊ ∨＼ ＼＼ ＼,γ⌒ヽ／／ ／//| |
. lﾚ′ヾ､ ∨ ∨:∨///{ { ｛ ｛ 乂__ソﾉ } } }i///i| |∧
...ﾞ_{{ ヽ. ∨ ヽ、V∧ ヽヽヽｲ ヽ イ ノ ノ j ｝!/| |ヾﾍ
! ゞ ＼ ∨ ﾉ ∨ヾi∧ ヽ.／ ／ヽ ノヽ､丿 ///| | ヽ ヽ
..ﾞl ＼ ヽ 〃 ⌒ヽ ∨、＼＼_／///| |///ヽノ/／.∧ `ｰヽ
.
／ｲ ≧ ﾞ､ ＼＼
/ { 彡三;;_拜三ﾐ ＼
/〃ｿ ﾞｉ ／＾´ ゛¨＾⌒`'ｉ,ﾐi､
i'ｲﾉ｝N レ'´ l.ｊ ﾞｉ,
|lﾚ |:::: |ｉ ｜
| 从ﾙ|…ｰ-〟､,__ _,,_ {i ｊ|
| ﾉ ﾘ|:::::::弋'ラﾐｾ"ぐ rぞﾃ､.ｿﾉi|
| iイU| |ﾘ:::.. ￣ ¨ {;￣ | ﾞi,| 白は美しい。
|Ｌ { Nﾘイｖ|`、:: l ,i |
|ｆ _ﾚ ﾘ ||:::`:: ､_:: :冫 ,i l | 相談されたときは困りましたが、
| ｌｌM乂 |ﾄ;::::::: ,r'_''_'_'_ヽ ,i' l |
!､ ﾘ ｌ､ヽ;::: -―…''ｰ / ﾞi ﾘ こうして仕上がってみるとなかなか良いものですな。
ヽ ヽ;::＼ `""" / i'
`''‐-、- ､_,,､ゝ:::＼ / ,ィ ﾉ
// `''ｰ- ､;_`'ｰ---〈ッﾞ レ’
// ,.‐ｰ~､`T'〔ソ!
....._,.,．-ー '' "~`''ｰ- ､, し⌒) } | |ｆ ｲ
. `セ二二´ノﾉ| | ﾄゝ- ､_
}｀≧ｘ､
|ﾆﾆﾆﾆ:≧x､ _t=, ＿ _._x≦:三ヽ.. ､
. ‘.ﾆﾆﾆ ／: : : :／:／: ;.≧:x､ﾆﾆ | ノ､ ＿＿
. }ﾆﾆ.:' : : : ／: :/: ／: ／/ヽ｀ヽ{ ,ノ .└‐┐ |
. {ニ/-―イ : : .': / : , ': :,': : :};: :‘:.､... ┌‐┘ | ｒ‐‐┐
. }ﾆ:}｀ヽ: : |: : /イ : /: : /: : : | !: : : !. ￣￣ く,勹｜
. , 'ﾆ:.'｀ヽr ‐{ : i : l: /}: :/ i: : ,:' } : : :|. く_ノ.
. /ﾆﾆ.': : : :｀ヽ!: ‘.: l,.ｆ:笊㍉ } /:/{
. ｀>/: : :/: : : :! : ‘:‘. ゝ::ﾉ 芹ｲ/| | ＿＿
. ／:/: : :/: : : : :i : : : ｒヽ:::::: ｀::ｲ : { :!. └‐┐ |
. .／ﾆ:/:/ :/: : : : :.;.{: : : :| _ 八 {ヽ{. ┌‐┘ | ｒ‐‐┐
. ./´￣/ｲ: / : : : : /ﾆ!:_: :.‘.｀ ､ ＿ .イ:|: :|｀ ￣￣ く,勹｜
. /'.:' /: :/ : : .'≦´ﾆﾆヽ:ヽ,イ : : / ｲ: :! く_ノ.
. ./: : :.' : /: : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‘.{ヽ{＜,:':/ i :.i
. ': : : /: :/: : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ }≦'ｒ-∨ |:.:i
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 可能性は感じますね。
| ___'___ |
/ ∩ノ ⊃ ／ 旗指物は正直どうかとも思いますが。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
. , ´￣￣￣ ,'ミ/彡′
.. ／ ミ/彡' ＼
.... r- 、/ ／ 〉
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／ いやいや、己や主人の旗印を背負うのは
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ 騎士や従士にとっちゃ欠かせない責任つうか権利だぜ。
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :... ﾉ
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
_―=ニ二三'////l / ＿| |.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
../////////////| ,/ [Oii] |.... ┃ 「旗が地に着く ＝ 敗北」くらいには、旗持ちの責務は重大です。
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／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ ブラックドラゴン号にホワイトユニコーン号。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八弋り |｢ 八 俺だとブルー……、いや、シルバーアロー号か。
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::::/／:::::::::::::/
:::::／ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,. - ´-― - ｀ヽ､:::::::::,...::::::::::::::::::::::::::／
／ /:::::::::::／ﾆ､7::::::::/- ´ , -=-､ ':,::::::',/}:::::::::::::::::／ _,.....-:::／
´￣｀ヽ::／ } l':::::／ , -‐┐ {//////! ,--､ ヽ::l /::::::::::-ﾆ -''´::::::::／
, -‐､ ,..::::- ､‐__.!::/､＿ゝ＿｣ ヽ///// ｰ_'__/l/-':::::::::::::::::::::::::, ＜
! ,r/ｲ:::::::::/／下-､¨7- ､ ｀￣´ , -´::::ヽ- ､::::::::＼-――--- ヽ
{ ,r/ｲ:::::/ / 下テ､'ｭ､ ｀ ヾﾄ,::::― '´ﾁ矛､:::::, /ヽ::, ､::::':,
ヽ! .!::::{ { らz(ン ヾ- l:/ l::::lら(ソ / /ヽ:::l ヾ:l ｀ヽ:､
.､ ｀´',:::| ー―― ' / l:/ー‐ ' /／ ヽ! ﾄ､ ＼ シルバーアローだと？
ヽ､__ﾉヾ! / /' | }､
/ ./ l ミ ､ メ -=' / i !ヽ さすがクレイ、とだけ言っておこう。
l / l{､ ｀ ､ ‐＝‐ ,.ｲ i } ､
l/! ,ヽ､ ヾ ､ ｰ ,.イ l / / ｀ヽ
_/:.:., ∨＼ ヽ ＞ ＿ , イ ,/ ! / ＿/ ＼
:.:.:.:.:., ､ ＼ {, /／ ／:.:l/＿__/＿＿__/ - ':.7/
:.:.:.:.:.:', ',:＼ ｀ - ´ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ /:.:.:.:.:.:.〃
.
, 一ー､. ‐-､
／ , ＼ ￣...＿＿,ナ‐､
(´ (..,,___ .../ ´ ﾊ. __＿,ノ
` ｰ-- j ／, ｀´ ＼
＿＿＿ .'／ ､ ヽ
. （ ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ） ...// / ､ ､ ヽ
￣￣￣ .'/ .: / .: .: :. ! ｌ .ﾍ .ﾊ
i ' :: ::: j :: ::j :: :: : ::: l::. :. :. .l: :: i !
|! ::::::: :! ::::::! ::::i ｌ: :::: ﾄ､:::: :: l:: ::: l l
|! : :::::i::l ::::i::l ::::l! ll:: ::! il l:::: :: l::::::;::! !
|! ::::::::l::!'l´￣l`:::l, ｌ !:: ｌ ' ￣ `ヽ:::// !
ｌ∨!:::::l lｘ云示ﾐ ', ,/ ｘ芥云ﾐ!/:!' : .l.. |
| ::ヽ!l!ｲ !:r;:ﾊ ヽ/ i::r;ﾊ ヽl:: :: |.... ＿ 人 ＿
l : l V:ン V:ソ l:: :::.l. ｀Y´
l:: ﾊ :::::::::: i ::::::::: !:: :::i ! ｜
ｌ:: : ! ﾍ /ｌ:: :::l !
l:: :: .! /;＼ ー ～ ／ﾊｌ:: :: ::l !
,:: ::;: lf;-;一;丶 イ;:ー;-!; ::::/lj
',l:::ﾍ !;:;:;＞;ｘ,| ＞ _ ＜x |-;一;:;:j !: / j!
γヽ::ﾍl;:;:;:;:;:;:;:;: f_ー～! ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾉ.l:/ミｘ
/;:;:;:ヾ:l`x;_:;:;＞´ノ )_ l! ;:;:;:;:;＞;´;:;:ｿ:;:;:;:;ﾊ
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ｘ＜ ＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ / / 〃ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ノ> ､
γ _ ＼;:;:;:;:〈 ′' /´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ｘ＜ ヽ
,. ヽ ＞xl. ｜;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:x＜ ＼
|! ＼ | ﾍ |＿;:_;:;x＜ i / i
.
rﾆﾆKｺﾍfﾆ(( )-─ｭ
ラ /´｀￣｀¨ヽ
r───-､ }7!
ゝ=≦彳´¨ ﾉ..ﾊ
E] ,..イ::::/::::∧
|| ,...イ＞ ´/::::/l=l､
....::::::::::::.... ≠,...:::::,＞ ./::::/ Vﾍf7=ｭ.......
.:::／￣￣｀ﾐ:::rｧ７ﾍ:::r' /:::/ Vﾘ:::x====-､:::..
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.::/// 7ｲ,ｨﾍ::::.. }::i ＿_ｲ::::,' ,::/ ’，V! ､::::..
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.ﾊ l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:＼ .:::::/
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ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:___／.:.:.:_／7.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.＼＼ｌ ::::::::::::彡 ■ＡＡはイメージです
,,>.:.:.:.:.:.:/三/.:.:.:／三/.:.:_,,メ、／|.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ¨¨¨
,,=-ｧ'´.:.:.:.:.:.:.:/-‐:|.:.:/ ￣フ, '=--く｀ヽ,/.:.:__/.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:|
＿ノ;;;;;;;| /|.:.:.:.:.:.://^l i / r'/l / /.:.:,,ｲ.:.:..::.:|.:.:.:.:.:/
ヽー-ｧ;;;;;;;j|.:.:.:.:.| i´j i/ ! ﾄｊ /,,イ |,〉.:.:.::ｽ.::.:.:./
/;;;;／;;ヽ.:.:.:ヽ、ヽ ヽﾚ＿ ./i/ / .|.:.:/ l.:.:/
/;;;;;;;;;;;;;/.:.:.:.:.:.:｀T "" ヽ_/ .ﾚ |/
｀ー-=..l /i、.:.:.:.:...>、 .／j
y ｿ|.:.:.:.:/ ＼ ⊂ｧ ﾉ まあ、俺の轟天号は２人に比べりゃ地味っすね。
/｀ヽ=/、_ ヽ、 .／
/ ｀''7 ｀７-＜7
r=--=''´ ヽ、 ∥ ./ /
,,=-'⌒｀''ヽ、_=ﾆ=＜、 ∥＿ ＼./_
／ ＼ ヽ ＼ヽ | >ﾊ
.
. ' / 〃 ./ / /￣.l .ｌ '
. / , / ,' /- ― /./､<>l l.! :. .i
' .l ' l ,! ,/ /./ ￣!-‐!| ! .|
l l i. l /l /r―- 、/ ﾉ / .! ! l ;ﾘ
| _,l/! l / .jｿ ん } /,ｲ-､! , ! ﾉ'
､-‐ .ｒ :l !' l {::::ｿ ん'ﾘ / ;/
. ｀ ‐ _‐ヽl | ￣ {::j l :/ j/ 機能的な基本形って感じだね。
. l ￣! : .ｌ ' ! l
: l ! | ` - ハl 飾りつくってる時間がなかったのかな。
| : l l .l ／ .!
l l ｌ :. l ｀ イl .|
l ! .! .i .| T ´ ! i .|
. : l. ; ! ｌ ｌ i | l !
i ! ; ;l .! .::ヽ l ! : .|
l ,.ﾉ ハ ! . ｀ ._l. !
. l_,-if"./ ./ '.! .: ,.ｨ! ト- 、
,.イ///l / ./‐ ､ 'l -‐ // ! |///,＼
. ///////,!/ ,.'-――!―――-'// l .l l'////ハ
{///////.' ／￣＼／',￣￣￣ｌ///ｌ .l l'//////i
. iヾ＿///, .／ 、 l/// l .l lー一''￣',
＿＿＿_
／ ＼
／ ノ ヽ､＼
／ （ ＝） （＝）＼ 一周回って新鮮に見えてしまうのはともかく
| _' |
/ ∩ノ ⊃ ／ すごく素直でいい造りだと思います。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
′ ／:::::::/´ ......::::::::::::::`::::::::..::::::::/i´:|
／／::::::.......:::::::::;;:::::::;ハ:::::::i､::::::::::::::::::/
／:::::;:::::::::/::::::;:、|::::|||＝＼::|´ﾊ::::::::::::/
. /::::／::::::::/::::::/ ＼|:::| |〃/ || i |::::|:::::!⌒) へへっ、だぁがしかしい！
|／/::::::::::<:::::i O＼i !^ O | |/:::::::| 〆
／|:::::/:::::::iヽ, _=彡彡＝＝=il| |:/, W )
. / |::/(::::::::;!、＝＝´´⌒｀三二`ヾ´) |´ ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__／
| ` /､:/|ヾ)￣,〃 '´ ｀`- ´／|´／ _ -‐' ´.≫ ≪
/ ヽ l!ヽi〃／'´ ⌒ ／/|´＿ ,, -‐'. ≪ 下り最速はゆずらねぇ！！ ≫
( `冖＼〃＿ _ ⌒,／/∥|ヾ=-‐‐⌒￣. ≫ ≪
从ヽ､＿_´__ノ:::|=/ ＼ー､ ＿＿ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
|i :::::::::: | ＼ ￣｀`ー-- ､、 ⌒` 、
ﾉ i :::: └-､ ＼_＿_ ＿,,,,,､､ , ＿＿ ヽ
_＿‐-‐'"´ i ￣∥ i|￣ ｀ヽ、＿￣ ｀ヽ 、
, -‐ '"´|| || i / ／ |.|´ ﾊ ￣｀`‐-、｀ヽ
/ / / iヽ :. } j ｜:. .. |:. !::. ::....::::. '''''''''''´￣￣￣⌒￣￣￣￣￣｀''''''''''''ヽ. ∧
.. , ' / . ｢´', ::i.. // ﾄ､::.:::.. !i::. ｌ:::::. :|:: :::/: : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : : :: : ::.|: :. ,′∨
i∧ !/ ｉ :::!｜ ､ :::l〃. :::...l__;:::i､:. Ｈ::: |:::::::. :ﾄ.:::,': :i: : i: : :.,: :i: : i: : :./ i:.:i: : i: : : ',: : :.:!: : : :.l: :.,′. ∨
! V : ::| :. .::!ｌ ｌ ヽ /厶::::ﾄ､:|__V_∨ ｌ:::l::::i: ＼ :::. :.:.:|: : l: :.:.l:.:.|: : |: : .| l:.:|: ::|: : : :|: : :.|: : :,' |: :{ !
...ﾞ| ', .:. :::ｌ ::.::ト､!_ ﾊ::｢'´ｧⅵ芯:ﾘｱ |∧ハ:::::!ゝ:.:.:.:.|: : |: :.:|: :|: : |: : :| l: |:.:.|: : : :|: :.:. |: : :i: |:.人___ ノ
}:∧:.::::}ﾊ:if卞心. ヽ ゞ-' ';::|ノi: : : l: : |: : .L_∧::.!: : .', ﾘ: :/ : :.∠:_:斗|: :. :|: !:.:.:|////
|' ',::::ﾄ､:|` `ー'} ` }i |: 7: |: :.|:: : 彡≧=ュ、:i /,ィ禾=-x. |:.:.:.|: : :.:.|: : :
. ､:! };ﾊ / iイ:::ﾞl:.:|: :|: : !: :,' 7:::心、 ' ｆ::::心｀ !: : : : :|:.:|: : :
┌────..ﾞヽ . ' ｊ V:.ﾚ.|: :|: : :´ i 弋;;;ﾉ 弋ｚり .|: : : : : :.:|: : :
│ .r-､ _ ヽ ＼ ／ i:;ﾊ:ﾄゝ|: : : : , ｀"ﾞ´ j ｀"ﾞ´ .ｌ: :ﾞ┌─────┐
│ ／て )/ ） ＼ -― ''"´ ／ / | ﾙ' :.|.':.,: : : , /!/i ｀ ／i./ .|: :ﾞ│ rl^ｈ
│ （ _ﾉ / ヽ ー ' ／ / ／: : {|: : ＼: !、 |: :.│ 「| |｜! ,.、
│ ゝ、 〈 v ,.小. ､ ／ /,. '´. : : . |: : : : ｀: :' 、 ＿ _ ム:.ﾞ│ | ''⌒,.l （
│ １ ヽ ∨川ｌiい>' . '"´ . : :／ |: : : : i: : : : .ゝ - ｀ ／ ,': :.│ ヽ__ ﾞ _,/
│ ヽ ヽ､ ,ｨ｀7卞´ ／＼ . :／::.: :ﾞ|: : :.:.:|: : : : /:.: ｀ __ ｨ /: :..ﾞ│ } {
│ thumbs up _,. ｧ'"´/_ ! } / _,. - . /:―-: :ﾞl: : : :.|: : : : i::.::.::.::.::.::.:_/ i: : :/│ whoa！
└──────┘ |: : : :.|: : :.:.:|=＝＝≠/| |: :/..└─────┘
.
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__） ああ、そっち方向ね。
.| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} |
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::::::... ..丶
:::::::.... ...＼
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:::::::::::... ヽ .ヽ ３人とも、こうきたかーって感じだお。
:::::.._ ﾉ ヽ.___＿丿 .丶
::::::::::::::.... ..::ﾉ .）
:::::::::::.. ../ .ﾉ
:::::::::.⌒ " ..ﾉ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
:::::::::::::::::.... ....::::::../ ┃ 私はあえて何も言うまい。
:::::::::::::::::::::.. ......::::.／ ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. |i:i:i:i:i;/ ~"'"~￣￣￣￣ ﾏi:i:i:iﾊ
|i:i:i:i;/ ,r――...._ ＿ ＿ ,.,,.｡*';へ ﾏi:i:i:ﾊ
|i:i:i:/./:jI斗-ミ三三ﾆ7 .ﾏﾆ三jI斗-ミ;ﾑﾏ:i:i:i:}
. /^!:/ ,ﾚ´ ,.ｒ――ミ~^ '´￣,. -― ､ ヾ!ヾf^ヽ
. i .|:i! （、 (ｨ;) 冫 こ (ｨ;) _冫 |! }
. | .|:}‘:, ￣￣￣ `i ￣￣ ; |! .!
从 |:! /:/:/:/ /^:/:/:/川/^':, /:/:/: /.|! /
. 分､!| ( , -､/:/:/,.-､ .｝ ;| ./
|;{ /^ ｀¨¨´ ^':, ;:!ｲ
|:i! ＿＿＿＿ 从 ……みなさん、すごいっすね。
. 爻 / ヽ 爻
. 爻 { ____ .} 爻 俺、これからちょっと周りの山軽く巡ってきます。
. Ｎ{ 冫 {:::::::::::ヽ ノ /
.. ＞'"/.∧. ;′ `ー一''" Y /|':,_
. ＞''"; ; /;' ; :::∧ .八＿ ＿ノ /::‘, ':,≧s｡
..;';';';';';';';';';;';';';! ::::∧ ￣￣￣ /::: i;'; };';';';';'; ≧s｡
ﾞ;';';';';';';';';'{;' ;' | :::::∧ ∧:: j!;'; !;';';';';';';';';';';';
ﾞ;';';';';';';';' |;'; 从 :::个o｡. .｡o个::: /;' /;';';';';';';';';';';';';
ﾞ;';';';';';'; 从;' ;'; ∨ ::::::::::::::≧s｡. ＿＿ .｡s≦::::::::: . /;' /;';';';';';';';';';';';';';'
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | タケちゃんなら大丈夫だと思うけど、気をつけていってくれお。
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i~"''～､、
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾐh､
/i:i:i:i:i: /~"''～､、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i!
/i:i:i:i:i:i/ ~"'ヾ-=三:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|
/i:i:i:i:i:/イ;＾＼ ￣￣1i:i:i:i:i:|
,斗ﾐ;i／i:i:i:i:i:i:i:i ＼ |:i:i:i:i:i;
/ /厶イ⌒ヾ;i:i:i:i:i:＼ ＞''"^ヽ!:i:i:i:i:;
' :::::// ミｈ､ `''＜:i:i:Y _､+'”:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾑ:i:i:i:;
| .{ 〃 ミ三ミメ、`'＜! /:i:i:i:i;i＞''" ⌒ヾ!:i:i;'
从 .{ ; ///// ~"'ゞﾟ 三三三ミ }:/ ､
∧ ;′ //////////// -, ヾニ三ミ ;/ }
〉;; ,.- l|l|. ′ //////// / ′
,/ ;/, （ _、 ⌒! //////// /' /
／/ 爻 ｀ｰ-‐ ､ﾉ /'_,／
＞''" .∧ { /⌒ ⌒ヽ /'
----‐=≦∧ ∧.‘, { ＿. ‘, /' ウッス。
:::::::::::::::::::::: ∧ ∧.‘, , 乂/ ｲ /'
:::::::::::::::::::::: : ∧ ∧.‘, 八 ） /'
:::::::::::::::::::::::::::::∧ ∧.‘, 个o｡._ .｡o个 /,
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ゞ :::ハ : ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | | ｒ､ ,⊆ ⊇､└┘/7
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/ ::: j | } ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:′ :::j |ﾉ ＼:::::::::::::::::::::::::::::
ｉ :{ | ｰ=彡''"￣￣ ふぅー。
{ }_r ′ ´
.ﾊ、 ミ } ／ やっぱり細かく起伏に富んだ地勢っすねえ。
. ＼ ミ }／
丶 ミ,. ´￣｀ヽ
,.ﾉ ´ ‘，
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iiiiiWWWiiii;;;;;;;;::::::::;;;;;;;き´:::y ろ ≦::: :::iiiiwwiiiiiiiw;;;;;;:::::::...... ゝiiiiiWWWiiii;;;;;;;;::::::::;;;;;;;き´:::y
:::＼＼ :iレWWW;;;;k'^:::::k Z ゝ::::::::`Ww､iiii＼`WiiiiiWWW;;;;;;;::::き:::＼＼ :iレWWW;;;;k'^:::::k Z
＾'`'|川 :i|／ﾘﾘ-'`~;;;;: ::Z ﾐw ﾐ:;;;;: iiWwiiiiiiWwili:. ﾄ､._人,.ﾍ.__人_,.ｲ_,.ｨ .:i|／ﾘﾘ-'`~;;;;: ::Z ﾐw
|川 :i| wwiiiiw::::::,,ｒ''::::y'ww w`'^`-|i: :iiﾚ' ..j`‐'┌┐ r‐――‐ 、ｰｨwwiiiiw::::::,,ｒ''::::y'ww
|川 :i|^'w|川k'w^ii/'"´WWW WW .|i: :ii､- ' | | | r--- 、 ｌ L_'w^ii/'"´WWW
|川. ./:i:i:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i._ ) .| | └┘ ノ ﾉ く |l:i| |i:|
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/ |! ／`''＜巡:i:{ :::::::::}::}:i:亥-‐ ⌒ヽ }⌒ .! wiiWWWiii||wW
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. ! }! _ / |!|!∧ _ | :! | って、 __f:i7_00_
从. }! /'´ ｀ ´ .｀ヽ |. 从 ´,才Fﾍ、
|Wゝ、}|! /（ r:::: 、 ,..::::、 ﾊ |!,..ｲ. 〈:〈}iﾚ' ):i:)
|{ rー--=＝=--‐ 、 }! ゞ'"-=彡
|爻 / 、 , λ 爻| ( (
|;爻 / ）ト--t--ﾃ（ } .爻;| ) )
从爻. /::::￣￣￣:::ﾍ ,爻从 ( (
.｡s≦/ |∧ ,' /:::::::::::::::::::::::::::::ヽ } /| ｝≧s｡. ) )
| ! ∧ } ヽ:::::::::::::::::::::::::::::γ ﾉ / | .| ( (
| | . ∧ }! ト、:::_::::_::::_:::ィ! i! ./ . | ! ) )
| |! ∧ }! }弋_|_Τ_.|_ﾉ / i! ./ .j! |!. γとミメ、
| ∧ .＼ ゝ、 ﾉ ／ ./ .i! `"´/／
| .∧ ＼ ゝ---------イ ／ / | !′
| ∧ 个s｡._ _,.ィi〔 ./ | ○
|! ∧ ￣￣￣ / |
|! .∧ / |
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２８回 ハートに火をつけろ
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1035年11月02日～11月13日
■今回新規・変更点
使用可能資産、作成可能品等：
温石、湯たんぽ（陶器製）、障子戸（引き扉）、油紙、自転車、Iビーム（H材・強度の出る構造）
そのうち：馬車各種（ 荷馬車、乗合馬車、箱馬車、キャンピングカー、装甲車）
事業別収支：
特殊事業（ヘンピナ７に対する板材の提供、当年度間すべて計上）
－資源：銅貨160枚相当
＋食糧：125か月分/人 山分け分
＋食糧：65か月分/人 ウェルキン返上分
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充
【×待機】 オクノ村→ランカークス村間
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺 ／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
◆ロレンスの村（仮称）クエスト： /／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
【×待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： 教会手配待ち..ﾞ／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
【〓抹消】 簡易ダム・砂防ダム → クランのクエストに統合 ::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
【○進行】 上水用調整池と沈殿池、部分傾斜コントロール.. /./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿
【〓抹消】 温泉利用 → クランのクエストに移動・統合.....＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
【×待機】 宿施設の増改築 ,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
【〓終了】 氷室の拡張 /////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
◆クランのクエスト： |/////////////////.＿|＼＿＿＿///////|
【〓抹消】 戸建て家屋の建設 → ルーティンのため//////////////／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
【○進行】 開拓地の目星 ///////////////..| 同じアホなら踊らにゃ損ってね。 |
【〓抹消】 事業団、後の開拓団の組織 → ルーティンのため.ﾞ///// ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
【×待機】 沼の湖岸整備 〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
【×待機】 制水ダムと貯水・砂防ダム ｛///////////////////////////////////////∧
【×待機】 工房地の拡張 ∨////////〉//////////////////////////////
【×待機】 沼側上水道建設. 三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――-----‐''´￣
【×待機】 温泉利用 ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
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■第２８回末時点(1035年11月13日)でのリザルト
◇クランマスターズ
地位 ： ロレンス村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス
敵対 ：
◇資産
個人 ： やるお（銀1,206.5） やらないお（銀1,234） できるお（銀1,233）
資金 ： 金貨900 銀貨32,269 割銀貨5,096 銅貨121,167 小銅貨38,265
食糧 ： 656か月分/人
資源 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨8,569枚相当分） ＋木材（∞）
製品 ： （現在は領内消費中）
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）
◇クラン人員・産業構成 ※[n]＝俸給・月額銀貨枚数、(m)＝人数、人以外は食糧込み
遊軍 [28]+(4) ： やらないお[10] できるお[10] ヨコシマ[3] ダイ[3] 牛２頭[2]
農耕 [3]+(1) ： ユーミル[3]
果樹園 ： .9町歩 （収穫： 0／育成：9 *1037年から収穫開始予定9）
耕作地 ： 41町歩 （耕作： 0／休耕・放牧：41）
牧畜 [0]+(0) ： （女衆持ち回り）
養鶏場 ：
狩猟 [3]+(1) ： マウナ[3]
輸送 [11]+(2) ： クレイ[3] トラップ[3] 馬１頭[5]
生産 [21]+(11)
製紙・印刷 ： やるお[10]
コンクリ ： ポップ[3]
焼き物 ： オフレッサー＋妻子＋弟子３人[5] 黒猪[0] エルネスト[0]
炭焼・林業 ： 猛男＋凜子[3]
事務教育[6]+(4)： アルトリア[3] アレイン[1] コア[1] レン[1]
固定経費（月末処理） ： 銀貨72枚/月 ＋ 食糧23か月分/人 （未成人はデータ上なし）
◇拠点
ロレンス宿（客室６） 1. 2. 3. 4. 5. 6.
作業場（居住５室） 1.やらないお家 2. 3. 4.ﾀﾞｲ･ﾎﾟｯﾌﾟ･ﾖｺｼﾏ 5.ｸﾚｲ・ﾄﾗｯﾌﾟ
宿舎（12室/2～4人）1.やるお家 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12.
沼側居住地（4町歩）01-20.城砦・領主館として取置 23.できるお家 24～30.従士割当 31+36.ｵﾌﾚｯｻｰ家 32+37.ﾀｹｵ家
工房（1町歩） …… 宿泊は可能だが主に生産系の作業場
沼脇拠点（1町歩） …… 宿泊は可能だが主にマウナの作業場
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合のいわゆる会費 年間銀貨12枚×３人
メモ ： 各種補充やブラッシュアップは適宜かつ地道に進行
予定 ： 1036春種まき後、ロレンスともども辺境伯にお目どおり。領主化事案打ち合わせ
予定 ： 教会孤児院との連絡、1036年春前後
予定 ： 1036年より地代年貢として狩猟・収穫の２割 ※商業課税はないので献金分＋αの献上か物納
予定 ： 1036年より水車管理人俸給として5人扶持（10石＝120か月/人分）と水車使用料を相殺
予定 ： 教会手配の養蜂家は1036年春に来訪予定
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」「黒板・チョーク（ヘンピナ７生産予定）」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
２年目生産分（1035年期） 30万枚 ｘ小銅貨8枚＝銅貨24万枚相当
洗濯板２次契約に伴う分配金（20％） ： 銀貨２万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚＝銅貨6万枚～18万枚相当
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 消えたデコトラの謎を追う！
◇クランメンバー
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士。轟天号
ダイ （ダイの大冒険） 従士。ブラックドラゴン号
ポップ （ダイの大冒険） 従士。ホワイトユニコーン号
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士。シルバーアアロー号
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士。グリーンホッパー号
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち。ドゥ・スタリオン号
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお嫁1、アリシア養女
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 事務方、できるお妾2
《悪魔の耳》アレイン 戦闘教官アレイン（クイーンズブレイド） 事務方、できるお妾3
《悪魔の耳》レン （TYPE-MOON作品 月姫シリーズ） 事務方
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト （銀河英雄伝説） オフレッサー舎弟
エルネスト・メックリンガー （銀河英雄伝説） オフレッサー舎弟、芸術家っぽい
タケオ 剛田猛男（俺物語） 炭焼き（親方）
リンコ 大和凜子（俺物語） タケオの妻
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇シタノ村
ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 間桐臓硯の孫
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２７回 尻守！
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＾､ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／,.,,... /i:i:i:i:i:i:i∧ ／i:i:i:i:／kkkkk;
∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼i:i:i:i:i:i:;;;:'''ﾞﾞﾞ ""ヾ:""ﾞﾞ ...,,ゞ＼i:i:i:i:/／:i:i:i:i／kkkkkkkﾉ
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ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
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第２７回
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ﾆﾆ=- ＿ ￣ ‐|r―ｭ 」r―ｭ | |｢"''i――i : : : : : :| |,,⊥,,|/| 二ニ＝-‐
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＼ﾆﾆﾆ＼ ＼ﾆﾆ＼ ＼ﾆﾆ＼ ＼ニﾆﾆ==-- ＿＿＿＿＿＿＿ --==ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＼ﾆﾆﾆ＼ ＼ﾆﾆ＼ ＼-ニ- -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＼ﾆﾆﾆ＼ ＼ﾆﾆ=-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
―─――――――――――――――――――■ロレンスの宿側、作業場兼あれやこれや
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⌒≧s｡ ≪ 我々わぁ、 ≫.-―- ,.ﾞ＝ '''' ¨¨￣￣ ＿,,,.... --─Y´ |
⌒. ≫ ≪.._ ,r=ィ:.::.:＞､.... ''' ￣￣ | |
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::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉ﾞiﾞ ￣ j ￣｀¨¨ ` ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|.. ゝ ＿人 ＿＿__,.ﾉ ≫ ≪
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣ }{ ｊ ≪ 直面する数々の困難、課題に屈することなく ≫
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨| . ゝ`=======' ≫ ≪
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|─. _, イ´ヽ, ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
: : : : : : : : : : : : :._,_,_,,,､__,イ:／.:.:.:.:l:ﾄー――一 ' ´ ,ｲ:.:.:.:.:＞､...: ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : :..北!ﾋ!j.:.://.:.:.:. : : l !:ﾄ､ ＼__ノ _／/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞､ﾞ: : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“''. ""＞::://.:.:.:.:.:.:.:. l !:l:.ﾍ AﾆﾆA ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
,.｡+''ﾞ∠.:.:.://.:.:.:.:.:.:.:.;斗!:j:.:.:ﾍ l__}傘{A_/.≫ ≪
,.｡+''” : : : : :.:.:.:.:.l |.:.:,.:, '":／>.:.:.:.:.:ﾍ/:.:.:》|《:.:/≪ 必ずやこの地に地上の楽園を建設するのだお！！ ≫
｡+'“: : : : : : : : : :ﾞ:.:.:.:.:.l_l=イ:.:.／／／>.:.:.:.:ﾍf~ｰ' ｰ'.:.:.:.:≫ ≪
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／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .|
! （__人__） | なんか久しぶりだな、これ。
, っ ｀⌒´ |
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼ はいはい、で今度は何ですか？ どうしたいんですか？
／ （●） （●） ＼
｜ ､ ´ | (( ∩))
＼ ￣￣ ／ （ ⌒）
／ ＼
,ｨ升￣￣;;";;丶
.{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼,,
.|;;;;,==、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾞ'=- 、
/=.{ };;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;》
/;;;;;;;.｀.ﾟ´ミニ ＝━ O;;;;;;;;;;;;;/
∠,,＿＿＿_.｡ｬぁ=‐'´ `マ,,}
,'.（● ）`''´（● ） .ﾊ
＿ | ,, ..} ねーちょっと、反応雑くない？
_.｡ｬぁて;;;;;;;;;;｀ﾟ''" ＼ （__人＿__） .ﾘ、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` ｌ++ ++l .., _=‐'´;;;;;;;￣ ＼
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＿ ;;;;;;;;;;;_ ! ｀ ⌒ ´ー-.π、 / ﾍ ＿ｷ;;;;;;;￣ー-- 、
＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼｀ﾟ''イ;;;;|;:;: |. ＼／ﾏ;;;;/｀ﾟ/ ﾊ∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾟ''i
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼/;;;;;{;:;:;:.| .ヽ .{;;;;;;∨ `＜;:;:;:ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
＼;;;;;;;;;;;;;_.｡ｬぁ, i;:;:;:└－, 心|;;;;;/ ／;:;:;:;:＼ 、―┐;;;;;;;;;;;;;;|
＼ ＿／ !;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼ .／￣_ノ";:;:;:;:;:;:;:;:;:|;;＼.＼ |;;;;;;;;;;;;;;;;|
Y:::::::::| ﾊ`´ "マ,,;:;:／ ／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;;;;;;＼丶!;;;;;;;;;;;;;;;;|
.
.. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
.. | 荷馬車に揺られてああ我が主、我が主っと。 | ,.ノ 、 ＿＿.0０___
.. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ （● ●. └‐┐ | | ∟
. ￣￣￣￣＼|￣￣ | （__人） ┌‐┘ | |_厂
- －、 ヽ ノ. ￣￣ .,、
. ● ●） ヽ - －、 / く _〈 i、
. /つ､__） ノ ● ●） ヽ .| つ ._､シ从ヾ、
. V _＼ ､-'- ノ ヽ ＿_ ） ＿ _,,シ:'｢|ヽ.・ヽヽ
... _,n＿00 ___ ...〈 /《ン. / ヽ |三}Lノ ./⌒ ￣|| |.|_ へ.､｡_）
... └l ｎ | く,ﾆ ! ` （_／ .三三三三三三三三三三三三三} ,ｲ{ ノ ||（ ,Ｕ
. U Ｕ くノ |三／´|｀ヾ三三三三三／´|｀ヾ三三三ニニニニニニニニ０ニｺ/
└ﾞ（─＠─）========（─＠─）=┘ /| | } j{
＼._|_,ノ ＼._|_,ノ 《_,ヒ｝ 《_,/_｝
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／:￣￣￣￣￣￣￣ ＼
／: : : : ＼
／: : : : : : ＼
／ : : : : : : : ___ノ'′ ﾞヽ､___ ＼
l : : : : : :.; '⌒｀ ´⌒ヽ l これだおこれ！
| : : .::;;（｡ｏ〇 ） （ 〇o｡）;;:: |
l : : : :°oﾟﾟ~'"´ ｀"~゜oﾟ;° l お願い！
＼ : : : : : : ｡;ﾟ（ j ） ; ｡＋／
＼: : : : : : ::`┬‐'´｀ｰ┬′ + ／ やるお のプリティでセクスィでナイーブなお尻を守って！
／ヽ: : : : : : : |/⌒⌒､| イ＼
: : : : : : :ﾟ: : : ﾟ´￣~:j￣｀ ; ＼
: : : : . : : . : : ; '"｀` ＋ ＼
: : . : . : . : . : . °
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┃ 牛追いの「あのフレーズ」は一般名詞ではないので著作権的なあれ……かもしれないとかなんとか。
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.
＿＿＿
, ´ ｀ 、
,. ' ＼
〃 ヽ
,′ ',
i :ー‐-‐' `ー‐- i 僕のお尻を守ってかあ。
| （◯ ） （◯ ） .|
:、 / 切実にわかるだけに最優先課題でいいですね。
.ヽ. __´ _ u ｲ
｀::...___ ￣ ｚ≦彡
ミﾘ } .T 二 ≠ ヘ、
／ ヾミリ―‐ ´ _.ヽ
./. .i } 〈//∧
ｉ | | ,: ∨/∧
| | | { ヾ≠ｲ
ｊ .,' :| . | | |. ＿＿
l ,′ | .l} .l |... （ﾋﾘﾋﾘ）
| .ｉ | l| .|. /￣￣
.／￣￣＼
.／ _ノ ⊂_ ‐-' ＜
| （ ―） λ ヽ
,ﾍ__| .u （__人） ヽ ', 略すと「僕尻」か？ それとも「尻守」か？
__,/ ｀ ＜ ⌒ﾉ . ｒ'-‐￢
／---‐――--.､ゝ＼ ノ 」-‐＞ヽ まあ、言いたいことは判ったし、１２０％の熱意で同意するだろ。
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ノ /.:.:.:´.:.:.:.:l
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.´.:｀ヽ ヽ..:.:.:.:.:.:.:.:!
. ＿＿＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.ヽ l｀.:.:.:.:.:..! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. （ｼﾞﾝｼﾞﾝ）..:.:.:.:.:.／.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:＿ __ヽ-､ !.:.:.:.:.:.:.:.!. ┃ 道も悪いうえにダイレクト・アタックされますからねえ。
/:.￣￣Y:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:＿十''''''''"".:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＜.:.:.:.:.:'.:.:l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
||
|| Roads to Lord
|| 10/1 『いよいよ冬期 いまできることを！ 開拓領主への道会議』
||
|| ＿＿＿
|| ／ ＼
[ニニニ..／ ⌒ ⌒ ＼ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
.. ／ （⌒） （⌒） ＼
.. | ___´___ | でも、それはそれとして月頭会議、ルーティンからはじめましょう。
. ヽ、 `ー '´ ／
.. ノ ＼
///! ／/////////'
|//;|,ｲ/////////〈_ ,. - ───,‐
＼!//////////////////////＞"
//////////////////////.＜
///////////// ＞＝=＜////＞．
///////ｫ‐r/ ／ ＞‐< ヽ//////＞､
/ｲ￣.!/ ] l ]l/!_}＝ { 。 .! zY`，＜ ´
__ /＝一 ゞﾔz､ `ー ’ ,.ｲ_7// ﾍ
=く///／ ´ ＿__ ﾘ ｰァ＜ヽ//r＜/ﾍ
ﾍ VY イﾓてﾘ ｿﾃﾒ /.＼ﾔ `ﾍ
くﾍ ﾍ}. _込ﾝ 込ｿ 丶
ー.j ｰ l あ、小芝居終わり？
.､ _ ,ｨ ､ メ r ｧ .!
////l ＼ '
イ//j! ＞ ／
. !/ ,ｨーｧーｧｰ ` ーく ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
. |! ' / / ,ｨ＝=xヽ ┃ わりと容赦ないよね、君。
. / / ,' ,ｲ ヾj ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
.
:::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::/::::/ ,ｨ／::::::::/ ::::::::::;〟三::::::::::::::ヽ＼:::＼
:::::::::::::::::::／::::::::::::::::::／:::::::::::i /::::::／:;ｲ:::::::::／: :l :|:|:|::::::::::ｌ::::::} ヾ ､}
:::::::::::::::::::::::::::r‐ｧ;:イ:::::;ｨ::::::::::| l:::／／ |::::／ : : : | :|:ｌ|::::::::::|:::lヾ ヽ ＼＿_
::::::::::::::::::::::::::{ ／∠=ヽ/:::::::/|l／´ |:/ : : : :l | :|::::::::/:::::ｌ ヾー..／
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＼:::::::::::::::::::::| ! ｌ:,､ l:/ | ＿_ ｌｉ :| : |l／::::_::::::::::::::::::::::ヽｌ
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: : : : ヽ:＞'" .!､__ ! , ﾞ l ｲi ヾﾐ :l:|: |:}::::ｌ::::::::l､:| ｌ:::|ｌ
}i : : : ∧ : : ∧ｉ l = ヽ､ rｧ `≠ヽ;"/::::/ヽ::::| }/
､!: : : : ∧ /ミ/ i } ‐ ￣＝‐ ‐' _/＼/ ヾ
＼: : : : :∧ / : ;' ﾞ′ ―￣ ゝ
＼: : : ∧ ｉ : :ｌ ｌ
＼ : ∧; : :ヽ ｌ いきなり何かと思ったぞ。
._ : :＼∧＼:∧ __ {
: :｀ヽ､: : : : :弋: : >:＼ , -‐ ´ まあ、尻はな。わかる話だが。
: : : : /＼: : : : :ヽ/ ;-/ヽ -‐ ｨ
: : : : :///＼: : : : ヽ/l:_:_:＼ ／: :|､
; : : : : :////＼: : : : : : : ￣i:ｰ--ァ´: : : //ヽ
///: : :>/////ヽ-､: : : : :/:.:.:.:.i/: ;-=二/i//l
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､￣￣｀ヽ､'/////: : : :/:.:.:.／: :///≠/////|
∧ ∨／: : :／ミ／: :／イ'////////,|
: :∧ ∨-‐'´ー＝ﾆ-‐'´ |/////////|
: : : :ヽ. ∨: ノ､.:|: : : : : : : :|/////////j
////､: ＼ : : i､. . ./|: : : : : : ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
//////∨ヽ､: :l: : :i/|: : : : : : ┃ おおむね月一でやってくる行商人オーフェンはオブザーバー的立場で参加。
ミ､///////∧: ｌ ://|: : : : : :..┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, ´ ､
, ; ∧
. / ' ,: ﾊ 、 （__,）
' i ' ./l ! , ､ i i
. ! l { , /-', | '､-‐ト- i .!
V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
＿! ｀.ｌ ｒ=‐テ､ ィ jぅ=ｧｌ !＿
ヽ l. l ｀ vrｿ vrｿ l .! ﾉ この冬に乗馬の練習もするって言ってたけど、
ヽ| .l :. l ﾚ'
| ｌ ` ' : そんな調子で大丈夫？
i. ､ ⊂つ / |
. | l i イ l. !
. : .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
. i .! ｉ } { ｜ ;
. ＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿
,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､
三ﾐ/ / ／ ＼
.≧_､ ./ .／ ./ ‘，
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{ 先が思いやられるのじゃ。
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y
.＼ / .ﾚ 八 ﾉ
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿～イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ.
: : ://_ ｀¨ ´ .|:| ∧￣´.
:／/ ヽ |:| / ∧
.
／￣ ≧ー―― 、 ／￣⌒｀ヽ
fﾍ￣ﾉ ´ ＞ ＞ 、;／⌒⌒´＼l
／|／´ ／ ., ＼ l
〈 / :/ / ト、
.∧/ :/ ./ / ﾊ ヽ
/ i / ./ :/ / / ./j :| ハ
入ﾚ ﾍ :/ ./＿ ,ノノ ノ :/./ j .j .l l
/ .:l _/ ./／ソノ｀タ丿 :ｿノ ./ ｲ j :l :|
＼ _|,／ l 《フ≡ｦ乂 ./.ノソ / ｲ / /|ヽゝ
(ヽ :〈 H 代心ﾉ ｀ ／√｀代 ,ｲ ｲ ﾉ
＞ト、.| :| ゝﾟ- と壬レタ ノﾉﾉ
/:::/.:.:|ソ |.:| /じ.ﾉ 》/j／|´ 何事も慣れですよ慣れ。
/／.:.:/l:.|.| |.:| :i ヽ"〈 / |
＼.:.:.:」.|:.|.| :| |. √｀＞ ﾞﾞﾞ / l :| 馬車も馬も、毎日乗っていれば相応に筋肉ついて、
/:.:.:.:| |:.V、 | | ´ .ノ| | :|
／￣￣￣l⌒＼ヽ |ヾ. ＼_ ＜ .j j :| それなりに耐えられるようになりますから。
/ .＼ ＼ヽ / .l ﾉ|ﾉ
./ ＼ ＞-仆-、 .| ノ ｿ
l .| 、 ﾊ .〉、＿＿___レ ﾄ、
| .| ＼ ├ﾍ,/、 } 、 ＼ ﾉ )
. /〈/: : :: :,:: :: :: :,.ィフノ）: : ,､: :: :: :く￣｀ヾ
/: : : : :,／/: :× ／ /::／,/: :/: : : :＼
〈: : : :r"彡i::∠／＼フ∠＿/／V: :: :: :: :ヽ
＼: :,!ﾍ 7 l/ / rq ヾﾉ 彡Ｋ´ !: :: :ﾊ＼::l
i'::（. V l U ＝/ rq トl: :,i: : 〉 ヽ! 耐えること前提っすか……
l::ﾊゝ. ≡ー─'三 〉､U ,!/／|::/
l,' i: : Y " ｀'' /ﾉ ﾚ 乗馬や馬車さばきは、
lλ,へ_ ‐-､ ,' ´
.ｬ＝キ''"¨7/ヽ､ ｀ ,,.イ 従者として俺らもできるようにって話なんで気になるんすがねえ。
＿上＿__ο//＿__ミ =ヒ´z=＝ｧ7
￣ヾ￣￣77￣￣7〃冂ム_ο//_
ヾ. i l //ﾚ,i li￣￣ﾞ７/ヽ､、_
ヾ. l l l l l iヽ ゞ、 ,// ｀ヽ
.
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ
!;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`,
ゞ;:,rｰ､､;:;:;:;:;:;:;:;:,､､-‐''"ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:,!
l:;:! ｀`'''''´ `,;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:!
Ni ‐- ､､ ´ ｀`ヽ ヾミ､;:;:;:;:;:;ヽ
ヾﾆ二ヽ ,,､ィ´｀` `ﾄ､,r､;:;:;::;;:! ﾇﾙ
ヽ ﾆｾﾝ ''´＜ｾゞ ｀, ,lミ!/ ,!;:;:;;:! 温いぞヨコシマ殿！
! ´! ;:::. ｀`''ｰ- ,' ,!ﾐ,! / V
ヽ ! ;::::. . ' /;;:;:!ｲ i ,N 従者たるものの仕事として気合入れて学ばんか。
ヽゝ-‐''``''ｰ-､ ,ｲ;:;:;:;:! ヾﾘ/
!;:;:,ｨｲ'''"｀`ヾ;:;ヽ､ｲ;:;:;:;:;:;:j i
ヾ ｲゝ--‐''´ヾ;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ /ヽ
|;:;ヽ7;:;:;:;ヽｲ:;:;:;:;:;:;;／ ／ `,､
,仆､:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.:ｲ ,,／ /ﾊヽ､
,イ二ﾌ7二7ﾆﾆﾆﾆ ゞ:;:;:;:;:;:;:;:;:;ィ´ ／ /Λｰ-
―― ､
／ ＼
' __ ノ ゝ.__ヽ まず俺達が、気合入れなきゃならんのだろなあ。
l ( ー) (ー ) ｌ
ｌ (___人___) ｌ
. ｌ ｀--´ ｌ ロレンスさん、まずは冬の村長会でのあれこれ頼む、
. !.! !( （(
. ' ヽ ( ( ヽ) その後で冬期方針のすりあわせだろ。
ノ￣´"''‐ 、 ｀¨´￤ヽノζ
＿rく /癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ｜
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ∧=､､. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ ヽ ``=､､ ┃ さすがに全員参加ではなくなりました。
∥ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ∥. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿ ＿ _
r≦三三|| rfiiii{iiiiiiiiiiiiii{fiiiij
|三三j{ﾆll {iiiiij iiiiiiiiiiiii|iiiiij
L{ifLﾆにj fiiiiiTiiiiiiiiiiiTiiiii} ┌───┐,
fﾆﾆﾆﾆ三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾂ＿＿＿＿＿
i| r========､ | r==========､ | r========､ ├────┬’
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_j| |! ji | ヽ＿＿＿＿..ノ | | j | |_＿＿＿
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,--､-‐ ￣ ‐- . 二＿{────── ┤__二二二二ﾞ＿| |:::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::./＞l 「 ｀ ＜ ┘￣￣￣￣￣￣└─────‐┴────┘:::::::::::::::
: : : : : : : : : : : : : ｒ.､ヽ. ',l '、 / ｀ ＜、 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : :.γ､ ヾ､ ヽ /ｨ 7.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
. . . . . . . . . . ..弋 ヽ ヽ ヽ. ' ,' /丶.. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
. . . . . . . . . . . ....∧ ＼ ヽl l. , /l /l / / /.. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
/イ.ヽ, -‐''' ‐- ',/! !l 仁メﾘL/l./ l
＿.」/--‐―､ ヽﾉ .ﾘ ﾚV沙､.'` 」 N
/ ヽ. ヽ ‐ /ｙ! /ﾘ
,' l｀丶/ V ﾚ えーと、お三方にも絡む話だけど、
／'´ l l , ｲ
／ ./ ｀` ､.,ｲ ロレンス「村」への昇格とお三方の領主化について、
... ／ ハ , , , ,ｲ
...,／ ／ /､ >､//ｲ 辺境伯様の内示が一条様よりあった。
. 孑'´ /-‐ヾ ヽ´
.‐' ´ / ＼ ﾚ￣
/ ヽ`＼＞.､
./:l -―- ､ V l＼
. / ./:.:.:.', ヽ ',:.:.:`＜、
/ /l:.:.:.:.:.:ヽ l !:.:.:.:.:.:.i＜
.
:::::::::::::::::::::::::::::, -―‐- ､__:::::::::::::::::::＼
/二ニl:::::::ｨ-´ ,r77ｭ､ ,-, }/＼::::::::::::::ヽ , ' ⌒ヽ
__）) |:::/ (ﾆ} l{///ｿ ﾆ_, .イ::::::::､:::::::::::::... ( ┃┃ )
｀:-,--l/二二､__｀二´_ノイ /ヽ､:::l＼:::::::::,... ヽ.・ ・ノ
:::ｲ 斥テ=､_l:::/l:::::}≦ﾃ ! ,､ / ＼! ＼::::l. |／
l:::| { 弋z(ｿ "´ |:/ 之ソ '/_ﾉ ヽj
ヽ:! ー‐ /-' l ､ おっ！
ｰ人 メ ,- ―‐ ､ ,/､ ヽ
､ ＼＼. { V ／ 〉 ', どんな話だったんだい。
. }､ ＼＞ ､ ー ´,.イ ∨ ､
l ＼ ＼__ ｀￣､＿.!_,,.-´ ＼
- 'ヾ､_｀_＿∨_/ /:.:l |:.:.:l´ ヽ
:.:.:.:.:.:.:.｀:.ー, l/ /:.,〃:.::/ ､
:.:.:.:.:.:.:､:.:.:ﾄ､/l／!://:.:.:/､ ＼
,. ‐‐‐‐ ｧ´ ＼ｰ┐
. （ . ｸｨﾝ....／ ´￣＞ V ﾍ
. （ ﾞ''ｰ-- // .／ . ﾄ、 ＼ iX 〉
. ﾞ''ｰ-- ﾚ' / . l .| ＼ ヽヽ j//〉
.... ｸｨﾝ .i l __ｌ__,| ヽー 土|. ｌ||'/〉
| l . !´ l___| レ'::::::「 ｌ|| く
| i、 V ,ィ´:::::ﾄ、 八r;::| l|| }
| Nヽjﾊ 入rj ｀ | l|| メ 改めて聞くと、領主化、貴族成り上がりとは……
从 i ハ""´ . ""| l|| ＼
| i ｌ > . ､ ／| l||＼_／ 知っていたらとても嫁ぐなどいえませんでしたよ。
| l |'儿 ＞ __.イ__ ,ﾘ /ﾘ 〉
| .ﾙ |____/_j￣||￣ レへー '
ﾚ'´ | ＼___八_ ／ 7ー 、
/⌒｀| ／L.j＼｀￣´ ､ ﾚ'´￣',
| }/ ／ / Vﾊ ＼ V!. |
| / / / o〉 ｌ. ', ヽ |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 信じて送り出したアーサー兄さんより、すでにして高給取り（３人扶持）なアルトリア嬢なのである。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 献上金は表向きの条件ではなかったお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 貢献と後見をもつ者なら配下にするのもやぶさかではない、って感じ？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
/ ﾊ
/ ､ !
l /∨.l !
,' , !'｀´`! , , ! ﾒﾝﾂ
/ｲ i , .l. .!l !,ｲ. , ､.!' 面子や建前というものでしょうな。
.′| | !.,､.ﾄ､ .M. !l ｨﾑlｨ/! l '
l / ﾚ1 ﾊ|メ‐ヽ厂!ヽ|` 'ﾆ ,'/ ,､l 失礼ながら、もっと簡単に建前の立つ
' И{.､', i ﾘ ' ‐-‐ﾆ, iヽ￣ ,' .l. '
l,ﾍ_ヾY ´ ! .ﾊ/' 武勲路線はお三方には無理ということで。
l ｀ｰ; / /
.!ﾊ l.ヽ __ /、 .l !
.／'l. ﾘ､ヽ＼ `''ﾆ´- ./ヽ｀丶、 ｒ‐ 、 _,_ l |
,-'"_____', ＼ ` 、, i i i i,/／`ヽ:.:.:.`:.:ｰ. 、 ', ヽ / ｀‐-'､
,..:.'´1l; ; ; ; ; ;', ｀丶､ ｀ｰｧ‐ﾍ: : : :ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ .l ｿ ＿_,, ヽ
,..:.'.:.:.:.:.:.l L＿: : : ',. 、 j. ＼/-－ﾍ: : : ;ゝヽ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ l .〈 / .}
,..:.:.':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l: : : :￣｀:', ＼､￣ ￣1 ／ , .',／: : ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.! ', .ヽ/ __,, - !
,..:.'´:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:! !: : : :＿: :ヽ 二ﾆー'ﾌ ／. ',: : : : :ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.! .l Ｖ´ __ |
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l├''": : : ￣:', -‐ .〈'´ , .',: : : ／ヽ';.:.:.:.:.:.:.:!. { 〈 /´` .l
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l l: : : : : : : : : ',、 ｀, l ',／: : : ', !:.:.:.:.:.:.:| ヽ .し′ . !
.
ｎ _ｎ__ ｎ _ｎ__ ｎ _ｎ__
. X ／. l l└i七 l l└i七 l l└i七
. ./ /丶 LＫ⊆T LＫ⊆T LＫ⊆T .丶､/
.十＋ .,r'´ ,;;;;;;;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;::.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. .ﾞ.､ /ヽ／
. | ,.′,;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',. ／ ﾍ.
,.′,;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.' ｷ;;;;;;;;;;.:.:.:.:.:..:i "´i￣
{,;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;r‐ :､;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;;;;;;! ﾉ;; ｨ;;:::.:.:.:.:.:.:.｝ . ｎ _ｎ__ ｎ _ｎ__ ｎ _ｎ__
i;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;｝ ｀`ヾ;;;;;;;;;.;.;.;.;.;;r'ｿ''´ {;;;;;;.:.:.:.:.:.:} l l└i七 l l└i七 l l└i七
l;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:i' '´ ,,,,, ヽ､ ｀ﾞﾞ'''''''''ﾞ´ .,. ...､ ｷ;;;;;.:.:.:.:.:! LＫ⊆T LＫ⊆T LＫ⊆T
.ﾞ!;;;;;;;;:;:;:;:;;ﾉ,r';:;:;:;:｀;､､,,, ., '´,.,.ｨ !:;:;:;:;.ｷ;;;;;.:.:.:.;,′
`i､;;;;;;;;;;｛,jﾚ'´￣`ヾﾐﾐｲ{ { ,j;ﾄr'';:;:;:;j,!'''ヾ;:;j!;;;;;.:.:.:,′
ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY
! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1
い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .! がはは！
ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/
ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ 師には悪いが違いない。
i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ
| ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i
,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L
／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ
,. ,r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l! ﾄ､;;;;;,;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:::;:;:::;:;::;::::;:::;r′l;;;;;;;;;;;;;;:;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ', ヾ;;;;;;;;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::;::;;::;:;::,r'′! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:＼､､__
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', ｀`ｰ--------- ィ'´ ,' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀,: . ｀`ｰ- ､､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', : : : : : : : : :,′ ,' ' i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : .
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!､ ヽ : : : : : : : ,′ .┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! '､ , : : : : : :/ ,r┃ オフレッサーをノブヤボ換算すると武力いくつなんだろう？
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! '､ :, : : : :′ r ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼ 俺達に武力は期待するなってことだ。
| （ ●）（●） ﾎｳ
. | （__人__） でな、領主化についてはここロレンス村に封じる方向で考えているらしいんだが、
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } 自力で領民を集め開墾開拓を進めることが最低条件。
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
:::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
::::::::::::::/::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|. , ‐=ﾆヽ
:::::::::::/:::::／ |:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::ト､|. !_i ） ）
::::::::/::／- _::::::::::::|::::::::::::::`､:::::::|. ＿ノノ
:::::/x=ミ､＼ ::::::::::/＼::::::::::::::`､:::| //￣
:::::{ じ ヽ |::::::/_,, -;:::::::::::::::ji::| ◎
:::/乂＿ ::::/ ｒぅ㍉::::::::::::ハ|
｀ |/ ,ゞ /::::::::::/ んーってーと、つまり、辺境伯様は金も人も出さないってことですかいな。
〉- |:::::／
}j／
- ‐‐ ／
..,, ／
｀`～.､ ／
/ ¨´
＼／`''＜
. ＼ ∨/∧
.
/.:./／/.:.:.:.-:‐:'':¨´:.:.￣:.:./
,ｨ/.:./.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-‐≠―-､
. ,.ィ'´¨':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.､:.:.｀ヽ､‐-ヽ､
... ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;ｨ彡｀ヽ:.丶:＼:.:＼:.:.:.ヾ.､
/'７.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:iヽ' 丶ﾊ ｀i‐≠｀､:.:ﾄ､ヽ､
.. /.:.:.:.:.:/l:.:.:.:i:.:.:| ｀' ﾉ, ｀i-'､:.ﾄヽ¨｀ ﾎｳﾄﾞ
/.:.:.:.:.:.'.:|:.:.:.:.l:.:.| __,ｨ=≠く. ′ |ｧ､ﾄヽ｀ 自費開拓村が世襲の封地と認められた前例があったよな。
.. /.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.ヽ:l ,､ '´ , -tァヾ, ,ｨ ｀ヾｭ_＿
/.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| ｀/ ﾊ _ニ二¨゛´ ′ ﾉ ｷﾝｽ
ヽ､:.:.:.:.:.:.:l!:.:.:.:.:j∨ ´ .} ／ﾉ） ‐- r' 〈 「金子で地位を売った」
.. ｌ:.:.:.:.:.:.| l:.:.:.:!:.{ .{ ／ ｀゛/ _＿ ヽ
_＿|:.:.:.:li:ｌ ｌ:.:.:|ヽ'､ .}/ , ', - ' ⌒ゝ‐､. ／ l そうとられたくないというのが辺境伯様の立場かな。
.....／: : : :ｌ:.:.:!ﾘ｀:､ヽ{｀l ﾊ ./ / ｉ l,.! i,!／ , - |
. : : : : : :.∨､:.:.:.:.:ヽ､__,_} ､ 'ヽ| !ﾉ .ﾉ'l､＿ |-､
.- ､＿二=‐＝――- ､: :ﾞ､ ヽ ,} ′ ｀ヽ._!/ヾ丶
......_＿＿__ -‐―‐‐- .｀"'‐={ｰ 丶 }///ゝ i
.ﾞ/////////////////｀,,‐-,｀ヽ､三=- ､_ /ヽ/ ∧
.ﾞ////////////////, -‐////ﾊ ヽﾆr―‐､―- /// ／/∧
..////////////／三＝=//, -‐'////|ヽ::::::::￣二‐'-‐7'////∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ 一歩前進なのはいいんですが、その人手・領民をどこから集めるかがね。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 司祭様経由で教会の孤児院にも連絡をとっているところです。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ よりでかい問題が、
| ｀⌒ ´ |
| | 来春、種まき後に辺境伯様にお目通り願わなきゃならないことになったわけだ。
ヽ /
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
-‐ ―- 、
／ ‐￢ ｀ 、
/. l .i
.,' .! .i !
.,' ﾄ,､! ',
И i. l !. l､ !`
l ! !,ｨ. /l ﾄ､!. '-‐Ｎ.ﾘ その場で叙任叙爵というものではなく
ﾚﾘ'ﾍ､ !/'仁ﾘｨ ､￣ !、
／´Ｌ.'lゞ､ヽ.∩、 , -‐'‐.つ:.｀:.:....、 詳細な条件等を詰めるということだったけど、
.／:.:.:./l: :ﾚ'ﾘWN ヽ,＞'´ -‐フ'!:.:.:.:.:.:.:.｀:.:..、
／:.:.:.:.:./:.:l´: : : ', ! ' ／ﾉ-!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ともあれ俺も揃って領都まで行かないとならないんだ。
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l: : :／ﾍl ' 'ｲ､: :!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
γ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l': ´: : /ゝ､ イ :＿; 」:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.l
.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.',; ｒ-</ ./.7'ｧ_イ´ 「:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.〉
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.V:.:.:.:ヽ'_/././ 〉 .ｊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:-<
＼:.:.i:.:.:.:.:._:.:.-‐＞'､;;ヽ:.:.:.:.:.￣',. ! ／l＿:.:.:-‐:/「:.´:.:.:.:.:l
ヽ!:.:／:.:.:.:.:.:.:/:.:.:｀´:.<｀;;‐ｙ':::ヽﾚ:::::l:.:.:.:.:.:.:.:.1:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
〈/:.:.:.:.:.:.:._/:.:.:.:＼:.:.:.:￣:7:::::::十:::::!:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 呼び出しておいてサックリと……も、時と場合によっては無いとはいえない微妙なところ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ＼ .八 / ／ i ハ
..... ＼ ＼ / / ／ .| | ∧
＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :
. ＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !
| { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|
八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/
ﾞ＼ ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ /
＼ /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦
. ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣ ……領都まで荷馬車か？
. ／.Ｙ / V .| | .／
.. z≦ .ｲ＿_ .∨ .! __ ィ お尻はもつかのう。
_)/ ＞――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ
..／: : | ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_
.....: : : ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八
...l: : : :| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ
..ﾞY: : :: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ }
: : : : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′
_＿＿＿
／ ＼
／ ; _ノ′
/ ∪ :::（● 無理だと思うお。
| "｀(__）
＼、 /´ヽ 歩いていくのも正直自信ない。
) ィ （"_ノ
/ /⌒ヽ ヽ ） |
i l | | |
| | | |-‐'. ┏━━━━━━━━━━━┓
|.| | | ┃ そっちの心配かい！
i〆 / | ┗━━━━━━━━━━━▼
.
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ,/
/:::::::::::::::::::::::,ヘ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _,／i
lヽ /::::::::爪─ﾍ:::::i─ヽ::::::::iﾍ:::::::::::::::::::::::::/
l:::::｀'::::::/l i レ─＼!─‐＼:::i'-ゝ::::::::::::::::::/
＼::::,-‐､N;ｿ ,ｨ一'' ヽ! ヾ::::::::::／
Y,へ/,/ i. ､＿,,, ゝ_ ＼:::::＼
{ l( // ! "" ｀￣´ , ヾ､、/ ｀￣￣
ヽノ/ / ＿ -ゝ /ｿ ああそれで、冒頭の叫びに繋がるわけか。
. ＿／ / /ﾄ い ￣丶_ /´
. .､-‐ "´ ,ｲ ./:::!.丶 丶. ‐-ｦ/ そらまあ、親方達には切実ですな。
＼ ,ｸ ./ ｀.l 丶、 ｀‐‐ '"ノ ｸｽｸｽ
. ゝ／ /. l '';;丶＿,／l
... _ -─､─ ` 、 / . r‐┴'‐─一Y'‐‐一ﾍ _ ,, -─"｀τ´ヘ
_／丶 -‐ヽ v'─┴ - | _, ‐ ト´,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,, ｀i⌒F丶
. { l Vi:: l:::: / / / / l .| ﾄ､ | | | ﾊ ',
/ |. |:: .l:: ./ / /i ./ | | |k. | | | j i l
ヾ小ﾐ､| .|〃./i ./ .l/ .| .ﾊ .| } | i ｲ八;
iﾍミ| |ィ示≧=-,; .lｨ彳＝､ｲ / /l,' ﾘ
＞il | ll {:::} i Y il{:::} ! / l/,/|/ /
ヾil| | ゞー ソ ゞ┴'´ ./ .|
. |:::::i: | u /:: | つまり、冬の間に礼法も一通りですか。
. |:::::l. | i} ｲ::::. |
/::| :::l, |>､ ( ｧ ／ |!::;;i | これはなかなかハードな予感がしてきましたよ。
. /:::∧..:! ,| |＼ < |::: l |
/:::/ i .| _| ＞ _ ／|:::::> |::. ! ﾘ
ヾ.' ∧ |＼ |.K | ｲi
/∧> .| ＼ ／ ＼ _| ﾊ/
'｀ ー── ''´ヽ .', .| ＼ ／ lｲー─ ''´｀＼
i ヽ il /::::ヽ / ヽ .＼
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : ::,,..-――-..,,::::: :: |:::::,⊥:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“'' ／ ＼ .|／ :
,.｡ / ，.: :
,.｡+''” : / -‐- -‐- ’ 領主化云々はここまでとして。
｡+'“: : : : : : :.l 'T::j丶 i : :
: : : : : : : : : : :! ｀￣´ l ｀￣´ ! 事業分野の切り分けも考え直しですがとりあえず今回は従来ママで、
', 、 , .,'
ヽ ￣ ,.ｲ_ ロレンスさん案件について他には？
,,.-/::l ≧ ＿_ ≦ /::::ヽ-..,,_
_,,.-'":::::/:::::|＼ ヽ__／ /|:::::::∧::::::｀"''-..,,_
..,.-'":::::::::::::/:::::::::| ＼/::::ヽ、/ .|:::::::::∧:::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::::::::::::::::ヽ:::／| ヽ_::_/ |＼:::／:::::::::::::::::::::::::l
|:::::::::::::::::::::::／::::::| |:::::| |::::::＼::::::::::::::::::::::::::::l
|:::::::::::::::::::::::∨::::::| |::::::l |:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::|
.
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ ：
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:! ：
. ：/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:; まず、おそらく当月中にホロが出産する。
从(ハ{《八 ・ ﾉハ ゞ（ ・ ）》}ｱ}}′
八 从 ||i :i .i 八 すでにみんなの手や気遣いはいただいているが、
＼'. | .' ,／ ：
∧ ｀ ゛ ハ 特に出産前後はどうしようもなくなるのでよろしく。
＼ ⊂＝＝⊃....ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
. ：／} ｀ :＜ー-＜イ {＼ ：
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
： ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼ ：
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
.{ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::f〃∠,:;:;:;:;:;:;:;:;: ﾞi
l ﾐrｰ--:､::::::::::::_;:､-'''''"￣ }:;:;:;:;:;:;:;:: .: |
{ ﾐ| ,:-:､ _ `ー'ﾞ´_,. -''＿_`'':（;:;:;:;:;:;:;:;:; :: |
ﾞ!' l,ｨ'''ｰ､.,_i, i r-ｰ''"iiﾞ,.ﾆ､ヽ. ﾞ!;:;:;:;:;:;:;:;::: !
`i, !,ﾚ^'=;_;-;i ゞ`ｬ'ﾁｪｪ;ｯ.,;､:~ ﾞi:;:;:;:;:;:;:;:: i′
`fiﾘ 'ﾞ'`ニ´1 | ヽ`ー‐'ﾞ,,,､,ｨ' , };:;:;rf^i;::..ﾘ 俺の嫁やタケオのところの嫁も適宜応援に行くそうだから、
. !l! ,ｨ'ﾞ " ,ｨ‐:､ ,)iiii(ﾚﾞ/,:;｢ﾘ ,l;: /
l.lﾄ､ _'_,ﾞｪ､ r;;;_;;;`' ;iiiiiぐfﾞ;:;:ﾚ' ﾉ::/ ロレンス殿はどーんと構えておけばよかろう。
. ﾞ!ﾞ! /.;:;:＿;;;＿;;::;;;ﾞ:ヽ 'iiiiiiﾘ;:;:;:ﾚ'ﾞ／
| l/.;:;fﾞ｀´￣｀`''ｰﾞ:､::ﾞ:､''ﾞ/.;:;:;:;｢l'′
| :;:;:;`;:;'"⌒`:''::ー':;:;:;:;i.ｉ;:;:;:;;ﾘ |
| ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;/ ,ﾉ┐
`ﾄ､::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;ｨ'ﾞ-'ﾞ,,.ｨﾍ
ﾄ､`':､;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:､:-''ﾞ,､-''"´ : ﾞ、
ｼ^`-､`'-v-''."-''"￣`ヽr-､ ,r'"ﾝ､
＿＿_,ｨﾝ' ヽ｀i: | fﾞ r'"´￣｀ヽ.l!（`／ｨ'ﾞ´,.､ゝ､＿＿
i i. `'､, ﾞ' i. | .! （ _,.> ,／
.
| .八. ,′ ,′ / / ./ | .∧ ∨ .∨
／{ ／{′ .′ ,′/ ./ /{ ヽ .ハ .| |
.{ 八 ト{ ト､ { { l{ /ﾚ{ /{.ハ 八 .! i | .| |
∨. ＼ .八＼ ＼ .! ! ハ/≧|/､ l! ＼{ヾ|ヾ } .} 从 ｨ≦
＼_／ ＼{ .＼V八{ .ｲハ心 .ｨ禾心 ﾄ./ /}/､／ 例の、シャフツ・ショードクなりで
.ｨ==..ハ ＼ .／ .ヾ{ヾ ∨し' しｲリﾘ/ .ｲ / /二ﾆ彡
ゞ- / ＼ ≧≧={ {l＼ ´ , ｀¨ ./ ｲ/!-.イ ／ とにかく清潔にしておけばよいのじゃったな？
∨ ＼ ﾉ |込. ､ _ ´ｲ /|ﾄ､_二ﾆ=≦
.}＼ ≧=-=ﾆ_〈 .ﾄ､ .＞ . .. ＜二//l| ﾃ==≦´ ま、なんとかなるものじゃ。
Y. ＼ ／∨八 ＞ァ':＼.二-=≦ﾊ／/ .八--､＿＿_
,ｨ≧､_.＼ ＞:.´{ /:.＼ ＼∧::::::::|::::::::::::／ ./ /: : ､ ∨＿＿
ヾ( ￣〃 .|ｲ:/ /:.＞ l ∨::::!::::::／〈／.／_ ./|ﾊ. ∨＿＿
{{ /: |:/ /: ((⌒Y ヾ-≦ ,.<／z〃/ .|:八} ` ＜
八 /: / ﾊ://ヾ ∧ ／ /.V |ヽ:/: :. : :
／ , :. 、
. ' 〃 ,.' / ' .i ､ ヽゝ
/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
; ., /l _ /l ./ ! / ! .} !
' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ' ,.-、 こういうことで男は役に立たないって、
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' |. ! !
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ ｌ.｜ | l お義母さんも言ってた。
. l ` 、｀;| l ' l !. ! l
' l ` | .! 、 .ｧ , .| ! l.ｒ‐ 、_
| l. ! ト ／ l ｒ‐ ､!. ', ｉ Y'ヽ
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿.ヽ. ヽ ､ .l .! ｌ',
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞', '. ゝ人_ﾄ ﾉ !
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l/////∧ ヽ, l
. / _-ﾆ＼ ', ! _ ' ／ Vハ l'//////,ヽ ﾉ
.
::/｀ /::::- ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::, - '''"´_}:::::::::::::::::::::::::＼
/ /:::/ ｀ｰ､,::::::::::, - ´ , -ｭ::-二 ￣￣ ｀ ＼
ヽ_l::/ / } l:::::::/ r―‐┐ ////}:::::::::::ヽ
ヽ::l/:::::ー-,....､＿l::::/__､ゝ-- ' {////｀ヽ､::::::',
}::::／ｲ l::/〃羊圭ｭ､ﾄ､ _ ゞン､
l::/ / l/ ﾘ ,ヽ::::T´､:::::::':,
/ ｀ﾆ三ﾂ / }::ﾘ ＼::::::,
{ l:/ ＼l
´ ヽ／ __ｿ /
. '´＼ ﾏ ｧ _」 はっはっ、アリシアさんなら言いそうだ。
.､ ノ
＼ , '
￣｀丶､l` ー '′
ヽ ∧￣ >.-､- ､_
∨ ミ ､ l /＼ ＼ ヽ
＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
、＿__ .＞. : : : : : : : : : : : : : :／| ! : : : : : : ／. : .:.::人: : : : : : : :
＼: : : : : : : : : : : :.:: : : : : :／ | !: : : : :／/.:::::::／￣￣￣￣￣
＼ : : : : : : : : .:: : :＞'´￣ ﾌﾉ.:::＞ｰ-/.::::∠
｀ ７::T ￢:::::｢ '⌒≧=彡イ^ u 厶イ二二 ｀ヽヽー‐---
/／{ て爪 〃 {::（__} ´⌒＞ミヽ Y.: : ／
/' ∧ / ハ 、 ゝ-ﾟ’ {::（__｢` |: :/
〉' / | ￣ ゝ-ﾟ’ |: j ／
∠ / /} ､__ ｀￣" ﾉｲ/ まあ、実際に俺らにできることなんてな。
／ ７ /_,ｉ し'
∠ / /ゝ'{ __ , 邪魔にならないのが一番らしいぜ。
／ ￣ 7 ｚ ∨ } _ u 人__／
/ / / ／ 丿 ヽ ／::ハﾉ
〈 / / ／ ／ ｀ヽ イ⌒ヽ
ーへ/ｰ-' i Y^ヽ, -‐个x、 ＞''"´ |、
＿＿＿＿＿＿＿_」 ﾉ／⌒Y/,ｊ ｰ=≦三 j>ヽ
／{＿＿/ ,,;;,, ﾉ ／ ／⌒Y､ ／ 厂￣￣
〃|￣ ７ ＿＿＿__{ ／ ／｀ヽ ー┬――一 ' /
.
「￣| ＼
/ l ＼
/ ! l ＼
./ｲ l/l / ! ＼ ヽ`-
' .,'/l './ ! ./l /l l i ﾄ ､ヽ
' .l , l 〉/´l/ﾆﾚ'l/ .ﾄ, .i.ｨ.ﾄ, ! ､ l `ヽ 君達はそういうけどね、俺にとっては一大事なんだよ。
ﾚ'ﾘｙ ､ゞレ'/ｲﾘ ',!,ｨ /_ﾘヽＮ Ｎ ﾘ
/ ｀ /' l /イ／ /ﾘ だいたい出産は危険なんだ！
ヽ ＿_ /斤<、 ./ﾘ＿ -‐:.:.'ヽ-‐
.......＼_人 .ヽ ヾ,ーﾍ ' ヽヽ,､ .ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', ２０～３０人に１人は耐えられないそうじゃないか。
.......__) .ヽ ゞ＝ｲ ＜ ', ! ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
) ..',i i i , ィ＜´ ', l ゝヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.......／`Y ..｀￣´ l.＼ ', ﾚ'´ l ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:
./:', ｀ ‐＜,--､ ヽ ! ヽ:.:.:.:.:.:.:
/:.:.:ヽ, -＜´ ＞ﾚイ1/ ',:.:.:.:.:.:
／:.:.:.:.:.:.＼丶ﾆ‐-ニ二.｀Ｌ.l' !:.:.:.:.:
／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
{:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
/7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i
ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./ ちょっと落ち着け。
＼`ﾞ! ｌ l_ノ
｀':ヽ ｌ:|
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/
_／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
|､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
}::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ シタノ村から産婆さん出張してくれればそれなりに安心ですが、出産が危険なのはどうしようもなし。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 準備整えて待つしかないです。
／ （●） （●） ＼
| ___'___ | 宿施設についてはそういうことで当月は特にいじらず、
＼ `ー'´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ ただ、春に備えて上水道関係の付帯設備工事はすすめたいなと。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ ﾋﾑﾛ
／ （●） （●） ＼ 外施設なら、氷室も拡張しておきたいお。
| （__人__） |
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣ ＼
__ノ ｀⌒ ＼
（●).（● ) | あとは温泉利用やら煙突やらに関して土管が欲しいだろ。
（__人___） |
, =二ニﾆヽ､ | オフレッサー、頼む。
/ 二 ヽ､`,┘ ﾄ、
/ -､ }、j┘ ｲ ⌒ヽ
/ /{_/＿ ,／ }
/ ノ∧ ｨ }
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
i （__人__） | ∠_＿＿_＿__＼ ＼ヽ＼
| ｀⌒´ u.i. ／ "＼, ､／ﾞ＼ ＼＼＼
ヽ,__ ＿_,ノ､. ／ （ ●） （●） ＼ ＼＼(@)
ｒ'⌒ ￣ ヽ、 ＼.. | :::⌒（__人__）⌒::: l ／＼＼＼
/ / .|＼ ＿ゝ_, ヽ..ﾞ＼、 ` ー ´ ／ ／／´ ＼＼＼
〈 〈 |＼と}＿＿＿〉（⌒ヽ、 ー‐ ィヽ. ／／ ＼＼ヽ
＿＿__＼__ヽ,／／￣/. l ＼ ＼ i ／／ ＼ヾ、
r" !rｊﾂ／＿／.. | ＼ ＼ ／, ｲ ヽ !
| ├─‐ ／／ ⌒ﾍ. | ＼ , '⌒く／ / ﾞ!
|.＿! ／／ ＼ ﾍ. l ゝ、ﾆ≠ソ
. と二ﾉ／／ ＼ .ﾍ. | ｀´ ￣ |
／ ￣＼ | |. | ,ｨ' |
... ＿ ＿ /、 . ﾉ | | | | ヽ ,l
....；￣⌒⌒ ￣ー{二・＿／. |＿_| | ,|ノ ／ ■今でも時々現場に出ている
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
..／:::::::::::::::::::::::::::::/:.:.:.l:::::::::::::|＝=-ヽ;::::::::::::::ハ::::::::::::::::ヽ
/::;::::::::::::::::::::/:::::/二ﾆヽ;::::::::::!二二ﾆﾊ:::::::::::l:=i!:::::::::::::::::ﾊ
::/::::::::::::::::::/l::::/二 - 、＼:::::l＿＿＿.l::::::::/__i!::::::::::::::::ヾ
/:::::::::::::::::::l .l:/￣￣￣ij｀ ヽl ij |:::::/ |:::::::::::::::::::」
::/l::::::::::::::::| u .!::/ ,ﾉ::;:::::r-xて
从:::::::::::::! 、 ´ ﾚｲ::/ / l 工事関係は俺とダイで進めればいいんすね？
＼r 、| 、 ,ｨ : : : : : :ヽ ＿＿＿, ﾚ',ｲ ./
l .ﾄ ー ''" l l l l l ｿ ./ 街道整備事業、春まで休止ですし。
ヽ i l l l l /／
｀ ｧ-,、 _ , ´
_／ 八 r ´ / ／
/ ／ .＞ _ ー - ' , イ
./ / l ー 一 .l
/ ー- 、 .| |
f -亠xr､―' ーエ= 、＿
i! l ／: : : ／:.:.:.:｀ヽ
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ヽ
／ （ ●） （ ●）' 沼側でもやりたいことはたくさんあるので、
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ ( ::) まずは案を出しきってから、どれを優先するかってことで。
／ ー‐ ヽ ( ::)
/ ／＾ｰ r￣￣￣i
| i / ﾉ、＿__ノ
| l ／ r‐´ ￣ |
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
丶、 ＼::::::::::::::::,ｨ-y;;ﾒﾍ::::::/- 、
＼ﾞ';‐-::':::::::::::ｨ-‐ノ'' ─ｌ::/─
＼::::::::::::::/ __ '⌒ こっちは水車周りの整流・整地っすね。
｀''''''ﾅ{: ' ヽ ⌒ヽ
ﾒ /i o ﾉ o ﾉ 春先の濁流そのまま食らわせたら壊れちまうから、
_／ / |
＿__ ／ ,/ /i ､' r 最低限、導水路と水門は必須と思います。
＼ ," i ､ ‐-､ ,イ
>､ _,／ ,/‐-γ ､__ _,,／,"｀T;
i, , ヽ_ ,/;;;;;;;;ゝ ｀Y´ l;;
,､_ノ ､ i ,「´;;;;;;;;;;;;;;丶、 .| _ノ;;;
ヾ 丶 ヽ | !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''''｀､.,一 '￣;;'''';;
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .| 他にも集落地の水周りに沼の湖岸整備だろ、
! （__人__） |
, っ ｀⌒´ | 工房地の拡張もしたい、それと河川の制水ダムと貯水・砂防ダムも……
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
__, ― ――-- 、
, ' ´´7 ｀ 、
/ /l ＼
/ , l '」 , i 、 ヽ
/ｨ l .l`´l l､ l､ l ! l. ',
,' l /l l. l l ヽ_」寸ﾄ､ ! !. '、
l l l‐-ﾘ､ ',「´ｨ云zｧ Ⅵ ! ﾄ ､
/1 ,Ⅵィ'心! 、ゞ孑'´ ﾚ､ ,' ﾄ､ ﾍ',｀
ﾚ ! ｨ.l｀´/ ｀ l / /' !| .| 自分の領地になる、と思えば
l/ l l ､ И l/ィ/ , !
、` i/斤'´ ﾘ｀ これまで控えていた分もやりたくなりますか。
ヽ ' 二 ￣ ｲ !. ,'
ヽ , i i i , , 、／ .ﾚ!Ⅳ_
ヽ.l ! i イ´ /-‐' ￣ /、
／´.', ／´.! ﾉ_: :＼
／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
￣_二ヽ ﾚ'´ -‐' ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ :┃ 数年間の仮住まいのつもりとは、いろいろ変わってきますね。
.-‐':´ : /: :＿ ├ζ二-‐/-‐.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
｀丶､::::::::::::::::::::::::::::::::,- ― ､:::::::::::::::＜
＿,..-､>::::::::::,--!:::/´__ /7∧ -､ヽ::l/ﾆl:::::::::ヽ
｀ヾ､///::::::::l::/l l::/､二' ゞ_ソ ,.-ヾ!ニ}::::::::::::::.､
ヽ l:/ l::/ヽ--/|i´li:/ ｀ ー‐､_´＿￣,ヽ::＼｀丶､::::,
.､ l l//l/ ,-､l::{|i!!=ヒ七´l::/ 心 } ﾊ l｀ ＼
ヽl/-∧∨{ﾚ' 弋(ｿ / 弋ｿ {ノ/ 冬期はシタノ村からの増援に頼れないから
ヽ ､｀ , ､ l- '
＼-､｀,:¨:ゝ メ u / 手を集中しないと工事が進まないよ。
l l｀ヾ､_lヽ､ σ , イ::､__,..-‐､
､ | | | ヽ､ ＞ - ´l-､／ヽ ヽ ',
ヽ L_l＿.l l￣￣∨´ ,l､ ', ', ﾄ､
＼ //:.:.l＞､_/:.ヘ ,┴ ''´:.:.:l＿_ｌ＿!__/ ｀丶､
,.ィ'´¨':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.､:.:.｀ヽ､‐-ヽ､
.. ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;ｨ彡｀ヽ:.丶:＼:.:＼:.:.:.ヾ.､
. /'７.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:iヽ' 丶ﾊ ｀i‐≠｀､:.:ﾄ､ヽ､
. /.:.:.:.:.:/l:.:.:.:i:.:.:| ｀' ﾉ, ｀i-'､:.ﾄヽ¨｀
. /.:.:.:.:.:.'.:|:.:.:.:.l:.:.| __,ｨ=≠く. ′ |ｧ､ﾄヽ｀
. /.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.ヽ:l ,､ '´ , -tァヾ, ,ｨ ｀ヾｭ_＿ 量を作らなきゃってのは大前提にしても
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| ｀/ ﾊ _ニ二¨゛´ ′ ﾉ
. ヽ､:.:.:.:.:.:.:l!:.:.:.:.:j∨ ´ .} ／ﾉ） ‐- r' 〈 たとえ洗濯板１枚当たり取り分が小銅貨１枚になっても
. ｌ:.:.:.:.:.:.| l:.:.:.:!:.{ .{ ／ ｀゛/ _＿ ヽ
. _＿|:.:.:.:li:ｌ ｌ:.:.:|ヽ'､ .}/ , ', - ' ⌒ゝ‐､. ／ l 日雇いで銅貨１枚よりは割がいいからな。
.... ／: : : :ｌ:.:.:!ﾘ｀:､ヽ{｀l ﾊ ./ / ｉ l,.! i,!／ , - |
..／: : : : : :.∨､:.:.:.:.:ヽ､__,_} ､ 'ヽ| !ﾉ .ﾉ'l､＿ |-､
.‐- ､＿二=‐＝――- ､: :ﾞ､ ヽ ,} ′ ｀ヽ._!/ヾ丶
.ﾞ- _＿＿__ -‐―‐‐- .｀"'‐={ｰ 丶 }///ゝ i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 銅貨１枚＝小銅貨10枚。出来高制ではあるけれど、収益の大部分は村としてプールしています。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 沼側の下水については、集落規模的に道脇排水路で足りるはずなので、
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ 上水道まわりを重点的に用意しておきたいですね。
r､／ ヘ
|:l1 ヽ
／￣￣＞-‐=ニ =‐-r-､
／⌒ヽ '´￣｀ヽﾉ`vﾍ
. // , ､ ∨ ∧〉
// / / /| { ､ ､ ヽ ∨ ∧〉
И.,' /i .{│ﾄ､＼＼ ', ∨ ｢ 〉
. И { ∨人{ ＼＼＼| │./k′ それ、それですよ！
. N|笊ﾐ､ _斗ｬfｷ¨ К人〉
| 圦乂} ´∧ヒ刈 |人::::＼ 宿舎は便利な立地ですし、わざわざ家を建てなくてもいいかなーなんて。
|小 `´ﾉ ￣│ |ﾍ::＼:ノ ,-､
|ﾉ.人 ｬ--､ .| │ }:::::} | │ , -､ . l l. //
. ／|'´ } ＼ ｀‐ ' . イ│ │ |:::::| | | / / l l //
. ′ l / /:::)ﾐi´ ,乂l 刈_.ﾉ-┴=､. ││ / /
. ,ｨ圦{¨¨7¨´∨_／ }'／／ 二＞辷Ｖ {‐-ノ / _, ､ ニニ
/ ∨` 〈_／厂７ ／ ./ ／ ／ ／} `´ / _＞'¨ ノ
. / ﾚ' ／,ｨ介ｖ'＼/ { / ﾚ'ﾉ､__ `'´ _, '´
/ / <／//│|＼ ＼ ', ___ ,＞'´ ｀ ､ '─---─ｧ
. { / // .: |│ ＼ﾉ ', (＿＿, --､＿_ ｀`y'`…‐-‐'′
. │ } // .: : |│ ', ヽﾆ≧=‐'´
. │ | .〈/ :: :: |_|.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. / │ .::: :::.....┃ 誇り高かった騎士娘様でも、「水汲みをしないでいい」誘惑には勝てなかったよ。
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.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／＼∧.： ／＼∧／＼／＼∧…┐∧ .：
∧／＼├→→→車┐ΠΠΠΠ↓／＼∧ ∧／＼∧∧ ∧.： ／＼／＼↓∧
…→→┘森森森森└→→→】【┴→┐／＼∧.： ／＼∧／＼∧ ／＼↓／＼┌←┘∧
／＼∧∧∧∧森森森ΞΞΞ┃ΞΞ└→┐∧↓∧◎┳━┓∧／＼∧┏滝┐∧↓／＼∧
∧∧森森森森／＼∧ΞΞΞ┃ΞΞΞΞ└→┤∧┏┛∧┗┓園園園┃園└┬┘∧
∧／＼∧∧森森∧∧∧ΞΞ┃ΞΞΞΞ森森車∧┃∧∧∧宿舎┓園┃園園↓∧∧森
／＼森森ΞΞΞΞΞΞΞΞ┃ΞΞΞΞ森┏┻┯┻〓〓〓┷━┻━╋━━▼森森森
／＼∧∧━━━━━━┳━┻━━━☆┯┛ │森∧∧∧森林ΞΞ★☆園↓森森
∧∧／＼ΞΞΞΞΞΞ┃ΞΞΞΞΞ↑│ ┌┴┐／＼∧∧林ΞΞ┃∧園↓∧森
／＼∧∧∧森森森森森森森森森森∧│└┬┘森└／＼∧∧∧┏━┛∧∧↓∧森
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣│￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┏─┻────┓
│ 沼脇の拠点 │
-―, - '".....┗──────┛
. ´ _,. '" ,.::' /,.へ
／ -‐ ／ ／, ,イ / !
. '-=＝‐／ ,. イ ／ ／"‐ ./.: l
/ _´￣_/／ .／ ＼＜/.: , l
. '. ヽ｀ / ,.イ ￣` ./.: / .'
,.' ／ У '/'" / ｀,ゝ ' ,.ｲ /
／./ ／ ' /" ./ l/ （／./／ 私たちは逆にちゃんと家を建てなきゃで、
, " / ｲ / ' >´
,.ｲ, ' ／ / / / ､, ,.' 沼脇の拠点は解体に使ってるから、
／ ／ .:' / 、 ｲ.|
／ ／ ./ /` . ｲ | あんまり人を寄らせたくないんだよね。
/ , ' ,. イ ,.' .ﾊ/ リ |
/ ＿_ ´ ノ .{ ﾉ ﾉ ﾉ
,イニニ二二＼ ヽ 、乂＿ ／
/: : : : : ｀‐ﾆ二二ヽ ＿ ｰ ＼ﾆ=-__
./: : : : : : : : : :￣ヽﾆﾆ}＿二ニｰヽニニ、
: : : : : : : : : : : : :.:ｌ｀￣|＞-__ `"｀ ﾏﾆｲ:ヽ
: : : : : : : : : : : : : l !/////＞-＜ヽ. ヽ: :、
: : : : /: : : : : : : : l !'//////､..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : : :,: : : : :l: : : : :l |'///ハ'//.┃ 日本のケガレ概念とはちょっと違うようですが、忌み職よりではあります。
: : :/: : : : :l: : : : :.l j |'/////}//.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
r-',.-''"_,,,,..r''''"`'- ＼'"-'''--..,_
r'''／". / ,/" :ヽ＼ `'-.,
. /r/_. / ::/ ,. / ,! i :`:.＼ `!
レ!ﾐミ--.,/ :/ ／ // ./:/! : ::'':::|
（ﾚ!`ﾐ._ミY ./ .:/.::/:/ /:/.| :: :: ::!|
. f.,.|, `.,.,_! .ヒ-く..,,_/ / / .| :/::| :H!.
V'!.,V"-.| f7￣"7-,`'-/ //://:ﾉ/
. ノ ﾊ, .!ﾄ-,| i N.,__Z '" ,テ,"ﾚ"
/ .//!`.'.,_'| |.| ヽヽ /7／!
//| ＞| ::. :|.! ゝﾌ::::L そうですね、できるお殿にはちゃんと家を建ててもらって、
.| |ﾚ'| !.!: ::.:|.| ―-_,.ｨ"::::|`
.| .L∠.,|ﾄ::::|j''-.,_ ,.-'" ! :: ! その中で、存分に張り合っていただくということで。
y'.,,__ |`!:/ト.,,_!入、 ,| :| !
_,,.-'"-...,,__ ﾚ/ /'ﾋ.,_`''.'''く.| :/ハ.,
.. ／￣~, ＼_' ハ., `''＼!::::ﾚ'::::::. ＼
.. Y '! ＼,/ /ﾄ,く;;/"fヽ,: '::: .. ＼_
/ `, ./ /;|;':V'rﾉ.|`i|＼ :. . :::＼
. / |::::. | |;/ .ﾄ,Y j',r''".＼ヽ ::..':::::＼
／::::::::::::::::::/´-＼::::!ヾ:::::::､::::_:::::/
,ｨ:::::::::::::::／l/､=≡=.､,レ´ヽ::!＼ }::ヽ..... ＼__人__人__人__人__人__／
l／!:::::::::::l!＝==ヾ}l!{／ ⑪ lﾉ l｀':::::ゝ . ≫ ≪
. ＼ ､ .l::::::::::::l! ⑪ Yl!ゝ-=＝= ､ ﾚ´｀iﾉ. ≪ 意義なし！！ ≫
. ＜く ..',:l!::::::::!_,ィ＝=<{ .:: _,, イ｀ﾞﾘﾍ !. ≫ ≪
ウｷィｲー ＼ .l∨!:ﾊll!!''"__ ,, - ´,, v-! /ｲ / ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
. ─wﾍ√ﾚvv .ゝ !ヾ￣,, -.:.i´!:!:!:!:!:l /ｰ‐'
ヽﾊ ∨!:!:!:!:!:!:!:!:l:l://:::;ﾘ
､',!:!:!:!:!:!:!:!:!://::ﾉ'
､辷_!_!_!_l// |
／｀ｰ--‐¨ | _ ィ 7
__ ／::::::::| |￣ ./
,ィ´:::::::::＞.． {::::::::::: |＿____. |ヽ /
j:⌒ヽ::::::::::::::::＞-'ｰ─‐ :::::::::::::}l /l | |
／:::::::::::i::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::θ:/ !∨ .! ! ｰ‐‐ｧ
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＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ／ ＼
／ _.ノ （＿ ＼
／. ´ '⌒ ─ ＼
／ __ __ ヽ
| ´＿ ＼ゝ:::::::::::::::<／＿｀ |
| （ ｡ >三三三< ｡ ） .|
| ミ≡≦ ≧≡彡 | ヨーコーシーマーぁ
| ＿__｀＿ |
＼ iｰ--'--:'i ／
＼ | /⌒ヽ, | ／
／ヽ ヽ`----/ イ＼
／ ￣ ＼
／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ 仕方ないでしょう。
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ
ヽ ､〈 ｊハ{::::! マウナ以下、室の皆様をきちんと囲っておいてください。
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : :
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┃ 「だから、新婚は可及的速やかに追放すべきと（ｒｙ」 なし崩しで発動してなかったのね、そういえば。
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.
:r /:::::::/ l::::::/-＿_ {l///7 -､｀ヽ､:::::::::::::::::::::＼
:| l:::::::ｲ--,l:::/ﾄｭ､/::,ヽ､ ｀¨ ´ _ ノ / }:::::::::::::::::::::::::::ヽ
´￣ヽ!:::::::l:::/ ﾚ, - ＞ヽ､ ｀r-､- '｀ヽ､_{,/:::::::ヽ､｀￣｀ ｀＼
,r-_､ l::::::::| / ん心 l::/斗七ヽ:::｀:::::::::::::::':,
,/ } ,:::::::l 弋z(ｿ /心 } ,ｲヽ::::＼:::::::::::,
{ ' ､ .∨lゝ､ ｀￣￣ 弋ｿ ' /_,} ',从l ＼:::::l
ヽ__{ , メ ｀ ｀ {/ / ﾘ ヽ:! 冬至祭で、式こそ挙げられなかったけど
/::::::::ー':::l ､ r-ｭ ,'_ノ
-'-､_:::/::::! ＼ u ¨ ,ノ できるお親方だって宣誓してたじゃないか。
ヽ ヽ｀ヽ| ｀ヽ､ ,.イ､ __＿
l l }￣ ｀ヽ､ ｀ ー ´＞!´￣､ ＼ ＼- ､
＿!＿|＿_l｀ヽ､ ＼ /´ ﾄ､ ヽ ヽ } ヽ
l l:.:.:l l:.:＼ ＼- ､＿!{＿,..イ:.:.＼＿',＿l_イ ､
| /:.:.:| |:.:.:.:.＼ ＼ー-, l"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:ヽ }
/:.:.:.:.ヽ ヽ､:.:.:.:.＼ ＼:.:l !:.:.:.:.:,.:.:.:.:.:.:.://:.:.:ヾ! !､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;|＼;;;;;;;;;;;;ﾍ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,
;;;|__＼;;;;;;;| ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶- ‐--一´
;;;;|─‐＼;;;l＝￣ゝ,,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
＼|::ι::l,ヘi ,-‐､, .∥ヾゝ;;;;;;､‐-､_｀＞
:::::::::::::::::_ (ﾟc) ' ,/ソ / ＼;;;;ヽ 教義上、重婚は認められていないからな。
::::::::::::::;;;;;;;;:￣ /'ｿ ／―-､ ＼|ヘ
:::::::::::::ゝ:::ι:. / / .Y´ ＼ 無言アンドさっさと帰った謎のベール集団は妙な迫力あったっす。
::::::_｀_´､:::::::: /ノ iヽ ＼
::::'.-‐´:::::::: / l |ヘ, ト
::::::¨::::::::::'／ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, l.| ＼ l
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 日本的には「角隠し」。耳どころか顔も見せないくらいに深々と装着した《悪魔耳》たちの集団だ！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣＼
／ ＼ 人前に晒したいわけじゃないし、
/ (○) ヽ ))
| （◯） , | こーなった以上は諦めましたけど……なにかと大変なのよ、本当に。
＼ ,ｨ __/
(( ノ `′ ＼
＿ｒ'´ ￣ ￣｀`‐- 、
./ l ＼
./ /! l ヽ
/ｨ /,' /ﾚ」/! / l ',
/ィ〈./' ' `l'.ﾚ/. l l , ',
´ ／ ､""´ /ｨ /ﾙ /ﾚl / l`
.< ´ .ｲ'//ﾘ_ハ! ヽ
` l/ｒ＜ /ﾚ'｀ ` ……頑張れ。
ヽ￣｀ ./ l ./
,'i i i , , __,ノ, .'ﾚ､ /
.ゝ-=＝´ ,-'‐――'‐'┐
／'／」 ,. .､-‐┬ヽ、
∠_ >ﾆ／ヽ: : :ヽ_: '-‐<
／／￣:ヽ;／´￣:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／／`丶／´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',. ┏━━━━━━━┓
/./＿: :／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l. ┃ 頑張れ。
/./: : :／:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l. ┗━━━━━━━▼
.
,. -‐‐‐‐-- ｧ'´＞r‐ ‐‐ ‐- へへ
,ィｱ´￣ r‐ｧ ´ ￣ ｀ヽｰ ､
〈〈 rｧ'´ ＼ﾄ、
ゝ._ , ' 、 V〉
/ , ' / ヽ i .〉
. / / / i .ｌ ハ、 、 i 〉
/ / ,' i i l .ｌ l li ヽ. ヽ ｌ | 〉
. ,' // . i,. -┼十i´| ｌ li `ｰi -- i、 l V〉
| ｌl i i | ,ィ== くＮ | ﾘ ﾉ ノ ｀ il ｌi
| ｌi l l |〈 ir' ::i | ,ィ= く il il .! 幸い、４人とも《悪魔耳》という特殊事情を抱えた
| ｌｌ i l | ヽ|t--'.| 7r':::i ﾄ、.ｌｌ ｌi |
| ｉｌ l l ! ー‐' |t--' ﾉ 〉ｌｌ li | 打算妥協先行の関係ですから
iVｌ ｌ i i ー‐' /ｌi li |
N l ﾄ、""" ' """ / |i il | 序列と利害の調整さえすれば仲良く「できる」はずですよ。
', i ＼ _ .イ ﾘ li |
ヽ い /i ト . ,. ィ´ ＼ / .il |
. 〉、〈, へ ￣ jへ ＼ レ1lｌ ﾘ
〈_ハ/ ＼ __／ V / レﾚ'ﾚ'へ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ハ｀￣￣｀´ ＼ / Vハ /￣レ' / / ヽ. ┃ 理性的な対応ってヤツですね。
/ i ＼/ 「 } ＼ ／ / ヽ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. / i ／/ ﾄ-1 ヽ / ﾊ
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
.. ／ （●） （●） マウナ以外みんなお嬢様だし婚姻観はもとから政略、妥協点探しかお。
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ | できるお のこととはいえ、幸いと言っていいのかどうか。
. ＼ ／
. ノ ＼
／´ ヽ
.
´ ￣ ､
. ／ ｀ ヽ ヽ
/ '
'./ ヽ
. j , i ', i
. ' ' i ! i l ', i ｉ !
l ! イ!ハ.｀,{ ヽ ト､ :､ ! !
. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽl＿＼ヽl .l‐- , ……まあ、妥協といえば妥協なのかな。
ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ´ , ,｀ } ｿ'／
',! 、' ' ｌ〉 ! l ' コアやアレイン、レンといろいろと“話し合う”ようにはしているし
. | |.､ _ .ｲ l '
l | ＞ .´ イ. , l } 私自身 できるお を独り占めしようとまでは思わないしね。
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
ヽ/. `´ }: : : : : : :／
. ;::...::::::::..... ......::::::::::::::...::::;!＿＿／
､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; /
､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ｰ┬ '
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ＼
／ （ ー） （ー）＼ これ、男として、泣いていい場面ですよね？
｜ | | ___´___| | |
、 | | `ー '´| |／
ノ | | | |＼
.
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ
| _,.ノ '(ゞ､_|
.| （ ー）ヽ ヽ
.ﾉ| U （___人_＼＼__ ドンマイ。
／ | ｀⌒（⌒_ ＼
{ .ヽ. し「、 ＼
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i
.| | | ／ /
,..-‐=
_ -‐-..､ ,ィ;´=-‐三＝､
, ィ´¨`:.:.:｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
. 〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
{:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
/7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i 今は打算妥協で折り合いつけてるつもりでも
ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./
＼`ﾞ! ｌ l_ノ 情がうつるとか子供ができるとか
｀':ヽ ｌ:|
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/ 割り切れない場面てのはありえるからなあ。
. _／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
. |､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. }::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i. ┃ 感情的な反応ってヤツですね。
. ...__／丶:::＼ ＼ : : : : ＼::::::::::::| | i |::::::::／: :., -‐ ' _/::::::ﾉ＼. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
なんで投下した後にならないと気がつかないんでしょうね
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ 子供か……。
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} /
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__ 順当に行けばこの冬で誰かは身篭るはずじゃが、
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | , ､ 八_ イ {
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ イ .| -=≦! わしはとんと当たらぬなあ。
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.|
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
_,,-‐‐-､
,r",r'￣`7ｰ`￣￣ `ヽ､
ﾚ´ ,r'´'´ ''`ヽ、
,f,.' ,' ,' i i ', `、 `、
f.,' ,i' i i'i ! .i, i .i
i i ,i ,i i .i i, i, .i .!
i ヽi､__,i,,!-i' i,ｰi､,,,,i､__i .i
i i ヽ! ヽ! ヽ,!` ､i`､! .!
i ; i`ｰ-‐' `ー-‐' i ; i 運も絡むそうですし、悩みすぎるのもよくないかと。
i ; i'､/// /// ,'i ;.!
i ; i>ヽ、 _ ／-! ;/
i, ; !ヾ,;/`iｰ--‐i'´ヾ;,/i ./
. i,_i, i;;;</ `ｰ'7k''´'`､;i;;;ﾚ,_
,r' ヽ! _）-ｰi''''iｰ-（ f´ `、
! `､ヾ:.:,r'7-iヾ.:.:.`;/ i
! ', `i-"! !:.i`ｰ'/ !
.
,, -─- ､._
／ ヽ
. | |
. | ノ ヽ､ .|
. | （●）（●） | 焦るこっちゃないだろ。
| （__人__） |
ヽ ｀⌒´ ﾉ できるおハウスについては、いつも通りウェルキンさんと相談して進めてくれ。
/ ∩ノ ⊃ ヽ,
. { / ＿ノ }
| / / ｨ |
＿
´ ｀ ､
／ ; ヽ
' l
/ / ' .: ' ヽ
/ , ' ' / i :. ﾄ､
' ' / / ,/l ./.!. ; l .!, l ;
〃 // / -‐/－/ ! / ! ,ｲ ! !.ｿ
/ '/l / l ./ '.// ! ' l/ .l .ｉ l
' .l / l / '//､ !./ / _!ハ ,
_ ィｊ/! : l/l jｲ=ゝ l/ '"ｿ｀!/
＜ ´ ｀l ' .l ´ 、 !| できるお 以外の意見はすでにまとまっているよ。
｀ ｰ-l l. ' ' !
/ .! .| ｒ‐ ァ ｲ l
.ｌ ト 、 ー ／! !
.| | ┬ .イ'/ ! .|
/ | | l///// | .| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＿. -―! .| !ヽ ―- ､.l .l ┃ なお、さすがに地下道はダメだしの嵐を食らったという。
: : : : : : :.| .| ＼: : : ｌ l.... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
: : : : : {＿} : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..￣￣| |￣..| |丁¨¨¨¨| | |─┴─|..|─| / ∨ / | :|─
: : : : : | |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : :| | :.:［| |从爻爻|三|_|二二二|,,| |__厶ｲ_,,ﾉ{＿＿|_.|＿
: : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:..ノ 乂 : | |爻爻爻─.┐ ┌─ｭ| lｰ┐ ,rーー┬──
: : : : : |＿|: : : : : : : : : : : : : : : : : :｢二Ｔ: ｀¨¨´ : | |:爻爻爻 |i￣;;;| _∠ﾆﾆヽ |i￣:i| ||
: : :〈二二二〉 : ＿ : : : : : : :＿＿」⊥┴__二二⊥ ⊥|爻爻＿__|￣|;;;;| |＿￣￣””¨¨¨““丁 ||
￣| : _:_:_: : : :..:||ー-=ｭ:.._:_:_||_二ﾆ=-┬ 圦 }´ ｀¨´___Y￣|::__≦二二￣＿＿￣ ''' …ァj──
二￣ ￣二ﾆ=- ＬＬ」_￣|::::::::::__::::|: : 圦ﾉ三二ア__丿_:_|_:|i|￣￣¨¨|:|ｰ|:|…ー--=ﾆT─ｒ㌻|;;;;;;;;
..,,￣_¨~¨￣__二´-=ﾆ二=- :|::|￣ |::|_二Ｌ|_￣|:|i:i|￣ ─-- |::「:|三二ニﾆ=‐┐: : :..::|i:|￣_,||ﾘ.:.:.:.:
￣‐=ﾆ王=-=:Ｔ¨//'´￣ ｰ |::| _ ⊆⊇_ - 二ﾆ=-￣＿ｰ- ＬＬ|＿￣””¨““|:|_: : : : |i:|丁=||- ＿
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ｨ才ﾆ=-=≦ ￣ |_¨ ｰ-=ﾆ二二才_ - ¨|, ─==ﾐ￣ ┴=≧=‐ :|.:|:|┼=ﾆ二
;:;:;:;:;:;:_ ﾆ=-{i:≧s｡Τ‐=ﾆ=‐ __ ￣ ｰ _丁 _ ‐ ¨ ゝ‐‐‐‐'丿 ィi㌻;:;:;:;|i:|.:|:|.:||.: .: .: .:
=ﾆニﾆ=-;;;;{i:iトミi:i:≧=‐., --ー -- ､ .._ ￣ ｀¨¨´<> ィ(㌻;:;:;:;:;:;:|i:|└ｨ.: .: .: .: .:
”;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{i:i{ : : ｀, ´ ヽ=二≧=‐ __ ,ィ(㌻ｨ|i:|.:.:.:.:.:.:|i:| .: .: .: .: .: .: .:
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￣￣￣.／ / :::::::::::::::::::::::::::::', ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
...... ／ / :::::::::::::::::::::::::::::i
....../ i ＞ｰ--､ --ｰ''/ i| ノ:::ﾄ 脱線はそれくらいで、
. / { ､● ｀ヽ ,:::::::::::/ｰ´::::::::ｌ ',
./ ', ｀ｰ--＝ァ' :::::ヾ＝='':::::! ﾊ 製紙、手順は確立したと思うから誰かに任せたいお。
. 丶 イ´ ..:::::::::::ヽ::::::::::::ｌ ｌ
ヾ、 { ,、:::::::::::}:::::::::ﾉ i 何度も言うけど、人手が欲しいお。
, ヽﾞｰ ､ ｒ´ヽア￣ ヽ- '::::,, イ ﾄ
＼.:.:｀.ー{ ｒ-' ィ､＿｀i｀ｰ､ !.:.i
:.:ヽ ヽ.:.:.:.:ﾊ｀ｰﾌ´ ヽ_｀ｰ, ヽ.:.:ヽ ﾉ.:.:.:l
.:.:.:.｀丶 ﾊ.:.:.:.rﾞｰ' ィｰ｀ﾞ´ }l.:.:.:i´.:.:.:.:.:.:i
..:.:.:.:.:.:.:.｀ー -- ＿＿ ノ.:.:.:丶_ ィ=''／ ｌ i.:.:.|l.:.:.:.:.:.:.l
.
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
‐---､::::::::､::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::: ´
＿＿_ヽ::::::lヽ::::: |.＼:::::::::::::::＜
:::/ ~＞､＼{:: ＼:{:￣＞ _:_:_:_:_::＞
::ｌ f ` __::::,_＞'ﾟヽ / :}､::ヽ
､ｉ 仞 仞 '/ ,/ ＼}
_, u ~￣ __, ￣~ ,'／ それなあ、街道工事が止まっても、
:ﾊ ｉ ﾓﾄ
___}＞ ￣ ／ コンク石の素は春に備えてひたすら積み上げなきゃだし、こっちも人手が欲しい。
!`ｰ- ≧‐-=≦l＞､
! ￣~!￣ ├──────┬‐-､
≧=- ＿＿__|＿_. -=≦三三三三| |==/､＼
三三三三三| |三三三三三三三三l | ,/ ヾ }⌒ヽ
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;! 弟子が欲しければ攫ってくればよかろう。
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;!
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{ 俺は径違い３種の土管の生産と、耐火煉瓦と窯の改良、
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､ 土質改良のために粘土の細分化だな。
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 弟子攫いを実行できるのって、この面子ではオフレッサー以外にいないと思うんだ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
／ （●） （●） ＼ 土管は水周りと煙回りどっちにも使いますからね。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 弟子達の練習にもなるかな？
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
. ,!:::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;/il｀i;;;;;:;:;:;
. {::::::::;;;;;;;:::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;,f,il|,ｲ;;;;;;:;:;:;:
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ 土質もさほどこだわらず形状は型取りですむしな。
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ タケオには油と木酢液と木タールの回収を主に置いて
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,; 炭焼きを進めさせればよいのだな？
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',
.
＿＿＿_ 木酢液なんかが分離するまで時間かかるし、
／⌒ ⌒＼
／（ ―） （―）＼ タケちゃんには伐採よりもいまある資材の加工をお願いだお。
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| | ……そのうち遠心分離機も欲しいかも？
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
／ ＿ .≧=ｲ /
/ . イ ｀ .＼ｨ≦￣｀ヽ
＿＿/ /´ ､. ヽ ＼/ ｨ≦三ヽー=ﾐ
_{≧=-/ / ハ ﾄ､.､ ハ´ ,ｨ≦´￣￣ }
{￣￣./ / / { }､ 斗 } ﾄ }ヾ}_／ _ｨ=イ=ｧ
.八＿.〈 / ﾊ .{ヾ|､ { |ﾊ イ心.} .|´ / ィ≦￣￣／
/ ＞{/八 l.ｨ心l|.ヾ! ﾘ Vツ | .l.ｲﾊ≦ / 木酢液、春に間に合えば
￣7ニ〈三ﾆ|ﾊ. ヾ{ V:〉 ´ 从 ﾘ○｀ ＜三三彡
＼ {≧ｲ .K:V{lヾ＼ ' ＿ ./} ./ノ|:＼ ＼＼}.7 畑を起こすときに混ぜ込みたいのう。
≧=〈 ＞ ヾ{l込. .ゝ .ﾉ ／/ｲ/.|: : :} -=彡ｲ＼
{{. V彡イ ﾊ ﾉ ﾉ .≧- _ｲ// ./ |: : :| Y: : Y〉
ヾ彡≦´〈/ / .／: :,ｨｆ〉-{ {./ !:. :.| |: : :/
ゞ=彡ｲ ゞ Y ./: :/|/＼/ヾ V: :! .|: :/ .ィzz.ｧ
／ゞ=- {{ゞ' /: :/ .| .＼ ヾ| .|ｲ ／／{:/
/ /: :/ .ﾄ､ ./ ＼ィ´￣￣_7ｨ／ |{
〈 〈: : { l ヽー/ 7--¨.､|// .||
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） その春の耕作と種まきに備えて、
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 鳥獣対策・柵作りとか、牛耕用の重量有輪犂とか、
. ｌ^l^lｎ }
. ヽ L } 種籾選別の風で飛ばして重さ別にするヤツとかもつくらなきゃだろ。
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
'./ ヽ
. j , i ', i
. ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ､＿ _ , ｉ !
l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽｨr 下ヽ! .l‐- ,
ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ゞ-' ｌ ｿ'／ 狩猟については、当月中は狩れるだけ狩るということだけど
',! 、 ｌ〉 ! l '
. | |.､ _ .ｲ l ' 猟果はあまり期待しないでね。
l | ＞ .´ イ. , l }
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
ヽ/. `´ }: : : : : : :／
.
＿＿＿＿ _
. ／ ＼
. ／ ＼
. / _ u. 丶
. l ﾉ } ⌒＼ /⌒ l
. | / .ﾊ ::;;（ ●） （ ー）| 遠心分離機なら
. .l // .ﾑ-,..,. ´"''" , "''"´ l
. ＼ ヽ! ' ' ! ヽ , -- ／ 先にシーツみたいな大物洗濯用に脚こぎ回転式攪拌棒をつくりたいし、
. |ﾌ入 l ー' ／
. ,ヘ ﾍ ト ､ ＿ ､´ 測量や工事道具も増やしておきたいし、ああもう、あれもこれも。
. ／ ヽ ', jｧ / / ! ヽ
. ／ /ゝ..＿..ﾉ｀Y Y / }
.. ／ ,.......... ', ｌ}_|./ j
.. /, '´ ｀ヽ ﾊ_ ノ ｌ /
.. // ∨ ｀` ￣ l ./〉
....j j ､ l l ,._ll′
／￣￣ ＼ -、_
_,ノ ヽ､__ / / ,〉、
（＝）（＝ ）／ ´／ /) 新しいことも大事だが
（__人＿） { , ' ´,/
'､`⌒ ´ V __, ＜´ これまでの仕事のブラッシュアップも大事だよなあ。
| 〈´／::::Λ
| ﾔ::::::::::::::Λ
`ｭ`ｰ─ｰ V::::::::::::::Λ
/ﾑ _ , -.／V::::::::::::::Λ、
_,. -／:/===/´..::/i:::::::::::::::::::Vﾍ
／/.／.::::{ | :::::/::::ｉ::::::::::::::::::.∨}.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
j ::::::::>.:::::::l |::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::ﾚ;... ┃ 地味に、地味に進めてはいるんですけどね。
i :::r :〈 ::::::::i |::::::::::::::::〉､:::::::::::::::::ﾉ . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ , , ／＼
／ （●）:::::（●） ＼
| ___´__ | 雪と寒さが安定する来月からは、未踏領域の探索・調査再開の予定です。
＼ |r┬-| ,／､
, -‐ (_).ヽ`ー'´ ｨヽ
ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と) i
￣`ヽ | l
ｒ / ヽ ＼
ゝ｛ ﾊ | ヽ )
》i l .| _/_」 .,､ ji 、イ .}
ヽ.|ヽ .| ..| ,′__V } ハ∠.｀| ,ﾘ
/.i ヽ j ll Ｙ´〃1 ﾚ 〃１ヽノ ではその前に、当月中に幹部級には礼法を身につけてもらいたいですね。
弋 ﾊ .ﾄ′ {:::j| {:::j| | |
ｔｘﾞ j | ー' 、 ー’ | | マウナには読み書きも。
ﾞvi .l、 ' ' ' ﾉ |
／:.、 ;:.、 r ァ ／ | 今のままだと、オフレッサーさんたちに追いこされますよ？
/:.:.:.:.i:. ﾞ :.＞ __,. イ| ﾉ
/:.:.:, -一'r-｀._ ｎ r―――くヽ′
＼/ ＼/´￣ } {ヽ!
/ _.| ￣｀} ｛ヽ|
/ ∨_/ ┬ﾉ＿＿_,ノ )
, ／Y } _ﾉ:.:.└―┘- '
, ＿／ |, ゝ´《:.:.∥:.:八＿{
{ ／ .ﾘ ヾﾉ"{ ´ }
| ／ |┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
、 ／三三三三三ll{{┃ 簡単な読み書き算数を３か月くらいで修了。昨年のアルトリア塾の焼き直しです。
~ﾉﾉ三三三三三三l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.{ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::f〃∠,:;:;:;:;:;:;:;:;: ﾞi
l ﾐrｰ--:､::::::::::::_;:､-'''''"￣ }:;:;:;:;:;:;:;:: .: |
{ ﾐ| ,:-:､ _ `ー'ﾞ´_,. -''＿_`'':（;:;:;:;:;:;:;:;:; :: |
ﾞ!' l,ｨ'''ｰ､.,_i, i r-ｰ''"iiﾞ,.ﾆ､ヽ. ﾞ!;:;:;:;:;:;:;:;::: !
`i, !,ﾚ^'=;_;-;i ゞ`ｬ'ﾁｪｪ;ｯ.,;､:~ ﾞi:;:;:;:;:;:;:;:: i′
`fiﾘ 'ﾞ'`ニ´1 | ヽ`ー‐'ﾞ,,,､,ｨ' , };:;:;rf^i;::..ﾘ
. !l! ,ｨ'ﾞ " ,ｨ‐:､ ,)iiii(ﾚﾞ/,:;｢ﾘ ,l;: / ほう、それは面白い。
l.lﾄ､ _'_,ﾞｪ､ r;;;_;;;`' ;iiiiiぐfﾞ;:;:ﾚ' ﾉ::/
. ﾞ!ﾞ! /.;:;:＿;;;＿;;::;;;ﾞ:ヽ 'iiiiiiﾘ;:;:;:ﾚ'ﾞ／ わしがマウナ殿に勝てるということか。
| l/.;:;fﾞ｀´￣｀`''ｰﾞ:､::ﾞ:､''ﾞ/.;:;:;:;｢l'′
| :;:;:;`;:;'"⌒`:''::ー':;:;:;:;i.ｉ;:;:;:;;ﾘ |
| ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;/ ,ﾉ┐
`ﾄ､::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;ｨ'ﾞ-'ﾞ,,.ｨﾍ
ﾄ､`':､;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:､:-''ﾞ,､-''"´ : ﾞ、
ｼ^`-､`'-v-''."-''"￣`ヽr-､ ,r'"ﾝ､
＿＿_,ｨﾝ' ヽ｀i: | fﾞ r'"´￣｀ヽ.l!（`／ｨ'ﾞ´,.､ゝ､＿＿
i i. `'､, ﾞ' i. | .! （ _,.> ,／
-‐ - ､
' ; . ヽ
/ｲ ' i A ､
l .! {ﾊｌV"ヽ‐ヽ', !
､‐l l"＝ ＝`!.l‐ , ぐぎぎぎぎぎぎ
`l .ｌ､ _'_ !.li´
| .l. i -イ ! |l
l .l_ ｨ '-! |.!__
. _-=', ! - 、, －.l ,'ﾆﾆヽ
/=ニヽ､――‐-j/二=‐'i ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
,: : :,ｲﾆ=‐---‐=ﾆ!: : : : :l ┃ 数を数えるのは得意なんだけどね、熱意の差だね。
, : : {二二ﾆﾆ二二}: : : : : ',.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::,..- フ::{-,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':,
, -´､´ /::ｬr-{:::/ ｀ヽ､:::::::::::, -‐_- ､::::::::::::::､ ､::::::::::,
ヽ/ l ,-､ l::ミ､ﾉ_!:/r-, /ｲ/} r_,_r､::､::::', l｀＼::l
ヾ､ ､ ヽ ':,ヽ{).!:/ｲ= ﾚ_ﾄ､__`ｰ-'イ､:::l ヾ､ヽ! l
ヽ l ':, ヽ､_人 { ら(ｿｰ l:/ヾ!-/ヽ!-'-' ヽ
∨ _,l-イ:.:.:.:ヽ､｀￣ /' ,ｲ:/:./ ､ 礼法……
ー,´!:.:.:l ､:.:.:.:.:.:ヾ´_ (三ｿ,イ／:.:/ ,
,ｲ//:.:.:.:.ヾ,:.:.:.:.:.:.:.:.:ｨ,ｰ ´:.:/:.:.:.ハ ､
/-t､:.:.:.:.:.:./-:.:.:ヽ､_/_/:.:／{:.:./ ､ ヽ
／ゝ､ ＼:.:./:.:.:.｀ヽ､ ＿／:,r-'./ ヽ_ ,
. ≧二二ﾆ: : :ヽ
／ _三二 ＼
ー≠ -‐=. : :￣ : : . ｀ヾ : .
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ frhx从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7
_＿___,: Vハ 二.,__从i } ; ｲ j(
. /ニニﾆi ￣j Vfr刋 ヾN从/^7 ｲ 全員が読み書き算術、幹部級には礼法も、
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ^≠ー ' ｲ/ｿ/ｨ(
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼ そしてクレイ君たちが戻ったら乗馬練習だったね。
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ; ー ' ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆ.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆ.┃ 幹部級はどうしても押さえておくべき技能が多岐にわたります。
ﾆﾆ-/_｛ jーく{ ,ﾉ ,.. イ.:.:.:７ﾆﾆﾆ-7ﾆﾆﾆﾆ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ｵ'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
/ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ
／.:.:.:.:.:./:.:/へ､厶:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:}
l/.:l:.:.:.:./:.:i´ i:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.l
l,イ:.:.:l､ﾊ:.| |.:ﾊ:.:.lヽ:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.l
r'ヽ;l ‐ｷ|￣ミ ､ リ ヽゝ ヽ:.:.:.|:.:.:.;､:＼
{（｀ｌ| ヽ弋ァォｲ´ ヽｧ-二__ }:.:ハ:.:.ﾊ'´
ヽ {| ￣ l 弋ァ-､｀|/ﾉﾞ∨¨｀
. 丶ｌ ,′ ￣ /ｌ'´ﾉ なんつうか、聞いてるだけで忙しいなあ。
iﾊ ｌ /ﾉ／
＿ }:.:､ ｀ -' ／y' 俺なんて、だいたい月一で巡回してるだけに思えてきたぞ。
／／/￣::ァ:':´:ﾄ､i丶 ‐ ―‐-' ／ﾘ/-―､ ＿
/ 〈///i:´: : {: : : ;､l. ヽ , ' /､: : :l :／∨:､｀ヽ
//＼ ｀ヽ､|: : ､: ヽ､ﾉ- 二 ‐｀ー ' , -―'‐ﾊ: :／: : : ／,ヘ'ヽ､
////｀,ヽ､｀ ‐- ――― ､ ヾ､ l´ _l´二三'´' ／////∧
////////｀, ,‐- , , ￣｀, ,ヽ l | r'￣￣-‐7/////////////∧
ｒ - ‐ "￣｀ヽ
, '´|ﾆ＞ ￣｀ヽ、｝
,'＼ヾ / ／/ .Y
{ゝｋ{//斥//// / .|y 定期的にやってくる行商人はとても大事なのじゃ。
`∬圦' ′ 式//.}
_... _へ、フ_ イ,','/｀ゝ‐ｘ. クレイたちは冬の間こっちに残すようじゃし、オーフェンが頼りなのじゃ。
. ,' 「/‐‐‐ｘz┐iｒｲ｀ヽr＜｀Y
ｘへ.__j !/∨__._〉/人ﾆニ」 ｃ」
. 〈////i」/ 」L. Y¨`＼ン´ゝ-ｲ
__〉、._／,ﾆニ| X.|ﾆi
j ＼」 iﾆﾆ| X.|ﾆ|、 __.-┐
7 〉 人ニ| X.|./ニi井井 ｝
. /ヽ / , 'ｲ圦ﾆﾆ√￣＼ソ井井 ｝
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: {..... ＼__人__人__人__人__人__人__人__／ .| ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { }..≫ ≪ . _ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{..... ≪ だが忘れてはならない！ ≫ || | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|≫ ≪......|| | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : {..... ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣.／ ￣ ＼ ｢l「l｢ｈ十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨／ -l⌒l 、} __ | |｜| |.''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|. ／ ／ 人_ﾉ 仏 - └ ､ヽ ￣ !..::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::| （_ / c∠二≦二}つノ } l / | : : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : :: : ::|..ﾞ／ ─ ― ､. ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／|i:i:|
”“'' …ァ: : ／ （ ◎） （◎）'. ≫ ≪ |i:i:|
,.｡+''”: : :.ﾞ| （__人__） |... ≪ 我々の成すべき最大にして最優先は、 ≫.:i:ﾄ
,.｡+''” : : : : : : : :＼ ｀ ⌒´ ／ |..≫ ≪..|i:i:|_‐＼
｡+'“: : : : : : : : : : : : :.ﾞ/{＼ ー ノ'-､ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼:i:|_‐_‐
: : : : : : : : : : : r=ﾆ,二| ＼｀ ー-r--イ | }} ￣ﾉ! |..ﾞ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣￣￣￣ヽ_‐_‐
/ | ∟ _ ＼ /＾＼ |/_ }} !. ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
人_ | く ＼〉-〈/ / }} | ＿＿..≫ ≪
/ l r―― ト _ У_／r―‐i} |／ ≪ 荷馬車の乗り心地の改良なのだお！！ ≫
/ ／ ! |ー rｰ| | | |ーrf ﾘ ≫ ≪
／ / ! l| | | | l l| l | ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
｛ ／{ ＼ ／ ｜ | ＼/ﾊ}
＼ ' | | | |
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|(_,||i:i:i:|i:i|〕ｉs｡.,||..| |＿|￣..||＿＿＿___＿____|ｉ||＿＿＿||-=ﾆ=-..::''"|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ﾉ| :|
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|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| l | ||￣￣| ||兀||＿||ｉ||匝匝匝||,,|_|＿||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ|'^|乂ノ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|一|＿__|∠二二二二二二二二ﾆﾆ＿└|_|__|_廴_:::|ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ|ｰﾚ┴|
_,,. -|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| ／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＼,|:::::｀i¨¨~¨:| ｀ |ｉｉ|i:i:i:ｉ|_||i:i:ｉ|ﾆL辷|‐
＿ - 二_ -=ｉ「|i:ｉ:||i:i:iﾞ＿＿＿|i:| i|:|￣￣⊂⊃¨ |エエエエエエエ|¨|:::::: |:::,､-┴ ､..|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ| |Ｌ__|
=二-‐Ｔ￣__､-弌.|i:ｉ:||／ ＼...|:|¨¨⊂⊃ ｉ|二|エエ|￣￣|ユユ|_:|:::::: |: |｀¨¨¨´| |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ| | :::|
:| |＿ｘf〔 ヽ(__)｜ｉ|ﾞ／ ─ ─＼ ∥i| i|: :i| : |エエ|＿＿|ユユ| ＼:|:::| ｒ‐- ⊥＿|_||＿| | :::|
:| 〈｀¨ ´∨ｰﾞ／ （●） （●） ＼
:| /∧ 〉. | （__人__） | えー、というわけで各分野のスペシャリストを選抜した
:| ｀¨´. ＼ ｀ ⌒´ ／
:| _､rf〔. ＼ヽ、___ ーー ノﾞ-､ プロジェクト・チームを組んでみたお。
:| _､rf〔㌻.ﾞ, ノ::::｀'‐ゝ､｀""￣ /!ミﾆー､
:| ,.ィi{. ,､-o''＞フヽ;::::::::::::::＼---ｒ';;;::::::::::ゝ==､.＿
:|ィi{.,､‐' ｀,､-'ﾍｚ;::::::::::｀‐､ｿフ::∧Ｖ;|ｌ;;／´`'''' ＝＝｣ヽ
／‐彡'´:::::::::::lZl::::::::::::::::`‐､ﾉ;;;| （;;;'´;:::::::::::':､::::::::::::|;:::',
./:::::::::::::'､:::::::::::::lZ!:/::::::::::::::::::;';;;;ｙ::ヽゝ＿____: ゝ;;;;;;;l;;;;;;;l......＿
.|:::::::::::::::::＼:::::::::|Z|!::::::::::::::::::::::::/::::/ゞ'´ ￣￣￣｀｀～＝＝＝ｦ
.',:::::::::::::::::::::＼:::::|Z|::::ｒｈ::::::::::::::/:::// /
};;;;;:::::::::::::::::::＼:Ｅlニ０ﾆﾆｺ::/::::// , ／
.'｀;;;;;;;;;;,,,,,::::::::::::::::lz|::::/∥::::::/:::// ､'´ /
.
, － -
／/ （● ● ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ゝ （__人） まずは水車動力に魅せられた男、シタノ村木工方ウェ～ルキ～ン！ |
/:::::::r ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
｛::::::/iﾍ:.:.:{.:.:.:.:＼.:.:.:.:｀ヾ､、￣二ニ＝ｰ
／:Y:.∧ﾍ:.:.ヽ:.:.:.:ミ＼:.:.:.:.:｀ヾ二ニ＝＜⌒
/: /: |/:ｉ ﾍ:.＼:.:＼＼＼ミ､、＿三≧＝ｰ
i:./:.:.:ji:.:|Ⅳ＼: ｀＼＼ヾ才｀ヾ｀ヾ＼＼ミヾ
!从 ハ:/＞ト､＼､メ孑升ﾊヽ Ⅵヾ:.:ヾ ＼
. Ⅵ:ｉ:.:.从ィ芹ﾊ 辷ソ ハﾉ'YⅥ:｀ヾ 単純に、１０倍近い量を製材できるんだ！
. Ⅵ:.:.|ﾍi 辷ｿ ｊ 丿ノ 八｀ヽ
八ﾘ从:＼ ヽ ,イ:/ハヽ! しかたないじゃないか！！
ﾍﾑ r.ニニヽ ハ//:从
八 ',:: ﾍ / ノ从У
＼ V_＿ ノ .ｲ ﾉルﾍ ／
ｊヽ ｰ ／¨⌒ヾ￣￣〉≦才:.:.:
r～＜｀ ー―く｛ ./⌒i :|:.:.:.:.:i/ /:.:.:.:. /!ｉ!.:.:.:.:ヽ:.:＼.:.:.:::
|:「｝: i ＼、 _／ | |:.:.:.:l :|:.:.:.:.:ｌ 〈__＿:.:.:.l l.:.:.:.:.:.:.:＼:.ヽ::::
_| i:ｌ:.:.| :/::::ﾍ. l l:.: : l :|:.:.:.:.:l｀ー― :〉:l l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞::::
. ／／! !i.: :| /i:::::::∧ ! !.: : l :|:.:.:.:/ /:7 /:/: :l l.:.:.:.:.:.:.:／.:.:::::::
r===＝＝≦､、!:.:j:.i::〉: 〉′〉::〈 Ⅵﾍ:.:.:＼ヽ/ /:/ /:/:.:.:.l ｌヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::
. //:YY:/7:.:.:. o :l :l/:// /.:ｉ :i:::::::i ｉ＼＼:.: ヽイ:!ヾ／:.:.:.:/ jﾊ.:＼.:.:.:.:.:::::::::
／￣￣＼
／ ノ ヽ､＼
. | （●）（●）| 洗濯板用の板材を供給するために、
. | （＿人_）│
| ｀ ⌒´ | うちに入り浸るのを目こぼしされてるのは忘れないでくれよ。
| |
. ヽ /
ヽ /
.> <. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| |. ┃ まずさあ、シタノ村としては他所にほいほい出かける職人ってさあ、困るのよね。
| |. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, － -
／/ （● ● ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ゝ （__人） 次に鉄の専門家、シタノ村鍛冶方後継シ～ロォ～～ウｯ！ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
..‐ミメ､ :.:.:.:∨ .:. ＼ ,/
_彡':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∨{_
_ア.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘，
｀7 :.:.:.:.:.:ｉ{ | :. | :. ﾄ､:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
厶ｲ:ﾊ:.:.八{＼{＼{__＼八:.:}:.:.:.:.:.:.ヽ
}八{-V‐ ´ V :.:.:.:.: ﾄ､}
＼{ ____ x===ミ }/.:.:.:.:.; ｸｻﾘﾍﾞ
/}"￣`} }/⌒V 鎖部親方にはでっかい犂、俺には細かい仕事で研修……
ヽ. ′ ﾉ 丿
､ ー─一 __／ 経験の場をくれて感謝してるぜ！
＼ ／Ⅳ
＼ . |
|｀¨¨´ |
| / ､__
_ . -‐ ' } / ／ﾆﾆ==ー
-=ﾆ/ ／ニニニニニニﾆﾆ｀ヽ
/ニニニニニヽ -=ﾆニニニニニニニニニニi
/ニニニニ／＼ ＼ ＜ﾆ＞'ﾞ⌒＼=ニニニニニニニニ|
. /ﾆﾆニニ／ .＼ ｀´ﾆ＞ ´ ＼ﾆﾆニニニニ二二|
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
／ （●） （●） ＼ 春に向けて、牛耕用の犂２つをはじめ作ってほしいものあるなかで
| ´ |
＼ ⌒ ／ 今回は特にシロウに経験を積ませてくれと頼まれましたからね。
／￣￣ヽ ＼
（｢ ｀rﾉ ＼
ヽ ノ ＼
| | ｢＼ ＼
.
, － -
／/ （● ● ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. ト . | ゝ （__人） 自動工程中は割りとヒマ、ついでだから呼んでみたコンクリ職人ポォ～ップ！ |
. |::::::＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
. |::::::::::::.ヽ /.:::〃.::::::!
-―┘:::::::::::::.∨.:::::::::::::::::|. ／|＿
／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j く ∠__
::::::::::ト､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/. ヽ ／
へ::::.＼＼:.ヽ丶::::::::::::::::::::∠ -‐ｫ . } ＞
.／＞ ＾＼＼} ＞‐ ､- ､ -‐ ´. ￣｀
{ fい. ｀::::´rぃ } Y:.＼
｀ -― ､=, ｰ- / Y⌒ヽ 待って！
u /y. !＼
u ∠二二ヽ. !ﾉ / 俺そういう職人じゃないって！
/ｰ＜⌒ヽ_} レ′
.＼ {ー―‐ 'シ 厶 -＜ヽ-――
￣￣ イ ヽ ＼
. ｀ ｀ ｰ‐ ´ !ヽ } |
｀ ＿ ノ | / !
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | あとはいつもの やるお たちだお。
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
|| │ │
|| │ ┌──┐ │
|| │ │車体│ │
|| ┌┐ │ └──┘ │ ┌┐.┌──┐
|| ││ │ │ ││.│車輪│
|| ││ └─────────────────────┘ ││.└──┘
|| ││ ┌◎──◎─────────────◎──◎┐ ││
|| ┌┤│┌┤│ └────┬┬─┬┬────┘ │├┐│├┐
|| ┏┥┝┥│┝━━━━━━━┥│ │┝━━━━━━━┥│┝┥┝┓ ┌──┐
|| ┗┥┝┥│┝━━━━━━━┥│ │┝━━━━━━━┥│┝┥┝┛ │車軸│
|| └┤│└┤│ ┌┴┴─┴┴┐ │├┘│├┘ └──┘
|| ││ └◎──────◎─────◎──────◎┘ ││
|| ││ ┌──┐ ↑ ││
|| ││ │車台│ │ ││
|| └┘ └──┘ │ └┘
|| │
|| ┌─┴─────────┐
|| │懸架装置(サスペンション) │ ■正面図
|| └───────────┘
[ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
／.:￣￣￣￣￣＼
／: : : ＼
／: : : ＼
／: : : : -一' ﾞー- ＼
: : : : :／´ ｀ヽ r´ ｀ヽ ヽ
: : : :（ f;;;;j l, ｌ f;;;;j } l 馬車の乗り心地の改良といっても、
: : : : ヽ_ ｀ _ノ ヽ_ ´_ ノ;;:: |
: : : : : : ´"''" ' "''"´ u. l 結局、サスペンションくらいしか手をつけられないんですけどね。
: : : : : : . . ／
＼: : : : : : :. ー -- - - ／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ヽ: : : : : : : : : : イ＼ ┃ 作図の都合上はお察しください、とのことなのです。
: : : : : : : : : : ＼... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ﾉ:::::::::::::::∥:::/i::::::/:::::::::::::ﾊ:::::::::::i::::::::::::::::丶
/ｼ::::::j::::/ j:/ ｌ::::/ｌﾊ:::::::/ .ﾄ::::::::ｌ::::ﾄ:::::::::::_ヽ
7::::::::|/-―= ｌ/‐ノ t:/ ゞ=-丶::i-､ﾊ::::::::ｿ
jﾊ_::ｌ ,ｨ≠=ミ､ヽ ｨｧ≠==x ':::::::ﾘ
ｌﾍｌ ゞ込タ 込タ〃 /｀:/
ゝλ ￣ i ￣ /i } 俺も詳しいわけじゃないが、
丶ﾊ ' / ／
.ﾍ __ ﾊ｀ 馬車なんて箱に車輪をくっつけただけじゃないのか？
j/＼ ｰ ￣ 仆
ﾘl｀ イ ｌ
ｌ ＞ー＜ ｌ
ｌ ', / ｌ
_ ノ / ト
-=ﾆ/ ', / ヽﾆ=ー
-=ﾆ二二ニニニヽ ゝ ／二二ニニニﾆ=-
／二二二二二二／＼ ＼｀ ｀ ヽ ''' ´ ／ ／＼二二二二二二＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ 軽いものなら、箱にフランジ直付けでもいいでしょうけど、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 重いもん載せるなら箱と車輪くっつける車軸は分けないと。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ フランジはでっぱり。車軸を設ける場合でも車輪と連動する必要はありませんが……。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,ｲ: ; ヽ、 : i: :ヽ: : :､: :ヽ:ﾄ､ : : :l: !: :!
/: :l: /;ﾊ､: ヽ.: :ヽ、:ヽ: ヽ: ヾ: :l: :! :|
!: :j:/: !: i､ヽ. :､: : ﾄ､: ﾄ､: ヽ: : :l: l :ヽ
|,ｲ:ﾄ､:|;ム:､|､: :ヽi､: :｣__ヽ、!: : !:j : |｀ 重さをどこで受けるかという話と、
!:j: : | ,ｨｫｭ､ヽ: :| ｀>!ｧr､ i:| :/;ﾊﾊj
|ﾊヽ:! ﾞ-' ヾ ﾞｰ' ´ !//'/:| どこがどんな機能を担当するのかという話が混じっているよ。
ヽ､! i/ノ: :i
|ﾍ ､ /!: : ﾊ! この図はどうやら機能を分けていくのが目的かな？
ﾄヽ 、 ＿, / jﾊ/
＿＿,j:〉、 - , ' _|ｰ.-､
/ﾊ: : : : :,.ﾚ| ヽ ／,ｨﾊ.ヽ￣´:l
/':::il: : : : | ｀ヽ、￣ ,．'´//::l|:r,､ : |
,':::::::l|: : : ﾉ /`'ﾍ´ //::::ヾﾚ': : :ヽ
{/-彳:.;′:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼{`
/／レ.Ⅳ:.:.／}:./}:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.ヽ
´ |:/|,亥',:/ /ｲ |ハ:.:.:}:.:.､:.:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.V:.:.:.:.、
′| 劣 丈≧ｚｚ}:.:.ﾊ:.:.}:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
'. 必 二,,_⌒ﾞ}ヾ从.:/:.:.ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
|..:丿 ''" ん心､ }ｲ:.:./:.::.:.ﾉ:.:.:.:.:.i:.:. }
「 ､乂_ソ 〉 }:.:./⌒Y:.:N:.:.:.:从ﾘ んーだけどこの絵、
. ∧ ￣ }／)::: . }:.:.:.:.: /
∧ヽ、 _.::: ／:.:.}从{ ただ箱を載せる、車軸を受けるっていうんじゃないよな。
,.r一'´:.:.:.:/
人 ＿_,.｡ *''"::: }从从ト､ 中心はまるで梯子だ。
＿ ￣ |:::::::::::::::/ ..ノ:|､＿＿
|:i:~"''～､、__ ／＿_,. -‐'' "´:i:i:i}:i:i:i:i:i:i:i
}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾉ:i:i:i:i:i:i:i:
）:i"''～､、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
,.｡*'"i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉうぅｏ｡i:i:i:i:i:ｉ:ｉ‐=≦i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
.
┌┌┐┐
┌────┴┴┴┴────┐
└─────┬┬─────┘
┌┸┐
┌┬┴─┴┬┐
◎┴─┰─┴◎
│ ┃ │
┌◎┐ ┃ ┌◎┐
│ │ ┃ │ │
┌──┘ └─┸─┘ └─────────
└──┐ ┌───┐ ┌────┐ ┌──
│ │ │ │ │ │
┌──┘ └───┘ └────┘ └──
└──┐ ┌─┰─┐ ┌─────────
│ │ ┃ │ │
└◎┘ ┃ └◎┘
│ ┃ │
◎┬─┸─┬◎
└┴┬─┬┴┘
└┰┘
┌─────┴┴─────┐
＿＿＿_ .└────┬┬┬┬────┘ ■上面図
／ ＼ └└┘┘
／ ⌒ ⌒ ＼ ﾗﾀﾞｰ
／ （●） （＜） ＼ そのまま、梯子フレームだお。
. | （__人__） | ﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑ
＼ ｀⌒´ ,／ 車体を載せる土台であり、サスと車軸を繋ぐ骨組みでもある、車台だお。
／_∩ ー‐ ＼
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ⊂ ／ ┃ 中央の井桁と伸びる部分ね。
| し' ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼ 乗り心地の改良ってさ、地面から車体までの間、
| （ ●）（●）
. | （__人__） つまり車体と車台の間か、車台と車輪の間をサスペンションにして
| ｀ ⌒´）
| } クッション、バネをしこむくらいしかないだろ。
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
. | | | ＼__／.
,,__,,, ,,_
__f:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ぃ
ｨ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ_
爻:.:.:.:.:.:.v:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾐ
. 7:.:.:,:.:.i:.,ｨ:.:.}､:.､:.}:.:.:ゝ
从/!ミﾒ､ⅦjI斗-从}
圦杙ﾃ 斧ﾞ |!Y ｻｽﾍﾟﾝｼｮﾝ
∧ | ,',ｲ つまり、 吊るしってのは車体や車輪を吊るすってことになるのか？
込、 _ ._ ,.ｲ ﾊﾞｲﾝﾀﾞ ｲﾝｻｰﾄ
|:＼＿／:|! 絵のイメージからは吊るすというか、繋ぐとか挟み込むとか……
／{‘, ,' }＼
,.｡*'".......} ‘, ,' {......｀`～､、_
. _､+''....................{─､ , - ,}.........................ヽ
. /....‘,.................... |≧=‐=≦|..................../ ......',
/.........‘, ................ | .|................ / ..........',
. ′........ ‘, ........... 0| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. {....................}...............| ┃ サスペンション＝懸架装置の名の通り、もともとは車体を吊るすものです。
.. {................../................| ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌──┼──┐
│ │ └──┼──┘
│ │ │
┌┐ └──三─────三──┘ ┌┐. ◎三三中三三三三◎
││ ┌──三─────三──┐ ││ │
││ └三─────────三┘ ││ │
.. ┼┼──三─────────三──┼┼ │
││ ││. ◎三三中三三三三◎
││ ││ │
└┘ └┘. ┌──┼──┐
■正面図 └──┼──┘ ■上面図（車台下のみ）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 車体・車台間とか、車軸を直接板バネに繋いでいるとか、作図の都合上の（ｒｙ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
― ､
／ ＼
/ ― ― 車体から車輪を吊るす、のようにどこを基点に見るかですから。
l （●） ● ) }
｀ / シロウに作って欲しいのは、まず板バネ……のモトです。
､ ⊂⊃＿＿,_
}￣o｣/￣´:::::::::::::〈 固すぎても柔らかすぎてもダメなうえに使える鉄も少ないので
／￣:::::l:::::::::::::￣￣:::::ヽ
/:::::::::/:::::l:::::::/:::::::::／:::::::{ 重ね合わせ前提で長短何パターンもつくって貰うことになります。
〈:::::::::/=⊂⊃=|:::::::/:::::::::::::l
/:::::::::l:::::::::::l:::::::|::::ｲ::::::::::::::::|
/:::::::::::l|==⊂⊃=ｌｘ-ｭ:::::::::::::::|
.,.::::::ヽ〉::ｘ-‐::､::::/ニ〈::＿:::::::::::i
':::::::::::::::〈::::::::::::::::ヽ::::´:::::::::｀:::::::〉
{::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
＞‐-- ― ＼::::::::::::::::::::::::::／
|::::l|:::::|:::::::｀￣￣￣￣::::{
.
__ -ー- ゝ、__,
_, ＜: : : : : : : : : : : ヽ、
_ゝ: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
ﾉ: : : : : : : : : : : : : : : : : :ゝ
ゝ; : : : : : : : : : : : : : : : : : l 枚数で調整するから、気持ち薄く細く曲げは一定か。
ｨ从jハﾊ乂ハハ八: : : : }
ハ ⌒ヽ - '⌒ ヽzｲ 締め付けと固定は、例の鋳型でぬいてるボルトとナット使っていいんだよな？
. ハ＝= =＝' ﾂ}
丶 . -' ｀￣ ヽ、 あれを鋼で作れれば、強度もだせるんだがなあ……
. / ≧、ー . イ./
/ l ｀￣ / }
{ Y. ', / /. / l
/ r 、 Y °/. / l
l ㍉≦= ´ ￣ ｀ ヽ/ ／ l
/ / _ . - t⌒｀ヽ、. !
. { .{z斗t＜ l '
＼__ '.／ ｀ ー-i{、 /
_ _
. / / )
/ / / ／)
. ／ / / / ／／ ＿＿＿__
./ | / ／／ ／ ⌒ ⌒＼
／ │〈 二二二) ( ＞） (＜ )＼
. / | | ／:::: ⌒（__人__）⌒::::: ＼ 噛み合せは手調整必要だけど、つけて外してにはネジが一番だお。
| | | |r┬‐| |
|＼ ,ノ ＼ ｀ー‐´ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ねじ切り旋盤は強度も精度も出せていないので、木型から粘土で型をとっての鋳造です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ダな本
メん当:::
ダてに::::＿＿＿_
メ:いダ:::: ＼
だう:メ:: ＼
ろかだ:::二￣ ｀ニニ | ﾈ
:：::：:ろ: ''T'''T' T''T | とはいえ鉄が無ぇ。
:：:::::::： ￣￣ ￣ |
:::::::::::： （__人__） | 優先すべきは犂でこっちゃ量を確保できてないから
:::::::::::::: ｀ ⌒´ }
::::::::::::::::::: } 最悪板バネは捨てて、木弓ベースも頭に置いといてくれよ。
::::::::::::::::::::: ノ
:::::::::::::::::::::: <
_,,..-―‐-..,,_
,,-''" ｀ヽ、
／ ＼
/ ヽ
,' l l ヽ
l ＿＿＿_ノ ヽ＿＿＿＿_, ',‐-、 素材の違いだけで、木でも板バネっていうはずだけど
,-''"| ｀′ ｀′ .〃 .lヽ .'.,
| l'´.', ≡≡／ ヽ≡≡彡 ,' ヽヽ_ 言いたいことはわかるお。
/ | .'., （ .,、 ） / .／ ヽ、
/ ＼ ヽ、 ｀￣ ´ ｀ ￣´ ／ ／ _,,..-'
{ ｀''-‐"ヽ-..,,__ __.／￣￣´ .,,..イ ∨
/.T ‐-..__ ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'" / ∨
r┘ ',. ￣￣ 〈￣＼ .／イ´ / / ∨
| ヽ-、', / .ヽ /／ ∨
./ ヽヽ .', ロ ｀ロ ヽ、 / .∨
/ 、＿_ ', _/ ＼| L__ ∨
.
,.-‐'´￣ヾ´￣￣ヽｰ-.､
r'!: : : : ヽ、:ヽ:＼: : : ヽ.‐､ヽ.
/: |: : : : ﾄ､: ＼: ＼:ヽ.: : :ヾ.: :iヽ
,ｲ: ; ヽ、 : i: :ヽ: : :､: :ヽ:ﾄ､ : : :l: !: :!
/: :l: /;ﾊ､: ヽ.: :ヽ、:ヽ: ヽ: ヾ: :l: :! :|
!: :j:/: !: i､ヽ. :､: : ﾄ､: ﾄ､: ヽ: : :l: l :ヽ
|,ｲ:ﾄ､:|;ム:､|､: :ヽi､: :｣__ヽ、!: : !:j : |｀
!:j: : | ,ｨｫｭ､ヽ: :| ｀>!ｧr､ i:| :/;ﾊﾊj 僕はバネ以外の部分だね。
|ﾊヽ:! ﾞ-' ヾ ﾞｰ' ´ !//'/:|
ヽ､! i/ノ: :i といっても、上に載せる箱はわりとどうでもよさそうだから、
|ﾍ ､ /!: : ﾊ!
ﾄヽ 、 ＿, / jﾊ/ 車輪と車台、そしてサスペンション部品からかな。
＿＿,j:〉、 - , ' _|ｰ.-､
/ﾊ: : : : :,.ﾚ| ヽ ／,ｨﾊ.ヽ￣´:l
/':::il: : : : | ｀ヽ、￣ ,．'´//::l|:r,､ : |
,':::::::l|: : : ﾉ /`'ﾍ´ //::::ヾﾚ': : :ヽ
／.:￣￣￣￣￣＼
／: : : ＼
／: : : : ＼
／: : : : : : ＼
/ : : : : : : : .. ＼
|: : : : : : ,,,,ノ⌒" '' ``⌒＼,,, l
|: : : ::;; （ (・) ） ﾉヽ （ (・) ）;;::: | 箱がどうでもいいことに気付くとは、やはり天才か……
|: : : : : ´"''" "''"´ l
. ＼ : : : : . .（ j ） ／
＼: : :: : ＞ｰ-‐'=ｰ-ｰ＜ ／
／ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : イ＼
: : : : : : : : :｀`ｰ- -‐'"´ ＼
: : : : . : : . : : . ＼
.
. ': : : : : : :ﾊ .': :ﾊ
／. : : : : : : : : :i／. : : : }
／. : : : : : : : : : : : : : : : : :,
.ｲ ,.:゛. : : : : : : : : : : : : : : : : ／
}: V. : : ＞､: ∧､: : :∨: : : : : ー匕
ﾄ.{: : : ／ __＼∧＼:::.Vﾊ辷ー＜
∨: :/{{斗 ｲ ／⌒ヽ i⌒Y !
. ∨7{/ i 9i {・ .j { 箱はどうでもいい？
. /./ ′ ゝ-－ﾞ __j￣ !j
八ｆ９ u ' ……荷台でも、箱馬車でもなんでもいいってことか！
／／ ＞:. _ -‐ｧ.人
／ _∧从≫ 辷__+.±彳__
三二二二{ ｀ー-ー=＝≦二ﾆ｀_
二二二ﾆ=.＼ ＿＿∨_乂ﾆﾆﾆﾆ≧ー-
ー-＝=ﾆ二三(◯ ◯)=彡⌒ヾ
ﾏﾑ: : : : : : :＞ー-＝-‐＜. : : : : : : }}
. ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ゛､
. /::::::::::::::::::::.|.:::::::: ＿＿, i
. i:::::::::::::::::::::::||::::: __ ,,, ,, }
.. }:::::::::::::::―= =―｀`'(;;;;;)ヾ＼ ＿_＼ .|
.... .|::::::::::::::::::::::::|| '￣´ ヾ(;;;) ゝi ｲｸﾞｻﾞｸﾄﾘｨ
.... |:::::::::::::::::::::::::.| ｌ. その通り！
. .|:::::::::::::::::::::::::::. ::{ }
. .{:::::::::::::::::::::::::::､ ::} } てかさ、工事や開墾現場までの距離のびてるじゃん。
. .|:::::::::::::::::::::::::::ヽ､, .:} , |.
. .{::::::::::.i::::::::::::::::::::::ゝ､ :ノ、 / ! 俺達や作業員も乗合馬車で一気に移動したいやん？
|:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::‘ｰ-‐==＝ニ=:､__,,ノ ﾉ
|:::::::i::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::ー､ `'''ﾞ´ /
. |:::::ｌ::::::::::::::::::::::: ::::::::::i￣´ /
.
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::::::::::::::＞´¨７::::::／三三/::::: l二ﾆ二l Ｕ くノ
:::::::::::::＞´γ⌒＼／三三三:::／／
¨７￣ｌヽ { ヒツ､三三三.ヒツ
../l ::ｌ￣', ` ＿＿＞三＜＿＿
´/ ::ｌ＿,.', ニ三,¨､三ニ ……そのための、御者訓練かよ。
/ .::! ', u -
.::ｌ＿＿.', u r───ｧ
.::!///∧＼ -
:::,'.////∧. l＼ ／
.::∧.////.∧＼ ＼＿＿＿＿／.／
ヽ/ ∨/////＼ ＼ ! ／／
ミ.∨///////＼＼＿＿_／／//
_.. -‐ ‐- .._
. __ |⌒| '´ ｀' |⌒| __
（ ＼ | | ／ ＼ ／ ＼ | | ／ )
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. ＼ ＼| | ｛ /// /// ｝ | |／ ／
> ＼ ｛＿＿人＿＿｝ ／ <
. { （￣￣) ＼ ／ (￣￣） }
ゝ.,＿＾¨フ ＞ ＜ ゝ.,＿＿ノ
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. ｀`'' ＜|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|≧=≦ xヘi:i:＼ _,.｡s≦ |i:| ≧s｡ _ ｨｉ{ア⌒"''～､、 |ｉｉ|i:i:i:ｉ|ＺＺＺＺＺＺＺＺ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|ＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺZZＺＺＺZZZZ|ｉｉ|i:i:i:ｉ|_||i:i:ｉ|￣￣””
ﾆ=- ._ |i:ｉ:||i:i:i:|i:i|⌒''＜´ ＞イ ∧｀`～､、 ＞'⌒ |ｉｉ|i:i:i:ｉ|:｀Yi:i|＿ -=ﾆ
二二二「¨ '' ｰ-|i:ｉ:||i:i:i:|i:i| |∧≧ｚｚzｚｚ||ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ〈__〉ｚｚzｚｚ≦| | ＿,,..|ｉｉ|i:i:i:ｉlｰ〈,ｲ|二Ｔﾆﾆﾆ
|(_,||i:i:i:|i:i|〕ｉs｡.,||..| |＿|￣..||＿＿＿___＿____|ｉ||＿＿＿||-=ﾆ=-..::''"|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ﾉ| :|
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||￣｀|i:|｀`|─ｰｒｰ||======ｒ==ｒ==k|ｉ||ミ彡ﾛﾛi||::| | ||::: :: |ｉｉ|ｉ:i:i:i|T爪ｉ|ﾆﾆﾆﾆ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|￣l | ||♪♭ｂ ||ⅲ||＿||ｉ||仄仄仄||::| | ||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ|'^|/⌒i
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| l | ||￣￣| ||兀||＿||ｉ||匝匝匝||,,|_|＿||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ|'^|乂ノ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|一|＿__|∠二二二二二二二二ﾆﾆ＿└|_|__|_廴_:::|ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ|ｰﾚ┴|
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＿ - 二_ -=ｉ「|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| i|:|￣￣⊂⊃¨ |エエエエエエエ|¨|:::::: |:::,､-┴ ､..|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ| |Ｌ__|
=二-‐Ｔ￣__､-弌.|i:ｉ:||i:i:i:|i:i||| _｣└' |:|¨¨⊂⊃ ｉ|二|エエ|￣￣|ユユ|_:|:::::: |: |｀¨¨¨´| |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ| | :::|
:| |＿ｘf〔 ヽ(__)｜ｉ|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||ィ㌻__ |:| ∥i| i|: :i| : |エエ|＿＿|ユユ| ＼:|:::| ｒ‐- ⊥＿|_||＿| | :::|
:| 〈｀¨ ´∨ｰＬ.|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|/￣ / .:|:| ∥ .i| i|: :i|: :|工工|￣ |ユヱ| ｀¨| ﾊ〉─- ...,,＿＼|_:::|
:| /∧ . ￣ .:i| / .|:|∥ i|└ |エエエエエエエ| ゝ 弌¨¨7¨ =- _ //〉
:|. ／ ヽ . └″ └ 三三三三三三三. ｛::〕ｈ､L_¨ ‐ _ ｀`i'//｀丶､
:| . / . .. ｛_｝＾Ｙゎ｡::¨ ‐ _｀`'/::::::::::::::
:| . . ! .: ｛_｝ |::|弌iｘ､::::::::::｀′:::::::::::
:|......｜ ――≧ ―－|
:|ィi{..... 匸Τ 匸Τ ! もう１点試したいのが、軸受けの改良です。
.. ∧ 丶
. ∧ ´ ! とはいえ、試作結果みて駄目そうなら捨てる案になります。
∧__ _ / ﾀﾞﾝﾊﾟｰ
. 〉 : ≧ ﾆ ／ 本当は減衰器も欲しいけど、油圧シリンダー作れないのが痛い。
. √￣￣≦! ≧ー ＞ __
. , へ / ﾋ 〈 Ｙ ≧－､ r ／ ヽ
. ＼｀＾ |ｰ '´У / ´￣_ >
. ＼ ! ＼ _〃 i / ´ ,´ !
. ヽ Y ,'' イ- ´
. λ | / ￣ V ´. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
∧ ! /ー ､ 〉. ┃ シリンダは青銅、真鍮系の鍛冶、細工職人の領分かな。
. :.. ∧ i! ｲ У ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
j : : : : : ／ : : : : : ／:ヽ:｀ヽ.: ヽ
!ヽ、 ／r'` ､ : :／ヽ、 : :ヽ: ヽ: ヽ.
,ハ: : ´: : ヽ-',／: ヽ、: ＼: : : : : ヽ:_ヽ
. //': ヽ、,.. -:＜: ヽ: : : :ヽ、: ヽ、: : : ヽ ｀`
i/:.!:{ : |:ヽ : : :j :ﾄ､:ヽ : : : l､:ヽ-ヽ､: : : ヽ、
ｲイ/:､: ヽ: :ヽ.:i: l､: :､,＞:､:| :ヽi-､: ﾄ､:_ﾐ`
/' jﾊ: ﾄi_l､ﾄ､:､iﾍ|'＞､lヽﾄ､j､: ;ﾊ l : : :ヽ、 えーと、その軸受けは車輪側かい？
ヽ:iﾊﾁi ヾ ´＝ﾐ` Vﾝ'/､ ﾄ､!｀`
l / r'l;ﾊﾉ: :｀ヽ、 できれば車輪と車軸は固定してしまいたいんだが。
∨ u / / : : : : : !ﾄ､＿
／::｀､ ＿ ／ ／: : : : : : :||: : : : 三
/;.-､::::::ヾ ／, < : : : : ,､: : : :||＝===彡
／´:::::/＞､:ヽﾆ´ ,∠／/ﾊ ､: : /〈ﾐ;: : :||: : : : :/'
／´ |::::::{{:＿::》::｀ー'i rヽ j l: :ヾ.: :ヾt/ : : !lヽ.: :/
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼ 車輪は車軸に固定して、サス側に設置予定です。
／ （●） （●） ＼
| ___´__ | 大きさ的に、車輪に組み込むのはちょっとできないと思うので。
＼ `ー'´ ／
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＿＿／:::::: |
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::′
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
‐---､::::::::､::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::: ´
＿＿_ヽ::::::lヽ::::: |.＼:::::::::::::::＜
:::/ ~＞､＼{:: ＼:{:￣＞ _:_:_:_:_::＞ 車輪がすっぽ抜けやぶらぶら・ガタガタしないように
::ｌ f ` __::::,_＞'ﾟヽ / :}､::ヽ
､ｉ 仞 仞 '/ ,/ ＼} 車軸ときっちり固定するのはいいけれど
_, u ~￣ __, ￣~ ,'／
:ﾊ ｉ 左右が連動しちまうと曲がらなくねぇか？
___}＞ ￣ ／
!`ｰ- ≧‐-=≦l＞､
! ￣~!￣ ├──────┬‐-､
≧=- ＿＿__|＿_. -=≦三三三三| |==/､＼
三三三三三| |三三三三三三三三l | ,/ ヾ }⌒ヽ
, -― - 、 ,.､
. ／ ＼ / /
/ ⌒ ヽ / )/ /
/ （● ） ⌒ .! / /¨.〈 左右を一本の軸で繋がなければ問題ないはずだお。
| （ー ） | / {二. ',
,..．-ﾞl （__,､ / { ゝ } あー、車軸端をボルト状にして
/ ゝ '､_`ー' / } ´ /
,〃 ヽ l ＼ ＿／ ＼ / / 車輪をナットで締め付けるのも試したいから、
_/ ! l ヽ￣/ / ＼ ,' .l
. l ヽ.,イ¨¨ヽ. ./ l / ヽ/ .! これは試作を やるお がやるお。
.. / l:::::::::l∨ 〃 ,' |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 俗に「馬車は曲がりにくい」という場合は、車軸に左右輪を固定して同期、内外輪差を吸収できない？
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
イ:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人＾
/:.:.:.:./:.:./:.::.:.|:.:.:.:､:.:＼:.:.ヾ:.:.:.:八＼
7,:.:.:.:.:.:|/|:.:.|､:.､:.:.:.|:.jI斗-､|-,从_ﾑ＾ヽ
|:.:.:.:.:.|:.jI斗-ｖﾍ:.:Ｎ ,,垰苡ｘ、! ヽ 車軸も強度が必要なんだろ？
ｊハ:.:.:ﾚ ｒ芹苡ｘ｀ 乂シ ´ | )./
Ⅵ,':,` 乂シ } ;-ｲ{ 試作は木でやるとしても、
}从、 .:!、 ,:.从!
＼ __ - ,:'|从 軸受け部分以外は八角棒の要領でいいだろうし俺が引き継ぐよ。
.／个o｡. ｰ .／:::|三ミメ、__
／三三｜ ｀ ー ´ {三三三三＼
{＼三三{＿＿ ﾊ三三／⌒＿
)三三三三／ / /:::}三/三ﾆ三三＼
‐=≦三三三三三ﾆﾄ､ ／::::::∨三三三｜ﾆﾆ|
. ／￣￣＼
. ／ _,ノ ｀ヽ
｜ ( ●）（●） トルク考えると径は太くしておきたいが、
. ｜ （___人__）
| ﾉ 重さを中空で誤魔化そうにも偏りが出ちまうだろうし、鉄部・木部で継ぐか？
. | |
. 人 | で、軸受けってもボールベアリングなんて無理だぞ？
.. _,,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノゝ
.. _, -'":::l:::::::＼,､ー―‐ヽﾉ:::::'
.. /:::::::::::::::|::::::::::ヽ､ ヽ:::',.､_. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
｛ :::::::::::.:::::|::.:::／:::`､ .{ヽ|:....｀ヽ ┃ 鍛造で中空シャフトは現状ちょっと無理だよね。
.. | :::::::::::.:::::|／:.::::::::::`､ .i.::ﾘ:::::::::ヽ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
... | ::::::::::::::::::::::::::::i_.::::::| i::::::::::ヽ::ゝ
.
＿＿＿＿＿＿__
|＼ ＼
|＼＼ ＼
| ＼＼ ＼
＿| ＼|二二二二二二二i
|＼.＼ | |
|＼＼.＼ | |
| ＼＼. ＼| _＿＿＿＿＿＿| ＼
| ＼|二二二二二二二|. ＼ ＼│
（○二二二二 ＼ | | ＼ │
（○二二＼ | | ＼ ｜
. （....＼| |. ───┘
. （○二 . ￣￣￣.二）
（○二二二二二二）
（○二二二二二二） ■コロと荷物
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿
, ´ ｀丶
／ ＼
′ ⌒ ⌒ ' コロをそのまま円筒におさめるイメージですね。
| （● ） (● ）|
'. ´ , 小さな円柱を入れたケースで車軸を受ける。
丶 ゝ フ ／
＞ ―ｧく コロ部分、ローラーは木製で、ケースを鉄で。なかにはグリースたっぷりと。
. ／ ′ 丶
/ |
{ |
| , '二i |
ﾞ / / --〈｜
ﾞ ′＞ ´ ‐ｧ'｜
ﾞ ＞ ´ __ノ´ |
ﾞ ´ ＜´ |
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） 鉄はさびるからな。
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ でもどうやっても油漏れする、結構面倒なしろものだぞ、それ。
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
,.-‐'´￣ヾ´￣￣ヽｰ-.､
r'!: : : : ヽ、:ヽ:＼: : : ヽ.‐､ヽ.
/: |: : : : ﾄ､: ＼: ＼:ヽ.: : :ヾ.: :iヽ
,ｲ: ; ヽ、 : i: :ヽ: : :､: :ヽ:ﾄ､ : : :l: !: :!
/: :l: /;ﾊ､: ヽ.: :ヽ、:ヽ: ヽ: ヾ: :l: :! :|
!: :j:/: !: i､ヽ. :､: : ﾄ､: ﾄ､: ヽ: : :l: l :ヽ
|,ｲ:ﾄ､:|;ム:､|､: :ヽi､: :｣__ヽ、!: : !:j : |｀
!:j: : | ,ｨｫｭ､ヽ: :| ｀>!ｧr､ i:| :/;ﾊﾊj
|ﾊヽ:! ﾞ-' ヾ ﾞｰ' ´ !//'/:| 上手くいけばスムーズに回る理屈はわかるが難題だなあ。
ヽ､! i/ノ: :i
|ﾍ ､ /!: : ﾊ! あまり期待はしないで欲しい。
ﾄヽ 、 ＿, / jﾊ/
＿＿,j:〉、 - , ' _|ｰ.-､
/ﾊ: : : : :,.ﾚ| ヽ ／,ｨﾊ.ヽ￣´:l. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/':::il: : : : | ｀ヽ、￣ ,．'´//::l|:r,､ : | . ┃ ゆるくても、きつくてもいけない。そういう精度が求められます。
,':::::::l|: : : ﾉ /`'ﾍ´ //::::ヾﾚ': : :ヽ... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
r..イ.:.:.:.:.:.:.:.:;.:.:.;.:.:.､:.:.ヽ.＼
′/.:.:.i:....:.:./`"'i:.:...ヽ:.:.:.::`:.＼
ﾉノ.:.:.メ::.:.ノ 乂:.:.:.;メ::.:.:.}:〈
／（:.:./､(_厶ノ ､__ヽ:{_｀ｨ:.(:.:.＼
´ﾑ:.:.廴 {:￣:} {:￣:} Yﾉ::::...:) 資材資金そっち持ちで “うちの村の職人” に経験を積ませている。
W´| ﾞｰ ′ ﾞｰ ′ |｀;ヽ（
八_| _ ．-――‐- ． |_八{｀
l∠＿＿＿ｰ‐'＿＿｀ヽ ﾉ! 村内のブータレどもにはそういう建前で押し切っているし事実だし
ヽ ﾉ
＞，_＿＿＿ _ ィ＜ お前達に甘えているという自覚はあるが、
/ｉ: : : : :｀ﾞf|l!´: : : : :ｉ‘，
,': |: : : : : : ||l!: ｉﾆﾆｺ:!: :', なんだなあ……板ばさみってやつ？
{: :|: : : : : : ||l!: : : : : :|: : }
ﾄ=‘，: : : : ||l!: : : : : ,'==j
｀ーﾏ‐- __M__ : -イ‐‐′
‘，: : :| .|: : : :/
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／￣￣￣＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼ 転がり軸受けはどうしようもなければ捨てますが
／ （●） （●） ＼
| 、 ´ | まー、技術研修名目ですし、無理目でもとにかくやってみてからということで。
＼ ￣￣ ／
ノ ＼
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
,r'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;,;r‐'´.:.:.:.:.:;,`.､
/:.:.:.:.:.:.;r:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;,;,;,;,ヽ
/:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,:.:,;.:.;,;.:､;,;,:.;,;,;,;,;ヽ
. /:.:.:.:.:.:/:/:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.;,;,:.:.;,ヽ:,;,､:,;,;ヾヾ:.;,;,;,:.:.l
l:.:.:.:.:.:.:!;.l;,:.:!,;.:.i:.:.:.:.:.:.:,;,;.:.:,;,;,;!:,;,;l.;,;,i;,l:,;l,;.;,;,;,;,:l
!:.:.:.:.:.:.!;.l,;,;.l;,;,:.:!;,:.:.:.:.:,;,;,:.:,;,;,;!!:,;,;,!;,;,l;,l;,;l`ｰ-‐_!_
l:.:.:.:.:.:.l;,:.!;,;.l,;,;,;,!､;,;,:.:.:,;,;,:,;,;.:,!l.;,;,;l'!;,;ll;,!;,lﾄ--‐ﾄ､l、
. !:.:.:.:.:.:.!;.l'i,;,:lヾ;,;! ヾ,;,;,:,;,;,;,;,/ l;,;,;,!l.:/ﾚl;/ !ｰ‐'l i lヽ
!.:.:.:.:.:.:!,:lヾ;,.! ヾ! `､;,;,;,;,;/ レ' ﾚ ﾚ Yヾ,;l l l ヽ. 甘えさせてくださる相手に甘えるのは
!:.:,;,;,;.:lヾ! ヾ! __ ヾ､/ -_,,,,,,,,,,,,_ l'´!l;,! ! ! l
. !:.:.;,;,;,:.lヽ _,..--- ､ '´ ｀ !ノ/,;l___l／ 弱者の処世とお笑いください。
l:.:.:,;,;,;.:lヽ!'´ / / / ! ./;,;,;l !
!.:.:,;,;,;,:.l､ヽ / / / /'´:.:i,;.l !
!:.:.;,;,;,;,:.lヽ_ヽ ′ , /;,;.:.:.:.:!:.l/! とはいえ、竜の尾を踏んでは一大事、
!:.:.;,;,;,;,:.:!,;,;i;.:`､ ￣ ￣ ／i;,;.:.:.:.:.:!:l l
. l:,;.:,;,;,;,;,:.l;,;,;!;.;,;.:.ヽ、 ／!;,;,l,;,:.:.:.:.:.:!.l ! 引き際をご指南いただければと思います。
. !.;,:.;,;,;,;,:.:l,;,;,!,;,;,:.:,;,;,;!`ヽ､ ／ !;,;,:!;,;.:.;,:.:.:.!:ﾄl
l:,;.:,;,;,;,;,:.:l;,;,;!;,;,:.:,;,;,;,! ｀ ´ !;,;,;,!;,;,:.;,:.:.:ヾヽ!
!;,:.;,;,;,;,;!.:l,;,;,l;,;,:.,;,;,;,;! !;,;,;,;!;,;,;,;,:.:.:.ヽ>′
. !;,;.;,;,;,;,;l:.:l;,;,!l,;,;,;,;,;,ﾉ ヾ,;,;,ヾ,;,;,;,:.:.:.:l ___
. ,r‐''''''''''''!,;.:,;,;,;,;,l.:.l-'-'‐‐''´ `ｰ----'-､'''''￣''''7´ ; ヽ
.. / `ｰ'´ l,;,:.;,:.;,;,l.:.:! ',:.....:::, ' ',:::::. / /￣ ヽ
/ !;,:.;.:.;,;,;!:/ !ｰ-- .,,,,,,,,,,,, - ' ;:::;' ｰ- ::..,,,,. --‐‐' / / ヽ
. / !;,:.;.:.;,;,l:.:! l / / ヽ
.. / !;,:.;.:.;,;,li.:l ! / / !
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
.
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼
／ ::⌒（__人__）⌒::: ＼ シタノ村のほうの都合もあるだろうし、
| |::::::| ,---、
＼ `ｰ' しＥ | できればクレイたちが戻るまでに試作車両を完成させたいお。
／ l､Ｅ ﾉ
／ ｜ |
（ 丶- 、 ヽ_／
`ー､＿ﾉ
ゝ､::/:.:.:,:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:i:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ:.:.:.:.:
.':.:.:/:.:.:/:.:.:.:.;:.:.:.;:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:.:l:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.､:.:.:.:.ヽ:.:.:
ｊ:.:.:.l!:.:/:.:.:.:./:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:!:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:ヽ:.l:.:.:ﾍ:.:
/:.:.:.:.:/;.:.:.:./:.:.:,:.:.!:.:.:.:.:.:./:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:ﾍ!:.:.:.:.:j:.:l:.:.:.:}:.
'ー!:.:.:.:.:l:.:/l:.:.:/:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.l:.:.:.:./l:.:.:.:.∧:.l:.:.:/:..
l:.:.:,:.:.l/! l:./!/!:.:/､:.:.:.:.;.:ﾄ､:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:./!:.:./:.:lヽ:./ !'.ｌ:./:.:. ==||== || ||
ｊ;:ノ!:.:_:.:l - ､_:/ ヽ:.:/!; ヽ:.:.:i;.:.:./:.ﾊ! ｌ/ ヽ!_,l/-､, ｌ;ヽ:/ ==!!== .|| i i ,
!/!ヽ! _≧ｚ､'_ ! ヾ:!l:./ l' _ ｘ≦ _ / ｌ' ｌｌ / ／
ｌ }ﾍ ｲ´ 云示ミ＞､_,ヾ .!'（_ ｘ≦ｒ示云 ｀ﾃ '´`ﾉ
ヾ.〈 ､ ｀ .赱ソ ｀ ヽﾞ" ´ .赱ツ .l )./
ヽ.ﾊ .:i j /､ やるだけやってみるさ！
／ﾆﾆゝ, .::| ﾑ´ﾆﾆヽ
／ﾆ/ﾆニﾆヽ :::| /ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
/ﾆニｌﾆﾆﾆﾆﾆヾ､ ::! ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ｒ＋ﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆﾆｿｌ.､ ＿ _ ＿ ／|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆｌﾆﾆﾆﾑﾆﾆﾆニﾆ＜､＼ ´ _ __ ｀ ／ ｊ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ
／ﾆニﾆヽﾆﾆﾆﾑﾆﾆ／ j!. ＼ ／ ! ＞､ﾆニ/ﾆﾆ
∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍﾆﾆﾆﾍ,/ ' l ｀ ー 一 ´ / ｌヽ iニ/ﾆﾆﾆ
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽﾆニヽ ｌ / ′ !ﾏﾆﾆﾆﾆ
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､．:--:､､、 r‐く: ｀`"''‐､、 /ﾉ ,‐ ,.-'"｀｀ :;；:;:＠:;,,-'‘
k:;y:;r.:.:.d`--､.；:;:;y；:;:k；｀'‐､、 :., / ﾉヽ／、:;y；:；:;：,､-ヾ <∈:;:;＆
<:o;>:;:<:o;>k>＼,､､､、:;y；:；:; :`'i､ ,,/,て／,,:;:.；:;h:;：:;:g::.″<+"@:;:;;:;:;:
:。／< +>o:<_:;;;ｋ;｀'i､ ,'', r" / ./::〃;y；::k:;:；:;,-"< :::o:: >/:;:;:o:;
y< +"@` x "@`x>:;",-, /ﾞ .、 ゝ,,,......,、 ,′/:;:;℃:;:;:.,i´;:;:;:;g;:;:
∈:;:;＆.o:;; ｀γ"¨ﾟ ﾟ” ゝ,,.｀ヽ: ;:;:;/:/":。／<:;:;:p
" :;: l 丿 、 ゝ､< +;"@:` x: >:;<:;:;∈:;:;＆
:;: :::o::... ／￣￣￣ ＼ ..., ゝ,,,:;:/< :::o:: >/:;℃:;ﾚ<:;: x;: >
y "@`. ／ ― ― ヽ .⌒ゝ,,,-､.､､,、ヾh ::;<o:;>
. / （ ●） （●） ヽ
k . | （__人__） | つくづく、ゴムタイヤって偉大だお。
< γ￣￣￣/ー／￣/
:<: /￣ ￣ /)＼ | < ヽヽ
. | | ｊ ）' y/＾) i |
. ヽ ヽ／ヽノ| ﾊ| ヽニ､ |
. ヽ ／o |ｌ || o＼_ﾉ
. | ￣ |ｌ || |
. | o |ヽﾉ| o |
. | |=Li| |
. | |/＾|| |
. ﾉ＿＿＿ノ| /::|＿__|
. |:: ::::::|/:::: /
. |:: :::::j::::::/
.
＿＿＿＿
／ ＼
＿ﾉ ー ＼ 車輪はどうしようもないし、代用ゴムにも手が出せないですからね。
（ ●） （ ●） ＼
| ' | サスペンションでごまかすしかないのは手詰まり感があります。
＼ ￣` ／
/ ヽ
/
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（● おまけにバネがなあ。
| （__人__）
. | ﾉ コイルバネなんてつくれないし、鉄自体が貴重品だもんなあ。
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
_,n＿ , _,n＿ , _,n＿ ,
└l ｎ |[][]「l └l ｎ |[][]「l └l ｎ |[][]「l
U Ｕ くノ U Ｕ くノ U Ｕ くノ
／⌒ ⌒ ＼. |,_|,_|,_|'､
( ー） （ ●） /￣ヽ|,_|,_|,_|,_|
／⌒（__人__）⌒::::; 6ヽ|'人_|,_|,_| 戻ってきたお。
| ー' ヾ,__ﾉ ( ,|
＼ ／ ｀´ ゛' ﾉ
ゝ＿人 '' ､
＼＿／
.
. /;j
/:::ll . ∧
. /:::://i ／ /: |
|;;::::,/ .|ｌ / ,／ ／ : |
|;／ .|,.!.|/''''‐ 、/ :. /
. ,,,r‐''´￣￣::`、,, .、.ヽ`,`､:: . /
／￣ ,,,;;;;:'"~ ｌ、 ! i i i.ヽ`, ./. ／/／￣二ﾆ=-
ｵﾜﾘｶ |ｌ／ '＾ . |:::. i!i! .i |.|-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ'
／ ,::::/:::: .il '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
ｵﾜﾘﾅﾉｶ..／ ,,r''" _,._-':::.＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／ . ／ ／ ‐､:lljiﾉ≫'".／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／ ,. /::::::::: `'" .／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. ,. '".' ,.. -‐'" .. .' ,／ /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
. ,| ／.ヽ, / ._､,,,,,r''::' { /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
l:| .,:':':':';';'. ' .･'´ . ﾞ;'::::::::. / {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. 〈/ ; " ''''.' ､........::::'';;:::::::: │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
,.. l、 `''''~_,,.-―;:::::::::::::::::::: :::::::::.//|..j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
_,..-'" 〈`､＿,_;..-'" .-‐'':::::＿::::::::::::::::::::::::／//l,| ／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
''":::::: ＼';;;;::::;;;_.ｒ‐'''''´￣ ￣`ー､__,-'"::/./| .|| ヽ . ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ
:::::: :;': :::::::::::: /::: :::::::::::::::::/ /l.l lｌ.....／ ∧ 、 } l |{ l│{ l! はい、どーぅどー。
:::: ;': : ::::::::::/:: . ::::/..///ﾉ/l. ∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl
:.: .:..;:': : : : ::: /:: ::/ /ノ／ '/ ／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
:::;:': : : : : : :/:. / // ＿／ ＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
., ‐'" :::::'/. / ./ / ＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
/ / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
| │ / / ＼ ｌ ／| ｀ヽ ヽ ∧
| / ヽ. L. ＿ -‐ ´ ,ﾚ'´￣ ､ } ∨ ∧
/| i{ ＿, ' 〈 ,. ‐- ､ ヽ V ∧
{ | l| / __ ｀ヽ Ｖ ＼_∧
ｌ│ | 〈__,ノ ｀ヽ V ＼ ￣
.
: : ._,,-ｰ'''''""ﾞﾞﾞ"'''ｰ丶 _,,,,,,,-----､,,,_: : ,,,,,,,,,,,,,,,,,,__,―ｰ-、
: ,,／ﾞ,,,--‐''"ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ"'''..-'"ﾞ｀: : : : : : : : : : ｀'' ｀ `'-、: ｀'i､
: : : : ／: : : : : ＼: : ｀'i､
..-'"ﾞﾞ : : ヽ: : .ﾞli､:
: : lﾞ,、.． .,,、: : : : │: : ﾞ'k,:
: : : ﾞ|i､ ,/｀`ヘ,,,,、 : :│ : : ﾟ!i､
: .ﾞlﾞl: : : （ .ﾞl .,／｀ : : ﾞl'i､ヽ,、.ﾞi､
ｲｹﾙｯﾃ .｀| : |: ﾞl: ,／ヽ: : │ ﾞ''',,,,,,
: .ヽ.: .│ .ﾞl .、 ., ._,,-'" .|ヽ: 丿 ｀ﾞ''
ﾓｯﾄ ﾔﾛｳｾﾞ.....ﾞヽ,／ .│ : │ :|--―'"｀'i､: : lﾞ: ｀＼、: : :|
./ : .,/l,: | ＼,_: : ＼: : │ : |
.,i´ : 丿 │ .| 〕 :│: │ : |
│ : : ,i´ │ | | :/′ .|: : |,,、
｀ﾞl : │ │: ＼ │.丿 .|: : ::丿
ﾞl : ﾞl、 ﾞl、: │ 丿 :/ │:: ,i´
カッ .ヽ : ＼ lﾞ : .| ,／: :.│ /: : /:
ヽ : ｀ﾞ',! .|: : lﾞ .＼,,,／゛ .,i´ ./′:
カッ ＼ .＼,,,,,lﾞ│ ,! .丿: ,/: :
￣ ..: : ./: .lﾞ : : ｀: !． :
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼ィ´￣｀lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
. { (￣´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／
ヽ ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿ んー。
,ゝ } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :...
. ／//＼ / ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
／//////≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ／ﾒ,〉 / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
. ／///////////´ j/|:.:|八 ヽ _／メ／ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
. ／//////////／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
／//////////／ ＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
／//////////／ /./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
／//////////// -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | どうしたお？
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 なんつうか、ひっぱりやすくなってるじゃん。
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ こう、滑るように動くっていうの？
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :... ﾉ
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | /////////////// . ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
_―=ニ二三'////l / ＿| | | //////////////// ┃ 転がり軸受けの成果ですね。
../////////////| ,/ [Oii] | H ヽ { //////////////// ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. /／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
.. ／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
./:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
. /./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ その分スピードもでちまうっていうか
.. ＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼
..... ,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ 止まるのとあわせて馬の脚に負担が掛かってるぽくてなあ。
.. ///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
|///////////////////////////////////////////|
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ たしかにこれまでは、
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 馬追いをやめれば自然と止まるくらいだったのが、
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 止まりにくくなってる気はする。
. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（─) 動かす方、スピードの加減は御者次第だろうから、
| （__人__）
. | ﾉ 止まる方はお馬さんに頼らずにすむよう、ブレーキつけるか？
. ／::￣::＼ ⊂ヽ∩
│／￣￣＼＿(,＿ ＼＿
／::::＼::::|:::::::::∪＼:::::::::::::＼
|:::::::::::|::::::|:::::::::∥::::＼::::::::::::::＼
|:::::::::::|::::§:::::::∥::::§＼::::::::::ソ
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ 馬の負担を減らすのは大事だぜ。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 付けられるものなら付けちまえよ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
.
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ー"::::::::::::i
ﾄ､_ ,."::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
.i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iヽ､::::::::::<__
[二二二二二二-"Yハ::::|二＼::::::／
l'::::::::::::::::::::::::::::," ,_.|.l | l/ r' .i .￣
ヾ:::::::::::::::::::::::::i' i' l l.| 'i _f;| 地面につっかい棒……じゃあんまりか。
丶:::::::::::::::::::::l、 'yl |i 〉
＼::::::::::::::::::::>、| l.l､ __} 車輪に木板でも押し付けりゃ制動かかるっしょ。
);nr'Y´｀Y' | .|ﾊ ,ノ
. , -───-- ､ | | ﾍ´l i ＿, -── --,
＿__/＿＿＿＿＿＿ﾆ､_|__ゝl＿!＿ ,r'￣ ,r - ‐' "´
≦者圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ y´ ￣^､ i!る }
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ ∨ ヽ ヾ-′
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ ∨ ,ﾍ 丶-′
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ＼ サスペンション周りが複雑になりすぎてるから、
. ／ ／）（ー） （ー）u＼
| ／ .ｲ ' | 車輪そのものにパッド押し付ける機構追加は難しいかな。
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／
. | ≧ｼ' ＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／＼ ヽ ヽ ┃ 無駄にダブルウィッシュボーンにするから。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ 気持ち悪いくらいに車輪がひょこひょこ動くもんね。
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l!
∧ V｀ ｰ一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl あれで路面のでこぼこをいなしてるのは実感するけどさ。
／ ∧ V＿／ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
＿＿
,,.-´ ｀｀ヽ
.／ ＼
／/ ＿_ノ ヽ､＿_ ヽ 、 ディスクブレーキにするには軸周りの形状全とっかえになるから
／ .| （ ー） （● ） | ＼
／ l （__人__） ... | .＼ まず車軸ブレーキで様子見たいけど、
.＼ （｀ヽ、 . , '´ ﾉ ／ .／
/..＼ . ＼ ヽ___ '´ ,,'' .'i ／、 んー、革ベルトではさんでみるかお？
./ .＼ .} イ / ／ ヽ
l 丶 ＼ | .〉 / ／ / 冫
.| .l ／~＼ ／ / l .l
.| .l ／ .＼／ l .l |
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ 革はすぐに傷むから、やっぱし木じゃないかな。
| ｀⌒ ´ |
| | 押し付けるだけだと負荷が偏るから、挟み込む感じで。
ヽ /
ヽ /
, -‐´ | | ｀>_
人__,―､ |', /| く､ ヽ
/ {￣`| ', / | / ＼
{ ｎヽ | ', ./ .i / １ ',
／､ | V l ∨ | / | ﾊ
| ーｒl Ⅵ || |; ﾉて }
＿＿＿＿
車軸 （ギュっとね）
↓ /￣￣￣
-=〔（ ○ ）〕=- ⇒ -=〔(○)〕=-
＿＿＿_ ─────────────────────────
／ ＼ 【走行中】 【ブレーキ】
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ なら、ドラムブレーキの内外逆転で、
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ ブレーキシューが車軸を外側から挟み込む感じでいいか。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やるお さんダウト。自動車だと倍力の関係でシューがドラム内側ですが、自転車は外側シューですよね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ノ ヽ､_ ヽ ブレーキとして効きがよければよいほど消耗品でもあるから、
| （ ●） （● ） |
＼ ｌ^l^lｎ ｀ ／ 直接押し付ける部分は簡単に交換できるようにしておきたいですね。
／ヽ L
ゝ ﾉ
,.-‐'´￣ヾ´￣￣ヽｰ-.､
r'!: : : : ヽ、:ヽ:＼: : : ヽ.‐､ヽ.
/: |: : : : ﾄ､: ＼: ＼:ヽ.: : :ヾ.: :iヽ
,ｲ: ; ヽ、 : i: :ヽ: : :､: :ヽ:ﾄ､ : : :l: !: :!
/: :l: /;ﾊ､: ヽ.: :ヽ、:ヽ: ヽ: ヾ: :l: :! :|
!: :j:/: !: i､ヽ. :､: : ﾄ､: ﾄ､: ヽ: : :l: l :ヽ
|,ｲ:ﾄ､:|;ム:､|､: :ヽi､: :｣__ヽ、!: : !:j : |｀
!:j: : | ,ｨｫｭ､ヽ: :| ｀>!ｧr､ i:| :/;ﾊﾊj
|ﾊヽ:! ﾞ-' ヾ ﾞｰ' ´ !//'/:| 機構部品と消耗品にわけるんだね。
ヽ､! i/ノ: :i
|ﾍ ､ /!: : ﾊ!
ﾄヽ 、 ＿, / jﾊ/
＿＿,j:〉、 - , ' _|ｰ.-､
/ﾊ: : : : :,.ﾚ| ヽ ／,ｨﾊ.ヽ￣´:l
/':::il: : : : | ｀ヽ、￣ ,．'´//::l|:r,､ : |
,':::::::l|: : : ﾉ /`'ﾍ´ //::::ヾﾚ': : :ヽ
.
＿＿
,,.-´ ｀｀ヽ
／ ＼
/ '⌒ '⌒ヽ
| （ ●） （ ●） 戻るためのバネはペダル側で仕込む……
／.| （__人__）／´二二⊃
／ ..＼ ／ '‐､＼ 逆に、踏んで開放、放せばブレーキでもいいのか？
／ / `ー───ーｌ .ヽ〉
＼ l | ∧ ∧ __人_/
／＼ i l .| .i /´ `ｰ'〉 ヽ
/ ＼ | . | / | / / ﾊ
＿_
／ ～＼
／ ノ (●)＼ 俺らの感覚だと踏んでブレーキだけど、
. ｜ (.／) ⌒）＼
. ｜ （__ノ￣ ＼ 安全装置と考えれば踏んでないと動かないってのもありか？
＼ |
＼ /
. ＼ ⊂ヽ∩
/´ (,＿ ＼.
/ ＼. ＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
./ / |. ＼ソ ┃ フットペダル前提で考えているのは、手は手綱を握るため。
（ y' .|. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿ ハ
ィ ＞: : ｀ｰ-ミ /: : '
/: !／. : : : : : : : : ヽ_/. : : :;
}: : ＞ー-ﾐ: : : : : : : : : : : /
乂: ｲ-=弐x ＼: : : : : : : .ｲ
r气}:/ f frj.＼ .＼: : :＜
{ f:j}ﾞ ' ゞ {t拆〉: : : : :＞ それだと御者が乗っていないと動かない、なんてことになるわけで、
＞ ⌒7ー-ミ ゝ ､ ' ゞ仗: : : f´
i / }} ＼ ｀ヽ .ｲ只⌒ヾ １頭引きの荷馬車でそれもどうかなと。
.ｊ{ ′￣｀ ＜乂 ＞--＜//} }
{/ /. : : : : : :.＼＞-く }/.ｲ } }
, ´￣￣￣ ,'ミ/彡′
／ ミ/彡' ＼
＼ r- 、/ ／ 〉
.. ＼ { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...ﾞィ´￣ハｰ-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
...＼ィ´￣｀lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 用途次第だろうけど、
{ (￣´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／
.. ヽ ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―= 操作基準は統一しといて欲しいな。
.. ,ゝ } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:
／//＼ / ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..／//////≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ／ﾒ,〉 / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///////////´ j/|:.:|八 ヽ _／メ／ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ////////／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
..ﾞ/////／ ＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
...///／ /./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
//// -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
..//ー―――=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
../////////////////////| ,/ [Oii] | H ヽ { //////////////////
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | 補助部品で、御者台の外からブレーキ操作できるようにする？
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
＿＿＿
／ ＼
／__ノ ヽ___ ＼
／ ─） (─) ＼ いえ、走行時のブレーキ操作の即応性からは、
| _´＿ |
. (.!､_ ∩ ＼ `ー' / ペダルで強弱コントロールできる、僕らが慣れているタイプが無難です。
. ｀＼ ＿ ＼ ／ （⌒c⊃ ）
＼ ゛ ／ | | ／ ／
. ＼ ／ ＼ ／
., ──‐､
／ ＼
| _ノ ヽ
| （ ●) (●) 動かさないだけなら、別にパーキング・ブレーキつけるか
| （__人__） , -―ーっ
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣ 車輪止めかましとけばすむっちゃすむしな。
. ﾝ } |. |
／⌒ ノ .|, |
/ ﾉ _ィ ´ー‐ｨ' |
../ / r_＿＿__ ノ
/ / |i
.
. ＿＿__
／ ＼
／ ＼
. ／ ／） ノ´ ＼_ ＼ 物は試し、やってみて、感想や評価でまた考える。
| ／ ,ｲ =・= =・= u |
l / 二) (__人__） ／ で、ブレーキ以外で、曲がりとか乗り心地とかはどうだったお？
. | 二ﾉ ｀ ⌒´ ＼
／＼ ヽ ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
/./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ 曲がりについては問題ない。
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ 車輪が転がりやすい分滑らかになったとさえ思う。
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
|///////////////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////////////∧
〈///////////////////////////////////////////,∧
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒） ＼ 左右独立で回してますからね。
| __´___ | ﾌｧｲﾅﾙ・ｱﾝｻｰ
＼ `ー'´ ,／ 馬なりでよくて、ハンドル機構は不要でＦＡ。
/⌒ヽ ｨヽ
/ rｰ'ゝ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
|::::＼_ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
. i:::::::::::｀'┘::::::::::::::,'､::::::::,‐-'､,::::::::::::::::::!ノl
!::::::::::::::::::::::::::::::/_/::::::/＿＿￣ヽ:::::::::::/
＼_::::::::::::::::,-" /:::／ ｀Y、＼::/ 乗り心地は、荷物積んでる時は割といい感じだったけど、
＿,_／:::::::::r⌒ヽ ' ´ /⌒'ヾ i;l⌒ヽ/
＼_::::::::::::::::〉 ,-‐､ (;9) ﾘく｀', } 降ろしちまうとなんていうかな、跳ねるっていうのか。
￣￣フ 入 9 ; ､ ソ､
／ _/ ヽ '' _, ｨ<_::::ゝ もちろん、以前とは比較にならないくらいマシなのは確かだぜ。
_＿ ／ ／/ /| ./ ｨ-‐´￣入_
＼_ ,／ / / .i ─ ／／ - ",-＜//
/´ / 丶、 _ イ／ - ",-＜//////
＜__,/ _／ ｨ-＜///////////
, - "´ ∨/////////////
/ヘ⌒｀ ‐ - ∨///////////
.
,ｲ: ; ヽ、 : i: :ヽ: : :､: :ヽ:ﾄ､ : : :l: !: :!
/: :l: /;ﾊ､: ヽ.: :ヽ、:ヽ: ヽ: ヾ: :l: :! :|
!: :j:/: !: i､ヽ. :､: : ﾄ､: ﾄ､: ヽ: : :l: l :ヽ
|,ｲ:ﾄ､:|;ム:､|､: :ヽi､: :｣__ヽ、!: : !:j : |｀
!:j: : | ,ｨｫｭ､ヽ: :| ｀>!ｧr､ i:| :/;ﾊﾊj
|ﾊヽ:! ﾞ-' ヾ ﾞｰ' ´ !//'/:|
ヽ､! i/ノ: :i 荷車としてみれば、荷物満載状態にあわせるべきだよね。
|ﾍ ､ /!: : ﾊ!
ﾄヽ 、 ＿, / jﾊ/
＿＿,j:〉、 - , ' _|ｰ.-､
/ﾊ: : : : :,.ﾚ| ヽ ／,ｨﾊ.ヽ￣´:l
/':::il: : : : | ｀ヽ、￣ ,．'´//::l|:r,､ : |
,':::::::l|: : : ﾉ /`'ﾍ´ //::::ヾﾚ': : :ヽ
. ／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
.＞ 〃 ＼ ＼ ＼
.⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒ 荷物のあるなし関係なく、
..／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ 御者台の揺れに直結するフロントは
.| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
.|八i |八弋り |｢ 八 もう２段くらい柔らかいほうがいいかな。
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
./ 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼
.|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
.ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
./ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 車台・車体間は固くないと荷台の揺れが収まらない気がした。
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―= リア側もサスを柔く、車台・車体間を１段階固くしてみてくれ。
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
!ヽ、 ／r'` ､ : :／ヽ、 : :ヽ: ヽ: ヽ.
,ハ: : ´: : ヽ-',／: ヽ、: ＼: : : : : ヽ:_ヽ
. //': ヽ、,.. -:＜: ヽ: : : :ヽ、: ヽ、: : : ヽ ｀`
i/:.!:{ : |:ヽ : : :j :ﾄ､:ヽ : : : l､:ヽ-ヽ､: : : ヽ、
ｲイ/:､: ヽ: :ヽ.:i: l､: :､,＞:､:| :ヽi-､: ﾄ､:_ﾐ`
/' jﾊ: ﾄi_l､ﾄ､:､iﾍ|'＞､lヽﾄ､j､: ;ﾊ l : : :ヽ、 ポップ君、午後の荷運びまでに換装できるかな？
ヽ:iﾊﾁi ヾ ´＝ﾐ` Vﾝ'/､ ﾄ､!｀`
l / r'l;ﾊﾉ: :｀ヽ、 僕はその間に運ぶ板をせっせとつくるつもりだけど。
∨ u / / : : : : : !ﾄ､＿
／::｀､ ＿ ／ ／: : : : : : :||: : : : 三
/;.-､::::::ヾ ／, < : : : : ,､: : : :||＝===彡
／´:::::/＞､:ヽﾆ´ ,∠／/ﾊ ､: : /〈ﾐ;: : :||: : : : :/'
／´ |::::::{{:＿::》::｀ー'i rヽ j l: :ヾ.: :ヾt/ : : !lヽ.: :/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 洗濯板用の板を、ロレンス村（のひみつのこうぼう）で製材してシタノ村に運んでいます。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/:::∧ ／:::::::::::/
. /::::::::::ヽ /::::::::::::::::{
/::::::::::::::::::＼ /::::::::::::::::::::ゝｰ::-...､、
i:::::::::::::::::::::::::ヽj::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞..､ ,}
l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /:j
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨::/ ,ｲ
ヽ､、 ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/／/
＼:＞..､...ゝ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
｀'＜;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;､::::く
｀＞:::::::::::::::::::::::::::;ｲ::::::::::::ｲ::::::::::/"´￣ }ヽ:.､
ー＝＜´:::::::::::::::::::::::::::＞"/::::::／ /::::::∠_＿____ノ⌒ヽ｀ヽ
｀ ＞:::イｲﾊ'´＞メ､／ｰ‐/:::／_∠￣｀i:〈γこ }
/／ ノ/ ﾊ （弋:ｊソ` `"弋イｿ｀) l:ﾊ⌒）/
. ′／ / /ハ ー‐ ー一 ﾘ し' / うぃーっす。
／ イ ヘ∧ ､, /ゝ ,ノ
. / / / / '､ ､-_､ ｲ:::::＼ フロントサス側２段柔、
/ / / / ヽ ｰ ／ ト!´￣
ヽ / 〈_ | ,r ─ | ヽ イ lｰ ､ リアがサス側１段柔の車体側１段固、うけたまわりー。
∨ ヽj i ｀ヽ _!､＿_｀_:::::_＿__＿|._ノi
､r─────────‐┤ | ├──────
. ヽ ヽ、 | j ___＿＿＿＿
ｰ:i ___＿＿＿＿＿＿＿ ｀ ､ .. _.|_.. , - .,イ圭圭圭圭圭圭
. :! i圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭≧tx､､,,,,,_ .,,､≦圭圭圭圭圭圭圭
.....ヽ! l圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭| |圭圭圭圭圭圭圭圭圭
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 試作ということもあり、とにかく構造をわけています。後々整理していくことでしょう。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
､．:--:､､、 r‐く: ｀`"''‐､、 /ﾉ ,‐ ,.-'"｀｀ :;；:;:＠:;,,-'‘
k:;y:;r.:.:.d`--､.；:;:;y；:;:k；｀'‐､、 :., / ﾉヽ／、:;y；:；:;：,､-ヾ <∈:;:;＆
<:o;>:;:<:o;>k>＼,､､､、:;y；:；:; :`'i､ ,,/,て／,,:;:.；:;h:;：:;:g::.″<+"@:;:;;:;:;:
:。／< +>o:<_:;;;ｋ;｀'i､ ,'', r" / ./::〃;y；::k:;:；:;,-"< :::o:: >/:;:;:o:;
y< +"@` x "@`x>:;",-, /ﾞ .、 ゝ,,,......,、 ,′/:;:;℃:;:;:.,i´;:;:;:;g;:;:
∈:;:;＆.o:;; ｀γ"¨ﾟ ﾟ” ゝ,,.｀ヽ: ;:;:;/:/":。／<:;:;:p
" :;: l 丿 ..... -=彡-=ﾐ..､< +;"@:` x: >:;<:;:;∈:;:;＆
:;: :::o:: :;:;:;:: ｌｋ/.{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._.,,,:;:/< :::o:: >/:;℃:;ﾚ<:;: x;: >
y "@` "@`x>丿≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐,,,-､.､､,、ヾh ::;<o:;>
+>"`:;:; ",r″ /:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼..ゝ, ｀'‐､:
k ):;:,‐''',ノ /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝.ｰ
< ､,",ノ″ ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.: では午後便までに、乗馬練習を進めようか。
:<: >o::>',,ノ )＼-一 ／人:::ヾ＼
.'″ ＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
_ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼
¨¨¨¨¨ 、
／ ｉ ｌ! | ＼
.′u | | |ｌ ! u. ヽ
/ ! （___人___） } ひぃ！
.i u !ililililil| /
! {ililililiﾉ ／ やるお のお尻はもう限界だお！！
.ゝ イ..ノ}
7 ..ノ} ! ノ
/ .ノ |´
./ |
.
/ﾊr‐ ､ ／/}
ノ |{;,/`ャ=く:.:/ﾉ
.. ） .....ｎ.____ ｎ.____ /:/从ﾑﾆ=ﾐ:く
.. ヽ |┌‐┘ |┌‐┘ に二二l . __ ..|/从/:.:.:r'^ヽ.:乂
. Ｌ.二ｺ Ｌ.二ｺ. └┘/7 .从:{/:.:.:.:.＼ 〈:.:.:.:.〉
＜ノ . |{|片rぅ､:.:.:.:.ヽﾞ､:.:{
从:.:ﾄ{:.:.:.:.:.:.:.:.:.`､:.:| ｼﾘｱｽ
/} }:.刈:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.ぃ.:. ﾌﾞﾚｲｶｰ
Ⅵﾄﾐ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}j:.:.:.､ オレ！
爪匁} V込___.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
,'ミ/彡′.. ∧:.:Y⌒辷={{_::::}〉:.|〉
,'ミ/彡′ 八}:.:.ゝ-く:.:入:.:.:.:_从
,'ミ/彡′ / ∧:{ j〉|::::::个ｰ=く ＼
, ´￣￣￣ ,'ミ/彡′ / / ∧Y:.| |:.:.:.:.::::::::::::} ＼_
／ ミ/彡' ＼. | , | }ｉ://:::.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＞-.... __
r- 、/ ／ 〉 | i | |//:::.:.:.:.:.:.:.::/ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉
.ﾞ´￣ハｰ-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／ ほら、こいつはやる気だぜ？
...ィ´￣｀lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／
..{ (￣´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ 騎士になるってのに馬にも乗れないじゃ話にならない、
....ヽ ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―
.... ,ゝ } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.: しっかりしてくれよご主人様。
..／//＼ / ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:
..//////≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ／ﾒ,〉 / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
../////////´ j/|:.:|八 ヽ _／メ／ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ//////／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
..ﾞ///／ ＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
.../／ /./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
// -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
..ー―――=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
..///////////////////| ,/ [Oii] | H ヽ { //////////////////
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.
ｲ ∧
, ´ /｜ / 〉∧
／ ／／ ＿ / // 〉
. / /[＿／／ ＿]〔＿＿＿ / // /
/ |／￣〉| ￣]〔￣￣〕／ | /// /
/ / /{(､ __.... |｜ 〉| ／ ＿＿ 卜 〉/ | //
. / ,j:i ｊ! i!:iV,::'二:ヽ､_ . |｜ |｜ ｀¨ 冖──ｚ＿＿＿ |/卜 ∠/ 〉/
/ , ,:j:i:V ;ゞ,:ｲ´⌒ヾミ､..ﾞ|/ └| ￣￣￣ |/ /｜ ∠/
i /=孑彡,j;:i! ..:::,.:::::＞=ｰ`ヽヽ!!ﾘ /.....亅 /／ 厂|
|､_,イ≧ミ`i! ｿ::::i,ｨ'辷ﾆﾐー､__!!. / ／ |／ 厂|
. 〉ﾍﾞ,ゝ=',ｿ,ｲ::::K`=`==='-‐''ミ､. / |／
〃ﾞ´二,ﾇ ´ .:::::l(´二´￣｀ヾヽ ik; /
.... i! i′ ( ,彳￣ヾﾐ､ 'jリﾘ; /. ／ ＼
V´ .j ､_ i!i ト //´ '.. / ,
. i _f'ニ≧､_＿___ ﾞﾉﾘ ′ ,. ′ ー―一 ー―一 ′ ／￣￣.:.￣＼
. ゝ-ｲ`亠亠亠亠'≧=,.'! | ;. |: ━━━━i:!::!:i::!:━━━ :|.... ／ ..ﾉ:::::::::,' ＼
. |ﾄf´､_＿＿_____r=ﾆ7j! j ! | | : ・ .i:!::!:i::! ・ :|. / :кﾟﾟ >:::::〈.._
. |ﾄ､`'､L__i__l__j,才´,〃 ／// i |: `i:!￢冖:!´i:!::!:i::!:`!:i￢:!´ :} | |u{ К。>:: :}
,iヽ`､_＿＿___,. イﾞ ／ ／ { u （＿__人__ ） ′..{: |§;'⌒ヽ| |Uij :
.. ﾉi ii ﾞ"ｰ≡三三ﾂ .〃／ ヽ､_ ＼ u （＿ ﾉ ,／. |U〈/⌒u|J | /
. _／ ﾊ.i _,.／ ＞ ＿＿＿_ ｨく. ＼ | Ji | U! ／
.._／ V .`ｰ-ｔ-‐=ｰｧ'／ ′ ー -一 ヽ 八(⌒^u⌒ﾉ<ｲ
V _, -' ／ / i ｆ ： / )) ＼
. V ／ ／ ｛ | |: |... / ＼
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┃ お尻だけじゃなく、太もももプルプルしてますが、まあ、がんばれ。
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
┌──────────────────────────────────────┐
│■木タール │
│ 炭焼きの煙を冷却することなどで得られる黒褐色粘稠な液体。 │
│ クレオソート、軽・重油、ピッチなどに分留でき、燃料、防水・防腐剤などに利用できる。 .│
└──────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────┐
│■クレオソート │
│ おおむね200～220℃で蒸留できる。 │
│ 殺菌力が強く、防腐剤・消毒剤のほか内服用として胃腸薬や去痰にも用いる。 .│
│ 局所麻酔作用もあるので、虫歯に挿入し、殺菌消毒と痛みをとるために用いる。 ....│
└────────────────────────────────────┘
-━-
／:::..... .....:::ヽ
,' ,
i:::/ , :. ﾄ 、 ｉ ヽ:. ｉ
|::】ﾊ_｝_ｉ |《》} |ﾊ i 【:.. | 木タールもこのように成分分離できるが、
＜⌒ｿ代テﾘ jｨｆテｱ}⌒＞
｢|ｉﾍ} , ｊ厂´! するほどの価値があるかどうかということになる。
| ｉ:::|＼ - - ,ｲ|:: :. i
: :...ｉ!::::]＞ _ ＜[::!|:: :. | 静置して分離した油分だけ回収し、
_＿ｊ⊥人ｸ￣甘￣!ﾄヘ┤ﾄへ、
/7: : : : :__ノ ーｖﾆ ﾊ__: :jﾉ: :＼＼ あとは防水・防腐剤か塗装・舗装材にすればいいんじゃないかな。
//: : : :／/￣ ￣ヽ＼: : : : ＼｝
〉: :へ/: :/ Ｖ∧: : : : : ＼
|: : : : :{: :｛ }: :}ト: : : : : : ヽ
ゝ: : : ::ゝ:ﾍ .ﾉぃ.. /:yi｢i｀＞' : : : : :〉
｝: : : : ﾊ`ﾆ= zイ:／ﾘﾚ ｢: : : : : /
〈: : : : : :∧: : ｌ l: : : /ｸ / : : : : :/
.
i´￣｀i
, ---───────--､.⊂ニ二⊃
ヽﾆニニニニニニニニﾆﾆｿ （,, ﾟДﾟ)
|:::::::::::::::{|￣￣||::||￣￣||:| /~つ∞つ､ ＿
|:::::::::::::::{|＿＿||::||＿＿||:|ｰﾑ.＿,バ､ ￣｀ヽ.___ lヽ_ lヽ_
|:::::::::::::::{|￣~[|||:::::::::::::::::::ゝ＿_|:､_）､_） ｀' ､ 彡 ・彡 ・ ゝ､,,
|:::::::::::::::{|＿＿||:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 彡 彡 ,ヽ,__/
, =＝=､、───────, =＝='､、 〃,ﾞ.〃,ﾞ'´￣~「:|￣!｀､/
〃＼| ／ヾｰ----------‐〃＼ | ／ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆ（（ヽ, |::| 丶,'
||―.＋― || || ―＋― || ）) |.）) | // ￣ l //
ヾ／ | ＼〃 ヾ／ | ＼〃 | |l...| |l || l
`＝=＝'... -…- .`＝=＝' .ﾋl.l .ﾋl.l l11 ■馬車
――――――.／ ＼──――――――――――――――――――――
′ ヽ
/ / _/ ﾄｨｯﾍ ＼ヽ
,ｲ i! r7ハ i}《｡》 ﾊ ｝ iV ｝. 馬車は古くからありふれた存在であるが
／｣{_八j刈≧ﾒ､ ´jﾉ斗≦ﾘ }__iL__
´ ヽ⌒ﾐVＹてうヾ ィtう^刈く⌒／ 乗り心地について改良が施されたのは近代になってから。
｀^iｰ|iﾘ ｀ﾟ¨ ， ｀ﾟ¨ j}ｧ彳ｉ
jN「ハ _ _ ｲ }/ | l. 紐や鎖で座席を吊り下げた懸架式の登場が14世紀、
i| {/ ＼ ／i !| ﾊ |
i| |//! ｢≧ ≦ﾆ」j人/'}ｉ l.. バネによるサスペンションは17世紀に入ってからとなる。
__iｊ,｣-┴ｦﾆ}Ｈ{ ニﾄﾉ＞ﾐ儿L__ _
/７: : : :く厂￣ ￣｀寸 /: : : : 「 ｝
｛/: : :r／ ⌒`＼〉 : : : : :| |r- ､
/: : : / Ｙ: :r‐-､| Ｌ_jＪ|
｛: : :｛ ｝: : ｀＼ ヽ |
|: : : ヽﾆ=､ ,、 __彡人: : : :ｒト､___, ノ
｛: : : : ::｝: : :i 「: : :|: : : :イﾐﾆﾆﾆ/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 紀元前2700年くらいの古代メソポタミア遺跡から２頭立て２輪の戦車模型が出土しているそうです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■車輪――――――――――――――─―――――――――――――――――――
紀元前5000年には発明されていた模様
一枚板 ： 木の幹を水平に輪切りにしたものは繊維方向が横なので強度がない
縦方向に切り出した板を丸くしたものも向きによる強度差がある
紀元前3000年頃？
分割式 ： いくつかの部品を組み合わせるようになった
紀元前1500年頃？
スポーク ： スポーク車輪の現在知られている最古の例は約4000年前とも
地味な衝撃吸収機能と、大幅な軽量化を達成
紀元前1000年頃？
鉄で覆う ： ケルト人、戦車の車輪の外側に鉄を巻きつけることを開始
銅で覆うのは紀元前2500年頃とも？
１８６７年
ゴム様！ ： 車輪の外側にゴムを付けたゴムタイヤが登場！
1870年頃には空気入りのタイヤが発明される！
――――――――――――――─――――――――――――――――――――――
_,, =-ミ
/ ｀ヽ
/ 7｣kzi| Ｌﾍ ﾄ } 現代知識では、車輪そのものには手を出しようがない。
＜|Ｙftｯ jﾙtｯ刈｢ア
j人 _ ﾊﾄｉ | キレイな円形と軽さと頑丈さがまず求められる機能なので、
j|＞- ＜ﾋしi_L__
,ｨ≠＞r-く: :＞: :|Ｖ| 少々の衝撃吸収性を備えても複雑繊細重量マシマシでは意味がない。
{: ／ Ｖ/:r: :|zｲ
i（ ｝:八: : :| ボルト・ナットによる締め付けで車軸と固定するところが やるお たちらしい見所。
i:!＞ 彡: :/| |i: : :|
!: :|:l ｢: : :ｲil|; ﾄ､: :|
_|:_/》〕 〔三zz《Ｖ,|＿:|
Ｌ_{:｣ |_: : ∧/Ｌ__」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 対応工具さえあれば取り外し簡単。かつ、そんな工具は出回っていないというのも利点です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────────────┐
│■サブ（rubber substituteの略）、あるいはファクチス（factice） │
│ 植物油や魚油を加硫して得られるゴム状物質（弾性のある樹脂状物質）。 │
│ │
│ 油に塩化硫黄と石灰あるいはマグネシアを反応させてつくる白サブと、 │
│ 油に空気を吹き込んで加熱したのち硫黄を加えて160～200℃に加熱してつくる黒サブがある。 │
└────────────────────────────────────────┘
1839年 Goodyearが熱加硫法を発明。
1843年 Alexander Parkesが冷加硫法を発明。
1850年代 Alexander Parkesが白サブの製法で特許取得。
Bruce Warrenが黒サブを製造し、人造ゴム、ゴム代用品として使用。
──────────────────────────────────────────
_,, =-ミ
/ ｀ヽ 天然ゴムが無理でも代用ゴムに望みはあるが
/ 7｣kzi| Ｌﾍ ﾄ }
＜|Ｙftｯ jﾙtｯ刈｢ア 現状の やるお たちでは手が出ない分野である。
ｆ｛ j人 _ ﾊﾄﾘ{ /｝
｀､＼ __ ＿＿ _ｒzzr/ j|＞- ＜ﾋし⌒rzz､＿＿ __ノ ぅ 錬金術師により硫化アマニ油や硫化バルサムが作られ
ィゝ ､[ｪ´｢: :ﾉr : ,ｨ≠＞r-く/: ＞: : : : : rｧ: : :｢｀ｪ[__ノ′
｀￣ ￣´｀￣/'ｰ{/ Ｖ/: rt--='´｀￣ ￣ 防腐作用を有するため外科用医薬として使われた
/ ,/（ ｝:「 |
' ノ（ノ!＞ 彡: :/| |i ……といわれるが、確実なのは1700年代から。
/|:l ｢: : :ｲ il |;ﾄ､
ー-= 彡イ》〕 〔{三zz《Ｖi/ ,)）
/:/ |_: : ∧ /
ノ'7 ＼: : ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
'´´ !ﾍ /／ i: : :ヽ ┃ より以前からモノ自体はありそうですが……
i: :! ､_{ } : : : ! ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
l: i | i: : : :|
|: i | i: : : :|
.
┌───────────────────┐
│■車体・車台 │
│ 車体：ボディ │
│ 車台：シャシー、フレーム、プラットフォーム │
└───────────────────┘
_ -‐━ｭ=- __
_ '"＾ ⌒)ﾏ⌒ ﾞヽ、
, (__, ／へ＼___,ハ
/ ／
. { ,′ ,ィ7 ＿∧
. ｲ ／// ）ハ rヽ } i}
（jL,' r'7⊆ﾆ=z/ j| ｝ ﾏ=ﾆ⊇∨ﾉL_
く⌒ヌ i{.《/|i / /i /V j i} j| ヘ》7⌒｀＞
ヽ. 人/斗≠メｉ ト《c》ｲ ム彳トj| |く_イ´ ボディとフレームを意識してわけたのは整備性と発展性か？
j乂/Y卞で㍉ﾒﾉ jｲでﾗﾌ刋 { ケi|
ゝ彳 i乂/ノ ｀¨ ｀¨ ゝ人 Ｖ i| もちろん、現在の普通乗用自動車で多く採用される
／/ | / 八{ ..:: ）|｝ ｊ|し｝
. __/,:'≠ﾆ彡| |＼ _ ´_ ／ }ﾉ）Ｙ~´:⌒ヽ フレームレスのモノコックボディはさすがに無理であろ。
. __x≦'⌒ヘ i} {|ﾊ＞ ｀´ イ ｉ/ {{: : : : : : :｝
... _／二￣ミヽ､ ＼| { Ｖ{≧ｚ≦__} /∠ ＼ : : : : :｝ そこまで一つの形状に特化する段階でもない。
. 〈 ／ : ﾏ: : :、＼ 乂 j Ｖ ﾆ＝ﾆ└-- 》 : : : :〕
. r: : : : : : : : : : : ゝ ｝ｲ ／ v'⌒ _＿ ｛: :, : :/i
... }: : : : : 〉: : : : : Ｖﾐ V{／ ＞ ＼∨: :.〈: !
. /}: : : : / : : : : : :∧ |!／ ヽ｝: : : :ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ボディやフレーム自体の「しなり」を利用するのもちょっとね。ソリッドに固めちゃいましょう。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,.. ‐-v'ｒ‐ ::....
／::::... ..::::::::::::::..ヽ
...:: ...::へ:::.. .::＼
/ ..::/ :. ｉ:. { : :.. :.｀マ ..::: '､
,' 〔７ ｉ:. |ｉА!:i ﾊ::: : :. ｝:: ｉ} }
ｉ: :.. {::. |::.. |:lV|::|,x=ムミ､ﾒ: }-┴=ｧ 鉄道車両における車体と台車との間の空気バネを意識してか、
,ｲｉ::|:::|l:.‐七ｪ,ﾚ ｊﾉ/^{f心ﾃ》jﾉく~ イ
（ ﾘ人ｸｊ:::rf{t心､ ｀ﾞうｿ Vr'爪 { 試作段階では車体と車台の間にも板バネを仕込んでいる。
く⌒|Nゝ｀うｿ ｲ::{ |:. ｿ|
｢介ﾁﾍ ’ /l|::ｉ. ! : } 車輪・車台間側との組み合わせで対応幅は広がるかもしれないが
ﾚ !::::!::ｉ.. `._ﾌ ／ ﾉ|::ｉ: : : }
: ::ｉ::|::::|ｉ＞-=≦ﾆニfﾄ|:. ｉ ｉＬ＿ ___ 荷車なら最終的にはブッシュをかますくらいで十分であろ。
ﾉ:;;;|⊥=┘|≡| 八ﾚ＾￣7／ ｆ ＼
厂￣/ ﾊｊ凵∟_ / /: : : :∨/∧
/!: : :Ｖ ＞ ｒ⌒￣＼＿／: : : : : : ∨/∧
/!/: : : ／ ｖ 寸￣]__／/: :∨/∧
/!/: : : / Ｖ￣７:.: : : : :∨/ ｉ!
〔/: : : :｛l i｝ ﾊ: : : : : : :⌒フ/
＼{: : : :ゝ: . ノ/: :乂: : : : : : : :＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
Ｖ : : ハﾆ=zt ＿彡イ: :／｝i:｢＼: : : : : : : ＼. ┃ 無駄に車高が高くなっても重心わるいしね。
|: : : : : V: : :| |: : : : :}: : : / ﾘ| ＼_,;:.: : : : :ﾊ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
|: : : : : :|l: : :| |: : : : : : : / {:{人 /／: : : : :ノ
┌────────────────────────────────────────────┐
│■ブッシュ │
│ 軸や筒状の部材などに嵌めたり挟んだりして、隙間を埋めたり衝撃緩和に用いる部品。 │
│ ここでは油に浸した革の積層。取り付け部が微妙にふにゃふにゃ動くことで微妙な振動を微妙に吸収。. │
└────────────────────────────────────────────┘
.
┌───────────────────────────────────────┐
│■懸架装置（サスペンション） │
│ １４世紀の紐や鎖で座席を吊り下げた馬車の例のように、 │
│ 自動車においても初期のサスペンションは車輪を車体から吊すものと捉えられていた。 ..│
└───────────────────────────────────────┘
__＿
, -＜´ .:::::ヽ
...:':: :::::＼
／ _4}／/ ｨ ﾍ＼ :::::::.
／ / / /Z《v}|ｭ { ﾊi__ :::: i
（ ｛ｲ/ {Ｙ汽ﾒﾄｲ ｢≧トミ ｢ r'≫: |
ノ｛ く| ﾄゞｿ j八ィ汽ぅxＬ/「[|::i | バネ下重量は軽いほうがいい。
八ﾘ { ， ゞン＾ﾘ }「￣｀フ 操縦性は高いほうがいい。
/||∧ 、 /イr_ィ爪ﾊ 構造は簡単なほうがいい。
//!|/∧ ｀ ィ＾|!「i::ﾘ:|::）ｿ お値段は安いほうがいい。……etc,etc
,'〈__｣乂( ゝ、__,, ＜〔|z| i||:i:!／∧
（Ｖ7￣￣込]二[二ニﾘ^| |込L_ん｣〉 その全てをかなえることは不可能である。
}/: :r: :＼ﾏＬﾆ」=く／j人｢／⌒ニr=┐
/: 彡=-: :Ｖr-＜: （／＾ﾍ|＜ : : : //二
|／ ミヽ: : };| : :＼: :|| 二ﾆ
/ j,／ ＼ く ﾊj／＼|: || 二ﾆ
,′ ｝/イ Ｌ|| i二ﾆ
iﾊ 八｝ |ﾄ ｀ス ニニ
ヾヽ__ ィ ／: :/: :＼|i 〈: : ＼_∀
｢:]｢＾ 寸＜: : 彡: : : ／八 ヽ: : : 〔.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|: :| |: : : : : }/: : :/i|:|i:∧ ､ : : ＼. ┃ 目的と制限にあわせてパラメータを割り振りましょう。
|: :| |: : : :／: : : ハ|:iノ|i:}ヽ＿ ) : : : :i...┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌──────────────────────────────┐
│■リジッドアクスルサスペンション（車軸懸架式サスペンション） .│
│ 左右の車輪をつなぐ棒である車軸を用いたサスペンション形式。 ...│
└──────────────────────────────┘
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ メルセデス・ベンツ170のフロントサスみたいに、板バネを横置きして左右輪を繋ぐ割り切りは嫌いじゃない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
┌───────────────────────────────┐
│■インディペンデントサスペンション（独立懸架式サスペンション） │
│ 左右の車輪がそれぞれ独立して運動できるサスペンション形式。 │
│ 左右分かれているので、片方の車輪への入力はもう片方に伝わらない。 │
└───────────────────────────────┘
_.. -―-r= ‐- 、 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
,'ﾌ ..:::::::7 ::.. ヽ ┃ ダブルウッィッシュボーンは信仰！
／, ..:::::::;ｲ::i! :. ヽ :. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
,"『7 / / 』凵L :} :i :ト｡ .::.
｛ {:: : ,ム､j!∀「i i | |ﾌ:::ハ::::::i
ﾘ {!::i|ｨわﾏ八 乂ﾑ斗-+ ｲ i|::: ! とりあえずこの２点さえ押さえておけばよかろう。
i弋ﾄﾙ },,zﾘ） 'ｨち心ｧ/ ! :!:: l
i::i ヽ:V" ´ :, ゞ=ﾂ ｲ:i 「::ア ! それぞれの中で細かく改良、分類されているくらいのはなし。
/!::! ::∧ /刈 !::. i:::.. i
. / ﾟ｡! ::{ｉ::ｉ＼ T^ｧ ィ::::ﾘﾉ ;:::. ﾟ:。. ! 動力を伝達するわけじゃないから車軸を繋ぐ必要はないとはいえ
/ ∧,/ハi!:::_〕iｭ. ‐≦=ト;/ /::::::ﾉ∧:. :.
. / , ∨{ {::人『Д｢|￣ _／イ:::∠;;∨:.. 荷車ならリジッドで十分なんだがなあ、もう。
/ /:::::::::!ﾑ__,ｲト┥| . . ￣（ /／ 八. .ヽ;::::. ﾟ。
, / ;: ／~´ 《 ﾄヲ Ｌ二ﾆﾏ乂{ .（ . . .i::::::i }
′, .:ｉ:::{. .ﾊ＞:p -‐⌒ /7 . . . . .＞ .!::::::乂
. ｲ .:｛! .:!:::｝. :/／ν //. . .ノ : : . . !::::;′｀.. ┏━━━━━━━━━━━━━┓
... （ { ｉ::| ∧::}ｙ' //. .／ﾊ : : . . . .ｲ::/:::｝ . :.. ┃ トーションビームは！？
..... ハ从ｊ /!::!ｿ ,; . .八j . .} : : |: : . ノ〈:::::::. ! :: ::.. ┗━━━━━━━━━━━━━▼
ﾙ' :｛{:. . .人 . : : :{r' . .ノ. : :∧ : . . ＾７:::::: : :: ::.
.
_. -‐ ─ ‐- ､.
.. ,. ´.γ ⌒ヽ......、 ｀丶 ■ローラーベアリング断面図……のつもりでかいたんょ orz
／. ´.. i ｉ ...丶、 ...＼
. , ′.._＼ ゝ ___,ノ !／ ヽ . 丶
. . /......⌒ヽ .,. ' ,. ' ヽ γ ⌒ヽ. ....', ←─ ○部分が円柱（ローラー）、間にスペーサー
.. i i'i ｉ. / .',.i ｉ .!
. ! l..ゝ ___,ノ!.. ! .lゝ ___,ノ} ...│ ←─ 軸を通す穴と内ケース
. ! !..＿＿ 、.... 、 .,' ＜ ! .i
.. ! ',. ／ ヽ ......ヽ .ノ. ⌒ヽ.....,' .,' ←─ 外ケース
. '､..､. γ ⌒ヽ.￣ i ｉ/ ./
. 丶.ゝi ｉ./∨ ゝ ___,ノ┌───────────────────────────────┐
.. ＼ ___,ノ._＿_ -‐ ´ . │■軸受け（ベアリング） │
. 丶 ._ __ , │ 回転するものや往復運動するものの軸を支える機械部品のこと。 .│
￣ ￣. │ 回転軸を正しい位置に保持することと、摩擦を軽減することが目的。 │
│ すべり軸受ところがり軸受の２種に分類できる。 │
／ ...:: ..::ヽ └───────────────────────────────┘
/;... ...:::/ ;:V:: ; ヾ ..::｀、
{j7::.. / ﾊwＹｲ;. !:! ﾍ i
≦}|:./:: i|..::|::ｉ《》|i;._|ﾊ :i::i::.|{≧
|::|! iィ斗マ!ﾒ、 ﾘ斗マト|:儿;!| すべり軸受けは油膜でヌルっと。
r‐'ｹ卞ﾘ〈 {/:: jヽ '´ｉ/:: } 〉И广＾フ
｀ヽt{ ム ゝ=' 丶=' .ｨﾘィj｀:､ ころがり軸受け筆頭といえばボールベアリングだが、あんなものつくれるか！
Ｖ iﾊ , ..:|i:::| i| ）
} ::|:i:.. r-ｬ .ｲ::||:::! i| ' ローラーベアリングも難物だが、できなくはない。
} |:|:|::j＞. _¨_ .＜〔::|:::ﾘ:乂|
人|ﾉ::」｢￣}甘{￣｀トしｰ=ミiＬ_
／⌒ 彡vｧi_ ノ ⌒ヘ､_Ｋ: : : :/ノ: :＼
〈 : : : : : ｀v／~ ￣＼／: : : : : : 〉
{: : : : : :／ ＼: : : : : : }
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 精度のゆるさをグリスで誤魔化そうとすると、今度はシーリングがダメダメですけどね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ シーリングをどうにか出来るなら、グリス塗りたくったすべり軸受けという手もあるんだがなあ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌───────────────────────────────────┐
│■ブレーキ（制動装置） │
│ 自動車の３大機能とされる、「走る」「曲がる」「止まる」の止まるを担当する。. │
│ 古くは、車輪の穴に棒を突っ込んだり │
│ 古代ギリシャ・ローマ時代の戦車では車軸に巻き付けたチェーンを強く絞っていた。│
│ │
│ でも、基本は馬さん頼り。 │
│ 大型馬車や郵便馬車で車輪に木の板を押し当てて止める例も登場。 │
│ 鉄道と自動車の時代になって、 │
│ 制動力を求めてドラムブレーキ、放熱性を求めてディスクブレーキと発展。 │
└───────────────────────────────────┘
.::´ ＼
. ／ i| ヽ
. / i| i
,′ r'７ _＿＿＿_ｲ{ﾍｖ〈〉ﾂﾊ} ＿＿＿__ ﾄ､ ，
|/ 《,/ ＼＿＿(_ j| ／i＼ | i_)＿＿／ ∧》 |
,:ｲ / / / ⊆|Z《= =》キ{⊇ Ｔ ¨｀＼ |
.. ／/：／′{ {｣＿｣＿|八｀＼j／ 八| / | j＿,} | |
／ ｛i ! ｊｉハ ｉ| /|二「うト ム斗≠寸｢ ∧ j | |
/ く￣￣￣~{ﾄ 八,x 示ミメ人 ィリ示ミx.ﾄ 乂| !￣￣｀ ﾌ 革ベルト云々は避けて吉であった。
{ ＼ フ（イ| 《 ｛{::rJ）ﾊ /{（rJ::}｝ 》 i /｝く| !7⌒ ／
＼ ｀):| i人 ヽ`¨’ `¨´’ ′jﾊ/ヘ!と´ ／ ベンツが作った世界初のガソリン自動車で
. i:｀ヽ.| |ヘ＼{ j〉 ム r| イ|
. l ! ト ｧ｀＼ /|マィ|j | ! 駆動軸のドラムに革ベルトを巻きつけ
.! :| |厂∧ _ ＿ //|//, || !.:
:l ! ///＼ （ 〉 イ､'/!/ |! : 摩擦によって減速するブレーキが採用されている。
,'/〔 Ｌ ＞ ｀こ´ ＜ ｣ 〕/|, l i
. i .: :i /|＿￣二≧_ _≦二￣＿|/|:: | 200kmもたずに革交換が必要だった。
. | .::i |! |〔￣ ｢ [￣ ￣］ ｝ ￣〕 }::: i |
j:. .;丿,人 i}/〉 | |三:三| |. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ノ::／ ;'（ }ム八._ | |…:…| |. ┃ 1886年、パテント・モトール・ヴァーゲン。最高速度は15km/hほど。
.. ￣￣￣￣￣ﾌへ｀⌒／／三=三＼. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■バネ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
弾力に富んだ木の枝などが元といわれる。弓がわかりやすい。
金属の弾力性を用いた例としては、青銅器時代に「はさみ」が存在する。
紀元前500年頃の『孫子』には木製の板ばねを重ね合わせた弩が登場。
ロープを撚り合わせたねじりばねもこの頃か。
14世紀中 渦巻ばねのぜんまい存在、発明者・発明時期は不明
15世紀中 ぜんまいを用いた時計が現れる
15世紀後半 板サスと呼ばれる、合板を使ったばね機構が馬車に導入される
1500年頃 レオナルド・ダ・ヴィンチが一対の板ばねを用いた4輪の自動力車構想を文書に
1678年 「フックの法則」発表。（コイルバネが存在する）
1669年 イギリス海軍史家サミュエル・ピープスの記録「銅製ばねを馬車に実験的に使った」
1796年 自動車の第1号が誕生。以後、懸架装置、エンジンなど各部にばねを用いる
1804年 自動車の懸架用ばねの原型ともいえる楕円形ばねが発明
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
.. -━‐-
,..:..´ ｧ ...:::｀::.、
／, :::::..., ′
／:::;´ :::; ′ ...:::ﾊ
/:::::: ' / :. ..::::::::::::}
_,.. -ｪト::;:′ .: ′ : ;. ..::´ :. !:::八
｀ヽ、｛ｉ:/ .::. i/ i:. ｉ{/ミﾄ_ __
乂/ .:::;'.. ..:′ ..: ,ﾉ|ｉノﾉ＾￣イ´ だからぁ、例のレオさんぇ……
（ ｸ:. ;/:::: .::i′ : :::i/彡ﾘ ,ｨ爪}）
.::::. /:::::; ..::::::!:.. .:: i:::!Ｙ _／i |ル'
/::::::: ;:/::::::/ ...::::::::l:::::....::::} |::}〈イjﾄ人ﾘ 鉄鋼部品は鉄鋼が質・量共に安定供給されるまでは
,ｨ ⌒ ｰ-v′ ::;:ｨ::::::::/ :::::::::l:::: .::ﾊ /乂_ ﾉ
,,/└- 、 /..::／ / ′ :::::::|:::::::::::j≧彡ノ￣¨ ￣｀＼ 発達しようがないといういつもの結論。
八 メ:::/:::::/ .: :::|:::: :::|彳 ／＾ ､ヽ
《 ゝ=ﾆ彡´ｲ》:;: ′ .: .: :!:: :::|l:j ＿＿／ } 》
｝ / :.:.:!/::i. . ..:;′ .:: !::. :::|厂￣ ７＾ j./
ﾄ、 } :.:.i/::::l. . ..:{ :i::.. i :: ..::八 / ｲ｢
! ＼/ :.:.:l:::::::!. . . :! !:::.. | : .::ｲ｀)） / ｛ﾉ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ コイルバネ、円柱に（細い）鉄棒巻きつけてつくれなくはないですが、そもそもの（細い）鉄棒の時点でね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,γ: ..::ｧ::‐- 、_. ,;)
/::;':;:: ::/ :./__Ak::::X:、
/::/:::i::. / 7::::ﾌ』〕ｭ::::;ﾊ
,:／ ..::ト､{ ﾊ辷ﾁ∧::;:^::;｝ ダンパー（減衰器）は、多くはシリンダーに油を充填、
｡;:ﾟ/:::; 人4Y"ゼ＾ｿ （jﾉ ;乂__
／,::/:::/i／:;::;乂 ｀ ゞノ ） ｀ 穴開きピストンで抵抗→熱にかえ、振動を吸収するもの。
,,. '"／::/:::∧}:::ﾉ;:;イﾍ. ｀, ’!
_,,.::x-‐=ﾆ彡ｭイ::;ｨ' ｡ ﾟ ﾉ彡ケ厂》＾ｆ=-'_.ノ
,／ ／ ..:;｡. ﾟ ノ:::;イ:...:≠ﾁ:／: :⌒≧〔ｲ¨ バネ繋がりの小ネタで
;′ ｛{,／ .::／ ,ｸ'"´ ／:::i!:::/::::_ノ冖=┥「: へ｝
（｛ ゝ=イｉ...::::／ .:／｛::..∠,,..:ｚ+‐'rﾍﾏ ゝ: Li:.. ヾ:ヽ、 クロスボウのキリスト教徒に対する使用禁止は、
ゝ__ !ｸｖ（＿'´::::;;イ⌒::::;ｲ::i从//:ﾍ. .: ＾ト: : . ｀ヽﾉ
´⌒メ≧ ≒ ニ ~.:: ｉ! ,｡:ﾟ八i::::V. .:::А: . .乂＼_: . へ、 1139年の第２ラテラン公会議で定められた。以上。
,/＾´/ ゝ=- -%＝ﾆイノi!ハ＼ｿ. .::｛ ヾ:. . ＼::ki、 ㌧、_ ,ィ冖ー一つ
（ ｛( ! λ/ ﾌﾟｉ! i「 ﾘ/⌒ｔ＼_:〈 ﾑ: .〉 》:::人rf⌒（フ ヽ.＾ｧ⌒~
ゝ Yヽ!ｊ／ ） :｝ / j:. ＾ゝ ⊿ﾛvﾗﾌｨ-ﾙｖ《 T__〔__rﾍ ｉ } fつ
＼ ﾍ _ノ／ /: : : 7／〕ＩＩЮ】ＩＩｴｴェｪ仆, └‘-'¨″
_.. ー-=-－'′ }｝ ｉ]ﾆﾆＹﾟ: :/ . . 「 ⌒))
（ )｝ ＼ ｛{ ／ｒjヲ/:i「′. .::. 厂 . :｝
ゝ彡ﾍ ｀ ,ィﾌヾノ i,｛::::|:..::〈／:... .ﾉ: . : :｝
｝ ヽこ) }, i「 ｝/〉＞八_:::...::ヽ::...-‐=《{
_ノ }-くｲ ﾉ j.:.:そ⌒::ﾞ≧てｰ≒=: . : ﾊ
⌒)）´ i: :/~ .: .::i!ﾍ::. . ﾍ; : . : ;、
}} |: :i . .:j `:.. ｀: : : :.
ji | : ! ../ ::. : . : i
,/' | : | / ､: : :i
/ ﾄ､ |: :| / 、 i: : |
_rベン廴ヾ......┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
（_ .:. :v' :ハ.....┃ 教会の禁令は厳格に守られたかって？ ハハッ、ご冗談を。
く( し^Ｙ .rう /┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ルﾍ.:ノﾟＪ┘ｆ::!: . . :ﾌ !. ﾍ: 八
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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_{≧=-/ / ハ ﾄ､.､ ハ´ ,ｨ≦´￣￣ }
{￣￣./ / / { }､ 斗 } ﾄ }ヾ}_／ _ｨ=イ=ｧ
.八＿.〈 / ﾊ .{ヾ|､ { |ﾊ イ心.} .|´ / ィ≦￣￣／
/ ＞{/八 l.ｨ心l|.ヾ! ﾘ Vツ | .l.ｲﾊ≦ / ほら、ふっかふかのクッション、
￣7ニ〈三ﾆ|ﾊ. ヾ{ V:〉 ´ 从 ﾘ○｀ ＜三三彡
＼ {≧ｲ .K:V{lヾ＼ ' ＿ ./} ./ノ|:＼ ＼＼}.7 つくっておいたぞ。
≧=〈 ＞ ヾ{l込. .ゝ .ﾉ ／/ｲ/.|: : :} -=彡ｲ＼
{{. V彡イ ﾊ ﾉ ﾉ .≧- _ｲ// ./ |: : :| Y: : Y〉
ヾ彡≦´〈/ / .／: :,ｨｆ〉-{ {./ !:. :.| |: : :/
ゞ=彡ｲ ゞ Y ./: :/|/＼/ヾ V: :! .|: :/ .ィzz.ｧ
／ゞ=- {{ゞ' /: :/ .| .＼ ヾ| .|ｲ ／／{:/
￣ ､ ./ /: :/ .ﾄ､ ./ ＼ィ´￣￣_7ｨ／ |{
´ ＼ ....〈 〈: : { l ヽー/ 7--¨.､|// .||
／ ヽ ＼ ヾ: :ヽ八 ∨ .ィ-.′ ﾊ/ || ,ィ===
/ ､＿ ヽ ..＼_Y＞-.＼ 〉≦: :∧| .ハ 八／: : ／´
' :::::::::｀ゝ"ヽ ...}ｨ.===-{ヽ : V: /:! .′:ゝ＿＿／:_:_／ ＿_
l ::::::::::::::::,､__. .ﾚ ⌒｀| V: :V: :| |三仁ｨ=ミ､: : : ≧＜: : :
. l ::::::::::::::::| ', ',｀, ..∧. ! V: :V | | : ＞{: : :}:::ﾘ: : : : : : : : :
. l 冫.:::::｜ ', ', ',..../:.:.:＼ .|_ｒ≦三 ﾉ__ |／=_≧=彡＼: : : : : : : :
l l ::::l ', ', ',
l {｀ヽ u ::::｝ ヽヽヽ
l ',´ ヽ J / ｝ ありがてぇ、ありがてぇ。
! ', ヽ､_/ ./
,' ヽ ./
￣ ｀ー - `, ,'
｀ ､ ゝ ,'
:.:.:.:.:.:... ､ ／ヽ 〈
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. .:.:ヽ _ ´ ｜ .i
ー- :.:.:.:.:.:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:ヽ ｜ ｜
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 衝撃は車輪→車体→お尻の順に伝わるので、最終的にお尻を守るのはクッション（座布団）なのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ / / / ＼＼ ヽﾑ
.' // / / ハ ､ ヽﾊ Yﾉ
l l l | / / ヽ ＼ ､ } | |〉
{ {｣__|｣ﾊ_ｲ ヽ_､从ﾙ |)
ﾊ 小ｨﾃﾎﾐ､ ｨﾃホﾄ. | なかなか良い乗り心地です。
ヽﾄ､{ 辷タ 辷zﾀ| | |
| ﾄ､ , j l | しかし、更なる改良を！
| | ﾍ r ｭ ,ｲ/ |
| | ＞x . イ::ﾘ 人 とどまることのない改良を！！
ヽ l／::::::/|｀ ｰ ' _ケjｲ/､:::)
ﾄ､::／ 入_ x＜ ｀j::::〈
l__/ ／ｨ久､＿＿__ノ｀ー>'⌒ヽ
,イ￣ ＞'´￣￣￣ ￣￣￣｀,ｧ ＼
/ ∧｀ー――-------――― '/ ヽ
´ ,i V ヽ ､
. / . ハ :. V 、
' / { !ｰ', ､ ,.. ', ! '
. l ﾊ !. ハ .{ ヽ{ ＼ }ヽ } .! ,
'{ 乂{ヽ{,.イゞ! ｀ __` V ! l .!
. lヽ.lヽ.ｖﾂ ﾉ "￣ヽ l .! l 馬車がよくなると移動が楽だよね。がんばれー。
,l l ` ＿ .l ｌヽl
ヽ! , 「 } .i .l' l /´} ,.､
l 、 ﾉ ﾊ .l .! ./ ./ .／.ノ
! ＼ ー ｲ l ', ､ f´ } / ./／.／´ﾉ
, ｌ _ ＜ .l ', 、 .ﾉ ﾉ' ./' .／ ／ノ
、 l .l ,' { ヽ 、 ヽ ,' { 、 ' ／
__-―ヽ ! ノ ヽ_ _,.-―‐- / ） ‐-......┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. _‐ﾆニニ//"´ - ､ , -‐ //ニニニﾆ{ ' .'. ┃ （恩恵をこうむる）ギャラリーの熱い応援。
. _-ニニ二// //二二ニニヽ '. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ｕ u. `ﾐﾐﾐ
/ , -─' .ミ｀､
/ ﾐ／シテＴ7' ミﾐ
三二 ﾐ､ ´ﾔ'__ﾉ ' ミﾐ
ﾔ!ゞ'}., ﾐ:ミ_ ´ ミﾐ せんせー、
.. ｌ `'ツ ,_ .'-=_ Ｕ ミﾐ
i i:, j;_, ｿ ミﾐﾐ 改良改善を要求する声が鳴り止まないお。
:! ｀ﾆ´''."~" ミ:ﾐﾐ
. ヽ .''￣ ミ三ﾐ いうても、後はどこを弄ればいいんだお。
丶,_ . 2孑土ﾐﾐ
ﾊ }" '' '' .／ , ' 'ミﾐ
-イ ,.ﾑ .∠ _ ,:ヾミ
. !. , ﾎ イ ュ_,.／ ﾐ
'ｲ: ケ」. ﾆ. - .' "
￣￣ ＼
＼
＼
へ ＼
＿＼ ＼
/´ ,..:::::::::::.ヽ ヽ ＼
,' ,;:::::::::::::::::::', ', ＼
{ {::::::::::::::::::::::} ｝ ＼
'、 ヽ::::::::::::::／ / ＼ げに恐ろしきは、人の欲望の尽きることなし……
￣ |
| スタビライザはクッション性能にはあんまり関係ないし、
|
＿＿＿｜ あと手を入れられそうなのは取り付け部のブッシュと座席と座布団？
丶: : : : ／
ヽ:／
.
. ＿人 /ﾊr‐ ､ ／/}
. ） .ｎ.____ ｎ.____ |{;,/`ャ=く:.:/ﾉ
. ⌒Y ....|┌‐┘ |┌‐┘ に二二l . __ /:/从ﾑﾆ=ﾐ:く
Ｌ.二ｺ Ｌ.二ｺ. └┘/7 |/从/:.:.:r'^ヽ.:乂
＜ノ ....从:{/:.:.:.:.＼ 〈:.:.:.:.〉
|{|片rぅ､:.:.:.:.ヽﾞ､:.:{
／/／￣二ﾆ=- 从:.:ﾄ{:.:.:.:.:.:.:.:.:.`､:.:|
-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ'. /} }:.刈:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.ぃ.:. ｼﾘｱｽ・ﾌﾞﾚｲｸ
l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´ Ⅵﾄﾐ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}j:.:.:.､
. ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､ V込___.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ﾏｶｾﾛ！
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼ ∧:.:Y⌒辷={{_::::}〉:.|〉
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ 八}:.:.ゝ-く:.:入:.:.:.:_从
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ / ∧:{ j〉|::::::个ｰ=く ＼
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ| / / ∧Y:.| |:.:.:.:.::::::::::::} ＼_
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ. | , | }ｉ://:::.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＞-.... __
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|. | i | |//:::.:.:.:.:.:.:.::/ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ ほら、休憩は終わり。
. ／ ∧ 、_ } l |{ l│{ l!
∧ Ｖ｀ ヽ､ /彡'} |ｌ|| | ﾊl 鞍もつけたしこの子はやる気なんだから、練習練習。
／ ∧ ｀￣ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
| │ / / ＼ ｌ ／| ｀ヽ ヽ ∧
. | / ヽ. L. ＿ -‐ ´ ,ﾚ'´￣ ､ } ∨ ∧
/| i{ ＿, ' 〈 ,. ‐- ､ ヽ V ∧
. { | l| / __ ｀ヽ Ｖ ＼_∧
ｌ│ | 〈__,ノ ｀ヽ V ＼ ￣
.
,, ,,,
, ´ ﾞ'lliiiiiiiiiiiiilllllllllllllllll|||li,, l||||l
／ ﾞﾞﾞﾞﾞ ､,,,,,,,ii!!"ﾞﾞﾞﾞﾞ ､,,,,,, ､,,,, ||||
. / ,l||||" ﾞﾞ'llli,, ﾞl||! ,,l|||ﾞ ill,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,iiilllll,,, |||
/ ,,l|||! ﾞﾞﾞﾞﾞ ,,,l||" ﾞﾞ'ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ||
/ / /{(､ __ ,il|lﾞﾞ ,,rlll" ,,,,
. / ,j:i ｊ! i!:iV,::'二:ヽ､_ ,,ill"ﾞ ,,,ril"ﾞ il||||l
/ , ,:j:i:V ;ゞ,:ｲ´⌒ヾミ､ヾ; :i! , ﾞﾞﾞ"
i /=孑彡,j;:i! ..:::,.:::::＞=ｰ`ヽヽ!!ﾘ /
|､_,イ≧ミ`i! ｿ::::i,ｨ'辷ﾆﾐー､__!!. /
. 〉ﾍﾞ,ゝ=',ｿ,ｲ::::K`=`==='-‐''ミ､. /
〃ﾞ´二,ﾇ ´ .:::::l(´二´￣｀ヾヽ ik; /
.... i! i′ ( ,彳￣ヾﾐ､ 'jリﾘ; /. ／ ＼
V´ .j ､_ i!i ト //´ '.. / ,
. i _f'ニ≧､_＿___ ﾞﾉﾘ ′ ,. ′ ー―一 ー―一 ′ ／￣￣.:.￣＼
. ゝ-ｲ`亠亠亠亠'≧=,.'! | ;. |: ━━━━i:!::!:i::!:━━━ :|.... ／ ..ﾉ:::::::::,' ＼
. |ﾄf´､_＿＿_____r=ﾆ7j! j ! | | : ・ .i:!::!:i::! ・ :|. / :кﾟﾟ >:::::〈.._
. |ﾄ､`'､L__i__l__j,才´,〃 ／// i |: `i:!￢冖:!´i:!::!:i::!:`!:i￢:!´ :} | |u{ К。>:: :}
,iヽ`､_＿＿___,. イﾞ ／ ／ { u （＿__人__ ） ′..{: |§;'⌒ヽ| |Uij :
.. ﾉi ii ﾞ"ｰ≡三三ﾂ .〃／ ヽ､_ ＼ u （＿ ﾉ ,／. |U〈/⌒u|J | /
. _／ ﾊ.i _,.／ ＞ ＿＿＿_ ｨく. ＼ | Ji | U! ／
.._／ V .`ｰ-ｔ-‐=ｰｧ'／ ′ ー -一 ヽ 八(⌒^u⌒ﾉ<ｲ
V _, -' ／ / i ｆ ： / )) ＼
. V ／ ／ ｛ | |: |... / ＼
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
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.
┌───┐
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┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l , ´￣￣￣｀ ､ {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:／ ＼ :/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:./ し' ヽ|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:/ i.|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i| ￣＼＿＿ _／ |￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i| ￣´ │ .＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ | （ ○ ） （ ○ ） | .┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : :.| / ヽ |
”“ * ｡| Ｕ { 人 } |
... | ｀ｰ一' ｀ｰ一' | 座れないから立ったままだが、気にしないでくれ。
... | |
,.｡. | /
｡+'“: : :..‘， ｕ /.:
: : : : : : : :ｒ.､: . .＼ ／ .:
. , ｡イ 〕i ､: . : . : . :￣￣￣|＼
｛ 〕i ､: . : . : . : . :.ｙ }~｀ヽ
,..介 ､ 〕i ､: . : . / / 〉. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ｨ ＼二ﾆ=- zz_- 〕i ､〈 / _ ィ∠~＼. ┃ いくら鐙（あぶみ）があっても、結局お尻にね……
、 ￣二ﾆ=-----==ｰ个ー‐ ´ ＼. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
＼ ､ , , ヽヽ ＼
ﾒ} // } } ヽ
.
＿＿＿
, ´ ｀ 、
,. ' ＼
〃 ヽ
,′ ',
i :ー‐-‐' `ー‐- i
| （◯ ） （◯ ） .| みんな事情は同じ、僕だって座れないどころか両脚ぷるっぷる。
:、 /
.ヽ. __´ _ u ｲ 寝る時だってうつぶせですよﾊﾊﾊ……
｀::...___ ￣ ｚ≦彡
ミﾘ } .T 二 ≠ ヘ、
／ ヾミリ―‐ ´ _.ヽ
./. .i } 〈//∧
ｉ | | ,: ∨/∧
| | | { ヾ≠ｲ
ｊ .,' :| . | | |
r―――――<
ﾉ ＼
i_.,へ__ ._-==-{_＿ 一応馬に乗れるようにはなったけどさあ……。
__ﾉ/ f⌒7二ニニ=- ／
⌒〉 /⌒7￣￣ -‐ 幸いなのはこのひと月、馬車の改良はおおむね順調だったお。
_r―‐ミ √￣::::::::／ }⌒＼
r＜ | ＼' (_, ､__) ノ ＼ 次は荷馬車とか乗合とかキャンピングカーとかの
... . } , 〉 ＿ ,,｡＜ `''＜_
/ / / ,’ ＼/ ⌒7 用途別で試作しつつフィードバックすることになるお。
./ / / ,’ ., /{
../ / / ,’ | / ./,
... / _､'' / ,’ :| /,
/イ / ,’ | /,
.
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニ＝― ￣￣￣￣￣￣ ―＝ニニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニ＝― _,.斗*''"´ ―＝ニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニ . _＿＿,,..．-=≠=x､＿ ―＝ニニニニニニニニニニニ
ニニニニ. /´￣¨ ￣¨ﾊ ―＝ﾆニニニニニニニニ
ニニニニﾆ.|I ォオオオ…… I| ―＝ニニニニニニニ
ニニﾆ＝―ゞx､_ _＿,,..．ｨⅣ ―＝ニニニニニ
ニﾆ＝―,〆... ｀ヾｰ=≠彳⌒¨￣ .,..｡gぇ*∽宀冖“⌒´"''*s｡.,_ _ ,..., ＿ ―＝ﾆﾆニニ
＝― ξ'' ,.ﾒg*ﾟ’ ,..｡g∽冖“"´ _,.｡ *'''"´"''*,, ¨￣´´"～､、ニニ
‰ ,｡♂f' ,ｇｒ*ｆ冖`“” _,.｡ *''"´ "*.,、 ｀''*x
r√ ％ ψ ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／ .ﾟ'%x
γ ‰ ∬ _,......≫ ≪ ^%、
. ψ〆 ￡,.♂″.≪ すべては尊きお尻のために！！ ≫ ^%,
φ‰ ,｡少″ ≫ ≪ ^%,
∬ ,g*"^%;... ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼ ∞∽*ｔs．.,_ ‘k
% ‰" ‘k ⌒“'冖*g., ‘k
{ %''. ,-、 ＿＿＿ r‐、.....^%, ∫
φ ,.、 / / _,,-''ヽ ／ ＿j L＿｀ヽ {｀ヽ、＼＼ .r.、..., ∬
∫... / .| | .| .| /´ ,.、 / ;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;,,ヽ r 、 ｀ヽ .| / / | | . ﾟ%。 )k
% ＼＼| .ヽ| .|,,.-'´／ .,' /￣ ,、 ￣.ヽ .l ＼＼__| |/ /／／ ﾟ%。 '%,
∫. ∧ '´ ／ | ヽ__,-''" .ﾞ''-、丿 | ヽ ヽ ./|.‘k ﾟ%x'k
x... ＼', .ヽ .| ヽ |::::::::::::::::::::| /| ./ /./....ﾟ%, 水x、
*. ＼ ', .| | |:::::::::::::::::::::| .| | ./ /'´. ^%, ,8 '*､
! ∫. ＿＿| ./ | |::::::::::::::::::::::| | ', { ＿......'* ,g*爻
k *...... /:::::::::::｀ヽ、/ |. |,.-――‐-、| | ｀ヽ ,,-''"´:::::::∧.. *''’ ψ
‰｡'*,...../::::::::::::::::::::::＼ .| | ／:::::::::::::::::::::∧. ‰
守c.../::::::::::::::::::::::::::::/ ',_,,..-―――-.、/ 〈:::::::::::::::::::::::::::::∧. ‰
ﾞ'.ﾞ/::::::::::::::::::::::::::::/ | :::::::::::::::::::::::::: | ∨:::::::::::::::::::::::::::∧....ｲ ξ
ﾟ%， /::::::::::::::::::::::::::::/ .＿ __| :::::::::::::::::: |__ ___ .∨:::::::::::::::::::::::::::∧....ψ
. /::::::::::::::::::::::::::::/ ／:::::::｀''-..,,_,..-／:::| :::::: |::::￣ヽ＿,,..-''´::::::＼∨::::::::::::::::::::::::::∧. ″
/::::::::::::::::::::::::::::/'´|:::::::::::::::::::::::::／:::::::,| .::::: |、::::::::::＼::::::::::::::::::::|ヽ∨::::::::::::::::::::::::::∧
./::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::::::::::::::::::／:::::::: /:| :: |:ヽ::::::::::::::＼:::::::::::::::|:::::＼::::::::::::::::::::::::::::∧
.
:::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::
:::::::::::::: ;;'''''';;;;,,,, ''';;;;,,, ''';;;,,, ,,,,,;;;;;;'''''';;;;;,,,,,,,,,
''''' '''';;;;;;;;;;;;;,,,, '''';;;;,,,, |.￣￣...| ,,,,;;;;'''' ''';;;;,, '''''';;;;;;,,,,,
::::::: :::,ｹﾞ ﾋ'' '''''''';;;;;;,,,, ''';;.／. ||ヽ, ,.ノ.||＼ ....,,,;;;;;'''''
:::::::::::: '''''''''... ﾋ '''''''''―= =― = =― .さんざん人のこと笑ってた
::::::::::::::: ﾋ .|.... || _人__ || | .::::::::
''''';;;;;;;,,,,,,, ﾋ ..| ||rｪｪｪ| | . .| ダイたち従者組が地獄ぅ見るのはこれからだぜぇ。
| `ー ' |fに丶、
f"´ヽ /∧:::} ヽ
,. - ―へ、 ヽ /ﾊ/:/ ノ^>､_
／ ヽ､__ ゝ--- 'イ::/ ／ ｀丶、
. ／ 、 i「 ｀ヾ￣´::::::/ rｧf´ ヽ
. / ; :'｜ || l:::::::::::ん'.// ; ;' / ',
. ﾄ.,_ '､_ ', | ; || |:::::,イて// ' / / '、
. ,ﾊ `' ､ヾj | || 「ﾚ' ｛ｿ ,' / ,. -__,. ｝
. / ｀ ヽヽ l| || H { l, ' ,. -_ '､
. / ｿ! ;| || iJ l f_ ／ '´ '、
＿＿＿ _＿,..．-=≠=＿,..．-=≠=,..
／＼三三ノ'＼ ＿＿＿ /´￣ ¨ ￣¨ﾊ
.. ／ （◎）三（◎） ＼ _＿. ／ ＼. |I 「その尻に呪いあれ」 I|
.... ／ ） （__人__） | 〈〈〈 ヽ. ,---､ ＼三三／＼ ―. ゞx､_ _＿,,.. _＿,,..,,..．ｨⅣ
.... | u. |!!il|l| / / 〈⊃ }ﾞl ｌ （◎）三（◎） ＼ |. ｀ =≠彳⌒¨ヾ=≠彳⌒¨=¨￣
. ＼ ﾞー ′ / | |ﾞ| | ____'___ | |
. /⌒ヽ ー‐ ｨ＿＿＿/ !.| | |!!il|!|!l| ／ /
. / _ノ. ゝ |ｪｪｪｪ| ノ
. / /i ┌─一'´ ＼ ／
. | l | |. / ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| | l | / ┃ 乗馬練習、トップ３人優先で従者組はこれからです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,, -─- ､._
／ ヽ
. | |
. | ノ ヽ､ .|
. | （●）（●） | つーか、マトモに寝れないってきついよなあ。
| （__人__） |
ヽ ｀⌒´ ﾉ
/ .,＿,, ' ヽ,
. { }
| i ｨ |
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （ ー） （ー） ヽ あんまりにもあんまりなんで、
| u ___｀___ |
ヽ、 `ー '´ ／ コアたちに聖典関連の話してもらって眠れるまで時間つぶしてるくらいで。
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／:::::::::_. '´ :': :,': :,:': : ; : : ,': ,': : : ':,: : : ',: : : ' : ｉ: : i :`ｰ‐,- ､::::::::::::::::＼
／_ -v'´ ,': :,'i: :;' : : ; : : ';: ; ':,:',､: :'､: : :',: : :': :i: : :!; :i: : ' ヽ _ ‐- .＼
／ '´ ,': ,' :i ,' : ,: ;',: ,'-; ; ':,',丶',｀ ､ ',: : ! i: : :i:',:i : : : ｀ヾ
/´ ,':,:' : :i:ｉ: :;':,:',. --､':, 丶 ｀, --';' , i i : : ｉ: 'i : : :'
,',:': : : i ;: :! /f'⌒ ; f⌒ヽ ;.i:! : : ｉ: :i: :i : '
ﾑｷｰ .,':': ｉ: :i i: ', ｉ ﾌｰ' } ﾌｰ' } ;:ｉ : : :i: :i: :!: i ; 求められるのが夜伽じゃなくて覚え語り、
,': ! :ｉ :i :i : ﾄゝ ｀¨´ ｀¨´ ; i: : : :i: :!: ｉ :i: :,
,' : !: ｉ: i: i : i':, ／／／ ' ／／／,' '! : : ,'!: i: :i: i : ', それもよりによって聖典だなんて
,': : :! :ｉ :i :i : i:',:.. __ ,' i: : ,'i: : i: :i :!: : ',
,': : : i: :i: i: i : i: ',:ヽ. ´ ｀ .ｲ: :ｉ: ;': i: : i : : i: : : ', 女として負けた気分？
,' : : : i: :i :i :i : i : ',: : '; 、 ／{ _ '/:; : :ｉ:' : :i : :i : : i : : : ',
, : : : : i: :i: i: i : i,: : '／j Yノ ヽ ´ {:,': : :!:,' : i: : i : : i : : : : :,
,: : ,.イ´i: :i :i :i : i ',: :i {' { - ‐┴､ ;: : : :,',:;`'i : :i : : i:,'- ､: : :,
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ ああ、やるお たちは《教会語》読めないけど聞かせてもらえばわかるから。
| （__人__） |
./ ∩ノ ⊃ ／ どんなもんなんだお？
( ＼ ／ ＿ノ | | ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
.＼ “ ／＿＿| | ┃ 《万能の通訳》の効果です。
＼ ／＿＿＿ ／ ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ＼ 聖典のブツ自体がないので、コアやレンたちの記憶語り
. ／ ／）（ー） （ー） ＼
| ／ .ｲ ' | アンド、あくまで僕の記憶の限りなんですが、
∨,'才.ﾐ). -‐‐- ／
. | ≧ｼ' ＼ ほぼ、ほぼ、僕らの知っているいわゆる聖書？
／＼ ヽ ヽ
. ／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
. （●）（● ） | そいつはえらい情報だな？
. （人__） |
|⌒´ | できるもんなら比較参照してみたいが、
. | /
. ヽ / もしかしてココって異世界じゃなく過去地球だったりする？
. ヽ. /
,-‐)__, ／⌒l
. ／;─ー〉》 ／l
. （＿ﾝー‐-,r'´ . |
| |
.
_,,..-―‐-..,,_
,,-''" ｀ヽ、
／ l| ＼
. / U .ヽ
,' l ヽ それはないお。いや、まずないお。
l ＿＿＿＿l ヽ-―‐tｲ''"´ ',‐-、
. ,-''"| ｀′ ｀′ .〃 .lヽ .'., 星座がまるで一致しない……
. | l'´.', ≡≡／ ヽ≡≡彡 ,' ヽヽ_
. / | .'., （ .,、 ） / .／ ヽ、 仮に地球だとしても数十万年以上の過去か未来？
. / ＼ ヽ、 ｀￣ ´ ｀ ￣´ ／ ／ _,,..-'
. { ｀''-‐"ヽ-..,,__ __.／￣￣´ .,,..イ ∨
. /.T ‐-..__ ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'" / ∨
. r┘ ',. ￣￣ 〈￣＼ .／イ´ / / ∨
. | ヽ-、', / .ヽ /／ ∨
. ./ ヽヽ .', ロ ｀ロ ヽ、 / .∨
. / 、＿_ ', _/ ＼| L__ ∨
＿＿＿_
／ ＼
／ ノ ヽ､＼
／ （ ＝） （＝）＼ 文明論的には、地下資源に手を出した時点で
| _' |
/ ∩ノ ⊃ ／ 未来に違う文明が発達しうる理由が潰れるから、地球ではないんじゃないかな。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ Ａ文明で石炭使っちゃいました。Ａ文明滅亡後Ｂ文明が起こっても、もう石炭使えませんという理屈。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼ やるお たちの世界では存在しなかったはずの《女騎士》問題もあるし、
／ ::⌒（__人__）⌒::: ＼
| |::::::| ,---、 似てはいるけど、違う。あくまで異世界と思っとくべきだお。
＼ `ｰ' しＥ |
／ l､Ｅ ﾉ
／ ｜ | ┏━━━━━━━━━━━━┓
（ 丶- 、 ヽ_／ ┃ 「あくまで異世界（ｒｙ」
`ー､＿ﾉ ┗━━━━━━━━━━━━▼
／￣￣ ＼ -、_
_,ノ ヽ､__ / / ,〉、
（＝）（＝ ）／ ´／ /)
（__人＿） { , ' ´,/ とすると、パラレル・ワールド説か収斂進化的な近似か？
'､`⌒ ´ V __, ＜´
| 〈´／::::Λ 《転生者》が現在の俺達だけとは限らないから、
| ﾔ::::::::::::::Λ
`ｭ`ｰ─ｰ V::::::::::::::Λ 技術・文化的側面での……
/ﾑ _ , -.／V::::::::::::::Λ、
_,. -／:/===/´..::/i:::::::::::::::::::Vﾍ
／/.／.::::{ | :::::/::::ｉ::::::::::::::::::.∨}
j ::::::::>.:::::::l |::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::ﾚ;
i :::r :〈 ::::::::i |::::::::::::::::〉､:::::::::::::::::ﾉ
ｉ :::| :::::'., ::::i {:::::::::::::::::::::`::-==::イ
.
‐…‐ ミ
Σ 〃 ヾ
l __,、 ､__,ノ |
l Ｏ ◯ | あッ！
| |
| (__j___) そんなことより宗教はクリティカルな問題が発生するから
l |＿_| _/
＿__ _／⌒〉 俺らも聖典の要約や主要教義くらいは頭に入れとかなきゃ！
〈V^ xく⌒L
／l｣／__ ┌───────────────────────┐
｣ xく⌒^ ＼.. │. ∧
| ｝ ｉ `、 │. ／ :|
| ｝ l `、 . │. ＿___／ |
| ｝ | `、 │ ＼ | ＿＿＿_
│. ／.￣￣￣ ＼ .| ／ ＼
│. ／ 、 | ./ ＼
│. ￣￣＼ ｜ |/ ／￣￣＼
│ ／￣￣￣￣. ＼ | ./ ／／三三三{
│. ￣￣￣￣￣＼. ＼ .| / ／／／三三三Z
│ ／￣￣￣￣ . ＼ ＼ ｜./ ／／／／ ＼
│ 7´￣￣￣￣￣＼＼ V !/ ／／／／ ＼
│./￣￣￣￣￣￣＼＼＼ V.／／／／ |
│}:三三三三三三三.×＼＼l.／／／×三三三三三三三:{
＿＿＿ ｸﾙｯ..... │￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ ー――' ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ ノ ヽ_＼ ￣｀ ､ . └───────────────────────┘
／（● ） （● ）＼ |,ノ
ﾋﾞｼｨｯ ／ （__人__） ＼ ￣ ギフト（？）のおかげで《教会語》でも聞けば分かるけど……
| し | Y |
Vて ＼ `ー ' ／ できるお先生のスーパー要約術に期待だお！
そ と⌒ヽ ｀＞ 〈´
ヽ V´ ヽ
ヽ / ､
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| | | | || | | || |_ | |
| | ,.|‐'|""||'''| | | |'"| |゛| |
| | '" |Ｌ|Ｌ_| Ｌ| ﾚ' レ_,ﾚ| |
| | |''"''‐-= ,ｒ'" ｆ |
| | | ,,,, ｯ ''''l | 大事を取って休んでいろとうるさくてなあ。
| | | ..,,.. -ｧ ｲ |
| | |｀ ‐ .,_ゝ-- '／ | | いい加減、身体を動かしたいのでありんすが。
| | | ｀ '" | |. ＿＿
/ / ム,', -='''"""''''ヽｎ ヽ （ﾊﾞﾌﾞｯ ）
／ /r'": :'． ヾｰ ､ |ﾉ`!、 '/／￣￣ はいはい、よしよーし……
／/: : : : :ヽ ヽ_......___. ― ､..
. rく__: : : : : :.＼ ＼. ／ ＼
′ ｀ヽ : : : : :＼ / ― ― ﾍ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣.l （●） ● ) } ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. ｀ / 聞きながらメモってたもんでよければ。
､ ⊂⊃＿＿,_
}￣o｣/￣´:::::::::::::〈 それはそうと、ホロさんの回復は順調だそうなので、
／￣:::::l:::::::::::::￣￣:::::ヽ
/:::::::::/:::::l:::::::/:::::::::／:::::::{ 挨拶してから出発します。
. 〈:::::::::/=⊂⊃=|:::::::/:::::::::::::l
/:::::::::l:::::::::::l:::::::|::::ｲ::::::::::::::::|
/:::::::::::l|==⊂⊃=ｌｘ-ｭ:::::::::::::::|
,.::::::ヽ〉::ｘ-‐::､::::/ニ〈::＿:::::::::::i
':::::::::::::::〈::::::::::::::::ヽ::::´:::::::::｀:::::::〉
{::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
＞‐-- ― ＼::::::::::::::::::::::::::／
.
＿＿＿
／_ノ '' 'ー＼
／ （ ●） （ ●）＼ 出産って、本当に男には出番がないお。
／ :::::⌒（__人__）⌒::::＼
| ｀'ーｎl^l^ｌ | ロレンスさんはウロウロしてただけだし。
＼ l っ/
( ゝ
ｉ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） | けっこう待った感覚はあるが、
. | （__人__） │
| ｀⌒ ´ | それにしたってロレンスさんが気張りすぎてたってのが原因だしな。
| |
ヽ / 産婆さん的には楽なお産だったそうだし。
ヽ /
／ ＼
(⌒＼ ／⌒ヽヽ
l `ー'￣ /￣ |
＼＿＿_／＿_／
| |
| |
| __ .|
.
＿＿＿
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼ まあ、いざ自分ごとだとロレンスさんを笑えないでしょうし
／（ー ） （ー ） ヽ
| __´___ u | 野郎なんてそんなものってことで。
＼ `ー ' ／
/ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ .＼ まあ、うん。
／ （● ） （● ） ＼
| （__人__） u | 密かに心配してたケモミミっ子登場も、
.＼ ｀ ⌒´ ／
/ ＼ ホロさんの断言どおりで出てこなかったってことで一安心だお。
＼＿（__） i＼(__)
| |
＿＿
／ _ﾉ＼
／. （●）, 当人が、ロレンスの色が強いから大丈夫って言ってたが
| （__ﾉ､）
. | ｜ 万が一のケースだと俺らはともかく、なあ……
. ヽ |
ヽ ノ
ヽ （
> ﾍ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| |. ┃ ホロさんは《古き者》であって、君らの考える獣人ではないんだってばー。
| | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ ともあれ済んだ話です。
／ （●） （●） ＼
| __´___ | この先は母子共に健康を願うとして
＼ `ー'´ ／
ノ ＼ ダイたちの乗馬練習はじまるから、工事関係はさらに間延びしますね。
/ ∩ノ ⊃ }
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／ | |
|＼ ／ }／
| ｝
| ﾉ
｛ y /
ヽ ｝ /
＼ / /
/ ／
（_＿＿））
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●） 沼側、水車まわりの導水路他春対策は終了。
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 増設は先送りで、宿側上水道付帯設備工事開始。
| } ＼
／ヽ } ＼
／ ヽ､＿＿__ノ ）
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
.
＿_辷三/二＼
／ ─ ⊂三乂 ヽ
／ （●） （●）. 'i ヽ 辺境伯様に会う前におおまかな立地だけでも確認しておきたいお。
／ （__人__） ＼ ヽ
| ｀ ⌒´ |/ / 真冬できついだろうけど未踏領域の調査、頼んだお。
＼ ､＿, ／/ /
ノ ￣ /
／´ ／ /
. ,.-―――‐-.、
／ ＼
/ '.,
/ ',
,' l
. ｜ ＿_｀ノ ｧ
| （ 一) ′
'. ヽ そう、ひとつひとつ、片付けていくだけだろ。
. '. （ j
} 人 ー― ´ 焦らない焦らない。
＿_ﾉ ＼ 」
}////｀ ＜ ｀: .. .,'
/_/////////｀ ＜ｒ'´￣
. //////｀/＜///////ﾊ
///////////,｀/＜// 丿
. ////////////////////ヽ
.
／￣￣￣＼
／ ＼
／ ─ ─ ヽ 春先は種まきで身動き取れませんしね。
| （●） （●） |
＼ ∩__'__/777 ／ 寒さ対策・我慢すれば、今の時期は手の空くチャンスではありますから。
／ （丶＿//// ＼
. ／￣￣＼
. ／ _ノ ヽ
. .| （ ●） ） マウナとトラップとフリッツ。
. .| （__人）
. .| ｀ ⌒ﾉ レンジャー向き２枚と力仕事、指揮官の４人ＰＴかあ。後衛火力も欲しいよなあ。
. .| r-‐､
...... ヽ （（三）
. ヽ } 〈
. .〉 ,ｨ⌒ｧ ヽ
. （ .＼／ 人＿_）
. ﾄ､ ／|
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐'' ｀ﾞ'ｰ ＼
／ （●） （●） ＼ ゲームじゃないっつうの。
／￣￣ | （__人__） | ._ｒ､ _ｒ､
_／ ＼ ´ヽ＿/ ` ／ｒﾄ､ヽ＼ ｒﾄ､ヽ＼
ー‐ ヽ ヽ ヽ ＼ 三 ヽ ヽ ヽ ＼
ｙ ヽ ヽ ヽ 〉 ヽ ヽ ヽ 〉
/ ├ / 三 ├ /
| （ < （ <
| ゝ ヽ ゝ ヽ
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） ゲームは要素が整理されてるから、結構バカにできないんだぜ？
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ まあ、モンスターは出ないだろうが、非常時でなくとも何かあったら赤色のろしあげろよな。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
_. -─‐-
. ／ ─ ＼ そりゃ、いわゆるシミュレーション・ゲームの原型は机上演習とはいうけど。
. / ／ (● ） ＼
. / （ ●) ､＿) ⊂ヾ、 とにかく無理せず、ちょくちょく設営するくらいでいいお。
| （__ノ |Ｅ ）
ヽ _ノゝ ヽ ）） ｺﾘｺﾘ
＞ ￣ ｀ ﾉ
_＿＿＿
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ええ、慎重にいきますよ。ちょくちょく帰ってこないと嫁達も怖いし。
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┃ 絵の具弄りが楽しいエルネストさんの色つきのろしの素シリーズ。焚き火にポイして発煙します。
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l （ ● ） （● ） l さて、何回行ったりきたりすれば見通しが立つかな。
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２７回 尻守！
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1035年9月28日～冬至祭週～11月02日
■今回新規・変更点
習得技能 ：
《乗馬》
使用可能資産、作成可能品等：
馬車（車体・車台・サスペンション）、車輪と車軸留めにネジ機構、ブレーキシステム
鉄ボルト・ナット（鋳型製造）、ローラーベアリング
色つきのろしの素シリーズ（赤・黄・緑・こげ茶）、大物洗濯用に脚こぎ回転式攪拌棒
そのうち：コイルバネ、牛耕用の重量有輪犂ｘ2、唐箕
事業別収支：冬期10月分
人件費等（俸給等10月分処理）
－資金 銀貨72枚
－食糧 23か月分/人
－資金 銀貨9枚 ランプ等生活関連雑貨多数
農耕部門 －資源 銀貨24枚相当 牛耕用の重量有輪犂
牧畜部門 ＋食糧 1か月分/人 養鶏
狩猟部門 ＋食糧 1か月分/人
輸送部門 （休止中）
生産部門（製紙・印刷、コンクリ、焼き物、炭焼きの生産と研究）
－資源 銅貨87枚相当 研究開発
※本来資源に＋するべき生産品はまだ計上せず
事務教育 （通常稼働）
工事部門 （領内工事）
特記事項：
メモ：マウナ結納と王都への手紙４通、できるお銀貨32枚支出
メモ：結婚税：やるお割銀貨２枚、できるお割銀貨４枚支出
メモ：各種補充やブラッシュアップは適宜かつ地道に進行
メモ：できるおハウス 他と同様、技術研修＆クラン資産で処理
メモ：1036春種まき後、ロレンスともども辺境伯にお目どおり。領主化事案打ち合わせ
メモ：教会孤児院との連絡、1036年春前後
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充
【×待機】 オクノ村→ランカークス村間
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺
◆ロレンス村クエスト：
【×待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： 教会手配待ち
【〓抹消】 土留めの植林・街路樹など ： ルーティン作業
【×待機】 簡易ダム・砂防ダム ｌ|＿ー- ｀:..、ヽ}ﾊ
【○待機】 上水用調整池と沈殿池、部分傾斜コントロール.....ｌ|:::::::::::::::::::::::::::::::::}／i
【×待機】 温泉利用 ｌ|:::::::::::::::::::::､::::::::::::::::＞
【×待機】 宿施設の増改築 ｌ|::/!::::::::::::::::::ヽへ）::／i＿＿/￣￣￣￣￣
【×待機】 氷室の拡張 こ . ｌ|/ lハ::::∧| ヽ|X:::::） 大変態級
え....ｌ|ゝ Vｰ - イ|lⅣi:＼l￣￣＼＿＿＿＿
◆クランのクエスト： ら . ｌ|⊃ ⊂⊃i||| |/ }/
【△待機】 戸建て家屋の建設 れ ｌ| ﾉﾉ
【○進行】 開拓地の目星 な....ｌ|ij u. く
【△進行】 事業団、後の開拓団の組織 い ｌ| .┌┬┬┬ ij.ｲ:::::＼
【〓終了】 水車周りの整流・整地 壁 ｌ|ﾄ､└┴┴┴ィﾉ:::::::::::::ﾊ /￣￣￣￣￣￣
【×待機】 沼の湖岸整備 ｌ|:::::::> ￣￣ く ／l＿＿/ なのに
【×待機】 沼側河川の制水ダムと貯水・砂防ダム ｌ|／ ー彡 } 目立たない
【×待機】 工房地の拡張 ｌ|:ヽ ＼ ＼l￣￣＼＿＿＿＿＿＿
【×待機】 上水道建設 ｌ|:::::} . ＼ {彡::::イ}
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■第２７回末時点(1035年11月02日)でのリザルト
◇クランマスターズ
地位 ： ロレンス村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》 《乗馬》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
拠点 ： ロレンス村内 宿（客室６）、作業場（居住５室）、宿舎（12室）、沼脇拠点、工房
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、アルトリア、ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
敵対 ：
◇クラン人員構成 ※[n]＝俸給・月額銀貨枚数、(m)＝人数、人以外は食糧込み
遊軍 [28]+(4) ： やらないお[10] できるお[10] （従）ヨコシマ[3] （従）ダイ[3] 牛２頭[2]
農耕 [3]+(1) ： （妻）ユーミル[3]
牧畜 [0]+(0) ： （女衆持ち回り）
狩猟 [3]+(1) ： （妻・狩人）マウナ[3]
輸送 [11]+(2) ： （従）クレイ[3] （従）トラップ[3] 馬１頭[5]
生産 [21]+(11)
製紙・印刷 ： やるお[10]
コンクリ ： （従）ポップ[3]
焼き物 ： （親方）オフレッサー＋妻子＋弟子３人[5] 黒猪[0] エルネスト[0]
炭焼き ： （親方）猛男＋凜子[3]
事務教育[6]+(4)： （妻）アルトリア[3] （妾）アレイン[1] （妾）コア[1] レン[1]
固定経費（月末処理） ： 銀貨72枚/月 ＋ 食糧23か月分/人 （未成人はデータ上なし）
◇資産
個人 ： やるお（銀1,206.5） やらないお（銀1,234） できるお（銀1,233）
資金 ： 金貨900 銀貨32,269 割銀貨5,096 銅貨121,167 小銅貨38,265
食糧 ： 466か月分/人
資源 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨8,569枚＋銅貨160枚相当分） ＋木材（∞）
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）
不動産 ： 居住地 4町歩（40軒分） / 果樹園 9町歩 / 耕作地 41町歩 / 工房用 1町歩
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合のいわゆる会費 年間銀貨12枚×３人
メモ ： 各種補充やブラッシュアップは適宜かつ地道に進行
予定 ： 1036春種まき後、ロレンスともども辺境伯にお目どおり。領主化事案打ち合わせ
予定 ： 教会孤児院との連絡、1036年春前後
予定 ： 1036年より地代年貢として狩猟・収穫の２割 ※商業課税はないので献金分＋αの献上か物納
予定 ： 1036年より水車管理人俸給として5人扶持（10石＝120か月/人分）と水車使用料を相殺
予定 ： 教会手配の養蜂家は1036年春に来訪予定
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」「黒板・チョーク（ヘンピナ７生産予定）」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
２年目生産分（1035年期） 30万枚 ｘ小銅貨8枚＝銅貨24万枚相当
洗濯板２次契約に伴う分配金（20％） ： 銀貨２万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚＝銅貨6万枚～18万枚相当
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） われわれはサスペンションには少々うるさい
◇クランメンバー
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお嫁、アリシア養女
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 事務方、できるお妾2
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇シタノ村
ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 間桐臓硯の孫
間桐桜（まとう・さくら） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 間桐臓硯の孫・シロウの妻
ウェルキン・ギュンター （戦場のヴァルキュリア） 大工方
シロウ 衛宮士郎（TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 鍛冶職人
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
オーフェン （壮年期）（魔術師オーフェン） 行商人
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２６.５回 インターミッション／ＣＭスレ用
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ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第２６．５回／ＣＭスレ用
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..,,_ .ｲ:::・:(＜ ｱﾎｰ
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● ● ● ● ● ● ● ● ｀＞:::::ノ
く/ゝゝ
＼__人__人__人__人__人__人__人__人_／
≫ ≪
≪ ガチ異世界だ、これえぇ！ ≫
≫ ≪
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／ ヽ､_ ＼
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／ノ ヽ､_ ヽ て. .(__人__） U .| ／ノ ヽ､_＼
'＝= =＝＝ ､ そ |┬‐| |. （○ ）}lil{（○ ） ＼
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{ 〈_,ｨ､＿,ノ }. { u. ./.. | ヽ|!!il|!|!l| / |
＼ ﾚ'＿ﾉ ,ﾉ ヽ / ＼ |ｪｪｪｪ| ／
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└―‐- ､_,ノ l ＼ ＼. | |
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┃ どうも、ナレーションです。僅かの時間で状況をただしく認識した３人は、さすが(元)現代日本人。
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／ ＼ wktk
／ー‐- -‐' ＼
wktk ／ t''tzj ｨtｪｯ ＼ スキルは？
| ｀¨､__,､__,¨´ |
＼ ｀こ´ ／ チートは？
／ ＼
／￣￣ ＼
__ノ ｀⌒ ＼
（●).（● ) |
（__人___） | ……ないっぽい。
, =二ニﾆヽ､ |
/ 二 ヽ､`,┘ ﾄ、
/ -､ }、j┘ ｲ ⌒ヽ
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/ ノ∧ ｨ }
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/ --‐ ‐-- ヽ
| （◯） （◯） | ていうか、なんでこの見た目。
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┃ 意思疎通のための《万能の通訳》が唯一のギフトになります。
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／ ヽ
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／ ,, ､、 ＼
/ _＿ノ′ `ヽ、_＿ l
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l ｀`ヾ, lゞ 〃 l , -‐ ''"´ l | こうなったらもぉー
|ヽ ノ ヾ ヽ、.. _ノ |
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| l j ﾉ′ . ≫ ≪
l `ー-'´｀`ｰ---─ '″｀ヾ ≪ 俺は【やらないお】として生きるぞォオ！ ≫
| ト、ﾉ),､、 ﾉ. ≫ ≪
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/ ＼. / rｰ'ゝ 〆ヽ. ┃ 前向き！
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┃ 幸いにも出会いに恵まれ
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| さすがに見捨てはしないが | ...}ハ_,xヘ、
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/: : : : :| 客分・居候として家事他手伝ってもらうでありんす。 |
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┃ まあ、ぼちぼちと暮らしております。
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ハ K}. /::::::::;;;l- .__〉.l/l ,' ! l ＜＞ !l, ! ' ';;;;;;;;;;ヽ
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|/ ｌ | _｣イ | 丁ｵ十tfr } 从}.. l!∨//l//,ｌ l /:l__Vl !l ,.l!"Vｰl: l i !;;;ｲ
/ 斗r1´ﾊ从 { ﾙﾍﾊぇ_圦} 斤}. l!. V'" :￣| l./ ｌ.!{了ヽ ! l＿!.lハ /! .!;/ !
/ | /Vx≠ミ "￣｀ | lﾌ'.. l! l ｌ '{ .,'.ｌ ｖソ イ_ﾉ卞 l./. ハ .!
, ﾙﾍ 、 /l/l | |! l! ｌ -‐二l .ｌ l. ゝｚｿ! j' l./｀＞ ,_!
/ ハ /l/l 入 | ト.-- ━━━ --.... l .!ハ ヽ ' l'-――T｀
l ｲ / .入 ,ヶr ～′ ,|.／´ ｀ ､.. l :､ 、 ι ｲ l;;;;;;;;;;! .l
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{ Vlﾊ{⌒ヽ／), //ト 一 / ＞---〈 ＼ ＼≠=ミ...＿_ T ´ / .!'"￣ !
／ .／／ /∧ / . ´ | .| ＼ ヽ ヽ... ! ' /ゝ-､ ;
｢ﾝ/／￣ス ＼ ′/ / .| | .| ＼ ∨ ‘， : . / /////＼ i
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.. / <,／{ ∧／ 人:「 |/{ l | .{ノ! .八ヾ .>x=ﾐ､ﾄ､ | .〉 .／≧==ミ､......-‐,' _:': : :￣｀ヽ'//ﾊ
〈 ＼ ヽ /ﾞ／ ﾊ | ﾄ.{ヾ{ Ⅵヾ{ ｲ心 }} } } }/.／ }.. ‐＜__: : :ｰ-: ＿}///l
}ソ > ′. < ／{人! .| ｆ芯ヽ 乂ﾂ ,ﾘ | ./ / /≧=---ｚ＿＿|､ ｀ ヽ : : : : : V//l
' ／ / く:::; >´ .ノ|八ヾ从乂ｊ |/} ./´￣7´￣￣ Y !: : : : : :.ヾ/!
/ _,／乂 / {／ ／ ∨ 个 ｀ J / .|/ | ./ ＿＿＿__/ ' !: : : :!: : :.Y
' ／圦 ＼}. / / ヾﾄ{ヽ _. =‐┐ イ | / .／＞-----〈...... ,. -イ l: : : l: : : :|
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' / ｢ У ./ 「 / ﾉ.＞ . ＜＿{.ﾉ ハ / / ／´￣ 7.//l: /: : :l: :.乂: l: : : :!
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⌒≧s｡ ≪ 我々わぁ、 ≫.-―- ,.ﾞ＝ '''' ¨¨￣￣ ＿,,,.... --─Y´ |
⌒. ≫ ≪.._ ,r=ィ:.::.:＞､.... ''' ￣￣ | |
. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ .介´:.:.:.:.:.:.:.:.＼ │ |
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Τ￣i{: l : .:.:∠ｨ之xrfrｸﾌr=ｨ:＾:.:.:.:.:.:.:.:>, : :|: { | ___ -‐ｭ |
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::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉ﾞiﾞ ￣ j ￣｀¨¨ ` ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|.. ゝ ＿人 ＿＿__,.ﾉ ≫ ≪
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣ }{ ｊ ≪ 直面する数々の困難、課題に屈することなく ≫
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨| . ゝ`=======' ≫ ≪
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|─. _, イ´ヽ, ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
: : : : : : : : : : : : :._,_,_,,,､__,イ:／.:.:.:.:l:ﾄー――一 ' ´ ,ｲ:.:.:.:.:＞､...: ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : :..北!ﾋ!j.:.://.:.:.:. : : l !:ﾄ､ ＼__ノ _／/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞､ﾞ: : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“''. ""＞::://.:.:.:.:.:.:.:. l !:l:.ﾍ AﾆﾆA ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
,.｡+''ﾞ∠.:.:.://.:.:.:.:.:.:.:.;斗!:j:.:.:ﾍ l__}傘{A_/.≫ ≪
,.｡+''” : : : : :.:.:.:.:.l |.:.:,.:, '":／>.:.:.:.:.:ﾍ/:.:.:》|《:.:/≪ 必ずやこの地に地上の楽園を建設するのだお！！ ≫
｡+'“: : : : : : : : : :ﾞ:.:.:.:.:.l_l=イ:.:.／／／>.:.:.:.:ﾍf~ｰ' ｰ'.:.:.:.:≫ ≪
: : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／／／／:.:.:.:.:.:.:.ﾍフ r/.:..／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .|
! （__人__） | なんか久しぶりだな、これ。
, っ ｀⌒´ |
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼ はいはい、で今度は何ですか？ どうしたいんですか？
／ （●） （●） ＼
｜ ､ ´ | (( ∩))
＼ ￣￣ ／ （ ⌒）
／ ＼
,ｨ升￣￣;;";;丶
.{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼,,
.|;;;;,==、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾞ'=- 、
/=.{ };;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;》
/;;;;;;;.｀.ﾟ´ミニ ＝━ O;;;;;;;;;;;;;/
∠,,＿＿＿_.｡ｬぁ=‐'´ `マ,,}
,'.（● ）`''´（● ） .ﾊ
＿ | ,, ..} ねーちょっと、反応雑くない？
_.｡ｬぁて;;;;;;;;;;｀ﾟ''" ＼ （__人＿__） .ﾘ、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` ｌ++ ++l .., _=‐'´;;;;;;;￣ ＼
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＿ ;;;;;;;;;;;_ ! ｀ ⌒ ´ー-.π、 / ﾍ ＿ｷ;;;;;;;￣ー-- 、
＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼｀ﾟ''イ;;;;|;:;: |. ＼／ﾏ;;;;/｀ﾟ/ ﾊ∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾟ''i
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼/;;;;;{;:;:;:.| .ヽ .{;;;;;;∨ `＜;:;:;:ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
＼;;;;;;;;;;;;;_.｡ｬぁ, i;:;:;:└－, 心|;;;;;/ ／;:;:;:;:＼ 、―┐;;;;;;;;;;;;;;|
＼ ＿／ !;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼ .／￣_ノ";:;:;:;:;:;:;:;:;:|;;＼.＼ |;;;;;;;;;;;;;;;;|
Y:::::::::| ﾊ`´ "マ,,;:;:／ ／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;;;;;;＼丶!;;;;;;;;;;;;;;;;|
.
.. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
.. | 荷馬車に揺られてああ我が主、我が主っと。 | ,.ノ 、 ＿＿.0０___
.. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ （● ●. └‐┐ | | ∟
. ￣￣￣￣＼|￣￣ | （__人） ┌‐┘ | |_厂
- －、 ヽ ノ. ￣￣ .,、
. ● ●） ヽ - －、 / く _〈 i、
. /つ､__） ノ ● ●） ヽ .| つ ._､シ从ヾ、
. V _＼ ､-'- ノ ヽ ＿_ ） ＿ _,,シ:'｢|ヽ.・ヽヽ
... _,n＿00 ___ ...〈 /《ン. / ヽ |三}Lノ ./⌒ ￣|| |.|_ へ.､｡_）
... └l ｎ | く,ﾆ ! ` （_／ .三三三三三三三三三三三三三} ,ｲ{ ノ ||（ ,Ｕ
. U Ｕ くノ |三／´|｀ヾ三三三三三／´|｀ヾ三三三ニニニニニニニニ０ニｺ/
└ﾞ（─＠─）========（─＠─）=┘ /| | } j{
＼._|_,ノ ＼._|_,ノ 《_,ヒ｝ 《_,/_｝
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／:￣￣￣￣￣￣￣ ＼
／: : : : ＼
／: : : : : : ＼
／ : : : : : : : ___ノ'′ ﾞヽ､___ ＼
l : : : : : :.; '⌒｀ ´⌒ヽ l これだおこれ！
| : : .::;;（｡ｏ〇 ） （ 〇o｡）;;:: |
l : : : :°oﾟﾟ~'"´ ｀"~゜oﾟ;° l お願い！
＼ : : : : : : ｡;ﾟ（ j ） ; ｡＋／
＼: : : : : : ::`┬‐'´｀ｰ┬′ + ／ やるお のプリティでセクシーでナイーブなお尻を守って！
／ヽ: : : : : : : |/⌒⌒､| イ＼
: : : : : : :ﾟ: : : ﾟ´￣~:j￣｀ ; ＼
: : : : . : : . : : ; '"｀` ＋ ＼
: : . : . : . : . : . °
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 牛追いの「あのフレーズ」は一般名詞ではないので著作権的なあれ……かもしれないとかなんとか。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
, ´ ｀ 、
,. ' ＼
〃 ヽ
,′ ',
i :ー‐-‐' `ー‐- i 僕のお尻を守ってかあ。
| （◯ ） （◯ ） .|
:、 / 切実にわかるだけに最優先課題でいいですね。
.ヽ. __´ _ u ｲ
｀::...___ ￣ ｚ≦彡
ミﾘ } .T 二 ≠ ヘ、
／ ヾミリ―‐ ´ _.ヽ
./. .i } 〈//∧
ｉ | | ,: ∨/∧
| | | { ヾ≠ｲ
ｊ .,' :| . | | |. ＿＿
l ,′ | .l} .l |... （ﾋﾘﾋﾘ）
| .ｉ | l| .|. /￣￣
.／￣￣＼
.／ _ノ ⊂_ ‐-' ＜
| （ ―） λ ヽ
,ﾍ__| .u （__人） ヽ ', 略すと「僕尻」か？それとも「尻守」か？
__,/ ｀ ＜ ⌒ﾉ . ｒ'-‐￢
／---‐――--.､ゝ＼ ノ 」-‐＞ヽ まあ、言いたいことは判ったし、１２０％の熱意で同意するだろ。
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ノ /.:.:.:´.:.:.:.:l
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.´.:｀ヽ ヽ..:.:.:.:.:.:.:.:!
. ＿＿＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.ヽ l｀.:.:.:.:.:..! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. （ｼﾞﾝｼﾞﾝ）..:.:.:.:.:.／.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:＿ __ヽ-､ !.:.:.:.:.:.:.:.!. ┃ 道も悪いうえにダイレクト・アタックされますからねえ。
/:.￣￣Y:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:＿十''''''''"".:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＜.:.:.:.:.:'.:.:l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| つくづく、 ゴムタイヤって偉大だお。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 車輪はどうしようもないから、順当にサスペンションですかね？ |
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／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
++-、. | ただろくなバネがないぞ？ |
. vｰ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.. 7 _ ｎ＿ _ ＿＿|＿＿|＿＿
. ﾍ l ﾘ r┐| l | ｎ ＼＼＿ ! ! ＿//
. └1」 L｣ Ｌ.ﾕ U . .＼／ヽヽ. _ｎ___,、00 _ｎ..,n_ .// ＼／
_ ｎ＿ _ .／＼ └i ｎ ﾄ､_> └i ｒっ_) .／＼
X ／ . l ﾘ r┐| l | ｎ U U .U.
. / /丶 .└1」 L｣ Ｌ.ﾕ U
十＋. ／￣￣＼ ＿＿＿ _ｎ___,、00 _ｎ..,n_
| ／ _ノ ＼ ／ ヽ､_ ＼ └i ｎ ﾄ､_> └i ｒっ_)
. | （ ●））... ／（● ） （● ） ＼ U U .U
. | （__ﾉ_） ／::: __´__ ::::: ＿＿＿_ ｀x
| ｀⌒ﾉ. | ｌ^l^lｎー'´... ／ ＼ ナ
. | }.. ＼ヽ L.... ⌒ ⌒ .＼ メ、
. ヽ } ゝ ﾉ.. （●） （●） ＼
. ヽ ノ... ／ /. |（__人＿） |
> < ∩／) ＼ヽ＿ノ ／
/. ヽ / く / ー‐ ヽ
| ヽ ＼／ _ ノ / ｀
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┃ 能力・スキルチートなしな虚弱フィジカルがこの先生き残るには、知恵を働かせるしかないのです。
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/ ::; .: ﾊﾉ:i:: i:::: .::::i ヽ ヽ::::::::::::i
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ｒｆ { 」__＜`z__ｲ∧ |少´￣／Ｌ_; ｣ 」 il ゝ::::::::i
ｉ7 .i::: | Ｔ｢＼L/ ∠_／｢|:: | | 」 ;l｢ 丁＞、 :!
/ 〃:|::. | ::|:i: |ﾃﾍ〈｡》/｢|:::i｢ﾌ} ;i_Ｌ::ﾉi__ il .:i :|/ :!i というわけで異世界転生で知識チートな物語りである。
＿｣ /i :i:::.ケ廾十-､ Ｖ＾ l;!:::rｔイてﾉ￣ﾘ｝: :! i}::: i::::: .|!
｀ヌ厂ｷ .i: ｲﾄｨﾓ豕ﾐぇ､ ;!:/ｲ笊芋芯ﾐ々､ ! }￣￣二ニ フ
´ ﾉ＼ﾍ.|廾k《 {:ｒJ:ﾘ｀ ,;/ ７ {::ｒＪ::ﾘ 》沂/ﾘ＜￣）厂 ／ いわゆるヨーロッパ中世（10～11世紀）っぽい世界で、
i!卩 ﾘﾍ Ｖ__ｿ ､Ｖ._ン , ' ﾚﾊ/ 〉ノ ,／
,ｉ!|介ム `~ ￣~´ ノrfﾆ 千 彳;i いかに生き延びるか、できれば楽をしたいと、
!ﾉ ::.|i 〈 ｨ＾i::...:.:|: : |: ;i
|: :.::|ﾍ、 ,´ |:::|::.:.:.:|: : |: .;i うろ覚えの知識と知恵を総動員する３人。
|: i:.:.!::|:＼ ﾏ _ｱ ／＿Ｌ:|:.:::.:.i: :: i: : ;i
|: |:.:.|::|::::::;ヽ、 ｀ﾞ ／二二 }:::|i.:..:.i: :: i: : :li
!::.|:.:.|::i::::::|::rf＞ _＿,, イ /: : : : : ト::|:.:..:i: :.:i:: ::|;i
i|: |:.:.!:::i:::::|::Ｖr ｢ ＼/ r': : : : : : :|::::i|:. .:| .:i.: |:;i:.
!|: |:.:.!:::::i:::!:::| | |ﾆ⌒＼| |: : : : : : : :ゝ｣ﾍ:::|: :| |:;i :}
ﾉ.|: !:.:.|:::::|::::/| | | | |: : : : : ／/: : : :⌒ｖ⌒丁ﾍL＿＿＿
/￣￣＞'⌒ﾅ : iゝﾑﾆ⌒＞| |＿ ／ /: : : | / /: : : : :.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ｲ: : : : / 丿＞ ﾍ ノ ＼／ 戈／: :＼V/:.┃ 「あくまで異世界、異世界です」（お約束感）
| |: : : :/ ／ ＼／/: : : : /: :..┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ／￣￣＼
. ／ ＼
| ー '. ｀i
| （ ●） .） 俺的に宮仕えはもうムリ。
|. （__人）
| `⌒i 雇われ人路線は勘弁してくれ。
ヽ. ﾉ
ヽ ノ. __＿＿
. > < ／ ＼
| |. ／ ＼ やるお も根っこからの引きこもりだし
| | ／ ⌒ ー ＼
| （●） （●） | 自由にのんびり暮らせればそれでいいんだけど。
＼ （__人__） ／
／ ｀⌒ ´ イ｀ヽ、
. , ' __＿ ￣ ＼
――――――. , -＜´ .:::::ヽ ―――――――――――――――――――――――――――――
...:':: :::::＼
／ _4}／/ ｨ ﾍ＼ :::::::.
／ / / /Z《v}|ｭ { ﾊi__ :::: i
（ ｛ｲ/ {Ｙ汽ﾒﾄｲ ｢≧トミ ｢ r'≫: | しかし、いわゆるヨーロッパ中世は自力救済が基本。
ノ｛ く| ﾄゞｿ j八ィ汽ぅxＬ/「[|::i |
八ﾘ { ， ゞン＾ﾘ }「￣｀フ 転生者ゆえに身分のない３人は
/||∧ 、 /イr_ィ爪ﾊ
//!|/∧ ｀ ィ＾|!「i::ﾘ:|::）ｿ それなりの立場や身分の獲得を目指したが
,'〈__｣乂( ゝ、__,, ＜〔|z| i||:i:!／∧
（Ｖ7￣￣込]二[二ニﾘ^| |込L_ん｣〉 でも根っこが引きこもりやトラウマもちなんだなあ。
}/: :r: :＼ﾏＬﾆ」=く／j人｢／⌒ニr=┐
/: 彡=-: :Ｖr-＜: （／＾ﾍ|＜ : : : //二
|／ ミヽ: : };| : :＼: :|| 二ﾆ
/ j,／ ＼ く ﾊj／＼|: || 二ﾆ
,′ ｝/イ Ｌ|| i二ﾆ
┌───────────────────────────────────────┐
│■自力救済（自救行為、自助・復仇） │
│ 自己の権利を侵害された者が、司法手続によらず実力をもって権利回復をはたすこと。 │
│ 古代ゲルマン法におけるフェーデが有名。 │
└───────────────────────────────────────┘
.
i´￣｀i
, ---───────--､.⊂ニ二⊃
ヽﾆニニニニニニニニﾆﾆｿ （,, ﾟДﾟ)
|:::::::::::::::{|￣￣||::||￣￣||:| /~つ∞つ､ ＿
|:::::::::::::::{|＿＿||::||＿＿||:|ｰﾑ.＿,バ､ ￣｀ヽ.___ lヽ_ lヽ_
|:::::::::::::::{|￣~[|||:::::::::::::::::::ゝ＿_|:､_）､_） ｀' ､ 彡 ・彡 ・ ゝ､,,
|:::::::::::::::{|＿＿||:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 彡 彡 ,ヽ,__/
, =＝=､、───────, =＝='､、 〃,ﾞ.〃,ﾞ'´￣~「:|￣!｀､/
〃＼| ／ヾｰ----------‐〃＼ | ／ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆ（（ヽ, |::| 丶,'
||―.＋― || || ―＋― || ）) |.）) | // ￣ l //
ヾ／ | ＼〃 ヾ／ | ＼〃 | |l...| |l || l
`＝=＝' `＝=＝' .ﾋl.l .ﾋl.l l11 ■馬車
――――――――――――――─――――――――――――――――――――
_.. -―-r= ‐- 、
. ,'ﾌ ..:::::::7 ::.. ヽ
. ／, ..:::::::;ｲ::i! :. ヽ :..
. ,"『7 / / 』凵L :} :i :ト｡ .::.
. ｛ {:: : ,ム､j!∀「i i | |ﾌ:::ハ::::::i 邪魔されずに引きこもりたいがために
. ﾘ {!::i|ｨわﾏ八 乂ﾑ斗-+ ｲ i|::: !
. i弋ﾄﾙ !,vﾘ） 'ｨそうｱ/ :! :!:: l 積極的に人と関わっていくしかない状況はさておき。
. i::i ヽ ﾄ! "´ ' ゞzﾂ ｲ:i 「::ア !
. /!::! ::∧ ,. _ /刈 !::. i:::.. i 馬車はありふれた存在であるが
/ ﾟ｡! ::{ｉ::ｉ＼ ｀ ィ::::ﾘﾉ ;:::. ﾟ:。. !
. / ∧,/ハi!:::_〕iｭ. ‐≦=ト;/ /::::::ﾉ∧:. :. 乗り心地について改良が施されたのは近代になってから。
/ , ∨{ {::人『Д｢|￣ _／イ:::∠;;∨:..
. / /:::::::::!ﾑ__,ｲト┥| . . ￣（ /／ 八. .ヽ;::::. ﾟ。
. , / ;: ／~´ 《 ﾄヲ Ｌ二ﾆﾏ乂{ .（ . . .i::::::i }
. ′, .:ｉ:::{. .ﾊ＞:p -‐⌒ /7 . . . . .＞ .!::::::乂
.. ｲ .:｛! .:!:::｝. :/／ν //. . .ノ : : . . !::::;′｀.
. （ { ｉ::| ∧::}ｙ' //. .／ﾊ : : . . . .ｲ::/:::｝ . :.
. ハ从ｊ /!::!ｿ ,; . .八j . .} : : |: : . ノ〈:::::::. ! :: ::.
. ﾙ' :｛{:. . .人 . : : :{r' . .ノ. : :∧ : . . ＾７:::::: : :: ::.
. i .:i∧: : :' : : :=ﾆ《 : : : : : : :ｲ . . . . |:::::.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.... { .:|ｊ::∧≦ ＞}｝ : : : : ,/ !. . . . .|::::..┃ 紀元前古代メソポタミア遺跡にすでに馬車の痕跡があるとか。
. 从ｉ| |ｉ::|｝ソ ノ∧ : : : く( ! . . . . .!:::: ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. 八人!ﾄﾍ ﾍ: :,//∧! . . . .i|:::i |::::. : :. :ﾟ:。
.
-‐:.. ..:ｰ-､
冫.:／ .;...:::..
,ｲ7./ //vi i iヽ.::_i
' ｣i 仆iﾒj叭ﾑ孑ｉ≫} _ 紐や鎖で座席やキャビンを吊り下げた
＜N 代ﾅ セｱ ﾘ⌒フ （ ｀Y
ﾉ |ハ" ' " ﾉﾄ爪ゝ ﾉ｝ 懸架式の馬車が登場したのは14世紀のハンガリー、
／/乂 介､.`_ﾌイｲil|!从::ヾー=彡'
,ｘ=＝彡ｲ／..::从ｲ》 f壬ｺﾘ|弌ｰ ､ヽヾ.;:、 バネによるサスペンションは17世紀になってようやくとなる。
ノ（ ／ ｿγ⌒7_オ v＜ｲﾀi /ヾ、:Y::j}
'ﾟ /.:／:/: 〔／ Ｖ ｦj∧:）人ﾘ ３人はうろ覚えの知識を頼りに、どこまでやれるかな？
,,. -‐＝ﾆ彡イ: :〈 ｝ﾐﾘｊ::.: : ヽ._＿
（ ｛( __ﾉi: : :入ﾆ= =ﾆ彡: ﾃjト、: : 丶ﾌ !
ﾞ｀/∟jL./:; 〉:i 「: : : : r'ﾟ; :iﾉ ＼ノ＾ 〈i
／ ;丿 :/: :i -i: : : : 《 j :ﾟ; 〈 ヽ,
/ ／;. ムﾆv⌒≪ミ=ﾐｭ人j;ﾘ ゝ_,ｨヌﾉ
ノヘ､_,／ 仁ﾆ人 ノ）三ニｦ､}.;′ f´〈 ﾟ》、
人 ノ__ｊ /: :/ ＼: : : : :ﾑ 八 ∨ i
〈ノ ｎｍl /: : :i ﾂ: : : : :} ﾉノ } ｉ｝j}
} i{_,jＪ ,: : : :/ ﾏ ／ﾑ: : : : } ｀´ {｣ﾉ"
｛ﾉ !: :: :i ﾍ 彡 }: : : :ｉ
i: : : :i V i: : : :|
{: :: : l 八 l: : : :
!: : :l... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
i: : :l ┃ といった感じの物語り。私たちナレーションの熱いツッコミにもご注目ください。
i: : l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
{,: :､ ,' 、 ヽ: : :'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
┌──────┐
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┌────┐
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│ │
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_{≧=-/ / ハ ﾄ､.､ ハ´ ,ｨ≦´￣￣ }
{￣￣./ / / { }､ 斗 } ﾄ }ヾ}_／ _ｨ=イ=ｧ
.八＿.〈 / ﾊ .{ヾ|､ { |ﾊ イ心.} .|´ / ィ≦￣￣／
/ ＞{/八 l.ｨ心l|.ヾ! ﾘ Vツ | .l.ｲﾊ≦ / ほら、ふっかふかのクッション、
￣7ニ〈三ﾆ|ﾊ. ヾ{ V:〉 ´ 从 ﾘ○｀ ＜三三彡
＼ {≧ｲ .K:V{lヾ＼ ' ＿ ./} ./ノ|:＼ ＼＼}.7 つくっておいたぞ。
≧=〈 ＞ ヾ{l込. .ゝ .ﾉ ／/ｲ/.|: : :} -=彡ｲ＼
{{. V彡イ ﾊ ﾉ ﾉ .≧- _ｲ// ./ |: : :| Y: : Y〉
ヾ彡≦´〈/ / .／: :,ｨｆ〉-{ {./ !:. :.| |: : :/
ゞ=彡ｲ ゞ Y ./: :/|/＼/ヾ V: :! .|: :/ .ィzz.ｧ
／ゞ=- {{ゞ' /: :/ .| .＼ ヾ| .|ｲ ／／{:/
￣ ､ ./ /: :/ .ﾄ､ ./ ＼ィ´￣￣_7ｨ／ |{
´ ＼ ....〈 〈: : { l ヽー/ 7--¨.､|// .||
／ ヽ ＼ ヾ: :ヽ八 ∨ .ィ-.′ ﾊ/ || ,ィ===
/ ､＿ ヽ ..＼_Y＞-.＼ 〉≦: :∧| .ハ 八／: : ／´
' :::::::::｀ゝ"ヽ ...}ｨ.===-{ヽ : V: /:! .′:ゝ＿＿／:_:_／ ＿_
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┃ 衝撃は車輪→車体→お尻の順に伝わるので、最終的にお尻を守るのはクッション（座布団）なのです。
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l l l | / / ヽ ＼ ､ } | |〉
{ {｣__|｣ﾊ_ｲ ヽ_､从ﾙ |)
ﾊ 小ｨﾃﾎﾐ､ ｨﾃホﾄ. | 更なる改良を！
ヽﾄ､{ 辷タ 辷zﾀ| | |
| ﾄ､ , j l | とどまることのない改良を！！
| | ﾍ r ｭ ,ｲ/ |
| | ＞x . イ::ﾘ 人
ヽ l／::::::/|｀ ｰ ' _ケjｲ/､:::)
ﾄ､::／ 入_ x＜ ｀j::::〈
l__/ ／ｨ久､＿＿__ノ｀ー>'⌒ヽ
,イ￣ ＞'´￣￣￣ ￣￣￣｀,ｧ ＼
/ ∧｀ー――-------――― '/ ヽ
´ ,i V ヽ ､
. / . ハ :. V 、
' / { !ｰ', ､ ,.. ', ! '
. l ﾊ !. ハ .{ ヽ{ ＼ }ヽ } .! ,
'{ 乂{ヽ{,.イゞ! ｀ __` V ! l .!
. lヽ.lヽ.ｖﾂ ﾉ "￣ヽ l .! l がんばれー。
,l l ` ＿ .l ｌヽl
ヽ! , 「 } .i .l' l /´} ,.､
l 、 ﾉ ﾊ .l .! ./ ./ .／.ノ
! ＼ ー ｲ l ', ､ f´ } / ./／.／´ﾉ
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__-―ヽ ! ノ ヽ_ _,.-―‐- / ） ‐-......┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. _‐ﾆニニ//"´ - ､ , -‐ //ニニニﾆ{ ' .'. ┃ （恩恵をこうむる）ギャラリーの熱い応援。
. _-ニニ二// //二二ニニヽ '. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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その上で道はオフロードに毛が生えた程度、これはキツイ
／ ｕ u. `ﾐﾐﾐ
/ , -─' .ミ｀､
/ ﾐ／シテＴ7' ミﾐ
三二 ﾐ､ ´ﾔ'__ﾉ ' ミﾐ
ﾔ!ゞ'}., ﾐ:ミ_ ´ ミﾐ せんせー、
.. ｌ `'ツ ,_ .'-=_ Ｕ ミﾐ
i i:, j;_, ｿ ミﾐﾐ 改良改善を要求する声が鳴り止まないお。
:! ｀ﾆ´''."~" ミ:ﾐﾐ
. ヽ .''￣ ミ三ﾐ
丶,_ . 2孑土ﾐﾐ
ﾊ }" '' '' .／ , ' 'ミﾐ
-イ ,.ﾑ .∠ _ ,:ヾミ
. !. , ﾎ イ ュ_,.／ ﾐ
'ｲ: ケ」. ﾆ. - .' "
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へ ＼
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| げに恐ろしきは、人の欲望の尽きることなし……
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┃ といったところで、とってつけた「第２部完」で強引に〆る、打ち切りエンドを目指します。
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/＼ ／| ／ﾞｉ
＼ ＼､＿ﾊﾉ ヽ、|／ ｜ノ (,ﾊ＿､／/
＼)' '(
ヽ,） （,,r'
／ 俺たちの、 ＼
ヽ ﾁｰﾄ・ﾗｲﾌ ,r'
＿） 異世界引きこもり生活はまだこれからだ！ ）
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／-､ ､-＼
／ /／7／ﾍ /l ﾄ､ ｜＼、 /＼ /＼ﾞｉ ＼
/ V | ,l ヽ| V ﾞｉ
＼ ／ ＼ ／ ＼ ／
Ｘ Ｘ ／￣￣￣＼ Ｘ
／ ∩ ／ ∩ ／ _ノ ヽ､ ＼ ／ ∩
／ （ ⊂) ＿＿＿_.. ／ （ ⊂) | （ ●）（● ） | ／ （ ⊂) ＿＿＿_
| |. ／⌒ ⌒＼ | | | （__人__） | | | ／⌒ ⌒＼
ﾄニｨ' ／( ●） (● ） ＼ ﾄニｨ'|. |r┬-'| | ﾄニｨ'. ／( ●） (● ）. ＼
| ／ :::⌒（__人__）⌒::::: ＼ | | `ー'´ } | ／ :::⌒ __’＿_ ⌒::::: ＼
＼ | |r┬-| | ＼ ヽ } ＼ | |r┬-| |
＼＼＿ `ー'´ ＿／. ＼ ヽ ノ ＼＼＿ `ー'´ ＿／
ン ゝ ''''''/＞ー､_ ン ゝ ''''''/＞ー､_ ン ゝ ''''''/＞ー､_
/ イ（ ／ / ＼. / イ（ ／ / ＼ / イ（ ／ / ＼
/ | Ｙ | / 入 ＼ / | Ｙ | / 入 ＼ / | Ｙ | / 入 ＼
（ | ：､ | / / ヽ、 l （ | ：､ | / / ヽ、 l （ | ：､ | / / ヽ、 l
j | ： | / ｨ | | j | ： | / ｨ | | j | ： | / ｨ | |
くV ヽﾍ_ ヽ ＼ 仁 」 くV ヽﾍ_ ヽ ＼ 仁 」 くV ヽﾍ_ ヽ ＼ 仁 」
ー 〕 ＼ 〉（⌒ノ ー 〕 ＼ 〉（⌒ノ ー 〕 ＼ 〉（⌒ノ
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┃ ﾁｰﾄ･ﾗｲﾌ
┃ やるお たちは、うろおぼえ知識で異世界引きこもり生活を目指します。
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／￣￣＼
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／￣￣￣＼ | （●) （●） ! ／ ￣￣＼
/ ⌒ ⌒ ヽ. | （_人_） |. / ⌒ ⌒ ヽ
| （●） （●） | :､ ﾉ | （●) （●） |
､ （__人__） ﾉ ＞ ＜ ､ ｰ～' ﾉ
＞ ＜ ／ ＼. ＞ ＜
／ ＼ __／ イ ト､ ＼ ／ ＼
__／ イ ト ＼ . と__／ | | ＼__つ. __／ イ ト､ ＼
と__／ / 、_ | ＼__つ. / 、_ /. と__／ / 、_ | ＼__つ
（ ￣￣ヽ/ （ ￣￣ヽ （ ￣￣ヽ/
｀ー-‐⌒ヽ ｝. ＝三 ｀ー‐⌒ヽ i ｀ー-‐⌒ヽ ｝
＝三 .ゝ 八 { ゝ 八 {. ＝三 .ゝ 八 {
＝三 （ / し'. ＝三 （ / し' ＝三 . （ / し'
Lﾆう L_う Lﾆう
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┃ 第14回～第２部進行中～第39回（※下部註）、やっぱり打ち切りエンドです！
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語
【2-1スレ】 普通のやる夫板 ttp://bbs.yaruyomi.com/test/read.cgi/ban/1531136030/
原則として毎週月曜21：00に投下、第２７回は10/08(月)予定です。
（※あくまで予定であり未定であり決定ではなく予告無しに変更する場合があります。）
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◆やるおたちの、異世界・世知辛チート物語
第２部＃１４～２６（教会暦1034年12月16日～1035年9月28日）
＃14 春の嵐１（1034年12月16日～12月18日）
簡易浄水器（ろ過式）
＃15 春の嵐２（1034年12月18日～12月21日）
ケーソン工法、シールド工法、アーチのための支保工
＃16 春の嵐３（1034年12月21日～12月22日）
水酸化カリウム、石鹸（半液状、固形）、リンス（お酢）
＃17 嵐の後に（1034年12月22日～12月28日～新年祭週・２日分）
シャワーヘッド、ハンバーグ
＃18 デビュー・ステージ（1035年新年祭週（中日））
輪作(豆類の効果)、条里植え、腐葉土、養蜂
＃19 みちびき（1035年新年祭週～1月1日～1月20日）
マカダム式舗装、コンクリート改良、鉄製型枠、ペチカ……っぽいもの
回転ハンドル付攪拌棒搭載ミキサー『まぜまぜ君３号』、持ち運び可能な小型の鉄樽ストーブ
＃20 彼岸の景色（1035年1月20日～2月22日）
トラス構造、橋脚工事、杭基礎（チートではない）、ユリの球根の片栗粉、工事用プレハブ仮設小屋
狩猟成果（獣脂、毛皮、なめし革、膠等）
＃21 財布と反省（1035年2月22日～3月16日）
経口補水液（熱中症・日射病・熱射病、そして脱水症状）、麦芽糖＋ユリの根澱粉→水あめ、オギノ式
＃22 夏の水遊び（1035年3月16日～夏至祭週～6月28日）
水車、動力伝達機構（木製歯車・シャフト・カム・ベルト等）、蝋燭、潤滑油（獣脂）
＃23 燃える男（1035年6月28日～秋分祭週～8月1日）
炭焼き窯、木炭、登り窯、陶器、磁器、ボーンチャイナ、白色釉・色釉、瓦や煉瓦、土管等
＃24 紙をこの手に（1035年8月2日～8月16日）
紙、毛筆、印刷、活字
＃25 台風の目（1035年8月16日～19日）
辞書（『教会語』『現地語』『ガアリヤ語』『エイピニア語』『グリース語』『アイベール語』『アルビオン語』等）
カルタ、積み木、ブロック、パズル
＃26 火と油（1035年8月19日～9月28日）
松根油、テレピン油、木酢液、酢酸、メタノール、木タール、樽ストーブ、乾溜缶、鶏関係、卵・肉、鶏糞肥料
.
■第２６回末時点(1035年9月28日)でのリザルト
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充
【×待機】 オクノ村→ランカークス村間
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺
◆ロレンスの村（仮称）クエスト：
【×待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： 教会手配待ち
【△待機】 土留めの植林・街路樹など
【×待機】 簡易ダム・砂防ダム
【×待機】 上水用調整池と沈殿池、部分傾斜コントロール
【×待機】 温泉利用
【×待機】 宿施設の増改築.
◆クランのクエスト：
【△待機】 戸建て家屋の建設
【×待機】 開拓地の目星
【△進行】 事業団、後の開拓団の組織
◇クランマスターズ
地位 ： ロレンス村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
拠点 ： ロレンス村内 宿（客室６）、作業場（居住５室）、宿舎（12室）、沼側拠点（簡易宿泊）、工房
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、アルトリア、ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
敵対 ：
◇クラン人員構成 ※[n]＝俸給・月額銀貨枚数、(m)＝人数、人以外は食糧込み
遊軍 [26]+(4) ： やらないお[10] できるお[10] （従）ヨコシマ[3] （従）ダイ[3]
農耕 [3]+(1) ： （嫁）ユーミル[3]
狩猟 [3]+(1) ： （嫁・狩人）マウナ[3]
輸送 [11]+(2) ： （従）クレイ[3] （従）トラップ[3] 馬１頭[5]
生産 [21]+(11)
製紙・印刷系 ： やるお[10]
コンクリ系 ： （従）ポップ[3]
焼き物系 ： （親方）オフレッサー＋妻子＋弟子３人[5] 黒猪[0] エルネスト[0]
炭焼き ： （親方）猛男＋凜子[3]
開発 [2]+(0) ： 牛２頭[2]
事務教育[6]+(4)： （嫁）アルトリア[3] （妾）アレイン[1] （妾）コア[1] レン[1]
固定経費（月末処理） ： 銀貨72枚/月 ＋ 食糧23か月分/人 （未成人はデータ上なし）
◇資産
個人 ： やるお（銀1,197） やらないお（銀1,225） できるお（銀1,255）
資金 ： 金貨900 銀貨32,350 割銀貨5,096 銅貨121,167 小銅貨38,265
食糧 ： 487か月分/人
資源 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨8,593枚＋銅貨247枚相当分） ＋木材（∞）
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）
不動産 ： 居住地 4町歩（40軒分） / 果樹園 9町歩 / 耕作地 41町歩 / 工房用 1町歩
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合のいわゆる会費の取り扱い
予定 ： 1036年より地代年貢として狩猟・収穫の２割 ※商業課税はないので献金分＋αの献上か物納
予定 ： 1036年より水車管理人俸給として5人扶持（10石＝120か月/人分）と水車使用料を相殺
予定 ： 教会手配の養蜂家は1036年春に来訪予定
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」「黒板・チョーク（ヘンピナ７生産予定）」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
２年目生産分（1035年期） 30万枚 ｘ小銅貨8枚＝銅貨24万枚相当
洗濯板２次契約に伴う分配金（20％） ： 銀貨２万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚＝銅貨6万枚～18万枚相当
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
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◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
農耕牧畜： 輪作(豆類の効果)、条里植え、養蜂、腐葉土、鶏（卵・肉）、鶏糞肥料
狩猟採集： 狩猟（獣脂、毛皮、なめし革、膠等）
林業 ： 炭焼き窯、木炭、乾溜缶、松根油、テレピン油、木酢液、酢酸、メタノール、木タール
窯業 ： 登り窯、陶器、磁器、ボーンチャイナ、白色釉・色釉、瓦、煉瓦、土管等
コンクリ ： 漆喰、たたき、コンクリート（改良）、コンクリ製品（Ｕ字溝・ブロック等）
回転ハンドル付攪拌棒搭載ミキサー『まぜまぜ君３号』、鉄製型枠
水産業 ：
製紙印刷： 紙、毛筆、印刷、活字
建設土木： 測量（測量杭、平板、水平・垂直・分度器、バカ棒）、ブラタモリ式地質・地形調査、
ケーソン工法、シールド工法、マカダム式舗装、アーチのための支保工、トラス構造、
垂直インパクト／各種アタッチメント、回転ドリル式水平方向掘削機、組み滑車つき三脚（簡易クレーン）、
ロードローラー、プレハブ化（仮設小屋）、石積み、簡易ダム、橋脚工事、杭基礎
木工 ： 木工用工作機械(マザーマシン/汎用旋盤)、製材台、木挽きノコギリ、丸ノコギリ、組み継ぎ、模型
鉄鋼 ： るつぼ鋼／るつぼ法、
商業 ： マス・マーケティング、分業体制、マネジメント全般（経営・ロジスティクス・製造等）、生産管理基礎（学習効果等）
計数感覚、複式簿記、交渉・契約
軍事 ：
運輸 ： 一輪荷車、二輪荷車、手引き滑車式ロープウェイ
医療衛生： 衛生概念、予防と対策（熱中症・日射病・熱射病、脱水症状）、簡易外科手術、煮沸・熱湯・日光(紫外線)消毒、
シタノ村産軟膏・気付け薬・精力剤等、クレイの骨接ぎ、生理食塩水、経口補水液、オギノ式、浣腸具
家事 ： 洗濯板、脱水機（ロール式圧延絞り）、攪拌洗濯棒、薪割君Ｇ３
食品加工： （インスタント）ラーメン・うどん、豆腐関連品、ハンバーグ、
カッテージチーズ、アルコール（酒類各種）、ユリの球根の片栗粉、麦芽糖＋ユリの根澱粉→水あめ
水回り ： はねつるべ、簡易浄水器（ろ過式）、上水道・下水道（排水路）
暖房 ： フランクリン・ストーブ／薪ストーブ、ロケット・ストーブ、ペチカ、鉄樽ストーブ
食事生活： 箸、フォーク、石鹸（半液状、固形）、リンス（お酢）、シャワーヘッド、蝋燭、潤滑油（獣脂）
教育情報： チョーク、黒板、アラビア数字、ガントチャート、士官教育（リーダー教育）、
辞書（『教会語』『現地語』『ガアリヤ語』『エイピニア語』『グリース語』『アイベール語』『アルビオン語』等）
遊具 ： オセロ、将棋、モノポリー、カルタ、積み木、ブロック、パズル
概念 ： 労働の機械化、（部品の）規格化・標準化、やり方の規格化・標準化（機械化）
数学 ： 三角形の秘密
物理 ： てこの原理、方位割り出し（天文学）、パスカルの原理
化学 ： 水酸化カリウム
動力 ： 水車、動力伝達機構（木製歯車・シャフト・カム・ベルト等）
工具機材： 鉄製工具、実験器具、ジェリ缶
部品 ： ねじ・ねじ切り、滑車、歯車・歯止め・ラチェット機構、フライホイール、フリーホイール
採取地 ： 粘土・凝灰岩（火山灰）
.
【1035年９月末】 グリッド100ｍｘ100ｍ＝10,000平米＝1ha≒１町歩
5 10 15 20 25 30
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│∧森森森森森森森森森森森森森森森∧∧├┐森森／＼∧┏━┛Ξ∧∧林↓森
│∧∧森森森森森森森森森森森森森森森┌┘│森森森∧∧┃ΞΞΞ∧森林↓森
20┼／＼森森森森森森森森森森森森森森森├─┘森森森／＼┃木木木∧∧┌┘∧
│∧∧森森森森森森森森森森森森森森◇┘森森森∧／＼┏┛木林林∧∧↓／＼
│／＼∧森森森森森森森森森森森森┌┘森森森森／＼森┃森林┌←←←┴┐∧
│／＼∧森森森森森森森森森森森┌┤森森森森森／＼森┃┌───────────┐
│∧／＼森森森森森森森森森森森││森森森森∧∧／＼┃│━ 道 │
25┼／＼∧∧森森森森森森森森森┌┼┘森森森森∧／＼∧┃│】【〓 橋・隧道・立体交差 │
│∧／＼∧∧森森森森森森森森├┘森森森森∧／＼∧森┃│←┼◇ 水路等 │
│…┐／＼∧∧森森森森森森森↓森森森森森∧∧／＼森┃│▼ ダム │
│∧└→→→┐森森森森森森森↓森森森森森森／＼∧∧┃│Ξ 畑 │
│／＼／＼森└→┐森森森┌─┤森森森∧森森∧↓／＼┃│囲 山岳傾斜地の畑 │
30┼／＼∧∧森森森◇→→→┤┌┘森森∧∧森森┌┘∧∧┃│園 山岳傾斜地果樹園 │
│∧∧∧森森森森森森森森└┴→┐∧∧∧森森↓森／＼┃│★ ロレンス宿 │
│∧森森森森森森森森森森森森森↓∧┌←┐森↓森∧森┃│☆ 拠点 │
│∧森森森森森森森森森森森森┌┼滝┤∧↑森↓森森∧┃│Π 居住地（10軒分） │
│∧∧森森森森森森森森森森森├┘∧↑∧└←┘森／＼┃│■車 施設（水車・工房） . │
35┼／＼森森森森森森森森森森森↓森∧└┐森森∧／＼森┃│？ 湯煙 │
│∧∧∧森森森森森森森森森森↓∧∧∧↑森∧∧／＼∧┃│◎ 粘土等採取地 │
│／＼森森森森森森森森森…◇┤∧森森└←←…／＼森┃└───────────┘
│∧∧／＼森森森森森森森森森↓∧森森森森森∧／＼∧┃森∧∧∧森森森┌┘
│∧／＼∧∧…┬─┐┌←←←┘森森森森森∧／＼∧∧┃∧／＼∧∧森森↓／
40┼∧∧∧／＼森└┬┴┘／＼∧∧∧森森森森森森／＼…】【……（枯沢）…┬┘／
│／＼∧／＼／＼↓／＼∧／＼∧森森森森森森森森／＼┃森森森森森森↓／＼
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２６．５回 インターミッション／ＣＭスレ用
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） この業界、競争が激しいんダヨー
◇クランメンバー
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお嫁、アリシア養女
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２６回 火と油
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／￣/i:i:i＼ ''';;
／ ノi:i:i:i:i:i:i＼ ..__..,;ﾞﾞ ,,.;;;::､__,,....
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∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼i:i:i:i:i:i:;;;:'''ﾞﾞﾞ ""ヾ:""ﾞﾞ ...,,ゞ＼i:i:i:i:/／:i:i:i:i／kkkkkkkﾉ
爻ヾ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..;;;;'''""..:::;;;:;...,,;;''' ～'""::::::::::::::::::／￣kkkkkk ∧kkkk
ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第２６回
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
┴＝ ￣: :,r'´ ,;;;;;;;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;::.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. .ﾞ.､..::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : :,.′,;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', .: |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ *. ,.′,;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.' ｷ;;;;;;;;;;.:.:.:.:.:..:i,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
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,.｡.l;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:i' '´ ,,,,, ヽ､ ｀ﾞﾞ'''''''''ﾞ´ .,. ...､ ｷ;;;;;.:.:.:.:.:!: : : :
｡+'“: : :..ﾞ!;;;;;;;;:;:;:;:;;ﾉ,r';:;:;:;:｀;､､,,, ., '´,.,.ｨ !:;:;:;:;.ｷ;;;;;.:.:.:.;,′
: : : : : : : `i､;;;;;;;;;;｛,jﾚ'´￣`ヾﾐﾐｲ{ { ,j;ﾄr'';:;:;:;j,!'''ヾ;:;j!;;;;;.:.:.:,′
ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY
! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1
い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .! 師よ、今戻った。
ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/
ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ 実りの多い旅であった。
i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ
| ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i
,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L
..... ／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ
..,. ,r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l! ﾄ､;;;;;,;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:::;:;:::;:;::;::::;:::;r′l;;;;;;;;;;;;;;:;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ', ヾ;;;;;;;;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::;::;;::;:;::,r'′! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:＼､､__
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', ｀`ｰ--------- ィ'´ ,' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀,: . ｀`ｰ- ､､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', : : : : : : : : :,′ ,' ' i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : .
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!､ ヽ : : : : : : : ,′ ,′, i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : : : .
.
. ／￣￣＼
-､ ／ ヽ､_ ＼
/ / （●）（● ） |
| , （__人__） | まずはお帰りだろ。
l | （｀⌒ ´ |
┌―} l . { | 後ろ見る限り、弟子集めはうまくいったようだな？
┌‐| lノ 〉 { ﾉ
｢1（￣ ｀ヽ / ヽ ノ―┐
└イ￣ﾌ ｛ 小 ´ / l
ｌ 〈 ﾉー- 、 /」､＿＿ム | └i
ゝ ＿ノ /＼ ／ / r┐! l ＼
| ／ |' //⌒Vｰ'｜ 厂＼ ＼
＼ r'´ ,// l / / ＼ ＼
｀ ＜. ＿＿／// / / / ／ /
.|: : : : : : : : : : : : : :.|[: : : : : : : : } ､: : : : : : : : :
.i: : : : : : : : :|: : : : :ﾉｌ|: : : : : : : , `､: : : : : : : !
.|: :|: : : : : : :l: : :／ 八: : : 〈 : / '， : : : : :|
.ｌ: :|: : : : : : :|／‐- _ ､: : V ／ '，:l : : :|
. ,: : |: : : : : : :弋ｔテ冖ミｰ ＼:＼ｨｔﾃ ア V: : :.:|
,: : : |: : : : : : :| ￣ ＼:〉￣ }.: : :.|
: : : |: : : : : : :| .:. : : :.| よきかなよきかな。
. ': : : : |: : : : : : :| { /: : : : :|
/ : : : : |: : : : : : :| / /: : : : : :|
./ : : : : : |: : : | : :小 ｲ: : : : : : :!
/ : : : : : : |: : : | : : {分 、 ￣ ｰ￣ ／}ｉ| : : : : : ∧
./ : : : : : : /|: : : | : : |⌒ヽ` ／／i:i|: : : : : :{トs。
/ : : : : : : /: |: : : | : : |〕iト ー=彡ィi:i:i:i:ｉ|: : : : : :{i:i:i:i:i:i:i≧=-
./: ﾆ=‐ ⌒＾i|: : : | : : |i:i:i:i:i:i:i≧=─=:i:i:i:i:ｉ:ｉ厂|: : : : : :|_i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
ﾆ=‐.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:|: : : | : : |＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ/ |: : : : : :|⌒ ｰ=ﾆi:i:iﾉ
.
,..).､__
..,,_ .ｲ:::・:(＜ ｱﾎｰ
!:::::｀'::::::::!ｿ
● ● ● ● ● ● ● ● ｀＞:::::ノ
く/ゝゝ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
＿＿＿_ | （ ●）（● ） | ＿＿＿_
／ ＼ | （__人__） │ ／ ＼
／ ─ ─ ＼ | ｀⌒ ´ | ／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ | | . ／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ヽ /. | ' |
＼ ｀⌒´ ,／ ヽ /. ＼ ￣ ／
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ｸｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨
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ィ:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:./!:.:.:.:V:.:.:.:.:.:ﾊ:.:.＼
ﾉ:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.{:.:|:.:.:/!;/ {:.:.:.:.:}!:.:|:.:V.:.}:.弋′
7:.:.:.:.ﾚ:.!ﾊ:.:.}ﾚﾍ;,;L}!. V:. /V }:.:ﾊ:.:}:.､:}
ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.!V,,zzzx,, `ｰ V '"~⌒.}:.:.| `
|:.:.:.:/^ヾ} 〈!ん:ﾊ ` 芹^〉 ﾊ!}!
从:.:! ::( 乂ｼ' {ソ,
V:ヽ、 ｀¨´ |〉¨´ 从 どうしたんだい？
从:. 圦 /
/ﾆ{三 Y;/: ＼ ， -‐
_/ﾆﾆ＼ﾆ|!. ＼ ／､
/ﾆ/ﾆﾆﾆニ≧s｡. ≧ - イﾆﾆム
_,.ノﾆﾆ-ミﾆﾆﾆﾆニニ＼ !ﾆﾆﾆﾆ}:圦、
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｀≧s｡.ﾆﾆﾆﾆﾆヽ. ｜ ㍉ﾆ王ニ｝
ノﾆ-ミﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ≧s｡.ﾆニﾊ 寸ニ/＼
／ﾆﾆﾆﾆﾆヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:＼ニﾊ __/ニ/ﾆニ≧s｡.
＿＿＿_
／ ＼
.. ／ ─ ─ ＼ .|.「「「l_ヽ いやなんでシロウやウェルキンさんたち
／ （●） （●） ＼ ,:､!j l l l }ヽ
| （__人__） |＼/⌒ ヽヽヽ シタノ村職人衆までいるんだお。
＼ ｀⌒´ ,／ 〈/ｌ ｌ ｌ ｌ.} 〉〉
／ ー‐ ＼ |.!JJJ'
| | ノノ
{ |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ シタノ村とロレンス村間、道もよくなったしなんだかんだと頻繁に出入りしています。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/: |: : : : ﾄ､: ＼: ＼:ヽ.: : :ヾ.: :iヽ
,ｲ: ; ヽ、 : i: :ヽ: : :､: :ヽ:ﾄ､ : : :l: !: :!
/: :l: /;ﾊ､: ヽ.: :ヽ、:ヽ: ヽ: ヾ: :l: :! :|
!: :j:/: !: i､ヽ. :､: : ﾄ､: ﾄ､: ヽ: : :l: l :ヽ
|,ｲ:ﾄ､:|;ム:､|､: :ヽi､: :｣__ヽ、!: : !:j : |｀
!:j: : | ,ｨｫｭ､ヽ: :| ｀>!ｧr､ i:| :/;ﾊﾊj
|ﾊヽ:! ﾞ-' ヾ ﾞｰ' ´ !//'/:| そりゃアレだよ。
ヽ､! i/ノ: :i
|ﾍ ､ /!: : ﾊ! 人が増える、つまり、家を建てる。僕の出番じゃないか。
ﾄヽ 、 ＿, / jﾊ/
＿＿,j:〉、 - , ' _|ｰ.-､
/ﾊ: : : : :,.ﾚ| ヽ ／,ｨﾊ.ヽ￣´:l
/':::il: : : : | ｀ヽ、￣ ,．'´//::l|:r,､ : |
,':::::::l|: : : ﾉ /`'ﾍ´ //::::ヾﾚ': : :ヽ
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/,.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
7.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:ｨ.:.:.:.:.:.:.ｨ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:l
l.:.:.:.:.:.:l/ﾚ’l／l / l:.:.:.ｨ:.:.:.:.:.:.:.:ﾘlﾚ'
l〉rｬ.:.:/ ≧rｭ.ﾚ' l.:.:/:l.:.:.ｲil.:.:/:l
（.:.:.:.i/ i 叱ｿi ヾ' ﾚ' .ｨlｲ≦ﾚ' ｧ'
iﾍ'λ `ｰ一’ .ｨ 刋ﾘ, /ﾚ´
ﾚｲlﾊ l: ` ‐-ｨ' 俺達は例の、樽ストーブの３機目ができたから運んできた。
l ヽ. _＿' ﾉ
l . ､ l＿./ ／
_＿ ノ ', ＼ .ｨ
_ .,rへ.:.:.:Y´ ￣/
,.，-‐＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:ム ', ∧ｭ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ハﾍ ｀ｰｭ､
,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ､＝- -‐i..:.:.:.:.:＞ｭ､_
. i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾑ.:.:.:.:,.-‐'´｀ヽ､｀丶. //｀丶.:.:.:.:.:.:≧ｭ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 現在ロレンス村に専属の木工や鍛冶はいないので、協力自体はありがたい話。なんだけれど……
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.. /.: :: :: :: ::.:/:: :: :: ::|:: :: :: :: :: :: ::|:: :: :: :: :/ : :: :: :: ::.::|
.... .: :: :: :: :: ::/: :: :: :: ::|:: :: :: :: :: :: ::|:: :: :: ::/ |:: :: : : : : |
.. .: :: :: :: ::.::/:: :: :: :: :: |:: :: :: :: :: :: ::|:: :: ::./_＼,人:: :: :: ::.::|
.... .: :: :: :: ::.:/: :: :: :: :: :: |:: :: :: :: :: :: ::|:: :.:. 乂 弋ト ＼:: :: ::
. : :: :: :: :: /: :: :: :: ::.::/^|:: :: :: :: :: :: ::| : / ｀ ⌒ ＼:/
. : :: :: :: : /:: :: :: :: :: :〈 /|:: :: ::|:: ::|:: ::.／ ノ＼ 試作1号の反省を踏まえ天井板に穴蓋を設けたのと、
. : :: :: :: ::/:: :: :: :: : : : : Ⅵ :: : :|:: ::|::.:/ >
.: :: :: :: :/:: :: ::/:: :: :/ .::::::|:: :: ::|:: ::|: :| , ／ 二重筒構造の微調整をしてみた。
..:: :: :: /:: :: ::/:: :: :/ .::::::: |:: :: ::|:: ::|:: | {
ﾞ: :: : /:: :: ::/:: :: :/.:::::::::::::|:: :: ::|:: ::|:: | ―ノ 評価を聞かせて欲しい。
..:: ::/:: :: ::/:: :: :/ .::::::::::::::|:: :: ::|:: ::|:: | ￣〈
ﾞ ::/:: :: ::/:: :: :/ .::::::::::::::: |:: :: ::|:: ::|:: |＼ /
ﾞ:/:: :: ::/:: :: :/.::::::::::::::／ |:: :: ::|:: ::|:: |::::::::...... {
.ﾞ:: :: ::/:: :: :/.::::::::: ／ﾆﾆ:|:: :: ::|:: ::|:: |::::::::::／￣￣￣
_ :: ::/:: :: :/ .::::::／=二二|:: :: ::|:: ::|:: |＼_/_
／´￣￣￣｀ヽ
, :､
/ }
｛＿ノ ヽ＿ ｜
(● ) (● ） | あーもう、ごちゃごちゃしすぎだろ。
（＿人＿_) |
} ) ｜ | お義父さんたちの相手は俺がしておくから、オフレッサーのほう頼むわ。
｛ に二ﾉ / i}
} ／ 儿
｝ ／ ＼
ゝー―彳 ＼
て￣￣￣｀ヽ ／ ＼
￣｛ン } ／
(＿ノ V
.
／.:￣￣￣￣￣＼
／: : : ＼
／: : : ＼
／: : : : -一' ﾞー- ＼
: : : : :／´ ｀ヽ r´ ｀ヽ ヽ
: : : :（ f;;;;j l, ｌ f;;;;j } l
: : : : ヽ_ ｀ _ノ ヽ_ ´_ ノ;;:: | あ、はい。
: : : : : : ´"''" ' "''"´ l
: : : : : : . . ＿＿ ／
＼: : : : : : :. V_＿＿ヽ ／
／ヽ: : : : : : : : : : イ＼
: : : : : : : : : : ＼
|┃三 ／￣￣＼
|┃三 ／ ＼,_. ＼
|┃ （●）（● ） |
|┃ （__人__） | ウェルキンさん含めてお義父さんたちはこっちな、現物見ながら話聞くわ。
ｶﾞﾗｯ .|┃ ヽ｀⌒ ´ |
|┃ { |
|┃三 { /
|┃ ヽ / ┌ ウェルキン┐
|┃ . ﾝ ヽ. ／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
|┃三 ／ | | すぐに出番じゃないなら、僕は工房のほうに行かせてもらおうかな。 ＞
|┃(⌒二_／| . | ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.
＿ ＿ _
r≦三三|| rfiiii{iiiiiiiiiiiiii{fiiiij
. (ヽ、００ ∩ .|三三j{ﾆll {iiiiij iiiiiiiiiiiii|iiiiij
. ⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃ .L{ifLﾆにj fiiiiiTiiiiiiiiiiiTiiiii} ┌───┐,
. ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇 .三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾂ＿＿＿＿＿
. （ ⊂ニニ / ／⌒) ） . i| r========､ | r==========､ | r========､ ├────┬’
. ｀ｰ――'′ し∪ （ノ ...j| |! !| | | || | | | | |
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_j| |! ji | ヽ＿＿＿＿..ノ | | j | |_＿＿＿＿
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j＿二二二二＿{────── ┤__二二二二ﾞ＿| |:::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::└─────‐┘￣￣￣￣￣￣└─────‐┴────┘::::::::::::::::::::
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :(ヽ、００ ∩ : : : : : : : : : : : : : : : : :
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃. . . . . . . . . . . . . . . .
＿＿_ ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
,..-''"´ ｀`丶、 （ ⊂ニニ / ／⌒) ）
／ ヽ、 ｀ｰ――'′ し∪ （ノ
/ -‐一'"´ ｀`ー‐- ':.
,' ',
. { （●） （● ） } えーと、７人？
', ,'
ヽ、 （＿人＿.） u / ずいぶんと捕まえてきたもんだお。
. ｒ'ヽ、 ｀⌒´ .,.／
. ／ ＞─-----─'"´ ',
/ ,/ ヽ、_,ノ ',
;' ,ｲ', ヽ i ',
ﾄ､ ,ﾉ ,ゝ Ｌ＿＿_」
. ｀ミ彡-‐'" ', | |
.
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,r'"´ ! l ! ﾘ ＼ !
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／^ヽ ,r'"´ Tﾌ≧ﾆゞ ,」ー-‐rー─ｧイ
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／＿ィﾚ'´;:;:;:;:;:;:;:ヾゝｭ､ _j! /／
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,ィ､ ／.:.:.:.:.:.:.:::.:..:.:.`ー-､;:;! ! .T ¨`7´
.:.:.:.:.:.:．ｨｲﾌ´ ヽ,ィﾞ´￣｀¨`ゞ;:;::;::::::.:.:.:.:.:.:.| l !､_,/
.:.::,ｨ´ ,ｲ ／;:;:;ヾ､ ﾞゝ, ｀''ﾞ´｀ヾ＞ヾ,,! /ﾚ' /
'ﾞ´ j!／ ／`二｀`ヾ;:;;ヽ､､｀, ,r ''_,ﾆ _」ﾘゝ-/
,ｲ ／ ,､｀二ゞ戓ゞ;;::;;:)ｿ ,jﾘ;;:;jﾂ;:;;rj! _/
'´ ＼ ,ｲ ｀ﾞヽ _,,ィ^｀ゞ''.;´ ｲ彑ｭ,ヾ /.:||´/
,ﾚﾘ;j , . ､ 'ﾞ,,､:; `ﾄ､`ｰ｀,!::::||/ クレイ殿、トラップ殿の了承は得ている。
ゞ,,イ };:;ヾ,, ,r'.:.:.:;; '^ヽ｀` ,j:::::||
j! j;:;:;:;;:i ,ｲ-‐'''"ﾆﾆfr､,,_ ソ ﾉjk:::ﾘ こっちの年若３人は路地裏で捕まえた俺の内弟子だ。
,ﾉー-'´￣`ヾ rﾞ;:;:;:;:;:rｰ､;:;:;:;:;:;:;;;ゞ､､, 彳::||
ｲ／,,,､_ ﾘ;:;:;:;:「,ｲ.:.;.ﾞｰ-､'ﾞ''ﾞゞ:;:;;:;Yj:::」l おう、おまえら、師に挨拶しろ！
:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`ヽ !;;:;:;:;h`ゝ､,.:.:.:.:`ｰ'Y7;:;:;:;!VN
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ'^ゞ;:;:;;;;;ﾄ､,,...二二ﾆｿ ,j:;:;:;! !/、_
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ﾞゞ.:.;:;:;:`ー';:;:;:;ゞ､ノ;:;:/ ,/､≧二二ヽ_. ／￣￣￣￣￣￣＼
::::::::::::::::::::::::ヽ ＼ ﾞゞ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:::.::;:;イ /ヾヽ ＼￣｀ヽ｀`ヽ､ | よ、よろしく。 |
;::;:::;:;:;::;:::::::::::::｀ヽ､ヽ ｀¨`ー''ﾞ''ﾞ二'´ィ´.:.:.｀`ヾヽﾄ､ _」、 ＼......＼＿＿＿＿＿＿／.... ／￣￣￣￣￣＼
;:::;:::;:;:;:::;:;;:;:;::;::::::::::｀`ー----‐''ﾞ´::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:V´ ヽ ＼ | ちっす。 |
;:;:;:;:;::;:;:;:;::;:::;::;::;:::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＼ ＼ ＼＿＿＿＿＿／
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ 」＿ ＿..／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
￣｀TT'''ー- ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ'´￣ ＼ | | あんじょうたのんます～。 |
i ,ﾄ､ ￣￣￣￣￣ ￣ ｀¨` ーr‐r─-- ､.:.:.:.:.:.:」 i ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 俗にいうスラム的なところで捕獲。……まあ、衣食住で釣れたのならWin-Winなのかな？
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-─-
, ｨ爪(（/／∠ﾆ=ｰ
{ Y 7¨ヽ¨¨｀ヾﾆ=ｰﾐ
!/ j ﾉ ミﾆ=ﾐ
〈ｰtｧY ｰｪﾃ｀ }ミ=㍉
/ |ﾚﾍ ミ そっちのガｋ……小僧どもとは別枠で、フリッツだ。
（ ` ﾉ ﾘ .)）ﾘ
| -ﾆﾆﾆ=ｰ j r爪{( 酒代、宿代のツケを肩代わりしてもらった恩は感じている。
ﾊ ￣ ／ { l 小
ｲｨﾑ ／ 从乂
ﾘf=≧=≦====T )ｿ
|( lYl ) し'⌒)|廴
__.,,｡r ≦ {{ {{≧山≦＞＜ jj ≧jl ー- ＿
.. 仏 乂 //ﾆﾆﾆﾆ＞ ⌒ ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧==// /￣¨¨7Y
.. // / //ﾆﾆ＞( つ （::） r:::::） ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.// / /∧
_,､---､､､,,,,＿
,-''" -三ミ、ヽ、`ヽ、
／〃 ヽ,＞ ＼
/ ｲ/ ,, ,,ﾆ-─-v-ﾆ､ヽヽ.
// ,彳 l| ,／ `いﾞ!
| l l ﾘ , l.|´ | N
|l ﾉ! l l....,,,＿ ﾞ| l|
|l / ﾘ.| -ｪﾃｭ=､' ,rtﾁﾐ`}ﾉ| 貴殿は腕っ節で負けたことの方が大きいのではないか。
|l ,l 1 | "´ ﾞ!｀´ fﾞ1|
|ﾚ |. l ,ﾊ|ヽ ! | , l|
|iﾞ i1 l| | l| ｰ:::ｧ' ,! | l| 私はエルネスト、エルネスト・メックリンガー。
|l ﾘ |l|l lﾄ､ ∠ﾆﾆﾆ;､/ l l|
ﾞ!l ヾ,＼ ｀二´ / ,ﾘ 芸術を志して画家などをしていたものです。
`ｰ-､,､__､_ゞ, ＼ / ,ｨ ｿ
,〃''ｰ-ﾆﾐ-､,`''ー--''{ノ ﾁ''ﾞ
// ｀`＞ﾐ''''T'ソi
ー'''"￣｀`''ー､,,_ '-'⌒い |.| ｲ、
`''-､`ｰ-ノ,ｲ | ! {`''-､,,_
.
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;.;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;! こいつらは酒場で腐ってたのを、ちょっと話し合いをして誘った。
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､ ｼｺﾞ
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､ とりあえず俺の組下で扱いてやるつもりだ。
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
.４´ :>￣: :≧=-. . . .、
. Y´{: :Y´:/:／: : : : :≦: : : :＞:.、
{: :{: :{ :/: : : , イ: :´￣: :｀:ミ: 、ヽ
r-＞7/</／一=＜: : : : : :｀ミ: 、:',
{:f 〔;' }' : :｀寸三ﾐ:、: : 、',
{ｿ }' : : : :{ミ: 、: :｀ヾ、{
〈ヽ、 } ,. :´ :{_: : :}:｀:ミ: 、: : : ::.
', fi<j' {__／￣｀ヽ : : : :Ⅵヾ: : :｀ﾐ、ﾘ
＼､_ﾉし／ .} ｀〉 =´<ﾔ}｀≦ : : : : : ',:}＞-: : : : }
つ (⌒' ∧/ .: : : :ヾ ｀ : : : : ,: .{' }: :}ﾙ’ いつか吠え面かかせてやるからな。
＾＼ {_ j: ヽ: . : :,イ: :.{ イ: : ﾘ
l寸￣ヽ : :/': : : /-'{: : : :{_,ｨ{ それまで楽しみに待ってろ。
', 弋つ } .: ' : : : / {: :｀ﾐ:、: ﾙ′
} ｀ｰ= .: : : ＜ ﾙﾍ、: : ﾘ
_r. 人_ . : イ__,,.. ''" }ノ{___r.,_＿r.,
_r., r., { { { ￣ .} l {Y´｀Y /ｲ/ // // r.,_＿r.,_＿r.,
r.,__＿ r.,_ { { { { .{ {_ {. { } l { / } }Y{./ｲ/ // // // // } }ﾆ}
{｀寸 ∧∨ { { { { .└ ニﾆ＞ ﾍ} l { /ｲ ＞ニニﾆ＞ .// // .//ニl
.
／::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
|::::::i／￣￣ ￣￣＼i::::::::::::::!
|::::::| |:::::::::::::|
. |::::::| ＿ ＿. |:::::::::::::|
. |::::::|´ﾓ云ヽ ,ｨ'云テ |:::::::::::::| ﾏｺﾄ
. |:::::ﾊ ｌ |:::::::::::::| 釉薬、絵の具を好きなだけ調合してよいとのこと、真かな。
. |::::|;;;;, 、,. !:::::::::::::!
;::::|;;;;;, ｨニﾆヽ ｲ:::::::::::::| もちろん、事業に差し障らない程度ということは理解している。
. ヾ::|;;;ｨヽ. "" ／ ,!::::::::／
ヾ;!.｀込、＿,∠ｚ彡|::／
_,,.. ｨ1、 (r‐､ﾞi.|.i r‐.) ´ﾑ ..,,_
, ､＿,ｎ -‐ ''" ゝ、-- ' 1|.l ゝ- ' ／ ｀ '' ‐- ｎ,＿, 、
.. λゝ.,,l_l_ ヽヽ,ｨ'⊥ヽ７ / _l_l,.ノ.λ
. /ニﾆ＝‐-ニ,,_‐- .,, /〉 } } / ﾊ i. { <ヽ ,,. -‐_,,''ニ -‐=='彡ﾑ
...,iニニiニニニニニﾆ=-､ヽゝ.,,ノ,ﾑ.ゞ,_ﾉﾉﾑ ゝ.,,ﾉノ' ,.:=ニニニニニﾆﾆｉﾆﾆ|
.ﾑlニニlニニニニニニニヽ. マ'' ,.-､ ー' ,.-､ 'マ' ∠ニニニニニニﾆﾆlﾆﾆﾑ
＿＿＿_
.. ／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ オフレッサーがそう約束したなら、それでよし。
| ' |
＼ ⌒ ／ 資材・道具等、必要なものはオフレッサー通して申告するように。
. /⌒ヽ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
,!:::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
. ,!:::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;/il｀i;;;;;:;:;:;
. {::::::::;;;;;;;:::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;,f,il|,ｲ;;;;;;:;:;:;:
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ 最後の２人は夫婦者のタケオとリンコ、嫁の伝手で誘った。
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ 昔の俺同様の炭焼きだ。
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',
＿＿＿_
／ ＼ 弟子枠じゃなく親方枠？
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ なら家も建てなきゃ。
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／/ ∩ノ ⊃ ウェルキンさん、見越してついてきたにしてもちょっと早すぎるお。
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／
＼ ／ /＼／
.
/////////////////////////////ヽ_
///////////////////////////////7
//////,´｀ー--＝//////////////ｚ´i,'
////// ￣｀'!ii/ {i{
////,' /三Zzz､＿＿ ｀{
//／ /彡＝＝三三三} /三三三}
／ ＿＿ ⌒ヾi / ＿＿ ｀7
､´・ ｀ / _・＿ ｀ {
￣￣ ´､ '
i ', j
iii,, ＿ iiｌｌ||| ヽ_ ,;;i うす。炭焼きっす、よろしくっす。
''ii / _ / ´ i
ヽ r'￣ヽ r'ノ .l
￣ ヽ |
／￣￣￣￣￣￣i i
/ ＿＿＿＿＿＿ﾉ
{ ´ ヽ '
＼ ＿＿＿＿＿_ﾉ / ＿＿＿
＼ ´ / : :´ ,.=-‐: : : : `ー-ミ
ヽ / ／: : :／ : : : : : : : : : : : : : ＼
＼ ＼ ／ : : : : : : : : /: : : : : : : : : : :ヽ: : ヽ
＼ ｀ー――――――― イ'. / : : : : : : : : /: : //: : : : : : : ,: :i : : : :,
＼ ∧｀:＼. / : : : : : : : : /: : // : |: : : | : : ': :!: : : : :,
｀ヽ, lii / ',: : :＼' : ' : : : : : : : : : /// : |: : : lヽ: :|: | : : : : |
ヘ {iii'' / /i: : : : :＼.ﾞ: : : : : : : : //厶 : |: : : l |: |: | : : : : |
／ヽ ｀ヽ / ／:i i: : : : : :＼: : : : : : //'´ |ノ|: : :ﾉ |/|八: : : :｜
／::::::::::＼ ｀､ /／:::::::i i : : : : : : : ＼: : : /厶=ﾐ |／ 厶=ﾐ `、: Ｖ
＼／＼::::::::::::::::＼ ｀i／´::::::::::::i i: : : : : : : : : : ＼ /んハ｀ んハ Y!: : :| うちらにも家をもらえるん？
＼ ヽ:::::::::::::::ヽ／::::::::::::::::::ヽ i: : : : : : : : : : : : ＼. :ツ 乂:ツ ハ: : |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 以上、モブ弟子３人、微妙にネームド組下２人、炭焼き夫婦２人の計７人となります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──._.. ‐'''''''''''' ‐ ､......二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|.....,ｒ' ＼::::
”“ * ｡: : : : : : : :: : ::|..../ ⌒ ヽ, あらためて、みなさんよろしくお願いします。
”“'' …ァ: : : :. （ ●） `― ..i
,.｡+''”: : : : : i. （ ●） | 各自の仕事内容などは明日以降の相談と
,.｡+''” : : : : : : : : : :.＼ _´_＿_ /
｡+'“: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼`ー'´ ＿_／ オフレッサーの指示に従ってもらうとして、長旅で疲れたでしょう。
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..〈〈 ヽ 「l:::::／:＼ __
>フ / __]::::::::::::::::::＼ , -‐'´ }
|:::::! |ヽ|::::::::::/:::::://｀∧ ／ ／
. ,へ∩ .|:::::| ! |:::l|::::::::://:::::::::∧ l r'
. |ミ/::| |::::::!!＼ V:|:r＝=|:::::;-':::::::｀ヽ ／､ /
ﾍﾞ:::::ﾉ､ |::::::|! ∨:::::::::l／:::::::, -一'￣´)::::::｀ｰ/
ヽ' ヽ―-':::::/l| V::::::::|::::::／::/:::::::::::::::::::::／::{
. l＼/::＼:ヽ/::!∨ l::::::::|:::/::;イ:::::::::::::／:/::::::::::＼
｀ヘヽ:::::::/:/ 〉､ .|:::::::!/::´:::ヽ‐‐＜:::::::!:::::::::, へヽ
｀￣l:/ ト､ .!:::::|:::::::::::::::::::::／l:::::::::::::::{ヽ､ノ ＼
|:! ／l |:::::|::::::::::::::／‐-､l::＿::::lヽヽ、 ヽ
|l/ / r‐-､l::::::|::::::::::/l <｀ヽ ＼ ｀ ! ｀ヽ､＿_丿
l !＼ ヽ 〉'⌒ヽ‐{,-'｀ヽ |
〈ヽ､ ｀ｰ ＼ ヽ⌒ ヾ !＼ /
〈｀ヽ､＿_, -｀ｰ-＼＿__ノ ｀ー'
|ヽ::::::::{:､ゝ::::::::::::::::::|
.
＊ ＿＿＿＿＿_
／￣| + ／ ヽ +
｜ ::｜ ／ ⌒ ⌒ ヽ
｜ ::｜x / （ ●） （ ●） ヽ 今日のところは宿に泊まっていいから、
. ,― ＼ | ::::::⌒（__人＿）⌒:::: |
| ＿＿_） ::｜ .! l r┬‐| / ゆっくり休んで明日に備えて欲しいお。
| ＿＿_） ::｜＋ヽ `ｰ‐‐' ／
| ＿＿_） ::｜ / ＼
ヽ＿＿）＿／ / ＼
_
___＿ ＼__人__人__人__人__人__人／ , -. ＞'´ }
. -=＜ ｀ﾐ ヾ＞-.、. ≫ ≪ .,+' }' . ゜
. ,' ≧=- | l l , }..... ≪ よっ、大将太っ腹！ ≫ ...＞' _＞´_／ , _
. ノ -=彡´7´ ｀寸 } }!./／ヽ ≫ ≪ . , ﾟ _＞´ }. ／ ＞´ }
,彡' Ⅳ {Ⅳ ｀}´ ﾐ .{.. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼＞´＞´ _.ノ ' ゜ , +'゜
{ - 彡´ {´ ￣＼ {' _l .{ ／ ＜ ,-= ´／ ., +'´
｝/ _ ７ 、{_}ヽ- {_／ } } _ _／ ／ _ , +'´
. j {´ Ⅵ ﾞ:.に｀./ ′ _ ＜{ {´ ー ´ }=- ／
、_人 ヽ. { ｀{ ヽ - / l -7 {. { { ／ _＿/_ _ ＞- ― 、
イ从 人 _l i , -=== 7 ./} ＜ニ l ∧ . { { / ／ { __ノ
〉 / l / 7 /ハ ＜ニニニニﾆl {. ∧∨ / ＿ ＜￣
小{ﾊ{' ﾞ＼ ｀ ニ￣ -＜ニニニニニニニ { { ∧∨_￣＞、_ ／
＜＞ }人ｿ ＜ニニニニ／ニニニニニニニニニニニ-ﾍ ∧∨ノ
. ＜ニニニニ 7／ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ-ﾍ ／
{ニニニニニ ／ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ７- ´
{ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ＞
/ニニニニニニニニニニニ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. /ニニニニニニニニニニニ . ┃ 太れる＝裕福の証明ですからね。ヨイショの掛け声にもなります。
. l ニニニニニニニニニニニ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.{ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::f〃∠,:;:;:;:;:;:;:;:;: ﾞi
l ﾐrｰ--:､::::::::::::_;:､-'''''"￣ }:;:;:;:;:;:;:;:: .: |
{ ﾐ| ,:-:､ _ `ー'ﾞ´_,. -''＿_`'':（;:;:;:;:;:;:;:;:; :: |
ﾞ!' l,ｨ'''ｰ､.,_i, i r-ｰ''"iiﾞ,.ﾆ､ヽ. ﾞ!;:;:;:;:;:;:;:;::: !
`i, !,ﾚ^'=;_;-;i ゞ`ｬ'ﾁｪｪ;ｯ.,;､:~ ﾞi:;:;:;:;:;:;:;:: i′
`fiﾘ 'ﾞ'`ニ´1 | ヽ`ー‐'ﾞ,,,､,ｨ' , };:;:;rf^i;::..ﾘ
. !l! ,ｨ'ﾞ " ,ｨ‐:､ ,)iiii(ﾚﾞ/,:;｢ﾘ ,l;: / 師よ、甘やかしすぎではないか？
l.lﾄ､ _'_,ﾞｪ､ r;;;_;;;`' ;iiiiiぐfﾞ;:;:ﾚ' ﾉ::/
. ﾞ!ﾞ! /.;:;:＿;;;＿;;::;;;ﾞ:ヽ 'iiiiiiﾘ;:;:;:ﾚ'ﾞ／ 俺は家に戻るが構わないな。
| l/.;:;fﾞ｀´￣｀`''ｰﾞ:､::ﾞ:､''ﾞ/.;:;:;:;｢l'′
| :;:;:;`;:;'"⌒`:''::ー':;:;:;:;i.ｉ;:;:;:;;ﾘ |
| ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;/ ,ﾉ┐
`ﾄ､::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;ｨ'ﾞ-'ﾞ,,.ｨﾍ
ﾄ､`':､;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:､:-''ﾞ,､-''"´ : ﾞ、
ｼ^`-､`'-v-''."-''"￣`ヽr-､ ,r'"ﾝ､
＿＿_,ｨﾝ' ヽ｀i: | fﾞ r'"´￣｀ヽ.l!（`／ｨ'ﾞ´,.､ゝ､＿＿
i i. `'､, ﾞ' i. | .! （ _,.> ,／
＿＿＿
／ ＼ 今日くらいはいいでしょう。
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼ オフレッサーも、奥さんたちこっちきてるんで、
| ___´___ |
ヽ、 `ー '´ ／ 一風呂浴びて旅の垢を落としてからでもいいんじゃないかな。
ノ ＼
.
＼＼ ＼ _,.. -‐''';;"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐
. ＼＼ ＼ _,.. -‐''';;"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐''' "´
＼＼ ＼-‐'';;"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐''' "´
ヽヽ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐''' "´ _,.. -‐''' "´
| | |-‐''' "´ _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´
| | | _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´
| | | _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´
| | |-‐''' "´ _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´. ｢L.、00 _ｎ..,n_
| | |-‐''' "´ _,.. -‐''' "´ //二 └i ｒっ_)
| | |-‐''' "´ └─┘ . U
. 二ニﾆ ﾆ ＝==- ..,, __ |
. 二ニﾆ ﾆ ＝==- ..,, __｀゛ｰ＝=- _,,_.. ｢L.、00 _ｎ..,n_
| |. ￣｀゛ ｰ＝=- _,,_.. //二 └i ｒっ_)
| | |. ｀ └─┘ . U
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. /⌒'_ .| | i | | /| /| / / | ﾊ ｌ i :|
. ｛ }'⌒｝ . | | i | l /.ﾉ./ / / {/ } /! ; .:|
. ＼ ／ .| | i | .: ≫==ミ }／{_／ x==ミ/ j/ / |
... ＼( | i } 〃んr(_ } /んr(_ 狄 :' :
l .イ {{ 乂:::ツ 乂::ツ jイ! ;
l / i| ^冖 冖^ 八 ′ うち温泉初めてやわ。
/ .i| ::i::i::i:: { ::i::i::ｉ .′:∨
ｉ } | ′ .: j{ 湯を潤沢に使えるとか、ほんまかいなあ。
| } } ..| 、 _＿___, .: }!
| } { .小、 ー ‐ ´ /ﾊ }!. /⌒'_
{/ い＼ ｲ } い. ｛⌒'{ ｝
/ { :. イ: :/ } } } ＼ ／
.′ { :. ｀丁｢: : ﾉ:./ } } } )／
{ .:i{ ＼ ＼ } |: : :/: / / { ; .′
{ ::i{ ＼ ヽ} |:.:.:′′ :′ .: / /
{ __::人 ＼ .ハ ﾄ､{: : : :./ :/: : j／
r＜ ＼ 丶 丶 ｝ }{: : :/ /: /イ__
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ヽ、 /. ∧ 《＿/ //:::: ,rー- -≦二ﾆ= - 、＿＿..l∧ ./;';';';' ＿
∨:/ .,'| !:./.:/￣∧lヽ,/.| ＼:: :: ＼二二二二＼｀≦===＝＝--…_ |:[:|
::|く_ _// i/.:/ /／:∨ ..|. .＼:: :: ＼￣＼￣＼¨＼ﾆヽ=ヽー - -≧、 .|:[:| __,，＜≧=､
::| .:// ./|/ _//＿,人.,'.| ..＼ ￣ ＼¨＼￣＼¨＼¨ヽ｀ヽ-ヽ-ヽ-ヾ ヽ :.〉 / /￣ //￣＞ 、
/ /ム/_ 〉 /!/:＼ /´ | ＼:: ＿＼_＼＿_＼_＼__＼＼:: :: :: :: :: :: ＼ _../￣￣ /＼// / ＼
｀: .､__/,../.:/i》― -....┌┴──「.Fﾆﾆﾆ| ＼:: :: :: ＼:: :: ＼:: ＼:: ＼＼:: :: :: _ __ _ _ﾆ=- ￣!＼_/ ..,／￣＞-:､
.:。_ ,，＜ ,＞' │ ijlil jlill.l |::::::::::::l ＼:: ::: ＼＿__＼__＞-≧=',ll^T .丁 i l l.,，≦三,，イ￣￣￣
／｀ヾ ，r＜＞'’￣ │ il .illilli | l::::::::::::l Yl￣ |i ll li i! .i! i! .i! i! l.,、,、,、,、＿￣￣￣￣
_ ,.＞'’て￣ ,，＜ , │ii l!lii!i| l::::::::::::l jl il ll li l!_ i!-'!＝'''_=ﾆ r≦三≧=.､ ＼＿＿
三≧=― -､,，＜.....│ !!| l::::::::::::l .li .il__,,lL=＝{{rf{ _ -ー'' . ｀ー ＝＝＜ ／ / ＼
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￣_ ＿..¨└…-ﾆ」 il. | l::::::::::::::l |_＿｢i:＿＿｢ii:＿＿_｢ii:＿＿_｢i_,!
/ ｀ , .｀¨＝= .ﾞ彡 .ｌ￣￣￣￣, =＝=､、＿＿＿＿, =＝=､、 _|
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/:.:.{:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＿|＼＿＿＿
/:.:.:.:.V:.:.://:.:/:.:.:.:.:.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
i:.:.:.:.:.:.:|:.//:.:/:/:.:.:.:.:| クレーイ、トラーップ。いるかお？ |
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＼＿_//:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:./
＼＿＿＿〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.├‐ '
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＼ ＼ ＼ r- 、/ ／ 〉
.. ＼ ＼ ＼ { !′ ／ . .＜´::', ／〉
. ＼ ィ´￣ハｰ-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
. ＼ィ´￣｀lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 お、顔合わせすんだか？
{ (￣´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／
ヽ ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ こっちゃ荷降ろしが終わったとこだぜ。
,ゝ } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.: ﾉ
／//＼ / ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
／//////≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ／ﾒ,〉 / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
／///////////´ j/|:.:|八 ヽ _／メ／ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
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//////////// -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
..//////////ー―――=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
../////////////////////////////| ,/ [Oii] | H ヽ { //////////////////
＿＿＿
／ ＼ おつかれさまりあ。
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （●）＼ 事務所……は、やらないおとシタノ村職人衆が使うかもしれないか。
| ___´__ |
ヽ、 `ー '´ ／ 宿舎の方で報告お願いします。
ノ ＼
.
／/／￣二ﾆ=-
-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ'
l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
. ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/ わかった。
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l! 馬を繋いだらすぐ行くよ。
∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl
／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
| │ / / ＼ ｌ ／| ｀ヽ ヽ ∧
. | / ヽ. L. ＿ -‐ ´ ,ﾚ'´￣ ､ } ∨ ∧
/| i{ ＿, ' 〈 ,. ‐- ､ ヽ V ∧
. { | l| / __ ｀ヽ Ｖ ＼_∧
ｌ│ | 〈__,ノ ｀ヽ V ＼ ￣
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
.
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
｀丶 、ニニニニニニニニニニニニ ,. ' ´
i |!!| |!!| i
i |!!| |!!| i
i |!!| |!!| i
┌┐┌┐┌┐┌┐
r､fi ,. '――――――――――- ..,, / 7 ＿
ri' i fi'i ,. ' ´ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ丶、゛'' ..,/ / rヽ
rｰi fi'´i ,. ' ´ ,. '´i／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼i ﾞ丶、 ゛'' ./ / /￣7
ii i ,. ' ´ ,. '´i ／ ＼i ﾞ丶、 ゛''/ ../
ii ,. ' ´ ,. '´i ／ ＼ ﾞ丶、 ゛'' ..,,
,. ' ´ ／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒ ＼i ﾞ丶、
,. '. （ ′ ＜ ＼ ﾉ ＼ ﾞ丶
... （ ∨ ／ ＼ ー=彡￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
...... ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ 報告すべきは４点だね。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八弋り |｢ 八 まず通常の輸送隊としての業務はいつも通り。
..... （ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
. |ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
＿ ＿......＿
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ 鶏たち、鳥小屋にいれといたぜ。
/./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ あいつら見かけ以上に強暴だから気をつけろよ。
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ ｛＼ ∧
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧. ｝;ハ ﾉ ;':｝
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧ . (＼ | ::;∨ ;::八 ∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧ ｝ ::＼」 :;/ :;' :;:∨ :;｝_,
|///////////////////////////////////////////|.....┌-J ..:;:;:.... ;.;.;. .;' ...:;｛
|///////////////////////////////////////////|.....( ..:::...,, ∴∵；∴;., ｀、 :;｀7
〉/////////////////////////////┌───────...ゝ :::::､ヽ巛Ｖし∵：， :;（ ────────┐
〈/////////////////////////////..│ ｛ ::､ナ" 丶`ぐ,'∵；． ； ::;;｝
//////////////////////////////..│ ＼__ノ ,.ィ'ﾆヽ....;;ゝ-ぅ''" :;;ﾉ
/////////////////////////////// │ ､___／､ｨ巛（●)ｿ｀＞弌'";;ﾂ｛
. ∨/////////////////////////////..│ _,｀三'´ ﾐ ｀ヾミ＝彡'"_;≧=''"⌒＼ ｱｻ ｲﾁﾊﾞﾝ ｦ
〉/////////////////////////////..│ ｀ラ" , ' , ｀才介=:辷三ヒブ´￣｀＞┘
/////////////////////////////// │ __彡" / / しｲ } ￣==斗孑了「;;｝ ｷｶｾﾃ ﾔﾝﾖ
. ∨/////////////￣¨l/////////////.│ _,〃 / ,' /.:{ ｛ ミ弐"j;':じ＜;'八
∨/////////／ 〉//////////// │ _彡′// ,' ,' ,' 八 `ｰジｲ:；;!..：::..:.〕:{：｝
三三三三ヾ'//////／,.､_ ///////////r―.│ _/ 〃/ 〃小ゝ-{::';'{;i;!；∴；;｛;:;:!':}
ニニニニニヽ///／ヽ-' ￣´￣￣￣￣￣´ニ. │ ,/ / / / / / ,' j ﾘ八::';:；∵:':'':':'.j:':.'ﾘ
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニ.│ / 〃/ / / ,' ,'〃人:.∵...::...::/::::/
│ ／／ // 〃/ / ,' ,' ;' "'〃＼::;,;;,ノ;;;ノ
│／ ／ / /〃/,' 〃 ,' j ! 小ﾐ ｀~/~´
└───────────────────────────┘
.
＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ -一' ﾞー- ＼
. ／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼
／ （ ● l l ● ） ＼
| ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ | あとでアッルたちにも注意しとくお。
| ''"⌒'（ i ）'⌒"' |
＼ ｀ー ─'＾ー 一' ／
＼ ー一 ／
／ ＼
/ ヽ
| |
| i i |
. | i i |
, -‐┴-､__,i ゝ､ｰ┴‐--、
￣￣￣￣く / / ｧ- ,ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ （, -r ヽヽ 〉￣￣
`ｰ' ｰ´￣ ￣｀ｰ 'ｰ´
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 床に敷いたおがくずも、ただ捨てるんじゃなくて鶏糞と混ぜた肥料にすることも……
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ ユーミルさんかホロさんが教えるかな？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ アルトリア様と侍女達、すでに来ているんだね。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八弋り |｢ 八 かなりいいところのお嬢様方のようだし、
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼ 田舎暮らしはやっていけるかな。
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
..... ／ ／ ＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
＿__
〃 ￣ ㍉ . |i | i| l
{{ -ｫ }} |i | i| l
ゞ=='" ﾘ ....＿＿＿ | i| l
| ／ ＼ .....| i| l
| / ,⊆ニ_ヽ、 ヽ ...| i| l
| |／ r─--⊃、 ｌー､ i| ……ｷﾂｲ。
ｌ ｲ _｀二ﾆﾆう Ｖ │ .i|......＿__
..... / / ヽ │ ..i..〃 ￣ ㍉
... │ / 丶 │ ..i..{{ ｨ- }}
..... ｌ_,ノ ヽ､_ノ.. ﾞ .ゞ=彡
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | できるお、嫁だ妾だの突き上げくらってるから……。
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i 女の戦いってか？
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ マウナ正妻であとは側室じゃ元の身分的に厳しいかあ。
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ ま、ご愁傷様。
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
｛///////////////////////////////////////∧
∨////////〉//////////////////////////////
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 地位や財産のあるものが側室を持つことは、果たすべき責務という認識もあります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼ いや、もともとマウナ以外を嫁にする気がなかったわけで。
| ／ .ｲ '=・= =・= u|
/,'才.ﾐ) （__人__） ／ やるお もアッル迎えてわかったけど、２人も３人も相手してられないって。
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼
／＼ ヽ ヽ
／/／￣二ﾆ=-
-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ'
l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
. ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ それはそれであるべき姿勢なんだろうけど、報告続けるよ。
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ ローエン商業組合３人分の名簿登録で銀貨36枚支出。
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ 慣例のお礼の宴会などについては、
. ／ ∧ 、_ } l |{ l│{ l!
∧ Ｖ｀ ヽ､ /彡'} |ｌ|| | ﾊl 推薦人たる支部長自身が要らないとのこと。
／ ∧ ｀￣ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / /...┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. / / / ／| l / ／ ＼. ┃ お礼かつ、自身のお披露目の場でもあります。
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, -―_――_―-- ､ ∧
. /ヾ,r.'／ ＼_ヾ､-ﾆ.ﾄ､. ／￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
/,' ﾆ!l { / 〉!=-l ヽ. | これが組合員の印章になるから、なくさないようにね。 |
. ' lﾆ='､､ ｀Υ //-ﾆｌ ',. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
i .l ／／,＞ｰ イヽ＼/ l
l /￣ 二二二 ￣` 、 !
. 'l .r'"´ ｰ- 二=‐ ､ ヽ. ;
. ヽ', ヽ. }/
. ` ._ ,. 'ノ' ■指輪型印章
￣￣
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （ ●） （ ●） ＼ いわゆる登録料や会費か。
| ' |
＼ ￣ ／ お礼は、なにか付け届けたほうがいいですよね。
／ ⊂ヽ∩＼
/ (,＿ ＼ ＼
| / ＼＿ﾉ ) )
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 商い額を知っていると小額ですが、１人頭贅沢しない１年分の生活費徴収とみると安くもないところ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ そだな。
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ ｵﾘﾍﾞ
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ 銭金まんまじゃ生臭いし、織部支部長は仕立て屋だから、
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧ 貯め込んでる毛皮から適当に見繕っておくか？
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
｛///////////////////////////////////////∧
∨////////〉//////////////////////////////
三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――-----‐''´￣￣三三
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ それでお願いだお。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | あ、持ち出す前にホロさんとマウナに確認とって。でないと後が怖いお。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.＼ “ ／＿＿| |. ┃ 明確な規則ではありませんが、そこはかとなく、管轄というものがあります。
＼ ／＿＿＿ ／. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ ｸﾀﾞﾝ
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 件の侍女達については、確かに噂はあった。
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 「第三王女様が、また何か企んでいるらしい」とね。
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
＿ ＿......＿
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ 集められたのが《混じり者》ってのは、
/./ ム:／ (_j . 'i (_j`}:::::,'＿
|. | i´┌ ､￣￣ |ii ｀￣￣ |ﾍﾉ:::::::二ヽ 俺の感触だとそれほど広まっていないか、
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --――' ／//////////ヽ おもしろおかしく吹くための小ネタって感じだな。
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
.
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
| （ ●） （●） | 口を閉ざした、っていう感じではないんですね？
＼ ___´___ /
/ `ー '´ ／ となると、大事になっているわけではないのか。
| ＼ ト、┃ ））
|＼ ＼ /""""/ ﾒﾓﾒﾓ
| ＼ ￣二⌒) /
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::. ∧
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶:::.（__;）
/' |::::/ ) /::::ｲ＼ﾊ|! ;}z／ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/f＾Tj~ﾒ'}ｲ~Tjﾘ`}:ﾉ'＿ なんつうか、「あの第三王女様」ってのが先にある感じだな。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （__） ／///////ヽ 良家の子女云々はクレイの情報だからパス。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
｛///////////////////////////////////////∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「あの第三王女様」「弩級変態」……先入観と同時に、ある種の「仕方なさ」を醸しだす枕詞ですね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ すこし、知り合いの家で話を聞いてきただけだよ。
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ ＼＼ 奥向きは、こういう噂話がダイスキだしね。
. |八i |八 -= |｢ 八
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_ 確定じゃないからこそ、推測で盛り上がる。
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ ある程度の規模と、歴史と伝統あるお家様となると、
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 《混じり者》どころじゃない醜聞が埋もれてるってなもんさ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
.
, -― - 、 ,.､
. ／ ＼ / /
/ ⌒ ヽ / )/ /
/ （● ） ⌒ .! / /¨.〈
| （ー ） | / {二. ',
,..．-ﾞl （__,､ / { ゝ } 他人のゴシップは蜜の味。
/ ゝ '､_`ー' / } ´ /
,〃 ヽ l ＼ ＿／ ＼ / / 都合の悪い噂になってないなら、ひとまずは安心だお。
／/ ! l ヽ￣/ / ＼ ,' .l
く´ l ヽ.,イ¨¨ヽ. ./ l / ヽ/ .!
,У、 / l:::::::::l∨ 〃 ,' |
..... -=彡-=ﾐ..
{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._.
≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐
/:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼ 最後はオフレッサー関係だね。
. /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝
ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.: フリッツとエルネストは酒場でこう、力でねじ伏せた、わかりやすい舎弟。
)＼-一 ／人:::ヾ＼
＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
. ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
. Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
. _ｒ{ ヽ ヽヾL |;i;i;i;i;ﾉ;i;i;;! | ＼:／:i:i:i＼
.
, -―ー- 、
／ ヽ
' _ノ ヽヽ
l (―) (―) ､
{ ｀ } わぉ。
､ <_> ノ
＞ ＜、
/ ー―- .､ r､ ヽ
`ー―- ､_ノ l/ /
,' l ,/
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V オフレのおっさんらしいよな。
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ スラムで拾った３人は、俺の確認では余計な紐はなし。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 順当に内弟子で育てさせりゃいいんじゃねーの。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
｛///////////////////////////////////////∧
∨////////〉//////////////////////////////
三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――-----‐''´￣￣三三
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
。o ﾟ〇ﾟ o。...| すこし補足すると、フリッツはもとはどこかに仕えていた従士家あたりの出かな。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
/ﾞゞ'´￣｀ｧf''"ﾞﾞ´￣ ｀ヾ, ｀ゞ､ ヽﾞi
,ﾉゞ! （(｀j ﾞi ､ ＼ j
iﾞj ,! ﾄ, ｀ヽミj
ゞﾉ-=;､,,_, ,' _,,.､z＝=-' ｀ﾄ､､ ｀ミゞ|
ゝ ,ｨﾓﾗ冫' ＜ｨぞﾃゝ､ .V ,｀ゞﾄN
ﾞl ｲ′ ｀ ｀` l/^ヽ｀, 〉 そうか、クレイ殿たちは従士待遇なのだな。
| / ; ｶ 〉! k,l
ﾄ ヾr=‐､, , ' ' ﾉ_,ﾉﾄﾄ;j にしても、商人からの成り上がりとは……
! , ´ 「,イヾ ヽ〉
} ´￣￣｀` ,! ( ik､` j いや、その野心は好ましいものか。
j;:!､ ´￣ ｀ / ,ゞ､V 〈
｀ゞﾄ, ' ' ,． '´,ィ´ ﾞi j
ｲk>､､＿_＿,,ィ´-‐''´ ,ｲｶﾉ'......／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
ヾjゝ=､ r‐'"´-､,ｭ ,r'´ ,;i|ｰ-､.| エルネストはまあ、パトロンに恵まれてなかったようだね。 |
_, ｲﾄ､ ,!,!lゝ'⌒ゝ( _,ィ´ , ィ´ ,ｲ,ｲ.＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
_,, ､ｨ‐r''´ﾌ｀＞､ﾉ,!l ,ﾉXゝ ,ィ´￣｀`'ｰ'- ､､/ /
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ 騎士家だ貴族家だとなれば、そこに仕える者たちの家もあるか。
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／ 時期的に、辺境伯様の参詣がらみで領都にいたと見るのが妥当なのかお？
／ （丶＿//// ＼
.
.... r- 、/ ／ 〉
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉 どういう経緯かは詳しく聞いてないが
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 新しい仕官先探しに失敗して云々とは言っていたから、
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ まあ、そういうことなんだろうさ。
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :...
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼ 話さないならしょうがないけど、明日にでも全員詳しく面接しましょう。
／ （●） （●） ＼
| __´___ | 当座はオフレッサーに任せるにしても、
＼ `ー'´ ／
/ ∩ノ ⊃ ／ 従士家の出という見立てがあっているならその見識は欲しいしな。
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼ 「何事にも先達のあらまほしきことなり。」
／（ ─） (─）＼
／::::::⌒／)／） ⌒::::: ＼ 最後の炭焼きの夫婦さんは、奥さんのほうの伝手だって？
| ／／ ／ |
＼ | / 二二) ／ 全部で７人、いっきに増えた気がするお。
／ ｉ r‐一' ＼
／ ﾉ
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ アルトリア様と件の侍女の子達もあわせると、
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八弋り |｢ 八 ほぼ倍増になるのかな？
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼ ……これが酒代のツケとかもろもろの経費合計。
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
（＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
. ／仄「￣￣￣￣￣￣ )＞'⌒＼ ,
／ ＼＼ ／ ＼ ’,
＼＿＿＿彡 ＼ ＼ ‘,
.
,,= ､ ,'/ ヽ､ ィ-‐ﾆ辷ｯ ､
〈 ヽ.｀ヽ、 ｊ ｊ ﾞヽ ｀ヾ''ヽ、
ヾｲヽ ヽ、 _,,,ｪｪｪ-､ ', ', ヽ ヽィ'､
ヾ"ゝ､ ヽ ,ｲ''"￣￣｀ヾ ､ ',∧ ', __ ゝ＜辷辷-､
＼-'ゝ、 ＼ ', ｊ ∨ヾ ｊ ,,＜ ,,＞-'''' ￣ ￣｀ヽ､
ゝ､ ゝ､ ＼ヾ､_ __.,,,ノ ＼,,＼ ,ﾉ＜､-''´ ﾞヽ
ｲ" ヽ／ゝ､ .ヽ ￣ ,,ゝヽ､｀ヽ､__ イ､ ／ ヽ
', ノ ＼ｲ,,ゝ,ｨ ｨ,.' ﾞヽヽ_∠フ辷-イ､／ ',
__ .｀'''´ ｀-" ,'_' .', / // i
i'i ﾞヽ ,,,,_ .i=i ｊ辷-､､ / ゝ'/ i
ヾ､__ﾉ ,ィ'''ヽ ',､_.) ,, -‐‐-､ ',', ,ﾉ ヾ /ヽ/ ,!
ﾞﾞ´ ｊ,ｊ ', i' ヽ_ヾ'-イ' ｊﾄ､// .,'
',', .,' ヾ ,,,辷―-ヾﾞゝ､ ＿,,,イ i i ,'
ｨ=､､ ﾞ'''-'" ﾞゝ' ｀ヾ'ヽ、 ｉ｀ｊ /
ヽ '', ,-､ ｊ ヾ'ヽ ',,ｊ ,/
｀´ ヾ' ,,,,', ヾｨ ヾ、 ／
ｲ｀',. ／￣￣￣￣￣￣ ＼ ｊ ｊ ヽ ,,-"
ｨ'''', 弋ｼ'. / '"＾ ^`' ＼......,',' ＼､ ,,,-‐'"
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l lｨ'｡｀>ｿ { ィ'｡｀'ｧ::.. ヽ ■激しい出費
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(｀メ､ .|::::::::/ -≠≠ /／‐≒⊥ ‘，::::::::::::
） .八::::ｲ i|::::::::::／ ::::::::::::::| |ﾊ::::::::::::}
.｀ ヽ、 ＼|| |小::::::::::::::::::::::::::::::小 /ｉ |::::::／
‐= -――l八| ‘ ｲ //__l／ ２対１は卑怯ﾅﾘｨ……
‐= ＼二人 ⌒ ｉニﾆY__ ＞
- ‐==ｰ―-く / ＼ `ｰ ' 人三人__ ＼
=- / / ト ＿ | ヽ ｰL└┐`丶、 , ´
=- ′ ﾄ､ l ＼ Ｌ└┐ `丶、 ／
=- _ | | ＼ __ ＼ ＿__└ヽ-‐ ￣￣
／ ＼ ＼ |八 i| ￣ Y} _ -‐
,. ' ／ ヽ ヽ ＼人 {｀ヽ ／
.
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ヽ::|ヾ::::::::::::::::::::::::::::::::/＼/＼!/////////_、
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ﾆ='_ ',::::::::::::::|!:::::ミ ＼/ /.',￣`‐//////_、
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |:::ヾ,,ヾ' ,::::::| !::::::|:::::./ /＼! `Y' `.///,
:::::::::::::::::::::::＼::::::::::::|ヽ:::|`ヾ:::::/ 、 ',:::::! ',:::::!!:::.＼/＼/:', `//!
::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::| ',| ￣`ゝ ヾ ヾ| !::::::::::::::::::::::ヽ `./!
_::::::::::::::::::::::::::::::::＼:| :::::::::::::::::: ,-,ﾉ::,:::::::::::::::::::!ヾ, y
ﾞ::::::::::::::::::::::::::::::::::| 丶::::::::::::::::::::::::::::::＼ !::!|ﾉ:::|:::::::::::::::::!
_:::::::::::::::::::::::::::::::::| ::::::::::::::::::::: "7:::::|:::::::::/::::!
::::::::::へ:::::::::::::::::::| J i'::::::|::::::/ |ノ 巴戦に卑怯もありませんて。
::／ ./::::::::::::::::::::| _- 、_ ﾘ:::! ﾘ::/
. /::.|::::::::::::::::::::├、 `ー" ﾉ:::::! !/ ……つぅ、道具の使用や顔への攻撃はなしでしたけどねえ、
..../:::::＼::::::::::::::::::| !ヽ、 .／:::::::!
_', ::::::/:::::::::::::::::::| ~"! . .i _ ／::::::::::::::! これ絶対にコブになって、身体もアザでてますって！
....;;::::::::ヽ:::::::::::::::::| :: ::ヽ|::::`:::‐:::'::::::::::::::::::::::i
. |:::::::::|::::::::::/!:::| : ﾄ-_::::::::∧'"`--、:::::i
￣ ｀ ､
´ , : ヽ ヽ
／, / , ヾ ' じゃあ、アザがひくまで
' ｲ .{ : ,' { ､ ＼ヽ .}
乂{ .i { !ヽ 、 ヽ`ｰ, -┬`八 夜伽だなんだは諦めるんだね。
ヽﾊゝ＿-､ゝ｀, ｨｒ 下.l ヾﾌ､
i ',´ｖ_ソヽ `ｰ" l ､ 丶._ はーっはっは！
. ,.-‐, <`◇ ⌒ ....l ;ハ ; 八. ＼ ｰ- _
. i,.-‐ , {ヽ ◇､> ..{ ! ､ ､ ｱ .ｲ! 丶 ー ｀ ､
. {'",￣' ,i . （ ヽ ヽ＞ . _ l ｰ- _ 丶 ヽ
. ｉ'".ィ, ´ ! ＿-―- ､ゝ､-} / ,ｨ二ニニ＝‐-､ ｀ ､. ヽ ',
. ', ｊ .; ﾉ ,. . .r--‐イﾆニ二ｒマ/{ ', ,. -/ニニニニ＞'⌒'､ヾ ', }
ヽ ヽｲ _/: : : !ニニニ二二ヽ ＼ ､. ( ＼. 〉ﾆ＞'":_ --､: : : :.l }! ヽ |
ヽ ´ ,ｒ '/: : : : ｀￣￣: ::(ﾆ二)､＼_,.ヽ．.,. -マ／＿_ ヽl:ヽ: :.l ;i ! .} ﾘ :!
ヽ. ‐ ´ﾊ/: : : : : : : :_;.;＜//r-､',*'´ .ゝ.ィ,ｰ}ｰ" ヽヽ '; :.}: :}ﾉ .} ' j! ,'
. ' ' ´､￣、 ￣｀ {/////ゝ ； * :, ! ﾊ l: !:.ﾉ ﾉ ノ./ ./
. ヽ ＿ ゝ-＼. V//////, ､ +.: .ｲ / !イ; '" ソ '"
￣ `ｰ ∨//////,ﾟ+, , *ﾟ ￣'/､￣.／ イ / /
.
/::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ./ヽ. , ' ⌒ヽ
/:::::::::: : /::::::::::::::::i::::::::::::|::::::::::::::::::::::.( ∧ )
,':: :::::::::::,' /::＼|::::::|i :::::::::l／ |::::::::::::::::.ヽ廴) ノ
l:::::::::i::::イ´:::::/ l : ! |:::: : ,'|::::::j、::::::|::::::::l|／
|:::: : l:: : |::::::/ l/ l: : / l ./ ヽ: : |::::::::|
|:::::r |:::: l:／三三 .|／ 三三 !:::ﾊ::::::,'
|:::::| .|:::::: | ､､､ ､､､|〈::｜/ 良いとは言わぬが、割り切るしかないことでありんすからなあ。
|:::::ヽl:::::::::l Ｕ /:: lｲ
|::::::::::::::: : |._ rv―--､ ':::::::::|
|:::::::::::::::: : l.:/l ― ＜i´::::::::::::::::: |
|:::::::::::::::::::::|'| ヽ |,､＼:!ヽ:::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::l へ＼ ｌ' .ヽ ｌ::/:::::::::::::::::|
／ ./ | ‘， ∨ } } / 〉
{ ∨ / | i ヽ :. ∨/ / ﾊ ｲハ
.／＼/ / { | i | | ヽ } .ﾊ.､ |ハ ／ / }/
八＼ , i { | ./! i | .ﾊ八 }､} .ﾄ､ | | ＼ ! ＼_/ ／ ﾉ
.ｨヾ＼N .| | l /八{ヾﾄ { ヾ {＼ .|.斗 |ハ | / .| ソ ／.八 ／
_ﾄ､.〉、 ＼Y ﾊ .l､ !{___≧z≦ ≦zzz=.ｧY / 八／ ／
ﾉ ≧＼ .八{ .〉! ヾ八 つ:::::::} つ::::::::ﾘ/´ /￣ ア 変に溜め込まれるとこっちも困るのじゃ。
≧=ｚ__三ﾆ/ハ ＼{＼ヽゝ- ' `ー '/ ｲ ／ -
〉-- .ﾊ ＼＼ | { ./イ}〃⌒ヽヽﾆ=- 愚痴くらいは聞いてやるから、せいぜい「仲良く」するのじゃ。
.《´ ￣ ／＼_≧l| ﾄ _ ノ⌒ヽ .イ 弋＿ノ }
≧=- l| 八___＞ .}´: : : _:ノ=≦＞＼/ ィムﾆﾆ彡＞ｲ
〉ｚ=---! ＼{ Y三ﾆ＞ ´7: :｀ヽ´ ト､ Y ／ .)/
ヾ( 八 .ﾐ≧==／:/ /: : : : }∧ /___ハr' ／
≧z___/: :/ /: : : : : | }ﾊ Y，
.ｲ: :/ .,: : : : : :.ﾘ |: | .|∧
,..ｨ≦: : /-≦三ミ: : ,′ |: | .|＼:＼
Y /: : ノヾイ: : : : : : { .|:ハ :} | ヽ :Y
.
/| :| / / ／ ／ .／| ｝ | ＼＼
〈 | :| / / //―/ 、／ ﾉ ./ | | | ） ）
. ハ.} | i ./! /斗王ミ '｀ ／, / /! | | .! ﾉノ
. 〈 :｝ /| | Ⅳ ﾚ《んﾍハ ﾘ ' / ,/.≠-| /! ! :| "
＞-ｔ {.｜ ﾞ. | `＜ソ /_.. ノf＿' .ﾚ/ /. │
冫八 Y 丶 .| ,'んハﾐ / / /
ヽ ＼:| ∧. | 弋Zｿ ﾉ ｲ_ ／
》=.| | v. ﾉ `¨./ｲ あまり遅れても余計な詮索をされます。
/: : | | ＿ ' / |
/: : : ;| ﾄ. `ｰ ゝ / | 動けるようならさっさと行きますよ。
/ : : : ∧ .|. ＼ . ｲ |
/: : : : :/: :,, |. ＞ . _ .. ＜ l |.. ＼ -､
＼: : :/: :／ﾞ、 | | | .|. （__丿
. :ヾ ／ ＼|＼ ﾄ、 | .ﾉ , --､
＞―‐'‐＜ ＼ ｀ ｀ ｔ_, -´ ゝ， .| ／ /;:;:;:;:;;＞‐ '' ￣ '' ‐､ _,, -―－､
/ ` , j: : } i >、＿ ,r';:;:;:;／ ｀＜;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
ヽ ├-t＼ .| ￣｀´⌒ヽ.... ∠イ⌒ ヘ ＼;:;:;:;:;:;:;〈
丶 /: : : ﾞ,; :｀: ゝ.._ ﾞ i.....／／／ ｉ ヽ;:;:;:;:ｲ{
＼ ｲ: : : : :ﾞ,; : : : : : } ，// / ／ , , ｌ - 彡Z!／;:;〈
｀' |: : : : : : iﾐ.: : : : | ，..ﾞ〃 / /ｲ /fﾍF!ﾍ Yi }l,､. | _,, ｲ,仆:;:;:;:;:;i
/ .|: : : : : : :i:.:.ﾞ.、:ﾘ ヽ .;..ﾞl/|/ｲ/N|‐x| }ﾊ|_}|ﾊ!ｌ|. ｌ _／ .ﾄ､__／|
ヽ .ﾉ =---…”|:.:.:.:.:.:丶 ヽ ;. |＜ﾄ!f.fﾞﾄi ｨ'－ﾐijﾊ | |;:;:;:;:;:;:|
ｊ i.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:〉 ', / ／:|l } 辷! ﾄﾆｲ 〉/ |＞ {;:;:;:;:;:;iﾞ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 後に『栗林の誓い』として語られる盟約……キャットファイトという記録は残っていない。いいね。
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┌───┐
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|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
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::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|─.....＿＿_::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ,..-''"´ ｀`丶、::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : :..／ ヽ、::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“''. / -‐一'"´ ｀`ー‐- ':.
,.｡+.,' ',
,.｡+''” : : :{ （●） （● ） } なんだか今日はみなさん静かですね。
｡+'“: : : : : : : : :.', ,'
: : : : : : : : : : : : :.ヽ、 ｀ u / 昨日頼んだ名簿はできてますか？
ｒ'ヽ、 -‐-‐- ,.／
／ ＞─-----─'"´ ',
. / ,/ ヽ、_,ノ ',
. ;' ,ｲ', ヽ i ',
. ﾄ､ ,ﾉ ,ゝ Ｌ＿＿_」
.｀ミ彡-‐'" ', | |
.
|/////////////＼_ ＿ ＿ ／/////////////|
|////////////////＞ ´ ｀´ ＜///////////////|
|//////////////／ ､ ＼////////////∧
|////////////// ／ ＼ V////////////} ト
|///////////// / ／ 从 ∨//////////〈...| ｀¨´ {
|//////////// / :/ ﾊハ ∧ ∨/////////. ﾉ 、
∧////////// ' / ! Ｙ !｀Ｙ ∧ }////////..／ ___＼
. ///＼///////| ! | ! | | ! | | | ! ! ! | !/////////￣ ｀ヽ / ｰ──‐─ ､
//////＼/////| ! ! ! | | ! | | i | } ! :!: 人///// _≦/////V..∧/////////〉
／////////＼///} | !人 ﾊ :从 リ 从人ｿ ! :. ＼ ﾊ/ 7-,_////////＼///////
ｰ─ ＜´////////////＼∧ <! :{斗=≠ 芹≧ } :|> ＼ //し'_ノ ////////// ＼///ｲ
∨/////////////////// ! :.弋::::ノ 弋:::ノ ' ! ｀{ と)////////////,＼/ !
}////////////////,イ :| ∧ ::::: ， :::: ∧__ｊ´ ヽ ｆ´￣￣￣ Ｙ/////////////// !
|//////////////／/ | 个 . ＿ . 个:::::} ﾘ: : : : : : : : }ヽ////////////// !
|////////////／／ ／! ﾄ:::::≧ ,. ｀´ イ:::::::|!::::/ ｲ´￣￣￣￣ Ｙ ＼////////////}
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＿＿＿
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼ ﾋｯﾋｯﾋ
／ /⌒) ‐=･=- ＼ 名簿に資産台帳に各種帳票も、
|::::::::/ /::___'___:::::::::::::::::|
＼:/ /:::::ﾄｪｪｪｲ｀::::::::／ これからどんどん整備していきますんで忙しくなりますが、よろしく。
/ `―‐' {
/ { ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 紙がつくれるようになったからね！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
ﾉｨ/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::l!::::::::::::::x｡..
ﾏ二二i}::::::::::::::::::::::∧:::::::::::!|::::::::::::::::寸≧is
}二":::{::::::::::::::::::::::/ |::::/|:/∨::::::::::::}:.､寸ニ}
ﾉﾆ' .l::::l::::::l::::ゝｨ v｡ヽl:ﾉ ｨ:｡ ):/:::::::::l ヾ二､
ヾ .;:::::|::::::|:ゝ:弋ﾏﾉ ゝ' |::::/:从 }ノ
;::::::从::|:::::::.､ u/:::::::/ 資産台帳、資材だけでもちょっと額面が信じられないんですけど
:::::::::::|::|::::::::::.; c ノ:::::::/:|
,::::::::::::|::|:::::r- }_ ≧‐≦/:::／:::| 棚卸し中の感触だとあってるぽいですし……。
,::::::::::::::l::|-' ､ ヽ ヽ/／ﾆ≧::人
/::::::::! |:l ヾ; ＞ ニﾆ l::.
/::::::::::| |! ﾆ､/:::::>::::::}ニニ l::::､
./:::::::::::'l ニﾆ､ヾ:::::::ﾏ二ニ､ ､::::､
/::::::::::::' | /}二二､l::::::::l二二ニs､}ヽ:::.
＿＿
,r‐-､ （ｸﾀﾝ）
. ,! ￣￣...._
. i, _,r‐''''''''''''''''ヾ,_`､_
,r'''''''ブ､ `.､`ﾌ
,r' .,f'´ ,r f .i ､ , i i`ﾄ､
,f ,f ,'´i ,'`､ ;`､ヽ,! .! Yi、
i i i, ' ' ヽ; ヾ,'`ヽi__ i、!``ｰ‐┐
` i'''''i￣￣ ￣￣ ! .! ,ﾄ､`ヾ;┘ 兄の居るうちに知らなくてよかった。
. ! ┿━━ ━━┿ .!' `ｰ′
. i ,ﾄ､ , , i ,! というかそもそも知っていたら、とても踏み込めませんでしたよ。
i ! ` ､__________,,／i,`′
ヽ,! .f /人;!/ i,
ヽ,r`i___iヽ,/___! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ,r`.､,!:.:.:レ':.:.:.:.:）-､ ┃ アーサー兄さんはクレイたちと辺境伯領都まで同行。
,r:i;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.':,ゞ-ゝ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ⌒ ⌒＼
. ／ （ ﾟ） （ ﾟ）＼
ｌ^l^lｎ __´___ ＼ まあ、財布の中身なんて他人に知られたいものじゃないですしね。
ヽ L `ー'´ |
ゝ ﾉ ／
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
. /:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i| ／ ' , /' ｉ ｉ ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∨ / ／/ j ハ ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ`
＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/ 'ｉ ' ' / ' |i |j Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}
＼:i:/ ' / | / /― /――|i‐从 i Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/
// / ｲ ／ / ,,x====ミ| | Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/
//ｉ { {,,x=ﾐ 〃 辷_ソ爪 |----ゝ-= _:ｉ:i/ つまり私達はもう他人じゃないということだな。
. ｉ { | | 爪vﾘ .:/.:/.:/.:/: / |__ -=―‐____ ＞
v' | | Y〈 ノ' 从-‐ へ:ｉ:／ ふふっふ。
. 八 人 八 - ⌒} ／ ＼ ＼
ヽ ＼ ヽ ヽﾉ ィ⌒ﾘ―――=ミ ___＼ ,, ＜:ｉ:ｉ:／ } ,'
＼ ＼＿ 彡i⌒ﾘ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:≧ミ＼＿＿＿＿ ,, ＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／ ／ /／
/ヽ ＞'':ｉ:ｉ／:ｉ:i:il イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ ＜＿___ ／ ／:ｉ:ｉ:ｉ:
/ ／:ｉ:ｉ:i:i／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{ｲ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＞ '' ／ ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
／ Y:ｉ:ｉ:／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／:i人''V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＞'' :ｉ:ｉ≧=- ＿＿_彡'／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:
／ }／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／:（O）:ｉ:ｉ〈_〉:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＞'' ≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
/⌒´ ／ Ｙ:ｉ:i:i／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉr-====〈_〉==========-=≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／`＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
. // ／ / i:i:／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ// 〈_〉＼＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i／ ― Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
{ i ／ / |'{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:// Y〉 =r==================＜／ 八:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
| 乂'_ ／,／|:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:// 〈,〉 {:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／
.
_ ―- _
, ´ ､
. X ／ , ; ヽ 丶､/
. ./ /丶 ..../ ' ,: ﾊ 、 ', /ヽ／
. 十＋ .' i ' ./l ! , ､ i i.. ／ ﾍ.
. | ! l { , /-', | '､-‐ト- i .!. "´i￣
V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
＿! ｀.ｌ. ＿_ ＿_ ｌ !＿
ヽ l. l ´ ｀ ´ ｀ l .! ﾉ ｽﾃｲ
ヽ| .l :. l ﾚ' まて。
. | ｌ ` ' :
i. ､ ､ ｧ / |
| l i イ l. !
: .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
i .! ｉ } { ｜ ;
＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿
,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､
＞ ´ ｀ ､
／:、 ／, '"´￣｀ヽ ´￣｀ ､ ＼ /＼
／:::::::::＼／ _ ＼ ヽ／:::::::::＼
/::::＿::::::::/ ／ ,ﾊ | ∨::::::::::::::::::ﾊ
ﾚ'´ .! ｀7 / / ﾄ、 ,ﾊ ＿|, ﾚ' |´￣￣∨
| .,' | /|/￣｀'::＼ /`T´__ / ! | | !.
ヽ! .|/::;＞─=､;::::ヽ/::::::ｧ─-＜| / | |
| 、 |::/ /⌒ヽ :::::::::::::: ,'⌒ヽ ∨ / !
∨ヽ 八 弋_(ソ 弋_(ソ 八 ／ !
､─-＼ ∧ ` ｰ - 'ﾟ ,ﾊ├─ｧ 八 イエス、マム。
／:.、 ＼_ン__, ﾊ"" ' " "/_ｿ___ン ＼
/:::::::::::＼ ／/ 人 ｒー-っ u ,.ｲ | | , ヽ. ﾄ 、
::::::::::::::／.／ ／ /_,＞ ､., ￣ ,.イ/ /＞‐r-､/| ﾊ/::::::＼
:::::::::::/.／ ／/ /::::| |.｀Ｔァて´ | / ／|´:::::::| ＼ ／::::::::::::::: . ┏━━━━━━━━━┓
::::::::::|/ ／／| /::::::| ＼ｒ┬ｔ ／/ ´ |::::::::::! `'＜::::::::::::::::::::::: ┃ 格付けは終了。
::::::::::|＼ / / ヽ|::::::::| ／ム＼. ,!:::::::::| ｀ヽ::::::::::::::::::┗━━━━━━━━━▼
.
.‘, ‘, ‘， ノ)
‘, ‘, ‘， / /)
. ‘, ‘, ‘， / _ﾉ
丁¨~ﾞ|¨ﾞ丁~:| / _ノ ＿＿＿＿＿＿＿
::|.:. .: |::::::|: : | { ﾉ)__}＼:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::|.:. .: |::::::|: : | _/{_,ノ}＼＼＼::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::|.:. :. |::::::|: : | γ(/_/)､,_＼＼＼＼::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
::|.:. :. |::::::|: : |＿＿＿＿＿＿＿___, へ}ニ{＿{ })＼:＼＼＼＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::|.:. :. |::::::|: : | ＼::/￣ヽ込 ,ﾉ ＼＼:＼＼＼)￣￣￣￣￣￣￣}}
:jレ-┴‐- ミ| _ -‐…‐- ｀¨¨¨¨¨ ｀¨¨´ ＼＼:＼＼｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨＼￣＼
´ ｀:´ ｀､ (＼ ＼ ＼＼}三三三三三三}}＿＿＼
::, ﾟ． ｀、 ＼＼ ＼ )二二二二二二二二二二}}＼
:/, ﾞ, ｀、 ＼> _二ﾆ=-─……･･…＼ ￣￣＼_ ＼
', :::. ′ ｀、 ＿､-＜:::::::_ -─……･･…∧ '.-ミ__＿
∧::::. '， ,．-──- ﾉ, ´|::::::::|::::::|¨´::::_二ﾆ=-‐…･･･… ∧ ∧::::|:::::::|＼
/∧:::〉''"~~￣￣~">く::,．-──-ミ:/ |::::::::|::::::|＞''~: : : : : : : : : : : : : : : :∧ ./ Ⅵ::::: | ＼
`ー=ﾆ⌒￣￣｀ｰ'′ |::::::::|::::::|: : : : : : : : : : : : : : : : : : :/.:∧ / .∨::::| ＼
|::::::::|::::::|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /: ∨ /ﾍ ∨| ＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,|::::::::|::::::|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧ 〈 〉 /:|＿＿＿＿＿＿､
＿＿＿＿＿＿＿ ―- 、. ＿＿＿＿＿＿＿＿__|::::::::|::::::|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /:.∧ ∨ / i!＿＿＿＿＿＿_|
／ ＼ | | ｜::::::|::::::|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/ ∧ / :, .::| :|
￣￣￣￣￣／ ―' ー .￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｌ （ ○） （ ○） やっぱりなんだか雰囲気が……
! u ' }
＼ _ ｀ ￣ _／ アッルは王女様宛て、みなさんは各自の家に宛てるものについて、
. _ ﾍ __／ 〉_
... _. . : : ´〈 （ヽ _lヽ //｀: : . _ 内容チェックお願いします。
...... /´ : : : : ',‘，）ｰﾉ レ '/ /: : : ｀:
..... l : : : : : : : ',‘， | ／／:: : : : : :l:‘，
......！: : : : : : : : ',‘，_!／／: : : : : : : :/: :‘，
.. ！: : : : : : : : : :ヽ ／ : : : : : : : : : : : : ‘，
.. ！: : : : : : : : : : ::| | : : : : : : : : : : : : : : : :
.
,＝二ヽ
ノ ＼;
＞,, ￣￣￣＝ 、
.／´. - ヽ
／ ヾ、
/ / / / :/ / 、 ハ
.ｲ :/ :/ /ハｲ /| :| :| | j .:i
|.|:j___/l /| /|:/ l :| | | | .:|
|.':ﾍ壬弋-vﾍ:l ,{ |l ﾄ :|:}..:|
.| |'¨たじｋ ﾍ ゝtト=} 、 :lﾉ :l
j :|. 乂t;ﾉ .勹幵ij≧＼) :|
| :l 〃¨ t_Y;;ﾉ ´/ ::| この紙、何の皮なのかわかりませんがうまく削れませんし、
|. :A ' 〃〃¨ / } :|
|. :|.:丶 、 ノ-イ| : ..:| 手直しもこのまま書き込んでいいんですね？
|. :|:.:.:.:}ヽ、 ......::´ヽ .| : :j
／⌒｀冫 :k ´＞ ..~_ ´__:jﾍ:.:.ﾍ:.:.} .| i .:i
/ .}ヽ| ＼ /_|￣ ＞-'｀～ﾚ| :ハ
/ ' ｀ ＞.::'{:.:ﾄ, ＜´ 冫 .ﾙヽ
{ ヾ / <:.:.:.j∥《.:.:.ヽ i ヽ
_＿＿＿
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 清書は羊皮紙にしますが、まずは下書き叩き台ということで。
. | ___'___ |
. ＼ ⊂ ヽ∩ /
| | !､＿ ＼ ／ )
| |＿＿. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ ＿＿....┃ 羊皮紙だと、ナイフなどで表面を削って書き込みを消すことができます。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, -――～'´￣￣￣ 二ﾆ=‐- ､ ＿＿＿＿
／ / |
r―――=. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ |
|. | 王女様へ。 | ｜|＼
|. ＼＿ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
ヽ、 r‐､ | 当方事業拡張の折、 |
| j _ﾉヽ | 誠に得がたい人材をお送り下さり感謝の言葉もありません。 |
.／∨ | ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／ ｀} / ､ / / / |
,' ／ ,' ＼ _∠ -‐ '´￣ ￣￣ 丶----―――-rｲ |
{ / {￣厂 ￣ | | |
‘, { ヽ/ | | |
ｌ | ヽヽ , -┴-､
| ﾉ ＼／ |
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――
レ!ﾐミ--.,/ :/ ／ // ./:/! : ::'':::|
（ﾚ!`ﾐ._ミY ./ .:/.::/:/ /:/.| :: :: ::!|
. f.,.|, `.,.,_! .ヒ-く..,,_/ / / .| :/::| :H!.
V'!.,V"-.| f7￣"7-,`'-/ //://:ﾉ/
. ノ ﾊ, .!ﾄ-,| i N.,__Z '" ,テ,"ﾚ"
/ .//!`.'.,_'| |.| ヽヽ /7／! 平民が、面識のない王女様に直接物申すのは不敬かな。
//| ＞| ::. :|.! ゝﾌ::::L
.| |ﾚ'| !.!: ::.:|.| ―-_,.ｨ"::::|` 宛て先人は私の元同僚に……
.| .L∠.,|ﾄ::::|j''-.,_ ,.-'" ! :: !
y'.,,__ |`!:/ト.,,_!入、 ,| :| ! んー、いや、私からの近況報告の添え状とする？
_,,.-'"-...,,__ ﾚ/ /'ﾋ.,_`''.'''く.| :/ハ.,
.. ／￣~, ＼_' ハ., `''＼!::::ﾚ'::::::. ＼
.. Y '! ＼,/ /ﾄ,く;;/"fヽ,: '::: .. ＼_
/ `, ./ /;|;':V'rﾉ.|`i|＼ :. . :::＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ プライベートな手紙なので公文書よりはゆるいですが、身分の壁を無視してよいものでもありません。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ではそういうカタチでお願いします。
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ みなさんの分も、直接だとまずいときは適当な宛て先を教えてください。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::／￣￣￣￣￣￣＼::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::／ ＿＿＿＿＿＼::::::::::::::::::::::,
〈:::::::::: ′ イ￣ | |｜| | |＼:::::::::::::::::::,
＼:::::|／ | / /|| |八| | | | ﾄ､:::::::::::::|
. ＼|| |:_/_/ :|| ____彡| | | /∧:::::::::::::ﾉ
__从l i |/|/ _ﾉ 下苅八 // ｒ ｒ┬ｆ┐ _ 我が家にまで送るのはどうだろう。
. ＼ 八 ヽ.|=≠ , ::::::::: || // l￣ｌﾉlﾉｌﾉｌ_厂 | |＼
￣|ヽ八:::::: _ 、 /ｨ ∧i| .| | ＼ どうせ私など
|/|＼＞―――＜/ ∧ i | | | |
/ :| |::::::::::::::::::::::: /|ｲ:￣:::| | | | 居なかったことになっていると思うのだ。
/／| ∧::::::::::::::_∠_>lﾉ::::::::::| | | |
／:〃 _ノ ＼::／＞<〈 | 〉::::::::| | | |
／:::: {,イ( :{ // 〈Y(:::::::/:|＿＿＿＿＿|_| |
／:=-‐八 ＼≧ｰへ.l | 乂ﾊ:::/ ._彡＼ |:::::|＼＼ ｜
. ／::::::::::::::::::/＼__彡/／≧=‐=乂ﾉl／/ ＼:|＼| ＼＼|
. ／／￣＼:::::/:::::{_／ ＼ー‐／/ | ′ | |＼::ヽ ＼
/''´＼ /＼.Ｖ＼:::| : ￣ /:::::￣| ∧/::::::＼| ヽ ＼
. /:::::::::::::V /＼| ｀l i ｛:::::::::::::＼_／:::::|:::::::::::::ヽ | ｜
.
＿＿ ＿＿＿
. : ´: : : : : :ヽ: : : : : ｀ .､
. ': : :＞:―:- ､: , -:―: ＜＼
_＿ /:/ :/: : : : , ｀ヽ } ,: : :｀ヽ: : ヽ‘.＿_
. x≦ﾆﾆﾆ/: ,’ ’: : : :/': : ,､∨,ｲ､: : :|: : :‘.:∨ﾆﾆ≧ｘ.
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ {: :!: |: : : : :! : : {´¨v¨｀} : : !: : : ‘.:∨ﾆﾆﾆﾆ:〉
ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!_:i: :|: i : { :!: : :| !: : ’: :/ : ‘.{ﾆﾆﾆﾆ/
＼ﾆﾆﾆ r'-:l: :{: |!:_:!_|ヽ:_| |:_/!_:/|: : : i{ﾆﾆﾆ/
ヽﾆﾆﾆ} ､:|ヽ!/{ヽ|: ! ‘.:i｀ ´|/_.|/ ,jヽ: /{ﾆﾆ/
}ﾆﾆ :}:_:.! |: : |,f笊㍉､ ,ィ笊㍉.､}:ｲ: {_ﾆ ｀ .､
.'ﾆﾆ<´ -| :!: : ! ヽ::::ﾉ ヽ::::ﾉ ,.ｲ |: :|-｀>: ﾆ>
<ﾆﾆﾆ/＞.|: !: : { ,ｒｖx ,vrvx .': :|: :|イﾆ／
｀ヽ/ﾆ|: :{ ‘. : {､ ' /: :.': : !:＜
/ﾆ.:'| : | :i:ヽ:! ヽ - ／:}//: :/:{ ﾆ∧
/ﾆ.'ﾆ|: : !::}: : {: : :}≧ o。_ ,.ｒ≦/ /.,': :/: :|ﾆﾆ∧.... ヽ＼⌒ヽ） 十 ｀
.:'ﾆ/ニ:!: : !: ! : |: : ﾉ .{ :/ /:/: , ': : :} :ﾆﾆ∧.....( （ ) ） ）ｏ{＿）
, 'ﾆ/ﾆﾆ {: : :!r':!: |>´ ‘. /｀ヽ<｀ヽ{: : / !ﾆﾆﾆ ∧...ヽ ｀ｰ ノノ フ
!ﾆ,.ﾆﾆﾆ∧,r':i:i:|: :!:ゝ _ ' _ r':i:i:i:i:|: : !ノﾆﾆﾆﾆ ∧.....ヽ_- ノ ノ ｀） ヽ
}/´｀＞ ´/}:i:i:i:i|: :|:i:iﾍ ｀ ´r':i:i:i:i:i:i:i|: : |'｀ヽ―'´｀ヽ{ /
, ´/////｀ヽ:i|: :|:i:i:i:iミ､ ,r'´:i:i:i:i:i:i:i: !: : !///＼ /ヽ_ノ
////////// ∧ {:i:i:i:i:i:i:iYr':i:i:i:i:i:i:i:i:i:ir'!: :.’/////‘.
!////////////‘.!｀´¨'’¨r;¨'¨‘¨｀¨ //|://///,:///|
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼ いきさつはどうあれ、娘を受け取っておいて音沙汰なしもどうかと。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／
ノ ＼
.
､／ ／ ¨ ＼i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.
. / / / } | ＼i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.
r// i ｉ | ／ /| / | | ∨:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i}
{ i l 丁≧ミ／/斗=≦,从 !斗 ア/
.. 从 代vｿ ''v_ソ犾 八 イ:i/ あまり気は進まないが、
＼ 八 ､ /从}≦ r' '"
/／/＼{li:ヽ - ｲ,乂ｲ ＼ 母宛なら最低限礼は通したことになるか。
／:ｉ:/ } }ヽ:ｉ:ｉ≧≦ ／:ｉ乂ｲ:＼ ＼
r=く:ｉ:ｉ:ｉ:/ / 八:i＼{_彡':ｉ:ｉ:ｉ:i乂ｲ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ＼ あとは家中の問題、私達に関わりのないことだ。
／:ｉ:ｉ:ｉ:＼/ / ／ｉ:.＼____彡イ:i:i:iﾋｲ:ｉ:i:＼:i:i＼ ＼
. ／≧=----=/ /-‐ｧ |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ:i_彡ﾞ:ﾋｲ￣￣＼:i: ＼
___ /: :＼: : : : __:, ／┼┘ Ⅵ:ｉ:ｉ／ へ :i:iﾋｲi:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼:ｉ:i:＼
: : : ∨: : : : : :ノ:i:i/ i::::八 V/ {::「」〉ヽﾄ〕:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| |:ｉヽ⌒
: : :./: __: : : :/--/ 八: ヽヽ ___/{ ／人:::::､ ﾄ〕:ｉ:ｉ:i:i:i:i| |:ｉ:ｉ:ｉ}＼
./: : : :/.: : : :/ : :/:/ ／.: /:/. : : :ﾞ,
＿＿___′: : :′.: .:/ : :斗匕: : :/:/i : :}: : :
＿＿_｀ヽﾆi : : : :i : : : ′.:/:/ : : ／{/ .!: ,ﾞ: ｉ: i お母様宛で新天地でわりと満足してますよーって
￣￣ ‐=ﾆ二三三L : :i : : {/: :／ ,ﾞ:ﾚ':ｉ}.:i: |
i｀ ＜ﾆﾆ≧ : : : i ^´￣ ､: : :}人{ 私からの手紙に添える形で。
|i: : : ｀´￣:ｉ: : : :| ' ' 八/
|i: : : : : : : :|: : : :ﾄ ー ,ｲ __ 清書もこの紙の新しいものにすればよいかと。
|i: : : : : : :/|: : : :|__r＞ 个/ r ゝ､
|i : : : : r '‐|: : : :| /ヽ : iゝ/ / r ヽ 商人らしく、取扱商品を使ってみせるという意味で。
|i: : _／‐v八 : : |_/ ｀i/〉乂`ゝ/_,ﾉ
. 八 ｉ ∨ﾑ: :!ﾊー}/＼ ＼＿人
/.: : :| ｀ー┐i___i///ヽ /
./.: : : :| .}ｉ￣ｉ￣￣￣￣i/ |
/: :/: : :| / ｉ ｉ i |
./: :/: : :八＿＿__ ∧/ｉ ｉ i ﾉ
/: :/: : : : : :￣Vー‐ ´∨ｉ ｉ ／) ﾌ.
./: :/: : : : : : : : : V,ﾊ ＼ .! r‐ ´￣｀ヽ)
': : ': : : : : : : : :／ v∧ 廴ｉ＿,厂 ヽ .}.
.i: : i : : : : : : ／ﾆ／〈'∧ } } ﾉ
.
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ ＼
. ／／）（ー） （ー）u ＼ 売るほどの量産できないからなあ。
|／ .ｲ ' |
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／ 宣伝ととられるのもちょっと困るというか。
. | ≧ｼ' ＼
＼ ヽ ヽ
く:::::::::::::::::::::::::::Ｖ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ :::::<
ヽ _:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::/::::{::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::ゝ
|::::: へ:/::::::::::::::::::::::::::/'|::::∧::::::::::::::::::::ﾊ ＼:::::::::::::::::::::::::::l/￣
レ::::::::.ﾚｲ:::::::::::::::::::::/ |/ ',ﾉ::::::::::::::7ｰr--＼::::::::::::::::::::::i ｸ
l::::::::::::::::.|:::::::::::::::::_,.斗七"´ ',:::::::::::::/ /jﾝらﾐ;,::::::::::::::::::::::,} ﾄ
i::::::::::::::::.|::::r::::'"::/,.ィ=ﾃミ､` ′::::::/ ｲﾌ｀'::} } 〉::::::::::::::::/ ｩ
!:::::::::::::::｜:::::::::／ｲ:::::::ﾟしﾘ ',::::/ {ﾟ::::::ﾉ 'ｲハ:::::::::::,′ ｸﾞ
ﾉ::::::::::::::::.|::::::::://弋(_ﾉ:::,ノ ∨ ｀¨´ {:::::}:::::::/ ｱ
/:::::::::::::::::::::|:::::::∧ ｀¨´ ヽヽヽ}:::::|::::/ ／ いあいあいあ、紙ですよ紙。
/:::::::::l::::::::::::从::::/:::::, ヽヽヽ ＿_,r‐ 、 ｲ:::::|/
./:::::::::::.|:::::::::/:::::∨::{::::′ ＿r┴- ヽ } ／:::|::::,}i 紙で送ることに意味があるんです。
:::::::::::::::.i:::::::/／|:::::,ハ:::::',＞ .._ { 、￣ ﾄ:::::::::|:::,ハ
::::::::::::::.lr=／￢|::::ﾊ::::r＼ ', ﾉ / jﾉ:::::::j/:::::ﾊ
:::::::::::::〃::::,:::::::::|/::::∨ ＼ｰ-`/ ∠..＿::::::::::::::i... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
:::::::::〃:::::::＼:::::::::::::::': .7:::::{ ,.ｲ::::::::::::::｀ヽ,:::::::l. ┃ コアは、紙という存在を知っていますね。
:::::::::{{::::::::::::::::ヽ:::::::::∧ i:::::::} / ﾄ､:::::::/:::::::}}:::::::|.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
》 /＼｀ー――/ .／ / い、
《 .7ミ ＼ / ′ / ./i } ,’ :, ＼
ｒ’;,{ ｀ヾ ｀¨/ ./ メ､ / ｲ ﾉ ﾉ ! )
＼;{ ＼ ../ / ／/ ノ`=" /jﾐ_斗.| | |
{ ;i| ＼ --/ ./ ;/=芹ミヾ. { / i ﾉ,j/ | リ
ゝ ｔ＼ / i / ﾉ {: :しﾟ} ｿ '芹う;j ./
’、 、{ | .ﾊ、 ゝ=ィ 辷ﾉ{.//
”＼＼| .|. |′ ……しかし、ずいぶんと丁寧なお礼、というかお礼だけですね？
/: : .y | / ′
/: : :|:::} .| __ / 出だしの修飾や形式を整えるだけなら手直しで済みますが
/: : : |::::} .}､ ー' ｲ
/ : : : |::ハ .i ｀ . ／ ｊ 軽いジャブを優雅に叩きつけるのも貴族流ですよ。
ヾ: : : :,/ 、 .|. /｀ － .| ﾉ
ノ´￣￣￣｀ヽ ＼ 、 | /＿＿ _.| /
／ ﾞ、 ＞ .ヽ＿ノ＼ ｀ヽ
／ ， /=ヽ ＼ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼
| __´___ |
＼ `ー' ／
/ ＼
.
. /三三三三 ／三＞////// ＞‐ :/￣!￣ :| :| | ｜ ＼三三
. {三三三三/ﾆ:／///.＞┬ | :/ | ／ ;'|: /| ｜ :!三 /
. {三三三三{／//＞ |: |: :| / :／}／| / ! / .| ! :|: |三,'
. ＼ ､─ ‐＜ :|: |: :| :/}／ ＼ }／ レ' リ: ｜::|: ｜/
. ＼ ＼ ＞ ､ ｜ :|: :|/ ≧xz＼ _ |: :|::｜: |′
＼/＼ ヽ|: | ｜ ヒ::ノ _ ノ|: /|::｜: |
. /: ＼ ＼_ } ! ､ | /／/ =＝|: / ': | :| いきさつを知れば理不尽な悪乗りだと思うし、
/ |＼＿_.! | ヾ { ヒﾉ'}/ / ,'|: /
... : :|: :| ｜ / , / / /｜′ 王女様相手とはいえ、
. / |: :|＼{＼ __ ..: ;'} /
/ f三:三:三:|: :|三＼ ＼ ´ ｀ ／ :/ }/ いささかの嫌味を混ぜるくらいは許されるぞ？
. /--ヾ 三 三 |: :|三三 ＼ ＿ , ´|: /
/´ :三 :三 :三:|: :|三三三 ＞z/: :{: :}:｜: /|
. 三三三三三三:|: :| 三三三三三 ＞z､}::{: :| /:｜
.ﾞ三三三三三三 ヽ: ､三三＼三三三三｀ﾞ} !′ !
..三三三三三三三 ＼: :＼三三＼三三三:ノ: :|
. 三三三三三三三三 ＼: :＼三三＼ 三三 ＼: |
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼
| __´___ |
＼ `ー' ／
/ ＼
.
/ , ' ' / i :. ﾄ､
' ' / / ,/l ./.! ー-l .!, l ;
〃 // / -‐/'" / ! / ! ,ｲ ! !.ｿ
/ '/l / l ./ '.// ! ' l/ .l .ｉ l. ＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l/／
' .l / l / '//､ !./ / _!ハ , . ＼ ／
_ ィｊ/! : l/l jｲ=ゝ l/ '"ｿ｀!/. 二 あ、これが できるお の意趣返しだ。 二
＜ ´ ｀l ' .l ´ 、 !|. ／/ ＼
｀ ｰ-l l. ' ' !. // l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜lヽ＼
/ .! .|∪ ｒ‐ ァ ｲ l
.ｌ ト 、 ー ／! !
.| | ┬ .イ'/ ! .|
/ | | l///// | .|
＿. -―! .| !ヽ ―- ､.l .l
: : : : : : :.| .| ＼: : : ｌ l
, --､
/;:;:;:;:;;＞‐ '' ￣ '' ‐､ _,, -―－､
,r';:;:;:;／ ｀＜;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
∠イ⌒ ヘ ＼;:;:;:;:;:;:;〈
／／／ ｉ ヽ;:;:;:;:ｲ{
/ // / ／ , , ｌ - 彡Z!／;:;〈
/ｲ〃 / /ｲ /fﾍF!ﾍ Yi }l,､. | _,, ｲ,仆:;:;:;:;:;i
l/|/ｲ/N|‐x|::::::ｉjﾊ|_}|ﾊ!ｌ|. ｌ _／ .ﾄ､__／|
|＜ﾄ!f.fﾞﾄi:::::::::::ｨ'－ﾐijﾊ | |;:;:;:;:;:;:|
／:|l } 辷!:::::::::::ﾄﾆｲ 〉/ |＞ {;:;:;:;:;:;iﾞ
／;:;:;:川ﾄ､ ' ＿,. ｀ ''ﾞ, ｲ .| | '､:;:;:;く
r'´;:;:;:;:;// | ＞:;:-;‐ ',,⊥/ l, l ヽ;:;:;:;＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
｝;:;:;:;:;l. | |,/;:;:;:;:;:;j／;:;:;:/ / ,ｲﾊ. ヽ Y;:;:;:;:;:ゝ. ┃ 「褒め殺し」攻撃の亜種なのです。
｀ｰv′| |;:;:;:;<永>;:;:;:/ /イ〃;:| ヽ ヽ;:;:;:;| ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/ ﾊ. {;:;:O;:;:;:;O;:;:;l/;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ ヽ ヽ丿
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....||/／⌒V´ ｀У. . . . . .／. . . . . . Y:::}:::|i
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. / . . . . . ./. .／. ￣￣`. . . . . / . . . . . . ﾄ::::||
/. . . . . . . | . i /|/|／}／|. . . ―-. . . . ﾄ :| ｉ::ﾘ
/ . . . . . . . . . 八乏芍ミ / ／|／}/. . . . | | }/
／. . . . . . . / . . . ト` ´ f芍厶ｲ . . , }l
／. . . . . . . . . i. . . . .| , /. . |. . / 丿 ……へえ。
. ／. . . . . . . . . /. .|. . . ./ヽ `ーv イ. . /|／
ﾞ／ . . . . . . . . ／ . /|. . . .| ＞ _/`T´. .|. . .| 私はアリだと思います。
／-=彡八 . . ト {_〉. .し/＾ヽ/ . . |
ﾞ===---r'/ ヽ| . . | /_ﾘ:_}Υ / , ヽ. .| お礼だけなら、取っ掛かりを与えないわけですし。
ﾞ: : : : : : ﾚ ｀ヽ. |/ }:_:ハ ∨ 々 ｝ |
.ﾞ: ／￣/ 从 ｀Y:.:.| 弋 ｀ｰ /. .|
../. . . / ∧. .＼i:.:.| `ト |. . | _ __
... / 〉､ . ＼乂.r=|＿_ﾄ ///￣7 ＼
..... 乂 rｧ´￣}__＿ ／::::i`ーミ:.:.:｀ヽ￣ |// / ＼
. <⌒ﾏ⊆⊇L.....{:::::::::::＼ ヽ:.:}:::::＼// /__／＼__ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼ 僕は新人たちの視察で席外しますので
| __´___ |
＼ `ー' ／ 相談などして、いい塩梅にまとめといてください。
/ ＼
.
_ , ､.へ._
´ { ヽ＼ 、
´ ,i V ヽ ､
. / . ハ :. V 、
' / { !ｰ', ､ ,.. ', ! '
. l ﾊ !. ハ .{ ヽ{ ＼ }ヽ } .! ,
'{ 乂{ヽ{,.イゞ! ｀ __` V ! l .!
. lヽ.lヽ.ｖﾂ ﾉ "￣ヽ l .! l はーい。行ってらっしゃーい。
,l l ` ＿ .l ｌヽl
ヽ! , 「 } .i .l' l /´} ,.､
l 、 ﾉ ﾊ .l .! ./ ./ .／.ノ
! ＼ ー ｲ l ', ､ f´ } / ./／.／´ﾉ
, ｌ _ ＜ .l ', 、 .ﾉ ﾉ' ./' .／ ／ノ
、 l .l ,' { ヽ 、 ヽ ,' { 、 ' ／
__-―ヽ ! ノ ヽ_ _,.-―‐- / ） ‐- /
. _‐ﾆニニ//"´ - ､ , -‐ //ニニニﾆ{ ' .'
. _-ニニ二// //二二ニニヽ '
_-ﾆニニニ// ､ .: //ニニニニニ} ､ ィ
, イ: :￣―＝'⌒｝￣￣￣￣￣￣｀{⌒}ニニニニﾆ,' .: l
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二二二「¨ '' ｰ-|i:ｉ:||i:i:i:|i:i| |∧≧ｚｚzｚｚ||ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ〈__〉ｚｚzｚｚ≦| | ＿,,..|ｉｉ|i:i:i:ｉlｰ〈,ｲ|二Ｔﾆﾆﾆ
|(_,||i:i:i:|i:i|〕ｉs｡.,||..| |＿|￣..||＿＿＿___＿____|ｉ||＿＿＿||-=ﾆ=-..::''"|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ﾉ| :|
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||￣｀|i:|｀`|─ｰｒｰ||======ｒ==ｒ==k|ｉ||ミ彡ﾛﾛi||::| | ||::: :: |ｉｉ|ｉ:i:i:i|T爪ｉ|ﾆﾆﾆﾆ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|￣l | ||♪♭ｂ ||ⅲ||＿||ｉ||仄仄仄||::| | ||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ|'^|/⌒i
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| l | ||￣￣| ||兀||＿||ｉ||匝匝匝||,,|_|＿||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ|'^|乂ノ
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:| |,!ﾞ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;/,〃/.;:;:;:;:;:;. ﾞi, .i|: :i| : |エエ|＿＿|ユユ| ＼:|:::| ｒ‐- ⊥＿|_||＿| | :::|
:| .{ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::f〃∠,:;:;:;:;:;:;:;:;: ﾞi i|: :i|: :|工工|￣ |ユヱ| ｀¨| ﾊ〉─- ...,,＿＼|_:::|
:| l ﾐrｰ--:､::::::::::::_;:､-'''''"￣ }:;:;:;:;:;:;:;:: .: | |エエエエエエエ| ゝ 弌¨¨7¨ =- _ //〉
:| { ﾐ| ,:-:､ _ `ー'ﾞ´_,. -''＿_`'':（;:;:;:;:;:;:;:;:; :: | 三三三三三三三. ｛::〕ｈ､L_¨ ‐ _ ｀`i'//｀丶､
:| ﾞ!' l,ｨ'''ｰ､.,_i, i r-ｰ''"iiﾞ,.ﾆ､ヽ. ﾞ!;:;:;:;:;:;:;:;::: ! ｛_｝＾Ｙゎ｡::¨ ‐ _｀`'/::::::::::::::
:|...`i, !,ﾚ^'=;_;-;i ゞ`ｬ'ﾁｪｪ;ｯ.,;､:~ ﾞi:;:;:;:;:;:;:;:: i′ ｛_｝ |::|弌iｘ､::::::::::｀′:::::::::::
:| ,`fiﾘ 'ﾞ'`ニ´1 | ヽ`ー‐'ﾞ,,,､,ｨ' , };:;:;rf^i;::..ﾘ
:|ィi{....!l! ,ｨ'ﾞ " ,ｨ‐:､ ,)iiii(ﾚﾞ/,:;｢ﾘ ,l;: / 俺の内弟子の分まで食いもん出してくれてるそうじゃないか。
l.lﾄ､ _'_,ﾞｪ､ r;;;_;;;`' ;iiiiiぐfﾞ;:;:ﾚ' ﾉ::/
. ﾞ!ﾞ! /.;:;:＿;;;＿;;::;;;ﾞ:ヽ 'iiiiiiﾘ;:;:;:ﾚ'ﾞ／ それでは、６人扶持もの俸給を貰っている意味がない。
| l/.;:;fﾞ｀´￣｀`''ｰﾞ:､::ﾞ:､''ﾞ/.;:;:;:;｢l'′
| :;:;:;`;:;'"⌒`:''::ー':;:;:;:;i.ｉ;:;:;:;;ﾘ |
| ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;/ ,ﾉ┐
`ﾄ､::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;ｨ'ﾞ-'ﾞ,,.ｨﾍ
ﾄ､`':､;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:､:-''ﾞ,､-''"´ : ﾞ、. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ｼ^`-､`'-v-''."-''"￣`ヽr-､ ,r'"ﾝ､.┃ 弟子というものは、親方が自分の財布で養うのが当然だからな。
＿＿_,ｨﾝ' ヽ｀i: | fﾞ r'"´￣｀ヽ.l!（`／ｨ'ﾞ´,.､ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 食糧支給は団としての方針だお。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | この先、全員に畑を持たせられないことを見越しているお。
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 極力、舎弟関係に手を入れる気はないし、それではダメなのかお？
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
. ,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;;;;;;;｀:､
. ,j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ､
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;.;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;! 俺は焼き物に専念できるということだし、
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;!
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{ ありがたいのは事実なのだが。
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､ 扶持を返上すべきと、嫁にも言われている。
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ んー、いくら経費は団で持つといっても、
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／ まずは自分の財布だし、親方にはそれなりの手持ちが必要だお。
／ （丶＿//// ＼
. ,!:::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;/il｀i;;;;;:;:;:;
. {::::::::;;;;;;;:::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;,f,il|,ｲ;;;;;;:;:;:;:
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､ 聞くところによると、従士の方々は３人扶持だそうじゃないか。
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri そこに揃えるというのはどうだ？
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ クレイたちは別枠で事業費を預かり運用できるので、個人扶持として渡す必要がないのよ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ やるお たちはオフレッサーに６人扶持の価値を認めているんだお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ いずれ幹部級は昇給含みだし、どうしてもというなら５人扶持でどうだお？
ノ ー‐ ＼
. ,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;;;;;;;｀:､
. ,j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ､
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;.;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;!
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{ そこまで言われると……わかった、それでいい。
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､ 筋論もだが、俺だけ倍もの俸給は諍いの種だと嫁がなあ。
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l ┃ ジェラシーはやっかいな問題です。
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
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`i､;;;;;;;;;;｛,jﾚ'´￣`ヾﾐﾐｲ{ { ,j;ﾄr'';:;:;:;j,!'''ヾ;:;j!;;;;;.:.:.:,′
ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY 新入りたちを視にきたのに手間をとらせてしまったな。
! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1
い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .!
ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/ いまだ《陶器》を献じられぬのが口惜しいが、
ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ
i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ 器の類は足りているということで
| ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i
,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L 師の指示通り、当面は土作りと窯改良に専念する。
／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ
,. ,r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l! ﾄ､;;;;;,;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:::;:;:::;:;::;::::;:::;r′l;;;;;;;;;;;;;;:;＼
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', /￣｀ ,,.=＝ ∨.
ヽ ,..-‐ " l 垂直落下ギロチン・スタイルの薪割君Ｇ３。
ヽ 9 l、
l ￣´ 、 ヽ i ＼ フール・プルーフ・ストッパ標準装備で薪セット時も安心だろ！
', ゝ.__ノ--.ｲ / .
/⌒l ＼ ヽ:::::::::| / ＼
l |.. ＼ ＼__| ／ ＿＿_.＼
| | ＼ ／ .／ ￣"''-､
| ヽ ヽ―‐' ＼ ./ ヽ
／ ￣ ヽ、ヽ .ヽ/ ',
／ ,.--< .l ,'. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
（ ／ ） | l. ┃ 滑車なしでもできるけど、滑車があれば滑らか動作！
. | ／｀ヽ |. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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|::::::i／￣￣ ￣￣＼i::::::::::::::!
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|::::::|´ﾓ云ヽ ,ｨ'云テ |:::::::::::::|
|:::::ﾊ ｌ |:::::::::::::| 無駄に筋肉を誇らずとも、十分薪を割れますな。
|::::|;;;;, 、,. !:::::::::::::!
;::::|;;;;;, ｨニﾆヽ ｲ:::::::::::::| ははははは、これもまた実用の美というものか。
ヾ::|;;;ｨヽ. "" ／ ,!::::::::／
ヾ;!.｀込、＿,∠ｚ彡|::／
_,,.. ｨ1、 (r‐､ﾞi.|.i r‐.) ´ﾑ ..,,_
, ､＿,ｎ -‐ ''" ゝ、-- ' 1|.l ゝ- ' ／ ｀ '' ‐- ｎ,＿, 、
λゝ.,,l_l_ ヽヽ,ｨ'⊥ヽ７ / _l_l,.ノ.λ
. /ニﾆ＝‐-ニ,,_‐- .,, /〉 } } / ﾊ i. { <ヽ ,,. -‐_,,''ニ -‐=='彡ﾑ
. ,iニニiニニニニニﾆ=-､ヽゝ.,,ノ,ﾑ.ゞ,_ﾉﾉﾑ ゝ.,,ﾉノ' ,.:=ニニニニニﾆﾆｉﾆﾆ|
,ﾑlニニlニニニニニニニヽ. マ'' ,.-､ ー' ,.-､ 'マ' ∠ニニニニニニﾆﾆlﾆﾆﾑ
／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | んで、お前さんには絵の具、釉薬を一任しているそうだが、
（人__） |
|⌒´ | そっちはどうよ。
| /
ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
.
／ｲ ≧ ﾞ､ ＼＼
/ { 彡三;;_拜三ﾐ ＼
/〃ｿ ﾞｉ ／＾´ ゛¨＾⌒`'ｉ,ﾐi､
i'ｲﾉ｝N レ'´ l.ｊ ﾞｉ,
|lﾚ |:::: |ｉ ｜
| 从ﾙ|…ｰ-〟､,__ _,,_ {i ｊ|
| ﾉ ﾘ|:::::::弋'ラﾐｾ"ぐ rぞﾃ､.ｿﾉi| 絵描きとしての絵の具はおかげさまで。
| iイU| |ﾘ:::.. ￣ ¨ {;￣ | ﾞi,|
|Ｌ { Nﾘイｖ|`、:: l ,i | ただ、木板や漆喰壁と異なり
|ｆ _ﾚ ﾘ ||:::`:: ､_:: :冫 ,i l |
| ｌｌM乂 |ﾄ;::::::: ,r'_''_'_'_ヽ ,i' l | 焼いてなお鮮やかな色となりますと、これは試行錯誤中ですな。
!､ ﾘ ｌ､ヽ;::: -―…''ｰ / ﾞi ﾘ
ヽ ヽ;::＼ `""" / i'
`''‐-、- ､_,,､ゝ:::＼ / ,ィ ﾉ
// `''ｰ- ､;_`'ｰ---〈ッﾞ レ’
// ,.‐ｰ~､`T'〔ソ!
_,．-ー '' "~`''ｰ- ､, し⌒) } | |ｆ ｲ
`セ二二´ノﾉ| | ﾄゝ- ､_
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | まあなあ、数こなして１つ１つ試すしかないもんな。
（｀⌒ ´ |
{ | 紙は渡ってるよな？ 調合と結果、記録を忘れるなよ。
{ /
ヽ く
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
.
_,､---､､､,,,,＿
,-''" -三ミ、ヽ、`ヽ、
／〃 ヽ,＞ ＼
/ ｲ/ ,, ,,ﾆ-─-v-ﾆ､ヽヽ.
// ,彳 l| ,／ `いﾞ!
| l l ﾘ , l.|´ | N
|l ﾉ! l l....,,,＿ ﾞ| l|
|l / ﾘ.| -ｪﾃｭ=､' ,rtﾁﾐ`}ﾉ|
|l ,l 1 | "´ ﾞ!｀´ fﾞ1|
|ﾚ |. l ,ﾊ|ヽ ! | , l| ……あえて申しますと、完成の暁にはそれがし不要となるわけで、
|iﾞ i1 l| | l| ｰ:::ｧ' ,! | l|
|l ﾘ |l|l lﾄ､ ∠ﾆﾆﾆ;､/ l l| 正しい記録が我が身を脅かす、とは？
ﾞ!l ヾ,＼ ｀二´ / ,ﾘ
`ｰ-､,､__､_ゞ, ＼ / ,ｨ ｿ
,〃''ｰ-ﾆﾐ-､,`''ー--''{ノ ﾁ''ﾞ
// ｀`＞ﾐ''''T'ソi
ー'''"￣｀`''ー､,,_ '-'⌒い |.| ｲ、
`''-､`ｰ-ノ,ｲ | ! {`''-､,,_
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（―）（― ） |
（__人__） | 追証くらいするし、いちいち人を切ってる余裕ねえよ。
（｀⌒ ´ |
.ｌ^l^lｎ | 釉薬に目星ついたなら次の仕事にまわってもらうだけだし、第一……
.ヽ L ﾉ
ゝ ﾉ ノ
／ / ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ / .| ┃ 自衛は当然の権利ですし、機密流出防止の点から暗号化はアリです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
|::::::i／￣￣ ￣￣＼i::::::::::::::!
|::::::| |:::::::::::::|
|::::::| ＿ ＿. |:::::::::::::|
|::::::|´ﾓ云ヽ ,ｨ'云テ |:::::::::::::|
|:::::ﾊ ｌ |:::::::::::::| 第一？
|::::|;;;;, 、,. !:::::::::::::!
;::::|;;;;;, ｨニﾆヽ ｲ:::::::::::::|
ヾ::|;;;ｨヽ. "" ／ ,!::::::::／
ヾ;!.｀込、＿,∠ｚ彡|::／
_,,.. ｨ1、 (r‐､ﾞi.|.i r‐.) ´ﾑ ..,,_
, ､＿,ｎ -‐ ''" ゝ、-- ' 1|.l ゝ- ' ／ ｀ '' ‐- ｎ,＿, 、
λゝ.,,l_l_ ヽヽ,ｨ'⊥ヽ７ / _l_l,.ノ.λ
. /ニﾆ＝‐-ニ,,_‐- .,, /〉 } } / ﾊ i. { <ヽ ,,. -‐_,,''ニ -‐=='彡ﾑ
,, -─- ､._
／ ヽ
. | |
. | ノ ヽ､ .|
. | （●）（●） | 完成させられる、というのがおごりだろ。
| （__人__） |
ヽ ｀⌒´ ﾉ
/ ∩ノ ⊃ ヽ,
. { / ＿ノ }
| / / ｨ |
.
／///////////////////＼
,ｲ///////////////////////,ヽ
///////////////////////////ﾊ
'/////////／´ ヽ'/∧
'////////´ l'//,l
i///////,l l//,l
ｌ///////,l l//,!
|///////,l -――-- ; ,.-‐,.，｀ '//,l
l'///////,! ´ `’｀ {ヽ .l///!
l////////! :. .!'//,| ……。
l////////lヽ ;. ,'///|
l////////|. ,,;;;;;;;;;;;;;;;､ ////,'l 肝に銘じましょう。
V///////ﾄ. '""´´￣ ｀.//////
ヾ//////l ､ ￣ /l､////
｀'＜//∧. ＼ , '"ﾉ／
' ｀"ｰヽ _ ＞ー -.ｲ '" 'ﾞ !
,' }Ｙ ⌒ヽ ｀!´,.'"⌒ヽ, - /,!
_ _,. ｒ ､ ﾉﾊ.{ ）,l .! .!（ }.j.（ l/'"> ._ _
＿ r‐, -― l .l _＼＼´.ヽヽ ´.l .! .!｀ ノ/ ｀` '"／ l .! ‐- ｒ‐ _
....l´! .l .l ＿ -―＿-‐=ニニ＞__ ＼ ｰ' ! .!,. '／ '",‐-＿_ ‐- ._ ! l l .l i^i ‐-
..ﾞl .l_ -‐＿＿-=ﾆﾆニニニニニニニニ＞- ! ',. ＜ニニニニニﾆ=‐-.＿_ ‐- ! |_ l .l
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
.
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
＿＿
／|＿＿| ＿ ＼__人__人__人__人／
|／ / ； ･ ∵.... ， ’ _ ,. ≫ ≪
. ＼__,／ ＿ .／￣￣＼ /..ﾞ,へ,／ ≪ クソッ！！ ≫
､ ゜ / 、＼ |＼ ＿r=- /'. | ` ,. ≫ ≪
／ ＼ ＼ ＼|＿| '/ ' / '.. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ ,./ /
│ <> |￣| , . / '/.ﾞ|｀-= , .＼|_＿| ﾊ_// /
￣＼,／ ,| | '// / | ， ･ ､....|＾ヽ |:.: .:7 / ;}
│， ／|￣￣|｀!, /' r‐ｆ￣＞─- ､ ´ ’ ＿＿..|:. ;ﾚ1 |: .;| /: {
│ |／￣ ./ | ，. ｧヘ.｣_ | /￣￣＼ ／|＿＿|.|: .;/ !; .} :/: ./
│ ;’ ＼__,／| |.. /{ ´ 〉:| :| ,ﾉ ヽ.. |／ /|.| :{ |: ./ |:. .;′
│ ' ／_／. ／彡､＿人 :, :, {=一 }..￣￣＼__,／". |; | ﾚ′ :| :/
,＼ , ； |＿| | ≧=-ゝ-く⌒ヾ ﾉ. ､ ゜ |: ,{ ﾚ′
， ･ ，＼ ＼_ ,.ﾞ＼ ／ `⌒ヾ f′..ﾞ＼ , ; ∵.|:. | .゜ ,
＿＿／￣＼ |￣|＼. } / ﾉ....＿ /| ， ･ ､ |; :{＿＿＿＿＿
|＼ ＿＿＿ /| ，ヾ_,|, ヽ. __厶二ﾆ._ /.＿＿_|/ ＿,,;...l:. .:＿.... .::ﾉ
＼|＿＿＿_|/_ ／,／ _}} フ /⌒｀ヾ:､ /.、 ； ＼/.. |; ｢ ￣￣
* 、 ；i/__/ /ｧ‐=彡'フ' ／ _／.. ／"￣￣￣￣＼__,／.|: ,|
-へ､_,/＿ -=彡冖､＼ '′ ´/ . ／ ， ･ ､ ゜. |:..| .,
....ミ＝=‐--‐=彡 ⌒ } 〕 ,〈. ＿＿／￣＼ , ;....| :{
_⌒ ﾉ ノ ／. |＼ ＿＿＿ /| ， ･ﾚ′.'
.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ｧ':ヽ{ :レ’ `守≦:._ : : : ::!
j: :「7 ｀ヽ ＞ ｰ┐7`寸:.:{.....＼__人__人__人__人__人__人_／
}: :| ヽ ﾉ∠ ｧ |7 }｀ミ:. 、≫ ≪
ヾ! j レ'tテ | ./: : : :. ≪ クソッ、クソッ！！ ≫
|ｨ世7! r' ┌': : : : ::ソ_,.≫ ≪
｀i | _jヽ | | jﾊ: : : :.／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
. ヽ .`￢＞- 、 .| jハ: :ﾙ__＿,r _＿,r
∧ Ⅵ:. 〉 /: :jハ}./ // .://
. __ ...'/, .Ⅵ _,/ / ..:/ / // .://
.... /::ヽ. ｢::::l /} ...∧ ｰ=≠ / .／ _ -= ￣|
.. 〈:::::::ﾊ |:::::ｊ '´ ...ル、___,／_／ /: : : : : : : : : : : : !
...... ';:::::::l l／ _ ／'/, ∧∨ .:/:.: : : : : : : : : : : :.:|
━━.V:::::l ／::::}..━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＼ ヽＶ:::ﾚ::::::::ｒ' . ! ;|| l|| ll| l|ii!!::||||||ll!/' /'' ／ ,ィ.=､ ,・' Ｖそ/
:. ＼ .';:::::::::／ .＼ゝ || |! |! l|! ｌ|||||l' . ／::｜ {: :/: :} Ｖそ/
::::. ... ＼.';::::〈 ﾍ ＼|| |||i' /／ : : : | v_: : | ・' vそ/
::::::::. .. . ヽ::::〉.:￢.､ ㌧ ｌ|i' ,|i : : : : : : :| ＼: j , そ/ __,,..、
::::::::::::...... .V..{:::::::i::| ﾓ ＼ ,|i l|i |!／||l : : : : : Y ｀ そ/. ／::::::::ｊ__
≧､::ﾍ ,}､ ゝ:::::::i ゞ'xx=＝|||＝l||l＝―-- ||| ― ､ﾉ そ/. ,:'::::::::／::::::〉
㍉ﾍ}ﾊ {:::::L::| Y \' ||| l||l l|| | z=､ そ/ /:::::／/:::::::/,.ﾍ.
・， ﾍハ___ゞ:::::ﾉ ||_i|__l||__.. l|＿...＿＿|!_|i＿_.ﾉ _,へ／: :: :| , ／. ./:::::< ー-'<::／
_ _ 〈:::/i ￣ 7 |! ､r' ' l|l ∨^ ／: : : : : ! ・ ／. ,'::::;ヘ::丶、
:::::》 '^ 7 . | |! l|! |=彡'/／::／ ' ／. レ' ｀¨
￣ _ _ ∧ / | i|l |/(_／::／・ __ ,・' ／
≧／/ｰ､ 〈 : ＼ /: ::V _＿＿ ＿_ 八___ !_. } , =, {ﾄ､ﾞ＼. ／ __ ＿
／:::/:::::::} __ ＼: : Y: : : :{ / ￣￣テ￣¨¨¨¨｀ヽ=､ = 〈 /: :/i /:!: :: : ／....／:::/ /´::::/
:::＜:::::::/i ＼≧､￢＼: : У_. ∥ ,／ i}_. ∨: /: : {/ : ／. |:::::/ /:::::::/.／!
ﾄ､::::>､_j/ ＼:: : '' : : : ::| ゝ､＿㌧，_ … '| //' i}:/ : :,｛／{ ／ ,≦.l::::ｉ /:::::::://:::/
_::::く:::/ ミﾆ=-- 〉 : : :八,へ.. { | .r-〈__ ｸ:∠_／ / { , ≦. l:::::!ヽ一' l／
ー''' ＜ ﾆ=―: : : :: :: :V￣＼| ﾉ /: :/i_, ／: :: :: :: :/ : { ≦＿＿...l:::::l
ﾆﾆﾆﾆ＝＝‐― ／/: :: :: : )/ : : : |,__「￣:: :{/: :/￣／: :: :: 《＿＿ ;:::::└‐:::ｧ
≦´ ・ / ／ / !::::;_:::::::/
,≦´ ／ / ／ ⌒ヽY⌒'Y'⌒ヽ (⌒ |::/ ￣
. ／ ・ /／ jヽ ｀ ＼ Ｕ
. ／ / Y⌒／''⌒
.
. ヽ .ｨ-rー一--ー､
. ､_ く, .rﾍ~{´从{ifr彡＜彡 ﾆミヽ
. {_,ﾍ } ,ｲヾﾍ 从州州勿勿'彡 ミヽ
. ヽ ゝ . ﾑミヾヾゝﾙ〃〃rｯ彡ﾆ≠=､ﾊ
. ﾊ ` .〃ｲ ﾉﾉ 〉） 辷ﾆ＝ｰ-ﾊ
. ''" V`ｰ､_ ﾙ ﾘ ﾘ ´ 辷二=ｰ ﾍ
ｿ( zｰ-､ ﾚ--ｰﾐ ﾐミヾ ﾙ' はっ。壊して砕いて粉にして、捏ねて練って焼いたら割れて。
fﾊ ｀ ﾟ ｼ ｀辷 ﾟ ´ j ﾐ｀ﾍミ ﾊ
ﾄ |__ , / ::: ﾉ ｲ なんの意味があるんだ。クソッ！！
} .r＝=､ r､´ﾊ 〃ｿ
小 | 〉 / ヽ从,从 ／ ヽ
ﾘﾍ｀ﾆ¨´ ／ z＜彡 ｀ﾍ / / , ｰ､
ﾙヽ─一ｲ ＜ ／ ／〃/ ﾐ=ｰ/＝=ｰ､ ／ 〉
ri {ミ}}{{丁) r_／ ｨへ〃./ /.:.:.:.:.:.:.:ヽ／ ､___／
_zji''¨j|¨´.j|ｼヾ}}{{_/__ ＞''´:.:.:.:.:.:/ ｀ｰ-'/.:.:.:.:.:.:.:／ ／
〃''''{{¨´:.:.:ji＜.:.:¨¨:.:.:＞ ＜__.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ /:.:.:.:.:.:／ ヾ､／
r||:.:.:jj:.:.:.:.:/:.:.:.:＞也 .{（ ）} ㌧､:.:.:.:.:∠ ｀¨ミ人___／ ／.:.:〉
./.:.:||／.:.:.:.:.:||:.:.:.:|L_}{__ｿ＞Yﾍ (__,ｲy<¨´ ､ ｀ ｰく:.:.:.:/
/.:.:.:.||ヽ､.:.:.:.:||:..:.:.:|r＜￣￣｀l￣￣彡 ｀￣￣ f ￣￣￣￣￣￣〉
. /:.:.:.:.:||:.:.:.:ヽ､:||.:.:.:.:| ヽ､＿＿ jl 〉≡≡ﾌ ｀}-─'──'─＜
｀¨ヽ､ ｨ彡辷彡´ }￣￣￣￣ﾉ
｀￣¨¨´ ｀ヽ ノ￣￣￣￣
ヽ､___彡'ー´
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ―
／ （ ●） （●）' これは？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ー‐ '
.
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;! 火の試練と呼んでいる。
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､ 粉粒が不ぞろいだと割れる。
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_ 出来損ないを砕いて臼に放り込み、また練って焼く。
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼ 耐火煉瓦ですか。
| __´ _ |
＼ ￣ ／ 不ぞろい原因が抜けるまで徹底的に焼くしかないっていう。
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 粒目そろえると同時に、ガス化するようなものは抜けきってくれないと耐火煉瓦にできないのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.{ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::f〃∠,:;:;:;:;:;:;:;:;: ﾞi
l ﾐrｰ--:､::::::::::::_;:､-'''''"￣ }:;:;:;:;:;:;:;:: .: |
{ ﾐ| ,:-:､ _ `ー'ﾞ´_,. -''＿_`'':（;:;:;:;:;:;:;:;:; :: |
ﾞ!' l,ｨ'''ｰ､.,_i, i r-ｰ''"iiﾞ,.ﾆ､ヽ. ﾞ!;:;:;:;:;:;:;:;::: !
`i, !,ﾚ^'=;_;-;i ゞ`ｬ'ﾁｪｪ;ｯ.,;､:~ ﾞi:;:;:;:;:;:;:;:: i′ さすがは師、ご存知でしたか。
`fiﾘ 'ﾞ'`ニ´1 | ヽ`ー‐'ﾞ,,,､,ｨ' , };:;:;rf^i;::..ﾘ
. !l! ,ｨ'ﾞ " ,ｨ‐:､ ,)iiii(ﾚﾞ/,:;｢ﾘ ,l;: /
l.lﾄ､ _'_,ﾞｪ､ r;;;_;;;`' ;iiiiiぐfﾞ;:;:ﾚ' ﾉ::/ 火は試す、素材は適切か。火は試す、己の仕事は適切か。
. ﾞ!ﾞ! /.;:;:＿;;;＿;;::;;;ﾞ:ヽ 'iiiiiiﾘ;:;:;:ﾚ'ﾞ／
| l/.;:;fﾞ｀´￣｀`''ｰﾞ:､::ﾞ:､''ﾞ/.;:;:;:;｢l'′ 僅かな瑕疵でも火はそれを見つけ出す。容赦なくな。
| :;:;:;`;:;'"⌒`:''::ー':;:;:;:;i.ｉ;:;:;:;;ﾘ |
| ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;/ ,ﾉ┐
`ﾄ､::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;ｨ'ﾞ-'ﾞ,,.ｨﾍ
ﾄ､`':､;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:､:-''ﾞ,､-''"´ : ﾞ、
ｼ^`-､`'-v-''."-''"￣`ヽr-､ ,r'"ﾝ､
＿＿_,ｨﾝ' ヽ｀i: | fﾞ r'"´￣｀ヽ.l!（`／ｨ'ﾞ´,.､ゝ､＿＿
i i. `'､, ﾞ' i. | .! （ _,.> ,／
,ｨ ､ ! j i/ ,r'"´二三ヽ,
j ﾄ､ヽj､川/,r'ﾞ´ﾆ二三ミヽ
(´ (..,,___ ....ｸ7´｀`ﾘ^^ヾ厂￣`ヾ三ミヽ!
` ｰ-- .,ｲ.:;! 〈 ,ﾘ ﾞ,三ミﾐ|
!//! ﾄ､ミﾐﾐ!
`ﾄ〈‐-､､,, _,､､､ !ﾐミヽﾐ!
ヾ! ｰェzゞ '''ﾞｪェz､ !ﾘ^ヾ ji! そうか、意味はあるのか。
| ｀7 ﾘソﾉｲ||
ﾊ ! ,,､ ,′ ,メ;:;:;:;;! 火の試練ねえ。ふんっ。
〈.:;! `´ : 爪;:;:;;:ｲ
. ﾆｷﾞﾘｯ ヾi!. ｀ﾆ二｀` ,' / j!ﾉﾉﾉ）
. ＼ﾞッ iﾄ､ ,.ｲ／ ｀ヽ
. ⌒ ...,､‐'⌒ヽ , ｲj! ヽゞﾆﾆﾆ'／ /｀`''ｰ- ､､､_
／ ゝｭ _,､､-‐''"´ | | ^i !| 仄( ／ ｀`
/ ｰ--‐''"´ヽj |_, ｨ 7ィ7 ヾﾄ､ﾉj !ﾉ（__ ／
.i:. . ｰ--─ <ｿ.:/ / .| | | V/^ﾄ､ ﾌ/ _ ＿
.
￣￣￣￣￣￣`ミs｡: :: : : : ::: :: :: :: :: :: :: :. |_,,|＿| ＿,,,......､
`ミs｡: : : : : : : : : : : : : : . | | | ＿,,.. -=ﾆ¨￣-_／i:iﾏﾑ. . . .
￣￣￣￣￣￣￣￣￣`ミs｡: : : : : : : : : : : : : : : :.. |‐:|─|‐=ﾆ¨￣-_-_-_-_-_-_／i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ: : : : : . . . . . .
──────────｀'ミs｡ : : : : : : : : : : : : : ／| | |-_-_-_-_-_-_-_-_-／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ : : : : : : : : : : : : :
｀ミx､ : : : : : : : : ／-_,|-:|─|-_-_-_-_-_-_-_,／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ: : : :: : : :: : :, ;';
─────────────｀ミx､.:: : : ／-_-_-| | |-_-_-_-_-_-_／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾏﾑ ＿: : : : : ;';'
`ミx〔-_-_-_-_| |／-_-_-_-_-_／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ| | _|,,.. -‐
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:|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ;＼＼;;;;;|i:i:i|､,ｨく＾ﾞ|:lヽ／／||＼`'く:::::: |i:i:i:i:i:||i:i:i:rーー┬::┬─ｰ‐┐'/,-_-_-_-_
￣￣~~|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ＼＼|i:i:iﾄ＾ヽヽ:|:|∨/: :: ||:::::,.ィ〈:: : |i:i:i:i:i:||i:i:i:| |;;;;;;||￣￣~:|i:i:i:|三三三
ー─ー|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ＼|i:i:i|::＼＼|:|7/ ＼||／ } }ﾌ:::|i:i:i:i:i:||i:i:i:| |;;;;;;||: : :|i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:
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ー─ー|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|i:i:i|/,──‐┴'┴┴─|i:i:ｉ|／／|| ||ﾆﾆﾆ|＼￣ ＿＿＿＿ ￣
:|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|i:i:i|/',TTTTTTTTTTTT／／」」」|_|i,zzzz|＼＼'''""￣,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´￣
─ーー|:;:;:;:;:;.／￣￣ ＼ -、_:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|i:i:i|//,￣￣￣￣￣￣ `弌二二「ニ二二二|,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.
:|:;:;:._,ノ ヽ､__ / / ,〉、;:;:;:;:;:;:;|i:i:i|'//,￣￣￣￣￣￣￣￣⌒'＜i:i:i:i:|_|_,|_|_|_|＿＿＿＿,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,
￣￣~~|:;:;（＝）（＝ ）／ ´／ /)
:|:;:;.（__人＿） { , ' ´,/ よう、やっと合流できたな。
. '､`⌒ ´ V __, ＜´
. | 〈´／::::Λ あとは炭焼きの夫婦さんだけか？
. | ﾔ::::::::::::::Λ
. `ｭ`ｰ─ｰ V::::::::::::::Λ 頼みたいこともあるし、どうやって切り出すかなあ。
. /ﾑ _ , -.／V::::::::::::::Λ、
_,. -／:/===/´..::/i:::::::::::::::::::Vﾍ
. ／/.／.::::{ | :::::/::::ｉ::::::::::::::::::.∨}
. j ::::::::>.:::::::l |::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::ﾚ;
.i :::r :〈 ::::::::i |::::::::::::::::〉､:::::::::::::::::ﾉ
.
／ ＼
. こ ...../ ,
. わ .′ ー―一 ー―一 ′
. か ..|: ━━━━i:!::!:i::!:━━━ :|
. っ ...| : ・ .i:!::!:i::! ・ :| オフレッサーのとこはそれぞれなじんできてるお。
. た......|: `i:!￢冖:!´i:!::!:i::!:`!:i￢:!´ :}
. ） u （＿__人__ ） ′ 大体のことは奥さんが面倒見てるけど、
. （ ＼ u （＿ ﾉ ,／
＞ ＿＿＿_ ｨく 俸給下げろにはびっくりしたおーー。
′ ー -一 ヽ
/ i ｆ ：
｛ | |: |
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼
／ u ___'__ ＼ 弟子達の分も食糧こっちもちで出してる件ですね？
| `ー'´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) 徒弟関係ってのは生活面倒見るのも含めて培われるとかなんとか。
ノ | / / / (⌒) / / / /
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（―）（― ） | 「家業」かあ。
（__人__） |
（｀⌒ ´ | 俺達の想定はどうしても現代基準だし、
.ｌ^l^lｎ |
.ヽ L ﾉ そういう制度、社会で回ってるなら無理に押し付けてもうまくいかないよなあ。
ゝ ﾉ ノ
／ / ヽ
／ / |
＿＿＿_
／ ＼ 職人だけでなく騎士でも従士でも、ノウハウを家単位で継承してるのがね。
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 僕ら色に染めるには、食糧供給とか宿舎提供とか、
｜ ､ ´ | (( ∩))
＼ ￣￣ ／ （ ⌒） そういう実利で骨抜きしつつじわじわとノウハウを抜いていく感じですかね。
／ ＼
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼
／（ ●） （●）.＼
／ （__人__） u. ＼ そこまで黒くならんでも、問題ありそうなら相談、問題があったら対応、
|ｎi 7 ｀ ⌒´ . |ｎ
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /） いい塩梅に運用していくのが安全だお。
', U ! ﾚ' / . . | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
.
､_ / | ､ハ :';: i::|_>、| ハ... ／: : : :／: : : : : :r': : : ヽ
ｰ=＝: : :^`:ｰ: ﾐ ,': :::|/ｔｯﾐ＼ヽ::|ｔｯヽ|: i.... ｜､,.: '´: : : ／｀丶|: : ,.<´｀ヽ、
_チ: :/: : : : : : : { ,' : :::|;｀ｰ彡〉＼:!ｰ彡! | |. j : : : : : ／ : : : : : ／:ヽ:｀ヽ.: ヽ
ｧ., : : : ＼: : : : :{`. ｉ ;: :::| __ﾞ＿｀ l :|.:|. !ヽ、 ／r'` ､ : :／ヽ、 : :ヽ: ヽ: ヽ
j/: : ﾄ､: : {＼jVり ､::≧=-. |:|: ::::| /'´￣｀ﾞｉ :!:!|: ! ,ハ: : ´: : ヽ-',／: ヽ、: ＼: : : : : ヽ:_ヽ
八i:.从{ﾄzjrッ＾i＾ 〉:::::/. |:|: ::::| ｉ|::i:::::::::|::|.i ,' j:|: | . //': ヽ、,.. -:＜: ヽ: : : :ヽ、: ヽ、: : : ヽ ｀`
〃＾ヽ:i::㌧}_ _，'′_/:rﾍ{ _,. |:| ;:.l:l. :l:::!:＿::l::|′':;' :|: |...i/:.!:{ : |:ヽ : : :j :ﾄ､:ヽ : : : l､:ヽ-ヽ､: : : ヽ、
.... {{ 从:.:.≧=个 ｱ }/ ﾑ |:|/:ﾉjﾊ. ヾ､＿_ｼ' ,// :|: . ｲイ/:､: ヽ: :ヽ.:i: l､: :､,＞:､:| :ヽi-､: ﾄ､:_ﾐ`
..... ﾍ{ {{ j::::{｀`ｰ=彡 ∠.､_ ｧｆ.|/://:::::|＼ ‐ .／//,' .:j:::. /' jﾊ: ﾄi_l､ﾄ､:､iﾍ|'＞､lヽﾄ､j､: ;ﾊ l : : :ヽ、
...... ⌒) _J:::::｝- ／:::::::::/ |://:::::r=＝｀¨:￣//,': ::;'￣ /ヽ:iﾊﾁi ヾ ´＝ﾐ` Vﾝ'/､ ﾄ､!｀`
＼〕::::::ア..´::::::::::／ ﾉ:/::::::::| ／///: :/ /'´ l / r'l;ﾊﾉ: :｀ヽ、
`、::{:::::::::;'.／.... /:/:: :: :_|.＿／ ///: :/ / ／. ∨ u / / : : : : : !ﾄ､＿
}::::_彡'’ / /::/: : :ノ ｊ.ｊ ///: ::/ /／. ／::｀､ ＿ ／ ／: : : : : : :||: : : : 三
_r=ニ二ア ..:ﾞ/:/: : :./ｲｲ__／ ///: ::/ / /;.-､::::::ヾ ／, < : : : : ,､: : : :||＝===彡
_ -=ﾆ二主彡 ／:ﾞ,//: : : / // ///: ::/ | ／´:::::/＞､:ヽﾆ´ ,∠／/ﾊ ､: : /〈ﾐ;: : :||: : : : :/'
――――――――――─――――――――――――――――――■シタノ村３バカらす……職人
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） | そのいい塩梅ってのが難しいんだがな。
| （__人__） │
| ｀⌒ ´ | お義父さん含めたシタノ村の３職人、
| |
ヽ / うちに入り浸ってるってワカメがそれとなく苦情いれてきただろ。
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
.
／￣￣￣￣￣￣＼
／ ＼
／ _＿ ＿_ ＼
. ／ ´￣ ヽ / ￣｀ ＼
. ／ イ:::::::ヾ.､ ｉ ｉ イ:::::::ヾ.､ ＼
/ 〃 ゝ－ 'ノ .! !〃 ゝ－ 'ノ ヽ 鍛冶方は耐火煉瓦に駄目だし手出ししてるし
| / ﾊ ヽ |
| ゝ __ ノ ゝ.__ノ | ウェルキンさんは工房の、水車動力の製材台が元凶だお。
ヽ /
＼ ／
／ ＼
／ ＼
, - ―――― - 、
／ ＼
. ／ u. ＼
／ ＼
/ ヽ
| ´￣` 、 '`ー―- | さすがにシタノ村で動力水車はむりみたいですし、
| （ ◯ ） （ ◯ ） |
| ´" " ´" " | 僕らの分も製材してくれてるから、使うなとも言いにくいし。
. ＼ ＿´＿ ／
. ＼ f ー ヽ ／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ヽ イ＼. ┃ 水車利権にぶつかります。許可がでても、建設費がねえ。
／ ＼ . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | ‐tテ‐ ‐tテ‐|
. | （__人__） │ 遡れば、洗濯板のためのひたすら製材を押し付けちまった
| ｀⌒ ´ |
. | | 俺達のせいといえなくもない気がしないでもないからなあ。
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
＿＿＿
, ´ ｀ 、
,. ' ＼
〃 ヽ
,′ ',
i :ー‐-‐' `ー‐- i
| （◯ ） （◯ ） .| 街道工事や開墾に、動員したシタノ村民に直接聞いてる分には、
:、 /
.ヽ. __´ _ u ｲ そこまで悪印象はないっぽいんですが、ワカメにも立場があるか。
｀::...___ ￣ ｚ≦彡
ミﾘ } .T 二 ≠ ヘ、
／ ヾミリ―‐ ´ _.ヽ
./. .i } 〈//∧
ｉ | | ,: ∨/∧
| | | { ヾ≠ｲ
ｊ .,' :| . | | |
l ,′ | .l} .l |
.
. ／￣￣＼
. ／ _ノ ヽ､.＼
. | （●）（●） |
. | （__人／,〉.| そりゃ、朝晩２食じゃきついだろって昼に油かす入れたスープ振舞うとか、
. { ´フ´ ./._ }
. ヽ .／,二ニソ} お土産として半端な枝木持ち帰らせるとか、結構気を遣ってきたからなあ。
. _ヽ/ ,-― ､}ﾉ
. ／:;:{' ノｰﾍJ:;:;ヽ
. ／:;:;:;:;:;| _,イ{:;::;:;:;:;l:;:;}
. /:;:;:;:;:;:;:;:;:＼＿/:;:;:;::;:;i:;/＼
. {:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;／:;:;:;:;:;:;:;〈:;:;:;:;:＼
__＿＿
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ 飴と鞭の飴、「美味しい仕事」の印象付けも大概だお。
／ （●）i!i!（●） ＼
| u , （__人__） | 最近では朝食食わないでくるとか、
＼ .｀⌒´ 〆ヽ
/ ヾ_ノ お土産あって当たり前みたいな態度もでてきてるし。
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 美味しい飴だからこそ鞭の効果もあるのですが、人間、慣れるし増長もするもの。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
＿ ／ ＼
´ ｀ヽ .／ ＼
. (´￣｀メ、 ./ ー― 丶
￣ 〉 ..ｉ “ (ﾟ｀> ヽ 気を遣いすぎると舐められる、かあ。
(⌒メ、 | 一” ',
） '､ （ﾟ｀ﾉ ヽ .: 本当、人を使うって難しいよな。
ヽ ､ ゝ ＿ ﾉ :!
＼ ー< -ヽ .:1 黒に染まりきるほうが簡単だと、わかっちまうだろ。
丶 (´,,ノ‐- / .}ヽ
丶 ´ ｀ / ﾊﾆ＼
＼ ､..＿ ／ ./ }三 ＼
｀ 一' ／ /三ニⅥ.､
／|＼::＿.／ ./三三三〉ﾆ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （一） （一） ＼ 冬期、雇い入れ０人になるのも、関係リセットとみれば悪くはないのか。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ ただもう、とにかく人手が足りない。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
_ -─‐- .
. ´ ｀ .
／ ':,
/ ＿_ ノ ー‐ ',
./ -― ―- 炭焼きは専属確保でオフレッサーの手が空いたけど、
/ （ ● ） （ ● ） i
, ／ ､ ､ | 窯に陶器に磁器に釉薬、壺に土管に煉瓦に瓦に……
', { 人 } }
ゝ ｀ ‐-‐ ｀ー ' /、 やるお の製紙も増員必須だし、ポップにも弟子つけてやりたいお。
/＼ .ィ ￣}
/ ＼ ｰ- ＿＿ .｡-＜ ∠i
/ ＼. / ‐' ´ .|
,.＜ム､＿ ｀ﾍ | / ／＿_＞--イ｀＞-､
／////／.: .:￣〉 l./ ∠ィ´: : : : : :////////＼
///////: : : : : : :i ./ ／.: : : : : : : : ://////////;ﾍ
i//////.: : : : : : :{ { / : : : : : : : : : /////////////〉
l/////.: : : : : : : :| | .〉: : : : : : : : : :i///////////;//
. ,'////.: : : : : : : : :| | i : : : : : : : : : : {//,'///////／;〉
////,'.: : : : : : : : : :| | | : : : : : : : : : : l;/{/////／///＼
／￣￣ ＼
__ノ ｀⌒ ＼
（●).（● ) | かといって、弟子攫いの旅なんて、
（__人___） |
, =二ニﾆヽ､ | オフレッサーだからできたようなもんだろ？
/ 二 ヽ､`,┘ ﾄ、
/ -､ }、j┘ ｲ ⌒ヽ
/ /{_/＿ ,／ }
/ ノ∧ ｨ }
| | / i | |
.
＿＿＿_
／ ＼
. ／ ＼ ／ ＼
. ／ （●） （●） ＼
| ´ | 教会の、孤児を引き取るうんぬんの話、進めてみるのもアリですかね。
＼ ⌒ ／
／￣￣ヽ ＼
（｢ ｀rﾉ ＼
ヽ ノ ＼
| | ｢＼ ＼
＿＿＿
／_ノ '' 'ー＼
／ （ ●） （ ●）＼ 宿舎は建てたし耕作地の拡大も目星ついてるんだお？
／ :::::⌒（__人__）⌒::::＼
| ｀'ーｎl^l^ｌ | なら次の冬の村長会で会ったときに、打診してみるお。
＼ l っ/
( ゝ
ｉ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .| 弟子だけじゃなく、みんなの嫁のあても探してやらなきゃなあ。
! （__人__） |
, っ ｀⌒´ | 雇い主ってのは、考えなきゃならないこと多いだろ。
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
.
. ＿＿＿_
. ／ ＼
. ／ ＼
. ／ - ヽ ＼
. | （●） （●） | レンは、時期が来たらヨコシマにでも引き取って欲しいなあ。
. ＼ ´ ／
. ／ ＼
／￣￣＼
. ／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | レンはまだそういう歳じゃないもんな。
. （__人__） .u |
. (,｀⌒ ´ | まーなんていうか、ロマンはロマンだからロマンなんだろうが、諦めろ。
{ |
. { /
ヽ /
,, -‐)__, ／⌒i
／;─ー´ミ .／ l
. （＿ﾝー‐-.ノ´ |
l |
＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_. 〈⊃ }
／ ＼ | |
／ ヽ、 _ノ ＼ ! ! 序列（？）がしっかりしていれば
／ （●） （●） ＼| l
| U （__人__） .| ／ 致命傷にはならないはずだってアッルも言ってたお。
＼ |i||||||i| ／／
/ ＿＿｀ ー' /
(＿＿＿） /
.
_,,..-―――‐-..,,_
,,-''´ ｀ヽ ＿___
. ／ u u ヽ、 | ┌ |
. /| | | | | -..,,_ u ＿_ '., ／..└┘
/| | | | | | ｀ﾞ''‐' ′ ヽ-'" ', ,ｲ｀ヽ
,'| | | | |.|≡=-.,,_ .三三三 _,,..-=≡ ', ー―' r j
l.| | | | | | ． ｀ﾞ .三三 "´ ． l ｀´
|.| | | | | |＝==＝≡ 三三 ≡＝==＝ | そりゃさあ、いつまでもグダグダ言いたくはないですよ？
. ', u | | 、 .l
. ヽ ＿＿＿ ,' でもね、わりとキツイのよ？
＼. l j. u ,.'
｀'',-..,, | r-‐''" ,,.-'' 精神的に。
/ ｀ﾞ"''―‐U.――― ''"´ヽ
./ ヽ
/ ヽ
／￣￣￣＼
／ ＼
/ﾉ ヽ､_ ヽ
（ ●）（ ●） | ﾏﾄｳ
| { .! ) |. 愚痴は聞くし、体力的には今度、間桐村長特製の赤マムシ貰ってきてやるから。
|. ¨´ ｀¨´ l
. | /
| /
＼__ （
_）_ =＝＝＼
／ ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ ヽ ┃ 効果は実証済みの赤マムシ！
| , i ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ や、わりと真面目な話すると、アレインはともかく
| ' |
＼ ￣ ／ そも論外なレンを脇に置いても、マウナもコアもちょっと若すぎでね。
ノ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ できるお君、今更何を言っているのかね？
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ いくら現代日本なら「犯罪だよねコレ」な年齢でもここではアリなんだお？
／ ー‐ ＼
／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
. （ ●）（ ●） |
|（人__） | あれ？ デッキーそういうキャラだっけ？
| ⌒ ´ |
. | |
. ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
.
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ ＼ だって、怖いもん。
／ （●） （●） ＼
| ´ | 嫁だ妾だは呑みこんでも、若年出産のリスクは知ってるでしょ？
＼ ⌒ ／
ノ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .| あ、ああ……
! （__人__） |
, っ ｀⌒´ | 今はホロさんの出産控えてソッチに頭行ってたが、10代の妊娠出産か。
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ ホロさんも、そういう意味でのリスクはないかもしれないけど
／ （●） （●） ＼ ﾛﾚﾝｽ ﾆﾝｹﾞﾝ
| （__人__） | いくら当人が「 人 の子なんだから人の子だろう」って言ってても、
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 実際、ケモミミなんてついてたら誤魔化しようがない問題も。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ' ー‐ ＼
／ （●） （●） ヽ ことがことですし、ホロさんが間違っているとは思えませんが、ねえ。
| ' |
ヽ、 ‐‐-‐ ／
／ ＼
-‐─- ._
／ ─ ＼
／ （ ●) ＼ ヽ ホロさんの件は信じて衛生にだけ注意するとしても、
,.ッ⊃ (＿､ (● ） ﾞｉ
（ Ｅ| !､__） u | やるお もアッルに無理させないよう避妊に気を使うべきかお？
,r' ゝ!､_ ,r'
(, ´ ￣ ＜
.／￣￣＼
.／ _ノ ⊂_ ‐-' ＜
| （ ―） λ ヽ だが、子を産んでナンボな価値観な以上
,ﾍ__| .u （__人） ヽ ',
__,/ ｀ ＜ ⌒ﾉ . ｒ'-‐￢ 嫁いだのに妊娠の気配なしってのも嫁的にはキツイらしいぜ？
／---‐――--.､ゝ＼ ノ 」-‐＞ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ノ /.:.:.:´.:.:.:.:l ＼ -､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.´.:｀ヽ ヽ..:.:.:.:.:.:.:.:! （__丿
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ l｀.:.:.:.:.:.:.! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:＿ __ヽ-､ !.:.:.:.:.:.:.:.! ┃ 石女（うまずめ）は離縁理由になりますね。
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:＿十''''''''"".:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＜.:.:.:.:.:'.:.:l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿_
,..-''"´ ｀`丶、
／ ヽ、
/ -‐一'"´ ｀`ー‐- ':.
,' ', いわゆる夫婦生活してて３年子無しなら
{ （●） （● ） }
', ,' ガチで問題アリの可能性が高いですが……。
ヽ、 ｀ u /
ｒ'ヽ、 -‐-‐- ,.／ そっか、孕ませないのもそれはそれで問題なのか。
／ ＞─-----─'"´ ',
/ ,/ ヽ、_,ノ ',
;' ,ｲ', ヽ i ',
ﾄ､ ,ﾉ ,ゝ Ｌ＿＿_」.
.｀ミ彡-‐'" ', | |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） もうさ、変に現代基準で考えすぎずに成り行き任せでいいんじゃねーの？
. | u. （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 炭焼きさんとこ見えてきたし、まずは俺達の野望の件すませようぜ。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ なお宗教上離婚を認めないことになっているため、結婚自体が「なかった」として処理されるとか。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,,-,､ }￣7t., -､
__/,;;/;;y' ; /; / ; ; ﾊ ＿
, ､ ／ /,;;/,;/ ; ;/ ;/, ; ;/ ; }; / ＿
/;／ ;ノ,;;;/;/, ; ;/, ;/, ; /, ; / ;{∧}; ; ヽ
, ､ ム; ; ;/_;;;/,;{￣ ｀{ ;/＿/, ; /; ; };;/ ; ;;;;;;}
/;. /} ＼V¨}'⌒＼__,{/{_／, ; /, ; / {; ; ;;;;;/ -､
ム/;∧＿__}_/¨＼／; ; {￣¨＞/-‐/ /,; ;;;;;;;;} ; ; ﾊ ＿
/／⌒ヽ//⌒ヽ{⌒ﾞ<￣ ヾx'’___{ ,:' く{￣ ヽ;;}..;/ ; }; / ＿
,,-,､./;...ﾞー―'’ ﾞー--'＾ｰ-=^ｰ-={＿__}y' } }′, ; / ;{∧}; ; ヽ
. __/,;;.／⌒ヽ//⌒ヽ{⌒ﾞ<￣ ヾx'’___{ ,:' く{￣¨¨⌒¨" ./, ; /; ; };;/ ; ;;;;;;} .＿
ﾞ／ /,;;/,ﾞー―'’ ﾞー--'＾ｰ-=^ｰ-={＿__}y' } }′{_／, ; /, ; / {; ; ;;;;;/.; }; / ＿
.ﾞ;ノ,;;;/;/, ;. /;∧＿__}_/¨＼／; ; {￣¨＞ ￣¨¨⌒¨".;;;} .¨＞/-‐/ /,; ;;;;;;;;}.; / ;{∧}; ; ヽ
..ﾞ_;;;/,;{ ／⌒ヽ//⌒ヽ{⌒ﾞ<￣ ｡s≦:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀≧s｡.ﾞ_{ ,:' く{￣ ヽ;;}./; ; };;/ ; ;;;;;;}
¨}'⌒ ﾞー―'’ ﾞー--'ﾞ_,.｡s≦:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ... } }′.; / {; ; ;;;;;/ .＿
._/¨＼／; ; { γ⌒Y }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊﾞ¨¨⌒¨"./-‐/ /,; ;;;;;;;;} }; ; ヽ
_ヽ{⌒ﾞ<￣ ヾxﾞ / ./ ^Y――ミ/― ￣ ｛;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾊ. x'’___{ ,:' く{￣ ヽ;;};/ ; ;;;;;;}
.ﾞ-'＾ｰ-=^ｰ-={/ / /､_ ,.ィi〔:i;＼＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i| ={＿__}y' } }′.; ;;;;;/
.ﾞ;/..../- 、 / / /;i;i:℡_ ,,, ,,__,.ィi〔:i:i:; -＜;i:ﾊ ＼:i:i:i:i -ミ.....; ; {...￣¨¨⌒¨" /,; ;;;;;;;;}......＿
γ^く Υ ./ ﾊ{ `寸:i:{ {:i:i:i:i:＞tｯ⌒ヽ ｀` }:i:i/ ｝ ヾx'’___{ ,:' く{￣ ヽ;;}{∧}; ; ヽ
,' ヽ ヽ / / ./ｨf≠ミ､〉 ｀¨´ー‐‐一'′ /!:!｛ .|ﾞ^
{ 〉 ,j!ム ./ .{ _j 〃|:i! .）:ﾉ i
j!、 ./ { ノ V、 |i! （ ⌒) 〃 |:i!γ /. あ、視察ってヤツっすね。
、 _ノ 人ヽ_ノ ヽ、| `ｰ､__，-‐'′ }:i !-イ.
. ｀`ヽ_,...ィi〔:::::ゝ_,, .|.| （ ≧=‐- -=≦ ） 爻:.ﾊ |. どうも。
）:::::::::::::::::::｛ 圦 〉------一 / 爻:./ .｜
/ .∧（、 ＿＿ ノ };i; / У}
＿ / ∧ ￣￣ ／ ,.ィi〔 ∨
＼ ,.ィi〔 ∧ ／ィi〔 入
/ _.｡s≦ ..｡s≦ /≧s｡. ＿ __,,.. -‐'''" ,.ｨ'´ ＼
/ ＿,,..｡s≦ / | _,.｡ *''" ,,.｡*'" ＼
≧=‐ /_ { / | ,,.｡*'" ＞''~ ≧s｡
7| //^:|K'" ／
.
／￣￣￣＼
.. ／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ 皮と建材向き、炊き付けやじっくり用などの薪を除いた残り、
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ 根っこなんかを炭にってめんどくさい注文だけどどうだお？
／ ＼
＿＿＿＿＿＿＿
,ｨ≦三三三三三三三三三≧z、
,ｨ三三三三三三三三三三三三三7
,ｨ三三三i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
/三三三{￣ｨz､￣￣￣ヾｿ´￣￣xzzﾘ
,'三三三/ ,ｨ≧三ミz､ ,ｨ彡⌒ﾘ
,'=三三{ {ｿ ＿ヾ三≧} }三∠ ｛
'=ｨ ﾆヾ|i <´ f9 冫 <_<f9__冫 ,} , - ,
i=i ｒ ﾆ<ii ｀ ¨￣´__ iii i __ ｨi / ', 問題ないっす。
i=ﾄ､ 'r {|ii｀ヾ､ :::::: / ｀ ´} :::: i ' i
}ﾐ,>､__,|ii ` ⌒ ー‐⌒< _ | i,,, ' 積まれた材木がとにかく量があるんで、
i,/ |ii ｀''ー――――''´ ｝ i {ii!!, i
/ |ii ', ｆﾆ二二二二〃 i ｝｀' {､_ 種類別に選り分けて焼いていく予定っす。
ｨ< ､彡 ', ',.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ ∧､ ﾉ _＞‐- ､
／.:.:', ヽ ､彡 ', ﾋ======''´ヽ ∧.:.:.:.:.:ﾌ , -‐''"¨´ ｀ ,
／.:.:.:.:.:.', ヽ ヾii ヽ ＿＿＿＿ノ ｲ.:.:.:.:.:.:/ i ∧
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ＼ ＞ ｲ/i.:.:.:.:.:,' ゝ--――‐''´ <.:.:.:ヽ,
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ＼ ＞､＿＿＿＿ ｨ / |.:.:.:.:.:i { }.:.:.:.:.:',
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ｀ヽ､ / |.:.:.:.:.:! ,ゝ､＿＿＿_., ﾉ.:.:.:.:.:.:',
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ｀''-､ ／ l.:.:.:.:.:｝ i }:.:.:.:.:.:.:.:i
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ,＞ー‐,＜ |.:.:.:.:/ ﾄ ＿＿＿ ｲ:.:.:.:.:.:.:.:|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ∧:;:;:;:;:;:;:;;∧ |.:.:.:.:ﾊ ! ｀ i.:.:.:.:.:.:.:.:|
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ ＼
／ （● ） （● ） ＼ 開拓開墾落ち着いたら、
| （__人__） u |
＼ ｀ ⌒´ ／ どこか軽く整地と植林して、松林や用材林も育てなきゃだお。
/ (__｀ヽ、 u ＼
＼| ｀＼ ＼＿__ﾉ |
| ＼＿＿＿/ |
///////////////////////////////7
//////,´｀ー--＝//////////////ｚ´i,'
////// ￣｀'!ii/ {i{
////,' /三Zzz､＿＿ ｀{
//／ /彡＝＝三三三} /三三三}
／ ＿＿ ⌒ヾi / ＿＿ ｀7
､´・ ｀ / _・＿ ｀ {
￣￣ ´､ '
i ', j
iii,, ＿ iiｌｌ||| ヽ_ ,;;i 植林っすか？
''ii / _ / ´ i
ヽ r'￣ヽ r'ノ .l
￣ ヽ |
／￣￣￣￣￣￣i i
/ ＿＿＿＿＿＿ﾉ
.
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ 伐って焼いて使ってじゃ、あっという間になくなるからな。
| ｀⌒ ´ |
| | 森林資源を消耗しきる前に手を打つ必要があるだろ。
ヽ /
ヽ /
, -‐´ | | ｀>_
人__,―､ |', /| く､ ヽ
/ {￣`| ', / | / ＼
{ ｎヽ | ', ./ .i / １ ',
／､ | V l ∨ | / | ﾊ
| ーｒl Ⅵ || |; ﾉて }
| l | | || |ｊ | （ /
ヽ ', i l ｈ | |_く ,'
',＿ノ-| | U ! | 入_/
＿＿＿_
／ ＼
／ ノ ヽ ＼ ここらだと、いかに森を切り拓くかが問題でしょうが、
／ （●） （●） ＼
| __´ _ | 拓ききると、今度は日常の薪にすら困るわけです。
＼ ￣ ／
/
.
＿＿__
／ノ ヽ､_＼
（●） （● ） ＼
／⌒（__人__）⌒ ＼ 村の側に、いわゆる里山として薪炭林を置いておくのの延長だお。
| ) ) u. |
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ ヽ /
＼_,,ノ| ､＿ノ
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iミメ、
:i:i:i:i:i:i:/`''＜;i:i:i:i:i:i〉
:i;i＞''" ,..,_ ~"i/
´ -=べミメ、_{
､-㌻ﾐｿ
ヾ ¨ Y ちょっと、想像もつかないっすねえ。
に、.）
＿_(＾ まあ、俺なんかの頭じゃ思いもつかない話なんでしょうけど。
/,.:-:ノ
. 廴二)
､ /
:::≧s｡.＿ノ
､ ∧ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ＼.〉. ┃ 自分で見たことのないものを理解できるかというと、まず無理ですから。
/､!､ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ 伐採も、本当なら今時分から春先までがシーズンだそうですが、
| （●） （●） |
＼ ´ u ／ 僕らは逆に冬期は人手を借りられないですからねえ。
／ ⌒ ＼
. /三三三三三ﾆﾆ「￣~"''～､、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉
. /三三三三三三三〉 ￣V^"''＜;i/
/三三三三三三三/ |
. |三三三三三三三/ -=三ミｈ､_ __ !
|三三三三三三㌢ ｚｚ≧ミア r≦彡ﾑ
. |三三ﾆﾆ三三／ ￣￣ 〈＾ｚｚｚ /
. |三ﾆ/ .Y三! _ 川 {
. |三ﾆ! ::} |三| ヾ { _ ヽ } 冬期は水気や養分が減りますからね。
. |三ﾆ! ::( !三! `ー く ;
. |三圦 :::} |三| 、-――--- 入 . ′ 虫害も少なくすむっす。
. |三ﾆ入＿_!㌢ に"''～､、＿＿_ノ .|
. |三/ ::| 彡 ヽ、 ）.｜ 冬の間寝かせて夏頃に取り出せば、灰汁もぬけます。
. |㌢ | .彡 ｀¨¨¨¨¨¨¨¨７ !
. ／!/ ＼彡 /
.... ／:.:.:.{ ＼ /
／:.:.:.:.:.∧ ＼ ／
_〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧ :::... ≧s｡.＿＿＿ .｡s≦､_
:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧ :::::.. ∧:.:.:.:≧s｡
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 寝かす際は切り口を谷側（下）・枝を山側になど、ノウハウを持っているからこその職人。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
rヽ ／ ノ ＼ ＼
i ! | （●）（●） | 時間があればじっくり乾燥させるのが本当だとウェルキンさんに言われたが、
r;r‐r/ | | （__人__） |
〈_L (｀ヽ .} | ｀ ⌒´ ﾉ やっぱ大切か、乾燥って。
l｀ （ ｀`/ . | }
ヽ l . ヽ }
|,. l /⌒ ー‐ ｨ ヽ
l:::::::::| ー─- l::::::::l
_|::::::丿 ＿_ー- ￣￣ ─ ﾆﾆ {::::::::|
〃 !::::/∠三三≧=ｭ} {ｒ=≦三三ゝ＼::ｆ⌒
l┌|::ｆ ─ヮ=ミ《 仁=ｔヮ─ |:|┐|
| |‐l::! ￣￣彡》 三￣￣ ,l:|‐| | それはそうっす。
い､!:||ｌｌ ┘l|ｌ|ｌl ┐ ｌｌ||:|丿′
. ＼|:| { } |:|／ 炭焼くにも、最初のうちは水気を飛ばしてるわけっす。
. |:l ⌒ ー ⌒ ｊ:ｆ
い ／￣￣￣￣＼ ,ﾐｆ 木酢液とるにも、そういう水気多い煙は邪魔っすから。
. Vi, ，-ー──‐-､ ,ﾀ
iⅥ ､ ￣￣￣￣￣ ｆ小,_
／l ベ ]￣￣￣￣[ , {、 ＼
／ ｜ ＼ ／ ﾘ ＼
__ =ｧ ｜ |ｌ介 イ / , 个=ｰ
. ﾆ ／ ′ ､ えニニニﾆ斤 l |/ / ! ﾆ=ｰ
.
【{ ￣ ー-: : : : :＿_j|{:_:_:_:_: : : : :-‐'i{ー Ｙ ,j{ イ i}
- _j】{__ }_/. : : -―{―-- , __ }r=ミ、i{ j{__ .イ´ }_/'
￣｀Ｙ. : ;／ヽ ___}＿＿j{ ＼}i:{_j_{｡ｓ≦ j{__ ／ j{
ｰ- ＿_ }::::/ ,／ { } ＼ ﾉｲヽ: :r' ___
}{ ￣}:/ 〃、 -――-、 { Ｙ´￣
ｰ- }{_ ,j{｀ヽ〃 /.::／ヾ::/{:::.ヽ,/ヽ i}
￣￣}! . ∥ /.::::{ ＾ }:::::::| }r‐ '´￣
_＿＿＿＿＿＿＿. ｰ- ＿_ノ{＿{iーj{::::::{ i:::::::| __}{! i| }!＿_
／ ＼ {ii| j! .i! j{::i: | i: :::::!ー !＿,}´￣ }!
. ／ ＼.... －- ＿_j{ i!__j{:::! | i: ::::j | i|_ -‐ ,/
. / ＼ キラッ }!＿j! i|:::i:_! i: ::::}＿_| i| _／
. / ,ﾉ ヽ、＼ ┼ Y-'{￣ { |:::i: i i: :::i{ |＿i|＿／i}___
. / --─'"´ ｀ｰ-ヽヾｿ＿,-､ .| j{｀ヽr､: : ノ:.:i:::{ |￣i|＿_／
. | ,ィぅ､ ヽ ,r｡､ ヽ ＋..ﾞ__j{ ノ´: .、. : : :´:.:.:.{≧={ | ,r'
. | ,'⌒ヽ⌒; l0躑o l 躓0! l..=ヾ { ヾ __ ゝ'イ｀ヽ: : : : : :.:.:.{ j!､_, |
| .／ ノ 丿 ヾー° ノ ヾｰﾟ < ┼' ￣ /.: .::.=- r_)_／rゝ __ノr'__
／ _,,／ _,,/ / i ヽ
／ ／ / l ,ﾉ! l そう、その木酢液なんだが、
..─､─く ｰ／ｰ／ ヽ_＿＿_,ノ ゝ､_＿,ノ
. | | ,,／ /'⌒､ ｀`ヽ､_＿＿__/ ﾉ 同じ要領で松根を蒸し焼きして油を集められないか？
| | | （ | ｲ
...ー＾ー′ i､_ | '" |
. 人、 | |
ﾞ, ,／´ "ヾ l |
..i 〃 ／ ＼ /
..} ／ | 丶 ／
_ｿ,,_ ＿ ,／ | ｀ ／
ﾞ´ ／´ ,ノ′ イ´
..../ _／ｰ-..,,_ |
../ ,〟'".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ﾄ.､
... ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ |i:.:.｀`ヽ、
.. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ /.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. //////////////////////＼
//////////////////////// ヽ
/////￣￣￣￣ヾ/￣￣￣￣!//ﾊ. __ ＿_
;′//＿＿＿＿ ＿＿＿ ヾ//ﾊ. | | （/⌒)）
|///||////////| ///////ﾊ |///!. !」 〔l´
|///!|/ `''＜//! |＞''"⌒ヾ| |､//|. Ｏ Ｏ
/⌒Y __ 三三 __ Ｙ＾ヽ
..,' }|､ <e> 三 <e> | ,
｜::( ;i| ::.. ___「川 ＿ ..::: |!): | え？
｜ |{ ( ) |! .｜
＼ |;! ` ● ● ′ ;|!_／ たしかに松は油が多くてよく燃えるっすが、
|;! ヽＶ ｨ' ;i| ﾏﾂﾔﾆ
|l! (` '´ ) ﾐ! 松脂じゃなくて、煙から油分狙って集めるっすか？
八 ° 从
＿＿＿
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼ 松根油っていうんだお。
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼
⊂ノ￣￣| （__人__） u | ゼロ戦だって飛んじゃうんだお！
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／
'､＿ ＼ ）. ┏━━━━━━━━━━━┓
＼ ＼ ／ ／| ┃ いや、飛ぶけどさ。
|＼ ヽ ／ | ┗━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _,ﾉ ー ＼
／ （●） （●） ヽ レシプロ行くよりジェットのほうが簡単ですが、
| u. ' |
＼ - ― ／ そういう話じゃなくて油分、液体燃料のカタチにできると何かと便利なんですよ。
／ ＼
r{: : : : 三丿 // //// //廴三: :r勹 ＿
r{: : : 三厂 // /// ////廴三r勹 . ／￣ ＼
r{: :三厂// ,::--- ..,,,________ ___＿__,,,.. ---､////廴三: }.. / ＿_ i}
r{: : 三}.////i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ{ }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧////廴三} . i| i| ./ /
{: 三了 ///´￣｀¨¨¨ｰ―‐---{ }---―一'¨¨´￣｀ヽ///廴rf} . i|＿_/ / /
. 乂シi|///// /´￣ a￣ ヽ//〉 〈///´￣a ￣ ヽ ////.li:i:|ツ. i{ i{
|i:i:|// ゝ ----- イ// /∧/ゝ ----- イ /////.li:i:| i{＿_i}
|i:i:|// ////{ //}////// //////|i:i:| /￣ ヽ
/⌒!:i:|// /ｆ⌒ ///'⌒;//// /////|i:i:l⌒'. 乂＿ﾉ
. //l:i:|// /{ //}/// /////|i:il://ﾊ
| //l:i:|//// // ー‐ﾍ///ノ一/// ///// i:il:///| んんー？？
| //l:i:|// // /////// ///// i:il:///|
| //l:i:|/// / -- ＿ -- ､// // ///////ji:ｉｆ///|
//Ⅵ// ／ 三 ＼/ ///.////////Ⅳj///
. ＼///}// 三 ∨///////////{/// ′
.
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（ ●）（ ●） |
（__人__） | ..／} まてまて、さすがに本番炭焼き窯で実験させろっていったら
_ ヽ｀⌒ ´ | / / __
(＾ヽ{ ヽ { ./ / . ／ .ﾉ タケちゃんだって困るだろ。
(￣ ヽ ヽ i ヽ / 厶- ´ ／
.(二 ヽ i i |,r‐i ﾉ. ヽ / ／
ヽ ／ ノ ／ r一'´ ー ､ ￣￣￣）
i { ｲ―イ / .`ー―. ､＿_ .〈￣￣
ヽ. `ｰ '/ / /＼ ＼
`ー ' ￣￣! | ヽノ
|i:i:i:i:i;/ ~"'"~￣￣￣￣ ﾏi:i:i:iﾊ
|i:i:i:i;/ ,r――...._ ＿ ＿ ,.,,.｡*';へ ﾏi:i:i:ﾊ
. |i:i:i:/./:jI斗-ミ三三ﾆ7 .ﾏﾆ三jI斗-ミ;ﾑﾏ:i:i:i:}
/^!:/ ,ﾚ´ ,.ｒ――ミ~^ '´￣,. -― ､ ヾ!ヾf^ヽ
i .|:i! （、 (ｨ;) 冫 こ (ｨ;) _冫 |! }
| .|:}‘:, ￣￣￣ `i ￣￣ ; |! .!
. 从 |:! /:/:/:/ /^:/:/:/川/^':, /:/:/: /.|! /
分､!| ( , -､/:/:/,.-､ .｝ ;| ./
.|;{ /^ ｀¨¨´ ^':, ;:!ｲ タケちゃんって俺のことっすか？
. |:i! ＿＿＿＿ 从
爻 / ヽ 爻
爻 { ____ .} 爻
Ｎ{ 冫 {:::::::::::ヽ ノ /
＞'"/.∧. ;′ `ー一''" Y /|':,_
＞''"; ; /;' ; :::∧ .八＿ ＿ノ /::‘,.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.ｮiI〔;';';';';';';';';';;';';';! ::::∧ ￣￣￣ /:: ┃ ブラックな上司秘奥義がひとつ、ちゃん付けだ！
_;';';';';';';';';';';';'{;' ;' | :::::∧ ∧:: j.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__） 実験ならタケちゃんの窯ほどの規模は要らないよな。
| ｀ ⌒´）
| } お義父さんとシロウの樽ストーブそのまま転用でいけるだろ？
ヽ }
> ノ
⊂てヽ ／ ＼ ／て⊃
{三＿ ｨ `´ ／ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
.＼__／ | | ＼__／.
, ――‐ 、
／_ノ ヽ_＼
／ （＞） （＜） ヽ 燃焼室と素材室わけたり
⊂⊃ ___´__ ⊂⊃|
ゝ { } / 煙突を冷却・回収装置に繋いだりで内部構造はかなり変わりますが
＼＿ ＿／
/ l l ヽ まあ、タケちゃんさえよければ？
| l／⌒Y⌒ヽl |
| ／ l ヽ |
＼＿_／＼＿_／
| -- ｌ
! | | |
.
＿＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼ ､ ,./ ＼
／ ., ーヽ ,'. ｰ- ＼
／ （ ●l l ●） ＼
| ｀ｰ ノ ヽ.ｰ ' | タケちゃん、仕事増やしちゃうけど、まず実験だお。
| '⌒（_＿__人_＿_）｀ |
＼ `/ 7 ´ ／ 松の根っこや端材を選り分けて、松根油を取り出してほしいお。
＼ ' ⌒ ' ／
＿/ ヽ ` ｰ 〈
/￣ ＼
l /⌒i´￣i￣i￣ヽ
. l ', r‐'l ' j j l
l ! ,! l
. l | ヽ l
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （● ） （＜） ＼ 理屈は木酢液と同じ、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 煙を冷まして液化、しばらくおいて成分分離するだけですので。
〉 ⌒ヽ
. | ､ ＼＿
! ヽ ＿⌒)
.
／￣￣＼ ＋
ｍ ｎ _∩ ＊ ／ _ノ ヽ､_ ＼ ∩_ ｎ ｍ
⊂二⌒ __） | （⌒）（⌒） | （ _⌒二⊃
＼ ＼. |//（__人__）///| ＊／ ／
＼ ＼. ＋ | |r┬-| .| ／ ／ うまくいったら拡大して本格生産、
＼ ＼. | `ｰ―' |. ／ ／
＼ ＼. ヽ / ／ ／ 松根油の未来はあかるいぜよ！
＼ ＼ヽ ＿ ／ ／
＼ ￣` , '￣ ／
/ /
/i:i:i:i:i: /~"''～､、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i!
/i:i:i:i:i:i/ ~"'ヾ-=三:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|
/i:i:i:i:i:/イ;＾＼ ￣￣1i:i:i:i:i:|
,斗ﾐ;i／i:i:i:i:i:i:i:i ＼ |:i:i:i:i:i;
/ /厶イ⌒ヾ;i:i:i:i:i:＼ ＞''"^ヽ!:i:i:i:i:;
' :::::// ミｈ､ `''＜:i:i:Y _､+'”:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾑ:i:i:i:;
| .{ 〃 ミ三ミメ、`'＜! /:i:i:i:i;i＞''" ⌒ヾ!:i:i;'
从 .{ ; ///// ~"'ゞﾟ 三三三ミ }:/ ､
∧ ;′ //////////// -, ヾニ三ミ ;/ }
〉;; ,.- l|l|. ′ //////// / ′
,/ ;/, （ _、 ⌒! //////// /' /
／/ 爻 ｀ｰ-‐ ､ﾉ /'_,／
＞''" .∧ { /⌒ ⌒ヽ /' お、おうっす？？？
----‐=≦∧ ∧.‘, { ＿. ‘, /'
:::::::::::::::::::::: ∧ ∧.‘, , 乂/ ｲ /'
:::::::::::::::::::::: : ∧ ∧.‘, 八 ） /'
:::::::::::::::::::::::::::::∧ ∧.‘, 个o｡._ .｡o个 /,
::::::::::::::::::::::::::: : ∧ ∧.‘:, ／/
::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ∧. ＼ ／ /
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ただいまの決まり手は、押し出し。押し出して３人の野望の勝ち。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌──────┐
│ │
│ │
│ │
└──────┘
┌────┐
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│ │
└────┘
┌───┐
│ │
└───┘
.
┌――――――――――――――――┐
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
━━━━━━━━━━━━ ＞'z――――――――――――――――z'＜━━━━━━━━━━━━━
´￣´ ｀￣｀
,.へr ､_
/'￣＾｛ ｛ ⌒＼
,′《7】i | ｉ ＼
｛ ／人 ト| ＼
┌- （ ヾｉ| ｝ ｝ ,
' ＼ ｝イ | ｝ ﾄ
,^ ､ ）リ!| 人ﾐ |ﾞｉ わりとどうでもよいことだが、
｝ }／r'＞-ーｧ |
｛ 〈 ノﾉく"､／＾ | 「ギロチン」は1792年にフランスで導入された処刑具。
＼ ／爪〔 ｉ |
ヽ 个 !| | | | 原型になるものは13世紀には存在したともいうが、
｝ ｛ | | | ｉ | i
イj | | | ! | ! | いずれにせよ、チート扱いなんだよなあ。
／ 八 j厶_;ﾄｉ | | |
r＜《 ／（ ﾊ !⌒ﾆ＝-┴ﾐヽ_
／ ＼V ___／ 人j ｉ
j{ ヘА7⌒￣＼_／ ｿ へ｝
ハ ／ 〈{ ）〉 ＼ ／ ）
_/ Ｙ ｀ ″ ヽ ） ／ /
＼ / ／ イ〉
∨ 〈 / __＿／｛__
〈 Ｖ ＿／￣￣ｉ⌒7〉
ﾄ ／｢| ／ !_／
＼ ﾆ= ∨| |｢
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ハリファックスの処刑台：1286年にJohn of Daltonが絞首台(en:Gibbet)で処刑された記録があるとか。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────┐
│■木酢液 │
│ 木材を乾留した際に生じる乾留液の上澄分のこと。 │
│ 木材由来の酢酸などが含まれ弱酸性を示す。 │
│ 原材料や乾留の条件によりアルコール類や芳香族化合物、 │
│ ホルムアルデヒドなどの毒性の強い発癌性物質が含まれていることもある。│
└────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────┐
│■乾留 │
│ むし焼き。空気を遮断して熱し、揮発した成分を冷却して回収すること。 . │
└───────────────────────────────┘
.. ｖ::...
⌒＞ ::::..........:::: へ.
／:::. ::.. ヽ
/ ,/ ヽ i
| ≦{ / ｡ﾍ;:: } }≧ !
ﾄﾚ |＼ ﾉ|∨|ム ,／ト:.. | 炭焼きの場合は必然的に乾留となるが、
､‐--ｲ:灯≧ヾj 'ｨ≦艾├-一ｧ
＼ ｿ ゞｿ ゞﾝ ﾘ ／ 木酢液は煙が冷えて（おおむね60℃以下）液化したものなので
〉へ ィ´ |
（{ ! ∧ ﾏ ﾌ ィ::|:. | ちょっと工夫すれば薪ストーブの煙突部分からも回収できる。
| |::::〕＞ ＜〔ト::!:. |
|!／ （_＿ __＿） ＼. |
／ ｀A´ ＼|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 薪と木炭は特性と用途がちょっと違います。なので両方欲しいのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────────────────┐
│■木酢液の製法 │
│ ①木炭を製造時に発生するきわだ煙を集煙冷却して液化（粗木酢液）する │
│ 最初は水分が多く、後の方はタール分が多くなるので、中間の焦げ臭い煙を集める │
│ ②粗木酢液をタンクに貯蔵し木酢液と木タールに分離する │
│ ６か月以上静置しておくと、油分が上に浮き、タール分が下に沈み、中間の木酢液の三層に分離する .│
│ ③木酢液をタンクから取り出し蒸留装置によりタール分などの物質を除去する │
└────────────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────┐
│■蒸留 │
│ 溶液を熱して中の揮発成分を蒸気として取り出し、冷やし液体として回収すること。.│
└───────────────────────────────────┘
⌒＞ ::::..........:::: ＜⌒
／:::. ::.. ヽ
/ ,/ ヽ i
| ≦{ / ｡ﾍ;:: } i }≧ !
ﾄﾚ |７ ＞ﾉ|∨|ム＜| ト:. | さらに木酢液を蒸留することで酢酸やメタノールを分離できる。
､‐--ｲ:灯気ヾj 'ｨ笊刈├-一ｧ
＼ ｿ ゞン ゞン ﾘ ／ 酢酸はお酢の主成分、少量ならまあ口にしても。
〉へ. u ィ´ |
（{ ! ∧ rっ U ィ::|:. | メタノールはアルコールの一種、でも呑んじゃだめだぞ。
| |::::〕＞ ＜〔ト::!:. |
|!／ （_＿ __＿） ＼. |
／ ｀A´ ＼|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 蒸留は一部お酒でお馴染みの工程。揮発・蒸発する温度差で成分を分離……できるといいなあ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌──────────────────────────────────┐
│■木酢液の用途 │
│ 食品加工 液体燻製で使う燻液 │
│ 衛生 入浴、消臭、除菌・殺菌、乾燥肌、あせも、水虫、アトピー、酢リンス │
│ 農業 獣虫害の回避、土壌改良 │
└──────────────────────────────────┘
-‐=ﾐｖ-‐ :、
, -‐冫:... ...::::::...ヽ、
／＿／ ..::7 ..:ヘ.
/' 《/ .: ／ﾉ ｉ rｉ :ｉ : :.ヽ i
/7 {::./:jｒト|:[ﾟ〉|! :| ｉ : ｉ;__ ..:i
｛ｉ;ﾞ! ｉ/ 斤ﾒｊﾉ 八人ﾐヽｉ; ;}ｺ》.: :l
ﾘ!ﾊくﾚｲ じ）` ,ｒｆ弌ヾﾊ/:::i :i .|! 煙の臭いが嫌いな鳥獣虫除け、そしてスモークフレーバーになる。
〉:,i ｀.:; ､じｿ）И-┴ﾗ;.;::i
, ;:八 ､ _ ｀ ´ ﾘレイi.l| i .:; 主成分の酢酸に、炎症抑制、かゆみ止め、除菌等の効果があるとされ
｛∧:::j:.. ﾞ イ::i::|:. |l:八| :i
ｿ!.乂;;介;;┬＜ ..:!::i|人ｲ::::::|ヽi 土壌改良では50～100倍に薄めた木酢液を土に散布することで
i! ヾ从_} / 乂彡｛乂:|:.::|＼
! ,,√『" ノ ＿ ｿ入:::::｝:i:! .:）｝ 植物が育ちやすい環境になるという。
⊿L〉,:~￣`へ_广￣″∧;;川／人
_/ ..::ｸ :::... /;／i ∧ ）
／ ／ ＼ :::..＼ /;;i /|; j乂
i ′ ::.. ＼｝ |;人j::::レ ｝
|＼ ..:∧ ..:: ＼从_》 :|
!::::::...:::::::| ＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
::: .:人 ＼_.┃ 木タールのほうもさらに成分分離したりそのまま使ったりできますが、パス。
〉 ／::::《＼＿＿／..┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌─────────────────────────────────────────────┐
│■松根油 │
│ 松根油はテレピン油の一種で、マツの伐根（切り株）を乾溜することで得る。 │
│ 伐根を小割にして乾溜缶に入れ、300度程度に加熱して得られた揮発成分を冷却液化する（松根粗油）。.. │
│ 木酢液やタールは比重差を用いて分離し、松根粗油を蒸留精製して松根油を得る。 │
│ 老齢樹を伐採して10年程度経った、乾燥した古伐根が適しており、収率は20～30％にも達する。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
__.... ...___
（´ ｀ ' ､r
i＾, ＼ 、 ,ｒ'"´｀"'i,
'{ ii, , -─- ､ ＼ _,, -r= ,==- ､ |i / ,|~ i,
i } ', __,,,,,,,,,,,,............,,______／／/l''''T'''TT `i!｀'┤、. ,-/. ,|__ i
', i',,´_ ':::::::::::::::::::::ヽ＿,,｀＾,_/ 」 i! i!.i .i___i__｀i 'ｙｰ- ､､....,,,,,____ ノ | |
,-'‐'''ﾃｖ "´｀):::::::::::::::', ￣￣￣￣￣ ,,,,, ヽヽ￣｀ " ' - .. !___.!
( :::::::ｨ'´,､ ´::::::::::::=iニｭ ,il||||||li i i ｀ゝ、
｀┐;;;;;ﾉ .::::::::::::::::::::=iﾆｭ _ ,,,, ... ... ,,,_. '|||||||||! .| | ＜´⌒｀""'''ｰｒ、.´
iﾄ､'.....::;:;:;:;:;:;:;:::::;=rｭ r' " ´ ｀"' ､ `'''''" _ﾉ_,ﾉ.､､- ｀ ' ､ ＼
|l ｀ ￣"""'i|lﾃ_,,.ノ ゝｒ､ ｀'.､──'''''"" ､. ＼
!| ｀´ ｀'' ;; ｀'.､ ｀"''ー- ´
` ━=´､ｒ 、 γ ￣ ' ､ ｀'.､
｀'' ､ ゝ、 ） ｀'.､
｀'' ､ ｀ ー ´ ｀'.､
｀'' ､ ｀ｒ=、
｀'' ､ ｀'.､
￣￣｀'' ､_ 〉
｀'''ー--ｰ´ ■零式艦上戦闘機52型
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 飛行機だって飛ばせるけど、旧日本軍ネタでは産業的に生産量を確保できないことも自明でした。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-‐ v:::::... ┌───────────────┐
..::::::.... ..:::::::::::ヽ │■松精油（テレピン油） │
／ ::::::::::ｧ::::::::::::::: │ 松脂を水蒸気蒸留して得る。 .│
´ i..... └───────────────┘
, ′ i ,:ィ i ヽ !
/ ／ /| 《｡｝:. i | i l|__
i / / ,/ ﾊ /`八 | | | |｢≫:::::::
| , ' | ≧ミﾒ､ |ー ナ ‐ト :|｢¨ i:::: | ﾀｲﾏﾂ
ﾄﾚ| | ! | 灯う jノィテ≧ミメ ∨ |;;＿!＿__ 「松明」と表記するように、松は油を多く含みよく燃える。
! j人|^|＾1 !rJ） ｛ rＪ }ｱ 厂ﾘ-一' ／
|ﾍ i ゞ ゞ ノ ノﾉく ｡ ﾟ 中世レベルで領内の使用分ならば、
! ﾟ ‘ ィＴ爪 ｉ
ヽ ヽ_ = /:::! |::|.. ﾟ｡ 松の木の生長（20～30年）こみで持続可能な資源になるかも。
! ...::::|＼ ／ｉ::::| |::|.. !
「 ヽ、|r ヽ:::|::::|ｉ＞-=ﾆ トｖｭｉ::! l 水蒸気蒸留は、いわゆるハーブ系香油でよくある作り方。
,～j ∨｝ ｝|zへ三| ﾊへ |
r┘ V | | |⌒| ノリ ミ、
j | | | r- ／／ _ﾆミ
人 ﾉ ＼＼_ v / ／ ＼
／ ＼、 八 ゝﾆひ2彡く ／ ＼
/ ＼ ＼ /Aﾍ ＼ ／ ＼
ｨ＾。 ＼ ＼//ﾟ 〉〉 / ／ 〈 i
＼＼ ＼ ＼ ＼.// Ｙ ＼、
＼＞ __ ∨ ＼ ＼ ｝ ／∧｝
|l⌒ ＼∧ ＼ ＼ /|／ ／／ /
.
┌────────────────────┐
-=ﾍ v‐- .._. │■植林 │
..:::::::::::.. ..:::... │ 苗木を植えて、山や平野に林を育ること。 │
／..::::;´ .:::. └────────────────────┘
, ′,..:::: .::: ::. :.. ::..
/:::::/ .: .::|ﾇvﾐi; :::: :::::.、 i
__｛ :i i .:: !jÅ ! : i i }__, |
i:..¨】 :i :| | :i |《。〉| i:. | | 【¨ !
_|:::::i ﾚ| -|ｰ ナﾘ | ∨ | 十ﾙー |i-i｝ .:
-f‐‐┴┤ﾄ|,z=ミ、jﾉ jトjｧ=ミメ ﾘー┴‐‐, ヨーロッパは森を恐れるローマ・ゲルマン系？文化に、
｀ト､ ⌒人!Ｙ うﾟ:ﾊ ﾉｨ＾うﾟ:ハ ∨⌒,ィ＾｢
} ｝ 个ｰj! `¨´ `¨´ ,zrくi | ,!､{ 森を畏れるケルト系？文化が入り混じる、ように見える。
| ,i j _ム .; /）} y j _j !
| ヽ ヽ -‐- ｲ V i! なんにせよ “森” との縁は深く
八 ＼ }:.. ` ィi|} } / il
/ l |i:. ﾉ|i=- _,. ´ |:l{ ′ノ|i 教会建築でいえばゴシック様式（12世紀～）は森のイメージ。
i:. ! |il〉 ｲi!l |iハ イ|i:ﾉ:|
{l;, ┴く7 !ﾂ 八ﾙ｝ |彡ん～=へ
／ / | _ノ:｀! いﾘ ＼
/ へ/ |＼＿‐- r‐ ／／＾ | ∨ _ノ ヽ
/, / |＾＼__`ー-'＾ノ∠ _ノ! V厂 ｲ
／/ / | んヱろ）￣ l V ｛
《 へ、__ノ | ノぃ::. l 丶 _＿》
＼ / / | ! ヽｰ'~i_ノ....┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ { | .: | ｝ | ┃ 中世の森＝異界。人の世界じゃない。
（ ﾉ 八 /∧ ﾉ . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌────────────────────────────────────┐
│■薪炭林（しんたんりん） │
│ 薪炭材を生産するために経営される、いわゆる里山の雑木林。 │
│ 主に根株からの萌芽力が強い薪炭樹種で、10～30年単位で萌芽更新を行う。 .│
│ （くぬぎ、なら、かし、しで、とねりこ、しなの木、はんの木、桜、はしばみ等） │
│ 用材林を高林、用材と薪炭材の双方を生産するものを中林、薪炭林を低林ともいう。.│
└────────────────────────────────────┘
＞::... ￣ミz､
／´ ..::,_
/ __/ ﾊ く ｝
∀|i / i ｨ l ∀i|
＿j|::...{ 八ー-| |《》｝ | i | |
ヽ ￣{ 灯ふﾐjﾒ､ jﾊ-‐| ナ | } ; 森は怖いが日常的に燃料が必要なのも事実なわけで
｀:＞ﾘ ゞ-ﾟ＾` ｨぅﾃﾒjﾉ/へ{、
!| ， ゞﾟ'勹|ャ-‐^" 農村は近くに薪炭林を抱えるのが普通。
八 、 _ /人|:. : i
ｉ |::|＼ イ::从 |:: i | 後に豚さんの放し飼いも行うフィールドとなる。
| |:｣ -=''´ﾄへ;:: ﾘ｣ｿ:| l
人 !ﾂ j! ｝）⌒く＼;|、
-=彡 ｿへ、 7厂 ＞ | ド。
／ ノﾉ＼ ¨又二ﾆrｸ v' jｲ ､｝
〉/ }／ A く / ｝ ＼
|_i ヘ / ∨ f=＿＿》
/＿ Ｙ Ｙ⌒ 了´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 領主管理の狩場や、森林保護官という名の追いはぎもまた、限られた資源管理と思えば……
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,. '"⌒ヾ
;;.:''ﾞ' ﾞ ,,） ,.. -､
ﾘ ｒ'"´ ⌒ヽ,
;., '"⌒ヾ ⌒ ｀ヽ' ,､_,,.;.,'´￣｀ヽ
,.､.ﾞ､ ﾞ､ /l ,;' ,. ,;'r'"⌒ヽ,
ヽﾄ､;.,､ ,.;' ,,._;;')
ﾚ'ｒ'"´ ｀ヾヽ ､;.,_', ,'|l! r'ゞ,,;' ｀ヾ
l!./ゞ､ .,.;;'ノ......┌──────────────────────────────────────┐
i´ ／/ ,.､ . │■薪消費量の目安 │
|／.／'".,ﾞ'".... │ 寒冷地における薪ストーブの消費量１日40kg、シーズン6トン（12立方ｍ）を目安とする。 │
l!／ (⌒;.,;.. │ 薪１束＝8kgくらいでまとめるぽい。 │
|､wv从/l'|､wv..└──────────────────────────────────────┘
川 /|ﾉﾙ'川 /| -━- ...ﾞl 彡ﾊ/／/vw彡|i!|,,;.､,:'ﾞ､,:' ,:;ﾞヽ,;.,ヾ
VjjNw/〃l. ／:::.. ..:::＼'/vwjj/从jj/彡彡,..|i!|,,,,,,＿＿__ハ
---――', ′ ヽ ，...￣ ￣￣￣￣｀｀｀ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ''''''''''―――--
:.:.:.:.:.:.:.: ｲ ¨】 ｉ} トv } 【¨i ｝
.. , 'i| ｉ|メＡzｉ}《》 ﾉＡくｉ} ! ｝ 人口増加で煮炊き暖房での消費が生長量を上回り、森林はHAGEる。
.. {Ｋ＾外Ｙﾋﾝ! jｲﾋﾝY ＾＞
... ｀刈 ¨´ ， ¨｀ ｒ爪 { 江戸期日本の人口がおおよそ3,000万人軸で推移するのは
｛iハ. _ _ /ｿ:| ゝヽ
.. ｛| ｊ }ト _ イ{|（.:| i｝|〉) 食糧生産と薪炭供給の２点で、そこが上限になったからという。
.. __少ｒ"ｊ ﾄﾞし┴|: |く′
.. ／ (く 〉ﾉ ﾊ} ＼ ……ちょっと条件不明なのだが
/｀ ヽｖ 〕＞=ｖ r＜〔7 i| } ヽ
｝ ｿ／ /A ＼/ｲ: ｉ／ ｛ 天然林１町歩での１年間の生長量が30立方ｍ(*)というからあっという間だな。
/ ｀Y V{ｉ | 〉
〈ヽ._＿ ｨ｛ ﾘＬj_＿_/〈_
.. ミ_＿ 八､ ノ人ヽ ＿ ﾉ
| ｢i:∨ ｢ヽ 彡くｿｲ⌒)} ｢l| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| |:i｝ ! ｀ V::| ′|人 ┃ (*)樹種や環境条件次第なので、生長量は１つの目安として。
| |:|i 〈{:::| i::i､ヽ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| |八 ｝:| !ﾉノﾘ｝
.
┌────────────────────────────────────┐
│■人工林と天然林、ついでに原生林 │
│ 造林（播種・植栽）が、人の手によるものが人工林、自然によるものが天然林。 │
│ ついでに自然播種でかつ育成段階でも人の手が入らないものが原生林。 │
│ なので里山はわりと天然林。 │
└────────────────────────────────────┘
__,,-=- ,__
＜ ￣ミ ､
／＞ へ、 ヽ ＼
. /:::/ 「 ＼ ＼__＿ :.
. ,ｲ:::/ 7...| ,ｨﾍ ヽ ∀Z》 .:ｉ
. ﾘ《］ /ｺ |《 〕ｺ} ｉ| ｝ |厂 ..::| しかし、人工林なら１年間の生長量は200立方ｍ(*)、
. |｣｢｛ |ムV＾｢| ,斗ｒ≧ｧ､| -‐=ラ
|くﾏＹ |ｆ芍ｊ ｊﾊｲ込ﾘイ |ﾅ イ:.i| 間伐などの手入・管理をしっかりすれば400立方ｍ(*)も見えるという。
. .{! ﾚ人{ ｀´ j丿:「:i|.:.i|
. |ハ ヽ /::::|/|::.ｌ| 天然林よりはるかに効率が良いため
. __ ｉ....|:i::.. - ‐ ／|{::::i|..|::.ｌ.|
. .ノ二つ)ｌ::::ﾙ|::介ｒ､ _, ＜ |Ｌ;｣Ｌ|::ｌ | 一度人工林事業を始めれば、わざわざ天然林を伐るのはよほどのこと。
. ／ ,ヘT｢ |::/⌒ｉ|ヘハ ﾄ｛ ￣)￣＼
. ｛ りJ| ／ ｙム(L ｖ ＿ノヌ ／ |
. | ﾉ // }／ ／ﾍ}⌒＜ ハ j＼
. .ｌ ｲ ／ ＼ / ｢＼
. .i ｛∨ ∨| / ｝
. .! Ｖ {/ }ハ__＿,＿/ ｒ/
. ｌ ｛ ﾉ 八 ヽ ＼_}
.... | Ｖ ／／rへ_＿ノ=イ
. .| }ﾍ ＝- ＜ く ｲ|:::|.| |
. .| } ｝ _彡 /|:|:::|.| |
. .| | ´ ,'{::| |:::|.| |
.... ヽ /ｊ |::i| :|::|..| ! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ＼__／ ﾊ / ∨ 人ﾚi ｀ヽ ｝ ┃ (*)生長量は（ｒｙ。……日本やヨーロッパの値じゃないかも。
. ｛ Ｌ.. , ′ ＼ﾘ::/| i. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, -‐ ::.、
／,: ::. ヽ.
/::/ ＼ i
≪{ i ｨヽi:. i }≫ !
|::..| |/j〈〉ﾊ_, i |_=ト:::.. { 【植林】がチートかといわれると判断に困るのだが、
,__ﾄ ﾉ 芹ﾐ､ ﾉィぅｻｧﾒ v‐=ヤ
＼~ﾃi ゞﾟ ゞﾟﾘ'´}ｿr'._／i 森林伐採を進めて耕作地を確保しつつも
ヽﾊ ’ ﾞｲ爪. ｿ!
i::i＼ '‐ イ ｢::!:..ﾟ｡ i 将来的な資材・燃料確保にも手を打つのは
|::|::|::＞ ''´ jﾉt┴＜}_j|
r'て⌒{┘ )）, ヘミヾ、 森が簡単に溶けることを知っているが故であろな。
/ ｀ __∧_ _／V ヽ ＼
_/ ／ `A⌒´ ＼ i,
＼_ ,ｲ Ｙ ,_〉
八 { :. | __,,イ/
（′}ヽト::... .:ﾊ:.. ...::ｲ／ |′
i ｝:: ／;/｢| !
′ |! 乂,/i! |
. ／ ∧ ノ｛':::! j
. / /::〉）:.. ＜〈 ∨}::;i '
_丿 , ｲ／ ヽi};八 :.
く_ ﾑУ´ ∧jイ i
. ／'し'／⌒ ィ ′ ｝ﾘ､ i
r'(´ ,イ ＿／/ （ ﾊi／i l＼
i ＼〈／｀⌒´ ＼｣__＿＼ ／ ﾉ／l ! ＼
| ／ ／ ￣＼ / { } ! ／〉,
|／ ′ ｝ヽ,' ∧_ ﾉ Ｖﾞ /ノi
...／ , ' ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.′ / ┃ 製鉄や造船、戦争などなど。あと羊。あいつは森を再生できなくする。
{::.. 、,;イ′ ／┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.}:: } i/:. ／＼ ／ /｀ｉ 丿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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┌──────┐
│ │
│ │
│ │
└──────┘
┌────┐
│ │
│ │
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│ │
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。 ﾟ ° 。 ﾟ
Ｏ °。 Ｏ
o ο ｡ ° ｏ o ο
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◯ ﾟ°
゜ ｏ ο ゜ ｏ
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|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
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::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : :: : :／￣￣＼.:: :: |:::::,⊥:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“'' … ／ ヽ_ .＼ .|／ : : ￣ ‐:|:_:_:::::::||／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
,.｡+'' （ ●）（ ●） ｜
,.｡+''” : : : : （__人__） | まだ積もることはないだろうけど、いよいよ冬だろ。
｡+'“: : : : : : : : : : :ｌ｀ ⌒´ ｜
: : : : : : : : : : : : : :.{ ｜ 街道工事、なんとか間に合ったな。
{ /
_. -: ´Λ _.へ｀ 、
r＜: : : : /:|: :、 ￣r' ＼ :＼_
/: : :ｌ : : : : : :＼`IエL>、 >ﾍ::Λ
|: : : ﾄ､: : : : : : : : : : : : : `ｰ／ : : V |
.......〈: : : :::: _ -￢-－―-､: : く:r ､: : : V ｝
/: : :_ン´: : : : ＼ ,___, ｨ ）: : :`く : : : ヘ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ヽ
／ （ ●） （ ●）' 実験レベルですが木酢液から酢酸とエタノールを分離できたので、
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ ( ::) 松根油、松脂からのテレピン油ともあわせて灯火燃料は目処が立ちました。
／ ー‐ ヽ ( ::)
/ ／＾ｰ r￣￣￣i
| i / ﾉ、＿__ノ
| l ／ r‐´ ￣ |
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ
／ （ ●） （●）' , -―ーっ 嬉しい悩みだけど、積み上げてる松根ぜんぜん減ってないお。
| （__人__） | （ ゝ彡￣
＼ ｀ ⌒´ ／ﾞ|￣'| でも揮発もするし、本格生産前に保存のためにジェリ缶ほしいお。
／⌒丶、 ー‐ ' .|, |
＿＿/ ﾉ ＼＿_ィ ´ー‐イ' | ∫
| | / / r_＿＿__ ∬
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'――──―r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 鋼板による燃料容器。第二次大戦においてドイツ軍が導入した国防軍規格型容器を各国が真似たもの。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
rヽ ／ ノ ＼ ＼
i ! | （●）（●） |
r;r‐r/ | | （__人__） | 鉄缶ってことでお義父さんに発注してるが、蓋が木栓なんだよな。
〈_L (｀ヽ .} | ｀ ⌒´ ﾉ
l｀ （ ｀`/ . | } 樽ストーブで繰り返し研鑽したから、繋ぎ目の処理は自信ありげなんだが。
ヽ l . ヽ }
|,. l /⌒ ー‐ ｨ ヽ
＿＿＿
／）／＼ ／＼ 灯火に困らないのは素直に嬉しいですし、
／ .ｲ ' （●） （●）＼
/,'才.ﾐ). ､_',__, ＼ ランプ買い増して各所に設置しましょうかね。
| ≧ｼ' |
＼ ヽ ／
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ＼ ／ ヽ
| ＝｀ ´=エﾌ | 夜の闇を駆逐せよ！
! (__人___) /
ヽ.__ ｀ー' ミ☆´
｀７ ｰ <
r'⌒Vｿ / ＼
! く / )
ヽ､ ヽ ／ ／
入 ＼_,／ ／l
/ ＼ ／ !
i′ ￣￣ !
.
─────────────
／／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼＼
| | 文明の灯じゃあｗｗｗ | |
＼＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／／
─────────────
.r-、 _００ /::::'┴'ｒ' .r-、 _００ /::::'┴'ｒ'
.|::::'´::::r┘ !「`L00、|.l└ｸ_;厂 / .|::::'´::::r┘ !「`L00、|.l└ｸ_;厂 /
.|::::「|:::| l| |Lｎ:::r┘|.l _lﾆユ、 ./ .|::::「|:::| l| |Lｎ:::r┘|.l _lﾆユ、 ./
.￣└r''"´］_ l| | ｒﾞ=ﾞ┐ |└ァ::/ / / .￣└r''"´］_ l| | ｒﾞ=ﾞ┐ |└ァ::/ / /
､ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/ / ／. ､ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/ / ／
. ＼＼｀´ |:::|. l| l 〈::/ ､ ! '／ . ＼＼｀´ |:::|. l| l 〈::/ ､ ! '／
＿＿
／ノ ヽ＼ ＋
ｍ ｎ _∩ ＊ ｡ﾟ（（●）（●））ﾟ｡ ∩_ ｎ ｍ
⊂二⌒ __） |::⌒(__人__)⌒::::| （ _⌒二⊃
γ⌒) )) ＼ ＼. | | .| | ＊ . (( (ヽ三/) (ヽ三/) ））
/ ⊃＿＿. ＼ ＼. | |r┬-| | ／ ／ (((i ) ＿＿＿ ( i)))
〃/ / ⌒ ⌒＼ ＼ ＼＋ .| `ﾆ二' |. ／ ／.ﾞ／ ／ .／ノ ヽ_＼ ヽ ＼
γ⌒)（ ⌒） （⌒） ＼ ∩⌒)......＼ ＼. ヽ / ／ ／.. ( く ／（●） （●）＼ > ）
／ _ノ :::⌒（__人__）⌒ 〃/ ノ. ＼ ＼ヽ ＿ ／ ／ ＼ ｀／::::::⌒ __´___ ⌒:::::＼' ／
（ <| | |r┬（ / / ）） ＼ ￣` , '￣ ／ ヽ| ￣ |/
( ＼ ヽ ＼ ＿`ー‐' ／（ ⌒）. / / ＼ ／
/ /
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ なお、日が暮れた後も仕事ができてしまう文明の闇に気がつくのは、遠くない未来のことである。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿ ＿ _
r≦三三|| rfiiii{iiiiiiiiiiiiii{fiiiij
|三三j{ﾆll {iiiiij iiiiiiiiiiiii|iiiiij
L{ifLﾆにj fiiiiiTiiiiiiiiiiiTiiiii} ┌───┐,
fﾆﾆﾆﾆ三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾂ＿＿＿＿＿
i| r========､ | r==========､ | r========､ ├────┬’
j| |! !| | | || | | | | |
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_j| |! ji | ヽ＿＿＿＿..ノ | | j | |_＿＿＿
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j＿二二二二＿{────── ┤__二二二二ﾞ＿| |:::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::└─────‐┘￣￣￣￣￣￣└─────‐┴────┘:::::::::::::::
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: : : : : : : : : : : : : l⌒＼ ＿＿ .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
. . . . . . . . . . . . . ! 〈 ＼
. . . . . . . . . . . . ./ / __,.ノ｀ ⌒ ともかく！
. ／⌒ト､/ （＞ ）（●）
. r-='´ ヽ （___人__） 懸念が１つ１つ片ついていくのは嬉しいな。
.. | ＿∠ ノ | ｀ ⌒´ﾉ
.. } ⌒´ ｀V |＞ー- 、 領主化の道は遠いが、秋期の概観としてはおおむね順調だろ。
.. 〉 -‐く |:::::::::::::::::::ヽ、
.. ヽ ￣ /｀ヽ.,___ ,__ノ７::::::::::::::::::::::|
.. ﾊ ／|/:ヾｰ--ｰ" ゞ:::::::::::::::/::::ヽ
. ７ | ￣ , /ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::i
/::::ｌ| 、 ／ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::∧
l:::::ｌト-ゝ==- '´丁::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::∧／⌒ヽ
＼::::::::::::::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::／￣ _ノ⌒ヽ
.
,r'ﾆﾆﾆﾞヽ、
（"´￣￣ヾ）） ＿＿＿
| rｰ< ﾉと)／ ノ ′＾ヽ＼
| ｀ﾌ"ﾉ / （●） （●)＼
ヽ、 ' （ ｌ :::⌒（__人__）⌒ﾞ::l アッルたちから習ってる礼法はまだもうちょっとだけど、おおむね順調だお。
＼ ＼| `i-┬y'´ |
＼ ＼ ｀'ー' ／
＼ ヽ ー─ィヽ
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ 狩りに出ちゃうマウナの読み書きもなんですが、
／ （ ＝） （＝）＼
| u ___´___ | 僕らもあちこち出歩くし滅多に３人揃わないしで、授業が進まないと怒られました。
ｃー､＼、 `ー '´ ／
,へ λ ＼
<<<／ヽ
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | 現場にでたり計画立てたり冬至祭や村長会の準備に、
（__人__） |
(,｀⌒ ´ | 遊んでるわけじゃないんだがなあ。
{ ｎl^l^ｌ
{ _l /
ヽ､ (, <
／ ヽ ＼
／ ヽ ＼
.､-ー'''''''一- ヽ ヽ
((⌒(⌒(⌒)＿⌒) ゝ＿＿丿
.
,, '⌒丶､
. ■ドレスは持ってきた！ ./(
-=ﾆ¨¨¨¨亢⇒
_,. ´__ . . . . . . . . . . .｀丶、
_j'＾ﾌ ⌒7 . . . . . . . . . . . . 丶
, <Y＾) -=ｱ＾ . . ｉ . . ヽ. . . . . ._丿
/_んソ ⌒ｉ/ . .￤. . ,ﾊﾍ. . . .^⌒iﾍ,
〈 _んｿ_,,.. ￤ . . i. . l . ./.ⅱ '. . . ｉ. .￤ }､
K＾Vﾊ二¨´ | . . . . ,'. .l. . ｉＶ. ./}ｉ }7. }. .人
V Y^)__,. . . |｛. . . .厶斗ｒ j^ ./.从 ,仏r匕{
__ﾏVハ ‐=ﾆ{人. .￤. 仏ニ､/./ んﾟ }i い
<＾¨⌒ ､rﾍ .⌒}. . へj〃ん(,_ ′ ソ 小. .i
_,.＞｀¨⌒ヾ Y＾ｉ. . . . . .＾V::ソ i 从. l
,人 丶、⌒ ､_,入_{. . . . . . . ! , 伃 .｜
＾¨⌒ヽ ＼ '＾¨Ⅵ. . . .〉. .￤ ` ん. . . j{
> ⇒､____j)|i. . . ∧. ]≧ ..,_＿__Λ. . . . ﾘ
, " ,＾j⌒.::V^ }i. . /≪}小､__/ i. . ｧ个
/〈Ｖ }_ノW ,仏ｨ⌒辷jﾝ‐={ ﾉﾍ( ﾉ
/ ﾍノ´ ⅱ＼_,小: :V⌒＾¨｀` ...,,_
ヽ>/~〈 : ｉi /: : | ｉ: :‘， ` 、
_} ハ : : iｉ ,′: :| ｌ : ‘，
＾ﾌ / ,小 : : ｌ!' :| | ', V´ i
j}/ ⌒ヾ: : i'､ ! ! ,′ ｉ !
/ 寸ﾍ ｌ ｌ / ＾V! 〈＼
/ ！ [＼,} {__,∧ ! ,ﾞ _ ヽ
/ ！ [ '， ! ′ ⌒7}j
/ ！ [_ ヽ _,.厶 ! ,' ,~ｱ
/ ∧ ｀'-〈⌒¨, ｉ ′／ /
/ / '，¨^V ／ ,ｉ , ¨＾. :,ﾊ
＿＿＿＿＿＿_ / / '.⌒〈 _,彡 ! ′ ／: :ｉ
／⌒ ー､＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.. ／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ ……冬至祭かあ。
| |r┬-/ ' |
＼ `ー'´ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣
.
―― 、
／ ＼
／ ｀
， 、 |
| __ノ ＼ |
| |
| （ ● ） （ ● ） |
| | 俺も春に経験したが、
| |
| （__人__） | 式挙げてすぐに村長会だもんな。忙しいぞ。
| |
| |
| |
, ,
, /
、 ,
、 ,
/ ￣￣￣￣ 、
/
’ ’
＿＿＿_
／ ＼
／ ノ ヽ､＼ 今度はオクノ村ですしね。
／ （ ＝） （＝）＼
| _' | クレイたちの出発あわせて行きは荷馬車に乗せてもらいますが、
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | やっぱり遠いんですよねえ。
.＼ " ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
_,,...............,,_
´ ｀
／ _,,..-―- ＿__＼
／ ＿＿ヽ r ｀ ヽ
/ ／{:::::::}_` '´{:::::}ヽ ､
. , ￣三彡, ﾐ三￣ 忙しいのはいいお。
/ ヽ ヽ
.| ､ , , ', ドレスがさ、春だったらおなか膨らんで入らなくなったりねとかさ、
`ー‐'"`ー‐'′ .i
. ､ ー―一 l なんかもう容赦ないんだお。
＿_ヽ＿_ /
::::::::::::::::::::} ／|
::::::::::::::::f´｀''-...,,__ _,,..-''´::::::|
::::::::::::::::| ￣￣|::::::::::::::::::::|
＿＿＿
／ ＼
,---､ ⌒ ⌒＼ ― 、 事務方で、女ばかりだともっとエグいですよ。
.l ｌ （●）}ili{（●） ＼ |
.| | ____´___ | | 私達は式は挙げられないかーとかチクチク刺してくるし、
.| | `ー'´ ／ /
ゝ ノ いっそ11人集めるかって言ったら殴られるし。
＼ ／
/ |
/ |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ えー女３人集まれば姦（かしま）しいと申しまして、数は力だよ兄貴ってなもんです？
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.,,_ _,,=-､
'､ ￣_ _.,! __ .r-,. ＿ r －､
_/ _!」 .└ ､( `┐ .,,=! └, !､ .ヽ ヽ 丿
三羽そろえば….. .（. ┌-'( ヽ~ ,.-┐ `┐ .r' r.､''" r' .／ , ‐=ﾆヽ
゛,ﾌ .,. | ｀j .｀" .,/ .r'" ヽ | .l '､ヽ、. !_i ） ）
,,-.' , 〈.| | i' .__i'" .（ .､i .{,＿ノ ヽ ヽ ＼. ＿ノノ
＿＿＿_ ､_ﾆ-一''~ ヽ | ＼＿`i 丶,,,,､ } ヽ_丿... //￣
／ ＼ ヽ__,/ ~''''''''''''″ ◎
／ _ノ ヽ__ .＼
／ （● ） （● ） ＼ ブッスリ刺されてないだけマシってことだお。
| （__人__） u |
＼ ｀ ⌒´ ／ でもなんで１１人？ きりがいいのは１０人とかダース１２人とか？
〃 ／ ー‐ ＼
〃 / } ) )
⊂ヽ＿⊂ヽ＿ | ＿ ,-っ ∩､| |
（三ゞ （三 （ ヨ E ） |
￣''''二￣'''‐ ─''' ￣ ￣ '''‐_ノ
ｒ､
＿＿＿_ ／/
／⌒ ⌒＼ （⊃ﾐ) elfはドイツ語の１１、英語のelevenと同じです。
／（ ●） （●）＼ ／ /
／ ::::: __´___ :::::＼／ / １のeinと１足りないのlifでeinlif、縮まってelf。12で１単位な文化なんですね。
| `ー'´ | ／
＼ ／／ ……12人はオリエント急行・別解的な「うっ、頭が」拒否。
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
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┃ いわゆるエルフは、北欧系のアルフ（alb/alp/Alf）から。妖精郷のことアルフヘイムっていうアレ。
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.
. ‐… ､
/ ｀ヽ
/ .:.:.
/ _ノ .} クリスティか。
f （ 一）（一）
＿__ ＿＿＿_ { （__人__） 推理モノのネタバレとか絶許案件だが、知らなきゃわからんな。
＿＿＿{＿__}:::::::::::::::::/ λ ｀⌒´/
f:::::r──── ｌ:::::::::: /ヽ＼ ＼ ／￣｀ヽ なんにしても、目の前のことを大事にな。
|::: li::::::::::::::::::::::::}::::::／ ＼＼＼ ＞‐イ＼::::::::::: |
|::: |i::::::::::::::::: ,.ィ彡 ＼＼＼＿/ﾊ丿＼::::::|
|::: |i::::::::::::≠／ /: ＼＼￣{ ｀ヽ ` ー .
|::: li::::::::::/ : | /: : : : ﾊ∧ }: : : :∧ {ﾍ
|::: li::::::: { : : | { /: : : : : :/: ∧ ＼: : :∧ {ﾍ
|::: lｉ::::::::,': : / ヽ ＼ {: : : : : : : : : ハ }: : : :∧ } {ﾍ
|::: li:::: /: :./ ＼/ : : : : : : : : : : :.∨／: : : :∨ | ヽ＼
|::: l!: / : :｀ヽ 〉: : : : : : : : :＼ : [!:/: : : : : ∨ } ⌒}
. ＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
／ U ＼
. , ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ
. / '.,
. / u ￣￣￣ ￣￣ '.,
. .,' .l 目の前って、冬至祭と村長会。
l U. （ 人 .） .l
.'., ｀ ｰ一 ´ ｀ ｰ‐ ´ .,' やるお にとっては人生初の挙式イベントまであるお。
. ' , ／
ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
./ | | |
.
／⌒i
／￣￣ / |
⌒ ´＼__ ｛ {
（●）（ ＜） ＼／⌒＼
(__人＿） / `ー‐┐ ま、なんとかなるもんさ。
（｀⌒´ ﾄ､＿＿ │
_ -=ﾆ二| j/ ｀⌒ | ひとつひとつ、こなしていこうぜ。
／ﾆニ二二| >ｰ- ＿＿ |
|二二二二人＿､＿_／ { {
. /ﾆヽ二二二二＼＿＿__人＼ ＿＿ ﾊ
|ニﾆ|ﾆ二二二二二二二二| （ | ＼
/ニニ|ﾆ二二二二二二二二＼＼ / |二
. ／⌒ヽ /ニニﾆ|二二二二二二二二二|二ﾆ=―‐┴一'ﾆ二
／⌒ヽ ￣＼二二|二二二二二二二二二＼ﾆ二二二二二／
＿＿＿
. ／￣￣￣＼ .／ ＼ ＼__人__人__人__人__／
. ／ _ノ ヽ_ ＼ .／ ＼ ／ ＼ . ≫ ≪
. ／ （＞） （＜） ＼ ／ （＞） （＜） ＼. ≪ いぇい！ ≫
. | ::::::⌒（__人__）⌒:::::l...| __´___ |.. ≫ ≪
. ＼ |r┬-/ ／ ＼ |il!|!il| ／ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
ｸﾞｯ /⌒/＾ヽ､`ー'´ ,ィヽ、 ../⌒～"￣,￣￣〆⌒,）
....../ ,ゞ ,ノ , ＼.| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ
. l ／ / ト > | l. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.... ヾ＿,/ |／ ／. |. ┃ がんばれ、がんばれ。
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２６回 火と油
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1035年8月19日～9月28日
■今回新規・変更点
雇用・加入：
オフレッサー： ６人扶持 → ５人扶持
内弟子扱いモブ３人
舎弟扱いフリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト、エルネスト・メックリンガー
炭焼き夫婦 ： ３人扶持
使用可能資産、作成可能品等：
松根油、テレピン油、木酢液、酢酸、エタノール、木タール、樽ストーブ、乾溜缶、鶏関係、卵・肉、鶏糞肥料
事業別収支：秋期８月・９月分
人件費等 －資金 銀貨144枚 （俸給等８月・９月分処理）
－食糧 46か月分/人 （俸給等８月・９月分処理）
－資金 銀貨36枚 ローエン商業組合登録料
－資金 銀貨22枚、銅貨19枚、小銅貨7枚 舎弟関連
農耕部門 ＋食糧 3か月分/人
－資金 銅貨48枚 鶏購入
狩猟部門 ＋食糧 4か月分/人
輸送部門（おおむね通常稼働）
工事部門（モトノ村→サキノ村 ※計上済み）
生産部門（製紙、焼き物、炭焼きの生産と研究）
－資金 銀貨4枚
－資源 銀貨80枚相当
－資源 銀貨22枚相当 樽ストーブ＆乾溜缶試作
開発部門（沼側開発）
－資金 銅貨780枚 人足雇用20人×39日
＋不動産 耕作地 20町歩
果樹園 .6町歩
事務教育 －資源 銀貨6枚相当
特記事項：
メモ ： やるお 結納返し返しとアーサー兄ぃの路銀・銀貨18枚個人財布より支出
メモ ： 「耕作地の確保」達成のため、以降はルーティン化、クエストから抹消
メモ ： 「伝手の拡大」「人材の確保」「産業開発」以降はルーティン化、クエストから抹消
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充
【〓終了】 モトノ村→サキノ村間
【×待機】 オクノ村→ランカークス村間
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺
◆ロレンスの村クエスト：
【×待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： 教会手配待ち
【△待機】 土留めの植林・街路樹など
【×待機】 簡易ダム・砂防ダム ／ ヽ ＼
【×待機】 上水用調整池と沈殿池、部分傾斜コントロール. | ｝ ヽ
【×待機】 温泉利用 / ィ | | | i { :、
【×待機】 宿施設の増改築. ／￣￣￣￣￣￣￣￣＼.|斗:|｛. | | | i { i
| 名前のあるモブ？ |.|l人| ＼{＼{＼{ i { |
◆クランのクエスト： ＼＿＿＿＿＿＿＿＿／. === ===｀り |
【△待機】 戸建て家屋の建設 ￣＼|￣....| ./{::i::i::i:: j ::i::i:: 八 }
【〓抹消】 耕作地の確保（目標50町歩） |/ :{ ｀ ｛ ヽノ{
【×待機】 開拓地の目星 |/ :、 |￣│ { { { |
【△進行】 事業団、後の開拓団の組織 八 个 . ､_ ﾉ ｲ 乂 } |
【〓抹消】 伝手の拡大 ｛__｛ { }个 -- 个ﾊ jﾉ│
【〓抹消】 人材の確保 ／: : :＼j{ :| ｍ { jﾉヾj
【〓抹消】 産業開発 ： 焼き物系、製紙、印刷. ⌒ヽ: : 乂 : |_,/ ﾊ { :}ノ: :／ヽ
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■第２６回末時点(1035年9月28日)でのリザルト
◇クランマスターズ
地位 ： ロレンス村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
拠点 ： ロレンス村内 宿（客室６）、作業場（居住５室）、宿舎（12室）、沼側拠点（簡易宿泊）、工房
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、アルトリア、ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
敵対 ：
◇クラン人員構成 ※[n]＝俸給・月額銀貨枚数、(m)＝人数、人以外は食糧込み
遊軍 [26]+(4) ： やらないお[10] できるお[10] （従士）ヨコシマ[3] （従士）ダイ[3]
農耕 [3]+(1) ： （妻）ユーミル[3]
狩猟 [3]+(1) ： （妾・狩人）マウナ[3]
輸送 [11]+(2) ： （従士）クレイ[3] （従士）トラップ[3] 馬１頭[5]
生産 [21]+(11)
製紙・印刷系 ： やるお[10]
コンクリ系 ： （従士）ポップ[3]
焼き物系 ： （親方）オフレッサー＋妻子＋弟子３人[5] 黒猪[0] エルネスト[0]
炭焼き ： （親方）猛男＋凜子[3]
開発 [2]+(0) ： 牛２頭[2]
事務教育[6]+(4)： （妻）アルトリア[3] （妾）アレイン[1] （妾）コア[1] レン[1]
固定経費（月末処理） ： 銀貨72枚/月 ＋ 食糧23か月分/人 （未成人はデータ上なし）
◇資産
個人 ： やるお（銀1,197） やらないお（銀1,225） できるお（銀1,255）
資金 ： 金貨900 銀貨32,350 割銀貨5,096 銅貨121,167 小銅貨38,265
食糧 ： 487か月分/人
資源 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨8,593枚＋銅貨247枚相当分） ＋木材（∞）
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）
不動産 ： 居住地 4町歩（40軒分） / 果樹園 9町歩 / 耕作地 41町歩 / 工房用 1町歩
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合のいわゆる会費の取り扱い
予定 ： 1036年より地代年貢として狩猟・収穫の２割 ※商業課税はないので献金分＋αの献上か物納
予定 ： 1036年より水車管理人俸給として5人扶持（10石＝120か月/人分）と水車使用料を相殺
予定 ： 教会手配の養蜂家は1036年春に来訪予定
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」「黒板・チョーク（ヘンピナ７生産予定）」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
２年目生産分（1035年期） 30万枚 ｘ小銅貨8枚＝銅貨24万枚相当
洗濯板２次契約に伴う分配金（20％） ： 銀貨２万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚＝銅貨6万枚～18万枚相当
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） まだあわてるような時間じゃない
◇クランメンバー
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、できるお妻1、アリシア養女
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 事務方、できるお妾2
《悪魔の耳》アレイン 戦闘教官アレイン（クイーンズブレイド） 事務方、できるお妾3
《悪魔の耳》レン （TYPE-MOON作品 月姫シリーズ） 事務方
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト 同（銀河英雄伝説） オフレッサー舎弟
エルネスト・メックリンガー （銀河英雄伝説） オフレッサー舎弟、芸術家っぽい
タケオ 剛田猛男（俺物語） 炭焼き（親方）
リンコ 大和凜子（俺物語） タケオの妻
◇ロレンス村・湯治宿
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇シタノ村
鎖部左門（くさりべ・さもん） （絶園のテンペスト） 鍛冶方
シロウ 衛宮士郎（TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 鍛冶職人
ウェルキン・ギュンター （戦場のヴァルキュリア） 大工方
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２５回 台風の目
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iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
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ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
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第２５回
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. v ノ_ ｾ-ﾚ= } , ' ′乂ｿ | ﾉV .─ ' '──―──-'.'-────―' ' ────┘
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八/ ´:| ’ ゞY_ﾘ 、 } 妹の話を聞く限り、よくて腕・脚切断、常なら死んでいただろうし、
,(ヽ、}、 ｀¨ '
.人ｼ 、≧ _＿_ ノ 命の礼に命を差し出すのはわからなくはない。
彡⌒う 、｀> .._ /....、
:.:.:.:.:.:.:シ⌒ヾヽ - ::........::::{:.:.,,:.＼-=、.., -ー- .、
ヽ:.:::::::て__ヽ >｀"ヽﾉ）ﾍ彡ﾍ∠):.:.:.:.ヽ |--ト ヽ
:.:.:.:ｋ 、//-y__, ; , ヽ＞:.:.:.:.| |｀ |｀ヽヽ, ヽ
:.:.:.:.:.:.＼ ＼ﾞ´｀ " ｙﾍノヽ)´ ﾉ:.:.:.:.i.| | ヽヽ ，
:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_ | ＼ ヽo ＿..ノｲ:.:.:.:.:.i | ヽヽ i
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／___....≧ / 。s≦ , r ' ≧ / .／.| ヽ i __ __
／ /／ ／,ア´, イ´ ./ / ／ / j ! ､l / / / /
＿__／ .／ ／ ≧／_ , イ´/ ／ ／/ﾊ !. l.. ,-‐7 , -i"l_,-‐､ / / / /
｀ ヽ ミ / ／ イ <´ /ぅfiﾐ､ / ／ , ィ´ V/ } | l /:::::/ l_:::::!:::и:::i' r-‐-､ /_/ /_/
／ / ／ ／〃 之::::ソヽ / ／ ／ ／ / | .!.. ./::::"‐-, /::/l:::l└┘ ｀￢,_/ /_7 /_7
´￣7 -==ﾆ7/ / ｀￣ ／ , イ ／ィ≦斗´∧ .l ｀｀‐-' ~ '´
／ { ﾍ､ ／ ィ { ´ 7fiﾊ/ / / /
´ ⌒ 7､ヽ ( ´ ﾉ ヽ 之::ﾘ/V / ./
＿__z--}｀┐ ／ ｀ / ィ / 理解はできる。
,x斧´ _ ﾄ､ |:∧ ≦ミ､､ /／ ./
:::::::::::::::::| ヽ /: :| /r'´.:.:.:.:.:.:.Ⅵ '´ｨ´7´/ できるが、親兄弟として納得できるかは別だがなぁ！
::::::::::::::::ﾐー∠: : | !{:. .:.:./ ／ /,' /
::::::::::::::::::ゝ-､ﾚ´.} ＼ ヽ、 ノ ＿...≦-.<= ´__!/____
::::::::::::::::::::｀＞ ┘ ヽ , =＝＝=／ ｀ ヽ、
:::::::::::::／ ∧ ﾊ､.|〉----Y＝＝==､ ､ __r ェ ＝＝＝==}
_≦ ´ ´: :｀: : : _ム´ t､ tヽヽ __r ´r ´ |
::ミ＜´: : : :__ム-´ t､ {| __r´ヘ＼r ´ .l
::::::::::::｀ミ､r､ {| __r´ﾍﾆr ´ へ＼､ |
::::::::::::::::::::::::| ＿r---＼ﾆr' ´ ＼ ﾍ } ／
::::::::::::::::::::::::ﾍ--r￣￣ .＼ ＼ j | ／
＿人 ....＿＿＿__
） ／ .u ＼
⌒Y (（○）)::(（○）)::＼
(⌒(⌒(⌒ヽ ／.:: （__人__）:::::: l_j :::＼ あうっ！
＼ ヽ ヽ (⌒) | |r┬-|(⌒(⌒(⌒ヽ|
ヽ::::::::::: |. ＼.U | | | ヽ ヽ ヽ |
ヽ （ ヽ ／ | | |(⌒):::::::::: |
＼ V... └ー.┘ ! |
ヽ ﾉ
.
. ト． :::::::::::::＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿:::::
. | ヽ. ｽｯ .．-─‐- 、:::::|:::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::::::: |::::
. ∨.∧. ⌒ヾ「{ﾒ ─X ＼ |:::::l￣￣￣￣|:::::ｉ:::::l￣￣￣￣|:::::|::::
. _ . ∨.∧ ／| i 乂. ／ / Vi..:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
. (（ . ∨.∧ 厶{ ! ゝﾐY / / リ||:::::ｉ:::::::::::::::::::::ｉ:::::ｉ:::::ｉ:::::::::::::::::::::ｉ:::::ｉ::::
. ` ∨.∧ ヽ.ｲ〈`ｫ ゝﾐY 刈|:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
. ∨.∧. ｀| Vヽ / ７:「:!:ヾ＼ __::::::::::::::::::|:::::|:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
∨.∧ __、 l ≧:/:::::::.､::::ヽ/:.:＼ﾞ:::::::::::|::[|||]::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
∨.∧ ./:.:.:.:.:.｀ヾ:.:厶:::::::::|ヽ:::冫:.:.:.:＼ :::::|:::::|:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
∨ ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ー’ ￣ ヽ:.:.:.:.:.〉::::|:::::|:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
∨.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〃 ∧:.:ノ :::::ｉ:::::ｉ:::::ｉ:::::::::::::::::::::ｉ:::::ｉ::::
∨.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:ノｼ＼ / ヾ′..__|:::::|:::::|＿＿＿___|:::::|::::
∨.∧:.:.:.:.:.:彳′ ｀￣￣ |:::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::::::: |::::
∨ オ:.:.:.:.ﾄ､ .ｘ≦三三リ.ﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∨ |:.:.:.:.:| i⌒f≦三三三ﾆ| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
r‐ﾔ才:.:.:.:.l 人:.:.!三三三三ﾆ!
ゝ|｀ｰ…:／￣￣ /:.:.:.:.:.:.:.:.i.:.:.!ヽ
| .／ ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.....! ヽ
!／… ､ ｬ─‐≧､ :.:.:.:..:..:..:..:.〉_i
У ‐＝＝ (￣｀ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i i
/ ノ──‐≧:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉i
/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
〉… ー /､:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
/ /:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
/ /:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
/ /:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヽ 、
く＿＿＿_/:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ノ ﾉ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:iii.:.:.:.:.:. ￣
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|||:.:.:.:.:
厶:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|||.:.:.:.:.::
|ノ|￣∧￣￣￣∧￣∧￣∧￣∧￣∧￣∧ .∧|
｀IV ヽ/＼ / ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ . ∨ ｀..┏━━━━━━━━━━━━┓
ノヾｰ─/′ ﾉー＝「.. ┃ 《説得（物理）》の構え。
/i⌒i》─:{ ｀7 ー─{} ┗━━━━━━━━━━━━▼
ｻﾞﾘｯ (( / .ゝイ :| )) 厶.＿＿j
￣￣￣￣
.
! .! ', ! `
.,､|＿V_､ ’ }
. } ﾄ!＿__ ヽ、', } ﾊ ､ ‘，､ヽ
’ |ﾘイ炙爰ﾐヽ’ |i ./´_ヽ､､ ‘ ｀゛
:::::! ’ .l 之::ツ｀| ∧ |} ./ン / ` ∧ {
y / ＼ ! ｀￣ .! l リ ﾘ / 〉 / / ｀
ノ| .リ ﾚ´r-／ !_/ ……妹の婿を、一目見ておきたかっただけだ。
'､ /｀ ´ /､.{
.∧ /} / ヽ それと、いくら辺境伯様の帰領にくっついた旅とはいえ
ﾊ ､ , { i ∧ ./
ヽ､ ￣ ／ .| j/ i/ さすがに女ばかりではな。
ヽ ／ _ !_ /!ﾑL
/｀ヽ､ヽ ＿ ， ’ ,､/!ﾊ｀ ´ く __
=// ｀ ､!､i,､,､／j, ､ﾉ"｀ ___ ､_,r-"¨「.:::7 }
// r-!｀r-------―...."´::::::::::::::::::::ﾉ-- ´
/ ／//ヽl 。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ ":::::::::::
- 一 -､￣￣￣￣／,／ ≦"::::::::::::::::
. ヽ ＿____ ≦"´:::::::::::::::::::::
＿
（{￣`x‐─-､__
／///ﾊ＼＼ﾐ､
////.小ﾐl i_}i }l |ｉ|
//{rtﾐ､从,斗+v{ |ｉ| 心強く有難かったのは本当です。
. {∧{匁ﾒ, 匁ﾌ川ﾉく
}|圦 ､ _ 人{廴）＿__ 踏ん張りのきかない私に立ち回りは厳しいので。
. _＿__ﾉ乂_{＞-＜{_ ＼{￣￣`
. ／: /厂¨`く_厂三泳'L_r─-､
＿＿ ....／:: :://: : : : : | ﾟ￣￣工＼: : : : ＼
（ﾁｬｷﾝ） ...＼:::::{j::::::::;:;'´::}_ ／ ＼}: /: : : :)
￣￣＼ .｀亡=彡'::: /⌒V ∨:::;:／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ それでも素人の１～２人なら問題なく叩き斬れるアルトリア嬢。騎士家娘で騎士ですから。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿__
：／ ＼：
：／ _ノ iiiii ＼. ＼
／ （○） （○） ＼
： | （__人__） |： やるお の見極めってことかお。
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ
：| ＼| .i ｲ |
|＼ ／ 人 .＼!
| ＼___／ ＼__/：
| /
| /
.≧_､ ./ .／ ./ ‘，
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{ あるいは今生の別れともなりうるし親というものは心配性じゃしのう、
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y
.＼ / .ﾚ 八 ﾉ 兄妹でも似たようなものか。
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿～イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼.
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ユーミルのお父さん、娘と仕事と、どっちが口実かわかりませんがちょくちょく顔を出してます。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
. （●）（● ） | というか俺達全員か？
. （人__） |
|⌒´ | かわいい妹がちゃんと暮らしていけるかどうか心配な兄心？
. | /
. ヽ / ついでに、妹さん治療した《賢者》様は俺達とは無関係ってことで。
ヽ /
.> <
| |
| |
/}
, ィ'⌒ ／厶.,_
,／ .／/ , -=≦ 〕ｉト .,
{{ ∥ /／ ー=＝ァ ｀二ア
.Vv .|rf¨￣￣￣ ¨¨'' ＜^ 〕ｉト ., ＼
ゞミﾚ'^ ､＿ ￣￣｀ヽ ＼ ｀マヽ ＼ 《賢者》云々はまあ、うん、そういうことにしておくのがいいだろう。
／ {ﾄ､ ＿三二ﾆイ ＼ Ｖ :､ ＼＼i⌒`
/,:1 '， ＼ ､ :､〕ｉト ., ヽ／込 ∨ ｀≧=-≧_
{{ .| .∧､ .＼＼≧=-／ｨ汽アv∨／ヽ卞⌒` (ｺﾞﾎﾝ)
` ! v∧ `ｉト ., ＼ヽ〈 ゞイ }/.{ {⌒ ｝ ついでに、他者の心情を口にするのは、あまりよろしくないぞ。
.|､ V ーzｔ=ミ=-`- ﾑｲ/
N＼＼ 《弋ソ 「.{.|
＼≧=- ` ﾘ 从 , ＜⌒>=ｧー──--=ミ
＼ , -‐ /ｊxｗvﾍ／/// ／／ ｀ ､
＼ , ＿__／'///／/,/＝＝=ミ:､ ＼
≧s｡. __／ｚ彡＜'///,／'//∥ ヾヽ '，
＿)` ／／:::::::;// ／///「¨ Ｖﾍ '，
/// そ｛ 〈::｡:::::∥／/////.{ Vﾍ |v }
／{////∧_Vﾑ:≦j{'//////／{ Vﾍ ヽ} ﾉ_.乂
///{///／ ￣＼_／'/∧ Vﾍ 冫({ j）＿斗
V/∧// ｀¨７/∧ ＼＼｡s≦ ＼
∨/_/ ,／ / ヘ/,＼ ＿ ／､ _ -=ゝ
.
_＿. '⌒ヽ、
_..,.,.,.､､､,.,.,_ _,／´￣｀ヽ､ ` |
,.:.´: : : : : : : :ヾ:.:/: :｀: :.､ ） )) ￣
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/: : : : : : . . . . . . . . . . . . . .: : :.:.:'.,
/:.:.／: : : /: : :/:.i: : : : : : ﾍ: :ﾍ: : :. ',
i／: : : : :/: : /: :.|: : ∧; : : ヾ: :|: : : ｝
｛:.:.／/／/／ー':|: /ー'|: : :|ヽ､|:.:.,:.:i 身内だけ！
∨ ／| '´ - |/ - |/ﾍ|/ |:.:.:|:./
!/i:.:.:l ￣￣｀ ′ ´￣￣ |:.:.:| ｝ ある程度事情話したのは身内だけですからっ！
. 〈 .|:.:.:! |:.:.:.!ｲ __ , -―- ､
｀|:.:.:| ∪ |:.:.:l.l/.:.! __,r‐､ というか、さすがに身内には、ね、ねっ！？
!:.:.| r――┐ ,. !:.:.:!{.:.:.! /.:ﾉ.:.:〈
|:.:.:| ＼ ｀￣￣´ ,.イ |:.:.:||:.:.:.＼ ,.-ﾉ:/.:.:.:/
_＿ ＿_ ﾍ;:.:!＞{::｀:ｰr:┬:r‐:´::::}＜!:.:/ >､:.:.:.Υノ :.:.:.:.:/
／´:::::::::::::∧｀＼ヾ!:::/´￣＞C＜￣｀∨::|/ !{__:.!.:.:.:.!;.-'.:.:.:./
::::::::::::::::／／::::∨♀´￣ ￣｀Y´￣ ￣｀♀∨ﾉl:.＼:.:|:.:.:.:.;.ｲ、
::::::::::／／::::::::::::| 人 | ヽ:_:ヽ.:.:／丿i
::::／／::::::::::::::::::! ／´ ｀＼ ! ￣￣ |
∨::::::::::::::::::::::ﾉ ／´ ｀＼ ヽ ﾉ
＿＿＿
／ ＼
／ ー':::::::::⌒＼
／ （ ○）:::::（○）＼
| __´___ | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ、 `ー '´ ／ ┃ その「身内」の範囲が問題なんだよ！
ノ ＼. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
: : : /: :／: ／: : :/: : : : : : : : : /: : : : : : : : : :: : : : : : :,､: : : : : : : : :ﾊヽ:’
: : /: :/: : / : : : /: : : : :: : : : :/: : : : : : : : :/，: : : : : {::|: : : ∧: : : : ’. ヽ
: :/: /: : /: : : ::/: : : : : : : : ／!: : : : : : : :/ !: : : : : : : r ，: ::': : :{: : : : i
: : :/: : :/: : ::/}: : : : , : : ／ }: : : : : : :/ .|: : :/!: : / }: :{: :l: : : : :ﾄ､ ',
: : : : : : : : :/ /: : ﾄ､/／ /:: : : : : :/ /: :/ l: /_ィ´ !::ﾊ/:/:/: : ’ ヽ
: : : , - ､: :,' /／_==｀≧x､./: :: : : : :/ .,': :/ ,x}/===､､ l//:r /: : :/
: : :{ r ､:l ィ´ |::|il|::ﾂi/: : : : :／ /／イl::|il|:::ツ ｀ﾘ//: :ｲ!: /
: : : :､弋 ` 之:ッ/: : : :／ r:::::´ 之:つ ´ /／) }!:/ 元は家名持ちの……ワケありとは聞いている。
／!: :ヽ ) ｀ー }:ﾊ／ ー ´ / / jﾉﾘ
|: : : ＼__ l. r:{
，: : : : : : :ヽ ,l:. ,ィ'ﾘ いくら君らが“今は”無関係といっても縁戚になる家同士。
|: : : :,､: : : j l:' / ′
|: ／ |: ﾘ,､ ／＿＿＿__ 何も知らずに嫁がせるわけにもいくまい。
ﾚ" ／::::::ﾐ ヽ ＿＿_ .／ﾑ:::::::::::::::::::::::､
r:::::´:::::::::ﾐ ､ ´－－’ .／ r:::::::::::::::::::::::::::＼
f"::::::::::::::::::::≧ ヽ ／ 彡"::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ＿_
:::::::::::::::::::::r:::::::｀!ﾍ ＼ ／ ﾑ"ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::{ .|:::｀ ､,､,､ ＿__￣￣_＿_≦´::::j ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､
:::::::::::::::::::::| / .|:::::::::::::::::{ r======="´::::::::::::! }.l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
:::::::::::::::::::::ﾊ ＼:::::::::::::! |::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ﾉ.l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
:::::::::::::::::::::::::，､ .＼:::::::! !○:::::::::::::::::::::::／ ／ ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
__＿＿
／ ＼ まあ、そういうものではあるんだろうけど
／ ＼
／ ⌒ ー ＼ 本当に、家とか家名とかそういうの関係ないんだお。
| （●） （●） |
＼ （__人__） ／ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
／ ｀⌒ ´ イ｀ヽ、 ┃ 誤解、ですからねぇ……。
, ' ｀￣ ＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
.
//!|::::|: :l::|::;:＼ └―./:/ l l| : : : : : : : : : : : :| |: : : : : : : : : : : : |.|: :|l／／ ／!:! |:::::|!
. //::::|::::|:ｨ==========/:/ l l l|＿＿＿＿＿＿|＿|＿＿＿＿＿＿| !／／ ／. : !:! |:::::|!
//!|::::|: :/三三三三三/:/,ｌ l l l|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ／ ／. : ／|:| |:::::|!
. //::::|::::|:/三三三三三/:/.l ｌ l l/! ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ .! ,.ｲ. : ／: : :!:! |:::::|!
//!|::::|:: /三三三三三/:/ l l l l/::| |｢￣￣￣￣￣￣￣￣￣|| | |::|／..: : : ::|:| |:::::|!
/::::|::::!:/ニニニニニ /:/ l l l l/: ::| || ｢￣￣|: : : : : : : : : : : : :|| | |::| . : : : : : !:! |:::::|!
::l: :|:::l/ニニニニニ /:/ l l l l/ : : | || |＿＿.|―─┐: : : : : : :|| | |::|.:: : : : : ::|:| |:::::|!
::l: :l::/ニニニニニ /:/. _ノ l/:: : :::| ||: : ::| ~~~~ |:: : : : : : ::|| | |::| : : : : ／}:! |:::::|!
::|: :/二二 . . -‐: :＝: : : : ー-ミ :::| ||: :: :|＿＿＿__.!: : : : : : : || | |::|.:: ::／／|:| |:::::|!
::|:/二 ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: ...||: : : : : : : : : : : : : : : : : : :|| | |::|:／／.: ::|:| |:::::|!
::/二. ′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ ＿＿＿＿＿＿＿＿.|| | |:{ ／ : : : ::!:! |:::::|!
/. 乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ .二二二二二二二二二二二] |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::l :| |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
二.′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:! ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::l: | |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′
.......八 从 :i .i 八 まあ、そのへんは後ほど落ち着いてからでも……
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ ときに、アーサー様は騎士なのですよね？
＼ fニニニﾕ ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.∧ :i /.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:.:.:.:.:.｀
.
ﾞ:i:i:i:厶ィ´ _ ｨ 7´/ / ｨ / ハ |￣ V ＿.ﾞ,ｲ.ﾆ,.':::::::::::::::::::::::::::ヾ::::::::::::::::､::::::::ヽ ,}三三ニk､
_i:i{ _ イ i/i/|／i/ j/ /i/ }ﾊi! |ﾊ! ／; ;_ / -y'::::::;::::::!:::::::::::::::::::::';::::::::::::::::ヾ::::::::∨三三三三k､
_:i:i}´＿i .i .{ 弋I付` i／ fzﾄ∧/＿ ＿ .／; ／; ; ; ;...,'::::::::i:::::::';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':;:zｲ三三三三三ﾆ',
. _ ! .| 〉 iV _ ＞.. , -､／. . . . .ヽ'; ; ; ; ; ; ;...i::::::::::!__:::::'､::::::::::/ヾ:::::::::::::::::::::::::!::::T ¨ ヾﾆﾆ-‐ ､ﾆ'
_i7￣ ∧ ＼圦 __ ｲ￣. ＿＿／. . . . . . . . . ヽ. ヽ ; ; ; ; ;.ﾞ!:::::::::!. ヾ:::::::::::::;'´￣ヾ!:::::::::::::::::::!:::::l ｀′ ヾi
./ ∧ i＼ト _ ／| .! . ／;_; -; /. . . . .r､. /ヽ. l. .l .l .', ;_;_;_ ';::::::::!ｨﾆﾐ､:!､:::;' ,ィﾆ=ﾐ､:::::::::::;:::::l::::::!
. ∧ ､i:i:i:i:i≧ミ≧==---┐..ﾞ; ; ; ; ; l . . . .l .l l. l. l_l.l. . ',;_;_;_;...ヾ:::::! r':i:l j/ r':::i;::::l!::::::::;'::::::!:::::i
/__ri:i:i:i:i:i＼ ＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾉ＼.ﾞ; ; ; ; ;| . .l. .l .l __ '「.lr‐､li . ..', / ; l i､::!.ゞ ' ゞ＝ 'i::::::/:::::::i_;: - ｧ
./fi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼ ∨i:i:i:i≧=---fi:i:i:i:i7‐- _ |. . l. ,| .| =､ ﾍ:::::ﾉ l. . .',./､ ;_;|.l::ヾ、 , /::;::'::::::::/,...イ
_i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイ＼i:i:i:i:i:ヽ.ﾞヽ|.ﾍ::::ﾉ ､ l . . ', ;＼.....';::八. / ｲ::::::::::/::::::::!
_i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ` ＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ ` }zﾐ､∧.ﾞlﾊ _ , ｲl. . . ', ; ; ＼ﾞ' :::::＼ ー‐ /::::::::;:'::::::::::l
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ く O }__ ￣ヽ￣ `i;i;∨､..ﾞ＞ , - イ l;;|. . . ..',; ; ; ;....ヾ:::::i ｀i:ー.､‐ ´,'::::::; ':::::::::::::i
ﾞi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i; ｲ ／／i`＜≧. i_i / / .}i∧ﾞ;r;';.< ／l. . . l､.', ; ; ; ;. ヾ::! i:::::_;!.-‐ｲ::／∨:::::::::::l
_i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iｲ ハ / i } } }j ､ _／ / ./i:i:i∧ヽ;､ ;ヽ／; ; | . |ﾘ; ;ヽ ; ; ; ;.,. ...,_ノ: ｲヽ ／´,.ｨ//∧、:::::!
_i:i:i:i:i:i:i:i:i/ij , i { j / 7≦==rOくi:i:i:i:i:∧ ; ; ; ;卯; ; ;| 丿; ; ; ;.ヽ／ /////´｀ヽ,ｨ///////＞::i_
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′ 彼女達はアルトリア様の侍女と伺っておりますし、
八 从 :i .i 八
＼'. ' ,／ 部屋の用意もありますので
∧ ｀ ゛ ハ
＼ -‐‐ ー- .ｨ:､ アーサー様の従者は何名ほどになりますでしょうか。
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
.
,／!
/ r―"´￣ ノ-―- ､＿___, !i| !ｌｉ| ｌ|i│
/ { /: ＜__,.. i| !ｌｉ| ｌ|i│
ヽⅣ:{ ≦.. :l !ｌｉ| ｌ|i│
r- ヾ:. ヽ .lｉ| ｌ|i│
|::{ ヽ ..ｉ| ｌ|i│
|:::N ,､ ＼ . .| ｌ|i│
}::::::v!､ i! ミ､￣¨ .│
ノ__::::::::::ヽヽ .} ＼
{ !､ !｀ヽ､ l! ﾊ
｀ |l､( ヽ}::､!､ ., ! .∧{ﾘ 従者は、従者は……家にはいるんだ！
ヽ＼ !ﾊﾘ! !､!:､ } /:|/:{/
＼ ﾐ ﾊヽr､:::::/ ,､ |
＼ゝ--才 l!ﾘ ﾘ V
, ヘ､､ﾉ}:::::::::::::::::::::::::::|x へ､ ,､
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|水 .!l ＿__ .＼:::::::λ }::::/ { l
}ζ l ! .／ ｀ヽ .＼::::ﾉ _/／ ／ ￣｀ヽ { !
|_ l ! ノ´￣Y゛〃ヽ､ ! ／ ` -- ┬-こ´＼_/､ !l￣:::ヽj＿__!
}￣}!￣ ﾊノノ〃::::::/j ´ l ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
t___!lz- - { V::::::::::::// l. ┃ 「えー、従者も連れない騎士なんて、しんじられなーい」
| l ! _/ V ::／ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.. ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : :V:ヽ
. / / : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : '.
.. ﾊ/: : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :ヽ : : l : : : :'; |
| l.: : : : : : :l: : : : :/ : : : j: : : : : :}: : :.|: : : : :l l
. | l:/|: : : : : |: { / :{: : {: :ハ: }: :j小 ｌ: |: : : : :|│
. l.:|:l |: : : : : |: l {_从: :ﾊ:{ j仏斗≦k |: : : : :|:！
|: l ! | : : : : :Vﾚぅﾃ≧ｰ ´込zｿｲｉ: : : : :|: :|
. l: :ﾚ: | : : : : :.|ﾍ 込zｿ ::::.::: ﾘ : : : :.|:八 聞いてはならぬ問いでありんしたな。
l: : : :│ : : : : |、 :::::::.: :j /: : : : : 厂了ヽ ﾇｼ
. |: : : : :|.: : : : :.:|丶 - ‐ ,.': : : : : :∧／:::ハ 我が主様の無礼、どうかご容赦くださいませ。
. | : : : : l : : : : : 〈::::介:､_ ´ ／/: : : : :/::::}:::::::::::::|
|: : : : :∧ : : : : : Ⅵ｢/∧＞ -＜／: : : : :/::::: ::::::::::::: |
... |: : : : :.:い : : : : : :Ⅵ| Ｌ、 _ /: : : : /::::::/:::::::::::!:::|
. |: : : : :.〈∧:ｌ: : : : : |》| l ヽ_ '´__/: : : : /:::／:::::::::::::i::::|
...... |: : : : : :{::::|:l: : : : :ｌ:|ヾ{{=气==''/: : : :.:,'〃:::::::::::::::::::i ::|
.. | : : : : : l::::ﾚ!: : : : l/ 弋不勺 l: : : !: :|:{／:::::::::::/￣￣
| : : : : :│::::|: : : : :|::::::〃廿＾ヽ| : : | : |ﾉ:::::::::::／
＿＿＿
／ ＼ 侍女を雇うに銭がいる。
／⌒ ⌒ ＼
／（ー ） （ー ） ヽ 従者を雇うに銭がいる。
| __´___ u |
＼ `ー ' ／ 何をするにも銭がいる。世の中なんて世知辛い。
/ ＼
.
┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬
┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
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┴┬┴┬┤ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ├┴┬┴┬
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエエエエエエエﾞ::ﾞエエエ.....':::;:, .:...エエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエ.....':;:. :::..エ. :.:λ:: ::'; ::,)､::.:;.:,:;.:. エエ｜ﾐ├┴┬┴┬
┬┴┬┴┤ﾐ｜ﾆエエ ':;ヾ::.:ｿ)人ノ从:.ｿ）ノ ）:.: .;,.' エエﾆ| ﾐ├┬┴┬┴
┴┬┴┬┤ﾐ｜エエ＿....エ...::Vィ' (ソﾍ （::.:.:'.,; :.....エエ｜ﾐ├┴┬┴┬
. ,-=/ヘ '´ﾕ､ ＿ , '´‐ ‐｀ヽ.::） て:;;':. ｜ﾐ├┬┴┬┴
. ,≠/＞´ ﾞ /'´ヽ ｀ヽ （:: ｜ﾐ├┴┬┴┬
,,i／ , , ' ' ､ﾞヽ ....::::） ﾍ ｿﾊ ,ゞ.:. ｜ﾐ├┬┴┬┴
.. 《´/ ,/ ,ﾒ ヾ ヽ､＞ ､ _ _, .ﾉ:.::.:.. :（ （: :... ｜ﾐ├┴┬┴┬
／/ // ／/ / / ,,! l| ヽ ｀､ヽヽ￣ （::..::..:::.::ﾉ ）::: ｜ﾐ├┬┴┬┴
.‐--､ 》/ヽ＞´／／,/ / /| i ii| ｀､ﾞ､ ｀､ヽ ｜ﾐ├┴─┴─
Vi!＼ Ｙ}≧､／,／ / / /,/| ii i!ﾞ!ｌ､ ﾞ､ ｀ i}､｀ └･┘ ￣￣￣
..V∧ ヾ《ゝ/／ / / ///,ﾞ l ,/,'ﾞi,'_∨i i! i} } .＿＿＿;;|＿＿＿＿＿',',＿＿＿＿＼
. _ヽ!ヽ､《! '´/ ／-≠／/// i! l/ ／-､∨ノﾉﾒ.....──-'.'-────―' ' ────┘
. 二二=,/ ,{／,/／ｲ,利｀ﾞ{ｌ }/ｨ'ｲ,利 '仆从ｌ|
_ ,,,...:＜/ / / {/ 弋zｿ ｀ /ｌ/ ﾄzｿ ,'､l l lﾉ| それでその、やるお。
‐ ´／ / / /}| , / }l l/ |
._＞／∧／ / /ヽ _ ／＼}li/ /| さらに世知辛い話しで恐縮なのですが、結納返しが……
. ＜ ｲ／/ ／ /､ヽ｀ ､ ´ ／=ヽ::::,´ / l|
.＿_{/ ,/／ // ､/＞ ､＞‐ - ' ｀＞､ﾞ!/／ ,/|
.:.:.:.:, -'´_ -‐=＝'_/ヘ ＞,_ -,＜_//|'´ _／./}
:.:.:.:| /.:.:.:.:.ヽ￣::､＞､/￣,ヽ､〈〈_,〉〉/|､＜::::::V
.:.:.ﾉ .!:.:.:.:.:.:.:.ヽ :::::::::/ '-ﾞヽ｀ヽ｀´'´／ ＼:::V
..:.:.､ '､:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ::::Οﾄ---‐‐＝ヽ マ
:.:.:.:.ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.y' ,｀- _ ヽ
.:.:.:.:.:.:ト´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ／ρ∂ ､｀＞∧
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:.:| ／ ζ υ 〉 ∧
.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.| ／ ｀､ i}
.
! .! ', ! `
.,､|＿V_､ ’ }
. } ﾄ!＿__ ヽ、', } ﾊ ､ ‘，､ヽ
’ |ﾘｳﾂ憂恥ﾐヽ’ |i ./´_ヽ､､ ‘ ｀゛
:::::! ’ .l じツﾉ｀| ∧ |} ./ン / ` ∧ {
y / ＼ ! `ミ三彡 .! l リ ﾘ / 〉 / / ｀ 見ての通り、剣と鎧は持たせた！
ノ| .リ ﾚ´r-／ !_/
'､ /｀ ´ /､.{ 我が家で処分できそうな金目のものが
.∧ /} / ヽ
ﾊ ､--‐‐‐‐ｧ )) { i ∧ ./ これくらいしかなかっただけだがなあ、はーっはっは。
ヽ､ `ー--. ／ .| j/ i/
ヽ ／ _ !_ /!ﾑL
/｀ヽ､ヽ ＿ ， ’ ,､/!ﾊ｀ ´ く __
=// ｀ ､!､i,､,､／j, ､ﾉ"｀ ___ ､_,r-"¨「.:::7 }
// r-!｀r-------―...."´::::::::::::::::::::ﾉ-- ´
/ ／//ヽl 。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ ":::::::::::
- 一 -､￣￣￣￣／,／ ≦"::::::::::::::::
. ヽ ＿____ ≦"´:::::::::::::::::::::
, -――- 、
／ノ ヽ､_ ヽ て
'＝= =＝＝ ､ そ
/ ＝ ＝＝ l そんな、気にしてなかったのに。
. { 〈_,ｨ､＿,ノ }
＼ ﾚ'＿ﾉ ,ﾉ 第一、剣も鎧も銀貨30枚程度でつくれるものじゃないんだお？
＞ ＜
/ ー―- ､ r 、 ＼
. └―‐- ､_,ノ l ＼ ＼
. / l ヽ _,ﾉ
. | |
.
: :|: : : : : : : : : |: :. l.: :. l : / ! .! : : : : : : : ﾊ ::│: : : : : : ' : : : :.i
ミ|: : : : : : : |:.: ,ｲ : ! / │il : : : : !: j: | | : j :: :.: :.:!.: :' :.:. i |
｀.| : : : : : __ | l | | |/ : │jl : : .: :' /! ! | ,ﾊ : : :.:| :! :: ﾊ!
-:l : : : : ｀ト,＿l_|_|.斗匕 .|' |│/ / /,' 几_| 斗l'ﾞ! .| ﾊ ｉ│
| : :.: |, ｲ|ﾘ |,/! |ヽ弋|｀ヽl // /二＿ | ./!. /│.′
l : :. |､_,イ芋芯≧ｭ | Ｖi .// /ｨ芋芯≧ | / |!/ jノ
l :.: l ≧ こ)''’::ﾉ }ノ つ'’ﾂ jノ .|
ヽ! :: │ ｀¨¨＜.:.:.:.＞ .:ゞ‐'＜ .′:.:│ 売ろうにも大した値のつかないものでもありますよ
| .: │ .::':, ,: : : │
ゞ| : | / / :.: | はーっはっは。
| : | ′:.: |
l : | （（.､_ ＿＿___ ／: : : : |
| .: │､ ´ ー ‐ ’ .ｲ: : !: : :| │
’ : | 丶 ／|: !: : ｉ:.: | l
, : | ｀ .. ／ │ｉ: : :i:.: | i.!
′ .: ト-- ..,,＿__｀ т、´ !:.!:.: ,′/! j /ﾘ
＿
／ ＠＼__
rイ´ｒ ￣｀ t.、｀7
ﾘ '; ; ; ; ; ; ; ; ;Y/
人{; ; ; ; ｊﾘ; ; ; ; ｝孑ｊ
{久从炒 炒ﾘ匕歹 笑いに哀しみの色が見えるのじゃ。
ゝと｀ ゝ, ｰ イﾘ｀ヽﾘ
,ｒﾘヾ＠ンリx z,、 うちはお揃いの懐剣を打つといっておったが、まだできておらぬなあ。
_,' i / | ヽ ﾄ,///ｊｚ
く///|/／＼ ｙ`‐‐-z ｀ -‐i
ｌゝ 〉-/ｊﾆ.|X|ニ| / ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ゝ, 7..ル.|X|ニ|.＜ル／´.....┃ ユーミルお父さん、ちょっと凝り性なところがあるからね。
|. _.z.‐〈ﾆﾆ」X|ﾆﾆﾌ_／. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=-. ＼
| u , （__人__） U | 結納返し返しで多少キャッシュバックするお？
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ
/ ヾ_ノ
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
. // ＼ ＼ l|
// 〃 ヽヽ ∨＼
.... キ . // 〃 〃 〃 || |l ∥∥ | ||
.... リ . // 〃 l |ｌ |ｌ /∧ ∥ |ｌ ｌl |ｌ ∥ ﾄ､∧
.... ッ | |l |l |l || || ∥ |ｌ |ハｌ |l |ｌ ∥ | |〃
. | || |l |l || || ∥ |ｌ |l |l |l || ∥ | |《
. | || |l 廾=|-」､|∧|| ヾ､|! |l_」斗 'i|´|| ｌ| | 》
Vﾊ |l || z＝≠≧､ ヽ／,z≦示z､|| ｌ| |《
|ヾl|ﾄ|| 《 |L:::ｊ::|l`` ´´|L:::ｊ:::ｌ| 〃| ｌ| |/
|l lトハ lL辷」! ｌ!L辷ｊ」 || ｌ| | もう見栄も恥も抜きで、とても喜ばれるでしょう。
|l |lハ l|| ｌ|/
|l |lﾄハ {{ /z|| ｌ| マトモなお礼はないと思いますが勘弁してください。
|l |||‐人 /'´ || ｌ|
|l ||| __＼ ´￣ ／ー､,|| ｌ|
|l |||／／7/ｉヽ､ ,. イ|ト､｀＼|| ｌ|
|l |||／///_」=＝＞=≦ｚr‐zl|_ ﾍ || ｌ|
|l |||////ム＿＿＿＿|__|＿_|| }_ト|| |l〉
. ＿＿＿ |ｌ 川￣￣￣ ＿＿ ,､- ､￣＼| 〃
＝＝ =ｚ＼ |l 〃/| ＼ﾊヽ ｛{ | /ｰ ､
. ヾ＞ｲ|//ﾑ＜三三≧z､＼ﾊ ヾ＝ﾍ ｨﾚ |ー──‐--､
.
､- ´ ／ 。s≦ ￣￣ ｀ 〉 ／ ノ
＞ / ／ / ／ r '
＿／ / ／ --一r ´ {／ ´
ヽ､ / ／ ∧ ヽ､
-==≦ / ／ } l }
/ j / ／ l l .!
/ ´ / / / ＿ __＿＿_r-7 ＼ / | } / l .!
} / !/ / ／ ／≧ ＼ / / ／_/ ./ / /´ l
| / .f } ／ ./ ヽ } / / ト ´ /ヽ/ ／ ノ .Ⅵ
ﾙ. ´ | !／ ヽ /⌒ ､ | ハ { !／ ｀ヽ／!ヽ / Ⅵ
| | /} k r´ .| ／ ﾚ r'心ﾐl ／}／ ∧ l
| / ﾊ ＼ ﾚ´ ヽ|_/ | /´ /／! / ヽ.!
/´7 , 7 // ヽ i ﾚ i.ｨ | /
| / | /ﾊ., U l ﾚ
| ./ .| / ! /｀ ヽ | だって、おおっぴらにして
＿_ , ､ .| / ﾚ .|从| {
:::::::::ヽ } ヽﾘ｀ ﾊﾊ､ ＿＿ ノ 金目当てに妹や娘を商人に売ったなんて
::::::::::::::ヽ|_ ヽ'｀ l＼ ／-- ノ ´
.､::::::::::::::::ヽ ≧s。 v､ﾊ､ ＼ ￣￣ ／ 噂されると恥ずかしいし。
..ヽ:::::::::::::::::ヽ ≧s。 ヽ,､ ＼ ／
l:::::::::::::::::::ヽ//≧s。 ≧s。 ヽ/ ! ＼__ ／
. l:::::::::::::::::::::::ヽ////≧s。 ≧s。 /ー､ .r´ ＿___
}::::::::::::::::::::::::::ヽ////////≧s。 ≧Yﾆ〉//.| | ｀≧s。
|:::::::::::::::::::::::::::::ヽ////////////7 /´////| ヽ――― ､__ ≧s。
|::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ///////// , -- ､////! | ￣￣ ヽ __｀ヽ､ ≧s。...┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ≦´ ヽ/j .! ＼ ヽ ≧s ┃ ない話でもないところがミソですね。
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≦´ ＼ j ＼ヽ . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
__ ｜ | ｜_ｨ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :::::／／: : : : .|／／ . |:::::|!
// !＼ | | ./:/ ￣￣￣￣￣￣|￣|￣￣￣￣￣￣l |: :!!: : : : ／／, ｜:::|!
. //::::|::::!:＼ .| | /:/ || : : : : : : : : : : : :| |: : : : : : : : : : : : |.ｌ: :|ｌ: : ／／ ,ｨ |:::::|!
//!|::::|: :l::|::;:＼ └―./:/ l l| : : : : : : : : : : : :| |: : : : : : : : : : : : |.|: :|l／／ ／!:! |:::::|!
. //::::|::::|:ｨ==========/:/ l l l|＿＿＿＿＿＿|＿|＿＿＿＿＿＿| !／／ ／. : !:! |:::::|!
//!|::::|: :/三三三三三/:/,ｌ l l l|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ／ ／. : ／|:| |:::::|!
. //::::|::::|:/三三三三三/:/.l ｌ l l/! ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ .! ,.ｲ. : ／: : :!:! |:::::|!
//!|::::|:: /三三三三三 _＿ ＿＿__￣￣￣￣￣￣￣￣￣|| | |::|／..: : : ::|:| |:::::|!
/::::|::::!:/ニニニ.＞ ´ ｀ :.: : : : : : : : : : : : :|| | |::| . : : : : : !:! |:::::|!
::l: :|:::l/＿ イ ヽ .┐: : : : : : :|| | |::|.:: : : : : ::|:| |:::::|!
::l: :l:: / ヽ ＼ .: : : : : ::|| | |::| : : : : ／}:! |:::::|!
::|: :../彡' { :. ＼ : : : : || | |::|.:: ::／／|:| |:::::|!
::|／ ／ ! ハ: :! i | ﾊ | ヽ .: : :|| | |::|:／／.: ::|:| |:::::|!
彡イ| .|:| |::| ﾊ ﾊ. ! | ! ! :, .|| | |:{ ／ : : : ::!:! |:::::|!
/二.; /i|ﾉ-=ﾁﾚ 从 / !| ! | ﾑ .! :, .二二二] |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
二.//i |z_ r ＞i从ﾏﾊ≧. ;ﾞ ,′ i {､ | ､ :,.::|: ::|: ::l :| |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
// .ﾚﾑハ ヽ.ﾋ::::ﾉノ ハ/レ!: | |｀ヽ. i ヽ. ﾄ､ ',|: ::|: ::l: | |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
´. ゞｼ ｀ー 〃 |. ｜ ,ﾞ}ヽﾊ | | ヾ
／ iム !/ノ / ム |
{ ､ |,:' ／,.ｲ iN あーえーとその、辺境伯様から例年
ヽ ; }-彡' ／N|
i r-- ､ ム´! , ' 重傷者が湯治のために当宿に送られるのですが、
∧ ｀￣￣ / ﾞ | /
ハ ,..: ' ′ !/| '! , ' アーサー様たちはご存知ありませんか。
} i i i i i l , ,. ' / !/ |/
人!.| i !,l ＞ﾞ´ , ' |!_
｀ー―‐ t /z==ﾆﾆ二三 |
,:!: ／j￣ | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ |! ／ i´ | ┃ さりげない？ 話題転換ダヨー
＼ |/: ／ ,..=ﾆ二ﾆ} ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
iヾ!/ , ,.イ////////,ム
| { ／＜/////////////＼
.
,. ---- 、
＿ ＿＿＿ く ,. --- ､ ＼
rァ二-‐ー‐‐- ._ //￣￣￣ヽ . ｀´ ＼ ＼
rア´ /' ヽ、 } }
rｿ ／／ ゝ、 /｀ ー‐ ' ﾉ
人 // / / ／／ i i ヽ く__/｀¨¨¨¨´
〉i // / / / / ! i i | i i |. i⌒ヽ
〈i ﾚ | /ﾚハメ、 /| /ﾊ/ l | i i ー '
∧ M/fT〒z ﾚ ﾚﾅ__ﾒ i //i | |
丶〉 ! |ヽヒｿ f´jﾗ/ i /!/ | ! 去年の私のようにですね？
／￣∧ | ! ，｀´ / //ﾚ' ﾚ'
_,. -‐ ￣ ／ /ヽ | iヽ ‐- ／ﾚｲ でも今年は盗賊、山賊など影もありませんでした。
∠ __ ´ ／／ / rL| | ｀r -‐ '´ ! |
〉／／ / { i |｀ー' Y | |‐- 、 春も小競り合いでしたし、去年がなんだったのか……
∠-〈 ～ﾚ'‐ .,ノ、 rり＿」Lィﾍ￣ | ! .,., ＼
/ ｀´;:' ' ' ' ' V' | ミミ () /∧' ''レ' '' .,. ｀'ヽ,
／ ,.;:' i Vo.,.,., () ,., 'oヽ、 ;:; }
/ ,;'' i〉 / ﾞ'ﾞ'ﾞ,.└= .,. ヽ ; ﾉ
{ ー _.;:__ i i/ ／ ,）ミ ﾞヽ,∧ ; /
＿＿＿
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼
／（● ） （● ） ヽ 平和なのはいいことだお。
| ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀⌒ ´ ／
/ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 善良な村人が村外に出た瞬間にジョブチェンジするくらいに、盗賊・山賊はいて当然の職業なのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, / ヽ ヽ. ヽ 。
./ .} .ﾊ ヽ .}
,' ﾉ } .} ﾉ_,> ヽ }
, / ,.' ; ﾊ ﾊ.＞≪｀} .} .{
/ , /} ﾉ .} ﾉ .ﾚィ斗 》i i乂
. v ノ_ ｾ-ﾚ= } , ' ′乂ｿ | ﾉV
/／/ ／_,,ｨt7个″ ｀ .|'). ′ 戦いの経験をつみたかった者たちは南方に行くべきだったと嘆くくらいで。
八/ ´:| ’ ゞY_ﾘ 、 }
,(ヽ、}、 ｀¨ ' 我らの武威勇名に恐れをなしたのだ、くらいは言いますが実際不気味ですね。
.人ｼ 、≧ _＿_ ノ
彡⌒う 、｀> .._ /....、
:.:.:.:.:.:.:シ⌒ヾヽ - ::........::::{:.:.,,:.＼-=、.., -ー- .、
ヽ:.:::::::て__ヽ >｀"ヽﾉ）ﾍ彡ﾍ∠):.:.:.:.ヽ |--ト ヽ
:.:.:.:ｋ 、//-y__, ; , ヽ＞:.:.:.:.| |｀ |｀ヽヽ, ヽ
:.:.:.:.:.:.＼ ＼ﾞ´｀ " ｙﾍノヽ)´ ﾉ:.:.:.:.i.| | ヽヽ ，
:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_ | ＼ ヽo ＿..ノｲ:.:.:.:.:.i | ヽヽ i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:´＼＿｀ー＝ ﾍ ｀ ヽ 、:.:Y ヽ ; .i
//: : :.∧:./: : :|: : :|: : : : : :|: : :.l : : : : : : : : : : : : : :∧
,'/|: : : {: : :|: : : |: : :|: : : : : :|: : :.l: : : : : : : : : : : : : : : ∧
,',' .!.: :..|: : :|: : : |: : :|:＼: : : l: : : |: : : : : : : : :.:.|: : : : : : :|
|! |: : ::|: : :L: : :ｌ:: : |: : :ヽ..:.!: : : }: : : :.l: : : :|: :|: : : : : : :|
|! |: : ::|ｘ'´lﾍ: : |:ﾍ:: `ｰ|＝:|=-/|: : : :.| : : :.|: :|: : : : : : :|
|! |: : :.从ｌ」 ＼!小从ｌ」小L__l/l : : :.:|: : : :|: :|: : : : : : :|
|! ∨::ﾊイ示ﾐ! ｨ才乍ﾐぅxl.: : : | : : ::|: :|: : : : : : :|
ll 〉＼ 圦ﾄｨ} {、ﾄryﾒ.l:|: : : | : : :.|::∧..:.: : : : |
ヽ .∧: ::ハゝﾝ 弋こｿ .!:!:: :.:.| : :/:|:..:.:|.:.: : : : :| さりとて参詣行列を成功させたなら功績は十分。
/: : / : :| ゝ / / / / .l:|: : :/ :/:./:.:.:.:|: : : : : :|
/: : /: :/人 _ /:l: :./ /::.∧.:.:.:.l: : : : : :| 辺境伯様としても、
/: : /:.://: : :＼._ヽ)_＿＿__,. / l::/: : ::/:::ﾊ.:.:. l.:..: : : :.|
/: : /: ://: ／￣⌒￣ ＿_∠,イ: : :l/: : :/⌒｀ヽ､:.|.:: : : : :| 褒め言葉で済むなら安いものでありんすな。
./:.: ｌ⌒l⌒l⌒ゝ ￣∠/: : : : / ハ|.:: : : : :|
/: r-{ | | / ＿＿ / . . . ./／￣￣＼ﾊ:: : : : :|
/: _ﾊ ＼ ヽ. |‐' /_＿__＼/ : : : : : :/ ∧ : : :.|
.
／ ＿＿＿＿＿＼∨／､
／ ＼ / `ヽ,＼
／ ｀¨¨¨¨¨¨7 ／`ヽ,│
＞ ／ ／／/／ │}ﾉ |
. ⌒7 ／/ / ／／| ／| │
/ / /=≠‐-ミ | ／／| |
. ⌒)/|/| ./／宏ぅiｘ,/| ／∠二| | ./
｛ニ|/ ﾞ'ｰ'ﾞ |／／f宏＾'|／|/ せっかくだし、北部辺境伯様の領都は見ておこうと思おう。
＼__, ｛ ¨¨´//
＿＿＿| ﾞ､ 〉 /´ 俺は遍歴修行に出ないままに親父の補佐に入ったから、
. /⌒＼ニ二|ノ|＼ ､_ ,
＿/ﾆニニ＼ﾆ｛￣｀`'＼ ￣ ／ﾆ-.._ 王都周辺のことしか知らないからな。
. /二二二二二＼｀`～､、 ＼__,,. '＾':,ﾆﾆ二＼
... ''"~￣~"''‐-=ﾆﾆ=‐- .,,_｛｀`'～---イﾆニニ二＼
, ／＾＼二二二｀ヽ､0 ￣￣|_）＼ニニ二＼
. / ´ {＼ﾆニニ二＼￣￣＿＿＼ﾆ二二}｀丶、
.. / / / ゝ,_＼ニ二二_,＞'´ ｀'ｰ=ﾆﾆ/ ＼
.../＼ /＿ / ￣}＼ |￣ ∨ ｀,
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | 今から北方大路に戻っても、領都までに隊列に追いつくのは無理だろ。
（__人__） |
（｀⌒ ´ | クレイたちの次の買出しにあわせて、それまで滞在すればいいだろ。
{ |
{ /
ヽ く
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
.
/｀, '"￣￣｀ﾞ ヽ__
<／ ./ i ヽ ヽ
<'/ ｌ /ｌ ,ｌ ｌ、 ヽ、ヽ
</ｌ -ｌ-/__ｌ/ { / _ヽ_l_l,-ｌi
/'ｌ ｌ' ○ ｌ/ ○,ｌ i/,l
>,ｌ ⊂⊃ ⊂⊃ｌ た、滞在費……
/ /,ﾄｌ ｌ ｌ / ｌ
ヽ,_/ヽｌ｀ｌヽ 、 ' _ -‐'ｌ ｌ
｀ﾞ' ヽl_/"i｀ﾞ‐┐-〈｀ﾞ゛ｌ/
ｌ;;;;〈_;;;;;;／／-,二、
ヽ_＿;;;;;ｌ_ｌ / /｀/{｀ﾞh,
／｀‐├＞-_/__//ヽ/ﾐ
,..-―-..,,
. ／ ｀ヽ
. / , ー‐ ヽ
|¨´ ,.--､ ',
r ､ .|,.‐‐､ i ここでの寝食とか領都で適当な人を見繕って従者っぽくするとか、
| | | (__,､＿） u ,'
| | ', ヽ＿_| .／ それくらいは やるお のほうで見るから心配しなくても大丈夫だお。
. r'―r‐､ ヽ..,,＿＿ ,.-'"￣＞､
. ﾉ ＼l l r‐/ | ／ ,.-'"´ ＼
l ヽj､ﾉ / ヽ .| ./ ／ _,,..-''/´ ｀ヽ
| ヽj_/ヽ_ r'"＼ ',|/／_,,.-''" /
. `l／ .／ | .| ｀"''‐''" ,i/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ある程度の家（貴族・商家）になれば、遍歴騎士の受け入れと路銀の世話なんかもするとかしないとか。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＼＼ ＼ _,.. -‐''';;"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐
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ヽヽ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐''' "´ _,.. -‐''' "´
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| | |-‐''' "´ _,.. -‐''' "´
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. 二ニﾆ ﾆ ＝==- ..,, __ |. 二][二_ ＿ri＿l|.l|
. 二ニﾆ ﾆ ＝==- ..,, __｀゛ｰ＝=- _,,_.....｀￣||￣´ 二][二_ ,、
| |. ￣｀゛ ｰ＝=- _,,_.. . .｀ ｀￣||￣´ _ノｨ’ iヽ ＿＿＿_
| | |. ｀ .｀ .´ 1! ｀`ー――ｚ Z＿＿＿＿＿
| | | ￣￣￣￣￣￣ rj rj r,
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|:::::::::::::／|:::::::::::::::/,;;,;;;',:::::::::::::::::::|,;;,;;;ヽ::::::ｌ,;;,;;,;;;|::::::::::/-ｰ‐‐ ',::::::::::::::::::::::ゝ
|::::::::／ !::::::::::::/ jヽ､ ヽ::::::::::::::::|,;;,;;;;;,;;＼!_____.|::::::::/::::::::::::::::::',::::::::::::::::::,'
|:::／ !:::::::::::ﾊ l! ﾞヽハ、:::::::::|---ｰ;弐チ勿|::／',::::::::::/ﾄ:::::',::::::::::::::,'
|/ ∨::::::|. ',! | 匕､＼:::::i＿ﾃて匸 "ヾ |::::::/;う}:::::|:::::::::::,' さーせん、
∨:::! ｌ ', ﾚ〕 l＼!￣ヾ し｝ ! !:::/ゝソ:::::|／ヾ,'
＼L_ヽ ――‐丿 丶＿ ／ !/冫/::〈::::;ヾヽ 事務所にいなかったのでこっちきました。
, -‐ｿ￣´ ｀} 丶 ´ ´￣′ ''_ﾆ丿厂`ヽ､ヾ
,ｨi'´,,.,,,,ﾉ___________-:'人 丶＿＿ ,. ---、 ／'´/.../...! ｀''ｰ-,,_
___,人冫:｀Y´'''''''''''''''''''／ 丶 に, ----‐‐‐‐', ,..‐´ / ./ | ｀ﾞ''''ｰ--､
ヽ. ! ／ ｀ ､ ｌ !ｰ" ／ / に''''‐ ､,,_ ナ-- 、
ヽ､| 〈 ｀ゝｰ--- ｰ' ´ ／ －′ /￣` ､ `''ｰ......_ ゝ┬ツ;－‐‐ヽ
｀| / ＼ ｲ | く. 丿 ｒゝ / _ｒﾜ＾'''''''''っ----－"
. | ｌ ＼ / | | ／} ヽ. | ／ / ／
. | | L..／. ＼_,ノ| | 丶 ／ | ′/ ./ .／
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､ お、すまん。
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
. | },.! ノ' アッル御一行到着でな。街道工事、何か問題発生か？
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
}｀≧ｘ､
|ﾆﾆﾆﾆ:≧x､ _t=, ＿ _._x≦:三ヽ
‘.ﾆﾆﾆ ／: : : :／:／: ;.≧:x､ﾆﾆ |
}ﾆﾆ.:' : : : ／: :/: ／: ／/ヽ｀ヽ{
{ニ/-―イ : : .': / : , ': :,': : :};: :‘:.､
}ﾆ:}｀ヽ: : |: : /イ : /: : /: : : | !: : : !
, 'ﾆ:.'｀ヽr ‐{ : i : l: /}: :/ i: : ,:' } : : :|
/ﾆﾆ.': : : :｀ヽ!: ‘.: l,.ｆ:笊㍉ } /:/{
｀>/: : :/: : : :! : ‘:‘. ゝ::ﾉ 芹ｲ/| |
ｽｽｽｯ ／:/: : :/: : : : :i : : : ｒヽ:::::: ｀::ｲ : { :!
. 、 ヽ ...／ﾆ:/:/ :/: : : : :.;.{: : : :| _ 八 {ヽ{
） ｌ } /´￣/ｲ: / : : : : /ﾆ!:_: :.‘.｀ ､ ＿ .イ:|: :|｀
′ 丿 ./'.:' /: :/ : : .'≦´ﾆﾆヽ:ヽ,イ : : / ｲ: :!
/: : :.' : /: : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‘.{ヽ{＜,:':/ i :.i
. ': : : /: :/: : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ }≦'ｒ-∨ |:.:i
／:.': : :/: :/:/: /ﾆ/≧x.､ﾆﾆ:ノ≧､,≦ヽ. |:.:!
. ／:／: /:/: :/:/: :.' .:'ﾆﾆﾆﾆ.x≦ﾆﾆ∨ﾆﾆ‘.' !::i
／イ´: :,.ｲ/: :,:':/: /.’{ﾆﾆﾆﾆ ´ﾆﾆﾆﾆ :∨ﾆﾆ:! | {
.
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
＼ 八 ､ /从}≦ r' '"
/／/＼{li:ヽ - ｲ,乂ｲ ＼
／:ｉ:/ } }ヽ:ｉ:ｉ≧≦ ／:ｉ乂ｲ:＼ ＼
r=く:ｉ:ｉ:ｉ:/ / 八:i＼{_彡':ｉ:ｉ:ｉ:i乂ｲ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ＼
／:ｉ:ｉ:ｉ:＼/ / ／ｉ:.＼____彡イ:i:i:iﾋｲ:ｉ:i:＼:i:i＼ ＼
. ／≧=----=/ /-‐ｧ |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ:i_彡ﾞ:ﾋｲ￣￣＼:i: ＼
___ /: :＼: : : : __:, ／┼┘ Ⅵ:ｉ:ｉ／ へ :i:iﾋｲi:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼:ｉ:i:＼
: : : ∨: : : : : :ノ:i:i/ i::::八 V/ {::「」〉ヽﾄ〕:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| |:ｉ.／|
: : :./: __: : : :/--/ 八: ヽヽ ___/{ ／人:::::､ ﾄ〕:ｉ:ｉ:i:i:i:i|／ └────┐
: : :{／:::ヽ:./ヽ / /从{≧=イ{:::{:::v:::/: : ＼::＼从､:ｉ:i:ｉ:i:|＼ ┌────┘
へ:::／ヽ::::ヽ:./ /ミ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∨:::へ: ＼＿,,彡'::: 人 ＼:i:| |:ｉ.＼|.ｉ:ｉ
::ﾍ:＼: : :}:::::i/ / r--＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∨`-へ::::::::::::::::／ノ: } {:ｉ＼ :ｉ:ｉ:ｉ||:ｉ:ｉ
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
}:／:::::::::::::::::::::::::::/:|::::::::ﾄ､::::::::::::∧＼:::ﾍ∨:::::::::::::::::〈⌒
//::::::::::::::::::::::::::::/: :{::::::::{.:.＼:::::::::∧: :V:::i.:V::::::}:::::::::∧
{:::::::::::::::::::::::::::/_ｰ: V:::::i: : : :＼:::::::|:- :i:::}_;|:::::/::::: |＼}
｛::::::::/::: |::::::::::{ ＞､＼:::,-----V::} へi:/ :}:::/:::::::::|
V:::/{::::人:::::::::V ＼＼ ／ jﾍ /ｨ:/^i::::::{ うぃ、俺らも工事中に会ってるっす。
V{ v:::::/^ - :」 「!} ’ ´ 「!} }' }' }/ゞ
{ ﾏ::{ { ｉﾍ { ゝ ､ ゝ /ﾉ / ｶﾘﾔ
_ -= ＼ ‘, ー─‐ :〈 ー‐一 /_／≧=- 雁夜村長、動員人数を増やしたらどうかって。
_ -=≦ ＞-, u / ∧
／ / ∧ ｒ っ ／:{ .∧ 俺やダイじゃ判断できないんで戻ってきたっす。
｛{ / ∧ト., ,. ＜::::::} ∧
/ / _,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,_::::::::: / 〉
. _,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,___ _,,,r''''''''''''''´---.;;;;;_::::::::::::::::i, ..../ ＞ ´
f:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;r´,: :'' - ,;___'' ;, ':, ;,;_,;,`r''ヾ;::::::! ..{ ,イ
. i::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r"'; ;r‐'i´'''´i; : :ﾄ､';,/'i,: 'i, :':, : :`､;! ...｝ |
／...i:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r"ミ ;/! : :!: : : :!: : i;;;;v;;;;'i,: :i; :'i,ヽ、i, ／ ／ | ＿＿
. i:::::::::;;;;;;;;;;;;;;fヾ､ ;/ :i : :.! : i :.i : :.! .i,: :'i; :i,'; :ヽﾄ、 （ｸﾝｸﾝ）
!;;;;;;;::::;;;;;;;;;;iヾ､,/: : i: : ii: : i; :i; : :i, !: : i; :i,'; : :.ﾄ;`、.. ￣￣
.
|.:.ヽ|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼、.:..ヽ、
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:___／.:.:.:_／7.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.＼＼ｌ
,,>.:.:.:.:.:.:/三/.:.:.:／三/.:.:_,,メ、／|.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,,=-ｧ'´.:.:.:.:.:.:.:/-‐:|.:.:/ ￣フ, '=--く｀ヽ,/.:.:__/.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:|
＿ノ;;;;;;;| /|.:.:.:.:.:.://^l i / r'/l / /.:.:,,ｲ.:.:..::.:|.:.:.:.:.:/
ヽー-ｧ;;;;;;;j|.:.:.:.:.| i´j i/ ! ﾄｊ /,,イ |,〉.:.:.::ｽ.::.:.:./
/;;;;／;;ヽ.:.:.:ヽ、ヽ ヽﾚ＿ ./i/ / .|.:.:/ l.:.:/
/;;;;;;;;;;;;;/.:.:.:.:.:.:｀T "" ヽ_/ .ﾚ |/ お、なんだ？
｀ー-=..l /i、.:.:.:.:...>、 .／j
y ｿ|.:.:.:.:/ ＼ ⊂ｧ ﾉ また干し肉欲しいのか？
/｀ヽ=/、_ ヽ、 .／
/ ｀''7 ｀７-＜7
r=--=''´ ヽ、 ∥ ./ /
,,=-'⌒｀''ヽ、_=ﾆ=＜、 ∥＿ ＼./_
..／ ＼ ヽ ＼ヽ | >ﾊ
, -,.‐rr-､_- .._
...... _人_ ,.-∠/`! /Vi ヽ＼-､丶
...... ｀Ｙ´ _／ / | | !:.lﾊ ､ ヽ―‐- ..
／/ ｲ / | l |_,.､ﾊ l ヽ Vヽ､:::::::＼
/:::/ / ｌ | l ! | l !|ヽ ｌ ､ ヽVﾊ::::::＼::_::_}
/::/'| | ! |. ∧!-l | |∧! |`l lﾊ彡::::::::::::::/
＼:::| | ! |ﾍ´|. r‐､ヽ /｢テミ;､ｲ| l彡:::::::::::/
ヽ､ ﾄ ､ | {ﾊ:::/ﾘ ﾄ､:::ｲﾊ i レﾍ_::_ｲ)
f､ヽィiヾ,∧乂ﾍ ヒ辷ｸ' | |､ ニゝﾊ
|∠ 」| |､ ゞ-‐' , /.ｲ| ├ T´::::::ﾊ
|:::::::| l l | ､ ｰ ' .ｨ'| | | l::::::::::/
〉､::| | l !__＞ ､＿__ ,∠._L| | l !ーく
/::::::| | |､',: : : : : : : : : : : : :/ｲ /＿ l::::::ﾊ
/:::::::l斗 ﾊ ヽ丶､_.. -‐:_:_:,. / //: : /｀丶､::ﾊ
.
__＿___
＼:.:.:.:.:.:｀ヽ
. ､ -‐…‐-＼:.:.:.:.:.:.Vヽ/＼
_＿__＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.,
. ＞‐-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
,.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:./､
. ,＿___,:.:.:.:.:.:|:./‐ヽ .:.:.:. |-＼,メハ:.:.:.:.:.＞
.／:.:.:.:.:.:.:|/-=ﾆ＼:.:.:|=／⌒ヽ|:.:.:.:}:.＼
. ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.|／⌒ヽ ＼| /ヽ :.:.::/:.厂
.￣￣/:.:､:.:.:|′ /ヽ __ ! ｲ＾Y それで最後、もうないからなー。
|::/i＾ヽ| __ , , ) ;
|/..| ,ヽ _＿ ｀ -‐ ヲ /／
. .人___､ 辷_,,.. -‐ ´ ,.:'＼
∠个:... イハ厂
__＿从/ | ｀¨¨ |========┐
|「￣ ,| ｀| .0 ||
|| 0 .′ | -=≦_ _＿＿____
_,. -‐ _」L,,,,, /‐- -‐ | 7/ ¶ ＼
. . ／. ¶ |}￣￣ /‐- ..,,___,,... -‐, // :|} }.. ＼
. / { .:|} |} / V ′_＿_|}____ / ＼
/ ',.____|}＿..|} ./ ∨ {| /.′ .＼
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ ヨコシマぇ……
／ （__人＿,） ＼
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ |
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ
／ /
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） まあ、ヨコシマだもんなあ。
. | ﾉ
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::7',::::::::::::i/:j
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::|ﾍ:::::|､:::::7 ﾔ::::::::::7
／:::::, イ::::::::::::::::::::/;i::::/ニ∨::::::|ﾆi;:::|ﾍ::7 Ⅷ::::::::::ヽ
/::::／ i::::::::::::::::::::::/ﾆ|:/ニテ'ﾍ:::::i￣ﾍi￣.! !:::::::::ﾍ＼i
i／ !:::::::/::::::::::/￣/ ＼ Ⅵ ,ィ弋 ﾉヽ:::::::::', `
.|::::7 |:i::::::7┌───-ヾ, ヾ,／￣￣｀´¨７'::::u:iﾊ
.|:::i i:|!:::::ﾍ.', o ° ,'ヽ:::i:|.ﾘ
Ⅵ ヾﾍ:i¨ﾍヽ,,.. ----= ':j ヽ ---- ..,7 .|/ﾘ なんすかいったい！
ヾ | ∧ |||| .:i |||||| . ノ i
ヽヽ:ﾍ 7 ノ それで、どうしましょか。
＞､ﾊ _ 人'´
ヽ iﾆﾆ ア ' . ｲ:i7
|/;＞ . ___ ,.イ |/｀`
┌‐'"| ヽ:::::::::::::ノ!─┐
/i ＼j ＿, イ .7_
r--./ i ≧､ j ､ .7ﾔ二ヽ､
_,.-‐': : : ﾍ /.ﾊ 7 ∨ i: : : : : :＞-､
_,.-‐': : : : : : : : : : ﾍ ./ .∨ _,i /: : : : : : : : : : : : ＞-､
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /〉￣￣.:／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:/￣⌒７´￣ヽ.:/7.:.:.:.:.:／ .／ ........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＝= / =＝=//7.:.:.:／| ／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
..／＿ｒ─ー─‐ｰ┐＿┌───ー┐く/,,／ | | ／_┌────‐┐＿┌──‐
| |¨|/￣￣￣..ヽ|¨Π |/￣￣￣..ヽ|￣| | | | |..| /￣￣￣..ヽ |¨Π:| /￣￣
| |‐|| |¨¨¨¨¨¨| ||‐' 'ｰ|| |￣￣￣| ||‐‐| | | | └| | |￣￣￣| | |‐' '‐| | |￣￣
＿＿＿_
／ ＼
. ／ ＿,ﾉ ⌒＼ なるべく多くの村民に日雇い賃金分配しておきたいんでしょうかね。
ｌ^l^lｎ （●） （●） ＼
ヽ L ､ ｀ | 額は読めますし、いんじゃないですか。
ゝ ﾉ ￣￣ ／
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
_ ／￣￣＼
'´ ＼ ／ _ノ ヽ､_ ＼
{ ＼ | （ ●）（● ） | ｶﾘﾔ
∧ ＼ | （__人__） │ 雁夜村長の思惑はともかく、
ヽ ＼ | ｀⌒ ´ |
＼. ＼. | | 増員して雪前に片つけるだろ。
｀ ､.＿, ＼.＿＿＿＿___ ヽ /
ノ ＼. ＼::::::::::＼:::::: ＼￣￣! /
＿＿ --─‐ ¨´ ,.､-―' `丶､::::::::::::::::::ヽ::::::|ｰ─<:Τ￣￣ｱ
／ ／ ｀` ー──x :Ｌ. ｀|:::::::::/
､＿＿＿ -‐≠￢ | / ﾉ:::::: ￣| {:::::/-､_
,. '′ | ＞───一'′:::::::::::| |:::::｀ｰ､::`-､
,. ´ ／j ん ,/─ｧ一'′:／:::::::／:::::::::::::::::::: ! |:::::::::/:::::/ !
.
. / /, V } ∧ ∨ :, 川!ﾘ ＼ヽ
/イｨ/ i {ハ}ﾊ ∧ V i :, :} : ー
/ :| { ∨ﾊ斗≠えｰ| :{/ : !
/}: !=ﾐx ＼≠-‐=ﾐ ! i }=v 从
}ハ }/{ |____j! 乂__frりｱ, j /{ :f_∧ /
i :| }ｲ∨: i ￣; ー ￣ . /ｲ :} 7ノ /:{ お食事まで間がありますし、
| :! )从 〈 : . j/f^.ｲ :{
| :! ヽ ヾ ^ __, ,:^N }从 どうでしょうアーサー様、湯浴みをなされては。
| :!／＾ヽ /⌒i:,∨二二7 ｲ }/(
j.／,斗-､V / ﾍ^ｫi iﾊ イ ,..斗=ミ
{ ィ ー-ミ ′ ヾー=≠" ≠ ./.:.:.:.:.:.:..
i r:- } , ／/ /} ／. / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
| |-ィ ,.:.:.:/／ { j ｲ____/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
l ,ﾉ ;イ.:. / ￣7ﾊv/／￣ ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
. ， 。. 、
／ －-- ヾ ヽ .＼ }ヽ ′'
ノ ／ -- ヽ ) y ノ. ´
-≦ -=ノ ／ ノ ;ヽ " 、
ノ ノ＿＿.., ´ , .} ヽ 。
/ノj / ﾊ , __＞´ .} } ヽ }
. ′ ソi /ﾍ ｲ 乂"＼ノ´} 1 } } l
/ i '、:| / ﾚ 仆卞 ノ ノ___} , ; , l
レヽ ´ゞ=ｿ ￣ rt-ｧ; i ∧| ふむ、体の芯まで温まると聞いている。
} ノ:} 〈ｨ;’ iノ.|／ ′
,.:.ヽ __..,:.:ヽヽ(ｿ ::、 ' /″ やるお君、つきあってくれるね。
ノ:.:.:.:.:.:..:.:＼:.:.:＼ﾍヘ..丶 ｀ ー
, -----、ヘ、:.:＼ ´ ｀ヽ" ;:..、 ＜ 男同士、裸の語らいってヤツだ。
／ ＼＼＼＼::{ { :´ ｀:}==rr 、_冫ﾍ __
./ ／ ＼＼＼ )、、 ノ,＿.|.|o ii:.:.:.}:.´:.:ヽ
／ ＼＼/:.}-=- ':.:.ー＞ ⌒ ヽ、:.:.:.}
| { |:.:.:.| ⌒|:.:.:／ ヽ:.:/＼
| ＊ | }:.:.:.:|--.|／ ー―― 冫- " 丶＼|＼
| ry | ,、:.:.:| .|7ミ: > 、 シ ^丶〈 〉 /＼|＼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ えっと……
| （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ <
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／
_＿
_..,.,.,.､､､,.,.,_ _,／´￣｀ヽ､
,.:.´: : : : : : : :ヾ:.:/: :｀: :.､ ）. f´￣｀丶、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ,Ｘ´￣｀丶
/: : : : : : . . . . . . . . . . . . . .: : :.:.:'.,.. （ ＼_ ）
/:.:.／: : : /: : :/:.i: : : : : : ﾍ: :ﾍ: : :. ',. `ｘ‐‐ ､￣
i／: : : : :/: : /: :.|: : ∧; : : ヾ: :|: : : ｝ . 〈 ヽ、_)
｛:.:.／/／/／ー':|: /ー'|: : :|ヽ､|:.:.,:.:i. ヽ、
∨ ／| '´ - |/ - |/ﾍ|/ |:.:.:|:./
!/i:.:.:l ￣￣｀ ′ ´￣￣ |:.:.:| ｝
. 〈 .|:.:.:! |:.:.:.!ｲ __ , -―- ､ 私につけられた侍女の件ですね。
｀|:.:.:| ∪ |:.:.:l.l/.:.! __,r‐､
!:.:.| r――┐ ,. !:.:.:!{.:.:.! /.:ﾉ.:.:〈 事情はお手紙に書いたとおりです。
|:.:.:| ＼ ｀￣￣´ ,.イ |:.:.:||:.:.:.＼ ,.-ﾉ:/.:.:.:/
_＿ ＿_ ﾍ;:.:!＞{::｀:ｰr:┬:r‐:´::::}＜!:.:/ >､:.:.:.Υノ :.:.:.:.:/
／´:::::::::::::∧｀＼ヾ!:::/´￣＞C＜￣｀∨::|/ !{__:.!.:.:.:.!;.-'.:.:.:./
::::::::::::::::／／::::∨♀´￣ ￣｀Y´￣ ￣｀♀∨ﾉl:.＼:.:|:.:.:.:.;.ｲ、
::::::::::／／::::::::::::| 人 | ヽ:_:ヽ.:.:／丿i
::::／／::::::::::::::::::! ／´ ｀＼ ! ￣￣ |
∨::::::::::::::::::::::ﾉ ／´ ｀＼ ヽ ﾉ
.
, -─-､
γ ､
/ ⌒ ⌒ ヽ こっちは僕らでやっときますんで、
.i （●） （●） l
t __｀__, ﾉ 一緒にお背中流しからのフルコースを堪能していただいてきてください。
ゝ.._ _ _ イ、
/ ＼／Y ､／ :, ヨコシマ、GO！
ﾉ || 、
./ || V 、
' ' || ./ 、
l .' || ,ノ--､ / ＿
L_! r'´￣ _,ヽ'...､ ´ ｀ヽ
| | `^ー-'., ィ─--､ゞ｀ヽ､ ´￣｀ヽ、
∠二＿ ＼∧ ヽ
y'"￣ .:::.................:::::.... 〉 ⌒ヽ、
/ , .:: ∧ Y Ⅵ ヾﾍ Ⅵ ）
/イ ./=三ヾ/｀ヽ､:::::i ,ﾉ
〈 i ﾊ //＼ゞ i ° }ﾍﾉ､才´ へーい。
ヾﾍ! !{ ﾟ },. ｀ー‐' u.}ｿﾍゞ
｀ ＼l｀ｰ'",ノ￣ヾ /从 ｀ 親方のアニキになるお方でヤンすねえ、よろしくお願いしゃーっす。
_,y入u {＿＿ﾉ／ヽ ｀ー─‐-､
人 .l ｀＞‐-‐'"::::::l l /´ ヽ
／ { l l {-､| y-::i l .i ./ i .:::|
. / ヽ＼i__| ヽ､＿_,＞´ l〈 / ..::∧
. ,/ ＞´ーヽy─‐-､ ゞﾑ-‐､..::::∧
. ／ , イ´ l"二ニ.} ＼ 廴| ￣|フ
〈 ry .! .iノ二ニ´ ｀ー─┴‐-､ .|
ゞｿ,ﾉ {二二＿ ノ
￣￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ビューティ・メークアップ・アーティスト（自称）は諦めたけど、スパ・リゾートといえばエステだよね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
//: :/: :/: : : : : : : : : : : : ﾄ､: : : : `､ |: : : :`: ヽ
//!: / : :l!:.／: :./!:. :. :.l:. l:.:.|:!:. :. :. :.`､ |:. :. :. :. :.l!
. l/ |:/!:.//!/.|:..:/ .|:.l:. :. |:.|!:..|!.|: : : : .: :.l!:. : : : : : :|
. | |!||/'!`|!､,l:.:l! |:./!:|/|:. i!:/: |: : : : : : :| : : : : : : |
. | `､!:|〃ﾄｭ,ﾚ´ ﾘ ﾚ/ |: /|:.| :|: : : : : : :|: : : : : : :|
. |: |`､ひﾘ .￣｀´､|!|/: : : |: : : |: : :: : : : |
. |:.:l! ￣ l´:ひゝ､/|: : ::/: : : |: : : : : : | わっちも仕込みにかかるが、
. |: :l / 弋Zｿﾉゝl: : :/: : : l! : : : : : :|
. |: :.`､ ` ￣ /: :/: : : /: : : : : : 7 女衆相手だしユーミルは残るでありんす。
l!: : : :ヽ ｰ- /: : / : : /!: : : : : : .l!
|: : : : |!.ヽ , ＜/: : /: : /: |! : : : : :: |!
. |:. : : /三!!`' l´ /: : /: : /!: : l!: : : : : |:.|
|: : : /三|!' i | ./: : : : : /ﾄ､: : |: : : : :.|: :|
／ l , ヽ
/ ! l,､,! ﾄ 、
l !、 !, i 厂l / ,'￣
,' l AAﾄトl､. N .A !
./1 i N､孑云.ヽ! /ｒｧ! l ﾄ,l
ﾚ l./l ﾘ `ゞｼ'ィ ヽ'ｲl' ﾘ
l l'´ﾐﾘ､ l ´ ヽ'
l , ヾ.､ｺヽ.! ｲ 団の話だしね、
' ﾚ'l `ﾍ. ` -―‐ /
ﾚ､ l＞ ￣ .,' 俺達は厨房にいるから意見が必要なら呼んでくれ。
.! ｨ ,ゝ ｀ 、i i i i j'
ﾚ' ∨ヾ､ -‐｀￣ 7、
／´.',λ! ／´/ ﾉ_: :＼
／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
￣_二ヽ ﾚ'´ -‐'ﾌ--―- ､ /:.:.:.｀‐-. 、
,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ : : : ＿: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:`‐- 、
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /〉￣￣.:／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:/￣⌒７´￣ヽ.:/7.:.:.:.:.:／ .／ ........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＝= / =＝=//7.:.:.:／| ／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
..／＿ｒ─ー─‐ｰ┐＿┌───ー┐く/,,／ | | ／_┌────‐┐＿┌──‐
| |¨|/￣....., - ―――― - 、 ...ヽ|￣| | | | |..| /￣￣￣..ヽ |¨Π:| /￣￣
| |‐|| |. ／ ＼ .| ||‐‐| | | | └| | |￣￣￣| | |‐' '‐| | |￣￣
... .／ ＼
.. ／ ＼
／ ´￣` 、 '`ー―- ヽ
| （ ◯ ） （ ◯ ） | ……というわけで、お待たせしました。
| ´" " , ´" "' |
| ＿＿ _ | 僕は《ピー》の できるお、こっちの細長いのが やらないお です。
＼ ヽ ﾉ ／
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／￣￣＼
／ ＼
| _ノ ヽ､ |
| （ー）（ー） | やらないお だ。
| （__人__） |
l ｀⌒ ´ } 気楽にっても無理かもしれないが自己紹介からはじめようや。
ヽ ./
／:ヽ .ノ,'ヽ､--､
,.-‐,ｨ‐"/ゝ.ヽ.＿__ノゝ::::::::ヽ､:::ヽ.
/／::_,､/,';;;;;;;ﾞ;;;;;;;;;;;;;";;;;;|:ﾞ､::::_::ゝ､ヽ.
ﾉ:::i￣／/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::/::::::::::::l:::ﾞi
/:::: /::::｀ヽ,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|／:::::::::::::::l:::ﾞ,
|:::::|::/::,ｨ '";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ､::::::::::::::::/::::､
.
／ ／ ＼ ヽ ＿
' / { l7/／
/ / /'||＼ _ ´∠l
/ / / || ; | ｉ i ,, ／
' / ,' || } | | |,斗匕 ／
ｉ | i |i | ,/ / ||,斗f''￢| | ／
| i i| |从|/ ,' ／ﾘ 才示灯 j }イ |
| | 八 |斗t云ミ ゞ -' | / 'i | 私はアレイン。
. ＜￣从 代 乂ソ | ' 八 |
/ ､ ＼ ､ / // | 見てのとおり、悪魔耳もちの《混じり者》だ。
＿＿___＼{＼ ＞ _ , /ノｲ { ＼
／////////へ//≧介 ／ ／／､ ＼
ﾍ ∨///////{: :{: ヽ // ／_≧''_／／: {::::＞ ￣
/::::＼／:）---=彡': :/:./ -/ / //::／ (:::)'! /:／'" ､
{::{::Y: : ｲ: : : : : := ,, ／ / / / {:::≧::（ﾉ::::::// ＼
|:::＼: : : : : : : : :≦ / / / / ⌒` 冖'￣/'' ＼
|＼::::＼___／:::ｨ:::::/ ,,.イ , ノ ,,// / ､ } =- _
ﾉ: : :＼::::＼／,,〕f≦ | ｲ ／:〔:〕ヽ ∨／⌒ヽ !::::::: ＜: .､
／:::::i: : : : : y,,／::::::: / | 从 ／ 〈:::::::::::::::::〉 ', }／≧ ､ __ﾉ:::::::|￣: : :＼
／:::::::::::＼: : :/ィ::::::{￣ |/ / ／:::＼::::::: 〈 ｉ /＜///∧ _i:::::::::: _|: : : :／:.:`: . ._
_,／￣￣ ＼::::::∨: :|::::: | / , /:::::::／: :ハ:::: ＼ l /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ` ＜ ≧＜{: : : : /-==二: : }
_／::::￣￣￣￣:＼: i:.:八:::八 i ,.:::::::/: : :/: : }::::::::::ｉ , /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼＼ ∧≧/: : : ￣￣: |
|=-----r―――‐:八: : :＼:::＼ ノ八 i::::::::i: : /: : : |::::::::::l / /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ:＼/ノi , : : : : : : : :.,
|:::::::::::: ｲ: : : : : : : :{７ ＼ : : ＼::::`..:::Y::::::::::::＼:::::レ' : : : ﾉ::::: イ ､ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／::::::∨ : : : : : : : /
'＼:／ | : : : : : : : |:ｉ:ｉ／≧=----=彡': : : :／::::≧=----=彡::::::: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼/::／〉::::::''"⌒ヽ／⌒
| : : : : : : : |/: : : : : : : : :|: : }::八: :/::::／: : : /: : : : : ／:: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{/:／:::::::: へ:::::::}::::::::: i
| : : : : : : / :}: ＼: : : :／|: : /::::::Y:::::::＼: : /: : : : ／::::: /＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i|/:::::::／}:::::: }:::: |￣|::::|
.
.≧_､ ./ .／ ./ ‘，
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／ ﾆｸ
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{ 男衆では言い難かろうからわしが言うが、その格好では痴女じゃ。
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y
.＼ / .ﾚ 八 ﾉ 無駄に生地も仕立てもいいのが、すごく困るのじゃ。
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿～イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ
: : ://_ ｀¨ ´ .|:| ∧￣´
／/ /: /: ;ｲ: :/:｜: ∧ ＜二二 三}三三三三三三三
/ :/|{i: }レ' |: :/ :/|: / |:｜: ｀ ＜_二{三三三三三三三 '
/ :/: i ﾚ' ＼ |: / ﾚ }/ V ',: |: :i ＼ヽ三三三三三三三}
' /|: |: |仆x }/ ゝ -─ ─ '; :|: :| :＼}三三三三三三_,'
{: { |: レ'辷ﾉ 仆ミx } |: :|: |＞‐ 二ニﾆ ＝=──
|: | |: |: |／ﾉ 辷ソ V: |: i: ! ＿／
|: | ' !: i ヽ }: :,' ! :/ :|二二ニﾆ＝ ￣ わ、私だって恥ずかしいんだぞ！
レ ヽ: |: :', /／/ / /: /i: |: :|
∧:|: :ヽ {_ヽ /イ :/-|: |: :| でも王女様がこれで誘惑しろと……
/: ヾ: /ニ , レ' |: :', /ヽ::｜
/:__/: :}三ニ ､＿ -‐ ´ ! : }: {三}─､ ２０越えの大年増、最後のチャンスだと……
／ {: |三三ニ -i {／{:i:}ﾆ/三 }￣￣ ､
, ' |: |三＼三三三二二二二三三{:i:}/三 /
'; |三三＼三三三三三三三三}:i:{三, ' ',
, ヽ :|＼三三｀ 二二二二二二／.{:i:} / |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 肌を晒すことに関して現代よりも厳しい……ていうか、現代日本でも痴女だよね、この格好。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿ _
r､ ＼;;;;;;;;;;;;;｀;;,,､
. ／;;;;＼ ,. -::─::-....ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
／;;;;;;;;;;;;;;;;>::´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
/;;;;;;;;;;;;;;;:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
. /／ ｀v´/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.i｀v´:.`:.､;;;;;;;;;i!
. / /:.:./:.:./:i:.:.:/:.:.〉:.:li:.:i:.:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ;;;;;|
{:.:.:|:.::.l|:.|l:./i//斗ﾙ:.|:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.', ヽ|
|:.l:.|!:.:.|:.ﾘ/／;ｨr=ﾃｧ}:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i 商売女でも表じゃしませんよ、そんな格好。
ヽ|ﾍ:.:.:|ヽﾉ:::::::..｀~.'::::|:.:.:.:.:il:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
_ ／ヽ|;;;{ /:.:.:.:.:.|;i:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.| 道中、男どもの視線に気付かなかったなんて言いませんよね？
:.:.｀::.':..-─.:'´:／z彡ヽ.ー ' /:.:.:.:.:./;;;l:.:.:.:/;;:.:.:.:.|
￣ミ:.ｰ＝￣´:＿_／/}l;ヽ__ ./:.:.:.:／｀>':.:.:/;;;;',:.:.:.:|
:.:.:.:.:.:＿z==≦彡イillilill!ill／:.:.:.:/ /:.:.:./＞r‐- ､|
z=ﾆ´:::::_／;;;;;／:./llil/i／:.:.:.:.:./ /:.:.:ﾝ;;;;／ :.＼ |＼
:.:;ｲ:.:.／;;;;;;;;;/:.:.:《!||／:.:.:,:ｲ:.:.,ﾍ／:.／;;;;;/ . ::::::.ヽ };;;;;;＼
/:.:.:/;;;;;;;;;;;;;;{:.:.:.:.:∨:.:.:.:/;/:./;;/:.／;;;;;;;;;;{ . ::::::::.ﾍ /;;;;;;;;;;;;;＼
:.:.:/;;;;;;;;;;/;;;;;ヽﾙ'/:.:.:〃;;;{:.:.i!/:./;;;;;;;;;;;;;;i! : :::::::::::.},.ｨ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
'/ニニニ,' / ' ／ ' } ハ !ニニニニニ=-
}ニニニi !j ' ｉ |j ' ／ // } |j ; ニニニニニ=
|ニニニ|从 {vi | | 从 ノ/ / /'' i:ｉ j| 八 , ニニニニニ-
-=ニニ!ニヽ !八 斗f≦ミ / ' ` ＜ ＿/,,} 八 /=― ---‐ｭ ニﾆ /
'/ニニニニ=＼=Y'⌒ 爪｡vﾊ }/ ィfi示㍉ / / ,' /＞ ≦ニニ=-
'/ニニニニニ=/ i ,> /／/ /／ 乂ソｃ' ｲ ／i,,イ |￣ヽ...＼__人__人__人__人__人__／
.. '/ニニニニ＞'} 八 圦 `＿ '⌒{彡ｲ ノ i | V ≫ ≪
. '/ニニ= / // ＼ ＼ v:::） ／V （ l | }≪ うわああああ ≫
. '/ニニ ｉ ,'/ / i ＼{ 个 ニ イ { Y} 八 ;==.≫ ≪
'/ニ/ |／ i{八 |_ ＼ / / 人 { { ＼＼ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
'/,' | ,' ＼| ＼ ／ 乂) ; ヽ ヽ ､
／ | , ヽ ＼ / 乂) i ∧ i ＼
. ／ 八ﾊ＿__/ i 乂） ヽ≧={ ､＼ ＼
／ / :::::::７ }' ノソ V::::', ＼＼ ＼
.
,.! '",. ‐'":.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ヽ ヽ
／ :.／:.／:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:} ヽ. ＼
/:.:.／:::::/::.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ:.:/ !:! ヽ
. /:.::/::::::::/:/:.:/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:.!´_＿_!,|___ ﾊ
/::::/::::::::/:::l:.:.!:./ !:.:.::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:::::l´:::|:.:.:l:.:.:.iヽ !
,':／!:.:::::/:::::|:.‐/､:!:.:.:::|::/!:::.:ヽ:.:.:.:.:l:::::|:::::!:.:.:|:.:.:.|∧ |
l/ !:.:::/:ヽ::::ヽ!{ヽl:.:.:::l/! |､ヽ- ､:.:.:.|::::|::::|::.:.:l:.:.:.| !/
| ヽ:::|ヽ､:::::::|ヽｿヽ:::| ｀T'ｰ-,､｀ヽ!::::|::::|:::::.|:.:＿
| ヽ! ,!::ヽ､:! ヽ,! '､ヽソゝ､|:::/ 、!:::l7/／.. _ あ、私はコアです。
/:!:.:.:.l:l ' ￣´ !:/:;' ＼::.|.´∠l/ /
/:::l:.:.:.:.|::ヽ丶. _ ｲ:|::|'ヽ､ ヽ､:::.:/ / ／) 私もこのように悪魔耳もちで、羽はただの飾りです。
/:::::l:.:.:.:/:.|:.:＼ ,. '" |::|::|:::lr.:l` ｰ‐':/ ./ ／／ ‐，
/::::::/:.:.:/:::::!::::::::｀ ｰ ',´ |::|,. -..| }:::.／ ヽ／／／／ 痴女やらされるよりはマシだし仕方ないかなって。
/:::／::／::::: _,.. --‐‐‐''!__,.. -‐!:| ,.! ∨ （／／､
. /／/::/,.. ‐'" ／::/._／ /::!,. '´:::::'， ＼ （＿＿_.
!' {:::l´ ／:::::/:;:;:ヽ l /::::::::::::::::} ヽ_ｧ――一
| ヽ::!. /:::::::/;:;:;:;:;:;} ／/::::::::::::::／.｀ﾄ､ /
| ヽ /,.. ‐ 'ヽ,.-‐'ｰ／:::::::::::::::::／ ！ ヽ
ヾ´ゝ'"/;:;:;:;:;:;:;! ／:::::::::::::::::::/. ｌ
. ／／ / i ＼ } >
./, " / i .| ／ ﾚﾍ、
|/ , ヽ i .| |、 / } ノ
′ i .l i .ﾊ. ∧.i .| l / |' ﾞ;
| .| i .| ／! }/ }ﾊ .|,ﾉ / ./"
| .i .| ﾄ 1. ,ﾑ斗:ｒ7 } | / ./ :ヽ 髪で耳を隠しているのが御気に召さず、
. i l .| 「＼ .ﾊ/ Ｖツ ':/ .| / /|: : : :i
. 八ハ ト |'芯＼{.:::::.´.:.:::::. ハ .| ﾊ /: :| : : : l とはいえ髪を切れとは、さすがに王女様でもいえません。
. { `:.ハ .ﾄ.}７.: ::. ::. }/| .j ｙ: _,;|: : : :」
| ヾ. :,ヽ / } ｊ ／／ﾞ,:-イ~
ｌ |＼ _ -, ｲ .,／／: : : ヽ:.} _.. -=. ┏━━━━━━━━━━━┓
. ｌ .|. ､ ´ ／ﾉ ／／: : : : : : :’-==: : : : : : : ┃ 髪は女の命なの！
丶 i `ｰ ' >" .／: : : : : : : : : ; : : : : : : : : : : ┗━━━━━━━━━━━▼
丶 ， .《 〈: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : :
.
＿＿＿
／ ＼
/ ノ ヽ ヽ
/ （●） （●） ヽ 痴女スタイルも小悪魔風味も王女様の指示ですか。
| ´ |
＼＿ ⌒ ＿／ 悪乗りはともかく、話が合いそうなのが怖いですよ。
.ハ / Ｖ又ｲ ::::〉::::::i:
.} ヽ 〈 l |;;|ﾉ /::::::::::i -,,_
.r iY'ﾉ.;; }::ヽ l|;;| /::::i::::::::}‐ | ||
..|| | ﾉ:::: }:::::::＼|;;;ﾚ'ｰ'' ⌒.:::: ヽ | ||
..|| | {,,;;;; .:::: ヽｰ---ｹﾄ､, へ､:::: | ||
――─.:::::::::::::ノ.:::/ / 彡}――─────
"￣｀ﾞﾞ ''ｰ-､'ー----'
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（―）（― ） |
（__人__） | 中段羽耳は手に入れられなかったな。どうでもいい話だが。
（｀⌒ ´ |
.ｌ^l^lｎ |
.ヽ L ﾉ
ゝ ﾉ ノ
／ / ヽ
／ / |
.
___ ____ __
く´::::::::::::::::｀丶、. ´ ＞‐‐- ､ __ ______
〈´:::::::::::::::::__／～ 、 ,.～v 、 ＼´:::: ::::::::::::::::｀ヽ
. ヽ::::::::::::／ /ﾊ /ハ Y｀ヽ ヽ::::: ::::::::::: :::::::::＼
,':::::::, ' // /～'｀´~ ! ', ﾊ::::: ::::::::::: ::::::::／
/:::::::/:://i // | i ! ! !／ 〉:: ::::: ::::::::::::/
. 〈:::::::::ﾚﾍﾊ.ﾄ//__. _|__/_ ! ｌ ﾊ／ 〉:::::::: :::: :::::/
＼ヾ´｀从!´____ ._ﾚ_iﾉﾉ｀ﾒV ｲ／j:::: ::::: ::::::::/
. >＼ .|i! ´￣ ￣｀` iﾘi!´￣｀ヽ: ::::::::/
／::/::::::/⊂⊃ . ⊂⊃ ﾘﾘ__ __／､:_:_::/ ……レン。
/:::::/::::::/:::i＼ c ｨ ! ｌ l|::ヽ::::::::ヽ
. /:::::/:::::::/:: :| il i＞ . _ イil ｌ!/ .ｌl l|::::::l::::i::::::',
/:::::::::）::）::: ::::）|i ll (⌒!￣,. -----く i! ｌl l|::::::l::::l::::::::',
. /::::::::（::（:: :::::（ ,:ィ「（ V::: ::: ::::_::_::__}i| ｌi l|:: ::i::: i:::::::::',
/::::::::::::::)-‐‐‐─- くこ〈__〉''⌒ヽ::::: :::::ﾘ:＼i l|::: :::::::::: ::::: ',
｀ヽ::::::/( __,.__ __,.__ )ヽ ||＼ ／:::::::::/:::::::::＼::: ::: ::::: ::::::::',
{ ／ ―- ､ _ノヾ!_
. ＿人 ＼_( ､ ヽ、 ＼彡'ノヾ!_ , -_‐ﾆニ二_７
. ） .／/ { ＼＼_ ` ,x'_ヽ＼ノﾉ K ／＼. ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
. ⌒Y ..../〃{ { ＼ ＼ ,ｨｵヽ_ ＼_ `ｰ-<_ ／´／ ≫ ≪
{ { ﾄ | ヽｲJｼノ ﾘ}ヽ、＼＼＜_≪ ぇえええ、しゃべったーーーー！？ ≫
从t弋j ~´ 〃 ｲヾ〈＼ ヽ ＼ ≫ ≪
ヾﾊ~ <⌒ヽ / _ゝヾ＼|ヽ､|／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
l | ＼ ヽ ノ ／_ノﾉ >ｨ､_,ノ´
| |l | ＞‐､へ<<_／ﾍ、,' ,'
r‐'´ ヽﾄ､ ＼=<_`^´ 〉c、ｨ" _ノ
| ／三ｰｧヽ＞＼_v_ _／ ＼ ´
ﾉ/こ二ラ 、 / ﾉー- ､ ヽ
＿,√/に二ﾌ、 ヽ /／ `ヽ､oﾍ
.
. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:_:ヽ;:.:.:ﾍ;／:.,｀Ｖ⌒ヽ;;;;;;ﾊ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:/:.:.:/./:.:.:.|:.:.ヾ:´:.:.',:.:ﾍ:.:.:ﾊ:.:.:.:', ヽ;;;;}
./;;;;;;;;;;;;;;yﾍ/:.:/:.:.:/:.:i:.:.:.:.|!:.:.:.i:.}ｨ行ミﾄ;:.:.:.};:.:.:.} }/
j;;;／ ｀v′ |:!:l:.:.:.:{:.:::i:{:.:.∧:.i.:|!| ﾏzｿ|:.:.:.:|=ーｧ /
|/ ﾘ|i!:.:|:.|:.:::ﾘヾj,ｨﾀi/, ~ |:.:.:.i!ィ´:i| レンが口をきくなんて珍しい。
| ＿ﾞヽ;i:.:`.､:.|;ﾊ~´ |:.:.:.|:.:.:.:.:|
__, .ィ´､／ ヾﾍ|:ヽ{:.ゝ, iヽ ,.|:.:.:.|:.:.:.:.:.| ﾒｶｹ
￣;;;;;;;;;;;;;;;;;{ }:i;;i.:.:.:i;;;iiill＞| |, ィ |:.:.:.|:.:.:.:.:.:| それでその、私達はできるお さまの妾になれるんでしょうか？
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ /:.i;;,|:.:./;_!;ィ=/,ム__,ｨ|:.:.:.|＞y´｀ヽ, i＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Y:.／/:./ |!;;;;/ 二j .〉|:.:.:.|;;;;;| ヽ } ﾊ,､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ /:./ j;;ｨ' r,ﾉ~ﾍ|:.:.:.|;;;;;i| ﾊ,.ｲ;~´;;;:::＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ {:.:.| / ＼ ｲ､;;ヽ,|:.:.:.|;;;;;;;;`;,､ };;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.{ |:.:.| ./ ￣´/;;;;;ﾊ:.:.:|;;;;;;;;;;;;;;;;':, /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.:.∧ ヽ|/ /;;;;;;;;;;}ヽ|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;} /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.:.:.,'::::| / /;;;;;;;;;;ﾀ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.'/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
;;;;;;;;;;;;/:.:.:.:./::::::|. / /;__;;;;ィ;;;;ゞ;;;;;＿;;;;:イ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
;;;;／/:.:.:.:./::::::::|,.ｲ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;} /:i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
.. {三三三三/ﾆ:／///.＞┬ | :/ | ／ ;'|: /| ｜ :!三 /
.. {三三三三{／//＞ |: |: :| / :／}／| / ! / .| ! :|: |三,'
＼ ､─ ‐＜ :|: |: :| :/}／ ＼ }／ レ' リ: ｜::|: ｜/
＼ ＼ ＞ ､ ｜ :|: :|/ ≧xz＼ _ |: :|::｜: |′
. ＼/＼ ヽ|: | ｜ ヒ::ノ _ ノ|: /|::｜: |
/: ＼ ＼_ } ! ､ | /／/ =＝|: / ': | :|
/ |＼＿_.! | ヾ { ヒﾉ'}/ / ,'|: /
.: :|: :| ｜ / , / / /｜′
/ |: :|＼{＼ __ ..: ;'} /
./ f三:三:三:|: :|三＼ ＼ ´ ｀ ／ :/ }/ ……。
/--ヾ 三 三 |: :|三三 ＼ ＿ , ´|: /
./´ :三 :三 :三:|: :|三三三 ＞z/: :{: :}:｜: /|
.. ／三三三三三三:|: :| 三三三三三 ＞z､}::{: :| /:｜
／三三三三三三三 ヽ: ､三三＼三三三三｀ﾞ} !′ !
_三 三三三三三三三三 ＼: :＼三三＼三三三:ノ: :|
.
.〈/ / { ､ ＼ ∧ ∨三ﾐ}≦彡ｲﾍ
./ { | ハ ∨ ﾊ ∨__ノ⌒}彡 .〉
. ! | |. | |八 }､ .} } ﾊ. ∨ 人=イﾍ
.{ | ﾚﾊ.| | {ヾ ＼ |ハヾ ﾄ､| } } .／_彡'==ｧﾊ イ
ﾊ .| | {ヾ_ヾ! ＼{-=≦zミ Y 从!_.／}ﾆ==彡ｲ .}人
. Ⅳヾ! l| ｲ心＼ ヽ. てrツ }! ./_ﾘ / ハ=-＿ ｨ彡ﾊ彡
ミﾆ |八_ ゞ' ｀¨ 八f:::::Y三二7￣ } .)/ なかなか個性的な娘達じゃのう。
}ミ三込｀ ' ｲ} 从:::ノ}､＿.ゞ=ｧ=彡Y /
}≧ﾘミ＞ .'- イ /{三彡≧=ゞzz=彡' もう全部 できるお に投げて終わりにしたいのじゃ。
/＿／´_ ≧=≦二/ ハ| ＞---.､'-ｧ7
／´＿_ ＞.､ ￣ 7 ／/:.! ｀ヽ: : Y
..／ｨ// /＞.， ＼ｲ_.zィ/:/}: :| .}: : |ﾊ
／ ￣ ＼.. ＿＿
/ ゝ__） （ｸﾞﾆｮﾝ）
| ＿＿.￣￣
＿＿ | ｰ ￣ ￣ ＼
／ 二 ＼ ＼ ＿＿_
′ ,／ ＼ ｜
／ / / | ヽ＼ |
/ / | | | | ヽ＼
| ｜ ／ | | ` ー | ＿_｣__ ∨ 〉
`ー┼―― ' ｢ ＼ ＼ ヽ | ∨
ヽ=- | | ヽ. ＼ / ﾄ､
| | ―― 二==ニ三 三三ニニ= |｜
| | ﾆ三三三二＝＝ ﾆ三三三三. |｜ 本当にすいません。
| | |｜|｜ ｜ | /i |
| | |｜|｜ ｜ |. /Ｔ¨ 王女様は何事にも興味をお持ちになり全力で臨まれる方で
| | ＿＿＿ | ｜/ |
| ∧ / ]! | ,ﾊー┘ それが悪いほうにでてしまいました。
| / ＼ ´￣￣￣￣ ／| ハ ＼
| ./ ‐- ＿＿＿＿ イ ＼.| ∧ ＼ ＼
|/ /:::::::|＼ ／|::::::::::::＼ |ﾊ ＼ ￣
/::/￣|ヾ |ｿ |￣ヽ:::::::::| ＼ ＼
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /〉￣￣.:／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:/￣⌒７´￣ヽ.:/7.:.:.:.:.:／ .／ ........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＝= / =＝=//7.:.:.:／| ／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
..／＿ｒ─ー─‐ｰ┐＿┌───ー┐く/,,／ | | ／_┌────‐┐＿┌──‐
| |¨|/￣￣￣..ヽ|¨Π |/￣￣￣..ヽ|￣| | | | |..| /￣￣￣..ヽ |¨Π:| /￣￣
| |‐|| |¨¨¨¨¨¨| ||‐' 'ｰ|| |￣￣￣| ||‐‐| | | | └| | |￣￣￣| | |‐' '‐| | |￣￣
-――――――-
／ ＼
／
r‐..､ ./ __ __
...r‐...、 | ｉ | ＼ ／ ｜
...} i ｉ | | Y⌒Y ＼_ ､／ ｜
... / i / | l i | ー―‐ ー‐一 | 「粗野で乱暴」も「活動的で物怖じしない性格」ですか？
{ 〈 i .| l | | /⌒ i i
| '. .| .!. ヽ .| l i { _____´___ / ﾒｶｹ
i ｉ | . ｢:::ｿ |＿_! ! ／ 妾うんぬんはちょっと脇に置いて、
... ､ Ⅵ , ∨ !:::::/ i｀ヽー― ／
...＼ ヽ〉 .､_/ i:::/ ;:::::|｀1 「￣￣/ アッルがこのまま雇うというのはナシなんですか？
ヽ i/ /::::::| | | /{＿_
} }:::::::| | l /:::::::/
／:::. |:::::::| / {:::::::/---..
... ／::::::::::. |:::::::|､ ＼_/ ／::::/:::::::::::::::..、. ┏━━━━━━━━━━━━━┓
......./::::::::::::::::::, ;::::::::| ＼〈 ／{:::::::::一ｧ::::::::::::∧. ┃ モノはいいようなのです。
... {::::::::::::::::::::::. ,´ヽ:::| }o |::::::::::::::|::::::::::::/::::i ┗━━━━━━━━━━━━━▼
... |::::::::::::::::::/´} / /}:| } .|::::::::::::::|:::::::::::::::::::|
... l:::::::::::::/::{＼＼ _/_,..ｲ:/::! }o |::::::::::::::{:::::::::::::::::::|
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_ ＿ _ ＼／
⌒＞ ｀´ ＜ヽ_ ／＼
／／ ／ ＼}､_
. /／ ／ ヾ } X
/ / / _ｎ__ ｎ _ｎ__ ｎ _ｎ__
＼／ ハ K}. └ｉ七┐ l l└i七 l l└i七<⌒ ｰ- '＾>
／＼ l ' | ' } l | |ｨ} x （r匕r'_） LＫ⊆T LＫ⊆T `⌒ ー'´
|/ ｌ | _｣イ | 丁ｵ十tfr } 从} X
/ 斗r1´ﾊ从 { ﾙﾍﾊぇ_圦} 斤}
＼／ / | /Vx≠ミ "￣｀ | lﾌ' ＼／
／＼ , ﾙﾍ 、 /l/l | |! ／＼ お給金が払えませ～ん。
/ ハ /l/l | ト
l ｲ / .入 r ア ,| ﾄ :::＼
|/ | ／:::/ イ l ∧ ＼:::ヽ Ｘ
× { Vｌﾊ{⌒ヽ ), ト 一 トj从∧:::. ヽ:::;〉 X
x Ｘ ／..:::::::::／／ /∧ ／ ト- -一'⌒ヽ
／..:::::::::／／::::::::ｒ‐――――┐::::::＼＼:::::::::::::::::::ヽ
./∧:::::::::/ ∧:::::::::｜ ん ｜:::::::::∧∧::::::::::::::∧∧
,, -─- ､._
／ ヽ
. | |
. | ノ ヽ､ .|
. | （●）（●） | 金の問題なら、やるお から援助するようにもできるが、それでもか？
| （__人__） |
ヽ ｀⌒´ ﾉ
/ ∩ノ ⊃ ヽ, ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. { / ＿ノ }. ┃ やるお財布→（援助）アッル財布→侍女雇用、の流れ。
| / / ｨ |. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
， / i } } ; ∨丿ヽ｀ｊ
./ .{ { | } ; , ﾉ ヽ〈
./, { , { .}.〉 .i , , ; ; } )
i , { , li : } A | ﾉ. ', ;、; }冫
.{ , ， x , li : y _卜ﾉ从 : i ヽv:.＼ それは私も騎士として、
乂 v仆__|ヽ} ヽ ﾉ彡てぅミゝリ |ｹ )ﾞ、:.:.:＼ ﾊﾍﾞ
′ヽ ヽヾ弋tぅ｀ ｿ 乂vﾉ | ﾉ ﾚ:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ヽ 侍女の１人も侍らせたいですけど、やるお は商人。
ﾘヽ).ヽゝｿ ´´ ﾚ .| |:.:.:.:.ヽ:.:.／
: }ヽ:. 、 | .|:..{:.:.:.:.:.:.:.:冫 商家の嫁の身の丈にあう暮らしができればそれで十分です。
.| 、 、-―ｧ | .i:.:〉´￣￣ヽ
| 、 丶 ノ ／:| リ:.:.} }:.:.:.:.:.:.:＼
{ 乂 :..... .:::ﾍ彡i i ﾉ":.:.:.:} }.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
', i ﾉ:.:.:.:i-= ..＿:》ノ .i ノi´:.:.:.:.:.:.} }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉
,;ノ:.:.:.:.:.:ゝ }／ i|:.:.:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
〈:.:.:.:.:.:.、》0、S ′ ／l、:.:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.
ノ{.ｲ′ ./ ‘， Y ＞､
.. .／{ｲ .Ⅳ ,′ / / ヽ :. } / /.__
. | ||| 〈 .| . ｲ / { ヽ .| | | .＞<_./ /ﾉ 八
. .ｲﾉ |ゝ .≧=ﾐ| |' .| ﾚ} .ｲ ﾊ { ハ .| | |´_.／ ヽ / ／ .〉
. / .{八.八 ／ ＼__| | | / |/､ﾚ ヾ＼斗､!Ⅵ ﾊ/ /-{
...... .{ .八 ＼.ﾉ¨＼ .八 ∨ヾ!､＿_, ､＿_, }/.{/ｲ .ｲ 八 身の丈は大事じゃが、
. ...∨ ＼ / ＞-＞-八 ￣ ￣ 从ハ=≦ .／ミ､
. r.ｲ＼ /Y＼ _ゞl≧=- ' ｲ .|ノ __ ＿ イ__ノ {_ やるお たちは10人扶持相当をとっているから
. |( / ≧=- ／´ ﾊ__＞ . ´｀ イノ .!: : : :＼
. ヾ .八 ./:/ /: { ｀ヽ' .≧=≦／ ノ､ ヽ: ヽヽ ／ 分けてもらえば侍女の２～３人くらいは余裕じゃぞ。
. ＼ /:/ /: :/≧=zミY｀¨´< ｒ≦ }: :} }: : :ヽ＼≦／
. ≧=.ｲ: :{ { : { {:.{/、){__ )! 八: : | ヽ: : : } ∨=彡'
. / {: : :| 〉: | ヽヽ.ヽ⌒ヽ ／{ {: :八 .〉 : j 〉
八 .|: :八 { : ｌ }:.} .∧ / .八ヽ: : :} ./ : / /
.
{! ／ ヽ
ゝ._ / ヽ ',
/ ／il ', '.
, ' , ' , ' / | l l i |
, ' , ' //__/ / .ｌ l l l i ｌ |
// / // // / ｀/ /´「 「 /｀ﾒ ! |
. // / // / / // _ム._ / ／ ﾚレ'__ ハ i .ﾘ
// ﾚ' / / / / K´{r'::::::} ´{k:::: .}ヾ ｌl ! /
. // / / / i !i ´￣ `ー‐' ﾘ ト./
i/ / / /i. /i ﾊ . / l !
| ﾚ'/ / !/.!入ﾍ / i iノ それ、兄の前では言わないでください。
| i/ / ハj 弋ﾍ ‐＝-､ / / i!
i / / | 乂＼ / / ,' ていうか10人扶持かあ、そうかあ……
|へ ! ⊥. --‐‐‐＼ ..イi / /
| ／X￣ _. --ｧ'／/ | ＞ . ´ .| ! / /
|' r' ´￣ ／／ r─┴ -----‐─‐ ┐ﾚ'
__＿ .八 乂 . ∠／--┤「￣￣ | 「￣￣￣ .|
. ´ ｀ 二 ´＝彳´￣ ! | | 「￣ ｀`ー‐‐ ‐ ´￣｀ .
. ／ ,. ´￣ ,. --/ /`｀ー ._ | | ＿__ `＝＝'￣ ｀｀`ヽ ｀丶、
／／ ,. -- / ｀ヽ. ｀`ー ┴‐‐ ' ´￣ __ ヽ ＼ ＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
::::i:::::::::〃l // j j{! l .l l _ L ⊥ﾆ=-‐ 一 ､ l ｀'ヾ;:::::i::::／::: / / / /.| .| | ! ! } .／ ヽ ヽ |／.／ ／.／
::::i::::::〃ノj j j /.l, ｨ ゞ´ | l_Lﾆ==z､ ! ヽ l lヽ ヾ:il´ ::::::/ / / / | .! / | | ／_,x≠ｧ ! ! |／/／＜
丶;::〃'l/ l | l, ｨ'"ﾘ l l l,ｨベi:::::; - ､:｀ﾄ ヽ ﾄ ヽ l ﾊ . ￣ヽ｀ヽ /_/ ! /.|./ .| |一',イ泛孑 .} } |, -' ヽ
//( l{ l l ,ｨ' |/,xz=ミi l ﾊ 八::l///j:/ll ! ヽ !ヽ ヽl ﾊ ヽ / ヽ￣|.ｨ示frx .ﾚ' ゞ- ''lﾊ/ / } 、 | ＼
. l/ :! ﾄ'i 〃:::::;､:::!ヽ / ｀ヽ ＞＝'= jl ! ﾘj iヽij .ﾊ... ＜＿| | { ＼!ヽ弋沙 / / / } | !
{ l , ヽ /lヽ::::ゝ'::l｀ヽゞ ' | ﾊ lヾiヽ ﾊ | | ヽ ヽ.＼ { / / /ヽ/ヽ- 、 ヽ |
|ヽ ! ハ ＼ i ゝ '" | lﾊ ! ﾔ l＼. | ﾊヽ、 !￣ , -'￣￣￣￣'イ 'イ ヽヽ/! ヽ ＼ ＼
ヽ ', lヽ l｀ﾄ､ jl/ l' lﾔ l l l ヽ ﾚ' ｀､ ヽ! r'￣::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!乂! ／ ＼
＼ ヾ ト、.l ﾊヾ /ｲ l !ヽ, ! l l )..ﾞ＿＿ノ ヽ! >:::::::::／:::::::::::／:::::::::::::::::::::: ヽｙ!￣ヽ.
＼ ﾄ| ﾞiﾍﾄヽ、 -- ノ ｲ l l ﾄi ,ﾊ ! / ::::::::::::::::::::::: /´ヽ_／:::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::{y.} ＿_＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.
Y / , ' ／ ヽ ﾊｰ
〈 ,' | / / ｨ i i! ﾊ γＹ⌒ヽ
. { .| ' ///l /_斗l i i i｝ ( ﾉ ）
' .| | ／ // 'ﾞﾍ; ;ｲ/レ|.リﾉ i! ＿x彡 ゝ、＿ノ
.，.l l/ 〒〒7 ヽ;ｲ '〒〒 / //
ﾄlヽ:ヽ ゝﾉ l ゝﾉ ﾉノ ﾉ '
ﾞ .| ｀ヽ ﾉ| | 金銭条件は同じはずのユーミルさんに侍女は居ませんよね。
| ､ /| |
, ﾄ＼ ⊂⊃ . イ i j 必要ないものに無駄なお金は使えません。
, | /::i＞ __ ＜l::ヽ j ﾉ
、.|/:/ゝ __,,,,__ ﾉﾊ::::ﾉノ
Y、，ﾞ=--; ;-=":ヽ:::」
＿ /:::l:::::::| |:::::::|:::ﾄ ..､_
／ ”::::: ￣￣ ":::::::::__,,, 人 ,,,__:::::::::::::::￣￣":::::~ ＼
__ .ｚ-‐‐.、
,ｚｲ__Y-‐"´ 骸λ
_｛二｛ , ´￣ヽ-.、∨
__{二二ﾘ .／ ／ ｀ヽゝ
ヒ二ン「`′ ／ ／/j ｝´
{ニンﾆ{ ﾘ Y ／ / / .,'
tｲ ｿゝ圦 `iリ孑ｊ`ヾ＞ｚン
`‐´ ｀ヽ.′¨ トィ´ わしも新婚気分でおったし、まだ、そういう規模ではないからのう。
人` .、ｰ. ' __
ｲzｘﾆﾆﾆﾆY-‐ /
,.' ヽ/|ニｋ ／
_'__ i/＼_/ヽY
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┃ ユーミルさん自身が３人扶持、人を雇う気になれば雇えますが単に人が居ないだけ。
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| |:| |¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨l丁¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ﾞ~| |
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| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
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／／| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三::::::::::::::::::::::::: :: | |
／／ | |:| |: : : : : : : :_,,..-――-..,,_.::::::::::::::::::::::::::::::::┌──‐ ┐: ::::ﾛﾛ::: :| |
／ ／／｜ ／￣￣. ／ ｀ヽ.￣`ヽ======|.: .: .: .: .: |=======┘
／／ | . / ', .|＿匚]＿|
／／ ／. ,'. ―― ',
／ ／. l ／ l
', 三三 | じゃあ、いったん解雇だな。
|. 三 -.、 |
l / l | 自由にするとも言い換えられるが、お嬢さん方は今後どうしたい？
'.,.ヽ.__入＿ ノ .| .|
ヽ ､｀´ , .| ..|_
,-、 __ .', ￣ ／l .',＼
.',. ', l l l .／ | .', ヽ、
〈.ヽ ', .', | | _｀''―‐''´ .l .l ',_
', ', .', ', | | ,,-''／ ',＼ | ...',｀ﾞ''-..,,_
,-、 ', ', j .｀´ | ／ ／ /', l | ', .｀ﾞ''-,,_
ヽ ＼ ', ｀´ ..| ,' .￣￣＼/ ',.ヽ / ,.ｲ ', .｀ヽ
.＼.｀´ ヽl__,.--.、 |、ヽ __ ,,..-''´ |'"´￣￣
ヽ ,,..-''" .| ｀''-- .-‐''´|
'., __ ／ | |
.ヽ- -''" | |
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... 丶 / / ／
. ＼ 丶 i | ./ / ／
ｒ､ ノ） --──- ､..,,_ / / ／ ／
i:::::ヽ､,.::'"´::::::::_____::::::::::::::::::::＞-.､ ﾉヽ / ／ ／
/:::::::::::`ゝ:::;: '":::::::::::｀ヽ;::::::::::;'-‐:::::::Y:::::::ﾊ.... / ／ ／
ノ:::::::::/;:ﾊ::!,´::::::;::'´;二::ヽ!::::::7':二::ヽ;:::i:::::::!:::', / ／ ／
´⌒7´:::::::7:::::::::/;'´::::::::i::::::::ﾊ:::::::::!:::::::ヽ!⌒ヽﾉ /＼ ／| ／ﾞｉ
. ,'::::::::::::!::::::::;'/:::i::::::/|::::::/ '|:::::/i:::::::!:::::', :. ＼ ＼､＿ﾊﾉ ヽ、|／ ｜ノ (,ﾊ＿､／/
i:::::::::::::i::::::::i､!,_」ﾆ､_,|:::/ |/､,!__ﾊ::|:::;:::!. ＼)'
.ﾞ...|:::::::::::::!:::::::!ｧ''i:::::o:i ﾚ' ' 'i´::iヽ!|ﾍ/ﾚ' : ／ 「 《ピー》な相手に股を開いて、
. !:::r─-i:::::::〈. !::。c! |::c! ,!:|:::::| .: ヽ,） ﾒｶｹ
. ,'::::::`''ｰ|::::。o` ´￣｀ ..:::: ｀´`。o :::|フ : ／ あとは天井眺めていれば、安穏快適妾生活。
ｲ:::::;'::::::::|:::::::! ,. -‐- ､.,,_____,,..､ ! :::○ :. ヽ
!::::::!:::: ○ :::::ﾄ､, !､.,______________,,.ﾝ,ｲ:::::::|', :o.... ＿） おやつもあるよ、どんとこい 」
ﾚ､ﾉﾍ:::::::::!ﾍ::::|:::i＞,､.,_ __,,.. イ:i:::|::;ﾊ!::! : ,)
ノ^ヽ､Yﾍ/;:へ|'"!'へ､ ￣'i､‐r-'|/ﾍ|/､|ﾍ! . :.... ／-､ は、どこ行ったんですかあ！！
::::::::::::／ ,ゝ-ヽ＞くi_/,.! --'､ノ::::::ヽ. : . ／ﾍ
:::::::::::i / -‐{`iﾑｒi´}‐- ',::::::::::ﾊ.... ／ /／7／ﾍ /l ﾄ､ ｜＼、 /＼ /＼ﾞｉ
⌒ヽﾊ _ｒ'ｲ -‐{ﾉハ,!_}-- i⌒ヽ:::! :.... ーｧ / V | ,l ヽ| V ﾞｉ
_..: . `ヽ､ゝ' ! ニﾝ'::::T::ゝニ i ﾚ'
... ／. └| / ,.ｲ:::::::::io:::::i | : `ｰ- ＼
ﾞ／ : ,! / /:::::::::::!::::::::!. ! : 七_,_ ＼ ＼
,.'',二ヽﾊ､ _ノ:::::::::::/io::::::'､____,ﾉ i,. （｀メ j .＼ ＼
ノノ´ ,く::::::｀`´::::::::::::::::/_,!:::::::::::!. i, ＼ ＼
´ ,.:'´::::`''ｧｰ-::､::;;___/-rL::-イヽ.,. i, ） ＼ ＼
/:::::::::::::/:::::::::::::::::::::7::::::::::::::::::!:::ヽ... i,. （ ＼ ＼
.
＿＿＿＿
,. -'"´::::::::::::::::::::::｀¨ー ､
／:::::::::::::::::::::::::::::__,,,::::::::::::::::::ヽ、
,.'"ｰ､:::::::::::::::i:::::::ｒ":::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
/:::::::::::::::ﾞヽ:i:::::::ｰ"'_,-ｰ‐‐-´:::::::::: ヽ、
/:::::::,ﾆ=-ｰ:::::::::::::::::::::=-ー￢:::::::::::::::::::::.. ヽ
./::::::::::=-‐￢'::::::::::::::::::: 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ヽ 生々しいんだよ！
/:::::::::.:::l::l::l:i" 丶 i
/ ::::::i::i:' 「￣￣| l てかどんなスローガンだよ！！
,'. | | }
i | _| / 微妙にリズムいいんだよ！！！
', L'ﾆ￣‐┘ ／
ヽ、 ／
ヽ､_ ／
｀¨i ヽ
/ ヽ
/ ヽ
|ｌ!ｉ│iｌ ／三三／三三三三三三三三三ﾆ＼i│ｉｌ!ｌｉ|. ＿___
|ｌ!ｉ│iｌ/三三 ./ .三三三三三 ＼三三三三三 ､ .ｉｌ!ｌｉ| | ┌ |
|ｌ!ｉ│iｌ|三三 /二二二二二二二 ＼三三三三ニ ｉｌ!ｌｉ|.. ／..└┘
|ｌ!ｉ│i...＼ﾆ／: /: /: /:/:￣ -＼三三三三ﾆ!ｌｉ|. ,ｲ｀ヽ
|ｌ!ｉ│. /: /: :/: ::/: /: /}/＼{'､: :}: :＼三三三ニ.ｉ|.... ー―' r j
|ｌ!ｉ . |: :|: |: i :/レ'}／ ＿_V }ｲ: ＼三三ニ ｀´
|ｌ |: :|: |: ﾚ ─- x＝=z }: |:: |＼三三}
.. |: :|: {: | x气ﾐ 辷:ﾉ |: ::}:: }───っ
: :|:. ヾ 辷ﾘ }: /::/ ＞ ' ´ ……こんな僻地で野垂れ死にだなんてあんまりだあ！
-ﾆヾ{ ＼:{, ゝ }/::/- '´: |/
￣'|｀!ヽ フ ／{::/: :{ 私の人生０点！！
|: |: ＼ , ' }:{: :|
|: |: ＞ r ＜＿＿.{: }＿＿_ !
|: /: :/-‐ ￣￣ }: { {_|＿
|/: /ゝ＿＿＿ ＞--.{: :}＞ ´ ＿_＼_
.
ｭ彡彡ミゝ!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾏミミミ;
V^f'⌒':ﾞ'i: : : : :!: : : : : : : : : : : : : ､: : : : : : : : : :.ﾏミミﾐ;, こ
!: :i: : : : :l:!: : :!: : : : : ; : : : :.i: : : : : :.!:l: : ﾔ:ゞミミﾐ あ
. i: : ': : : : :l:!: : i!: : : :j/l: : : : l|ヽ: : : :!:l:i: : :ﾔヾ､rﾐii! く
i!: : ': : : : :l｀≧:､:／/ .!: : : ﾘ| ﾔ; :,'i,'!i: : : ';.i `り ま
_ﾑ!--'; : : :_:l__l_レ^メ、 |: : / i! _lﾑ-'‐i…: :j!:i ﾘ っ
ムｰこ'; : : :ヾ {r:_(ヾｭ,ヽl: :/ l .イヾ"ﾏi: : :l:/l.'
,': : :`ﾔ､; : : : | `ー'ﾞ- ソ'" i{.rグ /'7: : ﾉ. ′ ∧
,': : : : :ﾔ:ﾔ: : :.l ､ `'"‐ ｲ:.イ! -=ﾆ ﾆ=- いやしかし、解雇されるまでは予定通り。
./: : : : : :ﾔ:.i: : : l 丶.. _＿ イ:´7:.i:i ∨
/: : : : : : : ﾔ.l: : : iﾞヽ lヽ ￣ .．ｲ: :7:.:.l:l ここからの粘りの腰振りが決め手ということですね！？
': : : : : : : : r}:j: : : :ト､ l ゝ.._ .． ´. イ: : :i:.:.!l:l
: : : : : :.イ._):ｲ: : :.:l__ } .ゞ ''´ . ィ: : i: : : l:.:Ⅳ
: : ／ ｀〉': : : ;7 ｀l ´ ,ｲ: : l: : : l:.:i
:.;f ⌒ヽ､ /: : : : ; 〉 ! /!: :l: : : l:.:l
,': : : : ∧ﾏ i__ ／ .!: :l: : : l:.:!
; : : : :/ ゞ'´ ｀ヽ. イ ＼ ﾔ:.l: : : l:.:!
_≧s｡. / † ／ / / ／ ／ / | ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ
＼⌒ヽ ≧s｡l イ' li / / ／ ／ /} ハ ヽ :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
＼ ヽ ＼ ≧/' li ' / ≧s､ ／ ' ' / . Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
.Ⅵ ､ ＼ ＼ ' li / ,,.竓=ミx X / ／ ,./ |i } Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
､:i:＼ ⌒ヽ i: li 〃´ん ハ㍉＼ ／ 斗匕⌒ |i , , Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ, . .キッ！
＞ ＼ |i li l{ r 'し :ﾘ /／ ｨf示芯㍉ / / ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／...＿＿＿∧,､
／ ／ ゝ |i li | ゞ= ' ／ )し' ｉ | / | |:ｉ:ｉ:ｉ＞ ´. ￣￣￣`'`
. ／ ／ ＿i|ｉ 八 { ｀¨¨´ 乂ｚ:ソ , ,: , |￣￣ ¨ヽ
／ r':ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|i: ＼ ､ } ｀ ― / ／/: / ' ￣¨¨¨¨ お願いだ！
-----=ゝ :ｉ:ｉ:ｉ:i|i: {＼､ ＿ /イ ,: /_| ,＿＿＿＿
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|i: {:ｉ:ｉ:＼≧s｡.. /::::::::: ヽ / /／/ｲ ! / 何でもする、何でもするから！！
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|i: ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧s｡. ::::| ': / ﾊ ﾉ'
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.. ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧s｡ ／ Ⅳ / :
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧ ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i＜ |i |.ヽ ∧. ＼
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧ ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:＼l/ ヽ :. ＼
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧ ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i} ヽ } li. ＼ ＼
.
．．． ＿＿＿＿＿＿_ ．．．
／ ＼ ＼_人＿人∧从＿人_∧_／
／ ＼ ) ＞
：/ ヽ ． ＜ クソがぁああ！ ＞
．/ _j , i、 :. ：...< (
．:′ ⊆⊇::::::::::: ⊆⊇ :,.. ／＾Y￣∨￣∨^Y^⌒Y^
： { .' ,' ヽ ', '. } ：
ﾟ :、 ; ｉ ＿_ ｉ ; .:' ﾟ 「言われてみたいあのセリフ」が汚されていくこの感覚ぅ！！
ヽ | ｜ /'⌒`ヾ . | | /
／丶、 ｌ | 川 | | ／＼
/ / ｀７''ｰ′ --- ( ﾉＴ ´ ヽ
/ / / / Y | :,
／￣￣＼
. ／ ノ ＼ ＼
. | （●）（●） |
| ｕ (__人__) | みてくれはいいと思うんだ。思うんだがなあ。
_ __ | ｀ ⌒´ |
. ｒ( ＼＼r､ ‘， ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ /
r─ヽ ` ヽ / '⌒ヽ
￣｀ヽ ＼| / ﾉ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼＿___ ＼_／ ／| ┃ ……痴女じゃあねえ。萌えない。ていうか引く。
＼ ／ |. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
|￣ |
.
/'''''':--.,,,,_ _r==ﾆﾆ;''''''':--.,,_
,!::i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'y"'´: ; : : : :`:;r-'''''ヽ`.､
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,i';;::::::::::::::;Ei : i :/!;i: ,i ;! i:i: ;i i i: i; :!:::::::::::::::::::::;!
.... （ i:::;;::::;;;;;;;;iﾖi : :ii,r-,-.,,i_! !;i :;i:,i:.!: !ヨ:::::::::::::::::::::;!
.... （ ﾞ''ｰ-- .!;;::::::::(´ -,!: :.ii, ./:.:.:/` _ﾚLi,/ﾚ: :iコ'::::::::::::::::::;/ . ﾉ
.... ﾞ''ｰ-- . ヾ;;;;;;;;;;;ヽ,i: : :i `'ー-' ./:.:.:.∧: :.!;ﾖ;;;:::::::::;;;;'::!. --‐'″ﾉ
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／::::::::i :! : :.!ヽ、 '' ,ｲ: :.!` ヾ;;;;;;;;;;;;;;;i
／::::::::::::::i :.i: : :i::::i:`i､ ^ _, '`i: : .i-:'´i;::ヽ、
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''''!-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::●;::;::::::i;;;;;::::::::::::::::::;;;;;;;;r--''"
.
/／ ／ イ ィ i ､ ヾ.ﾍ V'´/ .V､
// / /／.ァ/ / ﾊ ﾄ .ヾ ハ V / Y ヽ
iハ /_ /彡イ./i ﾊ i ﾍ .|､ ヽ ＼ i .V 彡iイ
r－'ヽ V:/i ﾉ ハ i.l ヽハ､ ＞- -､| ヒ/ トi
/ ｺ 人 k ヽ ｨ|－|-､ﾊ. V'´ _ =-≧､j i .iヽ / /
./ i_ﾉ ヽソﾍ/,ｨニﾆ,i ヽ ィiて冫ｱ .l .レ イ 私が言えた義理ではないのは承知していますが、
| ) ／ il､´ﾊ心ﾋ 廴ノ .| ﾚ_ノ
∧ ,-､ i / ﾊヾ 'ー' ､､､ | |＼ 彼女達が悪いわけではないんです。
ト＜ /-､ ／ | .ﾄ ﾉ | i ∧:::::＼
i::::::::::ヽK>イi i | ＼ _ ＿ ﾉ l ./i:::ヾ:::::::ヽ なんとかなりませんか？
ト:::;;;;;:::::::::イ .l l | ＞ ､ ／ | | ∧:人ヽ::::::}
ﾉ::::::::::=-:::/i ハ Ai￣￣ ヽ ＞ _／_＿.l i/ ハ::::トーイ
./::::::::::::::::::/ ｒ-''｀V ヽ::::::::ヽヾ:::'-├,￣─-┤ / i il ヽ:::＼
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┌《スキル：超高速のもみ手ウェーブ》 ───┐
│スリスリ .／~` .．、 │
│. , -‐''´¨￣¨ ､` ヽ. │ _,,.. ---- ..,,
│. iﾞ ' .＼__ _,,.．''". ,.-'"´ ｀"'-.,
│. ,.｣ -‐…'' 、 ,.' '.,
│. { ＿＿ ' ,r‐l'¨`! . ／ヽ., / ',/＼
│¨ '¨￣¨''ﾞ‐~、 i .i .|.... /:::::::::::::::::7 /:::::::::ヽ､
│ ヽ､- ' ,.! ｜..../ｨ::/i:::/V ヽr/i::::ﾊ::',
│ ￣~¨´￣¨ヽ ./ ./ .V .ﾚ' ,' i i i .', ﾊ ', ﾚ' V へっへっへ、旦那さまあ。
│― ヽ _,ﾉ/ / .//..... i /| ,'i ﾊ .', ./::::i / i
│ ゝ、 ｀¨~￣｀¨¨´￣ ／,／ .〃. !/ ! / | /人i /::', /:::::::| / / | 私は尽くしますよぉ。
│ ｀ ＜ ／-''"―'ﾞ ／ﾚ' .!/::'Y´:!/:::::::V::::::::::| / //＼
│ ｀ ｰ '' ´ モミモミ .／:::::::::|V人" ,,.ﾚ'/!//:::::::::＼. 《ピー》だってどんとこぉい。
└──────────────.／::::::::::::::| /::＞ .ヾ二フ_,,... イ-､/::::::::::::::::::＼
⌒' --i:::::| ./:/ i /＼ / ヽ::::::::::::;ｒ '⌒
.
｀`'x
;';'ﾐミﾐﾐＹヾ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
;';'ﾐミﾐﾐﾒヾ . ┃ ……せっかくの謎スキルも、現代日本を生きてきた耐性持ちには効かないのだ。
;';ﾐミﾐﾐﾒヾ;:ﾐ.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
;'ﾐミﾐﾐミﾐﾒヾ;:ｿ淡ﾉ, : ::)ノ'㍉ｰ-{i:i:i:i:i:}＿,.、-''"~ : : : : : : : : : :｀`'ィi〔i:i:;:;:i:i:i:i:i:;';';';';';';';'i:i:i:i:;:;:i:i:i:i:i:_:_:
ミﾐﾐ|ミ:ﾐ|iﾐ.:.:ｼ爻彡';:.〈;';'.:..;';'｀'㍉i:i:i:ｿ:;.:,ｨｚｚｚｚｘＸ父爻ｘｖ'⌒ヽ__,.．-‐ｰ…￢冖 ''' "" ￣. . : . . . . .
;';';';')j___｣Ｌと|i:i:i:i:ｿ:;.:ノ,;';';';';'.: . .:ﾝ ｀｀`～TニT爻淡淡爻:;.:,:;.:,ﾉ: : : : :ｘx<ぅs｡ . . . : . . . . : . . . : . . .
,.:'´. . : . . . : : . . ⌒｀`"`｀＾⌒＾＾´. . : . . . : ｀`''ー''"⌒¨´｀＾＾´__ｒ～く乂爻:. . .｀丶 . . : . . : . . . : . . .
. . : . . : . . : . . : . . : . . : . . : : ／＼~￣＼ . : . : . : . : . : . : ..( ﾉい乂爻淡爻.:. ﾉ . : . : . : : :
,: . .: , .: , .: , .: , .: .,: . .: , .: ／ ＼ ＼ . . : . . : . . : . . Ｙ辷爻;';'爻淡爻ツ′. : . : . : . .: .: .: .:
.: , .: , .: , .: , .: , .: , .: , . ／ ＼ ＼. : . : ..,v～､、乂..:.乂. 爻ﾐ.:;';'ソ ｒ～～､、 . : . : .
,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'...／|∠二二二二7 ＼_＿＼ ノ(.. ﾉ⌒丶｀Ｔﾄミﾐﾒﾐﾒヾ;乂 ノﾝ爻. : .｀㍉ . : . :
,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:' | |￣|┌┐ | |.:.:.:辷 ;' ;';'乂爻淡淡爻ヾ;:ﾐﾒ^'^ﾝく.: .:;';'.: } i. : .. : .
:´:´:´:´:┌┐:´:ｖ.＿＿＿_..| _|└┘ | Γ|γ乂爻父狄淡爻爻父父ﾐﾒ::; :;. 爻ソ.: ;';';'ﾝﾟ .: .: .: .:
=====)=|::::|. ／ ＼.;ﾞ|:|丁 丁 TＴﾆ7=-‐_､ｒ-＜⌒'爻淡淡慫衒衒慫淡淡父__ソソ, : , : , : ,
ﾉｨ(ﾉｨ(ﾉ(|::::.／ ＼.乂ﾉ(ﾉ ﾉ;:ﾉ; '( ｀`'ミ;';'｀`～ _ｎ⌒'ｖ蕊蕊ｯ'^'Ｘ彩'′, : , : , : , : , : ,
￣￣￣..／ ― ― ヽ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. | （ ＝） （＝） | 今僕達は、開拓団をやっています。
＼ ､__',_, ／
／:＼＿＿ ｰ イ､ 開拓団員として仕事をするなら食い扶持は用意できます。
..... ／ヽ:::::| {￣Y＾'Yヽ「 卜、
/ ！:l └‐个个┘|: :| ヽ
|:::| j i r-‐…ヾ、
; ﾞ:. |:::| ｛o｛ _ｃ},//∠.. Y
｜ :.. |:::| _.. ┴zy('ｰ-＿_ -ｰ')勹
| ,ゝ ｧ^f´ 〈/ ｀ ´ Yﾊ _,,_ _＿＿＿
.._ﾉ-‐ｧ'´ ｛ ！ ､｛: : . : : : } { r<'ｰ‐'>、 |｀¨¨¨¨¨¨´|
｛ ／ 八 ﾏ''ヽ._ヽ>ｘ、＿____;_;_;_ノ 〉 r=＝z,＿ ] __￣ { |‐------‐|
..} _,,.＞'′ |･| |:::| | | ￣￣| | |｀¨¨´ |¨¨´| ｜ | . : |
..＼_..=-‐'´ |:::| | ｛ |:::| | _.. |: : : : :|ﾊ_:_:_| : : : : |: : : | ｜ | : : : . |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｛＜.._jx,_ _,ノ ｀¨'ﾍ,＿_,ﾉ､__,ﾉ¨´_.＞|. : : : : : |
｀ ｰ-￣¨二二二二二二二 -‐ ' ﾍ..＿＿___.ﾉ
.
{二二二( ／ ,ヽ＼:(: :/'.:// / / , i / ／＿＿_, -‐, ' , / ヽ二二|
ヽニニ＞' ／ ,＼ヽ:.::::l ｉ i ｉ i i l /／＼ ／／ , -‐／/ Vﾆﾆl
__＞,イ ／ ／／/＼ヽl i i i i i |/fr=ﾄ=ﾐ∠ -‐ 'ﾌ .／／i i ｉ Vﾆﾉ
￣7 ／ ／ , ' ノ ノ ゝ| i i i i |i | {:ijcj㍉ヽ／／／ / / j レ'
／,.:' ／ ／ ／ ,ｲﾉl ｉ i l i |,ﾘ ヽ‐' ﾞ／／'＿___/ / / i |
／ ／ ／ ／ ／// l ｉ i ﾄ､i | ／'´ ｨ芯ﾐ ｲ乂 / li l
／ ／ ´ , '___ﾚ'___l_ヽ ｉ | |ｉ | ｉ じﾟノ／/ / / ｌl
/ ／ , イ二二二ニニミ､ハiﾘ _ ' ｀ ／,ｨ/ ノ. / ,ﾘ 開拓団ということは力仕事が主ではないのか？
／ , イ二二二二二ニニﾆヽ＼ ｀‐ -イ,ｲ／イi / /
, イ二二二二二二二二ニﾆﾑヽ＼ __ ｡≦ ／´// l / 何でもするとは言ったが、私たちでもできるだろうか。
イ二二二二二二二二ニニニニ}､ム｀ｰ ,升／/／ ／´ / /
二二＞'´￣￣￣￣｀i二二ニニﾉ ヽ=} ノ ／／´ ´ ／ ´
＞'´.,ｨ升￣￣￣｀, /ニニニﾆ/ i l'´ ﾚ'
.,ｨ升:.:.:.:. : : : : : :./ /二ニニﾆ/ /i l
,.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:l､::::::::i!::::::::::::::::::';::::::∨
. /::::::::::::;':::::;'::::;ｨ!:::::::::::i:::::!l!.';:::_/斗::::::::::::::::';::::::::'
,'::/::::::::::!::ゞ:;_/_l:!:::::::::!l!斗匕j/ l::::::::::::::::::::::',ﾆｋ､
,':/::::::::::::i:::::!j/ l!､:::::/l! γ⌒ヽ.!::::::::::;':::::::::::'.三ﾆk、
.. ,ｨ;'!i::::!::::::/:!::!γ⌒ヽi:/ .{、 ﾉ !:::::::::;::::::::::::i::!三三ｋ､
/l!/il!::;!::::;':l!::!. {、 ﾉ.! ¨´rっ!:::::/::::::i､::::lヾ=ﾆ三ﾆk、 頑張りマッスル。
..... ,'ﾆ=y'i/:!::;'::∨ rっ l::::/!:::::::!::';::l:::!::::｀T'' ヾk,、
. l!´ / ｲ::ヾ!::::{ _,,... -‐ Vヽ l:/:::!::::::i::::i∧:::::::::::'. ｀ ﾒｶｹ
.. ｰ ´ l::::i:::::::ﾑ、 {. ／ i. i:!::::l!:::/:::::!::::';:::::::::::', お気楽極楽妾ライフについても是非よろしく！
. ヾ:lヾ::::ﾏ::ヽ、 ∨＿＿＿ ノ ,!i::::::j/:i::::::';､:::':;:::::::::',
｀ l!ヾﾑ.!::::｀i:..、 _,. '´/i:::::::::::l!:::::::';ヾ::';:::::::::',
ヽ ヾi::::::::!::::｀:.ー=≦ ,..ィ/ .i:::::::::::iム:::::';:::ヾ::::::::::'
!:::::::!ヾy'´. . ,.ｲ'´. . /. . l::::::::/´: .ヾ:::':;::::::::::::::::'
i::::::;',.ｲr=yﾍ. . . . . . . . /::::::/;.. -‐ ヾ::':;::::::::::::::
!:::/ //;;;;;;;ヾ!. . . . . .,.ｲ::::;ｨ´. . . . . . . . ヾ:::::::::::::
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
. j , ｉ ＿ _ ', i
. ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ´ i ｉ !
l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. _l.ハ! /,{ V ヽ l ＼ヽ! .l‐- , うんまあ、事実上嫁扱いされてるけど
ヽ!.!ヽﾊ ｰ―' ｀￣´ } ｿ'／
',! 、 ｌ〉 u l : l ' 妻として家に入ることはないかな。
. | |.､ _ .ｲ l '
l | ＞ .´ イ. , l } だって、子供が私と同じ《混じり者》だったら、どうすればいいの？
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
/ / . / ./ / !ヽ | .| ‘， .| | ∨-{ | ﾘ ﾊ
′ i|/ / / /l| |ハ .ﾄ | .|、 ! .| .ハ ! ./ }ー､
| l| / / / } / } |ﾊ ﾄ .| .|ﾊ | ! .l .ﾄ._ |/ ﾊ }-､
| | | / / /} /| / .l |斗!ﾊﾄ､ ! .| .ﾊ| | .| .| ﾘ＼ ｨ}ｲ_ ./ } .! }
| | | ﾊ /} ｲ-/ ﾚ ﾘ .ィ禾示ﾐ､l/ }} 八 .八{/
-=＜..| ﾄ { .| {..ｨz|/zミ､ ./ {しｲ::::} ﾘ 八./}/| / / . こと婚姻が絡む話だとわしには笑えんし、
.ﾊ八 .|ﾊ ＼ .八 |ハ/;rfハ .Vハ::ﾘ /／Y/ .!./ /
一､. ＼ヾ-ヽ .{＼ ＼|{∨:しｲ:::} ヾｰ' ／}} |ﾊ-}'､ / ここまで必死になられると同情もするのじゃが、
＼ ＼. ＼＼.＼八 ヾ:::::ツ , 八 .!.､ ＼.／
＼ .＼{ﾊ ≧=ｚ- ｲ | |: :＼ :∨ できるお にはマウナがいるからのう。
＼ 八::} .V＞ ,､ .／::＼.八 .ゝ: : : : .V
＼ ／´ ￣ | ∨|:::|.≧=- . _ イ:::} ＼:/ ./ /､: : } }＼ ／´ ./イ7_
＼ ./:/ .ｨ: | .Ｙ::::! ∨:::＞.，￣ /:::::::|／/ ./ { ヽ八 : : ＼ _彡 //
＼ /:/ /: : :八 ヾ::!. ＼::::::::::::≧´:::::::ﾘ .ｲ ｲ:::V: : } : : :}^ｰ: Y ／_
、 ｒノ:/ /: : / .＼ ＼ー―＼:::::::::::::::::::/ ーイzz.ｧV|: :/ ヽ{ / :}三ﾆ=-彡ー=ｧ{
..＼ .ハ/ /: : / { : /ヽ 八_ ≧=--- ' /ｲ _V|: : :} /: : :.|￣￣ .)/
／／ ＼: : :/ l: ﾊ |≧z_.(_ .ｨ Y: :.ﾊ ./ ヾ: } :八 /
ヾ/: / ／＼: / .ﾉ: V |ｲ( ィ- =ﾆ _ / .ﾄ : : / }: | /
.
. ∧ .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ｨi}::,
. ,′∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡si{二ﾆ:;
. ,′. ∨.::::∧::::::|::::::::::::::::::::::|∨::::::::∨二二二二､
_..｡s.{ !::::::| ﾏ:::|､::::::::::|∨::l ∨:::::::ゞ-=-s二二二､
}ニ. 人___ ノ::::::::|ノ ﾏ:| ∨::::::l ∨l￣ }::::::::::::::::::::::::寸／¨｀
.二二二::::::::::::::::::::| ﾏ |::::::::|.ｨ*¨¨｀.l::::::::::::::::::::::::::::::::|
ノ二才 |::::/l:::::::y-=s､ |:∧::| .f零i} |:::::::::::::::::::::::::::::::| あれ？
ヾ |:::l .|:::::f {零, |! ∨ ゞ". l::::::::::::::::::::::::::::::::,
|:::| .|::::::､ 乂ﾂ ,::::::::::::::::::::::::::::::::::, 《ピー》が懸想してる悪魔耳って他にいるんですか？
l从 |::::::::, ｀ ij ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
|::::::::::.. ､-ノ ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, 私てっきり貴女のことかと。
,:::::::::::::＞｡ ｨ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
.,:::::::::::::::::::::::::::::≧:s-::::/~ }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
/:::::::::::::::::::::::::{≧sﾉヽ / ∨ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
＼ ∧ .／ ヽ
. ＼ / ∧ / / ./ ',
.＼ ＼ Y＼ ./ ∧ ./ / ./... ┛┗ ./ .|
＼ |l ＼ У ./| ./| ./.┓┏ ／ . ｲ....＼__人__人__人__人__人__／
.. ＼ |l ＼,' ./ .j/| Y／/ ／ ／ /./} . ≫ ≪
＼ .八 { {./ / ! .! ./ ／ｨﾐイl| // ﾉ.≪ わしではない！ ≫
＼ ∧ '. l| ./ .ﾊ |/ ´ 〃 /》 |.///ｲ ／≫ ≪
＼ / 〉.-. ､l|/} {l V{ 《 /V ｲ／ ﾉ´／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
＼ ／ﾉ} ./{: : : : } | |l人| .{ソ ./ ／ /
.. ＼r ､ｒノ＼ ゝ= 彳 .| | ヽ ｀ {
＼ ＼ ＼ | | | '.
. .ｨ⌒＼ ＼ .∧ .l 八 ! ＿ .ｲ たしかにわし程度でも悪魔耳と呼ばれることはあるが、
_／-_―――-＜'. .У .ﾘ .／´￣ゝ ′
_／´ ／: : : /. ｀ ､ ｀ ＜ / ヽ わしはこっちの、やらないお の妻なのじゃ！
.......／: : : : :/ .＼ ＼〃 ,.イ
...ﾞ/: : : : : :/ /:＼ ヾ＞＜
../: : : : : :/ /: : :ハ ‘.
_: : : : : :/ ./: : : : : :'. .}､
. : : : : / ./: : : : : : : } |ﾊ
.
, -‐= ' ￣ '' =‐- ,,
／ ｀ヽ
,r ヽ
, ' ヽ
,' , ,, l
l ,, |l,,,r;;;彡´￣ l
,,===;;;;;;;､l l ｲゝ'ﾌ'' l
l __,イﾉ｀'''''l il ´''' l どうも、ユーミルの旦那です。
.', ｀￣´ l;;;, l
.', _ ;;;;;;ﾉ l やるお、できるお と同格の、開拓団のトップやってます。
.', '',､'' ヽ l
', , ノ;;;＞,,,,ﾉ l 入団するならよろしく。
', ｀''´,,,,,,,, l
', ';;;;;;' ,, ''
＼ ,, ''
＼ ,, ''
＼ ,, ''
｀ー―― '
...ﾞ三/二【｀ﾟ ＜ﾆ＞'´ ____二ﾆ=‐'ﾄ､￣￣i＼二二
_三/二二＼ ｰ｀ﾟヽ､__＞'7´ i iｌ| ヽ i ｉ ＼二
...ﾞ/二二＞' ＼ ｀=＼＼ /, ｉ,ｲ / li i ﾄ､ ｉ ､＼
..ﾞ{三＞' ＞ヽ ､:::::＼i i i ハ i _ﾘﾐ､ | | i i ﾄ
..ﾞヽf´ ＞'´ i ﾍ ヽ::::::| i i i| リ ヾf‐rﾐ､_/ ,' ｉ l
. 三{_／ l /∧ ヽ::|li i il､ ｀ ぅl ﾚ'∧ lｉ l
...三/ i ﾉ i ＼ ﾞﾘl i ﾄヽ ヾ' ﾏ l ﾊ l
.ﾞｰ/ ,ｲ ,ｲ l i｀ｰｧゝ ﾄ､ l :::..｀>l i ﾘ や、これは失礼した。
.../ ／/ ,'/ .l ヽ/::｀:乂 ＼ヽ / j /
...,∠ ノノ/ ／| i 八:::::::::::.. -ｧ' /' 入団させてくれ、よろしく。
..'⌒~´／ ノ､ﾆ| i ', ＼:::::::::.. , ´
..二=彡 ¨´ニニl i ', ﾄ､::::ヽ､::. /
ﾞニ二二二二三l i. ', ヽ＼/i i＞― 'i
_二二二二二三l i､ ', V=＼ｉ i ｉ ｉl
.ﾞ二二二二二二l l ヽ ', i Vニ＞‐､i }i
.
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,::::' "''' , ;;'' ' ''::, ,:::' '::,
,::::' '' ''::, ,:::' ::':::, ;;' ':::, ':::,
,:::' ':::, '::, ;; '::,
,::' '::, ;;'
／＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／／＼＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／／／／／／／／／／／／┌┐＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
／／／／／／／／／／／／ └┘ ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
￣||￣￣￣￣￣￣￣￣￣~ ~￣￣￣￣￣￣￣￣￣||￣
|| 田 田 田 田 田 田 田 田 田 田 ||
|| ||
|| ＿＿_ ||
|| 田 田 田 田 | | 田 田 田 田 ||
|| | | || ■山の学校的なイメージ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
――- 、
／ ＼
／ ― ― 住まいは少し離れたところに宿舎があって、そこに部屋を用意します。
ｌ （●） （●） }
! ___｀__ } 仕事は、なにかやりたいこと、できることありますか？
＼_ ｀ー ´ ／
_ ∧! ￣ }ヽ 料理とか料理とか、あるいは料理とか。
__. - ‐ ´〈 ＼ / }_
/ヽ ,へ / l ｀ _
/ ∨ ヽ〈 ⌒ヽ! ｀ 、
/ ∧ / j{|
/ ∧ | j{！
/ | j{.！
i ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／l. ┃ 料理できる人枠にやる・やら・できが含まれているくらい、地味な人材の偏りです。
／ 〈 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
| // ／ ／ .／ ／, イ ＼//////{
{/／ ／ ／ / ／ ／ ／ ／レ| iV/////}
. ＼￣ ＼/ / ./レ}／ヽ／ ／ .｜ | V////|
. ＼ ヾ } ,' i/ ￣＼ }／ ｜ ! ! }/// |
＼ノ i | 芹≧z -─ | | | |///｜
| | | 乂__ｿ z=≠x | /｜/////
/| | | /／/ 辷ｿ /,イ |////／ 機織り裁縫はできるが、料理はできん。
, | .＼ :!､ , /／/ / / |‐‐ ´
／ | i |/ヾ ＼ ～ ／ ／＿.! 厨房に入れてもらえなかったからな。
. ／ ｜ |,'三三}__｀ ─ ＜{,イ///// ＼
. , ' , '| |//////}／// ／/ {,人/////// ＼
. ／ ／ﾆ.! !////／//_／三 ＼ヾﾉヽ///////イ/＞ - _
....／三三三ニ } ｜｜/／ 三三三≧xﾆ＼ゞ}{ヽ_///// |/////// ＼
.,'三三三三.r‐´ ! !, ' ＼三三三三＼ ヽ｀ヾ{人/// !//////////}
/ -y'::::::;::::::!:::::::::::::::::::::';::::::::::::::::ヾ::::::::∨三三三三k､
,'::::::::i:::::::';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':;:zｲ三三三三三ﾆ',
i::::::::::!__:::::'､::::::::::/ヾ:::::::::::::::::::::::::!::::T ¨ ヾﾆﾆ-‐ ､ﾆ'.
!:::::::::!. ヾ:::::::::::::;'´￣ヾ!:::::::::::::::::::!:::::l ｀′ ヾi
';::::::::!ｨﾆﾐ､:!､:::;' ,ィﾆ=ﾐ､:::::::::::;:::::l::::::!
ヾ:::::! r':i:l j/ r':::i;::::l!::::::::;'::::::!:::::i
i､::!.ゞ ' ゞ＝ 'i::::::/:::::::i_;: - ｧ 私もですね、ただでさえ日陰の存在でしたから。
l::ヾ、 , /::;::'::::::::/,...イ
';::八. / ｲ::::::::::/::::::::! あ、でも読み書きや作法なんかは一通りできますよ。
' :::::＼ ー‐ /::::::::;:'::::::::::l
ヾ:::::i ｀i:ー.､‐ ´,'::::::; ':::::::::::::i
ヾ::! i:::::_;!.-‐ｲ::／∨:::::::::::l
,. ...,_ノ: ｲヽ ／´,.ｨ//∧、:::::!
／ /////´｀ヽ,ｨ///////＞::i_
/ /////‐ ､,ｨ//////////'´ ｀ ､
.
. ヾ | ／ ／ ‘，
. ＼ .八 / ／ i ハ
..... ＼ ＼ / / ／ .| | ∧
＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :
. ＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !
| { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|
八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/
ﾞ＼ ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ /
＼ /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦
. ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣ 揃って外の畑仕事は厳しそうなのじゃ。
. ／.Ｙ / V .| | .／
.. z≦ .ｲ＿_ .∨ .! __ ィ 内仕事も、
_)/ ＞――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ
..／: : | ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_ その分だと洗濯もしたことがないと言いそうじゃの。
.....: : : ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八
...l: : : :| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ
..ﾞY: : :: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ }
: : : : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′
|: : : } .Ｖ: : :＼ ! ｀ヽ /
r―――-.ｧ:´＞― ､ヽ|/: :―: ､｀ヽx＜ﾆﾆﾆ {
|ﾆﾆﾆﾆﾆ,.'-. ': : : : : : ヽ:´: : : : : :ヽ ∨ﾆﾆﾆﾆ !
|ﾆﾆﾆﾆ .'-/: /: /: :|｀ヽ:イ{: : } :ヽ: ‘.'∨ﾆﾆﾆ :|..... ､
|ﾆﾆﾆﾆ !:.': /: :,' :! :!´¨ ¨｀|: : ! : ‘.: ‘.'∨ﾆﾆﾆ:!. ノ､
|ﾆﾆﾆﾆ.’! :|: :i! : | :l i: : :!: i!: } : !: iﾆﾆﾆﾆ!. ,ノ. ＿＿ ,勹 ｎ ｎ
|ﾆﾆﾆ .’ !: |-:|{ヽ{-| ､ .’-/-j|:/|: :|; :!ﾆﾆﾆ.’ └‐ｔ.ﾉ く..く l｣ l l
￣＞ _´!: |r Ｔ¨::㍉ }イ::::¨T㍉:.:i_`＜ﾆ/. 广'‐┐ ＼） .rリ
／ゝ.´ |: :! ､ヽ::::ﾉ ヽ::::ﾉ, !: :!｀ ノ｀ ､. ￣￣
, 'ﾆﾆﾆ} ＞i: :|､ ￣ ￣ /!: :|´ {ﾆﾆﾆ＼
／ﾆﾆﾆ .’: : :l : i:.ヽ _ ｲ i : |､:‘..ﾆﾆﾆﾆ＼
｀ ､ﾆﾆ.’: : : l : |: : |≧o。 .ィ ´ :| :!: :!: ヽ‘.ﾆ ＞ '´
｀ /: : : /{ : |: /´｀ヽ| ｀ニ´ |¨ｱヽ!.:' :ｲ: : ‘.:∨
/ｲ: : :': |ヽ:{'ﾆﾆﾆﾆ≧.､,.≦ﾆﾆﾆ|: / |: : | : !:!
/' !: /|: :i ｀ヽﾆﾆﾆ/,'ﾆヽ:､ﾆﾆﾆ/'´ !: : ! : !:!
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ホロさんユーミルさん、そしてオフレッサーの奥様から
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ 炊事、洗濯、裁縫ほか、家事一通りを伝授してもらいますか。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
....::´::| :|::: / /:::::／ﾉ:::::::::::::::＼
／:::::::::::| :|::/ / ／／／）::::::::::::::::ヽ
＿ ｛:::／-r‐j .: : : : :∠／／::::::::::::::::::::::::::..
´￣￣｀ﾆ=‐＼: : : :.:＞ ／└―┐: :／::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
{:.: :.: .: : : : : : : : :＼／: : : :｀ヽ: : : .: :.:| :/ｰ‐＼:::::::::::::::::::::::::::::::::.
: : : : : : 〈: : : : :／＼: : : : : : : : : : : :|/....∧ ＼:::::::::::::::::::::::::::::.
∨: : : : : : v‐／: : : : : : : : : : : : :.: :.:ﾉ| ./ i| 、 ..|＼:::::::::::::::::::::ハ
. ', : : : : : :∧＼: : : : : : : : 斗-＜~ j/ー=ト ＼|......＼:::::::::::::::::::}
: : : : : : : : : . ｀二ｺＴ..爪{ ｨ==ミ ノ 斗-ミ |./ .....|＼:::::::::::/
: : : : : : : : ' , j |/｜|＼ 〃. :|. 厂￣ ‐-
. : : 厂￣｀ ﾄ､―{--|人 ′ ｰ彳 ∠|/ﾆﾆ斗―――一 農村の女の仕事ということだな。
',: :/::: 厂｀ |::::＼ / ＼ ⊂つ |/.....ﾉ.. .. .....|
∧＿/ ｜:::::::｀7 . :/-＼ イ ﾉ|i. /| .. .|......| 頑張るしかないか。
. //∧ | ／〃. .{ /: :＼}｀ニ´ -┴＜|乂:|.../.|.. ..|
// :|::::..、 ∨.:/ | . .i|′＼::::::::::::::::::::::::: : {い:∨...|.. .:|
. /.:::::::|::::::::: ∨:: |. .八:::::::::｀::ー::::::::::::::::::::{し}::::＼| . :|
/:::::::::::|::::::::::::＼ ',:: ∨ 、::::＼:::::::::::::::::: ／::::{い::::::::::＼.|
. |:::::::::::::|::::::::::::::::::＼ .＞‐＼＼::::::＼::::::::／ イ::::{し}:::::::ﾄ､:::｀ ー ､
. |:::::::::::::|::::::::::::::::::／/ﾊ ＼＿,＞''´/ ∨{い::::::::|:::＼:::::::::::＼
.
. ／￣￣＼
. ／ ＼
. | _ノ ヽ､. .|
. !. （一）（ー） ｜ クレイたちが鶏買って戻ってきたら、併設鳥小屋でその世話もな。
, っ （__人__） |
. / ミ） ｀⌒´ / アッルも裁縫は苦手だったし、向き不向き、経験の有無はしゃーない。
. / ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
ﾉ´⌒＼ ,へ∠ヽ 、
／ ／｀⌒￣ミヾ＾、＾ >
レ久 、＼ >
// ´ ｒ ﾄ ヽ ヽ .}
// j´ ,/ ,/ j | l ソ .:j ソ
ﾚi / j il |::、| . l h | .:::j >
ﾍ,l i .ll::ヽ.:: V.いヾヽ .| ::::l ﾉ
＿____」 イ-弋ｦﾐ ｀=≠-ｖ》.j .::::.|
,ﾍ 、／ --┤l | ヾソ しｼ仆/.:.ｿ.) 侍女ではなく騎士見習いでしたから。
丿ｿ´i ノ´ ⊂..ソj |、 lj i /.::ﾉ´
／ ∥´,ノ,＿≦⌒ｼヽi | ＼ へ イﾉ.:/、 でもすこしは上達したかな～、なんて。
ソ´ 《 し彡- ⌒ ノヽ／ｉ＞ _,.....::::::://入;;, ｀＼
/´ ミ⌒> ノ´ ＼＼/刀了＝彡∥》;;,,＼ >
./ ´／= ´⌒ｿ ＼ i ／ ∥ヾ、 ≧,、／⌒ ヽ
∨ か </ ∥ -ヾ、 ﾐ ゝ
（ / ﾉ 彡ｿ=∠＿.,＿__＞ヾ > ヾ ∥ ）. ┏━━━━━━━━━━━┓
ミ___ ソ ＿＝＝ヘ / {o ミ、 ヾ ∨ / ┃ でも不器用だよね。
｀´ 〈 ヽo ｀》、 丿 ┗━━━━━━━━━━━▼
iヽ ｉ い´ / ﾍ .入ｿ ＜
.
／|
＿＿＿＿＿＿. ／ |＿_
／ ＼ ＼ ／
／ ── ──. ＼. | ＼
／ ,r'"￣"'､ ,r'"￣"'､ ＼ ￣￣
／ ! ○ l ! ○ l ＼
／ ゝ､＿,.ノ .ゝ､＿,.ノ ＼ あ、そうか。
| ＿_´＿_ |
| | | | 何か違和感あると思ったら、腐っても王女様案件なのか。
＼ l l. ／
＼ ￣￣￣￣ ／
／ ＼
／｀＼
,! _,,,. --─- ､.., /::::/ヽ::::',
/:.! ,. :''´:::::::::::::::::::::::::__､:::`'|::::/＼. V:|
./:::::ゝ､,.:'_:::::::::::::::::::::::::::::::::':::::ヽノ;:ｲ-‐-ヽ|/
/::::::::::ｧ'´::::｀ヽ::::::::::::::::::::く｀ヽ::::::::Y:::::::',
|／｀7:::::i｀＞'::!::::::::::;:::::!＿:ヽ::!:::::::i::::::::::i
ﾚ'^'7:::::/:::!-‐ﾊ:::::::/!:::/!_」_｀,ﾊ!::::::!::::::::::!
こ .i:::::,'::::::!ｧ-､|／ 7´ , -,､ヽ !::::::|::::::::::!
あ . |::::|::::;7 i´ﾊ i ﾊ !|:::::::|::::::::::| いやー、王女様の性根を腐ってるとは、
） .|::::!::;ﾊ` '､,ﾘ '､_,rﾉ .!:::::::!::::::i:::|
（ .|::::'´!7⊃ ´ ' __ ⊂⊃::::::|:::::::!:::! さすがに《ピー》と呼ばれるだけのことはありますねえ。
!::::::::|ゝ､, i´ ｀ヽ ,.イ:!:::::;ﾊ:::::ﾊ::| ﾄ､
.!:::::::|八:::｀i7ｧｰ--r '/｀ｿ､|:::/::::ﾚ'`ヽ! |::i＼
'､:::::|:::/＼!へ;:イ'!／ /:::::ﾚ'｀ヾ､ /:/ ' ,
＼|/ ,ﾊ/´/ﾚﾑ /::::/ ,ｉｰイン , i......┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/::/i ,!::::!ﾊ」`::::::i､ _r' ＼'⌒ヽ./ !. ┃ 「腐っても鯛」が存在しなければ、そうとれるよね。
|:/ 〉 ﾍ:::∨::::::::::Vﾍ´ ´` ､_,!／）_/.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
／ ＼
／ 一' ｀ｰ＼
／ （ ○） （○）＼ あーえーと、違う！
i ___'__ i
ヽ、 |r┬-| ／ 騎士様の侍女やらされるくらいだし
/ `ー'´ く
( ＼ ／＾ｰ:rｆ￣￣￣i それなりのお嬢様だろうと予想してましたが、家事ができないレベルとまでは。
. ＼ " ＿＿ ﾉ、＿_ノ
＼ ／
／￣￣ ＼
/ _,ノ ヽ ヽ 「腐っても鯛」って慣用表現（？）があって……
| ( ●） （●）|
| （＿人__)│ そういやお前たち相当いいとこのお嬢様っぽいのな。
| ｀⌒´ │
. _ -‐／ﾄ､ /‐- 《混じり者》って社会から忌避されるんじゃなかったのか？
_／ / ヽ＼＿＿_/＼ ＼
／￣＼ | ｡＿| / ヽ ＼
. / ＼ |／ ＼＼ / ／＼| ＼
/ / ＼∨／ ＼
. /￣￣￣￣ ∨ _}＿ 人
. ﾚi´￣￣￣＼} ／ ＿__)――――| ／ ／
... ｀| ＿＿＿|＿ -‐ｧ'⌒ ＼―┐ 。 |__／ ／ ＼
|／ 〈 ＼ ＼ﾉ一' ―--‐人__／ ＿ ＼
/ ＼_ﾉｰ' / ／ ___＞一'´ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 意味的には類似しても、文化圏ごとにことわざや慣用句は違うので、こういうこともあるよ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_,,,..-------..,,_
f'''''''''''ｰ-..,,_,r',r‐-:､ : : ;r‐--:､ヽ,_,,,...-------┐
!::::`ー---/:/: : : : : : : : : : : : : `､`､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'':::!
!:::::::::::::::::;i:,i:i: /:i: i´ヽ,／i: i :i: i i :i; i;:::::::::::::::::::;;;!
i;::::::::::::::::i:,!:i: i: :i :i .!:.i: i :i :!: i-!:::::::::::::::::;;;i
fゞ:::::::::;;;i=!:i,:i､:.i､;! i ;i :i; i; !: i=i::::::::::::::::;;i'
. i::::::;;;:''::::iﾆ!:i>''i''''''iヽ ,ri‐‐┬< :i-:i;;;;;;;:::::;:';;i,
i;;:::::::::::r'´-!:i`､ ､_,,! .!___,,! i': :!`'-;;:::::;;:''::;;i
`ｰ--,-`i'''i: :i、 ー , ー―,i: :.i,,,イ;;;;;;;;;;;;;;;;! , '⌒ヽ
／::::;i': i : i.:` ､ _ ／i : :!: :.i;;`､'''''''".. ー l
／:::::::;;!;' :!: :i:..:i,;,;`i.､____ ,.イ,;,i:.;!: :.i: : i;;;;;;`､. ヽ､_ ノ
. ,/:::;;;:::::;;!;': :,i: :.i'´::`､ﾉ ._,,r'ｰ '!: : ;!: : :!:::::;;;:`､
/:::;;;;:::::;;i';': : ;i: : !､::::::::i, .,r'´::::::::::::i:,': :i; : : 'i;::;;:::::::`､
/::;;;;;::::::;;;i:,': :/::i,: :i:::`;;;;;;;'´;---:‐:'´ﾚ!: ;i:`､: : i;:::;;;;::::::`､
'''ヾ;:::::;;;;ﾚ!:./:::::::'i;.i'´r'ﾌ/i ﾄ`､:::::::::::::レ':::;;;`､: i;;::::;;;;;;:::::`､
_..,.,.,.､､､,.,.,_ _,／´￣｀ヽ､
,.:.´: : : : : : : :ヾ:.:/: :｀: :.､ ）
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/: : : : : : . . . . . . . . . . . . . .: : :.:.:'.,
/:.:.／: : : /: : :/:.i: : : : : : ﾍ: :ﾍ: : :. ',
i／: : : : :/: : /: :.|: : ∧; : : ヾ: :|: : : ｝
｛:.:.／/／/／ー':|: /ー'|: : :|ヽ､|:.:.,:.:i
∨ ／| '´ - |/ - |/ﾍ|/ |:.:.:|:./
!/i:.:.:l ￣￣｀ ′ ´￣￣ |:.:.:| ｝
. 〈 .|:.:.:! |:.:.:.!ｲ __ , -―- ､
｀|:.:.:| ∪ |:.:.:l.l/.:.! __,r‐､ 王女様の人脈にかかる家の者とは想像つきますし、
!:.:.| r――┐ ,. !:.:.:!{.:.:.! /.:ﾉ.:.:〈
|:.:.:| ＼ ｀￣￣´ ,.イ |:.:.:||:.:.:.＼ ,.-ﾉ:/.:.:.:/ 身元は確かとは聞いていますが、それ以上は。
_＿ ＿_ ﾍ;:.:!＞{::｀:ｰr:┬:r‐:´::::}＜!:.:/ >､:.:.:.Υノ :.:.:.:.:/
／´:::::::::::::∧｀＼ヾ!:::/´￣＞C＜￣｀∨::|/ !{__:.!.:.:.:.!;.-'.:.:.:./
::::::::::::::::／／::::∨♀´￣ ￣｀Y´￣ ￣｀♀∨ﾉl:.＼:.:|:.:.:.:.;.ｲ、
::::::::::／／::::::::::::| 人 | ヽ:_:ヽ.:.:／丿i
::::／／::::::::::::::::::! ／´ ｀＼ ! ￣￣ |
.
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 話せないことまで無理に聞こうとは思いませんが、
／ （●） （●） ＼
| ⌒ ' ⌒ | じゃあ今回の王都からの旅もきつかったんじゃ？
＼ γrj¨￣￣¨i ／
／ j '⌒t_r=､_ノ ＼ ｽﾞｽﾞｰ
| ／ /´ ｀¨´ |
. ／ ／ ／ l ヽ ｀ヽ ヽ
/ / //'' i ヽ. ヽ
. / / // l ヽ ヽ. ';
／ | / // i ,. ヽ ヽ ';
,.:'.,' .l i! i ∧ i l |､ ヽ ヽ ';
. ／::i' .r':| |. | ./-ヽ | i |ヽ l l / l
. ／:::,...:=ｼ ､ｰ､.|. i | /__ ヽ i .,､.|ー､. i i / / .| |ヽ
...... ,.':::::::/ | ヽ ヽ|ヽ r'7下'ヽ'､ .| i.i,..．ヽi / / |ヽ|:::ヽ きつかったですよー。
. /::::,:ｯ/ .| | .ヽl l､.l弋三ｼ｀ヽ |ｲ|ひｼ/|/ ./／// i |ヽ::::::ヽ
...ﾞ//)/ | | | .|,.ヽヾ､￣ ヽl ヽシﾞ/ ／/｀/＞ﾘ ｀.i:r､:ヽ 屋敷から出たのは初めてだし、
. / | .|i | .|>､ヽ -‐ｯ／ｯ-'´/ / l ';::ヽ
| | | | | |ヽl >､ _ _ ,ノ/ l.|/ ./ ﾉ ヽ:'; 足の裏なんて見せられない感じになってます。
|:ﾄ､|| ヽ､_ﾉ iく <｀ ｰ-=iｌ´>// | ||ノ .／ ''';;
. _,... ﾉ ヽl | |コ|. | ヽヽ| ﾄｰｼ' ｿ ∧ノ';. l ':
／,r'´ ,-'´~|~ヽミｼ∧ /<|.|∧ ノ'-''´|ヽ'-'; l､ ヾ;､ ';
...... ,r' ::/i / ヽ: :ヽ ∨､/~i!ｺ∨ / ∧ ヽ｀ ､ ヾ:ヽ
......;.' :: ,r'´ | ヽ: :ヽ ヽ_ｿ /:: / ｀ ヽ ヾ::::ヽ
.ﾞ/::::::::/ ./:l ノ :::: ヽ_/ ili ヽ._,.．-'´: :< ';. ヾ::::::ヽ
_::::::::::l /::::::| / ::::::::::::: / ili ヽ､:::::::::::::::::ヽ ,､ .l |:::::::::ヽ
_::::::::::| .|:::;'´| ,r'::::::::::::::::::| ili ヽ､:::::::::::::ヽ |:ヽ_ | ﾘ:::::::::::ヽ
_::::::::::ヽｰ´:r' | l::::::::::::::::／ ,....､ r'::::::::::::::::::l .|::::::ヽノ:::::::::::::::ヽ
ﾞ:::::::::::::::::,-{ ,-´ヽ. |::::::::::::::;'.'~ヽ'｀ｰ':::::::::ｰ':::::::::::::::::::::| ヽ:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 辺境伯参詣はどうしても渋滞するので、１日あたりの移動距離は小さいことが幸いでしたね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ／ / ｀7ｰ―-=､__ ｀＜V三ﾆﾆ三三三＼
,イ / , / / / ﾄ､＿ V三二三三三三
／/ /,ｨ ,イ / / , i / | i ｀ｰ＜ V三二三三三=
´ / !/i // ,イ / .,イ ,ｲ / l ﾊ i ｀ｰV三二ﾆﾆ三三
__ｲ ,ｲ , /ﾊ 厂i /｀ﾚi ／ // ｉ / l/ l i i ｀ﾏ三二ﾆﾆ三
ｰi f､l //ｲ ｉ i豺ﾃﾐﾘ､ﾚ' ／￣/厂｀>r‐-l j i , i寸三ﾆﾆ三
ﾘ | iﾉﾑ il l ぅ:Ucj ノｨ豺zﾘﾐ､_ l ,ｲ. / / j l V三ﾆ=三
i | l//l ∧､ヽ´ﾟ¨¨´ ´ ぅ:ｎ:｀)r洲_l/ / ,ｲ !i V三三=
ﾊ i' | ｉ l 个､ 〈 ゞ＝' 'ﾘ /, ' / /‐| l――――‐ 家名は…ないということで。
/ ∧ ｉ ｌ ハ 圦 ／ｲ ,ｨ /ｰ‐| |ノ´ 二 -―
／／,ｲﾘ ,ﾘ ﾚ' /＼ ` - ／／//￣´,リ￣´i／ 《混じり者》としていわゆる飼い殺しだった。
／／／/ ,-=≦〔＼ __ ｡≦/,イ , '∠_ii l | ｉ ﾄ､
／／／ ,ｲ ,:' /=二/=二/ゝ‐r‐ ≦ ＿＿'´//／＞=〕 il. l ｌ ｉ ＼
'´／,イ // ｉ ﾚ'{ニ二{ﾆﾆ/三{:::レ―≦::_,-‐'礼ノ二三ﾆ} ﾊ l l ', ＼
'´／ ／/ j iﾆ{二二{ﾆﾆ廴__j∠ -‐'´¨二=/,' }二三二≧=ｉ l ｌ ',
.ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
ﾉｨ/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::l!::::::::::::::x｡..
ﾏ二二i}::::::::::::::::::::::∧:::::::::::!|::::::::::::::::寸≧is
}二":::{::::::::::::::::::::::/ |::::/|:/∨::::::::::::}:.､寸ニ}
ﾉﾆ' .l::::l::::::l::::ゝｨ v｡ヽl:ﾉ ｨ:｡ ):/:::::::::l ヾ二､ そうですね、忌避されるから、飼い殺しなんですよ。
ヾ .;:::::|::::::|:ゝ:弋ﾏﾉ ゝ' |::::/:从 }ノ
;::::::从::|:::::::.､ u/:::::::/ でも私達はまだいいほうなのかな。
:::::::::::|::|::::::::::.; c ノ:::::::/:| ｸﾋﾞ
,::::::::::::|::|:::::r- }_ ≧‐≦/:::／:::| 無条件に縊る家もあるそうですし。
,::::::::::::::l::|-' ､ ヽ ヽ/／ﾆ≧::人
/::::::::! |:l ヾ; ＞ ニﾆ l::.
/::::::::::| |! ﾆ､/:::::>::::::}ニニ l::::､
./:::::::::::'l ニﾆ､ヾ:::::::ﾏ二ニ､ ､::::､
.
､／ ／ ¨ ＼i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.
. / / / } | ＼i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:.
r// i ｉ | ／ /| / | | ∨:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i}
. { i l 丁≧ミ／/斗=≦,从 !斗 ア/
从 代vｿ ''v_ソ犾 八 イ:i/ 伝聞では、身分に関係なくそこそこ生まれるものだそうだ。
＼ 八 ､ /从}≦ r' '"
/／/＼{li:ヽ - ｲ,乂ｲ ＼ 教会内部でも、《混じり者》は徹底して排斥派と、
／:ｉ:/ } }ヽ:ｉ:ｉ≧≦ ／:ｉ乂ｲ:＼ ＼
r=く:ｉ:ｉ:ｉ:/ / 八:i＼{_彡':ｉ:ｉ:ｉ:i乂ｲ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ＼ 気にすべきではないという寛容派に割れているとも聞く。
／:ｉ:ｉ:ｉ:＼/ / ／ｉ:.＼____彡イ:i:i:iﾋｲ:ｉ:i:＼:i:i＼ ＼
....≧=----=/ /-‐ｧ |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ:i_彡ﾞ:ﾋｲ￣￣＼:i: ＼
.:＼: : : : __:, ／┼┘ Ⅵ:ｉ:ｉ／ へ :i:iﾋｲi:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼:ｉ:i:＼
ﾞ: : : :ノ:i:i/ i::::八 V/ {::「」〉ヽﾄ〕:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| |:ｉヽ⌒
ﾞ: : :/--/ 八: ヽヽ ___/{ ／人:::::､ ﾄ〕:ｉ:ｉ:i:i:i:i| |:ｉ:ｉ:ｉ}＼
. :./ヽ / /从{≧=イ{:::{:::v:::/: : ＼::＼从､:ｉ:i:ｉ:i:| |:ｉ:ｉ:ｉ||:ｉ:ｉ
ｒ - ‐ "￣｀ヽ
, '´|ﾆ＞ ￣｀ヽ、｝
,'＼ヾ / ／/ .Y
{ゝｋ{//斥//// / .|y 教会がか？
`∬圦' ′ 式//.}
_... _へ、フ_ イ,','/｀ゝ‐ｘ. 初耳なのじゃ。
,' 「/‐‐‐ｘz┐iｒｲ｀ヽr＜｀Y
ｘへ.__j !/∨__._〉/人ﾆニ」 ｃ」
〈////i」/ 」L. Y¨`＼ン´ゝ-ｲ
__〉、._／,ﾆニ| X.|ﾆi
j ＼」 iﾆﾆ| X.|ﾆ|、 __.-┐
7 〉 人ニ| X.|./ニi井井 ｝
/ヽ / , 'ｲ圦ﾆﾆ√￣＼ソ井井 ｝
.
/:::::::::::`ゝ:::;: '":::::::::::｀ヽ;::::::::::;'-‐:::::::Y:::::::ﾊ
ノ:::::::::/;:ﾊ::!,´::::::;::'´;二::ヽ!::::::7':二::ヽ;:::i:::::::!:::',
´⌒7´:::::::7:::::::::/;'´::::::::i::::::::ﾊ:::::::::!:::::::ヽ!⌒ヽﾉ
.,'::::::::::::!::::::::;'/:::i::::::/|::::::/ '|:::::/i:::::::!:::::', :.
i:::::::::::::i::::::::i､!,_」ﾆ､_,|:::/ |/､,!__ﾊ::|:::;:::!
|:::::::::::::!:::::::!ｧ''i:::::o:i ﾚ' ' 'i´::iヽ!|ﾍ/ﾚ' :
.!:::r─-i:::::::〈. !::。c! |::c! ,!:|:::::| .: 「《混じり者》は祖先の罪が現れたあかし」なんて言いますけど、
. ,'::::::`''ｰ|::::。o` ´￣｀ ..:::: ｀´`。o :::|フ :
ｲ:::::;'::::::::|:::::::! ,. -‐- ､.,,_____,,..､ ! :::○ : . じゃあ私達自身の罪じゃないんですよね。
!::::::!:::: ○ :::::ﾄ､, !､.,______________,,.ﾝ,ｲ:::::::|', :o
ﾚ､ﾉﾍ:::::::::!ﾍ::::|:::i＞,､.,_ __,,.. イ:i:::|::;ﾊ!::! : 罪なき者を排斥するのが教会の、神様の正義ですかあ？
ノ^ヽ､Yﾍ/;:へ|'"!'へ､ ￣'i､‐r-'|/ﾍ|/､|ﾍ! . :
::::::::::::／ ,ゝ-ヽ＞くi_/,.! --'､ノ::::::ヽ. : .
:::::::::::i / -‐{`iﾑｒi´}‐- ',::::::::::ﾊ
⌒ヽﾊ _ｒ'ｲ -‐{ﾉハ,!_}-- i⌒ヽ:::! :.
: . `ヽ､ゝ' ! ニﾝ'::::T::ゝニ i ﾚ' .
// / ´ ｀ヽ＼＼
＿_ .〈// // ヽ l
-‐-､ヽ .〃 l/ / / / l l :l |
（_( ノﾉ .i ! l: / / / /:. :l l .:| |
<く .l ! l:/: / / /ﾊ: .}:. } :.:| |
｀◎ .| ! l｀メ､ /l / l ハ ﾊ ﾊ ｨｲ: |
| ! N ＞メ､ / 〃 lハイ士::ﾊ: | それは、……そうなのか？
／| l l :.:弋.ﾋ｡ｿﾍ / ｨｲﾋ｡ｿﾉ//: |
／: : | l l i 〃: |:＼ あれ、となると、私達は罪なき者を忌避している？
く: :／/| l l ﾄ､ :! /:l:.: |‐ ､＼
＼//ム : .:l ﾄ､＼ ‐- イヽ|:. /ﾘ:.＼＼＼ んん？
,. ´ : : : :.:.＼ |: .＼.＞ _ ＜: : : : |: /: : : : : ＼＼＼
, . :´: : : : : : : : : : : :.:.:＼: : : : ＞=rr=＜: : : : ::|/: : : : : : : : ＼＼l
/. : : : : / /´: : : : : : : : : : : ＼: /´ ￣￣ ￣ ￣ }: : : : : : : : : : ヽ/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 理論立てて考える人が、組織や社会にどのくらい居るのかという話でもあります。わりと専門技能ですし。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 父には「屁理屈」と斬って捨てられましたけどね。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
￣＼|￣￣
....:::::;／ }＼
／::::∠/ ＿_,.ｨｰ-く⌒ヽ
／:::／::::::{ ´/::::::::::::::::::::ヽハ
／／/:::::::::八 . . : : :￣￣: : : . . ／:::::::::::::::::::::::::::::__ヽ
/〃:::/::::::::::/:::::｀¨7´: : : : : : : : : :: : : : : :ﾝ:::, -‐- ､:::: -v'´ }
/ !::::::::::::::::/:::::::::/ : : : : : : : : : : : : : : ヽ/:::ハ ´ ﾉ
|::::／⌒ ７:::::/ : : : : : : : : : : : : : : : : : Ｖ: : :
ﾚ' l:::〃: : : : : ﾊ: : : {:ヽ: : : : ヽ : l: : : |
|/ ｌ: : : :i: : !__ヽ : ',: :',-―-:} : ! : : l 「悪魔耳」は、こうして髪で隠してしまえば
| : : :,|:'´l ＼ゝ } --､ﾊ: :! : : l
ｌ: : /:l: : lｲ⌒j ´{ ﾉ'v;､',: : :l 「鱗肌」や「色無し」ほどには目立ちません。
ﾊ: :ｌ :l: : ｌ ゞ ' . ｀´ﾉ } }} '. : :'
/ : ヾ: :l : :l､ "" ､-. "/ //ﾊ :', : ',.... 「月の子」のように普通の生活ができないわけでも、
/: : : ;∠,! : l ＼ ／ ∠ ハ : ヽ
／: : :／ ヽ:l、 Y´ ／::::/￣ ヽ: : ＼ 「気狂い」のように話が通じないわけでもありません。
／ : : ／ 〉}ｰ -ﾊ-- ‐{::::::/ ＼: : ＼
／: : : : : { {/! ¨ }{ー -ヽ::{ 〉 : : :ヽ
／: : : : : : : : ヽ ri / ハー ´ }::ヽ ー- ／: : : : : : .
, : : : : : : : : : : ／: ｀V l / /´∧ ﾊ::::::7´ /: : : : : : : : : ,
/: : : : : : : : : ／: : : : : } l/ /- ー} }:::/ / : : : : : : : : : i
,: : : : : : : : ／/: : :／ : ﾊ / /::::::::::::', ヾ /: /: : : : :∧ : :
i: : : : : : :／ /: ／ : : / ', / /::::::::::::::::', }､ /､/: :/ハ l ヽ |
､: : : : / /／: : :／ V /:::::::::::::::::::i V: :l: :/' : : ﾘ ｿ
/ ー｀--'---´----´------} /----――ヽ }ー-'---------―┐
Ｌ ´ ＼ _ノ l
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 現代風にはそれぞれ何かしらの先天的疾患、心身異常を指す、程度のニュアンスです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i_ ＞＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
／i:i:i:i:i:i:i:i:i＞ ´ _ ===` ＜i:i:i:i:i:i:i:}
/i:i:i:i:i:厶ィ´ _ ｨ 7´/ / ｨ / ハ |￣ V
/i:i:i:i:i{ _ イ i/i/|／i/ j/ /i/ }ﾊi! |ﾊ!
/i:i:i:i:i:i:i}´＿i .i .{ 弋I付` i／ fzﾄ∧/＿
‐=二 _ ! .| 〉 iV _ ＞ 女ならば子も産めるしな。
`＜i:i7￣ ∧ ＼圦 __ ｲ￣
/ ∧ i＼ト _ ／| .!
/ ∧ ､i:i:i:i:i≧ミ≧==---┐
/ /__ri:i:i:i:i:i＼ ＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾉ＼
/ /fi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼ ∨i:i:i:i≧=---fi:i:i:i:i7‐- _
/ ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイ＼i:i:i:i:i:ヽ
/／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ` ＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ ` }zﾐ､∧
//i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ く O }__ ￣ヽ￣ `i;i;∨､
____,r‐‐-.,_ ___
_,r''´ ,r‐- ､ `<´;;;;;;;￣￣l
/,r ヽ` 、 ヽ;;;;;;:::::::::l
f´ r､i､ヽ `.､ヽ`､ ヽ__,ノヽ;;;;;;;:::::l
! i i l ヽヽ ヽヽ i `､- ´!ヽ;;;;;:::l
! l .l l ヽヽ,!ヽﾄ,!、 ヽ- ､ヾ-‐''''''¨￣￣￣¨''‐-､
ヽﾄ､!ヽ ﾚ-‐'’ ヽ `< ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r'´
l `i-', ,rゝ､ ヽ ヽ'';;-;;;;_;;;;;;;;;;;;;;;;l
/ iヽ、 _ / ! `ヽ､`ヽ、ヽ､::::::::::::::::::l
/! ! `ヽ､_ _／ l,r‐.､ `ヽ､`ヽ､`ｰ--:::;/
! ! l _,f¨´;;;! _,,r''´:::;;;;;`iｰ-..,_丶丶!`丶､ `丶、
! l ,r''''¨ヽ;;;;::;;ヽ/:::;;;;;;;;;;;;_;／::;::::::;;ヽﾚヽ! `ヽ、 ヽ、
ヽ/i:::::::::::::ヽ;ro､--‐‐''''´::::::::;;;;:::::::;;;;;i`ヽ､ ヽ`ヽ!
/:;;l:::::::::;r'´:ﾌ::l::ヽ::::::::::::::::::;;;;;;/:::::;;;;;;;l` ､ `ヽ､ ､`､
/:::;;;l:::::::i__,ノ7:::ﾄ､_,!::::::::::::::;;;;/:::::::;;;;;;;;;;!ヽ!`ヽ､!￣ `ヽ
.
. ＿＿ -―――- _
. ＼///ヽ. , ´ : : : : : : : : : : : : : : :｀ ､
. ＼///） ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
. )/,∧. ' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
. ∠ //八 / : : : : : : /: : : :/.} : : : : : : : : : : : : : : : : ',
. ｀ヽ/ヽ､./ : : : : : : /:-‐-/_ |: : : :/i : : : : : : : : : : : : i
/＞-/i : : : : : :/ : : : :i. |: : :/ .| : : : : : : : : : : : : |
/: |/l : : : :i/≠心ミ |: :/ | -‐- ､ / : : : : : :|
/ : :/ ! : : : | だ爿 !/ ! : : : : /.: .: .: : : :.|
'.: : /: :|/ : :.ｉ. 乂沙 .ミX、∠ : : : : : : : :| なので、余裕があるならとりあえず生かして、
／.: : : ': : : :＼ :ヽ. だ圷ﾐ、! : : : : :!77ヽ ＿ ,､
. ／ : : : : :i : : : : :.′￣ , 弋 少 ﾉ.: : : : :.!＼////// 万が一に備えておく。
. ／.: : : : : : :.| : : : : : ､ ｀ ´／. : : : : :.ﾉ : i ヾ⌒ヽ
. ／:／￣￣￣人 : : : :.|ヘ 丶 .∠.:_: : : : :／.: : :| ただ基本表には出ない話なんだと思いますよ。
... ／: ,.' ／//,ヽ : : |ﾉ ヽ ＿＿ イ／ : : :／.: .: .: .:|
.／ : _/ ///// ', : :! /､ : : | : : ´/￣.: .: : : : : : :i
_: :／ ///// .}: :|､ ／ 〉77i : : : i : : : : : : : : : : : ,
／//// ／i! :|-､-‐´ .////| : : : ! : : : : : : : : : : : :＼
. , '//////７´ |! :!. ハ ./////| : : :.|.: .: : : : : : :| : : : : : :ヽ
_∨ ///////,八 /| :|/ ',.／/////ｉ: : : :i : : : : : : : :.ﾄ､: : : : : : :',
.i´三≡!'/////////＼/. | :| .／//////ハ : : :ヽ: : : :!.: .: :| ', : : : : : :}
i////////////＼! :!／///////ハ ヽ : : :',: : :|: : : :! ,.: : : : :. ′
i'///////////,// :////////////} ', : :ｉ : :| : : : V.: : : : :/
.... ∨/////////／: /////////////i i: : :',: :| : : : :.',: : : :/
{///////,／ : : ////////////// ／', : : ヽi : : : : :＼:/
}//-‐ '´-一 '´///////////／三7´: : :ヽ : : :', : : : : : : ＼
／/////////////////////// / : : : : : } : : :}ヽ.: : : : : : :.ヽ
.
＿＿＿_
／ ＼ ﾀﾌﾞｰ ﾀﾌﾞｰ
／ ― ― ＼ ……禁忌には禁忌になるだけの理由がある。
／ （＝） （＝） ＼
| __´___ | 共有すべき価値観、道徳、しつけのベース、
＼ `⌒ ／
/ ∩ノ ⊃ ／ 聖域のようなカタチでの保護・制限も、そして、異常疾患の排除も。
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
, ｰ,r 、_r-､
／r-、人, ＼、＼
/ ヽ ヽ:`, V,} i
/ r´＼ Λ Vi ﾚ ﾄ、
:::::＼ ＼j, ┤ r } ただ、それがいま正しいか適切かどうかはなあ。
,' ( ﾉ ヽ, i i i { '
, ￣ ヽ___i ,' {′ そうでなくても社会規範はたまに暴走するし。
V { __L＿
_ﾊ 、 ﾍ、 ,.＜ ト- _
-＜ :: ::{ヽ、 ＿_, ＜∨ { ヽ､
_ ｘ＜ :: :{ /;;;;;＼ ／〈 ∨
,ィ ,: 〃 :レ´};;;;;∧ヽ/ ∧ ﾄ, :.､
／ 〃 / /;;;;;;;;{ ∧ ∧ {､
, イ: / /;;;;;;;;;;| i ヽ==x Λ
／: / |;;;;;;;;;;;| / ∨ ＼: ヽ ∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 余裕があれば寛容に、余裕がないか失えばより厳しく激しく排除する。まあ、そんなものです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /〉￣￣.:／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:/￣⌒７´￣ヽ.:/7.:.:.:.:.:／ .／ ........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＝= / =＝=//7.:.:.:／| ／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
..／＿ｒ─ー─‐ｰ┐＿┌───ー┐く/,,／ | | ／_┌────‐┐＿┌──‐
| |¨|/￣￣￣..ヽ|¨Π |/￣￣￣..ヽ|￣| | | | |..| /￣￣￣..ヽ |¨Π:| /￣￣
| |‐|| |¨¨¨¨――- 、..|| |￣￣￣| ||‐‐| | | | └| | |￣￣￣| | |‐' '‐| | |￣￣
. ／ ＼
.... ／
... | ― ― } さておき、話しにくいことでしょうに、ありがとうございます。
... ｌ ー ー }
＼ _'_ ／ アッルも含めて４人、読み書きできるとなるとゆくゆくは事務方を頼みたいですね。
..... ／ ／〈 ＼ ／ 〉＼ ＼
／ ／ ヽ／|＼／ ＼ ＼
.ｉ＾ヽ | /＾!
.| | |
.i ∧ | ∧ }
〈ヽ ∧ | ∧ |
／￣￣⊂）
. ／ ＼_ ⊂）
（●）（● ） ⊂）
. （__人__） | アッルには新しく仲間になる人たちや、
(,｀⌒ ´ |
／ { | そのうち子供達相手に読み書きの先生もやってもらいたいが、いいか？
.. ／ { ／＼
. （ ヽ__＿＿／ ＼
＼＿ | ＼
(＿）￣￣＼ |
. ）ししし |＼ ／ ／
（＿ﾉ ＼ ＼ ／
.
ミ|: : : : : __: :|:.: ,ｲ : ! / │il : : : : !: j: | | : j :: :.: :.:!.: :' :.:. i |
｀.| : : : : ｀ト l | | 斗|匕 │jl : : .: :' /! ! | ,ﾊ : : :.:| :! :: ﾊ!
-:l : : : | ,,|ﾘ |,/! |弋ヽ|' |│ / / /,'几_| 斗l'ﾞ! .| ﾊ ｉ│
| : :.: ､_,イ芋芯≧ｭ､.!｀ヽl / /,,/x斥==ﾐﾘ| ./!. /│.′
l : :. |ヾ |:::|iｌ|::::| | Vi ./ / /ｲl::|il|:::| / | / |!/ jノ
l :.: l≧ こ)''’::ﾉ }ノ つ'’ﾂ jノ .|
ヽ! :: │ ｀¨¨＜.:.:.:.＞ .:ゞ‐' .′:.:│ 家事よりは！
| .: │ .::':, ,: : : │
ゞ| : | / / :.: |
| : | ′:.: | ｷﾘｯ
l : | ､_ ＿ ___ ／: : : : |
| .: │､ ´ー ‐ ’ .ｲ: : !: : :| │
’ : | 丶 ／|: !: : ｉ:.: | l
, : | ｀ .. ／ │ｉ: : :i:.: | i.!
′ .: ト-- ..,,＿__｀ т、´ !:.!:.: ,′/! j /ﾘ
.′/ / .| | .| ＼ ∨ ‘，
.ィ{ ./ | | ﾊ {､ {ﾄ､ {､ } .ハ .∨ }
「 |/{ l | .{ノ! .八ヾ .>x=ﾐ､ﾄ､ | .〉 .／≧==ミ､
／ ﾊ | ﾄ.{ヾ{ Ⅵヾ{ ｲ心 }} } } }/.／ }
< ／{人! .| ｆ芯ヽ 乂ﾂ ,ﾘ | ./ / /≧=---ｚ＿＿|､
>´ .ノ|八ヾ从乂ｊ |/} ./´￣7´￣￣ Y 家事もやるのじゃ。
{／ ／ ∨ 个 ｀ J / .|/ | ./ ＿＿＿__/
/ / ヾﾄ{ヽ _. =‐┐ イ | / .／＞-----〈
〈 / ／ﾉ .込 lﾆ=-- ¨´ イ | .!Y ／／ ＿＿〉
У ./ 「 / ﾉ.＞ . ＜＿{.ﾉ ハ / / ／´￣ 7
＼ /{ |イ／´ヽ￣ヽ｀.７ﾆﾆﾆﾆ／ ／イ≧/ ./ ./
Y ﾚ ／l: : : : ‘，ﾏﾊ {＜三ﾆ{ .／⌒}--=ミ､＿_{ /⌒ヽ
/{ .|: : : : : :， ﾏﾊ ｀¨¨.ゞ=)´7､ﾊ-=ﾐ、＼ ゞ=.=.〈ｒ） .}
/: | ‘: : : : : :‘. ﾏﾊ ／／ V}､ ﾏハ / .ノ
.
,..::´:::::＼ ／ｧ' ＼ヾ、 ノ:::::::::::｀ｰ----ｧ
┌--―'":::::::::::::::::::::ヽ‐l／ |:: ::. :.ヽ ヽ├:::::´::::::::::::::::::::::r一'´
｀ ー--┐:::::::::::::::::::;:-/ │..:j.:_|::..:. :::_j_ハ:.│ :「 ヽ､__::::::::::::::::ヽ
|:::::::∧:::::/ | ::| |／|:八::ﾄ:. :|´∧ ::ﾄ､j :| |::::/＼:::::|
|:::::/ V::| | ::l:八x-=ミ八::::. .::|/‐=ミ|:/|/ | ∨ ＼!
{:::/ ヽ! | 八〃んＪﾊ ＼::::j んJﾊ∨ .::j:.| ﾒｶｹ
从 :小弋i::::ｿ ∨弋i::::ｿｲ.:::/ ﾘ 妾に抜擢されるにも、
こぁー♪ {＼∧ ,, ' ,, /.::人/i
,.. 7ﾄｰｲ、 r‐::::v 厶ﾍ厂 :! 旦那様の身の回りのお世話をできれば有利ですよね！
／/ /:i :!::丶、 .ノ . イ| :|: :l ヽ＼_
｢{__/ ./ .:| ::| :::/个ト -＜|:ｉ:::i::| :|:. ,i 〉､_}':;
, ' /:;:;:;:;ヽ ./ .::| ::|_厶ィ´ヽ＿／ヽ_:ｉ_| :|::. 八 }; ', :.:.',
／ ./:;:;:;:;:;:;:;:＼/ .:_::| ::lf'Y;:;:', ,ｨi´ ｀ﾄ /f'Y:| :ト､ ::. ／:; ',.:.:.:.',
／.:.:.:,':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::′ / | ::|j |:;:;:;:;', L__」 /:;| |:;| :|/｀ヽ ':､____／:;:;:;:;:; ', .:.:ヽ
../.:.:.:.:.:.l:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ ' :| :/ /:;:;:;:;:;V V:;:;:| |;:| :| ', '､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ', .:.:ヽ
/.:.:.:.:.:.:.|:;:;:;:;:;:;:;:;:/ .:} :|／ ､｛_／);:;ﾍ..:(＼_ﾉ ハ │ ! :､:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l .:.:.:ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:!:;:;:;:;:;:;:;/ .::ﾉ :/ ､＼) r'´:;:;:;:∨ヽ, (／, ヽ│ | ＼:;:;:;:;:;:;:;:;:;} .:.:.:.:ヽ
＿＿＿
／ ＼
／ノ ＼ u. ＼
／ （●） （●） ＼ 諦めないですねえ。
| __´___ u. |
＼ u. `ー'´ ／
ノ ＼
.
/二二二／＼ :.:＼＼/ム'/ / / // ／ , -‐ ´／ ＼二ニニ}
{二二二( ／ ,ヽ＼:(: :/'.:// / / , i / ／＿＿_, -‐, ' , / ヽ二二|
ヽニニ＞' ／ ,＼ヽ:.::::l ｉ i ｉ i i l /／＼ ／／ , -‐／/ Vﾆﾆl
__＞,イ ／ ／／/＼ヽl i i i i i |/fr=ﾄ=ﾐ∠ -‐ 'ﾌ .／／i i ｉ Vﾆﾉ
￣7 ／ ／ , ' ノ ノ ゝ| i i i i |i | {:ijcj㍉ヽ／／／ / / j レ'
／,.:' ／ ／ ／ ,ｲﾉl ｉ i l i |,ﾘ ヽ‐' ﾞ／／'＿___/ / / i |
／ ／ ／ ／ ／// l ｉ i ﾄ､i | ／'´ ｨ芯ﾐ ｲ乂 / li l
／ ／ ´ , '___ﾚ'___l_ヽ ｉ | |ｉ | ｉ じﾟノ／/ / / ｌl
/ ／ , イ二二二ニニミ､ハiﾘ _ ' ｀ ／,ｨ/ ノ. / ,ﾘ だって、《混じり者》だぞ。
／ , イ二二二二二ニニﾆヽ＼ ｀‐ -イ,ｲ／イi / /
, イ二二二二二二二二ニﾆﾑヽ＼ __ ｡≦ ／´// l / 好き好んで相手する《ピー》…変た…物好きなど、
イ二二二二二二二二ニニニニ}､ム｀ｰ ,升／/／ ／´ / /
二二＞'´￣￣￣￣｀i二二ニニﾉ ヽ=} ノ ／／´ ´ ／ ´ どれほどいるというのだ。
＞'´.,ｨ升￣￣￣｀, /ニニニﾆ/ i l'´ ﾚ'
.,ｨ升:.:.:.:. : : : : : :./ /二ニニﾆ/ /i l
=-￣￣｀ヽ､ヽ</ /二二二／ / j j
: : : : : : : : :.:.:.:./ /二二ニ/ / //
-――- .
／∟,／ / ＼＞‐'＼
/ rv''７ ,| ｲ ! `ﾏ_,. ｎ〉
|/ / ｨく | !{ |＼_,. | | }ハ
/ . ﾃｧ=､|八 Ｋr;=ﾐｬ! | ｜
/ i i{ {:::ﾟﾉ }ﾉ {::::ﾟ八 i| | 目の前に１人居る。
ｷﾞﾊﾟｯ......{ﾊ ﾄ{ ー ー ﾊﾘ |
ﾄｉ. | ｰｔ缶ｧ‐' | i | なら喰らい付くしかないじゃないですかぁ。
lハ|､ - | l |
| l `ト ＿＿_,. イl ,' |. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|/i { | ／l斉| ＼ / / |. ┃ 灰色の人生に差し込んだ希望の光、なのかなあ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
￣￣￣
＼
ヽ
し ＼.... ＿＿
（ﾎﾞｿｯ）
| ￣￣
|
{. |
-' {＿＿＿, | できニキぃ、なんかもう端から見てて心が痛いんだが、 ハーレムはナシなん？
） （ ○ ） |
し | 選択肢 「はい か ＹＥＳ」 選ばないと出られないループ入ってね？
ヽ |
――――――――――――――――――――ｚ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ー ､. ＿＿
〉‐く_ : u ヽ、. （ﾋｿﾋｿ）
. ／〉 / ,ﾊ : ,.／ ヽ、.... ￣￣
. / / / 厶 ゞ-‐´ ヽ、
/ / / / }: ::::::::: ,.斗ｬ七´ ヽ てめぇの嫁の前でハーレム容認とか、
. / / / / 厶 ::::::: ≠＝＝＝ U ヽ.
.. / / / / /／ i さすが やらないお先生は格が違った。
. / / / / ′ l
. / / / / ′ l てかね、フラグ管理とか無理。
/ .ノ ノ ノ ! ij /
｛ {.... ─ -‐' ／ 黒髭危機一髪なんて１回で十分です。
ヽ 丶 /
ヽ ヽ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ できるお は、「彼女にストーカーしているＤＶキモ男」と思い込まれてブッスリ刺された経験持ち。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
| |:| |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |:| |¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨l丁¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ﾞ~| |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
／ .|:| |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
／／| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三::::::::::::::::::::::::: :: | |
／／ | |:| |: : : : : : : : : : : | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┌──‐ ┐: ::::ﾛﾛ::: :| |
／ ／／｜ ／￣￣￣._,,..-‐‐‐-..,,_.￣￣￣`ヽ======|.: .: .: .: .: |=======┘
／／ | . ／ ヽ |＿匚]＿|
／／ ／ .,' ', | |
／ ／ l ＿＿丿!|!|ヽ.＿.l 匚］
| -。＝＝ .-。＝
| ≡≡= ヽ≡| 航空宇宙軍としては戦略ロケット軍の健闘を期待する！
| （ ノヽ.__ﾉ |
| u ｀¨´| | | でな、アッルも元侍女ーズも、
|. | .| .|
| .| | | 後で渡すカードに単語と意味の書き出しも頼みたいだろ。
,.-r/. └―┘ .l
. _,,-| | ＼ ‐--- ..ノ
. ,,-''´ | .', ｀"'' __,,..-''´
. ,,-''´ l ヽ、 /|ヽ｀''-､
. _／ ', ＼ / .| '., ｀''-,,
../ ', ｀7＿＿__,| .l ヽ
,' .l ', ／| |＼. | .|
| .| .ヽ.／ ＼ |. ヽl .| |
| | Oヽ .／ .| |
.
_＿＿＿
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 読み書き教える相手は近々増える予定があるので、
. | ___'___ |
. ＼ ⊂ ヽ∩ / いまだとマウナだけが別枠進行かな。
| | !､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ ゛ ／
＼ ＿＿＿＼ ／
,. ‐‐‐‐ ｧ´ ＼ｰ┐
／ ´￣＞ V ﾍ
.// .／ . ﾄ、 ＼ iX 〉
ﾚ' / . l .| ＼ ヽヽ j//〉
i l __ｌ__,| ヽー 土|. ｌ||'/〉
| l . !´ l___| レ'::::::「 ｌ|| く
| i、 V ,ィ´:::::ﾄ、 八r;::| l|| } 家事見習いしつつ読み書きの教師と、単語の書き出しですね？
| Nヽjﾊ 入rj ｀ | l|| メ
.从 i ハ""´ . ""| l|| ＼ それくらいでしたら問題ないかと。
.| i ｌ > . ､ ／| l||＼_／
.| l |'儿 ＞ __.イ__ ,ﾘ /ﾘ 〉
.| .ﾙ |____/_j￣||￣ レへー '
.ﾚ'´ | ＼___八_ ／ 7ー 、
/⌒｀| ／L.j＼｀￣´ ､ ﾚ'´￣',
| }/ ／ / Vﾊ ＼ V!. |
| / / / o〉 ｌ. ', ヽ |
| i ＼ / / |_____〉 } / ,'
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 単語カードです。といっても受験勉強で使うようなものではなく、辞書の元になるカード。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿＿
／ ＼
/ ─ ─ ＼
/（ ●） （ ●） ＼ ちなみに教会語とか異邦語とかもできます？
| ' |
＼ ￣ ／
/ ー‐ ヽ
/ ｀
/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ==========＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
ﾞｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ=- '' " ￣ "''＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:
_:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/''" ＿＿＿＿＿＿＿"''＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:
_＼:ｉ:ｉ:ｉ:i| _,,.. =- ￣ / } ￣"''＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ
＼:ｉ:| , '" ｉ / / / / ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ:i／
L／ | | , ' | | } |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i／
i | | | | | / } / | | / | |:ｉ:ｉ:ｉ:／
_| _ | | | | | { | | | / 〃 i| j＼ , | |=-― ￣
. ｒ― ≧| | | l 从￣∨| | | ' / ￣￣∨￣ ∨ | |=- ￣）
"''＜ =- | |xｨｆ芋芋芋㍉l八 i / xｨｆ芋芋芋㍉ 八 √ ／ ,, ''
. ≧ | 人 乂 ｚ:ソ v ヽ 乂 z:ソ ! ' , ,,.. '"
/ ,≧八 i ＼ /／/／ /／/／/ / ／ r≦ i ガアリヤ語なら少々は。
. / / i ＼ _ ＼ ／ ｲ ' /| |
/ /' | ＼ :ｉ八⌒ } ／ /:ｉ:ｉ| / /､ | そのカードに書き記せばよいのだな？
. , ' | |/＼:ｉ :.､ ｲ:ｉ:ｉ:ｉ' / /:ｉ:i） 人
..ｉ ｉ | |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ` ´ ／{､:ｉ:i:/ｲ /:ｉ:ｲ | ､
..| | | |ヽ:ｉ:ｉ:ｉ＼:/个 ' 人／'"| ハく＿ ＼
..| ＿|＿＿| |人:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ＼ ≧==≦ ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i| ,':ｉ:ｉ{ﾉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ ＿ ＼
..| ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| |＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼,￣￣∨ ￣／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|iｲ:i／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼
...ﾞ≦ﾍ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:| |:ｉ:ｉ:＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧======≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:八 ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／⌒＼}
.
/:/ ヾ ｀l::::::::::::::::::::::::|:::::|、:::::::::::::| ﾊ:_LL::_|_::::::::::::::::ハ
.ﾊ:{ __l!,.ｲ::::::::::::|:::::::::::|:::::|ﾊ::::::::::;::l.／|:| | ヽﾊ::::::::::::::::'ﾊ
l::::::!´ ヽlL::::::::::|:::::::i:::|:::::|__＼::::l/ .,ﾚ,x=ﾆ三:::::::::::::::::l::i
{::::'ﾍ l:ll::::::::::|:::::::l:::l／| ｀ ヾﾊ 〃 !:::::::::::::::l::|
.. ...＼iﾍ l:|l::::::::::lヽ::::V:| lz≡ﾐ | /// l::|:::::|:::::j八 はい、はいっ！
丶ヽ l:|ヾ:::::::l:::l:::::|::|〃 、 |::!::::j::::lj:|ハ
.＼|| l::::::ヽヽ::::::ヽ.iV// j::|:::ﾊ:::l!:::::ハ 教会語とエイピニア語なら日常会話できます。
. | l:::::::::ヾl:::::::::::|ﾄ､ ｰ ...'′ .／l::|:::!:|::l::::::::::::＼
ヽ ＼::::V､:::::::ﾊヽ｀ , ,.. _ ／ |/:::|::l::l/::::::::::､::::::ヽ
.＼ヾヾ:::|ﾊ ∨{!_｀ ´ /ノ∨/::|:::::::::l::::丶:丶＼
l＼从厂V | ﾊ /￣ //｀iー--z―‐､:::::::::丶
/::/:∨| ゝ‐-,j /_V_,zヽ //::::｣:::::／ ヽ::::::ヾ:＼
／::/:::::{ | o|.Y j } ＼lヾ::::/, |::::::::::＼:＼
／::/::/:/l __,j_ oj.ﾊ Y⌒iﾞ //::::::::::>:!, }:::::::::::ヽ ::::ヽ
.／::::::::::/:/ ! / ｀￣ヽ:l/ l /::::::／::/ ,:::::::::::::ﾊ ヽ:::ヽ
. ／::::::::::／ノ { )} V::::／::／ ﾊ::::l:::::::::::. ::::::::.
|/////////////＼_ ＿ ＿ ／/////////////|
|////////////////＞ ´ ｀´ ＜/////__,./＼__..///|. __∧__
|//////////////／ ､ ＼//. ｀､ 〈..//∧. ｀i,.､i´
|////////////// ／ ＼ V//..!／｀ヽ.////}. ∧
|///////////// / ／ 从 ∨///////. ＿＿/ ',＿＿
|//////////// / :/ ﾊハ ∧ ∨////// ＼ ／
∧////////// ' / ! Ｙ !｀Ｙ ∧ }///////// ｀, ,´
. ///＼///////| ! | ! | | ! | | | ! ! ! | !///////// / ／＼. ､...──‐─ ､
//////＼/////| ! ! ! | | ! | | i | } ! :!: 人///// _≦' ' ./////////〉
／////////＼///} | !人 ﾊ :从 リ 从人ｿ ! :. ＼ ﾊ/ 7-,_////////＼///////
ｰ─ ＜´////////////＼∧ <! :{斗=≠ 芹≧ } :|> ＼ //し'_ノ ////////// ＼///ｲ
∨/////////////////// ! :.弋::::ノ 弋:::ノ ' ! ｀{ と)////////////,＼/ !
}////////////////,イ :| ∧ ::::: ， :::: ∧__ｊ´ ヽ ｆ´￣￣￣ Ｙ/////////////// !
|//////////////／/ | 个 . ＿ . 个:::::} ﾘ: : : : : : : : }ヽ////////////// !
|////////////／／ ／! ﾄ:::::≧ ,. ｀´ イ:::::::|!::::/ ｲ´￣￣￣￣ Ｙ ＼////////////}
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|/////＞´ ／ x＜´::::::::::ﾊ ﾘ:::::::ゞ.:.:.:{ /.:.:.x::::::::::/ /:::::!:::::::::::::::::::::::::: ﾄ､ ＼///////
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Y / , ' ／ ヽ
〈 ,' | / / ｨ i i! ﾊ
. { .| ' ///l /_斗l i i i｝
' .| | ／ // 'ﾞﾍ; ;ｲ/レ|.リﾉ i!
.，.l l/ 〒〒7 ヽ;ｲ '〒〒 / //
ﾄlヽ:ヽ ゝﾉ l ゝﾉ ﾉノ ﾉ ' . f´￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾞ .| ｀ヽ ﾉ| |.. | ……。 |
| ､ /| |.. ゝ＿＿＿＿_ ノ
, ﾄ＼ ⊂⊃ . イ i j
, | /::i＞ __ ＜l::ヽ j ﾉ
、.|/:/ゝ __,,,,__ ﾉﾊ::::ﾉノ
Y、，ﾞ=--; ;-=":ヽ:::」
＿ /:::l:::::::| |:::::::|:::ﾄ ..､_
／ ”::::: ￣￣ ":::::::::__,,, 人 ,,,__:::::::::::::::￣￣":::::~ ＼
＿
／ ＠＼__
rイ´ｒ ￣｀ t.、｀7
ﾘ '; ; ; ; ; ; ; ; ;Y/
人{; ; ; ; ｊﾘ; ; ; ; ｝孑ｊ
{久从炒 炒ﾘ匕歹 騎士様にそこまでは求めておらんはず。
ゝと｀ ゝ, ｰ イﾘ｀ヽﾘ
,ｒﾘヾ＠ンリx z,、 落ち込まなくても大丈夫なのじゃ。
_,' i / | ヽ ﾄ,///ｊｚ
く///|/／＼ ｙ`‐‐-z ｀ -‐i
ｌゝ 〉-/ｊﾆ.|X|ニ| / ／
| ゝ, 7..ル.|X|ニ|.＜ル／´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ アッルも、現地の日常語の読み書きと体術、剣術、簡単な礼儀作法なら教えられるんですけどね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. |ｉ:|:|:|¨ ￣￣|;|¨彡ﾐﾐﾐ |::|￣l~ﾞl|i:|~ﾞ|ﾞ丁l| :|| |_L|| |i:|__|＿||＿_|＿||＿_||:| ||''|:|:| |:|_|_|│| ││
. |ｉ:|:|:| ,.ﾞ;';';';', 彡ﾐﾐﾐ |::| l l|i:| | |_l| :|| |_L|| |i:|__|＿||＿_|＿||＿_||:| ||''|:|:|-:|:| | |Τ|~ﾞ|''''l''
. |ｉ:|:|:| (;';'Ｙ;';ﾞ) {￣￣} |::| l l|i:|二ﾆ=- :|| |｡s1 |i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|:|=-||,,|:|:| |:|_| |│| ││
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i:i:i:|l_j_j_j^⊃（●） （●） ヽ
i:i:i:|i:i:ヽ / ::⌒（__人__）⌒::: | (_) _ _ おまたせだおー。
.. | | |rt- ｊ ⊂_ l_j_j_j
.. | ヽ `ｰ ' ／__ ノ￣ こっちは、ほどほどに打ち解けたけど、そっちは？
.... / `ー――― ' ﾉ
.... | /ｰ'
.... ヽ /
.... / _＼ ＼＿ノ
.... Ｕ (⌒ _ノ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） |
| （__人__） │ こっちもまあ、ほどほどに。おおむね予定通りってもんだな。
| ｀⌒ ´ |
| |
ヽ /
ヽ 人
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
.
. ｀Ｙ´ i: : : : : : : : :': : : ::, : : : : : : : : : : : : :＼ Ⅵ ヽ |
. ｉ ..|: : : : : : : : : : : :ｲ: : : : : : : : : : : : Ⅵ: : ヽiN Ⅵ＼_____＿ 人 ＿
. __人__ ....|: : : : : : : : ｨ:::: i: : : : : : ::ヽ: : : :::::Ⅵ: : : : ::', .ﾄ､__.＼: : : ｀Y´
. ｀Ｙ´ ..': : : : : :／: |: : : |.i : : : : : : .ﾊ:.:..:..:..:.Ⅵ: : : : ::', : : : :＜￣...｜
. ! ./: : : :::／ :..:.i: : ::从: : : : : : :{'∧: : : : :}＼____: :.',.i: :,...: : :＼_
／: : ,: : :i:.:.:.:..:.:.:i: : ,'___Ⅵ: : : : :i´.斗= "Τ￣＼: :.∧/._ Ⅵ￣
∠: : :イ :.::i: : : : : i!'７＿_ミ乂: : : i .ﾚ ｨ炙爰弐ﾐ. / i}:冫.iﾉ
. i: : : :.Ⅵ: : N≠Ⅶひヾ ＼: ヽ 〃Ⅶｒしi /}' 〉 ﾉ 奇跡の湯とかわかるわー。
八: i､: :.Ⅵ_ﾉ〝. .ﾞ戔双 .`ｰ‐ ¨¨¨´ i. ／i
Ⅵ.＼∧:‘， ` " i iY´i乂 超わかるわー。
`.:∧. .:〈i 八_从
` . ｲ|
､--‐‐‐‐ｧ .:::::i:| . __人__
＼ `ｰ‐‐. ／ｨ〃Ⅵ___..... ｀Y´
ｰ‐‐:::..､ ／'ｲi从ﾉﾘ ≦
＼＿ ＼ ______.／．-‐ '''""~
/::ll::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐=､-､::ヽ
/::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::ﾄ､::::::::::::::::::::::＼＼|
l:::::::::::::::::::::,ｨ::::::::::::／ l::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ
l::::::::::::::::::::i |:::::::／＿/:::::／__／l:::::::::::::::::::::::::::l
.＼::::::::::::::l‐l:::/ ＼ /::／ ／ ヽl:::::::::::::::ﾄ､:::::::l
/::::/ヽ:::ヽヽl / l /ヽ ノ::::::::::::::::l .l::::/
i:::::::l {r ﾚヽl. | | ,,,,,,L | |￣/ 7:::::／ .ﾚ′ でがしょ。ささっ、どうぞどうぞ。
ﾘ.l::::ヽ__ __ / u lﾘ/l／
ヽ|/l::/＼ u u ヽ｀''‐..,,_ .l´ _,_.-､,-‐､ .湯上りのエールはまた格別ってなもんでやんして。
. _,,..-――|:::l/ ＞u ｀ー''´ ／..... ,ノ ｀＾"!_._
''"´:::::::::::::_,,.-|:::ヽ ＞ ＿ ＜￣ ,-'i＾""''{ ､ﾄ-.,_｀＾┐
_,,..-―‐'"::::::::l:::::::＼ ::::::::/ .|:::::::::::. }./. ｀ｰ, 〉｀´ ｀'､_}
::::::::::::||::::::::::::::ヽ:::::::::::７ :::lヽ |::::::::::::: |::::.. ｀‐'´ |
::::::::::::||::::::::::::::::::＼::::/__ / l |::::::::::/:|:::::: |､
::::::::::::||:::::::::::::::::::::::|:::::::/ニニ-'′.|:::::::::: |:::::: |_)
|:::,.--―￢''''''￢‐-..,,,_ |/
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
:::::|',::::ｉ ‘{ ‘, ､::::::| -=ﾆニニニニ／.i´ ｀ヽ
:: ﾉ :::,′ ､ ヾ::|. -=ﾆニニ ／ﾆ_弋＿＿＿＿＿ ﾉ
´ ,;/ . ＼ ` -==ﾆ／ﾆﾆ{ ￣￣￣ ｀ .／
, ､ -／ﾆニニ≧ｒ … - _ 〕
, ニﾆ=- _ ￣ -= _ﾆニ≧s｡, ￣ ‥ - ィ´
'. ニﾆ=‐ _ ￣, ‐=ﾆ ＞, ._ /
＼ ; ニニニﾆ=‐ _ ／ ￣ヽ,.: ｀ｉ' ､ /
､ ＼ _. | ___......! , ┬‐ｒｧ… ´ | ヽ. ﾊ
. ＼＿ 人 ＿ ヽ ; Ⅵ |′...＿＿.0０ ｎ ＿_ __ ./ ',
, -= ｀Y´...} ' ⌒ ｀ ヽ 、 ..j ﾞ;{ . └‐┐ | ,⊆ ⊇､ コ L └┘/7 .‘．
. ‘. ｜..， ＞ 、.s〔. ┌‐┘ | ￣U￣ ￣￣ ＜ノ.i ‘．
, ＼ ヽ,_..≧=- .￣￣ .. ‘．
, ヽ 、＼ ヽ..￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
, / ヽ ヽ. ヽ 。..... 人
./ .} .ﾊ ヽ .} ｀Ｙ´
,' ﾉ } .} ﾉ_,> ヽ }. ｉ
, / ,.' ; ﾊ ﾊ.＞≪｀} .} .{ __人__
/ , /} ﾉ .} ﾉ .ﾚィ斗 》i i乂. ｀Ｙ´
. v ノ_ ｾ-ﾚ= } , ' ′乂ｿ | ﾉV !
/／/ ／_,,ｨt7个″ ｀ .|'). ′
八/ ´:| ’ ゞY_ﾘ.. __ } かーっ！
,(ヽ、}、 ｀¨ ／ ＼
.人ｼ 、≧. | {二二二二ﾆl .効くなあぉい！
彡⌒う 、｀> .._ Y八 ハ ＿＿＿_ |
:.:.:.:.:.:.:シ⌒ヾ.／V V.ノ |ー ﾐ, -ー- .、
ヽ:.:::::::て__ヽ .| |V.ハ |＿ ﾉ..ト ヽ
:.:.:.:ｋ 、//-yﾉ__ﾉ :V_ﾉ |:.| |｀ |｀ヽヽ, ヽ
:.:.:.:.:.:.＼....../ /ー- | |..:.i.| | ヽヽ ，
:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.｀7 .| |.:.:.i | ヽヽ i. ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ | |.、:.:Y ヽ ; .i.. ┃ おっさん、一丁あがりである。
:.:.:.:.:ヾ:.:.:.:../ .l＿＿＿＿＿_.| ヽﾉ ; ; i.. ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （＜） ＼ 旅の疲れもあるなか、長々とありがとうございました。
| ___'___ |
＼ ｀ ｎ´ ,／ 今日のうちは客扱いで、食事まで女衆も湯殿でくつろいできてください。
／ | | ＼
.. ﾉ .ュ
. | "ﾂ
r ‐-､. 〉! ＼! ﾒ､／ ／ ,/ 〃ｌ! ｌ ｌ ! ,. ｢Ｖ )
└‐-､＼く ｌ _/ /メ.＼／ ／/ / / i| ! i ! )／
＿ 入 / !/,. ｌ､/ﾃ::ひ ､ // r┼/|ﾚ|ﾉ |/
ｌ＿ 丶 /＿ 丶'ｧ'j! |くム::,丿 ／´ ｨや,|/.ﾚ' '′
丶 丶 ＼ ヽ/|/| ! ,.,. ,､ !り' ,ﾍく では、お言葉に甘えて。
｀ ｰ｀三ｭｰ'.|! | | / ｀`ｰｧ ,.,. /､.＼ヽ
／:フフ'´ヽ!､| |!. i / ／ ｌ ! ｌ! いやー、久々の湯ですよ。ヒュー！
／:::::::＼＼.: : : :! |!ﾆヾ,＿_ノ, '´r─ ､ ! | |
ﾝ'´ﾌ三三ミ｀丶::ヽ |!:::::|≫:≪､／::::::::::::＼ |! i
／／／三二ヽ丶＼;.ヽ|!／ ⊿_ _Lヽ＼:::::::::::::::ヽ, !
〃/ ,/／/`く ヽ ｌ::／ ＿ヾ!__. ＼::::::::::::::j |
| ! ﾚ ／ヽ, ＼_,ノrﾆ! ／ ┌ ┐丶 ヽ::::::／ '
ヽ|/ 人 ヽ ／ 〉'_ ﾉ ／ 'ヽノ:::::!
ヽ＼.＼ ／ﾝｲ フ ＼ /ヽヾ / r, ﾉ|:::::ﾉ
｀ｰﾆン ヾ' ﾝ ､丶.＼ /／／/:::::{
.
, -－― - ､_
こぁ ,ﾍ､,./:::::ｧヽ,r'ﾍ!::::::ヽ;ヽ／7｀ヽ
,.ｨ´ / 〉';:ｨ/::::/:i:::::i::';::';:::';ｨヽ.ｒ⌒＾ こぁ
（（ ﾍ⌒ﾍ/ /:/::i-/‐::ﾊ:::ﾊ‐!ﾊY ﾍ ））
'､ ヽ､_ iﾙLi ○ ○ λ/ /
>、ｿ ヽﾐﾘ ""r-‐‐┐""/￣ｿ やったー！
ヽ､ｿ,/ノ:|,ゝ,ヽ､__,ﾉ_ノｲ,｀´ｲ
弋 /ヽr-ヽ､/γ/',.‐'
,ﾍ人.ｲ:::::::|/」:::::::::j,.へ.,人.,ﾍ
こぁ ／/ 7 ﾍ::::::::Ｖ::::::_,.://｀ l ﾊ
/へｒ⌒!/,ｲ:::::::ﾊ::::::_;:>⌒',⌒ヽﾉ
/ヽｰ'ーrﾍ-‐''::､ヽ こぁ
{二二二二二二二ﾆ｀ ､三三＼三三三三三三三ﾆ
{三二二二二二二二二ニ 三三＼三三三三三三三
／: :/: / :/ ｀゜＜二二二 三三}三三三三三三三
／/ /: /: ;ｲ: :/:｜: ∧ ＜二二 三}三三三三三三三
/ :/|{i: }レ' |: :/ :/|: / |:｜: ｀ ＜_二{三三三三三三三 '
/ :/: i ﾚ' ＼ |: / ﾚ }/ V ',: |: :i ＼ヽ三三三三三三三}
' /|: |: |仆x }/ ゝ -─ ─ '; :|: :| :＼}三三三三三三_,'
{: { |: レ'辷ﾉ 仆ミx } |: :|: |＞‐ 二ニﾆ ＝=──
|: | |: |: |／ﾉ 辷ソ V: |: i: ! ＿／
|: | ' !: i ヽ }: :,' ! :/ :|二二ニﾆ＝ ￣
レ ヽ: |: :', /／/ / /: /i: |: :| なんでも全身で浸れるとか。
∧:|: :ヽ {_ヽ /イ :/-|: |: :|
/: ヾ: /ニ , レ' |: :', /ヽ::｜ 実は楽しみにしてたぞ。
/:__/: :}三ニ ､＿ -‐ ´ ! : }: {三}─､
／ {: |三三ニ -i {／{:i:}ﾆ/三 }￣￣ ､
, ' |: |三＼三三三二二二二三三{:i:}/三 /
'; |三三＼三三三三三三三三}:i:{三, ' ',
.
_`'弌is｡i|;| | | |::| |i:| 寸ニニニニニニ . ,｡-=ﾆ=-､.ニニニニア ／... , ' ⌒ヽ|::|::|'"
..... ｀'i|;トﾐs｡| | |::| |i:ﾄ､ 寸ニニニニニニ.ヽﾆﾆﾆﾆﾆヽ＿ ＿＿_ _ ...ヽ ♪ノ|::|::|
i|;| ｀' | | |::| |i:|ヽ＼ ||寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|{ﾆニ二メ∧ ,≧仁ニﾆﾆムイi:i:i:.|／.| |::|::|,.｡o
. ,＿ i|;| | | |::|＿ ::|i:| |＼＼.|| | 寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.>'´二二ﾆ{|_|}:ｰマﾆﾆﾆﾆﾆﾆゝ .| | ,イ|::|::|＞ﾞ
_-=ﾆ二ﾆ=- _| | |::|| | :|i:| |....,r ￣ヽ . .|ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ./ﾆﾆニ二＜ﾄ|ﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆ／.i| |,.イ´│l::|::|
i|;| ‐=ﾆ_| |::|| | :|i:|｀'ト.l ♪ j.s｡| |i:|￣￣ {ア'´ 三／ }:::{ヾ二二ヾr'´.|,.|イ´|..::|:::: | |::|::|
i|;| | | |::|| | :|i:| |. `‐-‐....,r ￣ヽ ￣....＞イﾆムニl:::lﾆﾞﾏﾆﾆニ〉 |│| ││ | |::|::| ＿
i|;| ﾐﾐﾐﾐ │|| | :|i:|~ﾞ|ﾞ丁l| :|| l ♪ j 二 /二二/二二ヾlﾆﾆヾﾆﾏ′._|⊥| ⊥⊥ ┼l::|::|二
..￣￣ ¨|;|¨彡ﾐﾐﾐ |::|| | :|i:|,,_| | l| :|| |ﾞ.`‐-‐ヾ|...../二二/ニ|_三ニ}ﾆﾆ',ﾆ〈.|:| | |│| ││ | |::|::|
..¨ ￣￣|;|¨彡ﾐﾐﾐ |::|￣l~ﾞl|i:|~ﾞ|ﾞ丁l| :|| |_L|| |i:|__.／ﾆニノ⌒) (:::::::＞|ﾆニ',ニヽ、|│| ││ | |::|::|
,.ﾞ;';';';', 彡ﾐﾐﾐ |::| l l|i:| | |_l| :|| |_L|| |i:|./ﾆ三／ﾉl l(三ﾉ／l ノ／⌒) (ﾆム、 .|~ﾞ|''''l'' 十|::|::|
.. (;';'Ｙ;';ﾞ) {￣￣} |::| l l|i:|二ﾆ=- :|| |｡s1 |i:|i:￣ /::从 |,∧(_ﾉ ! l (三} ゞ仝､ .││ | |::|::|二
.._,|￣|￣|‐', 廴,|::| l l|i:|¨_,.｡o≦|| |i:i:i:| |i:|i:i:i:i:i:i:/:::人ヽ l| /ノ::::| 八 ｌ .人 ￣ .- |..,,_| |::|::|
.._,| | : :|-_ゝ-彡:::T:|:: ￣|「i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|| |i:.,, -r‐r―<´:::'::::::`ヽﾉ| /´:::::::|' ::::ヽ|∧_.=- ~ ‐-=ﾆ二|::|::|
.,.: -= ''¨::::::_,,..｡oS|::| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:||. l￣ |::::{:::::::::＼_:::::,::';;;;,'ﾚ;;;;;:::::',;;;;::::;;;;__,ｲ､＼i:i:「Ｔ=- _ |::|::廴
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〈::::::::::::::::::/:::::::::::l:::::l::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ. ） ｌ }
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人 ＿ 人 ＿ ⌒`ヽ､
｀Ｙ´ ｀Y´ ＼
⌒`'ｰ-=ﾆ..｜ ｀`ヽ､ ｝｝｝.. 人
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ｉ .／ ＿＿＿＿＿＼∨／､
__人__ .／ ＼ / `ヽ,＼
｀Ｙ´ . ／ ｀¨¨¨¨¨¨7 ／`ヽ,│
! ....＞ ／ ／／/／ │}ﾉ |
. __人__ .⌒7 ／/ / ／／| ／| │
. ｀Y´ ./ / /=≠‐-ミ | ／／| |
⌒)/|/| ./／宏ぅiｘ,/| ／∠二| | ./..__人__
｛ニ|/ ﾞ'ｰ'ﾞ |／／f宏＾'|／|/. ｀Y´
＼__, ｛ ¨¨´// ……《混じり者》とはいえ、悪い娘達とは思わなかったな。
＿＿＿| ﾞ､ 〉 /´
/⌒＼ニ二|ノ|＼ ､_ , 君達のところで面倒をみてくれるようだし一安心か。
. ＿/ﾆニニ＼ﾆ｛￣｀`'＼ ￣ ／ﾆ-.._
/二二二二二＼｀`～､、 ＼__,,. '＾':,ﾆﾆ二＼
.. ''"~￣~"''‐-=ﾆﾆ=‐- .,,_｛｀`'～---イﾆニニ二＼
. , ／＾＼二二二｀ヽ､0 ￣￣|_）＼ニニ二＼
/ ´ {＼ﾆニニ二＼￣￣＿＿＼ﾆ二二}｀丶、
. / / / ゝ,_＼ニ二二_,＞'´ ｀'ｰ=ﾆﾆ/ ＼
＿＿＿
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼ 王女様たちの悪乗りとはいえ、
／（● ） （● ） ヽ
| ⌒（__人__）⌒ | 王都からここまで来てくれた人を邪険にする気はないお。
＼ ｀⌒ ´ ／
/ ＼
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
| i i| |从|/ ,' ／ﾘ 才示灯 j }イ |
| | 八 |斗t云ミ ゞ -' | / 'i |
. ＜￣从 代 乂ソ | ' 八 |
/ ､ ＼ ､ / // |
＿＿___＼{＼ ＞ _ , /ノｲ { ＼
／////////へ//≧介 ／ ／／､ ＼
ﾍ ∨///////{: :{: ヽ // ／_≧''_／／: {::::＞ ￣
/::::＼／:）---=彡': :/:./ -/ / //::／ (:::)'! /:／'" ､
{::{::Y: : ｲ: : : : : := ,, ／ / / / {:::≧::（ﾉ::::::// ＼
|:::＼: : : : : : : : :≦ / / / / ⌒` 冖'￣/'' ＼
|＼::::＼___／:::ｨ:::::/ ,,.イ , ノ ,,// / ､ } =- _
ﾉ: : :＼::::＼／,,〕f≦ | ｲ ／:〔:〕ヽ ∨／⌒ヽ !::::::: ＜: .､
／:::::i: : : : : y,,／::::::: / | 从 ／ 〈:::::::::::::::::〉 ', }／≧ ､ __ﾉ:::::::|￣: : :＼
／:::::::::::＼: : :/ィ::::::{￣ |/ / ／:::＼::::::: 〈 ｉ /＜///∧ _i:::::::::: _|: : : :／:.:`: . ._
_,／￣￣ ＼::::::∨: :|::::: | / , /:::::::／: :ハ:::: ＼ l /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ` ＜ ≧＜{: : : : /-==二: : }
_／::::￣￣￣￣:＼: i:.:八:::八 i ,.:::::::/: : :/: : }::::::::::ｉ , /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼＼ ∧≧/: : : ￣￣: |
|=-----r―――‐:八: : :＼:::＼ ノ八 i::::::::i: : /: : : |::::::::::l / /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ:＼/ノi , : : : : : : : :.,
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。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
,.ィ,.イ￣::::::｀ヽ、
／::::::::::::::::::::::::::≦..、
ヽ,、 ,ィ ⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
: :';:',＿,:'＞ ´ ￣ ＞ヽ::::::::::::::::::::::::::＼
: : i:} .／ ミil il 〉::::::::::::::::::::::ヽ
: : l:ﾚ .ミil ・ il/::ァ::::::::::::::::::::::',
: : i:l ミil ilイ7::::::::::::::::;:::::::', しっかし、すげぇ格好だったなあ。
: : ｀{ ／i 、 二ﾚ:::::::::::::::::::',ヽ:::',
ﾊ: : l, ＼| ミil iトノ::::::::::::::::::::,::', ｀ヾ、 親方は、あのおっぱいを好きにできるんすよねえ？ ねえ？
: :l: :」＼ ミil ・ il￣テ::::::::::::::::',ヾ、
: :l!: ::} . ＼ ミil 」／:::::::::::::::::::::::'、
￣￣. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
, .ﾄ、 ', |
! .! ', ! ` ＿ 人 ＿ 人
.,､|＿V_､ ’ ｀Y´ ...} ｀Ｙ´
. } ﾄ!＿__ ヽ、',. ｜ ....ﾊ ､ ‘，､ヽ . ｉ
’ |ﾘイ炙爰ﾐヽ’ |i ./´_ヽ､､ ‘ ｀゛..__人__
:::::! ’ .l 之::ツ｀| ∧ |} ./ン / ` ∧ {. ｀Ｙ´
y / ＼ ! ｀￣ .! l リ ﾘ / 〉 / / ｀ . !
ノ| .リ ﾚ´r-／ !_/
'､ /｀ ´ /､.{ あれはなあ、俺も道中いろいろ困った。
.∧ /} / ヽ
ﾊ ､--‐‐‐‐ｧ { i ∧ ./ 男なら、仕方ないよな。うん、仕方ない。
ヽ､ `ー--. ／ .| j/ i/
ヽ ／ _ !_ /!ﾑL
/｀ヽ､ヽ ＿ ， ’ ,､/!ﾊ｀ ´ く __
=// ｀ ､!､i,､,､／j, ､ﾉ"｀ ___ ､_,r-"¨「.:::7 }
// r-!｀r-------―...."´::::::::::::::::::::ﾉ-- ´
/ ／//ヽl 。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ ":::::::::::
- 一 -､￣￣￣￣／,／ ≦"::::::::::::::::
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／
／ （ ●） （●）＼ そうですね、目が行くのは仕方ないですよね。ええ仕方ない。
| ___｀__ |
＼ `ー'´ ／
> ー‐ <
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
ヽ ノ ヽ ノ
.
/ ∨
. ,' ∨
. l ∨
. l ,.-'"￣ ∨
', /￣｀ ,,.=＝ ∨
ヽ ,..-‐ " l
.. ヽ 9 l、 この件については否定できないだろ。仕方ない。
l ￣´ 、 ヽ i ＼
', ゝ.__ノ--.ｲ / .＼
/⌒l ＼ ヽ:::::::::| / ＼
l |.. ＼ ＼__| ／ ＿＿_.＼
| | ＼ ／ .／ ￣"''-､
| ヽ ヽ―‐' ＼ ./ ヽ
／ ￣ ヽ、ヽ .ヽ/ ',
／ ,.--< .l ,' l
（ ／ ） | l l
. | ／｀ヽ | |
＿＿＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ ィ≠x r≠ｘ ＼
／ （《 f::;::} f::;:} ヽ 仕方ないけど、仕方ないお。
.| ヽ_ー′ ｰ′ |
.| ´￣｀ （ i ） ´￣｀ |
＼ ー‐ ＾ ー ／ ┏━━━━━━━━━┓
＼ ｰ一 ／ ┃ 男どもはぁ！
／ ＼ ┗━━━━━━━━━▼
／ ヽ
.
＿＿＿_
／ ＼ ﾖｲｼｮｯ
／ ─ ─ ＼
／ （●） （ー） ＼ アッルと元侍女ーズも今日はこっちですね。
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ 僕は作業場のほうに荷物移してきます。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ |
/ |
| ヽ, l |
,. ‐―――――‐ - ､
／ ＼
／ ＼
/ ＼ ﾉ .', ｎ _＿_ ＿,n__
/ , ゞ.._,, ー " ､ ', | |└‐ｔ,ﾉ ⊇ ⊆ =｢lｧ
l l {::::::::} l l {::::::::} l l Ｕ につ (⊆广 (乂））
. l ｀ ー ' ' ｀ ー ' ' l
l / .! ヽ l
l ヽ＿_／ ＼＿_/. l
. l ./⌒ヽ .l そしてヤッルは宿舎に追放だぁ！
.l .__/´ヽ__ l
l .｀ヽ ,.'´ l
. l ｀ヽ.｀´ /´ . l
. l ｀‐´ .l
! !
／! ,'＾ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
／{ |ヽ /| / ＼ ┃ 新婚追放令の発動である。
／ ∨| ヽ ／ | / ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
／ ヽ ＼ ｀ー――――― ´￣￣ ／
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│ │
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「はじめにことばありき。ことばは神と共にあり、ことばは神であった。」 ── ヨハネによる福音書
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
┌───────────────────────────────┐
│ 「言葉の定義こそが政治哲学である」 │
│ ── トマス・ホッブズ（1651年、イングランド王国）。『リヴァイアサン』 .│
└───────────────────────────────┘
（
＞::... ￣ミz､
／´ ..::,_
/ __/ ﾊ く ｝
∀|i / i ｨ l ∀i|
＿j|::...{ 八ー-| |《》｝ | i | |
ヽ ￣{ 灯ふﾐjﾒ､ jﾊ-‐| ナ | } ; あらかじめ言っておくと、辞書そのものはチートではない。
｀:＞ﾘ ゞ-ﾟ＾` ｨぅﾃﾒjﾉ/へ{、
!| ， ゞﾟ'勹|ャ-‐^" ヒトが言葉によるコミュニケーションで社会を築く以上、
八 、 _ /人|:. : i
ｉ |::|＼ イ::从 |:: i | 言葉の定義をしないとどこにも進めない。
| |:｣ -=''´ﾄへ;:: ﾘ｣ｿ:| l
人 !ﾂ j! ｝）⌒く＼;|、 政治も哲学も、神学も科学も。
-=彡 ｿへ、 7厂 ＞ | ド。
／ ノﾉ＼ ¨又二ﾆrｸ v' jｲ ､｝
〉/ }／ A く / ｝ ＼
|_i ヘ / ∨ f=＿＿》
/＿ Ｙ Ｙ⌒ 了´
.
┌─────────────────────────────────────┐
│■辞書 │
│ 多くの言葉や物事などを集め、その意味や語源、使用法等を解説した書籍。 .│
│ 単語集、語彙集、類義語集、辞典、事典、字典、百科事典などさまざまな種類がある。 │
└─────────────────────────────────────┘
...:::: ´￣ミヽ
／ .;::... vへ.__ﾟ｡
/ __/ ∀ji
,′∀ , i ｨi〈》} i }ィ¨^7
| 7{ Ｙナﾒ八 ﾚfヌく. ／ /）
|::ム{ j rぅﾃヾ じ' ｹ rγヽ., 言葉を定義し書き記すとは、つまりは世界を編集すること。
く´⌒人{ ゞ-' 、 ﾊ＿ ／ ﾉ廴/
｢｀～ﾙヘ rァ／⌒ ￣＼ { ｲ ノ それは神の領域を覗くこと。
i:. iツ ﾉﾄ〕=- 个ﾍ） 〉 ! ｢
|::.／ ＜厂＼ｭｲノ ヽ/ ,/＼ i | シュメール時代（紀元前2900年～紀元前2350年）では
i/ ｀＼ 、 7A〉 ＼/ ヽ{ |
〈＼ ﾍ{ ｝＼ ｲ } 畏れおおく勇気のある仕事であったようだ。
L＿丶 | ヾ ｲ ＼ ._ノ
|:::.i ￣＼ 〉 ∧ ｀
人∧ ∧＼ ／ ｝
）}::i 〈::冫＞ ∧ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ノﾉい }／ （ | ┃ 聖書における最初の人アダムの固有スキルが《名づけ》なんですよねえ。
| ! | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
∧. | |
〈 l ! i |
＼! | | /／
.
─────────────────────────────────────────────────
紀元前100 『テクネ・グランマティカエ（言葉の技法）』ビザンチンの図書館長、トラキアのディオニソス
200 『名前の書』ユリウス・ポルクス。固有名詞を集めたもの
600 『事物の起源あるいは語源の書』セビリアのイシドール
892 『新撰字鏡（しんせんじきょう）』日本の僧侶・昌住。日本で現存する最古の辞典
910 『スーダ（砦）』カエサリアの大主教アレタス
1190 『語源辞典』ピサのフーゴーまたの名をウグチオ
1286 『カトリコン』ジョバンニ・バルビ。『語源辞典』を拡張、ローマ帝国滅亡後の最初のラテン語辞書
1440 『プロンプトリウム（言葉の宝庫）』隠遁修道士ガルフリドゥス。英語最初の本格辞書。見出語12000、ABC配列
1604 『アルファベット一覧』ロバート・コードリー。最初の英英辞書
─────────────────────────────────────────────────
＼
,/ .::7 :. ::. ヽ
ｲ ..:::/ / ,ｨ |ハ .::. ｉ }）
ﾘ .::≦7-‐≠メ | |〈〉ｉ八}≧ 一般に辞書の必要は、学問がさかんになり教育が広まるのと比例して高まるが
i＿_Ｌ;{/ ,rfﾗふjﾉ ｨfう､ｊ⊥
:＼ ｸｲ ゝ:ソ {:ﾝ !イ ﾟ ギリシア語辞典は『イーリアス』『オデュッセイア』解読のため編纂されたように
i !:::ﾟ＞ :. ﾊ !
i..|i::|l:;介:.. ｰ ' ／ル' それぞれ必要に迫られた人、あるいは言葉にとりつかれた人々が関わっている。
ｉ|::|l::|l:;メｒｖﾆ=- イ勹＾＼
ｉ::l::|少'/ ＼-‐Ｊ「ｖ、 ｉ＼ ｒヽ、
ﾘｉ::|/ ′ ＼ 廿 ＼〉 ﾉ} / ）// 〉）
!|::| | 》 Ｙ∨ ｛ ヽ /
!:|∧| _＿＿／:! ｝ｲ } _／
ｊ〈 |//￣￣＾i/ !/ ! ／ / ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| !八 | /|l i ,:'. ┃ 辞書編纂者に関しては、現代でもそうかもしれない。
! ⌒| ! /ｉ / 儿 ' / ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌─────────────────────────────────┐
│■カルタ │
│ １人が札を読み、他の人はそれに対応した札を取ってその枚数を競う遊び。 . │
│ カルタという呼び方はポルトガル語(carta：封書、紙の板)が由来とされる。 . │
└─────────────────────────────────┘
＞::´￣ク'⌒ ﾆ=r- .
／:::::::...／/:::..... ＼
/ ,:′ ;ｉ ｛::.. ＼
/:::... ｛ ｛ ..::| ｉ | ヽ
,′ ┏=-イ /::::| ﾊ| / |}zﾍ …→
r=‐--､ `ﾆ | / /| /‐-|ミ }ﾏ 》｢ |.. ｝
|＼⌒Ｖヘ人| { /_」rzニムノﾉ }/ﾊト|::..i | 日本のカルタがポルトガル宣教師によって伝えられたという
i |}＼ く ） 〉 }/Ｙ＾( ｊ::｡ﾊヾ ィf≦｢::| |
|::::|:::...＼_ Иノ（ ｀¨` くﾝ ｱへ, | 「南蛮カルタ」に影響を受けているのは間違いないが
|::::|::::... |〉 ﾚ Ｙく⌒j/
|:...ｉ: ｉ | 八 /| ｝ しかしまた、これらは現代のトランプのもとであって
! |::... ｉ ｊ 丶 r_ ｧ l 人
! 从 /〔 i ﾚ 日本のような文字、歌を読みあうものではない。
.:; ｉ::/rＪ ＞r‐-=く:::: ｝ | __
ｉ|:::|::..| / ノ 「 Ｌ＿ノ｝::::｝ | 〈 , ｀r ┐
||::::!:::.ｊ〉 ＼ |/＼＜|}:::人 | ∨/ ├く
|:|__|／ ＿ ,＼ しへ ）＼ｲ ! У）r､ ｀ﾌ＾)
|/ ／Ｖ ヽ ＼ニ＝- _＿/ ﾉVLi| / }j ｝ ／ / ｝
/ ／{ ゝ ＼下ﾍく ん＼_ 〈 / ｲ一' ,/
// 《 ）〉 ∧ Ｙ ／｝
/ ＼ ∨ /
｛ ＼ ｛ /
〉 ∧ ミヽ } ／|
| i ヽ ｝ ,ｲ γ !
ﾚノ | | _∧、 / / i
i| ト | /￣ ＼ / , |
| ） | /／￣「￣| /ニ＝-/ ,′ !
.
, -‐-ｭ､_
. ,f¨ _ ＿彡メ、 ,.ｨ＜⌒i ,:'⌒＞ ．
,ィ“ﾐ_ _＿_彡'少ヽ, ／..:::::.. } .{ E=x ヽ
. ,ィ“ヽﾐ_ _＿__彡' 卞､ ,ｲ;;;;;;;;:::::;;;;;;;:;;;ヽ、 ,.イ: ﾏx'_ ﾍ
. ,イ“ヽﾐ_ _＿＿彡' 少、. /:::::::::::::::::::::::::::::::::;ﾍ /' ' ': ﾏﾑ,´ ';
,f”人 _＿＿__彡' , ' ヘ、 ,'.;;;;;;;::::: :::::::::::;;;::;;;;', .,':.:.:.:.: :.:.:.:.:.:.Ⅶ〔 .}
,4 、 _＿＿＿彡ィ´ , ' , ヘ、. {;;;;;;;;;::::......:::::::::::::;;;;;;;;;;} .{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.冊{ .｜
| ヽ _＿＿＿__彡ィ´ , ' !. '::;;;;;;;;;::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;l .!:.:.:.:.:.:.: : : :.:.:.:.:.川l[ !
| _＿＿＿＿彡ィ´ }.. ':::;;;;;;::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;ﾘ ',: : : : : : : : : : ﾑHl{ |
ﾏ 彡 / ';:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::;;;/ .ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ムH{ ,'
匁 彡 / ',::;;;;;;;;;::::::::::;;;;;;;;;;/ .ヽ:.:.: :.:.ムHﾘ .,'
＼ ＞::´￣ク'⌒ ﾆ=r- . .／ ﾍ:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｲ ヽ: . iHHﾏ .,'
... ／:::::::...／/:::..... ＼ ,斗'". ヽ::::;;;;;;;;;;;;;;iﾞ l レ" /
/ ,:′ ;ｉ ｛::.. ＼ ヽ､ _〕 '､ ,':::__, イ
――/:::... ｛ ｛ ..::| ｉ | ヽ.――――――――――――――――――――――■貝殻
,′ ┏=-イ /::::| ﾊ| / |}zﾍ …→
r=‐--､ `ﾆ | / /| /‐-|ミ }ﾏ 》｢ |.. ｝
|＼⌒Ｖヘ人| { /_」rzニムノﾉ }/ﾊト|::..i |
i |}＼ く ） 〉 }/Ｙ＾( ｊ::｡ﾊヾ ィf≦｢::| |
|::::|:::...＼_ Иノ（ ｀¨` くﾝ ｱへ, | 日本式カルタの原型は、貴族で流行っていた遊びとされる。
.......|::::|::::... |〉 ﾚ Ｙく⌒j/
... |:...ｉ: ｉ | 八 _,_-=ﾆニＶ~) 要は神経衰弱。
... ! |::... ｉ ｊ 丶 〈 , ｀r ┐
. ! 从 ∨/ ├く 後に歌を上の句と下の句にわけて書き込んで探しあう、
.:; ｉ::/rＪ ＞r‐-=くУ）r､ ｀ﾌ＾)
ｉ|:::|::..| / ノ 「 Ｌ＿ノ/ }j ｝ ／ / ｝ 現在のカルタに近いものになる。
||::::!:::.ｊ〉 ＼ |/＼_ 〈 ,/ ｲ一' ,/
...|:|__|／ ＿ ,＼ しへ∧ Ｙ ／｝
...|/ ／Ｖ ヽ ＼ニ＝- _＿ ∨ ∧
../ ／{ ゝ ＼下 ｛ / ＼... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
../ 《 } ／|⌒＞ 〉.... ┃ カード化するのは、「南蛮カルタ」の影響。
＼ｲ γ ∨イ /. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,.'´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ.ﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ.....￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| レ' | | |
| |＼ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ .|.＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ .|....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ .|
| ／＼ ! l | l | l |
| ''‐r‐''. ｌ l |... |＼∧／| l | |＼∧／| . l |
| ｌ ∩＿ｌ |... |＿＿＿| l | |＿＿＿| . l |
| ｌ |＼∧／| 〈〈〈 ヽ |...／ _ノ ＼ .l | ／ ＼ .l |
| ｌ |＿＿＿| 〈⊃ } .|...| （ ●）（●） l | ／ ― ― ＼ .l |
| ｌ ／⌒ ⌒＼ | | .|....| （__人__） .l | ／ （●） （●） ＼ l |
| ｌ ／（ ●） （●）＼ ! ! |. | ｀ ⌒´ﾉ ｜. ｜| __´___ | .l |
| ｌ ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l |.. | } .l |..＼ `ー'´ ／ .l |
| ｌ | |r┬-| | ／ .|.. ヽ } l |../ ∩ノ ⊃ ／ ｜. ｜
| ｌ ＼ ｀ ー'´ ／／.ｌ |. ヽ ノ ｍm ｌ |..( ＼ ／ ＿ノ | | ｜┌;. !
| ｌ / ＿＿ / .l. , ┴ ､ |... / ￣￣￣ つﾉ .ｌ ／＼ |...＼ “ ／＿＿| | l.(:｀:::´:) |
| ｌ_. -‐ー- v_＿＿ . / .ｌ .＼／ .|... | |￣￣￣ l（__,､__）.|.. ＼ ／＿＿＿ ／ ! (__) |
|. , ´ ｀.....￣￣ ＼| │....￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼| |.....￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼| ｜
|.... ,/ ７ ＼ ./| │ /| | /| ｜
ヽ ,″ { ／ il Ｙ ヾ .＿＿__ノ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ノ.＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ノ
.. ﾘ ＿L__／ 八ﾉ| : i
.. : i ＼「 / / ／/ | |Å彡| }
.. i | i У |ﾚ‐≠ﾆjﾉ Vｆ＾ﾊﾉ トランプがヨーロッパで一般に普及するのは14世紀末なので、
.. ! ! ! ／ i |／,x=ﾇ" ゞ /）
|i :. ゝ='イﾉ ﾄ! 仗ｿ ｲ トランプであってもチート判定はするが
| i i く￣＾Ｙ 人 ¨´ ′
| |i i| ＞ﾊ/ -‐'/ やるお たちがつくりたいのはあくまで日本式のカルタ。
| !| |l／/ /ｨｷ=- ._＿ノ
| |i ／ / / | |! 仟厂 絵と文字による、遊び兼教育の道具なのだ。
｛彡ｲ /／ /ノ Ｖヌ、
.. ,/ ノ／ -=彡" v' )＼
.. !／/ ﾉﾙﾏ＝=‐-ｭ∠_＿》 ム
｛ / ／ 厂￣ ⌒ヽふノ ＼
.. |/／ ／ r' ｝
.
┌────────────────────────────────────┐
│■知育玩具 │
│ 幼児は日常生活そのものが学習であり、 │
│ 遊ぶことを通して知能や情操の発達を補助することを特に意識した玩具のこと。 .│
└────────────────────────────────────┘
.. :::ｖ=‐ .. _
..::::: ＼
.:::: , `
' _＿／ ,:. ヽ 、
｢７ / },ｲ:::!ｉ :. : Ｌ_.:}
ｉ::.. / / ｉ![Å|: | ｉ : |『::::ｉ
;!__＿./ =≠ミ人ｊ`´j斗-|-ｔ: |!:. :ｉ
ｉゝ､ ｱ /Y夊ﾄ､jﾉ ,ｲヌﾃｱﾉｎ｢'tﾗ 強弁すれば木馬だって乗馬訓練となってしまうが
!:..;へｲ" ゞ‘ﾞ ' ゞ'勹ｹ〉｝爪!
.:: : ;:|ｉ、 と二 Ｙ /i !ｉ＼ 19世紀フリードリヒ・フレーベルの恩物が
/;__;ｉノ;;川:::.. - ' ノ｝ |人ﾌ ! ）
,, -‐く＼ゞ=彡´ ` 、 __／~￣ ハｨ ｉ! 幼児教育と玩具に関する概念のひとつの節目であろう。
／ ＼＼ ｨ⌒（ _ノ ﾙ j
,/ ∨〕 ‐-v } ｲ /!|
ｉ: へ ..:厂`ー -､__, -'＾| i , //＼
〈| ＼:::} ｆ＾ｰ- :ｖ-‐ 一! ∨//__》
ｉ!＼_ ⌒＾∨/ ｒ}兀〕 i ∨!「
〉 , !| // !｣ | ヽ′
ｉ/ __＿＿i|/ ﾟ l :il
《＿／￣ ﾏｦ/ ! !|
}7∧ ∨//, ／∧ ﾑ}__.、
/ / ∧ ∨// __＿∠_ノ__ハ＿／ ヘ＼
| _ノ/|! ". ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
〈 ／ 八 ┃ カルタはじめ、積み木、ブロック、パズルなどのローテク製品ならつくれますね。
｀ .._＿ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌───────────────────────────┐
.. :::ｖ=‐ .._ │■《混じり者》 │
..::::: ＼. │ ここでは、現代でいう先天的疾患、心身異常をもつ者を指す。 . │
.:::: , `. └───────────────────────────┘
' _＿／ ,:. ヽ 、
｢７ /},ｲ:::!ｉ: :. ｉ Ｌ_..:}
ｉ::.. / ／ /![Å| ｉ | :ｉ: |『::::.ｉ
,;」_＿./」イ-‐≠ﾒ`´ﾅ斗-|ｧ| !::. .:ｉ
ｉゝ､ ｱ / -=＝ ＝-ｭｖjｎ｢'t‐ﾗ さて、実のところ史実ヨーロッパにおいて
!:..;へｲ" ｒ‐-勺ｹ〉｝爪!
.:: : ;:|ｉ、 と二 Ｙ /i !ｉ＼ ここでいうような《混じり者》は特に問題となっていない。
/;__;ｉノ;;川:::.. - ' ノ｝ |人ﾌ ! ）
,, -‐く＼ゞ=彡´ ` 、 __／~￣ ハｨ ｉ! 「狂人」の扱いは時代によって激しく変動するが、
／ ＼＼ ｨ⌒（ _ノ ﾙ j
,/ ∨〕 ‐-v } ｲ /!| はっきりとわかる先天的疾患、心身異常は除去して当然
ｉ: へ ..:厂`ー -､__, -'＾| i , //＼
〈| ＼:::} ｆ＾ｰ- :ｖ-‐ 一! ∨//__》 ……と思わなくなるのは、啓蒙主義に染まった近現代の特徴。
ｉ!＼_ ⌒＾∨/ ｒ}兀〕 i ∨!「
〉 , !| // !｣ | ヽ′
ｉ/ __＿＿i|/ ﾟ l :il
《＿／￣ ﾏｦ/ ! !|
}7∧ ∨//, ／∧ ﾑ}__.、
/ / ∧ ∨// __＿∠_ノ__ハ＿／ ヘ＼.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| _ノ/|! "￣ ｝ﾉ. ┃ 神殺しニーチェの影響や大なると言わざるを得ない！
〈 ／ 八 ／乙_」 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
｀ .._＿ -‐ ⌒＾ ｰ'
.
┌──────────────────────────────────┐
│■社会的規範、禁忌、忌避行為の例 │
│ （薪が少なく火を十分に通せない地域では）豚や肉食獣は（危ないから）食うな。 .│
│ （）が抜け落ちて、「肉は食うな」のように過激化するのもよくあること。 │
└──────────────────────────────────┘
_ -━- ､_
, く(__,, __,＞ 、
／ヽ､__／ ＼ _/ヽ
/ / ／ Ｖへ ﾟ:.
,′/ ′, ′ |! ', ｝
il ｒ'ｦ… / |! |ｉ } …ﾏﾟﾖ ..::i ｺﾐｭﾆﾃｨ
i| V ,ｲ⊆ﾆｚＬ∧_｣}r4ﾆ⊇ V..::i| |i 社会規範や禁忌などは、結局は社会に有益か有害かを
i:! { .: +‐}┼｢∀イﾃ }‐iト:i ｝::::i| }:i
. _＿j⊥{ j」 }_,ﾊ｣ |! | k_},八 }」 i}Ｌ⊥{_,l 宗教やたたりで裏付け、理屈化しているにすぎない。
. ｀ﾞヽ｡⌒{＾人ぇ､___!,ﾚ jﾒ､,!{__ｨ刋 わフ乂|!
}＼{(ﾍY ´´¨｀ ´¨｀｀ﾉ} ｿ＾／l| ﾉヾ
!/ 〕トr}; ， /イ1'| ;/! ） と同時に人はどこまでも現実的な側面もあり
; ｲ/ﾘ:::.. -_- .ｲ|::.l/ ′ ;
. i/ｊ|,/! {::::ｉ|ト:.. ィi::|:!:. ,/i/i 儒教的概念では忠だの孝だの敬老精神を植え込むが
ｉ| i|..::| {::::ｉ|Ｌ}: ｀ ｰ ''´ ｛|:::!|::jﾊ { i:|::l
i l::! 人_}ｒｆﾆ=ｊ トく乂 }|:从::| 貧困や飢饉により養う余裕を失えば「姥捨て」だ。
. 厂⌒二ﾆ＜( ' し )＞{「＾￣⌒ミ
. ／ ⌒＼ ､ , -‐ ／⌒ }｝ ＼
. ｛ ノ __, ＞ _ _ r＜´__ ﾘ 丿 ヽ
/ ヘフ／ ^ﾌAく＾ ＼/ ｝
. / ／´ 〈( )〉 ＼ 〈
. ／,′ / Ｙ｀ ﾄ、
. 《 / ｛ ｝ | ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 経験知でもあるので、理屈が通っていない（ように見えた）が正しい、ということも起こりえます。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌───────────────────────────────────────┐
│■忌み職・賤民 ｶﾜﾗﾓﾉ │
│ 皮剥ぎや処刑人など、日本だと「河原者」に総称されるような被差別的な職やそれに就く者。 │
│ 俗にいう汚れ仕事や低俗な蔑むべき仕事、しかし、なければ社会が成立しない仕事。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────┐
│■コミュニティの規範を脅かす潜在・顕在的な「敵」 │
│ いわゆるユダヤ人 ： 同化しないので問題になる例。 │
│ ただし、排斥が顕在化するのは11世紀末（十字軍）以降。 │
│ いわゆるジプシー ： コミュニティの外からやってくる、異質の価値観の持ち主達。 . │
│ 史実14～15世紀頃から登場する。 │
└────────────────────────────────────┘
-━-
.:::´ :::..、
/ ..:::::::: :::::..
,. / ト、 ヽ:::..
|: : : 】 i i |《》ﾊ i } 【 i
|: : i | ‐ナxﾘ ﾉjxfｚナｲ .:| 日本風のケガレ概念にも近い感覚で禁忌に触れる、
く⌒ り て:ｿ` ｲ~;ｱﾊ}⌒フ
|＞ﾆ､_｀¨ ¨´ ｧイ! _、 忌避される、しかして社会には必要な存在でもある者たちと
,ｍf 'し)|ﾍ - - ｲ|: : ! (Ｊｍ
fｕＪU´_つ|个 _ イ|i : |: : |と’ } コミュニティの規範を脅かす、相容れない価値観の者たちは
r-弋__ ノ-vヘ! ﾄﾙ 少へ ﾄ イ__
_/.__/ 「 ＼i＼ ' 〉｝ ﾉ } V） 以前の《魔女》同様、ソフトタッチでよろしく。
｛r-7 ﾄ、:... ）八＾ーvr' /＼/ /| |〈
ヽ/ !ヽy／ /＾⌒ﾌぃ＾ Ｙ. | !/
/ ! ｝A／ 〉ﾊ j.
{ ﾉ／》/, ム イ..
ー' ⌒7///::... ::.. ノヽ ー'.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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┌──────┐
│ │
│ │
│ │
└──────┘
┌────┐
│ │
│ │
└────┘
┌───┐
│ │
└───┘
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■今日の組分け ： ８月１９日. ┌─────────────────────
│ 当月の標語 ： お片づけは雪前に！
│ややでユマ.ヨ.ダポオク ト.ア元馬牛牛│ロホ ├─┬──────────┬────────
│る.ら.き | ウ.コ.イ ッフ.レラル侍 .1 2 │レロ. │ .1│ .2 .3 .4 .5 .6 .7...│
│お.なる.ミナ.シ .プレイ.ッ ト女 │ン.. │ .8│ .9 10 11 12 13 14...│ ★アッル嫁入り
│ いおル マ ッ プ.リ .| │ス.. │15│★ 17 18 19 20 21...│ 輸送隊戻る？
│ お サ .ア S │ .│22│23 24 25 26 27 28...│
─┼───────────────..┼──‐‐.└─┴──────────┴────────
│ ◎ ○ ○○ .│ ０ 待機
│ │○○ １ 宿仕事
│ ○ ○○│ ２ 開墾開拓整地
│ │ ２ 狩猟
│○ │ ３ 紙！
│ ○ │ ３ コンクリ職人の朝は早い
│ │ ３ 焼き物
│ ○○ │ ３ 街道工事
│ ○○○ ○ │ ３ 物資輸送、オフレッサー弟子集め
────────────────────────────────────────────
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ
| （● ） （● ） | 実働３日目ですが、多少は慣れましたか？
＼ ' ／ ＿＿
（⌒ ￣ /￣￣⌒/⌒ /
i＼ ＼ ,(つ / ⊂)
| ＼ y(つ＿＿./,＿＿⊆)
.
|ﾆﾆﾆﾆ:≧x､ _t=, ＿ _._x≦:三ヽ
. ‘.ﾆﾆﾆ ／: : : :／:／: ;.≧:x､ﾆﾆ |
. }ﾆﾆ.:' : : : ／: :/: ／: ／/ヽ｀ヽ{ ､
{ニ/-―イ : : .': / : , ': :,': : :};: :‘:.､. ノ､
}ﾆ:}｀ヽ: : |: : /イ : /: : /: : : | !: : : !.... ,ノ
. , 'ﾆ:.'｀ヽr ‐{ : i : l: /}: :/ i: : ,:' } : : :|. ＿＿ ,勹 ｎ
. /ﾆﾆ.': : : :｀ヽ!: ‘.: l,.ｆ:笊㍉ } /:/{ └‐ｔ.ﾉ く..く . /厶__
. ｀>/: : :/: : : :! : ‘:‘. ゝ::ﾉ 芹ｲ/| |. 广'‐┐ ＼）└'＾ｰ┘
. ／:/: : :/: : : : :i : : : ｒヽ:::::: ｀::ｲ : { :! ￣￣
. .／ﾆ:/:/ :/: : : : :.;.{: : : :| _ 八 {ヽ{
. ./´￣/ｲ: / : : : : /ﾆ!:_: :.‘.｀ ､ ＿ .イ:|: :|｀
. /'.:' /: :/ : : .'≦´ﾆﾆヽ:ヽ,イ : : / ｲ: :!
. ./: : :.' : /: : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‘.{ヽ{＜,:':/ i :.i
. ': : : /: :/: : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ }≦'ｒ-∨ |:.:i
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l | ／: : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ､:::::::::::￣:ヽ
ヾ＝' : : : : : : : : : :ｉ､: : : : : : ､ ∨∧:::::::::/⌒)
....―ニ ＞､ /: : : : : |: : : : : :| ヽ: : : : : 「 ／ ﾊ::::::〈
／::::::／ ∨/: : : : : |: : : : : :|⌒|: : : : : !:^Y |::::::/
. /:::::／ヽヘへ'｀ｲ/{: : : : ‐∧-: : : ﾘィてヽ: : : ': : ! |::::/
/::／ / |: : : : ｲてﾞ､: ::/ 弋_ソ| ｉ: :/: : | ∨ まさかこんな田舎で
|/ ﾘ､: : : 代_ﾉ∨, ﾚレ: :i: :|
|ヾ､八 ｖ フ ｲ: : : : :|: :| 石鹸を使えるとは思っても見ませんでした。
_ l: : : |: :ｉ＞―_ｒ |､: : |: :|: :l ィ^.､
／ｲ､ /: : /: /⌒「:､ /M､ ヽｲ:: :|: :∨∧::::＼
／::/ ヾ／: ／: ｲ } |::∨{三}N::::|ヽ |: : :＼ ＼::::＼
／:::::/ ／: :／:／/ ﾘ |:::| ＼＼|::| ＼__ : :ヽ∧::::::＼
／::::::::/／: : :/:／: : :|､__/} /::::ヾ ∧ ヾ:.､ 〉､＼ : ∧:::::::::＼
/:::::::::::://: : : : :ﾘ : : : : |＿_」/::::::::::::＼∧ 〉､､/: : } ＼: :|::::::::::::::＼
.
. .＼:::::|／ | / /|| |八| | | | ﾄ､:::::::::::::|
.＼|| |:_/_/ :|| ____彡| | | /∧:::::::::::::ﾉ
__从l i |/|/ _ﾉ 下苅八 // ｒ ｒ┬ｆ┐ _
.＼ 八 ヽ.|=≠ , ::::::::: || // l￣ｌﾉlﾉｌﾉｌ_厂 | |＼ しかし、磨いた肌に意味はなく
.￣|ヽ八:::::: _ 、 /ｨ ∧i| 経営目標 | | ＼
.|/|＼＞―――＜/ ∧ i | | | | ただ乾いていくのみ。０点。
/ :| |::::::::::::::::::::::: /|ｲ:￣:::| | | |
. /／| ∧::::::::::::::_∠_>lﾉ::::::::::| | | |
. ／:〃 _ノ ＼::／＞<〈 | 〉::::::::| | | |
／:::: {,イ( :{ // 〈Y(:::::::/:|＿＿＿＿＿|_| |
／:=-‐八 ＼≧ｰへ.l | 乂ﾊ:::/ ._彡＼ |:::::|＼＼ ｜
. .／::::::::::::::::::/＼__彡/／≧=‐=乂ﾉl／/ ＼:|＼| ＼＼|
.... .／／￣＼:::::/:::::{_／ ＼ー‐／/ | ′ | |＼::ヽ ＼
- ヽ'⌒ ｰ ヽ- ､
´ , :. ヽ
. / ,l ､ : ',ヽ
' ; .i ハ ! ＿ , ! ,
. { ! .l 'l⌒!￣､ l丶 ｀!､ .ﾉ ,
. ヽ ﾊ /;∧ l ヽ.!- ＼ﾉl ヽ' l
ヽｉ |-‐┐ 二エ .! .|. !
l .|. ￣ l l｀ ヽ.l だからって、寝込みを襲おうとかどうかしてる。
l .l ′ ! .|´／ l
|. | |´ l
. l. ＼ | ! !
. l l＞ ,￣｀ ＜l .ｉ ｌ ,
. l .l///77,´ l .l .! ,
､ ｌV///ﾊ ! .! l ,
ヽ ､V//ノ ', {-=＝=‐-､
__-＝ァ'"´ ＼ ',ニニニニ＼
.
,＿,;ー--''て _ r-、
｀!::::::::::::;i''"´ ! i`U/"`!_
＿ ＿ ___, ﾉ:::::::::::;;ゝ ヽﾄi-i,/∠ヽ (⌒'⌒)
,,-;;´.:::::::::::::::::::::::`;／:::;;_;;;:ｒ' iヽ_,,,!､ ! ! （ ＃ ｀)
／''´ ::...:::::::::::..:::';:Y:::／`;.、 ヽ _ ` ! 乂___,ノ
/ヽ! ､ :::::::::::::::::`､:..:::`:､--､::::.ヽ ￣¨7､_／`､
,.r'´''´::::::::::::::::::::';::::;__ヽ::::::::`.､ !:::::..｀;、 /` --‐' ! だって私達
i ...:::.ヽ､;:::::ゝ､::::::;' ,-.､`､,!ヽ､::`:､;;::::..ヾ `! !
;‐l..::::::::::::):::レ'..;ﾝy' ヽ::;,ｊ ," `ﾄ:､::ヽ;;::..ﾘ ! ! アルトリア様たちと同じ宿舎に部屋があるんですよ？
::::!::::::.:;;(:::; i~ ,.-..､ ／.ヽ､ ｌ::;`ヽ!;:./ _,,,! !
￣l:.::i､ ´:::`､ ヽ:_;;! /i´ i′l iヽ、;!;;（ .._,,-‐''´ ` ! いくら離れててもねえ、聞こえちゃうんですよ！？
!､l::`ヽ､:::ヽｰ `'ヽ'_,.ノ .ﾉ ヽトー"i! ', _,,-'´
`;;::::::::ヾ;;;`..､___,,..-‐''i`ｰ‐┬'i´`､_,イ"'-､ _,,-'"
!::i :::::!､ヽ::::::`､;;;_;rヽ、 !-lY´ ''ヾ ヽ :::::i'''"
i;::lヽ :::`ヾ､.::-ゝ;;;_::::..`ヽ! ヽゝ､ノj":::::::::;!
,ｨ⌒
_／'´￣￣｀`丶 , ' ⌒ヽ
{/ / / ＼ ( ∧ )
r/ .,' .,' /| Λ ヽ.. ヽ廴) ノ
){､ l {/ｌ７ |/ Vﾏ､! ﾊ}. |／
ゝ,>'| | ◯ ◯ }V
( | |/////////| | す、すいません。
//ｉ| | ＿ 丿|
しｲ| ﾄ､ └ ┘イ l|
, -‐く´ ' {､l' ＼_7ｰく_ 从ﾉ
ﾉ ¨ }ｌ ＼ ／ﾏT､〉l¨{
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「ともあれ、新婚は追放されるべきであると考える次第である」（大カトー並の感想）
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ =- V-= ￣.{=/◇ .｢ ｢ / ハ. } |¨寸ニ=} ｧ
.／ ／ ／ .乂ﾊｲ l :l ./ }ム_|. ﾊ ィ }
／ ／ _ ≦__/ l .＿|/ _,r代沙.} /.r＜ 7 /
/＿ ' -――-＜ ゞ_'' >＞从 .示芍 ｲ从{.ハ＝___ というかだ、
＞ _ ― ＿=ー_ ¨ __彡ヾ＼. ヽ ゝ .-､ ./{.{.}＼_）-―
.／/ ／ /|/////!イ::::/ }ヾ .＞ ﾆイ彡Y} 仁ニニ なんでお前が できるお殿の部屋で待ち伏せしてるんだ。
/ , ./::{＞: : : : {{:/ .| /ニニ≫彡{Y}≫'' ＜:
./ / .r―､/|:::|: : _: :＞:/ ィ|./={≫＜≫<-ゞ}r::::rr≦ おかしいだろ！
. / r'':::Vｲ::|:|:::{::_: : :.／ィ: :/ Vニへ:::::vｼV込}:_{.ィﾍ:
.. / .〉:∧; 廴::-==彡 r〈::::{¨ .V.'::／:∧::ﾊ. }〉{: :{ゝ: :
. / {: , へ= ｦ´ ／ / ｲ: :､::ヽ __/::{:::,: : :.{: :.}:::}ﾉ 〉-{: : }
/ ./'//,/-'.／.ィ从 |丶: : :≫:／〉ﾉ : _}:_:ﾉ:ｲイ:/ニ≫
{ /'//,/.／イ / ヾ {ニﾆY／::ク :＼ノ: : ≪:／ニﾆ{ニ
l. /'//,/ / ./ }ニ=:{､:/｀ ＼＿≫ ノニニニY
. '-=＝‐／ ,. イ ／ ／"‐ ./.: l
/ _´￣_/／ .／ ＼＜/.: , l
. '. ヽ｀ / ,.イ ￣` ./.: / .'
,.' ／ У '/'" / ｀,ゝ ' ,.ｲ /
／./ ／ ' /" ./ l/ （／./／
, " / ｲ / ' >´ 目つきが怪しいから護衛頼むって言われて張り込んでただけですー。
,.ｲ, ' ／ / / / ､, ,.'
／ ／ .:' / 、 ｲ.|
／ ／ ./ /` . ｲ |
/ , ' ,. イ ,.' .ﾊ/ リ |
/ ＿_ ´ ノ .{ ﾉ ﾉ ﾉ
,イニニ二二＼ ヽ 、乂＿ ／
/: : : : : ｀‐ﾆ二二ヽ ＿ ｰ ＼ﾆ=-__
./: : : : : : : : : :￣ヽﾆﾆ}＿二ニｰヽニニ、
: : : : : : : : : : : : :.:ｌ｀￣|＞-__ `"｀ ﾏﾆｲ:ヽ
.
＿ __
＿_. ＜´;;;;;;;;;;;;;;;;｀;;,,､
, ｨヤ _＿ /:.:.:.:.`:.､:.､_｀ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
／;;;;;〈 /ｨ≡=`ヾ/,ｲﾐゝ、:.:.＼:.:`:,〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
. ／;;;;;;;;;;;;;;;{:.i∠:.~:.`:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ;:.:.:.ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:_:ヽ;:.:.:ﾍ;／:.,｀Ｖ⌒ヽ;;;;;;ﾊ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:/:.:.:/./:.:.:.|:.:.ヾ:´:.:.',:.:ﾍ:.:.:ﾊ:.:.:.:', ヽ;;;;}
./;;;;;;;;;;;;;;yﾍ/:.:/:.:.:/:.:i:.:.:.:.|!:.:.:.i:.}ｨ行ミﾄ;:.:.:.};:.:.:.} }/
j;;;／ ｀v′ |:!:l:.:.:.:{:.:::i:{:.:.∧:.i.:|!| ﾏzｿ|:.:.:.:|=ーｧ /
|/ ﾘ|i!:.:|:.|:.:::ﾘヾj,ｨﾀi/, ~ |:.:.:.i!ィ´:i| あー、たしかに昨日のアレインの目つきは怪しかった。
| ＿ﾞヽ;i:.:`.､:.|;ﾊ~´ |:.:.:.|:.:.:.:.:|
__, .ィ´､／ ヾﾍ|:ヽ{:.ゝ, iヽ ,.|:.:.:.|:.:.:.:.:.| 焦る気持ちもわかりますけどね。
￣;;;;;;;;;;;;;;;;;{ }:i;;i.:.:.:i;;;iiill＞| |, ィ |:.:.:.|:.:.:.:.:.:|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ /:.i;;,|:.:./;_!;ィ=/,ム__,ｨ|:.:.:.|＞y´｀ヽ, i＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Y:.／/:./ |!;;;;/ 二j .〉|:.:.:.|;;;;;| ヽ } ﾊ,､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ /:./ j;;ｨ' r,ﾉ~ﾍ|:.:.:.|;;;;;i| ﾊ,.ｲ;~´;;;:::＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:./ {:.:.| / ＼ ｲ､;;ヽ,|:.:.:.|;;;;;;;;`;,､ };;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.{ |:.:.| ./ ￣´/;;;;;ﾊ:.:.:|;;;;;;;;;;;;;;;;':, /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.:.∧ ヽ|/ /;;;;;;;;;;}ヽ|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;} /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
;;;;;;;;;;;;;;;/:.:.:.:.,'::::| / /;;;;;;;;;;ﾀ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.'/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
;;;;;;;;;;;;/:.:.:.:./::::::|. / /;__;;;;ィ;;;;ゞ;;;;;＿;;;;:イ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
;;;;／/:.:.:.:./::::::::|,.ｲ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;} /:i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
' /:.:.:.:.:,'::::::::::ﾍ, /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ,'::i::i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
,':.:.:.:i:.:.{:::::::::::::::ヽ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈 ｀ヽ::|!:i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
{:.:.:.:|:.:.|::::::::::::::::::::ゝ イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.....┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
',:.:.:.|:.:.|::::::::::::::::::::::/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ┃ ご時勢として、20歳越えは完全に婚期リミット突破ですから。
V:.:.i:.:.l:::::::::::::::::::/｀ヾ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／＼;;;;; ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼
／ （ー） （●） ＼ それぞれに相手を探してやるのも雇い主の責務かもしれませんが、
, ＿＿ | __´ _ |
_（ 丶 ＼. ＼ ￣ ／ヽ なかなかね。
（丶.＼ ヽ＿＿丶 / , ＿＿ ＼
(＼ ヽ丶(≡≡≡( （ ヽγ⌒) （ 丶、 ＼
.＼丶(≡≡≡(. ￣￣￣＼＿＿／￣.＼ ヽ＿＿丶￣￣
丶(≡≡≡( 丶(≡≡≡(
／| |＼
／／/;| ,,.‐ ''"´￣￣ ｀"'''ヽ |;ヾ＼;＼
／／;;;/;;,ﾒｧ'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ;;ゞ;＼;;＼
〈;;;;;-、,-‐/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ､;ヾ‐-､;;;;〉
|.,'::::,:::::/::::/::::/:,::::ヽ.ヽ.::::i::::|:::i:::::| ￣
|i:::/:::::i:::::/::,.ｨ' ハ::::､!,,_|__ﾊ::::',!i:::|.
||::i :::::::|/ﾚ'__|/ V __ ﾚ' |::::::::ｌi::|. 私達《混じり者》ですしねえ。
ﾉ.|::| ./::| '"￣｀ '´￣` |::::,:::|i::|.
!ﾍ!:|ﾊ,.::| "" ' ""|:::ﾊﾉi::|. 好き好んで嫁にしたい方など……滅多なことではいませんよねえ。
／|,':::::::i.ヽ! ｒｰ-‐ 'ヽ u ,.ﾚ'::|::::::i:::',
／;;;;;;|'/ i::|::::|＞.､, `'ｰ‐‐'´,.イ |::::!::::ﾊ:::ヽ! |;;;;;＼
／;;;;;/;;|;;＼ ﾍ:,ハ| /_,.!ﾍ｀二ﾆ´,ﾍ.|_|::::/:/ |ノ ／;|;ゞ;;;;;;;＼
.. ／;;;;;;;;/;;;;|;;;;;;;;;＼''´￣7:::| ＼／ |::::Y ￣｀ヽi ／;;;;;;;|;;;ヾ;;;;;;;;;;＼
／;;;;;;;;;;;/;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;|. i:::::|／}><{＼|::::::i Y;;;;;;;;;|;;;;;ゞ;;;;;;;;;;;;;;;＼
ヾ;／|;;;/;;;;;;;|;;;;;;;;;; ／､ |:::::::ヽ､ﾑゝ'":::::::| _, 〉;;;;;;;;;;;|;;;;;;;ヾ;;;ｉ＼;／
.
`丶、`丶{／/ ,X ／／ ／ //| ヽ} i
＼＼ 7/ 芹ミ＜__／ // :| / i |
ｙ‐ｧｌ:! ｉ込ﾂヾ' /､ /ｲ | :|
／/ / 从 :|::::::: 示ミ､ ｱ ﾊ ! だからな、ちょっとだけ、週に１日でいいんだ。
. ／ / / ,:lヽゝ - ､ ' ゞﾞ ／／/ /
／ ノ／ ／ :|ヽ、ヽ_ン :::::／イニ,_＼_／ ﾒｶｹ
／ ／ ´ {三二ﾆ二三三二ﾆ=-ヽ‐＜⌒ヽ 正妻じゃなく妾でいいんだ、なっ。
. ／ ／⌒≧(ﾆ彡 ´＞ ´＞＾ く:＼ ＼＿＼
. .／ ∠ノ＞ ´ ∨⌒// / :iヽ ヽ､＼ ヽヽ ＼
. ／ /ﾊ ∧ ∨从{ :i ′} Ⅳ､ヽ ヽヽ ＼
. .／ ‐=ﾆ| ヽ ＼ ∧ ゝ { / :/ / ７ } } } :} ヽ
／ -‐=ﾆ二 人 ＼ ＞'У ／ ７ー'ｰく ヽ/ | | / ∧
...=ﾆ二 /∧｀‐┬く／ ／ ＼ / ,ゝ‐ｉ /./ / / ＼
, ; ∧
. / ' ,: ﾊ 、 （__,）
' i ' ./l ! , ､ i i
. ! l { , /-', | '､-‐ト- i .!
V乂 !､! .{ 丶{ ＼{. ヽ人 l
＿! ｀.ｌ ｒ=‐テ､ ィ jぅ=ｧｌ !＿
ヽ l. l ｀ vrｿ vrｿ l .! ﾉ
ヽ| .l :. l ﾚ' 私は嫁ってわけじゃないし
| ｌ ` ' :
i. ､ ⊂つ / | そんなこと言われても困るって。
. | l i イ l. !
. : .! : ｌ.｀ ´ ! l. i .!
. i .! ｉ } { ｜ ;
. ＿l .|-‐ ´＿ ＿ ｀ | | ＿ ┏━━━━━━━━━━━━┓
,. : : : : | ｊ ｀ ´ .l .! /: : : : .､.. ┃ ただし、事実上の嫁。
／: : : : : :l / 、 ｌ': : : : : : :ヽ ┗━━━━━━━━━━━━▼
.
. ./ ⌒＞ ⌒＼ ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
. / /／ ＿＼ ≫ ≪
. ./ ィ | ﾄ 、. ≪ お前以外の誰に言えというんだ！ ≫
} ／ / /} ∧ |＼＼ ≫ ≪
. 八 ／ :/ // ／ |/ ，i.....／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
.¨¨７, .:/ ／/／ _,斗＜ |/ ＿x≦二_
. .// ム／ ´ｨｆ斥抃７`i |Υ 彡 ／´
. /ｲ ｉ| ィｆ竿㍉ 乂ｚク | 人｢＿／
. .斗笊 ﾄ, 乂ソ / ／) ¨｢ ',
. ￣ヽトヽ 乂 ヽ / ｲ Y) ', ﾖｼﾐ
＼ﾊ 「￣＼ ／人ﾉﾍ , 同じ悪魔耳の誼だと思って、頼む、この通り！
l |＼ ヽ.__ ノ _∠ 从ｲ ￣￣＼ ､
l l ＞ ／ ｛Υ}―――┴ ､＼
. / l／ (＿＞‐彡 ／{Y } / ＼
/ 人 ／ {Y } ／ ￣￣￣＼ ＼
_,,,..-------..,,_
f'''''''''''ｰ-..,,_,r',r‐-:､ : : ;r‐--:､ヽ,_,,,...-------┐
!::::`ー---/:/: : : : : : : : : : : : : `､`､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'':::!
!:::::::::::::::::;i:,i:i: /:i: i´ヽ,／i: i :i: i i :i; i;:::::::::::::::::::;;;!
i;::::::::::::::::i:,!:i: i: :i :i .!:.i: i :i :!: i-!:::::::::::::::::;;;i
fゞ:::::::::;;;i=!:i,:i､:.i､;! i ;i :i; i; !: i=i::::::::::::::::;;i'
. i::::::;;;:''::::iﾆ!:i>''i''''''iヽ ,ri‐‐┬< :i-:i;;;;;;;:::::;:';;i,
i;;:::::::::::r'´-!:i`､ ､_,,! .!___,,! i': :!`'-;;:::::;;:''::;;i
`ｰ--,-`i'''i: :i、 ー , ー―,i: :.i,,,イ;;;;;;;;;;;;;;;;!
／::::;i': i : i.:` ､ _ ／i : :!: :.i;;`､'''''''".. ,ﾍv'´ヽ
／:::::::;;!;' :!: :i:..:i,;,;`i.､____ ,.イ,;,i:.;!: :.i: : i;;;;;;`､ . く i
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Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
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: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : :: : ::|＿─-.―- 、.:::::,⊥:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“'' …ァ: : : :.／ ＼
,.｡+''”: : : ／ ―' ー
,.｡+''” : : : : : : :ｌ （ ○） （ ○） 仕事については、なにかありますか？
｡+'“: : : : : : : : : : : : :! u ' }
: : : : : : : : : : : : : : : :.＼ _ ｀ ￣ _／ 要望とか、気が付いたこと、やりたいこととか。
_ ﾍ __／ 〉_
_. . : : ´〈 （ヽ _lヽ //｀: : . _
. /´ : : : : ',‘，）ｰﾉ レ '/ /: : : ｀:
l : : : : : : : ',‘， | ／／:: : : : : :l:‘，
. ！: : : : : : : : ',‘，_!／／: : : : : : : :/: :‘，
！: : : : : : : : : :ヽ ／ : : : : : : : : : : :..┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
！: : : : : : : : : : ::| | : : : : : : : : : : : : : ┃ ずるい気もするが、踏み込んでも火に油だしなあ……
！: : : ヽ: : : : : : :|o : : : : : : : : : :l∨ :.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. /〈 ｱ ／ ＼
{ ｱ / / :|
〈 7ﾞ / / / | ∨
〉|ｌ | , / / | ∨
〉|ｌ | | -|‐ ‐|-∧ ｲ } ヽ
. /:.ﾊ | |ハ从へj/ 〕 / |___ / |l |
|:.:. :.＼| |ｌ 〔抖劣ミ 〕／ 从 /⌒´ 八 |
|:.:.:.:.:.:.:| |ｌ 〔 Vシ ｘ圻㍉ﾊ / j/
￣￣∧ |ｌ 〔 んｱ / j／ 家事他、嫁いできた者として鋭意習得中ということで。
. ／￣ ﾞ''＜______ .∧ [ ' ,小 |l
/ ヽ } ] .∧ ト ゝ ｧ イ | |l そしてマウナ、またNとMを間違えてますよ。
. / 〉 ] ∧八 〕≧=≦⌒ |ｲ 八
/ / .] ／ァ=ﾐ〕 トミ | /
. / /／ ≫'ﾟ/|冖:.:.:＼ [ :} ／
/ / ／ /:.:.:./:.| lﾄ:. :.:.:〉 }
. / / ヽ／:. :| l|:.丶/ /
-―／ ｀ ｰ'"￣', - 、
／ / ヽ
/ / , ; .} !
' ,' .' ﾉ .ｉ }
. ' , l/ ,ｲ./{ ; ハ ; ﾊ ;
| i 'ｉ＝＝V ,.'===l,ｲ! ｿ
| ｒ―_l .| ┃ ｀´ ┃ .l .!
l. ヽ .::! .l ┃ ┃ !.l えっ？
| ｀ ! .l. ;.|
| .! .l ノ l
| .! .l` ｰ ‐'" .!
| .| !, 」、 L / l !
| ! .lﾆﾆヽー‐ ヽ .|
.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ 慣れるまではどうしてもね。
| （●） （●） |
ｶﾘｶﾘ ＼ ' ／ 手に覚えさせてしまうまでが山です。
／ ￣ ＼
彡三三ミY彡三三ミ＼--、 |
＼ ＼＼ ＼Ｅ | ﾉ
／| |＼
／／/;| _,. .--:::::::::::::::::::- .、 |;ヾ＼;＼
／／;;;/;;,ﾒ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'､;;;ゞ;;＼;;＼
〈;;;;;-、,-‐,´:::::／/::/:::::＼::::::＼::::::::::＼;ヾ‐-､;;;;〉
.. ￣ ^ ／::::／:/::::::::::::::::::::＼::::::＼:::::::::＼ ￣
／::::／:::/;;;;;;;;;ヾ＼:::;;;;;;;;;;;;::::::::＼::::::::＼
／::／ｉ::::::/::,.|:ﾉ｀ヽ> ＼:::::::::､::',::::::ﾊ::::::::::::!
'-'´／::::/::::ｉ, r=＝､ ｀,ｨ≠ﾐ､|::::|:::|:::::::::::| 気になったのは洗濯って、
／| ／::::/ゞ::::ﾊ:::::| { .| | | | } |:::|:::|:::::::::::!
. ／;;;;;;| .|／'/::::ｉヾ::::ｉ::::| ゝ廴ﾉ , 弋ノﾉ |:::|:::|::::::::/ こんな簡単なものだったの？
／;;;;;/;;|;;＼ /::::::|:::ヾ:l::::ヽ ｘｗｘ ｀ ｘｗｘ/|/:::::|::::::::|
.. ／;;;;;;;;/;;;;|;;;;;;;;;＼/::::::::|:::::::ヾ::´:｀ゝ､ /^|^l ノ:::|:::::::|:::::::::ヽ、 専門の洗濯女何人か雇ってたはずなんだけど。
／;;;;;;;;;;;/;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;|／｀'ｉ:::::::::::!|:::,-‐´｀/ |^|^|ヽィ‐-.､!::::::|'´＼::::::|;;;;
ヾ;／|;;;/;;;;;;;|;;;;;;;;;; ／ |:::::::::::|∨ ヽ l /|^|^|'.,| | ,|:::::::| ＼::!;;;;;;;;;;;;;;|;;;;ヾ;;;ｉヾ;／
. |;/;;;;;;;;;|;;;;;;;; / !:::::::::::| ｀{ | |. |. | .| }'_∧|:::::::| ＼;;;;;;;;;;;:|;;;;;;ゞ;;|
|/;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;ヽ |:::::::::::| ／| .| | ＼|:::::::| ヽ,;;;;;;;|;;;;;;ヾ;:|
.
. |ニニ /ｏ ´ | | :| ＼.} | `≪ニニ≫‐ ´＞ ´
. lニﾆ:/ ／| | | :|. _Ｙ | } } f ´／ .rイ´
､ニ Ｖ./.:| ﾉ /! ム匕リ,,斗/ / ∠ イニ |
. ＼/{ | | ./ /イ/ ,ィｆ代ｼ ./ _ ＜Ｙニニ|
{ | | | / /'' ﾉ' {!. ゞ' / , .ハ |ニﾆ-|
| | { l'⌒斗､ /ｲ .ｲ /! .|ニ=_/ 我が家も似たようなものだったはず。
乂 ! .乂癶以 }/ | Ｙ l |ニｼ
.ヘ ＼､ .ハrヽ _ _ノ＼人___ |¨´ 洗濯板とかいう、
ﾍ: : : :＼ ⌒ー――＜ﾉ:::::ノ -≦ニニ八（ }三l- ､|
{: : :へ: : :.v: : :＼:7￣ r≦ニニニニニ≫八}ｿ≦=r=≧:、 王都で最近、流行りだした道具のおかげだろう。
∧{: : : : Y:::||: }:廴}／/ >ニニニ=≫ ニニニYｲニ |ニニ ヽ
{:::r': : : :}:|::::L込ﾉ /∠ニ７ ≫ ニ≫≦へ＼Y）ニ|ニニ=∧
/:::/: : : :/ﾉ ' / イ ⌒ヽ }／=≫ ´.r=≦ゝ､寸Ｙ寸.ハﾆ/＼∧
. /:::::ﾚ⌒V:! イf￣__:/ {==/ ....＜:＞:::::::ヽ}ﾉゝｿニニヽ } }∧
../::::::::: へ::::|l: : |:::::|. =/,.::::::／: : :rﾉV:ハ ｖﾊ ）ニニ=.| |､∧
. ' 〃 ,.' / ' .i ､ ヽゝ
/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
; ., /l _ /l ./ ! / ! .} !
' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl あれはシーツみたいな大物には向かないし、
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ' ,.-、
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' |. ! ! 水汲みに行かないほうが大きいんだけど、
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ ｌ.｜ | l
. l ` 、｀;| l ' l !. ! l やったことないと、どれだけラクになってるかもわからないよね。
' l ` | .! 、 .ｧ , .| ! l.ｒ‐ 、_
| l. ! ト ／ l ｒ‐ ､!. ', ｉ Y'ヽ
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿.ヽ. ヽ ､ .l .! ｌ',
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞', '. ゝ人_ﾄ ﾉ !
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l/////∧ ヽ, l
. / _-ﾆ＼ ', ! _ ' ／ Vハ l'//////,ヽ ﾉ
.
＿
´::::::::｀ヽ . -─- . ＿＿
⌒ヽ::::::::Ｖ´: : : : : : : : : ｀ : . /:::::／
└─､:＼／: : : : : : : : : : :＼イ:::::/
/.: :｀/: : : /: : /i: : ヽ: : : : :V⌒
.': : , ': : : :/: : /:ﾊ: : : '. : : ハ'
|:i:/ : : : : i: : ﾒ/、| ｉ: : i: : : : l !
ﾘﾊ: : : : i | ｘ≠ﾐハl＼ト- : ﾘiﾄ それと、意味のない仕事とは申しませんが、
/:∧: : :ﾙ 《 んﾊ x=ﾐ: : ﾘ
. /: : :.:l＼ﾊ '' ゞ‐' (ｿ:ﾉｲ ただ思いつくまま単語と意味をカードに書き記す、
/: /: :.:|: : |､ U ＿ ｀ /: |
./: /: : :.:|: : ﾘ ＼ （ /／:l : '.r──‐＼ こんなものでいいのかという思いも。
＞'´∨:.:|: : ト ｀ r＜ l: : l: : :| ＼
. ∨|: : | >vく ヽ:∨ : i＼| ､ _j
∨ ∧／ {＾}＼|::::∨: ＼| ｀7
. ∨|/／/ﾊ＼ ヽ::::＼: : | r─‐ ､|
∨ ∨/ |i ﾄ＼}:::::::::∨!＿_ ｀ニｺ .〉
＞‐┐,. ＜|:｀ｰ'::l |l | |´:::::::::::::}､: :ハ{と二 l
ー＜ハ|: : |::::::::::|ハ|/::::::::::::::/: ヽ: :i}:｀ ７ /
＿＿＿_
／ ＼
. ／ ＿,ﾉ ⌒＼ 事務方仕事に余裕がある今のうちに言葉を扱う者にとっての基礎
ｌ^l^lｎ （●） （●） ＼
ヽ L ､ ｀ | 辞書をつくっておきたい、そのための単語カードなので。
ゝ ﾉ ￣￣ ／
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
.
／ / | / / |i ｜ ヽ
/ i/ / i| | i |i i|i ∧i i|i i| '
' ' i!i :｜ |｜i |i i|i / }i i|i i|i
|i i|i |i |; i|∧i ∧i /ﾚ ', | |i i|i i|
|i i|i |i |ヾ! }/ { ' -─＼| |i i|i i|
|i i|i |i | z＝=z ヾ! z=＝z| |i i|i i|
|i i|',i li i i| 乂ソ 乂ソ }/ /｜￣￣￣￣ 7
-ﾆニヾi| '; |i i| i ' / :/──┬‐ ´
｀ ヾi |ヽ ｀ , :/ :/| i| 基礎は大事だな。
}ヾi| ､ - }/ :/i !i |
ノi |i i ＼ ／{ /i i｜ i| 異邦語を揃えるのは、やはり商売拡大のためか。
＿＿ ,-─‐ ﾉノi i }｀ ─ ´ |i |i |
／三三三三三＼ ､ r＝＝ヽ_r＝＝＝ヽi ＞ ─‐.┴ - ､
, 三三三三三三三 ヽ ＼三三三三三 ＞ ' ／三三三三三三ヽ
/三三三三三三三三三 ', ヽ三三三／ , '三三三三三三三三',
x/ , , , i l , ヽ￣ ヽ, _
/j ミi / / ,'! ﾊ :i ヽ 〉 ＿_))
〉iミ:i i,' 〃 // / | :| i ,ヽ.
i ト、| ト メ レ'/ / | /!| i i
Y', r┐ |ﾚrーゝ ﾚ' レﾊ i ﾊl
>i !6| | ゝ⊥ノ r'y‐ﾚ! / ! でもなんでしょうね、この微妙な書き心地。
. / 'ヽj ! ヽ'ソ /ﾚ'
/ ,' ヽi, | ′ / i| ﾋﾂｼﾞ
〈 ,' |'i | 、 ⊂つ ／| j! 羊皮じゃないですよね、なんの皮ですか？
ヽ～‐'へヽj `ーr‐ ''´ ! /! i|｢）
, -‐〈 `''> ＜ ヽ、_ | / i|/
／ .. ヽ、 ＿∧_/<i、/ ｀''‐ 、 i;|
i ', / ￣ 〉 | ｀L_＿ ﾍ √ﾚ⌒!
. | ,. / i^!ﾉ ! ’ Y ^'∧ ﾉ 〈／__ ）
. | ;: / ﾉ ｀ ' | / 'i ｲ 〈／ __）
. l ,/ i, / / 〉i', 」 (,∠ イ!
i :/ /ゝ :／ / |! i ／へ、 ,,. ‐'´
! / ,r'く `ー‐7´ / i L, ／ ヽ. ￣ 〉
.
／￣￣￣ ＼
／ ノ ヽ ＼
／ （ー） （ー） ＼ 今やるお がせっせとつくってる紙です。
| __´ _ |
＼ ￣ ／ 出来については温かい目で見守ってくださいな。
（ ヽ __＿＿_ / /
＼ ＼| .ﾚ゛ /
＼ 旨 ξ ﾝ
.ｨ::::::::::::::::::::::≧s｡.. ＿
.ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ.... l7/／
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ. ´∠l
ﾉｨ/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::l!::::::::::::::x｡.. . イ
ﾏ二二i}::::::::::::::::::::::∧:::::::::::!|::::::::::::::::寸≧is ／ /
}二":::{::::::::::::::::::::::/ |::::/|:/∨::::::::::::}:.､寸ニ} | /
ﾉﾆ' .l::::l::::::l::::ゝｨ v｡ヽl:ﾉ ｨ:｡ ):/:::::::::l ヾ二､ r― | .l - ､
ヾ .;:::::|::::::|:ゝ:弋ﾏﾉ ゝ' |::::/:从 }ノ | └┘ .|
;::::::从::|:::::::.､ u/:::::::/ ﾏ f_ j /
:::::::::::|::|::::::::::.; c ノ:::::::/:|. －＝ﾆ､ ＿＿＿/
,::::::::::::|::|:::::r- }_ ≧‐≦/:::／:::|
,::::::::::::::l::|-' ､ ヽ ヽ/／ﾆ≧::人
/::::::::! |:l ヾ; ＞ ニﾆ l::.
/::::::::::| |! ﾆ､/:::::>::::::}ニニ l::::､
./:::::::::::'l ニﾆ､ヾ:::::::ﾏ二ニ､ ､::::､
.
,. -‐‐‐‐-- ｧ'´＞r‐ ‐‐ ‐- へへ
,ィｱ´￣ r‐ｧ ´ ￣ ｀ヽｰ ､
〈〈 rｧ'´ ＼ﾄ、
ゝ._ , ' 、 V〉
/ , ' / ヽ i .〉
. / / / i .ｌ ハ、 、 i 〉
/ / ,' i i l .ｌ l li ヽ. ヽ ｌ | 〉
. ,' // . i,. -┼十i´| ｌ li `ｰi -- i、 l V〉
| ｌl i i | ,ィ== くＮ | ﾘ ﾉ ノ ｀ il ｌi
| ｌi l l |〈 ir' ::i | ,ィ= く il il .!
| ｌｌ i l | ヽ|t--'.| 7r':::i ﾄ、.ｌｌ ｌi | 何の皮か知りたかったんですが
| ｉｌ l l ! ー‐' |t--' ﾉ 〉ｌｌ li |
iVｌ ｌ i i ー‐' /ｌi li | やるお がなめしているんですか？
N l ﾄ、""" ' """ / |i il |
', i ＼ _ .イ ﾘ li | みなさん本当に多芸ですねえ。
ヽ い /i ト . ,. ィ´ ＼ / .il |
. 〉、〈, へ ￣ jへ ＼ レ1lｌ ﾘ
〈_ハ/ ＼ __／ V / レﾚ'ﾚ'へ
. ハ｀￣￣｀´ ＼ / Vハ /￣レ' /. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ i ＼/ 「 } ＼ ／ / ┃ 紙＝（羊）皮紙、の固定観念は責められないかな。
. / i ／/ ﾄ-1 ヽ / ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
.
┌───┐
└───┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
＿ ＿ _
r≦三三|| rfiiii{iiiiiiiiiiiiii{fiiiij
|三三j{ﾆll {iiiiij iiiiiiiiiiiii|iiiiij
L{ifLﾆにj fiiiiiTiiiiiiiiiiiTiiiii} ┌───┐,
fﾆﾆﾆﾆ三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾂ＿＿＿＿＿
i| r========､ | r==========､ | r========､ ├────┬’
j| |! !| | | || | | | | |
＿＿＿＿＿_j| |! ji | ヽ＿＿＿＿.ノ | | j | |_＿＿＿＿＿
:::::::::::::::::::::::::::::j＿二. ／￣￣ ＼ -、_ ─── ┤__二二二二ﾞ＿| |::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::└─ _,ノ ヽ､__ / / ,〉、 . ￣￣└─────‐┴────┘:::::::::::::::::::::::::
: : : : : : : : : : : : : :.（＝）（＝ ）／ ´／ /)
（__人＿） { , ' ´,/ 女衆夕飯の準備にかかって聞かれる心配はないってことで、
'､`⌒ ´ V __, ＜´
| 〈´／::::Λ 実際どんな感じよ？
| ﾔ::::::::::::::Λ
`ｭ`ｰ─ｰ V::::::::::::::Λ
/ﾑ _ , -.／V::::::::::::::Λ、
_,. -／:/===/´..::/i:::::::::::::::::::Vﾍ
.. ／/.／.::::{ | :::::/::::ｉ::::::::::::::::::.∨}
j ::::::::>.:::::::l |::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::ﾚ;
.. i :::r :〈 ::::::::i |::::::::::::::::〉､:::::::::::::::::ﾉ
.
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ ＼ 数日で見極められるとは思いませんが、真面目にやっているかなと。
／ （●） （●） ＼
| ´ | ただ、アピールが怖い。うざいじゃなくて怖い。
＼ ⌒ ／
ノ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ エロゲならハーレムMOGEROって言えるけど、傍目にも怖いお。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | リアル・ハーレムなんてどうやって成立させてるんだか。
＼ ｀ ⌒´ ,／
ノ ー‐ ＼
／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
. （●）（● ） | 超絶フラグ管理士か、ドロドロ諦めちゃうか？
. （人__） |
|⌒´ | 手を出しても刺され、出さなくても刺され、できるおハードだろ。
. | /
. ヽ /
ヽ /
.> <.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| |.. ┃ 一夫一妻制が多いのは、そうなる理由があるということでしょう。
| | . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ 最初の手紙で選択肢ミスなら、やるお も責任感じるお。
／ （ ●） （●）' , -―ーっ
| （__人__） | （ ゝ彡￣ で、カルタは飽きさせないためにも、テーマ別に何種類か用意したいお。
＼ ｀ ⌒´ ／ﾞ|￣'|
／⌒丶、 ー‐ ' .|, |
＿＿/ ﾉ ＼＿_ィ ´ー‐イ' | ∫
| | / / r_＿＿__ ∬
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'――──―r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣￣￣￣
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼ ,.:┐
.（ ●）（ ●） ..| ／ ｜ 身の回り小物とか、狩の獲物シリーズとか、勇者の大冒険とかな。
（__人__） .|./ /
i⌒ ´ .r－､ |/ ／ 厚紙カードでいけるか？
{ ヽ, ',. .,/ :/',
.ヽ .| l_/_, -‐､',
.ヽ . | / , -－'i|
/ { V , -－ﾍ
| ヽ Ｌ| r= |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 紙はまだ耐久性が不安なので、文字教育用のカルタは木札で。
／ （●） （●） ＼
| ___'___ | 単語カードと辞書化、文法書は長い目でやる事業ですね。
＼ `ー'´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 正解肢なんてわかんねぇよクソッ。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | 過去には戻れない、フォローはするが諦めろん。
（__人__） |
（｀⌒ ´ | 大人向けには賭け事絡めるのが手っ取り早そうだが、
( { |
( { ﾉ この分野はトランプがあるからなあ。
r|￣| ノ
⊂ ヽ∩ く
|'､＿ ＼ ／ )
| | ＼ “ .イ
ヽ､| ＼_／ |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 手札で単語をつくって文字数で掛け金バックとか、
／ （●） （●） ＼
| __´ _ | 勝負展開を早くするラウンドルールとか、ワイルドカード禁止令とか……
＼ ￣ ,／
r､ r､／ ヘ 考えはしましたが、むしろ、賭け事は広めないほうがいいのかなとも。
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/´ / |. |. ┃ トランプは、まだ一般に広まってはいません。
＼. ｨ | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣ ＼
⌒´ ヽ､,＿ ＼
（●).（● ) |
（__人___） .| 遊びの範囲で済めばいいが、
'､ |
| | 果てはお上の利権か、地下に潜った闇賭博かの２極だもんな。
,.-ｰ／i-､_ /l、
／...／:{. i_ {_γ､__ ∠'､!＼ 、＿
. /:::::<:::::{. i_ l_ i_ { _／i:::::::ﾞ､::::::::..＼
/.::::::::::＼} .i _i l_ {_ニﾞ／!:::::／::::::::::::..ヽ
/.:::::::::ﾉ／r "~'ヽj_ { |:::::＼:::::::::::::::::. ',
/.:::::::::::>ｰ、j.‐- / { |::::::::::ヽ:::::::::::::::::: }
/.::::::::::::::トヽ、⌒ γ i |:::::::::::/,':::::::::::::::::: i
/.::::::::::::::::::l::::'､ゝ､ { ｿヽ、|::::::::/::::} :::::::::::::::::: i
__＿＿
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ いくら取り締まってもなくならないのが賭け事だし、
／ （●）i!i!（●） ＼
| u , （__人__） | やるお たちが広めることもないと思うお。
＼ .｀⌒´ 〆ヽ
/ ヾ_ノ
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （一） （一） ＼ ただの数え札くらいにとどめ、賭け事はなしの方向で。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ 読み書き計算の教科書は、実際に教えてる様子をフィードバックすればいいとして。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
_ （__人__） | 俺達のおぼろげな記憶をひたすら書き残すのは、やるにしてもまだ先の話だろ。
ｆ!||} （｀⌒ ´ |
l r'ｱ { |
ゝ.〈 { ﾉ
{ | ヽ ノ
ゝ ￣￣ ` ,,ー ヽ
￣￣ '' ﾄ , |
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐´ ｀ー＼ 必要はわかるけど、今つくっても地図と同じ、
／ （●） （●）＼
| （__人__） | 下手に公にできない、しまっておくだけのものになるお。
＼ ｀ ⌒´ ／
> ー‐ <
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ. Ｙ / | |. ┃ 大事に、しまっておきましょうねえ。
ヽ ノ ヽ ノ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ｷﾞｷﾞｰ
:::::::::::::＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_:::::
::::::::::::|＼＼ .|:::::::::::::::::::::::::::::::: |::::
::::::::::::|:::::＼＼ノノノ ! :::l￣￣￣￣|:::::|::::
::::::::::::|:::,､::::＼＼ |:::::|::::::::::::::::::::， 。. 、
::::::::::::|:::||＼:::::＼＼ !:::::!::::::::::::::.／ －-- ヾ ヽ .＼ }ヽ
::::::::::::|:::||:::::＼:::::|lll| |:::::|:::::::::ノ ／ -- ヽ ) y ノ
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|::-≦ -=ノ ／ ノ ;ヽ " 、
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| ||]::|:::::::.ノ ノ＿＿.., ´ , .} ヽ 。
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|::::/ノj / ﾊ , __＞´ .} } ヽ }
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|:::′ ソi /ﾍ ｲ 乂"＼ノ´} 1 } } l
::::::::::::|:::||::::::::::|〔 !lll! !:::::!:::::::/ i '、:| / ﾚ 仆卞 ノ ノ___} , ; , l
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|＿＿. レヽ ´ゞ=ｿ ￣ rt-ｧ; i ∧|
::::::::::::|:::＼:: :: |::::|lll| |:::::::::::::::::::::} ノ:} 〈ｨ;’ iノ.|／ ′
￣ ￣:＼:::＼::|::::|lll|.... ,.:.ヽ __..,:.:ヽヽ(ｿ ::、 ' /″ よう兄弟。
::::::::::::::::::＼::::`:::::!lll! ノ:.:.:.:.:.:..:.:＼:.:.:＼ﾍヘ..丶 ｀ ー
:::::::::::::::::::::: ＼:::: !., -----、ヘ、:.:＼ ´ ｀ヽ" ;:..、 ＜ 買出し部隊が戻ったそうだぞ。
:::::::::::::::::::::::::::／ ＼＼＼＼::{ { :´ ｀:}==rr 、_冫ﾍ __
::::::::::::::::::::::./ ／ ＼＼＼ )、、 ノ,＿.|.|o ii:.:.:.}:.´:.:ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::.／ ＼＼/:.}-=- ':.:.ー＞ ⌒ ヽ、:.:.:.}
| { |:.:.:.| ⌒|:.:.:／ ヽ:.:/＼
| ＊ | }:.:.:.:|--.|／ ー―― 冫- " 丶＼|＼
| ry | ,、:.:.:| .|7ミ: > 、 シ ^丶〈 〉 /＼|＼
＿＿_|＿___／ ｀ヽ ノ:::::>ヘ⌒| /:.:.:.:.:.:.:.:.| {==} ,ー=ﾍ》 /＼|ヽ、
}＿＿|＿＿__ ，∧／::::::彡ノ | | / ＼:.:.:.:.:.:.| | ゝ)::ヽ ヽ/ .:/｀ ヽ
.. { | ∨:::::::::::::彡ノ,ﾉ.| |' ,.' ＼:.:.:| =-- ’|:.:.iヽ .{｀ ´ }
トー―|―― ∨::::}::彡 ノ ノ | .| , ｀ﾞ ´ ヽ ヽ .|
.
＿＿＿_
／ ＼
. ／ _ノ ヽ､_＼
／ （● ） (● ） ＼
| //////（__人__)/// | アーサーの兄ぃ、わざわざありがとうだお。
＼ ／
／ ＼
| ,― 、,―、 |
＼ ￣￣ (⌒⌒) ￣ /
￣￣＼＼／／
, ＼ ヽ,_..≧=-
, ヽ 、＼ ヽ
, / ヽ ヽ. ヽ 。
./ .} .ﾊ ヽ .}
,' ﾉ } .} ﾉ_,> ヽ }
, / ,.' ; ﾊ ﾊ.＞≪｀} .} .{
/ , /} ﾉ .} ﾉ .ﾚィ斗 》i i乂
. v ノ_ ｾ-ﾚ= } , ' ′乂ｿ | ﾉV
/／/ ／_,,ｨt7个″ ｀ .|'). ′
八/ ´:| ’ ゞY_ﾘ 、 } なーに、路銀からなにから世話になりっぱなしだしな。
,(ヽ、}、 ｀¨ '
.人ｼ 、≧ _＿_ ノ すこしは義弟の役に立ちたいってもんだ。
彡⌒う 、｀> .._ /....、
:.:.:.:.:.:.:シ⌒ヾヽ - ::........::::{:.:.,,:.＼-=、.., -ー- .、
ヽ:.:::::::て__ヽ >｀"ヽﾉ）ﾍ彡ﾍ∠):.:.:.:.ヽ |--ト ヽ
:.:.:.:ｋ 、//-y__, ; , ヽ＞:.:.:.:.| |｀ |｀ヽヽ, ヽ
:.:.:.:.:.:.＼ ＼ﾞ´｀ " ｙﾍノヽ)´ ﾉ:.:.:.:.i.| | ヽヽ ，
:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_ | ＼ ヽo ＿..ノｲ:.:.:.:.:.i | ヽヽ i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:´＼＿｀ー＝ ﾍ ｀ ヽ 、:.:Y ヽ ; .i
.
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : :＿＿_ . ─-|::::::: :: |:::::,⊥:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“''...／ .＼ . └＝ニ|／ : : ￣ ‐:|:_:_:::::::||／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `''|ﾄ:|ｉ|:|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|
,.｡| ＼_ _ノﾞ|.: : : : : : : : : :
,.｡+''” : :|( ●) (●)|＿＿_ : : : : :
ﾞ ＿ ,..-─| （__人__） |:::::::::::::｀ヽ、 女衆はもうしばらく様子見ってことで。
: : : :｀ヽ､::::::::: | ｀⌒´ .|::::::::::::://.／ ｀ヽ､___
, -=∠_￣¨/ヽ. /＼::::::::｀ｌ/| 「/ / /ヽXヽ､ クレイたち、オフレッサーの弟子探しはうまくいったかどうか。
´ :::|::::::::::＼｜ .ゝ .／l＼/「￣::::::ｌ/ !/｀l´/／ ＼
:::::::|:::::::::::::::|ヽ. ＼_ _／ ./ ｀ー──‐‐､_.＼＿ .__| とにかく出迎えだろ。
:::::::〉::::::::::::/ /＼ .／｀ヽ ./￣￣￣∨￣￣
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２５回 台風の目
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1035年8月16日～19日
■今回新規・変更点
雇用・加入：
やるお妻 ： アルトリア（３人扶持）
平団員 .： アレイン、コア、レン（各１人扶持）
使用可能資産、作成可能品等：
そのうち：辞書『教会語』『現地語』『ガアリヤ語』『エイピニア語』『グリース語』『アイベール語』『アルビオン語』など
知育玩具『カルタ』『積み木』『ブロック』『パズル』など
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充
【○進行】 モトノ村→サキノ村間
【×待機】 オクノ村→ランカークス村間
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間 ,／!
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺 / r―"´￣ ノ-―- ､＿___,
/ { /: ＜__,
◆ロレンスの村クエスト： ヽⅣ:{ ≦
【×待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： 教会手配待ち......r- ヾ:. ヽ
【△待機】 土留めの植林・街路樹など |::{ ヽ
【×待機】 簡易ダム・砂防ダム |:::N ,､ ＼
【×待機】 上水用調整池と沈殿池、部分傾斜コントロール.. }::::::v!､ i! ミ､￣¨
【×待機】 温泉利用 ノ__::::::::::ヽヽ .} ＼
【×待機】 宿施設の増改築 { !､ !｀ヽ､ l! ﾊ
｀ |l､( ヽ}::､!､ ., ! .∧{ﾘ
◆クランのクエスト： ヽ＼ !ﾊﾘ! !､!:､ } /:|/:{/
【△待機】 戸建て家屋の建設 ＼ ﾐ ﾊヽr､:::::/ ,､ |
【△進行】 耕作地の確保（目標50町歩） ＼ゝ--才 l!ﾘ ﾘ V
【×待機】 開拓地の目星 , ヘ､､ﾉ}::::::::::::::::::::::.＿|＼＿＿＿
【△進行】 事業団、後の開拓団の組織 ｬ - "::::::::::::::ヽー---. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
【○進行】 伝手の拡大 == ､f-､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 妹には勝てないよ。 |
【○進行】 人材の確保 ,r "¨ , ＝X ＼::::::::::::::::::::::::::::::〈＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
【○進行】 産業開発 ： 焼き物系、製紙、印刷.. / rr ´ ｀┴＼::::::::::::::::::::::::{ |::::::::::::/¨´ ヽ,ヽ
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■第２５回末時点(1035年8月19日)でのリザルト
◇クランマスターズ
地位 ： ロレンス村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
拠点 ： ロレンス村内 宿（客室６）、作業場（居住５室）、宿舎（12室）、沼側拠点（簡易宿泊）、工房
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、アルトリア、ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
敵対 ：
◇クラン人員構成 ※[n]＝俸給・月額銀貨枚数、(m)＝人数、人以外は食糧込み
遊軍 [26]+(4) ： やらないお[10] できるお[10] （従士）ヨコシマ[3] （従士）ダイ[3]
農耕 [3]+(1) ： （やらないお妻）ユーミル[3]
狩猟 [3]+(1) ： （狩人）マウナ[3]
輸送 [11]+(2) ： （従士）クレイ[3] （従士）トラップ[3] 馬１頭[5]
生産 [19]+(4)
製紙・印刷系 ： やるお[10]
コンクリ系 ： （従士）ポップ[3]
焼き物系 ： （親方）オフレッサー＋妻子[6]
開発 [2]+(0) ： 牛２頭[2]
事務教育[6]+(4)： （やるお妻）アルトリア[3] アレイン[1] コア[1] レン[1]
固定経費（月末処理） ： 銀貨70枚/月 ＋ 食糧16か月分/人 （未成人はデータ上なし）
◇資産
個人 ： やるお（銀1,195） やらないお（銀1,205） できるお（銀1,235）
資金 ： 金貨900 銀貨32,556 割銀貨5,096 銅貨122,014 小銅貨38,272
食糧 ： 526か月分/人
資源 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨8,701枚＋銅貨247枚相当分） ＋木材（∞）
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）
不動産 ： 居住地 4町歩（40軒分） / 果樹園 3町歩 / 耕作地 21町歩 / 工房用 1町歩
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合のいわゆる会費の取り扱い
予定 ： 1036年より地代年貢として狩猟・収穫の２割 ※商業課税はないので献金分＋αの献上か物納
予定 ： 1036年より水車管理人俸給として5人扶持（10石＝120か月/人分）と水車使用料を相殺
予定 ： 教会手配の養蜂家は1036年春に来訪予定
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」「黒板・チョーク（ヘンピナ７生産予定）」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
２年目生産分（1035年期） 30万枚 ｘ小銅貨8枚＝銅貨24万枚相当
洗濯板２次契約に伴う分配金（20％） ： 銀貨２万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚＝銅貨6万枚～18万枚相当
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 騒動の中心は静かなもの
◇クランメンバー
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
アルトリア （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） やるお嫁、騎士家娘の騎士爵持ち
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、アリシア養女扱い
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
《悪魔の耳》アレイン 戦闘教官アレイン（クイーンズブレイド） 平団員
《悪魔の耳》コア 小悪魔（東方project） 平団員
《悪魔の耳》レン （TYPE-MOON作品 月姫シリーズ） 平団員
※レンについてはいわゆる「白レン」「黒レン」の両方のAAを用いますが、キャラ的には同一人物です。
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇ペンドラゴン騎士家
アーサー・ペンドラゴン （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 騎士家次期当主の騎士爵持ち
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２４回 紙をこの手に
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ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第２４回
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|| Roads to Lord
|| 『秋期月頭２ 進め！ 開拓領主への道会議』
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[ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
, ―― 、
/ ヽ
.| ノ ,
.| ┬┬ .┬┬| えー、昨日は収穫祭盛大に盛り上がりおつかれさまんさ。
.| ￣ .￣.｜
、 （_人_） , なんか気だるいですが気合入れつついくだろ。
、 ノ
７ 「
., ｜
, .|
, .|
/ |
' .| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ .| ┃ 収穫祭のため１日ズレての開催です。
, .| ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ 俺の方は変化なし。
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ
ヽ ､〈 ｊハ{::::! 宿内・宿周辺の整備をホロと進めている。
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : :
//: : :.∧:./: : :|: : :|: : : : : :|: : :.l : : : : : : : : : : : : : :∧
,'/|: : : {: : :|: : : |: : :|: : : : : :|: : :.l: : : : : : : : : : : : : : : ∧
,',' .!.: :..|: : :|: : : |: : :|:＼: : : l: : : |: : : : : : : : :.:.|: : : : : : :|
|! |: : ::|: : :L: : :ｌ:: : |: : :ヽ..:.!: : : }: : : :.l: : : :|: :|: : : : : : :|
|! |: : ::|ｘ'´lﾍ: : |:ﾍ:: `ｰ|＝:|=-/|: : : :.| : : :.|: :|: : : : : : :|
|! |: : :.从ｌ」 ＼!小从ｌ」小L__l/l : : :.:|: : : :|: :|: : : : : : :|
|! ∨::ﾊイ示ﾐ! ｨ才乍ﾐぅxl.: : : | : : ::|: :|: : : : : : :|
ll 〉＼ 圦ﾄｨ} {、ﾄryﾒ.l:|: : : | : : :.|::∧..:.: : : : | 例年、辺境伯様より
ヽ .∧: ::ハゝﾝ 弋こｿ .!:!:: :.:.| : :/:|:..:.:|.:.: : : : :|
/: : / : :| ゝ / / / / .l:|: : :/ :/:./:.:.:.:|: : : : : :| 重傷者の湯治看護を申し付けられるので、
/: : /: :/人 _ /:l: :./ /::.∧.:.:.:.l: : : : : :|
/: : /:.://: : :＼._ヽ)_＿＿__,. / l::/: : ::/:::ﾊ.:.:. l.:..: : : :.| 到着したら助力を願うでありんす。
/: : /: ://: ／￣⌒￣ ＿_∠,イ: : :l/: : :/⌒｀ヽ､:.|.:: : : : :|
./:.: ｌ⌒l⌒l⌒ゝ ￣∠/: : : : / ハ|.:: : : : :|
/: r-{ | | / ＿＿ / . . . ./／￣￣＼ﾊ:: : : : :|
/: _ﾊ ＼ ヽ. |‐' /_＿__＼/ : : : : : :/ ∧ : : :.|
./''´ ＼)‐'‐′ 〈＿＿__/: :./: : : :/ ',.: : :|
.
{///////////////////////////＼ヽ
ヽ///////.'///////／ ﾞ.//////////,ヽ
. /////／ l'/_!//／- ､￢///lヽ////ヽ､ヽ
////;´_,．///l／.' ,. !ヽ' !//＞'////∧ヾ
///////// i ﾄｊ! ,／/ !ﾞ/////,!
l////.ヽヾ. l::; ,.,i! l ;'l////'
l'//∧.i , ー- {. ' ,ノ'//// 街道工事、
. ｌ'//∧ j ､ ` ノ''" ′
!///,ゝ,. 丶 ' 俺の担当のサキノ村→ヨリオクノ村間は来週で終わる予定っす。
!从//! 丶､ ,.'
＿!,... -――‐- ..／__
l ― ｏ }
l ＿―-_,... ＿. }
,. -‐ ''" ー--.='￣ ヽ
／ ,.'" ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
::::::::::::::::, -――-､::::::::::::::::::ｰ:.､
:r-‐l::/,r， /77､ ;-,::/- ､::::｀ヽ､
/_,/l/＿ ゞ_ソ _,..l/_{__(_!:::::::::::':,
:::/ ＝=ﾆ-'｀￣´-=_==､､:ヽ- ､:::::',
l:{ /´,-､｀ ´-､ヽ /ﾄ､} ＼l
､! らｿ らｿ { ,ﾘ 俺のモトノ村→サキノ村間はまだ半分てところかな。
_} u ＿ ｀＿ ,l_ノ
ｰ':::､ ﾒ {ー―--ﾉ と二 ヽ 雪が降る前に終わりたいけど、先は長いよ。
--､:＞､ ｀ ー '´ ,,イ＿_ヽ ',_
l ∧{ ｀-≧ ｰ ≦-}/―-､｀ / ﾄ､
|＿_}ミ､_ー-V＿,イ_｀ヽ !__| ヽ
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:.ﾏ {-,| ､
ヽ:.:.:.:.:.:.:.lヽ:.| |:.:./l:.{､＿_ノ/∧ ,
.
┏───────────────────────■ヘンピナ街道（Hempinia）７村＋1─┓
☆ ロレンスの湯治宿（ Lawrence's inn） ※数字は区間距離目安（km）
5┘
│
★ シタノ村（sitonm） サキノ村（sakyno）
│ ★─5──★ ヨリオクノ村（Yry-Orcnom）
└5 ─★† │ └4
└──12───┘ │
モトノ村（mottonom） ★†─┐ オクノ村（Orcnom）
7
└★┐ ランカークス村（Lankarks）
4
（至辺境伯領都）━━━━┓ ★ アントレ村（Entrea）
┗━━━━━━┷━┓
┃
┗┓ 北方大路（北方街道）
┗──────────────────────────────────────┛
_ -─‐- .
. ´ ｀ .
／ ':,
/ -─‐ ー‐- ',
./
/ （ ● ） （ ● ） i ワカメのやってた区間最優先してたのと
, ／ ､ ､ |
', { 人 } } ダイの担当区間は距離があるから仕方ないお。
ゝ ｀ ‐-‐ ｀ー ' /、
/＼ .ィ ￣}
/ ＼ ｰ- ＿＿ .｡-＜ ∠i
/ ＼. / ‐' ´ .|
,.＜ム､＿ ｀ﾍ | / ／＿_＞--イ｀＞-､
／////／.: .:￣〉 l./ ∠ィ´: : : : : :////////＼
///////: : : : : : :i ./ ／.: : : : : : : : ://////////;ﾍ
.
＞::::::::::::::::::::::::＼::::::::＼
イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}/}
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ::::::: /:::|
. -=ミ７"::::::::／::::::/:::::::::::::::::::::＼ ::::::: |
. ｲr:::::::::r_､::::::ﾊ::::::{:::::::::::::::::::ハ::::/ｲ 俺の方終わったら応援に入るから
{::::::::::ﾚ::::::/-}::::::∨:::〕iト､:ィ::}:::::/
ヽ:::::ｲ:::: /｀入::､:::∨ﾆ／＾刈:::/ ＿ 雪までにはギリギリかねえ。
,.斗Ｙi:{:::::{〈 {jＹ＼{イ {j Ｙ/i:i:i:i:i:i:＼＿
イi:i:i:i:i:i:i/＼込 ー j! ー 小厶i:i:i:i:i:i:ゝ─丐ミ､
. /i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/ヘ r ‐‐ﾍ ｲ }ii:i:i/〉i:i:i:i:i:i:i:／i:i:i:i:i:＼
{i:i:i:iλi:i:i:＼(〕j∧ ＞ ‐ ＜ノ ﾘｉ:〈/､i:i:i:i:i: /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉヽ
|i:i:i:i:i:i:＼i:i:∧/l ∧ ＼ ／ ﾊ}^i:i:i:i＼i: j{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: ∧
|i:i:i:i:i:i:〕___〈 i:ｉ:ｉ| ∧__／ }｀ヽ/ |i:i:i:i:i:i:/__j{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 区間としては一番近いところだから、
| （__人__）
| ｀ ⌒´） 俺が巡回行くペースもあげられるはずだろ。
| }
ヽ }
> ノ
⊂てヽ ／ ＼ ／て⊃
{三＿ ｨ `´ ／ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
.＼__／ | | ＼__／.
.
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;|＼;;;;;;;;;;;;ﾍ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,
;;;|__＼;;;;;;;| ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶- ‐--一´
;;;;|─‐＼;;;l＝￣ゝ,,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
＼|::ι::l,ヘi ,-‐､, .∥ヾゝ;;;;;;､‐-､_｀＞ コンク石のもと届けるにも、近いとラクでいい。
:::::::::::::::::_ (ﾟc) ' ,/ソ / ＼;;;;ヽ
::::::::::::::;;;;;;;;:￣ /'ｿ ／―-､ ＼|ヘ ワカメのヨリオクノ村区間は、急いでも行って１日帰って１日、
:::::::::::::ゝ:::ι:. / / .Y´ ＼
::::::_｀_´､:::::::: /ノ iヽ ＼ 練って捏ねてが追いつかない状況だったからなあ。
::::'.-‐´:::::::: / l |ヘ, ト
::::::¨::::::::::'／ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, l.| ＼ l
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 現在は水車付き工房稼働で生産は順調ですが、運ぶ時間がネックです。
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ １度の運搬量増やすために牛か馬を増やしたいけど、今度は飼料問題が。
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼. ｨ | |.. ┃ 製粉水車とは別の、沼側奥地にひっそり建てた方の水車＆工房。
| | | . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-―, - '"￣｀ｰ ヽ
. ´ _,. '" ,.::' /,.へ
／ -‐ ／ ／, ,イ / !
. '-=＝‐／ ,. イ ／ ／"‐ ./.: l
/ _´￣_/／ .／ ＼＜/.: , l
. '. ヽ｀ / ,.イ ￣` ./.: / .'
,.' ／ У '/'" / ｀,ゝ ' ,.ｲ /
／./ ／ ' /" ./ l/ （／./／ 冬が問題なんだよね。
, " / ｲ / ' >´
,.ｲ, ' ／ / / / ､, ,.' 麦や豆食べさせたら、馬１頭に私達の１０人分は必要になるし。
／ ／ .:' / 、 ｲ.|
／ ／ ./ /` . ｲ |
/ , ' ,. イ ,.' .ﾊ/ リ |
/ ＿_ ´ ノ .{ ﾉ ﾉ ﾉ
,イニニ二二＼ ヽ 、乂＿ ／
/: : : : : ｀‐ﾆ二二ヽ ＿ ｰ ＼ﾆ=-__
./: : : : : : : : : :￣ヽﾆﾆ}＿二ニｰヽニニ、
: : : : : : : : : : : : :.:ｌ｀￣|＞-__ `"｀ ﾏﾆｲ:ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
| （ ●）（● ） | 牛はまだいいが、
| （__人__） │ ﾏｸﾞｻ
| ｀⌒ ´ | 馬は来年秋までに馬草をどれくらい貯められるか見てからだな。
| |
ヽ /
ヽ 人 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
⊂てヽ ／ ヽ. ┃ カブです。カブを植えるのです。
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.＼__／ | | |
.
///////////// ＞＝=＜////＞．
///////ｫ‐r/ ／ ＞‐< ヽ//////＞､
/ｲ￣.!/ ] l ]l/!_}＝ { 。 .! zY`，＜ ´
__ /＝一 ゞﾔz､ `ー ’ ,.ｲ_7// ﾍ
=く///／ ´ ＿__ ﾘ ｰァ＜ヽ//r＜/ﾍ
ﾍ VY イﾓてﾘ ｿﾃﾒ /.＼ﾔ `ﾍ
くﾍ ﾍ}. _込ﾝ 込ｿ 丶
ー.j ｰ l あっちの水車はポップとオフレッサーが使ってるんだろ？
.､ _ ,ｨ ､ メ r ｧ .!
////l ＼ ' オフレッサーはどうしたんだ？
イ//j! ＞ ／
. !/ ,ｨーｧーｧｰ ` ーく
. |! ' / / ,ｨ＝=xヽ
. / / ,' ,ｲ ヾj
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‐---､::::::::､::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::: ´
＿＿_ヽ::::::lヽ::::: |.＼:::::::::::::::＜
:::/ ~＞､＼{:: ＼:{:￣＞ _:_:_:_:_::＞
::ｌ f ` __::::,_＞'ﾟヽ / :}､::ヽ
､ｉ 仞 仞 '/ ,/ ＼} 火加減見るので窯にはりついてる。
_, u ~￣ __, ￣~ ,'／
:ﾊ ｉ 鍛冶もきついが、窯師も大概だな。火を入れたら２～３日寝れないらしいぜ。
___}＞ ￣ ／
!`ｰ- ≧‐-=≦l＞､
! ￣~!￣ ├──────┬‐-､. ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
≧=- ＿＿__|＿_. -=≦三三三三| |==/､＼.. ┃ 炭焼きだと４日がかりとか。
三三三三三| |三三三三三三三三l | ,/ ヾ }⌒ヽ... ┗━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ゞヾゞ;ゞ |iiiii;;;;::::: :ﾚ;:/ ヾ;ゞゞ;ゞ ヾゞ , `
ヾ;ゞゞヾ;ゞゞ |iiiiii;;;;:::: .|:/ ヾゞ `
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.=!=! !二≧=＞ッ-､Ｙぐイ｀ 辷} }=||辷辷辷辷辷_}:;.:,;.:.::.;.;.;. .;..;:.:;.:.;.,:;.:,;.:.::;.:..;
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'""ﾞ'"''..＼ ｀., ' ´ 'ー- ､l. ."ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ'""""ﾞ'""""''""ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ'
＿＿. ／ l , ヽ ..￣￣ ＿＿ ― ￣￣
. / ! l,､,! ﾄ 、
─.l !、 !, i 厂l / ,'￣..─二 ─ﾆ─‐ ￣＿ ＿＿￣
￣￣ . ,' l AAﾄトl､. N .A !￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.... ./1 i N､孑云.ヽ! /ｒｧ! l ﾄ,l
.... ﾚ l./l ﾘ `ゞｼ'ィ ヽ'ｲl' ﾘ
. l l'´ﾐﾘ､ l ´ ヽ'
. l , ヾ.､ｺヽ.! ｲ わかっているとは思うけど、俺の把握している水車は１台、
. ' ﾚ'l `ﾍ. ` -―‐ /
. ﾚ､ l＞ ￣ .,' しかも「まだ」できていないからな。
. .! ｨ ,ゝ ｀ 、i i i i j'
. ﾚ' ∨ヾ､ -‐｀￣ 7、
. ／´.',λ! ／´/ ﾉ_: :＼
. ／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
. ￣_二ヽ ﾚ'´ -‐'ﾌ--―- ､ /:.:.:.｀‐-. 、
.... ,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ : : : ＿: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:`‐- 、
....-‐':´ : /: :＿ ├ζ二-‐/-‐ ´ : : : ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） 建設費を貰っていないからな。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ できるわけがないよな。
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
/:.:,ｨ:.:.:. 〃:.:.:./:.:.:.:./:.:.:.::/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.';.::.:.:.:.:.:.∨:.:..:.∧
. /:.:〃:.:.:./ /:.:./:.:.:.:./:.:.:.:./ .|:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:{:.:.::.
/:.:/{:.:.:.:.:i /:.:./l:.:.:.:/l:.:.:.:/ |:.:.:.|:.:.:.:.:l .:.:.:.:.:| :.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:i
,:. / ,.:.:.: . |{:.:./-|:.≠┼:./ 八:⊥:.___|:.:.ｌ:.:.:.| :.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:|
{〃 i: : :.:. /Y ,」:｛_ |:/ {´ }从ハ人:.|:.､ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
ｌ{' r ､: : :.:/ lｨf斧＝ミヽ. _ _ {___｝ :.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.|
ヾ | |: : / /|∧{じ: :r'｝ ｨf竓＝ミ、,:.:.:.:.:.:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:|
| |／ /:.:} ,辷z歹 .: {じ: : r'｝ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:| 聞くところでは、払える額ではないでありんす。
|r' ／￣.二ﾌ'' '' '' / ,辷z歹./:.:.:.:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.: : |
. ヽ { ｛´ ::.. i '' '' '' /:.:.:.:.:.:.:.:/::::i:.:.:.:.:.:.:. | かつ、掟書も指示書もまだ届いておらぬで
. | ｀ヽ∧ ､ _＿_ _, /:.:.:.:.:.:.:.:/::::: |:.:.:.:.:.: : |
,｀ヽ ｀ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:/::::: : |:.:.:.:.:.: : | 地代年貢も幾らかわからぬ。
i:.:.:.:.:＼ :. く:.:.:.:.:.:.:.:/::::::::::∧:.:.:.:.: : |
|:.:.:.:.:.:.:.:>、 }ﾄ､＿ ィ ´￣ ＞､/::::::::: / ∧:.:.:.:.:.:|
|:．＜ } .从ヽ:::／ ＼:::::/::/::∧:.:.:.:.:.
斤t===tt====tt=彡/ ∨ /、:::/::∧:.:.:.:.:ヽ
｛:::| |:::::::::| |::::::::::| |::: / / / ＼:/:::::}:.:.:.:.:.:.:＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ だってロレンスさん、ゾォルケン家経由での報告・連絡だけで受け取りに行ってないんだもん。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, .'ﾞ :, ヽ
／イ ; ハ ':,
/ ﾑ ,ﾞ / . i :, ':,
. / :ﾞハ.｜＿|!:＿__′, | i {
.. / |ﾉ ∧|ﾑ ﾊ / 从ﾑ l ! ﾄ､ |
..彡' {｀ヽ i{ ｒrij::::ﾏ＝z-ﾊ｜!｜ 人|:､:＼. !
/／| r-=} ヽ{:;;:ﾘ / N :| | .〃. } | ＼ | 移住費相当として何年分か地代を徴収しない
´ ム ﾑゞ,ﾞ ゝ ー 'ﾞ ﾚ! /ﾉノ, ':/ ヾ
|ハ}/ |/!:|了 ／ i! / ……という制度もあったような気もするが、
ヾ -､ N }ﾞ ﾘﾊ/
ﾑ｀ _-､ i:| { うちに適用されるのかもわからないんだよなあ。
ヽ. r-‐－ '゛ノ ／ ! |
∧｀二二´, ／ :ﾞ |／i八从
∧ , 'ﾞ ,: 三二ﾆ -+
∧i | | il; ,.イ , '´ |__
｀ ￣＞へ ／ } 」: : .､
ゝ.＿ ヽ./／´ ,.イ: : ｀ヽ. :>
／ﾍ {´ ／: :｀ヽ: : : ://>.
／｀ヽ/:, .j: ／__ : : : : : ､, '////へ.
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ 代官村長だからって、勝手に税率決めるわけにもいかないし
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／ 結局そういうのって領主様の胸先ひとつか慣習かってことなんだお？
／ （丶＿//// ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 特例は、明文化しても読める人間が限られますし、「機動的な運用」に支障をきたすのもイヤだったり。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
―― ､
／ ＼
' __ ノ ゝ.__ヽ
l ( ー) (ー ) ｌ 任命式やって、そこで書類も手渡すとかありそうだけど
ｌ (___人___) ｌ
. ｌ ｀--´ ｌ 村長会で一条様からなんもいわれてないもんなあ。
. !.! !( （(
. ' ヽ ( ( ヽ) ﾎﾜ～ｯ
ノ￣´"''‐ 、 ｀¨´￤ヽノζ
＿rく /癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ｜
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ∧=､､
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ ヽ ``=､､
∥ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ∥
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ 格下の者、用のある側が出向くのは当然だけど
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ 辺境伯様もお忙しいだろうし、
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l!
∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl 予定伺わずに押しかけても門前払いだろうね。
／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ じゃあ、次の村長会で一条様経由のお伺いを立てるってことで。
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ 地代年貢はねえ、こっちも記録とってませんでしたから、
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | いまさら言われてもいかほど納めればいいのやら。
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_
,. ' ／////// ￣／
／//／//////////77／
,. ///////////////////７//7‐-,､
/l/////////////////////////_‐-｀ヽ
{'///////////////////､////////7ヽ
∨///////////,／=.l'//l_∨/////////ヽ
ヽ'///l//!l'//／-―‐!// .._l/lヽ///,＼｀ヽ}
. i/// ｌ'/,!ｌ!'/ ;ノ !'}ｰV////ヽ
. {//!, ､'}ヾl.--―‐ . --- ﾚ._ 〉///} ヾ
ｌ'ｌ/ｌ ;ヾ 〉 ,'//,!V,! まあほら、水車管理人の俸給と水車使用料を相殺するにしても
V!､ヽ / 'イ ;/
V,ゝ,､ ､――, ,_..ノ 急ぐ話じゃないってことで、ねっねっ。
∨､;.､ ヽ.／ ,.'
ヾ;＞ . イ _
／ .| ｀ ´ .!-‐ ￣ l
{ -‐O | l__ l
} ― ｌ'"∟ _. ' ! .l
.
. ' 〃 ,.' / ' .i ､ ヽゝ
/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
; ., /l _ /l ./ ! / ! .} !
' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ'
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' |
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ ｌ.｜ 聞いちゃいけない会話な気がする……
. l ` 、｀;| l ' l !
' l ` | .! _. - , .|
| l. ! ト ／ l
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞ 、
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l//////,＼
. / _-ﾆ＼ ', ! _ ' ／ Vハ l////////,ヽ
.≧_､ ./ .／ ./ ‘，
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／ 水車建設費もそうじゃが、
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y お互い、見て見ぬ振りをするしかないのじゃ。
.＼ / .ﾚ 八 ﾉ
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿△イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼ ┃ 真っ黒な癒着の現場である。
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
: : ://_ ｀¨ ´ .|:| ∧￣´
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ なんつーか……いや、俺は何も聞いてない。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 何も知らない。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
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. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | |
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ あー、ハーブ・ティが美味しいなあ。
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
..... ／ ／ ＿__＼(＿＿_,／＿,ｘく´￣[|ノ
.
, -―- ､
∠ _r ､rヽ
/ / ＞ヽヽ ﾍt
ｉ ｉ i iﾚ｀iヽ ! 課役に決まりごと手続き諸々伺いを立てて、
ﾚ W巡!厶 _jΔ ｣__
{ﾚ' ‐- -- ヽ∧ >'⌒ヽ 水車建築費も来春…夏あたりまでには調べをつけて、
ヾ | / ∨::::::::::::::｀::..、
}＼ ‐‐ ｲ ＼:::::::::::::::::::＼ 完成報告もできるといいな、なんて。
_ r 个 弋. イ 卜ｰ--‐ヽ::::::::::::::::::::::＼
_....:::::´├―ﾄ､ `∨' ├ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::／
／::::::::::::: ├─ l `｀才´├.弋 :::::::::::::::::::::: ／
i::::::::::::::::::::├―‐.| | ├─ﾍ:::::::::::::::::／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__） そうだなあ、来春か夏あたりにはできるんじゃないかなあ、製粉水車。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ｀ヽ-‐ーく＿）. ┃ 工房水車？ 触れてませんね。そういうことですね。
. | l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
::| l|i:i:i:i:i:|l || }:::/|‐V : { {::j::j┼{::::|::{ }::: /-|‐v j:l:{ ||＿＿|| UU||zzzzzz:r=ﾆ「ニニニﾆ||
::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::| : ;，≠: :＜´￣｀＞:. . _ .....￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : :,，:´: : : : : : : : : : : : : : : : :｀:＞､.─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : :.／／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ ||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
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,.｡+''.′: : : : : :/:.:i:.|:.: :.:|:.: :.:/ : : : :.:|{: : : : :‘， : : : : i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::: ::∧`'|i:i:|乂,,ﾉ|i:i:|_‐＼
｡+'“: : : :.′: : : : : :.ﾊ:_:|_|{:_: :|{: :/ |: :,′:!|:.:.ｉ: : : :ｉ: : : : : :| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧|i:i:|ーー|i:i:|_‐_‐
: : : : : : : i: : : : : : :.′Ⅵ八{｀八:{ ,:./:/.:八: |:|: }: |: : : : : :|.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣￣￣￣ヽ_‐_‐
|: : : : : : :i≫≠=ミ ヽ ノj/}/｀卜jﾉ ﾊ:.|:.: : : :.:!|
|: : : : : : :|´{じf::j:下 厶=ミｘ / ﾉ;′: : :.:八
|: : : : : : :ト弋う::ソ んr:t:心、,: : : : : :′
|: : : : : : :| ￣｀ 弋う:'::ﾉ "/ : : : :.:′ わっちら村としての話はそれくらいで
|: : : : : : :| ｀ ＾ / : : : : :′
|{.: :.: : : :.|: ′ /: : : : : :′ お三方の生活基盤関連はいかようになっておるのかや。
. 八: :.: : :.:.|ﾍ 丶 __ ｲ.:.: : : : :′
/.: : : :.: : :.:| : :ヽ イ: :!: : : : : i
. /: : : ｉ: : : : :.|: : ｉ ＼ ＜:.:.:.| : |: : : : :.:|
/: : : :.:|.: : : : :|: / ｀¨¨´ /: : : : : :|.: : : :.: : :.:|
. /: : : : :.:|: : : : :.|/ .′.: : : : :|: :..: : : : :.:|
/:.: : : : : :|.: : : : :| ′ : : : : : |:ｉ: : : : : : :|
./ : : : :,，ft|: : : : :.| {｀Yt : : : :.:|:|: : : : : : :|
: ;， ´ |.: : : : :| ｀ }i}｀ヽ､: |:|: : : : : : :|
´ |: : : : :.|≧ｘ､￣ ｀ ´}i}￣ ｀i|: : : : : : :|
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
／ （●） （●） ＼ 開墾開拓は主な収穫終わったシタノ村から雇い人を増やせるので、
| ´ |
＼ ⌒ ／ 雪が降るまでが勝負ですね。
／￣￣ヽ ＼
（｢ ｀rﾉ ＼
ヽ ノ ＼
| | ｢＼ ＼
' l
/ / ' .: ' ヽ
/ , ' ' / i :. ﾄ､
' ' / / ,/l ./.!. ; l .!, l ;
〃 // / -‐/－/ ! / ! ,ｲ ! !.ｿ
/ '/l / l ./ '.// ! ' l/ .l .ｉ l
' .l / l / '//､ !./ / _!ハ ,
_ ィｊ/! : l/l jｲ=ゝ l/ '"ｿ｀!/ 私の狩りもその頃までが山場だね。
＜ ´ ｀l ' .l ´ 、 !|
｀ ｰ-l l. ' ' ! 今の時期は一番肥えているけど、
/ .! .| ｒ‐ ァ ｲ l
.ｌ ト 、 ー ／! ! 冬期は特に毛皮を狙うのでなければお勧めはできないよ。
.| | ┬ .イ'/ ! .|
/ | | l///// | .|
＿. -―! .| !ヽ ―- ､.l .l
: : : : : : :.| .| ＼: : : ｌ l
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┃ ヘンピナ７は冬期は洗濯板生産に入るので人員を出せなくなります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
￣＞/二/ / ./ / ./ /} | | ＼
-/ / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
/＿＿ ′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
＿＿__＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
.≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
＿＿ ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
-=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} / わしの畑を喰い散らかしよる憎き獣どもじゃし
----==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__
＿＿ ｀ヾ´.弋::::| | ﾏ ﾌ 八_ イ { 毛皮もあれば困らぬし、がんがん狩るのじゃ！
---===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ ー .イ .| -=≦!
≧=-- ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.|
----- ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
＿＿__/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
.〃￣/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
.{{ .／: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
／: : ´ . : : :/ : : : . Ｙ:::} ｀¨¨ ＼≧=zヾ￣￣〉´
: : : { {: : : :{ }: :.ﾊ Ｖ::!__ _ヾ_ｨ彡ﾊーイ
､: :八 ｀: : :ﾊ /: : : :} }Ｙ} ＞ ､ ∨}:. V
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ
| _,.ノ '(ゞ､_|
.| （ ー）ヽ ヽ 鳥獣害はなあ。拓いたばかりだしなおさらなあ。
.ﾉ| U （___人_＼＼__
／ | ｀⌒（⌒_ ＼
{ .ヽ. し「、 ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i ┃ ユーミルさんが特に好戦的というわけではないのよ。
.| | | ／ / ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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. --- .
, ´ ／ ＼
/ イﾋﾘ ） ヽ
ー ､ ', 工事区間も減って、迷惑にならないところに工房も建てた。
, ‐| （ﾋﾘ ＿___.ﾉ i
ｆ {__| ゝ __ﾉ- ' | いよいよアレにかかりたいんだけど、大丈夫かお？
j | ー ´ ﾉ
'￣ ヽ {li、 ／Y=- .._
/ ∧ .ｨゝ _ ｨ / | ヽ
′ 〉 |l!_ -／}¨¨ ..＜:/ | / ＼
, ′ ／-=f ／ '｀::´::::::::/ ； 〉
. / ／ ／ ′::::::::::::′ ＜ === ヽ
/ 彡 ＞ ,':::::::::::::::::| ./ 、 ＼
｛ ヾ,f ′:::::::::::::::| / ヽ Ｙ
ゝ ------- －= ﾆﾘ ,'::::::::::::::::::::| / ＼ ｝
/ ./ :::::::::::::::::: | ./ ヽ ヽ
, --――-― 、
／ ＼
／ ＼
/ ヽ
.キッ！ .../ ＿ _ ::::::::::::::::: |
＿＿＿∧,､...│〃7刋::::ﾏ!::ｨ＝=x_ |
￣￣￣`'`......│ゝﾋｿ:,:::::::::::i /２:::> │ 先送りしまくりましたからねえ。ぼくぁもう限界ですよ。
│!ヽ::::::f:::::::::::::::｀¨¨´ /
{ -＿＿ / 工事と開発関係は
丶 ￣￣´´ ／
ヽ、 ／ やらないお とヨコシマ、ダイで回してくれますよね。
ヽ- -＜ ´ ∧｀｀
＞＜―>＝＝＝＝＝＝＝_
く iｲ ,三三三三三三>/
Ｖﾍ || 7三三＞＜三三三三＞x＿_
|ii| 〃 7三＜三三三三三/三三三７
イ＞x〃＜三三三三三三/V三三三/7
.
＿＿_
|＿_:|_|
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| | |ﾆﾆﾆ∧
/＿＿＿＿＿____.|＿_ﾚ＿__/ ∧
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_/ ∧
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/ ＿ ∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／＾＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆl
＿＿＿＿＿＿＿＿＿__/ |_|_| ∧＿＿＿＿／ ＿ ＼＿＿__＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿_/ |_|_| ゝ＿＿＿＿_|＿|_|_|＿|＿＿＿＿＼
＿＿＿＿＿＿＿＿_／ ￣ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_＼
＿＿ :::||| ＿ |￣ .|￣
エ エ::|:|_|_|:|エ :エ||| |_|_| ｪｪ| ＿＿＿_ ＿＿＿_ :|
エ::: |:|_|_|:| エ ||| |_|_| | ||_|_|||_|_|| ||_|_|||_|_|| .:|
. ￣￣ ::|||ｪｪ ￣ | ||_|_|||_|_|| ||_|_|||_|_|| .:|
::: エエエ||| ＿ ＿＿.-::|: ￣￣￣ ＿_＿. ￣￣￣. ┌───────────┐
＿＿ :||| |_|_|:| i⌒i||l| |＿＿＿＿|::[]|[]::|＿＿....←┤トラップ’s ハウス（理想） .│
|:|_|_|:| |||. ＿ ＿......＿::::::::::::::|: o|o :|::::::::::::::::::::└───────────┘
|:|_|_|:| エ.....／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ....|＿|＿|＿＿＿＿＿＿| ヽ、
￣∩ ￣￣ ::エ |||:／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ .)ﾆ)ﾆ)ﾆ)ﾆ)ﾆ)ﾆ)ﾆ)ﾆ)ﾆ)ﾆ)
￣|＾|＿＿＿＿＿＿/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',.
| :|. /／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
二)二)二)二)二) ／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
￣￣￣￣￣￣ /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼ アレが何かは知らないが、
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
/./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿ 俺との約束も忘れないでくれよ。
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼ 冬までには、家をくれるって話だぜ。
,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
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〉//////////////////////////////////////////∧
〈///////////////////////////////////////////,∧
/////////////////////////////////////////////∧
////////////////////////////////////ヾ/////////∧
.
／￣三＼
／;;;; _ノ 三 ＼
|;;;;;;; （ ○）（○）
. |;;;;; （__人__） ……。
|;;; ｀ ⌒´ﾉ
. |;;;; }
. ヽ;;; }
ヽ;;;l ノ
/ く
| ＼
| |ヽ、二⌒)
＼ .八 / ／ i ハ
＼ .＼ ＼ / / ／ .| | ∧
＼ ＼ .!-＜Y / イ ／／ 八 八. :
＼ ＼| ﾊ /／}_ -ｚ≦／} // ./ .| !
＼ | { | | / ／ ／イ_ / ./ｲ}./ 八|
＼ .＼ 八 .| l | l{ ｒ≦心 ./イ ././} ./ .}/
＼ .＼ ﾊ＿_!ハ .l | | .ﾊ:/ ./ }/ ./ .ｲ /
＼ ＼ /〃:::::oY | |/八 し' { /_..イ≦
／＼ ＼ / 乂:::::ノ | |ヾ{ヾ ヽ￣￣ ……。
／ ＼ .／.Ｙ / V .| | .／
イ .≧z≦ .ｲ＿_ .∨ .! __ ィ
.)/ ＞――´―＜:＞､ .V.ﾊ ／ ヽ
／／: : | ヽ: : : : :＼::＼! {￣＞.イ .ﾄ､_
/ : : : ! ': : : : : } ＼ﾊ .ヽ .ﾘ _＿八.
.′l: : : :| Ｖ: : : ﾊ .Ｙ＼ .} / { ＼≧ｲヽ
| Y: : :: : : : : :} |＼ヽ! { .r≧=- ＼ }
| : : : : ': : : : l .|＼ヽ| .ﾉ ＼/ ,′
| |: : : } .Ｖ: : :＼ ! ｀ヽ /
.
f´￣￣￣￣ ｀ヽ
| ……。 |
／´｀´､::::::／::::::::ヽ ((⌒)) ゝ＿＿＿＿_ ノ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ 〃
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i. ｏ
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ どしたん？
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ もしかして、約束破る気だったりする？
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧
｛///////////////////////////////////////∧
∨////////〉//////////////////////////////
三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――-----‐''´￣￣三三
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ―） （―）＼ 用地は確保してあるから、
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| | 間取りを示してくれれば、ウェルキンさんと相談しておくお。
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
.
／￣￣＼ ＼人_人,_从人／
. _ノ,､ ＼_ ＼ だから！
( ●）（ ●） | ／⌒Y⌒Y⌒Yﾍ
（__人__） |
(｀⌒ ´ | 吹き抜け採光は譲れないだろ。南面！！
{ |
{ /
ヾ / ﾋﾞｼｨｯ 人_,
ｿｇﾍ二ﾆ=7⌒￣"⌒￣〆"⌒ﾆつ.. て
∧ii/ oィ/" 〃 （乙ﾉ≠＾ｿﾉ. Ｙ＾｀
/ .|/／＝ ゝー─～ﾞ─‐ﾞ～'´
l |｡ ｀~/
/ |｡ /
,′ / ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
.,′ | | | | | .|..≫ ≪
′ .l | | | ﾊ | ｜ ! . ≪ せっかくの南がもったいないと言うておるのじゃ！ ≫
＼ .| | | ./| |./ Ⅵ､ .| ﾄ､ | ≫ ≪
/ .＼ ! l | ./ | /}/ }.ハ ﾄ､ |. ∨／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
.≧ﾆ.| ﾄ､ .| /| /＼ l ./ / ./ ‘| ヾ／ﾘ V| ./l | .八 }＜ ./ .|
八 | |∧ .|./ .レ'テ芹ﾐ､ ,r彳芹ミ､ Y./ ﾘ ./ | Y .ノ
ミ=---＼人! |ヾ{ 《 {::i:rｲ:} ﾊ::しｲﾘ 从 / ／ ﾉ |＜
≧=---- ＼ .l.从 乂し:ﾉ 乂:ツ /ｲ ｲイ ／
＼ ,ｨzzzzz≧! {＼ , /八!〈 -＜-- ＜ ／ それより部屋数をあと３つは増やさんと、
￣／ , ´:_:_: : 〈! l八 ＿ __ ./ {_ノ_:_:＼＼＿_彡'
／／: ／ .＞| { 込 〃´:_:_: : ヽ ./| |:＼ ＼:＼Y___ 来客を泊めることもできぬのじゃ！！
／: ／ ／: : :_| | .＼ .{l:´: : : : ｀: } ｲ ! !､: :＼ ＼:＼__ヽ=≦
: ／ /: : :/ | .从 .// .＞ 乂: : : : : : ﾉ，.＜､::Ⅵ |. ヽ: : ＼ ＼: : : Y⌒ｲ
' /: : :/ | .∨/ ∨＞ .ﾆ ＜:./ .ﾏV .| ‘: : : ‘， ー‐ }
／ : : / 八 Y ＼: :＞r＜／ Y ,人 ∨: : :＼__ .|
_／ : : ／ /: : {＼ .＼ .＞ - ＜ / /:ヽ ＼: : : : : :ヽﾘ
' : : ／ /: : :ﾉ.イ＼ Y 人 /､: : ＼ ｀丶: : : /＼ｨ=ミ、
-＜＿＿./:_:／ {:::| }ヽ ﾉ、 .／ }_./_ }＼: : :ヽ. ｀Y .＼ .} ヽ
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|::::::::::::::::: ∧i ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::（__;） ≫ ≪
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ ≪ 全面よこせってんじゃない、せめて半分！！ ≫
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ あれ？. ≫ .ノ ､ 八 .≪
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ ● ●）'⌒.⌒＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ （人__） |
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧ ヽ ノ
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧. ｒ - ‐"￣ゆヽ
｛///////////////////////////////////////∧ ,ｚ´|ﾆ＞ ￣｀ヽ、 ｝
∨////////〉//////////////////////////////. _｛二 ヾ / ／/ .Y
三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――----- ＼__人__人__.__{二二..{//斥//// / .|y人__人__人__人__人__人__／
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニ ≫ ≪
≪ ベランダは譲ったじゃろ、やらないおも譲るのじゃ ≫
≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ヽ オフレッサーはその点迷いがなかった。
／ （ ●） （ ●）'
| ' | いや、あれは奥さん任せだったからかな？
＼ ￣ ,／
／ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 自分用の工房や各種窯は自分でつくっているのでこれも問題なし。いい仕事してますよ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
≫ ≪
≪ 俺だってキッチンは譲ったじゃないか！ ≫
≫ .ノ ､ 、 ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒. ｡ﾟ゜｡○ ○）｡l゜ﾟ。.⌒＼
＿＿＿_ （人__） |
／ ＼ ヽ‘ｰ′ノ
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （ー） （ー） ／^ヽ やるお はアッルの意見をよく聞いてからにするお。
| （__人__）（ / 〉|
＼ ｀ ⌒´ 〈 ／ ⌒^ヽ __
―――――――― ＼ _ _ ＿ ） ,ゞ´ ヾ
! !l iﾘﾉﾊﾘﾘ
ﾉ ﾘ |ﾟ ｰﾟﾉ!|､
(´（ と〉ｊ卉!つ )
／ ﾉ ／￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒ | キッチンは女の城、譲るも何もないでありんす |
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼∧ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼... （__;） ﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │ 俺は、場所さえ確保できているなら急がないかな。
. |八i |八 -= |｢ 八
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
ｽﾞｽﾞｩ // .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶:::::::::V
/' |::::/ ) /::::ｲ＼ﾊ|! ;}z／ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/f＾Tj~ﾒ'}ｲ~Tjﾘ`}:ﾉ'＿ あ、ずっけえ。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （__） ／///////ヽ 俺も、俺も急がない！
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| -‐ - ､ キッチンに口出すとかちょっとねえ |
＼＿ ' ; . ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
:::::::::::::::::::::::::::＿:::､::::::＼-―‐＼:::::::::l､::::::::::::::::::::::::::: /ｲ ' i A ､
:::::::::::::::::／_ _, ､＼::::::l l { ＼::::| ＼:::::::::::::::::::::ヽ. l .! {ﾊｌV"ヽ‐ヽ', !
-､:::::::::/ //∧ ヽノ ',:::l＿＿＿＿',:|,--､＼:::::::::::::l｀ヽ ＜ﾆl l"ｔ:j` 't:j`!.lﾆ＞
イ:::::::/ {//_ﾉ , -::､リ__ ヽ::::::::::::l´ , -､ ヽ:::::::::::::|
:::::ｲ::{ {ﾉ ｀¨´ ／ , -≦矛 ＼:::::| {二ヽ }:::::::,:::ﾘ
::::::∨ ,..-r::-､´! ´ l::::{__l ヽ:! } l/ /::::/l::/
_:::::::V:::/=-,示 弋z(ｿ ,ﾘ ｰ' /::::/ / この作業場兼あれこれ、宿に近くて便利だしね。
´:::,.,:::::ハ 弋(ｿ , ﾄ､__,.ノ::::::::ヽ
:／ l::/{ ， ｰ ,' l:l::::::::::::::､::＼ 俺も結婚するまで家は要らないよ。
. ﾚ , ､- ､ / ﾘl::::ﾊ::::::::ヽ ｀＼
､ﾒ ,.ｲ |::,' ､:::::::',
ヽ､＿＿＿＿／＿,..-―l:/二二!:::lﾘ-
／ ＿ ｀ヽ､ ｀ヽ､ ｀ヽﾞ ､/＿＿ ∧､二
/ ,- ´ ｀ヽ ヽ ＼ ∨ ∨:.:.:./ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 作業場兼あれこれ５室、やらないお夫妻、ワカメ抜き３人衆、クレイ・トラップ組で使用中です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::／ /:::
::::::::::::::::::::::::::::::／/::::::::::／ /:::::::
::::::::::::::::::::::＞´¨７::::::／三三/:::::
:::::::::::::＞´γ⌒＼／三三三:::／／
¨７￣ｌヽ { ヒツ､三三三.ヒツ
../l ::ｌ￣', ` ＿＿＞三＜＿＿
´/ ::ｌ＿,.', ニ三,¨､三ニ ていうか、親方たちこそいつまでロレンスさんの宿に居座るんですか。
/ .::! ', u -
.::ｌ＿＿.', u r───ｧ
.::!///∧＼ - ＝||＝ ll ll
:::,'.////∧. l＼ ／ ＝||＝
.::∧.////.∧＼ ＼＿＿＿＿／.／ ＼ ||. ＿||＿
ヽ/ ∨/////＼ ＼ ! ／／ ＜ ￣|ﾔ/ ＿＿
ミ.∨///////＼＼＿＿_／／// .ノ ､ 、 .ム . ||´ ￣￣
（○ ○）.! ..厶
／ |（人__） |￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ヽ ノ Help！ Help！ |
＿＿＿_ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ アッル嬢が来るまでですね。
| ___´__ |
＼ `ー'´ ／ 来たら必然的に やるお と宿舎に行ってもらう事になるし、僕１人だけ居残るのもね。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.
＼__人__人__人__人__人__人__人__／
＿＿ ≫ ≪
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、 ≪ やらないお、そこまで！ ≫
. ／ U ＼. ≫ ≪
, ' ＿＿＿ノ ヽ､ ＿＿ .ヽ. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
. / （ 〇 .） （ 〇 ) '.,
/ u . ￣￣￣ ￣￣ '.,
,' .l ……アッルのことで、緊急議題があるお。
l U. （ 人 .） .l
__＿___... '., ｀.┬‐ ´ ｀ ┬ ´ .,' オフレッサーの弟子問題の後で時間をとって欲しいお。
￣:／:{. ' , ￣￣￣￣ ／
／ { ゝ、 ／
{ ／｀ ー――――― ‐=''' く
／ : :: :/(_ ＼
／ : : : . / _丿 ヽ
: : : : : :/ _j ＿ ',
: : : : :/ 爻／ ￣三二ﾆ＝=‐- . _......l
: : : : : { / ' ￣三二ﾆ＝=‐- . _
: : : : . {{ ／}
:: : :／<三>匕⌒ヽ ／:／!
: :／. ﾉ八_ 斗} ／:／.:::::!
／ {:::::::＞ ´ ／:／.:::::::::::!
￣ ／:／.:::::::::::::::::!
三二ﾆ＝=‐- . _ ／:／.:::::::::::::::::::::::!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...￣三二ﾆ＝=‐- . _ .／.／.::::::::::::::::::::::::::: !
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::......￣三二ﾆ＝={／.::::::::::::::::::::::::::::::::::|
.
／ ） ／￣￣＼
l / ／ ヽ､_ ＼
ｌ l （ ●）（●） U | お、おう。
r―j l , -┐ （__人__） |
〈 l 〔 )' ／ （｀⌒ ´ | 議題ならもちろん時間は取るぞ。
/ヽﾆｲ 〈 . { | 〈⌒ヽ
｀ T′! / { ﾉ | l でも、いまさら嫁にこないとかじゃないんだろ？
＼ イ ヽ ノ ＼ j ,
/ , ＿＿＿＿/ヽ' / / r― ､ / /
/ l /ﾍ l ム l/ ＿/ / ／ヽ 〉' /ｰ､
l ヽ￣￣ | | // _ ＞ ヽ| / ｜ /、 / ﾄ､
| l ヽヽ /l/／/￣ l | ｲ ／/ ＼ / / /-､
ヽ _ -―┬ﾉﾉ / l ＼／ l( l / / l/ ／ ﾊ 〉
￣￣７ / ／￣〈 ＼ /ｰ{__∠-' /
/ / / ＼＿,＞-､＿ノｰ一'
. /:/: . . . . . . . . . . . . . : :ﾊ
. /〃: : : :/: :,: : : : : ,: : : : : : : : : : : : : : . .ﾞ,
/ //:.: :.:/:.:.:.|:. : : :/!;.:.:.:.:|:.: : }:.: ヽ､: : : : :|!
. / {/:.:.:.:.:|:.:.:.∧:.:.:./ |ﾄ､:.:.:|ヽ:/八:.:}:!:.:.: : : i!
ﾊ:.:.:.:.:|ﾚV≧ﾄ､:{ ﾘ ､:､:| _乂ﾍﾄ从: : : : :|!
. ﾄ从ﾙ!,ｨ' んうﾐ､ ヽﾄ,ｨぅ艾ヌﾘ:. : : : :|!
. |:.:.: :小 ､,辷zｿ ﾏﾇ:｡ｿ'/:.: : : : ハ なにやら深刻な様子じゃの。
. |:.:.:.:. :ﾊ ´¨¨´ ｀¨¨~ ,:.:. : : : :ﾄ､ ',
. |:.:.:. : :|ﾍ ! /:.:. : : : :| ﾑ:.', オフレッサー問題とやら早く論議いたすでありんす。
. |:.:.:. : :| /ヽ ﾏVﾆﾆﾆﾞｿ ｲ:.:.:. : : : :| }:.ヽ
ﾉ!:.:.:.:. :|ゝ､ ＞,､｀ｰ--‐’ .ｨ /|:.:.:.:.:: : : | /:.:.:ﾄ＼ ﾉ
/ |:.:.:.:.:.:.|＼＼ || ｀ - ´ /ｲ/|:.: : : : : :,／}:.:.:∧ ｀ ｰ--‐ '´
ノ |:.:.:. : : | ＼ぃ /二二'/´//!:.:.: : : : :|イ:.:.:.:.:.:.:ヽ
. ＿＿|:.|:.:.:.: :| { |l/' / 〃 ｛:.: : : : : ﾄ､!:.:.:.:.:
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､ 人手が足りんのだ、なっ！
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
|.:.ヽ|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼、.:..ヽ、
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:___／.:.:.:_／7.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.＼＼ｌ
,,>.:.:.:.:.:.:/三/.:.:.:／三/.:.:_,,メ、／|.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,,=-ｧ'´.:.:.:.:.:.:.:/-‐:|.:.:/ ￣フ, '=--く｀ヽ,/.:.:__/.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:|
＿ノ;;;;;;;| /|.:.:.:.:.:.://^l i / r'/l / /.:.:,,ｲ.:.:..::.:|.:.:.:.:.:/
ヽー-ｧ;;;;;;;j|.:.:.:.:.| i´j i/ ! ﾄｊ /,,イ |,〉.:.:.::ｽ.::.:.:./
/;;;;／;;ヽ.:.:.:ヽ、ヽ ヽﾚ＿ ./i/ / .|.:.:/ l.:.:/
/;;;;;;;;;;;;;/.:.:.:.:.:.:｀T "" ヽ_/ .ﾚ |/
｀ー-=..l /i、.:.:.:.:...>、 .／j オフレのおっさん、
y ｿ|.:.:.:.:/ ＼ ⊂ｧ ﾉ
/｀ヽ=/、_ ヽ、 .／ 手が足りないから弟子を捕まえてくるって話でげすな。
/ ｀''7 ｀７-＜7
r=--=''´ ヽ、 ∥ ./ /
,,=-'⌒｀''ヽ、_=ﾆ=＜、 ∥＿ ＼./_
..／ ＼ ヽ ＼ヽ | >ﾊ
.
.,!i / ,,/
.|ﾞ∨ ,､ <=ｯ
.l _,-''" ＼ ､ ,-､ ＼__
入 _,／ .,,,,---''''＼<ヽ/ ー― ‐゛
ﾞヾ″ .,,x,,,._,,,／ﾞ＾ﾞﾞｰｰ-､__.ﾞ .i,,､＼ゞ
｀''-|九ﾞヽ,lﾞ _,,-r‐ｉ <Ｊ || |
.|厶 " ┴┘ ､ | | 材料の調合とか薪割とか、下働き１人居るだけでも大分違うと思う。
ﾞ'-ﾝ ゝ | |
ﾉ,.i>､｀-､、 u ／ | ていうか、俺も下働き欲しいっす。
|,r~i: ｀'-､,_ ,-7 l レ､
l"'ヽ-,,,,,,, '''ｰ､,,,_.／-''"| | "i
.,―'^"l､_ ￣ﾞ'''''''''|゛| | | | lヽヽ､
│ ｀''''ヽ-､,,,,,, |,ﾉi j | | | | │
./ "''ｰ-､, ^､ﾚﾞ.ソﾞ レ''"イ ｲ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::, -―‐- ､__:::::::::::::::::::＼￣￣￣￣￣
/二ニl:::::::ｨ-´ ,r77ｭ､ ,-, }/＼::::::::::::::ヽ
__）) |:::/ (ﾆ} l{///ｿ ﾆ_, .イ::::::::､:::::::::::::.
｀:-,--l/二二､__｀二´_ノイ /ヽ､:::l＼:::::::::,
:::ｲ 斥テ=､_l:::/l:::::}≦ﾃ ! ,､ / ＼! ＼::::l
l:::| { 弋z(ｿ "´ |:/ 之ソ '/_ﾉ ヽj 人手が欲しいのはみんな一緒だよ。
ヽ:! ー‐ /-' l ､
ｰ人 メ ,- ―‐ ､ ,/､ ヽ 問題は、どこからつれてくるのかだ。
､ ＼＼. { V ／ 〉 ',
. }､ ＼＞ ､ ー ´,.イ ∨ ､ ヘンピナ内で攫うわけにはいかないんだから。
l ＼ ＼__ ｀￣､＿.!_,,.-´ ＼
- 'ヾ､_｀_＿∨_/ /:.:l |:.:.:l´ ヽ
:.:.:.:.:.:.:.｀:.ー, l/ /:.,〃:.::/ ､
:.:.:.:.:.:.:､:.:.:ﾄ､/l／!://:.:.:/､ ＼
.
＿＿＿_
.. ／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 領都で見繕うしかないでしょう？
| ' |
＼ ⌒ ／ クレイ・トラップをお目付け役に、買出し紀行に同行してもらうということで。
. /⌒ヽ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
/: : : : : i: :./:.:/ : : : |: ｉ: : : : : i : : : ';. : : : :.
′:.: :.:ｉ:.:|: :ｉ: :,|.:i:|:.|{ﾊ:.}:.:.|:.:ｉ: :|: i : : i.: : : : :.
ｉ: : : : : |:i:|:i |:/:|:从八 }ﾊ: |:i:|: :|: |:| : |: : : : :.i
|: : : : : }从{七千j/ヽ / }ﾉ从≧ﾊ{-:.|.: : : : :|
| : : : : i yfﾁ斧ﾐｘ ィ斧ミx.Ⅵ : : : : |
| : : : : | 《弋う::ｿ 弋う::ｿ 》,: : :..: : :|
| : : : : |:. ｀ ´ ｀ ´,: : : : : :.:.| 冬に向かうこの時期、人柄や経歴に目をつぶれば、
|{: : : : : :. .:i ′:.: : : :.:.|
. 八: : : : ∧ __ ,: : : : : ′:.| 飯と寝床だけでついてくる連中は居るでありんしょが……。
ヽ: : : : ヽ ´ ｀ /: : : : /: : : |
i‘，: : :.';.｀ ／′: : :/: : : : |
|: :ｉ : : : ｉ: :.:ﾊ＞ ＜ |,: : : : /: : : : : :.
|: :| : : : |＿; ヽ /: : : :/ ´ ￣ ｀ヾ:.
ﾚ':| : : : | {{ /: : : :/ ヽ
.
! / l l l !､
l l ﾄ､ .! l .l､ l ﾄヽ
./.ｨ l l .l__', l､ ﾄ､ .! ! / /ﾘ l / ﾄ ', ｀
.／'´l ﾘ､ ∧l＿ﾘ.`ヽ寸､l .l斗ｨ/ｻ‐ﾚ ./!/ .l `＼
! , ! l.ﾘ＜ﾄ,)云示 ｨ'孑―z､.ﾚ! ､ !
!l.', ﾘ、 ! ゞ―イ ,ィ 、.ゞ.歹, '´ .l /ﾚ .l !
ﾘ .N l l '´ ` ￣ ,'/ ﾘ だがそんな連中は
l ゝﾘ､. ',. l:､ ,'ﾘ
ﾚ′ト､ﾄ､ ', j:/ ./' なるべく避けたいところでもあるんだよ。
l ､ヽヽ! '´ /
ﾚﾍ .l＼. ､--- ---‐ｧ ,ｲ ロレンス村の村長としてはね。
ﾚ! ＼ ｀二二二´ .ｲﾘ
＿,<l ヽ ＼, , , , , , ,／ l、
,.:.:':.:.:.:.:! ＼. ', ＼i i i. i. i ／ l 7
／:.:.:.:.:.:.:.:.」 l｀丶、 ｀￣ ´ .／l ./、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l ! l ＼ ./ '/:.:.:.:.`:.:....、
,..:.'´.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::l 、 └―--.ゝ /, -‐┘!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.:....、
, -「:.:.:.:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ＼ ', /´ .! .l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ 、
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ んー、まあ、よっぽどのはダメだしするわ。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 従者の指示なら、オフレッサーも無理強いはしないだろ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
.
Π ∠￣￣/
|￣ : ￣￣| ∠二 二7 _
￣| |￣| | / / ┌ ┘! ‐┐
|_| |_.｣ |／ ￣|_lフノ
＼ヽ /／
-‐= ¨¨ ￣￣￣ ¨¨ =‐- ＿＿__ ＿___ ＿＿ ＿＿＿＿＿
（ ) ﾚ―― ､ i ﾉ／__／ ＼
. | ≧=‐-- ＿＿ ＿＿ --‐=≦ |Ｖ´/￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼
. ！ ￣￣ }_ｆ´乂＿＿＿＿__ ＼
. ‘, / ＼＿＿/ /__,ﾉ ￣＼ ＼
/ ｆ´￣ / / ｢￣￣ ＼
. ¨¨ ￣ ヽ / ヽ＿_／ ／＿ﾉ＿__ﾉ＿ ヽ
. ／ ＼ ／￣￣ ＿__／ { ＼ ＼＿__
/ -....｀ ´￣￣￣. ∧ ＼ ￣ヽ ＼￣￣
. ∨ ／ _〕≧― - - ―≦〔_ ＼ / .｀ｰ‐―'’＿＿＿＿＿
. ＼ {. 乂＿ ＿,ノ } ／
｀’＜ ＼ ￣￣￣￣ ／ ＞‘´
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ その従者の件、どうも君達は軽く考えている気がするんだ。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八弋り |｢ 八 雇い人・使用人のあれこれ一度きちんとすりあわせたいな。
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼
. |ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.
＿＿
´ __｀ 、
／ ｀ ＼
/ （ ●）
| （●
| ' } 確かにそのへんもすりあわせたいですね。
／ ｀＼ 、 ｀ - /
￣ ヽ、 ＼ヽ、 __ ／ やるお の議題の後にいいですか？
/ ヽ ＞ ､ ヽ ￣/ ヽ
./ ／ { ヽ, / }
...〈 l ∨ { | /{ ﾉ
/ | ∨ { } / ／ ヽ
. / } ∨ { }/ | |
/ / ∨ { ij | }
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ いや、やるお の議題とも絡むから、先にレクチャーお願いだお。
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／/ ∩ノ ⊃
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／
＼ ／ /＼／
＼ ＼
.
／￣￣￣￣￣￣￣＼
|| | 議題に絡む？ |
|| ＼＿＿＿＿＿＿＿／
||
|| ┌───┐ ┌───┐
|| │男主人│ │女主人│
|| └──┬┘ └──┬┘
|| ＝＝＝＝│＝＝＝＝＝＝＝＝│＝＝＝＝＝＝＝＝＝
|| ┌──┐│ │┌──┐
|| │従者├┤ ├┤侍女│
|| └──┘│
||
||. ＿＿＿
||. （カカカッ） ／´￣￣￣￣ ⌒＼
||. ￣￣￣ .__／ ヽ ﾉ ヽ
|| （ _／｀ﾌ￢ァく
|| （（三三三三/⌒＼二二二二二二二二二
|| 八 〉 ヽ￣厂￣￣￣~｢￣￣
|| ヽ ヽ' ／´￣厂|/
|| ', `く 丿 ノ＾ソ
|| ヽ ｀¨""~´
[ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ ＼
＼.. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
丶...| じゃあ、小規模な貴族家の例で…… |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
￣￣￣￣＼|￣￣
.
┌───┐ ┌───┐
│男主人│ │女主人│
└──┬┘ └──┬┘
＝＝＝＝│＝＝＝＝＝＝＝＝│＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ご主人様の壁
┌──┐│ │┌──┐
│従者├┤ ├┤侍女│
└──┘│ │└──┘
┌─┴─┐ │
┌─┴┐ ┌┴─┐ ┌──┴┐
│家令│ │執事├┬┤女中頭│
└──┘ └┬─┘│└───┘
┌────┐│ ┌┴───┬──┬────┐
│第１下僕 ├┤┌┴──┐ │ ┌┴─┐ ┌┴────┐
└────┘││料理人│ │ │乳母│ │女家庭教師│
┌────┐│└┬──┘ │ └──┘ └─────┘
│第２下僕 ├┘ │ │
└────┘ │ │
＝＝＝＝＝＝＝＝│＝＝＝＝│＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝上級職の壁
┌─┘ ┌─┴──┬────┬─────┬─────┐
┌───┴┐┌──┴─┐┌─┴─┐┌─┴──┐┌─┴──┐┌─┴──┐
│台所女中││客間女中││家女中││洗濯女中││客間女中││雑役女中│
└────┘└────┘└───┘└────┘└────┘└────┘
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
..... -=彡-=ﾐ..
{（/ -=ニ:::::.:. ヽ._.
≧く ヽ..-=-ﾐ=-ヽ:ゝ-‐
/:.:.:{ﾌヽ＼斗.:.:.:ヽx:.i.:.＼.
. /´({:::≧. ＼少}i|::::}ﾉ::::.:.｝ 騎士にとっての供回りが、そのまま家の男主人に仕える従者にあたる。
ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.:
)＼-一 ／人:::ヾ＼ 特に【従士】と呼ぶ場合は士分扱いの者を指す。
＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
} _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ここでの「士分」は最低限自由民で、意味合いとしては平民上層～騎士階級あたりまでを指します。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ なつかしいなあ。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 従者をつれない騎士がいるかって、下男の貸し借りしてたよな。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
::::::::／::::::::::::::::::::::::::/:.:!:::::::::::::!:.:.＼::::::::::::::::::ヽ;:::::::::::::::::::/
..／:::::::::::::::::::::::::::::/:.:.:.l:::::::::::::|＝=-ヽ;::::::::::::::ハ::::::::::::::::ヽ
/::;::::::::::::::::::::/:::::/二ﾆヽ;::::::::::!二二ﾆﾊ:::::::::::l:=i!:::::::::::::::::ﾊ
::/::::::::::::::::::/l::::/二 - 、＼:::::l＿＿＿.l::::::::/__i!::::::::::::::::ヾ
/:::::::::::::::::::l .l:/￣￣￣ij｀ ヽl ij |:::::/ |:::::::::::::::::::」
::/l::::::::::::::::| u .!::/ ,ﾉ::;:::::r-xて
从:::::::::::::! 、 ´ ﾚｲ::/ / l ただの見栄とも違うんしょねえ、そういうのって。
＼r 、| 、 ,ｨ : : : : : :ヽ ＿＿＿, ﾚ',ｲ ./
l .ﾄ ー ''" l l l l l ｿ ./
ヽ i l l l l /／
｀ ｧ-,、 _ , ´
_／ 八 r ´ / ／
/ ／ .＞ _ ー - ' , イ
./ / l ー 一 .l
/ ー- 、 .| |
f -亠xr､―' ーエ= 、＿
i! l ／: : : ／:.:.:.:｀ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 身分・立場に「ふさわしい」かつ「責務」でもある、装い立ち居振る舞いの一部ですね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. / / / ./ / | ヽ ヽ .ﾊ ∨.∧ | | {
/ / . / ./ / !ヽ | .| ‘， .| | ∨-{ | ﾘ ﾊ
′ i|/ / / /l| |ハ .ﾄ | .|、 ! .| .ハ ! ./ }ー､
| l| / / / } / } |ﾊ ﾄ .| .|ﾊ | ! .l .ﾄ._ |/ ﾊ }-､
| | | / / /} /| / .l |斗!ﾊﾄ､ ! .| .ﾊ| | .| .| ﾘ＼ ｨ}ｲ_ ./ } .! }
| | | ﾊ /} ｲ-/ ﾚ ﾘ .ィ禾示ﾐ､l/ }} 八 .八{/ } / ヾ_ |
-=＜..| ﾄ { .| {..ｨz|/zミ､ ./ {しｲ::::} ﾘ 八./}/| / / .八
.ﾊ八 .|ﾊ ＼ .八 |ハ/;rfハ .Vハ::ﾘ /／Y/ .!./ / 男主人と女主人で
一､. ＼ヾ-ヽ .{＼ ＼|{∨:しｲ:::} ヾｰ' ／}} |ﾊ-}'､ /
＼ ＼. ＼＼.＼八 ヾ:::::ツ , 八 .!､､. ＼.／ 別々に線が延びているじゃ。
＼ .＼{ﾊ ≧=ｚ- ｲ | |::|. . . ∨
＼ ﾉ./:} .V＞ ,､ .／::＼.八 .ﾏ V .／ ｲ ./ /
＼ ／￣./::::| ∨|:::|.≧=- . _ イ:::} ＼:/ ./. }＼ ／´ ./イ7_
＼ / 〈::::::| .Ｙ::::!:: ∨:::::::::::::￣:::::::: : :|／/ ./ ﾉ: : :＼ _彡 //
＼ .{ ヽ(.. . .ヾ::!:: : ＼:::::::::::::::::__: ::::ﾘ .ｲ ｲ .,ｲ }^ｰ: Y ／_
、 ｒ７. . . ＼ ＼:::::: : ＼::＞ ´ _`＜-.イﾆ!.ヽ ／ .ヽ{ / :}三ﾆ=-彡ー=ｧ{
,.. -‐＝ー- ..,乂
,.. : ´ ヾﾊ{ｲ
ー=≠才 ＼ }Nﾊ :＼
／ ≠ﾐ: ヽ j{ iNiNl ＼
. / /, V } ∧ ∨ :, 川!ﾘ ＼ヽ
/イｨ/ i {ハ}ﾊ ∧ V i :, :} : ー
/ :| { ∨ﾊ斗≠えｰ| :{/ : !
/}: !=ﾐx ＼≠-‐=ﾐ ! i }=v 从
}ハ }/{ |____j! 乂__frりｱ, j /{ :f_∧ /
i :| }ｲ∨: i ￣; ー ￣ . /ｲ :} 7ノ /:{ そりゃまあ、侍女は女主人が雇うものだしね。
| :! )从 〈 : . j/f^.ｲ :{
| :! ヽ ヾ ^ __, ,:^N }从 役割的には男主人の従者と似てるかな。
| :!／＾ヽ /⌒i:,∨二二7 ｲ }/(
j.／,斗-､V / ﾍ^ｫi iﾊ イ ,..斗=ミ
{ ィ ー-ミ ′ ヾー=≠" ≠ ./.:.:.:.:.:.:..
i r:- } , ／/ /} ／. / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
| |-ィ ,.:.:.:/／ { j ｲ____/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
.＞ 〃 ＼ ＼ ＼
.⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
.. ／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
.| ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ そうだね。
.|八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 少なくとも侍女に、男主人が口を出すことはできないね。
./ 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼
.|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
.ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
./ ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
__＿＿
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
／ （●）i!i!（●） ＼ つまり侍女を雇うのは女主人で、お給金を払うのも女主人か。
| u , （__人__） |
＼ .｀⌒´ 〆ヽ なるほど、そういうことなのかお。
/ ヾ_ノ
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
.
,...:::´::::::::｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´
｀丶､::::::::::::::::::::::::::::::::,- ― ､:::::::::::::::＜
＿,..-､>::::::::::,--!:::/´__ /7∧ -､ヽ::l/ﾆl:::::::::ヽ
｀ヾ､///::::::::l::/l l::/､二' ゞ_ソ ,.-ヾ!ニ}::::::::::::::.､
ヽ l:/ l::/ヽ--/|i´li:/ ｀ ー‐､_´＿￣,ヽ::＼｀丶､::::,
.､ l l//l/ ,-､l::{|i!!=ヒ七´l::/ 心 } ﾊ l｀ ＼
ヽl/-∧∨{ﾚ' 弋(ｿ / 弋ｿ {ノ/ 家令と執事って？
ヽ ､｀ , ､ l- '
＼-､｀,:¨:ゝ メ u / それと執事と女中頭って分担でケンカしないのか？
l l｀ヾ､_lヽ､ σ , イ::､__,..-‐､
､ | | | ヽ､ ＞ - ´l-､／ヽ ヽ ',
ヽ L_l＿.l l￣￣∨´ ,l､ ', ', ﾄ､
＼ //:.:.l＞､_/:.ヘ ,┴ ''´:.:.:l＿_ｌ＿!__/ ｀丶､
｀ヽ //:.:.:.l l:.:.:.:.:lヽ:.:.l l:.:./l:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ｀ヽ､
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V どこまで職分をわけるかは、家の規模次第だな。
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ 家の中は女主人の差配、家の外は男主人の差配、
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ なんてきっちりかっきりわかれてる家もあるみたいだぜ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
｛///////////////////////////////ヾ/////∧
〉////////////////////////////_,ｨ≦/////,∧.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
｛///////////////////////////////////////∧ ┃ 馬丁とか御者とか、他にもいろいろあるよ。
∨////////〉////////////////////////////// ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
三三三三ヾ'////／_/////////////r―――――-----‐''´￣￣三三
ニニニニニﾆ｀￣ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
.
||
|| ┌ 最高経営幹部 ┐
|| │ やる・やら・でき .├──┐
|| └────┬───┘ └─┬オブザーバー ┐
|| ┌───┬─┴┬───┐ │ロレンス・ホロ.│
|| ┌─┴┐┌─┴┐┌┴─┐┌┴─┐ └──────┘
|| │妻子││従士││親方││狩人│
|| └──┘└──┘└──┘└──┘
|| （遊軍だったり、各部門専任だったり）
||
|| ／￣￣＼
ノ ヽ_ ＼
（●）（● ) |
（__人＿) | 開拓団として一括雇用してるから
| `⌒´ |
。 { / 今の俺達ってこういう構成なんだがまずいのか？
＼ { ﾉ
＼ ヽ ノ
{ヨn ,ﾄ介／/ヽ
｀ ◇＼ ／ ~ヾ/~ i
Ｅ[]ヨ ＼ Y | |゜ | |
.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼／ | |゜ | |
...￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＿＿| |゜ | | ＿
／ ／⌒／⌒／￣. ／|
／旦 ⌒ `´⌒ ／／|
|￣￣￣￣￣￣￣￣|／ |
|￣￣￣￣￣￣￣￣| |
.
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
/./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ うんにゃ、そりゃ外向きの体制だろ。
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ だから一応おかしくない。
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ー"::::::::::::i
ﾄ､_ ,."::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
.i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iヽ､::::::::::<__
[二二二二二二-"Yハ::::|二＼::::::／
l'::::::::::::::::::::::::::::," ,_.|.l | l/ r' .i .￣
ヾ:::::::::::::::::::::::::i' i' l l.| 'i _f;|
丶:::::::::::::::::::::l、 'yl |i 〉 クレイのは家の中の体制で、
＼::::::::::::::::::::>、| l.l､ __}
);nr'Y´｀Y' | .|ﾊ ,ノ でも、家中の範囲ってどこまでってことだよな。
. , -───-- ､ | | ﾍ´l i ＿, -── --,
＿__/＿＿＿＿＿＿ﾆ､_|__ゝl＿!＿ ,r'￣ ,r - ‐' "´
≦者圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ y´ ￣^､ i!る }
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ ∨ ヽ ヾ-′
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭Ⅳ ∨ ,ﾍ 丶-′
.
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ 特定の誰かを主人に持たない従士、
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ そんなものがあればの話だけどね。
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ いったい俺は、誰の従士なのか？
. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
/::ll::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐=､-､::ヽ
/::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::ﾄ､::::::::::::::::::::::＼＼|
l:::::::::::::::::::::,ｨ::::::::::::／ l::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ
l::::::::::::::::::::i |:::::::／＿/:::::／__／l:::::::::::::::::::::::::::l
.＼::::::::::::::l‐l:::/ ＼ /::／ ／ ヽl:::::::::::::::ﾄ､:::::::l
/::::/ヽ:::ヽヽl / l /ヽ ノ::::::::::::::::l .l::::/
i:::::::l {r ﾚヽl. | | ,,,,,,L | |￣/ 7:::::／ .ﾚ′
ﾘ.l::::ヽ__ __ / u lﾘ/l／ ３人そろって親方、俺達そろって舎弟みたいな関係だったから、
ヽ|/l::/＼ u u ヽ｀''‐..,,_ .l´
. _,,..-――|:::l/ ＞u ｀ー''´ ／ 考えたことなかったな。
''"´:::::::::::::_,,.-|:::ヽ ＞ ＿ ＜￣"''‐..,,_
_,,..-―‐'"::::::::l:::::::＼ ::::::::/ .|:::::::::::＼:::::::::::｀"''-､
::::::::::::||::::::::::::::ヽ:::::::::::７ :::lヽ |:::::::::::::/￣￣ll"''-..,,_ヽ
::::::::::::||::::::::::::::::::＼::::/__ / l |::::::::::/:::::::::::::||::::::::::::::l∧
::::::::::::||:::::::::::::::::::::::|:::::::/ニニ-'′.|::::::::::７:::::::::::||::::::::::::/:::∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ まがりなりに知っていたワカメがなあなあで済ませていたので、そのままきてしまったのよね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
.. ／＼:::::::::／＼.
／:::<◎>:::<◎>:::＼
／::::::::⌒（__人__）⌒::::::＼ そっか、家と個人と事業が分離していないから、こういうことになるのか。
| ｀ ー'´ u |
＼ u ::::: ／
／ ::::::::::::::::::: ＼
／ ＼ 〈〈〈 ヽ
（〈⊃ } }
＿ / r‐ ､ヽ ／ ｀ ヽ ヽ （ /⌒ヽヽ
r‐､ヽ {__{__ 〈 （. / ' ￣ ﾉ ﾉ
! { { ／ ＿_｀∨､.. './ ヽ r__..´イ
〉 ヽ. {_／ }○}.... j , i ＿ ', i .○
O ﾉ ﾉ.... ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ´:､ ｀ ｉ ! ,. ―- ､
＿./.／ . l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! ! ./_r ⌒ヽ.ヽ
/ r‐ ､ヽ. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽｨr 下ヽ! .l‐- , .ﾉ ﾉ
_ {_j }. {. ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ゞ-' ｌ ｿ'／ .( 二 イ
､ヽ、 ○ヽ{ ',! 、 ｌ〉 u l : l ' ○
ｰ' O ○ | |.､ _ .ｲ l ' .j -―- 、
____ l | ＞ .´ イ. , l } {_/⌒ヽ }
/ r‐ ､`ｰ､ O | l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､ __ ノ ﾉ
__{ .{ ｀¨¨ ＿ ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ .＿ （_r‐ ´
(r‐､ヽ二ﾌ ((⌒j)... l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j..(_r‐ ､○
/ノ ＿ （( /: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : { ﾉ }
o′ (＿_ ｀ヽ o_., : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ._／ ノ
） } 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',....´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「家業」という言葉が示すように、家と事業は一体のもの、責任者は当主（個人）。これが当然なのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ 家と個人と事業を分離できるだなんて、
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ それが商人流の考え方ということなのかな。
. / 人 _ - / |㌃'⌒￣）＼
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
. ≧二二ﾆ: : :ヽ
／ _三二 ＼
ー≠ -‐=. : :￣ : : . ｀ヾ : .
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ へﾒ从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7
_＿___,: ＝ﾐV ｚ二_ノ从i } ; ｲ j( うーん……。
. /ニニﾆi j `ﾐ＝メヾﾘN从/^7 ｲ
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ' ｲ/ｿ/ｨ( 俺はローエン商業組合に所属していたが、
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ;'ー- ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼ 組合と俺とは別……いや、違うな。そういう話じゃなくて……
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾆﾆ-/_｛ jーく{ ,ﾉ ,.. イ.:.:.:７ﾆﾆﾆ-7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ┃ 元行商人のロレンスさんも悩んでしまうのもやむなし。
ﾆﾆ {ﾆﾆ＞ｧﾊ.:.:.:.:^≠.:.:.:.:.:.:.:. /ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
i／ . : : : : : : : : : :': : : : ヽ. . 丶
. /. . : : : : : : : : : : : : : :|: : : : :ｉ: : : : : :.
: : i: : :. i:l: : : : /l: : i:l: :|: : : : :|ｌ: : : : : :i
. i: : l: : :l:八: : :ムｉ=-ﾄⅥ: : : : :|ｌ: : : : : :|
. ﾚ i⌒从 ヽ/ j : ﾉ_ |: : : : :|ｌ: : : : : :|
. i:ﾊ ¨心 ,ｨ ¨ん心 !: : : : :|ｌ: : : : : :ｉ
!: :',弋ﾂ 弋zツ.: : : : : !i: : : : : : 帳面と財布がそれぞれ違い、
从 ｉ 〈 i: : : : : 八: : : : :ﾄ 、
,: : :∧ ': : : : /: : : : : : :i ヽ 雇う雇わぬは財布の名前で行うということでありんすな。
.': : /: : : . 丶￣￣ ノ .': : : :从乂八人ﾙ_ )
. ,': : , './: :/ ＼ イ.: : : ミ:::::::::::::::::::::::::そ
./ :／ /: :/: : : 爻‐':て/: : :爻:::::::::::::::::::::::::::::::彡
/／ ./: : : : : :そ::::::::::/: :_彡ｲ:::::／￣￣＼:::::::爻
./' / : : : : : :ノ::::::::::,': : :そ::::::::/ ヽ::ミ
/ ./: :/ : : __彡:::::／: ／Y::::::::/ iヾ: :,
.,' /: :/: :ｉ : :/ 小/: : :ﾊ 八::::‘ |: ', : '.,
/: :/!: : ! :/ ／/: : /,ｲ 爻从 / .: : : : :.丶
.... ...{ {: : { |: :／ / ': : / / ,' / /: : : : : : :
ゝ ヽ: ヽ/／; {: :.,' / ,' 〃 ／ ,' |: : : : : :ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ ですね。
| ___'___ |
/ ∩ノ ⊃ ／ 教会が雇う、商会が払う、のように、個人ではなく組織の財布が雇う・払うわけで。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ " ／＿＿| |. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ ／＿＿＿ ／ ┃ 教会だの商会だのとして擬制人格はなんとなく運用されています。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V あー、それならなんとなくわかる。
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
/./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ 指示と金払いは雇い人からだけど、そいつは組織の仕事を
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ 預かった組織の金でやらせてる、みたいなもんだな。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
|///////////≧z､|//////////////////∧
|///////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////∧
/////////////////////////////////////∧
＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,. - ､::::ハ:::/＿
,....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'r-､::-―-､ ､::::::::｀ヽ､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::と､ ｀ヽ､:::::::∧:::::::::::＿＼
/＿__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/￣二__ ￣ ',＜_
>::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム':::::::::::::::＼ l::::::::＼
'::::::::::::::::::::::,--_ ､::::::::::／´￣￣ヽ__｀ヽ､｀ lヽ￣｀ ＼
/:::::::::,r- ､::/ }} } l::::/r-, /´77､ r-, ﾞ､￣ / / ＼
{:,イ:/l r-､/:::＞-_.!:/__¨ {//// ,r:::､:::ヽ-‐'／////＼ _ んもー、面倒くさいなあ。
/ ､ ,/ l:从/ --羊=､ ー-¨´-'／ヽ:l ＼:∨////////_l }
ヽヽ' {/ /ニﾆミ､ l::}≠矛/_ﾉ リV/////// 77 ＼_ 結局俺は
＿＞-､_, _ ='＿ }-‐-､ ∨/////} l//＼ }
／￣_｀ヽ ＼ヽヽ､メ ／二二 ∨ ,ｲ ヽ ヽ｀∨---∧ ∨//∧ お三方の指示を聞いていればいいんだろ？
/／´ ヽ ', ﾞ､ ﾞ ,＞ ､ ー―‐ '´,イ ヽ ヽ l ∨////> ／ l
〃 ∨! l l ﾄ､ ≧ー ≦lヾ､ ﾞ､ ／! ｀ー―‐ ′ |
| ､!＿_|__|_! ｀ー- V- ／:.:ヽ__／l:.:.:.l ゝ､__ /
〉 ヽ:.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.:/l.:.:.:/／:.:.:.:l＿＿＿,..-- '''´
.
／/／￣二ﾆ=-
-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ'
l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
. ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ つまり俺は、開拓団の従士？
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ なんだかふわふわした立場だな。
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l!
∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl 指示はお三方の……誰を優先すればいいんだ？
／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
| │ / / ＼ ｌ ／| ｀ヽ ヽ ∧
. | / ヽ. L. ＿ -‐ ´ ,ﾚ'´￣ ､ } ∨ ∧
/| i{ ＿, ' 〈 ,. ‐- ､ ヽ V ∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ワンマン・ワンボス・ルールは組織運営上の大原則。複数上司でのコンフリクトは本当に面倒くさい。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 基本は先行指示優先ですね。
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ 誰から何を指示されているか聞いて、あとはこっちで調整することなので。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
._ -‐ - ､
, ´ ｀ 、
／ ＼
７ ｀､
/ ヽ
| ー‐-‐' `ー‐-─ ! そもそも、こういう会議の場で決めてしまうのが筋だお。
| （ ー‐） '" （ ー‐ ） !
ヽ , ! / やるお たちが個々で指示出すのは、
＼ ヽ＿人＿_,ノ｀ ／
|＼ ヽ ｀ ー ｲ.／} 現場現場で判断しなきゃいけないときだと思うお。
く｀ヽ:::.＼ ＿ ／:::::::::く
_...::‐'´::＼＼::| /! h/::::::::::::::::::ゝ...､
_...:::´:::::::::::::::::::::ヽi》|/ ﾄ､ j |:::::::::::::::::::::::::::::｀:::....､
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼o| ／ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::...､
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼i／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::|
,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::|
j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::/:::::::|
/:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|
.
|＿二｡｡｡｡ rzzzzzzzzzzｭ ﾋ￣￣i|i￣:|: { | |
Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
┐ }:::::::ｌ{::::|: { } |: : j{: : ::|:{ }: : : :i|i: : :|: { ＿＿_ | ||￣ ..|| |
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
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::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : :／￣￣＼.─-|::::::: :: |:::::,⊥:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“／ _ノ ＼
. | （ ●）（● 違和感あるかもしれないが、当面現行の体制でいく。
,.｡+''”. | （__人__）
｡+'“: : : : : :. |, ｀ ⌒´ﾉ こまけえ家中のことは、
: : : : : : : : : │ ｝
ヽ､ ｿ ぶっちゃけた話、俺達が貴族に成りあがってから心配することだろ。
ｲ斗┴r┐｀ .;
.. ／￣`ーゞ､ / |__ 〈ー─r､
../ ＼ ∨＼ |,ベ._ / |
｛ . : : : . ヽ＞ｰ＼[￣{ 〉＼|､_
..| ｀丶}＼ __＼_]~∨'＼｀ヽ
..:| ._ ＼_}/r‐-}＼ ﾞ,`''く l ﾞ,
ﾄ､: :./ ／￣｀` ぐ└f'二）::{ ', | !,ゞ┐
`､∨ ´ ,.､-''"~￣}_｛‐''く:::{_ ', _|_|_,rｰ'､_
}｛ ／ _､-'''"~￣{_＼;;;;;ｊ;＞＜;:::::＼:::ﾍ}＼
}∨: ／ _､-''ﾞ~￣￣ ＼::::},之_ ヽ
〉∨ ／ ,.､イ;;ノ_ ｀ヽ}
.. {: ＼,/＼ -‐ '" ／｀￣ :.:｝
.
':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..::::::::::::/ /:|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/／::::|
_斗､:::::|＼::::::::|`､::::::::::::::::::::::::::::::::::／
__,-‐ヽ:|￣＼:::ヽ ＼:::::::::::::::::::::::::＝ = -
| ＿_,ｪ匕 `tｭ､__`ﾄー─ ￣
| ﾌ ﾋﾂ ,,,, ﾄｯ } /} 実態がないのにお貴族様てらった体制にしても意味ないし、
| ` ─ ， '''' ,'}/
u ､ |/─--､ でかくなれば相応の組織にせにゃならんってこってすね。
-'. r───‐ ， ｉ | ヽ.
､ ＼ ` ＿＿／／ ,' / ｌ
_＼ .` ...＿___∠＿＿__ |=/ ｉ
/＼＼ ‐' ／////////／|| ｌ_
.///＼`-__／///////' ||／ .|
/////| |///////// ／ヽ ./!
./:.:.:.:.:.:.:.:.／-=、,__,,,-===ゝ｀ヽヾ:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ
./:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ
l:.:.:.:..:.:.r-====ｧ:.:.:.:.:.:,-＝┐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、:.',
ヽ:.:.:.:..:{三二ｦ:.:.:.:.;ノ＝=-j:.:.::/l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i .ヽｊ
/:.:.:.:.:..:｀＝=l:::::.／-==-ノ::／./:.:.:.::.:.:.:..:/
7:.:.:.:.:.:/｀ヽ::{:::(／｀ヽ、--ｧﾌ_,,ノﾊ:.:.:..::,'
l/|:.:.:.:.i l ﾍ ﾘヾl .∥厂´イij //l:.:／
′ヾ,,::ヽ,、{ j ヽ、__,,ノ ;;;;;;(__,,ｨ ノ´ えーまー、それでいいならいいんでゲスが。
_,,-=_y´ヽﾍ "´ ／ .ﾉ
_,, - イ く ｀ヽ、u ___ ／ヽ 先送りの臭いがするんでやんす。
_ -=''´ ｀ヽ:::::', ｀;;;ヽ 、__ ／ ハ
'ﾟ ,i::::::i ;;／ |::| ,ﾄ、
.',:::::', ＿ .,-ｲ:::l .lソ,
＼ ヽ、 ＼::::＼ ｀ _,,ノ:::ﾉ .l l
＼,ﾊ ｀ヽ、::｀=''´::::''"´ / i
.
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 立派な解決法なんですけどね、先送り。
／ （⌒） （⌒） ＼
| ___´___ | 上手くすると、問題自体がなくなっちゃったりするし。
ヽ、 `ー '´ ／
ノ ＼
ー=≠才 ＼ }Nﾊ :＼
／ ≠ﾐ: ヽ j{ iNiNl ＼
. / /, V } ∧ ∨ :, 川!ﾘ ＼ヽ
/イｨ/ i {ハ}ﾊ ∧ V i :, :} : ー
/ :| { ∨ﾊ斗≠えｰ| :{/ : !
/}: !=ﾐx ＼≠-‐=ﾐ ! i }=v 从
}ハ }/{ |____j! 乂__frりｱ, j /{ :f_∧ / 「明日の悩みを今日に持ち込むな」
i :| }ｲ∨: i ￣; ー ￣ . /ｲ :} 7ノ /:{
| :! )从 〈 : . j/f^.ｲ :{ これ以上は細かい話になりますし、
| :! ヽ ヾ ^ __, ,:^N }从
| :!／＾ヽ /⌒i:,∨二二7 ｲ }/( やるお さんの議題に移りましょう。
j.／,斗-､V / ﾍ^ｫi iﾊ イ ,..斗=ミ
{ ィ ー-ミ ′ ヾー=≠" ≠ ./.:.:.:.:.:.:..
i r:- } , ／/ /} ／. / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
| |-ィ ,.:.:.:/／ { j ｲ____/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
l ,ﾉ ;イ.:. / ￣7ﾊv/／￣ ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ アッルからの手紙、たしか初めてのやつに
.| u. （__人__） | ＿＿
＼ ｀ ⌒/￣￣⌒/⌒ / 「できるお にも嫁の紹介」どうこうってあったんだけど……
（⌒ / / /
i＼ ＼ ,(つ / ⊂)
| ＼ y(つ＿＿./,＿＿⊆)
| ヽ＿ノ |
／ ￣ ￣＼
, ' ＼
/ ヽ
| ｌ
|ヽ､＿ |
l （● ） .|
| l あー、あったなあそんなん。
（ ＿__ ） ｝
|⌒ ´ | 春半ば頃のヤツだっけ。
| |
/´Y´Y´Y´ｉ 丶 /｜
∧_」､.ﾉ､.ﾉ..ﾉ ／ )ヽ / |､
./´ ー ｀`´ ／ ゞ､. __ -=ﾆ´＞ '´ 〉
{ '´￣` ／ _ .. ‐ﾆﾍ. ＞ '´ .／ ＼
/ y r‐'´ 厂「ヽ. ＞ '´ ／! ＼
./ /´ /' │∧. /| ／ | Y ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ / r‐┘ ∠./∠ｉ!│ .／ | l . ┃ なぜか当人よりも詳しかったりする第三者。
. ./ / ／￣` r〈/／／! ／ ＼_ ._ |....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
| ｜ / /. /! | | ヽ
| ｜./i. |/! /!1 |i. ﾄ､ !
| ｜{｜ｉ‐|/ | ヽﾄ､Vハ厶斗 |_
| ｉ ｜ ｉ ｉ|K`ﾄ､代じ7' ''iび外 |)/ 晴れて騎士となるため王女様へのお仕えを終え、
| | ｜ | ||ﾉハ. i｀￣ ￣｜ j/
| | ｜ | ||ｲ |,ﾊ. .! /! / 文面を知られることのなくなった今だから明かせます。
| | ｜ | || | |! iヽ ‐ ‐ ／!j/
. __| | ｜ | ||_ ＼ |∨--`――'― ﾏ 実は、できるお さんにも嫁を紹介云々とは、
. ／ | | ｜ | || ｀`ﾄ{ヽ Ｓ '´＿ ｛_｝
／ .| | ｜ | || iｿ --- ir ―― '´｜ 紹介しろとの同僚の脅は…強い強い願いであったのです。
〈.´ ￣ ￣| | ｜ | || / __j＿ |
｜r‐'ニｰ､ |,/ r ´ し ＼ |
ヽ | |i´〈〉 ｀ｉ|.| ／７ 丨 ヽ ＼ |
.. ＼ | |{:.:.}{ :. }|.| | }‐0ﾍ
＼｢|.L,八_｣.|'1 , ＼
/:|.| ｢,八`i | |: ヽ ／ ／ /
. ,.ヘ. / |.| Ｊ〈〉Ｊ | |＼┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ ＼` ｰ-∟..._____ ....!-‐┃ 「出会いの機会均等法施行を要求」「独占禁止法違反だ」などと叫んでおり。
＞ ._＼_／ || ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
/ ／ / ー- .___||＿.. r＜. ｜ /
. / / ,/ / // {;:;}￣`Yｉ＿＿ ⊥ ---' ――
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ、 _ノ ＼
／ （●） （●） ＼ ｎ それをほら、「悪魔耳の女の子追っかけてる」なんて返事したものだから
| U （__人__） l^l.| | /）
＼ |i||||||i| ／| U ﾚ'/／) 王女様と同僚さんが暴走というか悪乗り、したみたいなんだお。
γ⌒ ｀ ー'´ ﾉ ／
i j ｒニ ﾉ
ヽ､ l !ヽ､_,__／
.
＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
≫ ≪
≪ そんなこと言ってたんですか！ ≫
≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
/ .| /＿ｌ__ ＼ ',＼ ＼ .| .i i
' i| | ´ ﾘ ＼ ヾ "'＜≧- ､ ＞､ | i .|
! l | | /' ＿__-､ フー｀'ｰ-----| i |
V乂......| { 〃￣ヾ 〃￣￣~ヾ, | i i .|
__ ＿| | ﾊ〃 ,-｡ ｀ ´ ,-｡ ﾔ_.! , |=--､＿__!＿__
ヽ ﾌ| ﾄ|〈. 弋ｿ 弋,ｿ i〉 | i |~ヽi--- ノ
ヽ | | ヽ ／////////// '´ | i | ／
ﾍ| | /////////////////////////////. ! .i .! ァ ／.i
|i .| 〈 i i .|ﾉ ノ-､ .i
|i .| ヽ 丶 i i .|爪' ヽi
|i .i ＿＿__ ＼__人__人__人__人__人__人__人__／
|i ﾍ / ＼ ≫ ≪
. ,-‐‐‐､,|i |ﾍ / ヽ.. ≪ ていうか書いたの！？ ≫
. / |i .! ＼ （ ─-､ ） |≫ ≪
i .|i | ! .､ ｀＜ ＞´. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
, -'"i |i | | ＞ `==" , -'" .| i ｜ ／
/ i .|i | i...| ` ------- '" | i | ／
＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
≫ ≪
≪ 王女様にまで伝わってるってこと？！！ ≫
≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐´ ｀ー＼ 気を悪くしないで欲しいんだけど、
／ （●） （●）＼
| （__人__） | 「悪魔耳」の《混じり者》なんかを懸想する《ピー》な できるお に
＼ ｀ ⌒´ ／
> ー‐ < 意趣返ししてやろうと《混じり者》何人か集めたみたいなんだお。
. / ／￣彡ﾐヽ、
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
ヽ ノ ヽ ノ
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| お望みの悪魔耳だ。できるお とやらの器をみせてもらいましょー。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
| i i i i | | |{ }ｉ ､.... ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| l l l l | ｉ| l:l |:| l＼... | 探せばいるものですねえ、ね、アルたん。 |
| | l | | |i || |:| |::l |:::::＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
| li l | l l:l || rﾍl::| ｉ| |:::l. |::_,斗十'¨￣厂}`|
|从 | l i | |::| ｉ{ |ﾄ､{::::l:::|.|| |::ＴT_彡ｬ‐===ｬ=＝ｧ |
＿|'__| ｉ| | | |x士仕辻仕土ヽ从. |:::}ﾉ`汽 又＿_ﾉ ／| l | i 私の侍女として送り込んでやる、と。
.. ∠三l三l ll 从j 从汽¨又＿_〉,ゝ ::＼ | :::: ′::¨¨￣￣::::::::l l | |
∠三三三_N|Ⅵ }∧.|＼` ¨¨´___ ::|＼`/￣￣￣￣￣ヽ::::::l.| | | 私に給金は出せないと反対したら、
.. ∠三三三/ /| | | {′N ＼::::::＼__/ | ＼l.| | |
∠三三三ｦ/ ∧| | | | ＼ ::::::::::: } }| | |i いい笑顔で《ピー》に押し付けろ、と。
,往三三三三} }ミ|ｉ| | | ＼ :::::: ｀:::ヽ _＿＿___ノ /|| | l.|
l三三三三三| |ミ|j| | | ＞､:::::::::::::`ーニ二 / 从 | | |
l三三三三三| |ミl | |ｉ │ i |三≧. ､ ::::::::く ／.三| .}| l. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
l三三三三三| |ミl | || │ | 从三三三三＞､}_／三三ﾉ/|| |. | 小商人風情が何人抱えられるかな？ |
寸三三三三三三| | || │ | {{ﾐ厂￣＼三三三三三／￣ﾉ| |. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇
.
＿＿
＞_´___八___ ` ＜
／==- }川!{ -== ヽ
/ .ミ==ィ ヽ==彡 ,
/ ＿__｀＿__ ', 何が意趣返しやねん！
, |VVVVﾊ{ ',
{ |i|i|i|i|i|i|i|i! } ただの人件費ボムやんけ。
八 .!|i|i|i|i|i|i|i|| ,
ﾍ ||i|i|i|i|i|i|i|i| /
ゝ..__ jVVVVVV{ __ ィ
/ ´ ￣￣￣ ｀ ', __
／ヽ__/ __,r-' ',
{ レ、 i }
ゝ / ゝ .ｲ
{ﾆﾆﾆ ´ ｀ ,ゝ.
y{ニ/ / ヽ
〆ヾ{ / / ／ ／／∨ i Ⅳ
と´ヽ、__ﾘ /ｉ/ ／／／/ｊ ﾘ i |
トｋ_/` .r‐し ｉ ｉ佗勿/////ﾘ/i / | 嫉妬心と悪乗りじゃな。
└＿{ゝ .＼｀弋i弋ツ 弐ﾘ ｊ .ｊ
ヽﾆに｀‐ｚ` __ じ/ /// 自分の売込みが相手にされなかったことへの報復なのだと。
___ ,ｲ、 、└ ｲ!／
, ' ｀ヽﾆ＞`チｚ＿_ そういうつもりなのだと思うのじゃ。
＿, ' 人///／////
ｊ´///＼.／´ ゝ‐i k∨′
从/////ｉ. | | |
／ ＼___ン ｙ ゝ, |.／ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
___＿〈______／ ,へ y.-----┼‐‐┤ヽ ┃ 嫉妬の心は……押せば命の泉湧くものでしょうかねえ？
{ イ ｝/,、 ∨三ニﾆ| X. |ン｝. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿ ＿ _
r≦三三|| rfiiii{iiiiiiiiiiiiii{fiiiij
|三三j{ﾆll {iiiiij iiiiiiiiiiiii|iiiiij
L{ifLﾆにj fiiiiiTiiiiiiiiiiiTiiiii} ┌───┐,
fﾆﾆﾆﾆ三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾂ＿＿＿＿＿
―― --- ． ､....__ i| r========､ | r==========､ | r========､ ├────┬’
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣ ｀` -､、 .j| |! !| | | || | | | | |
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼....|! ji | ヽ＿＿＿＿..ノ | | j | |_＿＿＿＿
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 二二二＿{────── ┤__二二二二ﾞ＿| |:::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｉ.───‐┘￣￣￣￣￣￣└─────‐┴────┘::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: !. ∧＿_.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! ￣1i : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ___ :::::::::l. 《.. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
. . . . . . . {! ヽ__ -― ￣ ｀. ::::::!. ≫ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
｀ !
,,== ＝＝､、 |
〃 , -‐ ､ ヾ .|
{ ・ } }〉 ..ｌ
ゝ - ' // ....ｌ
ヾミ==二== ""..................| ……あれ？
;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ
;;;;::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::ｌ でもこれ、痛くも痒くもないぞ？
i 〉 ｀｀::::::::;;;:::::::::::::!
.::::::::::ｌ むしろ棚ボタ人手ゲット？
.::::::::j{
.:／
――― ------- ／ｌ
ィ ｌ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ アッル自身が３人の資産基準知らないからね。金銭的には、問題ない。そう、金銭的には。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ / l ﾊ ヽ ＼ ＼ |ﾄ 、 ヽ＼ ＼＼ │
' ｉ │ l ﾊ ゝ ＼ ＼ | ＼ │ ＼ ＼＼＼＼ ｉ │
ｉ ｉ │ l ﾊ._ ヽ ＼＼ .| ＼ │ ＼ ＼＼＼＼│ │
l | │ ﾉﾄ ﾊ/ _ ＼_i ＼i ＼ ＼＼＼ │ │
∧ 乂 |/_ ｌｒっ个ﾆﾆﾆニメ''彡′ ﾞィマうナﾊ≒ニト}ﾆ刈ゝ 人 │
∧ ﾉl|ﾍ !|ヘ｝ `'│l-< 丶 1 ｀ヽ ´ ｀ '''´ │丿 ..､/ ﾗl/ │
_＿ムＶ-‐ﾘ ＼ 1 ヽ ﾍ ニ 丿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ 丶 丿 丿││ │
＼ -=ニフ| ＼| .ﾆ ﾆ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ﾆﾆ､ ´ ││ │
ヽ ）! l l│ ￣￣￣::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀￣￣￣ ││ ｉ うー……。
＼, l │ !| ││ ｉ
ミ| │ l | /l ││ .l
│ │ | i 〈│ ││ .│
| │ | i 丶 ││ .│
l ;ｉ ﾚ人 ││ .│
| │ │ ゝ ／││ .│
| │ │ ＼ --‐― ――--- ／ │.│ .│
| │ 八 ＼ イ │ │ │
＜ ｀:¨: :＼
／:~: . : . : ヽ: ヽ. ! . ヽ
/: ./!:l: . : . : . ',: .ヽ!: . : ',
/: ./ |:.!:|//!: . : l: . :.l: . : .l
ｲ!: 7ﾆj:.l:/ｲ:.|: |: .:|: . :|: . :.:|
||: 代㍉/ .ﾆト:l､,:.!:.:.:.|: . :/ ｵﾅｺﾞ
!: l ¨, '弋㍉',!:.:.:.|: .:,′ 女子の心中、複雑なりき。
ｲ小\､ ¨ |: . :|: .l
. l ! !\､.二. ＜l: . /:.:.| 手の届かぬところのことゆえあまり責めたくはないが
/ |:| \､＿＿＿./: / ヽ:l
. , l:ｌ .|, ／/: / ヽ やるお も できるお も、少々迂闊でありんしたな。
/ {ﾘ l!=ォ＜ /: / ',
/ ハ,ﾉｧｬ.| !:./ |
丿 ., ―くﾉー┘ !ﾉ丶 |
/イ/ 二) ｌ. |
{ { -ﾉ､ ! |
.
／￣￣＼
／ _ノ ⌒ ＼
| （ ●） （●） |
. | （__人__） | ……やるお君、ひとつ確認したいのだが、
| ｀ ⌒´ |
. | } アッル嬢が嫁に来るのは確定なんだね？
. ヽ }
,､ヽ ノ-､
／;;;i/ '､!＼
_,､-／;;;;;;;;| i i i;;;;;ﾞ､-､_
,-‐'''";;;;;<;;;;;;;;;;;;;!､_｀ヽ ､-'_／!;;;;;;ヽ;;;;;｀'';;ｰ;;-,
. !;;;|;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;|'ｰニ_ー_ニﾞ／.|;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;!
|;;;;;i;;;;;;;;;;;;／´;;;;;;| |;;;＼;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;|
. |;;;;;;;ﾞi;;;;;;;;;'､;;;;;;;;;;;;!─┐ ┌─.|;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;/;;;;;;;;i
/;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;ﾞ､;;;;;;;;;! l l l;;;;;;;;;;/;;;;;;ﾉ;;;;;;;;;;|
. ＿＿＿＿
'" U ｀丶、
／ ＼ ＼
. / ｀¨″ `'ｰ'"￣｀
{ 三三 三三 } 辺境伯様の秋の参詣帰りに便乗、もう来てくれる頃合だお。
. '. Ｊ /
＼ ｕ ﾞ'ー'^'ー'ﾞ ／
｀¨７ ￣ ‘,
/ ‘,
.
- ､::::::::::::::::::::::::::, -===- ､::::::::::::::::::::::::l, --::ｧ
｀＞:::::::::,::/-, {///} r-,, l:::::l_::::::::::::::::／
,／:::::::::::/ } l/_ｰ' `ｰ_',...,,-､_!::/，l,::::::::::ﾄ､
/:::::::＿__::},／==-.ｨt-,‐´-==-l::ヽ､!:::::::::＿＼
´￣ /:::,:::{´ｨ ,ﾆミ ﾚ' ｨﾆミヽゝ::::::, -，::.
. /イlﾙ! 弋(ｿ 弋(ｿ } l:/r-, }､::l
| {r } ､ / {-,/l ﾘ 本物の騎士様になってくるんだよな、凄いなあ。
ヽヽ!メ ､＿＿＿ , ｰ'／
ｰﾞ､ ,ｨｰ､´
/ヽ､ , ィ:::::､,:::l
,イ二ヽー､―-､.＿_ー_ ´ |::::ﾄ:} ﾘ
. 〃´ ｀ ヽ } ! ,} ､ l r--,―‐､‐､‐､
/ V＿l__|__|＼_ ミ Ｖ_,..-ヾ､ ! l ':,
l |:.:.:l l:.:.:.:.:.:.:ー､ r''´:.:.:.l＿!__l＿l.
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′ 察するに、当代本人限りの騎士爵というヤツだね。
八 从 :i .i 八
＼'. ' ,／ 年金が出るようなものではないだろうし、
∧ ｀ ゛ ハ
＼ ｀ー -－ "´ .ｨ:､ お仕えしていた王女様の餞別といったところかな。
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
.
::| ＿＿＿__ }::::: ｉ{:: |:::{ }::|:::小::::: |:{ }::::::: j|l::::::|:::{ ||￣￣|| | || || |
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| }:::::ハ: j:::{ }::|: l | l:::::| { }:::::: 小,:::::l: { || || | || || __|＿＿＿
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::| l|i:i:i:i:i:|l＿|| ∨ | |v :{ Ｙ:/| | '.::::L{ }: / ,| V::j:{ YY ＿ |Τ_| ::::|￣￣ ||
::| l|i:i:i:i:i:|l￣|| :l〈-|-:| 〉:{ ...j〈_|_|_,,∨ { }:/￣:|¨~∨:{ rュ__ﾉ_乂 .|⊥]| ::::|＿＿_||
::| l|i:i:i:i:i:||:::::|| :|::|_|‐:|厂{ 爪_|_|＿厂{ x癶x￣:|¨¨ﾞ{ｉ::{ |‐- __￣:::|ﾆ「i|::┬──ｉ||
::|_,,,,...||i:i:i:i:i:||:::::||-─|:／￣￣￣,. ' ´￣ ‐ __ 〕|:::::::|〔 十‐ﾉi:::{ | | ┬=ﾆl|::| |i:i:|::::::::::::::||
::|_‐_‐||i:i:i:i:i:||二」─::::|￣¨¨¨|二ﾆ=- ＿ ￣ ¨ ''ア:ｉ:::{=-- ..,,,＿_| | |____,||::|｀'|ﾆﾆﾆﾆニ:ｉ|
┴＝ ￣: : : : : : : : : :|──-|＿:::::::l….┬= 二ﾆ＝─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : : : : : : : : : : : : : ::|…─-|:::::::￣|::::::::|:::::::::::::: |_￣¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“ * ｡: : : : : : : :: : ::|＿─-|::::::: :: |:::::,⊥:::::::::: ::| : ￣¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
”“'' …ァ: : : : : ￣└＝ニ|／ : : ￣ ‐:|:_:_:::::::.／￣￣＼,
,.｡+''”: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |＿..／ _ノ ヽ､_ ＼
,.｡+''” : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..| （ ⌒）（⌒ ） | よろしい、この話はここまでだ。
｡+'“: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. ／| （_人_） │＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＿_＿,／;:;. | ｀⌒ ´ |:;:;:;:;＼ あとは できるお 先生に任せよう。
＿＿＿_ /´;:;:;:;:＜,;:;:;:;.. | |_L＿:;:;:;:.＼
／ ＼. _,.‐'.ゝ、;:;:;:;:;:;:;￣ ' . ヽ / メ ､_‐´￣;:;:;ﾉヽ、
.. ／ ― ― ＼......‐‐'"´;:;:;:;:;:、;:＼;:;:;:;:;:;:;:;'´ ヽ＿ ＿/ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/;:;:;:, ヘ,
／ （●） （●） ＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.＼;:;:｀;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ } ﾄ、;:;:;:;:;:;:;:/j_／;:;:;:;:;:;l
| '. |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.＿￣ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;／ ﾉ │;:;:;:;:;:;:,イ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
＼ ￣ ／.‐‐'´￣￣´ ￣｀tｰ､ ∠´ {;:;:;:;:;:;:.ｿ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノ
..ノ ＼ r､ ,ｲ_;:;:｀ｰ ｀ｰ､／} ┌‐'´;:;:;:;:./;:;:;:;:;:;:;:;:;:/
r‐'「ヽ」／￣ ∨｀ー､__/ '-､＿」ヽ、;:;:;:./;:;:;:;:;:;:;:;:;/
r┴-ヒ´_r‐ ｉ|;:;:;:;:;:;:;:;:｀ﾞ'''''''''''ー‐-､ヽ_/;:;:;:;:;:;:;:;:/
￣''''ｰ-＿-‐ '''ｉﾚ';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:｀;:;:;:;:;:;:;:;:;:./
ー┬┬‐‐--､.__＿;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノ
.
＿＿＿
／ノ ヽ､_＼
,---､（ ○）}liil{（○）＼― 、
.l ｌ ＿´＿ ＼ |
.| ｌ ヽ|!!il|!|!l|/ | | おい、おいぃ！？
.| | |ｪｪｪｪ| ／ /
ゝ ノ
＼ ／
/ |
/ |
' ￣￣￣￣￣￣ヽ
／ ＼
/ ,
| |
| /' ､ |
| ＿ ノ ゝ､_＿_ |
| ＿＿＿ ,j! ';､_＿＿__ | __
＿ /￣| .| (＿_●＿） （＿●_＿）| | ヽ ,-､ じょーだん、冗談だって。
/ | | | .| | | } / }
､ :', ! :| .| | | ! :/ / 雇い人・使用人のあれこれ、
∧ ﾍ | ! :| | j ﾚ :/
∧ ＼.! l .| ( ,､ ） !,く / / クレイに説明してもらってて助かったぜ。
＼ ` / ヽ! `ー=＝=一' jl Y / ヽ-､
__ｆ´ ヽ :{ Y '￣￣ ` / | / / Y
| | ! | l 7 j / / /
:! ゝ j! }＼ ／| :/ / ノ
＼_ヽ-' j | ー----一 人 ゝ-' ｀丿
/＼＿ ＿丿 | ､ | ー---一 ヽ
/ / ／ ゝ / ＼ゝ ＼
.
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
丶、 ＼::::::::::::::::,ｨ-y;;ﾒﾍ::::::/- 、
＼ﾞ';‐-::':::::::::::ｨ-‐ノ'' ─ｌ::/─
＼::::::::::::::/ __ '⌒
｀''''''ﾅ{: ' ヽ ⌒ヽ
ﾒ /i o ﾉ o ﾉ 嫉妬だ悪乗りだ抜きにしたら、
_／ / |
＿__ ／ ,/ /i ､' r 侍女ってのは女主人の直轄で、アルトリア様は給金を払えないと。
＼ ," i ､ ‐-､ ,イ
>､ _,／ ,/‐-γ ､__ _,,／,"｀T; ただそれだけの話じゃん。
i, , ヽ_ ,/;;;;;;;;ゝ ｀Y´ l;;
,､_ノ ､ i ,「´;;;;;;;;;;;;;;丶、 .| _ノ;;;
_,,..-―‐-..,,_
,,-''" ｀ヽ、
／ ＼
/ ヽ
,' ヽ
ｌ _ノ ヽ_ ',‐-、
,-''"| ｰt:::ﾃ≧ ≦r::ﾃｰ lヽ .'.,
l l'´.', ｀¨¨／ ヽ¨¨´ .,' ヽヽ_ 解雇して放置も寝覚めが悪いから、
/ | .'., （ .,、 ） U / .／ ヽ、
/ ＼ ヽ、 ｀￣ ´ ｀ ￣´ ／ ／ _,,..-' できるお が新しいご主人様になって……って流れだお。
{ ｀''-‐"ヽ-..,,__ __.／￣￣´ .,,..イ ∨
/.T ‐-..__ ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'" / ∨
r┘ ',. ￣￣ 〈￣＼ .／イ´ / / ∨
| ヽ-、', / .ヽ /／ ∨
./ ヽヽ .', ロ ｀ロ ヽ、 / .∨
/ 、＿_ ', _/ ＼| L__ ∨
.
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ |ﾆ八 斗ｔ=メﾄ | んｨ | | 女騎士に侍女の１人もつかないのも寂しいけどね。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼| =＝ 八い(_ﾉ │
. |八i |八 -= |｢ 八 給金を払えるようにしてあげるかは、やるお さんの判断かな。
（ |八い.,. =＝=､､ 八 |＼＿＿_
. / _,/ ｀ヾ / |㌃'⌒￣）＼
// .::::/ ／ /| | |: : : : ／ 人
.. , /./ .::::/. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
,ｨｸ ,'..__ .::::/ .´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
／ ヽ、 ｀`丶､;/.ー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
.. ／ ,＞---‐' .／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
. / / .| / ｲ .ｲ/ ./ 八 | ! | :，
.......′ .′| |' / } .// } / / | ﾊ | | .ハ
. __＞.､ | ! .Ⅳ-///-/ ｲ､}' .! /}∧ .} | i }
....≧=-＼ | 从 .ﾚ ﾚィ==ｚ≦ / j/ /´ }.ﾊ 八 |ヾ!
. ＿＼!ﾊ .{､ | .〃 しｲハ} ｨｚ=ﾐ.}// .| |
. ＼ ヾ! V.八 ヾ 乂::ツ しｲ:ﾘ}}' /}/ ﾘ
..=ﾆ二.＿＼ .|≧=＼ , ゞ゜' /／/.} / あるいは、押し付けられた侍女を側に置きたいかどうか。
. ==ﾆ二_ /＞ｨ⌒! { イ{￣＼__
. ｀ヾ´.弋::::| | , ､ 八_ イ { マウナのためにもあえていうが、
..--===ﾆﾆﾆ{ - =ミl | ＞ イ .| -=≦!
. - ＞―― ＜ | .八 .＞ . . _＜ 八 .! _.| これは《混じり者》か否かとは別問題じゃ。
. - ／ / : ,′ : : ヽ .＼､ ./｀ ´{￣￣ / |´ ￣乙
. __/: : / : : l : : Ｙ .ハ.≧=ム￣ .|=≦./ 八＿＿|
/: / /: : :} |: : l |＼ ＞: : : :＼__l.r彡 ｲ-=ﾆ二´
: / /: : :.ﾘ : : l |⌒ヾ＾ ＼: : :}:∧ｰ} イ＿＿＿Ｙ
.
/:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
//:.:;:.:;::.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:ヽ.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
i,'i:/i./ i ,､ :.:i:.:.:.i:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
. i! |'::|' i:i´:.:.i:.i;:::.i:.:.:i:.:.:.:.:.:.i.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
. i Wﾘ从i:.:.:i:i Vi､:::|:.:.:. :. |.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
|:::i､从ム孑ヾ:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
|:::} ´{ミl:.ｯ |.:.:.:.:.:.:!.:.:. i!.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.| というても できるお は家を構えておらぬからの。
|/ ゞ'´ .ii:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:::i.:.:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.:.|
< :: //.:.:.:.:.:.:.://::i:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.| 放逐するのでなければ、
i::ヽ、__ . //::.:.:.:.:.:.:.:i!:::::::i:..:.:.:.:.:i.:.:.:.:.|
|:::::::｀、 i!:::::.:.:.:.:.:.:/ﾍ:::::::::i:..:.:.:.i!.:.:.: | 先の通り団としての雇用とするのが順当か。
|:::::::::::ﾄ ‐.|::::::.:.:.:.:.:/ .｀、:::::::i.:.:.:i!.:.:.: i
i::::::::: ﾉ . i:::::.:.:. : / 、::::::i::::ii!:.:i:.:i
i:::::::/ i |:::::.:.:.::// ヽ:;;;:i::iii!:.:i:.:i
i :.:./ ﾞ､ .|::::.:.:.:.:.ii ノヽii!:.:i: i
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼／｀i 当人達の意思を確認して判断すりゃいい。
| （●）（●）./ ﾘ
. | （__人__）..| / 開拓団、クランのメンバーとして再雇用するも、
| ｀ ⌒´ ﾘ ﾋ
. ヽ ／/ ,｀弋ヽ アッルの侍女として継続するも、あるいは他所へ旅立つか、返品かも。
ヽ - ′.Ｙ´ , ｀ヽ｀.ｌ
/〈 `ｰ〈::....ノ Ｖ
| ヽ_ｰ ､ ｀ヾ＿/ //
| ﾌ-､｀ｰ┴‐-〃
`ー‐一′
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 時代的には、特定個人を軸に雇用関係が生じますが、３人の運用は法人格前提なの。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
.. ／ ＼
／ ─ ─＼ もう、僕がどうこうという話じゃなくて
／ （●） （●） ＼
| ' | 基本はクランの一般メンバーとして衣食住を保証し、
＼ ⌒ ／
. /⌒ヽ ｨヽ 得意向きに割り振るということで考えておけばいいですかね。
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
_ノ
. . -‐: :＝: : : : ー-ミ
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: ..
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′
八 从 :i .i 八 時間的に間に合うかどうかはわからないが、
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ ローエン商業組合で連絡網を利用してみるのはどうだろう。
＼ fニニニﾕ ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
.
ｨ'´: : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :＼f: : !
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :ヽ.∧
/ ,′ ,′ ､ .ﾊ ﾊ. ',
′: : : ; : :ｲ: : : :l!: : : : :.!: : : : :.!: : : ! .}
,′,': : : l!: :{ !: : :.}{:、: : :ﾉ!: ､: : :.}: : : : :|: :.!
{:l: l!: : !:ﾊ;「二ﾄl!ハ!V「ﾘサﾑﾏﾊ!: : : : :}: :.|
l!l:ﾊ: ﾊレrっﾐﾒ、 ｲrっﾆﾐ、}: : : : :!: :.|
! Vハ.弋zﾘ 弋zり ,′: : : |: : ! 王女が《混じり者》を確保したとなれば、
|:ト:.!´￣ ﾉ ￣｀ ,: : : : : ,i: :.|
|:|:八 丶 ,: : : : : :j: : | 噂くらいはあるはずでありんすな。
j: |: : :＼ - ィ: : : : : ,: : :.|
!: |: : : : : ヽ、 イ|:,′: : : :l!: : : |
,′!: : : : : :|: :｀ ´ l!: : : : : ﾊ: : : ',
/: : | : : :.|: r.! ,: : : ,: : {: : :ﾊ
/: :_;j: : : j / { : : r,ー- 、:ﾍ
厶イ |: : : : : r十 、 ィー,|: : : : :.レ' ｀ヽ
〃 ,!: : : : : トﾐ!ｰ、,rーラ{: : : : : | ＼
/ |: : : : :.;′ lヽイノ´/ |: : : : :,′ ヽ
rイー !: : : : / くl!△_.>' !: : : : { ー ハ
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ , , ／＼
／ （●） （●） ＼ なるほど、たとえ事後でも別視点の経緯は把握しておきたいですね。
| ､__',_, |
＼ , ／ クレイ、トラップ、お願いします。
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃
| ｀l￣
. | |
.
爪匁}
,'ミ/彡′
,'ミ/彡′
,'⌒Y , ´￣￣￣ ,'ミ/彡′
. r乂_ノ､ ／ ミ/彡' ＼
＼ ＼ ＼ r- 、/ ／ 〉
＼ ＼ ＼ { !′ ／ . .＜´::', ／〉
＼ ィ´￣ハｰ-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
＼ィ´￣｀lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 りょーかい、ご主人様。
. { (￣´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ
ヽ ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ
,ゝ } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :... ﾉ
. ／//＼ / ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
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":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :ﾞ__ ゞ,.....、＿ .土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :; : ;: ;:./::::::＾:::::::::::::::::::::ミ、 .土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
ﾞ''､,,_;: ;: ; ::; : ;:: :; : ;: ;: ;: :.ｒ´:::::::::i:::::::::::ﾍ:::::::ゝ::::ゝ .土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:::.ﾉ:/::::i::::r.ハ、::::):::ﾍ::::i:::::l........／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ 土土|
/:/::::::ｈ::） }::::(:::::::)::l::::::l.... | 例の月頭会議か？ |土土|
{::l::::::::ﾉ）ﾉ ゞミハ::::;;;;;::.l ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ 土土|
ﾍｿ（.丁;;jゝ .「;;;jﾉ{ｙｿソ .土..￣|/￣￣ .土土土土土土土土土|
弋i.￣ ￣ iﾉ : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
＿＿....ﾊ ___'＿_, .仆 、__ .┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
／￣￣￣＞＼ _ ￣´ ／}: : : : : :｀ヽ、 : : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
／´＼::; ／: : : :ゝ::≧≦il::ノ : : : : : : : :ﾊ . : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
. ＿＿ ∧ . ／: : : : : : : : : : : :lil: : : : : : : : : : : :.ﾍ .: : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
／￣ ＼ /::.; :.;../: : : : : : : : : : : : : ::lil: : : : : : : : :i: : :: : ﾍ .ｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
_＿__∧ .:;:.:∧. ゞ: : : : : : : : : : : : : :.lil: : : :伝彡::l: : : : : : ﾍ、 : : :ﾄ|_|_|_j_,!_l_ﾄ| : : : : : : :ﾚ|
..: : ::.|:.;.ヽ: : : : : : : .::＞､ - {: : ミ、: : : : : : : : : : :..lil: : : : : : : :ト: : : : : : : :＞、_ ___
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..: : {ヽ, r 、 ./: : : : : : i: : : : : : : : : : : lil: : : : : : ｌ ＜: : : : : : : : : : : : : :≧ュ＿_／ ｛/ ⊃
.く/ﾉ / / /: : : : : : :ﾊ: : : : : : : : : : :.lil: : : : : : l ＞＜: : : : : : : : : : ::｛｛::::l 彡.／
くゝ/ /≧ュー--ｚ_.ノ: : : : : : ./ .ｌ: : : : : : : : : : :.lil: : : : : : } ＞＜: : : : : : :｛｛::.:l_＿_ノ
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＼_／ノノ: : : : : : : : : : :/ /: : : : : : : : : : :..lil.: : : : : : :.ﾍ ￣´゛
￣｀・ー- - - - --´ ./: : : : : : : : : : : :.:lil: : : : : : : : ﾍ
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＿＿＿
／ ＼
／ノ ＼ u. ＼
／ （●） （●） ＼
| __´___ u. | すいません、お待たせして。
＼ u. `ー'´ ／
ノ ＼
: ::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.ヽ:::::/∧:::::::Ⅴ:::::::〈:::::::::::＼
::::::::::::::::/::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::lミﾑ///∧:::::::ヽ::::::∧:::::::::::::{
:::::::::::／::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|fヽ,ﾚ ″ |:::::::::::l::::::::∧:::::::::::ヽ
:::::::/:::::::::::l::::::::::::::ﾄ::::::::::::::|::::::::|i l:::::::::∧::::::::∧::::::::／{
.:::/:::::::::::::::}:::::::::::::l::|::::::::::::l:::::::∧ ﾉ::::::::::/:::::::::／::／::::/
::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::::/::.l::::::::::/|:::::::::::ヽ ｀ヽ::::/:::::::::/::::/:::::::::{
::::::::::::::::::/:::::::::./::::ﾉ.:::::::/::l:::::::::／ }::::〉´￣｀::::{:∧::〈
:::::::＿:::::l:::::::::/::{〈:::::::::/― - 〈 孑/≧z, 〉/:::::〉:::〉
::::/＿弋:::::{:::{::::|¨＼ ≧ ﾋﾐ 、丶 /|￣l / /:::::::::/::::}
. l | .ヽ::::ヽヽ,{ ｨ匕「. ￣l ｀ }′ つ_ﾉ |:{人〈::::/
.人 、 ＼{ヽ } ヽ、 つ ﾉ ｀¨¨´ l/ ヽ}ﾍ いいさ。
ヽ、＼ヽ、 〈 }′ ｀¨¨´ し ´
＼::::ヽ、_ 人 / / 大麦・小麦あわせて20石、作業場兼あれこれと宿舎と宿に
〉/｀ヽﾋl: :ﾑ、 ＿＿＿ ′ ／
{ ﾊ }八: : ム ヽ、 ﾉ ′ それぞれ運び込んじまったが本当によかったのか？
｀ ´狂. : : : 〉.、 ｀￣ ´ ／
| ﾑ、 : : : ｀≧ｭ、 /l
l ｀t ｭ _: : : : : : ｀≧ - .ｲl,ﾑ＿
≦´ ￣ ｀l:::l:::「￣￣ .| ￣.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
孑´ | |:::l:::| l /. ┃ 穀物１石＝１人１年分（12か月/人）くらいの食糧目安です。
´ ヽ ＿ |:::l:::| /／ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,,..-‐‐-..、
/ 、_ ヽ
./ ┬ ヽ
lィ 、 l いまさらワカメがちょろまかすとも思わないが、
（__,、＿ﾉ ,'
ヽ / たまには抜き打ち検収するからな。
| _| l、
.ヽ-ィ''"´./ .〉ヽ.._
_,,-| / ./:::::::ヽ｀ヽ、
_,,-''／/ヽ ./::::::::::::::ヽ、ヽ
/:::::>::/、_,,..-'/<´｀"''‐-,,_ヽ::::＼
,、/::::::|::/ ./／:::::::::::::::::::::::::::::::|
.ヽヽ、::|/_,,..-／￣:r''"ヽy::::::::::::::::::::::|
|三_,,-''":::／::::::::::/ ／:::::::::::::::::::::/
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ、 _ノ ＼
／ （●） （●） ＼
| _´__ | 20石分銀貨で120枚、確認よろしく。
＼( （ヽ(＼`ー' ／
γ⌒＼＼＼＼ ⌒ヽ
i j ヽ _ ｀ヽｰ‐ i
ヽ､ l （￣ ヾ_＿＿＿_.ノ
/つゝ､,,! ￣￣ }
｛〈〈〈,ゞ,ｿ 〈
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 産直の卸値として、１石＝銀貨６枚で換算。街内で買うよりは安く、商人に売るよりは高く。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_斗;:＿ ;:;:;:;:!;:;:;:／;:;:;::;:;:;:;:寸;:;:;:;:;:;ﾑ
〈;::;:;l;:;};:;:;:;:;:;:;:;:;:;/;:;:;:;:;∧;:;:;:;:;:＼;:;:;:;:;:;｀丶
. Ⅵ|;:;l;:;:;:;:;:;lﾍ;:;:|/∧;:;:;∧;:;:;:/;:;:;＼;:;:;:;:;:;:;ヽ
|;:l;:/,;:;:;:|;:;|ミヽl/″〉;:;:;:;〉;/;:;:;:;:;:/;:;:;:;;:;:;:;:l
l;:;//;:;:; |;:;l /;:;:;:;/:人 .〈/;:;:;:;:;:;:;:;:;{
斤;{;:;:;:;:;|;:;≧、 ＼;:;N 孑 ´ 〉;:〉八ﾙ八
. | .|今、寸;:、};:;〉 ｀}〉≦z_ {ﾘ }ﾊ 〉ヽ ｀
人,l;:;:;:;};::l l ＞孑' ｀ﾌ ﾋ;:ｼ ″ 〉 ./ ちゅうちゅうたこかいかい……確かに。
｀¨了/} 「 ﾍ;ｿ ｀¨´ ﾄ ./
{、ﾍﾙ、｀¨´ j _ l;:八 いやー、オクノ村まで運ばなくていいのは本当に楽だ。
ム 、 - ﾉ ｲﾉ
人 ＞- ´ ／ .l _
今ｭ、 ／ ,ｱ |
| ＞＞ ＿ 七 ´ l 、
＿/l |::l::| 孑 ヽーz ｭ _
＞ - ――――≦´ ｀ ＜ |::l::| ／_ ／ ﾉ ,ﾍ- ｭ _＿_＿
. ／- 、 -ﾆ三 彡´孑 ,}／ ／ .／ /、 l ヽ
/ ＼ |::l::|／ ／ / ／. ／ ./ / .|
| ＼ l l::l/ ／ ﾋ´ ／ / / l
l. ＼ l | |/ ´ / ／/ /. |
＿＿＿__
／ノ ＼. ＼
／（●) （●） ＼ こっちもありがたいお。
. (⌒(⌒(⌒ヽ ／ ∪（__人__） ＼
＼ ヽ ヽ (⌒) | ｀⌒ (⌒(⌒(⌒ヽ| 来年秋の収穫まで、これだけあれば食い繋げると思うお。
ヽ::::::::::: |. ＼ ヽ ヽ ヽ |
ヽ （ ヽ ／ (⌒)::::::::::: |
＼ V ! |
ヽ ﾉ
.
／::::::::::::/:::::::::/:::::::::::::/:::::/:::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::l
/:::::::::::::::/:::::::／:::::::::::::/:::::/::::::::::::::::l:::::::l:::::::::::::::::::::l
. |:::::::::::／::::::::i:::::::::::::::::/:::_/＼::::::::::::::lﾍﾍ,,,::::::::::::::::::::l
丿::::::::(:::::::::::::l::::::::::::::::::)x--x、)::::::::::::l ´｀ゞ:::::::::l::::ヽ
/:::::,::::::::＼:::::::::):::::::::, -´---- (::::::::::;;/ 丿::::::::ヽ::::l
/::::/::::::::::y-、:::(::::／ √c::仆 ,.l::::／ ／::::::::::::::::l::/
ヽ:::l::::::::／∧/:::∧:) ＼≦ l::lヽ ヽ:::::::::::; -:::l
|::l::::::::i i::(＼( y ヽi , --):::l´l::::::::::l
ヽ:::::::::::iゝ_l l- /／./:::::::::::l お前達にしてみれば、はやく自給自足したいだろうけど
l:::::::::::::i _ i ｀ー ./::::::::::lヽ、
ヽ:::::::::::::::l 、 rー - ＿ / ./::::::::／ そうそう簡単なものじゃないさ。
l::::::::::::::l ﾍ ヽ::::. ＼ /)::iヽ:i
. 丿l::::::::::::i 、 ヽ、:::::::. ／ ／ ∨ ｀ これからも、売れる分は売るからよろしくな。
i:::/:::iﾍ l ﾍ ｀ __／ ／
l/ ヽl l ヽ ／｀ -ｘ、
｀- 、 l l .ヽ、 ν /__ .l
l ＼ r- ┴─┴── - 冫ヽ ノr┴─ヽ
.l ＼.x、 ヽ ヽl rー ﾍ、
..l ヽ ｀-x ヽ .l l , - ´ ｀l
. l ヽ ｀-x__ ||| ｀l-ヽ,l _, |
l ￣￣｀ヽl ｀ ヽ、冫. l
l l ..冫 l
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l ヽ l l｀ -x
l ヽ l 人 ｀ Tヽ
l ヽ )ヽ,-, l ヽ
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`ミx : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :'´ ＿＿
￣￣￣￣￣￣`ミs｡: :: : : : ::: :: :: :: :: :: :: :. |_,,|＿| ＿,,,......､
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:| ,.ィi{㌻“ ‐_‐_‐ |i:i:i:|i:i| . :. ／ ─三三─ ＼
:|ィi{㌻ ‐_‐_‐‐ |i:i:i:|i:i| . : :.... ／ （●）三（●） ＼
| 三（__人__）三 | さあ、はじめるざぁます。
＼ ｀ ⌒´ ,／
／ 三三三 ＼
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＿＿＿
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(ヽi ／ ⌒ ⌒＼ /)
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／∠.| ⌒ ___´___＾ヽ l＾ヽ ＼ いってやるでがんすぅ～。
( ＿＿. ヽ、 ヽﾄｴｴｲ ／＿＿__ ）
| |-ｒ-/ /´
| ヽﾆｿ /
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: : : :|:i: : :.|ﾐ|| ヽ
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: : : :|:i: : :.|ﾐ||ヽ′へ
: : : :|:i: : :.|ﾐ||__ノ ヽ'
: : : :|:i: : :.|ﾐ|| 、ヽノ ふ、ふんがー？
: : : :|:i: : :.|ﾐ|| ／
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: : : :|:i: : :.|ﾐ||::::::::::ヽ
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: : : :|:i: : :.|ﾐ||::::::::::/ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : : :|:i: : :⊂ﾆ）:::/. ┃ 怪物君パートが居ないよ？ ……え？ らき☆すた？
: : : :|:i: : ⊂ﾆ）:/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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,. -'"´ ｀¨ー ､
／ ヽ、
／ ＼
/ ヽ
/ ￣￣ ヽ
. .i ／ ￣ （::(;;;;;)::） i
i ｒ‐ ィ:(;;;;;)::） ミ≡彡（＼Ｎ i
｛＼ﾚ ! ミ／)彡 .::< r‐‐ ´＼ ヽヽ / ひたすら辛抱し、準備を進めつつ待ちに待ったアノ案件、
ゝ｜ ! / / `＝￢ ヽ. ｉ |
{ | ト/ / _＿ イ '′ } | | ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
＼| Ⅳ / ｰ＜ __ ,ノ ／ 丿... ≫ ≪
ミx ｀丶、 / ／. ≪ 【製紙チャレンジ】いいいいいい！！！ ≫
. _/￣ ＼ ＼ } ｀ヽ／ ヽ. ≫ ≪
. ／ ＼ } } ∨ ＼... ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
..... / } } ＼ ＼ i
..... i / ∧ l＼ ＼_ |
＼__人__人__人__人__人__人／
≫ ≪
. ／￣￣＼. ≪ イェーーーイ！！ ≫
／ ＼... ≫ ≪ _人_
| 仟仡ﾄ 仡心 ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ ｀Y´
| .弋cｿ cｿﾚ. ／￣￣￣＼
| （__人__） ／ 仟仡 心” ηノﾉ
| ｀i i´ﾉ ／ .弋c ｿ. ﾉ, ∃
| . `⌒ } ./ （__人__） ヽ .／ ./´
ヽ .} | ｀i i´ | .／ ／
ヽ ノ ＼ ＿ `⌒ ／ .／
／ ヽ ／ ⌒ ／
/ ヽ, ./ . ／
/ / } | .| | |
.| .{. .| | ヽ、 ＼ |
.| .|. .| | |＼ ヽ .ﾉ
.
|┃
|┃ ｶﾞﾗｯ ＿＿＿_
|┃ 三 ／ ＼
|┃ ／ ⌒ ⌒ ＼ ﾜﾗ
|┃ . ／ （⌒） （⌒） ＼ 今回はこちらの藁を原料に用います。
|┃ 三 | '" __´___ "' |
|┃ ＼ `ー'´ ／ 収穫直後だけあって、ほしいといったらごっそり譲ってくれました。
|┃ ／ゝ "` ィ ｀ヽ.
|┃ 三 ／ ＼
,⊆ﾆ´⌒￣￣" y r､ ヽ
⊂二、 ,ノ──-‐'´| | l" |
|┠ ' | l/'⌒ヾ
|┃三 | |ヾ___ｿ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
､ゞヾ'""''ﾐヾﾞ""''ﾐヾﾞヾﾞ""''ヾﾞ""ﾐ''ヾﾞ""''ヾﾞ"ヾ
ヾミ ﾞﾞ ﾞ｀ ﾞ ゞ ﾞ ヾ ﾐゞ ■大量の藁
ﾐ""'' ゞﾐ ´ ﾞヾｿ
彡ﾞ ﾞ ﾞ ヾ ﾞﾞ ヾﾐﾞ
ﾐ""'' ゞﾐ ´ ﾞヾｿ
ﾐ""'' ゞﾐ ´ ﾞヾｿ
彡ﾞ ﾞ ﾞ ヾ ﾞﾞ ヾﾐﾞ
`/ｿゞ ""''ﾐﾞ ゞ
ﾐ､ゞ ´｀ ﾞﾐ ﾞヾ, ' ￣￣ヽ
彡ﾐ ﾞヽ ヾ ヽ 「￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /ﾌ i ｀
＞ｰ-、ｰ-ﾆニ 」＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/ /| /
/／iｌ7ｯ,=＝‐－- ､.､フ,二ﾆヽｰ- ≦l ￣ .//
..i ｌ｀､|ﾚ┌‐－――－//､ |l//ゞ、 ＿＿＿／二ヲ〈,＞
.i ｌ`､( )|__ ＿_ i ｌ｀､｀!/／! i＿＿＿//ヾ､|ﾚ,ヽヽ´ニニニニニニ０ニニｺ
.ｌi-‐ｦﾄ'､ｰ「| ￣ | レi├--( ）-‐l | | L__( )-‐l |
. !ｖ |ｌヽ// ヽｖ' | レ 'ｌ|＼ｼ/ i !, ﾌ「iヾ.ﾝ/
ゝ、i_l.シ ゝ､ヾ.' _ｌレ .ﾉ ゝ '､!L, 人.
｀ｰ- ' ｀ー ' ￣
.
┌────────────────────────┐
│①よーくあらって汚れを落とし、徹底的に細切れにします。│
└────────────────────────┘
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ |｀ヽ､ このようなナタでひたすら叩き切るよりも、
／ （●） （●） ＼ .|::::ヽl
| __´___ | |:::::ｉ | 片側を固定することでてこの原理が効く
＼ `ー'´ ／ .|:::::ｉ |
／ ＼ |:::::ｌ | ペーパーカッターのようなものを用意しましょう。
. / ヽ !l. ｀ｒ- |:「￣
. / ヽＵ(ﾆ ､)ヽ
/ 人(_(ﾆ､ﾉﾉ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
／ ￣｀ヽ
／ ／
／ ／
／ ／.... |￣ |
／ ／. | | 押し切り押し切り
／ ／ | |
／ ／ . ＿| |＿
／ ／. ＼ ／
/′. ＼／
, /′
.／ ／/′
／ ／ｲ〉 _,.．z≦三ト､
_＿く ／,／ _,.．-_'ﾆﾞ三'ﾆ三.┌──┐
,....:::::::::::/｝ ◎ ／／. _,.．-_'ﾆﾞﾆﾞﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ│藁束│
./::::／￣ { 丶 ＿＿＿／ ._,.．-_'ﾆﾞ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三,...└──┘
|::::′ ￣《{ 〈:_,.．-'ﾆﾞﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ,:ﾆ-'''"¨´.＿＿＿＿＿＿＿＿
L_{ ′. _,.．-_'ﾆﾞ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三,ﾆ-'''"¨´ ＿＿＿＿＿＿＿ ｀ヽ
. _,.．-'ﾆﾞ≦ﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三,.ﾆ-'''"¨´ ./////////////// ﾉ}
. ,ｲﾏt-ﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ三ﾆ_,.ﾆ-'''"¨´ 〈////////////// イ ,
. Vi!i!i!-ﾆ三ﾆ三-ﾆ,.'- '''¨´.....￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣ ￣￣￣￣￣￣ ￣￣ ｛ /
. Yi!ﾘ!rz;.ﾑ-'''"¨´＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ .／
. ｀¨¨¨´
.
┌──────────────────────────┐
│②草木灰からとった灰汁か石灰水に数日浸し、煮込みます。 . │
└──────────────────────────┘
( ( ) ノ
) ) ;´ （´ ）
'、 '、 ' ;' ///////::.、 :´
_ , . -ーー-///////／／::y
,.＜ .。～-.。//////／.::::///
-、.∧ へ~ ~～⌒~/////／ ///// -、
{ ﾄ ,{{ (,.:ｏ ⌒ ～ ／／////.}}/ } }
{ { |∨ Ｏ 。 ⌒ ⌒ｏ /////∨| } }
＼＼.:;`＜_ ~ ~ 。. ////＞´,／／
Lｊ ..; : ::.: :¨ ' ' ｰ----ｰ ' ' ¨.:. ::.:::: Lj´
| ::; : ::.: : . . :. ::.:::: |
| ::; : ::.: : . . :. ::.:::: |
| ::; : ::.: : . . :. ::.:::: |
―――――――――――――――――――――――――――――
＿＿＿＿_
／_＿＿＿＿_＼
{／ ― ― ＼}
／＼ （●） （●）／＼ 思ったほどではないけど、気になる臭い。
| ￣￣￣￣￣ |
. ＼- ＿＿＿ -／
ノ ＼ ／ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 一番きついのは、漂白の際の臭いだそうなので、煮込むだけならそれほどでもない？
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_,． -―- ､
｢￣X x X＼
|X ,. X x ＼
| ／ ノ ＼ ＼ｉ ヽ
| X | （●）（●） | X } 身構えるほどではないけど、住処でもある作業場ではちょっとな。
| |ー-イ⌒へ=-|} x /
| x | _ _ | / で、せんせーよ、この工程はどういう意味があるんだ。
＼.ﾊ ／}x./
／. ヽ＼ ／ }＜
＿ ＞‐//ヽ ＼ノ ノ ｣
/ ｉ | | ｉ / .| | ￣ ＼
ｒ┤ | | | ｀￣￣´ l | ヽ
｣ ｌ |. | | | | /
. / l | ⊥L ＿＿＿＿_|_| ／ ｉ
/ ＿_ .| / Q＿__ Q | ｉ __|
ｨ-────-､
／ ヽ
/ i-──--､ ヽ オフレッサーの苦情、邪魔すんなって切れたら黙ったのが逆に驚き。
/ /（●） （●ﾄ､ ヽ
／ | ーイ⌒へ=-イ＼ 〉 というわけで、処理済みのものがこちらだお。
| ､ k / /
＼_ ＼｀＼_ ｰ‐ _ /ｪｲ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ｲ⌒ー￣三＼ ／ イ"ゝ ┃ 料理番組でお馴染みのアノ展開。
/弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.，
/ V ﾏｼﾞｶﾙ
./ .V ｹﾐｶﾙ
/ V ｱﾙｶﾘｯｸ
/ .V ﾌﾞﾚｰﾄﾞ！
./ V .／ ￣￣￣￣＼
/ .V ／ ＼_ _／ .＼
V ∧ V‐､ / （ ● ) (● ） V
V /::∧{_i:|:| |. ＿__´＿ .i アルカリ剤で食物繊維をほぐす、
V .〈:::::::::i|}ｉ:|:|ﾞヽ､ |i:i:i:i:i:i:i:i:| ’
V V::::::i||ｉ:|:| ｰ'’｀ｰ ､ |i:i:i:i:i:i:i:i:| / というか分子構造の弱いところをぶった切る？
V V:::::||ｉ:|:ﾘ/} }. ヽ ￣￣￣ イ
.V V i}:::|/ｲ'’´ ’ ´ ｀ ＜
V ／ : |’ ヽ
V.／ヽ__:/──- V
’ ∧ | V
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
=================================@
. ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
i ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼､,,,,､,.､
: ～～～～,、-─＝─-ミ、～～～～～～～～～＞..;..;
;ﾞ| イ __ -ｰｰ-､ ｀ヽ | | |... ┌──────────────────┐
:ﾞ| ／ ィ､ヾﾍ ∨/／ｿヽ ヽ. .| |... │③臼杵ねで、さらに植物繊維をほぐします。│
.ﾞ| / /､ ヾヽ ﾄ､ !ﾂ / ／ィ', ',_ | |... └──────────────────┘
..!ｰ.,' /辷=ヾ丶ドﾄ从ィジ} ィﾊ .',‐!!――――‐ | |.ﾞ;.;..;:
.=!=! !二≧=＞ッ-､Ｙぐイ｀ 辷} }=||辷辷辷辷辷_}:;.:,;.:.
;ﾞ{ {＿|∠∠ﾂ＿__ヾｲゞ_ゞ_ﾃ二/__,'辷ノ {_}ﾞ;.:.;.;.
. ￣ﾍ"ヾィイ// /ﾊ从ﾊヾゝヾ / ./.:.::;.:.;.;.;..;:..:;.,;:.;.:,;.:.:.. .; ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
:.::;.:.;. ヾ ヽ / / ﾊ ハ ヾゝｲ /ﾞ;..;:ﾉ} / ;.;..;..;:.,.,:;.;.;..;..;:.. ┃ ②と③はループすることもあるよ。
'""ﾞ'"''..＼ ｀ヾ/从ﾊ从从ｼ ／...￣ ゝ ' l. ."ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ' ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
＿＿. ～丶＿～～～イ....ﾉ} / ._ ￣￣ ＿
￣ ゝ ' l.
.
／￣￣￣ ＼
ﾉし ﾞ＼, .,､,／"u＼
／ ⌒ （◎）ヾ'（◎）u ＼ つくってよかった水車動力。
| u ⌒ﾞ（__人__）"⌒ u |
＼ u `ヾ,┬､/` ,／ これを人手でやるのは酷だお。ていうかイヤ、無理、助けて。
. /⌒/＾ヽ､ ）__（ ,ィヽ、
/ ,ゞ ,ノ ﾞ⌒" , ゝ､
l ／ / ト/.＼＼
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼ 製紙チャレンジに、なかなかとりかかれなかった理由その２ですねえ。
| __´___ |
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒） オフレッサーとポップも使うし、臼と杵ね、よく洗っておかないとなあ。
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 順調にいくようなら、それぞれに専用水車つくりたいだろ。
,| }
／ ヽ }
く く ヽ ノ
＼ `' く
ヽ、 |
| |
.
＿
´.:::::::.ヾ
/.:::::::::::/
＿＿＿_ /.:::::::::::/
／ ＼ '.:::::::::::/
／ ─ ─ 丶 /.:::::::::::/
／ (●） （●） /.:::::::::::/ この工房水車も、いわば隠し水車ですからね。
| __´___ /.:::::::::::/
＼ `ー '´ /.:::::::::::/ やりすぎると破壊隠蔽も間に合わなくなりますし、難しいところです。
／ ー‐ </.:::::::::::/
/ / (⌒ ー ‐≦ヾ
{ ⌒ー―一'⌒≧ ノ
＿＿＿
／ ー ＼
／ （● ） ヽ
/ （⌒ l 逆に、１台で複数工程を賄えるように
,;:.''";'''"''";;"'';;;., _￣l__）
. ,,::",.,..,:::;:,;;:::,,,::,,,;;..,,"':;,_` ノ パワーと効率を追究してみるべきか。悩ましいお。
| _"':; ,.;."
| ＿,'" Y
＼____,''"￣ Y ∨. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| | ､| ┃ 水車任せの半自動工程のため、３人ともわりとヒマです。
| | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| | ＼|
.
|「
|「. ┌────────────────────────────┐
|「. │④もうこれパルプだろう、となったら、水桶に移して漉き作業です！. │
|「. └────────────────────────────┘
|＿＿＿＿＿＿＿
／ ＿＿＿＿＿＿／|
／ ／ ／ |
.／ ／ |
／ .|───────
／ ／∠ ∠ ∠ ∠ ∠
／∠ ∠ ∠ ∠ ∠
／￣￣￣＼
／ ＼
/ﾉ ヽ､_ ヽ
（ ●）（ ●） | ｶﾐﾌﾞﾈ
| { .! ) |. 紙槽を、神船とかいてペケくらう。
|. ¨´ ｀¨´ l.
. | /. そんなことしか覚えてないが、これもう風呂桶だよな。
| /
＼__ （
_）_ =＝＝＼
／ ＼
/ ヽ
| , i . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| | l.|....┃ パルプとは、どろどろのぐっちょぐちょになった植物繊維（セルロース）のこと。
| l | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌───────────────────────────────┐
│⑤パルプを掬ったり撹拌したりしながら、うまいこと紙状にしていきます。... │
└───────────────────────────────┘
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
l＼二二二二二二二二二二二二二二i＼
＼＼ ＼＼
＿＿＿ ＼!二二二二二二二二.二二二二二二二i
／ ＼
／__ノ ヽ___ ＼ こまい目の網なんてないから、
／ ─） (─) ＼
| _´＿ | 木片すだれ敷いたものと、こまかい穴あけた板敷いたもの
. (.!､_ ∩ ＼ `ー' /
. ｀＼ ＿ ＼ ／ （⌒c⊃ ） ２種類の漉き器を用意しました。
. . ＼ ゛ ／ | | ／ ／
. ＼ ／ ＼ ／
. ＿＿＿__
. ／ ＼
. ／ ＼
. ／ ＼ んんー、うまい具合に広がらないお。
. | |
. ＼ _＿／ しかも結構重くてきついお。
. ／ （
. | /⌒) ────────┐）） ﾕｯｻ
. | ,,.__ノ │ ﾕｯｻ
. | ／ └─────────┘ ））
.
., ──‐､
／ ＼
/ ヽ､_ |
(●) (● ） | 漉き器、天井からロープでつってるのを見かけたイメージ。
⊂ー―- , （__人__） |
.￣ミ_と ） (｀⌒ ´ | 人間は揺さぶり主力で。
| |ﾞ { |
| |. ヽ 人
| ﾄ─､,ト ⌒＼
.ヽ＿＿ ゝ ヽ ヽ
| ヽ ヽ
＿＿＿
／）／＼ ／＼
／ .ｲ ' （●） （●）＼ 僕のイメージは、冬の水仕事であかぎれが～ってやつですね。
/,'才.ﾐ). ､_',__, ＼
| ≧ｼ' | 軟膏のCMだったかな。
＼ ヽ ／
＿＿＿
／ ＼
／ _ノ '' 'ー ＼
／ （●） （●） ＼ 気分的には、川で砂金掬いしてる感じだお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
/
.
／￣￣＼
／ _ノ ,ヽ＼
| （ ●）（●）
.＼ | （__人__） なんかもっさりしてるけど、こんなもんかなあ？
.＼ .| ｀ ⌒ﾉ
. ＼ ヽ }
.＼_,ゝ ノ
／, r､ く
./ 〈 ＼ i
. ヽ､ .ヽ ＼ i..｜
.て_） ＼ﾉ
＼＼＼＼＼＼＼＼＼
＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
／￣￣￣＼
γ⌒) (⌒ヽ
／ _ノ ノ ＼ ＼ `､ 下手に薄くしようとしても変な偏りができるだけだから、
（ < （○） （○） | ）
＼ ヽ （__人__） ／ ／ そんなもんでいいんじゃないかお？
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （● ） （＜） ＼ 高級和紙なんか、すげえ分厚いっていいますし、
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ とりあえずいいんじゃないでしょうか。
〉 ⌒ヽ
. | ､ ＼＿
! ヽ ＿⌒)
.
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●）
| （__人__） あとは乾かせばいいんだよな？
| ｀ ⌒´ﾉ
| } ＼
／ヽ } ＼
／ ヽ､＿＿__ノ ）
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
＿＿＿＿ ＿＿＿＿
「──┐ | 「──┐ |
|r'⌒Vh |￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ | |＿＿「二二へ＼
|{{０.} }E! | } | |ﾆﾆﾆﾆﾆ）） 二二二3）
|ゞ-'ノｿ |＿＿＿＿＿＿＿＿.ノ | | └──ン／
|r'⌒Vh |￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ | |
|{{０.} }E! | } | |
|ゞ-'ノｿ |＿＿＿＿＿＿＿＿.ノ | |
L__＿ |＿」 L__＿ |＿」 ■脱水機（ローラー式圧延絞り）
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／
／ （ ●） （●）＼ それでもいいんですが、
| ___｀__ |
＼ `ー'´ ／ このままだとごわっごわと予想できますので、水気絞るのもかねてローラー通しましょう。
> ー‐ <
. / ／￣彡ﾐヽ、 漉き器、底板だけ外せるので板ごとGo！
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
ヽ ノ ヽ ノ
.
┌────────────────────────────────────┐
│⑥ローラー通して整形・脱水したら、あとは天日干しして数日で、紙ができあがります。...│
└────────────────────────────────────┘
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼
／ ::⌒（__人__）⌒::: ＼ 脱水機、地味に応用効いて便利だお。
| |::::::| ,---、
＼ `ｰ' しＥ |
／ l､Ｅ ﾉ
／ ｜ |
（ 丶- 、 ヽ_／
`ー､＿ﾉ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
.| （ ●）（● ） | スペーサー兼クッションとしてドリブン軸に硬革かませてから壊れにくくなったし、
.| （__人__） │
| ｀⌒ ´ | もうただの脱水機じゃねーよな。
.| |
r､ r､ヽ /
ヽヾ 三 |:l1.ヽ /
＼>ヽ |｀ ｝ > <
ﾍ lノ `'ｿ ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
/´ /,1 | | ┃ 適当なバネがないからねえ。
＼ ノ .｜ | | ┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
'´￣￣￣￣￣￣￣ ヽ
／ ＼
/ . -一 ＼
. ./ ー- 、 ´ ＿_ ヽ
. l _=ニ丞三ニ ﾍ
l 芹で気ミ ' んrり〉 ﾍ 洗濯脱水用、パイ生地用に続いて、
l 乂zﾘ ゝー' ﾍ
l l 製紙専用ロール・マッスィイーンつくりましょうね。
. .l 〈 l
l ＿＿＿＿ 人 / イェイ！
ヽ ヽｰ――一ヲ ｀Y´ ／
＼ ￣￣￣ _ ´＼
/ ー - 一 ＼
/ l / ﾍ
./ l l l
. / l l l
ｎ ＼__人__人__人__人__人__人／
／￣￣＼ l^l.| | /） ≫ ≪
／ _ノ ヽ､＼ | U ﾚ'/／) ≪ イェーーーイ！！ ≫
| （⌒）（⌒）| ﾉ ／. ≫ ≪
. | ///（__人__）|ｒニ |. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
| |r┬| . } ヽ / ＿＿＿_
. | ｰ―' } / ` /. ／⌒ ⌒＼
. ヽ } / ／.. 。o（゜＞） （＜゜)o 。
ヽ ノ／ ／ ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
/⌒ヽ ｨ ／ | |r┬-| | て
/ rｰ'ゝ ／ ＼ `ー'´ ／( ｀´) そ
/,ﾉヾ ,> ｲ. ／ ＼ﾉ ﾉミ
| ヽ〆 |. |＼ ＼ ＼____ノ
.
,..).､__
..,,_ .ｲ:::・:(＜ ｱﾎｰ
!:::::｀'::::::::!ｿ
● ● ● ● ● ● ● ● ｀＞:::::ノ
く/ゝゝ
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|￣l | ||♪♭ｂ ||ⅲ||＿||ｉ||仄仄仄||::| | ||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ|'^
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| l | ||￣￣| ||兀||＿||ｉ||匝匝匝||,,|_|＿||::: :: |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ|'^
|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:|一|＿__|∠二二二二二二二二ﾆﾆ＿└|_|__|_廴_:::|ｉｉ|i:i:i:ｉ|]||i:i:ｉ|ｰ
_,,. -|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| ／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＼,|:::::｀i¨¨~¨:| ｀ |ｉｉ|i:i:i:ｉ|_||i:i:ｉ|ﾆ
＿ - 二_ -=ｉ「|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||::::::::|i:| i|:|￣￣⊂⊃¨ |エエエエエエエ|¨|:::::: |:::,､-┴ ､..|ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ|
=二-‐Ｔ￣__､-弌.|i:ｉ:||i:i:i:|i:i||| _｣└' |:|¨¨⊂⊃ ｉ|二|エエ|￣￣|ユユ|_:|:::::: |: |｀¨¨¨´| |ｉｉ|i:i:i:ｉ| ||i:i:ｉ|
:| |＿ｘf〔 ヽ(__)｜ｉ|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|||ィ㌻__ |:| ∥i| i|: :i| : |エエ|＿＿|ユユ| ＼:|:::| ｒ‐- ⊥＿|_||＿|
:| 〈｀¨ ´∨ｰＬ.|i:ｉ:||i:i:i:|i:i|/￣ / .:|:| ∥ .i| i|: :i|: :|工工|￣ |ユヱ| ｀¨| ﾊ〉─- ...,,＿＼
:| /∧ 〉 |i:ｉ:||i:i:i:|i:i| / .|:|∥ i|└ |エエエエエエエ| ゝ 弌¨¨7¨ =- _
:| ｀¨´ , -─-､:|i:i|￣ └″ └ 三三三三三三三. ｛::〕ｈ､L_¨ ‐ _ ｀`i'
:| _､r./ Y:i| . ｛_｝＾Ｙゎ｡::¨ ‐ _｀`'
:| _､rf〔.,.-| ノ ヽ､|､| .: ｛_｝ |::|弌iｘ､::::::::::｀
:| ,.ィi{㌻／ .| ( ● ●) ＼
:|ィi{㌻ ‐/ | (__人_)| .Y つうか、臭いと結構な重労働ってこと忘れれば、これだけ？
.... 〈＿__ｨ ヽ､＿＿.ノゝ＿_〉
| | .| |
| | .| |
| | .| |
| |､..＿＿＿__,| |
. ｝ ヽ/,ィ＝､//Y }
<く⌒J/ ∨,し）))
.... ////// .∨//∧
..... ////// .∨//∧
...... ////// .∨//∧
.......////// ∨//∧
/⌒ヽ寸ソ ∨ノ⌒｀Y
.
, -─- 、
／ ＼
/_ノ ｀⌒ ｀、
（●） （●） l 結局、繊維とそれをくっつけるノリの役目を果たすものを、
l ' .l
, =二ニﾆヽ､ / １回ドロドロにしてシート状にしてるだけですから。
/ 二 ヽ､V. ｲ､____
/ -､ }、j´ /:::ﾉ:::::.｀' ｰ- 、
/ /{_/_､______,. "／:::::::::::::::::::.. ヽ
_/＿__ ノ:::::「､::::::::::::／ :::::::::::::::::::::::::::::::.. '､
. _/ ::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::. '
l :::::::::::::ヽ〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i :::::::::::::::::::|
. ,' .::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::|
. ,' .::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::／ ||
.. ,' .:::::::::::::::::/::/ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::: |:|
／￣￣￣＼
.. ／ ／ ＼ ＼ まあその“つなぎ”材探しがこれからの課題になるんだけど。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 繊維の絡み合いシートってことは、不織布の仲間みたいなもんなのかな。
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 仲間です。定義のひとつは、繊維そのままつかうのが紙、糸状に加工してからつくるのが布。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿＿. ＿＿＿＿
／三三三三/}{..... ／三三三三/}{
.} {￣ｔj￣. } { tj . .} {￣ｔj￣. } { tj
t j／i.i￣-t j/]. t j／i.i￣-t j/]
[ ]二二二[ ]/}{.. [ ]二二二[ ]/}{
.} { ｔj . } { tj . .} { ｔj . } { tj
t j／i.i￣-t j/]. t j／i.i￣-t j/]
[ ]二二二[ ]/.j . [ ]二二二[ ]/.j
t_j t_j t_j t_j
ﾜﾗ
／￣￣￣＼ 原料は、今回は藁使いましたけど
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼ 杉の皮とか白菜とかカボチャとか麻とか、
| __´ _ |
＼ ￣ ／ とにかく繊維でさえあればなんでもいいはず？
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 町内子ども会のイベントだとボロキレ集めてたな。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ うろ覚えなんだが、工場だと木のチップを使ってなかったか？
. ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
.
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼ 木質は頑丈なリグニンが邪魔で、
／ u ___'__ ＼
| `ー'´ | 薬物処理かひたすら磨砕すればできなくはなかったはずですが……
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) / / / /
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
＿＿＿_
（⊃ ＼ ﾜﾗ
（⊃ ─ ─ ＼ 藁もまだまだ大量にあるし、製材のときに取り貯めておいた木の皮もあるし、
（⊃ （＝） （＝） ＼
／| （__人__） | 使いきったら考えるってことでいいお。
／ ＼＿＿__｀ ⌒´ ／
（ ＼
＼＿ | ＼
ヽ| ト、 ヽ
ヽ | > ）
＼ ⊂） /... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ ⊂）/. ┃ なお松の木の皮は炊き付けに強奪された。資源は奪い合いなのだ。
／ _ ⊂） . ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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:::::::::::::::::::::::::＼ ／
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::::::::::::::::::::::::::::::: ＼ ／ ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::＿:::::::::: ◯ ―.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
::::::::::::::::::::::::::::::.... . ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::: : ／ ＼ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.,,,,,,,,,,,,,
:::::::::::::::::::::::::. :::: ../..... ......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.゛ .'
''-、::::::::.,::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ..
.ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::: :: ..
ﾞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::," ﾞ゛ .: .
,.､,,、:::::::::::::::::::::::::::::′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, .｀ . .
. '､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_..- ―-- 、
.''''、:::::::::::::::::::::::::::::::::_..-''ﾞﾞ´ ヽ
ヽ::::::::::.／ ＼.: . ...
.,,,,ﾞ :::/ , --､ .,.-- 、 ヽ:: .. ..:
....... / ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ヽ
,′（ -―- l l -―- ） ! ともあれ、あとは太陽様のお仕事です。
; ヽ_ ノ ヽ _ノ |
{ 、 } 数日後のできあがりを、楽しみに待ちましょう！
', ｀ ─ ー - ´ /
ヽ、 ／
,＞ _＿ _ _ _ _ ＜
.
┌──────┐
│ │
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
━━━━━━━━━━━━ ＞'z――――――――――――――――z'＜━━━━━━━━━━━━━
´￣´ ｀￣｀
┌───┐ ┌───┐
│男主人│ │女主人│
└──┬┘ └──┬┘
┌──┐│ │┌──┐. ┌──────┐
│従者├┤ ├┤侍女│. │■各種使用人│
└──┘│ │└──┘. └──────┘
┌─┴─┐ │
┌─┴┐ ┌┴─┐ ┌──┴┐
│家令│ │執事├┬┤女中頭│
└──┘ └┬─┘│└───┘
┌────┐│ ┌┴───┬──┬────┐
│第１下僕 ├┤┌┴──┐ │ ┌┴─┐ ┌┴────┐
└────┘││料理人│ │ │乳母│ │女家庭教師│
┌────┐│└┬──┘ │ └──┘ └─────┘
│第２下僕 ├┘ │ │
└────┘ │ │
＝＝＝＝＝＝＝＝│＝＝＝＝│＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝上級職の壁
┌─┘ ┌─┴──┬────┬─────┬─────┐
┌───┴┐┌──┴─┐┌─┴─┐┌─┴──┐┌─┴──┐┌─┴──┐
│台所女中││客間女中││家女中││洗濯女中││客間女中││雑役女中│
└────┘└────┘└───┘└────┘└────┘└────┘
／:::. ::.. ヽ
/ ,/ ヽ i .
| ≦{ / ｡ﾍ;:: } i }≧ ! えーと、「※地域と時代による」まみれになるのだが
ﾄﾚ |テ＞ﾉ|∨|ム＜| ト:. |
､‐--ｲ:灯气ヾj 'ｨ笊刈├-一ｧ いわゆる家事使用人としてのメイドが登場するのは18世紀頃。
＼ ｿ ゞｿ ゞﾝ ﾘ ／
〉へ ィ´ | そのころから家事をしないのがステータスという風潮が流行る。
（{ ! ∧ '～ ィ::|:. |
| |::::〕＞ ＜〔ト::!:. | なお20世紀末秋葉原に出現したのは想像の中のメイド。
|!／ （_＿ __＿） ＼. |
／ ｀A´ ＼|
.
上級職
（男）従者 ： 男主人に仕える小間使い、身の回りの世話係
（女）侍女 ： 女主人に仕える小間使い、身の回りの世話係
（男）家令 ： 財産管理の役人ないし職務、行政的な権限をもつ場合もある
（男）執事 ： プライベートな家庭内の事務を司る職務
（男）下僕 ： 接待、給仕要員。容姿が重要、※ｲｹﾒﾝ有利
（女）女中頭 ： 家政婦、女主人の代理として家事の一切を管理
（男）料理人 ： 厨房の支配者
（女）乳母 ： 子育て要員。奥様は次の子を仕込むのが仕事なのです
（女）女家庭教師 ： 子育て要員２
下級職
（女）家女中 ： お掃除担当
（女）台所女中 ： 料理人補佐
（女）洗濯女中 ： ひたすら洗濯
（女）客間女中 ： 接待・給仕要員。容姿が重要なのは下僕と同じ
（女）雑役女中 ： すべての家事をこなす。一人しか雇えないような家で
他
（男）庭師とか馬丁とか御者とか門守とか男の使用人はわりと上級職より。
下男ももちろんいるけれど、基本的に使用人にするより、農夫・農奴させておくほうがいいしね
――――――――――――――─―――――――――――――――――――――――――――――
⌒＞ ::::..........:::: へ.
／:::. ::.. ヽ
/ ,/ ヽ i
| ≦{ / ｡ﾍ;:: } }≧ ! 中世の城持ちに行儀見習として奉公した令息・令嬢たちが
ﾄﾚ |＼ ﾉ|∨|ム ,／ト:.. |
､‐--ｲ:灯≧ヾj 'ｨ≦艾├-一ｧ いわゆる上級職の始まりとなる。
＼ ｿ ゞｿ ゞﾝ ﾘ ／
〉へ ィ´ | その頃だと下働きの男女は基本奴隷（的待遇）、
（{ ! ∧ ﾏ ﾌ ィ::|:. |
| |::::〕＞ ＜〔ト::!:. | 簡単な衣職住のみ保証されお給金などはなかったようだ。
|!／ （_＿ __＿） ＼. |
／ ｀A´ ＼| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 親方・徒弟関係でも、寝床と飯をやればＯＫですしね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,.へr ､_
/'￣＾｛ ｛ ⌒＼
,′《7】i | ｉ ＼
｛ ／人 ト| ＼
┌- （ ヾｉ| ｝ ｝ ,
' ＼ ｝イ | ｝ ﾄ 時代が進むと上級職は中級階級の子女の職務になるが
,^ ､ ）リ!| 人ﾐ |ﾞｉ
｝ }／r'＞-ーｧ | 同時に執事や下僕はお給金が高いから
｛ 〈 ノﾉく"､／＾ |
＼ ／爪〔 ｉ | 女中頭や客間女中で済ませちゃう的な層まで、
ヽ 个 !| | | |
｝ ｛ | | | ｉ | i 使用人を抱えるようになった時代とも。
イj | | | ! | ! |
／ 八 j厶_;ﾄｉ | | |
r＜《 ／（ ﾊ !⌒ﾆ＝-┴ﾐヽ_
／ ＼V ___／ 人j ｉ
j{ ヘА7⌒￣＼_／ ｿ へ｝
ハ ／ 〈{ ）〉 ＼ ／ ）
_/ Ｙ ｀ ″ ヽ ） ／ /
＼ / ／ イ〉
∨ 〈 / __＿／｛__
〈 Ｖ ＿／￣￣ｉ⌒7〉
ﾄ ／｢| ／ !_／
＼ ﾆ= ∨| |｢
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「雑役女中の１人も雇えない家」なんて恥ずかしい！ 近所で噂されちゃうかもＹＯ！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-‐ v:::::..
..::::::.... ..:::::::::::ヽ
／ ::::::::::ｧ:::::::::::::::
´ i
, ′ i ,:ィ i ヽ !
/ ／ /| 《｡｝:. i | i l|__
i / / ,/ ﾊ /`八 | | | |｢≫:::::::
| , ' | ≧ミﾒ､ |ー ナ ‐ト :|｢¨ i:::: |
ﾄﾚ| | ! | 灯う jノィテ≧ミメ ∨ |;;＿!＿__ 従者と秘書・祐筆、警護の分離とか、
! j人|^|＾1 !rJ） ｛ rＪ }ｱ 厂ﾘ-一' ／
|ﾍ i ゞ ゞ ノ ノﾉく ｡ ﾟ 家令（家政・家宰）と執事に分離するとか、
! ﾟ ‘ ィＴ爪 ｉ ﾊｳｽ ﾎｰﾑ（ﾗﾝﾄﾞ）
ヽ ヽ_ = /:::! |::|.. ﾟ｡ 権限の範囲が家内か、領内に及ぶかとか、
! ...::::|＼ ／ｉ::::| |::|.. !
「 ヽ、|r ヽ:::|::::|ｉ＞-=ﾆ トｖｭｉ::! l 規模が大きいほど専門化・階層化していくのは組織の常。
,～j ∨｝ ｝|zへ三| ﾊへ |
r┘ V | | |⌒| ノリ ミ、
j | | | r- ／／ _ﾆミ
人 ﾉ ＼＼_ v / ／ ＼
／ ＼、 八 ゝﾆひ2彡く ／ ＼
/ ＼ ＼ /Aﾍ ＼ ／ ＼
ｨ＾。 ＼ ＼//ﾟ 〉〉 / ／ 〈 i
＼＼ ＼ ＼ ＼.// Ｙ ＼、
＼＞ __ ∨ ＼ ＼ ｝ ／∧｝
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 各職分に専門化してしまうのは、教育・能力・時間的にそれが限界ということでもあります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.. :::ｖ=‐ .._
..::::: ＼
.:::: , `
' _＿／ ,:. ヽ 、
｢７ /},ｲ:::!ｉ: :. ｉ Ｌ_..:}
ｉ::.. / ／ /![Å| ｉ | :ｉ: |『::::.ｉ
,;」_＿./」イ-‐≠ﾒ`´ﾅ斗-|ｧ| !::. .:ｉ
ｉゝ､ ｱ / -=＝ ＝-ｭｖjｎ｢'t‐ﾗ 外向きは男主人、館内は女主人がそれぞれ差配する。
!:..;へｲ" ｒ‐-勺ｹ〉｝爪!
.:: : ;:|ｉ、 と二 Ｙ /i !ｉ＼ と、割り切れればいいのだがそうとも言い切れない。
/;__;ｉノ;;川:::.. - ' ノ｝ |人ﾌ ! ）
,, -‐く＼ゞ=彡´ ` 、 __／~￣ ハｨ ｉ! 夫婦といえど別々で財産をもっていたりなんだりで
／ ＼＼ ｨ⌒（ _ノ ﾙ j
,/ ∨〕 ‐-v } ｲ /!| このあたりもまた、「※地域・時代によりけり」すぎる。
ｉ: へ ..:厂`ー -､__, -'＾| i , //＼
〈| ＼:::} ｆ＾ｰ- :ｖ-‐ 一! ∨//__》
ｉ!＼_ ⌒＾∨/ ｒ}兀〕 i ∨!「
〉 , !| // !｣ | ヽ′
ｉ/ __＿＿i|/ ﾟ l :il
《＿／￣ ﾏｦ/ ! !|
}7∧ ∨//, ／∧ ﾑ}__.、
/ / ∧ ∨// __＿∠_ノ__ハ＿／ ヘ＼
| _ノ/|! "￣ ｝ﾉ
〈 ／ 八 ／乙_」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 男主人・女主人それぞれに雇用・命令系統を持っていることだけ押さえておけばよいかと。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌─────────────────────────────┐
│■自然人と法人 │
│ 自然人 法の下で、権利能力が認められる社会的実在としての人間│
│ 法人 法（や制度で）で自然人と同じような権利義務を認めたもの │
└─────────────────────────────┘
ｖ=‐- ..
／ ,.:::.. ヽ
´..::, ′.::::: :::..
/ i /《７ ,/ j }A ｧヽ 権利の主体は自然人である。
,___L_｣_{ / -/= メﾉV} i; j {》
＼へ｀Ｙ ィ＾ぅヽ ｲﾒLルヽ ある種の団体に人格的権利を認めるという思考は、
i ＼)ｿ／ゞ┘ fうｧjノ_＞
|/ ﾊヽ ,:. `'爪｢ 古代ギリシャから古代ローマへと引き継がれたが
ﾉ / ｝＼ ｒ ｧ ｲｿ|!）
, '⌒ヽ､/ ::.. _, ＜{ ｉ| i| 法人格として確立したのは1900年制定の「ドイツ民法典」からとなる。
／ ＼_ ｢ヽ＾ヌ人ﾘ ｒヽ_
{ ＞ ､ ｀ﾆa)／く ＼ / ）／/ 〉）
〈ィ ＼ノ ｝〉 （( ゝ ＼ 八 ｛ ヽ. /
／ /｝ ∨ ｀ﾞ ＼/イ } _／
/ '´￣¨"ﾞ ー┴- ..__ Ｖ{ ／ /
（ ヽ. ）／ ,:'
＼＿＿ __＿＿,､ ＼ / /
〈￣￣ ￣￣ ／／ ｧ〉 〉 ＼ /
￣｢＼ ／／ └‐---Ｊ 〉）／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|_ｨ’＼ 〈 （ く｛__ ┃ 地味で、かつやっかいな「思想」「思考の基盤」です。
|| ＼ ＼＼ /（.... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. . -‐= ﾆミ､
／: : . . . . . : : : : : : ｀.＼
/ ｀:::.、 ,
,/::::::;.. ヽ ＼___。:. . i
／ __/ ,∧i :. |:. ∀ﾟ: :. : :!
/ 《 ]| j::. 《ﾟ｡{| i |_ヽ .} }i: :i : :. 人間ではない家や事業には権利能力がないのだから
ﾉｲ| i:::|`{:. ,ｲ| i {V八 |ｭﾃ芍ミﾒ､ ,廴}_＿!___,
ﾘﾚﾄ人:;|/斗りﾐﾒ、 ィ＾ぃＪ:ﾘ 》 ｿ /r‐' ／ 「家と個人と事業が分離していない」のも当然。
く⌒ﾊ 《＾rＪ:ﾊヾ ゞ_ン i|ｿく _／.ﾟi
｀＼_Ｙ ゞン ルイ´ . l 権利行使の主体はあくまでも個人となる。
｢ハ ’ /|: :!: . : . ﾊ
ｲ: :∧ -ｰｧ ｲ::{: :|: . i;/: .:! どんな組織も、自然人たる個人の集合体と考えられていた。
|!: ' ;个:.. ／ |i::::ヽ}: : ./| : :｀ﾄ
八i/: :|:::i:::::〕＞-＜ トﾍ仏／￣￣￣ヾへ、_＿＿＿ _ _ --‐- ,_ ＿
/′i :|: ! ｣_;_:| し｝厂 ＼＼ ￣｀ '"´￣´ ､｀＼_
＿| :|_r7／ ! ﾉ / | | 、 ￣￣ヽ__
／ |ｿ「/（ ／ｸ 〈 〈 _ -='⌒｝ ｀￣__￣⊇)
／ ノj人Ｙへrz_,､__ｭr～く彳' | | _, -＝' ´￣ ＼ （⌒￣ﾌＴ¨厂~｀´
/ へ ／⌒ /Aﾍ、 ﾞ＼ ／￣ ／ﾄｲ-‐=' ¨￣ ヽ ｀、 （_/{ノ
｝ ∨ 〈/＾＼〉 ＼ , __厂 ＼ ）
｛ / ∨ / /￣￣i し'
∧ / Ｙ _,イ: : i: |
〈 ＼ 〈 v }ノ:::::|: :i !: !{
＼ ＼} ｲ:::::::|: :|: |: ∧},
! ＼人 ハヽ ノ |:::::人: ! 乂ﾚ ＼_
l ｀¨}＼ ／ { 从:;ﾘ ）j/ }） `
ﾞ ＼ ヽ ＜ ｝ﾄル /′ ゞ
i ｢〉 ） /ｲi
| { 〈;'!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 中世でも「教会が」とか「商会として」のように擬制人格はあります。ありますが、という話。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
r ､ _ -=ﾍ
⊂ﾆ=┴ ､`く Ｌ
｀{フ ＼ｫ ﾉ
し⌒＞ `＜´
γ ﾉ≧ヽ ｀
i イ＜ ￣＞ミ_ ＼
! {／::.. ヽ ヽ
i {:::::/ /}::: ﾐＹ ｝ 権利能力が認められる「人」となると自由身分くらいは必須だが
l { ﾊ| |=〈+〉z :i ｝ |
r | ζノ|_」 i} | i| }:::} l 権利関係・約束事はあくまで、個人と個人でのみ成立する。
〈 ｛＿／ )_｣_!メj ﾉﾚトハ| i
/ ﾊ ` =ミ (〈 iＬ そのため、契約者の死亡＝契約の終了が一般的な認識であり
｀ﾐＹ / }、 ､ '_ ノ ＼ |r ｝
}| /／く＼ _ ィ〔 ﾏ / そこでチャラ、リセット、解放、さよなら。
＾! ｲ ＼ _/{ ヽ /／
｛ (＾爪 ／∧ 引き継ぐなら、新しい個人関係として契約し直しである。
ゝ ｿL〉 ｛ ∧ ＼
ノﾍ ハ｝i:::::＼
／//:/:Ｙ イi:::::リ ｝:::::ト、
,′ ｛i/::::::》 _ﾆ＝ ＜ {::|::::|乂:::::::|ｸ）
八::::/V’ ヾ|:::|::::| ）:人
（:::.. Ｙ::/ ｲ::i:|从 j/
人:::::|/ }:ル}ヾ｝
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 不都合な契約を解除したいなあ → 相手を殺してしまえばいいよね！ ……西洋的合理主義ってさあ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,/::::::;.. ヽ｀:::.、 :. . i
／ __/ ,∧i :. :. ＼___。 !.. ┏━━━━━━━━━━━━┓
/ 《_]| j::. 《ﾟ｡{| i | ∀ﾟi :i ┃ さあ、製紙だよー！！
ﾉｲ| i::|`{ ,ｲ|z {V八j|ィ斗＜ } ,廴}＿!. ┗━━━━━━━━━━━━▼
ﾘﾄ人| ｉ|斗りﾐﾒ、 ム云ミメ Ｖ r‐' ￣フ
く⌒ソﾊ 《＾ｖｿヽ ィ＾ｖソ 》 ｿく ィ とにかく繊維をほぐし、どろどろの状態にして、
＼_ Ｙ ｀¨ ¨´ ルイ´ l!
了ﾊ ’ /|: :ｉ!:. ﾊ 漉いてシート状にして乾かす。
ｲ: :∧ - ‐ ,ｲ:::{: :| i .i :ｉ
!: ' ;个:.. ／ |i:::} i: !: ! | ……それだけ。いや本当に、それだけ。
i/:/ :|::::i〕＞ ´ しﾍ :乂::|: |
＿| :|_r7／ｊ ﾉ 厂￣フ＝ 、
／ | 「/（ ／ｸ ヽ
／ ノj人Ｙへrz_,､ｭr～く彳' 〈
/ へ ／⌒ /Aﾍ、 ﾞ＼ ／ / ＼
｝ ∨ 〈/＾＼〉 ＼ , ｝
｛ / ∨ __ュｲ
■製法――――――――――――――─―――――――――――――――――――――
【漢時代の製紙工程】 【唐時代の製紙工程】
①麻のボロ・漁網などを水に漬ける。. ①楮･桑などの樹皮を剥ぐ。
②それらを切り刻み、水で洗う。 ②水に浸して膠分を除く。
③草木灰の灰汁を作る。 ③青皮を除き、水洗いする。
④ボロ切れを灰汁で煮る。 ④灰汁を作って、蒸し煮する。
⑤石臼でついて、水洗いをする。 ⑤水にさらして、もう一度青皮を除く。
⑥紙槽の中に入れてかき混ぜ、紙料液を作る。. ⑥切り砕いてつき、洗いそそぐ。
⑦紙漉き器を持って、紙を漉く。 ⑦漉き槽に入れかき混ぜ、紙を漉く。
⑧紙漉き器を立て掛けて乾燥。 ⑧圧搾して水を除き、板に貼り乾燥。
■紙の材料 （※パルプ：紙の主原料、セルロース繊維の集合体）――――――――――――
古着、ボロ布、亜麻リネン、綿、大麻、黄麻ジュート、カジノキ、ガンピ、ミツマタ
木の皮、竹、稲わら、ジャガイモ、イラクサ、コケ、ガマ、アロエの葉
木材パルプ（木材を薄くスライスし、薬剤につけるか臼で磨砕）
.
■製紙の歴史――――――――――――――─――――――――――――――――――
紀元前3000年代 パピルス
紀元前２世紀頃 羊皮紙
前漢時代（紀元前206年～8年） 発見されている最古の植物繊維による「紙」
後漢時代（25年～220年） 蔡倫（ｻｲﾘﾝ）が従来の製紙法を改良、実用的な紙の製造普及
５～６世紀頃 日本伝来
751年 タラス河畔の戦いによる唐軍の捕虜から中東世界に伝来とされる
９世紀 シリア(ダマスカス)
10世紀 エジプト(カイロ)
1100年 モロッコ(フェズ)
1151年 スペイン(ハティバ)に西欧最初の製紙工場が建設
1276年 イタリア(ファブリアーノ)に製紙工場が建設
14世紀 技術革新を経てイタリアがヨーロッパの紙の供給地に
――――――――――――――─――――――――――――――――――――――――
∠ : : : : : : : : : : : : : : く
. . : : : : ヽ ｀:､
/ ７ ＼
j__/ / ∧,、ヽ ＼ ＼___。:. l
《 ]| , / i l|《ﾟ｡{i ﾄ＼ ＼ ∀ﾟ: : |
i `{ |_ム-,|_z| V八 |斗㌦=‐ﾟv ｝ : : | 主に参照しているのが10～11世紀ヨーロッパなので、
| i { ﾊ /ィ斤ﾐ、 ヽjィキ芍ﾐ､ ｿl| i ｝ !
ﾚト人{/《 {:rﾘ` ノ {::ｒﾂ 》 ナ ｢厂ア ぎりぎりチートだな。
ぐ＾‐ﾘＹ `¨ ^ `¨ Vムｿ ／ |
｀ ｰtハ ｊ! ir-=イ: : : i ロール・プレスなどは時代を先取りしすぎだが
i: : |:.r-､ _＿, , -、 ｲ!: : : |: : : |
|: :i {: ＼ ＼ / ﾉ＾ |: : : :!: : i | 製法が確立すれば順次機械化も進めるだろう。
|: :| |: :l: :＼ ＼__,/ （ |: : : :|: : :| |
＿| i ! }: :|__〈｀＼ ヽ トへく_: : | |
/ 广リ ｢￣7∧__ ｝ ）)￣￣￣ミヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
／ / 人ﾄ 〈〈 廴 ＼／/ 〉....┃ 脱水機にはじまったロール式圧延絞りも地味に改良。
〉 └`=- ＾＼ ＼ /... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■紙の製法と印刷の技術革新――――――――――――――─―――――――――――
13世紀 布に模様を印刷する手段として木版画の使用開始
14世紀 透かし入れ
スタンパー、水車・風車を利用し原料を叩く(叩解)機械
14世紀後 プレス印刷機の実用化
1450年頃 活版印刷の発明
16世紀 ヨースト・アンマンが木製螺旋状プレスを使用
サイジング、にじみ防止、表面研磨加工
水力ハンマーによる艶出し
銅版画のエングレーヴィングが主流に
17世紀 筒状の刃を回転させて効率的に叩解を行う機械
18世紀 ロール、隙間に紙を通し、プレス等を行う
18世紀末 長網抄紙機の発明、連続的抄紙化
19世紀 木材を粉砕や化学処理して作られるパルプが原料に用いられるようになる
――――――――――――――─――――――――――――――――――――――――
-━-
.:::´ :::..、
/ ..:::::::: :::::..
,. / ト、 ヽ:::..
|: : : 】 i i |《》ﾊ i } 【 i 紙ができれば、次は印刷。
|: : i | ‐ナxﾘ ﾉjxfｚナｲ .:|
く⌒ り て:ｿ` ｲ~;ｱﾊ}⌒フ ３人なら頁単位の木版・銅版とばしていきなり活字にいくな。
|＞ﾆ､_｀¨ ¨´ ｧイ! _、
,ｍf 'し)|ﾍ - - ｲ|: : ! (Ｊｍ ただし識字率的に粗悪な量産本が市中に流通するとは考えにくいので
fｕＪU´_つ|个 _ イ|i : |: : |と’ }
r-弋__ ノ-vヘ! ﾄﾙ 少へ ﾄ イ__ 産業展開するなら、布・紙への絵や模様の印刷が主力だろう。
_/.__/ 「 ＼i＼ ' 〉｝ ﾉ } V）
｛r-7 ﾄ、:... ）八＾ーvr' /＼/ /| |〈
ヽ/ !ヽy／ /＾⌒ﾌぃ＾ Ｙ. | !/
/ ! ｝A／ 〉ﾊ j
{ ﾉ／》/, ム イ
ー' ⌒7///::... ::.. ノヽ ー'
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┃ 本は、手間隙かけて筆記し豪華に装丁するからこそ、マニアの収集品たりえるのです。
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┌──────┐
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ヽ _ﾝ / ｻｲﾀﾏｰ!!
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| ヽ、 /
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| | | | | / │┌─┴┴┘└┘ ││ ┌┐
| | ノj/ﾚ'⌒Y＾V⌒￣. ││ ┌┘│┌─┘│ 囗 囗 囗
＿／｀Y^´ │└───┐ ┌┘┌┘└┤├┘
└────┘ └─┘ └┘
￣￣＼＿ﾊ
∨しｲ＿,人ノしi
| | | | | j{_
| | | | | jﾉ{ __,ノ{
| | | | | / し'´￣ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
ﾊ
___,, -''´ ⌒ﾐ. ｎ.____00ｎ ∩
, -‐ ''''´ ∠ﾆ⌒.. |┌‐┘ Ｕ |｜
ｨ'´ ─ｧ─-ゝ. Ｌ.二ｺ くノ
ζ,,,､＿＿,,_ く ｎ.____00ｎ ∩
イ彡 ｨ'´`ヽ|. |┌‐┘ Ｕ |｜
|彡 ﾉ ＿ Ｌ.二ｺ くノ
了 ∠ -‐''´／ ｎ.____00ｎ ∩
,|,,.､＞ﾆ､ / |┌‐┘ Ｕ |｜
／ ヽ, ヾ) ﾉ Ｌ.二ｺ くノ
ｨ´ -‐^''´._| ＿ `──‐''''二ﾆ＝-
| ‐'''￣_」 -‐ _／~
| ￣丿 ／
| i´ ''´ ┌'´
| ├--‐'´
/ /
／|´|. ／
／ | | ／
| `ゝ... ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ヽ ／ ＿＿＿_
／ ／⌒ ⌒＼
／ 《;･;》 《;･;》 ＼ ひっでえ、ぼろっぼろだおｗｗｗｗｗ
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
| ﾄｪｪｪｲ | 木板から剥がそうとしたらやぶけｗｗぇうｗっうぇ
＼ ヽﾆﾆｿ ／
/
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
＼＼＿ ＿//
＼／ヽヽ ／￣￣＼ // ＼／
／＼ .／ _ノ ヽ､_ ＼ ／＼
| （(●）（●)） |
|::⌒（__人__）⌒│
| |r┬-| | 色合いもきったねぇｗｗｗっうっううっうぇ
| .| . l . | |
ヽ. `ー'´ /
ヽ /
> <
| |
| |
丶､/
＿. /ヽ／
＝〈〈〈≠=. ／ ﾍ.
＿＿＿＿_ 〈⊃ } "´i￣
／-―- ､__, ＼ | |
／ '叨¨ヽ `ｰ-＼ ! !.ヽヽヽ
／ ` ー /叨¨) ＼| l. ））） 羽ペンだと引っかかって破れるｗｗｗっうｗｗっうぇｗｗｗうぇっ
| ' | Ｘ ///
| ｀ヽ.＿__ . |Ｘ ＼ l
＼ `ﾆ´ ／ ＼ ＼ ┼十
/ ＿＿ / ＼ ＼＿、ﾊﾞｼ . 十＋
(＿＿＿） / ゝ⊃＝≠ﾍ人人 | l
.
/ ／ ,へ ＿-- (
＼ ／ Υ -─ ￣ (´~
ヽ -‐ ￣ (´⌒´"
. | ── ──── ─ ─── ‐‐ ‐ ゝ-'´⌒´ ( （,,,,,
/ へ､ (´⌒''´｀´ (,,,,,´(⌒ヽ
／ ゝ ヽ ヘ (´~' （´( (⌒` （´⌒´
＊＼ ＼ ヾ ヘ ￣￣`ｰ─── ─- - ---
ヾ ＊ ＼ ヽ ヘ
l ＼ △ ＼ ヽ ヘ
| ､ .,へ ヽ 丶
t Υ ＼ ＼ 丶
.| ヽ .,ゝ､ ＼ ゝへ、
.| ＼ l l ＼ ＼ l l
| ＼ ｀ ´ ／＼＼ ヽヽ ／
| | ／ |＼＼ 丶 ／＼ ／＼
.r-、 _００ /::::'┴'ｒ'. .r-、 _００ /::::'┴'ｒ'
.|::::'´::::r┘ !「`L00、|.l└ｸ_;厂 /. .|::::'´::::r┘ !「`L00、|.l└ｸ_;厂 /
.|::::「|:::| l| |Lｎ:::r┘|.l _lﾆユ、 ./ .|::::「|:::| l| |Lｎ:::r┘|.l _lﾆユ、 ./
.￣└r''"´］_ l| | ｒﾞ=ﾞ┐ |└ァ::/ / / .￣└r''"´］_ l| | ｒﾞ=ﾞ┐ |└ァ::/ / /
､ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/ / ／.... ､ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/ / ／
. ＼＼｀´ |:::|. l| l 〈::/ ､ ! '／ . ＼＼｀´ |:::|. l| l 〈::/ ､ ! '／
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／ノ ヽ＼ ＋
ｍ ｎ _∩ ＊ ｡ﾟ（（●）（●））ﾟ｡. (( (ヽ三/) (ヽ三/) ））
＿＿＿ ⊂二⌒ __） |::⌒(__人__)⌒::::|... . (((i ) ＿＿＿ ( i)))
＊ ／ ＼. ＼ ＼. | | .| | ／ ／ .／ノ ヽ_＼ ヽ ＼
+ ☆ ／ ⌒ ⌒＼ ＼ ＼. | |r┬-| | ( く ／（●） （●）＼ > ）
☆ ii ,、ノﾉ （● ） （＜）ヽ *... ＼ ＼＋ .| `ﾆ二' |...... ＼ ｀／::::::⌒ __´___ ⌒:::::＼' ／
* ／ 彡^(´ ⌒（__人__）⌒:: | ＼ ＼. ヽ / ／..... ヽ| ヽﾄｴｴｲ |/
* ／⌒ヽ ｀ー'´ ノ + ＼ ＼ヽ ＿ ／ ／. ＼ |-ｒ-/ ／
+ ＼ ￣` , '￣ ／ ヽﾆｿ/
.
／ ＼
/ ＿＿＿＿
/ _, *"´ ｀`*､、 ‘，
/ _, *"´ ｀`*､、 ‘，
/ , *"´ ｀`*､、 ‘，
/ ／ ＿＿ ＿＿ ＼
./ ／ ｀ ´ ＼
/ .／{ }＼ ‘，
/ ／ { / γ:::::ヽ ヽ / γ::::::ヽ ヽ } ＼ ‘，
/ ／ { ヽ ゝ::..:ノ ﾉ ヽ ゝ:..::ノ ﾉ } ＼ ‘，
/{ ／ { }
/ { { } ふう。
{ { |〉
{ { /. ま、毛筆つかえばいいでしょ。
{ { 、 /
{ { ＼ ` ―― - ' ／. 羽ペンよりも慣れてるし。
{ { ＼ ／
{ { |＼ ／ | } }
{ { } ｀`*､、 _,ィ´ { } }
＼ ＼ }: : : : : : ―― ― { } }
＼ ＼ ／| |＼ ／ ／
＼ ＼ ／ ＼ ／ ／
＼ ＼_ ィ ´ ｀ ､ ／ ／
__ -― .} }] ＼ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ } }] ＼ ―― ､ , ―.┃ 絵筆があるので、毛筆は発明にはなりません。
/ } }] ＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（⌒）（⌒ ） |
（__人__） | とにかくできたんだ。あとは改良だろ。
（｀⌒ ´ |
{ |
、 { ﾉ
. - . __∩ ヽ ノ
′ （ﾐんゝ､ ／ ヽ
＼ '' ／| |
＼__人__人__人__人__人__人／
≫ ≪
≪ イェーーーイ！！ ≫ .ｎ
. -─── 、. ≫ ≪ l^l.| | /）
／ ⌒ ⌒＼...／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ .| U ﾚ'/／)
....../ x==ﾐ .｢廴__ .＿＿＿ ﾉ ／
.....′ x===ミ ヽ ヽ |{ │／ ⌒ ⌒＼ ｒニ |
. | (_＿人__ﾉ } .八 .ﾉ ..（⌒） （⌒）＼ ヽ /
. 、 「廴_ | | /／ ７ ..../// ___´___ ///＼ / ` /
. ＼ / } 乂___.ﾉ イ ／ .`Y⌒y'´ | ／
. ≫’ ！ ｰ‐ ／....＼. ﾞー ′ ,／ ／
. ／､/ __ソ イ ./⌒ヽ ー‐ ｨ ／
/ ／ | ./ rｰ'ゝ ／
.∧___ ／ | ./,ﾉヾ ,> ｲ
′ | .| ヽ〆 |
.
__／￣~:}＼
＿ -‐‐＜￣ ＼￣／: . . : : :};::;;＼─┐___,､ﾍ─ｒ‐￢ｰ- __
_ -‐ ''"~￣￣ ￣`'＜:;:;::;:;/:;::::::ノ'"｀｀｀`'＜: : : ノ:::::;;;}､: : : : : :.}二- _
‐''"~: : : :／:: ／: : : ／ `'＜::::＼:: : : : : `丶､::::ノ:;:｀`丶､ノ::::-ﾆ二ヽ‐- __
.:;.:;.:_､‐''゛.:.:／: : ::｝: : : ::. . ´ ／ `丶､:::: : : : : ::: :/: ::. ｀ ｀` -二〔 ‐二‐ _
.:／.:.:_､‐''゛::.. : ; : } : : . ...／: : : . ._､‐''゛: : : . . . . . ￣ (＞- __: : : : : . . ｀ヽ､: : : {: : : : 廴 _-二三
(__／:;:;:::::／.:.:.:／: : : :::/.:.:.:.: :／: : : :ﾆ: : : : : :_‐: : . : : : :＼: : : : ＞‐- _: : :. . :｀丶､: : -二三三二=-‐
／;:;:;:;:／:::::::／ : : : : :/.:.:.:.:／.:.: : : : .: ﾆ _ｰ: : : . . . : : : : : : .:.:.:／.:.:.:.:.:.:／￣￣__二ﾆ=-‐'''"~~￣ . . :
─ ‐ _‐ ;:;:;:;:;:;／:;::::／.:.:.: : : : : .:.:.:.}／.:.:.:.: : : : : : : : : ＿／.:.:.:.: : ／_ -‐ ￣ : : : . . . . . . : : : ´
二- -￣__／￣/´::::::／: : : :_‐.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : ／: : : _二- ￣. : : : : : : . . . . : ´ ,､爻爻爻
;:;:;:;:;:;:／;:;:::::;／ ／: : : _‐￣.:.:.:::;:;／ ‐ ‐ ───‐‐‐￣. : : : : . . . . . : : _,､─､＿_ ,;';';'爻淡淡爻
.:.:;:／::;:::;｢￣;:;::／: : : _‐¨.:.::_ _＿＿＿＿ .二- ￣. . : : : : : :.:.:.:.: : : , . : ' ﾟ／￣/ ＿＞┘. :.:.:;';''"´ ,;';';';
／;:;:;:;:;:;:ﾉ_､‐''゛. : : __-...., ´ ｀ヽ.__┌──､＿へ , . : ' ´.: .: .:く___､‐''゛￣ , . : ' ´ , . : ' ´;';';'''"~
;:;:;:;:,､ィ㌻_ ‐二三 / ヽ...... . . : : : / ＼─┐.:,.:, ┌┐, . : ' ´, . : ' ´, . : ' ´, . : ' ´
,､ｨ㌻─二三㌍+'''. . | , ｌ.....二7￣<__／,､丶`;':;.:,:;.:,､>'^｀ , . : ' ´, . : ' ´ , . : ' ´ ,
三三三㌍+''”. . : : : :.| _＿ノ , ヽ､＿ .|;';';';';';'ソ⌒ ,;'::;';';'､>'^｀ . : ' ´, . : ' ´ _､‐''゛ _ ─ｒ‐‐／L
㌍+''”. . : : : . . . ....l （ ● ） （ ●） |
.: . . .: . . .,.:'´,.:'´_､‐''゛| ､ l じゃあすまないが
. . .,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'.l i i } ｝
,.:'´_ｧ￢冖'＾丶､ノ⌒ | '､＿ノｰ-;ｧ′ | 俺はしばらく工事監督に専念するだろ。
_ｧ'´.....:::::iﾙルﾙﾚ''"~....| ｀ ''ニ'´ .|
. 丶 /
┌──‐‐ヽ {「￣￣ ｀! , - ､
. l ｒ―――! ー ´ ｛ ﾄｌ| | ,. -､ { i '、
l l ﾘ ト!￤ | {（ 丶､ ∧ ｀､
l l ｆ＜ `､ └z」 L__ ｀ヽ、 ` く :、 ヽ
_ ム '. !_ ｀ ｰ-------‐'ｒ┘__,,.ｒ └- __ ｀ヽ ｀ｖ＾〉 }
....._,, ´ { 〉￤ ‐- ___ _」 たュ_ , ＾'. V ,
..´ 、〈 l -=≦一| 弋 ｀丶､/ ', '. /
i i ヽヽl _二| ( ｀丶､、 ＼ , ﾍ ' ;
| | ⅳ ､-‐～'' ! ヽ、 ヾ 、 ＼'^ ',丿
| ￤ ｌ| ￣二ﾌ { ＼ ＼､ ｀ ,ノ
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 僕は開墾関係ですね。
| ___'___ |
＼ `ー'´ ,／ 製紙事業を、やるお ひとりに押し付けてしまうのは申し訳ないですが。
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
/⌒ヽ, , ´ ｀丶
| { ／ ＼
l ヽ ' Y
＼ ヽ. / ＿_ i ｷﾒｯ
}ヽ. ＼! irｬう㌦､__,. ,,rｬ''!′
_,. -―‐く` ヽ ﾄ廴::」 ` ｲ::}_!〈 人手が限られている以上しょうがないお。
{′ i ヽ }ヽ f }│
`ーｧ= ＜ ,} ､ ﾊ!＿ ゝ.＿＿,,ノ!_ノ / 実用品質と製法をつくるまでは、やるお に任せるお。
{ {￣ヽ _＞ ´ r‐_） ￣￣￣ ／
ヽr―― '´￣ ／´ ＞ . ,.メヘ、
/.{ __.. イ ,ﾊ＼ ＼ ｀ ｰ‐ ´/＼､ ヽ
| ヽ. -‐ ¨´ ノ}＼| ＞ ､ ヽ ∧ ヾi､ l. |
} ﾊ ,／ ∧ヽ＼ .ヽ ヽ / l }il! } |
ハ ヽｰ､―--- '´ﾉﾉ ト､ ヽ ,iﾘ/-{
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
.:.:.:.:.:.:．ｨｲﾌ´ ヽ,ィﾞ´￣｀¨`ゞ;:;::;::::::.:.:.:.:.:.:.| l !､_,/
.:.::,ｨ´ ,ｲ ／;:;:;ヾ､ ﾞゝ, ｀''ﾞ´｀ヾ＞ヾ,,! /ﾚ' /
'ﾞ´ j!／ ／`二｀`ヾ;:;;ヽ､､｀, ,r ''_,ﾆ _」ﾘゝ-/
,ｲ ／ ,､｀二ゞ戓ゞ;;::;;:)ｿ ,jﾘ;;:;jﾂ;:;;rj! _/
'´ ＼ ,ｲ ｀ﾞヽ _,,ィ^｀ゞ''.;´ ｲ彑ｭ,ヾ /.:||´/
,ﾚﾘ;j , . ､ 'ﾞ,,､:; `ﾄ､`ｰ｀,!::::||/
ゞ,,イ };:;ヾ,, ,r'.:.:.:;; '^ヽ｀` ,j:::::||
j! j;:;:;:;;:i ,ｲ-‐'''"ﾆﾆfr､,,_ ソ ﾉjk:::ﾘ イキのいいのを捕まえてくるぜ！！
,ﾉー-'´￣`ヾ rﾞ;:;:;:;:;:rｰ､;:;:;:;:;:;:;;;ゞ､､, 彳::||
ｲ／,,,､_ ﾘ;:;:;:;:「,ｲ.:.;.ﾞｰ-､'ﾞ''ﾞゞ:;:;;:;Yj:::」l
:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`ヽ !;;:;:;:;h`ゝ､,.:.:.:.:`ｰ'Y7;:;:;:;!VN
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ'^ゞ;:;:;;;;;ﾄ､,,...二二ﾆｿ ,j:;:;:;! !/、_
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ﾞゞ.:.;:;:;:`ー';:;:;:;ゞ､ノ;:;:/ ,/､≧二二ヽ_
::::::::::::::::::::::::ヽ ＼ ﾞゞ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:::.::;:;イ /ヾヽ ＼￣｀ヽ｀`ヽ､
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／￣￣＼
／ ノ ヽ､＼
. | （●）（●）|
. | （＿人_）│ しばらくは留守にしているとはいえ同じ工房用地だし、
| ｀ ⌒´ |
| | やるお とオフレッサーがかちあうことが心配なんだが。
. ヽ /
ヽ /
.> < ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| | ┃ 現在オフレッサーは弟子攫いの旅中。
| | ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ ポップもいるし、首絞め対策は奥さんに教えてもらったから大丈夫だお。
| |r┬-| |
＼ `,. -'"´´￣｀ヽ それに、あの見た目と言動だけどちゃんと言えば素直に聞くし。
／ （＿＿＿ |
／ |
（￣ |
￣￣￣| |
＿＿＿_
／― ―＼
／ （●） （●） ＼ 僕は最近ねえ、奥さんの方が本体なんじゃないかって……
／ __'___ ＼
| `ー'´ |
＼ ／
／ ＼
| ）
. | | / /
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●））
. | （__ﾉ_） どこんちもそうなんじゃねーの？
| ｀⌒ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=-. ＼ やらないおー、まーだ間取りで揉めてるのかお？
| u , （__人__） U |
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ
/ ヾ_ノ
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） いや、うまくいけば５年内に領主化するだろ？
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ すると、領主館建てて引越しやん。
| }
ヽ } あんまり尖がった間取りは次使う人に迷惑じゃねってな。
ヽ＿＿＿_ノ
_ --‐=く:::::::｀::...､ /
/::＼:::::::::::＼ ＼:::::::::::::｀::ー'ヽ.
/::::::::!ヽ:::::::::::::＼ ＼::::::::::::::::::::::::ﾄ､
..... /::::::::::!::::}::!::::::::::::::＼ ＼:::::::/ ヽ:::} }::ヽ
... /:!::::::::::!::::!::!:::::::::::::::::::＼ ヽ ヽ/:::/ }::::::!
/:::::::::::::::::::::::::r:ﾄ､:::::::::::::::::ヽ ',::::::::::::!.〈::::::}
.
=================================@
. ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
i ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼､,,,,､,.､､,,iiｉww,,､,.､,.､,,､,.､wiY,,､,
: ～～～～,、-─＝─-ミ、～～～～～～～～～＞..;..;:.,.,:;.:,; .:.::;.:.;.;.;..;..;:..:;.,;:..;.;..;
;ﾞ| イ __ -ｰｰ-､ ｀ヽ | | | | | | | || :.;.;.;..; ..;:.,.,:;. :,;.:.::;.:. ;,:;.:,;.:..;
:ﾞ| ／ ィ､ヾﾍ ∨/／ｿヽ ヽ. .| | | | | | ||ﾞ;.;.;;..;..;:..: ,;:.;.:,;.;.;..;
.ﾞ| / /､ ヾヽ ﾄ､ !ﾂ / ／ィ', ',_ | | | | | | |..;..;:.,.,::. , ;.; .;..;:.:.;.:,;.:.::;.:.;.;.;
..!ｰ.,' /辷=ヾ丶ドﾄ从ィジ} ィﾊ .',‐!!――――‐ | |.ﾞ;.;..;:,;.:.: :.;.;.;..;..;:..;.:.;.,:;.;.,;,:;.:,;.:.:
.=!=! !二≧=＞ッ-､Ｙぐイ｀ 辷} }=||辷辷辷辷辷_}:;.:,;.:.::.;.;.;. .;..;:.:;.:.;.,:;.:,;.:.::;.:..;
;ﾞ{ {＿|∠∠ﾂ＿__ヾｲゞ_ゞ_ﾃ二/__,'辷ノ {_}ﾞ;.:.;.;.;..; ..;:.,.,:;. :,;.:.::;.:. ;,:;.:,;.:..;
. ￣ﾍ"ヾィイ// /ﾊ从ﾊヾゝヾ / ./.:.::;.:.;.;.;..;:..:;.,;:.;.:,;.:.:.. .;.:,;.:.::;.:.;.;.;..;..;:.,.,:;.:,.,:;.;.;..;..;:
:.::;.:.;. ヾ ヽ / / ﾊ ハ ヾゝｲ /ﾞ;..;:ﾉ} / ;.;..;..;:.,.,:;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..:.;..;:..:;.,;:.;.:,;
'""ﾞ'"''..＼ ｀ヾ/从ﾊ从从ｼ ／...￣ ゝ ' l. ."ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ'""""ﾞ'""""''""ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ'
＿＿. ～丶＿～～～イ....ﾉ} / ._ ￣￣ ＿＿ ― ￣￣
￣ ゝ ' l.
＿＿＿＿
／ ＼
＿ﾉ ー ＼ 一般村民が家屋に求める役割かあ。
（ ●） （ ●） ＼
| ' | たしかに僕らの求めるものとは違いそうですね。
＼ ￣` ／
/ ヽ
/
＿＿__
／ノ ヽ､_＼
（●） （● ） ＼
／⌒（__人__）⌒ ＼ 先のことはわからないし、
| ) ) u. |
＼ `ー'´ ／ やるお たち自身の経験値を稼ぐ意味でも実験前提でいいと思うお。
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ ヽ /
＼_,,ノ| ､＿ノ
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （一） ＼ やるお には宿舎に住んでもらって
| __´___ |
＼ `ー'´ ／ アッルと一緒に舎監的な位置についてほしいんですがねえ。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） あそこ、２階を会議室や広間にしてるのは、学校としてつかうこと含みだからな。
| ｀ ⌒´ﾉ
| }
_.／:l ヽ }
‐''"´:/::::::|_ ヽ＿ _＿ノ::、
::::::::: !::::::::l′ ＼ ,ｲ＼
::::::::::l::::::::::l /:｀:::ｌ:::::＼
::::::::::|:::::::::::＼ /:::::::::::l:::::::::＼
::::::::::|::::::／＼ヽ l::ヘ::::::::l::::::::::::ﾊ
::::::::::l／:::::::::::o:ト .｣::-:::::＼::!::::::/::::l
:::::::::::::::::::::::::::::: l`ｰ'l:::::::::::::::::`::/::::::::l
.
／ u
. ／
/ ﾚﾍ..＿＿
. ′ ,xzzzzzz､
j アッルに、新メンバーの読み書きの先生やってもらうにしても、舎監はどうだろ。
/ ミ===='| |
{ | | | 料理できる人に寮長・寮母やってもらうほうが安心だお。
', ）
ｰ ﾍ- ' J
. ≧=z ＿ ,,.:
i
|
| U
|
＿＿＿
／ ＼
／_,ﾉ ＼ ＼ 料理はホロさんユーミルさん、あとマウナに頼ってますからねえ。
／ （ー） （ー） ＼
| ' | 器はつくったが、人が足りない、かあ。
,'⌒ ＿ ＼ ⊂ﾆﾆ⊃ ／
ヽ＿ノ ／ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ アルトリア嬢がメシマズかどうかは不明ですが、そも料理できるのか疑惑が ３人をためらわせています。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ ＼
| _ノ ヽ､ |
| （ー）（ー） | 人を入れる器がなかった頃に比べりゃ大きな進歩だろ。
| （__人__） |
l ｀⌒ ´ } ホロさんも言ってたが、俺達は先を急ぎすぎてるのかもな。
ヽ ./
／:ヽ .ノ,'ヽ､--､
,.-‐,ｨ‐"/ゝ.ヽ.＿__ノゝ::::::::ヽ､:::ヽ.
/／::_,､/,';;;;;;;ﾞ;;;;;;;;;;;;;";;;;;|:ﾞ､::::_::ゝ､ヽ.
ﾉ:::i￣／/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::/::::::::::::l:::ﾞi
/:::: /::::｀ヽ,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|／:::::::::::::::l:::ﾞ,
|:::::|::/::,ｨ '";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ､::::::::::::::::/::::､
l:::::;/:/: :|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::::::l::::::ﾞ,
i::::/,': : |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;lﾞ,::::::::::::::::ﾄ::::::}
〉/,': : :/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ヽ.::::::::::::::::ゞｲ
/::/ﾄ: : : ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ､ヽ::::::::ｲ::::::|
.',::::ﾞ､ヾ: : :l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ:ヾ::::l::::::|.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
',:::::l /: : :|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|: :ヽ:::::| ┃ 現代人のスピード感覚だとね、どうしてもね。
',:://: : .ィ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|: : : ＼... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
}/ }: : /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|: : : : 〉
┌─────────────────────────────────────┐
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└───┘
┌───────────────┐
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┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
(^) ;;:;::: ヾ;:.,ヾヾヾ ﾉ;;:;::: ヾ;:.,ヾヾヾ;:;:.;:;;:ヾﾉ;:;:.,ヾヾヾ;:;:.,ノ
;;:;::: ヾ;:.,ヾヾヾ:::;:;: ;;:;:φ:: ヾ;:.丿,ヾヾヾ;:(^);:.;:;:;::: ヾ ;:.ヾ;:;:.,ヾ/
;;:;丿:: ヾμ;:.,ヾヾヾ (^) ;;:;: 丿 ヾ;:;;:ヾ::;ヾ;;:;:: ﾉ:.,ヾヾ;ξ:;:.;: ヾ丿
;;:ヾ::;ヾノ ;;:;::: ヾ;:.,ヾヾヾ 丿 'r....:........::::....::....;;;;;;;;.;;;;........;;;;;;;;....::::..::::....;;;;;;;;........;;;;.;;;...::....::::........:....r''
;;ｧ!＼＼| |:;;ヾ:;: .r;. ::: ヾヾ:;::ヾrヾ:;;.....;;;;...........ﾞｉﾞ''';:,ﾉ.y;wﾘﾞW゛jﾘwj从ﾘj"Wﾞﾘw;y.ﾉ,:;'''ﾞ/...........;;;;.....wWj :
;;:;:::.__ |;:'' ＼ |''~~^||＾^~ | |;:;:;;;::;:| |;:;;;;ノ.::::::....;;;;;;;;;;;;;,.,!､i;:''::ﾞｉ........ﾄ ;i:iii;:::;iii:i;wj从ﾘjｲ/::'':;iノ,.,;;;;;;;;;;;;;....::::::r''~
~~ ~~|;|^^ .| | || | |^^...^.| | | |/ Wjﾞﾊ'w,.......,,...ﾞｉ:;i::.ﾞﾞヽ(. | ..;;;ii;:'':ii;;;.. | .)ヽﾞﾞ.::i;:/...,,.......,w'ﾊﾞjW::::::::r
..|;| | | || | | | | | |. ::::: ｿ:ﾘﾊw;::;;;j;;;;wiﾞｉ;iiii;:ｿ,ﾞﾞﾞ:;i;:ﾞﾞﾞﾞ::iiii::ﾞﾞ,ｿ:;iiii;/iw;;;;j;;;::;wﾊﾘ:ｿ:;;;;;::;;;w
..|;| | | || | | | | | |. ::::::::::::::::: `｀Wjﾞﾊ'w,ﾞｉ:i;;i ;;ﾞﾞﾞ:;;;;::.;;::;;;::;;;::ﾞﾞ;; i;;i:/,w'ﾊﾞjW´:::::::::::::;:;;::w
..|;| | | || | | | |,,,r''''': : : :::::: ::::: :::::::::::ﾞｉ;ii:ii:;i::.ﾞ;;ﾞﾞ..;i;::::;i;:i;:ii:ii;/ ﾊﾊ;;;ﾉ::ｗｻ;:;:;:;:;:;:ﾘ:::::::
..|;| | | || r'''ﾞ~ ,,. | |､ ;;'"ﾞ~.: :: : :::::::::::::::::::::::::''rﾞﾞﾞ''';:,;;.:;:.:;ii;;ii;:.:ﾞﾞﾞr''::::::: wy:;;;;ii;;;uii;;;y::::::::::
;;'"ﾞ~' ﾞヽ"^ﾞヽ"""""" """" : : : :: :::::::::::::::::|;;;;..:;;;::ﾞﾞﾞ... :: ::...ﾞ|:::::::::: ::::: |. :;ii;::.ﾞﾞ,ﾞﾞ::;:ﾞi ::::::::::
｀'''ｰ :;､:. ;,:;.;､ :. ;,:;;､:;;､: ´､:. ;;'"ﾞ~;,ﾞ^ﾞヽ;;..: : :: : : |. :;ii;:.ﾞﾞ,ﾞﾞ::;ii;;ii;::ﾞi:: :: : : : :: :| ;::.ﾞﾞ,ﾞﾞ::;ii;;:ﾞi: :: : ::
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`lﾞﾞﾞﾞ, ; i;,,;ii::ﾞﾞ,; ,ﾞ| 〉;.::.;ii;.. ; ;; (
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／ l !
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. ￣￣/ , , /! i､ .i ,' ,|
/ ｨ , ! l ,ト!l-! /ﾘ!.,' .,'ﾘ
l/ l , /l. l ﾊ /_,l云 .「/lハ/
l ,ｲ ∧И ,' .∨ `.|h!ヾ.',
!／l ／Ｖｲ､ヽ, !, ｨ/ ¨- '、
. ′ l .ヽ ｀ !l, /′ ヽ 目立つ必要もないし
!,,ィ , /‐-､ ｀', .! ／
. ＿,/｀'‐-＜!_ /ヽ〈 , ! ヾ. /- 、 こんなものですか。
. ／:／｀丶 、 ｀丶ヾ､ ,代 -‐_,'.、 ヽ,
. , -''":／ : : : :／: :｀丶,、 ＼ ｀ 、 Ｔ､,斗―='‐､
. ／`ｰ=ﾆ二_: :／: : : : : ／: :｀丶 ＼ .＞'''"´￣￣´ ＿,ノ
. ,..:'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀－-､: :/ : : : : : : ＼ ﾄ､-' , -‐''"/
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､i､_ ､!､
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./i :{ : : :/ll.|: :i : : : :| : : :l : : : : : i : : : : : : : : i
〃: i ､: ﾊ:ハ: i､: : : l: : : :|: : : : : : i : : : : : : : : i
i! ! : !ヽ!! ! ｀-ヽ从A , : ||: : : : : : :i : : : : : : : :|
.ヽλヽ ､ ｀!ﾙ'| : : : : : : :|: : : : : : : :|
}'}‐=i .j,,,___,，｀ j : : : : i : : :| : : : : : : l
j::| < ￣´ | : : : : l : : | : : : : : :/ 何の印か、知らねばわからぬでありんすなあ。
i:::! ｀,._ |: : : : :l : : |: : : : : :/
i::::::｀i､＼7￢フ |: : : : l : :/: : :/ : /
i::::::::|;;;ヽ､ __,,,.-‐￢ : : : /: :/:/ : i : /
!:::::::|;;;;;l;;;;;;;;;} / : : : /: イ: :| : i :/|
/｀ヽ､i;;;;l;;;;;;;;;;}.ﾉ : : ／_'＿l : :l__L/_|
'-､ ヽ;l;;;;;;/ : ／ ￣＿__￣｀`丶､｀`‐､
/ ｀ヽ､ } {／ _,-‐'" ＿_￣`ヽ､ ｀＼ !､
./ .丶__i j/ / ／´ ￣￣｀`ヽ､ `､
| { ||￣｀ll-i '" ｀ヽ､ ,}
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （●）＼ それこそ、僕らだけが知っていれば十分ですからね。
| 、___´__ |
ヽ、 ／
／ ＼
.
／ ￣￣￣￣￣ ＼
／ ＼
／ ＼
／ ＼
／. ´￣` 、 , 、＿＿ ＼
| l
..|. （ ●） ﾉヽ （ ● ） | １年、経ったお。
|. ´"''", "''"´ l
. ＼. （ j ） ／ . , '⌒ヽ
＼ ｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／ ー l
／ヽ イ＼ ヽ､_ ノ
／ ｀`ｰ- -‐'"´ ＼
＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 本当に、ロレンスさんとホロさんには感謝だろ。
. | （__人__）. ｒｍ､
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 || おかげで俺達はこうして生きていられる。
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
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┃ 暦上の【秋節 中の月 3の週 安息日の翌日】。彼らの異世界生活が幕を開けてちょうど１年です。
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.
/ , , /、
. / / / ィ/ ／/ ｲ ＼
/ ／/ｨ / /x!,ｨ/,イ / /ﾍ {
,ｲ / ハイ' | j| /l/ ' ,ﾚ≧ｘ;ｨ ｲ / / il
厶‐ｧ ´ i"(ミxﾘ! / | ,:′ ヾﾃヌゞﾚ'l/ /ィ i !
/ ,ｲ ヾ 辷 |,′l/ ゞ'’ :' ,ｨｆﾅ ｨヾ!
. /'′| i ゝ-､" ´ {;ﾘｿ〃ﾘ
jＮ i ! ヾ /′ こちらこそ、思いもかけない出会いだったけど、
ﾚ{ , ,ｨj li! 、 イ
_＿_j_ﾑﾁ ヾ＼ ｀￣ ヽ /′ どれだけ望んでも得られないものを頂いてしまっているよ。
j ￣ ｀丶 、 ＼;///,ｨ.,;._｀ /
___ / 1ヽ `ｰ:､≧{ ｀ヾ:､
／:::::::`:.ｧ:､._＿_ ! ＼ }/´｀ー- ､ ヽ
／: : : : ／: : : :`丶ミ≧:､ L_＿_ゞ( ;ｬｧ'´￣ ｀ヽ
:-: : :／: : : : : : : : : :_≧ｭﾐ:､ };＞' __ ‘，
`:､｀ｰ-:､: : : : : : :／: : : : :＼､ 才{__ .ィ´ ヽ
.:.:.:.:｀ヽ、＼: :.／: : : : : : : : : ＼ﾉ;ｨ{ ､___, 丶
､＿ _)＼
⌒ヽ ＞―｝ﾊ ＼__
／ . . . . ￣＼}. . .｀ ＼
/, . . . . . . . . . ｜. . . . . . .
〈｜. .i. . | . ｌ. . . .|. . . . . . . |
八_iﾄ-Ａﾊ|. . . .| . . . .{ . . | 洗濯、水道、交通の便、村への昇格……
丿'}刀 |. . . .|. . . . .}. . .|
ヽ '″｜ . .ﾉ .二二二.. ヽ どれひとつとっても対価の払えぬ恩恵でありんす。
∧'丶丿／／/￣￣＼.. ｝|＼
匚￣￣ ／....厂￣..........ﾟ｡｝|......}
/...＼........,.../.......................｝ 二二)
|........く__ノ..｛.........................｝........./
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ お互い様、ということに。
／ （⌒） （⌒） ＼
| __´___ | 戻りましょうか、僕ら５人が揃って不在というのもあんまりよろしくないですし。
＼ `ー'´ ／
ノ ＼
,--､-‐ ￣ ‐-
/＞l 「 ｀ ＜
ｒ.､ヽ. ',l '、 / ｀ ＜、
γ､ ヾ､ ヽ /ｨ 7
弋 ヽ ヽ ヽ. ' ,' /丶
∧ ＼ ヽl l. , /l /l / / /
/イ.ヽ, -‐''' ‐- ',/! !l 仁メﾘL/l./ l
＿.」/--‐―､ ヽﾉ .ﾘ ﾚV沙､.'` 」 N
/ ヽ. ヽ ‐ /ｙ! /ﾘ
,' l｀丶/ V ﾚ もう、いつ辺境伯様の湯治客がきても
／'´ l l , ｲ
／ ./ ｀` ､.,ｲ おかしくない時期だしねえ。
／ ハ , , , ,ｲ
＿,／ ／ /､ >､//ｲ
／ ／ 孑'´ /-‐ヾ ヽ´
/ ／-‐' ´ / ＼ ﾚ￣
.‐'' ´ / ヽ`＼＞.､
./:l -―- ､ V l＼
/ ./:.:.:.', ヽ ',:.:.:`＜、
/ /l:.:.:.:.:.:ヽ l !:.:.:.:.:.:.i＜
//./:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ! !:.:.:.:.:.:.! ＼
.
,"；'.:.:;”:;,`:;,':,”:;:;.,:;.:；'.:.:;”:;
.::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"ﾉ'.:；ノ'.:.:;”:;,`:
..:;,`ヽ|／:;,':,:;.,:;.:∨/／.:"；'/.:.:;”
.:;.:'"；|'ﾉ.:.:;”:;,`:;:i;|.':,”ｿ::.:ﾞ,:;、,". : .
,,`:;＼i;|i;／:,:;.,:;.::i;i；／'.:.:;”:;,`:;,': :. . :.
"".:::;.:".:i;i|.:'；'.:.:;”:|:i|.;,`:;,':,”:"ﾞ:.:ﾞ；'_
.::; .:".:i;i|.:'；'.:.:;:i;i||”:;,`:;,':,”:"ﾞ:::-_
.:`:;,i;;i|；'.:.:;”|:i;i|.:；ｌ:;．;"~‐
＿＿＿ ." ；'.:.:|iii|;”" :i;i|.|i;,`::;;"::::
／_ノ '' 'ー＼ " ;;:;i|,i;;ii:i;;i:i,`:;;,`:;,':,_＿
／ （ ●） （ ●）＼
／ :::::⌒（__人__）⌒::::＼ 辺境伯様に便乗してるはずのアッルが来るのも、多分一緒になるはずだお。
| ｀'ーｎl^l^ｌ |
＼ l っ/
( ゝ
ｉ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） クレイたちもそろそろ戻るはずなんだが、オフレッサーの件で手間取ってるのかもなあ。
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
.
:: :. :. :. :. : .:. :. :. : .: .: . :. : .: . :. :. : . :. : . :._,,,- 、 : .: . : .: . :. : . :. :. :. : . :. : . :. :. : . :. :
_...,,ｰ''''''"ﾞﾞ: ;: ;: ｀`、 ; :,,,,-‐'゛`ー^ー-、 :: :. : .: .: . :.:
_,,.-ｰ''''"ﾞﾞ｀ﾞ''ｰ-、,,,,-‐'゛:､丶､.... ＿＿_ ＿＿_
,,,,-‐'゛:::....::::::........ . :::~ﾞ"'ｰ- _,,..ﾞ_______|二l二|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|二l二|＿_
":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :ﾞ|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :; : ;: ;: ; |土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
ﾞ''､,,_;: ;: ; ::; : ;:: :; : ;: ;: ;: : ;: ;::ﾞ|土土ｌ二l二F土土土土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;. |土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
イ. |土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
. ／ | |土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
. ・ ´￣￣ヽ ﾘ. |Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
／ ./／. ＿＿＿. |J.＿＿ . ┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
／ /´....／￣￣ﾞ。＜ ＿＿ ＞.､.. : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
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....../ ./ / ./ { ＼ ､ ＼ ∨ /｀＼ ＼人人_人,_从,人／ﾞ¨ : : : ﾚ|
......{ / / ./ / / ﾊ }ﾊ } ハ. ∨､ }..
_.ﾞ人 ｲ＼ ／{ /l {/{ ./}ハ ﾄ､,ｒ七V } .} 〉ハ.ノヽ こらー！！
..: : ::ﾞ≧=---／ .＼／.r人{人|≧=r- ` 乂リ .} ﾘ=イ .〉 ﾉ
.: : : : : `: :.／ヽ } / | 八.乂ﾂ , 从/○､ .／ Y } ／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ﾍ
..: : : : : : :/ } ／､＿＜:⌒:ヽ､_ ｒ＜´ヽ 八__彡'ヽ／j.ﾉ
/} | < ｀¨ヽヽ---､Y 弋ー‐ﾉ ／ ﾉ＿彡'ヽノ 揃ってどこで油を売っておったのじゃ。
...ﾞ｀¨¨./ | ! ＼ .} .}-.-.､＼ ＞￣_イ }彡'}_∨__彡'}ﾉ
... ｲ ﾘ 八 〉__.ノ.ノ: : : : :＼ヽ_>＜三三＞-､＿彡
..ﾞ／ ／ ./ ./ヾ=≦＼｀丶:_:_::＼}＿_ ｀¨´ ＼ ＼イ
. ／ .／ ./ ＼_ヾ: ＼ ＼:ハ! ｀丶 ハ. Y
. ／ .／ / ｀¨¨｀ヽヽ /|:::| ＼´{ ヽ!
...ﾞ￣ ´ ／ {｀¨´ l:::| ,.:::┬..`r..､ .ﾉ
----------=≦ .八. l:::|／l::::::|::::::|:::::/} ｒ―
ヽ／´ヽ::::l::::::|::::::|:::::{ﾘ .r--- '
＿＿＿_∨::::::},ｨ≦三三三{｀¨/ {
／￣￣￣￣｀}ｨ≦zz'z'zzz'zzfハ./
.
／￣￣＼
ノ ｀ヽ ＼
（ ●）（ ●） u |
（__人__） | やべ、なんかあったぞ。
(｀⌒ ´ U .|
{ |
{ .ノ／⌒￣￣'￣￣） 三 二
ヽ ／￣¨￣￣
(⌒ヽ､ ／ ヽ く
＼ ヽ ／＼ ＼
＼＿_／ ＼ ＼ ）） ﾀﾀｯ
_ , -､- ､_--‐,_‐ ､
t`ｰ;-､_ _ノ:::::::::＼ﾆ三ハ､:..:＼ _
ﾏr､: : :｀＞:'"´￣￣＼/:､い＼:..:.丶. ___,,..) ｀)
ぃ >:'´: : : : : : : : : : /:,r＾';:∨,ﾍ:..:..:..｀ヽ --‐''´
／／: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ. i:: V/∧:..:..{::.｝
__ ,ﾍ/ , ': : !: : : : : :i : : : : : : ヽ.l:: :ﾏv∧::.::V }_
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/／:.ヽ:.:.:.:.:::i ｉ: ::!ｉ|: ﾄ/ｲハ: : ﾘ!:!:.:;ｲ::川: : : :.:i: :::r'´:.:.:.:.ヽ./
,. .:'´:.:.:.:.:.::l.::::::;.ｲﾊ.:j从ｆトミ{ {､厶ﾑ/-}::ﾘ:ji: : : :::|: /:.:.:.:.:.:.:.:::}
,. .:'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:::;_j／ Ⅵ｀ヽﾍﾞ_ﾏﾘ ﾘ ｧ示=‐</｣: : : !:r'; -― ､:.::;ﾊ
. ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::／ !::.|: :i ＾¨ﾉ ､ ﾏ沙'ﾉﾏ : : ,'::i〉:.:.:.:.:.:.:.:V:..:', おっと。
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::∠ー-<^ヽ-‐/::.:!: : ､ ヽ ＾￣´ /: :: /_/:.:.:.:.:.:.:.:/ｲ:..:..}
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丁:ー- :__ヽV-/ﾊ:.､:..:..:,ﾍ:_いｖ' ／:;. -―‐7:ｉ:::.:.:.:.:.:.:.:.ハ:..:..:.i . ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
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r／. ---, ´ ￣￣＞.､ ＼=彡ｲ彡ｲﾍ＿_
ｆ,/´ ./ ､ ＼ .∨＿_ｨ≦ ￣ハ
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. ! | |. | |八 }､ .} } ﾊ. ∨ 人=イﾍ
.{ | ﾚﾊ.| | {ヾ ＼ |ハヾ ﾄ､| } } .／_彡'==ｧﾊ イ
ﾊ .| | {ヾ_ヾ! ＼{-=≦zミ Y 从!_.／}ﾆ==彡ｲ .}人
. Ⅳヾ! l| ｲ心＼ ヽ. てrツ }! ./_ﾘ / ハ=-＿ ｨ彡ﾊ彡 アルトリア様ご一行、到着しておるぞ。
ミﾆ |八_ ゞ' ｀¨ 八f:::::Y三二7￣ } .)/
}ミ三込｀ ' ｲ} 从:::ノ}､＿.ゞ=ｧ=彡Y / ……兄君以外が例の侍女とやら３人じゃ。
}≧ﾘミ＞ .'- イ /{三彡≧=ゞzz=彡'
/＿／´_ ≧=≦二/ ハ| ＞---.､'-ｧ7
／´＿_ ＞.､ ￣ 7 ／/:.! ｀ヽ: : Y
..／ｨ// /＞.， ＼ｲ_.zィ/:/}: :| .}: : |ﾊ
＿＿＿
／ ＼. て_
／ ＼. （
／ ＼ , , ／ ＼ え、お兄さん来てるのかお？
| （ー） （ー） |
＼ u. （__人__） ,／ 緊張してきたあああ。
ノ ｀ ⌒´ ＼
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ
| ｌ （ l / / / l
l l ヽ /
.
.... ..}: : : :｛ >..:::::::::i::::::::::::::::::､ :::::::::::. :::::::::. ::::::::＼: : : : :／
.}.: : : :ﾚ'i:::::::::::::::::ﾄ､:::::::::::::::::＼_:::::-',:::::::::. ::::::::::::＼／
V: : : :}:l:::::::::::::::::| ＼:::::::才´_≧=-_:::::::::. ::::::::::::::::{
.. V.: .::}::',::::::l__ :::l. ＼::ﾉ xﾁ芸汽:::::::::i::::::::::::::::::.
. L: :ﾉ::::Ｖ´厂ﾚ′ ｀ ｲ 弋_fr夕,l:::::::|::::::::::::::::::::. 湯治に送られた重傷者はおらぬのか？
.|::::::::::Ｖ芹茫芸 ー ﾞ:,:::::ﾞ:,:::::::::::::::::::.
|::::::::::::::. 夊r夕 |:::::::l::::::::::::::::::::. おらぬならよいが、それで、どうなのでありんすか？
|:::::::::::::::. 丶 _,.， /! :::::|::::::::::::::::::::i
. l:::::::::::::::::＼ ___,. ^ﾉ .′::::: |::::::::::::::::::::| 初見の忌憚のないところは。
.|::::::::::::､:::::::丶 `^ __ ´ :::::::|…ー‐ - -- ､
.|:::::::::::::::＼::::::::≧=- _ ／ ｉ::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ヽ
.|:::::::::::::::::::::＼::::＼=ﾆﾆ{ ヽ. |::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
|:::::::::::::｡ｪ≦ﾆ＼:::丶ﾆｷ .｝ /:::::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
|:::::::≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼::::ヽ≧。 /:::::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
/ . ´ | .| ＼ ヽ ヽ
.′/ / .| | .| ＼ ∨ ‘，
.ィ{ ./ | | ﾊ {､ {ﾄ､ {､ } .ハ .∨ } 今回はおらぬようじゃ。
「 |/{ l | .{ノ! .八ヾ .>x=ﾐ､ﾄ､ | .〉 .／≧==ミ､
／ ﾊ | ﾄ.{ヾ{ Ⅵヾ{ ｲ心 }} } } }/.／ } 兄君はまあ、兄君じゃな。
< ／{人! .| ｆ芯ヽ 乂ﾂ ,ﾘ | ./ / /≧=---ｚ＿＿|､
>´ .ノ|八ヾ从乂ｊ |/} ./´￣7´￣￣ Y 例の侍女たちは……見たままなのじゃが
{／ ／ ∨ 个 ｀ J / .|/ | ./ ＿＿＿__/
/ / ヾﾄ{ヽ _. =‐┐ イ | / .／＞-----〈 痴女と無口と一見無害。
〈 / ／ﾉ .込 lﾆ=-- ¨´ イ | .!Y ／／ ＿＿〉
У ./ 「 / ﾉ.＞ . ＜＿{.ﾉ ハ / / ／´￣ 7
＼ /{ |イ／´ヽ￣ヽ｀.７ﾆﾆﾆﾆ／ ／イ≧/ ./ ./
Y ﾚ ／l: : : : ‘，ﾏﾊ {＜三ﾆ{ .／⌒}--=ミ､＿_{ /⌒ヽ
/{ .|: : : : : :， ﾏﾊ ｀¨¨.ゞ=)´7､ﾊ-=ﾐ、＼ ゞ=.=.〈ｒ） .}
/: | ‘: : : : : :‘. ﾏﾊ ／／ V}､ ﾏハ / .ノ
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::::/ ,_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_.、.. ＼ヽ l｜l｜l｜l｜l /／
::::7三三三三三三三三三三三三三三ヽ.＼ ／
::::. '''''''''''´￣￣￣⌒￣￣￣￣￣｀''''''''''''. 二 Eニコ 二
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,..-''"´ ｀`丶、:::,': :i: : i: : :.,: :i: : i: : :./ i:.:i: : i: : : ',: : :.:!: : : :.l: :二 ／,..ｰ＿_ 二
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/ -‐一'"´ ｀`ー‐-ゝ:.:.:.:.|: : |: :.:|: :|: : |: : :| l: |:.:.|: : : :|: :.:. |: : :i: |: :.二 ＿__ 二
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ヽ、 ｀ u ﾚ.|: :|: : :´ i 弋;;;ﾉ 弋ｚり .|: : : :..二 !」 〔l´ 二
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ﾉ ≧＼ .八{ .〉! ヾ八 つ:::::::} つ::::::::ﾘ/´ /￣ ア イﾊ-=彡ｲ とにかく！
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〉-- .ﾊ ＼＼ | { ./イ}〃⌒ヽヽﾆ=-=≦彡ﾊ＞=彡ｲ 見ればわかるのじゃ。
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. 二ニﾆ ﾆ ＝==- ..,, __｀゛ｰ＝=- _,,_.
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┴┬┴┬┤ﾐ｜ ',:; .::） て:;;': ｜ﾐ├ ／⌒＼ ´
┬┴┬┴┤ﾐ｜ :.（ノ _「~ … / ） ﾋﾟﾝｯ
┴┬┴┬┤ﾐ｜. ::::） ﾍ ｿﾊ.....ｒ／ / ヘ.
┬┴┬┴┤ﾐ｜......;: . .:::: .:ｿ ﾉ:.::.:....〈 / ／ ／ へ ヽ〉
┴─┴─┤ﾐ｜.ﾞ::.: :::..::..:（ （::..::..:::..Y / , ' ／ ヽ
└･┘ 〈 ,' | / / ｨ i i! ﾊ
{ .| ' ///l /_斗l i i i｝
' .| | ／ // 'ﾞﾍ; ;ｲ/レ|.リﾉ i!
.，.l l/ 〒〒ﾐ7 ヽ ;ｲ '〒〒ﾐ/ //
ﾄlヽ:ヽ ゝﾉ l ゝﾉ ﾉノ ﾉ ' あ……その、
ﾞ .| ｀ヽ ｘｘ ｘｘ ﾉ| |
| ､ /| | 「おかえりなさい。」
, ﾄ＼ ⊂⊃ . イ i j
, | /::i＞ __ ＜l::ヽ j ﾉ
、.|/:/ゝ __,,,,__ ﾉﾊ::::ﾉノ
Y、，ﾞ=--; ;-=":ヽ:::」
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／ ”::::: ￣￣ ":::::::::__,,, 人 ,,,__:::::::::::::::￣￣":::::~ ＼
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┃ 新婚さんセリフ集をさっそく引用するのは、おおよそ８か月ぶりとなるアルトリア嬢でございます。
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. l ヽ !ヽ ､ ,／ .／/ , -=≦ 〕ｉト .,
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. ／ ／ vﾉ ﾚ .Vv .|rf¨￣￣￣ ¨¨'' ＜^ 〕ｉト ., ＼
.....￣￣| |￣ .ゞミﾚ'^ ､＿ ￣￣｀ヽ ＼ ｀マヽ ＼
... ＿| | ＿_ .／ {ﾄ､ ＿三二ﾆイ ＼ Ｖ :､ ＼＼i⌒`
....／ ＿／ ./,:1 '， ＼ ､ :､〕ｉト ., ヽ／込 ∨ ｀≧=-≧_
... ￣ | | {{ .| .∧､ .＼＼≧=-／ｨ汽アv∨／ヽ卞⌒`
. ｜ l .` ! v∧ `ｉト ., ＼ヽ〈 ゞイ }/.{ {⌒ ｝ 君が、やるお君か。
. レ' ..|､ V ーzｔ=ミ=-`- ﾑｲ/
. _ N＼＼ 《弋ソ 「.{.|
. ｜1〃７ ＼≧=- ` ﾘ 从 , ＜⌒>=ｧー──--=ミ
. lノ V ∧ ＼ , -‐ /ｊxｗvﾍ／/// ／／ ｀ ､
／／ ＼ , ＿__／'///／/,/＝＝=ミ:､ ＼
.. ￣ ≧s｡. __／ｚ彡＜'///,／'//∥ ヾヽ '，
＿)` ／／:::::::;// ／///「¨ Ｖﾍ '，
/// そ｛ 〈::｡:::::∥／/////.{ Vﾍ |v }
／{////∧_Vﾑ:≦j{'//////／{ Vﾍ ヽ} ﾉ_.乂
///{///／ ￣＼_／'/∧ Vﾍ 冫({ j）＿斗
V/∧// ｀¨７/∧ ＼＼｡s≦ ＼
∨/_/ ,／ / ヘ/,＼ ＿ ／､ _ -=ゝ
,jz{'⌒7 ({ j) ｰ=≦'^ .／／;ヘ＼/＞ .,_{､ ￣¨¨´ ＼> '^ ＼
/ L_.Y/ ー- ,´__ー=彳 ／,＼く/／.＼┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
./ }ﾍ `¨∥{-={＼＿／/////>ヘ_／ ┃ そしてこちらが兄君さん。
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_:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／ ------= ミ＼ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. ｣卍
ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i／/´ ＼:i:ｉ:i:i| ｣卍 , z フ , z ー-
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_:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ / ＼ ＼ 斗 |i ｉ ｣卍. _,,-‐''´- ,,_',¨''-､. くく//{ }ヾ＼l{
ﾞｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{ 斗 ― ＼ }＼ﾐ,从 |i ｣卍... f¨''''''''''‐-,,,_/ ,r'´ ´` ､ _ 、.-})//ゝ __/j///｀ヽ
ﾞｉ:ｉ:ｉ:ｉﾊ ≦ jx==ミ ∨ f_ﾘi ||｣卍. ! ヽ __,, -‐/ / // / /V ! i,', ヽ! ノ::::::::::::::::j//::::::ﾞ:::::｀:::::'
ﾞｉ＞'i ､ ﾍ乂_ソ ` 〃v 从´＼...... l .:.:/` ｰ/ i/ /! / l ! lヽ; l ／::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::::::::::ヽ
...=,八 ＼ ヽ〃 〉 从,斗＼... /.:.. ..:.:./ ヽ / !ﾚl!ﾚ'ﾚ'‐ ﾚr'7ﾞ／ｲ ::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::
ﾞ――ヽ {＼ ＼ ､ /に へ ヽ ヽ..、 :.:./ ／/ //＜´!¨i` i,,!lヽ..ﾞ/::::!::::::＞ー:::::::::､:::::::::::::::::::::::::::::i
... |--＼个 ⌒ヽ ´ , |／￣` i..,,ヽ/／' / / ト、 ¨´ ｀ /. /:;::::l:::'|::::::ﾄ､::::}::::::|:::::::::::::::::::::::::::::|
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ﾞｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:i:＼{--'-=彡〈人（ /v＼ _ -=彡:::､ア.... l /_,,-l,,,,,_¨''┬- ' i.ﾞ／ |::ﾊ:::ﾊ 弋ﾉ|::::!:::::|:::::::::::::::::i:::::::::::l _，
:ｉ:ｉ:i:i＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iハ:i:｣卍:ｉ:ｉ/::: ――::/ ＼..ﾞ,! i !_:.:.:.:.:.:...¨¨'''ヾ! !..... |::!:l::ﾉ " |::::i::::/:::::::::::::::::l:::＼:::! ヽ´/＜
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=--=彡:ｉ:ｉ:i｣卍 八／ /: /' ＼ﾞ/ｰ:.¨''''''''''''''''''´ヽ､ !... ﾚ|/::ヽ っ |::/::/:::::::::::::::::::l:::::::::ヾ ./j/ﾊ/＼
＿＿＿二=---､ =ミ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:｣卍￣ ` ＜,.:::::{ ￣ ＼ ＼. :.:.:.: ヾヽヽﾞ_人ヽ:::i::::..//::/:::::::::::::::::::::j::::::::::八 ////ハ/
......:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／ ＼､ ＼:｣卍 ＼）＼＼ ＼ ＼..... ､..... , z≦´zヘ ヽヾ!Vノ ﾚ`l::::::::::::::::::::/::::::::::::::∨/////＞
ﾞｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/ ハ}:＼ ヽv ／:::/:.ｉ ＼ } }＼ ／////////ハ ＼／ /::::::::::::::::::/::::::::::::::::::＼//／
ﾞｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i ＞ﾉ:::/＼ ', ／:::／: :八 ∨ /.!:.:.:. ／-― ､///////l//ー｀'Z/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::ヽ′
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┃ 仕上げにユーミル嬢いわくの「痴女」、「無口」、「一見無害」？
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２４回 紙をこの手に
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1035年8月2日～8月16日
■今回新規・変更点
雇用・加入：
アルトリア関係は次回
使用可能資産、作成可能品等：
紙、毛筆、印刷、活字
事業別収支：
人件費等（食糧購入）
－資金 銀貨120枚
＋食糧 240か月分/人
特記事項：
メモ ： 地代年貢用、1036年より収穫メモ残す
メモ ： シタノ村人員の借り出し動員、8月・9月20人、冬期は0人
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充
【○進行】 モトノ村→サキノ村間 ： 年内終了予定
【〓終了】 サキノ村→ヨリオクノ村間
【×待機】 オクノ村→ランカークス村間
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺
◆ロレンスの村クエスト：
【×待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： 教会手配待ち
【△待機】 土留めの植林・街路樹など
【×待機】 簡易ダム・砂防ダム
【×待機】 上水用調整池と沈殿池、部分傾斜コントロール... ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
【×待機】 温泉利用 | 俺も、下働きの弟子が欲しい。 |
【×待機】 宿施設の増改築 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／;;;;;;;;;;
;|＼;;;;;;;;;;;;ﾍ;.￣|/￣￣;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,
◆クランのクエスト： ;;;|__＼;;;;;;;| ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶- ‐--一´
【〓終了】 製紙チャレンジ ： 以降はルーティンのため抹消. ;;;;|─‐＼;;;l＝￣ゝ,,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
【△待機】 戸建て家屋の建設 ＼|::ι::l,ヘi ,-‐､, .∥ヾゝ;;;;;;､‐-､_｀＞
【△進行】 耕作地の確保（目標50町歩） :::::::::::::::::_ (ﾟc) ' ,/ソ / ＼;;;;ヽ
【×待機】 開拓地の目星 ::::::::::::::;;;;;;;;:￣ /'ｿ ／―-､ ＼|ヘ
【△進行】 事業団、後の開拓団の組織 :::::::::::::ゝ:::ι:. / / .Y´ ＼
【○進行】 伝手の拡大 ::::::_｀_´､:::::::: /ノ iヽ ＼
【○進行】 人材の確保 ::::'.-‐´:::::::: / l |ヘ, ト
【○進行】 産業開発 ： 焼き物系、製紙、印刷. ::::::¨::::::::::'／ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, l.| ＼ l
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■第２４回末時点(1035年8月16日)でのリザルト
◇クランマスターズ
地位 ： ロレンス村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
拠点 ： ロレンス村内 宿側作業場（居住５室）、宿舎（12室）、沼側拠点（簡易宿泊）
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、アルトリア、ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
敵対 ：
◇クラン人員構成 ※[n]＝俸給・月額銀貨枚数、(m)＝人数、人以外は食糧込み
遊軍 [26]+(4) ： やらないお[10] できるお[10] （従士）ヨコシマ[3] （従士）ダイ[3]
農耕 [3]+(1) ： （やらないお妻）ユーミル[3]
狩猟 [3]+(1) ： （狩人）マウナ[3]
輸送 [11]+(2) ： （従士）クレイ[3]、（従士）トラップ[3]、馬１頭[5]
生産 [19]+(4)
製紙・印刷系 ： やるお[10]
コンクリ系 ： （従士）ポップ[3]
焼き物系 ： （親方）オフレッサー＋妻子[6]
開発 [2]+(0) ： 牛２頭[2]
固定経費（月末処理） ： 銀貨64枚/月 ＋ 食糧12か月分/人 （未成人はデータ上なし）
◇資産
個人 ： やるお（銀1,195） やらないお（銀1,205） できるお（銀1,235）
資金 ： 金貨900 銀貨32,556 割銀貨5,096 銅貨122,014 小銅貨38,272
食糧 ： 526か月分/人
資源 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨8,701枚＋銅貨247枚相当分） ＋木材（∞）
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）
不動産 ： 居住地 4町歩（40軒分） / 果樹園 3町歩 / 耕作地 21町歩 / 工房用 1町歩
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合のいわゆる会費の取り扱い
予定 ： 1036年より地代年貢として狩猟・収穫の２割 ※商業課税はないので献金分＋αの献上か物納
予定 ： 1036年より水車管理人俸給として5人扶持（10石＝120か月/人分）と水車使用料を相殺
予定 ： 教会手配の養蜂家は1036年春に来訪予定
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」「黒板・チョーク（ヘンピナ７生産予定）」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
２年目生産分（1035年期） 30万枚 ｘ小銅貨8枚＝銅貨24万枚相当
洗濯板２次契約に伴う分配金（20％） ： 銀貨２万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚＝銅貨6万枚～18万枚相当
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 上司の微妙なパワハラ(？)、あると思います
◇クランメンバー
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） 狩人、アリシア養女扱い
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師（親方）
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇シタノ村
ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 間桐臓硯の孫
◇ペンドラゴン騎士家
アーサー・ペンドラゴン （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 騎士家次期当主の騎士爵持ち
アルトリア・ペンドラゴン （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 騎士家娘の騎士爵持ち
アレイン 戦闘教官アレイン（クイーンズブレイド）アルトリア侍女（暫定）
コア 小悪魔（東方project 紅魔郷） アルトリア侍女（暫定）
レン （TYPE-MOON作品 月姫シリーズ） アルトリア侍女（暫定）
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２３回 燃える男
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／ ノi:i:i:i:i:i:i＼ ..__..,;ﾞﾞ ,,.;;;::､__,,....
／ ﾉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀,,､＿__ ..,.,::;;;,,,,
.......,,,, ...::::;;;;;''""""''::;;;,,,,,..:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:;.;;..;; ﾞﾞヾ,,,,..,
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＾､ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／,.,,... /i:i:i:i:i:i:i∧ ／i:i:i:i:／kkkkk;
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爻ヾ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..;;;;'''""..:::;;;:;...,,;;''' ～'""::::::::::::::::::／￣kkkkkk ∧kkkk
ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
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第２３回
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]
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三三三三三三三三|／ /|三三三 .|/| |三三.∨￣￣￣￣ ＼||三三三三二二二
二 /二二二二二/ {三三三三三三}/二/二二|/| |二二ﾆ∨三三三三三|l二二二l二二 l二二
―－/－―――－/ﾞ| | ./ / ∨∧――－|―..|/| |―l―－/ / ∨∧――ヽ―－―――――ヽ
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－―――－/－― ..／ ﾏ::7_| | ―/ / ∨∧―――－l－―――― ‐ヽ－
/ ヾ::::〉
/ ......::::....... ﾊミ＞､
___,,, --─＜l ......::::::::::::::::::::::::::::::.... 彡 ｀¨
¨¨￣ jﾘ 彡.
|ﾐ| =≠ﾍ ﾉ三ﾆ彡 .彡
. |ミ| 彡´ヽ､__ . 八 ／≠￣¨ 彡
r弋| rｰ==≡=≧' ｀≦==≡=ー=ﾐ 彡ヽ
|::::::| ﾞﾞﾞ | ﾞﾞﾞﾞ ｲr .l| さーて一晩ぐっすり休んだし、
',:::::.l j
';:::::', 〈 ..､ ｀ヽ いざ交渉と参ろうか。
ヽ:::', r ｨ;, ゝ ､
`ﾍ ヾ彡'｢ﾆﾆﾆﾆ辷x ミ=ｲ ..::ﾍ |⌒|
ﾍ j:圭圭(工二工二|:: ヽ二二二(O
ヽ ｀二二二¨¨ yﾍ ｀弋¨ヽ
＼ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ r┤ ＼ ヽ､＼
ヽ､ .r┤ ヽ ＼ ＼. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾍ ｀ ー‐ ´ | .ヽ ＼ ヾ ヽ....┃ ちなみに煙草はまだありません。
＼ ﾍ ＼ ヾ Y.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ お手柔らかにお願いしますお。
.l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） | ﾌﾙﾀ
. | （__人__） │ 俺達が頼んだ側なのに、古田の旦那から来てもらえるとはな。
| ｀⌒ ´ |
. | |
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 今日から秋分祭週、忙しい時期にすいません。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／
ノ ＼
.
_（三）_
´ ｀
／ ＼
/
小 ハ
㍉ ｰ=======一 Vｿ,
y㍉ ー=ﾆ三三三ﾆ=一 Vｿノ
ミ代ﾘ ≧､ /≦ }彡⌒ なに、秋の参詣で
/ﾊ| ⌒＼ ヽ | | / ／⌒｀ ﾚﾍ
{l ｨ|≧ ｰ=≡=-イ└≦≡=ｰ彡|ヽl| うるさがたの目がのうなったいまだからこそな。
从l.| ⌒ ´ | ｀ ⌒ l ﾘ ノ （
>､_l | l::.､ ,'_ノ （( 丿 洗濯板で少々儲けたことがやっかまれてなあ。
／: : : ﾊ し= ^ ﾉ::. ミ=ｲ 从: : ＼ ）´
＜: : :ｲ: : : :.从 辷ﾆﾆﾆ==ｧ､ ∧: : : : : ノ:....__
＜: : : : : :／:.|: : : : : : l＼ ｀ﾆﾆﾆﾆ＞＜＞､: : : : （ : : |: : : ＞:....
＜: : : : : : : : :/: : :.|: : : : : :小 ＼ ／/｀ ＜＞､Fj : :.|: : : : : : : :
: : : : : : : : : :/: : : :.|: : : : : : |∧.' , ｀ ー一 ´:.:/ ∧|｀ ＜_G : :|: : : : : : : :
: : : : : : : : :/: : : : :.|: : : : : : Ⅳﾊ ' , / ∧Ⅵ: : : : : : : |: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :.:|: : : : : : | V∧ ' , / ∧V .|: : : : : : :.:|: : : : : : : :
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ ローエン商業組合、生産の話あちこちに打診したって聞いてるお。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 断ったのなら自業自得だお。
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ ／＿＿＿ ／. ┃ 基本的に春と秋の年２回、辺境伯は王都まで参詣することになっています。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-‐''}圭圭∀ﾞﾞ''‐‐-､
_ﾉ圭圭ハ ｀ﾞ''ミミ
￣￣￣￣ ﾞ'ミミ
'ミミ
ミミ
__.. ..‐―､､ ミミ ＿ __
..三三三三三三 ミミ. ＿/ /＿ / /
三三三三三三三三_ ミミ /_ ＿ / ＿ / /
三三三三三三三三三 ミミ / / / / LﾌLﾌ/ / L/
｀ ￣´ , ﾞミミ / / / / ／／ ∠ﾌ
..........ｙuﾒ‐ ┼ミミ. ￣ ￣ ￣
l │ __,, ,ｨﾅ‐ｰ┴-''^’ 'ミミ
l l ｌ::::'´ /ナ :ミミ
〕 | /::/ ..ｒ厂 ミミ いざ儲けた者を見てしまえば、割り切れぬのが人の業よ。
ゝ「 '〉ﾞﾞ’ ,ｨilレ―-=t､..＿ ,,ミミミ
ﾅ `ミr'ilく .ｙ⌒ヽ ｀|li/ ミミミ
-_ ﾞヽ,,_弋__ノ _..／ 'ﾃミミ 儂のところの焼き物師、引き渡すには値100金
! f'、 | ＼.. ｀ﾞ''―''" ミミミ
丨 |ﾕ :ﾑミミ,' ……と言いたいところだが、そなたらには恩義もあるでのう。
│ ll}∟ ..广´ 」
ﾉ ''|l儿､ | 丿
'ｌl|l仝 ｌヤ"
'' _j}l||lｻ゛ "ｧ ..,'
￣´ ,,y‐-‐x__丿 /
.
. ／／⌒''ｰ‐一 ::::::::
...ﾞｉ ／ ﾉ八 _,ィミ=-
...ﾞ| ,､_ _,／ ｀^冖^´ .::::
. =彡'冖^´ -:､ 〃=弌孑'^ﾉく:
. =弌孑'^ﾉ ー= 'ﾞ ヾ:: 育てた分として俸給10年分銀720枚に支度金銀72枚、
. V〃 ¨´.::i :::
.... { .::j ヽ- ､ ､ あわせて銀792枚で手を打とうではないか。
......！ 〈:{_ r‐ｯ ﾞ 彡㍉ｯ
... ､_,ｨf､__｀_＿_,. rf干ﾌ ｝ んん～、どうじゃあ？
. ｀¨´ ⅥYYΥﾞLﾚクﾞ ノ
. ヽ ｀￣￣￣´ ｎ _＿_ ＿,n__
. ＼ .::} | |└‐ｔ,ﾉ ⊇ ⊆ =｢lｧ
. ヾ{ Ｕ につ (⊆广 (乂））
. ＼ イ
. _,.．x≧=≦:::::::／
.. ｘ≦三三三三;ﾊ:::/
(ヽ三/) ））
( i)))
／￣￣＼ ＼
／ _ノ ＼ ）
| （ ＞）（＜） よっ、太っ腹！
. | ///（__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ｽｷ ﾌﾙﾀ
. | } さすが数寄者の古田の旦那！！
. ヽ }
ヽ ノ
⊂ヽ γ く. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
i !ｌ ノ ﾉ | ┃ 金貨換算66枚。職人を手放すとなると安値はつけられないしね。
⊂ｃノ´| ｜. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ 俸給は６人扶持を保証すればいいんですね？
| __´___ | ﾌﾙﾀ
＼ `ー'´ ／ あと、古田さんが戻るときに、
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | 一緒にクレイたちつけて引越しや仕事道具運びをさせる、と。
. ＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿__
. / ／ ＼ 芋三三 l. 〃 ￣ ㍉
{ r=''´ ヾﾐ辷,,､ 辷三三| . {{ ｨ- }}
z=ｲ/ ヾ代 辷三三ｌ ﾉ.. ﾞ .ゞ=彡
. . ＿__ 彡′ ｲ ＼ }三三辷ｨ′
〃 ￣ ㍉....| -==ｨﾃノ ヽtﾃﾆ=ー- ﾃﾆ=彡く⌒ なんじゃい、丸呑みかい！？
{{ -ｫ }} | 〃 j ヾ､ 彡´ l }
ゞ=='" ﾘ .| ./ { ｰく ヽ. l ｹﾝｹﾝｶﾞｸｶﾞｸ
. ﾚ′ .:/ ｀ヽ /.:/ j 商会と喧々諤々やりおうた交渉猛者と聞いたから、
/ :::ヽ ⌒ ー─ｩ し′/
.. ′ （__ｨ彡 三ﾐ㍉_ﾉ { ヽ ／八 気合入れてきたんじゃぞい、わしゃあ。
... 弋 ｀¨´ 弋_＿＿＿彡´ ¨´ | ¨´ /::::::',
ヽ､ 弋 ,イ l 〃:::::::::::}
>､ ｀ヾ≡≡ﾁ ノ ,//::::::::::::弋
. /::::∧ / ／//::::::::::::::::::
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ いやだって、貴重な職人をもらえるありがたい話だし、
| （__人__） | ﾌﾙﾀ
＼ ｀ ⌒´ ,／ 古田様がつけた値にケチつける気もないお？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ●) (●）
｜ （___人__） 今更な話だが、普通こういう職人って囲うもんであって譲ったりしないだろ？
.| ｀ ⌒´ﾉ
| | もうさ、そんだけで丸呑みするしかないじゃん。
.|､ _r十､
[::.ヽ､ __rく_} _i .}
_, ､-一 :::"＼ :::::::::} _i _l _i .}
／ .:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::} _l i_ i. {:.. ヽ__
/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} _jノ`~゛ t:::::/:::::..＼ __
.i :::::::::::::::::､.::::::::::::::::::::::::::::} ﾞｉ -‐.i.,-‐､::::::::::::::.. ＼_
i ::::::::::::::::::: i:::::::::::::::::::::::::::i ヽ ⌒,; ‐'::::::::::::::::::::::::.. ｀::...､
l ::::::::::::j:::::: i:::::::::::::::::::::_ノｿ } /:::i:::::/::／::::::::::::::::::::::.. ｀ヽ
l ::::::::/::::::::::::::::::::::::::／.:::ﾞｉ::＼__ rl ´::::: i::´::::::::::::::::::::::::::／::::::::: l
l :::::/::::::::::::ｿ:::::::,／::::::::::::::::::::ー,´:::::::: l＞ｰーｰ-、r-‐:'::::´::::::: l
.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,.l´::::〔ｉ.ｉ.ｉ〕::-‐' r'´:::::::::::::〈 ヽ::::::::::::::::::::l ,ハ ,.:':::::::::::::ヾ
' .l::::::::::ヾ､::::l !::::::::::::::::::::ヽ ヽ:::::::::::/::l /:::::ｌ !:_;;;__::::::::::}
l:::::::::::::lヾ､l l､:::::::::::::::::::::::ヽ ',‐‐‐l::ﾉ ./:::::: l _{= , = ,ﾘ‐- ､
l:::::::::::::l::::::ﾄ､ ｀ ､::::::::::::::::::} ヽ . l::! ヽ::::::/: ヽ､- イ : : : : ヽ
ﾊ::::::::::::l::::::l ヾ､ ｀` ‐-..._l , , , ｛// ）／::::/: : : ;.ﾍ' ノ : :_,,_ : : :＼
{: : : : : :l: : :l ヾ､ ￣￣l/// :::::::/ヾ､ ∧ :` '´: i´: : : l: : : : }
`l::::::::::::l:::::::l l//::::::::/ : : :/ ヽ: : : :l : : : :j : : : ゝ
ﾊ::::::::::ﾊ::::::l l/ｌ::::::/ : : :/ ＼: ＝=== : : : :(
. l::::::::l .ｌ::::::l ｌ:::/ : : :/ ＿＿＿`l : : : :l: : : : :`:ｧ
. l::::::::l .ｌ::::::l ,. - ― - ､-- ､ハ ヽ ヽ /: : : :/: : : : : : ',
. _l::::::::l._ｌ::::::l /{:::::::::::::::::::::} ＼ヽ ヽ/: : : :/:へへへ :ヽ
ノ////}////} ,' ゝ､:::::::::::::ノ Ｙ⌒ヽ', ／: : ;／ヽヽ ヽ ヽ ソ
￣￣￣ ￣￣ { i＿_,..ハ: : ／{ ,へ ヽ二二ニコ
', 〆 _Y'"´ l ,へ ヽＹ´＿_ﾉ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
... `ｘ._ミﾐｱ ｀¨¨ ‐- ＝＝＝＝ -‐ ¨´ 彡i、/ , .
... ヾ､ ﾐﾐi! . -- 、 彡彡クノ
ミミミミ ー一 ´ `ｰ一 彡彡１
. i! ヽﾐi ＝-‐ ¨`ｰ= . ＿_ .＞ ､ ＿＿＿ . -＝ミ彡 彡ｸ i !
. i! / .〉i! .ｰ-､.＿＿＿ ヽ ＞＿＿＿＿_,, i! ﾐ !
. !. ﾐヽ! i. ヽ ｀¨¨¨¨´￣,. ､｀¨¨¨¨´￣ ノ .ハ ! .i! ｽｷ
. i. `ミi! ! . i! hﾘ .′ ……数寄者などというのはな、
. ､ ｀¨i! ﾐ. ﾄ､ .′ ﾀﾜ
... ト . _,! ﾐﾐ. 、 i!. .人 要は奇人変人戯け者の遠まわしな呼び名よ。
. / ヾ. ミﾐ､ ,ｲミｯｰ' .i!ー' .∧
/ i. ,z‐-､ ＜ 彡' “ﾏ´ i! ∧ 土くれを飲食の器にしようなど戯けの沙汰とな。
イ i! ヽ_彡‐ ､ `ー '´ j! .′ ヾｰ ､
_´／ i!〉. . _､ '、 _. ィｿ /i! ＼ ＼
i i〉. ` 一 ､._,, ェ壬ツ´ / ! ヽ `ｰ- .
. ! i! >. ¨` ､ `ｰ一 ´／ .イ i! i､ ｀ =- . _
! i! ＼ ｀ ー‐一 ´ ／ / / i! ＼
.
､ i! ミﾘ ‐三三三三三三三‐ 彡 i, i
＼ﾐ.jミ′ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 彡ﾚ!.ﾉ
＼ミミ′ﾐ ､_ 彡彡'
/xミ ｰ--ﾍヽ、 /ミニ彡iﾐｽヽ
. {ｿミi! ＼ﾄ､ ＼. ﾊ / ／' !´) i 捏ねど焼けども、なかなかモノにならぬ金食い虫。
. i! .ｲ,! `ｘ. ＿,,＞-ｧ' ﾄ-＜´ .ｨ !〈 l
{ ! { i ´ ，`ｰ ｀¨¨´ !Y》 i! しかしお三方は笑わぬ。職人が欲しいとまで言う。
∨ｰ'i. ! ﾐ， i!彡.ﾘ
`ー! ィ´ ﾐ， ﾘ_ ノ 応えたいと思うてしもたのよ。
/了i. i! ⌒ ー'' .ー 、
.′i.外. ヽ≦ｼ ＿＿_ ﾄミ::､ﾘ /.ﾐ! i.
.′ ! i∧ .ｲ ￣￣ ヽ ./ ﾐ! i.
. -=' i ! 丶 ミｰ‐─一' .ｲ ﾐ! i.
´ / | i. ＼ ￣￣ ／ ミi! ∧
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
| ( ●) （●)
.| （___人__） 食器だけじゃなく、瓦や土管、煉瓦なんかも欲しいんだがな。
| ﾉ
.| |
人 丿
/⌒ ＼ __ _ ／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ ＼ ┃ 「ワインを飲むなら鉛のコップ」は現代人目線だとね……ｱｶﾝ
./ 人 ./ ヽ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ ヾﾐ竺彡ﾞ ＼
. 〃 ヽ
. /l ﾊ
/ﾐ| ｌﾐﾊ
i三! ＿彡''^⌒ .|ミﾊ
＼|ﾐｿ ＿＿,ノ⌒ ヽ ヾﾐ|／
≫ﾐ =彡^¨¨´ ﾞ'ｰ=ミﾐ .ﾐ≪
|l＾ヾ≧ー=ｪｪ=‐｝ ｛‐=ｪｪ=‐≦./＾'l| それよ。
！ ﾊ ¨＾´ .i ｉ ｀＾¨ ,ﾊ :}.j
,．ﾊ し} ｨ! k { し,ﾊ ､ 土くれの使い道は無数にある。だがそれがわからぬ者ばかり。
. ／:.:/:.:ヽ,_ / = =ﾝ ヽ _,/:::::',:＼
:.: :./:.:.:.:.:.:.ﾊ ゞ彡= ＿＿ =㍉ｯ ﾊ :::::::::::',:::: 儂の育てた焼き物師が、息子の代で不要とされる、かもしれぬ。
:.:./:.:.:.:.:.:.:.ｉ',ﾍ ｘく｀ニニ´ﾝx /',|::::::::::::::',::
:/ :.:.:.:.:.: :.:|',','l＼ ｀¨ ¨´ ／j',',!:::::::::::::::',:
ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|','∧:::＼ ; ; ; ;. ／:: /',',|:::::::::::::::::',
:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :|',','∧ :::::｀''ー‐一''ﾞ ::::::/',',',|:::::::::::::::::::
＿＿＿_
／ ＼
. ／ ＿,ﾉ ⌒＼
ｌ^l^lｎ （●） （●） ＼ 代替わりの方針転換かあ。
ヽ L ､ ｀ |
ゝ ﾉ ￣￣ ／
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ そうなったとして、親が聖域にしていた道楽・不採算事業の整理、実に正しい経営判断ではあるのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-.._ t、 ､ﾞ×ﾞ'' ｀ ｉj廾[ｌ}Ij{|l |Tlﾐ7彡卜 ﾆｌ「 .. ｀ － . 丶 丶 」
ﾞl丶､ 、 ゛ .. ｀.. ﾜ公 「ﾐi大とﾑと〕j< ‐´‐ ｀丶 _ 、 ｲ ｀l
,,.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ :彡 ｒ ( |
´| 儂の夢につき合わせ、行き着く果てがそれではの。 | ..il聿 l 'ト 、 」
｀＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ｌ夕’ jﾘ |卜ｌ 、丶 丶 :|
､'|〉1!'｀│ -'ｌ'‐ ﾜ」l!>!ｉ力‐'' 、 ___jiｉゞ` ..rｿ 丿tt｛ゝ、 ..!
t ∨卜‐ ､ '‐ 」'ﾅ <「''ﾍ-ぃ＿,,..........､..-‐'‐ ､,, ノ / _ｨｿ '⊥｀- ' ､、 」
l| ''´亅 ｒ ―ﾞ' ∟ 冫 冫` ､ '⊥=ユ....､′ _..---- ﾆ 冖‐丶‐‐‐ 彡‐'´_jxソ ﾍ'、 `ｰ ﾆー-........--､ |
ｌ ..! 」! ﾝ ゝ ﾆ'''jＬ 「 ′ ゛ '''')＝一''"´ ′ ´ ￣ﾞ ゝ ‐-'! ~~ ′ ゛' ''''‐‐ ､' |
ljＨ ! ー 丶 '' ｌ∩.. ′ -......__ 'ﾉ丿 ｛` /.
'|八 ┤'' ,,....-､ ' 'ゞ .. .... ｀''''‐ﾌココ: ------＿_｀'′ 」〃
_ │ │／ ' － ' :〉丶 ､ ｀′^'^ ￣ 丶 ‐''⊂」ょｰ---ｪ..‐/
''ｌ八 '」│ － .. │ ､ ＿,,ｪjｌﾅ ..－ 丿 ''∟..、 ￣" 冫∨
｀'|こ │ﾞ、 - ― -′ ''''''￣ :ｉ〔∑ ,'| '''冖-- ‐''' l/
厶│ 一 丶 ぃ..'' 冫 - ,,」ｌと彡 │ /
、'ﾅ !｀ 丶‐ '' _ ´ '' 丿 :lｌｆにに′ ┐ ./
'、ｌ）|、 ´ .. .. _..ｌ（ : 、 ..Jjﾆﾐ ｮム 〈'、 /
:| ⊥‐ 1--― ､ 下´ﾞ ''' ､.... -‐-..、 ..ﾕ]]ミ万ｴミ′ "ヽ、 ﾉ
┐〔ｌ1 │ |′ ′ ′ ｀‐ﾆ....､ ´＼ ‐亠 ￣´" ´ ′ ｀lﾃ、 /ヽ
∥ １ｌ .. ｀'、 」 ,, ′ ''、、. . ﾞ- ﾉ t′ 」 / ヽﾍ
lｌ〕 ｛ｉ１￤ '、 ゝ 、 ヽ- ''￣ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
'l┘''、川､ １ '、 ヽ、 | ゆえに若手１人、御譲り申す。 |
｀ｌ1 ∥tﾄ'l レ ､ 丶､ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
ン |! |ゞ１ ''ー′ `ﾞ‐:..､__ ,..ｒ'´ / ..,, 丶 ｀ . _
_ｨ∫ﾞ」 |L '、 ｀ こ 、 ｀￣''ｰ''＝-―一---‐‐'''" /ﾞ‐. ／￣￣￣￣￣￣￣＼
ゞ'∟ lｒ 〉:_' 、 ''ｉ ﾆ 、 .. ､、 ,,ｨ′ ／ ヽ. | 用立てられよ。 |
'、〕 ゝ| ｉj -ヽ ..'ｉ .. ''､､ ｀''( ﾝ‐ -........................--彡′ ./ ,, 丶､＼＿＿＿＿＿＿＿／
.
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼
／ ::⌒（__人__）⌒::: ＼ ありがたく、いただくお。
| |::::::| ,---、 ﾌﾙﾀ
＼ `ｰ' しＥ | ところで古田様は、この秋分祭には参加していくのかお？
／ l､Ｅ ﾉ
／ ｜ |
（ 丶- 、 ヽ_／
`ー､＿ﾉ
r ､ _ .... _
. ,〃´､_ :ｉ｀ヽ ﾖｿ
rr彡 だぅｰﾘｯrｷ 収穫祭は来月の方が主だし、第一他所の領主なんぞ邪魔であろが。
_]彡 ´.::ヾ｀"!
^ｧx!:. (,ム ^ ﾍｯ l ゾォルケンの一条には古傷の湯治にきたっちゅうことにしてあるし、
. { し:.: {: /二ﾌﾉ ,′
. ｀ｰf:丶、 / 適当にのんびりしてから帰るわい。
l:l :.:｀:.:.''"´:|ｧ:､
.！l :. .:,ｨｸﾞ:.: :＼＿
. _,ハ:.l :. ／/:.:.:.:.:.:.:.ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:￣/＞
／/:./!ヾ:／ /:.:.:.:.: :／ :.:.:.:.:.:.:.:.: /＾ヽハ
. ／:.:./:./ l／ /:.:.:.:.: 〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ V|
,．'´:.:.: :/ /／ /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: / ‘!
. |:.:.:.:.:.:.:.,:.:.i′ /:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.／ ',
. .|:.:i: :. 、′| /:.:.:.:.:.: /:.:.:（ ）:.:.: ://.／ ',
..... |: :|（_,ﾉi:.: :| /:.:.:.:.:.: :/:.:i:.:.:.｀¨´:.:.:.:./// ',
. ./!: :|:.:.: :|:.:.:j/:.:.:.:.:.:. /:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.: 〃/ ',
. ハ:.:l:.:.: :|: :/ :.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.: ｉ:/ ',
.. / V:.:.: :|:/:.:.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:.:.:.:.:.|′ ',
.
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
／ （●） （●） ＼
| __´ _ | 収穫祭と名乗っているけど、実際は教会のキャンペーン期間みたいですね。
＼ ￣ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
,xｯ､}彡'''"´￣￣｀丶､
ゞ''ﾞ´ ＼
〃 ヽ
/ミ{ -‐-ミ,_‐- -‐ _,彡‐ '， __ｎ＿ｎ.____
ミﾐｼ ,.．､ ｀ニﾆ´ ,．-､ i!.... └冖 !|┌‐┘ ＿ ｎ.____
ミミ. =彡'ﾞ⌒㍉,_,ノ ヽ,,ィｼ^ヾﾐ |} . く丿Ｌ.二ｺ ,ﾖ｜|┌‐┘.＿
ミﾐ , ‐… ､ ､ ,. , …‐､ ﾘ ￣ Ｌ.二ｺ ,ﾖ｜
ゞﾐ. { O ｝ }} {{ ｛ O } .lヽ ￣
′ ｀'ｰ一'ﾞノ.::i i ヽﾞ'ｰ一ﾞ .| :｝
:{.( .:::j l ､ | ,′ そなたらこそ心しておれよぉ。
:.じ r _ r:､ r:ｯ _.-､ j/
＞rｉ ゞ=ぐ ｼ㍉ｯ/ 来月にはまた辺境伯様秋の参詣帰りの討伐で、重傷者がくるかもしれぬぞぉ。
|ﾊ. ヾｰ=ニニ=ｧﾞ /
. r:| ヽ ､ヾﾐｪｪｪｧﾞ /j､
/:fj: ＼ ｀'ー 一'ﾞ ,:' ﾊ.＼_
: :|ﾊ ::..ヽ､ ,／.:: / j: : :ヾヽ
:..:Vﾊ :::. ｀¨¨¨´ .:: / |: : : :|::
: : .Vﾊ :::. .::: / |: : :..:|::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ロレンスの湯治宿は、本来そういった重傷者の看護、看取り目的で辺境伯の直轄下にあります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） そういえば春はこなかったな？
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 参詣って春もあるはずなのに。
. ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
／ ＼
/
小 ハ
㍉ ｰ=======一 Vｿ,
y㍉ ー=ﾆ三三三ﾆ=一 Vｿノ
ミ代ﾘ ≧､ /≦ }彡⌒ なぜか今春は小競り合いしかなかったと聞いたのう。
/ﾊ| ⌒＼ ヽ | | / ／⌒｀ ﾚﾍ
{l ｨ|≧ ｰ=≡=-イ└≦≡=ｰ彡|ヽl| 盗賊山賊いずこへ消えたか、
从l.| ⌒ ´ | ｀ ⌒ l ﾘ ノ （
>､_l | l::.､ ,'_ノ （( 丿 不思議なまでに平和であったと。
／: : : ﾊ し= ^ ﾉ::. ミ=ｲ 从: : ＼ ）´
... ＜: : :ｲ: : : :.从 辷ﾆﾆﾆ==ｧ､ ∧: : : : : ノ:....__
...＜: : : : : :／:.|: : : : : : l＼ ｀ﾆﾆﾆﾆ＞＜＞､: : : : （ : : |: : : ＞:....
. : : : : : : :/: : :.|: : : : : :小 ＼ ／/｀ ＜＞､Fj : :.|: : : : : : : :
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. | ｌ| | | ｌ| | -─=ミ
| l.| | l l.-─／::::::::::::::: }ー=く
. | ｌ | | ／:::::::::／:::::::::::: / ::∧::::::::: ＼
l l| | |＿＿＿. /::::::: ／:::::::::::::::::/::::/ ハ :::::: ＼＼
========' l | |￣￣￣,':::::::::/::::::::::::::::／::／}''^Ｙ}::::::::::::: ＼
l| |. {:::::::::':::::::::::::／::／ / 八ハ::::} ｉ:::ヽ
＿＿＿＿＿|,,_|＿＿.....{:::::::::::::ｰ=彡／￢=ミ、 ,,==ミVi| |ハ}
―――――――――.{:::::::ハ:::{ー┐r==ミ }-{x=ミ^刈 | }
',::::{ う)ﾘ ヽ .........ノ ＼ ....ノ 丿 ﾌﾙﾀ
}::::＼ } ノ / まさか古田様もご滞在とは、これは運がいい。
ﾉｲ:::::从 ､ー‐ｧ /
从:::八＼ ｀ご ′
ノﾉｲ＼ ＼ ／
／ニ＼＼ ｀ ┬く
. _ -‐=ﾆ|ニ二二＼ ー=、|（ 、
. _ -‐=ﾆニニニニ|ﾆﾆニニ／', ／爪ﾍ＼
／ニニニ＼ﾆﾆニニ￣￣／ニ∧/㍉， 》＼=- _
....../ニニニニﾆﾆ',ﾆニニニ／ニニﾆ∧ Ⅶ}iハ ＼ﾆ=- _
/ﾆﾆニニニニニ',二二二＼ニニ二∧ Ⅶ{ }ﾆﾆiニニﾆヽ
./ﾆﾆﾆニニニ二二}=/ニ二二＼ﾆﾆニ∧ {lili} }ﾆﾆ|ニニｉニ|
.ﾆﾆﾆﾆニニニニニ}/ﾆニニ二二＼ニﾆ∧ .{liliｌ} .}ﾆﾆ|ニニ|ニ|
.ﾆﾆﾆﾆニニニニニ}ﾆﾆニニニ二二＼ニ∧{lilｉｌ} .}ﾆﾆ|ニニ|ニ|
.
. / ／ /､ 丶 ヽ
// ／ / / ヽ :.
. // / ′ / ／/ i
{ { ／ i | / ／ ′ :. | i
乂. | 斗,‐/‐／―- ＿ _}j {
） i ! / ´ ′ |i {
/ ＼ i ｡孑云示 ｒ云示ｧ, ′ {
. { i i! 〈 弋:::r勿 ﾋr勿 /／ / ﾌﾙﾀ
. レへ∧ |i } ¨￣ { ,′ ／ 古田様にはお初にお目にかかります。
乂,>| Ｎ / ∧ /!
（／ | ﾄ､ __ ｲj V ′ ローエン商業組合北部支部、
. ／ | |//＞｡ ￣,_ ¨´／ !i /
′ 人 !/ ＞／ __ ヽ, | ′ 洗濯板諸事担当のノーラと申します。
/ﾍ _/ﾑﾏヽ|i ′ ─- i | /
. /_｡≦ﾆﾆﾑ i / ─‐ ､ﾏ｡、|′
ｒ==≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ //, ─- ､ﾑﾆ≧==--､
. / ......::::....... ﾊミ＞､ （ (
____,,, --─＜l ......::::::::::::::::::::::::::::::.... 彡 ｀¨ ｀) j （
. jﾘ 彡. r' r' ）
|ﾐ| =≠ﾍ ﾉ三ﾆ彡 .彡 ﾉノ ._ノ
. |ミ| 彡´ヽ､__ . 八 ／≠￣¨ 彡 r彡～'~
r弋| rｰ==≡=≧' ｀≦==≡=ー=ﾐ 彡ヽ } j.r～'~ ｵﾘﾍﾞ
|::::::| ﾞﾞﾞ | ﾞﾞﾞﾞ ｲr .l| ﾉﾉﾉ r～'~ ローエン商業組合の織部とノーラか。
',:::::.l j ノ彡' .ノ
';:::::', 〈 ..､ ｀ヽ {jr'⌒´ なんじゃい、お三方はヘンピナの
ヽ:::', r ｨ;, ゝ ､ ｿ
. `ﾍ ヾ彡'｢ﾆﾆﾆﾆ辷x ミ=ｲ ..::ﾍ |⌒| 村長会とやらに出ておったのではなかったのか？
ﾍ j:圭圭(工二工二|:: ヽ二二二(O
. ヽ ｀二二二¨¨ yﾍ ｀弋¨ヽ
＼ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ r┤ ＼ ヽ､＼
ヽ､ .r┤ ヽ ＼ ＼.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾍ ｀ ー‐ ´ | .ヽ ＼ ヾ ヽ ┃ もう一度いいますが、煙草はまだありません。
＼ ﾍ ＼ ヾ Y ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ .:::＼
（●）（● ） .:::::::|
（__人__） ::::::| いや、村長会自体はいつも通り。
（｀⌒ ´ ::::|
{ ..::::| 俺達は外部のオブザーバーだしルーティンの確認だけだが、
{ ...:::ﾉ ｵﾘﾍﾞ
ヽ ......::::ノ なんでか織部支部長も臨席しててな。
. _j:::::, イ＞ｘ､_
. ／i!イ＿_/////7＞x
. ///i| ./////////l∧
////i| ///////////l∧
/////i| /////////////l∧
ヽi////!.///////////////ハ
ゝ´: : : : : : : : : : : ヽ: : ヽ: : : :ヽ
//: : /: : :ﾊ: : l: : : l:ﾊ : : :ヽ: : : ﾊ
/ｲ: ://: :/ }:i: l: : :i:l: :}: : : ﾊ: : : : i
|:l{: l:{:l从i jﾊﾉjﾊi从:} : : : !:!: : : : ! ｵﾘﾍﾞ
i!li::从lrぅ示 ´f示ﾃｧ: : : |:|: : : : l なぜに織部支部長が？
j!|ﾘ: :ﾊ込ｿ 弋zｿ|:: : : |:|: : : : :!
l: : : :ﾊ 〈 i: : : :j:|: : : : ::| 何かあったのでありんすか。
|: : : :l人 ﾏ￣ﾉ j: :,´⌒ヽ: : : ::l
l: : : :||: :l＞､｀ ｲ: : i , -┴─､!
|: : : :|: : |: : :｀ﾆ彡/: : 」'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:!
l: : : :l: : :|:, ‐7´-/: : : |:.:.:.r‐──〈::i
l: : : :|: : :f 〃 /: : : ｲ,'"´ /:::|
|: : : :|r‐'´ｱ｀/: : : /´| . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
l: : :r'´￣￣/: : : / i . ┃ 村長会はゾォルケン家内の行事。３人やロレンスなどは外部関係者枠です。
|: : :|＼,イ´:/: :／ }....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: ..
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′ それを説明したいんだそうだ。
八 从 :i .i 八
＼'. ' ,／ あ、先に俺達関係で教会堂建設は
∧ ｀ ゛ ハ
＼ fニニニﾕ ｨ:､ 現在、石工衆が手配できないからもう少し待ってくれってさ。
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.∧ :i /.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:.:.:.:.:.｀
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 少なくともモトノ村、オクノ村で２チーム動いてますからね。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／
从ヽ､ ___ ,, ___ ii＼
／ ∧＼ ､ｼ介ｖ ／/ ＼
|ヽ 7 .＼ //∧／ i´ ∠| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|< i ＼ ＼／ ／ === i >| ┃ 石工衆って、現代日本でいうゼネコンみたいなものです。
{ ! i ／__,／ i ! } ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.｛{/ { /' ／ ヽ、 :、 ｉ|
j八 ∧ { 厶 /-─ - '"´￣丁` ､ ） }
（ | ｛ ﾊ j/ { { ＿- 、 , ,.ｨｧヵlミ,,jﾊ , ｲ {ﾉ
... .| ｝ } { ィ'爪 (_,ﾊ ん､しﾊ ヾﾚ j/ | ﾘ
jﾉﾊ { 人/( ｛トｏ｡ﾉﾘ ｛ﾄゞ｡oﾘ ﾉ∧ﾉ │{ 辺境伯様より正式に
... .ノ ｉi ヽ( `ﾄ^ヾ弋 ｰ'丿 ヾﾆン '″ } ！}
jj '. ｀¨´ i ,′ }ﾘ 『ロレンス村』の名乗りを認められたとか、
,',ﾊ '. ! / ﾊ、
.//厶 { ﾑ. ＿, 人 ﾘ / ヽ おめでとうございます。
/ ｉｉ 从 ﾚ个 ､ ￣ ー ／ ）} / 八
r=ｉｉ j八 | | |l 、 ,.ｲ|ヽ ／j从′ 〃 ヽ,
ﾘ ＼ jﾉ ＼,ﾘ ﾊ ` . ,. jﾉ／ ノﾉ ″ {{
厶. ＼ （( ＼ | ｀ '´ ／ ／ ,ゞ、
／ ＼ 丶、 ｀ヽ、 / ／ ／ ＼
// /: :.l!: : :.l!: : l!:..|!.|: :.|: : : : : :/: : :: :|: :| : :.|: : : : : :`､ .: :
. // |: : :.|: : :.|!: :.|: / |: :|: : : : :./: : : : .| : :|: : .|! : : : : : :`i: :
l/ |: : :.|: : /!: : |:ﾘ |: :|: : : : /!: : :: : |!: : |: : :.|: : : : : : : :|:
| |: :.|:.|ﾊ|! |从!:ﾘ |: |: : : .//: : ／: : : :.| : : :|: : : :: : : :|:|:
` |从!| |!`_| ﾘij |:/: : :/ /: :/: /: : : /!: : : .|: : : : : : :.|:.|
. | : : : :|ﾄﾐｮｭ､ /ﾚﾚ´‐/／ﾚ´!/: :/!/!: : : | : : : : : : |: |
| : : : :.|弋Pﾘ ｨｭ､__ .ﾚ´ / |: : : |! : : : : : : |: お三方の定住で領内民ができたからのう。
|: : : : :l `ｰ"/ lﾄ:::又ﾃｭｬ､ ./ : :.:|! : : : : : : :|:.|
|: : : : :l .ノ 弋ひ::ｼ 〃`/: : :.|! : : : : : :./:/: 教会は、別に急ぐ話ではないからよいでありんす。
. _|! : : : l ヽ ￣´´ /: : : :|! : : :/: : /:./:./
.,ｨ'´ `､: :.:∧ /:/ : :./ : : ./: : /:./:./
. l!.............'､ : : ∧ ヽｰ---ｨ /:/: : :/ : : :./ : :/:./:./ :
|!................'､: : : ∧. `ｰ‐'´ /:/: : :/: : : :/ : :/:/_,,-‐'´
|....................ﾍ : : : :.､ _,/:/ /: / : : :/_,､-‐'´..............
. |!.....................∧ : : : :.ｰ ‐ ..T .´./:/ 7 :/:,,ｨ'´´..............................
|..........................ﾍ : : : : : : : .:.| .//_,,ｨ ''´..........................................
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ まっとうな村としては教会があって当然ですが、ホロさん個人的にはどうでもいいですしね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
| |:| |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |:| |¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨l丁¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ﾞ~| |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
／ .|:| |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
／／| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三::::::::::::::::::::::::: :: | |
／／ | |:| |: : : : : : : : : : : | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┌──‐ ┐: ::::ﾛﾛ::: :| |
／ ／／｜ ／￣￣￣.＿＿ . ￣￣￣￣￣`ヽ======|.: .: .: .: .: |=======┘
／／ | . ｀ . |＿匚]＿|
／／ ／... / | |
／ ／.. / __{_ ヽ.､ 匚］
､__ ､ ,{ｚ≦==ｧ .!:i:i＼
,′( 丕ﾙ' ﾞ ｀`￣ }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼ ｵﾘﾍﾞ
. ,{ :ｉ:ｉ:ｉ:i:／′ それで、織部支部長はどんな用件なんだお？
／八 { __ ﾉ 八:i／ /
／ :ｉ:ｉ＼`ー' ｀￣´ 厂 /≧ｭ
＼ :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＞ ___ . イ } , ┌┬ ､ ≧ｭ
,ﾍ :ｉ:ｉ:/={{ ＼:::::／ / ′ ＼} ＼__ ≧ｭ
.. ___／ V :/ニ|V /ﾆV / / ＼ ￣| ∧
.... { / / 仁ﾆ| ∨ﾆﾆ∧ / / ｀ー‐＜⌒ 7
.... | , 「´ {.ﾆﾆ| |//| `'´ ｀ 、 ／ ,′ /!
.... | { |>ニ| |//| { ＼. l ／ / ./人
.. 「 . l |ニﾆl |//| ./ | / ! / / ノ ｝
. } ! ∨ , |二ﾆ| |//ﾚニ| / .ﾚ / ´ |
. ｙ'` ､__,∨ lﾆﾆﾆ! .|//ﾆﾆ.| , |==≠＝一 |
. / } ∨ Ⅳ二', |/ニ二! ′ |／ ∧
.... { | }〉 /ﾆV二', /ﾆﾆ二| / | l} ∧
.... | l / ./ﾆ=-V二仁二／! / ∨ / ∧
...... , l〉 / ./ニﾆ=-＼仁／ﾆﾆ / ∨ /へ、 ∧
..... i /. / ./ニﾆﾆﾆ=-／ニﾆﾆ{′ ∨ ／ ｀￣ ∧
. ｌ { / ./ニニﾆﾆ=-{ニニﾆﾆ| ! V__／⌒ヽ }、
.
.. ┌────―───――‐.、
| | |
| ヽ ,.' | |
|.ヽ ｀'-､_ _,.-'.,.' ..| |
|. ヽ.｀'-､_ ﾞ''ｰ-‐'''"´_,.-' ,.'....| |
|..ヽ ｀'-､_.ﾞ''ｰ-‐'''"´._,.-'.,.' ...| |
. |.ヽ...｀'-､_..ﾞ''ｰ-‐'''" ._,.-'´.....| |
. __ ＿ .. |....ヽ.'-､_.｀ﾞ''ｰ-‐'''"´..-'´.,.'...| |
. ／:::::::｀ヽ)/／:::::::::ミ=ー ... |.ヽ....｀'-､_''ｰ-‐'''"´..._,...,.' .| |
ー=彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒ ､ . |...ヽ. '-､_ ｀ﾞ''ｰ-‐'''"_,.-'´,.' | |
／::／ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼ |..... ｀'-､_ﾞ''ｰ-‐'''"´ _,.-'´.....| |
. イ:::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼ | ｀ﾞ''ｰ-‐'''"´ . | | ■洗濯板
. ／//:/:::/ /::::::::/ :::::::::::::::::ｉ:::::::::::::::::::::::＼ヽ ...ヽﾆﾆニニニニニニニニﾆﾆヽ!
――― ｉ/:/:::/ /::::::::/:::/'`"^|i:::::| ::ｉ::::::::::＼＼|―――――――――――――――――――――――
. |:ｲ::: ｉ:::i ::::::/:::/ |l:::::| ::|::::|:::::::::::ｉ:::|
. ｜{::::j|:::|::‐/‐/ミ､ 八斗八-i-ｉ:::::}:}ﾊ!
. Ｙ:|从:/ィ巧ﾐ｀ヽ__/ ィ巧ﾐ ＼|:::// ﾉ
. ﾑ乂八 Vｼ }''{ Vｼ ,小^ヽ 皆さん話が早い方なので結論から先に述べますと、
〈いﾍ `ー― ' ｉ `ー― ' ﾊん)〉
. ＼ ﾊ |: ﾑY／ 洗濯板の買値、これを下げたい。
. ﾉ∧ 、 ′ , 从乂
. /ｲ!:ヽ ￣￣ ｲﾉｲハ ……というご相談だったわけです。
八リ＼ ''' ／｜八
| ＼ ＿／ :|
. ....イ ＼ ,／ ト ...
_ -／ ..... | }ｰ┐┌ー{ | ..... ＼- _
.-‐ ¨.......／......／...| ./ Ｃヽj ﾍ |...＼......＼.......¨ ‐- .... _
....................＼／.........|../ﾑ / ﾑ∧ |.........＼／.............................＼
...................／...............| ﾏﾑ､＿＿ﾑﾏ |...............＼...................................〟
............ ／....................., ＼////／ ,.....................＼.............................. 〟
.............∨......................., V// ,......................../......................ｉ............,
.............. ∨....................., //∧ ,....................../....................... |..............,
.
＼__人__人__人__人__人__人__／
≫ ≪
≪ おうふっ！？ ≫
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿. ≫ ≪.＿＿＿
州州州州州;三三ニニ‐ .彡少≫ ´ Wk、 i! i! i. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
州州州州州l三三ニﾆ‐ ､jr '' “ ≪k、 i! ﾘ i! ,ｨｆ≦，, `ｆ!
州州州州州三三ニﾆ‐ y' `xーｪノ／ Ⅵ .ｨｸ´ X,. .ﾘ
州r'“￣㍉州三三ニﾆ‐ ｆJ9 ’ ｀”》′fJ; ‘ ′
Ⅳ,仍久k 巛三三ニﾆ‐ 》.、 ｀¨ .仍ﾘ k ¨´ ﾉ! i
}′′｀ヽ Y≧三三ニﾆ‐ ≫.，_ .，彡 / k ≫ ，. ィ.ｲ |
！! ｿ ;ニ三三ニﾆ‐ ｀¨¨¨¨´ ..ｼ′ .ｨ .彡 ｀¨¨¨´ i!
.i! i′ r‐ﾆ三三三ニﾆ‐ _ .ｲり 彡 |
_}. 乂 》〉ﾆ三三三ニﾆ‐ 彡≫''´ 彡、 !
`ｘ.´ 人_ ｀彡' ﾆ三三三ニニ‐ ≪r‘ ¨¨ゝ ,勹ｼｰ ､ !
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 古田さん、寝耳に水である。
┗━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／ / ヽ
／ / / ､
/ / ./ /ヽ ＼
.′ ′ . / |.ｉ/ '/. 〉
. / :i .′ |.|. '/ 〈
. 〈 i i|￤ |i | ／jﾉｰ }￤ '
Ⅵ |│ ∧ ___彡尤f斥, /l |i /
. '/ i|.Y⌒ヽ ｉ ⌒'爪 Ｖｿ {`l |/ 順を追って説明いたしますと、
. '/, i|│ i | 乂 ｀” 乂ﾉ
'/ ､ .人ﾄ . | . ト ヽ / まずそもそもの契約上、
| ￤､＼ ヽl | | _＿ .′
人 | >､ヽ/∧ j| . 从 ｀こ / 販売価格と各段仕切の値下げは予定されておりました。
_,､ ─ヽ く:ｉ:ｉ:辷彡|八 | /|
,､-──-.......,,_ -=≦＼/::::| ＼ i|/´￣ T │
. / .:::::::::::::::::::::::::::::::::::≧s｡. . ﾉ,__ ヽ|:￣＼_|i |
/ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ≧s。 { :::::::::: |i ﾉ
／￣￣￣￣￣￣ ＼
/ ＼
/ "￣￣` ＼
l '´￣` （ ●）;;::: ヽ
l ;::（ ●） "''"´ l
| ´"', | ええ、そういう風に仕込みました。
l ヽ i
＼ ､__,＿_, 丿
＼ ／
... r- ､ ,-‐ ‐- ､＿,,i-'"i`i､ ‐ ／_,,| ﾍ､ ＿ . -‐ ､
... ヽ､ ＼_＿ /:::::::::::::::::::::::::／::;;;;| ﾍ､ ー',, ／ i;;;;;ヽ｀'￣::::::::::::::::::::: ﾍ __
... {ヽ､!ﾞ`､.ゝr､ l｀Y＼:::::::::::::::::::::／:::::::::;i rゝ"､ !;;::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::i ,.､r-ｨ'ヽ }ｨヽ
.... | | ll Y´ l ! ヽ-､ ::::::＼:::_／! , '!::::::::入 /::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::,., ｨ´f i l i´ i l
ヽ､ﾞ､ ﾞi ﾍ | i ヽ::::r-‐'´:::::|/ l };:::::/ k. /i:､:::::::::_r':::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ｀ﾞ､. ﾍ `"ﾍ `l_ !､_r ､::::::::l Y:::::::l V/ ､／:::::::::::┃ そういう風に仕込んであります。
. `ー'‐―､_ ! //´:` ､i /:::::::::| /:::::::｀` ､:::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
.⌒7 {{ ／ ／ ト、
. / .:} / Ⅳ ／ __,才⌒ ﾊ
/ｲ .:y. ‐/ .:/ Ⅳ｢／ ､7／ |: ｉ i
.. x ＝ミ 、 ﾉｲ { / 〃.伝斧x ／ .|: ; .从
...ﾞ〃 , ´￣二≠=彡ﾍ″ j代ｔrｸ ′ .斗 、/ ｢｀ヽ
〃 ＿ -人癶.,_|: 从 ,x斥、Ⅳ/i |
{{ ,,_ ＿彡イ ｊＮ. 「｀ヽ : んrｸ癶Ｖ ﾉ .ﾍ,| 輸送経費も地域事情も無視して
.... .{´ｔ─‐- ---─r／ i |. ___ ′ゞ‐ｲ __彡ｲ }
./ ∧ .|: : : : | . ﾚﾍ| ｰ ’ ／ |: i:| どこでも一定価格にしろとか、
.. / ∧ |: : : :∧ ,心-‐＝ﾆ И 从
｢. ∧, |, : : : :∧ 〃 /＼ И ,ﾍ} 先々の値下げを明記とか本当に意味不明でしたが……
. 7 .} /′.: .: .::∧ｔ─/ : : : ト ., }ﾉ
..ﾞ i /.: .: .: .: : : :∧_/ : : : : | i
. il./.: : : : : : : : : : :〉.: : : :Ⅳ / !
､
, ─ ､}ｉ
_ ─: : : : : : : : : : : : ヽ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/l/: : : : : : : : : : : : : : ｨ,,_､: : : : : : ､ミ=-
l: : : : : : : : : : : : : ｌ ｌ: ｌｌ ｉ: :ｌ: : :ｌ: :ヽ
/: : : : : : : : : : : : //: /:ｌ l: 从: l :ヽ :ヽ
ｨ: : : : : : ｌ: : : : : ノ/7±-､ /っ＝ｌ ｌ: :}: :|
ｌ: : : : : ｌ: : : ∠､ｌ 忙rう }-{てﾊ }/ｌ/ ｌ/
l: : : : /"l l￣ヽゝ､＿ ノ ヽ､＿ﾉ 当時は何のための条項だと悩みましたが、
ヽ: : 〈 〃ｌ ｌ ヽ l
ヽ: : ＼_ゝ ' ,' まさに慧眼、ということなんでしょうな。
ヽ: : : 入 ー ‐ /
〃: : : ｉ ヽ / いやー、怖い怖い。
_/´l// ＼ , '
/＼＼ ｀ ‐r
__／ ＼ ﾍ￣｀‐､_ /＼
／ ｉ ＼ﾍ＿／ ｀ ヽｌ丶- ､
／ ＿ｌ＿＿＿/ ＼ ＼ ＼｀ ､
.
( ヽ、
＿＿＼ ＼
<＿＿ ＼ ＼
／<＿＿ ＼ ＼ ﾍ /⌒/. _ ′'
.／ └--ﾐ ヽ、＼ - ＼ | （ηﾞ, ´
. , '′ ⌒ヽ,__ﾉ丶 - 〉 ξ'´ ﾋﾟｺｰﾝ
/ （ ● >､ ､( ＼ !
/ , `'''" _, ＼_ヽ {
./ { , （ ＼）、ﾍ > 、 ……つまりあれか？
| ゝ-イ `''" ./ ＼ ∠／ヽヘ
,.-／| ゞﾆ>一′ .／ ＼(⌒) ﾉ 生産増量して対応するはめになった需要熱を冷ますために、
／ | ＼ヽ .／ .ヾ、 ／
￣< ! `＼ ／＿＿＿ ＼／ ＼( 値下げ方針を前倒しで約束してきた、とかいう話か？
＿ ＼ ! > ー-- イ ＼_ ￣￣＼_＼
! ￣￣ ヽ ／{ )＼ | ∠ ノ）ヽ、
＼ /⌒＼ 〉 ￣ / / >＼
＼ い / / /／ノ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
イ:::::::::.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::.:.:.:.:.:.ミ=ｰ
. ／/:::::::::::::::::::::::ﾊハ::::::.:.:.:.:.:.::::ヾ
ｲ :::::::::::::丿ﾉ/ |:|:!:::::.:.:.:.::::::::i
. /イハ:У彡へ |从::::::::::::::::ﾊ|
{い八 だ ﾉγ´厶j::i:::::::: | ′
乂| ー ⌒{ だヾﾘハ/ﾘ
ｲ/:::| __::..｀ー ´ /V 本当に、話が早い。
jハﾍ ､ ＿_, 、 /ノ′
乂∧ ｰ .イハ というか、こうなることを見越して条項を仕込んでいたんですよね？
ノ/ ヽ ＿ ´{/
__ - 一i ＼ :.:.:.:.:. i ＼
| ヽ､ ﾉ ﾄ､
ヽ | へ Yo┐イ⌒ヽ ヽ ｀ ､_
＼ | ／ ＼＼｜ ヾ::::} ＼ i ｀ヽ
＼ ヽ ヽ/ ＼＼へ// | i ＼
.
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/ _,.,:::::::::::::.;;;;;;;;;;;;;;ﾞ
i ,....,〕'~ﾞi;;;;;;;;;ﾞ
l ,.ｨ' i l＼;;;;;
ゝ､., ,:i i. 'i. i,,.. `iﾞ
`:､;;;;;:,i i i -'i,= l=丿- .i
￣￣＞;=`i,_ヽ,,`'´‐(´;;r'ﾞ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
~ ｺﾂｺﾂｺﾂ
从_人
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＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＿ ＿ ＼
／ ´ , ｀ ´ ｀ ＼
／ ／´ ｀ヽ r´ ｀ヽ. ＼ 購買側に先送りインセンティブを生むために、
／ （ f;;;;j l l f;;;;j ） ＼
| ヽ_ ｀ _ノ ヽ_ ´_ ノ | 先々値下げのアナウンスは必須と見てはいましたが、
| く |
＼ ／ 本来４年目以降の話ですよね。
. ＼ ー -- - - ／
＼ ＿ ＿ ／ まだ２年目生産に入っていないのに、どういうことですか。
. ／::::::i ＼,` '' ／ " !:::::::｀:､._
_.,.､;.::::.:'/::::::::::::i /´;;｀ﾍ. i::::::::::::ﾍ;:.:::..`:..:::....、
. ,､..:.:':´::::::::::::::::/::::::::::／! ∧;。;;。ﾍ iヘ:::::::／::::::::::::::::::::::｀:.:..､_
. :::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ／:::::::i ／ ∨;;;/ ＼i::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:ヽ.
ﾞi:::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::! /;;。;;'. !:::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,':;:::i
_!:::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::::i ,';;。;。;;'. i:::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::i
.
/ ミ辷ﾆﾆヽ
. / ／ ＼ 芋三三 l
{ r=''´ ヾﾐ辷,,､ 辷三三|
z=ｲ/ ヾ代 辷三三ｌ ﾉ
. 彡′ ｲ ＼ }三三辷ｨ′
| -==ｨﾃノ ヽtﾃﾆ=ー- ﾃﾆ=彡く⌒
| 〃 j ヾ､ 彡´ l } あー、つまり、いきなり値下げは反発を招く。
| ./ { ｰく ヽ. l
. ﾚ′ .:/ ｀ヽ /.:/ j 昨日100で買ったものが翌日50なんて、金返せという話だ。
/ :::ヽ ⌒ ー─ｩ し′/
.. ′ （__ｨ彡 三ﾐ㍉_ﾉ { ヽ ／八 だから、じわじわ下げる予定であったのだな？
... 弋 ｀¨´ 弋_＿＿＿彡´ ¨´ | ¨´ /::::::',
ヽ､ 弋 ,イ l 〃:::::::::::}
>､ ｀ヾ≡≡ﾁ ノ ,//::::::::::::弋
. /::::∧ / ／//::::::::::::::::::
／￣￣ ＼
⌒ ⌒ ＼
（⌒）（⌒ ） | そういうこと。
（__人＿） |
'､`-ｰ-′ | . -, あらかじめ示したことなら文句は言われない。
| `` | / /
| ｨ { r 、 / / いつ買うか、今か待つか、その判断も投げることになる。
`ｭ`ｰ─ｰ ´_ノﾄ} }／,`〈
/ﾑ _ ,. - ／ :./ﾘ ,/ ／ヽ{
_,. -:::／:/:::ﾊ ／ : :/ :.ﾉ )(_／ ヽヽ、
／/ : ／ : /:::l y : : : / : : } ）-< } : :i
j : : : : :> :./:::::l ./ : : : :i : : :Λ / / : :∧
i : r : : 〈 : i::::::::ﾚ : : : : : : : : : :〉､_ 〈ﾘV. :Λ
.
. /l ﾊ
/ﾐ| ｌﾐﾊ
i三! ＿彡''^⌒ .|ミﾊ
＼|ﾐｿ ＿＿,ノ⌒ ヽ ヾﾐ|／
≫ﾐ =彡^¨¨´ ﾞ'ｰ=ミﾐ .ﾐ≪ わからんのは、なぜ値下げするのか、だ。
|l＾ヾ≧ー=ｪｪ=‐｝ ｛‐=ｪｪ=‐≦./＾'l|
！ ﾊ ¨＾´ .i ｉ ｀＾¨ ,ﾊ :}.j なるほど買い手に先送りを促すという理屈はわかった。
,．ﾊ し} ｨ! k { し,ﾊ ､
. ／:.:/:.:ヽ,_ / = =ﾝ ヽ _,/:::::',:＼ だが注文など待たせればよかろう？
:.: :./:.:.:.:.:.:.ﾊ ゞ彡= ＿＿ =㍉ｯ ﾊ :::::::::::',::::
:.:./:.:.:.:.:.:.:.ｉ',ﾍ ｘく｀ニニ´ﾝx /',|::::::::::::::',:: 儲けが最大になるようにする、これが当然ではないのか？
:/ :.:.:.:.:.: :.:|',','l＼ ｀¨ ¨´ ／j',',!:::::::::::::::',:
ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|','∧:::＼ ; ; ; ;. ／:: /',',|:::::::::::::::::',
:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :|',','∧ :::::｀''ー‐一''ﾞ ::::::/',',',|:::::::::::::::::::
. / ,､
. ./ / ＼ 丶
. / / | / / ヽ 丶 〉
. i 〈 l /}/ ｆ'_ﾘ / | ﾌﾙﾀ
. | ,...{ ﾚィﾁ弌 {仔V, i 古田様の疑念ごもっともかと。
. ﾚﾍ. { ｝ 〈 込ﾉ ｬ'ｌ i ′
. .} 、 ｝ ,ゝ ' , / 私どもも、実際に裁ききれない量の注文を受けるまで
. 乂 丶l i ､ .ノ / |､__
. .〕¨ > ﾚﾍ ﾄ . _ イヽ. l::::::::..､ なかなか理解できませんでした。
丶/::::〈`ミ', | ｢／.::::::ﾚ′.:::::く __
.. .＿ /:::::::::::. Ｖ| ／.:::::::::::::::::::_ ..:´:::::ヽ
. /::::::/ ::::::::::::::. }′/::::::::::::::::::::＜:::::::::::::::::::::}
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ モノがなければ待たせるか最高値に売る、が当然だったところに定価という謎の縛り付き。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ＿ｒ'´ ￣ ￣｀`‐- 、
./ l ＼
. ./ /! l ヽ
. /ｨ /,' /ﾚ」/! / l ',
. /ィ〈./' ' `l'.ﾚ/. l l , ',
. ´ ／ ､""´ /ｨ /ﾙ /ﾚl / l` １枚１枚の単価を考えてみてください。
. .< ´ .ｲ'//ﾘ_ハ! ヽ
l/ｒ＜ /ﾚ'｀ ` 常に定価で扱うと、それが信用になりますからね。
ヽ￣｀ ./ l ./Ｙ
,'i i i , , __,ノ, .'ﾚ､ /..｀>
. .ゝ-=＝´ ,- ／ ｀>､
/ ､｀ヽ ! | ｀>､_
/ V ＼ ! ＞- ｀ ､
. イ:::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼
. ／//:/:::/ /::::::::/ :::::::::::::::::ｉ:::::::::::::::::::::::＼ヽ
.ｉ/:/:::/ /::::::::/:::/'`"^|i:::::| ::ｉ::::::::::＼＼|
.|:ｲ::: ｉ:::i ::::::/:::/ |l:::::| ::|::::|:::::::::::ｉ:::|
. ｜{::::j|:::|::‐/‐/ミ､ 八斗八-i-ｉ:::::}:}ﾊ!
. .Ｙ:|从:/ィ ｀ヽ__/ ィ ﾐ＼|:::// ﾉ
. .ﾑ乂八 7 }''{ 7/,小^ヽ 所詮は板切れ、単品では大した儲けにならんのです。
. .〈いﾍ `ー― , .}「｀{＼.....' ﾊん)〉
. ＼ ﾊ ′八 ', ＼ミ .Y／ 値が定まっていれば時期を気にせず欲しい数だけ注文できる。
ﾉ∧.... { {: } Ⅵi ヽ＼
/ｲ!:ヽ ｜ ', ｜ } :} } } 定価には、そのような意味がありました。
八リ＼..| }- Lﾉ ｛ ！
く⌒ヽ }| ',
ハ ﾘ : ′ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
_ -／ .......乂 { : }..-. ┃ 輸送費込みでの単品利幅は、小遣い銭よりはまし程度。
.......-‐ ¨.......／......／..../∧ /...＼ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. /: : : : : :/ : : /: : : : : : : : : : : : :.ヽ : : : : :.
/:./ : : : / :.i: ;′: :./:j{.:.: :i : :､ : : :.‘，.: : : :.
ノイ: : : : ;′:.|:.|: : :./.:ハ: i:.ﾄ､: ｉ: :.|:.}.:.ｉ: : : : :i
|: : : : :i: : ,ﾊ:ﾄ､: :|j/ }:| | }:|/i:|ハ:|: : : : :|
|{:.: : :.:|: /≧ｪｘ､{′ 从{ 斗z七 |: : : : :|. それだけではないぞ。
. 八トミ |: 〃ん:心ヽ ´ィ斧心㍉: : : : :.|:.
,|: : ヽｉヽ弋う:ソ 弋う:ソ ,: :.: :.: :.:|: :. 類似品対策、真似して安価で食い荒らしに来る連中に
{|.:.:.: : :. ｀￣´ ｀￣´ ′: : : : :|: :‘，
. | : : : ∧ .:! ,: :.: : : :.: :|: : :‘， 対抗するためでもありんすな。
. |: : : : : iヽ v――― y ,.: : : : : : : :|: : : : :.
. |: : : : : | へ ゝ ＿ ,ノ イ,:.: : : : : : : !|: : : : :i
. | : : : : :| ＼ {i{＞ ＜ }i}/: : : : : : :.:.八:.: : :.:|
. |{: : :.: :.|{ ヽ.{i{ r===≠}i}.: : : : : : : :/: : : : : :.:|
＿＿八: :.: :.八 {{ {i{〃 }i} i : : : : : : :′:.: : : : :.|
///} ヽ: : : : ∨ヾ {i{ }i} !: : : : : : :ｉ: : : : : : : :|
,. -─- 、
／ ＼
/ ｀、
l ― ― l ええ、儲かるのは今だからこそ。
l（● ） （● ）. !
､ ´ / 将来の値下げは確定なので、利はどんどん薄くなる。
＼ ￣ ／
／.>＿ /::::::i:::ヽ._ 今だって量を用意できてこその儲け、さあ、参加しますかと？
. _ ,,､-ｰ／ !// ー ﾍ￣/:::::::::l:::::::::::｀:ｰ:.､
,´:::::::::::::く::::::::/ i / ヽ::::::::::!:::::::::::::::::::ゝヽ.
/::｛::::::::::::::::＞:i l7i /:＼:／::/:::／::::::::::::::::i
,'::::::i::::::::::／::::::l /;;;;l /::::::::〉:::::. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/:::;::::∨:::::l::::::::::i /;;;;;;l. /::::::::/:::::/::.┃ 輸送費なしの利幅でも、100枚200枚では儲けの額も知れたもの。
/::::ヽ:::::〉:::::l:::::::::l /;;;;;;;;l. /::::::／;;;;;;i:::i.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
'/: : : : : : : : : : /: : : : : : : : ｨ: : : l: : : ｌ: : : |
l: : : : : : : : : : : l: : : : : : : /ｌ:.人_ｌ: : ﾊ::l: : :l
l: : : : : : : : : : : ｌ l: : /ｌ: :/// _､∩/ l/ ｌ/
',: : : : : : : : : /ｨ! l ｌ ｌ lｌ/"¨ゝfｿ | !
ヽ: : : : : : : ヽｾ iﾘ " ' `ｰ∪､ 買い手には先送りの利、
ヽ: : : : : : : ゝY 丶
_,ﾍ: : : : : : : : l ､ /´ 大手商会には値下げ競争に参加する気はあるか、という牽制。
〉: : : : : : : ゝ ￣,
〃: : : : : : : : : : ヽ ' 小商い連中はどうとでもなる。
ij { ﾊ: : : : : : : ﾊ| ＞ - '
ゞ ヽｌ乂Ⅴﾄ￣￣ ヽ
/ ＼＿
_ , -' ゝ───＜￣￣ ￣ ｀ ー --､
／´ ,' , '￣ヽ
./ i | ＼ ﾍ ‘.
i i | | ヽ ､ ‘. i {ヾ
l l | i .ﾊ | _}_./＼_ i .| 〔
l. ‘ .| |ΛL}'､{ }/_￣＼` .| .i 厂iヾ
.ﾉｲ‘ ',.ィT ＿ ｨ竓竿芸 |/ /i .l }
． .} ‘. .斗云ｵ 辷:::リ ./ .l / 個々の儲けを捨てて数で稼ぐとか、
ﾑ ﾉ癶 . “ └‐''´ ,, ,,/ ／ /イ
/ﾑ }‘. ‘､,, l /ｲ ' .ﾉ 値下げ予告で買い手の制御とか、模倣者への逆挑発とか、
､/ﾑ .}. ‘.}^、 _＿＿ , .| ｛ｲ
.ﾏ/ﾑ .}Λ .＞ ., `ー ´ .ィi .| .ﾊ{ﾂ､ いったいどういう頭があれば、こんなえげつない絵図を描けるんですか。
ﾏ/ﾑ Ⅵ/)' }/≧ - ´ ｜_.!/―､ ヽ
ﾏ/ﾑ __/￣￣::::} {::::::::/::::::>､}_
ﾏ/ﾑ ‐/:〈::::::::Y「´ `７ｱ::::::/::::::::.... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/::ﾏ/ﾑ:{:::::::::::::::Ⅵー- -―//:::::::/::::::::::.... ┃ 大量生産・販売時代を知っているか否かかなあ？
. /:::::::ﾏ/ﾑ::::::::::::::::::ﾏ'､ ／/:::::／::::::::::::. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿___ _、
＿＿／ ＼>=-、_ ﾇｷﾞ
／ ／ ＼シ ::＼ ﾇｷﾞ
/ ,,;／ _ノ ー ＼ :::::＼
／ / ,,;;;;;| （ー） （ー） |＼ ::::ヽ
／ ／ ,,;;;; ;;＼ （__人__） ,／ ,ﾍ ::::::} ついでにローエン商業組合にとっては、
/ ﾉ,;;-=＝ーｧ、__＞､ .イ:イ:|／ ::::/
// ／ /´ ｀＝=＝´t「.:ﾉ:.ﾉ＼／ 輸送・流通の費用も含め現地生産をする利点でもあるお。
. ! | ノ ,イー´≧{─ヽ ヾ、::::ヽ ヽ,
} ::ﾉヾ、 /:::::::::::Y |ヽ、:.:ヽ Ｙ
!;;;ノ ヽノ:::::::::::::::::| |ノ ヾ,,,,,ソ
ﾞ"'''-==:| |
.ﾉ ｊ
....／ / / / iヽ :. } j ｜:. .. |:. !::. :: l:::::::::::::ﾄ､ヽ
.. , ' / . ｢´', ::i.. // ﾄ､::.:::.. !i::. ｌ:::::. :|::::.. l::::::::::､{ ｀
. .i∧ !/ ｉ :::!｜ ､ :::l〃. :::...l__;:::i､:. Ｈ::: |:::::::. :ﾄ､:::::.|::::::/
. .! V : ::| :. .::!ｌ ｌ ヽ /厶::::ﾄ､:|__V_∨ ｌ:::l::::i::::..::l､_ヽ:::|:::;′
. | ', .:. :::ｌ ::.::ト､!_ ﾊ::｢'´ｧⅵ芯:ﾘｱ |∧ハ:::::!､ }:＼:i
. .}:∧:.::::}ﾊ:if卞心. ヽ ゞ-' ';::|ノ /:::::: ! 利幅を厚くしたければ、
. .|' ',::::ﾄ､:|` `ー'} ` }i ／::::::、|
. ､:! };ﾊ / iイ::::::::::::| ｀ 北部支部からの買い入れではなく自前でつくれとね。
. ヽ . ' ｊ V:{:::::::!
. ヽ ＼ ／ i:;ﾊ:ﾄ:ﾄ
＼ -― ''"´ ／ / | ﾙ' :|__
ヽ ー ' ／ / ／: : {::.::｀丶､
v ,.小. ､ ／ /,. '´. : : >＾:ｰ-::_:｀丶､
∨川ｌiい>' . '"´ . : :／::.: : : : : :｀ヽ､::.＼
,ｨ｀7卞´ ／＼ . :／::.: : : : : : : : : : : :ヽ
_,. ｧ'"´/_ ! } / _,. - . /:―-: :._: : : : : : : : : :
.
.::| i ／ }:: ＼ l
-‐| i ／ ／ ｌ:: ＼|
イ :| i ／ .／／ ／ ／ !ｌ:ヾ { | ヽ、
l ｛::〃⌒| ｛ ／レ‐-／ .／ :| { |
!l ∧ v ｛ | ∧云弌＝==≧ 丶ヽ ,| i:: ｉ｜{ |
i / ∧. ':,| ::|＼〃::｡_(丿癶ゝ ／ ´ .∧{ ! ……その現地生産の目処が立っていないんです。
///弋 | ::| ｀'‐-=冫 ;ハ:: ／ ヽ;
＼//∧ v ::|':, {::: / ∧ ヽ どこも、量を確保できないとか言っちゃって。
＼／ 丶 .::| ':, ':, | ｛／l／
.: : : : :＼ l ∧ | 、. ':,.ｌ | ´ ﾌﾙﾀ
＼: : : : :.＼ l／ :| | | ／ ｌ | 本当に、古田様には感謝の言葉もありません。
: : ＼: : : : : ﾊ | } | 人 ‐- __ ／ ｌ 人
: : : : .':, : : : : : ':, ﾚl |／ - ン ´ ／ ／
: : : : : .':, : : : : : ':, | 人 ／ ／ ／
〃 ヽ
/ミ{ -‐-ミ,_‐- -‐ _,彡‐ '，
ミﾐｼ ,.．､ ｀ニﾆ´ ,．-､ i!
ミミ. =彡'ﾞ⌒㍉,_,ノ ヽ,,ィｼ^ヾﾐ |}
ミﾐ , ‐… ､ ､ ,. , …‐､ ﾘ
ゞﾐ. { O ｝ }} {{ ｛ O } .lヽ お、おう？
′ ｀'ｰ一'ﾞノ.::i i ヽﾞ'ｰ一ﾞ .| :｝
:{.( .:::j l ､ | ,′ 存分に感謝するが良いぞなもし。
:.じ r _ r:､ r:ｯ _.-､ j/
＞rｉ ゞ=ぐ ｼ㍉ｯ/
|ﾊ. ヾｰ=ニニ=ｧﾞ /
. r:| ヽ ､ヾﾐｪｪｪｧﾞ /j､
/:fj: ＼ ｀'ー 一'ﾞ ,:' ﾊ.＼_.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: :|ﾊ ::..ヽ､ ,／.:: / j: : :ヾヽ...┃ 量産には人海戦術しかなく、それだけの動員が可能な者は限られます。
:..:Vﾊ :::. ｀¨¨¨´ .:: / |: : : :|::.....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
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＝＝＝＝＝| |=============| |
―――――| |-------------| |
. l i|... ,. - 、彡::::::::::ヽ-i 、
. | ｌ| ,.ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::λ:::::::::ヽ 、
| l丿::::::::::::::::::::::::::::::::::::λ::::::::::::::::χ
. |../:::::::::::::;::;;::::::::::::::::::::::::::i..::::::::::::::::::::、
.. /::::::::::::::/'´|::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ
======.ｿ::::::::::::::/ |ｿ:::::ｿ::::、:::::::::::::::ヽ::::::::::::::::}
.. ,.ﾘ:::::::::ﾚ- 、 | >衣ﾄﾐヽヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ
＿＿＿＿.ｿﾘｿ fてiヽ r´,. -ii., iヽヾ::::::::::::::::::::::::::/ ｸｼﾞ
――――. ゝ., } ｀ソ｀f 弋シﾞ ,. ｨ ７'^ヽ:::::/ というわけで需要制御し競合を挫くために、値下げを前倒ししたい。
`ｊブﾞ ト _ ｨ;____ｿ ∨ }::/
. |ヽ !.,_,.ｨ´/ つまり我々の儲けも買取値もじわっと減らすことになりますが、
. ヽ 、 /::::::::し,.
. ヽ ｀ ´ イ/::::::::::::＜ どうかご理解頂きたい、という話。
. ヽ イ ﾚ:ｒ-イ壬` ト.
. ｀ タ ´ ,. ＜冫-´` ヽ ヽ
,. イ | ,.ｨf´,＞ﾒ ｀V´ ｀ ` .,_ `.
.. ,. ｨ-r'´ /ﾌ, |,.ｨf´,＞ﾞ ﾏ{´ ｀ ヽ γ- 、
.. ' /,..j,..>f´,＞へ /,. ｀ヽ j´ ヽ
,.ｨf´,＞ﾞ / ヽ /!、`ｫ / ヽ
. .ｨf´,＞iii,__,... ｨ'´ ノ´ v {./ /
.. .ｨf´,＞ﾞ ﾘ!i!i!i!i!ｩ'´ / ∧
.. ´,＞ﾞ !i!i!i!i!i´ { ∧∧
.
. ／⌒/ // ／}/ ′ 丶
. ′ , /_ 斗 / ′ }. | ',
/ i ´ ／ ﾚ' 厂 ＞/、/l i ､ i
. /ィ. ／ |／-=ミ、 / /_} / 〕 |ミ l
. /／/ }ｲんィﾊヾ / 伝示ﾐ、 ﾚ′ !/ ヘンピナ７村を差配するゾォルケン家と
/´ ./ ′V::::::ﾉ ノ´ んィﾊ ヽ′ ′
/ ,′ f |. ｀¨¨´ V::::::ﾉ |ｌｉ r､ / 各村長には内諾を得ました。
|/{ 〈y| "" ′ ｀¨¨´ ,ﾉﾘ /f} |
| /爪 ""ｰ=彡 /_ノ人 ﾌﾙﾀ
|. /....{.._> - 、 / /::::了 古田様にもお三方にも、どうかのんでほしいのです。
‐-==彡レ′ .{ii{､丶 / ／、 {::::::ﾉ､ __
／ , _ ｰ=≦彡 > ._ . -=≦{. /:::::::ヽ{∠::_::::::::ヽ
. / ／ ,...:::´::::::::::::::::::::::::::| . |/:::::::::::::::__::::-─-:::}
/ / ／:::::::::::::::::::::::::::::::::ノ ／:::＜:::￣::::::::::::::::::::::|
. / /| /::::::::::::_::::::::<r厂｢ ´ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
...... ﾚﾍ l:从 {::. x＜::::＞..､:{ { __ ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
_ -‐- ､
, ´ ｀ 、
／ ＼
,. -‐'ｆﾌﾌ ７ ｀､
/ ｒ‐´ ｒ‐､ / ヽ
ﾉ _/＿ 」 .l | ー‐-‐' `ー‐-─ !
i _ ＿ .） ,' | （ ー‐） '" （ ー‐ ） ! 仕切りの下げ幅は予定通り２割ですか？
! ｀{ ﾉ ヽ ' /
| ｰ ― ､}´;￣￣;｀ ｰ‐-/;:;＼ ` ／,.,.,. それでヘンピナの皆さんは納得したと。
l ,.-ｒ /;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;ヽ＿ ー -- - __, ｲ:;ヽ:;:;:;
／i! 〕〈:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;:;:;! ＼ _ｰ‐_,.／ i:;::;:ヽ:;:;
´:;:;:!ヽ ＿∠);;',|:;:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;ﾄ､ ／!;;;;;;;;;;〉、 ,,.ｲ:;:;:;:;:;:ヽ
:;:;:;:;:ゝ､_ /;;;;ﾉヽ:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;ト.｀' ヾ--〈 Ｖ !:;:;:;:;:;:;:;
.
20万枚発注・銅貨１枚買取 30万枚確約・小銅貨８枚買取
￣￣￣ ￣￣￣￣ ￣￣￣ ￣￣￣￣￣
| | ┌─┐ ┌─┐ | |
| | .1 .「 .,7 ,f´ | |
＼| |／ | | ,/ /' ＼| |／
＼ ／ | l､,,/ /',. ‐ '二一勹. ＼ ／
＼／ ┌─..| ,/' / /´ /／ ‐┐. ＼／
│. ｌ､__/ l .` ｰ ､. │
━┃┏┃ │ `ｰ-､ / .│. ━┃┃┃
銅貨 ┏┛┃┃ 万枚 ┗━━ ／/ _,/ ,ノ.=━━┛. 銅貨換算 ┏┛━┃ 万枚
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`＝二 .: .: .: .: .: .: .:ｉ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:ヽ
7 .: .: .: .: .: .:l .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:ヽ .: .: .: .: .: .: .: l
/ .: .: .: .: .://´ｌ .:ｌ .: .: .: .: .: .: .:ヽ .:ヽ .: .: .: .: .: .: ｌ
l .:/ ! .: .:// ｌ .:ｌ .: .:ｌ .:ｌ .:ヽ .: .:ヽ .: ｌ .: .: .: .: .: .:ヽ
ﾚ' ｌ ｉ .: //＝ ､ ヽ＼ .:从斗十ヽ .:l.: .:ｌ .: .: .: .: .: .彡`ｰ
ﾘ､ .:ｌ/ ' 不 ﾘ｀ヽ ｌ .:l! .:l .: .:ｨ-､ .: .: .:/
ヽ ｌ fて }--ｌ fて刈 ,-‐ｌ.:ｌ .:/厶 } .: .: ｌ 今期買取量を確約しましたので、
ゝ__ ノ ゝ ノ_／ ﾘ ｌ ｌ ,〃/ .: .:{
ｌ / ￣ ﾘ ,- ' .: .: .: ヽ__ 契約上の最低生産枚数より
、 ｀ / .:ｌ .: .:ｌ .:}￣
‐─' イ { .:ｌ .: .:ｌ / 総額で利になるところで評価を頂きました。
＼ ／ ヽ|ﾉ､ ヽ }
＿＿` __ ＜ ／ { 〉､
／: : :: ／ヽ _ ／ ｨ ｌ: .: ＼
／: : : ｨ'l´ ,ｰ‐ ´￣ ／:// : : : : ＼
/: : : : ://ｌ＼ /ﾍ ／: ://: : : : : : : : ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 銅貨１枚＝小銅貨10枚です。銅貨１枚が１日の賃金目安、小銅貨１枚がおおよそ時給目安。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l /／
＼ ／
二 小銅貨８枚でもものすごーく「おいしい」のは事実！ 二
. (ヽ __ -─- __ ｯ／/ ＼
.. (ヽ ＜¨ ` <// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l ヽ＼
. ／ .......... ／ミ彡 .｀ヽﾆ|
,< ::::: | ::::: ／＜¨`⌒ .:: ミ=ｰ‐ｮ
. ≧彡へ ::.j i {､__ノﾂ''¨¨ヾ :::::. ミﾆﾆﾆ}
ﾚ'' ¨¨ヽ`'' Y ｲ O 〉 ::::::::. ミﾆﾆﾆ|
. | O ） j ヽ､ ノ ::::: 辷三ﾆ|
.|ヽ. __ ノノ ヾ､ ¨ 弋ﾆﾆﾆj
| ｲ ｰ-､ ミﾆﾆﾆ}
| ヽ ⌒> 辷ﾆﾆY そうかー、下げるのかー。
| ミヽ. 辷ﾂ'ﾄヽ
| r_,ﾉ:ｿｲ二二二辷=､ ヾﾆ=-' ｲ l | くうう、切られて終わるよりはマシかのう、
.', `¨´ |ヽ ﾍ ヽ ヽ |
. .', } } {::::::j j やむをえんのう。くうう。
', | | ｀¨ /
',. | j へ=ｰ〈
', 弋二二二二´ / / ﾊ
. ', :::::::::::::::::::: / / 弋＞
. ', ／ _,,ｨ::::::::::::::
. ヽ､ _ __ ＜ ...:::::::::::::::::::::::::
Y ￣￣￣ .....:::::::::::::::::::::::::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ヘンピナ７での生産量＞＞＞＞古田領での生産量。ごねて切られるよりは……苦渋の選択なのかな？
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /〉￣￣.:／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:/￣⌒７´￣ヽ.:/7.:.:.:.:.:／ .／ ........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＝= / =＝=//7.:.:.:／| ／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
..／＿ｒ─ー─‐ｰ┐＿┌───ー┐く/,,／ | | ／_┌────‐┐＿┌──‐
| |¨|/￣￣￣..ヽ|¨Π |/￣￣￣..ヽ|￣| | | | |..| /￣￣￣..ヽ |¨Π:| /￣￣
| |‐|| |¨¨¨¨¨¨| ||‐' 'ｰ|| |￣￣￣| ||‐‐| | | | └| | |￣￣￣| | |‐' '‐| | |￣￣
／￣￣＼. 〃／
/ﾉ ヽ､_ ＼ ﾁﾗｯ ⌒
（ ●）（ ●） |
| （人__） .| 前倒しとはいえ、値下げは既定方針だ。
| ⌒ ´ |
i i だからのむのはまあ、いいっちゃいいんだが……
. .| |
. 丶 /
／.>＿ /::::::i:::ヽ._
. _ ,,､-ｰ／ !// ー ﾍ￣/:::::::::l:::::::::::｀:ｰ:.､
,´:::::::::::::く::::::::/ i / ヽ::::::::::!:::::::::::::::::::ゝヽ.
/::｛::::::::::::::::＞:i l7i /:＼:／::/:::／::::::::::::::::i
,'::::::i::::::::::／::::::l /;;;;l /::::::::〉:::::/／::::::::::::::::::::::!
/:::;::::∨:::::l::::::::::i /;;;;;;l. /::::::::/:::::/:::::::::::::::::::::::::::/
/::::ヽ:::::〉:::::l:::::::::l /;;;;;;;;l. /::::::／;;;;;;i:::i::::::::::;;;;::::::::::::::>
<::::::::::ソi::::::::l:::::::::li;;;;;;;;;;;l/::／,､;;,､;;:l!::l_／´:::::::::::::::: ｿ
!:::::::ゝへ､;;;::::!::::::」--‐‐'''""ﾞﾞ｀ヾゞＭソ／::;;;;:::::::::::::::::l
）::::::ゝ彳´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍノ／´￣::::::::::::::::::::l
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾍへ￣::::￣:::::::::::::::::::::/
.
. ＼ﾞッ .,..-''"￣￣ "''‐､
. ⌒ ....／三( ヽ--､ ヽ
. /- ≡ ﾆ・ﾆ= '.,
/-’〈 ', 冬の終わりに大幅な増産、そちらの尻拭いで知恵出し要求されましたし、
. l ＿__ i
. l ┴―｀- ﾉ 今回も反対はしませんが、そちらの都合ですよね。
ヽ、＿＿＿＿＿_＿/｀"''┬-..,,＿＿_
l ./::::∨ ／ _,,..ゝ / ＼
_,,..-ｨ|/:::::::_∨ ／ ＜ ／ 〉
... _ﾉ..／/ /‐<´ ヽ-/ ＞ / 〈
l.／／／:::::::〉 / ,..-''"´ / _,,.-'"/＼
/l／ /:::::::::::/ ./ ／ ./-‐''"‐''"´ ＼
. // .／:::::::::::/ ./ .／ ＜-―――
／￣￣＼
⌒´ ヽ､,＿ ＼
（●)（●.) |
（_人___） | なあ支部長。
'､ │
} { 俺達の貸し、そっちのペナルティに関してどう思ってるんだ？
!､______ .ィ-ｰﾄ、
V／_:_ｭ:-:-: ヽ
{ｬ＜ : : : : : : : : :.
／ｰ-、: : : : : : : : : :'.,
「r'、 ／ : : : : :｀､ : : : : : : : : :'.,
} r'、 ﾍ､ / : : : : : : : : : : : : : : : : : : i
i/ ム､} .{ i : : : : : : : : : V : : : : : : : : |
{ い､{ Ｙ : : : : : .＼ : V: : : : : : : : |
＼ ヽ {|V : : : : : : ＼V: : : : : : : :|
＼ ノ|:.V: : : : : : : : :〉 : : : : : : :|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 値下げで需要熱を冷ますことはやら・できも希望してた？ そんなのわざわざ教える必要ないでしょう？
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
r ´ヽ: : : : : ｨ￣: :ヽ
ｰ': : : : : : : : : : : : : : : : ゝ、
ｰ=": : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ｌ
ｨ=≡: : : : : : : /ﾞﾞ"ｉ: : : : : : : : : :ﾄ､
/: : : : /: : ﾉ ｌ: : ｌ: : : : : : l､
/|/ｌ ｨ/ /ｨヽ､ ｨ十fヽ､: : ,ｌ/
/ｷ}l_（ '忙ｌ）-（f仡 ）_{ｶﾚヽ いやー、そのために支部長である俺が
人_ｨｌ ゝ- ' ｌ - ' ｉﾁ/ ─ ､
／ '｀! ｌ ! ｌｨヽ_ ＼ 自ら出向くという礼を尽くしているわけだし、多少割り引いてくれよ。
ｨ´ ｉ´ ヽ ､─ｧ ノ ）/､!｀ ＼
/ ｌ ゝ＼ ／ ι-─ ､ , ＼
| ／ヽｨ '´ ゝ' ,' ヽ
＼ ,' ゝ / 冫 / ＼
- 、ヽ / ﾉ / ヽ
ヽ ＼ /｀ ─ 〟＿ ,-─" //／ l
-――――-
/ ｀,
ｌ i
| |
_ ―ヘz7i |∧､ー ､
, ＜/////∧i i/,j////∧､_＿ なら、最初に何かしら言うべきだったな。
／///////,ｲ/∧ﾍ､＿__ノ ﾍ､＿_.ノ∧/ﾍ/////////j丶
／/////////jZ/_∧. ( ● ) ( ● ) ∧//Z////////X/∧ せめてこっちが指摘する前に。
//////////＞＜/∧､( ＿.人 ＿ )∧＞＜V////zZ///∧i
/////////,∧V///∧ﾍ､＿_＿_,.ｲ/////,∧///∧V/////,| 後だしじゃ、ただの言い逃れに聞こえるだろ。
//////////∧V///∧ ／V//＼/////∧///,f/////////
///////////∧V///∧ /てゝ,ｊ////,∧///∧////////|
/////////i,//∧V///∧////∧///∧////j/////////|{
////////＼///∧＼//∧//∧//／/////∧/////////>
.
/ / / ／ ＼ ヽ ∧
./ / /／ , ､_ ＼ﾊ } ∧
〃 |/{斗=≦ ≧＝ミ}ハ } |
.| ｛ | 〃 ,_):::ﾊ ,_):::ﾊﾊVi / ｜
V{ | {ヾ弋:::ツ j 弋:::ツ〃! / :
.人 | 、 ￣ { ￣ ノィﾞ / ;
'| {ゝ ﾙ ｲ ′ それはっ……
ﾉ ∧ f―ヽ /} }//
|ｲ 人＼. ￣ ／ﾉ/ }/
| ｛ ヽﾍ丶､ .イ／/ ノ
人ﾄヽ ＼|＞‐＜ ﾉ￣厂｀^ﾞ¨￣:::::::丶、
-‐| ／:::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::l ／::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
イ:::::::::.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::.:.:.:.:.:.ミ=ｰ
. ／/:::::::::::::::::::::::ﾊハ::::::.:.:.:.:.:.::::ヾ
ｲ :::::::::::::丿ﾉ/ |:|:!:::::.:.:.:.::::::::i
. /イハ:У彡へ |从::::::::::::::::ﾊ|
{い八 だ ﾉγ´厶j::i:::::::: | ′
乂| ー ⌒{ だヾﾘハ/ﾘ
ｲ/:::| __::..｀ー ´ /V 手厳しいなあ、まったく。
jハﾍ ､ ＿_, 、 /ノ′
乂∧ ｰ .イハ 油断ならない相手だということを改めて思い知らされるよ。
ノ/ ヽ ＿ ´{/
__ - 一i ＼ :.:.:.:.:. i ＼
| ヽ､ ﾉ ﾄ､
ヽ | へ Yo┐イ⌒ヽ ヽ ｀ ､_
＼ | ／ ＼＼｜ ヾ::::} ＼ i ｀ヽ
＼ ヽ ヽ/ ＼＼へ// | i ＼
丶 j / ヾ:::::::::::} | |∧ ＼
.
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
.／ （―） （●） ＼
| ´ | 褒め言葉と、受け取っておきましょう。
＼ ｰ=‐' ／
／iiヽ､ ___ ,, ___,, _ノii＼
／ ∧＼ __､ｼ介ｖ__ ／/ ＼
}ヽ 7 .＼ //∧／ < ∠{
|< i ＼ ＼／ ／=== i >|
{ ! i ／＜ :i ! }
./ ／ , '´ ./ .ｉ / i.∨へ∨ i
/ ／ / :ｉ .!/ ::| . i .i .i ﾍ .ﾍ
.! ／/ i ｉ ::ｉ | .: ./ / ./.:/i :. i::. }:. | .i i .i､ﾍ ./
|./ ::::! i.i::::{ { : / ::/ .::i ::i .| :: ::}､ }: :}: :: ! :: | ､ i､ヽ／
| :::::! {:i:::::ﾍi !::|! :ﾊ ..::::{:::ｉ .|:: :::: ::i::ﾊ::: ,i::ﾊ::i::ｉ::i .| |ﾍ i
＼ | ::|:::| ｌｉﾊ:::::|ﾍ:::ﾊ川i:::::i!:::| !::/!::::::! .|::::/ｿ .i:ｉ ｉ:::i ｉ ｉ !|
.|::::|:::| ｌ 圦｀￢=‐ｚ_从ﾘﾊ.ｉ 乂 ﾚi/i ﾉ,ﾙ厶-‐ｉｉ::::ﾙ i .!|
i :l::::| | |／忙テ≡ミ.=ｭ l -ｯ孑=＝≠､_.ﾊ〃 .i i|
ｉ i :::| | l.＼ゞ, :::: ノ ` ゞ, :::: ノ〃.y::::: /ｉ .i! とはいえローエン商業組合側の都合での改定。
.i ∧:/| ! ! ｰ― " ー― ' /|::::: / .! i!
ｉ !:::/:/l ! ! /::|:::: ! / なんらかの責は負うて貰わねば、
i':::/:/:::| :ｉ iヽ j /!:::|:::: .i/
.ﾉ:::/:/:/::| .:!.!<.＼ 〆!:!:::i:::: / 立会人としても収まりがつかぬでありんす。
.-―=―┤ :: :::!.!ﾍ ､ ´￣ 二￣ , へi:i:i:!::::i:::: !
::::::::::::::::::::! :: :::!.!::ﾍ ､ へ i:i:i:i:::::i:::: !
: : : : : : : :.! :: :::!:!:::::ﾍ ＞-イ : : :┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : : : : : : : ! :: :::!!!:::::::::＼ / .}: : : : :. ┃ 契約の軽視は仲介者・立会人の軽視という観点でのものいいです。
: : : : : : : : i :: ::!!:!::::::::::::::＼.| .ﾉ : : : : :.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, -―- ､
∠ _r ､rヽ
/ / ＞ヽヽ ﾍt
ｉ ｉ i iﾚ｀iヽ !
ﾚ W巡!厶 _jΔ ｣__ お三方の味方ととられそうだが、
{ﾚ' ‐- -- ヽ∧ >'⌒ヽ
ヾ | / ∨::::::::::::::｀::..、 一方的な都合での契約改定は確かにまずい。
}＼ ‐‐ ｲ ＼:::::::::::::::::::＼
_ r 个 弋. イ 卜ｰ--‐ヽ::::::::::::::::::::::＼
_....:::::´├―ﾄ､ `∨' ├ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::／
／::::::::::::: ├─ l `｀才´├.弋 :::::::::::::::::::::: ／
i::::::::::::::::::::├―‐.| | ├─ﾍ:::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::└―‐┤ .| ﾚ―‐┘:::::: ／
!:::::::::::::ｉ:::ｉ:::::::::::::::卜、│ ,,|:::::::::::::::::::Y
. ／／⌒''ｰ‐一 ::::::::
...ﾞｉ ／ ﾉ八 _,ィミ=-
...ﾞ| ,､_ _,／ ｀^冖^´ .::::
. =彡'冖^´ -:､ 〃=弌孑'^ﾉく:
. =弌孑'^ﾉ ー= 'ﾞ ヾ:: そうじゃそうじゃ。
. V〃 ¨´.::i :::
.... { .::j ヽ- ､ ､
......！ 〈:{_ r‐ｯ ﾞ 彡㍉ｯ
... ､_,ｨf､__｀_＿_,. rf干ﾌ ｝
. ｀¨´ ⅥYYΥﾞLﾚクﾞ ノ
. ヽ ｀￣￣￣´
. ＼ .::}
. ヾ{ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ＼ イ . ┃ 古田さんとの契約はそこまで決めていないから切られて終わりですよ？
. _,.．x≧=≦:::::::／......┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-――――-
／ ＼
/ ＼
/＿＿＿ﾉ |
{ l __|
j三三 `ー――- { ＼. 「 交渉に値する相手かどうかの判別、
j / / 三三三 ヽ ＼
| { ｛ ) ＼ ＼__.... 交渉相手の見極めは、商売の鉄則 」
. r‐ぅ__ .| ｀ー‐＼＿＿／ / /￣￣￣ |
. （⌒ 厂 | ￣ヽ / し'￣￣￣ |.. これを教えてくれたのは、
. ｀ ´ | / ／| /￣￣ /
＼ / | ヽ〈＿>ｰ〔 / 支部長、あんたのはずだぜ。
/＼＿＿＿＿＿ イ | / /
/ | ノ| /
. ＿＿_／＼ / 人 |￣￣＼ /
. /￣￣￣ ∧ /ｰ‐ ┬── ￣￣| ＼＿{_
/ / }／ | ／ ｢＼ | |
. / ／ /＼＿＿／＼ イ | ＼＿__|＿_ﾄ､＿_
.. / ／ ／ / / ＼／ | || | |
. ′ | ／ / / / l ! | |
/ │ ／ / / ／ │| | |
＿＿＿
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （ ●） （ ●） ＼
. :´: :| 、 （__人__） |＼＿_
. :´┌厂/￣,二ヽ ｀⌒´ /:〈 : : : : : : .｀ヽ、
／.: : : :| | │ / Y ﾉ ー /|: . ヽ: : : : : : : : . ＼
／.: : : : : :l ′′ ｀丶、 ／ |: : : . ヽ: : : : : /: : : .ヽ
. : : : : : : : ﾄ､ ｀ヽ＜ ヽ|: : : :人:ヽ: : : | : : : : : .ヽ
: : : : : : : : |: : ＞‐ ､__ l /|: : :/ : :ヽ:〉: : |: :/ : : : : :.┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : : : : : : : |: :/ : .＼∨ ｌ＿_／ﾚ|: :〈 : : : : : : : .∨: : : : : :..┃ やるお は ちからをためている。
: . 、 : : : : |:/ : : : : ./ │＿_／ | : : ｌ : : : : : : :/ : : : : : : :.┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ ,､
./ / ＼ 丶
/ / | / / ヽ 丶 〉
i 〈 l /}/ ｆ'_ﾘ / |
| ,...{ ﾚィﾁ弌 {仔V, i うう、増産に黒板に、借りがあるのは事実ですし、
ﾚﾍ. { ｝ 〈 込ﾉ ｬ'ｌ i ′
.} 、 ｝ ,ゝ ' , / 信義に触れることも理解できますが、
乂 丶l i. u __ / |､__
.〕¨ > ﾚﾍ ﾄ _ ´ イヽ. l::::::::..､ 私達もこれで精一杯やっているわけでして。
.丶/::::〈`ミ', | ｢／.::::::ﾚ′.:::::く __
... . ＿ /:::::::::::. Ｖ| ／.:::::::::::::::::::_ ..:´:::::ヽ
..... /::::::/ ::::::::::::::. }′/::::::::::::::::::::＜:::::::::::::::::::::}
.{:::::::.＼:::::::::::::::.-､ /:::::::::::::＜:::::::::::::::::::::::::::::/
...〔:::::::::::::::≧:::::::::rｫ':::::＜ __.:--‐‐:::::::::￣::ヽ〈
-─=ミ
-─／::::::::::::::: }ー=く
／:::::::::／:::::::::::: / ::∧::::::::: ＼
/::::::: ／:::::::::::::::::/::::/ ハ :::::: ＼＼
,':::::::::/::::::::::::::::／::／}''^Ｙ}::::::::::::: ＼
{:::::::::':::::::::::::／::／ / 八ハ::::} ｉ:::ヽ
{:::::::::::::ｰ=彡／￢=ミ、 ,,==ミVi| |ハ}
{:::::::ハ:::{ー┐､＿__ }-{＿_ ^刈 | }
. ',::::{ う)ﾘ ヽ .........ノ ＼ ....ノ 丿
}::::＼ } ノ / 筋が悪いのはわかるが、
ﾉｲ:::::从 - ― /
从:::八＼ ﾞ" ′ 利を減らす話なのに、こちらの都合といわれるとなあ。
ノﾉｲ＼ ＼ ／
. ／ニ＼＼ ｀ ┬く
_ -‐=ﾆ|ニ二二＼ ー=、|（ 、
_ -‐=ﾆニニニニ|ﾆﾆニニ／', ／爪ﾍ＼
. ／ニニニ＼ﾆﾆニニ￣￣／ニ∧/㍉， 》＼=- _
/ニニニニﾆﾆ',ﾆニニニ／ニニﾆ∧ Ⅶ}iハ ＼ﾆ=- _
. /ﾆﾆニニニニニ',二二二＼ニニ二∧ Ⅶ{ }ﾆﾆiニニﾆヽ
.
卞、_, _ _ _ _ ､_ ,オ
∧∨ //〉 〈/X〉〉 〈〉〉 ∨∧ ＜ｌ ／＼ /＼
,ﾆ=ﾑ∨∠、〈V r'__ヽＶ〉 ,ゝ∨/=ﾆ、 |:l | | ,/ / ＼ Ｌ> ,.;′
ー'ﾆ∧ﾏ ノ ﾏ 厶' `厶 ﾏ ヽﾔ∧ﾆー'. /ﾞ ､ | |/ : ｌ.: :| | ＊ ／:,′
￥｀ｰ７ﾑ〈ｲﾔ∧[ ]∧ﾏト〉,仏ｰ'´￥ > + /∧ ',| |/〉ｉl | | ／::::/
,－vﾍマﾆｱムＶ∧〉 〈∧Ｖ厶ﾔﾆマ^v－、. | l | | // l | | ／::::::::/ />
｀ーヘｸﾏﾊマﾚﾍ yＺ＾> <＾>ﾔ ﾍlマﾊﾏﾍノー'´ | l | |;'/|: l | | ／ ::::::::/ *
卞、 r‐ﾍ∨Y〉 〈Y∨,ﾍ┐ ,オ. /ヽ、,、ｌｉー- 、 : | | ／ :::::::/ ,、
∧∨ ﾆ、ﾍ〈/_, ,_〉〉,ﾍ ,ﾆ ∨∧. , ﾍ ﾞ ／/ :l＼ﾞ､ .＼:| | _ :::::::/ ／/
,_〈〉〈 ,ﾊ V》 《V＼￣ﾌﾑ∨___∨,仏￣／V》 《V ﾊ, 〉〈〉_, ／ /＼ｉ :il＼＼ ＼ / ｀ヽ、 ,／´./
〈＼〉ﾊ <＼ ､∧〈 〉》 ､＼｀‐ -‐=＝― ‐-､.ﾞ《〈 〉∧､ ／> ﾊ〈／〉.ﾞ/＼、ヽ, :ｌ＼ﾞ､ ﾞ＼＼ヾ ﾞ／ ／ ＿ <＞
＜ﾆ ニ ニ ﾆ ﾆ ニ ﾆ......-'" ｀ヽ、.....ﾆ ﾆ ニ ニ ﾆ＞ :＼ ＼ ＼＼ ＼ , :'´ .／￣ ／
〈／〉V <／ 'ﾞ∨〈 〉.ﾞ, ' ヽ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
´〈〉〈 ｀V ﾊ》 《.../ ヽ 商品１つ１つの利は少々減りますが
∨∧...... / '
_ｋ' i. ´￣｀ ´￣｀ .i 取引全体としては目減りを防ぐ、
,－vﾍマ i. ｨｔ〒ｫ､ .ｨt-ｧ. iﾞ－、
｀ーヘｸﾏﾊ.! ￣ `┴'´ ! むしろ買いの先送りさせつつ競合潰す戦略で
. _ -- ´ ﾍ!l ' i'イ ｀ ｰ ､
.. _ - ´ / ﾍ ` /イﾊ ｀ー ､ なに被害者ぶってるんです。
/ / トｔ､ ー─ - ｲ/. / ' ﾊ ＼
. / /, － ､ﾘ_!_> ---､ﾆ＿ ／/' ! ＿ l ﾊ
.. / ､ ／ く, -ﾆ二´､__ ｀Yﾆ´￣ ｀ヽ、! ﾊ
. { l < ＼ 亡r-- ､＿ ｰ′ >､ l
.. > ／ ＼ ＼ , -､＿｀ヽ、 / /｀ヽ､ ﾑ
〉 ／ ヽ Y｀ー― ､_,／ , ､‐'ー '┬--─ ､/ / ｀ ､ 〈
....／ / ヽ ヽ ﾄ- ´｀ﾄ _ > ,' ,' ,' ｀､ヽ
.
＿ｒ'´ ￣ ￣｀`‐- 、
/ l ＼
/ /! l ヽ
/ｨ /,' /ﾚ」/! / l ',
/ィ〈./' ' `l'.ﾚ/. l l , ',
´ ／ ､""´ /ｨ /ﾙ /ﾚl / l` ＿＿ ､
< ´ .ｲ'//ﾘ_ハ! ヽ.. ,､.＜.:.:.￣:.:.:.:.:.:.:.:. ミ:.:ヽ.､
` l/ｒ＜ /ﾚ'｀. ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :ヽ:.:.:ヽ:.丶
ヽ￣｀ ./ l ./....,.イ:.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.. ､:!:.:.:.:ヽ:.:.＼
,'i i i , , __,ノ, .'ﾚ..ｰ-=＝;.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
ゝ-=＝´ ,-'‐――'‐'┐./:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..!:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:i
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∠_ >ﾆ／ヽ: : :ヽ_: '-;.:!:.:.:.:!:.:.:.:.:.ll:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:ｌ.:.:.:.:.ｉ:.:.:l.:.:.:.:.!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.!
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/./＿: :／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:!l:.:.:.:.:! 'V心 ヾ＼:!_,.-,､-､lヾ!:.:.!:.:.:.:!:.:.:.:.:l.:.:.:.l !:.!
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／:::::::｀ヽ)/／:::::::::ミ=ー
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.|:ｲ::: ｉ:::i ::::::/:::/ |l:::::| ::|::::|:::::::::::ｉ:::|
. ｜{::::j|:::|::‐/‐/ミ､ 八斗八-i-ｉ:::::}:}ﾊ!
Ｙ:|从:/ィ ｀ヽ__/ ﾐ＼|:::// ﾉ
ﾑ乂八 }''{ 7,小^ヽ やっぱり通じないか、君達は本当に視野が広い。
〈いﾍ `ー― ' ｉ `ー― ' ﾊん)〉
. ＼ ﾊ |: ﾑY／
._y⌒ヽ-一ｯ .ﾉ∧ ′ 从乂 ……小細工を失礼した、
´ <´ ../ｲ!:ヽ ｨﾆﾆ､ ｲﾉｲハ
（ } 八リ＼ ''' ／｜八 相応の利を提供することで借りを清算したいが、どうだろう。
ヽ _,,ノ .| ＼ ＿／ :|
ゝ一'' .....イ ＼ ,／ ト ...
_ -／ ..... | }ｰ┐┌ー{ | ..... ＼- _
.... ._ .... -‐ ¨.......／......／...| ./ Ｃヽj ﾍ |...＼......＼.......¨ ‐- .... _
.. ／.............................＼／.........|../ﾑ / ﾑ∧ |.........＼／.............................＼
. /..................................／...............| ﾏﾑ､＿＿ﾑﾏ |...............＼...................................〟
. ／....................., ＼////／ ,.....................＼.............................. 〟
. ｉ.......................∨......................., V// ,......................../......................ｉ............,
. |........................ ∨....................., //∧ ,....................../....................... |..............,
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ .＼
／ （● ） （● ） ＼ お金やモノが欲しいわけじゃないし、
| （__人__） u |
.＼ ｀ ⌒´ ／ やるお たちに足りてないのは……人と伝手？
/ ＼
＼＿（__） i＼(__)
| |
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/l/: : : : : : : : : : : : : : ｨ,,_､: : : : : : ､ミ=-
l: : : : : : : : : : : : : ｌ ｌ: ｌｌ ｉ: :ｌ: : :ｌ: :ヽ
/: : : : : : : : : : : : //: /:ｌ l: 从: l :ヽ :ヽ
ｨ: : : : : : ｌ: : : : : ノ/7±-､ /っ＝ｌ ｌ: :}: :|
ｌ: : : : : ｌ: : : ∠､ｌ 忙rう }-{てﾊ }/ｌ/ ｌ/ ふむ……。
l: : : : /"l l￣ヽゝ､＿ ノ ヽ､＿ﾉ
ヽ: : 〈 〃ｌ ｌ ヽ l 貴族成り上がり、領主を目指すという君達に、
ヽ: : ＼_ゝ ' ,'
ヽ: : : 入 ー ‐ / 俺達北部支部がその協力をする、という線でどうだろう。
〃: : : ｉ ヽ /
_/´l// ＼ , '
/＼＼ ｀ ‐r
__／ ＼ ﾍ￣｀‐､_ /＼
／ ｉ ＼ﾍ＿／ ｀ ヽｌ丶- ､
.
-‐ﾞ一‐ ミｭ｡.,;zｮ:、
． ´ ,≧ミり
／ _,,,,,_ 辷彡'，
/ /r,ニ ﾐ ｰ--'' , 辷彡ﾊ
. ′ | |.!Кヽ`ー 彡 ___,,， 寸彡',
| ﾉ 川 |ヾ ｀二.イ云‐'/〃_ヾ彡ヽ
. ！´彡' ﾉﾉ ( /´'`"｀¨'''´ミ､7メ !
ﾟ,ｨ=,イｯ_) `´-‐'' や ) !ｱヽ なんじゃいそれは、面白い話になっておるではないか。
. 彡t/´ ノ :! _ ｰ)彡ﾍ 辷ノ′ ＼
Y ::| ´r,) `f´fち: ！ ! / ＼
‘， ､ノ´ヽ ′ ´/:::ﾘ } // ／
ヽヾ¨ヽ` .ノ ＜ ﾘ ,′ /
. ` ＼ `ァ‐ ''" // ′
. ．.．_==＝___-r‐,__ ′ .′
⊂とと二 .､￣_,， ￣¨ ミ; ノ/′ ′
／ﾆー_- 〃 ≦-､川 ' .!
／´￣￣ ￣￣｀＼.
／: : : : ＼
/: : : : : '.,
|: : : : :|
| : :u : : : : : ., :|
|:: : : :＿ ノ゛,, ;、､､ '"ヽ_ :|
|::::;;;（ ●） ﾉヽ （ ● ） ;;:::| 立場が欲しいんだよ、旦那。
|: : : ´"''", "''"´ :l
',: : . . （ j ） ./ 邪魔されず、好き勝手できる立場が。
＿／二Ｌ___: :.｀ｰ-‐´｀ｰ-‐′ /ハｰ､＿_
／: : r':| r'￣二ﾕ ./ : ',: :: :: :＼＿_
: : : : | .| | / ) ｀) ./| : :.ﾍ: :: :: :: :: :: :＼＿_
: : : : |.ﾉ. ﾉ / ⌒ヽ＿ ／. |: : : :ﾍ: :: :: : : : : : : : .ハ
: :: :: :＼ ヽ- ´ .|: :､ : : ＼: :: :: : .i i: :/: ::ﾍ
: :: :: : l: ｀ー┬-､ ト､. /: :: :＼／: : : : {. ﾚ /: :: : ﾍ . ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : ┐|: :: :: :: :＼） ７ ./iii入／|: :: :: :: :＼: :: :: :Ｖ /: :: :: :: :}. ┃ すっごいぶっちゃけたああ！？
: : イ .|__/ ,へ/⌒＼ ./iiii〈 /! : : : : : ::/: :: :: : Ｖ: :: :,ｲ: : :!. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, ' ￣￣￣￣ ｀ヽ
/ ＼
/ ヽ
. / '´￣` "￣` ヽ
| ( ●) ( ー ) | ローエン商業組合は、僕らに協力することで取引が拡大すればよく、
i j
ゝ ' ＿ u. ／ もし成り上がりが成功すればそれこそ商機、ということですか。
. ＼ ヽ ノ __, "
` _ _ , ' ´ /::＼
/:/ /:::::入 ./::::::::::|""＼
／:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - ､
／/:::::|V∧::::::/ ＼/::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
／:::/:::::::| /:=:::i /::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
イ:::::::::.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::.:.:.:.:.:.ミ=ｰ
. ／/:::::::::::::::::::::::ﾊハ::::::.:.:.:.:.:.::::ヾ
ｲ :::::::::::::丿ﾉ/ |:|:!:::::.:.:.:.::::::::i
. /イハ:У彡へ |从::::::::::::::::ﾊ|
{い八 だ ﾉγ´厶j::i:::::::: | ′
乂| ー ⌒{ だヾﾘハ/ﾘ
ｲ/:::| __::..｀ー ´ /V ふふふ。
jハﾍ ､ ＿_, 、 /ノ′
乂∧ ｰ .イハ ま、決して損な話じゃないと思うぜ。
ノ/ ヽ ＿ ´{/
__ - 一i ＼ :.:.:.:.:. i ＼
| ヽ､ ﾉ ﾄ､
ヽ | へ Yo┐イ⌒ヽ ヽ ｀ ､_. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ | ／ ＼＼｜ ヾ::::} ＼ i ｀ヽ. ┃ ずっぶずぶの関係になろうねー、という提案でもある。
＼ ヽ ヽ/ ＼＼へ// | i ＼. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ≧二二ﾆ: : :ヽ
／ _三二 ＼
ー≠ -‐=. : :￣ : : . ｀ヾ : .
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ frhx从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7
_＿___,: Vハ 二.,__从i } ; ｲ j( 取引だけじゃない、
. /ニニﾆi ￣j Vfr刋 ヾN从/^7 ｲ
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ^≠ー ' ｲ/ｿ/ｨ( 組合の連絡網を使えるというのは
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ; ー ' ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼ 各地の噂を居ながらにして知ることができるということでもある。
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ..... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ. ┃ （後ろ盾のない・自称）商人 → ローエン商業組合員
ﾆﾆ-/_｛ jーく{ ,ﾉ ,.. イ.:.:.:７ﾆﾆﾆ-7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ﾆﾆ {ﾆﾆ＞ｧﾊ.:.:.:.:^≠.:.:.:.:.:.:.:. /ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
__ ,ﾍ/ , ': : !: : : : : :i : : : : : : ヽ.l:: :ﾏv∧::.::V }_
_／:.:.｀//: :/ : , i i : : : !:!: : : :ﾄ､: : : :ｉ: : }:}//}／ ' L、
,__‐'´:.:.:.:.:.:,' ': :〃:.ｲ:;': ,ｌ: : : .i |. . . '.i. i. . . . !. . {.ﾆ7___ '/
/／:.ヽ:.:.:.:.:::i ｉ: ::!ｉ|: ﾄ/ｲハ: : ﾘ!:!:.:;ｲ::川: : : :.:i: :::r'´:.:.:.:.ヽ./
,. .:'´:.:.:.:.:.::l.::::::;.ｲﾊ.:j从ｆトミ{ {､厶ﾑ/-}::ﾘ:ji: : : :::|: /:.:.:.:.:.:.:.:::}
,. .:'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:::;_j／ Ⅵ｀ヽﾍﾞ_ﾏﾘ ﾘ ｧ示=‐</｣: : : !:r'; -― ､:.::;ﾊ
. ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::／ !::.|: :i ＾¨ﾉ ､ ﾏ沙'ﾉﾏ : : ,'::i〉:.:.:.:.:.:.:.:V:..:',
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::∠ー-<^ヽ-‐/::.:!: : ､ ヽ ＾￣´ /: :: /_/:.:.:.:.:.:.:.:/ｲ:..:..} で、あれば、
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::／:.､｀ヽ三ヘ:.ヽ{:::.::.',: : :＼ヽｰ-, /: ;イ´/:.:.:.:.:.:.:.:.;':::::::_ノ
ヽ､:.:.:.:.-:一:'´:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾏ三∧:.i｀ヽ､ヽ: ::::{::ヽご -‐/: :{/,.V:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ{｀¨｢ 互いに損にはならぬ話しでありんすな。
｀ ‐ ::_:.:.:.:.:.:.:.:::.:.:.:.V_/_ﾊ !:..:..:..｀ヾ､::V::r' } __厶-‐`:/;:.:.:.:.:.:.:.:.:.ji::..:.ヽ
丁:ー- :__ヽV-/ﾊ:.､:..:..:,ﾍ:_いｖ' ／:;. -―‐7:ｉ:::.:.:.:.:.:.:.:.ハ:..:..:.i
l:::::::::|:::::::::￣∨/ム:..:..:.{:/:〃_＝=く:＿::..:..:i::::::::.:.:.:.:.:.: /v,'l:..:..:|
!::::::::ｉ|:::::::::ｉ:::::::ﾏﾆ7i＼:￢_{辷':::.:::.: ﾘ:::.::}:../i|:::::::::.:.::／:/}/l:..:..l
.
-‐-
. / ‘，
| ‐- -‐ |
|（●） （●）| じゃあ、そういうことで。
. ｌ (__人__) |
‘． ｀⌒´ / 連絡要員として１人２人は常駐してくれるとありがたいな。
-=／^iｰ―／/ﾊ=-
,. -=:i＞―ｭ /ヘ/ /ｉ|:i:i:i:≧ｘ
):i:i／ 卩ilil彡 /:i:|:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ｉ〉
厂:iく ＿孑'ilil /:∠__i:i:i:i:i /7
／:i:i:i:ｉ:ｉ|_〉:<:i:i:i:i,ilill ./:i:i:i／:i:i:i:i/:〈
ノ:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i＼:i:ililil /:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
. rイ:i:i:i:i:i:i:i: ／:i:i:i:i:i:i:i:＼ilil/／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
,-'"─ - ､
r ´ヽ: : : : : ｨ￣: :ヽ
ｰ': : : : : : : : : : : : : : : : ゝ、
ｰ=": : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ｌ
ｨ=≡: : : : : : : /ﾞﾞ"ｉ: : : : : : : : : :ﾄ､
/: : : : /: : ﾉ ｌ: : ｌ: : : : : : l､
/|/ｌ ｨ/ /ｨヽ､ ｨ十fヽ､: : ,ｌ/ 信用できる人間というのはなかなか限られるものでね。
/ｷ}l_（ '忙ｌ）-（f仡 ）_{ｶﾚヽ
人_ｨｌ ゝ- ' ｌ - ' ｉﾁ/ ─ ､ オーフェンを使いたまえ。クレイ君も君達の配下に入っているはずだが。
／ '｀! ｌ ! ｌｨヽ_ ＼
ｨ´ ｉ´ ヽ ､─ｧ ノ ）/､!｀ ＼
/ ｌ ゝ＼ ／ ι-─ ､ , ＼
| ／ヽｨ '´ ゝ' ,' ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ ,' ゝ / 冫 / ＼. ┃ 距離と時間、そして信用の壁は分厚いのです。
- 、ヽ / ﾉ / ヽ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ヽ ＼ /｀ ─ 〟＿ ,-─" //／ l
.
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ オーフェンさんは月１、クレイたちでも半月毎になっちゃうお。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ (⌒) ノーラさんとかダメなのかお？
＞ ﾉ ~.ﾚ-r┐､
/ ノ__ | .| | |
| 〈￣ ｀-Lλ_ﾚﾚ
| ￣｀ー┬--‐‐´
./ / ／ ／,:' ,∧::::::::':, ヽ
/ / / ,/ / ,,/ ,: ' / ﾊﾊ:::::':, ヽ ':,
. 〃/ ,/,/: /,/ ,:' ,: ,／/ ‘ ，.::' ':,
. │｛ // // / / ノ ,:' Ⅵ;;':, ',
乂 ':, ﾞ｛ , ,｛/ 斗== /=====ゞ r=--};;;;,. ':, i
从 l: ':,. ;:::│ / ,:''/;:..... ,′ |;;;;;;,. }:.. ':,从
. 乂 :l: ∧;;::|: ┤ 〆-====ゞ γ===ゝ,;;;,' /::::::∧}
. │: ':::l │| 从｀弋;;,ヾツ ,{心_ノ./;;,'/::::::::/乂 私はこのあいだまで
. ':, ':,乂│l ':,:, ´¨￣ ´. ', ｀¨｀ ,';;;/:::::／ ）
. ':, ':,,, ' ,', ', ':, 丶 ';|/／ ずっとずっと資材調達と配送手配で……
' ／│', ∨ ＼ ´ '.::| |
.／:::: │: :': ト., ー 一 ／,.:::::| | そしてもうすぐ今期分の輸送体制を……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
_＿ ，'´::::: : :人∧', ':. 丶､ ,. --´ ／,:'' |:::::i' /
. / ,:' :'´_;;;;':∧ ／ ｀':, |:::,'/
/ :' '´////《 ':, ':,. /:: ￣￣ >, ', |/,
. （ ／///////∧ ':,∧ ,':::. ￣ ￣ >rミ/ ー
ｒ─'´ ∨////////∧. ∨:::: ￣ ミ、//∧ ’ー─ヾ
.
,, -―― 、
∧ ヽ
, （__;） 丶
| ノ ヽ }
| （ ＝） （ ●） ,' あっ（察し）。
ヾ ､ /
~ 、 - ー ,''
／ﾉﾍｰ _ , , -=＜｀ヽ
, r'/ {∨l__,∧_,/ ∧ ＞ 、
r'"´::〈 /| /ｿ | ∧ 〉 ,＞､
/ ﾏ' | i / |,/ ＼ ／ Y .',
{i > |/ / .ﾏ / .}
/:::::::::::::;::;;::::::::::::::::::::::::::i..:::::::::::::::::., ' ⌒ヽ
/::::::::::::::/'´|::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::.( ∧ )
ｿ::::::::::::::/ |ｿ:::::ｿ::::、:::::::::::::::ヽ:::::::::ヽ廴) ノ
,.ﾘ:::::::::ﾚ- 、 | >衣ﾄﾐヽヽ::::::::::::::::::::::::::::|／
ｿﾘｿ fてiヽ r´,. -ii., iヽヾ::::::::::::::::::::::::::/ よ、よーしおまけだ！！
ゝ., } ｀ソ｀f 弋シﾞ ,. ｨ ７'^ヽ:::::/
`ｊブﾞ ト _ ｨ;____ｿ ∨ }::/ 俺からの個人的な補償として、君達の服を仕立てよう。
|ヽ !.,_,.ｨ´/
ヽ 、 /::::::::し,. 生地代は頂くが、仕立て料金は勉強しておくぜ。
ヽ ｀ ´ イ/::::::::::::＜
ヽ イ ﾚ:ｒ-イ壬` ト.
｀ タ ´ ,. ＜冫-´` ヽ ヽ
,. イ | ,.ｨf´,＞ﾒ ｀V´ ｀ ` .,_ `.
,. ｨ-r'´ /ﾌ, |,.ｨf´,＞ﾞ ﾏ{´ ｀ ヽ γ- 、
' /,..j,..>f´,＞へ /,. ｀ヽ j´ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
,.ｨf´,＞ﾞ / ヽ /!、`ｫ /.....┃ 触れたくない、触れてはならないネタから緊急退避です。
.ｨf´,＞iii,__,... ｨ'´ ノ´ v {./ /.... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＞'"´ ／//////////V´
ｱ´ ／////////////,ﾑ
/ ´ 彡'////////////!
f' __, _, ´ヾ//////////,{
ｊ ,.: : : .: :': :, '"´ _, ﾉ )//////''マ/{
{ ,: : '" ,ｨ≦彡' ヾ}/////!ヽヾ,{
| '" ! _,ｨｱ´￣_,, '"ヾ:、 ｀ }//ｱ }! }! ｵﾘﾍﾞ
| 八 ,.ィｱ}＞'^ゞﾀ ':., }:r' V ﾀ ,'彡 織部仕立ての一張羅かー。
ム＿＿ヽ ｀~^´_'｀' ー '’ j' ｰ ' 八く
彡'{ ,＞くﾒヽ ~~´ V__,／ ヾヽ いいのー、いいのー、儂も欲しいのー。
ﾑ ｀ｰ'’ } 、 ',{ }: : V,
ム j ____,ﾉ} | }: : V,七
ム {、__ '" (三＞' ｊ ｊ': : ,)ｱ’
ﾑ、 __ ｀ _ ,＞'’ 人 j': : ／
- ―――― - = ニ __ ≧≦r' rｰ '^~ __ , / ｊ/.／
ー‐ --- : : :. .: : : : : . : ..~^ ＜ ｀ヽ r‐ '" ｲ ／
.: : :.:: .: : : ,ｘ≦三≧ｘ ,=、-:ミ:. : :｀ ＜＼ } ,ｲ: :. ／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
､: .: ::. .: .//ｱ´,二, ｀ヾ{、 ｀ヽ、: ｀:'メ:.、} ヽ、 ／: : : ／ ┃ ちゃっかりおねだり、古田さんであった。
/ ｀ ＜ {/,{ (///,} 八｀~´ ｀ ＜.: : :} ≧s。_.。sく: : : :／ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
、 ヽヾ≧x ー' ノ/ヽ:. ｀ヾ{＞'ｱ´,.: :ｱ:＼: : : :.／ ,ア
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":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :ﾞ|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
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|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
＿＿＿. |J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
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／´＼::; /＼: : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三
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|i:}i:l |. l ﾘ r┐| .....| |++l |i:}i:l |. l ﾘ r┐| | |++l
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∨.......,,.. ' ´ ｀・ .,.... ;:. ∨. | . _ｎ_,n_ |. ∨ ;:
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／ 7￣i=､_ ＼ :）' て:.. ＼ 込乂,リ丿.／. :）' て:
/ｲヽ.,' .l !｀ヽ ',::（ ）: ＼. ／ ::（ ）:
. /..ｌ 〉 丶 l |ﾍ `ー‐-､ ', 匚囗二]] ＼／ [[匚囗二]]
. l ﾉ ,' 丶i ,.-‐- ､ l..L凵」┘ | | └L凵」┘
. l 〈 ｌ | （． ） , l
. { | | ￣（ ） ; } しかしなんですね、
.. ',.l ,'. | | /
... ｀ヽ ,'-ー__ヽ | | / 振り返るとあっという間だった気がします。
＼l＿_ .,' -- ､_/ | | ／
..... ｒ'´ ｀ー-､.,'_. | |,. ＜ >
／,' .ﾍ、 ,. ＜ ／ ＼
／ ,' ﾍﾍ ∧ ／ ＼
.. / ﾍl. | ﾏ /
.
l;:;:;:;:;:;:;:;:;:l;:;:;:;:;:;:/;:;:;:;:;:、;:;:;:;:;:;八
_斗;:＿ ;:;:;:;:!;:;:;:／;:;:;::;:;:;:;:寸;:;:;:;:;:;ﾑ
〈;::;:;l;:;};:;:;:;:;:;:;:;:;:;/;:;:;:;:;∧;:;:;:;:;:＼;:;:;:;:;:;｀丶
. Ⅵ|;:;l;:;:;:;:;:;lﾍ;:;:|/∧;:;:;∧;:;:;:/;:;:;＼;:;:;:;:;:;:;ヽ
|;:l;:/,;:;:;:|;:;|ミヽl/″〉;:;:;:;〉;/;:;:;:;:;:/;:;:;:;;:;:;:;:l
l;:;//;:;:; |;:;l /;:;:;:;/:人 .〈/;:;:;:;:;:;:;:;:;{
斤;{;:;:;:;:;|;:;≧、 ＼;:;N 孑 ´ 〉;:〉八ﾙ八
. | .|今、寸;:、};:;〉 ｀}〉≦z_ {ﾘ }ﾊ 〉ヽ ｀
人,l;:;:;:;};::l l ＞孑' ｀ﾌ ﾋ;:ｼ ″ 〉 ./
｀¨了/} 「 ﾍ;ｿ ｀¨´ ﾄ ./ まあなんだ、
{、ﾍﾙ、｀¨´ j _ l;:八
ム 、 - ﾉ ｲﾉ 世話になったし、世話してやったという気持ちもある。
人 ＞- ´ ／ .l _
今ｭ、 ／ ,ｱ |
| ＞＞ ＿ 七 ´ l 、
＿/l |::l::| 孑 ヽーz ｭ _
＞ - ――――≦´ ｀ ＜ |::l::| ／_ ／ ﾉ ,ﾍ- ｭ _＿_＿
. ／- 、 -ﾆ三 彡´孑 ,}／ ／ .／ /、 l ヽ
/ ＼ |::l::|／ ／ / ／. ／ ./ / .|
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ＼ ／ ヽ
| ＝｀ ´=エﾌ | やるお も同じ思いだお。
! (__人___) /
ヽ.__ ｀ー' ミ☆´
｀７ ｰ <
r'⌒Vｿ / ＼
! く / )
ヽ､ ヽ ／ ／
.
. ／￣￣＼ ri
... ／ _ノ ＼ /ヽ
... | （ ●）（●） ＿＿＿＿＿| |＿
. | （__人__） ／⊂⊃ 凵 |(..)| ＼
. | ｀ ⌒´ﾉ [_]/,,--rt‐￣￣￣――-､ ＼
.. | } .／ !ミ=/ヽ≡≡≡≡≡彡! || ＼
.. ヽ } .／⊂⊃ | |亜亜亜亜⊃ [_] ＼
. ヽ ノ .／ 〃 ∈∋ |(..)| [_] .⊂⊃＼
／ ｲ ). ＿|＼＿＿＿.--──￣￣￣￣──--､. .＿＿＼
. / / i } ( ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
... / /| | | (.. | ワカメだけ村に戻すってのも仲間はずれみたいで気が引けるんだが。 |
... ( `ー┬つ＝⌒＝=￠＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
. `ｰ┬‐.|_＿_)"" ,,ﾉ
｜ ヽ＿＿＿ノ
／;:;:;:;:;:;:;:;:;≧≦;:;:;:;:;:;:;:;}
{;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ヽ;:;:,ﾍ;:;:;:;:;:;:;入_
. ﾉ;:;:;:;{;:;:;{;:;:{ﾍ};:{;:{ﾍ};:;:;:;:;:};:;:;:;:}
,;:;:;:;:;:;:};:;:;};:;:} .};:;:〉;:{;:;:{;:;{
.〈;:/}ﾍ;:{;:;;∧;:;.、 _,};∧;{;:;:;{;:;:}
｛' {;:ヽ;{ ⌒ヽ｀}Y }' ⌒};ﾍ;:;〉小
. l⌒ fﾓ_ﾗ｀}' fﾓ_ﾗ }'l;:/ そういう立場さ。
. 人 l l , .}'
丶 、 _, .,_ ノ お爺様の補佐をして、いずれ来るその時に備える
. }ﾍl 、 ￣ ,イﾍ{
_| ＼ __.／ |_ それが僕の役割だからな。
|ニニﾆ| | |:::::::::|
_ Y´ニニﾆ| | |::::::::::>...._
_................:＜ニニニ＼ニ:///ニニﾆ＞::::＞....
Y´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜ニﾆ{ { {ﾆ＞／::::::::::::::::::::::::::＞,......
.
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
::::::::::::::::, -――-､::::::::::::::::::ｰ:.､
:r-‐l::/,r， /77､ ;-,::/- ､::::｀ヽ､
/_,/l/＿ ゞ_ソ _,..l/_{__(_!:::::::::::':,
:::/ ＝=ﾆ-'｀￣´-=_==､､:ヽ- ､:::::',
l:{ /´,-､｀ ´-､ヽ /ﾄ､} ＼l
､! らｿ らｿ { ,ﾘ 俺達は従士になれたけど
_} u ＿ ｀＿ ,l_ノ
ｰ':::､ ﾒ {ー―--ﾉ と二 ヽ これからはワカメに頼れないんだなあ。
--､:＞､ ｀ ー '´ ,,イ＿_ヽ ',_
l ∧{ ｀-≧ ｰ ≦-}/―-､｀ / ﾄ､
|＿_}ミ､_ー-V＿,イ_｀ヽ !__| ヽ
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:.ﾏ {-,| ､
ヽ:.:.:.:.:.:.:.lヽ:.| |:.:./l:.{､＿_ノ/∧ ,
∧ !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､/ヽ
|::::＼_ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
. i:::::::::::｀'┘::::::::::::::,'､::::::::,‐-'､,::::::::::::::::::!ノl
!::::::::::::::::::::::::::::::/_/::::::/＿＿￣ヽ:::::::::::/
＼_::::::::::::::::,-" /:::／ ｀Y、＼::/
＿,_／:::::::::r⌒ヽ ' ´ /⌒'ヾ i;l⌒ヽ/ 俺たち４人の中でトップといえばワカメだったからなあ。
＼_::::::::::::::::〉 ,-‐､ (;9) ﾘく｀', }
￣￣フ 入 9 ; ､ ソ､ 特に俺はシタノ村の出じゃないってことで、頼ってた面はどうしてもあるな。
／ _/ ヽ '' _, ｨ<_::::ゝ
_＿ ／ ／/ /| ./ ｨ-‐´￣入_
＼_ ,／ / / .i ─ ／／ - ",-＜//
/´ / 丶、 _ イ／ - ",-＜//////
＜__,/ _／ ｨ-＜///////////
, - "´ ∨/////////////
/ヘ⌒｀ ‐ - ∨///////////
.
／ ./ | ‘， ∨ } } / 〉
{ ∨ / | i ヽ :. ∨/ / ﾊ ｲハ
.／＼/ / { | i | | ヽ } .ﾊ.､ |ハ ／ / }/
八＼ , i { | ./! i | .ﾊ八 }､} .ﾄ､ | | ＼ ! ＼_/ ／ ﾉ
.ｨヾ＼N .| | l /八{ヾﾄ { ヾ {＼ .|.斗 |ハ | / .| ソ ／.八 ／
_ﾄ､.〉、 ＼Y ﾊ .l､ !{___≧z≦ ≦zzz=.ｧY / 八／ ／彡' 〉／ ／
ﾉ ≧＼ .八{ .〉! ヾ八 つ:::::::} つ::::::::ﾘ/´ /￣ ア イﾊ-=彡ｲ
≧=ｚ__三ﾆ/ハ ＼{＼ヽゝ- ' `ー '/ ｲ ／ -=≦ 彡ｲ /
〉-- .ﾊ ＼＼ | { ./イ}〃⌒ヽヽﾆ=-=≦彡ﾊ＞=彡ｲ 辛気臭いのは似合わぬのじゃ！
.《´ ￣ ／＼_≧l| ﾄ _ ノ⌒ヽ .イ 弋＿ノ } イ
≧=- l| 八___＞ .}´: : : _:ノ=≦＞＼/ ィムﾆﾆ彡＞ｲ もっとどんどん食べるのじゃ！
〉ｚ=---! ＼{ Y三ﾆ＞ ´7: :｀ヽ´ ト､ Y ／ .)/
ヾ( 八 .ﾐ≧==／:/ /: : : : }∧ /___ハr' ／
≧z___/: :/ /: : : : : | }ﾊ Y，
.ｲ: :/ .,: : : : : :.ﾘ |: | .|∧
,..ｨ≦: : /-≦三ミ: : ,′ |: | .|＼:＼
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
/' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／､ヾ:ﾐ｀ヾ
/./ ム/ ＝= ' }i =＝j`}:ﾉ'＿ おう、いただいてるぜ。
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ さんきゅーな、ワカメ。
/////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
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.
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ お別れ会でお礼というのも変な話だが、
. ／ ∧ 、 } l |{ l│{ l!
∧ ｀ ｰ 一 /彡'} |ｌ|| | ﾊl 君が居たから今の俺達もあると思っているよ。
／ ∧ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
__＿...、
＿,/:.:.:.:.:.:.:.ヽｰ‐ｭ
,.イ:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.L.__
j:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
/:.:.:.:/:.: /:.:.:.:.: /Vﾍ:.:.:l.:.:.:ハ
ｲ:.:.:.:.:.:.:.〈:.:.:./:./ ｀"´｝:.:〉:.:.:.:ﾍ
く:.:.:.:./:./ノ）:ハ:.） /:.;ハ:.:.:.:ﾄゝ
）:.ｲ:.〈ハﾘ≧､( ,）斗ト:.γ
ﾉﾊ/こﾊ）込） ） 込)ヽﾊﾘ
∨( ､ /
|ゝﾄ ､_＿＿´ / ちょっと世辞が過ぎる気もするが、受け取っておこう。
ﾉ从 ヽ ／
__| ＞ イ
_ｒ┘:.:.￣￣｀|||´|
_.,..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｰ:.:-.:.:.:.|||:ｲ¨:...､ _
,. ＜´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}}}.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.ｰ...、 _
/.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:l:l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.,
.
＿＿_＿_
／ ノ' ＾ヽ_＼
. ﾟ ／ ｡;'⌒） （⌒ヽ＼°
. ／ o'ﾟ~ ___'___~o° ＼゜ わかめーーー！
. | ﾟ |/⌒ヽ| ﾟ |
＼ ｀ ⌒ ´ ／
/ ｛
_,.-､＿,..､＿
,r‐'_!-‐､.へ ﾉ_. .〉-､
' ´ / ` ｀ヽ.､ヽ. 丶､/
/ / .{ 、 ヽヽ'. /ヽ／
'/ { i l 、 ヽ .ｉ ', ／ ﾍ.
{ l 人l､ {! ヽ＼ ﾄ､ ﾘ. }.! "´i￣
ヽ/l r'んヽ ヽ ｨヽト､V .ｿ.ｊ
_.l ! ' 乂ｿ 乂ｿ ' ! .!/
`l .l. ' ! {フ お肉追加だよー。
l l、 ｢￣￣l { ',
ｌ l.ヽ 、 ﾉ ｨ ｌ ､
l l. __i 二 イ__!＿', . 、
乂. Vﾊ.｣./l ＿ l ､:. ､
_ ,-ｰ／__ 〉.l ,.-‐ ､ ヽ
,´ .,ｲﾆ/ィ / . 7 ｀ -,.ｲﾆﾆ／ ｀ 、ヽ
l,.ｲ＞' ´ / .／ニﾆ/ ｉ } l￣￣￣￣l
,.ィ.r '" ,ｨ＝=ー'-=二/ ' .l ｊ | .ト､
. ,.. /､ ｀廴 ＿,..イ _ﾆ{ .／ ∨ | .| }}
_,.-､,.＜ .{二二二二二ニニﾆ==ｰ-=ﾆﾆl ,: l | .| jj
. ,/ﾆヽｨ '二二二二二二二二二ニニﾆハ. ヽ￣￣￣￣￣￣￣/ |〃
,.'-- ｧ' ヾニ＝-――-=ニニニニニニ, ヽ＿＼＿＿＿＿＿／＿＿＿＿!＿＿_
ｰｧ'" .l_ ￣"ニﾆﾆ/ ` ----------------------------'
' l_ -二ﾆ/ ヽ ｰ ,./ ゝ、 ノ ,/./ '
. { ,ｲ＿_-==-＿＿ _,-ニﾆ/ ､./ { ヽ_,. ￣´,ノ
.
／￣￣￣￣ ヽ
,,..-''"´￣￣"''-,, / ',
／ -..,,_ '., | -..,,_ _,,..-.|
../ -‐t.j-｀''‐ _,,..-.', | -‐t.j- .‐t.j‐|
,' ｀ﾞ'' .‐t.j-、l | ｀¨´ .｀¨´|
l r''´ ヽ｀ﾞ'' |. | r''´ ヽ .|
', ｀t'´｀j-'′ ,' | ｀t'´｀j-' |
＼ ￣ / |＼. ￣ |
.｀l-―――‐ ＿|＼＿＿＿ . l-‐ ヽ.＿＿＿_ ／
_＿_|＿::::::／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼.::::::::::::::||::::|
r:ヽ"´::::::::::::::::::::::| お別れショートコント！ |.:::::::::::::',o└.＿|＼＿＿＿
/::::::',:::::::::::::::::::::::::＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／.::::::::::::::／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
./::::::::::::/￣￣l｀ﾞl::::::::::::::::::::|::::::::::::::::/:::::::::::/￣￣l｀ﾞl::::::::::::::::::| 第１話、わかめの秘密 |
../::::::::::::/ ￣ヽ┘::::::::::::::::::|o::::::::::/:::::::::::/ ￣ヽ┘:::::::::::::::.＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
/:::::::::::/ .￣ヽ|::::::::::::::::::::::::|::::::::::/:::::::::::/ .￣ヽ|::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|:::|
. _..-‐'''""'''￢ｰ-..,,_
. _,.-''"´ ｀ヽ､
.......X ／ .／ __,,,,....... ＼ _,_.-､,-‐､
.. ./ /丶.....／ ,.-,.-'´::::::::／ ＿＿＿__ ､. ヽ ,ノ ｀＾"!_._
..十＋ ..../ .／／:::::_,,..-‐ﾆ二,---‐‐-..二‐.､＼ヽ ,-'i＾""''{ ､ﾄ-.,_｀＾┐
.. | ../ ／::/,. _ニ-‐''´| |: ﾊ | , ∧ ｀ヽ｀ヾヽ }./. ｀ｰ, 〉｀´ ｀'､_}
./ /::::/´ｨ'´ .ハ::λ| ﾊ | .| .| l | ｀i､.ﾉ .|::::.. ｀‐'´ |
.. / ./::::/.´::.|:::: |w1v' ｀w‐､从| .| | .| | | .|::::::: .|､
/ ／ ／::::::::|:::: | -‐‐ミ､ヽ ﾙﾙﾉﾚﾘ.| .|:::::: | )
.. //::,イ:::::::::::::|::: |. : : : :｀ ∠ .／|ﾊ.ﾘ .|:::::: | .）
... /::::::':::|::::::::::::::|:::| : | .:::{｀Y::| .ﾘ |:::::: | )
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ヽ､::::|::::::::::::ハ::|.::: .|::::.. " ,-'´ .|. ＿|＼＿＿＿ . |'´::::..._,,...-----....,,,,_ ｀''{
｀ i:::::::::::/:λ|:::: .|｀'-..,_ ,イ:::::::: .| ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼,,｀''-{
.. .i::::::::::/:::ハ:{:::: ..|::::::::ﾄ｀":::::|:::::::: ..|.. | エールも追加でありんすよー。 |:::::::::>
.. i:::::::::/::,.'´;;l::|:::: .|:::::::|;;;'＼ヽ|:::|::: ﾄ-..＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／'"´
.i:::::::/,'´; ' i::|:::: .|::: `/ / |:::|::: .| ／ /ノ / /´'::::/::: ／:::::::::::::::::::::_,.-''´
_,,.--‐'´''"´;;;;ヽヽ i::|:::: .| / / λ::|:: | / ./ /::::::::/:::::::::::::::::::::_,.-‐'´
. ＼;;;;ヽヽ_. i:|:::: | / ノ ノ .|::|:: | / ./ ./:::::::::::::::::::::::_,.-''´
.
＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
,．-──- ､ ≫ ≪
／ ｀ヽ､ ≪ ええっ、そんな！ 海では出汁がでないの！？ ≫
／ ＼ ≫ ≪
〃 l.:l //.l .lﾍﾍ:l:.1. il ヽ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
〃 , , l:.l //l l:l :lﾐﾉ1l:.1. !l l !
/./ //l l:.l/l/⊥l」l:l l l: l.:.l:l ! .l
l/l/l/ :l l:.ﾄ､ﾄ､lヽl ﾘ lﾉ十从l ∧
l l:.:.:.l∧! ,r＝=ﾐ / 二 Vl l/
l l:入い ヽ⌒ /ﾉﾉ ｼﾝｼﾞ
N/ l∧ / / ワカメ……慎二君はいずれシタノ村の村長。
.l/l ∧ r-- ｧ /
l/!. ヽ `ﾆ´／ 俺としてはこの先も、良い関係であることを願うばかりだよ。
r┴- ､｀ｰrrrく
＿ _」 |＼ l￣`7
,. ィ´.:.:.:.:l `ヽ ￣l l /＿ -++-､
´ .l.:.:.:.:.:.:l ＼ l/ んT.:.｀ヽ､
l.:.:.:.:.:.:.l -孑'´ l.:.:.:.:.:.:.i＼
l.:.:.:.:.:.:.:ヽ i l.:.:.:.:.:.:.l ＼ /
十 .＼__人__人__人__人__人__人__人__人__／
十 .≫ ≪
ヽ . ≪ これ昆布ネタだろーー！！ ≫
r:::::､ ＿ ≫ ≪
r:::::::::::ミ´::::::::::ヽ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
{:::::::::ﾐ::::::::ヾ:::::::::ヽ
ﾉ:::::::Yﾍ::::､::::j:::::::::::::)
（:ﾊ:::::( j:::::}::::}:::::::::::::ゝ ああ、僕もそう願う。
〈::ｨ::,ｨ ヾNゝﾐ::::::::::从
ﾈjfｦ ( fｦYﾊ ^〉/ お互い敵対したってろくなことはない。
ヽ r <__
＼ﾏﾕ ／ .／:::ゝｰ､＿
/.:.:.:ゝﾍ__／::／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ､
|.:.:.:.:.:.:|l|.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|.:.:f.:.:.:ﾞ{l{;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ. ┃ ……そのネタは、通じないと思うんだ。
|.:.:ﾍ.:.:.:.ﾞﾐx:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
|.:.:.:.|.:.:.:.:|l|.:.:=====:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:j､
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|:::::::::::::／|:::::::::::::::/,;;,;;;',:::::::::::::::::::|,;;,;;;ヽ::::::ｌ,;;,;;,;;;|::::::::::/-ｰ‐‐ ',::::::::::::::::::::::ゝ
|::::::::／ !::::::::::::/ jヽ､ ヽ::::::::::::::::|,;;,;;;;;,;;＼!_____.|::::::::/::::::::::::::::::',::::::::::::::::::,'
|:::／ !:::::::::::ﾊ l! ﾞヽハ、:::::::::|---ｰ;弐チ勿|::／',::::::::::/ﾄ:::::',::::::::::::::,'
|/ ∨::::::|. ',! | 匕､＼:::::i＿ﾃて匸 "ヾ |::::::/;う}:::::|:::::::::::,'
∨:::! ｌ ', ﾚ〕 l＼!￣ヾ し｝ ! !:::/ゝソ:::::|／ヾ,'
＼L_ヽ ――‐丿 丶＿ ／ !/冫/::〈::::;ヾヽ
_,ノ⌒＼ , -‐ｿ￣´ ｀} 丶 ´ ´￣′ ''_ﾆ丿厂`ヽ､ヾ
. ＿／⌒` ヽ _ |,.,,,,ﾉ___________-:'人 丶＿＿ ,. ---、 ／'´/.../...! ｀''ｰ-,,_
. __／ ヽ _＿_,）-‐┴ ､..'''''''''''''''''''／ 丶 に, ----‐‐‐‐', ,..‐´ / ./ | ｀ﾞ''''ｰ--､
. / ヽ 〈丶-- | .／ ｀ ､ ｌ !ｰ" ／ / に''''‐ ､,,_ ナ-- 、
. 〈 >､_ ノ〉 ーﾉ`ﾆ=ｰr-‐ ヽ .....〈 ｀ゝｰ--- ｰ' ´ ／ －′ /￣` ､ `''ｰ......_ ゝ┬ツ;－‐‐ヽ
. /八ヽ /`ニ´ -‐ ／＼ 〉 ./ ＼ ｲ | く. 丿 ｒゝ / _ｒﾜ＾'''''''''っ----－"
. ヽ ￣／ ／/ / ｌ ＼ / | |. ＿|＼＿＿＿ . | ／ / ／
. ｜￣ ／// / .| L..／. ＼_,ノ| | . ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
! / ｌ | /しﾍ 广／ ,' /.... | ……どうせお隣だ、よろしくやっていこうな。 |
. 丶 ﾉ ヽ / ﾄ ', ! |.. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
. ＼ { .}=ﾆﾆ二} |..| ./ | / l /|ノ ! ｊ |
. ｀ ┐ ! 卜､ ', ,.' ', / ∨ |/ / | ,,l’ |
. r⊥ -┴―一' 卜、／ヽ | / V ￤ ／ ! _r′ ／
.
::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l＼∨//∧::::∧:::::::::::::::∧::::::::∧
::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: { l :::∧::::::::::::: ∧:::::::::::〉
:::::::/ ::::::::: | :::::::::: / ::::::::::::i::::::::::::/ ﾉ::::::: 〉::::::::::::::::::〉::::::/
: : ::::::::::::::: | ::::::: /::::::::::::::: |:::::::::〈 /::::::: 人::::::::::::／:::::::/
:::::::::::::::::: .ﾉ:::::: /::::: ﾉ::::::::::i :::::::::::＞ ヽ::::〈 _::::::::/:::::::::人
:::::::::::::::: / ::::: / ::: / :::::::::人::::::::〈 ,|::::::〉´ ヽ;: {:::::: <:::::::ヽ
:::::::::::::::/ :::::::/::::: ﾉ -= - - ＿:::ヽ ´}:::/.┬ 、}::Ⅴ::::: 〉＼:}
::::/´ ヽ、 ノ:::::::〈´ ヽ＞-...ﾊ´ヽ::/ ﾚ:::::::l / :::/:::::::/ /′
::::l 「 ＼}::ヽ::::::::: 〉 ,./ |:::::::::::i }’ ｀っ_/ ′.|::::::／ ヽ
::::|丨 ｀ヽ{ヽ::/ ﾍ ｀つ:::/ ｀¨´ lﾊ/ 道もよくなったし、たいして時間もかからないんだ。
. ＼ ＼ ヽ }7 ゛ ｀¨¨´ ヽ .
}ﾊ::＼ ー ） 〉 / 用があれば来るし、そっちも来いよ。
. }/ ヽ¨´}:lﾑ, ｨ
八:::| ﾍ _ - ﾉ , ’ ｒ--＝-、
. Ⅵ ＼ ｀ー… ´ ／ / i '. ＿__
「´ﾍ ≧ｭ.、 ./. rー- x､ .} _ﾍ Y ゝ--､_, - ┐
. | ＼ ≧ｭ.、 ｨﾍ ヽ ＼ | ヽ :| :|
. | ｀≧ｭ _＿ ＿ ＿ー.＿Lﾉl＼. ＼ ＼ ‘， | / j |
/ ￣l 、 |:::l:::|￣ | ｀ー ハ ヽ ゝ.._| ./ ./ |
斗七´. ＼. |:::l:::| l. ∧ ゝx__ |__, イ /| /
｀ﾐ、 |:::l:::| ﾉ ∧ ｀丶､ ｀ｰ ´ | .ｲ
｀ミ 、 . |:::l:::| ／ ∧ ヽ ゝｲ
｀. }:::}:::}彡´ ∧ ‘，
ー-〉::〉::〉-＝- ∧ |
|:::l:::| 八 |
.
,ｲ ,ｲ
,.ｲ ,, ﾚ .ﾚ
| |／ .!
／ ,／! |
ﾚ'.| | .| |
| | .|/
ヽ＼ ':, |/ ,ｲ,ｲ ,ｲ .,' ,/ / 〃
ヾ ':, ', . ﾚﾚ // ,' / / 〃
＼ 丶ヽ ':, ',. /' ,' / ／
. ＿＿ .ｧ 丶 ＼、 ＼ , -―'/ ―－／.／…ｰ-､- ＜⌒¨´￣
:.:.:.:.:.:.:.:.:￣￣￣｀"''r――――――-- ..､‐/ , - ／／ ＼ ＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ﾍ .../ ／ , ´ ヽ |
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ヽ / ヽ}} ﾉ. 从ﾉ}:::::.:.:.:
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..... 人__,―､ |', /| く､ ヽ ＼_ ／ ノ´-=彡:i.｀＼
..... / {￣`| ', / | / ＼ } _ﾉ}:i:|＼:i＼:i:i:＞x
. { ｎヽ | ', ./ .i / １ ', ／}_/;〃:i:i:∨ヽ:i:iヽ:i:i／｀ヽ
／､ | V l ∨ | / | ﾊ . ＿. ／- ７;i/:ixく フ:i:i:i:iヽ／:i:i:i:i:i｝
...| ーｒl Ⅵ || |; ﾉて }.....Xｒ-､＼}-┬./;i;iY´;i| ヽ__ ノヽ:i:i:i:i:i:i:人
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ヽ ', i l ｈ | |_く ,'.ヽ ＼ ＼ﾉ ||__」_｀ Y´ T | | ヽ:i:i:i:i:i:i:i＼
.
＿＿_
,..-''"´ ｀`丶、
／ ヽ、
/ -‐一'"´ ｀`ー‐- ':.
,' ',
{ （●） （● ） } お待たせしましたー。
', ,'
ヽ、 ｀ u / トラップに呼ばれてきましたが、えーと……
ｒ'ヽ、 -‐-‐- ,.／
／ ＞─-----─'"´ ',
/ ,/ ヽ、_,ノ ',
;' ,ｲ', ヽ i ',
ﾄ､ ,ﾉ ,ゝ Ｌ＿＿_」
.｀ミ彡-‐'" ', | |
-─── 、
. ／ ⌒ ⌒＼
/ x==ﾐ .｢廴__
. ′ x===ミ ヽ ヽ |{ │
| (_＿人__ﾉ } .八 .ﾉ 焼き物師さんついたって？
、 「廴_ | | /／ ７
＼ / } 乂___.ﾉ イ ／
≫’ ！ ｰ‐ ／
／､/ __ソ イ
. / ／ |
∧___ ／ |
.
／ ￣ ｀ ､
′
| ⌒ ⌒ ! ＿
| （● ） 三 | ! 廴＿
| ､_人_, ｉ | V⌒} おう、奥さん子供は宿舎に行ってもらっただろ。
| | | ｉ 人 く _j
| l__」 , } | 当座はそこに住んでもらうことになるからな。
人 ./ .| |
__ ィ{＼ ._／__ | |
. r ￣＼ ‘， ア ￣ ア＾ ､ !
/{ ‘， / / { }
. / / V/ {/ .j― ┘
/ ＼.＿＿_/ i{ {＿＿／
. / / } ！ .｝
,,..-''"´ '' -..,,
''"⌒ヽ、 ｀ヽ ／＼
＿ -‐ヽ ~| |~
/´(;;;c)ヽ ＿ ', j |
ヽ、＿ 丿 ／r;;cヽ|. _ノ j
/´ .ヽ ヽ-' ', く´ /
ヽ ',｀¨´ ', ＼_／
l ￣ ヽ .__丿 l
ヽ、 ノ ,' てことはもしかしなくても……
＿＿＿__. ￣ /
:::::::::::::::::｀ヽ、 _,,..-''´
｀''-..,,_::::::::::::::. r''"´
ヽ、
ヽ、
ヽ
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/ヽ／l,-､ /L,、
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〉ililiﾊ/ {il/ /ililililililililililiﾊlilili〉
lilililL＿ ´￣￣￣￣ {ili/ _
l}ililr=ｬiliヽ /il}
rv ,.､__. |ilil} 寸i} ＿／ili/
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. ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY
. ! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1
い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .! 俺が、古田様よりお前達に仕えるようよこされた
. ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/
ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ オフレッサーだ。
. i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ
. | ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i
,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L
／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ
..,. ,r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l! ﾄ､;;;;;,;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:::;:;:::;:;::;::::;:::;r′l;;;;;;;;;;;;;;:;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ', ヾ;;;;;;;;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::;::;;::;:;::,r'′! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:＼､､__
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', ｀`ｰ--------- ィ'´ ,' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀,: . ｀`ｰ- ､､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', : : : : : : : : :,′ ,' ' i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : .
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!､ ヽ : : : : : : : ,′ ,′, i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : : : .
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.
＿＿＿ ／＼
／）／＼ ／＼. ~| |~ 僕は できるお、よろしく。
／ .ｲ ' （●） （●）＼ j |
/,'才.ﾐ). ､_',__, ＼.... _ノ j
| ≧ｼ' | く´ /
＼ ヽ ／..... ＼_／
＿_辷三/二＼
／ ─ ⊂三乂 ヽ ／＼
／ （●） （●）. 'i ヽ ~| |~ やるお だお。
／ （__人__） ＼ ヽ. j |
| ｀ ⌒´ |/ /... _ノ j
＼ ､＿, ／/ /. く´ /
ノ ￣ / ＼_／
／´ ／ /
／´｀´､::::::／::::::::ヽ
＞::::::::::∨::::::::::＞::::ヽ
/／:::::::::::::::/::|:::::::::::::::::＼::i
／::::::r､:::::::::ﾊ i:ﾄ､:',丶::::::::::V
... /' |::::/ ) /::≠=z､|! ';}／ﾐヾ｀ヾ
. /./ ム/ (_j ' }i (_j`}:ﾉ'＿ な、すっごくでかいだろ？
＿|. | |.｜i_) '' ∧///＼
. ,ｨ≦/∧ ｀丶 --―' ／///////ヽ
.../////////≧z､ }＞ -- ´,//////////∧
...|///////////≧z､|//////////////////∧
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...〉//////////////////////////////////∧
.
., ──‐､
／ ＼
| _ノ ヽ
| （ ●) (●) 立ち話もなんだし、事務所行こうぜ。
| （__人__） , -―ーっ
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣ クレイとトラップは荷降ろし手伝ってきてくれ。
. ﾝ } |. |
／⌒ ノ .|, |
/ ﾉ _ィ ´ー‐ｨ' | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
../ / r_＿＿__ ノ ┃ 宿から作業場内に事務所エリアを移設。
/ / |i ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 あいよー。んじゃまた後でな。
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :... ﾉ
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
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Τ￣i{:: |: { } |: :::i{: : ::ｌ:{ }: : : :i|i: : :|: { | ___ -‐ｭ |
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┴＝.l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:; .─-r ¨::: |i_:_{_-_-_-_-_-_-_-|＿|∠,,／||::|:_:|i:i:|ニニ|i:i:|
: : : : rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､.¨¨||::::: : |: : : : ￣＾^'' ー--|--L廴{ : ||::|ｉ|:|i:i:|::::::::::|i:i:|
”“......',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j .¨||:::::,ｨi|: : : : : : : : : : : : ::::⌒≧o｡.｀`||::|ｉ|:|i:i:|f⌒Y|i:i:|
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl:
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ 俺は古田様の領で炭焼きに生まれたが、
,.｡..'!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､
｡+'“: : : :.il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ 焼き物ということで抜擢され、
: : : : : : : l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri.
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,; . 土をこねるのが性にあっていたのか10年経っていた。
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;.
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',
.
／￣￣＼
／ ⌒ ＼
| （● ）（● ）
|. （__人__） 炭焼きか。それはそれで欲しいな。
| ｀ ⌒´ｌ
| } いいがたいしてるが、土をこねるのが向いていたのか。
| ＿ }
,l（ ﾞ) ,ノ ）
|/ |｀ー一" |
ヽ / ヽ ノ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. ,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;;;;;;;｀:､
. ,j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ､
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;.;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;! 人をこねても肉塊と争いしか残らん。
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;!
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{ 土をこねると器が残る。
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､ 許可さえもらえれば炭焼きもするぞ。
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
.
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜/／
＼ ／
――‐ 、. 二 人を、こねる？ 二
／ ＼.... ／/ ＼
／ ＼ // l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜lヽ＼
′ ―― ―‐ ヽ
( (::::) ) ( (:::)) !
| | あ、ああ。
| （ ＿人 __） |
| | 炭は必須だよな。うん、本当にありがたい人材だろ。
!
∧ ′
∧ /
／丶 ｲ、
／ ＼
＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜/／
＼ ﾏｼﾞﾓﾝ ／
二 本物だ、これ 二
―――― ､. ／/ ＼
／ ＼. // l｜l｜l｜l｜l｜l｜lヽ＼
／ ＿＿ ＿＿ ＼
／ ＼
／ ( (::;;) ) ( (::;;) ) 丶 ……ぜひ、炭焼きもお願いします。
/ 丶 v
{ l これまでどんな焼き物を？
、 ￣ ￣ ′
＼ ／
／｀ ´＼
／ ＼
.
___ 00 __ ,
| ∟ └┘/7[][]「l
|_厂 ＜ノ くノ
＿＿＿＿＿＿＿ ／￣￣￣￣￣＼
／,゛＝=========＝,'＼. | これだ。 |
////////////////////∧.. ＼＿＿＿＿＿／
i/////////////////////i
|,////////////////////,l... ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
∨//////////////////,/ | 炭焼きの窯を改良して焼いていた。 |
. | ....∨////////////////,/. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
. ＼､ﾉし ’∨//////////////,/
.＿＿）(⌒ ..∨へ、_メ ゝノ＾し/
...￣￣＾＼ .ゝ.＿＿＿＿＿ノ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼ んー、陶器というか、須恵器？
| :::::⌒（__人__）⌒: |
＼ ヽ＿ノ ／ 登り窯はなかったのかお？
ヽ , ＿_ , イ
／ ＿＿＿＿＿＿＿
| ｌ... ／,゛＝=========＝,'＼
ヽ. 丶-っ.////////////////∧
...（（ `ー､＿ﾉ../////////////////i
ｺﾝｺﾝ |,////////////////////,l
∨//////////////////,/
.∨////////////////,/
∨//////////////,/
.∨へ、_メ ゝノ＾し/
ゝ.＿＿＿＿＿ノ
.
,、 /7 , 、
|＼/ /,ﾍ /二‐' フ/ !
/ 〈.ヽ'/ / //| |´ ヽ ｀} ＿
! .r､ﾞ''| Y /ノ |/ .＼/ ／
ヽ/ } | r‐'"／
| .! ヽ"´
,イ'´ ,r'´.:.:.:.:.:.:/ |/. (二二三 二ﾆ) ＼
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.L_,．ィ´､´....!Tijﾄ､ ￣￣｀¨` |ﾞ// ／／
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,r'"´ ! l ! ﾘ ＼ !./ ／／
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／^ヽ ,r'"´ Tﾌ≧ﾆゞ ,」ー-‐rー─ｧイ ／
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／＿ィﾚ'´;:;:;:;:;:;:;:ヾゝｭ､ _j! /／. ／
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,ィ､ ／.:.:.:.:.:.:.:::.:..:.:.`ー-､;:;! ! .T ¨`7´＼__人__人__人__人__人__人__人__人／
.:.:.:.:.:.:．ｨｲﾌ´ ヽ,ィﾞ´￣｀¨`ゞ;:;::;::::::.:.:.:.:.:.:.| l !､_,/ ≫ ≪
.:.::,ｨ´ ,ｲ ／;:;:;ヾ､ ﾞゝ, ｀''ﾞ´｀ヾ＞ヾ,,! /ﾚ' / ≪ 陶器とは！ 須恵器とは！ ≫
'ﾞ´ j!／ ／`二｀`ヾ;:;;ヽ､､｀, ,r ''_,ﾆ _」ﾘゝ-/. ≫ ≪
,ｲ ／ ,､｀二ゞ戓ゞ;;::;;:)ｿ ,jﾘ;;:;jﾂ;:;;rj! _/ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
'´ ＼ ,ｲ ｀ﾞヽ _,,ィ^｀ゞ''.;´ ｲ彑ｭ,ヾ /.:||´/ ＿ ＿
..ﾞ＿.ﾞ,ﾚﾘ;j , . ､ 'ﾞ,,､:; `ﾄ､`ｰ｀,!::::||/ ─ ─ ─ ─ ─
ゞ,,イ };:;ヾ,, ,r'.:.:.:;; '^ヽ｀` ,j:::::|| ＼__人__人__人__人__人__人__／
j! j;:;:;:;;:i ,ｲ-‐'''"ﾆﾆfr､,,_ ソ ﾉjk:::ﾘ ≫ ≪
,ﾉー-'´￣`ヾ rﾞ;:;:;:;:;:rｰ､;:;:;:;:;:;:;;;ゞ､､, 彳::|| ≪ 登り窯とはなんだ！！ ≫
ｲ／,,,､_ ﾘ;:;:;:;:「,ｲ.:.;.ﾞｰ-､'ﾞ''ﾞゞ:;:;;:;Yj:::」l ≫ ≪
:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`ヽ !;;:;:;:;h`ゝ､,.:.:.:.:`ｰ'Y7;:;:;:;!VN.ﾞ| ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ'^ゞ;:;:;;;;;ﾄ､,,...二二ﾆｿ ,j:;:;:;! !/、_ ＼
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ﾞゞ.:.;:;:;:`ー';:;:;:;ゞ､ノ;:;:/ ,/､≧二二ヽ_ ＼＼
::::::::::::::::::::::::ヽ ＼ ﾞゞ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:::.::;:;イ /ヾヽ ＼￣｀ヽ｀`ヽ､. ＼＼
;::;:::;:;:;::;:::::::::::::｀ヽ､ヽ ｀¨`ー''ﾞ''ﾞ二'´ィ´.:.:.｀`ヾヽﾄ､ _」、 ＼ ＼
;:::;:::;:;:;:::;:;;:;:;::;::::::::::｀`ー----‐''ﾞ´::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:V´ ヽ ＼
;:;:;:;:;::;:;:;:;::;:::;::;::;:::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＼ ＼
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ 」＿ ＿」￣ ｀ヽ
￣｀TT'''ー- ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ'´￣ ＼ |
i ,ﾄ､ ￣￣￣￣￣ ￣ ｀¨` ーr‐r─-- ､.:.:.:.:.:.:」 iL ＿ _
.
_＿＿,,..．-=≠=x､＿
/´￣¨ ￣¨ﾊ
|I しゃ、傾面を I|.... _＿＿,,..．-=≠=x､＿
ゞx､_ _＿,,..．ｨⅣ. /´￣¨ ￣¨ﾊ ┌┬┐
｀ヾｰ=≠彳⌒¨￣. |I 利用……て I| .┌――┼┴┘
ゞx､_ _＿,,..．ｨⅣ ..｜┌┐｜ ┌┬┐
／ ｀ヾｰ=≠彳⌒¨￣ .└┘｜｜ ┌――┼┴┘
／ ＼ ｜｜ ｜┌┐｜
┌┬┐ ／ ￣￣ ￣￣ ＼ .└┘ └┘｜｜
┌――┼┴┘ ┌┬┐ ：. ／ （ ﾟ ）: : : : : （ ﾟ ） ヽ ： ｜｜
｜┌┐｜ ┌――┼┴┘ ：. | ´" " ´" " |：. └┘
└┘｜｜ ｜┌┐｜ ：. | （ i ） | ：. ┌┬┐
｜｜ └┘｜｜ ：.／ヽ ｀┬─'＾ー┬'′ i、：.. ┌――┼┴┘
└┘ ｜｜ ：. ／ ／::::.... .弋ﾆﾆﾆﾆZ} ／)＼ ：.. ｜┌┐｜
└┘ .／ ヽ:::::::..＼＿ |;;;| , -‐=彡::::::' 、 └┘｜｜
/ ::::::::::::::::::｀ヽ ／￣::::￣:¨ ::::::::::::::}. ｜｜
/ :::::::＿,....-.=..彡':::::::::::`ー―..-..、 :::::::::::|. └┘
_/ ::::::::/＿ ::::::::::::::┌＝ｪ＿:::::::::::::＿＼ ::::::::::|
厶' ::::/ ＼ ::::ヾ
／ :::::::::::::::::::/ _＿,..．-=≠=＿,..．-=≠=,...ヽ
／ :::::::::::::::::::::::/ /´￣ ¨ ￣¨ﾊ
／ :::::::::::::::::::::::::/ |I 焼き室を…連続…窯 I|:＼
ゞx､_ _＿,,.. _＿,,..．ｨⅣ
｀ =≠彳⌒¨ヾ=≠彳⌒
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ なお、斜面を利用して下から【焚口 → 焼成室 → 煙突】の順になるのは穴窯でも同じ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ノ ヽ､_＼ r ⌒j
／（ ○）}liil{（○）＼ / /
／ ＿'＿_ ヽ/ / ／ ） 陶器、須恵器は焼き物の種類の話で、
| |i|||||||i| / / ／ ／
＼ |ｪｪｪｪ| / '` ´ ／ 登り窯は、天井をかまぼこ形にして、こう、火がよくまわるようにします！
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴
/ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
/ -､ } ( ￣¨´
/ ヽ._ __ ＼
｀ --‐'´ ｀ﾞ' 、_.)
. {::::::::;;;;;;;:::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;,f,il|,ｲ;;;;;;:;:;:;:
┏┓ ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;
..┏━━┓†_/┓.. ﾞ!:::;;;j ｀ |.::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;:
..ﾞ‡＿_ | ∨. l':::;;l '"´..|| ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:;
.. ┏┛ | rY::!,ｨ::;;; | | ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
￣￣ ',´y i::;;;;;l| |l ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
..... ＿____ l ﾄヾ'´ l| |l;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
.. 〔＿ 匚]_〕. ――＝二 二＝―― .ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ
.. ┏┛ 〉 '!;;ﾚ l| |l.'´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､
.. ￣￣ il;j......l| |l ..,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ その窯、造らせろ！
. ＿∧./::〉..l;:ヾ | | ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri
. 〔__::::Y ∨ |;;:! ,.||;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
＿_」::::|. ';:;l. ,ｲ;|.:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
(:::::::::::ノ _. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
￣ :......!;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',;
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;'
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',;
iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',
.
／￣￣＼
／~ﾄ＝ ／ ノ ＼ ＼
／ヽ_ノﾉ三. | （●）（●） |
, く _／三.__ | （__人__） |
/ ./三.／ ﾉ }三 |. |i!ili!i!| .| 造っていい、造っていいからやるおを放して！
/､__ /=／`ー' ／ . |. |ｪｪｪ| .}
/ ,／丶 ／三三 ヽ }
/ ／ヽ、 ／三三三 - ヽ ノ
/,／ ＿,∠ -┬―‐┬┬‐=="'' ‐､....,,__|""'''‐-、
,.-:「 ;:''' ! :! L..ノﾉ三- ､_ ハ. iﾍヽ､
/|:! ,! ::::-=二王￣三￣￣ `'′入oヽ ´‐＼
|:|:! | i'''""" ! ￣ !丁 ヽ三. ﾄ､￣o￣]ﾆヽ ヽ'''""ヽ
|| ! ! ,| ,;:::-┬―――三'三. | ￣￣ lニヽoヽ__,,,...`、
|| !| | :::: l三|= |三. | ﾉ＿,ヽ. ヽ＿,,,.|
ヽ|l,l|l＿__;;;;;__ノ三!= /三三 ￣￣＿,,.. -ヽ. ヽ
￣￣::::三三／= ／三三三 """￣
´￣￣￣￣￣￣￣｀ 、：
／´ ＿＿＿ U ＿＿ ヽ､ ；
／ , 、: : : : : : : , ､ヽ ；
/ Ｕ / /.。ヽ ｌ: : : : : : ::ｌ { .i i ｀、 ；
/ { { ﾉ !::::::::::::::::::! 丶。ﾉ ｌ ヽ
/ Ｕ 丶 ｀ ´ ノ三三三三｀ー-- ´ ヽ
/ ｀ー‐ ´ ヽ } ； うぐぐ……
: { / ｌ Ｕ !
ｌ u. !、 人 , ´ /；
丶 Ｕ ｀i｀ ﾆ二--二ﾆ´ ﾉ /
丶、 ｀´ | | ,, イ ； ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…
； l ｀ー ＿＿__ j j _,ィ ´/ ；
丶, /´ ｀＞-､＿__,, , ＜´ﾉー' ； ﾐｼｯ…
ヽ ,＿ /＞ｰ- -´‐´ / 7 ／ ヽ
； ￣ | ´ ｌ
ｌ ｌ ｌ
.
ﾄ､._人,.ﾍ.__人_,.ｲ_,.ｨ
j`‐'┌┐ r‐――‐ 、ｰｨ
､- ' | | | r--- 、 ｌ L_
_ ) .| | └┘ ノ ﾉ く
）... | | i"´／ (_
´） └┘ └┘ ,ﾆ=- ,.ｨ
) ┌┐ ┌┐ （_ .／/ ,.ｨ ,へ
) └┘ └┘ （ / / ／ / //./
⌒)-､ ,. 、 〈 / / / / iし '
′ ヽ/⌒'＾´ヽ'⌒ヽ「 ./ , ' / / _＿
/, ' ii / 〈二〉/ /
./' li/ 〈二〉 / /
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| l/ ／ ／ ﾉ ＼ ＼ { │ |
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L{ifLﾆにj fiiiiiTiiiiiiiiiiiTiiiii} ┌───┐,
fﾆﾆﾆﾆ三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾂ＿＿＿＿＿
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....＿＿＿＿＿＿_j| |! ji | ヽ＿＿＿＿..ノ | | j | |_＿＿＿
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j＿二二二二＿{────── ┤__二二二二ﾞ＿| |:::::::::::::::::
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. ,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;;;;;;;｀:､
. ,j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ､
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;.;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;!
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{ すまない、頭に血が上るとどうもいかん。
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､ おまえたちが俺の主になるんだし、こいつも見てくれ。
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl ＿＿＿
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l （ ｺﾞｿｺﾞｿ ）
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ ￣￣￣
.
|二二二二ニニニニニニニニ| }ニニニニニニニﾆ
|= ／￣￣￣￣＼ニニニニニ| ／ ￣￣￣＼ニニニニ
∨ ＿＿,,.. --ミ三／ ／ 寸ニニﾆ
| ,.:'^´￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀`ヽ／ 寸ニニ
| ／ ＼ 寸ニﾆ
| / .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ∨ 寸ニ
| | .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :l ／ニニ
| | .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. | ／ー=ﾆ二
| 人 .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. 人 ,｡s≦
. ヽ／ .人 ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／｜ x≦
. ∠．_ .|＼ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／:::| | ヽ／
（ つ .| 丶 「￣￣}≧=‐- -‐=≦ |::::::| | |.... ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ≧=-‐' |:::::::::::::| |::::::::::::| |::::::::| |::::::| | |.... | 古田様に頂いた、俺の夢だ。 |
| ｀` ‐- ..,,_ |::::::::::::| |::::::::| |::::::| l |. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
人 r‐‐ ,ﾊ :::::::: | |::::::::| |::::::／ |
人≧=- ..,,____人 }:::::::::::| |::::::::| |／ ｜
＼ --r':::::::::: | | ::::: ／ --ミ. /
＼‐‐-- ..,(＿〕ﾉ| ::::::::: | |:::::: | :{ |／
＼__ ノ_,/￣｀ヽﾞr===ミ| |:::: 人_＼_／′
「 .r‐‐| | ,ﾊ|￣￣ハ |::::::::|／ /
| l :l人__/ |｀¨¨¨ {. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
＼￣:| | ｰ.| こいつを俺の手で焼きたい、その一心で励んでおった。 |
＼|. ＼. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼. ＼＿＿,／
ー一'^´
.
_, -‐ ´
_, -‐' ´
, '´
＿ ,／ ＿
/´ , -‐ ´￣
♪＿＿ ／ / l
（ コーン ） ...i ’ , ﾟ...／ l , - ,'
￣￣￣＼､ﾉし'／ ../ ､＿ノ l'´ ､―‐ '
'⌒ヽて .../ ,ｲ ,' ,ｌ l
. . -‐…・・・・…‐- .. / .〃 / 八 .l . ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
ｉ｛ ｝i . ／ ノ / く＿ イ.ｌ | / | チーノというらしい。 |
| ｀ ‐------‐.:.:.:.:.´ | '-‐' ./ ／ l / ヽ'. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|: . : : .:.:.:.:.:.:.:.: |. く_ノ.._ ￣
| . : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.: | ___,,..) ｀)
､ . . : : : ..:.:.:.:.:.:.:.:.: /. --‐''´. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::／ | この澄んだ音色。これが出したい。 |
. ｀'┬───┬'" ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
｀¨¨¨¨¨¨´
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼ ／ ＼
| （●） （●） | ふむ。
＼ ´ u ／
／ ⌒ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 中東経由のChinaっぽいところが産地の磁器です。「あくまで異世界、異世界です」（すごく久しぶり感）
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,r' .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.ヽ、
/ ..;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;;::;_:;:;:;:;:;. ヽ
,!ﾞ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;/,〃/.;:;:;:;:;:;. ﾞi,
.{ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::f〃∠,:;:;:;:;:;:;:;:;: ﾞi
l ﾐrｰ--:､::::::::::::_;:､-'''''"￣ }:;:;:;:;:;:;:;:: .: |
{ ﾐ| ,:-:､ _ `ー'ﾞ´_,. -''＿_`'':（;:;:;:;:;:;:;:;:; :: |
ﾞ!' l,ｨ'''ｰ､.,_i, i r-ｰ''"iiﾞ,.ﾆ､ヽ. ﾞ!;:;:;:;:;:;:;:;::: !
`i, !,ﾚ^'=;_;-;i ゞ`ｬ'ﾁｪｪ;ｯ.,;､:~ ﾞi:;:;:;:;:;:;:;:: i′ それなりの硬さの器は焼けるようになったが、まるで届かない。
`fiﾘ 'ﾞ'`ニ´1 | ヽ`ー‐'ﾞ,,,､,ｨ' , };:;:;rf^i;::..ﾘ
. !l! ,ｨ'ﾞ " ,ｨ‐:､ ,)iiii(ﾚﾞ/,:;｢ﾘ ,l;: / 金属の如くに澄んだ音をたておる。
l.lﾄ､ _'_,ﾞｪ､ r;;;_;;;`' ;iiiiiぐfﾞ;:;:ﾚ' ﾉ::/
. ﾞ!ﾞ! /.;:;:＿;;;＿;;::;;;ﾞ:ヽ 'iiiiiiﾘ;:;:;:ﾚ'ﾞ／ この薄さ、硬さ、そして白さ。
| l/.;:;fﾞ｀´￣｀`''ｰﾞ:､::ﾞ:､''ﾞ/.;:;:;:;｢l'′
| :;:;:;`;:;'"⌒`:''::ー':;:;:;:;i.ｉ;:;:;:;;ﾘ | ああ、俺の手で焼き上げるのが夢だ。
| ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;/ ,ﾉ┐
`ﾄ､::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;ｨ'ﾞ-'ﾞ,,.ｨﾍ
ﾄ､`':､;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:､:-''ﾞ,､-''"´ : ﾞ、
ｼ^`-､`'-v-''."-''"￣`ヽr-､ ,r'"ﾝ､
＿＿_,ｨﾝ' ヽ｀i: | fﾞ r'"´￣｀ヽ.l!（`／ｨ'ﾞ´,.､ゝ､＿＿
i i. `'､, ﾞ' i. | .! （ _,.> ,／
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ─ ─ ヽ でもこれ磁器だお？
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／ 温度が違うし、素材も違うしなあ。
／ （丶＿//// ＼ ┏━━━━━┓
┃ あっ
. ┗━━━━━▼
.
,イ'´ ,r'´.:.:.:.:.:.:/ ＼ (二二三 二ﾆ) ＼
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.L_,．ィ´､´￣Tijﾄ､ ￣￣｀¨` |
__ ,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,r'"´ ! l ! ﾘ ＼ !
／ } _ -‐ ￢ﾞ:.:.:.:.:.:.:.:／^ヽ ,r'"´ Tﾌ≧ﾆゞ ,」ー-‐rー─ｧイ /７ /7
,r''´ ノ''´ _,,ﾉ.ﾞ:.:.:.:.:／ ／＿ィﾚ'´;:;:;:;:;:;:;:ヾゝｭ､ _j! /／.. / / ///7
/ ／′ `ｧ''´. :.:.:.:.:.,ィ､ ／.:.:.:.:.:.:.:::.:..:.:.`ー-､;:;! ! .T ¨`7´ / 〈 //// /７
／ _儿_ ｿ ‐ ､.. ヽ,ィﾞ´￣｀¨`ゞ;:;::;::::::.:.:.:.:.:.:.| l !､_,/ / ∧ .〉 l/// / /
{ ／￣ ﾉ / ,／¨ ﾉ..ﾞ／;:;:;ヾ､ ﾞゝ, ｀''ﾞ´｀ヾ＞ヾ,,! /ﾚ' /. / / / / ／＼/ / /7
}: / ｙ'′ /／ ﾑｨ''´.....`二｀`ヾ;:;;ヽ､､｀, ,r ''_,ﾆ _」ﾘゝ-/. L/ / / ＞ __コ／＼//
}f′ / }' ／... ／ ,､｀二ゞ戓ゞ;;::;;:)ｿ ,jﾘ;;:;jﾂ;:;;rj! _/ / ＜_／l / ＞ __コ
il { / /＼ ,ｲ ｀ﾞヽ _,,ィ^｀ゞ''.;´ ｲ彑ｭ,ヾ /.:||´/ L/ l/＜_／| //７
{′ ､ ∨ﾞ,ﾚﾘ;j , . ､ 'ﾞ,,､:; `ﾄ､`ｰ｀,!::::||/ l/ L/７ ＿
| }. };:;ヾ,, ,r'.:.:.:;; '^ヽ｀` ,j:::::|| L／／
', {j! j;:;:;:;;:i ,ｲ-‐'''"ﾆﾆfr､,,_ ソ ﾉjk:::ﾘ |／
/ ∨ ＼ _ -‐ ､ﾞ;:;:;:;:rｰ､;:;:;:;:;:;:;;;ゞ､､, 彳::||
{ }} ￣｀ヽ } ;:「,ｲ.:.;.ﾞｰ-､'ﾞ''ﾞゞ:;:;;:;Yj:::」l ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__／
ﾑ ﾉ 少'´￣ ;:;:;h`ゝ､,.:.:.:.:`ｰ'Y7;:;:;:;!VN ≫ ≪
{ ＼ -‐イ /:.:ﾚ'^ゞ;:;:;;;;;ﾄ､,,...二二ﾆｿ ,j:;:;:;! !/、_ ≪ 貴様、何を知っている！！ ≫
／ ＼ /.:.:.:i ﾞゞ.:.;:;:;:`ー';:;:;:;ゞ､ノ;:;:/ ,/､≧二二ヽ_ ≫ ≪
メ≧=‐'´ﾞ:::::::ヽ ＼ ﾞゞ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:::.::;:;イ /ヾヽ ＼￣｀ヽ｀／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
/ /..ﾞ;::;:::;:;:;::;:::::::::::::｀ヽ､ヽ ｀¨`ー''ﾞ''ﾞ二'´ィ´.:.:.｀`ヾヽﾄ､ _」、 ＼
,′..;:::;:::;:;:;:::;:;;:;:;::;::::::::::｀`ー----‐''ﾞ´::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:V´ ヽ ＼
/. ;:;:;:;:;::;:;:;:;::;:::;::;::;:::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＼ ＼
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ 」＿ ＿」￣ ｀ヽ
￣｀TT'''ー- ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ'´￣ ＼ |
/ i ,ﾄ､ ￣￣￣￣￣ ￣ ｀¨` ーr‐r─-- ､.:.:.:.:.:.:」 iL ＿ _
,′
.
. _＿＿,,..．-=≠=x､＿
/´￣¨ ￣¨ﾊ
|I …温度は、 _＿＿,,..．-=≠=x､＿
ゞx､_ _＿,,./´￣¨ ￣¨ﾊ
｀ヾｰ=≠彳⌒.|I 登り窯…… I|
ゞx､_ _＿,,..．ｨⅣ ┌┬┐
｀ヾｰ=≠彳⌒¨￣ ┌――┼┴┘
, - ―――― - 、 ｜┌┐｜ ┌┬┐
／ ＼ └┘｜｜ ┌――┼┴┘
／ ＼ ｜｜ ｜┌┐｜
┌┬┐ ／ ￣￣ ￣￣ ＼ .└┘ └┘｜｜
┌――┼┴┘ ┌┬┐ ：. ／ （ ﾟ ）: : : : : （ ﾟ ） ヽ ： ｜｜
｜┌┐｜ ┌――┼┴┘ ：. | ´" " ´" " |：. └┘
└┘｜｜ ｜┌┐｜ ：. | （ i ） | ：. ┌┬┐
｜｜ └┘｜｜ ：.／ヽ ｀┬─'＾ー┬'′ i、：.. ┌――┼┴┘
└┘ ｜｜ ：. ／ ／::::.... .弋ﾆﾆﾆﾆZ}... _＿,..．-=≠=＿,..．-=≠= .｜┌┐｜
└┘ .／ ヽ:::::::..＼＿ |;;;| /´￣ ¨ ￣¨ﾊ .└┘｜｜
/ ::::::::::::::::::｀ヽ ／￣:::|I なんとか……なる I| ｜｜
/ :::::::＿,....-.=..彡':::::::::::`ー―.ゞx､_ _＿,,.. _＿,,..．ｨⅣ .└┘
_/ ::::::::/＿ ::::::::::::::┌＝ｪ＿:::::::::::::＿｀ =≠彳⌒¨ヾ=≠彳⌒
厶' ::::/ ＼ ::::ヾ
／ :::::::::::::::::::/ _＿＿,,..．-=≠=x､＿ .ヽ
／ :::::::::::::::::::::::/ /´￣¨ ￣¨ﾊ .:ヽ
／ :::::::::::::::::::::::::/. |I はずだ…お I|......::::::::::::::::::＼
ゞx､_ _＿,,..．ｨⅣ
｀ヾｰ=≠彳⌒¨￣
.
＿＿＿
／ノ ヽ､_＼
,---､（ ○）}liil{（○）＼― 、
.l ｌ ＿´＿ ＼ | やるお を放してっ！
.| ｌ ヽ|!!il|!|!l|/ | |
.| | |ｪｪｪｪ| ／ / それと、釉薬の工夫は？
ゝ ノ
＼ ／
/ |
/ |
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;!
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{ 地が透けない白さはまあ、それなりに出せるようになってきた。
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､ 思い通りの色彩にはなかなかならんがなあ。
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,`
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::::::::::::l jl
. l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /::::::::::::::::::::::l
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /::::::::::::::::::::::::::ｌ
.
_＿,,..．-=≠=x､＿
/´￣¨ ￣¨ﾊ
´￣￣￣￣￣￣￣｀ 、： |I 混ぜ物… I|
／´ ＿＿＿ U ＿＿ ヽ､ ； ゞx､_ ＿,,..．ｨⅣ
／ , 、: : : : : : : , ､ヽ ； ｀ヾｰ=彳⌒¨￣
/ Ｕ / /.。ヽ ｌ: : : : : : ::ｌ { .i i ｀、 ；
/ { { ﾉ !::::::::::::::::::! 丶。ﾉ ｌ ヽ _＿＿,,..．-=≠=x､＿
/ Ｕ 丶 ｀ ´ ノ三三三三｀ー-- ´ ヽ /´￣¨ ￣¨ﾊ
/ ｀ー‐ ´ ヽ } ； |I …割合… I|
: { / ｌ Ｕ !. ゞx､_ _＿,,..．ｨⅣ
ｌ u. !、 人 , ´ /； ｀ヾｰ=≠彳⌒¨￣
丶 Ｕ ｀i｀ ﾆ二--二ﾆ´ ﾉ /
丶、 ｀´ | | ,, イ ； ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…
； l ｀ー ＿＿__ j j _,ィ ´/ ；
丶, /´ ｀＞-､＿__,, , ＜´ﾉー' ； ﾐｼｯ…
ヽ ,＿ /＞ｰ- -´‐´ / 7 ／ ヽ _＿＿,,..．-=≠=x､＿
； ￣ | ´ ｌ. /´￣¨ ￣¨ﾊ
ｌ ｌ ｌ . |I 数を…… I|
ゞx､_ _＿,,..．ｨⅣ
｀ヾｰ=≠彳⌒¨￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 結局は組み合わせと試行数ですからね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,, -‐ ､
/' ヽ
／￣￣＼ ./ i
／ ._ノ ヽ､＼ / ...........i
| （●）（●） | / ..:::::::::::::::|
| （__人__） | / ..::::::::::::::::::l 温度は何とかなっても土がなあ。
.| ｀ ⌒´ .} ./ ..::::::::::::::::::::!
| }/ .::::::::::::::::::::/ 結局ありモノつかうしかないわけだろ？
ヽ ./ .:::::::::::::::::::/
.ヽ . .／ .:::::::::::::::::::/
,. ‐'"´ `'‐,r''"~ .:::::::::::::::::／
..:.／,. -‐‐- ､ l′ ..:::::::::::::／|
:,' ／ !.:::::::／:i..:..l
r ､ / !::::::::::: i..:..i
l .......`:i i !:::::::::: ﾞ､:.i
! ::::::::::/ i i:::::::::: ヽ:i
.! ::::::::/ i .....i::::::::::: ヽ
.ヽ ::::::| `､ `､ .....::::::::::::l:::::::::::: `,
/ ＼:::l. `､ ヽ::::::::::::::::::::l::::::::::: /'''ー─----､
`ヽ `､ .::::＼:::::::::::::::|::::::::: /,, ,. ‐;''
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ＼
／ u （●） （●）＼ 陶器は粘土ですが、
| U __´__ u |
＼ `ー'´ ／ 磁器はなんか石を粉にしたのと粘土をまぜたものが元だったはず。
ヽ < ∩ノ ⊃
| ⌒ヽ i |／ ＿ノ
| ヽ ＼ ／ ／
.
. {::::::::;;;;;;;:::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;,f,il|,ｲ;;;;;;:;:;:;: ｛ll｝rf(⌒}lk
...... ﾞi:::::;;;;,r'ヾ::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;,r i;;;;;;;;;;:;:;:;. {l} ヾl) ,ﾉｼ′
ﾞ!:::;;;j ｀ヾ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,.r'''ｰ'"´ 'l;;;:;:;:;:;:;: .lj lj´
. l':::;;l '"´ヾ､ ｀ヾ;;;;;,r'ヾ'´ _,.r‐-､ ﾞ｀ };;;:;:;:;:;:; Ｏ Ｏ
rY::!,ｨ::;;;ゝ､ ,r',.ｨ;;;:il:::､ };;;;:;:;;r-､
.... ',´y i::;;;;;;;;;;;ヽ､_ゝ ,ｨ'´_,.r';;;;;;;;;;ll:::ヾヽ i;;;;;/ ,r,j
... l ﾄヾ'´｀ヾ;;;;;;;;;;;;| ,ill;:|i';;;';;;;;::,r'"´ ｀ヾ,〈;;;;|,/ゝl
. ヾj,;; ゞ,r-ﾋァ-,ゞ 〉'｀ぐ''ﾞﾋァ｀`ゞ､ ,'j;;;i〈::::ｲ
. '!;;ﾚ ヾ '´ '! ! ヾ ｀`ヽ､_,.r'´ ,' l;;;lﾉ,r'ノ､ ……そうか、石か！？
il;j ,' '! !､ ､ﾉlii'､ ,',ｨ!;i'' /´ｨﾚ
l;:ヾ ,ｲ,i ''"｀';; r､ ,)liii（,ｨ',ｲ;;i‐'´ ,ri
. |;;:! ,r;;;;;ゞ､_ _,!,,,.jゝ､, ヽii,;' ,ｲ;:;:;,i' ,ｲ /,;
';:;l. ,ｲ;;;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:､_,ｲ;:;:;;;;;i',r' /,;',
. };; ,i:::;;;;;;,ｲ,..｀'''´ﾞﾞﾞﾞﾞ_,｀ゞ;:;:;:;;;;;;;;;;;;!' /,;',;'
. !;;i'::::::::;;;;;..:｀`´￣｀ﾞ`..';:;:;:;:;;;;;;;;;,!' /,;',;',; ＿
}:::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;,!' ／,;',;',;',;' （ｳｸﾞ＼
｀ゞ,::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;r'´／,;',;',;',;',;',; . ヽｳｸﾞ）
. iヾ:::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;r'''´ ,/,;',;',;',;',;',;',;',. /￣
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´） どうしようもなければ、動物の骨を灰にして混ぜるって手もあったような？
| }
ヽ }
> ノ
⊂てヽ ／ ＼ ／て⊃
{三＿ ｨ `´ ／ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
.＼__／ | | ＼__／.
.
,.′,;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.' ｷ;;;;;;;;;;.:.:.:.:.:..:i
{,;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;r‐ :､;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;;;;;;! ﾉ;; ｨ;;:::.:.:.:.:.:.:.｝
i;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;｝ ｀`ヾ;;;;;;;;;.;.;.;.;.;;r'ｿ''´ {;;;;;;.:.:.:.:.:.:}
l;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:i' '´ ,,,,, ヽ､ ｀ﾞﾞ'''''''''ﾞ´ .,. ...､ ｷ;;;;;.:.:.:.:.:!
.ﾞ!;;;;;;;;:;:;:;:;;ﾉ,r';:;:;:;:｀;､､,,, ., '´,.,.ｨ !:;:;:;:;.ｷ;;;;;.:.:.:.;,′
`i､;;;;;;;;;;｛,jﾚ'´￣`ヾﾐﾐｲ{ { ,j;ﾄr'';:;:;:;j,!'''ヾ;:;j!;;;;;.:.:.:,′
ヾ! ハj! ,,. ,.t=ﾃ@弐ﾞﾞ′ } ttｪ｡;ｯ ､,,_ j!ヾY なんと骨だとぉ！？
! i.:.:i:!{ ｀` ''~´'.: jﾄ､｀~`ﾆ ´ ji!,.ﾍ1
い｛:!;!: : .:.'.:.:,;; j )V( ji!1:! .! くくっ、古田様には感謝しかない！
ﾞ, j!;;!',.: ,.ｨ;;´ ｀` ',､ ﾉi V!:;ﾘﾉ/
ヽj!;;;! . ,.;;;;; ミﾐ.-.彡.::.:.:､ l ﾘ;:' ノ ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
i{;;;;;.､ , '´.;:;:;:.:.:.,,,,､､､,,,.:.:.:.:`ヾVｲ;:!ｲ ≫ ≪
| ',;;;;;;V,;:;,r'´ ''''ﾞﾞﾞ¨¨¨｀`ｰ ､:.:.:.､ 〉;j i ≪ 俺はこの地で師を得たぞ！！ ≫
,. .─-､| !;;;;;;;;.:.:.:､ ..,.:;:;;;;;;;;;;;;;;､ _ ﾉ:::;::;::;::;;! L ≫ ≪
／,;;;;;;;;;;;;;;l! ';;;;;;;;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;ﾞ .!;;;;;:;`ヽ.. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
,. ,r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l! ﾄ､;;;;;,;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:::;:;:::;:;::;::::;:::;r′l;;;;;;;;;;;;;;:;＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ', ヾ;;;;;;;;:;:;:;:;:;:::;:::;::;::;::;;::;:;::,r'′! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:＼､､__
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', ｀`ｰ--------- ィ'´ ,' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀,: . ｀`ｰ- ､､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ', : : : : : : : : :,′ ,' ' i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',: : : : .
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 必要なものならお金の心配はせずに注文だしていいから、
| （__人__）
| ﾉ いろんなパターンを試行錯誤するしかないだろな。
| ∩ノ ⊃ }
/ヽ ／ ＿ノ }
( ヽ / / ノ
ヽ “ /＿| |
＼＿_/＿＿ /
.
＿＿＿_
／::::::::: u＼
／ﾉ└ ＼,三_ノ＼ ,∩__
／:::::⌒（ ●）三（●）＼ fつuu でも配合比とかの記録は残して提出すること。
|:::::::::::::::: ＿'__ ｜| |
＼::::::::: ´-―-' ,／_ | | そこを誤魔化すようなら、要らないので。
ヽ i 丿
/(⌒) /￣￣´
/ ／ /
. ,!:.:.';;;,,;､:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;':.:.:.:..';;;;;;lil;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}:.:.';;;;r‐､;;;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;,;,;,;,;;;,r' ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. 'i,:｀;;!' ﾍ､ヾ､;;;,,,;;;;;;;r''''´,､-‐､｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;j むぅ。
｀ゞ;,ｨ＾ヽ､ ､｀`'´｀ ,.ノ,ｨ'il´ヾ､,!;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. }i;ﾞ'ヾ､;:ヽ､,j _,.､ｨ'´,r''‐ヾ' 'i;;;;r'ヾ,;;;;! 面倒くさいが、師のおっしゃることであればやむなしか。
. ｀i l ,ゞtﾗｭ'ゞ,'｀ﾞ'´ﾁﾗｧ‐= ,;;i´ｿ､,!;{
lﾄ, ｀ ''´,j i ヾ｀ｰ､ﾉlii'､,!,;;lﾉ,r/;ゞ､ 俺は字がかけないから、嫁にやらせるがそれでいいな？
,ﾊ;} ,ri , ,､ ,)lii（,',;;;{､丿:::::::｀､
,.イ::::::}' ,r'´`ヾ r'´;:;:;:;: ､ヽiiﾉ;;;;;;! ,!::::::::::ﾄｰ- ､_. ＿＿
......_,,.､-‐'",ｲ:::::::::iノ;:;,r''ﾞﾞ" ﾞﾞ'''ヾ.:.:.::V;;;;;;;;;;} .!::::::::::::l｀ヾ､ ｀`ヽ. （ｸﾞｹﾞﾎﾞ）
ﾞ´ /,!:::::::::::{:.:.:..ヽr';;;;;;;;;;;;'';,;,;,;,;;;;;;;;;;ﾉ /::::::::::::::l ｀,` /￣￣
. / ,!::::::::::::'i､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,;,,､;;;;;;;;;;;r' /::::::::┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
l::::::::::::::l､ヾ､:,:,:,:,:,:,:,:,:,;;;;;;:､r'´. /:::::::::::.┃ 行き詰まりに、道を示してくれた人。師にはなるのかなあ。
..ｰ- 、 |::::::::::::::| ヾ､｀`''"ﾞﾞﾞﾞ''''´ /:::::::::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_,. -┬ ｆﾆト､
r'´ ､r | | ,.L |
| （_ノ j {. '､＼
| }‐イ-上 〉. ＼
| ﾉ´ /)ﾟo | はやいうちに読み書きもできるようになってもらうが、
i ｒ‐‐人__） .|
ヽ .ノ ｀ ⌒´ . | それで、お願い、やるお を放して。
i !, ﾉ
.', ヽ、 . /
＼ . ヽ、
＼ |.i
| . | |
_,. -‐''"´￣｀``' ‐ .､._
_,. -‐''"´ ｀ﾞ''ｰ-..,,
--―---- ｀''ｰ ､
`ヽ 、 ﾁｰﾝ
／ 二二､ `':.、
／ | {::::｀ヽ＼ ｀ ､
／ ヽ::::::::} 〉 ﾞ 、
／´ ヽ ｀ｰ' / |
／-､ヽ 三 ．"￣ |
. |{:::::::::ヽ ､ ゛' |
. | ＼::::::ﾉ／ ヽ ｀ヽ /
lｒ‐､_,／ " ．｀ヽ ﾉ /
lT~ " , , ) _,.-‐'' ／
| | ;;; ( ／ ｀''"/ ／
| | ;;; ゞ､_,.-‐''/_,-‐"^ヾ ／
| | ″ | | ｀ー-／
| | | | ／
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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´￣´ ｀￣｀
┌────────────────────────────────────────────┐
│■登り窯 │
│ 傾斜地等を利用して、焼成用の室が連続して造られている窯。 │
│ 最下部に焚き口、最上部に煙出しがある。 │
│ 各室の天井はかまぼこ形で、部屋の前部の床と後部の壁に火が登っていくように穴があいている。 ..│
│ 燃焼ガスの対流を利用して、炉内の各製品を焼成時に一定に高温に保てるよう工夫された窯。 .│
└────────────────────────────────────────────┘
-━-
.:::´ :::..、
/ ..:::::::: :::::..
,. / ト、 ヽ:::..
|: : : 】 i i |《》ﾊ i } 【 i
|: : i | ‐ナxﾘ ﾉjxfｚナｲ .:| やるお は誤解しているが、登り窯だから高温を出せるというわけではない。
く⌒ り て:ｿ` ｲ~;ｱﾊ}⌒フ
|＞ﾆ､_｀¨ ¨´ ｧイ! 最大の特徴は、焼成室を幾つも設けることによる大量生産。
,ｍf 'し)|ﾍ - - ｲ|: : !
fｕＪU´_つ|个 _ イ|i : |: : i 日本には16世紀末に朝鮮半島より伝来。
r-弋__ ノ-vヘ! ﾄﾙ 少 ┴- 、
_/.__/ 「 ＼i＼ ' 〉｝ ﾉ ＼
｛r-7 ﾄ、:... ）八＾ーvr' /＼/ 〈
ヽ/ !ヽy／ /＾⌒ﾌぃ＾ Ｙ::. |_
/ ! ｝A／ 〉＿／ {
{ ﾉ／》/, ム__ イ＾
ー' ⌒7///::... ::.. ノ} |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 焼成室内の温度むらをなくすこと、一度に大量に焼けることという方向で改良されてきました。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿､-─-s｡
__ハx=ミ_:_:_:_:､>'^｀￣＿丶､
∩|'＾| ｎ |::γヽ￣￣_:_:_:_:､>'^｀￣｀丶、
|¨|┤ |_|¨:l丁i＾i|,ノ⌒ヽ: : : :_:_:_:_:_:_:､>'^｀￣￣｀`ヽ､
| :|::| | | |_|_|￣|γ丶|ﾆノ⌒ヽ_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:＞-──-
｢了j::| | | | |_|_ |_|／￣l i⌒ｉ |ﾆ|￣￣了二二 ＞'".: .: .: .:.:.:.::::::::.:.:｀'弌］
┌──‐┴ 「冂ｉＴ二|/＾Ｙｉ |/ _｣_j＿}_|ﾆ|￣丁二＞''"´.: .: .: .: .: .:.:.:.:.:.:.:::::::::.:.:.:.:｀丶
└T二二二二LＬ....|..|￣|_|￣|.:| | |￣|￣￣~~~了""" T冖冖￢￢=┬─---------≧=‐-- _
└LL二二二二⊥|＿| |￣|::| | | |: : : : : : : :}: : : : ::}{: : : : :}{: : : : }{: : : : : : : : :xぅ=宀=s｡、: : :＼
◯LL＿: : : : : : : ::| | |::| | |￣|====‐‐ ⊥＿: : }{: : : : :}{: : : : }{: : : : : : ／二二二ﾐh､＼: : : {
: : : : γ´￣￣￣￣￣^~| | | |: : : : : : : ::}{￣￣¨ '' TT￢ｰ┬----- んﾆア´￣｀`'<心,_∨⌒:,
: : :乂: : : : : : : : : : : : :| | | 广 - ＿＿ }{: : : : : : : :} {: : :.::.}{: : : : : :√ﾆ,i′:::::::::::::::∨ﾊ_,|: : : }
≧=‐. .. :::ｖ=‐ .. _.ﾉ___ .}￣｢~'' Ｔ￢┬-⊥L_:_:_:}{ : : : : : {ニ‐|::::::::::::::::::::::|二|_|_:_:/ｰ- ＿
. ..::::: ＼:,⌒ﾆ=- _}{: : : :}｛: : :￣丁i冖￢＝:{二-|;;;;;;;;;;;;;;::::::::|二|_|￣＾'}_:_:(___)￣
. .:::: , ` : :, :, : ⌒ﾆ=- ＿_}｛: : : : : : :{＿_,|:|ニニニニ|二|_|: : : :}_:_:_:_:|─
' _＿／ ,:. ヽ 、..: : : : :, :, :, ⌒ﾆ=-─弌ﾆﾆ|-|￣￣￣¨|二|_|三二ﾆ=- _
｢７ / },ｲ:::!ｉ :. : Ｌ_.:}: : : : : : :, :, :, :, :, :, :, ｀'＜| |￣￣￣|二|三三三三 ■登り窯
￣￣￣￣￣ . ｉ::.. / / ｉ![Å|: | ｉ : |『::::ｉ.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
;!__＿./ =≠ミ人ｊ`´j斗-|-ｔ: |!:. :ｉ
ｉゝ､ ｱ /Y夊ﾄ､jﾉ ,ｲヌﾃｱﾉｎ｢'tﾗ 登り窯以前の穴窯や大窯で行われた
!:..;へｲ" ゞ‘ﾞ ' ゞ'勹ｹ〉｝爪!
.:: : ;:|ｉ、 と二 Ｙ /i !ｉ＼ 焚口→焼成室の間に分焔柱を設け
/;__;ｉノ;;川:::.. - ' ノ｝ |人ﾌ ! ）
.. ,, -‐く＼ゞ=彡´ ` 、 __／~￣ ハｨ ｉ! 焔を左右に分け焼きむらを少なくするなどの様々な工夫を
.. ／ ＼＼ ｨ⌒（ _ノ ﾙ j
..,/ ∨〕 ‐-v } ｲ /!| 集大成したのが登り窯と思えばよいか。
..ｉ: へ ..:厂`ー -､__, -'＾| i , //＼
〈| ＼:::} ｆ＾ｰ- :ｖ-‐ 一! ∨//__》
..ｉ!＼_ ⌒＾∨/ ｒ}兀〕 i ∨!「
〉 , !| // !｣ | ヽ′
ｉ/ __＿＿i|/ ﾟ l :il
..《＿／￣ ﾏｦ/ ! !|
.. }7∧ ∨//, ／∧ ﾑ}__.、
/ / ∧ ∨// __＿∠_ノ__ハ＿／ ヘ＼
| _ノ/|! "￣ ｝ﾉ
..〈 ／ 八 ／乙_」
.. ｀ .._＿ -‐ ⌒＾ ｰ'
.
┌──────────────────────────────┐
│■土器 │
│ 粘土をこねくりまわして、つくった器。 │
│ 野焼きで700～800度くらいで焼いたり（縄文土器や弥生土器） │
│ 穴窯(あながま)を用いて1200度くらいの高温で焼いたり（須恵器）する。│
└──────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────────┐
│■陶器 │
│ 陶土と総称される粘土こねこね下焼き後、下絵つけ・釉薬塗って本焼き。 │
│ 窯焼きで1100～1200度。土（産地）と釉薬でバリエーション豊富。軽く叩くと濁音がする。 .│
│ 紀元前3000年頃メソポタミア、エジプト、紀元前1400～1300年中国、日本では奈良時代に出現。 │
└─────────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────────┐
│■磁器 │
│ 陶石と陶土を主原料に石の細粉（長石・カオリン・珪石など）を配合。 │
│ 窯焼き1300度前後の高温で仕上げ、軽く叩くと金属的な音がする。 │
│ 中国後漢時代（25年～220年）には青磁が登場、日本では江戸初期の有田焼に始まる。 .│
└────────────────────────────────────────┘
-━- .
／:::.. ..:::＼
, ′ ヽ ，
ｲ ¨】 ｉ} トv } 【¨i ｝ 材料から、陶器は土器、磁器は石器ともいわれる。
, 'i| ｉ|メＡzｉ}《》 ﾉＡくｉ} ! ｝
{Ｋ＾外Ｙﾋﾝ! jｲﾋﾝY ＾＞ なおヨーロッパの食器（固焼きパンを除く）は、
｀刈 ¨´ ， ¨｀ ｒ爪 {
｛iハ. _ _ /ｿ:| ゝヽ 17世紀に中国（清朝）からの輸入が始まるまで
｛| ｊ }ト _ イ{|（.:| i｝|〉)
__少ｒ"ｊ ﾄﾞし┴|: |く′ 銀や銅などの金属か木製のものが中心。あと鉛ぇ。
／ (く 〉ﾉ ﾊ} ＼
/｀ ヽｖ 〕＞=ｖ r＜〔7 i| } ヽ
｝ ｿ／ /A ＼/ｲ: ｉ／ ｛
/ ｀Y V{ｉ | 〉
〈ヽ._＿ ｨ｛ ﾘＬj_＿_/〈_ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ミ_＿ 八､ ノ人ヽ ＿ ﾉ... ┃ あるいは陶器までが土器、磁器はガラス器とも。
| ｢i:∨ ｢ヽ 彡くｿｲ⌒)} ｢l| ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| |:i｝ ! ｀ V::| ′|人
.
-‐ v:::::..
..::::::.... ..:::::::::::ヽ
／ ::::::::::ｧ:::::::::::::::
´ i
, ′ i ,:ィ i ヽ !
/ ／ /| 《｡｝:. i | i l|__ 焼き物は東・極東アジアで高度に発展したが
i / / ,/ ﾊ /`八 | | | |｢≫:::::::
| , ' | ≧ミﾒ､ |ー ナ ‐ト :|｢¨ i:::: | 中東で青花、ラスター彩陶くらいであり
ﾄﾚ| | ! | 灯う jノィテ≧ミメ ∨ |;;＿!＿__
! j人|^|＾1 !rJ） ｛ rＪ }ｱ 厂ﾘ-一' ／ ヨーロッパでは質が悪く時に疾病の原因になったともいう。
|ﾍ i ゞ ゞ ノ ノﾉく ｡ ﾟ
! ﾟ ‘ ィＴ爪 ｉ
ヽ `ヽ /:::! |::|.. ﾟ｡ 貴重な職人（貴重とは思われていない）を譲るとは、
! ...::::|＼ ／ｉ::::| |::|.. !
「 ヽ、|r ヽ:::|::::|ｉ＞-=ﾆ トｖｭｉ::! l 古田は、同好の志を見つけて嬉しかったのかもな。
,～j ∨｝ ｝|zへ三| ﾊへ |
r┘ V | | |⌒| ノリ ミ、
j | | | r- ／／ _ﾆミ
人 ﾉ ＼＼_ v / ／ ＼
／ ＼、 八 ゝﾆひ2彡く ／ ＼
/ ＼ ＼ /Aﾍ ＼ ／ ＼
ｨ＾。 ＼ ＼//ﾟ 〉〉 / ／ 〈 i
＼＼ ＼ ＼ ＼.// Ｙ ＼、
＼＞ __ ∨ ＼ ＼ ｝ ／∧｝
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ （水気を吸いやすく）細菌が繁殖しやすい土の器に入れ込む、間違いなく奇人変人の古田さん。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/ :::::::::
,′ ／⌒''ｰ‐一 ::::::::
／／⌒''ｰ‐一 ::::::::
ﾞｉ ／ ﾉ八 _,ィミ=-
ﾞ| ,､_ _,／ ｀^冖^´ .::::
∩ ∩ =彡'冖^´ -:､ 〃=弌孑'^ﾉく:
､ｰ==ｧ （ｰ==）. =弌孑'^ﾉ ー= 'ﾞ ヾ::
|￣ | | :::|. V〃 ¨´.::i ::: この壺はよいものじゃあ。
| | | :::|. { .::j ヽ- ､ ､
.... ｎ |＿_| | :::|. ！ 〈:{_ r‐ｯ ﾞ 彡㍉ｯ
. く V´¨¨¨¨｀ヽ | :::| ､_,ｨf､__｀_＿_,. rf干ﾌ ｝
..... 〉 〉 0)¨⌒⌒( )⌒⌒¨¨(0.. ｀¨´ ⅥYYΥﾞLﾚクﾞ ノ
/人ｙ人_ｙ人_ｙ∧ (´￣ ー'Ｏ)ｰ' ￣::::::). ヽ ｀￣￣￣´
...ﾞ{=============} {≧＝=─--一=＝≦}. ＼ .::}
.....∨ Y＾Y＾Y＾Ｙ＾Ｙ/ V :::::ﾉ. ヾ{
. ヽ八八八八ﾉ/ )ノ=─--──=､（ ＼ イ
_,.．x≧=≦:::::::／
-‐─=‐- 、 ｘ≦三三三三;ﾊ:::/
￣￣￣￣ ,｡ . . . : : : : : : : : : : : ﾉヽ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. ∠ : : : : : : : : : : : : : : く
. . . : : : : ヽ ｀:､
. / ７ ＼
. j__/ / ∧,、ヽ ＼ ＼___。:. l
. 《 ]| , / i l|《ﾟ｡{i ﾄ＼ ＼ ∀ﾟ: : |
. i`{ |_ム__|_z| V八 |斗㌦=‐ﾟv ｝ : : |
. | i{ ﾊ /ィ斤ﾐ、 ヽjィキ芍ﾐ､ ｿl| i ｝ ! 古田は、十字軍…ぽいもの経由での略奪品にやられたのであろ。
. ﾚト人{ 《 {:rﾘ` ノ {::ｒﾂ 》 ナ ｢厂ア
. く＾‐ﾘＹ `¨ ^ `¨ Vムｿ ／ | 歴史的には12世紀頃にアラビア商人経由で入ってきた
. ｀ｰ-ハ ‘ ir-=イ: : : i
. ｢ :i :.:.:. 。/´i ｲ|: : : |: : : | 中国製陶磁器ショックがひとつの契機になる。
. |: :| {: :i＼ | ,! ／＾i|: : : :!: : i |
. |: :| |: :l: :个rｭ } V＾～､ !|: : : :|: : | |
. ＿| i ! }: :|___|_{ V ﾉ ﾍ ｝ トへく_: : | |
. / 广リ ｢￣7／! ヽ｛_ 4 j / ） ￣￣ミヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ／ / 人ﾄ 〈〈 ＼ フ /_/／ 〉＼ ┃ 史実西暦１０～１１世紀を主に参照しています。
. 〉 └`=-＾＼ ＼ / l ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. . -‐= ﾆミ､
／: : . . . . . : : : : : : ｀.＼
/ ｀:::.、 ,
,/::::;.. ヽ ＼___。:. . i
／__/ ,∧i :. i:. ∀ﾟ: :. : !
/ 《 ]| j::. 《ﾟ｡{| i | ／ } }i: : i
ﾉｲ| i:::{ ,ｲ|zi {V八j| ィﾑ芍ﾐ､,廴}＞--一ｧ
ﾚﾄ人;| /斗りﾐﾒ、 ､ィ＾rJソ 》 トvr‐' ノ 時代は流れヨーロッパで初めての純白磁器をつくったのは
く⌒ソﾄ 《＾rJ ﾊ `~｀ﾞ ｿく ／l
＼ Ｙ `~´ ルイ´ il 現在のドイツ、マイセン地方のヨハン・フリードリッヒ・ベドガー。
了ハ ’ /|: :!: . ﾊ
ｲ: :∧ .、 -‐ ,.ｲ:::{: :|: . . i! 1710年に磁器工場を建てるが、
!: ' ;个:.. ／ |i:::}: :i: ! i |
八 i: :|:::i::〕＞- ´ ト仏:i: |: |人 まあ、ザクセン侯に幽閉されちゃうんだけど。
i :|: :! ｣;_| しへ乂:::|;::: ）
＿| :|_r7／! ﾉ 厂￣フニ- 、
／ |ｿ「/（ ／ｸ ｀＼
／ ノj人Ｙへrz_,､__ｭr～く彳' / ｝
/ へ ／⌒ /Aﾍ、 ﾞ＼ ／ / ｲ
｝ ∨ 〈/＾＼〉 ＼ , ／ |
｛ / ∨／ i
∧ / Ｙ ＿＿ュｲ!
〈 ＼_〈 v } ／ ＿__, 〉
＼ Ｙ ｲ ／￣ |...┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
!＼人 ハヽ ノ／ !...┃ 技術の流出は怖いですからねえ。閉じ込めますよー。
l ｀¨}＼ ／ {::i |....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
ﾞ ＼ ヽ ＜ ｝ﾄ |
.
┌─────────────────────────────┐
│■ボーンチャイナ │
│ イギリス流の試行錯誤。 │
│ 牛の骨灰や羊の骨灰を陶土に混ぜて製作した乳白色の磁器。 .│
└─────────────────────────────┘
,ゝ=‐- .,__
／....::::,__／ , ｨヾ、
´ ⊿７ /;:.ﾉ}z》ﾟ｡
_,'ｲi::::.... / ≠ﾃﾒ j｢ i!:〉
__| ! ,__彡ｲ /,r'芹 儿ﾉ人 用途次第なので磁器が陶器より優れているというわけではない。
r'＾fﾉ..::＼⌒Ｙ ｀ﾟ┘ ｿ ）
,／ﾉ ゃ,' /::ゝ. _ ,ｨ しかしまた、焼き物は土（石）がどうしようもなければどうしようもない。
―=彡／ ﾉ/ /:::;/}＾ヽ. __/ﾉ
_ ｨ':／｛ /:/ 厶＜ｲ 「7/ なぜ骨灰を混ぜたと問いたくなるが、イギリスだからなあ……。
｡ﾟ ´フ::,::/ ｲγ'´ ⌒ﾍ ﾄfマﾆ= 、
／ / ,::::' ｛/ 〉､___ソ ′ ヽ
′ {::;/ :::i iﾍ 丿／ Ａ ＼ノ ｝
}/ ::::! '、 ＼, ﾝ ∨ ｉ| ┏━━━━━━━━━━━┓
,/i :::｛ ｝ ∧ 〉__八 ┃ イギリスだもんねえ。
/ ﾟl ∧ / /7i ハ 厂｀｢~ ┗━━━━━━━━━━━▼
ﾊ. l /:::ハ ___ノ:/iV ＼ ノ i
｡/ヽﾄ､|.;〈 /....i:::｡:〈:;//∧｀＞ｭ ｀｛ :
_ゝ='ｲﾟjノ j乂 ト:::::!::i;:人ﾚ/ }i:. .:〉 ﾊ .
（! ﾞ; :j:ﾙﾘ;／ / ／ ノ ｝ i
｀ﾟ ﾞ;:j ／ / ／ ∧ i
､＿彡'ｸ （, /／ / 、} i
.
...:::: ´￣ミヽ
／ .;::... vへ.__ﾟ｡
/ __/ ∀ji
,′∀ , i ｨi〈》} i }ィ¨^7
| 7{ Ｙナﾒ八 ﾚfヌく. ／
|::ム{ j rぅﾃヾ じ' ｹ ただ３人とも、陶磁器について詳しいことを知っているわけでもない。
く´⌒人{ ゞ-' 、 ﾊ
｢｀～ﾙヘ _ ／べ、 せいぜい陶器と磁器は違う。焼き温度と素材が違う。
i:. iツ ﾉﾄ〕=- 个ﾍ） ＼_
|::.／ ＜厂＼ｭｲノ ヽ ,〉 陶器は粘土だけど、磁器は粘土＋なんか石の粉。
i/ ｀＼ 、 7A〉 ＼/|
〈＼ ﾍ{ ｝! ボーンチャイナって牛の骨灰を陶土に混ぜるんだったかな程度。
L＿丶 | ヾ ｲ i
|:::.i ￣＼ 〉 ∧!
人∧ ∧＼ ／ ｝
）}::i 〈::冫＞ ∧
ノﾉい }／ （ |
| ! |＼
∧. | |
〈 l ! i |
＼! | | /／
｝ j ／ / | /¨
（ Ｙ＿/マ_｣|_,／| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┌) j」 / | ┃ ……正しい方向性を示せるってすごいチートだと思うんです。
｀⌒¨ ,′ ! ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
! ′
i ﾊ. i
.
_..:-‐ ...
, ィ .: .:.. ...:::::..、
i＼ / ／ __.., -‐ ...::::::: ｀v、
! ∨ ,『7 _..:. ::.｝ヽ
∧ ﾍ∨イ ／ ..:::.. :. ..:｝
/, ! ノ儿{._/ / ,::::.. ..:: ....::{i
′' ﾊ 人,ｒぅミ〈＼ { {ｭ:ィ::::::::.. .: .:.i
, .::. ../::::〉 Ｙ )^㌦ ﾒ} i⊿ﾘ ｝ } :. i!
、 ／/ ;i.,/ イ ｀ヾ'ンｿ! jﾉﾄ ｲ/ﾚ ﾉ _} :}
-‐ーゞ彡へ､__乂彡' へ､i ｛ A /::::
.,′ ,,彳＼iﾍ }｝ i ｒぅﾐｘハ|/:::人; i! 窯、陶器・磁器のモノ自体を作れるわけでなし、
/ （( !| VＹ i! 丶 ' ヾ'ノ ）ｲ:::厂ヽ !
/ ｿ Vﾑ 八 ｀ ｒ -‐ｆ⌒｀＾つへ＿＼ 窯仕事で大事な火加減制御もできないし、
〉 vﾑ ＞=- ／ ′ イ¨´ ＼!i´
|＼ ∧ﾞｭ_（_＿, / 八 iﾄﾐ 判定甘すぎとか言われてるし、評価しにくいなあもう。
/ ` へ. ／ ノ〉＾了ｱ／ ／｀ｰ＼ !| ｀ﾇ
《 ノ}V/／ ／ / _／｝ ｊ !／ }
＼ ／ }／ ／ / ７ | 乂i /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 以下、釉薬については参考データ程度となります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
┌───────────────────────────────┐
│■釉薬 │
│ 焼き物に塗るもの。 │
│ 表面のガラス質（珪素）、素地との粘着力を生むもの、色の元のセット。 .│
│ 自然釉として草木灰＋粘土＋αで何かしらの釉にはなる。 │
└───────────────────────────────┘
┌──────────────────────┐┌─────────────┐
│■釉薬の成分、役割、素材 ││■主な着色金属
│ シリカ 固める 長石、ソーダ長石、珪石 .││ 鉄 青・黄・茶・黒など
│ アルカリ 溶かす 石灰、土灰、藁灰 .││ 銅 緑・赤・紫など
│ アルミナ 粘り カオリン、マグネサイト ││ コバルト 青・黒など
│ ジルコン、蛙目、骨灰 ││ マンガン 紫・黒など
└──────────────────────┘│ クロム 緑・桃・茶など
└─────────────┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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│ │
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',:; .::）/ て:;;': :::: : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ',:; .::）/ て:;;':ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;;;;;;;;;;;;;; :.（ノ／木ｖ ~ |/}{（:: : : : ＿＿＿_ﾞ;;;;;;;;;:.（ノ／木ｖ ~ |/}{（::ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:
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. :ｿt j .. t j/]（: : ／（ ＞） （＜）.＼..ﾞt j .. t j/]（: :
::..:（[ ]二二二[ ]/}{）:: ／ /// （__人__） /// ＼. ]二二二[ ]/}{）:::
. } { . } { tj. | |r┬-| | { . } { tj
t jｘ t j/]. ＼ `ー'´ _ ｲ..jｘ t j/]
[ ]二二二[ ]/.j （ ヽ __＿ .／. ／| ]二二二[ ]/.j
}＼ ＼| .,ﾚ゛ ／ ｛
/＿＼旨 爻ﾝ...￣ヽ .|
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| |l 、＿＿＿ ', ';, ,;
| || ｀', ''''';;;; ,,,;;;''';;'
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| ||||l {l|l} ){ ,;'' ;' ''';;;;,,,
| |||||≡≡＝'' |
. |.||||||||| | |.|| | せっかくの“身内 DE 収穫祭”にアレな話題なんだが、
||、|||| | ||| .|
ヽ|| | ||| .| オフレッサー、手が足りないから舎弟集めたいって言ってるんだけど。
,.、 } .||| .|
-‐''"´ ｀''‐┬''" .|
‐-u-――‐┘ |
ー―― l. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ノ . ┃ 今日は教会の絡まない、素直な収穫祭です。
_,,..-＜. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..＼
.ﾊ l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:＼
|.:.ヽ|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼、.:..ヽ、
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:___／.:.:.:_／7.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.＼＼ｌ
,,>.:.:.:.:.:.:/三/.:.:.:／三/.:.:_,,メ、／|.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
,,=-ｧ'´.:.:.:.:.:.:.:/-‐:|.:.:/ ￣フ, '=--く｀ヽ,/.:.:__/.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:|
＿ノ;;;;;;;| /|.:.:.:.:.:.://^l i / r'/l / /.:.:,,ｲ.:.:..::.:|.:.:.:.:.:/
ヽー-ｧ;;;;;;;j|.:.:.:.:.| i´j i/ ! ﾄｊ /,,イ |,〉.:.:.::ｽ.::.:.:./
/;;;;／;;ヽ.:.:.:ヽ、ヽ ヽﾚ＿ ./i/ / .|.:.:/ l.:.:/ オフレのおっさん、
/;;;;;;;;;;;;;/.:.:.:.:.:.:｀T "" ヽ_/ .ﾚ |/
｀ー-=..l /i、.:.:.:.:...>、 .／j ここ来てからひと月、すげぇ働いてるからなあ。
y ｿ|.:.:.:.:/ ＼ ⊂ｧ ﾉ
/｀ヽ=/、_ ヽ、 .／
/ ｀''7 ｀７-＜7
r=--=''´ ヽ、 ∥ ./ /
,,=-'⌒｀''ヽ、_=ﾆ=＜、 ∥＿ ＼./_
..／ ＼ ヽ ＼ヽ | >ﾊ
＿＿＿
／ ＼ 木炭に、食器に土管に瓦に煉瓦。
／ノ ＼ u. ＼
／ （●） （●） ＼ がんがん生産してもらいたいし、磁器や釉薬、窯の研究も進めてほしいし、
| __´___ u. |
＼ u. `ー'´ ／ 弟子集めはいいんだけど、どっから掻っ攫ってくるんだってはなしですよね。
ノ ＼
.
ｆ,/´ ./ ､ ＼ .∨＿_ｨ≦ ￣ハ
.〈/ / { ､ ＼ ∧ ∨三ﾐ}≦彡ｲﾍ
./ { | ハ ∨ ﾊ ∨__ノ⌒}彡 .〉
. ! | |. | |八 }､ .} } ﾊ. ∨ 人=イﾍ
.{ | ﾚﾊ.| | {ヾ ＼ |ハヾ ﾄ､| } } .／_彡'==ｧﾊ イ
ﾊ .| | {ヾ_ヾ! ＼{-=≦zミ Y 从!_.／}ﾆ==彡ｲ .}人
. Ⅳヾ! l| ｲ心＼ ヽ. てrツ }! ./_ﾘ / ハ=-＿ ｨ彡ﾊ彡 今日も、せっかくの収穫祭なのに
ミﾆ |八_ ゞ' ｀¨ 八f:::::Y三二7￣ } .)/
}ミ三込｀ ' ｲ} 从:::ノ}､＿.ゞ=ｧ=彡Y / 火加減がとのたまって出てこぬしのう。
}≧ﾘミ＞ .'- イ /{三彡≧=ゞzz=彡'
/＿／´_ ≧=≦二/ ハ| ＞---.､'-ｧ7
／´＿_ ＞.､ ￣ 7 ／/:.! ｀ヽ: : Y ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
..／ｨ// /＞.， ＼ｲ_.zィ/:/}: :| .}: : |ﾊ.. ┃ 実際、火加減は大事。目を離せないのは本当。
／/./ ./////＼ ∧)/ {:{ ﾉ: :! |:. :.| ‘，. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
//./ .///////∧ ∧／|:|: : / .: : :ﾊ }
-―, - '"￣｀ｰ ヽ
. ´ _,. '" ,.::' /,.へ
／ -‐ ／ ／, ,イ / !
. '-=＝‐／ ,. イ ／ ／"‐ ./.: l
/ _´￣_/／ .／ ＼＜/.: , l
. '. ヽ｀ / ,.イ ￣` ./.: / .'
,.' ／ У '/'" / ｀,ゝ ' ,.ｲ /
／./ ／ ' /" ./ l/ （／./／
, " / ｲ / ' >´ 奥さんと子供たちはロレンスさんたちと歓談してるけど、
,.ｲ, ' ／ / / / ､, ,.'
／ ／ .:' / 、 ｲ.| さすがに私は避けられてるみたい。
／ ／ ./ /` . ｲ |
/ , ' ,. イ ,.' .ﾊ/ リ |
/ ＿_ ´ ノ .{ ﾉ ﾉ ﾉ
,イニニ二二＼ ヽ 、乂＿ ／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/: : : : : ｀‐ﾆ二二ヽ ＿ ｰ ＼ﾆ=-__. ┃ 世間の風は《混じり者》には冷たいのだ。
./: : : : : : : : : :￣ヽﾆﾆ}＿二ニｰヽニニ、 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
: : : : : : : : : : : : :.:ｌ｀￣|＞-__ `"｀ ﾏﾆｲ:ヽ
.
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ ＼
. ／／）（ー） （ー）u ＼ 染み付いた慣習は、善い悪いじゃなく抜けないかあ。
|／ .ｲ ' |
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／ 辛かったら言ってくださいね。
. | ≧ｼ' ＼
＼ ヽ ヽ
_ , ､.へ._
´ { ヽ＼ 、
´ ,i V ヽ ､
. / . ハ :. V 、
' / { !ｰ', ､ ,.. ', ! '
. l ﾊ !. ハ .{ ヽ{ ＼ }ヽ } .! ,
'{ 乂{ヽ{,.イゞ! ｀ __` V ! l .! 大丈夫ですよー。
. lヽ.lヽ.ｖﾂ ﾉ "￣ヽ l .! l
,l l ` ＿ .l ｌヽl そういうものだって、慣れてるから。
ヽ! , 「 } .i .l' l /´} ,.､
l 、 ﾉ ﾊ .l .! ./ ./ .／.ノ
! ＼ ー ｲ l ', ､ f´ } / ./／.／´ﾉ
, ｌ _ ＜ .l ', 、 .ﾉ ﾉ' ./' .／ ／ノ
、 l .l ,' { ヽ 、 ヽ ,' { 、 ' ／
__-―ヽ ! ノ ヽ_ _,.-―‐- / ） ‐- /
. _‐ﾆニニ//"´ - ､ , -‐ //ニニニﾆ{ ' .'
. _-ニニ二// //二二ニニヽ '....
_-ﾆニニニ// ､ .: //ニニニニニ} ､ ィ.
, イ: :￣―＝'⌒｝￣￣￣￣￣￣｀{⌒}ニニニニﾆ,' .: l.
.
三三三三三三三三三三三三三三三三 ＼
三三三三三三三三三三三三三＜￣￣￣
三三三三三三／二二｀ヽ三|三三 ＼
三/￣｀!三/-,-，////} ｌ｀)l/l ＼三三ﾆ',
｀ヽｰ--lﾆ/--､ 弋/ノ ,_-､三三',＼三 l
ﾆ､|三//ニィォﾄー ,- r=､T /ヾ!ヽﾆ! ＼ l
l lﾆ/ {. 弋(ｿ /ｲ 弋ｿ ﾊ / ヾ!
ｰ' ﾚ' ー‐ _ ￣ {-' 弟子っていっても、
｀ー'∧､ メ ,
/三/l-|＞､ - - ,.イ＿,..--r―､ ヘンピナ７村からはひっこぬけないこと伝えたんだろ？
ヽ￣｀ヽ ｀ｰミ ､ ＿ イ＞! ヽ ヽ l
l ', ヽ､ l / ﾄ､ヽ ', ':, ﾄ､
l ! l｀ヾ ､＿!__,／:.:.ヾ＿_!＿__l_/ ,
T￣￣￣:.:.:.:.:.:-,:.:.:l l:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:l l:.:.l l ',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＿＿／:::::: |
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::′
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
‐---､::::::::､::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::: ´
＿＿_ヽ::::::lヽ::::: |.＼:::::::::::::::＜
:::/ ~＞､＼{:: ＼:{:￣＞ _:_:_:_:_::＞
::ｌ f ` __::::,_＞'ﾟヽ / :}､::ヽ
､ｉ 仞 仞 '/ ,/ ＼} 俺達は舎弟関係あったから半分黙認されたようなもんだが、
_, u ~￣ __, ￣~ ,'／
:ﾊ ｉ 基本、領民を他所にってのは許されないよな。
___}＞ ￣ ／
!`ｰ- ≧‐-=≦l＞､
! ￣~!￣ ├──────┬‐-､
≧=- ＿＿__|＿_. -=≦三三三三| |==/､＼
三三三三三| |三三三三三三三三l | ,/ ヾ }⌒ヽ
.
___ｎ／￣￣＼ ｎ
. / / ﾉ _,ノ ヽ、u| ﾄ､
/,ｲ / （○）（○） | | ｢i
〈 | { u （__人__） { } } 〉
｝| | ｀⌒´ / / なら領都まで行って何人か捕まえてくるから許可をくれって。
i l / /
＼ ヽ__ 人 {
. ヽ 〈_ノ ﾉ
| ／
| |
＿ ＿......＿
／´￣｀丶´､::::::/::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
/./ ム:／＝＝ . ＝＝ }:::::,'＿ 文字通りに攫ってくる、
|. | i´┌ ､ |ii ﾍﾉ:::::::二ヽ
＿|. | |. ｜ i_) '' Ｕ ∧//////＼ なんてさすがに……ないよなあ？
,ｨ≦/∧ ｀丶 --――' ／//////////ヽ
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
|///////////////////////////////////////////|
〉//////////////////////////////////////////∧
.
∧/:::::::::´::::::,.rt_::::::::::::::::::::::::::::::::￣￣｀ヽ
/::::::::::::::＜二､ ￣ヽ-‐｀ヽﾍ::ヾ､:::::::::::::::∧
/::::::::::::::::::::::::::::::￣”ー-=～'￣｀:::::::::::::::::::::::::',
〈:::::::::::::::＿＿__::::::::::::::::::::＿_:::::::::::::::::::::::ヽ､::::::i
ヽ:::::::::Ⅵ三=/:::::::::_＞'"三/::,∧::::::::::::::::::::!＼|
/:::::::::::廴三/::::::／三三,ｨ/／i/:::::::::::::::::::/ ﾘ
|::::::::::::/＼: 入/ 孑ｧt-､_／ノ7,刀 〉::::::::/
|::/!::::::i〈ゞfｿ / {:ｿ/／,.彳 / l ::::／
ｿ 从_ ﾍ .リ U. 廴 ＿/::::::〈＿,ｨ i／ いやぁわからんぞ。
＿才ノ｀ー',:::::: ￣ ／ /
_ -‐/´ イ ＼ u ＿ ／､ 適当な酒場で飲んだくれてるガタイのイイのを、
_,ィ ´ ∧: :.:∨ ;;;;;｀ヽ､＿_／ ヽ
"´ ﾍ : : ', ;;;;;／.i l ∧ こう、ちょっちょっと。
', : :ヽ ＿ ,ｨ |: | ﾍ
＼ ﾍ､ ヽ : :.:＼ ヽ ＿,ｲ ﾉ ∧
ゝ, ヽ ＼ : : ｀￣ _. :イ / ',
i ｀ー-‐' ´ / ＼
| i ＼
＿＿＿_
／ノ ヽ､_＼ r ⌒j
／（ ○）}liil{（○）＼ / /
／ ＿'＿_ ヽ/ / ／ ） どこのロイヤルネイビーだっ！！
| |i|||||||i| / / ／ ／
＼ |ｪｪｪｪ| / '` ´ ／
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴
/ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
/ -､ } ( ￣¨´ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ ヽ._ __ ＼... ┃ 時代的には「アリ」かもしれない。
｀ --‐'´ ｀ﾞ' 、_.) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::: : : ::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: :;;;＋;;;;;;;;;:::::: : : : : :;;;＊;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;＋;: : :::::::::::::: : : : : ::;;;;;;;;;;;;;;;;;＊':;:. :::.:.:λ: .;;.'; ::,)､::.:;..: :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;;;;;;;;;;;;;;;: : ::::::::::::::: : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、;;;;..':;ヾ::.:ｿ)人ノ 从:.ｿ） .;,.';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: :
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : :::::::::: : : : : : ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: :...::V (ソ ﾍ （::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;+;;;;: : ::::::::: : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : :. ',:; .::）/ て:;;':.;;;;;;;;;;;;;;;;;＊;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : ::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;＋: : :. ..:.（ノ／木ｖ ~ |/}{（::..;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::: ::;;;;;;;;;;;;;;;;:
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : :: : ::::::::::::::: : : : : .:ｿt j .. t j/]（: :..:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : : ::::::::::::::::: : : : :..::..:（[ ]二二二[ ]/}{）:::...;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : ::;+:::::::::::::::: : : ::::::::;;;;.} { . } { tj;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : :
t jｘ t j/]
[ ]二二二[ ]/.j
── 、
. / ヽ
,′ `､ 止めても無駄だろうし、戻ったばかりでアレだが
| _ .',
/y^YﾍﾊLヽ f＼ , ＼＜ お目付けもかねて、次にクレイたちが行くときに一緒に行かせるか？
人! .| ﾄ､ヽ＼`ｰ,’ 〉}/ /:::::`-＜__
/::::::^ゝへ_ ` ___ｨ_/ /:::::::::::::／:::::＼
.j::::::::_ﾑｭｰ､＼／:::::::::| /:::::::::::::::::::::::::::::::Y
/:＼/.::::::::::::::〉〈::::::::::::::{::::::::::::}/::::::::::::::::::::}
}:::::/::::::::::::::::ｲ:::}:::::::::::::::{::::::::::/:::::::::::::::::::::,'
/／::::::::::::::::Λ{;;;|:::::::::::::::i:::／::::::::::::::::::::::ｲ.
.}':::::::::::::::::::/::::N;;;|::::::::::::::::V:::::::::::＼＿__/ |
ﾍ::::::::::::::::/::::::::::V|::::::::::::::::::V::::::::::::＼::/..:::ｉ
.ゝ..___, ハ::::::::::::::{::::::::::::::::::::'.::::::::::::::７::::::::{
.
（ ∨ ／ ＼ ー=彡 , ' ⌒ヽ
. ＞ 〃 ＼ ＼ ＼ ( ∧ )
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ＼ﾆﾆトミ く⌒...ヽ廴) ノ
／ /// /i八| ＼ |＼ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼ |／
′ |ﾆ八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼ え？
. |八i |八弋り |｢ 八
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_ 俺達がオフレッサーのお目付け？
. / 人 ｒ⌒ヽ / |㌃'⌒￣）＼
. |ｈ、 ￣´ ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
.. ／ ミ/彡' ＼
.... r- 、/ ／ 〉
. { !′ ／ . .＜´::', ／〉 あんな、俺達輸送隊なんだわ。
...-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／
.lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉 オフレッサーのおっさんは焼き物の親方。
ﾞ´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ
. ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ 俺達がどうこういうのは筋違いなんだわ。
.. } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :.
.. / ,／/ ﾋｿ ＼ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
..≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ＿ / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
..///´ j/|:.:|八 ヽ _／ ﾉ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
ﾞ／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
/./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
. -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
.
´ ￣ ､
. ／ ｀ ヽ ヽ
/ '
'./ ヽ
. j , i ＿ ', i
. ' ' ,. -!‐!.‐i l ', ´:､ ｀ ｉ !
l ! . !ハ ,{ ヽ .ト､ ､ ! !
. _l.ハ! /,{-‐V､ ヽｨr 下ヽ! .l‐- , だよねー。
ヽ!.!ヽﾊ 乂ソ ゞ-' ｌ ｿ'／
',! 、 ｌ〉 u l : l ' 私だって《混じり者》ぬきにしても
. | |.､ _ .ｲ l '
l | ＞ .´ イ. , l } 狩人なのに会議に参加していいのかって、いつも思うもん。
| l -,-‐ﾉ , ,'￣: : : ､
. ,:":! !/ ､ -‐./ ./: : : : : : :ヽ
l: : :､ ! ./ , /: : : : : : : : j
/: : :.ハ } / .ノ┴､: : : : : : : {
, : : : /､. ｿ- ＿＿'/ イ{､__.ﾉ {: : : : : : :ヽ
. 〈: : :,.' ｀ ｰ-､---‐ '"´ '; : : : : : : : ',
ヽ/. `´ }: : : : : : :／
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､__ ＼
／ （＝ ） （＝ ） ＼ 職分かあ。
| u |
＼ ｀＿ ／ クレイにしてみれば、焼き物の親方を止める権限がないってことですか。
/ (__｀ヽ、 u ＼
＼| ｀＼ ＼＿_ﾉ | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
| ＼__＿＿/| ┃ 職分が違う、というのはすごく重要です。
| { ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣＼
／u_ノ ヽ､_＼
| ((●）) (（●）)|
. | （__人__) | 縦割りすぎんだろ！
|ヽ |!il|!|!| / .|
. | |ｪｪｪ| } じゃあいっそ、輸送隊を任せているけど従士ですって契約変更できないか？
. ヽu }
ヽ ノ
/ く
| ＼
| |ヽ、二⌒)､
,'ミ/彡′
,'⌒Y , ´￣￣￣ ,'ミ/彡′
. r乂_ノ､ ／ ミ/彡' ＼
＼ ＼ ＼ r- 、/ ／ 〉
＼ ＼ ＼ { !′ ／ . .＜´::', ／〉
＼ ィ´￣ハｰ-､| ! / ..:.:´:ミ;へ:.:.:.', ／／ え？
＼ィ´￣｀lヽ ｀ヽ', /,ィ'"´:.:.:.:.:.:.:ヽハ :.:.,/ / ／〉
. { (￣´ , ／//⌒ ｀ヽ:.:.:.:.:ヽl:.:.:.l_/／／ γ ヽ いいのかよ？？
ヽ ｀ヽ } ,／:.:/ｲﾋｿ ／ ｀ヽ从ﾐ:.:.ﾉﾐYー―=ミ＿_ノ
,ゝ } / ／=ﾐ ＼ゝ'´ / } ∨ﾐﾐﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀ :... ﾉ
. ／//＼ / ,／/ ﾋｿ ＼ 〃 __ / ',｀¨＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ー―=彡 ﾉ
／//////≧彡／:.:.ｌヽ｀¨ﾉ ／ﾒ,〉 / ﾉ／ヽイ ヽ:.:.:.:.:.:, イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡 ﾉ
. ／///////////´ j/|:.:|八 ヽ _／メ／ /＜／￣￣￣l＞＜ / /｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡
. ／//////////／ / |/′ ｀ ｀ｰ '_, ///Λ ＞＜ ./ /////＼ー―――=ミ
／//////////／ ＞ __／////Λ ／ ./ ////////＼
／//////////／ /./⌒く｀ヽ////,／ l ///////////≧ｭ､
／//////////// -‐=ﾆ/ / ＼}＞'´ | | ///////////////≧ｭ､
//////////////ー―――=ニ二三'////l / ＿| | | ///////////////////
.
／/／￣二ﾆ=-
-‐=＝ニミＶ ／ ´￣￣三三ﾆ≦-‐ｚ,ノレ'
l '二ﾆミヽ| / ￣三三ﾐ 二二フ´
. ＼＿,.ｨ'彡三ミｿ/／ |lﾄ､｀ヽ ￣三ミ､ 二ニミ､
／／／￣ i{/ i ＼ ＼ ＼三ﾆﾐヽ ｀ヽ＼＼
／／／彡'´￣l!ﾊ八. ＼＼ ＼ ＼｀ヽ ｀ト､}ハ
. /／／／ ／//∧ l| ＼ {＼＼ ＼ ＼ ＼リ ヽ}ﾊ
{ /／ ////l/‐| l|＼ l ヽﾄ､ ヽ ＼ ＼ ＼ﾊ } l| ｌ|
/ {/| //厶{､厂| ｌ|￣}| j从ヽ. } ﾊ } }ﾘ / lﾘ ﾘ
. │l | |ｉ ﾘ,ｨぅ､ | ｌ| --l__士十jＶl l| ﾊ｀寸 / /|
j jﾉ!| | ﾄｿ} ヾ＼ '´ﾋ::::ﾘ㍉l }ﾊl| /⌒l | / /ｌﾘ えーと、従士っていうのはね、
／ |ｌ } ノ ゞ┴‐ ﾉﾘ 川{__ノ/ /| ｌ{/
ｊlハヽ ／ ﾉ､._／ｌ/ｌ | lﾊ いわば主人の代理人的な役割も持つからね、
. ／ ∧ 、_ } l |{ l│{ l!
∧ Ｖ｀ ヽ､ /彡'} |ｌ|| | ﾊl 雇い人のなかでも格が違うんだよ？
／ ∧ ｀￣ , ィ ／// l|| ﾘ＼__
＿＿／ ﾄ､ _, ＜ ＿_//l l|l/ ヽ ＼＿
＿,.イ´ ／ ／ | ￣__ー‐'´￣＿__//|ｌ| /| } 〉 i＼__
/ / / /| ￣￣ /ﾘ/ﾘ /__ / / / }＼
. / / / ／| l / ／ ＼ ／ / ノ＼
l | / ∧ | { _/＿,ノ､__ ＼.／／ ヽ
＿＿＿_
／::::::::::::::::::＼
／::::－::::::::::::－:::＼ 権限は十分ってことですね？
／ （ ○ ）:::::（ ○ ） ＼
| :::::::__´___::::::: | ならそうしましょう。それともイヤですか？
＼ :::::::::::::::::::: ／
/ ::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
...|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
.
／::::::::::::::::∨::::::::::＞::::::::ヽ
/´:::＜:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::ヽ:::::',
/／:::::::::::::::::::/::|::ヽ:::::::::::::::::::＼::i
／:::::::::::::::::::::::/ i:ﾄ､:::',丶::::::::::::::::::＼
. /:／::_r‐､::::::::/|{ |:! ヾ:! ＼_:::::::::ヾ＼
/' |::::/ ) /::::::≠=z､|! ';}／, ､ヾ::::::ﾐ｀ヾ
/./ ム:／ {ｉ} {ｉ} }:::::,'＿ はーい、イヤじゃありませーん。
|. | i´┌ ､ |ii |ﾍﾉ:::::::二ヽ
＿|. | |. ｜ i_) '' ∧//////＼ 俺、従士になりまーす。
,ｨ≦/∧ ｀丶 （＿_） ／//////////ヽ
///////｀＞ ､ ￣｀ヽ'''' ／/////////////∧
/////////////≧z､ } - ´,////////////////∧
|/////////////////≧z､|////////////////////∧
|///////////////////////////////////////////|
／ ／／ｰ=彡'⌒ ＜⌒
. （ ′ ＜ ＼ ﾉ
（ ∨ ／ ＼ ー=彡
＞ 〃 ＼ ＼ ＼
. ⌒＞-=ﾐＸ个 ＼ ノ＼ﾆﾆトミ く⌒
／ /// /i八| ＼ |＜ ＼.癶 ＼ ﾄ ＼
′ -≠八 斗ｔ云ﾄ | んｨ | | ＼＼ ……はぁ。
. | ｉ ｋ=ミ ＼＼|弋り 八い(_ﾉ │ ＼＼
. |八i |八弋り |｢ 八 なんていうかなあ、家中の序列とか職分とか、
（ |八い 〈 八 |＼＿＿_
. / 人 、_ =- / |㌃'⌒￣）＼ もうちょっとこう、把握したほうがいいよ。
|ｈ、 ／ /| | |: : : : ／ 人
. ﾘ}个 _,. '′ |i |八 |以＞'′ ／ ＼
. / ,厶rく⌒´ __彡 |i八ｘ次’ , ＿）
,ノ ／ ノー‐ ＿xく ＼ ,、 '′ ／ ＼
. 〃（｛ : :(⌒ ／ ＞ '′＿＿＿__彡 ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ いわば、この手のことに一番詳しいのがワカメでした。家柄的にはクレイですが、ほぼ不在なので。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／￣￣ ＼
_ノ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人＿） | おう、がっつり教えてくれよ。
'､｀⌒ ´ U |
| | で、オフレッサーのことなんだが。弟子、どうするよ。
| {
ヽr｀ｰ- -=´ <
/⌒'' ー─,, ＼
/ ｨ }
ノ / | |
／ ｀ヽ i: | |
（__.ィ´ヽ,ム、〉i | |
/ ゝ/ / 7-､
ヽ／ / / /'Y
＿＿＿_
／ ⌒ ⌒＼
. ／ （ ﾟ） （ ﾟ）＼
ｌ^l^lｎ __´___ ＼ ……。
ヽ L `ー'´ |
ゝ ﾉ ／
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
.
＼| ./ / / / ／ / / ∨∧ ∨ / .∧ ∨∧ ＼ |
| / / / / ／ / / ∨∧ ∨ ./ ∧ ∨／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ./` } ./ / .／ ./ ／ ∨∧. ＼ / ∧... | ま、まあとりあえずは |
| / | / ｀.} ／ /／ ∨∧. ＼ / | _.＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
| ./ ￣￣!/ ￣ | ／､≧=--/ ＿ヾ∧＿＿＼ |´ ∨
ヽ/ / j／ ＼ ./ ヽ ／´＼ ! |
./ ＿ヽ
三三三≧=zzzzzzzz.二二二二二 二二.＿＿＿＿＿.zzzzzz=≦三
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/: 人 、 ｨ | 目の前の収穫祭を楽しむのじゃ！ |
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ヾ | ∧ |||| .:i |||||| . ノ i そ、そうっすよ。
ヽヽ:ﾍ 7 ノ
＞､ﾊ _ 人'´ せっかくの収穫祭なんすから。楽しまなきゃ損ですって。
ヽ iﾆﾆ ア ' . ｲ:i7
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┌‐'"| ヽ:::::::::::::ノ!─┐
/i ＼j ＿, イ .7_
r--./ i ≧､ j ､ .7ﾔ二ヽ､
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/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
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' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ' ,.-、
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' |. ! ! 私の獲物も、ユーミルの畑の収穫も、
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ :.:.! .l. | l
. l ` 、｀;| l :.:.:.:.:.: ' l !. ! l この１年の感謝を込めて盛大に祝うのが先ってことで。
' l ` | .! 、 .ｧ , .| ! l.ｒ‐ 、_
| l. ! ト ／ l ｒ‐ ､!. ', ｉ Y'ヽ
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿.ヽ. ヽ ､ .l .! ｌ',
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞', '. ゝ人_ﾄ ﾉ !. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l/////∧ ヽ, l ┃ 全員一致、必殺の先送りである。
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レ l l_..._ ＼ （__人__） ／ んー……
r二ニL /.. ／ ｀⌒ ´ ＼
|￣￣￣￣| ,--、 ヽ
＼￣￣ ⊂ ） ＼| |
（⊃､￣￣ ＼＼ _ノ
￣￣￣￣
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／ _,ノ ヽ､_
｜ ( ●) (●）
｜ （___人__） ヤッルは上の空だなおい。
| ｀ ⌒´ﾉ
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人､ |
/ヽ、 __ ,_ ノ
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/ ,ィ ''´ l/ ＼ / ‘，､
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/ l !///!＿＿＿ヽ=!＿､//､ ',
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＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ヽ
／ （ ●） （ ●）' アッル嬢からのお手紙ですし、いよいよ嫁入りかな？
| __´ _ |
＼ ￣ ,／ ( ::) まあ、今くらいはそっとしておきましょう。
／ ー‐ ヽ ( ::)
/ ／＾ｰ r￣￣￣i
| i / ﾉ、＿__ノ
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。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／⌒｀ヽ ,;--yr-n 、
＞ ＼´⌒｀ ヽtゝ; /=ﾍ
／彡⌒ヽ ー＝、 }￣/
ノ./´.／⌒ ' ; 、⌒ﾍ .i.| i}
（.j / / j i j | il
〈.| . | j .i i .l .j ij
ミ| . ﾚ ｲ i .| | l .|.j iiヽ この手紙が届く頃には
(ﾞ.| : | .ｲ i jl : .ﾊ .i l.j ij ..)
.ｿl : .|. l .| | lﾉ ヽ t卅j 丿 .ij / 秋の叙勲・叙爵で騎士爵を授けられている予定です。
ノ('l . | |j,彡ソ 弋c'》.j ij |
＿＿_ ／:.:.:.:.}ﾍ |ﾉ气ﾋ)’ i ¨´ﾉj ijヽ＼ 辺境伯様の戻りに便乗してそちらに向かいます。
|:.:.:.:.:..:.:__≦´ い.:|、｀¨ ..yｲ .ij i: ノ
レ〆..,,; : : : : } ノ:l;;;;;>... ー ／,,j .iﾚﾍj´ ただ、王女様たちの……
ﾉ´: :／／: (.: ' lヾ｀}三＞= f--=.} .ij＞-=: : :￣＼
./: :／／: : : : ヽ.ヽ} ,;-＜´ .;__.; ＿_ ＞ 、:＼
i: :< <: : : : :j: : : ＼ゝﾍ. _....:::r=====7´ ／￣~)／: : : ヽ
＼: ＼＼ : : : : : :j o´ -Y__冫| i;;/ ／⌒ ＼ｿ⌒ノ: : : : ﾉ
＜_,,: : : ,,: : : / ;| .／ ＼ ＼≦ｿ: : /
ん: : , : ヽ {P＼_／⌒／ ＼ ;＼／: :,,:／
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
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.,,.. ヽノ.... ／ ─ ─ ＼
|l `､.....| （＝） （＝） Ｕ | えー……
レ l l_..._ ＼ （__人__） ｕ ／
r二ニL /.. ／ ｀⌒ ´ ＼ 《ピー》の できるお のせいって、どうすんの、これ。
|￣￣￣￣| ,--、 ヽ
＼￣￣ ⊂ ） ＼| |
（⊃､￣￣ ＼＼ _ノ
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２３回 燃える男
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1035年6月28日～秋分祭週～8月1日
■今回新規・変更点
雇用・加入：
焼き物師とその一家
従士採用 ： ヨコシマ、ダイ、ポップ、クレイ、トラップ
習得技能 ：
資格 ： ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用権限
使用可能資産、作成可能品等：
炭焼き窯、木炭、登り窯、陶器、磁器、ボーンチャイナ、白色釉・色釉、瓦や煉瓦、土管等
※陶器、磁器、ボーンチャイナ、各種釉薬はおいおい
事業別収支：秋期７月分
狩猟部門 ＋食糧 4か月分/人
農耕部門 ＋食糧 2か月分/人
輸送部門（通常稼働）
生産部門（焼き物系の生産と研究）
－資金 銀貨6枚
－資源 銀貨120枚相当
工事部門（モトノ村→サキノ村→ヨリオクノ村→オクノ村 ※計上済）
開発部門（沼側開発）
－資金 銅貨120枚 人足雇用
＋不動産 耕作地 .6町歩
果樹園 .1町歩
工房用 .1町歩
人件費等（俸給等７月末処理、焼き物師関連、食糧購入、一張羅の仕立て）
－資金 銀貨64枚
－食糧 12か月分/人
－資金 銀貨792枚 焼き物師関連
－資金 銀貨120枚 食糧購入
＋食糧 240か月分/人
－資金 銀貨36枚 一張羅の仕立て
特記事項：
メモ ： ローエン商業組合のいわゆる会費の取り扱い
終了 ： シタノ村「人足契約」
クラン ： ３人含むメンバー全員の俸給をアップ
改定 ： ローエン商業組合「洗濯板の製造・販売権の委譲」内容改定
メモ ： メインの収穫終了により以降シタノ村人員の借り出し動員現在の5人から増可能
メモ ： 資産上の数字合わせ 銀貨8988枚→金貨749枚
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充
【○進行】 モトノ村→サキノ村間 ： 年内終了予定
【○進行】 サキノ村→ヨリオクノ村間 ： 年内終了予定
【〓終了】 ヨリオクノ村→オクノ村間
【×待機】 オクノ村→ランカークス村間
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺
◆ロレンスの村クエスト：
【×待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： 教会手配待ち
【△待機】 土留めの植林・街路樹など
【×待機】 簡易ダム・砂防ダム
【×待機】 上水用調整池と沈殿池、部分傾斜コントロール
【×待機】 温泉利用
【×待機】 宿施設の増改築... ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼.ヽ.＼
| ワカメで定着してもうたあ。 |:.:.::`:.＼
◆クランのクエスト： ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／.メ::.:.:.}:〈
【×待機】 製紙チャレンジ ／（:.:./､(_厶ノ ､__ヽ:{_｀ｨ:.(:.:.＼
【△待機】 戸建て家屋の建設. ´ﾑ:.:.廴 {:￣:} {:￣:} Yﾉ::::...:)
【△進行】 耕作地の確保（目標50町歩）. W´| ﾞｰ ′ ﾞｰ ′ |｀;ヽ（
【×待機】 開拓地の目星 八_| _ ．-――‐- ． |_八{｀
【△進行】 事業団、後の開拓団の組織.. l∠＿＿＿ｰ‐'＿＿｀ヽ ﾉ!
【○進行】 伝手の拡大 ヽ ﾉ
【×待機】 人材の確保 ＞，_＿＿＿ _ ィ＜
【○進行】 産業開発 ： 焼き物系 /ｉ: : : : :｀ﾞf|l!´: : : : :ｉ‘，
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■第２３回末時点(1035年8月1日)でのリザルト
◇クランマスターズ
地位 ： ロレンスの村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加、ローエン商業組合連絡・情報網の支部長級利用
拠点 ： ロレンス村内 宿側作業場（居住５室）、宿舎（12室）、沼側拠点（簡易宿泊）
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、アルトリア、ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
敵対 ：
◇クラン人員構成 ※[n]＝俸給・月額銀貨枚数、(m)＝人数、人以外は食糧込み
マスター [30]+(3) ： やるお[10] やらないお[10] できるお[10]
遊軍 [15]+(5) ： （やらないお妻）ユーミル[3] （狩人）マウナ[3] （従士）ヨコシマ[3] （従士）ダイ[3] （従士）ポップ[3]
輸送隊 [11]+(2) ： （従士）クレイ[3]、（従士）トラップ[3]、馬１頭[5]
生産 [6]+(2) ： （焼き物師）オフレッサー＋妻子[6]
開発 [2]+(0) ： 牛２頭[2]
固定経費（月末処理） ： 銀貨64枚/月 ＋ 食糧12か月分/人 （未成人はデータ上なし）
◇資産
個人 ： やるお（銀1,195） やらないお（銀1,205） できるお（銀1,235）
資金 ： 金貨900 銀貨32,676 割銀貨5,096 銅貨122,014 小銅貨38,272
食糧 ： 286か月分/人
資源 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨8,701枚＋銅貨247枚相当分） ＋木材（∞）
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）
不動産 ： 居住地 4町歩（40軒分） / 果樹園 3町歩 / 耕作地 21町歩 / 工房用 1町歩
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
メモ ： ローエン商業組合のいわゆる会費の取り扱い
予定 ： 教会手配の養蜂家は1036年春に来訪予定
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」「黒板・チョーク（ヘンピナ７生産予定）」
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
２年目生産分（1035年期） 30万枚 ｘ小銅貨8枚＝銅貨24万枚相当
洗濯板２次契約に伴う分配金（20％） ： 銀貨２万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
３年目生産分（1036年期） 最低10万枚～最大30万枚 ｘ小銅貨6枚＝銅貨6万枚～18万枚相当
４年目生産分（1037年期） 以降未定、ただし１枚当たり ｘ小銅貨5枚以下は確定
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 勇者の嫁もまた勇者
◇クランメンバー
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） 従士
ダイ （ダイの大冒険） 従士
ポップ （ダイの大冒険） 従士
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） アリシア養女扱い、狩人
クレイ・シーモア・アンダーソン （フォーチュンクエスト） 従士
トラップ （フォーチュンクエスト） 従士
オフレッサー （銀河英雄伝説） 焼き物師
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇シタノ村
ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 間桐臓硯の孫
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
織部悠（おりべ・ゆう） （王様の仕立て屋） 支部長／服飾仕立て屋
ノーラ ノーラ・アレント（狼と香辛料） 支部長付き、洗濯板担当
◇北部辺境伯配下（辺境伯直臣）領地持ち騎士家／古田家
古田左介（ふるた・さすけ） （へうげもの） 古田家当主
◇ペンドラゴン騎士家
アルトリア・ペンドラゴン （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 騎士家娘
◇その他
よいもの（壺） （機動戦士ガンダム） マ・クベさんオススメの逸品！
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やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２２回 夏の水遊び
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ﾊﾊ从'从∧::::∧::::::::::::::::::::::::::::,,;.;.'' ;;;;;''":::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿／kkkkkkkkkﾉﾉヾ从ﾉﾉ;
ﾉﾉゞゞ"ヾハ∧从∧:::::::::::::::::::::::''''""::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／kkkkkkkkkk∧kk,',,彡ミ彡爻',
〃ﾞゞ∧ﾉﾉ',ゞ从ﾞゞソ∧,,::::::::_ ---――――--- _ kkkkkkk,,∧从从ﾞゞ;:;"ゞ,,ｿゞ从
∧ﾞミ爻彡从爻"ﾊﾊ...,. '". やるおたちの、 .｀ ､ .ミ从ミゞ',从ﾘ冫';',彡ﾝゞ,
爻Y;'ハﾘ从ｿゞミ ／ 異世界・世知辛チート物語 ＼.ヾ彡,,"彡ゞ,,∧ゞ;,ﾞヾ"
iiiiｿヾii彡Y;;ミソ.／ _. -――――- ._ ＼..::;人ﾝ;爻ﾊﾊﾉ爻ゞ;
||||||||||ゞ八;;";;,' , '" ｀ 、 ヽ.iiiソiiiii',ハヾソiiiiii
,,．゜｡:：: ,"・｡{ ,.'ヽ .ノ 、 、 .,.ヽ, }.|||||,,｡･ ：,;;‥ ,:;．
： ;・' ,¨：,,:;､｀,⌒.＞､{' ﾉ - －、 ● ●） l - －、ヽｊ,.＜⌒､'.=‥"ヾ,,。ヾ､ ,,::':
¨¨二 ￣¨ニ . { ｀ーi_／ ● ●） ヽ （人__） | ● ●） ヽ Vr､" ',.ﾆﾞ"¨ﾟ｀ゞ，,,．:･。
ニ＿三 一ﾆ ! /_｀. （人__） ノ ヽ ノ ､. '一 .ノ ´._', j＿＿￣￣二¨¨"
＿_ ─. ＼ゝう） （(ぅ.／ ..￣￣＿＿___
第２２回
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ニﾘニニニニニニニニニニニニニニニニﾘニ
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]
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二 /二二二二二/ {三／ ―--.ｧ.| |二二ﾆ∨三三三三三|l二二二l二二 l二二
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――－/－―――/ / / ./ ﾄヽ.―l―/ /￣￣∨∧――－l－―――――－ヽ
―――－/－― / / l !,ｨ /l ヽ ｀..―l/ /======∨∧‐――－l－―――――－ヽ
－―――－/－ム' / . i ﾚ ｨAﾄ＜N. l !ﾘ｀ . ―/ / ∨∧―――－l－―――― ‐ヽ－
/ｨ .ﾚﾒ',i , ∧! '､''￢` .,''`'
ﾚ､ !爿ﾍ l' ￣ '´ ヽ、 つまり、その子はお前の息子だと？
ヽ. ＼ゝ､l /
ヽ, ,八 , -―, '
＿/: ヾ'´ !｀＞ 、 , i i j
＿／:.:/-―仆､ ﾌ/iニ´､‐---― ―- ､
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／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
{:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
/7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i
ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./ そうらしい。
＼`ﾞ! ｌ l_ノ
｀':ヽ ｌ:|
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/
_／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
|､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
}::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
＞':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
＿,＞´≧イ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゞ､
／＞´::::::i::lｰﾍ.:.:.:.:.::.:::::i::::::::::::::.:',＼ﾍ
／／::::::::::: ﾊ.|三:ﾙ::::::::::::::ﾊ:::::l:::::::ハ ＼
/,イ´:::::|:::l_ｨ|─‐-∨:i:::/-─‐-､::::∧
|::Ⅳ:i:::|,,＿＿_｀∨!/´＿＿__ |::ﾄ∧
|/ {ゞ',Y弋 ﾟ ノ Ⅳ 弋 °,ノ }::ﾘ｀ﾍ そうらしい。
／::::弋入. ￣゛ ノ ￣ /!/!ヽ ｀
＿＿/::::::::::::::::::∧ ´ /: |;;;|: :ヽ__
／: : : /,ｨ⌒ヽ::::::::| {l＼ ' ／l: :{´;;;;|: : ヽ｀ﾍ... ┏━━━━━━━━┓
/: : : : :/ﾑ＿_/:::::::::| {i ＞､-==- イ i! /: :|;;r入: : :.〉: :|..... ┃ そうらしい。
/: : : : : 廴＿:::::::::::::::iﾍ｀! .;::::￣ / i∧: :ゞ: : : :／|: : | ┗━━━━━━━━▼
.
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::､_::､-､:. ヽ::::::::{ ｧ-､ヽヽ:::::＼::::::::::ヽ
__......-':::::::::::::::::::::::::::::≧-､:::::}｀ヽ ﾞi::. }､:､::乂__｀ヽ｀} ｝::::::::｀ｰ:::!ヾ‐､
｀ー‐ｧ::::::::::ヽ､::::::::｀ヽ､_,ｨヽ:ｉ }:::! `ヽ:{ ｀ ,-､i ! l:::::::::::::::::::y .}
,':::::::ヽ::::::::} T ￣ /´ ｀ リ |｀ Y l::ヽ:::::､:::::/ ∧
/::/l:::::::!::::ヾ / / ,. ィ ! 丿ヽ:::::､ヽ/ /ﾆ
i:::/ ｌ:::::::::ヽ:∧､.≠ /゛ィtｧ'/ z / ′｀弋 / ／ ホロさん懐妊で若い頃の種まきを思い出してな。
l/ !::::::::l､乂::圦 __, i / /二
{ ヽ:::::!｀ｰヽ::}ヾ | l / /二 確かめたら実っていたらしい。
｀ヾ､_ ﾘ | , ! / /二二
| / i/ j´ニ二 驚いた。
ﾉ ‐' _ ｀ / .l| ｌニニ二´
｀ｰ ´ヽ ／￣ _| |二二// _二
｀¨ヽ､ '゛ , ／ ､／.l| |二=//-‐=二
ヽ ｲ/=／ .|| |二//二二二
｀ー‐´/∧' ／il l=//二l=二二
/ '=∧ ∨ﾆｌ |//=ニl=二二
＿ヽ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:ヽ
-=ﾆ二 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:' ,
／ .: .:／杢ｌ .: .:､ .: .: .: .: .: .: .: ､ヽ
/ .: .:ｨ'7圭圭ｌ.:|: .:ｉ .: .:､ .: .:､ .: .: ｉｉ
/ 〃 .:ｌz＞､__ｌ/l .:/ｌ ,'=ｌ ｌ .: .:ｉ .: .:ｌｌ
l/ ｌ /tｌ 弋ｮｉ´ ｌ.:/_ｌ/王ｌ ｌ .: .:lｉ .:ｌ｀
´ ' l , ﾚ ィｪゥｌ lｉ .:/ ｌ::/ こいつと同じ名前というのが気に食わない。
、 ｨ ｀￣ ｌ/ｨｌ/:::〈
ゝ｀ ヽ イr〃::!:::ｌ 親子だとわかるように同じ名をつけたといわれたが、
r─‐‐ ::::￣:::::∧ ィ ｉ /:::}ﾘ
ゝ＼::::::::::::::::::::::::ｌ ￣ ＿_|,ｲ:::/７ 実に気に食わない。
＼ヽ:::::::::::::::__/ｌ ｨ'ﾆ二 ─ ｌ/ /
ヽ ＞'´／,' //:::::::::::::::_ｨ─〈
┌‐' ´ｉ￣| / / _r// _ - ‐:::::::::::::::＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 名前のバリエーションが少ない欧州文化。世界史の敵こと親子で同じはよくある話です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. /: : /: : : ! /: : : : : : :/: : : :/: : : : : : : : : : ヽ: :ヽ: ＼
.. ,': : : : : : : ｉ: /: : : : : : :/:ｌ: : : :|: : : : : : :＼: : : : : : :ｌ: :ド:ヽ
ｉ: : : : : : : :ｉ / : : : : : : ,': :|: : : :|: : :l: :ヽ: : : ヽ : : l : |: :| l|
|: : : : : : : :∨ : : : : : : :ﾊ: :|: : : :|: : :| : ハ : :|_＼:l : |: :l ||
|: : : : : : : : | : : : : : : : |: l: |: : : :|: : :|: :| | ;.イ∨从:∧/ ﾘ
|: : : : : : : : | : : : : : : : |: l: |: : : :|: : :|:八 j/Vｨて㍉/ : !
. ｉ: : : : : : : :.| : : : : : : : l: :斗七:丁厂⌒｀ fﾄ::ﾟﾘ ｲ: : :|
ｌ: : : : : : : :l : : : : : : : | ∨ィチてヾ ゞ='^ | : : | 経緯はとやかく言わぬが、
. l : : : : : : : ｉ:.: : : : : : :|Y圦iド:;ｲﾘ 、 } : : |
l: : : : : : : : : : : : : : : :Vヾゞ辷ﾝ^ 〉 /: : : | つまり、どちらもオーフェンなのでありんすか。
| : : : : : : : : ':, : : : : : : . __ ′: : :|
ハ: : : : : : : :.い : : : : : : '. ､ ＜ _／ ｲ: :l: : : :|
l : '.: : : : : : : l:ハ : : : : : : ∨＞ ､_ ／::∧: :l : : :|
|: : ｌ : : : : : : /: ∧ : : : : : : '. 丁ヽ::::/::∧ l: : :.|
|: : | : : : : : /: /::∧ : : : : : : : { 八::::/::∧:l: :│
/: : :l : : : : /／:::/::∧: : : : : : ∨ ∨ 《Ⅸ:::/:∧: :│
. /: : :/| : : : /ﾉ :::::::::/::∧: : : : :ｌ: |-─＿＿》 V::/::∧ │
/: : :/│: : 〃::＼::::::::/::::|: : : : :ｌ: |:＼{{二¨7＿_V:::::::::ヽ |
./: : / j: : /::::::::::::丶 ::::::::|: : : : :ｌ: | ＼ {{￣ }}ﾍ､_::::::::＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼ 同じ名前のときって、どう呼べばいいんでしょうね。
| __´___ |
＼ `ー'´ ／
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ＼ “ ／＿＿| | ┃ 語尾変化的に ＸＸの息子・娘とわかる名前規則・慣習のある地方もあります。
＼ ／＿＿＿ ／. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
｀i: _,,..ノ;
,,,...､ﾉｿ´::::::;;;:イ- ､
. ／::::::::/;;::::::::::::::::::::::::::ﾐ;=ッ
∠;;;;::::::λヘ::::::＼:::::::ヾ::::弋
/:;:;:;:;丨 ヽ::::} ＼Ν､::::::≧
ノイ;:;:;《弋=z;_, ﾒz孑弋ヾ::::ゝ
. 彡巛弋歳ｧ, ィ菌ﾃ :ﾄⅵ
{ ミ｀ ′ ｀ κ》 そりゃ、小オーフェンとか、２世とかジュニアとか……
_,,,..ヽ.ﾍ. 丶- β/__
∠≠==ミ㎞.., ≠=‐-〟 ,;≠圭ミヽ
. ／≠=====┐ 卜 ﾞﾞﾞ 厂 =----==＼
. ／:::::::::::::::::::::::::::l lj:心､... ⊿i j:::::::::::::::::::::::::＼,_
/:;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;::::::::::∧__＼┐_l π /;;;;;;;;;;;;;;;彡=--==ﾐ,_
...ヘ:＜:::::::::::;;;;;ミミミlﾞﾞl¨¨lﾞﾞl:::::／,,,二..＜;;;;;;;;／ l :r:／::::::;;;;;;;;彡へ,,,
.:::::::::＼::＼丶:::::::::::::j j j j∨´ ==-≧ ゞ≪l l∧::::∠;;;;;;;／::::::;;;;;＼
＿,,=ー'´｀:: :: :: :: :: ::'::二=-
_,r-'´::／:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::ヽ、
-=／イ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :',
./::,ｨ /:: ::／|:: :: :: :: :＼:: :＼ ﾄi ,rz
/／/:: ::i i .|:: :: :i :: :: :: :i :: :: ﾘヽ ＿__r'´ｲ
ﾚ/ ﾉﾘ:::ﾄ=､__|::|:: ､}.V､::ﾄ､:i、::ﾄ`､二--ｰ'´ 古オーフェンとか、おっさんの方とか……
／::::::Vﾄ弋tｯ､ﾄ､:T∠ｪzｧ':|:ﾚ､|＼ T`
_.=-､_<'´(ﾆ):: :: :ﾊ、 ' V `¨ﾟ´ /ィ彡 i::)-､_ `ー-ニ,-'´
ヾ<_>､_i､:::::::::::::::::::ﾄ､ _,.._!_ ,ィ::::ﾚ:／:/ }ー――--'´_,-
`=V´ /`ｰ-､:::::::::} `ヽニ`＜ |:::::/-ア:: |=ー-＜'´´
{:: |::|／/:::| {:::<r-/ /-､__ヽ::::::| _.
_／:i r'／|::::ト､;;､ _／_,r'´:::レ ／､__o/＼::ノ_,.--'
／:::::::::::`､_i i彡| |:{}::＼＿,,-ｲ:::::/、 {、___r-ｧ--'´´ _,-
{::::::::::::::::::＞:| |ﾐ\´::{}:::::::::＿::,;;;ノ: :三ソ : : |{ { _,. --'´
.
／￣￣＼
／ ─ ─＼
| （●）（●）|
＿＿＿_. .| （__人__） |
／ ＼ ｀ ⌒´ ﾉ... ＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜/／
／ ─ ─＼ .} ＼ ／
／ （●） （●） ＼ }. 二 親子だ、これ。 二
| （__人__） | ノ.ヽ. ／/ ＼
/ ∩ノ ⊃ ／∩ノ ⊃| | . // l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜lヽ＼
( ＼ ／ ＿ノ | |／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／／＿＿＿ ／
/::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ./ヽ
/:::::::::: : /::::::::::::::::i::::::::::::|::::::::::::::::::::::::.
,':: :::::::::::,' /::＼|::::::|i :::::::::l／ |::::::::::::::::::.
l:::::::::i::::イ´:::::/ l : ! |:::: : ,'|::::::j、::::::|::::::::l
|:::: : l:: : |::::::/ l/ l: : / l ./ ヽ: : |::::::::|
|:::::r |:::: l:／三三 .|／ 三三 !:::ﾊ::::::,'
|:::::| .|:::::: | ､､､ ､､､|〈::｜/ 疑いようもなく、親子でありんすな。
|:::::ヽl:::::::::l Ｕ /:: lｲ
|::::::::::::::: : |._ rv―--､ ':::::::::|
|:::::::::::::::: : l.:/l ― ＜i´::::::::::::::::: |
|:::::::::::::::::::::|'| ヽ |,､＼:!ヽ:::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::l へ＼ ｌ' .ヽ ｌ::/:::::::::::::::::|
.
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′ それで、どうするんだ？
八 从 :i .i 八
＼'. ' ,／ その、……母親はもういないって話じゃないか。
∧ ｀ ゛ ハ
＼ -‐‐ ー- .ｨ:､ お前が面倒を見るのか？
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
. ／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
. /:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
. {:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
. l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
/7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i
. ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./ そりゃなあ、俺だって責任くらい感じる。
. ＼`ﾞ! ｌ l_ノ
. ｀':ヽ ｌ:| 一人前までは俺が面倒みて、こいつとノルと３人で行商だろ。
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/
_／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
. .r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
. |､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
. }::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
.
. ＿_ _＿ _,..::::∠.._＿_
. ＞::´:::::::::::::::::::::::::::::＜⌒
::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧=-
´￣/:::::::::::´{:::::::::::.､:::::::::::::::::::::::＼
.／::::::::::::::;ハ::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::.
／ ':::::: ／:.:.:.:|::::::::::::::: ＼::::::::::::::::::|`
./ /::/::/ ﾞ＼:.;ﾊ::::::: |:､::::::::::::::::::::::::::|
!:ﾊ:::| ｔﾄ:､＼|:::::/|:.:ヽ:::::|、::::::::::::;
|l } | ¨¨ ∨ tｯ‐ |:/l/＼:::::::{ 俺達をさんざ放置した罪滅ぼしに付き合って世話になってやるが、
:. ′ ¨¨ .ﾊ ) ヽ∧
∧ 、_ __／ﾚﾍ{:.:.:..、 すぐに独立おさらばしてやるさ。
. ／ﾆ∧‐- ..__ ／{:::::::ﾊ:.:.|＼:.:.＼
／'⌒Yニゝ. __ ´ Ｖ/ﾆ}:.:.＼.＼:/
＿__,くゝ イﾆ/ニ} , ／ﾆニ＼:.:.{
.. ._／/ /ﾆﾆ＼ニﾆ/ニハ / .ｲﾆﾆ(__)ﾆハ/
..... { V く|レ_/ニ＼.仁/、 ＿ ／＼(__X__)/ニ＼__
.ﾊ. |i|ﾆﾆﾆﾆﾆニV lﾆﾆニ＼ﾆﾆ{ﾆﾆ／ {
/:::| Ｖﾆﾆﾆﾆﾆ_／＼_＿_ __/ﾆﾆﾆニ/￣` __¨＼
＿＿＿_
／ ノ ＼＼. 若さだなあ。
／ （●） (●）＼
／ u ___'__ ＼ その気概やよしというべきか諌めるべきか、
| `ー'´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) そもそも偉そうなこと言える立場でもないと自省するべきか。
ノ | / / / (⌒) / / / /
/ | :::::::::::(⌒) ゝ :::::::::::/
| ｌ | ノ / ） / ┏━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ ヽ_ヽ /' / ／ ┃ 若さは無謀だからなあ。
ヽ ＿＿ ／ / ／ ┗━━━━━━━━━━━━━▼
.
|| | | |
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―――――| |-------------| |
. l i| ｜ l l| |
. | ｌ| | ,.ィ'ﾂ´ _
| l.| | ／:／_,.ィ:´.:.:.｀ヽ､__ __,.ｨ
. | ｌ | | /.:./／/.:.:.:.-:‐:'':¨´:.:.￣:.:./
l l| | |＿＿＿,ｨ/.:./.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-‐≠―-､
========' l | |￣..,.ィ'´¨':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.､:.:.｀ヽ､‐-ヽ､
l| |.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;ｨ彡｀ヽ:.丶:＼:.:＼:.:.:.ヾ.､
＿＿＿＿＿|,,./'７.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:iヽ' 丶ﾊ ｀i‐≠｀､:.:ﾄ､ヽ､
――――――./.:.:.:.:.:/l:.:.:.:i:.:.:| ｀' ﾉ, ｀i-'､:.ﾄヽ¨｀
/.:.:.:.:.:.'.:|:.:.:.:.l:.:.| __,ｨ=≠く. ′ |ｧ､ﾄヽ｀
/.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.ヽ:l ,､ '´ , -tァヾ, ,ｨ ｀ヾｭ_＿ まあ、こいつは俺の事情ってモンだ。
/.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| ｀/ ﾊ _ニ二¨゛´ ′ ﾉ
ヽ､:.:.:.:.:.:.:l!:.:.:.:.:j∨ ´ .} ／ﾉ） ‐- r' 〈 外の世界の噂を伝える行商人トークネタは
ｌ:.:.:.:.:.:.| l:.:.:.:!:.{ .{ ／ ｀゛/ _＿ ヽ
_＿|:.:.:.:li:ｌ ｌ:.:.:|ヽ'､ .}/ , ', - ' ⌒ゝ‐､. ／ l 他に用意してあるぞ。
／: : : :ｌ:.:.:!ﾘ｀:､ヽ{｀l ﾊ ./ / ｉ l,.! i,!／ , - |
. r―／: : : : : :.∨､:.:.:.:.:ヽ､__,_} ､ 'ヽ| !ﾉ .ﾉ'l､＿ |-､
j_｀ ‐- ､＿二=‐＝――- ､: :ﾞ､ ヽ ,} ′ ｀ヽ._!/ヾ丶
//7‐- _＿＿__ -‐―‐‐- .｀"'‐={ｰ 丶 }///ゝ i
. ///////////////////////｀,,‐-,｀ヽ､三=- ､_ /ヽ/ ∧
///////////////////////, -‐////ﾊ ヽﾆr―‐､―- /// ／/∧
､//////////////////／三＝=//, -‐'////|ヽ::::::::￣二‐'-‐7'////∧
＼///////////-=二三_―‐-=､´=-_､/i'´/l､/＼::::::::::::::::::::∧//////
￣７―＝二￣'//////ヽ ヽ'////|//｀////＼:::::::::://∧‐＜´
.
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ モトノ村の教会に、橋かける石工さんたちが到着してるってのは？
| |r┬-| |
＼ `ー'´ (⌒)
＞ ﾉ ~.ﾚ-r┐､
/ ノ__ | .| | |
| 〈￣ ｀-Lλ_ﾚﾚ
| ￣｀ー┬--‐‐´
,.ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜⌒ヽ
／;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
,.::ィ彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,.ィ::::::::::::::::::::,;;;;;、::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::',
./::::::::.ｨ:::::::/=一i:::::::::::::i.＼:::::::::::::::::::::::::',
〃::::::/.i:::::::l- ―.jﾊ::::::::::!―ヽ::::::::::::::::::::,::',
,':::::::iﾆ|::::::l三三ﾆﾆi::::::::i三三ﾐ、:::::::ﾄ;:::}iﾉ
,'/i!::::{.ri::::::!二≧ﾐ、 !::::::iｨ≦二._ﾄ,:i,::i }::l
,.i!''.i:ﾊ:'., i/i:{弋ﾉ￣` ｌ::::i!弋ﾉ ノlﾉ:l}ﾉ j/
i r´i!:.:.ヾ>, ` .`¨¨´ ｌ::i! `¨´ ∧ﾘ １０何人かの集団だったな。
|.|:.:.:.:.:.:.:i',::':, ﾘｌ ./ヽ＼
|.|二ﾆi:.:.i:', ヽ _＿ '_'_, ／:.:.:.:.ヽ.i-, 教会の御用を承る連中だけに、腕は確かなんじゃないか？
／|.|ｒ―〈:.:.i:.:', ＼ ｀＝ ´.イ:.:.:.:.:.○:.l ! 'ヽ-,
'':.:.:.:|.||f⌒i.!:.:!:.:.:', ＞- 彡-|:.:.:.:.○○l l i, ./ 〉
:.:.:.:.:|.|l.i.__.i.!:.:i:.:.:.:.ヽｒ‐<.r:<´,,ィ_}＝ニニニ.」 ,.' ∧
｀.､:.:Lニニニニニﾆ`i!/::／::ヽ,,..）;;:.:.:.:.:.:./ ,/ / . i
、 .｀.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|/ :/::::／:ヽ,,,..）:.:.:.:/ ,.' ./. . . !
.ヽ、 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:f:::::':::::f::::／:},,.):.:.:.:.ヾ、 ／. . . . ヽ、
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 専門家だもんなあ。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ﾉﾂﾞﾗ
. | } やってせいぜい野面積みの俺達とはものが違うだろ。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
_, イ´:.:.:.:.:.:.:.:.／.;イ=三.‐.-.､
ｵ'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
/ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ
／.:.:.:.:.:./:.:/へ､厶:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:}
l/.:l:.:.:.:./:.:i´ i:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.l
l,イ:.:.:l､ﾊ:.| |.:ﾊ:.:.lヽ:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.l
r'ヽ;l ‐ｷ|￣ミ ､ リ ヽゝ ヽ:.:.:.|:.:.:.;､:＼
{（｀ｌ| ヽ弋ァォｲ´ ヽｧ-二__ }:.:ハ:.:.ﾊ'´
ヽ {| ￣ l 弋ァ-､｀|/ﾉﾞ∨¨｀ オクノ村の教会の方でも、別口で石工呼んでるっぽいな。
. 丶ｌ ,′ ￣ /ｌ'´ﾉ
iﾊ ｌ /ﾉ／ 橋をかけてくれる分にはありがたいし、同時進行ならなおさらだ。
＿ }:.:､ ｀ -' ／y'
／／/￣::ァ:':´:ﾄ､i丶 ‐ ―‐-' ／ﾘ/-―､ ＿
/ 〈///i:´: : {: : : ;､l. ヽ , ' /､: : :l :／∨:､｀ヽ
//＼ ｀ヽ､|: : ､: ヽ､ﾉ- 二 ‐｀ー ' , -―'‐ﾊ: :／: : : ／,ヘ'ヽ､
////｀,ヽ､｀ ‐- ――― ､ ヾ､ l´ _l´二三'´' ／////∧
////////｀, ,‐- , , ￣｀, ,ヽ l | r'￣￣-‐7/////////////∧
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ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} -── ─ - 、
{::::::::::/`ｰ-ミ辷彡ク::ノ⌒)::::::（ ／ ＼
'::::::｛ 〈::::::::::: / i
ﾉ:::::{[＼ }::::::::::}. |. i l
ヽ::::} ＼::､ 〃 ／＞:::/.. | ’.....|_,ヘ_ - ￣￣` |
;::{ γ⌒ヾ. /／⌒ヾィ´}::::/..... ＼、_ ﾉし'/／. |,-iiii- r‐iiii‐､ r￢ |
/Y={k‐ｔｯ-}}={圻ｯ‐-}}=弐′.ﾞ＿＿） て. | / ___/ |- 、
{.小 ゞニブ芋ゝ`ニﾌﾞ ぅ }.―＝二 ＝― | |_ -へ / |`i ヽ
ゝｘﾍ 〈{ ﾑノ. ﾒ、 （_. ! r 二＿_ ＼ | rl| ｜ l
` ﾍ /| Ｙ＾ ＼ ` l ﾄ ー i / l| | |
-‐- ) / :| | ＼. ヽ ／ / | l
∧ / ﾄ､ ! > ＿ ／ / / l
／{r个 __,. イ :jﾉ}＼ ／ ＼ ￣￣ ／ / l
_,,. -‐=ﾆア´: : :}｀=┬――┬=ﾆﾆj : : `､ｰ- .,_. ／ / └── ¨ / !
: : : : : : /: : : : /*ﾆ｜ ｜ニ*/: : : : :}: : : : : : : / |l! ／ l
――■モトノ村教会の司祭唐巣（信仰派）―――――■オクノ村教会の司祭リフ（聖堂派）―
_ -‐― ―--､
, ' ´ 'ー- ､
／ l , ヽ
/ ! l,､,! ﾄ 、
l !、 !, i 厂l / ,'￣
,' l AAﾄトl､. N .A !
/1 i N､孑云.ヽ! /ｒｧ! l ﾄ,l
ﾚ l./l ﾘ `ゞｼ'ィ ヽ'ｲl' ﾘ
l l'´ﾐﾘ､ l ´ ヽ' あの司祭様方は相変わらず仲が悪い。
l , ヾ.､ｺヽ.! ｲ
' ﾚ'l `ﾍ. ` -―‐ /
ﾚ､ l＞ ￣ .,'
! ｨ ,ゝ ｀ 、i i i i j'
ﾚ' ∨ヾ､ -‐｀￣ 7、
／´.',λ! ／´/ ﾉ_: :＼
／ l / -‐┘ ／ : ￣: :ヽ、
￣_二ヽ ﾚ'´ -‐'ﾌ--―- ､ /:.:.:.｀‐-. 、
,. :'７:￣ :7<-‐ ￣-‐/ : : : ＿: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:`‐- 、
-‐':´ : /: :＿ ├ζ二-‐/-‐ ´ : : : ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
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... i:.:.:.:.:.:i;:.:.:i:.:.:.:.:,:.:ii:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.i .ﾍ ;ﾍﾍ
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..... .|:.:.:.:.:i;:.:.:.|:.:.:.:.:|::||:::::::::i:::i:::::::i V:.:::::.:ii:.:.ﾊ:.:|:.:::::i:.:::i::ﾊ:i
. .|:.:.:.:.:i:.:.:.:!:.:.:.:.:ﾊi V::::i:.:i:.:.:.:i }:.:.:.:.:ii::::i i:::i:::::::i:::::|::i |:|
|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.i .iﾄ､_ﾙ:ﾊ:.:.:.:.:i .i:.:ﾙﾉ,ﾚヒw'i:::::::::::::V .i:i
. i:.::::.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.i.. ｴゞト､wi. ﾘ.r;ｴﾔｱﾍり::::::::::V .i:i
. |:::::::::i:.:.:.:.:.:.:.:.:K´付:::豺 / 込:沙'='/::::::::V .i:i
. i:.::::::::|:.:.:.:.:.:.:.:i.｀弋_.少'′ , .｀￣´ ./::::::::::i .i:i
|:.::::::::|:.:.:.:.:.:.:.:i i .∧::::::/:i i:i 同じ神を信仰しつつ、互いに些細な違いをあげつらう。
... i:.:::::::::i:.:.:::.:.::.:.iヽ. ' ｲ:::::／:/i //
......|:.:::::::::|:::::::::::::::|-.iヘ ,. 、 ／:::／:::::/::レ/ まこと人とは相争うものでありんす。
. i:.::::::::::;i:::::::.:.:.:.:|､ ｀、 .>､ - <::::::／::::::::::i:::i:i'´
i:.:::::::::i .i::::::.:.::::::|ヽ. i､ ｀ - .i .ヽ/:::::::::::::::i::::i|
. |:::::::::::i i:::::::::::::::i ＼i ./:::::::::::::::/:::::::|
.ﾞ|::::::::::::i i:::.:.::::::::ヽ ./::::::::::::::::∧:::::::|
l＼
__ ﾄ､ ｌ .:l __
ヽ ＼_,ゝ｀ .:lｨ ´ .: .: .:ヽ
＿ヽ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:ヽ
-=ﾆ二 .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:' ,
／ .: .:／杢ｌ .: .:､ .: .: .: .: .: .: .: ､ヽ
/ .: .:ｨ'7圭圭ｌ.:|: .:ｉ .: .:､ .: .:､ .: .: ｉｉ
/ 〃 .:ｌz＞､__ｌ/l .:/ｌ ,'=ｌ ｌ .: .:ｉ .: .:ｌｌ
l/ ｌ /tｌ 弋ｮｉ´ ｌ.:/_ｌ/王ｌ ｌ .: .:lｉ .:ｌ｀
´ ' l , ﾚ ィｪゥｌ lｉ .:/ ｌ::/ 所詮は聖者気取った俗物どもさ。
、 ｨ ｀￣ ｌ/ｨｌ/:::〈
ゝ o . イr〃::!:::ｌ 金勘定なら俺よりはるかに上手い、そういう連中だ。
r─‐‐ ::::￣:::::∧ ィ ｉ /:::}ﾘ
ゝ＼::::::::::::::::::::::::ｌ ￣ ＿_|,ｲ:::/７
＼ヽ:::::::::::::::__/ｌ ｨ'ﾆ二 ─ ｌ/ /
ヽ ＞'´／,' //:::::::::::::::_ｨ─〈 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┌‐' ´ｉ￣| / / _r// _ - ‐:::::::::::::::. ┃ 取扱商品が聖を称するだけに、俗物が目立つのもあります。
} f.:| | 」/ｌ__｀ｉ //:::::::::::ヽ､ _／ｉ::::::::┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
/:／::::::::::::::::::::; -≠::::::::::::::::=-‐｀￣ ､_ ＼
＿l〃::::::::::::::＜ ＿ ＞::::::::::::::｀ー‐-=≠ ｀ ヽ､
|::::::::::::::::::::::::::ー＝ﾆ:::::::i:::::::::::::::-‐=≠'ヽ､ｰ-ﾆ_ヽ￣く , -‐. .
_.!::;､::::::::::::＜二￣ ｀ヽｌ￣｀ﾞiー‐i´ノ> ヽヽ:::::::::::::::::::>‐'´: : : : :
´::::| ｌ:::::ヾ､-‐=≠´ ,. / l:::::::|/-､ ｌ !:::::::::::::／: : : : : : : : :
::::::::!N:::::::::i /´- __, - / ヽ:N ゝ | ,/:::::::::／: : : : : : : : : : :
::::::::::＼l＼乂´／rｱﾞ / ｀ '／ ' i::::::::/: : : : : : : : :_:＞'´
:::::::!:::::::}`゛ ｀'i ／ ! ﾉ､／: : : :＞ ' ゛´
:::::∧::::::ヽ ､__ -t'／: :＞'´
ヽ:l ヽ::} / l"/＞'´ _x それと、ローエン商業組合の話だが、
ヾ. ｀,' ‐､ ノ'´ _x＜二 ｵﾘﾍﾞ
/ _ﾞ ,.ｲ ／ _x＜二二二 あちこち行脚して交渉まとめてた織部支部長が戻ってる。
ヽ __´ ／／ ／ ,..ィ´二二二二二
l_ ｲ／ ／ ,..ィ三三二二二二二
｀i __ ／ ／三三三三三二二二
ヽ´'゛ ｌ /三三三三三二二二
ｌ _| !三三三二二二二二
ｰ--‐ｧ゛-| _>三三二二二二二三
＼｀ｌ/三三二二二二二三
ゝ三三二二三ﾆ二三三
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ もう春期も終わりだから、下手すると半年近く全国行脚してくれてたのかお。
.l .u ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､ あるいはたった半年で王国内の各支部回って、
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
. | },.! ノ' 外の商会とも渡りつけて帰ってきたのかもしれんぞ。
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
/ , , /、
. / / / ィ/ ／/ ｲ ＼
/ ／/ｨ / /x!,ｨ/,イ / /ﾍ {
,ｲ / ハイ' | j| /l/ ' ,ﾚ≧ｘ;ｨ ｲ / / il
厶‐ｧ ´ i"(ミxﾘ! / | ,:′ ヾﾃヌゞﾚ'l/ /ィ i !
/ ,ｲ ヾ 辷 |,′l/ ゞ'’ :' ,ｨｆﾅ ｨヾ!
. /'′| i ゝ-､" ´ {;ﾘｿ〃ﾘ たった半年の方に賛成だな。
jＮ i ! ヾ /′
ﾚ{ , ,ｨj li! 丶、 イ 組合の連絡網を使って同時にあちこちとやり取りしても、
_＿_j_レ ヾ＼ `ﾆ ゝ、/′
j ￣ ｀丶 、 ＼;///,ｨ.,;._｀ / 移動にかかる時間は誤魔化しようがないからね。
___ / 1ヽ `ｰ:､ゝ{ ｀ヾ､_
／:::::::`:ヾ:､._＿_ ! ＼ }/´｀ー- ､ ヽ
／: : : : ／: : : :`丶、ソ:､ L_＿_ゞ( ;ア´￣ ｀ヽ
:-: : :／: : : : : : : : : :y丶 ゞ:､ };ゝ' __ ヽ
`:､｀ｰ-:､: : : : : : :／: : : : :＼､ ￥{__ .ィ´ ヽ
.:.:.:.:｀ヽ、＼: :.／: : : : : : : : : ＼ﾉ;ｨ{ ､___, 丶
.
,..-‐=
_ -‐-..､ ,ィ;´=-‐三＝､
, ィ´¨`:.:.:｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
. ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:/／.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:.:.ヽ､__
. 〈:./:.:/.:.:.:/:／｀`ヾ:.l､:.:.:.:.:.:.:.:.:li:.:.:.:.:.:.:､ノ
/:.:/.:.:.:〈:/ ヾｌヽ､:.ﾊ:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.ﾄヽ
{:.:.|:.:.／ { ｀ ` 丶:.:.| lﾊ､:.:lﾘ
l∧l/ｌ ＿＿＿_,i} |l ､_＿_ヾ__ ｿ､
./7ヽl ｨ t-ｧ､ ′ ｀` ｨ t-ｧ-､ l }i
ヾ ﾊ ｀¨´‐' ヽ 丶 ｀¨´ ﾊ ./ ご機嫌で、服を仕立てるなら請け負うぞとのだったが、
＼`ﾞ! ｌ l_ノ
｀':ヽ ｌ:| 洗濯板の価格改定に関して相談があるようなことも言っていたな。
_ｌ:.ヽ ｀ ´ /:/
_／￣: :乂ﾘ＼ -― ‐- ／l/‐‐-､r―‐-､,､
.r=≠r´{: : : : : : :r l ＼ ／ ,ヽ: : : : ヽ:::::::::i {
|､ ＼{: :ヽ､: : : : :|―- ＿｀ ―‐'i-―=二i: : : : :/丶/ ﾊ
}::＼ ＼: : :｀ ‐- |￣＝‐-￣ｌ / r‐'::::::::l_,=-‐' : / /::::i
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） なんだ？
| ｀ ⌒´）
| } 単なる伝言てことは急ぎではないんだよな。
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
. | | | ＼__／.
.
ｨ'´: : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :＼f: : !
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :ヽ.∧
./ ,′ ,′ ､ .ﾊ ﾊ. ',
′: : : ; : :ｲ: : : :l!: : : : :.!: : : : :.!: : : ! .}
,′,': : : l!: :{ !: : :.}{:、: : :ﾉ!: ､: : :.}: : : : :|: :.!
{:l: l!: : !:ﾊ;「二ﾄl!ハ!V「ﾘサﾑﾏﾊ!: : : : :}: :.| ｵﾘﾍﾞ
. l!l:ﾊ: ﾊレrっﾐﾒ、 ｲrっﾆﾐ、}: : : : :!: :.| 織部支部長の仕立てなら、
! Vハ.弋zﾘ 弋zり ,′: : : |: : !
.|:ト:.!´￣ ﾉ ￣｀ ,: : : : : ,i: :.| 何処に出しても恥ずかしくない装いになるでありんす。
.|:|:八 丶 ,: : : : : :j: : |
j: |: : :＼ - ィ: : : : : ,: : :.| ただ、当人達が領都まで行かねばならんのがのう。
!: |: : : : : ヽ、 イ|:,′: : : :l!: : : |
,′!: : : : : :|: :｀ ´ l!: : : : : ﾊ: : : ',
/: : | : : :.|: r.! ,: : : ,: : {: : :ﾊ
./: :_;j: : : j / { : : r,ー- 、:ﾍ
厶イ |: : : : : r十 、 ィー,|: : : : :.レ' ｀ヽ
.〃 ,!: : : : : トﾐ!ｰ、,rーラ{: : : : : | ＼
/ |: : : : :.;′ lヽイノ´/ |: : : : :,′ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=-. ＼ 領都まで旅慣れたクレイたちでさえ片道１週間近くかかるんだお？
| u , （__人__） U |
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ それこそ、移動にかかる時間が問題だお。
/ ヾ_ノ
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /......┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽヽ〆| .| ┃ ローエン商業組合北部支部の長である織部さんは仕立て屋が本業です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
| |:| |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |:| |¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨l丁¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ﾞ~| |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
／ .|:| |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
／／| |:| |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三::::::::::::::::::::::::: :: | |
／／ | |:| |: : : : : : : : : : : | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┌──‐ ┐: ::::ﾛﾛ::: :| |
／ ／／｜ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣`ヽ======|.: .: .: .: .: |=======┘
／／ | . |＿匚]＿|
／／ ／ | |
／ ＿_ 匚］
..... -‐-､ヽ
（_( ノﾉ
. <く
｀◎
／￣￣￣＼
／ ＿,ﾉ ⌒ ＼ 服はそのうち仕立てなきゃならないんでしょうが、時間は距離、距離は時間。
／ （●） （●） ＼
| ､ ´ | ……あれ？
＼ ￣￣ ／／|
／ /⌒ﾉ￣￣ | （ ） じゃあ時間がなければ距離概念も消えるのか？
| ＼ ／ / | .|
＼ “ ／ｌ | .|
￣￣￣￣￣＼ ／￣|＿＿___|.／￣￣￣
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
/ ﾅ j=三彡frfrfr＼
／ /:. j=三彡ｿfrfrffr⌒ヽ、
＿ｲ:. f :. /=三彡ソfrfrfrfffr'⌒Y
＿／ﾐﾐ/:. j :. ｆ=三彡彡ソｿfrfr/:::::::: ﾄ､
/从从ﾄノ:. /:. :{=三彡彡ソソfrf/⌒ヽ:::|ﾐﾍ
./从从／:. :ｲ:. :.{=三彡彡ソソﾘ,/ ';::ﾄﾐミﾍ、
从从,<:. :／j:. :.j=三彡彡彡ｿ／ 〉Ｖﾐミﾍ｀ヽ
从从ｲ｀´=く__ノ=三彡彡彡'´＼ ／｀ﾞﾍ=ﾆ彡ﾍ ＼
从从ﾐミ三三三三彡彡'´ | | ト､三彡ﾘﾉヽ
人ﾐミ三三三三三彡'--ｪｪ-ｧ' --ｪｪ-ｧ' ￣｀ﾞー‐'. 高いぞぉ～
￣￣ｱ∧Ｔ { ￣￣ '" ', ｀ﾞ￣ f
-{ ' l rﾍ {. ', j、. お高いぞぉ～
/:人 >' { { (__,彡ﾐ､ - /､,､ /:::￣｀ー-､ ＿,-
＿,-イ::::::::へニ{ { ､_ )^"/:::|:::::::::::::::::::::＼＿ r'´＞-─'￣⌒￣￣￣ヽ
::::::::/::::::::::::::::::＼ハ ヾ＝=iﾇヽノ::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::＼ / ＿_ノ＿
::::::〈::::::::::::::::::::＼＼へ＿＿＿,､＿_,┴リ::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::: /､_/ ー─‐ｧ─'´￣￣＼ )
＼＼ゝー─ﾉノ┴>イ:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::: / / ￣ ､ ｨーニ二、
＼＼￣｀ーァ'１ !::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::/ / ＞-─'￣￣ ノ
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
／￣￣＼
. ／ ノ ヽ、.＼ ビックバン的には空間のほうが主で時間が従でなかったか？
. | （●）（●） | ﾌﾙﾀ
./￣￣￣ 丶人__）. | 陶器師・窯職人について古田の旦那から、
.. / ＼ .＿|＿＿＿__
, --'､ / ｀〉 見繕うのはアリだが紹介料と俸給、覚悟あるのかって。
...../ ⌒ ） / /
..ﾞ,′ ﾉ / /
..ﾞl T´ ..＿ ./ r'´￣ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヽ ノ .／丶､ / （ ￣ l. ┃ お抱え職人に安値はつけられないのも道理なのです。
｀'ー'´ | .｀'ｰ'――┬― --､/ _.ﾉ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, ' ⌒ヽ
( ┃┃ )
＿＿＿. ヽ.・ ・ノ
／ ＼... |／ 僕も時間を次元に含めない派ですけど、マッキーからの手紙は……
／ ＼
／ ー !! ー ＼ ファリドの名乗りは許されたものの、支度金渡されて家の外で独立？
.| （ ・）}ili{（・ ） | ＿＿
＼ /￣￣⌒/⌒ /
（⌒ / / /
i＼ ＼ ,(つ / ⊂)
| ＼ y(つ＿＿./,＿＿⊆)
_,,..-―‐-..,,_
,,-''" ｀ヽ、
／ ＼
/ ヽ
,' l l ヽ
l ＿＿＿_ノ ヽ＿＿＿＿_, ',‐-、 ﾌﾙﾀ
,-''"| ｀′ ｀′ .〃 .lヽ .'., 古田様、具体的にいくらって書いてないのかお？
| l'´.', ≡≡／ ヽ≡≡彡 ,' ヽヽ_
/ | .'., （ .,、 ） / .／ ヽ、 マッキーと あきひろ は元気ならいいけど。
/ ＼ ヽ、 ｀￣ ´ ｀ ￣´ ／ ／ _,,..-'
{ ｀''-‐"ヽ-..,,__ __.／￣￣´ .,,..イ ∨
/.T ‐-..__ ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'" / ∨
r┘ ',. ￣￣ 〈￣＼ .／イ´ / / ∨
| ヽ-、', / .ヽ /／ ∨
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ もうみんなスルーしてますが、そういう何気ない形而上の問答が《賢者》っぽさを増幅しているわけで。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
_＿＿__
´ ｀
′: : : : ＼ この手の話は実際にツラあわせてどうこうってことなのかもなあ。
: : : : : : : : i
i : : : : : : : : : : | ご教授くださいお願いしますって、もう一回手紙書くわ。
ﾞ<.、: : : : :_; :､ ＿
__ﾄゝ.!^≦z.､: : |:|＞=≦.:､.:ﾆ=‐- ,
_,､,r':ハ: .:i ´ .; ; : : : |i .:.:..:.:.:.:.: ..:.: ,r'⌒ヽ､
,r'／ .: .: .:(.人.__＿) !l:!._､／.::.:.:／.: ﾞｉ
ﾘ : : : : : : : ﾞｉ´. ｀: : : :､,r': :／:|.:.: ..:.:l／: : :彳 ﾊ
ﾉ!ﾞｉ : : : : : : :.ト-‐‐=ﾆ ､＜: : : |: /: :､:.V . : : :_:_ ､ゝ{
,r'リ:ﾍ: : : : : : ::ﾚ＾＜:ヽ::ﾊ: : :＼|i :､: :.:l.:} : :＜.: : : l
／ゝ:_:_: :.＼ : : : : : : :: :｀ソ|: : : : :.: : . :.:.:.｀l <: : :¨.:ﾆ:, i
_r'. .: ;: : : : .:.:.:.ｉ : : : : : : :. : !i:.: :､:.:..:.:.:: : ::.::.::.:.>.:イ＜ Y
| |,r'ﾆ=‐--=≦ ＼: : : : : : : !l:､:＞ : : : .: ., .::.厶イ: : ＞ , {
__| | : .: -‐=ﾆ.: .:_､,rﾍ: : : : : : ヾ.: : : : : : : :. .／ : : ＜:.ﾞｉ}
γ､ Y｀ヽ : .:.ﾞｉ_＞-=≦､ﾄ:,:_:_:_:_:_:.!j: : :､-=≦｀'r:ﾄ｀≦. Y |
iヽ.Li.メ{ ｉ ir'γ'二￣' :.ﾞｉ.:￣ !i.: : i:￣.:¨.:ﾆ=‐- !: :.ｉ. ﾄ､!
ｌｰj:| |::. .ﾉﾍ/´ .‐―.:........:.:.:.:.::!i:..j...!i: :.:j,: : : : : : : : : :.ヽ:.ﾞｉ :,r'
￣￣￣￣｀ーY￣ ーﾍｰー⌒-―ーﾞ――ー-―――――-ー´｀´￣￣￣
＿＿＿
／ ＼ マッキーは実質の家外放逐なのかな。
／:::－::::::::::::－:＼
／ （○ ）::::（ ○ ）:: ＼ 用済みになった次男三男に手切れ金渡して「遍歴の旅に出す」みたいな。
.| :::::__´＿::::::: | ＿＿
＼ :::::￣::::::/￣￣⌒/⌒ /
（⌒ / / /
i＼ ＼ ,(つ / ⊂)
| ＼ y(つ＿＿./,＿＿⊆)
.
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: ..
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′
八 从 :i .i 八 後継問題は貴族についてまわるもの。
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ 家に残す嫡男と予備以外は外で生きる道を探させるのは聞く話ですね。
＼ -‐‐ ー- .ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
／￣￣￣ヽ ﾁﾗｯ
/ ヽ
| _,ノ ヽ､_|
| （ ●）（●）| 貴族子弟の就職活動か。
| （__人__） |
ヽ. ﾉ 身分のある家に生まれても安泰じゃないとは世知辛いもんだろ。
.> く
／ ヽ
＿/ ┃__＿＿_＿i |
.. ／ /ヽ,,⌒) ￣￣（,＿,ノ ＼
／ /＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. ＼
.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 幸い金蔓捕まえたから、鉄華団をそのまま傭兵隊にして南方で職探し、
／ u （＝） （＝） ＼
| __´___ | 「いずれまた相見えることを望む」だそうです。
＼ `ー'´ ／
/ ＼
―――――――――――――――――――――――――■傭兵隊・鉄華団（左から団長、スポンサー、隊長）
／:i:i:i＼:i:i:i:i:i:i:i／:i:i:i:i:i:＼:i:i:丶..... j{ ⅥIh､ ｀ヽ､ ー=ﾆZ￣ ＼ ＼
/:i:i:i:i:i:i:>:i:i:i:i:i／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:V:i:i:i: /八 ∨/へ `丶､、 ｀"''～ミ.,_ } }
/i:i:i/''⌒㍉彡´""""⌒＼:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i { / V ` ､、 ＞ｰ＿ ｀"''～ミ.,＿
':i:i:/ .: . : :V:i:i:i:|＼i:i:ﾞ∥ ＼ ｀ﾒトミこ＿＿ j「 ￣￣ ΤΤ￣￣￣
ﾉi:i:/ ノ . :}:i:i:Vi:i:i:i . / ｜ ＼ ＿彡ﾞ _､､､ ￣|| | 八 Λ
..ﾞ乂ー ､}＼}＼. i:i:i:' --～ヘ 〈`ー --～: . -:|:i:i:{i:i. ／ ／ |⌒≧ト＼ /广 ''"￣⌒ || / /Λ∨ |
......` ` ヽ}'，.. j:i:i{ x===ミ} ノ :.r＝==ﾐx : :|:i:i:{i:i: ―彡∥ｘｆ冖ミﾉ ＼ | ./ // |
､ ､ ', /}..... /￣〉 ノ |:i:i:{i:i:i>‐ミ / ｜ ／ ｀`''ー-- - |/ /厶 ｌ |
. ､'､ヽﾊ ﾊ /, | : 「:.. |:i:i:{:i/..... /／} :::::＼ / ‰⌒∨ | |
..... , =ﾐ ヽ,.､ V }―ｧ..ﾞL __{ ::::::... |:i:i:{/{ }::}:i:i:{ . :::::::′ / .／// 〉〉 } |
./ /ｧ:} } _ミ >: : ヾ/ ,.ｲ_......|i:i:i(j |:i:i:{ノ. . ::Vﾊ 八 -――--ﾍ / ／ ./ 辷ノ/ ﾉ
. ｲし':/ィ :_,,＞'''"´ ヽ‐'⌒..ﾞ|:i:i:iﾊ <ﾆ二二二7 |:i:i:{___ ／:i:i∧:i:|... {ト-:::::::::::::::¨¨:::) --‐ ''ﾟ | /＿少'⌒/ ／
.ﾞ: /: :,イ-―ｧ―､､,,＿〉. |:i:i:i:∧ V.:.:.:.:.:.:.:.:/ |:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧} ∨::/⌒ ⌒ﾝ /⌒ く「 /／
_l:ﾍ: : : : : : :`ｌﾆ:､ヽ:) 八i:i/i:∧ `ｰ＿／ {i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧ V ／ / / :| /
ﾞl: :ﾍ: : :<＾ゝｰ┘:〉′.. ':i:i:i/i:i:i:i圦 イ {:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:'，. ｀こ¨´ イ / 八ん
.ﾞ: : ∧: :,ｨ´: : :／... /i:i:i:/i:i:i:i:i:i:个: . __ ィi〔: : :_八:i:i:i:i:i:i:､:i:i:i:i:i:i:i:i:i！ ＜ 〕ﾆ=‐┐
.ﾞ孑:::〉ゝ': : :イ_.. :i:i:i:i:i:r＜ ￣-=ﾆ}: : : :___ -=ニニ＼:i:i:i:i:i＼i:i:i:i:i:i:i}. ､__ ＜ jI=‐ ｝
..}:}::/ﾆ｢ｰ''~:::::::｣ﾄ､..... {:i:i:i:i:i:|ﾆニ=-----=ﾆニニニニニニﾆ>､i:i:i:i:i:＼i:i:ｉﾉ. ￣〕 jI=‐ ___ -=ニﾆ}i
.ﾞV{ |={ﾆ...__ ---=ﾆニ|:i:i:i:i:|ﾊ 〈ﾆニニ「 : : : : : : : : : : : : : : : :.＼i:i:i:i:i:i:i＞ ´ ￣.{＼ ／ ___-=ニニニニニﾆﾆ}i
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／::::::::::/:::::::::::::::::://::|:::::|::::::::::/::￣´ !从/ ' ' ! ﾚ |::::::| 傭兵となれば居場所は戦場よの。
::::::::::::/::::::::::::::::::://::::|::::|::::::::::/／ ＿__ ,..-‐'"_|:::: |
::::::::/:::::::::::::::::::://::::::|::::|:::::::::/ ト----r--r ￢'r´{ |::::: iヽ 壮健でさえあれば
:::::/:::::::::::::::::::::/:/:::::::|:::|::::::::l ｀ｰ､＿|＿|_ ｰ'-‐' |､:::::::::i !
::/::::::::::::::::::::::/:::l::::::::|:::|::::::::| ヽ | ヽ:::::::::!＼ いずれ再会の機会もつくれるでありんす。
::::::::::::::::::::::::/:::::l::::::::l:::|::::::::| ' j ＼:::::i ＼
::::::::::::::::::::::/::::::l:::::::::|::|:::::::| / ヽ:::i ＼
:::::::::::::::::::/::::::::l:::::::::|:::|:::::::|＼ -.,,＿＿， ／| ヽ::::i ヽ
::::::::::::::::/::::::::::::::::::::|::::|::::::| ::::::ヽ､_ ｰ‐ ／:::::l i:::i＼ ｀丶､
:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::|::|::::::::| ::::::::::::::｀:ｰ - .＿,／::::::::ﾍ＼ }:::} ﾍ ヽ
::::::::::/::::::::::::_,,----!.|::::::::| :::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::iヽヽ }::} !＿,i ¨ヽ､ i
:::::::/::::::／ |:::::::| ::::::::::L__::::::::::::::::::::::i::} }::::ヽ i:::i { ヽ l i
:／:::::::/ ヽ::::|~`‐.,_ :::::¨ｰｨｰ-,,_ノ:ノ !::::::j i:::i ,-._､ i､.j_ノ'
:::::::::::/ |:::::| ¨ヽ､二ｰ-,＿ r' _／ ¨ﾍ_/::/ i:::i ｰ=,-'",-- <
::::::::/ |::::| ￣"ｰ-＼ | | :: :: y /:::/ ｰ-‐' ＼
::::::/ |:::| ＼_j .:::: | ノ／ ＼,へ ＼
::::| |:::| ::::::: i | ／'´ ／ .＼ `ｰ‐i ﾍ｀ヽ､
::::| |::::| ＼ i ／ ノ ｀Ｃ ） ﾍ .＼
:::/ }ﾊ:} ＼ ／ ,／´ ノ ヽ ﾉ､ ﾍ へ
┌─────────────────────────────────────┐
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|. ...|. . .| |...|. .|ｌ ||::|￣ｒ⊆⊇ニ|i:l二二⊆⊇l |. .|. .|￣￣ｉ|〕=-┴┴…┴-=ﾐj.....| .|::〈〉:://...| . ||￣=￣
|. . |.. . | |. .| ..|l ||::| :::|￣~|＿_,|i:|＿＿＿,,| | |. .|. .|￣￣i|｀i''Ｔ=--ｒｒｒｒ-=Ｔ''ﾞ|. ..|｀`ﾞ|::::|:: | |ー|....||＿＿
|. . |＿｣⊥ -┴⊥|_:::|:::::: |ｉ|￣|i:／￣￣＼.| |....|. .|::::::::::i|. |. .| |ＺＺ|::|ＺZi|]_｣Ｌ⊥-┴⊥_| | |. .|'7i||｀¨
￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .:.:≧s｡|/ _ノ ヽ､_ ＼ .|....|¨¨￣|_｣ｉ⊥||¨/|::|二ii| | |ﾆ=-ｚｚzzzz| | |.〔:〔.ｉ||::::
__ --─ ￣￣ ｀'.（●）（● ） |._|__｣_ -─ ￣||//7ヽ＼| | |＿｀i|:|二＼| l￣L_〕:|_|￣
＿... （__人___） ｜
＿,,.. -─ ￣ : :ノ:| u | なあ、作業場のほうに部屋あるんだし、
''' ""~ : : : / : : : ／: :| .|:
.: : : : ′: : :/ : : :.ヽ 、 ,ｲ:. 俺とユーミルも落ち着いたし、いつまで宿に居座るんだ。
. :/ : : :,; : : :/ : : : ／ヽ,ー- ﾄ､
. : / : : ,:' : : _, ､ -─ '".:.ヽ:.:.＼__ /ノ ﾄ、_
__ ,. ー 、...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....
＼ r 、 _ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::'ｰ､
} }/ ) V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:ゝ/ ./ __ V ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:.:.:.＼
}:::::ゝ ソ ,Y i::::::/::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:.:.:.:. ＼
.
;;;:,,,.,:;;:;.:;:..:;;:;:.::,,::...,.. . .. .、... ... ,.. .. . ..,...::,,::.:;:;;:..:;:.;:;;:,.,,,:;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;,;,:;;:;;:;::;.;.,,:;;:.:,..;:;.,.::....,..::..:. .:..::..,....::.,.;:;..,:.:;;:,,.;.;::;:;;:;;:,;,,;:;:;;;;;;;;;;;;;;,;,;;;;;;;;;
;;:.;:;:.,::;:.;.;:.;:;,,.:;:,,.. :.;.. ＿＿＿_,;:;.:;.;.:;::,.:;:;.:;:;:;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
:.;:,,::;:;,,:,:,::..,. ... i!. ／ ＼;::,,:;.:,,;:;:.:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,:;::....,,.,. ,' ',... ／ ＼.,,....::;:;;.,:;:;;.,::;;:;;;;;;;;;;;;;;;
.,,.. ヽノ.... ／ ─ ─ ＼.:;:;;:.:;,;;:;;;;;;;;;;;;;;
|l `､.....| （●） （●） |
レ l l_..._ ＼ （__人__） ／ 落ち着いた？
r二ニL /.. ／ ｀⌒ ´ ＼
|￣￣￣￣| ,--、 ヽ ふーん？？
＼￣￣ ⊂ ） ＼| |
（⊃､￣￣ ＼＼ _ノ
￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ―＼
／ （●） （●） ＼ 当方の調査結果とは異なる見解ですねえ。
| __´___ |
＼ '―‐' ／ ま、貴族様の湯治宿として運営されてるだけあって、
/´⌒｀￣ ￣ ｀ 丶'
| ＿ﾞ＿ ､ ＼ こっちのほうが居心地いいのは認めます。
ヽ イ´￣ / ヽて 〉
l / ｒ ヽ彡'
ヽ / ,ヽ ヽ _-‐､
,ィヽ / Ｙ ゝ‐-､ ──´ │
r_-ィ__ﾉ_ヽ､＿＿ﾉ＿_「＿＿＿ﾉ__＿_＿＿」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 作業場居室５のうち、現在使用されているのは やらないお夫妻と４人衆用の２つだけ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
_＿__
/ア⌒ヽ＼
,.､ ｀￣v′ )ノ
／ ＼
/ / }; ＼ ､
/ ,:′.: ,.:′ ,ｲ}! :}l `:.
,′,:{ /{/ | ｌ:.. | !:::. |l | }: }
; .::{ ,:::l|:...::| |:.! | :::!.从..: ,::| } l
| ﾉｲ,{ 八-‐‐-:. | |:l:|-‐‐-/:::| |
| ⌒ヽ/斗爿ト八{ }八斗爿ミ:l /! |
ﾉｲ |圦j Uc ヽ l Uc }ｲ :. 銀貨出てきてびっくりしました。
〃}:! |:. ｀¨´ :! ｀¨´ ::| 八
∥ 八 .圦、 ' /ｨ| |ヽ 見栄を張ってもしょうがないのでありがたく使わせてもらいます。
∥ ,::::| .:|:::::}h､ ` ' , :i|:::|:./ }!
{{ /::: | ::|:::::}::::|`:.. ､イ::: |:::|:′ !∥ おかげでこの手紙を出すのも気が楽で……
乂/::::!.| :|:|:::::::<Y^Y｀¨´Y^Y> |:::|: | 乂
⌒ｱ:::::l::| :圦|:丿￣￣｢o￣ (::::l|:::|: | .:|l(｀ヽ
八::::::|人 :|八 )｀Y｢|¨¨¨｢|Y( 八|: 八:八＼
／￣⌒ヽ ＼ )_)_ヽ o ｣_人 jノ } Y´￣＼
／ __y |!/ }__)ヽ| | __ﾉ{ } ／ ヽ
.: ⌒)! l{ j__rﾍ|{ | __八 } (__
。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。。o ﾟ〇ﾟ o。
. ／￣￣￣＼
. ／─ ─ ＼ できるお、王女様たちが《混じり者》にしか興味がない《ピー》に大層ご立腹で、
/ （●） （●） ヽ
| （__人__） u. | しかも悪乗り？ で暴走してるみたいだお？
＼ ｀⌒ ´ __,／
. ／ ＼
|￣￣￣￣￣Ｙ￣￣￣￣￣|. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
（,,) | (,,）. ┃ 現代日本における差別用語のため《ピー》で処理しました。
| | |. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿＿_
／-―- ､__, ＼
／ /'ο¨ヽ `ｰ-＼
／ ` ー / _ο¨) ヽ 知りませんよそんなの！
| ' ` i
| ｀ヽ.＿__ . ） ていうか何で僕が《ピー》呼ばわりなんですか。
＼ `ﾆ´ ／
/ /
( /
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | そらまあ、この世界のタブーを無視して
（__人__） |
（｀⌒ ´ | 悪魔耳っ娘を云々なんて書けば、残念でもなく当然じゃね？
{ |
{ /
ヽ く
⊂てヽ ／ ヽ
{三＿ ｨ `´ ／| ｨ |
.＼__／ | | |
／￣￣￣＼
／ .＼ 私信だからそのまま書いたけどマズったか。
／ ─ヽ .─ ＼
| （●） （●） .| まさか上司や同僚に内容筒抜けとは思わなかったお。
＼. （__人__） ／
（ ヽ __＿ .／.／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.＼ ＼| .,ﾚ゛／ ┃ アッルの手紙の内容がやら・できに筒抜けなのと同じことだよ。
.＼旨 爻ﾝ. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _,ﾉ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼
| u __'__ | 僕も不注意でしたが、どうしたもんでしょうこれ。
＼ L::::ﾉ ／
/ ｛
／￣￣ ＼
_,ノ ヽ､,_ ＼ どうしようもないだろ。
（●）（● ） |
（__人___） | それより夏の村長会、オクノ村への片道２日総日程５日の大旅行だぞ。
'､｀⌒ ´ u |
| | こっちの主張とか予想問答とか、旅そのもののしたくとか、準備進めようぜ。
ヽ 、 ｲ
ｨヽ-ー ≦ノ7
_, ､ -― ''"....:::::::::::::::::::::::::::ﾄ、
/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::........--、
丿.:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r::::: {
r :::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀,::::i
/.:::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',::i
/.:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ヘンピナ・サミット、夏・冬はオクノ村での開催です。３人にとっては初めての土地になります。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,,..-―‐‐-.､
. ／ | | | | lヽ
. / ＿__| | | l ',
i ￣ ＿_ ',
| ― i 実際、王都での出来事なんてどうしようもないし、
! / ヽ u |
', ゝ-'｀¨¨´ ノ 準備しないと やらないお も巣に帰れないし。どこから手をつけるお？
ヽ、＿＿_ -‐＜
,.‐/ ＼ ／ ／ }､
. i､ ｀"''-Y-‐'" _,,..-' ヽ
/ ￣￣￣ ￣￣ ヽ
＿＿
_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
.／ U ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ
./ （ ● .） （ ● ) '.,
/ u . ￣￣￣ ￣￣ '., や、まあどうしようもないんでしょうけどね。
. .,' ､ .l
l U l モトノ村から先の街道整備よりも
.'., ――――― ,'
. ' , ／ 僕らの畑開墾を優先することは譲れません。
ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
/ | | |
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ .＼
／ （● ） （● ） ＼ 来年の収穫で再来年の自分達の分だけでも自給できるようにしないと、
| （__人__） u |
＼ ｀ ⌒´ ／ ぶっちゃけ街道なんか後回しにしたいお。
〃 ／ ー‐ ＼
〃 / } ) )
⊂ヽ＿⊂ヽ＿ | ＿ ,-っ ∩､| |
（三ゞ （三 （ ヨ E ） |
￣''''二￣'''‐ ─''' ￣ ￣ '''‐_ノ
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼ ,.:┐
.（ ●）（ ●） ..| ／ ｜ 幸い、水田と違って水平や水源を気にする必要ないから
（__人__） .|./ /
i⌒ ´ .r－､ |/ ／ 最悪、木を切り倒して根っこ抜いただけでも 「畑」 になるだろ。
{ ヽ, ',. .,/ :/',
.ヽ .| l_/_, -‐､',
.ヽ . | / , -－'i|
/ { V , -－ﾍ
| ヽ Ｌ| r= |
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ つくづく現代日本基準の田んぼだ畑だの極上手入っぷり……
／ （ ー） （ー） ＼
| u ___´__ | ともかく、自分達の食い扶持確保優先の主張はさすがに文句言われませんよね。
ヽ、 `ー '´ ／
/⌒ヽ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
./ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
.
人足の労役扱い分の確認はともかく、
／￣￣ ＼
_.,ノ ヽ､,_ ＼ 金銭雇いの条件は突っ込まれそうだな。
(＝ ) (＝ ) |
（__人___） u | 手抜き連中はシタノ村だけの問題じゃないだろうし、それと……
'､ | ____ ,.-、ヽ､
,,. -ｰ| |ヽ__∠___ゝ」 r'
ﾞ___ / .::::::、::| /ｨ::::〔 _,.-ｰ ｀'r-、
...ﾞ:{ l :::::::::::::::::ヽ__､____,. ":::/:::〔／ l:::. ヽ
{ 」 ::::l:::::::::::::::「二二::::／ :::::::ﾄ､ y |::::::. ',
{ l ::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r l:::::::: i
／ : :: :/(_. / :::::;;:ｰミ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､＿ ノ L::::|
ﾞ: : : . / _丿 / :::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く:::::::::::::::: i::|
..: : : :/ _j ＿. / ::::::::::::::::::::/ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::「 :::::::::::::::: ||
..: : :/ 爻／ ￣三二ﾆ＝=‐- . _ :::::::::::::::::::::::V :::::::::::::::: |
..: : : { / ' ￣三二ﾆ＝=‐- . _
..: : . {{ ／}
...:／<三>匕⌒ヽ ／:／!
. ﾉ八_ 斗} ／:／.:::::!
{:::::::＞ ´ ／:／.:::::::::::!
￣ ／:／.:::::::::::::::::!
..ﾞﾆ＝=‐- . _ ／:／.:::::::::::::::::::::::!
_::::::::::::::::::::::::::::::::::::...￣三二ﾆ＝=‐- . _ .／.／.::::::::::::::::::::::::::: !
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／'i,ヽ
／ ..;;;i:::::;＼
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| l⌒l | l⌒l | |干干干干干干干干干干干
| |...::l | |;;;;;l |;;:ヽﾐゞ;; ゞ;:;:ヽ |「三三三三:.三三三:三三三
ﾐゞ;;;| ￣ | ￣ |;:;ミ__ヽﾐゞ,,＿;;:ヽ_;:ゞ;;＿＿＿＿.＿＿＿＿ ﾐゞ;;ﾐ..|「￣|「￣|「￣|「￣|「￣|「￣||
ヾ;:;:ヽﾐ;;| l⌒l | l⌒l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;; ゞｿミゝ||:. :||:. :||: .:||: :.||: :.||: :.||
ﾐゞ;;;| |....:l | |;;;;;l |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;ヾ;:;;:ヽ ||:. :||:. :||: .:||: :.||: :.||: :.||
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⌒〕is｡_ |i || |i |ｉ :|i |ｼ寸ﾆ[]ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ竺ﾆﾆﾆﾆニ[]ﾆﾆﾆ刈 l∥ i| i| | || i| _｡si〔⌒
⌒〕is｡_ || |i |ｉ :|i |i ﾞ|７ﾆﾆ[]ﾆ＞'"____"'＜ﾆ[]ﾆﾏニ7ﾟ | | | i| i| | || _｡si〔⌒
⌒〕is｡_ |i |ｉ＼:|ｉ |＾| |小ﾆﾆ＞'ﾟ´￣￣´~''＜ﾆﾆﾆ刈|/＾'|_| | i| i| | _｡si〔⌒
＿ ⌒〕is｡_ |ｉ :|ｉ | :| ||:|iｼ'[]=[]｡s≦ﾆ≧s｡[]=[]寸i,ﾊ| i| i| i| i|_｡si〔⌒
.:￣ 7 / ￣' ｧ ⌒〕is｡_ |ｉ | :| |＾|小ィjＩ㌻ﾟγ´|｀ヽﾟ'弌i刈_刈| | i| i| i|_｡si〔⌒ _, ‐ '"|
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├r―――┴――一 ''' ""三￣´::::::ヾ
/::{ ｨ'三) (三ヽ ,ｯミ::::::::::::::::ヽ ｲﾁｼﾞｮｳｻﾝﾐ・ﾏﾛ
{:::ｼ ~´ ｀ヾ､:::::::::::::::::l ■ゾォルケン家代表 一条三位・麻呂
l:::l ,. ニ ､ :. .: ,r ニ 、 ﾐ:::::::::::::ム、
l:::! 'イでiﾝ､ : :. ,ｲでiﾝゞ:.:. ﾐ::::::::::/^い
. l::l :.｀^"´ﾉ.: :. ヽ｀~´ノ:.:.:. ﾐ:::::::ｲ ﾘl
. ヾ! ｀ " ´ / ::. ｀ ´ ﾐ:::::/ﾑ_ノ/ ﾏﾛｼｹﾞ
'i, ,' '^ヽ ﾐ::::l 'ｰ' / 麻呂重の初陣、さすがに11ではと兄上もおっしゃられて、
'i ヾ'ｰ ''"く、 j::::ｸーf′
l ｀ヽ {:::ﾘlﾐ:::ヽ、 出兵は来年か再来年に改めて機をみることとなったでおじゃ。
ヽヽ ,ィﾆﾆ丶､_ ﾞ: "´fミ≧ゞ
ヽ ^ヾ二´ノ´ _,ｨ ,.ｯ ／/ｲぅ-､
丶 ｀" "´ ,/ ,.ィ" , -‐'",ノヽ
｀ト､ ＿＿_,, ィ"彡,r'´ , -'":.:.:.:.ヽ
l =ﾆ彡,ｧ'",-'":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:L..､、
ﾊ ヾ ／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,, -''" ）
, ィ'l l ヽ ／ ／:.:.:.:.:,, - '"´ , - ''"丶、
.
＞ ´ ￣ ＞
／ ｀＞、
,.' ,＞- z __ _ x‐ヾ､
r'. ,.ｲ ｀{ ）ヽ ﾍ
; ﾐ i
｛ ζ ,,,, ; ■サキノ村 ハーディ・シュタイナー
.{三 彡} '""~ﾞ` ､ i ´,､_!
彡く彡 ,ィzzxzzｪ、 ）｝,zzﾁ"ｲ
V `´ .ィﾆﾃ, |:. ｀´ ﾞ |' 年頃は１年で見違えますからな。
｛K:::} .、´ ｀¨´ l::. l
｀夂., ﾞ`ｉ イん､_,'` ,' 来年であればずいぶんと頼もしくあらせられるかと。
ゝ' l" ! r≦iljiljiljiljiﾊ !
,ｨ{ ヽ 〃 i/"""""´ ｀＾`/
,ｲ i＼ `″ {i ⌒ ム、
／:. :.l ＼ ＞s。 ,.ィ!:. :.ヽ
:. :. :. | ＼ ｀ ￣ィ. !:. :. :ﾍ
:. :. :. ﾄ ＞, 、＜. |:. :. :. :.
,ｨｨ'ﾞﾞﾞﾞ"""ヽ､､
ﾄｲN' ′ ,:;r'´'´ ﾆヽ,,
ﾄN.:W:;.:.:.:.:.:.:. '"￣｀｀ヽ
ﾐ .:.:W.:.:.:.:.:.,r'´,,,. -=ﾆ ﾐヽ:.:.｀ヽ
ﾐ;､.:./^ヾ,.:.:.:.,． '"´￣｀`ミﾐヽ ｀ミ
´斗j! ｀ﾞﾞﾞ´ :.ミﾐﾐヽ､,,ﾐ ■ヨリオクノ村 サウス・バニング
｀ﾗ ; :.';ミﾐﾐヽ j!
〈‐==z､;, r',､-=＝=､､,,;,ヾ;r=､ j!
〉:'‘ｰ'7 .:.ﾐ`‘='''｀` ‐ ﾘハﾚ′ 今年は見送りですか……。
{ / ~ ｀ﾞﾞ ﾉ .j /
,j! L_ __,,::｀ ､ ,.:′.ﾉノ｀ヽ 切り替えて備えましょう。
,／.::ﾞ, ､ ..__ ', : ,′,′./',`ヽ.:::＼
／.:.::.;;;/', ー ￣｀ j } ／ / l ﾞ､:::::.＼
/.:.:.:.:.:;;/: : ! ',.ｲ .:,' .::| ﾞ､;;;;;;;;;;ヽ､､
,. ｲ.:.::::;:;:/: : : :｀rー---‐'ﾞ´ :' .::,' .::::| ﾞ､;;;;;;;;;;;;;;;;;
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/ .::::::::l
l .::::::::::| ■オクノ村の教会 リフ司祭（聖堂派）
| -‐-､ , -‐- .::::::::::::ﾄ､
〉ztァ} -tz- .::::::/⌒!::i
i ´1 ~｀` .::::::l 7/::::| 各村長の春期報告、夏期見通し、
| ﾊ_,,､'^ヽ .::::::::レ1:::::|
〕 / r‐-､_, i .:.::::::j!:::|::::::ﾄ､ 一条様より通達も済みましたところで、飲食を用意しております。
_r､ /::l ⌒ j .:::, 'ﾞ1:::|:::::::|::ﾄ､
r / i h ／.::::::h ﾉイ /.:::,!:::::::|::|:::ﾄ､ しばし歓談といたしましょう。
| | | | i ／.:.::::::::/::丁二二´__ ノ.::::/:::::::::l::l::::|:::ﾄ､
| | { | |.:.:.::::::::::/::i:::::::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::l:l:::::l:::|::::＼
/:| ﾚ'⌒ ﾚ'^i.:::::/.::::|::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::l:l:::::|:::|:::::::::.
,/.:::| / !:::/.:.:::::|:::::::::::::::::::::::::/￣ ヽヽ:l:l:::::l::::!::::::::::
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
_,.. -─＝＝＝…‐- .._
,_., , ' '´ ｀` ヽ.ヽ
,.-‐y-vt; ;￣:ｰ､━─- ＿ ／// ＿...................__ ヽヽ
. ,,.. ''´ ,ｲ:>=､ .:: :; ;;-､ : : ﾞ,ﾞ--､ ｀ .i! l { , -''´:.:::::::.:.:::::::.:::::::::::.｀ - ､ } }
,. ''´ ,r:､ ,j: .; :: ﾞ ,. :; ヾ _: :: :: ヽ ＼.ヽ.／:.:.::::::::::.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::.ソノl
／ r'＾"⌒＾Y ,: , ; :＼:: ,,; ｀ﾞ^}: : : :}'´ ',ヽヽ :.:::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::_ -ﾆ '´ / ‐- ､
. ／ f ;x ; ::, ' v.:" :: . ヽ:’: : : /ー''´ } ｀｀ …＝＝＝＝… ´´ ゝ!─､ l
. / ry' ﾞﾞ＼ ; : .:;ヽ , ｀, .; ｝‐-<'''" /.! ﾉ､＿j j
./ _,,rf⌒ト､ :y ,,. :､y;. __, ＼" :,ハ. ＿ ....', ゝ＿ノノ
{ j;,ヽ :ﾞ' ,,^´ '" , }:.. ;.: ｊ :; .. _ --. ／: :ﾐﾐﾐﾐ＼-- .､ ／
{ {_;,... ﾞ ;,. ヽ: ''" .; ﾉ;y ソ:......／ r....／ : : :,x'ﾐﾐﾐﾐﾐヽ ヽ ＼ _.. - ´
.丶 ｀ｰ ,,, j^ヽ ,:イ..,,;''",, ''´. / .´:イ: : : :／//ζi::ヾ::!:::::｀, ヽ ￣￣￣￣ ´
＼ ゞ_ :Y/ . l l::::｀i : :ノ,-///《:::i:,i::;ﾉ:::::::::i |
..... ｀ｰ- .. ｀^'''" ,,.. -‐''..! ヽ::::ヽ二ン´´￣::´::::::::::::ノ ./
￣￣￣. ヽ ｀ ､:::_:::＿＿＿::_::..-.´ ..／
ﾞ - ､.. _ ＿＿＿ _ .. - ´
.
∩∩
| |.| | ＿
● ● ● ● ● ● ● ⊂ニニ三三|―|
| |.| | ￣
∪∪
＼ ≧=- ､ ｝ }
-─……ミ、 .:} ﾉノ
. ＿＿,. " ､ 斗≦- 、
. ￣≧=- ＿＿_ ::.: へ、八
／ -‐=≦￣￣ :; ヾ、 ＼
′ ＼r ＼
乂 ／ M人 i 、 ﾏﾄｳ･ｶﾘﾔ
__厶イ ,:′ ; ! ﾊ 从 '; :. ■モトノ村 間桐雁夜
／ / ｲ / .:ｨ:! :| Ⅳ:! ｉ ﾊ:|
.. --=≦ ﾆ /／〃 : .: {/／/人:|,.， ;≧ﾃ|｜ } ｌ|
＞ イﾆ ;'__/ィ^:! 〃;斗ャ≦l ':. {ﾞｨ=ｉ.:|::| ,′
／⌒ 人 = .:iんﾊ | l∧/ / ,ﾆ＝_/ ヽ':, |人l/ ｶﾗｽ
. ｘ≦ノ ﾆ八廴{ | | 八 ∨ うちは唐巣司祭が手配した石工組がきているが、
／///イ ﾆ :＼ヽ、:.ヾ、 _ ..ﾉ
.. 〃///// )/ .:仁:/ｰ} _/ﾊ、 こっちでもリフ司祭手配の衆がきているって？
.. {{//////ｲ 爻)乂:.ﾆ廴 ｰ=ニ_ ’′'i}:＼
八//////／//＼ {ﾆ≧=- . ´ {///: : : }≧=-
イ: : : : -=≦///////≧=- -ﾆ ≧=ｧ…≦／: : ／¨¨¨: -=ミ、
／.:/: : : : : : : : : : :-=≦///////≧=--////／: : : ｲ: : : : : : : : }.:l|
/: : : : : : : : :-==-: : : : : : : : :-=≦/////////′: : ://: : : : : : : :/: :iｌ
..ﾞ|: : : : : : : : : : : : : :≧=- : : : : : : : : ｀⌒ヾ/Ⅳ: : : : ://: : : : : : : :/: :〃
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 領民から集めた献金を地元インフラに還元する、社会システムとしての教会土木ですね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿ ＿_
／´＝:ﾐ´二.ヾ＼ ｲﾁｼﾞｮｳ･ｾｲﾔ
/ '／ '´rｰ=､ヽ.ヽ ､ヽ ■オクノ村 一条聖也
ｉ / 〃,ｲ| | |_L| ｌ l
|.l.l ﾙ'__ﾘヽ ﾍl_Nヽ!.l | ああ。
| |.ﾊﾞ￣o` ´o￣,"|l |
. ﾚ１ ￣ 〈|: ￣ !`| うちは諸々の事情込みで入り口側にかけていただくことになったが、
ド」 ､ｰ-----‐ｧ ,lｲ!
_,,... -‐| l ト、｀¨二¨´ ,.ｲ.l lｰ- ...._ そっちはシタノ村方面へ架橋だったか。
,ｨ''"´:::::::::::::::| l.l ::::ヽ､__, .::´ :l.l |:::::::::::::::::｀¨lヽ r'つ
. /:::|:::::::::::::::::::::::W ＼ ::::::::::: ／lﾙ:::::::::::::::::::::::|:::ヽ / ∟､-‐''つ
/:::::: |::::::::::::::::::::::::l. ＼ ／ .l::::::::::::::::::::::::|::::::ヽ ,.< ）ヽヾﾆニ⊃
. /:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::l ／＼ .l::::::::::::::::::::::::|::::::::::ヽ ／＼＼ i lﾆ二⊇
/:::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::l／＼_／＼.!::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::ヽ ／::::::::::::＼.ゝ-─'ー-- '
:::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::ｌ ハ /:::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::＼ ／::::::::::::::::::::／
┏───────────────────────■ヘンピナ街道（Hempinia）７村＋1─┓
☆ ロレンスの湯治宿（ Lawrence's inn）
│
★ シタノ村（sitonm） サキノ村（sakyno）
│ ★────★ ヨリオクノ村（Yry-Orcnom）
└──★† │ │
└───────┘ │
モトノ村（mottonom） ★†─┐ オクノ村（Orcnom）
│
│
└★┐ ランカークス村（Lankarks）
│
（至辺境伯領都）━━━━┓ ★ アントレ村（Entrea）
┗━━━━━━┷━┓
┃
┗┓ 北方大路（北方街道）
┗──────────────────────────────────────┛
.
＿＿
. ／ ｀ ､
/ ヽ
r'| ｀ﾆ三|
／{ l ﾍ t' _xz/ Yy! ほほほ。
/ | ﾄ､ y |ﾞﾞ| ｶﾗｽ
｜! ／|∧ ', ヽ イ_ ｀┘l 唐巣司祭とは競い合うようなカタチになってしまいましたが、
｜{ ￣__∧ ', ヽ 三_ﾌ
| .∨ |_| .∧ ', Y Y__ なに、互いの人脈というものですからな。
| ∨ ＿∧ .', ,' |
| ∨｀つ_∧ ヾ,, ,' ト、
,.=､,.=ミ
_ﾉ::::::::::::::::｀ヽ ｶﾗｽ
/:::::,､:::::::::,.=ﾐ:::ﾄ､ ■モトノ村の教会 唐巣司祭（信仰派）
〈::::/ ｀¨´ u ',:::::}
:::{ ＼_ _ノ }::/ ははは。
r{‐（ ）-（ ）‐fぅ
人', 〈 iii j/ リフ司祭はさすがに顔がお広くて、
ﾍ ﾏつ ′
个 __,. ｲ| 私の呼んだ石工親方も、そちらの親方とは顔見知りだとか。
{ﾆﾆ[ ]ﾆﾆ}
_／/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|＼_
_,,. -=ﾆ: :/: : |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|: : ｌ: :ﾆ=- .,,_
f : : : : : : : : :/: : : |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|: : :ｌ : : : : : : : : : 7ヽ
.
_ -─‐- _
＜__ ≧s。
. _／ ヾ '／ ｒ ¨￣¨¨ヽ ﾏﾄｳ･ｿﾞｳｹﾝ
j| __/lil ＼＿ 〉:: ハ ■シタノ村 間桐臓硯
｝ｨf斗’ ヾ弍s = ∠ }
廴 〈 ｀¨´ 厂ﾊ /
/ / ｀ ｀ ＼ ! Y´:::| }／
ゝ/ | |ｭ彡´ わしらのかけた橋も見に来られましたな。
厶-┴‐‐- |/／::7
弋_ ／ l / ……まあ、あまり評価はいただけなかったようですが。
ゝ-‐＝ﾏ¨´ /
. ＿__ノ i| }i /|i
／＞￢r-､ :}i {厶、
/≧s。 ｀＞。＼}i_ __| |ﾑ、
. /三三心 ＼＼ヽ} } |liﾑ、
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●） 俺らにできるのもんだからなあ。
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ 橋脚もとにかく積み上げただけで見てくれいいもんじゃないし。
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
.
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:||:＿＿__/＼ } ' }
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}}＿＿_/¨＼/
.／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／⌒＼ (:::） ヽ/ヽ ,′
i:i:i:_i_i_r==┐i:i〃{¨ ヽ＼ ヽ/i:ｉ:ｉ} /
／i:i:i:ｉ{Y⌒|i:i:i|| 弍ｔｧ-､__} Yi:i:i:ｉ/ ,／.... ■ランカークス村 マトリフ
i:i:i:i:i:八t__ｉ|i:i:ｉ|| ﾆ==' }ｧﾉi:㌣ ／
i:i:i:i:i:i:i||ヽ_l|i:i:i|| . -‐'ｰ'､八 ／
i:i:i:i:i:i:i|| ||i:i:i|| / ｔ‐- ､./¨￣ しかたねーさ、シタノ村でかけたのは木橋だろ？
i:i:i:i:i:i:i|| ||i:i:i|| 二,/||
i:i:i:i:i:i:i|| _||i:i:i|| /i:i|| それも無様な橋脚にごつい箱橋とくりゃ、匠の衆には受けも悪いさ。
i:i:i:i:i:i:i||´￣￣¨¨ヽ‐-'」i:i:||
i:i:i/i:i:ｉ||´￣￣¨¨7 ￣¨ヽ
ｉ:/{i:ｉ:ｉ:|| ／ } ‘,
i{二二」 ／ /. -┴‐┐
. ヽ} ／/ ／ ¨¨ヽ
. ／￣￣￣￣￣￣＼
. ／:. ＼
/: : : ＼
. / : : : ヽ
| : : : : ,.r-====' ヾ＝⌒ l
|: : : ::; （ ○ ） （ ○ ） .;:: | なにせはじめてのことですのでとにかく頑丈にと考えましたが、
|: : : : : ´"''" "''"´ l
,＿ ヽ___ ゝ ／＿_ 本当に、石工親方の視線がねえ。
／:: r' | r'￣二ﾕ --､__ ／ : :: :: :`:､＿_
: : : :::| .| | / ) ｀) ／: :.ﾍ : :: :: :: :: :: :＼＿_
: : |.ﾉ. ﾉ / ⌒ヽ＿ _ , ´ |: : : :ﾍ: :: :: : : : : : : : .ハ
: :: ::＼ `ト､ /: :､ : : ＼: :: :: : .i i: :/: ::ﾍ
: :: :: :l: ｀ー┬-､ |ii入 ／|:: :: :＼／: : : : {. ﾚ /: :: : ﾍ
: :┐|: :: :: :: :＼） ７ ./iiii〈 |: :: :: :: :＼: :: :: :Ｖ /: :: :: :: :}
.
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼ もう、あからさまに馬鹿にされてるってわかるのもイヤなもんだお。
| （__人__） |
＼＿＿ ｀ ⌒´ ＿＿／
/::::::::ﾊ＼/Vヽ/;:i:::::::ヽ
| :::r::ｌ::ｌ ﾊ |:7::::::ｌ::|
/: : :.:} ヾ＼ヾ_: : : :i
i: : :ﾉ/‐--、 二===: :.}_
ﾘ: ﾊ ﾆ芸ﾐ }::: ゞ♀´ifヽ:i はっはっは。
∨fi ￣ く 、 .i|i)}:i
∨.i. ､_______ --ｲ .iｲ: i 一流職人から見ればそんなもんだろ。
}: i ゝ三ﾆ＞´ i: : i
i: :.ヽ ー-‐ _ﾉ: :.i けどまあ、あれはあれでアリだと俺は認めてやるぞ。
i: : : : ＞ _ ＜i: : : i ヽ __ -‐‐--
i: : : i∧__ - ≦: : : / 王三 三三三∧
______.i: : :.i/f￣∨/: : ／ 王三/三三三三ﾊ
＞≦三三三.∨:.i/| ///´三王三/三三三三三 }
/三三三三王ﾆ 从〉-f///三 王三/三三三三三三i
|三三三三王∨//i. ii// 三王 ﾆ/三三三三三三 ﾉ
|三三 三 王 ///i ﾚ三三王ﾆ/三三三三三三 /
／三三三三王}//i /三三王 r‐ー-x三三三三 /
}三三三 三 王}//i /三三王ﾆf￣ ﾆ-､三三三三 }
〉三三三三王 }/i /三三王_ }-‐ゝ-､¨´ 三 三 三ｆ
. /三､三三三王ﾆ}.i /三三王ﾆ}___rﾆﾆ二三三三三/
∧三 ヽ 三 三 王 ﾚ三三王三ｆ--‐ーゝｲ三 三 三/
. i三三三ヽ､三三三三三三＞≦三三三三三三三/
.
〃;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:〃;:;:;:;:〈
〃;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
./;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:-;:;:;:;:;:ｒ-;:;:;:;:;:ｒ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ｒ -‐='
,';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:／ 〉;:;:〈、 'ｰ' ',;:;:;:;:,',,!;:;:ス;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ
!;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: f ／;:/ｔ;:;:;:;: ,,,;:;:;:'' ',;:;:;:,, _,,ヽ.:.:..:.:ｒ-‐≦ ﾉﾊﾗ
ヽ-‐‐≦ .| f;:;:/ t;:;/ |;:;:;'' ',;:;'' ＼;:;:;:r-- ` ■アントレ村 野原ひろし
| `'' ‐ 、 イヽ ヽ`/⌒',
| ／ ヽ ／ ＼ / ',
| / ミｘ ',
| / ミ ﾉ 司祭様方の前でなんだが、まず、有るか無いかだ。
| / i ヽｰ‐≦
.! ', o 彡 | 実用に耐えれば十分、見てくれは二の次、
.! o ﾟ ,.....'::::::::ア .!
.!,, ≠二¨¨::::::::::::::/ |', 職人様にはわかんねぇか。
, ' υ___ ¨乂::::::::::::,' u ! ',
r‐<、 ／三三ヽ、ﾍｒ_ｒ::::::', ． .! ',
／ ﾆア三三三三ﾆヽら::::ヽ ｊ ・ | ',
./ f／ `¨¨¨¨^!三三三案ヾ::::::7 | ',
./ ／ r---匕三案三ﾅ |:/____ｒ''¨ ',ｰ----- 、＿＿＿
', /夕'′ イナ' .| ): : : : : : : : : : : : : : : : : : ‐- 、
', ¨ ≦♂' o | ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!
/', ｰ-‐ ¨ヽ υ i! ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
./: : ', ,, イ ﾉ、 .／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
/: : : : :', ｆ: : : : : : ｰ‐=ﾆ: : ヽ ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
.
／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ ■ロレンス村 クラフト・ロレンス
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ いや、仕事への誇りみたいなものだろうね。
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ
ヽ ､〈 ｊハ{::::! 俺達ならもっと壮麗で頑丈、恒久たる橋を作れる、というね。
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : :
, ────- 、
／ ‐- ､ ＼
/ （ ●） ｀、
{ （●ｌ
ゝ ' ! 専門家相手に競ってもしかたない。
＼ ー- , '
. _,, -‐‐‐‐'/.. lヽ , ____／ 余裕があれば改修をお願いする、
,-‐'、 ヽ Ｌ.::丶:::: ヽ--'` 、
.. / ヽ ..::l:::::::<´:::::l:::::ノ‐‐l.l z 、 それくらいの気持ちになりたいものです。
/ ...... l:::::::l::::::::丶 l‐'`t-l'l´ /l丶、
ｒ'l...:::::::::::::::l::::::l:::: `、 l / .l/ / l .l
.. /l,ヾ:::::::::::::::l:::::l `、 .l ./ ./ l /l
／:::::`..:::::::::::::/:::/... ヽ .l_./／ l/ .,t
../ ::::::::::::::::::／／:::::::::.... `ｙ ' ./..::::.:f
_ミ ::::::::::::イ;;;T::::::::::: l.0 /::::::: l
..ﾞ- 、 wソ .l;;;;;l:::::::::.. .l l:::::: l
.
＿＿＿
／ ヽ＼
│ │
へ- ─ヾ │ それこそが彼らの存在意義ですからな。
─ ─ ∂ ＼
｜ し 丶 √ │││ 防衛上、村への入り口の橋は木橋としておきたい。
｜ ﾄ-＝ヽ │ ││
＼ ／ │ │ そのような考えはもとよりない職人のいうことでございます。
／ ゝ── ／ノ 丿
（ ＼＿＿ ／ /│
|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＿;:;」
├r―――┴――一 ''' ""三￣´::::::ヾ
/::{ ｨ'三) (三ヽ ,ｯミ::::::::::::::::ヽ
{:::ｼ ~´ ｀ヾ､:::::::::::::::::l
l:::l ,. ニ ､ :. .: ,r ニ 、 ﾐ:::::::::::::ム、
l:::! 'イでiﾝ､ : :. ,ｲでiﾝゞ:.:. ﾐ::::::::::/^い
. l::l :.｀^"´ﾉ.: :. ヽ｀~´ノ:.:.:. ﾐ:::::::ｲ ﾘl
. ヾ! ｀ " ´ / ::. ｀ ´ ﾐ:::::/ﾑ_ノ/
'i, ,' '^ヽ ﾐ::::l 'ｰ' / で、あるな。
'i ヾ'ｰ ''"く、. /｀`7>、ーf′
l ｀ヽ. / ///>、:ヽ、
ヽヽ ,ィﾆﾆ丶､_ ﾞ:..../ /./////ﾄ､....ゞ
ヽ ^ヾ二´ノ´ _,ｨ / /.//////:.:ヽ
丶 ｀" "´ . ./ / //////:.:.:.:.ヽ‐- 、
｀ト､ ＿＿_,, / / /////'′:.:.:.:.:.ｿ ﾉ ）
l = / / /////:.:.:_,. - '" ／￣｀`丶、
ﾊ ヾ ./ / /////''"´ ／ ｀丶、
, ィ'l l ヽ / / ////'′ _,. - '′ ｀丶、
.
. |i⌒ i ‘， .|ﾆﾆﾆﾆｘ=ﾐ)iｘ xへ γ弍ﾆﾆﾆﾆニ7 ／ .ｖ⌒i,￣ | |
|i ||⌒ｉi |ﾆ＞''" 〔〕`Y:，＿,｡sSﾟ ﾟSs｡＿___/_,,/〔〕｀`'弌ニ| /γ⌒i| i| | |
|i || |i |ﾆ|＼＼.｡s≦| |ﾆﾆﾆニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾉﾉ≧s｡／xﾍﾆ| i| | || i| | |
|i ＼|| |i |ﾆ| ＼|ﾆﾆﾆ|_|㌻”￣ xへ ￣”弌|_|ﾆﾆﾆl／ |ﾆ| i| | ||／i| |_⊥
s｡ |i ||＼|i |ｉ⌒'|i |ﾆア´[]＿＿｡sSﾟ ﾟSs｡＿[]＾'弌ﾆﾆ|. 〃^|ﾆ| i| |,,／|| i| |｡sｉ〔⌒
⌒〕is｡_ |i || |i |ｉ :|i |ｼ寸ﾆ[]ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ竺ﾆﾆﾆﾆニ[]ﾆﾆﾆ刈 l∥ i| i| | || i| _｡si〔⌒
⌒〕is｡_ || |i |ｉ :|i |i ﾞ|７ﾆﾆ[]ﾆ＞'"____"'＜ﾆ[]ﾆﾏニ7ﾟ | | | i| i| | || _｡si〔⌒
⌒〕is｡_ |i |ｉ＼:|ｉ |＾| |小ﾆﾆ＞'ﾟ´￣￣´~''＜ﾆﾆﾆ刈|/＾'|_| | i| i| | _｡si〔⌒
＿ ⌒〕is｡_ |ｉ. ､_＿__r.、.|:|iｼ'[]=[]｡s≦ﾆ≧s｡[]=[]寸i,ﾊ| i| i| i| i|_｡si〔⌒
.:￣ 7 / ￣' ｧ. ､__ノ⌒::::::::::::::::ヽj) . ィjＩ㌻ﾟγ´|｀ヽﾟ'弌i刈_刈| | i| i| i|_｡si〔⌒ _, ‐ '"|
....:.:/ / /.. r`::::::::::::::::::::::::::::::⌒ヽ.'ﾟ |＿|＿| ﾟ刈 il | | i| _｡si〔⌒ _ -= '''| | |
. / / / /／::::::ノ⌒`辷彡＾'==ﾐ:::::::､,.＿|＿|＿|＿＿l| | |_|_｡si〔'⌒ ｒ''" | | | | |
../ / / /. {:::::〃 ﾐ:::::（ ｒsｭ┌.┐ ┌‐||,｡o≦ ｒ ┐_┐丁|￣| | | | | | |
/ /＿＿＿_/ /＿}::::{ x=≠= ｒ≠= ､ ﾐ:::::〉
（::::{'' x≠x､__x≠=ﾐ ` }ﾐ:ﾉ
Vﾚ'{x==､ }T{ x==､}㌧ﾐ:' あー石工と同様手配しておりました養蜂家は、
{ ﾊ ､___ノﾉ} ､__,ノ kう}
､', , ヾ{ ., ﾘソ 休耕地の多くをレンゲ草畑にするという確約を頂いたことで
′｛ ﾏﾆﾆﾆつ ｝ ′
ー / 来春より各村を巡るとの返事を得ております。
_}､ ｲ
f´ﾆ=≧==≦=ニ}、
.. /＾! /＾! / ）!､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾉlト ., l＾ , l＾ , l＾ ,
| |_| |-‐ / / !! ｀ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ´*||╋|| ｀`ー- | | | | | |
（＾ﾏ冖 | | | ./ /=.||ﾆ*ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ*:||==|| | | | | | | ./ ）
,ハ 'J Lｌ し' ｛互||ニ*ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ*=||互|| | し' Ll |/ /
. / ヽ "´￣￣｀ }=／⌒).*ﾆﾆﾆニ*二||==||(⌒＼ ｛ "´￣￣｀ /
../ } ／⌒´ ／ﾆﾆ*ﾆﾆニ*ﾆﾆ||╋|| ｀丶 ＼}＿ ∧
ハ { ｛ ／||ﾆﾆニ*ﾆﾆ*ﾆﾆ=||==|| ＼ ヽ } ∧
丶 ゝ., ィl|互||ﾆﾆﾆﾆ*_*ﾆﾆﾆ=||互|| ＼ _,ノ/
| ＼ヽ. r‐}＿＿ﾄ ||==||ﾆﾆﾆ＿「l＿ﾆニ||==|| r｀T＿__ﾄ // |
| Ⅵi |ﾆﾆﾆﾆニ}||╋||ニ=└┐r ┘ニ||╋|| |ﾆﾆﾆﾆニ}/ |
.
., ｒ‐ 、¨ヽ
斗笊气笊斧气圦 メ
ﾍ//７_⌒¨´⌒´ ｘ{ﾊ
乂/〈ゝミｘ 、., ィ㌢.l {
〉ｘ〈 ｒュ‐'' ゞ'¨´ l´!
.} }! , , , ∨' ' {ﾉ 今がちょうど花の盛り。
乂_， .} |
:} , ' .′ , ..| ミツバチも結構きてるようだし、これは来年は期待できるかな。
} , ヽ _， ' l＿＿＿＿
.__ -、 ＿ ...}___r‐┐ ｒ‐≦ﾉ ヽ
ゝ.、｀ ＜ .l ｆ .r 弋'' .＜、} ﾉ¨´ ,ィ .: .l
}‐⌒}ィ .{ } `７ {七''´ ..:: .|
}.二┤ ｌ ｊ {_ .l .|
弌_ﾉ ` .ﾉ、 .{ { 、 ..{_ / .|
` ―.┐ ∨ { `¨ｉＬ。 、 ＜ { ＿＿＿ .|
}. ∨ .i! ヽ ＜ ァ.|
'::::::::::::::::::::::へ::::ハ::::::::::::::::::::::::',
. l::::::::;:::::::::;:::l＿V＿!::::i:::::l:::::::::::::i
.l::::::/:::::::::;:::j V::l::::::!::::::::::::! 牛馬の牧草にもなっているし、あとは土にすきこんで緑肥に。
. l:::/:::::::::/::/ Vlヽ::ﾄ､:::::::〉
V::::::／／￣ ‐ 、 ／ゝ__ヽ::::/ 来年の収穫にどの程度影響あるかも見ておかないとな。
V/ ':! ー‐ｔﾃ- .{ '"`’ .!::!
l:ヽ ! ', ｌ::l ､.ハ
l:l::::｀:l ヽ .ｌ::l ,.､{ '. '
,:::!::::::::, ＿＿＿_ ´ ;:::| , 、{. ヽ､ '. '
/:::|::::::::::, ヽ ＿＿ ノ ./::::l { ' ヽ. ',ｉ i }
＿ -―'"!:::::::::l＞ 、 ／::::::ｌﾆ＞ ._ ' ' l ! ! .!
....ニニニニニニ!::i::::::!＼ ＞ _／,.!::::::::lニニニニ=-＿ .} ',!l ', ' l
.ニニ二二二/ニl::l::::::! >ｰ--＜ l::::::::;ニニニニニニニﾆ‐＿ ,l l ' . !
. 二二二二/ﾆニ';:l::::::! ////ﾊ l::::/ｿニﾆﾆ!ニニニニニニニ／;' ; '/
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┃ すきこんですぐに肥料にはなりません。秋まきには間に合いますが、ほぼやれない地域です。
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,r' い ﾉ 'ﾞ ﾉﾉｿﾉ
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_ﾉ,ｨｲ:;j ､ , |i彳
ヾ.:.:;彡l ＞==z､〉;.,,､､-ｯ,!;;;!
`,い:;i `"´,::; ﾄ`"" };ｲ
ﾞ,い! ,.ｨ::; ﾄ､ ｀` j!{ ハチミツ、……いいよね。
ヾj!, '´ _`"__`ヽ jソ
ﾞiﾄ､ ´ ー‐ ｀` ,j'ﾞ
-──-､__,1 ヽ ;;;: ／1
| `"""´.:.:;;L_ ＿ _
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- ─ 入,ﾉ! ー- ､`ー--‐'´:.＼ //__
ヽ / /／ i ＼ ≧=＼
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|i{ / / /! i､ ヽ ＼ ￣厂!二ﾆﾆﾆ〉
|i:} / / ／ /ヽ i:.:.＼ ＼＼{ﾆ|ニﾆﾆ/_ ……いい。
ﾏ/ ／ ／ /:.:.:.', i __ﾆ=刈 ＼{ｨ -､ヽ|ニﾆ/ ﾆ=
/／ ／ ／ /=‐-､', .|:.:.弋赱ｿヽ､ ＼ /ﾆ|ﾆﾆ/ ﾆ=
_/／}／ヽ!/ 代赱ｿ. ',{ :.:.:.〃＜ﾒ/￣ /二r- ､i:i:i:i:i:＞- __ ＼
/ ﾆ=-､i:i:}ｲ .∧: : : : : } ::. 〉}ヽ/ /ニニ> 〉i:i:/i:i:i:i:i／i:ﾒ､ ヽ
/7 /≧､|/.i.iﾑ ､__ / ｀¨¨ /ヽ/i:i:i:／/i:/／ヽ {
/ ＼ r､/i:i:i:i:i:≧=i:i:i:＼ ‐= ﾆ- / ､ /i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i i
／} /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／￣}i:i:i:i＞,,｀￣ / ___〉>r‐, /〉i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i |
／ , =ﾆ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾑ_ |i:i:i:i:i:i:i:＞- Ｙ‐'7/r'i:i:i:i:i:i:i:i:i//i:i. ┏━━━━━━━━━━━━┓
〃 ヽ二rヽ__i:i:i:i:/‐----{Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ| ／｀' _ ＜i:i:i:i:i:i:i:/{i:i:i:i:i.┃ 多くを語る必要はない。
∧〉 ￣´ !i:i:i:i:i:i:i:i| _ ＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ﾒ､i:i:i...┗━━━━━━━━━━━━▼
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＿ ｧ─ 、 ｧ─ 、 ＿_
ﾉ 乂 || | | || ﾉ 乂
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| || |ニ］. | |:| | | |i／ | | ＼ｉ| | | |:| | .［ニ| || |
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￣ | ,';:;:;:;:.,-ｲ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|.∧ | | ∧ｉ|∨￣ ∨///| | -‐ | ￣
ﾉ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: -;:;:ヽ ..| | ∨ｉ|~ ─=ﾆ| | __ﾆ=-
.之;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:‐ 、;／ ヽ- ′‐ナ;:ヽ
弋;:;:;:;:;:;<¨`フ;:;:;:ヽ、 .,、 /;:;:;:;:ﾉ'′
/;:;:;:;:;:/,';:;／＼;:;:;:} ||弋;:;:;/ ! そうだロレンスさん、ロレンス村の正式認可おめでとう。
ゝ;:;:;:〉`′ ゛__ _ ----|
./⌒ヽ{ -‐ ￣ｏ ｏ | 水車の件はまあ、なんとかなるさ。
., 彡 , ///.!
.! ソ //// ヽ .| !⌒!
.', ___ ヽ .| ', ',
! / ! .,__
} .! ', _`!゛ ｬ、
.! ｒ- | .∨／ .ヽ、ﾉ Ｙ
,.' ￣ ‐- _ .|_ .',::乂,,、 ! .,/ 辷.ノ /
., ｆ┘‐---、.`ｰ‐.'ｓ≦-―＝＝≧ .| .ヽ￣ |
., ＼ 〉 ィ/ .〉 ', | .} |
, ＼ { / ., .| .ノ
., ＞s、 .} ゞィ .ｆ
.| ¨¨ } `ｰ----ｬ
.} ヽ / .}
.
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′
八 从 :i .i 八 ありがとう。
＼'. ' ,／
∧ ｀ ゛ ハ 今回の件、一条様にはお骨折りいただきありがたく存じます。
＼ ｀ー -－ "´ .ｨ:､
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
,!;:;:;:;:;:;:;:;:＿＿;l＿_;:;:;:;:;:;:;:l
ﾑ;:''"´￣＿＿;:;|;:;＿~｀丶､!
,{__, ィ''"´ r‐っ ￣ r-､丶､;:;l
,'ミﾐ:::::ゝ , . ￣:. ｀`′,}:`i!
,'ミﾐ:::/ ,. -‐- ､:. , - ､ヾ:::l
lミ:::::' ,:' ,ｨ戓ﾆ>,:' : ｨ戓ゝ、ﾞi::l
〃ﾍ:::j :. ‐ '" ,. ヽ` ﾆ !:l よい。
{に}ﾊ::, :.:.:.:.. (r:､ ,､〉 l:ﾊ
ヽいjl::', :ヽ ,' ; ヽ ﾉlﾉ} 教会堂の建設についても辺境伯様に取り次ぐでおじゃ。
丶-ltﾂ .:.: l:.: ,r'ﾆ=ﾆ､ ﾞi, i_ﾉ
l ､:.:.l:.: ｀ ''―''" 、 / 村長、代官として励まれい。
ﾄ､、ヽ丶、:.:.. ノ:／
,(ﾆヽﾐミ=､、::.::.::.::''"／
／:.:.:.｀ヽヽ、:.:.: ￣ ,!
＿＿＿,,r―'‐-- ､、:.:＼＼:.:.:. l、
/"´⌒丶:::::::｀ヽ､｀`ヽ､::::::｀ミﾆゝ丶、 八
:::::,r―-､:ヽ::::::::::｀丶、｀丶､::::::::::::｀`7＝く、L,＿
.
＞＜￣¨≧s。
／ ｀＞‐、
. _/ ／ ＼
} ＿_ }
/ == ‐-- > r=ﾐ /
ヽ／ 、 l＿___ｭ 〃 }}/ とはもうせ、水車設置の許可は出すが
{ ‐=彳 ¨二 ｨ' Y´ 〃
ハ｀¨入___,ｨ ‐- 辷ノ{__ 代官としての責任で職人を確保任命、設置せよとは。
{ Y ∧ ｌ／,ｲ//ハ
. ｀¨¨{i: Ⅵ_＞＜ / ////∧
￣| 守ﾄ､ / //////il}
ﾊ/∧ V ////////}
{i///∧ /}///////i!
＼ｰ、
ｰ､―=≦｀ヽ}厶＿,
／.::::::::::::::::::::::::::.く
/.:;::::::::::::::::i:::::::::::::､::ヽ
ｲ:::|:::::/.:/i:ｲ/^^ﾚ::::|:::ﾄゝ
ﾉ.:::!:iﾑ:/__' ! ＿|::ｉ:|::::. 水車は設置も運営も大金と専門家がいるからね。
フｲ:ﾚﾞ´ｨｪ､ヽ/'ｨｪｻﾚ:::ト、
孑ｲﾊ. | ! ｲⅥ 辺境伯様にも手持ちで余裕が無いってことなんだろう。
圦ﾍ. 丶＿, ,fｲ ′
ﾉﾍi ､￣－ .ｲ从 _
＿ r┴≧- ≦弋 ／￣＼ r.|「|
／: : :`＜//////////／.: : : : : :.Ⅴｌ !「|
（: : : : : : : :､: :￣｀ヽ'/／: : :イ: :￣r､| | !l |
,.ィ／￣￣: :､: :ーr':⌒:､:_／: /: : : : | ij､_￣ﾄ.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
!「:i: : : : : : : : ヽ:、|: : : : |: : :./: : : : : { ′ .|:i┃ 領主利権といわれるだけのことはある重要な装置です。
||: |: : : : : : : : : : : |: : : : |: ／: : : : : i:i＼_ ! |:.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
／, -､ヽ／ ＿l |＿_ ＼ >､丶 -ｉ
／／ ヽ )'￣ _」 L_ Y / ＼＼ { √}
／ ｉ r T ⌒ヽヽー| ｌ ＼＼ ぃィ
/ / ､ | | | {、_Cﾉﾉ l | ／ ､ |
, ｉ ＼ _,．┘[￣ ヽ r ￣｣ L_ /{ ｌ | ｨﾆ!
| | / ｨ ￣＼ヽ _｣ L - ニ-┐ヽ__ |｜ { (_)
ｌ | 厂| ｌ /´ ｀ー―‐ '´ ヽ ! | i j Y うちの村の水車管理人はいけすかねえ野郎だな。
､ ヽ ｉ f| |､ r―ｔｧ┐ {-tｧｰ┐ ｣ ! }｜ / / ﾉ}
. ＼ ｰ{ ､! ｢ ｀-＝ ´ ｀＝= ′ {！ﾚ /／∠ にｿ 代えが効かねーのいいことに
＿ ＞､_| l __ , ､__, ⊥| ﾚ ￣} ＼ ／
＼ _,／ ＼ | |' _⊥ -/ /-┬┬T勺 ）|｜ ｌ ヽ 規定の量以上にピンハネしやがってる。
/ Y⌒｢ / ｌ {土⊥⊥=イ l｜ )ｰ ､
√￣￣ 、 { ｌ { | ヽ- ｜! | | / ／ ＼
／ ＼ヽ ｌ ／l | ｜| ／ ／ ｌ
ヽ＼ j￣ l l ｜l ／ ｌ
＼ ｧー‐ {'⌒ヽ ノ| l ｌ |＿,／ ／￣∨l
＿＿＿
／ ヽ＼
│ │
へ- ─ヾ │
-ｔｯ ─ ∂ ＼ 俸給は別に得ておるはずなのに、
｜ し 丶 √ │││
｜ ﾄ-＝ヽ │ ││ 嘆かわしいことでございますなあ。
＼ ／ │ │
／ ゝ── ／ノ 丿
（ ＼＿＿ ／ /│
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 水車管理人は立場的に村内の敵という役割を担うことが多いです。不正も多かったみたいですけど。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
ミﾐ彡三ミﾐﾐ 州州州州州州州i州ハ ＿＿＿ ＼ ＿＿ ／ ＿＿＿＿
ゞヾ彡三ﾐﾐ ヾ州州州州州州i州i州iﾊ.Ｉ!￣工_≧ 、 .＼ ／ ＼ ／ .,.ｨ≦￣ Ｉ!￣工_≧ 、
ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ⌒州州州州州州州i州i州i州ﾊ」|/V/ _＼ Υ ､０ｨ. Υ ／__ 三. |L|」|/V/ _＼
｜.. 州州i州i州i州i州i州i州i州州ﾊ . ヨＥ＼´))||: ｜ _)i(_ ｜ ||((｀_}[]｛_￣／ヨＥ＼´))||
｜ （( 州州州i州州州州州州州州州}..Tﾆｱ=-ｧ-||: ｜ （(⌒Y⌒)） ｜ ||-ｬ‐=ﾔﾆT￣Tﾆｱ=-ｧ-||
｜.. 州 州州 州州州州州州州州州}.┷rr━'━||: ｜ ｀ )Ｉi( ´ ｜ ||━`┯゛┷ｧ ┷rr━'━||
｜.. i ii 州 ヾ州i州i州i州i州i州i州iⅣ ＿}{＿＿_||: ｜ 《´.｀》 ｜ || )/￣,/＿＿}{＿＿_||
｜.. i ﾘ 川 ヾ州 ゞ州州州州州iⅣT￣l|￣ T｀||: ｜ ｀.ﾟ´ ｜ || 人__,/￣T￣l|￣ T｀||
｜.. ﾘi ＼ -‐ゞヾ州州/⌒iil}.==='ﾄ.__.ｲ ||: ｜ ｜ ||／￣,/ｰ====='ﾄ.__.ｲ ||
≧ｘ__ ::: ::: ､-‐二___ ===ｧヾ ilii -xﾊ/＞,/l|ヽ､ 7||: ｜ ｜ ||｀ヽ_,/ー＜＞,/l|ヽ､ 7||
////∧: :::: : x汽:::ﾟ㌻_ﾉ ili___7 〉 .,/ ll__/＼_||: ｜ ｜ |l .,/l-＜＞,/ ll__/＼_||
///// { ｀￣￣´ ili // ,/___.l|. ｀||: ｜ ｜ || ,/. |'⌒ヽ,/___.l|. ｀||
/////∧ ili_//.._,/ ,l|｀ヽ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ||.,/ l_＿_,/ ,l|｀ヽ.___||
////// | ii _/i}.,/＼／l| | ３名の街道整備は…… | . ||´―┤ ,/＼／l| ｜ ||
////// | /州iﾄ､ .i .ll_ノ..＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ || . | ,/ i .ll_ノ｀ヽ.||
////// i , /州州iﾆヽ_ . .l| ゝ＿_||: ｜ ｜ ||、.／| ,/_.ｲ´＼.l| ゝ＿_||
////＼ i ／ //州州ﾊ三ハ_l|'＿＿.||: ｜ ｜ ||_|＿_l/＿＿＿_l|'＿＿.||
//////＞イ ＿__,､ヾ ,///州州州三ﾆﾊ≧､___.´ |: | ｀ ￣￣￣￣￣￣￣￣ ´
//////ー― ¨ ￣ ￣ ///州州州州三ﾆﾊ三三三三≧､___
/////ゝ- -- ／/ 州州州州iﾘi三ﾆﾊ三三三三三三≧､________
/､////f￣ ｲ// /州州州州州三ﾆﾊ三三三三三三三三三三
//＼∧i ｲ//. /:.州州州州州三三 ﾊ 三 三三三三三三三三
////ヽ ＿＿ ＜// /: :州i州i州i州ﾘ三三ﾆ ﾊ 三三三三三三三三三
///////////// /: :.州州i州i州iﾘ三三 三 ﾊ三三三三三三三三三
＼/////////// ／: : : 州州州州三三三三三ﾊ 三 三三三三三三三
: : ヽ//////// ／: : : : : ﾘ州州州三三三三三三ﾊ 三三三三三三三三
: : : :ヽ ／: : : : : :.州州州/三三 三 三三三 ﾊ三三三三三三三三
: : : : : ＞ﾆ-＜: : : : : : : :.州州州三三三三三三三三ﾊ 三 三三三三三三
: : : : : :/´￣｀ヽ: : : : : : : : 州州i三三三三三_＞´￣￣三三三三三三三三
: : : : :/:: ',: : : : : : : : : : :.i三三三三く´三三三三三三三三三三三三
: : : :/::::: ',: : : : : : : : :/i三三三三ﾆ ＼ 三 三三三三三三三三三三
: : :∧::::::: 〉､: : : : :／: i三三三三三三 ヽ 三 三三三三三三三三三
.
, ＜ ￣ ＞ ､
／、 , ,,, ﾍ
// `ｲﾉ､' ´ ヽ ヽ
ﾐj ｀ ｷ ﾍ
`!" ｨ''ﾞﾞ~ﾞ ミ
ｨzzzx''`i! ,ｲ"ミミzz､ ミ` ｝
ヽ. ィｪﾐ .｝ .､ｨ ｪz- ミｨヽ′ ﾐﾂｷ
｛.!. .},,! ｀ ｰ'´ ".６,} 春期３月でシタノ村からモトノ村まで仕上げてくるとは、
乂 ,ィ(、 _,ﾍ､ 彡 /〃
,.ィ .!/ィ彡ミﾐミﾐミヽ .lj! ﾍ,､ 相当無理をしたようだな。
イ'./ ｛{ ｀ー 一´ ｝ ./.j ﾍ `＞ 。_
, ＜ / ム ¨¨ ィ／ j ﾍ ｀
,ｨj ／ , ゝ ＿＿ ィ ／ ,j ﾍ
./ { /＞二ゝ" ＞､ , イ ,j ,.､ﾍ
{ ,.ｲ ＼,- ､ ﾍ ./ ,.／ `
＿＿＿
, ´ ＼
／ ヽ
./ -- ．.,_ ＿‘.
,' ＿＿ __´＿ ‘.
， ￣￣ ￣￣ ‘. ぶっちゃけ、この会議でアピールするために無理したお。
{ ∪ "' ､､ }
ヽ ゝ-‐ ｰ- ' ' やるお たち自身の開墾が全然進んでないから、
＼ ､ <＿
＞,7/1 _ ,r' ｀'rv//// 夏期はそっちに注力する予定だお。
〈/////」 V ／ l///＼
__//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、
{//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ
j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､<
.
_＿,.ゝーヽ -､}〉
_,ﾆ=‐ ＝- へﾑ
∠::. : . : ::l:.ヽ
≦:.:.:..:.ｉ:.:i:::.:.::i:::厶ﾄ､::ゝ
ヽ:::::::::ｲハ:!:::;Vtr!ｲﾍ!
)::::ヽゝヽ! . > 幅も十分だし、真っ直ぐで平坦なのは思った以上によいものだったなあ。
__ __´rﾚV｀､ ｰ ‐r
/: : : ＼{三≧-=r‐- ′ 強いていえば石畳でないのは残念だが、さすがにそれは求めすぎか。
ノ:＞‐-､: : : : .＼彡:ヽ
V-‐ く: : :`ｰ､: : : i: rく､
〃 ハ: : : : :､､ 介': : ;:{!
{{ {: : ﾄ､: : : : V: :{: : :{:.}}
{{ }: : !:j:/: : : ; : :{: : ハ}!
}:} {: : {〃: : : /: :ﾉ: ∧: :ﾞ、
, ィｨｨｲr''"´三三二ゞ‐-､
,ｲl/ l/ , イ ￣｀`ヾ
,イ ﾉl|l ,r' ／ _ ＿ ＼
/.:.:.ヾl| ! /,r'ﾞ_ ＿,,､､-‐＜三三二 ﾄ､
,ｲ.:.:.:.:::f^ヽ,,,､r''"´￣￣`ヾrr-､ ｀¨`ヽ
ﾞ､.:.:.:::/ `ﾄ､ ＼ ｀､
`ヾj! V＼ ゞー-- ､__ﾉ､
ﾘ , -‐''"￣｀`ヽ ＼ ﾄ三三≡ﾆﾆ 〉
〈､､､,,j / _,,､-_ー-､ ﾞﾄミﾐr=-､.:;に7
i''trｭj ﾉ＜`ｰェｪ-z､,,_ !// ,ﾍ !;;//
| ￣ﾌ ｀~`ｰ '"´ '7 せ//彡 敷石をそろえるだけでもどれだけか。
ゝ/ `ヽ ﾉ /_ソｲ彡7
ﾞL,,､ィ=''^ヽ /;::. /厂｀ヾｨｲ それこそ石工でもないと、
|! ‐─ ‐- ､ ﾞ.i !;:;::. ,! !/:::::/ﾄ､
Y- ー‐ ,! ,!.:. ／ _／.::.／ /i でこぼこが酷くて通れたもんじゃなくなる危険もある。
|"￣ / /:.:. ／ ／::::::／ /;::;｀＼
/!__j! ＿ __,．‐'"´ ／::::::／ /;:;:;:;:;:;:;:;
_,/ヽ二二二二､__／:::::::／ /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
, ィ´:;:| 「￣￣ 「 T´￣￣ /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
.
〟――- 、
／ ＼
/ _,ﾉ ーヽ
! （●） （●）
!. ' } それと、集落内はほとんど工事不能です。
! ─_- ﾉ
::::::::::::::::::::::::xヘ.ヽ. ／ だって、現に畑とか家とかあるところに縄張りしても、ねえ？
::::::::::::::::::／､ ＼ `'ｰ─‐,, '
::::::::::::／ ／＼ ＼ ｀Yh＼
. ／ ／ ＼ ＼ﾊ辷」
∠ィ⌒ヽ. ＼ /万]＞、
′ ＼ ∨ゞﾐ｜,ﾊ}
...:::::::::::ﾄ､ ヽ ﾉ |/V
fﾆ‐__ / ヽ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≠ﾆﾆ/ ヽﾆﾆ ヽ
/ﾆﾆ /ヽﾆ/＼／ `''′ .-ﾆ=‐ ^
.Yﾆﾆ‐/ /ﾆﾆﾆヽ ， ／ﾆ ）
ゝ才ﾆﾆﾆ/ ＼ﾆヽ},lﾆﾆ=‐ :|
¨7ﾆ｀、 ＿,'' `ｒｚｧ-― |
/ ヽ/￣≠´z ', | それは、……どうしようもないなあ。
, '/, ., :|
. ｒｘ ｌ ., 収穫後に耕地交換含めて村の中で調整して……ううーん。
‐ ´ | :|| , |
| | | / , |
.. | し , ' |
. | ' ,|
:| ' r-ｰ .，r‐＜ .......
ｒ――――――└┬＝.／ ` 'r七¨￣: : : : : : : : }
|: : : : : : : : : : : ヽ ‐才_ ヽ /: : : : : : : : : ::|
|: : : : : : : : : : : : : ＼ ｔ / /: : : : : : : : : : ::|
|: : : : : : : : : : : : : : : :＼ 〔＿＿、 〉ヽ: : : : : : : : : :::|
|: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ ./!ｲ: : : ＼: : : ::|: : :::|
|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ /:::|: : : : : : :ヽ: : |: : : |
.
///ヽ -‐ }}￣¨ = ///////
////.∧-‐= γﾞヽ￣¨ﾞ|//////
////ﾊ∧‐- 弋__ﾉ´￣:|//////
///.γY⌒ﾞ=､__||__,=:´￣ ヽi:i:if
////{ |', ‐-､ γﾞ¨ :||i:i:||
/// 人:|ﾊ:=.tｧ=xﾞ‐=ｔｧ=彡'||i:i:|| 総じて及第点ってとこだな。
＞´¨|: ',i:{_`¨¨´ { ｀¨¨ '||i:i:||
l ‘， ||i:i:i', `ｰ' , ﾞｉ :||i:i:|| 聖也坊ちゃんもそれでいいんだろ？
| ゝ||i:i:i:i', '‐=ﾆ´ } :||i:i:||
. ‘， ||i;i;i;i||｀ヽ ／||i:i:||
＼ ||i:i:i:i||¨¨ `ｰ‐ ´==l|i:i:||
, ...::´三ミゝ==‐-ﾐ
__,∠ﾆ≠:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
〉ﾐﾍ≠::::::へ、:::::::::::::::::::::‘. ﾁｯ。
'//Mﾍヘ、::::.丶:ミメ､:::::::::::.
. |〃i ∨ﾄ､丶:::､::＼:::::丶::::::::. そうだな、及第点だな。
:|ﾘ:l:|.. |::| ＼＼:::::::＼:::::＼:::.
,仆:l:ﾄﾐ､|人-‐'_ヽ＼::::::辷ヽ::::::. だぁがぁ、まだまだ先は長いぞ。
_乂从_ﾟ人|: {___ﾟノ｀ ヽヾ ｝ :::::i
. |人/ ＼ ﾘソ::::::::::廴_
/ _,_ ゝ ／｀ヽ::::::::::::::ミ=-
. ￣丶=ﾆ彡′／ 丿:八:,:::,:::｝､
「¨ヽ___,／-ミ ｛_:( ./:人ﾉ /｀ｰ-､_
∨ , / |:ヽ__,／｀ ｛// / '¨¨三ﾆ=- _
∨ / . / . | ∧ . / / ヽ
∨ / ..:i/::∧: / | i
〈 / |ゞ彡| ,./ . | ／ :}
. rv'ヽ ｿ .|/:::| |／/ ／ ., . .:. :/
. // 「｀, f¨ヽ 〈___ /::::::|: / <彡′ . .:. :.′
〈〈 / .〈___ | : ｝ ／ ./::::::: | ∧ <´ . .:. :,
. ＼､､ ｀ｰ ﾆ{ ﾍ‐ミ_＼ / : :::::::| | ＼ / . .:. :,
｀¨ｰ､__ ＼ ｀ｰ¨¨¨¨¨' ¨￣¨つ / . .:. :,
｀ ､ 丶 ,フ¨´ : / . .:. :,
.
／￣￣＼
／_ノ ｀⌒ ＼
_ | （● ) （⌒ ） .|
| ! | （__人___） | そう、先は長いから
｜ ! | ｀ ⌒ ´ .|
| ! ,.-, | | 自分達の生活基盤をつくらなきゃ後が続かないだろ。
_,ﾉ ┴、/ ,/ ヽ r
r `二ヽ ） i ヽ _ ､___, ﾄ
| ー、〉 / _,,,,ﾉr ` ／i＼,,,,_
| r_,j j__,,.. r''''"/::;| ＼`'／ ,'::;;;r;;;;;;;;;;;;:: r ‐-、
| ） ﾉ ::::::::;;;;;;;/::;;;;| ／＼ /::;;; l;;;;;;;;;;:: ::;;;;;;;:: ヽ
ﾉﾆ-､ ,/::;;|:::;;;;;;;;;＞::;;|／(::::ﾉ ＼/::;;;く;;;;;;;;;;;;:: i::;;;;;;;;;;;:: }
√..:::;;; ヽ､〉;:;;|::::;;;;;;;;{ ::;;;;;| "::く /:::;;;;/;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;:. ノ }
-─……ミ、 .:} ﾉノ
＿＿,. " ､ 斗≦- 、
￣≧=- ＿＿_ ::.: へ、八
／ -‐=≦￣￣ :; ヾ、 ＼
′ ＼r ＼
乂 ／ M人 i 、
__厶イ ,:′ ; ! ﾊ 从 '; :.
／ / ｲ / .:ｨ:! :| Ⅳ:! ｉ ﾊ:|
. --=≦ ﾆ /／〃 : .: {/／/人:|,.， ;≧ﾃ|｜ } ｌ|
＞ イﾆ ;'__/ィ^:! 〃;斗ャ≦l ':. {r_ｧｉ.:|::| ,′
／⌒ 人 = .:iんﾊ l l∧/ / ｨf斧 , ヽ':, |人l/ そこ、こっちも労役の割当があるんだ。
. ｘ≦ノ ﾆ八廴{ | | 八 ￣／ ∨
／///イ ﾆ :＼ヽ、:.ヾ、 _ ..ﾉ 次は俺の村からシュタイナーの村までだろ？
. 〃///// )/ .:仁:/ｰ} _/ﾊ、
. {{//////ｲ 爻)乂:.ﾆ廴 ,. = 孑 /ｉ}:＼ いつ、何人出せばいいのかわからないと困る。
八//////／//＼ {ﾆ≧=- . ´ {///: : : }≧=-
. イ: : : : -=≦///////≧=- -ﾆ ≧=ｧ…≦／: : ／¨¨¨: -=ミ、
......／.:/: : : : : : : : : : :-=≦///////≧=--////／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
.ﾞ/: : : : : : : : :-==-: : : : : : : : :-=≦/////////′: :┃ 「モトノ村 → サキノ村」区間の人足担当は雁夜さん。
..|: : : : : : : : : : : : : :≧=- : : : : : : : : ｀⌒ヾ/／.... ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, ' ￣￣￣￣ ｀ヽ
/ ＼
/ ヽ 工事を完全にとめるのではなく、
. / '´￣` "￣` ヽ
| ( ●) ( ー ) | どこを新しく通すか、どこは旧来の道を使えるか、
i j
ゝ ' ＿ u. ／ まずは調査・縄張りを先行させるつもりです。
. ＼ ヽ ノ __, "
` _ _ , ' ´ /::＼
/:/ /:::::入 ./::::::::::|""＼
／:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - ､
／/:::::|V∧::::::/ ＼/::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
/{ {{ i｢ j{ / ＿ ミ
{ {i ∨ヽ j{ | ′ ィ´ ￣ ｀ヽ
＿>` ＼＿ゝ l / .＞‐z_ ﾊ
イ ＿,ィ´ ＼i_j{ ＞''’ ｀ヽ, L
〃r'´/ ｀¨´ ヾ廴＿__ ヽ
}彡j , ＿_,,.. ト､ ￣￣｀ヽゝ
ﾉ彡ﾉ '"´ ! / ／ ｀ 乂.＼ ＿ ノ｢
∨ /―- ､,,___| i{ _＿_,,..ィ冖― V/＿ 彡'
｀ヽ _,,r‐tｯ- >}=｀≦￣rtｯ―- -= ﾚ'⌒ヽ彡'
{{ }ｼ .￣彡j{ i｀ヽ ＼ ￣¨ﾞ...ノ ｉ / _ / i}
. У ￣ }i i ー ' } ∨ } ′ なんだ、
ゝ ,,j{il | ''､ ／ .ノУ/
{_iヽ.／└､ｉ｣彡'⌒ ヽ / / ﾝ′ 俺の村での工事はすぐに始められないのか。
V ｉ _＿＿＿＿__ i ! iゝィ
}i !´ _＿__ ｀ | | ｣ｉ |
{i { ￣ } j{ ﾘ |
ゝ, / ,ｲ |
'， ! /／/ |
圦＿__｣_＿＿,／ ,′ _,,..ｨ>､＿__
ｒ┴┴‐ ┴┬‐‐┬―┬───―‐ …─┤
| ┌―─┐|:i:i:i:i:|i:i:i:ｉ:ｉ| ┌――‐┐ ｜
.
＿＿
／ ヽ
/ ＼ 縄張りしてしまえば、伐採・抜根は進められるだろ？
. i ＼
. l 、__,ィ、 ＼ これは俺達が指揮するより、手馴れた村長たちのほうがいいと思うんだが？
V ﾍ _ノ-､ ＼
｀ゝ 、___ノ } ＞、＿ __
. '､丿_ ,. /} ／/ : :/. : 二ﾆ{ ｀ﾏ:ヽ ,.- ､
｀ヽ 、 /;:' ,.ｲ / : : :i : : : :.｛¨V ＼:Y /
. `-ｭ＜ｨ＜／ ,ｨ'"´ : : : : ∧ ＼ ∧ {
. _／イr;;;;;/У: :｀ヽ､ : : : :i { ' ､ ヽ ｀ﾄ､
{ : :ﾉ/〉-{／ : :／ : : : : : :i :〉、 ヽ ',ﾊ
｀､| :i,';;;;/ : : :/ : : : : : : : ｨ:( ＼ _ヽノ }:ﾊ
}λ:|;;;;/ : : /. : : : : : : : : : : ﾍ . : : : : r）､:
/:'〈:'|;/ :.／ : : : : : : : : : : :V: :.｀ヽ : : : : ._// : :
_ _＞ ＜
／ ≧、
ｲ , z､__ ヽ
/ / ｀＞.-, x '¨ヽ!
f ,' ﾉ ' i
| 三ミ ｝
l , -ミ ,≠= 二!
lミ{ ｨ i ≠＝＝x i !z≦'
i ヽゝ, ニ彡 ﾍ:! ｰ', ふむ、どうせ伐採はするし、
了 i ﾊ z. 久 /
. ｲ《 l ! ,,,,ｨij`ijij‐彡 縄張りにそって労役動員を進めていいんだな。
. ／:.∧ﾍ､ ゝ､ ノ/,' """ ニﾞﾞj
. ,イ{:. :. :∧ へ、 ゝ 〃 .乂＞。、
.... ,.イ´: :.」:. :. :. ∧ へ、 〃､ _ ＜:ﾍ.､:. :. :. :.＞。、
. ´:. :. ∨:.ﾑ:. :. :. :∧. .へ・ ./ !l:. :.:ﾍ:へ:. :. :. :. :. :. :＞。
.:. :. :. :/:. :/:.}:. :. :. :.:∧ へ.〈､ !l:. :. :.ﾍ:. ヽ、:. :. :. :. :. !:.:ﾍ
.:. :. :.:':. :ﾑ:. :｝:. :. :. :. ∧ /〈三ﾐﾄ、}‐.x--ﾍ:. :.ﾍ:. :. :. :. :.l:. :.ﾑ
.
＿＿ .／ ＿＿＿＿ ＼ ＿＿ ／ ＿＿＿＿
､ ／ ＼ ／ ,.ｨ≦￣ Ｉ!￣工_≧ 、 .＼ ／ ＼ ／ .,.ｨ≦￣ Ｉ!￣工_≧ 、
Υ ､０ｨ. Υ ／__ 三. |L|」|/V/ _＼ Υ ､０ｨ. Υ ／__ 三. |L|」|/V/ _＼
｜ _)i(_ ｜ ||((｀_}[]｛_￣／ヨＥ＼´))||: ｜ _)i(_ ｜ ||((｀_}[]｛_￣／ヨＥ＼´))||
｜ （(⌒Y⌒)） ｜ ||-ｬ‐=ﾔﾆT￣Tﾆｱ=-ｧ-||: ｜ （(⌒Y⌒)） ｜ ||-ｬ‐=ﾔﾆT￣Tﾆｱ=-ｧ-||
｜ ｀ )Ｉi( ´ ｜ ||━`┯゛┷ｧ ┷rr━'━||: ｜ ｀ )Ｉi( ´ ｜ ||━`┯゛┷ｧ ┷rr━'━||
｜ 《´.｀》 ｜ || )/￣,/＿＿}{＿＿_||: ｜ 《´.｀》 ｜ || )/￣,/＿＿}{＿＿_||
｜ ｀.ﾟ´ ｜ || 人__,/￣T￣l|￣ T｀||: ｜ ｀.ﾟ´ ｜ || 人__,/￣T￣l|￣ T｀||
｜ ｜ ||／￣,/ｰ====='ﾄ.__.ｲ ||: ｜ ｜ ||／￣,/ｰ====='ﾄ.__.ｲ ||
｜ ,ﾆ__ ,ﾆ=-------===ﾆﾆ____ 7||: ｜ ｜ ||｀ヽ_,/ー＜＞,/l|ヽ､ 7||
｜ ,イ: : : ｀='´: : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ.|: ｜ ｜ |l .,/l-＜＞,/ ll__/＼_||
｜... ,イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ﾊ .｜ ｜ || ,/. |'⌒ヽ,/___.l|. ｀||
___ ...イ: : : : : : : : : :ﾊ: :/: :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ ｜ ｜ ||.,/ l_＿_,/ ,l|｀ヽ.___||
｀¨¨¨ﾌ: : : : : : :.iヾｿ:.∨:/ i: : : :､: : : : : : : : : : : : : : : : :＼ .｜ ｜ ||´―┤ ,/＼／l| ｜ ||
｜ ,ｲ: : : : : : : ,'-=^~ ∨:/i､: : : ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ . ｜ ｜ || . | ,/ i .ll_ノ｀ヽ.||
／ /: :.i: : : :.:,' V:.ﾊヽ: : : :ヽ: : :|: : : : ﾊ: : : : : : : : ﾊ...｜ ｜ ||、.／| ,/_.ｲ´＼.l| ゝ＿_||
..,イ: :./: : :.i: :/: / ＿__ﾉ}ヾ:.ﾍヽ___: : ヽ:.|:: : : : :ﾊ: : : : : : : : ﾊ.｜ ｜ ||_|＿_l/＿＿＿_l|'＿＿.||
ﾑｲ´ i: : :./ /:.:/ ヾﾍ____｀＜: ﾆ=-: : :.ﾊ: : : : : : : :∧.|: | ｀ ￣￣￣￣￣￣￣￣ ´
|: : ﾑｲ: /i =≠≠= ¨¨¨¨¨¨..i: : ﾊ: : :iヾ:､: : : : : : ∧
/ /::/ﾑｲ:.:i o ___O_____/:., '!: :!:.:.i: :ヾ}: : : : : : :ﾊ ははっ、こちらで人員割当て進めてしまえば、
.......ﾑｲⅥV:/}ヾ} ´¨¨¨｀ ﾉ ﾑｲ i:.:.i､: !: : : : : : : : : : ﾊ
. ﾘ >/ i ,、 レ'ﾉﾉ:ー=ﾆ__: : : : : :ヾ.､ いざお前達の工事になったとき
ヽ: :.} ,イ/ ___ソ:.:..:./: : i￣￣￣｀ヾ}
从 ヽ-----=イ:::/ /: : : : :.:/: : : i 労役人日を使いきっているかもしれないぞ。
}:i:> ｀ー―‐‐=ｲ .ｲ: : : : :.:/: : : : i
. ,ｲ:i: : : :＞ ー‐ ＜//: : : : :.:.:/: : : : : i
. ,ｲ: /: : : : :.i: :,イ,'/', 爪 ,イ/ /: : : : : : /: : : : : : i
/: :/: : : : : :.:iﾆﾆi///∧/// /: : : : : : /≧､: : : : :!
!/ﾊ|:!: i: : : :.ﾊﾆ.iヽ/〈___〉//}: : : : : :.:.:iニニ ヽ.: :.i
/从ｲヾﾊﾍ}ヾｿ!// }=.{/｀´!/ｲﾊ从ﾊ|ニニニ ヽ:i
∨ニニニ,イﾆﾊ// .∨/ニニニニニニニニﾊ!
Vニニニ＼ニﾊi yニニニニニニニニニﾊ
.
／.:￣￣￣￣￣ ＼
／: : : ＼
／: : : : ＼
／: : : : : : ＼
/ : : : : : : : .._ _ ＼
|: : : : : : ´⌒＼,, ;、､､／⌒｀ l
|: : : ::;; （ ● ） ﾉヽ （ ● ）;;::: | それも仕方の無いことだお。
|: : : : : ´"''" , "''"´ l
＼ : : : : . . （ j ）、 ／ どの道何年がかり、今年の分はそこまで、という話だお。
＼: : : : : ｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／
／ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : /＼
／ ∧::::::::::::::＞､r‐'".::::::::::::::∧ ､
イ | '::::::::::/￣￣ヽ::::::::::::::｀ | }丶 、
,. '" / | ヽ::∧ /＼::／ | ! ｀ 、
. -―― .
/ l ﾟヽ
〈 ﾞｰ､ ,. ´ , }
! ヽl / { | 実際、シタノ村で供出する人日では足りず、
ﾊゝ-､_)(_, - く ﾊ
,ゝﾍ' 二!ｌｌﾞ二 ﾞ,r/|＼ 金銭でもって人数を確保していただきましたでのう。
.．イ|//|´､{ｪｪｪｪｪj,ｨｉ.:.:|//|`ー-,､
/////,|//|:.:.:|i> --< ,||.:.:|//|/////ヽ
|////∧,'∧:.:ヾ､y____〃.:|//|////i//}
//i////∧,'∧/´ｰ┐〉〉〉|//|///////!
j/∧////'∧＞'´,二｀-‐､＼/|//／//∧
///,'∧/／「!´ ,巛;i;i;i;､;i;ﾉ＼「|＼'////,'∧
!////／//| |／/|｀{;i;i;i;iY{:.:|/,| |//＼////,}
∨'／////| |/,|/,|:./｀ヽ;i;i∨/,| |////＼'/V
////////,| |/,|/,|:'.:.:.:ﾉ;i;i;i;ｉ〉/| |///////∧
.
.: ／ - ､ / |:: ::/Ａ..,;;__j! / ∨ :::::. ﾘ | | :ﾊ.
::／/ ⌒i v彡!:: .::// Ⅵ.ハ｀l ‐- ..,Ｖ :::::::.. l | :.∧
／ / /｀ヽ 彡∨.::ﾊ{ ｌ:|:| | |----､｀ヽ :::::ﾊ l |､ ﾊヾﾍ
｛ { / ∨| ≡ ﾘl| | |`守!ヽ ∨:::..::: ゝ-ﾘ-ﾐ:.}
.: ＼ ! ヽ 彡ヾ､ ﾘ ゞﾍ ｀ヽ 乂:::::::. ヽ ﾘ
/ ヽ ≡ :,::::::::::::.. '.
! ゝ_j :,｀ヽ:::r ､ }
≧ｭ､_: : : : | 彡 :, )ﾉ jﾉ
ﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｭ..,,__ _ 〉 それについては言いたいことがある。
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｭ､ ／
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ -―‐- .,,__j なんでも父さんの村では金銭雇用する人員について
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ丶 -―‐- ﾉ´
ﾆ==- ´￣￣￣｀ ＜ﾆﾆ＼ ／ 君達の指定した者のみと条件をつけたそうじゃないか。
‐- .,,_ -―――‐-､ﾆﾆﾊ__/
ﾆﾆﾆﾆ／l : : : ∨ﾆﾍ
ﾆﾆ／ﾆﾆ| : : : : lﾆﾆ∧
／ﾆﾆﾆﾆ| : : : :.!ﾆニ∧
／￣￣ ＼ -、_
_,ノ ヽ､__ / / ,〉、
（＝）（＝ ）／ ´／ /)
. （__人＿） { , ' ´,/
'､`⌒ ´ V __, ＜´ そうですが、何か？
| 〈´／::::Λ
| ﾔ::::::::::::::Λ
`ｭ`ｰ─ｰ V::::::::::::::Λ
/ﾑ _ , -.／V::::::::::::::Λ、
. _,. -／:/:::ﾊ ,/´..::/i:::::::::::::::::::Vﾍ
／/.／.:::/:::l y .::::::/::::ｉ::::::::::::::::::.∨}
j ::::::::>.:::/:::::l ./ .::::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::ﾚ;
.
＞ ∨ '.
. _ ＿_/ . 、 {
. ｀ー=／ ′ / : ｉ ﾊ.∧ i 、 ヽ!
/／/ / ,′i | /｀⌒i | ｉ 、 ミ=- ＼_
. ／ ∠1-=ﾆ/! ﾉ/ﾚ////l |i ﾊ_ | ､ ヽ <￣
. `＜＿ノ _| /r=≧x､、,}!//､_}ィ≦f≠ｫ _ i }
. ∠ |､V ヽ弋ﾃｧ冫///´t弌ｼ／" V | ,ﾚ 人を選別して雇う雇わないなど、
. ﾚi |､Vi ｀￣´"`⌒ｉ/＞￣ ,/〉ﾉﾉ/
ヽ＼_}ヽ |/ 〉 ／/ｰｲ/′ 村内にいたずらに貧富差をもたらすような真似は
}ﾊ 八 〈／ ´ 厂/'′
. .___/ニﾆﾍ 丶 , ィ二ｰ_ﾍ } / {ﾆﾆﾐ､_ 村長として受け入れがたい。
. ／ﾆKﾆﾆ（ﾆﾆⅥ ＼ ｀ ー一 ／ |ﾊ{ﾆﾉ Vﾆヽ
. ./ﾆﾆﾆ＼ﾆﾆ＼r⊥ヽ ヽ＿＿_／ ,' ﾄ／ﾆﾆﾆУﾆ'.
. /ﾆﾆﾆﾆﾆ ` ､ﾆﾆヽ//,`ー――――/ﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆ ＼
. ／＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽﾆﾆ＼ ////////／ﾆﾆﾆ´ﾆﾆﾆ／ﾆﾆ入
-── ─ - 、
／ ＼
/ i
i l
. |_,ヘ_ - ￣￣` |
. |,-iiii- r‐iiii‐､ r￢ |
| / ___/ |- 、 ふむう。
| |_ -へ / |`i ヽ
! r 二＿_ ＼ | rl| ｜ l
l ﾄ ー i / l| | |
ヽ ／ / | l
> ＿ ／ / / l
／ ＼ ￣￣ ／ / l
／ / └── ¨ / !
.
_ -‐- ､
, ´ ｀ 、
／ ＼
. ,. -‐'ｆﾌﾌ ７ ｀､
...ﾞ/ ｒ‐´ ｒ‐､ / ヽ ﾏﾄｳ
.ﾉ _/＿ 」 .l | ー‐-‐' `ー‐-─ ! ゆえあることです。だから間桐村長も受け入れられた。
_ ＿ .） ,' | （ ー‐） '" （ ー‐ ） !
. ｀{ ﾉ ヽ ' / ４日見込みの工事を６日も８日もかける。
.... ｰ ― ､}´;￣￣;｀ ｰ‐-/;:;＼ ` ／,.,.,.
,.-ｒ /;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;ヽ＿ ー -- - __, ｲ:;ヽ:;:;:; そんな手抜きどもにカネをはらいたいですか？
... 〕〈:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;:;:;! ＼ _ｰ‐_,.／ i:;::;:ヽ:;:;
. ＿∠);;',|:;:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;ﾄ､ ／!;;;;;;;;;;〉、 ,,.ｲ:;:;:;:;:;:ヽ
. /;;;;ﾉヽ:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;ト.｀' ヾ--〈 Ｖ !:;:;:;:;:;:;:;
;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ｀ ‐-' _、 イ;;;;;;＜!;;;;;;;;;;ィ
;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ, _ , ';;;;;;∨,';;;;;;;;, '、;;;;;;;／
、;;;;;;;;;;;;;;/ ,';;;;;;;;;;,,,,,,,';;;;;;;;;;ィ ヽ;;;,' ヽ, '
,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;7_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,''' , ‐ 、.|
、;;;;;;;;;;;;;;;;;;'-, ィ⌒ヽ、 , ′ ! !
./;;;;, '⌒ヽ,' , ′ Ｏ !
..,';;;;;,' 廴 Ｏ } |
ヽ ! .,', } .! 見込みの倍だの５割り増しだのはなあ……うーん……。
,'! ., , } ｌ
.'圦、_, -‐ .! ! / .|
.7;;;;;;;ヽ } | ! ./ |
'、.,;;;;! } し . . |
ヽ-' } . . !
.! ! イ::::,、ﾏ !
ｌ ｌ { ﾏ，, ' ｀′ __,'
___,'＝! └----‐‐‐.、 イ
''::::::ィ' ,' !
::::::::::::ヽ、 !_,''!_
::::::::::::::::::::::::ヽ、 ! ヽ ヽ_
.
. ／ ｀≧s。
＞/ ／ 厶
| }i ‐--‐ ／ ∧
}ヽ ヽ￢r-─￢ _ }i ｝
. 冫 ＼｀ヽ-- ／ ノ __ /
}ｉ<＿ ＼ ／ ＿} ／ﾍヽ､/ 歳若の監督とみて舐めてかかるような者、手を抜く者、
入 ミiｭ｡ } 廴｡ｪi≦彡= j } }人__
{ヽ__ ｨ | ヽ､_ ,ｨ´ / __Y〈 | }≧ 要らぬと言われればさすがにのう。
| 廴,,ｨ≦ヽ、 / 廴ノ i{ |三
,ｨ劣i / ＼ |__}´ i{ |三
,ｨ劣三<ｨ-─── ､ r┤ ', / |三
,炸三三沁二ﾆ＿＿__ノ ヽ、ゝ/ ,炸|
,i佳三三三三|} }i ｀ヽ i / ,i佳||
. {|三三三三三|} }iヽ､ / 炸三|
, ‐ '.´ ｀ヽ ..｀}./
ヾ¨¨¨¨.´ .ヽ ´¨¨¨',
｀ｰｯ'´ ',
/ . ', |
ヽﾆﾆ´ィ / / | / ', | .､ . ..ヽ!
./ , ﾟ ., ﾟ / / . |./―‐ ',..| ..| ヽ＼ ＼
// ., ! .,' / /.....,'|ﾞ ..| | ..} | . ﾄ､ヽ｀ﾄ､丶、
／' ／¨..| .| /| ./.| ./ | | }', .ハ...,' ! .',ﾉ .! ｀¨.｀
ヾー.'´. __| ﾊﾌ¨!/ｰ|/,_ .リ_リ‐.}/ﾊ |__ ! |
.｀_フ . |'.,'.,.| .ィ´ｨヾヽ ﾟ, ., '¨ r‐rｯ‐ｯ ',// } |.,' 父さんはっ……！
｀¨¨| .{ .},.ﾊ ｀¨¨¨ ´ ', .,' ＼¨¨¨// /} .,./ﾘ
.}ﾊ＼ヽﾟ ., , / .// ,'i´／,' 現に村民の不満、苦情を引き受けるのは俺達なんだぞ！
..', ＼',ヽ | ! { ､ .../ .,ﾞィハ,ﾞ
__}ハ . ﾟ, ヽ}__|,ｨ . ＿ / ,ﾞ_ お前達には聞こえないのか？
.,ｲ三ﾆ:}ﾊ .ヽ ,ｨニニニニﾍ }, ﾞ . ,'三｀ヽ__
,...:‐/三三三ﾊ ﾊ'., ヽ ＿＿__／.,..ﾟ }ﾊ{三三∧::｀ヽ
./三,'三三三三ﾄ.,|.ﾍ.ヽ ｀¨¨¨¨¨.., ﾟ .ハﾘ三三三:ﾊ三∧
,.ｲ三ﾆ＼三三三三',_ﾊ__｀ー―― '＿_{__}三三三三ﾊ三ﾆ',_
./三三三ﾆ＼三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ:}三三::',
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 「ねえちょっと、お隣のモブキチさんは今日も雇われてるのに、 |
＼＿＿＿＿＿＿＿ ￣￣￣￣￣＼
| なんでうちのモブタにはお声が掛からないのよ」 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ／￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ﾆ=‐ | 「えこ贔屓だわ」 |
| 「モブノのやつだけいい思いしやがって」 | ヽ ＼. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿／
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ... ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
/_/ / i i ＼ ‐-=ﾆ___ | 「村長、どういうことか説明してください」 |
|i{ / / /! i､ ヽ ＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|i:} / / ／ /ヽ i:.:.＼ ＼＼{ﾆ|ニﾆﾆ/_
ﾏ/ ／ ／ /:.:.:.', i __ﾆ=刈 ＼{ｨ -､ヽ|ニﾆ/ ﾆ=
/／ ／ ／ /=‐-､', .|:.:.弋赱ｿヽ､ ＼ /ﾆ|ﾆﾆ/ ﾆ= ……しんどいなんてもんじゃない。
_/／}／ヽ!/ 代赱ｿ. ',{ :.:.:.〃＜ﾒ/￣ /二r- ､i:i:i:i:i:＞- __ ＼
/ ﾆ=-､i:i:}ｲ .∧: : : : : } ::. 〉}ヽ/ /ニニ> 〉i:i:/i:i:i:i:i／i:ﾒ､ ヽ
/7 /≧､|/.i.iﾑ ､__ / ｀¨¨ /ヽ/i:i:i:／/i:/／ヽ {
/ ＼ r､/i:i:i:i:i:≧=i:i:i:＼ ‐= ﾆ- / ､ /i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i i
／} /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／￣}i:i:i:i＞,,｀￣ / ___〉>r‐, /〉i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i |
／ , =ﾆ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾑ_ |i:i:i:i:i:i:i:＞- Ｙ‐'7/r'i:i:i:i:i:i:i:i:i//i:i/i:i:i:i:i､ {
〃 ヽ二rヽ__i:i:i:i:/‐----{Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ:Ｉ| ／｀' _ ＜i:i:i:i:i:i:i:/{i:i:i:i:i:i:i／/ i
∧〉 ￣´ !i:i:i:i:i:i:i:i| _ ＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ﾒ､i:i:i／i:i:i i
|i:i:ヽ |i:i:i:i:i:i:i:i:| _ ＜i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| |
.}i:i:i:i:/＞‐=ﾆ_____ｨ/-‐-‐‐‐‐!i:i:i:i:i:i:i:i|´ニﾆ|i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{i:i!〈i:i:i:i:i:i:i:i:i:i |
|i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:/／.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:{ニニ|i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ﾏi:i:i:i:i:i:i:i:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾆ=≦ﾆ=‐-=ﾆニ{i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i: ┃ モブの名前に意味は無いです。モブですから。
≧--=ﾆﾆ=-rニニニニニニニニニニニニニ≧=i:i:i:i:i:i:／┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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. /:::::::::::::::::::::::::::::彡≠ミ:::::::::::::::::::}
{::::::::/⌒｀¨¨¨¨´ ）:::::::::::::（
｝:::::ﾄ､ _L;;;:::::::::::::}
. （:::::::ｉ､:＼ ／:::イ:::::::::::/
ヽ:::| ≫=ﾐ:､ x=≠≪´ |::::::::::;
. .Ⅵ{{ 弋刈_{{／ｲナ}}==}ｧ'＾V みだりに差別を行うのは、よろしくないことと存じます。
'人｀ﾆ´ﾉ}弍｀ニ´ﾉ /j /
{ハ｀¨´ﾉ ｀¨¨´ U r'_/ が、しかしまた、働きに応じた報酬も神の教えるところであり。
､.,_ ヽ ﾊ‐=、
ｰこ ヽ / ｝ﾆ}_
∧ ／ ／ニ{ :＼
./ 个 .,,___,.ィ ／ﾆﾆニ}: : :.＼
. -=ﾆ/: : :|ﾆトミニイﾆﾆﾆニ/ : : : : : }ﾆ=-
. -=ﾆ : : : : /: : : :|ﾆ| |ﾆﾆﾆﾆ/ : : : : : : |: : : : : : : : : : ﾆ=-
,．-───- ､
/ .::＼
/ .::::::::l
l .::::::::::|
| -‐-､ , -‐- .::::::::::::ﾄ､
〉ztァ} -tz- .::::::/⌒!::i
i ´1 ~｀` .::::::l 7/::::| これは難しい問題ですのう。
| ﾊ_,,､'^ヽ .::::::::レ1:::::|
〕 / r‐-､_, i .:.::::::j!:::|::::::ﾄ､
_r､ /::l ⌒ j .:::, 'ﾞ1:::|:::::::|::ﾄ､
r / i h ／.::::::h ﾉイ /.:::,!:::::::|::|:::ﾄ､
| | | | i ／.:.::::::::/::丁二二´__ ノ.::::/:::::::::l::l::::|:::ﾄ､
| | { | |.:.:.::::::::::/::i:::::::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::l:l:::::l:::|::::＼
/:| ﾚ'⌒ ﾚ'^i.:::::/.::::|::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::l:l:::::|:::|:::::::::.
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./ミ-‐ 、_
.ﾉ/v///// ヽ__
γ/ﾉ--￢--////Y
./ /{ ¨ヽﾑ ⌒冖.ノ
l ﾉ′ｔ___ﾏｧｒｚｚｧ/
＞＝‐-- 、斗.//, ｒ、，/ あらかじめ言い含めておけばよいのでは？
/ .} l../; ',, .{ ./――、
ｆ ﾑ fﾑ , .} .∨; ; ., .ノ / ヽ 真面目にやらないと、雇いから外されるぞ、と。
} 弌ｰｰヽ ＼ } {.ヽ', _ _ .; ; / {
.r‐乂ﾄ`ﾞ ＿ ヽ .l. 乂 ＼__ `ィ {
ｰ‐ _ ｀ | }__／ ﾏ:＼ | } .|
ﾐ.┐ __.ﾉY .}- l ＼ } |
（`´ .{ .} }: ::l .ﾉ .|
| .{ l .}: :{ {l |
| { { .|: :| /乂_ {
| .{ ＞ ⌒ヽ_ｒ―＝七千｀ .i!
＿＿＿＿_.| .i!＿＿./ } l＿＿
人 .ﾉ ﾏ式ﾊ rﾏ ノ
―‐ `¨¨¨⌒ ￣￣￣￣
○ ／|￣￣￣¨,/
. ／i:i:i:|￣￣` /
. ／i:i:i:i:i:/── ､/）
／i:i:i:γ⌒¨ ＜ !
.／ ヽi:i:i:i|| u. ヽ/
{γ¨||i:i:i:i|| ､____￣ヽ'
! Ⅵ;||i:i:i:i|| ≧=¨ｧ-'
', }|i:i:i:i||:. ¨´ヽ そんなこと言ったら、かえって手抜きしそうなのが何人も思い浮かぶぞｸｿｯ。
.ゝｰ'||i:i:i:i||:: ...:;､__‘，
/}:｝ ||i:i:i:i||/ ＿＿ゝ¨ 人間、真面目なヤツばかりじゃねぇってことだ。
ﾞ´ ||i:i:i:i||ﾞ `ｰ‐'､
===┴､i:ｉ|| `f￣
彡'￣¨= ┴､
==-‐'￣＼
.
／￣￣ ＼
_ノ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人＿） | だから、そんな不真面目な連中を雇えるわけないだろ。
'､｀⌒ ´ U |
| | 金の無駄だし時間の無駄だし、仕事の質も期待できない。
| {
ヽr｀ｰ- -=´ i､
__,. ＜.ﾑ- 、､___,／ヽ__
_, ､＜¨ : : : : :l : :.ヽ ∧::〈ヽi :、ヽ、
/ : : : : : : : : : : :|＿ : :∨ |:Λ | : :､ : ＞、
丿 : : : : : :i: : : : : : :／ :.∧__|::∨＼､: : : : :.｀,
i : : : : : : : :| : : : : : :＼／￣ ∨ /;;ヽ : : : :,i
､
|! ﾄ､ 、
{｀ …´￣￣￣｀､} ｀ヽ. !'，
＞ }ミ､} }
-=＝…´ ´:.:
／'⌒>￣ . .: ´ ..::´ .: .::. :. .:.:.:.:.:.:.:
､_ ／ ／ .::: .:..:.:..:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.＼__人__人__人__人__／
＼｀ミ-- ´ .: ..:.:.:.:.∧∧.:.:.:.:.:.:.:.:.≫ ≪
.､＿ ＞ , .: /.: .:.:.:;ｲ/｀ ‐‐!:.:.:.:.:.:.≪ だから！！ ≫
ヽ‐=‐一 ´.:::. /.: /!.:/ |{ ､__,:' }:.:.i!:.:.:.:.:.:≫ ≪
＿＿_／｀¨¨7 . :;=､.:/ /‐≧､{__ ,ヽ / ≦´:.:.:.／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
,:' /ﾆニ／..:.:.ｉr ｲ{:! | <, Oヽヾ｀'¨i ィ芒7.:.:.:.:.:.!/
. / ﾏニニ７イ ヽ'.ﾍⅣ i!ミ＝′〃 |:、ﾞ ‐' }.:/!:./i|＼
/ `マﾆニｉ二､__ヽ i! ,:' , l | 丶 !/.:j/ j! 〉
.. , ‐‐=､ `マニニ/,ｲ i! ｀i! ,＿_ヽ__!__ ,:'ニｲ ´ ／ そんな人間でも使わざるを得ないのが
.. ,:' ＼ `マﾆ{ム'，＼i! {iニニニﾆ} ,:´￣´ .／
/,:' /¨':. ￣ヾ、＿＿.. 寸三ミ､ ＼|! ´￣｀ // ／ 上役のつとめだと言っている！
.// / ':. ｀ヽ ｀¨¨ヾ≧=､ヽニニ,:′ _／ /
ﾞ/ / ': ＼ Y ｀¨´ l´ /
/ ': ! ≧､ ＿人＿ ／ _,/
.
, ' ￣￣￣￣ ｀ヽ
/ ＼
/ ヽ
. / '´￣` "￣` ヽ
| ( ●) ( ー ) |
i j 平行線になっちゃいましたねえ。
ゝ ' ＿ u. ／
. ＼ ヽ ノ __, "
` _ _ , ' ´ /::＼
/:/ /:::::入 ./::::::::::|""＼
／:/ /:::::::::::∧ /::::::::::::|::::::::::::" - ､
／/:::::|V∧::::::/ ＼/::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
／:::/:::::::| /:=:::i /::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
/:::::::::|::::::::| /::/::::| /:::::::::::::::::/::::/:::::::::::::::::
＞＜￣¨≧s。
／ ｀＞‐、
. _/ ／ ＼
} ＿_ } ｶﾘﾔ
/ == ‐-- > r=ﾐ / 雁夜の言い分もわかるのですじゃ。
ヽ／ 、 l＿___ｭ 〃 }}/
{ ‐=彳 ¨二 ｨ' Y´ 〃 シタノ村とモトノ村とでは規模が違いますで、不平不満の声も多くなる。
ハ｀¨入___,ｨ ‐- 辷ノ{__ ｶﾘﾔ
{ Y ∧ ｌ／,ｲ//ハ 必然、雁夜の心胆も疲弊するというもの。
. ｀¨¨{i: Ⅵ_＞＜ / ////∧
￣| 守ﾄ､ / //////il}
ﾊ/∧ V ////////}
{i///∧ /}///////i!
込///i}/ :}i///////
.
γ⌒ヽ ＼＼=====|_|二＞''" "''＜二|_|======|// ／⌒ｉ竺ﾗ ｜ |
. |i⌒ i ‘， .|ﾆﾆﾆﾆｘ=ﾐ)iｘ xへ γ弍ﾆﾆﾆﾆニ7 ／ .ｖ⌒i,￣ | |
|i ||⌒ｉi |ﾆ＞''" 〔〕`Y:，＿,｡sSﾟ ﾟSs｡＿___/_,,/〔〕｀`'弌ニ| /γ⌒i| i| | |
|i || |i |ﾆ|＼＼.｡s≦| |ﾆﾆﾆニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾉﾉ≧s｡／xﾍﾆ| i| | || i| | |
|i ＼|| |i |ﾆ| ＼|ﾆﾆﾆ|_|㌻”￣ xへ ￣”弌|_|ﾆﾆﾆl／ |ﾆ| i| | ||／i| |_⊥
s｡ |i ||＼|i |ｉ⌒'|i |ﾆア´[]＿＿｡sSﾟ ﾟSs｡＿[]＾'弌ﾆﾆ|. 〃^|ﾆ| i| |,,／|| i| |｡sｉ〔⌒
⌒〕is｡_ |i || |i |ｉ :|i |ｼ寸ﾆ[]ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ竺ﾆﾆﾆﾆニ[]ﾆﾆﾆ刈 l∥ i| i| | || i| _｡si〔⌒
⌒〕is｡_ || |i |ｉ :|i |i ﾞ|７ﾆﾆ[]ﾆ＞'"____"'＜ﾆ[]ﾆﾏニ7ﾟ | | | i| i| | || _｡si〔⌒
⌒〕is｡_ |i |ｉ＼:|ｉ |＾| |小ﾆﾆ＞'ﾟ´￣￣´~''＜ﾆﾆﾆ刈|/＾'|_| | i| i| | _｡si〔⌒
＿ ⌒〕is｡_ |ｉ :|ｉ | :| ||:|iｼ'[]=[]｡s≦ﾆ≧s｡[]=[]寸i,ﾊ| i| i| i| i|_｡si〔⌒
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ .ヽﾟ'弌i刈_刈| | i| i| i|_｡si〔⌒ _, ‐ '"|
....:.:/ / |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l＿| ﾟ刈 il | | i| _｡si〔⌒ _ -= '''| | |
. / / . i三｀`ｰ- ､,,_;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;::--‐‐一=ミﾐ三三ﾆニi |＿＿l| | |_|_｡si〔'⌒ ｒ''" | | | | |
../ /.. i三 ,--､ ｀`"´￣_,,,,,､ ミﾐﾆ=ニ三三i ...┌‐||,｡o≦ ｒ ┐_┐丁|￣| | | | | | |
/ /＿..|彡, ヾ＝' !ﾆ彡' ,ｼミﾐ三ﾆ三ミﾐi.[］[]|_,,,|| _┌丁| || || | | | | | | | |＿＿＿|
|;ﾂ : . ｀ﾞヾミﾐ三ニミﾐ'
l;| ｰ-- ' .: ,,.... ,ｨ -ｰ‐-､ ヾミﾐﾆ三ﾂｰ-､
l;l ､_ _ .: ｀ﾞ;:' ヽ ミﾐ三ﾆﾉ⌒i.|
∥ ヾヱ'孑 :. '､ヾ弌ヱ='"´ ミﾐﾐﾐｼ:｀） i.l
l ｰ‐'" .: ヽ＼￣ ミミﾐ' ノﾉ//
', ,.:: ､,. ミﾐ/ '/ で、あるな。
', / :. __ い､. ミｿｰ-;"
l / ` ｰ‐"´′.., -.､ .ミﾂiﾉｿ 何事にも言い分はあるものでおじゃ。
l ' : : , イ, 〉 〃 i､ヾ､
', _,､-,ｨ´￣ﾍ./ ./ ＿＿＿.l＿＿＿＿
ヽ ／⌒ﾑ 〉 ∨´〉ﾆ二|＿＿＿
. /⌒ヾ､ ＼ﾍ jｰ"―‐ｹ ￣￣ -
. ノ、 ＼ .〉､- "x,ｰ-,!f￣ ― ＿
.. ／,'｀ゝ､ ＿ﾉ`ー ' ＼｀ ､/ﾚ'｀:::::;; ￣ ―
. ／ / ,!.,"lﾞ | ｀K ＼ ＼ / ＼ ｀丶､
......／'ー 'ン'''!,ン‐ﾞｰ|ー ﾍｰ "｀＾｀ ＼ ＼ .''''"
/ / ,' ! ＼ ＼
.
／、 , ,,, ﾍ
. // `ｲﾉ､' ´ ヽ ヽ
ﾐj ｀ ｷ ﾍ
. `!" ｨ''ﾞﾞ~ﾞ ミ
. ｨzzzx''`i! ,ｲ"ミミzz､ ミ` ｝
. ヽ. ィｪﾐ .｝ .､ｨ ｪz- ミｨヽ′ 見込み人日の算出も我々の人日計算と大差ないようだし、
. ｛.!. .},,! ｀ ｰ'´ ".６,}
. 乂 ,ィ(、 _,ﾍ､ 彡 /〃 何も最高最善でなければ雇わない、という話ではないのだろう？
. ,.ィ .!/ィ彡ミﾐミﾐミヽ .lj! ﾍ,､
. イ'./ ｛{ ｀ー 一´ ｝ ./.j ﾍ `＞ 。_
...., ＜ / ム ¨¨ ィ／ j ﾍ ｀
／ , ゝ ＿＿ ィ ／ ,j ﾍ
/＞二ゝ" ＞､ , イ ,j ,.､ﾍ
,.ｲ ＼,- ､ ﾍ ./ ,.／ `
,､､-‐ヾ';:,ヽ,,
,．'ﾞ｀`ヽﾞ;, ﾘ.:;ﾘﾄ､,ｨ
,r' い ﾉ 'ﾞ ﾉﾉｿﾉ
,ｨｲ ,ｨｲﾞ´｀`ー‐‐''"´`ヾｨｲ
_ﾉ,ｨｲ:;j ､ , |i彳
ヾ.:.:;彡l ＞==z､〉;.,,､､-ｯ,!;;;!
`,い:;i `"´,::; ﾄ`"" };ｲ 叩いても直らんヤツは邪魔にしかならんからな。
ﾞ,い! ,.ｨ::; ﾄ､ ｀` j!{
ヾj!, '´ _`"__`ヽ jソ クズを混ぜると危険なのはわかる。
ﾞiﾄ､ ´ ー‐ ｀` ,j'ﾞ
-──-､__,1 ヽ ;;;: ／1
| `"""´.:.:;;L_ ＿ _
:＼ .l } .:.::;;;;! `ヽヽ
＼ .:;⊥＿ i .:;:;:;;;| 〉〉
- ─ 入,ﾉ! ー- ､`ー--‐'´:.＼ //__
.
-=彡: : :/／|: : | / | | | | | ｉ|u ﾚ| | | |
/ :/ :|: : /! ′ .| ´.厂￣| ｢¨|¨/´:ｉ ｉ| |∧| | |
. / 彡|: :. /│/ | ! i斗-=リ=ﾐ/: :ヽ ｉ| /`ヽ} ! /
ノ|: : : | ′|:′ リ/ﾐ 、 （） ｝: :..:} リ ﾑ- / :| /
. ／ ＼ :リ : :l/ !| j/ ｀¨¨:彡 ´ {ｔｧﾃ.} /}′
/ ＼＼∨:| ﾘ 丶彳ﾘノ
｛ ｝ ∨ し ＼
∧ 〈 、 --〉
∧｀ヽ ﾉ } : :＾: : :／ いや、ですからね……
∧ ＼ | ／ }
ー‐{ ι / j_,. -===---=ｧ'′
/ ‘, ′ いｭ.,_ ｀ヽ¨¨¨/ /
| |′ ‘, ￣￣￣￣ 〉/
’│ ＞ し' ¨¨¨¨¨ヽ.′
∧! ｀ ′
‐┴-′{__ ｀ ., |
ニニニニニ==- 二ﾆ==---′
ニニニニニニニニニ=- /
ニニニニニニニニニニニ=- /＼
＿ , -─- ､
／ ニ `′二_`ヽ.＼
/ ／ ヘヽ -‐､ ＼ ヽ
/ / , l f'``"" | ﾄ l l |
! | 〃 , | ｌ | ｌ |､ | |.|
| l /ｲﾉｰ-､ rヽ!'ヽ!ヽ | ｶﾘﾔ
. | /l''＝=a= , =a=＝''|r､! ……雁夜、この件に関してはいささか筋が悪い。
|,ｲ| ｀￣ 〈| ￣´ ||'ｲ
. トl.| ＿ ヽ ＿ ｌ'ｲ| わざわざ金払ってクズを掴まされたじゃ納得もできまい。
ｌ l.ﾄ､.‘'''"￣￣`'''’,ｲ l |
-‐'''ｌ ! l.＼ ￣ ／ | l |`:ｰ-
::::::::::l,ﾙ ﾄ､ ` ｰ '´ .／!ﾙ':::::::::::
:::::::::::::::Ｎ ＼ ／ |':::::::::::::::
.
.!i| !ｌｉ| ｌ|i│ ＿＿. i| !ｌｉ| ｌ|i│
..i| !ｌｉ| ｌ|i│ : :´: : : : : : : : : : ｀ヽ :l !ｌｉ| ｌ|i│
. :l !ｌｉ| ｌ|i│ ／: : : : : : : : : : :./ ＼: :≧==ミ .lｉ| ｌ|i│
... .lｉ| ｌ|i│ ./: : : : : : : : : : : : //:.:/:∨:!:. :. :.‘:, ..ｉ| ｌ|i│
... ..ｉ| ｌ|i│ ../: : : : : : : : /: : : //:.:/^~^~|: |: : : :‘:,. .| ｌ|i│
.| ｌ|i│ /: : : : : : : : /: : : //:.:/、:.:.:.:.|: | : : : : ‘:,. .│
.│ ...|: : : : : : : :./:|_:/_:/__/_,}｝ /:.:|/|: : : : : 「｀ヽ
|: : : : : :.／Ⅵ/／: /'′:.: ゝ---ミ:. :. :.| 例えば俺達は村民の斡旋停止、雇用費の増額、
/／: : ／/ {{¨¨oメ、:.:.:.:.:.:＞- ミ:!: : :. :.|
／ | 「∨:l:.:. ｀¨⌒¨´:.: ﾄ､ --ﾟ=≦Ⅵ: // こいつらはじゃあ雇わないと、
|∧ Ⅵ｀¨¨¨¨¨¨¨´ |/}:.:.:「 7 /lⅣ,′
| |:.ト- |/:.:.:.:ゝ ':ムイ{ お互いに首を絞めあうことはできる。
| |:.|: ∧ ゝ---- L:.:..,,__,:.,′: :!:{
| |:.|/:.∧ ∨十十十十／/:. :. :.|:{ _ゝ、
| |:.|:./:.∧ ｀¨＿こ¨¨´: /: :. :. :.|:{ / / /7
| |:.|: :./: ‘:､ ＼:.:.:.:.: ／l_ : : : : |:{_,,.. -‐=≦ / / / >､
| |:.|: : : ト ＼＿}:.:／ ｲ∧: :|ヽ!:{= l⌒l二=/ / / / /
l∧|: : : |//〕iト ､ r=彡//｛Ⅵニニ l |二/ / / / /｛
|∧: |//////}＿V////｛二二ニ l |／｀ヽ / , = ‘:,
｡o≦ ｝ニⅥ////// Ⅴ///｛二ニﾆ ,′ l ,.′lニニ‘,
｡o≦ニニニ｝ニニ∨///{ ∨//｛ニニ=/ :l ／ /二二 ‘,
｡o≦二二ニニニニ｝二ニ=∨=彡､＿＿j≧=｛ニニ l / / /ニニニ ‘,
.. lニ‘:,ニニニニニニ ｝二二ニ∨//∧ ｛///｛ニ= ∧ {二二二ニ‘:,
.. |ニ=‘:,ニニニニニﾆ｝二ニニﾆ∨// | ｛// ｛二二 ム ／/＼二ニニﾆ‘:,
.. lニニ ‘:,二二ニニﾆ｝ニニニニ ∨/｜ V/ ｛ニニニﾆ＼ イ/ / ／〕iト､ニニ=‘:,
寸二ﾆ‘,ニニニニﾆ＞‐--二ニ ∨/! V/｛ニニニ ｝イ////／ニニﾆ ＼二ニ‘:,
.... 寸ニ ‘,二二二ﾆ｀マ二二ニニ ∨| ∨{ニニニ ∨_/＞'´ニニニニニ丶ニﾆ‘:,
｝ニﾆ‘,二ニニニﾆ｀マニニニ=‘:､ ｛ニニニ/くニニニニニニニニニ＼ﾆ=‘:,
｝二ﾆ ‘,二二二ニニ ｀マニニニ ‘:､ ｛ニニ／ニ ＼二ニニニニニニニﾆ丶= ‘:,
.... 寸二ﾆ‘:,二二二二ニニ｀マニニニ‘:, ｛= ／ニニニ=丶ニニニニニニニニﾆ＼=‘:,
. 寸二=‘:,ニニニニニニニ｀マニニ ‘:, {=/二二二二ニﾆ＼ニニニニニニニニニﾆ‘:,
. ｝ニﾆ ‘:,二ニニニニニニﾆ｀マニﾆ‘,｛/二二二ニニニニ 丶二二二ニニニニニニ‘:,
.
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
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ﾑ;:''"´￣＿＿;:;|;:;＿~｀丶､!
,{__, ィ''"´ r‐っ ￣ r-､丶､;:;l
,'ミﾐ:::::ゝ , . ￣:. ｀`′,}:`i!
,'ミﾐ:::/ ,. -‐- ､:. , - ､ヾ:::l
lミ:::::' ,:' ,ｨ戓ﾆ>,:' : ｨ戓ゝ、ﾞi::l
〃ﾍ:::j :. ‐ '" ,. ヽ` ﾆ !:l
. ＿ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー丶、_
.... _ノ⌒´ ⌒丶、
....ノ⌒´ ／>
.. ＼ ／／
. ／￣￣￣￣｀丶、 . ＼ ／／
,.-''⌒´ ＼ ＼ ／／
.. ／ ⌒` ヽ ＼ ／／
../ i"'"! !`、 | .＿＿＿,, ＼ ＿＿ ／／
'/ ｲ| | | i i、 ＼ |´⌒丶:::::::｀ヽ､. ＼ ／／´￣￣￣｀'＜／
|ｨ′ / /ﾉ j lﾉ ヽ＼ヾﾄ､､ 丶 ヽ.....-､:ヽ::::::::::｀. ／ ―===､==≦.、L,＿
l'|.ｲ ,ｲ' ｀`丶、 ×´＼＼＼ i......＞ー―‐/´ ＿＿_ﾉ
.. |へ.| ===｡=､ = ｡==== ヽ ＼、 |
|.｀ ｰ‐ '/ ｰ― '" ｜ﾄ､ | だがそれは、双方に望ましいことではない。
| ／ ||,) |ヽ. |
|.く__ - 丶 |!'ノ i｜｜ 本当にどうしようもないクズ以外は受け入れる、そうだな？
ﾊ ー――‐一 ／! i |_ |
ﾞｲ,`、 === ／ ,|｜|| ~"'''‐-
,. -‐'''"~ヽ. ／ ﾉﾉﾉ/|
＼＿_／ ／ |
. | ＼ ／ |
| ヽ／ |
l ／＼ |
.
／￣￣ ＼
_,ノ ヽ､,__ ＼
（●)（● ） |
（_人___） U |
'､ │ まあ、そうだな。
<二ニヽ |
.／-‐ ｀i ､ ＿__,. イ i
.{/´､ ',┐__＞ｰﾒ ┴ｭ
しrヽ V:::Λ ／ : : :＞、_
,.＜ﾊ､_／￣ V ∨ : : / : : : : :_＞-.､
.「 : : : :〈 : : : : : : ヽ/ : : :/ : : : ／: : : : : `、
=====
. ,====__ __≦////////≧==_
. ／/////≧≦//////////////∧
／///////////ヽ////////////∧
. ﾑ////////ｎ ∧///////////////∧
:////////}^^^^∨///////////////}
. ////////ii} ∨//////////////}
.. :/／//////} ∨/////////////}
.. ´//////‐-_ __-―‐‐////////}
Ⅵ//´______￣ヽ イ ________∨//////ﾉ ｶﾘﾔ
ﾊ乂 て::ﾟ）｀} X て::ﾟ厂￣八;////} どうだ、雁夜。
. ﾊ ー―┤ ゝ＝－ |i|ヽ///}
ﾊ ,ノ |i|n}///} こいつらは譲った。
ﾊ ＼ ヽ |i|u}///}
. ﾊ |i|i|i|i|i|/| 俺達もすこし譲る。それだけの話だ。
ﾊ γ二二二二ヽ |i|i|i|i|/|i|
. ﾊ ー― |i|i|i|/三ﾆ、
|ヽ / :|i|i|/||三三≧==--_
|i|ii > イ::::: ﾚ´王三三三三三≧==__
_=≦i川i|i||i|≧- ≦: : : /:{王三三三三三三三三三≧=_
≦三三三王}::ヽ: : : : ／::{王三三三三三三三三三三三≧x
∠三三三三三王}::::∧ ／:::::::{王三三三三三三三三三三三三ii∧
.
＿, - ､_
ｨ＝'´ r‐‐､ ｀¨¨¨ ー-､
乂 ,ｨ､ ヽ, ヽ.
,ｨ'/´＞‐ '/.i ｀ー ' ヾ､ﾉ ﾍ
ゝ．ｨ´ !ｰヽ ｀ヽ. ﾍ
,ｨ'´￣ ､ ｛-= ヽ. -‐ i ﾍ
,ｨ' ｀ヽ､i ｀ヽ i､＿ ヽ.
,ｨ' ､ ,' |'ヽ ﾍ _ ＼
∨ ｀ヽ,ｨ' i ｉ. ﾍ, __ ヽ.
. i ―冫' i .i ヽ'´ /
! '´ i V ヽ /
i ! i ! ,'
∨ ,' ,
∨ , ,
∨ , /
| ! ,'
. l / /
∨ ,' /
i ! i .| f´￣￣￣￣ ｀ヽ
! | ヽ! | ……。 |
/ ヽ. ヽ. ゝ＿＿＿＿_ ノ
,' ﾉ´ヽ ヽ
/ / ∨ ヽ
/ / .∨ ヽ
.
/./ | |
/ / ! ,'
. ／, ' ,' /
／／ ＼ ≧=- ､ ｝ }
..... ／／ -─……ミ、 .:} ﾉノ...／
/,.イ ＿＿,. " ､ 斗≦- 、
. //. ￣≧=- ＿＿_ ::.: へ、八
／ ／ -‐=≦￣￣ :; ヾ、 ＼
. ,＜',ニ. .′ ＼r ＼
, ',.イ. 乂 ／ M人 i 、
//. __厶イ ,:′ ; ! ﾊ 从 '; :.
／/ ／ / ｲ / .:ｨ:! :| Ⅳ:! ｉ ﾊ:|
,r‐' ／ --=≦ ﾆ /／〃 : .: {/／/人:|,.， ;≧ﾃ|｜ } ｌ|
/ ／ ＞ イﾆ ;'__/ィ^:! 〃;斗ャ≦l ':. {r_ｧｉ.:|::| ,′ わかった。
/ /. ／⌒ 人 = .:iんﾊ l l∧/ / ｨf斧 , ヽ':, |人l/
./ ｘ≦ノ ﾆ八廴{ | | 八 ￣／ ∨ どうしようもないクズまで雇えとは、言うまい。
／///イ ﾆ :＼ヽ、:.ヾ、 _ ..ﾉ
〃///// )/ .:仁:/ｰ} _/ﾊ、 ,ﾍv'´ヽ
{{//////ｲ 爻)乂:.ﾆ廴 ,. = 孑 /ｉ}:＼ く i
. 八//////／//＼ {ﾆ≧=- . ´ {///: : : }≧=- ｀i /
. イ: : : : -=≦///////≧=- -ﾆ ≧=ｧ…≦／: : ／¨¨¨: -=ミ、└‐'′
. ／.:/: : : : : : : : : : :-=≦///////≧=--////／: : : ｲ: : : : : : : : }.:l|
. /: : : : : : : : :-==-: : : : : : : : :-=≦/////////′: : ://: : : : : : : :/: :iｌ
.... |: : : : : : : : : : : : : :≧=- : : : : : : : : ｀⌒ヾ/Ⅳ: : : : ://: : : : : : : :/: :〃
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.
＿ ｧ─ 、 ｧ─ 、 ＿_
ﾉ 乂 || | | || ﾉ 乂
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＿ ｣L_,, -‐ "~￣ ￣~゛ ‐- _| || ＿
ノ＾乂 -= 二_ ＿__ _二 =- ノ＾乂
| || |. γ ,ノ§ 乂 _ﾉ(§乂_ ,.ノ §乂. ヽ .| || |
|f⌒Y| { | .V/ | | ∧ゞ==彡∧. | | .V/ | } |f⌒Y|
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〉ztァ} -tz- .::::::/⌒!::i
i ´1 ~｀` .::::::l 7/::::| どうやらお時間もよろしい様子。
| ﾊ_,,､'^ヽ .::::::::レ1:::::|
〕 / r‐-､_, i .:.::::::j!:::|::::::ﾄ､ 泊まられる方以外は発たねばならぬ頃合でございます。
_r､ /::l ⌒ j .:::, 'ﾞ1:::|:::::::|::ﾄ､
r / i h ／.::::::h ﾉイ /.:::,!:::::::|::|:::ﾄ､
| | | | i ／.:.::::::::/::丁二二´__ ノ.::::/:::::::::l::l::::|:::ﾄ､
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／／／r .ﾆ､ ヽ ＼＼＼ヽ
ﾚ'〃,' ｌ f'''ﾞﾞl ∥ ｌ l ! ヽ.l
. /ｲ//,.1.| l l、i ､ | ∥ l.|
ﾚ/ｲ-lﾉ、 ゝlﾍ.｢ヽ＼ | l |
|＝=ij =＝i;j＝''| | l | お、もうそんな時間か。
. │"ー) ー‐ 'ﾞ |lゝ、 !
| ＜ ､ |Lﾉ│| 泊まられる方は俺の家に来てくれ。
. | ヽニニニフ ,| l |.∥|
ヽ、 ー .／ﾘ ﾉﾊ l !|
. ` ､__,. '´ ///_,.ゝ!|.!
,」 -‐ ｲﾙ',. -‐}ﾙ}
. /＼ ／::;::-─-:ヽ.
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├r―――┴――一 ''' ""三￣´::::::ヾ
/::{ ｨ'三) (三ヽ ,ｯミ::::::::::::::::ヽ
{:::ｼ ~´ ｀ヾ､:::::::::::::::::l
l:::l ,. ニ ､ :. .: ,r ニ 、 ﾐ:::::::::::::ム、
l:::! 'イでiﾝ､ : :. ,ｲでiﾝゞ:.:. ﾐ::::::::::/^い
. l::l :.｀^"´ﾉ.: :. ヽ｀~´ノ:.:.:. ﾐ:::::::ｲ ﾘl で、あるな。
. ヾ! ｀ " ´ / ::. ｀ ´ ﾐ:::::/ﾑ_ノ/
'i, ,' '^ヽ ﾐ::::l 'ｰ' / 当日これにて散会とする。
'i ヾ'ｰ ''"く、. /｀`7>、ーf′
l ｀ヽ. / ///>、:ヽ、 皆、大儀でおじゃ。
ヽヽ ,ィﾆﾆ丶､_ ﾞ:..../ /./////ﾄ､....ゞ
ヽ ^ヾ二´ノ´ _,ｨ / /.//////:.:ヽ
丶 ｀" "´ . ./ / //////:.:.:.:.ヽ‐- 、
｀ト､ ＿＿_,, / / /////'′:.:.:.:.:.ｿ ﾉ ）
l = / / /////:.:.:_,. - '" ／￣｀`丶、
ﾊ ヾ ./ / /////''"´ ／ ｀丶、
, ィ'l l ヽ / / ////'′ _,. - '′ ｀丶、
.
γ⌒ヽ ＼＼=====|_|二＞''" "''＜二|_|======|// ／⌒ｉ竺ﾗ ｜ |
. |i⌒ i ‘， .|ﾆﾆﾆﾆｘ=ﾐ)iｘ xへ γ弍ﾆﾆﾆﾆニ7 ／ .ｖ⌒i,￣ | |
|i ||⌒ｉi |ﾆ＞''" 〔〕`Y:，＿,｡sSﾟ ﾟSs｡＿___/_,,/〔〕｀`'弌ニ| /γ⌒i| i| | |
|i || |i |ﾆ|＼＼.｡s≦| |ﾆﾆﾆニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾉﾉ≧s｡／xﾍﾆ| i| | || i| | |
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s｡ |i ||＼|i |ｉ⌒'|i |ﾆア´[]＿＿｡sSﾟ ﾟSs｡＿[]＾'弌ﾆﾆ|. 〃^|ﾆ| i| |,,／|| i| |｡sｉ〔⌒
⌒〕is｡_ |i || |i |ｉ :|i |ｼ寸ﾆ[]ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ竺ﾆﾆﾆﾆニ[]ﾆﾆﾆ刈 l∥ i| i| | || i| _｡si〔⌒
⌒〕is｡_ || |i |ｉ :|i |i ﾞ|７ﾆﾆ[]ﾆ＞'"____"'＜ﾆ[]ﾆﾏニ7ﾟ | | | i| i| | || _｡si〔⌒
⌒〕is｡_ |i |ｉ＼:|ｉ |＾| |小ﾆﾆ＞'ﾟ´￣￣´~''＜ﾆﾆﾆ刈|/＾'|_| | i| i| | _｡si〔⌒
＿ ⌒〕is｡_ |ｉ :|ｉ | :| ||:|iｼ'[]=[]｡s≦ﾆ≧s｡[]=[]寸i,ﾊ| i| i| i| i|_｡si〔⌒
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',;:;:;ﾂ'´ ミﾐ三三三三三三三三ミミミﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐi
〉'r''ﾌ -ﾋﾐミ三三三三三ｨ彡ﾆ三ミミミﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐi
ｘ===-. ﾉ `´ `三三三三ｨ彡彡'=＝''､ミミﾐミﾐﾐﾐﾐi
∠三ﾐ x ＜/////≧=、 ,' ..､,,,_ ミ三ﾆｨ彡彡イ く⌒､ ヽミミﾐﾐﾐﾐﾐi
＞///////////////.....ヽ､ '´ （ﾟi,,ゝ､ 三彡彡彡" ''ヾ ヽ ',ミミﾐﾐﾐﾐi
//////∧∧/＼//////∧ ） ;'" '三彡彡' /ﾞ' ﾞ ） /ﾍミミﾐﾐi
ﾑ´////}ﾞﾞ¨ﾞﾞ∨//＼/////i./ ヽ ' 彡彡ｼ , ｀ ノ ,/ヾミﾍヾﾍi
/////ｲ ∨///＼/..../ 彡ｨ彡 !､___,,,／ヾ川川川ｿ ああ、そうそう。
ｲﾊﾉ/ﾑ＼, ∠_Ⅵ___ヽi. / '｀ヽ 彡彡､ ;;ヾ彳´ 川ﾉ川ﾉ,ゞ
.|:|<＝tｯ } X￣芒ﾌ}＼ ヽ､_,つ ' 彡;;ﾂ ..:::i:: 彡ｨ川ﾉ川ゝ 辺境伯様と麻呂とのあくまで非公式、
} ,ニイ ¨¨¨¨ |iuヽ//ii.i ...::::::::i: 彡'ﾉ川川ヾ
{ ヽ ｀ |i=ｲ///.| ..:::::::::::::ﾉ 彡ｨﾉ川ﾉゞ 内々での戯れ言だが……
ﾊ ー―‐一 /|/|/|//.ヽﾆ=ｧ- ..:::::::::::::／ ,,r‐;''"..:::::::::
ﾊ ー /: |/| .|//i} (´ .::::::::::::::::. , ／ _, '::::::::::::::::
∧ ..ｲ::: |/ﾕ.|//} . ｀ｰ､'´ ､ ..:::::::::::::/ ／ ／ ,ｨ':::::::::::::::::::::
.V|＞-イ:::＞＜Ⅵ三ﾆ}}.... ヽ : ..::::;::::, /:/ ／ ／ ／;;;;;;;;;;;:-‐''''"´
∨ ＞＜ ／三三三}、. ヽ,,,__.::::ノ:::/// .／ ∠-‐''"´ _,,,, -‐'''"´
/ } ／三三三三∧ ｀ﾞﾞ"´￣i／ , -'" _,,-‐'""
.{ .{ /三＞ー―、三i｝ ,!‐'" _, -‐'"
し´∧／三三三∧三∧ ／ ／
∧レ ﾆ/三三三三ﾆ｝三i∧ | ／´
{ ∧ﾆ}三三三三三}三ﾆ∧. _y'´
.
|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＿;:;」
├r―――┴――一 ''' ""三￣´::::::ヾ
/::{ ｨ'三) (三ヽ ,ｯミ::::::::::::::::ヽ
{:::ｼ ~´ ｀ヾ､:::::::::::::::::l
l:::l ,. ニ ､ :. .: ,r ニ 、 ﾐ:::::::::::::ム、
l:::! 'イでiﾝ､ : :. ,ｲでiﾝゞ:.:. ﾐ::::::::::/^い
. l::l :.｀^"´ﾉ.: :. ヽ｀~´ノ:.:.:. ﾐ:::::::ｲ ﾘl 場合によってはロレンス村をそのまま領地としてやってもよい
. ヾ! ｀ " ´ / ::. ｀ ´ ﾐ:::::/ﾑ_ノ/
'i, ,' '^ヽ ﾐ::::l 'ｰ' / ……らしいぞ。
'i ヾ'ｰ ''"く、. /｀`7>、ーf′
l ｀ヽ. / ///>、:ヽ、
ヽヽ ,ィﾆﾆ丶､_ ﾞ:..../ /./////ﾄ､....ゞ
ヽ ^ヾ二´ノ´ _,ｨ / /.//////:.:ヽ
丶 ｀" "´ . ./ / //////:.:.:.:.ヽ‐- 、
｀ト､ ＿＿_,, / / /////'′:.:.:.:.:.ｿ ﾉ ）
l = / / /////:.:.:_,. - '" ／￣｀`丶、
ﾊ ヾ ./ / /////''"´ ／ ｀丶、
, ィ'l l ヽ / / ////'′ _,. - '′ ｀丶、
／￣￣＼
／ ＼
＿＿＿_ | | ＿＿＿_
／ ＼ . | | ／ ＼
／ ＼ ﾄ､._人,.ﾍ.__人_,.ｲ_,.ｨ .／ ＼
／ ＼.. j`‐'┌┐ r‐――‐ 、ｰｨ ／ ＼
| |. ､- ' | | | r--- 、 ｌ L_ .....| |
＼ ,／. _ ) .| | └┘ ノ ﾉ く ....＼ ／
／ ＼ ）... | | i"´／ (_ .／ ＼
´） └┘ └┘ ,ﾆ=-
. ) ┌┐ ┌┐ （_
) └┘ └┘ （
⌒)-､ ,. 、 〈
′ ヽ/⌒'＾´ヽ'⌒ヽ「
.
: : : : : :
_,. -'''"￣"''- ._: : : :
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／:／ : : : : ヽ::::ヽ.: :/;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
／:／ _,,,,_ : : : : : : : ＼:: /;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
./:::/ ,,.‐'" ｀' -､ : : : : : :/､;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/:::/ ／ ', "⌒ ヽ､ ＼`､: : : ｨ{;:;:＼;:;:/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
i::::i .// /::／⌒ヽ:::ヽ.: ヽ:'ﾄ､:/＼;:;:;X､＿＿＿＿＿＿＿__j !
__ l::::l ,i:i ,'//:::::::::::::::ヽヾ', l::l::ﾄ､:;:;:;:` ー──:;:;:''":;:;:;:;:;:;:;:;ｨ彡!
- ﾆ}::::}ﾆ==};=ﾚ:::::::::::::::::::::',',::i l::':! __` ､:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ｘ≦f三三三三|
｀'' i |::::::::::::::::::::::r=-lYYi|!ヾ三} ￣ｨ三ｦ `ヾ三三三んﾍ
i i |:::::::::::::::::::i ｌ :|.!_||l! ＿.... ........ ヾ三三f { ﾘ
i i |:::::::::::::::::::i | :|.| ||.| fｔ‐ｒミ .::::''ニニ、 三三rく/ ゾォルケン家としては街道整備全通が最低条件。
i i |:::::::::::::::::::i | :|.| ||.l `ｰ='彳 ::ヾｲ弋ノﾞ::. 三「f”/
i i l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｉ |,,__,|.ﾄ.,|.'. ￣´j: : ￣´ :::.:. ﾐｲ/-’ それがなった暁には後見してくれようかのう？
i i / .. .......＿r―'´￣｀⌒´￣｀⌒ ─＜ .jﾂト．
i /.. .._r‐'´ ￣`く＿ ...ﾄ､ かっかっかっかっか
i /...／ ,≧.:〈ヽ
i ./.. ＼ ／／ :::::ヾ:.＿__
i /. .＼ ／／ /:::::::::ﾉｨ1 ﾞ …- ．
i./ .....＼ ／／./ /::::::::ｲ/ |
./ .. ＼ ＿＿ ／／ ..一" ￣ ノ
/ .＼ ／ --､ ＼ ／／.::＼
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| ＼-､__>
＼＿＿＿ノ
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_...,,ｰ''''''"ﾞﾞ: ;: ;: ｀`、 ; :,,,,-‐'゛`ー^ー-、 :: :. : .: .: . :.:
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":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :ﾞ|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :; : ;: ;: ; |土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
ﾞ''､,,_;: ;: ; ::; : ;:: :; : ;: ;: ;: : ;: ;::ﾞ|土土ｌ二l二F土土土土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
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|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
＿＿＿. |J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
／￣￣￣￣ヾﾞ: : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
／´＼::; /＼: : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
. ＿＿ ∧ ＞―-へ〈 .:::', : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
／￣ ＼ /::.; :.;"｀７ ＼:.:/:ﾞｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
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Y⌒ヽ
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γ⌒ヽ. ト--' | i_/ ,
ｌ;;:. ＼ | .| 〉､ /| .／/
ゝ.ｨ ＼!--‐.'} /;/ /:::| ／::::/ ／
_ 斗‐`‐＜ ヽ＿ ヽ´{;;;!y'. /:::,′ ／::::::::/ ／:::::
,' ノ ` ＿ r';;;;;;;( ,'::::::ｌ /::::::::::::::|/::::::::::
,' /}二 ／ /／￣ ＼ ｉ .!:::::::ﾚ'::::::::::::::::::::::::::::::::
./|:. -'ヽ＿／ i!＿ l ヽ. |ヽ|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ ヽ＿_/::::::.........フー‐〉';;;;;¨ヽ ＿__）ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
', | ` ┬‐':::::..... `i!;i!;;;/ ﾊ¨ヽ. 冫､_八:::::::::::::::::::::::::::::::
. `‐' .ﾄ､:::::::: ´ ／ / .! .| //`./ヾ､ヽ:::::::::::::::::::::::::::
ミ､ ヽ`ー──‐´ ／ ,' ,' { { ,'./¨`ｌ;;;;＼::::::::::::::::::::::
`=-' ￣ゝ＿＿____／ | | ヽヽ;,,! ﾋi;;;;＿＞:::::::::::::::::
￣￣￣￣`ーゝ＿＿_／ .j | / ｀ヽ;;;;`二ニ＝─,__::
､ ＼＿. ／! ! ∧ _ 丶 ￣`ﾐ､／､} }
ﾊ ／`／／ ', ', .∧ ` 二⊃ ／ー´／l
├─────／ | |///.ヽ ヽ `ー── ´￣ 7 ,'
｜ .／ / '../ 7¨7 ７‐r─ ､＿＿＿, 彡. /
／￣￣＼├───‐.|. ／／/ | | | | /|:::::::::）ミ､=､＿＿_／￣
￣￣￣￣￣￣￣￣ ノ ヽ_ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（●）（● ) |
（__人＿) | えーポップ君は「夏至祭の間に親父と決着つける」
| `⌒´ |
. 。 { / ……そう言い残して旅に出てまだ戻ってません。
.... ＼ { ﾉ
＼ ヽ ノ 先生とっても心配です。
{ヨn ,ﾄ介／/ヽ
｀ ◇＼ ／ ~ヾ/~ i
... Ｅ[]ヨ ＼ Y | |゜ | |
￣￣￣￣￣￣ ＼／ | |゜ | |
￣￣￣￣￣￣￣ ＿＿| |゜ | | ＿
／ ／⌒／⌒／￣. ／|
. ／旦 ⌒ `´⌒. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|￣￣￣￣￣￣￣....┃ 「転校」しちゃったわけではないので、まあ、そのうち帰ってくるでしょう？
|￣￣￣￣￣￣￣....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
,...:::´::::::::｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ´
｀丶､::::::::::::::::::::::::::::::::,- ― ､:::::::::::::::＜
＿,..-､>::::::::::,--!:::/´__ /7∧ -､ヽ::l/ﾆl:::::::::ヽ
｀ヾ､///::::::::l::/l l::/､二' ゞ_ソ ,.-ヾ!ニ}::::::::::::::.､
ヽ l:/ l::/ヽ--/|i´li:/ ｀ ー‐､_´＿￣,ヽ::＼｀丶､::::,
.､ l l//l/ ,-､l::{|i!!=ヒ七´l::/ 心 } ﾊ l｀ ＼
ヽl/-∧∨{ﾚ' 弋(ｿ / 弋ｿ {ノ/ ポップもおやじさんも、どっちも頑固だからなあ。
ヽ ､｀ , ､ l- '
＼-､｀,:¨:ゝ メ u / 血を見る程度で済めばいいけど。
l l｀ヾ､_lヽ､ σ , イ::､__,..-‐､
､ | | | ヽ､ ＞ - ´l-､／ヽ ヽ ',
ヽ L_l＿.l l￣￣∨´ ,l､ ', ', ﾄ､
＼ //:.:.l＞､_/:.ヘ ,┴ ''´:.:.:l＿_ｌ＿!__/ ｀丶､
{;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ヽ;:;:,ﾍ;:;:;:;:;:;:;入_
. ﾉ;:;:;:;{;:;:;{;:;:{ﾍ};:{;:{ﾍ};:;:;:;:;:};:;:;:;:}
,;:;:;:;:;:;:};:;:;};:;:} .};:;:〉;:{;:;:{;:;{
.〈;:/}ﾍ;:{;:;;∧;:;.、 _,};∧;{;:;:;{;:;:}
｛' {;:ヽ;{ ⌒ヽ｀}Y }' ⌒};ﾍ;:;〉小
. l⌒ fﾓ_ﾗ｀}' fﾓ_ﾗ }'l;:/ 心配しても始まらん。
. 人 l l , .}'
丶 、 _, .,_ ノ そのうちひょっこり戻ってくるだろ。
. }ﾍl 、 ￣ ,イﾍ{
_| ＼ __.／ |_
|ニニﾆ| | |:::::::::|
_ Y´ニニﾆ| | |::::::::::>...._
_................:＜ニニニ＼ニ:///ニニﾆ＞::::＞....
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 打撲・擦り傷・鼻血程度は織り込み済み。肉体言語がものをいう時代ですなあ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
||
|| Roads to Lord
|| 4/1 『もうわかんない回 拓け！ 開拓領主への道会議』
||
|| ＿＿＿_
|| ／ ＼
[ニニニニニ ／ _ノ ヽ､_ ＼ ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
. ／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼
. | （__人__） | なんかもー、会議会議会議。
. ＼ ｀ ⌒´ ／
. ／´ ｀＼ でなけりゃルーティンの肉体労働で やるお のライフはもうゼロよ。
. / / l l .＿＿＿
. ＿_l l_¶＿＿＿＿＿＿/＿/＿_/ ヽ
. ＼, ´-'ヽ ￣|￣￣￣￣| l二二二二l
. ヾ＿ノ | '''' ' | l二二二二l
. | 9=ε-8. | '''..-- | l二二二二l:::..
. | ..'' | ''-. ,|
. ￣￣￣￣￣￣￣￣
/::ll::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐=､-､::ヽ
/::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::::::ﾄ､::::::::::::::::::::::＼＼|
l:::::::::::::::::::::,ｨ::::::::::::／ l::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ
l::::::::::::::::::::i |:::::::／＿/:::::／__／l:::::::::::::::::::::::::::l
.＼::::::::::::::l‐l:::/ ＼ /::／ ／ ヽl:::::::::::::::ﾄ､:::::::l
/::::/ヽ:::ヽヽl / l /ヽ ノ::::::::::::::::l .l::::/
i:::::::l {r ﾚヽl. | | ,,,,,,L | |￣/ 7:::::／ .ﾚ′ そら親方達の仕事っちゃ
ﾘ.l::::ヽ__ __ / u lﾘ/l／
ヽ|/l::/＼ u u ヽ｀''‐..,,_ .l´ そういう折衝や段取りつけることじゃないですか。
. _,,..-――|:::l/ ＞u ｀ー''´ ／
''"´:::::::::::::_,,.-|:::ヽ ＞ ＿ ＜￣"''‐..,,_
_,,..-―‐'"::::::::l:::::::＼ ::::::::/ .|:::::::::::＼:::::::::::｀"''-､
::::::::::::||::::::::::::::ヽ:::::::::::７ :::lヽ |:::::::::::::/￣￣ll"''-..,,_ヽ
::::::::::::||::::::::::::::::::＼::::/__ / l |::::::::::/:::::::::::::||::::::::::::::l∧
::::::::::::||:::::::::::::::::::::::|:::::::/ニニ-'′.|::::::::::７:::::::::::||::::::::::::/:::∧
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼ 僕らの戦場はテーブルの上、そう考えれば気楽なものとも言えますね。
／ （ ●） （ ●） ＼
| ' | さて街道整備事業、
＼ ￣ ／
／ ⊂ヽ∩＼ 各村労役手配の都合もあって細々と続けることになりました。
/ (,＿ ＼ ＼
| / ＼＿ﾉ ) )
. ／￣￣＼
-､ ／ ヽ､_ ＼
/ / （●）（● ） |
| , （__人__） | 強い強い要望により３箇所同時進行。
l | （｀⌒ ´ |
┌―} l . { | 各村に常駐して指揮とってもらうことになる。
┌‐| lノ 〉 { ﾉ
｢1（￣ ｀ヽ / ヽ ノ―┐ 苦労かけるがよろしく頼む。
└イ￣ﾌ ｛ 小 ´ / l
ｌ 〈 ﾉー- 、 /」､＿＿ム | └i ┌───────────┐
ゝ ＿ノ /＼ ／ / r┐! l ＼ │■モトノ村→サキノ村
| ／ |' //⌒Vｰ'｜ 厂＼ ＼. │■サキノ村→ヨリオクノ村
＼ r'´ ,// l / / ＼ ＼.. │■ヨリオクノ村→オクノ村
｀ ＜. ＿＿／// / / / ／ / └───────────┘
.
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
::::::::::::::::, -――-､::::::::::::::::::ｰ:.､
:r-‐l::/,r， /77､ ;-,::/- ､::::｀ヽ､
/_,/l/＿ ゞ_ソ _,..l/_{__(_!:::::::::::':,
:::/ ＝=ﾆ-'｀￣´-=_==､､:ヽ- ､:::::',
l:{ /´,-､｀ ´-､ヽ /ﾄ､} ＼l
､! らｿ らｿ { ,ﾘ 身内感覚で舐められたシタノ村よりはやりやすいかもしれないし、
_} u ＿ ｀＿ ,l_ノ
ｰ':::､ ﾒ {ー―--ﾉ と二 ヽ やるだけやってみるよ。
--､:＞､ ｀ ー '´ ,,イ＿_ヽ ',_
l ∧{ ｀-≧ ｰ ≦-}/―-､｀ / ﾄ､
|＿_}ミ､_ー-V＿,イ_｀ヽ !__| ヽ
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:.ﾏ {-,| ､
ヽ:.:.:.:.:.:.:.lヽ:.| |:.:./l:.{､＿_ノ/∧ ,
＞::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i/i
⌒,.ィ::::::::::::::::;;;;;;::::::::::::::::::::::::::'::ﾘ
/:::::::::::::::/jノ-/:::ﾊ:::i弍:::::::::::<
.{::::::::::::::::ﾄﾆ二{::::iﾆ}ﾉ.ｧﾍ::::::;;:::i コンク石の素、運搬ついでに親方達も巡回するんスよね？
';::::/::ｒ‐;i ＼弋:{-／ i::/ }::i
V i:::i i! iｊ`ﾐ`ｲ 0 ii! i/ 待ってますからね、頼りますからね、期待してますからね！
ﾚi:ヽi!-=＝{i `＝=-.r-ﾍ＝-.、
／ヽ人 ｔ=＝ニヽ 人:.:.＼:.:..!＼
／:.:.: /:＼＼ヽ＿_..ﾉ／i:.:.:i!:.:.:.:`/:.:.:..
〈;r⌒`丶、:.:.:..` ―≦ /∧:.:i!:.:.:.∧:.:.:.:
/:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼:. i:.:iﾆニイ L:i!／:.:.:V.:.:
.i:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:ヾi:.:| ／ﾍ;:.:.:.:.:.:.:.V:.
＿, 人、/／:.:.:.:.:.:.:.:.:}i| ./iヾ、:.:.:.:.:.'.:
.／:.:.:.:.:.:.:.:.::l|:.:.:.:.: ィ≡=≧!ヾ ／/ |ii＼:.:.:.:|
.
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 宿舎建設は例の技術研修名目でウェルキンさん呼んで、
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／/ ∩ノ ⊃ あとはひたすら沼側の整備を進めるのが夏期の目標だお。
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／
＼ ／ /＼／
／´￣ ’ -= ｨzzｧィゞ ＿
／ ＿ .≧=ｲ /
/ . イ ｀ .＼ｨ≦￣｀ヽ
＿＿/ /´ ､. ヽ ＼/ ｨ≦三ヽー=ﾐ
_{≧=-/ / ハ ﾄ､.､ ハ´ ,ｨ≦´￣￣ }
{￣￣./ / / { }､ 斗 } ﾄ }ヾ}_／ _ｨ=イ=ｧ
..... .八＿.〈 / ﾊ .{ヾ|､ { |ﾊ イ心.} .|´ / ィ≦￣￣／ マウナのおかげで獣脂も安定して手に入っておるし、
/ ＞{/八 l.ｨ心l|.ヾ! ﾘ Vツ | .l.ｲﾊ≦ / ﾐｿｷﾞ
￣7ニ〈三ﾆ|ﾊ. ヾ{ V:〉 ´ 从 ﾘ○｀ ＜三三彡 石鹸シャンプーは夏祭り前の禊でも好評だったし、
..ﾞ＼ {≧ｲ .K:V{lヾ＼ ' ＿ ./} ./ノ|:＼ ＼＼}.7
≧=〈 ＞ ヾ{l込. .ゝ .ﾉ ／/ｲ/.|: : :} -=彡ｲ＼ 蝋燭とともに常備としてつくってよいのじゃな。
{{. V彡イ ﾊ ﾉ ﾉ .≧- _ｲ// ./ |: : :| Y: : Y〉
ヾ彡≦´〈/ / .／: :,ｨｆ〉-{ {./ !:. :.| |: : :/
ゞ=彡ｲ ゞ Y ./: :/|/＼/ヾ V: :! .|: :/ .ィzz.ｧ
／ゞ=- {{ゞ' /: :/ .| .＼ ヾ| .|ｲ ／／{:/
/ /: :/ .ﾄ､ ./ ＼ィ´￣￣_7ｨ／ |{
〈 〈: : { l ヽー/. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ ヾ: :ヽ八 ∨ .ィ-. ┃ 自家消費分ですね。外貨獲得の産業としては規模不足。
_ ＼_Y＞-.＼ 〉≦: :∧|.┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
, -―ー- 、
／ ヽ
' _ノ ヽヽ
l (―) (―) ､ 鉄製型枠に塗る分、グリス用途でも余るようになってるし、
{ ｀ }
､ <_> ノ 蝋燭・石鹸も、常用はしませんがあれば困らない程度の備蓄は必須ですしね。
＞ ＜、
/ ー―- .､ r､ ヽ
`ー―- ､_ノ l/ /
／ , :. 、
. ' 〃 ,.' / ' .i ､ ヽゝ
/ / .' ./ ' .i ﾊ ; ', ' :
; ., /l _ /l ./ ! / ! .} !
' : { ./ .l /｀ｊ/ j/,. -| ハl
l i !∨ _,j/-､ ' f:竹ﾉ! ﾉ' ,.-、
. l i l !ｲ'"んﾉ {:ﾘ l' |. ! ! 石鹸は、……よいものです。
l , -―‐.! .l {::::ｿ ヽ :.:.! .l. | l
. l ` 、｀;| l :.:.:.:.:.: ' l !. ! l 次作るときもまた香草採ってくるね。
' l ` | .! 、 .ｧ , .| ! l.ｒ‐ 、_
| l. ! ト ／ l ｒ‐ ､!. ', ｉ Y'ヽ
; : ! l .! ‐- イｰ', | Ｌ.＿.ヽ. ヽ ､ .l .! ｌ',
! ｜ ; ｌ l ├＜//∧ ; !///＞', '. ゝ人_ﾄ ﾉ !
. ｌ ｊ ／! l ｌ. ＼'∧. l/////∧ ヽ, l
. / _-ﾆ＼ ', ! _ ' ／ Vハ l'//////,ヽ ﾉ
.
ニﾘニニニニニニニニニニニニニニニニﾘニ
＿＿＿ |:::| || |￣￣￣￣|
f{T¨T¨T} |:::| || |￣￣￣￣|
|￣￣￣| ||: : : : :|| . |:::| || .Fi ￣￣￣|
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]
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/////////////////. _＿ ＿＿__..￣￣￣￣￣￣￣￣￣∧/////._ //////////|
////////////.＞ ´ ｀ :. ∧////.! ＞､///////.|
///// ＿ イ ヽ ∧///.| ﾄ､」/////// |
///// ヽ ＼..==========}///.| l .!!////////|三三
三 /彡' { :. ＼三.∨￣￣￣￣ ＼||三三三三二二二
／ ／ ! ハ: :! i | ﾊ | ヽ ﾆ∨三三三三三|l二二二l二二 l二二
彡イ| .|:| |::| ﾊ ﾊ. ! | ! ! :,..../ / ∨∧――ヽ―－―――――ヽ
― ; /i|ﾉ-=ﾁﾚ 从 / !| ! | ﾑ .! :,.../￣￣∨∧――－l－―――――－ヽ
―.//i |z_ r ＞i从ﾏﾊ≧. ;ﾞ ,′ i {､ | ､ :,.======∨∧‐――－l－―――――－ヽ
// .ﾚﾑハ ヽ.ﾋ::::ﾉノ ハ/レ!: | |｀ヽ. i ヽ. ﾄ､ ', ..∨∧―――－l－―――― ‐ヽ－
´. ゞｼ ｀ー 〃 |. ｜ ,ﾞ}ヽﾊ | | ヾ
／ iム !/ノ / ム |
{ ､ |,:' ／,.ｲ iN
ヽ ; }-彡' ／N| しかし、水車の設置許可は出たものの、
i r-- ､ ム´! , '
∧ ｀￣￣ / ﾞ | / 代官としての責任で職人を確保任命、設置せよとはなあ。
ハ ,..: ' ′ !/| '! , '
} i i i i i l , ,. ' / !/ |/
人!.| i !,l ＞ﾞ´ , ' |!_
｀ー―‐ t /z==ﾆﾆ二三 |
,:!: ／j￣ |
／ |! ／ i´ |....┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
＼ |/: ／ ,..=ﾆ二ﾆ}...┃ 領内民10人程度では、辺境伯としても動きにくい案件ですしね。
iヾ!/ , ,.イ////////,.....┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| { ／＜/////////////＼
.
_/: :/: : :／: : : : : : : : : : : :｀〈
/ /. . ./, : : : : : : : ､. . . . . ヽ
'. .:/: : : :l:{:.:/|{: :|!:.:.:/!: : l!: : : : :ﾊ
i: :.i: : : : :|:乂｣ﾑ从:./ }: :ｲ|!: } |:i: }!
i:.:.!: : :!: :|ﾄｨrﾃﾐ､ヽ{ /ノｨ从// }/
i:.:|: : :|: :.ik 辷ｿ {Ｊﾘ〉/イ
i:.:|: : :i: : i ｀´ ヽ｀¨´ﾑ: } お三方でやっていただけるそうでありんすが、
i:.:|: : :i: : i ′ 八:.!
_}:ﾊ: : ヽ: :ト． ´｀ .,イ: : :/ 水車は領主利権になるだけあって専門の秘匿技術がどうとか。
(三ﾆヽ: : ､:.∧ ｀ ｧ:イ:.:/. .:./
_入＼三ヽ:丶: ＼ {_/:.:/: : ｲ
/三三＼＼三ﾆ=-/)ｱX⌒Y/ﾉ-､
／三三三ﾆ≧､二>/ /ハｿ ヽ三ﾐ､
,'三三三三三三三/ / /三三ﾊ
仁三三三三三三ﾆ| ノ ﾏ三三ﾆ!
,三三三三三三三//^ヽ､/ム ∧三三i|
}三三三三三三∨/ ハ__,∧ ∧ ﾏ三三!
/三三三三三三i/ ′／ }:/ ∧》∧ X三ﾆ)
,-v-、
/ _ﾉ_ﾉ:^)
／￣￣￣＼ / _ﾉ_ﾉ_ノ ／）
／ ＼ / ﾉ ﾉノ／／ 例えば脱穀・製粉に適切な石臼の回転数のように
/ ＼ ,／ u ヽ.____ / ______ ノ
| （＿） （ ●） （" `ｰ" 、 ﾉ 細かいノウハウはたしかに知りません。
＼ __'___ __,／｀`ｰ-､ ﾞ ノ
／ └‐┘ ヽ （ `ー''"ｰ'
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 回転数が早いと、熱を持ち、味が落ちる。こういうノウハウは秘匿されるか経験的に会得するかです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿＿＿
,..-‐-､＿＿ ／ ヽ ／ ＼
/ ヽ ／/ ,.-､ヽ ' /,..-､ ヽ
/ '´｀ー―－イ ／ ヽゞ-' ﾉ ヽゞ-' ﾉ ヽ
. / .／￣ ＼ } .／:::::::⌒ ｉ´ 人 ｀ｉ ⌒::::::::::ヽ でも、水車の基本的な仕組みはわかるんだお。
/ ', -､ ＼.ノ―､| ｀‐‐' ｀--' |
. / ／ ＼ ヽ l| |-‐┬‐-| | だから、やるだけやってみるお！
/ ヽ ＼ / l ＼ ヽ_＿_／ /
./ 入 .}‐〈 } __＼ ／
/ < _,イ__,-｀ｰ ':.:.:.:.:.:.:.ヽ｀ー―‐.､ .,..-‐‐ﾄ､
＼ ￣ ／|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ /:.:.:.:.:.:l:.:.＼
｀ー――‐ ' |:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ':.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.ヽ
／ ） ／￣￣＼
l / ／ ヽ､_ ＼ 上手くいったら拍手喝采。
ｌ l （ ●）（●） |
r―j l , -┐ （__人__） | 問題が起こったら対策する。いつも通りだろ。
〈 l 〔 )' ／ （｀⌒ ´ |
/ヽﾆｲ 〈 . { | 〈⌒ヽ
｀ T′! / { ﾉ | l
＼ イ ヽ ノ ＼ j ,
/ , ＿＿＿＿/ヽ' / / r― ､ / /
/ l /ﾍ l ム l/ ＿/ / ／ヽ 〉' /ｰ､
l ヽ￣￣ | | // _ ＞ ヽ| / ｜ /、 / ﾄ､
| l ヽヽ /l/／/￣ l | ｲ ／/ ＼ / / /-､
ヽ _ -―┬ﾉﾉ / l ＼／ l( l / / l/ ／ ﾊ 〉
￣￣７ / ／￣〈 ＼ /ｰ{__∠-' /
/ / / ＼＿,＞-､＿ノｰ一'
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Ⅶ ::::::::::::: / :::::::::::::i:::::::::|´: : :｀´ : : : :..|::::::::::ﾉ ::: | :::::::::: l ::::::::::::∧
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／::ノ ::::::: /::/:::::::: /＿l ::::::廴 ／::彡´ ヽ:::::::: }:::::::::::{、::::::: （.. ／＼
｀¨/ ::::::::::::::/ :::::: 〈 ｀ヽ;::: / ヽ::: 〉_ ,,＿ 人::::::::::::ヽ::::::::::: 〉. ／ ／
. /::::::::: / :::::ヽ、_::::ヽ -- l::/｀. ´〉/ ＿ ￣｀ ｀ヽ:::::: /:::: ／. ＼／ ／>
｀ヽ,::::::::::::::: 〈 }:ｿzZ:≧{’_ /´ zZ三≧x /:::: /:::::::{ <／
Ⅴ:::::::::::::::ヽ/《 ⊃:i:::/ ｀ ´ ⊃:i:::/ 》 ./ﾊ::/ヽル′. ┌─┐
. }ﾊ:::rヽ:::: / ｀ ｀¨¨´. /l ｀¨¨´ ´ .// l └─┘
. j ﾍl {:∨: : . ／ :| /′ |
| ﾍ:{ : : : ヽ::::l / ／ / ははっ、違いない。
. ﾍ ｀: : : r-＿＿_＿ ＿_ ＿ ノ, / ./
ヽ ',: : l｀ v ー… - ― v / / ／ それがお前達の強みだものな。
ﾊ、_、: . ヽ、＿＿＿ ＿ ,彡 ’ /ｲ¨´
}::.. : . ー― ／::::}
lﾊ:: l｀ 、 ＜ l::::/
＿lﾊ|::::::>. 、 ＜ |/
「ー.. |::＿:::::::≧ 、 ≦. l― - 、
. |: : : :￣|::::l＞..― - ― ――.┴ ´ |
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, ＜´ﾉ: : : : : :|::::|::::::| l
: : : :{:. :. :. :. :.|::::|::::::| 廴
: : : ｀ー -=-.|::::|::::::| _ -= ´ ／L
｀ﾐ、 〈:::〈::::〈_ -= ´ _ -=- _/
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､-┤ ラフィール様の出張解説コーナー. ├- ,....＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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_s｡: : : : : : : : : : : : : : . | | | ＿,,.. -=ﾆ¨￣-_／i:iﾏﾑ
..ﾞ`ミs｡: : : : : : : : : : : : : : : :.. |‐:|─|‐=ﾆ¨￣-_-_-_-_-_-_／i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ: : : : :
..ﾞ─｀'ミs｡ : : : : : : : : : : : : : ／| | |-_-_-_-_-_-_-_-_-／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ : : : : : : : : : : : : :;';';';';';';', ,;';';';';'
... ｀ミx､ : : : : : : : : ／-_,|-:|─|-_-_-_-_-_-_-_,／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ: : : :: : : :: : :, ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';'
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`ミx〔-_-_-_-_| |／-_-_-_-_-_／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾏﾑ| | _|,,.. -‐=ﾆ二 アﾆﾍ;';';';';'
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.;:;:;:;:;:;:;:;:;:_｡s＜＞|i:i:i|‐‐V/, ｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:`'弌┴┴rzzz≧zｭ,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´
┌─────────────────────────────────┐
│■水車 │
│ 川の流れなどの水力を機械的エネルギーに変換する装置。 │
│ 動力変換の技術進歩で用途が広がり、 │
│ 脱穀・製粉、布織、皮なめし、製鉄、製紙、発電などさまざまに用いられる。 │
│ 形状あるいは利用するエネルギー（速度、圧力）の種類による分類もある。 │
└─────────────────────────────────┘
.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
::-r‐' ￣｀ .:.、 ┃ ちなみに、それなりの水車のパワーは10馬力以上。
／ ::::::.... ....::: ＼. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
. / :: :::::.... ...:::
, , ヽ___ i
′ ___/ , ｨL l| l ｝]≫l| 中世農村だと脱穀・製粉用の水車があるのが基本。
≪7 ;{ /| |《｡》[i| _Li__|｢::i !ﾄ
| !{ -十/┤ |i ﾉ|乙| |zトV: j=ﾆ¨ ﾌ 建設には大きな初期資金と維持費が必要なので
| i| ,xｴミﾒト八 ｲ｛ｆ':ﾘjｱ＾〉ﾚ～ ／
. __人 |{〈 ｲで｡jﾊ` `^ﾟ '′ ｿ,ｧ〔 通常は領主によってつくられ、
く＾ ゝへi /＾｀¨′ ' ' ィ { ｀）
. ｀ ﾟ＝=-Ｙ ' ' ;、 ﾘ::| ! 領民に使用の強制、使用料の徴収がなされる。
i:. | i _, -‐ｧ /::::l ;
|:: ! |:∧ ｀ ｰ ' ｲ::..i.| Ｌ＿ -＝ミ、
|: ｢ﾆ- _ ／ !:|::::ｸ/／´⌒ ヽ
l |::i |/ i┴一ﾍ ） r ‐ﾆミ、 ＼
|:: i人ﾚ| ／ 7{ / ＼ ＼
|:::.ｉ |ユソ / j へ /j ＼ト 、
. r ‐=ﾆ⌒vム ＼ ‐- v ,イ /｛ / ｒ-、｝ミ＼
. ／ ＼ ＼＼＿＿＿ ＿,／∧! / ｝__／ ／ ｝三＝》
. ／ ＼__〉 〉＿＿＿r 、 / ＼{_ _//｛ ,_ノ ノ三ﾆ／
. ′/ ∨厂 /ＡＶ ＼V ノ〈 「{三/
.... }／ ＼ ／/ // ｝〉 ＼Ｙ ヽ __ 八Г
...... ／/ へ ／ y／ ｡ﾟ 乂 / ＾＼
....../ __」 ヽ/ ／ （ r、 ＼
....〈＿ 〉_/ ｝ / ) 、ｒ _｛ ｛ ＼ ＼
......｀寸7＼＼ / / / ｲ ｝| | ＼ ）
.... / ＼＼＿＿ Ｙ / ／｝ / | | ｀~
...... ′ ｀ー-=≦{ （／ / ﾉ ｛__,ﾉ
, ,仁ヾミ＜ ／/ jン´
.
-=ﾍ v‐- .._
..:::::::::::.. ..:::... ┌─────────┐
／..::::;´ .:::. ヽ │ ■水車 ｖｓ 風車 .│
, ′,..:::: .::: ::. :.. ::... └─────────┘
/:::::/ .: .::|ﾇvﾐi; :::: :::::.、 i
__｛ :i i .:: !jÅ ! : i i }__, |
i:..¨】 :i :| | :i |《。〉| i:. | | 【¨ !
_|:::::i ﾚ| -|ｰ ナﾘ | ∨ | 十ﾙー |i-i｝ .: 風車と比べて水車は、
-f‐‐┴┤ﾄ|,z=ミ、jﾉ jトjｧ=ミメ ﾘー┴‐‐,
｀ト､ ⌒人!Ｙ うﾟ:ﾊ ﾉｨ＾うﾟ:ハ ∨⌒,ィ＾｢ より規則的・均一的な動力が得られるため
} ｝ 个ｰj! `¨´ `¨´ ,zrくi | ,!､{
| ,i j _ム .; /）} y j _j ! よほど条件が悪くなければ水車がつくられたようだ。
| ヽ ヽ -‐- ｲ V i!
八 ＼ }:.. ` ィi|} } / il 水利権はまあ、結局は銭の問題。
/ l |i:. ﾉ|i=- _,. ´ |:l{ ′ノ|i
i:. ! |il〉 ｲi!l |iハ イ|i:ﾉ:|
{l;, ┴く7 !ﾂ 八ﾙ｝ |彡ん～=へ
／ / | _ノ:｀! いﾘ ＼
/ へ/ |＼＿‐- r‐ ／／＾ | ∨ _ノ ヽ
/, / |＾＼__`ー-'＾ノ∠ _ノ! V厂 ｲ
／/ / | んヱろ）￣ l V ｛
《 へ、__ノ | ノぃ::. l 丶 _＿》
＼ / / | ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/ { | .:. ┃ 都市部の製粉水車がざっくり人口1000人当たり１台。他、産業用各種。
（ ﾉ 八 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
-=ﾍ v‐- .._
..:::::::::::.. ..:::...
／..::::;´ .:::. ヽ
, ′,..:::: .::: ::. :.. ::..
/:::::/ .: .::|ﾇvﾐi; :::: :::::.、 i
__｛ :i i .:: !jÅ ! : i i }__, |
i:..¨】 :i :| | :i |《。〉| i:. | | 【¨ !
_|:::::i ﾚ| -|─ |-;ﾘ | ∨ | 十 |ー |i-i｝ ..:
-f‐‐┴┤ﾄ| /ハ_ jﾉ jトj ,ル 人 ﾘー┴‐‐, 典型的な水車は川の土手の上に固定されているか、
｀ト､ ⌒人!Ｙx=＝ミ、 ｧ＝ミx ∨⌒,ィ＾｢
} ｝ 个ｰj! ,zrくi | ,!､{ 川岸から足場を延ばして、その上に据え付けるもの。
| ,i j _ム .; /）} y j _j ,!
| ヽ ヽ r‐ ｧ ,ｲ V i! 都市部では橋脚の下流側に人工の土手を作って、
八 ＼ }:.. ｀ =' ィi|} } / il
/ l |i:. ﾉ|i=- _,. ´ |:l{ ′ノ:|i その上に水車小屋を建てるタイプも好まれたようだ。
i:. ! |il〉 ｲi!l |iハ イ|i:ﾉ:|
{l;, ┴く7 !ﾂ 八ﾙ｝ |彡ん～=へ
／ / | _ノ:｀! いﾘ ＼
/ へ/ |＼＿‐- r‐ ／／＾ | ∨ _ノ ヽ
/, / |＾＼__`ー-'＾ノ∠ _ノ! V厂 ｲ
／/ / | んヱろ）￣ l V ｛
《 へ、__ノ | ノぃ::. l 丶 _＿》
＼ / / | ! ヽｰ'~i_ノ
/ { | .: | ｝ |
（ ﾉ 八 /∧ ﾉ
――――――――――――――――――――――――――――――――■土手の作り方は橋脚工事と同じ
. ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. ||＼､､￣￣￣￣￣￣￣￣|＼_、 １．木枠をつくり、それを河床に沈めて固定する
. ||＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| | ２．枠中に石ころ・砂利・土を入れて埋め立てる
. . ＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| | ３．できた土手の上に、さらに厚く土を盛って表面を平らに固める
. . ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ４．その上に水車小屋を建設
.
┌───────────────────────────────┐
│■回転力の変換 │
│ 回転力 → 歯車で方向転換や速度、トルク変換 │
│ シャフト → 作用点を伸ばす、円盤と組み合わせて往復運動 ...│
│ カムシャフト → 持ち上げて、落とすの上下運動 │
└───────────────────────────────┘
/ ::::;, ヽ。 ::.... 、
, ｲ:. .:7 ／ lﾟヽ ヽ:::...ﾟ｡
´ {ｊ .:;i; ,/ ,/ ｉ ７;|Υi; ｉ! Ｙ :;i｝
≦ﾆ二{/;;/;;/ｉ;; ,/|::|Å|:|::i:ｉ|:|ﾆ≧ ３人視点で言えば、水車は非力を補うパワーソース。
＿{ｊ___..:;|{;ﾚ≠ｭ乂, | |∨|ﾒ必ｉ !:::|ｉ
｀ゝ､_ ⌒ﾄlｨてぶ､ヽｊﾉ ,ｨfう､ﾚ}/⌒ﾌ 脱穀・製粉よりも、寝ている間も稼働する半自動機械加工工程など
|::::｢＞ｧ ゝ:!ﾝ i:!ﾝ´j/ィ爪
! !::::!::ﾍ , /!;;!/ !ｉ ＼ 各種応用に心が行くのは致し方ない話であろ。
i....i ;::::|lヽ ｀ｰ～' ..::ｉ ..; ;: ;ｉ ）
;|::::| ,ノ;;;;川个::.. __ .ィ;;!::i|::::i ;|i il| ま、設置許可さえあればあとはﾑﾆｭﾑﾆｭ。
,,-‐┴く㍉=彡´ ﾉ ;㌦ルイ＼|l|__
/ ＼＼__. ノﾉ ﾌ !|厂⌒ヽ
|::.. へ ..:∨∧`ー -､__, -ー'＾＾∧/!| ﾉ 〈
〈 ＼ ::/ 厂ｿ＾ー- ｖ -‐一 ヽ∨! /::. ＼
／/ ⌒＾∨/ ／{ﾟ}＼ ∨::. _＿／!!
《个ｚ_＿＿_ｚ={ ｛ 《 ／ﾟ＼ 》 i｝ 厂!:::〃
ﾞ¨⌒i￣￣ ハ ＼ ..::ﾉぃ::.. /／ ｉノ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 衛生が重要な製粉用と、製材・鍛冶、工房に使うような自分達用で場所もわけて建設すれば、ね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
┌───────────────────────────────────────────┐
│■歯車の互いに素 │
│ 最大公約数が１となる数同士を、互いに素と呼ぶ。 │
│ ２枚の歯車同士の歯数が互いに素の場合、片方の全ての歯がもう片方の全ての歯と噛みあう。 │
│ つまり、均等に噛みあい擦りあい傷つけあうため、歯車が使えなくなるまでに時間がかかる。 .│
└───────────────────────────────────────────┘
/ ::::;, ヽ。 ::.... 、
, ｲ:. .:7 ／ lﾟヽ ヽ:::...ﾟ｡
´ {ｊ .:;i; ,/ ,/ ｉ ;|Υi ｉ! Ｙ :;i｝
≦ﾆ二{/;;/;;;/ｉ i |::|Å| |:i:ｉ| |ﾆ≧
＿{ｊ___..:;|{ /≠ｭｉ; ﾊ| |∨|/_i::ｉ !::::|ｉ
｀ゝ､_ ⌒ﾄlｨノ::::::::ﾒ、ｊﾉ:::::ﾉ:::i从}/⌒ﾌ 互いに素の歯車を使うと壊れにくい、以上。
|::::｢＞ｧ ::::::::o:::::::::::::::::o:::::j/ィ爪
! !::::!::ﾍ:::::::::::::::::::::;::::::::::::/!;;!/ !ｉ ＼ ３人の場合、歯車作るほうが面倒とかいって
i....i ;::::|lヽ ｀ｰ～' ..::ｉ ..; ;: ;ｉ ）
;|::::| ,ノ;;;;川个::.. __ .ィ;;!::i|::::i ;|i il| さっさとベルト駆動に乗り換えそう。
,,-‐┴く㍉=彡´ ﾉ ;㌦ルイ＼|l|__
/ ＼＼__. ノﾉ ﾌ !|厂⌒ヽ スリップロスと歯車の精度によるロスと、気にする段階でもないな。
|::.. へ ..:∨∧`ー -､__, -ー'＾＾∧/!| ﾉ 〈
〈 ＼ ::/ 厂ｿ＾ー- ｖ -‐一 ヽ∨! /::. ＼
／/ ⌒＾∨/ ／{ﾟ}＼ ∨::. _＿／!!
《个ｚ_＿＿_ｚ={ ｛ 《 ／ﾟ＼ 》 i｝ 厂!:::〃
ﾞ¨⌒i￣￣ ハ ＼ ..::ﾉぃ::.. /／ ｉノ
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┃ 素数同士である必要はないですが、素材同士の相性とか噛みあいの遊びとかも重要です。
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,ｨ ・ ｡ *
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_...,,ｰ''''''"ﾞﾞ: ;: ;: ｀`、 ; :,,,,-‐'゛`ー^ー-、 :: :. : .: .: . :.:
_,,.-ｰ''''"ﾞﾞ｀ﾞ''ｰ-、,,,,-‐'゛:､丶､.... ＿＿_ ＿＿_
,,,,-‐'゛:::....::::::........ . :::~ﾞ"'ｰ- _,,..ﾞ_______|二l二|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|二l二|＿_
":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :ﾞ|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
;: ;: ; ::; : ;:; :,,,,-‐'゛ :: :; : ;: ;: ; |土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
ﾞ''､,,_;: ;: ; ::; : ;:: :; : ;: ;: ;: : ;: ;::ﾞ|土土ｌ二l二F土土土土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;. |土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
＿＿＿. |J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
／￣￣￣￣ヾﾞ: : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
／´＼::; /＼: : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
. ＿＿ ∧ ＞―-へ〈 .:::', : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
／￣ ＼ /::.; :.;"｀７ ＼:.:/:ﾞｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
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│ ヽ::::::::::::::::ﾉ :;:;:;:;:;:;:;;゛ ヽ::::::::::::::::ﾉ. │
│ ;::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│ ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; │ 短けぇ夏だったなあ、おい。
│ ;:::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::; U |
│ ;:::::::::::::::::::|＿＿＿＿＿|:::::::::::::::; |
│ .;::::::::::::::::::: ::::::::::::::; |
.
_, -‐ミ
‐- ＼
(●) ｀ヽ ヽ
（⌒ （●） ｝ あんまり暑くなかったから、
i ￣ゝ__） /
ヽ ｸ 夏って気がしないままに３か月が過ぎてしまったお。
｝｀'' -=＜{＿
_∠ﾊ / 彡 ｀＼
/⌒ V＿＿／ ＞ミ
/ / / ヽ
| | |
L | ﾍ ＿|
, -─-､
γ ､
/ ⌒ ⌒ ヽ
.i （●） （●） l 山間ですしね、標高もあるのか避暑地みたいな気候なのかな。
t __｀__, ﾉ
ゝ.._ _ _ イ、
/ ＼／Y ､／ :,
ﾉ || 、
./ || V 、
' ' || ./ 、. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
l .' || ,ノ--､ /. ┃ 現代日本の夏は暑いを通しこして熱いからねえ。
L_! r'´￣ _,ヽ' ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
| | `^ー-''"´ |
.
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ｰ ､
／ ＼
/ ',
./ , -‐､ _,, -‐､ ', 暦はもうすぐ秋分になるけど、
l ／ ｀' ´ .l
l ,==ﾐヽ ,ｿ==ﾐ .l 収穫祭としては微妙に時期がずれてるお。
.', U , ヽ /
＼ l 人 l ／｀ヽ
/ ｀ー､ ｀ｰ´＿｀ー' ‐' ',
./ l
|:|.:.:.:.:.:.:|.:.い:⊥ |.:ﾊ: | l:| |:.|l.:.:|.:|.:.:l:.:|:|.:.|.:.:.:.:.:.:|.:|
|:|.:.:.:.:.:.:l从.:Ⅵ l八ヾ､ﾘ ﾚⅣ ﾚ厂|从l:ｲ .:.:.:.:. |.:|
|:!:.:.:.:.:.:. l ≦ｱテ心 ｨチﾃ心≧ |.:.:.:.:.:.:.|.:|
|:|:._:.:.:.:.: |ﾍ {ﾄ-じﾉi} {ﾄじ-ﾉi} ｲ､j .:.:.:.:.: |.:| _
|:f' l＝.:キ ＝¨三 `三¨＝ ≠.:.:＝.:.:l:./ } 秋の祭週は教会としては春との対比で、
. l :| :|:==.:.'. ＝ == == ＝/.:.:.== .:.:j/ /_
／|.:.| :|:.＝:.キ ＝ == j:. == ≠.:.:==.:.:.=/ / ｀ヽ 王国としては秋の叙勲で、
. / l:._| :'.:.:/＾7:ﾍ. t――――ｧ ｲ.:.:./.:｢｀ｌ:./ / }
r-ﾄrｰ｢ } ∨ ,' :. :. ヽ､ `ー―‐一' イ〃.:./.:.:| ﾚ′/'＾ﾄ､ _j それぞれの都合で定まった日程でありんす。
{ `! { ｛ / │:.:.:.: ', | ＞ __. ＜ |∨.:.:./.:.:.:.| .} / / }'´ ）
`ﾄ､{ ﾍ }./ .|.:.:.:.:.:.:∨ /.:.:./.:.:.:.:.l { {. / /tイ
l ＼ﾉじ′ :|.:.:.:.:.:.:.:.'. ＼ ／ ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.: | ヾ:Jじ'´ j/
. | ｛ j.:.:.:.:.:.:.:.:l l.:.:.:.i.:.:.:.:.:.:.{ /
.
ィ ￣￣ヽ
／ .∧
＿_ ／ / ∧
. ´ ./ .ｨ≦ﾆミ
／ / ／ ｀
三ﾐ/ / ／ ＼
. ≧_､ ./ .／ ./ ‘，
ミ＿/￣≧ ､.〈 / / / .ｨ ./} l| ハ
/≧=- _ ヾ＼ { { ./／/ イ/.ｲ 八 } .ハ
＼ {￣＼ .! / ./´ |/ } ハ |｀!
＼ .八 Y { ／＿/} // ./lﾘ
￣｀ヾ ヾ_ﾉ∧ ﾄ､ !. ￣┃{ /./イ /
＼ } }:>=ミハ .|. ┃!／
ト､ ＼＿ノ ／ {::::::::}V从 .{ 各村の収穫祭はひと月後にやるほうが本番という感じじゃ。
＼ Y´ .ゞ=ｲ| ヾ{ヾ Y
. ＼ / .ﾚ 八 ﾉ それにどうせ やらないお は祭週のあいだに村長会に出ねばならんし。
＼ ヾ.ｲ＼ .ｨ´￣≧ ､＿～イ
＼ ／､ ＼ ≧=z--{. ＼
: .: :Y/ ＼ ≧|-〉-八_彡＝=ミ. ＼
: : : :// .＼ !/ ／|:| ∨＼ミﾉ
: : ://_ ｀¨ ´ .|:| ∧￣´... ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /〉￣￣.:／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
:／/ ヽ |:| / ∧... ／ .....:.:.:.:.:.:.:.:/￣⌒７´￣ヽ.:/7.:.:.:.:.:／ .／ ........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: :/ ∧ .ｨ:| {. ／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＝= / =＝=//7.:.:.:／| ／ .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:/ / ∧ / ﾘ .八...＿ｒ─ー─‐ｰ┐＿┌───ー┐く/,,／ | | ／_┌────‐┐＿┌──‐
' / .ﾊ ./ | / .＼.ﾞ|/￣￣￣..ヽ|¨Π |/￣￣￣..ヽ|￣| | | | |..| /￣￣￣..ヽ |¨Π:| /￣￣
}＿＿/ |／ }..| |¨¨¨¨¨¨| ||‐' 'ｰ|| |￣￣￣| ||‐‐| | | | └| | |￣￣￣| | |‐' '‐| | |￣￣
| ./ .八 /
.
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（─）（─ ） |
rｍ､.（__人__） | そういう立場だしなあ。
||川n(,｀⌒ ´ |
|| !. { | 今回は特にいうこともないし、会場もモトノ村だから朝ここ出れば間に合うけどな。
ヽ. 〈 { /
| |, !. ヽ /
| | |＿_ ヽ 〈
ゞゝ＿＿￣''⌒ ヽ
￣￣ トー､ }
|: |
＿ ___ _
. ≧二二ﾆ: : :ヽ
／ _三二 ＼
ー≠ -‐=. : :￣ : : . ｀ヾ : .
／ / ＞ , ヽ : .,
}//, / ／ / ﾊ}v :i :.
7 / .ィ .ｲ: / /^v;} ﾊ ヽ ﾊ
{ !:{/ }/:i{/イ / ﾊ { :i 抃
从{ frhx从 /ｨ,ｲ__}: { :! / {:7
_＿___,: Vハ 二.,__从i } ; ｲ j( 夏冬に比べれば気は楽だね。
. /ニニﾆi ￣j Vfr刋 ヾN从/^7 ｲ
_/.ﾆﾆニ ∧ 〈 ^≠ー ' ｲ/ｿ/ｨ( せっせと街道整備してもらってるけど、やはりオクノ村は遠いよ。
/-ﾆﾆﾆニニハ ヽ ,ﾉｰ'＼＼
./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / -‐≠ﾐ; ー ' ,. ィ }ﾆﾆﾆ∨_＼
ﾆﾆﾆﾆﾆニ.7 ⌒ ＜v V≫ '"＞ ´ {ﾆﾆﾆ-{ﾆﾆﾆ-
ﾆﾆﾆﾆニ ７ ⌒＼ {ﾍﾉ＞ ´ /ﾆﾆﾆ７ﾆﾆﾆﾆ-_
ﾆﾆﾆﾆﾆ / ^＼ {ﾉイ. ／/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆ＞ '７7 fﾊ }ﾉ{ ／.:./ﾆﾆニ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆ-/_｛ jーく{ ,ﾉ ,.. イ.:.:.:７ﾆﾆﾆ-7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.
, ,ｲ//イ/////／ :::::::::::::::::／_ _, ､＼::::::l l { ＼::::| ＼:::::::::::::::::::::ヽ
////////////////,＞､ -､:::::::::/ //∧ ヽノ ',:::l＿＿＿＿',:|,--､＼:::::::::::::l｀ヽ
ﾄ/////////////////ヽヾ、. イ:::::::/ {//_ﾉ , -::､リ__ ヽ::::::::::::l´ , -､ ヽ:::::::::::::|
. V//／ニ三!/ｊ=ヽ///V,ﾘ. :::::ｲ::{ {ﾉ ｀¨´ ／ , -≦矛 ＼:::::| {二ヽ }:::::::,:::ﾘ
. /::::ﾄ､::::V//ヽ/'´li'ﾊ/ノ.ソ ::::::∨ ,..-r::-､´! ´ l::::{__l ヽ:! } l/ /::::/l::/
l;:ィ//,77/八' > _:::::::V:::/=-,示 弋z(ｿ ,ﾘ ｰ' /::::/ /
. Ｖ从乂／ _ ‐ ' ´:::,.,:::::ハ 弋(ｿ , ﾄ､__,.ノ::::::::ヽ
. i￣ ―- ､´ :／ l::/{ ， ｰ ,' l:l::::::::::::::､::＼
... _. 廴: : ＿; : : :Ｌ __ ﾚ , ､- ､ / ﾘl::::ﾊ::::::::ヽ ｀＼
. r: : : : : : : :: : : : : : : : : : : : ヽ. ､ﾒ ,.ｲ |::,' ､:::::::',
...../l: : : : : : : : : : : : : : : : : :／: : ':,. ヽ､＿＿＿＿／＿,..-―l:/二二!:::lﾘ-
...ﾞ{: !: : : : : : : :､: : : : i: :.!: /: : : : : l ／ ＿ ｀ヽ､ ｀ヽ､ ｀ヽﾞ ､/＿＿ ∧､二
...ﾞl: ﾊ: :l: : : : : : ＼: : :.､:l:.l: : : : : : :!. / ,- ´ ｀ヽ ヽ ＼ ∨ ∨:.:.:./ ＼
j/: :'.■サキノ村→ヨリオクノ村 ./,´ ＼■モトノ村→サキノ村
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ シタノ村４人衆には苦労かけちゃってるお。
／ （⌒） （⌒） ＼l⌒l
| （__人__） |`''| 各区間とも年内、雪降る前に工事終了見込みで進行中だお。
＼ ｀ ⌒´ _／ /
/
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. ﾄ|::::|:::::::;;;;;;:::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::ヽ､ /::::::::::::::/ ／:::::::::::::::::／¨＞.、＼////
. |:|:::j:::::::|ヾY''´):::::）::::::::):::::ﾊ::j |:::::::::::::/ /:::::::::::::::::／ ／ ヽ .＼//
j:|:::{:::::::ヽ (::::（::(ヾ::从ミ:::ヽ ／{:::::::::::/ /::::::::::::::::/￣.||￣` ､ ＼ .＼
. |:{:::::ヽ::::人 ）ｲｨt7ﾊﾉ/^i:::ヾ.... ＿＿／:::::::::::::::: ! ,' _!-… ､:::::l ,,; || ＼ ＼
`ﾄ(::::::j:::汽ｿ ゝ' ¨ /::/. ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::|!ｉ〈_ rｯ､ ヽ|. || ＼ ヽ
. (''ｿヽ｀¨ , ﾊ;） ｀ _::::::::::::::!::::: ヽ.ｌ!. ｢:::::::::` _ｊ || ヽ
',. r-ｦ / .l) ￣￣|:::::::::::ﾊ. |￣ヽ_} l || ／
. 丶､ ￣ ／ |､ |:::::::::::::::'..｣＿_ ` Y .||. ／ ヾ
. |｀==.´-一ﾞﾞ:.:t＿. |:::::::::::}::::|:::::| ij ` ､| ィ´ ／
......＿＿＿＿,,-一'.:.:.:.:.:|:l:|:.:.:.r.yヽ:.:.:｀ｰ───､..... /::::::／ﾊ:::ﾄ､::'. ! ／|l ／
..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:l:|:./ / /ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ . /:::／|:/ }/ ヽ! ／ ..|| .／ ､
.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|f Y / / ,ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..../／ .!′ / ／ |
_:.:.:.:.:.:.:.:..■ヨリオクノ村→オクノ村.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|.' ■コンクリ職人の朝は早い
.
＿＿＿_ ∩＿
／⌒ ⌒＼ 〈〈〈 ヽ
／（ ●） （●）＼ 〈⊃ } 沼側は、居住地と畑地あわせて19町歩を荒起し済み。
／ ::::: __´___ :::::＼| l
| `ー'´ | ／ 牛さんパワーすごかった。冬の餌問題さえなければガンガン増やしたいです。
＼ ／／
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
-―, - '"￣｀ｰ ヽ
. ´ _,. '" ,.::' /,.へ
／ -‐ ／ ／, ,イ / !
. '-=＝‐／ ,. イ ／ ／"‐ ./.: l
/ _´￣_/／ .／ ＼＜/.: , l
. '. ヽ｀ / ,.イ ￣` ./.: / .'
,.' ／ У '/'" / ｀,ゝ ' ,.ｲ /
／./ ／ ' /" ./ l/ （／./／
, " / ｲ / ' >´ でも鳥獣の駆除が追いついてません。
,.ｲ, ' ／ / / / ､, ,.'
／ ／ .:' / 、 ｲ.| 来年までにどれだけ減らせるか。
／ ／ ./ /` . ｲ |
/ , ' ,. イ ,.' .ﾊ/ リ |
/ ＿_ ´ ノ .{ ﾉ ﾉ ﾉ
,イニニ二二＼ ヽ 、乂＿ ／
/: : : : : ｀‐ﾆ二二ヽ ＿ ｰ ＼ﾆ=-__
./: : : : : : : : : :￣ヽﾆﾆ}＿二ニｰヽニニ、
: : : : : : : : : : : : :.:ｌ｀￣|＞-__ `"｀ ﾏﾆｲ:ヽ. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
: : : : : : : : : : : : : l !/////＞-＜ヽ. ヽ: :、 ┃ 開墾地では順次夏野菜の試験栽培実施中。
: : : : /: : : : : : : : l !'//////､////,＞ ､: ;. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
: : : :,: : : : :l: : : : :l |'///ハ'//,ﾊ///////ヽ
.
. ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : :V:ヽ
/ / : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : '.
.ﾊ/: : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :ヽ : : l : : : :'; |
... .| l.: : : : : : :l: : : : :/ : : : j: : : : : :}: : :.|: : : : :l l
| l:/|: : : : : |: { / :{: : {: :ハ: }: :j小 ｌ: |: : : : :|│
l.:|:l |: : : : : |: l {_从: :ﾊ:{ j仏斗≦k |: : : : :|:！
..... .|: l ! | : : : : :Vﾚぅﾃ≧ｰ ´込zｿｲｉ: : : : :|: :| 鳥獣に虫の害。
l: :ﾚ: | : : : : :.|ﾍ 込zｿ ::::.::: ﾘ : : : :.|:八
.l: : : :│ : : : : |、 :::::::.: :j /: : : : : 厂了ヽ 虫除けの草は種をとっておるが、
|: : : : :|.: : : : :.:|丶 - ‐ ,.': : : : : :∧／:::ハ
| : : : : l : : : : : 〈::::介:､_ ´ ／/: : : : :/::::}:::::::::::::| 来年の畑として万全の実りを得るのは無理でありんしょな。
.|: : : : :∧ : : : : : Ⅵ｢/∧＞ -＜／: : : : :/::::: ::::::::::::: |
..|: : : : :.:い : : : : : :Ⅵ| Ｌ、 _ /: : : : /::::::/:::::::::::!:::|
|: : : : :.〈∧:ｌ: : : : : |》| l ヽ_ '´__/: : : : /:::／:::::::::::::i::::|
..... |: : : : : :{::::|:l: : : : :ｌ:|ヾ{{=气==''/: : : :.:,'〃:::::::::::::::::::i ::|
＞ ￣￣￣￣￣ ｀ ､
. ´ ＼
／ ＿. ィ===ｧ ､^ー＝ミ､. ＼
／ .／´ ./ } ＼ ＼
./ / / | ＼＿〉＿
/ / / / ,′ } |、.| | .､ Y Y
〈＿＿＿ / ,′./}. /} ./!ハ } }､ }､ }､ .人 モグラがっ！
.ｨ≦ .,′ { /_,′,.斗ｾ // }ハ/≧ｚ-_V }≦￣ ヽ
ノ ＿＿＿ { ﾊ＞---=ミ､/ （＿_＿_ノ 从 } モグラが憎いっ！！
.}ｨ≦ 八 {(＿＿____ ｲ u i!i!ﾄ､ヽ /ｲ≧===ミ
.八 ／´￣￣ﾌ＼ 从 ilili| |i!i!i! , ､ ‘，ヽ .八≧=--{
.＞､／＿＿＿〈 { ヾ{ .| | u /＿＼ } .}/|￣ ｀ ＜.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
〉 ／´ .＼_∨∧ l | ij !／} | ヽ.. ┃ 餌が密集してる？ そりゃ集まりますよね。
∨ ハ ‘. l | . イハ l | ﾉ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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' ゞヾゞ;ゞ {; lゞヾゞ;ゞiiiiii;;;;:::: ｲ.ヾゞ, .,; ゞヾゞ__,// ;ゞ ゞヾゞ;ゞ `
ゞヾ;ゞ;＼ゞ;ゞ |iiiii;;;;;::::: :)_/ヽ,.ゞ:,,ヾゞヾゞ__;::/ ゞヾゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ
ゞヾゞ;ゞ |iiiii;;;;::::: :ﾚ;:/ ヾ;ゞゞ;ゞ ヾゞ , `
ヾ;ゞゞヾ;ゞゞ |iiiiii;;;;:::: .|:/ ヾゞ `
´ |iiiiii;;;;;::: :|' `
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: ～～～～,、-─＝─-ミ、～～～～～～～～～＞..;..;:.,.,:;.:,; .:.::;.:.;.;.;..;..;:..:;.,;:..;.;..;
;ﾞ| イ __ -ｰｰ-､ ｀ヽ | | | | | | | || :.;.;.;..; ..;:.,.,:;. :,;.:.::;.:. ;,:;.:,;.:..;
:ﾞ| ／ ィ､ヾﾍ ∨/／ｿヽ ヽ. .| | | | | | ||ﾞ;.;.;;..;..;:..: ,;:.;.:,;.;.;..;
.ﾞ| / /､ ヾヽ ﾄ､ !ﾂ / ／ィ', ',_ | | | | | | |..;..;:.,.,::. , ;.; .;..;:.:.;.:,;.:.::;.:.;.;.;
..!ｰ.,' /辷=ヾ丶ドﾄ从ィジ} ィﾊ .',‐!!――――‐ | |.ﾞ;.;..;:,;.:.: :.;.;.;..;..;:..;.:.;.,:;.;.,;,:;.:,;.:.:
.=!=! !二≧=＞ッ-､Ｙぐイ｀ 辷} }=||辷辷辷辷辷_}:;.:,;.:.::.;.;.;. .;..;:.:;.:.;.,:;.:,;.:.::;.:..;
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'""ﾞ'"''..＼ ｀ヾ/从ﾊ从从ｼ ／...￣ ゝ ' l. ."ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ'""""ﾞ'""""''""ﾞ'"''"ﾞ'""ﾞ'
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, ―― 、.
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .| ノ ,￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.| ┬┬ .┬┬| 水車もなあ、苦労しただろ。
.| ￣ .￣.｜
、 （_人_） , 思った以上にパワーがあって、頑丈な木で部品作らないとすぐ壊れる。
、 ノ
７ 「
., ｜
, .|
, .|
/ |
' .|
.
_,,..-―――‐-..,,_
,,-''´ ｀ヽ
. ／ u u ヽ、
. /| | | | | -..,,_ u ＿_ '.,
/| | | | | | ｀ﾞ''‐' ′ ヽ-'" ',
,'| | | | |.|≡=-.,,_ .三三三 _,,..-=≡ ', 大雨および効率化対策で
l.| | | | | | ． ｀ﾞ .三三 "´ ． l
|.| | | | | |＝==＝≡ 三三 ≡＝==＝ | 専用導水路引いて上から落とすまでやりたいですが、
. ', u | | 、 .l
. ヽ ＿＿＿ ,' とにかく壊れるのを直すので手間取っちゃいましたね。
＼. l j. u ,.'
｀'',-..,, | r-‐''" ,,.-''
/ ｀ﾞ"''―‐U.――― ''"´ヽ
./ ヽ
/ ヽ
＿＿＿＿
,. -'"´ ｀¨ｰ ､
／ ＼
/ ',
./ ',
l ＼ ／ .l
l ＼_i ,, i_／ U l 毎回同じとこ壊れるのが、
.', ｀ー―' ｀ー―' ./
／ ＼ l 人 l ／＼ 噛みあいのクセだって気付くまでがヤマだったお。
.／ ｀ー､ ｀ｰ´＿｀ー' ‐' ＼
/ ﾊ
.
／ ' / ｉ、 :. } ! ::. i !:. ::. ｉ::::.:.:.}
. ,′ // |ヘ、 ::i://:ﾄ､::.::.:.i::.!::. i:::. |:::::.:ﾊ
iﾊ / .:! :ｉ ｜ ヽ::/厶:|:L::ﾄ:::|::ｊ:::. ﾄ､:::.|:::/
| ', :.:::l :.ﾄ､|_ ﾊ:r ァﾄ芯ｱ }∧ﾊ::::|⌒Y::{
}∧.:lﾊｆ卞心 丶、ゞ-' ',::{ﾉ /.:{ 伝達部での歯数の調整が、
′ ',ﾄ､{ ｀ﾌ i__.ィ.::Ｎ
ヽ ､〈 ｊハ{::::! いわゆる秘匿知識・秘伝のようですね。
＼ _＿ ,. ／ jﾊﾙ､
ヽ ー' ／/ ／ : : :{::`丶、
Ｖｊ爪､ ／ /／ . : : :ﾉｰ- :::.丶、
ゞ斗''く ／ . : : ／.:.: : : :｀ヽ:::.
／ / ｣i〕 /｀ヽ . : /ー- ､: : : : : : :
＿＿＿_
／ ＼
／ _,ﾉ ー ＼
／ （●） （●） ヽ 数字的にはなんかやった気がするんですけどね、そういう数の組み合わせって。
| u. ' |
＼ - ― ／
／ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ それが互いに素ですよー。素数にからめて、中学の数学あたりで触れてるかもですよー。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
＿＿＿
. ／:::::::::::::::::ヽ ＿＿＿＿
. ／ :::::::::.／￣￣ ＼____ ,. --ｰ.....:::::::::::::::::::.. ＼
. / :::::::::: ⌒´ ヽ､,＿ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i
.i :::::::::::（●).（● ) |::::::::::::::::::γ::::::::::::::::::::: ﾉ
.| ::::::::::::（__人___） |:::::::,. -ーy::::::::::::::::::::: / 厳密に、均等に噛みあわせるなら、
.| :::::::::::/::'､ |￣ _/::::::::::::::::::::: /
.| :::::::/::::: | | ／...::::::::::::::::::::: / 最大公約数が１になる歯数同士になるんだろうが、
. | :::::::::::::／| /ﾚ-,.ｲ:::::/::::::::::::::::: /
. i:／:::::::::::: ヽ__､____,. "/／::ﾉ.:::::/:::::::::::::::: j そんな歯数の歯車作れないっつーの。
r:::::::::::::::::::「二二二 ::::::::::／::::::ノ::: ､:::: ／/
.. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::r
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ 紐で円周とって13等分してみても、
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 実物で噛みあいがズレるんだからしょうがないお。
＼ |＼ ／ ／|
／ /⌒ﾉ ＼／ （ ）
| / / | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ そこをなんとかしてしまうのが、職人。部品の精度というよりも、なんとか動かしてしまうという意味で。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
' l
/ / ' .: ' ヽ
/ , ' ' / i :. ﾄ､
' ' / / ,/l ./.! ー-l .!, l ;
〃 // / -‐/'" / ! / ! ,ｲ ! !.ｿ
/ '/l / l ./ '.// ! ' l/ .l .ｉ l
' .l / l / '//､ !./ / _!ハ ,
_ ィｊ/! : l/l jｲ=ゝ l/ '"ｿ｀!/
＜ ´ ｀l ' .l ´ 、 !|
｀ ｰ-l l. ' ' ! 《賢者》様、なんですよねえ。
/ .! .|∪ ｒ‐ ァ ｲ l
.ｌ ト 、 ー ／! !
.| | ┬ .イ'/ ! .|
/ | | l///// | .|
＿. -―! .| !ヽ ―- ､.l .l
: : : : : : :.| .| ＼: : : ｌ l
/: : : : : : : :ﾘ: : : : : : : : : : : : :∧
,′: : : /: ／: : :__j_/!..: : : : : : : : :.
. /i: :.l: :l-!:l: l: l´: :.///l.: : :..: : : : : : :
. 八:..l: :l_j:从!/j≦ﾁﾐｧl : : : :l: : : ｌ: : l
/: :.ヾﾄ､{寸j 弋 ﾘ ,:/.: :..:l: : : ｌ : ; お三方は知識そのものよりも、
／: : : : : :ﾊ ゞ' /,': : : :,′:..:ｌ: :′
-‐:': : : : : :.／:八 ´ ＿ /: : : /__: : :l:/ 失敗を当然として解決へ至ることこそ本質でありんす。
: : : : : : :／: :/: :..＞ ゝ- ' ィ': : : / ｀ヾ
: : : : : : : :.／ィ::´::/ ｀¨´/: : :／ Y
: : :, ィﾊ´::::::::::::::::{ ／: :／ ﾘ::｀ヽ、
:'´ }}:::::::::::::::::ヽ／: :／ _,.，-‐ｧ'´::::::.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
}}::::::::::::::::／: :／ーｧ'"´ /:::::::::....┃ 解決であって成功ではない。やっつけでも、解決は解決。
_}}:::::::::::::/: : :/)::l::::/ /:::::::::/ , ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
. ´￣￣￣￣￣ ｀ .
／ ＼
／ ＞ ――― ＜ ＼
/ ／ ＼ ヽ＿__
ノ{.ｲ′ ./ ‘， Y ＞､
. .／{ｲ .Ⅳ ,′ / / ヽ :. } / /.__
... | ||| 〈 .| . ｲ / { ヽ .| | | .＞<_./ /ﾉ 八
..... .ｲﾉ |ゝ .≧=ﾐ| |' .| ﾚ} .ｲ ﾊ { ハ .| | |´_.／ ヽ / ／ .〉
..... / .{八.八 ／ ＼__| | | / |/､ﾚ ヾ＼斗､!Ⅵ ﾊ/ /-{
.... { .八 ＼.ﾉ¨＼ .八 ∨ヾ!､＿_, ､＿_, }/.{/ｲ .ｲ 八 そうはいっても
. ∨ ＼ / ＞-＞-八 ￣ ￣ 从ハ=≦ .／ミ
r.ｲ＼ /Y＼ _ゞl≧=- ' ｲ .|ノ __ ＿ イ__ノ 宿舎建設で助っ人にきたウェルキンさんが
|( / ≧=- ／´ ﾊ__＞ . ´｀ イノ .!: : : :＼
ヾ .八 ./:/ /: { ｀ヽ' .≧=≦／ ノ､ ヽ: ヽヽ ３人の製材台をみて発狂してたし、
... ＼ /:/ /: :/≧=zミY｀¨´< ｒ≦ }: :} }: : :ヽ＼≦
. ≧=.ｲ: :{ { : { {:.{/、){__ )! 八: : | ヽ: : : } ∨ 知識のあるなしは時に絶望的なものみたいじゃぞ。
/ {: : :| 〉: | ヽヽ.ヽ⌒ヽ ／{ {: :八 .〉 : j 〉
八 .|: :八 { : ｌ }:.} .∧ / .八ヽ: : :} ./ : / /
. ヾ: : : :ヽ.| :ﾉ ./:/ / ∧ ./ Y}:_ ィ-＜:/ イ
. ＞z＜二＞ｲ＜ ＿_Y ＿＿.〉--=ミ､ﾉ二ヾ--=､
｀Y ＿_〈 ﾌ｀Y ヽ }--=ミ/二＜三>ニ}
‘， l〈 / ￣￣｀ヽ /二二二{＜´
‘， .}＼ /＞ . /二＜三＞=Y
ハ ＿_.ﾉ } }ﾆﾆﾆﾆ.≧ _/二二二/ヽ- ' _＿
. .＞ -=:ﾆ:=-. ､＿{ーｲ: :/､ ﾘ |二二ﾆ=--=='＜≧zz＞ﾉ＜: : : :|
f |: : : : : : : : : ／:八_:_:_ｲ: : ヽﾉ-=≦: : : : : : : : ‘，: : : : : : : :≧='.､
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／ ／／｜. ／ ＼ ￣￣￣`ヽ======|.: .: .: .: .: |=======┘
／／.... ／ ＼ |＿匚]＿|
／／.... ／ ＼ | |
／ .／ ─── ──＼ .匚］
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｜ ／／:::::::::丶＼ :／／::::丶丶
.｜ ｜ {:::::::::::::::::| | ｜ {:::::::::::::| |
| ＼ヽ:::::::／ ／ ＼ヽ:::::::ﾉ／
.| ,／ | ＼ あれなー。
| ｜ ｜ ｜
| ｜ ｜ | 何言ってるのかわからないし、ものすごい剣幕で怖かっただろ。
.| ＼＿＿／＼＿＿／
|. ヽ , ─ 、 ノ '
.| /
| ）
丶 l
＼ )
.＼ /
ヽ ／
/ く
| ヽ
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┃ 《万能の通訳》でも翻訳できないとは、そういうことなんだ。おまけに今は、水車動力に連結なんだ。
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. |i:|:|:|`'弌is｡i|;| | | |::| |i.┌┐ ┌┐.ニニニニニニニニニニニニニア ／ └─‐:|::|::|'" |
. |i:|:|:| ｀'i|;トﾐs｡| | |::| |i.｜｜ ｜├┐....ニニニニニニニニニニﾆｱ ,.ｨ'" .イi:i:i:＞|::|::| |
..,＿ |i:|:|:| i|;| ｀' | | |::| |i.｜｜ └┤｜.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|_|_|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｱ ,.イ|:| ,.イi:i:i:イ .| |::|::|,.｡o≦
ｰ=ニ=|i:|:|:|.,＿ i|;| | | |::|＿ ::|i.｜└――┼┘ ┌─―┐ﾆﾆﾆﾆﾆニｱ,ｨｉ「| |:|ィ升ｉ:＞| | ,イ|::|::|＞ﾞ" |
. ￣|i:|:|:|-=ﾆ二ﾆ=- _| | |::|| | :|i.｜┌――┘ ｜ □ ｜ﾆﾆﾆﾆﾆｱ .||::|:|:|'"|:|｡o≦i| |,.イ´│l::|::| |
. |i:|:|:| i|;| ‐=ﾆ_| |::|| | :|i.｜｜ ｜┌┐│ ￣￣|:| l二二ｌ|'"|:| | |,.|イ´|..::|:::: | |::|::| |
. |ｉ:|:|:l i|;| | | |::|| | :|i.└┘ └┘││ ￣￣|:|／||,,|:|:|_,.|:l,ｨ |│| ││ | |::|::| ＿,,|
＿_____|ｉ:|:|:l i|;| ﾐﾐﾐﾐ │|| | :|i:|~ﾞ|ﾞ丁l| :|| L|_|| |i:|二二 ｜｜ 二二|:| ||''|:|:| |:|_|_|⊥| ⊥⊥ ┼l::|::|二ﾆ=-
＿_____|ｉ:|:|:|￣￣ ¨|;|¨彡ﾐﾐﾐ |::|| | :|i:|,,_| | l| :|| |ﾞＴ|| |i:|__|＿|.└┘ ||＿_||:| ||,,|:|:|_,,|:| | |│| ││ | |::|::| |
. |ｉ:|:|:|¨ ￣￣|;|¨彡ﾐﾐﾐ |::|￣l~ﾞl|i:|~ﾞ|ﾞ丁l| :|| |_L|| |i:|__|＿||＿_|＿||＿_||:| ||''|:|:| |:|_|_|│| ││ | |::|::| |
. |ｉ:|:|:| ,.ﾞ;';';';', 彡ﾐﾐﾐ |::| l l|i:| | |_l| :|| |_L|.┌┐ ┌┐.＿||＿_||:| ||''|:|:|-:|:| | |Τ|~ﾞ|''''l'' 十|::|::| |
. |ｉ:|:|:| (;';'Ｙ;';ﾞ) {￣￣} |::| l l|i:|二ﾆ=- :|| |｡s. ｜｜ ｜├┐i:i:i:i:i:ｉ|:|=-||,,|:|:| |:|_| |│| ││ | |::|::|二二二
. |ｉ:|:|:|_,|￣|￣|‐', 廴,|::| l l|i:|¨_,.｡o≦|| |i:i:i:.｜｜ └┤｜.i:i:i:i:i:ｉ|:|i:i:ｉ||''|:|:|ﾆ=|- 廴_|=- |..,,_| |::|::| |
=ﾆ二~|ｉ:|:|:|_,| | : :|-_ゝ-彡:::T:|:: ￣|「i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|| |i:i:i:.｜└――┼┘ ┌─―┐.:|::|::「Ｔ=- ~ ‐-=ﾆ二|::|::| |
_ﾆ=-::::¨:: _,.: -= ''¨::::::_,,..｡oS|::| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|| |i:i:i:.｜┌――┘ ｜ □ ｜.:|::|::|i:i:i:i:i:i:i:「Ｔ=- _ |::|::廴 |
,.｡o≦::::::::::::::::_,.｡oS「ｉ|i:i|i:i|i:|i:i|::| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|| |i:i:i:.｜｜ ｜┌┐│.:|::|::|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ「|::|::|.,_::｀`'
::::::::::::_,.｡ofi「|i:i:|i:i|i:i|i:i|i:i|i:i|i:|i:i|::| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|| |i:ｱ └┘ └┘││.:|::|::|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:|::|::|i:i:i:「Ti
━━━━━━━━━・━━━━━━…━━━━━━━━━━━━…...｜｜ .━━━━━・━━━━━━
＼ﾞッ ＿ミｖ＿ └┘
⌒ ....'^: : : : :`''^: :＼
/ : : : : : : : :ヽ : : :'
ｲ:/ :/|∧ :八, |: :|: :|
. l/L｣○ |/ ○7: :|: :| ﾑｩ！
、 ／: '从"ｎ{ヽ ／/: |:.ﾘ
ー' /:/:ｃ孑ｧ')ア:∠|: :|/
/ｲ: :l/c'_}〕⌒'´ }|: :|〉
|: /}: : : :ア≧≦厶ｲ＜}＼
、 |/厶ｲ／¨¨¨アﾊ ∧ｰ'´ : ｝
ヽ ヽ ....／ く_/} 〉 ﾄ､_:_ノ
...l l l .（ 〉
.ﾉ ﾉ ﾉ .（＞ ,,＿＿__,,,xく
. ´ `ｰ┘ ﾃｯﾃｯﾃ
.
,ﾍ
＿＿＿_ / /
／＼ ／＼ ／ /
／（ ⌒） （⌒）＼／ / ﾌﾙﾀ
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼ / お、古田様があがったようだお。
| |r┬-| |
＼ ｀ ー'´ ／
／ ＼
/ ＼
/ ／＼ ヽ
／ ＼ ﾉ
U ヽ ノ
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼
（（ | __´___ | ）） そいじゃ僕らも入っちゃって、それで今夜はお開きってことで。
＼ `ー'´ ／
/,,― -ー ､ , -‐ ､
（ , -‐ '" ）
`;ー" ` ー-ー -ー'
l l
| |
.
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. | いやー、いい湯であった！ |
. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／..一 彡ﾍー: --.:一…‐:.､｀ヽ ヽ
{ {..￣＼|￣￣ ー一'"⌒"'ー一 彡ﾊ:., :.:.:´￣｀ヽ:.:.:.:＼ ＼＼
{{＝ ,.ｨ/Vﾊﾐﾐ ‐=彡ﾐ=- .,＿ノ 八＿,,. -=彡ﾐ=-ヾ彡ｼ⌒:.:.:.:.:.:.: i:.:.:.:.:.:.丶、
ゞ＝ ツ ,．'´:./: /Vﾊﾐ ､ ( ＿ ＿ ) , ﾚ^ヾ´:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ:.:.:.:.:.: ,．-
. ／／ ／:.:.:.:./:.:.′Vﾊ!:x≫''^´￣｀^''ｰ'′ ﾞ'ｰ''^´￣｀^''≪x ﾚ^ヽ∨:.: :／:.:.:.:.:.:／:.:.:.:
／／ ／ :.:.:.:.: , :.:.:i ./∨〃 ｀ ｰ=‐ ' ｀ ｰ=‐ '' ヾ | ', V´:.:.:.:.:.:.: 〃:.:.:.:.:.
〃.／:{{＝: :.:.:.′:.:| i:.（| | | i l ', i:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.: ／
／: :.:.:ゞ＝:.ツ|:.:.:.:.! し'.: 〃 ,ｨ j i ぇ ヾ:.. ト､ .:l |:.:.:.:.:.: /:.:.:／:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:、ｰ=:. f ゞ彡㍉ r‐ 、 ,．‐ｩ 〃㍉彡^ｉ j | |:.:.:.:.:./: :〃:.:.:.:.:
: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.！:.:.:.:.:＼_,ﾊ ヽ r‐ .,_ _,. ┐ / ﾊ、 .:l :|:.:.:.:/:.:./:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{{＝:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ. V└L匸!T''T''T''T'匸L!┘/ / l !:.:./: :/:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:ゞ＝:.:.:.:.:.:.:.: ∧ ｀ ＜}＼:｀⌒⌒´:／{＞ ´ /´ヽ: :{ {:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:／
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､ ‐-｀ニﾆニ´-‐ ,．.＿|＼＿＿＿ ,ﾉ:.:.:/:.:.:.:.:.: /:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 女将、湯上りにエールを所望だ。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
_. . _
_＞'".: : : : : :｀ヽ
ィ .: .:/.: : :/: :}: ﾊ: :ﾊ
′i: /: : :./: : :|: :.}: : ::.
{ 从:{从-{｀ヽ人:ﾉ: : : i
,.: /: : |《以 以》|: :从
／. /: : ∧ ._'_, ∧.:′:.、
. ／: : :/: : /:j介ト ｨ介//: : : i｀ヽ
／: : : : : : : /: : : |;ゝ ___ノ: //: l : : | : そういうと思ったでありんす。
／:／: : :..(,;'";,"｀;,;,､|; ; ｝. (,;'";,"｀;,;,､ ....i
. /: :/: : :／:.|￣￣￣|,; ; ;.}／ |￣￣￣|,; ....|
. {: :.{: : /: : :.||'ﾟ｡ "o ||l l／イ ||'ﾟ｡ "o ||ｰ､..ﾉ
乂:乂.,-─┴-､｡ ﾟ||l l ,′ || oﾟ｡ ﾟ||ニ､i
/ .-─┬⊃_o_||l l /... ||｡_0_o_||ー_ﾉ＼
. ﾍ. .ﾆﾆ|＿＿＿|.ﾆ=--L__|＿＿＿|｀-' _ノ
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┏━ やるおたちの、異世界・世知辛チート物語 第２２回 夏の水遊び
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1035年3月16日～夏至祭週～6月28日
■今回新規・変更点
使用可能資産、作成可能品等：
水車、動力伝達機構（木製歯車・シャフト・カム・ベルト等）、蝋燭、石鹸（固体、液体）、潤滑油（獣脂）
事業別収支：
狩猟部門 ＋食糧 15か月分/人
農耕部門 ＋食糧 3か月分/人 (※開墾地で夏野菜栽培)
工事部門（モトノ村→サキノ村→ヨリオクノ村→オクノ村 ※データ上全て計上）
－資金 銅貨358枚 人足雇用
－資源 銀貨252枚相当 コンクリート製造ほか
＋資源 --- 木材等入手※資産の項目注意書き参照
輸送部門（通常稼働）
開発部門（沼側開発）
－資金 銅貨360枚 人足雇用
＋不動産 居住地 .4町歩（40軒分）
耕作地 15町歩
果樹園 .2町歩（これは宿側沢川エリア）
人件費等（手紙、俸給等３・４・５・６月末処理）
－資金 割銀貨4枚 古田、マクギリスへの手紙（※アルトリアはやるお個人）
－資金 銀貨120枚
－食糧 28か月分/人
特記事項：
教会の手配した養蜂家は来年春にあわせて来訪予定
《拠点》表示の変更
◆実績クエスト：ヘンピナ街道の整備・拡充
【〓終了】 シタノ村→モトノ村間
【○進行】 モトノ村→サキノ村間 ： 年内終了予定
【○進行】 サキノ村→ヨリオクノ村間 ： 年内終了予定
【○進行】 ヨリオクノ村→オクノ村間 ： 年内終了予定
【×待機】 オクノ村→ランカークス村間
【×待機】 ランカークス村→アントレ村間
【×待機】 アントレ村→北方大路周辺
◆ロレンスの村クエスト：
【〓終了】 水車の設置許可
【△待機】 教会堂の建設と司祭の招聘 ： お手紙（対辺境伯）
【△待機】 土留めの植林・街路樹など
【×待機】 簡易ダム・砂防ダム
【×待機】 上水用調整池と沈殿池、部分傾斜コントロール
【×待機】 温泉利用
【×待機】 宿施設の増改築
＿,､__
◆クランのクエスト： ､/''／:ﾉ:ノ-､
【〓終了】 宿舎建設 ﾄ! {:':.ｲ:'ﾞ:厂ﾐ
【〓終了】 果樹園等のための段々畑の石垣 . 、|ﾊ v|: : : : : :/,ｲﾆﾆ==-､､,,_
【×待機】 製紙チャレンジ ヽヽ ﾊ|:_:_:_.ィ: l/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧
【〓終了】 戸建て区画整備 '7-{ 〈/ﾆﾆ|:` ,'ﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
【×待機】 戸建て家屋の建設 | |ﾆﾆﾆト､{ﾆﾆﾆﾆ=ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=∨ /
【△進行】 耕作地の確保（目標50町歩） Ⅵ=ﾆﾆ|/ﾆﾆﾆ.＿|＼＿＿＿.ﾆﾆ∨ /.
【×待機】 開拓地の目星 ＿＿＿＿___...|ﾆニ/ﾆ...／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
【△進行】 事業団、後の開拓団の組織 : : : : : : : : : : : :|ニ/ﾆﾆ..| 上役が、バカだろ…… |
【×待機】 伝手の拡大 : : : : : : : : : : : :lﾆﾆﾆﾆ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
【△待機】 人材の確保 : : : : : : : : : : :.∧ﾆﾆﾆア`'''^ﾏﾆﾆ二＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨
【△待機】 産業開発 : : : : : : : : : : : :.∧=イ: : ／／ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
.
■第２２回末時点(1035年6月28日)でのリザルト
◇やるお[5] やらないお[5] できるお[5]
地位 ： ロレンスの村の郷士（自由民）
ギフト ： 《万能の通訳》
技能 ： 《読み書き・日常級Ⅱ》 《楽しい野外生活・総合》
称号？ ： 《賢者》 《発明家》商人
資格 ： ヘンピナ・サミットへの参加資格
◇クラン
遊軍 ： ユーミル[1] （狩人）マウナ[1]
輸送隊 ： クレイ[1]、トラップ[1]、馬１頭[5]
開発 ： 牛２頭[2]
人足 ： ワカメ[1]、ヨコシマ[1]、ダイ[1]、ポップ[1] （1035年6月末まで、食糧消費はなし）
拠点 ： ロレンス村内 宿側作業場（居住５室）、宿舎（12室）、沼側拠点（簡易宿泊）
友好 ： シタノ村、古田左介、マクギリス、アルトリア、ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
敵対 ：
◇固定経費（月末処理） ※[n]＝俸給・月額銀貨枚数、人以外は食糧込み
俸給合計 銀貨30枚/月 ＋ 食糧7か月分/人
◇資産
個人資産： やるお（銀1,185） やらないお（銀1,195） できるお（銀1,225）
資金 ： 金貨151 銀貨42,682 割銀貨5,096 銅貨122,134 小銅貨38,272
食糧 ： 52か月分/人
資源 ： 鉄、錫、銅、石炭、石灰など（銀貨8,821枚＋銅貨247枚相当分） ＋木材（∞）
※木材は現状使う分に関してほぼ無尽蔵なため独立。銅貨ｘｘ枚はとりあえずそのまま
採取地 ： 粘土、凝灰岩（火山灰）
不動産 ： 居住地 .4町歩（40軒分）
果樹園 .2町歩
耕作地 15町歩
◇使用・作成・製造・施行可能設備・物品・概念等
- 省略 -
◇保留・継続案件、特記事項他
予定 ： 教会の手配した養蜂家は来年春にあわせて来訪予定
クラン ： ７月以降、メンバー全員の俸給を２ないし３人扶持にアップ
契約 ： ローエン商業組合 「洗濯板の製造・販売権の委譲」
洗濯板２年目生産分（1035年期） ： 銅貨２０＋１０万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
洗濯板２次契約に伴う分配金（20％） ： 銀貨２万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
洗濯板３年目生産分（1036年期） ： 銅貨２０＋α万枚くらい見込み（12月末日付けで支払）
※既生産分約32万枚。合計80～90万枚目安で王国内はいきわたる。αは最大20万枚
契約 ： シタノ村 「人足の提供」
商談 ： ローエン商業組合 「脱水機」「黒板・チョーク（ヘンピナ７生産予定）」
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■キャスト（作中名 … 原作名・出典）
やるお やる夫（2ch系）
やらないお やらない夫（2ch系）
できるお できる夫（2ch系）
ラフィール （星界の紋章/戦旗） 解説コーナー担当
ナレーション いろいろ（いろいろ） 水着？ そんなものはない
◇クランメンバー
ユーミル 鋼鉄姫ユーミル（クイーンズブレイド） やらないお嫁、シタノ村鍛冶方娘
《悪魔の耳》マウナ マウナ・ガジュマ（ソード・ワールドRPG） アリシア養女扱い、狩人
◇ロレンス村・湯治宿
クラフト・ロレンス （狼と香辛料） 村長 兼 湯治宿主人
《賢狼》ホロ （狼と香辛料） 湯治宿女将
◇シタノ村
ワカメ／間桐慎二（まとう・しんじ） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 間桐臓硯の孫
ヨコシマ／ただお 横島忠夫（GS美神 極楽大作戦!!） シタノ村村民
ダイ （ダイの大冒険） シタノ村村民
ポップ （ダイの大冒険） 元ランカークス村鍛冶方息子
◇ヘンピナ・サミット参加者
ゾォルケン家代表 一条三位・麻呂 （水戸黄門） ヘンピナ地方差配代官
シタノ村 間桐臓硯（まとう・ぞうけん）（TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長
モトノ村 間桐雁夜（まとう・かりや） （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 村長
モトノ村の教会 唐巣神父 （GS美神 極楽大作戦） 司祭（信仰派）
サキノ村 ハーディ・シュタイナー （機動戦士ガンダム0080） 村長
ヨリオクノ村 サウス・バニング （機動戦士ガンダム0083） 村長
オクノ村 一条聖也 （福本伸行作品 カイジシリーズ） 村長
オクノ村の教会 リフ （ファイヤーエムブレム） 司祭（聖堂派）
ランカークス村 マトリフ （ダイの大冒険） 村長代理
アントレ村 野原（のはら）ひろし （クレヨンしんちゃん） 村長
◇ローエン商業組合（北部辺境伯領支部）
オーフェン （壮年期）（魔術師オーフェン） 行商人
オーフェン （青年期）（魔術師オーフェン） 行商人見習い
◇鉄華団（傭兵隊）
マクギリス・ファリド （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） オーナー隊長（おフランス風にシェフ）
オルガ・イツカ （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） 鉄華団の団長。実際の部隊長
イオク・クジャン （機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ） クジャン公嫡子／バカ／鉄華団のスポンサー
◇北部辺境伯配下（辺境伯直臣）領地持ち騎士家／古田家
古田左介（ふるた・さすけ） （へうげもの） 古田家当主、数奇者
◇ペンドラゴン騎士家
アルトリア・ペンドラゴン （TYPE-MOON作品 Fateシリーズ） 騎士家娘
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